第一話
青・春・変・身
【仮面ライダー生誕40周年記念作品】
時計が8:00を刻んだと同時に変身ポーズを取る一号のこのカット。番組が始まる前から仮面ライダーマニアの胸を熱くさせます
そう、このフォーゼは仮面ライダー40周年という節目の年に当たった記念作品
40年という長い年月を経て
東映の特撮技術と、少年達へ向けたメッセージはどのように変化したか
そんなことにも注意しながら視聴すると、この作品をより深く楽しむことができるのではないでしょうか
冒頭。大爆発を起こす月面基地と、そこから脱出してきた宇宙服の男二人。二人は1つのアタッシュケースを奪い合っているようで激しく揉み合う
やがて一人は大きく吹っ飛ばされ、ケースを奪った方の男は単身小型艇に乗って宇宙ステーションへと脱出してしまう
瞳を不気味に赤く光らせたその男は、果たして人間なのか
闘いに敗れて月面にひとり残された男は、ボソリと静かな声でなにか一言呟きながら基地の大爆発に巻き込まれていく
「・・・・賢吾・・・・」
―17年後―
なんか右手に持ったスイッチをカチカチ鳴らしながら登校する高校生は、私立天ノ川学園高校2年生・歌星賢吾
17年前の月面基地爆発に巻き込まれた男が最後に呟いたのが彼の名前である事と、あの人物がおそらく賢吾の父親であったであろう事がわかります
そんな賢吾はクールでスカした雰囲気が人気なのか、通学途中に下級生からラブレターを受け取ります。ちなみに女の子はかなりカワイイぞ
「あっあのっ!賢吾先輩!コレ読んでくださいってウボァー!?」
「時間の無駄だ」
ところがラブレターを受け取るや否や、中身を読みもせず橋の下の川へと放り投げる賢吾
俺の怒りが有頂天になった!
カワイイ下級生の勇気を振り絞った告白を踏みにじる行為。放送開始2分ではんぺらがキレそうになった時、その代弁者が現れ猛然と詰め寄った
「オイ!捨てる奴があるか!人からもらった手紙はちゃんと読め!
相手の思いはキチンと受け止めろ!
断るんなら読んでから断れ!それが礼儀ってモンだ!」
短ランにリーゼントという昭和の不良ルックス。見た目通りにその言葉はぶっきらぼうだがしかしスジが通っていて熱い
見ていて気持ちがいいほどの正義の不良は、そう言うなり5mはあろうかという高さの橋からジャンプ。川に落ちた手紙をずぶ濡れになって拾い上げる
「フン。バカの極みだな」
賢吾はそんな正義に不良を橋の上から冷ややかに見下ろすと、その男気溢れる行動をディスってさっさとトンズラしてしまう。なんというクズ男
つうかフラれた下級生、こんな事されたら絶対この不良にときめきメモリアルだろ
スカしたクズ男と熱血の不良。この物語を紡ぐ2人の主要人物の運命の邂逅。ここで檜山修之のオープニングナレーションが入る
宇宙―無限のコズミックエナジーを秘めた神秘の世界
若者達はアストロスイッチでその扉を開き、未来を作る
スペース・オン・ユア・ハンズ!その手に宇宙を掴め!
タイトルロゴがスパーン!と出るのと同時に、土屋アンナの歌うOP曲「switch on!」がスタート。いよいよ新ライダーの伝説が幕を開けます
「如月弦太朗だ!
俺の夢はこの学校の連中全員と友達になることだ!ヨロシクな!」
天ノ川高校2年B組。賢吾のクラスに転校生として現れたのは、紛れもなく今朝の熱血不良。名前は如月弦太朗
電王の良太郎、Wの翔太郎と、主人公の名前が「○太郎」の仮面ライダーはヒットするジンクスがあります。これは良い験担ぎ
昭和の不良丸出しのルックスと、青春少年漫画の主人公臭い台詞。クラスメイト達は引いた目で彼を見ますが、ただ一人手を振って反応する人物あり
「弦ちゃん久しぶり!小学校三年以来だね!」
「おおっ!ユウキか久しぶりだな!相変わらず夢は宇宙飛行士か?」
「うん!弦ちゃんは?もう友達100人できた?」
「フフン、今じゃ1000人だぜ!」
偶然同じクラスに居合わせたのは、小学3年生まで弦太朗の幼馴染みだったという宇宙大好き美少女城島ユウキ
久々の再会にニコニコ笑顔の弦太朗は、そのままクラスの最後尾席に居た賢吾の眼前にあの手紙を叩きつけた
「歌星賢吾・・・お前宛てだ。確かに届けたぜ」
「わざわざ持ってくるとは・・・お節介な奴だ」
「ああ友達だからな。お前は気に入らねえ。だからダチになる」
「随分と非論理的な発言だ」
「いやスジは通ってるぜ。お前みたいな気に入らない奴と友達になれなけりゃ、
とてもこの学園全員とは友達になれないからな」
「君と俺が友達になる可能性はゼロだ。先生、保健室に行ってきます」
転校早々クラスメイトを騒然とさせる、弦太朗と賢吾のやり取り。バカにかまってられるかとばかりに教室をエスケープする賢吾
弦太朗がその後姿を眺めながら、怒りではなくむしろやり甲斐のある大仕事を見つけたかのように不敵に笑うのだった
「上等・・・!だったら意地でもなってやんよ。友達にな!」
>乾いた主人公の次は滾りまくった主人公か
>弦太朗、こいつほど「愛すべき馬鹿」という言葉がしっくりくる奴はそうはいないな
>昭和なやンキーがどうするんだろと思ったら予想外の良い男が主人公で安心しました
こりゃ友達の手を繋ぐって映司からバトン受け取ったみたいで色々と熱い主人公ですね
ちなみに以前拍手コメで紹介した通り、40周年記念作である本作における主要人物の名前は、歴代仮面ライダーのアナグラムになっています
歌星賢吾は「うたほしけんご」本郷猛、城島ユウキ「じょうじまゆうき」結城丈二といった具合
というワケで昼休み。コミュニケーションをはかる為にユウキと一緒に賢吾を探していた弦太朗は、学食で思わぬトラブルに巻き込まれることに
「あら?どうしてトラッシュとギークがこの席に座ってるのかしら?それもトラッシュの中のトラッシュが」
「おおっスゲー美人。この学校も捨てたモンじゃねえな」
「風代先輩この学校のクイーンだから・・・すいませんでした先輩!ホラ弦ちゃんも!早く行こう!」
聞けばこの学園、生徒をその趣味や個性でカテゴリ分けし、序列を定めているそうで
学食内においてはテーブルごとに不良、ガリ勉、遊び人、オタクなど、それぞれのグループの座るエリアが明確に決められていたのだった
弦太朗に因縁をつけてきた美人はチアリーディング部の部長にしてこの学園のクイーン風代美羽。かざしろみうで風見志郎
「ところでトラッシュの中のトラッシュってのは、「男の中の男」みたいな意味かな?(ニコニコ)」
学園一の美人を前にデレデレの弦太朗だったが、次の瞬間長身の男にムンズと首根っこを掴まれるとブン投げられてしまう
イケメンアメフト部部長にして、風代美羽のステディでもあるエリート生徒大文字隼。言わずもがな一文字隼人です
「なんだテメエ!いきなり何しやがる!」
「騒ぐな。ゴミをゴミ箱に入れただけだろうが」
「なんだと?俺はゴミじゃねえ!トラッシュだ!」
「弦ちゃん・・・トラッシュは「ゴミ」って意味だよ」
「お前ハイスラでボコるわ・・・俺の怒りが有頂天になった!」
「ふんトラッシュ風情が・・・・やれ」
女がクズなら男もクズか。二人は学園カーストのトップに君臨しているカップルらしく、この通りの増上慢
生意気な弦太朗を痛めつけてやろうと部員達をけしかけますが、そこは伊達じゃない昭和の不良
屈強なアメフト部員達をちぎっては投げちぎっては投げの大暴れで、学食内は転校生の思わぬ強さにやんややんやの大盛り上がり
このままではマズイと思ったのか、大文字は恥も外聞もなくユウキを人質にとって弦太朗を脅迫するというセコい手段に出る
恥知らずなアメフト部長がいた!
汚い忍者かちびまる子ちゃんの藤木かというくらいの卑怯さです
こんなクズがトップ生徒とか、この学園の程度が知れるというもの。男気溢れる弦太朗はユウキの為に甘んじてアメフト部のリンチを受けることに
>フォーゼの感想が色々あったハズなのに、一番印象に残ってるのがアメフト部の部長って鼻の穴でけぇ!
>フォーゼのアメフト部下衆だと思ったらただのチキン集団とか
アレが幅利かせてモテるって学校のカオスっぷりを象徴してますね
>随分アメリカンナイズされた高校ですね.
>どう見てもフォーゼの高校ってアメリカンハイスクールだよな
現実のアメリカもコミュニティの差別問題があって『アニマル・ハウス』と映画化されてもいますし
チアとアメフトが幅きかせてるあたり、いかにもアメリカドラマっぽいよね
「・・・コイツもアメフト部か?・・・・んなワケねーよな」
「ちょ、なんぞこれ。逃げろー!」
弦太朗に執拗なリンチを浴びせるアメフト部の前に、謎の怪人が出現。ビビったアメフト部は蜘蛛の子を散らすように即逃走する
ユウキを守る為に鉄パイプを振り回して怪人に挑みかかる弦太朗だったが、鉄パイプを飴細工のようにひん曲げる怪人とはまるで勝負になりません
しかし怪人の手がユウキに迫ったまさにその時、彼女を守るように謎のトランスフォーマーが現れた
>なんかトランスフォーマーキター!
>この間トランスフォーマー見に行ったせいかパワーダイザーがバンブルビーにしか見えなかった
>パワーダイザー、実写版トランスフォーマーみたいでかっこいいぞ!
でも予算的に出番は少なそうだなあwオートバジン以来の人型変形バイクなので期待ですね
「無事かユウキ!」
「うん!見て、身体にオリオン座!ゾディアーツよ!」
「みたいだな・・・下がってろ!」
なんとトランスフォーマーを操縦しているのは賢吾
パワーダイザーは555のオートバジンのような自律式のロボットだとばかり思ってましたが、人が乗り込む重機だったのね
謎の怪人を「ゾディアーツ」という名称で呼んだユウキと、これまた謎の人形機動兵器を操縦してそれと対峙する賢吾
どうやら2人がゾディアーツと遭遇し、そして戦闘したのは今回が初めてではない模様。手馴れた操縦でオリオンゾディアーツをボコります
「ヒーコラヒーコラバヒンバヒン。まだ倒しちゃいない・・・パワーダイザーじゃ一時しのぎだ
フォーゼを使う」
ゾディアーツが相手ならフォーゼを使わざるを得ない!
パワーダイザーにしこたま殴られたオリオンゾディアーツはその場を逃走。賢吾はトドメを刺すべく極限流奥義を使おうと決意する
誰にも使われていない開かずの部室に入りその掃除ロッカーの扉を開くと、その内部はどうしたことか巨大な基地施設になっていた。なあにこれぇ
まぁ来週あたり賢吾の口から解説されるでしょうが、テレ朝公式サイトの設定に書いてあるので説明しちゃいますと
天ノ川学園のロッカーと月面基地が時空間の捻れで繋がっているそうで
先のパワーダイザーと切り札「フォーゼ」はこの基地の産物であり、二人がここを拠点にして今までゾディアーツと戦ってきた事が解ります
「待って!フォーゼはダメよ!賢吾君の体力が持たない!ダイザ―の操縦でヘトヘトじゃない!」
「俺しかいない。俺がやるしかないんだ。どいてくれ時間の無駄だ」
しかし切り札フォーゼを使おうとする賢吾をユウキは必死で止める。何故なら賢吾が死にそうに疲弊しているから
ダイザーの操縦にどれほどの体力が必要なのか解りませんが、この疲労困憊ぶりは異常です。賢吾は頑なにその制止を振り切ろうとしますが・・・
「貸せ。話は聞いた、コレがあればあの化け物を倒せるんだろ?」
「つけてきたのか・・・返せ!それはキミなんかに扱えるモノじゃ・・・・くっ!」
フォーゼのベルトを賢吾の手から奪い取ったのは、なんと2人の後をこっそりつけてきた弦太朗だった
ダッシュで校舎へ戻る弦太朗からベルトを取り戻そうと賢吾も必死にこれを追いかけるが、途中で頭をおさえてうずくまってしまう
「くそ・・・なんで俺は・・・・こんな身体に産まれたァッ!」
なるほど。朝のHRで先生に「保健室に行ってきます」とも言っていたし、どうやら賢吾は生まれつきの虚弱体質の様子
というか朝に下級生の告白を冷たく振った時は心底クソ野郎だと思いましたが、おそらく違いますね
あれは自分と関わる人間がゾディアーツとの闘いに巻き込まれないように、ワザと他人を遠ざけようとしている彼の優しさなのかもしれません
>わざわざ目の前で手紙を捨てるのはクールじゃなくてただの最低野郎だぜ歌星くん
ああ、でも悪と戦う使命を帯びてるから無関係な人間とつながりを持つことは極力避けているのかな?
「待たせたな化け物!今からコレで・・・ってヤベエ!使い方聞くの忘れた!どうすんだコレ?」
「腰!腰に巻きつけて!こう!そしてスイッチを入れて
それがあなたに宇宙のパワーをくれる!変身よ弦ちゃん!」
「う、宇宙のパワー!?変身!?」
「いいから早く!「変身!」って叫んで、こう!」
>ヒロインの子の変身ポーズ超可愛かった。
>フォーゼのヒロイン、明朗闊達でかわいすぎる!とにかく可愛いヒロインなら個人的1位です
>ファイズの真理の時から思ってましたが、フォーゼを見て確信しました。俺は変身ポーズ女子萌えらしいです
ていうかなんかフォーゼのヒロイン全体的にかわいいんですが・・・顔はそこまででもないのになぜだろう?
>如月の短すぎるタンランどうよと思いましたが、あれってベルト巻くためのものだったんですね、納得
もうきたのか早い!これで勝つる!と校内で暴れるオリオンゾディアーツと対峙するも、フォーぜドライバーの使い方がわからない弦太朗
派手なジェスチャーつきでドライバーの使い方を教えるユウキが終始めっちゃ笑顔でかなりカワイイぞ
「変身!って言ってレバー入れて・・・こう!
うおおおおおおおおおおなんだかワカんねえけど・・・
宇宙キタ―――――ッッ!!!!」
凄まじい閃光と突風が吹き荒れ、如月弦太朗の身が純白のアストロスーツに覆われていく。なんか宇宙の力を感じてるらしいですよ
変身!仮面ライダーフォーゼ!
ってちげえ
やはり何度見てもカッコイイとは思えない、白いスカイゼル
しかし初出デザインでガッカリしても、実際に動いてるのを見たらカッコいいのは平成ライダー毎回の通過儀礼。さあフォーゼ初戦闘です
「これがフォーゼか。タイマン張らしてもらうぜ!」
「タイマン張らしてもらうぜ!」が弦太朗の決め台詞でしょうか。これは単純かつカッコよくて流行りそうだな
>とりあえず「キター!」「タイマンはらしてもらうぜ!」「時間の無駄だ」あたりが子供たちの間で流行りそうな
「弦ちゃん!フォーゼの武器を使って!右腕のロケットスイッチ!」
「これか!?ってうわああああああああああああ!!!」
フォーゼがベルトのスイッチを入れると、右腕にロケットが出現その推進力を利用したパンチを叩き込むと、
そのままオリオンゾディアーツを抱えて校舎の天井に穴を開けて外へ飛び出すフォーゼ。腕サイズなのにものすごい出力のロケットです
ロケットモジュールがピーキーすぎて使い辛いので、何か他に武器はないかと探す弦太朗は右足のミサイルモジュールを選択
板野サーカスばりに乱射されたミサイルが校舎を派手にフッ飛ばします
「うわっちゃあ・・・ヤベエ」
「バカ!校舎を破壊する気か!今起動してる左腕がレーダーだ。それでターゲットを捕捉しろ!」
「わかった!ターゲットロックオン!こうか!」
と、ここで左腕のレーダーモジュールが起動。月面基地にいる賢吾と通信が繋がり、戦闘オペレーションを引き受けてくれます。おお
ミサイルモジュールはレーダーと組み合わせて初めて敵を捕捉するのね。他のモジュールにもこういう組み合わせは存在しそうです
なんせスイッチ全部で40種あるそうなんで。40周年に合わせたのはわかるけどやりすぎやろバンダイ
「よし接近戦だ!右足のスイッチをチェンジ!」
「OK右足な・・・・おおっ!カッコイイじゃん!いっくぜェ〜!」
>主人公+参謀がすっかり定番になってますな
ミサイルモジュールをチェーンソーモジュールに変更すると、右足のつま先がチェーンソーに変化
ニコラス・ペタスばりに変幻自在の蹴りでゾディアーツの身体を切り刻むと同時にBGM「switch on」。熱い!
やっぱり動くとカッコよかったフォーゼ
何気に平成ライダー第一話の戦闘シーンでOP曲がBGMに流れたのはフォーゼが初。これは制作側は意識しての仕掛けでしょうか
再びロケットモジュールを装着したフォーゼは上空高く舞い上がると、左足のドリルモジュールを装着
>フォーゼのデザイン、かっこよく見えるところまではまだ来てないけれど、
やたらでかいモジュールとかロケット噴射を使ったアクションとかがスマートではないけど熱くて燃えた!
少なくとも主人公のキャラにはよく合ってると思う
>バーニア+チェーンソーキック、ロケット+ドリルキック
フォーゼは男の子心をめちゃくちゃ揺さぶりますね。こりゃベルトよりフィギュアが売れる!
次々と変化するアタッチメント武器が視聴者を飽きさせない、初戦闘としては文句のないサービス満点の戦いぶりです
「おう!いいんじゃない!?さあトドメだ!」
「おい待て如月!」
「ロケットォ!ドリルゥ!キィィック!!」
ロケットの推進力による急降下と、
ドリルの貫通力を合わせたライダーキック!
これは弦太朗の天性の戦闘センスとでも言うべきか。初めて使ったモジュールの性能を見事に融合させた必殺技が炸裂
この大技にオリオンゾディアーツの肉体はたまらず爆散し、弦太朗はフォーゼとしての初戦闘を見事勝利で飾るのだった。めでたしめでたし
と、ここでパワーダイザ―に乗った賢吾も現場に到着。自分の代打としてゾディアーツを倒してくれた弦太朗に礼を言うものかと思ったら・・・
「如月弦太朗!」
「よお見てたか!どんなもんだ賢吾!俺にかかればざっとこんなもんよ!」
「俺を・・・名前で呼ぶな!」
なんと賢吾、険しい表情で叫んだかと思うといきなりフォーゼを鷲掴み。そのままブンブンと振り回します
名前で呼ばれただけで半ギレするようなキャラには見えませんでしたが。これは一体どういうことなのか
そういえばフォーゼがトドメを刺そうとした際、賢吾は何かを言いかけましたが弦太朗が通信切ってトドメ刺しちゃってますね
もしかしたらゾディアーツには何か「倒す手順」みたいなルールがあるのかも?
「そうか・・・・フォーゼが私の学園に・・・・」
そしてオリオンゾディアーツが敗れた同時刻。何か半球体状のカプセルからゆっくりと上半身を起こすのは鶴見辰吾演じる謎の渋いオッサン
「私の学園」と言ってるので、天ノ川学園の学園長か理事長だと思われますがその両目が不気味に赤く光って・・・
学園長(理事長)は、冒頭の賢吾の父の仇?
謎の怪人ゾディアーツ、それを統べる謎の赤い目の男、そしてフォーゼ
割と説明が多くなる今までの仮面ライダー第一回と比べ、フォーゼ第一話は何もかもがわからないことばかり
平成ライダーと言ったら第二話がその真価を問われる回ですが、はたしてこの40周年記念作品はどのようなインパクトを与えてくれるのか?
めっさ楽しみな次週へ続く!(もう明日だけど)
>OPの月をバックにしたバイクはE.T.。パワーダイザーはエイリアンのパワーローダー
変身音のスリー、ツー、ワンはサンダーバード。ついでに弦太朗とユウキの挨拶はおそらくジョジョのピシガシグッグッ
予想はしていたけどここまでオマージュの嵐になるとはwww
自分はSFには明るくないが、今後はSFマニアにはわかるネタがどんどん増えていくんだろうな
>フォーゼいいですね! 不良x学園xロケットxドリルx宇宙とごった煮なんですがどう転がるのかいい意味でわけわからんです
中の人のテンションのせいか1話にしてフォーゼのデザインは気にならなくなりました
>フォーゼから仮面ライダー見始めたのですが面白かったです
ジャスティス学園みたいな世界観が最高 フォーゼの戦い方もギミック満載で面白いです
>フォーゼに満ちている宇宙エネルギーがゲッター線じゃないといいんですがw
次回はバイクで宇宙に行くようですが、既に遊戯王5D’sで実行されていることなんですよね
バイクで仮面ライダーの先を往くカードゲームアニメ……凄いアニメだ
>フォーゼが熱い!デザインは微妙ですが主人公のヤンキー+友情にかけるおもいにこいつオモシロイてかんじ、
何よりも生足魅惑のマーメイドゥに目を奪われました。(リア充アメフト粉みじんに爆発しろ)
学園ということはブルマやスク水は出るのかないや出すべきだ!これから期待して見れますね(生足を中心に)
第二話
宇・宙・上・等
「あれはゾディアーツ。アストロスイッチでコズミックエナジーのチャンネルを開き、
そのエネルギーをマテリアライズしてニュークリーチャーになる・・・
さっきの爆発はエネルギー体をデリートしたにすぎない。俺ならあんなヘマはしない」
「????お前・・・カタカナ使えば頭いいと思ってんだろ!」
「つまりね、さっきの怪物は人間がスイッチで変身してたってこと
このアストロスイッチでとんでもないパワーを引き出すことができるの」
>アストロスイッチにコズミックエナジーが溜まってきただろう!どうでもいいんですが初期のストレッチマンは白タイツだったそうです
初変身で見事ゾディアーツを倒したかに見えた弦太朗だったが、賢吾に言わせるとヘマをやらかしたらしい。やはり先週言いかけたのはそれか
ゾディアーツはドーパントのように人間がアストロスイッチで変身した姿
さっき倒したのはそのエネルギー体にすぎず、本体はどこかで健在。スイッチを取り出しOFFにしない限り何度でも現れるという
「話はわかった。要はあの怪物に変身した野郎を見つければいいんだな?」
「君がそれをやると?」
「ああ、お前にも認めさせてやるよ俺の在り方を・・・覚えとけ!
