178話
カ ウ ン タ ー
迎撃
「カウンター。迎撃には2つの効果が期待できます
1つは当然物理的な効果
向かってくるものを迎え撃つ。小さな力でも大きな効果を発揮する
しかしカウンターの核となる真なる効果は物理的な部分ではない
心の隙間
憤怒・憎悪・闘争心―攻撃一色に染まった心
食いしばるべき顎は開かれ、鍛え抜かれた頚椎は緩みきっている
闘争の最中に被弾を忘れた肉体
如何にピクルの頚椎が猛牛並みであろうとも―
その耐久力は首の据わらぬ赤子並みに成り下がるのです」
何故金的は痛いかに続き、何故カウンターは効くのかについて
延々1話分烈先生が解説しただけの今回のお話
まったく格闘技のことを何も知らない女子供にならともかく、バキの読者層に対して今更説明することかと
しかもピクルの頚椎が赤子並みになるとかあんまりすぎてもう声も出ません
>今のピクルは公園と日本刀抜きの本部さんでもボコボコにできるレベル
>意識する間もなくトラックに吹っ飛ばされて無傷だったピクルさんはいったいどこへ
>ピクルの頭突きにカウンター決めた真マッハってなんだったんだろう…悲しくなるわ
>ピクルの頚椎の強さがカウンターで帳消し・・・はい10行感想でOKです
>刃牙は過保護されているッ!
>今回のバキほど、話が進むにつれてしらけていく格闘漫画も珍しいですな
トラックに跳ねられた時も完全に意識の外からで被弾の覚悟なんかしてなかったのに平気だったし、
克己なんて最後の真マッハは勿論、よく読み返してみるとほぼ全ての攻撃がカウンター弾に見えます
ほとばしる説得力のなさで読者を白けさせてきたバキVSピクルではありますが
もう今回は特にヤバイというかなんというか、怒りやイライラを通り越して板垣先生が可哀想に見えてきました
>烈「御存知グレーテスト、M・アリです」 記者「(…誰だよ、バキ世界だとマホメッド・アライだろ)」
>板垣『モハメド・アライ?…Jr?…何の事です?』
>マホメド・アライ なんて人は いなかった
意識を断ち切るカウンターの実例として出てきた人物も実在のモハメド・アリで、アライ父涙目。板垣先生マジ大丈夫だろうか
「だからバキさんはピクルを追い詰めることができたのです!」
というワケで当然のごとく今回もまったく話進まず。「決着は直後でした」詐欺継続中です
むしろここまでやられるとあと何話引き伸ばすのか楽しみに思えてきてしまう不思議。そんな次号へ続く
とりあえず今回で4話なので、あと4回決着がつかなければエンドレスエイトに並ぶな
179話
ジャック戦で見せた電撃的な瞬間移動。つまり
あのピクルが避難しているのです
そのピクルに・・・・
刃牙さんは追いついている!
「言ったろ。どこへも行かない。君の傍から離れないと」
技術の力の前に全ての攻撃が通用しないピクルは、ここでようやくジャック戦で見せたチート能力を解禁
20mくらいの距離を0.5秒ほどで往復してしまう脅威の脚力はまさに瞬間移動
タフネスなどよりもピクルの強さの根幹を締める素養
大きくかけ離れた現代人とピクルのスペック差の中でも最たるもの
それがこの脅威の脚力なのです
ところがどっこい刃牙の技術力はこの鬼畜ムーブすら「なんちゃない」と同じ領域に踏み入れてしまう
>バキ「瞬間移動?技術あるから全然おk」
>バキがピクルの瞬間移動に普通について行ってますが、これ技術じゃなくて運動神経と身体能力の問題じゃ・・・
>バキ、技術が凄いんじゃなくてピクルと高速戦闘出切る肉体が凄いんじゃね?
肉体>技術の超えられない壁を見た気がする
>ピクルの瞬間移動についていけるとか。どうみても技術じゃなく肉体スペックです本当にありがとうございました
刃牙「なんちゃない・・・ピクルと同じ速度、同じ速さで追いかけただけだ」
ピクル涙目。キンタマが痛い理由だとか、鞭打が痛い理由だとか、カウンターが効く理由だとか
刃牙がピクルに与えた有効打に散々説明をつけてきた烈先生ですが、この動きに関しては驚いただけで解説をスルー
解説しようがないので当然の逃げです。もう刃牙が100mくらいジャンプしても誰も驚かないな
そして最後のコマ、トドメとばかりに放たれた烈先生の言葉がこれ
「口を慎みたまえ。ウソは言ってません
数瞬を詳しく語っているだけです」
>「口を慎みたまえ」これは板垣先生から我々いちいち突っ込みいれてくる読者&編集へのメッセージなのか・・・
>烈「引き延ばしてません…数瞬を詳しく語ってるだけです…」なんかもうわざとやってんだろうなぁ…
>烈先生激怒w しかし数瞬かも知れないが話が進んでないと言う言葉に対する否定になってない
>やっぱ板垣先生もネット批判とか気にしてるんですね。最後の台詞は読者に対する反論にか見えない
>もういい烈!もう喋らなくていいんだ・・・ッ!
