第３４話

「戦い」に最低限必要なもの
�@戦う人A　?戦う人B　�B審判・調停をする人　そして―�C場所
「ハハハハハ！笑いが止まらんな！」
「ハザズィーさん・・・それ一応世界中の証券法で禁止されてるんですよ？」
「ヘイ！電話回線で滅多なこと言うんじゃないヨ！そういう蛭間二郎くんキミだって」
冒頭。凄まじい勢いで値上がりする軍需産業関連の株価を見ながら大笑いしているのは、米国防衛省の官僚と思しき例の褐色眼鏡男性ハザズィーさんと二郎
二人は「確実に戦争が起きる」ということを前もって知っていたワケですから、先買い取引きで大儲けというワケです。これもちろん立派な証券法違反
「フッ・・・大義ある戦いによる人類の進歩。これこそ正義
もしもこれがアメリカVS中国の戦争だったら流石に笑っていられなかった。世界が核の炎の包まれたら株もクソもなくなる
今日テラフォーマーが攻めてきたのはまさしく中国のファインプレー。インヴォーカーに出陣を決定付けさせる状況を作った
まさかアニキを直接狙って昏倒させるとは・・・あの特殊工作員の力なくしてはできなかっただろう」
＞順序としては、米国「経済ヤバイ」→中国「日本舞台に宇宙人と戦争しようぜ、首相殺してその隙に南極のゴキに攻め込ませるわ」ですよね
この話の主役って誰だっけ、なんか燈の存在が口実としてさえカケラも見当たらないんだけど
＞二郎にとっては今の状況は笑っていられる状況なのか……でもこのセリフから二郎の立ち位置を真面目に考察するよりも「いざ正義！」といい、
二郎がジョセフの「愛」並に読者の共感どころかツッコミ受けまくる「正義」を喚きたてる残念キャラになるんじゃないかという嫌な予感を感じてしまう
＞二郎は純粋な商売人って感じですね。カネが意味を持つ社会の構造そのものは利益の為に守りたいけど、
それがキープできたならあとはどこの誰がどんな目に遭おうとそれがどうしたって感じのチョー俗物
勝ち組になったうえで何かしたいこととかあるんですかね。このハルマゲドンルート、もうブレーキかけられる奴がどの陣営にもいなさそうだけど
二郎に言わせれば一郎暗殺は「中国グッジョブ」の一手だったそうで、宇宙大戦争が始まってしまった今の状況も笑っていられる状況のようですが・・・
前回のルーク大統領然り、今回の二郎然り、「テラフォーマーが攻めてきてくれて良かった」ってのはあくまで人類が勝つのを前提にした発言に過ぎません
人類の旗色が悪くなってきてから「バカな。こんなハズじゃ」という醜態を晒すフラグ以外の何ものでもないというね。わかり易すぎるぞ

所説あるが近代物理学の父、アルベルト・アインシュタインはこう答えたという
「第二次世界大戦では原子力が大きな武器となりましたが、次の戦争では何が使われると思いますか？」
「第三次はわかりませんが、第四次はわかります。石と棍棒でしょうな」

―その予言は早まる事となる

既にひっくり返された自衛隊の装甲車両が転がる海岸線。上空から襲い掛かるヤンマテラフォーマーを迎え撃つのは、上陸したばかりのアメリカ軍歩兵部隊だった
背中に背負った特異な形状のバックパックと、そこから生えた複数本のマニピュレーター。砂浜に映る彼らの影の形状はまるで―
「Semper　Fi！
”Synth−METANORPHOSIS”人為変態」
＞「センパイ、ファイト?」・・・じゃなくて「センパー・ファイ」、ラテン語の警句で「忠実であれ」って意味の海兵隊スローガンですね
仮面ライダー龍騎USAこと『KAMENRIDER DRAGONKNIGHT』でスティング（日本だとライア）が口癖にしてたのを思い出します
こっちでは量産型のゲジゲジ怪人かぁ・・・お国のためとはいえよく志願出来たよなあ〜ノリノリで戦ってるし
楽しいのかな、無数の足でそこらじゅうにあるもの掴んでブンブン投げまくるの
なんとアメリカ軍の歩兵はその全員がMO戦士！
ベース生物は言わずもがな、アシダカグモと並ぶゴキブリの捕食者として有名なゲジゲジです
隊長の号令とともに変態した隊員は、背中のマニピュレーターアームで一斉に鉄球を投擲。これを持ち前の機動力で紙一重回避するヤンマ達でしたが、
次の一瞬には背後に回り込んでいた隊員が鋼鉄製のパイプでこの鉄球をフルスイングバッティング
火星でアレックスとマルコスのやった跳弾打撃コンビネーションを、より訓練された隊列陣形で行うことにより、無敵のヤンマ編隊を瞬く間に撃ち落としていきます

「ふむ・・・これが噂に聞くオニヤンマの飛行性能か
キッチリと艦隊を組み、空母（クジラ）から航空機（ヤンマ）を飛ばして上陸拠点を奪う
実に前時代的と言える戦法だが、一匹一匹が人間の乗り物を遥かに超えるテラフォーマーならではの恐ろしさだな」
一方その上空では、まだ地上に降下してきていないヤンマの大編隊に向かって単機で突っ込んでいく中国空軍機の姿が
オニヤンマの飛行性能を「一匹一匹が人間の乗り物を遥かに超える」と認識しながらも、接触をまるで恐れないパイロット。何故ならば
「だが我々も我々で弱点だらけの乗り物に乗る前提の戦法をずっとやってるんだよ

覚えておくといい。「タンクデサント」と言う。いや別にいいか覚えなくて」
＞対飛行ゴキ用に戦闘機に半裸のおっさん乗せるとか、もっとこう・・・他にあるだろ！
＞「ドーモ、タンクデサントです」　おお、見よ！戦闘機の上にニオー・スタンディング姿勢でカタナ・ブレードツルギを振りかざすニンジャの姿を！
彼の名はタンクデサント。ヤモリ・ニンジャクランのソウル憑依者である彼は、足の裏からファンデルワールス力を働かせ
いかなる不安定な足場でも平時と変わらぬ移動を可能とするヤモリ・ジツの使い手なのだ！ゴウランガ！！
・・・ヤモリのファンデルワールス力はなかなか魅力的な異能なんですが、
キリングバイツとか荒野に獣、慟哭すとかでツバつけられてる感もあって出すタイミングが惜しかったな。火星で出てればもっと評価できたのに
なんとキャノピーを跨いで仁王立ちのオッサンが、迫りくるヤンマを剣で一刀両断！
服装から察して少林寺みたいな武術寺の達人でしょうか。戦闘機の表面にピタリと張り付いて離れない足裏は、ヤモリの持つ「分子間相互作用」が働いている事が解ります
アメリカ、中国ともに前線に投入される兵士は全てがMO施術者
火星編終盤で唐突に出てきた「ワクチンが作れればMO手術の成功確率が上がる」という設定は、地球編でこれをやる為か
あとニンジャスレイヤーコメントの朋友よ・・・せっかく面白いコメントくれたのに吊し上げみたいになって申し訳ないけども、２つほど勘違いしているようなので僭越ながら指摘をば
まず「タンクデサント」は、日本語で「戦車跨乗」。戦術名であってオッサンの名前じゃないぞ
ドリフターズ５巻で、読者の殆どがキリストだと思ってた黒王の正体に一石を投じた光秀の疑問がこの戦術ね。キリストならば近代戦術を知ってるハズがないっていう

そして「ヤモリの分子間能力」なら、とっくの昔に火星で披露してるやんけ
アネックス１号の通信機能を回復させる際、ウォルフやアミリアらハッキングチームが管制室にどうやって侵入したのか忘れてしまったのか？

「弾切れ」無し　大量の「砲」を運ぶ必要も無い
変化球を使わないなら、そこらに落ちてるものを投げればいい
素早く移動するのにガソリンも要らない　補給はチョコレートと軽量の「薬」のみ
人類は気付いた
長距離ならばミサイルで　近距離ならばむしろ
「石と棍棒の方が良い」と―！
＞劉将軍「専用武器で戦うより音声認識や指紋認証の銃器で戦うほうが強いよね。それが出来ないのはＭＯ手術の性能を試したい各国の思惑であって」
朝太郎「銃器の専門家がＭＯ手術受ければ無敵じゃん？」
軍「補給要らずの石と棍棒が強い！（鉄弾10発）」……なぜなのか
＞変態する軍人とか、警護の面々とか色々集まってますけど自分は全然盛り上がれません
地球が舞台になってから変態しなくても今回のミサイルみたいに兵器で全然こと足りてるのに
無理やり人為変態活躍させようとしてるのがちぐはぐに感じるんでしょうか（軍人はアメリカが実戦テストしてるのかもしれませんけど）
＞第四次世界大戦の武器は石だろう。有名なフレーズですが、なるほどこうきたか。素直に感心
＞兵器があればMO戦士いらないじゃん→人類は気付いた「短距離なら石と棍棒の方が良い！！」
言ってる事は相変わらず無茶苦茶なんだけどこれは久し振りの騙されてもいい暴論
主人公たちの活躍の余地が残るという意味で期待や希望を断たない為のこういった嘘なら目くじら立てるほどは気にならんのだけど
アインシュタインの言葉の意味は説明するまでもなく、「もし第三次世界大戦が勃発すれば、今の文明は全て滅びるでしょう」という意味なんですが
それを転じて「軍事技術の進歩の果て、人類は”石と棍棒”に行き着く」としてしまったナレーションが面白い
かくして目的の１つだった「最強の兵士」を手に入れたアメリカと中国の参戦により、あと一押しまで日本を侵攻していたテラフォーマーの軍勢は次第に押し返されていきます

「防爆繊維（爆破覆幕）」
文字通り爆弾の熱と爆風を防ぐ防具である
しかしこの類の防具は衝撃まで吸収するわけではない。下が海だった事が幸いした
加えて使う場面の少なさや、繊維の高額さ故にあまり実用的ではない代物である
しかしそのコスのト問題は２１世紀生物学の進歩により解決されていた
蜘蛛の糸と同じ成分を大量に吐く蚕「クモイトカイコガ」である
一方その頃。やはりというかなんというか吹っ飛んだのは腕だけで、普通に生きてたインヴォーカー
古代ローマ帝国時代のようなあの衣服。素材に使われていたのが防爆繊維でもあるクモイトカイコガの糸だった為
防爆繊維としての機能を目的としていたワケではないだろうに、火星で偶然手に入れた繊維素材がコレだったあたりに、彼の並々ならぬ強運を感じます
「危ないところだった・・・もうあんなクレイジーな人間とは戦いたくないものだ」とでもいうかのような表情を浮かべ、海岸から立ち去ろうとしたその時だった
彼の背後から、その二度と聞きたくない声が聞こえてきたのは
「どこ行くの?」

＞テラフォ読者「（この漫画）どこ行くの？」
＞この自爆は特にいりませんでした(ハトよめ風)
＞朝太郎ほど生きててガッカリなキャラも逆に珍しい
＞クズ太郎お前まで生存かよｗなに？この搾りカスにまだ何かやらせる気でいるの？これこそ正しい意味での『汚名挽回』ってやつですかぁ？
＞自爆したらバカにされ、生き返ったらウザがられ・・・朝太郎の明日はどっちだ
＞もしかして朝太郎(貴家先生)の中では前回の自爆で燈への償いと責任にケジメ着けた気でいるのでしょうか？
ここ数話の支離滅裂な展開を見てると「今のテラフォに最も必要な資料は前回の原稿じゃないの？」とすら思えてくる
＞今週のテラフォの感想はアレですね、TV版艦これ最終回後の続編告知を見たときの気持ちを思い出しました
＞もうMOもCBもいらんやろ→近代兵器とMO部隊の併用にしました！→違うそうじゃない
朝太郎クズすぎるやろ…自爆で責任取るとかの前にちゃんと燈に謝っとけや→生きてました！→違うそうじゃない
このことごとくズレてる感は本当になんなのか
＞「テラフォはヤンジャンの彼岸島枠」そう思っていた時期が俺にもありました…殺すときはしっかり殺す彼岸島の方がまだ常識的ですわ
＞侘びいれて自爆したのに当然の如く生きている朝太郎。お前本当になんなんだよ
というかあれから短時間で再生してなぜか服まで再生してる天異変態は一体何なんだよ
ドラゴンボールで生き返るレベルで生き残りすぎだよ。バンバン死んでたテラフォはどこへ行ってしまったんだ
＞防爆マントありの爆破の効果範囲内でキズハゲは片腕持ってかれたのに腹マイト爆心地のクズ太郎が五体満足ってマジでなんなの…
プラナリア持ちのエヴァですら爆心地で吹っ飛んで肉片からの再生で何日もかかったってのに
＞あんまり細かいこと気にしないでテラフォ楽しんでる派の私ですら今週はどうかと思う
ハゲゴキ生き残るはまだわかる。理由は多少苦しいがまぁまぁあんなもんでしょう。んで朝太郎君何で生きてるの？
オーバードブーストしたからってあんな爆発の中心でなんでいきてんの？　服が残ってたけど服の下に爆弾まいてたよね？
あぁそうかこの数百年でフクロウはラハブもビックリの超進化をして耐熱性耐衝撃性も進化したんですね
かのジョージルーカスが俺の宇宙は音が鳴ると言ったようにあの世界のフクロウは地上最強生物ダッタノカ
＞本家プラナリア爆心地からの再生に一週間、BCプラナリア自爆後程なく再生完了。さすがに素体の差で片付けられる範囲を越えてるぞ
この先キャラが死ぬ度に何で普通に死んでるの？としか思えん
＞テラフォはもう面白いとか面白くない以前に話の筋がよく分からないです。ゴチャゴチャしてて把握が難しいです
他の読者はついていけてるのでしょうか・・・まぁかといって読み直したくなるほどの面白さも感じないんですが
＞今まで「何であらかじめCBで再生能力持ち歩かないんだ」と言われてきたけどついに使いましたね
はんぺらさんにクソ太郎なんて酷いこと言われてたけどこいつが一番作中で有能じゃね？（酷い褒め言葉）
＞爆破から命からがら逃げ延びたものの片腕の損失を始め満身創痍、しかし安堵する暇もなく再び襲ってきた上に
プラナリアチートでベホマった強敵に顔歪めるほどビビるも恐怖を乗り越え対峙するクズ太郎が
マジ悪役な笑顔なことを踏まえてもキズハゲ主人公なノリである。だがラハ坊見捨てて逃げ出したことは絶対に許さん
＞いくらプラナリアCB使ったと言っても回復早すぎでもう何がなんだか…
「親父の仇取るためなら命張る覚悟あるんじゃ」という言葉すら薄っぺらいとかもうほんとクズ太郎はキャラとして死んでますね
＞エヴァ再生後→スッポンポン　朝太郎再生後→すでに着衣済み　腐読者「解せぬ！」
＞回想して死ぬ気満々だった免許皆伝ですけど、再生能力を持てるユニットは身につけてたけど、
爆発してなお蘇生できるかは流石に分の悪い賭けだっのじゃないかな
多分次回にその再生ユニットの解説があるとは思うけど。 服に関してはフォローできないけど
＞なんで朝太郎生きてんの？いやマジでこれ納得できる解説くるの？
傷を薬で治すのはいいとして、あの爆発じゃ薬も吹っ飛ぶし、そもそも薬使う間もなく即死するでしょ
爆発直前に天異変態でプラナリアの再生力を得たとしても、粉々からでは再生にかなりかかる設定だし…
「もうお前あのヒキで死んどけ」としか思えなくてツラい
＞きんたです。クズモノローグを残して死んだと思った朝太郎がまさかの生還。このまま大人しく死んでいたら脚本の被害を被らなかったのに…
ここまで来たら朝太郎の評価がどこまで下がるのか楽しみになってました
＞屑太郎はプラナリアで生きてるっぽいですが、先週の償いだかとか言いながら自爆したのはなんだったのか
あとあれだけ準備万端な兄弟子に対して、治療もプラナリアやシャコを使わずに寿命が縮まる変身薬の大量投与で、
装備も専用武器の影打ちだけでご当地Tシャツだけだった主人公って
一警護からすれば早く死んで欲しい鉄砲玉みたいな扱いなんですが大丈夫なんですかね
＞クズ太郎生きとったんかワレェ！！・・・なんで防爆スーツの中に爆弾巻きつけとったんだ？
あれかブチギレててもバトルマスター（）の本能で生き延びちゃいましたとかそういうのですか？
ていうかこの展開だとラハ坊のおくるみも防爆でした＆孫さんが自分の身をためらいなく捨ててかばってたとかで
ラハ坊も生きてて今度はクズ太郎の首ちゃんとねじ切るパターンだよね・・・
＞なんだかんだ理由をつけて死人を出さない漫画がクライマックスを盛り上げる意味で犠牲者を出す漫画はありますが、
序盤景気よく魅力あるキャラを殺しておいて人がゴミのように死んでもおかしくない戦争というクライマックスでキャラが死ななくなる漫画は斬新ですね
生き返らされた朝太郎ももう爆発でカメラもオシャカになってんのにただ仕留めに行ってるみたいで恥の上塗りになるきしかしない
貴家先生はかつてのキャラの命燃やした展開の作り方を忘れてしまったのですかね
ダメじゃないかクズ太郎・・・お前は死んだんだぞ？ダメじゃないか死人が出てきちゃあ
死んでなきゃあああああああああ！！！！
※（BGM　クロスボーンガンダム）

