第22話

>「待たせたな」・・・本当にね
馴染みも無いのに唐突に個人イベントとかおっぱじめる日本班より火星篇からの引き継ぎ要員が多目なアメリカチームの方が楽しそうで・・・


5人の戦士達の頼もしい後ろ姿とはためく星条旗に添えられた「待たせたな」という心強い一文
アメリカ人漫画オタクであれば怒濤のUSAコールを連呼せずにはいられない今週の扉絵

扉絵のカッコ良さでは負けてなかった某エスカドラのように、僅か数週でボロボロになるザマは見せてほしくないところです

「燈・・・・なんだそのタンクトップは。脱ごうかそれ。早く脱げよホラ」
「え?いやこれは沖縄で買いまして。しまんちゅってのは島の民って意味で・・・え?どうして?ミッシェルさん発情した?」
「”ここは島じゃねえから”だよ」

「そう、島でない場所から排他的経済水域を主張するなど 洋上であるというだけで実際は武力による領土拡大に他ならない
資源は乱獲され、珊瑚は死に、漁民は怯えている」
「ハハ・・・確かに最後の一押しをしたのは我々だが・・・・よくアメリカがやるとわかったな」

「えぇ。やるなら今しかありません。いざ!正義!」
>トリコもテラフォも「ジロウ」が優秀
>なんかもう蛭間次男の立ち位置もキャラもよう分からんことに…めっちゃ陰気な奴かと思ったら「正義ッ!!」って椅子の上で跳ねてるし
>まさかあかりんのタンクトップに物凄い伏線があったとは!!
>シャツを脱げ、でくやしいが和んでしまった。夫婦漫才してる場合かwwww でも「島ではない」発言はなるほど納得

燈とミッシェルちゃんの夫婦漫才にかぶせるカタチで登場したのは二郎。なんとアメリカとの連携を打診した立役者は七星ではなくこの男
火星編ラストでは、さも兄弟の中では一郎とウマが合わずニュートン一族に協力する裏切り者のように描かれ、それ故にミスリードであろうと予想されてきた二郎ですが
一年経っても一郎は再選してるし、
二郎は役立たずの兄弟に代わって仕事してるしであのラストは一体なんだったのかと
ますます敵なのか味方なのかわからない謎の人物になってきた感がありますが、とりあえず今現在は兄弟の誰よりも役に立ってるんで読者の印象は悪くないですね


『MモザイクOオーガンHハイブリッド
元々は21世紀からあった人工神経接続やブレイン・マシン・インターフェースの延長である
単純に言えば脳や神経に電極を埋め込み、脳波で機械を動かすのだ
しかし人間が本来持つ能力以上の大規模な「機械化」を行うと、拒絶反応が起こる危険度が増す
それをモザイクオーガンで抑えるという発想もあったが、それでも知覚が人間である以上
「自身のイメージ」とあまりにかけ離れた機械化は精神と肉体を崩壊させてしまう
かくして軍事利用はお蔵入りとなっていた技術だったのだが―


逆にMO手術に成功した者のベース生物に合わせる事で、この上ない専用武器となった
アシダカグモの感覚器官を持つ者にとっては・・・
手足は8本ある方がむしろ自然!
>今川監督じゃない方のアニメ版『ジャイアントロボ』で今週のテラフォに似た理屈がありまして
溶液を満たしたポッドの中に頭に電極を植え込んだ使い捨て兵士がドボンして意念を増幅してGRを遠隔操縦するんですが、
唯一非人間型のダコラーっていう触手のカタマリみたいなGRの操作がメチャクチャストレス溜まって発狂しそうになる・・・みたいな展開があったような
それ以外だと蒼穹のファフナーですかね。腕が武器化したり翼生やして飛ぶ、みたいな機能は
ロボに搭載しても動かす人間側のイメージがおっつかなくて上手くいかない。イメージ操縦の便利さに楔を打ち込むこういう設定は好きです

我々普通の人間に、ある日突然「腕を4本増やしたからちょっと動かしてみて」と言われてもそれは容易なことではありません
生まれてからこれまで肉体に存在しなかった器官を新たに増やされても、それを動かすという感覚が備わっていないからです

機動戦士ガンダムF91ではカロッゾ・ロナが脳波コントロールでラフレシアの無数の触手をウネウネ動かしてましたが本来あれは不可能
人間が自分の肉体とあまりにもイメージのかけ離れたものを脳波で動かそうとすれば、その感覚のギャップによって肉体と精神に甚大な負荷を与えてしまうという理屈ですね
だがマルコスは「アシダカグモの改造人間」。8本の四肢を動かすのは極めて自然な事
かくして背中から生やした4本のマニピュレーターアームをを変幻自在に使いこなすマルコス。なるほど降って湧いたようなSF未来兵器の解説としては説得力に足るナレーションです
「さぁ加奈子!合体しよう!」
「えっ・・・・ヤダ」

「なんでだよ!お前ら日本人はよくやるだろ!」
「フザけんな私はやったことないわ!ちょっと!ヘンなトコ触ってくんだけどこの触手!」
「触手じゃねーよマニピだよ!あと俺だけじゃなくてもう一人合体して欲しいヤツがいるんだけど!」
「はぁっ!?この変態!」
「そうだよ変態だ!あれ?」
>「変態だよ!」のコマで不覚にも笑ってしまった。アンジャッシュかよw
>マルコスさん、メカとの合体は「日本人が好き」というより「男の子が好き」だと思います。あとは別の意味で腐女子
とりあえず、ワンピースにおけるロボに対するリアクションの男女差を思い出しました
>これはテラフォーマーズSAGAが刊行される前フリに違いない(確信)ならば、一話に出てきたマンション一家にも機会(ジーフィー)を!
>もはや狙ってやってるとしか思えないマルコスの合体発言ですが、しれっと3種混合の天異変態ができるっぽい感じのこと言ってますね
もう一人が謎ですがアマツバメとアシダカグモの相性はどうなのか…加奈子すらウイングユニット必要なのに
>加奈子がハリオアマツバメ(空中戦が得意)でマルコスがアシダカグモ(地上を高速で走り抜ける)だから、
三人目の合体相手は海洋生物に違いない(ゲッターロボ的に)
周囲の敵を一通り蹴散らしたところで加奈子と天異変態しようとするマルコスでしたがボキャブラリーが足りないせいで釣りバカ日誌
すっかりセックスのことだと勘違いしてしまった加奈子とアンジャッシュのコントを披露。二人の台詞が渡部と児島の声で脳内再生されてしまう
そしてうっかりするとスルーしてしまいがちですが、マルコスの台詞には天異変態は3身合体もできる(?)という可能性を示唆してますね
(?)をつけてるのは
「3身同時合体」という意味ではなく「俺とあともう1人」にそれぞれ加奈子が合体するという言い回しかもしれないからです
漫画的なロマンとしては3身合体可能という意味であって欲しいですが、今回「自分の肉体とあまりにもイメージがかけ離れていると〜」という設定が出ただけに
4種類以上の生物の感覚を同時に併せ持つなんて無茶苦茶は、これに引っ掛かってしまう気もします。はたしてどちらの意味なのか






「ミッシェルさん腕を出して!」「それ何秒くらいくっつけとく必要があるんだ!」
「30秒くらいです!」
「無理だ!」
『クソっ!息をつく暇もねえ・・・確かに四方から攻められるのは初めてかもしれねえ
ミッシェルさんの特性では相性が悪い・・・
せめて天異変態ができれば・・・!』
>「2億匹相手にしてきたんだ!」→「終わりが見えねぇ・・・」
「集団的自衛権を行使する!」→
「四方から攻められるのは初めてだ」即堕ち2コマかな?
>アメリカが助けに来てくれたのはいいけど、欲をいえばミッシェルには重火器をつかって欲しかったかな
武器解禁なんだから、怪力を活かしてヘリ用の重機関銃あたりを両手で2丁打ちまくったりとか

一方こちらは燈&ミッシェルちゃん。前回ラストで「宇宙一頼れる姉貴ド派手にリングイン!」とかいって颯爽と登場したくせに
あっという間に苦戦してるあたり前回の燈とまったく同じで思わず半笑い。本当に何なんだこのザマは
朋友が突っ込んでますが、火星と違って武器縛りがあるワケじゃないんだから未来感溢れる銃火器でも出してほしいよね
まぁテラフォーマーどもも火器を使えるのに関わらず全員素手で襲ってくるあたり
こっちだけが銃火器を持つとその矛盾を読者に突っ込まれると思ってわざとこうしているのかもしれませんが・・・うーん

「ぽい大丈夫なのかこれ?セカンドも殺されるんじゃないか?」
「大丈夫よ。ゴキブリ達にとってどうやら膝丸燈を含む特定の生物の能力者は、殺さず研究対象になる事が解ってるわ
確かに「オオミノガの強度」と「カイコの量」を併せ持つ糸を生み出せるのは膝丸燈のみ・・・
ファーストの方は知らないケドねェ〜?まっあの女はいいでしょ死んだって」
>火星で『君達がセカンドを捕まえたり、ファーストを殺してしまうと厄介な事になるのだ』 地球だと「えー?あの女いらなくないかしらー?」
なんでや。お前らントコのアホ当主はえらい欲しがっているやないか

テラフォーマーの大群に飲まれる2人の姿を見て「貴重な研究対象が」と心配する雷博士と、「ファーストの命は保証されてるわ」と答えるファティマ
あとどうもコメントの朋友がわかってないようなので一応説明しときますが、ファティマはジョセフがミッシェルちゃんを欲してる事は十二分にわかってますよ

ジョセフが欲してるからこそ殺したいんですな。おじさま大好きっ娘だから。嫉妬からくる女の憎悪というワケです
かくして何の武器も持たず無計画に飛び込んでみたミッシェルちゃんは、哀れテラフォーマー達に飲まれて・・・否!
敵に飲まれながらミッシェルちゃんを抱き寄せる燈!そしてッ!

ズキュゥウウウウウウウウン!!!
やったッ!流石は燈!俺達に出来ないことを平然とやってのける!そこにシビれ(ry

>二人は幸せなキスをして変態
>チェーンマイン……いや、爆導索? ってか、作なしで突っ込んできたんですかいミッシェル姉貴…
いや、早く行かないと燈が死にそうだから策とか考える間も惜しんで来たと考えるべきか
>テラフォ、色々つっこみたいとこあるけどとりあえず爆導索に満足ですわ
>ここに来てようやくメリット・デメリットがはっきり見えてきた天異変態の発動法
ユニットを使った場合はベースの種類が違っても3分程度持つが30秒必要、血液の直接摂取だと数秒しか使えない代わりに一瞬で済むと
やっぱり各メンバーの血を携帯させときゃもしものためになるんじゃないかなぁと小一時間

次の瞬間、燈だけでなくミッシェルちゃんの指からもオオミノガの糸が射出され、その糸に触れたテラフォーマーが尽く爆死していく
大蓑蛾の糸にカマキリの刃がついたワイヤーブレードですら相当ズルいと思いましたが、もはやそんなレベルじゃない合体攻撃を炸裂させてしまいました
触れただけで対象を爆破させてしまう糸!
CB技術 『大蓑蛾?爆弾蟻!』
「ミッシェルさん・・・今俺ね・・・・すっげー興奮してますッ!!」
「調子乗ンなよ!実刑モンのセクハラだぞこりゃあ・・・だが・・・
私もだ!
さてと!どうも黒くて丸い虫が一匹飛んでいやがるなぁ?行こうか!燈!」

戦場のド真ん中でキスしてめっちゃ発情する童貞と処女
生きてこの場から生還できたら「この後めちゃめちゃセックスした」待ったなしです
それにしても空を飛ぶノア1号に対してどんな方法で攻撃をしかけるのか?アラクネバスターMk[のようなミッシェルちゃんの新武装に期待したい次号へ続く!


第23話

「30m弱の上空―剣やワイヤーガンが届かない距離ではないが妙な浮き方で静止している
一度だけアレと同じものを月面基地の資料で見たことがある。正式に軍備はしてないがアレを作ってるのはアメリカ企業だ
金属は電磁バリアで弾かれるし、下手に刺激すりゃレーザーやHIADSで狙い撃ちだろう
それでも動いてこないのは・・・奴等がお前を殺せないからさ」
「飛ぶんですねミッシェルさん!ミカエルズハンマーで飛ぶんですね!?」
「翔べねーよ。逆だ。降りる」
冒頭。前回ラストでは「さあ空の黒いヤツを落とすか!」とノリノリで燈を煽ってたくせに、いきなり慎重になってるミッシェルさん
ノア1号に切り込みたくてウズウズしている燈をお姫様抱っこで抱え上げると、とりあえず現状を打破するため基地内部へと逆戻りします
>ミッシェルに糸付けられた燈が調教中のM奴隷みたいでジワジワくる。このまま夜の公園とか散歩しそうというか
>燈を逆お姫様抱っこするミッシェルさんが、もう完全にミッシェル兄貴にしか見えない件
余談ですが、僕もむかし町中で彼女に、逆お姫様抱っこされた事あるので、実際されたらすごく恥かしいですyo!!

>燈本格的に脳味噌バグってきてねえか?それは直情じゃなくて単なる愚行だろう
『ミッシェルさん・・・どんどん祈る者から離れて・・・・』
「信じろ。草間紫暮氏のことは聞いたよ。気持ちは痛いほどわかる。だがお前の任務は行方不明者を救う事だろう
ならば信じろ。仲間を。友軍を。世界一のアメリカ軍をな
こんな基地一つどうって事はない。奴等にもっと確実に近づく為の策は既にある」

すっかり祈る者絶対殺すマンと化してまともな判断ができなくなってる脳筋燈を、「お前の任務は何だ?」とミッシェルちゃんが正論で諭す
というか流石は世界一のアメリカ様。「こんな基地ひとつどうって事はない」と断言されると、凄まじい安心感があります。はたしてノア1号を捉える策とは何なのか?

「奴等米軍特殊部隊は陸海空宇宙のどこでも戦争ができる。空挺はもちろん水上・水中を通った機動と奇襲も習得している
それらを全て組み合わせることでどんな作戦でも展開できるというのだから・・・おそらく水中から建物を破壊して侵入したのだ
ファーストとセカンドもそこから逃げる気だ。愚かな・・・今破損場所を調べている
そこさえゾンビゴキブリ共に塞がせてしまえば奴等に逃げ場はない。このまま島で飼ってやるのも悪くないな」

>「島を放棄する」と言ったのも忘れて中国が「島で飼ってやるのも悪くない」とか言い出してるのを見ると
この話が終わった後の政治劇が凄い不安になってくる

一方、再び基地内に戻った二人を見てその目的を推測する雷博士。朋友も突っ込んでいるように、先々週は「島を放棄する」と言っていたのに
そんな事は忘れたかのように「島で飼うのも悪くないな」とか言っててマジで引く
たった二週前の台詞すら憶えてないと思われる貴家先生。こりゃ朋友の感じている不安を抱くなという方が無理というもの。はんぺらも正直嫌な予感しかしません
ところがいくら調べても海中に破損箇所は存在せず、それどころか船着場から発進していく船を見て目を見開く雷博士
その甲板には、無事逃げおおせた拉致被害者達の姿が
「ふ・・・船が出ている・・・実験台達も・・・あそこには金姫氏が居たハズ」
「恥曝しな姉ね。手術まで受けておきながら・・・」
>金姫がやられたから島の放棄を決めたんだと思っていましたが、
今週を見る限り金姫がどういう状況かわかっていないのに島の放棄を決めたんですかね?
ファティマは「あの姉つっかえねーなー」みたいな調子ですが今の今まで姉の状態を確認すらしていないお前も大概だよ
>【悲報】金姫、分家筋の下っ端なんかじゃなかった ダメだ、この一族・・・

金姫・フォン・ヴィンランドはファティマの従兄弟ではなく実姉である事が判明
肌の色や中華系の名前からして腹違いの姉妹か。いや、どうもヴィンランド家は女性が強い一族のようなので、当主は母親で父親が違うのかもしれません
ファティマの口ぶりから彼女は姉と違ってMO手術を受けておらず、その理由は
姉は不出来で自分は優秀だからという事が伺えますが
読者からすると全員ポンコツの一族なので目くそが鼻くそを笑ってるようにしか見えないところがなんとも滑稽です
「対空シールド誘導アンカー・・・・!それも強力な・・・」
「何の事はない。初めからシールドは一箇所開いていたということね」
「あると思ったよ対空シールド・・・絶対にあるとわかっていた
対空シールドは元々日本の企業が南鳥島採掘場を守る為に開発した代物だからな!」


>日向「知ってたわー、対空シールドあるの知ってたわー」
うそくせー、なんかうそくせー ンな大層なもん今までどこに持ってたんだよという意味でもうそくせー
>「バリア有るの知ってたわー超知ってたわー」・・・・だったら強行軍するにしても 先 に 加 奈 子 逃 が し と け や
万が一脱出し損ねたらどうすんだタコ・・・じゃなくてヘビとガとバッタ
>元々対空シールドが日本製だったって設定を持ってきたのは展開的にも自然ですね
コミックカバーのおまけで紹介された物だから何人の読者が覚えてるか不安ですが
対空シールド誘導アンカーなる便利アイテムで、島を覆っていたシールドに一箇所穴を開けていた日向。もうなんだかよくわかりません
これ日向達が持参してたってこと?こんなかさばるモノ持ってなかっただろ
ミッシェルちゃん達は誘導アンカーで作ったシールドの穴から島に侵入できたって言ってるんだから(だから海中を破壊していない)、
アメリカチームが持ってきたものじゃないってのは確かですよね。どこに隠し持ってたんだよこんな部屋用プラネタリウム投影機みたいなの
いやもうこの漫画に整合性を求めても無意味なのはわかってるけど。ゆで御大も真っ青だよ
「はっ待て。じゃあファーストとセカンドは・・・」
「あそこよ」
「あーっ!待て待て!勝手に使うな中国軍機を!
我勒个去やりやがった!」
滑走路を加速していく軍用機を見て思わず大声をあげる雷博士でしたが時既におすし。シールド解除のタイミングに合せあっさりと島から飛び立つ軍用機
雷博士が発した
「我勒个去」という単語について、朋友範から興奮気味の解説が届いたのでここで紹介します
>久々にテラフォレビューする範です!今回の展開は良いですね!ラストおそらくは伊藤英明が演じた事ある我らが艦長!久々に来週が気になりました
さて今回中国語出てきましたね、僭越ながら解説させていただきます
今回は中国の博士が「やりやがった」という単語を「我勒个去(漢字で我勒個去)」という単語で表しました
まず最初に言っておきたいのは、この単語は中国のいかに権威ある紙媒体の辞書でも調べることができません!断言できます
なぜならこの単語は元はインターネット用語ですので
およそ8年近く前、中国人ファンが自分でアニメ版「ギャグマンガ日和 平田の世界」の吹き替え版を作ったときに、出てきた創作単語です
私もこの吹き替えを見て初めて知った単語で、その後中国のネットで動画の人気も相まって「我勒个去」は爆発的に広まりました
漫画で使われてる意味は「やりやがった」ですが、もっと近いニュアンスは「マジかよオイ」ですね。なので今週使ったシーンもあながち間違っていません
正直言ってこの単語を見たとき私は「
なんで知ってんだよ!貴家悠!アンタすごいよ」と感心しながら吹きました
ちなみに中国の掲示板サイト見てみたら、やはりみんな同じような感想持ってましたね。一部中国人の感想を翻訳してここに載せます
「貴家悠、絶対中国のネットサーフィンしてるだろ」「我勒个去?日本人もこの単語わかってるのか?」「小吉再登場より我勒个去が使われた事に驚いた」等
長文になりましたが私はそんなにたくさん書いたことを忘れるくらい興奮してます
問題の「ギャクマンガ日和 平田の世界」中国語吹き替えバージョンを何とか皆さんに見せたいのですが、
著作権の関係で動画自体はなくなっており、ただ他の中国人が吹き替えの音声を元に撮った実写版があったのでURLを送っておきます
日本語訳とか一切無いのですが、その世界観やニュアンスを楽しんでいただければと思います
日和漫画 平田的世界 真人版
ちなみに「我勒个去」は24秒辺りから出てきます、中国語字幕でも出てきますので、見てみてください

なんとギャグマンガ日和の中国語吹き替えが発祥のネット用語だそうな。これは興味深い
日本人には馴染みのない中国語が出た時、朋友範が居てくれるおかげで他所のテラフォ考察サイトとは一風違った考察ができるのが屋敷の自慢です。朋友範多謝






音速戦闘機で逃げられてしまっては流石に諦めるしかないと肩を落とす雷博士でしたが、涼しい顔で「追いましょう」と提案するファティマ
「あらせっかくセカンドとファーストが自分達から来てくれたのよ?この千載一遇のチャンスを逃がす手はないわ
今度は一族の力を見せてあげましょう
反物質エンジン仕様準備!重力操作装置によって試製を制御して!
電磁バリアを出しながら100m浮上!


「・・・今なにか妙なSFワードが聞こえた気がするが・・・反物質とか重力制御とか・・・・」
「ヒンディー語よヒンディー語!しっかり掴まって・・・なくてもいいわ。すぐに追いつく」
>雷博士「なんか反物質エンジンとか重力制御とかSFワード言わなかった?」
反物質エンジンはともかく重力制御なんてアネックス1号でもやってたような…一応知的キャラだろうに雷博士の反応ポンコツすぎやろ 
>中華メガネのピエロ化が著しい・・・wまあ、ファティマも人を見下すのが好きなだけでアホには違いないけど
敵も味方もマヌケなびっくり人間しかおらんで、ピエロしかいないサーカス漫画になりつつあるよな
>今週で完全に雷博士がポンコツ認定された。どれだけ迂闊なんだよ
最後は「ヒンディー語」でファティマに言い負かされるし。作者は中国が嫌いなのかな?
>「勝手に使うなうちの機を!」とかヒンディー語でゴリ押しされるとことか雷将軍から凱将軍の臭いがするんですけど!
先週まではシリアスな悪役だったのにもうこのおっさん凱将軍並のポンコツに見えてきた
考えてみれば地球と火星の間を星間航行できるほどのチート乗り物であるノア1号
そのテクノロジーは中国軍の上層部であっても「妙なSF用語」にしか聞こえない技術の結晶であるらしく、ニュートン一族の底しれ無さが伺えます
そもそもニュートン一族が「人間の定向進化」に着手したのが600年前という話ですが、当時の当主はなぜそんな突拍子もない発想を思いついたのか?
かつて地球の進化にも介入したラハブ
ならば地球のどこかにも、火星のように「ラハブの遺産」があるのではないか?

それが例のスウェーデンの地下原発施設ではないかという朋友予想もありました。なるほど、もしかしたらニュートン一族の祖とはかつてラハブの遺産に接触し、

そのテクノロジーを手に入れた人間の末裔なのかもしれません


「見つけたぞ・・・!妹の子を・・・・!」
と、ここでノア1号の窓ガラスをド派手にブチ破って侵入してきたのは本郷
>何気ないシーンですけど至近距離で飛び散るガラス片を指2本でつかみ取るとかファティマも戦闘能力は非常に高いのがわかりますね
>せっかく死亡フラグをへし折って妹と再会できたと思ったら、ワープでもしたのかと思うくらい黒球へ唐突なダイナミックエントリーした上に
悪堕ちこまっちゃんとエンカウントで死ぬ気配高まった本郷さんはもうなんなの
「妹はどこだ?」といい「妹の子を返せ!」といい
毎度なんの前フリもなしでブッ込みすぎなんだよアンタ
>本郷はどうやってキズハゲが抱いている赤ん坊が妹の子って知ったんだ?また作者の伏線入れ忘れ?

