11話
帰ってきた山崎潤
「はーいお待たせしました。どちらへ向かえばよろしいですか?」
「クラブクローバーへ。ラッキークローバーのメンバーと会う事になっています
・・・どうしました?怖がることはありませんよ。貴女が会うわけではないのですから」
冒頭。村上社長の運転手であるレディ、行き先を告げられて神妙な顔つきに。あの能天気女がこれほどビビる面子とは一体?
そのクラブクローバーにカメラ飛びます。店内には3人。チワワを抱いたごっつい黒人、三角眼鏡のインテリ風の男、バーテンの女・・・
おっと大変です。インテリ男の俳優さんに注目ください
山崎潤さんだ!
特撮ファンには説明するまでもないことですが「仮面ライダーアギト」北條透を演じた方。今回も実にイヤミそうなキャラで非常にグッドであります
約束の時間を14秒ほど過ぎた頃、村上社長が入ってきました。さて一体どんな用事で彼らを呼びつけたのでしょうか
「お待たせしました。相変わらず素敵な店だ・・・上の上ですね。今日集まってもらったのは他でもありません
順序が前後してしまいましたが、私の社長就任を皆さんにも認めてもらいたいと思いまして。・・・北崎さんは?」
「彼なら来ないわよ。気まぐれな人だからね」
「別に我々は何も文句はありませんよ・・・ただ貴方がスマートブレインのトップに立つなら
我々も貴方に従うことになる。あまりくだらない事で僕達を使ってほしくはないな」
「もちろんですとも。貴方達はオルフェノクの中でも上の上の方々ですから」
先週の容赦ない勇治の攻撃で死にっぱぐれた直也。苦しみもがいて目覚めたのは勇治のマンション
しかし目ぇ覚ますやいなや献身的に看護してくれた結花に辛く当たる直也。可哀想に、結花はいたたまれなくなり部屋を飛び出してしまいました
「木場、お前はいいのか逃げ出さなくてよ・・・スマートブレインはお前の命を狙ってんだぜ?」
「うん。でも次に向こうがどう出るか待ってみようと思って。ありがとう・・・心配してくれてるんだ」
「ヘッ・・・バカ言え」
頭から毛布をかぶって再び眠りにつく直也。なんだかんだ言って暴れても根は善人のようですこの男
心無い言葉に傷ついた結花は久方ぶりに啓太郎にメール。「今凹んでるので何でもいいからメールくだしゃい」という内容です
久しぶりにメール受信した啓太郎、うかれポンチに舞い上がって巧と真理に報告しますが二人はまったく興味ナッシング
なんだよチクショウとふてくされて外出した啓太郎は公園のブランコにたたずむ結花をハケーンします
「菊池さん・・・どこかに連れてってください。どこか・・・思いっきり楽しい場所に」
思わぬ展開で憧れの長田さんとのデートにこぎつけた啓太郎。デートスポットに選んだのは八景島シーパラダイスだ
その頃真理の携帯に謎のメールが着信。送信者は「犬飼」 真理の同窓生だそうですが・・・添付されていた画像に驚愕
ファイズギア!?まさしくその画像は変身ベルト。なぜ犬飼という男がベルトの事を?
事の真相を確かめるため、真理は巧を連れて指定された場所へ。八景島シーパラダイスメリーゴーラウンド前です
途中、勇治のマンションを通りかかった真理は財布を忘れた事を思い出しちょいと寄り道。ピンポ―ン木場さーん
ガチャリ。暫くしてからようやくドアが開いたと思ったら出てきた男はそのままぶっ倒れてしまいました。無理して出るなよ直也
なんじゃこりゃーと焦りつつも男をベッドに寝かせて世話をやいてやる真理。ホント面倒見がいいねこの娘は
「あなた汗びっしょり・・・着替えたほうがいいよ。あなたのシャツは・・・・こっち?こっちかな?」
「ちぃっ・・・余計なことすんじゃねえよ!」
いつもの如く真理の世話を拒絶。しかしね、結花と真理とでは性格が違うのですよ
「あんまし世話やかせないでよ!こっちは急いでんだから!ホラ赤?青?」
「・・・・・あ、赤です」
「ほら早く着替えて!横になって目をつぶる!」
言われるがままに寝かしつけられる直也。気の弱い女性をいじめるのは得意でも強い女性にはからっきしみたいです
結局財布が見つかったのかはわかりませんが、時間がおしてきたのでとりあえず待ち合わせ場所に向かう巧と真理でした
直也×真理のカップリング希望(少数派)
勇治×直也という801カップリングは言わずもがな。 基本です
『結花さん・・・これはメールにはしないと思うけど・・・ゴメンなさい。実は好きな人ができました
ゴメンなさい俺どうしようもない男です。浮気者です。二股野郎です。でも・・・好きなんです長田さんが』
心の仲で結花に詫びつつも結花とのデートを満喫する啓太郎(ややこしい文章)真実を知れば二股もクソもないわけですが
そしてメリーゴーラウンド広場の巧と真理にの前に、くだんの犬飼が現れます・・・・ってざざーっ!
え――――!?(漫☆画太郎風)
犬飼くん、登場したと思ったら5秒で死亡。殺ったのはラッキークローバーの1人、ボブ・サップ似の黒人Jさん。チワワー
北條さんは「くだらない用事で使われたくない」とか言ってましたが。この人登場するなり殺し屋まがいの安い使われ方してますなー
変身・クロコダイルオルフェノク!がおー
巧も555に変身し戦闘シーンへ。しかし流石は「上の上」オルフェノクであるラッキークローバー。強い強い
パンチやキックなぞ何するものぞ。ガードもせんでボディで受け止め、更にはクリムゾンスマッシュも盾で軽々弾き返してしまいます
HAHAHAHA!外人は肉食ってるからそんなヘナチョコキックは効きませーん!
勝ち誇るワニ。555絶体絶命!今まさにトドメが刺されようとしたその時!ぱきゅーん!
何ィ!?何者かの銃弾がワニの背を撃つ!振り向いた高台の上に颯爽と立つその姿!
仮面ライダーカイザ!!
とーう!と着地してワニに向かって猛ダッシュ!見せてやるぜ俺の実力をー!ってもう時間切れだよチクショウ
次週へ続く
12話
カイザギアはキケンキケン
ワニにやられる寸前の555の前に颯爽と現れた謎の戦士仮面ライダーカイザ。さあ俺の力を見せてやるぜー!
さあワニVSカイザです。不意打ち射撃から格闘戦に持ち込むもやはり組み合うとワニは強い。HAHAHA!外人は肉食ってるから(略)
ナメんなよこの爬虫類野郎!剣を抜いて反撃に出るカイザ。ぎゅいんぎゅいんとエネルギーチャージだ!うおおおおおくたばれワニ公!
ずばっしゃー!
斬撃一閃!なんとワニはあっけなく灰になってしまいました。えー?「上の上のオルフェノク」大したことねえじゃねえかオイ
闘い終わって真理に歩み寄ろうとしたカイザでしたが、なんかスーツがいきなりショート。バチバチッぼしゅーん!
「うあっ・・・うあああっ・・・!」
苦しみもがいてその場をトンズラするカイザ。真理と巧は「なんじゃこりゃー!」といった感じでバカ面下げてました
夜。走ってきたキャンピングカーからぞろぞろと降りる若い男女達とオッサン1人。「西田ー!西田ー!」と叫びながら河原の大捜索を敢行
「・・・・いた!西田くん!西田くんしっかりして!」
河原にぶっ倒れていたのは昼間暴れたカイザさん。西田くんて名前なのね。変身を解除してみれば眼鏡かけた優男じゃありませんか
「せ・・・先生・・・僕やりました・・・オルフェノクを倒しましたよ・・・」
震えながら先生の手を握るとそれだけ言い残してざざーっと灰になってしまう西田くん。「西田ー!」と声を揃えて号泣する仲間達
「・・・カイザのベルトを使いこなせる者はいないのか・・・」
どうやらカイザギアは装着者に多大なリスクを背負わせる危険な代物のようです
さて。いきなり目の前で死んでしまった犬飼くんと、ピンチを救ってくれた謎の戦士について頭を悩ませる真理&巧
要点をまとめるために真理の昔話を改めて整理してみますと、今まで明かされてなかった新たな設定が浮き彫りになってきました
スマートブレイン前社長であり、真理を養子に引き取ったお父さん。なんと彼が引き取った子供は真理だけじゃないという
同じような境遇、つまり事故で肉親を失い九死に一生をえた子供達を何人も引き取り、自分の作った施設で養ってたそうな
そして正規の学校には通わせず、私設塾である「流星塾」にて義務教育を行ったそうです。むーなんかクセーよこの人
いい話と言えばいい話ですが、どう考えたって怪しいことこの上なし。このへんがこの物語の最大の謎になりそうです
とにかくなぜ犬飼がベルトを持っていたか確かめなくてはなりません。真理は他の同窓生に連絡をとってみました。プルルルル
連中も真理がベルトを持っていることを知っているらしく、じゃあ明日会おうじゃないかということでアッサリ話がまとまりました
その頃クラブクローバー。カウンターで飲んでるのは北條さんと村上社長・・・殺られたはずのJさん!?灰になったクセに生き返ってますよこの人
クロコダイルオルフェノクであるJさんはなんか命を3つ持ってるとの事。あと二つスペアがあるのです。そりゃズリーわ
「まさかミスターJがやられるとはね・・・私も手伝いましょうか?」
「・・・・・」
「ここまでやるとは予想外でしたが・・頼みますよミスターJ。貴方の仕事はまだ終わっていませんよ
あのベルトはどれも我等の王のために作られた物。絶対に取り戻さねばなりません」
あっと村上社長重要なこと言いましたね。「各種ベルトはオルフェノクのために作られた」 はーやっぱそうなのかー
翌日。先生&同窓生達と会って話を聞く真理&巧。謎の戦士の名前がカイザだということを教えられて驚いてます
しかしそれ以上を語ろうとしない連中。どうもよそ者の巧が信用できないらしく、それを納得した巧は一旦席を外すことに
ぶーん。キャンピングカーを走らせながら話を始める先生&同窓生達。さてここで真理は不思議な話を聞かされるのでした
「真理・・・草加雅人覚えてるよな?」
「うんもちろんよ。こないだの同窓会には来なかったけどね」
「それが・・・見ろ。先生にあげるために皆で書いた寄せ書き・・・
いなかったはずの草加の名前があるんだ」
「・・・・うそ・・・これどういう事?」
車内に不思議空気が漂ったその時でした。車を運転していた先生が急ブレーキをかけて絶叫します
「逃げろ・・・・みんな早く逃げろーッ!」
Jさん参上。HAHAHA外人は肉食ってるから(略) 窓ガラスブチ破った触手攻撃で増田先生いきなりやられ
塾生のうちの1人、神道くんは仲間の制止を振り切ってカイザギアを装着。皆を守るためにワニと闘うつもりです。カッケー
「変身!」
『コンプリート』
カイザギアのアクション認識音声はリュウガのドラグバイザーみたいで気持ち悪いです。いかにも使っちゃダメって感じがバリバリ
気合入れてワニにつっかかる神道くんですが西田くんのようには上手く戦えないようで。あえなく返り討ちにあってしまいました。ばきーん!
