第11話
555つの顔、1つの宝
「ファイズギア・・・かつてある企業によって開発された貴重なお宝だよ
世界には僕達の想像を超える素晴らしいお宝が眠っている。僕はその全てを手に入れたいんだ!」
世界中のプレシャスは俺のモノ!お前のモノも俺のモノ!
人知れず眠る財宝ならともかく、人の持ち物であるベルトまで欲しがる大樹。ボウケンジャーとジャイアンを足したような行動理念です
そんな大樹に歯向かった士はあっさり吹き飛ばされますが、こぼれ落ちたファイズギアを素早く拾い上げたのは持ち主・タクミだった
ギュイーン!バババババ!マシンガンを乱射しつつすっ飛んできたのは我等がうっかりロボ・オートバジン
「由里ちゃん乗って!」
素早く由里を後ろに乗せ、タイガーオルフェノクの魔の手から彼女を救うタクミ。そのまま首尾よく現場からトンズラします。しかし・・・
いつも傍に居て、誰よりも信頼していたタクミがオルフェノクだった。その事実にショックを隠せない由里は思わずタクミを避けてしまう
「ずっと・・・オルフェノクだったの?どうして今まで隠してたの?」
「学園に居たかった・・・どうしても。ゴメン」
あれだけオルフェノク嫌悪を如実に示されたらカミングアウトなんてできるワケねーだろと。由里の自分勝手な物言いスゲエ
力なく答えて由里と別れたタクミは、もう半ば自暴自棄になった様子でファイズギアを川へと投げ捨ててしまいます
「そもそも何故オルフェノクのあいつがファイズになって仲間の怪物と戦ってたんだ?」
「わからない・・・タクミ・・・」
士のカメラを返しに光写真館へやって来た由里は、士や夏海の前で思い出のアルバムに目を落として涙ぐむ
由里と一緒に写っているタクミの写真は、そのいずれもが最高の笑顔で笑っていた
「このコがタクミ君ね?いい顔で笑ってます」
「でも・・・これも嘘だった・・・私は何も知らなかった
彼がファイズだったことも。オルフェノクだったことも
私の知ってるタクミの顔は・・・彼の本当の顔じゃなかった」
それは自分に秘密を隠していたタクミへの不信か。あるいは彼の苦悩に気付いてやれなかった自分への怒りか
小さな拳を握り締め唇を噛む由里に、しかし士は優しくこう言うのだった
「本当の顔なんて誰も写せない。何百枚撮ったって別の顔が写る
同じ顔なんて2度と撮れない・・・だから俺達は写真を撮るんじゃないのか?」
「やぁ、やっと見つけたよ。オルフェノク君でいいかな?」
「・・・僕の名前は尾上タクミです」
「人間のつもりかい?ファイズのベルトを渡してもらおうか」
翌日、タクミの前に現れファイズギアを渡せと迫る大樹。相手を人間と思っていない言動はかなり冷たい印象を与えます
「渡さないと殺す!」と威嚇する大樹に対し、持ってない物は渡せないのでウルフオルフェノクに変身して抵抗するタクミ
いい加減ボコられたところに、川からファイズギアを回収した士が登場。昨日タクミが川に捨てる場面を目撃していたのだ
「そいつの言ってることは本当だぜ。そいつはファイズギアを捨てた
ファイズギアよりも大切なものがあるからな」
「ファイズギアより価値のある物?そんな物があるハズない。それを渡せ士!」
その言葉の意味が理解できない大樹。戦闘だけは鬼強いけど心は未熟者って設定なのね
大樹は先制攻撃で変身しようとした士のライドブッカーを奪うが、そのタイミングを逃さず現れた鳴滝が時空の壁を出現させた
「ありがとうディエンド。これで邪魔者を始末できる」
「ファイズはもう居ない!今まで僕達を排除し、追放してきた人間達よ・・・
今こそオルフェノクの恐ろしさを思い知るがいい!」
その頃、スマートブレイン高校では百瀬らラッキークローバーがオルフェノクの本性を現し次々と生徒を襲っていた
というかこいつらなんで「ファイズはもう居ない」とか言っちゃってるんでしょう
ラッキークローバーからすれば昨日の出来事は 「尾上タクミがファイズだった→でも逃しちゃった」 で終ってるハズです
タクミが川にファイズギアを捨てたことなんてこいつらは知らない事実のハズなのに
先週の士にトドメを刺さないのもそうでしたがこの脚本のザルさ加減は一体なんやと
追い詰められた生徒達に迫るラッキークローバーの3人。そこへ息を切らしながら駆け込んできたのはタクミだった
大切なクラスメイト達を守る為、タクミは迷う事無く全校生徒の前でその姿をウルフオルフェノクへと変えた
「うわああタクミが!アイツもオルフェノクだったのかよ!」
例え自分がこの学園に居られなくなっても、ともに過ごした仲間達だけは守りたい
そんな覚悟も知らない生徒達の冷たい言葉を背中に受けながらも、しかしタクミはたった1人で全校生徒を守って奮闘する
「くだらないな・・・何がファイズギアより価値のあるモノなんだか」
その一部始終を見ていたにも関わらず、何も感じる取ることなく欠伸すらする大樹。マジDQNぽい
>海東が草加に見えてきた・・
光写真館に向かうと、プルプル玩具のキバーラをふんじばって士を連れ去った鳴滝の居場所を吐かせます
「やぁディケイド。君の為に最高のライダーを用意したよ」
次元の狭間。ライドブッカーがないのでディケイドに変身できない士を相手に、自身満々の鳴滝が呼び出したライダー
漆黒の仮面ライダー龍騎、すなわち劇場版龍騎のボス格であるリュウガだった。ふお〜泰山天狼拳!
逃げるしかない士だったが、そこへキバーラを締め上げてきた大樹が登場。狼狽する鳴滝を尻目にディエンドに変身する
「リュウガー!」
リュウガ頑張れ!超頑張れ!と必死に応援する鳴滝
最初はボコられたリュウガでしたが、この応援がパワーになったのかドラグブラッカーを呼び出して反撃に転じます
「バケモノには・・・バケモノかな」
『カメンライドゥ・キバ』
これを受けて大樹は例の能力でキバを召喚。ディケイドがツバつけたライダーも問題なく呼び出せるのね
ディエンドの能力は既に先週拝んでる士ですが、流石にキバを召喚されたのには「ちょ、ま」みたいな顔して驚いてます
「痛みは一瞬だ」
『ファイナルフォームライド・キバ』
言うなりいきなりキバを射殺するディエンド。何かと思ったらファイナルフォームライドか
「ちょっとくすぐったいぞ」と言って背中を開くディケイドに対し、ディエンドは相手を撃てばいいというシンプルな手順です
必殺のファイナルベント・漆黒のドラゴンライダーキックを見舞うリュウガでしたが、大樹は慌てず騒がず仁王立ち
ドッキュウーン!!!!!
狙いを定めたキバアローで真正面からこれを容易くブチ抜き圧巻の勝利を手にするのでした
「ハッハッハッハ!面白いなディエンドよ!
お前とディケイドは決して相容れない!いずれ滅ぼしあう!」
曰く「最高のライダー」があっさり敗れたのに、特にショックを受けるでもなくケラケラ笑う鳴滝。それってどうなのよと
>最強クラスのはずのリュウガのファイナルベントが一方的に打ち負かされたのは超ショックです
>リュウガ(オリジナル)が!!ディエンドにあっさりとやられちゃったよ!!あsdfggh
>最強のライダーを瞬殺された鳴滝の態度がえらいむかつくんですが
>鳴滝の相容れない発言とディエンドキバを見るに、第1話のライダー大戦は
ディケイド対ディエンドの召喚ライダーだったんでしょうか
「どこへ行くんだい士?」
「言っただろ。そんなモンなんかより大切な物があるってな」
元の時空に戻った2人。ファイズギアを奪い取り、代金代わりにライドブッカーを返してやる大樹でしたが士は知らん顔
「ファイズギアなんてハナっから興味ねーんだよボケ」と言い残して去っていく士の背中に、大樹は苛立ちを隠せません
再びスマートブレイン高校。流石に3対1では勝てるハズもなく、ボロ雑巾のようにのされてしまったタクミ
しかしドラゴンオルフェノクが由里のカメラを踏みつけそうになると、目の色を変えてその足にしがみつきます
「このカメラは由里ちゃんの夢だ!
僕がいいと思った物を・・・由里ちゃんもそう感じてくれた
ただそれだけ・・・それだけの事が泣きたくなるくらい大切だった
だから僕は由里ちゃんの夢を守るって決めたんだ!」
「タクミ・・・!」
どうして今までのタクミの顔を「嘘の顔」だなんて思ってしまったのか。彼はこんなにもずっと変わらなかったのに
タクミの一途な優しさを改めて感じ、一時でも彼の事を責めた自分を恥じて涙を流す由里。そこに士が駆けつける
「裏切り者のオルフェノクを庇うつもりか?人間のお前が」
「人間だオルフェノクだなんて関係ねえ。コイツは自分の大切な物を守ろうとしただけだ」
「大切な物?そんなちっぽけな・・・」
「ちっぽけだから!守らなくちゃいけないんだろッ!」
ラッキークローバーを一喝する士のただならぬ迫力。普段とはまた一風雰囲気が違うながらもメチャクチャ格好いいぞ
士の言葉にタクミが大きく頷いた時、ファイズのカードがその本来の輝きを取り戻した
「貴様・・・何者だ?」
「通りすがりの仮面ライダーだ。覚えておけ!」
「ふん・・たった2人で我々3人を相手するつもりか?」
とりあえず数で勝ってるので余裕ぶる百瀬でしたが、ここでその数字を狂わせる大樹が登場
おもむろにファイズギアを取り出すと、なんとそれを無言でタクミに向かって放り投げます
「どういう風の吹き回しだ?」
「まだ見せてもらってないからね。ファイズギアより価値のあるモノを」
「変身!」 「変身!」
おおおすごい。これは予想できなかったディエンドとファイズのW変身。熱い展開です
これで3対3ですがそもそもディエンドは単体でもチートな強さなのでハッキリ言って余裕勝ちです
「ちょっとくすぐったいぞ」
「アッ―!」
例によってトランスフォームタイム。ファイズのファイナルフォームライドは巨大な銃火器
その名もまんま「ファイズブラスター」!
ばごおおおおおおおおん!!
最後は極太のビームをブッ放して3匹まとめて消し炭に。戦闘も終って、残るはタクミのこの後ですが・・・
「どこに行くつもりタクミ?私の夢を守ってくれるなら・・・
写真集出すまでずっとそばに居なさいよ!」
釘宮理恵が上手そうな台詞を吐きつつ、学園を去ろうとしたタクミを繋ぎ留める由里
他の生徒がどう思うか解りませんが、2人の絆があればきっとその逆風の中でも負けずに頑張っていけるでしょう
これにてファイズ世界も一件落着・・・いや、もうひとつ残ってました
「おお士!見ろこの宝の山を!オルフェノクと戦う為に作られた複数のベルト…
中でもこの帝王のベルトの価値ときたらファイズギアなんて目じゃないよ!
ファイズギアより価値のある物ってこういう意味だったんだな士!」
「ちが・・・・」
ラッキークローバーをブッ倒した時に破壊した瓦礫の中から、サイガギアやらオーガギアやらを発掘して興奮する大樹
士が伝えようとした「大切な物」の本当の意味も解らずに、満面の笑顔ではしゃいでます
コイツに人の心の大切さを理解させるのは、まだまだ先の話になりそうです
>海東「オーガベルトとったどー!」
>海東空気嫁・・・
>大樹がやりたい放題な話でしたね
>ディケイドの555の世界においてのライダーベルトは全部対オルフェノク用で
どうやら建設途中か改工事中のスマートブレイン高校のコンクリの中に隠されていたようで
タクミはその中のファイズのベルトを見つけて戦っていたと
次週、第6の世界はアギトの世界!
次回予告では八代さんにそっくりな女性に驚くユウスケの姿が・・・?これは期待せざるを得ない内容!震えて待て!
>アギト世界なのに来週はユウスケ主役ぽいですね、かっこいいクウガを楽しみにしています
>1話でアンノウン出さなかったのはクウガと繋げるためだったんだなあ
>大人の事情で無かった事になったクウガとアギトのリンクを持ってくるとはwktk
>ディケイドでのアギト世界はクウガ世界との関係を強調して描かれるみたいですね
オリジナル版でもパラレル的なつながりはあったそうですけれど
>しばらく目立ってないユウスケ→おもむろにメイン回→昔の女に再会=ハブラレルヤルート決定か
第12話
再会・プロジェクトアギト
「未確認生命体・・・おいおい、俺達はクウガの世界に戻ってきちまったのか?」
6番目に訪れた世界。新聞やテレビで報道されるのは、人間を襲う謎の未確認生命体「グロンギ」のニュース
それは紛れもなくクウガの世界における敵の名前と姿であるが、もうあの世界からグロンギは一切消滅したハズ・・・
「やっぱりここは別の世界だよ。グロンギはもう居ないはずだし
俺の世界にはこんなロボットもいなかった」
丁度生放送ではグロンギVS警官隊のニュースが流れており、そこに現れたのは青の装甲服に身を包んだ1人の戦士だった
対未確認生命体命用強化外骨格 正式名称GENERATION-3 eXtension 通称【G3‐]】
ディケイドにおけるアギト世界ではG3は登場せず、いきなりG3‐Xでの登場。しかし何やら動きがやたらガクガクしてますよ
大リーグボール養成ギブスでもつけてるかのようにカックンカックンと怪しい動きを見せるG3-X
片手でちょっと触れただけのパトカーを数mも吹っ飛ばすなど、
およそTVシリーズのG3‐Xとは思えぬようなパワーを垣間見せますが、どうやら装着者がスーツを完全に操れてないみたい
「GX‐05使用許可!」
「い、いいんですか〜!?どうなっても知りませんよ〜!」
情けない声をあげてヘッピリ腰でケルベロスをブッ放すG3‐Xの装着者
銃弾の雨は見事グロンギを爆殺しますが、同時に多数のパトカーも巻き込んでの爆発祭というあわやの大惨事に
どうやらこの世界でのG3‐Xは対グロンギ用兵器として戦闘力は申し分ないものの、その扱いに難のある諸刃の剣のようです
「ご覧のとおりG3‐Xは完璧です!」
「完璧?グロンギ相手にあんな過剰なパワーが必要ですか?」
「グロンギもパワーアップしています。それに・・・
グロンギ以上の敵が現れる可能性だってあるかもわかりません」
そんなG3-Xですから、近隣住民やマスコミからは「あれ危なくね?」と吊るし上げの対象に
記者会見で大声を張り上げながらG3‐Xの必要性を説く女性警官がTVに写った瞬間、ユウスケ達は思わず息を呑んだ
「姐さん・・・!?」
「あねさん?誰なのそれ」
>動いた、動いた、キバーラが動いた!
>CGキバーラ復活ッ!!CGキバーラ復活ッ!!
久しぶりにCGでグリグリ動くキバーラ復活。彼氏の昔のオンナ登場という展開にちょっと本気出したのでしょうか
クウガ世界でユウスケに戦うことの意味を教え、その短い生涯を閉じた女性。八代藍刑事と瓜二つの容姿だったからである
八代淘子。G3‐Xの開発責任者という才女であり、同チーム班長
なるほどクウガ世界の八代さんは一条刑事の女版でしたが、アギト世界では小沢澄子のポジションか。道理で気強そうだ
「これでハッキリしたな。ここはクウガの世界じゃない
だから八代刑事も生きている・・・お前の知ってる八代刑事とは別人だろうがな」
「それでも姐さんは姐さんだよ!」
似てりゃあいいんだよ!と満面の笑顔で叫んで飛び出すユウスケ。まぁ気持ちはわかりますけどね
一方、そんなユウスケの背中を見送った士は郵便配達の服装になっていた
制服のポケットから一通の封筒を発見し、この世界でのとりあえずの目的を得ることになる
「なるほどな。コイツを届けろってことか」
「でも宛先は転居先不明になってますよ?」
転居先不明の封筒。宛名には【芦河ショウイチ】という男の名前が書かれていました
すげえ。葦原涼と氷川誠と津上翔一、オリジナルアギトの主人公3人を全員混ぜた名前です
名前から推察すれば、この世界の「ショウイチ」はアギトのみならずギルスとG3の役割も担っていると思われますが・・・
「確かにグロンギは倒せましたけど・・・被害は酷いしマスコミには叩かれるし
もう自分にはG3‐Xの装着員は務まりません!勘弁してください!」
「八代刑事!じゃあ俺がその装着員に立候補します!」
警視庁。冒頭でヘッポコな戦いぶりを見せた例の装着員は、マスコミの叩きに耐え切れずその座から退くことに
仕方がないのでG3-Xの装着員を公募することにした八代さんの前に現れたのは、ニコニコ笑顔のユウスケだった
姐さん大好きオーラを巻き散らしながら厳しい選考を凌いでいくユウスケ
しかし選考会に参加した候補者メンバーの中には、思いもかけない強力なライバルの姿が
「あっ!海東さん!?」
「やぁ小野寺ユウスケくん。ようこそアギトの世界へ」
冒頭のヘッポコ装着員と同じく、カクカク動きで数分動いただけで息も絶え絶えになるユウスケに対し
まるでその重量と負荷を感じさせることなく華麗なフットワークを見せ付ける大樹。これなんて天道総司?
ユウスケの頑張りも虚しく、その圧倒的な身体能力を見せつけた大樹が文句なしで装着員の座をゲット
しかしながら最終選考まで残ったという実績と、なによりも八代の役に立ちたいという本人の情熱を聞き入れられ
補欠装着員という立場でユウスケはチーム入りを果たすのでした。大樹のこの世界での狙いは何なのか?
「転居先不明になってるのに・・・こんなトコ来ても意味ありませんよ」
一方、「葦川ショウイチ」を尋ねて廃虚と化した転居前の家に手紙を持ってやってきた士と夏海
そこで奇妙な形に捻れたリンゴという、いかにもアギト本編で出てきそうなアイテムを発見すると
誰もいないと思われた部屋の奥から髭を生やしたあからさまに怪しいオッサンが現れた
「なぜここに人がいる?出て行け」
「アンタが芦河ショウイチか」
言うなり超能力で士達を吹き飛ばすオッサン。そう、この怪しい髭のオッサンこそが芦河ショウイチその人
俺は誰の話もきかねー!帰れ!と士を追い返そうとするショウイチでしたが、そこに一体の蟻怪人が現れる
「ふんグロンギか・・・って、グロンギじゃない!?
