606話

「サンダー何をやっている!逃げんか〜っ!」
「NIKU→LAPーッ!!」
ズッガァァァアアアアン!!!!
『万太郎とケビンマスク必殺のツープラトンが見事キャンバスに激突〜ッ!!
キン肉王族のキン肉バスター、そしてロビン王朝のOLAP
この技はまさに親が子に授けた伝統技が時を超え未来で進化を遂げたものと言えましょう!』

キン肉スグルとロビンマスクという二人の当主によって結ばれた両家の絆が
未来から34年の時を遡り、その息子達によってツープラトンとして体現される

21世紀で使った時は単純に「カッコイイ」だけの技でしたが、この20世紀で披露するというシチュエーションには何か壮大な感動すら覚えます
既にエキゾチック物資切れでアクセレレイションの使えないサンダー。助かるにはライトニングがカットに入る以外に方法はありませんでしたが
>先週「カットすんなよ」ってコメントしましたけど…応援するぐらいならカットに入れよ!ライトニング何やってんの
大声で叫ぶだけでまったく動かないライトニングのおかげでめでたく着地成功。
お前がなにをやっている
あのボルトマンを一撃完殺した21世紀最強ツープラトン。タフガイサンダーと言えどもひとたまりもなくブッ倒れ、すかさずダウンカウントが入る
「何をやってやがる立てサンダー!あと少しでコンプリート球根に手が届くところまできてるんだぞ〜っ!
長らく正義超人どもに支配されてきたこの腐った超人界も、一気にオセロで白が黒に変わるように
未来永劫この悪行時間超人が統べることになるのだ!その為に20世紀くんだりまで来たんじゃないのか!」

「あ・・・悪行時間超人が・・・超人界を統べる・・・・!」
完全失神KOかと思われていたサンダーですが、ライトニングのハッパに反応。なんとブルブル震えながらも立ち上がろうとします
よっしゃまだ終わらんぜ!とガッツポーズのライトニング。更に相棒を力づける為の言葉を続けますが・・・・
「そうだ流石だ兄弟!教えてやるんだ!時間を自在に操る俺達の前では正義も友情も!
親子愛も!全ての言葉が空虚な亡骸となることを〜っ!」
「お・・・親子愛・・・マ・・・ママ・・・ヌゴホ〜ッ!」
「親子愛という言葉を否定してやるんだ!」という相棒の声が耳に届いた瞬間、サンダーの脳裏に浮かんだのは
自分を捨てた母に対する憎悪の感情ではなく
優しく笑う母と一緒に過ごした幼き日々だった

どんなに憎もうと思っても。心から憎めればラクになると解っていても。サンダーは今も母を愛していたのだ

ここで緊張の糸が途切れたのか、もう少しで立ち上がれそうだったサンダーは盛大に血を吐いて再びダウン。テンカウントが打ち鳴らされます
究極の超人タッグ決勝三本勝負、
二本目はザ・坊ちゃんズの勝利!
これでゲームカウントはタイの最終決戦。しかもサンダーのエキゾチック物質切れによって試合の流れ的には断然坊ちゃんズ押せ押せ
これまで散々gdgdっぷりで読者を辟易させてきたこの決勝戦ですが、クライマックスに向けて一気に巻き展開になってきました





「す・・・すまねえ兄弟・・・・」
「そんなつまんねえ侘びを言うよりなんで坊ちゃんズを倒せなかった!この役立たずが〜っ!
俺と同じ天涯孤独で生来凶暴で情け無用の時間超人だと思っていたのにお袋が正義超人だと?
そんな甘っちょろい血を引いているなら最初からパートナーになど選ばなかったぜ〜っ!」
「やめろーっ!いくら完全な時間超人じゃなくてもこのトーナメントを共に勝ち抜いてきた同志じゃないのか!」
>望まれない形で生を受け、親に捨てられて悪の道に走り、その捨てた母親と過ごした日々を思いつつ倒れ伏し、
挙げ句パートナーに罵倒されるサンダーが切なすぎて・・・
>ライトニングめ、急に掌返しやがって・・・
「個々の力では劣るが、チームとしてならこっちが上」とネプ達に言ってた頃が懐かしいぜ(´;ω;`)
>仲の良さだけはタッグ編ナンバー1だった時間超人なのに・・・予想どおりでしたけどやっぱり残念です
なんかホント読んでてため息しかでない漫画ですね・・・

二本目の敗北が決定するや否や、満身創痍で詫びるサンダーを足蹴にしてなじり倒す冷酷非情なライトニング
「てめえの血は何色DAー!」とケビンがこれに怒るも、ライトニングは「俺達にはもともと絆なんてねえですしおすし」とまったく悪びれません
3本目開始の前の10分間のインターバルも、「そんなのいらねえからすぐに始めやがれ!」と
俺ルールを主張します
「しかしそれではサンダーの回復が・・・」
「こいつはもうダメだ!だが俺は体内時計逆回転によって体調は試合開始直前とほぼ同じ!」
「しかし・・・」
「ハハァーン?さてはインターバルが必要なのは
おめーたちなんじゃねーのか?」
いやそれは当然の権利だろ
自分だけ体力満タンだからって、疲労困憊の相手にルールとして存在するインターバル無しを強要する恥知らずな時間超人がいた!
しかも正当な権利なんだから堂々と10分休めばいいものを、
「なにをー俺達だってインターバルなくてもやれるぜ」などと言い返してしまうケビン
幼稚な挑発に頭から突っ込みすぎです。そんな相棒の軽はずみな言葉が精神的トドメになったのか
いつ失血死してもおかしくない状態の中、気力だけで肉体を支えていた万太郎がここでついにダウンしてしまう
「それ見たことか〜。いくら傷つくたびに心が強くなると言っても、やはり体の60%の血液を失えば死に至る
もはや万太郎は失血死寸前!お互いパートナーがこうなったからには、残った俺とお前で雌雄を決しようじゃねえか
インターバルはいらねえ!今すぐ3本目のゴングを鳴らしやがれーっ!」
「鳴らしてやれゴングを」
なしてさ
>ハラボテはケビンの了承も取ってからゴング鳴らせよ!
1秒たりとも協議することなく、即答でライトニングの要望を受け入れるハラボテ
確かに直前にケビンが「俺だってインターバルいらねーぜ!」とは言ってますけど、それでも本人に最終確認は取るべきだろと
決勝戦は比較的まともな委員長だと思ってましたが
やっぱりこいつは時間超人の手先やで
というワケで、ケビンの迂闊な買い言葉のせいでインターバル無しの三本目がゴング。互いにパートナーが倒れたままのタイマン勝負です





「俺はいつでも体内時計逆回転で体力回復できるが!お前の不滅だという正義超人魂はいつかは果てる!
そうらようやく切れてきたようだな〜!傷つくたび強くなるという正義超人の闘いの魂が〜っ!」

