第1話
ライダー大戦
まったく人気のない荒野。自分ひとり以外誰もいない静寂の中にヒロイン・光夏海(ひかりなつみ)はいた
と、次の瞬間。突然謎の砲撃で岩盤が砕け散ったかと思うと、空を埋め尽くすほどの大量の怪物が出現
それと同時にバイクにまたがった仮面の戦士達が颯爽と現れ、彼女の目の前で凄まじい戦闘を始めたではないか
横列編隊を組んで荒野を爆走する平成仮面ライダーオールスター達
巨大な契約モンスター達が縦横無尽に空を駆け
懐かしのサイドバッシャーが派手にミサイルを撒き散らし
キャッスルドランに乗った龍騎が昇龍突破を放ち
ゼロライナーに乗ったゾルダがエンドオブワールドをかます
という、平成仮面ライダーファンが声を上げて叫びそうな夢のような映像が冒頭数分に渡って展開します
いったいライダー達は何と闘っているのか?これだけの戦力を結集せねば勝てぬ相手なのか?
謎の強敵の前に次々と倒されていく仮面ライダー達。やがて彼らは1人残らず全滅させられてしまいます
光夏海は見た。仮面ライダーオールスターズをたった1人で打ち倒した恐るべき敵の姿を
「ディケイド…!」
ここでGacktが歌う主題歌「Journey through the Decade」がスタートしてOP。これは衝撃の冒頭です
「ディケイド・・・またあの夢…なんでいつも泣けるんでしょう…?」
ベッドで目を覚ます夏海。冒頭の大乱戦は彼女の見た夢だったようですが、なぜか彼女の頬には涙が
作品の象徴とも呼べるような夢を受信しているあたり、どうやら彼女は物語に大きく関わる力を持っていると思われます
>丁寧口調な夏みかん萌え
周りに誰がいるわけでもないのに丁寧語で喋る夏海。これが彼女のデフォルト口調のようです。ちょっと萌え要素入れてるな
「ちょっとあなた!この写真一体どういうことなのよ!」
そんな彼女のまどろみを客の喧騒が一発で吹き飛ばした。夏海の家は光写真館という写真屋さんを営んでおり、
客が「おかしな写真を撮られた」と文句を言ってきたのだ。それも1人や2人ではない大人数です
「これは・・・たしかに酷い。酷すぎます。撮ったのは士くんですね?」
※こんなホラーではありませんが
客たちの見せつける写真は皆顔が歪んでいたり、おかしな光が幾層にも重なっていたりとマトモな物が1枚もありません
どうやらこのクレームは夏海にとって初めての事ではないらしく、すぐ客に平謝りして犯人をとっちめに行くことにします
門矢士(かどやつかさ)ふらっと町にやってきて、そのまま居着いてしまった謎の青年。本作の主人公
今は光写真館で食わせてもらっているらしく、クレームの写真は全て彼が撮ったものであったのだ
「おう兄ちゃんよ!この写真のオトシマエどうつけてくれるんじゃ!」
その士はというと、公園でガラの悪い男数人に取り囲まれていた。ヤクザ相手に撮った写真がやはりアレだったようです
しかし士はまったく悪びれず、殴りかかるヤクザのパンチをひらりひらりと回避。主人公らしい身のこなしを披露します
「俺はこの世界の全てを撮りたいのに・・・どうして上手くいかないんだろう」
なおも男に向かってファインダーを覗く士だったが、そこに視聴者のよく知る顔が映ったではありませんか
「ディケイド…今日、あなたの世界が終わります」
「!?」
ファインダーの中に現れた青年はまぎれもなく前番組「仮面ライダーキバ」の主人公、紅渡
突然の登場に加えて衝撃的な台詞のダブルパンチで視聴者を驚かせますが、ここで夏海が乱入し渡は消えてしまいます
「士君〜!光家秘伝・笑いのツボ!」
ドヒュ!ピプーコリコリコリ
「な、夏ミカン!てめ・・・笑いのツボってこういう意味じゃねーだろ・・・ぎゃははは!」
「大変申し訳ありませんでした。本人も泣き笑いで反省してますのでどうかご容赦を」
いきなり経絡秘孔を突くという超絶の特技を見せる夏海。無理矢理笑わせた士の頭を下げさせ、場を収拾
今後もこの光家の秘伝は度々炸裂するのでしょうか。謎の予知夢に加えて北斗神拳と、このヒロイン侮れません
「まったく・・・反省してください。なんでいつもこんな写真ばっかり撮れるんですか?」
「仕方ないだろ。俺はただ俺の世界の全てを撮りたいだけのに・・・
世界は俺に撮られたがっていない。勝手に歪んじまう
街も、光も、人も・・・俺から逃げてく。ここも俺の世界じゃないって事だ」
夏海の問いに対し、なにやら意味深な答えを返す士。彼は「この世界」にとってのエトランゼという事なのでしょうか
ちなみに会話からもわかるように、士は夏海のことを「夏ミカン」という愛称で呼んでいます
「そんな事より早く帰ったほうがいいぞ。今日はなんだかおかしな風が吹く」
「あ、士君も感じてましたか?」
今日一日、肌で感じていたなにか不穏な空気を口にする2人。直後、それはやってきた
突然突風が吹き荒れ空が割れると、次元の裂け目から空を覆いつくすほどの怪物の群れが出現したのだった
「なに・・・これ・・・!?」
「夏ミカン!逃げろ!」
まさにその光景は世界の終る日と形容すべきか。幾千幾万と現れた怪物達は手当たり次第に人々に襲い掛かる
だがその時。士の周囲の空間が遮断され、再び彼の前に紅渡が姿を現れた
「ディケイド・・・あなたのバックルとカードはどこです?
世界を救う為にはあなたの力が必要です」
一方、士と離れ離れになってしまった夏海はアンデッドやオルフェノクや魔化魍やグロンギのはびこる街を必死に逃走
その中で化石のように古びたバックルとカードケースを発見します。それはまさしく彼女が夢でみたあの・・・・
ワームに追われた夏海はようやく士と合流。士は彼女が手にしたバックルとカードケースを発見すると反射的に叫ぶ!
「バックルとカード・・・これか?!夏ミカン!そいつをよこせ!
俺が世界を救ってやる!多分!」
夢の内容からディケイドに対して恐怖心にも似た感情を抱いている夏海。ほんの一瞬躊躇しますが、すぐにそれを渡します
バックルとケースを受け取った士は、流れるように淀みなくそれを装着すると声高らかにあの言葉を叫ぶのだった
「変身!」
変身!仮面ライダーディケイド!
夢に見たベルトを装着した赤い戦士。驚く夏海を尻目に、士はまったく狼狽することなくワームの群れの中に突っ込んでいく
『仮面ライド・カブト クロックアップ』
いきなりカブトのカードを使用するとクロックアップを発動。1話からこんなのが見れるとは思ってなかった視聴者大興奮です
素人離れした戦いぶりで瞬く間にワーム達を瞬殺する士ですが、むしろ夏海よりも彼自身が己の戦闘力に驚いているみたい
『なんだ?どうして俺は今このカードを迷わず選んだ?』
『仮面ライド・555 オートバジン』
『仮面ライド・響鬼 音撃棒・烈火』
>またバジンたんを見れるとは思わなかった!感動した!
>復活ッッ! バジン様復活ッッ! バジン様復活ッッ! バジン様復活ッッ!
ドカドカドカ!ズシャーッ!ぼがーん!
『やっぱり。俺はこのベルトの使い方を・・・戦い方を知っている?!』
555に変身してオートバジンを操り、響鬼に変身して火炎弾を撃ちまくるディケイド。これは第1回にしては凄い大サービス
「順を追って少しずつ他ライダーの能力が使えるようになっていくのかな?」と大抵の視聴者が予想していただけに
「予想は裏切り!期待は裏切らないッ!」な望外の超展開と言えるでしょう
圧倒的な戦闘力で怪人達をぶっ飛ばした士でしたが、戦闘終了後、使用したライダーのカードが力を失っている事に気づきます
「?カードの力が・・・戻らない」
「それはあなたが一度力を失っているからですよ」
困惑する士の前に三度現れた紅渡が、それはディケイドの力が一度失われているせいだと解説
士の意識の中では、おそらくカードは何度でも使える代物だったと思われますが、諸事情により使用に制限がかかっている様子
やはり1話から最強状態というのはアレなので、各ライダーのエピソードをこなしながらその力を手に入れていく流れになるようです
「どうです?何か思い出しましたかディケイド」
「いいや。まだ戦い方だけだ・・・お前、俺が世界を救えるって言ったよな?」
再び閉じた空間の中、2人だけで会話する士と渡。散々もったいぶってきたこの物語の設定概要が今語られます
「9つの世界に9人の仮面ライダーが生まれました。それは独立した別々の物語
しかし今、その世界が1つになろうとしている
このままではやがて全ての世界が消滅します
ディケイド、あなたは9つの世界を旅しなければいけません
それが世界を救うたった1つの方法です」
「・・・なぜ俺なんだ?」
「あなたは全ての仮面ライダーを破壊する者
創造は破壊からしか生まれませんからね。残念ですが」
なかなか解り易い渡の説明。つまり元々異なる9つの世界が何でかワカらんが1つになろうとしており
それによって全ての世界が崩壊してしまうとの事
そして「9つの世界を旅せよ」と言うのは、どうやら「9つの世界全ての仮面ライダーを倒してこい」という意味らしいです
なるほどディケイドが仮面ライダーを破壊する者だとすると、夏海の見た夢の内容と一致します
「まだ時間には少し猶予があります。あなたが旅を終えて帰ってくるまで、
この世界は僕と僕の仲間達で生き長らえさせておきましょう」
「お前が仕事してくるまでこの世界は俺が守ってやんよ!」と言い残して姿を消す渡。これがディケイドの物語の概要か
「・・・つまり士君が世界を救うんですね?」
「あぁ、どうやらそうらしいな。9つの世界か・・・・撮ってみるか」
「わかりました。行きましょう」
「なんで夏ミカンまでついてくんだよ!?」
渡の言葉に従い、9つの世界を回ることを決意した士。すると事の経緯を聞いた夏海もこれに同行すると言い出した
「士君1人はアテにならないから」「借金を踏み倒して逃げるかもしれないし」等ともっともな理由をつけますが、
実のところ夏海の本当の理由はあの夢にあった
『もしあの夢の内容が予知の類なら・・・士君はいつか・・・』
夢のラストは必ず、全ライダーを打ち倒したディケイドが自分を睨みつける内容で終っていた
ディケイド、つまり士は自分にとって厄災となる存在ではないのか?
世界を救うという士をサポートすると同時に、そんな僅かな疑心暗鬼もまた彼女を突き動かした動機だったのだ
「で、どうやって他の世界に行くんですか?」
「それがアイツから何も聞いてないんだよな・・・ん?なんだこれ」
異世界に渡る方法を教えられてなくていきなり手詰まりになったと思われた士達でしたが、
夏海の祖父・栄次郎が操作していた背景ロールに、突然どこかの景色が浮かび上がったではないか
「なんぞこれー!」と士が外へ飛び出すと、そこにはロールと同じ世界が広がり自らは警察官になっていた
『未確認生命体を確認、地域周辺の警官は至急応援を・・・』
警察無線を聞いた士は瞬時に自らの置かれた状況を理解すると、確認するようにポツリと呟いた
「ここは・・・クウガの世界か」
「ユウスケ聞こえる?未確認が現れたわ」
「変身ッ!」
街では既にグロンギと警察隊が交戦中。その戦いの中、一人の青年が仮面ライダークウガへと変身した
彼の名は小野寺ユウスケ
ディケイドにおけるクウガは五代雄介ではありません
当然役者もオリジナルのオダギリジョーではなく、ディケイド版のキャストとなる村井良太が演じています
>ディケイドは渡以外は新規配役らしいですね(´;ω;`)
>ディケイドやっぱりオリジナルキャストは揃えられなかったんですかね
>今回クウガに変身する小野寺ユウスケを演じるのは、実写版風魔の小次郎で小次郎役を演じた人ですね。
結構良作なので見てはいかがでしょう?
どっかのドラゴンボールみたいなの作った奴らにつめの垢煎じて飲ませてやりたくなります
初期情報では「揃えられるだけのキャストはオリジナルを使うらしい」という情報が流れていましたが
蓋を開けてみれば異世界のライダーは全て新規俳優を使うようですね
本作における各作品の世界観はあくまで「ディケイドにおける9つの世界」であり、全てがパラレル設定になっている模様
五代雄介の相棒であった刑事一条薫も、なんと女性になっているという異世界ぶり
龍騎の主人公・城戸真司もカタカナでシンジとなっており、キャストは別人
更には今回水先案内人として登場した紅渡すらが、キバ世界では子供になっています
今回登場した渡はオリジナル「仮面ライダーキバ」からの使者で、このワタル少年はディケイド世界のキバということでしょうか
えらいややこしいな
>小野寺ユウスケってもじりは響鬼の時どうするんでしょう
本名の日高仁志って大抵の人が誰?って知名度だと思いますしヒビキの方は弄れないし
どうでもいいけど蓮のギャップがちょっと酷すぎないか
他のキャストはオリジナルの雰囲気を残した俳優を使ってるのに。このデコっぱちのとっつぁん坊やは一体・・・
他にも龍騎世界には新ライダーアビスが登場したり、クウガ世界にはグロンギの王ン・ガミオ・ゼダが登場する等
オリジナルには居なかった新規キャラがガンガン登場するようです。これはディケイドの楽しみと言えるでしょう
>歴代ライダーのおいしいどこどりしたディケイド。主役は剣の滑舌の悪さを引き継いでるんだな
>ディケイド始まりましたね!初回から謎が多いけど今年もはんぺらさんの感想が楽しみです
>ディケイド…予想以上に惹きこまれた!龍騎や電王がメインの回が楽しみだ!
>ディケイドは凄い勢いで最初からクライマックスな面白さでしたね
>何の説明も受けず、初めてなのに、堂々と変身できるライダー。新鮮なような、そうでもないような・
>主役の演技力がイマイチな気はするけど、とりあえず一年間楽しめればいいな、ディケイド
>ディケイド見ましたけど、ヒーローショーをテレビでやっているという感じがして、大変好感が持てました
これなら中の人が違っていても納得できます
>ゼロライナー&ゾルダのコラボが超かっこよかった!!
>やべぇよ!ディケイドやべぇよ!なんだこの熱いライダーは!!
>冒頭から衝撃的な内容だ…。先週終わったキバの紅渡が橋渡し役(?)として登場とは…なんとも感慨深い
戦闘シーンでオートバジン出た時には軽く涙が…次回はクウガ世界から開始だけど、話の内容もう覚えてないなあ
>ディケイド「間違っているのは俺じゃない。世界のほうだ」
>冒頭の仮面ライダー大戦に始まってディケイドがいきなり好きなカブトとファイズに変身して、
来週はクウガ全フォーム+アルティメットフォームに地獄兄弟登場と興奮しまくりで発熱しました
>地獄兄弟キタワーこれだけで視聴決定だ!中の人同じならいいんだけど・・・
>はんぺらさん地獄兄弟ですよ あの地獄兄弟が帰ってくるんですよ!!
>予告見るまでは「バジンたん復活きたー」って書こうとしたのに、や、矢車さん???????
>予告にまさかの地獄兄弟。橘さん・矢車・753 この三人がそろい踏みしたら死ねる
>ディケイド……見る者によってかなり評価が分かれる作品になりそうですね
おそらく拍手コメでも「すげえ面白かった」と「ふざけんな」の二極化になると思いますが……
まあ、私はお祭り企画みたいなものだと割り切って楽しもうかと思います
今の技術で描かれたかつてのライダーたちも見たいですしね
>ディケイドは賛否が激しく分かれそうですね。ちなみに俺は否定派(賛同してる人すみません)
なんか歴代平成ライダーの安売りみたいで嫌だなぁ・・・おまけに主役の演技力も・・・
ついに幕を開けた「ライダー大戦」こと仮面ライダーディケイド!
次回予告にはいきなり地獄兄弟が登場したりして、ライダーファンのボルテージは否応なしに高まる!
今後この物語はどのような展開を見せてくれるのか?第2話から既に目が離せない!
第2話
クウガの世界
「うーん。ここは本当に他のライダーの世界なのでしょうか?」
TVをつけても新聞を見ても、報道されているのは「未確認生命体」の文字。窓の外に広がる見慣れぬ景色にうろたえる夏海
前回ラストで発現した異世界へ移動する力は、なんと士と夏海のみならず光写真館にまるごと作用
クウガ世界に光写真館がいきなり引越ししてきたという、なんとも異様なカタチによって成立しているようです
と、そこへ警官の制服に身を包んだ士が帰宅。ふざけて夏海を逮捕しようとすると、例によってあの奥義が炸裂します
ピプーコリコリコリ
「ふざけないでください士くん!笑いのツボ!」
「ぎゃっはははテメ・・・無差別ツボ押しは犯罪だぞ犯罪!皮剥くぞ夏ミカン!」
>夏みかんに対する「皮剥くぞ」が発言がセクハラにしか聞こえない件について
>士「夏ミカン!クリの皮剥くぞ!」
>はんぺらさんの皮を剥くのは俺だ!
日曜の朝っぱらトンでもない隠語を大声でわめく士
「皮剥くぞ!」ってどこの皮を剥くつもりなんでしょうか。やってくれますこの番組
とりあえず自分達の置かれた状況と、この「クウガの世界」に関して解っていることを整理する士と夏海
警察が人間を襲う謎の未確認生命体達と戦っていること。その恐ろしい怪人達の名前は「グロンギ」であること
仮面ライダークウガが「未確認生命体4号」と呼ばれていること。ここらはいずれもオリジナル設定を踏襲してます
「・・・で、士くんのその格好は一体何なんですか?コスプレ?」
「巡査・門矢士。どうやらこれがこの世界で俺に与えられた役割らしい
警官になったってことはグロンギと戦えってことだろう。ちょっと行ってくる」
巡査になった自分をえらく簡単に納得した士は、首を捻る夏海をよそに街へ飛び出していく
「ユウスケ!敵に付き合わないで身軽に動いて!」
「わかってるよ!」
一方、街で2匹のグロンギを同時に相手する大立ち回りを見せるクウガ
彼の相棒である女版一条さんは八代刑事といい、五代が小野寺になったように名前も変わっています
ちなみにクウガが戦っている2匹はメ・ギャリド・ギ(未確認生命体24号)とラ・ドルド・グ(未確認生命体47号)
クウガ視聴者にとっては周知ですが、オリジナル設定のラ・ドルド・グはゲゲルの監視をするという
他の怪人達とは立ち位置の違う特殊な役目を持った怪人で、このように普通にクウガと戦うことはありませんでした
(最後は杉田さんと桜井さんの神経断裂弾で倒される」
このあたりグロンギの設定がオリジナルには則っていないことがわかります
「ふーんあれがクウガか。戦法に合わせたフォームチェンジ・・・
周囲の物体を自分の武器に変化させる力・・・よくできてやがる」
「ちょ・・・あなた所属は?現場近辺の警官は全員撤退命令が出たはずよ!」
「はいはい」
カシャカシャ写真を撮りながら現場に現れ、冷静にクウガの能力を分析する士
怒る八代刑事に対する受け答えが高田純二みたいにテキトーです。はいはい
ユウスケはドラゴンフォームでギャリドを倒すと、八代刑事から拳銃を受け取ってペガサスフォームでドルドも撃破
八代は士に「言いふらさないでよ」と釘を刺して、ユウスケの元へ走りよります
自分がクウガに味方していることを黙っておけって意味なのは解りますが、なんかどう見ても
若いツバメと不倫してる女みたいにしか見えないのが哀しいところ
「へへへありがと姐さん。いつもどうも!」
「浮かれないで。犠牲者が出てるのよ?」
「はいはい。ところでどうだった?今日の俺の戦いぶり」
お前も高田純二か!士に負けず劣らず真面目さが感じられないユウスケの受け答え
犠牲者が出てるって言われた直後の返事に「はいはい」って、およそ仮面ライダーとは思えぬボンクラぶりです
「全ての人々の笑顔を守る為」に戦った五代雄介とは違い
公式記載の小野寺ユウスケの戦う理由は「他人に認めてもらいたいから」
まぁリアルと言ってしまえばそうなんですが、正義のヒーローとしてはかなり俗物的です。少し人格に難がありそう
「戦いに関してはまぁまぁね。未確認7号8号を確実に倒したわ」
「へへっ、じゃあさ!なんか飯でも奢ってよ姐さん!」
「ユウスケ・・・今は早く帰って休みなさい
あなたの変身はまだ解らないことが多すぎるんだから」
「俺頑張ったから飯奢って!」とすがる若いツバメをにべもなく突き放す八代さん
別に飯代が惜しいわけではなくユウスケの身体のことを心配しているようです
クウガの変身のシステムや秘密はまだ何も解ってないらしく、物語でいえばまだ序盤の時間軸といった所でしょうか
また24号と47号が7号と8号になっていることからも解るように、この世界ではグロンギの登場した順番もバラバラみたい
「規則性のある殺人か・・・連中まるでゲームでもやってるみたいだな」
未確認生命体対策班の会議に巡査の身分でありながら堂々と入り込んだ士。この傍若無人ぶりは天道を彷彿させます
今回の連続殺人は3件中全ての被害者が婦人警官。おそらく次に襲われるのも婦警であることが推察される
事件の概要からグロンギの殺人遊戯「ゲゲル」の存在を見抜いた士。バカそうに見えてもなかなかどうしてキレ者です
かくして4件目の婦警殺人が発生し、士は警察に先駆けて現場へと急行するのだった
「クウガガ!」
「クウガ?違うなぁ」
「リントガ!ガサガダグンググギガボバ!」
「グギグギうるせーな。お前に聞きてえことがあんだよ」
ディケイドに変身して現場に駆けつけた士は、未確認第9号ゴ・バベル・ダをいきなりボコ。チンピラかお前は
あ、ちなみに俺はグロンギ語は訳せないので上記のテキストは耳コピのテキトーです。訳せる朋友は突っ込まないでね
ゴ・バベル・ダはオリジナルでは未確認45号。グロンギの階級はゴなのでかなり強い部類の怪人です・・・が
何もさせてもらえずボコボコに!どんだけ強いのよディケイド。カードの力も使わずタコ殴り
>五代が弱かったのかディケイドが強すぎるのか・・・
グロンギを圧倒するディケイドはパラレルと分かっていても複雑な心境です
>強敵設定だったグロンギキャラが金色パワーも使わず軽く倒されるのはなんか見てて嫌ですね
『ファイナルアタックライド ディケイド』
ちゅどーん!
