>悪魔将軍の生存アピールがまた勢いあって吹く
>「過去の栄光を守り続けたの鉾」と「未来への望みが生んだ盾」って言い回しが
やはり遠まわしに自分の行為が過去の栄光のまま拘りすぎたなれの果てだって無意識にも感じ取っていたんでしょうね
いよいよ決着となりそうな師弟の末期のやり取りが今から楽しみでなりません
>ラストの引きの言葉が不吉なのですが、これはもう将軍様の勝利から、悪魔将軍ではなく、師の約束を果たした弟子へと戻るのではないかと
二番目の強度ではあるロンズデーライトですが、あえて最強を持ってこなかったのは
コレもまた後世の超人たちが超えていくべきひとつの通過点であるという意味ではないでしょうか?
「悪魔将軍からすべての超人たちへ、まだこの先はある!超えてみろ!」という意趣だと思います
キン肉マンが大トリを務めないことになりますが、変に引っ張られてもなぁと
弟子たちの代表として師を討ち果たし、ザ・マンが本来求めたものを体現してほしい。二人の想い、願いは新たなる世代の超人たちへ
伝説は伝説のものたちだけで終わるのが個人的にはいいと思います。来週で決着・・・そして再来週からは新章開始の布石に違いないよ
>最後の最後までこの凄まじい攻防よ!ここでのヒキはネメシス戦と同じ技と心情を深く描く為のものなのか
それとも武道の神への怒りなど残った伏線から覚醒や横槍が入って逆転してしまうのか?
個人的には超人創生神話でも全く触れられていないサタン様とか絡んでくるといいんですが
>サンちゃん泣いとるw どんだけ心配してたのか感動してたのか・・・ほんとコイツは表情豊かでかわいい・・・
全力全開の奥義を打破。防御力マシマシのバフで耐えきって逆に仕掛けた相手を破壊!技ではなく魂が錆びついた!
>最終奥義に入るのに、ミスミスが邪魔して微妙に入ってこないぞ!これは普通に決着でしょうね
ザ・マンもダメージが深刻なようですし、全身全霊の奥義を耐え抜かれたのですし
師を超える、老害となっていたなら引導を渡す。太古の約束ぜひとも果たして欲しい
>打ち砕かれた零式、打ち砕くロンズデーライト。遙かなる時を超えた師弟の悲しくも美しき大決戦の果てに二人が見据える未来とは・・・
もはや他に言葉はいらない、このシリーズの終着駅を描き切ってください、ゆで御大
>地獄の断頭台が決まる→ザ・マンのオーバーボディが砕け散る→新しい力を発動しまくった事で悪魔将軍にその反動が表れる→
両者ボロボロ→問答&最後の一発→決着の流れでしょうか…個人的には将軍有利ではと考えているのですが
来週の答え合わせ…展開をを楽しみに待ちたいと思います
>ボワァした奥義でダメだったんだからさすがに将軍様の勝ちですね
ウルツァイトは将軍がたどり着いた境地さえまだ限界ではない、とされるのではないかと思います
>先週7:3ザ・マンと言った者ですが、この最終局面で、どっちが勝つか完全に五分になりました
このまま技が決まって将軍の勝ちか、技を受けきってザ・マンが逆転するか。ザ・マンも観念した雰囲気ですし、
零式奥義を破ってのフィニッシュホールドなので決着がついてもおかしくないのですが、やはり気になるのはウルツァイトパワー
ザ・マンがこの力を内に秘めていたら、将軍の地獄の断頭台も凌がれるでしょう。いや、本当に難しいぞ、コレ
>全力の零式奥義を耐えてからのスピンダブルアームで震え上がりました。この地獄の断頭台は決まるでしょうね。というか決まってくれ
>壱式奥義についてですが「存在しなかった」説を推します。回想でダイヤモンド程度では奥義を極めたと思っていないと発言していたし、
ザ・マンを倒した技を壱式奥義とする。というスタンスだったのではないでしょうか
なので地獄の断頭台こそ壱式奥義になるものであり、それをもってネーミング変更もありかなと思っていますが
個人的にはそのまま行ってもらいたいような、どっちにもなってほしい気持ちです。はんぺらさんは地獄の断頭台と新技どちらを期待してますか
>ロンズデーライトより硬い物質があるとかザ・マンはまだ武道のオーバーボディのままだとか必殺技の入りで引きだからだとか色々ザ・マン勝利要素残っていますが
この話の流れでザ・マンが逆転できるとしたら彼も火事場のクソ力に目覚める以外ないでしょうから
このまま将軍様が勝利して地獄の断頭台で偽りの姿であるストロング・ザ・武道のコスチュームが砕け散って本来の姿に戻って終了でしょう
もしザ・マンが火事場のクソ力に目覚めたとしても将軍様は試合に負けて勝負に勝った状態ですし
>ロンズデーライトパワーに不安を抱いている朋友が多いのに驚きました
硬度10の派生系である10#である以上、炭素から成るダイヤモンドより堅い、炭素から成るロンズデーライト、というだけで特に疑問は抱いていませんでした
あくまでこの試合限定のパワーですから、別の物質であるウルツァイト窒化ホウ素になって硬度11を得る、というよりはオシャレだと思います
>遂に最終章の究極の盛り上がりを迎えてこのシリーズを振り返ってみると、初めから今まで終始、どちらが勝ってもおかしくない試合しかなかった
しかも、それがどのような結果であれ盛りあがれるし、結末に納得できる試合しかなかった
(賛否両論渦巻いたジャスティステリー戦ですら、次話でのフォローは最大限果たされていたと思う)
これって普通に凄いことですよね。各キャラごとに勝利を納得させる強さの描写だけでなく、
背負うべき大義や胸に秘めた信念や決意を描写して、さらにそれらに説得力を持たせなきゃならないんですから
このまま将軍が勝とうが、ザ=マンが勝とうが、また更に勝者とキン肉マンとの戦いが待っていようが、
一つだけ分かるのは我々が紛れも無い傑作が、挫折を超えてさらなる飛翔を果たすであろうまごう事なき確信
はんぺらさんや朋友と共にそれを迎えられる事が実に嬉しいです。 1人でこの傑作シリーズの終わりを受け止めたらロス状態になりそうですもん

新キン肉マン 第204話
「硬度10♯の行く末!」の巻

「このとおり立っている!」

「私は元気に生きている」がじわじわくる系だったのに対し、今回は集中線付きの勢い重視できた将軍様
今週寄せられたコメントを見ると、 ラストの地獄の断頭台が決まるか、ザ・マンがウルツァイトパワーを発現して更なる逆転となるかで意見が割れているようですが
ザ・マンがウルツアァイとパワーを発現するとしたら、「千兵殲滅落としで発現してロンズデーライトの防御を打ち破る」というのが演出的・構成的に最もスマートだと思うので、
そこを過ぎた以上、おそらくザ・マンの進化は無いんじゃないかというのが一応はんぺら予想です
また、前回の考察では気付きませんでしたが
コメント下から3番目の朋友の意見が至極ごもっとも
つまりロンズデーライトパワーという進化を遂げた悪魔将軍のように、仮にザ・マンがこの土壇場で新たな力を発現して逆転勝利する展開だとして、
それは皮肉にもザ・マン自身が否定した力による勝利であり
つまり
彼にとっては勝利という名の敗北
「この矛盾が発生する以上、ザ・マンが新たなに力に目覚めて逆転勝利という展開は考えにくいのでは?」というもの。なるほど言われてみれば確かにその通りで思わず関心
将軍勝利の考察材料として一本筋の通った意見で、非常に心強く感じます
地獄の断頭台はこのまま決まるのか?ザ・マンにまだ隠された奥の手があるのか?
今夜いよいよ決着!答合わせを震えて待て