ゴングと同時に互いに防御を捨てたガチの殴り合い。ならば体力ほぼ満タンとライトニングと、満身創痍のケビンではその優劣は明白
次第に手数も少なくなりなされるがままに殴り続けられるケビンの姿を、もはや指先も動かせない万太郎は歯噛みしながら見つめていたが
ここでフェニックスがマンモスマンを篭絡した時のように、フード男から万太郎に激励のテレパシーが飛ぶ
マンモスマンを篭絡した冷たい目とは違い、未来の甥の闘いを見守るその瞳は
温かさと力強さに満ちています
>フードさんの瞳に万太郎が映ったとき、アレを思い出してしまったじゃないですか、アレをw
>アタル兄さんの瞳にマンコが映ってると思ったのは俺だけじゃないはず
>今月のToLOVEるを読んでると、アタル兄さんの目に万太郎が映るシーンでどうしても笑ってしまう

決してま○こなんて映っていません
『万太郎よ。なぜケビンがあれほど血みどろになりながらも闘いを捨てずにいるかわかるか?
やつは信じているのだ。万太郎お前が再び立ち上がり戦列に戻ってきてくれることを
だからこそやつは後顧の憂いなくあの難敵に立ち向かえる
何があってもお前がいるから。これぞ真なる友情パワーの理想形!
いいもんだな友達ってやつは!絆ってやつは!』
「し・・・しかし今の動けない僕が立ち上がったところで・・・何ができる・・・・」
ケビンが一人でも闘いを諦めないのは、自分自身の強さに信頼があるからではない
今は倒れて動けない相棒を信じているからこそ、彼を待つことができるのだ
アタル兄さんの言葉に胸熱の万太郎ですが、しかしそれでも動かない体は動かない。その弱音を叔父へと伝えますが・・・
『あるだろう。仲間達の協力によって会得した
キン肉王族に伝わる幻の必殺技が』

「そ・・・そうだぁ〜!ひとりマッスルブラザーズヌーヴォーの時に発動し
失敗したから忘れていたが・・・僕にはまだその武器があった!」

>ご先祖様「忘れんなよ…」
>アタル兄さんなんやかんやとアドバイスしたけど、要約すると
「マッスルスパーク忘れてるとかバカなの?死ぬの?」って内容ですね

失敗したから忘れてたのかよ!
わざわざ京都→大阪と走って移動し、ゆで理論爆裂のワケのワカらんしょうもない特訓を安全マットもなしに散々やったのに
キッドに至っては親子二代に渡って犠牲者にまでしたのに
失敗したから忘れてたのかよ!
(大事なことなので二回言いました)
いくらなんでも流石にアホすぎて読者も全身ヘナヘナの脱力感。もう少し他の台詞回しは考えつかなかったのかゆで御大

「来たぜケビンマスク!お前の体内にある死という時限装置が爆発する時が!」
一気呵成にケビンを追い詰めたライトニングはコーナーポストから宙高くジャンプ。頭上からの急降下ボイリングシックルでケビンの命を断たんとする
その時、もはや立ち上がることも不可能と思われていた万太郎に
最後の攻撃を繰り出す力が宿る!
「我が友をむざむ殺させるか〜っ!」
【次回、ついにあの伝説の技が蘇る・・・!?】というハシラの煽り文がついて次号へ続く
>2世の展開が今までのダラダラモードから一気に巻きモードになってきた!このままの調子で一気に決着までいってくれー!
>相手が単体になったので、ここは無難にマンタがライトニングにマッスルスパークかけてフィニッシュでしょうか・・・?
個人的にはもう一捻り欲しいという思いと、いいからさっさと切り上げてくれという思いが入り混じってます
>サンダーがライトニングをカットで助けるフラグがたった!「時間超人にだって(ry」

NIKU→LAPくらったサンダーがカットに入れるだけ動けるかわかりませんが、動けないなら
いきなり決着もアリか
動けるとしたらサンダーの「悪行時間超人にだって友情はあるんだー!」な展開で、外道のライトニングにも変化が訪れるかもしれませんが
でも間隙の救世主は2人じゃなく1人だしな。やっぱ改心するのはサンダーだけでライトニングは無しか
つーか次号決着の場合は、予想していた
ツープラトンマッスルスパークはただの妄想に終わってしまうな・・・うぐぐ


607話

「今度こそ我が孫は失血死してしまったと思っておったが蘇りおったーっ!」
「僕の目の前でケビンマスクを殺させるかーっ!ヌワアアアアアアア〜ッ!
股間にイチモツ手にニモツ〜っ!ドリャアア〜ッ!」
真弓ももう死んだと諦めていた(ジジイ薄情すぎ)状態から、友を救うためにゾンビのように蘇った万太郎
上空から落下するライトニングに渾身のショルダータックルを見舞いカットに成功するも、ライトニングは咄嗟にその凶刃の矛先を切り替えた
「友を死なせたくなくばお前が死ね!この世には二通りのタッグチームしかねえ!
墓穴を掘るチームと!墓穴に無残に葬られるチーム!
お前ら坊ちゃんズは墓穴に葬られるチームだーっ!」
なんかケツ穴を掘られるだのケツ穴を掘るだのと突然ウホッなことを言い出したライトニング
万太郎の胸をボイリングシックルで大きく切り裂くと、強烈なバックドロップで万太郎の頭部をキャンバスに深くめり込ませる
更にその両足を掴むと思いっきりキャンバスに突き刺し、無防備に胸を反らしたブリッジ状態の満太郎を即席で作り上げます
「これでわかったろう!「奇跡の逆転ファイター」「火事場のクソ力」などというものは
存在しないただの妄想であったということが〜っ!」

あとは動けない万太郎にゆうゆうとトドメを刺すだけ。勝ち誇ったライトニングにスグル達は流石にここまでかと覚悟を決めますが・・・
「あのライトニングの汗のかき方、手足の動き・・・時間逆行によって体調こそ万全ではあるが
繰り返し立ち上がってくる坊ちゃんズと対峙するうちに
心が疲弊してしまっている!」
ただ一人、ライトニングが追い込まれていることを看破するアタル兄さん
何度倒してもしつこく蘇ってくる坊ちゃんズに、もはやライトニングはノイローゼに等しく
その極限にまで追い込まれた精神状態は、彼の口から会場の誰もが予想し得なかった言葉を導き出すのだった

「絶対にこの一撃で決める!完全無欠超人となるために・・・ジョ、ジョワッ!?」
無防備な状態でトドメを待つ万太郎に、ひとり死時計の刻印を見舞うためにトップロープに登ったライトニングだったがバランスを崩してしまう
普段はどっしり安定したサンダーという台座に支えられて放つ技。慣れない単身で放とうとすれば、まぁこういうこともあるでしょう。しかし・・・
「ば、馬鹿ヤロウ何をしてやがるサンダー!
死時計の刻印は俺とお前の阿吽の呼吸があって初めて完成する技だろう
台座役のお前がしっかり支えてねえから態勢が崩れちまったじゃねえか〜
・・・・ハッ!お、俺は何を口走った!?」
>今週のライトニングは妻と離婚したあとで意識せずに「おい母さん」と呼びかけてしまうような感覚
思いもよらないライトニングの一人突っ込みにざわめく場内。ライトニングの全身から変な汗が吹き出る
サンダーはキャンバス端でダウンしているのに。動けない彼を「もうコイツは使えない」と言って一方的に見限ったのは自分なのに
ここ一番という場面でライトニングが咄嗟に口走ったのは
役立たずと見限ったハズの相棒の助けだった
>何だかんだ言っても心の奥底ではサンダーを信頼してるってことか・・・
>サンダーとライトニング、やっぱり仲良しでホッとしましたw
>ライトニング、否定しつつもやっぱりサンダーと絆があったんだな…畜生に終わったマンモスマンとはえらい違いだ
>気持ちを吐露したのはライトニングが先っていうのは意外でした。良いコンビです
>時間超人は初代で言うところのサンダーがサンシャイン、ライトニングがアシュラマンか





