２１話
北條さんダメぽ
５５５に変身した琢磨。逃げる巧＆勇治に向けてフォンブラスターを発射！ばきゅーん！ってアー！狙いがそれたー！
どばごーん！！！
これが具合良く石油の入ったドラム缶に着弾。二人は爆発に吹き飛ばされて川へ落下。運良く逃走できたカタチになりました
「く！く！く！」半ばキレ気味の琢磨。水面に向けて狂ったように銃を乱射。これを見かねた海老＆蠍が腕を掴んでこれを止めます
「何ですか貴方は―ッッ！」
逆ギレ。蠍に向けて引き金を引きそうな勢いです
「やめなさい琢磨クン。君の仕事はベルトを奪うことでしょう？余計なことまでする必要はないわ
そんなことより・・・おめでとう。ファイズのベルト奪ったのね」
「ふ・・・次はカイザのベルトを奪ってみせますよ。必ずめ」
「貴方ならできるわ。頑張ってね・・・後のことは私に任せて」
なんかもうムカデ＜海老の図式が顕著に。ボチボチ死臭が漂いはじめてきました琢磨逸郎。まだ死ぬなよー
「スマン巻きこんじまって・・・ヤツ等は俺を狙ったんだ」
「いえ、きっと俺を狙ったんですよ」
なんとか命を拾った二人。互いに無事を喜びあい友情を深めあいます。まー生死を供にすれば多くの言葉は要らんわな
その夜、草加の携帯に電話を入れる巧。留守電になっていたので連絡だけ伝えておきました
「・・・乾巧だ。ファイズギアを奪われちまった。お前も気をつけろ」
さて、一日明けてまだ風邪が治らない真理＆啓太郎の代わりに、今日もピザ屋のバイトを頑張る巧。店長相手にタメ口です
「ウチは３０分でお届けしないとタダだからよろしく頼むよ。それに君、もう少し愛想良くできないか？
挨拶もこう、上体の４５度に倒してキチンとな！さあ配達に行った行った！・・・ってわあ！」
受け取ったピザを床に落としてしまった巧。「箱も潰れてないし大丈夫だよ」と言いますが真面目な店長はこれを良しとしません
「そういう問題じゃない。お客さんを裏切るような真似はしたくないんだ。仕方ない、作り直そう」
「・・・・・」
おお立派な人ですマスター・野間茂久。今時なかなかこんな人物はいませんよ
「ありがとうございました。またのおこしをー！」
「いやー君はしっかりしてるな！午前中のバイトは酷いヤツでな。ピザは落とすし配達中に道に迷うし
おかげでこっちは大赤字だよ。そのぶん君には頑張ってもらうよ！ははは」
勇治のバイトは午後から。午前中の巧とは顔を合わせていないのでおそらくお互いの事は知らないと思われます
そんな折、店長宛に小包が届きます・・・・最高級シャンパン！あぁなんてこった！オルフェノクかよ野間茂久！
シャンパンに首をかしげる善人店長。そこへ「午前中迷惑をかけたから」と巧が仕事を手伝いにやってきました。良い奴じゃねえか
『ほほーなかなか見所があるな』殊勝な心がけに店長もにっこりと笑います。いい感じや。店番を巧に任せてデリバリーに出る店長。ぶーん
ってズギャギャーッ！と猛スピードで横付けするスポーツカー！来ました処刑人・影山冴子＆その腰巾着・大野木！
「乾杯は終わったかしら？」
「お前はオルフェノクでありながら人間を襲うことを拒んでいる・・・処刑する！」
ぎぃーん！変身！ロブスターオルフェノク＆スコーピオンオルフェノク！
殺られる寸前野間店長。しかしそこへグッドタイミングで現れたのはデリバリーから戻ってきた勇治！早く助けてあげてー！
「マスターッ！！」
って生身で蠍に飛びかかったー！！そして蹴り！蹴り！木の棒で殴る！殴る！
オイオイちょっと待てよ。生身スゲーつえーぞ勇治！
更に少し遅れてデリバリーに出た巧も乱入！ってコイツも生身で襲いかかったー！蠍は殴られる一方！
なんだよコイツ等。変身しねえほうがつえーんじゃねーの？
「もう１人のバイトってのは君だったのか！おかげで君の分まで働かされたよ！」
「悪かったな！」
なんとか店長を安全な木陰まで連れていき、オルフェノクの注意を自分達に引きつけてダッシュで逃走する二人。偉いねェー
しかし二人が居なくなったあと店長を見つけた海老。とりあえずボコボコに殴ったあと、ドスの効いた声でこう脅迫するのでした
「最後のチャンスをあげる。オルフェノクとして生きなさい
死んだらお終いよ・・・大好きなピザを焼くことも出来ないわよ」
そしてその頃。どこかの廃工場で頭からバシャバシャ水をかぶる若い男・・・おっと、お久しぶりの草加雅人！
水もしたたるイイ男ってのは俺のことだーぜー！・・・って一体こんなトコで何してんでしょうかこの人は
はっと気配を感じて振り向くと、そこに居たのは我等が北條さん・琢磨逸郎！キタでー
「カイザのベルト・・・いただきに来ました」
「・・・・変身！」
「変身」
カイザＶＳ琢磨ファイズ戦闘開始！ここでＡパート終了。良い引きや
Ｂパート。蠍に追いつかれてボコボコにされる巧＆勇治。しかし二人協力しあい辛くも脱出。店長のとこまで走っていきます
「マスター！」 「マスター！」
生存を喜んで駆け寄った二人でしたがアレレ？店長の様子がおかしい。キッと二人を睨むと震える口でこう紡ぐのでした
「許してくれ・・・・俺はまだ死にたくないんだ・・・・・」
変身・ドルフィンオルフェノク！
脅迫に屈し襲かかってきた店長。二人の説得に攻撃の手を鈍らせはしますが、後で海老が見張っているので見逃すことはできません
仕方がないので再びダッシュで逃げる二人。ヒーコラヒーコラバヒンバヒン。なんか今日はずっと走りっぱなしです
「ケガしてるじゃないか・・・君が先に逃げるんだ。俺が奴等を引きつけるから！」
「バカ言うんじゃねえ！・・・お前・・・まだ名前聞いてなかったな」
「木場勇治。君は？」
「乾・・・巧だ」
見詰め合うこと十数秒。キックオフかお前等は 巧×勇治マンセーな全国の８０１腐女子は大満足です
分かれて逃げる二人。勇治は馬になって蠍と戦いますが、海老に加勢され２対１になるとあっさり敗北。サーベル食らってぶっ倒れました
そして数分後には巧も海老、蠍、イルカの３匹に囲まれて逃げ場無しの大ピンチに。しかしまさにその時！
ガガガガガガガガ！派手な機銃斉射と供に助けに現れたのは仮面ライダーカイザ・草加雅人！
「やれやれカッコ悪いねぇ・・・・ま、そんなもんか」
チャッ！ぱしぃ！カイザが無造作に放ったのはなんとファイズギア！そう、琢磨５５５からアッサリ奪い返したのだ
てゆーか北 條 さ ん ダ メ ぽ
おそらくファイズギアをぶん投げて「ひぃ・・・ひぃ～！」とか言って逃げたと思われます
「お前！」
「勘違いするな。別に君を助けるわけじゃない・・・今は君がそれを持ってたほうが都合がいいんだ」
「なんでもいいさ。礼を言うぜ・・・・変身ッッ！」
変身！仮面ライダーファイズ！！
新しい戦闘ＢＧＭがスタートして戦闘開始。しかしながら３対１。手伝ってくれればいいのにカイザは見てるだけです
気合の乗るファイズですが流石にこの条件では一方的にやられるだけ。いい加減やられた頃にようやくカイザが動きました
ひゅん！再びファイズに向かって何かを投げてよこしました。やれやれ俺がいねえと何もできねえんだな、と言った感じです
「そいつを使え」
「・・・・・ッ！？」
【リストウォッチ型コントロールデバイスSB-555W・ファイズアクセル】
アクセルメモリーをファイズドライバーのファイズフォン・メモリースロットにインすることでアクセルフォーム・プログラムが起動、
【ノーマルファイズ】形態から【アクセルフォーム】に変身することができるブースターユニット
スタータースイッチを押しアクセルモード発現後10秒間、全ての動きがノーマルファイズの1/1000秒のスピードで行えるのだ！！
『コンプリート』
ぎゅいいいいいいいいいいいん！ガシャガシャッ！ぱこん！
仮面ライダーファイズ・アクセルフォーム！
胸部アーマーが展開して肩部にスライド。なんかコアが光っててカコイイです。さぁスタータースイッチぽちっとな！
『スタートアップ』
ひゅおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおん！！おおなんかスゲー！ファイズ、深く身を沈めると・・・・
ヒュン！！ドガガガガッ！！！ぼがーん！
襲いかかってきた３匹の間を一瞬で通りすぎたファイズ。直後ド派手に吹っ飛ばされてぶっ倒れるオルフェノク達！
『３、２、１・・・・・ディフォメイション』
アクセルフォーム解除。一体今の一瞬で何が起こったのか！？ではスロー再生で見てみましょう
真正面から蠍のみぞおちにファイズショット！
イルカ店長に手加減気味の回し蹴り！
返す刀で海老の胸にファイズショットを叩きこむ！
この間わずか０，０５秒！ギャバンが蒸着完了する間の出来事です。アクセルフォームずりーなおい
勝負を見届けたカイザは何も言わずにその場を走り去りました。むー、なんでしょうか草加少しカドが取れたかな？
みぞおちにファイズショットを食らった蠍はあえなく消滅。海老はなんとか致命傷はさけたらしくヨタヨタと逃走
イルカ店長はと言うと蹴りで吹っ飛ばされただけなのでいたって軽症。さも痛そうに腕を押さえて情けなく命乞いします
「たっ・・・・助けてくれ！」
「・・・アンタは人間だ。これからも人間として生きてくれ」
「！ あんたは・・・わざと俺に手加減して・・・・？」
「さあな」
