絶望のタイムワープ
ついに出発した時空船・ケビンマスク号。ミートは高速飛行ポッドでいち早く富士の樹海へ飛び、アレキサンドリア図書館にてサポートの準備を行います
ってなんだコレはー！謎の変形シートで直通です。普通に行けよ普通に！ここでお前がケガでもしたら洒落にならんぞ
「グウウ～～～ッ！」
なんだその苦悶の声は。ものすごいGでもかかってるのか。だから普通に行けばいいものを
と、こんな感じで。あっという間に図書館のメインコンピュータールームに陣取ったミート。あとはケビンマスク号が来るまで待機です
しかしその頃ケビンマスク号には不穏が。外壁にへばりつく１３人目の密航者！
「フンハァーッ」って変な掛け声ね。しかし外にいたらワームホールで時空の藻屑と化すんじゃないのか？
でも張り付いた直後、外壁に同化していくみたいな描写があるな・・・身体を無機物に同化させられる超人なのかもしれん
そして船内では荷物の中から見つかった凛子がスカーに怒鳴られるも、その熱意が通じて連れて行ってもらえることに・・・ん？
あっと天井になんかいるぞ！志村天井―――！
先週乗り込んだ謎の１２人目です。オイオイ目がらりーんって光ってんじゃねえか。やっぱコイツ敵か？
時空ワープ直前にしていきなり具合の悪いことになってますケビンマスク号。大丈夫かよ
いよいよアポロンウインドウ上空までやって来ましたが・・・・ホラ、地下管制室のミートはすぐ船の異変に気付きました
「ン・・・？バカな！時空船の積載重量がはるかにオーバーしてる！
凛子ちゃん１人でこんなにオーバーするハズはない。このままだとワームホールを通過できないかも
この重量でワームホールを通過できる確率は・・・・」
『 ８％ 』
「大変だ！このままではワームホールの重力場で潰されてしまう！」
コンピューターが出した成功確率はあまりにも絶望的だった。焦るミート。しかし既にキッド達は時空航法オペレーションに入っていた！
「半重力エンジン機動！これよりタイムワープに入る！降下ーッ！」
「ダメですキッド！止めて―――ッッ！」
生存確率８％！はたしてケビンマスク号は無事に３４年前に辿り着けるのか？次号へ続く！
時を越えて
いよいよ時空航法に入るケビンマスク号。ワープの衝撃に備えて各自シートベルトを着用します
１人だけ縄で椅子に自分をくくりつける万太郎がスゴイ可哀想ね
っていうかパイプ椅子が床に固定されてないから縄の意味ねえ！
シートベルトに続いて遮光グラスを着用する面々。やはり万太郎のだけ用意されてません
「ヒャアア～ッ！ないない～っボクにはないよ～っ！」
度のすぎたイジメだろこれ
酷いね新世代正義超人
仕方が無いので例のパーティーメガネをかける万太郎。なんだよコレ随分引っ張るじゃないか
まさか今シリーズの重要キーアイテムになったりするんじゃなかろうか。侮れねえぜパーティーメガネ
そんな万太郎のドタバタギャグを展開しつつ、成功率８％のタイムワープに突入したケビンマスク号
ワームホールの重力場に押しつぶされそうになるも、なんとかかんとか３４年前へ辿り着くことができました
その証拠に生命維持装置に眠るケビンの背中に、消えていた蜘蛛のタトゥーが徐々に浮かび上がってくる
その光景に驚き、「どうなっとるんじゃこれは～？」とぬかすバカ超人ども・・・ってああっ？
「みんな鈍すぎだぜ」
ってお前が言うな！
屋敷朋友のキン肉マン読みにとっては抱腹絶倒のシーン。今週の一番の見せ場です
すごい得意気に説明するジェイド。輝いてるぜバカ！
今シリーズの主役はコイツだ。間違いない。あとバカ師匠もね
で、サンダー＆ライトニングがロビンにトドメを刺そうとした瞬間、颯爽と空から降ってくる次世代超人で次号へ続く
うむ、まぁこのへんは普通にカッコイイ引きじゃないか。来週が楽しみだ
キング・オブ・バカ ブロッケンＪｒ
ロビンマスクのピンチを颯爽と救った新世代超人達。しかし、またも現れた突然の乱入者に伝説超人達は警戒心むき出しで身構えます
せっかく命の危険を冒してまで助けに来たというのに、「お前らも悪の輩か！」とまで言われては新世代超人も黙っていられません