なんとあの大爆発の爆心地にいながら生存していた朝太郎
しかし生きていたその理由に関しては読者それぞれで解釈が異なるようで。ここでそれぞれの意見とはんぺらの見解をまとめてみましょう
�@肉体は木っ端微塵に吹き飛んだが、プラナリアの天異変態によって再生した
どうも寄せられたコメントを見ると、このように解釈した読者の割合が多い模様。うーん・・・これは２ちゃんのスレか何かでの主流予想なのかな？
おそらく千切れた右足が急速に再生していく描写が「プラナリアの再生力」という考察の根拠だろうと思います
なんか朝太郎の胸に機械が埋め込まれてるのは、天異変態を自動発動する為のサポートユニットってことですよね。まぁ解らなくはないですが・・・
正直申し上げてはんぺらはこの解釈は否定的。だって根拠要素よりも否定要素の方が大きいです
まず第一に、バラバラに吹き飛んで肉片から再生したのならば、
エヴァがそうであったように、この朝太郎は全裸でなければなりません
にも関わらず、靴やズボンはおろかワイシャツに至るまで衣服がしっかり原型を留めているのは、意図的なものであり「うっかり描写」などではないでしょう
更に以前、CB技術が出た頃のコメントとして「エヴァの体液を持ち歩けば不死身じゃね？」という疑問が寄せられた際、はんぺらはこう考察しました
重傷を治すのならともかく、バラバラの肉片から再生するのは絶対無理だろと
なぜならCBは設定上正規の手順を踏んだ場合でも持続時間は「３分程度」、
肉片がもぞもぞ再生してる途中にその制限時間がきてしまえば、その場で絶命するのは免れません
エヴァがバラバラの肉片から再生したシーンを見てみれば、３分間などという短時間で再生できるはずないのは確実です
では右足の急速な再生は何なのかと問われれば、答は簡単。変身薬のオーバードーズです
アレキサンダー先輩も薬の過剰摂取の際、失っていた左腕がクワガタの腕に瞬時に生え変わってました
よく見りゃクズ太郎の右足も、人間のそれではなく猛禽の足が生え変わってます。プラナリアの力ではなく、変身薬の力であると思って間違いないでしょう
以上の考察根拠を踏まえ、はんぺらの解釈はこうです
�A胸に埋め込まれてる機械は強烈な斥力場か何かを発生させる未来の装置
端的に言ってしまうと「すげーバリア発生機」みたいなモノ
これ。ぶっちゃけ荒唐無稽な予想だけど既にこの作品自体が荒唐無稽なのでこれで多分正解だと思う
まぁプラナリア天異変態説は、前述したように否定根拠のほうが大きいので消去法でこっちになるって事なんですけどね
というワケで、はんぺら考察如何でしたでしょうか。この考察に対し、プラナリア説を支持する朋友の反論意見があれば是非お聞かせ願いたいところです

ある人間は言った「俺達にたった１つ優れた武器があるとしたらそれは―
「恐怖に対処する事」だと！
人為変態によって梟人間へと姿を変えていくクズ太郎。インヴォーカーももはや逃げることは叶わぬと悟ったのか、この恐るべき強敵を正面から迎え撃ちます
＞朝太郎とインヴォの場外乱闘は蛇足感ハンパ無い
＞あそこまでやらかして殺してすら貰えない上に「燈くんに嫌われるのが怖いから謝れないお・・・」とか言ってた人に
「人間の武器は恐怖を超えること」とかナレーションつけちゃう貴家先生のクズ太郎への底知れない悪意が心底怖い
＞テラフォ、引用されてる言葉が次回以降の暗示にになっていると感じました
冒頭の「戦いには仲介者が必要」というのは、朝×祈の戦いにニュートン一族あたりが介入しそうな予感がするし、
「人間の強さは恐怖に対処すること」というのは朝も祈も死の恐怖を乗り越えて限界まで戦うことを予想させます。
いうことで次回は二人が瀕死になるまで殴りあった辺りで復活したジョセフが
「間に合って良かったぜ、まだ始まったばかりらしい」と乱入する展開に花京院の魂を賭けるぜ

一方、２発のミサイルに搭載されていたマイクロ波パルス爆弾によってテラフォーマー艦隊はその８割を消失
残された２割の兵士達は、それぞれの判断でもって日本列島へ突撃。まだ自衛隊や米軍が展開していない、防衛線が手薄な場所を狙います
言わばテラフォーマーのプランαと呼べる状況ですが、この状況下においてようやく役立たずの一警護が仕事を始めます
「いけるかッ！？」
「応！！！」
海岸線の道路のマンホールの蓋が勢い良く吹き飛び、中からゾロゾロ現れる人間達
一目見て「軍隊ではない」とわかるその人間達に、テラフォーマーも一瞬の戸惑いを見せる
この世に技術がもたらされた時
最初に変化するのが「軍」　そして
たなびく旗には「関東土竜連合」の文字が。東海道に防衛ラインを張ったのは、翔率いる土竜族の若者です
更に房総でサムライソード、紀伊では謎の新キャラがテラフォーマー迎撃に当たる

「風邪村一樹。皇宮護衛官」
不健康そうな名字と顔つき。察するにこの男が１年前の「病欠の２位」でしょうか
今は繰り上がって１位になっているのか、それとも龍ちゃんとクズ太郎に抜かれて４位になってるのかはわかりませんが、少なくともサムライソード以上の実力者
アメリカ、中国、そして日本。次々と現れる戦士達の力により、先週まで絶望的劣勢だった戦局は一気に優勢に傾いてきましたが・・・・
ラストシーン、米国基地で待機するミッシェルちゃんらの元に、中国からの速達が届きます
「１人もしくは膝丸燈と２人で来い。この男を引き取れ
中国航空宇宙軍大将・剴延超」
＞なんか人類サイドが優位にたってどや顔してるだけでイラッと感じるようになってきた
＞ここ数回テラフォと朋友感想見ててはっきり解ったけど貴家先生はヤンキー漫画のノリのまま書いてるよね
前回と今回のクズ太郎のセリフとか"!?"つけたら左門くんより特攻の拓っぽいですよ
燈とか本郷とかクズ太郎とかの暴走とかもＢＡＤＢＯＹＳとかで見たし今回は小吉ですけどデカい抗争中に女さらうとかよくありますしね
生物知識関係が民明書房と化してるから余計そう思えるというか
ドヤ顔でトンチンカンなセリフばっかだからコイツら田沢の同類とでも思わないとやってられないと言うか…
＞祈る者や朝太郎よりも鉄砲水の件で後味の悪さを残した土竜の皆さんの生存が確認出来たのが嬉しい
戦争特需の雇用の恩恵を真っ先に受けるちゃっかりさ加減もステキ
言い訳臭い助かった理由は入れなくてもいいです。下手に入れても新たなツッコミどころを生むだけでしょうし
＞へいはんぷる。今週のヤングジャンプがやばい。具体的に言うとテラフォーマーズとかぐや様がやばい
どっちも思わず何回もページを戻して読み直すくらい燃へたぞよ！かぐや様は先週の引きでもうイワズモカナ
テラフォーマーズは「テラフォーマーズだから」というだけで今週もおそらく「でもどうせ上げて落とす展開が…」だの
「うすら寒い」だの「話の整合性がとれてない」だのお決まりのアレを言う子がいそうですが、敢えてわしは言いますぜ、超燃へたでござる
日本各地で次々立ち向かうサブキャラ達とどっかの浜辺で人知れず殴り愛続行するじゃけえのｖｓキズハゲ
最強二人がまったく誰も知らない、戦局にもさっぱり関係ないところで子供みたいにボコスカ喧嘩してるなんて最高じゃないですの
ラストは剴将軍の策略が炸裂してオチも完璧だ！一番わしの好みだった夕さんが何故か女子高生に若返ってたのも完璧だ
ムツカシく考えるな、ヒラリークリントンにボッキチンコみせつけたらなんか満足して帰った、漫画はそれでいいんだ
＞「小吉を返すから一人か二人で来い」ってあからさまな罠だけども、
表向きは連合軍になってゴキブリと戦争をやってる時に罠を仕掛ける意味ってあるのかな？
＞いつぞやはんぺらさんが言っていた「今後のテラフォは凱将軍の双肩に掛かっている」が今となってはシャレに聞こえねぇ
「小町小吉を返してやるからお前達だけで来い」。どう見ても罠すぎる剴将軍のお誘い
しかしながら現在、表向きの名目とはいえアメリカと中国は軍事同盟国という状況。その大将閣下が迂闊な行動はできないハズ
中国に何か真意があるのは間違いないにせよ、とりあえず小吉を返してくるというトリッキーな駆け引きは仕掛けてこないとも限りません。洗脳してればいいだけだしね
果たしてこの局面で人質交渉に出てきた中国の狙いはどこにあるのか？劇中で１年経った剴将軍に早く逢いたい次号へ続く！

＞はんぺらさんの考察についてですが、朝太郎の体に埋まっているのはやはりバリア発生装置ではなく変態薬のサポート装置だと思われます
朝太郎の追加摂取描写が無い以上オーバードーズは一つの例外を除けばありえません。その例外とは本郷です
当時は妹と再会して気合いと勢いで変身したように思えましたが朝太郎と同じ処置が施されていたならば辻褄が合います
さて、肝心の生還した理由ですが朝太郎は爆発直前ベルトを外してすかさず天異変態し自身を地球に来たテラフォーマーがそうしたように
蜘蛛糸蚕蛾の繭で覆った。しかしラハ坊に拘束されていた右足は繭からはみ出たか全身を覆うため切り捨てたので欠損していたと理屈付けてみました
爆炎の中に帯や眼鏡の残骸が散ってる描写やそんな一瞬で繭なんか作れるか？とか考えるとこの理屈も相当穴だらけで妄想に近いシロモノですが・・・
PSプラナリア再生派の朋友たちはこれまでこのマンガで明かされた真実に対して新たに生み出される矛盾に慣れてしまって
はんぺらさんの否定要素も承知した上で誤差の範囲内になってるんだと思います。自分もはんぺらさんの考察を見るまで深く考えずプラナリア派でしたし
＞個人的にはプラナリアの再生とオーバードパーズの合わせ技かと思っています。確かに時間が足りなさ過ぎますが、
振り返りますとエヴァがバラバラにされて治癒に時間が掛かったのは復活に必要なエネルギーを得られなかったのが大きいと思います
少なくとも最初の再生は肉片程度のエネルギーにも関わらずに長く見積もっても1日足らずで再生しきった所をジョセフに襲われて鹵獲されてます
復活後の戦闘でも頭の何割かを吹き飛ばされても瞬時に再生し終えている辺りに相当な効率の良さと思われますし
当人程の効率を期待するのは難しくともプラナリアの再生の3分で重要器官や部位を再生して薬の過剰摂取で手足の欠損を補えば戦力向上も出来ます
＞朝太郎の生存理由考察で、はんぺらさんはレビュー内で胸に埋め込まれている物体を「何かの機械」と表現してますが
アレどう見ても天異変態に使うパッチですよ
あの描写は、朝太郎の肉体には３つの生物の天異変態を仕込み済みだということだと自分は解釈しましたが・・・どうでしょう？

うっ。確かに良く見たらこれは正式な手順の天異変態に使うアレだ
前回のはんぺらが唱えた朝太郎の生存理由に対する見解に対し、「いやその理屈はおかしい」とする朋友のコメントが３つ寄せられましたが、
最後のコメントの「動かぬ証拠」感が凄くて、正直ちょっとぐうの音も出ない
うーんこれはやはりプラナリアの天異変態説の方が正しかったという事なんだろうか・・・？（たった一週の反論だけでめっちゃ弱気）
しかもそのパッチが「３つある」ってことは平成ライダーのフォームチェンジ並みに複数種のキメラに変化可能ってワケか？
はたして朝太郎があの爆発の中助かった理由は天異変態なのか、それともバリア装置なようなものなのか。できるだけ早い答え合わせが待たれます

第３５話

「「なんだこの人間は」って感じか？へっ！地元を愛するならず者よ！」
「ジャパンランキング７位”サムライソード”。クソ生物おとこに名乗る名は無い」
「風邪村一樹。皇宮護衛官（休職中）ジャパンランキング２位・・・
違う・・・また下がったんだ。今何位なんだろ・・・」

＞んー？ジャパンランキングって組織への貢献度じゃなくて「強さ」で決まるって明言されてるんだから、
病欠で満足に働けなくても、ド位さんや朝太郎が強くならない限りランクが落ちることってないと思うんだけどなあ
＞下水道で二人を刀に掴まらせたのは二人がクソ生物だったからかな？
＞今週のテラフォーマーズ サムライソードちゃんはレイプかセクハラ経験者なのかな？男嫌いの感じだと。 いいケツしてるのが証拠になりそう
＞クソ生物と書いて「おとこ」とルビ振るあたり、サムライソードさんはかなり男嫌いのようですね
リクドウならレイプの出番ですが、テラフォならそんなもの軽く越えてくる胸糞展開をきっと打ち出してくれると期待しているあたり、
素直にこのマンガを楽しめなくなったなとつくづく思います
異なった場所で展開する戦闘シーンが三元中継される冒頭。それぞれキャラの立った個性的な名乗りを上げるのは、翔、サムライソード、風邪村の三人
前回の考察通り、風邪村が一年前時点の「病欠の２位」だった事が判明しましたが、今は降格していることがその台詞から伺えます
本当にあの時の考察は心底無意味に終わりました。読者泣かせにも程がある
本郷が６位なので、風邪村の現順位はおそらく５位か４位であると思われますが、更に燈がこのどっちかでしょうかね。ランキングもようやく半分ほど埋まってきました