ボロボロなんだからじっとしとけばいいものを、例の赤ん坊が菜菜の子供ということで奪還しにやってきた模様
自殺願望でもあるのかこいつは・・・と読者としては燃えるよりも呆れた
次の瞬間。本郷の前に立ちはだかった謎の男

奇妙なフルフェイスのヘルメットから僅かに覗く鋭い眼光。その視線が本郷の大腿部に注がれると、暫しの沈黙の後男は呟くのだった

「・・・・・・懐かしいな」

信じたくはない だが私達は知っている
修練を積んだその歩みを この男が誰かを
次号 悲しき運命の果てに男はここにいる

>タイガーシュートの前に忽然と姿を現したのは・・・ナムサン!オブツダンめいた漆黒のハイ・テック装束を纏ったニンジャである
その表情はミラー加工されたフルフェイスメンポに覆い隠されて外部からは窺い知れぬが、
立ち姿には段位にして100段相当の殺人的カラテアトモスフィアが充溢している!コワイ!
来週見開きで「ドーモ、タイガーシュート=サン」ってアイサツしなかったら担当編集者はケジメだ
>いったい誰なんだ、私たちが知っているこのスズメバチ男とはー(棒
>本郷の足を見て懐かしいって言ってるって事は、ティンのことだろうから小吉ですね。おそらく改造済み、仮面、マフラー・・・完全に昭和ライダーだこれ
>本郷が仮面ライダーに殺られるとか胸熱
>小吉こんな形で出てきたか…。やはり主人公に立ちはだかるのはいつだって父なんだな
>本郷がティンと同じサバクトビバッタがベースな理由は仮面ライダーやりたいのと、洗脳小吉のヒントの為だってのはまあわかりましたが…
なんでしょうかこの煽りと読者とがかけ離れてる感覚
我々は知っているってのもジョジョネタかもしれないですけど正直普通に素顔で出てきた方がインパクトありましたよね
もしくは片手スズメバチ形態とか。同じく「生きていたけど敵サイドになってしまった」では東京喰種でオウル滝澤がありましたけど、
比較すると読者への衝撃とか段違いすぎて。まあこれは自分がテラフォへの期待が冷めてしまってるのがあるかもしれないですが
>ドーモ、はんぺら=サン。久しぶりに拍手します。今週のテラフォーマーズ…最後の煽り文に盛大にガッカリ致しました
謎の仮面の新キャラ、思わせぶりな台詞、正体は既存キャラ?まさか?あの人?…と話題になるような構成だったと思うんですよね
ぱぱっと読んでて「あーなんか新キャラだ、どんなキャラなのかなー」と漠然と思考してたら煽りで「我々はこの人物を知っている云々」とか書かれてて
おかげさまでなんの驚きもなく「ああ、正体はアイツなのねふーん」としか思えず、その有様にふつふつと怒りがわき始めているところです
「道着着ててサバクトビバッタの脚を懐かしいと嘯くからこれはアイツなのでは?」「いやもしくは?」「だとすれば何故?」
みたいな議論が起きればそこそこ話題が盛り上がったと思うんですよね。それが…煽り文のせいで考察の余地一切なし。なんでしょうこの体たらく
最近の展開も「まあそんなもんよねー」と惰性で読んでたとはいえそこまで不満なかったのに、今回の煽り文は最低の演出。@VEHOMA
>あーなるほど、小町艦長に「懐かしいな」と言わせるためだけにMOをサバクトビバッタにしたのか…何だかなぁ
個人的には「何だかなぁ」という感覚しか湧かんなぁコレ
>小吉っぽいニンジャは記憶あるのになんで寝返る理由があんだ?記憶ぶっ飛ばされて操り人形なら事情はわかるが・・・
何より心配なのは今のテラフォがちゃんと納得できる理由を用意してくれるかなんですけど

サバクトビバッタの脚を見て「懐かしい」発言だけでも十分予想できるのに、仰々しい煽りのせいで正体モロバレもいいところ
どう見ても小吉です。本当にありがとうございました
ただ気になるのはテラフォーマーみたいな右腕。火星で切断されたのは左腕のほうなので、生体義手にしても右手なのはヘンです。これは何か意味があるのか
そして興味深いのが小吉の状態。コメント最後の朋友も言っているように
20年前の感傷に浸れるという事は、「小町小吉」としての記憶も自我もあるという事
つまり「剴将軍の菌で操られているのではない」という事が推測できます
ゾンビキノコではない、未来の洗脳装置によって洗脳されてしまったというのも考えられますが、それは展開的にあまり面白くありません
はんぺら予想としてはズバリ「人質を取られていて仕方なくスニーカーズに従っている」これを推したい
この場合の「人質」とは同じくスニーカーズに捕えられているであろう、劉やアシモフのことではありません
たった2人の仲間の為に、8000人の日本人拉致被害者を傍観するような小吉ではないワケで、「大のために小を殺す」という判断をするハズです
つまり小吉にとって、人類全てを敵に回してでも守りたい人物が人質なのではないか?
そう。以前朋友が唱えていた、アキちゃん生存説の可能性です
死後カイコの糸を出していたアキちゃん。その身体は蛹化しており、実は彼女はあれから息を吹き返していた
聡明なキズハゲは彼女を殺さず、地球の現地案内役として17年前に彼女を連れて地球へやってきた・・・という経緯ですな。これは十分に有り得る展開かと
はたして当たるか?朋友のアキちゃん生存説!早く追加情報が欲しい次号へ続く!


第24話

『過剰変態した昆虫型!そうかコイツが金姫姉さんを』
『どうする?手負いのようだがファティマ氏1人で片付けられるか?早くセカンドを追わなくては
コイツは戦う気があるのか?何やらずっと赤ん坊のようなものを大事に抱えたままだが・・・』



『何やらずっと赤ん坊のようなものを大事に抱えたままだが』




『何やらずっと赤ん坊のようなものを大事に抱えたままだが』





『何やらずっと

赤ん坊のようなものを
大事に抱えたままだが』


>雷博士「なんかゴキブリが赤ん坊抱いてるけどなんやろ」
>「なんかゴキブリが赤ん坊抱いてるけどなんやろ」くらいにしか思ってない説、まさかの正解
翔くんみたいな無教養キャラならともかく、中国の頭脳と人類の到達点の一族がこれとか悲しすぎる
>すげえ、本当にはんぺらさんの言ったように「ゴキブリが赤ん坊抱えてるけどなんやろ」って程度にしか考えてなかったよ中国
ネウロにあった新しい血族の「知能の近い別種が近くにいるのは脅威だ(だから滅ぼす)」みたいな発想で警戒したりしないんですかね
こんな馬鹿相手に出し抜かれたりするから政治パートはがばがば、無駄、つまらないとか言われるんですよ
>はんぺらさんの予想・・・「ゴキブリが赤ちゃん抱いてるけどなんやろ?程度の認識かもよ」ってのがメガヒット!
こりゃ凄い 予想を当てたはんぺらさんが・・・ではない! 中国人とファティマのアホさ加減が!
本当に何一つ判ってないのに判ってるフリだったか・・・こいつら、じょうじと比べてアホとか言ったら気の毒です イルカとかお猿のが賢いですわ
>>こいつらバカだから「なんかゴキブリが赤ん坊抱いてるけどなんやろ」くらいにしか思ってない可能性も十分あり得ますよ?
これが正解だったわけですが はんぺらさん的には全然うれしくない「当たり」ですよね
予想通りより、想像を、理想を上回る漫画になって欲しいものです
>はんぺら:こいつらバカだから「なんかゴキブリが赤ん坊抱いてるけどなんやろ」くらいにしか思ってない可能性も十分あり得ますよ?
→悲報:ホンマにコイツら読者の想像以上のバカだった
>「アニメ艦これ最終回以来のウメハラ・サルまんコンボが見れるぞ!」
という意味では今週のテラフォは面白かったですハイ

早く人間絶滅すればいいのにこの漫画
以前、物書きを目指しているという朋友から送られたコメントが印象深かったのでもう一度紹介しましょう
関係者全員がバカでなければ成り立たないプロットを「イディオットプロット」、
関係者のみならず社会全体がバカでなければ成り立たないプロットを
「第二種異イディオットプロット」と呼ぶそうです。
テラフォ地球編は明確に第二種イディオットプロットですな
ニュートン一族と中国軍の常軌を逸した脳天気ぶりは勿論のこと、
こんなバカ相手に好き放題やられてる日本政府の無能さはそれ以上に腹立つ

唯一まともなのはテラフォーマーなので、割とマジでテラフォーマーが人間を絶滅させて地球を支配するラストがハッピーエンドに思えなくもないという

最終的には殺し合うと解っている相手に「今は利害関係が一致しているから協力している」するまでは理解できます
しかし最終的には殺し合うと解ってるのなら、
その行動は目を離さず逐一注視しなければならないワケで
そんなテラフォーマーのボスが「研究成果であろう謎の赤ん坊」を大事そうに抱えているのに
ニュートン一族も中国軍幹部もなんの警戒も興味も示していないというこの・・・
この・・・なに?何なん?この漫画?

というか地球編はテラフォーマーと人間が結託してる時点で物語の大前提が破綻してるので、
どうしてもこういう「は?」というツッコミだらけのプロットになるしかないんですな・・・・
3週前にミッシェルちゃん達が援軍に駆けつけた時は「ようやく面白くなってきた」と思えましたが。今週で一気に「やっぱ期待できねーなこりゃ」と現実に引き戻された気分

「仕方ない頼めるか?」
ここで雷博士がタブレット端末をチョチョイと操作すると、例の仮面ライダー小吉がゆらりと登場
独歩も感嘆するであろう見事な受けで渾身のハイキックをピタリと止めると、克己も真っ青の正中線5連撃で本郷を叩き伏せます

よろめいた本郷の翅をムンズと掴みそのまま窓から豪快に放り投げるファティマが見た目にそぐわぬ怪力キャラで面白い
キズハゲの腕に抱かれた甥を無念の眼差しで見つめながら落下していく本郷
哀れその身体は対空シールドに接触し、無惨な擬音と血飛沫が飛び散ります

>案の定ニンジャのカラテでジゴクめいた目に遭わされるタイガーショット=サン。頭に血が上って空回りばかりしてるからだよインガオホー
『ZETMAN』の高雅みたく「お前の信じてる正義は単なるフィクションのヒーローの猿真似だ」
とガツンと否定されるイベントが挟まれるまで俺はコイツを好きになれそうもない
>本郷「仮面ライダーには勝てなかったよ・・・」
>チェ・・・本郷のうすのろめ、どうせ死ぬんならタイガーショットで仮面を壊して、素顔を晒させてから死にゃあよかったんだ!
>本郷さん南無。まぁはっきり死体を映したわけじゃないしこのまま死亡だと妹の子供やニンジャマンの件が浮いてしまうんで生きてる可能性もアリですが
あの高さから落下して対空シールドにブチ当たったのに生きてるとか普通ならありえないんですが、
既に「まぁテラフォだし」の領域に入ってるんで次回対空シールドにぶつかったのがなかったことにされても驚かないっすわ
>とりあえず本郷さんはあのバカ二人+ハゲが揃ってるのを動画とかで撮影すれば大手柄だったと思うの
援軍が来たから捕まえられると思っちゃった?なら学歴バカとしか言いようが無い。たとえ白を切られても牽制として間違い無く使えるふだんだったのに
地球編初の犠牲者(?)となった本郷ですが、読者の反応は極めて冷淡
読者にとっては何の思い入れもない新キャラが勝手に特攻して勝手に死んだだけなので無理もありません
でもまぁ朋友コメントでも言われてますが、「いつ誰が死んでもおかしくない」と言われたリアル路線の作風も今は昔
今では
「テラフォだしな」と揶揄されるまでになっちゃってる感があるので、はんぺらも何かしらのウルトラCで助かってると予想します




「凄いわね。全部そのデバイスで操ってるの?スト2みたいに」
「違うよ。
確かに彼の脳にはゾンビゴキブリと同じ装置が付いているが
ごく簡単な命令しか出来ない。今の動きは彼が身体で覚えていたものだ。不思議だよな
テラフォーマーは知能も脳の作りも人間と変わらないのに「テラフォーマーは完全に操れる」
「だが人間には操りやすいヤツとそうでないヤツがいる」
能力元の剴将軍曰く―
「この男は自分の殻が堅すぎる」らしい」

「ふぅん。単に我慢強いってのとは違うのよね?」
>自我があるのでゾンビキノコじゃないのでは?→効きにくいだけでゾンビキノコでした
・・・こういうのを見る限り深読みするだけ無駄なんでしょうかね・・・
>インパクト優先のオチにしたいのは分かりますが前回と今回で描写食い違っちゃ元も子もないですよね…
さておき、小吉もゾンビゴキと同じ装置を脳にされている=アリタケを植え付けられていることが明らかに
寄生されると脳波が変化するんで元には戻れないというのがカイ将軍の言なので小吉の復帰は絶望的ですが、
まぁジョセフにも何故か効かなかったり今回殻が頑丈だから操りにくいとか言ってたので
どーせ復活するんやろなぁという感想にしかならないのがなんとも
>未来にもストUあるのか…しかも、例え話に使って通じるくらいに有名なのか。我々の時代で言うと、西暦1500年位の遊戯か
チェスとかならこう考えると分かる気もしないではないがどうなんだろう?
>ストUはねーよ……シリーズどころか会社自体なくなっているだろうに、更にその初期作が未来人の口から出るかよ普通
時代劇やファンタジー物で現代用語が使われたような脱力感
>艦長がどのくらい正気保ってるかにボカシがかかりましたね
スパロボαのイングラム・プリスケンみたくどこまで真意で敵に廻ったのかが今後の焦点になっていく予感
多分信じようとして(あるいは小吉自身が中国を欺くために)何人かお人よしが痛い目見るんだろうなあ・・・

先週ドヤ顔で考察したはんぺらを嘲るかのようなこの事実
普通に剴将軍の能力で操られていた小吉
「ゾンビキノコを植え付けられると脳波が変わって元に戻らなくなる」という設定があるのでこの展開は絶対にないと思ってたワケですが
しかしながら剴将軍曰く「殻が堅すぎて完全には操れない」という点が小吉復帰にポイントになりそう。察するに
【基本デバイスの支配下に敷かれながらも、僅かに小町小吉の自我と記憶もある】
というような状態でしょうか。このヘルメットさえ外してしまえば存外にどうとでもなりそうな気がします

「中国軍機ならGPSで追える。しめた・・・奴等沖縄を通り過ぎたぞ」
「好機ね。奴等がグァムに着く前に公海上で捕らえる!」
「あぁ出来るなら頼むぞ。まさかの反物質エンジンとやらでな」
「突っかかるわね。技術的にはとっくに可能なのは貴方も知ってるでしょ?」
「勿論知っているさ。私が驚いているのは、
このご時世に本当に造ったのかという点だよ
そういう意味ではアネックス1号や九頭龍と同じだな
国が傾くほどの金をかけてやっと1個運用できる火星でしか使えない兵器」
「そうよ。だからセカンドは逃さないわ。地球の恵みを掘り尽くした人類の最後の希望
火星の神が偶然生み出した「MO」と「膝丸燈」
この地球技術の到達点「ノア2号」の力ここで見せずにいつ見せるよ!

中国海軍機四三一一号の位置情報をロック!
反物質エンジンスタート!追尾開始!」


>テラフォ酷いですね。先週は「妙なSFワード」とか言ってたクセに今週になったら「造れるのは知ってる」って・・・・
いつだったかはんぺらさんもおっしゃられてましたが、こりゃまともに考察するだけ無駄ですわ

そして前回雷博士の「SFワード」発言から、「ノア1号に使われてる技術はラハブの遺産の一部なのではないか」などと考察したはんぺらでしたが
またもやそんな考察を嘲るような「前回のアレ、やっぱ無しね」展開

こんなんばっかやられたらマジ何を考察しても無意味です。貴家先生はもうちょっと作家としてのプライドを持って欲しいというかなんというか・・・・
ていうかこいつは火星に現れたノア1号じゃなくて、
同型機の2号だったのね。国が傾く程の兵器2機も造れるってどんな財力だよニュートン一族

かくして物凄い速度で音速戦闘機に追いついたノア2号。重力波で戦闘機を傷つけることなく空中停止させますが、既にコクピットはもぬけの殻だった
「だとしてもこのあたりに着水しているはずよ。幸い辺りに船もない・・・公海上ならいくらでもやりようがあるわ
セカンドーッ!ファースト―ッ!あなた達が捕まるのは時間の問題よーっ!
こっちの戦艦の出力は解ったでしょ?この際大怪我させるのは仕方ないと思ってるわよ?」

中国軍機のヘルメットに向けて降伏勧告の通信を流すファティマ。自分達の勝利を確信した微笑を浮かべるも、
その端正な笑顔が返ってきた通信で凍りつく
「二塁手セカンドじゃねーよ。投手ピッチャーだよ」
「1位ファーストじゃないぞ。そいつは・・・王者チャンピオンだ」
直後、ズギャッ!と船内に飛び込んで天井に突き刺さったのは謎の鉄球
ファティマと雷博士はそれがマイクロパルス爆弾であることを瞬時に理解。すなわち「詰み」である
「やられたな・・・・円偏光か。渡り鳥が見えていない太陽の位置を見るという・・・
これが・・・・これがMO手術なんだよな・・・・」
「またもサイン通り。しかもあそこまで届くとは・・・・メジャー行きなよ」

「だーかーらートライアウトは来年なんだっつーの!」

>「二塁手じゃねーよ」「1位じゃねーよ王者だよ」のとこすごいかっこいい
今まで実験材料としての呼ばれかただった「ファースト」「セカンド」を使うからかっこいいなぁ
>「セカンドじゃねぇ、ピッチャーだ。」のずっと前からやりたかったであろうB級感好き。シチュエーション的にばっちりなセリフでしたね
ミッチ・ハリスなど、元軍人のメジャーリーガーは既にいるので、アレックスには夢を叶えてもらいですね
>アレとかコレとか残念要素多かった今週のテラフォですが、日米チートスナイパーコンビが復活したのは素直に嬉しい
>技術だけは超人類な一族の連中涙目なレーダー範囲外からの超精密投擲とかどんだけかと
王者と投手の参戦は良いんだけど、この「颯爽と登場しては微妙な戦果」というBLEACH方式はいつ終わるのだろう
>反物質エンジン作れる人達が国が傾くほどの金かけて作ってるのにキックや遠くから投げたボールで穴あきまくるって大丈夫なのかこの船
>人類の技術の限界点のノア2号脆すぎない?宇宙航行してスペースデブリとかあたるだろうにアレックスボール一発で貫通って
中国の自走砲台でも貫通はされなかったぞ。逆に電子レンジ爆弾は頑丈過ぎねえか?

魔弾の射手・アレックス・K・スチュワート復活参戦!
慶次の「眼」という超高感度スコープと、アレックスの強肩とコントロールで射抜く必殺のスナイプ!1年ぶりの炸裂です
これもCB技術使えばアレックス1人で慶次の眼を使えるって事ですけどね
火星での仲間が続々集結する燃える展開でありながら、イマイチ読者のテンションが上がり切らないテラフォーマーズ
おそらく次回あたりで人工島編ラストだと思うので、
再来週からの日本政府の動き次第といったところでしょうか
これだけ中国の尻尾を掴んだ以上は攻勢に出てくれると信じたい。もしまた中国に良いように丸め込まれたら、その時はもうこの作品で終わりだと思う。ほんとマジで
あとノア2号の強度に関しては、本郷が蹴破ったのは強化ガラスの部分だし、アレックスの投球もその窓から投げ入れてるので特にツッコむとこではないかな


第25話

「このサイズなら人体に影響はない―が電子回路は壊れる。マニュアルモードは・・・なさそうだなこの艦には
ハイテク化が過ぎたな。もちろんこの艦には最新の防御システムと迎撃装置が付いているのだろう
だがそれはあくまで向かってくる航空機やミサイルの誘導レーダーに対して発動する
「最新」は常に「対最新」を想定している
こんな鳥よりも小さな石礫をただ下から投げてくるヤツには対応していないという訳だ」

「ゴキブリの視覚なら視えてたはずよ。私達を守る意思なんて無いにしても、何とか言ってくれりゃあ良かったのに。役立たず!」

国が傾くほどの予算を投入して造られた最新鋭の兵器が、鉄の球っコロひとつ防御できなかった理由を一応それらしく解説する冒頭
たしかに理屈としてはわかるんですが、結局言ってること自体は
「最新鋭兵器に対しては無敵だけど、石コロを投げられたらやられるぜ」に過ぎないので
国が傾くほどの金をかけて石コロに負けるポンコツを建造したと言ってるようにしか聞こえません
あまつさえキズハゲに向かって「アンタが教えてくれてりゃよかったのに!」などとヒステリックに八つ当たりするファティマの態度が、そのアホっぷりに拍車をかけてます
「ファティマ氏・・・君の本業は学者じゃなく声楽だろう?私には分かるぞコイツの気持ちが
研究者が研究所をいきなり襲撃されたんだぞ。まずは逃げるさ。戦うとしても深追いはしない
最も大切な研究成果を持ち出すことが第一だ

さてと。こんなこともあろうかとあの島にいる時はウイングスーツを着込んでいたが・・・正解だったな。彼も同様だ」
「ちょっと!私のは!?」
「えっ?ないのかこの艦に?まぁ下は海だし君なら死なないだろう
私は立場上万が一にも米軍に捕まる訳にはいかないのでね。一足早く失礼するよ」

>先週「何か赤ん坊のようなものを抱いているが……」→今週「大事な研究成果なら守るだろう」 ……え?
>ハゲの赤ん坊に対する雷博士のドヤ顔説明がもうなんていうか、誰がどの台詞喋るかすら考えて無いんじゃないかとすら思いますね
キャラの能力個性をふっ飛ばした天異変態みたいに性格や知識さえ今後めちゃくちゃになっていきそうで
>雷博士どや顔でこいつは研究者で赤ん坊はその成果とか言ってるけど今更かよとしか‥‥
本来は襲撃フルコース食らった後ではなくみんなでノア2号に乗り込んだ際気づく事だろ
中国の最高頭脳のくせに頭の回転遅すぎないですかね
>最新兵器に対して万全の防備を施しておきながら石ころ一つに対応できないノア2号、
人類の到達点を目指し品種改良を重ねながら飛んで逃げることもできないファティマ
「あんた優秀なんだろー?だったらこれくらいどーにかしてみせろやオォン?」的ルサンチマンがふんだんに詰め込まれたシーンですなw
>ニュートン一族の宇宙船、国一つ傾くほどの予算をかけた云々・・・とか言っておきながら防御ザルすぎませんかね
なんで対策が最新のものに限定されるのか。不測の事態にも備えてないし、やっぱアホだわこいつら
>マニュアル操縦も出来なければパラシュートや救命胴衣の類いも積んでいないノア撃墜されることをまったく想定していない
こいつら本当に人類の到達点なのか?驕りが過ぎるとかってレベルじゃない

どうもキズハゲの抱いてる赤ん坊が彼の「研究成果」であろうことは気付いていたらしい雷博士
だったら先週の時点でもっと興味を示せよというか、なんでこんなにも無警戒なのか
そりゃ協力関係にある以上、いくら警戒しようと今ここでキズハゲからこの赤ん坊をひったくるような真似はできないんですけれども。せめて科学者ならば
「あの赤ん坊は一体何だ・・・?奴の研究成果のようだが嫌な予感がする・・・本当ならばここで奪っておきたいところだが・・・」
といった感じの思慮と、今後の事を考えた葛藤を巡らせる描写が入るべきシーンです。ファティマも同様

決してこんなマヌケな反応を見せていいシーンじゃありません
先週も散々ツッコミましたが、最近のテラフォはほんの数週前の内容を「ごめんアレやっぱ無しの方向で」といった感じで塗り替えてしまうのが本当に酷い
緻密に張り巡らされた伏線と、その回収が見事だったかつての面白さは、今や見る影もありません
というワケで宇宙戦艦ヤマトの真田さんのような用意周到ぶりで脱出の準備は万端だった雷博士と小吉。こんな沈む泥舟からはさっさと退散することに
対して石コロに落とされる鉄屑にパラシュートすら積んでいないファティママジニュートン一族
うーん凄い。何が凄いって、劇中では「人類の到達点」という仰々しい呼び名で超人扱いされてる恐るべき一族が、
読者からは
アホの代名詞として認識されちゃってるこの現状が凄い。こうなってしまうともう完全にギャグ漫画です
「まぁいい・・・セカンドもファーストも中国軍艦部も・・・どうせすぐ会う事になるわ・・・」
1人ぽつねんと取り残されながらも、最後になにやら含みのある台詞を吐いてフェードアウトするファティマ。これは単なる負け惜しみなのか、それとも・・・
あと
「本業が声楽」との事ですが、表の世界では有名なソプラノ歌手とかそんな設定でもあるんでしょうかねこの女は
これまでの描写からMO手術は受けていないようですが
聴覚に突出した生物も真っ青の絶対音感とか持ってそうね

一方、ノア2号とそう遠くない位置に着水していた燈は、3.0あるという視力でその男の姿をハッキリと捉えていた
顔は見えなかったがそれは関係ない。その長身と武道が完全に身についた立ち姿は、男が誰であるかを瞬時に解らせた
「そ・・・そんな・・・何で・・・?火星で死んだと思ってたのに・・・・こ・・・小町艦長・・・!」
「膝丸燈くん・・・彼は治療が必要だったので我々が預かったんだ。そして・・・・
記憶も人格も失っていないが「身体のスイッチ」は我々が握っている状態だ
引き取りに来るなら歓迎しよう。また連絡する・・・挨拶くらいさせてやろう。一言だけ喋っていいぞ」
中国軍機のヘルメットを被ったままなので、雷博士と通信可能な燈。ここで読者が知りたかった小吉の状態について言及されます
博士曰く
人格も記憶も損なわれておらず小町小吉本人のままだが、
「身体のスイッチ」は中国が握っている状態
だという。ちょっと漠然とした表現でよく解りませんね
「・・・燈か?」
「は・・・ハイ!」
「燈・・・俺を―」

雷博士の情けで一言だけ会話を許された小吉。この僅かな燈とのやり取りを見る限りは、確かに我々の知る小吉本人のようです
1年ぶりに再会した燈に対し、はたして小吉は何を伝えようというのか





「島のゴキブリはこれで全部かな?たぶん地下にはもっといるが・・・ウォルフ達が全ての扉と排気口を閉じてくれた
それにアイツの特性はやっぱり凄え。特にこういう中規模制圧の場面ではな
機動力のあるお前と組み合わせて正解だったぜ」

一方。先週のザウッという擬音と血飛沫は何だったのか。やはりというかなんというか死んでいなかった本郷
助けたのはハリオアマツバメとCBしたエヴァ・フロストだった
「意識がありますか?本郷丈一さん。戦闘は終わりました。敵幹部と思しき艦は逃亡し、この島も制圧しました

私には再生能力があります。しますか?天異変態」
>もはや今のテラフォに期待できるのはエヴァのおっぱいだけ
>エヴァちゃんのおっぱいにつぶされて窒息死したい(ご挨拶
>俺もエヴァと変態したい(HENTAI的な意味で)
>プラナリア能力とCBすることで重篤なダメージからも即座に復帰できる仙豆とかジョルノの黄金体験みたいなポジションがエヴァに与えられたわけだ
・・・これが作劇的に吉と出るか凶と出るか半々だし、敵がこの情報を知ってて殲滅戦になると
やっぱヒーラーが真っ先に狙われて危ないっていうのは確実にあるしで回復手段が用意されたのに不安
>「天異変態」「仲間にエヴァがいる」という設定のせいで もうこれからはエヴァの血を数滴携帯していれば、
どれだけ大怪我しても、注射一本で怪我が全快する事が決定してしまったため、 バトル漫画に欠かせない「緊張感」が台無しです
何でこんないらん設定を持ってきたんですかね。この漫画。 ドラゴンボールの仙豆のように数に限りがあるわけでなく、
いくらでも分裂増殖できプるラナリア人間の肝臓からそれこそ無限に作れるんですから エヴァの血なんて何リットルでも貯蔵したり携帯し放題
>しれっと出てきたけどエヴァの所属どうなってるの?
ジョセフが大量に分裂させたとはいえ記憶引き継ぎとデンキウナギ&プラナリアMO持ちの貴重な人材をドイツが手放すとは思えんけど
エヴァはドイツに残された切り札のはずですが、アメリカ軍に協力しているということはドイツは現状味方なんでしょうか
膝枕された状態で意識を取り戻し、顔から数cmの距離でたわわに揺れるおっぱいに圧倒される本郷
その構図はさながら風俗嬢の授乳手コキプレイ。もう手に持った変身銃がオナホにしか見えません
「授乳手コキプレイしますか?」と笑顔で接客するエヴァ嬢でしたが、何故かこの申し出を丁重に断る本郷。理由を訊かれると彼は不思議そうな顔でこう答えた
「君の寿命が減るじゃないか。それに俺のも」
>「君の寿命が減るじゃないか」でようやく丈一が少し好きになれました
いかにも芝居がかったセリフより、何気ない一言から伝わってくる人となりがキャラ立ちには大事だと思います
>本郷「能力使ったら君も俺も寿命減るじゃん」
今回の話で自殺志願者のようなことばっかしてた奴が今さら何を
>変態薬使ったら寿命が縮むって設定まだ覚えてたのか‥‥
因縁があると言うだけで3日後の作戦に合わせるため薬使って燈の腹の怪我治させてたから作者的にはもう無かった事にしたかったのかと思っていたぜ

