66話

「番狂わせがあったようだな。はーん・・・どいつもいい面構えだ」
襟にNo19〜11のバッジをつけて堂々コートに帰還した中学生軍団。高校生側としては屈辱の事実に狼狽えるでもなく、
「なんといい面構えだ!ティンときた!」と賛辞の言葉を送る鳳凰先輩に器の大きさを感じます
8人にやや遅れて
全身血まみれの以蔵先輩を背負った金ちゃんも到着。本当にこいつらテニスしてないな
みんなの待つコートへ駆け出そうとする金ちゃんを呼び止め、自分のバッジを手渡す以蔵先輩。これはもうお前の物だと

「無くすんじゃねーぞチビ」
「おーきに!」
ニッと笑ってバッジを受け取る金ちゃん。死力を尽くして戦った男同士に芽生えた友情という、感動のナイスシーンでしたが・・・
ドパァン!ドサァ
金ちゃんの目の前でゴルゴに狙撃されたかのように吹き飛ぶ以蔵先輩。撃ったのはデューク東郷ではなくこの男だった

「バカはすぐプライドを無くす」
No8.遠野篤京。「中学生如きに負ける男にU18の資格はない」とばかりに以蔵先輩にトドメを刺す冷血漢。男塾的です
この漫画が男塾であったならば次の対戦相手として出てきて、最初は調子こいて戦うもののすぐに圧倒的な実力差で敵わないことを悟り
「ヒィッ!お、俺のま、負けだーっ!だ、だからたのむ命だけは・・・
ウワッハハ馬鹿めが!かかりおったな!」
という黄金パターンの末に惨たらしく死ぬザコ役確定です
以蔵先輩を倒された金ちゃんが怒り心頭ですが、金ちゃんは試合終わったばかりだし対戦相手は誰か他のキャラの出番かな?
こういう腐った奴は是非とも
比嘉の殺し屋降臨していただきぶっ殺して欲しいものですが。はたしてどうなるか
怒れる金ちゃんにライドし、全員で「次は俺達にもテニス教えてくださいよ先輩!ビビってんの?」と一桁ナンバーズを煽る中学生達
だが次の瞬間

67話


「のぼせ上がるなよ小童ども」

流石は全盛期のトキっていうかヴィクター・オルテガ
ブイブイ言ってた中学生達をたった一睨みだけで黙らせてしまう鳳凰先輩マジおっさんの貫禄。高校生なのに中学生相手に小童て
一桁ナンバーズの中でもやはりNo1たるこの人だけは更に別格の存在の様子。ビビった中学生達が静かになったところで、こうつけ加えた
「1日やろう。異論はねえなヘボコーチ共!
明朝、日本代表を賭け入れ替え戦を行う!」
>汚いトキも優しいとこあるじゃん。口は悪いけど
このままなんの準備もなしに戦えば地力で勝る自分達のほうが有利だろうに、敢えて1日という作戦タイムを与えた鳳凰先輩マジぱねえッス
相変わらず教官達を目下に見た三号生待遇で自分一人でその場を仕切ってしまいました。この合宿の最高権利者はこの人なんじゃなかろうか
そんなこんなでリョーマは徳川先輩と特打ちしながら明日に備えましたとさ。おしまい
という、なんかテキトーに10ページくらい浪費する荒技締めで次号へ続く。ページの消費技ではもう許斐先生は板垣先生にも負けてないな・・・
総入れ替え戦ということですが、試合形式が気になります
一桁ナンバーズ全員と戦う為にこちらも10人選出なのか、それとも普通の試合形式でシングルス3名とペア2組で7人の選出なのか
偶数では決着がつかない可能性が発生する以上、やはり普通の7人選出でと考えるのが普通でしょうか。だとしたら2軍側のオーダーが気になります
入江先輩と金ちゃんは今回戦ったから他のメンバーに出番を譲るとして、
リョーマ、徳川先輩、鬼先輩は確定か?
そしたらこいつらだけでシングルス埋まっちゃうよな・・・殺意の波動に目覚めた真田も絶対入るハズだし・・・うむむこりゃちょっと選べんぞ
はんぺらとしては当然
キテレツに出てもらって、遠野篤京をブッ殺してもらいたいところですが
選手層の厚さを考えるとちょっと難しいところか。映画の流れにライドすれば可能性がないワケではないと思うが・・・

>デュークさん等身おかしくてワロタ
>今月のテニス、平等院さんの見開きの次のページのデュークさんの頭身がおかしくて吹いてしまいました


あと20等身くらいある
デューク渡邊先輩がなんか色々ヤバくて変な笑いが出てくる
そういえばこの人、初登場時からずっと笑顔を絶やしてないけどキャラ的に多分江戸川筆頭代理のポジションだよね
「本気出したら顔面返しする」に100万ペリカと花京院の魂を賭けるぜ!


68話

『このままでは決め手に欠け試合に出られませんね
出ないと沖縄の力を何一つアピールできません
最後のツメをしっかり決められるようにしないと私はこのまま・・・・』
おっと」

「すいませんね丸井くん。考え事をしていて・・・」
「ナイスキャッチだろい縮地法」
冒頭。今のままでは跡部や真田ら第一線級には及ばないと、自分の決定力不足に悶々と悩むキテレツ。客観的に自分を分析できるあたりは流石です
「俺に必要なのは最後のツメだ」などとアメリカ遠征編のロビンのような事を考えながら歩いていると
同じく伸び悩みを感じているブン太と肩をぶつけてジュースを落としてしまいます。が、それを刃牙キャラのように瞬時にキャッチ。かっこいいタル〜!

「ちょっと打っていきませんか?」
「奇遇だろい!俺も一汗かきたいトコだったぜい!」
互いにシンパシーのようなものを感じた二人は言葉少なくも意気投合。まさかのキテレツ&ブン太ダブルスフラグです。すげえ
>はんぺらさんッ沖縄の新技がとうとう!!
>ねんがんのキテレツ回がきそうですね

何がすごいってジャッカルが不憫で
これで木手丸井ペア誕生の流れだと、ジャッカルはどうなっちゃうんでしょう。意表を突いてシングルスで覚醒か
パートナーを奪われた怒りでスーパーサイヤ人みたいになるに違いない。髪が生えてくるよ!やったねジャッカルちゃん!
うん、100%ないな。不憫すぎる
一方、阿久津は図書館で大曲先輩と。真田・海堂はランニング中に種子島先輩とそれぞれ因縁が発生し、対戦カードのフラグを匂わせます
ちなみにU18のレギュラー10人は
ジーニアス10の通称で知られ、それぞれCM出演するほどの超有名人揃いだそうな


「ねえ、アンタ1年前にあの崖の上にいたってことは・・・あのヒゲに負けたの?」
「お前は死んでも倒したいヤツはいるか?
1年前の俺は血気盛んで連戦連勝・・・5歳から海外を拠点にプロを目指して日々努力していた
当時の日本Jrと世界の差は歴然。昨年この合宿から声がかかった時は、俺も正直ナメていた―
あの男にプライドを打ち砕かれるまでは!」

>核に犯される前のキレイな顔のトキが写ってる〜
その頃。リョーマと特打ちしていた徳川先輩は去年鳳凰先輩にボロクソに惨敗し、彼へのリベンジを目標としていることを告白
鳳凰先輩、ヒゲがないとちゃんと歳相応に見えますね。核戦争が起きる前のトキと呼ぶべきか
特訓のおかげですっかり仲良くなったのか、スポドリを差し出す徳川先輩と「どうもッス」と言って受け取るリョーマの姿が微笑ましい
が、そんな腐女子歓喜のワンシーンも束の間。
観客席上段に仁王立ちする鳳凰先輩の姿
「散れ」
たった一言呟くなり、突然弾丸サーブを打ち込んできた鳳凰先輩。どうも狙いはリョーマのようです。なんでしょうかこれは
自分から1日の猶予を与えておきながら、
マンモスマンさながらの闇討ちです。流石は汚いトキ
鳳凰先輩、徳川の事が好きだからリョーマに嫉妬したんでしょうか
「散れ」という台詞も「徳川から離れなさいよこのガキ!」と意訳できるしな。これはさぞかし腐女子の妄想が加速されることでしょう
そして弾丸サーブからリョーマを庇った徳川先輩は御覧の有様

なあにこれえ
どてっ腹に食らった一撃の凄まじい回転により、徳川先輩の身体も一回転。ジャック・ハンマーのパンチか
更に第二撃は日向のタイガーショットのような威力で観客席を粉砕

>鳳凰院先輩の手打ち球が郭海皇の攻めの消力ばりに壁破壊してるのを普通に読み飛ばすところだった
何がすごいって徳川先輩の腹筋耐久力がすごい
こんなん腹に食らったら内蔵ブチ撒けショーになるハズですが。さては金剛拳の使い手か。流石テニスキャラの耐久力は格が違った!
しかし逃げ惑う2人に対し、鳳凰先輩の狙撃は止まりません。まるで不運たけし城のジブラルタル海峡
「滅びよ」

>「滅びよ」って言いながらテニスボール打つ人初めて見ました
>テニスボールの気を集中させるなんて、鳳凰先輩、本当に北斗神拳の使い手じゃね!
ついに神様みたいな台詞まで吐き始める鳳凰先輩
なんか球がまばゆく輝いてるし、もう普通の人間には見えなくなってきました
ていうか今月のこのシーンで気付いたけど、鳳凰先輩のデザインモチーフってもしかしてトキじゃなく
キリストじゃね?
そんなワケで愚かな人類を滅するゴッド鳳凰先輩の第三撃。さながら二人は神の裁きを受ける哀れな子羊の如く、呆然と立ち尽くして・・・
ここでリョーマを守るように神の雷に立ちはだかったのは黒フードの男
コンクリートも粉砕するその一撃を、目にも留まらぬスピードで振り抜いたラケットで見事にリターン。ゴッド鳳凰先輩に手を使わせます
神の一撃をも穿つ黒衣の男!鳳凰先輩が神ならさしずめフード男は悪魔の化身か
凄まじい風圧によってフードがはらりと落ち、振り向いたその素顔にリョーマは目を見開く。リョーマはこの男を知っている!そして我々も知っている!
「久し振りだなぁ・・・チビ助」

登場した時からわかってはいましたが。劇場版アニメテニスの王子様より、原作へ逆輸入!
越前リョーガ見参!
キテレツパワーアップフラグと同時に立ったジャッカル不憫フラグ、鳳凰先輩のゴッド化、そしてリョーガ登場と
見所満載(ルビは「ツッコミどころ」)の内容でナイ引き。屋敷的には神化した鳳凰先輩の面白言動に期待したい次号へ続く!