俺の名は如月弦太朗!この学校の生徒全員と友達になる男だ!」
今後決め台詞となると思われる自己紹介で賢吾に啖呵を切る弦太朗。「覚えとけ!」のくだりは門矢士っぽく、「〜の男だ」は天道総司っぽい
賢吾は賢吾で独自に犯人を捜索。ぜってー認めさせてやる!と息巻く弦太朗は早速犯人探しの情報収集に乗り出します
「いやあ学園のツートップが一緒にご登校ですか。いつ見ても絵になりますなぁ〜」
「あんな怪物騒ぎがあっても授業は普通にあるのね」
「すみません校長の方針なもので・・・あ、大文字君!今日の試合頑張って!
君の肩には天ノ川高校の期待がかかってるんだからね」
「フフ・・・わかってますよ先生。学校の名誉は汚しません」
翌日。黒塗りの外車で送迎されて登校する大文字と風代に、ヘコヘコと擦り寄ってゴマをするアンガールズ田中
大杉忠太。地学担当の学園教師で、見た目も性格も残念な中年。弦太朗のクラス担任である園田先生に好意を持っており
いつもいやらしい目で彼女を視姦している。※(テレ朝公式の人物紹介文から)
弱い者には強いクセに強い者にはへつらう性格のようで、生徒相手にも媚びを売ることを忘れないものすごいゲス教師
はんぺらアンガールズ田中好きなので、いつか男を見せる回を用意してもらいたいものですが。でも最後までゲスで終わりそうなキャラだなぁ
「よっ!昨日の借りはいずれ返すぜ。ところであの怪人に何か心当たりはないか?」
「おいお前いい加減にしろ!大文字さんに失礼だろう!」
「よせ三浦。トラッシュなど相手にするな。行くぞ」
ゾディアーツはアメフト部が自分をリンチしている時に現れた。ならばアメフト部関係者かもしれないと読んだ弦太朗
なかなかいい読みしてますが、大文字はまったく聞く耳もたず、そのカバン持ちの腰巾着である三浦がキーキー騒ぐだけで情報は得られず
学園の裏情報に詳しそうな不良グループに近づけば有無を言わさず喧嘩になってしまったりと、一向に捜査は進展しません
でも今回のされた不良達は、次回には弦太朗の舎弟になってると予想
「相変わらず無駄にカロリーを消費することしか知らない男だな」
そんな脳筋ぶりを笑いながら、賢吾はオーズのカンドロイドに相当する自律型ロボット・フードロイドで学園内からくまなく情報を収集
このままでは賢吾に勝てないと焦った弦太朗は、自分も何か便利な力を得ようと月面基地に直行。内部をあちこち調べまくります
「うおおおおおあなんじゃこりゃあああああああああ!?地球?じゃあまさかここは・・・
いやそんなことがあるハズねえ・・・でも・・・なんで俺・・・泣いてんだ?」
あちこち触ってるうち窓を開いた弦太朗は、そこに広がる宇宙空間と蒼く輝く美しい星を見て自分でも思わぬ感動の涙を流す
やがて授業を終えたユウキが入ってくると、ここが「ラビットハッチ」という名の月面基地であること、
アストロスイッチのパワーが月面と学校を繋いでいるという設定を教えられ、同時に勝手に基地に入ったことをこっぴどく怒られます
>放課後は異空間経由で月面へ!いいなあこの大長編ドラえもん的な『ひみつ基地』感!
「俺は賢吾にだけは負けたくねえんだ。男の意地ってやつだ!」
「それでこんな泥棒みたいなマネ?はぁ・・・あきれた
ほら何してるの?弦ちゃんも早く脱いで」
「そ、そそそそそ・・・それはどういう意味かな?」
なあにこれえ
弦太朗の賢吾への剥き出しのライバル心を聞いた途端、なせかおもむろに制服を脱ぎだすユウキ
うーん清水富美加って特別可愛いワケじゃくないのに、先週の変身シーンの元気さとか今回のエロさとか、すげえ雰囲気持ってるコだな
>今週のユウキちゃんがやたらに誘った感じでしたが、最後はどうなるか楽しみです。意外と逆二又ENDだったりして
>今週はフォーゼもゴーカイも性的すぎた。ふぅ・・・
>俺が弦太郎ならまずパンツから脱いでた
「月の重力は地球の1/6だから気をつけて」
「お、おう!」
そんなワケで「月面重力セックス」という、近い未来にAVメーカーが出しそうな新ジャンルが今、ここに・・・
爆誕するはずもなく、宇宙服に着替えた2人がラビットハッチの外に出て月面散歩を楽しんでいた。ですよねー
「宇宙飛行士はね、パートナーに命を託すの。それは絶対的信頼がなきゃできないこと
賢吾君と友達になるって事は、同じような事じゃないかな。私がどうしてフォーゼの使い方を教えたか解る?
弦ちゃんなら賢吾君を助けてくれると思ったからだよ
小学校の時、いつも自分の事より友達の事に一生懸命になってたあの弦ちゃんなら・・・って
でも、今の弦ちゃんは何か違うよ?」
「・・・・・」
友達のために一生懸命になって動いていたあの頃と、賢吾に負けまいとしてムキになっている今
幼馴染であるユウキにそれとなく諭されると、自分でもハッとそれに気づいたのか反論することもなく暫し押し黙る弦太朗
更に次の瞬間。彼の目に飛び込んできた光景と、ユウキの説明は弦太朗の賢吾へのライバル心を粉々に打ち砕くものだった
「な・・・・なんだよこれ・・・・」
「賢吾君のお父さんはここで死んだの
お父さんはここでアストロスイッチの開発を行ってて・・・それを悪用しようとした悪人達に殺された
これはその時の彼等の攻撃の跡」
ラビットハッチから少し離れた巨大なクレーター。そこは第1話冒頭で吹き飛んだ月面基地の跡だった
あの時、揉みあってアタッシュケースを奪われた男はやはり賢吾の父。そして犯人の男が奪ったのはアストロスイッチだった事がわかります
>17年前の月面基地壊滅、普通に考えれば社会的に大事件のはずですよね
弦太朗が説明されるまでピンと来なかったってことは極秘のプロジェクトだったんでしょうか
「賢吾君は偶然ラビットハッチを見つけて、お父さんの残した遺産を手に入れたの
それがフォーぜドライバーとアストロスイッチ・・・
スイッチを悪用するゾディアーツを倒す事が自分の仕事。賢吾君はそう思ってるわ」
「アイツは・・・そんな重いモンを背負ってたってのかよ・・・・ッ」
「賢吾ーッ!俺の負けだ―ッ!!」
賢吾の頑なさは、亡き父の遺志を受け継いだ使命感によるものだった。それを知った弦太朗は考えるよりも早く賢吾の元に走っていた
モトクロスサーキットでマシンマッシグラーの操縦訓練をしていた賢吾は、脳筋バカと思っていた弦太朗の意外な言葉に驚く
「随分と早い敗北宣言だな。まぁいい、解ったならもう二度と俺につきまとうな」
「ああ俺には怪人の正体なんかわからねえ!お前の代わりには到底なれねえ!
お前の代わりはできねえが・・・お前を助けることはできる!」
「!?お前・・・なにを言ってる?」
モトクロスサーキットをチャリで並走しながら、弦太朗は止められないその気持ちを伝える
前輪を取られて派手に転倒した脳筋バカに、賢吾は怒りと困惑の表情を同居させながら詰め寄った
「知っちまったんだ・・・お前の背負ってる重荷のこと。今のままでお前のやりたい事ができるのか?
だから頼む賢吾!俺にできる事をやらせてくれ!」
賢吾の為に、その仕事を手伝いたい
そこに居たのは負けず嫌いの不良ではなく、ユウキの知る友達の為に一生懸命になる少年だった
冗談や冷やかしではないと一目でわかる真剣な眼差し。流石の賢吾も言葉に詰まって返答に窮するが、ここで弦太朗の携帯が鳴る
「誰だお前。なんで俺の番号を知ってる?こっちは今立て込んで・・・なに!?本当か?
賢吾!怪物の正体を知ってるって女から連絡だ!行ってくる!」
弦太朗も知らない番号でかかってきた電話は、オリオンゾディアーツの正体を知っているというタレコミ情報
雄叫びを上げながら女に指定された場所へ猛ダッシュする弦太朗。そこはアメフト部の試合が行われるスタジアムだった
「お前が怪物かゴルァ!」
「ひっ!ち、違う・・・怪物探してるんでしょ?あなた面白いから・・・観察してた」
タレコミ元は一年生のギーク(オタク)女子、野座間友子。のざまは「NOZAMA」で、アマゾンのアナグラムです
目の下の隈メイクが特徴的な彼女はオタクらしく常にタブレット型のPCを携帯しており、その電脳能力は玄人はだし
学園の掲示板に書き込まれた学校破壊予告からIPを抜き、主を特定したのだと言う
確固たる証拠がなかったのでしばらく観察を続けていたそうですが、ついさっき確証が取れたとの事。その正体とは意外にも・・・・
「三浦?なぜお前がスタジアムにいる。部室の掃除をしていろと命令したはずだぞ」
「フフ・・・ええわかってますよ。でも・・・先輩も試合には出られない
アンタがいけないんだ。ずっと俺をゴミ扱いにして!
俺はただアメフトが好きなだけなのに・・・ボールに触らせてもくれない!」
スタジアム内通路。ピッチに向かおうとしていた大文字を呼び止めたのは、あの腰巾着・三浦だった
オリオンゾディアーツの正体はアメフト部・三浦
丁稚として雑用ばかりを押し付けられ、アメフトの練習に参加させてもらえないことを恨んだ部への復讐劇だったのである
>フォーゼの大文字のような生徒は「ジョックス」と俗称され、
実際にアメリカのハイスクールヒエラルキーでは頂点に君臨するタイプで珍しいものでもないそうです
権力を振るい、取り巻きがいるのがデフォで、親も子供をそういう階層にするのを目指し、
教師もそれを持て囃すのがアメリカの教育の基本形だそうで・・・。何というかお国柄を感じます
まぁ、日本にも古い運動部や応援団とかは階層構造の極端なところがあるようですが・・・
「馬鹿野郎!だったらアメフトでこの馬鹿を見返せばいいだろうが!そんな妙な力に頼るんじゃねぇ!」
「うるさい!俺はブッ壊してやるんだ・・・コイツも!この学校も!」
「なら俺が守る!覚えておけ!俺は如月弦太朗!
この学校の生徒全員と友達になる男だ!(シャキーン)」
駆けつけた弦太朗は三浦の説得を試み、その愚直で熱血な言葉に一瞬は踏みとどまった三浦だったが・・・
空気の読めない鼻穴デカ先輩の一言が彼を爆発させてしまう
「さっきからなんなんだその猿芝居は。そんなスイッチで何ができる?
クズはクズ同士仲良くするんだな。お前は退部だ三浦」
「お前ハイスラでボコるわ・・・」
『ラストワン』
不気味な電子音声とともに禍々しく変化したアストロスイッチを押す三浦
アストロスイッチは何度も使っているうちに「ラストワン」と呼ばれる最終形態に進化する性質を持っており、
この状態でゾディアーツに変身した使用者は精神を完全にエネルギー体に奪われ、魂の抜け殻となった肉体が残ってしまうのだ
「は、はひぃ〜!ヒャいいい〜!!」
目の前で怪物に変身し、ジリジリと迫ってくる三浦に栗木拓次のような情け無い悲鳴を上げながら逃げ惑う哀れな鼻穴先輩
しかしここで遅れて駆けつけた賢吾が到着すると、フォーぜドライバーを弦太朗に手渡しながら叫んだ
「如月!これを使え!」
「賢吾、お前・・・・」
「ただし名前は呼ぶな」
「ヘヘ・・・細かい男だ。行くぜ!変身!」
「お・・・俺は何も見なかった・・・・あ、後はお前達に任せる!」
野座間友子と大文字の眼前でフォーゼに変身する弦太朗。この二人は仲間になる事がOPで既に解ってますが、正体バレはこんなに早いのね
自分が原因だというのに、闘いの結末も見届けずへこへこと逃げ出す大文字マジヘタレでクズ野郎
こんなクズでも仲間になる以上は後で改心するんでしょうが。いったいどんな脚本で真人間になるのか気になります
>ラグビー部部長がアレ過ぎてオリオンさんを応援しそうになってしまった…
>大文字の すさまじい ゲスっぷり
>へたれアメフト部長にウヴァさんの後継者の素質を感じる
>一年部員がボール触らせてもらえないのは運動部ではよくある事ですけど、
だからってパシリにしてる部長のクズさと鼻の穴の大きさが酷かったですね
その恨みを炸裂させた奴に、お前とダチになるって言うあたり、弦太郎がカッコ良すぎ!
>「賢吾!」「名前で呼ぶな」のやりとりはデカレンジャーの「相棒!」「相棒って言うな!」を彷彿とさせてくれますね
>名前で呼ぶな……「ケンゴ」っていう言葉になにか秘密があるのかもしれませんね
公式の第1話あらすじでカタカナ表記なのもひっかかる
怒りに我を忘れて暴れるオリオンゾディアーツ。ターゲットの大文字がスタコラ逃げたというのに、その破壊活動は収まるどころか暴走する一方
「そいつはゾディアーツの最終形態だ!この間よりずっと手強いぞ!」
「だったらどうすりゃいい?指示してくれ!コイツの能力はお前の方がよく知ってるだろ?
作戦はお前が立ててくれ!そしたら俺はそれをやる!」
「なに?」
宇宙飛行士はね、パートナーに命を託すの
それは絶対的信頼がなきゃできない事
賢吾君と友達になるってのは、同じ事じゃないかな
なるほどここでユウキのあの台詞が生きてくるのか。これは男の血潮がたぎる熱い脚本です
怪物との戦闘という命を賭けた行為に自身ではなく、まだ出逢って間もない自分の判断に全てを委ねるという男。賢吾のクールな血も熱くなる
「・・・わかった。作戦を立てる間持ちこたえておけ!」
「なるべく早くな!おっ、いいのがあんじゃん!使わせてもらうぜ!」
スタジアムの外に闘いの場を移したフォーゼは、賢吾の乗り付けてきたマシンマッシグラーを発見するやすかさずコレにまたがる
ばっごーん!!!
出た。爆発をバックにジャンプするライダー&バイク画
カッコイイタル〜。古き良き「仮面ライダー」の定番ではあるものの、近年の作品ではなかなかお目にかかれなかったこのバイクアクション
更にジャックナイフターンや、至近距離でのジェットエンジン噴射など数々の華麗なバイクアクションを披露するフォーゼ
平成ライダーでこれほどのバイク戦闘を見せたのは、実にクウガ以来か
流石に40周年記念作品。これまででもっとも仮面ライダーから離れているようでいて、そのリスペクトも忘れないナイスなライダーです
「如月!ヤツの弱点がわかった!オリゾンゾディアーツのスイッチは左胸だ。奪い取って切れ
ただしここでトドメを刺すのはダメだ。ヤツには前回以上の莫大なエネルギーが溜まっている
爆発させたらスタジアムまで影響が及ぶぞ」
「ああ!?じゃあどうやって倒すんだよ!」
ここでオリオンゾディアーツの解析を終えた賢吾からの通信。弱点は解ったが、大爆発を起こすからここでは倒すなと言う
じゃあいったいどうやって倒すんだ?という弦太朗のもっともな問いに、賢吾はニッと僅かに笑いながらこう答えた
「宇宙そらでやれ」
>「宇宙(そら)でやれ(ドヤァ」wwwいやでも好みの展開で終始拍手しっぱなしでしたw
「うおぉああ〜!は、発射台ィ!?」
リモートコントロールで現場へ駆けつけたパワーダイザーが、なんとロケット打ち上げ台に変形
ああ、もしかしてして「ダイザ―」という名称は「台座」ともかけてるのか?ネーミング上手いな
「うおおおおおおおおおおお〜!!」
ミサイルで打ち上げられたオリオンゾディアーツに、ロケット射出されたマシンマッシグラーが衝突!そのままグングン上昇していく
ロケットの推進力は地球の重力を振り切り、大気圏を抜けて宇宙へ
「限界なんてブッ壊してやれ自分の手で」。BGM「switch on!」の歌詞が場面と合ってて最高に燃える
このとんでもない破天荒ぶりというか、異様なテンションの高さはまさにグレンラガンを作った人の脚本。いい仕事してるぜ中島かずき
>とし子宇宙へ━━━━━!!!
>威力あり過ぎるから、安全な場所で決め技……のはクウガで通ったが、まさか宇宙行って決め技とか想像越えてきたわ
>バイクで宇宙行ってドリルでライダーキック、中島さんはやっぱりいろいろぶっとんだ発想のひとでございました
>二日遅れでフォーゼ第二話を観ましたが……クオリティ高っけえですな〜〜!!
まさかトドメが宇宙でライダーキックとか…そのうちバーニアふかしまくっての宇宙戦闘も期待できますね
後今回は脚本にグレンラガンの中島かずきさんが関わってますよね…だからドリルなのだと打点がいきました
「ロケット!ドリルゥ!宇宙キィック!」
漆黒の宇宙に青く輝く地球をバックに、ライダーキックを放つ白いライダー
これは画的に非常に映えるライダーキック。見事オリオンドーパントの左胸をピンポイントで貫くと、そのスイッチを奪い取ると同時に大爆発
地球への帰還シーンでは大気圏の摩擦で燃えそうになるところをパラシュートモジュールを使用したりなど、細かい演出があるのですが
マシンマッシグラーがどこいったかスゲエ気になる。リモートコントロールで戻ってくるのか?
>ケタロス「俺にもパラシュートがあれば・・・・」
「よっ!お前とはダチになるからな!」
スイッチをOFFにされたオリオンスイッチは消滅し、三浦の精神は再び肉体に戻ることができた。なるほど毎回こういう感じで友達増やしていくのね
その時。野座間友子はフォーゼを指差しながら、ある単語を口走るのだった
「か・・・仮面ライダー・・・・」
「あん?」
「そ、そういう都市伝説・・・ネットで見た・・・街の危機を人知れず救う仮面のヒーロー
それを『仮面ライダー』って呼ぶって・・・・ほらこれ・・・」
友子がおずおずと動画サイトを開くと、そこには悪の怪人達と戦う歴代ライダー達の姿が
>仮面ライダーの名前が早速。しかもライダーファンには堪らない設定付で !
>まさか過去の仮面ライダーが都市伝説として存在する設定だとは。鳴滝さんじゃないですが、ディケイドのせいでしょうか
>仮面ライダー動画にスーパー1がいたのにはニヤリとしました
>宇宙繋がりでスーパー1を出すとはスタッフわかってらっしゃる
>今までのライダーと繋がっているなら是非ともスーパー1と共演してダブル宇宙ライダーを
この世界観における「仮面ライダー」はまさに我々の知る「仮面ライダー」であり、この作品が40周年記念作品であることを再確認させてくれます
記念作品でありながら敢えて原点回帰ではなく、最も基本から外れた設定で作った仮面ライダー
それでいて過去作におけるリスペクト精神とリンク性はとてつもなく高く、まさに温故知新を体現したような作品です
フォーゼマジぱねぇ。まだ第2話ですがこの時点でのはんぺら評価は過去最高レベル。とてつもない傑作になる予感がするぜ
「フォーゼドライバーは君に預ける」
「ヘヘ・・・これでお前友友達だな!」
「まだ友達になった覚えはない」
ラスト。弦太朗の男気と自分に対する信頼を知り、ついにデレた賢吾。フォーゼドライバーを彼に預け、共に戦っていくことを決意する
と、ここでラビットハッチの天井に貼られた妙な旗を発見。昨日まではこんなものはなかったハズだが・・・・・
「おう。見てわかんねえか?仮面ライダー部だ!
この学校を怪物から守るための部活ってワケよ!」
「・・・・やっぱり返せ、フォーゼドライバー」
頭を押さえつつドライバーを取り返そうと追いかける賢吾と、楽しそうに逃げる弦太朗。そんな二人を嬉しそうに見つめるユウキ
天ノ川高校、『仮面ライダー部』結成!
少年達の青春と闘いの日々が幕を開ける!次週へ続く!
>フォーゼは名前がアナグラムだったり歴代ライダーが都市伝説になって仮面ライダーの呼称が表面化していたり、
見た目で散々突付かれたけど40周年作品に恥じないスタートを切ったんじゃないでしょうか
後オーズと違ってきちんとライダーキック大活躍で嬉しい
>絶対領域キターーー!これでこれから生足の為に見続ける!という思いがつのりました
(なんで怪人はアメフトの腕や脚や股間を壊さないんだ!アメフトの股間が爆発したり骨折ったりして
手の平を返すように見放され泥水すすらないかなぁそしたら「ざまぁ」や「www」ていうのに)
しかし最後の仮面ライダーの定義の仕方が都市伝説で1号、クウガそしてW等
今までのライダーの世界と繋がる可能性にどんどん今作の今後が楽しみになってきました
第三話
女・王・選・挙
「フォーゼのアストロスイッチは40個が残されていた。そのうちの8つが現在使える状態になっている
あとは順番に実験、調整して使用可能にしなくてはならない・・・・
No9・ホッピングスイッチだ。戦闘に使えるかどうか試してくれ」
「おう、お前にできないことをやるのが俺の仕事だ!任せてとけ(カチッ)ウボァー!?」
「ふむ・・・このホッピングスイッチは使えないな。これ以上の調整は時間の無駄か」
ラビットハッチ。40個あるというアストロスイッチのうち、使用可能になったばかりのホッピングスイッチのテストを試みる賢吾と弦太朗
しかしホッピングの跳躍力は強力かつ制御が難しく、フォーゼは狭いトレーニングルームの中で天井や壁に激突しまくってダウンしてしまう
「このスイッチは出来損ないだ。食べられないよ」と即座に戦力外判定を下す賢吾
狭い場所で使うスイッチじゃないのが一目瞭然な気もしますが、極端な合理主義というか忍者並みに効率厨の賢吾は極めて見切りが早いようで・・・
「ん?こりゃいったいなんのポスターだ?」
「クイーンフェスね。ウチの学校の伝統行事で、一年に一回全校生徒の投票で学校一の女子生徒を決めるの
一次審査のパフォーマンス披露と、二次審査のスピーチ、2つの得点で一位が決定するっていう
ま、今年も風代先輩に決まってるんだけどね・・・あ、ウワサをすれば」
フラフラの弦太朗とユウキが校舎へ戻ると、毎年恒例のクイーンフェス開催に伴う盛り上がりでいつにも増して愚民ファンを引き連れた風代美羽と遭遇
しかしファンからのプレゼントを自分の手で受け取らず、取り巻きの2人にそれをやらせている姿が弦太朗の琴線に触れる
「おい、アンタへのプレゼントだろう?ちゃんと自分の手で受け取るのが礼儀ってモンだ」
「トラッシュが私に意見するつもり?私はクイーンよ。今もこれからも」
「俺は如月弦太朗。この学校の連中全員と友達になる男、不可能を可能にする男だ。じゃあ賭けるか?
