父と子
「そ・・・そうだった。あまりの試合の素晴らしさに忘れるところだったけど
この一戦はマスカラ・コントラ・マスカラルール・・・」
「破れたのはマシンガンズやから・・・キンちゃんが覆面を脱がなアカンねや!」
「ジョワジョワ〜ッ。決勝進出チームも決まり、
そろそろ俺達も次の試合の準備に入ろうと思っていたが
こんなボーナストラックがあろうとは。こいつは試合以上の見せ場だ」
委員長の宣言を勧告を聞いて、ようやくこの試合が覆面剥ぎデスマッチだったことを思い出す観衆達
大抵の読者はこのオチをどうするのか気になって試合の印象が薄れてしまったというのに
次の試合の準備しようとしてた時間超人とかマジ洒落になってません
馬鹿な観衆どもはともかく、せめてお前らだけはマトモでいてほしかった
>アホのスグルや正義超人だけでなく時間超人までマスク剥ぎを忘れていたなんて…
「ウググ〜ッ」
そしてスグルがマスクを剥がされるというこの状況下、なんか低い声で呻いてるのはネプチューンマン
表情からその心情を汲み取るならば、「イカンこの状況は想定外だ!」と思っているように見て取れます
「実は俺は最初から正義で、敢えて悪を演じていたのさ!」という薄ら寒い展開のフラグを着実に積み重ねてます
「本来ならあんたが狩れる可能性もあったキン肉マンのマスク・・・
万太郎に先を越されてさぞ悔しいだろう」
そんな明らかに様子がおかしい相棒に対して不信感を抱くでもなく、「悔しいよな」などと本気で気遣うマンモスマンまじボンクラ
超人大全吸収したクセにまるでオツムに変化なし
準決勝第二試合はマンモスマンの知性がキーになると思いましたがそんな事はまったくなさそうです
「フン、何度も言っているようにキン肉マンのマスク剥ぎを他人にやられたのなら
俺はそいつの顔を剥ぎ取るまで。そうすれば二つのマスクを一度に手中にできるというわけよ
・・・・!?」
マンモスマンに変に勘ぐられないよう、自分で言い聞かせるように呟くネプチューンマンだったが、
その自分の言葉の中に何か引っかかるものがあったのか、汗を浮かべてハッとした表情に
もしかしたらこの状況を上手い具合に回避する策でも思いついたのか?
>おかしな発言ばかりしていたネプを気遣う優しいマンモスマンに萌えた
>ネプが何か気付いたみたいですね 次回行動起こすかも?
>来週はネプのツンデレ発言が飛び出しそう
「やめてちょうだいお願いだから〜っ!
私はキン肉族王妃!王位継承者は掟に従って当然という考えはあります!
しかし同時に一人の母!可愛い息子には死んでもらいたくないという気持ちのほうが強い!
お腹を痛めて産んだ子を目の前でみすみす死なせる親がいますか!?」
「いい加減にせんかママ!これはキン肉王族代々伝わる鉄の掟なんじゃ!」
「あなたはスグルが死んでしまってもいいのですか!?」
「ワシだってスグルの父じゃ!ワシだって・・・つ・・・辛いんじゃ・・・」
恥も外聞も捨てて大声で泣き叫び、スグルの命を懇願する小百合。この世のどんな愛よりも強い、子を思う母の愛
真弓もまた妻と同じ気持ちながらも、キン肉族を統べる長として身を切る思いでこれを受け入れるしかない
夫婦抱き合って号泣する泣けるシーンなのに真弓がフンドシ一丁なので決まりません
この親父マジ最初から最後まで空気ブチ壊しまくってたな・・・
「さあキン肉マンはマスクを脱ぐ用意を!そしてキン肉万太郎は剥がす用意を!」
くそったれ悪党のハラボテといえど、真弓と小百合とは昔からの付き合いのある仲
その息子を殺す宣言は流石に自分1人ではくだせなかったようで、一度真弓に目線をやり意思を確認してから発せられた
>「当事者のスグル自身が」言い出したルールなんで、委員長権限をもって止めるのは
命懸けで戦った正義超人の誇りを傷つける事にもなるので、ハラボテも迂闊に動けんでしょうね
まぁ「だったら最初から止めとけよ」という話ですが・・・
先週あんなハイテンションだったくせになんという今更感
お前があそこで言わなけりゃどいつもこいつもルール忘れてたってのに・・・
「あわわやっぱりダメだ〜!僕にはできない〜!」
タダでさえ自分の手で親父を殺すなんてできないのに、目の前で爺ちゃんと婆ちゃんに号泣までされてできるかと
そもそも親父を殺せば自分も消えちゃうし万太郎にとっては酷い罰ゲームです
しかしそうやって怯える万太郎に対し、敗者スグルは穏やかな笑顔でこう言い放つのだった
「何を弱気な我が子よ
キン肉万太郎よ。父のマスクを剥ぐんだ」
その笑顔と発言に会場中が水を打ったように静まり返る。スグルは万太郎を自分の息子と認めたのである
万太郎は溢れ出る涙を必死に堪えながら、震える声でその胸を問う
「い・・・・いつから・・・そう思ってたの?」
「お前達8人の新世代超人が飛来してきた時から予感はあった
二回戦の組み合わせ抽選会の時のお前・・・私の試合を見る時のお前・・・
そして試合をしている時のお前・・・その仕草や声、真剣さを見ているうちに
その予感はハッキリと確信に変わっていった
そしてお前が息子だとわかった瞬間、肌を合わせてみたくなった・・・
本当に超人界の未来を託せる男かどうか試してみたくなったのだ
私の思うような息子であれば、私の戦いも決して躊躇しないだろうと
父の屍を乗り越えてでも勝利を目指してくれるだろうと」
>今更スグルがあんな事言っても、説得力を感じない・・・
>息子と気づいていながら命を懸けて戦おうとすることについての説明が一切ない件
>息子だと思っていたのなら覆面剥ぎデスマッチなど提案するなよと
>万太郎をインチキ呼ばわりするだけならまだしもジェイドに蹴りまで入れといて、
「実は最初から信じてた」なんて言っても説得力あるかよ
>いいシーンのはずなのに、スグルの言葉のバキ並みの説得力のなさがなんとも・・・
まさかの「最初から予感はあった」というカミングアウト。確かにカーペットボミングス戦でアドバイスをやったりはしてましたが
数々の暴言やジェイドに対する鋭いローキックなんかはとてもそんな本心があったようには・・・
朋友のコメントにもありますが、そもそも息子と命を懸けて戦う意味がわからない
「本気で戦う為」ならば尚更お互いの心の枷になると思うし、逆だろと。まっさらなルールでのびのびと戦ってほしかった
この部分に納得のいく説明をつけてきれない限り、結局なんの説明にもなってないわけで。どうにもこうにも釈然としません
「あぁ・・・も・・・もう一回呼んでおくれよ・・・」
「我が子キン肉万太郎よ〜っ!」
「ウワアアア〜ッ!」
父は最初から自分を信じていてくれた。愛していてくれた。未来を自分に託してくれた
号泣して父にすがりつく万太郎と、その背中を優しく抱くスグル。説得力云々はともかくとして、感動的なシーンではあります
ここで「俺も混ぜろ!」とばかりに今回まったく役に立ってない超人界の頭脳も輪に加わる
「お、王子・・・!」
「おお〜っミート」
>「おお〜っミート…」ってまるで今初めて居るのに気付いたような台詞だなぁ
実際居ても居なくてもなんの影響もなかったから・・・今気付いたとしても不思議じゃないな
「万太郎さんのためとはいえ、お仕えする王子に楯突いてしまうことになり申し訳ありません」
「私こそお前を目の敵にして悪かった。ごめんよ」
時を越えて巡り合った父子と、その親子二代に渡って仕える家臣
3人の固いハグと涙の号泣に、外道委員長も思わず貰い泣きです
カオス観客を助けた時もオイオイ泣いてたし、やることなすこと外道のくせにやたら涙もろいよな。変なオッサンだ
「ここまで強い心を持っているお前なら出来るな?私のマスクを剥ぐことを!」
そんな熱い抱擁の後、スグルは再度息子に自分マスクを剥ぐことを指示
しかし父の深い愛情を知った万太郎に、さっきよりも尚更そんなことができるワケありません
「僕達が勝てたのは、父上が魔の砂時計を埋め込まれていたから・・・
あれによる極度の体力の消耗がなければ、マッスルドッキングβで僕達が敗れていた
だからマスクは剥げないよ!」
「公平なコンディション同士じゃなかったからルールは無効で」と、至極まっとうな理由を持ち出して拒否する万太郎
この反論にライドして、観客席からもルール無効の裁定を応援する主張が飛び交います
「そうだとも!キン肉マンあんた今万太郎を息子と認めたよね?
ならばあんたが掟通り自害してしまったら歴史のパラドックスが働き
万太郎の存在が消滅してしまうんだぞ〜!」
役に立たない超人界の頭脳に代わり、スグルの死=万太郎の死であることを説明するキッド
デスマッチの勝者が、そのルールによって死んでしまうのでは本末転倒。これは無効裁定せざるを得ない完璧な反論です
この論を押して突っぱねれば、十分裁定を覆せそうですが・・・・
「みんなの気持ち嬉しいのう。しかし私は自分自身に嘘はつけぬ!」
マリさんのハグを拒否した時と同じ、周囲の気持ちなどなんのそので我を通すスグルの病気が発動
「お前ができぬと言うのなら」とばかりに、なんと自分の手をマスクにかけた
「長い歴史の中で幾度か崩壊の危機があったと聞くキン肉族だが
その度に火事場のクソ力でくぐりぬけ、歴史に最強一族の名を築き上げてきた
私一人どうなろうがキン肉王族は不滅だ」
>話を聞けと言っているサル!
