1話

「中学生を50人も・・・!?
高校日本代表の候補の合宿にですか?」

静寂を切り裂いて再び漫画界に舞い戻った天才・許斐剛。ついにJQにて「新・テニスの王子様」連載始動
既に
「全日本ドリームチーム&メンバーは50人」という前情報はファンの知るところでありましたが、
まず気になっていた時間軸は青学の全国大会優勝後ながら
3年生達はまだ在学中
つまり原作の最終回からちょっとだけ時間が巻き戻った世界になります
この事実により、期待されていた「強キャラに成長した壇くんや浦山しい太」の登場は無い事が確定しちゃったことに
これはちょっと残念ね

そんなワケで物語は、才気溢れる50人の中学生テニスプレイヤー達が高校日本代表の合宿に招かれるところからスタート
まずはリョーマを除く青学レギュラー、
手塚・大石・菊丸・不二・乾・タカさん・海堂・桃城(8名)が登場すると
彼等に声をかけるカタチで大阪の強豪・四天宝寺中学の面々が現れます

「なんやお前らは全員呼ばれたんか?」
「ええわぁ優勝校やからって!ウチらなんてユウジやケン坊、財前ちゃんが〜!」

四天宝寺のメンバーは白石・小春・謙也・石田兄・千歳・金ちゃん(6名)
小春の言葉から
一氏ユウジ、財前光、小石川健二郎の3名が残念ながら招待されなかったことがわかります
ケン坊って誰だよ。ってコアなテニスファンでも一瞬首をかしげるくらい存在感のない小石川は
下画像右上の男↓

試合シーンの描かれなかったコイツは落ちて当然なんですが、モノマネ師ユウジと天才・財前の落選は正直衝撃
50人という枠の中で2人の強者が削られたということは
無駄様にチャンスありと考えていいのでしょうか
もう全国の無駄様ファンは期待せざるを得ません

「おい見ろよアイツ・・・本当に中学生かよ」

高校生も思わずビビるフケ顔の皇帝・真田弦一郎以下、全国大会準優勝立海大付属中学
誌面でその姿を見て取れたメンバーは真田・幸村・蓮二・仁王・ブン太・赤也(6名)
柳生とジャッカルの姿が今月は確認できませんでしたが、まぁ立海は準優勝校だしまず間違いなく全員招かれているでしょう
でも
ジャッカルに一抹の不安を感じているのは俺だけか。流石は立海のネタ担当キャラ
これがジャッカルクオリティ…!

氷帝学園は大型バスで登場。跡部様、忍足、それと後のシーンで日吉、カエラ、ジロー(5名)が確認できました
宍戸、長太郎、樺地の3人の姿が見えていませんが、いずれも人気キャラなので彼等も大丈夫でしょう

「中坊にしてはデカイ奴らもいるじゃねーの」
高校生も驚く高身長は我等が比嘉中のデブこと田仁志慧。後のシーンで部長のキテレツを確認、
そして顔が確認できませんが、田仁志と同じくらいの身長の比嘉中のジャージを来た男がいるので知念(3名)と断定
甲斐と平古場の姿が今週は未登場ですが、知念がいる以上は彼等も決定で間違いありません





そんなこんなで前作の流れの如く、中学生達を舐めてかかる小者の高校生たち
チョビヒゲを生やしたとっつぁんボーヤや
偽キテレツ等、なかなかビジュアルはインパクトあります

天神耕介(高2) 平理とん平(高2) 轟吾郎(高2) 村田ヒコマサ(高2)
どう見ても小者なのに、一応テロップつきで名前が紹介される高校生達4人。侮れません
第1回となる今回は、コイツらを試合でギャフンと言わしたところで終りかな?と大抵の読者が予想しますが・・・・

「今回韓国遠征で1軍20名が不在の間、
2軍246名の合宿に中学生50名を加えることになりました
高校生の諸君には不服かもしれませんが、近年の中学レベルも上がっていると聞きます
互いに切磋琢磨し、U−17日本代表の底上げを目指しましょう!」

戦略コーチの黒部からの挨拶で更に明らかになった設定。現在U-17は1軍20名が韓国遠征中で不在
つまり主人公達の当面の敵はこの1軍。彼等が帰ってくるまでに2軍の連中をコテンパンに倒しておくという展開です
「ただし300名は少々多すぎます。ボールを250個落とすので
取れなかった46名はすみやかに帰れ!」
言い終わるなり飛んできた飛行機からバラ撒かれる250個のテニスボール。いきなりのふるい落しです
中学生達は誰もが高校生に先んじてボールをゲット。
やあ相変わらずいい動きをしているね

中でも金ちゃんと跡部様は1人で20個くらいずつボールを占領
本来46名だった脱落者数を倍ほどに引き上げます
自重しない中学生のおかげで
天神耕介(高2) 平理とん平(高2) 轟吾郎(高2) 村田ヒコマサ(高2)がここであえなく脱落
お前らなんやねん
名前テロップつきで登場したからちょっとは出番あるのかと思ったら、とんだフェイント野郎どもでした
尚、このシーンで不動峰の
橘と神尾(2名)、そして山吹の千石(1名)の姿が確認できました
石田弟は激しく微妙ですが、神尾が召集されたなら伊武もおそらく招かれているでしょう
また、扉絵で
阿久津の参戦が確定していますが、この時間軸だと彼がテニス部に復帰しているとは思えません
もしかしたら阿久津は後発の推薦枠か何かで51人目として登場するのかも?このへんはちょっと気になります

「ちぃーす」

ラストに最後のボールをゲットした主人公・越前リョーマが登場したところで第1回終了
今回誌面で確認できただけで32名(+扉の阿久津)
「今回は姿見てないけどコイツらは多分いる」という連中が
柳生・ジャッカル・宍戸・長太郎・樺地・甲斐・平古場・伊武の
8名合計41名
キャラ人気的に店長は確定。実質的にはあと8人の空き枠があるということになります
これは無駄様入れる予感
六角中は今回1人の姿も確認できませんでしたが、正直これは現実味を帯びてきました。四天宝寺の2人に感謝だなぁ





もう今から次号が楽しみでならないテニス第2回、今月剛付録の小冊子にネームがちょっとだけ公開されていました
以下、文字として読める部分を原文のまま抽出します

「ワカメ頭!荷物をまとめて帰れ!」
「あん!?」
「従わないやつは不要だ!」
「誰がワカメ頭だこの野郎!潰す!」
打つ、しかしたねがしまに敗れる
(2号生もすごいぞというシーン)
デビル化しようとするが真田に一喝
「たわけがーっ!帰れというのがわからんのか赤也!見苦しいぞ!」
「ぐっ・・・」
赤也帰っていく
2号世「実力も無い中坊が!数あれ(読み取れるのはここまで)

いきなりカオスの坩堝
どうやら次回は赤也が種子島という高校生と勝負し、真田に怒鳴られていじける話のようです
デビル化してないとは言え、赤也を倒すあたりは流石高校生と言ったところでしょうか。雑魚ばかりじゃないってことね
しかし内容はともかくこのネームすげえ。2号生て。許斐先生
男塾リスペクトしすぎだろ
これだと遠征中の1軍が3号生ってことか。大豪院邪鬼や死天王みたいな連中が出てきそうでヤバイ
それにしても気になるのは1軍20名という数字
つまり主人公達がこれを打倒してとって代わっても、それは現在の50名というドリームチームが20名に絞られてしまうということか
折角のお祭騒ぎなのにそれじゃ寂しいので、なにかそこらへんを打開できる展開が欲しいです。まぁ許斐先生ならやってくれるでしょう

ジャンプSQは新テニスの王子様!毎月欠かさず読むべし!


