588話

『あーっとライトニング&サンダー、万太郎を死時計の刻印の態勢にセットアップしたーっ!』
というワケではんぺら東日本大震災の影響で長らく読むことができなかったキン肉マンU世、4週間ぶりの更新の運び
いきなり万太郎が死時計の刻印に捕われてる絶体絶命のピンチから始まるも
特に話は進んでなさそう
ちなみに前回の更新から今回までの空白のあらすじをかいつまんで簡単に説明すると、


読者の予想通り、タッグを拒否してゴネる面倒くさい万太郎
(ただしその理由は「このタイムトラベルの目的であり、カオスが命を賭してまで助けたケビンを再び危険に遭わせたくない」という思いから)

ケビンも言葉を選ばない性格なので、「カオスの事は忘れろ!」的な事を言ってしまって険悪な感じになってしまう2人
あと鎧の装着シーンの演出はあんなにカッコよかったケビンなのに
やはり筋肉の萎縮のせいで弱いそうな

結局万太郎は頑としてロンリーバトル。窮地に立たされる(イマココ)
と、大体こんな感じだそうです。 ※荒ぶる掲示板にてあらすじ解説してくれた朋友ゆーさん感謝

「ケビン!あなたは鉄面の貴公子ロビンマスクの血を引く者なのです!
正しき事の為には迷わず突き進む勇気ある騎士なのですよ!」
「マ・・・マム!」
タッグパートナーが絶体絶命のピンチに立たされているにも関わらず、喧嘩中なのでカットに入ることを躊躇うケビン。んな場合かと
そんな息子を突き動かしたのは母・アリサの一喝
母の助言に背中を押されて迷いを吹っ切ったケビンは、ロープの反動を利用した高速ドロップキックでこれをカットに向かうが・・・・
「ジョワジョワ遅かりしだケビンマスク!死時計の刻印ーッ!!」
”グサァッ!”
「ハァァ――――ッ!!!」
「万太郎ーッ!」
ケビン決死の救出劇も虚しく、万太郎の胸板に振り下ろされる死時計の針。必殺のツープラトン炸裂に観客達は一斉に目を覆う
が、ただひとり超人界の頭脳だけはリング上の光景をその両の眼でしっかりと捉えていた
「いやケビンのカットは無駄ではなかった!ライトニングの針がケビンのドロップキックによって
万太郎さんの心臓を僅かですが外しているーっ!」

ホント僅かじゃねえか!めっさ刺さっとるがな
心臓を外れたと言ってもこれはもう殆ど致命傷レベルだと思うんだが。まぁ人間なら死ぬ怪我でも超人だからなんとかなるんでしょう





「グゥゥ〜ッ・・・・た・・・立たなくちゃ・・・・ケビンを無事21世紀に送り届ける為にも・・・
せ・・・正義の二文字を守る為にも・・・・カオスの死を・・・無駄にしない・・・ウボァー!」

傷口からおびただしい血を流しながらも、正義超人の矜持とカオスの死に報いるため必死に立ち上がろうとする万太郎
しかしダウンカウントは進み、ケビンが
「ドァーッ」変な声を出して助けに入ったところで無情のコールが響き渡った

『ナイーン!テーン!』
カンカンカンカンカンカンカンカンカンカン!
打ち鳴らされるゴング。三本勝負セットマッチの一本目は13分27秒で世界五厄が先取
これで坊ちゃんズはもう後がなくなった上に、万太郎が重傷というとてつもないハンデを背負っての2本目に突入することに
一応2本目開始までに10分間のインターバルが取られるそうですが、果たしてその休憩で万太郎の傷がどれだけ回復するか

「ひどい傷だ・・・俺があそこで迷わずもっと早くカットに入っていれば・・・」
「タ・・・タッグパートナー面はやめてもらおうか・・・だ、だがよかったぜ・・・お前が傷つかなくて
お前に何かあったら死んだカオスに顔向けできないもんな・・・」

万太郎の怪我を案じ自分の一瞬の迷いを悔いるケビンだが、万太郎は「タッグパートナー面すんな」と冷たく切り捨てる
「ケビンに何かあったら死んだカオスに顔向けできない」
その言語は未だ万太郎がカオス以外の相手をパートナーと認めない意志表示であり、またカオスに対する追悼の意を表していた
だがケビンはその万太郎の言葉尻を捉え、はばかることなくこう返すのだった

「こんなにいがみ合う俺達の姿のほうが
カオスに顔向けできないんじゃないか!」

テーレッテレー。ケビン超正論
死んだカオスの思いに報いるのならば、ここでケビンと万太郎が力を合わせて人類の平和と正義超人界を守ることが本分のハズ
さすがのわからず屋もこの言葉で少しは揺り動かされるか?と思いきや
「何だと!」とキレてパンチを繰り出す万太郎。ダメだこりゃ
だがケビンはその拳を避けることなく、甘んじて顔面で受け止めた
それがヒョロヒョロパンチで痛くないから、ではない。彼は万太郎の思いを全て受け止めた上で自分の思いを伝えたいのである
「俺は生まれてこのかた人に頭を下げるってのをやったことがないが
ここは俺の本意をお前に解ってもらうために
ジャパンの作法に習わしてもらおうか〜っ」

ケビンマスク涙の土下座!
自分がこの決勝を闘う行為は決してカオスをないがしろにするものではない。その逆
カオスの為に共に闘いたいのだ
ケビンの涙と思いはわからず屋の万太郎に届くか?次号へ続く!


589話

「日本の作法の”DOGEZA”ってやつをやらせてもらうぜ
俺はあのクリアベッドの中で自分の肉体が消えかけながらも見ていたさ・・・・
俺を21世紀に戻すため悪行超人と戦い、負傷したり死んでいく新世代超人と伝説超人・・・
偉大な先人や仲間達が血を吐き戦っている姿を
(以下延々と長いので省略)
生まれてこのかた他人のために涙など流した事のない俺が
カオスの行動に一生分泣いた」

涙の土下座から始まり、クリアベッドにいた間どれだけ自分の無力を呪ったかを切々と語るケビン
鉄仮面を被った顔をパンチしても痛めるのは拳のような気もしますが
自らの両親の敵討ちよりも超人界と人間の未来を取ったカオスの行動に、「マジ一生分泣いたし!」と自分の感動を精一杯伝えます

そして回想シーンのこのコマが絵面的にすごい面白い。なんだろう、別になんてことはないシーンなんだけど
ケビンの両手パンチ勢いよすぎというかなんというか。テーレッテレー
そして父ロビンマスクに森で拾われた後、三日間伝説超人の三巨頭から直々に特訓を受けたことを万太郎に説明
自分が決勝戦を闘うことは正義超人三巨頭の総意でもあること、そしてグレートマスクを被るよう指示したのも彼等であることを伝える

>なんでロビンとテリーはわざわざ腕吊ってるスグルにケビンに飯を食わさしてるんだ
何故か右腕を吊ってるスグルが飯を食べさせ、両腕が自由の2人は後方でそれをガン見
流石は伝説超人三巨頭。三人揃えば文殊の知恵と言いますが、ゆでキャラが3人揃えばこの通り。なんかもう色々とミラクルです

「万太郎・・・カオスへのオタク野郎という暴言を許してくれ
生憎俺はカオスほど人ができちゃいねえ!自分の復讐を捨ててまで正義に殉ずる事なんてできねえ
ダディやマムを殺されそうになり、たくさんの仲間が傷つき殺されていった・・・・
許せねえ!ライトニングとサンダーあいつらは絶対許せねえ!
こんな馬鹿な俺でもお前とカオスを見て理解できた。正義超人の未来の為に戦うってことが!
だから万太郎頼む!俺とタッグを組んでくれ!
俺とお前のタッグじゃなきゃ!あいつらには勝てやしないんだ〜!」

ライトニングとサンダー・・・今の俺の正直な気持ちを教えてやる。正義超人として恥ずべきことだが・・・・
恨みを晴らすためにッ貴様等を殺すのだッ!
とジョナサン風に時間超人への怒りを顕にするケビン。「俺とお前じゃなきゃあいつらには勝てない」という部分がまた熱い
”俺とお前のタッグならあいつらに勝てる!”という確信の裏返しでしょう




「ケビンお前も苦悩したんだな・・・僕も意地を張りすぎた。ゴメン
一度完成体となったその身体、この戦いで再びなきものとなってしまうかもしれないが
それでも構わないのか?」
プライドの塊のような男が見せたまさかの土下座・・・否、その本音の涙に心を打たれたのか
あれほど頑なにタッグを拒んでいた万太郎が、ケビンに対して初めて戦う覚悟を問うた。難攻不落の鉄騎兵の返事は最初から決まっている

「当たり前よ!正義超人として持って生まれたこの肉体は、人類の平和に捧げるためにあるんだぜ!」
「やろうぜ!21世紀名タッグチーム
『ザ・坊ちゃんズ』再結成だ!」
ケビンの誠意、わからず屋に届く!紆余曲折あって三本勝負の大事な一本目を落としてしまった2人ではありますがそんな事は些細な事
何故ならば・・・・・・・・