ぶっ飛ばされて変身が解除された途端灰になってしまう神道くん。合掌。カイザギアを拾い上げ、残りの塾生を始末しようとするJさん
そこへ颯爽と助けにきた巧、素早く変身するとオートバジンとのコンビネーション攻撃で翻弄、Jさんはベルトを放り投げて逃げてしまいました
ラスト。死ぬ直前の増田先生、塾生達に伝えたいことがあるとピクピクしながら最後の言葉を紡ぎます
「お前達に・・・・言っておかなければならない事がある・・・・・
あの・・・同窓会のあの日・・・キミ達は・・・・・・ッ」
ざざ―っ!うわあ言いたいことは言ってから死んでくれよ増田先生!といったところで次週へ続く
多分あれですか。塾生達は同窓会の日の記憶を操作されてるとか?そんな感じと予想
13話
ラブコメさながら恋愛模様
ワニを追っ払ってとりあえず塾生達を信頼を得たっぽい巧。しかし先生は重要なことを言いかけて死んでしまいました
「あの同窓会の日・・・君達は・・・君達は・・・!」
同窓会の日に一体何があったのか?それを知るため、真理は居なかったハズの寄せ書きに名を連ねていた草加雅人に会ってみることに
「今度は僕もついてくよ!最近仲間外ればっかなんだから」と言う啓太郎を、さも嫌そうな顔で見つめる巧と真理。お前らそれイジメに近いぞ
翌日、早速雅人のいる大学を強襲する3人。学生名簿をチェック・・・えーと・・・ありました。草加雅人 2年 フェンシング部
まっすぐフェンシング部に向かう真理と啓太郎。しかし巧は何が楽しいのかキャンパスをウロウロ見物してまわってます
テニス部を通りかかった際、飛んできたボールをキャッチした巧。沸きあがる衝動を抑えきれなくなったらしくラケット持ってコートに乱入
ハンサムガイの部長が訝しげな表情をしますが巧は知らん顔でサーブの体勢。そして高ーくトスが上がった!おお?テニス上手いのカー?
ふおんッ!!
スゲエ空振り。しかし巧は特に恥ずかしがるでも狼狽するでもなく、何食わぬ顔でラケットを返すとトコトコ去っていきました。なんだよコイツ
暫くして巧が迷い込んだのは乗馬部の庭。思いっきり馬糞を踏みつけて「うえー」ともがいていると、1人の男が声をかけてきました
「ん・・?なんだまたキミか」
「あれ?お前さっきの」
テニス部のハンサム部長です。なんかこの人はスポーツ万能なのでいくつかの部を掛け持ちで部長してるそうな。スゲー
目の前のスーパーマンがどうにも気に食わない巧はテキトーに憎まれ口を叩いてその場をトンズラ。部長もこの無礼な男にご立腹気味です
その頃、勇治のマンション。ぼーっとして窓を眺めていた直也が突然奇声を発して立ち上がりました
「うしゃあーあ!決めた!俺はやっぱり人間として生きるぜ!
人として生き・・・恋をするのだ!恋・・・恋・・・恋・・・来い!」
言うなり結花の手を引いて外へ繰り出す直也。勇治は呆気にとられてただただ一部始終を見守るだけ
「・・・・・なんなんだ・・・アイツは」
さて。前回勇治に「海堂のことが好きなの?」と聞かれて「はい」と答えた結花
なんか台詞の感じが軽かったので家族・友達みたいな感覚の「好き」だと思ってましたが、どうやら恋愛感情の「好き」らしいです
お前はメル友の啓太郎さんがいながら人の良いクリーニング屋さんとデートして、それで更に別の本命がいるんかい!
なかなか恋多き女です長田結花。侮れません。そんなわけで結花にとっては嬉し恥ずかし初デート。胸が躍ります
「よし!まずデートと言ったら茶だ!」
まずは喫茶店襲撃。結花が茶を飲むのをニコニコしながら見つめる直也。なかなかいい感じ(いい感じか?)な二人
「どうだ?美味いか?」
「はい」
「よし早く飲め!次は公園だ!」
急かすように茶を飲ませると再び手を引いて猛ダッシュ。なんて激しいデートだコノヤロウ。それでも結花は嬉しそうです
公園で頭悪そうな男二人を殺したりもしましたが終始楽しいデート。最後に結花はドキドキしながら直也に聞いてみました
「海堂さん、どうして今日私をデートに誘ってくれたんですか?」
「うん・・・練習っつーか。俺好きな女が出来たんで・・・
本命デートのための予行演習。 んじゃ、またな!」
なんとまあ。直也に悪気がないのは観ている視聴者もワカりますけど。しかしそれにしても結花が可哀想です
てゆーかわずか5分くらい話して、怒鳴られて、たったそれだけで惚れてしまう直也もスゲーですが
仮面ライダー555の大きな見所として主要キャラの恋愛模様が一つに挙げられますな
13話現在の恋愛相関図をまとめると下記のようになります
真理 | → 優しくて大人な素敵な人 | 勇治 |
直也 | → 俺の運命の女だ!間違いねえ | 真理 |
結花 | → 放っておけなくて・・・それで私 いつのまにか海堂さんの事を・・・ |
直也 |
啓太郎 | → 長田さん・・・綺麗だ | 結花 |
啓太郎(メル友) | → 心の支え。両想い(一応) ← | 結花(メル友) |
ぬう実に面白いじゃないか。今後この関係がどう変化していくか。予想するだけでも楽しいですな
さて大学にカメラ戻し。フェンシング部を尋ねた真理は「草加」という男を発見。早速話しかけてみます
が、何故か真理の話を聞いて「ワケわからん」と冷たい態度を取る草加。それを見た巧と啓太郎は怒って胸倉掴みかかる
一触即発になった二人の間に割って入る男が1人。おっと三度登場ハンサム部長。フェンシング部もやってるのね
「何をしている!?・・・・またキミか。よくよく縁があるな」
「お前・・・!」
一向に知らぬ存ぜぬの草加に話のラチが開かないため、「スポーツ勝負で勝ったら全部喋れ」と一方的に決める真理
「真理の代わりは俺がやる」と巧。 それを受けてハンサム部長が前に出る。「じゃあ後輩の代わりに俺がやろう」
かくしてフェンシング対決となったワケですが、無論ド素人の巧がスーパースポーツマンの部長にかなうはずもありません
そして試合を見ながら話を続けていた真理と草加くん、ここでようやく話がチンプンカンプンだったわけが判明
「おいちょっと待てよ・・・俺の名前は草加一郎だぜ?草加雅人って言ったら・・・・」
なんと!お約束の人違いでした。そして一郎くんが指を指した人物こそ・・・・そう、ハンサム部長!
さて勝負のほうはまったくいいとこ見せずにパーフェクト負け。負けず嫌いの巧は剣を投げ捨てると拳で殴りかかる!
どっこいスーパー部長には素手でも当然かなわないワケで。合気道でもやってるらしく、スパーンスパーンと何度もぶん投げられる巧。雅人すげー
いい加減ボコボコにされたその時、真理の携帯が鳴りました。流星塾の仲間達がワニに襲われたようです
はい今週の戦闘シーンに入ります。河原でワニから逃げ惑う塾生。すでに眼鏡女が犠牲になっちゃいました
バイクで急行した巧はすぐさま変身してワニと対峙。しかし今回は下級のエキスタムオルフェノク(つくし怪人)も同伴しており2体1
圧倒的に555が不利。見る間にピンチに追い込まれてしまいます。ガタガタ震えながらみていた塾生の恭助くん、意を決してカイザギアを取り出します
しかしいざ装備しようとすると、死んでいった西田・神道の姿がフラッシュバックしどうしてもカイザフォンを装填する事が出来ない!
誰が彼を責められるでしょうか。変身したら死んでしまう変身ベルト、装備できるわけがありません。 その時でした!
バッ!
カイザギアを奪い取り、装着する男。おっとぉ来ました草加雅人!こいつはカッケー演出だぁ!
「久しぶりだな」
「雅人!」
「変身ッッ!!!」
変身!草加カイザ!!