コイツはたしか”アンノウン”か!」
グロンギ語ペラペラの士はフレンドリーに話しかけますが、蟻怪人はまったく聞き入れず無言で襲いかかってきた
記憶の断片なのか何なのか解りませんが、瞬時にその敵を「アンノウン」だと判断した士はこれを撃破する
「たった一匹倒してもどうにもならん。奴等に目をつけられたら終りだぞ・・・早く帰れ」
状況からしてアントロードの目的はショウイチのようでしたが、士に助けられた彼は礼を言うでもなく「帰れ」の一点張り
彼なりに士達がアンノウンに狙われないようにする為の気遣いのようですが、どうにも言い方がぶっきらぼうです
「俺はこいつをアンタに届けに来ただけだ」
「・・・1年前の消印?今更こんなものが何になる」
何をするだァーッ!許さんッ!
士が手渡した封筒に目をやると、中身を開けようともせず真っ二つに破いてしまうショウイチ
>はんぺらさんはショウイチが手紙を破く場面で「何をするだあーッ!」と叫ぶ!
その時、突如光の十字架が現れると士らの頭上で爆発。幸い誰も怪我はありませんでしたがショウイチは姿を消してしまう
爆発を引き起した牛みたいな頭をした謎のアンノウンもすぐさま退散。コイツがアギト世界のボスキャラでしょうか?
「本当に行っちゃうんですか?ずっと私達と旅を続けてくれると思ってたのに」
「俺さ、解った気がする。俺が旅してたのはもう一度姐さんに会う為だったんだ
だからみんなには悪いけど・・・きっとここが俺の旅の終点」
「八代の為にこの世界に残る、か」
補欠とはいえG3-Xの装着員に選ばれたユウスケは、士達とはこの世界で別れて八代の傍に残ることを決意する
「今度は八代さんと上手くいきそうですか?」
「ハハッ、別に姐さんとはそんなんじゃないよ。それに・・・・
この世界の姐さんには忘れられない人がいるみたいだし」
選考会の間、ユウスケは八代の言動から彼女の心の中にいる1人の男の存在を感じ取っていた
ユウスケが使おうとしたロッカーを「そこは使わないで!」と大切そうに守ってみたり、
ハードな運動テストで次々と候補生が脱落する中、「これくらいあの人なら・・・」と呟いてみたり
「いいんだ。俺は自分の世界で姐さんを守れなかった。だからこの世界では・・・」
しかし「彼女に愛されるのが目的じゃない。彼女を守れればそれでいい」といじらしい台詞を吐いて微笑むユウスケ
メチャクチャいい奴です。まぁ異性的には最後まで「イイ人」で終っちゃうタイプですが
一方彼が光写真館を去ったあと、士は真っ二つに破かれたショウイチ宛ての手紙を読んで何かに気付くのだった
「なるほどな・・・そういうことか。大体解った」
あと前半パートでCG復活してたキバーラがここでは再び玩具に戻ってました。一体何が・・・
>キバーラ前半はCGだったのに・・・予算が尽きたか・・・
>ぼくらのキバーラが・・・ぼくらのキバーラが・・・ううっ 短い帰還でござった
>キバーラ「何をするだァー!!ゆるさん!」
「またお前か。もう俺には近づくなと言ったハズだが?」
「探したぜ芦河ショウイチ。安心しな、俺がアンタをアンノウンから守ってやる」
翌日、再びショウイチを探し出した士は彼をアンノウンから守ってやると提案。士らしくない行動に夏海は首をかしげます
ところがその申し出を聞いたショウイチは何故かゲラゲラと大笑いし・・・次いで、烈火のように怒りを露にした
「俺を守ると言ったのか?人間のお前が?
このバケモノをかーッ!」
クリリンのことかー!!!
言うなり袖口から飛び出した触手が夏海を締め上げ、彼女を士から引き離した
怒りの咆哮とともにショウイチの身体が異形の戦士へと変貌していく。その姿は・・・・そう、紛れもなく
エクシードギルス!
これは視聴者を驚かせる展開。名前がショウイチなだけにアギトに変身するとばかり思ってましたがまさかのギルスとは
「おいおい、その夏ミカンは絞っても美味しいジュースにはならないぜ?」
>日曜朝から触手責めとは何をするだあーッ!
>触手プレイ→絞っても美味い汁は出ないぞ 日曜朝なのにアウアウ
>しぼったら性的に美味しいジュースが…
>夏みかんからおいしいジュース!出る出る!股の間から!!
>夏みかんを触手で搾って違う汁を出すんですね、解かります
日曜の朝っぱらから隠語爆裂で卑猥な妄想を掻き立てられるシーンです
ギルスに変身した途端「俺を呼ぶなー!」とワケのわからない事を叫び、暴れまくるショウイチ。マジタミフル
仕方がないのでディケイドに変身してこれを取り押さえようとする士でしたが、ショウイチはこれを振り切って逃走します
「ちょっ・・・何やってるんです海東さん!G3‐Xをバカにしてるんですか?」
「黙っててくれるよねユウスケくん?誰も損することじゃあない」
その頃、グロンギ出現の報告を受けて現場に向かったG3装着員海東大樹と、補欠装着員小野寺ユウスケの2人
現場に到着するなり「こんなん着てられっか」とG3‐Xを脱ぎ捨てる大樹にユウスケが怒ります
>野ざらしで転がってるG3がシュールすぎる
>G3−X「あ…あ…?」
>G3X「あ、ありのまま今起こったことを(ry
『どうしたの?何が起こってるの海東くん!』
「あーあーどうやら映像送信機能が故障した模様。現在順調にグロンギを相手に交戦中です」
まぁディエンドで戦ったほうが100倍強いのは事実なので、確かに八代さんに事実を伏せれば誰も困る人はいませんが
八代さんの為に頑張りたいユウスケからしてみれば、G3‐Xをないがしろにする大樹の行為は許しがたいものでしょう
そんなこんなでドレイクとデルタを召喚し、グロンギを圧倒する大樹でしたが、そこにひょこっと2匹のアントロードが出現
「なんだコイツら・・・グロンギじゃない?」
2匹のアントロードはなんとグロンギをサクッと殺害。驚くユウスケ達に向かって襲い掛かってきた
更にそこへ畳み掛けるように半狂乱中のエクシードギルスが登場し、アントロードをブッ殺します
あれよあれよの怒涛の展開についていけず目をパチクリさせるユウスケ。気を利かした大樹が説明を入れてくれました
「あいつはギルス。”アギトになれなかった者”だ」
「アギトの亜種」「不完全なアギト」というギルスの設定はオリジナルと変わらないみたい
なんか苦しみながら暴走してるのも、アギト序盤の涼を蝕んでいた消耗現象の一種でしょう
雄叫びを上げながら攻撃を仕掛けるギルスにに応戦しようとした大樹とユウスケだったが、そこに士が割って入る
「俺はコイツを守る。海東、お前がコイツを倒すってんなら邪魔もできて一石二鳥だな」
「そうか、じゃあ仕方ないな」
説明もなくギルスを守るという士に対し、だったらやってやんよ!と問答無用で受けて立つ大樹。お前らもう少し会話しろ
『アタックライド・クロスアタック』
放たれるデルタとドレイクのW射撃。身構える士だったが、なんとその瞬間ショウイチが士のベルトを剥ぎ取ってしまう
たちまち変身が解けた生身の士にデルタショットが命中。動きを封じられた彼に向かってデルタが飛ぶ
デルタ必殺キック!ルシファーズハンマー!えええ
予想外の出来事に「ちょ、おま!」みたいな顔して目を剥く士の必死さ加減と、
剥ぎ取ったベルトを持ったままボーっと突っ立ってるギルスの2人の対比がシュールで面白い
ギルスのイミフな行動で絶対絶命のピンチに陥った士!どうなる次週!
>ベルト外しちゃえばよくね? みんな思いついても
それはやっちゃイカン、と踏みとどまるのに。ショウイチさんフリーダムやで
>ギルスのベルトはずし! こうかは ばつぐんだ!
>士「あれ、水落ちだと思ったのに近くに川ないから俺死ぬんじゃね?」
>士「川!川どこだよ川!」
>やっぱりクウガ・アギトストーリーは良いですね♪見ごたえあるわ
>今回は初めてアギトの正体がわかんなかったですね。脚本がんばったか?
>来週はギルス→覚醒アギトという流れですか
>これはギルスがアギトに変化するという流れになりそうですね
オリジナル版だとその辺の設定はいまいち分からないままでしたが
>ショウイチはひょっとしてギルス、G3ーX、アギトを全部一人でまかなっているのか。もしそうならスゲー
推察する限り、ショウイチは八代さんの「忘れられない男」で元・G3−Xの装着員
そして次週完全覚醒してギルスからアギトに進化すると思われます
これで「芦河ショウイチ」の名の示す通り、たった1人でG3、ギルス、アギトと3役を担うというワケか。これは脚本上手いな
第13話
覚醒・魂のトルネード
「危ないじゃないですか!海東さん!」
「やぁ悪い悪い。士を狙ったわけじゃなかったんだが」
生身の肉体にルシファーズハンマーを喰らうという絶体絶命ラストだった前回の引きですが、ユウスケの決死のタックルで事無きを得る士
大樹はあくまでギルスを狙い、それを庇おうと間に入った士がああいう目に逢ったので不可抗力と言えば不可抗力かも知れませんが
「いやあこんな事もあるんだね」的なニュアンスでケラケラ笑う大樹のDQNぶりときたら。今回も冒頭から突っ走ってます
「おい、バックルを返せよ」
「ぐううっ・・・お前達・・・早くここから離れろ・・・奴等が来る!」
ベルト返せ!と差し出された士の手が見えているのかいないのか、頭を抱えてウガウガ苦しみだすショウイチ。会話しろよ
ショウイチの予言の直後、まばゆい光とともにバッファローロードと沢山のアントロードを従えたクイーンアントロードが出現する
アントロードの女王であるクイーンアントロードは劇場版アギトのボスキャラですが、バッファローは彼女より更に格上のようです
「人間よ・・・お前達にそのような力は必要ない。人間はただ人間であればよいのだ」
神の使徒であるアンノウンは神の子らである人間達を愛しているが、それ故に「人間以上の力」を得た者達を罪人として排除しようとする
超能力者を襲う彼等のこの行動原理もTV版オリジナル設定を踏襲しており、アギト世界の脚本の本家リスペクトぶりを感じさせます
ばごーん!先週も炸裂した爆発攻撃でぶっ飛ばされる一行。 バッファローロード「特技はイオナズンです」
『ショウイチ!?ショウイチなのね?』
「・・・くッ!」
爆発の拍子で転がったG3‐Xのカメラアイから芦河ショウイチの姿を見た八代は、彼の名を連呼して必死に呼び止めた
予想通り彼こそが八代の大切な男でした。彼女の声から逃げるようにショウイチはその場から逃走し、士はこれを尚も追いかける
「こいつを返してほしいのか?これでお前は戦う力もない。俺の前から消えろ」
「言ったハズだぜ。俺はアンタを守ると・・・ってウギャアー!キン肉マーン!」
「消えろと言っている!」
あくまでもアンタを守ると傍にまとわりつく士に、ブチ切れたショウイチの超能力が炸裂
哀れ士はぶっ飛ばされた挙句ブン殴られて気絶し、ショウイチはディケイドのバックルを持ったままトンズラしてしまいます
「その敵は”アンノウン”ね。私はグロンギと区別する為にそう呼んでいる
今までにも何度か目撃例があって、その為の対抗策も用意してあるわ」
「対抗策・・・それはつまりG3‐X以上の新たな戦力ですね?」
ユウスケらはグロンギをも倒す新たな敵の出現を八代に報告。しかし既に彼女はその存在を知り、対抗策まで用意していた
八代の言葉を聞いた途端ギラリと瞳の奥を光らせる大樹。つまり彼のこの世界でのターゲットとはその・・・
「”G4チップ”。やはり完成していましたね
人間の脳とシステムをダイレクトリンクさせる素晴らしいお宝です」
ユウスケが使わせてもらえなかった「芦河ショウイチ」のロッカーの中に隠されていたG4チップを強奪する大樹
劇場版アギトにおいては装着者の命を奪い、媒体となった真魚ちゃんの生命をも危機に晒した禁断のテクノロジーです
「姐さんの大事なものだ!返せ!」と大樹の前に立ちはだかるユウスケでしたが、なんと当の八代本人がG4チップを狙撃してしまう
「くッ・・・せっかく手に入れた僕のお宝を!参ってしまうな・・・物の価値がわからない人は」
「すみません八代さん。みすみすG4チップを・・・良かったんですか?」
「いいのよ。アレは本当に大切なものを守る為に作ったにすぎないわ」
八代にとってG4チップは大切な物ではなく、あくまでも「本当に大切なものを守るための道具」。つまり本当に大切なものとは・・・
視聴者にはそれが丸解りの中、ファイズ世界の時のように何も解ってない大樹がその瞳をキラキラ輝かせます
「へぇ・・・G4チップよりも大切なものだって?興味あるなぁ」
>海東は嫌味なキャラなんじゃなくてただのバカな気が
>海東くんの勘違いはいつまで続くのか
>海東がブレイドの睦月級にムカつくんだが…まじDQN
>海東のやってる事がジャイアンにしか見えない
>海東がどこまで墜ちるのか今から楽しみだな
>海東「G4チップよりももっと大切な物…V1システムか!」
大樹嫌われすぎ。拍手コメボロクソです。まぁあの言動を毎週見せつけられたら無理もありませんが
「1年半前俺と八代はG3の完成を目前にしていた。だがそんな時俺の身体に異変が起きた
俺の中で不思議な力が目覚め、そして・・・俺の命を狙ってアイツ等が現れるようになった」
「なるほどな。それで八代を巻き込まない為に彼女の元を離れた・・・か」
翌日。性懲りもなくショウイチの前に現れた士は「お前が死ぬと八代が悲しむ」と、自分が彼の素性を知っていることを告げる
そこまで知られていてはショウイチとしても隠す理由はなく、ポツポツと八代の元を離れた理由を話し始めるのだった
一方その頃。ユウスケもまた夏海から真っ二つに破られた一通の手紙を手渡され、事の真相を理解する
手紙の差出人はやはり八代陶子。内容はショウイチへの「戻ってきて欲しい」という切実なる願いだった
「どこに行くつもり小野寺君?G3‐Xの出動許可は出てないわよ」
「俺、連れてきます。G3‐Xの・・・本当の装着者を」
八代の思いを知ったユウスケは芦河ショウイチを連れ戻すことを決意
全ては「姐さんの笑顔の為に」そのまっすぐな行動原理は、クウガの世界から微塵も揺らぐことはない
ショウイチを探索するユウスケはアンノウンに追われた彼とはぐれた士と合流。事の経緯を知ったことを伝えます
それにしても解せないのは士が一生懸命になってショウイチを守ろうとしていること。士に八代を助ける理由は・・・
「手紙・・・読んだよ。芦河って人が姐さんにとってどんな人なのかも解った
でもなんでだ?何でお前が芦河さんを守ろうと?」
「芦河が死ねば八代が哀しむだろうが。彼女の笑顔がお前の目的なんだろう?」
「え?じゃあ・・俺の為に?」
「・・・チッ。ほらボヤボヤしてないで早く行くぞ。あいつがアンノウンに追われてる」
>朝から士×ユウスケでニヤニヤが止まらないんですが
>士キュン!デレ過ぎ!!
>もう士×ユウスケは公式ですなぁ
>過去の女の面影=801への布石、これ常識。OK?
>昔の女の面影のために全て(主に俺)を捨てようとしたり…
自分との旅を全てと言い切れる士のユウスケ好きっぷりすげえ
>士とユウスケのBLフラグ立ちすぎだと思います。予想された展開だけど台詞がハンパねぇ
士×ユウスケここに極まれりといったホモっぷり
士がショウイチを守る理由はユウスケに哀しい思いをさせたくないからでした
日曜の朝っぱらから腐った視聴者大歓喜の展開。今年の特撮系801同人誌はこの組み合わせで鉄板ですよ!
「芦河ショウイチ!来い!G3ユニットがアンタの居場所だ!」
「バカなことを。今更どうして俺が八代の元に戻れる?」
ショウイチを発見したユウスケはG3ユニットに戻ってくるように説得。だが当然ながらショウイチはこれを拒絶する
川でバシャバシャ取っ組み合いながら説得するという青春ドラマのワンシーンのような場面です
「アンタは自分がアンノウンに狙われていることを知って姐さん元から去った!
彼女を巻き込まない為にだ!」
「ああそうだ!それ以外に八代を守る方法はなかった!」
「姐さんはそんなアンタの考えなんてとっくに気付いていたよ!」
取っ組み合いの最中に現れたアントロード達をGXランチャーでまとめでブッ飛ばすユウスケ
その圧倒的な威力を見たショウイチが驚きの声を上げる。彼が知っている1年半前のG3とは比べものにならなかったからだ
「姐さんはこれよりもっと強くしようとしている。何故か?アンノウンを倒す為だ!
姐さんは強いんだよ!俺やアンタが思ってるよりずっと!
守ってほしいなんて思ってない。それどころかアンタを守ろうとしている!」
八代陶子ナメんな!彼女はショウイチの境遇を知った上で、それでも傍に居て欲しいと願った
彼に守られようなんて思っていない。彼を守る為に傍に居たかったのである
ヤバイ。この一連のユウスケの説得メチャクチャかっこいいんですけど。八代さんの強さと愛情が伝わってきます
「やぁ。G4チップより大切なもの、見せてもらいに来たよ」
更にここでまったく空気の読めていないバカ大樹も合流して戦闘に参加。くんなよ
しかしKYのDQN野郎でも戦闘力だけは本物のディエンド。彼のおかげで3人はアントロードの大軍を見事撃退します
「人間に力は必要ない。力を得れば必ず間違った道を選ぶ!なぜならば・・・」
「人は愚かだから、か?」
「その通りだ。人間は我々のゆりかごに揺られていればよい!」
雑魚が全滅したところでボス格であるバッファローロードが出現。「人間はずっと俺達の赤ちゃんでいればいい」と説く
そんな過保護な神様の使徒を相手に、士のいつもの名調子が炸裂します
「ああ、確かに愚かだな
死んだ女の面影を追って全てを捨てようとしてみたり
大切な女を守る為にたった1人で逃げ続けてみたり」
「友達の為に体を張ってみたり、な」
「人は愚かだから・・・転んで怪我をしてみないとわからない
時には道に迷い間違えたとしても・・・それでも旅をしている
お前達に道案内をしてもらう必要はない!」
人は迷い傷つきながらも自らの足で歩き、少しずつ成長していくものだ。誰かの手に導かれた人生になんの意味があろうか
士の言葉に吹っ切れたショウイチがバッファローロードとの戦いを決意した時、アギトのカードが輝きを取り戻し・・・
ショウイチの腰に、光り輝くアギトのベルトが出現した
「ショウイチ、それがお前の本当の力だ」
「アギトだと・・・き、貴様・・・何者だ!?」
「通りすがりの仮面ライダーだ。覚えとけ!」
「変身ッ!」 「変身ッ!」 「俺も・・・守ってみせる!」
アギト&ディケイドのW変身!更にその横にG3‐Xのユウスケも加わり、3人ライダー揃い踏みです
これはこれでカッコいいんだけど・・・ここはユウスケもクウガに変身してトリプル変身やるべきだろ
せっかくクウガとアギトの世界が程よくブレンドされてるのに、アギトとクウガの共闘が見れないのだけが今回の不満です
「ふぅん。たしかにすごいお宝だけど・・・アレは持って帰れないなぁ」
「G4チップよりも大切なもの」を「アギトの力」だと勘違いして帰っていく大樹。コイツに物の真価がわかる日は来るんだろうか
「特技はイオナズンです!」
ぼがーん!ぼがーん!
