125話

『再生した・・・甲殻型か厄介だな』
『ザ・セカンド・・・強いな・・・それに迷いなく俺を排除しようという凄みを持っている
多分後ろで負傷しているザ・ファーストの為なんだろう・・・・
羨ましいよ
俺には何もない。バーキの様に守る家族さえも 何も―』

>甲殻型が便利すぎてやばい。そんなポンポン四肢を再生さすなよ
>ジェット:こいつにはやると言ったらやる・・・『スゴ味』があるッ!って感じのコメントが大量に来てると予想
切断された右足を何事も無かったかのように再生し、目の前のターゲットを改めて値踏みするジェットは、
その強さが単純な肉体スペックだけではなく、精神的な覚悟によるものだとすぐに気付く。同時に感じるのは、その相手と比較した自分の戦う理由だった

セカンドはかけがえのない大切な人の為に戦っている。バーキもまた、家族を守るために戦っている。いやこの火星に来た者達はその殆どが同じだろう
だが自分はどうだ?

「悪手だなセカンド。俺の特性を知らないから当然か
間合いの外から攻撃できるのはお前だけじゃないんだぜ」
雨あられと襲い来る燈のワイヤーブレードを、全て床に叩き落とすように計算づくで弾いていたジェット
斬撃によって細かく切り刻まれた装甲板を空中に舞い上がらせると、
衝撃波で散弾銃の如く撃ち出すというクレバーな攻め

ツェペリさんなら「当たる面積を最小にして波紋防御!」するところ、防御した隙を突かれた燈は一気に間合いを詰められてしまいます

『だったら 何だよ』

飛び蹴りをガードして空中で不安定な体勢のジェットに反撃を見舞おうとするも、ジェットは衝撃波で”空中を蹴る”ことでその体勢を自由自在に復帰
更にはフランケンシュタイナーに捉えると、両足から衝撃波を撃ち出しながら繰り出すことでその速度と威力を倍増させます

>衝撃波で空中姿勢制御、そして投げ飛ばすとかミカエルズハンマーと実質同じ事出来るジェットとか、wktkすぎる
>ジェットの衝撃波利用した戦法かっこいいわ……能力知った時からこういうの見たかった
しかしまさか連戦・大技多用で疲弊しているであろうとはいえ主人公の燈を真正面からねじ伏せるとは思わなかった。さすが中国のエース
>甲殻類の四肢再生能力(+アシモフさんにずっと劣るとはいえ装甲)、衝撃波によるトリッキー戦術、カビー・カボーン…ジェットさん隙ないな
それでいて中国班内ではいじられキャラとか美味しすぎる
>ジェットの能力って空中でも自由自在に使えるんですね
能力がわからない敵、しかも衝撃波相手で逃げ場がない状態での戦闘は厳しいですが燈には一度くらいすっきり勝ってほしかった
国や環境が違うとはいえ、最後の涙といいティンを思い出させる良いジェット回でした

朋友コメにもありますが、ミッシェルちゃんがミカエルズ・ハンマーで使ってみせたフランケンシュタイナ―
ジェットは自分の特性で素で使用できるという事ですね。遠・近距離とも隙がなく、打撃の威力も増大させられるとか万能すぎる

『だったら 何だよ』

倒された体勢でジェットの取った構えは発勁の為のものではなかった
それは物体の流れや動きが急速すぎる為に起きる現象
それはテッポウエビが指先1つで引き起こす特性
その必殺の技名は何パンチでも何突きでもなく―
「化学用語」だった
『キャビテーション』

cavitation 日本語で「空洞現象」
液体の中には常に気体になろうとして元気に動き回っている分子が一定数存在するが
その分子の力と外の空気圧が釣り合っている間は液体のまま安定している
しかし炭酸飲料の蓋を開けた瞬間のように 周りの圧力が一気に下がった時には
水中の分子は一気に暴れ出し、大量の気泡が生まれる
つまりテッポウエビが片手の鋏をパチンと閉じるその勢いで
辺りには超高速の水流(時速100km以上)が発生し、鋏の周りだけ圧力が下がり
海水の中から一気に気泡(水蒸気)が生まれ、それがはじけ飛ぶ事で対象に深刻なダメージを与える
高速回転する金属製のスクリューに穴が開くのもこの現象のせいだと言われている
これがテッポウエビの衝撃波の能力をより強大にしているのである
>ジェットの能力、キャビテーションは文系頭で必死に解説を読んでなんとか理解した(ような気がする)んですが、
それが空気中になってそんなに都合よくいくのか、考えれば考える程よくわからず
まあ漫画だから、といえばそれまでですが。ただ、燈がイマイチ強くないことだけはよくわかりました
>「またまた へんないきもの(著:早川いくを、出版:バジリコ)」という本によると、
モンハナシャコのパンチもキャビテーション(文中では「キャビテーション気泡の消滅」)を発生させる打撃だそうです
>どう考えても、ジェットが爆より下のランクとは思えない圧倒的強さ。覚醒燈相手に、特性を知られていない有利を活かし、勝利?
でも彼の独白はすごく寂しくて、良い奴だってわかってる相手に対し、自身の境遇と現状を必死に肯定しているように思えました。
>テッポウエビ能力で衝撃は出せるのは良いけど、何の部位も無い普通のかかとから衝撃波が出るのがなんとなく腑に落ちない
まだ燈のカマキリ腕がギザギザある分よく切れる、のが分かる
テッポウエビ、ハサミ打ち鳴らして衝撃は起こすんだし。それっぽい部位の説明が欲しい
>白目を剥いた燈のコマがギャグ漫画っぽく見える
テッポウエビの衝撃波は単なる水流攻撃ではなく、それによって引き起こされるキャビテーションという科学現象こそが威力の正体だった
水圧を急激に変化させる威力があれば簡単に発生する現象であるからして、当然
モンハナシャコのパンチもこれに該当するそうで
モンハナシャコを取り上げた回の「ダーウィンが来た!」では
パンチの威力による水圧の変化で水が沸騰する
という解説で番組を見た視聴者の度肝を抜きましたが、なるほどこれがキャビテーション現象だったか。勉強になるな
しかし最後のコメントの朋友もツッコんでますが、テッポウエビは「バチン!」と強く鋏を閉じることで強烈な水流を発生させているワケで
手にも足にもそういう形状をした部位がないジェットが衝撃波を繰り出してるのは納得できないよね
冷静に考えたらこれ、可奈子が
「私ハリオアマツバメだから飛べるんです」って言って、腕を翼に変化させないまま空飛んでるくらいおかしなことですよ





ギャグ漫画のように白目を向いて膝をついた燈の頭を掴み、更に頭部への衝撃波を見舞うジェット。一発で意識が飛んで、もはや勝負ありです
しかしこれは格闘技の試合ではなく命を賭けた殺し合い。ジェットの独白とともに、その生命を奪うべく
膝丸の白刃が煌き翻る
だったら何だ
それが俺の敗けるべき理由で こいつが勝つべき理由だとでも言うのか
アネックス計画に参加すれば大金が手に入る
先進国なら家が買えて、その上車も買える程度・・・だが俺の地元なら
俺の地元なら一生暮らせる これで上がれる
もう戦わなくていい もう頑張らなくていい

済まない 知っていた
お前達が良いヤツだってこと

知 っ て い た よ

>ジェット「俺、地球に帰ったら静かに暮らすんだ」
>覚醒したのに不覚を取り続けるあかりんはトリコに似てると思う(悪い意味で)
>ジェットの楽観ぶりに正直ガックリ。首をまだ落としていないのに勝利を確信したり、
中国から切り捨てられないと思っているのは生い立ちの割に甘いと感じざるを得ません
>「お前たちが良い奴だってこと、知っていたよ」 ジェットの胸の内が辛い・・・本当に、どうしてこんな形で燈達と出会わなければならなかったのか
>ジェット「激しい「喜び」はいらない…そのかわり深い「絶望」もない「植物の心」のような人生を…」
>いい奴だと分かっている、それでも殺さなきゃ願いはかなわない。何もない世界から這い上がって、人並みの戦いなんてない生活を…
劉さんの強奪宣言よりはもっと小さい、でもやっぱり罪深い夢
ジェット&バーキのせいで話が進まないとお怒りの方もおられるかもしれませんが、こういう話が好きな自分は最近とても満足です
>ジェット達は、「燈を殺して上層部に捧げて、自分たちは助けてもらう」という劉さんの命令違反指示に従っちゃってるんですね
やらかしたら、どころかやらかさなくても火星に骨埋めることになりそうなのにそうとも気付かず己の夢の為に死闘を演じているジェット君見てると辛い
>鉄板の死亡フラグ、「俺この戦いが終わったらささやかな夢があるんだ」いただきました
裏切った先のU-NASAからの計画参加の報酬を本気で期待してるとかジェット本当は天然なんじゃね?
西姐さんのどぎつい下ネタで吹いたり、愛すべきバカだろジェット。 出来るなら何とか生き残り、生い立ちが悲惨なまま死なないで欲しい
>よくよく思い返すとこれまでランキング判明と一緒にあるMO生物発表の大見得、
爆にさえあったのに能力細々明らかにして暗黙のうちにテッポウエビだと明らかにしちゃってジェットに無いのもかわいそうだし
>扉絵で燈の育ての親の膝丸師範らしいのが背中向けて出てきた、なぜ膝丸家に預けるようあらゆる手が尽くされたのか、の秘密があるからまだ燈は死なないだろう
激闘の最中独白を追いながら決まりに見えた「済まない、お前が本当に良い奴だってのはわかっている」という独白が実は燈のもので、
復活したミッシェルさんにホームランされて空中できりもみ回転してるジェット君をずっと待っていたけど次回だろうか?
>中国班の身の上話なんて、相手の同情引くためだろぐらいでしか読んで無かったんですが(特にバーキ)今回のジェットだけは違いましたね
身の上話では最も共感が得られましたし、何より「良い奴だってわかってた」の台詞にやられました 「静かに暮らすよ」が切なすぎる……
>ジェットの願い、過去が明らかになるにつれて別の意味で泣ける。 完全に四面楚歌じゃないかコイツ
九頭竜組は「燈生け捕って現地中国班含む他皆殺しにして証拠消そう」で動いているからジェットの地球生還の希望は中国側にはなし
万に一つあるとしたらジェットが燈を生け捕って九頭竜に渡し、それの報奨としての地球帰還だけど真相知ってて隠居したいなんて工作員、生かしておく理由がない
さらに当人は知らないけど「燈は絶対殺せ」は劉将軍の独断命令。厳罰必死の大命令違反。絶対に生け捕りしたい九頭竜組に生首掲げたら、絶対殺される
しかもジェットの願いの大本である大金の出所がよりにもよってU−NASA。盛大に裏切って死傷者多数出し、
大金つぎ込んだアネックス計画自体、事実上頓挫させた裏切り者に、誰が金を出すのか分かっているのだろうか?
U-NASAも中国の裏切りだと完全に掴んでいて、証拠がないだけの状況で。どうあがいても絶望すぎる
U-NASAの状況や九頭竜内の本当の指令など、読者しか知りえない神の視点の話でジェットには酷かもしれないけど、裏切り人殺ししてまで切望した願いが、
絶対叶いようが無い劇中の現状が、そんな中でも全力を尽くすジェットが、乾いた笑いとやっちゃったなぁの涙で見れない
読者視点で考えてジェットが願いをかなえるためには中国側は絶対無理、
激闘繰り広げたここまでの流れ完全無視して燈に土下座してミッシェル蘇生に協力から初めて、中国を裏切ってU−NASA側に全力で協力するしかないんだろう
U-NASAが欲しい「中国班が裏切りました」の言質を洗いざらい吐き、救助艇が来るまで1,2、3班生存組とジョセフらを守るくらい奮闘して功績も立てて生き残り、
中国勢力化らしいアジア現地は無理としても一生監視でならどこか別の国で静かな暮らしが叶うかもしれない
>これ首をはねる直前に西姐さんの中国暴露話が通信で流れて、ジェットに燈殺す理由が無くなり、九死に一生って流れになるのかな?
ゴキブリの大群にへたれたミッシェルさん株復活の無双を見てみたかったがこれまで強敵として戦ってきたジェット、ドルヂバーチが味方になる展開も胸が熱くなりそう
強敵が味方になると弱体化する、というお約束が不安だけど。不安だけど!
>一話の頭から最後まで丸々使って死亡フラグを建築したジェット君に敬礼!今週の独白から彼自身の目的は生還して大金を持ってセミリタイアする事?
首を持ち帰れば九頭龍も渋々引き上げると考える辺り内通者の可能性は完全消滅
となると燈の生存という至上命令を持ったバーキが首切断を阻止するのかも あの場ですぐに手出しできそうなのも彼だけですし
>この展開について色々来てはいるんでしょうけど個人的に一言いうんならば、歯車がズレたんでしょうね、ジェットなだけに・・・
>タイ人「貴家先生はうちらの国のことどう思ってんのやろ・・」
謝罪とともに放たれた刃は、防がれる事なく燈の首筋に沈み込んだ
『お前が良いヤツだって知ってたよ。でも俺の為に死んでくれ』
生まれてから今まで天涯孤独の身。道徳などを説く人間など周りには居るはずないのに、それでも燈を「お前は良い奴だ」と呼び、「済まない」と詫びたジェット
人間の生まれ持った本質は善であるか、それとも悪か。永遠に答の出ないテーマかもしれませんが
少なくともこの男の生まれ持った本質は「悪」ではなく、
誰に教わるでもなく善と悪とを理解している”優しい男”だという事が解ります

なぜなら本来彼のような環境で育てば、他者など自分の利益の為に殺すのはごく当たり前のこと。そこに謝罪の気持ちなど発生する道理もないからです
しかしそれでも前回のレビューではんぺらが主張したように、「現在の」彼が自らの利益の為に他者を嵌めた悪であることは動かないワケで。それがなんとも悲しい
俺がアジアの路地裏で生まれた以上 こうするしかなかった
背負うものはお前の方があっても 俺の方が強かった そうだろ?
俺は静かに暮らすよ お前の首を差し出せば九頭龍はしぶしぶ帰還するだろう
俺は静かに暮らすよ 静かに―
守るべき人も、叶えたい夢も持たない孤独な青年が望んだもの
それは「もう頑張らなくてもいい」平穏な余生だった
彼が24年の歳月をいかに「頑張って」生きてきたかが伺えます。ていうかそんだけ壮絶な人生を歩んできたのにどうして中国上層部なんか信じちゃうかな・・・
朋友コメントにもありますが、生い立ちの悲しさ、独白の悲しさに加え、
コイツどう足掻いても絶対死ぬしかないよな
っていう、完全に詰んでる状況がその悲しさを倍増させてます。「ただ平穏な人生を送りたい」という、ささやかな望みすら叶えられずに死ぬのかよっていうね
さて考察。絶体絶命の燈ですが、果たしてどんなウルトラCで首がつながるのか
@すんでのところでバーキが止める
本国からの命令を受けていたのがバーキだったというパターン
もしくはそうでなかったとしても、燈が失神していればこの期に及んで
「待てジェット。可能なら生け捕りにしよう」とか欲をかく可能性も微レ存有り得る
Aすんでのところでミッシェルちゃんが止める
「何やってくれてんだテメー・・・あ?」とミッシェルちゃん怒りの復活
しかし瀕死の重体から意識が戻った瞬間に真剣白刃取りというのは流石に無理があるので可能性としてはほぼ有り得ない予想か
Bすんでのところでアレックスが止める
ミッシェルちゃんと同パターンではあるが、離れた位置からでも鉄球をぶつけて刃を弾くことができる分アレックスの方が可能性高そう
以前も書いたように
コイツいつまで気絶してんだよ感がひどいので、展開的には有力視できるかも
Cすんでのところでジェット自身が止める
本質的に善人のジェットは燈を殺すことができず、刃を止めてしまう
大穴。読者としては望ましい展開ではあるが、これをやったら今までの流れが全部無意味というか何もかも支離滅裂になっちゃうので99%無いと思う
Dすんでのところで西さんの通信が止める
二週前にアシモフが西さんに言った「西春麗。お前にやってもらいたい事がある」というのに繋がる
西の通信が九頭龍に対するものか、ジェット達に向けたものかは解らないが、その内容によって燈を殺しても無駄だと悟り、ジェットは剣を納める
展開的には有力視できる予想だが、あの勢いであの位置にある刃が通信音が入ったくらいで止まるかどうかが疑問
E最強主人公たる燈は既に罠を張っていた
「相手が勝ち誇った時、そいつは既に敗北している。それがこの膝丸燈のやり方」
2号機の上でのサバクトビバッタTFとの戦いにおいても、完全にやられた状態からジョセフのようなトリッキーな罠から逆転してみせた燈
ジェットの勝利を確信した一振りも、来週冒頭で燈が張っていた事前防御策によって防がれて
「何ィッ!?」となる可能性がおおいに有り得る
「背負うものはお前の方があっても俺の方が強かった」というジェットの独白に対し強かったのも燈だったという答を突きつけられて敗北する展開
はんぺら個人的にはこれを本命視したい。だって卑怯な搦め手ならともかく、正攻法でこのまま負けたらちょっとな・・・
Fイワン「悪夢ユメは見れたかよ?」
今週の刃が燈の首をスッパリ切断していればコレ以外の選択肢はなかったと思うが
今週の時点で繋がってる以上、何かしらの方法で止めると思われるのでイワンの幻覚という可能性は低い。位置的にもイワンはここまで戻れないしね
正解は@〜Fまでのどれかか。それとも読者の予想していなかったGがくるのか。続きが気になる次号へ続く!


126話

「君が訊いてこないから、もしかしたら遠慮してるのではないかと思ってね・・・我々は君のことは一通り調べた
知りたくはないか?君の遺伝子上の親のことだ」
「あー・・・俺が膝丸道場の前に捨てられていなかったら・・・百合子と会うこともなかった
ここに来て桜人に会って決意を固めることもなかった。何つーんスかね・・・
俺の本当の親のことって俺の事じゃないスか
火星でワクチンを造ることは、
膝丸心眼流の施設で育った膝丸燈のままやりたいんスよね
出自やら人生やら考える俺の事は・・・その後でもいいかなって」

冒頭。アネックス1号が火星に発つ前。七星に呼び出された燈は自分の出生の秘密を訊くことができたが、それを自らの意志で拒否していたのだった
「膝丸燈」として遂げたい事がある。「膝丸燈でない自分」を知るのは、その後で良い
それは若さ故のひとりよがりかもしれない。七星は一瞬何か言いかけるも、燈の意志を尊重してその言葉を飲み込み、代わりに一振りの剣を取り出した
「この刀の名は膝丸。君のために造られた今の君にお誂えの専用武器だ
この刀は決して君を裏切らない。見捨てない。君の為に生き君と共に死ぬ

そして君の大蓑蛾の特性に合わせた”12の特殊機能”が備わっている」
そんなSF作品に出てきそうな便利機能満載アイテムだったのかよ膝丸!
ここまで劇中で判明しているのは、燈が膝丸の位置を感知できる機能と、柄の電動リールの2つだけですね。残り10の能力とは何なんでしょうか

そのうちの1つ。この刀は蛾にのみ聴こえる超音波を常に発している
これは単に蛾の耳が良いのではなく、コウモリの超音波を聴く為の細胞が備わっているからである
この瞬間蛾の繊毛が振動することで、摩擦が起きる様にできている
つまりコウモリの元に戻るはずの超音波を熱でごまかすことができるのである
そして最新兵器である膝丸はそれすらも正確に感知し、膝丸燈の繊毛にぶつかり変化した超音波を常に受け取っている
つまるところ「膝丸」から「燈」への生存確認である
そしてその音波の届く位置から蛾の返信が途絶えた時―

振 動 は 止 ま る

>Gすんでのところで膝丸が止まる 文明の利器ってスゲーーーー!!!
>テラフォーマーズ、見事に予想を全て回避しましたね。その出自そのものに助けられつつ、燈の格をあまり落とさない、好い展開でした
>俺等「膝丸敵さんの専用武器じゃんwww」 作者「残念!実は膝丸で膝丸は殺せませんでした〜!」
裏切らない武器を作りたいなら指紋認証つきのライトセーバーでも作ればよかったのに
>先輩がミサイル斬ったり爆がゴキ斬りまくったりしてるのに燈の変態を感知しないと斬れないっていくらなんでも無理があるような
>ん?ハゲ先輩が砲塔輪切りにしたときも爆が無双してたときもアカリン変態してなかったよね
しかも今週も説明したそばから切れ味ゼロの膝丸でバーキに挑もうとしてるし…
>膝丸に安全装置付いてたけども、変態時だけ使えるのなら爆や先輩はどうやって切ってたのだろう?
カマキリの能力が出たって大蓑蛾の能力が消える訳でも無いし・・・
>答えは膝丸にあったセーフティで斬首を逃れた、ですけど、
たしかアレキサンダー先輩は膝丸でミサイルの砲塔を切断した時は燈が近くにいなかったけど何故使えたのか?矛盾になってますね(^_^;)
>膝丸12のひみつきのう!w シュアラオのワイヤーが切れなかったのはその事を把握してた中国側がワイヤーに蓑虫の糸を仕込んでいたんでしょうね
あくまでセンサーが認識できればいいだけなので、あのワイヤー全部が大蓑蛾の糸である必要もないですし
>膝丸は君を裏切らない(キリッ) 燈が側に居た爆はいいとして、ハゲ先輩のは言い逃れできんしょコレ……
もしかして膝丸の認識機能、デフォルトでオフになってたのか? それはそれで何なんだとw
>アレキサンダー先輩は本当に膝丸でミサイル砲塔を斬ったんですかね
膝丸の秘密の一つには誰でも斬れるってのと何も切れないって能力があるんでしょうね
>膝丸が振動を止めても普通の刀としては使えるのでは?切れ味は落ちるでしょうけど、ジェットくんほどの達人なら十分首ぐらい落とせそう
ミッシェルちゃんもパラポネラのパンチ食らってひき肉にならなかったし、MO重ねがけのぶん防御力も高いんですかね
>まさかの名刀膝丸の機能が発動するとは…なるほど、奪われても切れ味いいのにどうすんの?という疑問も解決ですね
>近くにアカリンいないと切れなくなるという……あれ、じゃあハゲ先輩はどうやってミサイルを切れたんだろ……
>膝丸の振動が燈の意思で止められるのなら、何で先週号で燈の糸切られてるんだろう。普通はジェットに膝丸奪われた時点で停止させますよね