>六角のダビデと立海のジャッカル、氷帝の樺地は確認できますよ
>「六角中がいない」って言ってましたがボール拾いのときに明らかに長ラケットの男がいましたよ
アレはダビデだと思われますが
>六角はダビデがいましたよ。ダジャレ担当でしょうか。無駄にイケメン担当は…
他にもいるからいらないという可能性も…それでも俺は無駄様を応援するッ!
>六角中からダビデ来てましたよん。無駄様はどうなるかな・・・
>新テニス感想これからも楽しみにしてます!キャラがもはやウォーリーを探せ状態ですが、
>感想で書かれている以外にダビデやクラウザーさんらしき人いませんでした?
>よく探せば、ジャッカルも柳生も樺地も平古場も天根もいるきがします
後、名古屋のクラウザーさんらしき人物も発見
ギャーすまん。ラケット伸ばしてんのどう見てもダビデだよな。俺これジローと勘違いしちゃってたわ
樺地も
思いっきり跡部の隣にいるのに、モブに自然に溶け込んでて普通に見落としてた
テニスのレビューサイトとして恥ずかしい限り。指摘くれた朋友どうもありがとう
あと柳生とクラウザーさんは読み直してみたらすぐに見つかったんだけど、ジャッカルだけどこにいるかワカらんかった
ジャッカルを確認した2人の朋友は場所のほうも詳しく教えてくれるとありがたいぜ

>テニプリの全国大会には十年に一人の才能が百数十年分揃っていた。
高校生にはそんな才能の持ち主がいるのかどうか不安になるのだが・・・

おいおいデビル化してないとはいえ2号生のたねがしまさんでも赤也倒せるほどの実力だぜ?
3号生は
相当無茶な連中が揃ってるに違いないよ。そりゃまぁ負けるのは確定してるけどさ

1話 訂正と補足

そんなわけで昨日の更新にかなり穴があったので、朋友から送られた情報と指摘を元に訂正&補足を行います

冒頭の見開き、知念・田仁志の隣で靴を履きなおしてるポーズを取ってるのは平古場凛
そして不二の頭を挟んで右側2人も比嘉のジャージなので、キテレツともう1人は
甲斐と思われ
比嘉は5人全員の参加が確認されました
で、右端に不動峰のジャージが2人いて、その真ん中に見慣れないジャージの長髪
これが
名古屋星徳学園ブリリアント・クラウザーさんと思われます
でも日本代表のU-17に留学生は参加資格ないんじゃ・・・?クラウザーさんは留学生じゃなく日本育ちなんでしょうか

更にこの見開きでは、右側ページの奥の方に聖ルドルフのジャージを2人確認できました

拡大するとワケわかりませんが、誌面ではルドルフのジャージである事がわかります。JQ買った朋友は確認されたし
おそらく左側の人物は髪型的に
不二裕太の可能性大。必然的に右側が店長だと思われます

で、ここ。仁王の前に立ってるのは柳生。左端のクラウザーさんも、先の検証画像よりも解りやすくクラウザーさんだ

更にフェンス際に立ってる不動峰のジャージ2人は、両者とも黒髪です
ちょっと後姿の髪型が長髪に見えないのが不安ですが、橘ならばトーンのハズなので片方は伊武と考えて間違いないか
そして拍手コメントでの指摘通り、ボール争奪のシーンでダビデと樺地の2人の姿も確認できます

そんなワケで昨日の戯言ラストを大きく訂正。現在判明している中学生オールスターの面々は

手塚・大石・菊丸・不二・乾・タカさん・海堂・桃城・リョーマ
白石・小春・謙也・石田兄・千歳・金ちゃん
真田・幸村・蓮二・仁王・ブン太・柳生・ジャッカル・赤也(ジャッカルの場所詳細求む)
キテレツ・田仁志・甲斐・平古場・知念
跡部様、忍足、日吉、カエラ、樺地
橘・神尾・伊武(たぶん)
店長・裕太
クラウザーさん
ダビデ
千石
今月号で確認できただけでも42名(+阿久津)
今回未確認だけど確定っぽいのが宍戸・ジロー・長太郎で、合計45名
しかもこれは「阿久津は後発推薦では?」という俺の予想にすぎず、彼が既にこの場に招かれているならば更に+1です
あと4名の中に無駄様は入れるのか?
無駄様ファンにとってはかなり厳しいことになってきました
それでも無駄様なら・・・無駄様ならやってくれる!と期待して次号を待とう


2話・3話

「黒部コーチ・・・中学生含む296名中半数近くボールを取れてない選手が出ています
そ、それが・・・全て高校生でして」

「構いません。ボールを取れなかった選手は意向通り速やかに帰宅しなさい」

思惑としては中学生を削ぐつもりだったのでしょう。本来は250名定員で46名をふるいにかけるハズだったボール争奪戦
どっこいフタを開けてみれば脱落したのは全て高校生達。しかも1人で何十個も取った中学生達もいたせいで
予定を上回る150名近くの脱落者が出たとのこと。中学生自重しろ
脱落に納得のいかないザコ高校生達は「お前らが取ったボールを賭けて勝負しろ!などと都合のいい事を主張
中学生達としてはそんな一方的な申し出受ける必要はないのですが、例によってリョーマがホイホイと承諾します
松平親男・高2(11番コート)

>マグナム松平先輩ステキすぎ なんだあのハンチング前見えるのか
ハゲ頭に詐欺師みたいな帽子がトレードマークで、牙突のような怪しい構えから繰り出すマグナムサーブが必殺技
こいつの実家もボブ術の道場やってるんでしょうか
「マグナムサーブ」とか名称もなんだか安直かつテキトーで捻りがありません
ジャイッチ君のローリングセーブくらいテキトーです
松平は中坊相手にまともに勝負する気もハナからなく、必殺のマグナムサーブをブチ当てて負傷退場を狙う卑劣漢
当然ながらこんなハゲがリョーマに敵うハズもなく、僅か7ページ後には
逆に顔面にマグナムサーブを叩き込まれて再起不能リタイヤ
本当にお前なんやねんと。松平の敗北を皮切りに、続々と中学生に敗北する高校生達。誰一人勝てる者はいません

石田兄の波動球で吹っ飛び、ブン太の妙技や千歳の消える魔球に翻弄され、真田のショットにガットを破られ
果ては金髪のイケメンに殺害される高校生

名古屋星徳学園留学生リリアデント・クラウザー改め
リリアデント蔵兎座くらうざ
>卑怯ですよ!!wwwあのクラウザーさんのコマは笑う以外どうしろと!!!
>まさかのクラウザーさん帰化 ジャッカルさん相変わらず苦労してそうで泣いた
>クラウザーの漢字のつづりは忘れたけど適当すぎるってことだけは思い出せる

先月にも「なんで日本代表のU−17に留学生が招待されるんだ?」と疑問を提示はしていましたが
どうやら日本に帰化したみたいですこの人。頼もしすぎる
相変わらず
対戦相手を鉄柵にメリ込ませる謎のテニスを披露してますが
この人この細身でいったいどんな必殺ショットを使うんでしょうか。早く細やかな試合描写が見てみたいぜ





「見苦しいぜ!ボールを取れなかった奴等は帰んな!
これ以上醜態晒すなよ!」

情けない高校生達を怒号で一喝したのはヤクザと見紛うばかりのフケ顔の強面
鬼十次郎 高3(第5コート)
「あ、アニキ・・・!」
彼に怒鳴られた佐々部という2年の男が震え上がる迫力。アニキと言ってますが苗字が違うので血縁者ではないようです
きっと思った時には既に行動は終了している人なんでしょう
佐々部自身
ジャイアンみたいな強面の巨漢。その彼がこれほど怖れるのだから鬼の凄さが伝わります
>鬼十次郎・・・コイツは新たなネタキャラの予感が!カマセと見せかけて意外と強者だと見ました

鬼に怒鳴られて負け犬高校生達が一斉に姿を消してしまい、試合ができなくなったとブー垂れる金ちゃん
そんな金ちゃんにフォローを入れる為にここのシステムを説明してくれる、面倒見のよさそうなメガネが現れます
「ゴメンね。勝手な試合は本来ここでは厳禁なんだ」

入江奏多 高3(第3コート)
言葉遣いからも育ちの良さがうかがえる優男。メガネからしてデータテニス系であることが予測されますが
どう見てもインテリキャラというよりはおネエ系です。明らかにキモイ
「このU−17では実力順に1から16番までコートが分けられてるんだ
そして毎日練習前にコーチにより何組かの入れ替え戦が発表される
上に行くにはそれに勝つしかないよ。対戦相手を引きずり降ろすのがここのルールなんだ」

16番コートまであって3番目ですから、このオカマは見た目に反してかなりの実力者ということです。侮れません

ここのルールを説明された中学生達は納得しますが、ただ1人赤也だけは話を聞いてなかったのか納まりがつかない模様
「アンタは強いんスか?ボクと試合・・・」

「帰りたいのか?」
そんな空気の読めない赤也を一発で黙らす蛇のひと睨みこいつがたねがしまさんか!?
徳川カズヤ 高2(第1コート)
アレェー!?たねがしまさんじゃない?赤也と絡んだから絶対この人だと思ったのに。でも名前が変わったのかな?
『か・・・身体が動かねえ・・・ヤツの目を見た途端・・・
幸村部長に似た何かが・・・!』
呪術師じゃねーか!やばいぜやばいぜ徳川カズヤ。こいつも魔王の血脈か
ただ者ではない高校生3人組が現れたところで次号へ続く。って終っちゃったー!
>許斐剛「プロット?種子島?なんのことです?」
>たねがしまさん出てこなくて吹いたww
>プロットの片鱗すらないフリーダムさに脱帽 これだから許斐先生は恐ろしい
ちゃんと2話のプロットって書いてあったのに・・・