「サンダーとのタッグは時間超人が世界を統べるための打算的な結びつきで
絆や友情なんてものはこれっぽっちもないと豪語していたのはお前だったなライトニング
人は窮地に陥った時に本音が出るというが・・・ようやくわかったぜ
お前のサンダーへの思いが!」
次の瞬間、またもやゾンビのようにキャンバスから頭を引きぬく万太郎。その額には肉の字が光り輝いている
万太郎は確信した。サンダーに続き、ライトニングの心が折れた瞬間を
時間超人にも「絆」はあったことを
「ぬ、ぬかせ〜!意識が混濁中に出た戯言を本気にするな〜!」
「意識混濁だと?体調万全のハズのお前から出る言葉じゃないな!」
>ライトニング「さ、さっきは体調悪くてポロっといっただけだからねっ」
>ライトニングの すごい ツンデレ

ポロッと本音を漏らしてしまった後に必死になって「さ、さっきのは違うのよ!」と訂正するライトニング。なんというツンデレのお約束
そんなライトニングの言葉の揚げ足を取りつつ、両足も引きぬいた万太郎はブリッジでどかーん!マッスルスパークの態勢に入る
カットに入る相棒も居ないし、もはやマッスルスパーク爆現に障害なし
真弓とミートは勝利を確信するが、
次の瞬間信じられない光景を目の当たりにする
「万太郎〜!お前をこれより先には行かせん〜!」
「は、離せ!」
なんとNIKU→LAPを食らってKOされていたサンダーがまさかの復活。まともになど動くはずのない肉体で万太郎の足を掴んでいた
そう、本来サンダーの肉体はもう動けるはずがないのだ
サンダーを突き動かした、不可能を可能にする奇跡の力。それは言うまでもなく・・・

「悪行超人にも絆があることはわかった!だが俺と万太郎の絆には及ばねえ!」
それは友を助けんとする絆の力
友情パワーに他ならない
>本音がぽろっと出てしまったライトニングに、その本音を聞き必死に体動かすサンダーにほろっとしてしまいました
否定しつつも無意識下での絆はやはりあったことに悪行側とはいえほっとしたものがありました

だが友情パワーなら正義超人にかなう者なし。こちらも復帰したケビンがすかさずサンダーの両足をクラッチし、万太郎と分断させる
万太郎とケビン、それぞれライトニングとサンダーを空中で捉えた二人は、この長かった闘いに決着をつけるべく最後の技を繰り出す
「マッスルスパーク”地”ーっ!」
「ビッグベンエッジーッ!」
万太郎はマッスルスパーク地。そしてケビンは十八番のフェイバリットであるビッグベンエッジ
うむむ。かねてよりはんぺら予想ではケビンが「天」を使うことによる、夢のマッスルスパークツープラトンによる天地の完成でしたが
やはり普通に考えて万太郎が会得できなかった難度の技を、ぶっつけ一回で説明も無しに成功させるなど流石のケビンでも無理な話か・・・
>あれ?天は?と過去ログ読んじゃったじゃないですか。単に体に悪いから使わないことにしただけだったんですね
>なんだかんだ言いつつも、ケビンのカットからの流れはテンポも良くて熱い
ツープラトンじゃないのはちと残念ですが、まぁ「無理矢理ツープラトン」には辟易してたので、これで良いのかも
>ビッグ・ベン・ブリッジと未完成マッスルスパークを並べただけではつまらんですな〜
時間超人にもうひと頑張りしてもらって新ツープラトンに繋げて欲しい
>決勝のラストは、マッスルスパーク地・天を2人で放つ、マッスルドッキングを凌ぐ未知のツープラトンが見れる
そう思っていた時期が、俺にもありました。ありましたよ畜生めぇぇ
>28年前の9/12(月)はマッスルドッキングを初披露した日だそうで、
御大は28年後の9/12(月)に「万太郎の新しいツープラトンを披露することになる」とツイートしてました
あれ?ツープラトンでしたっけ?
>ツイッターでゆでが
万太郎の新たなツープラトンが炸裂すると言ってますね
形が全く想像できませんがここから合体でもするんでしょうか

御大のツイッターから漏洩したバレによれば次号、えごいツープラトン爆現だそうなので
このままマッスルスパーク地とビッグベンエッジの合体技での決着でしょうか。しかしそうなると
マッスルスパーク天とは何だったのか
>太陽の塔での特訓の成果?何かあったっけ?
あ、もしかして天は今シリーズでは顔見せみたいな感じで出しただけで次シリーズを引っ張るファクター?
やっぱり次シリーズ描くつもりなのかなぁ御大。ここで終わらせとけばいいのに。いよいよ究極のタッグ編決着!?の次号へ続く!
>ようやくこのグダグダ決勝戦にも終止符がうたれるようですが、この異常な巻き具合は
「やばい!このままだと29巻をオーバーする!」とゆでが気づいたからと邪推してしまう。展開早いのはいいんですが


608話

『万太郎とケビンマスクが仕掛けた技はこの20世紀ではお目にかかったことにない技〜っ!
おそらくは21世紀での二人のフェイバリットホールドと思われます!』
「我が息子がこんなすごい技を!」
「私のキン肉バスターキン肉ドライバーを遙かに凌ぐかもーっ!」

初めて目の当たりにする二人の大技に「・・・すごい息子だ」と揃って感嘆の声を漏らす父二人
スグルはそう遠くない未来にこれよりも更にすごい技を会得することになるワケですが、今はまだそれを知る由もありません
「いけ万太郎!太陽の塔の特訓で仕上げた技の態勢には完全に入ってる!」
「ケビンお前のビッグベンエッジも完璧だーっ!」
「いいぞ万太郎!そのままキャンバスに激突すれば悪行時間超人を完全に破る事ができる!
?・・・・どうした万太郎!?」
このシリーズですっかり富樫寅丸コンビと化した
スカーとジェイドの声援を受け、
ビッグベンエッジに力が込もるケビンだったがここで相棒の異変を察知。なにやら万太郎が苦悶の唸り声をあげています
「グウゥ・・・太陽の塔の特訓の時はみんなが積極的に技にかかってくれようと
協力してくれたので容易にマッスルスパークをかけることができたが・・・・
そこから必死で逃れようとする者には凄まじい体幹が必要となり
簡単には技をかけさせてもらえない〜っ!」
「ジョワ〜俺はまだ勝つ気でいるぜ〜っ」
ドッゲェ−!?この土壇場で明らかになるお粗末な事実。なんと特訓ではみんなが積極的に技を受け入れてくれるという
まるで実戦を想定してない状況を延々繰り返してたマッスルスパーク
「風が強いから少し待とう!」「何言ってるんですか!実戦では強風が吹く時だってあるんですよ!」とか言ってたミートェ・・・
ジェイドが空気を読まずに渾身のビーフケークハマーを万太郎に見舞った時は総ツッコミの的になりましたが