バッファローロードとクイーンアントロードという上位アンノウン2匹との戦いに苦戦を強いられる3人
G3‐Xのマスクが一部砕け散り、ユウスケの顔が露出するという劇場版アギトをオマージュしたシーンが心憎い演出です
G3-Xではなく、人間小野寺ユウスケとして闘いなさい!
しかしアギトのライダーキックがクイーンを仕留めると一気にトドメの流れへ。いつもの阿部さんタイムに突入します
「ちょっとくすぐったいぞ」
「アッー!」
ギッコンバッタン変形するアギト。その姿は・・・マシントルネイダー・スライダーモード!
天空を駆ける超高速のスライダーボード!これがアギトのファイナルフォームライドだ!
「行くぞユウスケ!」
「お、おう!」
トルネイダーに乗った士は、更にそのケツにユウスケを乗せバッファローロードに向かって疾走。TV版を彷彿とさせるな
ケルベロスの連続射撃を浴びせながら間合いを詰めるトルネイダー。2人の咆哮とともにアギトの紋章が浮かび上がる
「うおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
どばっしゃー!!ぼがーん!
必殺!超高速紋章斬り!士とユウスケの友情パワーは見事に強敵バッファローロードを粉砕するのだった
>クウガとアギトのタッグは見られなかった…か…
>クウガとアギトの共演も見たかったなぁ
>トルネイダーにG3-Xも搭乗するとか、原作を知っている視聴者にとっては激燃えの展開ですよねコレは
>ギルス→アギトの変身もうちょっと盛り上げて欲しかったけど良い話でした
しかしクウガとアギトのダブルライダーは見たかった
>アギト編、手紙がキーアイテムというのも元のアギトとかけてるって事を今更気づきました
俺遅い!俺遅い!
>はじめて本編をリスペクトしながらオリジナルの物語で面白い物を作った回がアギト編だったと思います
残念なのはアギト&クウガがなかったことと予告でモモタロスが全部もってったことw
「旅に?」
「ええ。まだ何かわからないんですけど・・・俺、自分でできることを探す旅の途中でした
ここで立ち止まってたら怒られちゃうんですよ。それを約束した人に」
ラスト。この世界が自分の居場所でなかったと悟ったユウスケは、旅に出ると八代に告げてG3ユニットを離れることに
上司のオッサンが「じゃあ誰が装着者になってグロンギやアンノウンと戦うんだ」とブリブリ怒りますが。どっこい
「もうG3‐Xは必要ないぜ。この世界は・・・この世界の仮面ライダーが守る」
そう言ってズカズカとGトレーラーに入ってきた士。その後ろでばつが悪そうに佇んでいる男は紛れもなく・・・・
ユウスケは八代とその男の手を固く繋ぎ合わせると、これ以上はないという満面の笑顔でニッコリと微笑んだ
「小野寺くん・・・また会えるわよね?」
「ええ、いつかまた必ず」
「小野寺ユウスケただいま戻りました!やっぱりここが一番かな」
「お帰りなさいユウスケ〜っ!やっぱりキバーラが一番、よね!」
そんなわけで光写真館に戻ったユウスケ。彼の帰還を一番喜んだのは玩具のキバーラだった
>ユウスケLOVEのキバーラ可愛すぎだろ・・・これがCGだったらもっと・・・くっ・・・
>士、キバーラ、ユウスケで三角関係出来上がっててヒロイン涙目
>キバーラはどこの恋する乙女ですか
>キバーラが夏ミカンよりもヒロインっぽい件について
>キバーラ「きっと、超電王制作の予算のせいよ!公開されて、資金回収できたらきっと…」
「ほぉ・・・ユウスケ君も随分といい面構えになったねぇ」
栄次郎がそう言って感心する士の撮った写真には、最高の笑顔で笑うユウスケと
重なって写った”2人の八代刑事”の姿が写っていた
かくしていつものパーティー復活となった士一行。そんな彼らの耳に列車の警笛が鳴り響くのだった
第7の世界は電王の世界!次週へ続く!
>大樹の次のねらいは電ライナー?神のスプーンフルセットだと予想していたのに
>電王編は『俺、誕生』の時と同じで劇場版とリンクするみたいです
ディケイドが変身したアギト見たナオミがなんかリアクションしてくれないかなあ
第14話
超・電王ビギニング
「今回は解りにくいですね。探偵さんですか?」
「いや葬儀屋だろ!ん、それ何だ?」
「チケットだ・・・時を超える列車”デンライナー”のな。これに乗れってことか」
電王世界にやってきた士の服装はロングコートに怪しい帽子を被り、懐中時計と砂時計を携えた桜井侑人コス
キーアイテムとしてデンライナーのチケットを所持していることから、この世界ですべき事はデンライナーに乗ることっぽい
と、そこにいきなり輝く球体が飛んできたかと思うと士の体内にどかーん。足元から砂を噴出しながら士の様子が豹変します
「出てきやがれ!そこに居るのは解ってんだよ!」
「ククク・・・随分と鼻が利くようだなァ」
真っ赤な瞳になった士が突然通行人の胸倉を掴みあげると、その通行人も表情が一変。体の中からモールイマジンが出現する
通行人はモールイマジンの宿主だったのだ。そして豹変した士に憑いてるイマジンは・・・・
「ヘッ、思った通りマヌケそうな野郎だぜ。変身ッ!
俺、参上!」
「ええ!?あれが・・・この世界のライダー、電王?」
言わずもがなモモタロス!驚くユウスケと夏海の目の前で電王ソードフォームに変身したモモ士
ちなみにモモの声が関俊彦さんであることからも解るように、電王世界は完全オリジナルキャスト
これはディケイドにおける電王世界が劇場版「超・電王」とリンクしているから
つまりこれまで巡ってきた世界がTV放送の各「仮面ライダー」とは異なるパラレル世界だったのに対し、この電王だけは
佐藤健が演じる「野上良太郎」が存在する我々お馴染みの電王の世界なのです。なんという優遇
必殺のエクストリームスラッシュでモールイマジンを撃退すると、そのままブツブツ文句を言いながらどこかへ行こうとする
「おいィ!?どうしちゃったんよ士!しっかりしろ!」
「とにかく正気に戻さないと・・・光家秘伝・笑いのツボ!」
ピプーコリコリコリ
「な、なにしやが・・・ギャッハハハハハ!く、くそがッ!なんだこりゃあ!?」
「よくやった夏ミカン。初めてそのワケわからん秘技が役に立ったな」
>笑いのツボとユウスケが始めて有効的に使われた瞬間を見た・・・気がした
夏海の笑いのツボによって、たまらず士の身体から退散するモモタロス。本当に初めて劇中でこの技が有効に使われました
怒ったモモタロスが再び士の肉体に入り込もうとするも、「これをくれてやる!」とユウスケの身体を差し出す士マジ外道
かくしてモモユウスケ爆誕。村井良大の前髪上げ似合わねえ!そこらへんにいそうなチンピラに見えます
「テメエ余計なことしやがって・・・このっ!」
「とりあえず話を聞かせてもらおうか。美味いコーヒーを出す店がある。ケーキもつけるぞ?」
ブンブンと振り回すモモユウスケの攻撃を軽くあしらう士が何気にすごい。モモってそこいらのチンピラ十数人くらい余裕なのに
ケーキと聞いたモモは怒りの表情から一変してニコニコ顔に。士に更にリクエスト突きつけると、光写真館へ同行します
「ケーキもいいが・・・プリンだ!」
「つまり・・・あなた達イマジンはとり憑いた人間のイメージを使って実体化する
ところが数日前、突然実体を保てなくなってしまった
それで人から人へ乗り移っていたというワケですね?あの人魂の姿で」
「人魂って言うない!オバケじゃねえっつの」
「元はどんな姿だったんだ?」
「なんだかもう思い出せねえ。どうせ元には戻れねえだろうし・・・
俺は・・・俺をなくしちまった・・・!」
モモタロスから聞かされた彼の状況はなかなか深刻。ムシャクシャして荒れまくるのも解ります
数日前に突然実体を保てなくなったばかりか、自分の元の姿さえ思い出せなくなっているという
電王世界の概念である「記憶」が関係しているのは明らかです。これは良太郎の身に何かあったという事か
つうかプリンでけえ。怒りながらも大皿いっぱいの巨大プリンをペロリと平らげるモモがイカス
「だからブッ潰すんだよ!あちこちにいるあのモグラどもを!
俺がこんな事になっちまったのもアイツのせいに決まってんだ!」
俺の勘がそう言ってるんDA−!とアバウトな理由でモールイマジン狩りに飛び出してしまうモモユウスケ
夏海は追いかけようとしますが、士はいたってクールに「あの身体はしばらく人魂に貸しとけ」などと知らん顔です
「別に構わんだろ。減るもんじゃないんだし」
「減るかもしれないじゃないですか!脳細胞とか!」
「それはちょっとマズイかもな。あれ以上減ったら深刻だ」
ユウスケの居ないところでボロクソ言っちゃう士と夏海。こいつらもホント大概だな
「アイツの話だと、なにかが起きたのは数日前だ。ということは・・・
俺がこの世界ですべきことは過去に行くことかもしれない」
「デンライナーでしたっけ?時を超える列車・・・見つかるんでしょうか」
そんなワケでなんのヒントもなくデンライナーの乗り場を探す士と夏海だったが、そこに再び現れる輝く球体
なんの警戒心もなくブラブラしていた士は性懲りもなく身体を奪われてしまう
「士君!また人魂に身体を?」
「人魂?その呼び方はいただけないけど・・・話を聞かせてくれるかな。お茶でもどう?」
「こぉらウラの字!なんでお前はそういらん色気を出すんや!?
ワシらの用事があるのはディケイド!この男やろが!」
「あーもうメンドくさいなぁ!早くディケイドやっつけようよ!
僕がやるけどいいよね?答えは聞いてない!」
目まぐるしく姿を変えながら1人で喋る士。ウララタロス、キンタロス、リュウタロスの3人一斉憑依です
ウラとキンはまず会話を試みているようですが、リュウタはいきなり士を殺す気満々。これはやはりアレでしょうか
「まぁ所詮はウワサだけどさ。”悪魔”だって
でも僕達も困ってるんだよねぇ・・・実際おかしなことになっちゃってるし」
「これ全部ディケイドのせいなんでしょ?アレとか。アレとか」
そう言ってリュウタが指差したビルが夏海の目の前で姿を消してしまった。これは電王の世界の崩壊の予兆か
どうやら3人は例によって鳴滝から「ディケイドは破滅をもたらす悪魔だ」と吹き込まれているようです
「くっそが・・・いったい何がどうなってやがんだよ」
同じ頃、消えていくビルを別の場所から見ていたモモユウスケ。何もできずにいる自分に歯噛みしている所に大樹が現れる
「やあ、こんにちは。突然だけど電王に興味があってね・・・
きっとデンライナーにファイナルフォームライドしてくれると思うんだ」
「デンライナーにふぁいなるほー、ほー・・・なんだそりゃあ?」
「是非手に入れたい。実体をなくした君にはいい話だろう?
新しい姿が手に入るんだ。デンライナーをくれ」
「ふざけんなテメエ!」
相変わらず空気の読めない大樹は正面きってモモに「デンライナーくれよ」と脅迫じみた交渉を
当然そんな話が聞けるはずないモモは激昂。大樹は「まぁ解ってたけどね」とディエンドに変身し、実力行使に出ます
大樹の変身の一挙動を見て、「んん?」「ああ?」「おお!?」といちいち顔芸で反応するモモユウスケ面白すぎる
プリンを食うときと満面の笑顔といい、村井良大すげえいい演技してます。これはファンになってしまうな
「ワシらを追い出すとはタダモンやないな!流石はディケイド!」
「テメエら好き勝手やりやがって!話の前にまず一発殴らせろ」
「そりゃ構わないけど・・・その為には僕達に身体が必要だよねぇ」
気合で強引にウラタロスらを追い出した士だったが、3人はすぐさま夏海に憑依してしまう
男3人寄ってたかって女1人の中に入ると書くと、なにか凄まじくエロスね
黒レザーのセクシー教師風(ウラ)、着物姿(キン)、なんか変なジャンプスーツ(リュウタ)と夏海コスプレ七変化ショー
>ウラが憑依した夏ミカンに踏まれたいです
>ウラ夏ミカンめっちゃえろす!って思ったのは俺だけじゃないと思います
>朝から夏みかんに欲情します・・・ちょっと抜いて(ry
>今日の夏みかんのエロスはリアル古手川に認定いたします!
>K夏ミカンがいいなw
>なんというコスプレ大会。R夏みかんは俺の嫁でかまいませんね?
ちなみにはんぺらはキンタの着物姿が一番綺麗で可憐で好きですね
あとこのショットがスゲエほしのあきに見えた
「まずは僕からいくけどいいよね?答えは聞いてない!」
「答える必要もないな。夏ミカンは返品してもらうぞ」
イマジンズは夏海の身体で電王に変身。士もディケイドに変身してこれを迎え撃ちます
普通この手のケースだと、「夏ミカンの身体に怪我をさせないように」とか考えて手加減するのが普通の主人公ですが
そんな気心を一切加えず本気で戦う士がかなりキテます
しかしながら臨機応変にガンフォーム、アックスフォーム、ロッドフォームと姿を変える電王に士も大苦戦
あれえ?そういえばこの状況って、モモユウスケが電王に変身してるのに別の場所にいる夏海も電王になってるのか
電王ベルトが2つあるのか。ベルトなしでも変身できるのか解りませんが、たぶんこの辺は「目をつぶってくれ」って感じか
途中「超・電王」に登場する敵キャラ達が出現して暴れてましたが、それを気にも留めず戦闘を続行する2人
>人が襲われてるのになんのアクションもしないライダー…
なんだかようワカりませんがこの敵、来週もほとんど出番はなさそうな予感
「話の全体が知りたければ映画館に観にきてね!」という作りですね
「な・・・どういうことだ?」
「そんな・・・光写真が・・・私達、この世界に取り残されちゃったの?」
戦いの最中、突然例の時空を隔てる壁が現れたかと思うと、なんと光写真館が消えてしまった
帰る場所を失ってしまいショックを受ける夏海は、あの夢のことを思い出していた。これは世界崩壊の予兆なのか
そんな夏海の気持ちなどおかまいなしに荒廃した空間でバトルを続けるディケイドと夏海電王。お前等少し自重しろよ
最後はアギトのライダーキックとデンライダーキックの相討ちで勝負は引き分けに終ります。互角かよ!
>よくよく考えたら最後、主人公とヒロインのWライダーキックwwww
夏海の身体頑張りすぎ。電王序盤は戦う度に良太郎の身体がボロボロになっていたことを考えると
こりゃ後日くるであろう、彼女を襲う筋肉痛は想像を絶するものと思われます。南無
決着がついた後、なにもない世界で呆然と佇む2人でしたがここで高らかな警笛が響き渡る
天空の彼方から現れたのは、紛れもなくデンライナーであった
「ようこそデンライナー!さあどうぞ奥へ奥へ!」
中に乗り込んだ士と夏海を迎えたのはナオミとコハナ、それに実体を持ったウラ、キン、リュウタだった
ウラ達もモモと同じ実体を保てなくなったのではなかったのか。それともデンライナーの中ならOKなのでしょうか。よう解らんな
「これが・・・デンライナー」
「その通り、時を駆ける列車です。どうやら大変なことが起こっているようですね
ディケイドの世界にも、そして我々電王の世界にも
これは一刻も早く何とかせねばなりません」
奥の車両から颯爽と姿を現したオーナーは事の重要さを理解しているようで、士と夏海に協力的な雰囲気です
>オシリーナがアギトに反応する小ネタがあると思ったのに!思ったのに!
ナオミの胸周りがなんか電王時よりエロくなった気がします
>オリジナル電王メンバーがほぼ総出演したのはめちゃくちゃ嬉しかったです!
まさに「祭り」って感じでしたね。その代わりキバーラが出番奪われたみたいですが
>今週キバーラいませんでしたね。CG→オモチャ→空気→消滅
のデフレスパイラルに陥らなければいいんですが・・・電王のハナさんみたいに
「さぁ、早くデンライナーにファイナルフォームライドしてみせてくれよ」
「うっせえ!ワケわかんねえことばかり言いやがって・・・
テメエの口の聞き方なぁ、ムカつくんだよ!」
「そいつは悪かった。でも生まれつきでね」
>てめーの口のきき方なあ、ムカつくんだよ! 全視聴者が同意
その頃、ソードフォームに変身したモモユウスケはディエンドのチート能力の前にボコられていました
サソードとサガを召喚したあとはボヘーっと戦いを眺めていたディエンドでしたが、そろそろ飽きたのかトドメに出ます
『ファイナルアタックライド・ディエンド』
ぼがーん!!!!
必殺!ディメンジョンシュート!まともに直撃して、ビルの屋上から吹き飛ばされる電王
空中をばたばたと平泳ぎしながら落下したところで次週へ続く!
タフすぎる。ラッキークローバーも一撃で殺す必殺攻撃喰らっても笑いを取る余裕あるとか
電王の世界を襲う未曾有の危機とは何なのか?そしてまだその姿を見せない良太郎はどこに?
全てを知りたければ映画館に行けってことだ!商売上手いなぁ東映め
第15話
超モモタロス参上!