>烈先生なにいってるの?ついにくるったの?
>お前が口を慎めと言わざるをえない
黙っていればいいのにムキになって反論し始めた烈先生。板垣先生すいまえん(ジャンピング土下座)
エンドレイスエイドにまた一歩近づいた引きで続く!
次号、鯉太郎VS王虎直接対決のバチバチを絶対に見逃すな!
180話
Finaieフィナーレ
救い難き強欲
飽くことなさすぎの欲深さ
この期に及び技術による勝利を拒否し
堂々の体力による勝利を狙う無謀。浅薄
あ、ありのままに起こったことを話すぜ!格闘技術のおかげでピクルに対して勝利目前だったバキが
突然「耐え難い衝動を抑えきれず」というしょうもない理由で技術なしの殴り合いを熱望
最後はただ2匹の雄が真正面から殴りあう、オリバさん戦の焼き直しのラストバトルとなってしまいました
な、何を言ってるかわからねーと思うが(ry
「人が育んできた武器『技術』で、古代人の身体能力を超える」
これまで散々gdgd続けてきた戦いが、ようやくこの一本筋の通ったテーマによって収束するというまさにクライマックス
「やっぱり我慢できない」というクソほどの価値もない理由でこれを放棄しての殴り合いです
朱美の死亡シーンまで回想させて「数千年前の先人達の技術―この身体に根付いている」とかまでやったのに
最後の最後に「そういうのイラネ!」で済ませました。もうイミフすぎる
森羅万象の理も通用しない刃牙の補正力は、終いにゃ単純な肉体スペックすらピクルを凌駕してしまうのでしょうか
結果、瞬く間に体力の差異は現れ
太陽の東から昇るが如く
水が低きに流れるが如く
そんなことはなかったぜ!技術を封印するや、いきなりボコられる刃牙。もうざまみよとしか
9割9分手中に収まっていた勝利がスルリと零れ落ちる、ピクルのパワフルな打撃の雨あられ
もはや刃牙は焦点が定まっておらず、完全グロッキーで体性は完全に逆転していまいますが・・・その時!
『ピ・・・ピクルが技術をッッ!』
なんとこの最後の最後にきてピクルの合気投げが炸裂
厚木基地で勇次郎から受け、新宿で刃牙相手に使ってみせた、ピクルがこの時代で覚えた唯一の「技術」
腕力比べの最中、確かに感じた敗北への恐れ
「技術」という現代人最強の武器を前にし、自分よりも遥かに小さい雄に翻弄され続けてきたピクルであったが、
最後に彼を救ったものもまた、技術であった
そもそも投げられる前にほぼ失神していた感はありますが、この投げが決定打になって刃牙は瞳孔開いて完全KO
ピクルは精根尽き果て、その場に体育座りするのだった
古代人は武器を手にした
死 闘 決 着 !!!
>魔法が・・・解けた・・・(刃牙の)
>簡単に言うとコマンド技抜きで真豪鬼や若ギースに挑んだ結果がこのザマだってことですね
>技術を捨てての力比べってどーみてもピクルのかち!ありがとうございます!!
>どこまでオリバさん戦の焼増し・・・と思ったら、ひょっとしてこれピクルの勝利?
勇次郎VSピクルのガチなら興味ありますけど、バキ戦で大きく株を落とした今のピクルとは・・・
株を落とした要因は120%、バキのせいですけど
>正直素直にバキが勝つよりふざけてます。殴り合いじゃなかったら勝ってた!てなんだそりゃ
お前ジャックのこと馬鹿にできねえぞ
>わざわざページ数を数えてる辺り、刃牙担当編集の「いい加減にしやがれ感」が伝わってきます
>何このしょっぱい決着、そもそもパワーで勝負にならないから技術で闘ってたのに
最後に力比べやったんじゃそれまでやってたことが全部無駄になるじゃん
>板垣先生、結局何したかったんスか
だそうですが、これは普通に「技術を手にしたピクルが勝った」と考えてOKなのか?それとも
「腕力勝負の最中に技術を使った=敗北を恐れて勝負から逃げた」と解釈してピクルの負けなのか?
まぁ仮に後者みたいな無理やりな解釈で結果を曲解しようと、
刃牙が失神してピクルは健在な以上、どう足掻いてもピクルの勝ちだわな
しかし板垣先生は「死んだフリで生き残ったから勝ち」とかトンでも理論で勝敗をねじ曲げる男。正直考えは読めません
堂々497Pにわたる雄比べ!勝者はどちらに・・・!?という煽りに何か嫌な予感を感じながら次号へ続く!
>ピクル編を一言でお願いします
なかった!ピクル編などというものはなかった!