69話

「久し振りだなぁチビ助。越前リョーガだ」
「あのさぁ・・・誰だっけ?」
「おいおいまさか・・・兄貴の顔を忘れちまったワケじゃねーだろうな?」


鳳凰先輩の超電磁砲からリョーマを守ったリョーガ。満月をバックにどや顔で自己紹介を決めるが、リョーマは彼が誰か思い出せない様子
顔を見た瞬間に子供の頃を思い出した劇場版とはかなり相違があります
一応知らない朋友の為にリョーガの設定を補足説明しておきますと、
リョーガは南次郎の実子ではありません
リョーマがまだ幼かったアメリカ在住時代、越前家で養われていた為リョーマとは兄弟同然のように育った2つ歳上の少年という事以外は
越前家と彼がどういう関係なのかも設定では明らかになっていない
というかなり謎だらけのキャラクターになっています。劇場版では明かされなかったここらの設定も、漫画では詳しく語られるのでしょうか
部屋に戻ったリョーマが放心顔で手の中のオレンジを見つめる中、選手それぞれの夜が更けていく

「がっはっは!日本代表がナンボのもんじゃい!ワシのスーパーテニスで・・・!」
「はしゃいでんじゃねーよ門脇。テメーの出る幕はねえよ。仁王はいるかぁーっ!」
そういえばコイツ居たんだったと読者の誰もが存在を忘れていたスーパーテニスを軽くあしらい、部屋を出る跡部様
向かった先は仁王王国こと、仁王と樺地の相部屋。これは寝取られた舎弟を再び奪い返す修羅場展開でしょうか?全国の腐女子大興奮です

「桑原くん。なにやら丸井くんが比嘉中の部長と練習していたそうですが」
「駄目っスよ柳生さんそれ言っちゃあ!」

一方、バスローブ一枚かつ官能的なポーズでベッドに寝そべる柳生(なあにこれえ)
から、キテレツと浮気していた相方の話を聞かされたジャッカル。「俺は捨てられるのか」と涙流してますがそこんとこどうなんでしょうか?

「6割の力まで出していいって?フフフ・・・十分血祭りにあげられちゃうよ」
その頃。キテレツの相手になって欲しいとはんぺらの熱望する外道・
遠野篤京は君島育斗先輩と談笑しながらこの台詞
どうやらこの二人はダブルスの様子。つまり対戦相手もダブルス
そして残虐超人丸出しの「血祭りにあげてやる」発言は自分が血祭りにあげられるフラグ丸出し
キテレツ&ブン太ペア濃厚です
血祭りといえば阿久津という可能性も大ですが、阿久津は大曲先輩と因縁フラグが立っているので彼との対決になるかと。ジャッカルェ・・・

「どうしましたお頭」
「奴が邪魔に入りおった」

思わぬリョーガの邪魔によってリョーマと徳川先輩の抹殺に失敗した鳳凰先輩は、同室のデューク渡邊先輩にそれを報告
「お頭」って呼ばれてたり、「〜おった」という時代劇じみた口調といい、
なんか忍者の頭領みたいな会話でヤバイ。
鳳凰先輩マジ面白すぎて一挙一動目が離せません
その暗殺を免れた徳川先輩はと言えば、何故かケンシロウばりの3本指倒立を披露し、

魔戒騎士のようなコートをきた入江先輩は鉄塔の頂上でサックスを
ここ本当はテニス合宿所じゃなくて忍者の養成所だろ!
と読者が腹筋を痛める中
「徳川先輩と入江先輩でコレなら鬼先輩はさぞかし面白いオチをつけてくれるだろう」、と期待してページをめくると・・・・





「悪いな加地。返してもらうぞNo5」

ゲェー!?ここにきてまさかの展開
なんと夜のテニスコートでNo5加地風多に完勝したのは我らの鬼先輩!
>鬼先輩が1軍側に回る展開に驚きましたが「5番鬼」の台詞は伏線だったのですねえ
桃、金ちゃん、亜久津と色んなキャラとフラグを立ててるのですから敵に回るのはむしろ自然な展開でしょうか
bTを奪還された加治君は稀に見る残念なイケメンでしたなあ

なんとこの人の本来のポジションは1軍の一桁ナンバーズ。その地位を偽って2軍コートの実力底上げの為に君臨していた事になります
それにしても今まで中学生達を牽引してきてくれた兄貴分がここで突然敵に回るとは・・・これは桃城とのブラックジャックナイフ対決か?

70話

というワケで夜が明けいよいよ運命の決戦。突如として敵サイドに寝返った兄貴に戸惑いつつも、中学生達の士気は衰えません
10対10なので試合形式が気になるところですが、ひとまず第一試合はダブルス。一軍はNo10毛利寿三郎&No9越知月光ペア

毛利先輩は立海大付属のOB、そして越知先輩は元氷帝の部長
「俺様がトップバッターだ」
というワケで新旧氷帝部長対決。中学生軍からはメンバーの中でも最強の一角である跡部様が初っ端からの出陣です
しかしこれはダブルス。跡部様は誰をパートナーに選ぶのでしょうか?あぁ、だから昨夜長年連れ添った樺地を取り返しに・・・・って
「行くぞ仁王」
「待っとったぜよ。油断せずに行くぞ跡部!」


予想は裏切り!期待は裏切らない!
なんと跡部が使命したパートナーは仁王。なるほど昨夜は樺地じゃなく仁王を口説いたのね。これは上手い伏線の張り方と意表の突き方です
仁王のイリュージョンで奇跡の跡部&手塚ペア実現!初戦を勝利で飾れるか?次号へ続く!


>もう新テニスの王子様のレビューはしないのでしょうか?(´・ω・`)
>はんぺらさん、今月のテニヌは・・・

すまぬすまぬ。一週間遅れになってしまったがなんとか更新でござる
71話

『二軍選抜!手・・・仁王雅治&跡部景吾ペア!
U-17日本代表!No10毛利寿三郎&No9越知月光ペア!』

思わずアナウンスも間違う程手塚そのものと化す仁王のイリュージョン。もはやその原理すら解らなくなってきました
もう少し展開時期が早ければ、刃牙の像形拳とどっちが上だという話になったことでしょう。
明らかに仁王が上ですが
「よう青メッシュ先輩。元氷帝なんだってな?」

まずは初対面となる偉大な先輩に挨拶する跡部様。この台詞から越知先輩のメッシュが青色だということが判明しましたが、
そんなビジュアル情報などどうでもいい程に
越知先輩の頭身がなんかもう大変なことに。胴なげえ
しかし言葉遣いのなっていない後輩が気に入らないのか、越知先輩はまったく表情を変えることなく無言で立ち尽くすだけ
「氷帝を全国区にしてくれた実績は礼を言わせてもらうぜ。だが・・・
おい、聞いてんのか青メッシュ・・・!?」

青メッシュをやたら執拗にディスる跡部様の表情が固まる
なんと背後のフェンスにボールが当る音がするまで、サーブが放たれたことすらまったく気付かなかったサービスエース!

キング・クリムゾン!!
過程は吹き飛び、結果だけが残るッ!
「お喋りはもう止めんでーね。集中して構えてへんとあの人の”マッハ”は止めれぇへん」
「油断はするなと言ったハズだぞ跡部・・・!?」
更に跡部の油断をたしなめた仁王も、その台詞の最中でまったく同じようにサービスエースを決められ続く言葉を失ってしまう
常識を超えた越知先輩の魔球
「マッハ」。全身の間接同時加速で放ちそうなネーミングね
はたしていかなる原理で放たれるサーブなのか?博士&教授の解説が入ります

「理論上では完全ならフラットサーブを打つには最低190cmの身長が必要とされている
それが彼の場合2m26cmにラケットと腕の長さ、ジャンプ等を算出すると
平均の280cmを大幅に越え、336cmの高さからサーブを打ち込むことが可能
サービスラインまで17m78cm直線で結んだとしても
11m38cmの地点にあるネットの上を約30cmの高さまで通過すればいい
更にサーブの成功ゾーンはサービスラインから約2m10cm広がる
彼のマッハの成功率は100%
何人たりとも返すこと・・・いや反応すら不可能」


なるほど越知先輩の常軌を逸した長身が生み出す打点の高さにより、着弾までの最短距離をダイレクトに結ぶ弾丸サーブ・・・って
そんなこと聞いてねえよ!
それは「角度がある為フォルトになる確率がほぼ皆無」と、「最短距離を結んだことによる最速化」という事の解説でしかないだろ!
>背が高い→サーブを入れやすい→100%入るの理論はおかしいw
読者は
「いつ放たれたのかすら気付かない描写」に対する解説を求めていたワケで
そこんところに関しては一切の説明を避ける柳
「いつトスを上げたのか、いつラケットを振りかぶったのかも見えないほどにモーションの速いサーブ」で「マッハ」なら解るけど
普通にトス上げて普通にラケット振ってるんだったら、飛んでくる球に対する反応くらいできるだろっていう・・・ああイカンイカン

既に常識的なツッコミなどなんの意味もなさないのが超テニス理論
「身長高い奴のサーブは返せない」でFA。文句は野暮。いよいよもって許斐先生の物理思考もゆで御大並みに近づいて来ました・・・が
「か、返したぁー!?」
>柳「あのサーブをかえすことは100%不可能・・・」観衆「返したあーーー」
「何人たりとも反応することすら不可能!(キリッ)」と柳がマッハの威力を評した直後、速攻でリターンに成功する空気の読めない跡部様
これは毛利先輩がボレーで叩き落としましたが、既に跡部様は二人の身体を丸裸・・・どころではない、理科室の骨格標本にしていた
レントゲン要らずの透視眼力「跡部王国」発動!
「あの坊ちゃん月さんのサーブを」
「さしあたって戦局に影響はない」
無敵のマッハをリターンされたことに少なからず驚く毛利先輩だったが、当の越知先輩はポーカーフェイスでまったく動じてません
その言葉を裏付けるように、再び仁王が反応もできずにエースを決められ第一ゲームは高校生ペアがストレートで先取
跡部様は超眼力で反応できても、仁王がレシーブできないとなると高校生のサービスゲームはほぼ絶望的ということになります