>「私ひとりどうなろうが」だから!!スグルお前ひとりじゃあなく万太郎も消えるんだ!!!
>だからアンタが素顔晒して自害したら息子の万太郎は消滅するって言ってんのに、話聞いてんのかスグル?
>実はすでにビビンバに万太郎を仕込んである…ねえよなあ…
>スグルが死ぬ→万太郎が生まれない→万太郎が生まれない→この試合が無かった事に→スグルが死なない→
万太郎が生まれる→この試合があった事に 以下無限ループ つまりこの先どうなるかはゆでにしかわからない!
人の話を聞けやー!!!!!
「アンタが死んだら万太郎も死んでしまうんだぞ!」と大声で言われたにも関わらず
「自分1人死んだところで」とマスクに手をかけるスグルマジ話聞いてない。なんという噛み合わなさ
読者のイライラ感マックスで次号へ続く!
パッコパッコマンモスマン
「キン肉マンよこの試合はあくまで勝者が敗者のマスクを剥がすのが公式ルール!
自らマスクを脱ぐなどという勝手な真似は超人委員会が許さんぞーっ!」
「フッ何がルールだ。私達は敗者・・・万太郎に剥がされようが自分で脱ごうが
結果が同じならそれでいいではないか〜っ!」
皆が自分の為に無効裁定を求める中、頑ななまでに覆面剥ぎルールを遂行しようとする融通の利かないスグル
そのくせしてこの「ルールとかどうでもいいだろ」という矛盾する発言
とりあえずテリーが必死になってその手を押さえ込んでますが、それに対するライトニングの文句が何か笑えます
「マスクを脱ぎたがってるんだから好きにさせてやったらいいだろ〜!」
「万太郎がやらんと言うのだから本人がやるしかないではないか」とか、上から目線で愉悦を感じながら言うところ
「好きにやらせてあげなよ!」と妙にフレンドリーでくだけた後押しが萌え系
冒頭からいきなりゆで御大テイスト爆裂で読者をカオスの渦に叩き込みます
スグルの死により万太郎が消滅してしまった場合、ヌーヴォーはカオス1人となり決勝進出は取り消しになる
その結果を予想して顔面蒼白になるネプ。やはりコイツの真意は正義側になるのか・・・
しかしそんなネプの表情よりも、マンモスマンの新しい笑い声「パッコパッコ」に吹く
脳筋キャラが「パッコパッコ」なんて口にすると、どうしても性交時の擬音を連想してしまう罠
「ウヘヘ・・・俺、パッコパッコ大好き!」
絶倫マンモスマンのエロ同人とか作られたらこの台詞は鉄板な。パッコパッコ
>ネプがますます焦りの色を見せてる…「実は正義」フラグがまた・・・・
>ネプが何か行動を起こすかと思っていたが そんなことはなかったぜ!
>ネプは先週なにに気づいたんですかね?結局なにもやらなそうだし
「スマンなわかってくれ。これはキン肉族王位継承者として生まれた男の取るべき責任なのだ
さらば〜!永遠のパートナー肉マスクよーっ!」
ついにテリーの制止も振り切り、マスクを脱ぎ捨てたスグル。報道陣のカメラが一斉にフラッシュを焚く
固唾を呑んで見守る全宇宙の超人レスリングファンの眼前に、奇跡の逆転ファイターキン肉マンの素顔が今・・・
しかし次の瞬間。リング上に突如として迸る凄まじい光
それは観客席側から逆光となり、キン肉スグルの素顔を光の中に隠し去った。そう、これはフェイスフラッシュ
しかもスグル本人ではなく、万太郎の放ったフェイスフラッシュだった
>普通にフェイスフラッシュ落ちだった!
>結局フェイスフラッシュ頼りか…また顔の皮剥いだ方が盛り上がったような
>結局フェイスフラッシュでしたァァァァン!でも万太郎もマスクを脱ぐ発想は無かった
「僕はキン肉マン・・・いや父上を絶対に死なせるわけにはいかない
父上の息子として、そして未来の人類の平和を守る正義超人として
そのマスク剥がさせはしない!」
父の素顔を観衆の目から守るため、自らの素顔が見えるかもしれないというリスクを犯してフェイスフラッシュ
まぁスグルが死ねば自分も死ぬので死ぬ覚悟で守るしかないんですけど
スグルの顔から光が発せられてないのを見るに、観衆の素顔を見てもらうために発光を止めているようです
この描写からフェイスフラッシュは素顔を晒せば自動的に延々と出るモノではなく
自分の意志でONとOFFを切り替えられるらしいことが判明
ドブ川の浄化を見るに基本は出っぱなしで、出さないように意識すれば止めることができるという感じだろうか?
でもこの時点のスグルは自分の素顔にそんなパワーがあるなんて知らないハズなので矛盾が生じますが・・・
「御大の設定だから」で全て解決するのがゆでブランド
「こまけぇこたぁいいんだよ!」がゆでたまご読者の基本精神。この程度のこと軽くスルーするのが嗜みです
「ま、万太郎の顔から発射されている光が弱くなっていく!」
「あの様子では万太郎さんはまだ完璧なるフェイスフラッシュは会得してない・・・
このままでは王子の素顔を守れないばかりか、万太郎さんの素顔まで!」
万太郎のフェイスフラッシュはまだ未熟らしく、どんどん発せられていく光が細くなっていく
あん?じゃあやっぱ普段はOFFで意識してONにするのか?じゃあドブ川の時は(以下永遠ループなので略)
父を助ける為に危険を犯した息子の勇気は、その危惧通り自らの素顔まで観衆の元に晒してしまうのか?
王家滅亡回避不能の最悪の展開にミートが絶望した次の瞬間!
そんなことはさせないぜーっ!
なんとここでスグルがフェイスフラッシュをON。万太郎の素顔を観衆の目から守るようにこれ照射する
自らの命を守るためには使わなかった技を、息子を守る為には躊躇わなく使用したのである。トーチャン!
父を助ける為に自らの素顔を晒すリスクを顧みなかった万太郎もまた同じ
互いに自分よりも相手を大切だと思う親子愛
奇跡のダブルフェイスフラッシュによりマウンテンキューブは光で満たされ、もはや肉眼では直視できない状態に
「万太郎ーっ!」
「父上ーっ!」
二人の叫び声がリング上に響き渡り、やがてまばゆい光はその輝きをゆっくりとひそめていった
「ま・・・万太郎さんとキン肉マンさんが脱いだはずのマスクをまた被ってる!」
光がおさまったあと、観衆達が目にしたのはリング中央で悠然と立つ万太郎とスグルの姿だった
二人とも素顔ではない。光が消えるのと同時にさっきまで脱いでいたマスクを再び被りなおして・・・?否!
「い・・・いえ違います!自分でマスクを取り、
それで相手の素顔を隠そうとした行為が両者偶然にも一致して
お互いのマスクを被りあう
結果となったんだーっ!」
スグルが万太郎の、万太郎がスグルのマスクを!
あのまばゆい光の中、二人はお互いに相手の素顔を隠そうとして自分のマスクを被せ合ったのである
>「マスクをとったら死ぬならかぶせあったらいいじゃない」
>結局フェイスフラッシュかよとか思ってたら、まさかのマスク交換wこんなの誰も予想できねー
>今週の筋肉マンはすごく良かったと思うんですが・・・僕の勘違いでしょうか?
>初代からのリアル世代ですが、今週のU世ではじめてゆでに意表を付かれました
マスク交換か?。予想の斜め上をいった展開ィィ!!
>それまでの経緯はともかく親父のマスクで決勝に向かうってのはありだと思いますぜ
エエエエエエエエエちょ、まっ・・・・いやこれ確かに凄いんだけど、「おおお」という面白い展開ではあるんだけど
こんなんでルールすり抜けちゃってOKなん?