カッコよく店長を見逃した巧。明日からバイトどうするんだろうなピザアース。あぁ、正規の４人がいるから何も問題ないか
ラストシーン。殺られたと思ったらしっかり生きてた勇治、ちょうど戦闘が終わったファイズを目撃して逆上です
「アイツ・・・また！」
馬に変身した勇治がファイズに飛び掛ったところで次号へ続く！あーこの誤解早くとけねえかなぁ
２２話
草加なんかアレな人
さて冒頭の戦い、馬の戦闘力が若干上で５５５を追い詰めますがそこはお約束。いつもの如くすっ飛んでくるオートバジン
ダダダダダダ！必殺のマシンガン斉射で馬被弾。ちょっと形勢不利っぽくなったのでトンズラと、いつもの如く痛みわけです
でも翌日には「昨日大丈夫だった？」などと笑みを交し合う巧と勇治でしたとさ。互いの正体を知るのはいつの日か
菊池クリーニングに戻ってきた草加ですが、今まで連絡なしだった経緯については黙して語ろうとしません。なんか隠してますな
「みんなは？流星塾のみんなはどうしてるの？」
「戦ってる・・・でも大丈夫。今の彼等は戦う力を持ってる。俺や乾くんのようにね」
なんやようワカりませんが恭輔と里奈も戦闘力を手に入れたそうな。やっぱ”３つ目のベルト”が関係してるんでしょうか
「やぁ・・・今キミがこうしていられるのは誰のおかげかな？うん？」
相変わらず真理と啓太郎の前では猫かぶってるくせに巧には本性で接する草加。恩着せがましく「頭を下げろ」と要求
「お前に頭を下げるのは死んでもゴメンだ。だが借りは必ず返す・・・それでいいだろ」
巧のこの返事に特に怒るでもなく、「フフン」と笑って背を向ける草加。やっぱ以前より幾分かは角が取れたような気が
さー。そんな草加が調子づいて真理に告白。つーかコイツ真剣な表情するとものすごく目つきが怖いな
「言ったろ？俺は小学校の頃からずっとキミを見てた。今度は俺を見てほしい
ゴメン急にこんな事・・・すぐに返事をくれなくてもいいんだ。今は俺のことを見てくれるか？」
「・・・・・・」
そんな真理が翌日結花＆勇治に呼び出されます。「海堂と付き合ってやってくれないか」というのです。結花は健気だねー
しかし直也が好きじゃない真理は当然困惑。何よりも勇治にこんな事を頼まれた事がショックだったようで心ここに在らず
薄々は感じていたようですが、自分の気持ちに気付いてしまったようです。とりあえず丁重にお断りして家路につきましたとさ
「あぁ？二人の男に言い寄られて困ってるってか？物好きもいるもんだな」
家に帰り巧に相談してみる真理。オイオイ藁にもすがる思いだろうがよ、巧に恋愛沙汰の相談は無駄だろう
「あたし木場さんに頼まれたんだ。ある人と付き合ってくれって・・・・・
それで寂しくなっちゃって。もしかしたら私、木場さんのこと好き・・・なのかな？」
「おぉ・・・アイツならいいかもな！」
すっかりマブになった巧は勇治推奨。この言葉に押された真理もググッと勇治に心が傾いたようです。・・・・が！
これを壁越しに盗み聞きしていた草加。ギリギリと歯軋りし拳をわななかせませます。デンジャー
翌日。勇治を廃工場に呼び出した草加。こんな人気ないトコに連れてきて・・・まさか殺る気かおい！？
「話って何ですか？たしか何所かでお逢いしたことありますよね・・・？」
「木場勇治・・・俺はキミに興味がある。だが俺自身でもよくわからないんだ
キミのことをよく知りたいのか・・・・・それとも殴り飛ばしたいのかッ！！」
危ねえなぁコイツ。「な、なんだよこの人（汗」って感じに後ずさりする勇治・・・・ってぼがーん！
突然の爆発。炎の向こうから現れたのは処刑人冴子さん＆新ラッキクローバー候補生の若者（ミミズオルフェノク）です
「オルフェノクッ！！」
「何！？」
ベルトを取り出した草加に驚く勇治だったがとりあえず戦闘中なので詳しい話はあと。ピッピッピッとカイザ変身！
カイザは海老を受け持ち、勇治はミミズに襲われやむなく馬へと変身。その正体をカイザに目撃されてしまいました
「お前・・・！」
「・・・・・・！」
「話はあとだ！今は戦うぞ！」
「・・・・うん！」
話がワカるじゃないか草加雅人！つーわけで馬＆カイザ共同戦線です
その頃真理と一緒に買い物中だった巧は琢磨＆新ラッキークローバー候補生のサラリーマン（ナマコオルフェノク）と遭遇
「貴方との勝負はもうついてるでしょう。ケガをしないうちにベルトを渡しなさい」
「はん、どうかな・・・リベンジって事もあるぜ！変身ッ！」
一度負けた相手＆上の上候補生の二人が相手。今までのファイズならばボコボコにやられて負け確定でありますが
なんせ今はインチキさ加減爆発の戦闘ユニットを有しております。さあ早速使え！ 『コンプリート』
仮面ライダーファイズ・アクセルフォーム！
２段変身だと？ええい何だかワカらんがこれでも食らえ！ひゅん！とムカデの鞭がファイズに向かって放たれた！
『スタートアップ』
戦闘ＢＧＭスタート！ぎゅいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいん・・・・・・・・・・きゅんッ！
鞭が届くよりも先にムカデとナマコの背後に回り、無防備の背中にパンチ！折り返しでみぞおちに第二撃を叩き込む
ナマコを思い切り蹴り上げると自らもジャンプ！そのまま空中コンボでクリムゾンスマッシュだー！
ボガァ！とあっさりナマコ撃破！すぐさまムカデに向けてクリムゾンスマッシュ！連続２発撃ちやがったー！
この間、ファイズ時間で７秒として現実ではわずか０．００７秒の出来事！
インチキすぎるぜアクセルフォーム！
『３、２、１・・・タイムアウト』
さすがに強敵らしく直撃だけは避けた琢磨。しかしかなりのダメージを負ったようで、傷を押さえてヘコヘコ逃げていきました
ラスト。再び馬＆カイザチームの戦闘にカメラ戻し
追い込まれた二人は互いに背中をかばいあって最後の攻撃へと出る。なかなかコンビ戦闘様になってるじゃんか
カイザブレイガン・エッジモード起動！
そしてホースオルフェノクもブレードを呼び出す！
はあああああああああああッ！！
ザシュッ！！ ドバシュ！！
放たれた魂の一撃はそれぞれの敵を斬り裂いた！果たして！？次号へ続く！
２３話
機動戦士５５５・逆襲の草加
冒頭、カイザ＆馬の戦い。即席ながら息のあったコンビネーションでミミズ＆海老を見事撃退
戦い終わって少し話し込む二人ですが、ファイズ＝悪だと思ってる勇治はカイザ＝善とすっかり勘違いしてしまいます
「ファイズがスマートブレインの手先ね・・・くっはははは！」
「何かおかしいの？」
「・・・イヤなんでもない。君と知り合えて良かったよ。俺も人間を守るために戦ってるしな」
がっしと握手を交わす二人。勇治は仲間ができたと思ってニコニコですが当然草加は腹の底でせせら笑ってます。悪やなー
撃退された海老＆ミミズは琢磨と合流・・・・ってあああ！？琢磨逸郎２５歳独身！
指をガジガジ噛みながら悔し泣き！
体育座りしながら「くそ！・・くそ！」って物凄い涙流して泣いてますよ！OHプリティ！
「ファイズにやられたのが悔しいのね・・・可哀想に」
「おかしな同情はよしてください！大体貴女だって失敗してるじゃ・・・！」
ぴたっ！と人差し指を琢磨の唇に押し当て、ニコリと笑う冴子さん。子供をあやすお姉ちゃんのように
「馬鹿ね・・・女は打たれて強くなるのよ。貴方も今度頑張ればいいじゃない。ね？」
「・・・・ひぐっ」
そっと涙をぬぐってもらうとようやく泣き止む琢磨。プルプルしながら眼鏡をかけ直して・・・ほんと小さな子供みたいね
なんか回を重ねる度に格付けの度合いが増していくんですけどこの二人。今はもう冴子＞＞＞＞＞琢磨くらいの差があるわねー
尚、山崎潤さんは泣きながら表参道をひた走るという凄いシーンも撮っていたそうですが（東映公式参照）
迷った結局カットしてしまったそうな。くわっバカじゃねえのかスタッフ！それ見せろよ！
勇治のマンションにクリーニングを届けに行った真理。直也＆結花に捕まって拷問のような時間を過ごすハメに
「海堂さんてホントに良い人なんですよ！とっても純粋で真面目で・・・ね。海堂さん！
それに情熱的だし優しいし、よく見るとすんごいハンサムだし、足も長いし・・・ね、海堂さん！」
「お、おう！まぁな！」
ひたすら褒めちぎる結花と、モジモジしながらそれをアピールする直也。ガクガク震えながら紅茶を飲む真理
実にシュールな絵面で笑えるシーンですが、「ご、ごちそうさまでした！」真理は紅茶飲み干すと逃げるように退散
外で勇治にバッタリ出会うと乙女モードに切り替わり、「木場さんて好きな人いないんですか？」なんて大胆に聞いちゃうぞ！
勇治もテキトーに話を合わせていましたが真理の態度から「あ、このコ俺に気ぃあるんだな」というのは感じ取ったみたいです
なかなかに良い雰囲気で真理と別れたあと、背後からぬーっと現れたのは負のオーラバリバリに出しまくってる我等が草加
「感心しないなァこういうのは・・・君はオルフェノクだろう？彼女を不幸にする気かい？」
「べ・・・別にそんなつもりじゃ・・・」
もん凄い目つきで勇治を睨む睨む。あー嫉妬に狂った男はコワイねぇって、ここで話の腰を折るようにミミズ乱入！
「ふふん・・・君を倒せばラッキークローバーに入れてもらえるんだってさ」
あちょー！と勇治に飛び掛ったミミズでしたが機嫌悪くてキレる寸前の草加がこれを阻止。「お前死んどくか？」って感じに変身！