と、ここで二人の背後にボワーっと現れたのは、カオスから回収した辮髪を持ったラーメンマンの幽霊
二人の仲直りとタッグ結成を見てウンウンと頷きながら、その辮髪をなんとケビンの背中に向かって投げ入れたではないか
『ようやくカオスに代わり闘龍極意書の辮髪を託すに相応しい男が現れた
受け取れ!新しき救世主ケビンマスクよ!』
ゲー?ケビンすげえ。三巨頭に直に特訓を受けながらラーメンマンの魂までイン
さながら今のケビンは伝説超人の魂の結晶。地上最強の弟子状態です
辮髪が鎧を貫通し、スーッとケビンに肉体に消えたところで「2本目開始まであと5分」のアナウンスが入る
あと5分じっくりインターバルを取れるのに、それを聞いたケビンはゆっくりと立ち上がると時間超人の2人を睨みつけながら言った

「そろそろザ・坊ちゃんズの強さをやつらに思い知らせてやろうぜ!」

そう何故ならばザ・坊ちゃんズは
新世代超人最強タッグなのだから

編集部の煽り文句と、背中のタトゥーにさながら竜の騎士の紋章のごとく浮かび上がった辮髪がカッコイイ。最強タッグ始動の次号へ続く!
でも蜘蛛の巣に辮髪って刺青の図柄としてはかなりシュールよね


590話

『坊ちゃんズさっきまでのギスギスした空気が一変!タッグチームの風格が漂ってきたーっ
しかし新世代超人では名タッグとして鳴る坊ちゃんズではありますが、
私ども20世紀の人間から見ればその実力は依然謎のベールに包まれたまま!
果たしてその実力が本物なのか偽物なのか、この二本目で明らかになるはずです!』

ついに本格始動を始めた正義超人最強タッグ。しかしケビンマスクを知らない20世紀の人間はその実力に半信半疑
なにせ一本目は特に見せ場も作れずに負けてしまっているだけに、そう言われてしまうのも仕方ない事ではありますが・・・・
「ずっとベッドの中に入ってたデクの坊に人間界の未来を託せるか!」
などとブーイングを垂れる人間すら出る始末。まったく自分勝手な連中です。こいつは雪山の山荘で殺人事件が起きたら
「人殺しがいるかもしれない中で一緒にいれるか!俺は自分の部屋に閉じこもってるぜ!」と言って真っ先に殺されるタイプに違いない

「超人レスラーのデビュー戦の観客の反応ってのはこんなもんだ
この20世紀ではケビンマスクなんて名前はグリーンボーイと同じ。未来の名声なんて通じねえ
30万全観衆の前で世界五大厄を倒し、ケビンコールに変えりゃそれでいい」

最強の遺伝子・キン肉万太郎を破り、超人オリンピック覇者となった21世紀最強の超人ケビンマスク
それを悪く言われる事に新世代超人達は顔を揃えて歯噛みするも、当の本人は涼しい表情でまったく気にしていない様子
「聞け万太郎。俺は今までクリアベッドの中から世界五大厄の試合をつぶさに見てきてが
やつらが大技に移行する時には必ずアクセレレイションが起点となっている
つまりは
あの加速能力さえ出させなければ俺達に勝機があるってことだ」
「おおっ!」
大技の起点もクソもありません。時間超人が終始頼りきりのチート技・アクセレレイション
むしろ本体がアクセレレイションであの二人はオマケです
どうやらケビンがクリアベッドの中で過ごした時間は無駄ではなかったらしく、これを破る秘策があるとのこと
「私にいい考えがある!(玄田哲章の声で)

どこぞの機械生命体司令官のように自信満々のケビン。それはドジをかますフラグのような気もしますがとりあえず作戦名を聞いてみましょう
「ひっつき虫作戦だ!・・・何がおかしい?」
「い・・・いやスマン。お前が容姿に似合わないカッコ悪いネーミングを発するものだから」
万太郎にすらネーミングセンスの無さを指摘され失笑を買うケビン
果たして如何なる作戦なのでしょうか

「いいか。俺達が加速能力にかかってしまうのはやつらの肉体から離れて攻撃する時だ」
「しかしロビンマスクのSTFやキッドのテキサスクローバーホールドなどは
相手の身体に完全にひっついてるのに技を切り返されてるよ?」

「いやテキサスクローバーホールドは上半身が。ダディのSTFも一見全身がひっついてはいるが
実はダディの脚とライトニングの背中の部分に空間ができている
つまり相手とピッタリ密着していないから、やつらに加速能力を出させてしまう」

STFくらい密着する技であっても「まだ密着が足りない!」とダメ出しをするケビン。トルコプレイか
そもそも時間超人とピッタリくっつく事がなぜアクセレレイション破りになるのか。マンモスマンのようにエキゾチック物質を封じるとかなら解りますが・・・
首を撚る万太郎に対し、「まぁ任せておけ!」と意味不明な自信に満ち溢れるケビン。
これはゆで理論炸裂の予感




「さっきまでと違ってまるでギスギスしてない!万太郎は本当にケビンを信頼してタッチしたのね!」
そんなワケでインターバルの10分が終了し、決勝戦二本目のゴングが打ち鳴らされた
一本目終了時にリング上にいた万太郎からのスタートでしたがすぐさまケビンにタッチ。いよいよ「ひっつき虫作戦」の全容が明らかに

ケビンにパワーボムの態勢に捕らえられたライトニング。早速バカのひとつ覚えの加速能力を使おうとしますが・・・
「見ておけ万太郎!これがひっつき虫作戦だぁーっ!」

デデーン。ライトニングのアクセレレイションを察知したケビンは、パワーボムの態勢から一転
その身体をキャンバスに叩きつけようとせず、両腕と両足をライトニングの胴に巻きつけて離れないようにピッタリと密着する
右手の位置が股間に近くてなんかエライ卑猥に見えます
これが風俗で鍛えたトルコ技か
はっ!?まさかケビンの狙いとは
ライトニングの股間を性的テクニックで攻撃して
性的なエキゾチック物質を枯渇させる作戦t(ry

スイマセンはんぺら連日の残業でちょっと頭がおかしくなりつつあるようです。シモネタまんすーまんすー

「アクセレレイションは技をかけられた方が隙間を作ってしまうことでコンマ秒先の時間に移動されてしまう!
ならば隙間を作らず完璧に相手にくっついてしまえば〜っ!!」
エキゾチック物質に包まれたライトニングの身体がグニャリと歪み、コンマ秒先の未来へ移動するためその姿を消そうとしたその時
目の前で起こった思いがけない光景に、観客達はあっと驚きの声を上げた
『ああ・・・ケビンマスクの体も溶け出した〜っ!!』

アクセレレイションついに打破成功!?次号、そのメカニズムが明らかに!
メカニズムと書いてゆで理論と読む!
「技の掛け手とピッタリくっつく事により、自らも時間加速の対象となる」というケビンのアクセレレイション破り。いい感じでゆで理論ってます
読者の脳が溶解するような解説が待たれる次号へ続く!ですが、
その次号から例のWEB連載に移行
おそらくこのU世レビューのスタイルも大きく変わると思われますが、果たしてどうなることやら。不安と期待が入り交じった5月9日が待たれます
>週プレでの連載はこれがラストですね。これ以降どうゆうレビュー形式になるか気になります
今回はケビンが良い感じに参謀やっていて高感度高いですねw
ネーミングセンスは一概に悪いとは思わないけど(ビッグベン・エッジとかも自分で考案した技名でしょうし)、
あえて万太郎が馴染みやすい感じにしてみたんじゃないでしょうかw(赤ちゃんチューチュー作戦みたいな
あれは農村マン発案かw)読んでるとなんだか小野坂&置鮎のボイスでナチュラルに脳内再生されて笑いがこみ上げてきました


>プレボコミック陣のWEB連載第一回ですね。肉は相変わらずマイペースですが、
マキバオーはWEB移行に合わせて登場した新キャラのファムたんがかわゆすぎて期待大ですぜ
>今週から2世のWEB配信ですねー。PBの発売が火曜日の地域に住んでるのでタイムラグなしに読めるのはいいけど、
これって拡大表示できない・・・?綺麗に読みたきゃ単行本で、ってことかな?

591話(週プレNEWS移籍第一回)
キン肉マンU世、5/9よりWEB連載化。今回はその栄えある第一回でしたが・・・朋友の指摘通り拡大機能ねえぞこのビューアー
常に2ページずつ表示するのは見開きページにはいいかもしれんけど、やっぱ小さいコマとかは拡大して読みたいところ。この仕様はちょっと酷いな
そしてはんぺらの肉レビューとしては初となる
画像使用なしテキストのみレビュー
やはりいつもと比べると一味足りない感じですが、今後はずっとこの仕様なので朋友の皆にはこれで我慢してもらうしかない次第でござる。スマンね




今週のU世

『あーっと先ほど消滅した位置より少し高い位置にライトニングが出現!続いてケビンの姿も現れるーっ
今までアクセレレイションをかけられた全ての超人が再出現時には攻勢を取られているが
ケビンマスクは逆に攻勢を取っているーっ!』

「見たか万太郎!俺の風俗で鍛えたトルコプレイひっつき虫作戦!
技を仕掛ける時、僅かな隙も作らず完全に時間超人に密着してしまえば
密着している超人も時間超人と一緒にコンマ1秒先の世界に移動できる!
結果互いの加速する時間は同じとなり、技が逆転することはない!」

>タワーブリッジって隙間がなさそうなのに駄目なの?
>どれだけひっつけばいいのか基準がわかりません。なんでパイルドライバーが○でタワーブリッジが×?
>口の中に手を突っ込んでマウスピース奪うほうがよくね?
>隙間をなくせば攻略できる理由が説明されるかと思いきやそんなことなかったぜ!