>許斐先生〜!打ち合わせと違うじゃないですか〜!(担当)
先月の「極秘情報公開」は一体なんだったのか
2話のネームとして載っていた展開は微塵もなく、待望のたねがしまさんも現れませんでした。フェイクすぎる
流石は許斐先生!他の漫画家にはできないことを平然とやってのける!そこにシビれる憧れるゥ!
いいですね許斐先生。ゆで御大や板垣先生をも超え、
向こう側の領域に足を踏み入れてきた感があります

それにしても凄いのは赤也に「幸村部長クラス」と言わしめた徳川でさえ、1軍の20人ではないという事実です
遠征中の20名は全員コイツ以上ということですから、流石に高校生は強かったという事か
あと
阿久津が普通に居たんですが、テニス再開した理由などは一切語られませんでした
今後そこらへんはちゃんと補完されるのか、なかったことにされて闇に葬られるのか注目です


4話・5話

「随分とスカスカしたラケットっすね?」

この合宿において毎朝行われる「入れ替え戦」。格下コートの者が格上コートに挑み、勝てば入れ替えという本気試合です
マッチメイクは全メンバーではなく、完全に黒部コーチの独断で選出されるようで、この朝中学生から選ばれたのは桃城武のみ
相手は5番コートの”アニキ”こと
鬼十次郎。その特異すぎる得物でいきなり読者の腹筋を壊しにきます
ガット2本を十字に張っただけという、実に歪みねえラケット
意味がわかりません。普段絶対これ照準器に見立てて、ロボットごっことかして遊んでるだろ
>鬼さんの十字ガット利点がさっぱり思いつかない。あれなら打ち損じはありえないかもしれんけど
スイートスポットで打てないと全て空振りなワケだから、
空振りか最高の打球かの両極端ということでしょうか。いやそれにしたってデメリットのほうが多くてメリットが見つからない

せいぜい空気抵抗が少ないのでスイングが速くなるくらいでしょうか。そんなもん殆ど変わらんと思うが
そもそも張力がヤバイ。テニスボールを高速で弾き返すガットは、交差された数本で衝撃を分散してるから耐えられるワケで
その衝撃をたった2本で受けてたらガットがもちません

「青春学園中2年桃城武。この入れ替え戦、勝ったら俺が5番コートっすね」
「無い」

無いのはお前のラケットだ。とにかくツッコミ足りない鬼さんですが、かくして試合開始
前述した通りこの朝中学生で入れ替え戦があるのは桃城だけなので、他の中学生達は全員で桃城を応援します
前回全員がザコ高校生どもを蹴散らしているだけに、「桃城だけ入れ替えなんていいなー」と羨ましがってますが
そんな中学生達を見て
天神耕介先輩平理とん平先輩の一言
「おいおい。何も判っちゃいねーな鬼さんを」

ていうか何でお前等まだここにいるんだよ
と思ったら、前回優しい長太郎からお情けでボールを貰ってたへっぽこ高校生がコイツ等ですね
とん平先輩は
消えるには惜しいビジュアルしてるので個人的には嬉しい展開
「5番コートにいるものの、何故か上のコートとの対戦が一切なく
下から這い上がってくる者だけを悉くブチ落としている
ついたあだ名が”地獄の番人”!」
「本来は5番以上の実力があるけど、特殊な役割を与えられて5番コートに居る男」らしい鬼先輩。これは強そうです





「上げてこいやぁーッ!逃げずにこいやぁーッ!」

何だかよくワカらん気合を吐きながら2、3球ラリーを交わす鬼先輩でしたが、ここで桃が前に出る
「中学選抜ナメないでくださいよ先輩!これが俺の十八番・・・!
ジャックナイフウボァー!!」
「そんなちびたナイフで何を斬るつもりだ!?
これが本物のジャックナイフだ!」

ネット際、渾身で放った桃城のジャックナイフは、数段威力が上の鬼先輩のジャックナイフによってあえなく倍返し
その名も
ブラックジャックナイフ!なんぞそれ
超威力の弾丸をまともに受けた桃城は手首を痛め、ラケットを握れない状態に。波動球みたいなもんですね
「お前の両手首は今ので完全にイカレた。勝負アリだ」
「どこ行くんスか?試合はまだ終わっちゃいねえ・・・まだまだ暴れ足んないっスよ」
「バカが」

鬼先輩の言葉通り、完全に両手首が壊された桃城。もうラケットも握れないのに試合続行を宣言
ボールを口に咥えてトスを上げ、ラケットを脇に抱えて球を打つという痛々しい姿で最後まで抵抗を続けます

一球でいい!一球だけでも!

「不運だな。ジャックナイフを得意とする桃城が
パワーもキレも倍以上のジャックナイフの使い手と当たってしまうとは」
「運・・・?いや・・・これも計算の内だとしたら?」
「なるほど。俺達中学生選抜を少し黙らせるのが狙いだとしたら・・・成功かもな」

なるほどこのマッチメイクは見せしめのようなものか。前回ザコ高校生どもをブッちめて調子こきまくりの中学生ズ
上位コートの高校生はそんなもんじゃないことを、ここらでいっちょ思い知らせようという黒部コーチの思惑でしょう

「せやけど誰やアイツ。クセモノ桃城やで」
しかしながら彼と闘った忍足は言う。あのクセモノがこのまま無様を晒して終るものかと。そして・・・

『ゲームセット!ウォンバイ鬼 6−0』
桃城のド根性むなしく、試合は完封負け。鬼先輩の強さと中学生の実力差をまざまざと見せ付ける結果に
しかし桃城が最後に放った意地の一撃は、
鬼のラケットのガットを断ち切っていた
「這い上がって来い。桃城武」

>縦横二本のガットラケットで桃城破壊w 残る二人はどれだけ人外なのか
>鬼さん、やられ役だと思ってたのに、かなり良い漢で惚れた!
>鬼先輩の漢度が格段に上がった今月のテニプリ
それにしてもあのラケットはいいのかって思ってしまう、素人なので

圧倒的な勝利をおさめながらも、桃城の秘めた可能性を認め激励の言葉を投げかける鬼先輩カッコよす
でもまぁ・・・桃城凄いように見えるけどさ。2本ガットで打ち続けてれば大抵こうなるってば
かくして中学生選抜は、ナメきっていた高校生達にも上位コートには凄い先輩がゴロゴロいることを認識
黒部コーチの狙い通り生意気な態度も少しはなりを潜め、新たな気持ちでこの強化合宿に取り組むのでした





さて翌日。今日の練習のメニューを組むのはメンタルコーチの斉藤至(43)
身長2m16という超ノッポで、あちこちに額をぶつけながら歩くのがトレードマークの天然系オッサンです

「キミ達は中学生とは思えないくらい強いですねぇ・・・でもぉ
メンタル面をもっと強くすることで更に強くなれます。はい
まずは2人組を作ってください。誰とでもいいですよ」
2人組になれと言われたので今日はダブルスの練習だと解釈した中学生ズ。当然気心の知れた仲良し同士でペアを組みます
しかしその直後、斉藤の発した言葉で彼等の和気藹々の表情は一気に凍りつくことになる

「では・・・シングルスの試合開始です。負けたほうは脱落ということで
そう・・・今組んだ相手とそれぞれ戦ってね」

非情の組み合わせ!
仲良し同士が相手を蹴落とす仁義無きバトル!
大石VS菊丸や宍戸VS長太郎、阿久津VSタカさんなど、まさに公式カップリング同士の潰し合いに。これは凄い展開
もっとも本当に負けたほうが脱落だと多くの人気キャラがここで失われてしまうので、おそらくは斉藤のハッタリというセンが濃厚
「キミ達が友人相手でも本気で闘えるかどうかを見てみたかったんですよ」
とかそんなところでしょう。メンタルコーチって設定の時点で展開モロバレです
>リチャード坂田さんおられたんですかwww
>リチャード坂田の名前見たらなぜか吹いた クラウザーさんとフレンドリーにしてる絵が想像つかない

今回で新たに明らかになった選抜メンバーは3人。まず1人は聖イカロスリチャード坂田。HAHAHA!
クラウザーさんと個人的面識があるとも思えませんが、やはり外人繋がりで50名の人の中では最も話しやすかったのでしょう
そしてダビデと当たることになった
バネさん。六角中からは2人目の参加者です。そして最後の1人がヤバイ
橘と当たる相手に注目。名前が途中で切れてるけど間違いなくアイツだ

牧ノ藤学院スーパーテニス門脇悟!
な ぜ お ま え が い る し
まさかのザコ参戦。3話終了し、この時点で確定面子は49名になりました。嗚呼なんということだ
無駄様絶体絶命!あと1人の枠に滑り込めるか?