「やれやれ解ったよ。今日は機嫌が悪いようだし一旦引き上げよう
でもキミはもう自分の実態をなくしてるって事をよく考えたほうがいい・・・
今のキミは何者でもない」
前回ラストでディメンジョンシュートの直撃を受け、更に高層ビルの屋上から落下してしまったモモユウスケ
どうやって助かるのかと思ったら普通に地面に激突して、普通に無事でした
電王スーツの耐久性どんだけだよ、とツッコミも入れる間もなく勝手に諦めて一旦引く大樹
しかしながら彼が去り際に残したその言葉は、肉体のダメージよりもよほど深くモモタロスを傷つけるのだった
「くそッ・・・どうやったら戻れるんだよ・・・俺は・・・俺はどこだァああーッ!」
「話は解った。こちらがこのデンライナーのオーナー、こっちが客室乗務員のナオミちゃん
そしてキミは俺が圧勝したイマジン達の元締めの・・・まる子ちゃんだったか?」
「ハナです。ハ、ナ!」
やだねぇ、あたしゃコハナだよパッパパラリラ
一方デンライナーに乗り込んだ士達はコハナの仲介でウラタロスらと和解。コハナからこの世界で起きている異常について聞く
なんでもちょっと前から強力なボス格のイマジンが現れ、次々と仲間を過去へ送り込むと破壊を繰り返しているという
なんということはない電王世界の基本的なイマジン活動ですが、それを取り仕切ってるボス格がいるそうで
そのせいで歴史が変わり世界は危機に瀕してるとの事。士はその強力なイマジンを叩く為、夏海&コハナと共に街に出ます
あ、あと前回消えた光写真館はデンライナーの車両の中無事にワープしてました。はしゃぐジジイ自重しろ
「しかし手がかりもなくイマジンを見つけるったってな。どうしたもんか」
「こんな時アイツがいれば匂いで見つけられるのに・・・あぁ、私達の仲間の1人なんですけど
時空の歪みのせいで実体が保てなくなって、私達とはぐれてしまったんです」
「ねえコハナちゃん、それってちょっと乱暴でプリンとか好きなイマジン?」
「知ってるんですか?どんな様子でした?
取り付いた人のイメージで作った姿って、イマジンにとって凄く大切なものなんです
あんな怪物みたいな姿ですけど・・・彼等にとっては自分の全てっていうか」
前回の「俺は俺をなくしちまった」や前シーンの「俺はどこだー」というモモタロスの台詞から伺える、やるせないほどの喪失感
この世界で実体を持たないイマジン達にとって、どんな醜い姿だろうとそれは唯一確固たる「自分」。揺るがぬ拠り所に他ならない
荒れ具合の理由を知った士は、過去を失っている自分の境遇をたぶらせてモモタロスに同情。鼻も必要なのでまずは彼を探すことに
「確かにバカそうな奴だが”自分をなくした”って気持ちは解る。戻れるものなら戻りたいと思うしな
ま、なんにせよすぐ見つかるだろ。バカは目立つ」
かくして士の予言通り速攻で見つかるモモユウスケ。バカだったら何が悪い!シンゴー!
モールイマジンを追いかけてトムとジェリーのように街中を引っ掻き回しながら爆走してれば、そりゃ否が応にも見つかります
「そろそろ返してくんねーかソイツの身体。あんなザコどもいくら倒したって何にもなんねーだろ
今のお前は玩具を取り上げられて喚いてる子供だ。いや子供なら可愛げがあるがお前じゃな・・・」
「テメエそれは俺のことバカにしてんだよなァ?・・・う?イマジンの匂い!?
しかもザコじゃねえ・・大物だ!」
目的も見えず孤独に暴走するモモタロスをたしなめる士。喧嘩越しの物言いのせいで一触即発になりかけますが、
ここでご都合主義なことに「ボス格のイマジン」アリゲーターイマジンがのこのこと自分から出現
士とモモユウスケは協力してアリゲーターイマジンを追走。過去に逃げたこれを更にデンライナーで追いかけます
しかしいざ戦闘となるとドえらい強いアリゲーターイマジン。最初から逃げずに闘えよと
「こんなトコで・・・終るのかよ・・・自分も取り戻せねえまま・・・!」
フルボッコにされた挙句、最後の刺されそうになったモモ電王。だがモモタロスが死を覚悟したその時士がこれを救出
そしてモモタロスに対してムチャ振りの激を飛ばすのだった
「子供だって欲しいモノがある時はもうちょっと粘るぜ?
実体がないなら自分でイメージしろ!簡単な話だ!」
「な・・・!?そんなこと・・・」
パンが無ければお菓子を食べればいいじゃない!
マリーアントワネット的な解決策を放り投げられ、狼狽するモモ。しかし士は力強く言う
「できる!最初は他人のイメージでも・・・
お前の中にはちゃんとお前がいるハズだ!」
「記憶」と「思い」は電王世界の力である。例え元は他人から与えられた姿でも、その姿はモモの心深くに残っているハズ
と、ここで3人のライオトルーパーが出現してアリゲーターイマジンを足止めしたではないか。ディエンドのカメンライドです
「海東!」
「士、悪いが電王は僕がもらうよ。実体なんて取り戻す必要は無い
もう我侭はやめるんだ
ただのイマジンから最高のお宝に変われるなんて素晴らしいと思わないか?」
「ただのイマジン・・・だとォ!?」
「そうだろう?実体がなければ存在してるかどうかさえも怪しいただのイマジンだ」
>ワガママってお前に言われたくないよカイトウ
>海東「もう、わがままはやめるんだ」 …そ れ は おまえだ-!!
自分のことを客観的に見れない大樹の、聞いてて思わず頭の痛くなる発言
激昂するモモタロスでしたが、つかみかかろうとするその腕を止めて大樹の言葉を否定したのは士だった
「海東。こいつはただのイマジンじゃない・・・・・バカだ!」
「おいィ!?」
「だがただのバカじゃない。優しいところもある・・・取り憑いた人間の身体を気遣うくらいにはな
実体なんかなくなってコイツはちゃんと存在している
なにせ俺が知ってるんだからな。なぁ、モモタロス」
モモタロスがユウスケの身体で暴れていた時、その身体に怪我を負わせた事を謝っていたのを士はちゃんと見ていた
『我思う故に我在り』ではありませんが。士が彼を認識する限り、彼はたしかにこの世界に存在する
「モモタロス」と。その名前を呼ばれた瞬間、電王のカードが輝きを取り戻した
『ファイナルフォームライド・電王』
電王ソードフォームの背中を開く士。ガッションガッションと変形していくその姿はデンライナーではなく―
二本の角を生やした赤鬼の怪人だった
「へっへへへ!俺!参上ぉ!
ありがとよ。ちょっとは恩に着るってとこか。お前名前は?」
電王のファイナルフォームライドはモモタロス!失った自分を取り戻すという燃える演出で変身です。カコイイ(・∀・)!
反面、モモが変身する寸前にピョーンと黒ヒゲ危機一髪みたいに射出された
ユウスケの身体が超絶におかしくて爆笑してしまう、1粒で2度美味しいナイスなシーンに仕上がっています
「通りすがりの仮面ライダーだ。覚えなくていい」
「へへ・・・なら聞かねえよ。おいそこのテメエ!待たせたな!こっからが本番だ
言っとくが俺は最初から最後までクライマックスだぜぇ!」
「おいいつまで寝てんだユウスケ!お前も手伝え!」
「あ、あぁ!なんでこんな所で寝てたのか解らないけど状況は解った!変身!」
目覚めたユウスケは久々にクウガに変身。キバ世界で一度変身したきりなので、実に10話ぶりです
久しぶりの出番だけに気合十分で放ったマイティキックは見事赤鬼の怪人にヒットする
「バカ!そいつは敵じゃない!」
「ええ?うそぉッ!?」
「テメエなにやってくれてんだコラァ!」
「お、お前達・・・ふざけるなぁッ!」
いきなりトリオ漫才を始める3人。と思いきやツッコミ役がアリゲーターでカルテット漫才です
マイティキックをまともに首にくらったのにおかしな方向に曲がっただけのモモタロスマジタフネス。なんちゅーシーンだ
>クウガのマイティキックの威力ってたしか10t・・・主人公補正っていうかギャグキャラ補正ですねこれは
>ライダーキックはギャグに使って欲しくないなあ
マイティキックだって先週ラストのアギトライダーキックと同じ30tの威力なのに
士はクウガをFFRし、ユウスケは3話以来となるゴウラムに変形
敵に向かってすっ飛んでいくところに合わせて電王のファイナルアタックライドを使います。おお、合体技でしょうか?
ドパーン!といつものようにエクストリームフラッシュでデンガッシャーの先端部分がが射出されると
なんとその刃先がゴウラムのケツにグサリ。ユウスケが尻を押さえて悲鳴を上げます
「アッ―――!!!!」
>ユウスケ「10話ぶりに変身した結果がコレだよ!!」
>モモタロス「これが欲しかったんだろぉ」
>ユウスケ「初めては士にあげたかった」
>久々に変身したのにこの扱いかよ!
>このアナルもディケイドによって破壊されてしまった・・・
>キバーラ「あーん!ユウスケのアナル・・・え〜ん・゚・(ノД`)・゚・」
>モモ「いいのか、ホイホイ憑依されて。俺はクワガタだって食っちまう男だぜ?」
>モモ「刺さったぜ(デンガッシャーが)」ユウスケ「ああ、次は必殺技だな・・・・」
>久しぶりに俺の大好きなクウガがでたのにケツ穴要員だなんて………
>あれ?クウガゴウラムのアソコってお尻じゃなくて・・・脳天なんじゃあ?
これは酷い。日曜の朝からホモ描写著しかった仮面ライダーディケイドですが、今週でついに極まりました
ユウスケアナルファック!剣の先端がゴウラムになった状態で、これを振り回すモモタロス!
「アオオオおおおおおおおおお・・・・ッ」
「のほおおおおおおおおおおう!!?」
右に左に振り回される度に切ない喘ぎ声を上げるユウスケ。なんの番組だこれは
「俺の必殺技!ディケイドバージョン!」
最後は真上から叩き潰すような唐竹割りでアリゲーターイマジンを粉砕。ユウスケの貞操を犠牲に、この強敵を撃破するのでした
>日曜の朝に味方をアナルファックして怪人を倒すとは…
>こうして僕の久しぶりのクウガへの変身はクソミソな結果に終わったのだった
>まさかのクウガ参戦と思いきや、即誤爆した挙句強制変態に続き
電動アナルパールにつながれてぶんまわされるクウガ・・・でもちょっと萌えた
>クウガ「あ…?あ…?なぜようやく変身できたと思ったら尻を開発されて出番が終わる?なぜだ?」
>久々のクウガの変身シーン完全オミット(音声のみ)>ネタキック>ウホッ>俺の必殺技の流れに俺が泣いた
ユウスケのアナル貫通=ライジングフラグの布石か?
ラスト。久々に戻ってきたモモタロスを歓迎し和気藹々の大騒ぎとなるデンライナーの一行
「ボス格のイマジン」であるアリゲーターも倒したし、これで時間の歪みは元に戻ったはず。歪みねえな!
と思われたが、そこに血相を変えて帰還した幸太郎と良太郎がマサオ的に登場します
「ダメだよみんな!まだ異変は続いてる!」
「・・・どうやら時間の歪みの原因は別にあるようですねェ」
コハナ達と別行動で時間の歪みを追っていた良太郎と幸太郎は、アリゲーターイマジンとは違う敵の存在を突き止めていた
なんか良太郎がショタになってますがいったい何があったのでしょうか
知りたきゃ劇場版で見ろってことですよ!東映の商売上手め!
「デンライナーが大変なことになってるみたいですよ士君!どうするんですか?」
「どうもしないさ。俺達がこの世界でやるべきことは終えた。あとはあいつらの物語だ」
「電王世界の異変は劇場版でご覧ごださい!俺達は先に進みます!」と無視を決め込む士
ここでジークが出てきたりして映画の導入部に関わってくるやり取りがありますが、来週には一切関係ありません
第9の世界はカブトの世界!クロックアップVSアクセルフォームの戦いに注目せよ!
>おかしいな…キバーラの姿が今週も見えないなんて…
>もしかしてキバーラはリストラされちゃったんでしょうか?
>キバーラ「あ・・・?あ・・・?」
第16話
警告・カブト暴走中
「カブトの世界か・・・しっかしなんなんだこの格好は?」
「おいお前!ZECTの隊員がこんな所でなにをやってる!行くぞ!」
早いものでディケイドの世界巡りも今回で8つ目となるカブトの世界
ZECT隊員の戦闘服に身を包んだ士が街を徘徊していると、そこに身なりのいいZECT隊員が現れ身柄を確保される
男の名はアラタ。ディケイド世界の加賀見です。言われるがまま、士はワケもわからずアラタと現場へ向かう
現場では既に一匹のワームをゼクトルーパー部隊が包囲しており、アラタの到着を待っていた眼帯の男が声をかける
なんか芹沢博士みたいな顔してて吹くこの男は何者なのか。オキシジェンデストロイヤーでも使いそうだ
※芹沢博士(初代ゴジラを「水中酸素破壊剤」というワケのわからん超兵器で倒したオッサン。眼帯がえらい胡散臭い
ちなみに数多くあるゴジラの映画の中でも、人間が開発した兵器で「ゴジラを完全に殺せた」のは唯一これだけである)
「行くぞアラタ。変身」
「はい隊長!変身!」
「ワーム・・・それにマスクドライダーシステムか」
あやしい眼帯男はザビーに、アラタはガタックにそれぞれ変身。キャストオフしてワームとの戦闘に突入する
眼帯男の名は弟切ソウ。ZECT隊長でザビーの装着者&「ソウ」という名から、この世界と矢車さんと判明
クロックアップしたWライダーは2対1でワームに立ち向かうが、存外に強いワームに大苦戦とかなりヘッポコ気味です
しかし2人が窮地に追い込まれたその時、赤い閃光が一瞬走ったかと思うと強敵ワームを一瞬でブッ飛ばしたではないか
「おのれカブトめ・・・ッ」
忌々しげに呟くソウ。へっぽこコンビが2人がかりで敵わなかったワームを瞬殺した赤い影は、言わずもがなカブトだった
カブトにブッ飛ばされたワームにセコくライダースティングを突き刺して撃破するザビー
助けてくれたのに感謝もせず毒づく描写を見るに、この世界でもカブトはオリジナルと同様にZECTの邪魔者みたいです
「あれがカブトか。クロックアップって言ったっけ?アンタ達の闘いも俺の目には見えなかった」
「?・・・お前、ZECT隊員じゃないのか?」
「だから話を聞いてるんだがな」
戦闘を終えてZECTが引き上げる中、アラタの肩をむんずと掴んで呼び止める士。用件を伝えて光写真館へ向かいます
「・・・というワケで私達は世界を救う為に9つの世界を旅してるんです
だからこの世界のことを色々教えてくださいませんか?」
「この世界にはワームという謎の生命体がいて、人間の生活を脅かしている
ワームは人間の姿に擬態し、しかも擬態した人間の記憶までコピーしてしまうんだ」
いきなり「異世界からきますた」などと言っても普通はパープー扱いされて話が通じないのが基本ですが
流石に元キャラが加賀見のせいか、バカ正直に信じて詳しくワームの生態まで解説してくれるアラタ。めっさイイ奴です
「へー人間に擬態・・・って・・・なんか士、2人いない?」
解説を聞いていた士がいつのまにか2人に。どちらかがワームなので見分けなくてはなりませんが、どうやって・・・・
ピプーコリコリコリ
有無を言わせず2人の士に炸裂する夏海のツボ押し。すると本物の士が笑ったのに対し、もう1人は泣き出したではないか
人間とはまったく違う経絡秘穴を持つ生命体。すなわちこいつがワームだ!って笑いのツボすげえな
士にブン殴られてトンズラしたワームは逃走中に一人の少女を襲おうとするが、その時例の赤い閃光がワームを粉砕した
カブトが守ったとおぼしき少女の名はマユ。彼女に近づけばカブトへ繋がる手がかりが得られるかもしれません
「いらっしゃいませ。ウチのおでんは最高ですよ」
マユに案内された彼女の家はおでん屋さん。しかも店の名前が「天堂屋」ときました。この娘はひよりか樹花か
ちょうど店のテレビでは、カブトが石油コンビナートをブッ壊して大惨事になったという物騒なニュースが流れてました
なんでもカブトはクロックアップ機能が暴走して常に超高速で動いてる
というハチャメチャな状態にあるらしく、カブトに対して一般市民が不安を抱いているらしいです。なんたるタミフルライダー
カブトは周囲に危険を撒き散らす暴走列車なのか?表情が曇る士と夏海だったが、デカイ声がテレビの音を掻き消した
「世の中には慌てて飲み込んじゃいけないものが2つある!
テレビの言う事と、お正月の餅だ!」
ガンモと大根、タマゴしかないおでんを自信満々で出したのは元気なお婆ちゃん
マユのお婆ちゃんなので、この人がこの世界の「天道のおばあちゃん」ということに
数々の明言を残しながら、カブト本編では回想シーンの1コマたりとも姿の出なかった婆ちゃんがついに登場です
「士さん、もしかしてカメラマンですか?私撮ってもらっていいですか!」
そんな婆ちゃんと士が相対すれば、それは凄い会話が始まるハズ・・・と思いきや空気の読めないマユ
すぐに場面は光写真館に切り替わると、マユのグラビア写真撮影会になってしまうという謎の展開に
「いいよいいいよーマユちゃん。可愛いよー」
「萌え★」
その人なつっこい性格でユウスケと栄次郎をメロメロにするマユ。なぜかBGMが「ride the wind」でワケわからんテンションです
でも正直役者の女コはあんまり好みじゃな・・・ゲフンゲフン!
「わあ、芸術的な写真ですね!普通の写真よりずっと魅力的!
お婆ちゃんが言ってました!真の才能は少ない。そのことに気付くのはもっと少ないって!」
しかしながら本当に性格は最強なマユ。いつもの如く酷い士の写真を見ても、怒るどころかこの好意的な反応
珍しくおだてられた士もすっかり打ち解け、マユは自分の家のことをポツポツと喋り始めます
「士さん、私のお兄ちゃんと似てます。強くて優しくて、私の言う事なんでも聞いてくれたけど
仕事のことだけは教えてくれなかったな・・・・「平和を守る仕事だ」ってしか」
「マユちゃん?」
「お兄ちゃんはカブトに殺されたんです。私・・・カブトを許さない」
さっきまで太陽のような笑顔で笑っていたマユの表情が曇る。なんと彼女の兄はカブトに殺されたのだと言う
どうやらこの世界の「ソウジ」とカブトの関係は単純ではないようです
「カブト捕獲計画?」
「常にクロックアップの中に居るカブトの存在は、市民達にとっては不安の的だ
それを取り除くのも我等ZECTの務めだろう」
「しかしカブトは本当にテレビで言っているような危険な存在でしょうkぶべら!」
バキィッ!
