93話

「おいおいお前、鬼って奴がすごく試合楽しみにしてたぜ」
「関係ねえ。俺はU17日本代表なんざさらさら興味ねえ。あるのはこの小僧への借りだけだ」
「ふーん。頑張ってね」
>亜久津がフラグ乱立過ぎてまるでBLゲーの主人公みたい
壇きゅんには甘いわ、リョーマに対してはストーカーまがいだわで亜久津マジショタホモ趣味の危険人物
その執念に身の危険を感じたのか(性的な意味で)、この熱いラブコールをしれっとスルーするリョーマ。ホモ白菜、愛の告白も敢えなく玉砕です
余談だが
「鬼って奴」という台詞を読んだ瞬間、椿鬼奴を連想してすげえシュールな絵面が思い浮かんだのは俺だけだろうか
「カッカッカふられたようだな!なんなら俺がテニス教えてやるぜ。コート入れよ」
「俺に指図するんじゃねえ!うらあ!」
フラれたことをおちょくられた亜久津は怒り心頭。どこに隠し持っていたのか、ゾロリと取り出した10個のボールを一斉にリョーガ目掛けて打ち込む
金ちゃんですら、追い込まれてから覚醒するカタチで開眼した10球打ち
それを平時状態で放てる亜久津の今の実力。鬼先輩が自分の相手として指定するのも頷けます
飛んでくるボールに臆することも慌てることもなく、余裕の笑みを浮かべたまま忍者のように回避するリョーガ
回避されても背後の壁に当たっての跳弾まで含めて狙っていた亜久津だったが、これも回避されたばかりか全弾打ち返されると表情を変える
「上等じゃねえの!

当たる面積を最小にして波紋防御!」
鉄塊の弾丸を回避したツェペリさんみたいなポーズで空中に飛び、こちらも軽く回避する亜久津
10球全て回避し、「こんなもんか」と勝ち誇ったその瞬間。予期しなかった”11球目”が彼の顔面に炸裂した。リョーガのマストアイテム、オレンジである
「まだまだだぜ」

特攻の拓に出てきそうな顔でキレる亜久津 ”やってやんよ武丸ゥ!?”
「コートの外でテニスファイト勃発!」というワケのワカらん煽りが打たれて引き。お前ら普段やってるののもテニスファイトだろと
>テニスファイトって単語に何の違和感も感じない




94話

「鬼のオッチャン捉えたでぇー!」
「いいぞ金太郎!もっと上げてこいやぁーっ!」

『日本一のテニスプレイヤーになる・・・か。俺が忘れてたもんを思い出させてくれたぜ』
一方消し炭になったネットを新しく取り替え試合再開した鬼先輩VS金ちゃん。既に金ちゃんは10球打ちを我が物としたようで、試合は五分に
前回ラストの金ちゃんの熱い咆吼を受け、かつて日本一を目指していたという鬼先輩の回想シーンに入ります

「よし今日はみんなでクリスマスツリーの飾り付けをするぞぉ!それじゃ園長、また後で」
孤児院施設「ぽかぽか横丁」。おそらくは彼自身もここの出身なのか、小さな子供達相手に親身に遊んであげる鬼先輩
夏は河原で魚取り、夏はスイカ割り、秋は焼き芋・・・・名前のように恐ろしい鬼十次郎の強面は、常に子供たちの笑顔の輪の中にあった
>鬼先輩、高校生にして伊達直人みたいな・・・
>鬼先輩の過去が明らかになりましたが、やっぱり面倒見の良い兄貴だ(´;ω;`)
アニメではブラックトマホークというブラックジャックナイフの上位技が出ましたが、タンホイザーサーブのように逆輸入されるか?

そしてこの年のクリスマス。サンタに扮して子供達の寝室に忍び込んだ鬼先輩は、彼等がサンタに宛てた「欲しいもの」を見て思わず涙ぐむ
オニのにいちゃんがテニスで1ばんになってほしい ケン太
オニのにいちゃんを全国ゆうしょうさせてください ちさと
さんたさん おにのおにいちゃんをてにすでゆうしょうさせてほしい あきしげ

シスター!カオスの分まで俺が兄ちゃんになってやるぜ! ゲンタ

子供達が望んだのは自分のオモチャではなく、
”大好きな鬼の兄ちゃんがテニスで一番になること”

「泣かせんじゃねーよ」
それはきっと本物のサンタでも不可能な、でも鬼さんサンタにだけ叶えることが可能なお願いだった
かくして鬼先輩は日本一のテニスプレイヤーを目指してがむしゃらに走り始めた。自分の為ではなく、可愛い子供達の願いを叶えたい一心で
やがて全国区の実力者となった鬼先輩はU17合宿に招待されることになるのだが・・・そこで彼の夢を打ち砕く男と出会う
「鬼十字郎だ」
「随分とフケた顔の高校生がいたもんだぜ
平等院鳳凰だ」

若き日の鳳凰先輩!
といってもたった2年前ですけど。顔のパーツ自体は確かに鳳凰先輩ですが、むさくるしい長髪とヒゲをなくしただけでこうも若返るとは

>鬼先輩「本日のお前が言うなスレはここ・・・あれ?若い??」
>鳳凰先輩は何があってあんな急激に老け込んだんだろうか
>許斐先生は平等院先輩であそびすぎだと思います
あと人の老け顔を笑う前に自分のご大層な名前をちょっと恥ずかしがれ
鳳凰と鬼、運命の邂逅。彼が目指していたNo1ではなく、5番コートの番人となったルーツが今明かされる。次号へ続く!
>今回のテニプリ読んだら鬼先輩が日向小次郎とタブって見えました
子供たちの願いを叶えるために再び日本一を目指すというのはなさそうだけど、何かの部分では日本一極めてる鬼先輩っていいですね


95話

「15―0じゃろうが!よう目ン玉見開いとけやーっ!」
「フ・・・面白え。15―15だ審判」
「な・・・なんだか接戦・・・みたいだぜ」
>爆音と煙のシーンのせいで、もうテニスコート内で、バズーカを打ち合ってるようにしか見えない
2年前の頂上決戦。審判と観戦者の目には視認できない打球を打ち合う若き日の鬼先輩と鳳凰先輩
特に技名を叫ぶでもく、純粋に研ぎ澄まされたパワーとテクニックで打球を打ち込む鬼先輩に対し、鳳凰先輩は多彩な必殺技で対抗する
「パイレーツ・オブ・ジ・アメリカン!」

「ザ・・スネーク・チャーマー・オブ・インディア!」

ブルース・リーのような残像を残した腕の動きが笑える鳳凰先輩
英語で放った「アメリカの海賊」の後に、ヒンディー語で放たれる「インドの蛇使い」。一体なんなんでしょうかこの人は
察するに
世界各国の言語を使用する必殺技を持つ万国テニスの使い手なのか
ちなみに鳳凰先輩の学校は牧ノ藤学院高等部。あのスーパーテニス門脇の先輩にあたります
>鳳凰先輩「俺の言語は108か国語まであるぞ」
>ザスネークチャーマーオブとか言ってる所の鳳凰先輩の動きが笑いを取りに来てるとしか思えない
>以前英語の必殺技はありきたりなんでフランス語やドイツ語の技名は見たことあるがまさかヒンディー語とは…
そして「パイレーツ オブ アメリカン」とは何だったんだー
>鳳凰先輩は牧ノ藤学院か。今まで名門(笑)な学校だったけど鳳凰先輩のお陰で何とか威厳を取り戻せた感じかな
>スーパーテニスは平等院を見たからあんなプレイスタイルになったのか?
>鳳凰先輩、牧ノ藤学院だったのか