確かにこのデスマッチの定義は「敗者が素顔を観衆に晒す」ことではなく
「敗者が観衆の前で覆面を剥がれる」こと
たしかに言葉の上だけで理屈をこねれば、
敗者スグルはマスクを脱いでおり、
勝者万太郎がそのマスクを所持している状況
マスカラ・コントラ・マスカラの条件を満たしたことにはなります
多分来週時間超人が「おいィ!?素顔を晒さないとはルール違反ではないかー!」とナンクセをつけてくるも、
「ヘイ!変な言いがかりはよしてもらおうか!」とか言ってテリーがこの屁理屈を持ち出しそうな予感
でもしかしちょっと待ってほしい。なんとなく納得しそうになるが冷静に考えろ
その屁理屈が通るとなると、別にスグルの素顔を隠すのは万太郎のマスクじゃなくても
両手で顔を覆ったり、タオルで顔を隠したり
しても十分ルールをすり抜けられちゃうワケで、そうなったら
「え?じゃあ今まで騒ぐ必要あったのか?」って話になってしまう
マスクであることに前述の手やタオルとは違う点が何かあるのだろうか?ここら辺納得できないとちょっとコレなぁ・・・
ともあれ次号のハラボテの裁きを待つのみ!ゆで流の強引理論に期待したい
笑顔のサムズアップ!ハラボテ裁き
「自分の命とも言えるマスクを躊躇なく脱ぎ合って相手に被せるという行動・・・
流石は実の親子。血は争えません」
「あ、あの万太郎とかいう小僧・・・一瞬ではあるがフェイスフラッシュを出しおった」
「で・・・ではずっと私達がインチキ呼ばわりしてきたあのキン肉万太郎という少年は
正真正銘・・・わ・・・私達の・・・・私達の孫じゃ!」
互いにフェイスフラッシュを放って観衆の目から素顔を守り、更には自分のマスクを相手に被せ合ったスグルと万太郎
自分よりも相手を思いやる心と、その思いから導き出された行為の一致。まさにそれは実の親子のみがなせる業であった
フェイスフラッシュを出したせいもあり、あのアホの真弓も万太郎の事を孫と認めて小百合と号泣してます
「私の素顔を隠す為に自分のマスクを被せたか。とことんお人好しのバカモノだなお前は
自分の生命をも危険に晒すというのに」
「父上だって」
「しかしそのお人好しのバカさこそがキン肉王族を継ぐ者の真骨頂!」
「父上!」
「だがそれがいい」と花の慶次のように顔を見合わせ、カラカラと笑う親子
なにかいきなり爽やかな流れ。まさかこのままうやむやで試合終了でしょうか。いやもう面倒だからそれでもいいんだけど
「だが万太郎、お前の気持ちは嬉しいがマスカラコントラマスカラルールは尊重しなければ
それが超人レスラーとして生れ落ちた者の定め!」
やはり性格上「マスク脱いだからこれでOKじゃん」で済むはずもなく、再びマスクを脱ぎ捨てようと顎に手をかけるスグル
しかしこの融通利かずを大声で制したのは、意外にもこの人物であった
「やめなさいキン肉マン!それ以上手を上に上げることは私が許さん!
お前は既にマスカラコントラマスカラルールに従い、マスクを脱いでおる!
二度目のマスク剥ぎは無用じゃ!」
大会委員長ハラボテ・マッスル
その役立たずどころか悪意すら感じる裁定には定評があり、「ボンクラの無能」「真の悪行超人」などと言われ続けてきた男
この緊迫のシーンで突然の覚醒。颯爽とスグルに助け舟を出します
「何を言う委員長!マスクを脱いだといってもフェイスフラッシュの光に救われ、
更に万太郎が被せてくれたマスクによって私の素顔は隠れたまま!
まだ満場の観客の前で素顔を晒していないし、キン肉族の掟に従い自害もしていない!」
「宇宙超人オリンピック委員会の定めるマスカラコンラマスカラのルールは
あくまでも敗れたチームのリーダーが覆面を脱ぐことを罰則としており
マスクを脱ぎ去った後、その素顔を満場の観客に晒さねばならぬとは
ルールブックには1行も明記されていない!」
やっぱりこうキター!
前回の考察通り、文章化されたルールの穴をついてきました。まぁスマートな展開と言えます
つまりコレって両手で顔を覆おうがタオルで顔を隠そうがOKだったって事で
あの生きるの死ぬので大騒ぎしてたの自体が「何だったのさ」って事になっちゃうんですが・・・
魔法の言葉「だってゆで御大だし」でスルーするしかない
「ルールはどうあれ、これが私のケジメだ!」
ルールとか関係ねえ!俺は死ぬ!とムチャな事を口走って短剣を喉にあてがうスグル
悪行超人とは別ベクトルでルール無用すぎ。何でもやりたい放題じゃねーか
このフリーダムなわからず屋を前にして、ついにハラボテが全国の肉読者を代表して怒りの言葉をぶつけます
「素顔を晒すというのはお前の自己満足にすぎん!
ここに居並ぶ大観衆は超人レスリング史に残るであろう名勝負に十分酔いしれて
誰一人としてお前の素顔を見たいなんて望んでおらん!」
ルールの上でもOK、観衆もそれを見たいと望んでいない
ならばマスクを脱ぐことはケジメでもなんでもなく、ただのスグルの我侭
「私はビビンバを愛しているから他の女性は抱けない」と断ったマリさんのハグ拒否にしても同じ事が言えます
その愛するビビンバが「私のためにマリさんを抱いて」と言うのなら、”ビビンバの為に”マリさんを抱く事こそが愛
スグルはこのシリーズ、ひたすら他者の気持ちというものを考えない自己陶酔ナルシストだったのである
「そうだーっ素顔なんて誰も見たくないー!」
「そうだそうだやめろーっ!」
「やーめーろ!やーめーろ!やーめーろ!やーめーろ!」
ここで会場が割れんばかりの怒涛の「やめろ」コール。流石のわからず屋も短剣を握る手から力が抜けていきます
>「やめろ」コールするならスグルがマスカラ・コントラ・マスカラ提案した時にしろよ観客
そんなスグルにトドメの一押しをくれたのは、やはり息子である万太郎だった
「みんながあんな必死になって止めてくれているんだ。もうやめよう父上
委員長の言う通り、マスク剥ぎはもう終わってるよ」
「だ、だが・・・」
「そのマスクは僕のだから勝手に手を触れないで!
で、僕の被ってるマスクはニンニクの臭いが充満してるから父上のマスク
ほらね、もうマスク剥ぎは終わってるでしょ?」
「人のマスクに勝手に手をかけんじゃねーよ!」と一発ビシッと言ったあと、優しく罰則遂行済みの事実を諭す万太郎
観念して自分の負けを認めたスグルの目から、ボロボロと熱い涙が流れ落ちた
「人間達を守るのが私達正義超人の仕事なのに・・・
今回ばかりはその人間に守られてしまった・・・!」
ここは普通に考えて感動的なシーンなんでしょうが
「人間に守られた」もなにもデスマッチを提案したのが自分なだけにあんまり・・・
それこそ魔の砂時計みたいに、悪行超人の卑劣な罠に墜ちてどうしようもない状況を人々に助けてもらったのなら解ります
しかしこの場合のスグルは
普通の試合で済むハズだった勝負をわざわざ自分から生き死ににし
あまつさえ敗北して「俺は死ぬぞー!」と喚き散らしたという体たらく
言わば究極の一人相撲
そもそもお前が余計なことしなければこんな事にはならなかったワケで、「人間に守られた」もクソもないもんです
かくしてそんな迷惑男も自分のバカさ加減を反省し、準決勝第一試合はここに涙の幕を引いたのだった
『ハラボテ・・・お前はやはりワシの友じゃ・・・』
>今週の委員長の姿に、映画のジャイアン的な・・そんな何かが重なりました
>ハラボテの すごい 多重人格
>卓の奇行を止めてた悪行超人ハラボテ・マッスルの優しさに泣いた
>やだこのハラボテカッコいい
>杓子定規よりはなんぼかいいハラボテ裁きでした
咄嗟の機転で息子の命を救ってくれた友に心の中で感謝する真由美と、無言のサムズアップで応えるハラボテ
「つーかハラボテが最初からデスマッチ許可しなければよかっただけじゃん」という怒りの意見もあるでしょうが、
あくまで提案したのはアホのスグルであり、ハラボテは大会委員長の立場からそれを許可しただけ
そして裁定ではこうしてスグルの命を救ったことを考えれば確かに値千金
悪魔超人戦でリングを支えた時以来となる綺麗なハラボテと評価してあげていいんじゃないでしょうか
>札束風呂で泳ぐことを想像してたこのオッサンが正論吐いてもイマイチ説得力が…
>ハラボテを見て初めてマッチポンプって言葉の意味が分かった気がする
まぁマッチポンプかつったら間違いなくそうなんですけどね
「それでは今から3時間後の午後5時10分より、ここトーナメントマウンテンにおいて
究極の超人タッグ準決勝第二試合
世界五大厄VS新星ヘル・イクスパンションズの試合を執り行う!」
>以前にネプが見せた吐血フラグをゆではどこに持ってくるのか楽しみだわいなぁ
そしていよいよ待ってましたの第二試合!悪VS悪となる注目の試合ですが
うすら寒い「実は正義側でした」フラグを着々と積み上げてるネプの動向が気になります
試合開始まで3時間も猶予があるので、たぶん数週使ってネプの吐血に関して何か話を挟んでくるかもしれません
そこをじっくり読めば彼の本心が正義か悪か大分絞られてくるでしょう。考察するのが楽しみな次号へ続く!
やつの名はジ・オクトパス
『それでは3時間後の午後5時10分まで休憩とする!
イクスパンションズと五大厄の2チームは控え室で試合の準備をするように!』
準決勝第2試合は3時間後ということで、しばし休憩タイム。悪行超人両チームは控え室へと引き返します
しかし観衆達からの大ブーイングを浴びて去っていくその背中を、熱い憧憬の眼差しで見つめる者あり
「フフフフフ・・・長く正義超人の天下が続いて俺達みてえな極悪非道な超人には
分の悪い時代だったが・・・どうやら悪の天下取りが現実味を帯びてきたようだな」
「どっちにつく?完璧超人か?それとも時間超人か?」
居並ぶ5人の男は三下悪行超人。マシンガンズが倒れた今、時代の趨勢は悪の流れ
ここで時間超人か完璧超人、どちらか優勝候補の傘下に入ることで甘い汁を吸おうというセコい画策です
ちなみに彼らの名はソニック16世、ザ・ヘビースモーカー、ハイパーブル、ミレニアムX、ジ・オクトパス。いずれも読者投稿超人
デザインから名前が一致するのがジ・オクトパスくらいしかいなくて、4人それぞれ誰なのか不明ですが結構強そうね
「どっちサイドにつくか・・・次の悪行超人対決の結果次第で
俺達悪行超人の今後の身の振り方が決まってくる・・・」
そう言ってニヤリと笑うジ・オクトパスなかなか知的。5人の中ではキレ者のポジションっぽい
彼のその言葉を受けて、4人が尻を叩かれたように一斉にその場を飛び出します
「俺はマンモスマンという強力なパートナーを得て凶悪さが磐石となった完璧超人だ」
「俺も完璧超人だーっ!」
「ミョミョミョ〜ッ俺はなんてったってこの戦いの首謀者である正義超人キラー。時間超人だ」
「俺にも乗らせてくれーっ!」
完璧と時間、真っ二つに割れた4人。さあ最後に残されたキレ者のオクトパスは果たしてどちらにつくのか?