>ファイズとブレイドのライダーキックが合体した感じのディケイドのキック
>ディケイドのライダーキック、まさに龍騎のファイナルベントですね。
必殺技用カードのデザインも似ていますし、電子音声が「ファイナルアタック」でしたし。
演出はブレイドキングフォームっぽい。というかカッコイイ。龍騎大好きな自分歓喜
最後は必殺攻撃初お披露目。空中に巨大なカードは何層にも重なって出現し、その中をディケイドがくぐって放つキック!
ブレイドのロイヤルストレートフラッシュの演出を、クリムゾンスマッシュかドラゴンライダーキックでやったような。そんなビジュアル
なかなかカッコイイ見た目ではありますが、なにせ前述したライダーを見てきたコアな視聴者にとっては目新しさが足りないかな
「何なのあれは・・・未確認代10号?」
「おい!お前なんで仲間を殺したんだ!」
「俺はグロンギじゃない。じゃあな」
八代さんとユウスケがディケイドを呼び止めますが、士はそれを無視してスタスタと帰宅
クウガとコンタクトを取るならここでちゃんと話し合えばいいのに。いったい何がしたいんでしょうか
「あれ?ここ喫茶店じゃありませんでした?」
「いえウチは写真館ですけど・・・あ、でもコーヒーには自信ありますよ」
喫茶店と間違えて光写真館にやってきたユウスケと八代
動じずにコーヒーを出す夏海の祖父・栄次郎がタダ者じゃありません。ボケてんだろジジイ
喫茶店ということは、おそらくこの世界でポレポレのあった場所に写真館が引っ越してしまったということか?これは気になります
「あの仮面の戦士・・・未確認よりもアナタに近いものを感じたわ。話せば私達の力になってくれるかも」
「あんなヤツ仲間にしてどうするんだよ。俺の代わりに戦わせるってのか?」
他人に認めてもらいたくて戦っているユウスケは、ディケイドの助力を得ようとした八代さんに激しく逆ギレ
自分がお払い箱になるとでも思ったのか。「あなたを助けてくれる人が欲しいのよ」と諭されると大人しくなるなど、危うさが目立ちます
そんな微妙な2人の間に空気を読まずやってきた士。ワザとユウスケの苛立たせるような物言いで八代さんに気安く声をかける
「やあ八代刑事。今回の実確認の事件について考えがあるんですけど」
「なんなんだアンタ。素人はすっこんでなよ」
「いえね、八代刑事が未確認4号なんてバケモノの世話で苦労してるようでしたので」
「あぁ?今なんつった?」
「よしなさいユウスケ。彼の話を聞くわ」
いきなり喧嘩腰の若い巡査と、自分よりもその男の話を聞こうとする八代に腹を立てたユウスケは店の外へ
慌ててユウスケの後を追いかけた夏海は、その背中にズバリ問いかけます
「あなた・・・未確認生命体4号?」
「だったら何?」
「誰かのために戦えるなんて凄いと思って」
お前がクウガか?という問いに、別段正体を隠すでもないユウスケ。まぁ人に認められたいんだからそうだろうな
夏海はアンタは濡れる男だと彼を褒めますが、本人は自重気味に笑ってこれを否定する
「他人の為?俺は自分の為に戦ってるだけさ
じゃないと・・・俺は・・・・ッッ!!」
ダメだこいつ・・・早くなんとかしないと・・・
人に認めてもらいたいユウスケですが、もはやそれが自分の存在意義にすり変わっているらしく相当危ない感じ
「あの八代さんって人!本気であなたを心配してるわ!」
「なんでそんな事がわかる?・・・いや・・・
アンタも誰かを心配しているからか・・・」
「あなたが1人で無理すれば悲しむ人がいるのよ!」夏海の説得は、浅くではありましたがユウスケに届いた様子
五代雄介を知るクウガファンにはちょっと見るに耐えないユウスケのDQNぶり。彼の男としての覚醒がクウガ編のキモか
>あんなチャラチャラしたガキがクウガなんてお父さんは認めません!!
>ユウスケが五代君とは真逆の性格になっているんですが、
もしかして他の世界の主人公もダメ人間ばっかなんでしょうか・・・・
>ディケイドの目的は倒すことじゃなくて正すことじゃないですか?
ディケイド世界のクウガは自分のために戦ってます。
つまりクウガの場合、人々の笑顔のために戦うクウガにすることでは?
「殺された婦警達には共通点があった。それは誕生日だ
最初の犠牲者が13日 次が27日・・・ 5日 26日
下の桁の数字を続けて読んでみると3756(ミナゴロシ)4」
「おおなるほど!じゃあ次に狙われるのは誕生日が4の婦警か!」
どこの族上がりだお前は
気付いたというゲゲルの法則を対策本部で披露する士。グロンギがヤンキー当て字を理解してなきゃ成立しないボンクラ推理です
しかし対策本部はこの推理を絶賛し、対象者となる婦警達を全て本部に集めて万全の防衛策を取ることに
どいつもこいつもアホばかりかこの世界は
「どうしたの?急にこんなところへ呼び出したりして」
しかし警察が本部に戦力を結集させる最中、なぜか人里離れた山奥に八代さんを呼び出した士
ここからバーローか金田一かと言わんばかりの「今回の事件の真相」の解説が始まります
「見てみなよこの地図。女性警察官達が殺された場所の目印さ
どの場所も灯溶山から等距離にある。そして今俺達がいるこの場所もそうさ
つまり次に女性警官が殺されるのはこの場所だ」
「ど、どういうことなの?」
「灯溶山には未確認生命体・・・グロンギの最強の戦士「究極の闇をもたらす者」が眠っている
そこから等距離のエリアで戦うリントの女、つまり女性警官を殺すことが奴らのゲゲルだったのさ
そして5人の婦警を殺した時・・・この聖なるゲゲルは完成し、究極の闇は復活する」
今回グロンギ達が行っていたのはただのゲゲルではなく、「究極の闇をもたらす者」を復活させる為の聖なるゲゲル
なお、ディケイドでの「究極の闇をもたらす者」はン・ダグバ・ゼバではなく、ン・ガミオ・ゼタであることがわかっています
「随分と詳しいんだな」
八代さんにくっついてきたユウスケが訝しげに士を睨みつける。これだけ完璧に怪人の思惑を看破すれば無理もありません
そんなユウスケの疑問に、士は何食わぬ顔で答えた
「そりゃわかるさ。直接聞いたんだからな。昨日の未確認9号に」
な、なんだってー!!!?
なんと昨日の戦闘で、ぶっ殺す前にゴ・バベル・ダさんから情報を得ていた士
なにが凄いってグロンギを恐喝して口を割らせたのもそうですが、なによりグロンギ語を喋れるとこです
ディケイドが力を失っていたように、士もまた本当の自分を失っているとすれば、この言語能力は以前彼が有していたものか
>やっぱり扱いの不憫なゴ・バベル・ダに黙祷
>グロンギ語話せるって、天道よかチートすぎる
>グロンギ語も喋れるつかさタソ。オンドゥル語も喋れるんですねわかります
>士の設定は天道並になんでもありですね。グロンギ語喋れるとか・・・
説明タイムが終ると待っていたかのようにグロンギが出現。メ・ビラン・ギとゴ・ベミウ・ギが八代さんを狙います
が!何を思ったかここで突然士が八代さんの顔面に思いきりグーパンチ!
なにをするだァー!許さんッ!
たちまち鼻血を噴き出す八代さんを見て、怒髪天をつくユウスケ。いきなりなにをかましてんでしょうかこの男は
しかしどうしたことか。八代さんの鼻血を見たグロンギ達は、激しくうろたえてオロオロしだしたではありませんか
「あぁ・・・リントの血が流されてしまった・・・!」
「聖なるゲゲルは失敗だ!」
「残念だよなァ?被害者の婦警はいずれも外傷なく殺されていた・・・
なにせこれはただのゲゲルではない聖なるゲゲル。リントの血を流すことは許されない
それがこのゲームの最大のルールだったんだからな!」
なんと今回のゲゲルには「リントの血を流してはいきない」という大原則のルールがあったらしく、
八代さんを鼻血ブーさせることで、士は連中の眼前でゲゲルを失敗に終らせたのである
これでグロンギ達は八代さんを殺しても意味がなくなった。士は最低限の代償で彼女の身をも守ったのだ
>士、下手するとグロンギより外道かと・・・。女の顔面にパンチってヒーローにあるまじき行為だよなあ
>クウガもあんなんだし・・・。あぁだからあの二人が来たのか
>ヒーローがわざわざ女性警官を殴る必要があったのか
>女の顔面にグーパンて・・・他になんか方法なかったのかよ士
放送第2回にして女性の顔面を殴りつけるという、ヒーローにあるまじき凶行を披露した士
こんなん視聴者に対してめっちゃ心象悪くすると思うんだがスタッフはそのへんどう思ってるんだろうか
「さぁあとはコイツ等を狩るだけだ」
ディケイドに変身した士はベミウ姐さんをあっさりと撃破。ユウスケもビランをマイティキックで仕留めますが・・・
なんと次の瞬間、ユウスケがディケイドに向かって問答無用で攻撃を仕掛けてきた!八代さんの鼻血の仇か
「お前がディケイドだったのか・・・聞いていた通りだな
全てのライダーを破壊する悪魔め!」
「あん?いきなり何言ってやがる!」
どうやらユウスケはディケイドの存在を既に誰かからか聞かされていたようです。その男が当面のボスキャラか
最初は防戦に徹した士でしたが、すぐにブチ切れたのかこの喧嘩を真正面から買うことに
「しょうがねえ戦うか。俺も失った記憶が戻るかもしれねえしな」
戦う理由まで高田純二みたいにテキトーですが、ここで駆けつけた夏海が2人の姿を見て思わず叫んでしまう
第1回の冒頭で観た夏海の夢の続き
ディケイドがライダーを全滅させ彼女に狙いを定めたとき、起き上がったクウガがアルティメットフォームに変身
2人は激しい殴りあいの末、互いに渾身の一発がHIT!とてつもない大爆発を残してその姿を消してしまったのだった
>力を失う前のディケイドはアルティメットクウガと互角とな・・・!
「ダメ!やめてェ!2人が戦ったら・・・!」
あの夢が予知無の類であれば、両者は凄まじい相討ちの末に木っ端微塵に吹き飛んでしまうハズ
夏海の悲痛な叫びも虚しく、2人のライダーは闘いを開始してしまう。彼女の夢は現実となるのか。それとも・・・
全ての能力において僅かではありますが、確実にクウガのそれを上回るディケイドの戦闘力。これは士の勝ちか?
その時、そんなディケイドを見つめる不審な男が現れた。公式に載っている男の名は鳴滝
気になるのはやはりビジュアル面。バッファロー吾郎の木村に似ている普通のオッサンなんですが
ロングコートとあやしい帽子をかぶったその姿は、どう見ても電王の桜井侑斗(大人)を彷彿としてしまいます
「ディケイド。お前はこの世界にあってはならぬ」
男はそう言うと、オーロラのような時空を隔てるカーテンを発射。その中から現れたのはなんと・・・
「兄貴。こんなところにもライダーがいるよ」
「ああ。行くぜ相棒」
キックホッパーとパンチホッパー!地獄兄弟見参!
しかも声は間違いなく徳山さんと内山さん。オリジナル版と同じキャストを揃えてきました。これはカブトファン歓喜
まぁ多分こいつら変身解いたりしないと思うんで、声だけの出演で終るんじゃないかと予想しますが。それでも嬉しいな
唖然とするディケイドとクウガに襲いかかるキックホッパーとパンチホッパー!いいきなりのライダー大乱戦で次週へ続く!
>ディケイドのあの変なコートに眼鏡のオッサンが桜井侑斗だったりしたら、俺は号泣します
>復活ッ! 地獄兄弟復か……ってご本人様たちじゃないか! うぁぁぁ次回が待ちきれねぇぇぇぇぇぇ!
>復ッ活!!地獄兄弟復ッ活!!地獄兄弟復ッ活!!地獄兄弟復ッ活!!今週最多コメはコレだとおもう
>地獄兄弟再登場キタコレ!しかも初めてキックホッパーが登場した場所を使うだなんて製作陣も憎い事しますね
ちなみに、あの場所って私の母の実家の辺りなんですよ・・・電王の時も使われてました
>矢車さん(と影山)が本人で全俺が泣いた
>地獄兄弟の声がオリジナルのままで、すげいホッとした…
>地獄兄弟の声はオリジナルキャストでしたね。1話に登場した渡や今回のWホッパーを見るに、
もしかしたら「ディケイドでのパラレル平成ライダー」とは別に、「オリジナルの平成ライダー(の世界)」も
存在しているのではないでしょうか。ただ単に出演が可能だっただけって可能性もありますが
>凄い話の密度で驚きました。でも、もっと驚いたのは地獄兄弟の声がオリジナルキャストだったことです
>まあ、素面を見せることはないような気がしますが、大変嬉しかったです
>グロンギ語喋れたり女の顔面グーパンしたりと主人公が視聴者置いてけぼりな感じな中で
地獄兄弟オリジナルVer登場とはカオスもいいところっすねw
>まさかの地獄兄弟本物!
主役はともかくライバルライダーは全員オリジナルの役者さんなんでしょうかね...カイザ村上くるー?
>平成ライダーは龍騎・555・剣しか見てないですけど、ディケイドの感想とか見てたら、
何で全部見てなかったんだとすげぇ後悔してます
やはり皆の興味は地獄兄弟に集中。焦点は徳山さんと内山さんの顔出しがあるのか、声だけで終るのか!?
次週その答えが明らかに!これは待ち遠しい一週間だぜ!
第3話
超絶
「なんだお前ら。どこから来やがった?」
「地獄からだ。お前も来い」
謎のバッファロー吾郎・木村こと、鳴滝によって召喚されたキックホッパー&パンチホッパー
2人無差別に襲い掛かって来ますが、パンチホッパーの攻撃を回避したユウスケが鼻で笑ったのをキックホッパーは見逃しません
「お前今・・・俺の相棒を笑ったな?」
>兄貴・・・相変わらずで何よりです
>オレの弟を笑ったな!とか弟思い過ぎる
>俺の弟を笑ったな・・・? やっぱ地獄兄弟は最高だぜ
>やっぱり地獄兄弟は仲良いですねwww
キタコレ。声で解ってはいましたが、やっぱりこのキック&パンチホッパーはオリジナルの地獄兄弟みたい
弟を笑われて怒った矢車さんは2人がかりでクウガに攻撃を集中。この事態に舌打ちをしたのは彼等を呼んだ鳴滝自身だった
「ちっ。誰を狙っている・・・!」
ディケイドを亡き者にしようとした鳴滝にとっては誤算もいいところ。再び次元の壁を出現させると、二人をこの世界から遮断します
次元の壁にゆらゆらと映っているシルエットはどう見てもデルタとタイガ。向こう側は555と龍騎の世界なのか?
「兄貴、あっちにもライダーがいるみたいだよ」
「行くか。新たな地獄へ」
>何しに来たんだ地獄兄弟…まあ咬ませにならなくてよかったけど
シルエットを新たな「敵」を認識したらしい地獄兄弟は次元の壁の中へ消え、冒頭の戦闘は終了。お前ら一体何しに出て来たのよ
「門矢巡査は人間よ。どうしていきなり襲い掛かったりしたの?」
「聞いてたんだよ。ディケイドって敵が来ると・・・初めてベルトを手にした時に」
八代さんの問いに答えるユウスケから新たな設定が語られます。この世界のクウガのベルトは遺跡から発掘された物ではなく
鳴滝がユウスケに直接手渡し、その際「いつか現れる敵」としてディケイドの名を教えたのだと言う
>おいユウスケ!そんな怪しいオッサンから怪しいモンもらうんじゃねえよ!
ユウスケをクウガにしたり、異世界から地獄兄弟を召喚したり、9つの世界を股にかけディケイド打倒の為に暗躍している鳴滝
おそらくは記憶と力を失う前の士と深い因縁のある男と思われますが、果たしてその正体や如何に?
「プッなんだこりゃ。どれもこれもひどいピンボケばっかじゃないか」
「フン。お前達の物語がつまらないってことさ
惚れた女に認めてほしくて戦ってる。そんな男に俺は感動しない」
地獄兄弟との戦いを終えた士とユウスケ。夏海と八代さんに諌められたせいもあり、なぜか一緒に光写真館に
士の撮った写真をバカにするユウスケと、彼の戦う動機をバカにする士が仲良く飯食ってます。お前ら順応しすぎだろ
と、その時。灯溶山から謎の黒いガスが噴出したとニュース速報が入り、士はその映像を見て愕然とする
しかもガスを浴びた人間がグロンギになってしまうというワケわからん事態に
「なんだと・・・これは・・・」
「士くん!これはもしかしてこの世界の終わりが・・・?」
「おいお前!聖なるゲゲルってのは阻止したんじゃなかったのかよ!?」
灯溶山から等距離にある5箇所で5人の女性を殺す。グロンギの聖なるゲゲルは確かに阻止したハズだった
しかし黒いガスとともに現れたのはまさしく「究極の闇をもたらす者」グロンギの王ン・ガミオ・ゼタ
山に向かった警官達は次々とグロンギ化。八代さんもガスを吸い込んでしまいますが、なんとかユウスケが救出
そしてディケイドと対峙したガミオは、なにやら気になる言葉を吐き捨てます
>ガミオの声はクウガのナレーションを担当した立木文彦さん!!