思いっきり自分達の素性を説明する新世代超人
キッドと万太郎に至ってはスグルとテリーの息子だって叫んでるし。お前らバック・トゥ・ザ・フューチャーやドラえもんを見たことが無いのかと（略
どうやらゆで御大のＳＦ辞書には時間干渉とかタイムパラドックスという言葉は存在しないようです
非常に解りやすく事の詳細を説明するジェイドとスカー（上画像右の２コマ）
こんな風に言われれば、事の真偽はともかくとしても話くらいは聞いてやろうと思うのが普通の人間の思考だと思いますが・・・・・
「時間超人だニュージェネレーションだレジェンドだと
ワケのわからねえことばかり言いやがって―っ！」
バカキタ―(゜∀゜)―！！！！
出ました。今やからくり朋友にとってキン肉マン世界のキング・オブ・バカと呼んで差し支えない男！
ジェイドとスカーの話を聞いてないのか、聞いたけども理解できないのか。どちらにせよ流石のバカっぷり
ブロッケンＪｒ！
「何をジロジロ見てやがる―っ！」
若き日の師匠を羨望の眼差しで見つめるジェイド。それをにべもなく突き飛ばすバカ師匠。最高すぎるぜブロッケンレイラァ
そんなこんなでレジェンド達を納得させるため、悪戦苦闘する新世代超人達
その隙にサンダーとライトニングはまんまとロビンをデスウォッチブランディングの体勢に捉えてしまいました
アホだろ新世代超人ども。お前らいったい何しに来たんだ
「ボク達がタイムワープしてきた限り！ロビンマスクは２度も殺させないーっ！」
決死のダイブでロビンをデスウォッチブランディングから救い出した万太郎。だが
そのはずみでロビンの妻・アリサが！？
万太郎の行動で歴史はどう変わる！？注目の次号に続く！！
今週のⅡ世大ハズレ
ブロッケンＪｒもジェイドもバカ発言なし。どうしようもなくつまらなくて斬ろうにも斬り様がない今週のⅡ世。どうしたらいいんだ俺は
とりあえず万太郎のせいでアリサ致命傷。ケビンがまた消えかけてるので、死ぬのは時間の問題らしい
この状況をチャンスと見たサンダー＆ライトニングは「よくやった万太郎」などとぬかし、次世代超人を自分達の仲間に仕立て上げる
こいつら普通に頭キレるじゃないか。こりゃバカの次世代超人に勝ち目ねえ
で、「早く救急車だー！」と叫ぶロビンに、息も絶え絶えのアリサが懇願します
「ま・・・待って。病院に連れて行く前に・・・マシンガンズがトロフィーを引き抜く瞬間を見たいわ」
「よし、まかせろお安い御用だ！」とトロフィーに手をかけるスグル＆テリーだが・・・・
何故かトロフィーはビクともしないで次号に続く
なんやねん。優勝決めたマシンガンズだったけど、直後にサンダー＆ライトニングにのされたからトロフィーが「最強のタッグ」て認めないのか
つーかそのへんの設定はどうでもいいから早くタッグ戦始めてくれゆで御大・・・読者もそろそろ呆れてきたよ
『究極』のタッグトーナメント
宇宙最強の超人タッグチームの手によってのみ抜けると言われる、黄金のトロフィー
しかしマシンガンズがいくら踏ん張ってもトロフィーはウンともスンともいいません。いったい何故抜けないのか？
と、それはさて置いてアリサが死ぬ寸前です。一刻も早く救急隊を呼ばねばなりませんがどうしたものか
「そんなの携帯使えばラクショーじゃん」
携帯を取り出す万太郎だが３４年前の世界で携帯が使えるワケがねえ。あまつさえレジェンド達に「なんだその武器は」と言われる始末
ソバットで万太郎の携帯を蹴り飛ばしたスグルはそのままブレーンバスターに捉えるが、万太郎はこれを飛びつき三角絞めで切り返す！
親子対決は万太郎に軍配か？と思った直後、スグルは左腕一本で万太郎を振り上げ地面に思いきり叩きつける！おお、いい勝負じゃないか
『つ・・・強い・・・！』
全盛の父の強さに驚愕する万太郎。スグル燃え
そして「万太郎の携帯が使えないなら俺の携帯で！」と次々に自分の携帯を取り出す新世代超人達。バカにもほどがあるぞお前ら
「ほ、本当じゃあ。なんの音もしておらん」
「わっけわかんないだー！」
ワケわかんねえのはテメエらの頭だよ