181話
闘争の不文律
「動こうとしないピクル。動こうにも動けん刃牙
この状況、お二人はどう見る?」
無様な失神KOを喫した刃牙。彼を打ちのめしたものの、すっかり戦意を喪失して座り込んでしまったピクル
誰がどう見てもピクルの勝ちだと思うんですが
一応烈先生と花山さんの2人にプロの見解を聞いてみる光ちゃん。もう嫌な予感バリバリです
「愚問です。ピクルに攻撃の意志が認められぬとはいえ
生殺与奪が彼にある以上解答は明白。ピクルの勝ちです」
烈先生の常識がやさぐれた読者の心に染みます
まったくもって至極当然の烈先生の見解。この結果が「刃牙の勝ち」と言うなら克己も勝ってる事になるしな
「フム・・・同意見かな?花山の?」
「自分は少し違います」
頼もしい烈先生に読者が安心した直後、暗雲立ち込める花山さんの見解。あぁ・・・やはりこういう流れになってしまうのか・・・
「技術ってやつあぁそもそも、強え者と張り合うため弱え者が作ったもんです
言い換えりゃ武器だ
ピクルには体格がある。力がある。その上さらに武器を手にするってのは・・・
強く生まれちまった者の不文律。小細工する権利はない」
「強者に生れ落ちた花山薫。いかにもな啖呵じゃのォ
視点を変えるならそこまでピクルを追い詰めた刃牙は・・・」
「心情的には勝ちとしたいところです」
出たー板垣先生の48の読者殺しの1つ!論点のすり替えだー!
死んだフリで逃げた方が「武術TSUEEEEEE!」とか言っちゃうくらいですから今更驚きはしませんが
「体格で勝ってる者は武器を使っちゃダメじゃん」とか逆に酷いハンデ戦です。体格いい人可哀想
これをまったく恥ずかしげもなく堂々と「強者の不文律」「権利はない」とまで言われてしまっては、読者はもう声も出ません
そもそもピクルが恐竜達と渡り合ったのだって技術だと思うんだが。正面から殴り合って倒してたっていうなら別だけどさ
スーパー頭突きは単純な腕力で劣るピクルが彼らに対抗する為、その脚力を活かして編み出した「必殺技」なハズです
もうこの時点でピクルの(ry
「さすがじゃ・・・武に生きる烈、侠に生きる花山
ともに正しく、ともに厳しい」
結局明確な勝者については言及せず、見方次第でどっちも勝ち的な灰色の決着となってしまいました
>あれだけ話数をかけておいて、この玉虫色の決着・・・
>花山さんはバキの催眠術にでもかかってるんじゃないかと
>なんでピクルは最後技使っちゃったの?
力勝負でも圧倒されたからやむを得なく使ったとかならわかるけど、優勢だったじゃん
「傷ついて。ヘコんで。落ち込んだとき・・・見たい景色がある」
ラスト。ビルの屋上で1人夜景を眺めるピクルのもとに、医療室を抜け出してきたきた刃牙が現れた
ピクルにとって、この夜景が「落ち込んだ時に見たい風景」なのでしょうか?いや・・・・・
「ここがイチバン見晴らしがいい。視界を遮らない
ここからなら見えるんだろうな。有史以前の手付かず・・・
大白亜の絶景が・・・」
東京の夜景が2億4千年前の絶景に早変わり
それはピクルの目のみならず、隣に立つ刃牙にもまざまざと感じ取れるものであった
吹き荒れるビル風を全身に浴びながら、刃牙は悠久の時を生きてきた偉大なる先人を改めて尊敬するのだった
「たまには観にきていいかな?センパイ」
互いに傷つき、ヘコみ、最後はお気に入りの景色を一緒に観て仲直り
なんだかようワカらんままにとりあえずイイ話っぽく締めました。刃牙VSピクルついに決着!
個人的に引き分けって結果は大いにアリだと思うんですが、それだったら単純に両者KOとかのほうがよっぽどマシだたのではないかと
こういう「解釈次第では」の決着は読者にそう思わせるだけの説得力が必要なのに、それが欠けすぎててなんとも・・・・
ともあれ497Pの雄比べも終わり、あと2回くらいエピローグ的なのやったらピクル編も終わりでしょうか
あとは勇次郎との最終決戦を残すのみですが、果たしてすんなりクライマックスバトルにいけるか。それとも何か一波乱あるか
ピクルが夜叉猿みたいに勇次郎に殺されたら凄い展開なんだが
182話
友好条約
宣誓ッ
我が米国合衆国国家は
範馬勇次郎氏とここに友好関係を結び
氏を尊重し氏における一切の生活を侵害することなく
この確約をいかなる事態が起ころうが遵守し
神の下 この確かなる友好条約を全うすることを誓う
2009年10月3日合衆国大統領バラク・オズマ
「楽にしな。毎期の儀式ご苦労なことだ」
ピクル編完全終了までもう1、2話程度のエピローグがあるかと思ったがそんな事はなかったぜ!
冒頭ホワイトハウスの一室で、オバマ大統領ならぬオズマ大統領と向かい合う勇次郎
アメリカ合衆国とOgreの友好条約は40代大統領リーガンから続いている国家機密であり
本人を前にしての「宣言」は新大統領就任における毎期の伝統儀式なのだという
「マスターユージローハンマ。1つだけ私の個人的わがままを聞いてくれるだろうか」
「1個人の暴力でアメリカと戦争できる男」。初めてその存在を聞いた時から「Ogre」はオズマ大統領の憧れだったそうで
勇次郎の発するプレッシャーにビビりながらも、しかし少年のような好奇心を抑えきれない
大統領が懐から取り出したのはコブシ大の石炭だった
「石炭・・・炭素に10万気圧の圧力を加えるとダイヤモンドに変化するという事実
理屈では成り立つのだろうが・・・この目で見なければ納得できるものではない
ミスターオーガ、君の力ならどうだろう?