ここで「専用武器」である膝丸のセーフティ機能が発動!
超振動を停止したその刀身は切れ味を失い、燈の首を落とすことなくその甲皮に阻まれた
コメントを見る限り、解釈が読み手それぞれにバラバラで面白いのですが、それ以前に正直設定に無理がありすぎて「は?」とツッコまざるを得ませんね
まず
「膝丸」は「燈」を斬る事ができないと解釈している朋友がいますね。これはこの映像だけ見るとそう解釈してもおかしくないんですが
七星の説明文をちゃんと読めば、膝丸のセーフティはそういう機能ではない事がわかります
「近くに燈がいないと切れなくなる」と説明しているワケですから、「膝丸は燈を斬れない」というのは真逆ですね。それだと「燈と近くすぎると斬れ味を失う」になっちゃう

しかし「近くに燈がいないと切れなくなる」のなら、何故このジェットの一撃は切れ味を失ってしまったのか。ターゲットが燈なんだから、めっちゃ近くにおりますけど?
これもちゃんと七星の説明文を読みますと「膝丸燈の繊毛にぶつかり変化した超音波を常に受け取っている」と書かれていますね
つまり膝丸が感知する「燈」は、大蓑蛾に人為変態している状態限定ということになります
ここでチェックすべきは先週号のヤンジャン。驚くべき仕込みがちゃんと描かれてます
燈、キャビテーションを頭に食らって白目を向く瞬間までは間違いなく頭の触覚が綺麗な「蛾」の状態ですが、

膝丸の刃が首に向かって放たれたシーンでは、完全な蛾の触覚じゃなくなってます

運良く薬が切れたって事でしょうかね。おそらくこの変化によって燈は蛾の繊毛も失い、膝丸は燈を感知できなくなったって事じゃないかと
まぁでもね。このシーンに限っての考察だけならばこれでも成り立つんですけも、多くのコメントでもツッコまれているように
アレキサンダー先輩がミサイルの砲塔切った時、燈は数kmは離れた場所にいたし
爆が膝丸でテラフォーマーザクザク斬ってた時も、縄で縛られて人質に取られていた燈は変態してません
設定として完全に破綻してる矛盾描写があるんですよね。これは貴家先生らしからぬ凡ミス?でええの?
それとも読者の理解が足りないで、他に納得できる解釈があるんでしょうか?これだったら前述した「膝丸は燈を斬ることができない」の方が説得力あるよなぁ





「ただ膝丸くん。これだけは覚えておいてほしい
世の中には生みの親にも育ての親にも期待する事ができない人もいる
たった1つの命を自分1人だけで必至に庇わねばならない人達が」

これが―バグズ2号副艦長張明明の特性・・・・「華蟷螂」
劉将軍の話に乗ると決めたのは・・・心を動かされたから
例えそれが全人類を裏切ること前提の 歪んだ仲間意識でも
裏切ると決めたから―これ以上心を動かされないようにと・・・そうするしかなかった!
ずっとたった一人で奪って・・・殺して・・・生きてきたんだから


>裏切ると決めたから嫌われ者を演じてたって・・・悲しすぎるだろジェット!(泣
>ジェット、劉さんに心酔してたのね。そして中国班は劉さんの願いを知ってたのね…しかしこうなると、
劉さんはジェット君が自分を信用してるのをいいコトに「手伝って(燈を殺して)くれたら地球帰還後に大金手に入るよ
それで静かに暮らすといいよ」と騙して手駒にしていたというド外道疑惑が
>ジェットは劉さんに騙されて燈暗殺を行っていたわけではないのですね…彼なりに心動き、信念を持ち、まっすぐに生きた
完全に敵方だったけど彼の死が哀しく思えました
しかし誓いの盃には4人しかいないから爆くんは後入りで、やはり劉さんの命令違反を伝えていたのは爆くんで確定ですね
>ジェットの回想で、4人で杯を交わすシーンに多分爆君が居ないですね
アレクサンダー先輩がアネックス艦内で第4班相手に立ち回っていたシーンで、ジェット達が紅の元に駆けつけ、爆は劉と一緒に居ましたけど、
劉はどこかで爆のことを警戒して自分の近く置いておいたんじゃないでしょうか
>ジェットの回想で杯を交わしていたのは爆以外の中国主要メンバーでしたね
ジェットですらミンミンのことを知っていたり西さんは紅ちゃんがいるからともかく、バーキとも殺し合いは避けられそうにないですね
ミンミン副艦長のベースが「ハナカマキリ」であるという判明と同時に始まるジェットの独白
桃園の契りみたいに盃を交わしているのは、劉さん、ジェット、西さん、バーキの4人。中国班の中でもこの4人は互いに全てを預けた運命共同体だったみたい
初顔合わせの時から居たはずの爆がハブられているあたり、
劉さんが彼を信用していなかった事が伺えますね
例え自分達が世界を裏切る悪党であっても。これまでたった1人で生きてきた少年が共感し、命を託すに値すると認めた仲間達
ずっと以前にレビュー内でジェットのことを
「本当は優しい男なんだけど、仲間達を裏切る手前、情が移らないようにボーンとかにもわざと辛辣に当っていたのでは?」と予想した事がありましたが
このボーンとのやり取りのカットを見る限り、まさしくその通りだったようです。
どこまで優しいんだよお前は・・・
少年ジェットが膝丸を握ってる姿がまた涙を誘う。つまりこれは少年時代の回想カットではなく、今剣戟を繰り広げているジェットが少年の姿になっている演出ですね
生みの親にも育ての親にも期待する事ができず
たった1つの命を自分1人だけで必至に庇わねばならない
可哀想な、ただただ可哀想な1人の少年の姿がそこにあった

静かに暮らしたい・・・静かに暮らしたい・・・これ以降は・・・これ以上は・・・・
誰も傷つけずに―・・・


ああ・・・強ェなぁ・・・勝ったと思ったのに・・・・強ェなぁ膝丸燈・・・ちくしょう・・・・
>ジェット・・・もう誰も傷つけたくない・・・静かな生活を夢見た優しい男の最期・・・地球を裏切ると決めたからこその悪態
決して許されるものではない。だけども、本当に世界っていうのは誰に対しても不平等で残酷すぎる。さようならジェット
ジェットが望んだ「もう頑張らなくていい」生活とは、「自分が楽をして生きる」生活という意味ではなかった
「もう誰も傷つけなくていい」生活。それこそが少年が望んだ夢だった
ジェ、ジェットぉー!!!!(号泣)

お前ってヤツぁどこまで優しい子なんだよ・・・まぁ最後に全人類裏切ってんだから
数十億人規模で傷つけてる大悪党なんですけどね
かくして少年の儚い夢は破れ、火星の赤い大地に倒れるのでした。さらばジェット!なんとか生存してほしいけど色々と無理かな?

だが君には2つの命がある。生みの親も育ての親も・・・
直接ではないにしろ君を想い、全霊で守るだろう
”4人共”そういう人間だったと聞いている
>燈の両親は「4人」これは=小吉×アキ、劉×明明の2組のカップルの遺伝子
母親二人&父親&育ての親の意 後者的な感じですかね個人的に、克己っぽいし
>燈の潜在的なベースは4人と確定した今回。バグズ二号で守る意思を持っていたものというところから考えても
アキちゃん、ミンミン副長、ドナテロ艦長、ティンでしょうか。小町艦長も入ってそうな気はするからティンか小町艦長のどっちか?ですかね
>遺伝学上の親の話、育ての親の話で「4人」。膝丸心眼流の養父、遺伝学上の両親に、これは4人目は代理母ってことなのかな?
4人とも他人のために動くことの出来る人だったということは、ミンミン副長が劉さんを中央に引き込んだツテだったのではないか?
どん底から這い上がり、幼なじみの劉さんを中央に呼ぶも、スパイの失敗でアメリカに拘束され、
バグズ手術の実験台及び、燈の代理母にされたとしたのかな?
でも、劉さん、西さん、ジェット、ドルヂの4人が結束して世界を敵に回した真意、そして、未だに切り札を出さないロシア
まだまだロードショーのクライマックス30分から進まない!!
>燈の親は4人?ミンミン、アキちゃんは確定として残りは最有力・小吉として最後は誰?まさか伝説のゴッド・リーさん?
>燈の4人の両親とは、遺伝子上の小吉・菜々緒、そして代理母出産した(?)ミンミン、膝丸心眼流のじいさんでしょうか。もしくは本多博士?
でも「そんな人だったと聞いている」という言い回しからして、既に死んでしまった人っぽい感じも受けますし、謎は深まるばかりですね
>燈出生に関わった4人ってのは奈々緒、ミンミン、小吉?、本多?

燈の親は”4人”いる。しかし「生みの親も育ての親も」という七星の台詞からして、4人分の遺伝子で生まれたという意味ではなさそう
朋友コメントにもありますが、ピクル編の克巳が生みの両親と育ての両親に対してそう言っているので、そういったニュアンスなのでしょう
遺伝子的な両親 秋田菜々緒+小町小吉(?)
その受精卵を代理出産した「生みの母親」(ミンミン?) で3人

「育ての親」は膝丸心眼流のジジイか、それとも道場に燈を預けるまでの僅かな間、燈の世話をしていたであろう本多博士か

「強かった・・・・一本取られていた・・・・俺が1人だけだったら負けていた・・・・奴は強かった・・・・
ありがとう・・・・母さん・・・・」
>ジェットはやはり特性を活かして遠距離に撤すべきだったと思います。車を吹っ飛ばす衝撃波を出せるんだから攻撃力不足でもないですし

>なんつーか頼むよ貴家先生 てかこの矛盾無しにしても「主人公は斬り合いに敗けたけど武器の特殊機能のお陰で助かりました」って何それひどい
ジェットが「まだ実態のわからない武器より自分の能力で止めを刺す方が確実」って思考に至ってたらアカリン死んでたぞ
ベース判明だけど今一盛り上がらんなー
>感想一言だと「強かったじゃねぇよ」としかでませんね。武器が護るにしても切れないじゃなくてジェット自信が持てなくして戦闘継続すればよかったのに
”武器のお陰で切れなかった”は萎えるし、燈自信じゃなくてキレて遺伝で勝つ、回想で「かわいそうな人いるんだよ」じゃ
せっかくの名勝負にはちみつぶちまけられた気分でした。前々から思ってましたが最近の燈ってバキ化激しくありませんか?
>能力チートモード&チート武器持ちのアカリン相手にあそこまで追い込んだジェットはアネックスメンバーでも最強クラスに心技体揃った人だったんだなぁと思いました
そしてその姿にZガンダムのカミーユに対するジェリドを思い出すような悲哀があった気がします
>エヴァちゃんダウンしてたら、バーキ倒してもミッシェルちゃんに電気ショックできないじゃないですかー
……逆に言うと、バーキとの戦闘中に電気ショックの必要なくなる(=ミッシェルちゃん起きる)?

最後は敵ながらあっぱれだったジェットの強さに感服すると同時に、顔も名前も知らぬ「母」に感謝する燈
実力では完全に負けていたのに、運で勝ちを拾った燈にかなり厳しい言葉を浴びせる朋友もいるようですが、それはちょっと違いますな
「俺が1人だけだったら負けていた・・・奴は強かったありがとう・・・・母さん・・・・」と燈自身がハッキリ言っているように、
この戦いは「本来なら燈が負けていたハズ」だったものが、
「母に護られた燈」と「一人だけだったジェット」の両者の差によって覆った、という演出です

燈が実力で勝っていたらできない演出なので、これで正解なんですわ。まぁ覚醒したばかりの主人公が強さ的にイマイチなのはどうかな、とはまぁ確かに思いますけどね
というワケで強敵ジェットをなんとか下した燈。エヴァを失神するまでブン殴って、ターゲットを燈に変更したバーキとすぐさま連戦になったところで次号へ続く!


127話

ネコ科イヌ目イヌ属最大の種「ハイイロオオカミ」
一般的な人間の嗅覚としては嗅覚細胞の数が約500万個 嗅ぎ分けられる匂いの数がおよそ数千といったところである
更に一流の香水調合師や水質検査官の場合、一般人の4万倍は鼻が良いとされている 訓練次第でここまで伸ばせるのだ
だが 種が違うという事は圧倒的に違うという事である
イヌ科の嗅ぎ分ける匂いの種類は30億種類以上
彼等は灰色の世界で30億色の見分け「匂いの夢を見る」種族
鼻の良さは実に人間の100万〜1億倍である

全てがわかる 呼吸の動きも管球の動く匂いも筋肉が乳酸を生み出す位置も
「隙を突く」精度も人間の一億倍

空気1tの中には2000京680兆もの数の分子があり、
その中にたった9千の乳酸分子があればイヌは感じ取る
それは実に3千兆分の1という濃度であり、もはや濃度なんて概念からはハズれた話である

>ドルジのM.O.O.は灰色狼・・・フツーだ・・・w
なんか『人間大の昆虫の凄さ』がクローズアップされるこの作品において哺乳類ベースってだけで埒外のザコってイメージがあるからか、
虎とかライオンみたいなストレートな猛獣は出てこんだろうと思ってたので却って意外w
モンゴル出身ということで蒼き狼チンギス・ハーンともかけてあるんでしょうね
>バーキさんベースついに灰色狼と明らかになりましたね。2/19のコミックス新刊と同時に発売されるテラフォ公式生物図鑑にも間に合ったか
残る完全に不明のメインキャラはジョセフだけかな
>バーキは小吉の掌底で気絶していましたが、あれは変態していなかったから動作を読みきれなかったからですかね
>ドルヂバーキさん、ヨーロッパやモンゴルの大平原では悪魔のごとく恐れられる最凶生物だった訳ですが・・・
同時に狼さんの 家族☆愛 も世界中に逸話・寓話に事欠かん訳で・・・ 西さんや紅ちゃんにどんだけデレてたんですか!w
そんな姿を想像するだけでご飯三杯はイケます!
>嗅覚で識別しているから見えている世界が違うのはわかるんだけども、空気の伝搬速度が非常に遅いことを考えると、
いかに嗅覚が優れていても筋肉等の動きが見えるのはもっと遅いと思うんですけどね・・

モンゴル=蒼き狼という以前から考察されていた安直な連想から特に撚ることもなく、バーキのベース生物は灰色狼ハイイロオオカミ
「犬の嗅覚が凄い」なんてことは一般常識として誰もが知っていることですが、実際に数字化されて説明されると凄まじいものがあります
3千兆分の1の濃度を嗅ぎ分けるてどんな世界だよ。警察犬や軍用犬の追跡能力や察知能力の高さが伺い知れるというもの
ほとんどエスパーじみた攻撃予測も「隙を突く精度も人間の1億倍」と言われてしまえばそれなりの説得力
実際には朋友コメントのツッコミ通り匂いが空気伝搬する速度や、それを感知したバーキの脳が肉体に指令を送るまでのタイムラグはあるんですがね。そこまぁ漫画という事で
かくして切り札中の切り札でもある「爺婆の剣」すら使うチャンスを与えられずにフルボッコにされてしまう燈。このピンチに我らの八恵子が身を挺して割って入ります

「マーズランキング97位 柳瀬川八恵子・・・「シマスカンク」か
無駄だぞ。臭さで俺は殺せない。
さっきからお前の腹ん中から臭ってたぜ
傷んだ卵とニンニクみてーな臭いだ。だがそれだけだ。もし放ちやがったら・・・
「くさっ!」って言った後に殺す。いいか・・・退け」
>殺す前に「臭っ!」とリアクションを取ってくれることは確約してくれるドルジさんマジ善良
いや本当に殺すべき相手とこんなに余計なコンタクトとっちゃうあたり彼は命のやり取りには向いてない
バーキの「嗅覚」にとって、八恵子の「悪臭」が武器になり得るというのは鉄板の予
しかし同時に「臭さ」では足止めはできても「倒す」ことはできないというのも考察済み
バーキの全く動じていない物言いも当然のこと。八恵子の能力では燈の命をを数秒先延ばしすることはできても、本質的に救うことはできないのである
それにしてもエヴァの時もそうですが、この男は覚悟完了してるように見えて実は覚悟してませんよね。この期に及んで敵の命助けようとしてるもんなぁ

本当に覚悟完了できてるなら、悪臭を放つ暇すら与えずに八恵子を殺してるハズです
結局のところジェットと同じで人並み以上に優しすぎるバーキ。その優しさ故の油断が、彼に悲劇を招いてしまう





「あんた逆の立場ならどうする?こいつらさ・・・もうボロボロなんだよ・・・ウチらのこと守る為にさ・・・
「見捨てて退け」ですって?なめんじゃないよ・・・
やってみなきゃわかんないでしょうが!でえぇいッ!」
>ただし魔法は尻から出る
>八重子おまえソコから出すのかよ(歓喜)

>他の人は手から糸や毒針を出しているのに、何でスカンクだけ律儀にケツから出すようにしたし
>八重子が分泌液を放出する姿がついでにとんちんかんのぬけさく先生に見えてしまった
>真剣に敵にケツ向けて分泌物をひり出すヒロインっていうのもシュールっすねw
どこからでも針だの鎌だの出せるのがM.O.O.の強みなんだから別の箇所からでも発射できれば・・・
指とか口とかから出せてもイヤだな、臭い残るわけだしw
>八重子おしり出してのエイッ。ドルヂ「わが生涯に一片の悔いなし!」
>何故分泌物の射出シーンをバーキ視点で描かぬッッッ!!!(血涙)
>なんで貴重なヤエコの活躍シーンなのにバーキ視点じゃないんだよおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!

ちょうどバーキの爪から燈を庇ったおかげで、背中からお尻にかけてスーツが破れていた八恵子
渾身の力を込めた分泌液をバーキの顔面目掛けて噴射。お尻からピュッ!
なんというエロ攻撃。これがギャグ漫画であれば「ウホッ!生マ○コ丸見え?」と油断したバーキがまともに分泌液を食らう場面です
しかしながらストイックな職業軍人であるバーキは心乱されることもなくこれを手で払い除け、八恵子の抵抗は不発に終わってしまうのでした・・・と、どっこい!

「え・・・・?」
「へへ・・・出せたぜ・・・・一本だけ・・・」
なんと八恵子の身体と臭いを隠れ蓑に使い、射出した一本の糸をバーキの鼻先にくっつける事に成功した燈
そしてその糸の先を伝った分泌液が、ピトッとバーキの鼻まで到達します

「傷んだ卵とニンニクの臭い」文字にすればそれだけである
ただし数字にした場合は違う
種が違うという事は圧倒的に違うという事である

主成分「ブチルメルカプタン」
皮膚・粘膜に触れると有害 刺激・頭痛・嘔吐・失明・肺の損傷を引き起こす
その「臭さ」実に!シュールストレミングの2500倍
くさやの1万6000倍である!!


