第37話

「ちょっと確認したいんですけどォ・・・そうです、アドルフ・ラインハルトの家内ですが給与の件で」
『こちらにその様な名前の者は在籍しておりません。失礼致します(ブツッ)
「えっ?」
冒頭。旦那の今月の給与が未だに振り込まれていない事を不思議に思い、勤務先に確認の電話をかけたアドルフ嫁は自分の耳を疑う
まさしく「金の切れ目が縁の切れ目」ならぬ「縁の切れ目が金の切れ目」状態。自業自得といったところです
>お前は次に「アドルフの嫁ザマァwww」と言う!
>アドルフ嫁ざまああああああああああああああああああ!!!!!
>アドルフ嫁の末路は自業自得なのでしょうがないと言えばそれまでだが
「縁の切れ目が金の切れ目」と言わんばかりのドイツ陣営の容赦の無さはここまで来るとむしろ清々しい
>アドルフを弄んだ連中にアドルフ妻への制裁下されてもなぁ……むしろ身勝手さを余計に感じてしまう。アドルフだって喜ばないだろうに
>アドルフにフォローが入りましたね。読者として胸がすく一方最期まで家内を恨むより向き合おうと考えた優しき彼にとって、
罪のない赤ん坊まで巻き込んだ結末は「フォロー」であって本当の「救い」でない気もしますが

「ケッ、無知で傲慢な弱者め。一生運命に翻弄されてろ
テメーがそんなんだからコッチは軌道修正が必要になっちまっただろーが!」
「でも随分乱暴に切り捨てましたね」
「ヤツが選んだ結果だろう。あの家に我々の身内は一人もいない」
国連航空宇宙局ドイツ支部。
火星到着初日のアドルフ死亡の報せに苛立つのは、竜崎スミレみたいなバイタリティ溢れるババア
「軌道修正が必要になった」「身内はいない」という言葉から、当然ながらドイツ研究機関は彼女の赤ん坊がアドルフの子でなかった事をめっさ怒ってるみたい
>腐れ外道な事をアドルフさんにしてきた科学者達でしたが、『身内』とは思っていたんですね
ある意味何も知らない一般人のビッチ嫁と結婚できたのも納得ですね
>実験動物としてという意味でしょうけど、それでも『身内』という表現をあえて使ったのは、彼らも内心怒っていたのかもしれません

軍の方針はともかく、研究所はアドルフの事を人としては見ていたようなのでドルフには少し救いになった気がしました
ただこのババアの言い方に少し人間的な温かみを感じてる読者もいるようですが、もし赤ん坊がアドルフの子供だったら
嬉々としてその子をモルモットにするような連中だし。結局は自分達の都合でモノを言ってるだけですよ
「君は童貞かねロッカくん?」
「断じて違います」
「そうか。ならその縁大切にしたまえ。なぜなら

強い男とは強い女との信頼関係があって初めて生まれるものだからだ
アドルフ達には期待してたんだがな・・・


まあ仕方ない・・・
もう一つの研究に懸けよう」
含蓄のある言葉を呟き、アドルフという一つの研究成果の損失を惜しむババア。だがその直後に発せられたのは「もう一つの研究」という言葉
>アドルフの元妻がざまぁな目に遭っていて、多少ですが溜飲が下がりました。しかしセットで悪態を突かれながらも
「期待してたんだがな・・・」の時の目がどことなく寂しそうに見えたのは俺だけでしょうか
>アドルフ妻ざまアーwwドイツのババアGJ、そしてこいつが言ってる良い男女関係ってのはまさに燈とミッシェルちゃんの事
ミッシェルちゃんピンチに燈覚醒展開くるー?
>強い男には強い女、そう聞くと刃牙の一番恵まれてたところはやっぱり梢江様がいたことですね

>ドイツの「もう一つの研究」が気になりますね…エヴァじゃないとしたら次世代か
>もしかしたらエヴァ生きてるんじゃないだろうか!?ほんのわずかに希望が見えてきた気がします
>やはりエヴァは生きているのか・・・?
>ドイツ人の台詞からすると、やっぱエヴァにも本人が気付かない処置がされてるっぽいですかね
>ドイツの難度の高いベースの伏線はまだ消えていない?
とするとエヴァがやっぱり生きているのか、それとも別の班に潜り込んでいるのか?
ドイツで成功したからといってドイツ人であるとは限らないわけだし・・・

ドイツにはアドルフ以外に
「もう一枚の切り札」が存在する!