無駄様ファン悶絶の次号へ続く!

>テニスの王子様の確定メンバーがどう考えても48人しかいませんw
そもそも二ヶ月前の時点で41人を42人と数え間違えてましたよ

なんだと?妙な言いがかりはよしてもらおうか!いちにーさんしーごー・・・ウギャアーキン肉マーン!
スマン、お前さんの言う通り3月の時点で1人数え間違えてたな。現在確定面子は48名。空きは2名

>ボケ&ツッコミ(ダビデとバネさん)は色々需要がありそうだが
イケメンは他にもいるから不要なのか俺達の無駄様…ついでに妄想一年生部長坊主は不要なのか…
はんぺらさん、かつてのオリバリングみたいなの作って下さいよ「無駄様で勃起するファンクLOVE」みたいなの
>むしろ残り1人とか無駄様の為に空いてるとしか思えない
許斐先生は屋敷を見てるのではないかとすら思えてくるw

無駄様の参戦を諦める者と、無駄様の参戦を確信している者。朋友達の反応が分れた今回の展開
残り枠があと2つだと判明したので、案外すんなり無駄様と剣太郎で50人ということにもなりそうなんだが
なにせ
スーパーテニス門脇が入ったくらいなので、正直まったくもって読めません。この路線で行くと
柿ノ木中の九鬼喜一銀華中の福士ミチルあたりが来てもおかしくないってのがな
それかルドルフから
だーねが来てる可能性もある。アイツも一応キャラソン出してる人気キャラだしな。侮れん
でもまぁ候補者的には今挙げた5人くらいなワケだから、現実的に考えると無駄様は結構濃厚だと思うんだがどうか


6話・7話

U17日本代表メンタルコーチ・斉藤至の仕掛けた洗礼。それは情け無用のパートナー潰し対戦だった
ある組はダブルスの相棒同士、またある組は兄弟同士、幼馴染み同士と、いずれも非情の対戦を強いられる中学生達
対戦相手になるとは知らなかった跡部様が指名したのが
樺地ではなくピヨというのがなかなか興味深い
「氷帝学園の部長が何たるか直々に教えてやるぜ」

言葉の意味をそのまま捉えれば、これは氷帝の次期部長はピヨということでしょう。おー
まぁ長太郎は優しすぎて部長としては頼りない感じだし、「ウス」と「ばぁう」しか喋れない部長を立てるよりはピヨだわな

青学も同じように海堂と手塚が組んでて現部長VS次期部長対決に。この辺テニスファンにはニヤリです
ちなみに乾が店長と組んだのはデータテニス同士で仲が良かったからではなく、蓮二と海堂が早々にパートナーを決めてしまい


他に友達がいなくて、1人残されオロオロする乾
同じく友達いなくて余ってた店長と組んだだけでした。なんというリアル

「ったく越前のヤツ人使い荒ぇよな。こんな所までコレ持ってこさせるなんてよ」
「あっ、あなたは青学の!」
一方その頃。大きなボストンバッグを抱えて合宿所にやってきたのは青学1年トリオの1人、堀尾聡史
正面門付近で彼と鉢合わせしたのは、山吹中1年壇太一きゅんと立海1年浦山しい太だった

ゲェー!?しい太めっさ可愛くなってるやないか!
マンガ甚だしかった頬の赤みが控えめになり、大きな瞳と相まって超ラブリーに。ジャニーズJrみたいです
並んだ壇きゅんと比べても美形度で負けてません。引き立て役の聡史カワイソス。ドリル髪はすごい変だけどな
なるほど夢のドリームチーム編ゆえに、
驚き役トリオも混合チームという事か
>新一年生応援団についに浦山君が参入!でもポジションは…カツオ……なの…?
ハブられたカチローとカツオには気の毒ですが、これは許斐先生ナイスサプライズ
壇きゅんは阿久津にお守りを渡したいから、しい太は「先輩達の活躍を見たくてやってきたでヤンス」だそうですが、
気になるのはリョーマに言われて持ってきたという聡史のボストンバッグの中身。かなり重そうですが一体なんでしょうか

そんなワケで合宿所に潜入した1年トリオ
100kg以上はあるであろう自然石を半裸でリフトアップする鬼先輩
などワケのわからんアトラクションをくぐり抜け、ようやくテニスコートまで辿り着きます
>岩の全体が見えないけど、あれはどう見ても100キロや200キロはあるよなぁ…
>鬼先輩の謎のトレーニングで大爆笑しました絵だけで人を笑わせられるたしけ先生マジ天才
>鬼先輩は十字ガット以上の笑いを提供してくれました
>鬼さんいったい何者だよwww
>鬼先輩のすごい鬼タミフル
>鬼先輩マジフリーダム。浦山しい太逃げんの早え
>鬼さんパネエ ますます好きになりました
>さんのトレーニングが響鬼さんを髣髴とさせた

登場シーンはたった1コマなのに、今回もっともコメントが多かった鬼先輩。もう屈指の人気キャラです





「出たぁーっ!氷帝・向日さんのムーンサルト!」
「巧いですっ!忍足さんダイレクトフラットドライブリターンで」
「着地前の足元まさにピンポイントでヤンス!!」

さっきユニットを組んだばかりだと言うのに息ピッタリの解説を見せる1年トリオ
試合の概要は把握したようで、先輩達が心を鬼にして友を蹴落とす戦いに胸を痛めながら試合を見守ります
「くそっ!侑士め心を閉ざしやがって」
「堪忍な岳人・・・残念やったな」

『ゲームウォンバイ忍足!7−0!』
ロリコンVSカエラの氷帝対決。もう少しいい勝負になるかと思いましたが、忍足が7−0と圧勝
跡部曰く「氷帝の天才」が伊達ではないところを読者に見せつけます

更に隣のコートは立海ダブルス対決仁王VS柳生が6−6の最終ゲームまでもつれ込んで大詰め
ここで仁王がネット際のボールに飛びついた際、ポールに激突して左脚から流血する大怪我をしてしまう

「あの脚じゃ右側へのレーザービームにはもう追いつけない・・・」
「勝負とは非情なもの。さよならです仁王君」
躊躇なくパートナーの弱点を突く柳生。右サイドに打ち込まれたレーザーに、ギャラリーは仁王の敗北を確信するが・・・
なにせこの男はコート上の詐欺師。そもそも後先考えず怪我をするような男じゃない
「掛かったぜよ!」

「あれは血のり!?足の怪我は詐欺か!」
>血糊でペテンにかけるて今更なんだがもはや完全にテニスの試合じゃないなコレ
>あの飛込みで足を怪我するなんておかしいと思ったら、血糊なんて仕込んでたのか
仮面よりは現実的だけども

どんなテニスプレイヤーだ
いつも血のり持ち歩いてるとか仁王すごすぎる。久々に許斐先生の超センスを感じたトンでも展開に腹筋崩壊
「仮面より現実的だけど」とコメント送ってくれた朋友は正気か。仮面テニスのほうが絶対現実的だろ
柳生の油断をついて攻勢に出た仁王だったが、直後返された言葉に我が耳を疑った
「・・・ところで仁王君。私と何年ダブルス組んで来たと思ってるんですか?
あなたのペテンの行動、手に取るようにわかりますよ」
仁王の右サイドを突いたと思われたレーザービームは大きく弧を描いて左サイドに着弾
完全に虚を突かれた仁王はまったく反応できず、紳士が詐欺師を罠にハメるというまさかの展開で決着です
「参ったぜよ。お前の方がよっぽど詐欺師じゃき」
『ゲームウォンバイ柳生!8−6!』
>仁王を超える柳生の詐欺っぷりに吹いた。技自体は海堂がやったからあるもんだと思ってましたが
大抵の読者予想を覆すカタチで柳生の勝利。全国大会の時みたいに手塚になったり白石になったりすればよかったのに
まぁこの人気キャラがここで消えるワケがないので、やはり敗れた方が撤退するルールは斉藤のハッパなのでしょう