テーレッテー
ケンシロウに秘孔を突かれたみたいになったバーキですが、実際に顔面爆発死したワケではありません
バーキを襲った衝撃のイメージ映像です。彼の鼻にはこれほどの威力に感じられたということですね
加えて 引火性である

顔面を抑えながら床を転げ回るバーキに対し、エヴァによる無慈悲なる追撃
>八恵子「大放屁火炎放射!!」 (同内容コメント37件)
>バーキ「ついにオレの出番か。ここはジェットのように1週目は格闘スタイル、2週目は能力
3週目で生い立ちや家族の話で人気を集めおぎゃあああああああああああ!!!!!」
>表紙の絵、アオリ、話のタイトル バーキくん大活躍間違いなしと思ったらどうしてこうなった
>バーキ「臭さなんかに屈したりはしない(キリッ」 → バーキ「臭さには適わなかったよ…」
>バーキェ...「臭さなんかじゃやられねえ(キリッ)」→「普通に劇物だったよ...」ここにきてこんなギャグ回があるとは思いませんでした
読んでて笑ってしまったし面白かったけどジェットのあの展開の後にこれとかバーキのファンにはどうなんだろうこの負け方w
>個人的には残念な決着でした。強敵バーキとアカリの熱いバトルを期待していたので
八重子を活躍させたかったんでしょうが、決着にギャグを使ってほしくはなかった
>ネタで言われていた「八重子がバギーを倒す」「放屁爆発」がなされるとはww
前回の、もう人を殺したくないために裏切る、という哀しさを見せたジェットの後でどうしてこうなった(褒め言葉)
ちゃっかり八重子に二つ名が付きましたね
>今週のテラフォーマーズはエロギャグ漫画だよね・・・。バーキさんがかわいそう過ぎる(いろんな意味で)
あと八重子の薄い本は出ると思う(性的な意味で)
>今週は何か久々にテラフォらしい面白さがあった様な気がしました。やっぱり八重子はイイ
>バーキのあんな死に方は嫌だが八重子の尻を正面から見たことだけはちょっと羨ましい
>バーキさん、臭細胞完全に破壊されちゃったんじゃ…………生きてたとしても辛そうだ。合掌
>次にはんぺらさんはバーキ変顔画像を上げて「バ、バーキぃー!(号泣)」と言う。バーキ戦、あっさり終わりましたね
家族のこととかあげてめっちゃ覚悟と雰囲気出してたのに、回想なしのまさかのネタ消化
残念半分、ネタ面白半分ですが、慢心しきって結局放屁に負けるという負け方が負け方だけにちょっと残念な気も
まあ、燈も限界だったもんな。ただ、もうちょっとエヴァは頑張るべきだったかな。ミッシェルちゃんやアレックス復活とか使えば燃え展開になったろうに・・
>ニジイロクワガタTF「ようバーキくん、嫌がってる女子に無理に触ろうとすると訴訟 罰金 減給 免職 若しくは・・・顔が『バコム』となって破裂するらしい」
>テラフォーマーズ、やはり八重子の屁でバーキを撃破だったか。ただ引火するとは思ってなかったけど
>爆発したコマのエヴァの頭の左側に?マークが入っているように見えて、あれ?なんで引火しちゃったんだろう?って思ってるアホの子みたいに見える(笑)
>空想科学読本で「ウルトラマンと人間が一緒に記念撮影したらフラッシュが強力すぎて人間が失神する」というネタがありましたが、それを思い出しました
精神力や鍛錬ではどうしようもない、単純な感覚に訴える系の攻撃は、適切に使うと強力ですね
>数字のマジック乱れ撃ちで説得力をエンハンスするのが久々な感じ
でも悪臭で有名な『くさや』も『シュールストレミング』も喰ったことないから例えがようわからんw
>調べたらスカンクからの原液はたんぱく質と結合して粘膜に付着したら取れないとか(^_^;)
バーキ、仮に生きていてももう鼻が潰されて再起不能ですね… 車上で原液出したからもう車はずーっと臭いの取れないでしょうね
>ブチルメルカプタンってタンパク質と結合するらしいので、当たった部分のタンパク質と結合して「激臭タンパク質」になっちゃうらしいですね
それで全然臭いがとれないから自殺した人もいるとか何とか
常人の10倍鋭敏な鼻の粘膜が「常にシュールストレミングの2万5000倍・くさやの16万倍の臭さを感じ続ける鼻粘膜」になってしまった
バーキ兄貴の明日はどっちだ(書いてて鳥肌が立ってしまった)
>バーキが超くさいので多分リタイヤしたと思うんですが、これはトリコの食材兵器ドリアンの話 のオマージュではないかと思います
ギャグ回のトリコは気絶して起きてまた気絶で済んでたけど実際だったら二度と目が覚めない気絶というかショック死でもおかしくない
哀れ大放屁火炎放射を浴びたバーキは車外に転落。月光のように這い上がってもこれないので敢え無くリタイヤとなりました
天涯孤独のジェットは3話使ったのに、家族がいるバーキはそれ触れることもなく1週で退場
「ただしイケメンに限る」とはよく言ったもの。これが顔面偏差値社会か・・・
それにしても身の毛がよだつのは朋友コメントでも寄せられているブチルメルカプタンの特性ですね。想像しただけで恐ろしすぎる
タンパク質と結びつく性質を持ってるので、皮膚にくっつくと洗っても絶対落ちないそうです
それが原因で自殺した人もいるってのがもうね・・・どうしても取りたい場合はその箇所を肉ごとごっそり削ぎ落とすしかないのかな?
バーキはもし仮に命を拾っても、特性である嗅覚を失ってしまったのでもう完全に戦闘能力はゼロですね。優しいヤツだったのにこの仕打ちはちょっと可哀想すぎる

アメリカではスカンクは害獣とされているが、実は研究者の間でもファンは多い
スカンクはこれほど凶暴な力を持っていながらその力をみやみに使うことはしない
先頭の際には何種類もの威嚇を用い、常に平和を望んでいる
しかしいざという時には
自分の何倍も大きい相手にも立ち向かう勇気を持ち合わせているからである


>八重子の勝利に、気絶しながらも微笑むアレックス…もう完全に八重子の旦那じゃないか!このまま無事地球に帰れるといいねえ・・・ねえ・・・
>スカンクって別に弱くないよね ゴッドみたいに噴出口が手についてればそれだけでランク上がる気がする

虎丸龍次、じゃなかった八恵子快勝!確かに今週のブチルメルカプタンの説明を見ると、マーズランキング97位って低すぎる気もしますが
ジョセフ説明の時にミッシェルちゃんが言ってたように、マーズランキングは
素体となる人間の性能?生物の特性で決まってるんで、
これが八恵子じゃなく運動神経の高い屈強な男性で、射出口が手についてたりしたらもっと高い順位になってたでしょうね。でもクルーからは避けられそうだなぁソイツ
とりあえず5週連続だった燈パートが一段落したので、次号は別チームにカメラ移動でしょうか。小吉パートか、アシモフサイドか、はたまた九頭竜パートか気になる次回へ続く!


128話

「ヤエコさん、着替えたほうが・・・おしりが破けてます。古い服は燃やしたほうがいいですね」
「あっうん・・・ありがとエヴァ」

>スカンクの悪臭ですが、野生のスカンクが生息するアメリカ大陸では結構ハードな問題らしくて専用の脱臭グッズとかも色々あるみたいです
(中にはトマトジュースやケチャップで洗うと良いというよくわからん民間療法も)
モンゴル出身のバーキは油断してたけど、これが米国出身者だったらものすごく警戒されてたでしょうね
>スカンクの原液が腕などの皮膚についた場合、
人間の皮膚は古い細胞はあかなどになって体から剥がれ内側から新たな細胞ができるため一応時間が経てば取れるそうです
それでも4ヶ月かかった記録もあるので場所によっては自殺するのもわからなくはなさそう…

エヴァによるさりげない「ヒャッハー汚物は消毒だ〜」発言にクスっときた冒頭。気を使って言い回しは選んでるのに全然隠せてないのが笑えます
5週かけたジェット&バーキをようやく退けた一行、ここから海に向かってまずはロシアと合流するのか、それともその前に小吉達と合流するのか・・・と思っていたら―

ゴキブリ達の進軍は もう終わるはずだった・・・
「王」を失い 祭るべき「神」も見失った その直後のこの動きは―


少なくとも彼等のヴィジョンには無かったものである

どっこい想定外の展開。新しい王がエヴァに倒され、再び指揮系統を失ったはずのTF達が尚も燈達を追走
エヴァの電撃を浴びても怯むことなく、かつ彼女を殴り殺そうともせずに、まるでロボットのようにその場にいる全員を生け捕りにしようとしているではありませんか
ナレーションも強調しているように、もはや烏合の衆となったTF達に「これから自分達が何をすべきか」というビジョンは既に失われています
頭を失った彼等に再び「命令」を与えた者がいる。あの混乱の最中、早くも3代目の王が誕生したというのか?



【Zombie Ant Fungi】
直訳して「ゾンビ蟻キノコ」これは通称である 2011年に発見されたアリタケの一種

例えばある種のウズムシに寄生されたメダカ等は、天敵である鳥に見つかりやすいような水面に移動する事が知られている
更にはそこで銀色の腹が陽の光に反射するようにひっくり返って見せたりする
これによってそのメダカは鳥に食べられる確率が上昇するが これは
寄生生物であるウズムシがメダカから鳥の内蔵に移動したいが為に宿主を操っているのである

似たような現象はコマユバチに寄生されたテントウムシや、トキソプラズマに侵されたネズミなど多くの寄生生物に見受けられる
ことアマゾンアリの仲間を宿主とする「アリタケ」は対象昆虫の外骨格を突き破り脳内へ侵入
宿主の蟻はまるで独立した意志を持ったように地面の群れから離れ、高い樹に登り
キノコの胞子を撒き散らす冬虫夏草と化す

この生物はゴキブリの脳の逃避反射を司る部分を壊し、誘導に逆らえなくするだけのエメラルドゴキブリバチとは違い―
明らかに宿主の脳に科学的に作用し、
ある程度複雑な行動をプログラムし操ることができている

>宿主操作系の寄生生物は結構居ますが、菌類型とは考えましたね
神経系をジャックするフクロムシとかだとより複雑に操作できるのでしょうけど、それだとボギーウッズのように自分が入り込まなきゃならないわけですし
>凱将軍はジョジョで言うところの、ラバーズを群体型にして能力を自動操縦に固定したような感じですね。あるいは成長しないが無数にいるベイビィ・フェイス
>凱将軍のMO生物はゾンビキノコ!こりゃMO能力と股間のキノコを活用した薄い本出るで
>兵士の補充が出来ない火星で、兵士の犠牲を顧みない戦法を平然とやってのけられたのはゾンビキノコの能力があったからなのね
>やっとこさピンチを乗り越えた先に待っていたのはマタンゴテラフォーマー軍団……だと……畜生、カイ将軍がまさかウッドの上位互換能力持ちだとは……
>凱将軍のMO生物は『蟻』を操るキノコ・・・な、何だか猛烈に悪い予感がするのう
>ゾンビミッシェルはやめてくれよ。操られて自ら服を脱ぐとか、中国班に寝取られるとか、絶対にやめてくれよ!(興奮)
剴将軍「新しい王だと思った?俺だよ俺!」
エヴァのベースを予想した時に「冬虫夏草」という朋友意見があって「なるほどそれは面白い予想かも」と考察してましたが、お前がそうだったのかよっていう
それにしてもキノコ人間とかモバマスの星輝子と会わせてみたい。「フヒヒ・・・お前不思議だ・・・トモダチの匂いがするぞ・・・」
宿主の行動を操る寄生生物というと、その見た目のグロさも相まってレウコクロリディウムが有名でしょうかね。こんな生き物を実際に見たら卒倒モンだと思う
「運良く生き埋めの死にかけ個体が大量に手に入ったな・・・こいつらが何を学び、何を信仰し、何を目指していたかなど
我々にはどうでも良い事だ。文化など捨てろ。お前らの美しく道徳的で非常にシンプルな行動パターンは私が与えてやる」
かくして火星という断絶の地で大量の兵隊を現地調達してしまった剴将軍のチート能力
かつてウッドが突然変異の新種に神経毒を克服されちゃったみたいに、剴将軍もいきなり生まれた変異種に殺されてほしいところですが。展開からいってないだろうなぁ
一方、西さんを使って劉へのコンタクトを試みていたアシモフは、その通信が仇になって九頭龍に自分達の位置を報せることになってしまいます
「位置は掴めたね。九頭龍ならばすぐの距離だ」
「行くぞ。「膝丸燈の捕獲」はこいつらがやる。我々はこの機に与えられたもう1つの任務だ
火星でまだ生きている人間・・・即ち第4支局の裏切りを知る者全てを・・・
皆殺しだ」
燈の生け捕りはゾンビTF達に任せ、自分達は
「火星にいる人間は1人残らず消す」という任務の遂行にかかる九頭龍チーム
あまりにも救いがない展開に「残り1隻の宇宙船まだ来ないのかよ!何チンタラやってんだよ!」とやきもきする読者でしたが、
その頃地球では、剴将軍すらも予想していなかった事態が起きていたのだった

「知らないよ〜?どうなっても」

「直ぐに九頭龍に通信を飛ばすのだ。劉将軍を・・・2187号を・・・
貴重な戦力をただちに地球に帰還させろ」

中国上層部、電撃命令撤回!「劉は生かして地球に連れ戻せ」!
>地球でも戦いが起きてるのかなー、眉狸の方針変更に気付かなかったら、九頭龍の人たち粛清か更迭ですよね。つくづく上と下で思惑が異なる国だな
>とうとう地球で急転直下?中国は劉さんを呼び戻したいくらいピンチのようですが、首脳会談でドイツを抱き込んだEUも冷や汗とは誰が糸を引いたのか 
>全滅宣言もぶちかますも、地球では中華がローマに屈服?戦闘員である劉将軍に西さんを殺すなという厳命
でも妨害電波がある以上どうやって連絡をとるのやら?九頭龍には妨害装置をクリアする装置でも積んでいるのでしょうかね?
しかし、ローマも汗だらでの密会なので、ロシアが発見した切り札がとんでもねぇもんなんだろうか?
三位のアシモフさん専用武器もでてないし、おそロシア降臨??
>ローマと中国が共謀してるのかと最初思いましたが、むしろ中国の動きにいち早く気付いたっぽい?
>地球に連れ戻す、ってなんでなんだろうか。 地球で脱走繁殖した個体がいるにしてもゴキはM.O.O.手術でなくとも倒せるのは九頭龍が証明済みだし
まさかキリングバイツのデストロイヤルあるいはGガンダムのガンダムファイト的なものを開催でもするんだろうか(ナイナイ
>これ、地球にじょうじ襲来してるんじゃ…?だとしたら、今さら火星組帰ってもえらい展開になりそうですね
>テラフォ、地球で戦争でも始まったんですかね。既に全部バレてしまって、劉たちを殺す意味もなく、生かして戦力にした方がいいと思ったとか
あるいは戦争ではなく、ゴキブリどもがなぜか地球を侵略中だとか
>なんぞこのテラフォーマーズ地球編が始まりそうな流れ。流石に火星だけで決着つけて欲しいな
苦虫を噛み潰したような苦笑を浮かべるルーク大統領と、表情こそ崩さないものの目尻に怒りの血管が浮き出てる中国首相
これは2人が直に対峙しているのではなく、
その前のコマで通話を切った人物がホットラインで2人を牽制したっぽい?
我等の一郎か、それともロシア大統領か。あの大統領もかなりの切れ者っぽいからここらで出番あるかも
その人物がどのような切り札を使ったのかはわかりませんが、結果としてこれを受けた中国は劉さんを消す事ができなくなったという事でしょうかね
首相が劉さんを「貴重な戦力」と呼んでいることから、
地球でMO能力者の戦闘力が必要な事案が発生したという風にも考えられます
クローンTFが大量に野に放たれてしまったとか?しかし実際
「文明の利器スゲー!」発言が示すように、近代科学兵器があればTFの駆逐など難しくないはず
何にせよ仕掛けた人物の思惑として
「火星の生き残りを中国の手から守る」というのがあっただろうと思われるので、そこから推理すべきか
「何だ。何が起こっているのだ。全ては次号!」いつか見たのとほとんど同じ煽り文で次号へ続く。これ考えてる人も毎週大変そうだね


129話

「バカな・・・バカを言うな・・・!それは対処した筈だ・・・!」

冒頭。前回狼狽していた中国とローマ連邦のみならず、各国の元に届けられる凶報
我等の一郎も「信じられない」といった表情で目を見開き、グッドマン大統領は「それは対処した筈」と唾を飛ばしながら電話相手に怒鳴り散らしています
この描写だけで地球にただならぬ事態が発生している事が伺えますが、やはり気になるのは慌てふためくロシア大統領の描写がないという事でしょうか
彼だけはこの事態を事前に察知、もしくは予見していたのか。少なくとも何らかの意味がある描写に思えますが・・・

『ザザー・・・火星の戦力達を地球に呼び戻すため向かっているところである。これから話す事をよく聞いて欲しい・・・
あーそれと・・・そこにロシア班の人いる?いたらで良いんじゃが・・・何の事かは知らんのだけども・・・

「母子ともに無事」だと』

「・・・思い残すこたぁ無えやな。イワン!セルゲイ!ニーナ!お前ら頼むぜ。海へ!」
>アシモフ班長、憂いを拭い去って最早死に支度まったなし。・・・死ぬの?死んじゃうの?いやだなあ・・
>病気が治ったわけではないのでまだまだ油断できませんが、アレキサンダー先輩とアシモフの悲願の一つが達成されたようでなにより
>「母子ともに無事」うおおおおおっっっ!!!!アシモフうおおおおおおおおっっっ!!!
「思い残すこたねえ、あとは頼m」うおおおおっっ??アシモフ?うおおおぃっっっ!!!
>アシモフの娘さん無事で良かった(´;???;) このことについて真面目に考察するなら、
いつか「火星に行ってる人たちは何でAEウイルスに感染しないんだ?」という伏線が張られていたことからして、
M.Oによる免疫寛容能力があればAEウイルスは克服できるのではないかと。アシモフの娘さんは現在妊娠中のため、免疫寛容を起こしていると思われます
そのため無事だったのではないかと。でもそうなると、「AEウイルス感染者にはM.O移植しか有効な治療法がない」ということになり、
各国が人体実験をする大義名分を手に入れることになってしまう。もしかして最初からマッチポンプなのか・・・?
>今週アシモフが特攻しに行ったのは何なんですかね 正直プランδの加担者だから艦長より先にこいつしんがりにしろよって思ってたんですけど
特に意味のない場面で死なれるのはちょっと ゴキに脱出艇が囲まれてる描写とか入れてくれればいいのに
>最近のテラフォは場面展開が多すぎてよく分からんくなってきた。あの通信の相手は誰??
>アシモフに通信してきたのは「のじゃ口調」…今のところおじいちゃん口調で喋りそうなのは燈の育て親くらいしか候補がないな
>迎えにきたフロンティアスピリットってどう考えてもアメリカ製なんですが・・・。救助艦は飛ばせなかったんじゃないのか

一方その頃。火星の生き残りの者達の元には火星に向かっている地球の宇宙船2隻のうち1隻から通信が届いていた
通信相手の表示はFrom「?」となっているものの、思いっきり
「FRONTIER SPRIT」とか言ってるのでアメリカの船である可能性大
アメリカの救助艦は中国の工作のせいで飛ばせなかったハズですが、それとは別に中国の目を欺いて飛ばしていた船があったということでしょうか
それにしては会議の席で本気で歯噛みしているように見えたグッドマン大統領でしたが。そこは狸の化かし合い。アメリカの船なら名演技だったと言っておきましょう
というか、いたって普通に通信してるんだけど妨害電波はもう関係ないのか
まぁ九頭龍も「妨害電波に負けない強力な電波使ってるから通信できる」って言ってたし、距離的にも地球と火星に近づいてる宇宙船じゃ電波の強さが違うしだろうしな
そして第3班に届けられた「母子ともに無事」という吉報。アシモフは涙ぐんで
「もう思い残すことはない」と言っていますがこれはどういう意味なのか
「ジーナ、子ともにまだ存命中」というだけなら、今までと何も変わらぬ現状維持のハズ
少なくとも「これで思い残すことはない」などという台詞は出てこないでしょう。つまりアシモフがこれだけ喜ぶということは
一時凌ぎではなく、「”本質的に”危機を解決できた」という事を意味しているハズです
ロシアはジーナと子供に何らかの処置を施し、それが成功したという事?
ウイルスのサンプル到着を待たずしてそんな事が可能なら、最初から火星ミッションなどという危険を侵さなくても済んだワケですが
考えられるのはロシア班か大統領に報告した「ピラミッドで見つけたモノ」でしょうか。もしそれがAEウイルスの解析データのようなモノだったとしたら・・・
それと地味に気になるのは、
妙に愛嬌を感じる通信相手の喋り口調。この声の主はおそらく声だけの出番では終わらないと思われ
そのジジイ口調から
燈の師匠じゃないかという予想もありますが、もしそうだとしたら彼がアメリカの宇宙船に乗っているのは何故なのか。むむむむ
ちなみに燈はといえばあっさり操りTFに拉致されて九頭龍で剴将軍と対面してました。展開早い・・・というよりこれは
巻きに入ってますね
何故この火星最終決戦というクライマックスで巻き進行が必要なのか。ここから最終回までじっくり描くべきところでは?・・・と思っている読者に、怒涛の展開が待ち受けます

「艦長ォ・・・気付いてるんでしょ?バグズ2号は斜めに墜落したんだ・・・”ここは”」

「バグズ1号が・・・無い・・・・」
衝撃。小吉が殿を務めた場所に残っていた宇宙船の着陸跡はバグズ2号のものではなく、バグズ1号のもの!
では無くなったバグズ1号は一体どこに消えてしまったというのか?言わずもがな、その行き先は1つしかありません






彼等は何を夢見ていたのか 技術を求め 仲間を統率し 神を崇め・・・何を・・・・
それはひとえに社会的動物としての本能?否―
彼等にヴィジョンはあった
彼等の政は宗教的に体系化されてはいったが、事の起こりは実に具体的な伝説だった
彼等は拝むだけではなかった 追いつこうとしていたのだった
かつて・・・実際に神と同じ位置まで追いついて見せた