もしアンタがクイーンになれなかったら、俺と友達になる」
「クス・・・いいわ。あなたが負けたら二度と私の前に現れないで。この学校から転校しなさい」
「わかった。上等じゃねえか」
なにいきなり話かけてきてるわけ?と初っ端から見下し態度の美羽が腹立つ。お前ハイスラでボコるわ・・・
対して真っ向から鼻っ柱を折りに出る弦太朗は、クイーンフェス優勝大本命である美羽を相手にあまりにも分の悪い賭けを申し出ることに
「ちょいと教えてくれ!クイーンフェスの事なんだけどさ・・・ってなんで毎回喧嘩になんだよ!」
「ウボァー!こ・・・この学校の事は・・・アイツに聞け・・・ガクッ」
"不良達は、次回には弦太朗の舎弟になってる" 太文字で予想を外す管理人がいるらしい
>不良はぶちのめした後に舎弟になるんじゃなくて、毎回ぶちのめされる「お約束」になるんだろうか
勝つための情報収集に乗り出した弦太朗は前回拳と拳で友情を深めた不良グループを頼るが、有無を言わさず即喧嘩に
再びボコボコにのされた不良の頭が指差したのは、ニヤニヤ笑いながら一部始終を見ていた一年生。見た目的にいかにも軽そうなチャラ男だった
「よっ!情報屋のJKだ。JKと書いてジェイクと呼んでくれ。で、クイーンフェスの話だっけ?」
クレジットでも役名は「JK」になってるので本名は不明ですが、OPで既に解っている通り後の仮面ライダー部の一員になる男
現在本郷猛、一文字隼人、風見志郎、結城丈二、アマゾンと判明している為、残ったJKは「神敬介」のイニシャル?
「風代美羽に勝てそうな対立候補を探してる。心当たりはないか?」
「そいつはちょっと無理だなぁ〜・・・・でも。ギブアンドテイクでいこう
俺はアンタに情報をやる。アンタは俺に何をくれる?」
「友情」(満面の笑みで地面に転がる不良達に視線をやりつつ)
「そ・・・・そいつはとっても・・・お得・・・ですね・・・」
アホそうに見えても交渉は押しが強い弦太朗。ニコニコ笑顔のまま「お前もこうなりたいのか?」と暗に匂わし、打算的なJKを一発で従えます
「ムリムリ!風代先輩に張り合って勝てるワケないし!」
「そこを何とか!頼む!」
「でもさぁ、今年フェスに出て風代先輩に肉薄したらアンタの株上がらね?」
「おおっナイスアシスト!助っ人感謝」
「へへ・・・追加報酬はいただくッスよ」
そんなワケで一年生の美少女を対立候補として擁立しようと説得を試みる弦太朗と、さり気なくそれを手伝ってくれる気の良いJK
まだ出会って間もないのに、意気投合するものがあったのか「〜ッスよ」などといい感じに弟分になってるJKが可愛い。腐人気高そう
しかし「友情」に対しての追加報酬って何だ。アッ―!な関係だろうか
二人の説得でその気になりかけた女生徒だったがここで異変発生。突然チョークが何もない空間に浮き、黒板に文字を書き殴ったではないか
【 ク イ ー ン フ ェ ス に は 出 る な 】
3人が驚くのと同時に「何か」に吹き飛ばされる女生徒。それが透明なゾディアーツだと気付いた弦太朗は速やかに女生徒を避難させると、
JKの目の前でフォーゼに変身する。今作は正体を隠す理由も特にないので変身に関しては無頓着なのか
これで大文字・友子に続き3人目。後編である次週は美羽にもバレるだろうし、4話目にして仮面ライダー部全員にバレか。テンポ速くていいな
フォーゼを見て驚いたのか、擬態を解いて姿を現したのはカメレオンゾディアーツ。ジュネさん!ジュネさんじゃないか!
透明化は厄介ですが戦闘力はあまり高そうに見えない相手。するとここでカメレオンを逃がすように、更にもう一体のゾディアーツが出現する
「・・・行け」
フォーゼの前に立ちはだかったのは、声もデザインも渋いスコーピオンゾディアーツ。麻宮騎亜いい仕事してます
カメレオンを単身で逃げさせると、自らはその時間を稼ぐためにフォーゼとの戦闘。両者は狭い校舎から屋外へと戦いの場所を移す
>考えてもみれば怪人モチーフに星座って斬新かついい着眼点ですよね
今回登場したサソリやカメレオンのような動物もいれば、伝説上の怪物や英雄、さらには髪の毛だの顕微鏡だの無機物まであって、
子供が怖がるような怪人から時々戦隊に出てくるような可愛い、もしくは面白い怪人まで出てきそうで、次に何が出てくるか楽しみです
「な・・・なんだったんだよありゃ・・・あ、アンタは歌星さんってヒィッ!?」
「ここで見たものは忘れろ。誰にも余計な事を言うんじゃないぞ」
「・・・・・わ、わかりまんた。むしろ関わりたくありません」
教室で一人呆然と取り残されていたJKの胸倉を掴み上げ、口封じの為に凄む賢吾。体弱いクセになんちゃってハッタリはドスが効いてます
その場はおとなしく言うことを聞いたかに見えたJKでしたが、賢吾が居なくなると「良いネタ見つけちゃった♪」とばかりに笑みを浮かべるのだった
「くそっ!チョコマカしやがって!脚クセわりーなコイツ!」
腕は一切使うことなく華麗かつトリッキーな蹴り技だけでフォーゼを翻弄するスコーピオン。ゲェ―?この構えは
>スコーピオン・ゾディアックのアクションがすごい。あんなスーツ着てあれだけ動けるとはスーツアクターさんマジぱねえ
>蠍座がまさかの象形拳の蠍拳の使い手だとは。あの構えを見たら、映画無問題の蠍拳の使い手を思い出しました
>蠍ゾディアーツさんが蠍拳(ホントにある中国拳法)使ったのは予想外やった
てっきり15発撃たないと倒せないアレかと思ってたので・・・余談ですがバキが蠍拳使ったらイメージ力で毒まで再現するんだろうな
>早くも幹部級との対決・・・って、こいつスコーピオンだー!
>蠍座さんは、MUGENでも見かける海外ゲー「形意拳」のキャラ「スコーピオン」にかなり動きが似てたので、まさにという感じか
そして、絶対扱いの難しいそれを、超カッコ良く魅せるこの番組は、アクションも超凄い番組だ!!!
登場した時「なんか喋れ!せめて名乗れ!幹部っぽいのに印象がないぞ!」と思ったのに、アクションですぐ吹き飛んだ
蠍子戦士だコレ!
丁度バキで象形拳の話題が出ている時にタイムリー。これはB級カンフー映画に登場する、いかにも変態紳士感丸出しの蠍拳
MUGEN視聴者の多い屋敷朋友達。格ゲー「形意拳」に登場するスコーピオンの名を出した拍手も何通か寄せられてますが、
あのスコーピオンはこの映画が元ネタなので覚えておきましょう。動画を見ればモチーフであることが一目瞭然。髪型まで同じだしね
「蠍座のゾディアーツか!格が違う・・・如月アストロスイッチを使え!」
>やっぱり王道十二星座のゾディアーツが強いんですかね
>黄道十二宮がボスクラスなのはお約束か。その内へびつかい座も出てきそうね
>蠍座は格が違ったということは、ゴールドスイッチで単身で宇宙まで飛べるとか内部で小宇宙を燃やすくらい強そうですね
やはり聖闘士星矢よろしく、ゾディアーツの中では最強クラスの存在であるらしい十二星座の格の位置付け
素で戦って勝てる相手ではないとスイッチの使用を指示する賢吾だったが、よりによってここで弦太朗が選んだのは例のホッピングスイッチ
今回は冒頭のような狭い空間ではありませんでしたが、やはりその跳躍を制御しきれずにあらぬ方向に吹っ飛んでしまうフォーゼ
そのコミカルなザマを見てすっかり興がそがれたのか、スコーピオンゾディアーツは戦闘態勢を解くと何処かへと姿を消すのだった
「ホッピングは返せ。使えないのは身に染みて解っただろう」
「イヤだ。コイツにだってきっと使い道はある。世の中に無駄なモノなんかねえ!」
戦闘終了後、ホッピングの今後を巡って賢吾と弦太朗は意見を対立する。熱血昭和ヤンキーにクールな合理主義は気に入らないようで・・・・
「ユウキ、お前は可愛い。だからクイーンフェスに出ろ!な!」
「おいィ!?ちょとsYレならんしょこれ」
日課のように通うJAXAで、今日もいつものように悦っていたユウキを災難が襲う
結局候補を擁立できなかった弦太朗に担ぎあげられるハメになったユウキ。激しく拒否するが、賢吾にも頼み込まれてしまう
「今日襲われた一年生の他にも、クイーンフェスの有力候補だった女生徒が一週間前から欠席している
目撃証言ではやはり透明な怪物に襲われたそうだ。おそらくゾディアーツの目的はフェスの候補者・・・
これ以上被害者は出せない。俺達は外側から、ユウキは内側からフェスの出場者を見張る。頼むぞ」
「ウボァー」
現在フェスへのエントリーが決まっている候補者は前年度優勝のディフェンディングチャンピオンである風代美羽と、我等が城島ユウキ
そして美羽の取り巻き・サイドキックス(佐久間珠恵と繁野ジュン)の4名
カメレオンの目的が有力なクイーン候補を潰すことなら、まず真っ先に狙われるべきは美羽のハズ。その意図はいったいどこにあるのか?
一方その頃。美羽とサイドキックスは、風代家の豪邸にある室内プールで視聴者サービスに勤しんでいた
>フォーゼ3話へのコメントには「あのプールが!」というのが多数なハズ
>フォーぜ3話でまた例のプール…そういえばWのときも中島脚本回でしたね
>中島さんはあのプールがお気に入りなんでしょうか(Wで中島さん担当の回でも登場)
>例のプールをネタにする奴は何人いるかな?このいやしんぼ共め!
>風城邸、素晴らしいエロスと思ってたら例のプールだったとは… 見直したらAVにしか見えなくなってきた
>プールシーンでこの前似たようなシチュエーションのAVを見たため朝にもかかわらず起ちかけましたなんとケシカラン場面だ
例によって某有名プールです。このキャストの娘達はここがそういう場所だと知ってるんでしょうかハァハァ
学校で受け取った大量のプレゼントを次々手に取り、1個ずつ美羽に渡していくのは佐久間珠恵。しかし美羽の反応は・・・
「ねえねえ美羽、見てコレ〜」
「あり得ない。こんなセンスの悪いペンダント私がつけられると思ってるの?」
「このラブレターなんて書いてあるんだろ?」
「字が汚くて読めないのよ。こんなので喜ぶと思ってるのかしら?」
「これ、美羽の写真を集めたDVDだって」
「やだもう気持ち悪い・・・ホント馬鹿ばっかりね。自分が叶わないことを私に託してるだけ
如月弦太朗・・・解ったようなことを言って・・・ホント最低よね」
いまのアンタが一番みにくいぜ!
>風城・・・こいつ絶対風都出身だろ・・・
>美羽は間違いなく風都の女。さぁ、同コメントを数えろ
生徒達の心を込めたプレゼントに辛辣なダメ出しを与え、まるで汚物のようにゴミ箱の中に投げ入れていく美羽。たいしたゲス女やで
このアホほど高いプライドがどうヘシ折られ、そしてどう改心するのか。次週の脚本はお手並み拝見です
そんなこんなで時は過ぎ、いよいよ天ノ川高校クイーンフェス当日。まずは第一次審査のパフォーマンスの披露となります
「やあ僕ははやぶさ君だよ!地球を飛び出し広い宇宙に出発だ!」
ユウキはダンボールで作ったハリボテを纏い探査衛星はやぶさ君を演じるも完全に場違いのピエロ状態
全校生徒からの嵐のようなブーイングと怒涛の帰れコールを浴び、ショボーンと肩を落として舞台袖に引っ込むユウキが可哀想
>はやぶさくんの歌と踊りは全部アドリブだそうですよ
確かに特別美少女ってワケじゃないけど、ひきつけられる魅力持ってますよね
「うっうっ・・・・ダメだよあいつら・・・はやぶさ君の凄さをまるでわかってない」
「うおーん!よくめげないで最後まで頑張ったぞユウキ!俺は感動した!」
「フフッ、所詮トラッシュとギークじゃその程度ね・・・・・
そこで見てなさいクイーンのパフォーマンスを」
落ち込むユウキを励ます弦太朗を冷ややかな目で蔑み、サイドキックスを率いて颯爽とステージへと出ていく美羽
見せてもらおうか。現クイーンのパフォーマンスとやらを!
>今回は絶対領域におっぱいにとてもセクシーな回ですね
>今週の生足は、低いアングルが多く演出はなかなかと思いました、しかし一番はダンス中のスカート下の存在!
はんぺらさんは黒のショーツとブルマどっちだと思いますが個人的にはブルマです
パフォーマンスというかパンツが見えそうです
日曜の朝からけしからん太腿で、全校生徒はおろかテレビの前の男性視聴者も釘付けにする美羽
しかし美羽役の坂田梨香子ちゃん、ホントウエストは細いは脚は長いわでスタイルグンバツ
「フフ・・・流石、俺のハニーは違うね」
大文字さんもいつも以上に鼻穴を広げてご満悦
>なんかもう大文字さんが出てくるだけで笑えてくる
そのダンスは弦太朗と賢吾ですら「口だけじゃない」と認めざるを得ない、まさに女王のパフォーマンスです
だが会場が怒涛の美羽コールで盛り上がってきたその時、予期していたハプニングが発生する
佐久間珠恵が突然、首のあたりを押さえて苦しみだしたではないか
カメレオンゾディアーツに首を締められたのか。床に倒れた珠恵だったが、どうやら無事だったらしく自力で起き上がると舞台袖に退避
見えない存在は次いで繁野ジュン、そして美羽に襲いかかろうとするがここで颯爽と弦太朗がステージに登場
黒板消しをバタバタと叩き、チョークの粉でカメレオンをあぶり出すという咄嗟の冴えを披露。アホそうに見えて結構頭脳派です
>黒板消しで透明怪人見つけるとか、如月ちゃん結構クレバー
全校生徒の前で正体を現したカメレオンは焦って体育館から逃走。弦太朗はこれを追いかけ屋外に出ると、フォーゼに変身する
「宇宙キター!!!!」
全力疾走しながら両腕を上げるフォーゼが可愛い。この絶叫は必ず必要なのか
追いつかれたカメレオンゾディアーツは、長い舌をワイヤーのように使用するトリッキーな動きでフォーゼを翻弄
これに対抗するために弦太朗が選んだスイッチはやっぱり・・・・
「この馬鹿!ホッピングスイッチは・・・・何!?使いこなしてる!」
「見たか賢吾!この世に無駄なモノなんてねえ!行くぜ!リミットブレイクだ!」
スコーピオン戦ではまったく使いこなせなかったホッピングを見事に制御し、的確なジャンプキックを何発を浴びせる弦太朗
弦太朗と賢吾どっちの考えが正しいかは、とりあえず弦太朗の勝利に終わったようで・・・・ぼがーん!
必殺のロケットドリルキックを見舞ったフォーゼでしたが、カメレオンは被弾する寸前に煙幕を張り巡らし逃走に成功
なにせ今回は3話。決着とその正体の判明は解決編の次週へ持ち越しです
>「無駄なもんなんかねぇ!」という言葉を実際に使いこなすことで証明とか弦ちゃんのカッコよさが鰻のぼりやでぇ
その頃。祭の最中の突然の怪物登場で未だ騒然としている体育館では更なる混乱が発生していた
ステージ脇の大型液晶モニターに突然、大音量で映し出される何かの映像・・・・それはなんと
美羽がファンからのプレゼントをゴミ箱に投げ捨てる
あの時のプールサイドの一部始終だった
「俺のラブレターが!」
「私のプレゼントがー!」
「僕のDVDー!」
「ちょ、ちょっと待って、これは何か間違い・・・ウボァー!?」
会場の雰囲気は一変。声援はブーイングへと変わり、たちまち美羽は全校生徒の怨嗟の的となってしまう
戦闘を終えて体育館に戻ってきた弦太朗が見たのは、追い詰められ呆然とステージ上で立ち尽くす、今にも消え入りそうな美羽の姿だった
栄華から転げ落ちる女王!彼女をハメたカメレオンドーパントの正体は?次週へ続く!
>W以来の「怪人の正体は誰?」が屋敷で再来しそうな予感
>女王の取り巻きの、最初に倒れた方が演技か
>カメレオンゾディアーツの主はステージから最初に出ていった子(チョコ食べなかった子)ですな。さしずめ下克上を狙ってか
>犯人は人がたくさんいるのにあえて人がいない方に逃げたクイーンズのあの娘ですかね
>カメレオンの正体は最初に倒れたサイドキックの娘ですかね。腰ぎんちゃくが犯人って1話とネタが被るけど
Wと比べるとモロバレすぎで既にセリフに怪人色を使ってますが。犯人は佐久間珠恵ですね
ステージで最初に首を締められたのは「見えない怪物」を上手く利用した一人芝居。舞台袖に掃けてからスイッチで変身と
プールでの美羽の暴走を引き出したのもプレゼントを1つずつ手渡した珠恵の誘導だし、それを隠し撮りできる人物も彼女しかいません
今回はあからさまでしたが、もっと推理要素が高い回なんかは犯人当ては面白そう。今後の視聴において楽しみなファクターになりそうです
第四話
変・幻・暗・躍
「はぁ〜・・・・なんか納得いかねえなぁ・・・くそッ!」
「だがこれでカメレオンゾディアーツの狙いがハッキリした。犯人はサイドキックスのどちらかだ」
暴露映像によってすっかり人気を失ってしまった美羽。一次審査パフォーマンスを終えての中間発表は、ユウキより下の最下位というありさまに
これによってカメレオンゾディアーツの正体が美羽に恨みを抱く人物である事が浮き彫りに。賢吾は容疑者としてサイドキックスをマークする
賭けは自分の勝ちで終わりそうとはいえ、なんとも釈然としない決着。弦太朗は迷いを吹っ切るようにラビットハッチでフォーゼの操作特訓に勤しむが・・・
「なるほどな。ホッピングを使いこなしたのも、そうやって一人で特訓していた結果か
まさかお前がこんな努力型だったとは思いもしなかった」
「へへっ!お前の手伝いをするって誓ったんだ。ヘタな真似はできねえだろうが
こう見えてもやるときゃコツコツやるんだよ!って・・・・・努力・・・型?」
賢吾との会話の途中、ハッと何かに気付いた弦太朗。弾かれるように向かったのは傷心を紛らわすようにボーリングに没頭する美羽の元だった
「あなたが勝負に勝ったから私のことを笑いに来たのね?」
「俺が勝った?まだ勝負は終わってねえだろ」
「二次審査は辞退するわ。クイーンフェスはもう諦めt」
「バッキャロー!鼻っ柱の折れたアンタなんざ見たくもねえ!
アンタはクイーンらしく堂々としてなきゃいけないんだ!
あの場で一番まっすぐにクイーンを目指していたのは・・・
他でもないアンタだッ!!」
弦太朗はその目で見ていた。クイーンフェスを間近に控え、日々のトレーニングに余念のなかった美羽の姿を
ユウキのはやぶさ君のパフォーマンスを鼻で笑いながらも、決して油断することなく入念なストレッチを行なっていた美羽の姿を
そこに現女王としての驕りはなく、常に女王であろうとする努力だけがあった
「でもあんな点差を逆転できるワケが・・・だいたいなんで?私が負ければあなたは転校しなくて済m」
「そんなの関係ねえ!やってみなくちゃわかんねえだろ!
あんな姑息な罠なんかに負けずに最後のスピーチでガツンとかましてやれ!
アンタが本気クイーンを目指すなら俺はそれを応援する。ダチだからな!」
美羽に一切の弱音を最後まで言わせない、現太朗の喧嘩腰の剣幕
しかしそのぶっきらぼうな力強さと優しさが、今の美羽には温かかった
>美羽がプレイしていたのは今年5月に38年間の営業を終了したサマーボウルです
私も学生の頃よく遊んだし、私の両親はここで知り合ったそうです。弦太朗の熱いセリフと相まって涙が止まりませんでした
と!いい感じに青春ストーリーしてた空気をブチ壊すかのように、ここでまたもやカメレオンゾディアーツが登場
二人に襲いかかろうとしたところで、彼女をマークしていた賢吾もまた颯爽と登場。美羽の前でその正体を看破する
「お前の正体はもうわかっている・・・これ以上そのスイッチを悪用するのはやめろ
佐久間珠恵!」
「・・・渋いねェ〜。まったくおたく渋いぜ」
観念して変身を解いたカメレオンゾディアーツの正体は、やはりモロバレ推理の通り佐久間珠恵
あのスコーピオンゾディアーツから「クイーンフェスで女王になれる力をやろう」とそそのかされ、アストロスイッチを受け取ったという
「あなただったの珠恵・・・なんでこんなことを・・・」
「ゴメンね美羽・・・私、あなたが羨ましくて・・・どうしても追いつきたくて・・・私・・・あなたに酷い事した
でも・・・・もっと酷い事するけどね!キャハハハハハハ!」
「ウボァー!?はかったなシャア!」
しおらしく項垂れて謝りながら美羽に近づいた珠恵。油断した美羽がその肩を抱こうとしたところで、その凶悪な本性を剥き出しにした
弦太朗も賢吾も不意を突かれて間に合わず、鞭のようなカメレオンの舌でメッタ打ちにされた美羽が痛々しい姿で床の上に崩れ落ちる
「これで明日のスピーチには出られないわね!アハハハハハハ!!」
怒り心頭の弦太朗は美羽の眼前でフォーゼに変身。これを追うも、またもや珠恵を守るように現れたスコーピオンの妨害によって逃がしてしまう
搬送された病院の病室。包帯グルグル巻きで横たわる美羽の姿を見て、ユウキは珠恵の正体を全校生徒に報せてフェスを中止させようと憤るが・・・
「ダメだ。それだけはダメだ」
瞳を閉じた美羽の横顔を見ながら、断固フェス続行を推す弦太朗。弦太朗は信じているのだ
女王には、真に女王たる人物が選ばれる事を
「あら?学園のキングが私になんの用かしら?」
「フッ、キングだからこそ新しいクイーンには礼儀を尽くさないとね」
「そんなこと言っていいの?美羽が聞いたら怒るわよ」
「キングの隣にいるべきはクイーンだ」
明けてフェス当日。参加者控え室に花束を持って現れたのは、デカイ鼻穴を更に大きくしてカッコつけてる大文字さん
弦太朗が美羽を守る為にあれだけ男っぷりを見せたというのに、本来美羽を守るべきこの男は彼女を見限って珠恵にアプローチをかけてました
コイツはくせぇーッ!ゲロ以下の臭いがプンプンするぜッ!