>ちっ、本郷生きていたか。しかしCBは特性を一時的に借りるだけだら減るのはエヴァの寿命じゃなくて本郷の寿命のような気が
これがエヴァの能力で直接治療ならエヴァの寿命が減るだろうけど
>天異変態でエヴァの命が減る? 何の事ですか? それはエヴァ自身が変態した時だけの事に限りますよね?
単に人為変態に必要な血を数滴相手に供給するだけなら、 エヴァ自身は返信しないので、彼女の寿命が縮むわけがありません
「人為変態」は全身の細胞が手術ベースとなった生物っぽく変化する技術ですが、人体の全身の細胞が入れ替わるのに要する期間は3年と言われています
さらに人為変態した体がまた元の人間の体に戻るわけですから、 真面目に考えれば1回の変態で6年分全身の細胞のテロメアが短くなります
要するに5回変態すれば30歳も歳をとってしまうわけです
なのに、何でこの漫画の登場人物たちは何度も何度も変態を繰り返しているのに、 見た目の歳がまったく変わらないのかわけがわかりません
おかしなところで科学技術について長ったらしく説明をするものの、 都合の悪いところについては完全にダンマリを決め込んでますね
「人為変態」は変身する度に全身の細胞を一度壊して、新しく作り変えている
だが生物が一生のうちに行える細胞分裂の回数は有限である為、
変身を重ねる事はすなわち、寿命を縮めることになってしまう
火星編で語られた人為変態のメカニズムと、そのデメリットに関する設定です。これ自体は読者の皆が憶えているでしょう。しかし朋友もツッコんでますが
重症を負った燈を今回の任務に参加させる為、変身薬を投与しまくって強引に完治させる
ということをつい最近やってるだけに、もうその設定はなかった事になったものだとばかり思ってました
一警護ブラック企業ってレベルじゃねーぞ。リアルに人殺しじゃねーか!
なんかひとつの設定を掘り返してくるたびに、その矛盾を毎回読者に指摘さてれる感のあるテラフォ。貴家先生が色々キャパオーバーしてるのが伺い知れます
「そーよエヴァ!そういう普通の怪我は医師と看護師に任せなさ〜い!ねっ」
ここで救急箱を持って現れたのは、白衣姿の八恵子とエリカ。ゲェー!?八恵子はこの1年で医師免許を取ったって事か?普通にすげえわ
更にここで思わぬ歓喜の声を上げたのは加奈子。エヴァとCBしたことで、
彼女の肉体に劇的な変化が起きていた

「あ・・・足が・・・っ!」
>これまで全然支障がなかったから読者の大半が忘れてたであろうつま先欠損今さら持ち出して「治ったよ、足が!」ってされても「お、おう…」としか
ただでさえ人が死ななくなったと言われているテラフォで条件付きとはいえ全員ベホマ使えるようになったとかますます緊張感が薄れてしまう予感
>そんな毎週読んでいる読者でもとっくに忘れているような足のつま先は覚えてても、つい1話分前のキャラの言動とかは忘れちゃうんでしょうか
>足が不自由なシーンが全く無かったんでテリーマンの義足並みに忘れてた
足の先っちょが復活して喜ぶカナコしかしこの演出を入れるなら足首か膝下からガッツリ行くべきでしたね
>どうも最近のテラフォは行き当たりバッタリ感が強くチグハグしてて感情移入しきれない
本郷は薬を過剰摂取した上に羽を千切られてバリアに衝突したんだから、
エヴァとの天異変態というチートをお披露目する最高の機会だったと思うんだけどな
何で割と無事なんだよ。加奈子の足のことは「そういえば」って感じ
元陸上選手って設定を生かして、「もう走れない」みたいなワンシーンがどこかに入ってたらそれだけで印象がらりと変わるのに
>燕女がエヴァの血を入れたおかげで足が治った!とか大袈裟に驚いてましたが、
手足がもげてもすぐ再生できるシャコが同僚にいるのに何でいままでその血を入れなかったんでしょう?
そもそもエヴァと天異変態できるようになったという事は、燈だろうがミッシェルだろうが慶次だろうが小吉だろうが、
身体を半分に切れば2人に増殖できるという事になり、 どのキャラでも無限に増やせるようになったという事なんですが
こんなパワーバランスが根底から崩壊してしまう壊れ設定を入れて、作者は大丈夫なんでしょうか (主に頭が)

ってお前の足治ってなかったのかよ!そんなつま先程度なら変身薬で治るもんだと読者は思ってたよ!まずそこにビックリだよ!
貴家先生が「どーよ!」と出したシーンが、読者にとっては完全な肩透かしという、この作家と読者の認識のズレときたら
あと「手足の再生くらいならプラナリアじゃなくても甲殻類でも可能だろ!」という朋友のツッコミもごもっとも。これに関しても先生の迂闊ぶりが目立ちます
ただ「プラナリアとCBすれば燈も無限分裂可能だろ!」というのは、「CBの持続時間の短さ」を考えると不可能かな
切り離した肉片が再生してる途中で時間が切れてしまえば、そこでプラナリアの再生能力も失われて瞬時に絶命に至るんじゃないかと
というワケで、多くの読者から圧倒的ツッコミの嵐を受けた人工島編はこれにして終結。ラストにエピローグナレーションが入ります

2621年2月13日 東シナ海人工島 通称「秋海」閉鎖
アメリカ軍及び日本国籍の民間軍事企業の4名は、この島にいた行方不明者全員を救出した
首謀者は逃亡したものの、人道的観点だけで見れば快挙である
しかし全員の心に引っ掛かっていた事実・・・・それは今回の救出作戦が
結果
ニュースだけを見るなら「中国領へのアメリカ軍の軍事介入」という
最悪の結果で終わっていた事であった


最悪の結果で終わっていた事であった


最悪の結果で終わっていた事であった


最悪の結果で

終わっていた事であった

>テラフォ終わりましたね。中国にやり込められるの確定ですわこの引き
もうだいぶ前から斜め読みしかしてませんでしたけどこれを機に完全に切りますわ、まさに時間のムダ
>「米軍が中国の施設を襲撃したぞ!」 8000人の拉致被害者(金姫まで見てるのも相当数いる)とか
施設内に閉じ込められっぱなしのテラフォどもとか中国軍の高速機とかスクラップと化したノア2号とか
いろいろ残ってんのにこういう展開になるであろうとかあの世界の連中国のトップ総じてポンコツか
>「中国領へのアメリカの軍事介入という最悪の結果」ねぇ・・・まーた中国様の大勝利ですか 次回の政治パートの内容もお察しですな
>読者の心に確かに引っ掛かっていた事実……それは今回の人命救助作戦が、
結果だけを見るなら″中国側への糾弾はやっぱりムリっぽい″という″最悪の結果″で終わっている事であった。そして…
読者「うっ……期待……!!!」「でっ……出来るわけがない……!!」
>そりゃ予告無しに他国の領地に軍を送るのまずいっては現実的な論理ですが、
前回一時手を組んでいる敵の動向に無関心なんて現実的に考えてバカとしか言えないことやってる連中相手にやられても「また敵だけにご都合主義か」としか
例えば今週ネメシスの抱える闇を見せつけられ、どうしようもなく思えても
「ゆで先生なら、スグルならなんとかしてくれる」とか読者が思えるなら、主人公側がピンチになる展開が許されます
今の日米の味方サイド、そして最近の貴家先生に難しい問題がなんとかできるわけないとしか思えないから堕ちる一方に感じるんですよ今のテラフォは
>小町艦長が火星で死んだんでいいというのはともかくとして、対中国の政治的展開が不穏すぎる…
「施設乗っ取られてた」で逃げ切るのならまだしも「アメリカと日本がうちの領土に軍事介入してきた」で逆に嵩に懸かって責めてきたらイラつくってレベルじゃねーぞ
行方不明者多数抱えててゴキまでいるのにそう来るのか、と。さすがにそうなったら日米反撃しろよ……するよね?
>テラフォはすっかりバキ化してしまいましたね。現在は読み飛ばしていますが、からくり屋敷の考察は物凄く鋭いので、毎週楽しみにしています
>はんぺらさんいわくこの作品マジで終わりな方向(おもに今後の中国への対応)に舵を切る気配濃厚ですが、
自分にとっての今のテラフォは選手や監督をボロクソ言いながらも試合は欠かさずチェックするスポーツチームみたいな結局は気になってしまう作品で
レビューも楽しみにしてるだけに、はんぺらさんが「俺はレビューを止めるぞ!」と言い出さないか不安で仕方ありません
実際そうなってもこちらからモチベーションや体力面で無理強いは出来ませんし、何よりもそう言われても納得せざる得ないほど今回の〆がヒド過ぎて…
>今週のテラフォ、
ブックオフに売った私に後悔させない展開でした
もう一生苦戦し続ければいいよこいつら
もはや第二種イディオットプロットでしか成り立たないこの作品。出てくる登場人物は
もう誰を取ってもバカしかいないワケですが、
その中でも特に許しがたい無能のクズが一郎になってしまいました。コイツ本当に何なの
拉致されていた8000人の被害者、島にいたテラフォーマーの群れ、それをハッキングしたアメリカ軍のデータ、接収したノア2号・・・他にもあるであろうエトセトラ
これだけ証拠が揃ってて、どうやったら中国にやり込められるのか
中国よりまず日本に最初に滅亡してほしいわ
もうアレですよ。はんぺら次号からのテラフォレビューはマジで
キズハゲを応援する目線で書くかもしれません。いやこれ割とマジで

っていうか
赤ん坊を抱いて颯爽と飛ぶハゲ様、ヒーローみたいでなんかカッコよくね?
地球に巣食った人間という害虫を駆除する為、天から降り立った救世主に見えなくもない

あ、あと小吉が燈籠伝えた言葉はこんなんでした
「うっ・・・・うっ・・・艦長・・・・・・・・できるわけ・・・・ない・・・っ」
「燈・・・決して俺を追うな・・・俺は火星で死ねたんだ。やっと・・・死ねたんだ・・・」

>小吉「俺を決して追うなよ、絶対追うなよ!(竜ちゃんの声で)」

うん。考察要素ゼロの割とどうでもいい台詞でした。新章ではハゲ様に頑張ってほしい次号へ続く!
と思ったら作者急病の為次号、再来週号とテラフォ2週連続休載とのこと。
やっぱり色々と限界っぽい貴家先生
二週間と言わず、この機会にしっかり療養してもらいたいのがファンの本音
充電後の新章に期待してます。どうかお体を大事になさってください


第26話

「本当に強い子達だ・・・人として見習いたいほど・・・今も胸中穏やかではないだろう。特に小町小吉と親しかった者は
それでも一休みしたら食って笑うしかない。無理にでも。前を向いて生きるために」

>燈「こんなに・・・こんなに悲しくても・・・腹は減るのか・・・(三虎の声で)」
>今週のテラフォーマーズ後半のシリアスパートより前半の食事パートの方が面白かった。ネバネバ丼とか以外と酒豪なエヴァとか
18才と言い張ってるくせに堂々と飲酒するナスチャ姐さんとか。「何人死んでも美味いもんは美味い」は地味に気に入った
>出足からなんかグダグダ。笑いを取りたいのか感傷に訴えたいのかがアオリとか絵とかの構成要素が全部チグハグなせいでわかりづれえ
『つらいこといっぱいあったのに無理して明るく振舞ってる燈かわいそ&立派だよ』が芯にあるとしてもなんか煮え切らない・・・鍋なのにw

冒頭、人工島での戦いから一週間後。燈を始め一警護のメンバー達はカリフォルニアの米軍基地内に保護されていた
生きていた小吉が中国側に居るという衝撃に打ちのめされた燈達を気遣いながらも、しかしその事を表面に出さず明るく振る舞う姿に感銘を受けるダン中佐
そこに1年前火星から戻ってきたばりの時の食事シーンとかぶせて
「あの時も彼等は強かったな・・・」みたいな感じの回想シーンが入りますが
燈の
「何人死んでも美味いモンは美味い」だとか、ダン中佐の「それでも食って笑うしかない」だとか
なんか出て来る台詞がいちいちトリコっぽくて初めて見るシーンだというのに妙な既視感を憶えます
清楚なイメージに反してめっちゃ酒飲みキャラだったエヴァのギャップがいい感じ。ちなみにロシアは18歳から飲酒OKなのでアナスタシアの自称18歳は問題ありません
「あの艦長オヤジ連れ戻したらまた鍋るぞ。もちろん説教しながらだ。それに少しだけ希望も持てた
テラフォーマーが地球で繁殖していると聞いた時はどうなるかと思ったが・・・奴等は意外にも慎重で潜み隠れる生き方を選んでいた
人間の被害を完全になくすことは難しくとも、今回のように場所によっては我々の人数でも十分制圧できる
お前の敵が飛んで逃げたのは無念だったが、
ヤツもまた全面戦争のリスクは避けているのだろう」

「ええ。それよりも今は小町艦長と中国政府をどうするかですね―」
地球に帰還してからおよそ1年。おそらく今回ほどの大規模制圧は初めてだったであろう対テラフォーマー戦闘に手応えを感じるミッシェルちゃん
「テラフォーマーは全面戦争を仕掛けてこねえから大丈夫。こっちは出てきたヤツらを各個撃破していけばいい」やたら呑気な感想です
燈も「そうッスね!今はテラフォーマーよりも中国ッスね!」などと二人揃って危機感ナッシングで読者を苛つかせます。うーんさすがの第二種イディオットプロット
この状況判断がただの希望的観測だった事を―この後すぐに2人は思い知る事になる

『先日米軍の介入を受け閉鎖状態となった東シナ海の人工島「秋海」について、中国政府は今日このあと会見を開きます
各方面から米軍の行為が武力行使にあたるとの指摘がある中、はじめて記者からの質問に答える形になります』

「やっとか」
「そりゃせやろ。テラフォーマーの存在は世間一般には秘密やからな。この一週間、米中間で相当慎重な交渉があったんとちゃうか
@テラフォーマー抜きで考え A戦争も起こさず B両国民を納得させる為の・・・」
場面変わって日本。一警護の食堂で一週間待たされた緊急報道ニュースを見ながら会話しているのは龍ちゃんと舜
全国の読者がいい加減ブチ切れた、あれだけの証拠があっても尚中国を表向きに糾弾できなかった理由。言われてみたら確かにちょっと納得でした
テラフォーマーの存在を公表していない以上、それを表向きに掲げる事はできないからです
しかしこれはあくまで「表向きにはできない理由」であって、裏で行われた国家間の交渉では中国の弱みを握ったアメリカと日本が強気に出たであろう事は間違いありません
はたしてアメリカと日本は、中国に対してどのような制裁処置を取り付けたのでしょうか
『なお会見は徐外相ではなく、秋海の管理責任者が直接行うとの事です。中継に切り替えます
・・・・あっ・・・えっ?」

『じょうじ』
>ハゲゴキ「じょうじ」←このシーンには探偵物語のコーヒー吹くAAが欲しい
時が止まったかのように凍り付く日本列島。いや米中間の外交問題ですから、日本だけでなく世界各国の報道陣が放送しているであろう生中継のはず
そこで「中国の責任者」として堂々カメラの前に姿を現したハゲ様
これによって各国協定のもと1年間保ってきた「テラフォーマーの存在の秘匿」は瓦解。世界中の人間がこのゴキブリ人間の存在を知ることになってしまいました
中国の思惑通りの流れなのか、それとも中国も予期しなかったハゲ様のスタンドプレイなのかは解りませんが、これで地球の情勢は混迷を極めるカオスに突入
先のミッシェルちゃんらの希望的観測は、完全に的外れの過去のものとなってしまう

衝撃の生放送が全国のTVに映し出された同時刻。太平洋宮崎県沖では海上保安庁の巡視船が一艘の不審船に停止勧告を呼びかけていた
だが謎の船舶は一向にスピードを緩めることなく、それどころか更に後方から何艘もの船が接近。瞬く間に水平線を埋め尽くしてしまう
「船長!あれ一艘ではありません!密漁でも偵察でも威嚇でもない・・・この並びと規模は”艦隊”です!

船じゃない!シロナガスクジラを含むクジラ達が艦隊を組んでる!
だがクジラのスピードじゃない!上にも何か背負ってるぞ!!」

>クジラ(型M.o.o.を施されたゴキブリ?)の上に御殿屋敷を乗っけた艦隊というビジュアルのトリコ臭がヤベエ
>キズハゲ記者会見にクジラ艦隊とか流石に不意打ちすぎて吹かざるを得ない
まぁ方向性は彼岸島のようなシュールギャグなんで「こんなんになっちゃってまぁ…」な感想にはなりますが
>熊ゴキもロクに描写出来なかったのにクジラ型ゴキなんてやられてもまるで期待できない
何つーか段々でかい方がつよい!になってて萎え。理にかなってるんでしょうけど、この漫画だけはそういうことやって欲しくなかったです
「昆虫が人間大になったらどれだけパワフルか」と言うのを売りにしてたのに。何なのもう

クジラの背中に屋倉を組んだクジラ船!
冒頭の食事シーンがトリコっぽい台詞だなーとか言ってたら、今度はビジュアル的にトリコっぽいファンタジーに
クジラの瞳がテラフォーマーと同じ黒塗りの不気味な瞳なのに加え、額あたりから触覚らしきものまで生えてるので、クジラのMO手術そしたテラフォーマーですね
羆と闘った時の龍ちゃんが
「人間サイズどころか羆サイズになったゴキブリ!」とか言ってたのを考えると
コイツは幼体の頃クジラ手術を受けてすぐに海に放たれクジラサイズにまで成長したゴキブリという事でしょう。もはや何でもアリやな
「なぜ・・・なぜ今なんだ・・・狙いすましたように・・・総理大臣のいない今!総辞職中の今朝なんだ!」
>ちっ一郎の奴、1ミリも役に立たんかったな
>とりあえず一郎はこないだ再選されてまだ組閣してないのか島の件で総辞職したのかどっちなんだろ?
・・・それ以外にはツッコミたくもないというかもうこのまま民族浄化されたらええねん(苦笑
>総辞職は前に言っていた「戦う総理」のお膳立てなんだろうけど、少し前に再選おめでとうと祝っておいて総辞職って日本と国民を何だと思っているんだろう
巡視船艦長が危惧しているように自衛隊どころか国として何も動かせないじゃないか・・・避難とか途方も無い人手が要るのどーするのさ?

突如現れた、水平線を埋め尽くすほどのテラフォーマーの大艦隊。本来ならすぐに海上自衛隊が迎撃に出ねばならない、一分一秒を争う事態ですが
なんとこの緊急事態に際し
今朝総辞職したばかりだという蛭間内閣。再選とは一体なんだったのか
ぶっちゃけ地球編開始時点で総理失脚してて良かったよね。
コイツ地球編では総理として何もしてないし・・・
埋伏の時は終わり、遂にターゲットである日本に牙を剥いたテラフォーマー。ただでさえポンコツなのに陣頭指揮を執るトップまで不在の日本に、彼等を迎え撃つ事はできるのか?





「概ねこうなるという事を20年前から解っていたとはな・・・
「ラハブ」のこと「AEウイルス」の事・・・表面的にはかなり良いトコロまで解っている奴等もいたが・・・全て理解していたのは1人だけだった
アレクサンドル・G・ニュートン・・・我ながら凄まじい高祖父ジジ
人類最高頭脳の研究の全てをまさか1冊に纏めるとは。文章力・構成力も地球一だったか・・・・フッ
俺自身でも全て覚えるのに3年かかった難書だがしっかり受け継いだよ」

その頃、暖炉の前で何やら難しげな本を読むジョセフの後ろ姿。本の表紙には「アレクサンドル・G・ニュートンからジョセフ・G・ニュートンへ」とあります
どうやらアレクサンドルが
ラハブとAEウイルスに関して知り得た真実を纏めた一冊のようですが、
本のタイトルからしてアレクサンドルとジョセフは本当に高祖父と玄孫の関係であり、からくり屋敷のメイン予想である若返った本人説は潰えたという事でしょうか?
いやいや。ジョセフの台詞回し、よく読んでみると明らかに日本語として違和感のある部分が二箇所ほどありますよ
>ジョセフの「オレ自身」のかかり方にもよりますが劇中でもジョセフ=アレクサンドルが確定ですかね
わざわざ本とか残してる当たり若返ると記憶もその年齢のころまでリセットかかるっぽいですが
>ついにジョセフがアレクサンドルだって分かりましたね。「我ながら」凄まじいジジイだって
若返る時に記憶がなくなるのを見越して自分宛に書いた本「計画通り」といったところでしょう
>テラフォに出てきたジョセフっぽい後姿の人が興味深いこと言ってますね。「我ながら凄まじい高祖父だ」と『我が一族』でなく『我』を使っている点
「おれでも」ではなく「おれ自身でも」という表現を使っている点。つまりあの研究書を読んでいた人物はアレクサンドルと同一人物である可能性が高い
これは間違いなくアレクサンドルのクローンですわ
>妖怪ジジイから人類の到達点()への本で未だに謎の引き伸ばしをされるジョセフのベースの謎
まぁ現在の読者の何割が未だに気にしているのかという疑問もありますが、ジジイの若返り説が正解ならその影響で記憶がなくなっているということでしょう
ジョセフの一人語りもどちらとも取れるような言い回しでしたし

>作者「あのジョセフが3年かけて解読した本だぞ!きっとすげぇ事書いてるぞ!」
読者「アホのジョセフでも3年で解読できたのか、大したこと書いてないだろうな」 読者と作者の認識の違いって言うのかなぁコレ
「我ながら凄まじいジジイだ」って、まるで自分が凄まじいジジイみたいな言い方です
字面で見ると高祖父っていう漢字にルビを振ってるのでこの違和感を感じにくいのですが、実際口に出してみると明らかに不自然
普通なら「我がジジイながら凄まじい男だ」とか言うべき台詞でしょう
更に「俺”自身”でも3年かかった」という台詞もヘン。高祖父が書いた本の内容が難しいのなら、「俺でも3年かかった」だけでいいはず
「俺自身でも」って言うと
「俺が自分で書いた本だけど、3年かかった」と言ってるように聞こえます。というか実際そうなんでしょう
つーワケで
ジョセフの正体は若返ったアレクサンドル本人でほぼ確定したかと思われ
ベニクラゲの特性で若返る際、記憶を失ってしまう自分自身に送った本がこの一冊だったという事でしょう
20年前の時点で既に「ラハブ」と「AEウイルス」に関して完璧な解を出していたというアレクサンドル。その真実とは・・・・

「テラフォーマーがいないな・・・排水部から海中へ逃げたか。細菌兵器が使用されたという報告がある。安心してマスクは取るなよ」
更に同時刻、人工島「秋海」内部。内部操作を開始したアメリカ軍だったが、例の飼育棟に入ったところで特殊部隊の足が止まった
そこに居たのは中国軍防護服マン・イン・ザ・シェルを着込んだ1人の男。しかし中身は人間ではなく、テラフォーマーかもしれない。部隊に緊張が走る
「おいお前!マスクを取って顔を見せろ!」
そう叫んだ次の瞬間、隊員達は全員吐が激しく血してその場に崩れ落ちた。おそらくはあの少女とつがいの少年を殺した細菌兵器だと思いますが・・・・
解せないのは全員防毒マスクをしていた点。まさか気管から吸引せずとも、大気に触れただけで皮膚感染して即死するとか?こえー
しかしそんな恐ろしい細菌兵器が充満する中、なんとマン・イン・ザ・シェルを着込んでいた男がおもむろにそのマスクを外し始めたではないか。中から現れたその顔は―
「全ては決まっていた事か。ラハブが地球に種を撒いたその時から・・・
人間達がこうなることも。これから起こる更なる厄災も
そしてラハブの神々の本当の目的も・・・ラハブめ・・・