一 匹 の 聖 人 に

火星のテラフォーマー達が見ていたヴィジョンには
彼等が目指したモノには明確な「目標」が存在した

それはかつて実際に「神」と同等の存在になった伝説の聖者
そして彼等にとって「神と同等になる」というのはつまり・・・・

異形の鉄の船に乗り、
こちらとあちらの世界を渡るモノの事

「じょうじ」
11話以来の再登場となったキズハゲ。あの時解体していた銃を流れるような手つきで組み上げると、その背後には彼につき従う13匹のバグズTF達
彼等が高台から見下ろす景色は火星のそれではなく地球―しかも日本。廃墟となった遊園地だった
ゴキブリがいつしか部屋にいるように
テラフォーマーズはもう地球にいる
「最悪」のその先が始まる
と絶望的な煽りが打たれたところで衝撃の引きとなります
>最近気づいたんだけど、テラフォーマーズってゴキ達の視線にたつと、いわゆる異性人襲来もののテンプレなんですね
ある日突然異性人がやってくる。彼らはとても強く、味方をさらい、我らを全滅し、この星を奪おうとしてくる。対抗するために、異性人の技術や能力を取り入れる
そして少数精鋭で敵の星に乗り込むーー。まんまドラゴンボールのサイヤ人襲来編ですよね
>地球に降り立ったハゲTFと取り巻きのバグズTFがあやつと完璧超人始祖に見えて仕方がない…こいつらはテラフォーマーオリジンと名付けよう
あっアザラシ食ってるお前漆式ね
>時を遡ること?日前――ハゲゴキ「奇襲部隊はすでに放った あとは我ら本隊がヤツらの本陣へと斬り込むのみ!」
「時は満ちた これよりハゲゴキ&バグズTF軍団は(見開きで)地球への侵攻を開始する!」(悪魔将軍の声で)
>ハゲTFは指導者どころか聖人扱いとは…… しかし問題なのは時間軸だ……
まさかアネックスが到着して6機に分かれて飛び出た後でハゲが銃を解体してたっぽい描写があったけど…
あの時点で既にハゲ+聖人クラスのバグズTFたちは既に地球にいたとでも!?
>つまり、アネックス編序盤で銃を組み立ててた傷ハゲは火星っぽい背景でミスディレクションしてたけど、実はもう地球に居た……ってことですかね
見た感じバクズゴキばかりでアネックス到着後に造られたMOゴキはいなそうですし。
>因縁のハゲゴキ地球に立つ!って、そりゃ火星にいねーはずだわな!ってことはあの銃をいじってたシーンは地球、アリゾナかどっかの着陸地点か!?
>我々は気付くべきであった・・・当然出てくるべきハゲゴキが死んだ描写も無いのに出て来ないのならば、そもそも火星にいないのだという事にッ!
さらに我々は気付くべきであった・・・ハリモグラTFやテッポウウオTFが複数出て来た時点で、バグズTFもまた複数存在する事にッッ!!
そして俺は気付くべきであった・・・今週のヤンジャンは水曜発売だったという事にッッッ!!!
>バグズゴキも量産可能だったという戦慄・・・!!もしくはこっちがオリジナルで火星にいたのは子世代つかホントに量産型で性能低いVerとか・・・
>ハゲ&バグズTFいるのは日本(北海道?)ですが
他の国も慌ててるとこみると各国で一斉蜂起したorエメラルドの能力で地球さんのクローンが指揮下に入ったのか
>地球にいるキズハゲとテラフォーマーたちがキリストと弟子たちに重ねられてるって説がありますね
イエスキリストが死んでから復活するまで39日(地球と火星間の移動距離が39日かかる)、
全部で13匹のテラフォーマー(キリストと12人の使徒、この場合は1匹が裏切るっていう説もありますが)などなど、貴家先生は重ねてきてる?駄文失礼しました
>バグズ2号の乗組員から小吉と一郎を抜いた数って、使徒の数と同じ『13』だったんですね・・・
『裏切り者』のポジションにぴったりなエメラルドゴキブリバチっぽいのもいますし、『イエスと13人の弟子』そのまんまですね
>ゴジラと言い各種怪獣と言い、悪の帝国と言い何で日本が第一標的なんだよ!?
特に宇宙からみた日本なんてちっぽけなもんでしょうし着陸すんのもメンドーだったろうに・・・なんか理由あんだろうなぁ
と言う訳でTF日本上陸!!しかもおもっくそ精鋭部隊じゃないですかやだー
バグズ1号使ったとして地球はいるのに誰の手引きで来たのか、やっぱグスタフのじーちゃんなのかなぁ
手引きないとふつーに考えたら九頭龍みたいなんに撃墜されて終了だと思うんですよねぇ
火星付近までレーダー探査してたばっかりに地球周りはガバガバでしたとかは無いだろうし。さて地球に降りたことで薄い本のネタが増えるかなぁ^^;
>TFが地球に侵入したのはいつ頃なのか?グッドマンが「対処した」といってたからアネックスよりも前の可能性大で、一巻ラストのアレはマジだったと
ここの所ゴキ達がパッとしなかった上に先週から凱将軍が調子こいてた事もあり、
地球に降り立ったゴキ達が人間に一泡吹かせるヒーローのようで正直格好よく見えました
>テラフォーマーが地球が来くというのは想定内だけど主人公不在でどうするの?キリストと十二使徒で13匹ということなんだろうけど他にもいるのかというのが問題
第二陣がくる予定があるとも思えないのだが繁殖とかどうするのだろう。メスもいるのかまさか人間と?
どちらにしても既に上陸しているとなると被害がどれだけ出るかわからないな
>バグズTF+M.O.TFの集合絵、久しぶりに興奮しました
傷TFは独自の配下を持っていたみたいですが蟹TFがいたり想像以上の早さで地球に着いていたりこれも「神」の頭脳がなせる業?
TF達の神という位置づけからか斜視TF達から独立した行動を取ってたみたいですが傷TFから斜視TFに基本的な技術・ビジョンは授けていたんでしょうかね
追い付こうとしてあの進化のスピードなのだから斜視TFの恐ろしさを改めて実感しました
あとビジョン云々書いてあるページの右下にいる水面から上がってきたようなTF、天使みたいでかなりかっこいいです
>今回のテラフォーマーズはハンターの蟻篇を思い出しますね。どちらもすぐさま対処できれば楽に駆逐できたんでしょうが、
初動が遅れて手の付けられなくなるまで増殖・組織化するヴィジョンしか見えない・・・
地球の恵まれた環境でそれこそメルエム級の聖人テラフォーマーが生まれてもおかしくありませんし
>九頭竜が居る世界観で地球に接近しても撃ち落とされず、たとえ着陸してもMOOで対抗する必要はなく、ただただレーザーで駆除すればいいだけの気が
>ゴメン、最後の見開き見ても気が落ち着かない……ドユコトナノ…… ハゲTF何時の間に地球に!? バグズ一号ってどんだけ速いんだし!?
>火星に出てきたバグズ持ちTFたちはそれなりに強かったけど、ハゲが率いてるバグズTF軍団はさらに強そうに思える
まさか火星にいてたバグズTFの親たちとかではなかろうか ちゃんと数は数えてないけどハゲ+13体(ハチとユスリカ以外)の14体?が地球に侵略!
時間がたてば増えてくだろうに……あー…これはマジ人類やばいかもしれん。いつかそのうち地球編あるんじゃね?と言われてましたが…
まさかマジで地球に来ちゃうなんて…立ち上がれ、不死身の総理、一郎ガンバ!(オイマテ) つか戻るだけでも時間がかかるってのに……絶望的じゃね?
>最初一瞬何が起こったのか判らなかったわ。ヒキの煽り文見るまでほぼ思考停まってた。マズイだろうこれ。火星で出ないと思ってたら
確かに、航法コンピュータは生きてたろうから起動させれば行けなくはない…起動させたのにも実績はあるし、不可能じゃないが…
実は火星近辺に居た三隻の宇宙船のうち一基…と疑いかけたけど、それだと地球着が早すぎるよな。というかアネックスが火星に着いてから出発じゃ遅すぎる?
と言うことは…もしかして、岩山の上で銃を分解してた時点で、既に地球に?それとも、あそこから既に、地球へ行けるだけの時間が経ってた?
…しかし並ゴキならまあ何とかなったろうけど…真・四天王みたいに登場したバグズゴキだしなあ
恐らく火星に居たバグズゴキは、実験と彼らの強化で使い残した余りで揃えなおした控え組か…テラフォーマーズたちから見れば、キリストと十二使徒みたいな立ち位置か
>地球、しかも先進国の人里近くだと大規模破壊兵器で一掃って手はまず使えない。というか日本だと銃火器持ち込む時点でアウトに近い
一般に情報が遮断されてたはずだから、避難の呼びかけも難しいか。多分大パニックは間違いなしだし。うまく誤魔化しつつ精鋭部隊を投入した所で、どこまでいけるか
とりあえずヤンマが一番怖い。あと意外とオケラfrom地中がヤバイか…?なんにせよ普通の兵士じゃ無理そうだし、地球に残した「成功例」なんてほとんどいないだろうし
MO手術をした精鋭を連れ戻せって言う政治家の悲鳴は良くわかるな。……でも、今から地球に向かって間に合うのか?
>中国と決着つけずに地球編か でも「テラフォーマーたちを止められるのは、同じ能力を持ったアネックスクルーだけである!!」みたいな漫画じゃないし
近代(我々からすりゃ未来)兵器でいくらでも代用が効きそうなアネックスクルー達が貴重な戦力ってのはなんか違和感
実際九頭竜が主人公たちを大きく上回る戦力として描かれてきてるんだし
>テラフォーマーズ、第3部突入は確定でしょうか。初代ハゲの神格化、これまでの聖書引用、アシモフ娘無事の報…
これらがゴキブリ処女受胎というエイリアンも真っ青な展開へのフラグではないと信じたい…信じたい…
>各国首脳の懸念はTFの地球襲来!ハゲご一行は、奇しくもバグス2号チーム、おそらく精鋭部隊!
そして懸念材料はU-NASAが秘匿してきた事実が世間に公表されてしまい首脳が火星でのマスゲームどころではなくなっていること
なにより、バグス2号には彼らだけしか載っていなかったのか?もしかしたら卵鞘が山のように積まれる、もしくは繁殖していた場合
繁殖の場合はキメラTFが出てくるということ。でも、普通に考えると完全アウェーな彼らは、文明の利器のまえに粉砕されるんじゃないだろうか?
九頭龍ばりの装備があれば駆逐可能だと思うのだけど。それとも、前に黒服のいってたなんでMOO手術が必要なのか?の答えがここででるんだろうか?
>前回からの首脳の台詞はこのこと?ローマの台詞は何だか人間の動きに対して言ってるように聞こえましたが…
じょうじが宇宙進出するならアネックスの次の世代編だと思ってたが、40年以上の時間は無傷で手に入った宇宙船を運用するのに充分すぎたか
日本の遊園地が寂れてるのはあれが普遍的光景なんだろか
>そしてじょうじは地球に降り立った。 ごきげんよう、もろ文系です。衣装ごきが出て来る度ににやにや笑いが止まりません
布は貴重品をガチでいってくれてるので褌やら袴やらもう楽しいですわ。 今回のごきーずの地球来訪ですが、
本誌を見る限り、新世代ごきプラス13ごきーずがラストに大ゴマで書かれています
作中の旧約聖書・出エジプト記と絡めて考えるのならば、イスラエル12部族の示唆なのでしょうか?
(ルベン・シメオン・レヴィ・ユダ・イサカル・ゼブルン・ジルパ・ガド・アセル・ベニヤミン・ダン・
ナフタリ・マナセ・エフライム族の合計13部族うち、レヴィ族を部族に計上しないで12部族と数える)
ちなみに出エジプト記の中にはラメセスという街を建設したという記述があり、そこからいくと、古代エジプト第19王朝のラムセス二世あたりで
(在B.C.1290〜B.C.1224年、またはB.C.1279年〜B.C.1212年)、前1200年のカタストロフ、青銅器時代の終焉と大まかに被ります
平たく言うと、気候変動で雹に蝗になんとやらで飢饉が起こり、海の民が暴れまわって、製鉄技術を唯一持ってたヒッタイトをぶち壊し、
製鉄技術があちらこちらに散らばって鉄器時代の始まり!の時代なのです
食い詰めじょうじにM.O.が広まり星の海を越えて地球来訪! 出エジプト記がさんざんでてるから海の民ではないよなぁ
>TERRA FORMARS!TERROR FROM MARS!まさかの逆バグズ二号!色々な意味で変わり果てた姿での帰還!
ラストステージお決まりのボスラッシュ!しかも多分強化版!流石に大型火器相手に無双はできないだろうがそれでも全員ロンパリハゲより階級上!
どうなるアネックス!どうなる燈!まだ広がるのか風呂敷!果たして畳めるのか風呂敷!
>七星のガードふたり、燈師匠、小説版のふたりは確定だと思う あと貴家先生が戦う総理描きたいって言ってたから一郎も戦うの確定ですね
>テラフォーマーズ,地球編ぜったいある!来てくれてありがとう!と思ってはいますが,火星編もうちょっと決着ついてからでもよかったと思いますね
>どうせ地球編やるんだろうな、と思っていたけどちょっとむりがあるだろ…
あーあー来ちゃったよ・・・これでもう地球/火星のきっちりした線引きが消えて、どこに行ってもゴキブリが陰で蠢いている終わりなき悪夢の戦いルート一直線だぁ
HAPPYENDにしろとは言わないがもうちょっとキレイにシメられる話かと思ったのにこれは正直残念
テラフォ地球編あるのかこれ・・・加勢だけで終わらせようよもう、最後の闘いとは何だったのか
>テラフォーマーズ。地球編・・・については前からファンの間では話題に上がりましたが。ここで仕切りなおし、というのはちょっと勘弁して欲しいですね
悪魔六騎士みたいに、そっちだけで片付けてもらいたいです
>うーん、何か ワクチンを作る→裏切り者を何とかする→地球のテラフォーマーを何とかする ってな感じで迷走してる感が強いですね
どれもハッキリとした決着を付けずに次に向かっている感じです
てかこのまま地球に帰還するのはアレキサンダー先輩やアドルフさん達等の犠牲者が報われない気がしてなりません
火星での戦いがグダグダになり始めたから戦艦というなのデウス・エクス・マキナで火星編を無理矢理終わらせようとしてる印象があるので
(このまま帰るかは未確定ですが)個人的には燃えない展開ですね
>テラフォもうこれ話ちゃんとまとめられるんだろうか?風呂敷広げまくっちゃって正直ついていくのが辛くなってきたんだが
>正直バグズ2号ゴキ襲来はアネックス編が終わった後にして欲しかったかな。今現在でも燈ミッシェル九頭竜サイト、
海へ向かう日米ロシア合流班→さらにアシモフ単独行動開始っぽい、小吉艦長他ジョセフ劉と動いている現場が3つもあるのにさらに地球のバグズゴキ、
しかも相手になりそうな人間が地球にいないからジョセフみたいにすごい放置されそう。まさかの戦う総理(物理)でも本当にやるんだろうか?

道理でテラフォーマーのボス格たるキズハゲが今まで火星でまったく出てこなかったワケです
地球・火星間の星間航行は47日間かかるからして、11話の直後にキズハゲがバグズ1号を飛ばしたとしても地球に到着しているワケありません
テラフォーマー達のナレーションも
「かつて神に追いついた聖者がいた」と、最近の事ではなく結構な過去である事を示しています
つまり11話で銃を解体していたキズハゲが居た場所。あそこが火星ではなく、既に地球だったという揺るがざる事実
彼等がどれほど前に地球にやってきていたのかはわかりませんが、ヤツの知能の高さを考えれば20年前の戦いから間もなくやってきていたのではないでしょうか
付き従っている13匹のバグズTFはおそらくクルーの部位を移植したオリジナル体で、
火星にいたバグズTFらは彼等の子供世代ではないでしょうか
(ロンパリはキズハゲの息子だった?)
グッドマン大統領の「それは対処したハズだ」という言葉から察するに、その際に地球に接近するバグズ1号を米軍が弾道ミサイルか何かで迎撃したと思われますが、
しかし奴等はバグズ1号が爆発する前に脱出、この地球へとまんまと降り立ち、反撃のチャンスが整うまでずっと潜伏して機会を待っていた・・・といったところでしょうか
そしてこんだけ頭の良いヤツがたった14匹で地球人に喧嘩売って勝てると思うワケありません
当然ながらこの14匹以外にも、兵隊となるテラフォーマー達がウジャウジャいるんじゃないかなとはんぺらは予想。この潜伏期間の間にじっくり兵力を蓄えてたっつーことね
とまぁ・・・何故地球にテラフォーマーいるのかという事の考察はこれくらいにして、展開自体はどうなのよこれ。感想は読者それぞれだとは思いますけど
はんぺらはこの作品は火星で終わるべきと思ってたので、正直ゲンナリというかガッカリです
仮に百歩譲ってやったとしても今火星で起きてることを綺麗に終わらせて、第2部完にしてから第3部地球編とかさぁ・・・
何もかもが全部とっ散らかってる状態で、更にとんでもない風呂敷を広げてきたとしか感じないんですよね
単行本20巻くらいで名作として終わると思ってたんで、なんかもうこっからは50巻くらいまでgdgdと続ける駄作になるんじゃないかっていう嫌な予感しかしません
剴将軍もああだったくらいですから、
実は七星がMO施術者でスゲエ強キャラとか蛭間兄弟全員が武闘派とかでももう驚きませんが、
正直それでも「面白い展開」とは思えないですな。個人的にはこれから先、この作品を読み続けていくモチベーションを半分折られたくらいにはガッカリする展開でもう・・・
まぁここまでハマって読み続けてきた作品なので、今更レビューを辞めるというつもりは今んところありませんけども・・・はんぺら的には相当精神的に堪えた回でした。次号へ続く


>12巻の人物紹介によると、六嘉は5男で七星は6男みたいですね。ナンバリングがずれているのは一体??
>七星と六嘉のプロフィールですが、やたら体重が重いのが気になりました。どうやらこの二人もMO施術者と見て間違いなさそうです
>母子ともに無事、って出産終わりましたよって意味では?
>「母子ともに無事」ってのは出産したときの定例句みたいなもので、単に娘が出産したことに感動してるんじゃないですかね…

>先週のテラフォに対するはんぺらのコメント完全同意だわ。どんなに面白い漫画でも引き延ばしが過ぎると読む側は辛くなってくるよ
>テラフォーマーズの感想、自分はワクワクした派ですがすごいよくわかります。昔は好きな作品は「ずっと続いてくれ」と思っていたけど、
オタクを長く続けているとグダって駄作化するかつての名作を知りすぎて「頼むから面白いまま終わってくれ」と祈るようになるんですよね
>テラフォーマー「地球編」については私もはんぺらさんと同様の感想を持ちました。スポーツの試合中にルールが変更されちゃった感じと言いますか…
少なくと もアネックス編はきちんと決着させてから次に進んで欲しかったです
ヤマトがイスカンダルにいる間に地球がガトランティスに侵攻されちゃったみたいな話で すからねえ
>テラフォーマーズ、私も地球編はないな、と思っているクチです。やっぱりダレる元凶は裏切り者の中国の扱いでしょう
進撃の巨人では人類統一の過程で巨人 の秘密とその対抗手段が明らかになるっていう全体の進捗もありましたが、こっちは本当に単なる内ゲバですからね
中国を倒したところでTF達との戦いにお いて得るところは何もないという。ひょっとしたら当初の予定では中国班打倒→
ジョージソードやラハブの謎判明で一気に解決という構想だったのかもしれませんが、
なまじ人気が出たせいで話を引っ張ろうとした結果どうにもならなくなっちゃった感じです。なんか最近はちょっと飛ばし読みになっちゃってます

はんぺらまだ12巻は買ってないが・・・やはり地球編が始まった以上、七星と郭嘉はMO施術者になるわな
ナンバリングがズレてるのはべつにおかしくないぞ。3番目か4番目か5番目が「長女」なら、6番目が5男で7番目が6男になるじゃないか。蛭間兄弟は弟6人妹4人だからな
いや「母子ともに無事」が出産を意味しているのは勿論わかるんだけど、それだけではアシモフが
「もう思う残すこたぁねえ」って言う意味が解らないんだよ
だってなんぼ出産自体が無事に済んでも、母子ともにEAウイルスに冒されてる状態であればいずれにせよ2人の命は長くないってことだろう
アシモフとしては
「これでワクチンを造るまで尚更死ねなくなった」と思うのが普通のハズなのに
「これでもう俺は火星で死んでもいい」って言ってるワケで、それは娘と孫が根本的に命の危険から脱さない限り出てこない台詞だと思うぞ
地球編に関してはかなり強めの文調で否定してしまったので、怒りの反論コメント等が届くかとも思ってましたが、ある程度の賛同意見がもらえてちょっと安心しました
好きすぎるから「面白いまま終わってほしい」んだよね。ファンすぎるが故の心理だよ


