ライトニング、その真の姿

『あらゆる技が模倣され、真に必殺技と呼ぶに相応しい技が成立しづらくなっている昨今
このタワーブリッジこそは唯一無二ロビン王朝の血を継ぐ者にしかできない
必殺技の中の必殺技と呼べる高貴な技と言えましょう!』

ついに憎きライトニングを伝家の宝刀タワーブリッジに捉えたロビン。渾身の力でもってこれを絞り上げます
ミシミシメキメキと音を立てて軋むライトニングの肉体。しかし時間超人には例のインチキ技アクセレイションが・・・

「どうだ〜っ!さしものアクセレイションを持つお前でも
こうガッチリとクラッチが効いては素早い動きが見せられんだろう!」
なんぞそれ。そういうモンなのかよアクセレイション
「素早い動きはできないだろう!」って。「数秒後の未来に行く」という技だから素早い動きもなにもないと思うんだが

なんかガッチリクラッチさえ効いてればアクセレイション防げるそうです。ゆで理論無敵すぎる

「ま・・・まだまだ真の実力は隠しておこうと思っていたが・・・
まさかここで我が身を本気にさせるとはな」

ロビンが力を込めるほどに亀裂が走り、腹から真っ二つに裂け始めるライトニングの肉体。しかしここで本気宣言キタコレ
ライトニングは裂けた肉体に痛みなど感じていない。なぜならその肉体はサンダーがそうだったように、ライトニングも当然・・・
「チックタックチックタック
ロビンマスクどうやらお前は寝た子を起こす目覚まし時計を鳴らしてしまったようだな

チックタックチックタック
目覚まし時計とは甘い夢を断ち切る現実の恐怖のこと」

「チックタックチックタッ」クってなんか呪文かと思ったらなんやねん
ジョワジョワに代わるライトニングの新しい笑い声です。ムチャだろ
ちょっと試してみたけどものすごい言いにくいぞ





「親子二代まとめてここで死ぬがいいーっ!」

ドッパァーン!とここでライトニングがキャストオフ。ついにその正体を白日の下に晒します

なんか地味なの出た!
胸や腕などには金属のプロテクターを装備していてなかなかメタリックな感じですが、顔めっさシンプルね
さあ真の姿を見せたライトニング、果たしてここからどうやって脱出するのでしょうか

「アクセレイション!」ピカァ!
えええええええええええええええええ
結局アクセレイション使いました
ガッチリクラッチしてもダメじゃん!とかそんな話よりも、「真の実力を見せてやる!」って言った結果がアイテム頼りなのが凄い
もう
エヴォリューションマウスピースが時間超人の本体で使い手はオマケだろうと

『あーっとライトニング時間を操って自らの胴体に空洞を作り、タワーブリッジをいなすーっ!』
しかもアクセレイション使ったからヒュン!って消えるのかと思ったら、あの胴体ファスナー開けで反りを防ぐライトニング
胴体ファスナーは
アクセレイション関係ないんじゃないかと思うんだがどうなんだ
もう何から何まで意味不明で最早カオスの坩堝。これこそゆで流の真骨頂です(褒め言葉)

腹の穴でロビンの頭をホールドしたライトニングはそのまま身体を捻り上げ、難攻不落のタワーブリッジをたやすく攻略
逆にロビンがギリギリ締め上げられてこんなんなってます

でもこの脱出法はどう考えても時間云々じゃなくて軟体超人である事が前提だよな
「俺も兄弟とは長年の付き合いだが。あのオーバーボディを脱ぎ去った姿・・・
キラーエリートとなった時はパートナーであっても気味の悪いものがあるぜ」

相棒のサンダーをして
キモイと言わせるライトニングの真の姿。顔はシンプルだし身体はコレだしマジでキモイぞ
ともあれこれでアドレナリンズに傾いていた流れは再び逆転
ロビンはじっくりと体力を奪われ、キッドもサンダーの反撃でボコボコにされた挙句、トドメの一撃を喰らいます
「キッド!パパとママに看取られながら死ぬがいいーっ!」
コーナーポスト最上段から前転してマットのキッドに飛びかかるサンダー。必殺のリオンフィンガーが一際長く伸びる!
絶体絶命のキッドを目の当たりにした時、ナツコは思わず身を乗り出して叫んでいた
「正義のために戦う超人の母としてなじられてもいい!
でもキッド!そこから逃げてーっ!」

これが母の愛というものか。キッドが本当に未来から来たという証拠もないのに、その瞬間ナツコは間違いなく母であった
しかしそんな息子の身を案じる願いも虚しく、キッドの腹を深々とえぐるサンダーの凶刃

腹をえぐられたキッドはビクンビクンと白目を剥いて痙攣。悔しい・・・でも・・・これはオワタっぽい
テリーに抱えられて泣き叫ぶナツコがなんとも痛々しいシーンです
かくしてキッドは戦闘不能、ロビンは締められ中でアドレナリンズはもはや風前の灯。時間超人が勝ち誇りながらマイクを取る
「チックタックチックタック。この世界五大厄を相手によくやったと褒めてやろうアドレナリンズ
しかし我々はまだ本懐を遂げたわけではない。キン肉マン・・・そしてテリーマンよ
次の試合のために控えているネプチューンマン、同じくウォーズマンよ全員聞くがいい!