72話

「やはりあのマッハ・・・防ぎようがあらへんな」
「あれがある限り越知のサービスゲームを奪うことはできないよ」
「圧倒的に違うからね・・・
ビッグサーブが有ると無しとでは」

デデーン。ここでお返しとばかりに、ポーカーフェイス越知先輩も思わず前髪から目が出る無理ゲーサーブが炸裂する
ノーバウンド魔球・零式サーブ!
>手塚ゾーンって、無我の境地を会得してもコピーできなかったはずなのに・・・
>イリュージョンをマスターすることによって完全に仁王がダブルスのバーターとしての地位を確立してしまった…
入れ替わりとか血のりとかの詐欺を使ってた頃のプレイスタイルが好きだったのに
>手塚サーブも打てるようになっていた仁王。手塚専門スキル補正でもかかっていて難しかったのでしょうか
となると天衣無縫の極みも、と思いましたけど、
山ごもり組だった仁王は、手塚が天衣無縫の極みを使ってるところを視認していないので無理でしょうね

手塚の伝家の宝刀を放ったのは誰あろう仁王。全国大会編では真似できなかった技も、今は可能になるほど彼のイリュージョンは進化していた
瞬く間にカウントは40−0。このまま簡単には引き下がれない高校生は、毛利先輩が地面に着弾した瞬間をすくい上げるようにリターンしますが・・・
>零式サーブ普通に返されちゃったじゃないですか。ヤダー
「手塚ゾーンだ!」

えええええええええええええええええええ。なんと毛利先輩が返した打球は手塚ゾーンによって仁王の正面へ。いやコレおかしいでしょ!
手塚ゾーンはそもそも
手塚の肉体がボールを吸引する引力を発してるワケではなく、
「自分のところに戻ってくるよう打球に回転を与えている」魔球なワケで
>同じ回転系の技なのに、零式とゾーンって同時に成立するんですかね?
零式サーブを放って、それが返されたら手塚ゾーンってあり得ないハズ
2種類の特殊な回転が同時にかかってるってことだからねコレ・・・でもこれも「進化している!」で済んじゃうんだろうなぁ
ていうか仁王凄くね?もう天衣無縫の2人を除けば最強キャラじゃね?
>仁王が便利すぎて「もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな」状態になりそうだぜ
>仁王が手塚は無理なんじゃ…とか思ったらもはやそんな次元じゃなかった。ってか審判も「手…仁王」じゃねーよw
そういや当初立海は「手塚が7人いるに等しい」とかいう設定だったな

「態勢を整えろ。攻めるぞ」
「遅え!」
反撃に転じようと仁王の打球に備えた高校生だったが、ここでネット際に詰めていた跡部様が電光石火のスマッシュでそのテンションを断ち切る
中学生ペア、1ゲーム目の借りをそっくりそのまま返すストレート勝利!
双方ともに攻略至難の無理ゲーサーブを両チーム。総合戦力はほぼ互角か?初戦カードからなかなかに魅せてくれる次号へ続く!
>話が進まなくて面白くない刃牙と話があまり進んでなくても面白いテニプリ
許斐先生がゆで御大を継いでるっていうのは最近のテニスと新キン肉マンを見てたらよくわかりますね


73話

『仁王の奴・・・もうこれ以上零式サーブは打てねえ!』
互いにサービスゲームを確実に奪い合い、ゲームカウントは5−5とまったく互角の両チームだったがここで仁王に異変
やはり零式サーブのイリュージョンは並ならぬ体力と集中力を消費するようで、もう普通のサーブしか打てないとのこと
サービスを落とせば負けは確定。跡部様はここで勝負をかけ、敵のサービスゲームを奪いにいく
「あんたらあと少しのパワー持っとったらねえ」
「あーん?なんか言ってるぜ樺地」
「パワーが足りない!」という毛利先輩の言葉を受け、即座に樺地にカメンライドする仁王便利すぎ
毛利先輩と越知先輩のラケットをまとめて吹き飛ばす弾丸リターンで、見事高校生のサービスゲームの初ブレイクに成功する

>まさかの樺地イリュージョン!誰にでもなりきれる仁王があらゆる技をコピーできる樺地になるってもう何がなんだか
>仁王が樺地に変身してなにか得することってあるんでしょうか?
誰かの技をコピーしたようには見えないし、コピーするなら直接その相手に変身すればいいと思うんですが
>仁王は便利というかもはやカオスですね。コピーキャラがコピーキャラに化けるとか跡部がもう一人でもいいのに(笑)

74話

『とうとう捕えたぜ!流石に高校生の体力持久力はハンパねえ。加えて3セットマッチで持久戦は不利だからな
あとは俺様のサービスゲームをキープするだけだ!』
これでゲームカウント6−5と王手をかけて・・・ってこれ3セットマッチなのかよ!全身汗だくで疲労困憊の2軍に比べ、まるで息を乱してない1軍
どう考えても勝てるとは思えませんが、ものっそい勝てる気でいる跡部様
>今回は三セットマッチなのですね。しかし10VS10、推定全7試合を3セットでやっていたら、一日では終わらない気がします
>今まで1セットマッチだったのにいきなり3セットにするなよ
まぁ実戦に即した形にするのはわかるけど今まで1セットでやってきた中学生のスタミナが…

意気揚々とコートチェンジしようとしたその時。入れ替わりですれ違った越知先輩にめっさメンチ切られます


2、3人くらい人殺してそうな越知先輩の眼光に思わずビビる跡部様
そしたらなんか急にタンホイザーサーブが定まらなくなって、ダブルフォルトを連発。自滅する形で40−0まで追い込まれてしまう
「なんや明らかにおかしいで。あの跡部がこない立て続けにサーブ入らんようになるなんて」
忍足でなくとも気付く跡部の変調。越知先輩はいったい跡部に何を仕掛けたのか?
>ほかのU17も魔法つかいのなのか?この先魔法も当たり前になっていくのか
>越智先輩が睨んだだけで全フォルトとかもうテニスもテニヌもする必要ないんじゃね?
>跡部様が相手の目にびびってコートの中に打てなくなってしまった!!

瞳術か!不破先輩はネタで終わったがこの人は本物の瞳術使いなのか!
せっかく敵のサービスゲームをブレイクしたのに、サービスゲームを落としそうな2軍。はたしてここから逆転なるか?次号へ続く!


75話

「惜しかったですなぁ」
「せっかく寿三郎のサービスをブレイクできたんですけどね」

「あとサービスをキープするだけ・・・その「決めなきゃならねえ」って気持ちがプレッシャーになりやがる
月光の
何事にも動じない佇まいからのひと睨みはそのプレッシャーを増幅させやがる
越知月光・・・「精神の暗殺者メンタルアサシンと呼ばれる所以はそこにあるぜ」
完全にフォームを崩してしまった跡部様。連続ダブルフォルトによってせっかくのサービスゲームを落としてしまい6−6のタイブレークに突入してしまう
そして跡部様の調子を狂わせたのは
やはり月光先輩の瞳術でした。いやネタで瞳術瞳術言ってますけどねこれ
睨んだだけでプレッシャー増幅ってリアルに術じゃねえか
もはやテニス漫画なのか格闘技漫画なのか超能力バトル漫画なのか
毛利先輩はパンピーのようですが、他の8人もこんな
基本テニスとは関係ない異能の力を持ってたりするんでしょうか
タイブレークに入っても跡部様の絶不調は回復せず、焦りだけが重なってボレーミスを連発。あっという間に6−0とリードを許してしまいます。が・・・・
「跡部よもう打たなくていい。後は俺が全て弾き出してやる」
「こ・・・これは手塚ファントム!」


『あらかじめ打球に超回転を与えることで我々の打球を全てコートの外へ弾き出すつもりか!?』
デデーンここで役立たずのキングの代わりに気を吐いたのは仁王。なんと手塚ゾーンに続きファントムまで使用
もう全部仁王でいいんじゃないかな
もはや天衣無縫の極みを使えない以外は、オリジナルの手塚となんら遜色ないイリュージョン。この土壇場でもその進化は止まりません
しかし前回の時点でもう零式サーブを打てないほど肘を痛めている仁王
ここにきてファントムの連続使用はその爆弾の針を一気に加速させることに。皮肉にも跡部様の眼力はそのことを場の誰よりも的確に見抜いていた
「おい仁王、これ以上ファントムは打つな。今後の貴様のテニス生命に・・・・」
手塚がそうして肘を壊し、手術を受けたように。このままでは今後のテニス生命にもかかわる重大な故障を追う可能性がある
跡部はパートナーの身を案じ、この試合の勝ちを諦めたとも取れる言葉を投げかけますが・・・

「跡部よ・・・俺は誰ぜよ?手塚国光なら最後まで諦めない」

俺が・・・俺が手塚ガンダムだ!
>今月のテニス。仁王の男気が半端ない(´;ω;`) イリュージョンなどテクニックはトップクラスだけどちゃらい男と思ってましたが、
手塚の鉄の魂までも模倣するようになったとは。>もう仁王だけで良いんじゃないか? ってな意味のコメントが何通ぐらいくるだろうかw
手塚ならこうするってのは分かるけど最早、贋作が本物凌駕するレベルw

世界の歪みは俺が破壊する!と自身の肘も厭わず試合続行を断言する仁王。読者の知るこんなに熱いハートを持ってる男ではなかったのに
学校の枠を越え切磋琢磨し、友情を深めあったこの合宿が彼を変えたのか
「今の彼はやめませんよ」
「仁王がここまでチームの為に・・・」
「イリュージョンで手塚の精神力をも・・・!」

誰よりも彼の変化を感じ取るのは立海部員達。ていうか朋友コメント見てから真田の台詞読みなおすとホントにちょっとアレだなこれ
そこは手塚の精神力じゃなく仁王自身を褒めてやれよ
なんか「手塚の真似でもしなきゃアイツはこうはせんだろ」って言ってるみたいに聞こえてうすらイヤな気分に。そういう意味合いじゃないのは解っててもさ
かくして無理を押した仁王は悪い予感が的中。
その左肘に絶望的な限界がきてしまう。マサトォオオオ