核よりも強力と言われる君の握力なら!」
この石炭をダイヤにしてみてくれ!というロマンに満ちた要望。勇次郎マジ錬金術師扱い
「ならば等価交換だ!」などとセコいことは言わず、勇次郎はニタリと笑って石炭を握り締めます
「大層な支持率だそうだが・・・そういうところはボッシュと変わらんな」
ギギギギギギーッ
ぽん!と魔法のように勇次郎の手からダイヤが出てくるかと思いきや、まったく予想外の勇次郎の行動
なんか石炭を握った左拳の中指を立て、一本拳でガラスのテーブルに一直線の傷をつけてます。え?何してんの?
ガラス製のテーブルはダイヤモンドカッターで切られたように、綺麗にカッティングされて真っ二つに
「あいにく人工ダイヤだがな」
石炭を握り締めた拳でガラスを切り裂き、「俺の拳こそがダイヤだ」と豪語する勇次郎。え?
その手の平から光り輝くダイヤは転がり落ちません。ええ?これで終わり?
流石に10万気圧の圧力は勇次郎の握力でも無理だったということか。板垣先生変なトコで常識的見解を入れてきました
別に握力でダイヤ作ろうが手刀で海を割ろうが今更読者は何も言いませんて。ここは普通にダイヤ作ってほしかった
「ノン。Yes,You Could」
いいや あなた は できた
勇次郎でも出来ないモンは出来ないのか・・・と全国の読者が逆の意味で驚く反面、オズマ大統領だけは大賞賛
お得意のフレーズで「いやいや!確かにあなたは石炭でダイヤを作った!チョースゴイっす!」とご満悦です
なぁにこれぇ(遊戯の声で)
冒頭時点で既に多くの読者は「また勇次郎のアレっぷりを見せつける回か!」と、どんな魔法も受け入れる体勢で構えてたのに
蓋を開けてみればむしろ「あれ?なんか勇次郎案外普通の人じゃね?」という内容
今までのノリの勇次郎ならギラギラ輝くダイヤを作った挙句、それをボリボリ噛み砕くくらいの芸当はやったはず。拍子抜けです
例によって話の進展はない尺稼ぎの回ではありましたが。刃牙との対決を控えて弱体化してるように見えるとかどうことなの・・・
早く最終対決始めてほしい次号へ続く!
183話
範馬勇次郎/談
「過剰に搭載した筋肉。図書館並みの蔵書―
所有する量はそのまま不安の裏返しにも見て取れる」
泣く子も黙る最凶最悪の囚人達を閉じ込める脱出不可能の檻。アメリカ合衆国アリゾナ刑務所・通称「ブラックペンタゴン」
その地下に所狭しと並ぶ凄まじい数の書籍は全てオリバさんの蔵書ですが、男はそれを見て感心するどころか鼻で笑った
「そんなムチャな筋肉つけたり、アホほど本持ってたり・・・お前ビビりにも程があるだろプギャー」と
天下のアンチェイン様と対峙して舐めた口を利くこの男。言わずもがな前回大統領との条約を終えたばかりの範馬勇次郎です
「君の倅である刃牙が例の古代人と戦ったそうだが・・・結果は知ってるだろう
君はあの決着をどう見る?」
久々に会うなり一方的な悪口攻撃を受けたオリバさんですが別段怒ることもなく
シャツを脱ぎ捨てて上半身裸になりながら、ピクルと刃牙の灰色決着についての見解を勇次郎に求めます
勇次郎は勇次郎で何故かボクシンググローブをはめながらこれに返答
どうやら両者闘り合うつもりのようですが、オリバさんが素手なのに勇次郎がグラブするのは何故なんでしょ。ハンデ?
「弱者として生れ落ちた者が純正の強者を追い詰め
ついには格闘技という武器を使用わせた
故に弱者の勝ち―と」
なんという不純・・・・
なんという穢れ・・・
なんという汚濁り・・・
なんという不真面目!
勇次郎が「強者に武器使わせた弱者ってすごくね?」と言いかけた瞬間ものすごい勢いでキレるオリバさん
んなバカな話があるかボケ!とばかりにいきなり殴りかかりました。良かったオリバさんも常識人だった
あんなの誰がどう見たって刃牙の負けです。「見方を変えれば〜」なんて曲解は許せません。絶対ゆるさないよ!
感動・・・努力・・・勤勉・・・それらの装飾はしばしば勝負の純正を曇らせる
勝利というシンプルな結晶を複雑にする!
勇次郎のカウンターパンチ一発で図書室の壁まで吹き飛ぶオリバさん。20mくらいはあるでしょうか
しかしすぐに本棚の中からムックリ起き上がったオリバさん。打撃勝負では勝てそうもないので、お得意のパワー比べに持ち込みます
ガシィ!
プロレスラーのように両手を組み合う2人。オリバさんの1000パワーを見せてくれ!
