50話

ついに合宿所へと戻ってきた海外遠征組。U−17の誇る、日本最強の精鋭20名です
しかし凱旋のバスがやってきたというのに合宿所の門は閉じたままであり、メンバーが「出迎えなしかよ」と文句を言いながらバスから降りて開門
ちなみに一軍はその実力順にナンバリングが打たれており、門を開けた秋庭紅葉(高3)はその使いっ走り具合からも解るように
No20
顔もなんかテキトーな感じだしいかにも早々にフェードアウトしそうなやっつけデザインが哀愁を漂わせてます
「・・・打球音が聞こえるな」
「こっちからも聞こえるぜ」
「ほう。各コートでお出迎えのようですなぁ」
「No10からNo20まで存分に遊んできてやれ」
「俺達が帰ってきたのに出迎えもせんと練習とは!プリプリ!」と軽く不快感を顕にした1軍は、半数の10名が2軍イジメの為に各コートに向かう
どいつもこいつも
老け顔のオッサン一癖も二癖もありそうな面構えの1軍選手達。果たしてその実力はどれほどのものなのか
と、ここでバスの中に残った一桁メンバーの一人に注目。フードを目深にかぶり、オレンジを弄ぶ美形の男

オレンジがなくてもそれっぽく見えるのに、この小道具の演出は確定的。まさかの劇場版からキャラ逆輸入
>オレンジ……まさかリョーガか!?
>オレンジ男は間違いなくリョーガと見ていいでしょうね

越前リョーガと思われます
今回テロップが登場した一桁ナンバーのうち、No2がいなかったので実力的には多分リョーガでしょう
帰ってきた1軍VS2軍メンバーという図式になった新章、敵方の最大キーマンはこの男になりそうです

「なんでこの20名なんだよ!なんで俺達中学生が選ばれて無ぇんすか!?」
一方、16面コートでは1軍と戦う2軍選抜メンバーの発表が。読者が3ヶ月間待ちに待ったそれは、意表を突いた肩透かしだった
20名中、19名が高校生。まぁ順当な実力順じゃね?という受け取りかたもできますが
赤也曰く、ここ最近の勝率で言えば中学生達のほうが優っていたそうで。完全実力主義のこの合宿にしては納得のいかない結果でしょう
なにやらコーチ陣の思惑が感じ取れるこのオーダー。後で総入れ替えになる確率100%
しかしそんな中、流石と言うべきか中学生でたった一人だけ選抜入りを果たした魔王・幸村。コーチに呪いでもかけたのか
そして2軍イジメのためにコートに赴いた1軍No11不和鉄人先輩は、そこで彼と遭遇、対決することになる
「おやおや中学生がこの合宿に迷いこんで何をしている?ここがどんな場所か解っているのか?
ひとつハンデをやろう。我々と戦うことで失う代償は計り知れんからな」

東仙要!東仙要じゃないか!
痩せ型ノッポのドレッドヘアに加え、「ハンデをやろう」とご丁寧に視覚まで閉じて完全に某死神。それだけにやられ臭が凄い
しかし腕に巻いた包帯といい、ハンデで目隠しといい、いちいちテニス漫画に見えないよねこの作品・・・完全にバトル漫画だこれ

51話

「徳川ぁーっ!少しはやるようになったんだろうな!」
そして16面コートには一桁ナンバーのレギュラーが肩で風切って帰陣。見よ!世界を相手に戦ってきた男達のそうそうたる面構え!

マジで全員オッサン
>日本代表メンバーが濃すぎる・・・名前も外見も てか高校生に見えません
>なにこの汚いトキ 
平等院鳳凰がトキに見える…デューク渡邊はコングっぽい
>扉絵の時点でヒゲが二人もいる海外遠征組の男臭さビンビン丸

さんざん男塾ネタを交えてきたテニスですが、もはや三号生を通り越して世紀末の野党的な感じに。ヒャッハー
中央のロックシンガーっぽいオッサンはNo1平等院鳳凰先輩(高3)
ビジュアルも凄いが名前もそれ以上に恥ずかしいこの人。徳川をもヒヨッコ扱いする物言いから、そのとてつもない実力の程が伺えます
ちなみに向かって左の
しょぼヒッピーがNo6の大曲竜次先輩、右の変態ザンギエフがNo3のデューク渡邊先輩
鳳凰先輩以外は1桁ナンバーでも
すごい雑魚ビジュアル揃い。尚の事リョーガの美形ぶりが際立ちます
とりあえずNo5の加治先輩は美形なので強そうだけどなー