この世には超人だろうが人間だろうが
何人たりとも抗えない最強の存在がある!
それが時間だ!
どんな強豪超人だろうが誰も時の歩みに逆らうことはできないのだ!」

だから時間操れる俺が最強!とライトニングの俺TUEE宣言が飛び出したところで続く
残念ながら次号は休載ですが、代わりに特別企画
『ゆでたまご&よゐこ、炎のキン消し対談』が掲載との事。これはたまらん
古参の朋友は知っての通り、はんぺらよゐこは濱口も課長も大好き。それがゆで御大と対談とはまさに夢の企画
これは当然戯事で取り上げねばなるまい。うーん来週が楽しみだぜ


時間超人俺様神発言

「チックタックチックタック!時間は必ず森羅万象あらゆるものを消し去っていく!
時間に対しては命乞いしても無駄だ!どんなに金を積んでもどうにもならぬ!
時間の前にあっては愛も!正義も!友情さえも!
全ての言葉が空虚な亡骸となる!

悪魔であっても!完璧という言葉さえも!
時間の前にはまったくの無力!」
その正体を現し、一気に戦いの趨勢を握ったライトニング。調子に乗って突然時間最強演説を始めちゃいました
ここで注目なのはライトニングが外野に向かって放った言葉、「完璧」という言葉は勿論イクスパンションズに向けてですが・・・

「悪魔」という言葉に反応を見せたのはマイケル
これはその中身の超人が悪魔超人であるということを意味しているのか。そうなると候補の超人は極端に数が絞られてきます
まぁゆで御大の事ですから
なんの意味もないフェイントである可能性も高いです。当てにはなりません
「世の中の人々が全て例外なく、肉体に「死」という時限爆弾を抱えていると自覚した事があるか?
チックタックチックタックそう!時計の秒針の音は
全ての生物を少しずつ死へと誘うファイナルカウントダウンなのだ!

キン肉スグルよ!貴様その名の通り今は筋骨隆々の病気知らずであろうが
自分が将来老いるという事など考えたこともなかろう!
だが貴様がいずれ見るも無惨なヨボヨボのジジイになるってことは
そこにいるキン肉万太郎が誰よりもよく知っているはずだ!」

ライトニング名演説。なるほど時の刻みは死へのカウントダウンとはよくぞ言ったもの
たしかに全盛期には無敵のスグルでも、34年経てばヨボヨボジジイ。エアマスターの小西もその事を嘆いていました
「時間」は全ての生物にとって、抗うことのできない最強の死神なのである
「ジョワジョワしかし我々時間超人はその時間さえ操ることができる存在!
真理の神をも越えた究極神!
それが我々時間超人世界五大厄なのだーっ!」

なんかどんどん興奮してきて終いには俺、神発言まで飛び出すライトニング。お前は月か
演説文面はところどころ端折って短縮してありますが、ここまでで実に
7ページ。今週の1/3を消しやがりました





「キッド待ってろ・・・首と腕が言うことを聞かなくてもまだ足がある!」
『じ・・・自分の唯一無二のフェイバリットホールドが攻略されているのに
最後まで勝負を捨てないこの根性・・・21世紀と超人と比べればドロ臭いけど・・・
これぞケビンのパパ・・・伝説の男・・・・
カッコイイぜ!看板に偽りなしだ!
アンタとこの20世紀で組めて本当に良かったぜ!」
もう絶対的に勝機を失いながらも、まだ諦めずにもがき続けるロビン。その相棒の姿に感動を覚えるキッド
さあこれはどうやら演出的に見て
敗北ターンに突入したと思われます。アドレナリンズマジ弱かったな・・・
テガタナーズがブロッケンjr・ジェロニモともにかなり魅せ場があったのに対して、こっちはほとんど何もしてないよな
そういえばアドレナリンブリッジも仕掛けてないじゃないか!なんかもう
ダメすぎて感情移入できません
「この死時計の音はロビンマスク!お前の為だったようだな!ポイリングシックル!」

バオー・リスキニ・ハーデンセイバー・フェノメノン!
ライトニングの腕から鋭利な刃が飛び出し、ケビンの仮面をたやすく真っ二つ。半分素顔を晒し、更に頚動脈まで切られるロビン
キッドもギロチンドロップからサッカーボールキックで空中に吹き飛ばされ、時間超人のフィニッシュコンボが始まります

また出た!中途半端合体超人!
テガタナーズ戦でもツッコミましたが、この形態ならではの必殺技とかがあるワケでもなく
単純に2人がくっついだだけで
余計に戦いづらくなってるとしか思えないヘンテコな合体です
今回こそはこの形態を生かした華麗な必殺技でも見せてくれるのでしょうか。注目だ





「歴史消滅!行け!地獄の底へーっ!」
まずはライトニングがロビンを、サンダーがキッドをそれぞれフルネルソンに捉えてそのまま高速大回転!
遠心力を利用して天空高く2人を放り投げます。高いたかーい!さあそしてここから?!
サンダーが背中のライトニングを上空めがけて投げ飛ばしました
やっぱり合体意味ねええー!
相棒ブン投げるんなら最初からバラバラのほうがいいはずですが。合体した意味が本当にわかりません
「正義崩壊の終曲ーッ!」

テガタナーズの時と同じツープラトンが炸裂!ツッコミレベル的には最大級の技です
凄まじい衝突の威力でリング中央に大穴が空き、すかさずその穴をまたぐようにサンダーがロビンを抱えてブリッジ!
死時計の刻印だ!