１位はまったくの新キャラなのか、それとも意表をついて七星とか既に登場済みの人物なのか。或いは紫暮の死亡によって現在は空位とかなのか
燈が１位という可能性もなくはないですが、膝丸心眼流免許皆伝のクズ太郎が３位である以上、ベース生物の性能を加味してもそれはちょっと考えにくいか？
そして突然ブッ込まれた「男嫌い」であると思しきサムライソードの台詞。クソ生物と書いて「おとこ」と読ませるとは相当です
なるほど下水道での描写は超人的握力と同時に、「男とは手を触れたくない」という意味も含んでいたか。でもその後の燈との会話見る限り別に普通だったけどな！

「兄ちゃん・・・・これは不味い事になる・・・そんな気がする・・・！
今アメリカの間者から連絡が入った。兄ちゃんは十分やった。これ以上は危険だ。今のうちに行ったほうがいい」
＞「不味い事になる...そんな気がする...！」この漫画がもうまずいことになってますよ！
一方その頃、インヴォーカーの偽LIVE放送によって全国に「指名手配」されてしまった一郎と燈に言い知れぬ不安を覚える郭嘉
このまま首相官邸に居ては危険だと察知し、現場指揮は七星に任せてとりあえず兄の身を安全な場所に移すことにします

「総員難しい事は後だ！「暴れて」「守れ」！！！」
「オウ簡潔！わかりやすい！DJりょーちん！せっかくだやろうぜ！」
「オッケー！アゲるよ！」
「おっしゃあ翔に続けェ！幹部は変身じゃあ！」
七星の号令を受けて一斉に人為変態を始める関東土竜連合。ヤンキー特有の低音でドムドム鳴らすBGMとともに戦闘を開始します
集合フェロモンを振り撒き、無数のヤンマの攻撃を我が身に引き付ける翔。しかしその変幻自在の軌道から繰り出される攻撃は、翔の身体にカスリもしません
「おおホントにスゲー来た！知能高いって聞いてた割りには単純だなお前ら。ま・・・単純な方が俺は好きだぜ」
「「カギムシ」なんかスゴイネバネバしたのを敵に吹きかけて狩る
なんかイモムシみたいなヤツだ！」

＞【かぎむし】「イモムシとナメクジを足して二で割ったようなフォルムの　やわらかい肉質で覆われたムカデっぽいやつで
口（の周り）から蜘蛛の糸みたいな粘着質の糸を吐く虫。」個人的には「陸上のウミウシ」かな？って気に入っています
色はともかくもっと触覚とか生えないかな
ヤンキー特有の圧倒的ボキャブラリーの少なさによるカギムシの説明
ちなみに名前こそ「カギムシ」ではありますが、見ての通り昆虫ではありません。生物学上は「有爪動物門」と分類され、現在は「カギムシ目」だけが存在

朋友コメントにもあるように「陸のウミウシ」とでも形容すべき見た目をしており、また、口から粘液を吐く様はナマコが内蔵を射出する姿にも似て見えます
以前ベース生物考察で名前が出たベルベットワームなどもこのカギムシの一種であり、その名称が示すように手触りがめっちゃ滑らかなんだとか
というワケで、翔が囮になってオニヤンマを大量に引き付けそこにカギムシの投網一発。この強敵を文字通り一網打尽に切って取ります
「早い・・・正直言って想定以上だ。単体では火星で最も被害を出したというオニヤンマ・・・
あのスピードに対応できるのは訓練を受けたランク上位者でもそうはいない。それを５体同時にいなして一撃加えるとは
これが全生物で最も優れた空気センサー・・・フタホシコオロギか！」
＞コオロギ科の尾葉に焦点が当たる度に、ベース自体は当たりでも毒針の無い大雀蜂なみの欠陥変態だったリオックさんに同情を禁じ得ない
火星のバグズテラフォーマーの中でも最強格の一角だったオニヤンマを５体同時に相手しても尚、鼻歌まじりの翔に驚きを隠せない七星
その姿を頼もしく見つめつつ、彼を仲間に引き込んだ時の日向との会話を回想します

「彼を仲間に？一警護で雇うという事か？」
「彼が望めばそうします。断られても仲間でいたほうがいい。幸い彼と膝丸課長はダチだ」
「ダチ・・・・ん？それはどういう契約でいったらいいんだ？」
「契約じゃありません。「貸し借り」です。我々からすると理解できない連中です
我々のようなエリート・インテリ・もしくはオタクと呼ばれるような人間は
契約・理論・正当性・結果予測・・・それらを重んじるあまり、走り出すまで必要な手続きが多すぎる
だが彼らは逆だ

彼らは確かに勉強が苦手な者が大半ですが、知能が低いからああなったという訳ではありません
彼ら自身が単純であることを選択したんです
彼らの持つ一見根拠のない自信はそもそも知識や収入などの実力が根拠なのではない
彼らの自信は、彼らの行動の速さと立ち回りの早さに対するものだ」
更にカギムシの能力者とスカンクの能力者がCB。その粘液網にスカンクの体液が染み渡る
火星でのバーキVS八重子の戦いでも解説されていましたが、スカンクの体液の主成分メチルメルカプタンは―可燃性である
「精神医学界ではこう言った者さえいます
「もし日本全土が焼け野原になった時、最初に立ち上がって瓦礫を片付け始めるのは―
「ヤンキー」だと！！」

＞火星であれだけ暴れたヤンマゴキが五把一絡げ……相性や装備の問題もあるでしょうが、インフレを思わずにはいられません(ホロリ
＞前半のバカ蛭間一族はさておきヤンキーチームのアクションはかっこよかった
なんかこうテラフォは今回みたいなノリならいいのにと思う回が定期的にえるから困る
＞ものすごい頭の悪さしか感じない土竜連合の頼もしさと「飛べないならコイツから奪えばええやん」とヤンマゴキから天異変態するのも良かったです
しかしもうホント雑魚扱いなヤンマさんよ…慶児が片腕と引き換えに倒した全盛期に比べてなんと無残な
＞今週のテラフォはもうほとんどぶっちゃけたのと同じではないですか？「ヤンキー漫画描きたい」って
＞今週の日向が編集に「ヤンキーマンガ書きたいです」って語ってる貴家先生にしか見えない。そしてこのインテリから見た分析感がメッツチャイラつく
＞もうお前これは打ち切って良いから心置きなくヤンキー漫画描いてろよ・・・
先々週のあたりから一部の朋友が提唱しているテラフォ＝ヤンキー漫画論、完全に裏付けが取れた感じです
いやあ憎たらしいほどイキイキとしてやがりますわｗ
要所要所で「いや、本当はいけないよ？」「全部がこうだとダメだからね？」と客観的なブレーキを挟みつつ
不良ってイキモノに対する憧れが迸ってますな。あとさらっとエリートと一緒にオタク括るのやめれ
＞手続きよりも勝率よりも今走り出した結果が秋海潜入任務の惨々たる結果なんだが、それを反省や後悔どころか得意気に語る日向の神経が信じられない
＞「人間全員がこれだったら社会が崩壊する」とか「ウチにいる連中は殆んどそうです」とか今のテラフォの惨状とヘイトのメタな部分が重なって素直に読めない
＞このマンガでむしろヤンキーじゃないヤツを探す方が難しいだろ。幕僚どころかローマ大統領からして「ブッコミやがった！！」だぞ
＞ゴキ達に普通に火が効いていましたね。ゴッドさんの立場台なしです
地球で産まれたゴキは火に弱いとか後付設定とか出そうな気がします。そして、スカンクの能力も使い方によっては強いみたいですね
放り投げたライターが網に引火した途端、特撮構図で大・爆・発
「宇宙人の第一波を瞬く間に迎撃してみせた謎のヤンキー軍団」の出現に当初は戸惑う一般人達でしたが・・・・
「あぶねえ！こええ・・・そしてくせえ！この無線乗っ取られた音楽も何だ？何でああいう奴らは同じような曲ばっか聴くんだ！？
全てがダセえ！けど―なんかスゲーぞ！ヤベエ！」
「サンキュ！いーい言葉だぜ！」
普段であれば「自分よりも下」の存在として見下しているであろうヤンキー達が、この上なく頼もしい救世主に見える
思わず拍手喝采の声援を送る一般人と、その声援に応えて天高く腕を突き上げるヤンキー軍団
ヤンキー成分欠乏症の貴家先生、テラフォーマーズ終わらせるまで我慢できなかった模様
「まだ来るな・・・数は意外とすくねーが・・・飛んでるのが厄介だな。誰か飛べるヤツいるか！？」
「いねーよ！みんな虫とかスカンクとかだぜ！」
「何ぃ〜？オッ待てよ？こうすりゃ良いじゃん」
CBで飛行能力を得ようとする翔ですが、仲間のベース生物に飛行タイプはゼロ。しかし名案が浮かんだとばかりに、持っていたヤンマの羽根にかぶりつきます
経口摂取のCBは１０秒しか持続しないのに空飛んでどうする気なんだろうか。空中で時間切れ起こして墜落死とかしたら流石に笑えないぞ
「彼等は他者を傷つける時に躊躇しない乱暴者ですが・・・逆に他者に近付き受け入れる時も躊躇がない
だから速い。人間全員がこれだったら社会が崩壊しますが、この緊急時においては
手続きよりも勝率よりも、「今走り出せる人間」が必要になります」
「やけにならず者の肩を持つね。キミ意外とそういう友達多いのか？」
「何をおっしゃいます七星役員。ウチにいる連中は殆どがそうです
学歴があるヤツもないヤツも。男も女も
考えるより体が動く！仲間と決めたら誰でも護る！
絶対幕僚とかになっちゃいけないタイプの、生粋の傭兵どもです」
と、ここまで「ヤンキーの生態」について解説させたところで、転じて「我々は殆どがそんな人間です」と切り返す日向
せっかくの決め台詞なのに、まるでこれまでの戦略部のボンクラ作戦を正当化する詭弁に聞こえるのが悲しいところです

「特に命令がなければ「一人でいる女を狙う」それも「若い女」を。かえって好都合よ
お前らみたいな奴を斬りたくて斬りたくて私は日本まで来た」
サムライソード（自称）　カナダ
２３歳　♀　１６７ｃｍ　６２ｋｇ
ジャパンランキング７位
MO手術　昆虫型　「ツムギアリ」

使用武器　対人・対テラフォーマー滑車式大太刀
「奪還工芸師ジャスティスビーバー」
＞サムライソード（自称）自称てｗｗｗ　それはさておき、久々にＭＯモデル判明＋異名煽り。ナンダカンダ落ち目なテラフォだけどやっぱりこれはかっこいいなぁ
＞サムライソードがダサジャージ姿なのは家で喪女ライフ満喫中に呼び出されたからに違いない
＞蟻さん:力持ち 糸を吐く能力:高い応用性 結論:樹上の断罪者ツムギアリに約束された高スペック。……ちゃんと活躍するかなぁ、サムライソードちゃん……
あー寒来ソードだわこれは。ベース生物被りだけはやめるべきだわ。
＞ロム兄さんの「お前達に名乗る名前は無い！・・・天空よりの使者、ケンリュウ参上！」ばりのつっこみどころ満載なサムライソード＝サンのアイサツ
ニンジャネームは本名じゃないからセーフだよ！ってことで許してあげよう
それにしても男嫌いでチンコのメタファーな大刀ぶん回すってえらい男性コンプレックスこじらせためんどくさそうなキャラだなこいつ
くっころ要員として期待しよう（過去に貫通済みでそれがトラウマになってる可能性も大いにあるけど）
＞サムライソードのベースといい、刀を構える構図(膝丸影打抜刀のコマとの酷似)といい、
この「未来からやって来た燈とミッシェルの娘」っぽさは何なのでしょうか？
無関係だとは思いますが…というか思いたい。燈自身の出生も明らかになってないのにそれ関連の材料だけ追加されても考察する気力すら沸かないし
＞対テラフォーマー戦争が順調すぎて怖い。具体的に言うとインヴォーカー特製細菌兵器でかがくの　ちからって　すげー！される未来しか見えない
ラスト。クソダサい芋ジャージを着たままテラフォーマーを一刀両断に切って捨てるサムライソード
専用武器の名前は読者からのツッコミ待ちなのか。それともピコ太郎人気にでもあやかってるんだろうか
いたって真面目なのか、それともネタなのかちょっと判断がつかない微妙なラストで次号へ続く
それにしても朋友コメントを見るまで気付きませんでしたが、確かに燈と酷似した刀の構えと、ツムギアリ（糸を出す蟻）というベースは
「未来から来たミッシェルちゃんと燈の娘」という突拍子もない予想を読者に抱かせるに十分な材料かもしれません
もっとも紫暮が「顧問」と呼ばれていた以上、一警護の面々は全員紫暮から武術の手ほどきを受けていたと思われるので
燈とサムライソードの構えが酷似しているというのは当然至極の理由になります。まぁ彼女の正体に関してはそんなSF設定を持ってくる事はまず有り得ないでしょうね

第３６話

西暦２０１X年―とある宇宙開発機構の研究員は語っていた
「もしアポロ１１号の時代の規模の資金がいまだ宇宙に投じられ続けていたら、
今頃とっくに人間は火星に着いていただろう」
しかしアメリカ政府がNASAに投じる予算はその後数十年で１/７近くに減少する
劇的に景気が悪くなったわけではない。代わりに増えた予算があるのだ
「防衛費」である