もはやムカつくのを通り越して、逆に見てて清々しいほどのクズっぷり
いやはや2話での言動でクズなのは解ってましたが、まさかここまでの俗物とは。コイツがどんなイベントを経て改心するのか想像もつかんな
>鼻の穴がチラチラ出てくるせいで腹痛い
>安定の大文字wwこいつはもうこういう路線でいくこと決定なんだなww
「やれやれ・・・あんな怪物騒ぎがあったばかりだというのに中止にならんとはね」
「でも生徒達が楽しみにしてますもの。私は応援したいですわ」
「も、もちろん僕もそう思ってたんですよ園田先生!」
大杉先生が大文字さんに劣らぬクズっぷりを見せつける中、いよいよクイーンフェスは第2次審査のスピーチに
>フォーゼ見返して思ったんですけど園田先生がコンテスト中止のさせたくなかったのは本当に生徒思いだったからでしょうか
中島さんならさそり座の女ってことで正体は女性にしそうなんでスコーピオンは実は彼女という可能性もアリかなと
>サソリの正体は女教師と予想しますが、はんぺらさんの予想はありますか
>そのださりな→さそりなのだ という正体予想が出てますね。はんぺらさんはどう思いますか?
世間では弦太朗のクラス担任園田紗理奈(そのださりな)がサソリなのだのアナグラムという考察が出てる様子
なるほど主要人物の名前を歴代ライダーのアナグラムにするくらいですから、これは十分に考えられる仕込みか。有力候補の一人と見ていいでしょう
「私にはずっと憧れていた人がいました。風城美羽。この学園で一番輝いていた人です
それが裏ではあんなっ・・・そしてそれがバレるとこうして逃げ出す。私にはそれが許せません!
この学園のクイーンに相応しいのは、どんな困難にも負けない強い存在だと思います
そして私はそうなりたい!ジークジオン!」
美羽が会場に姿を現さないのをいい事に、体よく彼女をスケープゴートに仕立て上げ自分をよく見せるスピーチを行う珠恵。悪女ながらたいしたタマです
まんまとそのスピーチに洗脳されかかる会場だったが、どっこい悪が栄えた試しなし。真打は遅れて現れるもの
「誰が逃げたって?」
か、かっこいいタル〜!!
もしミートくんの腰を持ってたら、テリーマンと見紛うばかりの勇姿です
身体はいたるところ包帯だらけ、片手に松葉杖を突きながらも、風城美羽は会場に姿を現した。堂々としたその表情に気遅れなど微塵もない
それにしても手前右手のランニングハゲの存在感がヤバくて吹く
生徒達は失墜した女王をブーイングの嵐で出迎えるが、美羽は松葉杖を床に叩きつけてこれを黙らせ、静かだがよく通る声で喋り始めた
「確かに私には嫌いな人間がいるわ
プレゼントなのに相手の趣味も考えない、手紙なのに読めない字で書く。それは応援とは言わない
ただの自己満足。「応援している自分」に寄ってるだけ・・・
私はそういう人達はバカにしてたわ。だって輝いてないじゃない!誰だって自分の為に輝く
その中で一番輝くのがクイーン!その為の努力なら私は惜しまない
必死に努力して・・・正々堂々その座を手に入れる!」
相手に気に入られたいのなら趣味まで調べてプレゼントを選べ
ラブレターを読んでほしいのならキレイな文字で書け
言われてみれば至極まっとうな言い分である。その努力もせずに気に入られたいなどと、普段誰よりも努力している人間には許しがたい甘えだろう
>風城のプレゼントを拒否していた理由、アイドルヲタでもある自分の心に物凄く刺さりました
最近は『アイドル戦国時代』と呼ばれるほどブームになっているので、ああいう風になっている人間は多いと思います
やはりアイドル相手だからといっても、貰う側の気持ちもちゃんと考えなければなりませんね
「ヒーロー番組は教育番組」って言葉、思い出しました
美羽の一言一言に、彼女を怒りの目で睨んでいた生徒達の目から、次第にその色が落ちていく
揺るがぬ信念とプライドでまっすぐに睨みつける美羽に、珠恵は思わず視線を逸らしてしまう
理性では認めたくなくとも、本能が負けを認めたのだろう
ステージ前で美羽を待っていた弦太朗が笑顔で拳を差し出すと、美羽はクスリと笑いながら拳を突き出した。ガシピシグッグッキタ━(゚∀゚)━!
「さあどきなさい!そこは私がスピーチをする場所よ!」
うおおおおおおおおんん!!!!
美羽が気合を込めて珠恵を一喝するのと同時に、会場が彼女を大歓声で称えた。女王の帰還である
>クイーンがイイオンナすぎてやばい。そして対照的に猛スピードで堕ちていく鼻穴さん(ノ∀`)
>堂々と文句を言わない美羽が前回は嫌いでしたが、アレだけの信念見せられたらクイーンと認めますよね
>風城が今までの描写でゴミ女と見せておいて、今回で株を取り戻し、最後の掛け合いで可愛さが出てたと思います
>風城先輩の評価がたった一話で大逆転してしまいました。クイーンとしての矜持や強さ、器の大きさには感服しました
フォーゼの脚本、やっぱ凄い
>第三話にしてクイーンとピシガシグッグッするとは思わなかった。クイーンの好感度は既に弦太朗>>>キングになってる感じですな
>予想通り仮面ライダー分に入る面子は皆ピシッパシッグッグ(仮)をやるみたいですね
賢吾とは冬の中間フォーム登場あたりこれをやるのでしょうがその時のことを想像すると
かなり熱いドラマが用意されてそうで否が応でも期待がこみ上げてきます
その一方で大文字さんとこれをやってる光景を想像すると変な笑いがこみ上げてきますww
さっきまで生徒と一緒に美羽を糾弾していた大文字さんも、手の平を返したように彼女を絶賛。ブレねえなコイツ
かくして完全に形成逆転された珠恵は逃げるように降壇。舞台袖に掃けると、カメレオンゾディアーツのラストワンスイッチを躊躇わず押すのだった
>大文字さんってウヴァさんの生まれ変わりじゃね?
>大文字さんはあっさり乗り換え過ぎて最低なはずなんだけど妙な清々しさすら感じるw
>大文字さんのおかげであと少しで食っていたものを吐き出しそうになりましたwすばらしいキャラです!!
>大文字さん立位置はジャイアンなのにやってることがスネ夫すぎる
>キングは一度落ちるとこまで落ちて、矢車さん化すると予想
「くそっ!卑怯だぞテメエ!美羽を離せ!」
「フフフ・・・動かないで!美羽をここから突き落とされたくなかったらね。そして変身を解きなさい」
全校生徒の眼前で壇上の美羽をかっさらうと、そのまま体育館を飛び出し外へと逃げるカメレオンゾディアーツ
追撃するフォーゼだったが珠恵は卑怯にも美羽を盾に使い、今まさに橋から突き落とそうという態勢で降伏を勧告する
歯噛みする弦太朗。しかしその時、美羽が一瞬目配せをしたのを見逃さなかった。視線での意志交換。アイコンタクトというヤツである
「ふふ・・・カメレオンか。たしかにあなたにお似合いね。影に隠れてコソコソして、周りに合わせて姿を消す」
命を握られている状態だというのに、突然珠恵の神経を逆撫でするような挑発をする美羽。瞬時に弦太朗と賢吾はその意図を理解する
「・・・・如月、No5だ」
「ああ」
「黙りなさい美羽!知ってた?私、あなたのそういう偉そうなところが大嫌いだったの!」
「ええ知ってたわ。知らなかったのは私に逆らえる度胸があったってこと」
「(ブチッ)そぉい!」
完全にキレた珠恵は、激情のままに橋から美羽を火曜サスペンスばりに突き落とす
が、次の瞬間。フォーゼの右腕からギュイーンと長く伸びた赤い腕が空中で美羽をしっかりキャッチ、その胸へと引き戻した
「へっ!身体の一部を伸ばせるのはお前だけじゃねえってこった!」
アストロスイッチNo5、マジックハンド
美羽がそんな便利なフォーゼの装備のことを知っていたワケがない。彼女は信じていたのだ
弦太朗なら必ず助けてくれると
「しっかし無茶するぜ」
「ふふ・・・クイーンを助けられなきゃナイト失格よ?」
「ナイトじゃねえし。さーて!タイマン張らせてもらうぜ!」
おいィ!?ちょっとコレ美羽いい女すぎるだろ。先週までのギャップと相まってはんぺらメロメロです
この場面なんか完全に正ヒロインみたい。はんぺらカプ厨なのでたまりません。もう弦太朗と付き合っちゃえYO!
>クイーンと弦ちゃんがいちゃつきすぎな件について
>大文字さんいるしユウキちゃんのヒロイン独走かと思いきや、弦太郎と美羽が後半の展開でカップルになってる感じでしたね
アイコンタクトといい、「女の言葉を信じすぎ」で謝ったりとカカァ天下になりそう
そんな二人の絆の力でカメレオンゾディアーツは瞬殺
毎回宇宙で仕留めるのかと思ったら、今回は普通に地上で倒しました。ラストワンになれば必ずヤバイってワケでもないのね
>今回は宇宙は無しみたいですが、よく考えてみればオリオン座とカメレオン座じゃ星座としての格が違いますからね
同じレベルの爆発が起きたら却って不自然ですね
>オリオン座に比べて星が3つだったカメレオンは宇宙まで行く必要がなかったってことは、
感情だけじゃなくて構成する星の数がエネルギー量をあらわしてるんですかね?
「美羽・・・わ、私・・・」
「カメレオンなんてみっともないわよ。私に勝とうと思うなら本気で努力しなさい」
「お前ともダチになるからな!」
ゾディアーツ体が消滅し元の身体に戻った珠恵を、美羽は叱るでも殴りつけるでもなく優しく抱き締める
気高く、強く、そして無限の慈悲。風城美羽こそはまさに真の女王だった
「へぇ〜、ここが仮面ライダー部」
「おいィ!?如月!なんで彼女がここにいる!」
「クイーンは学園の全てを知る義務があるのよ。私に隠し事は許されないわ」
「す、スマン賢吾!俺賭けに負けちゃったから・・・転校するのを許してもらう代わりに部のことを・・・
ってことでライダー部の部員が一人増えたぜ!」
>クイーンは学園のすべてを知る必要がある!→弦太郎の事がもっと知りたい!ですね、わかります
ラスト。美羽は見事クイーンフェスを三連覇で飾り、学園にも平和が戻ってめでたしめでたしと思いきや。ラビットハッチに彼女の姿が
賢吾には頭を下げて申し訳なさそうにしつつも、仮面ライダー部の部員が増えたことが嬉しいらしくニタニタ笑う弦太朗・・・だったが
「部員?私が部長でしょ、どう考えても」
「ちょっと待ってください!風城先輩と言えど、この部では私のほうが先輩ですよ!」
「あら、ギークごときが私に意見するつもり?面白いじゃない」
早速の女王様ぶりを発揮する美羽と、部でのポジションは譲れないユウキが早くも火花を散らして女の戦いを始めてしまう
「・・・・如月。この始末はお前が責任を取れよ」
「お、俺・・・頭痛くなってきた・・・」
天ノ川高校仮面ライダー部、現在部員4名!俄然面白くなってきた次週へ続く!
第五話
友・情・裏・表
「如月先輩!オハヨウございまっス!」
「朝から元気がいいな・・・君はもう我々には関わりたくないんじゃなかったのか?」
「何言ってんスか!俺と如月先輩は大親友なんスよ?今日は感謝の気持ちを込めて
俺主催のパーリィのお誘いに来たんスから!というワケで是非来てください先輩!」
「うーん・・・遠慮しとく。あとお前と友達になるのは最後でいいや」
「ちょおッ!なんでッスか!?今すぐなりましょうよ!」
冒頭。弦太朗達にはもう関わりたくないと言っていたハズのJKが、やけに調子のいい感じでまとわりついてきた
流石の弦太朗もこのテンションには何か裏があると警戒して距離を置こうとするが、尚も必死になって食い下がるJK。ますます怪しい
「あのお調子者・・・絶対に許早苗!」
同じ頃。フェンシング部の部室では一年生部員の新田がブツブツと何かを呟きながら一心不乱に練習に励んでいた
どうやら新田はJKに対して深い恨みを持っている様子。その憎悪の波動をキャッチしたのか、彼の前にスコーピオンゾディアーツが現れる
「ひッ!な、なんだお前は!?」
「なんだチミはってか!そうです私が変なスコーピオンゾディアーツです
・・・憎い相手がいるのだろう?ならば復讐する力を与えよう。さあ・・・星に願いを・・・!」
>「星に願いを」このロマンチックな言葉が、あそこまでブラックな意味にもなれる事をフォーゼで初めて知りました
「・・・あら隼。何の用かしら?」
「やだなァ美羽。キングとクイーンが一緒にいるのは当然のことだろう」
「そうね。あなたにはクイーンが必要だわ。でもそれは私とは限らない」
一方、前回のエピソードで大文字の矮小な本性を知った美羽。ニコニコ笑顔で擦り寄ってくる恥知らずな彼氏に目を合わせようともしません
あからさまに拒絶されてるのにアホなのでそれに気付かない大文字さん。更にどや顔で続けます
「最近気になるウワサを聞いてね。学園のクイーンたる君がギークやトラッシュとよく一緒に居るって
特に・・・あの如月弦太朗とかいうのには気をつけたほうがいい。アレはトラッシュの中のトラッシュだ」
「トラッシュの中のトラッシュね・・・それは”男の中の男”って意味かしら?
それじゃジュン、私しばらくチアリーディング部には顔出さないから後はよろしくお願いね」
「え?美羽・・・ちょっと待っ・・・・」
第5話にして三行半を突きつけられる大文字さん
既に多くの視聴者が予想してたとは思いますが、これを皮切りに彼の転落人生が始まると思われ
本質的に全校生徒から慕われている美羽とは違い、内面クズの彼には落ちていく自分を支えてくれる友人もいないハズ
想像するだけで面白い。やっぱコイツはフォーゼにおけるウヴァさんやで。彼の台詞色を緑にしたのもその為です
最低男を小気味よく振り、足取りも心も軽やかな美羽。ルンルンスキップでラビットハッチに向かうと宇宙散歩を満喫します。楽しそうね
>風城先輩がこういう展開になっていくのは大体想定通り。だけど鼻穴先輩のクズっぷりは想定外でしたw
>美羽可愛いくなりすぎ。大文字さんを振ってのスキップはスカッとしました
>「男の中の男って意味かしら?」もう美羽弦ちゃんにベタ惚れやないか
「あんまり星見えないなぁ」
「月には大気がないから光が屈折しない。地上で見える恒星の輝きは光の屈折で大きく見えてるんだ
満天の星空なんてのは地上のセンチメンタリズムだ。早く戻ってこい」
「むー。せっかく仮面ライダー部部長として宇宙と対話しようと思ったのに・・・あら?それ新しいスイッチ?」
「そんな部はないし、君は部長じゃないし、宇宙は喋らない
No10エレキスイッチだが・・・コイツは何だ?普通のスイッチじゃないぞ」
美羽の言葉を淡々と否定しながらも、無視することはせずに相手してやる賢吾。クールぶってても基本的に面倒見のいい性格なんでしょう
そんな賢吾だったが、調整中のエレキスイッチが発する凄まじいパワーに驚きの表情を。どうやら現状使えるスイッチで最強のブツの予感です
「エビフライとポテトサラダ・・・刺激が足りない!新しい出会いが刺激に変わる!
解剖台の上のミシンと蝙蝠傘。エビフライの上の納豆・・・ウフフ」
「なッ!何をするだァー!許さんッて意外と美味えし!」
昼食の食堂。百合属性持ちなのか、すっかり懷かれてしまった野座間友子に禁断の珍味を食わされるユウキ
クイーンフェスでもユウキに投票してくれた彼女はとっくに仮面ライダー部に入っててもおかしくない存在ですが、JKよりも後回しなのね
「ねぇ弦太朗先輩!パーティ来てくださいってば!ホラ可愛い女の子だって用意してますよ!」
「メグみょんだよん。やっばーいこの髪型チョーウケるー!ねぇパーティ来てよ!盛り上がるよ〜」
「そ、そうか?いやあそこまで言われちゃなぁ」
その隣の席でJKの説得に陥落する弦太朗。意外にも女の子には弱いタイプだったようで、バリバリのギャルを宛てがわれただけでご覧の有様です
ニタリと笑うJKだったが、ここでものすごい形相で自分を睨みつける新田を発見。「ヤベッ」と一声あげて彼から逃げるように食堂を飛び出してしまう
逃がすかコノヤロウとばかりにこれを追いかける新田。それを見てただならぬ状況を察した弦太朗とユウキも二人を追う
「い、いい加減に許してくれよ新田。な?な?」
「悪いのはお前だ・・・恨むんなら自分を恨め」
「今度は馬の怪人か!」
「馬じゃないわ。ゾディアーツは星座が元なの。アレは青銅聖闘士ユニコーンの邪武よ!」
逃げるJKを追い詰めた新田は彼の前でユニコーンゾディアーツに変身する。必殺技はユニコーンギャロップか
追いついた弦太朗はJKを守るためにフォーゼに変身。変身の際の「3,2,1」のカウントダウンでユウキが変身ポーズを真似るのが可愛いぞ
ゾディアーツ出現を察知した賢吾と美羽もすぐに駆けつけ、早速新たな力であるエレキスイッチのパワーを試してみることに
「如月!No10エレキスイッチだ!これまでのとはパワーがまるで違うぞ」
「新しいスイッチか!どれどれ・・・(ちょん)ん?」
「ウボァー!?それTSUEEEEE!」
エレキスイッチで出現する武器、ビリーザロッド
そのパワーは使い方を確認してる先っちょにちょっと触れただけでユニコーンゾディアーツを吹き飛ばしてしまうというシロモノ。半端ありません
この圧倒的パワーがあれば青銅聖闘士如き恐るに足らず。弦太朗は意気揚々とロッドを振り回して斬りかかりますが・・・
「スゲエなこりゃ。電撃パワーがビリビリ響くぜ!どれもういっちょ!ってあばばばばばば!?」
「ちょっ・・・やめ・・・あばばばばばばばばばばばば!?」
「!?・・・パワーが強力すぎてエネルギーが逆流してるのか?」
ドリフのコントのように互いにシビれるフォーゼと邪武。どうやらエレキスイッチは強力すぎて使用者へのエネルギーリバースがある模様
ユニコーンゾディアーツはたまらず逃走。追おうとする弦太朗だったが、感電のダメージが大きくこれを取り逃がしてしまう
「ハァ・・・ハァ・・・こいつに喰われるかと思った・・・なんか・・・・怖えな・・・」
変身を解除した弦太朗が呟いた第一声がこれ。その凄まじいパワーに感じたのは、頼もしさよりも恐怖の方が大きいようです
そして弦太朗のおかげで助かったJKは、身を呈して自分を守ってくれた「大親友」に対して冷めた視線を浴びせつつボソリと漏らすのだった
「ヒュウ〜・・・やっぱすげえなアイツ・・・いや。すげえのはあのスイッチ、か」
>エレキはWのファング的な扱いですかね
「あんな力を持ってるのはエレキスイッチだけなの?」
「ああ。まさかあれほどとはな・・・って君はいつまでここに居るつもりだ?ハッキリ言って邪魔だ
ユウキは俺のアシストができるが、君は何ができる?」
「リーダーはみんなの心の支えになることが仕事よ賢吾君」
「だから名前で呼ぶなと・・・」
エレキスイッチの想像以上の力に驚きつつも、ラビットスイッチに戻ってNo11とNo12のスイッチの調整にかかる賢吾
美羽が居るのがどうにも邪魔臭いようでなんとか彼女を追い出そうとしますが、返ってきた思わぬ言葉に激しく動揺してしまう
「あら、ユウキには呼ばせてるクセにどうして?それとも彼女だけは特別なのかしら」
「し、しししし・・・質問ののの意図が読めないな。ハハハハハ・・・ハハ」
誰がユウキを好きだって証拠だよ!
そういえばユウキは名前で呼んでるよなと思ったら、なんだ賢吾そうだったのか。スカしてるクセに実は結構可愛い奴だったんじゃないか
ユウキの正カップリングは弦太朗ではなく賢吾なんだろうか。こうなると弦太朗×美羽はリアルに有りだな
そうしてるうちに、校内偵察していたバガミールがユニコーンのスイッチャー(変身者)が新田であることを報告
彼がJKに対して強い恨みを持っていることまで知ると、今日のパーティに向かった弦太朗が危険であることを察知する
「部長命令よユウキ!その新しいスイッチを弦太朗に持って行って!」
「む、どうしたんですか園田先生?ため息なんてついて」
「いえ、実は生徒達のパーティーに誘われちゃって・・・教師としてどう対応したらいいものかと」
「アイツら園田先生の事を友達か何かだと思ってるんですよ。教師として毅然とした態度を取るべきですな
私を見てください。生徒達と学園外で会っても目を逸らされます!」
「そ、それは流石にどうかと・・・ところでさっき星座占いを見てたようですけど、大杉先生は何座で?」
生徒達の人気者・園田先生と、生徒達の嫌われ者・大杉先生
実に対照的な二人の職員室での会話。星座占いを見て渋い顔をしていた大杉先生は、それを問われるとニカッと笑って答えた
「蠍座です」
>嘘つけお前絶対蟹座だろ。あと大文字さんも蟹座だろ
>まさかの大杉先生蠍座発言。先生は色んな意味で蟹座であのマスクっぽいのを被ってくれると思ったのに残念
>アンガールズの蠍座は伏線かミスリードか? 俺ははんぺらの賭けない方に賭けるぜ!