アドレナリンズ、テガタナーズより全然いいトコ見せられずフィニッシュホールドへ!
それともまだここから奇跡の反撃があるのか?次号へ続く!


ライトニングモッコリズム

ついにロビンをフィニッシュツープラトン「死時計の刻印」に捉えた五大厄
キッドはリングに空いた大穴から池に落下し、その全身を熊バサミに挟まれ溺死寸前状態です。アドレナリンズ絶体絶命
「これでアドレナリンズは完全に分断せり!心置きなく死時計の刻印を刻むことができる!」
両脚のつま先を鋭利な刃物に変化させ、今まさにそれを振り下ろさんとするライトニング。ヤバイです

この股間の盛り上がり

すごく・・・モッコリズムです
先週まで気にしてませんでしたが、なんて変態的なビキニパンツ穿いてんだコイツは。しかも巨根ときた
このコマを見た瞬間ライトニングを見る目が一変しました。もうキラーエリート改め
変態エリートと名乗れよと言いたい
「チックタックチックタック。世界一カッコ悪い親父だよな
未来の息子の目の前で処刑されてしまうんだから」
「カッコ良い悪いは問題ではない・・・ロビン王朝の家長は
自分の天賦や運命を子に見せ、正義超人とはなんたるかを理解させるほうが重要なのだ!」

トドメを刺される直前でも、醜態を晒すことなく正義超人としての心構えと家訓を貫くロビン。それは立派なんですけど
お前が死んだらその子供も死ぬから意味ないんだよ!
理屈から言えば、ケビンを助けたいなら時間超人に土下座してでも命を拾わなければいけないのですが
正義超人としてそれは絶対に出来ないので
息子ともども死ぬ覚悟という事でしょうか。ケビンとばっちりすぎる





その一方、安定していたかに思えていたアリサの容態が再び急変
父と母、2人の命が同時に危険な状態になったことにより、ケビンの身体の消滅もものすごいスピードで拍車がかかっていく
「家長ロビンマスクが心臓を貫かれ、その後すぐ妻アリサが息絶えたとなれば
必然的に21世紀に生まれる予定だったケビンマスクの存在も無くなる!」

今まさに消されようとしているロビンの命の灯。会場中の人間が釘付けになる中、「それ」に気付いたテリーはハッと目を見開く
リング中央の大穴から僅かに覗いているのは紛れもなくキッドの腕!はたしてテリー以外、この場の何人が気付いているだろうか
まだアドレナリンズは終っていない!
『キッド!お前はリオン・フィンガーに身体を刻まれ
正義崩壊の終曲に身体を砕かれ
シノバズ・ポンドの熊バサミの餌食になりながらも
まだ戦いを捨てていないのか!』

瞬間、テリーの目からどっと涙が溢れ出します
「キッドよ・・・ミーは突然現れたお前の姿を見た時・・・
ニュージェネレーションや息子と名乗られても信じることができなかったが・・・
お前は間違いなく厳しい超人修行と熱い友情精神を身につけて正しく育った
ミーとナツコの子だ!」

「死時計の刻印ーッ!」
振り下ろされた死の秒針。ロビン王朝の消滅に誰もが目を背けたその瞬間
荒鷲が地獄の底から舞い戻る!

「テキサスコンドルは
二度飛翔する!!」

池から飛び出したキッドのフォローが炸裂!振り下ろされたライトニングの片足を弾き飛ばした
既にその肉体は限界を超えているであろうに、彼を突き動かすそのガッツ。まさにテキサスブロンコU世である

片足はロビンの胸に突き刺さったものの、本来この技は両脚が揃ってこそ完成する必殺技
ロビンは更なるダメージを負ったものの、致命傷とはならずまだ生きています。それと同時にアリサの容態までも上向きに!
「奇跡だ!」と驚く医師たちに、マッキントッシュ夫人はテレビを見て泣きながらこう答える
「考えられないことではありませんわ・・・仮にあのケビンという子が私達の孫であったなら
アリサの命を夫と子が救ったのです」
ロビンの命が繋がったのと呼応するように、アリサの命も繋がった。これが家族の絆というものだろうか
キッド決死の好フォローはロビンだけでなく、
その家族3人全員を救ったのだ

「孫・・・ワ・・・ワシらの・・・!
お願いじゃあ〜っ!
三人共死なないでくれーっ!」

目の前で起きた奇跡を見て、あのわからず屋のマッキントッシュ氏もついに3人の絆に感動
ケビンのことを「孫」と呼び、あれほど毛嫌いしていたロビンも含めて「みんな死なないでくれ」と泣きながら懇願します
うーむ。ここは普通に良いシーンだな





「フン。素直に食らっておけば楽に死ねたものを・・・・言っただろ
人は「死」という時限爆弾を抱えていて、短い長いの差はあれいずれ朽ち果てると
俺はその時計の針を少し早めてやったにすぎん」