「ま・・・待ってくれ〜っ
俺はまだ決めかねているんだ〜っ」
>たこ「次の対戦で決まる!!」 悪行A・B「俺時間」悪行C・D「俺完璧」たこ「まってよー」
>今週のタコ超人のオドオドっぷりに萌えたw
コイツ神。ゆで御大も神
久々のクリティカルヒットきたこれ。自分から焚きつけたのに1人だけ「待ってくれー!」とか面白すぎる
泣き出しそうな表情に集中線の効果が加わって異常なまでのシュールさです
サタン様をも超える最萌えキャラの登場と言わざるをえない
「ライトニングにサンダーよ!次の超人界の盟主は正義超人ではなく悪行超人!
その中でも最強最悪のアンタ達が天下を取ることは確実!
どうか俺達を仲間入りさせてくれーっ!」
時間超人の下へと走った2人は「俺達を舎弟にしてくれ!」と、恥も外聞もなくストレートに直訴
その素直な態度が気に入ったのか、サンダーががばっと両腕を広げて2人を抱きしめます
「やったーっ!俺達は今日から時間超人の一員だー!」
時間超人に受け入れられたことを全身全霊で喜ぶ様子がなんだか微笑ましくて可愛い
悪行超人の三下はどいつもこいつも萌えキャラ揃いだな
「すまんかったのう。負けてしまって・・・」
「いいえ。私もマリさんもスグル様が無事であればそれだけで」
「ええ」
「超人の息子ってやつはえてして全盛期の父親を知らないものだが・・・
ミーはお前にバリバリ戦う姿を見せられて幸せだ
マッスルブラザーズ・ヌーヴォーと精魂尽きるまで戦えて悔いはない
たった1つだけ後悔の念があるとすれば・・・キン肉マンと万太郎のように
ミーもお前と精も魂も尽きるまで戦いたかった」
「ウン。パパ」
「おめでとうカオス〜!」
「り、凛子ちゃんありがとう!」
「こ、これはどうなってんだ!凛子ちゃんの浮気者〜!」
一方こちらは観客達の大喝采に迎えられながらトーナメントマウンテンから下山した正義超人2チーム
スグルの無事を喜ぶビビンバとマリさん、晴れて親子としての会話を噛み締めるテリーとキッド
カオスを情熱的なハグで迎える凛子、それを見て嫉妬する万太郎とさまざまな笑顔が飛び交います
>漫Sのキッド外伝は親父と戦えなかったキッドへのフォローだったんですな
確かに親子対決できないってのはもったいなかったもんね
しかしその時だった。そんな和気藹々の空気を一瞬にして凍りつかせる異音が会場中に鳴り響いたのは
バキボキベキィ!
「ほらどうした〜?お前らが時間超人に入りたいっていうから
同士の証として抱擁してやってんのによぉ〜っ」
うわああああああああああああ!!(号泣)
「俺らは誰ともつるまない」という事なのか「弱いヤツに用はない」という事なのか、あるいはその両方か
あの時間超人が今更仲間を作るハズもなく、三下2人はアワレにも観衆の眼前で公開虐殺されてしまいました
サンダーが抱きしめた時点でこの展開はヨミヨミでしたが。まさかの胴体真っ二つというスプラッタ
つい数秒前まであんなに全身で喜びを表現していたのにうっうっうう・・・
時間超人!てめえらの血は何色だー!
「お願いだ俺達を完璧超人に入れてくれ!完璧超人界再興の夢ってやつに乗るぜ!
ヘヘッ、まぁアンタにとっちゃ俺達なんぞただのヘボ超人に見えるかもしれねえがよ
故国では正義超人のチャンプをグシャグシャにいたぶり王者になった、
ちったぁ名の知られた存在なんだぜ!」
一方こちらは完璧超人につこうとした2人。ちったぁ名の知られた存在だそうですが、その名前が解りません!
お前らはソニック16世なのかヘビースモーカーなのかハイパーブルなのかミレニアムXなのか
「しかしなんだな。最大のライバルであるマシンガンズが消えてくれて
あんた達にとっても良かったんじゃねえのか?」
「親子愛がどうの正義超人の志がどうのって・・・キン肉マンってやつぁクサくて
俺達悪行超人には見てられなかったですよね
ああいうのを”茶番劇”っていうんでしょうね」
片方は生意気にもタメ口利いてますが、もう片方はやたら遜っててものすごい腰の低さ
3年の先輩に挨拶する1年ヤンキーみたいな敬語でネプチューンマンのご機嫌を取ろうとしますが、
この言葉がネプチューンマン先輩をブチ切れさせてしまう
「お前ら如きに何がわかる〜っ
お前にキン肉マンの何がわかるーっ!」
武丸さんの如くキレたネプチューンマンは有無を言わさず必殺技の体勢に
単品では久々に見る、伝家の宝刀クオーラルボンバーが火を噴きます
うわああああああああああああ!!(号泣)
>ネプに吹っ飛ばされて腹ぶち抜きのシーンで笑わなかった人はいるのでしょうか
片方は必死に逃げるも、パチンコ玉のようにブッ飛ばされた相棒に腹を貫かれて即死
時間超人につこうとした2人と同じく、多くの観衆の眼前で無残な最期を迎えてしまいました
優柔不断でのおかげで命を拾ったジ・オクトパス大勝利
ある意味では最初の見立て通り、キレ者だったと言えるのかもしれない。なんて面白いキャラなんだろう
それにしても正義超人、ひいてはキン肉マンの悪口を言われた途端烈火の如く怒ったネプチューンマン
やはり彼の本心は正義側にあるということなのか
>ゲェーッ!ネプ完璧に正義超人だこれ!
>今週のネプチューンマンも色々と支離滅裂でしたがあのシーンだけで見るとかっこええですね
というかあのシーンのコラが増えそうな予感もします
>完全に正義側に移行したなネプ。せっかくの悪VS悪対決に期待してたのにガッカリ…
顔の皮を剥がされたスカーやチェック達はどんな気持ちになるのやら…
「20世紀の控え室ってやつは未来から来た俺達にはあまりにも粗末に見えるぜ」
「フッ、お前達みてえな性根の腐った連中にはそんな場所がお似合いだぜ」
「なんでぇ。カオスじゃねえか」
ラスト。控え室に戻るなり文句を垂れる時間超人の前にカオスが現れた
サンダーの言葉を受け、カオスは今にも爆発しそうな感情をおさえつけながら返す
「そう、俺はマッスルブラザーズヌーヴォーキン肉万太郎のパートナーカオスであり
そして父さん母さんをお前達2人に虫ケラのように殺された
カオス・アヴェニールでもある!」
遂に親の仇に自らの素性を明かしたカオス。果たして彼の怒りを時間超人は覚えているのか
準決勝第二試合の前にカオスの過去回想編か?次号へ続く!
萌え要素高い時間超人
「こ、殺した?俺達がお前の両親を?」
「ジョワジョワ確かに俺達は世界五大厄と異名を持つほど未来では恐れられた存在だ」
「血祭りにあげた超人の数も500・・・700・・・いや1000人は下らないかもしれねえ」
「しかしこの20世紀やってきてから血祭りにあげたのはブロッケンJr、ジェロニモ・・・
そしてテリーザキッドとロビンマスクしかいねえ。あと超人ではないがアリサか・・・
おめ〜っありもしねえ事実をでっちあげて俺達に因縁ふっかけようってのか?」
両親の仇!とカオスに凄まれるも身に覚えがないので普通に戸惑う時間超人
最初500人と言いかけてから1秒で倍以上になるアバウトさ加減や、
「お前」ではなく「おめ〜っ」という田舎のヤンキーのような物言いがものすごく頭悪そう
初っ端から面白さ満点で読者を爆笑の渦に叩き込みます。おめ〜っ
「わかった!おめーっ数々のレジェンドを撃破しながら試合が終わってみれば
スポットライトを浴びるのはチームリーダーの万太郎ばかりで嫉妬を感じてるな?
そこで俺達を急襲して名前をあげてェ魂胆か」
「わかった!」と得意げに指まで鳴らしてあさっての推理をかますライトニング
「おめーっ」と相まって、思わず微笑んでしまうような萌えバカ加減です。なんでこんなに面白いんだこいつらは
「貴様ら何か勘違いしてないか?この世に時間超人がお前達2人だけだと思ったら大間違いだ
2000万パワーズとの戦いでヘッドギアが取れた時、正体がバレたかとも思っていたが・・・
お前らの目はどうやら節穴のようだーっ!」
自らヘッドギアを取り、あの鍵穴を時間超人に見せつけるカオスが普段の5割増しはイケメン。右斜め45度、これ俺の角度ね
カオス渾身のどや顔と頭部の鍵穴を見て、ようやくライトニングはその言動の意味を理解する
>カオスが美形すぎて濡れた
「こ・・・これは!魔時角を抜いた後にできる鍵穴の傷痕!