「決着の際の標高・・・海抜・・・頭の位置をより高きに置く者
それが勝者だ!」
と、ここで勇次郎が自分の見解を発表。さっきのフェイント台詞なんやねんと
オリバさんの言う通り、戦いの決着なんてものは至極シンプルな結果によって簡単に裁定を下せるのだ
決着時、刃牙は地面に倒れ、ピクルは座り込んでいた
故にピクルの勝ちである
この時、ビスケットオリバの頭部 海抜1105.8mに対し
範馬勇次郎の頭部 海抜1106.3m
「や・・・やっぱりね・・・」
1000万パワー全開どころか勇次郎のパワーに自慢の上腕筋をあっさり畳まれて膝を折るオリバさん
打撃戦ならいざしらず、己の領域であるパワーでの屈辱的完敗。烈先生VS孫海王の握力勝負の焼き直しです
消え入りそうなか細い声で言った台詞が「ですよねー」というトドメ具合
>オリバさんをいじめるなー(;´д⊂)
>オーガが全然強そうに見えません・・・というかもはや遺産の食潰しにかかってる
>紅葉に負けてピクルに負けて、勇次郎にパワーキャラの印象なんて誰も持っていないのに
>「あの漫画のキャラ達は連載が終わってもあの世界でがんばって生きてくんだろうなあ」
とか想像するのが好きな自分としては板垣先生の手法はまったく好意的に見れないです
烈克巳ジャックときてオリバさんも尊厳粉砕とか・・
みんな大好きなオリバさんオワタ
勇次郎なんてドアノブ回しで紅葉と互角だったクセにどうしてこんなことに・・・
「あれはバキの負け」という勇次郎の見解を言わせるためだけにこうなったと思うとなんとも残念
これ以上辱めを受けるキャラが現れないうちに早く親子対決したって!次号へ続く!
184話
範馬脳
「え〜ッ!??こ、これ・・・人間の脳!?
この襞というか皺というか・・・え〜???」
「れっきとした人科。日本男子18歳の前頭葉だ
脳学者藻木研一郎、オマエを国内最高の専門家として質問したい
俺とてオマエほどではないにしろ脳科学者ではある
脳の皺の形状と人間性は無関係―常識以前だ
しかし―通常の脳と比較するまでもなく
あまりに悪魔的というか・・・」
なぁにこれぇ(遊戯の声で)
範馬刃牙18歳の脳写真です。鬼の背中の次は「鬼の脳」ときました
たぶん陰嚢の皺も鬼の顔してると思う。鬼の金玉
>もう範馬一族っていうか、範馬類ですね
>範馬の血族・・・脳がどうたら言われるとなんかネウロの設定を思い出す
>キバヤシ「つまり範馬一族とは宇宙人だったんだよ!」ΩΩΩ「なんだってー!」
>スゴイね、人体
>もういいっ・・・板垣・・・休め・・・っ!
ピクルとの戦いでのダメージを心配した紅葉が刃牙の精密検査を行った結果、明らかになった驚愕の事実
コメントにもあるように、これはもはやネウロの「新たなる血族」とか金剛番長の「金剛類」等と一緒のレベルです
もう生き物の種類が違う
板垣先生の酷い豪腕。これだけやっちゃうとあの親子のチートな強さも「だって範馬類だし」と納得せざるを得ません
でもこれはもしかしたら範馬の遺伝子というワケではないのか?案外勇次郎は普通の脳で、刃牙だけが特別なのかもしれない
刃牙の強さの根幹は肉体の強さではなく、「イメージ力」という脳の力
ならば彼の脳が常人とは違った変化を遂げていても、設定的にはおかしくはないかも。いや十分おかしんだけどさ
とりわけその第一発見者となった紅葉は大変に驚愕&興奮し、脳科学の専門家である藻木氏に意見を求めたのだった
「なぁ藻木よ。脳の皺と人間性は
無関係なんだよな?」
「俺達はさァ・・・脳のことなんて何も知らないんだな・・・脳ってやっぱスゲエよ
脳はやっぱりサイコーだよ!偶然の産物か神の悪戯か・・・こんな奇跡に出会えるなんて
アッアッ・・・質問ね。これはウン・・・・脳科学者として責任ある発言をしなきゃな
紅ちゃん、この脳の持ち主はね
悪魔のような奴に決まってんだろー!