クウガはあんまりナレーション入らなかったけどこういうのも嬉しいもんですね
「何故俺は甦った?俺は二度と目覚めぬハズだった
だがもう遅い・・・全てのリントはグロンギとなり、究極の闇がこの世を多い尽くす!」
「自分が甦るのはおかしい」と現在起きている事象に対して否定を示すガミオ
どういうアレかわかりませんが、どうやらガミオはこの世界における「本来の自分の在り方」を認識しているみたい
まとめるとこの「クウガの世界」が破滅に向けて加速していることが、その「有りえない事象」を引き起こしたようです
「本来ヤツは甦らないハズだった・・・だがこの世界でも俺達の世界と同じ
滅びの現象が起き始めている」
「滅びの現象?俺達の世界?」
「俺達は別の世界から来たんだ」
「世界を救う為に」
ガミオのパワーに圧倒されたディケイドはひとまず街へ退散
病院に担ぎ込まれた八代は今は一命を取り留めているが重症。黒いガスを吸ってしまったのでグロンギ化は免れない
最悪の状況になった今、士と夏海は自分達の正体と目的をユウスケに打ち明け2人でガミオを打倒しようと持ちかけた
だがユウスケは後ろを振り向き、酷く頼りのない震える背中でこう答えるのだった
「俺は・・・戦えない・・・ッ」
あと凄くどうでもいいことだがミニスカ&ニーソの夏海の絶対領域エロス。いやそんだけだけどさ
「ユウスケ・・・ここでなにしてるの?」
なんとか意識の回復した八代さんは、付きっきりで彼女の傍にいたユウスケを見て開口一番そう訊ねた
「グロンギと戦ってきなさい」と言っているのだ。それを聞いたユウスケはブンブンと首を横に振って答える
「俺は・・・アンタに褒めてもらえると嬉しかった・・・
アンタの笑顔が見たくて戦ってきただけだ!
アンタがいてくれなきゃ・・・俺は戦えない!」
「私はもうすぐ死ぬわ・・・そしたらこの身体もグロンギに変わるわ
その時あなたは私を殺せる?」
「で・・・できないよ!」
ユウスケの戦う理由「他人に認めてもらいたいから」は正確ではなかった。彼が認めてほしかったのはただ1人
大好きな八代さんにだけ認められればよかったのだ
彼女に褒めてもらいたくて、彼女の笑顔が見たくて戦ってきたユウスケにとって
今まさに命の灯消えんとする八代さんを放って戦いに行くことなど、どんな意味があろうか
八代さんはそんなユウスケの手を握ると、優しく、しかし力強く語りかける。まるで弟を諭す姉のように
「ふふ・・・私の笑顔の為に戦ってあんなに強いのなら
世界中の人々の笑顔の為に戦ったら
あなたはもっと強くなれる
私に見せて・・・ユウスケ」
「・・・命令かよ・・・八代刑事・・・ッ」
「ええ。命令よ」
【世界中の人々の笑顔の為に戦って】
それは我々仮面ライダーファンのよく知る、クウガだった男の生き方
ユウスケは泣きそうになる心を押さえつけると、大好きな八代刑事の命令を実行する為外に飛び出した
小野寺ユウスケは今ここに五代雄介の魂を受け継いだのである
「お前は・・・クウガでもリントでもないな
どうやら我と同じ、この世界に居てはならない存在のようだ
消えよ。リントは全て殺しあうグロンギとなる宿命なのだ」
>最初は普通にグロンギ語+字幕だったのでどうも意図的に人間の言葉喋らせてるみたいですね
この世界に居てはいけないっつってるしディケイドと似たようなモンなんでしょうか
ユウスケが戦ってくれないので、何十匹というグロンギ達の中を突っ切りたった1人でガミオの前に立った士
やはりガミオは自分を「この世界にとってイレギュラー」と自覚しているらしく、同じ匂いを感じる士との戦いに興味を示しません
「俺も少し前までアンタと同じような事を考えてたよ
人間とは戦い合うしかない・・・全てを破壊する存在だと」
テメーにやる気がなくてもこっちにはあるんだよ!と士はディケイドに変身
次々と押し寄せるグロンギ軍団に単身立ち向かいますが、流石にいくらなんでも多勢に無勢
先週までの無敵っぷりはどこへ行ってしまったのか、普通にボコられて絶体絶命のピンチに陥ってしまう
「この世界が・・・・俺の死に場所か・・・ッ!」
変身も解けて生身の姿で情けない台詞を吐く士。しかしそこに風のように颯爽と現れた頼もしき援軍
言わずもがな。全ての人々の笑顔を守る為に再起した赤の戦士だった
「来たのか。あの人の為か?」
「お前をたった1人で戦わせたら・・・あの人が笑ってくれない」
「見たか。人間は強さを求め争いを繰り返す・・・グロンギになるのもさだめだ!」
やはり現れたクウガを見て、「それ見たことか」と人間が持つ本能的な凶暴さを説くガミオ
しかし士はその言葉を大声で遮ると、逆にユウスケが戦おうとすることの本当の意味を説いた
「違う!こいつが戦うのは誰も戦わなくていいようにする為だ!
自分1人が闇に堕ちたとしても誰かを笑顔にしたい。そう信じている
こいつが人の笑顔を守るならッ!
俺はこいつの笑顔を守る!
知ってるか?こいつの笑顔・・・悪くない」
>士カッケーぞ 先週のグーパンチが嘘のようだ
誰も戦わなくていいようにする為に。その身1つに戦いの宿命を背負うとするユウスケ
士は言う。ならそんな男を守る人間が1人くらいいてもいいじゃないか
その言葉に気圧されたガミオが思わず叫ぶ。士は何も飾ることなく、普段の調子でこう答えた
「貴様は・・・何者だ!?」
「通りすがりの仮面ライダーだ。覚えとけ
変身ッ!」
再びディケイドに変身した士は3枚のカードをチェック。それは失われた力を取り戻したクウガのカードだった
「行くぞユウスケ!」
「ああ!」
檄燃え展開のWライダー変身。全ての人々の笑顔を守る為、2人はグロンギの王ン・ガミオ・ゼタに挑む
「ちょっとくすぐったいぞ」
「え?オッオッアッ・・・アッー!」
『ファイナルフォームライド クウガ』
>「俺はこいつの笑顔を守る!」 「ちょっとくすぐったいぞ?」 「アッー!」 なんというベーコンレタス
これは間違いなくお姉様方ハッスル
押し寄せる大群をばったばったとなぎ倒しながら、これではキリがないと士が取り出した1枚のカード
それをセットしてクウガに触れるや否や・・・なんとグロテスク
クウガの身体がガキョガキョ変形していくではないか。キモい!
あっという間にクウガの姿は巨大な鋼鉄のクワガタに・・・そう、本来ならクウガの相棒ゴウラム!
『こ、この姿は・・・!?』
「これが俺とお前の力だ」
>ゲェーッ、クウガが変形したーッ!?
>ゴウラムまだいないのか、と思ったらクウガがなるんかい!
>変形ゴウラム吹いた クウガ殆ど関係なかった\(^o^)/
>クウガ「自分ライダーだけど乗り物にもなれんすよ!・・・ってうっさいわボケ!!!」
>ファイナルフォームライドですが龍騎はドラグレッダー、ブレイドはブレイラウザーに変形するようです
>クウガがゴウラムに…龍騎、ブレイド、キバは既に各媒体でネタバレしてますが、
他のライダーはどうなるんでしょうカブトは何となく予想がつきますが、555とか響鬼とか…携帯電話とバチ?
ファイナルフォームライドは、各ライダーを作品に登場したサポートユニットに変形させるという無茶カード
ディケイドを背に乗せたユウスケゴウラムは縦横無尽に空を駆け、超体当たりでガミオに手痛いダメージを与えます
いきなりの体験に順応しすぎのユウスケに吹く
やぁゴウラムちゃん相変わらずいい動きをしているね!
おじさまに褒められそうないい動きでガミオを追い詰めるユウスケゴウラムとディケイド
ガミオはと言えば屋上からヘリポートを落下させたり、背後を見せてトンズラするなど情けなさ満点
最後はゴウラムにスタッグビートルクラッシャーされたところを、ディケイドのクウガキックを食らってあっさりあぼんします
「貴様は・・・どこから来た・・・!?」
「悪い。忘れた」
「クク・・・リント・・・闇が・・・晴れるぞ・・・!」
ぼっがぁーん!!!!
最後のガミオの問いかけに対する答えは「忘れた」。なんかガミオが可哀想過ぎます
自分を倒した相手に対する賞賛か。あえなく敗れ去った自分への嘲笑か
僅かな含み笑いを浮かべてグロンギの王はこの世から消滅するのだった
>ボス死ぬの早ッ!!グロンギの王を使い捨てですか
>ガミオさん、ラスボス格なはずなのにすぐやられちゃいましたね……。
後半の逃げっぷりもヘタレ感があって残念だったなあ。
あんまりだから後半パワーアップして再登場してよ!
>だみお「グロンギの王でダグバより強いとか散々言われてたが特にそんなことはなかったぜ!」
戦いを終えてすぐ病院に駆けつけた士とユウスケだったが、ベッドに横たわる八代は既にこの世の人でなくなっていた
「八代さん・・・最後までずっと笑ってました」
それだけ伝えるのが精一杯の夏海。その言葉通り、彼女の死に顔は実に安らかな笑顔だった
ユウスケは最後まで彼女の笑顔を守ったのだ
冷たくなった八代さんの手をとって深い哀しみに沈むユウスケ。士は彼に声をかけることなく病室を後にした
「・・・行くぞ夏ミカン。もうここに用はない」
「士くん、あんな言い方ないと思います」
「俺達のこの世界での役目は終った。それと・・・
俺も思いださなきゃいけないことがあるようだな。とりあえずは笑顔だ」
光写真館に戻った士はクウガの世界で成すべきことは終えたと宣言。9つの世界、まずは1つ目をクリアです
そして士の撮ったクズ写真を整理していた栄次郎は、その中の何枚かがまともに写っていることを発見する
「ほぉ・・・これは士くんにしてはよく撮れてるな。額に入れておいてあげましょう」
栄次郎が手にした写真は、八代さんのまぶしい笑顔が写っていた
【世界中の笑顔の為に戦ったら、あなたはもっと強くなれる】
「八代さん・・・俺、今ならできるような気がするよ」
ラスト。八代さんの墓に花を手向けたユウスケは、彼女の言葉を再度胸に刻み新たな生き甲斐を見出していた
最愛の人の死を乗り越え、新たなる生き甲斐を持って明日への一歩を踏み出したユウスケ
しかし、そんなユウスケの背後をチョロチョロと飛び回る小さな影は・・・・ゲェー!?なんだこれは
なんか白くて可愛い雌のキバットバットが!
>4話からのキバの世界、キバーラの声は沢城みゆきさん、
キバットはオリジナル杉田さんが続投するっぽいです
情報誌によるネタバレによると名はキバーラ。キバ世界の住人であろう彼女が一体ユウスケに何の用でしょうか
第3回終ってこのwktkな引き!次に何が出て来るかまったく予想できない楽しさがディケイドの肝か
ミスター放送禁止顔と糸矢登場の次週へ続く!
>最後に主人公が五代雄作と同じ魂を今のクウガに与えた所を見ると
ディケイドは平成ライダーの正義の魂の塊みたいな存在かもしれませんね
>そういえばサムズアップがなかったな
まあディケイド世界のクウガはユウスケであって雄介じゃないからそれでいいかもしれんが・・・
>「青空に、なる」な今回の締め方、ディケイドは最高です
>復ッ活!糸矢復活!糸矢復活!糸矢復活!
>地獄兄弟の次は草加か・・・この流れだと浅倉王蛇登場もありうる
>ディケの次回予告に我等の放送禁止顔がぁー!? 草加だ!!
>アイツの笑顔が悪くないとかくすぐったいぞとかアッー!アッー! とか予告のカイザで吹っ飛びました
召喚ライダーは本人が声当てるみたいですね
第4話
第二楽章・キバの王子
「あれは・・・キャッスルドラン。ここはキバの世界か」
「キャッスルドラン?あのドラゴンの名前ですか?どうしてそんな事知ってるんです?」
「さあな」
>ビルから中途半端に首とか足とか出てるキャッスルドラン萌え。棒の先っちょに乗っけられた亀みたい
高層ビルに突き刺さったシュールな姿でそびえ立つキャッスルドランを見上げる士と夏海
士は「キバの世界」に関しても深層記憶があるらしく、一目見てキャッスルドランという単語を口にする
同時にクウガ世界で巡査になったように、士の服装が黒服にコートを羽織った身なりの良さに大変身
この世界での士の役目ということでしょう。手にはキバ世界を象徴するアイテムでもあるバイオリンケースも現れます
「あれぇ?ここって喫茶店じゃありませんでした?」
「コーヒーなら出せますよ。どうぞどうぞ」
>ことごとく喫茶店を潰す光写真館。『龍騎』世界では花鶏が被害を受けると予想
クウガ世界に続き、キバ世界でも喫茶店のあった場所に転移したらしい光写真館。おそらくカフェ・マル・ダムールの事でしょう
ビストロ・サル(カブト)やミルクディッパー(電王)、ハカランダ(ブレイド)、たちばな(響鬼)・・・
平成ライダーはほぼ全作品に溜まり場となる喫茶店が存在するので、全ての店がやられる予感。ないのはアギトと555くらいか
555の世界はクリーニング屋になると思われますが、アギト世界ではどうなるのか。焼肉屋だったらニヤリなんだが
店が写真館だと知った客は、「ボクもそろそろ年頃だからお見合い写真の1枚でも撮ってもらおうかな♪」とフレンドリーな笑顔を
出ました視聴者人気の高い変態ファンガイア糸矢。しかも役者はキバオリジナルキャストと同じ創斗さんを起用してます
オリジナルシリーズとほとんど変わらぬ妙なテンションで撮影室に入る陽気な糸矢は、そこで感嘆の声をあげる
「わお。これいいじゃない!じゃあボクもこれに合わせて着替えようかな
どう?やっぱりこれでしょ。似合うかな?」
垂れ幕に描かれた見事なキャッスルドランの絵画を見て、いきなりスパイダーファンガイアに変身したではありませんか
「きゃあ!この世界にもバケモノが?」
「随分と派手な着替えだな・・・!」
「な、なんだよ!?ファンガイアだからって差別するのか?親衛隊に言いつけるぞ!」
すかさず身構える士と夏海。しかし糸矢はそんな2人に襲いかかるでもなく、ひどく傷ついた様子で店の外に逃走
幼稚園帰りの幼女に泣きついて慰めてもらう始末。なんぞこれー?
栄次郎が見つけた町内報のチラシには「ファンガイアと仲良くしましょう」という文字と、人間とファンガイアが仲良く写っている写真
成程。どうやらこのキバの世界では人間とファンガイアが共存しているようですよ
「人間とファンガイアが仲良く暮らす世界か・・・俺達はここで何をすりゃいいんだ?」
クウガ世界はグロンギの大ボスを叩くことでステージクリアだった。だがこの世界を守る為には何を倒すべきなのか?
速攻で手詰まりになってアテもなく2ケツで街を流す士と夏海の耳に、何か妙な音が聴こえてきた
ピプーコリコリコリ キキキイイイーッ!
「アッハハハハ!いきなり死ぬわ!」
>いきなり死ぬわ!で盛大に吹いたwww状況考えろ夏みかん、皮剥かれるぞ
たかがバイクを止めさせる為だけに即笑いのツボを突く夏海。だんだんカオスさが増してきましたこのヒロイン
2人が音に導かれて辿り着いたのは古ぼけた洋館。荒れ果ててあちこちボロボロになってますが、間違いなく紅邸です
メギィ〜ナギィ〜としずかちゃんのバイオリンのような酷い音は、この館の中から聴こえるみたい
するとどうでしょう。士はおもむろにバイオリンケースを開けると、あの音也のような見事な旋律を奏で始めたではないか
>士は演技以外は完璧超人!!そして最近はその演技も見慣れてきたw
クウガ世界でグロンギ語を喋れたように、どうやら士はその世界の自分の役割に応じてスキルをも備えるようです
この感じだとカブト世界では天道もかなわないような料理を作るったりするんだろうか。料理対決今から楽しみだな
するとその美しい音色に誘われるように一人の少年が紅邸から登場。なんかムスっとしてて無愛想な小僧ね
あのしずかちゃん演奏はこの少年がしていたのか。夏海が親しげに近づこうとするが、少年はこれをいきなり突き飛ばします
なッ何をするだァー!許さんッ!
「触るな!・・・・触らないで、人間が僕に」
「お前ファンガイアか?」
「だったら何?怖い?」
「人間もファンガイアも関係ねーよ。でも子供は子供らしく年上を敬え」
「関係ない?・・・何がわかる・・・!」
少年はファンガイア。しかもどうやら人間に対してごっつ不信感を抱いているようです
と、ここでなにやら街中が騒がしいので現場へ急行する3人。そこでは人間の女性がライオンファンガイアに襲われていた
ルーク!ルークじゃないか!やはりこの世界でもお前は脳筋のバカなのか?
「どこが人間とファンガイアは仲良くだ・・・変身!」
「そこをどけ。その女は掟に背いたのだ・・・
き、貴様何者ォー!?」
女性を守る為、怒れる士はディケイドに変身。ライオンファンガイアをあっさりと撃破します。ル、ルークうううううー!(号泣)
>久々にワロタ。一筋縄じゃ倒せなかったのが昔のルークなのにディケイドは一斬りでやっつけてしまうので困る
「仮面ライダーディケイド!」
ガミオに聞かれた時は「通りすがりの仮面ライダー」で済ませたのに、何故か今回は律儀に自己紹介
すると一連の光景を見ていたさっきの小僧がこの言葉に反応。そして彼の元へ、あのキバットバットV世が現れた
「お前がディケイドか・・・聞いているぞ悪魔め!変身!」
言わずもがな。この少年こそがこの世界の仮面ライダーキバ。子供のクセに変身したらムキムキで吹く
第1話のレビューで画像紹介したように、紅渡とは別人として扱われるべく「ワタル」というカタカナ名前になっています
「やれやれ・・・またか」
行く先々の世界で悪魔呼ばわりされて攻撃を仕掛けられる士。やはりこの世界でも鳴滝が暗躍しているみたいね
「来い!バッシャー!」
「ガキが。どうやらお尻ペンペンしなきゃわからないらしいな」
ガルル・バッシャー・ドッガの力を駆使して襲いくるキバに対し、ディケイドはクウガに変身
互いに相手の戦闘形態に合わせてフォームチェンジしながら戦うという、ライダーファン興奮のバトルを繰り広げま
ドッガハンマーを奪ってタイタンソードに変化させるあたり、製作チームはマニアがあっと驚く展開を意識してやってるな
>敵の武器奪って自分の武器に変換!これぞクウガの醍醐味!!
>ドッガが別の武器化されちゃいましたよ?!!ドッカ大丈夫?!!
>あれ? ドッガハンマーをタイタンソードに変えられちゃったら、ドッガはどうなるの?
>フォームチェンジしまくりながら戦うクウガフォームディケイドVSキバ!こんな戦いが見れるとは…
>ドッガ対タイタンの重量+紫対決、タイタン対ガルルの剣対決、ドラゴン対ガルルの青対決という
今週も見応えのあったディケイドですが、丸大ソーセージのCMですべてを忘れました
平成仮面ライダー版スーパーロボット大戦とでも言うか。こんな夢のバトルが実現できるのがディケイドの醍醐味と言えましょう
「待て待て!やめ!2人ともそこまで!