>仁王ェ…意思は本物だろうが手塚の精神力や故障癖まで再現してしまったばかりに…
元が不真面目だから全国決勝で再現するべきだったね。跡部様とは手塚は絡みあっても仁王はそんなないから無理するなとも思う
でもそういうツッコミはあっても読んでるときは気にならず燃えた。来月休載ェ…

76話

『まだボールは死んでねえ!自分の腕と引換に仁王が作ったチャンス!このポイントだけは絶対獲ってやるぜ!』
ポイントは49−48の中学生軍アドバンテージ。ここまで頑張ってくれた仁王の為にもラストは決めたい跡部様
その決意は月光先輩の呪縛を解き放ち、プレッシャーから完全脱出。さっきまでの連続ミスがなくなりいつものプレイが戻ります
が、それにしても2対1。いくら復活した跡部様でもこのままでは敗北必死です・・・・
って!
「ばああうっ!!!」

なんとここでいてもたってもいられなくなった樺地が勝手にコートに乱入
テリーにマッスルスパークをかけたスグルのような行動理由ですが、
コアなテニス読者は知っての通り樺地は跡部とは
幼稚園からの幼馴染みという氷帝においても最も付き合いの長い間柄
この天上天下男を実の兄のように慕い、生涯の忠誠を誓っている樺地にとって、彼の劣勢を見ているうちに身体が勝手に反応してしまったのでしょう
樺地の打球は2人の間を抜いて見事50−48。しかし当然ながら乱入者の打球などルール上認められるワケもなく・・・
「待て。今のポイントだけは有効でいい」
「月光さん甘いっすね」

男の勝負の何たるかを知る月光先輩、この乱入ポイントを寛大に容認
人殺してそうな目付きの割に熱いハートを持ってる人だった!高校生側って鬼先輩以外はロクでもないのばっかだと思ってたので新鮮ね
かくして高校生から1セット目を奪った2軍。しかしこれはあくまでも3セットマッチの1セット目を取ったにすぎず、その代価はあまりにも大きかった
『樺地崇弘、試合中に乱入するという規定違反により
U17合宿より退去を命ずる!』

>新一軍選手確定かと思われた人気キャラ仁王の思わぬ脱落によりほかのキャラの事故による脱落や
思わぬ選手の活躍もありそうですね。少なくとも仁王が続行するのかが気になります
>最強のバーター仁王とコピーロボット樺地が脱落… これは物まね王子一氏ユウジ活躍の予感!
>えっと・・・良く分からないですがつまり樺地は無駄死にってことでいいんでしょうか?
>今回の試合のMVPは間違いなく樺地
>樺地の退場は勇退といってもいいでしょう
最終的に代表メンバーから漏れることを考えればデカい花火打ち上げて散っていくほうが勇ましいってもんです

身を呈して主君を守った忠臣は無念の切腹。そしてコート上のペテン師は試合続行不能?ただひとり残された跡部は一体どうするのか
どう考えても跡部1人であと1セットを取れるワケがないので、初戦のダブルスは中学生側の敗北で決定でしょうか?
めっさ続きが気になるのに次号は休載。月刊誌この休載の多さひどいな。許斐先生たるんどる!
仁王も怪我の具合を考えるに樺地と一緒に再起不能リタイヤっぽいですが、やはり便利キャラになりすぎたのが原因か
ジョジョ第5部でフーゴだけが途中離脱した理由の一つに、
「パープルヘイズの能力が強すぎて正直扱いに困った」
というのを荒木先生が挙げています。仁王のチートぶりも「アイツひとりでいいんじゃないかな」レベルだったのでこの側面があるような気がしますね


77話

「みっともねえ真似しやがって・・・失せろ樺地」
「ウス・・・」
尊敬する跡部の為に咄嗟に身体が動いてしまった樺地だったが、下されたのは合宿退去という非常の通達
そして他ならぬ跡部本人からの冷淡な言葉だった
桃城は「あんたをかばったのにそんな言い方あるか!」と憤慨するが、跡部に睨まれて続く言葉を失ってしまう。ビビったからではない
跡部が一番辛いということをすぐに悟ったからだ
お約束の大豪院邪鬼です。キングは試合中に取り乱したりはしない。常にキングでなければならない
「バカヤロウ」
去っていく弟分の背中を見送ることなく、跡部は背中を向けたまま呟いた。きっとそれは誰にも聞こえぬよう言った礼だったに違いない

というワケで手塚ファントムの打ち過ぎでついに左肘が完全に使い物にならなくなってしまった仁王
なんかとりあえずリョーマにイリュージョンして頑張ろうとしますが、
激痛と疲労から速攻で変身解除
もはやサーブを打つこともできず、なんの為にリョーマになったのかワカらんままコートに寝そべることしかできません
この一見意味のないリョーマへの変身がラストの布石になったりするんでしょうか?特に必要のあるシーンとは思えませんが・・・
>新テニス随分久しぶりに主人公のテニスシーンを見ました
身体能力再現から眼力や身長差ある相手にもなれるなんて仁王はその内人外や異性にもなれちゃうんじゃなかろうか

「仁王はもうサーブすら打てない。追いつかれこの勝負もう勝ち目はないのに・・・
負けというゴールにただ向かっていく試合を奴は戦っているのだ
よく目に焼き付けておけ!氷帝以外の連中もな」
「跡部景吾・・・これほど精神力が強くなっていたとは。精神力のパラメーター上げておきましょうか?」
勝負は既に詰んでいる。投了しても誰も彼等を責めはしないのに、跡部も仁王もそれをよしとしない。去っていった樺地への手向けか
そのあっぱれなメンタリティに感嘆したコーチ陣が跡部の評価を改めたその時。斎藤コーチの顔色が次第に変わり始める
「ちょっと待って黒ベエ・・・それだけじゃ済まないようですよ?」
なんと突如として動きのキレが増した跡部様が反撃開始。その場に居合わせた選手達は、それがシンクロによるものだとすぐに気付く
しかしシンクロといっても仁王はもうラケットすら持てない状態・・・・それなのになぜ仁王とのシンクロで跡部のプレイが高まるのか?

「信じられへん!戦闘不能の男とシンクロしているのに!?」
「いや・・・あの男だ。ネット脇で倒れながらずっと我々の動きを観察していた・・・
あの男のペテンに引っ掛かった」
戦闘不能の仁王と同調しているのにどうして?誰もが理解できないそのトリックを、月光先輩は二瞬で看破する。その正体とは・・・・

「”ずっと見てた”ぜよ・・・・おまんらの足元を!」

ラケットが持てなくてもできることはある!
イリュージョン跡部「眼力インサイト」!
>ここで同調とは……仁王がすごいカッコよかった。「動けなくなっても戦えなくなったわけではない」という事ですね
>コート移動の度にネット際に陣取る仁王を想像するとシュール
なんと跡部様にイリュージョンした仁王は、その眼力でもって高校生ペアの動きをこれまでつぶさに観察していたのである
故にその仁王とシンクロした跡部様には、
高校生ペアの動きが手に取るように読めるのだ!」

もうワケわかりません
そりゃこの漫画がまっとうなテニス漫画だとは読者の誰もが思ってませんが、
異能力バトル漫画としても超次元の領域に突入してきました

78話

かくして高校生ペアの動きを読みきった跡部様は2対1のハンデもなんのそので怒涛の追い上げ
3セット目ゲームカウント6−5でまで迫り、そ勢いは衰えることなく一気に逆転してしまいそうです
「おまんの美技に酔ってやるぜよ」
「ほうら凍れ。
氷の世界―そして跡部王国だ!ツルスケじゃねーの!」
>一体さんの新キャラ『ツル助』後部「お前は・・・ツル助じゃねーの!!」
間接や骨格が構造上対応できない「絶対死角」を突く跡部王国
これでゲームカウント6−6か?と思われたその時、一か八かの作戦に声を張り上げたのは毛利寿三郎
「月さぁん!後は頼んますぅ!!」

「あのヤロウ正気か。間接を外しやがった!」
>関節外しとかどこで習ったんですか毛利さん
>「野郎…関節を外しやがった…」毛利先輩は波紋使いですね。いずれ腕を引きちぎるプレイヤーとか出てきそうです
>まさかテニスでズームパンチが出るとは
>毛利さん自分で関節外してツルスケ攻略したわけですが、
インドあたりの代表とかヨガで関節外して手足を伸ばしてボール打つ奴もいるんじゃないかこの世界

なんと間接を外すことで打てないハズの球を強引に打ち返すという荒業に出た毛利先輩。痛みは波紋でやわらげる!
とことんバトル漫画100%です
月光先輩に後を託していることからもわかるように、間接なんぞ外したらもうこの試合は仁王と同じく戦力になりません
後は跡部様と月光先輩、タイマンの氷帝新旧対決
運命の打球がコードボールになったところで次号へ続く!勝者は?
>ここで仁王が真田をイリュージョンして「向こうに入らんかーっ!」をやったらコミックス全巻揃える


79話

「関節をッ!関節を外し打てないハズのコースを返す!その痛みは波紋エネルギーで和らげる!
月さぁん!あとは頼んます!!」
人体の構造上対応できないコースを狙う跡部王国に対し、腕の関節を外すことでワンチャンリターンに成功する毛利先輩
その鬼気迫る執念が乗ったのか、コードボールとなったその打球は
無情にも中学生側コートに落下
跡部様が懸命に走るも到底届かない距離。再びデュースとなり、跡部様と月光先輩のタイマンでの仕切り直しとなるのか?
どっこい勝負を決したのはこの男

「これは・・・ダブルスぜ・・・よ・・・!」
『ゲームセットアンドマッチ2軍!跡部仁王ペア!2セットトゥ1!』
そういえばネット際にぶっ倒れてた仁王!考えてみれば単純だったのに高校生も読者も意表を突かれたこの結末
死んだとばかり思っていた男が、最後の最後に
皮一枚で繋がった高校生の首を刈り取るという実にカッコイイ締め
スコアのほとんどを叩き出したのは後半からの跡部様ですが
重要な戦局は全て仁王に始まり仁王に終わったゲームでした
まぁ仁王は残念ながら肘の故障で合宿離脱は免れないでしょうし燃え尽きる前の最後の魅せ場といったところでしょうか