颯爽と戦線に躍り出たカイザ。どういうわけか草加はカイザになるのが初めてでないらしく、武器コードを知り尽くしています
【カイザブレイガン・ガンモード】
濃縮フォトンブラッドを打ち出す銃モード。ソルメタル228製のボディにイデアファイバーのコーティングを施し、
ダイアモンド並みの強度を持ちながら本体重量はわずか1.25kgと超軽量に抑えられているカイザのメイン武器
ばきゅーんばきゅーんと連射。全弾ヒットしてつくしマンあっさり死亡。どうやら破壊力はフォンブラスターより上っぽいです
速攻でつくしを仕留めたカイザはすぐさま555と組み合うワニに斬りかかります。おおお?1人で2匹殺るつもりか!
【カイザブレイガン・ブレードモード】
ブレイガンの剣状態での名称。フォトンブラッドの放つ熱をソルグラス製の刃から放射し、
対象物に直接ヒットさせるのではなく発生させた放熱で相手を斬る武器。555のファイズエッジと似た性能
ザックザックと2、3撃斬りつけたあと、必殺技の体勢に入るカイザ。555でいうクリムゾンスマッシュにあたる技です
ガンモードの特殊弾で相手の動きを封じ、エネルギーチャージしたブレードとともに光の粒子と化して敵に突撃!
カイザ必殺剣 13話現在まだ名称不明斬り!(何ィ)
ドパァッ!!!
ワニ死亡。これでスペアの命はあと1個。なんだよ全然弱いじゃないのラッキークローバー。上の上が聞いてあきれますな
ラスト。変身を解いて対峙する巧と雅人。身体を心配する恭助でしたが雅人はいたってピンピンしてます
やはりカイザギアも555ギアと同じ基準の適正者を選ぶのでしょうか?とにかく正統カイザが雅人である事は間違いないかと
喧嘩越しに詰め寄る巧を無視して真理に歩み寄る雅人、座り込んでいた真理に手を差し伸べて優しく微笑むのでした
「久しぶりだな・・・真理」
次週へ続く
14話
北條さん生身でもゴイスー
圧倒的戦闘力でオルフェノク2匹を殲滅した草加カイザ。しかも変身解いても身体に異常は見られません。やったぜベイベー
「草加サイコーお前サイコー」と狂喜する恭助くん。カイザギアを正式に草加に託し、オルフェノクと戦ってくれと懇願
そして寄書きの事を聞いてみますが、草加は「誰かの悪戯じゃないのか?」と一蹴。しかし巧はその表情の変化を見逃しませんでした
とりあえず今後のことを話そう、と草加を連れて帰宅。少し話したらなんとまー。アッサリ戦うことを承諾してくれるナイスガイ草加
「よろしく乾くん。先輩選手として俺の未熟な点は遠慮なく指摘してくれ」
先の戦闘から誰が見てもカイザのほうが強いのが明らかなのに下手に出る草加。実に殊勝な心がけです
しかしアホで子供な巧は差し出された手を握ろうとせずに文句タラタラ。やれボールぶつけられそうになったやれ馬糞踏まされた
なんかもうビデオで見直してると本気で頭にくるんですけどコイツ
最近は大分マシな人間になってきたと思ってたのに、ここにきて再びドキュソオーラ全開。俺コイツほんと嫌いだわー
あと草加が真理に「お前は俺が守る」って告白してました。子供の頃から好きだったそうな。これで恋愛相関図にまた1人追加ですな
オルフェノク3人組のマンション。真剣な顔つきで結花と直也に話を持ち出す勇治
「俺は・・・俺の生き方を君達に押し付けてるんじゃないか・・・と思って
これからもスマートブレインは俺達を裏切り者として狙ってくる。俺は俺の生き方を変えるつもりはない
けど・・・君達がスマートブレインに従うなら俺に止める権利はない
君達にもはっきり決めてほしいんだ。これからどうするかを自分の意思で」
「私は木場さんについていきます。どうしたらいいかわからないし・・・」
「海堂、キミはどうする?」
「だ〜か〜らぁ〜、前にも言ったろう?俺は人間として生きる!
人間死ぬときは死ぬんだ。それまでに・・・パーッと恋の花咲かせてみせるって!じゃな!」
突風のように部屋を飛び出す直也。ビシッとめかしこんで、どうやら真理に会いに行くようです
「海堂・・・・恋をしてるようだけど・・・
相手はキミ・・・じゃない・・・・よね?」
「・・・・残酷なこと聞くんですね木場さん」
いい感じに複雑化する恋愛模様。実にグッド。555は従来のシリーズになかった「恋愛」というベクターを大きく取り入れた意欲作ですな
そう、戦隊シリーズで言えば鳥人戦隊ジェットマ(ちょい毛色が違うだろ)
さて、スクーターで配達中の真理をつかまえた直也。こないだの礼を言ってお茶に誘いますが真理はつれない態度
「た〜の〜む〜よぉ〜!な?一緒に茶ぁ飲も〜ぜぇ?」
「しつこい!ホラ気をつけッ!右向け右!」
「ハイッ!」
「バイク乗って!ギア入れる!全速前進!」
「ハイッ!・・・・っておいちょっと待っ・・・あ!」
慌てて振り向いても真理の姿は既に視界から消えていたわけで。しかし直也はまんざらでもない様子で呟くのでした
「なんで俺アイツの言うこと聞いちゃうんだろうなぁ・・・ハッ!
これが愛か!?愛の力ってか!?」
愛の力なのか直也がアホなのかはさておき直也のキャラクターはいいですな。555人物ではダントツですわ
Bパート。客として菊池クリーニングにやってきた草加、巧とサシで少し話し込みます
ひがみからつまらん言いがかりをつける巧を大人な草加が受ける、という感じでしたがある事に触れた瞬間、その態度が急変します
「大体おまえ怪しいんだよ。例の同窓会の寄書き。あれは一体何だ
アレを見たときお前ハッキリと顔色が変わったぜ?何を隠してやがる」
「・・・・黙れッ」
「!?」
「貴様に何がわかる・・・人を見透かしたようなことを言うな!」
物凄い形相で巧を睨みつける草加。なにやら隠してる事実は相当に重大なもののようですが・・・果たして
そこへ配達を終えた真理と啓太郎が帰宅して話は中断。和やかな雰囲気の中、草加はまたもやスーパーマンぶりを発揮
巧のアイロンがけをちょいと交代。するとまー明らかに素人とは思えぬ手つきで巧よりも技量上じゃあーりませんか
「うわあ草加さんスゴイ!うちに来ませんか?一緒に住んだりして!
だって一緒にオルフェノクと戦うわけだし、そのほうが色々と都合がいいですよね」
なにおう。一緒に住むのか?そうなったらマジ面白いけどなー。まぁ草加が返事してないからそれはないっぽいが
スポーツで完敗し、更に唯一の技能とも言えるアイロンがけでも敗北を喫した巧。まるでジョジョ1部のディオとジョナサンです
その頃直也は土手で道を通せんぼする男に遭遇。おっと来ました北條さ・・・もといラッキークローバー琢磨逸郎!
「海堂直也・・・あなたはスマートブレインを裏切った。処罰します」
「お前!オルフェノクか!」
「ええ。でもあなた相手に変身する必要があるかどうか。オルフェノクの力を完全に制御できるようになると
人間の姿のままでもある程度その力が使えるようになるんですよ」
そう言いながら手にしていた英語の本をすーっと指でなぞる琢磨。なんと本からエネルギー弾がふわりと浮かび上がりました
ドゴォッ!!
直也を襲う光弾!すげえぜ琢磨逸郎!さながらフケたハリー・ポッター!
直也たまらず変身!スネークオルフェノクだコノヤロー!俺のパンチを食らいやがれぇ!!
ガキ ガキ ガキ ガキ ガキ ガキ ガキン!うおおおおお!?
スネークオルフェノクのナックルパートはすべて本で受け止められた!琢磨がすげえのか本がすげえのか!
そこへ勇治と結花も駆けつけ直也を守るため変身!3対1になったところで琢磨もようやくマジ戦闘態勢
「木場勇治・・・手間が省けました。あなたもここで処罰しましょう」
変身!センチピィードオルフェノク!(ムカデ怪人)
ばしーん!ばきどか!どぼっ!
3対1の不利をものともしないムカデマン。馬に大ダメージを負わせて川に蹴落とし、蛇は情けない悲鳴をあげてトンズラしてしまいます
鶴ちゃんは好きな蛇を逃がすため、健気にもたった一人でムカデの前に立ちはだかるのですが・・・
「長田結花・・・止しなさい。キミはブラックリストに載っていない」
「えっ・・・」
そりゃそうでしょう。結花はいっぱい人間殺してるからナー!
そしてワニに襲撃された巧はボコボコにされてまったくいいトコなし。流石に最後の命なので気合が違いますJさん
せっかく強い強い草加カイザが助けに来てくれたのに意地になってこれを拒否する巧。バーカお前なんか殺られちまえ
ばきーん!
はいやられたー!ザマミロこのバカ。吹き飛ばされたショックで変身解除され、生身のまま川に転落する巧
ラスト場面、川にプカプカ浮かんで流される巧と勇治の死体(死んでねえ)が映されて次週へ続く
川を流されるのは葦原涼の専売特許だよー!
15話
ファイズVSカイザ
ファイズを川に沈めたJさん。あとはガチガチ震えてる啓太郎からベルトを奪い取れば仕事は終わりですが・・・あやや?