嫉妬パワーで一方的にボコボコに！つえー！命乞いするミミズの胸倉お掴みあげてこう凄むのでした
「お前さっきラッキークローバーとか言ったな・・・それは一体何だ？」
その夜、クラブラッキークローバー。神妙な顔つきで居並ぶ村上社長・琢磨逸郎・影山冴子・・・そして・・・草加雅人！
「驚きましたね・・・ラッキクローバーに入りたいと？貴方が？」
「そう。アンタ達と闘うのももう飽きたんでね。それにラッキクローバーに入れば
スマートブレイン社の重要なポストに就けるとも聞いている
これからは大きな力に保護されて生きていくのも・・・悪くない」
うおー悪草加キター！最高ですコイツ。なんと巧達を裏切ってスマートブレイン側につく腹のようです
「興味深い提案ですがラッキークローバーに入るにはそれなりの働きをしてもらわねばなりません
例えば・・・裏切り者のオルフェノクを始末してもらうとか」
「ふん、簡単なことだ。ここに居るお二方よりも良い仕事をしてみせよう」
「面白いボウヤね・・・まだ若いのに多くの修羅場をくぐってきた・・・そんな目をしているわ」
冴子さんの草加評。しかしこれを聞いた草加は凄まじい形相でブツブツと呟くのでした 「お前達に俺の何がわかる！」
フラッシュバックする事故の記憶。カヌー転覆から奇跡的に息を吹き返した少年。その悲痛な叫び―
どうやら草加雅人の心の闇はこの事故に発端があるようですが。果たして彼にはどんな秘密が隠されているのでしょうか？
更に夜がふけ雨が降り出した頃、草加から真理に電話が入ります。こないだの告白の返事を聞かせてくれってさ
どしゃ降りの中、意を決して待ち合わせ場所へ向かう真理。伝える返事は決まりました。「NO」です
「ゴメンなさい・・・」
「木場のことを想ってるんなら無駄だぜ・・・奴と君とはうまくいかない。絶対にな・・・！」
「・・・・・何言ってるの？関係ないでしょ余計なお世話よ！」
「俺は君のためを思って言ってるんだ！君を守りたいから！何故わかってくれない？
君には俺が必要なんだ！俺に君が必要なように！」
がっし！
「やっ・・・離して！離してよ！」
嫌がる真理の腕を掴んでしつこく食いさがる草加。こうなったら恥も外聞もありません。もう立派なストーカーです
そんな修羅場にタイミング良く登場した巧。真理を心配して様子を見にきてくれたのでした。おおーやるじゃんか
鈍そうに見えてなかなか気が回る男です。とりあえずびしょ濡れの真理を家に帰してあげて怒れる草加と対峙します
「そこまでにしておきな・・・こういうのはしつこいとカッコ悪いぜ」
「キサマ・・・キサマに何がわかる！俺は必ず真理を手に入れてみせる！真理は・・・真理はなぁ・・・
俺の母親になってくれるかもしれない女なんだッ！」
シャア！？
突然何を言い出すんでしょうかこの人は。そういえば事故の記憶の中で「お母さんお母さん」と叫んでましたが
どうも彼が真理を求めているのは異性としてではなく母性としての安らぎのようです。なんとなくキャラクター付けが見てきましたな
「真理はなぁ・・・俺の母親になってくれるかもしれない女なんだッ！！
俺を救ってくれるかもしれない女なんだッ！！」
「救うって・・・？・一体何から救うってんだ」
「ッ！・・・・・・お前の・・・知ったことか・・・ッ」
巧の問いにハッと我に帰った草加、掴んでいた腕を離すとゆっくりとその場をあとにしました。これで完全決別ね
はいラストパート。翌日、勇治の前に現れた草加。冴子さん・琢磨・ミミズを従えてのフクロ状態です
「これは・・・どういうことだい？」
「残念だよ・・・君とは友達になれるかもしれないと思ったが・・・・変身」
カイザ変身！オルフェノク３匹も変身し集団リンチ準備オッケーです。ブルブルと怒りに身を震わす勇治
「そうか・・・やっぱり君も・・・ファイズと同じだったのかァッ！！」
ホースオルフェノク変身！４対１の絶望的な戦いへ。当然なんも出来ずにボコボコにされてしまうのですがしかし！
ここで思わぬ異変！なんとミミズがカイザに襲いかかる！「思わぬ」って言うか予想しまくりだがな。基本すぎ
しかしながら不意打ちの一発ごときでミミズに遅れを取るカイザじゃありません。すぐに必殺技Ⅹスラッシュ（仮名）でこれを返り討ちに
「お前等・・・これは一体何のマネだッ！」
「クッククク・・・ラッキークローバーはオルフェノクだけで構成されてます。貴方が入れるわけないでしょう」
「ウフフフ・・・ごめんねボウヤ」
上の上オルフェノク二人を相手にしてはさしものカイザも分が悪い。たちまち追い込まれてサンドバック状態です。草加ー
「草加！」
あーっとしかしここで偶然巧が通りかかった！このご都合主義展開め。さあ変身！仮面ライダーファイズ！
ファイズエッジを抜いてカイザを助けるために走る！ここで次回へ続く！あー良い引きね
２４話
直也３億円強盗犯
カイザのピンチに颯爽と駆けつけたファイズ。逆上した馬がつっかかりますが「邪魔！」とばかりにファイズエッジ一閃
派手に川に落とされて馬脱落。２対２のいい勝負になったところでズギャギャー！と現れたのはドラゴンボール社長村上です
現場のザマを見るなり怒ってエネルギー球をぶん投げた！「くらえオラの元気玉ー！！」どかーん
４人ビビりまくって戦闘収束。どうやら草加潰しは冴子と琢磨のスタンドプレイだったようです。改めて場を移し非礼を詫びる社長
「申し訳ありませんでした・・・お詫びというわけではありませんが
このまま貴方を正式にラッキークローバーに迎え入れたいと思います」
「やだプー」
断ったー！さすがに先の裏切り行為により「コイツら食えねえ」という事を悟ったらしいです。当然の判断でしょう
かくしてオルフェノク供と袂を分かつ草加。そもそもこの人の目的はスマートブレインをぶっ潰すことらしいです。ふーん
あー、あと草加はまだ菊池クリーニングに一緒に住んでるみたい。普通あれだけスゲーふられ方したら家出ていくよなー
さて。ひたすら結花に褒めちぎられて（おい先週からずっとかよ！）イイ感じに暴走気味の直也ですが・・・
「だよな？俺はこんなにカッコイイのに・・・真理ちゃんはなんで駄目なんだろ・・・・」
「そんな事ありませんよ！きっと真理さんも心の中では海堂さんのことを・・・
・・・もしかしたら結婚したいって思ってるかも！」
「け、結婚！？そうか、結婚かぁ！」
純白のタキシードに薔薇の花束を携えてプロポーズに向かう直也。いくらしたのか知りませんが指輪まで買ってます。アホだ
そして玉砕
「もうイヤ！いい加減にして！勘違いしないでよバカ！」
可哀想に、花束でバシバシ殴られて泣きながら逃げ出す直也。その一部始終をニンマリ笑いながら見つめる結花でした。こえー
「うっうっ・・・うえっうええ・・・終わったよ・・・・もうなにもかも！」
泣きじゃくりながら橋の上から指輪を川に投げ捨てる直也。投げたあと「うぁあ投げちゃったよぉ」と叫ぶのが哀れすぎます
と！ここでなんと偶然投身自殺の若者発見！すぐさま飛び込んでこれを助け出す直也。あーやっぱ根は善人なんだなー
「あぁ？じゃあお前もオルフェノクなのか！？」
「え・・・それじゃあなたも？」
青年の名は小林義雄。ラッキークローバーの北崎さんに襲われて使徒再生した新米オルフェノクです
化物になってしまった自分を嘆いて死を選んだようですが、前向きに生きる先輩オルフェノク直也と出会って思い直した模様
「俺もお前の気持ちはわかるさ・・・・だがな、なにも死ぬこたねえだろうがよ！
前向きに生きろ！人間を捨ててオルフェノクの力を楽しめ！そうすりゃバラ色の人生が待ってるぜ！
・・・・・だがな・・・・間違っても恋だけはするな。ロクなことになりゃしねえ」
「スゴイ！あなたみたいな前向きな人は見たことがありません！
先輩、もしかしてラッキークローバーの方ですか？」
「ラッキークローバー？」
たったったったったったったった・・・スマートブレインビルから小走りに戻ってきた義雄くん
「先輩！社長さんに会って話つけてきました！ファイズとカイザのベルトを奪ってくればいいそうです
ラッキークローバーに入ればあらゆる面で最高の暮らしができるんですって！」
「おおそうか、で・・・・俺のことはなんて？」
「はい、働きによっては今までの失敗すべてを水に流すそうです！」
「おお、そうかそうか！よしよし！」
真理にフラれた直也は再びオルフェノクとして生きていく決意を。そのためにまずスマートブレイン社に取り入るつもりなのね
義雄くんと師弟コンビを組んでベルト奪還作戦を模索しているようですが。さて、その薄っぺらい頭脳で果たしてどこまで・・・？
「ホ、ホントにやるんですか先輩？」
「おうよ・・・テキトーに人間を襲ってればファイズとカイザは現れる。まずは奴等をおびき出すんだ
いいか、ためらうんじゃねえぞ！俺達は悪魔になるんだ！悪魔に！行くぞ！」
「はい先輩！あ、ちょうどよさそうなのが来ましたよ！」
さすがに底が浅い悪魔コンビ（仮名） そこらへんの人間襲ってターゲットをおびき出すという稚拙な作戦を決行
最初の得物に狙いを定めた青い乗用車が近づいて・・・・って菊池クリーニングだよ！
「ま、待て！やっぱり驚かすだけにしよう！驚かすだけな！」
変身！スネークオルフェノク＆ラビットオルフェノク！