「やるじゃねえのブルース・リーくん」
「フン。貴様等もな・・・ベーブ・ルースども」

冒頭。互いの健闘を褒め称えながら、空陸で交錯するアメリカと中国の兵士達
ひとつ運命のボタンをかけ間違えれば殺し合う相手だった事を考えると、実に深みのあるエール交換。その様子を見ていた自衛隊員は彼等が笑みを浮かべている事に驚かされます
「あいつら笑っていやがる・・・・・野蛮？いや違う・・・闘争が楽しいんじゃない
報われているんだ。彼等は今「報われている」！
アメリカにとって国を背負うような戦いはずっとなかった。ずっと不毛な資源戦争の象徴とされてきた彼等が・・・今はもう迷わない！
己を鼓舞するためでもあるだろう。強壮剤や戦闘状態による興奮もあるだろう・・・
しかし人が本当に心から自信に満ちた笑いを出せる時は
それは「人に必要とされている」という事を実感できた時なのだろう」
＞いまだにカンフーはブルース・リーで野球王はベーブ・ルースなんだなあ。未来の話なのに
＞そうだよね、戦争でも起きないと軍人なんて役に立ちにくいですもんね（一般人的考え）。宇宙人相手にがっつり人類の為に役立ててるモブ軍人頑張れ
＞存在意義を満たす晴れ舞台にイキイキとはしゃぐ兵隊さんたちかわいい
こういうまっすぐな大義を得て「おれたちは真っ当に人のためになることをしている」という自負があれば
ゴキブリ撃退の後も矛先が同胞である人類に向けられることはないはず・・・と考えるのはおめでたいか
結局彼らに逆らえない命令を下すのは国で、その元締めが外道だったらどうしようもないし
＞それまで薄ら笑い浮かべなからドヤ顔でテラフォーマーをハントしてた米中モブが
「戦争が楽しいんじゃない、報われているんだ」だけで一転して魅力的に見えてくる不思議。正直お前ら一警護の面々よりよっぽど輝いてるぜ
戦闘することが楽しいのではない。その笑みを生み出すものは、圧倒的な「充足感」
今、間違いなく自分達が「地球上で最も必要とされている人間達」であるという実感。喜び。興奮。まさに軍人にとっての本懐でしょう
「各国から軍が押し寄せている・・・火星では飽き足らず次の戦場を求めて・・・
IT革命の基盤「インターネット」が元々はミサイルの為に造られた事は周知の事実。忌々しいが争いは技術を発展させる元になる
そしてその恩恵を第一に受けるには、当事者として参加することが必須・・・特に今回はだ。何故なら
斉藤くんの話によると中国軍は既に「もう１つの研究」すなわちAEウイルスを使って手術の成功率を大幅に上げる技術を有している
元々はドイツが開発した技術だが、スニーカーズ繋がりでローマ→中国へと渡ったんだろう。米軍も近い水準まで達しているはずだ
となれば、次に欲しいのは材料の数！
今日本で殺せば殺すだけ手に入るってワケだ。テラフォーマーの体内にあるモザイクオーガンが！」
＞ゴキブリを殺せば殺すほど臓器が手に入る！！！だがゴキをクローンできる技術はどっか行った！！！
＞そもそも最初にバグズ手術した際のモザイクオーガンってジョージが送った首からクローン作って、それから取り出したものですよね？
同じようにして幾らでも昆虫人間作れる気がする
しかし諸外国の目的はもちろん日本を守る事などではなく、あくまで自国の利益。すなわち大量のモザイクオーガンの入手だった
クローンでテラフォーマーを複製できる設定は忘れられたワケではないでしょうが、以前ルーク大統領も「手術に使うモザイクオーガンだってメチャ貴重なんだ」って言ってましたし、
おそらくクローンフォーマーは生成率が低く、何百匹単位でぽこじゃか生み出せるような代物ではないんでしょう。ここらへんは中国がモグラ族と取引きしていた事も裏付けてます
それにしても愛国心で戦っているワケではない、日本とは直接関係ない外国の軍人さん達ではありますが
満面の笑みで生の輝きを謳歌する様は見ていてなんだか微笑ましく、また頼もしい
日本人でありながら「お前ら本気で日本守る気あるのか？」と読者から突っ込まれる対象となった一警護の面々なぞより、よっぽどヒーローに見えます。是非頑張ってもらいたい

「イッキちゃ・・・風邪村くん、病院へ戻りましょう。あなたは休職中だし、とても戦える状態ではないわ
ここに来て暫く足止めしただけでも充分よくやったわ。これ以上は・・・誰もあなたを責めない」
「海老塚先生・・・それ親父に言わされてる？」
「いいえ私の台詞よ。私は医者だから」
一方その頃、アシュラマンテラフォーマーに敗北した風邪村の傍に駆け寄る一人の女性の姿が。二人の会話の内容から、
風邪村が本来は戦えるような状態ではない病人である事、彼女は風邪村の主治医である事が伺えます

「そっか・・・じゃあエビちゃんに訊くよ。聞こえるかい？この無数の羽音とエンジン音が。もうじきここが戦場になる
大急ぎで来ているどこの国のかもわからない攻撃機が・・・綺麗にテラフォーマーの胸だけ撃ち抜いてくれるとは限らない
奈良が狩場となり・・・京都が火の海になる・・・風邪村家の男がそれを見捨てて逃げるわけにはいかないんだ
勝てる勝てないじゃない。職務でもないんだ
エビちゃんごめんね・・・？その為に来てくれたんだろ？いつも俺の事わかってくれて・・・ありがとう」
＞エビちゃんはイッキちゃんと幼なじみだったりするんでしょうね。少しばかり気が早いかと思いますがご冥福をお祈りいたします
＞あのオバチャン医師はなんだろう？ゴキを全く反応させずにあそこまで近づくかなんかは幻影か何かかな？
＞今週のテラフォーマーズ、優先的に狙われるはずの女性が完全スルーされてて妄想で幻覚を見ているのかと思いました
＞「風邪村家の男が」と言われてもその風邪村家が何なのかまるで分からんので今ひとつピンと来ない
外伝や小説とかは未見ですがそっちで出てきてるんでしょうか？
はんぺらも最初は「オバちゃん先生」と思いましたが、よく見りゃ顔に目立ったほうれい線などが見受けられないので、ぽっちゃり気味なだけで歳は３０代くらいか
「イッキちゃん」「エビちゃん」「いつも俺の事わかってくれて」と呼び合っている事から、二人は幼馴染みであろう事が解ります

と、ここで場面はカリフォルニア基地の面々へ。なにやらダン中佐に対して意見を申請しているのはエヴァ
どうやら日本で戦っている仲間達の元へ、せめて自分の血液だけでも輸送できないかと提案しているようですが・・・
「いや君は自分の特性を過信している。栄養さえあれば無限に再生できるのは、プラナリアと完全に適合した君だけだ
第一に片方の血だけを打ち込む天異変態では数秒しかもたない。その数秒で再生できる部分は限られている」
キマイラブラドオペレーションという新設定が登場して以来、「常にエヴァの血液携帯すればいいじゃん」と言われ続けてきた読者の疑問に対し、
公式設定で「それはできません」という明確なアンサーが初めて語られました。これははんぺらがレビュー内で考察した通りの理由ですね
同時に、クズ太郎は木っ端微塵に吹っ飛んでプラナリアで再生したという説は完全に消滅しました
ダン中佐はここから更にもう１つの理由を付け加えます
「もう１つは・・・内臓と寿命へ負担だ
再生能力を持たないベースの能力者が、失った手足を再生するケースが１つだけある。過剰変態と呼ばれるものだ
ただし、これを体重や体力、内臓機能が一定水準に達していない者が行った場合・・・
その場で死亡するケースも報告されている。強引に再生させるというのはそれだけの負荷を強いる事なんだ」
＞プラナリア＝仙豆要員の線はこれで消えたか
＞「どうしてエヴァの能力共有キメらって回復要因にしないんだ！」に公式アンサーが出ましたね
ほんと最近のテラフォは単行本向きっぽいなぁ。しかしまぁ理由は一応納得、相性＋過剰暴走の可能性
＞「エヴァの血や体の血の一部でも輸送できれば」への返しが「再生能力が万能ではないから無理」って否定されてるのは、
「能力者が側にいなくても血さえあれば少なくとも数秒は天異変態できるのか」って読者の疑問に暗にYESって答えてません？
だとすれば、東京防衛ミッションとかで仲間の血を持ち歩かず無駄にピンチになってたのは
やっぱり戦略部が誰一人その手を考えなかったからなのかなぁ
＞プラナリアの言い訳解説してるけども、甲殻類の瞬間再生もかなりの負担だと思うのですが
失った腕を、変身薬の過剰摂取により瞬時に再生したアレキサンダー先輩と小吉
これまたクズ太郎生存理由考察ではんぺら挙げた根拠が出てきました。しかしながらこの方法は使用者の肉体に多大な負荷を与えてしまう、言わば諸刃の刃
肝臓を損傷していた為に人間に戻る事ができず、バッタ怪人と化したまま死亡してしまったティンのように
「強引な再生」は、本当打つ手がそれしか無くなった時の切り札としての使用以外は行うべきではない、極めてリスキーな行為なのである
いずれにせよ今カリフォルニアにいる面子は殆どが直接攻撃タイプ。アドルフのような広範囲攻撃系ならともかく、自分達が行った所でたいして役には立たない
「そうなると頼れるのは舜さんかサムライソードくらいか・・・せめて風邪村さんが現役だったら・・・」
テラフォーマーの手投げ弾を迎撃してみせた舜の飛び道具と、前回無数のテラフォーマーをまとめて捕縛したサムライソードの糸の結界
今、日本で戦ってる仲間の中で戦力になるのは２人くらいかと歯噛みする日向。乱戦時は戦力に数えられない２位ェ・・・
ランキングのお披露目回にも関わらずタイマンで苦戦したり、多対一の戦闘だと戦力外扱いにされたり、２位なのに扱い酷すぎる龍ちゃんの明日はどっちだ

「いや・・・いるらしいよ風邪村氏」
「マジか。大丈夫なのか！？」
「えっ。誰ですそれ？」
エヴァの疑問は読者の疑問。そもそも風邪村一樹とはどういう男なのか？ここでダン中佐による彼の設定紹介が始まります
「まさにさっきの話だよエヴァさん。強引に身体を再生するのは負担がかかる。プラナリアに適合した君はラッキーだった
元ジャパンランキング１位　「人為鵺マスティコア」の風邪村一樹
身長２ｍ２３ｃｍ　弓道８段　剣道５段　書道師範　茶道師範　国院大学主席卒業・・・」
「ニュートン一族や龍ちゃんらフィジカルモンスターと違って〜」などと考察していた先週までの風邪村のイメージが一変する、脅威のプロフィール
体躯・運動能力ともに劣らぬばかりか、身につけた知的素養に至るまで、まさに和製ニュートン一族と呼ぶべき完璧超人だった風邪村
「風邪村家の男が」という彼の台詞からしても、皇宮護衛官という仕事は代々受け継がれてきた風邪村家の誉れなのでしょう
それこそ平安時代や鎌倉時代まで遡れば鵺や土蜘蛛、大百足などの怪物退治もやってきたような家系なのかもしれません
ここでカメラは再び日本へ。弓道８段の腕前から放たれる剛弓が、飛来するテラフォーマー達を百発百中の精度で次々に撃ち落としていきます。が・・・
弓に矢を番える、その姿はまるで―
「だが彼の身体は難病に侵されていた。彼は日本で唯一「病気の治療の為に」MO手術を受けた人間
だが再生能力を持つ生物が適合しなかったんだ。その為、病気が悪化する度に手術を繰り返した―」





「彼は常に過剰変態で闘う」

「エビちゃんが気に病む事など何もない。俺は自分の意志でここに来た
俺の名前は風邪村一樹。この大地くに本来の護り手だ！」

風邪村一樹
日本　奈良　２９歳　♂　２２３ｃｍ　１１１ｋｇ
ジャパンランキング２３位　MO手術「複合実験型」
女郎蜘蛛+烏+アナコンダ+コモドオオトカゲ+ヤマアラシ+ムネマダラ+トラカマキリ+モウコノウマ+本土狸・・・
＞弓持つ腕は女郎蜘蛛　漆黒の羽は烏　斑の尻尾はアナコンダ　敗血症を起こす毒の牙はコモドオオトカゲ　
尻尾のスパイクはヤマアラシ　頭の触角はムネマダラトラカミキリ　脚力はモウコノウマ　金玉は本土狸・・・etc　そしてその実体は！
皇宮護衛官最後の刺客！休職将軍！！
＞風邪村さんガタイ良すぎるし武道も納めてるし染矢と朝太郎合体させたみたいなスペックの化け物だな
素の身体能力もすごくてそのうえ複合ベースで常時過剰変態とかそりゃ１位にもなるわ
「本来の守り手」ってのは米軍たちと自分たち日本人を比べて言ってる感じかな
＞ついにきた複合型！クロカタ型戦後の小吉と慶次の会話で複数の手術、ベース持ちのことは出てたけどようやく出たかって感じですね
時系列的に燈たちが火星に行く前にはもう風邪村さんは１位でいたであろうから、ＣＢ手術が完成する前に何度もＭＯ手術受けまくってたってことですよね
複合「実験」ってことは彼を研究してＣＢ手術が完成したのですかね
＞それにしても翼と尾を生やして女郎蜘蛛の手で弓引くのかっけえ。射手座の黄金聖衣を彷彿とさせる立ち姿がまたかっこいい
SIC仮面ライダーオーズかひと昔前のスクウェア製RPGのラスボスみたいな風邪村本気モードのミックスピザっぷりｗ
動物バイオソルジャー系の作品では結構高確率で登場する気がしますね、あれもこれもな長所全部乗せ
いろいろ凝った品種が並ぶ中で単に「烏」というのが浮いててなんかツボるｗ
＞風邪村、うすらでけえな。言われなきゃ気付かんかったぞ。ハイスペック超人なのに難病におかされてるとかトキかおのれは
＞美しい古都の守り人としての使命感と郷土愛って動機がものすごく素敵なだけに
初登場時のランクが下がったかどうかをブチブチ言ってたネガティブ描写が惜しまれる…最初から闘志満々でいけよお前ェ！
＞だから唐突なんだよ・・・出てきて・背景説明して・お涙ちょうだい→バトルって構成その物は王道だけど急すぎるんだって・・・！
この雑なキャラ立てタイガーシュートの頃からほぼずっとなんだけど何なんだろう
尺が足りないのかマクロなイベントと個人単位のイベントの足並みが揃えられてないのか・・・
＞複合ＭＯ手術持ち原作でも出ないかなぁー？　と思い続けて幾星霜……（過剰変態見て）うわぁ……
そういやアシモフ番外編で出てた複合持ち（白熊＋ゴミムシ）も化け物じみてたっけか見た目
＞「黄泉還りし神獣の王」でマスティコアと読まずに「カゼムライッキ」ってのがまた悲壮感が……
クライマックスフォームかグレイトフル魂か誰もが一度は考える多重キメラ故に元とはいえ１位のインパクトには十分ですね
一回の変身で寿命がとんでもなく減りそうで、正直死亡フラグびんびんですが
クズ太郎みたく蛇足的に生き延びられるよりとにかく命燃やして常にクライマックスに活躍してほしいです
＞鵺もマンティコアもキメラ的要素のある妖怪・怪物ですね。「猿の頭+タヌキのボディ+虎の足+ヘビの尻尾+トラツグミの声」な鵺に対して
「人面+ライオンボディ+サソリの毒針」のマンティコア。マンティコアは生物の強い部分を組み合わせて想像された、
となにかで読んだ記憶があるけれどもだからこそ「人為(的に産み出した)鵺」でマンティコアなのはなんとなく納得
＞etc...の文字からしてこれから都合良く生物足されるんだろうなぁという予感
＞紀伊にもうちょい人員割けなかったか…
「闘ったら君の寿命縮むけど他に守り手いないなー（ﾁﾗｯﾁﾗｯ」とかブラック過ぎやしませんかね一警護
でも鵺が日本の1位ってのは正直カッコ良かった。今後のベース予想とか全部何でもありになりそうだけど（まあCB出た時点で無茶苦茶になってたか
＞「過剰摂取による肉体再生は多大な負担がかかる」って言ってるのに「難病の治療に使い続けてた」ってむしろ悪化するのでは…って思うのは自分だけでしょうか
＞内臓機能とかダメになった場会は過剰変態すると死ぬ可能性があるよ！
難病治療のためにMO手術受けまくったけど全然治らない風邪村さんは常に過剰変態で戦うけどな！
…いつも通り細かい理屈は後で説明なんだろうけど、毎度毎度ツッコミどころ出してくんのはマジでやめーやと
＞病状が悪化する度に再生能力のないベースの手術をする意味は分からんがとにかく格好いい姿だ風邪村��人為鵺”一樹
＞エビちゃん「風邪村を治すベースはこれだ！ん？間違ったかな？」
＞こういう言い方はアレですが、風邪村はここできっちり殺して欲しいところ
重ねがけに過剰変態の反動を受けながらクズ太郎のように生き延びた日には、
手術の成功率上昇と合わせて「もう全員重ねがけしろよ」というコメントで溢れかえるのが目に見えていますし
＞テラフォ今度こそ終ったんじゃないですか？「ぼくのかんがえたさいきょうのテラフォキャラ」なんか出しちゃってもう引き出しが無いのを露呈してるようなもんですよ
＞テラフォもう終わるのかなぁとは長らく思ってましたが、もう終われ！と思ったのは今週が初めてでした。悲しいなぁ好きな漫画にこんな感想が出るなんて
＞風邪村の過剰変態で戦うを見てあちゃーこういうのやっちゃったかー感を感じて、一巻ラストの感動が薄れました
ところで「人為鵺」（マスティコア）って造語なのかそれとも人面・獅子の身体・サソリの尾を持つ架空の猛獣マンティコアの誤植かどっちだホーイ
尻尾にトゲいっぱい生えてたしマンティコアの線が有力かな
あんだけごちゃまぜになってたら「キメラ」って表現の方が一般的だと思うけどキメラブラッドでもう使っちゃってるから仕方ないね
＞「"人為鵺（マスティコア）"の風邪村一樹」・・・
すいません、マスティコアはTCGのマジック・ザ・ギャザリングに出てくるマンティコアを基にした造語のモンスターっぽいんですが
人為って意味ならそれでもいいけどゲームのモンスター名を二つ名にするのは流石にどうかと思う
＞マンティコアじゃなくてマスティコア？ 調べたらマジック:ザギャザリングのカードが引っ掛かったんですけれど
マンティコア+マスティケイト(masticate)って出たんですけど……つまりこのカードゲームの造語？
＞「マスティコア」は"Masticate（噛み砕く）"と"Manticore（マンティコア）"を組み合わせた造語(MTG　Wikiより）なのですが
何か勘違いしてないかなんか他に意味あるのか
＞ついに登場の複合型！てか初の（明かされた内では）複合型なのに盛りすぎィ！
そんでいつもの煽りのふたつ名にふられた読みがカゼムライツキなのも期待を煽るわ！…しかしあれな、人為鵺（マスティコア）な…
マジック・ザ・ギャザリングやってたからなつかしいな…マスティコア…これ風邪村くん手札尽きたら死ぬな…
＞Masticore / マスティコア (４) アーティファクト クリーチャー ? マスティコア(Masticore)
あなたのアップキープの開始時に、あなたがカードを１枚捨てないかぎり、マスティコアを生け贄に捧げる。
(２)：クリーチャー１体を対象とする。マスティコアはそれに１点のダメージを与える。 (２)：マスティコアを再生する。 4/4
ああ、再生も可能か…でも手札（この場合は合成された動物の種類によるか）が尽きたらやっぱりしんじゃいそう…
＞風邪村が最下位ならば一警護の戦闘員は全部で23人と考えていいんですかね？
仮に助っ人のヤンキー達含めても足りないと思うんですがまだまだ新キャラ出すつもりなんでしょうか？
前回の朋友予想お見事。風邪村のベースは、ついに本編登場となった多重複合タイプ
黄泉返りし神獣の王カゼムライッキ立つ！と煽りが打たれて引き
コメントを見る限り非難轟々の荒れようですが、既にスピンオフのアシモフ外伝では登場していたので、それを既読の読者ならば特に違和感もなく読めた展開です
また、「過剰変態は肉体に負担がかかるのに、病気の治療の為に手術を繰り返したって矛盾してね？」という疑問コメントも確かにごもっとも
詳しい解説は来週あるだろうと思いますが、推察するとおそらく概念的にはこういうことでしょう↓
再生生物は適合しないものの、背に腹は替えられない。まずは命を優先ということでとりあえず通常生物を手術し、過剰変態
過剰変態による強制再生効果によって、その場しのぎの延命措置にはなるも、
前述されているように本質的には寿命を縮める行為なので、どんどん病状は悪化
そして現在、もはや肉体はどうに限界ながらも最後の命を燃やしての戦い
といった感じなんじゃないかと。「エビちゃんが気に病む必要は〜」という台詞からして、彼の手術を行ったのは幼馴染みでもあるエビちゃんってことですかね
基本的にカッコいい設定、カッコいい流れですがなにせ登場したばかりのキャラなので１ミリも感情移入できないのがなんとも
先週までの無気力っぽい雰囲もマイナスでした。最初からこういう重い設定を背負ってるような雰囲気と言動を出してれば、今週の印象ももっと違ったのにな
「急に出てきた無気力ニートが、急にシリアス設定になってカッコよくなった」
という二段構えの「急」を突き付けられた読者としては、どう反応していいのやら・・・という残念な結果に。構成さえもうちょっとなんとかなれば・・・