>キン肉マン、決着ゥゥゥー!!……で、いいですよね、これは。もうエピローグだけでしょうし
しかし、まさにコメントでも予想にあった「ザ・マンを倒す技こそが壱式奥義」っていうのは正解でしたね……震えました
>神威の断頭台が落ちる直前のコマ、目を細めるザ・マンが笑っているようにも見えるのが本当に見事な演出だと思います
>壱式奥義存在しないって言ってた人SUGEEEEEE!!しかも理由までほぼドンピシャとは…予言者かよ
>壱式奥義についての朋友の予想ドンピシャ!さらにそこにはんぺらさん予想の「数億年の準備期間」説が加わってさらに隙が無くなっている
>朋友予想大当たりぃ!壱式奥義は存在しなかった!ついに完成した壱式奥義!神威の断頭台!その奥義を受けながら思い起こされる過去
オリジンたちが切磋琢磨しあったあの時代。一家団欒というかオリジンたちの暖かい時代
そして、各々が奥義を得ていくなか、師として「奥義習得した先からが真の修練」
プリンス・カメハメといいザ・マンといい、師匠たちは本当にいい言葉を残しますね
そんな弟子たちの中からついに自身を打ち破る奥義を生み出したゴールドマン、悪魔将軍の奥義をうけたザ・マンは憑き物が堕ちたように微笑んで・・・
涙腺崩壊不可避でした。ついに、ザ・マンが超人を滅ぼそうとした神々に証明したかったことを成してくれた。最後のシーンが本当に素晴らしい
>こんなに爽やかな気持ちで泣いたのは初めてです  もうカウントなんかいらないだろうと思っていたら微笑みをうかべながら立ち上がるザ・マン
面も影も怒りも消えたその素顔 慈愛の神がむかえる決着は次回 なんという引き
>グーグルで「神威」って入れると自動的に「神威の断頭台」って出るのにワロスwwwグーグル先生空気読みすぎ
>ゴールドマンによる神威の断頭台・・つまりゴールデンカムイですね(混乱
>ザ・マンが目を瞑るシーンから将軍様が地獄の断頭台改と叫んだ後の静寂の1ページで泣きそうになってる自分がいた…
何億年越しのザ・マンとゴールドマンの両者の悲願が叶う時が来たんだと
>アビスガーディアンが自動バリアだったのってサイコマンがちょっかい出すからなんじゃないかと思えてきました
いちいち反応してたら余計にからかわれそうだし
>同じトレーニング用のマラカスを振り回しているのに、アビスマン=ただのバカ、銀さん=マジキチに刃物にしか見えないのはなぜなのか
>あやつを倒せる技こそが将軍の認める奥義→神威の断頭台でも立ち上がってきた、一式奥義という名称が出なかったという事を考えると
勝負自体はこれで決着だろうけど、将軍はまだこれで満足せず更なる高み、ロンズデーライトをも越える力を身につける、
もしくは後進に身につけさせるといったここで終わらない雰囲気を見せて、 あやつの方も師匠を越えても第二の自分とならないのを確信、
弟子たちが見せてくれた無限の可能性を信じて後を託すような流れになりそう
>神威の断頭台、X(CLAMP)で「神の威を狩るもの」と解釈されていたのを彷彿とさせるネーミングですね
事実上の決着なのですが、キン肉マンシリーズ自体が終わるという雰囲気はでてきてませんね。これは新シリーズ展開?
個人的には今作で全く姿を見せなかったサタン関連が出てきそうだと思うのですが(実はサタンは元々神だったとか
>はんぺらさんこんにちは。ザ・マン勝利を予想していた者です。流石にココまで来ると、将軍勝利が当たってたんだなと認めるしかありませんね
立ち上がったザ・マンは、「よくぞ私を超えた」将軍を称えて散って行く感じですかね
これでザ・マンが「ならば俺も真の力を見せよう」とか言い出したら笑いますが
>断頭台を喰らってなお立ち上がる貫禄、そしてそれ以上に表情の安らかさが印象に残る回でした
さすがにこのあと一言二言会話を交わしてダウン→決着ですかね。ここから豹変してひと暴れ、というのはさすがに考えづらい
>最後のコマのザ・マン、トキの攻撃を受けきったラオウに見えて嫌な予感がするんですけど
>「やめなよサイコマン」に持ってかれた感はありますが、ゴールドマンに笑いかけるザ・マンを見るとこれはもう完全決着確定でしょう
試合開始時には武道と将軍がザ・マンとゴールドマンに戻って戦うと思っていたのですが浅はかでした
考えてみると今迄のオーバーボディというものは少なからず誰かに正体を隠すもので、真の姿が現れることで話が動いてきたけど、
ザ・マンもゴールドマンも完全に正体は公開されているから特に話は動かない
それよりも歪んだ神とその反逆者から、師弟越えを以て元の師弟に還る演出の方がずっと素晴らしいオーバーボディの使い途ですね
ゆでたまごも新たな進化を見せてくれたということか。 次回ザ・マンの言葉が感動必至で一週間が待ち遠しいです
>新・キン肉マンがもうじき終わると思うととても寂しく切ないです。最初こそダレ&グダクダ展開も覚悟で
『まぁ、ゆで御大だし矛盾も設定変更も仕方無い』『キン肉マンだから』見ようとしていましたが、そんな考えが馬鹿だったとすぐに思い知らされました
一話ごとの面白さ、全体の完成度、魅力的で下げのないレギュラーキャラに新キャラ達、
(欲を言うのならアタル兄さんやフェニックス達も登場させて欲しかったけど)月曜を心待ちにしてもう数年。あっという間でしたね
エロとか男女のアレコレとか親子の確執とかの青年誌や名作の続編にありがちな要素を使わなくなって
オッサンが読むに値する少年漫画をかけるのだとゆで先生は教えてくださいました
あとどれだけキャリアの途中でいまいちパッとしない作品を残しても、名作を描けたなら全てが許されるということも
>キン肉マンは素晴らしかったですね
旧作の「長かった戦いよさらば!」は既に勢いが失速してたこともあり迷走の後にバタバタと畳んだ印象が強かったのに対し、
この試合の終わり方はまさに「感無量」という言葉が浮かびました。漫画の結末の付け方でこういう感想が浮かんだのは長らく久しいです
回想シーンに入る前はまだ血走っていた超人閻魔の目が、回想シーン後にはザ・マンの目に戻っており・・・無音のままゆっくり落下していく・・・
神威の断頭台!!の流れは今までの全ての戦いで最上の決着シーンだったと思います
友情、努力、勝利!というジャンプの黄金パターンの原点はキン肉マンが発祥だという説は
ナルトの岸本先生などジャンプの作家さん達からも言われることもあるのですが、この戦いはその王道を極め切った形であり、
ゆで先生の作家生活の高みだと賞賛したいです
まだこの後話が続くかは分かりませんがひとますお疲れ様でした、ありがとうございました、肉ファンやってて良かった、の言葉を贈
新キン肉マン 第205話
「真の奥義!!」の巻
「地獄の断頭台・改!
神威の断頭台―――っ!!!」

悪魔将軍VSザ・マン決着!!!
>壱式奥義についてですが「存在しなかった」説を推します。回想でダイヤモンド程度では奥義を極めたと思っていないと発言していたし、
ザ・マンを倒した技を壱式奥義とする。というスタンスだったのではないでしょうか
なので地獄の断頭台こそ壱式奥義になるものであり、それをもってネーミング変更もありかなと思っていますが
個人的にはそのまま行ってもらいたいような、どっちにもなってほしい気持ちです。はんぺらさんは地獄の断頭台と新技どちらを期待してますか