ババッ！っと車の前に飛び出す悪魔コンビ。最高にシュールな絵で笑えます
「うおー！」 「がおー！」
なんだコレ
キキキキィ―――――ッッ！！
「きゃああああ！オルフェノク！」
すぐさま巧＆草加に電話する真理。ほどなくして二人がすっ飛んできて今週のバトルシーンに突入です
ターゲットおびき出したはいいが悪魔コンビ、どうやってベルトを奪い取るかまでは考えていなかったようで
直接腰にしがみついて無理にベルトを外そうとします。そりゃ無理だろ！ばきどかぼすー！
ボコボコにされてたまらず退散。巧も草加もすぐさまバイクでこれを追走するのですが・・・・・
どっどっどっどっどっどっど！悪魔コンビを追った二人を待っていたのは警察の検問。オイオイ・・・・
変装した直也と義雄くんだよ！モロバレだよ！つーかこの白バイとパトカーどっから調達してきたんだ！
突っ込むところは色々とあるのですが。巧も直也とは少し顔を合わせた事があるだけ、草加にいたっては面識なし
なので怪しいとも思わず本物の警官だと信じ込んでしまいました。なるほど３億円事件犯人ってホント天才だよなぁ
「所有物を検査させてもらいます」とファイズギア・カイザギアを取り出すニセ警官直也。二人はわたわた慌てます
「ちょっ、待ってくれ！それは・・・」
「ご心配なく。本人称号して問題がなければすぐにお返ししますので」
首尾よく二つのベルトを奪うことに成功した悪魔コンビ。さあトンズラだー！ぶおーん
ここでようやくニセ警官だと気付いた二人がが白バイ＆パトカーを追いかけますがまんまと巻かれてしまいました
ラスト。待ち合わせの場所にて村上社長にベルトを受け渡す悪魔コンビ。期待もしてなかっただけに社長ニコニコです
「うん、よくやってくれました。上出来ですよ」
「えへへへへ・・・」
ベルトのケースを受け取りニタリと笑う冴子さん＆琢磨。そこへようやく巧＆草加が追いついてきました。遅えー！
「そのベルトを返せェッッ！！」
逆上してつっかかる草加ですが何せ生身。巧ともども吹っ飛ばされてこりゃヤバイ。そして！
琢磨＆冴子、それぞれベルトを装着したー！
「変身」 「変身」
「コンプリート」 「コンプリート」
琢磨ファイズ！ 冴子カイザ！
ダブルオルフェノクライダーキター！！！
もうダメぽな状態ながらやぶれかぶれで殴りかかる草加。ノミどものは勇気とは言えんなぁ。勇気とは（略 ツェペリさん風
「手加減はしてくださいよ。まだ死なれては困るのでね」
ずどー！強烈なボディブローを食らって昏倒してしまう草加。絶体絶命の次号へ続く！
２５話
流星塾とヤギ社長
村上社長の要望通り気絶させるだけに留めた冴子カイザは草加を拉致。そして琢磨ファイズは巧へと迫る
そこに啓太郎のワゴンがグッドタイミングで特攻し巧を救出、何とか戦場からの離脱に成功。啓太郎最近影薄いからなー
さてスマートブレイン社のある一室で意識を取り戻す草加。テーブルには豪華な食事と村上社長、琢磨、冴子の面々
「あともう１本・・・デルタのベルトさえ手に入れば“王”を迎える準備が整います」
「デルタ」？「王」？
何がなにやらチンプンカンプン。村上はどうしても流星塾の同窓会の日に起こったことを雅人から聞き出したいみたいです。が、
草加も黙ってやられてるばかりのタマじゃありません。冴子の首筋にフォークを突き付けたりして抵抗を試みる。しかしそれも一瞬
「食らえ！オラの（略」ドラゴンボール社長のエネルギー弾が直撃し、吹き飛ばされた草加は再び気を失い倒れ込むのでした
さて、別室にて直也と義雄に面会する村上。ベルトを奪った２人の活躍を絶賛し束通りラッキークローバーに迎えるとのこと
有頂天になって浮かれる直也だ。しかしラッキークローバーの空席は１つ。そこで村上社長は再び２人に課題を与えるのでした
「どちらか１人・・・木場勇治を倒した方をメンバーとして迎え入れましょう」
気を失い倒れたままの雅人のそばにツカツカと近づいて来る人影。あー琢磨さんだー
「いつまで寝ているつもりなんです？」
ボスッ！雅人を足蹴にする琢磨。小者っぽくて最高。しかしその時背後から不意の衝撃を受けバッタリと倒れ込む
襲ったのは清掃員としてスマートブレイン社に潜入していた巧。やるじゃないか。さあ長居は無用！雅人に肩を貸しスタコラ逃げる二人
だが袋小路に突き当たって大ピンチ！背後には迫り来る琢磨。万事休すかと思われた瞬間、偶然隠し扉が開きその先にエレベーターが出現
「何でもいい、行くぞ！」琢磨の眼前で扉を閉じたエレベーターは、巧と雅人を乗せどこまでも深い地下へと降りていく
チン！ぱしゅーん
着いた先は真っ暗な・・・・学校？ おおつまりアレか？・・・・なんてこった。するってーとここは・・・・
「・・・・・流星塾だ」
「何！？」
なるほどこれは凄い。地下に埋もれた流星塾はスマートブレイン社から直通の抜け道があったワケです・・・・む！？
教室の隅で物音が！「誰だ！」と懐中電灯を照らした先に浮かび上がったのはあのトンネル作業員（おっさんのほう）です
その腰に装着されているのはまぎれもなく変身ベルト！しかしガタンと席を立ち上がったおっさんは直後全身が蒸発して死んでしまいました
おっさんの蒸発とともにベルトも消滅。なんなんでしょうかこのベルト？ ３つ目のデルタのベルトではないようですが・・・
その時教室を逃げ去るもう１人の人影を発見した草加はこれを追いかける。あの姿には見覚えがある・・・・そうあれは
「父さん！」
「出て行くって・・・・ちょっと待て海堂！一体何があったんだ！」
「そうですよ海堂さん！私達今までずっとうまくやってきたのに・・・！」
オルフェノクとして生きる決意を固めた直也。ラッキークローバーに入るためには勇治を倒さねばなりません。一緒に居られるわけがない
「木場、俺はお前から卒業したいんだよ。だから出て行く・・・そして倒すんだ」
かくしてマンションを去る直也。で、放心状態の勇治にいきなり兎が飛び掛ってきましたがアッサリ返り討ちにあって退散
ヘコヘコ逃げているところにちょうど直也が通りかかって少し話し込む。昨日までは先輩と後輩。でも今はライバルです
「見てたぜ・・・お前じゃ木場には勝てっこねえ。諦めたほうがいいな」
「そうかな？手はいろいろとありますよ」
「どんな手だよ？まぁどうでもいいえけどあんま汚い手は使うんじゃねえぞ。先輩として恥ずかしいからな」
「ハッ！なんだよそれ。アンタ悪の帝王として君臨するんじゃなかったのかよ
それに俺達、今はライバル同士だろ？いつまでも先輩面してんじゃねえ！」
兎造反。先週までの可愛げはどこへ行ったのやら、悪タレになって直也に牙をむきました。あーあ死亡確定ね
で、卑怯にも結花を拉致って人質に取る義雄くん。卑劣極まりない作戦で勇治にリベンジです
ククク・・・動くなよ～抵抗すればあの女が死ぬぜ～ ばきどかぼすー！兎ダーティ！
反撃できずに一方的にやられる馬。しかしトドメを刺されようかというその時！結花を抱きかかえた直也が颯爽と登場。よっ千両役者！
「やり方が汚すぎんだよ・・・・お前」
「ハッ！人間を捨てろって言ったのはアンタだろうが！」
「バッカヤロォが・・・・・だからと言ってなぁ・・・・簡単に捨ててどうするよッ！
捨てようと思っても捨てられないのが・・・俺様のいいところだ。ま、たしかに俺にも責任はある・・・
俺を殴れ！好きなだけな！」
何ィー！？なんか熱血だぞ直也！一切抵抗せずに兎の拳を甘んじて受けるというのです。カッケーじゃないか！
上等だコノヤロウ！とばかりに殴りかかる兎。バカ正直にやられるがままの蛇はガスガスやられてグロッキー状態です
しかしここで体力回復した馬が反撃、兎はまたもやヒーコラ逃げていきました。戦闘力弱すぎだなこいつ
さて場面戻って流星塾。養父にしてスマートブレイン前社長の花形の影を垣間見た草加は巧とともにこれを追走
その途中に作業員（兄ちゃんのほう）も発見しますが、こちらも二人の目の前で蒸発して死亡。腰にはやはりあのベルトが
慄然として立ち尽くす二人。このベルトは一体何なのか？って、そこへ二人を追ってきた琢磨＆冴子がカッコよさげに登場
「もう容赦はしませんよ・・・貴方達は踏み込んではならないところへ踏み込んでしまったらしい」
「さよなら・・・・可愛いボウヤ達」
「変身」 「変身」
ダブルオルフェノクライダー変身！戦うすべを持たない二人は速攻でトンズラ。これを悠然と追うファイズ＆カイザ
逃げ込んだ教室息をひそめる二人でしたが辺りを見回して驚愕。怪しげな機材がいっぱい！どうやらベルトの開発装置っぽいです
「そのベルトには触らないほうがいい・・・失敗作のようだ。さっきの男の二の舞になるぞ」
どこからともなく響く花形前社長の声を聞き、草加が激しい口調で噛み付く
「父さん！父さんだな！？教えてくれ！アンタの本当の狙いは何だったんだ！？
どうして流星塾を作った？俺達に何をさせようとしたんだ？答えてくれ・・！
答えろォッ！！なぜ俺達にベルトを送った！何が望みなんだ！」
「戦え・・・・戦え雅人！その先に答えはある」
「！」
なんか龍騎の士郎みたいな台詞を吐く花形前社長。と、教室に琢磨と冴子が乱入し二人は絶体絶命のピンチに！
あーっとしかし？隣のドアがゆっくりと開いて・・・・奥から現れたのはゴートオルフェノク（ヤギ怪人）だァ！！
「父・・・・さん？」