我等が王子ワタル、こいつは俺の知り合いです。悪魔なんかじゃ
ほら士!あんたもワタルに謝れよ!」
「む・・・ユウスケか」
と、ここで2人の間に割って入ってきたのは誰あろう。仮面ライダークウガ小野寺ユウスケです
なぜ彼がこのキバ世界にいるのか?なぜワタルと知り合いなのか?疑問は尽きませんがとりあえず反論する士
「俺は人間を襲ってたファンガイアを倒しただけだぜ?」
「人間ではない。この女はファンガイアだ
こいつは掟を破り、人間のライフエナジーを吸っていたのだ」
さっきの女性をひっ捕らえてそう説明したのはビショップことスワローテイルファンガイア。この世界でも真面目に仕事してます
ていうか人間を守る為に頑張ってるビショップって何か新鮮だな
ワタルはオリジナル設定を踏襲したファンガイアの王子で、チェックメイトフォーとユウスケはその親衛隊
つまり襲われてた女は掟を破って人間を殺した粛清を受けるところで、ルークは善玉キャラだったのである
>勘違いで殺されたルークさん…
>真面目に働いていたルークを……っ!ディケイド!許さん!
>職務遂行してただけなのに通り魔ディケイドに斬殺されるルークに泣いた 753相当キャラは出ないんでしょうか
>ルーク「掟を守るという良いことしたのに殺された...」
>ルーク「ちゃんと仕事した結果がこれだよ!!!」
キバ本編であれだけ「遊んでないで仕事しろ」とツッコまれてたから頑張って仕事したのに可哀想すぎる。この世に神はいないのか
「あの女はもう何人も犠牲者を出してる。だから俺達親衛隊がやっつけるのさ」
「うるさい!人間を襲って何が悪い!これがファンガイアの本性だ!
私以外にだって何人も・・・・ウギャアアアアアー!!」
激しく髪を振り乱しながら反抗するする女でしたが、ビショップの一撃であえなく昇天。ワタルはその光景から思わず目をそらした
ファンガイアの王子として人間と共存する道を選んだ傍ら、そのルールを守れない同胞達を討つことを心苦しく思っているようです
「で、なんでお前がこの世界にいるんだ?」
「変な白いコウモリに連れてこられたんだ
最初はなんでこの世界に来たのかわからなかったんだけど・・・
最近わかった。あの王子を助ける為だって
アイツは人間とファンガイアの間に生まれたんだ
アイツが王になれば、きっと人間とファンガイアが仲良く暮らせる世界が実現できる
だから俺は親衛隊に入った。お前に助けられた俺と同じだ
アイツには助けてくれる人間が必要なんだ」
>ユウスケがまた出て嬉しく思ってる自分がいます。この前までこんなのクウガジャねーって思ってたのに
>ワタルに対するユウスケの態度を見て、雄介に似てきたなあと思いました。いい傾向ですね
ユウスケのおかげでとりあえずワタルとの戦闘を回避した士は光写真館へ帰宅。詳しい話を聞きます
ちなみにユウスケが説明しているように、彼をこの世界に導いたのはキバーラ
彼女はこの世界のファンガイア族とは一切関係ない、鳴滝の僕として暗躍しているようです
ワタルはオリジナル設定と同じく人間とファンガイアのハーフ
それゆえに彼が王になれば、きっと人間とファンガイアが共存できる世界が実現できるハズ
まさに「人々の笑顔の為に」行動するユウスケにとっては最初の大仕事ですが、当のワタルはなぜか即位には消極的です
「即位式はいつになさいますか?ワタル様」
「・・・ボクは・・・王にはならない」
キャッスルドランで怪物くんトリオに即位を促されるも、頑として首を縦に振ろうとしないワタル
タイタンソードにされたドッガの無事をここで確認できます。よかったよかった
「やはりアイツじゃ若すぎる・・・」
「だがキバの後継者はワタル様以外にいない。あの方がお戻りになれば話は別だが」
ワタルがこの若さで王にならねばならないのは、その血統が彼しかいないからのようですが、
怪物くんトリオの会話から、どうも彼の父親が生きているらしいことが解ります。どっかに蒸発しちゃったのか
「おうワタル!どっか行くなら後ろ乗ってけよ」
「・・・・どこへも行けやしないよ」
翌日。トボトボと沈んだ様子で街をブラつくワタルに、兄貴風を吹かして爽やかに声をかけるユウスケ
どんよりと覇気のない返事を返したワタルを見て、ユウスケは松岡修造のように熱くこれを諭します
「行けるさ!本当に行こうと思ったら!どこにでも!どこまでも!」
諦めんなよ!岩魚は自分の中に(ry
その魂の篭った言葉に、斜に構えていたワタルの心が揺り動かされる。パラレルとは言えライダー同士のやり取りいいな
「どうして別の世界から来たというあなたがそこまで?」
「へへっ・・・さあな。ただアンタが気に入ったんだよ
あ、また飯食ってないんだろ?ホラこれ持ってけ」
言うなりえらく古典的な飴をワタルに持たせるユウスケ。漫画に出てくるような棒つきのヤツです
まるで「ほらアメちゃん持ってき!」と無理矢理アメを渡してくる関西のオバちゃんのようだ
その頃。士は前日にワタルが居た旧紅邸で、やはりヘタクソなバイオリンを弾いていた一人の男と出会っていた
「かつてここには人間の女が住んでいた。私が愛した女だ
夢を見ていた。人とファンガイアが幸せに暮らせると
だが・・・人々は我々を見嫌い、追放した。夢は夢にすぎん」
「アンタ、ファンガイアか?ならどうしてここへ戻ってきた?」
ファンガイアが人間を襲うのは当たり前の本能、人間も猛獣とはと暮らしたくあるまい、と言い放つ男
どうやら彼が失踪したワタルの父親のようです。この世界ではオリジナルと両親の性別が逆なのね
士の問いかけには答えず、憤怒の表情とともに手にしていた古ぼけたバイオリンを叩きつけるワタル父
彼はいったいどうしてこの街に戻ってきたのでしょうか
「見つけたァ〜っ見つけたわァ〜ん」
「変な白いコウモリ?・・・お前か。ユウスケをこの世界に連れてきたのは」
「変とは失礼ね。私はキバット族のキバーラよ
ねぇディケイド。あなた自分がこの世界にきた理由を知りたくない?」
>予想に反して声がエロいよキバーラ
>こ、このキバーラのエロさは何だと言うのだ……!
その帰り道士はキバーラと遭遇。沢城みゆきの演技は妖艶で、峰不二子を彷彿とさせるセクシーさを感じます
挨拶もそこそこに、主人である鳴滝と同じように次元の壁を出現させるキバーラ。不思議時空へ引きずりこめー
「あなたはね、この世界を破壊しにきたのよ」
士は夜の街から突然誰もいない球場の観客席にワープその前に1人のライダーが現れます。キター!
Mr放送禁止!仮面ライダーカイザ!
>草加キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!
>ディケイドとガンガン闘り合う雅人燃え
「邪魔なんだよ。俺の思い通りにならないものは全て!」
中の人の声は地獄兄弟と同じく、オリジナルキャストの村上さん
一方的な意味不明な物言いも間違いなくオリジナルの草加雅人です
有無を言わさず襲い掛かるカイザを迎え撃つディケイド。キバ世界でもこういうサプライズ対決があるから面白い
ラスト。キャッスルドランの中は阿鼻叫喚の地獄絵図と化していた
人間との共存に賛同できない凶暴なファンガイア、ビートルファンガイアが単身乗り込んで大暴れしていたのだ
「王の印・キバの鎧・・・貰い受ける!」
玉座の間まで進入し、王子に下克上を突きつけるビートルファンガイア。ワタルがキバに変身して対峙したところで
次週へ続く!
第5話
かみつき王の資格
「キミの力はこの程度・・・ということでいいのかな?」
冒頭、ディケイドと互角に渡り合いやたら勝ち誇るカイザ。きっとマスクの下は放送禁止顔に違いない
自分が圧倒してるならともかく、なんで互角なのにこんな自信満々なのかツッコミたい。流石は草加雅人と言うべきでしょうか
「そいつはどうかな」
『アタックライド・イリュージョン』
「なにィ!?」
>ゲーーーーッ!!トリックベントだと!?
>あ・・? あ・・?なぜだ?なぜトリックベントを無視して標準能力で分身する?なぜだ?
一瞬にしてその姿が6人に分裂するディケイド。「イリュージョン」のカードは、トリックベントのような分身の術!
6人のディケイドに手も足も出ずたちまちタコ殴りにされるカイザ。互角なのに勝ち誇るから・・・
「フフ・・・今日はこんなところかな」
いい加減ボコられた挙句、さも互角に戦ったような捨て台詞を残して次元の壁に消えるカイザ
お前は吉本新喜劇の池乃めだかか
>草加「今日はこのくらいにしといたる!」
>さんざんやられたくせに「今日はこんなとこかな」って・・・めだか師匠!
「ディケイドよ・・・仮面ライダー達と戦う悪魔よ。お前の存在こそが世界を破壊するのだ
この世界も調和が取れていた・・・貴様がやってきたことで新たな王が誕生してしまった
血を好む暴虐の王が!」
元の次元に戻った士、姿を見せずに声だけで語りかける鳴滝。どうやらこのオッサンは彼なりに世界を守ろうとしているみたい
第1話で「ディケイドが各世界を回ることで世界は救われる」といった紅渡の言葉とは、まったく正反対の持論を持っています
果たして鳴滝と1話の渡、本当のことを言っているのはどちらなのか?
>キバーラの指フェラに悶える鳴滝に萎え
>キバーラ「カプっ」 鳴滝「ヘブン状態!!」
>なんで血吸われて感じてんだおっさんw
>鳴滝さんのアへ顔は性的な意味で放送禁止顔だと思いました
キバーラに指を噛まれてエクスタシーの表情を浮かべる鳴滝がキモすぎます。おっさんアヘ顔自重しろ
「キバットバット3世よ。王に従え!」
一方その頃。鳴滝の言葉通り、キャッスルドランではワタルがビートルファンガイアの圧倒的強さに破れキバを奪われていた
途中でガルル達とビショップが駆けつけてくれたのですが、何故か彼等はビートルの姿を見るなり呆然とその場に立ち尽くすだけ
腕をかざしただけで装着された状態のキバット3世を引き剥がす謎の力など、どうやらこの男の正体が視聴者には見えてきました
「俺が新たな王だ。くだらぬ掟など廃する
ファンガイアは人間を貪り尽くし・・・・逆らう者は滅ぼす!」
ガルル達も認めた「新たな王」が最初に発した命令は、「人間との共存なんぞクソ喰らえ」。まさに鳴滝の言葉通りの暴君です
深く頭を下げて王の命令に従うしかない怪物君トリオとビショップ。たった1人だけ反発したのは、言わずもがなユウスケである
「そんなことはさせない!ファンガイアの王はワタルだ!変身!」
クウガに変身して抵抗するユウスケだったが、肝心のワタルはそんなユウスケを残してその場から逃げ去ってしまう
「乗れワタル。城に連れていく」
「イヤだ。ボクはもう王子じゃない・・・城には戻らない」
悪夢の夜が明けた翌日早朝。行くあてもなく埠頭を彷徨うワタルの前に、全身ズタボロになったユウスケが現れた
「一緒にアイツを倒すぞ!」とワタルにハッパをかけるユウスケだったが、一夜にして全てを失った少年にそれは酷というもの
しかし先週に引き続き、ユウスケの松岡修造並みに熱い説教が爆裂します
「本気で言っているのか?あいつはこの世界の人間を喰らい尽くすぞ」
「ボクが帰りたくないと言ってるんだ!前に約束してくれたじゃないか!
ボクの行きたい所どこでも連れてってくれるんだろ?
城以外ならどこでもいい!どこかにボクを連れて行け!」
「連れてってやるよ。お前が本当に行きたい所にならな
それはどこだ?お前にはわかってるハズだ」
「・・・・どうしてボクにそこまで・・・」
「俺はお前が王子だから助けたんじゃない。1人じゃ戦えないって知ってるからだ
お前には友達が必要なんだよ」
ユウスケ格好よすぎだろ。まるで弟を諭す兄貴にような力強さと寛容さ。腐女子の股にスコールが降るぜ
頼りがいのあるユウスケの言葉に打たれ、一瞬心を許したワタルでしたが。次の瞬間、視聴者もビビる出来事が起こってしまう
「ダメだユウスケ・・・もう・・・無理だ・・・!」
「ワタル?・・・・うわぁッ!」
”ドスドスッ!”
なんと突然ユウスケにファンガイアの牙を突き立て、ライフエナジーを吸おうとするワタル
すぐにハッと我に返りって牙を消すも、ワタルは自分がとった行動の恐ろしさに慄然として震える。何をするだァーッ!許さん!
しかしユウスケはそんなワタルを一切責めず、理由すら聞くことなく再びバイクに乗ってキャッスルドランへと赴くのだった
「なるほどな。お前は人間とファンガイアのハーフ・・・
そのファンガイアの本能がライフエナジーを求めたというワケか」
「ボクはずっと怖かった。人間と親しくなって、その人と友達になりたいと思うと
心のどこかでその人の命が・・・ライフエナジーが欲しくてたまらなくなるんだ
だから・・・ボクは王になるべきじゃないと思った」
自らの行動にショックを受けたワタルは光写真館を訪れ、士と夏海にユウスケを襲ってしまった経緯を説明
ワタルは人間と親しくなればなるほどそのライフエナジーを吸いたくなるという、実に難儀な本能に苦しんでいたのである
お前はピクルか。相手を好きになる。好んだ相手を食す。すなわち別れの時・・・ッ呪われし宿命・・・ッ
なるほど前回、親しげに話しかけてきた夏海を突き飛ばしたのも彼女に好意を抱かないようにする為だったのか
「だからずっと1人で生きていくのか?誰も好きにならず。心も開かず」
「あぁ・・・ボクは誰も傷つけたくないんだ
今度ボクの中のファンガイアが目覚めたら、完全な怪物になってしまう」
以前も書きましたが、富樫の傑作「レベルE」でも好きになった相手を喰わずにはいられない宇宙人の苦悩の話がありました
まだ幼いワタルが、心の拠り所とする相手を作ることもできない。その苦しみたるやどれほどのものでしょうか
「だがお前はユウスケを襲った
それはお前が奴を好きになったからじゃないのか?
心配するな。もしそうなったら俺が倒してやる。俺は破壊者だからな」
「お前が怪物になったら倒してやる」と告げる士。こいつも言葉はアレだけどホント根は優しい奴だよな。腐女子は股を(ry
「なぜそいつを生かしている?掟はもう無いのだ。殺せ」
さてワタルの為に再び城に殴りこんだユウスケでしたが、あえなく怪物君トリオの返り討ちにあってボロ雑巾に
しかし流石に一緒の釜の飯を食った仲か、トドメを刺せないトリオを見てビートルファンガイアが怒ります
「王、掟を廃するとは本気ですか?ファンガイアと人間達が殺しあえば世界は混沌に・・・」
やはり親衛隊達は人間との共存を望んでいるらしく、新王の方針に意義を唱えるドッガ
しかしビートルファンガイアは「そんな部下達なら要らねー!」とばかりに、有無を言わさず彼等をその身に吸収してしまう
「ヒィッ・・・お、王よ・・・なぜこんnウボァー!!!」
それから数刻の後。キャッスルドラン玉座の間に今度は士が殴り込んだ
「人間め、もはや容赦はせん。新たな王の命令dウボァー!!!」
侵入者を排除すべくビショップが立ちはだかりますが、いきなりのファイナルアタックライドで即斬り捨てられてリタイヤ
玉座の間でディケイドを待ち受けていたビートルファンガイアは、「俺別に王とか興味ねーし」と自分の目的を語り始めます
「くだらぬ掟など忘れさせる為だ。人とファンガイアが供に生きることなどできん
ファンガイアは人の命を奪い、人はファンガイアを怖れる・・・
そこにあるのは殺し合いの世界だけだ!」
人間とファンガイアの共存に関して異様なほどの否定を示すビートル。やはりこの男の正体はあの・・・
激情を吐き出したビートルは、懐かしのキバ・ドガバキフォームに変身。トリオを吸収したのはこの為か
TVシリーズではたった1度切りの登場で終り、散々ネタ扱いされたキバドガバキフォームですが流石に敵になると強い強い
圧倒的な力でディケイドをボコボコにすると、床を幾層もブチ抜いて地下にいたズタボロユウスケのところまで降ってきました
渺茫VSジョンスごっこかお前ら。本気にさせたな!
既にその場にはワタルが駆けつけてユウスケを介抱していましたが、それを見たビートルに悪〜い名案が浮かびます
「ワタルよ。お前にファンガイアとして生きるチャンスをくれてやろう
その男のライフエナジーを吸い尽くせ」
なんて酷なことを考えるヤツでしょうか。当然ながらワタルはこの命令を拒否し、怒ったビートルに吹き飛ばされてしまう
「俺のことはもういいから!」とワタルだけは何とか生かそうとするユウスケでしたが、ワタルはにこりと笑ってこう答えた
「まだ約束をはたしてもらってない・・・ボクの行きたい所に連れてってくれるんでしょ
やっとわかったんだ。ボクの行きたい所・・・
ボクは・・・まだあなたの友達ですか?」
「・・・当たり前だろ」
>ユウスケ×ワタル!
これに決まりね!
>今日のワタル少年の言動が一言一言「やらないか」発言に聞こえてしまいますw
お互い目に涙を浮かべながら抱き合うユウスケとワタル。なんと感動的なシーンでしょうか
ただでさえ普通に名シーンなのに、ショタ属性含むBL路線もバリバリで腐女子も(ry な1粒で2度美味しい的な素晴らしさ
想定外の展開にうろたえるビートルファンガイアを横目に、倒れていたディケイドも2人から力を貰ったかのように立ち上がる
「ば・・・バカな。人間とファンガイアの友情など・・・!」
「そいつらは信じている。掟を・・・人間とファンガイアは供に生きていけると」
「そんなものはただの夢だ!」
「夢でも信じている!
お前は諦めた!自分の弱さに負けて掟を否定した
だがワタルは信じている。信じているものの為に戦える!
それが王だ!王の資格だ!」
カッコよすぎて軽く尿もらした。3話もそうだが士の決め口上がはんぺら的にツボすぎる
ディケイドは放送開始前からその設定だけが取り上げられ焦点になってましたが、この脚本のレベルの高さはパねェな
狼狽するビートルファンガイアのベルトを狙い撃ち、キバットバット3世を奪還するディケイド
「ボクは・・・王になる!」
人間と供に生きる理想を守る為に。王としての意思と覚悟に目覚めたワタルは決意とともにキバに変身する
再びビートルファンガイアと切り結ぶディケイドは、ワタルには聞こえないよう彼にその真意を問いただした
「お前は望んでいたんじゃないのか?ワタルが・・・
お前が失ってしまった夢を叶えることを」
「!・・・お前は・・・何者だ!?」
「通りすがりの仮面ライダーだ。覚えとけ!」
漲るパワーで襲いかかってくるWライダーが相手ではさしものビートルファンガイアも分が悪いというもの
外に飛び出し、キャッスルドランを下僕として操ろうとします。こいつが敵になると流石にやっかいか
「でも倒します。ボクは王です!」
だがしかし微塵も怖れることなく、毅然と言い放つワタル。彼が王としての揺るがぬ意思を示したその瞬間、
ディケイドの持つキバのカードが本来の輝きを取り戻した
3話でユウスケが「人々の笑顔の為に」と決意した直後にクウガのカードが使えるようになったことからも伺えますが
各世界の仮面ライダー達が「滅びの現象」を修正させるべく覚醒した瞬間、それぞれのカードは力を取り戻すようです
「よしやるか。ちょっとくすぐったいぞ」
「え?アッー」
『ファイナルフォームライド・キバ』
台詞同じかよ!どんだけくすぐったいのか知りませんが、クウガの時と同じく後ろからアッー!
キバの身体はがっしょんがっしょん変形し、あっという間に巨大な弓矢の姿に変貌した
ファイナルフォームライド・キバ【キバアロー】!
180度開脚した股から矢が飛び出すという、非常に卑猥な変形ですがカッコイイぞ
ドキュウウウウウン!!!
>キバの弓矢って股間から撃ってるよな・・・股間から矢・・・股間の矢・・・まさかアレを撃ったのか
>ワタル「拙者股間ビンビン丸と申す!」
>ワタル少年が変形しての股間からビックな一物が!さらに精〇どぴゅーって!!