敗れたりアクセレレイション!姿を現した2人はケビンがライトニングをデッドリードライブに捕らえた有利な態勢
「密着すれば一緒に時間加速できる」事象に対しての物理的な説明は
一切ありませんがとにかくそういうことらしいです
まぁ確かにこれまでアクセレレイションを使用した際、サンダーもライトニングも
素っ裸になったりしてないしな
コスチュームが時間超人と一緒に時間加速するのだから、「密着してる物体は一緒に時間加速する」という物理証明は既に成されてたワケか
タワーブリッジとパイルドライバー云々の差はおそらく
密着してる面積の問題じゃないかと
デッドリードライブでライトニングをキャンバスに叩きつけ、更に追撃のニードロップを見舞うケビン
ついげきのニードロップでダメージは更に加速した!時間加速だけに!(別に上手くねえ)
ライトニングが脚を掴んでドラゴンスクリューで切り返すも、ケビンは華麗な側転でノーダメージ回避。その頭脳と立ち回りで観客を沸かせます
「す、すげえ〜!あのケビンマスクって超人!パートナーに抜擢されていきなり時間加速を封じてしまうんだから!」
「とてもこないだまでクリアベッドの中でじっとしていたデクの棒超人とは思えないわ!」
「この頭脳明晰さはあの超人にそっくりだ!そう、正義超人において知将の名を欲しいままにしたロビンマスク!
ケビンマスクは食わせもんじゃねえ!正真正銘鉄面の貴公子ロビンマスクの息子だーっ!!」

先週あれだけ悪態をついていた観客たちが、手の平を返したようにやんやんやのケビン大絶賛
頭の悪そうな兄ちゃん、強面のヤスの兄貴が純粋にケビンを褒めてるのに
若くて可愛い女の子が「デクの棒」などと口汚い言葉を使ってるのがスゲエ
そこは一人目の兄ちゃんと台詞順交換するべきだろと。もしくはヤンキー風のガラ悪そうな女。なんでよりにもよって可愛い女の子に言わせたし
ヤスの兄貴といい、柔道部主将のイガグリくんといい、この決勝戦は
観客に一癖も二癖もあるヤツ多すぎる
>クリアヘッドの中でじっとしていたデクの坊超人発言に吹きました。ケビン、世間じゃそんな扱いだったのか




「ケビンここは僕に任せろ!タッグってのは戦うことも仕事だが休むことも仕事だ」
「よし任せた!」
まるでいいとこなしのライトニングは逃げるようにサンダーにスイッチ。観客の信頼を得ることができたケビンも万太郎にチェンジします
そのサンダーも
万太郎が出てきて1秒でテイクダウンを奪われ、テキサスクローバーホールドに捕らえられる
「ダメだ万太郎!それでは下半身は固めているが上半身はガラ空きで時間加速されてしまうぞ!」
「ヌワヌワどんな戦略に長けた知将がいてもバカが足を引っ張るってやつだ
悪いが技から抜けさせてもらうぜ〜!アクセレレイション!」

>時間超人がが良い所無しな件、これが小細工に頼っていたツケか・・・
そして万太郎の身体が密着してないと見るや即アクセレレイション。こいつらホントこれに頼るしかないんだな・・・
しかしサンダーの身体がエキゾチック物資に包まれる瞬間、万太郎はホールドしていた足から手を離してその太い首に巻きついた
「それはお前を油断させるための罠だよ!
これが万太郎流トルコプレイひっつき虫作戦だ!」

隙間の大きなテキサスクローバーホールドは囮!
上半身を反らせた万太郎の肉体はサンダーとピッタリ密着。ケビンと同じように万太郎の肉体も溶け出したところで次週へ続く
しかしハシラの煽りは「次号・加速能力を封じられた時間超人達に奥の手があった・・・!?」
また特殊能力頼りか!もはや新しい能力を出せば出すほど小物でどうしようもない存在に見えてくる時間超人
序盤はトッコーアタック食らってもノーダメだったり普通に規格外の強さだったのになあ。次週、気になる「奥の手」となやらに注目です


592話

「どうじゃいケビ〜ン!これで僕もコンマ秒先の世界に一緒に移動すれば完全封殺だ!」
「見事なる万太郎流ひっつき虫作戦!」
「超人IQの低い新世代超人にしてはよく考えたものだと褒めてやろう
しかしこんなものでは悪行時間超人を封殺したことにはならねえ〜っ
ついてこれるか俺のアクセレレイションに!」

テキサスクローバーホールドの状態から、背中をピッタリと重ねた仰向けフェイスロックスイッチした万太郎
しかし先週ライトニングがひっつき虫作戦でアクセレレイションを破られたというのに、何故かサンダーは余裕の表情
仮面ライダーカブトの主題歌っぽい台詞を吐いてアクセレレイションを発動します
高速のアクセレレイション見逃すな!ついてこれるなら!

「ググ〜ッ!すさまじい加速パワー。だがここから逆転させてもらうぜ〜!」
「ここが万太郎!お前にとっての墓場よ〜アクセレレイション・イグニッション!」
コンマ秒の時を超越する時間流の中でサンダーをキン肉ドライバーに捕らえる万太郎。ええええ
密着状態外してもOKなのかと。時間流に一緒に突入できた時点でもうOKなん?なんか物理的におかしい気もしますがゆで御大なので(ry
必殺のキン肉ドライバーに固められたサンダーは、慌てず騒がずアクセレレイションの新たな能力を解放する。その名もイグニッション(点火)!
『あーっと万太郎とサンダーが再び出現!・・・いや様子がおかしいぞ
なんとサンダーの全身が炎に包まれている〜っ!』

再びリングに出現した2人の姿に異変。なんとサンダーの巨体が炎を上げて景気よく燃え上がり、技をかけている万太郎を焼き苦しめている
いったい何がどうしてこんな現象が起こってしまったのか。教えて時間超人!
「ヌワヌワ簡単なこと。加速能力を少し上げただけだ
その時に外界と俺様の体に摩擦が生じて発火したってワケよ〜!」
これも俺達時間超人だけがなせる芸当〜!」

>なんでサンダーだけ燃えてるんだろう?百歩譲っても燃えてるサンダーの方がダメージ多いような…
>どうみてもその身を焼かれているのはサンダーです
>なぜ燃えてるサンダーはノーダメなの
>どう考えてもサンダーの方がダメージが大きい件
>サンダーが燃えていましたね。タッグ編の序盤に似たような技を使う超人がいたような…
>時間超人の切り札が血煙牙怨竹蜻だった件について(発火的な意味で
>サンダー!お前死皇帝とガオンさんの悲劇をわすれたかー!!
>そういや自分の技で発火して死んじゃった奴がいたよね…時間超人はガオンよりは強いんだぞー!
ということをゆでは表現したかったのかもしれない(考えすぎでしょうか?)
>肉世界の物理学ではアイスロックジャイロになるのでは?

燃えてる自分が炎でダメージを受けない説明は一切無しです
むしろ読者はそっちの理由を解説してほしいんだが。すげえぜゆで物理
まさにこのご都合主義こそが「時間超人だけがなせる芸当」と言ったところでしょうか。なんかもう本当にしょうもないラスボスよねこいつら・・・
かくして炎に焼かれることで精細を欠き、またそれ以前に死時計の刻印のダメージもあってキン肉ドライバーは不発に終わってしまいます
逆にパワーボムでキャンバスに叩きつけられた万太郎だったが、虫の息ながらも夢遊病者のように起き上がって必死に喰らいつこうする

「な・・・なんでぇ失血死寸前だというのにそのガンバリは」
「せ・・・正義超人の先人達はこうやって生命ギリギリのところを超人魂で乗り越え・・・人類を守ってきた」
「万太郎よ!よくぞその境地まで!」
「見事なる正義超人魂!」

>今、イギリスでは「見事なる」が流行っておるらしいですぞ
レジェンドにも劣らぬ万太郎の正義超人魂に感嘆するテリーとロビン。冒頭のケビンに続いて「見事なる」を使うロビン王朝がなんか頭悪そう
いい加減にしやがれー!とばかりに飛び込んできたライトニングが例のネタ技・フォーポイントインパクトを敢行

だがこの凶刃から万太郎を守ったのは、身を呈して割って入ったケビンマスクだった。ぼぐしゃー!こんなヘンテコな技をまともにくらう屈辱
>ライトニングのフォーポイントインパクト好きは異常
「ケビン!ここは僕に任せておいてって言ったハズだよ」
「タッグってのはお互いが足りないものを補っていくゲームだ。偉大なる先人に習うならこの言葉も忘れるな
2人というのは良いものだ。楽しい時は倍楽しめ、辛い時は半分で済む」
「ブ・・・ブロッケンJrの言葉!」
一方的に助けるのがタッグではない。助け、助けられるのが真のタッグ
ケビンの言葉にハッと気付いた万太郎は、朦朧とする意識の中で相棒に手を伸ばしながら二人ともに仲良くダウンするのだった