「こ、ここまで海外組との実力の差が・・・」
「これが世界を知った俺達とお前達の・・・埋められぬ差だ」

そんなこんなで場面は各コートに散った二桁ナンバーの2軍イジメへ
まず最初の犠牲者になったのは入江先輩。ここまで作中では最強クラスの彼をフルボッコにしたのはNo20秋庭先輩
正直、冒頭で門を開けたのが彼の最大の見せ場かと思ってましたが
とりあえずまともな見せ場があって「よかったね」と一言を声をかけてあげたい気持ちでいっぱいです。だって相手入江先輩だしな
どうせこれも跡部戦の時みたいな相手を油断させる為の演技で、次号怒涛の反撃でコナにされるであろう展開が目に見えてます
「埋められぬ差だ」(キリッ)
は彼の名台詞になりそうですが、「世界と戦った俺達」ではなく「世界を知った俺達」という言葉から察するに
これだけ格下相手に威張ってる1軍も、世界の精鋭を相手にした成績は芳しくなかったことが伺えます。下手したら全敗とかかな?




52話

クラウザーさんを破った外道先輩と、ヤクザ若旦那都先輩が全身血だらけでKOされてしまった。本当に何の漫画だよ
二人を殺ったのはNo12の伊達男児先輩とNo13の伴力也先輩のコンビ。その様子を木陰から伺っていた人影は・・・
「中学生がここで何をしている?目障りだよ失せ・・・・ほう・・・やんのか?」

河村&樺地という異色の中学生パワーコンビ。樺地は仁王とコピーダブルス結成とばかり思ってましたが意外な組み合わせです
そして九州二翼の猛獣のシンクロを退けた鈴木&鷲尾のダブルスをこれまた
血祭りに上げた陸奥兄弟。こちらはNo15と16
倒れた二人をゴミを見るような目で見下し、コートを去ろうとした双子を怒気のはらんだ声で呼び止めたのはこの男
「気を失った仲間を放って行くんですか?だったら俺はあなた達を許さない!」

>樺地・タカさんペアとはこれまた濃い組み合わせですね
>2軍高校生を全員かませにするとはさすが許斐先生。そして謎の大石仁王コンビ
なんと仁王は大石とタッグ。青学一の真面目男と、立海一のテキトー男。どんな化学反応を起こすのか楽しみです
こんな感じの少年漫画然とした演出が続き、各コートで一軍とぶつかり合う他の中学生は
謙也、柳、金ちゃん
負け組から這い上がってきた中学生達のパワーアップぶりを読者見せつけ、同時に1軍の中でも二桁ナンバーの雑魚をふるいにかけるナイス展開
早速中学生にしてやられる最初の犠牲者が現れます。その可哀想な人物は勿論・・・
「ねぇ。いつまでこんな茶番を続けるつもりだい?」
「愚か者が・・・人の好意を無にしたことを後悔させてやる
ウボァー!」

>鉄人先輩「目隠しとったら前が…あれ…目が…目がぁぁぁ!!」
「本気出してやろう!」と目隠しを取るも何故か打球を確認できずリターンエースを決められてしまう東仙先輩
「なんじゃこりゃあ」と自分の身に起きた異変に狼狽える東仙先輩に、魔王が慈悲のない言葉を浴びせかけた
「お望みなら視覚以外も奪おうか」
敵の五感を奪う幸村の謎テニス、高校生相手にも問題なくそのチートな威力を発揮。東仙先輩はここから何もできずに負けるだけか
登場するなりフェードアウトの流れに乗った二桁ナンバーズ!せめて退場する前に
ネタ的な貢献を期待したい次号へ続く!
>1軍濃っ!さすがこの世界の高3というべきかw盛りだくさんでしたね
1軍対決ですが入江は今までの前科のせいで本当に苦戦なのかフェイントなのか本気で判らないですねw
中学メンバー実力者をただ並べただけじゃなく新しい組み合わせばかりで新鮮で楽しみです
しかし大石…3番シンクロペアより強いだろうし少なくとも前の橘&千歳より強いんですよね。複雑で変な気分ですw
1軍の紹介中心なので1番コート組は来月からかな?消えるキャラ残るキャラまったく現時点では不明ですが、
はんぺらさんの注目できそうな1軍はいましたか?個人的に大石もどきがインパクトありますゴツすぎ