というワケで即死は免れたロビンですが、ダメージは深刻で未だアドレナリンズ絶体絶命の状況に変わりはなし
しかしマットに這いつくばったロビンはブルブル震えながらも、死力を振り絞って起き上がろうとします。なんという勝負根性
「ロビン・・・あんたまだ!?」
あの状態からロビンを助けたキッドも凄いですが、それより更に深いダメージを負ってまだ戦おうとするロビンはもっと凄い
キッドは「もういいよ!」と促しますが、ロビンは頑としてこれを跳ね除けます
「正義超人に犬死には許されん
正義超人の死の尊厳は悪を倒した時のみにあり!」

あくまでも命を拾うつもりなど微塵もなく、この試合で死ぬ覚悟を決めているロビン。しかも時間超人を道連れにして
武士道とは死ぬことみつけたり。「これがレジェンドの生き様か!」と、その鬼気迫る覚悟にショックを受けるキッド
でもロビンが死ぬとアリサとケビンも(ry

「ヤンキー野郎!おめーもどこまでも死に急ぎたいようだな!
望みどおりあの世へ送ってやるぜ!チックタックボーン!」
無慈悲な時間超人は攻撃の手を緩めない。ライトニングのボイリングシックルが満身創痍のキッドに向かって放たれた

深々と切り裂かれる頚動脈!
キッド3度目の飛翔はあるのか?アドレナリンズどうしようもない絶体絶命で次号へ続く!


決着。2回戦Bブロック第二試合

「しつこい野郎だーっ!リオン・オーソリティー!」
”ザクッ!”
ライトニングのボイリングシックルを浴び大流血しながら落下するキッドだったが、冷酷無比の時間超人はその追撃を緩めない
落下しないよう、逃げられないようにキッドの足に自分の足を絡ませ、リオンフィンガーで肩を深くえぐるサンダー。うわあ痛えー

会場に響くキッドの苦悶の絶叫。だがしかしギブアップの声だけは上げません。お前は男だ!
感極まったテリーは涙と鼻水を流しながら、人目もはばからず大声で父として息子への賛辞を送ります
「自らは絶対にギブアップしないあのテキサス魂!
キッドよお前はミーとナツコの息子に間違いない〜っ!
よくぞここまで頑張った!他の誰がなんと言おうとパパは胸を張って言うだろう!
テリー・ザ・キッドは一族一番の誇りだと!」

「み・・・認めてくれたんだね。この俺がパパとママの息子だって・・・」
その言葉を聞いた瞬間、張り詰めていた緊張の糸が切れたように崩れ落ちるキッド。リング中央の大穴から池に落下してしまう
これでアドレナリンズは両者ともに戦闘続行不可能。もはや勝負は決しました
「さっさと勝者チームのコールをしねえか」
時間超人は両腕を上げて勝者コールを要求しますが、水面から僅かに覗いているキッドの腕がピクピクと戦闘意思を示している
試合を決着させるため、委員長はダウンカウントを指示。10カウント以内にロビンかキッドが立ち上がらなければ試合終了です
『ワ〜ン!ツ〜!』
「み、見ろ!ロビンマスクがまた動き出したぞ!」
なんとカウントダウンが始まったと同時に再び動き出すロビン。絶命寸前ほどのダメージを受けているというのに、何が彼を突き動かすのか
無論立ち上がることなど出来はしない。うつ伏せに這いつくばったまま、血の跡をズルズルと引きずって目指すのはリング中央の大穴
そう。ロビンは倒すべき敵・時間超人ではなく、相棒・キッドのもとへと向かっているのだ
「どうする兄弟?」
「この試合、俺達世界五大厄が獲った。もはや追撃の必要なし!」
無意味に詰めの甘い時間超人出たコレ
「正義超人の抹殺よ〜!」とか散々言ってたクセに、なぜかトドメも刺さんで勝利に満足してる五大厄。さすがのゆで展開です




「レジェンドの壊滅を防ぐ為未来からやってきた正義超人を装う不届き者・・・・・
フフ・・・いや今となっては
私に無くてはならないパートナーテリー・ザ・キッドよ

勝つ時も負ける時も最後まで一緒が正義超人タッグの鉄の掟!
さ・・・さあつかまれ!」

ロビンとて、もはやここからの逆転勝利など夢は見ていない。だがタッグパートナーとは勝つ時も負ける時も一緒!
かけがえのない相棒をたった一人冷たい池の中に沈めたまま敗北するなど誰ができようか。その感動的姿に会場中が涙します
「う・・・嬉しかったよロビン。あんたの今の一言・・・!」
水面から僅かに覗いているキッドの右手首を掴み、残された力を振り絞ってリングへと引き上げるロビン
その重さに違和感を感じたロビンは目を見開いてキッドの行動に感謝した
「この重さは・・・・お前まさか!?」
「あんたが言ったんだよロビンマスク。勝つ時も負ける時も
最後までパートナーは一緒だと」