放たれたワタルの股間砲はキャッスルドランの火炎弾を容易く貫通し、その先のビートルを射抜いた
苦しみもがいて落下してくるところを更にトドメのWライダーキックが炸裂
目覚めた王と通りすがりの仮面ライダーの手によって、キバの世界の「滅び」は修正されたのだった
戦いを終えた後、ワタルとユウスケに気付かれぬよう紅邸を訪れた士。そこには息も絶え絶えのあの男がいた
「ハァ・・・ハァ・・・ワタルは・・・いい王に・・・なれるだろうか?」
「なるさ。アンタの息子だ
アンタは自分と同じ過ちを息子に繰り返させない為にあんな事をしたんだろう?」
「フフ・・・全てわかっていたのか」
そう。前回から登場していたワタル父。彼こそがビートルファンガイアの人間体
しかも彼の凶行は「息子には自分のように弱くなってほしくない」、という思いからの荒療治だったのだと言う
その為に自分が息子に倒されることも厭わない父の愛。自己犠牲の精神
>お父ちゃん……あんた不器用すぎるよ
>ガルル・バッシャー・ドッガ「……あれ? 俺達巻き添え?」
>吸収された3バカは・・・・?
>うわあああガルルたちが結局助からなかったーっ(涙
吸収された怪物君トリオがひたすら死に損で気の毒ですが
ここはまぁ父の愛に免じて黙って感動しておきましょう
ワタル父の為にバイオリンを奏でる士。やがて美しい旋律に身を任せるように、彼は安らかな笑顔で砕け散った
彼の最後を見送った士が暫しその部屋でたそがれていると、そこに父の愛と死を知らぬワタルがやってきた
「ここはボクが生まれ育った家なんです
だからボクの王としての第一歩はここから始めることにします」
「そうか。頑張れよ」
そう言ってぎこちない手つきでバイオリンを奏でるワタルの姿を1枚写真におさめ、士は光写真館へと帰宅した
「結局、俺はただの破壊者なのかもな・・・」
「士くんは破壊者なんかじゃありません。この世界は絶対良くなります!」
ラスト。ワタル父、そしてクウガ世界では八代刑事を救えなかったことが地味に堪えているのか
ちょっとセンチメンタルになって自分を責める士を夏海が励まします。そういや夏海は今回ほぼ出番なしだったな
もっとあの絶対領域を前面に出してほしいんだが
「ほほう。これはなかなか良い写真が撮れたじゃないか士くん」
栄次郎が思わず感心したワタルを撮った写真。そこにはバイオリンを弾くワタルの隣に、
彼を愛おしそうに見つめるワタル父の姿も写っていた
これは感動的な演出です
八代刑事の笑顔に、子を思う父の愛。士のカメラはその世界の真実の姿を映し出す鏡なのだろうか?
そんな士に「さあそろそろ次の世界に行こうぜ!」とニコニコ顔で声をかけるのは、誰あろう小野寺ユウスケ
どうやら彼は世界中の人々の笑顔を守る為、士の旅に同行することを決めたようです。ウヒョー!
「あァン!ちょっと待って!アタシも一緒に行くわァ〜ん♪」
そして何故か敵方であるキバーラまでが唐突に参入
鳴滝からスパイを命じられての行動でしょうが、ポジション的には一行のマスコット役といったところでしょうか
>キバーラきたああああああ!!沢城ボイスが日曜朝の楽しみになったよ!
かくして撮影幕に描かれた新たな絵には、大空を舞う真紅の龍の姿が
契約モンスタードラグレッダー!次のステージは龍騎世界だ!
回を重ねる度に加速的に面白さを増していくディケイド!龍騎世界では何が待つ?次週へ続く!
>次回は龍騎世界ですが士はOREジャーナル記者・・・と思いきや北岡先生ポジションですか。
副作用で不治の病に冒されないといいですね
>龍騎世界での司の職業は「弁護士」。光写真館の被害受けるのって多分北岡法律相談事務所・・・・
第6話
バトル裁判・龍騎ワールド
「今日はよろしくお願いします」
「電話をくれた光夏海さんだったわね。仮面ライダーについて・・・うげら!」
第3ステージは龍騎世界。この世界の仮面ライダー事情を調べるために、仮面ライダーの特集を組んでいた雑誌
Atashiジャーナル編集長・玲子に話を聞きにきた夏海だったが、冒頭30秒でいきなりの事件発生
話を始めようとした途端、首を押さえて倒れたかと思うとそのまま死亡してしまう玲子。急展開にも程がある
応接室という密閉空間に2人だけという状況。出されたショートケーキを食べようと、運悪く手にフォークを持っていた夏海
「編集長しっかりしてください!これはキミがやったのか!?」
「ち、違います!私はただ話を聞きにきただけで・・・!」
いくら違うと言っても状況が状況。部屋に飛び込んできたデコっぱちの男に激しく詰め寄られ
哀れ夏海はワケもワカらぬうちに殺人事件の容疑者として現行犯逮捕されてしまいます
「容疑者光夏海。キミの裁判は仮面ライダー裁判制度で行われる」
「仮面ライダーで裁判?意味がわかりません」
【仮面ライダー裁判】
それはこの龍騎世界で主流となりつつある、新機軸の裁判制度の名称
検事と弁護士、更には原告と被告それぞれの関係者達・・・etc
1つの事件に対し、上記の条件の満たす人間から”仮面ライダー”を司法が無作為選出、
彼等は互いの主張をかけてミラーワールドで戦い最後に残った一人の主張が判決になる
まさに”力こそは正義”というか。「六法全書?そんなの関係ねェ!勝てばよかろうなのだァ!」
という問答無用の裁判制度。これを聞いた夏海の顔面からサーッと血の気が引きます
>ライダー裁判いかれてるってレベルじゃないwww
>裁判員制度とライダーバトルを引っかけてるかよ
>ライダーバトルで裁判って・・・有罪か無罪か判断するためだけに何人犠牲にするつもりなんだ?
どう考えても普通に裁判するより効率が悪すぎる!
>人殺しても関係者が勝てば無罪・・・すげえ世界ですね
「意見をもった者同士が直接ぶつかり合う…
仮面ライダー裁判は極めて合理的で・・・かつ公正で公平だ
もう既にライダー達のバトルは始まっている」
「いやですそんな裁判!弁護士!弁護士を呼んでください!」
「弁護士を呼んだか?」
「えええ?士くん?なにやってんですかそんな格好で」
「門矢士。この凶悪犯の弁護士だ」
「お願いだから弁護士を呼んでくんろ」という夏海の要望に応えて現れたのは、なんと弁護士バッジをつけた士だった
殺人容疑者・光夏海の弁護士。それがこの世界で士に与えられた役割のようです
「ほれほれどうした。自慢の光家秘伝は?」
登場した士にいきなり笑いのツボを押そうと襲いかかる夏海。なんでよ
しかし手錠をかけられているので上手く一撃を叩き込めず、もがもが足掻く姿が微妙にエロス。うーんどうにかしたい
「ところでアンタは?見たところ警官には見えないが」
「辰巳シンジ。殺された編集長の部下です」
「ほう。それじゃアンタは目撃したのか?この凶悪犯が無力な女性を殺す瞬間を」
取調べ室に居合わせた若い男の名は辰巳シンジ。言わずもがなこの龍騎世界の城戸真司です
夏海が犯人なんだろ?とニヤつく士の問いに対し、シンジは首を横に振って答える
まぁ会話もそっちのけで笑いのツボを押そうと襲いかかる夏海ですから、確かに凶悪犯の素養はあるのかもしれません
「いえ。僕が出社した時にはもう既に警察が
死因は首の鋭い刺し傷。そして彼女の手には凶器とおぼしきフォークが」
「ケーキを出されたんです。苺のショートケーキ」
「苺ショートだと!?死刑だな」
ハナっから夏海助ける気0の士。苺ショートで死刑確定です
そんなカオス全開な取調べをとりあえず終え、士とユウスケ、そしてシンジの3人は拘置所を後にします
>龍騎世界の警察は何のためにいるんだよ!
>フォークを鑑識に回せば一発で無罪証明できると思うんだが・・・
>フォークに血ついてないじゃん!どう考えても証拠不十分だよ!
「被害者の部下ってことは・・・もしかしてアンタもライダーに?」
「はい、選ばれました。しかし実際に話してみて夏海さんが犯人とはとても思えません
ライダーバトルに参加するかどうかは、正直まだ迷っています」
「・・・もしかして犯人に心当たりが?」
なかなか鋭いユウスケの指摘。シンジが夏海を犯人だと思わなかったのは、その人柄だけではなく
彼自身が真犯人に目星をつけていたからに他ならなかった
と、丁度その時。停車してある車のガラスの中に、激しく戦う仮面ライダー達の姿が映し出された
「これが・・・ライダー裁判の戦いの舞台?」
「ええ、ミラーワールド」
「なるほど。そんじゃまァちょっくら行ってくるか」
言うなりディケイドに変身すると、何食わぬ顔でミラーワールドへとダイブする士。今更だがディケイド万能すぎだろ
>ディケイドがフツーにミラーワールドに入れてちょっとビックリ
最初の一回くらいガラスか鏡にぶつかって欲しかったなぁ
『クリアーベント』 ドカバキベキッ!
「わ、わかった俺の負けだ!もうやめてくれ!」
「もうライダー裁判は始まっている」という言葉通り、既にミラーワールドでは何人かのライダーが交戦中
いきなりベルデにボコられて降参宣言している情けないライダーは誰あろう我等の蟹様
あまりのヘッポコぶりにベルデが攻撃の手を緩めると、蟹様は卑怯にもその油断を突いてアドベントカードを使用する
「ウワッハハ馬鹿めがかかりおったな!」
男塾に出てくる卑怯キャラのような台詞を吐きつつ、ベルデを倒すことに成功した蟹様。半端ありません
>見てください。この蟹! 実にイキイキしていますよ!!
>まさかの蟹祭り 7年越しの初勝利にお前が泣いた
>わーーーッ!!!!シザーズが他のライダーに勝利!!!
>カニが、カニが勝ったよ。しかしファイナルベントで倒していないところがカニらしい
ちなみに蟹様に敗れたベルデの「中の人」は、ミラーワールドから弾き出されて変身を解除してました
流石に国の法律で運営されている代理戦争バトルロイヤルだけあって、「敗北=死」ではないようです。そりゃそうか
と、蟹様が7年越しの初勝利に悦っているところに今度はナイトが登場。これをボコります
「ま、待ってくれ!わかった!無罪!無罪でいいから!な?な?」
「俺は判決に興味はない」
「な・・・だったらお前は何故この裁判バトルに・・・ウボァー!」
ベルデの時と同じく卑怯戦法で油断を誘おうとした蟹様でしたが、ナイトはこれをガン無視して攻撃を続行
必殺のファイナルベント・飛翔斬でこの悪党を木っ端微塵に爆散させます・・・って、えええ?
シザース普通に爆死した!
ベルデは生存したままリタイヤだったので、基本的にそういうルールかと思ってましたが
このシーンどう見返してみても蟹の「中の人」が脱出した形跡は見られません。普通に死んだの?
ベルデのようなケースのほうが稀で、死ぬときは普通に死ぬということでしょうか?そうだとしたらなんぞこの酷い裁判
シザースの所持していたアドベントカードを入手するナイト。彼の目的は強大な戦力を手に入れる事?
視聴者が呆然と成り行きを見守っていると、そこにディケイドが登場します
「む、なんだ貴様のそのカードは」
「あぁ、アンタらのカードとはちょっと違うらしいな」
一触即発かと思われた2人の対峙でしたが、ディケイドのカードが自分達の者とは違うと知ったナイトは戦いを拒否
やはりナイトがこのバトルに参加しているのは、アドベントカードを集めて強くなる為みたい。ならばその理由は?
とりあえず戦闘はおあずけで現実世界に戻ってきた士に、ユウスケが満面の笑みを浮かべて抱きついてきた
「そうか!それだよ士!ライダーバトルに参加し続けるんだ!
お前が最後まで勝ち残れば夏海ちゃんに無罪判決を言い渡せるし、真犯人が存在するなら
そいつもライダーとして参加している可能性が高い!
そこまで考えての行動だったんだろ?」
「ん?あぁ、まぁな」
なかなかいいセンをつくユウスケの推理。たしかに行きずりの通り魔でもない限り、関係者の中に真犯人がいる可能性は高い
とりあえず2人はこの路線から、シンジの協力を得て玲子編集長の周囲の人間に聞き込みを開始します
「Atashiジャーナル副編集長の鎌田です
光容疑者は許せません・・・話を聞くフリをして無防備な編集長を襲うだなんて・・・」
シンジから紹介された副編集の鎌田。ハナっから夏海を犯人だと決めつけているオッサンで胡散臭さ満点です
しかしながら鎌田にはアリバイがあった。むしろ状況的に怪しむべきは、第一発見者の男である
「羽黒レン。昔この編集部に居た男です
もう随分疎遠だったのに、何故かあの朝だけ顔を出してました」
そう、冒頭で夏海をとっ掴まえたデコっぱちこそ仮面ライダーナイト・羽黒レン。この世界での秋山蓮です
鎌田の言葉を受け、シンジもまた黙ったままコクリと頷いた。シンジの目星をつけていた「真犯人」も彼だったのだ
かつてカメラマンのシンジとコンビを組み、数々の記事を作ってきた敏腕ライターのレン
突如大手他社に引き抜かれ何も言わずに退社、それ以来疎遠だったのになぜか事件当日会社にいたという
「さて、まどろっこしい話はこのへんにして・・・そろそろやりますか?」
「アンタがそう言ってくれるのを待ってたぜ」
「私に勝てるライダーはいませんよ。この裁判は私が判決を下します」
そう言うなりライダーデッキを取り出す鎌田副編集長。彼もまたこの裁判の参加ライダー!
バックルに描かれた鮫の紋章は、TVシリーズではお目にかかったことのないニューフェイス
ン・ガミオ・ゼタやビートルファンガイアと同じく、ディケイド版の為に新たに生み出されたオリジナルの敵です
変身!仮面ライダーアビス!
鮫のモンスターと契約した仮面ライダーでなかなか秀逸なデザイン。中身がオッサンじゃなけりゃかなり燃えです
ソードベント、ストライクベントと、巧みにカードを操りディケイドを翻弄するアビス
「コイツは本気でやらにゃあマズイな」、と気合を入れる士でしたが、今度はそこにインペラーが乱入してきた
「フフ・・・戦っているの我々だけではありません。貴方の手並み、見せてもらいましょうか」
血気にはやる士をいなしつつ、他のライダーの乱入までも戦術の一環として利用する。実に老獪なテクニック
流石は豪語するだけあってかなりの実力者です。この世界じゃあきっとオーディンよりも強いんだろうな
「お聞かせ願えますか羽黒レンさん。なぜ貴方はあの朝Atashiジャーナルに?」
「あんた・・・弁護士助手だったか?編集長に会いに行っただけだ」
「しかしもう随分と疎遠だったと聞いています。なぜあの朝にだけ?」
一方。ユウスケはレンの家を訪れ、本人から直接あの朝のアリバイと事情を聞いていた
「シンジさんとはコンビだったそうですね」
「あぁ、アイツがカメラで俺が記事。俺達は最高のチームだった
だが・・・俺が壊してしまった」
シンジの言う通り、コンビを自ら解消したことを認めるレン
しかしながらその物言いには、どこか苦いものを心の奥底に秘めていることが感じ取れる。一体どんな理由があったのか
丁度その時ガラスの中で戦うライダー達の姿が映し出されると、話半分ながら自分も参戦しようとデッキを取り出すレン
「本当にライダーになっちまったんだなレンさん
アンタは3年前、チームだった俺に何も言わず大手に引き抜かれた
アンタはッ!俺と編集長を裏切ったんだッ!」
だがそこに現れたのは全身から怒気を発したシンジ。久々に対面する「裏切り者」を前に、感情を抑え切れないようです
なにか弁解しようとしたレンでしたがシンジは聞く耳持たず、龍騎のデッキを取り出した。言葉は要らないということだろう
変身!仮面ライダー龍騎!
変身!仮面ライダーナイト!
ミラーワールドで対峙する2人のライダー。しかしなぜかナイトは殴られるままで、龍騎の攻撃に反撃しようとしない
「なぜ戦わない!アンタはあの夏海ってコを有罪にしたいんだろう!?」
「?・・・なぜ俺がそんな事をする必要がある?」
「アンタは第一発見者だ!夏海さんに気付かれないよう編集長を殺し!
その罪を彼女になすりつけようとしている!」
「バカなことを!」
「真犯人はお前だ!」と自分の推理を突きつけるシンジだったが、当のレンは唖然とした反応。やはり彼はシロに違いない
ならば必然的に真犯人はあの男に・・・と、ここで逃げるインペラーをボコボコにしながらディケイド登場
「動くなよ!ちょっと痛いぞ!」
言うなりファイナルアタックライド炸裂。インペラーを木っ端微塵に吹き飛ばします
>今度は人間容赦なく蹴り殺すとはまさに悪魔
>爆散したシザースとインペラーは強制退場でミラーワールドの外に飛ばされたんでしょうかね?
「ちょっと痛いぞ!」とディケイドも言ってたので
その程度ですむ可能性もあるかなと推測出来たりしそうですが
各世界で何か1つは外道行為をやらかす士。この世界ではインペラーを爆殺です
朋友コメにもあるように、確かに殺す相手に「ちょっと痛いぞ」はないと思うので生きてるという考察も成り立ちますがね
「よう、俺も混ぜてもらおうか。まずはアンタとの決着からだ」
レンとのタイマンを望む悪魔・士。今度は戦いは避けられないと悟ったのか、ナイトもこれを受けて立つ
「蝙蝠には蝙蝠ってね」
ディケイドはキバに変身。なるほど確かに蝙蝠VS蝙蝠。キバ世界でのフォームチェンジ対決といい、燃える演出です
ガルルフォーム、ドッガフォームと次々に形態を変化しながらナイトを追い詰めるディケイド。流石に1枚上手の強さか
起死回生を狙ったナイトがトリックベントを使ったところで、キバはバッシャーフォームに変身します
TVシリーズでは異様なまでに出番がなく、バッシャーフィーバーに至っては未登場という扱いの酷い形態
ディケイドではナイトのトリックベントを破るという大活躍を見せてくれるのか?
ばしゅばしゅ!ずばっしゃー!!!
うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
手も足も出ずになます斬りにされた!
>ちょwwww バッシャーwwww
>バッシャーのホーミング射撃が役に立つかと思ったけど別にそんなことは無かったぜ!
>バッシャーせめて撃ってくれよ・・・・
>バッシャーの扱いの悪さにお前が泣いた
>バッシャー「あ・・?あ・・?」
>バッシャー「お前ら俺に恨みでもあんのか?」
>生、久々の龍騎で色々言いたいことがあったのにバッシャーが全てをもっていきやがった
本当にやられる為だけにフォームチェンジしたバッシャー。これは酷すぎる
「フッ、そういうのこっちにもあるぜ」
バタリと倒れてからすぐに起き上がると、何事もなかったかのようにイリュージョンのカードを使うディケイド
最初からそれ使えよ。スタッフのバッシャー苛めマジですげえ。徹底してるな
かくしてイリュージョンで分身したディケイドはナイトのトリックベントを圧倒。嵐のような攻撃でこれを叩き伏せます
「・・・いいザマだな。レンさん
アンタは俺達を裏切り、編集長まで手にかけた」
苦しむナイトを見下ろし、「報いだ」と冷たく吐き捨てる龍騎。だがしかしすぐにその視線を背けてしまう
かつての相棒が苦しむ様子を直視できないのであろう。友情と憎悪の間で揺れるシンジの胸中や如何に?
次週へ続く!
第7話
超トリックの真犯人
「待ってくれ。この人にトドメを刺すのは・・・俺だ!」
「お前シンジか?戦いには参加したくないんじゃなかったのか」
「あぁ、でもこの人が教えてくれたよ
人間なんて結局みんな一人ぼっちで自分勝手なんだって
だから戦うしかないって!」
よほどレンが腹に据えかねるのかダークサイドに堕ちた主役のような危うい台詞を吐くシンジ
「こいつは俺が殺る!」と息巻くも、ここで3人に割って入るようにアビスが登場。ストライクベントでまとめてフッ飛ばします
たった一撃で現実世界に戻された3人。士は鎌田の異様な戦闘力にキナくさいものを感じますが、シンジはまだ興奮中
「くそっ、強すぎるだろあの野郎・・・ホントにただの副編集か?」
「レンさん!アンタは何故ライダーバトルに参加したんだ!