それじゃカオスてめえは俺達と同じ時間超人だと言うのか〜っ!?」
カオス・アヴェニールの正体は時間超人!
読者は200話くらい前から解ってた設定ですが、今週ついに劇中でハッキリとその正体が明かされました
控え室の外ではカオスを心配してやってきた万太郎と凛子が聞き耳を立てており、この衝撃の事実に驚きを隠せません
「せっかくの機会だ。お前らがどんな非道を行ってきたか・・・はっきり思い出させてやる」
怒りを抑えながら語りだすカオス。いよいよ記憶の戻った本人の口から、あの惨劇の日の回想が読者に知らされます
「そもそも俺達時間超人の先祖は、残虐超人の突然変異としてこの世に生を受けた―」
ええええええええええええ?そこから?
読者としては惨劇の日の詳細だけ教えてくれればいいのですが、時間超人の発祥にまで遡るカオス
ここから惨劇の日のシーンまで、実に8ページに渡り時間超人の歴史が濃密に語られます
ご先祖様ホーラ・アヴェニールを始め、残虐超人の変種はその後もどんどん生まれ続けた
魔時角は使い方を間違えれば宇宙の歴史をも変えてしまう、悪が欲する究極の能力・・・
しかし幸いなことに、ホーラ・アヴェニールは正義の心を持つ人物であった
アヴェニール一族の祖・ホーラは残虐超人として生まれながらも、熱く強い正義の心を持っていた
魔時角の力を悪に使われることを恐れた彼は、一族一党に魔時角の使用を固く禁ずると、
自分達を「正義・時間超人」と名乗るよう命じ、更に一族を率いて宇宙の果ての辺境の星に移住
そこで他者と交わらずにひっそりと暮らしていくことを決めたのだった
偉大なる指導者亡き後もその意志は受け継がれ、アヴェニール一族は250年に渡り平穏な時代が続いていた―
が。ついにその日、ホーラの意志は2人の悪魔に打ち砕かれてしまう
「なぜ我が国の王はこのタイムワープ能力を使うことを許さない〜っ?」
「この能力で過去の正義超人どもを根絶やしにすりゃあ!
地球を始めとするあらゆる星・・・いや全宇宙を掌中にできるというのに!」
>ライトニング「何が正義のクニだ〜!!クンニしろコラァァァ!!!」
同胞達の首を刎ねながら暴れまわる暴漢は、言わずもがなサンダーとライトニング
250年をかけて温和になった残虐の血ではありましたが、元が元だけにこういう輩も生まれてしまうのでしょう
「魔時角を使わせないのはお前らのような邪悪で非道の輩がいるからだ!」
「これはこれは偉大なるアヴェニール一族の王ミニッツ様!
こんな近くで拝顔賜り光栄だぜ〜。だが死んでもらうーっ!」
そんな二人の前に立ちはだかったのは、偉大なるホーラの血を引くアヴェニール族の王・ミニッツ
1000戦無敗を誇る王国の超人レスリング王者であり、トーナメントは8回優勝、タイトル六冠・・・
必殺技はキング・ジャーマン
そう、既にカオスの回想でも登場していた父親です。彼は一族最強の戦士にして国王でもだったのだ
「二人が相手ではあんたのキング・ジャーマンも決まらねえ〜っ!
死時計の刻印ーッ!」
で時間超人の歴史に8ページも割きながら、肝心の回想は3ページで決着
無敵の英雄王も2対1のハンデには勝てず、死時計の刻印によって幼いカオスの前で散るのでした
どう考えてもページの割り当てを逆にするべきだった気がしますが、そんな感じで回想が終了します
「そうかぁ〜っあの時の小僧かぁ〜っ」
時空を超えた因縁の対峙!真実を知ったカオスの、時間超人の行動や如何に?次号へ続く!
今語られる豚の謎
「お願い私はどうなってもいから!この子にだけは手を出さないで頂戴!」
「見るんだ小僧。父親に続いて・・・母親も血に染まるさまを!」
死時計の刻印でミニッツ王を仕留めた2人は、その凶刃を無力な妃と王子にまで向ける
「自分はどうなってもいいから」とカオスの命を懇願する妃に、情け容赦ないライトニングの一撃が振り払われた
>カオスの母が指切られるシーンえぐ過ぎです・・・
ウワアアアアアアアアアアアアアアかあさーん!!
てめえらの血は何色だー!
前に出した両手の指と一緒に頚動脈をかっ切るという、実に北斗の拳的な残虐さ。この生々しさはヤバイ
先々週もベアハッグでバラバラにされたり、人間弾丸で腹を貫通したりもしてましたがあっちはギャグとして笑えたというか・・・
ネプにしろ時間超人にしろ、「悪行超人」とは名ばかりの面白いやつらというイメージが強かった感がありますが
今回のこの無慈悲な暴力を見ると、今更ながらに「あぁ、こいつら悪役だったんだなそういえば」と再認識してしまう。許せんな
「に・・・にげろカオスーッ!この世が暗黒に染まらぬためにも
アヴェニール一族が根絶やしになってはいけない〜っ!」
「カオス!ためらうんじゃありません!に・・・逃げるのです!」
サンダーとライトニングはまだ幼いカオスも亡き者にしようとしますが、虫の息の両親がその足にしがみつく
今まで何度かカオスの記憶でフラッシュバックした、両親との別れのシーンがここでようやく重なります
親父はともかく母の根性値すごすぎる。頚動脈を切り裂かれて両手の指がなくなってるのに
偉大なるかな。子を守ろうとする親の愛は常識を超える
両親の命を賭した自己犠牲により、なんとか幼いカオスは二人の魔の手から逃れることに成功するのでした
ちなみにカオスが逃げ去る時王は頭を、妃は腹を踏み潰されて絶命します
マジでスプラッタ生々しすぎるんですがゆで御大。ホント北斗の拳的殺しっぷり。もうすこし自重してほしかった
「どうする?小僧が逃げたぜ兄弟」
「放っておけ。あんな小僧一人生き延びた所で何日もせんうちに飢え死にするのが関の山
それより俺達は早速この魔時角を使って正義超人の黄金時代と呼ばれる
1980年代にタイムスリップしてやつらを殲滅させるミッションを遂行するのだ
それでは20世紀に行く前にこのオーバースーツを着て・・・
現代の新世代超人達にレジェンド狩りを宣言に行こうぜ!」
そういえばこいつらなんでわざわざ新世代超人に犯行予告なんてしちまったんでしょうか
そりゃまぁ、まさか自分達以外の超人が時間を超えられるってケースは想定外だったでしょうが
しかしそれでも正義超人には超人界の頭脳(笑)もいることだし、何らかの対策を打たれることは明らか
黙ってさっさとタイムワープしてしまえばよかったのに、こういう所が面白キャラなんだよなこいつら
かくして幼いカオスを除いた同胞一族を皆殺しにしたライトニングとサンダー。シーンはシリーズ冒頭へと繋がるワケです
「あぁ完全に思い出したぜ。小僧よく飢え死にしないでここまで成長しやがったな」
「憎しみさ。お前達が憎い一心でここまで生きてきた」
ここまで育ったのはシスターのおかげのような気がしますが
でもこの時代に来るまでは、誰も居なくなった星でたった1人で生きてた期間が少しあったらしいカオス
幼い身で寒さを凌ぎ食べ物を得る日々と、その孤独感たるや筆舌に尽くしがたいものであったでしょう
「父さん・・・母さん・・・二人の仇はきっと取るからね
あいつら20世紀のレジェンドを根絶やしにするって言ってたな
僕もその時代へ遡ってやつらの企みを阻止してやる!」
そして決断の日。両親の墓の前で敵討ちを誓ったカオス少年は、1980年を目指してタイムワープを決行する
これもライトニングがベラベラ余計なことを喋ったことが原因になってて笑える
チクショー悪人のクセになんでこんなに面白いんだよ時間超人
魔時角を引き抜きタイムワープを始めたまではよかったが・・・
いかんせん時間超人として時を遡る能力に関して、俺はまだまだ幼すぎ未熟だった
時空流の中でさんざん苦しみながらようやく降り立ったのは
お前達が目指した宇宙超人タッグトーナメントの日から7年も早い地球
がきんちょハウスの前だった
出た。謎の豚
すっかり忘れかけてましたがそういえばこんなんいました
この豚はなぜカオスを我が子のように抱いて温めていてくれたのか。結構重要な設定があったりするのか?
「まだ完全な時間移動能力が備わっていないままタイムワープしたため、俺は記憶を失ってしまった
(中略)〜そして2000万パワーズ戦でジャッジメントキーを差し込んだ俺は覚醒した
自分がなぜがきんちょハウスの前で倒れていたか、そして何を成さねばならないかを」
豚ガン無視キター!(号泣)
野生の豚のただの気まぐれだったにせよ、カオスにとっては命の恩人と言える豚です
せめて彼女(彼?)に対する感謝の気持ちくらいはちょろっと交えてもよかったんじゃないかと思う
「チッ。とっくに飢えておっ死んじまったと思ってたのによ〜」
と、ようやくカオスの身の上話が終了。別段驚くでもなく、ヘラヘラと笑う時間超人に少年は拳を固く握り締める
そう。うっかりすると忘れそうなんだけどカオス13歳なんだよね。このガタイで
身体もそうだし、がきんちょハウスの稼ぎ頭だったことを考えると色々ととてつもない13歳です。今更ですけど
「俺は・・・いきなりこの時代にタイムワープしてこなくて良かった
小さな俺の力ではとてもお前達を倒せはしなかっただろう
しかし7年という時間があったから、超人として肉体的にも技術的にも育つことができた
そして何よりもこの世に絶対”正義”が必要だということを
より深く理解できたーっ!
