150話

人の一刺し

「とりあえず・・・しばらくはこのままで
点滴は抗生物質と鎮痛剤。包帯は12時間ごとに新しいものを」

意地と執念の最後っ屁もジジイを殺し損ねただけという残念な結果に終り、病院に担ぎ込まれたジャック
担当医師はやはりというかなんというかスーパードクター鎬紅葉。肉体改造を手伝った間柄だし、主治医みたいなモンなんでしょう
包帯でグルグル巻きにされた顔、首の固定用コルセットでなんだかお兄ちゃん
鉄人28号みたい
このコマ見た時、「ついにロボット化か」と思ってしまったのは俺だけか。動いたら
ガキーン!とか派手な音がしそうです
「やれることは全てやりました。まァ跡は残るでしょうが
頚椎に強いストレスがありますが神経に問題はありません
ま・・・鍛えた肉体ですから」
すごいね。鍛えた肉体
あんだけガッツンガッツンやられて下顎も完全破壊されたのに、危ぶまれた頚椎には特になんの後遺症も残らないとのこと
そんなワケでジャックは安心のようなので、一息ついた一行は先の戦いの「最後の一刺し」について紅葉に意見を仰ぎます
「意識のない状態で攻撃を繰り出すなんてできるの?教えてスーパードクター!」

「・・・ペイン博士ならご存知じゃないでしょうか
人間は意識がなくとも・・・否・・・更に言うなら
例え絶命したと思えても行動できる
―これは戦争という特殊な状況下の話ですが・・・」
ここから「こんな話があります」というエピソードに突入
戦争で捕虜になってしまい、全員処刑されることが決まった小隊の隊長が敵軍に対して申し出た頼み
それは「まず隊長である自分の首を最初に落としてくれ」と。そして
「自分はその首を持って、部下達の前を横切って走るから
走りぬけられた人数分だけ、部下の命を助けてくれないか」

というハチャメチャな懇願だった
首を切り落とされた人間が動けるはずがないではないか。敵軍はそうせせら笑ってこれを承諾した
かくして隊長の処刑はただちに決行され
彼は自分の首を抱えたまま
部下全員の前を走りきったという

板垣先生の100%作り話なのか、ある程度雛形にあるエピソードが実在するのか知りませんが壮絶な逸話である

これとちょっと似た話で実話として有名なものに、ギロチンで処刑された人間が
「俺は首が落とされてから意識が無くなるまで、瞬きを何度も繰り返す
首が瞬きをしている間は、俺は意識を持って生きているということだ」

と宣言してから斬首され、数秒間瞬きし続けた男の話があります。こっちはモノホンの実話
ちなみに残酷に見えるギロチンですが、あれは元々
「人道的処刑具」として考案されたものであり
(首を落とされれば人間は即座に絶命するハズ。つまり、殺される人間に痛みや苦しみを与えないハズという理屈)
男の行動は
「本当にそうなのか?首を落とされた人間は僅かな時間でも苦しみぬいて死ぬハズではないのか?」
という疑問を、自分の身をもって証明した実験だったワケです(以後ギロチンは「人道的処刑具」を疑問視され廃れる)
もっともこの話は落とされた首のほうが動いたのだから当然できますが(脳からの信号で瞼が動くのは当然)
今回紅葉が語ったエピソードは、脳から切り離された身体のほうが動いたというのだから流石に無理がありますね
「しかし実話です。だとするならば―
ジャック・ハンマーならやるでしょう
”行住坐臥”
(日常の立ち振る舞いの事。転じて「何をしている時でも」の意

生きる全てを強さに向ける彼の事
倒された後。倒されたその先―いかにして闘うかを考えていたハズ
そのプランを五体に―細胞の隅々にまで刻み込んでいたハズ
ジャックならやるでしょう」
スーパードクターの返答は「そんなのジャックだったら余裕じゃね?」という、確信さえ感じさせるものだった
丁度その発言を裏打ちするように、血相を変えてすっとんでくる看護婦さん
「せ、先生!急患のジャックさんがいません!」
「ほらね」

絶対安静の重症患者がベッドの上から忽然と姿を消してしまった。一体ジャックはどこへ行ってしまったのか?
そんなん言うまでもありません
>「ほらね」っていう態度から察するに、紅葉はジャックを治療したというより
また何とか闘えるように処置したって感じですね。最大トーナメント決勝で体のことを気遣ってあげたり
骨延長手術を施してあげたり、ジャックに関しては一番の理解者なんじゃないでしょうか紅葉は
>紅葉×ジャックって凄いアリじゃないですか?
男同士のカップリングについては右に出るもの無しのはんぺらさん的にはどう思いますか?