「フン。そんなに仲良くしたいならそうさせてやろう。ボイリングシックル!」
ダブルノックダウンして絶体絶命の坊ちゃんズを前にし、必殺のボイリングシックルを覗かせるライトニング。キラーン
観客達が凄惨な地獄絵図を予期して両目を覆った次の瞬間、何故かライトニングは高笑いをあげながら四方のリングロープを切断し始めた

「ご存知のようにリングロープの中身はワイヤーになっている」
>いや、その鎌で直接攻撃した方が早くない?
>ボイリングシックルとリオンフィンガーで直接斬ったほうが良くね?てか時間超人じゃなくアイテム超人だろ・・・
>ダウンしてる坊っちゃんズ無視して嬉々としてロープ切り始める時間超人ワロタ

知っているか?ロープの中身がワイヤーだと言う事を!
相当どうでもいい事をエライどや顔で語り出すライトニング。お前は暗黒騎士ガウザー黒岩省吾か
まともに動けない獲物2人が仲良く寝そべってるのだからその鎌でトドメを刺せば勝ちだろうに。何をやってんでしょう。とことんヌケサクです
切断したワイヤーの両端を、せっせせっせそとれぞれ万太郎とケビンのマスクに結びつける時間超人。おお、やりたいことは解りました
ワイヤーで互いのマスクを結び付けられた坊ちゃんズを空中高く放り投げると、これを追って飛び上がった時間超人がそのまま体当たり
吹き飛ぶ両者の肉体。
当然繋がれたままのマスクはずるりと剥がれ落ちそうに!
エンターティナー時間超人、両者ダブルマスク剥ぎの妙技!
戦闘がアクセレレイション頼りでしょうもないので、せめてもの読者を楽しませる配慮でしょうか
果たして坊ちゃんズはこの絶体絶命のピンチをどうやって乗り切るのか?事後へ続く!


593話

>個人的に表紙のバッファロー×スプリングのタッグは名コンビだと思ってるので名前がついて嬉しいです
>今週もいろいろ突込みどころ豊富な二世でしたが、バッファローマン&スプリングマン組のタッグチーム名が公表されたのがハイライト

バッファローマン&スプリングマンのコンビ名が「ディアボロズ」というカッコイイネーミングだったことが判明した今週の扉絵
「ワイヤーで繋がれた2人の超人が互いのマスクを脱がしあう!こんな面白い見世物はないぜ〜!」
互いのマスクを結ばれてしまったケビンと万太郎。どちらかが大きく吹き飛ぶだけで素顔を晒してしまいそうになるという、まさに見世物状態
万太郎は必死にワイヤーを外そうとするも、よほど固く結ばれているのかまったく解けません。お互い特に突起物のあるマスクでもないのにな
兎にも角にもヤバイのは
素顔を晒したら一族の掟で死ななければならない万太郎
背に腹は変えられない。ケビンはこの状況から万太郎の命を救う緊急手段として、自らマスクを脱ぎ捨てることを決断しますが・・・
「それはならんぞケビンマスク〜!」
ぶうん!と右腕をなかやまきんにくんのように振って叫んだのはロビン。なんだそのポーズ
友を助ける為に自らの素顔を晒そうとした息子。正義超人として褒めこそすれ止めるべきところではないはずですが。その理由が語られます
「キン肉王族が素顔を晒したら自害せねばならない掟があるのと同じように・・・ロビン王朝にも
”王族から石もて追われる”という鉄の掟がある!
過去類まれなる実力を持ちながらも、ただ一度素顔を晒してしまったが為に
イングランド南西部の奇岩の荒野ダートムアに追い払われた先祖は数知れないという
その多くは哀しいかな。誰にも看取られることなく野垂れ死にする運命にあった」
素顔を晒した者は一族追放!
もはや安心感すら漂う御大の後付け設定。
身振り手振りで力説するロビンに色々と突っ込みたい
「偉そうに語っている私とてかつて仮面を剥がされた身であるが・・・不幸中の幸いというべきか
ネプチューンマンに受けたダメージで顔面は血だらけとなり、完全な素顔を晒さずに済んだ

だがお前はこれまでのところ頭部にさしたるダメージは受けていない!
今その状態でマスクを取れば完全な状態の素顔を晒すことになってしまう〜!
そうなればケビン!私は自分の手でお前をロビン一族から追放しなくてならない〜!」

>キン肉マンにマスク取られて二重マブタとか判明してたし
>バラクーダの時はほとんど素顔じゃなかったか?マスク割ってモップ被った程度だし
>ロビン「マスク取ってハンモック吊るして寝てた?知らないなあ、そんな未来の事は」
>そんな掟があったのに王位編でマスク叩き割ったり、ケビンのマスク奪ったりしたロビンマジキチ
>でもロビンさんあなた息子のマスク剥がしてTV中継させましたよね
>アドレナリンの試合はケビン試合ではなかったからよかったということですか?
>ロビン王朝的には、不忍池での出来事はノーカンらしい
>ケビンは既にロビンの手によって素顔を晒されてしまっている件
>息子を池に落とした上にマスク取り上げて公衆の面前に素顔晒させたアンタが言うか?
完全なる素顔て…子どもの理屈っぽい…王朝絶好調ですね
>一族の鉄の掟とか言ってるくせに血まみれならセーフってぬる過ぎるような・・・
>顔面血まみれなら仮面が剥がれてもOKってことは、鬼神ライガーみたいに仮面の下に顔面ペイントしておけば、
仮面剥がされても素顔が完全に見えないからOKなんだよね?なんてザルな鉄の掟


ケビンの素顔なら既に20世紀の全ての人々に晒されてますが
しかも晒された理由は
ロビンがマスクを剥ぎ取ったからですが

「ゆでだから」で許される範囲はどこまでなんだろうか。もうゆで御大は同シリーズ内でやったことまで忘れてしまったのかと。時間かけすぎだから・・・
いかにも自分が素顔を晒したのはミッショネルズ戦のマスク狩りだけのように語るロビンも、コアな読者には思わず乾いた笑いがこみ上げてきます
ゼブラチーム戦でのハンモックは休載復帰のギャグとして除外しても、まず一番最初に第20回超人オリンピック決勝にてスグルにも取られてますし
「ロビンは二重瞼であったぞ〜!」などと素顔をバッチリ見られてる証拠となる台詞まであるんだが

あぁ・・・でも待てよ。あの決勝戦の後ロビンは国外追放になったから、偶然にも一族の掟的も守った事になるのか?
その後何事もなかったようにイギリスにのうのうと戻ってるけどな!
すげえよロビン。よく考えたら掟破りまくりじゃんこの人。掟クラッシャーだよ!
ホントどの口で偉そうに「一族の掟」とか喋ってんだろうか。道理で息子のマスクを外した時にもまったく躊躇がなかったワケです





「友と共に戦い、友と共に死ねるなら悔いなし。それが正義超人のポリシーじゃなかったのかい?」
「グ、グム〜!それはそうだが・・・・」
掟無視しまくりのアンタに言われたくねえよ!とばかりに父に反論するケビン
正義超人ならばしょうもない一族の掟なんかよりも、優先して守るべきものがあるハズ。まったくもってケビンが正論です

「やめろケビン!僕達はお前を救うために21世紀からやってきたんだ!
マスクを脱ぐなら僕のほうだ!なあに素顔を晒したって時間超人を倒すまでは自害しねえ!」

>キン肉族の新たな掟「素顔を晒された時自害せねばならない。ただし、期限はありません」
「ダメだ!お前のマスクは俺以上に命そのもの!取るのは俺だ!」
「ダメだケビン〜!マスクを取るのは〜!」

キン肉王族である万太郎がケビンの為にマスクを取るとまで言ってるのに、尚もケビンにマスクを取るなと叫ぶロビンが残念すぎる
息子を第一に思うのは親として当然ではありますが。ケビンの言う通りキン肉王族の掟は直接命に関わるし、そこは反対すんなよと

「ならばダディよ!あなたに問う!あなたが今俺の立場で、
キン肉マンとワイヤーでマスクを繋がれていたらどうする?」
「わ・・・私とキン肉マンが?う・・・う・・・ウボァー!」
予期しなかった息子のカウンター問いかけに、知恵熱を出してフラつくロビン。しっかりしろ知将
スグルに肩を借りてなんとか踏みとどまると、「お前には負けたよ」とばかりに一族の長として息子の覚悟を受け入れます
「私もやはり取るであろう。このマスクを。例えロビン王朝が滅びようとも」
「ロビンマスク・・・私とて思いは一緒じゃ」
「さすがはダディ。その言語を待っていた!」
親父ーズが互いの友情を確認し、「その言葉を聞きたかった」とブラックジャックのような台詞を吐いて自らのマスクに手をかけるケビン
万太郎が必死で止めるのを無視し、友の命を守る為ついにケビンは大観衆の目の前でその鉄仮面を脱ぎ捨ててしまう
ヒャッハー!これでロビン王朝もおしまいだなぁ〜!と北斗の拳のモヒカン雑魚のように喜ぶ時間超人だったが、次の瞬間その言語が凍りつくいた

「ジョジョワ見られるぞ正義超人が友情パワーで自滅するところが〜・・・・・はっ!?
な、ないぞケビンの顔が〜!!!」
デデーン!これはいったいどうしたことか。素顔のケビンはのっぺらぼう!
いや正確にはうっすらとイケメン顔が描かれていますが、その表面に強力なぼかし処理が入ってその像を消しているといった感じ
>ケビン、ハイパーデジタルモザイクに
>素顔がないってのは弁髪の力かマスク被ってるのかのどっちかかな?
>ケビンの素顔がカオスに見える ラーメンリボンが何かしたのかな

それはカオスの力か、ラーメンマンの力か。ケビンの身に起こった奇跡の正体は?次号へ続く!