その意味では彼だけが唯一マトモだったのか

ライトニングの抵抗によって次第にセットアップのフォームが崩れていくマッスルスパークに、仲間達の悲鳴が飛ぶ
「完璧版ではない「地」だけとはいえ、やはりキン肉王族の歴代継承者が会得できなかった
幻の必殺技を
たった3日で万太郎が会得することは無理だったのかーっ!?」
「いや俺は最初にマッスルスパークをかけられた者として信じている!
きっと万太郎があの技を決めてくれることを〜っ!」
>キッド被害者になったのそれなりに誇りに思ってたんだなw
>ここぞとばかりにキッドの変な自慢出た!!

マッスルスパークをくらった自分をどや顔でアピールするキッド
この土壇場でも笑いを取ることを忘れないテキサススピリッツを感じます





「万太郎ーっ!」
「ぼ・・・僕に構うな・・・ま・・・まずはサンダーをKOするんだ・・・!」

技を外されたそうな自分には構わず、まずはサンダーを仕留めることに専念しろとケビンに促す万太郎
ケビン自身もサンダーの抵抗を受けて余裕があるワケでもないので、言われた通りにしようとしますが・・・

『何を迷っているのだケビンよ。これはタッグマッチだ。一人だけ勝ち残っても意味はない
二人が足りないものを補い支え合い、勝利するのが真骨頂
言わばタッグマッチこそ友情パワーという正義超人の魂を一番発揮できる試合方法
見せてもらおう。新世代超人の友情パワーという鉄壁の絆を!』
「ラ・・・ラーメンマン!」
見せてもらおうか新世代超人の持つ友情パワーの可能性とやらを
と悩めるケビンの前に現れたのはラーメンマンの幻影。この一言にハッと気付いたケビンは咄嗟に万太郎に向かって叫ぶ

「万太郎!この俺をもってしても巨漢のサンダーにビッグベンエッジを決められるかどうかは・・・
しかし二人ならできる!
俺が縦移動から横移動に変化するから、お前も横移動してくれ!」

「横移動って何を・・・そ、そうか!ようし腹は決まったぜケビン〜ッ!」
共に時間超人を技に捉えたままの態勢で、互いの距離を縮める横軸移動を試みるケビンと万太郎
何をしようとしているのかは読者に丸分かりですが、
アホ揃いのセコンド陣はその意図が掴めません
「何をしておるんじゃ二人とも〜!このままではせっかくセットアップした技が空中分解してしまうぞ」
「や、やめろーっ!二人ともーっ!」
>真弓とスカーのコンビはもう鉄板www
必死にやめろと叫ぶスカーと真弓のボンクラ具合マジ最高
そんな察しの悪いアホどもは無視し、ケビンと万太郎はその肉体に残された最後のパワーを搾り出す
「ジョ・・・ジョワ〜!こ、こやつこんな力をまだ・・・・!」
「体中の力が全てなくなり死んでも本望!
火事場のクソ力〜っ!!!」
「メイルストロームパワー!!!」
距離を縮めた二大フェイバリットが空中で接触した瞬間。ケビンと万太郎には滾るような闘争心やダメージによる焦燥感は一切なく
ただ信頼する相棒と共に戦い抜いた充足感だけが心を満たしていた





「二人というのはいいものだ
楽しい時は二倍楽しめる」
「そして苦しい時は半分で済む」
>ここでブロッケンの名言は泣ける。ゆでのくせに悔しい・・・ビクンビクン
ブロッケンJrの残した教えを笑顔で口にしながら、二大フェイバリットはそのシルエットを1つに重ねた
遠からん者は音に聞け!近くば寄って目にも見よ!
これぞ正義超人の絆の力の体現だ!

「どんなに時間を操ることができても正義超人の親と子の絆!
友との絆は絶対に断ち切れないことを思い知れーっ!!!
マッスル・キングダムーッ!!」

ドォゴォオオオオオオン!!!
>時間超人「どんな物も時間には勝てない!!」の答えが
万太郎の「時間で絆は断ち切れない」なんでしょうね、( ;∀;) イイハナシダナー
>対タッグ用の新ツープラトンは前にあった公式サイト名からきてるみたいですね
NIKU→LAPの進化型みたいで個人的には大満足です
>マッスルキングダム格好良すぎるだろw 久々に二世で熱い新技が出てテンションダダ上がり
>どうやってマッスルスパークとビッグベンエッジが合体するのか想像も付きませんでしたが、流石御大・・・
ネーミングも2つの王朝の合体と言うことでぴったり
>万太郎とケビンのツープラトン、見事でした
名言も相まってまさに友情を体現したに相応しい形があの必殺技なのだと思うと感慨深いです
>マッスルスパークの天と地でツープラトンが出るのでは? という説があったみたいですが
個人的にはビッグベンエッジでよかったと思います。じゃないとキン肉王家でないケビンが天を決めてしまったら
真弓をはじめ今まで奥義に挑んで完成できなかったキン肉王家の皆さんの立場がありませんから
>マッスルキングダム・・・ちょっとわかりづらいですが
ビッグベンエッジで極まってない部分をマッスルスパーク地で極めた、で合ってますかね
>マッスルキングダムって知恵の輪みたいだよね
>マッスルスパークとビッグベンエッジがよくわからん合体した

キン肉王家とロビン王朝の融合
筋 肉 王 国

マ ッ ス ル ・ キ ン グ ダ ム

まさに正義超人界未来永劫の平和と繁栄を象徴するフェイバリット!
両王家の合体という意味ではNIKU→LAPもそうでしたが、この技名が読者に与えるインパクトと感動具合はその比ではありません
しかしスゲエカッケーけどどうなってんだこの技!?
ライトニングの脚をフックした万太郎の脚の隙間にサンダーの脚を突っ込んでサンダーの抵抗を封じ、
更にはサンダーとケビン二人分の体重で圧迫されたことにより、ライトニングの抵抗をも完全に圧殺
そして倍の体重で相手をキャンバスに叩きつけるその威力は、単発で放つ倍・・・いや10倍はあるでしょう(マッスルドッキング理論)

「ジョ・・・ジョワ〜時間を制する俺達が友情や絆などに屈するはずが・・・ウボァー!?」
「ヌグワァ〜ッ!!」
究極のツープラトンを食らった時間超人は立ち上がれるハズもなく、なんか全身にボコボコ気持ち悪い腫れ物ができるとそれが破裂
まるで膨らんでいた風船がしぼむように
その肉体がしおしおのヘナヘナに干枯らびてしまう
>タッグ戦で負けた奴は老けるんですね。ソースはネプチューンキング
>時間超人がスペックだった
>ライトニングとサンダーが蕁麻疹で死んだ!
>時間超人「ポポラッパッー!」   死皇帝を思い出したのは俺だけではないはず

「ダウンカウントは要らん!」
時間超人の倒れ方を見た委員長はカウントを取ることなく、ノックからハンマーを奪い取って自らの手で試合終了のゴングを打ち鳴らした
カンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカン!!!
究極の超人タッグ決勝戦三本勝負、三本目はザ・坊ちゃんズがゲット。それは長かった戦いに終止符が打たれた瞬間だった
優勝はザ・坊ちゃんズ!