今こそ討ってやる!父さん母さんの仇ーっ!」
復讐の時、来る!激昂し、時間超人へ攻撃をしかけるカオス
>父親が2対1で敗れたのに、カオスはなんで同じことをしようとするのかね
まぁ控え室のすぐ外に万太郎と凛子が聞き耳を立てているので、二人が止めに入る展開なのは間違いないでしょうが
一応「どうなる次号!」と書いて引き。予想は裏切り期待は裏切らない展開を待ちたい
カオスに迫る死神の鎌
「フン!」ゴワッ!
>カオスって、キングジャーマンよりもキックの方が強力じゃね?
控え室の壁をたやすくブチ抜くカオスのキック。「カオスの蹴りつえー」という朋友コメントがありますが俺は違うと思う
壁が薄すぎるんだろ。ウサギ小屋みたいなプレハブだし
「この野郎〜っ正義・時間超人がどうとか言ってやがるが
この狼藉行為はとても正義超人のやることじゃねえぜ〜っ
所詮お前も血脈をたどれば、俺達と同じ残虐超人の属性を持っているんだよ」
「ち・・・違う!俺はご先祖ホーラ、そして父ミニッツの血を継ぐ正義・時間超人だ!」
暴漢カオスの襲撃をとりあえず防戦一方であしらう時間超人。カオスに比べてえらい理知的で建設的ね
「狼藉」というちょっと時代がかった台詞回しからも、なんか大人の余裕を感じて好感度アップです
勝負を焦るカオスは必殺のキングジャーマンを見舞うも、奇しくもそれは父が敗れた時とまったく同じムーブ
ジャーマン体勢の足をたやすく絡め取られると、逆に死時計の刻印に捉えられてしまう
「ジョワジョワあの時とまったく同じシチュエーションだ〜!
カオスよ親父と同じように死時計の刻印の餌食にしてやるぜ〜っ!」
「そこまでだーっ!」
しかしここでタイミングよく万太郎と凛子が乱入。すんでのところでカオスを死時計の刻印から救出します
「キン肉万太郎まで乱入とはいい度胸だな〜っ!」
「違うって!マンタがトイレに行きたいって言ってここをトイレと間違えたの!ねえマンタ」
「ああ〜っ本当にウンチしたくてしたくて」
カオスに続いて万太郎の乱入で、怒り頂点といった様子の時間超人。凛子と万太郎の咄嗟の言い訳が苦しすぎる
これはむしろ怒りの炎に油を注ぐ結果になるのでは・・・・
「トイレは向こうだーっ!」
「くさっ!」
>時間超人は萌えキャラ
>ライトニングのノリの良さ最高w
>なんかライトニングがかわいく思えてきたんですけど
えええええええええ。時間超人かわいすぎる
勿論こんな苦しい言い訳を信じてなどはいないでしょうが。万太郎の屁を嗅がせられるや否や
「トイレは向こうだ!」とか「くさっ!」とか気心の知れた友達のようなこのくだけた反応
なんでこいつら悪役なのにこんなに憎めないんだろうか。一族を根絶やしにした2人と同一人物には思えません
「万太郎!今こそ親の仇が討てるところだったのになぜ止める〜!?」
どう見ても返り討ちに遭う寸前でしたが「邪魔をするな!」と万太郎に食いさがるカオス
聞き分けのないカオスに対し、万太郎は珍しく理屈を立てて冷静にこれを諭します
「お前のお父さんはなんて言ったんだ?
「時間超人は悪ではなく正義の道を歩め。その為にお前は生きろ」って言われたんだろ?
それなのにお父さんの遺志に反して控え室で襲撃なんて悪行超人のような狼藉・・・
こんなことをしていてはアヴェニール一族250年の歴史を裏切ることになる
お前が先祖やお父さんの言葉通りに正義を貫きたいのなら
正式なリング上でライトニングとサンダーを正々堂々打倒しろ!」
「うう・・・そうだよな・・・俺がここで二人を襲えば父さんと母さんの死は無駄になってしまう」
仮に今この場で親の仇を討ったとしても、それは一族250年の遺志に反する行為
まったくもって理路整然とした説得に、カオスも涙を流して反省せざるをえない。ここは万太郎がリーダーらしく決めました
「ン?時間超人の控え室になんでお前達がおるんじゃ?
まさかとは思うが乱入したんじゃあるまいな
乱入はルール違反で決勝進出の権利も剥奪されるぞ!」
カオスが落ち着いてひと段落したところでまた一難。騒ぎを聞きつけた委員長がやってきてしまう
時間超人が今ここで起こった事の経緯を説明すれば、マッスルブラザーズ・ヌーヴォーはルール違反により敗退に・・・
「いや実はな。こいつら便所と間違えて俺達の控え室に入ってきちまったらしい
宇宙超人委員会が大金をはたいて作った控え室を便所呼ばわりだぜ」
>大金はたいといてあの掘っ建て小屋かよ
と思いきや。万太郎達に口裏を合わせ、委員長をやり過ごしてくれた時間超人。流石にここは大人の余裕でしょうか
しかし朋友のコメントでもツッコまれてますが大金はたいてあのウサギ小屋かよ
ワケのワカらんデスマッチリングばかり凝ってないで、こういう選手の為の施設をもう少し豪華にしてやれよ超人委員会
「助けたんじゃねーぜ。ここでお前に失格になられちゃあ
決勝のリング上でブチ殺す楽しみがなくなっちまうからな」
「フッ。俺もアヴェニールの末裔としてお前達を正々堂々リング上で倒し
時間超人は正義として生きていかねばならないことを教えてやる」
控え室を出て行くすれ違いざま、小声で決勝戦での激突を約束するライトニングとカオスがなんかカッコいい
「親の仇としてお前らを殺す!」ではなく「時間超人は正義と教えてやる」と言い切ったカオス
その目にはもう、さっきまでのギラギラした憎悪は見られない。どうやら万太郎の説得は彼の心の奥底まで届いたようです
「『人は石材なり。これに神の姿を彫刻するも、悪魔の姿を彫刻するも各人の自由である』
この若者はもう大丈夫だ。復讐心だけで支えられてきた心のザラつきが消えうせ
正義超人としての大義と優しさが胸のうちで確実に脈打ちつつある。それは・・・
自分を心から愛してくれれる存在を見つけたことが実に大きい」
そんな感じで一回り成長して控え室から出てきたカオス。ガキんちょハウスの弟達と談笑する姿を観て大きく頷いているのは
空にプカプカ浮かぶラーメンマン。カオスの体内に埋め込まれたリボンが具現化した姿ね
すっかり心の闇が払われ、真の正義超人として歩みだしたカオスを祝福するラーメンマンだったが
ここで思いもよらない出来事が起こる
「おい?カオスどうした?」
「ハハハ・・・いやなんでもないよ。少しめまいがしただけさ」
和気藹々の雰囲気の中、突然肩膝をついてしゃがみ込むカオス。その場はすぐに笑顔で立ち上がってみせたが
既にこの世の人間ならざるラーメンマンの目にだけは、彼に覆いかぶさる真っ黒な人影がハッキリと見えていた
「あ・・・・ああああ・・・まさかこの像は・・・死神!」
なんとここでカオスの死亡フラグが!
新世代超人がタイムワープ前に一瞬だけ写った謎の超人の墓はやはり彼のものなのか?
>カオスの死亡フラグって時間改編による決勝戦と間隙の救世主としての戦いの結果と二段構えですよね
カオスが「間隙の救世主」ならば、少なくとも何年後かの悪行超人大襲来までは生き残るのが正しい歴史ではありますが
なにせ今の歴史はサンダーとライトニングという悪行時間超人によって改変が始まっている、パラレルの歴史
ラーメンマンに見えている死相の正体は何なのか?
いずれ訪れるであろう”間隙の救世主事変”の死相であれば、こんな早くから出るワケがないので除外
普通に考えれば決勝戦で時間超人と相打ちになるか、
このカオスの状態を見る限り、何か彼の身体に異変が起きているのどちらかでしょうか?
いずれにせよ決勝戦を目前にして暗雲立ち込めてきたカオスの運命。どうしてこうも主人公勢は理不尽な不利ばかり被るのか
「いやあ本当に奇跡としかいいようがありません。あの重篤の状態からこんなに回復するなんて」
「本当に私に血液を提供してくれた方になんとお礼を言ったらいいか」
>ウォーズマン「あれ?私のチップの出番は?」
>ウォーズマンチップがアリサを救う鍵だと思ったが、そんなことはなかったぜ!
>アリサ動けるくらい回復してるならもはやコンプリート・バルブ必要ねぇ!
一方その頃。ケビンの決死の輸血が天に届いたか、アリサは医師と談笑できる程まで回復していました
ウォーズマンのメモリには「PLEASE TAKE ALISA THIS...」という文章が確認できた為
彼女の容態を回復するための手段であると思われていただけに、これは意外な展開
あのメモリはアリサに渡し彼女が使用することで何かが起こるということか。なるほど
あれ?でもアリサがここまで回復したということは、消滅寸前だったケビンもその危機を脱したってことでは・・・?
体調がよくなったアリサに上機嫌のマッキントッシュ氏は「気分転換にTVでも見んか?」とスイッチオン
そこではちょうど、準決勝開始を前にしてマスコミ達の試合前インタビューに答える時間超人が映し出されていた
「お前達も見たはずだ。正義超人のジェロニモ&ブロッケンJr!そして
ロビンマスク&テリーザキッド達が成すすべなく俺達の軍門に下ったのを!