なんてったってお兄ちゃんズですから。当然腐った刃牙読者ならば垂涎の組み合わせでしょう





すまない・・・ッ
途中で抜けてすまなかったッッ

担ぎ込まれた病院から闘技場へ即トンボ返り
本来なら立つことすらままならない身体で、ピクルに対して心から謝罪します
つうか「抜けてすまなかった!」って、いかにも戦いの最中に中断されたみたいな言い方がムカつきます
お前失神KOして病院に運ばれたんだからさ!
切り札も野性の本能で察知されて不発だったし
明確にお前の「負け」だから!!



続きを!!!

続きって言い切ったー!
どんだけ図々しいんだよジャック!!
続きって言うなら、最低でも柵にもたれかかってる状態から再スタートしろっつーの。こいつ普通に言動卑怯すぎるだろ
半死半生の加藤に恐怖し「私の負けだァァァ!」と負けを認めたクセに、その足で独歩を襲いに行ったドリアンくらい卑怯です
そしてこの最後のコマに打たれた煽りがヤバイ。これは漫画史上に残る名煽り
激闘必至の第2ラウンド緊急開戦ッ!更なる決着を求めて本当の闘いはこれから!
先生、打ち合わせと違うじゃないですかァァ〜ッ!!(担当)
>ジャックゥゥゥッッッッッッ!!!! そしてアオリィィッッッ!!!wwww
>ジャックのお辞儀よりも、ラストのアオリが面白すぎた件について
>ピクル「先生打ち合わせと違うじゃないですか〜〜 」
>板垣先生、大暴走!!てか、アオリで余計なこと暴露すんなよっ!
>ジャックに先を越されてショック受けてたくせに、結局今日はやらないバキ・・・
>バキあれから家帰ったのかよ!!

>ジャック、謝るのはいいが完璧負けたじゃん。中断でさっきの無効みたいな言い方はせこいって
予想は裏切りッ!担当編集も裏切るッ!
板垣先生とバキの明日はどっちだ!?次号へ続く!


151話

点火

『続行きを・・ッ!』
病院を抜け出し、再び闘技場に舞い戻ったジャック。再会の挨拶は「続きやろうぜ!」という無言の蹴り5連発だった
有無を言わさず顔面を蹴飛ばされたピクルではありますが、言うまでもなくダメージなんて負ってません
ならば

―何故逃げる・・・?
なんと半死人のジャックに背を見せるなり、一目散にその場から走り去るピクル
スタコラサッサだぜぇ〜
明確なる「逃走」。太古の生態系の王者であったピクルにとっては、もしかしたら人生で初の行動かもしれません
相手が半死人だとか。既に一度倒して相手じゃないかとか。もはやそんなことは問題ではなかった

こんな雄見たことないッ
殺しても死なない者・・・
死んでも死なない者・・・!

ステゴザウルスも トリケラトプスも ティラノサウルスも。いかなる強敵も死ねば戦いはそこで終わりだった
少年ピクルに死の恐怖を刻んだ蜂の最後の一刺しでさえ、所詮は死後の生体反射にすぎない

だが今、目の前に立っている男はそのどれとも違う。まさにピクルの形容通り
”殺しても死なない男”

倒したハズの相手が再び目の前に現れたのである。これは確かにビビるのが普通の反応というものです





自然界ここではそれが仕組みルールだろッ
それが摂理だろッ
ここではそれが掟だろ!?

ピクルの知るルール、常識に当てはまらない存在。ピクルの感じる恐怖はそこにあった
ジャックの強さの思想と根源は、自然界の申し子ピクルとは対極のところにある
意図的なオーバーワーク、先行きを鑑みない薬物摂取、四肢の切断も厭わぬ外科手術による骨格延長
明日に期待せず、ただひたすらに刹那に徹した生き様
それはまさに”不自然”至極
どれもが自然界の摂理から大きくかけ離れすぎている。ピクルに理解できようハズもない
人間が最も恐怖を感じるものとは「理解できぬモノ」だ。霊魂やUFOなどの存在がそうであるように
ジャック範馬をジャック範馬たらしめているものに
ピクルは恐怖したのである

地下闘技場はおろか、東京ドームの外にまで飛び出して逃げまくるピクル。ゆっくりと歩いて追ってくるジャック
白昼堂々、巷で話題の原始人ピクルが東京ドームから爆走して出てきた
それを後からゆっくり追いかけてくる鉄人28号みたいな外人。絵面的にすごい光景ね
>ターミネータージャック!!
道行く人々がアングリと口を開いて歩みを止める中、ここまで逃げ回ってきたピクルもいい加減覚悟を決めます
人間はどこまでも恐怖に背を向けていられない

白亜紀無敗の誇りが
火を吹いた・・・ッ!

圧倒的な恐れを、振り絞った勇気で振り払うものすごいイイ表情
うわーピクルもこんな顔するんだな、と読者を感心させた引きで次号へ続く!
白昼堂々、一般観衆の前での大決戦!

このシチュエーションは今後の展開に何かのファクターを含んでいるのか?