なんか突然苦しそうに胸を押さえてトンズラ。振り向きざまのファイズショットが当たってたんでしょうか?そうは見えなかったけどなぁ
命を拾った啓太郎は草加と一緒に巧を探して川辺を捜索。そして別の場所では同じように直也&結花が川に落ちた勇治を探してました
「いた!たっくん!」 「木場さんしっかり!」
それぞれ川辺で発見した男を抱き起こすと・・・・おっとお約束。啓太郎側が見つけたのは勇治、結花側は巧。探し人チェンジってました
啓太郎は面識のある勇治に驚きつつも、介抱するため家に連れてくことに。自分は巧探しを続けたいのでその役目は草加に頼みます
「木場さん!?」勇治を担いで帰ってきた草加にビックリの真理。とりあえず簡単な手当てをしてベッドに寝せてあげるのですが・・・
真理が配達に出て何時間か経った頃、うーうー唸って勇治が目を覚まします。一緒に部屋に居たのは雑誌を読みふける草加
「み・・・水を・・・」
苦痛にあえぐ勇治が水を欲しているのに、なんと草加知らんぷり!しかもベッドのすぐ隣のテーブルに水差しがあるにも関わらずです
その水差しに気付いた勇治、目の前の男がとってくれないので自分で取ろうと朦朧とした意識で手を伸ばします。ガクガク・・・あっ!
パシャーン!水差しはテーブルから倒れて床を水びたしに。無理もありません。更にこのあと草加の信じられない台詞が炸裂
「あーあ何やってんだよ。ちゃんと拭いとけよな!」
そう言うなりハァハァいってる勇治に対しタオルを投げつける!そのまま部屋を出て行ってしまいました。なんかこいつスゲエ!
表の裏の顔のギャップありすぎ。明らかにマトモじゃない。「悪党」というのとも違う、なにかこう・・・病的な心の闇を持ってるように思われます
その頃。勇治のようにうーうー唸って目を覚ました巧は何故か小汚い廃工場跡に寝ていました。目の前には綺麗な女の子
上半身ハダカで女性ファンへのサービスも忘れてません。なんで勇治は脱がせなかったんやろー?
なんでマンションじゃなくて廃工場やねん!とツッコミを入れるところではありますが、おそらくマンションには連れていけなかったのでしょう
直也は以前555にボコられたことをしっかり覚えてるので死にかけ巧を放ってこうとしました。結花はそれを聞かずに巧を助けたのです
当然マンションに連れてくと直也がいる→気まずい→こりゃマズー という理由から近場のこの場所で介抱していると思われます
「う・・・誰だ・・・アンタ・・・?」
「まだ起きちゃダメ。心配しないで私があなたを助けてあげるから・・・必ず
大丈夫よ・・・眠って。私がそばにいてあげるから」
優しく語り掛ける聖母のような女性に安心したのか、再び深い眠りにつく巧でした。ところがそのすぐあと!
ブロロオオオン!ブロロロオオオン!!
「あー?なんなんだぁオマエらよぉ!」
「ここはアタシ達のアジトなんだよ!」
「とりあえず使用料払ってもらわねえとなぁ!ひゃっはあ!」
けたたましいバイクの騒音とともに現れたのは、実に頭の悪そうな男女3人。なんつーかもう社会のゴミ丸出しな連中です
工場内ぎゅいんぎゅいん走り回ってタコ踊り。結花は泣きそうになって「やめてください!やめてください!」と叫びますがアホ供はどこ吹く風
巧を守るため仕方なくクレインオルフェノクに変身。その目からはぱたぱたと大粒の雫がこぼれ落ちます。ああなんて可哀想な変身でしょう
怪人見たらビビって逃げればいいものを、鉄パイプ持って殴りかかってくるアホ供。やむを得ず結花は攻撃に出ます
きゅいいいいいいいいん!あっとなんだこれは!?鶴ちゃんから光の翼が生えてきて・・・・ぶんッ!!
”ドパァッ!!!”うおおおおお!?
翼で!長く伸びた翼でアホをぶった斬った!まるでV2ガンダムの光の翼!
砂化して消滅したアホどもから目を伏せて後ろを振りかえった結花は呆然。上体を起こしてこっちを見つめる巧の姿が!見られたー
「・・・お前は・・・」
「わ・・・私・・・私は・・・!」
ポロポロと涙を流しながらトンズラ。カクカクしながら起き上がりこれを追いかける巧。ちょい待ってーやー
途中、啓太郎とすれ違って風のように逃げ切った結花。あとからきた巧、ここでようやく啓太郎と会うことができました
「たっくん!何やってたんだよぅ!探したよ!身体は大丈夫?ケガはない?」
「平気さ・・・ところでお前あの女と知り合いみたいだったけど・・・
好きな女が出来たって・・・・まさか?」
「え?・・・あ、うん・・・エヘヘそうなんだ」
『あの女はオルフェノクで・・・でも見ず知らずの俺を助けてくれて・・・
しかも啓太郎の好きな女だって?』
あまりのことに頭の中がグルグル回る巧。さあ今でも十分面白い人間関係が更に複雑になってきましたよ
そして傷心の少女は歩道橋の上で勇治と再会。彼も自力で起き上がってここまで歩いてきたようです。泣きながら抱きつく結花
「ど・・・どうしたの長田さん?何かあったの?」
「ううん・・・なんでもありません。木場さんが生きてて良かった・・・」
はあ可哀想な娘やなー。確かに人はいっぺー殺してるけど、相手は全員早く死んだほうがいいようなクズばっかだったしな
翌日。朝飯を食いながら啓太郎に話を切り出す巧・・・って草加もいるよ!味噌汁飲んでるよ!やっぱ一緒に住む事にしたんか
「啓太郎。お前あの長田とかいう女のことは諦めろ」
「な・・・いきなり何言ってんの!?なんでそんな事たっくんに!」
「お前にはメル友の結花ちゃんがいんだろーが!とにかくあの女はやめとけ!」
「言いすぎよ巧!確かに二股は最低だけど最後に選ぶのは啓太郎でしょ!?」
「ああ。第三者が口を出すことじゃあないな」
「そ、そうだよ!」
「うるせーな!やめろって言ってんだからやめればいーんだよ!」
「最低」 「最低」 「最低」
朝っぱらから最低呼ばわりされる巧。啓太郎を案じての忠告なんですがなんせ不器用ゆえこんな言い方しか出来ません。なんだかなーもう
そして同じ頃オルフェノク3人組のマンション。勇治は「これからは出来るだけ3人一緒に行動しよう」と提案。命がかかってるので当然です
しかし直也だけはこの提案をつっぱねる。てめーらみたいなコブ付きじゃ真理たんゲットできねえじゃねえか!って事らしい
「命が惜しくて恋ができるかよ!」
叫んで部屋を飛び出す直也と、それをあとから追いかける結花。いい加減このパターンも定着してきたなオイ
「待って!待ってください海堂さん!わたし・・・
私あなたの事が好き!好きです!」
いきなり告ったぁ―――ッッ!!!
メル友の啓太郎さんとか気のいいクリーニング夜のお兄さんとかはまったく眼中にないようです。啓太郎哀れ。女はドライね
「はぁ!?何言ってんだよお前」
「海堂さんが好き!もっとあなたの事を好きになりたい!そして嫌なこと全部忘れて・・・
私・・・ただあなたを好きなだけの私でいたい!」
想いのたけを一気に吐き出した結花。なかなか情熱的な告白です。よう頑張った!しかし直也の反応は実に無情
「何言っちゃってんだお前?手ぇ離せよ。離せってんだよ!」
海堂直也!なんだコイツ!?絶対普通じゃねえ!
例え今他に好きな女がいても、今までなんとも思ってない女であっても、普通これだけの美人に告白されたらグラッときそうなもんですが
まったくもって「うぜえ女だな」という感情しか沸かなかったようです。ちなみに俺だったらその場で真理諦めて結花を抱きしめてますわ
さて結花を強烈にフッた直也は今日も今日とて真理にアタック。配達車を見つけると後ろを追走します・・・が!
北條さnもとい!琢磨逸郎キター!むーかーでー!直也ピンチ!だから勇治の言わんこっちゃありません
ムカデマンの姿をバックミラーで確認した真理&啓太郎はすぐにWライダーに電話。そして蛇のピンチに駆けつける鶴ちゃん
あんなに冷たくフラれた男を尚も助けるってか!尽くすタイプだよこの娘は!
しかし情けない蛇は助けに来てくれた放ぽってトンズラ。鶴を殺る気のないムカデは一撃蹴りをくれて去っていきました
そこへWライダー到着。タイミングが悪い!今彼らの目の前にいるオルフェノクは鶴ただ1人。当然敵だと思われます
しかし巧はクレインオルフェノクをしっかり覚えてました。自分を介抱してくれたあの女の子です
とっとと変身したカイザは圧倒的戦闘力で鶴ちゃんをボコボコに!そしてそれを見た巧も変身!ファイズエッジを抜く!
ずばっしゃー!!!
カイザに斬りかかったー!しかも卑怯にも背後からバッサリと!蝙翔鬼先輩かお前は!
つーかなんでこんなにドキュソなんでしょうかこのバカは。鶴への攻撃を止めさせたいなら他にいくらでも方法があるでしょうに
問答無用でカイザへの攻撃という選択肢を選びました。まー鬱積していた草加への恨みも多少は含まれてるのでしょうがね
さあいきなり斬りかかられたカイザ、当然黙っちゃいられません。なんのつもりか知らねえが・・・やるならやってやんぜ!
ガキーン!切り結んだファイズエッジとブレイガンが火花を散らす。ファイズVSカイザいざ勝負!
「逃げろ・・・!早く逃げろ!」
戦いながら鶴を逃がすファイズ。ちなみに来週の次回予告でいい雰囲気になってましたこの二人。恋愛相関図に巧追加です
オートバジンを呼んで有利に戦うファイズでしたが、壁をブチ破ってとんでもないモノがすっ飛んできました
ゾ・・・ゾイド!?(違)
メカでできたティラノサウルスみたいな怪獣!カイザのサイドカー、『サイドバッシャー』の戦闘形態であります
つーかデケエ!!明らかに変形前の5倍くらいの体積になってますYO!お前はブライガーかコノヤロウ
そのサイズはさながら龍騎の契約モンスター。しかしなりの小さいオートバジンも飛行能力で対等に渡り合います。いざ怪獣大決戦!