「あんたらの執念見せてもらったよ」
「いいダブルスだな」
「U−17の誇りもな・・・んじゃ約束通り俺達が代表の座を頂く!」

「無論だ。このバッジが勝者の証だ・・・!?」
勝負を終えればノーサイドがスポーツマンシップ。互いの健闘を讃え合う両チームですが、これは日本代表の座を賭けた闘い
月光先輩と毛利先輩は、自分達を打ち破った頼もしき中学生に日本代表の証たるレギュラーバッジを手渡そうとします・・・が!
ここでその爽やかな空気を台無しにする凶行!
「中学生ごときに負けるとはジーニアス10の面汚しめ!」とばかりに、敗者の2人を狙い打つ強烈な粛清サーブが飛ぶ
放ったのは以前にも金ちゃんに敗れた以蔵先輩を粛清した
クソ外道No8・遠野篤京
だがその悪魔の打球が敗者2人を傷つけることはなかった
「誰だ?俺の処刑の邪魔をする奴は?」
「コート上の処刑人だか何だか知りませんが・・・これ以上のオイタは止めなさいよ
俺の小宇宙を感じなさいよ」


打球に打球をぶつけることでこの処刑を未然に防いだのは、我等のキテレツ大百科
キテレツのカードは予想通りの組み合わせ。処刑人VS殺し屋!
「コート上で待ってるぜ・・・血祭りにしてあげちゃうからさぁ」
自分が血祭りにあげられるフラグを着々と積み重ねる篤京が実に哀れなピエロに見えます
勝敗が予想しづらいこの入れ替え戦において、唯一中学生側の勝ちが100%見えてるこの対決。キテレツ好きとしてはたまりません

「あれ?なんやオーサマあっち行っちまいよったで」
勝者となった跡部様は皆が拍手で待つ中学生側のスタンドに凱旋することなく、反対側の高校生スタンドへと腰を下ろした
その肩をポンと鬼先輩が無言で叩き、鳳凰先輩が新たなる仲間となった中学生に笑顔で声をかける
「ようこそ1軍へ」
「お頭・・・このまま中学生全員がこちらに座ることも有り得ますなぁ」
おおなるほど。1軍になったので中学生サイドには戻らない跡部様実にストイック
この実力を認め、快く受け入れる鳳凰先輩とデューク先輩もカッコヨス。しかしそうは言ってもこれ以上は高校生のメンツがあります

「次。デューク行ってこい」
「おやおや・・・これは心して挑まないとなぁ」

高校生側がその実力差を見せつける為に送り出したのは、鳳凰先輩の右腕・No3デューク渡邉
見るからにパワーファイタータイプの渡邉先輩と互角に打ち合えそうな男となると、中学生サイドにはこの人しかいません
「Uー17No1のパワーを持つ貴殿と・・・1つお手合わせ願いたい」
ワシの波動球は108式まであるぞ!
打球で人間をスタンドまで吹っ飛ばす男。「師範」こと石田銀!

マインドアサシンやらイリュージョンやらの異能力対決とは打って変わって、二戦目は純粋なパワー勝負!果たしてその結末やいかに?






80話

「デュークホームラン!!」

>「おー銀さんVSデュークか!」ペラッ「デュークホームラン!」俺はそっと本を閉じた
>デューク渡邊(高3)さんには初登場から一目ぼれをしたので、ある意味期待通りで安心しました
>テニスに逆転ホームランはなくともデュークホームランはあったのでした
>テニスでのホームランは初心者ならまず通る道。それを『これでいくぜ!』と必殺技にしたデュークさんはどうかしてるぜ
>うおおおおっ!仁王うおおおおおおッ!→キテレツVS遠野確定キタ――(゚∀゚)――!!→
「デュークホームラン!」( Д ) ゚ ゚、今月のテニスを呼んだ読者の反応
>デュークホームラン!!何がすごいって野球漫画じゃないのと飛んでるのは人
>デュークホームランで俺の腹筋が粉々に砕け散った
>デュークホームランは近年稀に見る神見開き
『石田銀試合続行不可能により勝者1軍!デューク渡邉!』
久々に神回となった今月のテニス
師範の試合は内容全カットの見開き即決着!
「デュークホームラン」という先輩のハイセンスな必殺技ネーミングも相まって、近年稀に見る「絵だけで笑える」最高のワンシーンに
「これがジーニアス10・・・高校生のパワーはケタ違いや」
「俺達はとんでもないバケモノに挑んでるのか・・・!」
初戦の勝利に浮かれていた中学生達を意気消沈させるには十分すぎる格付け。これが本来の高校生と中学生の実力差です
高校生の強さを見せつけてスタンドに戻ってきたデューク先輩だったが、そんな仲間に鬼先輩は一言だけ文句を垂れる

「6割の力までと言ったはずだぜ?」
「ですなぁ・・・全力で行かなきゃ私がああなってたかも」

>「あと一歩間違えていたら空を飛んでいたのは私の方だったでしょうね」・・・テニスってなにすればいいんだっけ?
>大好きな銀様が速攻でヤられて泣きそうになったけど全力で行かなきゃヤられてたと一応フォローが入ってたのがまだ救いか

勝負内容ほど楽勝ではなかったと笑顔で語るデューク先輩。その言葉を聞いて満足そうに笑う鬼先輩イカス
そういえば試合前に「6割の力までだってよ」って篤京が言ってましたっけ。あれ?じゃあ月光先輩達も全力は出してなかったのかな??
高校生No3の本気を引き出したということで、瞬殺されながらも実力的にはフォローが入った師範。星が1対1のイーブンとなったところで
いよいよメイン試合が始まります
「リーゼントの眼鏡・・・来な!」
「御指名入りましたよ丸井くん」
「指名入ったの木手だけだろい」

>きてれつが テニヌから じゃっかるくんを ついほうしました。(ばくしょう)
>キテレツ&ブン太ペアキタ━(゚∀゚)━!ジャッカル涙目すぎるw
それとデューク先輩と話してる時のオニキが白目剥いてるみたいでちょっと笑ったw

異色のダブルス結成はどんな化学反応を生むのか?
殺し屋&最強の前衛!キテレツ&ブン太ペア!
遠野篤京は同情の余地もないクソ外道なだけに、読者がスカッとするような無様な負けっぷりを期待したいところ
2人の試合は勿論のこと、
ジャッカルの弄られ具合にも注目したい次号に続く!


81話

「サ、サインいいですか?」
「ああいいよ。名前は?」
「ノコノコ出てくるとは。さあ処刑の時間だ」
「いやぁーがな(お前がな)!」

ここまで一勝一敗で迎えた1軍VS2軍入れ替え戦第3試合。No8遠野篤京・No7君島育斗組VS木手永四郎・丸井ブン太組
テレビCMにも出演している有名人の「キミ様」こと君島先輩にサインを求めるブン太と、これを快く承諾する気さくな君島先輩に対し
「処刑開始だ」「いや死ぬのはお前だ」と試合前から一触即発の遠野とキテレツ。
相棒同士の温度差がすごい
キテレツとブン太という組み合わせの妙ももちろんですが、この試合に臨むモチベーションの差は何かのフラグか?気になるところです
「処刑法其の13・・・ギロチン」

試合開始早々炸裂する遠野の「処刑法」にブン太の頭が吹き飛ぶ。いきなり13という数字ですが、いったい幾つまであるんでしょうか
「あいつワザと狙いやがった!」
「そういうの有りですか・・・」

キテレツ「そういうの有りですか」そういうのもクソもそういうのしかないがな!
遠野の卑劣なプレイスタイルに、珍しく怒りを露わにするキテレツ。まぁそういうのも有りですかも何も
最近はそういうのしかしてませんけどね。この漫画
「みたいだねキテレツ。いいよ当たってないから。悔しかったら当ててみろい」
しかしそんな見え見えの打球を正面からくらうようなボンクラではないブン太。紙一重で躱し、ボールにガムまで貼っつける余裕で相手を挑発する
更にブン太→キテレツに対する呼称は
まさかの「キテレツ」で全国の木手ファンにんまりです

82話

「出るぞ全方向への縮地法!木手は何処へでも一歩で行ける」
そして気になるダブルスとしての機能具合。最強の前衛であるブン太はネットに張り付き、チャンスボール以外は全てキテレツが捌く完全分業制
コート全方位に一歩で到達できる「縮地法」の使い手であるキテレツにとっては、広域守備もまったく苦になりません
「ハンパねえなヤロウの守備能力は・・・アイツを際立たす」

「4つの肺を持つ男」という異名で呼ばれ、その圧倒的なタフネスに支えられた守備能力には定評のあるジャッカル
そのジャッカルが「ハンパねえ」と冷や汗をかくほどのキテレツの守備はまさにパーフェクト。一球たりとも逃がすことなく全て拾いまくります

「木手が縮地法でボールを拾いまくり、丸井が来るべきチャンスを確実に仕留める」
「適材適所ってヤツだな」

「へえ・・・まさかあの二人がダブルスとしてこんなに噛み合うなんて」
「まさに理想的なダブルスパートナーばいね」
ポイントゲッターはチャンスボールを確実に仕留める最強の前衛・ブン太
その甘い球が来るまでひたすら拾い続けるのが、鉄壁の後衛・キテレツ

二人の尖った特性がガチりと咬み合って見事に機能する異色のダブルスは瞬く間に3ゲームを先取。ジャッカルは嬉しい半面複雑な心境です

「これは参りましたね。実に理想的なダブルスペアだ・・・ところでブン太くん?
あのネット上で転がる妙技・・・アレもう一度見せてくれないかな?」
「OK」
中学生相手に為す術なく3ゲーム連取された1軍ですが、キミ様は敵であるブン太に綱渡りのリクエストなどお願いする余裕
波に乗ってチョーシこいてるブン太はサインを書いてもらったお返しとばかりに、この願いを快諾しますが・・・

『あーあ動き出しちまったな。コート上の交渉人が』
ブン太の返答に2軍ペアの敗北を予感する大曲先輩。処刑人・遠野に対し、パートナー君島育斗の異名は「交渉人」
試合中の巧みな話術によって相手の戦術を乱すのが彼の能力なのでしょうか?