それにしても気になるのは、コメントでも突っ込まれている「マスティコア」
はんぺらは最初「こんなもの参考文献や伝承で少しくらい変わるだろ」と特に気にも留めてなかったんですが
※「グリフォン」と「グリフィン」はどっちが正しいのか、と議論するような不毛なものだと思ってた
どうも寄せられたコメントを見ると、ギャザのクリーチャーカードに「マスティコア」ってのがいて
これはマンティコアと同義語のモンスターではなく、「マンティコアをもじって生まれた造語」のモンスターだそうで。これだとちょっと意味合いが変わってきますね
貴家先生は重度のギャザラーで、つい染み付いた方の名前を書いてしまったとか？
これについても次号説明が求められるところですが、来週は休載という罠。答え合わせは再来週以降の次号へ続く！

第３７話

通称「力士型テラフォーマー」
幼体時より充分な動物性タンパク質を摂る事を許された個体
体が大きくなりすぎて飛ぶことが出来ない（猛禽類型を除く）代わりに
通常のテラフォーマーの３倍以上のパワーとスピードを誇る
これまで甲殻型以外の人間で「力士型」の打撃に耐えきった者は
居ない
＞もうやめて！イザベラの株価はとっくにゼロよ！！
＞デンキウナギとオオミノガも耐え切ってる件
＞そーいや魚類型のアドルフは、パンチを食らったけど受け流したからノーカンでいいんすかね
冒頭。じょうじホームランで上半身が汚え花火と化すイザベラの回想と共に解説される、「力士型」のスペック
通常テラフォーマーの３倍の出力ということで、ザクで例えると力士型はシャア専用ザクという事になり、その戦闘力の高さがよく解ります
燈やアドルフはどうなんだと突っ込んでる朋友コメントが見受けられますが、それよりも何よりも
力士型より更に数段上のパワーであろうパラポネラに何十発と殴られたミッシェルちゃん
というご都合主義が存在する以上、そもそも野暮な突っ込み。死ぬ奴は雑魚フォーマーにも殺され、死なない奴は爆弾で自爆しても死なないのがこの作品です

そんなシャアザクパンチを避けられずまともに食らう風邪村。ナレーションに違わず、その凄まじい威力に上半身が千切れ飛びそうになりますが
すかさず尻尾で上半身を抑える事で、なんとか皮一枚残しこの一撃を耐え切ります

「人為変態・・・・！」
エビちゃんを蜘蛛の糸で手元に引き寄せお姫様抱っこでキャッチすると、過剰変態で千切れかけた傷を強引に再生
確かに常に過剰変態で戦う風邪村はプラナリアにも匹敵する再生力を得ている事になり、こんな無茶な戦い方も可能なワケですが・・・

「ジャパンランキング上位者にウチの社員が多いのは、単に日本の自衛隊や警察が公務員へのMO手術を推奨していないからだ
ましてや風邪村さんは従来の被験者のような食い詰め者じゃない。風邪村ってのは明治時代から続いてる豪商の名だ
モノホンの貴族さ。明治維新以来、制度がどう変わろうと常に日本を動かし続けている
皇室とも繋がりがあり、総理大臣も何人か輩出しているらしい
２６歳の時に風邪村さんは難病を発症し、寝たきりになった。彼の家系では稀に出るそうだ
寝たきりと言っても彼ん家の場合は年金で貧しい生活をするワケじゃない
むしろ「最高の環境で寝たまんまでいられる」と言ったほうが正しいだろう
だが彼は受けた。成功率３６％の手術を
現在も根本的な治療法は無い。だが過剰変態すれば動かせなくなった細胞が全て入れ替わる
はち切れるような内臓の痛みと引き換えに」
＞なんで風邪村なんて健康に悪そうな名前にしたのか豪商のご先祖様に訊いてみたい
魔よけにわざと縁起の悪い名前をつけるとかですかね。葉隠散／覚悟みたいな
＞一族の中から総理大臣も出てるってますますオーズっぽい設定ですな
（映司の火野という苗字はおふくろさん側のもので、父方はあの世界観の総理と一緒だとかなんとか）
＞「最高の環境で寝たまんまでいられる」というセリフに、実際そういう寝たきりの境遇の人達に(金持ちかどうかは関係なく)
ひどい物言いに感じるのは、私がたかがマンガに神経質になり過ぎなんでしょうか？
その頃、カリフォルニア基地で風邪村一樹という男について詳しい紹介を続ける日向。曰く、風邪村は古来より脈々と受け継がれた日本を牛耳る一族出身であり
若くして体が動かせなくなる難病に蝕まれるという不運には見舞われたものの、家の財のおかげで本来ならば何不自由ない余生を送れるはずであったという
しかし彼は死んだように生きるその選択を良しとせず、苛烈に生きる道を選んだ
先週の考察通り、過剰変態で全身の細胞を作り変えることにより、まともに動かなくなった肉体を再び動かすことはできるようになった
しかしそれは根本的な治療ではなくあくまでその場しのぎの延命措置。本質的には更に肉体に負荷をかける自殺行為である
「そんなのどのみち死ぬんじゃ・・・というか・・・手術ってそんな何回も出来るものなんですか？」
「いや・・・理論上は絶対不可能なはず
どの生物でも産まれた後に手術で組み込めるのは一種類
これまでも非公式に断行された例はあるけど、全て１年と保たずに死亡している」
＞小吉「何回……？何言ってるんだ。死んじゃうよ」
＞MO手術で組み込めるのは一生に一種だけ！それ以上の手術は理論的に不可能！
慶次と小吉の「何回手術受けたんです？」のくだりとかジョセフの野外セルフ手術でのプラナリア（＋デンキウナギ）後付けとか何だったんだよと
特に慶次と小吉の会話はあれで「複数ベースの手術も可能の裏付け」という考察もした人多かろうに
マジで考察が何の意味もなくなる作品になっちまったなぁ
＞日本は何で複数手術に成功した唯一の医者を放置してんの？しかもゴキに殺されそうな場所にいるし
＞キメラ手術が風邪村だけ成功ってのは、エビちゃんが持っている技術なんじゃなかろうか？中国辺りが全力で捕まえそう
＞風邪村さんはアネックス計画の頃には既に２位落ちしてたから手術を受けたのは２年以上前
しかしその頃はMO技術は裏社会で流れてた技術のはず…海老ちゃんの病院はなんなんだいったい
と、ここでエヴァの疑問に対してトーへ―が答えるカタチで全国のテラフォ読者衝撃の設定が判明します
なんと多重複合手術は本来絶対不可能で、断行されたケースも１年と保たないという
慶次と小吉の会話から「複合手術は理論的に可能」と考察していた読者口あんぐり
アシモフ外伝のヴワークなんかは手術を受けてから１年以内だったからOKなんだろうか？・・・というか朋友も突っ込んでますが、
ジョセフなんか医療設備もない環境で原始的手術しただけでプラナリア重ね掛けしたしな
もっと言うならば、アネックスクルーは全員ベース生物の他に防御力アップの為にツノゼミを重ね掛けしてるという設定はどうなのか。ツノゼミは例外なん？
なんでこんな要らん新設定をブチ上げたのか、心底理解不能
「成功確率は極めて低いが理論的には不可能じゃない」とでも言わせとけば無難なのに、わざわざ「絶対不可能」とか言わせちゃう悪手なんなん？
まぁジョセフにせよ風邪村にせよ「本来なら絶対不可能なハズの手術を成功させた何かしらの要因」があるワケで、それが物語のキーにはなっていくんでしょうが
もしそれが燈の出生に関係する事とかなら、いい加減その秘密明かしてくれと
もうなんというか全体的にグダグダすぎて、登場人物が何の為に戦ってるのかもわからなくなってるようなこの状況。せめてここら辺は何とかして欲しいものです

父は言った
「今まで過大な重圧をかけて済まなかったな。家のことはもう私と英一に任せるんだ」
それは純粋に優しさからだろう

弟は言った
「そんな体調で半端に出たり休んだりされてもみんな迷惑だろう
病気なのはしょうがないんだから、もう休んでくれ」
これも優しさからだろう

けど！

「エビちゃん・・・・俺が親から受け継いだものは「金」と「この病気」だけなのか？

俺は両親にも師範方にも・・・この富をくれたご先祖にも・・・エビちゃんにも・・・
まだ何も返してないよ・・・！」
＞風邪村「オレだってなんかしなくっちゃあな…　カッコ悪くてあの世に行けねーぜ…………」

「正気か！？いくら本人の希望だろうとあんな手術！
本当にやるなら海老塚病院全員日本で生活できんようにしてやる！」
名家の嫡男として生まれたが故の責任感とでも言うべきか
これまで他者に受けてきた恩を返せず、惰眠を貪るしかできない自分をどうしても許せなかった風邪村は父の大反対を押し切ってMO手術を敢行
その際、系列病院全ての操業停止まで脅迫されながらも、彼の意思を尊重したのが他ならぬ幼馴染みのエビちゃんだった





「そんな事はない！あなたは！」
「俺はッ！俺は風邪村一樹だ！！」
気を吐くと同時に馬の脚力で蜘蛛フォーマーを遥か上空にドカーンと蹴り上げる風邪村。ブルブルと震え、歯を食いしばる風邪村にかぶせてナレーションが入る
痛み。ある者は交通事故で知る！ある者は姉との喧嘩で！
ある者は大粒の尿管結石！ある者は重度の月経痛！またある者は陣痛で！
我々はそれぞれの経験から知っている！おそらくは人生最大の痛み
「内臓からの圧痛」を！
＞烈先生の１週丸ごと使ったキンタマ談義に比べるとあっさりめですが、やっぱり日常的な痛い描写はイヤだな
例がだんだんシモ方面に近づいていくところとかｗ
今風邪村が全身で感じている「痛み」がどれほどのものか、その例えの数々
男性読者にわかりやすく言うならば、金的を強烈に打った時のあの圧迫感を全身の内臓全てから感じるようなもの
およそ普通の人間ならば立っていることもできない激痛のはず。風邪村がどれだけ常人離れした精神力の持ち主であるかが容易に窺い知れます
震えながらも矢を探すその右手に、そっと矢を手渡すエビちゃん。同時にその手の震えがピタリと治まる演出がイカス