バババババババババババババ!!!がきーん!ばきーん!どこん!
派手に吹っ飛ばされたオートバジンを避けきれずにブチ当たるファイズ。これは効いたっぽいです。ふらふら〜
カイザ勝機!サイドバッシャーの力を見せてやる!
がっしょんがっしょんがっしょん!どばばばばばばばばば!!!
ミサイルいっぺー撃ったぁああ!
しかも多弾頭!!まるでエンドオブワールド!!
ファイズ危うし!次週へ続く!
16話
草加本性丸出し
エンドオブワールド発射。死ぬか!?死ぬか巧!?って寸前に横からオートバジンがすっ飛んできてなんとか回避成功
地面に転がって呻くファイズにツカツカと迫るカイザ。頭を鷲掴みにし無理矢理引き起こしてメンチを切ります
「まったく何を考えてるのかな君は・・・ホラ立てよ。もう一度殴ってみろよ!ああ?」
がすっ!とチョーパン炸裂。なんとか起き上がったファイズはわーんコンチクショー!と駄々っ子のように反撃
この攻撃をわざと受けまくる草加。遅れてやってきた真理と啓太郎の目には無抵抗なカイザを一方的にファイズがボコってるように見えます
真理の仲裁でなんとか冷静に戻る巧でしたが、変身を解いた草加は神妙な顔つきでいけしゃあしゃあこんなことをぬかす
「いや俺が何か気に入らない事をしたんだろう。乾くん、先輩として遠慮なく言ってくれ」
あくまで真理達の前では猫をかぶる草加。いたたまれなくなった巧は逃げるようにバイクを走らせるのでした
巧に逃がしてもらった結花は人気のない林で直也と合流。なんか蛇、猿みたいに木の上にしがみついてますよ
「海堂さん!良かった・・・」
「嬉しそうな顔してんじゃねえよお前!・・・つか・・・なんだって助けたりした?
俺が本気出せばあんなヤツ1発なんだ!・・・ってなんだその疑いの眼差しは」
相変わらずテキトーな事をぬかしてするりと消える直也。哀しそうに顔を伏せる結花は背後の足音に振り返ります・・・・巧!
「私のこと怖くないんですか?またオルフェノクに変身するかもしれないのに」
「アンタは俺を助けてくれた人だしな・・・聞きたいことがある。なんでアンタみたいな人が人を襲うんだ」
「多分・・・人が怖いんだと思います。でも・・・
生きていきたいんです人間として
人間として小さなことで傷ついたり・・・
人を愛して・・・愛されて・・・そうして生きていきたい」
人を傷つけることを嫌がって生きているオルフェノクもいる。その事実を知って激しく動揺する巧
この事が今週の彼にピンチを招いてしまうのですが・・・・
さてさて家に帰った巧は1人でコーヒー飲んでた草加とハチ合わせ。当然いきなり険悪なムードに
「なんだ・・・帰ってきたのか。あのまま何処かに消えてくれるかと思ったのに
キミもコーヒー飲むかい?ふーふーしてやってもいいぜ・・・くっくく」
「フザけんじゃねえ」
「ふざけてるのはキミだろ?ちゃんとわかってるぜ・・・キミは俺を襲ったわけじゃない
あのオルフェノクを逃がしたんだ
奴等の中にも人の心を持つヤツがいるとかいないとか・・・こんなに甘ちゃんだったとはな
ま、おかげで俺の思う通りに事が運んだがな。真理も啓太郎くんも俺のほうに傾いてる・・・キミよりもね」
「お前・・・何を考えてる」
巧が攻撃を仕掛けた理由をちゃんとわかっていた草加。その上で演技までして巧を悪者に仕立て上げたのです
爽やか青年の顔が一変し、ものスゲー悪党顔に。お前は男塾の江戸川筆頭代理か
顔をスレスレまで近づけると胸倉を掴み上げてヤクザみたいに脅しをかけます
「ずっとここに居たいのさ・・・キミの代わりにね。だからキミは邪魔なんだよ
わかるか?俺を好きにならない奴は邪魔なんだよ!
なんならさっきの続きをやろうか?負けたほうがここを出てくってのはどうだ?ああ?」
と、ここで真理と啓太郎が帰宅。途端に腕を押さえて「うわーん巧くんに殴られたよぅ」などとのたまう草加。コイツ最高
真理も啓太郎も草加を支持するもんで、いたたまれなくなった巧は「ああ俺が悪いんだよ!」と叫んで逃走
ちゃんと話すればわかってもらえそうなんだけどなぁ・・・・
翌日、菊池クリーニング。店番をしていた真理の前は外に目をやってビクッとしちゃいます。海堂直也、今日も参上!
ガラスにべったり張り付いての登場シーンで掴みはオッケーのつもりでしょうか。お前は劣化ダチョウ倶楽部か
小躍りするように店に入ってくると、ニコニコしながらデートのお誘い。真理はあからさまに嫌な顔
「なードライブいこーぜぇー?車も俺もピッカピカだぜい!!」
「見てわからない?仕事中よ」
「んなのほっぽり出してよー!つーか素直になろうぜ?
俺のこと・・・・大好きだろう?」
ぶんぶんっ。首を横に振る真理
「・・・中くらい好きか」
ぶんぶんっ。さっきより強めに首を振る真理
「じゃ・・・じゃあ・・・ちょこっとだけ好き・・・か」
ぶんぶんぶんっ。更にさっきより強く否定
「そ・・・それじゃ・・・かすかに・・・好き?」
「あのねぇ「いい加減にしたまえ!」
割って入ったのは草加、ここは嘘も方便「俺は彼氏だ。人の彼女に手を出すのはどうかと思うぞ」と直也を牽制します
「彼氏・・・ら・・・ラブラブ・・・なのか?」
「そうよ。私達めっちゃラブラブなんだから!」
ゴスッ。カウンターに激しく額を打ち付けてうなだれる直也。心ここにあらずって感じでフラフラと帰っていきました
ガラスに顔面貼り付けて動きが止まる場面は心底可哀想ね。まー頑張れ
同じ頃。携帯に出た勇治はまったく予期せぬ人物に全身を雷で打たれたような衝撃を見舞われます
「もしもし木場くん?森下だけどわかるかな・・・以前キミと付き合ってた千恵の兄貴だ」
千恵の事故死扱いに納得できず個人的に事件を追っている妹思いの熱血兄さん。1人じゃ限界なので勇治にも手伝ってほしいとの事
”人間は襲わない。人として生きる”と心に決めた勇治にとってはまさに古傷をえぐられるような邂逅となってしまいました
まさか「俺が犯人です」とも言えず心苦しいままに協力を承諾する勇治。そんな勇治に追い討ちをかけるようにあるモノが手渡されます
「千恵の遺品を整理していたら出てきた。携帯のストラップ・・・キミのために作ったらしい
キミのイニシャルだろう?キミが持っててくれれば千恵も喜ぶだろう」
ストラップには”Y・K”の2文字が。これは勇治的にはキツイです。その心中はいかほどのものでしょうか
森下兄が帰ったあと、テーブルの上のストラップをぼーっと眺める勇治。消え入りそうな声で一言呟くのでした
「無理だよ・・・俺が持ってるなんて・・・」
丁度その頃配達中だった啓太郎と巧。車を見かけた勇治は車道に飛び出してこれをストップ。乗せてもらうことに
んー、この描写はストラップを返しに森下兄を追ったってことですかね?台詞がないので不明なんですが多分そうでしょう
さて、その森下兄はというとフライングフィッシュオルフェノク(トビウオ怪人)に襲われてました。ぐぎゃー助けてー
啓太郎の車が現場に到着したときは時遅し。哀れ森下兄はトビウオの毒牙にかかってしまった後の模様
使徒再生を受けたようですが、次回予告で生きてるのでどうやらこの男はオルフェノク適応者のようです。これでストーリーに更に重みが増しますな
現場に勇治を残してトビウオを追う啓太郎&巧。さて今週の戦闘シーンに突入
変身したファイズは圧倒的な強さでトビウオをボコボコに。いつもならここでクリムゾンスマッシュ出して終わりです
しかしここでトビウオに結花の姿、そして「人間として生きたい」という言葉がオーバーラップしてしまう巧
どうしてもトドメを刺すことができず、逆に反撃を食らって窮地に立たされてしまいます。ぴんちー
そこへ颯爽と草加参上。サイドバッシャー体当たりで派手に吹っ飛ぶトビウオ!そしてカイザ変身!
殺すぞこの魚野郎がァッ!!
コナにされるトビウオ。なんつーかもう戦闘力違いすぎ。タコ殴りにされた挙句海に蹴り落とされてしまいました
そして弱ってるファイズにゆっくり近づいたカイザは・・・・あちょお!
どばきーっ!と顔面パンチ。そしてブレイガン・ソードモード起動。これに対して巧もファイズエッジを抜く!
両者再び激突!次号へ続く
17話
森下兄、暴れるだけ暴れてあぼーん
さてファイズVSカイザの戦いは当然の如くカイザの圧勝。巧は高いトコから落とされて変身も解除されて唸って気絶
まー草加も命まで取るつもりではないようで、巧が目を覚ますとそこは自分のベッドの上でした。部屋には真理と啓太郎
「聞いたよ。オルフェノクと闘えなかったって・・・何考えてるの?最近おかしいよ巧!」
「うっせーな何でもねーよ!グダグダ言うなら出て行け!眠れねえだろ!」
「・・・・そう・・・マジでお終いかもしれないね私達・・・」
相変わらずドキュソな巧はただ突っぱねるだけで会話になりません。二人が去ったあとに部屋に入ってくる草加
「やあ気分はどうだい?・・・で、キミはいつここを出て行くのかな?