83話

かくして大曲先輩の予想通り、ここまで完璧だった2軍ペアの歯車が少しずつ狂い始める
「誘い球です!焦りすぎですよ丸井くん
あなたが来るべきチャンスを待たなくてどうするんですか」
「わりいキテレツ」
『確かにキミ様に言われたせいでつい誘い球にまで乗っちまってたようだな・・・
うっし!俺は俺の仕事を徹底的にやるだけ・・・!』
攻め気がはやって攻撃のリズムが狂ったブン太はミスを連発。3−3のタイまで戻されたところでようやく自分を戒めるブン太
大事なのは初志貫徹。もう一度必殺必中のスナイパーとして自分の仕事に集中するが、そんな彼を再び遠野の処刑弾が襲う
完全に身体に当てるのが狙いの打球。スポーツマンとして許される行為ではありませんが、ブン太の反射神経はこれを凌駕
至近距離から放たれる凶弾を全て紙一重で回避し続けます。が・・・
「だーから当ててみろって!」
「・・・さて。前からは避けられても前後からはどうかな?
彼は・・・もう交渉済みです」
ドパァアアン!!!!!
君島先輩の言葉に一瞬ブン太の動きが止まる。背後から感じる殺気。そして回避不能の打球がそのラケットを吹き飛ばした
言わずもがな。ブン太のラケットを吹き飛ばしたのは味方であるキテレツ。当然そんなミスショットを犯すような男ではない
『キテレツ・・・まさか』
「永四郎なにするだばぁ!?」
「木手テメエ何考えてんだコラァーッ!」
味方陣営から飛んでくる罵詈雑言。しかしそんな言葉を涼しい顔で受け流し、木手永四郎は悪びれることなくこう答えた

「お説教はよしてくれ。ひとつ忠告しておきましょう
強い方につく。それが私のモットーです」

>テニスって・・・どんなルールだっけ・
>キテレツの異変はあるいはマインドコントロール能力ですかね。チートどころかシングルだとそのまま試合が終わるレベル
>キテレツと丸井のコンビの噛み合いっぷりに「久々にテニス漫画やってるなあ」と感心してたら
交渉でやっぱりテニヌだった今月のテニス

恐るべし君島育斗!その「交渉」術はコート上だけにあらず!
既に墜とされていたキテレツ!

まさかの3対1!壮絶な裏切りにブン太は?という超展開で次号へ続く!
っていうか展開がわかり易すぎる。これは「裏切ったフリをしてるだけ」ですねキテレツ。この男は確かにダーティではありますが
そんな卑劣な手になびくようなタマではありません
「くっ・・・!木手くん!君は最初から・・・!」
「言ったはずですよ?強い方につくのが私のモットーだと」
うろたえる君島先輩との会話までありありと予想できるわ
汚い手段を使う相手には、それ相応の罠にハメて倒す!みたいな。胸のスカッとする逆転劇見せてもらいたいところ。次号へ続くを


84話

「処刑法の十二・・・電気椅子」

処刑法その十二「電気椅子」肘の裏の尺骨神経に百発百中で当たる!とかだったら面白いのに。地味な嫌がらせレベルだけど
相手の顔面を吹き飛ばす「ギロチン」に対し、食らった相手に電流が走る「電気椅子」と、処刑人の名に恥じぬ多彩な処刑技を披露する遠野先輩
普通に考えれば「電撃で打たれたかのような激痛」の表現なんでしょうが、この漫画のことですから多分ホントに感電してます
「駄目だ・・・後ろから木手に攻撃されるからバランスを崩して遠野の餌食に!
こんなのダブルスじゃねえ!あれじゃ完全に3対1だ!」
「ダブルスじゃねえ」っていうかテニスですらありませんが
前面の遠野に加え、後方からはキミ様の「交渉」によって1軍側に寝返ったキテレツから容赦ない攻撃を浴びせられるブン太
まさしく「前門の虎・後門の狼にズッコンバッコンあんあん」状態。3P本が出るな
「早くコートチェンジしなさいよ。俺の小宇宙を感じなさいよ」
コートに這いつくばるパートナーを冷たい目で見下ろすキテレツ。あっという間にカウント3−6で1セット目は1軍側のゲームに
他校はもちろんのこと、比嘉中の仲間達からも凄まじいバッシングを浴びまくるキテレツですが表情はポーカーフェイスそのもの
「なんとでも言え」とばかりに薄ら笑いを浮かべて思い出すのは、
前日キミ様と交わした「交渉」の内容だった

「悪い話ではないでしょう?殺し屋と呼ばれたキミにお願いがあります

遠野篤京を再起不能にしてもらいたい」
>外道遠野は身内からも持て余されていて身内でも粛清の声があったと見えますね。どこの新選組だよジーニアス10ww
>相方の君島さんに殺しを依頼されるとか遠野先輩はよっぽどチーム内で嫌われてるんですね
どうトンデモな収拾をつけるかが楽しみになってきました

ゲェー!?なんと木手の本当のターゲットはブン太ではなく遠野!
それを依頼したのが相方であるキミ様なのだから驚きです。彼の凶暴な性格と汚いプレイスタイルはやはり仲間達からも煙たがられていたのか
その粗暴さを持て余したメンバー達の総意により、今回試合中の事故を装うカタチで「粛清」を下そうというワケですね・・・・って
絶対違うよこれ
キミ様は最初から相棒である遠野を潰すつもりなんて微塵もなくて、
キテレツを意のままに動かす為に涼しい顔して嘘をついてるだけでしょう

「決定的なチャンスを作るために、まずは遠野君を油断させなければなりません
だからまずキミは相方を裏切ったフリをして我々の仲間になったように見せかけてください」

とか多分こんな感じで誘ったんですね。殺しの「報酬」は遠野が抜けた後の1軍の座とか言ってね
んでキテレツがそうやってブン太を散々痛めつけた後に、「残念でしたー!あなた騙されてたの!」とキテレツもろとも葬るつもりなんでしょうが・・・
キテレツはそんなこと最初からお見通しで
騙されてるフリをしてるだけっつー黄金パターンだコレ

こんなコートの外で小賢しい策を弄するような輩にキテレツが踊らされるワケがないっつーね。もうキミ様のうろたえる顔が完全に目に浮かぶわ
と、普段ならここで1話終わって2話めの掲載があるワケですが今月号はまさかの1話のみという罠。月刊誌なのにたった13Pで終了です
>テニプリ1話しかないのにツッコミどころが多すぎる!ついにボールに属性付加するキャラが現れるわ、敵かと思ったら敵が敵の敵をしてるわ・・・
>バキ並に話が進んでいない筈なのに最後の見開きでそんな気失せてしまう。テニプリすげぇ、(でも展開遅ぇ。しかも今月1話だけ)
>許斐先生これ月刊誌だと分かってるのかな?
>一話しか載ってないとか 許 斐 仕 事 し ろ

はんぺらも仕事忙しさで更新が停滞してる手前、あまり人には大きく言えませんが許斐先生もうちょっと頑張って!


85話

「僕は前々からヤツとのダブルスを解消したいと思ってました
遠野を油断させる為、まずパートナーを裏切って我々側についてほしい
彼は左膝に致命的な古傷があります。しかし彼もジーニアス10・・・ただでは狙えません
唯一処刑の時に興奮しすぎて隙ができる。そこを一撃で狙ってくださいチャンスは一回きりです」

真のターゲットは遠野篤京。ブン太への執拗な攻撃は遠野を完全に油断させ、決定的チャンスを作り出す為の撒き餌だった
キミ様の誘いに乗った(と思わせた)キテレツは十二分に裏切り者を演じ、ようやく遠野の隙を生み出す段階にまでこぎつけましたが・・・

「木手ぇー!もうテメエにボールは触らせねえ!ワンダーキャッスル!」
前門の虎と肛門の狼にズッコンバッコンされて追い詰められたブン太だったが、このピンチに潜在能力が覚醒
攻撃ではなく守備に特化したボレーの絶対障壁「ワンダーキャッスル」で1軍の打球を全て後逸することなくシャットアウトします
>ワンダーキャッスルの構えがムカイさんのニュートラルポーズに見える
>ワンダーキャッスルが久しく正当なテニス技に感じたのは、長年テニヌで感覚が麻痺してるゆえか

86話

「・・・・・昨日はまだ未完成だったじゃないですか」
昨日の特訓ではまだまだモノになっていなかった未完成の技が、この土壇場で完成。相棒の思わぬ進化に狼狽するキテレツ
難攻不落の城壁を相手に熱くなる遠野に対し、
「堅固な城壁だろうと上を超えれば問題ない」とキミ様は大きなロブでワンダーキャッスルをスルー
城内に潜り込ませたスパイに、内部からの城壁破壊を命じますが―

「隙ができましたねアナタ」

キタァ━━━(゚∀゚)━━━━!!!
なんとこのワンチャンに遠野左膝をブッ壊すかと思われたキテレツ、狙撃したのは雇い主キミ様!
まったくもって予期していなかった一撃を回避できるハズもなく、眼鏡をふっ飛ばして流血。キテレツは涼しい顔を変えることなく相棒に告げます
「丸井君はワンダーキャッスルで鉄壁の守備を。私は後ろから攻めます。まだ行けますね?」
「・・・信じていいんだな?」

>キミ様がどのタイミングで裏切ってくるのかとワクワクしてたらキテレツが先に裏切ったでござる
>キテレツの すごい コウモリっぷり
>あれ?これってキテレツもしかして本気でブン太裏切ってた?
>ちょwキテレツ普通に裏切ってたwしかもブン太が思ったより頑張ってて勝機が見えたからさらに元サヤに戻ろうとしとるw
確かに今回だけ見るとキテレツ、相棒が途中で強くなったのでちゃっかり鞍替えしたコウモリ男に見えますが多分違いますね
おそらくあのまま遠野を狙っていたら、余裕で避けられて逆に狙撃されたんじゃないかなと
「バァーカ!お前が俺の左膝を狙ってるのなんてハナっから知ってたんだよ!
まぁ左膝の古傷なんざ最初からねえけどな!なぁ君島?」