53話

>テニプリ映画の予告ロングバージョンが公開されています
予告と公式のあらすじを見るにキテレツもメインとして活躍するようですね

劇場版テニスの王子様「英国式庭球城決戦」(90秒版CM)

キテレツはまさかの不二とダブルス?想像以上にまともだった扱いといい、厨二っぽい眼帯とかいい色々ヤバイ
今月のSQについてたポスターでも相変わらず手塚・白石・跡部・幸村らそうそうたる面子の中に
ちゃっかり紛れ込んでるし
これはキテレツ好きのコアな読み手達にとってたまらん内容の映画になりそうです。期待高まるなー

「おや、知らない子がいますが?」

「海外で拾ってきた。使えるぞ。一応日本国籍は持ってるらしい」
「ところで中学生が所々に混ざってるが何だあれは?勘弁しろし。保育施設じゃねーぞここは」

コーチ陣と鳳凰先輩との会話で明らかになった事実。実力的にU-17日本代表のNo2かと思っていたリョーガは向こうで拾ってきた完全な新顔だった
これはどうやらリョーガ、鳳凰先輩らの前では本当の実力隠してるくさいですね。鳳凰先輩はビジュアル的にアレだし、やはり最強格はこいつでしょうか
しかし老け顔のせいであまり違和感を感じませんが
コーチ陣とタメ口利く1軍メンバーマジ傍若無人

鳳凰先輩はともかく、しょぼヒッピーこと大曲先輩ですら普通にタメ口を。男塾リスペクト徹底してるな許斐先生
さてそんな一軍達の目障りである中学生軍団VS1軍二桁ナンバー達の戦い。今回も各コートにカメラ飛び飛びの多元中継となります

54話

「器用じゃのうタマゴ」
「医者を目指してるからこれくらいは。でも無事でよかった」

>心臓マッサージが必要なほど危険な状態だった鷲尾先輩に吹いた
>もう心臓マッサージぐらいじゃたいしたことないと思えてくる

朋友達のツッコミがなければ特に不自然さも感じず普通に読んでいた俺は、もはやナチュラルに許斐先生の領域に近付いているのかもしれない
まさかの心停止してた鷲尾先輩
大石の心臓マッサージによって危ない状態からなんとか蘇生したようです。テニスの試合なのにKO決着された挙句、そのダメージが心停止級て・・・
一歩間違えば人が死んでいたことにますます憤りを覚える大石は、「最低でもシンクロが使えなきゃ無理だ」と忠告する鷲尾先輩に笑ってこう答える
「大丈夫。それ得意なんです。なぁ・・・・英二!」
「もち!俺達青学ゴールデンペアだかんね!」
仁王、得意のイリュージョンで菊丸に変身。余裕のシンクロ発動!
誰と組んでも完全ペア再現。全国大会決勝でもそのチートぶりを見せつけた仁王ですが、こいつの能力はペアでこそ発揮されるのかもしれません
>予想はしてましたが菊丸終了のお知らせ。というか幸村とかになったほうが強いのでは(笑)

「アホ〜?誰〜がぁ〜じゃ」

「おい謙也さん知り合いか?」
「せや・・・ヒラゼンとハラテツ言うたら元四天宝寺中テニス部伝説の部長達や」
>新テニスの王子様に出てきた平善之と原哲也って明らかにアメザリの二人ですよねw
ジャンBANGで司会されてるんでその関係で出たと思うんですが、明らかに噛ませ臭しかしないところがらしいですね

前回単独でコートに乗り込んだのシングルかと思われていた謙也ですが、今月号で桃城が加わってダブルスに
関西人らしいコテコテ笑いの2人組・
平善之先輩(No18)と原哲也先輩(No19)は共に四天宝寺中OBであることが判明
九州二翼の先輩である鷲尾・鈴木ペアや、手塚の恩人であった大和部長のように、テニス名門校出身者である彼等が知り合い同士なのは自然の理
いつぞやも言いましたが
御殿手の奥義を極めた比嘉中の先輩とか出てきてキテレツと武術バトルしてくれんだろうか
あーでも比嘉中はキテレツ達の代になるまでは強豪校じゃなかったから、高校生の先輩はこの合宿には居なさそうだなぁ。すげえ残念だ