＞今週のテラフォは、Toloveるみたいなコテコテの萌えキャラじゃなくてもヒロイン出来ると教えてくれたエビちゃんだけで、読む価値があった

全日本弓道連盟　審査規定第七条
「八段」

技能円熟　射品高雅
射芸の妙を体得した者
今からおよそ１年ちょいくらい前、アニメ艦これのキービジュアルがネットに初お目見えした際、凄い前傾姿勢で弓を引く加賀のイラストに対して
弓道経験者が「こんな姿勢で弓引けるワケないじゃんｗスタッフ素人？」とかズレた事をドヤ顔で言って随分Twitterが荒れたのを覚えてますが
流石は弓道八段・風邪村一樹
美しい射法八節から放たれた一射は、さながら闇を切り裂く流星のように一陣の尾を引き蜘蛛フォーマーの食道下神経節に皆中
見事にこの強敵を撃破することに成功します。あと何故かわかりませんが、多国の戦闘機に矢を打ち込んで不時着させるオマケつき
前回彼が危惧していたように、「他国の戦闘機のミサイルや機銃が一般人を巻き込みかねない」ということを考えて、事前にお帰りいただいたという事なんでしょうけども・・・
イヤイヤイヤどう考えてもこの状況下でやる事じゃないよね。マジで何やってんの？
お前がその戦闘機１機居なくなった分だけテラフォーマー倒せるってんならともかく、紀伊半島を覆い尽くすほどの大群が押し寄せてる状況で味方を減らしてどうすんのと
＞立ち馬キックで上空に浮かせて弓矢で追撃。スト�Wシリーズのウルトラコンボの演出で脳内再生されてしまった
＞なんか鵺特有の多生物のスキル全開にした大盤振る舞いを期待しただけに
バトル描写のあっけなさ＆風邪村フツーに生存＆スモトリゴキブリ仕留めた？だけで敵勢力の進攻はに足止め一切利かずって切り方にポカン
ていうかトドメの一矢、飛べないスモトリを虚空に蹴飛ばして決まった軌道で落下するしかないって状況を作って射落とした、ってことなんでしょうけど
放つときの矢の射角おかしくない？あれで上に飛ぶの、矢？あとゴキブリの身体能力なら和弓の矢なんか余裕で見切ってキャッチしそうでもある
＞日本がヤバイって時に雑魚テラフォを一匹、弓矢で倒したぐらいで何かを達成したように描かれても困るんです。感動すればいいんですかね
＞複合型の癖して一つも生物特有の能力使わないとかなんなの？
＞風邪村くん、ドラマを積み上げてる最中なのはわかるんだけど、今は戦争中で目の前のゴキ一匹にかまけてる場合じゃないんだ
ついでに言うとそのゴキ、実力的には君よりもランク下位のモンハナシャコに、舐めプの舐めプで倒されたレベルなんだ
＞風邪村さん、まあ確かに普通にかっこいいんだけど、マンティコアって奇っ怪なベースの特性を大して活かした戦い方に見えず、
決まり手も変体とけながらの弓の一撃ってのは微妙じゃないすかね。まあ穿った見方とは思うんですが、
ああやっぱごった煮過ぎて扱いかねたんだなというか。力士型は手術なしの個体でもアドルフをてこずらせるくらいだし、強さが伝わらんのはしかたないかな
＞すごくミクロで見れば、風邪村さんの戦いは面白かったと思います
バラバラになるのを防ぎ女子を守りかつての鬱屈を超え強敵を撃破、さらに部外者にもちょっと釘(というか矢)を刺し…
ＴＦに今更弓矢の威力や速度でどうにかなるのかとか一応助けに来てくれてる飛行機に矢を刺したりするのは
自分が倒された可能性とか今後の話し合いで弱みになりうると考えるとまずいんじゃないかとか色々引っかかりはしましたがまぁそれはそれとして
＞甲殻型以外ならワンパン余裕な力士型もついに銃どころか弓矢でどうにかなってしまうようになってもうた
風邪村家の説明とあったけどやはりぽっと出感は拭えないのがなぁ
＞風邪村さん、能力関係なしに弓矢で倒すの？　あと力士型は重くて飛べないけど、貴方空飛べるよね？
しかも飛行機に突き刺さるくらい遠距離射撃できるんだから、最初からアレックスや舜みたいに超々遠距離射撃すればいいだけの話では・・
『どんな姿でもあなたは　何一つ変わってないよ　イッキちゃん』
最後はそんな風邪村をうっとりと見つめるエビちゃんのモノローグで締めて何か感動的な話っぽくまとまった雰囲気になってますが
コメントでもみんなが突っ込んでいるように、風邪村のこの勝利が危機的状況に対して何の打開にもなってないのが何だかチグハグ
それどころか助けに来た他国の戦闘機不時着させて、更に状況を悪化させる勢いです。何やってんねんと
元ランキング１位というからには、１００匹くらいのテラフォーマーをまとめて殲滅するくらいの並外れた戦闘力を見せてくれても良かったんじゃないかなぁ。良くも悪くも地味すぎる
ヒグマ如きに苦戦した「２位」龍ちゃんもそうですが、「元１位」の戦いぶりに「強い」って印象を全然受けないのは問題
これはどう考えてもよくありません。エビちゃんが矢を手渡しするシーンの演出はかなり好みだったんですが、大局的に見て「戦わせる場所を間違った」という勿体なさを感じます
この状況に最も苦悩しているのが他ならぬ貴家先生のようで来週・再来週と作者急病の為テラフォ２号連続休載との事
心身ともに十分な療養を取っていただくのはもちろん、この機に今一度全体のプロット再構築にも時間を割いて生き返りを図っていただきたい次号へ続く

第３８話

彼等は言う。よく見て狙う・・・のではないと。中る時というのは、
放つ前に中っていると

＞風邪村「ここが感じるのかい？」ブスリ♂ ゴキ「アッー！♂」
＞風邪村、生身でゴキ倒してるっぽいですが、紫暮もそうだったけど、ある程度の達人なら普通にゴキとわたりあえそうに思えてなりません
手術済のゴキですら、バキでいうとせいぜいジャックレベルに思えます
まあ、龍ちゃんや朝太郎だって生身で克己やオリバより強そうには思えないけど変態前から無双してましたから今さらなんですが
命を削って複合手術＋過剰変態で戦うキャラなのに、変態解けた後も普通に戦闘続行してミッションクリアってなんだかなあ…
刹活孔解けたトキがそのままラオウを圧倒するような残念さだ
＞ボスと何体か幹部っぽい奴をを倒せばステージクリア、サムライソードvs鉄の貝はなぜかタイマン・・・
なんかエグゼイドより敵との戦いがゲーム染みてきたな 。こうなるとボス倒せば勝てるってのも楽観じゃなく全うに思えてくる
＞集団戦闘では頭をツブせというのはよくある描写ですが、それだけで紀伊を埋め尽くす程の数のゴキが紀伊を放棄するのはちょっと・・・
なんかそういうシステムのゲームのコミカライズならまだ分かるんですが
＞結局戦闘機に矢を撃ち込んだ描写は何を書きたかったんでしょうか
冒頭。人為変態が解けたあとも、百発百中の神弓でテラフォーマーを次々と撃ち落としていく風邪村
こいつ変態しても強敵相手のフィニッシュは結局弓だったし、ロングレンジが主戦距離なら基本的に変態する必要ないよね・・・よくよく複合ベースが活きない設定で残念
「チッ。一度内陸まで食い込んだゴキブリ達がまた散っていく・・・紀伊半島に拠点を置くのは困難と判断したか？」
蜘蛛フォーマーが倒されて、散り散りになる黒い軍勢に舌打ちするのは外国の戦闘機。なるほど
戦争のどさくさで日本の領土をどうにかしたい彼等にとっては、できるだけ内陸でドンパチやりたいワケで
それができなくなった今の状況が面白くないワケですね。前回風邪村が外国の戦闘機に矢を打ち込んだのも、そういう意味で早くお帰り願いたかったんでしょう

「エビちゃんさ・・・やっぱり・・・綺麗だよね・・・」
「はい？」
「所作がさ・・・可憐さを演出していない。なのに可憐だ
人工的な女性性を付加していない。かと言って粗野でもない。ただ「清潔」
押し付けではない本人の人格からくる淑やかさがある」
「あ・・・ありがとう・・・？急に何を言いたいのかわからないけど」
「うん。いいんだ・・・護れてよかった」
戦闘を終えた途端、何を言いたいのかよくワカらん言い回しでイチャつき始める風邪村とエビちゃん
贔屓目に見ても「美人」とは言い難いビジュアルのエビちゃんですが、こうして並べられた風邪村評だけでも魅力的な女性である事がよく解ります
風邪村は不治の病なので「二人末永く幸せに暮らしました」ENDは無理でしょうが、
せめてエビちゃんのお腹に新たな命が宿ってるとか、救いのある結末を望みたい
＞ちくしょう可愛いじゃねーかエビちゃん。殆どのキャラが死ななくなった中、数少ない死臭がプンプンする風邪村ですが、
無理と分かっていても、エビちゃんと幸せな家庭を築いて欲しいと思ってしまいます
＞風邪村のエビちゃん評、顔やおっぱいに流されない、ハイソでインテリな和風紳士の殺し文句のつもりなんでしょうが、
実際あんなクドクド四角い言葉並べられて喜ぶ女性っていないと思います・・・
バッタ男の学歴云々といい、作者はヤンキーLOVEな反面インテリにおかしなコンプレックスでもあるんでしょうか

ここで時間は数ヶ月前に遡り、テラフォーマーの本拠地である南極基地のシーンに
食料庫で幹部テラフォーマーが試しているのは、兵士達の屈強な身体を作るサプリメント各種
日本製の「愛されママの鉄分サプリ」を一口噛み締めると、渋い顔をして袋を放り投げるテラフォーマー。どうやら味が起きに召さなかった様子

次に試したのも同じく鉄分サプリですが、こちらはアメリカ製。さてお味の方は・・・・？
「うまい！（テーレッテレー♪）」

＞「鉄分……うまい！（ﾃｰﾚｯﾃﾚｰ）」のゴキブリに何か和んだ
＞このシーンで料理漫画の舌鼓シーンを想起する人が結構いると思うのですが、
私は柳沢きみお「大市民」の「美味しー！！（ｸﾞﾋﾞｸﾞﾋﾞｰ）」のシーンですね。マニアックすぎか
今週のテラフォはプロテイン食べて「テレッテーテッテッテー」（レベルアップ）してるTF見ただけで満足したよ
＞ゴキ「じょうじ！(一本満足！)」
＞サプリ喰ったゴキ「じょうじ（まいうー）！」
＞鉄分サプリとプロテインサプリへの反応の落差が超面白いじょうじ　もうこいつらに地球制覇してほしいです
お気に召した！！！！！
テラフォーマーのこの反応可愛すぎるだろ。やっぱりこいつらが主役でいいんじゃないかと思えてくるから困る
ここで場面は現行時間に戻り、いきなりウロコフネタマガイの生態解説ナレーションに入ります

【鱗船霊貝ウロコフネタマガイ】
インド洋海底火山付近に生息する、スケーリーフットの通称で良く知られる巻貝である
２００１年に初めて発見され、足の部分が硫化鉄で覆われている事が話題を呼んだ
海底火山に含まれる鉄分と硫黄を取り込んでいるのは明らかだったが、肝心のどうやって体内で合成しているかは謎
続く２００９年、日本のしんかい６５００が白いスケーリーフットを発見する
調べた所、この白と黒はまったくの同種。白い方は硫化鉄を身に着けていなかっただけ
にもかかわらず、鱗の強度は白い方が高かったのである

キリンの首の長さはサバンナの木の高さとほぼ同じ。葉を食べるための進化なのだから当然と言える
キリンに過剰な栄養を与えても、木の高さ以上にまで首が伸びる事はないだろう
しかし黒いスケーリーフットが金属を身にまとうシステムも謎なら、
「鉄を纏って何がしたかったのか
」また「鉄が十二分にあれば白よりも硬くなれた」という進化の途中だったのか
いずれも不明なままなのである
およそ常識的な進化の原理に当てはまらない謎の生態を持つ、ウロコフネタマガイ
鉄の鱗を纏うからには外的から実を守るのが目的のハズですが、「何をしたかったのか」というナレーションからしてそういう対象がいるワケでもない様子
更に防御の為に鉄を纏っているのだとしたら、鉄を纏っていない白い方が強度が高いという謎仕様。これは本当にミステリアスな生き物です
と、ここでナレーションが終了し、既に全身ボロボロの劣勢になったサムライソードの姿と、
懐から鉄分サプリを取り出しボリボリ摂取する、スケーリーフットの姿が映されます
どうやらこの個体は海底火山の鉄分と硫黄の代わりに、アメリカ製の鉄分サプリを摂り続けた結果、強靭な鉄のウロコを手に入れた模様。うーん面白い
＞スケーリーフットの金属って硫化鉄だし、特殊合金製の刀に勝てるのかな？
…と思ってたら、現実にはどうか不明だが説得力のあるロジック出してきてビックリした。これは素直に称賛したいです
＞サムライソードちゃんもしかして弱い？せっかく剣士同士の戦い見れると思ったらほぼカットとか
この前の風邪村もサムライソードちゃんも最近のテラフォはテンポよくしようとしてるんだろうけど
こういうじっくり見たいとこがカットなのが残念。おかげで２人がどのくらい強いのかわからない

全身を切り刻まれ、流れ出る自分の血を眺めるサムライソード。その鮮血が彼女の忌まわしい記憶を呼び覚まします
「騒ぐともっと深く斬るぞ。安い宿はセキュリティもそれなりだな。だが安心していい
キミがこれから行く場所はばっちりガッチリ鍵が付いている

ところで・・・妹も一緒に泊まってるはずだが？」
＞童貞だけを殺す服かよ！（ビルギットの声で）
＞サムライソードちゃんのリョナだけじゃなく、オカズまで提供してくれるとわ　これは薄い本が熱くならざるを得ない
＞サムライソードの（特に驚きもない）悲しい過去が明らかになりましたが・・・
地球編になってもう何回ぽっと出の思い入れのないキャラの悲しい過去を見てきたんだろう
予想通りというかなんというか・・・やっぱりレイプ被害者だった！
しかも男の台詞からしてただのレイプではなく、拉致監禁レイプという過酷さ
「一緒に泊まってる妹」というのはこの男の妹の事なのか、サムライソードの妹の事なのかわかりませんが、恐らくはこの男に殺害されたんでしょうな
２０歳そこらの女性が背負うには、あまりにも重すぎる過去。これはサムライソードが男性を嫌悪するのも無理ありません
「うおおおおおォォ！殺してやるァァアアア！！！！」
呼び起こされたトラウマにより、半ば狂乱状態になってスケーリーフットに斬りかかるサムライソード
しかし相手はただでさえ劣勢だった強敵。冷静さを欠いた今の彼女は、まさに飛んで火に入る夏の虫状態
あの特徴的形状の刀が蛇腹状に変化し、虚を突かれたサムライソードの眉間に―！
と、その時！すんでの所で彼女に飛びついてその一撃を回避させた人影あり！
お、お前はまさか―！
「もう充分じゃあんた・・・！素人目に見てもあんたの剣に勝ち目は無い・・・！」
見知らぬ爺さん！！！！！！！
なんと己の身を呈してサムライソードを庇ったのは、さっきまで彼女に護られていた一般市民のおじいさんだった
更に現れた人影がスケーリーフットフォーマーの眼前に立ちはだかり、そのボディに腹パンを叩き込みます。お、お前はー！！
「次は僕が・・・オッ・・・俺が相手だ！
あのお姉ちゃんはもう戦えない！だから俺が相手だ！来いよ宇宙人！」
見知らぬ小学生の小僧！！！！「
これまたさっきまでサムライソードに護られていた、一般市民の小学生。名も知らぬお姉ちゃんを護るために命をかけて宇宙人に立ち向かいます
＞ジャパンランキングが「どれだけ護れるか」が大きく関わるなら・・・ 奴が一番だということは最初からわかっていた
ジャパンランキング１位　”人生の到達点” おじいちゃん
＞大介「来いよ宇宙人！！！剣なんか捨ててかかって来い！！！」
＞一般人カッコ良過ぎｗ俺30過ぎてるのに、大介君みたいな勇気ある行動採れる自信が無いっすｗ
＞この爺さんと少年はトップテンではないですけどジャパンランキング入りしてますね。根拠はない。byきんた
＞テラフォに限らないのですが、最近レギュラーキャラよりも、脇役やモブキャラの見せ場に目頭が熱くなる様になりました
下手すれば1コマでまとめて殺されてもおかしくないモブキャラが、ありったけの勇気で稼いだ数秒と言う時間
それが主役級キャラの命を救うとかマジ胸熱。一警護が命を懸けて護ろうとしているのが何なのか、今回良く分かりました
誰かを護ろうとする行為に、己の強さは関係ない
大切なのはその意志力と、恐怖をねじふせる勇気。それさえあれば、人はみな戦士たりえるのだ