理由は知らないがキミはオルフェノクに同情心を抱いている。ファイズとしてはもう終わりだ」
まったく草加の言うとおり。オルフェノクと闘えなくなった巧なぞ只の猫舌ドキュソくん。主人公のレーゾンテートルが危ういです
「お前の言うとおり・・・多分俺はもう闘えない。それはお前が正しいよ」
「気にすることはないさ。キミの分まで俺が闘う・・・俺は迷ったりしない
俺は、俺の力を確かめるために闘っているからな」
勇治のベッドで目を覚ました森下兄。やはりオルフェノクとして適応してしまったようです
目覚めたばかりのところに大変言い難い事ではありますが、携帯ストラップを返して「千恵の事はもう忘れたい」とぬかす勇治
「そ・・・そうか・・・イヤ気にしないでくれ。キミの気持ちはわかるよ・・・・
でも・・・俺は1人でも最後まで探し続ける。まずは大学から洗い直すつもりだ」
「もし・・・犯人を見つけたらどうするつもりなんですか?」
「千恵の仇を取れるなら悪魔に魂を売ってもいいと思ってる・・・犯人と一緒に死ぬつもりだ」
いやはやものすごいシスコン兄ちゃんです。刺し違えるつもりで犯人探しとは恐れ入った
さてそんな森下兄、次の日から早速聞き込みを再開。まずは千恵と交流のあった男友達を当たってみます
ところがまーこの男がガラ悪い(つーか頭が悪い)妹のために必死に奔走する兄を侮蔑するような軽口を!
「しつこいなァあんたも。随分と妹さんを美化してるみたいだけどさぁ
千恵のヤツ結構遊んでましたよ。そういう女って恨み買ったりするんじゃないかなぁ」
男にとってはウぜー来訪者を追い返すための軽い気持ちだったのかも知れませんが、思いの他すげーショックを受けたみたい
鬱病患者のようにフラフラ家路につく森下兄。なんかブツブツと念仏のように呟いてます。危ねえなぁ
「そんな事・・・ない・・・そんな事はない・・・そんな・・・・!!!」
クルッときびすを返すと男のアパートに舞い戻る兄ちゃん。目が血走ってます
「またアンタか!いい加減にしてくれよな!」
「さっきの言葉・・・撤回してください。妹の・・・・千恵の悪口を・・・・
取り消せェえッ!!!」
ズキュゥーン!!!
覚醒・アルマジロオルフェノク
その頃、ムシャクシャしてた巧はバッティングセンターで特打ち中。同じ理由で居合わせた勇治と話しこんでました
「人は強くなくちゃ生きていけないって言うけど・・・どれくらい強くなればいいんでしょうね」
「・・・・さあな。それは俺が聞きたいくらいさ」
重大な問題を抱えて悶々としている二人。何か通じるものがあるらしく押し黙ったまま暫しと時が流れる・・・・と!
その時巧の携帯が鳴った。クリーニングを届けに行き、偶然森下兄の犯行を発見してしまった啓太郎からでした
「た、たたた たっくん!?大変だよオルフェノクが!」
聞くなり猛ダッシュでバッティングセンターを飛び出す巧。つーかお前行ったところで闘えんのかよ
巧が消えたあとに今度は勇治の携帯が鳴ります。相手はたった今初変身&初殺しを終えたばかりの森下兄
「勇治くんか?・・・大変な事が・・・起きた・・・信じられない・・・」
震える声の兄ちゃん。それだけで事態を察した勇治は巧の後を追っかけるように吹っ飛んでいきました
しかし勇治に電話をかけたあとの兄ちゃんは精神の錯乱も手伝っていい感じに壊れてしまいます
「お前が悪いんだ。千恵の悪口を言うから・・・そうだよ・・・俺は千恵を守るんだ」
そして兄トンズラ。もぬけの空になった部屋に巧・啓太郎が到着して辺りをキョロキョロ見回してるとこに勇治も到着
「お前・・・どうして?」
「ここに男の人が居たはずだ・・・何処へ?」
と、すぐに思い当たるフシが浮かぶ勇治 ”まずは大学から洗い直すつもりだ” そうか、兄ちゃんは大学だ!
車を走らせた勇治と、ワケもわからずそれを追いかける巧&啓太郎
「たっくん!草加さんにも知らせたほうがいいかな?」
「・・・・ああ呼んどけ!」
”闘えない”事を自覚している巧。あれだけ嫌いな草加への応援を認めるあたり、自分なりに随分と悩んだのでしょう
で、頼りにされてる草加ですが現場に向かう途中流星塾の二人と遭遇。そっちのほうに行っちゃいました。あららー
大学に到着した勇治達。既にキャンバスはアルマジロ兄ちゃんの暴走により恐怖の坩堝と化していました
アルマジロの前に飛び出して凶行を止めようとする勇治ですが、イッちゃってる兄ちゃんに話し合いなど通じません
「見てくれ・・・千恵の仇を討つために神が力を与えてくれたァ!」
「違う!違うんだ森下さん!その力は・・・千恵を殺したのはッ!」
いいから退けい!って感じで勇治を突き飛ばすアルマジロ。落とした携帯を思いっきり踏みつけながら次の獲物を求めます
無残に壊れた千恵の携帯ストラップ。バラバラになったビーズが勢いよくアスファルトの上に散らばる。それをただ呆然と見つめる勇治
「あの人はもう人間じゃない。人としての心を失っている・・・自分の力を楽しんでるだけだ
でも!俺には何もできない・・・俺は・・・あの人には・・・うっうっ」
泣き崩れる勇治に目を落としつつアルマジロを追う巧。ある教室で追いつきますが・・・おっと真理!
なんと「猫舌を直す方法」というセミナーを受けにわざわざ来ていたのでした(そんなのあるか)
「お前・・・俺のために?バカだな」
啓太郎も真理も、まだ自分のことを仲間だと思ってくれている。そんななんでもないことを嬉しく感じる巧
さあいつもの如く変身ベルトを装備するわけですが・・・果たして巧はオルフェノクと闘うことが出来るのか?
”あの人はもう人間じゃない。人としての心を失っている”
俺はもう迷わない・・・
迷ってるうちに人が死ぬなら・・・
闘う事が罪だと言うのなら・・・・
俺が背負ってやる!!!
ファイズ変身!そしてここでBGM・Justiφ'sスタート!
歌詞の「守ることと闘うこと。ジレンマは終わらない」のくだりがオーバーラップしてくそったれに燃える演出です
そんなクソ燃え変身を遂げたファイズ、当然アホほど強いわけで。途中からトビウオも乱入して1対2になりますが無問題
トビウオにクリムゾンスマッシュくれてあっさり倒すと、アルマジロをファイズエッジでばっさりと斬る!ドシュ!バシュ!はい終わりー
つーかファイズエッジは振るうと残光が軌跡を描いて死ぬほどカッケーなぁ。俺もこの武器欲しいよ
そんなわけで戦士として一皮むけた巧、圧倒的な強さで視聴者を魅了しつつ勝利です。ぬう、やるじゃないか!
ラスト。バイクを走らせる草加&流星塾二人のシーン
「どこまで走らせるんだ?いい加減に教えてくれよ」
「草加くん・・・知ってた?3つ目のベルトの事」
「何!?」
早くも3つ目のベルトの存在が明らかに!さあ急展開で次週へ続く
18話
我侭クソガキ好き放題
冒頭。真理の携帯に「しばらく留守にする。心配しないで」とメールを入れて姿を消した草加
「心配だね」と顔を見合わせる真理と啓太郎ですが巧の「アイツは簡単にくたばったりしねえ」にそれもそうかと納得
尚、明かされた「猫舌を直す方法」は舌に酢を塗るというモノでしたが「全然効かねえ!」と文句ブーたれる巧でした
そしていつもの如く、馴染みのオバちゃん客から人助けクエストをもらってくる啓太郎。このお人好し野郎め
最近出没する洗濯物汚しの犯人をとっ捕まえろとの事。なんでも洗いたての洗濯物に泥をぶつけていく人間がいるそうな
早速張り込んだ啓太郎はその日のうちに難なく犯人を現行犯タイーホ。なんとホシは小学生の女の子でした
「まさかこんなに可愛い女の子が犯人だったとはね」
「確かにアタシは可愛いけどー?クリーニング屋さんに文句言われる筋合いはないわね
アタシのおかげでクリーニングの注文が増えたんじゃなくって?」
クソ生意気です
バカヤロウてめえなんざ全然可愛くねえよ殴るぞこのガキ
なんかようワカりませんが親がいないらしく、全然まるっきり似てない似顔絵で詐欺まがいに稼いでる家なき子のようです
「お前ガキのクセに良い事言うな」
「ありがとオジさん」
「お・・・オジ・・・!」
「ありがちなコねぇー。そんで私にはオバさんとか言って怒らせるわけね」
「オバさんなんてそんな・・・・・丸顔のお姉さん」
「丸顔・・・」
「お前なんて事言うんだ!俺でさえ今までずっと言わなかったのに!」
巧の取り乱し方がイカしてます。丸顔はやはりタブーだったらしく、キーキーと声を上げて怒る真理でしたとさ
警察に突き出せ!と言う二人でしたが女の子は啓太郎に泣きついてそれを拒否。むろんウソ泣きですがまんまと騙されるお人好し
「名前は野口恵子・・・お願い。警察はいやよ」
その頃スマートブレイン社社長室。パソコンのモニターと睨めっこ中の村上社長。お仕事ですかー?