「地獄の断頭台に「壱式奥義」の冠がつかないという事は、地獄の断頭台を超えるフェイバリットが悪魔将軍にはあるのか?将軍勝利なら決着はその技か」
と考察されていた「壱式奥義の謎」。先週の朋友予想が1ミリの狂いもない完璧な正解すぎてビビる
この試合の勝敗予想に際し、「シリーズの構成」という作家視点から、最初から最後まで悪魔将軍勝利を突貫してきたはんぺら。一応予想は正解となりましたが、
この朋友の観察眼と想像力に比べたら、考察と呼べる程の事も言ってねえなとただただ感心
あと晒し上げるつもりは無いんですが、最後に立ち上がったザ・マンに「トキの攻撃を受けきったラオウに見えて嫌な予感がする」という感想を抱いた朋友がいる事に驚く
これは「よくやった」とか「見事だゴールドマン」とか、そういう事を言う為に起き上がっただけで、言う事言ったら満足した笑顔で事切れるようにダウンするヤツだよ
というか本当に明確に言えば、二人の決着は神威の断頭台が決まる直前
この完全無音の3コマで既についてます

リングに激突するまでもなく解る、
愛弟子ゴールドマンがついに自分を打ち倒す技を編み出したのだという確信
その事に対する無上の喜びと感謝
この無音の1ページから、ザ・マンの万感の思いが伝わってくる神演出
この時点でザ・マンは己の敗北を受け入れており、両者の決着はついたと言えます。それでも立ち上がったのは師として最後の言葉を伝えようという思いの力だね
というワケでキン肉マン史上最高傑作と名高い今シリーズもいよいよエピローグを残すのみ
最終試合が主人公キン肉スグルの試合でないという、過去に類を見ない構成ではありますがはたして御大はこの壮大な超人神話のどのように締めくくるのか?
歴史の終止符まであと残りわずか!1話たりとも見逃すな!


>「完璧超人始祖よ、永遠に!」というサブタイから「慈愛の微笑」という煽りでつかみはばっちり
そして順当といっても差し支えのない流れ、からの最後の我らがヒーロー登場。うん、やっぱり王道展開っていいですわ
>10カウント中、将軍とザ・マンが白くなった時点で「あ、これ絶対泣くやつや」と思ってたら案の定涙腺がやられました
「なぜかは分らんが泣かずにはおれんのだ」のスグルのセリフ通りですよ
始祖たちのスタンスがバラバラながらもみんなザ・マンへの罪悪感から取ったものだったとか
将軍の奥義は習得がゴールではなく後世に伝えるものだとか
かつての始祖に比肩しうる可能性を持つ存在が正義・悪魔・完璧にそれぞれいると語るとことかもう濃厚すぎますわ
そして将軍への介錯に待ったをかけた我らがキン肉マン、この一連の騒動にどんな決着がつくのか
ここで二人を止めるのは無粋な気もするが…それでも行かなきゃスグルじゃない!!心に愛がなければスーパーヒーローじゃない!!
二人に対し新世代の超人の代表としてスグルはいったい何を語るのか…そしてGWで絶望的かと思われた来週も更新あるよ(T T)
二人の会話とスグルに行動と来週更新あることにもう涙が止まらないよ
>キン肉マン、感動のオンパレード過ぎる…!倒し。言葉を交わし。後継者が居て。その命を断とうとした時…!キン肉マン!!
悪魔将軍の決意は固いだろうから、どうスグルが説得するのか目を離せませんね
>「よくやったゴールドマン」のセリフと過去の改装の背景。真っ白な二人だけの世界。ゆで式奥義・涙腺破壊落とし
傾く悪魔将軍のコマからゆっくりと倒れ込むザ・マン。そして、なお、奥義は未完成!あくまで、将軍の力は限定的なもので片鱗でしかない
シルバーマンが目指したマッスルスパークのように、神威の断頭台の完成は後世の悪魔超人奥義として誰かが完成させてくれる希望を込めた奥義
3つの属性に別れた有望な超人たち。これからは切磋琢磨してさらなる成長をするだろう
「私も後を追う」っていってますけど、これ、将軍様「シルバーマンと違って完全に復活してる」状態なんですかね?
なすべきを成して金銀合体マスクになるのはまだ先・・・これは、将軍様が参謀(戦わないあくまでコーチ枠)として3属性超人連合の率いる新章に期待してしまう
そして、最後をまとめるのはキン肉マン!神話の結末まであと僅か!一週間まてねぇよ!と、同時に物凄く寂しい気持ちも出てきます
>ザ・マンへのとどめを阻止したのは野暮なようでもありますが、ここでとめなきゃ「キン肉マン」ではありませんから、正直安心しました
今シリーズの主役は間違いなく始祖達ではありますが、この漫画の「主人公」はやはりキン肉マンなんだなと改めて感じさせられました
この話にどう決着をつけるのか、本当に楽しみです
>指摘を受けて気が付いたのですが武道の前垂れが砕けて道になっていますよ…!今回の内容がまさに道だった今回の表現に適していますよ!
次で単行本のまとまりが丁度良くなりそうだし…来週が大注目です!(今シリーズは全回注目だったのですが
>散らばるオーバーボディが物語るように完「武」が砕かれても彼が見た「道」は残るというのが本当にうまい演出だと思いました
そして最後のスグル、これだけ強く恐ろしい悪魔将軍にも体が勝手に動いてしまうんですね。悪魔と正義の主張の違いにこの戦いを見たスグルが何を語るのか
>正直に言えばスグルの行動は無粋、無粋の極みなのだが・・・
ここで何の気負いもなく割って入れるからこそ、私を含めた多くの人があの臆病で下品なブ男を一時代を築いたヒーローと認めているわけなんですよね
>いい終わりでした!真っ先に目的地を見失ったザ・マンへのそれぞれの贖罪
サイコマンのマグネットパワーへの傾倒もしっかりフォローだけでなくオリジン全員のフォローもされてましたね
そして、サンちゃん嬉しすぎて涙流してる・・・悪魔超人の中で一番いいやつなのかもしれない
>「貴様を倒したあの力は、私にとって貴様にしか発揮できぬ」このセリフでもう将軍様が闘うカードはないんだろうなと実感しました
数億年袂を分かっても捨てなかった想い、その全てを結実させた10#と神威の断頭台、悪魔に転身しながらも、
将軍様こそが至高の完璧超人だったと今なら断言できます。素晴らしい決着をありがとうゆで先生
>せっかくのいいエピローグなのに、「グイイン」と竹刀を振りかぶる将軍様が極小ビキニに見えて涙腺も腹筋も崩壊
>正直、今週だけでも完結へと導けそうな勢いだったのですが、最後の最後でスグルが飛び出すシーンは感涙ものですわ
後、牛の『キン肉マーン』がコマにすら出ていないポンコツが喋ったみたいでヘンな笑いが込み上がってしまうw
>涙無しに見れない悪魔将軍のザ・マンへのやり取りとトドメを制したのはキン肉スグル!
試合はなかったし、ザ・マンがこのまま退場するのは間違いないだろうけれどシルバーマンの後継者であり、正義超人リーダーとして、
何よりこれまでが悪魔将軍と完璧超人中心の話でしたから我々読者に主役の格を魅せつけて欲しいです
>ロビンや始祖を除いた他の完璧超人の復活はスグル達を認めたザ・マンが『お前達には未来がある』と自身の命と引き換えに復活させてくれそうな予感がします
>ザ・マンの砕けたオーバーボディーの前垂れ部分、「武」は砕けてても「道」は残っているっていうのに気付いてグッときました
こういう細かい描写も入れられるのが今のゆで先生なんですねぇ
>今までマンガ、アニメにおける最高の最高の師弟対決であるドモン・カッシュvs東方不敗マスターアジア、それに負けず劣らず…否
それすら凌駕する最高の師弟対決だった悪魔将軍vs超人閻魔!!ゆで御大にはただただ感謝
>なんという傑作回。時間が止まった描写のある作品は星の数ほどあれど、傾く将軍様の描写から実際に倒れ伏していたはザ=マンだった
という流れでは本当に一読者の俺の周りの時が止まる感覚を感じました...な、なにを言ってるかわからねーと(ry
「勝って君と再びわかり合う」友情を掲げながら最終的には最愛の友に殺人技を放ち、その全てをサイコマンとわかり分かち合えなかったシルバーマンと、
最初から殺意全開「閻魔絶対殺して正すマン」に化していながら、最後には最愛の師に最大の敬意を証明し、彼の悲願を達成させたゴールドマン
本当にこいつら両極端すぎるよ...最高かよ...そして、俺も「これ以上の展開は蛇足」と思っていましたが、
だからこそ。ここで我らが主人公、キン肉マンの出番なのだと思います
各人があまりに真摯、かつ両極端すぎるが故に招いた今回の悲劇は、
将軍様が言うように新たな世代の新たなる希望が、新たなる道を指し進まねば、「キン肉マン」にあらず
憎み合うのではなく、認め合う、鍛え合う中で生まれる希望...たとえそれが試合なきエピローグでも、俺は大満足です
ヘイヘイ!世界最高傑作は、まだまだ扉を閉めちゃいないぜーっ! ※興奮しすぎて長文失礼しました。まだ俺はどの感想を投稿するか決めかねているんだーっ
>近年、懐かしい前時代漫画が次々にアニメ化され話題になっていますが新・キン肉マンもそうならないでしょうか
レギュラーキャラの声優変更は仕方ないとグッと堪えなければいけませんが現代の技術で動いて喋る彼らを観てみたいです
かつてのゴールドマンとの思い出を胸にリングに沈んだザ・マンの姿に思わずもらい泣きしてしまいました
>自分が高校生の頃に始まった新シリーズ、先日就活で面接の際、肉の話題で役員の方と盛り上がり、事もあり、様々な縁と共に万感の想いがこみ上げてきました
悪魔将軍vs超人閻魔を最終試合としてキン肉マンの出番はないかと思っていましたが最後にきましたね
>キン肉マンが挑むのは完璧超人の自害という掟そのもの
完璧始祖は掟適用対象外であるものの、ダンベルシステムや始祖の目的からすればザ・マン自身も自身に掟を課していることは明白
そんなザ・マンの意志を覆し、掟を廃するのは今度こそキン肉マン
何より今週はネメシスの表情一つ一つがあまりに悲しそうで、これを放っておけるようならスーパーヒーローじゃない
対話で解決できるのか誰かとの試合に結果を委ねるのかはわからないけど、前試合から棚上げになっているネメシスを完全に救ってあげてほしいですね
そして武道とやり取りがあり、無量大数軍で唯一翻心したピークにも熱い見せ場を!
最も無垢で生まれたての完璧超人であるピークだからこそ、最古の完璧超人ザ・マンへ送ることができる言葉があると信じています
新キン肉マン 第206話
「完璧超人始祖よ、永遠に!」の巻