死してなお神気取りか・・・」

その顔は、まるで―
>今週のテラフォーマーズの展開に始めてコメを送らせてもらいます。しかし、衝撃的な展開でしたね
最後のシーンのゴキブリと人間のハーフはクロマニョン人との交配で種としての形を失ったネアンデルタール人のように
人類という種を飲み込もうとするテラフォーマーズの執念を感じました
ジョセフも頭悪そうなこといってる場合じゃないよ、マジで団結しないと人類絶滅する羽目になるよ
>本郷「妹の子を返・・・
いや、なんでもない」
>【悲報】本郷の妹、禁断のじょうじされてた
>さぁ、きんだんのじょうじ コメの数を数えろ!
>人間とゴキブリは決して交わる事など無く、殺し合うしかない。そんなふうに考えていた時期が俺にもありました
>今週のテラフォーマー・・・展開的にはありっちゃありなんですが・・・予想してた人も沢山いるでしょうが・・・
休み明けでどんな展開になるのか楽しみにしてた人もいるでしょうが・・・何もあんな感じの混血児を出さなくてもいいじゃないですか
ミッシェルさんのビール髭の癒しを根こそぎもっていかれました。っていいましょうか、生まれた赤子があれな感じになってるって事は
結合した男にもその手の遺伝子があった?とにかく、コレで火星ゴキブリとの薄い感じの情事本が出回るのは間違いないかと
>「人間とゴキブリは遺伝子レベルで嫌い合ってる」とは何だったのか
>いつかは来るとは思っていたテラフォーマン、想像以上に気持ち悪い、てか赤子以外にもすでにいるならこの2体だけじゃないだろうな
見た感じ10代後半だがこれでますますこんなのが十年以上潜んでいたのに気づかなかった金姫と、
チラッとでも見たら忘れられそうに無いこの赤子を「なんか大事そうに持ってるけどなんだろ?」でスルーしたファティマと雷博士のヌケサクっぷり
ニュートン一族のポンコツぷりに追い討ちじゃん。さらに下げるとは恐れ入った
>テラフォーマーズ、すごいことになってきましたね…今後話がどういう方向に転がっていくのかは分かりませんが、 SF的に考えると色々穏やかじゃない事態になりそう
まずあの(おそらく)人間とテラフォーマーズのハーフはテラフォーマーズなのか?それとも人間の一部として扱われるのか?という問題があります
火星からやってきたテラフォーマーズ達は招かれざる客として、”害虫”として駆除されることに特に疑問を感じてませんでしたが、
しかし人間とのハーフになってしまうと半分地球人なのでかれらの人権はどうなるのという問題が出てきます
それを踏まえると、インヴォーカーの記者会見で彼はもしかして”テラフォーマーズ及びそのハーフらの地球での居住権と人権”を要求できるのではないでしょうか?
しかも彼らは元は地球の生き物で人間の都合で火星に送られてそこから帰還した身なのでその意味でも地球に住む権利があると言えます
そして中国政府は彼らの後ろ盾となり、今までテラフォーマーズの存在を隠蔽していた各国政府を告発するという立場を取ることもできるわけです
さらに地球人がテラフォーマーズの居住を認めないならば自らの生存のために人類との戦争も辞さない、となれば受け入れざるを得ないのでは
>イルミみたいな顔した半ゴキ人間にちょっと笑いました。インヴォーカーの目的(殺すよりひどい事)ってのは、普通に考えたら民族浄化的なことで、
赤ちゃんやクジラをみるに、他の生物をゴキブリ化する事のようですね。実験施設がでてきた当初はそんな感じを予想していたのですけど、
子作りは人間×人間で行わせてサンプルの赤ん坊を確保してたもので、なんかそういう系統じゃないのかなと思いきややっぱソレと
個人的には「あかりの秘密」というか製造方法を何らかの方法でインヴォーカーが再現してみせた存在が本郷妹の子と考えているのですが、
結局どうつながってくるのか考察がまとまりません
>今週のテラフォーマーズにビビりまくった多重負債範です。遂に人間とゴキのハーフが登場、怖すぎますね
かつてこの漫画初めて読んだ時ゴキのビジュアルに驚きましたが、今週のハーフには心底ビビりました
シュメール人がモデルですかね、あの文明や知識みたらそう思えますね
>テラフォを読んでいたと思ったら八尺様と呪怨の俊雄が出て来たでござる
>テラフォーマーズの新人類(勝手につけた仮称)見た瞬間「不安の種」思い出した
てか本郷妹の子供が突然変異なのはわかるけどなんで既に成人くらいまで成長してる新人類がいるんだよ
>テラフォーマーの目的は既に「人類の殲滅」から「人類を含むすべての生物の遺伝子の支配」にシフトしている気がします
確かに単純な戦闘能力、知能でいえばテラフォーマーだけでも人類を凌駕しているとさえ言えます
しかしもしテラフォーマーが人間にしか持ちえない「何か」を求めているとしたら…それを知るために「実験」をしたのだとしたら…
これまでテラフォーマーはバグズ手術、MO手術の成果を奪ってきました。しかし、それでテラフォーマーに備わった特徴はあくまで手術に使われた昆虫、動植物のもの
確かに単純な肉体スペックで言えばゴキブリが人間を取り入れる旨味はありません
ゴキブリはこれまで人類を敵視すると同時に神格化もしており、さらには目指すべき目標視している節もあります。
祈る者」が人間に近づこうとするアプローチこそが今回出てきたゴキブリ人間なのかもしれません。ここからは妄想にすぎませんが、
「テラフォーマーズ」はゴキブリが人類をラハヴによって遣わされた「天使」に見立てた壮大な神話…なのかもしれません
ミッシェルが専用武器「ミカエルズハンマー」を使っていたのもそういう含みを持たせているのかと勘ぐってしまいます
もし、テラフォーマーズがゴキブリの勝利で終わったらそのときミッシェルは「大天使ミカエル」として語り継がれるかもしれる…のかもしれません
>今日は「シュメール人」のwikiのアクセスが伸びてそうだ
>シュメール人(宇宙人に作られたという伝説がある)だコレ!
>ラスト2Pで出てきたテラフォーマーと人間の合いの子のような二人のモデルはシュメール人でしょうか?
シュメール人は、メソポタミア文明の祖を築いた民族なのですが、非常に謎が多く、周囲の民族とは身体特徴も言語も文明レベルも大きく異なり、
出土している彼らの像が、目のみをデフォルメしたような姿のものばかりであるのが特徴的ですね
また、シュメールというのは周辺民族からの呼び名であり、彼らを自らの事を「ウンサンギガ(混ぜ合わされた者)」と名乗っていたそうです
>キズハゲたちの目的は「意図的にラハブ化した人類を生み出し自陣営に加える」という感じでしょうか
中国やニュートン一族と違うのは「自分たちが」ではないところであると。何にせよますます
「ラハブ化した赤子をスルーした上に10代程度に成長したのがいることにも気付かなかった」スニーカーズはとっとと滅びればいいのにと思います
>地球編の評判を気にしたのかは分かりませんが一警護のつっこみ処ばかりの防衛ミッションや醜い政治劇から
地球人類との総決戦路線への路線変更は歓迎したいと思いました
ザンボット3の人間爆弾を思わせる地球人同胞への不可逆の改造等重い問題をきちんと畳みきれるかはちと不安ですが
>今週のテラフォ、久々の当り回だったように思います。 人間サイドの動きが面白くなくてゴキサイドが動くと面白くなる
3部で人類絶滅して4部で火星ゴキVS地球ゴキになってしまえ とすら思います
>今週のテラ休のハゲが「同じ種族で団結すらできない『人間とはなんて愚かな生物だ』」なんて読者の代弁してたから
今週の本編のツッコミで使わせてもらおうとか考えていたのにそんなレベルの展開じゃ無かった
まさか2週間の休載開けにいきなりクライマックスとか誰が予想できるんですか!
作者が無理矢理話し畳もうとしてるんじゃないかと邪推してしまいますがとりあえずつまらない展開では無いので応援したい
>おそらくこいつらが「ラハブ」なんでしょうね、問題は青年?の方がどうやって生まれてきたのか?ですね・
あのゴキ人間はテラフォーマーじゃなくて地球で存続していたラハブなのかも
シュメールの石像が似ているのでそれをシュメール人がラハブを模して作った石像みたいな感じで出してくると予想
>テラフォですが、最後に出てきた人とテラフォのハーフらしきものは、ラハブ、もしくはラハブに近づいていっていく過程のモノではないかと予想
人間と火星においてAEウィルスによって進化した別種の生物の遺伝子を組み合わせると、ラハブになっていくのかなーと
>ラハブの狙いを推測してみると「自分たちの文明跡に接触できるほどの高度な知的生命種(人類種)の遺伝子をA・Eウイルスを使って書き換えることで、
人類『種』そのものを文明などなど丸ごとひっくるめて乗っ取り再びラハブ種として再誕する」とかですかね
これならゴキブリが火星に放たれたことがラハブにも予想外であり、テラフォーマーが頭良すぎるのはラハブ遺伝子の恩恵、
「死してなお〜」の台詞、に説明がつくんじゃないかと。そうなるとゴキブリが元の「テラフォーマー種」もまたラハブの失敗作という哀れな存在に
問題は何でそんなものを何の義理も無いインヴォーカーは地球で作り育てていたんでしょうかね?
繁栄には間違いなく対立する相手なのに。神を超えるが目的だから作り上げた上で叩き潰すとかでもないでしょう
>予想はしていたとはいえ例の赤子の顔はおぞましい…以前ラハブの目的は「ゴキブリ(AEウィルス)を媒介としたラハブの復活」という説を書いた者です
AEウィルスがゴキブリを進化させてモザイクオーガン(以下MO)を生み、そのMOをめぐる人類の争いが勃発。MO手術が当たり前になり、
生命倫理の麻痺した世界観。カイコガの進化を見るに無差別に人間化したら地球上の生態系が破たんする可能性
そして今回本格的に人類の遺伝子への介入。すべての始まりはラハブのAEウィルス
もはや「ゴキブリによる地球侵略」ではなく
「ラハブ(AEウィルス)による地球汚染」というほうがしっくりきます
一警護の人間がこの戦いを「ゴキブリとの戦争」としか捉えない限り人類に勝ち目はないと思います
正直な話これでもし次回「くそっ!ゴキブリどもめ!」と目先の敵しか見ないような話になったらどうしよう
>ついにテラフォーマーが表舞台に!な展開なのにあおりの文句が
「ミッシェルさんの実家では・・・」って
なんかまたそれどころでない話題になりそうなんだが大丈夫なんだろうか?きっと作者的にやりたかった話なんだろうけど
テラフォーマー地球で出現!時の人間同士の争いのように、呑気に笑ってる場合かァーッ!!と思わないような展開だといいなぁ・・・

衝撃的ビジュアルの「新人類」登場に、考察コメントも殺到
大きく分けると2つの予想が見られますが、まずはそのビジュアルから「テラフォーマーと人間の間の子」とストレートに解釈した意見
人の意見をいきなり否定するつもりはありませんがこれは少々短絡的かと。これまでの屋敷考察を深く読んできた朋友ならこうは思わないはず
このシーンにかぶせてきたジョセフのラハブ語りの演出の意味を考えても、はんぺらはもうひとつの予想を支持します
つまり彼等こそが数十億年の時を経てこの世に蘇った「ラハブ」ではないか
かつて地球の進化に干渉するほどの科学力を持ちながら、どういう理由があったのか惑星ごとこの宇宙から消滅してしまった第5惑星人「ラハブ」
彼等は絶滅に際し、いつか遠い未来に自分達をこの世に再臨させる為のシステムを遺した
それが感染した生物の肉体構造を強制的に「ラハブ」に進化させると思われるAEウイルス
言わばラハブの「人類補完計画」といったところでしょう。ロシアの仮説Aは当たっていなかったが、そう大きく外れてもいなかった
いつか遠い未来、星間航行を可能とするほどに進化した生命体がこの火星を訪れたなら

その生物を苗床とし、もう一度この世に「ラハブ」という種を蘇らせる
それこそが既に死滅した彼等の目的だったのではないか。これはからくり屋敷レビューだと46話時点で既に考察されてましたが
その後の考察で、人間の進化にもラハブが介入しているという事実から「人間」の進化の果てはラハブに辿り着くのではないかと考え、
その定向進化意図的に行っているニュートン一族は、生物学的には人類よりもラハブに近い生命体になっているのではないか?などと考察したり
更には火星編ラストで登場した、
AEウイルスを克服した世界で初めての少年がその「新人類」ではないか等とも考察してきましたが
結局は一番最初の予想が正解だったという事じゃないかなと

そして今回寄せられたコメントに多く見られたのが「シュメール人」宇宙人・UFO関連のオカルトでよく聞く固有名詞ですね
メソポタミア文明を起こしたシュメール人は当時の他の民族よりも
遥かに優れた文化と技術を持っていたとされ、
自らを「混ざり合わされた者」と呼び、神々の集団によって作られたと信じていたという

更に特徴的なのが彼等を象った人形の目の大きさ。この顔はまさに・・・・

ここまで揃えられると、宇宙人研究家は否が応でも「シュメール人は地球人と宇宙人のハーフ」という説を唱えずにはいられません
これをテラフォ世界に設定そのまま持ってきて、パズルにガチりとはめ込んだ貴家先生
最近の残念展開の連続で、多くの読者から「テラフォはオワコン」などと言われ続けてきた本作ですが、正直これは凄い上手いと心から感心
テラフォーマーの日本総攻撃によって、これまでのダラダラした展開もなくなりそうだし次号からはマジ目が離せない展開。これは久しぶりに次号が待ち遠しい
ただ次号予告の煽りが「その頃ミッシェルさんの実家では」という、およそ今回の流れをガン無視したかのような内容なのが気になる
ミッシェルさんの実家で何があんねん!せっかく核心に触れたんだから、このまま一気に話を動かしてほしい次号へ続く!


第27話

元バグズ2号乗組委員にして第502代日本国内閣総理大臣・蛭間一郎のベース「ネムリユスリカ」
一度クリプトバイオシスに入ればあらゆる毒素・毒薬・真空状態・絶対零度〜200度の温度変化
そして7000グレイの放射線にも耐える
「打撃以外では殺せない虫」

「打撃以外では絶対に死なない」はずの一郎が昏睡状態で入院している冒頭。なら誰かにめっちゃ殴られたのか?と思ったらそうではない様子
未だ意識が戻らない兄を心配そうに見つめるのは毎度おなじみの七星ではなく、久しぶりに登場の六嘉です
「六嘉・・・もしも俺がこれから言うような事態に陥った場合、お前には即座に動いて欲しい
まず俺を含む各国の首脳や要人がMO能力者などの特定の手段で暗殺された場合
直ちに世界中で情報が規制され、急死(病死)とだけ伝えられる

国民に余計な混乱を起こさせないためだと言う。
俺もそれには同意した。お前に頼みたいのはその後だ
俺が倒れた日から一週間以上、膝燈とミッシェル・K・デイヴスをなるべく日本から引き離せ」
『兄ちゃん・・・まさに兄ちゃんが懸念していた通りの事態が起きたよ・・・』
>MO能力者に暗殺されたら急死ってことにしようなんて取り決めに応じる意味がわからない
「暗殺しに来てもこちらでもみ消してあげますよ」って相手に言ってるも同然ですよねこれ

>なんで暗殺された方が泣き寝入りしなきゃならんような取り決めに合意してんだ一郎・・・
正直中国よりも一郎の無能に対するヘイトの方が高くて物語に入っていけない
>一郎「膝丸燈を保護しろ!でも人工島潜入メンバーには彼を入れろ!捕まった場合、総理大臣として助けてやる事はできん!」
>燈を保護しろなんて言葉は、行きたいからなんて軽い理由で彼を死地に送り込んだ戦略部に言うべきだと思います

本当に理解不能としか言い様がない謎の取り決めを交わしていた各国首脳に読者混乱。は?そこは普通逆だろと
「MO能力者の仕業と特定できる暗殺を受けた場合、報復として秘匿しているテラフォーマーの情報を即座に世界中に報道する」
例えば↑こんな風に暗殺を未然に防ぐ為の抑止力になる協定を結ぶのが本来のハズなのに
暗殺を推奨するような取り決めに合意する意味が解りません
「燈を保護しろ」って密命も今更すぎて失笑を買うレベル。そんな大事な存在だと思ってるなら「秋海への潜入メンバーには絶対彼を入れるな」とか七星に釘刺しとけと
流石の第2種イディオットプロット。察するに一郎は何者かの暗殺を受けたようですが、ただの自業自得なのでまったく同情できないのがなんとも・・・





というワケで場面は一郎が暗殺を受けた一週間前の回想シーンへ。あの再選祝賀パーティーでの一幕
ニコニコ笑顔でお偉いさんと名刺交換をしているのは、松崎という名の若手官僚。整った顔立ちと清潔感に溢れるイケメンで、全身からエリートオーラを放ってます
「経済産業省の松崎です」
「おや若いから芸能人かと思ったよ。何期生なのかね?」

「ああっ、私東大法学部ではないんですよ。海外の大学出でして」
「おおそうかスマンね偏見で最近は珍しくもなくなったね。それでどこ大学なの?ハーバード?」
「第二山壌政治軍事特別大学!では失礼!私先程からオシッコが限界でありますゆえ!」
出身大学を尋ねられると、悪戯っぽく笑って
聞いたこともない大学の名を答え、足早にパーティー会場を出ていく松崎
否。我々読者はその名を知っている。「第二山壌」とはあの・・・

それから間もなく階段から聞こえる派手な物音。駆けつけた松崎がそこで見たのは、踊り場に倒れてピクリとも動かない蛭間一郎総理とそのSP達だった
「総理!大丈夫ですか!みんな一緒に階段から落ちるなんて・・・さぁ手を!」
「2615年入省・・・経済省産業技術政策課長補佐「松崎圭太」くん・・・」
「あっ光栄です。憶えていただいて。今日名刺交換しただけなのに・・・」

気体の毒物でも散布されたのか、SP達は既に絶命。しかしネムリユスリカの特性を持つ一郎だけは意識もハッキリしているようで、
駆け寄って手を差し伸べた松崎に対し、うずくまった姿勢のままこう返した
「”ではないな”?佐藤・・・袴田・・・数原・・・無念だったろう・・・済まない・・・」
男は気付かなかった。蛭間一郎の今の姿勢が
「苦しみうずくまっている姿勢」では
「ない」という事に

どすこいッ!!(エドモンド本田風に)
半死人相手に完全に油断していた松崎(偽)に対し、
相撲を得意とする一郎渾身のぶちかましが炸裂
階段の踊り場から最上段までぶっ飛ばされ、壁に激しく叩きつけられるという超威力。この一撃にはさしもの刺客もひとたまりもありません。しかし・・・
「巻き込まれた3人の警察官に代わって・・・貴様は俺の手で捕獲する!」
「・・・そいつは無理だ蛭間さん。アンタは自分の特性を過信しすぎた
何の特性かもわからない俺に、
自分から直接触ったんだからな
ッハァー・・・・ゼェ・・・い・・・今ので・・・151kgのネムリユスリカが持つ耐性を上回る量をブチ込めた
このまま死なずにクリプトバイオシスに入ったとしても・・・
蘇生できる可能性は五分!
に・・・任務・・・ほぼ完了・・・だぜ・・・」

>触れただけで毒を注入されたって事は、偽山崎君のMO生物は毒の棘を持つオニヒトデやガンガゼの類いか?
> 一郎や仲間をまとめて倒した彼の能力は恐らくクラゲでしょう
クラゲなんかが持つ刺胞は毒の威力は勿論のこと、毒の射出速度が0.7マイクロ秒と凄まじい速度を誇ります
早い話がネムリユスリカが乾眠に至るまでに直撃なんざ余裕です
まぁ彼が今後出るのかは微妙ですが...こういう考察でもしてないとテラフォ読むモチベーションが保てませんし。
>ある程度離れた距離から一瞬の注入で4人に致死量の毒をブチ込んだ・・・
山崎君(偽)は細長い触手と地球最強の毒を持つキロネックスの紅式手術でも受けたのかな?
>俺はオーストラリアウンバチクラゲ、通称キロネックス。毒殺の天才だ
ネムリユスリカだってブッ殺してみせらあ。でも、ウミガメだけは勘弁な

>一郎を襲った工作員のMOは紅ゃんに続く細菌型かと思ったけどなんか違和感
だってあいつ接触してとどめ刺そうとしてるのに その演技は「怪我はないですか?」と近づいて抱き起こそうとするのではなく
「さあこの手を!」とわざわざ足場の悪い階段で片手は手すりをつかみながらという妙な体勢
絶対に四人が倒れている踊り場には降りたくないという意思を感じます もしかしたら毒ガス等が滞留していたんじゃないでしょうか?
SP達を殺し一郎を弱らせたのは西さんあたりが持ち込んだ別の兵器なのでは?
なのであの工作員は接触のみでしか毒を入れられないタイプと予想します。まあ当たったところで話の流れには何の関係もないのですが

どうやら強烈な毒性生物がベースと思しき偽松崎(仮)
コメントを見ると「地球最強の毒」と名高い
キロネックス予想が多い様子。確かにキロネックスならネムリユスリカを殺せる毒としてネームバリュー十分です
空中散布では致死量には至らなかった一郎も接触注入には敵わなかったようで、目眩とともにその場に崩れ落ちてしまう

「く・・くそ・・・こんなはずじゃ・・・地獄の格闘訓練を受けたこの俺が・・・・たった一発で死・・・」
暗殺任務は達成したものの、自分もまた深手を負ってしまった偽松崎。一歩も動くことができず、ここが俺の死に場所かと弱音を吐きますが・・・
「証拠を残すなボケ。10秒以内にずらかるぞ」
「・・・へへ・・・た・・・
助かりました・・・先輩・・・」

>【怪奇】喋るブラジャー現る
>600年後はゴキブリだけじゃなくブラジャーまで喋るのかー。いったいどういう仕組なんだろー(棒)
>藩です。松崎は出身校が完全に西さんと一緒ですね…残念なのはあのほのぼの中国斑はやっぱり地球でも敵だということですね
ここまできたらそれも仕方ないですが、これからどう展開するのでしょう
とりあえずブレブレと言われてきた一郎総理は失神してたのでなんとか威厳は保てたか。1巻以来の頭突き見れて嬉しかったです
>死体(ショーコ)を残すなと言いながらも一郎にトドメを刺さないあたり、
紅ちゃんに兵器に向かないお前が好きだみたいなこと言ってたけどアンタも相当なもんだよ
>一郎暗殺に春麗も来てたみたいだけどあそこで服脱いで透明になったって事は中国側にもキマイラブラッド技術あるのかな
自分が透明でも後輩を透明にできなきゃ証拠残さず退散難しそうだし
>西さん死体残さないのはいいですけど服は残してもいいんですかね‥‥ というか瀕死の相方がいるのに自分だけ透明になる意味は?
まさか実は中国も天異変態できましたとか言わないだろうな
>西さんが裸の状態で無事って事は毒のオンオフができるのかちゃんとしたワクチンが開発されているかの2つかな?
どちらにせよこの一年で細菌型を兵器として実用化できるレベルにしたってことですよね
>一郎のぶちかましは中々に良い画でした。が、今更中国が日本のトップを暗殺することに何の意味があるのだろう
例えば、一郎は中国がTFの存在を暴露しようとしているのを察知。それを妨害・阻止するために自身の再選が必要だった
元々傀儡政権のトップのため、U-NASAとの連携が瓦解した現在では再選は困難
その根回しや工作で手一杯だったので「今回は何も出来なかった」と言うならば、地球編に入ってからの一郎の影の薄さにもある程度納得です
次回から始まる一郎のターンで、何らかのフォローがあると嬉しいですね

そう、「第二山壌」は西春麗が所属する中国軍特務部隊名
偽松崎(仮)が中国の刺客だった事と、そのサポート要員として西さんも現場にいた事が明らかになったところで回想シーンは終了
そして朋友も突っ込んでますがこのシーン、普通に読み流してると見逃しがちですが、よくよく考えてみると西さんが透明化する理由がよく解りません
だって動けない松崎に西さんが肩を貸すなり担ぐなりするなら、西さんだけ透明になっても意味ないですよね
もしも中国にCB技術があれば松崎を透明化させることもできますが、
雷博士が秋海で燈とミッシェルちゃんのCBを見て驚いていたのでそれは無いです
まぁ演出上、西さんの姿を描くことなく読者に「西さんだ」と認識させる為の描写にすぎないって感じかと。特に深く考察するようなトコではないと思いますね





この国では内閣総理大臣が急死、もしくは「急病により職務への復帰が困難と判断された場合
総理だけでなく国務大臣の全員が総辞職することが決められている
倒れた総理に代わって予め指名されていた大臣が職務を引き継ぐ傍ら、国会議員は次の総理と国務大臣を決めていく
そして全ての大臣が決定すると、その日の国会の最後で現内閣は辞職が決定
翌日の国会の朝イチで新総理と新内閣になる
今、事が起こっているのはその新内閣が任命される日の朝である

と、ここで時系列の解説付きで現行時間に。既にテラフォーマーの艦隊に対し、日本政府はようやく海上自衛隊の出動を決定したようですが
暫定指揮権を持つ副総理は終始オドオドしてて、いかにも頼り甲斐ありません
「こういう場合なんて言うんだっけ・・・と言うか・・・本当に私が決めていいのか?」
「副総理。お言葉ですが時間がありません。テラフォーマーが率いているのが本当に「艦隊」なら・・・
クジラが到着するよりずっと早く―”飛んできます”」

その頃、クジラ艦隊最前線では猛禽類の翼を持つMOテラフォーマーがピッチャーの如く振りかぶると、なんと沿岸施設に向かって手榴弾を投擲
敵が「艦隊」ならば必ず「砲撃」があるハズ。防衛省幹部の懸念は的中してしまう
>オウギワシのピッチングが砲撃代りか。ここまで何でもアリになったらもうそれにこだわらずとももっと遠隔攻撃に向いたモチーフがありそうなもんだが
あと見た感じエンゼルみたく背中から羽が生えとるようだけど、
オウギワシM.O.って腕が半分翼になってて、その羽ばたきの力強さを遠投力に転じてるからスゴイって理屈じゃなかったっけ?