しかしその華麗な技の数々を、黙したままに全て弾き返す鬼先輩。実に対照的な2人ですが、鬼先輩の実力がやや上回る
「ゲームカウント5−4だ審判」
「俺をここまで追い詰めた男は初めてだ・・・だが一切負ける気がしねえ!」

それがしここまで追い詰められたのは初めてじゃ・・・武者震いがするのう!
人生初の劣勢に立たされながらも庵原之政のような笑顔を絶やさない鳳凰先輩超イカス


96話

異次元のテニスが繰り広げられる・・・!!
「もう何が起こってるのか全然わからねぇーっ!」
この漫画で今更それを言うのかという読者の突っ込みが飛び交う扉絵の煽りと観戦者の絶叫
僅かに鬼先輩が上回っていたはずの実力差だったが、鳳凰先輩のゲーム中の急激な成長によって既にカウントは6−6のタイ
一瞬でも油断すればたちまち飲み込まれてしまいそうなその恐るべき成長速度に、流石の鬼先輩も恐怖を禁じえません
「ここへ来て奴の動きが増してやがるぜ―打球の威力までも―この漢やばすぎる!?」
「そう言やぁ礼を言ってなかったなぁ鬼十字郎・・・
キサマとのこの命の削り合いで俺は異次元の強さを手に入れる!
鬼十字郎さらばだ!」
命の削りあいで強くなるって平等院さんはどこの戦闘民族だよwww
たかだかテニスの試合を「命の削り合い」と言い切っちゃう物騒な鳳凰先輩
その言葉を現実とするべく鬼先輩を狙った渾身の殺人打球を叩きこみますが、鬼先輩もなんとかこれをラケットで受け止め・・・
うわああああああああなんぞこれ

「う、後ろの壁が壊れた!あんなの当たったらひとたまりもねえ!」
読者の腹筋もひとたまりもねえ!
>テニスの打球はもはや兵器だな
>鬼先輩のラケットの頑丈さはなんなのさ

触れてもいないコンクリートの壁を破壊する鳳凰先輩の打球。漫画の空想科学で是非ともこの威力を計算してほしい
歯を食いしばって耐える鬼先輩ですが、こんな超兵器を生身の人間が打ち返せるわけもなく次第に押されていきます
もはやここまでかと諦めかけたその時。彼の心を再び奮い立たせたのは、ラケットに括りつけられた孤児院の子供達手縫いのマスコットだった

『鬼のお兄ちゃん日本一のテニスプレイヤーになってね』
精魂尽きる寸前だった肉体に最後の力が漲る
鬼十字郎は彼等との約束を果たす為、全身全霊の力を込めてラケットを振りぬいた
「地獄へ道連れだぜ平等院鳳凰!」
これまたテニスの試合とは思えぬ物騒な台詞とともに気合のリターン!
まさに持てる力の全てを絞り出した1球。もはや鬼先輩には指一本動かす力さえ残っておらず、これを返されればもはや敗北は確定
必殺の一撃を返した鬼先輩を称賛し、今度こそトドメの一撃を見舞うべく身構えた鳳凰先輩。
でしたが・・・・
「あっぱれだぜ鬼十字郎!だがキサマは既に限・・・・界・・・・
なんだありゃ・・・?

その瞬間。平等院鳳凰は確かに垣間見た
















それは飽くなき勝利への執念
相手を圧する気迫の具象化

全てを焼き尽くす火焔を背負い、憤怒の表情を湛えた鬼十字郎

>(読者の声)な 何だありゃ・・・!?
>今回の話でテニプリは1番好きなバトル漫画になりました
>今月のテニスは物凄く笑って物凄く燃えた。全く凄い漫画だなこれは!鬼先輩カッコよすぎだよあんた!

「なんぞこれ」と笑い飛ばすべきシーンも、もはや一周回って普通にカッコイイ
鬼先輩の気迫に飲み込まれた鳳凰先輩はこれをリターンすること叶わず、一歩も動けぬまま衝撃波で額から大量に出血する不覚を取る
『ゲームセットウォンバイ鬼!7−6!』
2年前の頂上決戦、死闘を制したのは読者予想に反して鬼先輩だった!
鬼先輩読者のハート鷲掴みしすぎ

>キャー鬼先輩抱いてーーーッ!!!!
>久しぶりに熱い戦いだった。勝った鬼先輩の株は上がるし
負けた平等院先輩も試合中の成長する設定で2年もあるわけですから株は下がらない
>この試合の勝敗がトキが汚くなるキッカケを作ったのか?
>鳳凰VS鬼先輩の頂上対決。予想とは真逆の結果に驚きました。鬼先輩「日本一になる」を達成していたのですね
この後鳳凰先輩のリベンジがあったか定かではありませんが
しかしこの二人ならボールとラケットでテラフォーマーも倒せそうな気がする(^_^;)

この時の限界を超えたリターンのせいで肩か肘を壊してしまった鬼先輩は全力でプレイできなくなり、今のポジションに落ち着いたといったところか
「劇中最強キャラにかつて勝利したキャラ」という美味しすぎる役どころを得て、更にその魅力を増した鬼先輩
金ちゃんも覚醒こそしましたが天衣無縫には至ってないようだし、正直この人に勝てるビジョンが見えません
金ちゃんがここから勝つには天衣無縫の扉を開けるか、それこそ鬼先輩ばりの過去回想が必要になりますが果たして
明かされた2年前の鳳凰と鬼の因縁!その後の二人の和解シーンとかも見てみたい次号へ続く!


97話

「今・・・”鬼のようなもん”が一瞬見えなかったか?」
「何だか今日はやけに古傷が疼きやがる。2年前俺を倒した鬼が戻ってきやがった」

2年の時を経て再び現世に降臨したテニスの鬼

平等院先輩VS鬼先輩の過去話が終わると同時に、鬼先輩のスタンドを目撃する観客達。あれは鬼先輩の威圧感が相手に見せたイメージだと思ってましたが
客観的に見てる第三者にも視認できた模様。まぁオーラ出した相手に「チンケなオーラ」とか言う世界だしな
これはそのうち鬼先輩以外もスタンドを出す前フリか
スタンドというよりはイナズマイレブンの化身のほうが近いかも。イナイレとテニスってそのトンデモぶりに色々と共通するものがあるよね
ちなみに2年前の戦いに敗れた平等院先輩は崖の上に送られ、そこで打倒鬼を掲げて修行に明け暮れ異次元の強さを手に入れ戻ってきたそうな
鬼先輩はといえば読者予想に反して
別に肩や肘を壊していたという事は一切なく、
単にUー17で自分より強い者がいなくてずっと頂点だった為、5番コートの門番というカタチで後進の育成に携わってきたのだという
>鬼先輩は鳳凰先輩に勝ったあとも勝ち続けていたのですね
現状実力NO1と、それが現在進行で一目置く男がいるツートップの状態ですか

「ったく。しつこい奴はモテねーぜ?」
「上等だコラァ!」
一方その頃、ホモ阿久津に粘着されたリョーガは平等院先輩と同じ、謎の光る打球を発動
その打球を見た瞬間、格の違いを認識したのかのように呆然とする亜久津の表情が印象的。この光る打球はそれほどの球なのか
もうコンクリートの壁が陥没するくらいではイマイチ凄さが伝わりません

>テニスボールで壁に穴が空いたんやー、ふーん、俺もよくやるやるー
今月のテニスを見て全く違和感を感じないあたり、この漫画に毒されてきた感があります
>今月のテニスはなんか普通でしたね。壁がへこむ程度じゃ普通のテニスとかわらないじゃないですか
もっとこう・・・インディア!とか鬼みたいな・・・こう・・・