「真っ先に目的を見失ったのは私だった。待てなかった」
「貴様を追い詰めてしまったのは不甲斐ない我々だ
皆それはわかっていた。だから各々の方法で貴様に償おうとした
しかし皆道だけは見ていた。遥か昔、あんたと共に目指した道を・・・
見つめることしかできぬ罪悪感をずっと抱えたまま数億年も
それがかつて始祖と呼ばれた 我々の正体だ」
「私が悪かったのだ」「いやいや責任はアンタの期待に応えられなかった我々にある。でもみんなバラバラになってもずっと気持ちはアンタと一緒だったよ」
待てなかった男と、そんな彼になんとか償いをしようとしていた師匠想いの弟子達の物語
約5年間に渡って描かれてきた壮大な超人神話を
これ以上なく簡潔に、そして切なく説明し二人の会話が印象深かった今回
この会話だけでも十分感動的ですが、ここから正義・悪魔・完璧3陣営の次代を担う若手の名を挙げ、「我らの時代は終わった」とバトンを託そうとする流れが素晴らしい
まさしく一つの時代の終止符であり、新たな時代の幕開け。
超人史に読者が立ち会っているという臨場感を感じます
自分達の存在を「阻害要因」として、師匠を手に掛け己も消え去る事を望む悪魔将軍に対し、止めに入ったキン肉マンの行動は「待ってました千両役者!」の一言
>キン肉マンが挑むのは完璧超人の自害という掟そのもの
この朋友の解釈というか、感じ方が大変素晴らしい。確かにスグルはこのシリーズ最終カードを戦いませんでしたが
このシリーズにおける最大の敵とはザ・マンではなく、彼が生み出してしまった凝り固まった概念。最後にそれを打ち砕くのがスグルの役目という事か
今夜スグルがどんな演説をかましてくれるのか想像もつきませんが、その熱い魂がザ・マンと悪魔将軍の決意を改めてくれるであろうという読者の確信は揺るぎません