デンキナマズTFが武器までアドルフと酷似していたように、使用武器や戦闘スタイルまでMO戦士達のコピー品が現われ出した敵戦力。どんどん無理ゲーが加速していきます
この攻撃によって初めて民間人の犠牲者が発生しいよいよケツに火がついた日本政府。もはや一刻の猶予もありません
「数値はまだ下がりきっていない。蘇生する可能性は五分・・・だけど・・・俺達にはまだ兄ちゃんが必要だ!頼む!」
未だ危険な状態にある一郎。本来ならば乾眠状態から目覚めさせるには早すぎますが、それでもこの状況をなんとかできるのは日本に彼ただ1人
祈るような気持ちで兄の顔面に水をブッかける六嘉が絵面的にシュール。その思いに応えるように一郎が目を覚ます
「六嘉・・・状況を説明しろ。アメリカ政府と連絡を取れ!ただしカリフォルニアに居るチーム4と膝丸燈だけは直ちに保護するんだ
彼等に日本は救われた。今度は日本が彼等を守る

あと数時間は私が首相だ!テラフォーマーを迎え撃つ!」
前述の通り、新内閣が発足するのは今日この日まだ自分が首相でいられる時間は僅かに残っている
「国家の危機を救うべく最強の総理、立つ!」と煽りが入って引きとなりました。うーん・・・・
>今週はミッシェルさんの実家の話のような気がしていたが別にそんなことはなかったぜ!
>前回の煽りのミッシェルさんの実家云々とは何だったのか・・・こ、これはジャンプ名物・ウソ予告!
>シン・テラフォーマーズでしょうかこれ
>ようやく戦う総理パート…って遅いわ!としか言いようがないんですがともかく始まりましたね
国防戦はキズハゲを北海道で発見して以来、日本政府が直接動くのは初めてになるのでどう動くやらという感じですね
副総理の対応といい第三部始まってからずっと役立たずにも程があるくらいの後手どころか不動っぷりだったんで正直全く期待できませんが
>「最強の総理」……う〜ん(悩) トリコといいテラフォといい霊媒師いずなといい、
「作中登場人物に対する評価が、製作サイドと読者側で大きく乖離してしまっている」というのは、
集英社系列の連載漫画にどうやっても付きまといかねない問題なのかもしれませんね
>政治家、ってか後方支援の人間がバトルして強くて「かっけぇええええ!」って燃えるには、
後方支援のポジションで有能であるところを見せるのが必要な条件だな、と思いました
一郎が敵の下忍暗殺者を一撃で倒した程度だと「あっそ」としか思えませぬ しかも相打ちだし
>総辞職の件はくだらない政争ではなかったみたいですね
中国上層部がゴキブリに乗っ取られてでもしてない限りこの後に及んで反日、国家間の騙しあい描くつもりかよって一抹の不安が残りますが
>来週いよいよ一郎の活躍みたいですが、ゴキブリ地球進行開始時と同じ引きなのと、
身内以外適切に動ける人員確保してなかった詰めの甘さからまた駄目なんじゃいかなぁ
ようやく読者がずっと見たかった蛭間一郎が内閣総理大臣としての権限を行使して戦うパートがやってきたワケですが
地球編に入ってからの彼が本当に案山子のような無能だったので
「一郎ならやってくれる」という類の頼もしさをまったく感じないところがものすごく残念
一連の無能描写が無くてこのパートに入ってたら、ものすごく燃えるシーンだったろうなと思えるだけに本当に勿体無いですね
とりあえず朋友コメントにもありますが、日本滅亡レベルの厄災が迫っていて、秒レベルの政府と判断と対応にその命運が委ねられているというこの展開
多分シン・ゴジラの政治パートみたいなの描きたいんだろうなという貴家先生の心中が容易に伺い知れます
はたして海上自衛隊はテラフォーマー艦隊を迎撃できるのか?一郎の指揮官としての手腕に注目したい次号へ続く


第28話

CG?中国広報室のマスコットキャラクター?誰もが最初はそう思いたかった
人と同じような口から言語のようなものが出ている
しかし人と同じような位置にあるもの―
その「目」が
自分達と同じ発達を経たものであはない事を直感させた

「う・・・・」

「宇宙人だあああああああ!!!」


>「美食會だあああああ!!!」
>マッハクッキングのトン「宇宙人だぁあああああ!!!」
>テラフォで悲鳴を上げる兄ちゃんがマッハクッキングのトンさんと完全に一致
>今週のテラフォにマッハクッキングのトンさんがゲスト出演してる件
遂に始まってしまったテラフォーマーによる日本侵略。マッハクッキングのトンさんの絶叫が響く中、列島全土で無差別殺戮ショーが幕を開ける冒頭
貴家先生としてはこんな凄惨な展開は出来ればやりたくなかったからこそ、4話〜11話の東京攻防戦のような
展開に無理のある闘いをやったと思うんですが
地球編に入ってから急下降の一途を辿る人気にそうも言ってられなくなって、一気に日本存亡の危機というクライマックスを持ってきたのかなぁ。などと邪推してしまう急転ぶりです
「インヴォーカー・・・・なんのつもりだ・・・と言うか通訳つかねーと何言ってるのかわかんねー」
「通訳なんかつくかい!これは合図や!
前回みたく東京地下にいる中隊だけやない・・・
世界中のゴキブリに呼びかけるためや!」
キズハゲがTVの生放送に姿を現したのは、世界中に潜伏する兵隊達に一斉蜂起を促す為
事態の重大さを瞬時に理解した龍ちゃんと舜はすぐさま七星に出撃指示を仰ぎますが、そんな二人に七星が指示したのは待機命令だった
「残念だが・・・今回は君達が出動してどうにかなる規模ではない
いかにインヴォーカーと言えど日本国憲法70条を読んでいる筈がない
奴等の言葉は地球人とは発達した要因そのものが違うのだ。つまり「翻訳は絶対に不可能」―という事は
スニーカーズのいずれかが簡単な方法で伝えた。「出陣するなら今日が吉」と。
今日が最も対応が遅れるから!」
>君たちが出動してどうにかなる規模ではない……と言うよりも今までどうにかなっていたのが奇跡なんだよな
>お前が出てもどうにかなる状況じゃない? 違うな お前らが出動してどうにかなる状況なんてものが存在しないんだ
>ハゲさんなら憲法くらい読んでてもおかしくないと読者は思ってたんだが何を根拠に言ってんだよ
というか作中のキャラはいい加減どこまでTFやニュートン一族のことを把握してるのか教えてくれ
>作者としては「ゴキは人間の言葉はわからない」ってことを作中人物の認識にしたい(そしていつかわかってることに驚くシーンを入れたい)んでしょうが
インターネット見てたのを知ってる読者には茶番にしかならないんですが
>じょうじ達に日本語が読めるわけがない? 文化形態の発生の仕方が違うから絶対無理?
 ・・・なんでそんな敵の過小評価&願望の押しつけするの・・・バカなの?あぁバカだったか
>日本語を読んだり会話は不可能だけど中国とかコスモポリタンとは意思疎通可能・・・なんでやねん
>スマホもパソコンも使えるゴキたちなら日本国憲法とか余裕で読めるよね
>予想 はんぺらさんはテラフォーマーが日本語を読めるわけがない、という七星の予測に対し「んな訳ねーだろバカ!」と言う
もしはんぺらさんが言わなくても俺が言ってやるぜ! バーカバーカ滅びろ戦略部
>「翻訳は絶対に不可能」ってのは理屈的に考えてもあり得ないと思うのですが
言語が意思疎通の手段である以上、どうあがいても法則は存在し、意図して減らさない限り頻出の文字・単語・文節等が存在するはずです
本当に解読できないなら読むのに特定の乱数を必要とするタイプだと思うのですが、
暗号では無く意思疎通の手段として生まれた物にそんなギミックが生まれる余地があるんでしょうか
「人間とは発達した要因が違うから、ヤツ等が人類の言語を翻訳できるワケがない」などという
ワケのワカらん理由で決めてかかる七星の判断マジで何なん?
本来ならスパコンが必要なレベルの人工衛星軌道を暗算で算出するような超生物が相手なのに
一体何を根拠にこんな希望的観測でモノを語ってるのか。ここ最近「第二種イディオットプロット」と揶揄してきた馬鹿さ加減も、ここまで来るともう凄すぎて意味がわかりません
まぁメタ的に言えば、朋友コメントにもあるように「
テラフォーマーは人類の言語を絶対に理解できない」劇中人物&読者に認識させておいて
後の「実は理解していた」って展開で驚かせたい為の念入りな仕込みなのは理解できますけれどもね
しかし既にテラフォーマーがインターネットをしていたりスマホを操作している描写が存在している以上、
「絶対に翻訳不可能なワケねーだろ。七星バカじゃねえの」という印象しか受けない残念なシーンとして仕上がってます

「そ・・・そうだ逃げながら考えよう!私が死んだら指揮系統が更に混乱するだろう?
いやそれよりも最優先は横浜に住む私の妻と家族達だ!孫は来年やっと小学生なんだよ・・・!」

というワケで前回に引き続き無能ぶりを披露する金子副総理。テラフォーマーの思惑通り、指揮系統が動かないせいでどんどん対応が遅れていきます
と、ここで執務室のドアを蹴破って一郎が登場。すぐさま無能どもを放り出し、全ての指揮を自分が執ると宣言する
「緊急の対応ありがとうございました金子先生。全員家族を連れて逃げろ
そして陸海空・警察の全基地を私に直接繋げ。時間が惜しい1秒を争う」
「えっ・・・え?いや・・・それはいくらなんでも越権・・・」
「これが越権になるのは外国の軍隊を攻撃する場合だ
宇宙生物テラフォーマーに対する法はこの後で定める!」






「・・・じえいたい・・・」

※BGM スーパーロボット大戦α外伝「鋼鉄の救世主」
少女の危機を颯爽と救う鋼鉄の救世主
>自衛隊が頼りになるのはいいんですがあれだともう完全にMO能力者いらないって感じになってますね
>【悲報】MO戦士の出番終了のお知らせ
>文明の利器最高や!MO戦士なんかいらんかったんや!
>もう全部自衛隊に任せればいいんじゃないかな・・・いや、こんなスーパー兵器普通にあるならMO能力開発とかいらないじゃん
物語の根幹の技術なのに既存技術の発展系に凌駕されちゃってどうするのさ、中国だけだったらスニーカーズでまだ説明付いたのに
>貴家先生も大変ですね。シンゴジラの後にそれを彷彿とさせる展開を描かなくてはならないとは
この事から学べるのはストーリーは出し惜しみせずに一気にやったほうがいいんだなぁと

一回の斉射で数十匹のヤンマを撃墜した兵器は、火星で中国班が使っていた対テラフォーマー自律型対空榴弾砲の自走式タイプでしょうか
もともとMO手術は
「ゴキブリに奪われない為」の兵器であり、更にもっと言えばそれすらも建前にすぎず
各国の本当の狙いは
一郎を暗殺した偽松崎の能力しかり、かつて劇中でも使われた「デンキウナギの工作員100人」という言葉にも表れているように
無手で敵国の重要機関に潜入して壊滅させたり、要人を暗殺できるスーパーエージェント
という、言わば
ゲバル軍団を簡単に量産できるようになるってところにあったワケですからね
タイマン戦闘ならともかく、こんな大規模戦闘になれば機動兵器の方がMO戦士なんぞよりずっと強いのは当然です
七星が龍ちゃんと舜に
「今回は君達が出動してどうにかなる規模じゃない」と待機させたのも真っ当な判断と言えるでしょう
だからぶっちゃけると火星編のラストで各国上層部が
「なんとしても対テラフォーマーのプロ達を地球に帰還させるんだ」とか言ってたのがそもそもナンセンスなんですけどね
かくしてこの砲火を皮切りに陸海空全ての自衛隊が迎撃戦闘を展開。これまでやられるがままだった人類が反撃に転じます

『バカな・・・早すぎる!おそらく自衛隊史上最も早くて速い!
全て見えているのかこの男には!
まるでプロ棋士の百面指し!』
その全ての部隊に直接指揮を出しているのが、誰あろう蛭間一郎
日本全土の戦況を同時中継で把握しながらそれぞれの局面に適切な指示を出すその姿に、自衛隊高官の男性はただただ驚きを隠せません


思い上がっていた。「全面戦争のリスク」など・・・どんな大義があろうと戦争は悪だ
殆どの人間は恨みもない人間を殺すなどしたくないのだ
自分の「夫」や「兄」や「息子」を失いたくないからだ

だから戦争は人間にとって本当に最後の手段なんだ
だがこの生物は違う
路傍の花と、自分の夫に対する執着が同じ

すべてが平等 人間以外の全ての生命に対し一切の差別なし
だからこういう戦いができる

兄ちゃんはわかっていたんだ。テラフォーマーという生き物は我々と違うと!
一切の躊躇・駆け引き・事前交渉無しに、準備ができ次第淡々と全面戦争になると!
だから奴等の事を隠していたんだ!
今日この瞬間に遅れを取らない為!涙を飲んで・・・!

「一切の駆け引き事前交渉ナシに淡々と全面戦争になる→だから隠してた」、って意味わからない
駆け引きがあるから隠して水面下で色々やってたなら分かるけど全面戦争しかないなら隠すメリットなくね?
>何とかして「一郎=無能」という読者認識を払拭しようという努力は伝わってきました(払拭されたとは言っていない)
>「兄ちゃんは分かってたんだ」←ああ、能天気なお前ら一警護と違ってな
今週はようやく全面指揮で有能さを見せた一郎を褒める回のはずが、見苦しい保身に走る政治家モブはさておき、
色々情報を持ってて対テラフォ退治の専門家のはずの七星が「こいつらが捨て身の全面戦争を仕掛けてくるおっかない生き物だったなんて・・」
みたいな認識の甘さを晒してやっぱ駄目だ味方サイドってケチがついたのが実に残念
これを見てると同じ原作担当の天才作家でもサイコマン退場回や今のスグル対ネメシスみたく、
登場人物のみんなが株上げ若しくは好印象になる展開にできるゆで先生は本当に凄いんだなぁと思いました
>全面戦争になったらそりゃリアルに「国民皆兵」を実行可能なゴキブリはかなり有利ではあるな
身体能力も知恵もあり恐怖心も裏切りも無く一枚岩で最後のひとりまで100%己の存在を勝利の為に投げ出せるという精兵の集合体
人間が必要以上にバカに描かれてるせいかこっちの在り方の方が美しいとすら感じるw
>ようやく一郎が多少の面目躍如を果たしましたが、戦略的な悪手を戦術的な手際で補おうとしてるだけなので、
「指揮官」としてはともかく「総理」としての無能さは覆せないかな…銀英伝ならヤンやラインハルトに笑われるやつですよこれ
>そこまで有能だったなら中国暗殺者にやられる前、やられた不在時の取り決めで予め何とかしてほしかったと思うよ。首吹っ飛んだ犠牲者とか
まあテラフォーマーは人間の理解や常識とまるでかけ離れている、そんなものをたとえ総理が説明しても信じてもらえないだろうからこそ
テラフォーマーが動くまで待っていた・・・にしても自衛官のトップらくらいにはクローンテラホ見せるなり知らせておいて
有事の対策、一郎不在時にも動けるようなプラン用意しておくのこそ真に有能なんじゃなかろうか
>読者にはそのキャラの何が凄いのか分からないのに
作中の他のキャラが「あいつすげぇ!」って褒め称えてるとゲンナリしたりしません?

「テラフォーマーは準備ができ次第必ず、一切の事前交渉もなく全面戦争を仕掛けてくる」という確信を持っていた一郎。なるほどそれはわかった
だから涙を飲んでその存在を隠していたってくだりがようわからん
なんか関係あるか?そこ
一般人達その存在を隠蔽する理由として、「収拾不可能のパニックが起こるのが目に見えているから」いうのならわかります。その理由なら文句はないのですが
「絶対にやってくる全面戦争時に遅れを取らない為に」って言われると途端に意味不明に
だって隠していても実際にコトが起これば、こうして大パニックになるワケでむしろ一番大事な時に「遅れを取ってる」事になりません?
事前に緊急避難場所とかを決めておけば、自衛隊が民間人を守りながら戦うのも容易だったハズなのに、今の混乱じゃそれも難しいですよね

そもそも初動で遅れを取ってるのは、この大事な時に暗殺されてた一郎のせいだし
「対テラフォーマーの法」も事前に決めとけよって話だし
ここまでの一郎の無能ぶりを七星のワケわからんヨイショで有耶無耶にしようとしてる感が酷いというか
読者としては正直、バカ兄貴をバカ弟が必死に擁護しているようにしか見えないのがつらいところです。本当にどうしてこうなってしまったんだこの兄弟・・・勿体無いなぁ

一方その頃、同時刻デンマーク。日本列島が未曾有の危機に直面している頃、世界情勢が大きく動こうとしていた
「ずいぶん長い間いがみ合ったものですな」
「表向きは連合国でしたけどね」
「人類の危機ですお二方。米中のみならず人類の・・・」

未曾有の危機に見える世界の双璧!
ということで、この緊急事態にルーク大統領立ち会いの下、これまでいがみ合ってきたアメリカと中国が共闘態勢を取る模様ですが・・・・
>うそくせーなーんかこの握手うそくせー まあアメリカ側が頭に血管浮かせてるようにも見える辺り
暗殺騒ぎもゴキがこのタイミングで動いてんのも誰のせいかってのは劇中の人物にすら明らかなんでしょうが
(どう考えてもゴキは日本語読めるというのはさておき)…この調子だとまたどっかで人間vs人間になりそうだなぁ
>これってもしかして、アメリカが日本を裏切る展開でしょうかね?
>人類・地球の危機に団結したと言うよりも、お互いの利益の為に手を結んだ感じですよねコレ。アメリカがいきなり日本から軍を引き上げて、
「もしトランプが大統領になったら?」みたいな時事ネタぶっ込んできそうな予感がするんですが…
>第三部の1話が今週の内容じゃダメだったんですかね
テラフォーマーの大群にどうにか対応するが苦しい一郎、そこに応援に向かうスピリット号の戦士達。とかでよかったんじゃ・・・

額に血管を浮き立たせて怒りを押し殺してるジェラルドに対して、劉主席の表情にはそれが見えないのが印象的。この共闘で「得」をしたのがどっちかが見て取れます
弁明の難しかった秋海の件を、この緊急事態で有耶無耶にする事が中国の狙いだった?
一見して頼もしく見える大国の和解ですが、どうもこれが日本にとって追い風になるとは思えないのが今のテラフォーマーズ
現状ただでさえ無理ゲーなのに、ここで更なる追い打ちをかけてくるとも思えませんが果たして・・・なんか展開に現実感がなさすぎてどうにも盛り上がらない次号へ続く


第29話

「いらっしゃーい!どうもはじめましてママですぅ〜!いつもミッシェルがお世話になってまーす!」

2621年 2月19日 カリフォルニア郊外
迫る世界の危機、その時彼等は―実家に居た
ここでミッシェルちゃんの実家やんのかよ!
先週ついに日本存亡をかけた全面戦争が始まり、これからどう話が展開していくのかと注目の対象だった今週のテラフォーマーズ
まさかのミッシェルちゃんの実家編ということで
3週遅れであの予告実現と相成りました。なんぞこの不意打ち
ミラクルジャンプのスピンオフが本誌に紛れ込んだんでしょうか今週のテラフォ
>前回までの流れがアレすぎたせいかミッシェル兄貴の実家訪問がクソ面白く感じる…
と言うか兄貴レスラーな戦闘スタイルなのにことごとく押しに弱すぎる
>しっかり手土産買ってる燈、アルバムで絶叫するミッシェルちゃん、座らない面々に和む。いい箸休めだと思いました まる


海水浴編を彷彿とさせるようなセルフパロディと顔芸の数々はまさにMJの外伝読み切りのよう
普段は見られない戦士達の日常といった感じで、ここ最近のアレな展開を忘れてほっこりできる内容でした
ミッシェルちゃんのお母さんに初めて挨拶するということで、
ものすごい顔になる燈が面白い。早く結婚すればいいのに

「今日はもう遅いからみんな泊まっていくでしょ?
20年間ワインセラーの電力を浪費するだけだったパパのコレクションを全部空けるわよー」
「ハァ!?泊まっ・・・・男もいるんだぞ!」
「んも〜このおぼこさんは本当に大学出てるのかしらねぇ」

前半はこんな感じの和やかなムードで展開していた今週のお話ですが、そこはやはりテラフォーマーズ。後半からその空気が一変してしまいます





『番組の途中ですが速報をお伝えします。人工島に関する会見に得体の知れない人物が登場し
世界各地でこれを宇宙人と見る人々がパニックを起こし始めています。それと同時に速報です
太平洋の日本列島沖広範囲にやはり謎の生物の大軍団が現われ、既に九州南部で自衛隊との戦闘が始まっています
会見との関連性についてはまだ』
ブツッ
テレビから流れてきた緊急速報に顔つきが変わるメンバー達。素早くリモコンでスイッチを消し、何事もなかったような顔で会話を続けるミッシェルちゃんのお母さん
ここからの流れが涙腺にきます

「さっ!ベッドが足りないからお布団出さなくちゃ!」
「母さん」
「あっ!寝る部屋はもちろん男女別々よ〜?日独からお借りしたお嬢様方に間違いがあってはいけませんからね
さーて邪魔者は久しぶりにスポーツバーにでも行ってくるかしら」
「母さん!」
「ミッシェル・・・もし万が一の事態になったらベッドサイドの一番下にパパが使い残していったのが・・・
そういうのはちゃんと女の子がリードしないと・・・」
「ママ!」
「私は何も見てない。聞いてない」という体でミッシェルちゃんの言葉を聞き流すお母さん。一回目、二回目と同じ事を繰り返した後、
ミッシェルちゃんは「母さん」ではなく、
「ママ」と呼んで世界で一番大好きなその人を抱きしめた
「ごめん・・・・」

「謝らないでミッシェル。謝るのはママの方」抱きしめられたお母さんの頬を、ポロポロと大粒の涙が伝う
「お・・・教えるんじゃなかった・・・答えるんじゃなかった・・・パパが火星で死んだなんて・・・
あなたはまだ4つだったから・・・隠せばまだ間に合ったのに・・・・
私が教えてしまった・・・わっ・・・私は・・・その事をずっと後悔して・・・!」
自分が真実を告げてしまったばかりに、愛する娘を戦禍に送り込んでしまった
これまでどれほど苦しんできたのか。母親として一生涯悔い続けるであろう、あの時の過ち
堰を切ったように声を上げて泣くお母さんを優しく抱きしめながら、ミッシェル
ちゃんは笑顔でこう答えるのだった
「ありがとう母さん・・・私は父さんの事も・・・父さんを忘れない母さんの事も大好きだよ。今日はすごく楽しかった
いつも我儘でごめん。私は父さんの子だから戦いに行くよ。そして・・・
母さんの子だから必ずここに帰ってくる」

「全隊ィー!礼ッ!お邪魔しました!」
>クライマックス前の日常パートとして今回は良回だったと思います。今までキャラの戦う理由が過去(回想)によるものが多かったので、
現在進行中の危機に対して覚悟を決めて戦地に赴くといういわゆるベタな展開もこのマンガでは新鮮に感じました
「闘いに行くよ」→「保護します」の流れも彼らの参戦タイミングのタメを作る為と思えばあえて突っ込まず流してもいいかなと…
あとは作中の登場人物と読者の共通である今さらMO戦士が加勢したところでという認識を良い意味で覆してほしいものです

>最近テラフォーマーズレビューしてない範ですが、先週の展開からアイルトン・セナがトップスピードからの急ブレーキばりにのほほんとした展開に驚きました
ミシェルの実家ここで入れてくるのかと!嫌いではないが何かなぁ
あとミッシェルのお母さん、20年前に亡くなった夫が残したコンドームを娘に勧めるあたり、600年後の世界のゴムは劣化しないのでしょうか
もし仮に使ったら古くなって破れるとかあり得るぞ?ミッシェルママとしてはそれを見越して早く子供できて、家庭持って、
今まで勉強やトレーニング漬けから解放され、女として幸せになれというメッセージなのかな?
たったこんなコンドーム話から話を随分と膨らましましたが、どうでしょうか

まさに「戦士達の束の間の休息」といった感じで、これからテラフォーマーとの全面戦争に雪崩れ込む展開に向けて

前半のゆるさと、後半の泣かせる展開のメリハリが非常に効いた良回でした

かくして決死の覚悟で日本に乗り込むつもりだったメンバーですが、家の門を出た所でアメリカ軍の特殊部隊に取り囲まれます
「ミッシェル・K・デイヴス中佐ですね。自分はロイ・ベネット大尉です
ホワイトハウスと日本政府の決定に従って、貴女と膝丸燈を含むこの場の全員を「保護」します」

「保護とはどういう事だ。ダン中尉説明してくれ」
「無念だが今回ばかりは君達の戦闘力がいかに高くとも16人程度の加勢では無意味だ
君ら2人が戦火の真ん中にいない事が不幸中の幸いなんだ」

「成程。筋は通っている―が米軍全体ではどうなんだ。どう見ても地球の危機じゃないか
この件、アメリカ合衆国としてはどう動くつもりなんだ?」
この状況で自分達が日本に行っても、戦況が覆るワケでもない。その事実は燈もミッシェルちゃんも受け止めている様子ですが
なればこそ、世界の抑止力たるアメリカ合衆国はどう動くのか?
ラスト。ミッシェルちゃんの問いかけにアンサーを出す形で、場面は前回ラストの続きへ
会見を終えた劉主席とジェラルド大統領が別れた後、ルーク大統領が「ヒューおっかないねぇ」といった面持ちでこう宣言する
「地球の成人人口の過半数が今合意した。宇宙人の襲来という歴史に直面し、500万年の人類史上で初めて
全ての国同士は停戦し、「地球人」となる!!」

>人類が団結しないほうに全財産賭けてもいい
>テラフォって何か作中では人類存亡の危機とそれに対する反攻の下準備を整えてるって雰囲気で話が進んでるんですけど、
(登場人物が全員アレな事を除いても)全部上手く行ったとしてもほぼ完全に詰みの状況を覆すにはまるで足りそうにないんですよね
焼け石に水をかけるのにすら手こずってる描写が長々続いて、ようやくかけるのに成功したけどやっぱ駄目でしたって感じ
散々裏切りに裏切りを重ねて各国はもう二度と協力し合うことは無いとまで断言された後で人類史上初めて一致団結しましたとか言われても…
もはや読者の認識をどうさせたいのかすらわかりません。あと編集の煽りから間を開けてのミッシェル実家話なのは、
編集との連携が何らかでチグハグになってるんでしょうかね。小町艦長のネタバレとかもありましたし
なんというかこう、作品内容の考察より作品外の環境とか作者の目論見とかで邪推してしまうことが多くなってしまった感があります
>米中伊と一応は形的な同盟ってことになるんだろうけど、過半数ってことは入っていない残りのロシアとドイツはどうなるのか
対ニュートン一族であろうロシアがどう動くかが鍵だとお思います。停戦とは言ってるけど、
間違いなく中国とニュートン一族は好き放題やるだろうし、敵はテラフォーマーだけでない状況をどう切り抜けるかが一郎の見せ場ですね
最悪の敵に人類団結ッ!?
煽り文にすら疑問符が付くという、テラフォーマー読者であればおよそ信用できない展開で地球時連合軍誕生
これまでの各国間のしがらみを捨てて、この地球の危機に一致団結して協力するという表向きの約定を締結したようですが
ジェラルド大統領の顔面には先週ラスト以上に血管が浮き出て、怒り心頭といった様子
この時点で既に中国とアメリカの水面下では火花バチバチなのが伺い知れます。絶対足引っ張りあうわーこいつら。上辺だけの連合軍だわー
とりあえずの注目は日本の危機に対し、中国が援軍を送るかどうかですね
「地球連合軍」としては当然そうする以外の選択肢はありませんが、はたして中国の動きは・・・といったところで次号へ続く!