152話

自らの欲せしモノ

目撃者の1人―
向山努(35)は述懐する

「イヤ・・・もう一発で。左でした」
出た。刃牙演出のおなじみ
後に語る一般人。向山さんが見た衝撃の光景とは如何なるものであったのか

向山の言葉をそのまま借りるなら
”回った”と云う

何回転もしたのだと云う
目にも止まらぬ速さで回転ったのだと云う

>ねんがんのセルジオ・シルバを手に入れたぞ!
>ついにジャックが念願のセルジオ・シルバ化したwというかそれ以上ですねこれは
>ジャック「なんがんのセルジオ・ジルバができたぞ!」
>ねんがんのセルジオ・シルバ…

ついに念願の回転を遂げたジャック
ちなみにアッパーではなくフックで殴られたので横回転。これはちょっとだけ新しいな
大勢の観衆の見守る中、ボロ雑巾のようにアスファルトの上に転がって完全ノックアウトです。乙

自らが求めた”自らが認められる敗北”
認めようにも自らは深き昏睡状態のまま
生涯二度目の日に二度の敗北

>ジャック「あ・・・?あ・・・?」
>バキ読者「あ・・・?あ・・・?」

>これジャック復活させる意味あったんですかね?
>ジャック・・・何の為の2週だったんだ・・・
>今週のバキはなかった。なかったんだよ!!!
>なるほど、ジャックの敗北=回転させられることだったからリマッチに向かったわけですかw
克己はピクルに敬意のあり方を教えたのなら、ジャックはピクルの怒りと恐怖を引き出したことか・・・

「こっちくんなパンチ」で一発KO
ピクルを逃走させたところまでがジャック最後の魅せ場でした
ゾンビのような復活劇は2回目の
「日に二度の敗北」をさせる為だったという、なんとも可哀想なオチ
「こんなんだったらあのまま決着でもよかったじゃんか」という朋友もいるようですが、最後の朋友のコメにもあるように
ピクルに
恐怖という感情を与えたという偉業を成しえているので、大きな意味はあったと思います
そんなワケでジャック編終了し、
次こそ刃牙か?刃牙なのか?頼むからとっとと戦ってくれ
ジャッククラスだとオリバさんくらいしか残ってないし、あの人が今更原始人と戦おうとかしないよな?な?
もう誰がきても負けが確定してる戦いはゲンナリですが
本部先生がきた場合のみ神


153話

早贄

「やれやれ・・・強いものだね」
「君が今朝まで寝ていた病院だよ。戻ったのだ」
目を覚ましたジャックに声をかけるアルバート博士と光ちゃんのジジイ2人。再び復活した場所はやはり病院のベッドの上でした
どこも食われていないあたり、やはり例の「最後の一刺し」が防衛策になってピクルは彼を食うことを諦めたのでしょうか?
状況を確認するや目が据わりるジャック。まだ自分の負けを認められないらしく、勝ち目もないのに三度目の戦いに赴くつもりのようです

「よしたまえ。君はあの唯一無二の文化財を相手取り
二度にも渡り傷つけあったのだ。
三度目はない」
「もう十分じゃろう。ジャック・ハンマー」

「誰が見てもお前の負けだからもうやめとけ」とハッキリ言ってやればいいのに、
そういう言葉を使わないでジャックをおさめようとするするジジイ2人。まぁ仮にそう言ったとしても認めようとはしないでしょうが

点滴のチューブを引きちぎり、当然のように病室を飛び出すジャック
”ンギャッ!”
ドラゴンボールのような擬音で瞬間移動するあたり、体力的には問題なく回復しているようですが・・・
「どこ行くンだい・・・?ジャック兄さん」
そんな彼を廊下で制したのは、誰あろう我等のハブられ主人公にしてジャックの実弟・範馬刃牙だった

「気持ちは理解しているつもりだ。痛いほど
兄弟だからではなく―俺たちは生まれついてのファイターだから
だからこそもう終りだ」
ジジイ2人に続き、弟の口からも「もうやめとけ」との一言。しかし弟だろうがオヤジだろうがそんな話を聞くジャックではありません
うっせーお前はハブられてろよとでも言うかのように、弟をスルーして先に行こうとするジャック
しかし弟の決定的な一言が背に浴びせられた瞬間、その歩みはピタリと止まるのだった
「兄さん。アンタはもう―
ファイターとして終りなんだよッッ」

『自ら認めぬうちは 決して敗北者にはならない』
ジャックの持つその思いはもはや信仰のレベルにまで昇華していた。しかし―二度目の失神に追い込まれた後
ピクルが為したこと ジャックが為されたこと
それを耳にした時、ジャックはファイターとしてこれ以上ない屈辱とはずかしめを受けることになる