「ふざけるな英二!そんな情けをかけられて俺が喜ぶと思ってるのか?
俺達は・・・何だっけ英二?」
「そーだよな・・・・よーし!来い相棒!」
『ゲームウォンバイ菊丸!7−4!』
そして青学黄金ペアコンビも菊丸の勝利で決着。やはり個人の実力では身体能力に勝る菊丸が数段上の感じね
途中で菊丸が大石を気遣ってワザと負けようとしますが、大石の喝によって思いなおし相棒に引導を渡します
「大石ラケットは置いてけよ!それ持って絶対U17代表に残ってやるかんね!」
「頼む・・・英二」

夢途中で破れた相棒に、「お前の分まで俺がやる!だって俺達は2人で1人だからな!」と誓う菊丸カッコよす
かくして今月号は人気キャラ3人が脱落する3試合が消化されました
次号は
伊武VS神尾(地味)、クラウザーさんVSリチャード坂田(ネタ)、そして

魔王VSフケ顔立海頂点対決!
実力的には幸村優位でしょうが、やはりテニスファンの望むサプライズ的には真田に勝ってほしいところ
デンジャラスにときめく次号へ続く!
尚、今月号では新たに判明した中学生メンバーはおらず未だに48名のまま。無駄様の安否は次号に持ち越しです

>始めまして。いつも戯言を楽しく拝見させていただいております
突然ですが、氷帝の部長候補の2年は日吉や樺地だけでなく、鳳も忘れちゃダメですよ!
まぁ、このままだと日吉なんでしょうけど
>氷帝の有望二年って長太郎の事忘れてませんかw人望から考えれば一番部長候補だと思うのですが
>氷帝の時期部長候補には長太郎がいるじゃないですかw
彼も二年ですよ。氷帝には向いてないかもしれませんがw
>氷帝2年にはダブルス無敗の鳳もいるのに跡部(たしけ先生)の頭に時期部長の構想が無いのがちょっと不思議
初期設定では「敗者はレギュラー落ち」だったのも忘れたのかな、たねがしま二号生の如く・・・
>はんぺらさ〜ん!?有望な2年は日吉と樺地だけって、アンタにとって鳳はなんなんだぁーーーーー!!!!

え?長太郎は宍戸専用のケツ穴・・・ゲフンゲフン失礼
いやこれはスマンかった。正直長太郎は「宍戸の舎弟」「スカッドサーブの人」という認識しかなくて樺地とピヨよか一段格下に見てた
樺地はあの通りチート臭い実力者だし、ピヨはピヨであの真田に「来年の氷帝を率いるのはヤツだ」とまで言わせてるからな
確かに言われてみると長太郎だけ無敗だから氷帝テニス部のルール的にはスゲー逸材なのね。氷帝ファンの女子に怒られそうだぜ
とん平先輩と耕介先輩にボールを分けてあげるという自己アピールまでしていたのに・・・許せ長太郎。あと長太郎ファンの女の子
余談だが長太郎は性格的に優しすぎるので、強いリーダシップが必要な部長には向いてないと思う
大石で同じ細やかな気遣いでサポートする副部長タイプだな。お父さんタイプの部長とお母さんタイプの副部長ってのが部活の理想
立海を見てみろ。副部長がアレだから毎日鉄拳乱舞じゃないか

>テニプリ詳しくないんで聞きたいんですけど、
「心を閉ざしやがって」って言うのは どういう技なんですか?…技?

全国大会で桃城とのシングルス戦、相手の心を読む桃城の「読心」に対して忍足がそれを破るために心を無したこと
中学生のクセに無心とかどういう境地だと言いたいが、まぁそもそも
無我の境地が技としてまかり通ってる漫画だからな
「あーっ!?あれは無我の境地!?」とかどういう日本語だよと。目に見えるモンじゃないやん
まったく許斐先生は平成の世に現れたゆでたまご的天才やで


8話・9話

「次は不動峰の神尾さんと伊武さんのどちからが脱落・・・」
「そすてこっづは外国人はいからさん。赤也先輩を磔にすたリリアデント蔵兎座と
”みちのくの流れ星シューティングスター
ことリチャード坂田でヤンス!」
熾烈極まる脱落戦も佳境。読者注目の立海頂上対決の脇では、不動峰のザコ対決と外人対決が行われようとしておりました
しい太の訛りすげえ。
どこ出身だよお前。「そすてこっづは〜」とか外人を「はいからさん」とかやりすぎ
そして
みちのくのシューティングスターとなどいうエキセントリックな異名を持っていた坂田
千石にあっさり敗れた彼ではありますが、一応クラウザーさん相手でもそれなりの戦いを見せてくれそうな気が・・・ああっ!?

なんと卑劣にも試合前クラウザーさんに足をひっかける坂田。コイツこういう奴だったのか
ズデーン!という感じで
スゲー無様に転ぶクラウザーさんが普通の人っぽくて新鮮です
>クラウザーさんの可愛すぎるコケかたに萌えざるを得ない
「HAHAHAHAHAHAHAHAHA!」
「おっと、足元には気をつけろよ?試合前に怪我するぜ」とか嫌味キャラ定番の台詞でも吐くかと思ったらとんでもない
「顔面着地乙」と心底嬉しそうにクラウザーさんの醜態を嘲笑する坂田。おま・・・それ以上はやめとけ。マジヤバイって

出たー!クラウザーさんの48のポリ殺しのひとつ!
金網磔の刑だー!

>リチャード坂田のせいで、コンビニで呼吸困難に陥りました
>リチャード・・・ムチャシヤガッテ(´Д⊂ヽ
>クラウザーさんにそんな事したらSATSUGAIされんぞ!と思っていたら本当にSATSUGAIされてたw
>リチャード磔に微塵の躊躇いも見せないクラウザーさん正に悪魔
埋まり具合からすると回転しながら吹っ飛ばす技みたいですね磔ショット
>リチャード坂田www なんだろう、このとてつもない面白さは
とんでもなく面白いのは間違いないが、なぜこんなに面白いのか

1コマの試合シーンすら描かれることなく、いきなりの坂田死亡で決着という神オチ
坂田のネタキャラぶりと、クラウザーさんの容赦ないSATSUGAIぶり。双方のキャラ際立つ良いショートコントです
許斐先生はマジ普通のギャグ漫画描いても一流だと思う
おかげでクラウザーさんのポリ殺しがいかなる超絶物理の必殺技なのか、今週も謎のまま決着してしまいました。残念

「マグレで勝って嬉しいの神尾?」
伊武VS神尾の不動峯ザコ対決は仁王VS柳生戦よろしく、大方の読者予想を覆してリズムに乗った神尾の勝利
「アニキ本気出してくれてサンキューな」
兄弟対決は
「兄より優れた弟などいねえ!」当然ながら不二が裕太を下して決着
「調子のんなよ長太郎。この合宿にはそんな奴ゴロゴロいんだからよ
だけど自信持って行け!俺を倒したんだからな!あばよ長太郎」

宍戸VS長太郎のホモコンビ対決も、長太郎が敬愛する宍戸を下すという意外な下克上を見せます
「甲斐クン・・・わかってますね?」

そしてあからさまなパワハラで甲斐を言殺するキテレツ
もっともキテレツの実力は比嘉の中では頭2つ分くらい抜けてるので、普通にやり合っても勝負は見えていたと思いますが





かくして他コートの勝負が次々消化されていく中、メインイベントである立海頂上決戦
やはり実力は幸村のほうが一枚上手で、真田の風林火陰山雷をまったく意に介することなく余裕で捌いてます

殿馬かお前は。ラケットの柄でボール打ち返すってテニスのルール的にどうなのよ
許斐先生の思考の方がよっぽど厄介です
しばらくラリーを続けていた2人でしたが、やがて幸村の五体の感覚を奪う呪術が炸裂
流石の真田もあのチート技からは逃れることかなわず、あっという間に追い込まれてしまいます
磁力で破られたどっかのサタン様とは、魔王としての格が違うといった所でしょうか

五感全てを奪われた世界でアワレにもラケットを振り続ける真田。誰もが目を背ける痛々しい光景でしたが
ガシャアン!!金網を突き破って起死回生の凄まじいリターンが炸裂します

居合わせた超人テニス小僧達の誰一人としてその目に捉えられなかった閃光の一撃。無論幸村でさえも
幽鬼のように佇む真田から発せられるただならぬ迫力に、幸村は我が目を疑った