凛子に「３４年前に携帯が使えるか！」と突っ込まれてようやく事態を飲み込むバカども。しかし、一体どうすれば救急隊に連絡を・・・
その時、颯爽と上空に現れた救急ヘリ！手配したのはイケメン。おおう、よくやった。マトモなのはお前だけだよ本当
で、なんでマシンガンズにトロフィーが抜けないのか。その理由を解説し始めるライトニング
「お前たちマシンガンズは確かに宇宙最強タッグの頂点に立った。それは認める・・・・ただし
俺達が現れるまではな」
つまり未来から複数の超人がこの世界にやってきた事により、トロフィーは「まだマシンガンズより強いチームがいるかも」と認識を改めてしまったのだ
なんて融通の利かないトロフィーだ・・・なんかアレだ、要するに仮面ライダーブレイドの統制者のモノリスだよなコイツ
バトルファイトが決着したあとに、未来からアンデッドが数匹やってきたから「またバトルファイト再開しろ」って事でしょ。まぁワカりやすいけどよ
「再び宇宙超人タッグは混沌状態に入ったんだよ
もう一度決めようじゃねえか！ここにいるメンバーで
”究極の超人タッグチーム”ってやつを！」
まったく何週かかったんだか。よーやっと話が本筋に乗りました
「究極の超人タッグ編」いよいよ次号からがキモです。さて、ここではんぺらの展開予想。まずは参加選手を数えてみよう
未来からきた新世代超人達が８名
万太郎、キッド、バカ弟子、スカー、セイウチン、チェックメイト、バリアフリーマン、イリューヒン
まだ戦えるレジェンドが４名
スグル、テリー、バカ師匠、ジェロニモ
（ウルフマン、ラーメンマン、バッファローマン、ウォーズマンは戦闘不能。ロビンはアリサの付き添い）
時間超人２名
サンダー、ライトニング
ここまで１４名。タッグトーナメントを行うためには１６名・・・つまりあと１チーム分が必要なので密航超人２人で決定
そして最大の焦点となるのがチーム編成。俺は今まで戯言で「新旧混合タッグは見たいけど、展開的に無理だろうなぁ」と言ってきましたが
ここにきてにわかに新旧混合もあり得るか？と思っている。キーアイテムはミートのメガネ
あれをすぐミートに渡し、自分達が正真正銘の未来の正義超人であるとレジェンド達と和解できれば。そりゃ当然混合もおかしくない話になるワケだ
そうなったらアンタ大変ですよ。ゲルマンバカ師弟コンビが見れるよ！
おいおい最強チームじゃん！斜めの意味で
しかし肉ファンとしては万太郎はスグルと組んでほしいとは思わない。全盛のスグルとガチ対決が見たいワケで
多分ゆで御大本人も、組ませるよりは戦わせたいと思ってるハズ。そのへんを考慮するとやはり世代は分かれるのか・・・？うーむまだ判断できんな
朋友の皆はどのように予想するだろうか。来週のⅡ世はデンジャラスだぜ！
総勢２４名！夢のタッグは実現するか
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長い長い導入部も終わり、いよいよ本編に本格突入した 「究極の超人タッグ編」 どうやらタイトルに恥じぬ、肉ファン垂涎の出来に仕上がりそうです なんと参加チーム数１２！ つまり。先週記述した１６名に更に８名追加！ 新旧入り乱れ総勢２４名の超人が競い合う、まさに夢のトーナメント 残りあと８人ってことで、まず考えつく有名どころは・・・・・ ラーメン・バッファロー・ウルフ・ウォーズ・アシュラ・サンシャイン |
あたりの６人はパッと出てきますが。これに加えて大穴予想ビッグボンバーズ？
などとしょうもない妄想にニヤニヤしながらページをめくっていましたらば。おおっとロビンが！
「赤ちゃんの名前はケビンに決めてるの」というアリサの言葉にハッと気付く。おおー流石だぜロビン
バカ共とはおつむの出来が違う。どうやら「未来からやってきた」という新生代超人の事を信じる気になったみたい
そしてもう１人のおつむの出来がいい人も新世代超人の確証を掴みます。”超人界の頭脳”ことアレキサンドリア・ミート
あれほど新世代超人達を疑いながらも、ちゃんとキッドの話を聞いてた彼は未来のメガネを手に入れることに成功・・・・って
あのままメガネ投げっぱなしだったのかよキッド！