第30話

「宇宙人!?なんで宇宙人が海から来んだよ!」
「バッカ知らねーのか!?アトランティスだよ!」

突如として日本を襲った「宇宙人」の大軍団にパニックに陥る一般市民達。宇宙人なら空から来るべきだろうに、何故海から来るのか?
それはあの大群が潜伏できるだけの巨大アジトが地球のどこかに存在するからに他ならない
今までテラフォーマーがアジトにしていたのは必ずしも「人に見つからない場所」ではない
法による処罰が強制されていない場所だ!
社会に見放されてギャングの支配する地下河川!国かどうかも決まっていない人工島!
そして―
「どの国でもない事が決まっていて 一切の武力行動が禁止されている地」
「な・・・南極じゃないの?もしかして」
スマホ片手に緊急ニュースを見ていたパンピーの姉ちゃんが、ハッと気付いたように口にした場所。まさしくそれこそが正解だった
姉ちゃんの推理を補足する形で、台詞はルーク大統領にタッチします
「そう!気付かなかった訳がないのだ!いくら吹雪に閉ざされていても
テラフォーマーがあの規模で南極を根城にし、手術までして戦力を蓄えている事に!
知っていたのはゴキブリと交流のあるスニーカーズだけではない!
アメリカ合衆国も知っていた!インヴォーカーが南極に居る事!
そしてそれならば次に狙われるのは高確率で日本だという事も!」

>テラフォーマーズが南極にいる←わかる それならば次に狙われるのは高確率で日本列島だという事もだ!!←なんで?
>各国首脳は南極と日本列島の間には南半球があることも知らないのか?
「全面戦争になる→だから隠してた」も「祈る者を失えば野性動物になり下がる」もそうだけど
前提と結論が繋がらないから緊迫した状況に入り込もうとしても、その都度首を傾げて我に戻されてしまう
>南極で繁殖してるの分かってて手を出さなかったのは極限環境だし百歩譲って仕方なかったとしてもそこからどうしたら日本が標的って事になるんだ
南半球には最早国は存在しないのか。あと進行ルート的にハワイ辺りのレーダーに引っかかるだろうに米軍はそれを傍観してたのか
それとも戦闘機じゃ追いつけないほどクジラゴキが速いのか(そんな速度出してたら水柱が凄まじい事になって余計目立ちそうだけど)
>オーストラリア「あの」 いやテラフォは日本の漫画だし日本が舞台になるのはしょうがないと思うんだけど、いくらなんでも侵攻ルートが不自然すぎない?
あといくら南極大陸だからって民間団体の目は?現代でさえツアーとかもあるんだよ?もう本格的に考えるのも馬鹿らしい作品になってしまったな・・・
>『TF軍団は南極に居た!』まぁ火星の寒さに耐えた連中ですから南極でも平気なんだろうなぁ 『こいつらが攻めるとすればまず日本!!』 ……ん?
南極に一番近そうなのってオーストラリアじゃないのか? 豪州はスルーなの? まぁ祈る者が日本近くに居るからだろうけどさ、ちょいと気になった
>南極から日本に!オーストラリアとかは迂回したの?それとも未来のオーストラリアはじょうじすら見向きもしないくらいに資源価値のない土地なんだろうか
そして世界各国は「狙われるのは日本だな」とかアホすぎる 日本を橋頭堡にして中国大陸に攻め入るつもり、とかそういう想定を一切してなさすぎて困ります
いや、実際にお話の都合としてじょうじは日本しか襲わないんでしょうけどね
>南極から日本列島を攻めるとか理解不能過ぎる。ほんと話が進む度に誰もがバカの度合いを増していくな…
>北海道に現れたかと思いきやスウェーデンで師範と戦って、やっぱり日本を占領しようとしていたら中国でこっそり実験してて実は今まで南極にいたのか
ハゲさん世界を駆け回ってるな
>ラスダンは南極ですね。きっとラハブの遺跡があって、『門』を止める為に大統領が自家用機でKAMIKAZEするに違いない
>(地球編第1話より) 日向「こんなゴーストバスターズみたいな事をしていて意味があるのか‥‥と言ったところでしょうか?大丈夫だ膝丸さん
コイツの脳に電流を流し「地図」を取り出す。それを繰り返せば‥‥あなたの育ての親の仇の居場所がわかるか、奴等の本拠地や目的が見えてくるはず」
一郎(実は本隊は南極にいるって知ってるけど黙っとこ)
>テラフォって「(ソースは不明だが)実は知ってた(でも何故か内緒にする)」ってパターンでキャラを有能っぽく見せようとするの多くないっすか?
冒頭から意味不明すぎて気が狂いそうになる解説シーン
テラフォーマー達が南極を根城にしていたというのはわかりますが、何故そこから「それならば次に奴等が狙うのは日本!」という推理に繋がるのかまったくもって理解不能
というか100歩譲ってそこは目を瞑るとしても、世界各国がとっくに気付いていたという敵の本拠地・・・否
パンピーの姉ちゃんですら容易に推理してみせた敵の本拠地に、当たりすら付けていなかった一警護戦略部は一体何なのかと
世界各国が気付いていたというのだから当然一郎とて知っていたハズですが(一郎だけ知らなかったのなら本当のアホってことになる)、
知っていたのなら、こんな大事な事を一警護と情報共有もしないで何をしてるのか
そもそも1年前にキズハゲが現れたのが
日本の北海道だったのに、その後スウェーデンの地下に行ったりしておきながら
「実はアジトは南極にありました!これからオーストラリアを迂回して日本を攻めます!」と言われても電波すぎて失笑しか出てきません
絶対1年前に日本攻めた方が早かっただろっていう。17年も前に地球に来てるんだから準備は十分だったはず
1年前には準備が不十分だったっていうのなら何で姿を現したって話だし。警戒した一郎に迎撃準備の十分な期間を与えただけだしなぁ
僅か3ページの解説シーンが何もかもツッコミどころだらけで、もはや
レベルの高いギャグ漫画を読んでいるかのような錯覚すら覚える始末
更に畳み掛けるように挿入される、龍ちゃんと舜の会話がまたヤバイ

「クジラにはしては速すぎる。クジラ型テラフォーマーか」
「ジブンが東京タワーで闘ったっていう羆のアレか」
「ああ。日向が言っていた。この生物には「我」が無いと

テラフォーマーが死を恐れないのは「自分」と「外部」を隔てる心の壁みたいなモンが無いかららしい
だからある日突然自分の身体がクジラになってもたいして気にしない。もともと自分に執着がないから」
「人間やったらナンボ変身願望あるヤツでも一生クジラから戻れんのは嫌やろな
これはゴキブリにしか出来んMO手術っちゅー訳や」

「ああ。だが一匹だけ例外が居る。インヴォーカー・・・・あのハゲだけは地球人類と同じような考え方をしている
つまりゴキブリどもはコイツさえ失えば」
「ただの人間遅いがちな野生動物に成り下がる
あとはいくら殺しても恨んで来んのや」
>「”祈る者”さえ倒せば万事オッケー」的な見通しはどこから来るんだろう?
「人間だってゴキブリが憎いから殺してる訳じゃない。けどぶっ殺す」(byミッシェル兄貴)を忘れているのかな
>一警護はアネックスの帰還組から何を聞いてんだ…ゴキブリが統率者の一人二人潰しても即座に立ち直ることを聞いてないのか?
一見すると草間の死亡フラグ濃厚にも見えますが案外草間勝利&痛み分けで終わるかも
>インヴォーカー倒せばもう後は怖くない!みたいな事言ってるのがさっぱり理解できないんですが
別にゴキブリの死生観なんてこれまでと変わらないんじゃ?
「キズハゲ倒したらあとは雑魚だけ!」って単純な数の点でも十分脅威だし、
火星でリーダー格が死んでから数日で新しいリーダー産まれたりしてるんだからそれも想定しろよとか
相変わらず見通しが楽観的すぎて「何言ってるんだこいつら」感が拭えない
>祈る者潰せばあとは危険な野生動物レベルだぜ!でも人間は本物のゴキブリすら絶滅させれてませんけどね
しかしながら祈る者1体倒せば大丈夫だと…?祈る者も増えてたらどうすんだよ、人間的思考にゴキブリの繁殖力…
突然変異の親から生まれた子も突然変異形態で生まれる確率って結構高そうだけど
染谷と舜が火星の戦いを経験してないのを考慮しても、実際に強力なリーダーを失った後『学べば良い』と変化し
一週間で秩序と体制を立て直したゴキ相手に「ただの野性動物になり下がる」という結論はどうかと思うのだが、
ゴキよりもお前ら人類の方こそ少しは学べよと思ってしまう
>ハゲを潰せば残りは烏合の衆? いやいやダメだろ。火星でどれだけ後継の指導者ゴキ生まれてきたやら……
散々バカ描写重ねてるから「キズハゲさえ殺っちまえばあいつらただの害虫だもんね、俺ってあったまいい〜☆」って解説がまるで信用できない
っていうかあんなのがウジャウジャ繁殖してそこらじゅうに潜伏してる社会ってそれだけで大問題だろ
組織的活動さえせずに散発的に現れたなら余裕で対処可能とでも言いたいのか?お前らじゃ無理だねッ!
>野生動物に成り下がる?いくら殺しても恨んでこない?
一警護が知らないとはいえ火星ではジョセフをロンパリの仇討ちで襲いかかってきたんだけど(あくまでジョセフの認識だから違うかもしれんが)
というかハゲが死んでも一週間で民主主義を確立するかすぐに新たなハゲが産まれるかの二択って火星組は全員知ってるだろ誰も報告しなかったのか
翻訳は絶対に不可能!と同じくこれもミスリードって事でいいの?貴家先生は読者にどんな勘違いをしてもらいたいんだろう?
>テラフォーマーズで祈るものを倒すとゴキ達は統率を失うから祈るもの倒そうぜって流れですけど、
あんなデカくて強い生き物が何万単位で野に散ったらそっちのほうが収拾つかなくなるような気がします
>ハゲを殺せたとしても火星での戦いではハゲの跡を継ぐリーダーじょうじが誕生していたというか
そもそもハゲは今までに合計で4体ほど確認されてる以上、新たに生まれない保証なんてどこにもない
さらに言えば本当にハゲ亡き後じょうじが無個性で危険な獣に落ちたとしても
無限の物量と高いフィジカル、さらには繁殖力の差で人類はじょうじに勝てない と、いくらでもツッコミどころが挙げられるのに
勝機がある、というか「王手飛車取りだ!人類を舐めんな!」みたいな態度でドヤ顔をしてる一警護の連中を見るともう・・・
ここまで来たら逆にこのボンクラどもがどこまで呑気に楽天的に「俺たちは勝てる!」って自信満々でいられるのかが興味深くなってきます
下手すりゃ人類最後の一人になっても
「俺は最後の1人じゃねぇ・・・人類最強の一人なんだよ!ゴキブリども、お前らの負けだ!人類は勝利したのだ!」とか強がるんじゃなかろうか

「頭さえ叩けばこの戦争は人類の勝ち」だと信じて疑わない2人。なんかもう凄すぎる
その前提条件は誰が保証してるのかと
ここまでゴキブリのリーダーが叩かれた事がなければ読者も「そうなのか」と素直に納得できるんですが、
実際に火星では頭を叩いてもすぐに次の頭が生まれただけなのを知っているので「は?」としか思えないという
一警護には火星からの帰還組も多く在籍しているというのに、そこらへんの生態に関しては何の報告も受けていないのか?ワケわかりません

「俺達はナメられてんだよ」と激昂して外飛び出していく龍ちゃんですが、読者としてこれだけはお前に言っておきたい
逆だよ。お前らがゴキブリをナメてんだよ。いい加減自分達の馬鹿さ加減に気付け




「総理!一発だけ東京まで届きます!」
「タワーシステム鬼門!裏鬼門!展開!」

>東京タワーにレーザーwゴジラ対策かな?
>東京タワーから対空レーザー、ウルトラQのケムール人の話を思い出すかエースコンバット0のエクスカリバーを思い出すか
つかそんな国防に関わるもんあるなら東京タワーの警備もっと厳重にしとかんかいと。
港区と墨田区にある、7代目と8代目の東京タワーに仕込まれたレーザー迎撃システム
緊迫する攻防。東京都民からは都市伝説として囁かれていた切り札で、とりあえず鳥テラフォーマーの手投げ弾を防ぎはしましたが、
間髪入れず放たれた第二投は、
アレックスの投球ばりにキレのある変化球でレーザーを回避
「投擲」という戦闘スタイルだけかと思いきや「変化球」という人類が編み出した技術すらも使い始めたテラフォーマー。その学習能力は留まる所を知りません
末端兵士でもこれだけの学習能力のある超生物を、
「頭さえ叩けばただの野生動物に成り下がる」と決めてかかれる能天気さが本当にアホに見えてきます
「人為変態・・・あっぶな〜こんなんあと何回も当てられへんで。頼むで部長〜」

レーザーを掻い潜った爆弾を水際で撃ち落としたのは舜
コイツも投擲系の戦闘スタイルのようですが、アレックスのように何かの物体を投げたのか、それともジェットのように空圧を放ったのかどっちだろう
とりあえず敵の「砲弾」は鬼門システムと舜の迎撃でなんとかなりそうですが、それも長い時間は持ちそうもありません
だって遠投が東京に届く距離までテラフォーマー達が迫ってるって事ですからね
東京湾が漆黒の軍勢に覆われてしまうまで、いくらもかからないハズ。もはや事態は一刻の猶予も残されていません・・・と!
ここで七星の携帯に吉報が入る。
或いはこれで全ての闘いに決着が着くほどの超吉報が

「見つけた。流石はあの男だ」

「株式会社「一警護」本店地球警護部部長―」
インヴォーカーに気配すら悟らせず、忍者の如く輸送機に乗り込んできたその男
驚いたインヴォーカーが振り向き様に裏拳を見舞うも勇次郎ばりの鼓膜破りでこれを切り返し、更に追撃のハンマーナックルで顎を殴り返す
「ジャパンランキング3位「免許皆伝バトルマスターの草間朝太郎じゃ

ぶち会いたかったけぇ・・・やろうや」

>不人気メガネ単独無双開始か?どのくらい全体に貢献できるかしら?
>火星編でイワンに銃口向けたせいで、今週の引きも朝間さっさと死んでくれとしか思えないのが辛い
>イワンに銃向けた黒歴史を塗り替えられるか草間!彼にとっても師範の仇であるからな…
燈だともうまた空回りしそうなので、彼が倒しちゃってもいいね
>朝太郎3位、これは師範が1位だったけど死亡で全体のランク上がったのが正解ですかね?
しかし単純な戦闘力のランクではないとはいえ、
羆相手に足元不注意で死にかけるわタワーの管理人守護れなかったわの2位より下って印象がなぁ
> 草間朝太郎登場のコマに鳥の羽が待っていますが、彼は鳥類ベース?それとも、いつものツバメの宅配便ですかね?
>朝さん、どうやってハゲの居場所を突き止めなおかつ飛行機の中に入り込んだんだろうか?
少なくとも、羽根舞ってる以上ベースは鳥類で確定か

他のメンバーの例に漏れず中二っぽいコードネームを引っさげて登場したのは草間朝太郎。注目のランキングは第3位
本来であれば小吉不在の地球編において、戦闘面で圧倒的に頼れる燈の兄貴分として大活躍する予定だったろうに、
火星編ラストでイワンに銃を向けたシーンたったひとつのせいで読者からおおいに嫌われた
ある意味すごい気の毒な男です
悔やんでも悔やみきれないであろう貴家先生痛恨のあのミスを、この闘いで挽回して本来の予定だった読者人気を得ることができるのか?
草間朝太郎というキャラが生きるも死ぬも、次回で決まると言って過言ではありません
気になるベース生物ですが、登場シーンで鳥の羽が舞ってるので鳥類であることは間違い無さそう
速度のハリオアマツバメ、握力のオウギワシときて、3羽目となる朝太郎はどんな特性の持ち主なのか
それこそ「バトルマスター」らしく「手の速さ」でハチドリとか来てもよさそうなモンですが。まぁはんぺらの黒歴史予想なので自信は微塵もないですな

「対峙する最強」!既に「最強」が討たれた後だというのにこの煽りはどうかと思いますが、最強対決に期待して次号へ続く!


第31話

生物は小さく原始的なほど行動がシンプルである。光や餌の匂いに近づき、痛みや悪臭を感じれば即座に逃げる
そんな野生生物がもし感覚の1つを失ったのなら、真後ろに飛び退くか慌てふためくのが当然の反射である
両鼓膜破裂
痛みこそ無くとも五感の1つが突然消え去ったのだ。朝太郎にとっては勝ったも同然の「隙有り」である

冒頭。例によって生物の基本的なメカニズムを解説しつつ、朝太郎の得たアドバンテージがどれだけ大きいかを仰々しく語るナレーション
そしてこれも例によってそのナレーションとは真逆に正確な反撃を放つインヴォーカー
予期しなかった反撃で羽織っていた衣服を顔面に巻きつけられ、逆に視界を奪われたところで蹴りを喰らって壁に思いっきり叩きつけられる朝太郎
だが高等生物の脳は違う。とりあわ人間は一線を画している
人間は五感と五感を繋ぐ互換性が発達している
聴覚を視覚のように、嗅覚を味覚のように例える事が可能なのである
この進化を獲得した時人間は「今聞こえている音」「今視えている物」以外の
「今」「この場の」「現実」以外の事を
想像できるようになったのである
単純に聴覚を奪われてからの反撃の理由を、転じてインヴォーカーが他の個体とは一線を隠したヴィジョンを視ていることを示唆する語り口
のっけからぶっちゃけ読者はどうでもいいことを丁寧に説明されるというウンザリ展開です

「なんで居場所がバレたか気になるじゃろ?1つは衛星による追跡
あの飛行船から逃げるワレを追跡するくらい、天下の米軍様には造作もないけ
じゃけんど米軍の機密は厳しい。日本の官僚が正面から「共有しようぜ」と言っても通らん事が多い
そこでコネじゃ。ワシらには米軍含む各国にも・・・スニーカーズにも間者コネが居る」

>ダンさんは敵側に潜入させたスパイだったようです・・・
でも谷描写ばっかりリキ入れてる漫画だし、実は二重スパイとか相手側に寝返り済みとか不安材料はいくらでもあるなあ
>「アメリカは機密に厳しいから頼み込んでもゴキの所在教えてくんない」
世界テラフォーマー退治にが協力するって流れでこれかよ…と言うか同盟組むとこといい日本ハブられてる?
>何で居場所がバレたかきになるじゃろ?→
むしろそれだけのコネがありながら今まで居場所(南極)がバレなかったのが気になる
屋敷のレビュー内においては「トリコのNEOのように、あらゆる組織の中に入り込んでいる」と称した、恐るべきスニーカーズのスパイ網ですが
なんとそのスニーカーズにすらスパイを潜入させているという一警護
スニーカーズの一員だと目されていたダン中尉や次郎は、実はその一警護が送り込んだエージェントだったのである。な、なるほどなー(棒読み)
なんでそこまで手を打っていてここまで後手を踏むのか理解不能なんですが

スニーカーズにスパイが居るなら、一郎の暗殺の情報とかも事前に掴めたハズでは?というかそもそも朋友が突っ込んでますが
テラフォーマーのアジトが南極だって事くらい、とっくに掴んでいたのでは?
どう考えても第1話で「脳に電極を刺して地図を取り出して、それを繰り返して・・・」などと眠くなるようなことを言ってた状況と整合性が取れません
喋れば喋るだけボロが出るこのザマ。もう一警護はドヤ顔で何かを喋るなと言いたい
読者からの総ツッコミを受けてるなど知る由もない朝太郎、顔面の血を服で拭き取りながら渾身のドヤ顔をかまします

「膝丸心眼流は幾つかの古武道が交流・統合されて生まれた武術
源流には幕府御用達の新陰流や柔だけじゃなく、「忍びの術」が含まれる。わかるかの?火星人に
ワシは若い頃世界中を回った。そりゃあ人種も民族も様々じゃったがのぉ・・・
伝統武術が無い国はなかった、更にスパイ、買収、裏切り、後ろ暗い過去、
そして―
毒と薬物のない国もない
鼓膜だけならなんとかカバーできても、視覚と嗅覚もイカれるとキツイじゃろ」

なんとさっきの一瞬の交錯で、インヴォーカーに毒針を打ち込んでいた朝太郎
五感のうち更に視覚と嗅覚も奪います。お前はテニスの幸村か
このピンチに対し、インヴォーカーは尾葉の感覚だけを頼りに高速タックルからの膂力を活かした鯖折りを敢行しますが、
朝太郎は背負っていたランドセルのようなバッグでこれを強烈に殴打。流れるような動きで体を入れ替え、旧式袈裟固めに捉えて更にドヤる
>作中人物的には言葉通じない事になってる上にそもそも鼓膜破れてるゴキブリに対して草間さん延々独り言喋ってる形ですよねコレ
>ハゲじょうじ「なんかキモい宇宙人がブツブツ言ってるっぽいけど鼓膜潰れてるから聞こえないしどうでもいいや」
>言葉が通じてるかもわからない相手に得意げに手の内語っちゃう草間のBLEACH臭なんとかならんのか
通じなきゃ意味ないし、通じるとしても明かす必要のない情報ですよね。戦いに専心してねーからもう一発もらってるじゃねーか

「何故?と思ってるじゃろ。「この生物の動きなんぞ生まれてすぐに見切った」
「最高峰の技術を持つと思われるジジイにも勝ったのに」と・・・
おぬしがワシらに勝てないのはワシらが技術を持ってるからじゃねえ
ワシらにとって闘争とは単なる「今の自分の生存のため」じゃねェのよ
「死んだら呪う」「勝つまでやる」
言っとくが地球人類全員こうじゃけぇの?」

ワシが死んでもワシらの子孫が事をなす!必ず島津は徳川ば滅ぼした!

豊久の台詞じゃありませんが、人の強さとは単純な個の戦闘力で決定付けられるものではない。誰かがやられれば誰かがその報復をする
勝てなくても諦めない。
「勝つまでやれば勝てる」という目的に対する執念。それこそが人間の強さだと説く朝太郎
聞こえてない&聞こえてても理解できない(という設定)相手にこの勝ち誇り具合。完全に悦ってます

だから後ろから近づいていたもう1人の敵にも気付かないんだお前は

>生まれたてなのに躊躇なく人間の首をねじりにくる赤ん坊怖すぎる。祈る者のことを親として認識してるんですかね
真っ先に首狙う狂暴性と力強さから、人間同士から産まれたであろうがテラフォーマーに近い方へ進化した存在なんですかね

鍛え上げれた男の首を、腕力で容易く捻り折る例の赤ん坊
「例の赤ん坊」ではレビューを書くにくいので、便宜上彼に名前を付けることにします。メキシコに吹く熱風という意味の・・・サンタナはどうかなッ!?
考察に則って「ラハブ坊や」。それを略して「ラハ坊」と呼ぶことにします。よろしくラハ坊
かくしてラハ坊の豪腕によって即死してしまった朝太郎。これでテラフォーマーの日本総攻撃を止める手立てはなくなってしまったのか?