キン肉王家第58代国王として、我等のスーパーヒーローの名演説に期待しましょう


>スグル「ちくしょう おれは頭が悪いのでこれ以上説明できないのだ」
>スグル・・・お前は甘い!甘すぎる!しかしそれを続けていく事こそが次代を担う者達として相応しい在り方。お前はお前の王道を歩み続けろ!
>「サイコマンは何のためにあんたたちの身代わりになったんだ!」で視界が滲み出して、
その後の「目の前で苦しむたった数人を救えぬ者に、この世をまるごと救うことなどできてたまるかーっ!」で限界
期待以上の名演説でした。これを野暮とは言わせない!これが少年時代、自分達があこがれたスーパーヒーローの姿なんだから
>サイコマン「私の行動は・・・無駄にならなかった・・・・・!」
>今シリーズの主人公は悪魔将軍でも、この作品の主人公はやはりスグルなんだなぁということが改めて分かった今回
ただでさえ二度とあれだけ強調されてきた悪魔将軍相手にネメシス戦のダメージとかつての超人の神を下した実力を目の前で見てあの啖呵ですからね
ネメシス戦前の怯えっぷりはもう欠片もありませんわ
>老いて、死ぬ・・・ 「世代交代」のために、これほど単純で、切なく、理想的なやり方が他にあるだろうか
それだけのことを、当たり前のことをやるためだけに歩いてきた、永い道のりだった。そんな風に思えます
>そう、二人の戦いは奇しくも正義超人の理想、わかり合う戦い。何億年もの確執を乗り越え、師と弟子に戻った
目の前で苦しむたった数人を救えないでこの世全てを救えるわけがない!何度も数多くの他作品のヒーローが放ってきたセリフですが、やっぱりいいなぁ
どうしようもない甘い考えですがやっぱりヒーローかくあるべき!恐怖を抱く悪魔将軍とも再び一戦交える覚悟の元放たれる火事場のクソ力!
悪魔将軍もその片鱗をみて考えを決めた。というよりは本心は殺したくなかったのかなぁと思います
その代わりに、不老不死の能力を消しさることを条件にする。これで、やがて寿命で全ての始祖が緩やかに終わりを迎えることができる
ジャスティマンも残された時間で彼なりの答えが出せると良いなぁと願います
一週間おやすみのあとはついに今シリーズ最終回!万感の思いをもって最終回を朋友全員で見届けましょう
>真のヒーローは何かを守るためにこそ戦う。愛する弟分を、正義の旗印を、奪われた友情を、民のための王を……
そして今、理解し合った恐るべき仇敵達を。やっぱりシメはスグルでないと『キン肉マン』ではないなと思い知らされる
>キン肉マン、大儀も正論もないけれど、あの場にいた観客も、読んでいた読者たちもどこかで思った
「将軍様もザ・マンも死んで欲しくない」という思いそのままを熱くぶつけて「死ぬほど怖い」といった相手とも本気で1戦交えてでも止めようとする漢気
まさに主人公なのだと実感しました。「なにをバカげた……」というザ・マンの顔もどこか納得したような笑みを浮かべているように見えましたし、
落としどころとしては将軍もザ・マンも「いずれ死ぬ」という、余命はあれど結果は同じながら残るものがきっと違うと確信できるところに落ち着き、感動です
……そして次回が最終回!再来週が待ち遠しいのに、永遠に来なければ、終わらなければいいのにと願ってしまう
>閻魔を殺させず(それによりネメシスら完璧超人をも救い)かつ始祖の永い使命の確実な終わりを定めつつ戦いの犠牲者の生き返りの余地も残す
そしてその見事な落とし処を実現したのは主人公のスグルの愚直な姿勢だった。大々覚醒ゆでは終わりまでの構成力もまさにパーフェクト!
バッファローマンの今後の在り方や人間にされた連中の後始末等を含め、感慨深いエピローグでの最終回の予感を糧に今シリーズの結末を心待ちにしています
>天より降りたる閻魔、地に根を生やしたり超人により、その身墓場にて安らかにーーー
将軍様も数億年を掛けたその使命にようやく落とし所を見つけられたようですね。数億年もの間、お疲れ様でした
>魔のショーグンクローを火事場のクソ力で外す→その発光をみて将軍が何かを感じる→将軍が戦いにくると思いきやまさかの素直な改心
この一連の流れは「初めてスグルが実力で将軍に勝った瞬間」のように思えました
おそらく将軍はスグルが自分に対し全く恐怖を感じず「もう一戦交えてでも自害を止める!」とクローをクソ力で外されたのをみて、
一目で戦ってもきっと自分が勝てないだろうと感じたんでしょう
ネプが冷や汗をかきながら武道に戦いを挑むのもカッコよかったですが、これはそれを更に上をいくカッコよさだと思います
そしてこういう形で将軍に勝ったスグルはもちろんのこと、その素直に負けを認める将軍もそれはそれでまた一段と株があがり、
しかも「不老不死の廃止」と、なかなか誰も気づかない、だけど誰もが納得できる解決法に結びつけたのも素晴らしいです
>以前に「絶対に自害はいかん!」とかた意地はっていたテリーマンがシルバーマンの説得でダンベルを決死の思いで渡したときに感動したことがありました
「自害はよくないことだけど永遠の命を手にしちゃってたらこうするしかないよなぁ。でもそれをテリーマン、よく受け入れて、成長したよなぁ」と
しかし、今回のスグルはそれを更に上をいく成長ぶりでした。スグルの主張は至って単純で、永遠の命をもってしまった者は死に方を〜〜の理屈をすっ飛ばし
「分かり合えたのに自害なんて哀しすぎる!」「苦しんでる人がいたら助けるのが当たり前じゃないか!」とスグルらしいシンプルで、
しかも意外と我々読者でも気づかない大事な視点。そして解決法が「永遠の命の排除」という、
本来の人のあるべき姿に戻すという、これもまた我々読者も意外と気づかなかった解決法
解決法を最終的に提案したのは悪魔将軍ですが、スグルがいなかったら起こり得なかった流れですよね。まさに主人公らしい素晴らしい締めだったと思います
そして個人的には、それをみて同じく永遠の命を持っているロボ超人のウォーズマンがどう感じたのかも描いて欲しいです
ポーラマンが死ぬ前に言った「そういう考えが持てれば永遠の命を持っていても幸せになれたのだろうにな」というセリフを更に深掘りして欲しいですね
>「目の前で苦しむたった数人を救えない者にこの世をまるごと救うことなどできてたまるか」
スグルの言っていることこそ綺麗事だという気がするが、しかしスグルにはそれを成す「決意」と「覚悟」があるからこその説得力
「救うことなどできはしない」ではなく「できてたまるか」というのもそれがいかに困難な道かをスグル自身理解していて
それでも抗おうとする「信念」のこもった実に重みのある台詞だった。彼こそまさにキン肉星大王に相応しい
>「大を生かす為に小を殺す」とか「多少の犠牲はやむを得ない」とかいうのが自称正義
「目の前で苦しむたった数人を救えぬ者にこの世をまるごと救うことなどできてたまるか!」と言えるのが本当のヒーロー
>何故こんなブ男が悟空やケンシロウ達と肩を並べられたのか改めてよく分かった。世界よ!これがキン肉マンだ!
>「心に愛がなければスーパーヒーローじゃないのさ」 今週のスグルを見ると、この歌詞を思い起こさずにはいられない
>「右手に勇気を左手に涙を、心に優しく愛を抱きしめ」の歌詞を思い出します
何より怖いはずの将軍相手に勇気を振り絞り涙を流しながら説得するスグルは、本当の意味で心に愛をもったスーパーヒーローだとおもいます
>前回までの戦いが神々しいとすら言える次元だったのに比べ、我らがキン肉マンの主張のなんと泥臭いことか
けど、この姿こそが描きたかったものなのかな、って思う おもしろいのは、大義だとか使命だとかを意識して、ある意味でそれらに縛られてきたオリジンにとって、
スグル達は本来であれば導くべき相手のはずだった しかし結果をみると、その精神性・行動はオリジンがたどり着けなかった地平に、
下等超人らがすでに到達している(理念ではなく、すでに実践段階にある) これはかえって、オリジンらがその使命を全うしたことを示しているとも取れる
ネメシス戦の直前に大半の読者をうんざりさせたほどのスグルの臆病さも、
目の前の苦しむ人を救うためであれば、その相手が自身にとって最大の恐怖の対象であっても立ち向かっていける
それどころか苦しんでいるのであれば、救う相手に過ぎない、という答えにようやくつながった
これはダイの大冒険で、ポップがクロコダインに立ち向かうに至る場面と似ていてすごく感慨深い
そして、ザ・マンへの優しさに満ち溢れながら、これ以上ないくらい悪魔的な物言いの将軍にちょっと唸った ほんと将軍というキャラは大事にされている by taka
>次回、シリーズ最終回! ああ、これ程に最終回が名残惜しい漫画に巡り会えたのは何年ぶりのことだろう。まさかキン肉マンロスになる日が来るとは
>「シリーズ最終回」がどっちともとれる表現で悩ましいです
普通に新シリーズがあるのか、連載は一旦終わるけど「キン肉マン」は不滅だよ、いつかまた会おう的な意味なのか