いやまぁ・・・ワカんないってことなんだけどね♪」
刃牙の脳を見るなり、「こいつはきっと悪魔のような奴に違いない」と断定した藻木さん
すぐその後に小声で「ワカんないってことさ」と茶目ッ気のあるフォローを入れてはくれてるのですが
当たってます。全国のバキ読者にとって色んな意味で
「藻木・・・あってるよソレ」
ラスト。東京で大量発生したイエネズミが翌日朝にニュースになるのですが、それが発覚した原因が
刃牙が近くを通ったからイエネズミが一斉に大移動したというもの。うん、成程
なんか今週はそういう感じでした。そろそろ話を進めてもいいんじゃないかなと思った次号へ続く
185話
原人の帰する所
「どうあるべきか。どう導くべきか。既に議論の余地はなく
元に戻す。これ以外にはない
彼は我々現代人の好奇心の犠牲者なのですから。それが義務ではないでしょうか」
刃牙との激戦の後、研究チームによって東京ドーム地下から厳重な研究施設へと移送されたピクル
全世界を巻き込んだ世論もあって、彼を再び未来への眠りにつかせるプロジェクトが動いているみたい
現在ピクルを預かっている当事国日本でも、各界を代表する人物によるピクル倫理委員会の会議の真っ最中です
しかし議長の鳩山総理は解るとしてビートたけしや瀬戸内寂聴ってどういう選出なのかと
いやあらゆる文化からの視点が必要という事も勿論解るんだけど。もっと専門家を入れようよ
「元通り―簡単に口になさるが元とはどこを指すのか
仮に発見された場所、ニューメキシコの岩塩層に戻すとして
遠い未来社会あのピクルにどう生きろというのか
今目の前にある問題を未来の人々へ丸投げし
耳に心地よいヒューマニズムを口にしているだけでは?」
「同感だ。責任ならピクルの現在にこそ持つべきだ」
当然この流れに真っ向から反対するのはアルバート博士とストライダム
ちなみに7人の会議メンバーの中で専門家は博士一人だけという酷い偏り具合
考古学者、生物学者、科学者が他に何人かいてくれれば博士側だと思うのですが、この数ではもはやイジメです
「Mrストライダムあなたねぇ、あの重要文化財に何かしましたよね?
聞けば格闘技や武術の専門家を相手にケンカの真似事をさせていると!」
「約束でした。私とピクルの」
「言葉を持たぬピクルとどう約束を?」
「言葉で交わした約束ではない」
「詭弁ですな。バカバカしい」
理解されるハズもない、男と男の約束
ドーム地下で行っていた暴挙は、ストライダムの立場を弱くさせるのに十分すぎる材料。無理もありません
事情や経緯を知らぬ人間からしてみれば、一般的な考え方はこちらのほうでしょう
かくしてピクルの処遇を巡る議論は全世界を巻き込み、国連は全世界統合投票という荒業で決を取る事に
余談ですが、岩塩層を「がんえんそう」と打って一発変換したらガン演奏となって吹いた。どんだけ凄い演奏だよと
急いで打ってるとこういうミスすら気付かないでそのまま更新しちゃうのがはんぺらクオリティ
「ペイン博士感想をッ!戻すことになりましたがッ!」
「愚かな結論と言えます。しかし世界が出した結論です。見守るしかない」
元の岩塩層に戻すべき 500001572票
共に現代で生きるべき 500000543票
およそ10億人の投票による結果は、実に1000票あまりという僅差でピクル再凍結に決定してしまう
クリスマスを近くに控え、電飾で彩られた夜の東京をストライダムと二人で寂しげに歩くアルバート博士
「人類は愚かだった・・・ピクルにとっては気の毒な結果と言わねばなるまい
問題の先送り・・・解決の糸口は永遠に閉じられた」
※意訳
「誰だよピクル元に戻すって言ったの!俺がぶっ叩いてやんよマジで!
パンピーマジ頭悪いんですけど!先送りにしてばっかじゃねーか!
これそーいう問題じゃねーから!」
どっかのダッドリー使いのように失望する爺さん二人でしたが、その時だった
突然妖怪つるべ落としのように、ドスン!と二人の眼前に落っこちてくる巨大な頭。それは紛れもなく・・・
Tレックスドーパント!(違)お前の罪を数えろ!
更に驚く二人の前に笑顔でピクル登場。そう、これは冷凍保管されていたあのピクルが仕留めたTレックスです
彼は自分が置かれた身を野生の勘で悟ったのか、冷凍睡眠される前に研究施設を破壊してまんまと逃亡すると
Tレックスの頭を持って再びこの東京へ戻ってきたのだった
ストライダムくん・・・これは感謝だ
約束を果たした君への手土産だよ
言葉を持たぬピクルだが、確かにそれは2人に届いた
言葉ではなくッ!”心”で理解できたッ!
ピクルシュート兄貴はそれだけ伝えると、夜の闇に溶けるように東京の街並みに消えていった
未来に送ろうとした人間達を嘲笑うかのように。彼は自分自身の意志でこの時代で生きていくことを決めたのであろう
ピクル世界を笑い、東京に消える
>ピクル闇夜に消えるってのはまぁ順当な落とし方ですかね。勇次郎が首持って登場とかしなければ
「ピクルには人類の支配など及ばない」的なエピローグでピクル編ようやく終了です
Tレックスの肉食い終わったら食料はどうするんだろう、とか考えるとピクルの選択は救いのない死への一本道にも思えますが
しかしそれでも彼が自分で選んだ道ならばそれで良いのでしょう
範馬刃牙は次号休載で再来週から新章開始。って「新章?」頼むから最終章って言ってくれよ!