というパターンだったんでしょう本来は。キミ様は最初から罠にハメるつもりで、キテレツとの約束なんか守るつもりなかったと思いますし
キテレツはそれを見越してキミ様をスナイプしたと。多分この辺は次回頭で説明あるんじゃないかな
「交渉決裂と捉えていいんだね?」

そしてボールをぶつけられたキミ様は激昂するでもなく、背筋も凍り付くような冷ややかな眼光。これはもうアレです
実は遠野なんぞよりキミ様のほうがずっとヤバイ奴ってパターン
普段の紳士然とした態度は、この本性を隠す為の猫かぶりか。
多分メガネも伊達じゃないですかねこれ
ついに本性を表したキミ様と、再び元鞘に収まった二軍ペア。ここからは謀略戦から暴力戦に突入か。次号へ続く
>遠野先輩「U−17にも友情があるんだ!」って言うオチが見えるんですが


87話

「神業のような反射神経で全てをネット際で防ぐワンダーキャッスル!
例えロブで丸井の頭上を越しても、待っているのは木手永四郎の大ハブ!
とうとう中学生がこのセット追いついたーっ!」

前衛のブン太がワンダーキャッスルで鉄壁の守備をこなし、後衛のキテレツが予測不可能の変化球でアタッカーを担う新フォーメーション
枠割が逆転した2人のコンビネーションはそれまで以上に歯車が噛み合い、再び戦局をゲームカウント2−2まで持ち込みます

「舐めた真似しやがって・・・もうジワジワいたぶるのは終りだ!
処刑法其ノ十一「アイアン・メイデン」 処刑法其ノ十「聖アンデレの十字架」!
処刑法其ノ九「松の木折り」・・・・ッ!」
「返球に徹することで俺は無敵になれる!・・・・!?」
既に試合前に言っていた「6割まで」を超えてプレイしているものの、それでもなお中学生相手に苦戦を強いられ激高する遠野
そんな怒りの処刑の発を浴びてもビクともしないワンダーキャッスルだったが、ここで双方にとって思わぬアクシデントが発生
汗でスッポ抜けた遠野のラケットが、ブン太の右目を直撃してしまいます
「・・・・ワザとじゃないですよね?」
「おい見ろよ。あのガム殺されにきたぜ。そうこなきゃな!まだ処刑中だからな!」

遠野なら勝つためにワザと狙ってもおかしくない状況。そのえげつない行為に怒りの視線を送るのは、パートナーのキミ様です
あの氷の視線は何だったのか
今回は本性を現したキミ様が遠野以上の凶悪プレイで中学生ペアを痛めつける回かと思ってましたがまったくそんな事はなく
むしろこの試合始まって以来、最もスポーツマンシップに溢れてます
お前は善なのか悪なのか。前回ラストのドスの効いた睨み要らなかったんじゃね?

88話

「ホント偶然とはいえ気の毒なこった!完全に右側の城壁が崩れたんだからな!」
包帯グルグル巻きで止血して試合を続行するブン太でしたが、右目が見えなくなったことでワンダーキャッスルの守備力は完全に瓦解
死角から襲い来る処刑法に万事休すという最中、
これを身をもって庇ったのは我等のキテレツ
「アナタはさがっていてください。これで借りを返したとは思ってませんけどね」
お前普通に裏切ってたのかよ!
なんの策もなくただ普通にキミ様の誘いに乗ってブン太を裏切っていたというまさかすぎる展開にビビる
キテレツ本来はめっちゃ良い奴だけんね。ファンなら絶対読み違えるって

ペアプリからの木手永四郎ショートエピソード
『サトウキビの収穫してたお婆さんを無償で手伝ってあげるキテレツ』
この爽やか笑顔のナイスガイが利己目的の為に相棒を裏切るとか誰が予想できよう。ペアプリ読んだ読者なら絶対無理ってモンです
しかしもともと良い奴なので、ひとたび友情に目覚めれば熱いキテレツ
前半戦の罪滅ぼしも兼ねて怪我をしたブン太を庇い、盾となって遠野の処刑フルコースをその身に浴び続けます
「・・・これがアナタの処刑法ですか・・・?全然・・・効きませんよ・・・」
「こんなの全然効かないZE!」などと虚勢を張るも全身めっちゃ血まみれで息も絶え絶え
両膝ついてコートに這いつくばってるし、もうこれだけでも既に十二分なダメージを与えられてますが・・・

「そう簡単に血祭りにあげるかよ
13の処刑法全てを受けた時、お前の全身は麻痺。指一本動かせなくなる
あと7処刑残ってんだよお前は!クックック!」

>今月のテニスに悪魔将軍が降臨してた件について
あれ地獄の九所封じじゃん。いや・・4箇所も余計な手間かかってるから悪魔大佐ぐらいか

地獄の九所封じかスカーレットニードルか
「全ての処刑を完了した時、相手の全身を麻痺させる」。それが13の処刑法の完成形。真の姿だった
こいつテニスプレイヤーなのに、こんな技ばっか考えてんのかよ!ある意味尊敬する
クラウザーさん然り波動球然り。もはやこの漫画におけるテニスのルールがポイント制ではなくノックダウン方式になってるのは周知の事実ですが
それでもここまで「相手にダメージを与える」ことに特化してる技は初めて
この作品に今更言う台詞でもありませんが「もうコレなんの競技なんだよ」とツッコまずにはいられませんちなみに13の処刑法リストは以下の通り

切腹
銃殺
生き埋め
苦痛の梨
コロンビア・ネクタイ
セメント靴
ファラリスの雄牛
ウィッカーマン
松の木折り
10 聖アンデレの十字架
11 アイアンメイデン
12 電気椅子
13 ギロチン

>13の処刑でテニヌ初の死亡者が出るかと思った それにしても処刑法に苦痛の梨が入ってるってえげつないな…どう表現するんだ
>キテレツ「あなた、嘘つきですね」 ちなみにウィッカーマンは罪人を人型の檻に閉じ込めて焼き殺す処刑、
セメント靴はセメントで脚を固定して海に沈める処刑、
苦痛の梨は女性器に入れてネジで拡大するクスコの強化版のような拷問です
>友人と先月や先々月テニスを見ながら処刑法に電気椅子とかあるならファラリスや切腹もあるんじゃないの?
火刑とかもさwなんて話してたら本当にあって目が点になった。いや、凄いわ切腹の表現とかテニスでするとは本当に凄い
>13の処刑法がなんか後にキテレツが会得してそうな予感が。あと師範がホームラン会得したり

普段聞いたことのないような名前の技は、世界の有名な拷問器具。「ファラリスの雄牛」などは嘘喰いで知ったという読者も多いのでは?
セメント靴が足先、コロンビアネクタイが喉を直撃しているところを見ると、苦痛の梨はキンタマ狙いか
ていうか「生き埋め」がどんな技なのか気になりすぎる。108式波動球くらいの威力があれば相手をコートに埋めるくらいできそうだけどなー
「処刑法其ノ一 切腹」

『切腹』うめえ。納得のネーミング
フレーム頂点部にボールを当てて相手のグリップで腹部を突き刺すというファンタスティックすぎる芸術技。遠野普通にテクニシャンじゃん
そのテクニックを普通にポイント狙いに使えばもっと強キャラになれたんじゃないかと思わなくもない。本当にこの漫画のキャラ達は・・・

というワケで13の処刑法を全てくらったキテレツは指一本動かせない状態でコートの真ん中にへたり込み、遠野が狂気の笑みを浮かべてこれを狙う
「まだ倒れるなよ!介錯が済んで初めて処刑完了なんだからなぁ!!!」
格好の的めがけてトドメの一撃を見舞おうとする遠野。まさにそれは試合前にキミ様がキテレツにリークしていた通りの隙だらけの状態
だがこのワンチャン狙撃に、肝心の殺し屋はもう動くこともできず・・・と!
”ドゴォッ!!!”
次の瞬間。ブン太の放った強烈なスマッシュはガラ空きのコートではなく
遠野篤京の左膝に叩き込まれた

アンタの相方の左膝に当てれば本当に約束を守ってくれるんだろうな
幸村の病気が完治する手術をアメリカで行う件を!


”コート上の交渉人”のネゴシエイトは隙を生じぬ二段構え!
なんとキテレツだけではなく、ブン太にも遠野の狙撃を依頼していたキミ様。その報酬はアメリカでの幸村の手術だった
普通なら絶対に応じぬであろう交渉を、友の為に引き受けたブン太。その背中から彼の葛藤や怒り、幸村への想いが伝わってきます
「ぎゃあああああああああああ!!
お皿がぁぁ!お皿がぁぅぉぇ・・・!」

>お皿がぁぁお皿がぁぅぉぇ←くっそワロタ
>遠野の「お皿」って言い方に吹いてしまったw
>「お皿がぁお皿がぁぁぇぉぁ」俺の腹筋のお皿もヤバイことに
>遠野さんの悲鳴「お皿がー」に失笑した。わざわざ「お」を付けんでも

尋常じゃない痛がり方を見せる遠野。この状況下で「お皿」などという言葉が出るあたり育ちは相当いいっぽい
コート上の4人以外はいったい何が起きたのか理解できずざわめく中、ただ一人キミ様だけがボールを拾ってサーブの態勢に入ります
「40−15。まだ試合は終わってませんよ。まぁこの試合は私の勝ちですが」
キミ様の放ったなんでもないサーブは、ブン太の死角の右側をすり抜け、倒れて動けないキテレツの目の前に落ちてサービスエース
試合は1軍ペアの勝利で決着
>交渉人はただ一人普通にテニスして勝利で一軍のままとやりおる
勝ったのに自らのNo8バッジをその場に捨て医務室へ向かう遠野。自分の立場は理解したみたい
結果としては煙たかった遠野篤京を排除し、更に中学生ペアを退けるという離れ業をやってのけたキミ様の一人勝ちといえるでしょう
「丸井ブン太くん・・・約束は守ります。彼の元に数日以内に連絡が行くと思いますよ」