「よくやったぞ未来の息子達・・・!」
会場が大歓声に包まれる中、見事超人界と人間界の平和を守った息子達の勇姿を感無量で見つめる父二人
フードの下からこぼれる感動の涙を拭うことなく、そっとその場を後にするアタル兄さん
そしてリング上の万太郎とケビンは、観客達の割れんばかりの声援に応える前にコーナーポストに置かれていたモノを手にとった
「やつも入れてやろう」
「カオスのヘッドギア・・・この正義超人の勝利はカオス
お前がいなくては成し得なかった!」
この勝利は我等二人で勝ち得たものではない
カオスと三人で勝ち得たのだ

高々とカオスのヘッドギアを掲げ、亡き友への思いを噛み締める万太郎とケビンによりいっそうの喝采が浴びせられる
>ところでトロフィーバルブどうするんだろ?マン太郎たちが死にそうで使うとか?
>カオスが生きてたらトロフィーバルブで蘇生できるはずなのだがゆで御大はどう収集をつけるのでしょうか
煽り文が不安を募らせます…
決勝戦ついに決着!いよいよ戦後処理のトロフィーバルブ引き抜きへ!
果たして御大はこの奇跡のパワーを生み出す便利アイテムを、どのように使ってこのシリーズをまとめるのか?注目の次号へ続く!





>ゆで御大のTwitter「明日から新シリーズ描き始めます
しかしみなさんは明日更新のWeb究極の超人タッグ編のアッ!というラスト楽しんでください」誰か御大を止めて!
>ゆで御大がツイッターで
新シリーズを描き始めると言ってますが・・・
はんぺらさんのレビューがもう見れなくなるのがさびしいです
>もしかしたらマッスルスパーク天地のツープラトンは次シリーズでスグルとのタッグでやるのかも?

ああ・・・やっぱり新シリーズ描くのね御大・・・
でも俺はもうU世レビューは書かんと決めた・・・っ決めたんだ・・・っ!

まぁ今のアイマス感想みたいな形式で展開は追ってくつもりだけどね
これなら時間は取られないし、キン肉マンファンサイトとしての更新も維持できるしで俺にもみんなにも具合良いんじゃないかと


609話

『あの無敵と思われた世界五大厄を見事に破り去り、トーナメントマウンテンに集った
30万人の大観衆から祝福のコールを受けるキン肉万太郎&ケビンマスクであります!』

無制限三本勝負マッチを制し、遂に究極の超人タッグの頂に立った坊ちゃんズ。満身創痍の二人を大声援が癒す
真弓は号泣し、ビビンバとマリは手を取り合い、スグルとロビンは未来の息子達の勇姿を誇らしげに見つめて涙ぐむ
『これで未来の自分・・・21世紀のミートに顔向けができる!』
ただしミート、テメーはダメだ
>21世紀ミートに顔向けできるとか言ってるけど君の凋落っぷりはキン肉マン時代のミートに顔向けできたもんじゃないよ
お前このシリーズにおいて何かの役に立ったかと真剣に問いたい。小一時間問いただしたい
しおしおのヘナヘナに干枯らびてしまった対戦相手に驚く坊ちゃんズに対し、息も絶え絶えなのに理由を解説してくれる律儀な時間超人
「か・・・神の定めに逆らった者には相応の罰が下されるということだ
時間とは常に先に流れるもの・・・これを加速させることは俺達にとって容易いが
肉体時計逆回転・・・既に流れた時間を逆流させることは神業にも等しい難行だったということ
お・・・俺達は肉体への負担を度外視してその奥の手を使いすぎた
まぁ・・・後でトロフィーバルブを入手して、それで肉体を回復させる算段だったんだがな・・・」

あんなチート技が制限無しで使い放題なワケないとは思ってましたが
やはり強烈なリスクが存在した体内時計逆回転。バルブでの回復をアテに無茶をしたようですが、結果はごらんの有様というワケです
「しかしこれだけ奥の手を使ってもトロフィーバルブ入手は果たせなかった・・・ジョゲボ!」
「俺達の完敗ということだ・・・
ヌグワゴ!」

>ジョゲボがちょっとギャグシーンに見える
搾り出すような敗北宣言とともに、面白い断末魔をあげて力尽きる時間超人。ジョゲボにヌグワゴてどうやねん
「さあ覇者の権利じゃ。トーナメントマウンテン頂上に刺さるトロフィーを引き抜くがよい!」
坊ちゃんズにトロフィー引き抜きを命じる委員長がなんかRPGの王様っぽい
ジャンプ一番で頂上に到達すると、ゆっくりと栄光のトロフィーに手をかける二人。ここに来てトロフィーが二人を拒絶するとか面倒な事も起こらず
真のタッグチームにのみ抜けると言われたトロフィーはあっさりと引き抜かれ、二人はそれを30万人の証人達の前に掲げるのだった
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!
>トーナメントマウンテンを登るとビッグボンバーズがこっそりトロフィーを掘り起こそうとしていた
というオチを想像してたのですがそんなことはなかった。残念

「ひゃあ〜オラ大変なことをしてしまっただ・・・正義超人の魂を売り、
ネプチューンマンと組んでおめえらを酷い目に遭わせてしまった〜」
「超人は長い人生一度や二度は過ちを犯してしまうもんじゃ」
「結局みんなピラリアの花粉のおかげでこうやって回復できたじゃないか」

「み、みんな悪かっただ〜!」
一方その頃。怪我の回復したセイウチンは自分が顔を剥がしたチェック、バリはん、イリューに土下座し、3人はそれを笑って許していた
>セイウチンが謝るシーンの物凄いやっつけ感。途中を引き伸ばし過ぎて慌てて収束しようとするからこんな事に…
>「長い人生一度や二度は過ちを犯してしまう」セクハラが過ぎて封印されたバリはんが言うと説得力がありますね
なんだろう。この流れをブッた切るような無理矢理1ページねじこんだ感
どう考えてもこいつらも試合中に到着させて全員で万太郎応援させるべきだったろうに。試合終わってからこんなやっつけで・・・・