「キッド・・・お前は立派なアドレナリンズのチームリーダーだ!」

ロビンの双眸から涙が溢れ出た。滲む視界の中、渾身の力で引き上げたチームリーダーの左手には

ケビンのクリアベッド!
キッドかっこよすぎだろと。トキを抱えたまま片手で崖を登ったラオウみたいです

「ケビンマスクも・・・アドレナリンズの一員みたいなものだから・・・・
あんたにとっては大切な息子かもしれないけど・・・俺にとってもかけがえのない友達だから・・・
こ・・・これでアドレナリンズ揃い踏みだ!」
全国のキン肉マンファンが泣いた!(号泣
なんということでしょう。テガタナーズと比較しても終始魅せ場らしい魅せ場がなかったアドレナリンズ。それもそのはず
彼らの最高の魅せ場はこの敗北シーンに全て凝縮されていました
「ロビンよ・・・預かっていた・・・マ・・・マスクだ」
震える手でロビンのマスクを手渡すと、キッドはそのまま事切れたように再び池へと落下
ロビンは自分のマスクを被りなおすと、息子への感謝の言葉とともにマスクを再びケビンに返します
「この高濃度酸素マスクがなければこの試合闘えなかった・・・
ケビンよ。お前はロビン王朝の・・・ほ・・・・誇りだ!」

そして相棒キッドの後を追うかのように池へ落下。それは奇しくもテンカウントが数え終わるのと同時のタイミングであった





カンカンカンカンカンカンカンカンカン!
準々決勝Bブロック第一試合決着。勝者・世界五大厄

終ってみれば試合開始11分24秒という短いタイムで破れさってしまったアドレナリンズ
だが彼らはただ敗れ去ったワケではなかった。なんとあれだけ消えかけていたケビンの肉体が再び戻りかけているではないか
それはキッドがあの死時計の刻印を阻止したから
あの決死のフォローは父・ロビンの命を救うだけでなく、その息子であるケビンの命もまた救ったのだった
2人はすぐに担架で超人病院に搬送されましたが、救急隊員の診立てでは2人とも命に別状はないようです。良かった良かった
「さすがに正義超人界の重鎮ロビンマスク・・・しぶとい
だが俺達がトーナメントを制したあかつきにはロビン王朝を歴史から抹殺するなど容易いこと
それまでは俺達が実力者である証としてこのケビンは渡せねえな」

ロビンがしぶといっていうかお前等が変なとこで仏心出してるだけだが
ライトニングとサンダーはアドレナリンズの絆を嘲笑うかのように再びケビンクリアベッドを担ぎ上げるのだった
それにしても強すぎるライトニング&サンダーいったい誰がこの極悪非道の外道達を止めることができるのか?

そしていよいよ次号から読者が待ちに待った試合!
ヘル・イクスパンションズVSヘルズベアーズ!

マイケルの中身は誰なのか?
はんぺらは未だにマンモスマン説が最有力候補信じて疑いませんがはたして?次号へ続く!


オプティカルファイバーパワー

上野動物園をグルリと取り囲む長蛇の列。人気のフェイフェイとホワンホワンを見に来た家族連れか?と思いきやそうではない
ここ上野動物園は準々決勝Bブロック第二試合「リアル・ヘルユニット決定戦」の会場
ヘル・イクスパンションズVSヘルズベアーズ、どちらが真に「ヘル」の名を持つに相応しいチームかを決める戦いになります
「こ・・・これがこれから始まるリアル・ヘルユニット決定戦の舞台!」

園内中央に特設されたリングには幕がかけられ、今回もアホの委員長が要らん趣向を凝らしたデスマッチの予感がします
動物園中の動物が怯えた鳴き声を上げるのは、びっちりと埋め尽くされた人々の大歓声に驚いている為か?否。そうではなく・・・

「コーホーッ・・・お前のリアルな野生の臭いを嗅ぎつけて
人の手で育てられた温室育ちの動物達が恐れ慄いているんだ」

こちらヘルズベアーズ控え室。動物達が怯えているのは人々の歓声ではなく、マイケルの発する獣臭に畏怖している為であった
試合前からその本能を抑え切れない相棒に対し、ウォーズマンはその肩に手をかけながら言う
「一回戦の相手は俺達にとって肩ならしにもならない手ぬるい相手だった
しかし今日はいよいよお前が本領発揮して大暴れするに相応しい相手だ

俺はお前の実力に惚れたんだ
お前となら絶対に究極の超人タッグをぶっちぎりで優勝できると・・・だから
あんな危険なところまで俺はスカウトに行ったんだからな」

クリオネマン説完全除外キタ。そもそもクリオネは「3人目の密航者」が前提になるので、俺は無いと思ってましたが・・・
マイケルの中身は、ウォーズマンがその実力をよく知っている超人
尚且つこの強豪揃いのトーナメントを
「ぶっちぎりで優勝できる」とまで言わしめる実力者
そしてスカウトに向かった先は
険しい岩肌と寒風の吹きすさぶ極寒の世界
どうみてもマンモスマンです。本当に(ry
まず99%確定したと思われるマイケル=マンモスマン。こうなってくるとこの試合の勝敗はマジで見えなくなってきました
基本的な全体の流れならイクスパンションズが勝つところでしょうが、このサプライズはそれをひっくり返すに十分です
超人強度7800万パワー。ビッグボディチーム4人を1人で倒したこの規格外のモンスターを相手に、果たしてイクスパンションズは?