594話

>【痛快・螺旋児】デビル・マジシャン おーい、それはスプリングマンじゃねーか
>宇宙一凶悪コンビ→ブラッド・イリュージョンズ・・・後付の名前だがかっこいいじゃねえか〜〜〜っ
個人的にスカル・ボーズはキン肉マンワールドで1のヒールだと思う。リングの外でも策士というか、凄い人間力を感じる
しかしデビル・マジシャンの異名が先週のスプリングマンの『痛快・螺旋児』のままだぁ〜〜〜〜っ!?
テンプレをコピペして修正し忘れたのかぁ〜っ?杜撰にもほどがあるぜ〜〜〜っ!!

先週のディアボロズに続き、今週はスカルボーズ&デビルマジシャンのコンビブラッドイリュージョンズが扉絵
何がすごいって朋友のツッコミ通り、デビルマジシャンのキャッチコピー「痛快螺旋児」って
先週のスプリングマンじゃねーか
推測ではりますが、どうやらテンプレをコピーした際にキャッチコピーの項を変え忘れてそのまんまで掲載してしまったと思われます
ゆで御大も大概だが担当編集マジボンクラ。この人多分ロクに原稿にも目を通してないんだろうな

『あーっとケビンの素顔がない〜!』
万太郎の素顔を守る為に自らマスクを剥ぎ取ったケビン。だが素顔はハイパーギリギリモザイクによって輪郭がハッキリしない
果たしてケビンを救ったこの謎の現象はカオスが起こした奇跡か、それとも埋め込まれた辮髪が起こしたラーメンマンの奇跡なのか?

そう思っていた時期が読者にもありました
その時。「グウウ〜」と何かが唸る声でリング上のケビンに注がれていた観客達の視線がマウンテン下に集中
そこにいたのは
野犬でもエドはるみでもなく、短剣で自らの腕を深く切りつけ、痛みを堪えるロビンマスクの姿だった
「か・・・過去に起こった事は・・・・必ず未来に影響を及ぼす・・・・!」
「ロビンお前〜!自分を傷つけ危篤状態に置くことでケビンの存在を消すつもりだな〜!」
>つ・・・突っ込みたい・・・!ゆで御大に突っ込むだけ無駄だと知ってるけど突っ込みたい・・・
>ジャンクマンに潰されても戦えるのにナイフで刺したくらいで致命傷寸前って何事
>web連載になってからゆでの暴走っぷりがひどすぎる件について
>顔だけピンポイントで消えるのは何なんだ アリサが四肢担当でロビンが胴と頭担当なのか
>腕刺して腕が消えるんならまだ分からなくも…いや、やっぱりさっぱり分からん
>ケビンの顔隠し方法が想像以上にひどいwwwその理屈だったらレジェンドがダメージ受けるたびにマンタ達どっかきえてるだろ

なんと自分の身をアリサのような危篤状態にすることで、クリアベッドの中にいた時のケビンの状態を作り出したロビン
まさかこうくるとは全国の読者も予想できませんした。なるほど流石は知将の名を欲しいままにする男!
メチャクチャです。知将じゃなく知障の名を欲しいままにするべき
だいたいアリサがヤバかった時、ケビンの肉体は四肢から消えてましたがなんでロビンの時は頭からなのか
母親が四肢で、父親が中心部担当というパーツ分けなんでしょうか。プラモか
そもそも四肢が消えたように頭部がまるっきり消えてるのならば百歩譲って納得もできますが、髪とかはしっかりしてて顔だけギリモザだしなぁ
腕に例えたら
指紋だけ消えたようなもんじゃねーか。えらいピンポイントで死にそうになる器用なロビン
「せっかくアリサさんが回復してその存在を取り戻したというのに!どうして逆光するような真似を!」
「あの馬鹿めが〜!」
ビビンバやマッキントッシュ氏が激昂し、批難するのも当然と言えます。このタイムトラベルの目的が何だか忘れたのかテメーと
しかしそんな批難の声に対し、ロビンはニヤリと笑いながら自分が切りつけた傷口を見せつけます
「フフフいくら俺が馬鹿でもそこは考えてある。だからよく見ろこの傷を
ちゃんと致命傷にはならないよう傷つけてある。ケビンの存在を完全に消さないほどの傷にな」

>一応自分がバカだってことは自覚してたんだなロビンは
>致命傷にならない傷なら何でケビンが消滅しかかるんだよ

「ケビンが死なない程度にやったのさ!」と当たり前のことをどや顔で答えるロビン
「フフフ」という笑いも相まって本当に馬鹿そう
本当に馬鹿そう(二回言った)
特殊能力に頼っきりのボスと、小学生でも考えつかないようなゆで理論の応酬ばかり。これが究極の超人タッグと銘打たれた大会の決勝とは
流石に読者も限界が近づいてます。精神的にも、堪忍袋の緒的な意味でも





「ケビン・・・僕の命の為に自らマスクを・・・ロビン王朝を追放になるというのに・・・!
どんな極悪凶悪な輩にかかろうと崩せやしない!それが正義超人の友情パワーだ〜!」

「ア、アクセレレイショ・・・ウボァー!」
自らを省みず自分を助けてくれたケビンに感動した万太郎は凄まじいパワーで捕縛状態から脱出。そのままサンダーとライトニングにドロップキック!
たかがドロップキック一発も時間加速で避けようとするサンダーにはもう声もありません
「いくぜケビン!やはり連中に時間加速を出させないためには矢継ぎ早の速い攻撃しかねえ!」
あのご都合発火能力によってひっつき虫作戦が役に立たなくなってしまったので、結局は万太郎の初期作戦通り怒涛のラッシュ攻撃を仕掛ける坊ちゃんズ
上空にカチ上げた時間超人を追い越すように空高くジャンプすると、万太郎がケビンの両足を掴んで渾身の力で真下へとブン投げる
凄まじい速度で落下したケビンは瞬く間にライトニングを追い越し、ロビンスペシャルの態勢に捉えます。やはりコアな肉読者としては
「俺がお前より速く落下できるのはこの鋼鉄の鎧があるからだ!」
親子二代でニュートンと張り合ってほしかったところですが、ゆで御大も29年の間にいろいろと学んだ様子
そして万太郎がサンダーを相手に繰り出した技は・・・・
「カメハメ仏檀落とし〜っ!」
両手足をフックし、受身の取れない態勢で落下しながら相手の脳天だけをキャンバスに叩きつける暗黒流れ星
まだこの時代ではスグルも知らぬ52の関節技、中でも最大級クラスの大技が見事に炸裂しますが、その衝撃は万太郎の裂かれた脇腹から鮮血を迸らせてしまう
「万太郎!」
「だ、大丈夫!世界五大厄に反撃の隙を与えずひたすらこちらから攻撃し続けるんだ!
52の関節技のひとつ、ボーバックブリーカーだ〜っ!」
間髪入れずグラウンドに持ち込み、同じく52の関節技のひとつボーバックブリーカーでサンダーの背骨を締め上げる万太郎
それに合わせてケビンもロビンスペシャルからタワーブリッジにスイッチし、共に背骨折りの2大必殺技夢の共演
とんでも理論の応酬ばっかで萎え萎えだと言った矢先に、目の覚めるようなまともなプロレスしてます。こういうのでいいんだよこういうので。プロレスって男の子だよな
「こ、これで二本目は僕達がもらっ・・・ウボァー!?」
>技をかける度に万太郎ばかりがダメージ受けてるんだが大丈夫か?
しかしその時、サンダーを渾身の力で締め上げる万太郎が苦悶の表情を浮かべると、脇腹が再び大出血。イケイケの反撃ムードがピッタリと止まってしまう
反撃はここまでなのか?気になる万太郎の傷のダメージの深さは?といったところで次号へ続く!