新世代超人ダメすぎる。未来でも過去でもミート１人におんぶにだっこか
もはやバカという次元を超えてるような気がするぞ
と、新世代超人×レジェンドの和解フラグも立ったところで次号へ続く。コレは俄然新旧タッグの線が濃くなったぞ
ロビン＆ケビン組がかなりの高確率で実現しそうな予感。肉ファンにはたまらん展開だぜ
ミート覚醒
２１世紀から２０世紀への智の架け橋。未来ミートの知識と記憶が封入されたメガネを、ようやくその手に取った過去ミート
パッと目にしただけで、そのメガネの特異性に気付く洞察力は流石です
「これは・・・フレームは２０世紀には見ない材質だし今のものよりはるかに軽い・・・・
なによりデザインがボクが好みそうなものだ」
そこはどうでもいいだろ
っていうか「なにより」気になるのがデザインかよ。２０世紀にはない材質で出来てることのほうが注目するポイントだろうが
まぁ天才となんとかは紙一重って言うしな・・・ で。そんなあやしげなメガネをなんの警戒心もなく装着するミート
すると立体映像の２１世紀ミートが現れ、事の次第を解説し始めました。このメガネは時空を超えて脳交信する通信機の役割も持っていたのだ
一通り話を聞き終わった２０世紀ミートですが、「フン、やっぱりそんなこと信じられないぞ」と２１世紀ミートを拒絶。案外頭悪いなコイツ
「バカにはこれ以上説明しても無駄か」と悟った２１世紀ミートは、半ば強引に記憶の同化を決行します。ポチッとな
「グ・・・・グアア～～～ッ」
皮膚下に直接ズブズブとめり込んでいくメガネ
おいおいマジかよエグすぎだろコレ。ちょっとしたＢ級ホラー映画みたいだぞ
その頃。大変な事態になってしまってすっかり意気消沈の新世代超人達は深夜の公園でションボリとたむろしていました
５００円硬貨は使えないわ、コンビニは２４時間営業じゃないわで、自分達の時代との勝手の違いに翻弄されてます
酔っ払った若い男女が公園の水道で水を飲んでいるのを見ると「キモ～イ」などと言う始末
いや公園の水くらいは現代でも飲むじゃん。おかしいぞお前ら
あーでもそう思うのは俺が東北の田舎モンだからかのう。都心の人はやっぱ水はミネラルウォーターしか飲まないのかな？
食料を調達できず、空腹にうなだれる次世代超人達。しかしそこへ颯爽と現れた救世主！キタでキタでー！！！
記憶同化が完了した２０世紀ミート！
これでレジェンドとの和解のメドもつき、新旧混合タッグもまず間違いなく実現すると思われます
※（もし新旧混合タッグが無いのならば、エントリー締め切り前にレジェンドと和解する必要もないワケで）
とりあえず屋敷的にはバカ師弟コンビが結成されたらお祭り騒ぎ
うーむ１２チームのエントリー出揃いが楽しみだ。肉ファンは毎週プレイボーイから目が離せない！
コンプリートバルブ
早くタッグチーム結成してくれよ（挨拶）
今週もグダグダと話を引っ張ったⅡ世。このスローペースだとチーム編成まで最低あと３週はかかりそうな予感
と、いうワケで。腹を空かせた新世代超人達の前に牛丼を持って現れた救いの主は、記憶統合を済ませた２０世紀ミート
「疑って悪かった」と頭を下げながらお茶と牛丼を手渡しますが、先刻さんざん悪者扱いされた新世代超人達は渋い顔
特にキッドときたら最悪。牛丼に手を伸ばそうとした万太郎をたしなめる台詞が酷い
「よせ万太郎！タッグトーナメント前に毒入りのモノを食べさせられでもしたらどうする！」
「そ・・・そうですよね・・・あれだけ酷い悪態をついて今さら信じてくれなんて虫が良すぎますよね」
心無いキッドの言葉に傷つくミート。せっかく人数分の牛丼を重い思いして持ってきてやったのに。なんて言い草だろう
そもそもテメエが一番最初に記憶統合メガネちゃんと渡さないからこんな事態になっちまったんだぞバカ野郎
よくよく考えてみたらこの状況、全ての元凶はキッドじゃないか。コイツ最悪
と、ここでミートのポケットから転がり落ちるメガネケース。途端にハッと気付くキッド
お母さんに言われたおつかいをようやく思い出した子供