ゴオッ！物凄いスピードでダブルライダーに襲い掛かったヤギ。っていうか強えぞこいつ！
たった一人ながらダブルライダーを圧倒！ファイズに強烈な一撃くれてふっ飛ばす！変身解けて床に倒れ込む琢磨
すかさず巧が例の”失敗作”のベルトを拾って、これを琢磨に無理矢理装着させる！バリバリバリバリ！！！
「うぎゃあああああああああああああああ～ッッ！！！」
うわ？オルフェノクである琢磨にも作業員同様の拒絶反応が出ました。流石は失敗作つーか誰も装備出来ないのね
まんまとファイズギアを奪って巧変身。ヤギに翻弄される冴子カイザに渾身のファイズショットをお見舞いだ！ぼがー！
冴子も激しく吹っ飛ばされて変身解除。雅人これを奪還しカイザ変身！一転してボコボコにされるムカデ＆海老
情けなく逃げ出す２匹。これを追おうとした雅人を花形の声が呼び止める。既に辺りにゴートオルフェノクの姿はありません
「雅人・・・戦え！戦いぬけ！」
天井からポトリと落とされた物・・・・それはカイザ専用戦闘ツール「カイザポインター」でした。カイザパワーアップイベントです
はいラスト。勇治から逃げおおせた義雄くん。自分の器量ってモンをわきまえればいいのに、まだ心は折れてません
「見てろよ・・・俺は必ずこの力で世界を支配してやるんだ！」
ジャリ・・・・と背後で足音。振り返る義雄。そこへ立っていたのは新たなる力を手に入れた仮面ライダーカイザ！
逃げればいいのに変身してつっかかる兎。さあ死ぬぞー！早速カイザの新技の餌食だぞ！
『エクシードチャージ』
きゅいいいいいいい・・・・・ぴぼー！と足首に装着したカイザポインターから敵捕縛のレーザー照射！そしてジャンプ！
カイザ必殺キック ゴルドスマッシュ！
うわあドロップキックになっただけで基本はファイズと変らんねえー！
ボガァ！と兎の身体を貫通し、ピキーンとΧ（カイ）のマークが浮かび上がると灰にになってあぼーん
もう少しファイズとは違った演出が良かったなぁ。何はともあれ義雄くん死亡。過ぎた野心は身を滅ぼすちゅう事です
『戦え雅人・・・戦い続けろ！』
戦い終わっても変身を解かずに立ち尽くすカイザ。花形前社長の言葉がいつまでも脳裏から離れない草加でしたとさ
次週へ続く
２６話
巧、猫舌友達が出来る
スマートブレイン社の一室、ベルトを奪われた琢磨と冴子を叱咤するドラゴンボール社長。こりゃ相当イライラしてますね
いい加減怒ったあと、「新しい葉を育てねばなりませんね」などとぬかし車を走らせる。琢磨＆冴子は当然面白くありません
「村上くんも変ったわね。私達にあんな脅迫めいたこと言うなんて」
「権力は人を変えると言いますがね・・・」
「私達も村上くんと戦うことになるかもしれないわね」
「もしそうなったらどちらにつくでしょうか・・・北崎さんは」
「わからないわ・・・彼の心の中は誰にも」
村上社長への造反を画策するムカデと海老。反旗をひるがえすとなれば当然パワーバランスとして「北崎さん」の存在は欠かせません
触れるもの全てを塵と化してしまう”上の上”オルフェノク北崎。ラッキークローバーの中にあっても最強と思われる彼の実力や如何に？
菊池家。久しぶりに４人揃っての朝飯中、真理が唐突に養父・花形のことを話題に出します
「草加くん・・・お父さんの事どう思う？もしかして私達を引き取ったのには理由があったとか・・・」
「考えすぎだ。父さんは優しい人だった。誰よりも・・・それが俺達を引き取ってくれた理由だ
もし父さんに他意があったなら俺達に伝わったはずだ。だが流星塾は楽しかった。悪い思い出なんてない」
「うん・・・」
巧を眼で牽制しつつ真理をなだめる雅人。養父がオルフェノクだった事実は彼女には伏せておきたいのね
で、流星塾時代の回想に「澤田くん」という少年が出てきました。この澤田くんが今回のキーマンになるのですが・・・
昼間、雅人の携帯が鳴る。「里奈・・・何！デルタのベルトが！？」相手は流星塾の里奈。恭輔と一緒に行動してる女です
血相変えてサイドバッシャーにまたがる雅人。その様子にただならぬ物を感じ取った巧と真理もこれに同行して待ち合わせ場所へ
落ち合った途端に雅人に掴みかかってわめきちらす恭輔。なんかワカりませんけど大分テンパってますよ？
「お前が新井を唆してデルタギアを盗ませたんだろ！どこへやった！」
さて要約。以前に雅人が言っていた「今の彼等には戦う力がある」とは当然デルタギアの事です
恭輔、新井、河内、そして澤田・・・・彼等はデルタギアを使い巧達とは別にオルフェノクと戦っていました
デルタギアはカイザギアと違い、変身対象者にリスクを負わせません。しかもその力はΦとΧを上回っている模様
で、なんか新井くんが勝手にデルタギアを持ち出したせいで恭輔が半狂乱になって怒ってるそうな。迷惑な話ね
「デルタギアは俺の物だ！全てを支配できる力なんだ！」
血走った目つきで天を仰ぐ恭輔。どうやら圧倒的な力を行使することでその力に魅入られてしまったようです。小者だな
すっかり豹変してしまった恭輔を危ぶむメンバー。ここで里奈も携帯が鳴る。なんと相手は問題の新井くんです
「そこ動くなゴルァ！」唾を撒き散らして電話を切る恭輔。巧は関係ねーからついてくんな！と流星塾面子だけで現場へ急行
そこで彼等が見たものは既に冷たくなっていた麻美と、大怪我を追って倒れていた新井の姿でした
「うぅ・・・河内だ・・・河内がデルタギアを奪って・・・それを止めようとした麻美を・・・！」
ベルトの力に魅入られたのは恭輔だけではありませんでした。新井も河内もデルタギアを奪い合ってのこの結果です
過ぎた力を欲して、そのために仲間さえも手にかける・・・実に醜い。流星塾の中で何かが壊れ始めてきました
さて最近めっきり出番が減って存在意義が危うい啓太郎。巧や真理にかまってもらえないので新人アルバイトを募集
やってきたのは清楚感漂う女性木村沙耶さん。「私大好きなんです！白い洗濯物とか洗いたての匂いとか！」この言葉に啓太郎一発ＯＫ
帰ってきた巧にニコニコしながら早速紹介します・・・が、巧は渋い顔して啓太郎の首ねっこ掴む。当然これに猛反対です
「バカかお前！？今でさえ赤字ギリギリなのにバイト増やしてどうすんだ！」
「だって真理ちゃんもたっくんも最近全然かまってくれないしさ・・・」
「お前なぁ・・・・そんな理由で・・・！」
とりあえず話が長くなりそうなので椅子にかけてコーヒー飲みながら続ける３人。ここで巧は気付く！
沙耶さんがやたらカップをふーふーしている事に！
「あんた・・・もしかして猫舌か？」
「は、はい・・・恥ずかしいんですけど・・・」
「俺は乾巧だ！これからよろしく頼む！」
猫舌に親近感を覚えただけでアッサリ打ち解ける巧。単純すぎだろそれは
その頃、とある新人オルフェノク（スパイダーオルフェノク）が兎角無差別に人々を襲っていました。なんというか殺しすぎ
バスやクラブなど、人が大勢集まるところへ行っては１人残らず皆殺し。まるでアリンコを踏みつけるかのような暴虐ぶり
殺しまくった中には見事使徒再生してオルフェノクになった者もいましたが、これさえもボコボコにしてしまう凶刃野郎です
「クッククク・・・・・もっと試したいんだよ。自分の力をなァ」
この新人に目をつけた村上は冴子に監視を依頼。ブーたれながらも自身も興味あるのでこれを見物に行ってみる
スパイダーオルフェノクが暴れたあとのクラブを見渡し、満足そうに微笑む冴子。どうやら彼女のお眼鏡にかなったみたい
「ウフフ・・・なかなか頑張ってるわね新人くん・・・」
さて今週のラストパートへ
場面戻って新井を介抱していた真理達。ここで雅人の携帯にＳＯＳが入ります・・・・なんと相手は渦中の河内！
「たっ、助けてくれ雅人！オルフェノクがぁーッ！！！」
アホの恭輔が血走った目つきで「河内かー！」と叫んでますが、雅人はこれを無視して河内を助けに向かう
「今河内はデルタギアを持っていない！持ってたらこんな電話をよこすか！」
かくして現場に急行した流星塾メンバーでしたが時すでに遅し。河内は帰らぬ人となっていました。力に溺れた男の哀れな末路
殺ったのはスパイダーに使徒再生されたばかりのフロッグオルフェノク（カエル怪人） さあカイザ怒りの変身だ！
よくも仲間を！どかばきぼすー！！
カエルごときが怒りのカイザにかなうワケがありません。水鉄砲を一発撃ってヘコヘコと無様に逃走。これを追走するカイザ
真理から電話を受けて巧も現場にやってきましたが・・・おや、カエルを追いかけていたカイザが仁王立ちしてますよ？
「草加！オルフェノクはどうした！ ・・・・おい草加？」
ここでファイズも気付く。カイザはトンネルの先に感じる強大なプレッシャーを感じてその場から動けないでいるのでした
ファイズエッジとブレイガンを構え、トンネルの先にいるであろう”何か”に備えるダブルライダー。あっと何者かが出てきました！
さっき逃げたフロッグオルフェノク！よたよたとゾンビのように歩いてきたかと思うと、突然紅い炎を噴き上げて消滅してしまう
「なッ・・・・なんだコレは・・・！」
「デルタだ。デルタの攻撃を受けたオルフェノクは紅い炎とともに消滅する！」
暗闇の中に浮かび上がる第３のライダー・デルタのシルエット。その力を片鱗を見せつけると、その場を去っていきました