特にロビンにおいては未来の息子ケビンの命も救えずに散ったんだからな〜!」
「み・・・未来の息子?ケビンマスク?」
死時計の刻印を受けて以来ずっと昏睡状態だったアリサは、ここで初めて「ロビンの未来の息子ケビン」という人物を知る
そしてその事実だけでも衝撃の彼女の前に、更なる衝撃映像が映し出されることになる
「その為に見てみろ。息子であるケビンは救出されず相変わらずこの有様」
「おまけに母親であるアリサを助ける為に輸血したはいいが
そのせいで失血して死にかけてるんだから世話ねえぜ〜」
>アリサさん意識回復して峠越えたっぽいのに何でまだケビンは消滅しかけてんだろ?
>アリサさんこんなに元気になって・・・これでケビンも大丈夫だよねって・・・
おわーっ!さらに酷くなっとる!!なんでだよ!?
>ゆでのテキトーな設定のせいでケビンがピンチ!
>アリサもロビンも元気になったのにケビンがいまだに消滅しかけてるのは謎
輸血のせいで死にそうなのと、存在自体の消滅はかんけーねーだろ
相変わらず消滅寸前のケビン!
確かにアリサは回復したワケですから、本来なら彼の肉体も回復して然りなハズなんですが
彼女を助ける為に行った輸血が今度は自分の生命を危険に晒しているそうです。そうきたか
輸血で死にかけてるのは納得ですが消えかかっている肉体は戻ってなきゃ嘘だろ
流石はゆで御大としかいいようがないですが、まぁアリサに解りやす息子のピンチを伝える演出と思ってスルーしてあげましょう
時間超人の言葉から、自分へ輸血してくれたのも「消えかかっている未来の息子」だということを知ったアリサ。そりゃ衝撃です
未来の息子を救う為、アリサが動く!?そろそろあのメモリが絡んできそうな次号へ続く!
>アリサさんマジタフネス。来週はいきなりケビンのもとに行くみたいだし、超人だろこの人
ゲンタVSロビン
私・・・赤ちゃんの名前は考えてあるの
私達が付き合っていた頃よく行ったバーの名前覚えてる?
ああ覚えているとも。KEVIN,s BARだね
そう。だから赤ちゃんの名前はその思い出にちなんで・・・
KEVIN MASK
「今・・・あの恐ろしい形相の超人二人が確かにケビンマスクという名を出したわ・・・
私とロビンに将来ベイビーができたらケビンマスクと名付けようと思っていたのよ!
二人しか知らないことをなぜあの超人達が〜っ!?」
>息子の名前がいきつけのバーって・・・ケビン知ったらグレるぞ。いやむしろそれでグレたのか?
息子の名前をバーから取ったというのもなんかアレな話ですが。よほど2人にとって良い思い出があったのでしょう
そんな未来の息子の名を人相の悪い超人が物騒な台詞とともに口にしたのだから、そりゃあアリサは取り乱します
「テガタナーズ戦におけるブロッケンJrの左腕切断による、その弟子ジェイドへの影響
キン肉スグに仕掛けた魔の砂時計による、その息子キン肉万太郎への影響・・・
これらの事例を見ても俺達、そして新世代超人達が34年後の未来から来たという事実を
疑っている者などはもはやいないだろう。この20世紀で起こることは必ず未来に影響を及ぼす
その最たる例がこのロビンとアリサの息子、ケビンマスクよ
未来では父・ロビンをも実力で凌ぐ、最重要正義超人だったが・・・
その根を絶つために母親アリサに傷を負わせた結果、このザマだ
それなのに母の命を救うために自ら血を分け与えるという行為
人間の世界では親孝行息子と褒め称えるんだろうが、俺達悪行超人からすれば愚行よ」
まるでTVの向こうのアリサと対話するかの如く解りやすく状況説明してくれるライトニング
言ってることは悪人なのに、こういう行動がいちいち面倒見のいい親切な人っぽくて笑ってしまう
そこまで話を聞いた時点で、アリサは目の前の悪行超人2人が自分に瀕死の重症を負わせたコンビであることを認識する
あーそうか。あの時は二人ともオーバースーツ着てたから、見た目だけでは気付かなかったのね
あと切断したブロッケンJrの腕は右腕のハズなのに、思いっきり「左腕」って言っちゃってます。さすがゆで御大
>ゆで御大…右腕ですwww
>サンダー「左ってどっちなのー?」ライトニング「お椀持つ方!!」
ただでさえ存在が消滅しかかっているのに、自分の命を救うために大量の輸血までしてくれた未来の息子との対面
その事実と痛々しい姿は、病み上がりのアリサにとってあまりにも衝撃的すぎた
「あ・・・あの二人は私に重症を負わせた超人達・・・ケ・・・ケビ〜ン・・・
私とロビンの未来の息子が・・・私の為にあんなひどい目に!
ガフッ!」
ガフッ!などという実に男らしい声をあげて意識を失ってしまうアリサ
「病は気から」とは言いますが。ようやく峠を超えたはずだった容態は再び急変し、危険な状態に陥ってしまいます
「こいつはスクープ映像だ!」
そんな病室にハイエナのように雪崩れ込んできたのは報道陣。瀕死のアリサをカメラに映して「スクープだ!」ときました
まさにマスゴミ!てめえらの血は何色だー!
放送倫理的な配慮は勿論のこと、目の前に両親であるマッキントッシュ夫妻がいるのによくこんな事ができるもんだ
>重傷患者の病室にカメラ持って押し掛けんな、そもそもこの病院の管理体制はどうなってやがる
「超人レスリングファンの皆様!大事件です!
回復に向かっていたロビンマスクの妻・アリサさんの容態が急変いたしました
手術後の経過はずっと良好でありましたが、TV中継で我が子・ケビンマスクの
血まみれの姿を見て、発作が起こってしまった模様です!」
「アリサ〜ッ!やめろーっ!カメラでケビンを映すのはーっ!」
「おいカメラマンのお前!お手柄だぞ!わざわざケビンを映してもらった甲斐があった」
すぐさまトーナメントマウンテンに折り返されされる、「ロビンマスクの妻アリサ、再び危篤!」の生報道
>え?ケビン・・・ち・・・まみれ・・・?
血まみれのケビンなんて映像はまったくどこにも映ってなかったワケですが、
「消滅しかかっているケビン」の比喩表現だと解釈してあげるのが大人の読者。ツッコミは野暮というものです
かくしてショック症状を起こしたアリサの容態は瞬く間に悪化し、ついには心停止までしてしまう
しかし絶望的状況にロビンが頭を抱えたその時、突如辺りにけたたましい機械音が響き渡った
その音の発せられる元は・・・・全員の視線が注目する。そう、この少年である
ゲンタ「俺が・・・スーパーサイヤ人だ!」
「ゲンタ、何をポケットに入れているの?」
>ガキんちょアップのシュールさに吹いたのは自分だけではないはず
なんかゲンタが秘めた力に覚醒したシーンにも見えますが勿論そうではなく、
ようやくここで彼がパクッたウォーズマンのメモリーチップの出番というわけです。ウヒョーやったぜカトちゃん
「ゲンタくん、それを私に見せてくれないか?」
「やだね。これはウォーズマンの身体から飛び出した物で、俺の宝物なんだ」
>外道少年ゲンタに手を挙げなかったロビンはマジ紳士
>ゲンタマジKY。一人の女性の大切な命がかかってるってのに…
>ゲンタ死ねの嵐の予感
>頼むロビン、シスターの代わりにそのガキ殴ってやってくれ
>正直、ゲン太にはもっと大外道な発言を期待していたので、残念
しかしあのチップの中身はクロエ時代でのケビンの映写ですかな
>多分ゲンタへの罵詈雑言コメントが多発しているものと思われますが、
超人オタクたるもの、お宝アイテムは友人を叩きのめしてでも死守せねばならぬのです
これ、カオスの教えね
シスターは本当にどういう教育をしてるんだ
ようやくウォーズマンの遺志が在るべき所へ収まると読者が安心した直後、ゲンタのこの反応。もはやある意味神キャラ
キン肉マンU世ってあれだよな・・・万太郎やスグルといった主要キャラ達よりも
ゲンタやサタン様、ジ・オクトパスといったチョイ出のキャラ達が強烈に面白いよな
「ウォーズマンの身体の一部!ゲンタくん、お願いだからその宝物を見せてくれないか」
「わかった、少しだけだよ・・・」
読者としてはゲンタに超人ロケットでも食らわせてほしいところですが、あくまで紳士的にお願いするロビン
チップを手に取った瞬間、ロビンは液晶に浮かんでいる英文に気付く。そこに書かれていたのは・・・
「SEND THIS TO ALISA・・・・
これをアリサのもとに!
もしやこれでアリサが?」
ウォーズマンが残した一縷の希望。やはりチップはアリサの命を繋ぎ止めるアイテムか!?
ヤバイ。これは次号が注目すぎる。何が注目ってアンタ勿論、アリサが助かるかどうかよりも
これをアリサにやるって言った時のゲンタの反応です
「やだね。これは俺の宝物なんだ
アリサさんなんかにやらないよ」
もしこれを言ったら2009年度ベストヒットキャラはゲンタに決定な
流石にこの台詞はないだろうとは思いますが。しかしゲンタなら・・・ゲンタならやってくる!的な期待があるのは確か
今年最後の打ち上げ花火としてゲンタのミラクルプレイに期待したい次号へ続く
>もはや心停止してるアリサに、どうやってメモリを渡すのかしら?