ここからジャック失神後に時間バック。現場に何百人と居合わせた野次馬達の目撃談になります
こっちくんなパンチ一発でジャックをのしたピクルは、どういうワケか彼を食おうとはせずに片手で抱え上げると
そのまま
片手で超高層ビルの外壁をロッククライミングしだしたではないか
リュウケンが見たらジャックともども北斗神拳の門弟にするところです
目撃者曰く、ピクルはジャックの身体を実に注意深く扱っていたという。落とさぬよう。これ以上傷つけぬよう
何故か?ピクルがビルの屋上に辿り着いたとき、その答が判明する
避雷針のてっぺんにジャックの足首をロープで括りつけるピクル
答が判明するって言われても・・・このナレーションがなければ読者には何をしているか解らないでしょう
ピクルはジャックを
食料として保存したのである

今週のサブタイトルはそのまんまの意味か。これはモズの習性として有名な『早贄』です
捕らえた獲物を
木の枝にブッ刺したり、または枝又にひっかけたりするモズ独自の習性
この行動には諸説あり
いつでも食える食料として確保しておく為というのも
その一つだったようで、板垣先生はこの知識があった為今回の展開を思いついたようです
しかし残念ながら保存食料説は論証からも信憑性はなく、モズの本能的なモノにすぎないみたい。詳しくは各々Wiki を読まれたし

>いつも空腹ですぐライバルを食べるピクルとは思えない行動
>添加物がたっぷりだからジャックは日持ちしそうですね
>ピクル「熟成させて旨みUP!」
>せっかく保存したジャックが奪われてたらピクルがすごい怒ると思うんだけど
>ピクル「楽しみに取っておいたプリンが!!」
>克己以降食事してたんでしょうかね。ジャックの頬肉しか食ってないのに保存とか言ってましたが
それともジャック肉を熟成でもしようとしたんでしょうか
>「どうやって全部食われないようにするか考えよう大会」になってる気がする

保存たってジャックはまだ死んではいないワケだから、足首結んだだけじゃ目を覚ました時普通に逃げられるだけだと思うし、
いまいちピクルの思考が意味不明。逃げられないようにするなら両手両脚でもヘシ折るべき
しばらく天日で干すことで毒的なものが抜けるという思考も絡んでるんでしょうか。原人の考えだからと言ってしまえばそれまでだが

「葬り去る―ではなく、大切に扱われる
敵ではなく。ゴチソウとして
ワカるよねこの意味」

アンタはもう「敵」じゃなく、「餌」なんだよと
例えジャック自身がどう思おうが、ピクルの意識の中ではジャックハンマーはとっておきの「餌」に成り下がったのだと
意識のない身体を
至極丁寧に運ばれて、大切に保管されるそんな扱いなのだと
自分達が助け出さなければアンタはあのままピクルに食われるだけの肉人形だったんだよと
弟の口から聞かされた衝撃の「あの後の顛末」。その事実はジャックの高い自尊心を粉々に砕くにこと足りるものであった

顎に巻かれた包帯を引きちぎり、さながらエヴァ初号機のような咆哮を上げるジャック
初めて自ら認める敗北に、哀しみの慟哭が病院中にこだまするのだった。次号へ続く
>バキィィィッ!! 途中で消えたお前が言うなあぁぁぁッ!!!
>偉そうな事を言っている刃牙ですが、一撃で吹き飛ばされて周りに助けられた自分は負け犬と思ってないのかな?
>屈辱の一敗地のお兄ちゃんに、「闘士として終り」…
…これ最後まで見てなっかたヤツに言わせていいのか?
>二度とも治療(それも世界最高の名医から)受けてんのに敗北認めないジャックも死刑囚レベルに強情だけど、
それでも一発でピクルにノされた刃牙が「闘士として終わってんだよ!」とか言う資格はないと思います
>この漫画におけるジャックというキャラは完全に終わったと思った
これ以上粘着されてもグダグダだし、言ってる事の筋はともかくバキ良く言ったとは思う
>「わかるだろ」でも「わかるでしょう」でもない、「わかるよね…」という、バキのちょっと子供っぽい口調
あれってバキが「肉親と普通に接する」時だけ見せる自然な態度なんでしょうね
そう思うと今回、少し泣けました……。なんだかんだでバキにとってジャックは大切な存在なんだな、と
>この勝負の結果についていろいろ拍手コメが来ていそうですが、個人的には何故に
わざわざ打ちあわせ内容無視して(笑)まで、ジャックをここまで貶める必要があったのか甚だ疑問です

バキ黙れ、という意見とバキよく言った、という意見がきてますが
誰かが言わなきゃならんことなので、弟である刃牙がその役目を担うのは演出的には当然の流れかなーと
「お前もやられてんのに」と言っても、バキの場合は不意打ちキック一発だったのでそれこそバキ自身敗北とは認めてないでしょう
ジャックみたいに完全臨戦態勢で勝負挑んで負けたのとはケースが違うので、言う資格ゼロってワケでもないと思うのですよ
まぁ二転三転したジャック編もそんあこんなで終了。
次こそバキか?バキなのか?
ギャグ的な意味で本部先生や寂さんなら許せるが。他のメンバーはもう誰がきてもgdgdなのでそろそろなぁ