「オウ何じゃあこのガキャ」

梟の首は270度曲がる
ゲェー!?なんと180度首が回転している状態でも平気な顔をしている朝太郎

そのままラハ坊の襟をムンズと掴むと、容赦なくその身体を床に叩きつけます。ら、ラハ坊ー!!!
一瞬の隙を突いて朝太郎の襟を掴むインヴォーカー。そのまま電光石火で懐に入り、完璧なタイミングでの背負投げを放つ!が・・・
更に全生物の中で鳥類が一番発達している「大胸筋」 それは何をする筋肉か?
「脇を締める」筋肉である
>朝太郎「俺が本気で大胸筋を固めた時は諦めた方がいい」
ビクとも動かない朝太郎の上半身。驚いたインヴォーカーに頭突きをかまし、首根っこ掴んで壁に頭を叩きつけると更にこれをタコ殴りのボコボコに
呆然とその光景を見つめるしかないラハ坊に飛び散る、インヴォーカーの体液
「お前よォ・・・何か勘違いしとりゃせんか?
お前ワシの事を「父の復讐に燃える息子」だとか「師の無念を晴らす不肖の弟子」とか思っとらんか?
だとすりゃあの・・・・つくづく甘いわ。「免許皆伝」っちゅーんは
「師匠より強い」って事じゃろがい」

草間朝太郎 日本 神奈川県 39歳 ♂ 183cm 91kg
「ジャパンランキング」3位 鳥類型
ワシミミズク

>「…お前よォ」 「何か勘違いしとりゃせんか?」 なんだこの刃牙臭
>「読者の裏をかく展開をやればいいんだろ」的な火星編終盤の脚本の犠牲になった感のある師範代ですが、今回は全うにかっこよかったです
「ジョセフと同レベルの凄い身体能力(ジョセフ自体が読者に舐められてる)」
「防衛力の日本ランキング2位(能力をもったいぶった結果管制官を犠牲に)」の全く凄く感じなかった2位染矢なんかよりも、
心技体の揃った確かな実力描写とそれを補強する生物の特性を盛り込む3位の師範代の方が「これなら上位も納得だな」って称賛しやすいですよね
>朝太郎はメガネ外して目を開くとけっこういい男だな。ただちょっとジェットくんに見えるシーンも・・・
武術だけではなく、毒やさらにはMO能力まで使いこなすのは人間ならではの強キャラって感じでかっこいい
こんだけ戦う為の武器を持っていて強いのに才能だけで2位になってる染矢はどんだけ化け物なんだよ
>草間師範逝ったー!!と思ったらフクロウだから平気だったー!!からのー、師匠より強い宣言キター!!
これが「今の私なら烈海王にだって勝てる」的な発言でないことを祈ります
>シュメールベビーが首折るところでまたいつものテラフォーマーズかと思ったら一転攻勢でいいゾ^?これ
というか劉さんは腕の骨折って痛みを毒で和らげてたのに頚椎改造しちゃってるんですがそれは大丈夫なんですかね
>師匠より強くても3位どまりなのか……2位の龍ちゃんの熊ゴキ相手のもたつき加減を考えると
ハゲのとりまきMOゴキ全滅させた紫暮師匠より強そうに見えんが
ジャパンランキングが強さ基準じゃないとはいえマーズランキングの方が直感的にも分かりやすかったのに
>やっぱ朝太郎好きになれない。強いばっかでキャラに魅力を感じない。そのくせ妙にダーティな側面見せるから、未だに信用していいキャラなのか分からん
>『梟』の頚椎は270度曲がる(ボギンッ!) 何の音やねん
>首を捻られても平気な奴より、首を捻られる前に気付いて対処出来る奴の方が『免許皆伝(バトルマスター)』の称号に相応しいと思う
>「首が270度以上曲げられてたら即死だった」
>赤ん坊の実力とフクロウの能力お披露目がしたかったのは分かる、分かるが…免許皆伝名乗りながらあっさり首ボギンされるのはどうなのか
>なんか久々に昔のノリを感じた今週のテラフォ。対ゴキでかつMOベースお披露目だからこれまでに比べれば面白かったですね
まぁ人為変態せずにミミズク特性発揮してたりとツッコミどころもあるにはありますが(紅式手術の技術パクった?)
>フクロウの首は270度曲がるから首折られてもセーフってのは分かるんですが、明らかに紅式手術を受けてるってことですよね?
中国が独自に開発した技術をどうやって手に入れたんでしょう
生身で火星で活動してた時点でM.Oは受けてたはずですし、(その時点では)秘中の秘であった紅式手術を日本も行えたってことなんですかね
>当たり前のように変態せずに特性つかうのやめい
>テラフォ黄金パターン入りました。ピンチになる→逆襲→「さあここから反撃だぜぇ!」ってとこで次週へ続く→翌週またピンチになる。この繰り返し
>地球人は積み重ねがあるんじゃい、とか言われても その積み重ねとやらで今の地球人は何やってるの? って思うと
もうお前らとっととじょうじに絶滅されて地球をじょうじに明け渡しちまえ って感想が最初に出てしまいます
>草間の能力「ハト胸の司馬仲達」 ・・・まあ音を出さずに空を飛ぶとか夜目が利くとか
口からペレットを吐きだして相手を撃ち抜くとかもできそうだけど、やっぱりトリ系って意外性に欠けるな
>燈と違って復讐心ギラギラではなく冷静に対処してるのは当然のこととはいえ良かったかなぁ
でも朝太郎「免許皆伝は師匠より強いってことやろ」て、いやこれは朝太郎がどうこうより作者が勘違いしてるだけだろうけど
>これで祈る者は倒すけど赤ん坊が後継者になるみたいな展開だと「祈る者さえ倒せば解決!」って言ってた人たちはびっくりするのかな
>今週はトリコもテラフォも原点に立ち返ったような面白さになっていたのが非常に興味深い
トリコは次で最終回だからできた話だったけど、テラフォはどうなるか

「免許皆伝」は師匠よりも強い。朝太郎のこの台詞に異を唱えてる朋友もいますが、定義的には一応間違ってませんね
免許皆伝の意味は字の如く、「師匠が持つ全ての事を弟子に伝えた」という事
もちろん実際には才ある師匠と凡才の弟子という個体性能差によって、どっちが強い弱いという話はいくらでもひっくり返りますが
それはあくまで
個体の差であって、「師匠」と「免許皆伝を与えた弟子」という定義だけで比較した場合、師匠にできて弟子にできない事はない」という事になります
まぁこんな事はどうでもいいんですが、一応決め台詞としてトンチンカンな事を言ってるワケではない、という擁護という事でひとつ

というワケで朝太郎のMOベース生物はミミズク。わかっていたよハチドリじゃないって!
直首の件と脇を締める以外は夜目が効くくらいしか思いつかない微妙なベースですが、はたしてこのままインヴォーカーを圧倒することができるのか?
とりあえず
「飛行機の上だから逃げられる」という展開にに100万ペリカ賭けたい次号へ続く!もしくははらたいらさんに3000点


第32話

『何故インヴォーカーは日本に狙いを定めたと思う?』
「一応こういう所って通信機勝手に付けてたりすると問題あると思うんだけど・・・・確かに南極からならどこへでも打って出られる
それこそ日本へ来る前にオーストラリアを回避した事が不可解・・・・に思えるが違うな。ゴキブリは弾道ミサイルを持っていない
インヴォーカーの思考が地球人類とほぼ同じと仮説すれば、欲しがるモノも近代以前の人類と同じだろう
ゴキブリは飛べはするが大地に生き、集団を作り、淡水を飲む。
となれば候補地は自ずと限られてくる
オーストラリアを避けたのは日本という完璧な地を手に入れる前に騒ぎになりたくなかったからだ」

冒頭。米中の2トップ会談が終わり誰も居なくなった会議室で、通信機で謎の人物と会話しているのはローマ連邦大統領ルーク・スノーレソン
読者からめっちゃ突っ込まれた「何故南極が本拠地なのにオーストラリアをスルーして日本なのか」という疑問に対する説明らしき事をなんか長ったらしく喋ってますが・・・
ぶっちゃけ説明を聞いてもサッパリ意味がわかりません
>南極を拠点にしていることに人間が気付かないはずはないのに、ゴキは騒ぎになりたくないからオーストラリアを放置する?
南極の厳重監視とか動きを感知という発想は人間にもゴキブリにもないんですかね
>テラフォが日本を狙った理由はまだ全然わかんないですねぇ
結局大騒ぎになってるって言うか、わざわざ中国の電波使って自分達で大騒ぎにしてるし。ニュージーランドとかじゃダメなんかな
>作者「オーストラリア回避した理由ちゃんとあるし!」 毎度のことですが作者は後で説明入れる癖をどうにかした方がいいと思う
ページ数の制限やらあるのは分かるけども、こうも後付け説明が多いと本当に最初から決めてたとしても印象がなあ
>次の週にすかさず説明が入るあたりさすがに読者の反応見てから描いたのでは間に合わないと思うので
読者に「オーストラリアとかどうなんだ?」という疑問も想定通りの構成なんでしょうが、すごく言い訳っぽく見える
多分「こういう理由で日本が狙われる」という事実が明かされる訳でもなく
「候補地」とか「完璧な地」とかの漠然な物言いが誤魔化されてるように感じるからなんでしょうが…
>5話でTFが日本を狙う理由を「世界最大の地下迷宮と、監視カメラの少なさ」「武装した警官・市民の少なさ」
「最高レベルのインフラと科学技術・研究施設を保有すること」って言ってたのになんで今回淡水がどうとか言ってんの?
今まで南極で頑張ってきていたみたいだし生活環境はTFにとってはどうでもいいと思うんだが
>なぜゴキが途中経路を無視して日本を狙ったのか、今週の説明を聞いてもサッパリわかりません
そもそもゴキブリは熱帯原産の虫であり、四季があって冬季が非常に寒冷になる日本では越冬できません。
(冷蔵庫の下の電源部や暖房のきいた部屋などといった人工的な温暖スポットで寒さをやり過ごしているだけです)
対して東南アジアは一年中高温多湿で温暖で、降雨量も日本以上で広大な熱帯雨林が生い茂っています
人口過密な日本に対して人がまつたく住んでいない島嶼や僻地も多いので、占領は日本よりはるかに容易でしょう
じゃあ何で東南アジアを素通りして日本に来たのかまったくわかりません。観光か何かでしょうか
>戦略部()だけじゃなくテラフォーマーも段々とポンコツ化が移ったのか
地球人類とほぼ同じ思考に例えられちゃって実際そのとおりの行動とったわけだし
「生息環境が理想的だから」、うんわかる。けどね日本の輸入依存がどの程度かまで思考に入れてから“完璧”なんて言ってくれ
ゴキブリの癖に地球人類先進国の文明に慣れすぎちゃったの? まさかゴキブリに乗っ取られた国に今までどおり輸入品が届くと思うのか?
国土は狭い、食料自給率は低い、鉱物資源も今じゃ特に無く、仮に乗っ取り成功してもすぐ頭打ちだろ
まるでオーストラリアには淡水が存在しないかのような発言がそもそもわからない
「集団を作り、大地に生き」って言ってるんだから日本みたいな小さい島国よりも、広大な国土を持つオーストラリアの方が絶対彼等の生態に適してるでしょうに
そして最後の朋友が突っ込んでますが、日本は
食料からエネルギーまで何でも輸入に頼ってる国なのに
何をどう評価したらそんな国を「完璧な地」などと言えるのかと。というかこれは他のコメントの朋友が言ってますが、
日本には何かテラフォーマーが求める本当の理由が存在するのに、
現状それを「候補地」「完璧な地」などと濁した表現しかしないから
読者としては「どいつもこいつも電波発してるな」としか思えないんですね
これまで散りばめられた謎が少しずつでも解き明かされていけばいいのに、溜める一方で消化処理ができなくなってるというね
少なくとも
燈出生の真実なんぞ火星編クライマックスで明かすべきでしょ。いつまで引っ張んだよ
何ひとつ明らかになってないクセに、新たな謎だけバンバン追加するから更にグダる負のスパイラル
この冒頭のルーク大統領のサッパリ意味がわからん解説は、今のテラフォーマーズのつまらなさの縮図と言えるかもしれません




「見ぃ。這いつくばる大将の姿を。これから大将首を取る
作法に従うならゴキブリ軍の負け。従わなくても詳細な指令はもう来んぞ」

一方。豊久のような台詞を吐きながら、小型カメラを手に尻餅をついたインヴォーカーの姿を撮り始めた朝太郎。世界のゴキブリに向けて生中継です
屈辱的劣勢に立たされたインヴォーカー、世界中の兵隊に向けてどのようなメッセージを発するのかと思いきや・・・なんと乗り込み口に向かって脇目も振らず猛奪取
それはテラフォーマーが時折見せる合理的判断とは違った。朝太郎は直感したのである
「この個体は自分の命が惜しくて逃げている」と

>祈る者があっさり逃げましたね。子供を置いて。オイ大切な研究の成果じゃなかったんかい!!
>ラハ坊「ボクは大事な研究成果じゃなかったのかよ!」祈る者「うるさい!ワシがいればオマエの代わりなどいくらでも作れるんじゃ?」
>ハゲゴキ「逃げるんだよォォォォォォォ!!」…なんというか、朝太郎やラハ坊(とぽっと出の人)の死よりこのハゲゴキの凋落ぷりが何より残念ですわ
師匠殺したヤツがここまでいいとこなしでボコられっぱなしな訳がないと思ってたらまさかのガン逃げですよ
ジャパンランキング3位相手に何もできず逃亡ですよ、人為変態すらしてないのにですよ。指導者ゴキの中でも特に格上だったはずなのに…

「大事な研究成果」であるラハ坊もかなぐり捨て、インヴォーカーまさかのガン逃げ
朝太郎は飛行補助ウイング「父喰羽フクロウ」を後頭部に叩きつけますが、必死のインヴォーカーはモノともせずに外へ飛び出すことに成功します
しかし朝太郎とて梟人間、空中戦ならゴキブリ如きに負ける生物ではありません。追撃してこれを仕留めることは容易い仕事と思われましたが・・・

ここで輸送機を運転していた中国軍人が素早くハッチを閉鎖。追撃の手段が絶たれてしまいました
「ちっ余計な事を。一般人をやるのは面倒じゃが―」
ゴキブリと結託しているとはいえ相手は人間。「殺人」という行為にほんの僅か躊躇した朝太郎に、中国軍の男はニヤリと笑いながら声をかけた
ええ?その顔は・・・
「今・・・攻撃するか迷ったでしょ?

大丈夫だよ僕は人間さ。空軍曹長 孫政富と申します
あぁ誤解しないで。これは別に軍やインヴォーカーに強制されたんじゃないよ
テラフォーマーの言葉も僕には解らないしね

なんとその顔は、ラハ坊と同じシュメール人フェイス

秋海に突入したアメリカ軍の調査チームを化学兵器で殺したのが彼かとも思いましたが、髪型が違うので別人ですね
つまりこのラハブ人(?)は少なくとも現時点で3人以上存在することが確定
となれば彼等以外にも100人や200人程度の数は居ると思っていいでしょう。何が「大切な研究成果」だよ!ゾロゾロいんじゃねーか!

孫曹長が身体に括り付けていた爆弾を見て一瞬怯む朝太郎。その隙に背後からそーっと忍び寄っていたラハ坊に
小型のシュアラオで足を縛り付けられてしまうという大失態をやらかします

>前回は能力お披露目のためというメタ的な意味と赤子が大人の首捻るとか予想できたかという意味で何とか納得はした
でも今回の足結ばれたのはちと擁護できんぞ『免許皆伝()』
>戦闘訓練したわけでも何でもないただの子供に簡単に首を180度ひねられるわ、
真後ろにいる事を知っているのに何の警戒もせず足を縛りつけられるわと迂闊なミス連発してますが、
こんな間の抜けた男でも世界中の危険地帯放浪できたり、バトルマスター名乗れるんですねこの漫画じゃ

「免許皆伝(バトルマスター)」とは何だったのか
隙だらけってレベルじゃねーぞ!その存在すら想定していなかった赤ん坊に奇襲で首をヘシ折られるのはまぁ、「油断」として許せるところですが
既に
「なんかヤバイ赤ん坊がいる」と認識済みの状態でこの失態は有り得ない

強引すぎるピンチ演出に読者ゲンナリの展開ですが、ここで唐突に朝太郎の過去がフラッシュバックします
「親父スマン。ワシは道場も施設も継がん。世界を股にかける!
・・・・なんじゃ引き止めんのけ。ドラマ性のない親父じゃの」
「お前はそう言いそうな気が前からしとったけぇ。才能は弟子の中で一番じゃけ惜しいっちゃあ惜しいがの」
「弟子ちゅーてもワシ以外でマトモに教わってくれとるんは・・・あの4年前に拾った謙二郎くんぐらいじゃろ」
「燈!ワレ同じ家に住んでる子の名前くらい覚えろや」
「・・・あの子は才能っちゅーより体質やろ。
変じゃぞアレ・・・本当に問題ないんか?」
「ええ。ウチは一子相伝でもないけ血縁も体質も関係ない。受け継ぎたいヤツが受け継げばええ。ワシらは人じゃ」
一子相伝でも何でもない、これといった血筋も素質も才能も無く、習った者が勝手に伝えていけばいい、と
手の内の露見や拡散を恐れる(喧嘩商売の煉獄みたいな)古武術にしてはかなり大らかでフリーダムな流派なんですね、膝丸心眼流
一方でこれといった条件が設けられないというのは普遍性が強いということでもあって、
習えばだれでも一定のレベルには到達できるという、近代的に洗練されたニュアンスも感じます
一方で実子の朝太郎としては、一子相伝・秘中の秘みたいな
内に籠った流派であった方が父との強い繋がりを感じられて良かったのかなとも思いますが






「僕はただずっと人間が嫌いだった。僕も人間なのにおかしいよね
母親の乳を吸ってる間も 父親にオムツを替えてもらってる最中も
質問が止まらない僕に遅くまで残って大学レベルの問題を教えてくれた教師にも
僕の子供を孕んで別れた女達にも
いっぺんも「感謝」した事はない
利用しているとしか思えなかった

その子もきっと同じさ。愛おしく思えないんだよね。どの人間の命も
僕自身
この人間の命も・・・ね」

>新人類?ラハブ人?は人口島基地にいた1人だけじゃなかった!孫曹長はテラフォーマーを見たあとだけ異常な人類だと思えるけど、
テラフォーマーを知らない一般人からしたら少し黒目がでかいだけの普通の人間に見えるのかな
>中国空軍にいるってことは新人類の存在は中国政府は知っているのか?
知っているなら雷博士が祈る者が抱いてた赤ん坊に対しても「今更新人類作って喜んでるのか」程度にしか思ってなくて
特に危機感感じてなかったってことにはならないですかね。ダメかなアホ人アホそうだし
>シュメール人類(?)たちはずっと前、最短でも二十数年前から地球で生まれ育っていたと…時期的にAEウイルスの影響でしょうか
見るからに異形なのにこれまで誰も気付かない(アレクサンドルくらい?)で子供まで作ってたとかもう雑という言葉すら生温い気がしてきた
>今回でラハ坊たちの設定がごぞっと出てきたなぁ…ざっくりまとめると「種族としては人類だがゴキと同じく人類を生まれながらに嫌悪している」、
「ゴキとは意思疎通できないが協力している(人類総ムッコロのため?)」、「知性が高く若くして大学レベルの知識を習得できる」、
「あんな生理的嫌悪MAXのツラでも彼女ができて子作りもできちゃう、しかも複数」…結論:よし、殺そう
というのは半分冗談にしても相変わらずツッコミどころデカすぎる。見た目の件は「視聴者向けに分かりやすくしてるけど
劇中ではアギトとアナザーアギトは同じに見える」論で53万歩譲って説明はできますが、そんなポンポン天才児生まれてたらその異常さは分るでしょうに
>本郷さんの甥っ子ってインヴォーカーの貴重な実験結果じゃねえのか
それよりも自分が大事って戦士よりもスニーカー思考に変わったのがまたいやらしい進化だな
>中国軍にまで新人類がいるってことは中国政府は彼らの存在を知ってたんですかね
人類の到達点であるからまだ人間を抜けてはいないニュートン一族と違って新人類はもう人間ではないような感じですね
ジョセフもラハブ効果で人間を超えたらあんな見た目になるのかな。まだ姿を見せないのはあるいはもう新人類のような見た目に変わってしまっているのか
>ゴキ人間、生態的には完全に人間よりなのに帰属意識はゴキ側ってのはキツイですねえ
しかしこんなに大きい子が何人もいるレベルで成功してるならラハ坊の扱いが大げさすぎる気がしますが何なんでしょうね
>インヴォーカーの研究成果はラハブ人だと思っていた時期が俺にもありました……
しかしインヴォーカーの本当の成果の内容はさておき中国は本当何がしたいんでしょうかね
最初はニュートン一族から何らかの見返り貰っての施設貸与だと思ってましたがラハブ人を育成してた所を見ると強い兵隊が欲しかったっぽい?
まぁいざとなればきのこ将軍パワーでコントロールしちゃえって感じなんでしょうがゴキに日本を制圧させたあとどんな展望を描いてるのか本当に謎すぎる

>地球編が始まってからもうゴキブリが勝てばいいのに…とまで思っていましたがテラフォーマーの習性、胸糞悪い孫政富の自分語りを聞いて気が変わりました
敵であるテラフォーマー、ニュートン一族、そして今回のラハヴ人間…どれもに共通しているのはその思想、生き方は根本から「愛」を否定する存在であること
何も大事に思えない、何も愛せない存在に人類は屈してはならない!というテーマを作者は打ち出したいように見えます
しかし当の地球人は目先の敵と戦うことを考えるばかりでフラストレーションがたまるのも事実です
火星でロシア班が頼もしく見えたのは大局を見据えて真実に立ち向かおうとしていたからだと今回気づきました
味方に一人くらいもっと大局的(ラハヴ絡み)に戦局を見れる人はいないでしょうか

孫曹長の独白から、彼等が「どういう生物」であるかがおおよそ推察できます
生態としては間違いなく人間。しかしながら「人間は利用してるだけで感謝するような存在ではない。愛おしくも思えない」という発言からは、
精神性というか、意識の在り方が「人間よりも高次の存在」である事が解ります
それ故に「人間」である自分自身の命にも執着が無いという孫曹長。この男なら躊躇せず爆弾のスイッチを押しそう
それにしても自分が嫌悪するものと自分自身が同一ってのはどういう感覚なんだろうか。よくこの歳まで自殺せずに普通に生きてきたなこいつ
孫曹長のカミングアウトを聞いた朝太郎。その言葉に何か思うところがあったのか、ここで再びフラッシュバック

愛されていないと思った?
自分だけが実の子なのに他の子と分け隔てない事が逆に・・・

草間紫暮は実子朝太郎に対しても、施設の子供達と同じように分け隔てなく接した
それは孤児院施設運営者としても、父親としても賞賛されるべき人柄であろう
だが当の息子本人はそんな父の態度をどう感じていたか?

「道場は継がない」と宣言した時でさえ、父は机に向かったままでこちらを振り向きすらしなかった。そんな父を、朝太郎は―





「なんじゃあお前ベラベラと・・・要は”俺と同じ”なんじゃねえかよ
ワシも惜しくないんじゃあ!自分の命くれえのゥ!ただし!
父さんの仇を討つためならばだ!」

朝太郎が怒声とともにシャツを脱ぎ捨てると、そこには孫曹長が巻きつけているそれの数倍の威力を持つ爆弾が
思わぬ展開に驚く孫曹長。完全に詰んでる上の最後の手段を使ってるだけにも関わらず、何故か上から目線でドヤ顔の朝太郎
>今週のテラフォーマーを見てると「不良漫画のプロットで描かれている」というのに納得してしまいます
異様な顔の男を前にその素性を問うよりも男気を見せるほうを優先するとか…
しかも孫政富なんてぽっと出のキャラの自分語りに付き合わされるとか…もうテラフォをSFとして見ないほうがいいかも

「おい今更ビビんなよ。予定よりデカイ爆弾だからってよォ。そりゃ俺だって使いたくなかったさ
最後は爆弾対爆弾になっちまったけど・・・見てたろ?
俺達の技は負けてなかったぜ」

「朝太郎・・・前から気になっとったんじゃが・・・お前の広島弁変じゃぞ
お前は生まれも育ちも神奈川なんに、ワシが家に居るだけでそがーに伝染るモンかのう」


「そりゃ父さんの子じゃけえのう」
生まれも育ちの朝太郎は、普通にしていれば標準語を喋る子だった。彼は意図的に父の口調を真似たのだ
少しでも父を身近に感じる為に。少しでも父に気をかけてもらう為に

燈くん 受け継いでくれてありがとう
そして巻き込んでしまって済まない

じゃあの

頭上に輸送機を眺めつつ、腕組みをしながら悠々と落下していたインヴォーカーは刹那の閃光を確認する
「それ」の規模を理解しすぐさまその場から離れようとするも、もはや手遅れだった