ガイアメモリみたいにアリサの体内に埋め込んだりするとか…?
>次回!ウォーズマンのチップを体内に埋め込み アリサはロボ超人として蘇るのであった!
・・・っていう展開がいいなぁ
>ウォーズマンチップ使って治ったアリサがコーホーコーホー言い出したらちょっと面白いんだけどな
読者無念のゲンタ不発
「院長このオペは無理です。すぐにやめましょう」
「・・・キミもこれから医者を続けていくなら覚えておきなさい
医者というものは決して無理という言葉を使ってはいけない
最後の最後まで患者の為に全力を尽くすものだ!
PCPS(心肺補助装置)作動!さあ〜っ帰ってこいアリサさん〜っ!」
医者は絶対に諦めてはならない
消えゆく命の炎を守るべく、絶望的な手術に敢然と立ち向かう院長先生が超かっけえ。普通の医者漫画読んでるようだ
>2世に出てくる人間キャラってロクなのがいなすぎですけど、
この院長は真面目で珍しく好感が持てるキャラですね
ちなみにこの「院長やめましょう」と速攻で弱音を吐いたメガネは前回も
「すみませんアリサさんにTV見せたらこうなりました」と言って「なんで見せた!」と院長に怒られてました。マジボンクラ
「神よ・・・どうか私達の娘アリサをお救いくださいませ〜っ そ・・・それと共に
アリサの息子であり私達の孫・・・ケビンマスクの命も救い給え
祈ろう・・・娘と孫のために。今のワシらにできることはそれしかない」
スグルや万太郎、そしてなによりアリサとのケビンの容態のシンクロを見ても、新世代超人達が未来から来た事はもはや疑う余地なし
あのマッキントッシュ氏すらもこれを認知し、アリサの命と一緒に孫の命も助けてほしいとただひたすらに神に懇願します
「やめろ・・・・」
それだけ呟いてカメラを押しのけるリポーター超かっけえ
一切の損得勘定ない、純粋に未来の家族を想う老夫婦の祈り。人の心ある者ならばこれを晒しモノにできようハズもない
今週の主役は間違いなく院長先生とこのリポーター。異論は認めない!
「私はこの中ではウォーズマンとは一番古いつき合いだ
ウォーズマンという男は例え負け戦においてもただでは死なない
虎が死んで皮を残すように・・・やつはあらゆる戦いにおいて意義を残す
イクスパンションズ戦で残した意義がこのマイクロチップに違いない」
残したチップを子供にくすねられるというお粗末に関しては、この際目を瞑ってあげましょう
転んでもただでは起きないウォーズマンが残した死土産に騒然となるロビン達
セコンドのくせに空気だった超人界の頭脳が汚名返上とばかりにしゃしゃり出ます
「ウォーズマンは身体の半分が機械のロボ超人
だから21世紀ウォーズマンはまったく年齢を感じさせなかったし、
むしろ20世紀ウォーズマンよりフィジカルやテクニックでも勝っていた
彼は日々進歩するテクノロジーを自らの肉体に受容し、最強となるため
自らのメンテナンスを怠ることなく行っていたのです
だから21世紀型ウォーズマンは20世紀型より強かった」
21世紀ウォーズマンの根城だったらしい謎の秘密基地。中は最先端科学設備で充実しており
四肢や電子部品などの各部パーツを常に最新型にバージョンパップしていたという
>腕とか脚とかいっぱいあるコマでフイタ。あれだけメンテしていたのに
煙噴く機能はアイデンティティとして残しておくなんて・・・ウォーズマンすげぇ
>ウォーズマン!あんたが一番メンテしなきゃいけなかったのは
30分以上闘ったらショートする弱点じゃなかったのか
30分リミットをほったらかしにして何を改良してたんだお前
「だとしたらこいつは今の20世紀にはない21世紀の技術を駆使した
高度医療にも採用できるスペックなのかも」
やや強引にも思える話ですが、正義超人は悪行超人との激しい戦いで傷ついた自らの肉体の治療、
または悪行超人のせいで傷ついた一般人を救うため、医療知識と技術を備えてると考えるのは自然なこと
ならば21世紀ウォーズマンの電子部品は、20世紀の医療にとって大きな助力になるに違いありません
「お前ってやつは・・・私にとって優秀な弟子であり・・・
た・・・大切な友だ!」
>ロビン!精密機械を濡らしたりなんかしたらデータが!
>せっかく遺してくれたチップに涙なんか落としたら壊れるぞ
多分「ロビン精密機械のチップに涙落として、壊れたらどうすんだよ」みたいなツッコミが来るのではないかと
しかし俺はあえて言おう、ロビンが友であるウォーズマンのことを思って流した涙が
ウォーズマンのチップを傷つけることは絶対にないと!
>ロビンマスクの言うとおりウォーズマンはバッファローマンに対してはロングホーンを折って
キン肉マンを串刺しから救い、ヘル・ミッショネルズに対しては霊魂になってまでキン肉マンを支え助けてたな・・・
まさに死して皮を残した虎。激戦の最中、勝機がないことを悟ったウォーズマンの咄嗟の機転
その自己犠牲の精神と、最後の瞬間まで自分の妻を案じてくれた優しさにロビンの双眸から熱い涙がこぼれ落ちた
「さあ今すぐこれを持ってアリサさんの元へ!」「よし私が持ってってやる!」仲間達もこの感動を全員で盛り立てます
さあお膳立ては整いました。今こそ真打ち登場!ゲンタお前の出番だ!
なんかすごい空気読めない発言、こい!
「待ってろアリサ!今行くからなァ!」
あ、あるェー!?
何事もなく皆に背中を押されて会場を飛び出して行くロビン。注目のゲンタはと言えば、今回の最初のほうで
「嘘じゃないよ!ウォーズマンの身体から出た部品なんだい!」と言って2コマ登場したきり出番終了でした
あれだけ傍若無人を貫いてきたのにこの最高に美味しい場面で空振りです
所詮こいつは2009年度ベストヒット賞の器ではなかったか・・・今年はオクトパスの「待ってくれー!」で決定だな
>今週のタイトルは「ゲンタ鬼畜じゃなかった。ベストヒットキャラはジ・オクトパスな今週の二世」ですね
>ゲンタvsロビンのチップ争奪戦はページの都合でカットされたんですね?そうだそうに違いない
>からくり屋敷のおかげで、今回ゲンタの発言に対して必要以上に期待してしまいました
>ちっ ゲンタのやつめ・・・1ミリも期待通りにならんかったなアイツ・・・
>ゲンタがスルーされてるwwといってもロビンが駆け出しただけなので
次回仁王立ちしてロビンを止めようとするゲンタの姿が見られる可能性が有ると思う
一方その頃、新星ヘル・イクスパンションズ控え室ではネプチューンマンが久々のギターを披露して物思いに耽っていた
それはさっきの準決勝で見た、スグルと万太郎の親子愛
ボヘーっとアホみたいに口を開け、心ここに在らずといった感じです。やはり彼の心を動かしたのは最強の力「愛」なのか
「ネプチューンマンのおっさんよ。何をボーッとしてやがんだ?
あんたのことだ、どうせ世界五大厄をどうやり込めようか考えていたんだろう」
そんな相棒の心の変化もまったく見抜けず、「時間超人対策を考えてたんだな」などとぬかすマンモスマンまじ脳筋
超人大全を吸収したのにまるで知性の輝きが見えてきません
自分は氷河期から生きてるクセに54歳のネプをおっさん呼ばわりするし、発言の全てがいちいち頭悪そうで最高です
『フッ俺としたことが・・・あんなお涙頂戴劇を見せられて少しばかり動揺しちまった
親子愛か・・・けったくそ悪いったらねえぜ
俺はずっと妻も娶らず家族も持たず、何十年もの間山奥で一人孤独に研鑽を積んできた
いつの日か訪れるであろう、完璧超人界再興を実現させるため・・・
完璧な強さを求めるためには家族など邪魔だ。子供など足枷にしかならぬ
そう信じて今まで一人で生きてきたんだ!』
なんて解りやすいコンプレックスの裏返し
若きネプチューンマンは「強くなるためには家族は邪魔だ」と孤独に生きる人生を選択し、それを正しいと思っていた
しかしそれは本当に正しい道だったのか?万太郎とスグルの親子を見れば明白
彼らを強くしたものこそ、他ならぬ家族の存在ではなかったか
有り体な言葉になりますが、「守るべきものがあるからこそ強くなる」というやつでしょう。家族は枷ではないのです
34年間女っ気もなく山奥で虫食って生きてたネプチューンマンですから
その事実だけは例え本能で認めても、理性では絶対に認めたくないところでしょう
>孤高の童貞、ネプチューンマン
「俺の生き様の正しさを証明するためにも世界五大厄との闘いを制し
必ず決勝のリングで万太郎とカオスをあの世へ送ってやるーっ!」
僅かに芽生えた迷いを吹っ切るかのように大声を上げ、控え室を派手にブッ壊すネプチューンマン
>マンモスマンの最後のポーズが外人のオーバーリアクションみたいでシュール
>最後の両手あげてるマンモスが一段と間抜けに見える
そしてこのマンモスマンのポーズである。なぁにこれぇ
ヤバイ。ここにきてマンモスマンの頭悪そうさが極まってきて面白い。オクトパスもいいけどコイツも捨てがたいな
準決勝第二試合、からくり屋敷的見所は脳筋マンモスマンの面白言動!こいつはデンジャラスにときめくぜ