595話

>四次元殺方コンビ「良い子の諸君!とうとう我々がWEB連載初の表紙に飾ったぞ!!」
>○☆と◎なのにどうしてこんなに格好いいのかなあ、こいつら
>”黒の殺人ソムリエ”って,全く意味がわからん
>実は従兄弟って、そんな後付け設定いらないから・・・・
>今週のU世は扉絵が一番燃えた.ペンタゴンとBHが従兄弟って・・・その設定で1時間くらい妄想したよ!
>「※実は二人は従兄弟である」の一言が白眉ですねwww今更カミングアウトかよ!っつうか
殺人ソムリエってセンスも大概ですがwもうここが本編でいいや
>ブラックホールの異名が黒の殺人ソムリエwwwもっと4次元っぽいの考えてやれよw
>はんぺらさーん!四次元殺法コンビのAA貼ってくれー!

       r ‐、
       | ○ |        r‐‐、
     _,;ト - イ、      ∧l☆│∧   良い子の諸君!
   (⌒`    ⌒ヽ   /,、,,ト.-イ/,、 l  我々が扉絵を飾った今週号は読んでくれたかな?
    |ヽ  ~~⌒γ⌒) r'⌒ `!´ `⌒)  我々が従兄弟同士であることを初めて知った朋友もいたようだが
   │ ヽー―'^ー-' ( ⌒γ⌒~~ /|   この設定は連載当時から判明していてファンにとっては常識だぞ
   │  〉    |│  |`ー^ー― r' |  知らなかったという朋友はまだまだキン肉マン素人だな!
   │ /───| |  |/ |  l  ト、 |
   |  irー-、 ー ,} |    /     i
   | /   `X´ ヽ    /   入  |
タッグ紹介扉絵シリーズ第4弾は、このAAでネットでもお馴染み四次元殺法コンビ
両手を広げたブラックホールのポーズがなんかエスパー伊東みたいでじわじわくる
スカルボーズ&ブラック・マジシャンの次はローデス&スティムボード組だとばかり思ってたが。飛ばされたのか順不同で後から紹介なのか・・・

「キン肉王族ってのはキン肉バスターやキン肉ドライバーなんて派手な大技ばかり印象が強いが
21世紀のお前の息子は
あんな地味な関節技も使うんだな」
「ムム〜ッ!あれしき私だって!」
>テリー「あんなに地味な関節技」 >テキサスクローバーホールドのことかー!
必殺技がスピニングトゥホールドやナックルパートや両膝蹴りの人に言われたくありませんが
燻し銀の関節技で時間超人を攻め立てる万太郎のテクニックに思わず感嘆の声を漏らすレジェンドで幕を開けた冒頭

しかしながら優勢にあるハズの万太郎が力を込めてサンダーの身体を引き絞るの度に、その脇腹からは激しく血が噴き出しその表情は苦悶に歪んでいく
「痩せ我慢はやめたほうがいいぜ。人間は体内の総血液量の33%、超人なら60%の血液を失うと死に至るワケだが」
「その様子じゃ人間のデッドゾーンである33%はとっくに超えている・・・40%は失血しているだろう」
「なるほど人間ならとっくにおっ死んでるってことか〜。超人が死に至る残り20%の血液全部出させてやる〜!」
既に総血液量の40%ほどを失っていた万太郎。傷の痛み云々よりも、失血による意識の混濁や四肢の機能不全の方が危ぶまれる危険な状態です
「超人の失血致死量は60%だから残り20%出させればいいんだな!」などと無駄にくどい説明台詞を吐くサンダーに心底イライラする
>時間超人の台詞がくどい件について
>超人は60%の失血で死ぬとか・・・たしかスグルVSウォーズマンの超人オリンピック決勝戦で両者の流血総量が10?
でもあの試合で流血してたのは終始スグルの方だから、あれくらいの体格の超人なら10?失血しても余裕で戦えるはず・・・
なんか後付がかさむほどに超人が大したことの無い存在に見えてきて・・・;;

言うが早いか万太郎の脇腹に手をつっこみ、
加藤鷹も真っ青の指使いで傷口をグリグリ掻き回すすサンダーマジテクニシャン
「フギャアアア〜ッ!」
「万太郎!」





悲鳴を上げて悶絶する相棒を目の前で見せられ、ケビンのタワーブリッジのかかりが僅かに甘くなる。その隙を逃すライトニングではありません
「ジョワジョワお前達正義超人の悪いところだ。友を思うあまり技の仕掛けが甘くなってしまう
俺達はタッグパートナーとの信頼関係もなければ友情なんてこれっぽっちもない
だから奴が殺されたってなんの感情も沸かない!
友情なんてお荷物を持ちあわせていないから俺達は強いのよ!」

>何だかんだで出場全タッグ中一番仲がいいくせに強がりを言うライトニング萌え
>友情を否定してる時間超人がさりげに一番息合ってるよね

「俺達は信頼関係なんてない!」「俺達は友情を持ちあわせていないから強い!」などと的外れな事をぬかしてどや顔
お前らの仲の良さはこれまでのレビューで検証済みだし、
お前らが強いのはテキトーな特殊能力のせいだよ!

まさに読者のツッコミに応えるかのように即アクセレレイションを使ってタワーブリッジから脱出を試みるライトニング
アドレナリンズ戦でロビンのそれを封じたように、腹のジッパーを開いてケビンの頭をスッポリと腹部にホールドしてしまいます
「そんな簡単に敗れるものか!我がロビン王朝の伝統技がーっ!」
「親子揃って俺のボディリングの罠にはまるとは。おまえら底抜けのアホだな!」

そこだけはライトニングに同意せざるを得ない
>ひっつき虫作戦をあれだけ力説していたケビンが何故タワーブリッジを破られないと思ったのか…アホ?
そもそも「タワーブリッジでは時間加速にやられる」のは、ひっつき虫作戦を説明する際にケビンが自分で言ってたことです
なんでそれがいきなり「そんな簡単に敗れるものか!」になっちゃうのかと。
ロビン王朝マジ底抜けのアホ
「友情なんてもんに固執してるからこうなるのよ!クロック・キャノン!」
サンダーは万太郎を、ライトニングはケビンを抱えたままトップロープからの大ジャンプ。リング中央で二人の脳天を激突させる大技が炸裂
でもこれケビンは鉄仮面被ってるのでダメージはほぼ万太郎100%のような気もしますが
これまた読者のツッコミに応えるように、脳天から夥しく流血してピクリとも動かない万太郎に対し、ケビンはすぐにダウンから復帰
鎧の肩部についているトゲで油断していたサンダーの腹部をブッ刺すという、極めてダーティーな反撃で一矢を報います

「何が世界五大厄だ。大層な名前をつけやがって
今では正義超人の俺だが、かつては「dmp最大の禍」と異名を取るほど
恐れられた男であった」
>「恐れられた男であった。」いきなり上様口調になるケビン
普通に「男だった」でいいところを「男であった」などと仰々しい口調になるケビン何がであっただ大層な言葉遣いしやがって
バカが無理して難しい言葉を喋ろうとしてるみたいですごい頭悪そうです
「そこで身につけた本物の悪行殺法はおめーら時間超人以上のもんだーっ!」
サミングでサンダーの両目を潰すと、ガラ空きの脇腹に渾身の肝臓打ち連打!目には目を!ハニワ好!悪行には悪行!
dmp時代に戻ったようなダーティファイトで反撃に転じるケビン。「本物の悪行殺法」とやらははたして時間超人に通じるのか?次号へ続く!


596話

>サンシャインが串カツ持ってるwww
>串カツw御大はもう少しほかに大事に覚えておく設定があると思うの
>あ・・・悪魔にだって串カツを食いたい食欲はあるんだ〜!!

我等、魔界の死刑執行人!あと串カツ大好き!
あいだあいだにキャベツを食うのも忘れるな!
はぐれ悪魔超人コンビの扉絵でいきなりコアなファンを笑わせた今週のU世。もうサンシャイン=串カツは鉄板ネタなのか
「そうらどうした〜!お前らは史上最凶の悪を標榜してるんじゃなかったのか〜!?」
>今更ながらTOKKO・ATTACKで無傷だったサンダーさんはどこにいったんだろうか…
>悪のくせにラフファイトに全く対処できないサンダー超情けねえ
>こいつらマジアクセルないとただの雑魚超人ですね
dmp時代はそんなサンシャインのコーチングを受けた経験もあるであろうケビンは食技・串カツパンチでサンダーをフルボッコ
間髪入れずその巨体を抱え上げると、背中にマスク頭部のツノをグッサリと突き刺しそのままジャンプして落下するというエグイ技を叩き込む
「まだ休ませねえぜ〜!」
グサキミがッ! グサ死ぬまでッ! グサツノを刺すのをやめないッ!
うつ伏せで倒れたサンダーの背中に向け何度も何度もツノを突き刺すケビン。第20回超人オリンピック決勝・スグルVSロビンを彷彿とする凄惨さです
そのあまりにも暴力的なファイトに観客には失神する者も続出。息子を応援していたアリサですら眉を顰めざるを得ません
「こ・・・これが私とロビンの間に生まれてくる未来の息子・・・」
「我がマッキントッシュ家にはあんな凶暴で野蛮な血は流れていない!
あの
超人野郎が優しく清らかな心しか持たん我がマッキントッシュ家の血を汚しおったんじゃ!
だからワシはあんな脳味噌が筋肉でできてるような男と娘を一緒にしたくなかったんじゃ〜!」

そしてまったく成長していないマッキントッシュ氏
アリサの命が助かったことで、もうこのシリーズでは良い親父さんになるかなと思ったらこのザマ。ゆで御大そろそろ勘弁してください
しかし超人野郎って誹謗がなんかマヌケで面白い。マッキントッシュ氏のボキャブラリーの少なさが滲み出てていい感じ。超人野郎!