また柳と相対した三津谷あくと先輩(No17)も、柳が「あくと兄さん」と呼ぶ間柄で、これまでその実力差は圧倒的なモノだった様子
はたして謙也、そして柳は自分にテニスのいろはを叩き込んだ師とも呼べる格上を相手に、下克上を果たすことができるのか?

55話

「樺地君は相手の打球を見て一度体験しただけで、全て吸収してしまうんですよ(どや顔)」
「ほう。ならお前は何ができる?男児の春(相手は死ぬ)!」


樺地の能力をどや顔で語るタカさんに対し、「なら穴はお前だな」と伊達男児先輩のネーミングセンス溢れる必殺技が炸裂
直撃を食らったタカさんは例によってフェンスまで吹き飛ばされて頭から金網に勢い良く突き刺さります。おいテニスしろよお前ら
しかし勝ち誇った男児先輩にの眼前に衝撃の光景。今打った自分のショットを食い入るように見つめる樺地の目と、金網からむっくりと起き上がるタカさん

「これで今のスーパーショットも樺地君の目に焼き付きました・・・よ(どや顔)」
>タカさんが壁役になり樺地がコピーする・・・このコンボ超強くね?
タカさんのタフネスで相手の技を引き出し、それを樺地がコピーするラーニング戦法
敵の技がダメージを与える技なのが前提ってテニス漫画として色々終わってる気もますが、策としては見事な作戦です


「やれ恐ろしいことじゃ。袴田以蔵じゃ。よう来なすった」
>俺の腹筋もやれ恐ろしいことに
そして金ちゃんに頭突きを食らわした袴田先輩は、その石頭に負けて試合前から既に激しく流血。本当になんだろうこの漫画
何がすごいって今回の話、試合が始まったのタカさん組だけで
まだ他の試合は始まってすらいないってこと
月刊誌であることを考慮すればバキどころじゃない内容の無さなんですが、それでも読者に不快感を感じさせないのは豊富なツッコミどころのせいか

「ところで1軍上位10名って9名しかいないじゃん。ねぇ種子島さん?」
ラスト。ズラリと居並ぶ1軍1桁ナンバーズを見つめていたリョーマは、ふと気付いた疑問を隣にいた種子島先輩に投げかけてみた。仲よさげでいいな
種子島先輩はクスリと笑うと、おもむろにジャージを脱ぎながらポケットから何かを取り出した

「おるやろ目の前に。これで10名やろ」


ジャージの下から現れたのは1軍の正規ユニフォームと、「2」とナンバーが打たれた襟章!
やはり幻の没ネームは伊達じゃなかった!U−17日本代表No2の実力者はこの男!
種子島修二!
普段飄々として実力を見せないキャラは例外なく強い少年漫画の法則。種子島先輩の実力が早く見てみたい次号へ続く!


56話

「超メガトンワンダーデラックス山噴火サーブ!」
『こ、このガキ・・・!なんてサーブ打ちやがんだ!?』
「やれ恐ろしい事じゃ。消失バニッシュ!!」
革命軍の地獄の特訓によりパワーアップしている金ちゃんの必殺サーブが唸りを上げると、流石の一軍以蔵先輩も顔色が変わる
しかし次の瞬間、その表情はまるで美味そうな獲物を前にした捕獲者の如き愉悦の笑いに豹変するのだった

「技の名前無駄になげーんだよ!」とばかりに、たった2文字の必殺技「消失」でこれを打ち返します
「ん!?ボール無うなったで?く、来る!どこやウボァー!?」

視界からボールを見失った金ちゃん。直後、地面から走った黒い虚閃が彼の顎を吹き飛ばした。なんでしょう
打ち込まれたボールが地中に潜り
そこから敵に向かって飛び出した
と解釈していいのかこれは。もうここまで来るとどんな技かの解釈にも一苦労です