>スコーピオンの正体は名曲『さそり座の女』にちなんで女性(園田先生辺り)と予想。アンガ先生はミスリードかと
大杉先生は100%スコーピオンゾディアーツじゃありませんね。むしろこの対照的な2人の描写こそが仕込みでしょう
やはり謎の怪人の正体は視聴者があっと驚くような、意外性のある人物であるべき
生徒に人気の美人教師・園田紗理奈(そのださりな)がさそりなのだで決まりと思われます
「待ってました如月先輩!JK主催のパーティへようこそ!」
「おお・・・スゲエ人数だな。これ全部お前のダチか。悪かった、たいした奴だったんだな」
JK主催のパーティーにやってきた弦太朗。右を向いても左を向いてもDQNとギャルばかりですが
想像を上回る規模の人数に、JKが人気者であることを知って彼のことを見直す。ただのチャラ男ならこれ程の人望は集まらないと思ったのだろう
ご機嫌の弦太朗はJKと例のガシピシグッグを交わそうとするが、冷めた目で途中でやめてしまうJK
流石に怪訝に思う弦太朗だったがギャル達に抱きつかれるとデレデレになってしまい、飲み食いとカラオケに没頭してしまう
「JK・・・本当のパーティはこれからだ」
「うわああ如月先輩!ホラ出番ッスよ!」
というワケでJKを狙って現れたユニコーンゾディアーツ。弦太朗は弟分を守るためカラオケの屋上にこれを誘い出し、タイマンに
戦闘開始から間もなくユウキが合流し、スイッチのビート、チェーンアレイをフォーゼへと投げ渡す
「ありがとよユウキ!じゃあ早速試すか!」
ドムドムドムドムドムドムドムドム♪
「ぐ、ぐおおおおおおおおあああああ!あ、頭が割れるようだ!」
No12、ビートスイッチ
重低音で相手の聴覚を攻撃する音撃スイッチ。広範囲攻撃で防御も難しい有効な武器ですがビジュアルが超地味
おそらく今後また登場するかどうかも怪しい感じの武装で、それを裏付けるかのように速攻で次のスイッチに変える弦太朗
>音撃スイッチ地味すぎ吹いた。もうあんまり出番なさそう
>話の都合上仕方ないのかもしれないけど、ビートモジュールずっと使っとけばいいのにと思った
>チェーンアレイ・・・ってガンダムハンマーだこれー!?
「ぐ、ぐおおおおおおああ!俺がゴッグだったらこんなモノ受け止めるのに!」
No13、チェーンアレイスイッチ
名前のまんまの鎖がついたトゲトゲ鉄球。ガンダムハンマーです
これがメチャクチャ強くて一方的に攻め立てるフォーゼ。このまま一気に勝負が決するかと思いきや、どっこい相手もさるもの
「な・・・馬面の下にもう一つの顔が!」
「ユニコーンギャロップ!」
>今日のゾディアックはジャブかと思ったらヒュンケルでした、次回で進化というと木場さんみたいにケンタウロスになるのかな?
>角が取れてフェンシングとか今回の怪人はカッコいいですね
>ユニコーンのデザインは普通に幹部クラスでも通用するカッコよさ
なんと馬の顔は仮面だったユニコーンゾディアーツ。カチャリと取り外すと、その長いツノを剣代わりに攻撃を繰り出してきた
フェンシング部員に剣。まさに鬼に金棒。素人である弦太朗が太刀打ちできる道理なし
あっという間に形勢逆転され、劣勢に立たされてしまうフォーゼ。ここで賢吾は状況打破の為にエレキスイッチを使うよう指示しますが・・・・
「あ、あれ?確かにポケットに入れてたハズなのに・・・・」
「どうした如月!?エレキだ!」
「や、やべえ・・・どっかに落としたのか!?」
なんとこの土壇場で切り札であるエレキスイッチを紛失してしまうという失態。打つ手が無くなって完全な窮地に立たされてしまう弦太朗
そしてラスト。弦太朗の難を逃れたJKは、ニタニタと狡猾な笑みを浮かべながら手の平の上の黄色いスイッチを眺めていた
「しっかしお前も悪い奴だね〜。用心棒を頼んでおいて盗むかよ」
「ハッ、ああいうお人よしは利用するだけ利用すればいいんだよ
友達友達ってまったく・・・・ムカつくよ・・・ッ」
言うまでもなくエレキスイッチは紛失したのではない。全てはその力を欲したJKの目論見だった
しかしコイツは本当にクズやな・・・大文字さんのクズっぷりはストレートにバカで見てて愉快ですが
JKのクズっぷりは見てて不快になる類です。過去に他人を信じられなくなったようなトラウマでも持っているんでしょうか?気になります
弟分の裏切りで絶体絶命の弦太朗!JKはどう改心する?注目の次週へ続く!
>クソ野郎の本性を表してしまったジェイクですが、友情とか友達と言った言葉の後には一度俯いているように見えます
彼ってもしかしたら友達と信じていた人に裏切られた事があって、それ故にあんな奴になってしまって、
その実本当の友情に飢えている奴なのではないかと思いました。ジェイクと新田を救えるか!?弦太郎!?
>なんでしょう。回を増すごとにアメフトやチャラ男などの株が急下落・・・
まさにこれは「風都の女は悪女」と対になる 「天の川学園の男はクズ」の法則ですね
第六話
電・撃・一・途
「俺の狙いはJKだ。邪魔はしないほうがい・・・次は容赦しない」
「きょ、今日はこのくらいにしといたる!」
切札であるエレキをJKに盗まれたフォーゼ。ユニコーンゾディアーツの剣捌きにまったく太刀打ちできずにボコられるが
圧倒的に追い詰めながらも「俺の狙いはアンタじゃない」と変身を解除して去ってしまう新田
か、かっこいいタル〜。流石スポーツマンだけあって一本きっちりスジの通った男です。池野めだかのネタで返す弦太朗ェ
一方、その戦闘を見届けたスコーピオンゾディアーツは主に一部始終を報告していた。健吾の父の仇・・・赤い目の男である
「重力レンズを知っているね?巨大な重力を持つ天体がその力により
光も電磁波もレンズを通るように屈折してしまう現象のことだ
巨大なる力は周囲にも影響を及ぼす」
「・・・・・フォーゼの事でしょうか?」
「一角獣座は面白い進化をしているね。星の力に自分自身の属性を加え、更に強化する
星と星が引き合うように、力もまた新たな力を呼ぶ・・・フフフ素晴らしいじゃないか
我が学園こそ新たなる銀河だ。宇宙は私の手の中にある」
どうやらユニコーンゾディアーツが角を剣にして戦うというのは、スイッチを与えた彼等にとっても思わぬ「進化」だったようで
赤い目の男はフォーゼの存在を巨大な惑星に例え、ユニコーンの進化はその影響を受けたものだと嬉しそうに語る
なるほど言われてみると角サーベルは、フォーゼの猛攻で劣勢に追い込まれてから発現した能力
言わばフォーゼという強敵に引き出された新たな力と言えます
学園を銀河の縮図と形容する赤い目の男。その実験目的はスイッチの進化?そしてそれを使って何をしようとしているのか?
「わかりました。そういうことならとりあえず昨日集まった連中に聞いてみるっスよ!
しかし流石の弦太朗さんも歌星さんには弱いッスか。おっかないですもんねあの人」
「あれは賢吾が俺を信じて預けてくれた、親父さんの形見なんだ
不注意でなくしたなんて言ったらアイツは悲しむ。そんな思いは絶対にさせられねえ・・・」
翌日。なくしてしまったエレキスイッチを、賢吾にバレる前になんとか探し出そうと昨日を足取りを辿る弦太朗
賢吾に怒られるのが怖いからではなく、賢吾に悲しい思いをさせたくないという理由が彼らしい
「ん〜・・・なんか甘いっすねぇ。俺にはワカんねえなそういう感覚
そんな甘っちょろいこと言ってると、そのうち痛い目見るんじゃないッスか?」
「そうかもな。でも多少痛い目見たってダチの笑顔が見れりゃそのほうがいい」
「ハッ。ダチの笑顔、ねぇ」
そんな弦太朗の隣にいるのは盗んだスイッチをポケットに忍ばすJK本人。JKは新田がまだ健在である以上、弦太朗の傍からは離れたくないらしい
しかしスイッチが賢吾の親の形見と聞いたら少しは表情を曇らせるかと思いきや、まったく反省の色を見せないばかりか挑発的なこの発言
どや顔で友情パワーを語る弦太朗がそれほど気に入らないんでしょうか
やはりコイツにはかつて信じていた親友に裏切れたとか、そういうトラウマになるような出来事が・・・?
「オッスオラ新田。いっちょやってみっか!やれやれ・・・昨日忠告したのにまだ一緒だったんだ?
気を付けたほうがいい。あなたもソイツに利用されてるだけですよ」
「利用だと?それはいったいどういうことだキバヤシ!」
どこを探してもスイッチは見つからず、すっかりショボくれてしまった弦太朗の前に再び新田が現れた
昨日のようにJKを守ろうとする弦太朗に対し、新田は自分がなぜJKに対して憎しみを抱いているかを切々と語った
「そいつは俺を友達と呼んでいた。俺も友達だと思っていた
だからそいつが不良達に目をつけられた時、身を挺して必死に守った
怪我をして、決まっていたインターハイにも出れなくなったけど・・・後悔はしてなかった
”友達を助けられたんだから”そう思っていた。なのにコイツはッ!」
【いや〜なんか親友ヅラされて気持ち悪かったけど役に立ってラッキー!】
JKとチャラ仲間との会話を偶然聞いてしまった新田。JKは最初から我が身がかわいかっただけ
新田はタチの悪い不良どもから守ってくれる、都合のいい体育会系熱血クンとして利用されていたのである
こいつはくせェーっ!ゲロ以下の臭いがプンプンするッ!
「JK・・・お前・・・酷いな・・・」
新田さん早いとこやっちまいなッ!と、全国の視聴者が新田に肩入れしたことでしょう。流石の弦太朗もドン引きです
それでも一度ダチと認めた男を見捨てるワケにもいかず、変身して立ち向かうもやはり昨日の夜のように歯が立たないフォーゼ
こりゃアテになんねえ!と弦太朗に見切りをつけたJKはスタコラサッサしますが、足を取られて土手から転落。ポケットからアレが落ちてしまう
「な・・・それは・・・エレキスイッチ・・・・?どういうことだJK!お前がずっと持ってたのか!?」
探していた物はずっと隣にいた男が隠し持っていた。信じたくない事実に弦太朗の声が震える。それは怒りか。それとも喪失感か
もう隠し通すのは無理と悟ったのか、JKはこれまでの愛想笑いから表情が一変。狡猾なキツネの本性を曝け出した
「ククッ・・・ああそうだよ俺がパーティーの時に盗ませたのさ。アンタ見てるとムカつくんだよ!
友情友情って暑苦しい・・・人間は打算でしか動かねーの!
友情なんて信じてる奴は大馬鹿野郎だァ!」
まるで弥子に証拠を突きつけられたネウロの犯人のような、JKの豹変
ダチだと思っていた後輩の裏切りに茫然と立ち尽くす弦太朗。背後から近づくユニコーンゾディアーツにも反応を見せません
「これでわかったでしょう?コイツはこういう奴なんですよ・・・
そしてアンタはコイツに利用されて俺に叩きのめされる大馬鹿だ!」
「た、助けてくれ新田!ほらこのスイッチやるよ!これさえあればお前もパワーアッpウボァー!?」
(腹パン)「こんなモンじゃない・・・もっと愉しもうぜJK・・・!」
二人から大馬鹿呼ばわりされた弦太朗は、戦意喪失してるトコをしたたかにボコられて失神
怯えて命乞いをするJKに無言で近づいた新田は渾身のボディブローを浴びせると、気絶した彼の体を抱えてニヤリと笑うのだった
「う・・・ここは・・・」
「起きたかJK。お前にチャンスをやろう
『ここに捕まっている。助けにきてくれ』とお前の仲間達に連絡しろ
一人でもお前を助けに来てくれる奴がいたら許してやる。だが誰もこなかったらその時は・・・」
「ほ、本当だな!?やったぜ・・・俺が一声かければそんなの何人だって・・・!」
廃工場で柱にくくりつけられた状態で目が覚めたJKは、新田からチャンスをもらう。それはJKの仲間との絆が試されるものだった
JK主催のパーティーに集まった人数でも50人はくだらない。携帯を取り出し、ズラリと並んだ友達リストに電話をかけまくるJK
こんなのは楽勝だと。新田がくれたサービスだと思っていた。だが・・・
「おおタカヒロ!聞いてくれ!実は今・・・」
「あぁ・・・JKか。悪いな・・・お前にかかわるとこっちまでアブねえんだわ(ブツッ)」
「ちょ・・・ちょっと待ってくれタカヒロ!来てくれるだけでいいんだ!」
泣きながら友達に電話してる照英の画像ください!
照英画像スレのテンプレみたいな泣き顔で叫ぶJKざまあ
新田は既にJKの友人全てに対して怪人の姿で脅しをかけていた。うわべだけの付き合いの連中が自分の危険を顧みずJKを助けるワケがない
人は打算でしか動かない。JKがついさっき自分で言ったことである
「エレキスイッチをなくしたのならなくしたと何故もっと早く言わなかった?
それがわかっていればユニコーンとの戦闘に別の対策も立てられたんだ・・・
ましてや助けたJKに盗まれるとは君は本当に大馬鹿だッ!」
「賢吾・・・・ど、どうしてそれを・・・!?」
一方。土手で気絶していた弦太朗は友子に介抱された後、賢吾達の手でラビットハッチに担ぎ込まれていた
賢吾はJKが再び新田に襲われると思い、その近辺をフードロイドで張っていた。弦太朗がスイッチをなくした事を知っていたのである
JK、新田に続き3回目の大馬鹿呼ばわりされる弦太朗に吹く。大馬鹿言われすぎ
起き上がるなりJKを助けに行こうとする弦太朗に、ついに賢吾も堪忍袋の緒が切れてしまう
「いい加減にしろ!騙されて怪我して、挙句その相手を助けるだと!?
俺はそんな愚かな男にいつまでフォーゼを預けなければならない!」
賢吾の言葉は至極もっとも。JKは自業自得見であり捨てるべき。誰だってそーする俺だってそーする
普通の人間ならば彼を見殺しにすることには微塵の後ろめたさも感じる必要はありません。だが弦太朗はそうは思わなかった
「賢吾・・・今回のことはいくら謝っても済む問題じゃねえ・・・だけど俺はあいつを助ける
あんなどうしようもない奴だからこそ。助けなきゃいけないんだ!」
「変わらないぞ。ああいう奴は助けたって何も変わらない」
「それでも行かなきゃならねえ!」
誰も救ってやれないクズ野郎だからこそ。自分が救う
弦太朗に一切の打算はない。この愚かさこそが如月弦太朗を如月弦太朗たらしめているもの
賢吾は「そんな愚かな男にいつまでフォーゼを〜」と言ったが、本当のところは違う。それは彼が一番よくわかっているだろう
そんな愚かな男だから、賢吾は彼にフォーゼを預けたのだ
ハッチを飛び出した弦太朗の背中を見送ると、賢吾達3人もその後を追う
「さて時間だ。やはり一人もこなかったなァJK・・・・ん?」
「ま、待ってくれ新田!もう少しだけ待てば誰かが・・・ああっ!?」
「信じられない・・・あんな目に逢ってコイツを許したんですか?」
追い詰められたJKと勝ち誇る新田だったが、そこに現れた人物の姿に二人とも目を疑う。言わずもがな弦太朗である
互いにJKに裏切られた人間として、新田は弦太朗の行動が理解できない。だが男は笑いながらこう言った
「いいや俺もコイツは許せねえ。だからダチになる!
そのねじくれてひん曲がった部分も含めて受け入れる・・・それがダチってもんだ」
「許すからダチになる、許せないからならない」ではない。それでは結局のところ打算である。許せなくてもダチになる
良いところだけじゃない、悪いところも含めて相手を受け入れることが真の友。真の友情
さしものひねくれクズ野郎も、弦太朗のこの言葉には目を潤ませて心を動かさざるを得なかった。友情とは打算ではないのだ
「フン。だが元々誰がこようと助けるつもりなんてない。お前との約束なんか最初から守る気ないんだよ!」
しかし新田の恨みは根深く、弦太朗の言葉を受け入れずにラストワンのスイッチを押してしまう
既に二度もフォーゼを圧倒しているユニコーンゾディアーツ、やっぱり強くてここでも三度弦太朗を追い込みますが・・・・
「弦太朗さん!うおおおおおおああああああああ!!!」
なんとクズ野郎のJKが弦太朗を助ける為に自らの危険も顧みないスタント
自分を助けに来てくれた弦太朗を助けようと思った瞬間、彼の体は勝手に動いていた。友情とは打算ではないのだ
「弦太朗さんコレ!あん時拾っておいたんス!俺、値打ち物は簡単に手放さないっすよ!」
「エレキスイッチ!へへ・・・まったくお前らしいな!」
そしてガシピシグッグ
前々回の美羽の通り、この動作はそのキャラが完全にデレた時に行われるお約束として盛り込まれるのね。大文字さんともやるのか!
そこに賢吾とユウキ、美羽も到着すると、弦太朗は4人の声援を背中に受けながらエレキスイッチを力強く振り上げるのだった
「クセがある奴は・・・ねじくれてひん曲がった部分も含めて受け入れる!」
前回、その凄まじいにパワーによって自らもダメージを受けたエレキスイッチ。一筋縄ではいかない相手だがもう弦太朗に恐怖はなかった
良いところも悪いところも含めて受け入れるの弦太朗。スイッチも同じである
>JKのクセの強さとエレキスイッチの扱いにくさをダブらせるトコにシビれました!
>激流に身を任せて同化すればエレキの10億ボルトも友達ってところですかね
>「どうやればダチになれる」とか「すべて受け入れる」とか弦太朗にとってスイッチみたいな無機物も人間と同等なのか
前にホッピングを見捨てなかったのも彼にとっては賢吾を助けるのと全く同じ価値だったと
サンデー昔やっていたドライブって漫画思い出しました。「お前に魂があるなら応えろ!!」くらい平気で言いそうですね
弦太朗の気合いの咆哮とともにその身体が金色の光を発し、閃光がおさまると黄金の輝きを放つフォーゼが姿を現した
仮面ライダーフォーゼ・エレキステイツ!
「エレキスイッチはステイツチェンジの力を持つスイッチだったのか!」
「賢吾カタカナ多すぎ!このパワー・・・・!痺れるぜェ!」
エレキが桁外れのパワーを持っていた理由をようやく理解する賢吾。エレキは単体でフォーゼのフルスペックを変化させるスイッチだったのだ
新フォームの漲るパワーでユニコーンゾディアーツに挑むフォーゼ。遠距離用の飛び道具発射モード、中間距離の捕縛ビームなど多様な攻撃方法で翻弄する
「必殺!ライダー100億ボルトブレイク!」
ぼっがあああああああああああん!!
最後はフェンシング部を相手に抜き胴一閃。新たなる力で見事この強敵を撃破するのだった
人間の肉体に意識が戻った新田がフラフラになって歩いてくると、JKがすごい勢いで走り寄っていく。今までのことを土下座して謝るのでしょう
「新田てめえ!よくもやってくれたな!」
ええええええええええええええええええええええええええええええええええ。まるで成長していない・・・・
>JKが過去に友情を裏切られたとか、そういうのが出てこなかったり、エレキスイッチを何故盗んだのか説明がなかったりで、
JKの印象がゲスのままなのは私だけでしょうか?はんぺらさんはJKの根性を叩きなおす!で納得できました?
>「JK・・・まるで成長していない・・・」のAAしか出てこなかった件。もうこいつは絶対に許されざるよ・・・
>弦太郎の懐の深さを描いた会・・・とは分りますが、全く改心する感じもないし当たり前の様にいるJKがやっぱムカつきますね
>今週のフォーゼは話作りのためにいろいろ犠牲にしてる気がします、このままだとジェイクはただただうざいだけじゃなかろうか
いやそこはお前謝るトコでしょ。殴りかかろうとしたJKを弦太朗が止めると、「お前が悪いんだから」と一言たしなめただけ。えええええ?もっと怒ってよ!
「新田。俺がもう少し早く出会えてれば・・・・お前を止められたんだけどな」
そして弦太朗も今まで必ず言ってきた「お前ともダチになる」を言ってくれません。いやこれでもそれと同じ意味なのはわかってるけどさぁ
結局JKは新田に謝ってないので新田が救われた感じがしません
いや考えてみるとあのアメフト部もそうか。一方的に退部にさせられたのに、その張本人の大文字さんは未だのうのうとしてるしな
なんか最後の最後でスッキリできないというか。イマイチ気持ち良くない終わり方。確かにちょっと今回は脚本雑かも
>今回の一件でスッキリ仲間入りさせても納得いかない視聴者も多そう・・・
ゲゲゲの鬼太郎のねずみ男みたいに、くっついたり離れたりするポジになる・・・なんてことも考えられたりして
>JKが特に改心した様子もないと結構叩かれてますがこれからの話の流れで何回かスポットを当てていくという感じにするためでは?
最初の10話ではあくまでメインキャラであるライダー部の面々の入部と弦太郎とのつながりを構築させて
以降のストーリーで更にそれぞれのキャラクターを掘り下げていくのではないかと
「電気か・・・それもまた宇宙を構成する重要な力・・・
フォーゼの力が我々にとって引力か斥力か・・・試してみるのも面白い」
ラスト。スコーピオンからエレキスイッチに関する報告を受けた赤い目の男は、冒頭以上に喜びつつも同時に警戒の色を強める
そして・・・・・
「うわああああああああスゲエ!なんすかここ!?