130話

「じょうじ・・・・!!」

>あら先週のテラフォの展開駄目でしたか。自分は好きでしたけどね、とっておきだったろうサブタイトル含め
まぁ、確かに未解決の局面も多すぎますけど……今週は、地図を確認して笑みを見せるじょうじに、
侵略者としての禍々しさを感じつつも、修学旅行に来た学生の様な可愛らしさも感じて変な笑いが込み上げました
もう博物館とかの戦闘機を修繕してたりしても驚かないわ
>イルカがせめてきたぞっに全て持って行かれそうになりましたが、A.Eウイルスの原因は艦長のせいではなかった模様
動物性タンパン質が豊富にあっても全 員が力士になるわけではないようですね
あとハゲの行為は10年も経ってからやることじゃないと思いますが、まさか、世界中を移動してる?
>じょうじ達上陸したの北海道でしたね。現実では北海道にゴキブリなんてまずあり得ないだけになんとも皮肉です
地球に来た場合も常識なんて通用しない、なんて風にも思わせますね
>まさかの漁してゼロ円生活w 地球で良い物喰ったら、やっぱりカイコ喰ってる奴以上に強くなったりするのだろうか
冒頭。「獲ったどー!」と海から獲ってきたアザラシをバリバリ食うパラポネラTFと、大量の魚を網で捕まえてよっこらせと陸に上がるゲンゴロウTF
有野課長がドラム缶と木の板で家作ってればマジ黄金伝説でしたが、キズハゲは何やら望遠鏡にご執心
遊園地の看板に書かれた「張君」という字と持っていた地図帳を照らし合わせ、自分達がいる場所が
北海道・張君市であることを確認しほくそ笑んでます
えっと、北海道の地理は疎いんですがこれは実際には存在しない架空の土地でいいんですよね。
夕張→YOU張→君張というアナグラムかな?
すぐ近くに
笠擦(カサズリ)って地名もあるんで、こっちはおそらく三笠→3笠→スリ笠っていうアナグラムじゃないかと
どうもキズハゲはこの地を
地球での自分達の拠点に選んだ様子ですが、北海道は何かTFが好む条件を満たしてるんでしょうかね
北海道だけに
ゴールデンカムイの二瓶鉄造がいたら猟銃一本でTF全部仕留めそうで笑えてくる
「ニヘイゴハン!ゴキブリの心臓焼きましたッ!」

しかしながらキズハゲが10年もの間ずっとこの地に潜伏していたのであれば、朋友コメントにもあるように今更になって所在地の確認などするワケありません
つまりこの描写は
彼等がこの地に流れ着いてから、まだ時間はそう経っていないという事を意味しています
彼等は北海道にやってくるまでの10年間、一体どこで何をしていたのか?
世界各地を放浪しながら卵を産みまくって、この一斉蜂起に備えてたとかなら地球はもう終わりだな

国防総省の地下に「バグズ1号の残骸」が保管されている事は―
小町艦長はおろか合衆国内でも私を含め数人しか居ない
何年前だ?そう10年は昔になる まだAEウイルスの危険性が明らかになる前―
蛭間一郎の名など聞いたこともない頃 私が大統領ではなく国防長官だった頃だ
まさかあのマニュアルを 20世紀からただ存在しているだけだったあのマニュアルを
私の代で読み上げることになろうとはッ!!
私はこの時・・・相手が火星ゴキブリだ等と思ってもいなかった。当然だ
いくらイルカの知能が人間並みだからと言って、奴等が戦車作って地上に攻めてくるか?
例えるならそれくらい差があるのだ地球と火星では・・・文化も資源も何もかも桁が違うのだ

場面切り替わってアメリカ国防総省地下。グッドマン大統領の独白と、「10年前起こった出来事」の回想シーンへ
中国の衛星が最初に発見した「その謎の飛行物体」は、正確な角度で地球の大気圏に突入しようとしていた
時の国防長官であったグッドマンは
20世紀から存在するマニュアルに従い、この飛行物体の撃墜を指示する
言わずもがなそのマニュアルとは、
「宇宙人が武力攻撃を試みて来た時に対するマニュアル」である
「なめるなよエイリアン。交渉くらいさせてもらえると思ったか。3・・・2・・・1・・・着弾!
技術のあり方によっては監視衛星や誘導ミサイルなど思いつきもしないのかもな・・・
!?何だ?ダミーを切り離した!?軌道を変えた!?そんな高度な事が・・・!」

少なくとも相手は星間航行を行える科学力の持ち主なのに、何故か頭から舐めてかかってるグッドマンが明らかに無能丸出し
ほれ見たかと言わんばかりに第一射のミサイルを回避されて慌てふためきますが、直後別方向から飛んできたもう一発のミサイルが見事これを仕留めます
核ミサイルを保有し、尚且つ軍隊において
「宇宙人の武力攻撃に対するマニュアル」が存在するのはアメリカ合衆国と―
ロ シ ア 連 邦 共 和 国

>ロシアがグッとガッツポーズしただけで宇宙船が消滅した
>ロシア大統領かっけえ。ていうかこの人10年間も大統領なん?それともグッドマンと同じくこの時は国防の幹部?

あのクールな大統領も思わずガッツポーズの一撃。ロシアがやってくれました
意味不明の舐めプで危うく地球のピンチを招くところだったグッドマンの無能さと、そのボンクラの尻拭いをしたカタチとなったロシア大統領の有能さ
両者の対比が際立つ回想シーンです。こりゃ地球での駆け引き合戦ではアメリカがロシアに勝てる見込みないな

その日だけは世界は西も東もなく、人類共通の敵を撃退した事を素直に喜んでいた
北極近くに落ちた残骸をどこが回収するかで一悶着あったが
結局はアメリカ合衆国とU―NASA本部が管理する事となった
残骸はバグズ1号と判明し、中からは1匹のテラフォーマーが見つかった

おそらくテラフォーマーがバグズ1号をいじったら、
偶然地球への帰還プログラムが作動してしまったのだ・・・と
有り得ない話だがそう考える以外なかった
少なくとも「宇宙人」よりは現実的だった
こうしてバグズ1号は封印された。多少の疑問を残したまま・・・

>これだけバグズ1号絡ませるんなら、コミックスにちゃんと収録すればよかったのに
> 一郎が一人でゴキ全部倒してくれないかな。実写映画化だから引き伸ばした感がすげぇ
てか、バグズ1号絡めるならミラクルジャンプの話を単行本に収録しないと、未見の読者もいるだろうし・・・。
>バグズ1号内でくたばっていたのは額の模様からして、バグズ2号で生まれて一郎に殺されたハゲじょうじの片割れでしょうか?
死後10年も経って、しかも別 の船にいたのは何故・・・?
合理性を抜きに考えれば、若くして死んだ兄弟を地球の大地で眠らせてやろうという、傷ハゲじょうじの感傷的な行動でしょうか?
それとも実は生きていて撃墜された時に逃げ遅れたとか?
>10年の潜伏期間で何処で何をしていたのかが気になるところですね
クロゴキブリには休眠性があるとは言え、流石に10年眠っていた訳ではないでしょうし
全ての個体の性別が同一でもなければ、繁殖もせずに暮らしていたとは考えにくいですし

ここまでがグッドマン大統領が知っている限りの「10年前の出来事」。しかし彼は知らなかったのだ。どのタイミングで分離したのか
気球程度の大きさの物体が太平洋に着水していたのを
あらゆる紫外線・有害物質・菌・温度差を遮断し、内部の環境を保つ特性
その「繭」は鋼鉄の強度で何百層にも重なって造られていた
というワケで最初のシーンの考察と順番が前後してしまいましたがキズハゲらが地球にやってきたのは10年前
バグズ1号が撃墜される直前、カイコガの特性で作った脱出カプセルによってまんまと太平洋に逃れていた14匹のテラフォーマー達
繭カプセルの居住性はともかく、10年間餌も食わないで生きてられるワケないので
彼らがどこかの陸地に辿り着き、そして今回北海道は張君にやってくるまでの間、ずっと人間の目を避けながら地球で潜伏していたということだけは確かです
奴等に上陸された日本だけが慌ててるのではなく、本当なら劉さんには死んでもらいたいハズの中国ですら「貴重な戦力を呼び戻せ」等と焦ってるあたり、
やはり
この10年間世界中を渡り歩き、各地で卵を産みまくっていたという展開の可能性は有り得ます
本当にそうなら地球人類にとってはもはや詰みに等しい状況ですが。まぁ前回ラストの煽りでも
「”絶望”のその先」って書いてたしなぁ・・・
あとキズハゲの計算高いところは、
地球人が誤った推論をするように死体役を準備してたところですね
バグズ1号の中にそういったものが一切なければ、当然地球人は総出を上げて近海やその陸地をしらみつぶしに捜索し、自分達も発見されてしまったハズ
気になるのは、そのダミーの死体が20年前に死んだハゲの片割れだという事
特徴的な額の模様&ティンに切り落とされた片腕がそのままである事からしても、
一郎に首をへし折られ銃で頭を射ち抜かれて死んだ、あの時の個体に違いありません。しかし
20年前の死体という事は、10年前の出来事でも10年前の死体です(書き方紛らわしいな
10年経っても肉体の形を保っているのは、外骨格である昆虫なので理解できますが(火星にはタンパク質を分解するバクテリアなんかもいないだろうし尚更)
ただダミーとしての役割を求めていたなら、そこらへんのノーマルテラフォーマーの死骸でも良かったハズなのに、
なぜキズハゲは兄弟の死骸を10年間もの間保管し、地球へと持ってきたのか
朋友コメントにあるようなセンチメントなものなら特に深い意味はないでしょうが、これだけ頭の良い奴だと何かちゃんとした理由があるように思えて恐ろしい

「いいだろう・・・地球文明を舐めるなよ・・・!今度こそ対地ミサイルで跡形もなく蒸発させてやる!
北海道張君及び笠擦市に避難勧告!同時に
アメリカ空軍の北海道上空での活動を前面許可!

「全ての責任は俺が取る。あの個体が北海道に居る内に方を付ける!」
>迎撃したはずが侵入を許していた、ってまんま宇宙人侵略物のテンプレですな
そして被害拡大前に仕留めようとするも失敗するのもまたしかり…ダメなフラグビンビン丸ナリ
>ミイデラゴキ「俺がやる ミサイルならば高熱に弱いはずだ」
>今回のテラフォは何というか、作者の書きたいことはなんとなーく分かるんですけど、それが読者の望んでる・今読みたいこととは違ってる感じでしたかね
いや決してつまらないとか気に食わないってわけじゃないんですが
>今週のYJ、TFの「地球文明をなめるなよ」のなんと軽い響きか・・・空軍戦力?どうせヤンマあたりに奪われる
代わりに黒極の「ストーカーをなめるん じゃねぇ」というなんと言ういろんな意味で重い響きw もう高屋君を北海道に送り込めばいいよw
いやマジで今週の黒極は面白かった。あのドシリアスを大 爆笑に変換する技術は素晴らしいと思いますw
>TFは北海道には悪いが「ちせ」でも隠し持ってるんじゃなければおとなしく核で焼き払おう
せめて長中距離ミサイルの欧州。飛行機で近づくとかどう考えて もやられフラグ
んであれだ先週ははんぺらさんTFのこと悪く言い過ぎじゃねぇかと思ったが気持ちがわかった。これどっから話終わってくのかわかんねぇし
話が終わるころには終わる話がどんな始まりだったか忘れていきそう
>今までもいろんな盤面の同時展開はいくらでも成功させてきたTFだけどこれはキツイ展 開になりそうだなぁ
いきなりアメリカ空軍負けたら火星の連中しか戦えない、火星の連中って空軍戦力より強いという結果的に大幅なパワーインフレが起こり得る
(まぁこれは覚醒灯がすでにインフレしまくってるけど)はんぺらさんの気持ちは理解できたといいながら、それでも貴家先生なら!と願うばかり
10年前に舐めプした男の「地球文明を舐めるなよ!」発言が読者の失笑を誘います
かくしてアメリカ空軍スクランブル。一郎はこの申し出を全面的に受け入れ、空爆による先制攻撃で一気にケリをつけるつもりの様子
実際劇中は西暦2600年の未来で、九頭龍みたいなSF宇宙戦艦を造れちゃう世界観なんで空爆は考え得る一番ベストな判断ですが
でもコックピットに「プンッ」てヤンマが張り付いて、キャノピーをぶち破って乗り込まれて、そのまま無傷の戦闘機を奪われるくらいまでやられちゃう未来しか見えない
アメリカ空軍機がボトボト落とされたあたりで
「時間稼ぎが間に合ったか」とか言って七星が登場して「人為変態!」ってなりそうな次号へ続く


131話

「いいのかな?日本に空爆なんかして」
「やー駄目でしょ辞任でしょう
「ていうか自衛隊
じぶんらでやればいいじゃんね」
「さぁ?何か色々手続きとか大変なんじゃないの?そもそも相手が「外国の軍隊」じゃないだろ。なんて説明すんだよ」

「火星ゴキブリは人間型だけでメッチャ強くて素早くて頑丈なんだろ?サイヤジンみたいなもんか?カメハメハ出すの?」
「カメハメハは出さねえよ」
「出さないのか・・・
てか15体くらいしかいないんでしょ?じゃあ楽勝じゃん」

>もはや文化財クラスの作品になってるっぽい『ドラゴンボール』
>トップから戦闘機パイロットに到るまで舐めプ精神溢れるアメリカ・・・

600年後の未来でもメリケン兵士から愛されるドラゴンボールにほっこりしつつも、
この緊急時に及んでも自衛隊を出動させられない日本憲法を皮肉った冒頭シーン

かくしてアメリカ空軍トップガンの精鋭達が対地ミサイルを投下するも、大方の予想通りオニヤンマTFに阻まれ瞬く間に2機が撃墜されてしまいます
「あーやっぱヤンマ最強だわー空軍戦力ではとても太刀打ちできねーわー」と読者が辟易した次の瞬間、
ヤンマTFを襲う謎の衝撃

「戦闘機を攻撃していたテラフォーマーを撃破。引き続き距離を縮めます
H・ADSハイパーアクティブディナイアルシステム搭載機「エレファントノーズ」
射程距離に入り次第「対象」の攻撃に移ります」

U・S・A!U・S・A!(腕を高々と突き上げながら) 流石アメリカ様の科学兵器は格が違った!
「ADS」は離れた相手を電子レンジのようなマイクロ波で攻撃するシステム
現在でも既に存在していますが、こちらは対象に「体内から沸き上がるような熱」を与えるものの、殺傷能力はなく「非殺傷兵器」としてその名を知られています
劇中で使用されたコレは
「ハイパー」と冠されているだけあって、その威力を殺人兵器レベルにまで高めたものですね
しかしながらエレファントノーズの見せ場はここまで。パラポネラの超ロングスローでブン投げられたサバクトビバッタとハナカマキリがこれを蹂躙してしまいます
>やっぱり惨敗したか人類兵器群、軽口叩く戦闘機パイロットからもうすでにフラグビンビン
オニヤンマ無双と思いきや電子レンジ兵器でアッサリ退場なのは意外だったが、後はまあやっぱりなぁ

>ヤンマ潰したんなら再度空爆で良かったんじゃないかテラフォーマーズ?音速を超えたスペックはヤンマだけだろうし
パラボネラスローイングじゃ空中に静止しているヘリならともかく音速戦闘機は無理だろう。民間大型航空機がジャックされて空母迎撃に使われたが、
戦闘機は勝手が違うからテラフォーマーズにも無理だろう。てかさすがにテラフォーマーズでも戦闘機でドックファイトやり出したらさすがに萎える

確かに瞬く間に全滅させられてしまった空軍ではありますが、交戦から僅か数分でヤンマTFを仕留めたってのはなかなかの戦果かと
朋友コメントも突っ込んでるように
このまま波状攻撃で延々空爆を繰り返せば絶対勝てると思うんだが・・・戦争は数だよ!




「一郎!避難はまだか?」
「待たなくていい」
しかしアメリカ様は何故か第二波の戦闘機を繰り出すことなく、一撃必殺でケリをつけるべくハゲTFを核ミサイル(だよね?)のターゲットにロックオン
近辺住民の避難が完了し次第ぶっ放すつもりのようですが、戦略兵器の影響範囲外への完全避難といったらそりゃあ数時間レベルで済む事じゃありません
急かすグッドマン大統領に対し
一郎は日本国総理大臣としておよそ耳を疑うような返答を返した
「一郎・・・善良な国民の命が懸かっているのだぞ」
「撃てっ!ジェラルド!これは戦争だ。人間同士の不毛なものじゃあない
人類が生存を勝ち取る為の戦争なんだ!

ここで奴等を叩かなければもっと大勢の人が死ぬ・・・・っ!!」
>これは、一殺多生の聖戦・・・!砕け折れた万年筆のインクは一郎の流す心の血にほかならない!
この覚悟がどれほどの犠牲を食い止められるのか・・・・!
大を生かす為に小の犠牲は厭わない!長たる立場として断腸の決断!
大豪院邪鬼のように握り締めた拳から血が滴ってればカッコイイんですが、万年筆のインクというのはいまいちインパクトが弱いかなという気もする
かくして一郎の覚悟を汲んだグッドマンは、待機していたミサイル艦に発射を指示。一切合切を焼き尽くす悪魔の兵器が北海道に向けて放たれ・・・
「ジーザス」

ですよねー
>テラフォはもう、ゴキブリ最強だねーかしこいねーどうやって勝つのかなー、というか・・・
正直「敵がかしこい」だけでは相当無理のある展開に突入してる気がしてなりません
>いやあ、今週のテラフォーマーズ「ですよねー」の一言ですな。もしくは「うん、知ってた」、予想のど真ん中を突き抜けただけなのでなんとも物足りない
>今週のテラフォ、個人的には予想通り過ぎて盛り上がりに欠けました。地球側の技術力に関してもあっと言わせるものがありませんでしたし、
いかに禿ゴキがスーパーコンピュータ並の知能を持っているとしてもジェット機落とすのはご都合主義的に感じました
ただ物語が振り出しに戻ったようなものなので次回以降を楽しみにしていきたいと思います
>テラフォーマー、16年間仲間を増やして準備を進めていたのが確定みたいで、個人的にはガッカリ展開です
核攻撃可能な戦艦や潜水艦の位置を把握して、ハイジャックした旅客機をピンポイントで命中させる技術を手にしているってことですよね?
手引きをしている地球人の黒幕がいるのかも知れませんが、いずれにしてもこうなるともはや「超人対怪人のバトル物」じゃなくなっちゃった感じです
>16年のゴキ潜伏期間は増殖、戦闘準備期間のようですね。多分北海道だけでなく、世界中で暴れてるかと
そうでないなら中国が火星の戦力を戻そうとはしないでしょう。皮肉にもこのピンチが地球の国々がひとつになるキッカケですかね?
まあすでにワクチンを完成させたと思われるロシアが怪しいですが
>う?ん、火星でTFを蹂躙した九頭龍を見てしまった後では、今回の戦闘機等はちょっとかすんでしまいますね
前回大統領が「地球文明を舐めるな」といっていた以上、米軍も手を抜いていた訳ではないでしょうし、
そう考えると中国だけが突出している軍事力を保持している、という事でしょうか
ミサイル発射寸前。それを阻止せんと放たれたハゲTFの刃は、なんとジャンボジェット機!
ハゲの知能の高さ云々は今更言うまでもない事で、やはり一番の絶望は地球のテラフォーマーがこの14匹だけじゃないってのが確定したってことですね
ハゲの電話一本で人類への総攻撃を開始するTF達が世界中に居る。おそらくは数万匹以上
これはちょっとパニック映画としても体をなしていない「詰み」と言える状況で、逆に「なんで今まで察知することができなかったの」っていう疑問のほうが拭えません
これに関しては次号あたりで説明があるかもしれませんが・・・と思ってたら、タイムリーに一郎がそれらしいモノローグを語りだしました
「奴等だけじゃない―そもそも何故今になって・・・・姿を現した?
グッドマンの話だとバグズ1号が撃墜されたのが2604年・・・16年・・・16年か・・・・」
前回のグッドマンのモノローグではあやふやな記憶の回想の為「10年ほど前か」などと言ってましたが、バグズ1号の撃墜は正確には16年前の出来事だそうな
小吉と一郎の帰還から僅か4年でキズハゲはこれを追ってきたことになります。今更ながらとんでもない奴

「ねーお母さん。台所にゴキブリいた」
>万年筆握り潰しての一郎の決断も、ぶっちゃけだめだろうなとわかっていたから何ともない
民間航空機が使われた事でやっぱり地球で繁殖していたか、とまた予想通り
最後のゴキブリいたーの女の子と一巻のおまけに結び付けてきたのも予想通り、だけど読んできた人にはニヤリとする演出で良かった
しかしもうそれで地球にテラフォーマーズ繁殖してますよ、はわかったから来週まで使って世界各国テラフォーマーズによる人類殺戮ショーと
大パニックなんていらないから、舞台を火星に戻してくれ。後一台の宇宙船の正体すら不明なんだし
>テラフォ、風呂敷を広げ過ぎな気も…お陰で今火星で起きてるピンチがおざなりになり始めてる。まぁきっと巧くまとめてくれると期待はしてますけど
>まさか1巻のおまけ漫画に出てた少女が出てくるとは・・・
ハゲTFと仲間たち無双より火星の方をちゃちゃっと終わらせて欲しかった身としては久しぶりに次回が気になる引きでした
>まさかここで単行本1巻のラストに繋がるとは…予想はついたがもう地球で繁殖してたのか
>テラフォーマーズやっぱり単行本のおまけと繋がったぁ!!、お母さん逃げぇてぇ(;´д`)
>もう勝てる気がしない。バクス1号編のラストがここで繋がったけどもうこれ各国の主要都市にじょうじ達潜伏してることになるんですか?
>テラフォがアドルフさんの時以上にがっかり展開続けてる 思えば楽しかったのは何のMOか想像してる時だけだった気がする
>テラフォ、対中国がまだはっきりしてないのに今地球での戦いを始められても「後にしろ」感がすごい
そういやエスカドラ乱入を最後にすっきりした展開が無いんだよな
九頭竜参戦、ミッシェル瀕死からの燈覚醒、エヴァ復活、地球での戦い…一つ一つは大きなイベントなのに、あまりに連続するもんだから薄っぺらい
>なんかTF熱がどんどん冷めていくのが体感できる。劇的につまらないわけじゃないんだけど普通に変態バトル漫画としてやっててほしかった