「お笑いもショットも規格外って事かい・・・」
一方。小春&ユウジのような面白テニスの上位互換系かと思われていたヒラゼン&ハラテツコンビのプレイスタイルですが、

かなり軽めのモーションから「バキューン」と打った打球が、
前衛と後衛のガットをまとめて貫くという
さながら日向小次郎のタイガーショットのようなスーパーショットを披露。もう波動球とか涙目です。ついた異名が」「笑いの狙撃手」
>ガットを2連で貫けるってどうやって対処すりゃいいんだ
>ガットを貫通したくらいじゃ…
どてっ腹に風穴開けるくらいのショットしてくれないとインパクト薄いぜ
>平さんはともかく原さんあたりは過去に幸村たち誰かに負けたく率高くない・・?白石出番なかったゆってたもん

打球を捉えてもガットを破られるのなら、もはや不二のようにラケットを横にしてフレームで打ち返すしかリターン手段がないんじゃ・・・
それでもどんな技なのか一目瞭然な時点で、
他の連中に比べるとまだ普通に見えるのがこの漫画の恐ろしさ
こんな細身のヒラゼン先輩ですらこれだけの規格外ショットを打つとなると、いかにもパワータイプのデューク渡邊先輩の打球がすげえ気になる
フレームすら粉々に砕くくらいはもはや当然で、
相手の全身の骨をバラバラにする
くらいのことはやってくれても、別に違和感がないってあたりがもう。この漫画が如何に読者の感覚を麻痺させてるかよく解ります

57話

「樺地の春!」
「痛ぇなコノヤロウ」
「これは・・・俺の男児の春を?だがパワーまでは再現できぬか。惜しいな
男児の夏!!!」


一方。タカさんどや顔のラーニングフォーメーションで伊達先輩の「男児の春」を盗んだ樺地だったが、その威力までは完全再現できなかった
そんな付け焼刃が我等に通用すると思うか!とばかりに伊達先輩の新たな必殺ショット
「男児の夏」が炸裂
>伊達には男児の秋と男児の冬も発動してほしい
車田正美構図で吹き飛ばされる2人
お願いですからテニスのルールで試合してください許斐先生
もうこの漫画に登場するキャラの半数近くは、テニスじゃなくて「テニスボールで相手をKOする球技」やってる格闘家達からな・・・
>今月号のテニスはあっちもこっちも死亡フラグが乱立してて、テニスなんだが魁!男塾なんだか・・・

で、そんなまともなテニスをする数少ないキャラである入江先輩はお得意の「なーんちゃって」を発動
やはり読者の予想通り、ここまでの苦戦は演技だったことが明らかになりますが、どっこい更にどんでん返し
「お前は安い芝居で試合を劇的に演出しようとしすぎる。もう止めておけ」
なんとその演技を最初から看破していた秋庭先輩。本気を出した入江先輩を尚上回り、つけ入る隙を与えません
>話が違うじゃないかはんぺらさん、秋庭先輩普通に強いじゃんか
蓮二は一球目のラリーを終えただけで
「詰んだ。もう勝てないのわかった」などと永井先生のような台詞を吐いて戦意喪失
インスタントシンクロコンビを組んだ大石&仁王組は1ゲームを先取するも、陸奥兄弟がシンクロ発動したところでこっからボロボロの予感

58話

唯一そのチート能力を遺憾なく発揮し、東仙要こと1軍No11・不破先輩を相手に格下扱いを見せた幸村ですが・・・
「随分勝ち誇っているようだが・・・気をつけたほうがいい
俺の瞳は鏡像
すべて自分に返ってくるぞ」


なんとこちらも噛ませじゃなかった東仙先輩
>甲賀弦之介!甲賀弦之介じゃないか!
>幸村の呪いを自滅の瞳術で跳ね返しただと・・おいテニスどこいった
>さすが1軍!!写輪眼の使い手までいるとは・・・