爆炎が「最強の人間」と「最悪の敵」を等しく包み込む―!
なんと反物質爆弾みたいなとんでもない威力の爆弾を持っていた朝太郎。ええええええええええ
こんな爆弾腹に巻いた状態で格闘すんなよ。物騒すぎるわ
絵面的な爆発の規模を考えれば、落下中だったインヴォーカーも間違いなく消し炭になったハズのラストですが・・・・はたしてその生死や如何に?
>被弾理由:マザコンが過ぎた に続く 死因:ファザコンが過ぎた
うん、いい話なんだけど20代の慶次でもちょいキツだったのをアラフォーでやられると正直引く
>今週のテラフォーマーズは男2人が脱衣して互いのモノのデカさを競う話でしたね(現実逃避)
>はいそれではみなさんごいっしょに ら、ラハ坊ーーー!!!(号泣)
>朝太郎死す、なんかイワンの件で悪い印象を引きずったせいで退場を惜しむ感想が少なそうな予感。それよりラハ坊まで吹っ飛んでしまったよ…
>見開きでガン逃げ→脱出してドヤ落ち→からのガン逃げアゲイン 師範殺したというからトンデモな強さを見せてくれるのかと思いきや
ハゲゴキまでこの残念さとかもうこの作品何を応援していいやら…3位相手にこのボコられようってことは
おそらく身体能力スペックは朝太郎より上な日向とさらにその上の1位にも勝てないだろうってことですし
>先週の引きじゃ今週はフクロウ解説祭りアンド生き物能力バトルだと思うじゃん…
爆弾括り付けて生存率36%の手術に成功した人間乗り込ませるよりドローンでも飛ばせばいいんじゃないですかね()
>外部からあの爆弾を飛行機にセットして逃げてればハゲゴキラハ坊を一方的に殺せて朝太郎さん生還できたんじゃ…
ハゲをボコる映像とるのがそんなに重要だったのか
>はんぺらさんが名前つけた瞬間ラハ坊死におった‥‥ パイロットの話を聞く限り成長速度が速いとかいうわけじゃないのかな?
ラハ坊は妹の子とは別人でしょうか? 本郷が命がけで奪い返そうとした子が爆死とかバツが悪すぎる
>はんぺらさんが「死ぬ間際まで胡散臭い細目野郎として読者から見られる」とか言ったからスポットライト当たって2週で散っちゃったじゃないですか
まあ口を開けばボロの出る一警護でのらりくらりやられるより、散り際に思い出した父との思い出の人間味も含め、
高みの見物決め込む聖人ハゲに口だけでない人間の覚悟の反撃を食らわせたこの2週間のあり方の方が読者の印象に残っていいと思いました
>なんだかよく分からんまま回想挟んで死んでいった眼鏡
テラフォ、セルフパロディが多いんですがキャラの背景だけ出しても絡みが少ないから自爆しても何とも言えない気持ちに
祈る者もはともかく草間はMO能力とかで生存していないとほんとポッと出のキャラでしかない気がします
>テラフォはほんとキャラ立て下手になったなあ…… 朝太郎の描写をアドルフに置き換えて例えるなら
「事前描写は『こっちも覚える気ないんで』だけで愛してるよ電話などのフォローはほとんどなく、
いざ出番が来ても部下やらなんやら無しの単騎で戦いチーム内の描写などあるはずもなく、
当然その場にいないエヴァのことを最後に思い浮かべて自爆」みたいな感じですよ? こんなんでどうしろというのだ
>更新お疲れ様ですはんぺらさん。最近のテラフォ読んでると自分もいずれ単行本売っ払ってしまいそうで辛いです
今でもはんぺらさんが読んでレビューを続けられるモチベーション、もしくははんぺらさんの思うテラフォの魅力を簡潔に教えてください
私はなんか見失いかけました・・・普段あんまフォーカスされない生物、それも自分の好きな生物が頻繁に出てきて、
かっこいいビジュアルに変化して火星ゴキと戦うのに凄く燃えていた気はしますが...情緒不安定なコメ失礼しました
>他の子と同列に扱われる実子の苦悩と父親の愛情に対する飢えが回想で挟まり個人的に多少株を上げたものの、
「父さんの仇を討つためならば仇の死を見届けんでどうする?」と思いながらも朝太郎死んで残念とか惜しいとか思えんかったな
なんかコイツ自分自身に酔ってる感じがするせいかも
>「草間朝太郎とはいったいなんだったのか」この一言に尽きる扱いだったなぁというのが今回の印象です
『膝丸心眼流免許皆伝』、『燈の兄弟子』、『一警護課長にしてジャパンランキング3位』と要素的には大物であり
ハゲを単独で追い込むという決して弱いわけではない役どころなのに、その退場にしてまったく惜しいだの思う気持ちが沸かないのは本当に何なのか
>何の思い入れも無い奴が何の思い入れも無い師匠の仇を討つために何の思い入れも無いライバルを自爆で倒すと
なにも思うことは無いことがわかりましたね。ミラクルジャンプ1話目から欠かさず読んでいたものですが今回ほどどーでも良い回は初めてです
>草間朝太郎じゃなく貴様アホだろうの間違いじゃないのかってくらいの単細胞振りだなこれ・・・
そんな強力な爆弾あるなら機内に飛び込んで爆弾だけ放り込んだ後に自分は飛んで逃げればいいじゃん
・・・あ、でも膝丸流はニンジャのジツも入ってるからちゃっかり脱出してる可能性も・・・無いか
草間の屈折したコンプレックス設定自体はかなり美味しいと思うんですよ、みなしごの燈に平等な愛情を注ぐ父の仁徳に逆に傷つけられ、
内心燈のことをうとましく思ってたからわざと名前を間違ってたとかそういうジメジメしたみみっちいひねくれっぷりがツボというか、
いっそもっと早くに出してことあるごとにネチネチ燈に絡んでくるイヤ〜な奴、でもその裏で愛に飢えてる男
みたいなドラマを描いてくれたならと思わずにはいられない。唐突に過去エピ挿入して爆発オチは粗忽すぎます
作戦中にも関わらず私情丸出しで堰を切ったように自分語りを始めちゃう辺り、ポーカーフェイスで余裕ぶってはいるけど、
自分の内面を誰かに知って欲しくて仕方がなかったのかな・・・と。世界を相手にするぞ!宣言なんかも含めて、
彼が欲しかったのは他者の反応であって自分が何かをしたいというのはそれを引き出すポーズっぽい
なんか面倒くさい性分がちょっぴりジョセフに似てますなw
>草間が命懸けで自爆しても
トリコのマッピーと同程度の感覚しか味わえないです
>結局ハゲゴキを殺す事もできず死んでしまった朝太郎。 朝太郎が中に入って来るまで誰もその存在に気づかなかったんだから、
単にヘリの外側に爆弾をしかけて離脱し、ヘリが充分に離れたところで爆破。 その映像を世界中に流せば済んだ話ですよね
>Q:何でこの人にフクロウのMOを付けたんですか? A:首を折られても平気という描写がほしかったからです
ホントにコレだけだったよ、コレ以外に何にも意味なかったよふくろうのMO!
>朝太郎がワシミミズクだったの、ただ単に首が曲がっても死なないって言うシーンがやりたかっただけじゃないの?と思わざる負えない程意味がなかった
ワシミミズクは鳥類の中でも完成されたと言ってもいい程なのにこんな使い捨てされるなんて
>朝太郎の功罪まとめたらちょっとひどすぎたので書いてみます。長くなったので、鬱陶しかったら無視して下さい
功1.ハゲに大ダメージを与えた 功2.ラハ坊とラハ父ちゃんの秘密を知った 功3.ハゲは生きてるだろうが、ラハブ親子は確実に殺せた(はず)
罪1.ハゲを逃した(手負いの獣は手強いパターン) 罪2.自爆する覚悟で来ているなら、ハゲが逃げた瞬間即座に自爆するべきだった
(ちんたら喋っているせいで安全距離まで逃げられた)
罪3.ラハブ親子の存在という重要機密を得たのだから、何としても生き帰って情報を持ち帰るべきだった(
読者にだけ伝わってもしょうがないし、どうやら交配は思ったより簡単そうなので今後の対処のために絶対必要な情報のはず)
罪4.日本三位という重大な戦力を無駄死にさせた(ハゲと刺し違えたなら無駄死にではなかったが、ハゲがラハブ親子を捨てて逃げたのは、
「ハゲさえ生きていればまた立て直せる」という意識があるからだと思われるので、戦果がラハブ親子だけというのは明らかに割に合ってない)
総括:「最強キャラが大ボス相手に舐めプしてたら作戦失敗したのでキレて中ボス相手に自爆した」ダメすぎるでしょコレ……
キャラクターとしての存在意義が全く分からないまま退場とか。使い方次第では絶対に美味しいキャラだったのに、どうしてこうなった
この有様で「祈る者の知能は人間とほぼ同じ」とか、地球人どんだけ思い上がってんだよ……

ら、ラハ坊ーーー!!!(号泣)
本当にリアルな感想として、朝太郎が死んだ事よりもラハ坊の死のほうがショックというくらいどうでもいい朝太郎の自己犠牲にビビる
からくり屋敷のレビューにおいては
なんの感情移入もないキャラの自己犠牲の例として定着したマッピーを彷彿とさせます
「草間朝太郎とはいったいなんだったのか」の朋友コメントがまさしく今回の感想の全てと言えるでしょう
「血こそ繋がっていないものの、主人公と同じ家で暮らした兄貴分であり兄弟子」にして、「現時点で劇中最強の戦闘力を持つ強キャラ」
この設定だけ見ても、どう扱っても絶対魅力的なキャラにできたハズなのに
最大の見せ場である格闘戦はたった1話だけで、その次の話で爆弾特攻て
これじゃ読者も感情移入する暇がありません。この展開でどうリアクションしろと

今のテラフォーマーズのプロットの破綻ぶりをまざまざと見せられたのが今週だった、としか言い様がありません。本当にどうしてこうなってしまったのか
ぶっちゃけ朝太郎とインヴォーカーの生死より、ラハ坊の顛末が気になる次号へ続く!


第33話

元々様々な国・機関・資本が入り乱れ不穏な分子を含みながらも
何とかバランスを保っていたアネックス計画は
今は「彼ザ・セカンド」と呼ばれるソイツのせいで
一気に浮き足立ち、その出発すら早めた
膝丸燈は人工的に造られた存在だ!
見つけたのはお前の兄貴

冒頭。50話で見せた燈に関するジェシカと六嘉の会話をバックに、バラバラと海に落ちていく爆発の残骸物
その中には
吹き飛んだインヴォーカーの腕と、膝丸心眼流の帯が確認できます
>祈る者、あれ絶対死んでませんね。死んでたら腕なんかじゃなく、腕じゃなく頭とかもっと致命的な部分を描写するでしょうから
>あ、ハゲゴキ死んでるwでも腕だけしか映ってないし
ニンゲンのジョセフがしかるべき処置を施せばディオ様ごっこできるんだし、まだまだ安心はできないかも

腕が吹き飛ぶくらいの爆発ですから身体のほうはまったくの無傷とはいかないでしょうが、まぁ十中八九生きてますよねインヴォーカー
この爆発で本当に死んだのなら、朋友が指摘しているように吹っ飛んだ首でも描写すべきであって、腕などという曖昧なパーツを描いてる時点でモロバレです
そして突然リフレインされた50話の会話は、
爆死した朝太郎の今際の回想シーンに繋がります

「取締役の蛭間次郎だ。草間課長・・・これは世界レベルの極秘資料だが、だからこそ世界が規制を固める前にモノにしたい
人間にある物の遺伝子を組み込む。危険だし見た目もアレだが、術後の筋力・感覚能力はグラフの通りさ」
「・・・”ある者”か・・・見たことがあるのう
前から知りたかったんじゃがこれの元になっとる人はどういう体質なんじゃ?」
「・・・今・・・なんと・・・?見たことがある体質だと・・・?」

中国にも、ロシアにも先駆けて「膝丸燈」を保護することに成功した日本。それはホームならではの情報網と地の利がもたらしたものだとばかり思っていましたが
真実は至極単純。
MO手術の資料を見た朝太郎が迂闊に口を滑らせた事が全てのが始まりだったのである
「そりゃこっちの台詞じゃあかり君。ワシャ普通に一警護に入社しただけなのに、なんで君が火星で重要人物になっとるんじゃ」
上記の台詞はフロンティアスピリッツ号で生存者を救出にきた朝太郎が、燈と再会して開口一番で出たものだが、これは彼のついた嘘だった

本当は俺が原因だったんだ 俺のあの一言が君の存在を明かしてしまった
本当なら帰還船の中で土下座するべきだったのに・・・・
君に受け継いで欲しかった それが父さんの遺志だから
それまで君に嫌われたくなかったんだ
俺はこうすると決めていた せめてもの償いの”つもり”だが

何一つ本当の言葉を出せず こんな責任の取り方しかできないなんて・・・のォ・・・
弱いの・・・俺は・・・

>燈がいろんな国から狙われるようになったのは?→朝太郎「ワシのせいじゃ」
そのせいでアネックス計画が歪んで国家間の対立が起きたのも?→朝太郎「ワシのせいじゃ」
おまけに今回ゴキ襲撃に収集つかなくなって日本が戦争特需の犠牲になったのも?→
朝太郎「それも私だ」
テラフォ界のユーゼス爆誕である
>朝太郎「親父の仇取るために自爆しちゃるわ!あと燈くんのことうっかり漏らして彼がいろんな国から狙われたり
国同士の対立のきっかけ作ってアネックス計画メチャクチャになった原因になっちゃったからついでに詫びます
燈くんに嫌われたくないんで黙ったままバックレます。え?勝手に持ち出した爆弾でハゲゴキふっ飛ばしたから
死骸の確認もできなくてゴキたちも引き際見失って結果人類の技術革新と戦争特需のために日本が戦争の犠牲の地になったって?
知らん知らん!ワシも死んどるしw」
>燈の存在がばれたのは草太郎のせい、戦争が止められなくなったのも草太郎のせい。作者は草太郎にどれだけの業を背負わせるというのか
>問:草間朝太郎とはいったいなんだったのか? 答:2部・3部におけるトップクラスの戦犯キャラでした
自分のこと悪だと自覚してるジョセフよりタチの悪い吐き気を催す邪悪ですよマジ
>朝太郎死してボロ残す。一体何なのコイツ?あんだけ名前わざと間違えておいて「嫌われたくなかった」だの、
大将首を獲る気マンマンだった割りに最初から自爆するつもりだっただの……
正直祈る者に逃げられたから自爆してこんなモノローグ付けてるけど、順調に大将首挙げて命拾ったとしても相変わらず燈に詫びず普通に接してたろ
とても「朝太郎が不用意に漏らした一言でそこまで思い悩んでいたなんて」とは思えんわ
>弱いっていうなら頭が弱いね、アンタ(非情) 本当なんなんだよお前よ。濃厚なドラマのソースとマイト抱えて逝きやがって
帰還船の中で土下座?しとけよ!そこで水に流して師匠亡きあと二人三脚で膝丸心眼流再始動、力を合わせてゴキブリと戦えばいいじゃん!
単なる失敗キャラというんじゃなく、こうすればもっと盛り上がったろうな、燃えただろうな、という未練を残して速攻で死なれるとさあ・・
>朝太郎「アネックス計画が歪められたのは、生まれながらにMO持ちの人間を作り出す技術の独占を各国が狙っていたのが原因で…
それはザ・セカンドの存在が各国上層部に知れ渡ったせいだから…つまり、燈くんのことがバレてしまったせい…ハッ!
全部ワシのせいじゃ!ハハハハハッ!燈くん、全部ワシのせいじゃ!フフッ」
>先日免許皆伝だかのメガネの事を「1ミリも役に立たなかった」などと言ったものですが、訂正します
1ミリも役に立たない、だとまるでマイナスがないみたいですが、実際にはマイナスしか無かったですね
灯の正体バレの原因とか・・・確かに灯が火星に行ったことで救えた命もあるのでしょうが、
灯の存在が最初から知られていなければアネックス1号の計画は普通に進んで、
訓練された隊員たちが裏切りなどもなく普通任務をこなして帰還できていたのではないか?と考えると 
アネックス1号の80人以上の死者はヘボマスターのせいとも思えてきます
>極秘資料って言われてんのに「見たことあるわー」とさらっと言っちゃったことから燈がいろんなとこから狙われるようになったとか…
>「Q.草間朝太郎とはいったいなんだったのか?→A.作中トップクラスのやらかしキャラでした」という死してなお株を下げるクズキャラになるとは思わなんだ
相手が二郎だったから日米が先に確保できたという見方もできますが、この発覚の仕方とは別問題。自爆で責任取ったみたいな語りもズレてますし
火星で再会したときすっとぼけた時点で最悪の対応でそっから2年も隠してたとかどこまで申し訳ないと思ってんのかと
>免許皆伝さん、フォローになってないなこれ。「秘密バラしちゃったから合わす顔が無くて、
それを本人にも告げずに“責任を取る”っていう口実で全部丸投げして死ぬからあとヨロシク」って追い打ちじゃん
作者としては「自らを犠牲にして自爆した」っていうので株上げたかったんだろうけど、そもそもちゃんと読んでる読者はそうは感じないし、
さらに今回ので完全に救えなくなっちまった。もう「俺アホすぎたんで自爆します」っていう風にしか見えない
>朝太郎、死後も株を下げる・・・か。さすがに可哀相に思えてくる扱いだなこれは
>朝太郎はトリコのジョアみたいに扱いづらくなったんで殺されたとしか思えん
>草間ェ・・・ファザコンこじらせて勝手に死んで、更に救えないエピソードまでぶっこまれてもう逆に可哀そうになってきた
>テラフォはもうツッコミどころ多すぎて疲れる

うっかり口を滑らせたこと自体は別に許せますよ。これは不可抗力です
この時点での朝太郎に、まさか己の一言が世界を巻き込む原因になるなんて知る由もありませんし、これを戦犯扱いするのは流石に酷というものでしょう
でもその後の燈に対する対応が本当にクズ野郎でヤバイ
「本当は帰還船の中で土下座するべきだった」と独白する程度には後悔してるクセに、「燈に道場を継いで欲しいから、嫌われたくなくて言い出せなかった」って
燈に対する罪の意識よりも、自分のエゴの方を優先したって事ですよねこれ
いやいやいや・・・何でこんな台詞を父親思いの良い台詞だと思ってサラッと喋らせてんの貴家先生?普通にクズ発言ですよ!
あと朋友も突っ込んでますが、あれだけ名前間違えて呼んでおいて「あかり君に嫌われたくなかった」もないもんです。だったらちゃんと名前呼べよっていう
キャラ立てとして付けた妙な設定すら、後付け展開の足枷になるというこのザマ
しかしこんなクズ太郎にも、不思議とはんぺらヘイトは湧いてきません。むしろ「気の毒すぎる」という同情の念すら抱きます
だってコイツ、もう何もかも破綻して矛盾だらけの脚本の全ての罪を被せられて退場させられたようなもんでしょう

言わば脚本の被害者ですよクズ太郎は
作者に一時その存在すら忘れられた竜一と竜二とは別のベクトルで作者に愛されなかった可哀想なキャラ。それがクズ太郎だったと擁護したいですね
クソ展開のスケープゴートとして殺されたクズ太郎に黙祷を捧げたい。安らかに眠れ

「放送の切り替えを取りやめてくれ!インヴォーカーの生死は不明だが逃げられるところまでしか映像は映っていない!」
『あんな爆弾をどこで・・・草間部長・・・いや・・・面には出さないが彼は・・・気にしていたのだ・・・
マズイ・・・せめてヤツの死体だけでも見つからないか・・・?このままでは・・・・この状態が続けば・・・始まってしまう
インヴォーカーと連絡を取れるであろう副将クラスのゴキブリにももう詳細な命令が来なくなる!
そいつも”止め時がわからなくなる”!もう止まらない!泥沼になる・・・!』

>そもそもハゲを捕まえたら攻撃の停止命令を出すってのが根拠のない作戦だったのだが
作戦を無視して生け捕りじゃなく自爆の相打ちでいいの?と思ったらやっぱダメでした・・・アホかこいつら
名前は忘れたが眼鏡のアイツ・・・1ミリも役に立たんかったな
>祈る者が倒される映像があればいいのなら
CGで作ればいいじゃない
まあこの世界なら600年経っても劇場版テラフォーマーズ並のCGしかできないかもしれんが
>今回の話の元ネタは間違いなく世界を震撼させた『悪魔の詩』事件ですね
1988年にイギリスの作家が書いた小説『悪魔の詩』がイスラム教を冒涜しているとして、
イランの最高指導者ホメイニ師が、作者及び出版に関わった全ての人間に対する死刑宣告を発令
その4ヶ月後にホメイニ師が突如心臓発作で死んでしまったため、誰もこの命令を止める事ができなくなり、世界各地でテロが発生
結果トルコでは37人の翻訳者が殺され、日本でも翻訳を担当した筑波大学の教授が殺された
そしてわざわざ『悪魔の詩』事件を強く連想させる展開にしてきたという事は、米中が連合して害虫人間と戦い
それに日本が巻き込まれる形のこの戦争は、作者にとって対イスラム戦争の暗喩なんじゃないでしょうか

インヴォーカーを生け捕り、もしくは明確に殺害するところを撮影して全世界のゴキブリに通達することで総攻撃を止めようとした戦略部の作戦でしたが
カメラが回っていないところで爆殺してしまった事により、兵隊ゴキブリに対する歯止めを失ってしまった結果に
クズ太郎マジですげえ。命を賭した自爆が本当に何の役にも立たないどころか、
むしろ大迷惑かけただけという・・・
一方その頃、人工島「秋海」責任者として全世界に向けて生放送をしていたインヴォーカーの映像は未だ放送中
本物は日本近海で大爆発に巻き込まれているので、「LIVE」と書かれたこの映像が
実は録画のフェイクであることが判明します
「・・・じょうじ」

その録画のインヴォーカーが取り出したのは、燈と一郎の写真パネル
映像を見た六嘉が苦い表情を見せたあたり、その意図をおよそ推し量ったのか。まぁ状況から察するにどう考えても
「人間どもよ、助かりたかったらこの2人を捕えて我々に差し出せ」という事でしょうね






「19世紀のプロイセン国王の言葉だ「近代戦に偶発は無く、全て営利行為である」
いやなに・・・俺もアメリカがどういうつもりなのか気になっていてね
確かに俺達はアメリカに救われたが、助けは呼べなかったんだよ
あの人工島に何故助けに来てくれたんだ? その答は
「アメリカが勝手に来た」だ
アメリカは焦っていた。それはバグズ2号計画で日本に裏切られたからでも、
アネックス1号計画で中国に裏切られたからでもない。それ自体は直接のダメージではない
本当のダメージは7世紀前のIT革命以降、何のイノベーションも無い事!
そして火星でもウイルスは持ち帰れたのに、思ったより利益が出せなかった事だ」

一方その頃、アメリカ軍に保護されている主人公一行。日向はインテリ特有の視点から、アメリカの目的について考察を巡らせていた
天下のアメリカ様は慈善事業をするほどお人好しじゃない。
あくまで戦争とは利益を求めるからこそ発生するもの
ならばあの時、秋海にアメリカ軍が介入してきた本当の目的とは。今のアメリカ軍の真意とは―

同じ頃、自衛隊の奮戦も虚しく、テラフォーマーの圧倒的物量の前に前線がどんどん押し込まれる日本列島防衛線
ニュースの速報を見ていた一般人達も、もはや
「焦り」を通り越して何かを悟り始めていた
「これ・・・もしかして・・・大丈夫じゃないんじゃないか・・・・?
自分達の先祖がどれほど前から日本列島に居るのかは知らない
地球の歴史から見ればそのような人はむしろ幸運と言えるだろう
そんな事を考えた事はほぼないだろう。それほど当たり前の事に思っていたのだ
あって当たり前だと思っていた「自分達の住む場所」が・・・・終わる・・・・?
最後相手はそうか・・・「宇宙人か」・・・妙に納得していた。変に誇らしくさえあった」

刻一刻と迫る絶望は、パニックを起こす気力すら民衆から奪う
もはや殆どの人間が日本滅亡を覚悟し、生きることを諦めつつあったその時だった
東京の上空を

巨大な鉄塊が舞ったのは

超低空の弾道で日本を横切った”それ”は、太平洋に展開していたテラフォーマー艦隊のド真ん中に着弾
巨大な閃光がその黒い軍勢の大半を瞬時に飲み込んだ

「・・・・くそが・・・っ」
自衛隊が持つことを許されない戦略級兵器。「助けられた」というのに、喜ぶどころか苦々しい様子で吐き捨てる一郎の真意や如何に
『今日こそが我々人類にとっての独立記念日である!』
「なんだ・・・英語だ!てかこの声・・・っていうか!」
「今の何だよ!地を這うような軌道のミサイル・・・そうか迎撃されにくいのか!あんなのあるんだ!」
「発射地点は?もう来てるよ情報!2発!2箇所だ!
中国北部山壌地域と!アメリカ軍台湾基地だ!
アメリカと中国が合同作戦を取っている―!?」

「地球存亡の危機に際し、今こそ世界各国は「地球人類」となる」。3週前のジェラルド大統領と劉主席の言葉に嘘はなく、アメリカと中国は迅速に救援を出してきた
だが彼等の目的は決して「日本人を救うため」ではない
場面は再びルーク大統領の独り言へ
「7世紀かけてジリジリと農地が減り、仕事が減り、格差が広がる中・・・本当はMOとAEウイルスを医療革命・バイオ革命にしたかった
だが間に合わなかかった。つい先日・・・ついに体力が尽きた「もう限界だ」「もうやるしかない」
今日テラフォーマーが襲ってこなかったら・・・おそらくアメリカVS中国で始まっていただろう
テラフォーマーが来てくれて本当に良かった・・・
強制的に需要を作り出し、技術は進み、上手くすれば農地そのものが手に入る
「究極のちゃぶ台返し」「最後の手段」ピラミッド建設に次ぐ人類最古の公共事業―
「戦争」だ!」
>テラフォを読んでいたらなんか唐突にインディペンデンス・デイが始まったでござる
>だからそういう展開は見たくないんだよ!何回目だ!?<今週のテラフォを読んだ率直な感想
>ネット上の評価や批判はあてにならない、とはいえあれだけ批判されてた人類同士のつぶし合いをまたやるのかという気持ちでいっぱいです
ほんと火星で終わるのが一番でしたわ
>テラフォはいい加減「人類同士での確執やいざこざ」から離れるべき。スパイス程度なら面白いんだけど、こっちに主軸を移せば移すほどつまらなくなる
>今回が本当の区切りでしたね
良い悪い・面白いつまらないは別として、『MO手術』は物語の行方を左右するものではなく、ただのストーリーの理由付けのための舞台装置(マクガフィン)になった
今までは規模は違えど個人を焦点にした異能力バトルだったものが、今回から明確に政治と戦争を舞台としたパニックものに舵を切ったのですね
>同じお馬鹿人類でもこの演説で一丸となって宇宙人に対抗したインデペンデンス・デイはエンターテイメントとしては優秀だったよなと改めて思いました
アメリカは義侠心じゃなく、あくまで自国の利益を得るために日本をダシにしてヒーローになろうとしている、と・・・
自作自演とはまた違うけども商店街の護衛を買って出る代わりにみかじめ料ふんだくるヤクザそのものですな
しかしゴキブリなんて殺してもあいつらの本拠地って南極だぜ〜?農地()手にはいんのかよw
本拠地の火星にもまだ健在な連中はヤマほどいるから領土ふんだくるどころじゃないし
なんか侵略者撃退には成功したけど恩賞の領地が増えずに困った元寇みたいなことになんのかな〜?
ゴキブリそっちのけで日本が毛唐どもの手で分配されるシーンとかやり始めたらもう切るかも
>人口問題を解決し、技術革新をもたらす、日本を戦場とした戦争。程よく自国と離れていて、程よい展開面積があり、
どんな非人道兵器を使っても良い敵が攻めてくる・・・素晴らしい事業かもしれませんね。一郎に打つ手が無かった理由としても妥当な気がします
>ほんとこの世界の人類はゴキブリのこと舐め腐ってますね…
今までの人間側の不思議行動は日本を除いて「戦争したいから今まで舐めプしてた」で説明できそうですが
地球にテラフォーマーが定着したこの状況で未だにこの危機感の無さはなんなの?
> アネックス計画にそんな国運賭けてたんならせめて中国みたいに超兵器こっそり飛ばしておけと言いたい
そもそも仮に裏切り無しで計画が大成功に終わったとしても献体は各国で山分けになるんだし
そうなると必然価格競争も起きる訳で素人目から見てもそこまで利益をもたらさないと思うけどどうなんだ

何が始まるんです?第三次世界大戦だ!
モグラ族などという底辺環境のスラム民を生み出してしまった日本を見てもわかるように、26世紀の世界情勢はどの国を見てもギリギリいっぱいの状態だった
もはや限界の経済成長を打破する為に、
MO手術とAEウイルスに医療革新を求めたもののそれも不振に終わり、
もはやどの国にとっても残された手段はたった1つしか残っていない。だがそれをやれば第三次世界大戦の勃発を意味してしまう
そんな時に人類共通の敵として”都合よく”現れてくれたのがテラフォーマーだった
当然アメリカも中国も喜び勇んでこの餌に飛びつく
己の領土を一切危険に晒す事のない、日本という場所での戦争に
かくして尽きることのない人類の邪悪な欲望は、ついに「戦争」という名の混沌を引き起こしてしまう・・・うん、なるほどなーそうきたかー
キマイラブラッドオペレーションとかマジ要らねえなこれ。
だってミサイル最強だし
火星で人間VSゴキブリやってた頃は本当に斬新で面白い漫画でしたが、それが人間VS人間にシフトしてから一気につまらなくなって、
地球にステージを移したらついに戦争が始まってしまったこの漫画。貴家先生はホント何が書きたいのか
もはや本当に人間が宇宙のゴミにしか見えないので、早くテラフォーマーが人類を皆殺しにして地球を征服するラストが見たいとしか思えなくなってしまった次号へ続く



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