新キン肉マン 第207話
「次代の男の言い分!」の巻


「目の前の人間を救えない人間に世界が救えるものか」はわりと漫画でよく聞くセリフですが
「その為になら、ブン殴ってでもお前を止めてみせる
それがわかり合う為に戦うということだ」
と続くセリフが実にキン肉マンらしくてすんなり納得できたスグルの説得。超人にとって、リングの上でぶつかり合う事こそがすなわち言葉の応酬
「たしかにあんた達の事は私にはわからん。だが今の試合を見ていた!」という言葉ともよく噛み合ってます
「戦って、勝って、勝者の立場として相手を説得する」のではなく、戦うことそれ自体が既に百万の言葉を交わす以上のコミュニケーション
故にスグルと戦った相手は、例外なくその魂に感化されるのでしょう
サイコマンの遺志すらも汲み取り「もう二度と戦いたくない」と小便をチビるほど恐れた相手に微塵も怯むことなく、
堂々と言ってのけたスグルの言葉は、まさに次代を担う者達の代表答弁。第58代キン肉星大王としての威信に足るものでした
この瞬間こそまさに超人史のバトンが次代へ受け継がれた瞬間であり、
悪魔将軍はそれを確信したからこそ、すんなり引いたという事なのでしょう。自分達が性急に死という方法で消えずとも、彼等は道を正しく歩んでいくと
最後は
悪魔将軍による閻魔裁きという字面的にも洒落の効いた帳尻合わせが炸裂し、いよいよ次週で大団円を迎えることに
はたして死んだままのロビンは最終回で無事に生き返れるのか?
それとも「ロビンの蘇生」を新シリーズの導入として使うのか?

5年間の長きに渡った超人サーガ、遂に堂々完結!5月15日の更新日を震えて待つべし!