カツーンカツーン・・・・・遠のいていく足音を耳に、慄然として立ち尽くすダブルライダーであった
デルタギアを装着しているのは誰か！？次週へ続く！
２７話
流星塾内部崩壊
カエルに襲われて虫の息の河内。しかし恭輔と新井はそんな級友をガッシと掴み上げ激しく揺さぶります「デルタギアはどこだ！」
「さ・・・澤田だ・・・澤田が・・・！」
やっとのことで一言口を開き灰になってしまう河内。哀しみに沈む真理・雅人・里奈。しかし・・・・
「澤田か・・・・あの野郎よくも人のベルトを・・・」
「オイ待てよ。誰がテメエのだって決めたんだよ。デルタギアは俺のモンだぜ」
仲間の死をなんとも感じていないのか。恭輔と河内は既にギラギラした目つきで澤田に対する憎悪を滾らせています
「お前等と関わるのはこちらからゴメンだ。真理、お前もこいつ等とは縁切ったほうがいいぜ」
一部始終を見ていた巧は捨てゼリフを残して帰宅。真理も雅人もツライ表情です。流星塾の絆は脆くも崩れ去ってしまいました
菊池家。惚れっぽい啓太郎はバイトの沙耶さんにすっかり夢中。ハリキって流しそうめん用意したり無駄に元気満点です
しかし当の沙耶さんは啓太郎を無視して巧に興味津々。「乾さんのご趣味は？どうしてここに？」当然啓太郎は面白くありません
そんな啓太郎に更に追い討ちが。助手席に沙耶を乗せての配達中、信号を渡る結花にバッタリ遭遇してしまいます
『お・・・長田さん！？まずい・・・！』
沙耶との関係を変に勘ぐられてはイメージダウン。とっさに身を伏せてやり過ごそうとした啓太郎ですが・・・じとーっ
「うわ！長田さん！こ、これはそのう・・・彼女は新しく入ったバイトさんで・・・」
あえなく発見され、しどろもどろになって弁明。しかし結花はニターッと笑みを浮かべて（すげー怖い）黙って去っていきました
最近結花のキャラクターがこっち方向に持ってかれてるなー。直也と一緒にギャグ担当要員か
さてその直也。カッコつけて「出て行く」と言った先々週でしたがあんな事があったのでやはり留まったようです。でも心ここに在らず状態
直也が「酢昆布食いたい」と言うので優しい勇治は酢昆布を買いに外へ・・・っと、それを待ち伏せていたのは我等が琢磨さん
「貴方を倒すことが私の最初の仕事でした・・・決着をつけましょう。私のプライドのためにも」
馬ＶＳムカデ戦闘開始。で、どかばきぼすー！と闘り合ってるところに運悪く遭遇してしまう啓太郎＆沙耶
素早く沙耶を車から逃がし巧に電話する啓太郎。２匹のほうは啓太郎なぞ完全無視して土手を降りて闘ってます
馬を見失って辺りを見回すムカデ。・・・・・・う！？と得体の知れないプレッシャーを感じて動きが止まる。そして！
茂みの中かザァッと飛び出した人影！馬じゃない！仮面ライダーデルタだッッ！！
数分後。巧が駆けつけた時、現場にオルフェノクの姿はありませんでした。あっと？沙耶があとから走ってきましたが・・・
なんか胸にバッグ抱えてますよ？中身デルタギアの確率９０％オーバー！デルタ＝沙耶！？そして琢磨は死んだのかー？
喫茶店で今後のことを相談する流星塾の面々。「沙耶は無事かしら・・・あのコもデルタギアを追いかけて・・・」げえー！？
里奈がサラッとすごい事を言いました。なんと木村沙耶も流星塾生徒！もうデルタの中身は彼女で確定っぽ
「はん、もう沙耶も生きちゃいないさ。澤田に殺られてな」
「そんな事！澤田くん優しかったもの！あの澤田くんが友達を殺すワケないよ！」
「ヘッ！わかっちゃいないな真理。デルタギアの力を人を変えるのさ。それだけ凄い力なんだ」
「・・・・・ああ。今のキサマ等を見ていれば理解できるな」
吐き捨てるように恭輔と新井を睨む雅人。一触即発の険悪ムードになったところで新井が真理を連れてちょっと席を外す
「真理、澤田のことで話がある。来いよ」と喫茶店を出た直後にボディブロー！真理気絶。そこへ恭輔もやってきてニヤリと笑う
「お前の考えは読めるぜ。真理を餌に澤田を呼び出そうってんだろ？アイツは昔から真理が好きだったからな」
もはや二人は人間の心をなくしてしまったのか。澤田からベルトを奪還するため真理を人質にすると言うのです。なんて悪党！
すぐさま弾丸のような勢いで雅人がすっ飛んできましたが、新井に組みかかった瞬間凄まじい衝撃を受けて吹っ飛ばされる！
スタンガン！？いや違う・・・素手から何か電撃のようなものを放出しました。これは一体！
「バ～カ。知らなかっただろ？一度でもデルタに変身すればその力は体内に残る・・・
変身しなくても人間以上の力が出せるようになるのさ」
何ィー？そんなイカス能力が備わっているのかデルタギア！つーワケで雅人を軽くひねった悪党二人組
澤田からベルトを奪い返すまではとりあえずの協定を結んだようです。それにしてもコイツ等どっちも悪い顔してんなー
その頃、村上社長と四葉。喋っているのは冴子さんと・・・おっと、無事だったか琢磨逸郎。例の新人くんの話題のようです
「ほぅ、では彼はラッキークローバー入りに興味を示してくれたのですね」
「ええ、素直でいいコよ。一応アナタの言うとおりデルタギア奪還を交換条件に出しておいたけど
でもその前にやらなきゃいけない事があるって言ってたわ。・・・人間の心を完全に捨てる事」
「素晴らしい！まさに上の上ですね。彼ならデルタギアも必ず奪還してくれるでしょう」
ガクガクガクガク。話題にデルタの名前が出た途端に激しく震え出す琢磨。なんか麻薬中毒患者みたいで放送ギリギリです
村上に心配されるも、うつむいて「何でもありません」と答えるだけ。よほど酷い目に合わされたのでしょう。デルタ恐るべし
さて。廃屋にて真理を監禁し澤田に呼び出す悪党二人。でも真理は二人に気付かれず巧と雅人にメールを送ることに成功
あとは二人が助けに来てくれれば・・・ってその前にカツーンカツーンと澤田キター！
もうテレ朝公式で載ってたので皆既に知ってたわけですが、この澤田亜希こそが新人の蜘蛛オルフェノクだったのです
「よく来たな澤田、さあデルタギアを返してもらおうか」
「今アレを持ってるのは俺じゃない。俺は真理を助けにきたんじゃない・・・命を奪いにきたんだ」
「澤田くん！？」
「デルタの力の代わりに俺は新しい力を手に入れた。真理を殺すことにより俺は人間の心を捨て・・・
完全に新しい力を自分の物にできる・・・・・見せてやるよ。俺の新しい力を！」
変身！スパイダーオルフェノク！
一瞬で灰にされてしまうバカ二人。あっけねえー！悪党らしくもう少し痛みを味わってから死んでほしかったなぁ
そこへタイミングよく巧＆雅人到着。もう馴染みになってきた感もあるダブルライダー変身！さあ行け！
あっとしかし蜘蛛がメチャ強えー！ファイズとカイザの二人を同時に相手して負けてません。つーかむしろ優勢だぁー
最近強さのインフレが顕著だなぁ、と思たところでゆらーりとデルタの影が現れて次週へ続く！
２８話
半肩出し青年北崎
冒頭、蜘蛛ＶＳファイズ＆カイザの戦い。デルタが後方でスタンバってますがなかなか出てきやがりません
真理に気を取られた蜘蛛に隙が！そこを逃がさずカイザのゴルドスマッシュが炸裂。でも致命傷にはならずに逃げていきましたけど
おいおいデルタは何のために登場したんだコノヤロウ、という視聴者の突っ込みを無視しつつとりあえず戦闘終了です
「まさか流星塾の仲間がオルフェノクになるとはな・・・だが澤田も結局ベルトは持っていなかった・・・」
「沙耶だわ今ベルトを持っているのは。前にも言ったけどお父さんが最初にデルタギアを送ったのは沙耶なの
多分お父さんも沙耶ならデルタの魔力に溺れることがないと思ったからだわ。誰よりも優しくて強いコだから」
その夜。薄暗い裏路地で３人のチーマーに絡まれる1人の青年。大きめのＴシャツをだらしなく斜めに着て半肩出してます
「黙って金出してりゃいいんだよこの野郎！なんとか言ったらどうなんだ！ああ？」
アタマの悪そうな男がガッと胸座を掴み上げた、その瞬間！どざーっ男は一瞬にして全身灰と化してしまった！
「やめたほうがいい・・・ボクに触るとみんな灰になっちゃうんだ。だから何もしないであげたのに」
「ばっ・・・化物！」
恐怖に駆られたもう1人がＴシャツ青年をブン殴る！が！瞬間、その男まで灰化！そうッこの男こそがッ！
”触れたもの全てを灰にしてしまう”力を持つラッキークローバー最後の一葉！
北崎さんその人だッ！
１人残されたチーマーは泣き叫びながら逃走。それを無表情のまま追いかける北崎さん
「毎日こんな事してるのかい？楽しそうだね・・・何がそんなに面白いのか教えてよ・・・・ねぇ・・・
ボクは面白い事がなに一つないんだ・・・・ホラ・・・そんな所に隠れてもムダだよ・・・」
公園の茂みの中に逃げ込んだチーマーでしたが、北崎さんが「灰になっちゃうよガス」らしき物を手からしゅごー！と放出
あっという間に緑は枯れ果てチーマー丸見えに。その効果範囲たるや、ゆうに半径５０ｍくらいはあるでしょうか？こりゃスゲーですわ
「・・・・教えろ。何がそんなに面白いんだ！」
さっきまでの半分眠ってるような口調から一転して、突如ドスの聞いた低い声で凄む北崎さん。なんか心に二面性を持った男っぽいね
かくして夜の東京に哀れなチーマーの断末魔が響き渡るのでした。合掌
翌日。「やっぱり澤田くんともう一度会ってちゃんと話したい」と懇願する真理。渋々ながらこれを承諾する雅人