謎の瞳術で幸村の呪いを跳ね返していた
というもはや今の読者達には理解できない異能力合戦により、まさかの五感封じをカウンター
本当に某死神漫画から出張してきてんじゃないのかアンタ。
卍解したらNoが0になるヤツとかも出てきそうで怖い
うーん二桁ナンバーズは中学生達の踏み石役として出てきた雑魚だと思ったのは安直だっただろうか。このままだと中学生側全敗もあり得そうなんだが
>二桁メンバーはあっさり逆転負けコースかと思いきや仮にも代表だけあって互角以上の勝負をしていますね
とまぁ、今回もツッコミどころという意味では豊作のテニスでしたが
この展開の進まなさはちょっとやきもきする
バキどころじゃない大ゴマの使いすぎです許斐先生。この多次元中継試合が始まったのは二号前からで、未だ1ゲームを終えたのが一試合だけ
決着がつく時は全試合同時終了でしょうが、中学生側が勝つとしたらあと3号はかかりそう。逆に全敗ならば次号にも終わりそうですが果たしてどうなる?


59話

「何しとんのや桃城!何遍やったってまたガットが突き破られるでぇ!
ジャックナイフは通用しいひんって!そのバキューンは触らんときや!」
前回、前衛と後衛のガットをまとめて貫通するという離れ業をやってのけたヒラゼン先輩の必殺ショット「バキューン」
謙也は「あの球は捨てろ」と忠告するも、桃城はこれを無視して真正面からジャックナイフでこれを打ち返しに向かう
この時桃城に聞こえていたのは隣にいる謙也の声ではなく、あの男の声だった
>鬼先輩の老け顔が加速している件

這い上がってこい 桃城武
「俺は・・・・!俺は逃げねえ!絶対に!
ブラックジャックナイフ!」


10面コートで負け組の勝利を信じる鬼先輩の信頼がここまで届いたのか。まさかのお力拝領でお笑いコンビのガットを貫通返し
決して退かぬ心!揺らがぬ信念!荒削りの刃に鬼の力が宿る!
桃城武、鬼先輩の必殺ショット・ブラックジャックナイフ開眼!
渋い表情のヒラゼン先輩はともかく、顔に汗を浮かべたハラテツ先輩がかなり負けフラグ顔
前回考察で「中学生達が負けるならおそらく今月にも、ただし逆転展開なら更にあと3回はかかるだろう」と言いましたが
やはりこれはどうやら逆転勝ちの流れみたい

60話

「懸命な判断だ蓮二・・・勝つか負けるかはデータを弾き出した瞬間に無情にも解ってしまうよな」
一方その頃、あくと先輩との実力差に試合放棄を宣言した柳は「俺のようにデータを捨てて戦え!」という乾の助言を得て試合を続行
あくと先輩と柳の間柄は予想通り
データテニスの師匠と弟子。その土俵で戦う以上、勝ち負けは明白だった
しかし相手は地力で勝る高校生デ。ータテニスを捨てた柳が勝てるはずもなく、奮戦虚しく敗れ去ってしまう。えー?やっぱ中学生負ける流れなの?
と思ったらどっこい。精根尽き果ててフラフラの柳はダウンの寸前、もたれかかるように乾に一言告げるのだった
「貞治・・・スッキリするな・・・何も考えずおもいっきりテニスをするのは・・・
後は頼んだぞ博士・・・お前の勝率は・・・33.1%」

”教授”柳蓮二
己が勝利を捨ててもデータテニスは捨てず!

全力を尽くした敗れた今の試合は、全て乾にあくと先輩のデータを取らせる為の捨石。これは完全なる敗北ではない
さながらデスノートのクライマックスシーン、ニアとメロの「二人ならLに並べる。二人ならLを超えられる」のような・・・
乾が勝てば、それは二人のデータテニスが勝ったということである
「このゲーム、蓮二は君にデータを託していたようだ。いいだろう君、
蓮二を寝かせたらコートに入りなさい。えーと・・・・」

「青春学園3年・・・乾貞治」

男塾一号生筆頭!剣桃太郎!
と言っても違和感のないような雰囲気を纏う乾がカッコイイ。友の思いを受け止め、男は背中で魅せる
謙也&桃城組に続いて逆転勝ちの流れに乗った二組目はデータテニスコンビ!
前回
謎のカウンター瞳術を食らって一番続きが気になっていた幸村は今回1mmも出番無し
金ちゃんとタカさん&樺地コンビは未だ苦戦中で打開策は見えず、
残る最後の大石&仁王コンビは・・・・