>28度に亘る試合は―― ただの一試合とて凡庸な試合はありませんッ
すべての試合が大勝負ッッ すべての試合が名試合ッッ
そして全ての超人が…ッッ イカしてたァッッ
>神シリーズ完結!今回のシリーズを読み終えて出た感想は
「ただの一試合とて凡庸な内容はありませんッ 全ての試合が大勝負ッッ 全ての試合が名試合ッッ そして全ての選手が・・・・・・・・・ッッ イカしてたァッッ」
でした(掛け値なしに犬、魚、ジェロニモでさえも)。そしてよかった!新しいシリーズがあるんだ。流石に半年は充電期間あると思ったら、1ヵ月も立たずに再開とは
喧嘩家業よりも早えぇー。恐らく世界一ハードルの高い続編となるでしょうが、今のゆで御大と東大出の山ちゃんのトリオならやってくれると信じています
>スグルの「ありがとう、かつての最強のライバルたちよ」って言葉を背に受け去っていく姿がたまりませんよねはんぺらさん
>威風堂々!悪魔超人軍!! こいつら絆深すぎるだろ、カッコよすぎるだろ!
>覇王の凱旋に付き従う異形の英霊たち…蘇りは封じられても、悪魔の意志は消えない
>悪魔超人たちの幻影が集いながらの悪魔将軍の凱旋……目の奥からジワリとくるものを感じたけど、カーメンが首だけで笑った
>悪魔超人たちが全員描かれた見開き最高すぎたけど、よく見たらカーメンだけ首のみ・・・どんだけ扱い方わかってんだよゆで
>悪魔超人の去り際かっけぇ!と思ったのに、カーメンで吹いてしまった
>ニンジャ・ジャンク・BH「死んでないのに一緒くたに幽霊扱いされでござる」
>BH・ニンジャ「空気を読むためなら命を捨てることもいとわない」
>数人の悪魔超人「ゲェーッなんか死んだみたいにされてる!」
>悪魔超人軍の立ち去る見開き一枚絵、かっこいいことこの上ないですね
死んでるのはさておき生きてる超人も生霊のようにしれっと混ざっているのはちょっと引っかかりましたが
>素晴らしい最終回でしたキン肉マン、だのにここにきてツッコまねばならないとは・・・ニンジャやジャンクはダンベル渡した後力尽きてたからいいとしてBH!
お前普通にサンちゃんのタクシーになれるくらいピンピンしてたのに何亡霊面してんだよ
>いやーキン肉マン凄くいい終わり方しましたね。そこではんぺらさんに聞きたい事が2つ
1つは『今シリーズのMVPキャラ』もう1つは『今シリーズのベストバウト』です(以前アトランティスvsマーリンマンと仰ってましたがあれから何年も経ちましたし)
ちなみに自分はMVPキャラはサイコマン、ベストバウトはブラックホールvsダルメシマンかロビンマスクvsネメシスだと思ってます
>キン肉マン、堂々シリーズ完結!ゆで先生本当にお疲れさまでした。 悪魔超人そろい踏みの一枚絵がかっこいいのなんのって!
思い返せば連載開始のころは、駆け足で無理やり終わった二世からすぐ始まったこともありちょっと不安でしたが、のっけからのテリーのファイトに魅せられ
すぐに駆けつけたキン肉マン、そして悪魔超人参戦と、とんとん拍子に進む展開に大興奮しながら気づけばもう数年。最高のシリーズでした
「誰も間違っていなかった。皆自分の信じた思いに従って戦ってただけなんだ」この言葉がすべてなシリーズだったなとしみじみ思います
完璧始祖だけでなく将軍のために命を賭けた悪魔超人や分かり合うために死力を尽くした正義超人たちも含めて
去る悪魔将軍とサンシャイン、バッファローマンに付いていく幻影たちの見開きや拳を合わせるスグルとネメシス等素晴らしいシーンもあってよかったです
(生きてるジャンクマンやニンジャ、BHも入ってるのはなんか紛らわしですがw)
新シリーズが6月ですが初代と2世どっちなんでしょうね
ロビンが死亡したままだったり超人パワー吸われて人間になった超人の言及はされませんでしたがそのあたりもどうなるのか
>世に「昭和の名作復活シリーズ」は数多あれど、ここまで徹頭徹尾完璧にえがき上げた作品が他にあるだろうか?
このシリーズの後にくる話のハードルがガンあがりすぎて大変そうですが、まずはおつかれさまでした、ゆでたまご先生
まあ今回は「全てのキャラが理のあるキャラ」だったので次回作は逆にもっと悪辣なキャラが多くでてくるんだろうなあという気もする
重要なのはそれをどう描くかであって、今シリーズをなぞる必要はまったくないのですが
>5年やってたとは思えぬ濃密さでした、ありがとうキン肉マン。6月の新シリーズが今から楽しみでなりません
将軍様とともに去る悪魔の軍団のぶち抜き見開きで感動し、スグルの正義とはなんなのか?そして、わかり合ったネメシスとの拳を付き合わせたシーン
これだけでも打ち震えたのに、6月から新シリーズですよ!はんぺら様!
死んでしまったロビンをめぐる話なのか、元とはいえ、神を超えた超人が出現したことに危機感を感じた神の軍勢の来襲か!?
新シリーズには老害マンとはもう言わせないネプチューンマンなどの今シリーズで活躍の薄かったジェロニモや全く気配のなかったアタル兄さんにも活躍してほしい!
ゆでたまご先生!お疲れ様でした!気力充填する間もないでしょうがごゆっくりお休み下さい
>完璧超人編、遂に完結しましたね。絶対的に正しくも間違いもない、ただひたすらに「愚かな力を振るい続ける意味」を問い続けて、
その度に移ろいでいく「強さ」を描く素晴らしきストーリーでした
「強さ」っていうものはどんな人にも生命にも宿る業とも呼べるべきもの。ただそれを問う事への意味は己個人の強さでしか答えを見い出せない
それがスグル達超人が出したかった答えだったのでしょうね
キン肉マンありがとう。御大と編集様、そして作品を応援し続けた全ての読者達にお疲れ様でした。感無量の最高の締めくくりでした
そして新シリーズが6月からスタート…!一読者としては半年でも一年でも待つつもりでした
御大と編集に休みをとっていただきエネルギーを補給して貰うつもりだったので嬉しい反面、準備期間が短いような気がして構想を練れているのか少しだけ心配です
>キン肉マン・完!ロビンほか退場者の復活は新シリーズに待機した状態で、このシリーズはこのシリーズとしてグダグダ先延ばししないまま終えた潔さや美事でした
連載時は残念に思った対決や場面も単行本で連続して読むと違和感が無いのは1話1話の短編の瞬間的な面白さを取ったのではなく
1本の長期作品としての完成度を高める為だったんだなと改めて御大と担当の手腕に驚きました。本当に…キン肉マンを応援していて良かった
>皆が暖かい気持ちに包まれた。会場にいた観客たちは、みな自然と拍手で超人たちを讃えた。その素晴らしい戦いを。その素晴らしい精神を
その他大勢の彼らの顔は、あるいはアシスタントの方がテキトーに描いたモブキャラかもしれない。でも何故だろう。一人一人、どことなく見覚えがないだろうか?
そうだ、彼らは我々なのだ。キン肉マンたちの戦いを毎週胸を熱くして見守ってきた、我々読者の顔をしているのだ
ありがとうキン肉マン。ありがとう悪魔将軍。ありがとうネメシス。ありがとうザ・マン。素晴らしい試合と、この暖かい気持ちをありがとう
会場が暖かい気持ちに包まれた。その頃、超人病院に置いていかれた忍者とブラックホールは、ジェロニモに肩を叩かれていた
>「正義」の反対は「また別の正義」なんだってクレしんのひろしの台詞を思い出しました
>旧作を彷彿とさせるラストで完璧始祖編が完結
しかし貴種流離譚の主人公であるキン肉マンが奇跡の力でもって悪の王子と神を倒して正義を示す王家争奪編に対して、
キン肉マン自身の語る通りどの勢力にも正義があり、奇跡の力は誰でも掴めることが示された完璧始祖編
そのうえで敵同士の戦いに対してさえ慈悲の心を注ぐことができるスーパーヒーローとして存在感を失わないキン肉マン
魅力的な超人達がしのぎを削る舞台として世界観が昇華された感があります
私は「それぞれの正義」「本当に悪いやつなんていない」系の物語はあまり好きではないのですが、今のキン肉マンはそれぞれの正義が本当に面白い
それはゆでたまご+編集者の手腕はもちろんですが「超人プロレス」という枠組みが優れていると思うんですよね
人間の観客が見守る中で各勢力が選手として対等に試合をするから正義も対等になる
一部の勢力が試合展開に過剰干渉するとどうしても図式は正義vs悪になってしまう。 次シリーズでもこの図式は崩れないことを期待します
>終わったァアアアア!!ああ、敵だった奴らも味方だった奴らも今では掛けがえの無い強敵(とも)達ばかり・・・いやあえて言おう、真の朋友であったと!
敵味方なんて関係ない、闘いが間違っててもいいじゃない、そこから「間違っている」って誰かが言ってくれれば
そこから「本当の正しさ」は生まれるんだから・・・!とにかくゆで先生、約六年間お疲れさまでした!!
>私もずっとキン肉マンって「揺るぎない正義」を守っていく物語だと思ってたんですよ。というのも
「正義ってなぁ~に?」「そんなものはどこにもない(キリッ)」みたいなうじうじ悩んだり厨2臭い達観がつきまとうようなテイストの作品が嫌いで、
たとえ時代遅れでも「正義の為に戦って何が悪い」という作品が残っていてくれることに安心を感じていたんですね
しかし今回の正義・悪魔・完璧という三者三様の主張をすべて正しく、悪意の無いものとしたうえで真剣に向き合い、
悩んだうえで自分を信じて「人」を守るという前向きな結論に対してはリスペクトを惜しみません
そのうえで「志」と「力」はまた別の働きを見せるもの・過ちの影は消えない、だからそれを戒める者は正義超人に対してもまた向き合っているというぬかりなさもいい
>いつもみたいにみんな生き返って大円団という終わり方ではなく、
キン肉マンによるシリーズ総括と決して主人公陣営の主張だけが正しかったわけではないとするラストには感服しました
悪魔将軍じゃないけど「ゆで成長したな」とか上から目線で思ってしまうくらいに。これだけ持ち上げて次のシリーズがすごく心配ですが、それも期待したい
>ジャンクマンvsロビンのプレイバックで初コメしてから5年、こんなに毎週楽しめたマンガはありませんでした
ありがとう、ゆで御大。ありがとう山ちゃん。ありがとう、はんぺらさんと屋敷盟友の諸兄
そして、早くも来月から新シリーズという事実に、驚きと感動を禁じ得ない
>将軍にとってザ・マンは恩人であり師であり同志であり、何よりも父親のような存在だったのでしょうね
別れの言葉に…誰の背中も追わず向かい風に立ち向かう勇気、これから多くの悪魔超人が彼を目指し超える為に挑んでくるだろう頂点に在り続ける決意、
そして今までの自分を導いてくれた無二の相手との決別の寂しさ…巣立ちする若鳥のように感じました
この戦いで亡くなった超人も生き残った超人も全てを背負い、いつか誰かに倒される日まで突き進む漢の姿に震えました
>正直新シリーズに関しては「蛇足では?」「これ以上のものは描けないんじゃ?」という気もするけど多少トーンダウンしても十分面白いし
なにより今のゆで御大ならそんな不安杞憂だったと思わせてくれるシリーズを描いてくれるという確信めいたものさえ感じる!!
嶋田先生中井先生そして山ちゃん完璧超人始祖編お疲れさまでした!!そして新シリーズをありがとう
>超人大河漫画だよホント!ゆでたまご御大万歳!それにしても6月中旬とは……
10月頃までゆっくり休んで、後は不定期で超人列伝描いてくれればそれで十分だと思ってたけど……ちくしょう今からwktkと震えが止まらんな
>キン肉マン6月から早速新シリーズとの事ですが次の相手はなんなんだろうか
旧肉から謎のままの存在である壁画の残り2つの奥義のエピソード、サタンの正体、筋肉の滝の由来辺りをやってほしいですが
特にサタンはゴールドマンが魔界を作ったって設定が生えたせいで出自すら謎になったし
>「幾万、幾十万の漫画家達が己の思い描く熱い展開を完遂できずに読者を冷めさせていった ある者は強さのインフレを制御しきれず
ある者は読者の裏をかこうと空回りし ある者は広げすぎた風呂敷を畳みきれず読者に見放されていく
だが 今ここに。そのいずれにも屈せず完結を成した奇跡が存在する」「その名はゆでたまご!作品の名は『キン肉マン』!」
楽しかった6年間のシリーズ連載をありがとうゆで先生。1ヶ月の短い間隙で英気を養っていただくと共に新シリーズも期待してます
>石原まこちん先生によるスピンオフ「THE超人様」・・・確か以前不忍池界隈イベントのキン肉マンギャラリーにも作品を出してた方だったと記憶してます
新シリーズまでの繋ぎの期間キン肉マン愛にあふれたスピンオフを期待したいですね
>新シリーズ、どんな話になるのかワクワクです
2回目の人気投票でトップだったにも関らず全く登場しなかったアタル兄さんの話か、ロビンたちを生き返らせる話か、
この話の続きから2世へ整合性をとる為の話か、それとも漫画家として大きく実力のあがった今のゆでが描く『キン肉マン2世のリベンジ』か
>さわやかな雰囲気の中でタツノリ様の言葉で〆。うむ、実に王道オーソドックスな終着点であるがそれがいい。憑き物の落ちたようなザ・マン達が実にすがすがしい
そして6月から新章ですってよはんぺら様! このクオリティの漫画がまた読めるのだとしたらワクワクが止まりませんよ
この完璧超人始祖編で出番のなかったアタルさんやフェニックス、死んだままのロビンたちや行方不明のシングマンらは出るのでしょうか……うーむ、楽しみだ
>『さらば』で締めたキン肉星王位争奪戦と違い今シリーズは『永き戦いよ、ありがとう』という感謝の気持ちで溢れました
正義悪魔完璧三組織の様々な葛藤と志を読者に伝えていただいたゆでたまご先生に深く感謝を。新シリーズも期待してゆで理論に振り回されたいと思います
>思ったよりも静かな着地だった てっきりネメの自害を止め、掟を廃するくだりがあると思っていたし、ロビンとかのことも触れられるのだと思っていた
これらはいつぞやのテリーのエピソード(アメリカ遠征前のやつ)を省いたのと同じような判断だろうか
思えば、震災前の前年、はんぺり宅襲撃オフで語りあった時の、おれらの評価はこのシリーズでことごとく覆された
「展開が遅い」と言えば、見事に2週くらいで終わる試合が増え、「密度が薄い」と言えば神がかり的な凝縮した話を何度も盛り込み、
「アイデアが出てこなくなった」と言えば次々と新ネタ(神ネタ)を投入、20代の一番感性が豊かな時だから描けたと言えば円熟の極みを見せつけ、
細かい説明云々といえばウルルで我々の腹筋を崩壊させ、テリーマンの扱いが微妙だと言えば涙なしには読めないジャスティスとの闘い・結末を描き、
今の担当にはできないと言えば新しい超有能担当との見事なコンビネーションを構築する
ゆで、あの俺らのやり取り読んでただろ!と思うくらい、見事にひっくり返され続けた数年間だった それが一旦幕を閉じた、というのは実に感慨深い
よくぞこれだけのものを、再起して世に送り出した 出し惜しみのない突進力と、それでいて用意周到な伏線回収、
単純なバトル漫画というくくりがもはや通用しない信条のぶつけあい、とにかくほぼ常におれらの想像を超えてきてくれた
ありがとう、そしてお疲れ様、とゆでのお二人に言いたい 朋友らと共にこの作品を共有できたこともよい思い出となりそう
みんなで読んだからこそ、隅々まで楽しめた気がする by taka
>お具合大丈夫でしょうか?ご無理なさらないように キン肉マン、完結。タツノリの言葉でシリーズが始まりタツノリの言葉で終わるという完璧な締め方でしたね
このシリーズの半ば主役を務めていた悪魔超人たちの全員集合の見開きには見たかったものを最も良い形で見せられた感動で泣きそうになりました
(一部生きてる人もいるのに!というツッコミもあるでしょうが死んでいても離れていても悪魔たちの魂は常に将軍の背にあるという意味なのでしょう)
一番面白い時期に最も綺麗な畳み方をする・・・この誇りすら感じさせる締め回からはかつて2世究極タッグの打ち切りが決まった時に
「このままじゃ29巻にならないしキン肉マンがもう描けなくなっちゃう!読者のみんな、バカな編集に意見してやって!」と
ネット上でみっともなく読者に泣きつくなど晩節を汚しまくってたゆで先生の姿はもうどこにもありませんね
さて、そしてやはり真の意味で最終回ではなく次シリーズもあるということでwまだロビンが復活してないしアタル兄さんもフェニックスもいるし
ネタはまだまだありそうですがどうなるか。敵はサタン様か神か。首を長くして待ちましょう
最後にはんぺらさんの今シリーズの感想の中で一番好きなフレーズを。
「刮目せよ!これが本当のキン肉マンだ!」
>完璧超人始祖編について、これまでレビューを横目に見ながらも、何故か気が乗らず、本編を読まずにいるという背信行為を働いておりました
が、つい先日から漸く漸くまとめ読みを始めました。1話読む毎に、「はんぺら風」を併せて拝読しております
はんぺら様、朋友の皆さまのコメントを見ていると「この方達とは、美味い酒が呑めそう」感が半端ないです