そしてちゃんと約束を守るキミ様。結局こいつは善だったのか悪だったのか
いや悪党のパートナーを排除して、かつ幸村を助けてくれるんだから、まぁ本質的には良い人なんだろうけども。前回ラストの氷の視線とか(ry
その為にコートの外で買収行為とかやり方が汚すぎて・・・
ブン太も「幸村を助ける為」という大義名分で自分を言い聞かせたんでしょうが、「相手の古傷にボールをぶつける」なんてブン太は見たくなかったし
なによりキテレツが普通にただ踊らされてただけだったっていう事実にガックシ
「アナタも交渉されていたとはね・・・」
「おいキテレツ。またダブルス組んでくれるんだろい?」
「もうコリゴリですよ。その代わりと言っちゃなんですが・・・そのガムもらえまえんかね?」

『負けはしたが死闘の末芽生えた友情・・・!』ラストの煽りもかなり「なんで?」な感じでしっくりこない
>キテレツ「友達ができました」ブン太「雪村さんの治療のツテができました」キミ様「邪魔なパートナーを始末できました」
あつきょうさん「お皿が〜〜お皿がぁ〜〜〜」
>正解は「君様がどっちにも交渉していた」でした
はんぺら予想が安定の大外しなのはともかく、君様本当に遠野先輩大嫌いだったんだ…遠野先輩が浮かばれない
>遠野潰すために二人に声かけてた交渉人、そしてやっぱり貫禄外しのはんぺらさん
>で、キミ様って結局どの辺りがコート“上”の交渉人だったの?
>キテレツ本当に裏切ってたのかとか、丸井も交渉されてたのかよとか、君島さん約束はしっかり守るって律儀じゃんとか
いろんなツッコミより先に幸村にそっと立てられた合宿離脱フラグのほうが地味に衝撃
>外道遠野にトドメさしたのはまさかのブン太!これは予想外で唸りましたがやっぱり個人的にはキテレツにぬっ殺して欲しかったです
>「膝」ではなく「お皿」という遠野先輩意外とカワイイくて好感度上昇。逆に容赦なく遠野先輩処刑したブン太の好感度低下しました
>…どういうこと?キミ様は本当に遠野を潰すのが狙いで、キテレツはブン太の頑張りに真っ向勝負を選び、
ブン太はキテレツを救うために遠野を狙撃?約束守り通すキミ様クールすぎる
>これじゃコート場じゃなくコート場外の交渉人だろwブンタのパワーアップは良いとして、キテレツがコバンザメ化はおかしいよね
幸村の件もそれこそ跡部にでも頼めば確実だし・・・キテレツブンタコンビはセンセが読者の裏をかこうとして空回った感じがします
>今月のテニヌで中学ペアが友情芽生えて謎だったwアレで納得するのか
>ブン太「またダブルス組んでくれるんだろ?」ジャッカル「ヽ(`Д´)ノウワァァァン!!」
>この試合完全に遠野先輩の一人負けですね
キミ様は相方除去のポジション保持でキテレツはもしかしたら一軍入り、ブン太は幸村の治療でみんなが万万歳ですよ
>今月のテニスは最高すぎます。贖罪のためブン太をかばう木手
最後は潰されたものの面白技とキャラで読者を楽しませ、最後に復活も予感させてくれた篤京さん
本心から篤京のテニスを嫌悪していて、周到な根回しで狙い通りペアを潰しつつ勝利を納めて見せたキミ様
完璧な展開でした

なんというか読後感がよくないですよね。試合は汚い交渉術で3人をハメた男の1人勝ちだし、
ブン太は「幸村の為」とは言え、交渉に乗って相手の古傷を容赦なく狙ったし、
キテレツが一番アホの子で終わったし

正直この3人はイメージダウン。むしろ「ざまあ見ろ」で終わるべきだった篤京だけが「お皿」で好感度アップという・・・
賛否で意見は別れるところだとは思いますが、「完璧な展開だった」という朋友のコメントとはちょっと相容れないなー
朋友コメントの中では
「先生が読者の裏をかこうとしすぎて空回った」というのがはんぺらと同意見かな
まぁ俺がキテレツ好きすぎるという補正のせいも多分にあるとは思いますが、
まるで刃牙終盤のような納得のいかなさでした
次号!連れションに行ったリョーガVSリョーマのハッテン対決。くそみそ期待


89話

「ホントに便所だったんだ?」
「だからそう言ったろチビ助・・・俺よりお前と戦いたい奴がいるようだぜ」
ハッテン場のトイレを求めて彷徨うリョーマとリョーガの前に立ちはだかったのは、読者のまったく予期しなかった第3の男
そういう事なら俺も混ぜな!3連結もイケるぜ亜久津仁!

>やっぱり阿久津は越前にリベンジすることが目的みたいですね。一軍になろうなんて気はないと思います
「日本代表なんざどうでもいいんだよ。俺はこのガキにリベンジしに来ただけだ」
とでもいったところでしょうか。連れションに行くリョーマがリョーガに喰われると思い(性的な意味含む)慌てて追いかけてきたようです
亜久津マジ面倒。お前ウチ帰れ
「亜久津がいない!?さっきまでそこに座ってたのに!」
「大バカ野郎が・・・わざわざ死に場所を用意してやったのに怖気づくタマじゃあるまいて」
No10・9月光・毛利ペア○  No3デューク先輩●  No8・7ペア篤京・キミ様ペア●
一方1勝2敗で迎えた4戦目。中学生側にとっては落とすことのできないこの大一番で1軍側の登板は我らの鬼先輩
鬼先輩との再戦フラグが立っていた桃城と金ちゃん。どちらが相手になるかというのが読者の予想でしたが、そのフラグ押しのけ
鬼先輩は”自分に相応しい相手”として亜久津を見込んでいた模様
なるほどあの唯我独尊男の亜久津が「アンタが決めな!」とか言うくらいですし、荒らくれ者同士で認め合うところがあったんでしょう
今の亜久津は鬼先輩が指名する程の実力。リョーマもそう簡単には勝てないと思われます
>鬼の用意していた阿久津の死に場所がこの場所で嬉しかった。なのに空気読めや阿久津!
>亜久津先輩の空気読まないっぷりが素敵。でも大曲先輩とのフラグはどこへ行ったんでしょうか
>リョーマvs阿久津と金ちゃんvs鬼さんのダブルカード!リョーマの主人公補正が勝つか、鬼さんの貫禄勝ちか
金ちゃんと阿久津のリベンジ補正で勝つか勝敗が読めないですねー。そして大曲先輩にふりそそぐ瞬殺フラグ・・・

90話

「鬼のオッチャンはワイの獲物や!」
「金太郎か・・・いいだろうもう一度だけ相手をしてやる」
本来ならばラブコールも虚しくフラれるハズだった金ちゃんですが、本命の亜久津不在の為ねんがんのリベンジマッチ実現となりました
桃城は置いてきた。修行はしたがこの戦いにはついてこれそうもない
『パワー・スピード・テクニック・打球の重さ―まさか数週間でここまで成長するとは思ってなかったぜ
これが徳川の言ってた崖の上での修業の成果か。俺との再戦まで隠してたってワケかい
詰めが甘かったのは俺の方だったようだぜ!』
これまでの勢い一辺倒のスタイルから、ドロップショットを織り交ぜるなど緩急のついた新生テニスで3ゲームを先取する金ちゃん
欽ちゃんの隠していた実力を読み切れてなかった自分を恥じた鬼先輩は、すまなかったなと言わんばかりにそのギアを上げていく
「出たあーっ!鬼の5球打ちだ!」
「見ろあのガキも5球全て返したぞ!」

本気を出した鬼先輩は、
例の5球使って打ち合うトレーニング法を1球で再現
>幻覚なのか?テニヌのことだから鬼先輩が球具現化させてると思った
>鬼先輩の五球打ちって五つの球を素早く打つモノのハズじゃ・・・・・いつの間に分身魔球に?
>5球打ち→5球返しのページがまゆたんカンフーかキタキタ踊りで対決してるように見えるw
原理がわかりません
超スピードのラリーによってボールの残像が見えるという理屈であれば
金ちゃんが打ち返して初めて5球に見えるハズですがそういうんでもないし
理屈的には朋友コメにもあるように「分身魔球になった」と思われますが、その説明は一切なしです
「こない屁でもないわ!」
「よし合格!ついてこいやぁーっ!6球!」

「1球しか打ち合ってないのに6球ずつ打ち合ってるように見えます宍戸さん!」
6球、7球と段階的に増やえていく球数。最初は調子こいてた金ちゃんも8球時点で既に限界いっぱいですが・・・
これでトドメだとばかりに持てる力の全てを注ぎ込んで最高の分身魔球を打ち込む鬼先輩。
その数10球!
「ぬおおお10球を抱いて眠れ!」
「ワイは日本一のテニスプレイヤーになるんや!」
>「10球を抱いて眠れ!!」鬼先輩オサレすぎ!
>「10球を抱いて眠れ」というのが迷言すぎます

ワイは猿や!プロゴルファー猿や!
限界の中で吠えた金ちゃんはついに覚醒。打ち返した10球目はレーザーのような速度でネットをかすって突き抜け
その摩擦熱でネットが炎上しました

>今更テニスは何があっても驚かないつもりでいたけど今月は無理だ
>ラケット、ボール、フェンスの次はネット破壊とかテニヌはどれだけ破壊すれば気が済むのか
メラメラ燃えて完全になくなるネット。なあにこれえ
あまりにもシュールな凄まじい光景に、その場に居合わせた者誰一人として声を発することができません
「こいつはとんでもないモノを生み出してしまった」という戦慄と、だがそれ以上に嬉しそうな微笑を浮かべて鬼先輩はこう呟くのだった
「とうとう開花させちまったようだな」

「開かれる新たな扉!」と煽りが打たれて引き。金ちゃんようやく天衣無縫覚醒でしょうか
>強いけど引き立て役のイメージ強かった金ちゃんがついに覚醒しましたね
もともとは千歳曰く「第3の扉に最も近い」と称されながら、幸村の噛ませにされたのが彼の運の尽き
以来リョーマに先を越されただけでなく、手塚にまで先を越されでいいトコなかった金ちゃんですが、ようやく準主人公としての面目躍如なるか

さしもの鬼先輩も天衣無縫相手では敗北必至か?どうなる4戦目の勝ち星!次号へ続く!



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