「社長。言われた通り九死に一生を得た子供達のデータを集めました
前社長もこういった子供達を施設で育てていましたが・・・一体こんな物をどうするおつもりで?」
「・・・下がりなさい。キミの仕事は私の命令に従う事。意味を知る必要はありません」
そう言いながらマウスをクリクリと動かす社長。 あっとぉ?・・・なんとリストの中には恵子の名前が
”九死に一生を得た子供達” ストーリーの核とも言えるこの謎。はたしていかなる物なのでしょうか
さてクソガキに色々と手を焼いてやる啓太郎。さしもの善人バカもその我侭ぶりには流石にグロッキー気味
「かき氷が食べたい」と時期外れな事を言われたのでワザワザかき氷機まで買って作ってあげる善人バカ
一口だけ食って「もういらない」とぬかすクソガキ。お前はフグ刺し食ったアカギかコノヤロウ
「あたしアイドルになりたい!」と無茶をぬかすガキ。善人バカは高そうなワンピースを買ってあげて公園リサイタルをセッティング
ヘッタクソな「亜麻色の髪の乙女」を熱唱したガキのトドメの一言が「もう飽きた。似顔絵描くから客寄せしてこい」ときたもんだ
俺が啓太郎なら速攻でこのガキ埋めてます
同じ頃菊池クリーニング。店番をしていた巧の前に現れたのは愛想笑いを浮かべた勇治
「やっぱりここで働いてたんですか。もしやと思ってきてみました。無事だったんですね」
「あの怪物の件か?まぁおかげさまでなんとかこうして生きてるよ」
「もうああいう事には関わらないほうがいいですよ
キミが見た死体や怪物の事はもう忘れたほうがいい」
「・・・驚いたな。俺も同じことをアンタに言おうと思ってた」
「それはありがとう。心配してくれてるんですね」
「ああ、こっちこそな」
はにかみの微笑み。第一印象が良くなかった二人ですが、なかなかいい感じに打ち解けたようです
たっくんたっくん一辺倒の善人バカなんぞよりもよっぽどマブダチになりそうね
そして今日から本格的に美容院で修行が始まった真理は店の先輩・添野ひかると仲良しに
田中麗奈を大人っぽい顔立ちにしたようななかなかの美人ですが・・・・おっととこれはビックリ
あの仁丹刑事の娘さんです。今までも何度かチラっと出てましたが本格的にカメラに映るのは今回が初めてね
早速家にお邪魔する真理。家には添野刑事がお電話中でした。何か事件の話かな?
「うん、あーそうだ。母親は入院中だが娘が行方不明。うん、うん
倉田恵子。娘さんの名前は倉田恵子だ」
なるほど野口は偽名で倉田が本当の名字か。恵子はどうやらトンでもない事件に巻き込まれているようです
さあ渦中の恵子。いい加減我侭炸裂させた挙句に事件のトラウマが頭をよぎり、クリーニングの梱包を引き裂きまくる暴挙に
これには流石に堪忍袋の緒が切れた啓太郎。「もう知らないよ!」と恵子を置き去りにして車を出してしまいます。せめて家に送れよお前
うわーん。チクショウあの善人バカめー!とわめきつつ歩き出した恵子でしたがここで一輪車のピエロに遭遇
トートスツールオルフェノク(毒キノコ怪人)変身!
怯えまくる恵子。どうやら彼女が巻き込まれている事件はコイツが深く関わっているようです
心配して戻ってきた啓太郎はすぐに巧の電話。自分は果敢にも恵子を守るためキノコマンの前に立ふさがる!
バキッ!あぎゃー
あっさり殴り飛ばされた啓太郎はしたたかに後頭部を強打してそのまま失神。コイツ役に立たねえ!
しかしギリギリで巧が間に合い今週の戦闘シーンへ。相変わらずファイズの戦闘力は圧倒的でキノコをボコボコタコ殴りに
このまま一気に勝利か?ところが思わぬ運命の悪戯。この戦いを遠くから偶然目撃したのは我等が勇治です
「あれはファイズ・・・!裏切り者のオルフェノクを始末しているのか!」
ああなってこった。コイツは視聴者には歯がゆい勘違い。。馬に変身してキノコを助けようと戦いに乱入してしまいます
「う!コイツはッッ!」
ガキーン!と火花を散らすファイズと馬。誤解が生んだ2度目の対決ははたしてどんな結果を生むのか?次週へ続く
19話
ミスターJあっさり往生
馬の勘違い乱入により2対1の不利な戦いを強いられた555。しかし不利なのな一瞬の事、ピンチになればやって来るアイツの出番です
ぎゅいーん!とオートバジン飛来。やってやるぜグオゴゴゴ!キノコは頼れる無敵ロボにボコボコされ命からがら退散です
馬とファイズはお互いに渾身の一撃を繰り出し激しく相討ちに。変身を解いた巧は苦痛に顔を歪ませながら呟くのでした
「アイツ・・・前より強くなってやがる・・・」
毎週闘う巧が戦い慣れてきてるのは理解できるが。巧ほど戦闘してるワケでもない勇治が強くなってんのはなして?と問いたい
啓太郎と巧のおかげで逃げおおせた恵子は水飲み場で結花と遭遇。腕をケガしていたのでマンションに連行されて手当てを受けます
ここでも相変わらず無愛想で生意気な恵子。なぜかレモンパック中の直也に反応して頼んでもないのに似顔絵をサラサラと
「お。俺をモデルにってか?よせよ・・・そんなにカッチョいいか俺様が」
言いつつもニヤニヤと笑いを抑えられない直也。左斜め45度にビシッと決めて絵が完成するのを待つ・・・(数分経過)・・・ハイできたー
どれどれー?と満面の笑みで画用紙を受け取りますが、そこに描かれていたのはまさに”子供の落書き”丸出しのブ男でした
「んなッ・・・なんじゃこりゃああ!?」
「500円になります」
「しかも金取るんスかあんた!?」
「500円です」
歯軋りしながらも「ああ払ってやらあ!」と叫んで金を崩しに外出する直也。こう見てもなかなかの大人です
そんな寸劇を演じてるうちにクリーニング品を届けにきた真理が恵子を発見。心配していた啓太郎も連絡を受けてすぐに吹っ飛んできました
「ゴメンよ恵子ちゃん。一緒に居てやるって言ったのに」イヤそんな悲観すんなよ。ちゃんと戻ってキノコから逃がしてやったんだからよ
しかしこの図々しいガキにそんな理屈は通りません「嘘つき!あたしの事好きって言ったのに!」と喚いて外に飛び出してしまいました
行くあてもなく公園をウロウロする恵子はミスターJの愛犬チャコと遭遇。ちょこんと膝の上に乗せてベンチに座っておりました
よしよし可愛いコだねー、と愛でているところに走ってきたのはミスターJ。散歩中にチャコを見失って相当狼狽していたようです
「チャコ!」
「このコ チャコって言うんだ?」
「YES」
「はい。もう二度と離しちゃダメだよ・・・可哀想だから」
「ウン・・・アリガト」
まるで母親に説教されたように素直なJさん。良い人や。この人むやみに人間とか殺さないんじゃねーの?勇治側に居てもいいつーかさ
そんな良い人度全開のJさんでしたが恵子と別れてすぐに携帯が鳴ります。相手はドラゴンボール社長こと村上
「ミスターJ・・・そろそろタイムリミットです。早くベルトを奪回しないと貴方が裏切り者にされますよ
急いでください・・・チャコのためにもね」
プツッ。ゆっくりと携帯を持つ手を下ろしたJさんの目には今までにない覚悟の炎が宿っておりましたとさ。ついに背水の陣です
またもや洗濯物を狙って泥団子爆撃を行っていた恵子は再び啓太郎達に拿捕。根掘り葉掘り聞かれてようやく真実を語り始めます
ある日。そう、あれは大好きお母さんの誕生日。恵子ちゃんはお小遣いを貯めて買ったバッグをプレゼントに楽しい食事中でした
ところがいきなりファミレスあぼーん!
謎の爆発により恵子達の居合わせたファミレスは大惨事。この事故でお母さんは頭を強打し記憶喪失障害になってしまったのです
病院のベッドで虚ろな視線を泳がせるお母さん。恵子ちゃんの語りかけに対して、その反応はあまりにも哀しいものでした
「お母さんしっかりして!あたしだよ!あたし!」
「あなた・・・誰?知らない・・・知らない・・・!」
ズキューン!(荒木風擬音) ここで回想終了。なるほど。たしかにこれは幼い少女には相当辛い事件だと思われます
泥爆撃の理由は”洗濯物を見ると洗濯が大好きだったお母さんを思い出してしまうから”というワケでして。はぁ良くわかりました
似顔絵描きの金稼ぎはもう一度バッグを買ってお母さんにプレゼントするためでした。そしたら何か思い出してくれるかもしれない
生意気なクソガキですがなかなか健気じゃないですか。つーわけでお金が貯まったのでバッグを買って病院へGO
「お母さんほら覚えてる?あの日もあたし同じバッグプレゼントしたんだよ
お母さんの誕生日だったから・・・おめでとう、お母さん」
しかしパープーお母さんの反応は無情でした
「誰なのあなた・・・?出て行ってちょうだい!」
こっ、このババアが!いくら記憶喪失だってこんな小さい女の子の気持ち無碍にすんなよ
深くキズついた恵子はウワーン!と泣き叫んで外へ飛び出してしまいました。心配してあとを追いかける啓太郎
「うわーんお母さんはあたしの事が嫌いなんだ!」「そんな事あるもんか!お母さんは病気なんだ。心の奥でば恵子ちゃんの事思ってるよ」
喚く恵子、なだめる啓太郎。そして二人にシャーッと近づいてくる一輪車のピエロ!
またんごー!とキノコオルフェノク変身。棒っきれ一本で果敢に立ち向かう啓太郎!よし!お前は漢だ!