というワケで棒立ちで危なかった亜久津を咄嗟に押しのけて救ったリョーマ。助けなかったら首から上がザクロになってたんだろうか
「ねぇ亜久津さんあっち行っててくんない?やっぱコイツと試合やるから」
「ガキん時とその負けん気変わってねーなチビ助」
アンタじゃ無理だ俺が代わる。と両者の戦いに割って入るリョーマ。一応「アンタ」じゃなくてさん付けで呼ぶのな
加藤扱いされた亜久津は当然収まりがつかずブリブリ怒りますが、ここで仲裁にやってきた人物はなんと真田弦一郎です

「たわけがぁ!いい加減にせんか!来い亜久津仁!」
「誰に指図してんだ真田?ドタマかち割んぞ」
俺に指図してんじゃねーよ!と無視を決め込む亜久津だったが、直後に真田の口から出た言葉には思わず足が止まった
「お前は次の試合で

俺とダブルスを組むのだ!」
跡部&仁王、キテレツ&ブン太組を遙かに凌駕するインパクト!まさかの真田&亜久津ペア結成!
対するは種子島先輩&大曲先輩ペア。亜久津と大曲先輩は図書室での因縁があるので納得、すると真田のマッチメイクは種子島先輩
今の真田にはU-17のNo2と互角クラスの実力があるという事なのか
どうやら幸村戦で垣間見せたあの殺意の波動の正体は相当ヤバイ代物の様子。このダブルスはとんでもない試合になりそうです
>真田と阿久津のダブルス結成に、千歳ファンと橘さんは危機感で震えが止まらないかもしれませんね
>真田「(ダブルス)やらないか」 亜久津「ウホッ、いい男」
こうして僕はホイホイダブルスの試合について行ったのだった




98話

『ゲームカウント1軍!5−0!』
そして2年越しの本気を発揮した鬼先輩に手も足も出ず叩きのめされ、もはや風前の灯の金ちゃん
誰が見ても勝敗は決したかと思われたその時、金ちゃんの身体が見たことのある青白い光に包まれます
「お、面白いわぁ・・・だからテニスはやめられへん」
『こ こいつ・・・・!』


「金ちゃんまで天衣無縫の極みにぃーっ!」
>まるで天衣無縫のバーゲンセールだな
>金ちゃんが天衣無縫に目覚めてやっともう一人の主人公らしくなってきた
3人目のスーパーテニス人覚醒
リョーマはともかく手塚にも遅れ、ようやく準主人公としての強さの領域に足を踏み入れた金ちゃん。しかし天衣無縫とて鬼先輩相手に通用するのか?

「上手くアイツを助けたみたいだなチビ助」
「何のこと?それよりさぁ・・・・あの光る球の打ち方教えてくんない?」

ラスト。リョーガに対し、あの殺人打球を打ち方を教授願うリョーマ
どうやらあの球はただの必殺ショットではなく、リョーマが更なる進化を遂げるための鍵となる技にようです。まぁ鳳凰先輩も使う技だしな
>平等院さんのオーラ技は今後の鍵みたいですねえ。天衣無縫がついに破られそうな展開かなこれは
>今回で団体戦残り三戦の組み合わせが見えてきましたね。普通に考えたら真田組、リョーマ、徳川先輩
リョーガは「試合で見せてやる」と言う展開になりそう。しかし今回中学生選抜みたいだから、徳川先輩が出るのはまだ?がつくところ
まだ試合をしてなくて位的に鳳凰先輩と競ることができそうなのは、幸村くらいかな?
>はんぺらさんと談義したいです。現時点で最強鬼が相手なら「天衣無縫=絶対無敵」が破れるような気がします
今後の扱いも大変ですし、「これさえあれば絶対大丈夫」なんてのもこのギャクマンガ的に面白くなくなるような気がして…

この1軍VS2軍は10人対抗でやってるので、試合は全部でシングルス4つとダブルス3つ
ここまで3試合が終わって1軍2勝、2軍1勝。2軍はこの試合で金ちゃんが負けると、残りの3試合全て勝たないといけなくなります
ひとつは真田亜久津ペアVS種子島大曲ペア、ひとつは鳳凰先輩VS徳川先輩?
そしてもうひとつはとリョーガVSリョーマだと思ってましたが、どうも今回の展開を見る限りリョーガは光る魔球をリョーマに教えた後、
「俺やーめた」とか言って不戦敗を選ぶとかやりそう。
そうなると鳳凰先輩VSリョーマでラストバトルか
となればここで金ちゃんが負けてもペア戦で勝ち、リョーガの不戦敗(?)で勝ち、最後にリョーマが勝って4勝3敗という図式が見込めます
ようやく天衣無縫に目覚めた金ちゃんですが、展開的には負ける公算が高そう
「鬼先輩や鳳凰先輩クラス相手には、天衣無縫だけでは勝てない」みたいな。その為の鍵が光る打球なのかな?
よくよく扱いが不遇な準主人公やでこの子は・・・可哀想な金ちゃんは鬼先輩相手に勝てるのか負けるのか?次号へ続く!


99話

「金ちゃん・・・とうとう覚醒したばいね。天衣無縫の極み」
「天衣無縫の扉に一番近いのはウチのルーキー遠山金太郎ばい!」とドヤ顔で予言しておきながら、
リョーマと手塚に先を越され立つ瀬がなかった千歳。ようやく一安心といったところでしょうか
今まで自分のせいで千歳の面子を潰していことを詫びるかのように、サービスエースで立て続けに鬼先輩からポイントを奪う金ちゃん
やはり天衣無縫のチートには鬼先輩でも敵わないのか?
「オッチャン!打ち合わな面白ないで!」
「・・・だよな」
ドォオオオオオオオオオオン!!
と思った?残念!鬼先輩には通用しませんでした!
3球目はお返しとばかりにリターンエース。天衣無縫を相手にして尚、その強さはまるで陰りをみせません
「天衣無縫でも敵わないなんて!」!と仲間達が絶望する中、ただ一人金ちゃん本人のみが心から嬉しそうに笑っていた
「シビれるわオッチャン。めっちゃ最高や!」
「遠山金太郎・・・不思議なやつだ。お前と戦えた事が俺の幸運
ありがとよ・・・さあ共に楽しもうや金太郎!」


>まるで天衣無縫のバーゲンセールだな
そして鬼先輩もスーパーテニス人に
拳をグッと突き出した力強いポーズと、「カッ!」というペルソナみたいな効果音のせいで腹筋にじわじわくる1コマです
「手加減なしやでオッチャン!」 「あたぼうよ!」

「鬼さん最初っから・・・天衣無縫になれてたのかよ」
「いや桃・・・おそらく遠山君と戦ったことで忘れていた力を・・・当時の目標を思い出したんじゃないかな」
「もちろん桃城くんと戦ったりしてもね」
「フォローっちゅう話や」

「いずれにしてもあのボウヤいい顔してるね」
心からテニスを愛し、「世界最強のプレイヤーになる」という夢に向かってどこまでもまっすぐな金ちゃん
その姿にかつての自分を重ね見た鬼先輩は全盛時の力を・・・
否、きっと全盛時以上の力を取り戻したのだった
>さりげなく桃にもフォローいれてあげる白石マジ聖人
一応お前も1ミリくらいは貢献してるんじゃないかとフォローを入れられる桃城マジ晒し者状態
まぁガット2本のラケットだったとはいえ鬼先輩を認めさせただけでも貢献はしてるよね・・・・うん・・・・1ミリくらいは!