「なんじゃああのオッサン!超人をバカにしくさって〜!」
「す、すまんキン肉マン・・・だがお義父さんの言うことも一理ある・・・
私も怒りに身を任せると我を失ってどうしようもなく凶暴になる時がある
超人オリンピックでのお前との戦いも、アメリカでやさぐれていた時もそう
ケビンは私のそんな悪い部分の血も引いたのかもしれん・・・」
>ロビン王朝の狂気や奇行って血筋によるものだったんですねぇ
なんかゆで先生って生まれや血統に対する視点がネガティヴな気がします
ヒカルドとかシバとかの時もそうだけど、蛙の子は蛙的に悪行超人をカテゴライズするのはどうかと思う
>まあそもそもケビンがdmp入ったのって誰かさんがスパルタ教育しすぎて家出させたからなんだよね
>もうこの試合ロビンにスポットあたるだけで面白い
言わばバーサーカーモードとも言える、荒くれ残虐ファイトを過去に披露したことがあるロビン
そんな脳筋凶暴親父がスパルタ教育してくるんだからそりゃ子供時代のケビンもグレるわ
しょんぼりする脳筋パパをよそにリングではバーサーカーケビンが絶好調。ダウンしたサンダーを無理矢理立たせてOLAPに捉えます

「これぞ我がロビン王朝のみ伝わる至高の関節技OLAP!
我が弟子ウォーズマンでさえ会得できなかった高等技術を・・・
我が息子ケビンは21世紀で会得していたのかーっ!」

ロビンもビビる息子の才能。OLAPって考えてみたらウォーズマンもロビンも会得できなかった程の高難度なのよね
言わばキン肉王家における三大奥義にも匹敵するフェイバリットホールド。それを完璧に我が物としているケビンはやっぱ凄いんだなぁと
これで更にスグルの息子である万太郎にも勝って、父の雪辱も晴らしてると知ったら更に驚くことでしょう

「この技のかかりは悪くねえ〜!早くギブアップしねえと全身バラバラだぜ〜!」
>ノリノリでOLAPを決めるケビンさんですが、来週どうせアクセレレイションで逃げられるて冷めているのは僕だけでしょうか
ひっつき虫作戦とはいったいなんだったのでしょう

会心のOLAPに更に調子づくケビン。でもこの技全身密着してませんから!
先週同じパターンでタワーブリッジを破られたのに1ミリも学習してません。やはり父の脳筋の部分を色濃く継いでしまったのか
「ケビンよ〜お前は血気にはやりすぎてこの戦いがタッグマッチだってことを忘れちゃいねえか?」
しかしここでサンダー、アクセレレイションなど使うまでもない!とばかりにシングルとタッグの違い、パートナーの存在を示唆
なるほどいくら完璧に極まったOLAPでも、ライトニングカットに入れば・・・って
>ライトニングがカットに入ると思った時期が私にもありました
「ケビンよ〜!お前がカッとなるとその奥底に眠る悪魔の血が疼くことはちゃんと解ってたんだよ!
お前が悪魔のファイトを続けてる間に
万太郎の出血はもっと酷くなってるぜ!」
「ま、万太郎!」
サンダーのカットに入るかと思いきや、フリーになっている万太郎を一生懸命ボコっていたライトニング
しかもまだ失血死にこだわってます
どんだけー。もうそこまで痛めつけたらKO狙いでいいだろ

「ケビン・・・正義超人だって頭に血が登ってラフファイトすることはあるよ。でもそれは
相手を心底憎んでいるからじゃない。相手に正義の心を知ってもらいたいためだ
正義超人は相手を血の海に沈めることをよしとしない。それは憎しみを生むだけだから
正義超人は相手がどんなに凶悪でも相手を敬う戦いを基本とする
だから戦いが終われば必ず友情が芽生える!」

「そ、そうだった・・・俺としたことが・・・正義超人のスピリッツを忘れていた!」
万太郎の説教によって、バーサーカーモードだったケビンの狂気が落ちていく。しかしまさかここにきてこんな説教が出るとは
まさかこの時間超人ですら最後は友情に目覚めるというのでしょうか?
正直これまでこのシリーズを読んできた読者としては誰も望んでない結末だと思いますが・・・こいつらは普通に死んでほしいぞ
ストンピングを繰り返すライトニングの足を取り、万太郎が反撃に転じたところで次号へ続く!うーん最後はどうなるんかねぇ・・・


597話

「カオスだって両親を殺され、その仇を討ちたい一心で未来から20世紀タイムワープしてきた
そのパワーの源はライトニングとサンダーに対する恨みのパワーだけだっただろう
しかしやつは本物の正義超人だった
自分の復讐よりもネプチューンマンをその生命と引き換えに救うという友情パワーに溢れる行動をとった
だから僕達が憎しみのパワーだけで戦っていては
カオスを裏切ることになってしまう!」
「正義超人は相手を血の海に沈めることをよしとしない・・・それは新たな憎しみを生むだけだから
相手がどんなに残虐でも相手を敬う戦いを基本とする・・・
そうだ間違いねえ!それが俺の好きな正義超人精神だ!」

本シリーズのMVPであるカオスを引き合いに出してケビンの悪行ファイトを諌める万太郎
ケビン自身、カオスにはただならぬ感謝と尊敬の念を抱いている為この説得は効果てきめん
「間違いねえ!」という頭の悪そうな台詞とともに、その背中にラーメンマンの辮髪が浮かび上がる。キター
ここで回転龍尾脚でも放って反撃の流れかと思いきや、
なぜかケビンでなく万太郎が第復活。お前かよ!
「これぞ火事場のクソ力〜!」
「どんなにやられようとギリギリのところで湧き上がる!キン肉王家の血を引く者だけが持つパワーじゃー!」
さっきまで虫の息だったのが嘘のように飛び上がると、渾身のエルボードロップをライトニングに連続で叩き込みます
きた!火事場のクソ力きた!これでかつる!とフィーバーするセコンド陣だったが、そんな流れを断ち切るかのように時間超人が一笑に付す

「いくら奇跡の逆転ファイターといっても失血死寸前の者にそんな沸き上がってくる力などあるはずもない!
火事場のクソ力など古めかしい時代が作り出した妄想にすぎねえのよ!
ボイリングシックルーッ!」
「火事場のクソ力などという非科学的なパワーなど無いことは当然の考えで
この悪行時間超人は今までの悪行超人とはワケが違う!お前らにいくらリスペクトされようと
友情が芽生えるなんてことはないんだからな〜!
獅子の一撫でーっ!」
>時間超人のほうが非科学的な件について
>非科学的だとぉ・・・知性の神(涙)
>邪悪の神「7000万パワーは嘘じゃないですって!」

自分達の非科学的パワーを棚に上げ、「火事場のクソ力とか妄想ですしおすし」と嘲笑
万太郎はボイリングシックルで脇腹の傷を更に深く斬りつけられ、ケビンもまたリオンフィンガーで胸をザックリと切り裂かれます
背中に浮かび上がった辮髪の流れが台無しすぎ
「つ・・・強え・・・世界五大厄・・・新世代超人最強コンビをまるで赤子のように扱っている
俺はわからなくなってきた・・・正義も友情パワーも奴等が言うように妄想だったのか・・・」

>スカーをしょうもないかませ解説役に使うのはマジで勘弁して欲しいぜ
そして29巻縛りにしようとしてるとしか思えない半端ない展開の遅さったらもう・・・

まったくいいところの見せられない坊ちゃんズに、スカーもこの通りボンクラな事を言い出す始末
そろそろ読者をスカッとさせてくださいよ御大
本当に時間超人がとてつもない実力者ならスカーが揺らいでしまうのも納得だけど、実際はアクセレレイションしか脳のない弱小超人だしな・・・
兎にも角にもフラストレーションが溜まるばかりで少しも面白くならないこの展開。決勝戦なんだから手に汗握るような一進一退の攻防見せてくれよ





「た・・・試されている・・・正義が・・・友情パワーが・・・
正義と友情と・・・火事場のクソ力の正しさを立証するためにも・・・俺達は立たねばならない〜!」

「ああ・・・立つ・・・!」
今こそ正義が試されている!と自分達にハッパをかけると、互いに肩を貸しながらヨロヨロと起き上がる坊ちゃんズ
御大の作家としての力量も読者に試されてますよ!頑張ッテ!
「そろそろトドメだ」と再び加速能力を使って襲いかかる時間超人。その時、ケビンと万太郎の妙策が発動する
互いの両足を腕で掴み、超人の輪となった二人は超スピードで猛回転
見た感じどうやら、巻き起こす強風で時間超人の身体を覆うエキゾチック物質を吹き飛ばす作戦の様子。なるほどこれなら・・・・って

「歴史消滅!見ていろ悪が正義を駆逐する瞬間を〜っ!
正義崩壊の終曲〜っ!!!」

は?なあにこれえ
>ケビンマンタがクルクル回ったと思ったらボコられてる所、絶対ページ抜けてるw
起こったことをありのままに話すぜ!俺は坊ちゃんズが回転してると(ry
朋友コメントの指摘通り坊ちゃんズが猛回転しているページの次で、不自然にもいきなりブン投げられてます。キング・クリムゾン!
このシーン間、1ないしは2ページ程落丁していると思われ。間違いねえ!

展開は燃えないわページは落丁だわでマジどうしようもない。またボンクラ担当か!
超能力や超スピードなんてチャチなもんじゃねぇ・・・もっとしょうもないものの片鱗を味わったぜ・・・
ドカーンと時間超人のフェイバリットツープラトンが炸裂。坊ちゃんズ敗北!?と白々しい煽り文句がついたところで次号へ続く!無事なのは間違いねえ!


598話

>超人師弟コンビの紹介でウォーズマンの下に(ニコライ・ボルコフ)ってあったのが嬉しい
>ウォーズマンの本名みたいに「ニコライ・ボルコフ」って書いてありましたけど、こんなの既出でしたかね?