自分の殺人を罪も無い女性になすりつける為か?答えろ!」
「・・・違う」
その理由は答えず、ただ「違う」とだけ呟いてその場を去ってしまうレン。その態度にシンジは更に憎悪を募らせるのだった
「これでハッキリしたな。この事件の真犯人は羽黒レンだ」
一方、シンジ達から離れたレンはミラーワールドにオーディンの姿を見つけるとその表情が一変。ナイトへと変身する
事件と関係あるとは思えないオーディンを何故レンは狙うのか。やはりオーディンはこの世界でも特殊な存在なのか?
「見つけたぞ。今度こそ・・・!」
『ライダー裁判だなんて・・・もしこの戦いに士くんが参加したら・・・?』
仮面ライダー同士が戦う裁判制度。留置所の夏海の脳裏をよぎるのは、ディケイドがライダー達を全滅させるあの悪夢だった
先週既にインペラーを怪しい感じに生死不明にしている士ですから、あながち杞憂とも言えません
そんな悪い想像に心を痛める夏海の前に、突然ニタついた笑みを浮かべたメガネのおっさんが現れた。鳴滝である
「この世界、時間では会うのは初めてかな?光夏海
私が予言者だ」
いきなり視聴者を「なにぃ」と思わせる鳴滝の第一声
この言葉をそのまま捉えればここではない場所、今ではない時間に2人は会っている事になる
そして自分を「予言者」と称している事から、夏海のあの悪夢は鳴滝が見せたものらしいという事が推察されます
「ディケイドは危険だ。君を死なせるワケにはいかない・・・私なら今すぐ君を自由にできる」
夏海を自由にしてやろうと持ちかける鳴滝。どうも彼にとって、夏海は自分の手元に置いておきたいファクターのようです
「死なせるワケにはいかない」という言葉からすると、ディケイドに対抗する力でも秘めているのか?
だとすると、全滅したライダーの中でディケイドと対峙する夏海の悪夢の内容とも辻褄が合う。なかなか引き込まれる展開です
「必要ありません。士くんが助けてくれます。ユウスケもいます
あれはただの夢です。士くんは悪魔なんかじゃありません!」
「フフ・・・まぁいい。この世界もすぐにディケイドによって破壊される」
士を信じている夏海はハッキリとこの誘いを拒否。鳴滝は薄ら笑いを浮かべると、再びどこかへと消えていくのだった
「真犯人が見つかった?私は自由なんですね!」
と、グッドタイミングで間もなく面会にやってきた士達。警察に「真犯人は羽黒レン」という主張を申し立てるという
「有罪」の方針で戦いに参加していた鎌田副編集長も、この話を聞くと快く承諾。話は上手くまとまるかと思われましたが
「待ってくれないか。俺にはあのレンさんが犯人とは思えないんだ」
なんとここでユウスケがレンを擁護。しかしそれは夏海は容疑者のままライダー裁判続行という事を意味する
「アンタにレンさんの何がわかるんだ?」
「レンさんは”大切なチームを自分が壊してしまった”って言ってたよ
その哀しそうな横顔が俺の知ってる人に似ていた
俺の知ってる人も”自分は破壊することしかできない”なんて言う・・・
悪ぶってるけど、本当は誰かの為に戦ってるんだ
だから俺は・・・あの人を信じてみたい」
>ユウスケへ士君の告白入りました。今日も朝から奥様濡れ濡れ!
>司×ユウスケの回だな、今回のディケイドは
いきなり夏海の目の前で士ラブ発言をかますユウスケ
なんという腐女子大歓喜演出でしょうか。言われた士の微妙に嬉しそうな表情が素敵
コイツ無実の私を助けようともしないで何ホモ発言してんだ
と言わんばかりの上目遣いでユウスケを見る夏海の複雑な表情もまた絶品です。なんぞこのシーン
「アンタ達はそれでいいのか?無実の夏海さんはまた留置所に拘束されるんだぞ」
「ホモどもにかまってられるか」という感じに憤慨して席を立つシンジ。ユウスケはひたすら夏海に頭を下げるしかない
『ファイナルベント』
ぼっがああぁーん!!!
最初はオリジナル同様に瞬間移動でビュンビュン攻撃を避け、「やっぱり強い」と視聴者に思わせたオーディンでしたが
なぜか飛翔斬をモロ喰らいしてあっさり敗北。レンが辛くも勝利をおさめていた
>屋敷の住人は「オ、オーディーン!!(泣)」と叫ぶ!!
>オーディン「あ・・?あ・・?」
「まだ戦ってたのかアンタはッ!この人殺しがァ!」
フラフラのレンを見つけたシンジはドスの効いた言葉でこれを猛烈に非難。日曜の朝から子供の耳に毒!
しかしレンが右手に握り締めているカードに気付くと、次に続く言葉を失います
「このカードは・・・・タイムベント?」
「昔取材で聞いたことがあった。ライダーのカードに時間を遡れる特殊なモノがあると
シンジ・・・あの日、俺は編集長に話があると呼び出されたんだ
その言葉がなんだったのかを聞きたくて、このカードを捜し求めていた」
レンがライダー裁判に参加していたのは、桃井編集長がなぜ自分を呼び出したのかを知りたかったからだと言う
なら最初からシンジにそう説明しとけよ。何故黙ってる必要があったのかと
と、そのとき。ミラーワールドからアビスが現れレンに襲い掛かろうとするが、それを間一髪でディケイドが阻んだ
「き、貴様・・・何故ここに?」
「ユウスケが言ってたのさ。真犯人が今度はレンの口を塞ごうとするだろうってな
俺は人を信じることができない。痛みをわからない・・・だから
ユウスケが信じることを、俺も信じるだけだ
アイツは優しいだけが取り得のバカだからな
真犯人はお前だ!」
先刻のホモ宣言に応えるかのような士のデレ発言
もう士×ユウスケは公式的にも鉄板でしょうか。腐女子のニーズに完璧に沿うディケイドの脚本。スタッフ恐るべし
「忘れてもらっては困るな。私はあの時屋外のカフェテラスに居た
ライダーにもなっていない私がどうやって桃井編集長を殺せる?」
確かに鎌田にはアリバイがあるが、その殺害方法も過去に戻って現場を見てみればハッキリすること
一連の流れからレンが真犯人ではないと確信したシンジは、レンに代わって士とともに過去へと飛ぶのだった
「その身体じゃ無理だレンさん。俺が代わりに行く!」
『タイムベント』
>タイムベントあるのに戦って決めろとか、真相明かす気ゼロですね、この世界の裁判制度w
桃井玲子編集長殺害当日。編集長と夏海が向かい合う応接室に、ドラえもんっぽく士とシンジが飛び込んできた
屋外のカフェテラスにいる鎌田が編集長室に向かって思い切りその腕を薙ぐと
真空の鎌のようなものが発生し、編集長室へと一直線
窓ガラスをブチ割り、ソファーを大きく切り裂いて消滅した
「これが・・・編集長を殺した凶器・・・!」
シンジが素早く編集長を助けたため、彼女は無事ことなきを得ました。それにしてもこれは驚きです
何が驚きってアンタ、ライダーでもない鎌田が謎の攻撃を繰り出したってことではありません
「首筋に小さな刺し傷」「夏海以外犯行不可能だった密室」
が夏海が犯人として立件された決め手だったのに
ソファーは派手に切り裂かれるわ窓ガラスはブチ割れるわ
ゆで御大も裸足で逃げ出す設定無視!
>殺人トリックはミラーワールドを駆使した喪のだと推理していたけど別にそんなことはなかったぜ!
>密室発言ガン無視して窓ぶち破る鎌田さんにゆでイズムを感じる
>オオイ!今の攻撃だったら編集長、首チョンパされてますよ!
>むしろあの攻撃でフォークの刺し傷に偽装する方が超トリックだと思いました
>フォークの刺し傷ってレベルじゃねえぞ!
>鎌田「密室?フォーク?何の事です?」
この矛盾っぷりは大人の視聴者にはちょいといただけません。脚本の強引さはともかく、こういう初歩的なミスは勘弁
そこへ騒ぎを聞いたレンが慌てて入ってくると、シンジは編集長から彼を呼んだ理由を聞かされます
「レン、そろそろ戻ってきてもいいんじゃないって
実はねシンジ、レンに編集部を出れば?って薦めたのは私なのよ」
「すまなかったシンジ・・・俺はあの頃、自分の実力について悩んでいてな
俺がどんな記事も書いても、所詮はお前の写真のおかげじゃないかと
お前の写真に嫉妬していたんだ
そんな時編集長が外に出ることを薦めてくれて・・・出てみて俺はわかったよ
勝ち負けなんかじゃない。俺達は2人で1つのチームだったって」
「そ・・・そうなんだレンさん!俺の写真だけじゃあダメなんだよ
レンさんの書いてくれる記事があって、俺はもっと高く飛べるんだ!」
編集長の呼び出しの用件はレンの現場復帰。そして彼もまたシンジとのチーム再結成を望んでいたのである
なんだか強引な展開ではありますがとりあえずめでたしめでたし
スッキリしたところで今週の戦闘シーンへと雪崩れ込みます
「貴様何者だ?どうして俺の計画の邪魔を・・・!」
「そりゃこっちの台詞だ。どう考えても人間技じゃないだろアレ。こんなトリックありかよ」
士は鎌田を拘束しようとするが、そこに未来からやってきた鎌田まで登場。タイムベントについてきていたのだ
いきなり自分が現れ、状況を飲み込めずに目をパチクリさせる過去鎌田を未来鎌田が吸収してしまいます
ゆで理論なら鎌田は対消滅するはずですが・・・
「俺は人間のフリをしてこの世界に潜り込んだ
だが桃井に気付かれたために彼女を殺した・・・いや、殺したハズだった」
なんと人間ではないとカミングアウトした鎌田はアビスに変身。一体彼は何者なのか?
「ここはミラーワルドではない。敗北すれば死だ。そんな戦いでお前達が私に勝てるか?」
シンジがすぐに駆けつけてくれたものの、そんな脅し文句をかけて2人にプレッシャーを与える鎌田
ほー。やっぱりミラーワールドでの敗北で命を失うことはないようです。士にやられたインペラーも無事でよかったね
しかしそんなアビスの脅しを跳ね除けるかのように、シンジと士は微塵の恐れもなくこの言葉に真正面から反論する
「僕は・・・自分1人の為に戦っているんじゃない!」
「バカが。人間は全て自分の戦う生き物ではないか」
「たしかに・・・俺達は時に自分の為だけに戦うこともある
だが!この手で相手の手を握ることもできる!
その時俺達は弱くても、愚かでも、1人じゃない」
「今は僕達がチームだッ!」
「変身ッ!」 「変身ッ!」
ディケイド、龍騎W変身!2人の口上も相まって、死ぬほど燃えるシーンです
シンジが「仲間の為に戦う心」をその胸に強く抱いた瞬間、ディケイドの持つ龍騎のカードがその力を取り戻した
「貴様・・・何者だ!?」
「通りすがりの仮面ライダーだ。覚えとけ!」
「ちょっとくすぐったいぞ」
その台詞しかないのかよ。例によって卑猥に炸裂するファイナルフォームライド
がっしょんがっしょんと変形した姿はなんとドラグレッダー!自らの姿を契約モンスターに変えました
「これ普通に龍騎のアドベントカードでドラグレッダー呼べばいいんじゃ・・・」というのは禁句です
>ファイナルフォームライドはどうしてこう、股間に負荷をかけるものばっかなのか…?
>また開脚!!なんでこう股間が好きなんでしょうか?ディケイドスタッフ
>DCDを人に説明するとき、
「DCDが今までのライダーの世界を旅してその世界のライダーの股を開かせる」
と言うのはどうでしょう
>変形しなくてもアドベントでドラグレッダー呼べばいいんじゃないでしょうか・・・オス・・・
アビスの巨大契約モンスターを見事に粉砕したシンジドラグレッダーは、そのままファイナルアタックにも対応する
『ファイナルアタックライド・龍騎』
天空高く舞い上がるディケイドとドラグレッダー。敵に向かって急降下ライダーキックを放つディケイドの背中に
ドラグレッダーが火炎弾を撃ち込むことで炎のライダーキックと化し、そのスピードと破壊力を増加させる!
これオリジナルのドラゴンライダーキックだ!
ぼっがああーん!!!
ドラグレッダーに変形した龍騎がディケイドにその技を撃たせるという、実にシンプルなれど熱い合体技
直撃を食らった鎌田はあえなく爆死したかに思われましたが・・・・・
「なんだ・・・アレは・・・」
なんと2人の目の前に立っていたのは、緑色の血を流しながら悠然と佇む鎌田の姿だった
必殺キックを喰らっても爆死しない耐久力は勿論だが、視聴者を驚かせたのはやはり緑色の血であろう
視聴者の予想に間違いがなければ、彼の正体はおそらく・・・・
「紹介しよう。彼はハートのカテゴリーキング
またの名をパラドキサアンデッド」
ここで鳴滝が登場し鎌田の正体をネタばらし。そう、鎌田は「仮面ライダーブレイド」の敵アンデッド!
しかもブレイド本編では未登場のハートのカテゴリーキングというサプライズな存在でした
>パラドキサマンティスアンデッドは幼女だと思ってたのに・・・ロリコンつながりで
>ハートK人間体がおっさんでカリス憤死
>パラドキサだからカマキリの鎌田さんだったのか・・・ これは良いサプライズ
>副編集長が塚地にしか見えない件について
>カマタさんの放心顔とお兄さんの笑い顔が並ぶととてもカオス
>鎌田さん「事後」の顔してますね
>絶対射〇後の顔ですよ鎌田さんw
顔から流血しながら放心の表情の鎌田と、狂ったように笑う鳴滝が相まってめっさキモイ
やがて2人はいつもの次元の壁の中に消え、鳴滝の捨て台詞だけが残されるのだった
「この世界での実験は済んだ・・・また会おうディケイド。この世界もお前に壊されてしまった」
実験って何かしてたか?そういやシンジは鳴滝に「ディケイドは悪魔だ」って吹き込まれてませんでしたが
そこらへんに何か意味はあるのでしょうか。それにしてもこのオッサンの笑い顔は生理的に気持ち悪いな
「そうか、チーム復活か」
「あんたのチームには敵わないかもな・・・ほらプリントしておいた。いい顔してる」
レンとのチームを再結成することになったシンジから、先日撮ってもらったユウスケとの2ショット写真をもらう士
肩を組んだ2人の笑顔がまぶしい素晴らしい1枚を手土産に、士は元の時間へと戻るのだった
「ええっ?龍騎の世界はもういいって・・・どういうことですか士くん?」
「あぁ、もうここでやることは済んだんだ」
過去で桃井編集長を助けた為、元の時間に戻った龍騎世界では何も事件が起きぬままステージクリアです
夏海とユウスケはちんぷんかんぷんですが、机の上に置いてあった写真にユウスケの目が止まる
「あれえ?こんな写真いつ撮ったっけ?」
「最高のチームの写真だろ?」
士とユウスケの2ショットだった写真には、シンジとレンの笑顔も重なって写りこんでいた。うーんこれはいいラスト
次はブレイドの世界!再び登場するかパラドキサアンデッド!
気になる橘さんのネタっぷりは如何に?次週へ続く!
>予告ではパラドキサ以外の新アンデッドも出てたし鎌田は敵レギュラーっぽいですね。これは楽しみ
>鎌田レギュラーか?バラドキサアンデットは原作未登場なので期待ですな!!
>ディケイドが回ってる世界の順番が1(クウガ)→9(キバ)→3(龍騎)→5(剣)
これだと次はきっとカブトで19357となる。つまり3をに左からイクサ右から名護さん・・・
つまり753は最高だということなんだよ!!!
>俺たちはとんでもないことを見落としていたようだ。
最初はクウガ(平成ライダー1作目)そしてキバ(9作目)龍騎(3作目)・・・・そう、193!それだけじゃないぞ!
龍騎(3作目)ブレイド(5作目)・・・・ときたら次はきっとカブト(7作目)だろう当然753的な意味でエェッ!
第8話
ブレイド食堂いらっしゃいませ
『アンデッド出現!アンデッド出現!エースチームは至急現場へ向かってください!』
巨大企業BOARDは、人間社会の平和を脅かす不死の怪物アンデッドを討つ民間組織である
ライダーシステムによって変身する仮面ライダー達は、特殊なカードによって不死のアンデッドを封印するのだ!
『キック』 『サンダー』
『ライトニングブラスト』
ばごおおおおおおおおん!!
「ブレイドの世界ね・・・ん、シャッターが切れねえ?この世界も俺の世界じゃないってことか」
冒頭。アンデッドを華麗に封印するブレイド達の活躍を遠くから眺める士だったが、いきなり愛用のカメラが故障
何やら先行き不安ですが、とりあえずこの世界の役割である「BOARDの社員食堂のチーフコック」として会社に潜入します
「なんだこのピラミッドは?」
「私達の会社では社員のランクがトランプのカードで表されてるんですよチーフ」
エースを最高位に、最低の2からなるBOARDの社員ランク制度
現在はスペードA・仮面ライダーブレイドの剣立カズマ、ダイヤA・仮面ライダーギャレンの菱形サクヤ
2人の仮面ライダーを筆頭に、その補佐役である黒縁インテリ眼鏡クラブK黒葉ムツキの3人がチームを組んで
最前線となる現場でアンデッド達と戦っているそうな。他大勢の社員は事務員やメカニックだったり、オペレーターだったりですね
オリジナルブレイドのBOARDも元々はこれくらいの規模で運営していたハズですが、あっちは1話で組織壊滅しちゃったからなぁ
「で、なんで俺のランクは2なんだ」
社員食堂のチーフコックである士のランクは最下層の2。部下の女の子達が7とか8なのになんでやねん
「こちらはエーステーブル。ここに出されるのはエース専用のメニューです
こっちがJQKテーブル、メニューはこちらになります
そしてこっちから先のテーブルは私達「それ以外」。これがメニューです」
「おいおい立ち入りまで禁止かよ・・・最低の会社だな」
エースのメニューは豪華フレンチなのに対し、それ以外は白飯と味噌汁とメザシのみ
給料はもちろんの事、食堂で選べるメニューのグレードから、入ることができる場所までが違うという厳格なランク制度
この不況のご時世に格差社会丸出しの社風。士はあからさまな嫌悪感を抱きます
>ホストのような形態、そしてそれ以下ランチに少し涙が
>ブレイド世界のロケ地が勤めている会社で吹き出しました
今まで食堂ではそれ以外の席で食べていたので、今度から意識してK〜J用の席で食べます
日本は狭いもので、屋敷の朋友にロケ地会社の社員さんがおられました。羨ましす。これは来週から飯の味が変わるな
「ウヒョーやっぱエースは給料もエース級だぜ。会社最高!」
最下層の士を横目に給料の福澤諭吉の札束を勘定する剣立カズマ。オリジナルの剣崎とはエライ違いね
>カズマの給料は剣崎が見たら泣いてしまいそうだwww
>預金残高27円の奴が札束を手にするなんて・・・
そんな中アンデッドが出現し、エースチームは現場へ急行。3人の連携でアンデッドを追い込みます
「カズマ先輩、アンデッドはこの奥です!サクヤ先輩はもう既に交戦中!」
「ショゴニボータ!(聞き取り不能)俺がアンデッドを追い出す!