かくして天衣無縫VS天衣無縫の闘い。大地は割れ天を焦がすような超常バトルが展開するかと思いきやそんなことはなく、
笑顔で爽やかに。ごく普通に打ち合う両者。それを観戦する他の選手達も皆一様に笑顔です
『ゲームセットアンドマッチ1軍!
勝者鬼十字郎!6−3 6−1!』
そして前回の考察通り、試合は鬼先輩の勝利で決着。てかこの人が負ける画が想像できん
金ちゃんは今回天衣無縫に覚醒して、強さランキングでも準主人公として恥ずかしくないレベルまで一気に上がったとは思いますが
幸村と鬼先輩といい、強敵との戦績は負け続きなので印象的にイマイチ強キャラ感が足りなくて可哀想ね。以蔵先輩に勝ってもな・・・
「もっと強くなってこい。楽しみにしてるぞ!」
「次やる時はワイ負けへんでぇ!」

>天衣無縫に目覚める前はテニヌをし、目覚めたあとでテニスをはじめるとは・・・
>天衣無縫には天衣無縫。まるでスーパーサイヤ人揃い踏みになってきた(^_^;)
しかし金ちゃんも鬼先輩も晴れ晴れとレベルアップして今回見ていて気持ちいい結末に納得

最後は互いを讃え合い、固い握手を交わして引き
どちらかが出血することも骨折することもなく、すごい普通のスポーツ漫画みたいな爽やかな決着となりました。昔はこういう漫画だったんだけどな
7試合中4試合終わって1軍の3勝で王手。次の試合で注目の真田&亜久津ペア出陣ですが、次号休載の罠!
>テニスの更新待ってまーす。来月休載するんでボリュームたっぷりでお願ぁいします
いや確かに面白い回だったけどこの内容でボリュームたっぷりは無理だろ。月刊誌なのに22Pだからな・・・


100話

「ねぇアンタはあの光る打球・・・平等院とかいうオッサンに教えてもらったの?」
「まだまだだぜチビ助。それにアンタはねーだろ憧れの兄ちゃんに向かって・・・
ガキん時はもっと可愛かったけどな。兄ちゃん兄ちゃんて金魚のフンみてーに俺の足元へばりついてな」

>リョーマの兄貴ってリョーだっけ?
>アオリ文「アオリ:リョーマとリョーが兄弟で野試合…!! 」 リョーって誰や!ギャグマンガ日和風にいうと「やっちゃったぜ」
『リョーマとリョーが兄弟で野試合・・・!』という脱力系誤植で幕を開けた今月のテニス
リョーマは鳳凰先輩とリョーガの放った「光る打球」を見よう見まねで使おうと試みますが、何度やっても打球は光りません
「いつの話だよ!そんな事いーから早く・・・」
「焦るなよチビ助。あの光る打球を打ちたいのなら・・・まず見極めることだぜ
”スーパースイートスポット”をな」
「スーパースイートスポットを見極めることだYO!」…それ…ライジングインパクトじゃねーか!そりゃあの破壊力も納得だぜ
>スーパースイートスポットがスーパースイートポテトに見えて芋食ったら光る球を打てるようになるのかと思ってしまった

光る打球を打つために必要なもの。それはスイートスポットを超えたスイートスポット・・・いわばスーパースイートスポットを見極める事だった
確かに字面的にスイートポテトと紛らわしいというか
何回も羅列してるとゲシュタルト崩壊してくる罠

>あと二つのシングルもしめされていましたね。前に盟友が予想したとおり、リョーマVSリョーガ、徳川先輩VS鳳凰先輩
もう一変わりあるかもしれませんが
>残りの2戦の組み合わせも公開されたね!なんか最後の大将戦までやるのかどうかもちょっと心配です
なんせ今越前リョーマがもう既に戦っているのですから


というワケで現在までの勝敗の他、残り試合のカードまで明らかになった注目の扉絵
第6試合は現在野試合で進行中のリョーマVSリョーガ、そして鳳凰先輩と激突するのは徳川先輩ということになりました
前回の星考察通り、2軍側はここまで1勝3敗。亜久津真田ペアとリョーマ双方が勝たない限り最終試合を待たずにゲームセットです
やはりリョーガは「光る打球」をリョーマに伝授して試合放棄が濃厚か
そして鳳凰先輩と激突する徳川先輩は
既に「光る打球」を身につけてると見たがどうか

あの10球打ちトレーニングからも見て取れるように、1軍不在の間鬼先輩はずっと徳川先輩をマンツーマンで鍛えあげてたようだし
おそらく実力的にはジーニアス10を遥かに上回り、鳳凰先輩、鬼先輩に続く3番手レベルにまで達してるのではないでしょうか

「ほうやるな・・・既にこれを打てるようになっていたか徳川」
「平等院鳳凰・・・俺は今日こそアンタを超える!」
的な燃える展開に期待したい。でも結局最後は力及ばず、なんかルールの穴をぬってリョーマと交替とかそんな流れかなー





101話

「真田と亜久津がダブルス!?ウソだろーっ!?
亜久津って都大会以降部活やめたって噂じゃん・・・相当ブランクあるんだろ?大丈夫か?」

そしていよいよ第5試合、異質のダブルス結成となった亜久津&真田ペアVS種子島先輩&大曲先輩ペアのゲーム開始
2軍メンバー達は口々に亜久津のブランクを不安材料に挙げますが何を今更。あの鬼先輩が自分の相手に指名していた男
金ちゃんの天衣無縫の覚醒までは読めなかったようですが、それはつまり鬼先輩の見立てでは
天衣無縫無しの状態なら欽ちゃんより亜久津の方が上ということ
ここから亜久津がテニスを再開した経緯を辿る回想シーンに入ります

「なにやってんだ俺は!」
>阿久津のパスポートと共に俺の腹筋も破られた
>亜久津「親からもらった金でとったパスポートをその場で破いてやったぜぇ〜!ワイルドだろ〜?」
回想シーン初っ端。いきなり発行したばかりのパスポートをビリビリに破る亜久津。ワイルドだろ〜?
山吹中テニス部を辞めた亜久津。伴爺のはからいでアメリカへのテニス留学というまたとない機会を与えられたものの、
生来の天邪鬼な性格ゆえ、人に用意されたレールを歩むことに猛反発
その帰り道に財布から携帯から全て入ったバッグを置き引きされる被害に逢ってしまい、交番にトコトコ入って助けを求めます
「おい。金貸してくんねーか」
どう見てもお巡りさん相手のカツアゲです。本当にありがとうございました
当然ながら「不審な少年」と勘違いされた亜久津。帰りの電車賃が借りれなかったのでやむなく走って家路につくことに
俺に指図するんじゃねーよ伴爺!俺はもう興味ねーんだよ!
俺はもう一度テニスをやりたいのか?いやあの小僧との闘いで全てを出した
未練なんてこれっぽっちもねぇ!
なのになんだこの焦燥感は
走りながら彼の脳内に響くのは、もう一度テニスをやるべきかという自問自答
いや自問自答ではない。答えは最初から出ている。ただ彼の性格がそれを認めたくないだけ。自分でも解っているのだ

「またテニスがやりてえ真剣勝負がしてえ・・・なんて俺の口から言えるかよ格好悪ィ・・・
もうおせぇーんだよっ!」

>泣くなら言えー 難しいお年頃の亜久津ですな
>今月のテニス感想:亜久津面倒くさい

亜久津マジ面倒くさい
周りからあれこれ便宜を計ってもらいながらそれを全て跳ね除け、そのくせ1人になって「テニスしてえ」と男泣きする亜久津
こんなに面倒くせえ奴ほっとけばいいんですが
どこの世界にも面倒見の良いお人好しとうのはいるもので、この哀れな天邪鬼に尚も助けの手が差し伸べられた
「あれ?亜久津じゃん。缶コーヒー飲むかい?」