今の今まで完璧に忘れてたっぽいところがスゲエよな・・・まったくコイツは本当にどうしようもない役立たずだぜ
そんなこんなでようやく誤解も解け、ガッチリ抱き合って喜ぶミートと新世代超人達
うわヤベエ
ものっそい嬉しそうな顔してるヤツいるよ
ホラ
全身で喜びを表現しちゃってるヤツが
両腕を振り上げて会心の笑顔。バカ弟子最高
「ウマ！ウマ！」ってふきだしは牛丼食ってるセイウチンの台詞なんだが
位置的にジェイドの台詞に見えるのが更に笑いを誘う。ウマ！ウマ！
よくも毎回これだけ俺を笑わせてくれるよこのゲルマン師弟は。コイツらなしにキン肉マンⅡ世は語れないな。ウマ！ウマ！
飯を食いながら今後を話し合うミートと新世代超人。聞けばミートはスグルに勘当を言い渡されてきたとの事
記憶統合してすぐにスグルにレジェンドと新世代との一致団結を訴えたのですが、スグルの返事は「アホかー！」の一言
いくら説明しても通じないので、レジェンドを見切って新世代超人の参謀に徹するそうな
あーなんだよー。この展開だと結局新旧世代混合タッグは無いのか？読者としては残念だぞ
でもって
黄金のトロフィーの下には太古の大会に天変地異で生き埋めになって死んだ１０５６人の超人遺伝子の結晶と呼べる
完全無比な超人ゲノムを持つ球根「コンプリート・バルブ」
なるシロモノが付着しているそうな。それを食うと、全ての超人を超越した完全なる存在になれるんだってさ。わースゴイねー
正義超人の絶滅も勿論ではあったが、時間超人二人の真の目的はこの球根のほう。物語が大きく動いたところで次号に続く
キッドの苦悩
超人遺伝子の結晶コンプリート球根。それを食せば時間超人は魔時角なしでタイムスリップも行えるようになるという危険な代物
だがそれは新世代超人達にとっても一縷の希望。死者さえ蘇生される力を持つと言われる球根。これがあれば瀕死のアリサを救う事もできるハズ
アリサを救い、ケビン消滅を回避するため新世代超人達は球根の獲得―つまりタッグトーナメントでの優勝を堅く誓い合う
と。ここで参謀ミートが真剣な表情で各員に念を押します。このタッグトーナメントを勝ち抜く上での、もっとも重要な心構えについてである
「まずひとつ。あなた達新世代超人は常に仲間意識を保つようにしていてください
怨敵時間超人とぶつかるまでは、同士討ちになることがあっても私怨は抜きにして戦ってください
本当に倒すべき相手はあくまで時間超人のみ ということを忘れないでください」
ミートに言われるまでもなく、そんなことは十分理解している新世代超人ですが。続く言葉に対してはどうでしょうか
「そしてもうひとつ。こんな事をあなた達には言いたくありませんが一応念を押しておきます
球根は自分で食しさえすれば宇宙最強の超人となることができる
決してその魔力にとり憑かれ、本来の目的を見失わないようにしてください！」
もっとも単純な敵は欲望。優勝して球根を手に入れた途端、「宇宙最強の力」に自分を見失ってしまわないとも限りません
まぁ正義超人たる８人ですから、そんな暴挙を犯してしまうような輩は誰一人としているワケ・・・・ゲゲェーッ！？
スカー！！！
なんて事だ。目ぇ光ってます。「フフフフ」って笑ってます
コンプリート球根の話を聞いて、根っこの悪行超人魂に火がついてしまったんでしょうか。今後の展開はスカーの言動を要チェックだ
「それでは各自最高のタッグを組んでください」ミートの締めの言葉でミーティングも終了。いよいよ８人はタッグパートナーを模索します
「どうかね？スカーくん」
万太郎がいきなり声をかけたのは疑惑の男スカー。８人の中では万太郎に次ぐ実力者ゆえ、実現すれば最強タッグの完成ですが・・・
「どうだジェイド。一緒に練習ってのは？」
「悪くねえな・・・」
そのスカーが目星をつけたのはバカ弟子ジェイド！人気投票でも４位になったビジュアル・実力とも通好みの強力タッグ
これでとりあえず１組完成か。今週立ったスカー暴走のフラグもあることだし、このチームはかなり終盤近くまで勝ち残りそうな予感がします
「キッドよ。新世紀マシンガンズとして、究極のタッグトーナメントに大旋風を巻き起こそうぜ！」