154話

範馬の系譜

「”今はフェアじゃない”と―待つそうじゃ
何日でも何日でも―その時がくるまで。問題はその場所じゃ
本人の目の前じゃと

観客1人いない地下闘技場で男同士向かい合い、飯も食わずに何日も―
って
のう!勝てるかの刃牙は・・・?」
冒頭徳川邸。大座敷で光ちゃんと向かい合って酒を呑んでるのは、誰あろう勇次郎です
ジャック敗北後、「今度こそワシの出番じゃー!」と
富樫虎丸のようなテンションでピクルとの対決に名乗りをあげた刃牙
ピクルは耳を齧られたくらいで別段ダメージ受けてないし
何故フェアじゃないのか理解不能ですが
「とにかくその時まで待つよ!」とピクルと寝起きを共にすることを決め込み、今は飯も食わずに地下闘技場で体育座りしてるようです
あぁ、フェアじゃないってもしかしたら「ピクルは空腹なのに自分はベストコンディションだから」って意味合いでしょうか
こうやってしばらく飲まず食わずで自分を衰弱させることで、「おなかペコペコ」というフェアな条件にしようとしてるってことかな?

「拳雄烈海王が倒され 新生愚地克巳が惨敗 怪物ジャック・ハンマーまでもが
のう勇次郎、ワシの知る限りあの3名―地球防衛軍最強と云える戦士達じゃ
この3名なら誰だって範馬刃牙に勝っても不思議はない・・・
あ、それ北海道産のメフンじゃ」
「鮭の内臓の塩辛だな」
「ホォ〜・・・グルメじゃのォ」
「好物だ」
「ヘェ〜・・・ってだからぁ!あの3人の戦力は刃牙と五分!
ということはじゃ―!」

なんか美食に見識のある勇次郎。海原雄山みたいです
この人普段からマンモス肉食ってるようなイメージがありますが、今この場の光ちゃんがそうであるように
世界各国の権力者・富豪達にコネクションがあって色々と世話になってるであろう男ですから、超一級のグルメなんでしょう
メフンは酒飲みにはたまらない高級珍味。勇次郎も好物らしく、一口口に入れてニコニコしながら酒をあおります





敗れた3人はその誰もが刃牙に勝ってもおかしくない実力者。ならば刃牙の勝算も絶望的なのではないか?
そう懸念する光ちゃんに対し、勇次郎はその考えを否定する要因を1つ示す
「爺。刃牙にはあって―あの3名にはないもの。兎にも角にも
刃牙は俺の血を引く明らかな範馬の系譜」
「えっ?ジャックだっておぬしの―」

ジャックガン無視の「刃牙は俺の血引いてるし」発言。酷いオヤジです
ジェットは息子と認めてもガルシアは認めなかった鬼龍みたいだな

「あれは薄い。結果を見れば明らか
あれは血が薄い」
「はァ〜・・・・勝てぬということは血が薄い・・・なんとまァ呆れ返った自負心じゃ」

>梢江の血>範馬の血>>>>超えられない壁>江珠の血>ジェーンの血≧本部の血
>薄いのは血じゃなくて最近の内容じゃないでしょうか

ジャックは俺の因子が薄いから負けたんだ、とケロッと答える勇次郎。それは「濃ければ勝てるよ」という意味に取れます
ならば「血を引いてる」と認める刃牙であれば、ピクルに対しても勝てると
確信しているということでしょうか?

「ところでオーガよ。おぬしはやらんのか」
黙っていればいいのに、つい興味と好奇心を抑えきれず聞いてしまう光ちゃん。勇次郎の唇がニンッと釣りあがった
ビターン!と勇次郎が思い切り畳を叩くと、その衝撃で一畳が垂直に立ち上がります
心配するな爺
ああ見えて範馬刃牙 そう捨てたもんじゃねェ
いずれにしろ二人は闘う運命

立っていた一人を俺が喰うまで
な、なにをするだァーッ!さしたる意味もなく真っ二つにされる畳
>勇次郎が漁夫のようでナンか微妙です…
>勇次郎「邪ッッ!!惜しいッッッ!!!」
どうせ真っ二つにするなら光ちゃんを殺ればよかったのに
動向が気になっていた勇次郎の「俺は勝ったほうとやる」という公式声明も飛び出し、ピクル編はいよいよ刃牙との対決を迎える模様
もし誰かが乱入しようとしても、張り付いてる以上刃牙が「邪魔すんなテメー」って駆除しそうだし。まず確定したと思って問題ないかと
父にその実力を認められた刃牙!ついに史上最強のモンスターとの対決に挑む!次号へ続く!