そこへ巧がグッドタイミングで駆けつけて今週のバトルシーンへ突入です。ばーん、ばーん、キノコ野郎をやっつけろー!
「相手は子供だ・・・これ以上怖がらせるもんじゃないぜ。変身ッ!」
えれーカッチョよく変身した巧はまさに圧倒的な強さでキノコを粉砕。時間にして1分かかってません
「うおコイツ死ぬのはえーなー」とか思ってたらさあやって来ましたよー真打ちが。背水の陣ミスターJ見参!
ガチンコ勝負。気合の乗るワニマンは流石の強さでファイズを追い詰めます。防戦一方の巧は反撃のチャンスを掴みたいところ
派手にぶっ飛ばされて仰向けにダウン。ツカツカと歩いて間合いを詰めてくるワニ。ここだぁッ!
ピシューン!無防備に近づいたワニをファイズポインターの光線が捉える!さっきキノコを倒したまま装備しっぱなしだったのだ!
クリムゾンスマッシュ!いっけぇえええ!!
ズゴォッ!!ぐぎぎぎぎぎぎぎぎぎ!真正面から手甲でクリムゾンスマッシュを受け止めるワニ!
「舐めるな!パワータイプは伊達じゃねえんだよ!」とばかりに豪快なジェットアッパーでファイズを空中高く弾き飛ばす!
だがまだ!空中ですぐに体勢を立て直した巧はファイズショットを装備してそのまま急降下!
「うおおおおおおおおおおおおおッッ!!」
「グオオオオオオオオオオオオオオオ!!」
ズドォッッ!!!
渾身の右拳はワニの胸を見事に打ち抜いた。さながら吸血鬼の胸を貫く木の杭の如く。そして浮かび上がるΦの文字!
バボゥッ!と青白い炎を噴き上げてクロコダイルオルフェノク消滅。ミスターJ御臨終です。なむー
つーか正直な話ラッキークローバー大したことねえなオイ。”上の上”でこんなモンなのか?
主人を失ってくーんくーんと鳴くチャコ。恵子はそんなチャコを優しく抱き上げ、頭をなでてやるのでした
「また迷子になったの?・・・大丈夫よあたしが一緒にいてあげるから」
ラスト。病室のブラインドをちょっと開けて外を眺めているのはパープーお母さんです。おや?階下に見えるのは・・・
物干し竿を何本もかけて洗濯物を干してるのは恵子と啓太郎。これを見たら何か思い出すのでは?という啓太郎のアイディアでした
おいおい、こんな苦肉の策が効くわけ・・・ってこれがいきなり効果あり。昔の記憶がフラッシュバックで頭をよぎるお母さん
”あぁ・・・以前にもこんな光景を何度も・・・そう・・・あのコは・・・
恵子!私の可愛い恵子よ!”
あっさりと記憶回復。弾かれたように病室を飛び出すとマッハの速さで廊下を疾走。愛しい娘を強く抱きしめるのでした
「恵子!」
「お母さん!お母さん・・・!」
啓太郎お手柄。めでたしめでたしで次号へ続く
20話
結花怖い
今日も菊池クリーニングは3人フル稼働の大忙し。アホの啓太郎が大幅値下げを慣行したためです。タダでさえ赤字なのにな
ちなみに巧と真理の時給は20円だそうで。GS美神の横島以下と判明しました。極悪だぜ菊池クリーニング
そして今回もお客から人助けクエストを仕入れてくる啓太郎。バイトが辞めてにっちもさっちもいかないピザ屋を助けたいとの事
「おい・・・このまま啓太郎に任せてたたら一ヵ月後にゃ潰れるぞこの店」
「そんなもたないかも・・・2週間・・・いや一週間後には」
確かにな
クラブ・クローバー。遅々として進まぬ裏切り者粛清を咎める村上社長。琢磨は「仕事は僕のペースでやります」と答えますが
「しかし琢磨さんご存知ですか。この間戦った木場勇治・・・まだ生きてますよ」と不手際を指摘されるとグウの音も出ません
「面白そうね・・・仕事代わってくれない?琢磨クン」
しゃしゃり出てきたのはバーテンダーの冴子さん。最初「僕にもプライドがあります」と突っぱねた琢磨でしたが色仕掛けに負けてアッサリ承諾
プライドはどうした北條ー!
思わずテレビの前で「お前には氷川がいるだろうが!」と叫んだ北條ファンは数知れず
とりあえずこの間柄を見ただけでも琢磨<冴子という格付けが見て取れます。じゃあ次に消えるのは琢磨?うーんヤダなぁ
さっそく仕事にかかる冴子さん。迅速。ターゲットに高級シャンパンを贈ったあとに殺しに行くというシャレっぷりも良い感じ
まずはどっかの会社の常務。実に善人丸出しの男で、最後まで変身することもせずに殺されてしまいました。変身見たかったなぁ
そして次のターゲットを訪れた冴子さんでしたが、その目の前で他のオルフェノクがターゲットがを仕留めてしまいました
「影山さんですね。僕をJの代わりにラッキークローバーに推薦して欲しいのですが」
「ふふ・・・好きよ。貴方みたいな積極的なタイプ」
勇治のマンション。料理の本を片手に悪戦苦闘する結花はクッキングまるでダメぽ。そこへクリーニング届けに真理が来訪
なんか指なんか切っちゃってる結花を見てらんないので料理を手伝ってくれることに。これがなかなかの手際の良さ
「私ダメなんです。なんでもマニュアル通りにやらないと・・・こんなだからウザイとか言われちゃう」
「誰がそんな酷いこと言うんです?」
「・・・好きな人に」
「どんな人なんですか?」
「純粋で真面目な人・・・傷つきやすくて、少年みたいな」
美化しすぎだろ
「素敵な人ですね。私なんかもう随分恋愛してませんよ。まー言い寄ってくる男はいるんですけど」
「どんな方?」
「バカです。だたのバカ。もうバカの塊」
「うふふ。バカは困りますよねー」
その頃バカはヒイヒイ言いながらガス欠起こしたバイクを押してました。なんと一緒に押してくれているのは配達中に通りかかった啓太郎です
「いやーお前っていい奴だったんだなー」
「仕方ないでしょ放っておくわけにはいかないよ。それに君には聞きたいこともあるし
君、前にファイズに変身してたけどあれはどういう事?それに長田さんを苛めてたみたいだけどそうして?」
「・・・・・つーか、もっとスゲー事を教えてやろう。お前菊池クリーニングで働いてるんだよな
あそこにすっげー可愛いコいるだろ?」
「可愛いコ・・・真理ちゃんのこと?」
「そう。よく聞け・・・俺は真理ちゃんが好きだー!!」
「あ・・・・お、俺も!俺は長田さんが好きだー!!」
おもしろすぎますコイツ等。ファーストコンタクトの確執もなんのその。あっという間に打ち解けてしまいました
「どうやら俺達すばらしい協力関係を築けそうだな」
「えへへへへへへ」
さて次の日。例のピザ屋に直也&結花のツーショットを発見。直也がデートに誘ったのですが無論本気じゃありません
遅れて店に入ってきたのは真理を連れた啓太郎。なるほどダブルデートのセッティングだったワケですが、これは流石にマズイ
昨日ケタケタ笑いながら話してた「好きな男・言い寄ってくる男」が直也だった判明した女二人。結花が珍しく感情を露に
すんげー目でずっと真理を睨んでます。いやはや女の嫉妬は怖い
『ま・・・まさか長田さんの好きな男って・・・』
「俺、絶対諦めないからお前のこと!」
「長田さ〜ん」
じとーっ(井戸から覗く貞子のような視線)
つか真理はまったく悪くないわけですが。睨む相手なら直也だろうが。あ、それともバカ扱いした事を怒ってるのかな
『た・・・耐えられないこの空気・・・・』
「マスター私お店手伝うわ!バイトいなくて忙しいんでしょ?」
いたたまれなくなった真理、苦し紛れに店長にバイトを申し入れたりして状況をうやむやに。そしたらば
「あ、俺も!」 「じゃあ私も!」 「僕も!」
ピザアース、一挙に4人のバイトをげとー。店長ホクホク
翌日、バイト初日になる4人ですがなんと全員風邪でダウン。とりあえず店に電話して代打バイター巧・勇治を行かせることに
嫌々ながらも仕方ないのでピザアースに向かう巧・勇治。しかしそれぞれ道中にて琢磨、冴子と遭遇してしまいます
「貴方ですね?今ファイズのベルトを持っているのは・・・」
「お前・・・オルフェノクか!」
「ベルトはいただきますよ。命もね」
変身・センチピィードオルフェノク
「貴女は・・?」
「貴方にシャンパンは必要ないわね。まだそんな歳じゃないもの。その代わり・・・子守唄を歌ってあげる」
変身・ロブスターオルフェノク
つーかんじで戦闘シーン。ムカデと海老の強いこと強いこと。ファイズも馬もまったく歯が立たないでボロクソに
馬は大ダメージを負って変身も解け生身のまま必死にトンズラ。海老は追いかけるのが面倒なのかこれを見逃し、とりあえず命を拾いました
しかしこっちはヤバイ。鞭でベルトを奪われ変身解除されしまう巧。勇治と同じくトンズラしますがムカデは海老と違ってしっかり追いかけてきます
逃走中に勇治とハチ合わせして一緒に逃げようとしますがジリジリ迫るムカデからは逃げられない。そして!
二人の目の前で琢磨はフェイズギアを装着。ニヤリと笑ってファイズフォンを装填する琢磨
「変身」
『コンプリート』
山崎ファイズキター!!!
変身するなりフォンブラスターを乱射して二人を威嚇。腰砕けで地面に倒れた巧を思いっきり踏んづける!ギリギリギリ・・・
巧危うし。次回予告を見る限りここでカイザが助けに入るようですがね。ってところで次週へ続く