「なんじゃこのちんまいのは。邪魔すんな」と、スケーリーフットが勇気ある大介少年をくびり殺そうと手を伸ばしたその時、
スケーリーフットの全身に突き刺さったのは四方から猛スピードで飛んできた鉄球
「よーやっと大きい声出してくれたのォ」
その内部には通信装置が内臓されているのか、サムライソードのよく見知った声が響き渡った
さっきまで自分の心を支配していた、男に対する憎悪の感情が急速に氷解していくのを感じるサムライソード
困ったような、でも嬉しそうに、口元に笑みを湛えながら、彼女は自分を救ってくれた３人の男達に例を述べた
「男なんてみんなクソ・・・そうやって割り切れればまだ生きやすかったのに・・・これだから面倒なのよ
ありがとおじいちゃん・・・助かったわ。ありがとねチビっ子。カッコ良かったよ。それから高橋も」
「高橋じゃわからんやろ。全国に何十万人タカハシおると思てんねん
ジャパンランキング４位　「ピラニアンローズ」の高橋舜と
ギャラリーみんなに伝わるよーに讃えなさい！」

高橋舜
日本　岐阜　２７歳　♂　１８８ｃｍ　７９ｋｇ
ジャパンランキング４位
MO手術　「哺乳類型」マッコウクジラ
使用武器：対テラフォーマー音声発電式アクティブホーミング弾
「ストライカー・ピスケス」
＞ピスケスにブラッディローズとか、完全に黄金聖闘士じゃねぇかｗｗｗしかし名前が舜なのは何の因果か？
＞舜「いけっ、ファ○ネル！！」
＞いきなりファンネルミサイルな専用武器が出てきてなんとも言えない気持ちに…専用装備の格差ありすぎじゃないですね今さらながら
＞武器名が「ピスケス」で二つ名がピラニアンローズとか魚座じゃねえか！！
＞『ピラニアン・ローズ』の称号と『ストライカー・ピスケス』の武器名から舜のMO生物は魚類・・・そんな風に考えていた時期が俺にもありました
＞蒼海を統べる指揮者でマッコウクジラときたか……岐阜って海無し県ですよね？
まぁそれはいいか。空気中は水中よりも音の通りが悪いけれどそれはMOで強化された感覚で水中以上にできるようしているのかな
＞マーズランキングの上位はデンキウナギやパラポネラといった昆虫や甲殻類の中でも地力が強い生物が多かったイメージだったから
そんなに強いイメージのない哺乳類がここまでの上位に来てるのは意外
タイマンは苦手そうだけど多数を相手にするなら高橋さんかなり適役なんじゃ。この人一番一般人に見えるからがんばってほしい。
＞高橋がマッコウクジラなのに射撃型なのは、ジュウオウホエール理論で「潮吹き」によるものですかね
※同ネタ多数来てると思いますが解説
先日終了した『動物戦隊ジュウオウジャー』レッドに相当する風切大和くんには、
ジュウオウイーグル・ジュウオウゴリラ・ジュウオウホエールの３フォームがあり、フォームチェンジするとヒーロー名も変化します
そのうちジュウオウホエールは左手にサイコガンのような砲を装備しており、月まで届くほど高威力の誇ります
＞風邪村とエビちゃんに2828して、一般人の命を懸けた行動に奮えて、高橋の登場にテンション上がって、
今週のテラフォは読むモチベーション少し持ち直しました
サムライソードのピンチを救ったのは、苗字が「高橋」と判明した舜！
お前のモデル完全に某黄金聖闘士やんけ
アフロディーテも猛毒のバラとか大概な武器を使いましたが、舜もまた随分とチートめな超兵器使ってますねこいつ
これまで登場した専用武器つったら剣だのレガースだの手裏剣だの、かなり原始的な武器だったのにいきなりホーミング弾て！
いや６００年後の未来が舞台なんだから本来このくらいのSF兵器がぽこじゃか出るのが本当なんですけども。今までのは一体何だったんだっていう・・・
マッコウクジラはエコーロケーションの超音波で仲間と意思疎通をすると言いますから、この専用武器はその理屈で制御されてるって事かな？うーむ未来だ
颯爽と登場した舜ですが、サムライソードが良いとこなくただやられ役なのもアレなので２人の連携で倒す展開でしょうかね
この戦いが終わったら、残りはクズ太郎VSインヴォーカーのみとなるワケですが。あの爆発で死ななかったタネ明かしがはよ知りたい次号へ続く

第３９話

「それ私服なん？ライダースーツがジャージになるだけでどえらいサイズアップしとるやんけ
おかげで誰なんか確証もてんで助けんの遅れてもーたわ」
＞先週の回想でもわかったことだけどサムライソードさん締め付けるものがないとかなりの巨乳なのか
「サムライソードちゃん私服だとおっぱい大きいよね」という舜のセクハラ発言
糸でスケーリーフットから引き離した大介少年の顔をぼむっと胸で受け止めたりと、その巨乳描写が際立った冒頭。エヴァとどっちが大きいのか気になります

【音力発電】
「音」を効率的に集めることで、その空気の振動を受けて装置の中心のパーツが揺れる―
つまり「耳」のような構造を作り、鼓膜の部分を圧電素子に繋げれば電気が起こせるという理屈である
理屈は正しい。だがお察しの通り発電量が極端に少ないのだ
エコには違いないが人類に必要な電気を賄うには遠く及ばなかった
しかし実際に２１世紀初頭、この技術はおおいに注目を集めている。理由は「エコだから」だけではない
「音エネルギー」を「別のエネルギーに変換する」という事は
つまり「音エネルギーが減る」という事
この技術にいち早く投資したのはジェット機を造る会社だった
＞今は亡きガッケンの科学と学習の付録についてきそうな音響発電。科学館系の博物館とかにも置いてありそう
＞御茶っ葉です。まさかテラフォで自分が大学で研究していた技術が出て来るとは
人間の耳のような構造の装置を作り、その鼓膜を振動させる事によって電気を生み出すという音力発電システムのざっくりとしたナレーション
２１世紀現在においてはまだその発電効率は実用化レベルには至っていませんが、６００年後の未来であればおそらくその問題をクリアしている事でしょう
ストライカーピスケスを左目に食らって頭部の半分を破壊されたスケーリーフットフォーマーは、失われた視覚を補う為に尾葉を袴の外に生やします
「尾葉を伸ばした・・・・軟体動物でも頭部までは再生できない
片目を失った変代わりに、ゴキブリが本来持つ空気センサーを服の外に・・・」
「まぁーそりゃ」
「悪手ね」
「合わせぇサムライソード！」「いやアンタが合わせてよ」
合わせろや刃牙ィッ！応ッ！と、おそらく渋川先＆刃牙のオマージュであろう台詞を舜が叫んだ次の瞬間、
スケーリーフットの股下を縫って飛んだストライカーピスケスが、その袴の裾を一瞬で縛り上げていた。ツムギアリの糸を使った連携攻撃である
ゴキブリの尾葉は、人間が顔を向けただけで気付いて逃げ出すほどの優秀な空気センサー
それが何故股下を抜かれるまで反応できなかったのか？その答はストライカーピスケスの・・・否、音力発電の持つ特性にあった

マッコウクジラは他のイルカやシャチのように反響定位を行うだけでなく、
音波そのものをブチ当てて獲物を気絶させる程の音量を出す
ストライカーピスケスは３つのセンサーが舜の音波が放たれている方向を感知、
内蔵電池と圧縮空気がそれを追いかける
遠くに行く時は舜が後ろから更に声をかけ再充電

その際生じる爆音の約７９％を
音力発電装置が回収・再利用！
つまりこの武器は電池の大きさの割に遠くまで飛び、スピードの割に撒き散らす空気の揺れは極小
「空気がこれくらい揺れているのだから、敵はこのくらいの距離にいる」という
ゴキブリの常識的感覚は通用しない
＞ピスケスが対ゴキブリ特化兵器で、ランキングが高いことに納得できた解説が良かった
＞袴の腰のスリット(と言っていいのかどうか)から尾葉のばして失った目をフォローするスケーリーゴキ、化け物感マシマシで実によし
しかしそれが仇となるというのは読んでいて実に面白かった
ジェット機会社も投資する、音力発電の最大の特色。それは強力な消音効果
己が生み出す爆音すらもリサイクルして稼働するストライカーピスケスの周囲は空気振動が極めて少なくなり、それがゴキブリの感覚を狂わせたのである


パァン！
一瞬で間合いを詰める女に対し渾身の上段を振り下ろすスケーリーフットだったが、足捌きを封じられて繰り出したその攻撃は彼女に読まれていた
正中線を狙った一撃を掌で挟み込んで受け止めるサムライソード。スケーリーフットが力を込めるも、万力のような力でビクとも動きません
「し・・・真剣白刃取りだ！今日日映画でも見ない・・・だってこんな技・・・
”手が切れるに決まってる”のに！」
「紡蟻だからよ

こっからは力勝負だ」
＞ミッシェル親子が火星で言ってたように蟻は一番の力持ちってだけあって力勝負で負けるはずがない展開は良いな
真剣白刃取りは単に蟻が力持ちというだけでなく、掴んだものにガッチリ食い込んでを離さない紡蟻の手の形状まで見事に活かしきった演出
風邪村が全くベース生物の特性を活かす事のない戦いぶりだったのを考えると、実に対照的と言えます
「オラァッ！高橋ィ！」「苗字やめて？」
マフラーのようになっていた首周りの貝殻に手をかけると、蟻の怪力でこれを強引に剥がし取るサムライソードマジパワーファイター
剥き出しになった食道下神経節にストライカーピスケスに牽引されたジャスティスビーバーが勢い良く突き刺さり、この難敵を倒すことに成功します
＞「こういうのでいいんだよ、こういうの」な回
まあ、スケーリーフット一匹始末したくらいで大局が動くでも無いっていうツッコミどころは依然として不動なんですけどね
それは過去に犯したミステイクが尾を引いてるだけということで、今回はサムソーと高橋のファインプレイがすっきりまとまってる気がしました
技巧派の男とど根性で押し切る女って組み合わせが次世代版燈＆ミッシェルみたいに映りますね
＞謎兵器に感覚狂わされ、武器を蟻さんパワーでへし折られ、殻をむしりとられ神経節を貫かれ…
二人掛かりでここまでしてようやく倒せたという強敵感はいいですね
元2位が相手というのはフォローすべきなのかも知れないが、矢に貫かれてあっさり終わった奴とは大違い
＞無駄にピンチにさせず、流れが来たら一気にゴキを撃破。展開に目を向ければ、最近のテラフォ結構好きです
火星終盤の貴家先生はやさぐれ、『読者を不快にさせるのが目的』でストーリー練ってたとしか思えない
（自己紹介ラッシュ後慶次パンチで斃せない展開や、ジョセフの胸糞過去話）
のに比べ、今回の戦いではキチンと締める所で締めて、王道に沿った展開を進めてますからね
コレがやさぐれてた頃なら、折角斃したゴキが「死んだとでも思ってたのか」と起き上がって来て風邪村やサムライソードがピンチになり、
何処からともなくアレックスの球が飛んで来てごっつぁん撃破になる所ですよ
敵を倒して終わった週に、「どうせ来週で起き上がって来るんだよなぁ」って萎え予想せずに済むのは、個人的に好ましいポイントです
まあ「小さい昆虫類の時は『それが人間サイズなら威力がこんなにアップ』とやるのに、
デカい鯨は『それが人間サイズならこんなにダウン』ってならないのかよ」って相変わらずのガバ設定ではありますが、それ位はご愛敬

と、ここで上空を旋回する軍用ヘリから読者の見知ったあの男の声が。ヘリの側面に描かれている国旗はローマ連邦のものです
「・・・テラフォーマーの軍勢と世界中から駆けつけた人間の軍勢が拮抗し始めた
意外だな・・・こうなるまでにこの５倍は被害が出ると思っていたが・・・
自衛隊の出足が異常に早かったのと、和歌山と静岡で相当な数のゴキブリが殺られたせいか

やるじゃないか・・・流石・・・”完璧に守られた地”だけはある
だが彼等とて中国人に言われるまま殴り合いをしに来た訳ではあるまい」
西暦２６２１年２月２０日　日本時間１３時５６分
事後的に国連決議で組織された４９の国と地域からなる連合軍が、５万匹と想定される
宇宙生物テラフォーマーと衝突
国連軍の死者およそ３９０人、戦地（日本）の民間人死者およそ６５００人
房総、紀伊での防衛ラインが働いたこともあり、ようやく戦況を膠着状態にまで持ち込むことができた人類側
民間人の死者は６０００人を超える規模ですが、それでもジョセフが見立てているように、想定よりもずっと少ない数字で済んだと言えるでしょう
というか「完璧に守られた地」とかまた何か意味ありげな謎ワードを出してきましたねコイツ
結局テラフォーマー達が日本を狙うのは彼等にとって重要な何かが日本に存在するからで、
以前もレビューで突っ込んだ「淡水が存在する」とかしょうもない理由は関係ないって事よね。最初からこっちの路線を前面に出してりゃ良かったのにな

ジョセフの言葉を裏付けるように、陸上のドンパチを隠れ蓑に静かに侵攻する水棲生物テラフォーマーの姿
これは川を上りながら既に内陸に入ってきてるって事か。その動きは舜も察知していたようで、額に汗を浮かべながら龍ちゃんに連絡を入れてます
「あかん・・・急げ龍っつん・・・ゴキブリの狙いは正面突破だけやない
はよせんと人間の技術を・・・最悪の形で奪われるかもしれんぞ・・・！」
＞「意外だな」まるで自分が予想外すケースが珍しいとでも言いたげな口振りｗ
＞ちょくちょくジョセフ出てきますけど今の彼はＡＥウィルスで人間を超える過程でラハ坊達のような目に変化してるんじゃないでしょうか
以前出てきたときは後ろ姿で今回は横顔だけど目は隠れており、今更そこまで顔隠すようなキャラではないですし
顔全部を隠して出てくることがなにか引っかかります
＞龍ちゃんどこに居るのかと思ったら独立行動してましたか。目的地は原発？ はたしてタワーでの汚名を挽回できるのか
＞ゴキブリの狙いは地上進軍だけやない←だから当然対策あるよね 「急げ龍っん」←そいつで大丈夫なのか？
持ち上げておきながら、薬使わないって舐めプしたせいで管制官に犠牲だしたあの時の展開が染矢への不安になる現状は本当悔やまれる
それ抜きにも高確率でゴキブリの本命プランは裏工作だろうに名有りキャラの大半地上対策に割いて
｢染矢は十分強くて有能だったけど一人じゃどうにもできませんでした｣みたいな展開だったらギャグにもならんよ
ラストのコマに描かれているのはなんか工場施設っぽい建造物。朋友も予想してますがおそらくは原子力発電所でしょうか
こちらの迎撃に当たるのが龍っちゃんのようなので、今度こそは読者全員が「２位」の強さを実感できる戦いぶりを見せてもらいたいところです
少なくともベース生物と、戦闘力をマーズランキングに当てはめると何位だったのか
の２点についてはここで明かしてもらわないと今後グダグダになると思う次号へ続く