155話

醒悟

これ以上 俺以外の誰かがピクルと闘うことに我慢したくない
誰よりも先んじたい―!
馬鹿野郎・・・だからダメなんだ・・・先んじる―
ではなく
最初っから居りゃーいい!
ずっといりゃあいい・・・なァピクル。こうしてようや・・・その時が来るまで

先週の光ちゃんの言葉通り、もう誰にも先を越されない為に地下闘技場でピクルと寝食を共にすることを決め込んだ刃牙
>ココまでしてもこのウッカリ主人公は誰かに出し抜かれる気がする・・
>「誰よりも先んじたい!」ならお兄ちゃんのように有無を言わさず攻撃をしかければいいのに
いつやる気になってくれるかも解らないピクルをのんびり待つこと自体が思考おかしいと思う
>刃牙って馬鹿ですよね。早く戦えばいいのに

ピクルの前でひたすら待つという刃牙のその行動は、理屈が通っているように見えて実はかなり意味不明
そもそも「その時」ってのはピクルがやる気になった時の事だと思いますが、それはどういった状況になったらそうなるのか
烈先生の時は闘気ビンビンで闘技場に飛びこんだ瞬間、克巳の時は克巳がドームのグラウンドに現れた瞬間
ジャックの時はジャックが問答無用で殴りかかったことにより、ピクルは戦闘モードに切り替わりました
ならばまずは刃牙自身が
戦意をもってピクルと対峙することが最初に取るべき行動のハズなのに
薄ら笑いを浮かべて仲良く座ってるだけじゃ、そりゃピクルもやる気になるワケありません
少なくとも蹴り一発でKOされた最初の戦いは、刃牙の不意打ちハイキックがきっかけでした。そんなことも忘れてしまったのか
それまではこうして同じ空気を吸い―
眠くなったら眠り―腹が減ったら―・・・腹が減ったら?
そーだよッ!喰うんだよコイツは!
腹が減ったら俺をッッ!

と、ここで「あっ?よく考えたらピクルって腹減ったら俺を喰っちゃうじゃん!?」と気付いた刃牙
今頃気付くのかよコイツ。むしろ大半の読者達はそれこそが「その時」だと思ってましたが
本当に何の考えもなく、ピクルが「よし闘ってあげるよ!」という気になってくれるのをただ待ってたようです。アホの子やん





「野生の動物は長期間何も食わんでも生き続けると聞くが―
ピクルとてさすがに限界じゃろう。のうペインさん」
「イヤ・・・それは解決している」

「なんと・・・ッ?ピクルの餌問題が解決していると?」
豪華レストランをたった2人で貸しきって食事をしているのは、光ちゃんとアルバート博士のジジイコンビ
なんとここにきて「ピクルの餌問題は解決した」という爆弾発言が飛び出します。それはいったい如何なるモノなのか

「我々は重大なことを見落としていた。ピクルの仕留めた餌はあるのだよ
もう既に・・・あんなにも沢山あったのだ・・・何トンもね」
「あのTレックスかいッッ!アメリカに保存されているッ
い、イヤしかし・・・ッ牛肉や豚肉じゃあるまいし・・・あれは重要文化・・・」

ピクルと一緒に発掘されたTレックス。まさに何トンというピクルが仕留めた餌
たしかにあれを餌にすれば飯の問題は解決するが、生前のカタチを残したTレックスという貴重な研究資料を・・・
「誰のモノでもないッ!ピクルがピクルとして手にしたモノだ。身体を張ってね
重要文化財―異論の余地はない。しかしピクルに代えられようハズもない・・・
彼は生きているのだから」
死んだ研究資料より生きてる研究資料のほうが大切
Tレックスの死体を惜しんで、また生きているピクルまで失ってしまうなど愚の骨頂。至極当然の2択といえます

「計り知れない価値だ。ティラノサウルスの肉40kg・・・」
というワケで海を越えてやってきましたティラノサウルスの肉

「いいでしょこんなもんで。闘技場までの距離100m―引き上げましょ
殺されちゃいますよ見つかったら」
>アレン、お前・・・アレンやないか!
>アレン君まさかの再登場、あんだけ恐い目に遭ったのにまだ研究員辞めてなかったのね

久々の登場となったアレンは相も変わらず無感動。貴重な研究資料を惜しむ同僚とは対照的に、完全にノーリアクションです
また何か
科学者として不適人間として素敵なコトをしでかしてくれと全国読者が期待しましたが
残念ながらアレンの再登場はこのシーンのみ、たった3コマだけで終ってしまいました