61話

「シンクロ抜いたら全然使えんのうタマゴ」
「君のペテンだってもうネタ切れなんじゃないかな。とにかく双子のダブルスはヤバイなんてもんじゃない
お互いパートナーの動き・思考まで手に取るようにわかっ・・・!
仁王君!」
「なるほど考えたなタマゴ。一か八かやってみる価値はありそうじゃき」
互いの考えまで完全に疎通し合う双子。陸奥兄弟のシンクロに手も足も出ない二人だったが、
その強さを分析していた大石はとんでもないアイディアを閃き、それを仁王に伝える

「バカな・・・私達とシンクロしているだと!?」
仁王が得意のモノマネ能力でモシャスしたのは、なんと対戦相手である陸奥兄弟本人
双子が互いの考えを疎通し合うというのならば、ここに突如として現れた「3人目」の兄弟も当然・・・・
「あなた方の思考・動きはその三つ子から全て筒抜けですよ!」

陸奥兄弟の思考と動きを同調した仁王が、それを大石に伝えるという
一見納得できるようでそんなバカな策で反撃開始!
>今月のテニス途中までは普通でしたが最後が鬼才すぎました。新しすぎますw
3組目の勝ちフラグが立ったのは大石仁王コンビ!もう超能力テニスも行き着くところまできたって感じ
次号で幸村、金ちゃん、タカさん樺地組が反撃策を見出して、
再来月で6試合まとめて決着ってところでしょうか
というかそれくらいのペースでやってくれないと読者がそろそろキレますよ許斐先生!月刊誌でこのペースはマジでバキどころじゃないんだが

なにはともあれ不破先輩の謎に瞳術が何なのか早く知りたい次号へ続く


62話

「よ、避けやがった!?」
「へへっ、ボチボチ目が慣れてきたでぇ」
以蔵先輩の消える魔球「消失」によってズタボロになった金ちゃんだったが、次第に目が慣れその打球を躱せるようになってきた
避けたら相手のポイントなワケですが。ほんとテニスのルール最初から捨ててるよなこいつら
以蔵先輩もそれがわかっているため、これでトドメだとばかりに再度消失を放ちますが・・・・
「ワイの好きな言葉教えたる!やられたらやり返せじゃああ!」

>金ちゃんがガタキリバコンボを使いこなした
「やれ恐ろしいことじゃ!」ホントだよ
土煙を隠れ蓑に、どこから跳ね上がるかワカらないのが消失の強さ。なら対処法は簡単。「どこに跳ね上がっても打ち返せればいい」
ガタキリバコンボ並みの50人分身でこの魔球を完全封殺する金ちゃん。もう英二は存在意義がないんじゃないかなこれ

63話

「この中学生ども不死身か!?」
一方、伊達先輩と伴先輩のパワーコンビを相手にまだコートに立っていたタカさん&樺地ペア。テニスなのに全身血だらけです
伴先輩の「こいつら不死身か」というあくまでKOが前提の台詞がすごい。普通にテニスしてポイントで勝てよと
「二十五式波動球!」
ドゴォ!

「今のは結構効いたぜBABY!」
「これでも駄目なのか・・・!」
タカさんもタカさんで伴先輩のどてっ腹目掛けて渾身の波動球
>タカさん、あなたは人に球をぶつける人じゃないと思っていたのに…!

力強いファイティングポーズでこれに耐える伴先輩
と、もはや両チームとも完全にテニスしてません。ボールで相手を叩きのめすエクストリーム格闘技です。
「これでも駄目か」じゃねえよ
実力差は歴然。敗北は覚悟したタカさんだったが、崖の上での猛特訓から戻ってきた誇りを胸に最後まで戦い抜くことを決意する
意識朦朧とした状態で最強技108式波動球を放つが、とうに限界を超えたその肉体はトスを上げ損ない、サーブは遙か上方へ暴発し

伴先輩後方の照明にブチ当たると、それを壮絶に破壊。テニスボールTSUEEEEE!
巨大な照明が彼の頭上に落下するアクシデントが発生してしまう。だが死を覚悟した伴先輩が目を瞑った次の瞬間!デデーン!