山吹中テニス部部長・千石清純!
>亜久津のホモハーレムはどれだけ人数を増やせば気が済むのだろうか
>千石のターンがあったというその事実! それだけで満足出来ると断言しよう!
>全国大会で名古屋星徳に負けた後、千石の「終わっちまったよ… 亜久津」はこのシーンがあったからなんですね
さもなくば千石と一切絡みがなかったので
壇きゅんに懐柔され、リョーマの尻をおっかけ、リョーガの尻もおっかけ、千石ともフラグを持つ亜久津マジエロゲー主人公
苦しむ亜久津を見かねた千石は、コーヒーの空き缶をラケットで打ってゴミ箱に入るかどうかの勝負を持ちかける
入ったら亜久津はテニスを続ける。しかし本気でやらなかったら山吹中テニス部に復帰するというものだった
勝負に関しては負けず嫌いの亜久津の性格を見越した千石うめえ
かくして亜久津の一撃は見事缶コーヒーをゴミ箱にホールインワン。この千石の図らいによって彼はU−18合宿に参加することになる
『亜久津の気持ちはI LOVE TENNIS』という腹筋にじわじわくる煽り文で次号へ続く。月刊なのに内容みじけー
>I Love Tenissに吹かなかった朋友っているんですかねぇ



>いつから千石が部長だと錯覚していた?確か南だったはずです
>山吹中の部長はジミーズの南だったはず…千石はアニメ版だけ副部長で漫画は特に役職なかったはずです
>南「あれ・・・俺いつ部長譲ったっけ・・・?」
>山吹中テニス部部長は千石じゃなくて地味’sの南です ちなみに副部長はもう一人の地味’sの東方です
はんぺらさん…山吹中テニス部部長は千石じゃなくて南です。山吹最強ダブルス地味'sの片割れ、南です
U-17強化合宿にも招待されている50人の選ばれし中学生の一人、南です
あの同士打ち対決で越前リョーマと対戦カードを組み、見事勝ち組に残った南健太郎が山吹中の部長です
ちなみに副部長はその相方、東方なので実は千石はアレだけ目立ってるのにただの平部員です

あ・・・?あ・・・?
南と東方が部長と副部長だったのかよ!って疑い半分で単行本確認したらマジでビビった
あの2人麻雀打ったらステルス桃とか薄影幽みたいな強さを発揮するよな絶対・・・迅速な指摘どうもありがとうございました

>テニスの最後のILOVETENNISは夏目漱石ですよ
I LOVE YOU を夏目漱石が訳した時恥ずかしいから「月が綺麗ですね」と訳したとか何とかなので、
最後の「今夜は月が綺麗だな」は訳すとI LOVE TENNISになるんだと思うのです。693

なんかすごい教養ある考察で普通に感動した。ロクさんマジ文学青年
これはテニスのログまとめる時に千石の「月が綺麗だなぁ」の台詞加筆と、この拍手レスも一緒に載せねばなるまい。お美事でした


103話

「図書室では世話んなったな」
「オメエのお陰で朝五時まで本の修復よ。ああ眠い・・・勘弁しろし」
「ご苦労なこった!」

図書室での阿久津との大乱闘のせいでコーチ陣からこっぴどく怒られたらしく、今朝の5時まで本を直していたという大曲先輩
ていうか阿久津バックれたのかよ!罰を与えるなら喧嘩両成敗で2人ともだろと。こりゃ大曲先輩が可哀想やわ
前回の阿久津の回想の面倒臭さと相まって
俄然大曲先輩の方に感情移入してしまう
「オモロイ動きしはるなぁ自分」
「ギュルルル」という擬音と共にスクリュージャンプを繰り出す阿久津に、種子島先輩笑顔でツッコミ
種子島&大曲ペアいいな。はんぺら的好感度高し。こっちを応援したくなるんだが
かくして1ゲーム目ははんぺらの応援に応えるかの様に1軍が先取。初っ端阿久津のサービスエースとか出てたのになー

真田が最後に放った風林火陰山雷の「雷」すら鼻歌まじりにリターンする種子島先輩は流石にNo2の貫禄といった感じです
「金魚すくいの要領やな。俺に返せへん球はないよー」
お前は長嶋茂雄栄誉監督か。どのへんが金魚すくいの要領なのか、凡人には天才の例えはサッパリ解りませんが
あの手塚ですらリターンできずに手塚ファントムでアウトにするしかできなかった必殺の「雷」
これを初見の相手に
なんの説明もなく破られたとあって、真田の胸中穏やかではありません

104話

「先輩のドリンクはあちらですが!」
「ああ、悪い悪い」

更にベンチに用意していた真田のスポーツドリンクを、先に飲んでしまうという挑発行為を仕掛けるクセモノ・種子島先輩
傍から見てジョークに富んだ微笑ましい挑発ですが
真田のような石頭にはこの上なく効果あり
2ゲーム目開始とともに水筒に残っているドリンクもサーブで狙撃されると、もはや冷静さを保つことができません
>ドリンク一つで精神ボロボロとか真田のメンタル豆腐すぎやしませんかね
>種子島先輩って、前にも真田のスポーツドリンク奪ってセグウェイで逃げてましたよね
これはアレか。好きな子の気を引きたいがためにちょっかいを出す小学生男子的な
「おい真田。相手のペースにはまってんじゃねーよ」
「たわけ!流れを変えるぞ阿久津仁」
「ふーん・・・俺は諦めて竜次ひとり狙いで来るみたいやわ。ほいじゃああと頼むわ竜次」
以前セグウェイでドリンクを奪われた時も然り。どうも自分はこの種子島修二という先輩とは相性が悪いらしい
真田は現在の悪い流れを断ち切るべく狙いを種子島先輩から大曲先輩に変えますが、ここで種子島先輩が更なる挑発行為に出る
なんと自分のラケットを大曲先輩に向かって放り投げると、
どっこいしょとばかりにネット際に座り込んでしまいました

大曲先輩は両手にラケットを持ったままトスを上げると、そのままサーブ。まるで何事もなかったのように淡々と試合を続行します

「しゃあねーな・・・このゲームは俺一人で相手してやっからよ」
種子島先輩の行動は挑発行為にあらず!
大曲先輩まさかのラケット二刀流!
「ラケット2本使っていいんスか!?」
「一応ルールブックにはそんな事書かれていないよな?蓮二」
「確かにそうだが・・・」

あれってルール違反じゃないのかよ!と突っ込む桃城。「一応ルールブックには書かれてないからな」とクレバーに答える乾と柳
剣道での二刀流がルールで認められているのは有名ですがテニスもそうだったのか?だったらむしろ登場が遅すぎるくらいだが・・・

>テニスルールブック 2009年版  第1部 規則4
【ケース5:ラケットを 2本使ってプレーできるか】
(答) できない
って反則じゃねーか!許斐先生テニスインストラクターの資格も持ってるのに!
でも2009年版ということはそれ以前のルールブックには記載は無かったのかな?
インストラクターでテニスのルールに詳しかったからこそ、改定された新ルールブックの記載事項に気付かなかったのかもしれんね