「飯食ってンじゃん!普通にッ!」
>烈&克己「えっ俺ら何のために食われたの?」
>烈さんと克己と俺たち涙目すぎるだろこの展開
>とりあえず烈先生・克己・ジャックの三人は自分も納得した上で喰われたのでしょうが、
シベリア虎はホンとに何のために喰われたのか
持ってきた生肉の塊に貪りつくピクルを見て、思わず入る刃牙の突っ込み。烈先生と克巳の四肢を思うと泣けてきます
もっともピクルは
「倒した相手を食す」という原則的な本能を持っているのだから、
例え満腹状態であっても戦いを挑んで敗れた2人は多少なり喰われた可能性も。あ、違うか。ジャックみたいに保存されるか
「えッ?だってコレ・・・生だろ?砂もついてるし」

お前好きだろ?ティラノサウルスの肉
俺が決めた今決めたぽっぴっぽー。値段は200えん
>(浅倉風に)「お前も食うか?」
>アレン君が刃牙に先んじるッ!!
自分だけ食うのは悪いとでも思ったのか刃牙に肉を差し出す優しいピクル
流石に冷や汗をかく刃牙でしたが、せっかくの好意を無碍に断るワケにもいかず意を決してかぶりつきます
「なんか・・・ウマいじゃんこれ
ワルいねなんか。マジいける。何の肉?」

生でも美味いらしいティラノの肉。塩漬けになってたからいい具合に下味ついてそうね
言葉は通じずとも仲良く飯を喰らう2人。いつでも開戦OKの奇妙な同居生活が始まった!次号へ続く!

という引きですが来週、再来週と2号連続休載。再開号では恒例となった3倍バキ祭だそうな。のんびり待ちましょう
>先週・・・オーガと酒呑むジジイ。 今週・・・博士とメシ食うジジイ&生肉食う二人
もうこれからのバキは烈とドイルのスコッチとか達人と独歩の泡盛とか空手&中国拳法ズの中華とか、
そういうシーンばっかり毎週やってたらいいよ。かわるがわる場面転換して
>巻頭で「待たせたな…やっと俺の出番だ!」と言っておいて、
締めは「19号・20号は休載いたします」ですよ。マジいけない
>2週休んでバキ3倍祭りって多分大ゴマ祭りだろうし普通に連載してくれた方が嬉しいような


一挙2話掲載&袋とじ漫画で、もはや恒例となった感もある「3倍バキ」だった今週号
袋とじ漫画は少年が見た烈先生が
万年筆でドスを持ったチンピラを叩き伏せ
「ペンは剣よりも強し」という言葉で締めるという、なかなかセンスの良いショートショートでした
少なくとも前回のガイアのアレとは比べものにならない構成で、「こういう各キャラエピソードなら読みたい」と思わせる内容
是非とも次回は
本部先生の武勇伝を拝見したいものです

156話

超雄同士

「ピクルは闘わんよ。もう二度と
我々のチームは現在、大きな成果を上げつつある。保存中のTレックスの肉を使い―

バイオによる増殖を成し遂げつつあるのだ

2年・・・これはピクルがTレックスの肉を食べ尽くすまでの時間だが
実験から実用化までには十分な猶予だ。
ピクルはもう飢えることがないのだよ」
「満たされたのなら―もう」

「無論闘う必要はない。
こうして食後のデザードを楽しむ我々と同じようにね」

冒頭。プリンアラモードに舌鼓を打ちながらもの凄い研究成果をしれっとカミングアウトするアルバート博士
2億年前のTレックスの肉増殖とか、考古学・生命工学双方の観点から見ても半端ない偉業です。マジ金も栄誉も思うがまま
そんなワケで「もう餌に困らなくなった=獲物を狩る必要がなくなった」ということになり、ピクルはもう二度と闘わないという
本当にそうなのか?少なくとも刃牙が一発で蹴り飛ばされた時、ピクルは精肉屋のトラック襲った直後で満腹だったハズです

「―ペイン氏はそう言っとるのだが」
「学者さんですから・・・ペイン氏は。そういう発想も致し方ないでしょう」
「フム、ならばヤクザ者ならどう発想する?
喧嘩師・花山薫なら」
どうにも博士の説明に納得がいかない光ちゃんが訪ねたのは、なんと花山組事務所でした
この人
お供もつけずにヤクザの事務所に行ったりするのね。アクティブすぎる
光ちゃんのことを知らないような三下チンピラに門前払いとかされてそうです。リアル水戸黄門みたいなジジイだな
「僅かな時間ではありましたが―ピクルに触れました。ただの押しっくらです」
「エエエッ?やっとるのかおぬしッ!いつ?どこで?
カ〜ッ観たかったのォ!花山薫とピクルの押しっくらかァ〜ッ!
―で、どっちが勝ったの?」

「心配せんでも御老公。ピクルは”こっち側”ですよ」
「・・・こっち・・・?」
あの力比べは両者互角といったところでしたが。どっちが勝ったのかという問いにはあえて答えず
キョトンとする光ちゃんに、グラス三杯目のワイルドターキーを一気に飲み干した花山さんは静かに言った
「喰っても喰わんでも―