「ケビン、いいんだな?」
「ああ。俺もお前と同じ考えだ」
というワケで、セイウチンの謝罪シーンはたった1ページで終わって再びカメラはマウンテン頂上へ
どう読み返しても無理矢理な挿入で流れ悪いよなぁ。そんなに謝らせたいなら次週もっとページかけてやればよかったのに
万太郎はケビンと何かを相談した後、おもむろに球根の一部をもぎ取ると、それを更に2つに割った
「トロフィー球根の一部を折った・・・それを2つに割った・・・」
見てりゃ一目瞭然のことをわざわざ口に出して解説するミート
マジでブン殴るぞこのメガネ
「完全無欠超人になるという願いを叶えるワケにはいかないが。これで命だけは助かるだろう!」
「ウワーッ!」
万太郎の信じがたい行動に頭を抱えて悲鳴を上げるミート。コイツマジうぜえ
朋友予想にもあった通り、2つに割った小さな球根をキャンバスで横たわる時間超人の口へと投げ入れた万太郎
しおしおだったサンダーの肉体が見る見る瑞々しさを取り戻し、元通りの万全な体調とともに死の淵から蘇った
「僕達正義超人は対戦相手を殺すために戦ってるんじゃない!
分かり合う為に戦ってるんだ!」
「そうだ!だからリングを降りたらノーサイド!遺恨はねえ!」
「ま・・・万太郎・・・ケビン・・・!」
甘い甘いよ甘すぎる!やはり正義超人の考えは練乳のように甘っちょろい!だが、その甘さがいい
裏表のない二人の言葉に心揺さぶられるサンダーだったが、ここで同じように球根を与えられたハズの相棒が回復していない事に気づく
それもそのハズ。なぜならばライトニングは口の中を球根を噛み砕きも、飲み込みもしていなかったからである
「ペッ!せ・・・正義超人の情けなんて受けられるか・・・」
さながらお爺ちゃんが入れ歯を吐き出すように球根を吐き出すしおしおのライトニング
最後の力を振り絞って立ち上がると、おぼつかない足取りながらもコーナーポスト最上段へと登る
「ライトング・・・」
「来るな!サンダー、お前には心配してくれるママがどこかにいる
だが俺は天涯孤独・・・死んだところで誰も泣いてくれやしねえ・・・

ときにサンダーよ・・・ママの作ってくれる料理で好物は何だった?」
「シ・・・シチューだ」
「・・・・そうか・・・」
その質問にはどんな意味があったのか。ライトニングは一瞬穏やかな表情を見せた後、覚悟とともにコーナーを大きく蹴った
ウォーキューブから飛び出したそのか細い身体は、まるで枯れ枝のように富士の火口へと落下していく

「お前のママのシチュー・・・食ってみたかったな〜」
天涯孤独のライトニングの人生で、ただ一人の友と言える存在だったサンダー
そんな友の母を、顔も知らぬ自分の母とダブらせていたのかもしれない
「ライトニング〜ッ!!!」
サンダーは泣いた。そして俺も泣いた(号泣
破れても尚、悪の矜恃は捨てず。だがその最後はあまりにも切なかった
>泣いてくれる奴がちゃんといたじゃないですか、ライトニング・・・・!不覚にも、胸に来るものがありました
>「オレが死んでも泣いてくれる奴はいない…」って、あんたのすぐそばで泣いてくれる奴がいるじゃないかー!!(;ω;`)
>ライトニングの最期の「おまえのママのシチュー食ってみたかったな〜〜っ!」に号泣!
はんぺらさん、その言葉でライトニングを無罪放免にしてあげて下さい。究極の超人タッグ編で一番熱いものが込み上げて来ました
>トーナメント中は掟破りな道具、能力使い放題で肉読者たちに罵声を浴びせられてきたライトニングですが、
負けたあとでも醜態を晒しまくる歴代大ボス達に比べれば潔くて、悪党としての矜持を感じちゃいました
なんだかヴィランとして良キャラだった気がしてしまう。不思議!
クライマックスで面白くなってきてるだけに、話のテンポ良ければタッグ編は評価まるっきり違ってただろうな

>ライトニングの往生際の良さと涙に感服
バルブでカオス復活させるための禊の意味もあるかも知れませんが、ネプチューンとかマンモスの見苦しさとはえらい違いだ

>「死んだところで誰も泣いてくれやしねぇ……」→「ライトニング〜〜ッ!!」 こいつらやっぱり本当に仲良かったんだな……
>ライトニング…正直泣きそうになりました。あんなに嫌いだった時間超人なのに、この決勝ですっかり好きになってた
戦法は嫌でしたが、勝ってたら間違いなくトロフィーは引き抜けたコンビだったと思います
サンダーに正義超人の血が入っていると知ってれば組まなかったと言っていた時も本心ではなく、
同じ立場だと思っていた仲間に裏切られたような気持ちだったんじゃないかと思います。これで間隙の救世主はサンダーかな

>好きにはなれない悪役でしたが「正義超人の情けは受けない」という悪行超人としての誇りを貫き通した点は少しだけ好感が持てました
だけど「死んだところで誰も泣いてくれやしねえ」って……サンダー号泣してるじゃん!
時間超人にだって友情はあるんだよ! なんか切ない気持ちになりました。ゆで御大の漫画なのに……

>小道具に頼るわキャラの軸はブレまくりだわで、最後まで小物感が抜けなかったライトニングでしたが、
終始ツンデレを貫いた点と最後の潔さだけは評価していいかなと思いました

>数合わせのために殺されたとしか思えないライトニングェ・・・
とどめは感激の救世主=サンダーがほぼ確定したのでマジで醜態さらしただけになったネプ&マンモス・・・
>結局サンダーだけ生き残ったってことは、やっぱ間隙の救世主はサンダーなんでしょうね

ライトニング散花!いよいよ究極の超人タッグ大団円の次週へ続く!


最終話

「ウオオ〜!ライトニング〜!」
正義超人からの情けを良しとせず、自ら火口に身を躍らすことで決着をつけたライトニング。悪党ではありましたが、最後までその矜恃を貫いた男でした
相棒の最後に声をあげて号泣し、自らもその後を追おうとするサンダー。当然この行動を制止したのはケビンと万太郎である
「やめろサンダー!そんなことをしてもライトニングは喜ばない!お前は行方不明のママを捜すんだ」
「おめえも無粋な男だな
あの不良野郎は最後まで悪行超人としての美学を通し、たった一人で死んでいきたかったんだよ
それを追うってのはあまりにもひとりよがりってもんだ」
元々言葉使いは荒っぽいケビンですが、いきなりの「おめえ」口調に吹く。試合中はずっと「お前達」って言ってたクセに急になんでやねんおめえ
万太郎も「ママを捜せ」って何言ってんでしょう。この時代のソフィーはまだ親父にレイプされず平和に暮らしてる娘のハズ
御大はもうサンダーとライトニングが魔時角で現代からこの34年前にやってきたのを忘れてるんでしょうか。この期に及んで流石と言うしかありません
>万「ママを探すんだ!(`・ω・´)キリッ」ここは過去世界なのに…
俺はこれからどうすれバインダーともがくサンダーをよそに、万太郎とケビンがいよいよトロフィーバルブに手をかける。一体このチートアイテムをどう使うのか
「ま、万太郎とケビン!あれを食って完全無欠超人になるつもりなのか〜!?」
屋敷のU世ネタにおいては「後の時間超人である」説まで生まれた名物キャラゲンタ。最終回でもその思考は時間超人的
当然万太郎とケビンがそんな真似をするハズはなく、万太郎はおもむろにパンツからマッチ棒を取り出したパンツからて
どこに入れてんだよ!いや挿入れてんだよ!と言うべきか。こんなん入れて試合中にこぼれ落ちなかったのはそう解釈されても・・・
「お・・・大きなマッチ棒・・・・」
前回に引き続き
見てりゃ一目瞭然の光景をいちいち口に出すミート。うーんメガネ割れるまでブン殴りたい
>はんぺらさんの言う通り、「折った」「さらに2つに折った」「大きなマッチ棒」、これら場面を並べると・・・ミートが哀れに思えるぜ
「こんなものがあるからいつまでたっても超人同士が無駄な血を流し合う無益な戦いが終わらないんだ
こんなものは要らない。僕達正義超人は親から受け継いだ遺伝子を
日々のたゆまぬ修練によって磨き上げ、強くなっていけばいいのだから」