105話

「凄い!完全に1人で2人を翻弄している!」
宮本武蔵のような大曲先輩の二刀流に為す術のない真田阿久津ペア。
いやいや真田「雷」を打てよと
手塚ですら返せなかった必殺技でしょうが!破られたのはあくまで種子島先輩だけであって、大曲先輩になら通用すると思うんだが
「闇雲に攻めてもダメだ。相手は1人・・・コート全体を走らせ持久戦で行くぞ」
「指図すんじゃねえぶっ飛ばすぞ」
>亜久津のコミュ障っぷりが凄過ぎて全てのフラグがへし折れて行くように見える
相手を走らせスタミナを奪う作戦を提案する真田ですが、
相棒がコミュ障で会話が成立しません
それでも真田は健気に風林火陰山雷「山」で大曲先輩の持久力を削ごうとしますが、そんな努力をも嘲笑う種子島先輩の一言
「言い忘れてたけど竜次は代表No1の持久力を誇るわぁ」
「持久力を奪うこの作戦はミスだったのか?」焦った真田は思わず前に飛び出しますが・・・その焦りが彼の視野を狭めていた


「阿久津ぅ――――――っ!?」
ページめくってコーラ吹いた。真田渾身のスイングは、阿久津の顔面を殴打!
テニス漫画としては「焦りからのミスで味方を傷つけてしまった真田!この精神状態を立て直せるのか?」という展開なんですが
>お久しぶりです。同人トリコ好きのユキです。野望のカラクリの影響で、テニプリにも嵌ってしまいました
今月のテニプリは見どころ満載でしたね。真田のドリンクを奪い破壊する種子島先輩、錯乱する真田、
二刀流曲芸師の大曲先輩、そして真田にラケットでぶっ飛ばされる阿久津
作品が作品なので
二刀流からこの一連の流れまでギャグにしか見えません
かくして「指図すんじゃねえぶっ飛ばすぞ」とか言ってたら自分がKOされてしまった阿久津。ざまあって感じで同情も湧いてこないな

「スーパーでスイートポテト?」
「つまんねーよ。スイートスポットは知ってんだろ?」
その頃。お兄ちゃんを笑わせようとして頑張ったのでしょうか、珍しく中学生らしいジョークを飛ばすリョーマだったが
それを「つまんねー」と一蹴するリョーガ。ここのリョーマにはすごい同情できるわ・・・
「ラケットでボールを捉えた時、最も早く打ち出せ、最も威力が伝わり、手への衝撃が少ない場所・・・だけど
スーパースイートスポットは場所
スポットじゃなく点ポイントだ!これ使ってみなチビ助」

そう言ってリョーガがリョーマに手渡したのは、鬼先輩の十字ガットラケット!
なるほどこのラケットは格下に対するハンデであると同時に、スーパースイートスポットを見極めるための練習用ラケットだったという事か
これは当然ながら鬼先輩もあの光る打球が打てるという事であり、前回のはんぺら予想通りであれば
彼とマンツーマンで修行していた徳川先輩も既に会得していると考えてよさそう
リョーマの修行は次なるステップへ!そして予想に反してオモシロ試合となった真田阿久津ペアは?
>完全に試合をする気がない越前兄弟は両方試合放棄して入れ替え戦の結果をうやむやにした挙句
二人とも当然のごとく代表入りしてるんだろうなぁ
もう三刀流とか六刀流とかが出て来ても驚かない次号へ続く!


106話

「真田のスイングが阿久津の顔面に!?」
「やべえーっ!乱闘になるぞ!」
真田渾身のフルスイングを顔面に食らってダウンした阿久津でしたが、特に脳震盪など深刻なダメージはないようでのっそりと起き上がります
加藤浩次以上の狂犬と呼ばれた男・阿久津。彼の性格を知る中学生サイドのギャラリーは乱闘を予想して目を覆う。が・・・
阿久津はペッと口の中の血を吐き出すと、真田に何一つ文句を言うでもなく自分の守備位置に戻ったではありませんか
「今の彼はスポーツマンだからね。もう一度テニスを出来る喜びを感じているんだ」
あまりにも予想外の阿久津の反応にざわめき立つ中学生ギャラリーの中、ただ一人したり顔で納得する千石
ですが阿久津のこのリアクションをこの場の誰よりも受け入れられないのは真田本人。殴ってもらえたほうがどんなに気持ちが楽になることか
と、なれば当然真田18番のアレが発動する
「待てい!貴様が許したとて俺が自分を許さん!俺を殴れ!」
「で、出たぁーっ!副部長の『俺を殴れ』!!」
立海名物「俺を殴れ」の真田。クラウザーさんに付き従うDMCファンみたいな赤也のテンションが笑えます
スポーツマンになったとはいえ阿久津仁とて男。真田ほどの男にこうまで頼まれては殴らないワケにはいきません

「あ」

ドカッ!と景気よく腹蹴り一発
「け・・・蹴れとは・・・言っていない・・・」
前かがみになってプルプル震える真田吹いた。やはりこうでなくてはテニスの王子様という感じがしません
しかし痛みにしゃがみ込む真田に対し阿久津は追撃を仕掛けることなく、すっと右手を差し出してこう言うのだった
「力が入りすぎだ・・・お前のテニスをやれよ
さぁお待ちかねだぜ相棒!」

>短っ!今月もテニス短っ!1話だけかっ!何の脈絡もなく相棒宣言して終わりかっ!
>許斐先生体調不良ならゆっくり休んでいいから。せめて一話だけでもとかそんな心遣い大丈夫だから
九月になったらまた歌うたいに行くんでしょう、きっと。大丈夫だからゆっくり休んでください本当に
これで終わりです・・・おわり―です・・・(島田敏の声で)
月刊誌なのに僅か11Pというザマ。まぁジャンプLIVEの読切とかも書いてるんで仕方ないとは思うんですが
正直「LADY COOL」とか誰得やねん。こんなの描いてないでテニスきっちり描いてくださいよ許斐先生
ジャンプ本誌でやった読切2本も凄まじく微妙だったしな・・・「力入れるところ間違ってる感」がすごくて読者としてはやきもきするぜ
勝手に自滅しかけて蹴り一発で立ち直った真田!
頼れる「相棒」と反撃開始の次号へ続く!


107話

『40―15!』
「なんだ?今打球が妙な動きを・・・」
相棒の愛情たっぷり腹キックをくらい、ようやく本来の自分のテニスを取り戻した真田。阿久津との連携も完璧です
「しかしまだ竜次の二刀流は攻略できんやろ」と未だネット際で座り込んだままの種子島先輩でしたが、ここで大曲先輩に初の打ち損じが出る
確実に捉えたと思ったボールの、手元での急激な変化
真田の正体不明の魔球によってジリジリと追い詰められる大曲先輩。観戦していた幸村には、次第にその魔球の正体が見え始めていた
「あの時もそうだった。あさっての方向に来たと思った打球が次の瞬間俺のヘアバンドを切り裂いた
真田を見てごらん。一度打球を打ってから・・・」

「もういっぺんラケットを振ったで!?」
えええええええええええええ
えええええええええええええ

>操気弾を会得したってことは、いよいよテニヌもドラゴンボールに片足突っ込んできたな
この世界のトッププロはブロリーと戦えるだろw
>操気弾! 操気弾じゃないか! ……今度こそ本当にテニス関係ねえ技を出してきやがった……!
>はんぺらさん覚えてますでしょうか。初期に真田vs幸村の試合で真田が黒いオーラを発する前にラケットをブンブン振り回してたのを
当時はヤケクソと思ったがまさかこれが伏線になるとは
なんと一度ボールを打ち返した直後、虚空をスイングすることで弾道を変化させていた真田
もう物理法則もクソもない正真正銘の繰気弾です
それこそトリコのネタじゃありませんが、そろそろ舞空術で空を飛ぶキャラが現れてもおかしくありません