二人が出かけた後、バイトの沙耶が菊池クリーニングに出社。タイミング悪いなぁコイツ等。テレビとわかっててもイライラするぜ
で、「おはようございます」と挨拶するやいなや目眩を起こしてぶっ倒れてしま沙耶。巧と啓太郎は慌てて彼女を介抱します
「乾さん・・・やっぱり優しい人だったんですね」
「黙って寝てな」
そしてその頃、雅人からのメールを受け取った澤田は北崎さんと遭遇していました。しかもなんかスゲー相性悪そう
「へぇ・・・キミが新人オルフェノクなんだぁ・・・・どう？最近何か面白い事あるかい？
ねぇ教えてよ・・・・ねぇってばさぁ・・・・」
ほっぺたにぐりぐりウメボシを食らわせたり、いい加減しつこい。さすがにキレかかった澤田が蜘蛛に変身します
「あ・・・やるんだ？ふふ・・・いいよ・・・・お前がどれだけやるか試してやる」
昨夜と同じく、フニャフニャ口調から突如として低い声に変貌する北崎。おそらく本気時はこっちのモードにチェンジするのでしょう
キスできそうなくらい顔スレスレの位置からパンチを繰り出す蜘蛛！しかし北崎はこれをあっさりと裁いて難なく投げ倒す！
起き上がろうとしたところにすかさず足で踏んずけて勝負あり。渋川先生みたいだ！北崎の力の片鱗を垣間見ました
ファイズ＆カイザ二人でもかなわなかった蜘蛛。それを人間形態のままねじ伏せたその実力。変身したらどうなっちゃうんでしょ
こんなものか・・・と興味を失ったような表情を浮かべてその場を去る北崎。呆然とそれを見つめる澤田でしたとさ
「ほぅ・・・ではもう澤田くんには会われたのですね？」
「うん・・・でも案外つまらなかったな・・・それよりも聞いたよ・・・３本のベルトの事
酷いじゃないか・・・・こんなに面白そうなことをボクに黙ってるなんて・・・」
クラブラッキークローバー。村上社長・冴子・北崎の面々です。琢磨は北崎と少しウマが合わないらしく彼を避けています
「ふふ・・・北崎くんなら大歓迎よ。そうでしょ村上くん？なんだか楽しくなりそうね・・・久しぶりに」
そして真理との待ち合わせ場所に現れた。なんか登場するなり泣きそうな声で喋り出しました。感極まってる様子
「真理・・・俺はずっとキミが好きだった。だからキミを殺せば！俺は人の心を捨てる事ができる」
「何言ってるの澤田くん！？どうして人の心を捨てなくちゃいけないのよ！」
「オルフェノクの力が・・・・身体の中でそう命令するんだッッ！」
変身！スパイダーオルフェノク！
「よせ真理！澤田はもう俺達の仲間じゃない！変身！」
変身！仮面ライダーカイザ！
泣き叫んで制止する真理だが二人の戦いは止まらない。もはや目の前にいるのは倒すべき敵でしかないのだ
そして同じ頃、沙耶を介抱していた巧は・・・・
「乾さん・・・乾さんは何のために戦ってるんですか？戦うことで誰かを救うことができると思いますか・・・」
「真面目に答えなきゃダメか？・・・１０年後に答えてやるよ。生きてたらな。あ、お前猫舌だったよな？」
沙耶のためにこさえたスープをふーふーしてあげる巧。すごい優しいじゃないか！なんか恋人同士みたいで良い感じです
「１０年後も生きていてくださいね。乾さんならきっと多くの人を救えると思うから。私のスープ冷ましてくれてるみたいに
乾さん・・・受け取ってほしい物があるんです。実は私初めから乾さんの事知ってたんです。流星塾の仲間から聞いてて」
「流星塾！？それじゃお前は・・・」
パーパパーパー♪と、ここで巧の携帯に真理からのＳＯＳが入った。沙耶との話を中途半端にすぐさま吹っ飛んでいく巧
「あ・・・乾さん待っ・・・！」沙耶がバッグから取り出そうとしていた物、それはまさしくデルタギアであった
ラスト。蜘蛛に苦戦するカイザのもとへファイズが救援に駆けつける。しかし２対１になっても以前蜘蛛有利。つえー！
そこへ遅れてやってきたのが沙耶。状況を見てすぐさま自分もベルトを取り出すのですが・・・あー蜘蛛突っ込んできたー！
”ドスゥッ！”
「澤・・・田・・・くん・・・ッ！」
変身する前の生身の肉体を蜘蛛の円刃が深々と突き刺していた。ずるりとベルトを落としてそのまま地面に崩れる沙耶
「嘘だろ・・・なんでお前がここに・・・」 「沙耶ッ！？」
目の前でその信じられない光景を見せつけられた巧・雅人はただただ驚愕し、絶望するだけであった
息を引き取った沙耶はオルフェノクのように青い炎を噴き上げて消滅してしまう。ぬう？これは一体どういう事でしょうか
そして落ちたデルタギアを拾い上げたのは・・・北崎・冴子・琢磨のラッキークローバー面子だ！デルタギア奪還される！
「これは今日からボクのおもちゃだ」
「ご苦労さま澤田くん。これで貴方もラッキークローバーの一員よ」
「全員集合と言うことか・・・・ここで一気にケリをつける。変身・・・！」
変身ッ！北崎デルタッッ！！！
４対２！そのうち蜘蛛は二人がかりでもかなわぬ相手、更にその蜘蛛を生身でねじ伏せる北崎がデルタに変身という
１００万分の１ほどの勝機も見えない絶望的状況に！どうなるダブルライダー！次週へ続く
２９話
琢磨逸郎２５歳。指ちゅぱ
「ボクが１人で遊ぶんだから邪魔しないでよ」 変身した北崎デルタの圧倒的戦闘力。何もできずボコボコにされるＷライダー
しかしここでムカデが勝手にカイザに攻撃。あまつさえ羽交い絞めにされ人質にされる始末 「コイツの命が惜しければ動くな！」
「別にいいよ・・・どうなったって」
ばきゅばきゅばきゅーん！とフォンブラスター乱射。なんと人質のムカデごと蜂の巣に！たまらず吹っ飛ばされてしまうムカデ
更に倒れたムカデを掴み上げるとフェンスにガシガシと打ちつけるデルタ。うわあ容赦ねえー。Ｗライダーはこの隙にまんまとトンズラ
「琢磨くん・・・さっき言ったよねぇ？手を出すなって」
なんかもうピクピク痙攣してかなりヤバめのムカデ。己が目的のためには仲間も何も関係ない。北崎の異常性を垣間見た冒頭でした
クラブラッキークローバー。戦い終わった四葉の面々が勢揃い。ボコボコにされた琢磨もとりあえず無事みたいです
「それにしても流石ね北崎クン。私や琢磨クンじゃあれほどベルトの力を引き出す事はできないでしょうね」
「ふふ・・・結構面白かったね。琢磨くんが邪魔さえしなければもっと面白かったんだけどなぁ・・・・
そうだ、せっかく４人揃ったんだし勝負をしようよ。この中の誰が最初に木場勇治って人を倒せるか
勝った人はさ、みんなにしっぺできるってのはどう？」
「し、しっぺぇ！？」
すっとんきょうな声をあげ、イェーツの詩集をガクガク震わせてビビリまくる琢磨。既に頭の中ではしっぺの恐怖がリアルにシミュレートされてます
メンバー解散したあと、なんかもう生気抜かれた顔して屋上で花火を見上げる琢磨。ものすご可哀想ね。そこへやってきた冴子さん
「可哀想な琢磨クン・・・北崎クンが怖いのね・・・・？ホラいらっしゃい」
おっとぉ？なんと冴子さんの膝枕だー。でもそれは恋人同士のそれではなく、そう、まるで母子。泣き虫の子供をあやすお母さんのそれです
「でもアナタもラッキークローバーの１人なんだから・・・ね？」 優しく頭をなでなでされるとようやく落ち着いてきた琢磨
幼児のように指をちゅぱちゅぱしゃぶったところで場面転換です。なんか琢磨のキャラ立ちがスゲー事になってきたなぁ
翌日。未だ沙耶の死から立ち直れず重暗い雰囲気の菊池クリーニングに勇治が尋ねてきます。雅人は運良く不在中
「お前オルフェノクの事をどう思う？俺は・・・奴等を１人残らずぶっ潰したい。そんな気持ちがイライラさせるんだ」
「１人残らず・・・かい？でも・・・・それはどうかな。オルフェノク全員が人間を襲うとは限らないワケだし・・・」
「・・・・・」
菊池家以外では唯一の友人と呼べる勇治に思いのたけを吐き出す巧。それを聞いた勇治は複雑な気持ちです
そこへタイミングよくクリーニングを受け取りにきた結花・直也もやってきて６人勢揃い。スイカを食いながら急遽ディスカッション
「えーと、それじゃ質問です。オルフェノクの中にも人間の心を持つ者がいると思う人」
オルフェノク３人組挙手。澤田の件があるので真理も。巧も結花の正体知ってるんで特に異論があるワケじゃないんでしょうが
「そりゃお前はそうだけどよ・・・ボソボソ（結花に小声で耳打ちしながら）
つーかこんなこと多数決なんかで決めらんねーだろうが。それと・・・・・おい、そこのお前」
ビクッ！と反応しておずおずと酢昆布を差し出す直也。イカス
「いらねえよ。お前いつかファイズに変身したヤツだよな？まさかスマートブレインの手先じゃねえだろうな」
「あ、いやその・・・アレには色々と事情があってその・・・な？海堂」
「なんだよ？もしかしてお前も何か知ってるのか？」
「う・・・いや別に。それよりキミのほうこそ色々知ってるようだけど？」
「あ、いや・・・・・・・」
「・・・・・・・」
お互いに正体を明かせない二人。それ以上突っ込めずにここでディスカッション終了。ずっと酢昆布食ってる直也が最高ね
あと沙耶の事があって心ここに在らずの啓太郎がかなりナン。結花に声かけられるも、動揺してスイカを皮ごと食ってました
「ラクじゃないよな・・・人間の心をもったオルフェノクってのもさ・・・」
菊池家からの帰り道、オルフェノク３人組の前に澤田が現れます。カッコよく馬の折り紙に火をつけるとスパイダーに変身！