その頃ゼクトではソウを中心にカブト捕獲計画が進行。アラタは「カブトって本当に危険ですかね?」と反論しますが
その言葉を聞いたソウはいきなり血走った目でアラタの顔面に裏拳制裁
回想シーンから彼が右目を失ったのもカブトに襲われたせいである事が解り、異常なまでの憎しみを露にします
「カブトは・・・この俺の手で始末する!」
「ウチのおでん大根とガンモと卵だけ!変えちゃいけないんだよ!」
一方マユのおでん屋を手伝うことにした士は、3種類しかないおでんに新たな種を加えるがおばあちゃんがこれに激怒
士が作ったおでんを全て捨ててしまうというキレっぷりを見せます。ボケてんのかババア
怒るのはいいけどなにも捨てるこたぁねえじゃん勿体ねえ。士は我慢しましたが、大抵の人間ならブチ切れるぞ
「ゴメンなさい士さん、私が悪いんです。うちのおでんは家族が好きな物だけって決めたのに
お婆ちゃんと、私と、そしてお兄ちゃん・・・
きっとお婆ちゃんは今でもお兄ちゃんが生きてるって信じてるんです」
3種類のおでんは「孫が実は生きていてある日ひょっこり帰ってくる」という、淡い望みへの願掛けのようなものだったようです
それじゃキレた理由も解らなくないな、と士がしんみりしたその時ワームが出現。士はマユを逃してディケイドに変身する
「クロックアップか・・・ならこいつだ!」
ワームのクロックアップに翻弄される士はクウガ・ペガサスフォームに変身。その超感覚を研ぎ澄ます。キター!
クウガ・ペガサスフォームは疾風の戦士!
その眼は紫外線、赤外線、電磁波をも捉え、
その耳は超音波をもキャッチする!
遥かに離れた相手や見えない敵を射抜く
必殺必中の「射手」なのだ!
ばごーん!かくして放たれたブラストペガサスはクロックアップしたワームに見事命中
超高速運動という次元の違うスペックを持つ敵を、異世界の仮面ライダーの能力で倒すこのカタルシス。燃えます
先週10話ぶりに変身したユウスケがあんな扱いだったというのに、士のクウガはこのカッコよさとかヒドす
この作品におけるクウガとしてのユウスケの役割って一体・・・
>ペガサスがボウガン持ってたのはライドブッカーを変化させたとしてもユウスケ涙目
>ペガサスの超感覚でクロップアップは捕らえれるんですね
>ペガサスフォームが本来の使い方をされた!クウガファンとして涙が…
>ペガサスさんマジ銃ライダー最後の砦 トリックベントでウボァーした緑とは役者が違いますぞ
>クウガ好きの私にはペガサスフォームでクロックアップに対抗というのは最高でしたよーっ!
ガグガバ リゾシンヂバサバ
>ずっと前から友に「クロックアップに勝つにはクウガのペガサスフォームしかないっ」と
恥ずかしながら熱弁してしまっていた自分にとって、今週のディケイドは神展開でした
やっぱりクウガのペガサスフォームはかっこいいです
ペガサスの超感覚ってクウガの世界でも特に描写なかったんで
未視聴の人はバッシャーとは大違いだとか思っていやしないかボクは心配です
>バッシャー「おいスタッフ集まれ」
しかしそんな余韻に浸る間もなく、そこへZECT部隊も現れて今度はディケイドVSZECTの図式になってしまう
「お前はZECTの仮面ライダーじゃないな?さてはディケイドか!」
「やれやれここでもか。仕方ない、新しい力を試すとするか」
例によって「ディケイドは世界を破壊する悪魔だ」と鳴滝から吹き込まれていたZECTの面々。激突は免れません
士は手に入れたばかりの電王に変身すると、まずはソードフォームのアタックライドを初撃ちしてみることに
『アタックライド・オレサンジョウ』
「フッ・・・俺、参上!」
なにやら妙な起動音声を発したソードフォームのアタックライド。何が出るかと思えば何も出てきません
身構えたゼクトルーパー達とソウ&アラタが顔を見合わせて突っ込みます
「・・・?な、なんだそれは!」
「あ・・・?あ・・・?くっ、ならこっちだ!」
レジに商品を持っていったら財布を忘れてたことに気付いたくらい気まずい雰囲気。士はうろたえて2枚目のカードを使う
『アタックライド・コタエハキイテナイ』
「フッ・・・答えは聞いてない!」
シ――――ン
やはり何も起きず、水を打ったように静まり返る戦場。「誰か質問したか?」というゼクトルーパーの台詞が士を抉ります
「だからそれは一体なんだと聞いている!」
「俺に聞くなァッ!」
逆ギレして殴りかかるも、ザビーとガタックのWクロックアップの前に成す術なくボコられる恥ずかしい士
くるくると宙を舞ったアックスフォームのカードが「泣けるで!」と発声し、秀逸なオチになってます。なんぞこのコントバトル
>士「ちっ、1ミリも戦力にならんかったな、カメンライド電王・・・」
>あの電王カードは何の意味あったんだ……
>カードを使った結果がこれだよ!!
>電王達の役立たずっぷりに泣けた。後ろで会話してるゼクトルーパーもいい味出してます
>アタックライドに不覚にもオレの笑いが有頂天になった
>電王のアタックライドは格ゲーによくあるアピール行動みたいなものでしょうかw
「クロックアップ・・・この世界だのライダーだけが持つ特殊能力。まさに最高のお宝だよ
おっと、助けたなんて勘違いしてくれるなよ士。僕は僕のお宝を手に入れたいだけさ」
役に立たない電王ライドのせいでフルボッコにされる士を助けるように、ここで大樹が登場
普段はウザイことこの上ない奴ですが、このピンチに颯爽と現れてくれると頼もしく見えてきます
「キミの相手は僕がしよう!」
そんな頼れる大樹がガタックを受け持ち、士はザビーとそれぞれ1対1の図式になりますがやはり強いクロックアップ
これまであれほどインチキ臭い強さを見せ付けてきたディエンドもクロックアップしたガタックには終始敵いません
>体術もチートなディエンドを押しまくるガタックパネェ
さすが闘いの神、ハイパークロックアップお披露目爆死してもなんともないぜ
>リュウガを一方的にボコったディエンド相手に互角以上に戦うガタック強ぇ
「やはり素晴らしいお宝だよクロックアップ。必ず手に入れてみせる!」
言うなり「インビジブル」というカードを使って透明になってトンズラするディエンド。お前何しに来た
一応ボコられていたディケイドを助けるという仕事はしましたが、それ以上は何もすることなく消えてしまいました。なんぞ
「クロックアップを使えない貴様が俺に勝つことは不可能だ!」
「さてどうかな?10秒だけ付き合ってるよ」
ガタックがチートディエンドを退散させたくらいですから、タイマンにおけるクロックアップの有用性は確定的に明らか
ザビーもまた「ディケイドなんかに負けねーよ!」とタカをくくりますが、士はペガサスフォームに続いて対抗策を出す
『フォームライド・ファイズ・アクセル』
『クロックアップ』 『スタートアップ』
バキュゥゥゥゥゥゥゥゥゥン!
>今回ザビーと戦った場所って555のラストバトルの舞台と同じ所ですよね
>555最終決戦の場でアクセルフォームvsクロックアップとは
>ファイズ・アクセルフォームVSザビー・クロックアップ……ディケイドの戦闘で一番興奮しました
>ブレイドも虫でマッハのカード持ってるから結構いけると思う
>チート能力クロックアップに555アクセル、ペガサスの超感覚、インビジブルで消えるとか
色々対抗策出してたのは良かった。既出のミラーワールドアタックとか剣のメタル、マッハでもいけそう
キター!ザビーのクロックアップに対して士はファイズアクセルフォームで対抗。10秒間限定の超高速バトルに持ち込みます
しかしながらソウもZECTの戦闘隊長。条件が互角になっただけでボコられるほどのヘッポコライダーではありません
なかなか決定打を叩き込めずに時間が経過する中、士はワームから逃れて戦場に紛れ込んできたマユを発見してしまう
ワームからマユを守る為ザビーに背を向けてしまった士は手痛い一撃を喰らい、更にその流れ弾がマユの方向へ・・・どっこい!
ガキィイン!とザビーのシューティングニードルを叩き落としたのは、出ました暴走台風カブトさん
「カァブトォォーッ!!うわらば!」
憎き仇が目の前に現れたソウは激昂し、ディケイドを放ってカブトに殴りかかりますがあっさり返り討ちに
さっきまで士と互角に闘ってたソウを一蹴しただけに、視聴者の目にも解りやすくカブトの強さが引き立ちます
クロックアップが解け、カブトにやられたダメージで変身まで解除するソウ。その顔を見たマユが驚きの声を上げた
「お兄ちゃん!?」
やはり生きていたマユの兄。それは弟切ソウ!ならばカブトの中身は何者なのか?展開バレバレの次週へ続く!
>この展開はカブトかザビーのどちらかがワームということでしょうか
>多分ソウは兄貴に擬態したワームなんでしょうね、んで本物がカブトと
第17話
おばあちゃん味の道
「マユちゃんのお兄ちゃんだった?ZECTのライダーが?」
「よかった!生きてたんですね」
「どうかな・・・俺にはアイツがマユの兄貴だとは思えんが・・・」
ソウはカブトに殺されたはずのマユの兄だった。しかしソウはあの闘いの中、危険が迫ったマユを守ろうともしなかった
しかも妹の呼びかけにも答えずそのままトンズラしてしまい、士はソウが本当にマユの兄なのか疑問を感じる
しかし当然ながらマユ本人は「お兄ちゃん生きてたお^^」と大喜び
再び兄と会う為、夏海と一緒にZECTとコンタクトを取る方法を探して街を徘徊しますが、そこに彼女を狙うワームが現れます
「やっぱりね・・・2つほど気付いたことがある。まず何故かそのコはワームに狙われている」
「あっ海東さん!助けてください!」
そこにタイミングよく大樹が登場しますが、「おいィ!?助けろよDQN!」という夏海の叫びをなぜかガン無視
「そしてもうひとつは・・・カブトがそのコを守っているということだ」
ばごーん!爆裂するワーム。言わずもがな大樹の代わりにワームを倒したのは、どういうワケかマユを守っているカブトだった
「どうやらキミのクロックアップシステムが一番速いみたいだ
どうせゲットするなら一番性能のいいお宝だよね」
せっかくだから俺はこの赤いクロックアップシステムを選ぶぜ!
狙うべきお宝をカブトのクロックアップシステムに絞った大樹は、カメンライドでイクサとサイガを召喚
チートスペックのカブトを相手にするにはいささか頼りの無い人選ですが・・・・
「その命、神に返しなさい!跪きなさい!」
>753キタアーーーーーーーーーサイガとセットなのは名護さんは315(最高)ですって解釈でいいのかな?
>イクサの中の人名護さんだ!! スタッフの人たちは最高です!!
>イクサとサイガでイクササイズと掛けつつ753と315で名護さんは最高です!とは大した脚本だ
>193(イクサ)と315(サイガ)、やはり753(名護さん)は315(最高です)というのは確定的に明らか
>753が喋った! 315はヒャッハーとかどこのモヒカンだよと
>クロップアップ中のカブトを射撃を命中させるなんて青空の会のイクサは最高です!!
>イクサのモニターに英文でその命神に返しなさいって書いてあってワラタ なに作ってるんだ素晴らしき青空の会
hai!名護さんは最高です!
なんとカメンライドで召喚された名護さんが発声。しかもばっちりオリジナルである加藤慶祐さんが演じておられます
ディエンドのカメンライドで呼び出されるライダーは意志を一切持ってないのかと思ってましたが、どうも違うみたい
鳴滝が召喚した地獄兄弟やカイザと同じく、別次元のライダーの自我のようなものを持って呼び出されているようです
「イッツァショータイム!ヒャッハー!」
一緒に呼び出されたサイガも、なんか世紀末ザコのような雄叫びを上げながら2人で銃を乱射
圧倒的な弾幕でクロックアップしたカブトを相手にバシバシ攻撃をヒットさせる。普通にTSUEEE!名護さんは最高です!
「マユちゃん逃げて!」
カブトとディエンドが戦いをおっぱじめたのでトンズラした夏海とマユだったが、ついにワームに追い詰められてしまう
マユの手を引くでもなく自分1人だけさっさと距離を取る夏海の絵面が超シュール
>マユがやられそうに何気に逃げてる夏ミカンがアレ
>庇えとまでは言わないがマユ置いて逃げんな夏みかん
>さりげなくマユから距離を取る夏みかんこそ真の悪魔
そりゃワームはマユ1人を狙ってるんだから自然とそうなるんだろうけど。マジ吹くので録画してる朋友は確認されたし
マユ絶体絶命と思われたしかしその時。彼女の身体が突然発光したかと思うと、ザコワームを瞬く間に吹き飛ばしてしまう
光がおさまった時、彼女が居た場所に立っていたのは一匹の細身のワーム・・・シシーラワームだった
「わ・・・私・・・私・・・!?」
「嘘・・・マユちゃんが・・・ワーム?」
「イヤアアアアアアアアアアアアアアアーッ!」
オリジナルカブトのひよりとまったく同じ設定。マユは自分をワームと自覚していないワームだったのだ
ちなみにひよりのように親が妊娠してる時に擬態されたとか、そういった説明は今回の話では一切出てこず
マユがどうしてワームなのかは「視聴者の想像に任せるお!」いうテキトーな塩梅になっているようです
錯乱したマユは悲鳴を上げながらその場から逃走。夏海と、ちょうど駆けつけた士はあまりの事に愕然とするしかない
「婆さん・・・アンタは知ってたんだな?マユがワームだってことを」
「ワームだろうが人間だろうが関係ない。あのコは私の孫だよ
このおでんと同じさ・・・あのコの体には・・・隅々までこのつゆの味が染み込んでるんだ」
マユのことを報告するため天堂屋に向かった2人だったが、お婆ちゃんはマユがワームであることを既に知っていた
主がワームとわかっていても神代剣に仕え続けた爺やのように
彼女は「人間」とか「ワーム」ではなく、ただ純粋に「自分の孫」としてマユの存在を受け入れていたのだ
ワームと解った以上マユを倒すしかないと思っていた士だが、お婆ちゃんの想いと家族の絆の強さの前に圧倒される
「ウボァー!クロックアップ・・・ここまでの強さとは・・・!」
一方、名護さんの大活躍でカブトと互角に闘ってたと思ったディエンドは場面転換と同時に敗北
名護さんなどは倒されたシーンすら映らずいきなりいなくなってます。名護さんは最高です!
>名護さんが強いだと?こんなの名護さんじゃない!!
と思ったら、速攻でボコられてくれたので安心した。これでこそ名護さん
>名護さんは最高です!
いつの間にか逆にボコられて消えているのも最高です!
>負けたのは俺ではない! イクサだ!
>イクサ相変わらず強いのか弱いのか
名護さん強かったのに・・・倒されるシーンハブられるとかどういうことなの
過去これまでの戦闘であれだけインチキ臭い強さを誇ったディエンドを、2度までも退けるクロックアップの強さ
それこそ大樹のセリフじゃありませんが、まさにお宝と呼んで差しつかえない仮面ライダー最強ツールの1つでしょう
カブトはディエンドにトドメを刺すことも無くそのままどっかにトンズラ。大樹はお宝を逃した悔しさにじだんだを踏んだ
「マユ、俺と一緒に来い。ワームであるお前はもうどこにも帰れない
だが俺なら一緒に居てやれる。なぜなら俺も・・・」
自分の正体を知り、家に帰ることもできずに落ち込むマユの前に、兄・ソウが現れた
「だって実は俺もワームだしー」とフィロキセラワームに変身するソウ。やはりこいつの正体はワームだったのだ
>上地さんが再生怪人ででてきましたね。再生怪人の例に漏れずガッツリ弱かったですけど・・・
>ボスワームってGに出てきた奴ですね
>今回のボスキャラ、まさかの再生怪人でした(G的な意味で)
>フィロキセラワームはGで初出ではなく、もともとは07年3月に行なわれた
よみうりランドのカブト最後のヒーローショーでのみ使用されたものだそうです
自分は怪物だったが、お兄ちゃんも同じ存在だった。マユはそんなソウを心の拠り所とし、彼についていくことに
「餌は用意できた。これよりカブト捕獲作戦を開始する!」
どっこいそんな妹をいきなり拘束するソウ。彼女を手元に置こうとしたのは囮にカブトをおびき出す為という外道ぶり
「やめてください弟切さん!こんな作戦絶対おかしいですよ
カブトは敵じゃありません!今までも俺達を助けてくれウボァー!」
「カブトが敵でないことは確定的に明らか!」とソウに反発したアラタだったが、先週同様問答無用でブン殴られると
更に数人のゼクトルーパー達に囲まれ好き勝手に殴る蹴るの暴行受けまくり
相手が仲間なのでガタックに変身して抵抗するワケにもいかず、酷いボコ面にされて光写真館へ這って来ました
「ディケイド・・・弟切さんを止めてくれ。あの人は憎しみで暴走している
民間人の女の子まで利用してカブトをおびき出そうとしてるんだ」
「女の子・・・まさかマユちゃん!?」
「ZECTはどうやってカブトを掴まえるつもりなんだ?」
「完成したクロックダウンシステム・・・
システムが起動すればカブトはクロックアップの世界から引きずり出される」
ZECTのカブト捕獲作戦は万全。常にクロックアップしているカブトを無効化する超兵器を用意していました
アラタから作戦の全容を聞かされた士は、ソウの思惑全てを理解する
「成程な。そいつが起動すればカブトはクロックアップできなくなる・・・
そして全てのライダーも、か」
「ハーッハッハッハァー!ついに捕らえたぞカブトォ!俺の勝ちだ!
全てのライダーのクロックアップは封じられた。もはや我々を阻む敵はいない!」
その頃マユを救出しようと現れたカブトは、クロックダウンシステムによってバッチリ捕獲されていた
ソウがゲラゲラと狂ったように笑い出すと同時に、彼の周囲にいた側近のゼクトルーパー達が次々とワームの正体を現す
クロックダウンシステムが動き続ける限り、カブトのみならずマスクドライダーシステムはその本来の力を失ってしまう
つまりワーム達にとっては、天敵であるライダーを一斉に無力化させたことに等しいのである。これがソウの本当の目的
そして蹴り飛ばされて変身を解除したカブトの中から現れた男を見て、マユは絶句する
「お兄・・・ちゃん・・・?」
「この世に2人の俺は要らん。今すぐ消えろ」
カブトの正体はマユの兄ソウジ
視聴者にとってはまったく予想通りの展開ですが、マユは2人の兄を目の前にしてわけがわからず狼狽するばかり
しかしその時、カブトファンなら誰もが聞いた事のあるあの口上が響き渡る
「お婆ちゃんが言っていた・・・
おでんのつゆの味は見た目だけじゃわからない、ってな
マユ、そっちの男はお前の兄さんに擬態したワームだ
お前が見た「兄さんを殺したカブト」はそのワームを倒そうとした兄さんだよ」
お前が言うのかよ!名文句「お婆ちゃんが言っていた」を引っさげて現れたのは士
ソウとソウジの関係をかいつまんで簡単に説明し、マユが今までずっと抱いてきた誤解を解く
「そして俺はその戦いの直後、クロックアップの世界から戻れなくなった
だがマユ・・・お前は違う。お前はまだお婆ちゃんの所へ帰れる!」
「ハッ!笑わせる。コイツはワームだぞ?帰る場所など何処にもないわ!」
自分がワームだと知って家に帰れなくなったマユに「お前は帰れる場所がある」とアムロのようなセリフを吐くソウジ
対してくそったれのソウは「おめーの帰る場所ねえから!」とそれをせせら笑いますが、士はそんなソウを一喝する
「違うな。この世に一箇所だけ・・・
例え世界を敵に回しても家族の帰りを待っている場所がある
そしてこの世に1人だけ・・・
例え世界を敵に回しても家族の為に戦う男がいる」
「くだらんな。そんなモノは弱い人間の考えだ」
「この男は誰の声も届かない孤独な世界でみんなを守り続けてきた。誰よりも強い男だ!