そしてきた。単行本1巻の巻末オマケ漫画に繋がる引き!
先々週のラストの時点で既に予想されていたことではありますが、実際にやられると精神的ダメージが大きいとしか言い様がないな・・・
朋友コメントにもありますが
人類無差別殺戮ショーなんて読者の誰が見たいのかと。読者が読みたいのはそういう漫画じゃないんだよ
「テラフォーマー地球侵攻編」を望んでいた読者であっても出来ればこれは見たくないところでしょうに、いきなりこの現実を突きつけられるとは。はんぺらはそれ以上に陰鬱な気分です
実際この「地球編」が必要だったかどうかは作品が完結してみなければわかりませんし、我々のような凡人が貴家先生のような天才作家に物申すのはおこがましいことではありますが

「テラフォなぁ。火星だけで終わっときゃ名作だったのにな」
という評価はこの作品に一生ついて回ると思う。それだけは確か
まぁこの手の批評は結果として地球編やったほうが火星だけで終わるより完成度の高い物語として完結したとしても言われる、面白い作品故の宿命みたいなモンですけどね。次号へ続く


>方法が分からず初めての投稿になります。毎週はんぺらさんの鋭い考察やユーモアある文章を読み人生の肥やしとさせていただいております
テラフォ地球編…屋敷では不評のようで、地球編がくることは当然だと考えていた自分としては悲しい限りです
ウイルス拡散が小町帰還直後ではなくしばらく後に急増、読み切りで自爆装置が無効なテラフォーマーズ、
火星に情報を流していたのが地球側ではなく実は潜伏中の連中ではないかと考えると相当前からプロットを練っていたのではないかと考えるのですが…
MO適合者を地球で殲滅せず火星に送ったのは戦力・意識逸らしと火星連中へ「恵み」を与えたかったのかな?と
あとは個人的にですが「ラハブ」関連が火星だけで解決するとも思えないんですね。あの爺さんが仮に存命中だとすれば
ラハブを地球に持ってくることを考えていそうで、地球編でも展開に深い影響を与えてくるはず
ロシアがどんどんきな臭い。寒い日々が続きますが、お体にお気をつけ下さい

初めまして朋友。コメントどうもありがとうございます。はんぺらの酷評が不安な気持ちにさせてしまったようで申し訳ない
火星に情報を流していたのが人間ではなく、地球に潜伏していたテラフォーマーだったのではないかというのはなかなか面白く、鋭い考察
ただロシアが発見したピラミッドでタペストリーには中国の脱出機だけウソの着陸ポイントが書かれてたんで、アレは明らかに中国が送ったものと断定できるんじゃないですかね
阻止するつもりならできたアネックス1号の打ち上げをそのまま無視したのは、戦力を遠ざけたのは勿論まさしく「火星への恵み」という部分が大部分でしょうね。ハゲの思惑としては

132話

1つ 彼等は人を殺す 人間をゴキブリのように嫌っている

1つ 彼等は既に準備ができている

1つ 彼等は増える ねずみ算式に

1つ 彼等は素手である 金属探知機も無意味


>テラフォーマーズ、やたらとフォーマルな服を着こなしてますね。正直、素直に似合ってると思いましたww
金属探知機はまあいいとしてパスポートェ・・・。協力者とやらが偽装でもしたんでしょうか
>マイマイとエメゴキコンビのハイジャックは、以前アシモフが話していた不完全変態手術被験者を使った運用法に近いやり方ですね
変身薬なしで特殊能力使い放題なのは細菌型じゃなくても十分驚異ですわコレ
>地球潜伏テラフォーマー達が予想以上に浸蝕しててワラタ。飛行機ハイジャックなんてバキのゲバルの私兵ばりに手際いいし。もうあかんやん地球
>ゲバル篇オマージュだこれwww 流石にゴキブリは大統領SPにはなれないか
>今週のテラフォはゲバル軍団というか、バキのオマージュなんでしょうが、やり過ぎ感が拭えないです
勇次郎に雷落ちて「どや!すげーだろ!」って感じで書かれた時に感じた寒さというか白けというか…
結局火星メンバー呼び戻すなら、火星で決着つけて欲しかったなあ
>スーツ着こなしたじょうじたちは普通に考えたら駐機しているジャンボ機に忍び込んだんだろうけど、過程が描かれてないから
真っ先にチェックインして堂々と乗り込み座席案内される姿を想像してしまって盛大に吹き出してしまったw
そして冷静になって考えてスーツ姿でスパイ映画のように潜入するじょうじを想像してしまい二度吹く


1つ 彼等は潜む 人間の生活の中に人間に見つからない形で

>テラフォーマーズ、色々あるとは思いますが、カレー食べてゴミはちゃんと出す引きこもりゴキの絵面だけで私は満足でした
>人間の言葉は話せなかったが彼らはこうすれば母親が黙る事を知っていた(壁ドン) テラフォ、
地上生物で手術成功して数も増えて絶望的な状況なんだけどギャグ漫画になってしまった感が強いでござる by一角
>J( 'ー`)し<久々に友貴を見たら色黒マッチョになってたわ。じょうじ?所ジョージかしら?
>テラフォこれもう駆除不能ですやん、人類全部がテラフォーマーより強くなっても無理だわ。 あとテラフォ世界にも鳩山はいる模様
>運転できるとかより、TFの言語がひとつに統一されているのに、世界中の文字が読めるのだろうってのがすごいなぁと思いましたね
発音せずに英語を覚えたりリスニングできるようなものですよね
>「巧妙に隠れてたから16年見つかりませんでした」って…ピンチを演出するために突如無能化する指揮官を見てる気分です
公になってないだけで相当数死んでるでしょ人類
引きこもりゴキも「女は優先して殺す」とか言ってた割りに、おかんは生きてるし。飯作って貰う為に生かしてたのか?
引き伸ばした結果が内ゲバによる失態の人類虐殺ショーじゃ期待できませんわ
まあでもはんぺらさんにコメントする為に、はんぺらさんがレビュー止めるまでは読むと思いますけどね


1つ 彼等は「手術」を行える

1つ 彼等にはおそらく―協力者が居る
刃牙アリゾナ刑務所編リスペクトとなる飛行機ジャックシーンから始まり、ごく普通の日本の家庭に自然に入り込むテラフォーマー達の姿、
廃村を根城とするテラフォーマーの集落、そして14匹の昆虫の特性を奪ったのだから当然のことではありますが、
地球のあらゆる生物を手当たり次第MO手術しちゃうテラフォーマーの恐ろしさを7箇条に渡って挙げる冒頭ナレーション
「125万種の生命の炎が燃え盛る地球を舐めるなよ!」
改造人間が戦うこの作品の代名詞でもあった燈の名台詞がそのままそっくりテラフォーマーに使われてしまうという事に

テラフォーマーを殲滅する事はできるのか?
家庭用のゴキブリ駆除剤でさえ人間が居る時は使えないというのに・・・・
既に16年前から街に潜んでる奴等をどうやって?
心のどこかで甘く見ていた。テラフォーマーが脅威なのは飽くまで兵器の使えない火星の話だと
地球には兵器がある。核さえある。だがそれらは飽くまで対人用
二千年以上積み上げてきた人類の兵器は全て 相手の国を滅ぼす為の道具だった
国を持たない相手は どう滅ぼしたらいい?
なるほど大量破壊兵器が「国を滅ぼす為のもの」というのは言い得て妙。人間同士の戦争は相手の「国」を潰せばそれで決着が付きます
しかしこの恐るべき「敵」は我々の日常の中に潜む。我々の日常に核ミサイルは打ち込めません
16年間で増えた敵の数は、数万か数十万か数百万か。それとももっと・・・もはや人類側にはテラフォーマーを殲滅する手段は残されていないのか?否!






「白兵戦になるな。戦力が必要だ

1人でも多くの対テラフォーマーのエキスパートが!」

>龍っちゃんやドイツスケベ用語ペラペラ丸はそれなりの戦力・・・とは思うのですが。地球組の何名かは、とっつぁんのように次回以降ゼロコマ死にになりそうな予感
>ポン刀担いだ爺さん・・一体何心眼流の使い手なんだ・・?
>おおぅ・・・短槍持った人って、ひょっとして膝丸神眼流宗家? あかりんの爺ちゃん!?
>七星達の見開き最高にカッコいいですね!火星編を綺麗に片づけてくれていれば素直に次回が楽しみと喜べたんですが
アネックスは大半が研究員ですし漫画的に副司令官が強かったりってのもまぁ納得はしますがまた色々と風呂敷が広がってくな・・・
>地球編、導入部はすごくおもろい。最後の白兵戦になるぞ!のコマの七星と黒服コンビ、うしろでダンビラ?担いでる人は、膝丸流のあっかりんの師匠かな?
だとすると火星に向かってるは?と、いろいろ考えるのですが、火星編がモヤモヤのままなので、なんかすっきりしない
面白いのにモヤットする残尿感。やっぱ、綺麗にまとめてから地球編やったほうが・・・
>地球編の最後のコマで七星、黒服コンビがMO手術を受けているっぽいですね。これはスカベンジャーズの2人の登場にも期待していいのかな?
時期的には、アネックスが飛び立つ前で終了なので、大丈夫なはず。月の記憶がガンガン使われてるので、このコンビが出てくる可能性は高いかも?
でも、やっぱ、残尿感が残って仕方がないです。火星編終わってからで良かったような
>テラフォ、地球編に入ってから初めて面白いと思いました。刃牙やテニプリ的な面白さであって、今までの面白さとは意味が違いますが
ただ火星編のクライマックスを先延ばしにしてまでやる話かなあ、というとやはり…
>ほぼ詰み状態の危機、躊躇なく動く首脳陣、地球戦力のお披露目、そして一山いくらの実験台だったアヤックスメンバーは
戦いを経て「対テラフォーマー戦のエキスパート」と呼ばれる存在に…一つ一つの要素は燃えるのに、
火星での決着がついてないせいで1ミリも興味が持てない。「そんなことより火星の決着早よ!」と思ってしまう
>引きがいい感じに火星に戻りそうなのですんなりと戻っていただきたい(切実)
>ひきこもりはじょうじの温床になる危険。つかゴミに紛れて死体が外に片付けられてますよねコレ。こんな企みを知らずに内輪揉めを仕掛けた中国赤っ恥
地球全土でゴキブリパニックが起きることを、不老不死を目論むニュートン一族は予想できたんでしょうか。まさか協力者って、いやいや…
>これは真の裏切り者はニュートン一族かな、より高みを求める一族だしじょうじを利用しても違和感ない、アレクサンドルの怪しさも繋がるし、
人間を極めた猛者揃いで個人武力も高いと思われるし適役。
>ゴキブリ共の協力者が気になりますね。迷い込んだカップルが中国語?って言ってましたがこれはミスリードでしょうね
もしこれで中国が協力者ならなんかもう腹いっぱいですわ。皿に盛られた料理残すアレになってしまいますわ
>TFの「協力者」はよほどのペシミストかそれとも自分だけは安全が保障される何かを保有しているのか…
火星での「代理戦争」のように他国の陣営に打撃を与えるにしてはリスキーすぎるし「協力者」は国家ではない気がします。一番怪しいのは「Gの一族」?
>予想以上に巧妙に隠れ住んでいましたね
展開として少し無理はありますがテラフォーマーズ達の不気味さと知性の高さが映えていてそれはそれで良かったと思います
先日は協力者は実は国家ではなく潜んでいたテラフォーマーズではないかと予想しましたが人間側の協力者もいる様子
緊急事態、また有事の際には対抗手段を有しているであろうロシアが描写されていないことから私はロシアが怪しいと考えています
そしてついに黒スーツ達の背景が明かされるか?気になる引きでした
>おっしゃ白兵戦じゃ!っておかしいだろ 大平洋の向こうから援軍呼ぶのと火星からいいとこ近代兵器クラスの改造人間数十人呼ぶのとどっちが早いよ
しかもどうせ火星から改造人間呼び戻しても援軍呼んでも時間かかるんだからその間に人間語で避難勧告かけりゃ空爆でも何でも使えるだろ
何か既キャラ活躍させたいのはわかるけど理屈がガバガバじゃないの
>「テラフォーマー達が地球で繁殖してて色んな所にはびこってる」……うん、まあ絶望感はパネェですな。この後の展開に興味が無いわけでもないです
でもなんだろう、このコレジャナイ感は……
>うん、人類終わったな!!(爽やか)特殊能力乗っけた勇次郎の群れが世界同時多発テロ!対抗手段は白兵戦!無理だろ!?というか
ヒキニートはともかくハイジャックは幾ら何でも空港の時点でバレないのはザルすぎる
>車に書いてあったのはワレワレハウチュウジンダっていう協力者渾身のギャグですかね、笑えねーけど
>何かテラフォが一気にありふれた漫画っぽくなってる気がする、この作品の魅力だった「斬新さ」が死んだ
>火星で終わっとけば名作でしたね(アイサツ)。なんつーか、バトルの密度っていうんですか?
『プレデター』とか『グレムリン』を見て楽しんでたのに、CM明けたら急に『28日後・・・』が始まってたっていうか…
来週以降クリーチャー同士の白兵戦にまた戻してくれるみたいだけど未来がどう考えても絶望だから読むこっちもモチベが上がんないんですよね
>この急展開、果たして畳みきれるのでしょうか?16年も地球で繁殖していたのだから『宇宙戦争』みたいにバクテリアで死ぬなんて展開はないでしょうし、
ラハブが再臨して全滅or和平ENDなんてデウス・エクス・マキナ展開もありえないでしょうし・・・
>テラフォ、コレもう地球詰んでるし、オチは地球は奪われるけど火星を兵器総動員で奪って人類は火星に移動、両者の立場が逆転するとかじゃないですかね?
あとはラハブかなんかがデウスエクスマキナになるぐらいしか解決法が見えないんですが・・
>国を持たない者とどう戦えばいいのか――狙ってか図らずか、現実の世界情勢とリンクしてきましたね
問題は600年後のテロリスト達が強すぎる上にどう考えても援軍が間に合いそうにない点ですが
>「白兵戦」って、普通に銃火器武装(生体認証とかでロックキツめ)した兵士じゃダメなんですかね…………?
あと、国対国というがゲリラ戦というのなら人類史上も探せばあるような。規模はたしかに全世界中となればだいぶ違いますが
>今週のテラフォはなってほしくない展開でした
特に、最後の地球の戦力が集結したシーンは作者的に盛り上がるとこなんでしょうが、自分には寒い展開にしかなりませんでした
>今週のテラフォ、今までの内容がすべて意味がなくなるような展開でしたね。本当にもう火星での戦いが茶番でしかない
>はんぺら含めてからくり屋敷読者はもう叩きまくるか呆れかえってるだろうけど、正直個人的にはこの方向性のテラフォの方が好きかもしれない
正直、人間勢がどこまで抗えるかよりゴキブリ勢がどこまでいけるかの方が気になる。はんぺら的にはクソ展開だろうけどレビューやめないでほしいなぁ

七星、六嘉、染谷と日向。地球に残った戦力はまだ勝負を諦めていなかった
「大量破壊兵器で倒せない敵なら、白兵戦でシラミ潰ししか無い!」
以上、中国すらもが火星の戦士達を生還させようとしている理由の解説回といったところでしょうか
「九頭竜みたいな超科学兵器で倒せばいいじゃん。なんでわざわざ火星くんだりまで行って改造人間を十数人ばかり呼び戻す必要があるの?」というツッコミに対するアンサーですね
「人間語で避難勧告かけりゃ空爆でも何でも使えるだろ」と言ってる朋友がいますが、そりゃ絶対無理ですよ。相手は16年間人間の生活の中に潜んでた連中ですよ?
インターネットをやってる描写からも伺えますが
こいつらは人間の言語理解してます。避難勧告を出せばテラフォーマーも避難してしまうだけ
というか戦争しようって相手がこちらの言語を理解してるのに、こちらは相手の言語がわからないって時点で情報戦で負けすぎててヤバイですね。ほぼ勝負にならないレベル
しかも相手はまさにこの時の為に16年間ずっと「準備」してたワケで。ワールドトリガーの感想戦で言われてた印象深い台詞なのでジャンプ読者なら覚えていると思いますが
仕掛けられた方は「対応」するので精一杯、仕掛けた方は常に「次の一手」があるアドバンテージ
ましてや敵のボスは孔明とハンニバルとナポレオンを足して100をかけたようなチートの塊。人類が既存兵器と軍略でこれを打倒するのはまず絶望的と言っていいでしょう
まぁだからって十数人の改造人間呼び戻して白兵戦でこれを全滅させるって言ってるのも非現実的すぎて草生えますけどね
「最後の地球の戦力が集結したシーンは作者的に盛り上がるとこなんでしょうが、自分には寒い展開にしかなりませんでした」という、かなり厳しい朋友の感想はまさに
このなんとも言えない荒唐無稽さが原因かと。「格好良い」よりも「何言ってんだ無理だろ」が先にきちゃうのよね
実際のところ貴家先生がこれをどうやって収拾つけるつもりなのかまったく見当もつきません。本当に「ラハブ」をデウスエクスマキナ的な存在にしてしまう以外どうしようもないのでは・・・
テラフォーマーの「協力者」に関してはあの妖怪ジジイか、3週前の各国首脳が慌ててるシーンで唯一描かれてなかったロシア大統領が候補でしょうか
火星で死んでくれたほうが都合のいい劉さんを呼び戻そうとしてるくらいですから、中国は絶対シロですね
なんにせよコメントで多く言われてるのが、「展開自体に文句があるワケじゃないけども、火星がクライマックスのところでぶった切られたのがイライラする」という意見
今回の引きは良い感じにカメラが火星に戻りそうな感じだったので、次号は一旦火星パートを描いてくれると読者のイライラも収まると思うのですが・・・と期待して次号へ続く!