108話

「二度目のスイングで強引に気の流れを変えるってか?勘弁しろし
だが・・・どっちに曲げよーが次は決めてやんよ。右か左か」

>気・・・(;゚Д゚) (゚Д゚;) (;つД⊂)ゴシゴシ (゚Д゚)え?気?
>気で球の向きを変えた・・・?ひょっとしてそれはギャグで言っているのか?
>問題「気、スタンド、幻術、分身、分裂、テレパシー。これらを使用して戦うマンガのテーマはなんでしょう?」
答え「テニス」
そんな真田のインチキ魔球を受けても「気の流れを変えてるのか」とか真顔で済ませちゃう大曲先輩も大概すごい
普段何と戦ってんだよアンタらは
まぁ元々オーラを発する相手を見ても「チンケなオーラ」とか言っちゃう世界観だけどもさ・・・だんだんイナズマイレブンみたいになってきました
さてそんなこんなで
「右に曲がっても左に曲がっても対応してやるZE!」と二刀流の利点を活かして打球の真正面に立つ大曲先輩でしたが

魔球の変化が左右だけだと誰が言った?
真田必殺の繰気弾は、臨戦対戦で待ち構えていた大曲先輩を嘲笑うかのように急上昇。遙か天空へと消えていきました

>真田「スーパーバイオレンスマグナムボール3号〜とし子、宇宙へ!」
豆粒ほどに小さくなったボールと呆然と立ち尽くす大曲先輩の対比がたまらん1枚
テニスコマンドー外伝「すごいよ!げんいちろうさん」状態です

>なんか今回黒オーラの真田異様にバガボンドっぽい!
>どす黒いオーラで相手を傷つける鬼畜プレイかと思いきやまさかの超能力テニスとは…真田らしくない技ですな

109話

「あれが黒色のオーラ!」
ついに正式ネーミングされた殺意の波動は「黒色のオーラ」。今の眼帯ビジュアルと相まってなんとも厨二的な進化を遂げた真田
渋い真田が好きだったファンにとってはかなり痛い方向へのパワーアップですが、その強さはホンモノ
瞬く間にポイントを取り戻し、40−0の状態からデュースのアドバンテージを取るまで逆転します・・・が!ここで
種子島修二動く!
「戴き☆」

大曲先輩が二刀流でも捉えきれなかった打球を、初見一発で捉える種子島先輩
お披露目したばかりの無敵の魔球をあっさり破られ、真田も亜久津も動揺の色を隠せません
「種ヶ島修二は全ての必殺ショットを”無”にして返すことができる
俺が合宿で勝てなかった唯一の男」
>黒いオーラを出したらボールを操れるというのも訳分からんがそんな力を事も無げに無効化する種子島先輩も訳分からん
真田→ボールで完結している技?に対して何をどうやって攻略したんだ
>ちらっと示されていたけど種子島先輩は無効能力者と確定。鬼先輩も勝てなかったのは正直驚き(;・∀・)
でも2位ということは鳳凰先輩は種子島先輩に勝てるための何かがさらにあるということですかね
>すべての球を無効化できるなら光る球を…つまりそれをも超える鳳凰先輩は無効化をも無効化するのか・・・?
>ほとんどのテニヌキャラが動のテニスだとしたら種子島先輩は静のテニスですね
力技やトンデモ技じゃなくて強い選手がいるということは白石クンたちまともな選手たちにもチャンスが…
>気(笑)はさておき真面目に考えて大曲がほとんどの球を捕球し、
必殺ショットは種子島さんが全て無効化するとなるとディフェンスは作中最強じゃないですか
必殺ショットの強さが試合を決めるって言うのなら・・・まずはその幻想をぶち殺す!
種ヶ島先輩の能力は異能力バトルものにありがちな無効化能力。その力には我等の兄貴・鬼先輩すらも屈したという
なるほどかつて鳳凰先輩にも勝ったことがある鬼先輩を差し置いて、2位に君臨している種ヶ島の強さがイマイチ伝わりにくかったですが
「鬼先輩がこの合宿で唯一勝てなかった男」と言われるとその株高は爆上がりです。無効化つえー
しかしながら1位の鳳凰先輩は種ヶ島に勝てるということですから、
そこに種ヶ島先輩攻略のヒントが隠されているって流れでしょうか
敵は鬼十字郎を倒した男!この強敵を相手に真田・阿久津ペアは突破口は見出せるのか?次号は休載で再来月号に続く!


110話

「己滅無。それが種ヶ島修二・・・俺がこの合宿で勝てなかった唯一の男」
「いや俺も勝たれへんかったけどな。せやけど俺は負けへんで」
「修さんは視覚から伝達された回転の情報を瞬時に手首へ伝えられる天賦の才を持つ男・・・
だからどんな打球も捉え、無にして返せる」
>「已滅 無」 大和先輩の「幻有夢現」に匹敵する中二技名
鬼?強いよね。序盤、中盤、終盤、隙がないよね。だけど俺は負けないよ
冒頭、佐藤紳哉六段のような台詞によって明らかになった鬼先輩との対戦成績は「勝ち」ではなく引き分けだそうで
「敵の必殺ショットを無効化する」という能力は防御としては最強クラスですが、反面攻撃スキルではないので言われてみれば納得です
「最初はグー☆ジャンケンポン!あっち向いてホイ!」
「何のつもりですか・・・?試合中ですが」
「さよか。
あっち向いてホイで勝たれへんよーじゃテニスでも勝てへんわ」
脈絡もなしに真田に四神包囲を挑んでくる種ヶ島先輩。ばっはっは!奴はゲーマーなのか!?
「あっち向いてホイで勝てないヤツがテニスで勝てるわけがない」という挑発に頭っから突っ込む真田ですが、まったくもって敵いません

そしてこの顔芸である

その顔は狂気の渦に飲み込まれた博徒と化していたとかいないとか
視覚で捉えた情報を解析して手首に伝える能力に長けている種ヶ島先輩にとって、あっち向いてホイは得意中の大得意なのである
あまりにも勝てない真田を見かねて、「俺にやらせろ」と割り込んできたのは負けず嫌いなら右に出る者のいない阿久津
そしてやはり顔芸披露。しかし気合と根性で踏みとどまり、なんとか種ヶ島先輩に一矢報いることに成功します

「いい加減テニスやろーや」
>新あっちむいてほいの王子様wwwwwww笑いすぎて腹痛
>「いい加減テニスやろーや」  でも試合が再開されても始まるのはテニスではないという
>おい、テニスしろよ(遊星風に)

と、ここで全国読者の気持ちを代弁した大曲先輩の仲裁が入り試合再開の運びに。ホント何なんだろうこの漫画のカオスさ加減は
「自分自慢してええで。俺があっち向いてホイで勝たれへんかった唯一の男やから」
「勝っちゃいねえだろ・・・だけど俺達は負けはしねえ!」
だけど俺達負けないよ、と冒頭のサトシンネタをそのまま返す阿久津
ボールだッ・・・ボールが躍動するテニスを見せてもらいたいところです





111話

「今やっとわかったよ。真田が阿久津と組んだ理由が・・・
エリート街道を歩み、いわゆる正統派テニスをしてきた真田にとって
今一番必要なのは阿久津のような”型にはまらないテニス”!」

「だから阿久津とダブルス組んだって事ですか?」

「幸村に惨敗したことが弦一郎の眠れる闘争心を引き出した」
後半戦。吹っ切れた中学生ペアなりふり構わず、明らかに届かないボールにも小学生のように飛びつくようになる
最初はまるで届かなかった距離が数cmずつ縮んでいく。この試合の中で休息に成長していく二人に高校生ペアも戦慄を覚えます
「ダブルクラッチ!?
おいおい・・・・一度打った球を二度も曲げてくるんかい」