新キン肉マン 第208話
「慈悲を纏った悪魔!」の巻
「ありがとう。かつての最強のライバル達よ」

魔界へと帰還する将軍様と、それに付き従う悪魔超人達の見開きのカッコよさよ
スグルの台詞も相まって、「このシリーズの主役は正義超人ではなく完璧始祖」という世間の論評と同じくらい悪魔超人も主役のシリーズだったと再認識
何がカッコイイってここに描かれた13人、敗れた者も含めて誰一人欠けてもこの勝利はなかったという点
各々が自分に課せられた使命を全うし、力及ばず惜しくも敗れた者も、次の試合を戦う選手の為の捨て石となった見事な最後でした
それ故のこのシーンの全員集合演出ですよ
「ブラックホールとニンジャとジャンクマン死んでないのに死人扱いされてるw」などとという野暮なコメントを送ってきた朋友は、そこを読み取る力がちょっと足りてないかな
前述したようにこのシーンは悪魔超人軍誰一人として欠けてはならず、それ故に「生存はしてるけどこの場に居ない」3人は生霊みたいな演出で登場させたってことだぞ
また、かつては「正義超人と正義超人が戦うと必ずどちらかが悪になる」などと、ファンからも
「正義VS悪」しか描けない作家と揶揄された御大が
「誰も間違っていなかった。それぞれの正義があった」というスグルのセリフとともに、見事にイデオロギーの対立を描ききったことも多くのオールドファンにとって衝撃でした
その見解を踏まえた上で
「それでも最後に信じるのは自分の正義」と言わせることで、芯のブレないヒーロー像も強調する完璧な構成
嶋田先生、中井先生ご両人ともに
齢56にしてまさに作家として円熟の境地

準備期間一ヶ月での新シリーズは正直ちょっと不安というか、ファンとしては半年くらいの十分な休養と描き溜め期間を設けてからで十分だと思ってるのですが
今の御大と東大出身の敏腕編集・山ちゃんならば、絶対に読者の期待を裏切らないものを届けてくれるだろうという
確信めいた予感があるのが本当に凄い

超人がその比類なき力を使うのは己の為に非ず
必ず世のため人のためにその力を使うべし
しかしその際決して忘れてはならぬ事がひとつ

それは超人が力を振るう相手もまた、
超人が救うべき「人」に含まれているという事である

故に 人を救う世を救うという行為の真理たるや
戦うべき相手をまず救うことにあると心得るべし
その心を称して私は「慈悲」と呼ぶ

これを我がキン肉王家の家訓とすることをここに残したい

ラストは「友情とは成長の遅い植物である」にも匹敵するタツノリの名言で締め
「何かを救わんとする時、まずは戦う相手を救え」これぞまさに聖人の域。究極の慈悲の心ではないでしょうか
最終話のサブタイが「慈悲を纏った悪魔!」であることを考えても感慨深い言葉です。将軍様は完璧始祖を打ち倒したのではなく、その慈悲で救ったのだと
兎にも角にも見事すぎて、もう褒めるところしかない最終回
5年間朋友諸兄と共に追い続けてきた作品が、こうして文句のつけどころのない着地を決めてくれたことに並々ならぬ満足感と、溢れん感謝の意を感じます
ゆでたまご先生、スタッフの皆様シリーズ完結お疲れ様でした
今はどうか僅かばかりの休養期間をじっくりと堪能なさってください。6月中旬からの新シリーズ、期待して待ってます