入場料取ったら大儲けできるッスよ!ってうわ!ちょっと歌星さんタンマ!冗談ですってば!」
お調子者のクズ野郎JKは、ほんのちょっとだけマシになって仮面ライダー部へ。正真正銘弦太朗の舎弟として生まれ変わった
正直個人的にはコイツ入れるなら新田を入れてやれよという気もしないでもないですがまぁ・・・
天ノ川高校仮面ライダー部、現在部員5名!
次週、視聴者抱腹絶倒の予感がする大文字さん回に続く!
>次大文字ですね。次回で改心しちゃいそうで残念。このまま転落の限りを尽くしてほしかったのに
>来週はキング回か、あと40週くらいは今の立ち位置でもいい気がするが
第七話
王・様・野・郎
「それでは諸君の健闘と誇らしき我が息子、隼に!乾杯!」
地区優勝を決めた天ノ川学園高校のアメフト部。その祝勝会で満面の笑みを浮かべているのは、大文字さんの父親・大文字高人
どんだけ金持ちなのか知りませんが、たかだか地区優勝の祝賀会でブロンズ像など寄贈してしまう勘違いオヤジです
更に息子の名で乾杯してしまう等とことん親バカかと思いきや、実は大文字さんアメフト選手としては本当にすごい逸材だったようで
なんとNFLのスカウトも目をつけた高校生クォーターバックとして新聞にも載った程
日本人高校生がNFLの目に留まるとかマジ規格外。アイシールド21のどの選手と比べても大文字さんの方が遙か格上って事ですよ
すごいのは鼻穴のデカさだけじゃなかったのか!
と全国の視聴者が大文字さんの秘めた実力に感心しますが、当の本人は浮かない様子。それもそのはず・・・
「もしもし美羽か?なぜ祝勝会に出席しない?チアリーディングの務めだろ?」
「ゴメンなさい、出ようと思ってたんだけどもうひとつの部活のほうが・・・ちょっと!弦太朗!」
「ぐくっ・・・またか!何が仮面ライダー部だ美羽のやつ!」
学園のクイーンである美羽との仲は未だ疎遠のまま。今日の式典も仮面ライダー部の活動を優先して欠席する有様だった
怒りに震えて携帯を切る息子の様子を見ていられなかったのか、父はすっと近づくと耳元で小さく囁いた
「風城美羽くん・・・だったかな。彼女と上手くいっていないようだな
高い車でも壊れたらすぐ買い換えろ。スターは皆そうする
お前は学園のスター、キングだぞ?
あのブロンズ像だって、お前の栄光を誇示するためにわざわざ作ったんだ」
「は、はい!ありがとうございます父さん。それなのにすいません・・・補習の件は」
「なに強い男なら喧嘩のひとつもするだろうさ。キッチリと務めて試合に出れるようにするんだぞ」
「言う事を聞かなくなった女なんかスッパリ別れろ」と、息子の異性交遊に冷徹な助言を与える父。流石の大文字さんも引き顔です
どうやら大文字さんはこのオヤジの教育のせいでこういう性格に育ったみたい
父に対する大文字さんの態度も少し気になる。上流階級の家庭なら親に敬語を使うように教育するのは別に珍しくもないですが、
どうも大文字さんはこの父に対してやたら他人行儀というか、恐悦しているというか萎縮しているように見受けられます
もしかしたら大文字さん養子とか?だから常に「父の望む理想の息子」であろうとしてるのかも
それはともかく、なんか補習を受けるハメになってるらしい大文字さん。どうやら喧嘩をやらかしたのが原因ようですが・・・?
>大文字父「高い車でも壊れたら乗り換える。誰だってそーする俺もそーする」
>大文字の必死の様子からして父の期待に答えたいというより、答えないと捨てられるという恐れがある気がします
壊れた車は乗り換えろって平然と言う親だからな
「おおっ、そうかそうか。お前もこっち側の人間だったのか!
とうとうお前とも友達になる時がきたようだな!よろしくな隼!」
日曜日。休日特別補習に出席したメンバーは2年如月弦太朗、歌星賢吾、城島ユウキ、1年野座間友子、そして3年鼻穴デカ太朗の5人
こんな場所で会えるとは思っていなかった大文字さんの登場に、壁を取っ払ったかのように今まで以上にフレンドリーに接する弦太朗
JK曰くこの「休日特別補習」は相当な問題児だけが召集される特殊な補習であり、別名地獄補習と呼ばれる程のキツさだとか
ちなみに野座間友子は課外授業の時に撮られた写真が、「リボンの位置がセンターからズレてた」のがどうしても許せなかったため
職員室に忍び込みパソコンデータを全消去したというもの。キャラ付けよりも行動力がすげえ
「やめんか。トラッシュごときが俺と友達だなどと・・・俺のハニーが真に受けるだろう」
「うええ?広田玲子?お前美羽はどうしたんだ!?」
「美羽はもう俺とは吊り合わん。新たな学園のスターカップル誕生さ」
そんな大文字さんの隣にいるのは、女王選挙の時に弦太朗が擁立しようと声をかけた一年女子のNo1株・広田玲子。まさか再登場するとは
父に言われるがまま早速新しい彼女を作ってしまった大文字さん。選挙の時もそうでしたが、コイツ本当に美羽自身は別に好きじゃないのね
「学園のスターとして相応しい彼女」という肩書きで選んでるだけ。この考えもまた、あの父親に誇れる息子でありたいから故でしょうか
そこに自分の意志はなく、あくまで父の為にという。だとしたらクズすぎてムカつくというより何か哀れな感じがします
「みんな揃ってるようだね。私がこの特別補習を受け持つ佐竹だ
2年B組如月弦太朗、なるほど君か・・・・校内トラブルの元凶として要注意されてる生徒は
いわゆるBADBOYだね・・・フフフ・・・・
私はね、不良が大ッ嫌いなんだ
不良は真っ白なキャンバスを汚す黒いシミだ。お前の汚れが落ちるまでここから帰さんぞ」
笑うという行為は本来攻撃的なものであり
獣が牙をむく行為が原点である
>香川教授俺だー!変身してくれー!
>佐竹先生はきっと一度見たものを忘れない記憶力の持ち主
>香川先生がすごい表情豊かになって帰ってきたでござる
今にも噛みついてきそうな会心の笑みを浴びせて現れた佐竹先生。仮面ライダー龍騎で香川教授を演じた神保悟志さんです
いきなり弦太朗に対する敵意剥き出しで始まった補習授業。その内容は「反省」という文字をノートにビッシリ1000回書くというものでしたが・・・
「先生!なんで俺だけ習字なんだ!?これじゃ他のみんなより時間かかるだろ!」
「それは口ごたえだねBADBOY如月。罰としてお前だけ2000回だ」
一人だけ半紙に墨で書かされた挙句、それに不満をぶつけるとノルマを倍にされてしまう弦太朗。えげつない個人攻撃
その一方で大文字さんは優しい声で「お前はこんな所に来るべき人間じゃない。早く終わらせて部活に戻りなさい」と大甘です
更に佐竹が教室を出ている時間に大文字さんが弦太朗がせっせと書いた半紙を丸めて投げ捨て、弦太朗は筆でヒゲを書いて報復
「この野郎!!」
あっという間にともみ合いになる二人だったが、ここで美羽とJKから連絡が入る。街中で貴金属店強盗をしたゾディアーツが現れたのだという
「ちょっと行ってくらあ!すぐ片付けて戻ってくっから心配すんなってウボァー!?離せてめえ」
「ふざけるな〜ッ!お前達が居なくなったりしたらこの俺に迷惑がかかる!
俺は来週から全国大会の予選で、この補習を終わらせないと部活が再開できないんだぞ!」
一刻早く早く部活に戻る為、この補習を粛々と終わらせたい大文字さんは必殺のタックルで弦太朗を捕獲
しかしその隙に賢吾が教室を抜け出してしまい、大文字さんは煮えたぎる怒りでその鼻穴を大きく開くのだった
「猟犬座・・・ハウンドのゾディアーツか。くっ・・・ダメだ!俺にもっと力があれば!」
「ハッ!デカブツの割りにゃあスタミナがねえな!」
ハウンドというと魔鈴さんにやられた相手の心が読める白銀聖闘士ですね
現場に到着した賢吾はパワーダイザーでこれと退治するが、例によって虚弱体質のせいで即スタミナ切れを起こしてしまう。早いよ!
いきなり解りやすい台詞で来週のフラグを立ててますがなるほどそういうことか
パワーダイザーの操縦には並外れた体力が必要らしく、虚弱体質の賢吾では思う存分その性能を引き出すことができていません
本来ダイザーの操縦者は体力自慢でなければならないのである。8話の展開解りやすいなー
そんなワケで貧弱ボウヤなせいでハウンドに逃げられてしまった賢吾。ヘトヘトで教室へ戻ると怒りの大文字さんが佐竹に提案を申し出る
それは補習の最後に行われるテストで、50点以上取れなかった生徒は今後毎週この補習を受けるというもの。アホの弦太朗大ピンチです
「卑劣な男だなあなたは。如月に50点以上など取れるハズがない
佐竹の性格を見越した上でワザと煽ったんだな?」
「フン、それの何が悪い?周りのモノはなんでも利用し自分の都合のいいように動かす・・・
父から学んできたことだ」
「帝王学というヤツか・・・・・・・父・・・・か」
佐竹を利用してまで弦太朗への嫌がらせを仕掛ける行為を卑怯者となじる賢吾だったが、大文字さんは「父の教えだ」と堂々としたもの
そうかならお前の親父も卑劣な男だな!とでも言い返してやればスカッとするところですが、
幼くして父親を失った賢吾にはその一言が出てこない。父の教えを真実と信じて疑わない大文字さんを神妙な表情で見つめるだけで・・・
「あ、部長ッスか?こちらJK。なんとか見つかりそうッスよ」
「誰が見つかりそうなんだ?コソコソ俺を嗅ぎ回ってるようだな・・・・狩りの時間だ!」
「ひゃいいい〜はひい〜ッ!」
>仮面ライダー部に意外と顔出してるJKに驚き
電王で言えばU良太郎みたいに今後も情報集めとか聞き込みで役に立ってくれそうですね。あと賑やかしにも
貴金属店前での戦いの後、スイッチャーと目星をつけた不良少年の素性を洗っていたJK。流石の情報網でその溜まり場を発見する
しかしようやく尻尾を掴んだと思ったら、逆に自分が掴まれていたでござる
栗木拓次のような悲鳴を上げて逃げまわるJKからの通信に、今度は大文字さんのタックルを華麗に回避して出撃する弦太朗
席を外していた佐竹が教室に戻ってくるとそこに弦太朗とユウキの姿はなく、床に組み伏せられた賢吾と発狂して喚き立てる大文字さん
「クズどもが・・・ッ」
ついに佐竹マジギレ。オルタナティブゼロに変身して大文字さんと賢吾を瞬殺します
(してません)
「なんだ!?あの黄色いメカの仲間か!」
「仮面ライダーフォーゼ!タイマン張らせてもらうぜ!」
猟犬の怪人らしく素早い動きで撹乱してくるハウンド苦戦していたフォーゼだったが、新たなスイッチNo14スモークを発動
煙幕でその動きを止めたところで、No15スパイクによるトゲトゲキックを連続で叩きこむ。うーんトゲトゲキック・・・・
>チェーンアレイ出た後にスパイクって
前回トゲ鉄球を使って今回トゲキックってあまりにも用途が被りすぎですが。まぁ40個あるからなぁ
他にも「コレあったらコレ必要なんだろ!」ってスイッチが今後ボロボロ登場しそうな予感です
そしてNo16ウインチでターザンキックをブチかますと、そのままロープでハウンドの身体をグルグル巻きにして高速
「ライダー電気ショック!」
「ウボァー!やめ・・・あばばばばばばば!!!」
>ロープアームに電ショック・・・リスペクトが心地よいですね
更にそのワイヤーにビリーザロッドの電流を流すという、スイッチのコンボ攻撃も披露するフォーゼ。視聴者を飽きさせない戦闘シーン
ホッピングやビートのような今後出番が危ぶまれるスイッチと違い、このウインチは高い頻度で使われそうね。ロープアーム!
しかしいよいよトドメを刺そうとしたその瞬間。飛んできたアメフトのボールがフォーゼの後頭部を直撃、スイッチをOFFにしてしまう
ボールを投げたのは言うまでもなくこの人です
「隼!おま・・・補習抜け出してきたらマズイんじゃないか!?」
「黙れこのクズどもがァッ!何が仮面ライダー部だ!
天高キングであるこの俺が不愉快に思うものは学園にあってはならない!
消えちまえ仮面ライダー部ァァァァァ!!」
「ちっ、なんてひん曲がった野郎だ・・・・だが今はお前を相手にしてるワケにゃいかねえんだよ!」
怒りで完全に頭がヒットしてしまった大文字さん。唾をまき散らしながらまくしたててます
その度を超えた発狂ぶりにやや引き気味のフォーゼ。とりあえずここはハウンドへのトドメを優先すべくロケットスイッチを使いますが・・・
「待てキサマァァァァァ!うおおおおおおおおァァァァ!!!」
「わっ!?馬鹿よせ隼!あぶねえだろ!」
なんとロケットでハウンドを追おうとしたフォーゼをダッシュで猛追した大文字さん。そのまま飛びついて空中へ
流石はFNLが認めた逸材。飛んでくロケットをダイビングキャッチとか刃牙並みの身体能力です
>ロケットのスピードを見切ってタックルかませる鼻穴キングSUGEEEEEEEEEEEEEEEE!!
>大文字さんを正直舐めてました…まさかロケット噴射に後ろから飛びつけるほどの脚力とは…
「ぬううううううううううううわあああ
あああああああああ!!!!!」
そしてこの顔芸である
大文字さんを背負ったことで飛行軌道が乱れたフォーゼはジグザグに空を暴れ回り、あわや墜落かという大変な状況に
思いもよらぬ助け舟が入ったハウンドは、チャンスとばかりに空中へ向けて飛び道具を発射。これが見事に命中します。ぼがーん!
「どわああああああああああああああああああ!?」
弦太朗&大文字さん空中爆発!?弦太朗はともかく生身で怪人の攻撃食らって平気なのかよ大文字さん!次週へ続く!
>最後あたりの大文字先輩が怒るシーンやべぇ、鼻の穴が開きまくりなうえにドアップ!これは耐えられないw
>今週のフォーゼ 何が仮面ライダー部だ!(鼻の穴グバァ)
>大文字さんがムダヅモのブッシュに見えてしょうがない。終盤でイェール魂ならぬ天の川魂を着てほしい
>今週のフォーゼ、屋敷的には神回でしたねw 制作サイドが鼻穴の立ち位置を分かっている感じがしました
>大文字さん、身体能力凄かったですね。パワーダイザーは大文字さんが使うんでしょうか
>大文字の補習の理由から改心に繋がるのかな?
>「俺の気に入らないものは学園から排除する!」
大文字のゲスっぷりも極まった感じですけど、それが正義の方向になれば・・・
「この学園に涙はいらないんだ!」とかになって、大文字先輩は化けそうですね!
でも、化けないで欲しいと思ってしまうのは私だけでしょうか
第八話
鉄・騎・連・携
「ウボァー!!」
ハウンドの飛び道具で見事撃墜されてしまったフォーゼロケット。あわや地表に激突かというところでしたが木の枝に突っ込んで事無きを得ると、
なんとか態勢を立て直した弦太朗はNo11・シザースモジュールでハウンドに対抗する。スタッグビートルクラッシャー!
しかし優勢に立ったところでいつもの如くスコーピオンが登場。あと少しまで追い込んでいたハウンドを守り、これをまんまと逃走させてしまいます
「野座間以外は全員外に出ろ。グラウンドの整備だ」
「せ、先生!僕もですか!?」
「大文字・・・お前はもう灰色だ。白くない以上はこいつらと同列に扱う
私がお前の汚れを洗い流してやろう。真っ白にな!」
おずおずと教室に戻った4人を待っていたのは怒りも顕にした佐竹先生。大文字さんも勝手に補習を抜け出したのは同様なので罰は免れません
体中に葉っぱをくっつけ、典型的「茂みに突っ込んだ男」スタイルの大文字さん萌え
弦太朗達が3人がかりでもなかなか動かないローラーを一人で軽々動かすパワフリャーな大文字さんに、さっき絶好のチャンスを邪魔されたことを咎める弦太朗
「おい隼、なんで俺達の邪魔をした?」
「フン。怪物と戦う部なんてキングである俺が認めんからだ」
「了見の狭えキングも居たもんだ・・・・学園全体の危機だぞ。また三浦みたいな奴が増えてもいいのか?
三浦はまだ病院なんだぞ!お前あいつに謝ったのかよ!」
アメフト部の確執から大文字を恨み、オリオンゾディアーツになったあの一年生部員である。彼はまだ病院で療養中で復学していなかったのだ
トラッシュなんぞとは聞く耳も話す口も持たないといった態度の大文字さんでしたが、弦太朗が三浦の名前を出すと流石に表情が一変。激しい言葉を返す
「アイツはアメフトが下手なんだ。下手な奴は外さなければ試合に勝てない!お前にアメフトの何がわかる!」
「はん!全然わからねえな!ラグビーとどこが違うんだ?」
「貴様ァ〜ッ!俺と父さんの名誉のスポーツをバカにするな!」
三浦の件に反省の色が見えない大文字さんに弦太朗怒り心頭。大文字さんもアメフトをバカにされ、二人は激情も顕に取っ組み合いの喧嘩を始めてしまうが・・・
ここで美羽から三度目となるハウンド発見の通信。弦太朗は大文字さんをほっぽって現場へと向かう
「ぐっ!コイツ前より強くなってやがる!しかもサソリまで出やがったか!」
フォーゼとの戦闘を経てサーベルを生み出したユニコーンゾディアーツのように、ハウンドもまた「強固な外皮」という新たな能力に覚醒した様子
先週は効果あったスパイクでダメージを与えられません。なるほど今後ゾディアーツとの戦いは進化前と進化後で前後編って感じになるのかな
あとこのシーン、ハウンドを包囲していた警官隊達の前で堂々と戦ってるんですが
警官隊は颯爽と登場したフォーゼに特にリアクションなし
都市伝説としてネットに動画も上がるくらいですから、「怪物と戦う謎の仮面のヒーロー」はこの世界ではあまり珍しいものじゃないんでしょうか?うーむ
ただでさえパワーアップしたハウンドにスコーピオンも加わって窮地に立たされるフォーゼだったが、すんでのところでパワーダイザーが増援で登場する
「すまねえな賢吾。無理して助けてくれたのに・・・・あれ?賢吾?じゃあダイザーに乗ってるのは誰だ?」
パワーダイザーの登場にゾディアーツ二人組は戦おうとはせずあっさりと逃走。賢吾に礼を言おうとした弦太朗だったが、後から走ってきて賢吾を見て驚く
コクピットハッチが開いて中から顔を出したのはなんと、全身汗だくで疲労困憊状態の美羽だった。エロい
「悪いわね賢吾君・・・少なくとも君よりは体力あるかなって思ったんだけど・・・無理だったみたい・・・ウボァー」
「なんてことを・・・無茶にも程がある!」
なんていい女だ・・・(勇次郎風に)
>部長がいい女になってる・・・
>体張ってる部長マジ部長
「自称仮面ライダー部部長」としての責任感。そしてなによりも”仲間達を助けたい”という一心が突き動かした美羽の驚くべき行動
「あの美羽がこんなことを・・・?美羽が誰かの為にあんなに懸命になるなんて・・・今まで見たことがない」
「つき合ってたんじゃなかったのか?」
結局今回も追いかけてきた大文字さんは、精根尽きて意識を失う美羽を抱きかかえて叫ぶ弦太朗達を呆然と見つめながら呟くしかない
美宇は仮面ライダー部に入って変わったのか?いやきっと違う。多少の変化はあれど本質は以前からずっと変わらないでいたはずである
「風城美羽」という一個人ではなく、学園のクイーンとしての彼女しか見ていなかった大文字さんには、それが見えていなかったのだろう
「さっき見ちゃったしぃ〜。そこのトラッシュ達と一緒に掃除させられてる学園のキングの姿。さ・よ・な・ら」
美宇を保健室に運んだ4人だったが、そこへ広田玲子が登場。「こんなダサいキングとはつき合えない」という理由で大文字さんに一方的に別れを突きつける
因果応報と言うべきか。人を肩書きだけで見ていた大文字さんは、大文字隼という一個人には少しの好意も持ってもらえなかったのだ
三度目の補習脱走ということで、流石にビビりながら教室に戻る4人。しかし教室で待っていた佐竹先生はなぜかニコニコ笑顔
「あの先生!今回は友達が保健室に・・・」
「ああ。いいんだそのことは。君達は大事な補習の時間を自分達で潰したんだからね」
「ま、待ってください先生!僕はこの補習を終わらせて来週の試合に出ないと父さんとの約束が!」
「一生地獄に付き合わせてやる。問題児ども」
笑うという行為は本来攻撃的なものであり、獣が牙を(ry
「仏の顔も三度まで」とは言いますが。怒りすぎて逆に笑顔になってしまった佐竹先生。もはや大文字さんにもとりつくしまがありません
「隼俺を見ろ!俺には隼のことがさっぱり解らねえ!だからまずカタチから隼の真似をする事にした!
たしか隼のポジションはクォーターバックっつったな。そりゃいったいどんな役だ?」
「チームの指揮官で、スタープレイヤーのポジションだ」
新しい彼女には無残にフラれ、父との約束である来週の試合出場も危うくなってすっかりショボくれてしまった大文字さん
流石に気の毒に思ったのか、弦太朗は彼を励まそうとアメフトのヘルメットとプロテクターを装着して教室に登場
もうコイツとは関わり合いたくないと無視を決め込む大文字さんの代わりに、その質問には賢吾が答えますが・・・・
「ほぉー、だがソイツは妙な話だな。隼は指揮官には見えねえぞ
自分で何かを決めてる感じがしねえよな。自分で何も決められない指揮官がいるか?」
アホのくせに相変わらず人物を見る目は確かな弦太朗。この僅かな間に大文字さんの本質を見抜いてしまいました
核心に触れられた大文字さんは、とっていたノートをグシャグシャにかきむしりながら大声で叫んだ
「悪いか・・・みんな父さんが決めたんだッ!