186話
闘いの遺伝子
スゴイ貌だったナ・・・自信に満ち溢れたハンサム・・・
手に入らぬものなどない 明日を信じるあの風貌
全てが壊れ去った・・・・
虚飾 虚勢 傲慢 不遜 尊大 自我・・・
あれは・・・間違ってはいない・・・
どれくらい―ああしてたンだろ
>梢江様が帰って来た・・・ここからが本当の地獄だ・・・
>梢江様復活!ryでコメが埋まるに10クンニ。あと絶対梢江でクンニしろやオラぁって言う奴がいる
4年ぶりの梢江様キター!ていうか調べてみて驚いたが4年も出てなかったのか
「範馬刃牙」になってからは、実に今回が初登場のヒロイン。最後の出番となったアライJrの抱擁シーンの回想です
やはり彼女の心は朴念仁の刃牙から離れ、
放っておけないJrへと移ってしまったのか?
4年間も待たされた読者が真っ先に知りたいそこんトコロ。はたして真相や如何に
「君に・・・心から感謝している。アリガトウ
聞いていいかい?何故あんなに長い時間僕を抱きしめていてくれたのか
あんなに優しく・・・あんなに心を込めて・・・そして熱く・・・」
「うまくは言えないんだけど・・・
あなたのお母さんなら・・・きっとそうしたと思った
愛でしたことよ」
どれほどの時間が過ぎたのか。泣きに泣いて心の錆びを全て流し、ようやく落ち着きを取り戻したJr」
彼の問いに対する梢江の答えは、読者が予想していたものとは違うものだった
「言ってることがワカラナイ。恋人でもない相手に何故愛を?」
「”愛”の行為に”恋”なんて必要ないよ
あなたのお母さんはあなたに恋しなくても愛してる」
聖母のような梢江の答え
彼女がJrを抱きしめたのは、恋愛感情を超えた先の「愛」からだった
若干17歳にしてこの無限の母性と、世の理を悟ったような落ちつきぶり、さながら聖者のごとき佇まい
なんか凄いぞ梢江様。あの勇次郎をして「イイ女を見つけたな刃牙」と言わせるだけのことはあります
最愛こそ最強。ずっとネタで最強最強と言われ続けてきたキャラですが、リアルに強いなこの人
「僕はトンデモナイ女性に恋したものだ。君に比べると僕は愛の初心者だ
きっと・・・そんな愛を君に伝えたのは・・・彼・・・バキ・ハンマなんだね
ステキな愛―改めてアリガトウ」
梢江の聖母のような愛にあの朴念仁は1ミリも関係ないと思いますが
なんか勝手に自己解釈して去っていくJr。結局Jrが梢江を奪うという展開はなく、彼女の株だけが上がったエピソードでした
失恋・・・?バカな。バキ・ハンマは勝負すらしていない
恋では敗者にもなれなかった
そんな冒頭の回想が終わっていつも通りの梢江の朝。トーストを咥えて玄関を出ると、そこに久しぶりに見る顔があった
いよう。と手をあげたのはこちらもトースト装備の刃牙。似た者カップルらしい、実に微笑ましい1コマですが・・・
「会わねェときゃ会わねェもんだな」
「聞かないの?半年間なにしてたか」
半年も音信不通だったのかよ
そりゃアメリカ大統領誘拐犯としてアリゾナ刑務所にブチ込まれてたんだから、その間は仕方ありませんが
でも帰国してからピクル編完結までには相当の期間があったハズ
隣に住んでて今まで連絡の1つもしてなかったとか酷すぎる。ヘラヘラ笑って「会わねェもんだな」じゃないだろと
普通の女だったら絶対別れてますよ。梢江様マジですごい
「何してた?」
「幸福せしてた」
「だと思ってた」
お前のいない間にいい人ができたよ!と刃牙を嫉妬させてやろうとする梢江でしたが
刃牙はといえばやはりヘラヘラ笑ってこの反応。梢江様の鬼が目覚めます
「本気にしてンじゃねえよッッ!」
えぐり込むような梢江様の中段廻し蹴りが刃牙のケツに命中
>やっぱり梢様の蹴りは最高だアアァァァッッッ
>今回梢江様の蹴りを食らったことで、バキの敗北は確定的に明らかでしょう
刃牙のケツは大ダメージ必至です。たぶん真っ二つに割れたことでしょう
しかしそんな蹴りを食らっても、表情から笑いを絶やさない刃牙。それは半年振りに感じる安堵感・高揚感であった
君が幸せなら相手は俺じゃなくてもいい
そう割り切れるほど達観しちゃいない
まだもう少しだけ恋愛の最中に
好き勝手やってるだけなのに勝ち組すぎる刃牙君のお話でした
いつもなら「早く勇次郎と闘れよ」と文句を言うところですが、今回は梢江がヒロインとしての度量を見せたいい話だったのではないでしょうか
俺も梢江様みたいなイイ女掴まえたい。暴力は怖いけど。次号へ続く!