カズマはソゴニムカエデル!(聞き取り不能)」
「はい!任せてください!」
サクヤの滑舌が相当ヤバイ
微妙にサクヤさんがオンドゥルってますね
生で視聴していた時はさほど気になりませんでしたが、レビューを書くために録画を見直してみたら相当キテます
リアルに何言ってるか聞き取れない台詞多すぎ。元祖オンドゥルにも負けてません
世界と役者が代わっても「流石は橘さん」と言う他ないネタキャラっぷり。ある種の感動する覚える
ブレイドはアンデッドを追い詰めながらも、その途中現れたもう一匹のアンデッドに襲われたムツキの救出に向かう
「何をしているカズマ!アンデッドの封印を優先しろ!」
「アンデッドよりも人命のほうが大事でしょう!?」
「会社の規約に違反するつもりか?」
カズマの言うことが至極当然なのですが、「BOARDの会社規則に違反する」と咎めるサクヤ。これは酷い会社
ムツキを助けた為に機を逸し、苦戦を強いられるブレイドとギャレン。戦いを傍観していた士がここで参戦します
「しょうがない俺が料理してやるか。コックだけにな」
上手い事を言いながら華麗にアンデッドをボコす士。突如現れた強いライダーに、カズマ達も驚きを隠せません
更に龍騎に姿を変えると、ストライクベントを使用
「焼き加減はレア?ミディアム?・・・・それともヴェルダン?」
ぼばー!どっがぁーん!
>Gだ・・・ディケイドかGになっちまった・・・
>「焼き加減は?」って米村ーッ!それ仮面ライダーGじゃないか!
>士のセリフが完全に仮面ライダーGだよ!
ただのサービスか、それともゴローのキャラけっこうきにいってたのかなあ米村さん
>流石にディケイドでも封印は出来ないのかと思ったら普通にアンデッド爆死させてて吹いた
>不死のアンデッドまで殺してしまうとはやはりディケイドは格が違った
必殺の昇龍突破でアンデッドの一匹を見事撃破。台詞が仮面ライダーGの吾郎ちゃんとかぶりすぎだが気にするな
ていうか封印しなくてもアンデッドを普通に殺せるあたりディケイドの無敵ぶりが伺えます
「お前なんだ・・・?何なんだ!?」
「ダレダ!派遣のライダーか?ランクは?
お前はいい働きをした。ランクを上げてもらうよう社長に進言してやろう」
その鮮やかな戦いぶりに、士の正体を問い正すカズマとサクヤ。カズマは演技派ですがサクヤまじやべえ
戦い終えて口を開いて真っ先に出る言葉は「ランク」と「昇級」。辟易した士は手をひらひらさせながらその場を去るのでした
「生憎だがサラリーマンになる気はねえよ」
「ん〜綺麗になったねキバーラちゃん。たまにはおめかししないと」
「ウフフありがとう栄次郎ちゃん。優しいのね」
「・・・お前らそういう関係だったのか?まぁいいや、カメラが故障したから直してくれ」
士が光写真館に戻ると、栄次郎とキバーラが昼間からキャッキャウフフ中でした
>キバーラ空中でプルプルしとる! まるで産まれたての羊のようだ・・・
>今週のキバーラは金かかってねーなぁ・・・
>今週のキバーラは、泣けるでぇ!!
>キバーラがwww経費削減ですねわかります
>動け動け動けキバーラ!(飛んでるけど) これが世界的不況で予算削減って奴か…
先週までCGでぐりぐり動いていたキバーラが何故か今週は玩具になっており非常に動きません
単なる玩具の宣伝でしょうか?CG制作費をケチったとは思えませんが・・・来週はCGに戻ってるといいなぁ
「夏海にキツく言われてるから、タダじゃ直せないよ」という栄次郎に、「なんとかタダで直せ」と食い下がる一文無しの士
と、そこにいいタイミングで食堂の部下の女の子達が士を連れ出しにドカドカやってきました
「探してたんですよチーフ!なんでも社長がチーフにボーナスを弾むとか」
「ボーナスだと!?よし金は払う!カメラの修理は頼んだ!」
「フム・・・世界を崩壊から救う為に我が社に協力を求めたいと。話は解りました
で、その予算はどこから出るのですか?
我々は人々の安全を守る為に国からお金をもらって動いています
ライダーは我が社の社員であり、ライダーシステムは我が社の所有物です
それを使いたいならばそれなりのお金が必要ですよ」
夏海とユウスケはBOARDの社長四条と面会して世界崩壊を救う為に協力してくれるように依頼
しかし経営者たる四条は「金もってから来やがれ貧乏人」と、2人の要求を跳ね除けます
と、ちょうどそこへ士を連れたカズマ達4人が入室。その場で士はアンデッドを倒したボーナスを与えられることに
「キミが士君か。アンデッドを倒したそうだね。11階級特進でキングとする」
「ありがたき幸せ」
能力ある者には正当なる評価を下す四条社長。最下層の士をいきなりKにまで引き上げてくれました
「サラリーマンになる気は無い」って言ってたクセに、高給の魔力の前にニヤつきを抑えられない士が人間らしくて素敵
「カズマ君。キミは身勝手な行動で会社に対して損害を与えた。7にまで降格
代わりにムツキ君はエースに昇格。レンゲルの資格を与える」
反面、会社規定に違反したカズマは「人命を優先した」という反論も虚しくスペードの7にまで降格されてしまう
何もしてないムツキがなぜ昇格するのか甚だ謎ですが、これにて査定終了です
「今日からここで働くことになりました。剣立カズマです・・・くっ」
降格したカズマの新たな配属先は社員食堂。つまり士の部下。納得がいかないカズマは全く仕事に身が入りません
「なんてザマだカズマ。元エースとしてのプライドはないのか?」
「もう会社辞めちゃったらどうですか?先輩」
更にはサクヤとムツキの外道な物言いまでくらって「ああ辞めてやらあ!」ブチ切れてしまいます
ていうかムツキはマジで外道。カズマはお前の命を助けたばっかりに降格されたと言うのに。なんて嫌な後輩だろう
「それでいいのか?ここで逃げたらお前は負け犬だぞ」
「負け・・・犬・・・!?」
仕事の失態は仕事で返すのがサラリーマンの流儀
>ユウスケは所々で主人公みたいなセリフや行動を見せてくれますね
>ユウスケはもうライダーというよりすっかり激励係が板について…
>士とユウスケがもう天道と加賀美にしか見えなくなってきた
厨房を飛び出そうとしたカズマを留めたのは、「ここで逃げたら負けだ。残って見返せ!」というユウスケの激励だった
この言葉になんとか踏みとどまったカズマでしたが、直後にサクヤらに料理をひっかけるという大失態を演じてしまう
「最低ランクの2に降格する。それとブレイバックルも出しなさい
本日付けでキミからブレイドの資格を剥奪する」
「納得できません!自分は今までブレイドとして数多くのアンデッドを封印してきました!」
ついにブレイドの資格まで剥奪されることになったカズマ。つか7に降格された時点ではブレイドの資格者ではあったのね
カズマは「今までの功績も考慮してくれよ!」と結構まともな材料を出して反論しますが、社長は冷淡にこれを斬り捨てる
「会社とは社員の熾烈な生存競争で成長していくものだ
キミはその競争に負けたのだよ」
>今回は龍騎と違ってまともですね
いや社長のやってることはひどいですけど、言っていることはまともな所あたりが
>日曜朝8時から格差社会の厳しさと、世の中は金が全てであると子供達に教える番組ディケイド
朝っぱらから社会の現実を突きつけるディケイド。子供と一緒に番組を観ているお父さんの心境は如何ばかりか
しかしその決定にどうしても納得できないカズマは四条に逆らい、なんとブレイバックルを持ったまま逃走してしまう
「ふむ・・・私が追おう」
「あのガキどうしてくれようか」と思案する社長の前に現れた男は、誰あろうあのパラドキサアンデッド・鎌田だった
なぜアンデッドを討つ組織の社長と、アンデッドのカテゴリーKが知り合いなのか?
「ライダーとアンデッドが手を組み、世界の統率者となるのだ」
ゲェー!?マッチポンプだったのかよこいつら!
この世界のBOARDが腐っている理由がよく解りました。しかしアンデッドと知り合いのこの社長、本当にただの人間・・・?
「部下の失態は上司である俺の失態にもなる。今すぐ社長に詫びを入れに戻るぞ」
「ふざけるな!」
騒ぎを聞いた士はカズマを発見し、社長に詫びろと迫るがカズマはこれを拒否。更にそこへ鎌田まで現れる
変身パラドキサアンデッド!スペードやダイヤのカテゴリーKと比べてかなり地味なデザインね
「探す手間が省けた」と士はディケイドに変身。カズマも「アンデッドを倒してエースに返り咲く!」とやる気になります
「カズマ!ブレイバックルを返せ!」
「大人しく渡せば社長も許してくれますよ」
「嫌だと言ったら!?」
が、そこへ駆けつけたサクヤとムツキはブレイバックルを取り戻そうとギャレン、レンゲルに変身
「黙って言いなりになってたまるかよ!」とカズマもブレイドに変身してこれに抵抗します。なにやってんだこいつら
ディケイドと戦うパラドキサアンデッドに目もくれず、ライダー同士で潰しあうブレイド達
途中で一匹増えたアンデッドをディケイドのファイナルアタックで仕留めたその時、爆発とともに謎の戦士が現れた
「あ、あれは・・・!」
「伝説の仮面ライダー・・・カリス!」
カリスキター!しかもなんかこの世界では伝説の仮面ライダーらしいですよ?かっこよす
怒りの咆哮を上げながら突っ込んできたカリスはギャレン、レンゲルともどもブレイドを一蹴。ブレイバックルを強奪する。つえー
「聞いているぞディケイド・・・お前が世界の破壊者か!」
「俺ほどハートフルなライダーはいないぜ?ハートのライダーさん」
ディケイドを世界を破滅させるライダーというカリスは、どうやら鳴滝の息がかかっている様子。その正体は何者なのか?
公式サイトの次回予告で思い切りネタバレしてますが次週へ続く!
>次回予告で轟鬼が!?
>まさかの轟鬼さん 雷電激震でユウスケライジングフラグでしょうか
第9話
ブレイドブレード
突如現れた伝説の社畜・カリス。「お前が破壊者か」の台詞から狙いはディケイド1人かと思いきや
ギャレンとレンゲルにまで無差別攻撃を仕掛け、ブレイドに続きギャレンバックルまで強奪する問答無用の暴れっぷり
と、ここで突然ギターを持った仮面ライダーがこの戦いに乱入。言わずもがな轟鬼です
地獄兄弟やカイザと同じように鳴滝の召喚した刺客かと思われましたが、近くに彼の姿は見えません
「音撃斬!雷電激震!」
轟鬼が地面にギターを突き刺すと、地面が大爆発。有象無象のライダー達をまとめて粉砕してしまいます
グランディアの「竜陣剣」みたい。 雷電激震ってホントはそういう技じゃねえから
で、何がしたかったのか解らぬまま轟鬼は煙のように姿を消し、まさかの開始1分で出オチ
>戸田山コンサート速攻終了!
>轟鬼何しにきたんだお前は・・・
>ギターソロの〆の演出で火薬量間違えてみんなふっ飛ばしちゃったから逃げたようにしか見えない
死屍累々の惨状を遠くから眺める謎の青年が映し出されて冒頭シーン終了です。もしや今の轟鬼は彼が・・・?
「Kでありながらアンデッドを倒すとは素晴らしい。これは特別報酬だ。受け取りたまえ」
「ありがたき幸せ・・・ってたったこれだけ?」
「赤字経営の社員食堂を黒に転じたら、更にボーナスを弾もう」
とりあえず本社に戻ったライダー達。アンデッドを仕留めた士は報酬を受け取りますが、その額3,000円
食堂を黒字にしたら更にボーナスと言われてとりあえず納得する士どうやねん。もっと正当な報酬要求していいだろ
「バックルを奪われたサクヤ君は3へ降格。代わりにムツキ君をチームの隊長とする
それと・・・まだ居たのかカズマ君?君はクビだ。理由は解ってるな」
バックルを奪われたサクヤが降格し、例によって何もしていないムツキが美味しい目にあうという謎の査定が終了
前回の暴走を咎められたカズマは遂にBOARDを解雇となってしまう
「所詮はその程度の男だったか。そんなにランクに拘るなら俺がくれてやるよ
ほれ、お前にはこの数字がお似合いだ」
「テメエ・・・どこまで俺をバカにする気だ!」
退社の身支度をしてロッカーを出て行こうとするカズマに、冷酷な言葉を浴びせカテゴリー「0」の数字を送る士
ブチ切れたカズマは凄い剣幕で士に掴みかかるが、その間に割って入ったのは士大好きユウスケだった
「やめろカズマ!解らないのかこの数字に込められた意味が!?
アンタは全てを失った・・・だから0からもう一度やり直せってことだ!
士はそこまでお前の事を考えてくれてるんだよ!だろ、士?」
「0からもう一度やり直す・・・アンタはそんなにも俺の事を?」
「・・・え?あぁ、部下の事を思えばこそ強く突き放すことも必要だからな、うん」
士はカズマを立ち直らせようとして、敢えて冷たい言葉を投げかけたと勝手に解釈するユウスケ
どんだけ士LOVEやねんコイツ。なんかホモのキバヤシみたい
そしてそんなホモユウスケの言葉に打たれたカズマも、士を信じてみようと決意
社員をクビになったカズマは、まさにカテゴリー0としてアルバイトから社員食堂でやり直すことにするのでした
「ほれ修理代。カメラは直ったか?」
「直ったけど・・・これじゃ全然足りないよ」
光写真館に戻ると3,000円手渡して何食わぬ顔でカメラを回収する士マジ穀潰し
「こんなモンで今までのツケになるかボケー!」と怒り狂う夏海に対し、士は「じゃあお前も手伝え」と一言
社員食堂を黒字経営にする為、美形のユウスケと夏海を客寄せウェイターとウェイトレスとして起用します
士のツケ回収の為に夏海が働かされるのでは本末転倒なのですが、
士LOVEのユウスケは勿論、夏海も特に疑問も持たずに真面目に働いてます。こいつらお人好しすぎる
その空気に染められ、やさぐれていたカズマも助け合って働く事の大切さと楽しさを実感する
「お似合いじゃないかカズマ。俺達はこれからカリスからバックルを奪還しに行く
だがお前達の力は必要ない。それを言いにきたのさ」
「そうか。じゃあこんなところで油を売ってないで
さっさとエースの仕事をしてきたらどうだ?厨房の邪魔だ」
そんな生まれ変わろうとするカズマに、わざわざ嫌味を言いにやってきた暇人のエースムツキ
カッとなって噛み付きそうになるカズマを制し、彼の言いたいことを代弁してくれたのは他ならぬ士であった
「ち・・・チーズ!」
「チーフだ」
意味不明な寒いギャグも飛びだし、すっかり上司と部下としての信頼関係を築いた士とカズマ
>士を疑おうとしない純粋なユウスケとカズマに萌えた
>ユウスケにしろカズマにしろ士を神格化しすぎだろ…
その頃、カリス退治のムツキ達は体よくターゲットと遭遇。レンゲルに変身してこの強敵と対決していた
「自分達だけで十分」と吹聴していたくらいなので、何かカリス対策でも用意してあるのかと思ったら
そんなモン何もなくただ正攻法で戦うだけのムツキ。メガネキャラのクセにアホだろこいつ
伝説の社畜の猛攻に、ギャレンバックルを奪還するどころか逆にレンゲルバックルまで奪われてしまう始末
しかしその際アホのムツキも意地でカリスのバックルを攻撃。その変身を解除させ、正体を白日の下に晒した
「そんな・・・社長!?どうして!?」
なんと伝説のライダーカリス、その正体は四条社長その人!
つまり先の査定内容は全て社長本人が作り出していた出来レースということになる。なんて外道社長だろう
呆然とするサクヤとムツキを尻目に、四条社長は再びカリスに変身すると2人を瞬く間に打ちのめしてしまう
「君達2人も我が社の繁栄の為に働いてもらおうか」
菱形サクヤと黒葉ムツキが依願退職したと突然の社内報が流れた。有り得ない出来事に耳を疑うカズマ
「良かったじゃないか。お前がエースに返り咲くのに邪魔な2人が消えたんだ」
「そうですよ!さっきだってわざわざあんな嫌味を言いに来るなんて!」
クソどもがまとめていなくなって万々歳じゃん、と冷淡に語る士と、その言葉に賛同する部下の女の子達
しかし毎回毎回松岡修造並みに熱血なユウスケだけはそれに反論する
「それでいいのかよお前ら!仮にも同じ会社で働いてきた仲間だろう?
カズマ!お前の気持ちはどうなんだ?」
「あぁ・・・俺も・・・アイツらがいたからこそ戦ってこれたんだ
ハッ?チーフはそれを俺に気付かせる為にワザとそんな言い方を!」
「え?あぁ、うん。そうだな」
無駄に善人なユウスケと、それに感化されたカズマ2人で大暴走
>はんぺらさんのせいでユウスケが本当に松岡修造に見えてきました
>ユウスケのお節介が段々とウザくなってきました
あんなクソども放っておけばいいのに、真偽を問いただすために社長室へ直談判に走ります。暑苦しいな
しかし社長室は既にも抜けの空であり、キナ臭さを感じたカズマはユウスケとともにBOARDの研究室へと向かう
「まだ食べられないのナマコ?ねぇ、士」
暴走コンビがすっ飛んでいった後、そろそろ自分も行くかと準備をしていた士の前に謎の青年が姿を現した
おっとこの青年は冒頭の戦闘シーンの後、士達を遠くから眺めていたあの青年
謎めいた言葉を残して去っていくその口ぶりから、士自分自身も知らない士のことを知っているようです
ネタバレになりますが、彼こそがディケイドのライバルライダー・ディエンドに変身する海東大樹
冒頭で暴れた轟鬼は鳴滝が召喚したとは思えなかった為、彼が変身した姿でないかと予想されます
※(ディエンドはディケイドと同じく、王蛇やカイザなどのライバルライダー達に変身できる)
でも轟鬼はライバルライダーじゃないよな・・・まぁ響鬼世界にはライバルに該当するライダーがいないから仕方ないのか
「ふふ・・・これで全てのカテゴリーのライダーシステムが揃ったな。四条」
「はい理事長」
BOARD研究室。4つのライダーシステムの前で四条とほくそ笑む「理事長」は鎌田です。お前かよ!
だいたいライダー達から1つずつ強奪して「これでシステムが全部揃った」とか、どうも行動がアンポンタンすぎます
ライダーシステムは会社の備品なんだから社長命令で徴収すれば良かったのに
で、このアンポンタンコンビはこれで何をするつもりなんでしょうか
「4つのエースに封印されたアンデッドの細胞と、
人間の細胞を組み合わせた究極の実験体・・・」
「それがバトルファイト最強のアンデッドジョーカーを生み出す!」
なんと2人は4つのバックルと捕らえたサクヤ&ムツキの細胞を材料に、ジョーカーを生み出すつもりだと言う
オリジナル「仮面ライダーブレイド」でのジョーカーは言わずとしれた相川始の正体であり、
彼との友情とライダーとしての使命感に挟まれた主人公・剣崎一真の悲壮なラストを演出した設定でもありますが
ディケイド世界でのジョーカーは個人のキャラ色は一切ない、「ただの強いアンデッド」という位置付けようです
>今日のディケイド、カリス=ジョーカーの設定に死ぬほど腹が立ちました。
原作のあの苦悩しながら愛の為に戦う始が好きだっただけに今日の回は非常に残念でした
>これまでと違ってリスペクトのカケラもない改変にげんなりです
俺はオリジナルとディケイドは完全に別モノとドライに割り切ってるので特に何とも思いませんでしたが
オリジナルの一真を演じた椿隆之さんが自身のブログで「ディケイドのブレイドにガッカリした」と書かれたこともあり、
やはり深いブレイドファンにとっては色々とこの脚本に関して思うところがあるようです
「うわああああああああ!」
「ぐわああああああああ!」
繋がれたチューブからズキュンズキュンと生命エネルギーを搾取されるムツキとサクヤ
やがて1枚のカード「ジョーカー」が精製されると、そこに血相を変えたユウスケとカズマが飛び込んできた
鎌田はパラドキサアンデッドに変身してユウスケをボコに、四条社長はカズマをそれぞれ相手に受け持ちます
ていうかユウスケ変身して戦えよと。3話以降一度もクウガにならないのはなんでだろう
「サクヤ先輩!ムツキ!社長アンタはいったい何を!?」
「君達のような下々の者にはわかるまい。経営者の苦しみというものを
アンデッドの脅威がなくなれば我が社の存在意義がなくなる
国からの予算を得る為にはアンデッドが必要なのだよ
恐怖と安心のバランスは私が決める。最強のライダー・カリスと・・・
最強のアンデッド・ジョーカーの力を使ってなァ!」
平サラリーマンに経営者の苦しみはわかるまい
などと日曜朝とは思えぬ会話が飛び出すディケイド
カードを使ってジョーカーに変身した四条がカズマを襲うも、ここで龍騎になった士が鏡の中から颯爽と現れます
「そらよカズマ。俺からのプレゼントだ」
「チーズ!」
「チーフだ」
寒いギャグまさかの二発目。士が奪い返してくれたブレイバックルにより反撃準備は整った
ここでパラドキサアンデッドもジョーカーの救援に駆けつけ2対2。つかユウスケどうなったのよ
このへんの描写がおざなりすぎて、流石に大人の視聴者は納得がいきません。ユウスケ死んでるなら納得だけどさ
Jガイルのハングドマンのように、鏡から鏡へとダイブしながら戦う龍騎はチートくさい強さでしたが
恒例のパターンによって一度ぶっ飛ばされて変身解除。ここからいつもの演説タイム&戦闘パートに突入します
「黙って聞いてりゃ笑わせるぜ・・・金と名誉に目がくらんだ成金野郎が」
「フン、ならば貴様等はなんだ?ライダーは所詮会社員
己のランクを上げ、給料をもらうために働いているにすぎん」
「違うな。少なくともこの男が働くのは金の為でも、ランクを上げる為でも、
ましてや生存競争で仲間達を蹴落とす為でもない!