その黒いオーラを纏った真田に
そして一瞬恐怖を抱いた自分にも

>真田がついに殺意の波動に目覚めた
>真田・・・殺意の波動に目覚めたか・・

なんぞこの殺意の波動
幸村の目に映ったのは、全身から禍々しい漆黒のオーラを放出する真田の姿
なんでしょうかこれは。聖闘士星矢のシャカVS一輝戦よろしく
五感を全て失ったせいでセブンセンシズに目覚めたのか
尋常ならざる真田の変化に息を呑んだ幸村は、褌を締め直してこれを仕留めにかかるのでした
「・・・テニスを楽しもうと思ったけれど・・・そんな余裕はなさそうだ」
かくしてポイント7−1で幸村の勝利。真田の謎の覚醒は一球だけに止まり、今回はその正体には触れませんでした
>目も耳も使えないのに気合いで1ポイント取った真田さんは神だ!!
>かまいたちかと思ったけど1ポイントとってるからリターンなのか真田ビーム
ワンバウンドしてもなお認識できない速度で金網ぶち破るって一体・・・





「あの黒帽子、鍛えたかったわい」
「まぁしょうがないです・・・かね。斉藤コーチの判断だからね」

敗軍の将兵を語らず。試合に敗れた真田は幸村に「俺の分も頑張れよ!」とも告げずにコートから立ち去った
その後姿を見て勿体無さそうに呟くのは、ずっと試合を観戦していた
鬼先輩と入江先輩
>台詞からしてやはり鬼先輩は後進を育てることに専念してるということでしょうか?
それなら5番コートに居続けてる理由もわかりますね

鬼先輩と真田ウマ合いそうすぎてヤバイ

この特訓を真田と2人並んでやる絵面が容易に想像できるんだが。真田カムバック!
そして皇帝が去ったコートに舞い降りるキング。
次号跡部VS日吉!氷帝新旧部長対決!
「さあ・・・ショータイムの始まりだ!」
長太郎が宍戸を倒したので日吉にも下克上を期待したいところですが、流石にこのカードは実力差ありすぎて無理か
今回は6試合が消化されましたが、次はこの試合の他にいくつの対決が見られるのか。震えて待て次号!

>ラケットのグリップで撃つことは全然問題ないですよ?反則はラケット以外でボールに触ることですから
あぁ、そうなのか・・・しかしラケット以外で打ち返すのが反則なのはちょっと残念だよな
そのうち素手でボールを打ち返す奴とか出てきそうじゃん
「す、素手で打球を打ち返したでヤンス〜!?」
明らかなカオスなのに、あの漫画のワンシーンだと思うと少しも不自然じゃないのが凄い。これぞテニスの世界観


10話・11話

「勝つのは・・・俺だ!」

「もういいッスか跡部部長」
「ああ満足だ」
手塚VS海堂、跡部VS日吉。青学と氷帝の新旧部長対決となった今月の対戦
いきなりカメラ目線のどアップで俺様アピールをかます跡部様とそれを軽く受け流すピヨ助
きっと氷帝の練習風景ではこんなん日常茶飯事なんでしょう。なかなかカオスだ
「手塚部長、胸を借りるつもりで今のうちに学べるものを全て学ばせてもらうっす」
「海堂・・・お前の全力を俺にぶつけてみろ」
軽いギャグで読者のハートを掴んだ氷帝側に対し、青学は生真面目コンビなので特に面白い会話もありませんが
手塚がいきなり百錬自得の極みを発動して
サイヤ人の如くオーラ撒き散らしてます
ある意味氷帝コンビより笑いを取ってるとも言えなくもない

そんなワケで隣のコート同士で始まった2試合は、実に対照的な様相を呈することになる
一進一退のポイントの応酬でデュースを繰り返す氷帝コートに対し、圧倒的実力差を覆せぬまま6−0を迎えた青学コート
「お互い考えることは同じなようだな跡部」
「お互い苦労するよなぁ手塚
だが日吉率いる氷帝が来年は全国を貰う」
「いや海堂が二連覇に導くだろう」
コートチェンジの際さりげに交わされた部長同士の会話。やはり2人は試合を通じ次代に何かを伝えようとしているようですが・・・





『明らかなアウトボールを・・・どういうことだ・・・・』
サクッとマッチポイントまで追いこまれた海堂でしたが、どういうワケからあと1ポイントという状態から手塚のプレイが変わる
本来決着になるハズの明らかなアウトボールを
手塚ゾーンで無理矢理引き戻し、
生かさず殺さず海堂とのラリーを続ける手塚。マムシだけに蛇の生殺しです(上手い事言った)
「惨めだなアイツ・・・自分からラリーを止めさせてもらえないだなんて」
「こ、この俺を・・・コケにするつもりッスか部長・・・いつまで俺を・・・
手塚てめえーっ!
ちくしょおおおおーっ!」

ギャラリーの嘲笑と、酷い仕打ちを受けながら何もできない自分に対してついに海堂爆発
いきなり手塚を呼び捨てにするという
レッドゾーンオーバーしたブチ切れぶり
心情は察しますが試合なんだからフルボッコにされるくらいは覚悟しとけと。これは手塚が「ビクっ」てなっちゃうレベル
これだけ怒ったら
デビル化してもよさそうなものですが、
そうならないのを見るに、あの禁忌の能力は彼の意識下で封印しているのかも。だとしたら大した精神力です
いきなりキレてますけど(どっちやねん
つうか全国大会決勝のダブルスを見る限り
赤也をおさえて海堂が2年最強キャラだと思う
スーパージャイロビームでデビル赤也を圧倒してたし。あれでもしデビル化してたら1人で二人倒しちゃったんじゃなかろうか

「引き出したようだね」
海堂のブチ切れを見て満足そうに頷いたのは不二。手塚の狙いは、海堂のこの剥き出しの闘争本能を引き出すことだったみたい
もともとアグレッシブの塊の男のような気がしますが
その礼儀正しさ故、先輩には本気になれなかった部分があったのでしょう。手塚はそれをブレイクスルーさせたワケです
ここで零式ドロップが決まってゲームカウント7−0で手塚の勝利。精根尽きて膝から崩れ落ちた海堂は
「・・・・フフフ・・・・ハハハハハァーッ!」

トチ狂ったように高笑いして周囲をドン引きさせるのでした。海堂マジキチ。手塚やりすぎたんじゃ・・・





「日吉よ・・・キサマが苦手な持久戦はもう克服できたようだな」
「!?」
一方、45−45というフザけたカウントにまでもつれこんでいた氷帝コート
ねんがんの猫駆除なるかと思われたピヨでしたがそんなワケもなく、ここで跡部の真意が明かされる
いつも接戦の末に勝負を逃すことの多かった日吉がどれほど成長しているか、跡部はその持久力を試していたのである
「餞別だ若、まばたきすんじゃねーぞ。これが氷帝学園のテニス!そして
俺様の美技に酔いな!」
天翔十字鳳を撃つサウザーの如く、華麗に宙に舞う跡部様。その時たしかにギャラリー達は聞いた
いるハズのない氷帝大応援団の氷帝コールを!童貞!童貞!童貞!

>「氷帝!氷帝!」 テニプリ立ち読みしてたんですが、「俺様の美技に酔いな!」のシーンで
何故か私にも氷帝コールの幻聴が聞こえてきた…。恐ろしい
>跡部様の 凄い 新技
>許斐先生は片道切符でどこまで行く気でしょうか?もう俺みたいな凡人はついていけないっす

今更驚くことでもありませんが、テニスキャラの力はワケのワカらん超常現象の域に
イヤでも男塾大鐘音みたいに実際に氷帝学園からの大声援がここまで聞こえてたとかいう可能性も・・・

ていうかそうだったらそっちのほうがスゲエな。氷帝マジ男塾
『ゲームウォンバイ47−45跡部!』
役者の違いを見せつけた跡部様は貫禄の勝利をおさめると、ピヨのケツをポンと叩いて言うのでした
「お前の氷帝コールを見つけてみろ」
「・・・はい!」

部長継承の儀式としては申し分ないイベントの氷帝サイド。どうしても比較対象としての青学がインパクトに欠ける感が
あっちは海堂発狂して終わりだからな・・・
>今週の手塚や跡部を見てるとパパブッシュとやってることが同じですごい格好いい!!
でも手塚のは海堂いじめにしか見えないけどねww