ウォーズマンの本名「ニコライ・ボルコフ」は特別読切り「ウォーズマンビギンズ」を読んでいない読者は初めて知ったんじゃないでしょうか
これまたゆでテイスト全開のツッコミどころ満載の短編なので、未読の朋友は是非どうぞ。キン肉マン37巻に収録されてるよ

「あ・・・あの技はブロッケンJr&ジェロニモ組、キッド&ロビン組、そしてネプチューンマンを次々と血祭りにあげてきた
世界五大厄の死時計の刻印と並び称される必殺技のひとつ!」
「せ・・・世界崩壊の終曲〜っ!」
>キッドの台詞が変…自分で「キッド&ロビン組」て。もうゆで先生はアドレナリンズというチーム名すら忘れたのでしょうか…
>キッド&ロビン組ってえらく第三者視点での物言いだがお前らにはアドレナリンズというコンビ名があっただろう。あとテガタナーズも
よほどのショックだったのかテンパって自分達のタッグを「キッド&ロビン組」などと呼ぶキッド
ついに坊ちゃんズを必殺のツープラトンに捉えた世界五大厄。どよめく観客をどや顔で見下ろしながら、これで勝負はあったなと勝ち誇ります
「技の形は”世界崩壊の終曲”だが正義超人の最後の切札タッグにトドメを刺したんだ
”正義崩壊の終曲”と呼んでもらおうか〜っ」
「おおっとコイツはいつもの世界崩壊の終曲じゃないぜ。正義崩壊の終曲だぜ」などと、詩人を気取るライトニングが滑稽で見てられません
これもともと「正義崩壊の終曲」って名前の時期ありましたから!

更にその前に使った時は「正義崩壊の序曲」って名前でしたから!


>世界崩壊の終曲・・・そういう呼び方もあるのか・・・!
>ロビン「わ、私は自分たちが沈められた技は正義崩壊の序曲と思って叫んだららいつの間にか世界崩壊の序曲と叫んでいた・・・・
ゆで理論とかそんな生易しいものじゃ決して(以下略」

技の名前が何の前触れもなく変わってる事なんて
ゆで読者にとっては特に驚くことでもないので
これまで寛容にスルーしていたのに、まるで「最初からずっと世界崩壊でしたよ!」とでも言わんばかり。単行本で修正してりゃいいってもんじゃねえぞ

まるでおやつのつまみ食いが親にバレてないとでも思ってる子供のように滑稽
別に何も言わせなけりゃ何もなかったのに。なんでこうも余計なことを喋らせて無駄に読者の神経を逆撫でしてしまうのかこの人は
もう黙ってろよライトニングというかもう黙っててくださいゆで先生

「長らく超人の歴史の頂点に君臨し続けてきた正義超人がいなくなり、この世は悪行超人の天下となるのだ〜
のう兄弟?」
>ライトニングが虎眼先生に
>「のう」ってライトニングさんなんでそんな悪代官みたいな口調に・・・
>のう兄弟〜〜〜ってwいい加減キャラ固めてくださいよ先生

できておる喃・・・ゆでは・・・
普段の口調ならば「なあ兄弟」でいいところを何故か「のう」などと普段使わない口調になるライトニング。なんやねんもう
しかしここまで終始どや顔だったライトニングの表情は、相棒サンダーから返ってきた思いもよらぬ返事で曇ることになる
「ヌ・・・ヌワ〜・・・・」
「な・・・なんでえサンダー、その気のねえ返事は〜?」
「フフフフフフ・・・超人は常日頃繰り出す必殺技のかかり具合ってやつを肉体で覚えているもんだ
おそらくこの世界崩壊の終曲・・・
かかりが悪いのにサンダーは気付いてるぜ」
返答に窮したサンダーの代わりに答えたのは、失神KO必至と思われていたハズのケビン
曰くこの世界崩壊の終曲は不完全な状態。故にこうして坊ちゃんズはKOされずピンピンしているという
「ほ・・・本当かサンダー!?俺はいつもと同じスピード角度で万太郎とケビンを叩きつけたぞ!
な・・・なぜ俺達の必殺必中の世界崩壊の終曲を返しやがった〜!?」

ケビンは大渦パワーを、万太郎は火事場のクソ力をそれぞれ発動
奇跡の逆転パワー夢の共演でおののくライトニングの身体をリフトアップすると、ここからケビンと万太郎による解説が4ページに渡って入ります





「簡単なことさ。世界崩壊の終曲のカギはお前達が生み出すエキゾチック物質にある
そんなお前達の能力がただ一度だけ封じられたのは、準決勝新星ヘルイクスパンションズとの試合
マンモスマンによってエキゾチック物質を凍らされた時だ
もちろん俺達はマンモスマンのようなエキゾチック物質凍らせる能力は持ちあわせていないがヒントを得た
僕達の超人メリーゴーランドが巻き上げる風が奇跡を起こしたんだ
なんとお前達の体内から噴出するエキゾチック物質を吹き飛ばしたのさ
エキゾチック物質が半分になったことで、いくら手順が正しくても
世界崩壊の終曲は威力が半減してしまっていたんだ!」
>な・・・なんでぇ ゆで、その気のねぇアクセレレイションの打破法は〜
>時間超人「エアーマンが倒せない」
>唯一にして最大の武器、エキゾチック物質は風が吹いて飛んでいった。
どんだけ雑魚になっていくんだよ
>もう頭の穴を何かで塞げばいいんとちゃうか
>風の強い日は野外で戦えないとかますます時間超人がダメ超人に見えてきた
>「風で物質を吹き飛ばしたから威力が半減した」この一言だけで済むのに説明が長い
>エキゾチック物質が凍るのを先に見たせいで、風で飛ぶという設定もすんなり受け入れてしまった自分がいる
>普通の超人には無い『加速能力』という要素が加わらないとKOには至らない『世界(正義)崩壊の終曲』・・・
それって普通に不完全な技ってことだよなw
100%にプラスアルファが加わるんじゃなくて、チート前提でようやく100%って・・・
こいつらチートとラスボス補正差っ引いたらフィッシャーズにも敵わないでしょうね

>アクセレレーションは振り回す前のあの無意味な合体のときにつかうだけで、技の衝撃の威力の半減と関係ない気がするのだが
ま、それを言い出したら合体するのにアクセレレーションがなんで要るのかとか、そもそも振り回すのになんで合体が要るのとか、
いちいち突っ込みどころの多い時間超人のこの技。ゆで理論を勉強してない初心者読者にとってはえらい理解に苦しむシーンですね
要はエキゾチック物質を使えなくすりゃいいんだべ?と
本文ではもっと無駄に長文喋ってますが、要点をまとめるとこういう事。結局マンモスマンの対処法が「凍らせる」に限らず最も有効だったワケです
エキゾチック物質を使えなくすりゃいいワケですから
風で吹き飛ばすというのが凍らせる以上に簡単で一番てっとり早い方法だったと
う、うーん・・・・前回の考察通りの展開にはなったけど・・・
これまであんなに読者をイライラさせてきたチート技がこんなしょうもない対処法に封じられると
これはこれで釈然としない
長らく散々読者をイラつかせた挙句、打破回すらモヤモヤ感を残させるゆで御大マジ半端ねえ
小学生の考えた能力を小学生の理屈で破ったってだけだからな・・・
「俺達の友情や正義を崩壊させたかったようだが!
先人が脈々と築きあげてきた正義の二文字を!
やすやすと悪行の二文字に塗り替えさせるワケにはいかないんだーっ!
ダブルバスター!!!」

万太郎とケビンのツープラトンキン肉バスターがライトニングうぃ捉え、三人分の重量でもってサンダーの上に着弾!その巨体を押し潰す
誰の目からも敗北は濃厚と思われた瞬間から瞬く間の逆転劇。坊ちゃんズの頭脳プレーと勝負を諦めない精神に会場がわっと湧き上がる・・・が
「ジョワジョワ〜俺達がまだ立ち上がってこれるということは・・・この世が悪行超人の天下になるということの証明!
エボリューションマウスピース!アクセレレイション!」

我立てる 故に我勝つというワケのわからん理屈をこねながら起き上がるライトニング。根性だけは立派ですが
破られたばかりのアクセレレイションを速攻で使おうとする姿には涙を禁じ得ません。
これしかやる事知らないんだろうな
「もはや僕達に時間加速は通用しない!」 「マッハ・パルパライザー!」
万太郎はオーバヘッドキックの態勢で高速後方宙返りの縦回転。ケビンは必殺のマッハパルパライザーで錐揉み回転
二人が互いに繰り出した技は時間超人の肉体を覆おうとしていたエキゾチック物質を再び吹き飛ばし、その生身の肉体に逃がすまじと一撃を見舞う
坊ちゃんズ、ついにアクセレレイションを完全封殺!
頼りっきりのチート能力を失った時間超人、まともに戦えるの?と心配すらしてしまう次号へ続く!
>今さらクルクル回って微風起こして突っ込むだけでどうにかなるってのもどうなのこれ
>アケ版ゲームだと使いやすかったマッハパルパライザーですがいまさらそんなんで破られても今までやられてきた敵たちが台無しじゃないですかー!
ばりはんとイリューヒンなんてプロペラ回してるんだから吹き飛ばせますしおすし



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