「グロラァ〜ッ!グワラァ〜ッ!!」
「静かにしねえかこの獣野郎がーっ!
おめえが騒ぐから動物どもがビビって反応するんじゃねえかーっ!」

一方イクスパンションズ控え室。いきなり相棒をパイプ椅子で殴打してます
いつぞや言った「セイウチ野郎」に続き、今回は「獣野郎」。ネプチューンマンの蔑称センスがあまりにもそのまんまで笑えるぞ
「しかしいいぜ〜っ頼もしい限りだ
相手はあのウォーズマンだしなァ〜ッ俺も珍しく興奮して武者震いしてたところだ〜」

有無を言わさずパイプ椅子で殴っといてなんやねん
いきなりキレたと思ったら、今度は「しかし頼もしいぞ!」と褒め出すネプチューンマン。マジで言動タミフルすぎる
そして理不尽にブン殴られたセイウチンはそれに腐るでもなく、餌の魚に飛びついて
ガシィ!とキャッチ

コイツら2人ともキチガイだろ
なんといえばいいのか。「次のコマで何をするか全く読めない」イクスパンションズの両名。名護さんと橘さんがタッグを組んだような・・・
「これでこそわざわざ20世紀にやってきた甲斐があるというもの・・・
再び完璧超人としての力を満天下に示せる戦いができるってもんだぜ〜
タイムシップに密航する直前、俺は失われた磁力パワーに代わる新たなパワーを模索していた
そしてギリギリで手に入れたんだ。完璧なパワーを!」
と、ここで場面はネプチューンマンの回想へ突入
読者は誰も興味ないだろうに「オプティカルパワー」を如何にして手に入れたの経緯が明かされます


(中身がないので途中省略)
「こ・・・これが光ファイバーケーブル!」

新エネルギーを求めていたネプチューンマンが新聞で見て飛びついたのは、ドーバー海峡の底に長く渡る光ファイバーケーブル
なぜわざわざドーバー海峡の底まで潜る必要があるのかイミフ
光ファイバーに着目したなら最新の研究施設でも訪れたほうがよっぽどいいと思うのだが。そこは流石のゆで展開ということで
オプティカルパワー誕生の瞬間を目撃する次号へ続く!早く試合開始してくれよ


ヤブ歯医者ネプチューンマン

「フハハ凄い!凄いぞこのパワーは〜っ!
俺はこの21世紀の最新パワーによってより完璧な超人となり!
20世紀に戻り数多いる超人軍ピラミッドの頂点に立ってやる!
オプティカル・ファイバーパワー入力〜ッ!」

「グウーッ!は・・・入っていくぜ〜っ!
俺の左腕に21世紀最先端のテクノロジーの息吹が〜っ!」

ドーバー海底の光ファイバーケーブルを引き千切り、それを己が左腕に差し込むネプチューンマン。なんかエクスタシー感じてます
でもこれ
オプティカルファイバーパワーじゃなくてオプティックパワーじゃね?
光ファイバーは離れた場所に光を送る最先端の伝送路であって、別にそれ自体が光を生み出す装置でも何でもありません
磁気エネルギーに代わる新たな力はあくまで「光」であって、「光ファイバー」はそれを使うための・・・って虚しい揚げ足取りか
ゆで世界で細かいツッコミなどナンセンス。光ファイバー腕に刺してんだから光ファイバーパワーでいいのです。それがゆで流
ネプチューンマンは手に入れた新たな力にゲラゲラと高笑いし
罪も無い可哀想な鮫を真っ二つに引き裂いてケビンマスク号へと密航

20世紀でセイウチンを味方に引き込むと、今度は彼の肉体を自分の相棒超人として改造します

セイウチンの牙をドリルでガリガリ削るネプチューンマン。歯医者かお前は
こうやって無数の穴を開けた牙に、ドロドロに溶かしたフローライトを流し込んで改造手術は完了です
「これでお前の牙はオプティカルファイバーを構成するに必要不可欠な
パーフェクトフッ素ポリマー化した!
我々ふたりのパワーは決して軽減されることなく瞬時に伝達される!」

だからなんで牙やんねと
牙と腕でクロスボンバー撃つならともかく、普通のクロスボンバーなんだからセイウチンも左腕にフローライト埋め込むべきじゃ・・・
こうしてまったく意味のわらかない
ヤブ歯医者ネプチューンマンの手術により、
ヘル・イクスパンションズは磁気エネルギーに代わる力・オプティカルパワーを手に入れたのでした。めでたしめでたし





「さてセイウチンよ。時は来たれりだ
ニュージェネレーションのような青二才どもが相手では露払いにもならねえが
かつての友・レジェンドの一角をこの手で屠ったその時にこそ完璧超人再興が成される
相手にとって不足なし。あいつは俺と同じく20世紀のウォーズマンじゃねえ
長年の超人生活で知識・技能とも豊富となった21世紀ウォーズマンだ!
しかもあのマイケルって野郎も油断できねえぜ
もし俺の想像が正しければあいつは・・・!」
一回戦で実力派タッグのスーパートリニティーズを破っているイクスパンションズですが、ネプからしてみれば勝って当然の相手
やはりレジェンドを討ってこそ、初めて完璧超人再興という看板を掲げられるというものです
しかしそうは言いながらも、21世紀ウォーズとマイケルの実力に身を引き締める思いのネプチューンマン
もはや中身はマンモスマンで確定してますが、ネプチューンマンほどの男が「アイツやべえぞ」という事からもそれが伺えます