133話

3週に渡った地球編からカメラが戻り、九頭龍内部。暴れに暴れた燈がスタンショックでようやくおとなしくなったところで、温和に説得を試みる剴将軍
「セカンド・・・いや膝丸燈くん。話しておこうか。ここは今高度6000mだ
1つ、この電撃は君を自害させない為のものだ。君は必ず生きた状態で中国へ持ち帰る
2つ、君は変身できない。昆虫型の薬はこの艦に無いし、疲弊しきって変異する事もできない
3つ、さっきも言ったが100%逃げ場がない。例えこの艦の乗組員全員を殺しても墜落して死ぬだけだ
詰みだセカンド。我々と来い。さっき「触るんじゃねえ」と言ったな?
それは自分の事か?それとも―」
「おいばかやめろ」
最後まで諦めなかった燈の次の意志は 闘う事ではなかった
火星で誇り高く戦って死ぬ事ではなかった
彼に止めを刺したのは
決して第三者の口から聞く訳にはいかなかった1つの現実だった

「ミッシェル・K・デイヴスの遺体の事か?」

「うっ・・・・うっ・・・・うう・・・頼む・・・・この人の遺体は故郷に返してやって欲しい
俺はあんたらの実験に何でも協力する。隙を見せても噛み付かないしし自害もしない
だからミッシェルさんの遺体だけは傷つけずに故郷に・・・・
うっうっ・・・・ただ・・・
ワクチンを平行して作ってほしい・・・約束したんだ・・・1人分だけでもいい・・・頼む
その2つが叶うなら俺は・・・生きたまま身体を切り刻まれたって構わない・・・」

ミッシェル・K・デイヴスは死んだんだ。いくら呼んでも帰ってこないんだ。もうあの時間は終わって君も人生と向き合う時なんだ
自分が傷つく事も、命を失う事も、これっぽっちも怖くなかった。燈が恐れていたのはたった1つだけ
その闘う理由を失った瞬間、彼の心はついに折れた
己の命を投げ出しても、ミッシェルの遺体の扱いと桜人の為のワクチン作成を懇願する燈の土下座姿があまりにも痛々しく、そして悲しすぎる

「良いだろう。約束しよう。二人を別室に運べ。ファーストは地球に着くまで冷凍保存だ。これ以上劣化しないようにな」
ごめん・・・ごめんねミッシェルさん・・・せめて・・・めて最期は人間らしく・・・
敵の喉笛まで届かない刃を振り回すより、せめて大切な人を人間として尊厳ある最後で送ってやることを選択した燈
彼の選択をいったい誰が責められようか
心の那珂でただひたすら彼女への謝罪の言葉を繰り返しながら、レイプ目で別室へと移動を促されますが・・・ここでお約束の展開
ガッシと燈の手首を掴んで力強く引き止めると同時に
剴将軍の顔面に豪快にめり込むしなやかで力強い腕
驚愕と苦痛と屈辱に歪む剴将軍、「そうこなくては」とでも言うような不敵な笑みを浮かべる爆将軍。そして歓喜の涙を流す燈
「何が冷凍保存だ。誰のどこが劣化してるってんだ・・・あぁ?
てめーもだ燈・・・あんなやり方で責任取れると思ってんのか。ホイホイついて行こうとしやがって

お前のカードも通帳も印鑑も中国にはないだろう
高く付くぜ。私のファーストキスはよォ・・・

燈 こっちに来い」
『ファーストキスの責任取って結婚しろ!』
あまりにも男らしいプロポーズとともに、ミッシェル・K・デイヴス復活
>ミッシェルさん、完全にプロポーズして復活ッッッ!話を聞いてる爆将軍の顔つきが爽やかすぎて悪役っぽさないですね
しかしこの状況からまさか飛び降りて脱出する気なんでしょうか
>あかりんの兄貴と桜人を想っての懇願は主人公してて胸が熱くなりました
兄貴復活は予定調和だったとは言え、アレックスより先に甦るとかアレックスの方が重傷なんでしょうかね
>復ッ活ッ ミッシェルKデイヴス復活ッッ ミッシェルKデイヴス復活ッッ 復ッ活ッ ミッシェルKデイヴス復活ッッ ミッシェルKデイヴス復活ッッ
アレックスはそろそろ気絶してから一年経つわけだしいい加減起きろ by一角
>つまり印鑑とか通帳が必要なことをする気なんですねミッシェルさん!!
>剴将軍、復活の兄貴の鉄拳をモロにくらう!なにより、兄貴のファーストキッスを奪うとケッコンカッコカリがもれなくついてくる模様
印鑑と通帳を用意して帰還後、区役所に直交!でも高度6000メートルからどうやって降りるつもりなのか?
それと、八重子、アレックス、エヴァは放置された?
>兄貴とうとう復活&アリタケ将軍ワンパンに笑いましたwww
ただ、それと同時に”アリ”タケの能力者に触ってしまって大丈夫なのかと一抹の不安がよぎりました
>あかりんが頑張ってる時は寝たままで、心が折れたら立ち上がるとか・・・
「やれやれ、こいつはやっぱりアタシが付いてないと」って感じなんでしょうかね?w
>九頭竜あっさり脱出なったな。高度6000メートルを爆弾アリ能力で爆発減速しながら降下とか、パラポネラ級の力技でクリアするんだろうか
>状況を燈に説明して落ち着かせようとしたり、燈の望みを了承(形の上かもだけど)したりとキノコ将軍がわりと穏健な方に見えてきた
そういえば爆将軍が爆弾投下する前に劉さんから事情を聞こうとしてましたね
そして爆将軍は復帰したミッシェルさんで不適な笑みを浮かべてましたけど意外と好戦的な方なのかな?
何にしてもこの二人をクリアしないとアシモフさんらも火星から出られないのは変わりないか
>溜め回ではありましたが、燈が心折れた時に鼓舞するミッシェル兄かっけえっす
しかし地球が大変なことになっている今、知らないとはいえ読者としては潰し合いをしている場合ではないと感じます
増殖できる?爆、技術の先をいく中国、燈達…これはスターウォーズのクローン兵よろしく強化型爆を量産するフラグなのでしょうか…
Gの大群vsBの大群、やばい凄く見たい!
>爆将軍の笑みはなんなんでしょうか。実は味方で、劉さんとジョセフを吹き飛ばしたのも作戦のうちだったとか?
それとも単に「やるな…」っていう不敵な笑み?何にせよ凱将軍がクソヤロウなので、相対的にあれだけヘイトMaxだった爆将軍がかっこよく見える
>ミッシェルさんの復活が唐突過ぎる感じが・・・やはり地球サイドを挟んでるのが足を引っ張ったというか、アドルフさんが立ち上がった時の様な
押し寄せるピンチ→班員の奮戦→回想、みたいな段取りからの流れが無いから盛り上がれないのかな
>テラフォーマーズ最初の現在の各地の状況まとめ
これによると海に向かっているメンバーにはフロンティア・スピリットから地球にハゲゴキら活動開始が知らされたらしいけど、
なおさらアシモフの「思い残すことはない」が意味不明に
ウィルスの脅威から娘と孫は助かったけど今度はキャリアー本人の殺人ゴキブリが地球にわらわらいるんだし
病院なんて技術目的にゴキブリ襲撃十分ありえるだろ
>テラフォーマーのサンプル200匹とか今更意味あるんだろうか
ウィルスのキャリアーが地球にいないから火星まで取りに行く、というのが最初の目的で地球にテラフォーマーいるならもう用無しでは?
>テラフォ地球編、展開自体は嫌いじゃないのになんでこんなに嫌なんだろうと考えて、火星編の全否定だからだと気付きました
当初はゴキブリを捕まえてワクチンの研究をして人類を救うというのが、作中の国会間争いや一部のラハブ派はさて置き読者の大前提だった筈
それが地球にテラフォーマー来てましたじゃ、結局火星に核落としても良かったじゃんってなって、必然性が薄れるんですよね
そこがどうしても心に引っ掛かってしまう以上、地球編はやはり第三部にするべきだったと思います
>テラフォ待望だったミッシェルさん復活ですがあんまり心に響きませんでした。一方の東京喰種はモブ同然だったガガギギの死が強烈に響きました
今思うと少年ジャンプに載った読み切りが両者の余力の差を如実に表していたように思えます
東京喰種:興味が出たら来てねなフルパワーの半分も使ってないフリーザ様状態
テラフォ:面白さを限界まで詰め込んだ今使っているのが10倍界王拳なのだ状態
そしてよりにもよって今ここにきての地球進攻という20倍界王拳!反動が恐ろしい!
…ただ、あかりの土下座は女装サッサンに劣らぬ萌えでしたがね。あかりんマジヒロイン
この人兄貴すぎる。地球編のせいで3週分の空白を空けての再開回、本編に対する情熱が失われていた読者も「おお」と思わせるインパクトでした
死んだとばかり思っていたのが颯爽と復活して「こっちへ来い」と力強く手を差し出すヒロインと、目にいっぱいの涙を浮かべてヒロインへと駆け寄る主人公
普通主人公とヒロインと立ち位置が逆だろ!と読者の誰もが突っ込む名シーン。貴家先生一流の演出といったところでしょうか
これでミッシェル?燈のカップリングは晴れてオフィシャル設定となったワケですが、二人の相思相愛を知ったジョセフがどんな反応を見せるかが楽しみです
「お前の呼ぶ声がうるさくて寝てらんなかったぜ。ありがとう。また助けられちまったな
さァ還るぞ、地球へ!」

「還るぞ!」と景気良くハッチを蹴破るミッシェルちゃん。しかし冒頭で剴将軍が言ってるように、ここは高度6000m上空。このまま脱出することは不可能です
それとも操縦士を残して乗組員全員ブチのめし、九頭を乗っ取ってしまう?でもミッシェルも燈も超人とはいえ、薬なしで完全武装した軍人相手は流石に無理のハズ
ていうか乗組員全員倒すつもりならハッチは蹴破らないからやっぱ脱出する気なのね
まぁ相手は変態可能なMO能力者が2人いるし、特に剴将軍の特性を考えたらミッシェルちゃんは一刻も早くトンズラしたいところです。その脱出方法は如何に?


134話

「ミッシェル・・・済まなかった。父さんが昔受けた手術のせいでお前には大変な苦労をかけた」
「・・・ううん私は納得しているよ。私の人生がこうだったおかげで色んなヤツとも出会えたしな・・・
最後にそいつを守ることもできた。多分父さんと同じだ」
「ミッシェル・・・父さんと来るかい?」

冒頭。ミッシェルさんが意識を取り戻す際に見た、父・ドナテロの夢
ミッシェルさんの23年間の人生の原動力でもあった父との再会である。これが夢であると自覚していても、その胸に飛び込んでいきたいところであろう
だが「一緒に来るか?」という父の問いかけに対し、ミッシェル・K・デイヴスは穏やかな笑みを湛えた表情でこう応えるのだった

「少し前の私なら父さんについていったと思う。けど駄目だ。見てよあいつ・・・こんな糸まで付けて・・・
父さんから貰った耳だから聴こえるんだ。ミッシェルさんミッシェルさんっていい歳こいて・・・
それがさ・・・しつこいんだ本当に。自分の人生を生きろって・・・
まるで私に父さんが居なくてももう一人じゃないみたいにさ
父さんにも会わせたかった・・・・」
私はもう1人じゃない
父さんにも会わせたかった、私の大切な人が待っている

ミッシェルちゃんを三途の川からこの世に引き戻したものは、燈に対する想い
ここで場面は前回の続き、剴将軍に顔面パンチを食らわしたシーンへと戻ります
>ミッシェル「オレはちょっと考えてよォー『燈の処へ行く』って答えたら目が醒めたんだ……とてもさびしい夢だったよ 」…

「・・・・状況は解っているか?ファースト」
「見りゃ解るよタコ。わかんねーのはなんでてめーが味噌っ歯なのかって事だ
コレだろ?お前らの欲しいモノは。もし私達が2人で飛び降り自殺したら?」
「・・・・死体を拾って持ち帰るよ」
さて先週ラストでどうやって脱出するのか見当もつかないと考察していましたが、なんと首根っこ掴んだ燈をハッチから落とそうというそぶりを見せるミッシェルちゃん
この期に及んでハッタリで駆け引きを持ちかけるつもりのようですが、この状況下ではたして通用するのか?
「だろうな。できなきゃお前らが国で銃殺だ。ならもし―
セカンドはバラバラで回収困難。ファーストは生きて手中にある だったらどうだ?
そうなったら何としても私を殺すわけにはいかないんじゃないか?」
「そんな事をして何になる。第一キミに仲間を殺せるものか」
「一度死にかけたら生命が惜しくなってね。お前なら共感してもらえると思ったが
それに燈には実験動物のように扱われながら飼い殺されるよりは
せめてひと思いに死んで安らかに眠ってもらいたいんだよ」

ミッシェルちゃんの弁をあくまでハッタリだとタカをくくっていた剴将軍と爆将軍でしたが、「ひと思いに殺すのが情けだ」という言葉に顔色が変わる
同時に2人の脳裏をよぎる劉さんの顔
つまり劉さんが燈を殺そうとした動機も「憎悪」ではなく、不憫に思うが故の「情け」だったと
ジョセフに「どうか膝丸燈を―」と泣きながら頼んでたのも、そんな思いが極まっての涙だったという事か。思ってたより全然普通の理由でしたが繋がりました

「お前は助かる」
「わかったミッシェルさん・・・俺にも聞こえた。二人で行こうミッシェルさん」
「駄目だ。2人だと上手くいく確率が下がる。それに2人共落ちれば奴等が追いかけてくるのは確実だ」

>これ加奈子かアレックス来てますね。ミッシェルさん…貴女こそ共に生きねば…大蓑蛾の糸よもう一度奇跡を!
そして劉の目的はやはり燈を一思いに殺すこと?

中国陣営に聞こえないよう、小声でお互いの意志を確認しあう2人。どうやらミッシェルちゃんは燈が助かるという公算があって彼を放り出すつもりみたい
普通に考えられるのは
アレックスが近くまで飛んできてるってあたりでしょうか。ミッシェルちゃんの耳はその羽音をいち早く捉えていたと
「でもだからって・・・!ミッシェルさんが奴等についていったら・・・!」
「思い出したんだ。お前は私が連れてきたんだ。だから私が終止符を打つ」
「だっ・・・駄目だ駄目だ駄目だミッシェルさん!俺も同じ気持ちだ!
俺が残る!俺が実験台になる!あなたは助かるんだ!」
「なめんな。お前は歳下だろうが」
必死に食い下がる燈をいつもの厳しい口調でたしなめつつも。しかし優しい笑顔で、彼女は最後にそう言った

上空6000mで宇宙船の外にぽーい!
>最近のテラフォの「違う、そうじゃない」感は異常
>ミッシェルちゃん復活するんですか?やったー!→ミッシェルちゃんアッカリーンの身代わり拉致されるじゃないですかー!やだー!
>うーん、次の舞台は地球ってもう決まってるんだからグダってる感が強いのがなんとも
>不覚にも・・最後の「好きにしなよ」で・・興奮してしまいました!凱将軍・・お手柔らかにお願いいたします!
>高校か大学の物理の授業で聴いた雑談なんですが、人間が地球で自由落下した場合、大きさや体重、空気抵抗を考慮すると
最高速度は新幹線くらいとか(あくまで雑談で、正確性は不明)。さて、火星の重力加速度他の環境ではどんなものだか
>ミッシェル兄貴が捕まったところで地球編を開始すれば、地球に行かなきゃいけない理由になって納得出来た気がする
>長いこと劣勢が続いてるので、頼れる兄貴が復活して遂に反撃のターンだ!と思ってたのでちょっと残念
>神様というのはケチなもので、死んだと思った最愛の人が生きていたかと思えば、次の瞬間生き別れですよ・・・しかも燈には地球で闘わなくてはならないという使命が・・・
憤怒の味噌っ歯将軍に「対魔忍ミッシェル」されないかすげー心配です、俺・・・
>慶次『俺もミッシェルさんに連れて来られたこと、忘れないで下さい』まあ冗談はさておき今週のテラフォは個人的にアドさんショックと同等の冷や水ぶっかけられ感がありました
ただでさえ地球が泥沼に足を突っ込んだ感がひどいのに、火星でまでこのスカッとしない展開
これは言い掛かりですが冒頭のデイヴス艦長との魂の会話でこの場を打開できる燈に続いての新能力覚醒展開だと一瞬思ってしまったのもガッカリ度が上がる要因に…
二人で脱出できないことに色々理屈はつけてますけど、主人公とヒロインが揃ったんだからこういう時に道理を蹴り飛ばしても誰も文句言わないと思うんですけどね
でもまあ、こういうこと書いてるとハッキング回みたく我等が首相が送り込んだ救助艦の活躍であっさりミッシェルさん奪還とかやるのが今のテラフォですけど、
それでも最高のタイミングは失われたと思います。艦長『火星に父さんの魂はもういない……何故なら、お前と共に在るからだ!』
ミッシェルさん『こ、この力は!?』ぐらいやれよ……やんなよ!(尾玉なみえ風に)
復活した次の週だというのに、燈を逃がすために自ら敵の捕虜になってしまうミッシェルちゃん
このガッカリ感はマジできつい。ずっと理不尽に苦しめられてきた主人公サイドにようやく光明が射した展開だったのに
プロポーズまでしてカップリング確定したのに復活した次の週でまた離れ離れって誰得だよ
ハリウッド映画みたいに、二人で強く抱き合ってキスしながら飛び降りるくらいしてくれよと
いつまで経っても事態が好転しないイライラだけでなく、読者は地球があの状態なのがわかってるので「こんな事してる場合か」というイライラも加わってストレスがマッハ
地球編が決定したラストの時もかなりモチベーションを砕かれたはんぺらでしたが、
今回のラストも同じくらい心を折られました
地球編の存在がまだ秘匿であれば、イライラしながらも見れていたものが「この後地球編が控えてんだから火星でダラダラ時間かけんなよ」という思いが先走ってしまう悪循環
はんぺらとて地球編全否定というワケではないんですがね・・・やはり突入のタイミングだけはもう少し検討の余地があったんじゃないの?と言わざるを得ない次号へ続く


135話

「頼むぜ・・・アレックス!」
冒頭。高度6000mから自由落下する燈が助けを求めたのは、やはり先週の考察通りアレックスの名。拉致された2人を助けようと近くまで飛んできていた・・・・
じゃなくて、地表から遙か豆粒のように見える燈を確認してました
「こっちのスローイング槍投げは専門じゃねえんだがな」
言うなり遙か彼方の燈目掛けて膝丸をブン投げるアレックス。燈はロープで腕を縛られてるのにいったい何をする気なのか。投げた膝丸でロープを斬るとか?
いくらなんでもこのアホみたいな強肩にそんな神憑りなコントロールまでやられたら、流石にマンガすぎて説得力がちょっと・・・・っ
てええええええ
燈、まさかのアレックス暴投で死す!?

なんとアレックスの投げた膝丸は燈に命中。「えええええ」と突っ込む全国の読者をよそに、更なるツッコミを呼びこむであろうナレーションが炸裂します
彼らの専用武器の一部には―
変身薬として使用できるものがある!
尚、このシステムが施されているのは日米班だけである

>「一部の専用武器に変身薬仕込んでる」というのは良いんですが、ジェットに首撥ねられそうになったときは薬作用しなかったのかとか
アレックスの鉄球は薬使ってから投げないともったいなくね?とか感心するより先にツッコミどころが浮かんでしまう…
>「切ることで変態する」機能と「変態しないと切れない」機能とこれ以上無いほど相性悪いな
後付けを増やすとこーいうことがおこる

>一部には?、ってことはマルコスのアラクネバスターMk.2には変身薬は備えられてはいなかった、って事でしょうね
>日米班の専用武器の中には変態薬が仕込まれているのだ!
爆に捕まった時や、八重子が脱出艇から落っことされた時に使ってなかったような気がしますが、都合が悪いので忘れましょう
>膝丸は後付設定盛りすぎだと思うんですが。その内AI備えて話しだしそうで怖い
>展開的には熱いのですが、膝丸がアカリンに刺さったりアラクネバスターに薬は無いのか思ったりと、
どうも最近は説明不足や矛盾的な展開が気になりました。テラフォだと違和感ですが、
キン肉マンだと違和感なく思ってしまうから、改めてゆで御代ってすげー!と思ってしまいます
>槍よ・・・来い!(違) 呼べば応える愛刀・膝丸!!でもブッ刺して投薬する注射器でもあった!っていうのは強引すぎやしないかいw
まあ、変異の過程における細胞の破壊→再構成でちょっとした怪我は帳消しになるし、これでいいのか
>単行本派じゃないんで過去を振り返るのがちと苦手なんですが、今回の『武器は薬も兼ねる』という新設定、破綻はあるんでしょうか
(この時武器の薬つかってりゃ変身できたじゃないか、みたいな)?とりあえず小吉の解毒薬に忍ばせるのは無理ですね。強いのにもったいない

流石は12の秘密機能を備えた膝丸。この程度の後付設定なんて屁でもねえぜ!
幾つかの専用武器は、それそのものが変身薬の代用品になる。という後出しによってオオミノガに変態する燈
設定的にはカッコイイと思うし、はんぺら個人的には有りだと思うけど、やはりこの土壇場でいきなりそんな事言われると
「緻密な設定と伏線の撒き方がウリの漫画だったのに、こんな後出しがアリな漫画になっちゃったか・・・」という一抹の寂しさは読者として感じずにはいられません
コメントでも朋友達が突っ込んでますが、ジェット戦で明らかになった
「変身してる燈が近くにいないと斬れなくなる」という
セーフティ機能の設定をガン無視して深々と刺さる膝丸は
後付設定故に発生した解りやすい矛盾描写と言う他ないです

変身した燈は指先から全力で糸を放出、小型飛行機に乗って近くまで飛んできていたエヴァがこれをキャッチし救助成功。前回2人の聞いた音はこのエンジン音だったのか
燈はすぐさまミッシェルちゃんを助ける為に九頭龍に戻ってくれと叫びますが、この飛行機にはもう燃料がいくらも残ってなく、高度6000mまで追うのは不可能だと言う
ていうか
燃料あれば高度6000mまで行けるのかよ。こんなバイクみたいな飛行機が。流石は600年後の未来のテクノロジー




「ここからはVIP待遇だ。なにぶん宇宙船なものでこんなベッドしかないがな
本当はセカンドの方が欲しかったが、唯一サンプルとしてお前の方が優っている点がある」

一方その頃囚われのミッシェルちゃん。なにやらベッドのある狭い部屋に監禁され、これは薄い本の展開ですわ・・・と恐る恐るページをめくるも、
「お前より燈のほうが良かった」などという剴将軍のホモ発言(違)でちょっとほっこりする読者
しかしその次に続く言葉は、やはり薄い本待ったなしの内容だった
「それはお前が雌性おんなだと言うことだ
必ず産んでもらうぞ。我が中国の優秀な兵士の子をな」

>いきなりアリタケやるほどの外道ではありませんでしたが、うん、鬼畜
「神のセット」「奇跡の子」と呼ばれるほど遺伝の理屈が解明されていないミッシェルちゃんの肉体中国からしてみれば「設計図」の存在する燈の方が遙かに価値の高い存在ですが
反面ミッシェルちゃんのサンプルとしての優位点は「女性である」こと。クローン人間を作るにしてもミッシェルちゃん本人の卵子を使用できるし、それよりもなによりも

彼女本人に子を産ませることができます。「産ませる」という言葉がなんとも非人道的で読んででキツイ
これはミッシェルちゃん輪姦陵辱モノの薄い本待ったなし。剴将軍のアリタケの特性と併せて、ありありと思い浮かんでしまう

「早くも後悔か?君が選んだ事だろう」
ここまで自分の保身を一切考えることなく、「燈を救えただけで十分だ」と充足感を感じていたミッシェルちゃん。最初にその異変に気付いたのは本人ではなく剴将軍だった
いつもの
道端でグリズリーに遭遇しても慌てることなく殴り倒しそうなふてぶてしさは一体どこへやら
その肩は小刻みに震え、目からは珠のような涙がポロポロとこぼれ落ちていく
そうだ私が決めたことだ。こうする事になんの迷いもないはず。こんなはずはない
燈を救えて十分なはず。十分なはずなのに―

この土壇場になって、女性としての弱さを曝け出してしまうミッシェルちゃん
「兄貴」の異名返上。
完全に正統ヒロインの風格です
>ひとりは、さびしい。ミッシェルのタフネスもまた、仲間という他者がいたから導き出された力なんだということをまざまざと見せつけられた今回
劇場版仮面ライダーWで仮面ライダーエターナルを演じた松岡充氏が特撮誌のインタビューで
「『人間』の最小単位は独りじゃなく2人なんじゃないか」と応えていたのを思い出します
>今週のミッシェルちゃん…私事ながら、おばあちゃんが亡くなった日の夜のことを思い出してしまいました
亡くなって、てんやわんやして忙しく、なく暇もなかったのですが、
寝る前にふと「もっと肩を揉んだりしてやればよかったなぁ」などと考えた瞬間に涙が抑えられないくらい泣きじゃくったものです
重大なことに毅然と向かっていても、何気ない記憶や言葉でせきを切ったように涙とは出るものなのですね
すっかりしおらしくなっちゃって・・・もし今この瞬間に燈が助けに来たら、燈に抱きついて号泣→ちゅーの流れだな。ちゅー
と、なんとここで小型飛行機が九頭龍のブリッジガラス部分を突き破って艦内に侵入。隔壁もブチ破ってミッシェルちゃんの監禁部屋まで到達します
燈キタ━(゚∀゚)━!ちゅークル━(゚∀゚)━!?