比べっこが大好きってことです」
ノーベル賞科学者の考察に対し、日本一の喧嘩ヤクザの答えは「二度と闘わないとかワロス」
”アイツは根っからの戦い好き”
それは決して頭でっかちには理解できない、互いに肌を合わせた同じ種類の人間にしか理解できないシンパシーだった
それにしても
よく喋る花山さんに違和感を感じざるを得ない。この人目上の人間にはちゃんと敬語使うのね
疵面なんて台詞のほとんどが「……」なのに!
>花山が饒舌に…雰囲気も妖しくなって何だかグレート巽のよう「華ッ」と言うか

サイコーの男とサイコーの女が同じ部屋にいるようなもの
他人ではいられない
惚れた同士が向かい合い視線を結び合う
場所は闘技場だ。無事で済むワケがない
花山さんの言葉を証明するかのように。時同じくして闘技場では刃牙がある思い付きを実行していた
さっきまで一緒に笑いながら飯を喰らい、あれほどに満たされ、あんなにも平和的だったのに
言葉を解さぬピクルがひとたまりもなく発火するほどの挑発
そんな予想外の刃牙の行動
が、地球史上最強戦の火蓋を切って落とそうとしていた。157話に続く!


157話

食べる為ではなく

えらく続きが気になる引きで締めた前話。いったい刃牙の思いついた挑発行為とはどのようなものだったのか
全国のバキ読者が久しぶりにwktkしながらページをめくります。さぁ見よ!これが原始人を怒らせる方法だ!

コツは軽ぅ〜く
軽ぅ〜く頬を

決して強く打ってはいけません

強く打つこと―それは相手に対する敬意になってしまいます
慈しむように 軽ぅ〜く平手で
これが効くのです
深ぁ〜く相手を傷つけるのです

おう兄ちゃん元気?あん?あァん?あんかけチャーハン?
とでも言うかのように。上から目線の舐めくさった表情で、ピクルの頬をやさし〜く張る刃牙
というかこの胡散臭いナレーションは誰が喋ってんだ。
碑文谷教授か

1994年の第3回UFC大会。優勝候補筆頭だったホイスを、ダークホースのキモが予想を覆す接戦で追い込んだ
結果は僅差で敗れたものの、この試合でのダメージが大きかったホイスは次の試合を棄権せざるを得なかった
キモ、大健闘の理由を聞かれて曰く

「あの野郎、俺の頬を軽く叩きやがったんだ!軽くッ!
まるで値踏みでもするみてえに軽くな!」
男と男の真剣勝負の舞台にあがって、蚊が刺したほどにも効かないようなビンタを繰り出したというホイス・グレイシー
この話が本当ならばそれはファイターとして相手を侮蔑した行為に他ならず、キモが発奮したのも頷けます

刃牙がやったのはまさにこれ
もっとも前述したように、キモのケースは試合中にやったからこそ侮蔑の意味合いを持ったと思われるので
非戦闘状態から軽く頬を張られて
同じようにムカつくかどうかはかなり疑問を感じますが
しかしそれでも、最低限のプライドを持つ人間にとってはやられて不快な行為であることは間違いありません
果たして言葉を解さぬピクルはこの行為をどのように受け止めたのか?





烈海王の秘術
愚地克巳のマッハ

ジャックハンマーの拳

そのどれもがピクルの肉体にダメージを刻んだ
しかしそのどれよりもピクルを深く抉ったのは
刃牙の蝿も殺せぬ軽ぅ〜い平手打ちだった

”ドギャアッ!!!!”
牙を剥いて飛びかかってきたピクルを受け止める刃牙。「侮辱」は言葉を解さぬ相手にも見事にヒットしたのである
怒りのピクルの体当たりを受け止め20mほど闘技場を後ずさった刃牙は、ようやくその動きを止めて彼に礼を告げた
「ありがとうピクル
理解ってくれたんだな。俺が君を侮辱したこと
君は今、進化した」

言うなりピクルの腕を振りほどき、飛び前蹴りで距離を取る刃牙。完璧なタイミングと間合いから18番の攻撃を繰り出した
美しき半円を描いた刃牙の剛脚が、ピクルの顔面を真横からサッカーボールの如くに吹き飛ばす!

君は今 生まれて初めて食べる為ではなく
誇りを守護る為に
格 闘 う ん だ !

刃牙先生の左ハイキックで強烈なダウンを喫したピクル。しかしその表情には怒りも憎悪も見られない
初めて味わう感覚に対する歓喜。高揚感
食欲を満たす為に獲物を狩る狩人としてではなく。己が戦士としての誇りを守る為に戦うことの喜び!
史上最強決定戦は新生ピクルデビュー戦!次号へ続く!


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