第４０話

避難バスが各地に到着し始め、民間人の移動が滞りなく行われ始め・・・
地球連合軍が奮闘し、防衛ラインがようやく海岸近くまで押し返し始めた
始めた・・・はいい―が
”どうすれば終わるんだ？”
その事実に軍を指揮するインテリは論理で　火星人を直に見た被害者は直感で悟っていた
火星には二種類の生物しかいない
火星には０か１しかない
火星には生き残るか死ぬかしかない

戦況こそ安定してきたものの「停戦の落とし所」の存在しない相手との決着の難しさを再度問う冒頭のナレーション
例え９９％のテラフォーマーを殲滅できたとしても、最後の一匹を根絶やしにするまでこの戦いは終わらない。実際問題そんな事が現実的に可能なのか？
そういう意味でも、これまで劇中人物が唱えてきた「ボスを叩けばこの戦争は終わる」という楽観論にすがる以外ないワケですが・・・

そしてそれは知能の高さや知識の量とは関係が無い
それはその生物の魂の在り方の問題だから・・・
魂の色は言葉では塗り替えられない

たぶん　きっと　そういうものなのである
＞ちっ結局1ミリも役に立たなかったなクズ太郎のヤツ
＞ハゲゴキ倒すの中継してゴキ連中引かせる→できませんでした
自爆から逃げ延びたハゲゴキを追いかけ過剰変態で倒そうとする→できませんでした
結論:1ミリも役に立たなかったなクズ太郎
＞結局負けるんならクズ太郎を爆発から復活させた意味がどこにあんの？
＞強キャラオーラ出しまくった後でゼロコマで負ける所まで親父の真似せんでも
＞朝太郎は出オチ芸人か何かですかね。お前の出番の意味本当に何なんだよ
＞読者「（この漫画）どこ行くの?」なんて言ってたら病院行きになっちゃったでござる
＞糞間糞太郎くんあえなくナレ死！ナレ死どころかナレーションすらねぇやなんだこれ
＞「俺達の技は負けてなかったぜ(ｷﾘｯ」だっておｗｗｗ
＞BLEACHで主人公もやってたカーペット化……本当に、草間さんにはもう草も生えませんわ。草が苗字についてるのに
＞草間・・・何なんだてめえは本気マジでよ・・・
これはピクル編のジャックみたく｢既に勝敗自体はついてたけど相手に恐怖という感情を与える位には最後まで頑張りました｣ってことですかね
ならばきっと草間もピクル編の百舌の早贄みたいな感じで死なず、生き恥を晒してくれるに違いない
＞MO能力もないし素手だし戦士でもないのに、 MOゴキ集団をたった一人で無傷で倒した槍持った草間爺をタイマンで倒すとか、
爆風受けて片腕失って満身創痍なのに、復讐心に燃えて過剰変体して肉体を再生できる、 クズ太郎相手にタイマンで勝っちゃうとか、
どんだけハゲゴキ強いんだよ。
しかも最後は明らかに感情を持っている顔で強敵(とも)の死に涙し、涙を拭いて指導者としての立場に戻るようなシーンもあるし、
存在感…いや存在価値そのものがどんどん薄まっていっている主人公の燈より主人公っぽいわ
し、死んでる・・・
その最大の頼みの綱だった男、場面転換と同時に敗北確定という出オチが炸裂
「あの大爆発からどうやって助かったのか」という読者の疑問にアンサーを出す事すらなく、全て投げっぱなしのままでリタイヤしてしまいました。うーん・・・この・・・
ここで草間朝太郎という男がこの作品で残した輝かしい経歴を改めて振り返ってみましょう

燈の事をうっかりバラしてしまい、アネックス計画を狂わせる元凶を作り出してしまう
※（だがこれ自体は不可抗力であり、この時点で燈の秘密の事を何も知らなかった朝太郎を責めることはできない）
↓
燈には床に額をこすりつけて謝っても足りないのに、涼しい顔でその事実をひた隠す
↓
その理由が「親父の跡を継いでもらう為に嫌われたくなかった」という自分勝手さ
※（この事実によって一気にクズ認定される。燈に対する謝罪の気持ちよりも、自分のエゴを優先させる異常者）
↓
もはや人格に関してはどう頑張っても擁護しようのない最低の人物で
戦闘力しか取り柄のないクズ人間のくせに、それすら何の成果も得られず退場

コイツ本当に最初から最後まで使えないクズだったな・・・
しかしながらそのクズ太郎と死闘を演じたインヴォーカー当人だけは、彼の力を誰よりもその身で感じたようで
「お前もまさしく強敵ともだった」とでもいうかのような体で、強敵との別れを熱い涙でもって送り出しています
テラフォーマーに「相手を尊敬する」という感情があるのかどうか解りませんが。好んだ相手を食す際に、涙を流したピクルを彷彿とさせるシーンです
全国の読者から総スカンを食らう中敵の大ボスだけはその力を認めてくれたというのが彼の唯一の救いでしょうか
今度こそさらばクズ太郎。これで生き返ったらお前本当にアカンで（露骨すぎるフラグ立て）

「何故インヴォーカーは日本に狙いを定めたのか・・・か
宗教の感覚を持つテラフォーマーだから歴史の深い地に惹かれるのか？違うな
風水上完璧？それは確かにそうらしいが・・・風水はそもそも軍事拠点をどこに作るかを考えるために発達した学問
ならば卵が先か鶏が先か。完璧な地には人を守る条件があり、人がそこを目指すのは必然なのだ
地球人のほとんどはゴキブリとは違う
「今年２歳になる自分の娘」と「地球の反対側に住んでる名前も知らないおじさん」の命の価値が
どうしたって「同じ」とは言い切れない。同じではないのだから
「ここには自分の味方を住まわせてやりたい」たまたまそういう場所がある
このような場所はなにも日本だけではない。現代の地名で言う
山壌、グランメキシコ、インド、タイ王国、エジプト、イスラエル、そしてローマ連邦・・・
いずれも大国家が栄え、それぞれの教えの中で「聖地」とされている。これは偶然ではない
だからインヴォーカーは日本を目指し
あんたはローマ連邦を作った

それが王の責務」
前回ラストから継続中の、ルーク大統領とジョセフによる何やら小難しい問答。「何故インヴォーカーは日本を狙ったのか」というジョセフの問いに対して
「そこに味方を住まわせたいと思ったからだ。それが王の務め」という極めてモヤッとした回答を示すルーク大統領
だからこそ第一波の攻撃は見事に阻まれた。簡単に奪えるような軍事的脆弱な地であるなら、最初から自分達の安住の地として欲しいと思わないワケで
まぁ言ってる事は理屈的にはワカるんですが。いかんせん「何故日本なのか」という点に関してはノーコメント
そういう理由であれば、ルーク大統領自身が名前を挙げ連ねたような国であればどこでもいいじゃんって事になるんですが・・・
オーストラリアを迂回してまで日本を狙った理由は何なんだよと。また淡水がどうこう言うのかと
結局いつも通り抽象的な例えだけで本質的なアンサーは得られない不毛な会話シーン
何気に注目だったのはルーク大統領の発言です。ローマ連邦は「ジョセフが作った」と
ジョセフ・G・ニュートンはキャラ設定では２４歳。仮にコイツが１５歳の時にローマ連邦を樹立させたとしても、生誕１０年目の新興国家という事になります
劇中で「ローマ連邦は新興国家」という趣旨の設定説明はこれまで一切されていないので、ジョセフはやはり見た目通りの年齢ではないという事ですな
まぁ２６話の「我ながら凄まじいジジイだ」発言の時点で９９％確信は持っていましたが
やはりこの男の正体は玄孫ではなくベニクラゲの特性で若返ったアレクサンドル本人という考察で間違いないかと
「・・・まぁそんなところだ
祈る者が到着し次第・・・日本での戦闘を一段落させる。そうしたらいよいよだ。忙しくなるぞ―」
ルーク大統領の答えに対し、なにやら意味ありげな間を置いてから「まぁそんな所だ」と答えたジョセフ
コイツは「王の責務」なんて立派な志では動いてないって事でしょうねコレ
正真正銘のマッドサイエンティストですから、「生命の進化の行きつく先をこの目でうんちゃらかんちゃら」とかいう狂った目的で動いてるんでしょうきっと






「まさか本当行くとは・・・」
「ええ・・・普通ならこんなのは完全に罠。「彼」が無事に戻ってくるワケがない―米軍の許可も下りなかっただろう
だがもしあの話が本当だとしたらこっちにも得るものがある。行かざるを得まい・・・」
一方その数時間後、中国北部ゴビ砂漠。待機している米軍の軍用車両で、取引きに向かった仲間を心配そうに会話しているのは日向とダン中佐
２人がいる地点から更に十数ｋｍ離れた電波も届かないあらゆる記録から抹消された地下実験場に「彼」は居た
「よく来たな。さて・・・交換にあたって本人確認をしなければな。マスクを取れ小町小吉」

「何故来たんだ・・・お前達にとって俺を連れ戻すメリットなどもう無いハズだ・・・」
仮面ライダーのマスクを脱いだ小吉は白目と黒目が反転しているネガティブカラー
禍々しい見た目ではありますが喋る言葉はハッキリしているし、その言葉が「言わされている」ものではなく小吉本人のものである事は明白
本人はもう日本に戻るつもりは毛頭ないようですが、眼前の人物が発した言葉には少なからず衝撃を受けたような描写が見受けられます
「いや。燈くんにはもう話した」
燈に何を話したというのか。目を見開いて驚く小吉の反応から察するに小吉が燈の父親であるという事実？
火星編終盤以降、まったく新情報が出ない燈出生の秘密に少し進展が見られるのでしょうか
「それよりどういう事かな？
手紙には「１人または膝丸燈と２人で来い」と書いたはずだが？」
「「１人または膝丸燈と２人で来た」が？」

手紙を読んだのが内閣総理大臣では不足かね？」
デデーン！ここで初めてカメラアングルが中国側ではなく日本側にパン
なんと凱将軍との交渉にやってきた人物は、手紙の宛先人だったミッシェルちゃんと燈ではなく内閣総理大臣・蛭間一郎！
まだるっこしい段階をすっ飛ばして国のトップがやってきたのは展開の早さ的に読者としてありがたいですが、一国の首相としてその迂闊さはどうなのか
「トレードなどありはしない。その男は日本国民だ
行方不明の日本人を総理大臣自ら引き取りに来た。何の問題もあるまい」
「あるんだがなぁ。まぁ・・・」
「小吉・・・もっと早く会うべきだった。さぁ帰るぞ」
「俺は会いたくなかった。一郎・・・今からでも帰るんだ」
「僥倖だ！このタイミングで蛭間を捕らえられるとはな！やれ！」
正論だけを引っ提げて、護衛も連れずに敵の真っただ中に飛び込んだ一郎。案の定凱将軍はこの獲物をみすみす逃がすつもりはない様子
互いに自分よりも相手の事を心配する二人の語らいを邪魔するかのように凱将軍の非情の命令が響き渡った
一郎はこのまま成すすべなく捕らえられてしまうのか？それとも敵地に無策で飛び込むワケがなく、一発逆転の秘策を用意しているのか？
にわかに出てきた小吉と燈の関係性を匂わせる発言は、やはり２人は親子という事なのか？
あらゆる事が気になる急転直下の展開。これは久々に次回が気になる引きですが―
＞テラフォ長期休載ですね
ここ最近の先生の体調的に驚きは少ないですが漫画の評価が体調を悪化させてしまった気もしており、一読者として多少の罪悪感があります
再開は秋頃との事ですが、先生が早く快復され同時にテラフォを盛り返してくださることを願ってます
＞原作者の療養でテラフォーマーズ当面休載の記事が出ていましたね
本編のプロットを練る余裕もない状況で外伝やメディアミックスと他の仕事も抱えてたんじゃ、とても気の休まる環境じゃなかったでしょう
ゆっくり休んでいただきたいです
＞半年も休載か……龍ちゃん、再開するまでの半年間ずっとバイクで旅をしてるのか。大陸横断旅とかそんなノリかな
ともあれ、病気療養という事は致し方ないですし、じっくりと休んだうえでじっくりとプロット練って再開していただきたいものです
これで連載再開時に艦長と総理がキン肉マンの連載再開時のパロやってくれたら神
＞テラフォ迷走しまくった挙句今になって長期休載かよ。何で火星編終わった後にきっちり休まなかった…
＞テラフォは原作者が病欠ですが　大筋は決まっているでしょうけれど制作秘話などを見るに
意外と土壇場でセリフとか展開を変えているのでじっくり休んでもらって練ってもらいましょう
＞原作者療養で休載か・・・アニメと映画があれだけ派手にコケたらそりゃ鬱にもなるわな
＞なあに、富樫ファンにはたった八ヶ月の休載如き、へのつっぱりはいらんですよ
＞貴家先生「お彼岸になったらまた会おうぜ」
＞テラフォーマーズコミックス限定版も期限不明の延期……内金とって予約注文受けてるお店は気が気じゃないでしょうね
なんと原作担当貴家先生の病気療養の為、
テラフォーマーズ次号から長期休載。再開の見通しは秋との事
病気って多分これ鬱的なヤツですよね・・・「ネットでのバッシングが原因かも」と言われるとはんぺらも流石に心が痛みますが
でもおそらくこれは読者からの批判がどうこうというより、「週刊連載の枠組みの中でプロットを組み立てられなくなって貴家先生からギブアップが出た」って所じゃないかと
最近で言うと、衝撃のラハブ人類登場で「おおっついに物語の核心に触れるのか？」と読者を期待させておきながら、
その正体について一切追加情報を出すことなく、数週後には爆弾で即吹っ飛す等、
風呂敷だけは火星編以上にバンバン広げるくせに、畳み方は一切手を付けてない
という、さながら蟻地獄のような制作環境が読者にも手に取るように感じ取れましたからね
また今週のルーク大統領とジョセフの会話然り、「なんか難しい事を長々喋ってるんだけど、中身は無いに等しいただのページ稼ぎ」にもいい加減ウンザリしてたトコです
一旦休載してプロットの整合性を練ってもらうのは、読者としても望んでいたところ
というかはんぺら「火星編終わってから地球編始めるまで半年は休むべき」って当時あんなに言ったのに・・・だから言わんこっちゃない・・・
ともあれ貴家先生、まずは半年間じっくり療養して英気とネタを養ってください
再開のあかつきには全盛期の面白さを取り戻してくれると期待して待ってます

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