「キャー助けて」くらい言わんかい・・・
あんた・・・まだ24だろ?」

”来た・・・来てくれた・・・燃える北国の帝王、降臨!”
と煽りが打たれて現れたのは王子様たる燈ではなく、犬猿の中だったアシモフ!
>アシモフ「ダイナミックおじゃまします!!(二度目)」
>ミッシェル「違う、お前じゃない」
>ここが、闘将アシモフ最期の戦場・・・その眼に映るは娘の面影か。命に代えて解き放て!
>今週のラスト見て「そう!それ!!」と声出そうになったw色々文句もあったけど、
死ぬほど見たくない展開から一気にひっくり返すカタルシスはテラフォの大きな魅力だと思います
だから頼むよアシモフさん!今回はホント頼むよ!!
>新たなツッコミどころになりそうになった専用武器の仕込み薬(ジェット君に首チョンパされたとき人為変態しかねんかった等)とか
狙い過ぎなミッシェルちゃんの薄い本展開に「うーん…」となりつつも、最後のカニモフさんの登場で「おおっ!?」ってなってしまう自分がくやしい…でも(ry
>テラフォ、最初は敵役だと思ってだんだんといい親司キャラになり、かっこいい軍人キャラで爆発して
最後の最後に本当にいい漢キャラに進化してくれましたよ我らがカニ大将は!、ここで助けにくるのが父にも似た親父キャラとはまいったねどうも
「まっ!ミッシェルちゃんが子供を産まされる展開も見たかったけどな!!(チロチロ)」凱将軍は著しく品位を落としました
>オラア!先週散々扱き下ろしてた皆見てるか!!これがテラフォーマーズ!貴家悠の実力じゃー!!!
ああアシモフさあん、アシモフさんアシモフさんアシモフさあん!アシモ…モフモフさん!?モフモフさん!ヾ(゜ω゜)ゞモフモフ!モフモフ!!ヾ(゜ω゜)
>テラフォ久々のアガる展開っすね!某鬱クラッシャーの如き突然の乱入から小粋な台詞の最後のページでにやりとさせられました
やっちまえじいちゃん!・・・でも死亡フラグにしか見えない哀しさ。生き残れじいちゃん!
>ここでロシアの蟹さんとか正直予想外です。ミッシェルちゃん強奪のために突っ込んできたのか?
しかしアネックス占拠時にロシアン特攻喰らった時といい中国の防衛網はダメダメですなぁ
>九頭龍の防空網はどうなっているんだ。ゴキに接触された時といい防空は甘いのか?
そしてアーム失って大穴開いて、ちゃんと地球に帰れるのかすらちょっと心配になってきた
>アシモフさんは毎回毎回最高の場面で救援に来るな!最高!!てっきりゴキとの戦いで散ると思ってけど、
ミッシェルさんが娘と同じくらいの年齢って言ってたしそれで放っておけなかったのかな
>アシモフの出番だけど、母子ともに〜って聞いたからここで死亡なんかな・・・
先輩が死んだけど代わりに生き延びて地球でワクチン作って母子ともに助かったのを確認してからじゃないと死ねないとは思うが
>先週の離別展開はあっさりしすぎて不完全燃焼でしたが、アニキから乙女へ…心の奥底で意識していたが故の離別の仕方だと考えるとグッときました
しかし離別していなければ二人とも助けられていたかもしれないわけで、展開的に2人を引き離しておく必要があるということでしょうか…?
>凄まじいガッカリ感だった先週から、一気に真逆の展開となった今週のテラフォ。アシモフさん、カッコイイ
と思いつつ、まだ能力を見せていない爆将軍とかのことを考えると、ここで退場なんでしょうか
地球の心残りも無くなってしまったことだし。そして何より、これ地球編に移る前にやれよ
>愛する者の為に敵陣に残るヒロイン、しかし覚悟したはずのその心は既に安らぎを欲していた、
震える彼女を救うべく今救世主が降臨する!・・・ただし、主人公ではなく蟹である
>ミッシェルちゃんとあかりんが2人で追い詰められてるときにアシモフさん登場なら盛り上がったのに。最近は狙ってるのかといくらいに外してる感はありますね
>この熱い展開地球じょうじ知らない中で読みたかった… 「早よ地球戻れ」しかよぎってこない
>デブリ(宇宙ゴミ)とか気をつけなきゃいけない宇宙船があんな小型機に・・・。(しかも戦闘用でしょ?)まぁ、メイドインチャイナですし
目覚ましのボタン押したら動かなくなったことあるなぁ
>北国のエスカドラ(笑)再びの臭いがする
>この組み合わせ…中国が手に入れたがっているものをロシア班は手に入れているようですが、それが明かされるのでしょうか
>世の中には蟹が酔わせた爆弾蟻を捕食する薄い本もあるからなのか全身に死亡フラグを満載してカニモフさん登場してしまいました
これどう考えても地球にテラフォーマーズが来ていることわかってませんよね……
最近ワクチンが完成していないにもかかわらず母子共に無事の一報で安心したりと現状認識の甘さをボロクソ言われてたカニモフさんですが、
火星組は地球の現状を誰一人として把握していないとすれば今週の命知らずな行動もまあ納得できます…が、何故ここに来てカニモフさんなのか、
そもそもこの状況をどうやって把握していたのかに納得いく説明が欲しいものです
ただ、ロシア班が序盤で手に入れたっぽい他国をリードできるものとやらが、実は何かのデータだったので地球に即送信できて
そのおかげでロシアが既にワクチンを完成させていて、それで思い残すことはないから死地に来たとか…だと、
カニモフさんが火星での戦いがほぼ茶番であることを無邪気さを装い全てを知っていたことになるし
何よりハゲの死が完全に無駄になるのでこれはないかなと思いつつ良くも悪くも久々に来週が気になりました

なかなか熱い展開での引きですが、これはアシモフはここでミッシェルちゃんを助けて死ぬ流れが濃厚っぽいか
「もう思い残すこたぁねえやな」という既に死ぬ気満々とおぼしき台詞を発しているのはもちろんの事、ミッシェルちゃんの年の頃がジーナと同じくらいというのもモロですよね
ミッシェルちゃんに最愛の娘の姿を重ね見て、
「副艦長ォ・・・まだ若いみそらでそんな事言っちゃあいけねえよ・・・
女は好きな男と一緒になって、子供を生んで・・・母親になるのが幸せってもんだ」
たぶん最後はこんな感じの台詞言いながら命と引き替えにミッシェルちゃんを逃がす王道死にのパターンと見たがどうか。その際に中国をどこまで道連れにできるかが注目です
剴将軍か、爆将軍か、あるいは二人共か。それとも最後の大暴れで九頭龍を落とすまでやってくれるか
アネックスでのロシア班は登場時こそ熱かったものの、戦闘では北国のエスカドラ(笑)という醜態を晒して、アシモフも劉さんと引き分けという消化不良で終わってしまっただけに、
今回こそは読者の心に残る最後を見せてもらいたい。いや勿論生きて地球に帰還してくれたらそれが一番いいけど。次号へ続く!


136話

「ハハ・・・しばらく見ないうちに歳相応の顔つきになったじゃねえか」
「あァ?どういう意味だジジイ」
「いや良い意味でだよ。おじさん実は心配してたんだ」

予期せず現れた助けを目の前にして、涙でぐしゃぐしゃの顔を慌てて拭いて誤魔化すミッシェルちゃんと、それを茶化すアシモフのやり取りが和む
「口を慎めジジイ」などと言われても、その内心はきっと怒りではなく、本来なら花の年頃の娘があんな表情を見せる事に対する憐れみがあったのでしょう
アシモフの父性に満ちた性格というか、人間としての懐の深さが伺える描写です
「動くな!簡潔に説明しよう。私の特性は蟻茸の一種。昆虫に寄生し脳と行動を操る事ができる
一歩でも動けば彼女を操り人格を破壊する!コイツは身体が半分蟻だからさぞかし操り易いだろうな
おとしなしくすれば窓を割ったことも許してやろう
私もできれば操りたくはないんだ。大事な被験者の脳波が変わっちまうんでね」
ここでミッシェルちゃんを人質に取った剴将軍からアシモフへの降伏勧告。何気ない台詞に見えますが、今後の展開が明らかに読める重大な事言ってます
蟻茸による洗脳は時間の経過や剴将軍の意志で解いたりできるものではなく、
一度操ったら死ぬまで物言わぬ人形と化す模様。つまり

ミッシェルちゃんがこの能力に操られる展開は”無い”という事
解除できる方法があるならしばらくの間操られる展開もアリですが、二度と元に戻らないのであればミッシェルちゃんがそうなるはずありませんからね

「莫迦かてめえは。殺すぞ?」
怒りと狂喜に満ちた表情で剴将軍の勧告を一蹴するアシモフ。まだエンジンに火が入ってる小型飛行機をフルスロットルで前方に吹っ飛ばすと、
同時に昆虫型の変身薬をミッシェルちゃんにパス。
これを舌に注射するミッシェルちゃんがエロくてカッコいい

「副艦長!第3班ウチではもう使わなくなった薬だ。大事に使ってくんな」
>ロシア班では使わなくなった注射薬… アレキサンダー先輩の遺品なんですね
>うちの班にはもう昆虫型は必要ない・・・(´;ω;`)死せる先輩はホントに何度でも生きてる人を前へと走らせてくれますね
>「大事に使ってくんな」と亡き息子の薬を託すカニモフさんにシビれた。死人の指をくっ付ける所は生首の盾のセルフパロかw
アレキサンダー先輩の薬で変身したミッシェルちゃんは、剴将軍の洗脳粘液をベッドに倒れこみながら回避。その勢いで跳ね起き、強力なソバットを叩き込みます
「なるほど確かに安いベッドだ。女連れ込むにゃサイテーだな」





「総員変態しろ!コイツは銃が効かないぞ!」
「そうとも。お前らのうち何人が甲殻型かな?」

「オラオラオラァー!交渉決裂じゃーっ!」
一方アシモフは近くにいた兵士をとっ捕まえると、その指をブチブチもいで自分のくっつけ銃の指紋承認をクリア
映画「コマンドー」の如く、両手に持った大口径銃をぶっ放します。というか、中国のモブ兵士はただの雑魚ではなく全員MO能力者なんですね
まぁ変態する間も与えられず蜂の巣にされてるんでただの雑魚となんら変わりないんですが・・・
きっとここで銃撃を免れた何人かは変態して、最後に数でかかってアシモフを追い込むのかな?そこからがアシモフ最後の魅せ場になりそうな予感

>アシモフ怒りの銃乱射、リロードどうやってんの?とか指紋認証クリアに指先交換とかどうやってくっついてるの?
てか人差し指それいらねーだろ、とか細かいことを吹っ飛ばす作画の気合の入りように、「これやりたかったんだろうなぁ」ってありありと伝わってくる
見ている方もぶっぱしてる気になってなんだか気持ちいいわ
>元々瀕死を菌糸で脳味噌支配済、食道下神経節を正確に撃ち抜いてるからだろうけどテラフォーマーを銃で倒すのってどうよ?
脊椎ブレードさんもその辺撃ち抜いてましたよ?銃創のデカさといい威力といい手近にいた奴の分捕り品なクセに対物ライフルみたいな威力ないかアシモフ銃
そんなトンデモ火力銃を中国兵達は自分達の艦内でぶっ放す気なのか?能力元になる生物調べる情熱をちょっぴりでいいから銃器にも向けて欲しいかなー
>最近のテラフォーマーズまたテンポ良く進んでて気持ちがいいな。しかし剴VSミッシェル兄貴、爆VSアシモフじいちゃんとなったけど
九頭竜内にこの二人しかまともに戦える奴いないのか?乗ってきた船ばっかり立派で中身は変態もできない銃撃つだけのやられモブばっかりじゃないか
>いやあ中国モブのやられ役っぷりは彼岸島のモブのようだなぁ・・・何処からともなく沸いてきてはMO能力の片鱗も披露されず、
通用しない銃を撃っては蹴散らされる以外に何一つ活躍がない。敵役ながらピクミンのように散っていく様になんだか同情沸いてきたわ
単純に雑魚として蹴散らされるにしても○○能力は銃には通用しない〜ってのも見たいのよ、考察のヒントになるし絵的にもただの人間ミンチより面白いし
剴将軍の傀儡TFも普通に銃で撃たれて死ぬあたり銃の威力の差なのか、「こまけぇこたぁいいんだよ!」という事なのか
そんな中、逃げる兵卒を尻目に合金の盾を構えて一直線に間合いを詰めるのは爆笑軍。まず最初に部下をかからせるタイプかと思ってたら意外とアグレッシブです
相手のベースが不明でも、心臓をぶっ飛ばせば死ぬだろうと狙いすました一撃を放つアシモフ。どころがぎっちょん!そうは問屋がおろさない
「残念。僕のはもう”そこ”じゃない」

>爆将軍がオリジナルの爆ならチャツボボヤじゃないとおかしいよね クローンかな?
あと凱将軍(のベース)は地球でゴキと白兵戦するならこれ以上ないくらいの戦力なので半殺しで連れて帰った方がいいぞ
>爆将軍のセリフはマンサム所長のオマージュですかね
>マンサム所長MO能力者説…冗談はさておきホヤって血管がはっきりしておらず、心臓にも弁がなくて定期的に逆に動くそうですね
>劉と行動していた爆ズはチャツボホヤだったけど普通に死んでいたし、心臓はそこじゃないという爆将軍は剴と同じく彼もまた菌類MOでしょうかね?
粘菌あたりでほぼ不死身の再生力でもあるならプラナリア羨んだりしないだろうし(そもそも頭を守ろうとしないだろうし)、
カエンダケらへんの猛毒キノコじゃ仲間はもちろんVIPのミッシェルちゃんまで死んでしまうし、まだ考察には材料が少ないかな

「ん?あぁノッキングか!残念わしはそこじゃない!」ベイのGTロボと戦ったマンサム所長を彷彿とさせる爆将軍の台詞
どうやら心臓の位置が人間のそれとは大きく異なっているようですが、それにしたって
胸にこんな大穴開いたら致命傷ではないのか
別に痛みを感じない身体ってワケでもあるまいに。チャツボボヤの爆と、爆将軍はクローンとオリジナルの関係ではなく、単に血縁関係なだけの別個人だったのか?
次号、爆将軍のベース解説と同時にそのへんについても詳しく語られるといいんですが

「やむを得ん・・・貴様は操って持ち帰ることにしよう」
「副艦長ォ!やる事ァわかってるな!この艦を墜とす!」

「さんざんセクハラ発言してくれたな・・・てめーは人生から左遷だ」
マーズランキング3位&5位、共闘!
と煽りが打たれて次号へ続く!2対2のマッチングとなって熱い展開ではありますが、アシモフが死亡フラグ濃厚なのでちょっと続きが怖いですね
>ミッシェル復活→アシモフ突入の流れだったら素直に燃えた。途中で燈との離別を挟んだせいで なんだかなあという感じ
「この艦を落とす」と言うのが3週前のオチだったら良かったのになー
>テラフォ 3位と5位の共闘! しかも相手は中国の曲者2将軍。いいぞ、ダライアスのボスキャラなど叩き落してしまえ
・・・たしかに燃える展開なのですが・・・これをやるなら何故先に地球編を挟んだのでしょう・・・?
いや、貴重な戦力云々を言いたいためにしても、もう少し順番なり構成なり演出なり・・・やりようがあった気がします
勿体無いと言うか、おかげで乗りきらないと言うか・
>何だろう?始め読んだ時は「ここでロシア」の時にやっとけよとか思ってたのに・・・今は心底燃えている・・・??
>ここでアシモフが救出失敗して中国戦がグダグダ続くのも嫌ですが、
かといってこのままアシモフがミッシェル救出成功したらあかりんが主人公としてあまりにも悲惨過ぎる
>康一「アシモフさんがカッコイイとベビーフェルパーちゃんが貼られるらしいですよ」
露伴「アシモフだらけの展開だ・・・こりゃあベビーフェルパーの一枚や二枚じゃあ済まないぞ・・・」
>かつて地球での会議で毒づき合ってた頃には想像もできなかった武闘派コンビが背中を預け合う
かたや一撃必殺の操作系能力者にいまだ底を見せない不気味さを持つ歴戦の将軍 今週は久々に燃える展開でした
>「2対2のマッチメイク」は良いし、将軍二人もぶっ飛ばされて欲しいですが、
「地球から入電で水入り」の展開が濃厚なので、サクサク片付けて欲しい気持ちが立ってしまうのが残念ですね
それとも「将軍二人ボコボコ&捕縛」ってところまでガッツリ戦闘して、通信は九頭龍を乗っ取ったミッシェルかアシモフが取るんですかね
地球編が伏せられてたら、この展開でハラハラドキドキ出来たのに
>剴将軍のMOアリタケじゃそこまで身体能力強化は望めそうにないし西姉さん同様拳法+触れたら終わりの掌か
ミッシェルちゃんはプロレスで締め上げだとかガッツリ触るしどうするんだろう?爆破したら胞子が飛び散るだろうし、何気に天敵って言っていいほど相性最悪じゃね?
>アシモフ「『ベッド』!?セクハラ!!」 凱将軍「何で!?」 アシモフ「わからん!だがなんかセクハラっぽい!!あと、セクハラな顔してた!!」
このままでは、なにがなんだかわからない。ハイはんぴげ。わしですが。凱将軍がどんどん憎めない奴になっていく今日この頃、いかがお過ごしですか
今年の風邪はタチが悪いさうだ、うちによく効く薬がある。持ってきてやろうかとジャイアンですら紳士と化すレベルでタチの悪い風邪にやられたさうですが、無事ですか
わしは無事じゃなかった。この一週間は体調的に最悪ですべての憎悪を世界にぶつけ、俺はこの世界を革命して革命!革命!革命!アッツー!
バカ!バカ!全員バカ!ブッリッツンデーゲン!ってくらい革命でデュアリズムだった!!あと、冒頭の寸劇は1週間前はショーコ→ミッシェルさんだったのに、
今週分を読んだらもうショーコ→アシモフでいくしかないなこりゃ!としか思えなくなっちまった。凱将軍、いいキャラになってきましたなあ
当初は「冷徹だが無能でも無情でもないかっこいい敵幹部」だったのだが
いつのまにやら「本人はいたってまじめにやっているのに周りがバカなせいで苦労が絶えない災難な人」になってる
これ、凱将軍自身はセクハラとかカケラも思ってないですよね。でも周りから「顔がセクハラだ!」とか「手つきがなんかいやらしい!!」とか、言われてしまう状況
なんだろう、なぜだか目から鼻水が。風邪かしら。そう、あれは中学の時、呼ばれて振り向いたら何故か同級生の半田さんのおっぱいが目の前にあって…
こうしてわしはすべての憎悪を世界にぶつけ、この世界を革命!革命!アッツー!ラッスンゴーレライ!!
あとはやはり火星の面々がまだ知らない地球の惨状を、読者だけが知ってるという現状
このせいでせっかくの燃える展開「こんな事してる場合じゃねーのになこいつら」というやきもきする気持ちだけが先行してしまい、イマイチ乗りきれない読者が多いようで
早く登場キャラの危機認識が読者に追いついてもらいたいところ
今のままだと火星で何をやっても
「どうせこの後地球編がある以上、こいつはここでは死なないだろう」という緊張感のない視点で読まれてしまいますし、
かと言って地球にカメラを移せば
「地球にカメラ移す前にまず火星を決着つけろよ」とイライラするしで、どっちにしてもドキドキハラハラしながら読むのは難しくなってます
キャラの認識が読者に追いつけばこの問題は解決されるので一刻も早くそうなってもらいたいと望みつつ次号へ続く