そう言うなりマッチを擦ると、少しの躊躇もなく球根に火をつける万太郎。紀元前からの超人界の歴史がメラメラと燃えていくのを見て、真弓が悲鳴を上げる
「あ・・・あれほど欲しかったトロフィーバルブなのに今はこれっぽっちも興味がねえ・・・
ライトニングと組んで数々の強敵と戦った思い出があればそれでいい
俺にとってヤツとのタッグはそれだけ充実したものだったんだ・・・」

「わ・・・我が息子のスグルもアホじゃが・・・孫はそれに輪をかけたアホじゃ」

>そして最たるアホがおまえだよ、真弓よ
一番のアホはお前だジジイ
サンダーすら「あんな球根よりも友との思い出だ」と良い台詞を言ってるのに、現キン肉星大王が俗物丸出しで台無しすぎ
そんなボンクラな父の言葉を無視し、キン肉星次期大王が惜しみない拍手を息子達に贈る
「よく言った息子達。そうだ、強さとは己の鍛錬で勝ち取るものだ」
何かによって与えられた強さなど偽りの強さでしかない
真なる強さとはただ肉体的な強さではない。この決勝戦で何度も語られた心の強さ。それは己の中から生み出し、そして育てていくものなのだ





「そしてこの残りは・・・・甦れ!生ける伝説達ーっ!」
球根に火をつける前にある程度もぎ取った欠片を小さく砕くと、万太郎はそれをトーナメントマウンテン山頂から渾身の力を込めて放り投げる
光り輝くそれは万太郎の意志が乗ったかのように、KO超人病院の一室へと飛び込むのだった
>マンタ肩tsueeeeeeee!
「バ・・・バッファローマンの角が再生していきます!」
「ブロッケンJrの腕の右腕も!」
「ジェロニモさんの腹部の巨大な傷も跡形もなく消え去っていくーっ!」
>なぜジェロニモだけ「さん」付け・・・
>腹に大穴あいてるのはジェロニモじゃなくブロッケンJrだろ!
>医者か誰かのセリフ『ジェロニモさんの腹部の巨大な傷がふさがっていく〜!』
*ジェロニモさんの腹に穴など最初からない件について

キン肉マンのシリーズ締めではお馴染み、病室のベッドで昏睡状態だったバッファローマン、ジェロニモ、ブロッケンJrに起こる奇跡の回復劇
これで失われたベルリンの赤い雨は復活し、ジェロニモの腹部の傷も・・・って
ジェロニモの腹部の巨大な傷なんてどこでついたんですか御大!
朋友の指摘通り、バッファローマンとブロッケンJrは呼び捨てなのにジェロニモだけさん付けなのも変な笑いがこみ上げてきます。なしてさ

「カオスゴメンよ。二週間前僕がお台場で蹴っ飛ばした墓標はお前のものだったんだ」
「最後の球根の一欠片であの方も復活させなくては」

結局最終回まで引っ張った墓石は、やはり当初からの考察通りカオスのもの。その墓の上にも光り輝く球根がポトリと落ちる
そして最後の一欠片は、
空中にふよふよ浮かんでシュールなラーメンマンの辮髪
>辮髪に球根与えても食べられないだろ
>トロフィーバルブなんでもありすぎワロタwwwカオスはまだしも、ラーメンマン無理やりすぎるwww
かくして「間隙の救世主」カオスは復活、
キン肉万太郎に格闘技の基礎を教えてくれる「ヒゲのおじさん」も蘇った
彼等の復活によって、初代からU世までの設定におけるタイムパラドックスの要素は全て解消された。ソウイウコトカ。結局カオスは生き返るのね
>カオス復活により、ネプチューンマン間隙の救世主説がなくなったか。これでネプチューンマンを許す必要はなくなったな

「これで20世紀に残された僕達の仕事はあと1つだけ・・・
これを受け取ってくれ、ザ・マシンガンズ
時間超人によって歴史が変えられていなかったら、本来これはマシンガンズのものだからね」
「なあに。未来で俺達に返してもらうことになるが」
「フフ・・・わかった。ではしばし私達が預かろう」
アリサとビビンバ。若き日の母と抱擁し勝利の祝福を受けた2人は、その証であるトロフィーをマシンガンズに差し出した
「やったんじゃないぜ。未来で返してもらう」というケビンの言葉に、スグルは笑いながらこれを承諾する
まだ生まれぬ未来の息子達に返還する、最強の証。何か大長編ドラえもん的な締めだな
名残はつきないものの、タイムシップへと乗り込む新世代超人達・・・・ってなしてそない急いで帰るのさ
「今帰らなくちゃ未来に帰る機会を失う!」とかいう設定があるなら納得だが。なんの理由もなく急ぎすぎだろ。せめてカオスと会ってけよと
>カオスが復活して万太郎と凛子と川崎君が合いに行く描写くらい欲しかった、カオス関連が球根投げて終わりってのは寂しい
>新シリーズは元の世界に返れない万太郎たちがなぜか帰れる方法を知っている川崎くんを見つける旅に出て、
いざ川崎くんを見つけたら川崎くんがカオスをつれてきたブタの正体だったというアホな事を考えていたけどそれもなくなりそうです
>最終回はずいぶんと淡白な印象でした。生き返ったカオスに別れを告げたり、21世紀で親や師匠に再会するシーンがあってもよかった気が
>U世終わりましたね。さんざん暴れて、結局何もなかった状態に戻したってことなんでしょうか
カオスを生き返らせて、会わずに去っていくのは何気にかっこいいと思いました
それにしても超人界の頭脳は帰るときのこと全然考えてなかったみたいですね…困ったもんだ
>腹部の傷はブロッケンやろ!バッファローマンに球根やるならウォーズマンにもあげてくれよ!一番死にかけてるだろ!
カオスとの再会スルーかよ!とツッコミどころが絶えません
>ウォーズマン「トロフィー球根食ってみたかったなあ〜」
>ウォーズマンにも球根を分けてやってくれ(´・ω・`)
>ウォーズマンはロボ超人だから、球根が食べられないと・・・?
途中がグダグダだったのに、エピローグが1週で終わるのはおかしいと思うのですが
>2世色々突っ込みどころの多い最終回でしたがケビンも居ながら皆甦らせてウォーズのみ放置ってどういうことなの・・・
>ウォーズマンの扱いが相変わらずで逆に安心しました
ところで来週は2世ではなくキン肉マンの読み切りだそうで。U世じゃなくてキン肉マンのレビューならやってくれますよね!?