同じ顔をしていてもお前は足元にも及ばない!」
お婆ちゃんはマユがワームでも自分の孫だと言った。ソウジはマユがワームでも孤独な世界で彼女を守り続けた
それは家族の絆。他の何よりも勝る、人だけが持つ強さだった
「お兄ちゃんどうして?・・・私ワームなのに・・・」
「ワームも人間も関係ない。お前は俺の妹だ。そして俺はお前のなんだ?」
「・・・お兄ちゃん・・・」
「今までもこれからも、大切な真実はそれだけだ。俺はお前を守る」
ソウジカッコよすぎだろこれ。男して憧れるソウジの優しさと強さ。小便チビりそうです
「くっ!どんなにいきまいたところでクロックアップが使えない貴様等など俺の敵ではない!」
人の心の強さに気圧されたソウはフィロキセラワームに変身して威嚇しますが、士は真正面からこれを受けて吐き捨てた
「どうかな?俺は全てを破壊する」
「!?貴様・・・何者だ!」
「通りすがりの仮面ライダーだ。覚えとけ!」
魂揺さぶる熱い口上の連続で士とソウジ、W変身!視聴者のテンションを背負ってフィロキセラワームとの闘いに挑みます
>「俺はすべてを破壊する!」士さんマジカッケー
>士の「ここぞ」という時の口上は、毎回かっこいいですが、今回のは特にかっこよかったですね
クウガ編の時もそうでしたけど、「孤独に耐えながら皆のために戦っている」ってフレーズが
昭和ライダーぽくて、自分のツボです
「ちょっとくすぐったいぞ」
トランスフォーム!カキクケコ!カブトのファイナルフォームライドは特に面白みも無い「でっかいカブトゼクター!」
完全にゴウラムと被りまくりだし、マジ面白みありませんが
ここはそんな野暮なツッコミはせずに話を追いましょう。今回の話はここからがまた魅せます
「クロックダウンシステムを破壊すれば、アンタはまた永遠の孤独に戻ってしまう事にになる
それでもいいのか?」
イリュージョンやら何やらカード使って普通に戦ってたので、フィロキセラワームだけなら普通に倒せそうですが
クロックダウンシステムが健在である限り、今後現れるワームの脅威に対してマスクドライダーシステムが対抗できない
つまりシステムはすぐにブッ壊さなくてはならないものですが、そうするとソウジは再び高速の世界に戻ってしまうのだ
家族と生きる自分の幸せを取るか、家族を守る為に自分を殺すか
普通ならすぐに下せる決断ではありませんが、ソウジは迷う事無く笑顔でこう応えるのだった
「俺にはいつでも帰れる場所がある・・・だから離れていられるんだ」
「それが・・・アンタ達の絆か」
『ファイナルアタックライド・カブト』
再びでっかいカブトゼクターに変形したソウジは、フィロキセラワームを角で突き刺しつつシステムの電波塔へ体当たり
ドッゴーン!と電波塔を派手に破壊しながらクロックアップすると、上から降ってくるフィロキセラワームにライダーキック!
その背後からディケイドが飛び込んできて前後から挟み込むダブルライダーキック!
餓狼伝的に名付けるならばそう、虎王ライダーキック爆裂!
超絶の必殺キックを浴びたフィロキセラワームはあえなくウボァーし、見事ソウジと士は勝利を飾るのだった
「お婆ちゃんに何か伝言はあるか?」
「いや、何もないな。お婆ちゃんは全部わかってる」
「あぁ・・・そうだな」
クロックダウンシステムを破壊したせいで、クロックアップの世界に引き戻されつつあるソウジ
マユは何も喋らなかった。ただただその双眸から涙を流し、せいいっぱいの感謝の気持ちを込めて兄を見送る
その姿が薄れていく中、最愛の妹マユを見つめてニッコリと笑うと、彼は再び孤独の世界へと消えていった
>変身解除したらソウジが元に戻れると思ったけどそうでもなかったぜ!
>クロックダウンが消えた時点で強制変身&クロックアップしたということは
ソウジはシステムに取り込まれてるのか
>最後のクロックアップ世界に戻るソウジと劇場版カブトで消滅する天道が被ってちょっとウルッときた
家族愛っていいですね
「ただいま・・・お婆ちゃん」
「おかえり」
おずおずと家に帰ったマユを、お婆ちゃんはいつもと変わらず迎え言葉少なくタネが3つしか入ってないおでんを差し出す
その味と祖母の優しさをを噛み締めながら、マユは尋ねた
「お兄ちゃんも・・・いつか帰ってこれるかな?」
「ソウジはいつだってここにいるよ。私達が変わらない限りね」
肝ったま婆ちゃんを中心に固い絆で結ばれた家族。2人の姿を納めた士の写真には、それを見守るカブトの姿も写りこんでいた
「やれやれ・・・結局お宝は手に入れられなかったか」
ラスト。結局クロックアップシステムを手に入られずにカブト世界を去ることになって、めっさ凹んでる大樹
そんな大樹を見かねた士は、珍しく嫌いな彼を励まそうととっておきのお宝を差し出します
「そう腐るな海東。代わりと言ってはなんだがコレをくれてやる
かのバスコ・ダ・ガマが幾多の苦難を乗り越えて手に入れ、
金と同じ値段で取引されたという伝説のスパイスだ」
「・・・い、いいのか?」
「あぁ、持ってけ」
「YES!」
>海東が可愛いなんて…俺男なのに…くやしぃっビクンビクン
>海東まさかの753化(まじめ&嫌味キャラ→お笑いキャラ化)
>最後のかいとうの‘Yes!!‘で名護さんに見えてきた
>「イエス!」 海東くんの好感度が上がったwww
>大樹ってバカキャラなの!?DQNなだけだと思ってたのにちょっと萌えた
>散々ボコられた挙句クロックアップ取り逃したのに
コショウ貰って機嫌治っちゃうとんだ萌えキャラ爆現にたじろぐ
士「だいたいわかった(海東の調教のやり方が」
小さくガッツポーズして喜びを露にする大樹。言わずもがなただのコショウです
「裏と表が逆になってる10円」と言われて大喜びしたのび太と同レベルかと。なんて扱いやすい奴なんだコイツ
ワームに擬態されて2匹になったキバーラがCGでブンブン飛び回る中、ついに最後の世界への扉が開く
第9の世界、響鬼の世界では果たしていったい何が待っているのか
響鬼の世界で不適に笑う鳴滝が取り出したのはなんと変身音叉。それを額に近づけると・・・ゲェー!?
鳴滝の姿が鬼に!「なるたき」の「き」は「鬼」だったということか。これは驚きです
ザンキさん、イブキさん、あきらとTVシリーズキャスト出演で話題蒼然の響鬼編へ続く!
>今度はあきらも鬼になると聞いておっぱい
もちろんおっぱい変身解除でおっぱい素っ裸でおっぱいおっぱいおっぱい!
第18話
サボる響鬼
「しかしまた今回も随分とおかしな格好だな」
「うぅ・・・なんだかオバケでも出そうなところですね・・・」
「この世界じゃ魔化魍っていうらしい。ホラ、もうそこにいるぜ」
>士の髪型が変すぎる。なんぞあれー
>士の髪型どういうことなの・・・ 天道もどんどん焼きそば増量していったけど
世界を巡る旅もいよいよラストの響鬼の世界。士のコスプレは変なリーゼントに和装という妙なスタイル
鬱蒼と木々の生い茂る森の中を歩いていると、3人の前にいきなり魔化魍・河童が現れます
「カッパッパー!尻子玉抜くぞコラァ!」
「貴方達!危険です!下がってください!」
驚く夏海らだったが、河童の出現と同時に首から上だけ素顔を出した鬼の少年が登場。3人を守るように河童に突っ込んでいく
顔が少年なのに肉襦袢の体がやたらムキムキでキモイ。ちなみにこの鬼ボディはTV最終回で桐矢が変身した白銀の鬼です
「見ていろ少年!戦い方ってのを教えてやる!」
威勢よく登場はしたものの、まだまだ腕は未熟らしく河童に手も足も出ないへっぽこ少年鬼。みかねた士はディケイドに変身
【 門矢 士 】
デデン!と太鼓の音が入って、毛筆書体の文字カットインが入る演出。TV版オリジナルを意識していてなかなかカッコイイぞ
戦闘が始まってすぐカブトになると即クロックアップ。まさに文字通りの「速攻」で河童に何もさせず瞬殺する
「もしかしてキミがこの世界の仮面ライダー・・・響鬼?」
「いえ僕の名はアスム。ヒビキさんは僕の師匠です」
>アスムの演技力と鼻声が歪みなさすぎてびびる
>アスム役の子、何気に鼻声がひどい・・
>アスムの声、こもってやがる・・・!
鬼の少年は当然ながら桐矢ではなくこの世界の明日夢。なんか鼻が詰まっているのか妙に声が篭ってます
声は大きくてハキハキ喋ってるし、滑舌も悪くないのにこの鼻声がすごい気になって聞き辛い
「ヒビキさんなら僕の師匠っすよ!」と鼻声小僧が言うので、彼にホイホイ案内されてヒビキさんにご対面です
「あぁ客ぅ・・・?俺は寝るのに忙しいんだ。帰ってもらえ」
のび太のようなダメ台詞とともに登場したヒビキさんは、細川茂樹とはまるで印象の違うデビット伊藤
このキャスティングには朋友達の感想も賛否両論のようですが、俺は味があって結構好き。いい歳の取りかたしてると思う
もともと彼の芸名は若い頃デビット・ボウイに似てると言われた為だそうですが、その雰囲気出てるよ
>デビ鬼さんが思ってたより良かったです。
音激なんかはオリジナルよりもドスが聞いててかっこいいし、海東が一目置くほどの腕だったり
>海東にディスク投げつけるところとかデビットなのにカッコよくて困った
アフレコに関してはオリジナルより巧いし
>デビット伊藤、年取りましたね。もう四十越えてんでしたっけ
「おお、アンタのその格好は・・・音撃道の伝説の大師匠のものだな」
「音撃道?」
「清めの音で魔化魍を退治する武道のことです」
「ほほう、この世界の大師匠か・・・流石は俺だな」
「そういうワケで大師匠、魔化魍退治よろしくお願いします」
この世界の「音撃」は猛士の鬼にのみ伝えられる秘伝というワケではなく、特殊な「武道」として存在しているようです
士のダサい衣装は伝説の大師匠の物だそうで、これを聞いた士は気分をよくしますがヒビキとの会話はここまで
アスムから魔化魍が出現したという連絡を受けてもこれを初対面の士達に任せ、昼寝を決め込んでしまいます
「・・・駄目ライダーってのもいるんだな」
「音撃道ザンキ流・ザンキさんっス!」
【 斬鬼 】デデーン
「音撃道イブキ流・イブキさんです!」
【 威吹鬼 】デデーン
その頃、街中に現れた魔化魍バケネコを退治しようと音撃道2つの流派が互いの優劣を競っていた
ザンキ流師範のザンキさんとイブキ流師範イブキ。どちらもTVオリジナルキャストの松田賢二さんと渋江譲二さんです
ザンキ流は凄まじく男臭いザンキさんを旗頭にむさ苦しい男達ばかりの門下生。ウホッ
イブキ流はスマート優男イブキさんを頭領に、彼を慕う若い女性ばかりの門下生と実に対照的
更に両陣営の門下生を束ねる師範代、トドロキとあきらも川口真五秋山奈々とTVオリジナルキャストで固めてあります
「邪魔をするな軟弱者めが!」
「あなたは汗臭いんですよ!」
互いに見事な音撃で2匹のバケネコを撃破するも、残る1匹を巡って醜い争いを始める2人
どうやらこの2つの流派は激しく対立してるようで、2人が争っている間に残る一匹は士がさっさと退治してしまいます
「話は聞いているぞ。お前が世界の破壊者ディケイドか」
「いや。どうやら俺はお前等の大師匠らしいぜ?」
「フッ面白い人ですね。それに美しい顔立ちをしている・・・我がイブキ流に相応しい」
この2人も鳴滝から「世界を滅ぼす悪魔」としてディケイドの事を聞かされていたようですが、その反応は割と軽め
イブキなどはやたらホモくさい台詞を吐いて士を自分の流派に勧誘しようとしています
尚、2人が変身解除するシーンは門下生達がシンケンジャーの黒子のごとく陣幕を立てて生着替えをカット
期待大だったザンキさんのケツは残念ながら見られず、あきらのおっぱいも見れそうもありません
「イブキ、そいつを抱きこむつもりか?」
「人聞きが悪いですね。ただの招待ですよ。で、いかがですかティータイムでも」
女の子がいっぱいのイブキ道場に招待されたのでニヤケ顔でホイホイついていく士。ユウスケが羨ましいと妬みます
「鬼になるなんてくだらないぞ少年。実に馬鹿馬鹿しいことだ」
「ヒビキさん、最近いったいどうしちゃったんですか?
全然鍛えてくれないし、僕の目をまっすぐ見てもくれない!」
一方、高田純二のように無気力なヒビキさんに落胆の色を隠せないアスム
「最近〜」という台詞から察するに、少し前まではこうじゃなかったと思われますが。一体彼に何があったのでしょうか
と、そこにこの世界のお宝を狙う大樹が登場。死角からヒビキさんのリュックサックを狙うも、これを容易く見破られます
ダメなおっさんのフリをしていても、実力は本物っていうところが渋くて格好いいぞデビットヒビキ
「やるね・・・オジさんなのにまったく隙がない」
「よし少年、たった今この場でお前を破門する。新しい師匠はあの人だ」
「ええ?そんなムチャな!」
ヒビキは大事な弟子のアスムをその場で破門すると、初対面の大樹におしつけてスタコラサッサ
師匠の真意が掴めないアスムはどうしていいか解らず途方に暮れるしかない
「元々音撃道は1つの流派でした
ヒビキ流、ザンキ流、イブキ流の3つの流派に解れた時、秘伝の巻物も3巻に分かれました」
アスムが語る音撃道の歴史と秘伝書に隠された秘密。各流派に分かれた巻物が1つになる時、音撃道の宝が得られるという
ザンキ流とイブキ流の対立もこの「宝」を巡ってに起因しており、大樹のこの世界のターゲットもまた「音撃道の宝」であったのだ
「音撃道の宝なんてどうでもいいんです。僕はヒビキさんと一緒に居たかった
何をやってもダメな僕をヒビキさんだけが認めてくれたんです。鬼になる才能があるって・・・」
「あっそう。それじゃあ僕はとりあえずザンキ流とイブキ流の巻物を奪ってくるかな」
「ええ?そんなの無理ですよ!」
自分がいかにヒビキを尊敬しているか、その師匠に捨てられて傷心しているかを切々と語るアスムでしたが大樹は極めてドライ
「話はわかったから巻物ギッてくるわ」という大樹をアスムは無謀と留めますが、大樹は自信に満ちた笑顔でこう答える
「どうかな?本当にやる気さえあれば不可能な事なんてないと思うけど」
「あっ・・・そういえばヒビキさんも普段から同じような事を・・・」
「まずは動かないとね。動けば何かが見つかるさ、少年クン」
>最近すっかりアホの子な海東さんが真面目に諭しててたじろぐ
>海東がカッコよく見えるなんて・・・悔しいっ!!ビクンビクン
>海東がめずらしく良いこと言ったw
何マトモな事言ってるんだ大樹
初登場から先週まで、DQN丸出し発言の連発で視聴者から「馬鹿だ」と思われていた大樹がまさかの説教モード
前回ラストの「YES!」といい、急激に視聴者の印象を良い方向に持っていこうとしてます
これは響鬼世界が終ってからの展開に向けてのテコ入れでしょうか。大樹は今後味方率が今までより上がるのかな?
「道場破りに来たんだけど。ザンキって人はどれ?」
「ザンキさんが出るまでもないっス!こんな奴俺が一捻りにしてウボァー!
ひ・・・一捻りにされたッスぅ〜!」
そんなワケでザンキ道場を強襲した大樹は完全にネタキャラポジションのトドロキを一蹴
ちなみにこのトドロキは敵方であるあきらに片思いしていて、彼女の写真を大事に懐に入れたキモ純情な奴です
日菜佳がいない世界なので割り切りたいところですが、故・神戸みゆきさんの事を偲ぶとトドロキは彼女一筋でいて欲しかったなぁ
>轟鬼がロリコンに!!ウェルカムロリコン!!
>ちょ、トドロキwww浮気
>草場の陰で日菜佳号泣
>恋愛脳トドロキに日菜佳役の神戸さんを思い出して泣いた
>轟鬼とあきらも出たのは嬉しいんですが、轟鬼があきらに片想いって
原作で轟鬼と良い仲だった日菜佳(故・神戸
みゆきさん)を考えると複雑です
「どう?僕の腕を買ってみないかい?」
このまま一気にザンキさんもブチのめして巻物を強奪するかと思ったら、意外にも自分を売り込む大樹。何か考えがありそうです
「ヒビキさん!もう一度僕を弟子にしてください!お願いします!」
「鬼になんてなるもんじゃない少年。人生はもっと楽しく生きるべきだ」
破門が納得できないアスムはもう一度弟子入りすべくヒビキの元に戻っていたが、そこに魔化魍・天狗が現れた
ところがヒビキは音叉を握り締めはしたものの、やはり変身しようとはせずアスムと一緒にスタコラッサだぜ〜!
>ヒビキ流に伝わるとっておきの奥義、逃げるんだよお〜!