いよいよ生き残り戦も残り試合少なくなってきました。次号はどんな好カードが飛び出す?金ちゃんとリョーマの相手が気になるな


12話・13話

「トイレ?たしかあっちのほうにもあったでぇ
あーもしかしてコシマエウンコ!?ワイもオシッコいくでぇ!」
冒頭。ウンコしにトイレへ行ったら乾が居たので、仕方なく他のトイレを探すリョーマ
小便がしたかった金ちゃんと一緒に、他のトイレを探して少しの間コートから離れることに
「リョーマでもウンコするんだ」という衝撃の冒頭。いや別に普通の事ですけど腐女子的には結構ショックではなかろうか
リョーマはまぁギリギリデッドラインの線かもしれんが、これがもし幸村とか白石だったら悲鳴を上げるファンが多そうだ

「悪いなケンヤ・・・勝ったモン勝ちや」
「浪速のスピードスターよりバイブルの方が上だったっちゅーだけの話や
代表まで残りや白石。俺等の分まで」

その白石は忍足謙也を7−3で下して危なげなく勝利。神尾より上のスピード戦士の脱落はちょっと残念
そして隣のコートははんぺら個人的に注目の
ジャッカルVSブン太が。勿論ジャッカルを応援です
「コーチ・・・やっぱり仲間同士では戦えません。帰らせてもらいます
ジャッカルが」
「おいオレかよっ」

「おいオレかよっ」が檜山修之の声でリアルに脳内再生される
早速イジられるジャッカルにファンも満足です。許斐先生は読者が何を望んでるのか解ってるな。これは勝ちそうな予感

『越前リョーマ速やかにコートに入りなさい!』
ここでようやく試合が回ってくるも、ウンコの大冒険に出かけたので応じられないリョーマ
気になる対戦相手を見て全国の読者が鼻水を噴きます

山吹中”ジミーズ”の片割れ 南健太郎!
なんでこいつがここに
許斐先生のデビューシングル「テニプリっていいな」を買った朋友達から既にタレコミで情報は届いていたんですが
※(付録漫画「海パンの王子様」の中で、U-17メンバーの中にジミーズが描かれているそうな)
ジミーズに召集かかったとか有り得ねえだろと半信半疑でいたら・・・まさか本当にこいつらが入ってるなんてショック
中学生メンバー50人中、謎だった2人は
南健太郎と東方雅美と判明
無駄様代表入りの希望が費えてしまいました
さらば無駄様!やはりお前は無駄に男前だった!





「七式波動球!」
「・・・七式で打ち出された初速を運動方程式で計算すると初速218kmやから・・・」
「おおー!?金色小春IQ200は伊達じゃねえーっ!
石田銀の波動球を分析し、計算に基づいて正確に返すつもりだーっ!」

>7式で218kmなら現役時代の修造はそのレベルのサーブ打ってたのか
石田銀VS金色小春というこちらも注目のカード。強力VS知性の戦いです
キン肉マン的な前例でいえば強力が弱音を吐いた挙句、知性にボロクソにされるところですが・・・

「小春さぁ〜〜〜ん!!」

理論など微塵も通用せずに宙を舞う小春。こいつマジ芸人
ちょうどそこへメンバーの応援の為にやってきた四天宝寺の居残り組、財前とユウジが通りかかって一言
「なんや人飛んでますわ・・・」
>小春ちゃんはどうして飛ぶのん…?
>小春・・・お前は芸人の鑑や
>財前の冷静なリアクションに笑った 四天じゃ人が吹っ飛ぶのは茶飯事なんでしょうね

財前ちゃん超冷静ツッコミ。四天宝寺では別に驚く光景でもないんだろうか。面白い
ちなみに財前はこの合宿に召集がかかってましたが「面倒」と自ら断っていたことが今週明らかになりました
四天宝寺で唯一召集されなかったユウジ可哀想すぎる
あとどうでもいいですけど四天宝寺は制服学ランでカッケーですな。男っぷりが増すっちゅーかなんちゅーか
よく女子が「ブレザーより学ランの男の子ほうがカッコイイ」って言うじゃないですか。その気持ちがよく解ります

「なんか乾のやつ腹痛で棄権だってよ」

「また変な汁作ってきたんじゃないっスか」
冒頭トイレで苦しんでいた乾は結局回復せずに試合を棄権。店長の不戦勝となりました。表情がよすぎる
乾汁に当たったそうで
完全な自滅です。データテニス対決は見たかったのでちょっと残念
「どうせ変な汁にやられたんだろ」と、先輩の不運を
ドライに語る桃城がなかなか外道です
>ケツ出しチンコ焼きと来て下痢とか…もう乾は汚れ街道まっしぐらですか

「亜久津・・・負けちまったのは悔しいけど
お前があの日からテニスに興味を持ち海外で・・・嬉しいよ」
「河村よ。俺はキサマの夢奪ってねーよな?」
「ああ。この合宿は実力社会・・・中学最後にお前と戦えて悔いはないよ」
亜久津VSタカさんの幼馴染み対決は予想通りの白菜勝利。ドタバタジャンゴ!
亜久津はリョーマとの試合の後、海外でテニス修行をして大幅なパワーアップを遂げてたみたい。なんて贔屓設定
「甘ちゃんが・・・ならとっとと失せな。俺はあの生意気な一年に借りを返しにきただけだ」
相変わらずぶっきらぼうな物言いですが、「俺はお前の夢奪ってねーよな?」のくだりがあからさまにいい人すぎて萌え
今回の亜久津はツンデレ属性高し。これは腐女子垂涎だ





「な・・・何でだよ・・・・」

「―とお前は言う」
想像を絶していた実力差に愕然とする赤也。蓮二VS赤也の勝負は好カードになるかと思いましたが一方的な展開
ダブルスはともかく、シングルスでは乾にも敗れてるしそんなに強い印象のない蓮二でしたが流石の立海ビッグ3
デビル化した赤也をも完全に封殺して勝負は6−0のマッチポイントを迎えます
蓮二のガチぱねぇ。デビル赤也を赤子扱いってどのクラスなんだろうか。間違いなく中学生ベスト10には入るな
「審判。この柳蓮二、棄権する」
しかしどうしたことか。その場にいた人間全てが耳を疑う蓮の爆弾発言。なんと目前の勝利を放棄するという
誰よりもこの言葉に屈辱を感じたのは他ならぬ赤也だった
「フザケないでくださいよぉ・・・どーいう事っスか!?まだ俺はこっからっスよ!」
「この代表合宿・・・お前が残れ
更なる高みに登ってこい」

まだまだ超えられぬ壁としてその実力差を見せつけながらも、その上で赤也を残した蓮二
この合宿によって赤也に秘められた力が更に伸ばされることに期待した、立海の次代を考えての行動であった
次期部長を容赦なく脱落させた青学・氷帝とは逆の方針
まぁ先輩としては蓮二が正しいよな・・・海堂・ピヨ・赤也は来年部長としてしのぎ合うライバルとなる存在ですが
この合宿で揉まれた赤也が大きく2人をリードするのは確定的に明らかです。これが常勝立海の地力ということか

『高みに行きゃいいんだろ・・・やってやらあ!』
屈辱のあまり激昂してラケットを地面に叩きつけそうになる赤也でしたが、最後の言葉を聞いて蓮二の真意を理解
立海の次代を担う責任と、蓮二の期待に応える為、あまんじて屈辱を受け入れ合宿に残ります。よし、お前は男だ

>パパブッシュといい先月の跡部や手塚といい今月の柳といい、
後進を育てようとする漢たちはどうしてこんなに格好いいんだ


「あっ鬼のおっちゃんや。帰り道教えてもらおや!」
ウンコの大冒険中に道に迷ってしまったリョーマと金ちゃんは練習中と鬼先輩と徳川カズヤを発見
帰り道をを聞こうと近づきますが、その凄まじい練習内容を見て思わず見入ってしまう

「見てみいコシマエ・・・5球を打ち合ってるで・・・」
ジャグリングテニスとでも言えばいいのか。5球を同時に打ち合うという超絶の特訓法をいともたやすく行う2人
打ち合ってる音が
ズドドドドド!ってとてもテニスの擬音に聞こえません
注目すべきは鬼先輩のラケットが普通のガットであること。十字ガットでは勝負にならないというでしょう
1番コート徳川の実力が伝わってきます
>卍丸先輩と互角とは…!鬼先輩は最高です!!
>今月のテニプリ見て思ったけど鬼先輩って男塾に出ても違和感ないよな…
>徳川さん相手には普通のラケット使う鬼さんになぜかがっくり来た
十字ラケットは鬼さんのアイデンティティなのに
>だめだ鬼先輩見るだけで吹いてしまう
>5球を打ち合う2人が
まゆたんカンフーにしか見えない

たしかに5人に分身してる鬼先輩が黒龍に見えて吹く。覇王愛人ならぬ覇王王子
「ワイは鬼のおっちゃん。コシマエは黒髪や!」
「せっかくU-17合宿に来たんだから高校生とやりたかったんだよね」
「ねえ・・・俺達と試合やんない?」
闘志に逆らえる歳じゃない!1年コンビ高校生に挑む!
金ちゃんは鬼先輩と、リョーマは徳川とだそうですがこれは2人とも負ける予感
幸村に惨敗して以来なんか妙な噛ませ臭がしてきた金ちゃんが普通ガットの鬼先輩に勝てるとは思えないし、
現時点最強キャラである高校生の1番コートが負けちゃったら話になりません。ここは高校生の凄さを思い知らせるシーンでしょう

どうでもいいけど鬼先輩と徳川って兄貴とカズヤって書くとすごい卑猥ね。次号へ続く!