美宇は学園のクイーンだからッ!アメフトは学園一の人気部だからッ!
試合の作戦だってそうさ!みんな父さんの受け売りだッ!だって試合に勝たなくちゃいけない!
父さんの期待に応えなきゃいけないッ!なのにッ!」
怒りの絶叫は最初だけ。自分が父の傀儡であることを認めた瞬間、それはすぐ涙声に変わり
双眸からはポロポロと大粒の涙がこぼれ落ちた
部長の戦術は楽しくないんですよ
本当にこんなフットボールがやりたいんですか?
「俺が楽しんであんな戦術を選んでいると思ったのか?そう思ったら・・・部員に手を出してしまっていた」
「それが・・・お前の補習の理由か」
今回大文字さんが補習を受けさせられる理由になった喧嘩というのも、思わず部員に手を挙げたことが発端だった
「三浦を外したのだって父さんの指示だ。そしたらアイツは怪物になった・・・
父さんの言う通りにすると、みんな俺から離れていってしまう
なのにお前らはそんなに楽しそうに助けあって・・・俺もそんなアメフト部を作りたかった
なぁ・・・俺のしてきたことは間違いだったのか?」
本心ではやりたくないと思いながらも父の教えを守り続けた隼大文字さん。仮面ライダー部に粘着したのは楽しそうな弦太朗達が羨ましかったから
溢れる涙を拭おうともせず切々と語るその姿は弱々しく、いつもの自信に道あふれた学園のキングの面影はどこにもない
父の期待に応える為だけに、
やりたくもないキングであり続けた愚直で寂しがり屋の少年
それが大文字隼という男の正体だったのだ
「うっうっ・・・あああ・・・うあああああ〜っ!!」
弦太朗もらい泣き。そして俺も号泣
「うっうっ隼・・・初めてお前の気持ちが解った・・・安心しろ。親の期待に応えようって気持ちは悪くねえ」
「ああ」
「お・・・お前達・・・!」
>やべ…大文字さん誤解してました……王道だけど心に溜めていた想いを吐き出すシーンがちょっと熱くなりました
>大文字さん、めちゃくちゃかっこよかった。特に自分の気持ちを吐露するところなんか涙が出そうになりました
>親に押し付けられた人生、そしてそれを自分の事のように泣く熱い主人公、今週のフォーゼは実にテンプレ・・・だがそれがいい!
>裸の王様は格好悪いけど、裸になって何もかもさらけ出した王様は物凄く格好良かった
本音をぶちまけた大文字さんに補習組の生徒達全員が味方する。ようやく心から解り合うことができた弦太朗と大文字さんでしたがここで佐竹が登場
50点以上取れなければ毎週この補習を受けねばならない、運命のテスト用紙を嬉しそうにチラつかせたその瞬間。思わぬ助けが颯爽と割って入った
「お〜っとぉ、そのテスト待った!特別補習を受けなきゃならない生徒がもう一人いるっすよ先生
天ノ川学園一年・佐竹輝彦・・・そう、アンタの息子だ」
ハウンドゾディアーツのスイッチャーは佐竹先生の実の息子だった
彼は学校では優等生でありながら私生活では不良という二面性を持つ生徒だったのだ。佐竹先生の不良嫌いも息子の素行に起因していたのだ
前回コメントで拾い忘れてしまったんですが、スイッチャーが佐竹先生の息子という予想をバッチリ当ててた朋友がいました。お見事にござる
「俺は親父の人形じゃない。親父ィ・・・アンタの鎖を引き千切る時がきたようだぜ!ウオオ〜ッ!!」
「ひっ!?輝彦!?輝彦が怪物に!」
>父親としてはさ、息子を大成させたいって気持ちあるから過保護に扱うんだろうけど、
それが息子を苦しめるって悲しいわな。今回は色んな父子が描かれてよかった
大文字さんの親父にしろ、佐竹先生にしろ、愛する息子の為を思えばこその厳しい教育だったワケですが。子は親の人形ではありません
抑圧された自由への欲求は輝彦を不良の道へと走らせ、そして今ラストワンに変化したスイッチを押させてしまう。なんとも悲しい行き違いです
怪物になってしまった息子にヘナヘナと腰を抜かす佐竹先生。さっきまであんなに憎たらしかった男も今は一人の父親。ざまあなどと思う弦太朗ではない
「安心しな先生、俺達がなんとかする!アンタ風に言うなら・・・真っ白に洗い流すってやつだ!」
校舎を飛び出したハウンドを追う弦太郎と、更にその後を追う大文字さん。と、その行く手を阻むかのように現れる黒塗りの高級車
中から現れたのは言わずもがな。ピクピクとこめかみのあたりを痙攣させ、怒りを露わにした大文字さんの父親だった
「帰りが遅いと思って迎えにきてみれば・・・今走っていったバッドボーイはなんだ?
まさかとは思うがあんな不良と付き合いがあるんじゃあるまいなッ!」
最初はパブロフの犬の如く父の姿を見ただけで萎縮してしまった大文字さんでしたが、
自分の為に泣いてくれた男を蔑まれた瞬間、半ば反射的に叫んでいた
「彼はバッドボーイじゃない!僕の友達は僕が決めます!父さん!」
>今まで父に言う通りに動いていた大文字が、初めて自分のために友達のためにした決断!やはり男の友情はカッコイイもんですね
パワーアップしたハウンドだけでも手強いのに、またもや加勢に現れるスコーピオンゾディアーツ。Aパート同様に苦戦を強いられるフォーゼ
賢吾はもはや自分の身体など壊れても構わない覚悟でダイザーでのアシストを試みるが、その肩を力強い腕がガッシリと掴み止めた
「保健室の常連やチアリーダーには荷が重すぎる道具だ。運動部の手本を見せてやる!」
「・・・・・・・・・・・・わかった、任せる!」
パワーダイザーIN大文字さんキタ━(゚∀゚)━!
先週から解りやすいフラグを立ててくれてたので驚きはしませんが。予想できていただけに燃えるこの展開。運動部の手本見せてくれ!
ガシンガシンガシンガシンガシンどっがーん!!
2体のゾディアーツの猛攻に押されたフォーゼが決定的な一撃をもらいそうになったその瞬間、凄い勢いで走ってきたダイザーが二体をまとめて吹き飛ばす!
これまで賢吾が操縦してきたダイザーとはまるで段違いのパワフリャー具合。これこそがこのマシンの本来のポテンシャルなのか
「しっかりしろ如月!」
「その声、隼か!隼!一緒に戦おう仮面ライダー部で!
この部活なら誰も気にせず、お前自身の決断で自由に戦えるぞ!」
「自由に?なぜ」
「表面の名誉がねえからさ。密かに学園のみんなを守るっていう影の名誉はあるけどな。それは俺達だけの勲章だ」
「俺達だけの勲章か・・・フッ、悪くない」
表面だけ、肩書きだけでチヤホヤされても嬉しくない。本当の仲間達と分かち合える喜びがあればいい
大文字さんはニヤリと笑うと、すぐにきびしい表情になってキッとスコーピオンゾディアーツを睨みつけた。仮面ライダー部部員としての最初の仕事である
「ハット!」「行くぜ!」
か、かっこいいタル〜!
>大文字さんカッコよさに、視聴者の鼻の穴も膨らむぜ!!
>実力が伴ってる大文字さんをウヴァなんかと一緒にした奴出てこいよ!
>フォーゼの熱さマジパネェ!なんだこの今までのライダーになかった熱気は…
もうフォーゼがどれほどの作品になるのか予想もつかんぞ!!
仮面ライダーフォーゼのウヴァさんポジションと呼ばれた大文字さんがこれほど気高い羽化を見せようとは
そしてパワーダイザーの強いことといったら今での比じゃありません。今までがハヤトの乗ったガンダムだとしたら、今はアムロの操縦といった感じ
「うおおおおおッ!はあああああッ!!」
>アカン、いい話なんだけど大文字さんの操縦時の顔芸でどうしても笑いが・・・
>戦闘シーンは超熱かったけど、大文字さんのアップになるとどうしても鼻穴で笑ってしまった
バカヤロウ!大文字さんをよく見ろボウズ!
鼻穴デカくたってカッコいいだろ!これが大切なモノの為に戦う男の顔だ!
(月下の棋士風に)
アメフトで鍛えたパワーはスコーピオンゾディアーツを完全に圧倒。これは分が悪いとみたサソリマンは無理に戦おうとはせず撤退
フォーゼもドリルとエレキの力を併せた電光ドリルキックでこの強敵を撃破するのだった
2つ以上のスイッチの能力の合体技!そういうのもあるのか!今後も思いもよらぬ組み合わせで戦闘シーンを楽しく演出してくれるのを期待
>今週のパワーダイザーにスザクが乗ってるかと思いました
>鼻の穴入りのパワーダイザー強いな、さそり座圧倒とは
>さすが一文字隼人を漢字アナグラムした男、大文字隼。 まさに「力の二号」。
>超電ドリルキックktkr、やはりというかなんというかエレキステイツはストロンガーオマージュが多いですね
「アメフト部のタックルは流石だな!すげえよ隼!」
「お前こそ、弦太郎」
戦いを終えた大文字さんは弦太朗のことを名前で呼び、ダイザーに乗ったままのジャイアントガシピシグッグでその友情に応える
そして「ひとつやりたい事がある」と校庭に赴くと、父が自分の栄誉を誇示するために立てたブロンズ像を粉々に破壊するのだった
父の傀儡だった学園のキングに別れを告げ、確固たる自分の意志で決断する「大文字隼」となる為に
「二人で月に居るなんて・・・まだ信じられないな。なぁ美宇、もう一度付き合わないか?」
「おあいにくさま。ムードで私は落とせないわよ。部員としては認めてあげる」
ラスト。月面から地球を眺めながら美羽への復縁を迫るも、あっさりと断られる大文字さん
しかしその表情に羞恥や屈辱といった感情はなく、晴れ晴れとした笑顔。美羽も以前とは違う彼の変化を感じ取ったのかまんざらでもない様子です
>再度美羽にアタックしてフラれても爽やかだったのは、自分自身の意思での行動だったからでしょうなぁ
こりゃ最終回付近あたりで元鞘だな。大文字さんは結局勝ち組やで!
特別補習のテストですが、息子を助けてもらった佐竹先生は素直に弦太朗に感謝。本来は赤点だった点数を、感謝の気持ちとして50点にしてくれましたとさ
「生まれて初めての50点だ!これでもう補習もねえ!良いクォーターバックも入った!
これで仮面ライダー部はますます充実だーっ!」
「そんな部はないと言っている!」
天ノ川高校仮面ライダー部・現在部員6名!最後のメンバー野座間友子の次回へ続く!
>「オヤジのことはわすれろ そうすればおまえはつよくなる…」 大文字さんはブロッケンJrでしたね
>三条先生の脚本はやっぱいいなぁ…安易な否定が入らないで、ちゃんと鼻穴先輩の今までも肯定した上での変化っていうのがいいですよね
>フォーゼ面白いですね!評論とか評価とかじゃなく、とにかく純粋に「面白い」と感じました
>賢悟の「まかせた」に超しびれましたが、大文字さんも
「父の操り人形から、父のような人間を目指す」と二順目に一番楽しみな強いテーマを持ち越しましたね
>大文字さんがここまで株を上げるとは、この海のリハクの目をもってしても(略
>纏わり着いていたものを脱いだ大文字さん実に魅力的でした。これまでの展開分純粋な部分があって弦太郎といいタッグになりそうですね
>フォーゼ最高でしたね!各自の補習の理由・大文字がいつもプリプリしてる理由・佐竹の不良憎し理由等
単にスルーされてたのかと思ってた要素が次々拾われたうえに、爽やか展開で燃えまくりました!
>ネタ的な意味抜きで大文字さんと呼びたくなりましたが。ダイザーフルCGだからもうあんまり活躍しないんだろうな…
>大文字編、面白かったですね。あれだけ器の小ささ、下衆な品性をアピールしておいて、たかが1話で味方になられても…
と思っていたのに気付けばもらい泣き。いや、しかし若い役者さんたち、みんな凄いな
>大文字さんの中の人に感動したぜ……フォーゼは大文字さんを応援するよ!
10/23 冨森ジャスティンオフィシャルブログより
ジャスいい子やな。安心しろ!大文字さんはフォーゼファンの心をがっちりと掴んだで!
第九話
魔・女・覚・醒
「朝から徒競走する意味がわからん」
「ざっと2割はパワーが増した学園生活がおくれるぞ。絶叫全力疾走は青春のターボエンジンだ!」
「これをやっとくと1日のパワーが違うんだZE!」と朝から全力疾走で登校する弦太朗&ユウキと、それを冷ややかな目で見つめる賢吾
そんな一行の様子を小馬鹿にしたように笑う人物は野座間友子。「お前も一緒に走るか!」とフレンドリーに誘う弦太朗をにべもなく拒絶する
「笑える・・・超無意味。人類にそんなことをしている時間はない
2021年・・・神の裁きが下り、人類は滅亡する!」
「な、なんだってー!!」
どうやら手にしている「月世界の魔女」というMMRのような怪しい本にかぶれているらしい友子
アホの弦太朗はさながらナワヤのようにガクガク恐れおののきますが、賢吾は「ゴス特有のオカルト趣味だ」とクールに切り捨てる
「ごす?」
「こいつみたいなオカルト趣味の連中のことさ。他人を拒絶するはぐれ者・・・地獄や悪魔が大好きな女達だ」
「ふーん。要するに友達がいない連中ってことだろ。よし!俺がダチになってやる!・・ってうえ蝉!?」
電脳スキルに精通してる彼女の学生カテゴリはギークだとばかり思ってましたが。むしろその特技とは真逆に位置するオカルト信仰だった友子
弦太朗はいつもの調子で友子に手を差し伸べるが、彼女が首からさげていたセミの抜け殻を見ると流石にドン引きしてしまう
「ヒャッハハハハハハ!笑えるねぇアンタ達!
私達は魔女さ。逆らうと呪うよ?
期待のニューフェイスなんだから今更他のグループに誘わないんでくんない?ほら、いくよ友子
俺達がガンダムだ!
と、ここで気が触れたかのような高笑いととも現れたエキセントリックな言動の女。ゴスグループのリーダー鵜坂律子とその取り巻きです
( ;<::V::>) 「ア?アマネチャン・・・?」
律子役、『剣』で天音訳だった梶原ひかりちゃんですね。暫く見ないうちに美人さんになってビックリしました
仮面ライダー剣の天音ちゃんが・・・バッドガールになってしまった。時の流れとは残酷すぎるぜ・・・
天音ちゃん・・・中学生で万引き少女を経て高校入学で中2病発症か・・・
演じるのはブレイドで天音ちゃんを演じた梶原ひかり。あの子役がもう女子高生とは時の流れを感じるぜ
しかし天音ちゃんすっかり変わっちゃって・・・この世界のブレイドはTV本編じゃなくミッシングエースルートでグレてしまったに違いない
「雲がイライラしてる・・・」
律子に促された友子が雨を予言して校舎に消えると同時に、凄まじい土砂降りが弦太朗達を打つ
友子は本当に何らかの力を持っているのかと恐れる弦太朗とユウキに対し、賢吾は真紅のニュースイッチを握りしめながらそれを否定するのだった
「湿度などから天候を言い当てる人間など珍しくもないさ。俺はそんなもの信じない
信じるのはアストロスイッチとコズミックエナジーだけだ(キリッ)」
「これは月世界の魔女の中でも初歩の魔法さ。アンタの女としての魅力を高め、男を虜にする」
「ホント!?ねえねえ弦ちゃん、どう?私魅力的に見える?」
「おお・・・言われてみると確かに。ユウキを見てると胸が苦しくなってくるような・・・」
「こんな狭い部屋でこれだけお香を焚けば息苦しくなって当然だ」
JKの情報によると律子ら3人には本当に魔力を持っているという噂の集団だそうで、そんな怪しい連中と付き合い始めた友子のことが気になる弦太朗
事の真偽を確かめるべく彼女達の「魔女の密会」を見学しますが、賢吾は彼女達の儀式を全否定。律子は苛立ちを露わに二人を追い出そうとする・・・が
「何が邪魔をしてる・・・コレでもない・・・コレでもない・・・コレ!これが・・・私達の邪魔をする!」
「!」
二人を追い出す際、弦太朗のポケットからポポイのポイとスイッチを取り出し投げ捨てる友子
彼女が他のスイッチには目もくれずに真紅のスイッチを指差した時、それまでオカルトを小馬鹿にしていた賢吾の目が大きく見開かれた
「どうした賢吾?帰んねえのか?」
「・・・No20のファイアーはエレキと同じで特別な力を持つスイッチだ
それを感じ取ったのだとしたら・・・もう少し彼女を観察する必要がありそうだ」
「何しに来たワケ?そこに居たら泳げないじゃん」
「負け犬が集まって・・・邪魔だ。早く消えろ」
「負け犬・・・?アンタ達がゆりをいびって追い出したんでしょう」
ひと通りの儀式を終えた律子らは、「今度は実践を見せてあげる」とユウキを連れてかつてゆりが在籍していた水泳部のプールへ
ゆりは水泳部で悪質なイジメに遭い退部に追い込まれていた過去を持ち、その報復の為に魔術の力を求めたのだった
「マハリクマハリタヤンバラヤンヤンヤン・・・マハリクマハリタヤンバラヤンヤンヤン・・・
私の恨み!思い知れええ!」
ゆりが怪しい呪文を唱えるや否や、竜巻となって部員達の飲み込むプールの水
スゲエぜゆり!明日はホームランだ!異変を察知して駆けつけた弦太朗は、制止を聞かずに暴れまわるゆりを止める為にフォーゼに変身
新スイッチのNo18・シールドで水流攻撃を防ぎつつ、No19・ガトリングでこれを攻撃します。ドガガガガガガガガガ!!
「やべえ。こいつは強力すぎる!」
お前はヴェスバーを初めて撃ったシーブックか
直接弾が当たらなくてもゆりを吹っ飛ばし、プール室内の壁を破壊しつくすガトリングの破壊力に驚き、慌ててこれを引っ込める弦太朗。そりゃそうだろ
対ゾディアーツ用の武器を生身の人間にぶっ放すワケにはいかないので、No6・カメラスイッチでその攻撃の一部始終を録画することにのみ専念します
「これ以上私達に逆らうと呪うよ!白いの!」
「ゆりさんも力に目覚めた・・・律子さんと一緒に居れば私も魔女になれる・・・月が私を呼んでくれる!」
最後はゆりではなく律子が捨て台詞を残し、忽然と姿を消すゴスの魔女達。弦太朗とユウキがその力にビビる中、友子は恍惚の表情でそれを眺めるのだった
「なぁ、お前ホントに魔女なのか?”月が私を呼んでくれる”ってどういう意味なんだ?」
「もうすぐそうなる。月世界の魔女は月に選ばれし者・・・魔力を授かり、月の理想郷に飛び立てる者
だから魔女だけが破滅から逃れられる」
「地球そんな簡単に破滅しないっしょ」
「破滅するしないはどっちでもいい。私・・・この世界に居場所のない人間だから
みんな私を拒絶した。昔から・・・他の人には見えないモノが見えたりしたから」
JKの情報により、友子が出入りしているオカルトグッズの店を尋ねた弦太郎。邪気眼バリバリの電波語にも負けず話を聞き出します
聞けば友子はいわゆる霊感少女だったようで、他の人に見えないモノが見えるという言動からずっと周囲に拒絶されて生きてきたという
そんな一人ぼっちの彼女の目の前に現れた初めての理解者が律子だった。故に友子は律子に心酔し、この世界からの解脱を夢見るようになってしまったのだ
「そうよ友子。私達は律子さんと出会って変われた!」
「さあ呪文を唱えなさい。そうすればあなたも飛べる!」
と、ここで雅美とゆりが登場。「私達は変われた」「あなたも飛べる」などとやたら演劇くさい台詞で友子の背中を押すと・・・
「あばばばば・・・・飛べまんた。私も飛べまんた!」
「やったね友子!明日はホームランだ!次は雅美が恨みを晴らすの。手伝ってあげて」
不思議な力によって空中へと舞い上がる友子の身体。映像合成がやたらへっぽこなのは目を瞑るとして、これも月世界の魔女の魔術なのか?
驚く弦太朗とJKをよそに、喜び合う3人は何やら不穏な言葉を残して去っていく。またもや魔女の力を用いて恨みのある人物へ報復を行うつもりのようです
「よくも私を捨ててくれたわね・・・」
「ハッ!お前みたいな女じゃ俺には見合わない。当然だろ?」
雅美の報復の相手は自分を振った元彼。とんでもないクズ男ですがそれもそのはず、アメフト部員です
学園一の花形部というおごりがこんな増上慢を生み出してしまうのか。遠巻きにこれを見かけてしまった大文字さんは、自分の事を省みながら止めに入る
「耳が痛いな・・・俺もついこの間まであんな男だったのか・・・
おいよせ!栄光のアメフト部員がこんなところでレディに恥をかかせるな!ってウボァー!?」
「アンタ男のクズよ!はあっ!」
>大文字「やぁ、ぼくはきれいなだいもんじ」
>大文字さんがまだアメフト部で威厳を保っていることに驚いた
きっと私らが知らないところで部員に謝罪とかしたんだと想像する
>過去の自分の行いを省みて恥じ、同じことをする相手を諭す。大文字さんの株がまだ上がるだと・・・?
>早速説教か。尖った物がとれていい具合ですね
>大文字の変わりようがなんか嬉しいというか
どちらかというと雅美に味方して部員を窘めたのに、魔術の巻き添えをくらって元彼もろとも吹っ飛ばされる大文字さん
この不遇さウヴァさんっぽくてイカス
雅美は不思議な力で元彼と大文字さんをアメフト部の部室に閉じこめると、ゆりと友子の力を合わせて魔術で火を放ってしまう
もちろん雅美としては二人に極限の恐怖を味合わせるのが目的で、本当に焼き殺そうとは思っていなかったのですが・・・・
「ウソ・・・こんな力が出ちゃうなんて・・・どうしよう・・・!」
「いいじゃんアレくらい。色男気取りのクズには似合いの末路さ。気にしなさんな」
予想外の炎の広まりにビビってしまう雅美。だが現場へ現れた律子はニコニコ笑顔で笑いながら「気にするな」の一言。ガチで魔女のような女です
騒ぎを聞きつけた仮面ライダー部一行が駆けつけると、雅美を見つけた美羽がこれを一喝。彼女は元々チアリーディング部だったのだ
「いい加減にしなさい雅美!あなたそもも男の子にかまけて練習サボりなくってた幽霊部員でしょ?