頑なに戦いを拒むヒビキの真意は何なのか?追ってきた天狗に捕まり、窮地に立たされた彼の元に助っ人が現れる
「無事ですかヒビキさん!変身!」
【 空我 】デデーン
>キャラ名やライダー名が響鬼ぽく演出されるのはいいですね。「空我」とかスタッフ分かってますな
>クウガと響鬼の高寺ライダー揃い踏みに空我の文字演出も重なって震えた
>青空バックに空我の文字は卑怯すぎる ユウスケヤムチャでも許してしまう
>青空背景に「空我」の演出は感動した
それとなくヒビキの近くで彼を張っていたユウスケがクウガに変身してこれを救出。天狗との戦闘に突入します
が、10話ぶりの変身がネタにされるくらい戦闘では魅せ場のない哀しいユウスケ
やはり今回もいいところはなく、すぐに天狗に追い込まれてしまいます。お前副主人公なんだからしっかりしろよ
>ユウスケ「ちょっとスタッフ一同集まれ」
>クウガ「あ……?あ……?」
>もうそろそろユウスケにも活躍させてあげるべき
自分を助けてくれた人間がピンチとあっては、流石にヒビキさんも動かないワケにはいきません
ユウスケを守る為、ヒビキさんは何やら決意の表情で変身音叉・音角の音色を響かせる
【 響鬼 】デデーン
「音撃打!火炎連打の型ァ!」
ズドドドドドドドドドドドドドド!ドドォン!!
「ハァハァ・・・うぐっ・・・・・ぐおおおおあああああああ!!!」
変身した響鬼は圧倒的な強さで天狗を粉砕。しかしその直後、突然頭を押さえて苦しみ始めたかと思うと
その姿がおぞましい怪物に変わってしまったではないか。なんぞこれー
大きな2本の角を生やした化物は理性を失っているようで、たった今自分が守ったクウガを吹き飛ばしてしまう
何が起こっているのか理解できずオロオロする夏海の前に、久しぶりにまともな出番となる鳴滝が現れる
「ディケイドは9つ目の世界まで来てしまった。もう時間がないぞ光夏海
このままでは全ての世界は滅びてしまう!」
「そんな!私はディケイドが9つの世界を旅すれば世界は救われるって聞きました!」
「キミは何も解っていない・・・何も!」
ディケイドが世界を壊すと言う鳴滝。ディケイドが世界を救うと言ったオリジナル渡。どちらの言う事が真実なのか
渡も第1話で「貴方は全てのライダーを破壊する者」って明確に言ってるしな
言葉の意味をそのままに捉えれば鳴滝の言っていることも内包しています。まぁおそらくはそういうことなんでしょう
>パラレル世界が消滅する事でオリジナル世界が救われるって事なんでしょうけど
そうすると鳴滝の立ち位置ってどこになるんでしょう
「やれやれ・・・またお前か海東」
「士、いい加減僕の邪魔をするのはやめてくれないかな」
一方。イブキ流とザンキ流は長いいざこざに決着をつけるべく、雌雄を決する果し合いを行おうとしていた
対峙しているのはザンキとイブキの師範2人ではなく、両陣営の用心棒として担がれたディケイドとディエンド
カブトでクロックアップ使えば楽勝じゃんと突っ込むのはお約束ですが
ディエンドは少し闘っただけですぐにインビジブルを使ってその姿を消してしまう。それもそのハズ
「ザンキさん!ザンキ流の巻物が・・・あ、ありません!」
「イブキさん!私達の巻物も消えています!」
「なにぃ!?」 「なにぃ!?」
大樹の狙いは2つの流派の巻物を一つの場所にまとめること。まんまと作戦通りお宝2つをゲットします
「武道家のクセに脇が甘いんだよね。さ、これは僕からのプレゼントだよ。鬼合戦だ!」
【 桃 】デデーン
「俺参じょ・・・って最後まで言わせろよテメエ!お?
なんだなんだ鬼ばっかりじゃねえか気持ちワリイ
なんだか解らねーがやってやるぜぇ!」
>モモはそのままで名護さんが違うってのはやっぱり格差を感じる・・・
>モモタロス優遇されすぎだろう常考
ディエンドが逃走の時間稼ぎに呼び出したのはモモタロス。完全に自我を持ってるようで、関さんの声で喋りまくり
両陣営十数人の門下生達を蹴散らし、斬鬼・威吹鬼・ディケイドの3人を相手にして一歩も引かない大立ち回りを魅せる
モモタロスがこんな破格の優遇を受けてるのにユウスケは一体・・・
と、ここでそのユウスケをぶっ飛ばしてきた怪物響鬼が登場。圧倒的な強さで瞬く間にモモタロス・斬鬼・威吹鬼を蹴散らします
「あ、あれは伝説の魔化魍・・・牛鬼です!」
>カルラ様を呼べい!
>牛鬼だと!!鬼太郎が唯一勝てなかったあの宿敵牛鬼!カルラ様ーーーー!!
>鬼太郎が牛鬼倒したら呪いで自分が牛鬼に変わりそうになりましたがヒビキもそんな感じなのかな
まさかそれが敬愛する師匠の変わり果てた姿だとは気付かず、指を刺して叫ぶアスム。ほーこいつは牛鬼なのか
「牛鬼か。牛が相手なら・・・こっちは闘牛士だ!」
言うなりディケイドは何故か龍騎に変身。本物の闘牛士のような赤い旗を取り出して身構えます。なんぞこれ
響鬼はなぜ牛鬼になってしまったのか?それ以上に何で龍騎が闘牛士なのかが謎ですが次週へ続く!
>「ここか…祭りの場所は…」復活ッ!!
>若き王蛇が帰ってきたッ どこへ行っていたンだッ チャンピオンッッ
俺達は君を待っていたッッッ浅倉威の登場だ――――――――ッ
>鉄パイプ→凍鬼の棍棒にパワーアップしてる王蛇さんパネえっす
>王蛇キター!萩原さんって勇午やH×Hで声優やったりしてる間に随分声が低くなった気がします
第19話
終る旅
「相手が牛ならこっちは闘牛士だウボァー!」どかーん!
「闘牛士でダメなら・・・金太郎だウボァー!」ぼかーん!
暴れまくる牛鬼に対抗する為、龍騎と電王アックスフォームにチェンジして戦うディケイドだったがまるで歯が立たない
>龍騎の闘牛マント関係なかったー!毎回意味無いもので引っ張るなよスタッフーッ!
>龍騎の出オチ扱いに泣いた
>ちっ龍騎1ミリも戦力にならんかったな
>クウガ%カブト&電王&キバ「まさか赤いから闘牛士とかそんな理由じゃないよな?」
>士、金太郎は牛やない、熊や
>龍騎は闘牛士でもなければ牛に金太郎をぶつける発送もワケワカラン
変なリーゼントも相まって今週の士はおバカ全開だな
龍騎がなんで闘牛士なのかも謎ならば、牛に対して金太郎を当てるのも意味不明。熊相手なら解るけどさ
しかし大師匠ディケイドがブッ飛ばされる状況下にあっても、ザンキとイブキは互いに協力するどころかいがみ合い
アスムが牛鬼に狙われてピンチに陥ってるのに「お前のせいで巻物が盗まれたんだコノヤロー」などと罵りあってます
「アスム君は俺が助けるっス!」
【 轟鬼 】デデーン
「私も行きます!」
【 天鬼 】デデーン
「音撃斬・雷電激震!」 「音撃射・疾風一閃!」
ダメ具合極まる師匠に業を煮やしたトドロキとあきらはそれぞれ変身。力を合わせて音撃を放ち、見事牛鬼を退散させる
あきらの変身で変身解除後のおっぱいに期待するも、やはりそんな場面はありませんでした。無念
>おっぱい、おっぱいは!? あきらのおっぱいやわいやわいしてないじゃないですか
>米村先生、打ち合わせと違うじゃないですかァァ〜!!!(視聴者)
あきら変身解除無修正を視聴者が期待していたのは確定的に明らか
「アスム君、大丈夫っスか?」
「はい、ありがとうございます2人とも」
「無事でよかった・・・」
醜くいがみ合う師匠に対し、流派の垣根を越えて助け合った3人の弟子達。その姿を見て士は深く頷きます
「世代交代か・・・新たな時代の幕開けってヤツだな」
牛鬼は逃げ去ったものの大樹に奪われた巻物は戻らない。ザンキとイブキは互いに責任をなすりつけ、両流派の溝は決定的に
加えてヒビキ流はヒビキが鬼の引退を宣言したこともあり、3人の弟子達は今こそ師匠の庇護の元から巣立つことを決意する
「こうなったら僕達が牛鬼を倒すしかありません」
「私達だけであの牛鬼をですか?・・・それは・・・流石に難しいのでは?」
「やる気さえあれば出来ないことなんてありません!
まずは動くことです!動けば何かが始まります!」
「そ・・・その通りっス!まずは動くことっス!やるっスよ俺達で!」
後悔は後回しだ!今は攻めろ!
先週の大樹の説教の受け売りで2人を共感させるアスム。少年にとって大樹はヒビキに次ぐ第二の師匠となったのでしょう
>世代交代か・・・なるほど最後の世界に合う話だ
>先週は気づかなかったけど響鬼編は世代交代の話として描かれてたんですね
「もう近寄るな・・・俺の正体を見たんだろう?キミ達を危険な目に逢わせたくない・・・!」
「放っておけません!その時はその時です!ヒビキさん、どうして貴方はあんな化物に?」
一方。轟鬼と天鬼に退散させられたヒビキはなんとか元の姿に戻り、ユウスケと夏海に事情を話していた
「俺達は魔化け魍を倒す為に身体を鍛え、鬼になる道を選んだ
鬼の力を使うからには正しい心でそれを制御しなければならない
だが己を鍛えることに囚われ、敵を倒そうとする気持ちが強くなりすぎると・・・
鬼の力に心を奪われてしまう」
魔化魍を倒す為に使う「鬼」の力。元来それは魔性の力であり、「毒をもって毒を制する」手法に他ならない
故に鬼の適格者には強い心が必要であるのだが、ヒビキさんは鍛えすぎて駄目になっちゃったという。なんか情けないな
あんな醜い権力争いしてるザンキさんとイブキは何ともないのに
なんだかヒビキさんの心があの2人より弱いみたいじゃないか。何かのきっかけがあったとかなら納得できるのになぁ
「それであなたはこれ以上鍛えることを辞めたんですね。そしてアスム君も破門した」
「おそらく次に牛鬼になったら・・・もう人間には戻れないだろう
俺は少年に自分と同じ道を歩んで欲しくない」
「へーそうなんだ。でも少年クンはアンタの跡を継いで鬼になりたいって言ってるけど?
自分達の代で3つの流派を1つにするんだって、中心になって頑張ってるよ少年クン」
と、そこに現れたのはアスムから伝言を頼まれた大樹。アスムに自分と同じ徹を踏んで欲しくないヒビキではあったが、
彼が音撃道の未来の為に奔走していると聞くとその考えも揺らいだのか、大樹に響鬼の変身音叉を手渡した
「なにこれ?ボクの狙いはヒビキ流の巻物なんだけどな」
「響鬼の変身音叉だ。これを少年に渡してほしい」
「ヒビキさん?アスム君には鬼になってほしくないんじゃ・・・?」
「少年の優しさがあれば、鬼の力に心を奪われることはないかもしれん
それに自分の道を決めるのは俺ではなく少年自身だ
正しい力で鬼を制御できるなら鬼になればいいし、無理ならやめればいい
そして少年が鬼になる道を選ぶなら・・・俺へのトドメはアイツに刺してほしい
それが俺の魂を受け継ぐということだ」
まだまだ子供だと思っていた弟子の成長を感じ取ったヒビキは、アスムへ自分の全てを継承することを決意
それは響鬼の力を渡すのみならず、鬼としての責務と覚悟を継承するということである。すなわち
鬼に取り込まれた自分を倒す役目を、アスムに託したのだった
「ウフフ・・・牛鬼だけじゃ物足りないからね。さあ魔化魍復活の儀式よん♪」
「ここか?祭の場所は?イライラするんだよ!」
一方その頃、キバーラに連れられて巨大な1枚岩の前でわきわきしている紫色の仮面ライダーの姿が
みんな大好き王蛇キタコレ。声を当ててるのはオリジナル浅倉威の萩原崇さんです
相変わらずイライラしてる浅倉様はキバーラをい棍棒でブン殴ると、巨大岩をガッツンガッツン砕き始める
すると砕けた岩の中から巨大魔化魍魎・バケガニが姿を現して・・・・で、王蛇は今週これ以降出てきませんでした
>王蛇キター!相変わらずの狂犬っぷり・・・って、出番あんだけだったーッ!?
>王蛇「あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!
『おれは祭りだと呼ばれて来てみたら発掘作業しかさせてもらえなかった』な…何を(ry」
>浅倉の出番がこれだけだと・・・イライラさせやがる
>萩野さん呼んで来て出番これだけとか・・・
>浅倉「あ…?あ…?」
>王蛇「おいスタッフ集合しろ」
>バケガニがいた岩をぶっ壊すためだけに、わざわざ王蛇(オリジナルキャスト)を使わんでも
おいィ!?屈指の人気ライダーの出番がこれだけで終了かよ
速攻でやられるにしても戦闘シーンの1つもあればまだ納得できたのに。岩砕いて終わりってどういうことなの・・・
>今週のディケイド感想の王蛇キバーラ虐待シーンで
「何をするだァーッ!」が出るにカルビ丼一杯を賭けたのではんぺら様お願いします
はい残念!潔くカルビ丼おごってこい!
「ザンキさん、イブキさん、無礼を承知で申し上げます」
「牛鬼が現れた今、皆で力を合わせて音撃道を1つにするべきっス!
アスム君とあきらさんと、俺達3人で話し合って決めたことっス!」
翌日、トドロキとあきらは揃って師匠に直談判。最初は烈火の如く怒った2人でしたが、彼らとてボンクラではありません
士に「本当に音撃道の未来を考えているのは師匠と弟子のどっちのほうだ?」と嗜められると、すぐにハッとして反省
これまでの自分達のいがみ合いを恥じ、弟子2人に免許皆伝を与えイブキ流・ザンキ流の師匠の座を引き渡します
存外に物分りの良かった両師匠。一応鬼の力に負けない心を持ってるだけのことはあるな
「ざ、ザンキさん・・・何も自分はそこまで・・・!」
「何を泣いている。お前はもう師匠だろうが」
「うおおおおおおん!ザンキさん!ザンキさああああああん!」
「お、おいトドロキやめ・・・アッー!」
ザンキさんに覆いかぶさってカクカク腰を動かすトドロキやばい
日曜の朝から濃厚なホモっぷりを見せ付けたところで、ザンキ流とイブキ流の継承は滞りなく終了。さてヒビキ流は?
「貴様・・・!少年を連れてきたのはそれが狙いだったか」
「やっぱり思った通りだ。普段はまったく隙のないおじさんだけど、
少年クンと一緒にいる時は隙が生まれるみたいだね」
「俺伝言役じゃねーし。やっぱりこういう大事なことは本人同士で直接話すべきじゃね?」と
ヒビキの元へアスムを連れてきた大樹だったが、実はそれもヒビキ流の巻物を奪うための策にすぎなかった
アスムをダシに使い首尾よく巻物を盗んだ大樹をユウスケや夏海、後からやってきた士が一斉に「このコソ泥」と責めますが
アスムはただひとりだけこれを庇う
「海東さんはそんな人じゃありません!僕に良くしてくれました!」
「メンドくさいやつだな・・・彼らの言う通りさ。僕はお宝の為に君を利用しただけだよ
僕を酷いヤツだと思うかい?でもね、ほら・・・コイツはもっと酷い!」
大樹を第2の師匠と慕うアスムを尻目に、「お前なんか利用価値があったから近づいただけだし」と冷たく突き放す大樹
おもむろに銃を抜いたかと思うと突然ヒビキの足元にこれを乱射。何をするだァー!?と思ったらヒビキが苦しみだします
「はぁはぁ・・・うぐッ・・・・だ、ダメだ・・・俺はもう・・・鬼の力を抑えられん・・・
俺の心が・・・鬼に奪われていくうおおおあああああァ!!」
動揺するアスムの目の前で牛鬼に変わり変えるヒビキ。これは大樹の射撃が引き金になったように見えるけど多分違うかな
ヒビキが牛鬼になりかけたのを察知した大樹が、アスムから安全な距離を取る為に威嚇射撃を足元に放ったと見るべきか
「嘘だ!ヒビキさんが牛鬼だなんて・・・そんなの嘘だ!」
衝撃の事実を受け入れられずに取り乱すアスムを横目に、盗んだ巻物を持ってその場をトンズラする大樹
しかし揃った三巻の巻物を並べた大樹は、そこで音撃道の「お宝」の意味を理解。どういうつもりなのか再び戻ってきます
「いったいどういう風の吹き回しだ海東?」
「見に来たのさ。音撃道のお宝をね」
「少年クン、ヒビキって人は言ってたよ
君が鬼になるのなら自分のトドメは君に刺してほしいってね」
「僕がヒビキさんを?そんなことできるワケがありません!」
ヒビキから預かっていた変身音叉を手渡し、「君がヒビキさんを倒せ」と言う大樹。しかしアスムは首を横に振る
あいくら化物になってしまったとはいえ、尊敬していたヒビキを倒すことなど自分にはできないと
優しすぎるアスムは鬼には向いていないのか?大半の視聴者がそう思ったが、大樹はそれを聞いて深く頷いた
「それでいいんじゃないかな
キミのその優しさがあれば鬼の力に負けることはないってさ
受け継ぐのは鬼の力だけじゃない。ヒビキって人の魂を受け継ぐことなんだ」
アスムに「鬼になる才能がある」と言ったヒビキ。その才能とは鬼に負けない優しく、正しい心に他ならない
そして響鬼の力を継いで牛鬼を倒すことは、大恩ある師匠を自らの手で殺すということではなく
弟子として彼の魂を受け継ぐことなのだと
何か悪い物でも食ったんでしょうか。先週に引き続いてカッコイイ説教を垂れる姿を見て、士からもツッコミが入ります
「おい海東!俺の台詞を取るんじゃねーよ!」
「士、言っておくけど・・・
僕は君よりずっと前から通りすがりの仮面ライダーだ!憶えておけ!」
>海東大樹は大変なものを盗んでいきました。 主人公の決め台詞です!
>アレ?普通に海道がカッコイイぞ劇場版に向けて綺麗な海道にでもなったのか
>人の台詞もおいしい所も奪って行く男、海東大樹。泥棒なだけに
>本当にどうしたんだ大樹!まさか士の決め時のBGMで大樹がビシッと決めるなんて!