「黒色のオーラまだ死んでねえ!
流石の種ヶ島も二度変化したら無にできない!」

そして留まるところを知らない成長は、黒色のオーラの変化を二段階へ進化させる
もうどういう理屈で曲がってるのかとか
なんで2回曲がったら無効化できないの?とか
そんな読者のツッコミは一切受け付けない展開。ここから中学生ペアの怒涛の反撃が始まる!と思われましたが・・・
「二度曲がらんかぁ!!!」
「ふぅー・・・偶然だったようだな」
「なんやアレを無にしたかったわ」
『ゲームセット!ウォンバイ1軍!種ヶ島・大曲ペア!』
ドッゲェー!?誰も予想していなかったまさかの展開
真田の気合とは裏腹に、2回変化したのは最初に決まった一発だけ。それ以降は発動することなく結局力負けに終わってしまいます
「はよダブルクラッチ完成させて戻ってきいや」
「トリプルクラッチ完成させて戻ってきますよ」
「おいお前・・・いや何でもねえ」
最後の言葉は飲み込んだものの、亜久津に声をかける大曲先輩。生意気な中坊ですがその実力は認めたということでしょうか
「そのチート魔球完成させてこい」という種ヶ島先輩に、
「もっとキチガイなの持ってきます!」
と爽やかに答える真田など、試合を終えてお互いを認め合ういい雰囲気になってますが・・・・ここでカメラはリョーマ達に場面転換

「ようやくできたようだなチビ助。さあ行ってこい」

こちらはこちらでメドローアを完成させていました
>スーパースイートスポットの打球跡がどうみてもヴァニラ・アイスの通過後な件について
それを耐えた徳川先輩の腹筋なんなの…………

「スーパースイートスポットを見極め、リョーマの準備は万端!」
と煽りが打たれて次号へ続く!ですが今更のこのことどこへ行くつもりなんでしょうか
>これで一軍は4勝ですけど、最後の平等院までやるのでしょうか
過去の一回戦みたいに決着はついたが、大将戦までやるのでしょうか

言っとくけど対抗戦決着ついたから!
全7試合で1軍が4勝しましたから!
なので展開的には真田・亜久津ペアは絶対勝たなきゃいけないポジションだったのです。だから誰もが予想しなかった敗北と言ったワケで・・・
でもまぁ擂台祭の郭爺様VS勇次郎みたいに、鳳凰先輩が
「俺に勝てたらお前らの勝ちでいいぜ」とか言い出すんだろうけどね
ついに光る魔球を会得したリョーマ!鳳凰先輩と激突の次号へ続く!


112話

「おチビ達がいない?」
「お頭を待たせるなんていけませんなぁ」
「待ちくたびれたわ!
徳川・・・殺るぞ」
1軍vs2軍の戦いも5試合目まで終了。次の試合はリョーマvsリョーガですが、ご存知の通り2人は仲良く特訓中で行方不明
辛抱たまらん鳳凰先輩は
ヒャアもう待てねえ!とファイナルイベントである自分達の試合を先に済ませることに
どうでもいいけどファイナルイベントって
ファイナルベントと紛らわしいよね。テニスだと本当に撃ちそうだから特に
テニスの試合で殺す宣言されて冷や汗をかく徳川先輩がすごい常識人に見えて笑える冒頭です
>「徳川…殺るぞ」 俺の腹筋が殺られた

「俺の授業はここまでだ。どうしたチビ助行ってこい」
「俺はアンタと戦いたいんだけど?」
「もっと上手くなったらな」
一方。光る打球を会得したリョーマはリョーガとの試合を熱望するも、のらりくらりとそれをかわすリョーガ
何故この男は勝負してくれないのか?未だリョーガが自分の兄であるという認識がないリョーマは、その真偽を問いただす
「・・・・そりゃ・・・・チビ助がもっとチビ助だった頃の話だからな・・・」
遠くを見つめる懐かしい顔でその事を語りだすリョーガ。ここから2人が一緒に暮らしていた幼少期の回想に入ります
劇場版を知らない朋友の為に以前レビューでも説明しましたが
リョーガは本当の兄ではありません
親戚の兄ちゃんなので血は繋がってはいますが(おそらく従兄弟)。彼の家庭の事情で南次郎が預かることになり、
年の近いリョーマと「兄弟同然に育てられた」という設定です

113話

>幼児リョーマ可愛すぎます!!!
>テニスでキュンキュンする日が来るとは
>昔のリョーマ今と違って可愛げのある子だったんですね
テニスを通じてすぐに打ち解け、本当の兄弟以上に絆を深め合う2人
しかし大好きな兄ちゃんに対するリョーマのたった1つの不満は、リョーガがいつも本気で勝負してくれないこと
「真剣勝負しようよ」「もっと上手くなったらな」は2人の間の決まり文句だった
しかしそんな幸せの日々は長く続かなかった。リョーガは弁護士を立ててきた叔母さんに引き取られてしまうことになったのだ
「テニスを続けろ。いつか会える時がくる」

>今回のテニプリはリョウガとリョーマが意外と兄弟してたのが驚きでした
飄々と一人いなくなったと思ったら別の親戚に親権取られてたのね
オレンジに書き置きを残し、リョーマの前から突然消えた最愛の兄
ここまで思い出したところでリョーガにも色々と感極まるものがあったのか、弟の願い通り真剣勝負を受けることにします・・・と!
「チビ助とやってやろうと思ってな。真剣勝負」
「そうこなくっちゃ・・・・え?真剣・・・勝負・・・?あれ・・?」
リョーガが口にした「真剣勝負」というワードを聞いた途端、大事な何かを思い出したように固まってしまうリョーマ
いくら幼少期だったとはいえ、兄弟として一緒に育った人間を綺麗サッパリ忘れてるなんてことあるのか?と思ってましたが
なるほどこれはリョーマにとって
「抑圧された記憶」だったと思われます
あまりにもツライ記憶や悲しい記憶は、脳がそれを封印してしまう
という漫画や小説でよく見るあれですね。それが今リョーガの言葉によって回復したのか
全てを思い出したリョーマはこのまま念願だった兄との真剣勝負に臨むのか?それとも・・・






一方その頃。鳳凰先輩は
空中で回転しながらコートに激突していた


「確信した・・・俺は強くなりすぎた」
予想通り、既に”光る打球”を身につけていた徳川先輩
1年前はまったく通用しなかった相手を先制打で叩きのめしたことで、今の自分の実力を再確認します
ホント
打球で相手を倒すスポーツだなこれ。頼むからテニスしてくれよ
「大海原を小舟で漕ぎ出すかよ」

>徳川先輩「確信した・・・俺は強くなりすぎた」←え〜と、テニスってどんな競技でしたっけ??
>「俺は強くなりすぎた」キリッ → 相手は平然としてました ってかなりダサいと思うんですけど徳川先輩・・・・
>必殺技を食らう→砂煙の中から無傷で出てくる。どうみてもバトル漫画です本当にありがとうございました
が、そんな徳川先輩を嘲笑うかのように何事もなかった様子で起き上がる鳳凰先輩
もう本当に何の漫画なんだか
光る打球は挑戦の資格を得たにすぎない!鳳凰vs徳川異次元バトル開始!
徳川先輩善戦するも及ばず、遅れてやってきたリョーマが代打に入って鳳凰先輩を倒すって展開ですかね。次号へ続く!


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