というワケでいよいよ準々決勝Bブロック第二試合のゴング直前。上野動物園中央、リングにかかっていた白幕が取り外されます
はたして今回はどんな趣向を凝らしたデスマッチなのか?
と、思いきや。現れたのはなんの変哲もないキレイなリング。観客達は肩透かしをくらってやや不満気味ですが・・・
「ウォーズマンとネプチューンマンが先の夢の超人タッグに続いてぶつかり合うビッグカード
四角いリングがあれば仕掛けなんていらないよ!」

幼いクセに超人レスリングの奥深さをよく理解しるゲンタ。なるほどこれだけの好カード、余計な仕掛けなど不必要というものか

「おいおい資金豊富な宇宙超人委員会をなめんなっちゅうの!」
と思ったらやっぱり仕掛けありました。なんなのさもう
なんでこんなにデスマッチに命賭けてんだハラボテ
委員長の勝ち誇った台詞と同時に、両コーナーから巨大なクレーン車が入場。その先に吊るされたゴンドラに選手が入っています

『一体何が行われるというんだ〜っ!?』
まったくもって予想がつきませんが、やはり場所が動物園というところがヒントになるのだろうか
ツッコミどころ満載のデスマッチなんだろうなという事だけは100%予想できるのだが。次号へ続く!


今週のU世

「なんだ?2チームが全員バラバラで出てきた〜っ
なんの意味があるんだこの檻は〜っ?」

いよいよ試合開始直前となったリアル・ヘルユニット決定戦。その異様なセッティングを見た観客達は一斉にどよめきます
巨大クレーンに吊られて円形リングに降ろされた4人の超人達ですが、1人ずつ個別の檻に入れられパートナーとも隔離された状態
はたしてこの状態からどのようなデスマッチが始まると言うのか?
得意気に解説を始める委員長がムカつきます
「各チームのリーダー、ウォーズマンとネプチューンマンは
それぞれ凄まじい獣性を持ったパートナーを従えている!
そして舞台は奇しくも日本有数の規模を誇る上野動物園
言わばこれは野獣タッグ決定戦!
獣なんてものはいつなんどき襲ってくるかわからない!

臨戦態勢を取る暇もなく、シミュレートを組み立てることさえできない!
それが本来の”猛獣の闘い”であると言えましょう!」
なんとなくそれっぽい事をまくしたて、この試合を「猛獣の闘い」になぞらえる委員長。ほーんなるほど、それでどんなルール?

「まず試合開始と同時にルーレットランプが回り出し、ランプが止まった両チーム1名ずつがリングイン!
残った2人の超人はその5分後、再びルーレットランプが止まった超人のみ
1人ずつリングインできる、時間差リングイン方式を採用する!」

「ええ・・・そのルールだと1対1の時はいいけど
5分後にもう1人がリングインした時2対1になってしまって
5分間たった1人で敵の2人がかりの攻撃を受け続けることになってしまうぞーっ!」

「5分経ってパートナーがリングインした時には先陣の超人がKOされていることも在り得る!」

これはひどい
ルーレットの止まった方のチームが、一方的に5分間2対1のアドバンテージを得るという変則試合
「その通り!この試合方法は必ずどちらかが2対1のハンディという不運を味わう!
この運命は避けようにも避けられない〜っ!
まさに4人の野獣がサバンナに解き放たれるのを今か今かと待っている様から
アニマルチェンバー(動物の檻)デスマッチと命名するーっ!」

勝負は時の運とは言いますが。まさに運次第で試合の優劣がほとんど決まってしまうという、不公平デスマッチです
「究極の超人タッグ」を謳ってる大会で、そんな運勝負を持ち込むとはおよそ信じがたい暴挙。正気とは思えません
最後まで得意気な表情で解説しきったハラボテはマジキチガイ


そりゃ超人委員会潰れる運命も避けられないわな





というワケで全容が明らかになったアニマルチェンバーデスマッチ。超満員の観客に1人ずつにスイッチが渡されます
なんとその中の1つがルーレットランプのストップスイッチになっているとの事
すなわち試合の大勢を決めるボタンを不特定の観客に委ねるという仕様です。これには流石に観客達もざわめきます
「そ、そんな恐ろしいことの片棒を担ぐなんてできないわ!」
「私も自分のスイッチがルーレットに繋がっていたらやだわ!」
観客達、特に女性客らはボタンを押すことを拒否する者が続出。確かにそうなるのも無理ないというもの
大げさな言い方をすれば
死刑執行ボタンを手にしていると言っても過言ではない状況
実力拮抗の名カードを、自分のスイッチ如何で片方を圧倒的不利にしてしまうのですから。そりゃ軽々しく押せません
「だまらっしゃい!超人というものは戦うのが仕事!
あんたらが余計なホトケ心を出してスイッチを押さなければ試合は始まらず
これは逆に戦うことを使命としている超人達に死ねと言っているようなもんじゃーっ!」