>ここ数週海東の株が上がりっぱなしです
まさかの決め台詞強奪!もう大樹かっこよすぎてヤバイ
普段どうしようもないヤツがたまにカッコイイと死ぬほどカッコよく見える、劇場版ドラえもんのジャイアン的効果です
響鬼編はディエンドの魅せ回だったわけか。完全に主役を食ってディエンドが変身すると、アスムもその覚悟を決める
「僕は・・・鬼になります!」
【 響鬼 】デデーン
自分の跡目を託した師の思いに応える為、アスムは響鬼に変身。ディケイド・ディエンドの後方支援を受け牛鬼に挑む
「音撃打・猛火怒涛の型!」
万感の思いを込めて打ち込まれる音撃。苦しむ牛鬼の顔に、ほんの一瞬だけ浮かんだヒビキの顔が穏やかに微笑む
「ようし・・・今こそお前は真のキングオブハート」
「し・・・ししょおおおおおおおおお!!!!!」
最後の最後、戦いを通じてドモンと通じ合った東方先生のように。ヒビキは弟子の成長に満足して爆発四散した。泣けるで
「ハッハッハ!ディケイドーッ!このバケガニに倒されるがいい!」
師弟の感動的な別れの余韻も与えず、今度はやたらハイテンションな鳴滝がバケガニを従え登場
しかしここでアスムを心配したトドロキとあきらが駆けつけると、力を合わせてバケガニに音撃を浴びせかける
「おっと来たね。音撃道の宝が」
「どういうことだ?」
「簡単なナゾナゾだったんだよ。ほら」
士の問いかけに三巻の巻物をバラバラにして見せる大樹。そこには三巻合わせ初めて読める文字で「音撃道」と書かれていた
「3つの流派が1つになること。それが音撃道の宝だったのさ」
>物質的なお宝じゃなくて精神的形のお宝だと見抜いた海東
アギトの世界のときよりは確実に成長してますね
まぁ大体そういう系統だろうとは思ってましたが、大樹がそれを理解できたのは凄いな
555編やアギト編でのDQNぶりのままだったら絶対「どういうことだ?偽の巻物か?」くらい言ってたと思う
音撃道が1つになった瞬間、響鬼のカードが力を取り戻しいつものファイナルフォームライドタイム
響鬼は巨大ディスクアニマルアカネタカに変形してバケガニに連続攻撃を叩き込むと、今度は音撃鼓に変形
ディケイドはファイナルアタックライドを発動すると、この響鬼の変形した音撃鼓を叩きまくります。ドンドコドーン!
ディエンドも音撃棒を取り出してこれに追従すると、更に弟子達を救う為にザンキ・イブキの隠居師匠も加わっての大合奏
6人ライダーの音撃大セッションという熱い攻撃により、バケガニはあえなく吹き飛ぶのでした
>合体音激の完成度に俺の魂が揺れた
>響鬼本編よりちゃんとしたセッションしててびっくり なんでこれ本編で出来なかったんだ
>文字演出で海東って出てるのかと思ったら海鼠(ナマコ)だったでござる
>響鬼編すごいよかったよ!あんなセッションを見たかったんだ
>セッションがちゃんと曲になってて感動した ただ太鼓になってるとは言え響鬼がいないのは寂しかった
>イメージ映像でもいいから最後のセッションで明日夢と響鬼が一緒に太鼓を叩くのが見たかった・・
>最後のセッション見てたら、何故か泣きそうになってきました。出来れば、響鬼にもいて欲しかった
>大合奏スゲー!普通にスゲー!あの曲だけピンで聴きたいなぁ。しかし何が嬉しいって、
威吹鬼さんがトロンボーン(試作型音激菅)使ってくれたことですよボントロ吹きとしては
>セッション中のザンキさんの音撃が明らかに届いてない件 あそこまで近づくなら刺しちゃえばいいのに
>化け蟹を皆で倒すシーンは凄いカッコいいけど、音激弦って敵に突き刺して弾かないと
効果無いんじゃないでしたっけ?敵から離れて演奏してる斬鬼さんマジシュール
>「受け継ぐ者」というテーマ通りすべての流派が一つにまとまり最後の合体音激という流れは感動しました
>1番シナリオが良かったのはアギト でも1番面白かったのは響鬼だと思いました
>今回は海東がうまくみんなに溶け込んでいた感じです 彼の個性もちゃんと出ていましたし
もの凄いカッコイイシーンだったけど、それだけに太鼓になってた響鬼が扱い的にちょっと可哀想ね
「こうして音撃道が1つになれたのは大樹さんのおかげです
本当に・・・どうもありがとうございました!」
「よしたまえ気持ち悪い。僕は僕がやりたいようにやっただけだ
少年クン、預けた僕のお宝いつかキチンと見せてもらうからな」
闘い終えてアスム達に頭を下げられた大樹は、人から礼を言われるのに慣れていないのか何だか可愛い反応
「YES!」から始まって、僅か3週で視聴者の好感度を上げることに成功しました。すごいテコ入れだなこれ
>海東の スゴイ ツンデレ
>大樹ツンデレキャラに昇格ですね。カワイく見えるDQNなイイ男・・・アーーッ!!
>今週の海東は少女漫画で出てくるチャラ男みたいな感じだったな
優しくする→「キミの体が目的だったんだよ」→けど気になってしょうがなく、そのまま色々関わってくる
→「よしたまえ!気色悪い(///)」
「さーて次の世界に行くわよん♪」
ラスト。王蛇にブッ飛ばされたキバーラはいつも変わらず元気印でそんなことを言ってますが、次の世界って?
「もう9つの世界全て回ったぞ。カードも全部元に戻ったし」
「おお、じゃあこれで世界は救われたんだよな?」
響鬼の世界は9つ目。つまり今回ですべての世界での旅が終わったということになる。これで世界は救われたのか?
目的達成を祝して記念写真を撮ろう!と背景ロールを下ろす栄次郎だったが、そこには新たな世界の絵が描かれていた
「え?これって・・・私達の世界・・・」
描かれた図柄は炎が燃え盛り、ビルの崩れた地獄絵図の街
そう。第1話で世界崩壊を起こしかけ、オリジナル渡が「僕達が防いでおきます」と言って守ってくれている最初の世界だった
9つの世界を回る旅は終わりを迎え、再び出発点へ
夏海の世界で彼らを待ち受けるものとは何なのか?超展開の新章スタートとなる次週へ続く!
>オリジナル音也キター!バレでは知ってたけどネガの世界編やべええええ!
>夏みかんの世界ということは、士はちょっとくすぐったいことを夏みかんにするのか
第20話
ネガ世界の闇ライダー
「懐かしい・・・何も変わってない私の世界です!」
9つの世界を巡る旅を終え、全ての始まりである夏海達の世界に戻ってきた士達
空を埋め尽くすミラーモンスターと魔化魍の群れも。崩れ落ちた高層ビルも。炎に包まれた街並みも全て元通り
無事に救われた世界を見て沖田艦長のような台詞を吐く夏海と、それを喜ぶユウスケですが士の表情は優れません
『結局・・・自分が何者なのか解らなかったか・・・俺の旅に意味はあったのか?』
世界を救ったんだから意味は大アリなんですが。やはり自分の正体を突き止められなかったのが不満みたい
浮かれてはしゃぎまくる夏海にせがまれ、迷いを吹っ切るように彼女の写真を撮る士
だがその時。見事なバイオリン演奏とともに、妙に軽い感じの優男が3人の前に現れた
「ありがたく思え。千年に1人の天才の演奏だ。三千万円の価値がある
俺からの心ばかりのお祝いだ。長旅ご苦労だった
お前達のおかげでこの世界は修復された」
「誰だアンタ?」
士達が9つの世界を巡ってこの世界の崩壊を防いだ事を知り、その労をねぎらう
このやたら偉そうで背の低い男は何者なのか?
「紅音也。えら〜い人だ。いずれ全国の教科書に俺の名前が載るだろう」
言わずもがな男は紅音也。演じる俳優は武田航平さんで、苗字も違うくなければ片仮名で「オトヤ」でもない
第1話に登場した渡と同じくキバTVオリジナル版の登場人物としての登場
彼は息子の渡が士達を旅に導いたことも知っているのでしょうか。そこらへんどうなってるのか気になります
「ならばそのエライ人に教えてもらおうか。この旅で俺が得たモノとは何だ?」
「お前の生きるべき世界」
「答えられるモンなら答えてみろ」という感じの士の問いに対し、謎めいた言葉で即答する音也
どういうことだと聞き返そうとした士でしたが、次の瞬間にはもう音也の姿は煙のように消えてしまっていた
>今回の脚本井上か・・・響鬼の世界を破壊した物・・・今回は大丈夫だよね・・?
>鳴滝「9つの世界の旅を終え、君は井上敏樹の世界にきた」
そんなワケで今週から数週に渡って井上俊樹脚本に突入。響鬼の二の舞は勘弁してもらいたい所
「え?千夏が帰ってくるんですか?わあ!TGクラブの同窓会ですね!」
夏海のもとに高校時代の同級生から電話があり、プチ同窓会的な集まりが行われることになった
「TGクラブ?なんのクラブなんだ?」
「退学クラブ。略してTGクラブです
高校の頃なんですけど、なんか色々悩んでる時期があって・・・
その時退学志望の有志が集まって、人生について考えるクラブを作ったんです
高校を辞めれば何か面白い事があるかもって」
「・・・青いな」
「っていうか痛いね」
黒歴史極まりない高校時代を嬉々として語る夏海
これは正直見ているほうがツラくなるレベル。あまりの痛さにユウスケも突っ込まずにはいられません
「士君、現像できたけど・・・ピントも合ってるし、よく撮れてるよこれ
僕はいつもの写真のほうが味があって好きだけどね」
そして冒頭で夏海を撮りまくった写真は、何故か全てまともに写っているという奇跡が
1話から用意されていた設定に現れた変化の兆し。「元」の夏海の世界では写真はまともに写らなかったハズ
崩壊するはずだった世界を修復したことが、何かの変化をもたらしたのだろうか
「これからTGクラブのみんなと会うんですけど、よかったら2人も来ますか?
それにクラブにはすっごいお宝があるんですよ!」
プチ同窓会に士とユウスケも誘う優しい夏海でしたが、
「そんな電波の集まりなんて行きたくねえよ」とキッパリ断る士
その木陰では「お宝」というワードに反応した大樹がアライ父のような顔でニンマリ笑ってます。カオス
>夏ミカン、優等生タイプだと思ってたらそんな痛い部にいたなんて…
>夏ミカンは高校の時に厨二病を発症したようです
>TGクラブって前向きに後ろ向きなクラブですね…
>TGクラブとか黒歴史ってレベルじゃねえぞ 嬉々として語る夏みかんさんはおかしい
「なぁ士、思うんだけど・・・この世界は士がいるべき世界になったんじゃないか?
写真がまともに写るようになったのがその証拠だろ?」
士の写真がまともに写らないのは「世界が俺に撮られたがっていないから」「この世界も俺の世界じゃなかった」
などと言った言葉によって、これまで劇中で説明されていました
ならば写真が写るようになったのは、この世界が士にとっての安住の世界になったということではないのか?
ユウスケの仮説に士が黙り込むと、まるでその説を後押しするかのように鳴滝が現れた
「おめでとうディケイド。君の旅は終わりを向かえ、自分のいるべき世界を手に入れた
これからの君には幸福な人生が待っているだろう。私も嬉しいよ」
「フン・・・今日は随分と色々な人間から祝ってもらえる日だな
まぁいい、そういうことなら盛大に祝うとするか。あそこで飯にしようユウスケ」
彼からしてみれば「9つの世界を破壊された」ハズなのに、何故かニコニコ笑顔で士に祝辞を送る鳴滝
士も勿論その言葉を鵜呑みにはしてませんが、とりあえず考えても仕方ないので目に止まった高級レストランに入ります
「おめでとうございます!貴方はこのレストランの記念すべき10000人目のお客様!
そして先代オーナーの遺言により、その資産を全て相続なされます!」
「フッ・・・なるほど。この世界も悪くないな。受けようじゃないか」
なんぞこれ
偶然立ち寄ったレストラン10000人目の客になった士は、跡継ぎのいなかった先代オーナーの遺言により
一瞬にして総資産100億円の超セレブになってしまいました
>鳴滝の目的は士をここで足止めするのが目的だと考えていいんですかね?
>ところで今週のディケイドを見てくれ、こいつをどう思う? 凄く・・・井上です・・
>世界の破壊者・井上が帰ってきたか…
>さすが井上脚本…電波だ…
TGクラブのアレさ加減とかこのレストランのくだりとか、これでもかってくらい井上脚本ね
「わぁ、みんな全然変わってませんね!これであとは千夏がくれば完璧なのに」
士が人生一発逆転を決めている頃、夏海はカフェテラスでTGクラブの男子3名、顧問の先生と再会を果たしていた
TGクラブは青柳、佐藤、坂田という3人の男子と、千夏という女子生徒、それに夏海に顧問の田中先生で全6名
DQNのガキ5人がアホやるのは100歩譲って許せるとして、顧問の先生とか真剣に引く
TGクラブは「反社会的な行動をメンバーが共有することで絆を深める」
という極めてアイタタな理念により、それぞれが一品何を盗ってくるというバカをやってたらしく
それを現役教師が黙認していたという酷い設定に、良識ある視聴者はかなりゲンナリ気味です
まぁ盗ってきたと言っても庭石やらポケットティッシュやらで可愛いものなんですが。ヒロインの過去としては痛いなぁ
「それにしても千夏遅いですね〜。まだ着かないのかな?」
高校の時に引っ越したという千夏だけがまだやってきてないようですが、何かトラブルでもあったのか
思い出話に花を咲かせる夏海だが、彼女が持参してきたTGクラブのアルバムには不思議な変化が現れていた
それは今この場にいる男子生徒3人が
オーガ、ダークカブト、リュウガによって殺害されているという
ショッキングかつ、不可解な場面だった。写真の彼等は高校の時に死んだ?ならば今ここに居る彼らは何者なのか?
夏海が目を離している隙に坂田はその写真を抜き取り、握り潰してしまう。なにやらおそろしげな展開になってきました
「あぁ・・・もうボロボロになっちゃってますね秘密基地。千夏が見たらガッカリするだろうな」
森の中に作った懐かしの「秘密基地」へとやってきた夏海らだが、長い年月のせいで既に基地はボロボロだった
「千夏がやってきたらみんなで埋めた宝物を掘り返そう」という佐藤だったが、そのとき誰かが近づいてくる足音が
「あっ、もしかして千夏が来たんですかね?千夏〜?」
そう言って夏海が1人で音の方へと向かっていったを確認した瞬間、
佐藤らは人間とは思えぬような超スピードで先回り移動
夏海より先に音のした場所に辿り着いた田中先生。そこには千夏ではなく、ボロをまとって怯える2人の男女がいた
「こんな所にまだ人間が残っていたとはな」
言うなり田中先生はその姿を仮面ライダーオルタナティブに変身。2人に襲いかかるのだった
一方、士は良家の美女3人まとめて同時お見合いというバカ殿ぶりを発揮
そんな無法さえ途中で飽きると、「あとはユウスケが選べ」などと世紀末悪党のような台詞を吐いて退席
美女3人を前にしてドギマギするユウスケでしたが、なんとその目の前で彼女たちが醜い怪人に変貌したではないか
「うわあああああああ!?な、なんだよこれ!?」
情けない悲鳴を上げヘッピリ腰で料亭から逃げ出すユウスケ
オルタナティブの発した台詞といい、怪人に変貌した美女といい、この世界の人間達はもしかしたら・・・?
>周り全員モンスターで人間の振りしてるとかガチこえええええええええ!
>怪人を前にして一目散に逃げ出すクウガ・・
>ユウスケ逃げてないで変身しろよwww
>目の前に怪人が現れたら? 普通のライダー→変身して戦う。 ユウスケ→逃げる
>仮面ライダー→レギュラー→空気→"一般人"今ユウスケここ
「よう、どうだこの世界の住み心地は?」
「まぁ悪くはないな」
見合いを抜け出したバカ殿は音也と再会。すっかりぬるま湯に浸かった感じでニヤケる士が情けないぞ
「いい子だ。お前はこの世界のお宝を受け継ぐことになるかもしれん
だが・・・その前にお前の腕、試させてもらう。変身!」
士が「この世界の宝」を得るだろうと予言する音也。どういうことだと聞き返した士には答えずダークキバに変身
更にそこに駆けつけた青柳、佐藤、坂田の3人がそれぞれダークカブト、リュウガ、オーガに変身する
高校時代3人を殺したダークライダー達が、今まで彼らに成り代わっていたという事か?これは普通に怖いな
そんな怖い連中を束ねる音也は普通に考えたら絶対悪役なんですが、
「お前を試す」という台詞から、単純な士の敵ではないと思われます。これはまったくもって脚本が読めない展開
4人のダークライダーは揃いも揃って原作のボス格ばかり。さしものディケイドもこれは無理ゲー臭ですが・・・
「どうやらこの世界にもお宝があるらしいね。詳しく聞かせてもらいたいな」
と、ここで最近株が上がりまくりの大樹が助っ人として乱入。ラッキークローバーを圧倒した初登場時のように
素の状態でクロックアップ並みのスピードで動くワケわからん強さで
ダークライダー達と互角以上に闘います。つうかダークカブトクロックアップ使えよ
>海東、序盤のウザさが嘘に思える程頼もしくみえる
>闇ライダー3人同時に相手して優勢な海東はあらためてチートだと思いました
>ディエンドさんが高速移動を思い出したらダークカブトさんがクロックアップを忘れたでござる
『ファイナルアタックライド・ディケイド』
ぷしゅ〜ん
「なにィ!?どういうことだ?」
そしてダークキバへファイナルアタックをかける士だったが、何故かキックは途中で激しく失速して不発に終ってしまう
それどころか世界を巡って力を取り戻したハズの9枚のカードが、全て最初のように黒く変色してしまったではないか
「フフ・・・それじゃあなボウヤ」
落ちたカードを拾い集めてオロオロ狼狽する士を尻目に、手下を引きつれてトンズラする音也
一体何が起こったのか。音也が何かしたというよりは、この世界の何らかの力が働いたように思えますが・・・
>今回の話の過去作からのライダーは全部井上が書いた脚本に登場したライダーですなそういえば
ひどくやりたい放題した分は、ある意味自分のキャラだったからでしょうか?
「千夏?千夏ですか〜?」
ラスト。TGクラブの男子がダークライダーなどとはつゆ知らず、いまだに森の中で千夏を探している夏海
そんな彼女を遠くから密かに見守る人影があった。先に襲われた男女のようにボロをまとい、身を隠すその人物は
なんと光夏海本人。この世界にはもう1人の夏海がいる?
ますます解らなくなってきたネガの世界。解明編が早く見たい次週へ続く!
>はんぺら・・・次にお前はディケイドの新生フォームを見て「なんぞこれー?!!」と言う
>ディケイドの新フォームがすさまじく格好悪いのですが、はんぺらさん、感想をどうぞ
他同内容コメント多数。結構意外だったんだがネタバレ見てる朋友は少ないのかな?
コンプリートフォームはバレで随分前から見てたので、今日の衝撃は「出た」ってくらいでしたが。まぁ目茶苦茶カッコ悪いわな
クウガアルティメットライジングフォームがカッコイイだけに、尚更あのダサさはないと思う
(↑ネタバレ部分を黒字で書いてます。OKな人は反転して読んでね)