スカーにフラれてしまった万太郎はキッドにタッグ結成を申し入れますが、キッドもまた渋い顔。「少し考えさせろ」と店を出て行ってしまいます
どうやらキッドの「栄光コンプレックス」再発のようです。父と同じように万太郎とタッグを組む自分
そして同じように万太郎ばかりが脚光を浴び、自分は引き立て役になるのか。そんなことは絶対に嫌だ。自分は父のようには・・・
思い悩み、雨の中をトボトボと歩くキッド。と、その時！バスに轢かれそうな犬を発見したキッドはこれを颯爽と助け出します
それを見ていたチェックメイトはその勇気ある行動を絶賛し、讃辞するのですが・・・どうもその言葉がマズかった
「流石はテリーマンの血を受け継ぐキッド！テリーマンって第２１回超人オリンピックで
仔犬を助けたために名誉の失格をしたことがあるんですよね！」
ガーン！ガーン！ガーン！
なんだこの妙な演出は。変なの。チェックの言葉に激しい動揺を見せるキッド
そう。父・テリーマンは何をするにでも他人のことを第一に考え、自分はさしたる栄光を手にすることなく盛り立て役に甘んじた
俺は・・・・俺は・・・・パパのようにはならない！
「俺は万太郎とは組まずに！あのでっかいトロフィーをこの手にするー！！」
高い自尊心ゆえに万太郎とのタッグを拒絶するキッド。そして再びその胸に野望の炎を焦がし始めたスカーフェイス
盤石と思われていた新世代超人達に走る亀裂！果たして８人はどのようなチームを組むのか！？
目が離せない次号へ続く！
世代超越
「俺はＮｏ２なんてまっぴらゴメンだ！」と万太郎とのタッグを拒絶するキッド。必死になだめるバリはんの言葉も届きません
その決意の固さを悟ったチェックメイトはそれ以上何も言わず、バリはんを連れてその場を去っていきました
つーかなんだ。チェックとバリはんが一緒にいるのはアレか。こいつらタッグ結成しそうな予感
もしそうだったら一回戦敗退率１００％のチームだな。強く生きろ噛ませ犬ども
どしゃ降りの雨に濡れて、ただ一人立ち尽くすキッド。そこへ傘を持って現れた人物は・・・・おおっと！きたできたでー！
今まさに死線を彷徨っている妻のために、究極の超人タッグトーナメントでの優勝を固く誓った男。”仮面の貴公子”！
ロビンマスクだー！
自分と妻しか知らないはずの息子の名。この確証でキッド達が３４年後の未来からやってきた超人であることを確信したのだ
流石に有象無象のバカどもと違って聡明ですロビン。超人プロフェッサーの異名は伊達じゃありません
その頃。生命維持装置の中で苦しむケビンを前に、大量の競馬新聞を背負って気合十分のイケメン
ものスゲエ外道に見えますが「当面の滞在費を稼がねばならない」という名分は筋が通ってるのでまぁ許せるか
アリサの時もいち早く救急ヘリ手配したのはコイツだしな。競馬で手に入れた大金も、今後の展開で使う場面があるんじゃないかと予想
「これをもとに馬券を買えば１００発１００中大儲け！」というコマの表情がイカしてるぜ
競馬しにケビンマスク号を留守にしたイケメン。すると貨物室から例の密航超人の１人がシルエットで登場！
このシルエット！このレッグウォーマーはあの男だー！！！
もしくはその息子って可能性もあるな。どっちだー！！！
３４年後から来たネプチューンマンじゃロートルすぎて期待できないしな・・・普通に考えればやはり新キャラとなる「息子」の可能性が高いわな
うーむ密航超人のうち１人はどうやら味方キャラだったか。となると、外壁にへばりついてきたもう１人のほうも味方か？早くシルエット見せてくれ
そしてラスト。愛弟子ウォーズマンを欠いたロビンマスクが新タッグパートナーに選んだ男とは・・・・
新旧混合タッグキター(･∀･)ー！！！
まさかのロビン＆キッド組結成！
読者予想の斜め上を行く展開で新旧混合タッグがまず１組誕生！これがきっかけになれば他の新旧組み合わせの可能性もまだ潰えていないか？
猛烈に面白くなってきたところで次号に続く！いま「キン肉マンⅡ世」が熱い！
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