”進化”だ!
成功しても失敗しても、ともに働く仲間を励まし、助け合い、進化していく
その為に働いているんだ!」
カズマは前回、札束を数えてニヤニヤしていたような気もしますが
「こいつは金で働いてんじゃねえんだよ!」とカズマを賞賛する士
士の演説は毎回心に響く名調子ですが、今回ばかりはかなり説得力を感じません
しかし言われてみると会社の規約に反してムツキの命を優先したり、確かにそういう描写はちゃんと描かれてたし
士の賞賛するカズマはあくまでも今週で生まれ変わったカズマであり、先週のカズマではないということでしょう
会社とは社員達の助け合いによって成長していくモノ
社員同士の競争はあくまで切磋琢磨であり、決して蹴落とし合いではないのである
仲間達を助けられず裏切ることしか考えない社員達ばかりで、どうして会社の成長が望めようか?
そんな経営理念の基本をも忘れていた四条社長、士の言葉にハッとしたのか狼狽気味にいつもの台詞
「貴様・・・何者だ!?」
「通りすがりの仮面ライダーだ。覚えとけ!」
「変身!」 「変身!」
仮面ライダーディケイド! 仮面ライダーブレイド!
変身Wライダー!というワケで特に魅せる戦闘もなく「ちょっとくすぐったいぞ」「アッー!」速攻で炸裂です
がっちょんがっちょん変形したブレイドの体は、身の丈程もある巨大な剣の姿へ。烈火大斬刀ー!
ブレイドのFFAはその名も ブレイドブレード!直訳すると刃刃じゃねえか!
『ファイナルアタックライド・ディケイド』
ずばっしゃあああー!!!
ディケイドが渾身の力でブレイドブレードを振り下ろすと、発生した衝撃波によってパラドキサとジョーカーを
2匹まとめて粉微塵に斬殺
>あまりにもあっさりなジョーカーにオレが泣いた!!
>ドラゴンライダーキックは賢者モードで耐えてたのに鎌田さん・・・
鎌田がドラゴンライダーキックに耐えたことを考えるとちょっとアレですが、とにかく凄い威力です。一件落着
「もう行っちまうのか?アンタ一体何者なんだ」
「俺は全ての世界を破壊する者・・・らしい」
「それは違う。この世界はアンタに救われたんだ」
ラスト。戦い終えてこの世界を去ろうとする士に、潤んだ熱い目線を送るカズマ。お前もアレか
>行く先々の世界でイケメンと関係を持つ士君なのでした
>行く先々で士はライダーを落としてますね
「また会えるか?」
「そうだな。旅を続けていれば・・・いずれな」
「ねえ、次はいつ会えるの?」って聞く女みたいなカズマと再会の約束を交わし、士は光写真館へ戻るのだった
>サクヤ・ムツキ「…………俺たちは?」
>ムツキとダディはあのまま投げっぱなしwww
>サクヤとムツキは鎖につないだまま放置プレイと見ていいんでしょうか
>そう言えばサクヤさんとムツキは結局・・・
>ムッキーはともかくサクヤさんアレで死亡とか哀れすぎる
ちなみにこのシーンまでずーっとユウスケはあのまま出てこず、サクヤとムツキの安否も語られません
普通に考えればパラドキサから上手く逃れたユウスケが2人を救出したんでしょうが、拍手コメにもあるように
視聴者によってはサクヤとムツキ死んだ!?という解釈も成り立つ、不親切な終わり方
あれだけ嫌なヤツだったサクヤ&ムツキのアフターが描かれないというのは、正直かなりガッカリな締めです
「ほー、士君もなかなかいい写真を撮るようになってきたじゃないか」
「他の世界は知らんが・・・確かにこの世界は救われたかもしれないな
カズマが俺の魂を引き継いでいる限り
さ、俺も更なる進化をすべく次の世界を目指すとするか」
士の撮った厨房で皿を洗うカズマの写真には、まるで太陽のような最高の笑顔が輝いていた
ユウスケが嫉妬しそうな台詞で決めつつ、次に一行が向かう世界は555の世界!
>キバーラ・・・
>キバーラ今日も玩具!予算か?予算なのか?!
>今週もキバーラの動きがYA☆BA☆I
>キバーラが今週も生まれたての小鹿
ちなみにキバーラはこの最後のシーンで一瞬だけ出てきますがやはり玩具のままプルプルしてました
このままずっとCGには戻らないんでしょうか。いくらなんでもずっとこの姿を見るのは拷問に近いな
第10話
ファイズ学園の怪盗
「ウギャアー!」
深夜のスマートブレイン高校。警備員を襲ったオルフェノクを颯爽と撃破する仮面ライダーファイズ
第5の世界、555ワールドはなんと学園モノという異色の設定。きっと校長は「下の下ですね!」とか言う人なんだろうな
注目のファイズは「学園をオルフェノクの魔の手から守る正体不明の戦士」というポジションにいるようです
「ファイズのベルト・・・」
そんなファイズの活躍を屋上から見下ろす青年は、先週登場した海東大樹
彼の生業は9つの世界を股にかけるトレジャーハンターという設定
どうやらこの世界の「お宝」をファイズのベルトに定め、この場で強奪することを決めたようですが、
バイクで走り去っていくファイズを走って追走するもまったく追いつけず
初の魅せ場でいきなりターゲットを逃すというヘッポコぶりを視聴者に披露。初っ端からなかなか笑わせてくれる男です
「おお?なんだ今日は朝から御馳走じゃないか・・・ってお前?」
「あっ!あの時の食い逃げさん!」
「海東大樹です。士がいつもお世話になってます
今日はお礼と挨拶を兼ねて朝食など用意させていただきました。どうぞ召し上がってください」
翌朝、光写真館に現れ士らに豪華な朝食を振る舞う大樹。自らを「士をことを昔から知る友人」と称し、
自分もまた士と同じように9つライダーの世界を巡っている存在であることを紳士的に伝えます
「そもそも世界を巡るのは僕の仕事なんです。士、キミにはまだ早い
僕の後をくっついてきて邪魔をするのはやめてくれないかな?」
大樹曰く「士はヒヨッコ、俺の方がこの道のプロ」との事。聞き捨てならない物言いに士はムッとしますが
つい数分前に逃げるバイクを全力疾走で追いかけ、あまつさえ逃した
ヘッポコトレジャージャンターには言われたくありません。視聴者の失笑を誘うシーンです
「おい待てよ。お前は・・・俺のことを知ってるんだろ?」
「士、まだナマコはダメなのかい?」
質問を質問で返すなァーッ!
出て行く大樹を追いかける士だったが、問いかけにも答えず姿を消してしまう大樹。どんだけナマコに拘ってんだコイツ
そんなこんなで冒頭部終了し、学生服姿に変身する士。この世界ではスマートブレイン高校の生徒として潜入するようです
「聞いた?昨夜警備員さんがオルフェノクに襲われたって」
「ああ、でもファイズが倒してくれたんだろ?」
前夜の事件に騒然となっているスマートブレイン高校。「ファイズが倒した」という顛末まで知れ渡っているものの、
もっぱら生徒達の間では「学園をオルフェノクから守る謎の戦士ファイズ」の存在は学校にまつわる噂話に過ぎず
その存在を信じている者達は全校生徒の半々くらいにすぎないようです
「おいお前!今俺達を写真に撮っただろう!?」
「なんのことよ?」
「ご、誤解です。由里ちゃんは写真部でカメラはいつも持ち歩いてるんです」
そんな中、中庭で写真を撮影していた写真部の女子由里は白ランを着た4人の生徒に根拠のない言いがかりをつけられる
【ラッキークローバー】
卑屈な文芸崩れと行き遅れの年増女バーテンと
タフさだけが取り得の犬好き黒人とDQN小僧ではなく
容姿端麗・成績優秀・スポーツ万能の学園のアイドル的な4人組
花より男子のF4じゃねーか!なるほどこの世界における彼等はこういう役割になるのね
「白々しいウソね。憧れの私達の写真が欲しかったって言えばいいじゃないの」
「生徒のみんなが貴方達に憧れてるなんて思いあがらないで」
痛いのは白ランだけにしとけばいいものを言動まで痛々しいラッキークローバー
強気な由里の反論に激昂し大切なカメラを奪って放り投げるも、すんでのところでこれをキャッチしたのは他ならぬ士
ラッキークローバーのやり方が気に入らない士は一触即発になるが、それを仲裁したのが同じく潜入していた大樹だった
「アンタの目的もファイズか」
「ファイズはなんらかの理由でこの学園を守っている・・・
おそらくファイズはこの学園にいる。それを突き止めたいのさ
士、キミに出番はないよ。僕の邪魔をする前に早くこの世界を去りたまえ」
「イヤだね。俺はアンタの邪魔をすることに決めた。ファイズの正体は俺が暴く!」
ファイズのベルトが欲しい大樹としては、いつ現れるか解らないファイズを待つよりも探し出したほうが手っ取り早い
一方大樹にライバル意識むき出しの士。なんとしてもお前を出し抜いてやるぜ!とファイズ探し対決に宣戦布告します
「さっきは助けてくれてありがと。私、友田由里」
「僕は尾上タクミ」
中庭での騒動をきっかけに写真部の2人と親しくなる士。由里の傍らに佇む気弱そうな少年の名は尾上タクミ
もうファイズの正体が誰なのかわかってしまいましたが今回は脚本上わからないフリをしておきましょう
「ほんっとラッキークローバーって嫌な連中よね。オルフェノクくらいキライ」
「オルフェノクに何か個人的な恨みでもあるのか?」
「別にないけど。化物が人間のフリをして潜伏してるってだけで気持ち悪いじゃない
もし自分の周りにもそんなのが居たらと思うと…最悪だわ」
オルフェノクを嫌悪しボロクソにけなす由里。隣のタクミの表情がずんずん暗くなっていきます
「で、でもホラ由里ちゃん。この学園はファイズが守ってくれてるから安心だよ」
「ファイズなんて居るワケないじゃない」
不安がる彼女を安心させようと笑顔でそう言ったタクミの気遣いを、「ファイズなんて居ねーよ」とにべもなく斬り捨てる由里
ますます落ち込むタクミが可哀想過ぎる。というか由里の言動キツすぎ。自重しろ
俺ならこんな女とは距離を置きたいところですが、由里に惚れてるらしいタクミはそれでも精一杯の笑顔を絶やしません
いつか自分の写真集を出すという夢がある由里。タクミはそんな由里の夢を心から応援しているようです
「身の程知らずめ・・・俺達に勝負を挑んでこようとはな。テニスの経験は?」
「悪いが俺には苦手なモノはない。写真を撮ること以外はな
1人じゃあ物足りないな・・・2人・・・いや3人まとめてかかってこい!」
ファイズ捜しを始めた士は、まず最初に他ならぬラッキークローバーの面々に目星をつけた
ファイズは学園の生徒の可能性が高い。ならばスポーツ優秀者から当たっていくのは非常に理にかなっています
そんなこんなでラッキークローバーとテニス勝負をすることになった士
2人がかりで物凄い打球を打ち込むラッキークローバーを相手に、士はラケット二刀流で対抗
全身から炎の竜巻を吹き上げ、勝負前の宣言通り2人まとめてぶっ飛ばします
>士「今度はテニスの王子様の世界か」
>士「俺様の美技に酔いな」
>士「ワシの波動球は108式まであるぞ」
>新番組、テニスのディケイド様!!
>さすが元跡部様だけあってテニス上手いですね士
>これなんてテニプリ?
>あ……ありのまま今朝起こったことを話すぜ!「ディケイドを見ていたらテニスの王子様が始まった」
>俺は8時過ぎに起きてすぐにディケイドを観た・・・が、それからなことは?
「あ・・・?あ・・・?なぜだ?なぜ実写版テニプリがやっている?」なにが『怪盗555』うちのテレビ欄はデタラメだよ!!
>555の学校が普通に地元で吹き出しました、テニスコートは使ったことありませんが(笑)
完全にテニスの王子様だこれ
それもそのハズ、門矢士役の井上正大はミュージカルテニスの王子様の三代目・跡部景吾
士にとってはこれくらいの芸当「この程度素でできんだよ!」てなくらいのもんでしょう
ちなみにユウスケ役の村井良大は三代目・宍戸。この2人ディケイドの前に氷帝メンバーとして競演してたのね
「この力・・・なるほどな。キサマがファイズか!」
「オルフェノクだと?どうやらお互いに思い違いしていたようだな・・・変身!」
テニスで惨敗を喫したラッキークローバーの2人は禍々しい怪物へと姿を変えた。言わずもがな彼等の正体はオルフェノク
彼等をファイズと思った士の読みは真逆。彼等もまた、自分達の同胞を討ち続ける怨敵・ファイズを探していたのである
「ファイズではない?だが我等の正体を知ったからには生かしてはウボァー!」
相変わらずテキトーに強いディケイドに瞬殺されるドラゴン&センチピードオルフェノク
琢磨はともかく北崎さん涙目です。しかしここでラッキークローバーのリーダー格である百瀬が颯爽と登場
百瀬はタイガーオルフェノクに変身すると、なんと灰になったドラゴンオルフェノクに再び命を吹き込んだではないか
なかなかチートくさい能力の持ち主ですタイガーオルフェノク。なるほどこいつがファイズ世界のボスキャラか
命を3つ持ってることだけが取り得のクロコダイルがハブられたのも無理ありません
「僕達の目的はファイズだ。どこから来たのか知らないけど・・・消えてくれないかな?」
言うなり一撃くれてディケイドをたやすくブッ飛ばす、タイガーオルフェノクの圧倒的なスピードとパワー
そのままラッキークローバーの4人は煙のように士の眼前から姿を消してしまいました
「正体を知られたから生かしておけない」って言ってたのに!
いくら子供番組とはいえ、なんでこうも話の流れがテキトーなのかと。まぁ平成ライダーでは日常茶飯事ではありますが
「やあ鳴滝さんじゃありませんか。まさか貴方も僕の邪魔をするなんて言いませんよね?」
「・・・キミの恐ろしさは重々解っているつもりだ。やめておこう」
その頃、鳴滝と大樹のこの会話。鳴滝もビビる大樹の実力とは一体どれほどのものなのか?
とりあえず2人は敵同士ではないようですが、味方というワケでもないようです。鳴滝のビビり具合からするとやや敵寄りか
そんな大樹は昨夜ファイズを追走した際に拾ったとあるブツをラッキークローバーに持ち込み、彼等に協力を申し出ます
「友田由里。この写真はお前が撮ったもので間違いないな?これをファイズが落とした」
「まさかファイズの正体が女だったとはね。道理で今まで見つからなかったワケだわ」
大樹のブツはファイズが落としたという由里の写真だった。ならばファイズの正体は友田由里ということになる
ラッキークローバーはオルフェノクの正体を曝け出し由里に襲い掛かるが、これに立ちはだかったのはあのタクミだった
「変身ッ!!」
「嘘・・・タクミが・・?」
迸る真紅の閃光。そう、ファイズは友田由里ではなかった
気弱な少年・尾上タクミこそが仮面ライダーファイズの正体!
大好きな由里を守る為に戦うファイズだったがなにせ多勢に無勢。健闘むなしくボコられ、ファイズのベルトを奪われてしまう
2人のピンチを察した士も駆けつけたものの、変身ベルトを吹き飛ばさされて変身できない大ピンチに陥ってしまいます
「やぁ、おめでとうございますラッキークローバーの皆さん。これで僕も晴れて一員ですね」
絶望的な状況の中、パチパチと拍手をしながら現れたのはラッキークローバーに肩入れした大樹
ラッキークローバー入りを条件にした情報提供だったようですが、無論そんなモノが彼の本心なワケありません
「でも・・・ラッキークローバーに5人は多すぎると思いませんか?変身!」
『カメンライドゥ・ディエンド』
やはりトレジャーハンターの本性を現した大樹。変身!仮面ライダーディエンド!
ハナから狙いはファイズのベルト。大樹はそのためにラッキークローバーを都合のいい手足として利用したのである
「士、僕の戦い方を見せてあげるよ」
「悪いけどキミ達はもう用済みだよ!」とばかりにラッキークローバーに襲い掛かるディエンド。なかなかクールな奴だな
なんのカードも使用していないのにも関わらず、まるでアクセルフォームのような超スピードでこれをボコボコにします
流石は鳴滝もビビるだけあって、ディケイド以上にテキトーな強さのディエンド
昨夜コレでファイズ倒せば良かったのにとツッコミたくなりますが勘弁してあげましょう
『カメンライドゥ・レイ』 『カメンライドゥ・カブキ』
「何!他のライダーを呼び出しただと!?」
更に例の特殊能力でレイと歌舞鬼の2体の仮面ライダーを召喚。映画ライダーも対称とは凄いサービスぶりねこれ
本人の強さに加えてこのチート能力。なんかもう相手が可哀想になる程の強さでセンチピードオルフェノクを射殺する
一方、傷ついたタクミに肩を貸して逃げる由里の前に百瀬が現れた。彼は由里がフェイクであることをまだ知らないのだ
タイガーオルフェノクの正体を現し、怯える由里にその爪を振り下ろす百瀬
タクミはファイズのベルトを持っていない。目の前で好きな女の子が殺されるのを黙って見ているしかないのか?
ガシィン!!
百瀬の爪は由里を傷つけることはなかった。その腕は突如として現れた1体のオルフェノクによって止められていたから
「た・・・タクミ・・・?いやああああああああああああああ!!!」
仮面ライダーファイズの正体であった尾上タクミの、更に正体。ウルフオルフェノク
彼もまたラッキークローバーと同じく、人間社会に潜伏するオルフェノクだったのだ。ここらはオリジナルと同じ設定ね
最愛の人を守る為、その人の最も忌み嫌う存在である自分の正体を明かしたタクミ。彼女の悲鳴は彼にどう聴こえるのか
「さぁ士、そのベルトを僕に渡してもらおうか?」
「言ったハズだぜ。俺はアンタの邪魔をするとな」
首尾よくラッキークローバーを利用してファイズのベルトを炙り出したのに、肝心のブツを士に抑えられる大樹
やっぱりどこか抜けているというか何というかへっぽこトレジャーハンターです
ベルトを渡さない士と対峙し、互いに銃の引き金を引いたところで次週へ続く!明日更新だけどな!