そしてブロッケンJr達のように球根で復活することもなく、
機能停止寸前のままタイムシップに寝かされてるウォーズマン

このウォーズマンは20世紀じゃなく21世紀のウォーズマンなワケですが。しかしだからって瀕死なのを回復させない理由はあったんだろうか
「ダメだ・・・!この20世紀へ来る時は魔時角の反物質エネルギーを源としてタイムワープできたが
今はこの反物質エネルギーがゼロの状態だ」
「ええ〜っ!?それじゃ私達未来に帰れないの?」

ところが乗り込んだはいいが、帰りのエネルギーがなくて動かないというお粗末なヘッポコタイムシップ
このままじゃ未来に帰れないよと困り果てたその時、突然タイムシップの計器類がエネルギー値を示し始めた。その反物質エネルギーの出所は

「ヌオオアア〜ッ!お・・・俺達は誇り高き時間超人だ。故に我が友ライトニングは死を選んだ・・・
そして・・・これが俺の選んだ誇りの答だ!」

「サ・・・サンダー!!」

タイムシップを覆うエキゾチック物質は、サンダーが放出していた
いくらバルブで回復したとはいえ、おそらくエキゾチック物質の残量まではフル回復していないだろう。その状態でこれだけの量を放出すれば・・・
「まだ甘っちょろい考えかな兄弟?で・・でも今のお前なら・・・賛同してくれる・・・よ・・・な・・・ウボァー」
「サ・・・サンダーが命と引き換えにタイムシップを・・・!」
時間超人サンダー、命を賭して新世代超人を未来に帰す!
>サンダー…(´;ω;`)アンタこそ真の英雄だよ!!ライトニング共々なんて潔い戦士なんだ…!
でも個人的にサンダーは生きてて欲しかったなぁ(ノД`)
>サンダーが間隙の救世主になって、自分の親父を倒してママを救って、
感動の中親殺しのパラドックスで自分も消滅する所まで想像したけど、そんな事はなかったぜ

ライトニングが正義超人からの施しを受け取らなかったのと同じように。サンダーにもまた己なりのケジメをつけたのだ。って結局死ぬのかよ!
そしてそのサンダーの犠牲には皆驚いたものの、
涙する者などの描写は一切なくラストページ
「おわ〜!待って待って〜!」
「そら相棒!」
タイムシップに乗り遅れた万太郎とケビンが二人で手を繋いでギリギリ船に飛び乗り、大空にまたあの言葉がデカデカと出て終劇
二人というのはいいものだ
楽しい時は二倍楽しめる
そして苦しい時は半分で済む

キン肉マンU世究極の超人タッグ編 完!
>なんという強引な最終回
>ソードマスターヤマト並の伏線回収だーっ!
>6年も続いたタッグ編、こんな終わり方って・・打ち切りですかと真剣に問い詰めたいです。やっつけにもほどがあります
ブロッケンやジェロニモ、牛は包帯もまかずに放置されてるし、3人の傷は治してウォーズマンは放置とか、
カオスの復活すら見ず放置してなんでそんな急いで未来へ帰らないかんのかとか、もう巻きすぎです
今まで散々無駄な回想シーンを繰り返し、決勝戦の入場だけで3話使ったり、試合自体もグダグダウダウダしてイライラさせておいて
肝心のセイウチンの贖罪や大団円をやっつけで終わらすゆで御大・・・復活したカオスとの別れのシーンぐらい描いてほしかったです
もうゆでだからとかいう次元ではないです。キン肉マン好きだからゆえにもう辛すぎです
>究極の超人タッグ編が終わりましたが、いくらなんでも駆け足過ぎる・・・ある意味キン肉マンらしいとも言えますがw
>変なとこでスッパリ終わりましたね二世…エピローグ的な話は次シリーズの最初でやるのかな
>なんだか2世の終わらせ方が1クールアニメのクライマックスみたいに急速でしたね・・・1話で帰って行った・・・・
てかカオスあっさり生き返りそうだけどいいんだろうか?うれしいけども

>結局、狭間の救世主はカオスでしたね。しかし、なにこのまとめ方。王位継承編の最後並に感動が少ないぞ
>いろいろと問題点の多い究極の超人タッグ編でしたが、はんぺらさんのおかげで楽しく見れた気がします
数年間お疲れ様、そしてありがとうございました!次シリーズもちょこちょこと取り上げてくれるのを期待してます
>ゆで御大、連載お疲れさまでした。そしてはんぺらさん、二世のレビューお疲れさまでした
>2世ご愛読ありがとうございました! 次回は…「キン肉マン」読みきり!?
以前のジャンプの読みきりからすると読みきりは期待していいかも…

>はんぺら「長かった戦い(レビュー)よ、さらば!!」





ってどう考えても尺足りなすぎだろ最終回!
マジでソードマスターヤマト臭がするほどの詰め込みぶり

「これがタイムシップか・・・感じる・・・サンダーのエキゾチック物質を・・・」
「未来に送り返す前にひとつ言っておくことがある
お前らは生き残った俺が改心して間隙の救世主になると予想していたようだが
普通にカオスが生き返ったので結局死ぬ」

「フ・・・上等だ。俺も生き返ったカオスと涙の再会シーンがあると思ったがそんなことはなかったぜ!」
「そうか」
「ウオオ未来へ帰るぞ〜!」

万太郎の勇気が未来を救うと信じて!ご愛読ありがとうございました!
チクショウこれで心置きなくレビューやめられるよ!
正直な話、最終回がスゲー素晴らしかったり新章の導入部が面白そうだったりしたら、ダラダラレビュー続けるかもと思ってたんだが
このラストは俺にそういうファンとしての未練を吹っ切れさせてくれました
決勝戦あれだけgdgdにしておいて、最後がこんな打ち切りみたいな尺足らずとは・・・いったいどういうプロットで最終構想書いてたんだろう
やっぱり今の御大に面白い話なんて期待したらアカンということか。往年のファンとしては悲しいけど、新シリーズは期待できないと思うな

まぁ、そういう個人的な感想はさておきとして
究極の超人タッグ編お疲れ様でしたゆでたまご先生
毎回ネタを面白おかしくツッコミながらも、普通に熱いシーンでは血潮を滾らせて読ませていただき少年の頃に戻ったような気持ちでした
レビューをやめるのも今の形式とボリュームをやめるだけで、今後はアイマス感想のようなあっさりスタイルで新シリーズは追っていきますし
野望のからくり屋敷は永遠にキン肉マンファンサイトとして有り続けます


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