フウガとライガばりに照明を支えて立ち尽くす中学生二人
本当に何の漫画なんだよこれは
九死に一生を得て腰を抜かす伴先輩に、伊達先輩は自分のバッジをもぎ取るとの同時に命令口調で声をかけた
「力也、バッジをよこせ。お前達にやるよ持って行け
その代わり・・・しっかりそのNo死守しておけよ」

二人の心意気に感服した伊達先輩、試合内容では何一つ自分達が劣る要素なかったのに中学生に勝ちを譲ってしまいました
>試合的には勝っていたにもかかわらず実力を認めバッヂを譲った伊達・伴はなかなかの漢ですね
むやみに漢すぎます。これはタカさんも樺地も「そんな!受け取れません!」とか遠慮すべきだと思うんですが
特に物怖じもせず素直に受け取ってしまいました。おいィ!?お前らそれでいいのか?





「お前は安い芝居で劇的に試合を演出しようとしすぎる。もうやめておけ―!?」
その頃、時間少し巻き戻って入江先輩VS秋庭先輩のあのシーンからの続き
入江先輩の演技をも見破り、実力は完全に上に見えた秋庭先輩でしたが、
こんなモブ顔が美形眼鏡に勝てるワケないのは二次元の常識
台詞を最後まで言い終えたその瞬間、目にも留まらぬリターンが返ってきたかと思うとその帽子を吹き飛ばした
「誰の演技にケチつけてんだよ」

「なーんちゃって」すらも演技!笑顔の仮面の下から現れたのは、闘争心剥き出しの野獣
これが入江奏多の本性!
か、かっこいいタル〜!跡部様との引き分けですら手を抜いていた入江先輩、更に「奥」があるとは思ってましたがまさかのこの豹変
「これはもらっておくね秋庭君。君のおかげで演技に幅ができたよ」
かくしてこれまで隠していた真の実力を解放した入江先輩にNo20が勝てるワケもなく
貫禄の0コマ死に炸裂
>まともにテニスのルールで勝った入江先輩がこの漫画の最後の良心な気がしてきました
しかし今回はそんな秋庭先輩よりすごい死に方をした先輩がいます。そう、
謎の瞳術によって幸村の呪いを跳ね返すという離れ業をやってのけた、東仙要先輩です

64話

「相手の五感を奪うテニスか。危険だな」
呪いカウンターによってコートに突っ伏した幸村を、哀れむような目で見下す東仙先輩
自分に禁断の術まで使わせた中学生の健闘を称えつつ、その場を後にします

自分の技の痛みを味わった事でお前は二度と五感を奪うテニスは出来ない
俺達に挑んだ無謀は大きかったな












「夢の続きはゆっくり見るといいよ。一人でね」
>テニスの公式ルールに呪術の使用禁止は記されていません!
>幸村「逆に聞こう。いつから自分が技を跳ね返していると錯覚していた?」
>幸村「ジャスト一分だ。――いい悪夢(ユメ)は見れたかよ?」
>幸村の聖闘士星矢のような決着、あれは五感奪取の上位互換として身につけた幻魔系の技なのでしょうかね
>幸村の技は鳳凰幻魔拳ですよね完全に。シャカみたいに五感剥奪も出来るので幻魔拳だって当然使えますよね
えええええええええええええええええええええええええええええええ。これまで数あるカオスな試合を生み出してきたテニスですが
この決着は過去最高に吹いた
鳳凰幻魔拳というか鏡花水月というか。前々回ラストからの流れは全て東仙先輩の見た幻
0コマ死にどころじゃない
先々月の時点で既に死んでたという荒業で東仙先輩死亡

かくして一軍一桁ナンバーズが待つ16面コートに、死闘の勝者達が舞い戻る。その顔ぶれを見て鳳凰先輩が興味深そうに呟いた
「・・・ほう。番狂わせがあったようだな」
幸村、金ちゃん、乾、桃城、謙也、タカさん、樺地、大石、仁王
中学生組完全勝利で二桁ナンバーズを粉砕!
次はいよいよ一桁ナンバーズとの対決か?キテレツに出番はあるのか気になる次号へ続く!
>テニスの1軍負けちゃいましたけど、ちょっと勿体無い気もしますね
幸村入江金太郎以外は地力で高校生側が上まっていた風なので高校側の面目も保てたほうでしょうか
高3の最後の大会を中坊に取られて可哀そうですが日本代表になるくらいだしプロになって活躍するだろうしまあいいのかな?


戻る