それが振られたからって復讐なんて自分勝手もいいとこだわ!」
「わわわ、部長!気持ちはわかるけど今は抑えて!文字通り火に油を注いじゃうッスよ!」
どうやら元彼だけでなく、自分も相当アレだったらしい雅美。こうなるとゆりが水泳部でイジメに逢ったのも何か理由があったのではと勘ぐってしまう
図星を突かれてカッとした雅美。さっきまではオロオロと狼狽えていたのに、JKの危惧の通りに怒りで開き直ってしまいます
「うるさい!アンタの彼氏も一緒に焼いてやったわよ!」
「彼氏?・・・・・ああ隼?・・・ってええええええ?まさかあの中に!?」
>大文字を彼氏認定されたクイーンのリアクションちょっとツボったw
>指すところは一つしかなかったんでしょうけど、それでも美羽さんの「彼氏? ……隼?」って台詞にはほっこりしましたw
>大文字さん焼けちゃう!……これがホントの大文字焼き?
ボーボー燃える部室の中に人間が閉じ込めれているとここで気付いた一行。弦太朗はすぐさまフォーゼになって炎の中に飛び込んでいく
が、燃え盛る炎には魔女の魔力が宿っているのか。まるで生き物のようにその行く手を阻み、救助を行わせてくれません
「チクショー!どうすりゃいんだ・・・・ハッ?そうだ20番!確かファイアーつったな!」
”この力が私達の邪魔をする”
窮地に立たされた弦太朗が思い出したのはあの時の友子の言葉。彼女達にとって邪魔になる力ならば、それはつまり・・・
「ゴホッ!ゴホッ!弦太朗か!助かっ・・・赤いフォーゼ!?」
「無事か隼?フォーゼファイアーステイツって奴だ」
「うわあ消防士さんだ!カッコいい〜!」
凄まじい威力の消化銃によって、燃え盛る部室の炎が瞬く間に鎮火していく。立ち上る煙の中から二人を抱えて出てきたのは真紅のフォーゼだった
レスキューファイアーみたいで超カッコイイ。BGMはバーニングレンジャー「炎のエンジェル」で
仮面ライダーフォーゼ・ファイアーステイツ!
>ファイヤーステイツ、懐かしのレスキューポリスシリーズを思わせる活躍でしたね
これで事件解決後の汗だくメットオフもあったら完璧だったんだがw
「やっぱりそれ・・・邪魔の力だった・・・!」
「いいや違うぜ!コイツはお前達を救う力だ!」
ファイやステイツがスーパー1の冷熱ハンドに見えた エレキもあるし、次のステイツは怪力だったりして
消化剤と火炎弾の撃ち分けが自在に可能なオクスタンライフルのような武器、ヒーハックガンを持つ炎を操るフォーム
>ファイやステイツがスーパー1の冷熱ハンドに見えた エレキもあるし、次のステイツは怪力だったりして
エレキに続いて冷熱ハンドも出されたとあって、ステイツチェンジのスイッチがスーパー1のファイブハンドを意識しているのは間違いないでしょう
スイッチ「パワー」は登場する可能性めっちゃ高そう。ただ「レーダー」はもう出ちゃってるから使えないな
思わぬ横槍によって復讐を邪魔された3人組は狼狽。わなわなと震えて指を指す友子を弦太朗は大きな声で叱りつけるが、ここで賢吾が到着する
「油断するな如月!昨日お前が撮った映像を解析し終わった!黒幕はそいつだ!
祭壇座・・・アルターのゾディアーツ!鵜坂律子!」
「ウフフフフ・・・ご明察」
>祭壇座・・・ハクレイ様か!
賢吾の言葉とともに、空中から発射される火炎弾。現れたのは本当の魔女のような薄気味悪いフォルムのゾディアーツだった。テーレッテレー
言うまでもなくスイッチャーの正体は鵜坂律子
プールでの水芸も、オカルトショップで友子を空中に舞わせたのも、なんてことはない陰に隠れていたアルターゾディアーツが能力を使っただけ
『月世界の魔女』の魔力など、最初から存在しないペテンだったのだ
「魔女は・・・いない・・・・?」
信じていた律子の力が偽物だったと知り、呆然と立ち尽くして二人の戦闘を眺める友子。そんな彼女に更なる悪魔が囁きかけた
「いいや鵜坂律子は立派な魔女だ。そしてキミにもあげよう・・・魔女に生まれ変わるスイッチを
さあ、星に願いを!」
オッスオラスコーピオンゾディアーツ!いっちょ勧誘してみっか!
友子の強烈な魔女への願望に目をつけたのか、スイッチの押し売りに登場。信じるものを見失った友子は言われるがままに手を伸ばしてしまう
「よせーッ!友子ーッ!」
友子がこれほどまでにこの世に絶望しているのには何か深い理由があるのか?弦太朗の叫びは迷える友子を救えるのか?次週へ続く!
>ライダーのデザインには不満が無くならないものの、アクションシーン、脚本の良さで視聴してきたが、今回は妻から指摘されてやべえ
「わかった。あんたがこの座薬(フォーゼ)見ているのは、おねーちゃんがいっぱい出てるからでしょ」(既に4歳娘はフォーゼに飽きている)
今回も冒頭のヒロイン雨濡れ時のミニスカ太ももジタバタ、魔女部?のニーソ太もも、生脚、巨乳水泳部員あんど乳揺れ、
多分ニヤニヤしながら見ていたんだと思います。俺、きめえ
第十話
月・下・激・突
「行くな野座間!人間に戻れなくなるぞ!」
「友子!お前のやりたい事はこんな事なのか!?こいつらと同じ恨みを晴らすことなのか!」
「あなたと私は・・・解り合えない!」
アルターゾディアーツの力でフォーゼを圧倒し、勝ち誇った表情で去っていく律子。スコーピオンからスイッチを与えられた友子もその後を追ってしまう
賢吾と弦太朗はこれを引き止めるが、ガンダムのニュータイプヒロイン的な台詞を吐いて聞く耳を持たない友子
アメフト部のボヤ騒ぎとその犯人が律子達であるという噂はたちまち学校中に広まり、魔女としてのハクを手に入れた律子は女王気取りで校舎を練り歩きます
「鵜坂さん、あなたが学校のあちこちに火をつけたって噂、違うわよね?そんな事しないわよね?」
「園田先生、アンタ本当に良い先生だね。私ももっと早くにアンタみたいな先生に出会ってれば・・・
優しくしてくれたお礼に教えてあげる。今すぐこの学校から逃げなよ。遠くに!必死に!
私達が最高の儀式を始める前に!キャハハハハハハハ!」
友子と同じく人には見えないものが見える霊感少女だったが故に、周囲から疎外されねじ曲ってしまった過去の持ち主だった律子
自分を信じてくれる園田先生に一瞬だけ心を開くそぶりを見せるも、やはりガンダムヒロインのような台詞でこれを拒絶する
「最高の儀式」という不気味な言葉を残して去っていく律子。ゆり、雅美ともに復讐を果たした。残る大ボスである彼女は一体どんな復讐を考えているのか?
「いやあ鵜坂律子はスゴイね。限りなく魔力に近い次元の力を手に入れている」
「本来アルターの能力は念動力・・・それが彼女の持つオカルティズムと融合し、
祭壇座の眠れる力を呼び起こしたのでしょう。まさに”呪いの炎”」
「スイッチの力の成長・・・クククこれこれ。まったくこれだからウチの生徒は面白い」
その頃。スコーピオンゾディアーツから経過報告を受けた赤い瞳の男は、新たな力を発現したアルターに満足の笑みを浮かべていた
スイッチャーのフェンシング部としての能力を活かした進化を遂げたユニコーン然り、スイッチャーの強力な魔術傾倒によって進化したアルター然り
スイッチの能力は最初に想定された性能に収まらず使用者に合わせて進化していく。という設定が二人の会話から解ります
「なまじ見えないものが見えるだけで、学校で起こる不思議な事件は全部私のせいにされた・・・
どうせ私は永遠の悪役!だったら最高の騒動を起こしてあげるよ!アッハハハ!」
「これが友子ちゃんの部屋・・・チョー個性的だね・・・」
一方。すっかり律子にジークジオンしてしまっている友子の目を覚まさせる為、彼女の自宅にアポ無し突撃を敢行した弦太朗とユウキ
黒魔術的なオブジェが所狭しと並ぶ部屋の雰囲気に萎縮する二人だったが、弦太朗はそのオブジェ達から友子の発しているメッセージを読み取る
「蝉の抜け殻・・・蛹・・・繭・・・!そうか解った・・・アイツ、自分を変えたいんだ
おっ友子、お前素っぴんの方が美人じゃん!」
「見られた・・・素顔見られた・・・ウボァー!!」
>友子「素顔を見られた以上は相手を殺すか愛するしか無いのさ」
弦太朗が友子の望みを理解したその時、風呂上りの友子が部屋に戻ってきて2人と鉢合わせ。ノーメイクの素顔を見られたことでえらく狼狽してます
これがエヴァなら素っ裸の友子に驚いた弦太朗がバランスを崩してラッキースケベ状態になるところですが、奇声を発して家を飛び出す友子
弦太郎はこれを追いかけて説得しますが、錯乱気味の友子は側溝の泥をシャドウ代わりに顔に塗りたくってまったくこれを聞き入れようとしません
「アンタに何が解るの!?この世のどこにも居場所のない人間の気持ちなんかアンタには解らない!
私の心の理想郷は月にしかないのよ!」
「わかんねえ奴だな!月に逃げたって何も変わらねえ!月には何もねえ!
宇宙イク――――――ッッ!!!」
言葉では友子を説得できないと悟った弦太郎は実力行使に。フォーゼに変身すると彼女を抱きかかえてロケットで学校までひとっ飛び
友子の目を覚まさせる為に向かった場所は、もちろん・・・
「うっうっ・・・・ホントに月に来ちゃった・・・こんな簡単に・・・」
「どうだ、お前の望み叶えてやったぞ!何かいいことあったか?変わったか?あん?餡掛けチャーハン?」
>宇宙イクゥゥゥゥゥゥゥゥ!→うぇ〜ん、月に来ちゃったよぅ・・・の流れが
レイプされて不本意ながらイっちゃったシチュエーションみたいでエロい
>月に行きたい→実際に見せる。まるで子供に特撮の中の人を見せるようで弦太郎がやたら鬼畜に見えますw
荒涼とした月面に現実を突きつけられ、おいおいと泣き出す友子。弦太郎は理想を砕かれてぐずる彼女の隣に腰掛けると、優しく声をかけた
「俺は友子に解ってもらいたかっただけだ。お前はお前だってな
見ろ!月はこんなだし、地球はいつだって地球だ。いつでも変わらねえ
お前も変わんなくてもいいんじゃねえか?今のままで」
仮面ライダーアギトのOPでも、龍騎のRevolutionの歌詞でも同じ事を歌っています。 「君のままで変わればいい」 「ありのままで熱くなれ」
人はそう簡単に劇的には変わらない。変わらなくてもいい。そのぶん心が強くなればいい
変身ヒーローという題材でありながら、お手軽な「変身」を否定して心の強さの在り方を問う歌詞。仮面ライダーのテーマ性を感じます
弦太郎の真摯な言葉が届いたのか、だいぶ落ち着きを取り戻した友子はおとなしくラビットハッチに戻ると出迎えたみんなの歓迎を受ける
「今のままの私でいいなんて・・・そんなこと・・・初めて言われた・・・」
「ははっ!問題児なにが悪い!なんせこの部にはお前以上の問題児が山ほどいるからな!」
「お前が言うな。まぁ俺も褒められた人間じゃないけどな。見栄っ張りで権力主義者だ」
「ウフフ・・・私は自信過剰な高飛車女」
「見ての通り。長いものには巻かれろ主義のチャラ男」
「私は我を忘れる宇宙オタク!」
「俺は・・・学校一のサボり魔。保健室の主だ・・・って笑うな!」
>みんなの黒歴史披露会。普通ならイタイはずなのに、みんな良い顔してるのが過ちを乗り越えたって感じで爽やかですね
>気が付けばかなりの大所帯になった仮面ライダー部。しかも雰囲気がすごい良いときたら最高な居場所ですな
>ライダー部の面々の丸くなったのが嬉しい反面、少し早すぎるような気も
もう少し対立や衝突して絆を深めてほしかったとも思いますね
>賢吾・・・お前はサボり魔以前に『ラブレターを女の子の目の前で破り捨てる冷血漢』だろう
問題児というなら俺達の方がお前よりスゴイぜ!と自分達の欠点を明るく披露するメンバー
「でもみんな、スゲエとこは超スゲエんだ。それが俺達仮面ライダー部だ!
黒くて不気味な霊感少女。感が鋭くて油断がならねえ・・・それがお前の魅力だろ?友子」
欠点を無理に矯正する必要はないんだというメンバーの優しさに、友子は頑なだった自分の心が氷解していくのを感じるのだった
それにしても10話目にして仮面ライダー部の心の繋がり的な強さがすごい。なんか最終回付近の演出みたいです
「学校を全て燃やす!?正気なの?」
「律子さんは本気。魔力を溜め込んだ杖を屋上の魔方陣に突き刺すつもりなの。一瞬で学校が燃え尽きる」
「それが最高の儀式か・・・!」
律子の洗脳から解放された友子はライダー部の面々に「最高の儀式」の正体をゲロ。それを阻むために儀式の行われる夜の学校へと潜入する
しかしスイッチを隠していた箱はもぬけの殻になっていて、弦太朗達はたちまちロープでグルグル巻きにされてしまう。律子が既に手を打っていたのだ
「キャハッ!友子ぉ、まーた騙されちゃった?こいつらに
裏切るなんてあり得ないよ。おいで、律子さんが屋上で待ってる」
「わ、わかった・・・」
身動きのできなくないライダー部に目もくれず、ゆりと雅美に促されるまま律子の待つ屋上へついていく友子
やはり長年積み重なった疎外感と変身願望、そしてそこに上手くつけ込んだ律子の洗脳はそう簡単には解けないのか?
「さあ友子、変身の時よ。アンタも人を捨て星を掴みなさい
テクマクマヤコンテクマクマヤコン・・・マハールターラバフーランパー・・・」
裏切り行為を特に責めることもなく、律子は笑顔で友子にスイッチを手渡した。アルターとのWスイッチの力で儀式を起こそうというのである
友子はスイッチを受け取ると、3人の後に続いて呪文の詠唱を始めるが・・・・
「テクマクマヤコンテクマクマヤコン・・・マハールターラバフーランパー・・・そぉい!」
「ウボァー!?なにをするきさまー!」
律子が大量の魔力を溜め込んだ杖を、隙を見て体当たりで奪い取った友子。やはり彼女の心はもう仮面ライダー部の一員だったのだ
「やれやれアンタとは解り合えると思ったのにねェ友子・・・月にはもう未練はないのかい?」
「月にはもう行ったから・・・何もない・・・冷たい所だった・・・・
でも温かかった!私は変わらない!
変わらなくてもいい!初めてそう言ってくれる人に出会えたから!」
敢然と律子を睨みつけ、「私は変わらない」と宣言する友子
なんとも面白いものですこのシーン。だって「私は変わらない」と叫ぶ彼女は、
昨日までの彼女と比べて、明らかに「変わった」彼女なのだから
これこそまさに「君のままで変わればいい」「ありのままで熱くなれ」。超常の力などではなく、彼女の心の変化がもたらした変身だった
杖を持ってトンズラする友子の背中を見つめつつ、律子はラストワンに変化したスイッチを見てほくそ笑んだ
「私のスイッチも怒ってるよ友子。これが上手な人間の捨て方ってヤツさ」
同じ過去を持つ人間として友子には妹のように目をかけていた律子であったが、完全なる決別に可愛さ余って憎さ100倍
狂気に歪んだ笑みとともに、ラストワンのスイッチを押した彼女は心身とも真の魔女と化した
「弦太朗さん!」
「へへ・・・正真正銘、月からの使者参上だ!下がってろ友子!」
必死に逃げる友子が怒りのアルターゾディアーツに追いつかれた絶体絶命の瞬間、ヒーローのタイミングで颯爽と助けに入る弦太朗
お約束のガシピシグッグッをかまして、これで仮面ライダー部の通過儀礼クリア。ノーメイクの友子かわいいな
そんなこんなで戦闘シーン。クワトロを援護するアポリーとロベルトの如く、空中から火炎弾を飛ばしてフォーゼを苦しめるゆりと雅美だったが、
「フッ、レディの扱いは俺の得意分野さ」
雑魚の相手は俺にまかせろー!バリバリとばかりにこれを余裕であしらう大文字さんKAKKEEEEE!
もはやすっかりパワーダイザーの扱いはマスターしたようで、空を飛ぶ2人を傷つけることもなく優しくキャッチすると地上へ組へと放り投げます
アルターの力の中継装置になっていたペンダントを外されると二人は無力化し、焦った律子は例の杖を屋上へ向かって投擲!
これが魔方陣に突き刺されば学校が瞬く間に炎に包まれてしあう地獄絵図が出現するところでしたが・・・・
「ふぅ・・・間一髪だったな」
またしてもこれを阻んだのは大文字さん。仕事しすぎです
フォーゼを食う勢いのパワーダイザー大活躍。ジャスティン君も8話まで我慢した分、カッコイイ大文字さんが演じられて嬉しいだろうなぁ
>パワーダイザー「パワードイクサー?いっしょにするなよww」
>大文字さんがいれば2号ライダーなんかいらないな!
>大文字さん相変わらず一人トランスフォーマー状態ですね
あまり多用できない分効果的に使われて余計にかっこいい感じがします
>大文字さん何か喋るごとに株が上がってる気がする。キザなセリフは実力が伴うとかっこいいことこの上ないな
思わぬ展開にまさに文字通り怒髪天を衝くアルターは、なんと頭部から炎を放出。鬼太郎の地獄の炎みたいね
フォーゼはファイアーステイツになって対抗するも、さながら巨大な炎の蛇のごとく絶え間なく襲い来る火炎攻撃に防戦一方
シールドを構えたまま一歩も動けない窮地に追い込まれてしまいます。この土壇場でチームの司令塔が頼ったのは、科学ではなくオカルトの力だった
「くそ!どうすれば・・・そうだ野座間!何か感じないか?
君ならスイッチの能力の本質を感じ取れるかもしれない!頼む!フォーゼのピンチなんだ!」
「ええ?そ、そんなこと突然言われても!だいたいピンチって・・・全然そんな風に感じないし
逆にどんどんフォーゼの力が増していってるような・・・?あっ!
弦太朗さん!盾で攻撃を防いじゃダメー!!」
「っ!そういうことか!」
友子の言葉でファイアーステイツの真の能力を理解する賢吾。弦太朗は理解していなかったかもしれないが、迷わず盾を投げ捨てた
友子の力を信頼していたからである
どばっしゃああああああああああああああああ!!!
その身にアルターの炎をまともに受けるフォーゼ。しかしどうしたことか、そのボディはビクともしないで前進を続けるではないか
ええいこれでもかとアルターは狂ったように炎を打ち込むが、その全ての攻撃がまったくの暖簾に腕押し。ファイアースイッチに吸収されていく
「熱攻撃を吸収できるんだ。そしてそれをスイッチに蓄積している・・・凄い。これがファイアーステイツの力か」
>「炎の力は、俺のエネルギーだ!」ファイヤーステイツマジロボライダー
>野座間マジで優秀。賢吾のサポートというか今後のキーパーソンになる可能性も
熱攻撃吸収能力。炎のモンスターに炎の魔法をかければHPが回復してしまうのはRPGのお約束
しかし「ファイアースイッチすげー」と感動する賢吾の解説に対し、友子はブンブンと首を横に振りながら訂正を付け加える
「ううん。これは弦太朗さんの力よ」
「如月の?そうか・・・野座間の全てを受け入れようとした如月の心が
ファイアースイッチの新たな力を引き出したのか!」
スイッチは使用者に合わせて進化する。冒頭で赤い目の男とスコーピオンゾディアーツが言っていたことです
それは当然ゾディアーツだけでなく、フォーゼにも同じ事が言えるのだ!
「ライダー爆裂シュート!」
スイッチに蓄積したアルターの炎を十倍返しで放出。自身の恨みと憎しみをその身に受け、鵜坂律子は魔女から人間に戻るのだった。めでたしめでたし
「どうだ?言った通り2割はパワーが違うだろうが!」
「ハァ・・・ハァ・・・サイテー。貧血の朝のほうがマシ」
「かっかっか!お前のそういう毒のある言い方好きだぜ」
>はんぺらー!俺は弦太朗×友子を支持するぞー!!!
ラスト。翌日の登校時間、弦太朗と一緒に全力疾走する野座間友子の姿があった
口ではいつもの調子ながら、何かを思い切り川へ投げ捨て晴れやかな表情をしています。これは弦太朗×友子もアリやでぇ・・・
「これで友子ちゃんも仮面ライダー部の一員だよね!」
「ふむ・・・俺達は構わないが」
「なんせお一人、部の存在を認めてない方がいらっしゃいますからねぇ(チラッ)」
「フッ、彼女は特別さ。なにせ貴重な未使用のゾディアーツスイッチのサンプルを手に入れてくれたんだからな
さ、野座間。早速だがあのスイッチを渡してくれないか?」
いつもは「ライダー部などない」とつれない態度の賢吾も、敵を知る手がかりとなるゾディアーツスイッチが手に入ったとあってホクホク状態
笑顔で友子にスイッチを渡すように頼みますが、次の瞬間その評定がこわばってしまう
「今、川に投げ込んだのがそれ。過去との決別的な意味で」
「お前ハイスラでボコるわ・・・」
たちまち怒りをあらわにした賢吾は、必死で止めようとする弦太朗ごと友子を川へ突き落とすのだった。普段冷静なヤツほどキレると怖い典型です
天ノ川高校仮面ライダー部、部員7名!
ついにOPのメンバーが全員揃った仮面ライダー部。彼等の青春は始まったばかり。次週へ続く!
>しかし友子の捨てたのは何のスイッチだったんですかね?後々ストーリーに絡んできたりして