187話
親友よ・・・
「繰り返すが ここに伝えるモノは人格形成を期待するものでもなく
不当な暴力から身を守るものでもない―正々堂々の暴力
すなわち戦場で行使される技術だ。よってここには反則がない
”反則があるなら即使え”だ」
在日米軍基地の体育館。精悍な顔つきと屈強な肉体を誇る若き兵士達に、実践格闘術のレクチャーを垂れる老軍人
年季の入ったボロボロのブラックベルトと顔面の傷跡からは、彼が歴戦の戦士であることが伺い知れます
「お前らの経歴に目を通した。マーク、立て
ムエタイのキャリアが長い。MMAも。プロでも活躍している・・・
命令だ。フリーファイトで私を仕留めろ」
ざわ・・・・ざわ・・・
思いもよらぬ命令に一同からざわめきが起こる。上官殿の伝説的武勇は誰もが知るところですが、なにぶんご高齢
プロ経験もある現役バリバリの兵士では相手になるハズがない。その場にいた誰もがそう思っただろう
なによりも指名されたマーク自身がそう感じていた。いつまでも若い気でいる勘違い爺さんに少しだけ恥をかかせてやろう、と
「イエッサ!」
得意の上段回し蹴り。目にも留まらぬファーストアタックは、哀れな老兵の自尊心を粉々に打ち砕いかと思われた・・・
が!
>ま た ム エ タ イ か !
>ムエタイなんですぐ死んでしまうん?
>ムエタイ=金的はもはやお約束なんでしょうか
ムエタイって聞いた瞬間に嫌な予感はしてたんだよ!
バキ世界におけるムエタイ=噛ませはもはや不動の法則なのか
高速の前蹴りで金的を打ち抜かれたマークはサムワン海王のように白目を剥き、キンタマを押さえて悶絶
爺さんに引導を渡すどころか、レクチャーのいい見本として同僚達に無様な姿を晒してしまいます
「次。ハワードお前だ」
言わずもがな。老兵は我らの絶倫ジジイことストライダム大佐
勇次郎とあれだけ親しい人物が弱いワケないとは思ってましたが、この人もなかなかに突き抜けた実力者だったみたい
柔道経験者ハワード 目潰し
ボクシング経験者リチャード 裏投げ
レスリング経験者スミット 打突
古流武術経験者タカハシ 道着を使用した緊縛
実戦に「反則」はない
あるならば即使用しろ
我こそはとストライダムに挑む兵士達ですが、そのいずれも自分の領域外の攻撃によってあえなく敗北
レクチャー前にストライダムが繰り返した言葉通りの結果を積み重ね、その意味を噛み締めるのだった
「民間格闘技と戦場格闘技の違い・・・ボンクラのお前らでも多少は感じ取っただろう
ダーティープレイに徹しろ。それが戦場の正統派だ。以上、解散!」
「「「「イエッサッ!!」」」」
今更のように読者の知るところとなった、キャプテンストライダムの実力。思わぬサプライズで読者としてはニヤリです
ようやく長かったピクル編が終わり、「新章スタート」の立ち位置となった今週号
ここで勇次郎&刃牙ともに太いパイプを持ってるこの人が出てきたということは、いよいよ最後の親子対決の流れでしょうか
その夜。基地内の武器庫で一人黙々と何かの作業に没頭するストライダムの姿があった
親友よ・・・永く待たせてしまった・・・
今・・・やっとのことで準備ができた
今なら君を・・・落胆させない自信がある
軍用ナイフをほんの少量で叩き割った爆薬はニトログリセリンのペースト
それを特製グローブの先端と、軍靴の先端にたっぷりと注入します。ねるねりねるねらヒッヒッヒ
ドリアンとドイルも顔負けの爆裂パンチと爆裂キック
まるで規格外の化物とでも闘うかのような仕込み武器を、ストライダムは一体何に対して使用する気なのか
なんか猛烈に嫌な予感がするのう
この日を・・・今夜を待ち望んだ
待っていろ・・・我が親友
範馬勇次郎!!!
ええええ。ここにきてまさかの勇次郎VSストライダムというスペシャルマッチ
当然生身では勝負にならないので、「戦場の鉄則」に従い卑怯番長装備のハンデキャップ方式です
>読者「これが・・・これが男の闘いと呼べるのか」
>ドイルをどの口で非難してたんだストライダム
>「ストライダム無双 重装備は死亡フラグ」今週の範馬刃牙はこれでッ!!
>ストライダム氏は一体今まで勇次郎の何を見てきたのか…
これは二人の過去の約束や因縁といったエピソードが語られたりするんでしょうか。だったらちょっと楽しみだな
しかし爆薬を仕込んだ四肢と防具程度で、勇次郎を「落胆させない自信がある」って本気で言ってんでしょうかこの爺様
ピクルなんて米軍最新鋭のパワードスーツにすら勝ったのに
彼よりも強いと思われる勇次郎相手にこんな手作り装備で勝てるわきゃねーだろと。ストライダム・・・老人性痴呆症で・・・
目に見えてる勝敗結果には興味ありませんが、
二人の過去エピソードには全国読者興味津々の次号へ続く!
>最近の刃牙の流れは終了前の脇役の補完なんでしょうか
それともまた横道にそれてダラダラ続くんでしょうか?はんぺらさんの名推理ではどう捉えてますか?
刃牙VS勇次郎というファイナルバトルの前の最後のエキシビジョンマッチだと思ってます
というかそう思いたい。切なる願望。この勝負の後に更に他のキャラが出てきたら流石にもう・・・