「悪いが死んでもらうぞ・・・木場勇治」
「お前オルフェノクかッッ！」
馬・鶴・蛇変身！しかし力の差は歴然で鶴と蛇はあっとうまに秒殺され川でドボーン。あえなくドザエモンと化してしまう
馬だけはかろうじて渡り合うもやはり劣勢。更そこへ琢磨が乱入して大ピンチ！ 「木場勇治・・・アナタを仕留めるのはこの僕ですよ」
しかしそこはそれ、功を焦る２匹。互いに「俺が仕留める！」と連携が崩れた瞬間を逃さず馬ソード一閃。運良くこれを撃退します
しかしながらダメージも大きく、ヨロヨロと帰路につく勇治。そんな彼に追い討ちをかけるように颯爽と冴子さんが登場
「ボウヤ・・・アナタは誰にも渡さない。たっぷり可愛がってあげる・・・・」
馬ＶＳ海老。しかしながらタイマンであれば馬の戦闘力も上の上。海老と対等以上に渡り合い、見事これを撃退する
あー馬強くなってるなぁ、と視聴者が感心しているところへ横合いから思いっきり斬りかかってくる人影が！
相変わらず馬を誤解しているファイズだ！そして馬もファイズの姿を見た途端に憎悪を滾らせて突貫する。あぁ誤解ー
「うおおおおおおおおおおおッ！！」
「ファイズゥゥゥゥ――――ッッ！！」
サーベルが激しく火花を散らす鬼気迫る戦い。すげえ迫力でカッコイイ！っていきなり壁がぶっ壊れて何かキター！
ドッドッドッドッドッドッドッ・・・！えらゴッツい大型のホバーバイクにまたがった北崎デルタだ！
デルタ専用戦闘マシン ”ジェットスライガー”
キュイイ・・・・とタイヤが９０度横に回転してホバー形態にチェンジ。真横に移動できるイカスバイクだ。ジェットエンジンが火を噴いてものすげーリアアタック！
思いっきり吹っ飛ばされたファイズ＆馬をミサイルが襲う！ぼがぼがーん！と爆風で吹っ飛んだ二人はその衝撃でともに変身を解除してしまう
お互いに起き上がって相手を見た瞬間、動きが止まる。そんなバカな・・・・
「どうして・・・・・・お前が？」
「・・・・・・・なんでキミが？」
巧、勇治、ついに互いの正体を知る！
うーむ第２９話か。まぁこの辺りが妥当ですかね。しかし北崎デルタはそんな二人に言葉を交わす時間さえ与えないのだった。ミサイルロックオン！
「ばいばい・・・・なかなか楽しかったよ」
どばばばばばばばばばばばばば！生身の二人に向けてミサイル発射！絶体絶命の次週へ続く
３０話
雅人暗躍
雨あられと発射されたミサイル。絶体絶命のピンチを救ったのは毎度のパターンのバジン様です。ドドドドドドドドド！
襲い来るミサイルを見事迎撃しますが、爆発の衝撃で派手に吹っ飛ぶ巧＆勇治。当然これを見逃がす北崎では・・・む？！
ぴゅん！と謎の光線が飛んできてデルタを直撃！不意打ちに面食らってわたわたしている隙にトンズラかます巧＆勇治
二人を救った謎の攻撃は何者だったのか？カメラがぐぐーっとアングルを変えて物陰の男にクローズアップ・・・・うお！
琢磨逸郎２５歳だ！
「ふふふ・・・・ザマぁありませんね北崎さん」
お前見つかったら殺されるぞ！？全国の山崎ファンが心配しましたが見つからずに済んだようです。あーハラハラするなー
さて無事逃げおおせた二人でしたが心中はやはり複雑。無理もない。今の今まで因縁の強敵として何度も激突した間柄です
よろめく勇治に巧が手を貸すも、これを「噛みつくぞコノヤロウ！」という目つきで拒否する勇治。巧も思わず「やんのかコラ」て顔
結局お互いに一言も交わさぬまま別れる二人でしたとさ。以上冒頭
「え？それじゃ木場さん知ってるんですか？巧がファイズだって」
「そう・・・乾さんも知ったんですね。木場さんがオルフェノクだって」
翌日。巧は結花を、勇治は真理を呼び出してそれぞれの事を根掘り葉掘り聞いてみます
話を聞くにつれ、今までの事が誤解だったという事を知った二人。でも昨日は相当キレてたし・・・そう簡単に仲直りできますかね
その頃、雅人は単身澤田と接触。「デルタギア奪い返してくれよ。級友のよしみでさぁ」などと図々しいことを頼み込むが当然却下されます
「ふん・・・そう言うと思ったよ。じゃあ死んでもらおうかなァ」
「死んでもらおうかな」・・・って雅人バカー。ファイズと二人がかりでも敵わなかったクセに。この根拠のない自信はどこから出るのか
澤田も雅人のバカっぷりがあまりに面白かったのか、プッ！と軽く吹きだします。カチンときて睨む雅人
「無理だよキミには・・・・失敗作のキミにはね」
「失敗作？一体どういう事だ」
「思い出したんだよ・・・オルフェノクとして覚醒した時・・・あの同窓会の日の事をね」
「ッ・・・・・・・変身ッッ！」
なんかもう放送禁止ギリギリの憤怒の表情で変身する雅人。これほどまでに彼が忌み嫌う「同窓会の日の真実」とは何なのか
とりあえず場所がダムの上だったので決着は即。カイザのキック一発で吹っ飛んだ蜘蛛が壁をずり落ちてって戦闘終了です
そして啓太郎＆直也のバカコンビは「俺達は変わるんだ！」とわめいて頭を金髪に染めてました。なんだかなー
「俺は・・・キミのことを信用したいと思ってる」
「俺だって同じさ。お前のことを信用したい」
さあＢパート入ります。なんかもういきなり仲直りの会話してる巧と勇治。よしよし展開が早くいのは良いことだ
丁度近くで人を襲っていたスティンクバグオルフェノク（カメムシ怪人）を初共闘で見事撃退する二人。コンビネーションもバッチリ
しかしそんな仲良さげな二人を物陰から見つめる人影が。そう、今週は放送禁止顔連発の我等がヒーロー草加雅人です
その夜、雅人は勇治と接触。一度勇治の命を狙った彼ですがそこは二枚舌でテキトーにつくろいます
「あのときの事は芝居でね。キミを倒そうとすることで奴等の信用を得たかったんだ
本気でキミを倒すつもりはなかった。本当の目的はスマートブレインを内部からぶっ壊すことだったのさ
キミと俺が組めばきっと奴等を倒すことができる・・・だが信用できないのは乾巧だ
ヤツはベルトの力を楽しんでオルフェノクを倒している最低の男だ。キミも狙われただろう？」
「そんな？彼とのことはお互いに誤解で・・・」
「口が巧いんだよヤツは！乾巧は人間の敵であり・・・オルフェノクの敵だ！」
舌先三寸とはまさにこの事、あることないこと吹き込んで勇治を疑心暗鬼に陥らせる雅人。なんて悪党なんだコイツは
勇治が去ったあと、ニタリと笑ってこう呟く雅人でしたとさ
「困るんだよ・・・キミに乾巧と仲良くされると・・・いろいろとね」
次の日。配達中にカメムシに襲われた真理＆啓太郎。ＳＯＳを受けた巧が現場に急行中、謎の射撃に見舞われます
辺りを見回した瞬間、背後から当て身をうけて気絶。なんと巧を襲ったのはカイザ！そして彼はファイズギアを取り出し・・・
その頃、逃げ惑う真理＆啓太郎側に具合良く勇治が通りかかる。ホースオルフェノクに変身した勇治はカメムシを撃破
だがその直後。ふぅ、と一息ついた馬を横合いから思い切り殴りつけてきた人影！あろうことかそれは仮面ライダーファイズ！
「どういう事だ？」と問いただす勇治に対し、首を掻っ切るジェスチャーで応えるファイズ。無論中身が雅人であることは言うまでもない
勇治と巧を仲たがいさせるための巧妙な策略である。そしてその策略にまんまとかかってしまう勇治
「そうか・・・やっぱりキミはそういう男だったのか・・・ファイズゥウウ！！」
両者激突！さすがに中身が雅人なので普段のファイズよりも一回りほど強い。馬は終始押されて勝機を見出せません
ファイズショットで自慢のソードを叩き折られ、そのまま気絶で勝負アリ。変身解除した雅人が放送禁止顔でニタリと笑います
なんか目がロンパリで怖いぞ・・・ってここでようやく巧が現場に到着。倒れている勇治と雅人を見て絶句
「オイ！どういう事だこれは！説明しろ！」
「これを取り戻してやったのさ、コイツからね。キミを襲いファイズギアを奪ったのはこいつだ
もう少し気をつけたほうがいいな・・・彼は随分とキミのことをを恨んでるみたいだからな」
ジャッ！と巧にファイズギアを放り投げる雅人。ああホントに巧いなこの謀略は。これで完璧に二人の仲を崩壊させたか
で、ここでぼがーんぼがーん！とお決まりの爆発が起きて北崎さん登場。デルタ変身で今週のラスト戦闘パートです
「フェイ・エイ・トゥー・ワン・・・・」 ピッ！
デルタがコードを入力するや否や吹っ飛んでくる例の戦闘マシン・ジェットスライガー。相変わらず凄まじい機動力＆火力！
リヤアタックで吹っ飛ばされるＷライダーでしたが、ヨロヨロ起き上がった巧が何かに気付き、ファイズフォンにコードを入力
３・・・８・・・２・・・１ ピッ
イチかバチか。デルタの入力したコードを真似して打ってみたのだ・・・・そして・・・賭けは成功した！
『ジェットスライガー』
ぼばぁー！と海の中からもう一台のジェットスライガーが飛び出した！ファイズ専用機？すかさず飛び乗ってマシン対決だ！
ＣＧバリバリのスピード感溢れるメカ戦闘。なんか動きが凄すぎて文章でわかり易く説明できないのが残念でなりません
しかし手に汗握る戦いの末、ファイズスライガーは前輪が吹っ飛び走行不能に！動けない標的をデルタスライガーの照準が捉える
「じゃあね」
ドバババババ！とミサイル一斉発射！ファイズ直撃の大爆発で次週へ続く！
それにしてもジェットスライガーすげーなぁ。やっぱカイザ専用機も存在するんですかね？