14・15話

「おい平理・・・なんかよう、自信なくすよなぁ」
「ホントだぜ天神。近頃の中坊ってマジヤバくねぇ?
まぁ俺らもなんとか残ったんだからここで強くなって頂点目指そうぜ」
「鳳くんのおかげだけどな」
>平理と天神が真面目になってる!? これからも地味に驚き役として活躍してほしいです
冒頭、すっかり殊勝な気持ちになってロードワークに勤しむのはとん平先輩と天神先輩の2人
ボールを譲ってくれた長太郎に対しても心から感謝しているらしく、初登場時と比べて憎めないキャラに生まれ変わってます
ただのやられ役のままと消えると思われていた2人ですが、今後も
富樫虎丸のような立ち位置
この物語の語り手として参加していく模様。おいしいポジションだなこいつら

「見ろよスゲー!あの中学生徳川と打ち合ってんじゃねーか!」
「見ろ鬼のアニキのガットを!本気だ!」

そんな二人が目撃してしまったのがリョーマVS徳川先輩、金ちゃんVS鬼先輩の辻試合
高く上がったボールを審判席を駆け上って叩き込むCOOLドライブ
桃城の手首を破壊したそれよりも数倍の威力を持つであろう、
本気ブラックジャックナイフ
難なく普通に打ち返す超スーパーウルトラグレートデリシャスワンダフル大車輪山嵐
合宿高校生メンバーの中でもトップクラスの実力者相手に、互角以上の戦いを繰り広げる中学1年コンビの姿だった

「お前とは戦う予感がしていた」
「そりゃどうも」
「鬼のオッチャン手ぇ抜くんやないでぇーっ!」

「あたぼうよドンドン来いやぁーっ!」

幸村戦でのやられ具合のせいで、噛ませ臭著しい金ちゃんではありましたが流石に主役のライバルキャラ
普通ガットの鬼先輩のジャックナイフもまるで普通の球です。相対的に桃城の弱さが際立ちますがまぁ・・・桃城だから・・・
むしろ
「あれは108式波動球より危険」「みんな伏せろー!」とまで言わしめた
ワンダフル大車輪山嵐を打ち返す鬼先輩の方が
人知を超えた生物と賞賛すべきだろうか。どんだけだよと
これは少なくとも鬼先輩VS銀だったら鬼先輩の圧勝ということを示しています。すごいなーかっこいいなーあこがれちゃうなー




「おおーっ!あれがスーパーテニスか!?」

「せやっーっ!見てみぃこの動き!これがワシの生み出した次世代の・・・!」
スーパーテニス爆現
「せやっーっ!」というどう発音していいか解らない言葉と、プリティーなお尻フリフリ構え
放った一撃は「ペコッ」
という情けない擬音で読者を笑わせてくれます。こ、これがスーパーテニス!
>スーパーテニスの門脇は笑わせてくれたけど、こいつが選ばれて無駄様がもれたのかと思うと泣けてきました
無駄に男前なだけじゃ笑いが足りないからダメなんですかね
>門脇さんのスーパーテニスを普通と言い切れる伊武はおかしい

「樺地の奴マジックボレーまでコピーしやがった!?」
「・・・いや。ジローの手首の柔らかさは天性のものだ
いくら樺地でもコピーできなくて当然だぜ」
隣のコートでは読者予想を覆し、11−9でジローが樺地に勝利。氷帝対決はこれで全決着となりました
手塚ゾーンやら百錬自得の極み、波動球も持ってるのにジロー如きに負けるとは・・・
どうやらマジックボレーがコピーできなかったのが敗因のようですが、ちょっと実力的には釈然としない結果ではあります

>日の当らない男・ジローが樺地に勝ってて吹いた
>樺地が負けた!これにはデンジャラスに驚いた
>アニメ版でも菊丸ステップをまねてつぶれてしまった例がありますが、
フィジカル面の真似には無理がくるのが弱みなのでしょうね

「いやだぁ!まだ帰りたくねぇらんどー!
うぐ・・・うぐ・・・っ
ぶひっ・・・!」

負けて号泣する田仁志萌えまさかのデブ言語まで飛び出しました。ぶひっ
こちらも予想外結果を見せた比嘉対決。イケメン化してキャラソンも渋かったアニメ版では密かに人気の高い知念ですが
原作版においてば「平古場の相方」程度の印象しかなかっただけに、シングルでのポテンシャルの高さに驚かされました

「おや平古場くん。もう終わったんですか?」
「結構強かったさぁ。名前はたしか・・・えーと・・・」

その平古場はジミーズ東方を相手に
試合シーン1コマもなく勝利。名前も覚えてません
東方・・・「弱かったさ」と言われなかっただけでもまだ救われたほうと言うべきか。なんでこの合宿に来ちまったんだお前・・・
>今回のテニスは「東方○○○」的なコメントで埋め尽くされるに違いない
>今回のテニスを見て「東方零駒死」ってワードが頭をよぎった
>東方シリーズ最新作は「東方零駒死」で決まりね!

六角対決はダビデがバネさんを下し、鬼先輩に壊された手首が完治していない桃城は千石との勝負を途中棄権
かくして
リョーマと金ちゃん以外の全試合が終了。勝者と敗者を分かちました
当然のように敗北しているスーパーテニス門脇に吹く
>門脇はDef負けなので、橘にKO負けした可能性が高いです
>か、門脇さーん!!(号泣)・・・で、この人誰?
>轟沈したスーパーテニスに笑いましたw これで金色に続く今回二人目の負傷続行不能者か・・・
(スコアを見る限り、リチャードは一応、最後まで試合をしたらしい)

そしてその1年コンビですら・・・

徳川先輩と鬼先輩のいないコートに、精魂尽き果てて倒れるリョーマと金ちゃん
大差だったのか僅差だったのか。試合内容までは解りませんが、やはり高校生の力には及ばず敗れ去ったようです
恐るべき高校生トップレベルの実力。しかもこれは序盤から何度も言ってることですが
高校生選抜の1軍チームは現在韓国に遠征中
つまり徳川先輩や鬼先輩ですら、合宿に居残ってる時点で2軍という事実。高校生の壁がいかに厚いかを思い知らされます
>徳川さんや鬼先輩たちにとっては通常のテニス技がリョーマたちにとっての最上級テニヌ技になってますね
「ここ面白いじゃん・・・」
「せやな」
圧倒的実力差に打ちのめされながらも、心は折れずむしろ熱く燃え上がる主人公2人。しかし試合のほうは不戦敗に・・・?





と思った矢先のどっこいラストシーンがコレ
「ここからが僕の本当の仕事ですよ」

消沈する敗者23名を乗せたお帰りバスだったが、なぜかその行き先は深い林の中
そこで彼らを待っていたのは予想通りの斉藤コーチと、試合をバッくれた問題児2人だった
やはり本当に脱落するワケがなかった共食い競争システム
どうやら敗者25名は、合宿から離れたこの場所で斉藤コーチから勝者25名とは別メニューで鍛えられるようです

なるほどこうして勝者と敗者の顔ぶれを見てみると、敗者チームのほうが圧倒的に個性派揃い

手塚や不二、跡部、幸村、白石、キテレツ、橘といったもう完成されてる連中の多い勝者チームに比べ
敗者チームは海堂&ピヨの時期部長候補、樺地、殺意の波動に覚醒した真田など「伸び代がある」面々が目立ちます

更に田仁志、小春、リチャード坂田、スーパーテニス門脇、乾などネタキャラ率も異様に高く
リョーマと金ちゃんもこちらのチームであることを考えると、
今後主人公目線としてメインでスポットが当たっていくのは
敗者チームのほうであると思われます
こうなってくると樺地がジローに負けたのも納得です。これは次号からの特訓にwktkせざるを得ない。刮目して待て!


戻る