もっともらしい屁理屈を持ち出して、グズる観客達を一喝する委員長
お前がこんな変なデスマッチ考案しなきゃ普通に始まってるけどな
委員長の説得に納得した観客達はようやく腹を据えてスイッチを握り締め、かくして前代未聞の理不尽試合が幕を開けます
「ようしそれではルーレットランプスタート!」

『さあ最初にチェンバーが開くのはどの超人だ〜っ!?あ〜〜っとまずは
ヘルズベアーズ・マイケルの頭上でランプが止まったーっ!』

キター!注目のマンモスマンは先陣!2対1になっても5分くらいは余裕で凌げそうです
スキップしながら檻を出、対戦相手であるネプチューンマンに風船をプレゼントするマイケルがラブリーすぎる

「グフフフありがとうよ・・・」

ちゃんと礼を言うネプチューンマンもなんか可愛いぞ
さあ、そんなラブリーマイケルとぶつかりあうイクスパンションズの先陣はネプチューンマンか?セイウチンか?
『あーっとセイウチンの頭上で止まったー!
マイケルに続いてのリングインはヘル・イクスパンションズセイウチンだーっ!』

先陣組にていきなり野獣対決実現!って
檻が開いた瞬間、ネプチューンマンに風船をあげてるマイケルの無防備な背中に飛びかかるセイウチン!
「グロワァーッ!」

セイウチン、獣性むき出しの先制攻撃!
果たしてマイケルの正体は最初の5分間で明かされるのか?次号へ続く!


なかなか屋上へ行かないマイケル

「イヤアーッ!クマちゃんがあんなに血まみれにーっ!」
「早く早く!ウォーズマンカットに入ってーっ!」

セイウチンの奇襲により、凄惨な流血開幕となったチャンバーデスマッチ。会場にマイケル好きの女の子達の悲鳴がこだまします
しかしながら5分間経たねば檻は開かず、しかもそれがネプチューンマンの檻であったならマイケルは更なる地獄を見ることに
そのルールを再度アナウンサーが周知させると、ギャーギャーと大声で文句を言い出す女の子達
「エエーッ!?ウォーズマンがカットに入れないってそんなーっ!」

お前ら先週ルールちゃんと聞いとけよ
既に読者が100%理解していることを4ページに渡って焼きなおす、相変わらずのゆで方式
一週でも早くマイケルの中身を明かして欲しい読者にとって、初っ端からイライラテンションMAXに到達します

バックを取られその鋭い牙でいいように攻められるマイケルでしたが、ウォーズマンが口笛を吹くとここから反撃に出る
セイウチンの顔面にヘッドバットを食らわして怯ませ、胴をロックしている両脚にマシンガンのようなエルボーの連打
たまらずロックを外した両脚を取ってそのままジャイアントスイング→ノーザンライトスープレックスという華麗な連携を披露
もちろんジャイアントスイングの擬音は「ミスミスミスミス」です
さて、一連の流れるようなテクニックで危機を脱したマイケル。ここからどんな大技を見せてくれるのか・・・と思いきや

「屋上へ行こうぜ・・・
久しぶりにキレちまったよ・・・」

セイウチンの攻撃でその野性に火がついたマイケル。レスリングテクニックなぞ知ったこっちゃねえ!とばかりに
さながらヤクザのようなストンピングを嵐のように叩き込みます。死ねオラー!
「な、なんだかマイケル怖いわ・・・!」
さっきまでマイケルを応援していた女の子達も、その鬼気迫る喧嘩ファイトに顔面蒼白。まさに獣VS獣の戦いです
大ダメージを負わせたセイウチンを軽々とリフトアップし、リングコーナーの檻に向かって猛奪取するマイケル
「あのクマ公、セイウチンを鉄柱にぶつけるつもりだーっ!」
渾身の鉄柱ボディスラムを敢行しようとするマイケルの戦いぶりは、まさに悪魔超人ばりの残虐ファイト

しかしその時またもやウォーズマンが口笛を一吹き。それを聞いたマイケルはハッと我に返ったように動きを止めます
「えい」となんの変哲もない普通のボディスラムで済ませました。なんか可愛いぞ

『ウォーズマンだ!明らかにウォーズマンの指笛によってマイケルの動きに変化が生じた!』
ウォーズマンが指笛でマイケルに指示を出していることを見抜くネプチューンマン。っていうか指笛だったのか
鉄のマスクしてるのに指笛吹けんのかよという気がしますがゆでなのでOKです
で、マイケルがそんな仏心を出したのでセイウチンは再び反撃に。強烈な両膝蹴りを鳩尾に喰らって悶絶するマイケル
そしてここで5分が経過します。ええええ早い!早いよ!(カイ風に)
もうちょっとこの獣VS獣のサシの対決を見たかったのに。別段大した魅せ場もなく終ってしまいました。なんやねんもう

再び回りだすルーレットランプ。果たして運命の女神はどちらに味方するのか?次号へ続く!
ということで、まぁ100%ネプチューンマンか。で、2対1でボコられたところでマンモスマンの正体披露という流れでしょう
早ければ再来週あたりに正体現すか?期待したい


戻る