例の「非常に難度の高いベース」をここで拾ってきました。しかしドイツ班はアドルフ爆弾で全滅したハズ
これは「虎の子の研究は火星には送らず地球に残し、未だ研究中」という意味なのか。それともやはり読者予想に根強く残っているように
エヴァのMOが
バラバラの肉片からでも元通りに再生するような生物なのか
前者は「第3部」の存在まで見据えた予想になってしまうので少し苦しいか?読者の大部分は後者の展開を望んでるでしょうが、果たして・・・

>断じて童貞ではないロッカ君は一郎の弟で七星の兄ですかね。六○で。顔も似せてるっぽいし
さてババアと会話している黒スーツ&黒髪の若い男性「ロッカ」ですが。髪が黒かろうとドイツにいるんだからドイツ人だろうと思っていましたら、
煙草を咥えたババアに彼が携帯灰皿を差し出すシーン、灰皿に
「火消」という文字が書いてあります。なのでこの人たぶん日本人
「蛭間兄弟の6番目じゃない?」という朋友予想、十分にあり得ますねコレ
もしそうだった場合、一郎は各国の支部に自分の兄弟を送り込んでるという事でしょうか。腐った上層部の企みを彼等が暴いて阻止するのかな?




「ふむ・・・おっと今の「ふむ」は「踏む」とかけてる訳じゃないぞ!なんてな・・・・フムフム
コイツらなら最低でも穴掘って逃れるくらいすると思ってたのにフツーに死んでてビビったけど・・・
なるほど
内部に損傷があるな・・・アドルフさんの能力か、さっきの雨で雷でも落ちたか・・・・
どっちにしろ長くなかったなコイツは」

一方、アドルフの爆発から逃げ延びたところをジョセフに遭遇して殺されたとばかり思っていたハゲは
ジョセフが発見した時には既に死んでたことが発覚
>やっぱりアドルフさんの自爆でハゲゴキ死んでたんだ…
どのみち永くはなかったともありドイツ班のオフィサーに犬死にだけは本当になかった!
>なんかとってつけたような感じがするけどアドルフさんがハゲを討ち取ったことにはなったようですね
ジョセフが来る前にどうやって死んだのか謎だけど・・・爆発で首だけになったとは思えないしなぁ
「ドイツのオフィサーに犬死はない」の言葉通り、アドルフは命と引換えに敵の大将格を道連れにしていたのである
ただこれ・・・首チョンパされてるのは、爆発で死んでた死体をジョセフが見っけて、解剖してみて死因を調べてるってことでいいんだよね?
もしこれ
ジョセフ発見時に既に首だけだったとしたら、「何者かが」首を刎ねたってことになるワケだが・・・
深く考えなければ
爆発で首だけ景気よく吹っ飛んだでも済むんだけど。なんか色々余計な邪推してしまうぜ

ここでチラっと背後の脱出艇に目をやるジョセフ。読者の殆どが「ローマ班員は全滅してジョセフ単独行動中」という体で話してますけど、
班員達は全員無事でクルマの中に居るって可能性もまだ残ってますね
「しかしなんでミッシェルさんは通信返してくんないのかな・・・
@ミッシェルさんも戦闘中
A1班か3班がピンチなのでそっちを優先
B単に俺のことが嫌い

緊急事態にわざわざミッシェルさんの部屋の鍵切断してまで颯爽と薬を届けたのに・・・
惚れてもおかしくないもんな。Bはない」
アネックス内部でのゴキブリ襲撃の際、生身で戦うミッシェルの元へ駆けつけ薬を手渡したジョセフでしたが。あれはなんと
彼女の部屋の鍵をぶっ壊して侵入して取ってきたものでした
道理でミッシェルちゃんの表情が嫌悪感で引きつってたワケである
「彼女の為にあんなに頑張ったんだからBは絶対ないな!」自信満々の笑みを浮かべるジョセフ天然すぎる
純正イタリア男児というかなんというか。一言で言うなら憎めないアホ
>ジョセフはもうシロ確定ですかね?
>ジョセフさん裏切り者と言うよりはアホの子や・・・。この子アホの子や・・・。疑惑晴れてるわけじゃないけどアホの子や・
>必要な事とはいえ、どうしてそれで好感度あげられると思うんだ…
なんか今週のノリだと優雅な手付きでぱんつとか被って部屋を捜索してそうだジョセフ
>ジョセフ、意外と天然で良い奴っぽい? 他の隊員達が姿を見せていないのが気になりますが、
彼らが無事だとしたら、あのピンチを切り抜けて、なおかつ本来の予定通りアネックスへ集合しようとしていたという事になります
そうなると裏切り者は中国1択と言うことに。まぁロシアも独自行動はとっていますが、
娘のために動くアシモフがウィルス研究の邪魔になるような事をするとは思えませんし
>SOSはただのかまってちゃんだったとか、ジョセフかわいいwww.後ろに脱出器が見えますけど班員はどうしてるんでしょうね
先週は全員死んでるのかと思いましたけど脱出器で待機とかもありそうです
>ジョセフは……あ…れ……裏切り者じゃなかった?(震え声)
しかし他メンバーがいないことを考えると…ジョセフは何をしたのやら?もしかしてジョセフ以外は全滅なのか?
あと答えは絶対3だと思いますジョセフさんw

これでジョセフのシロはほぼ確定と思ってよさそうですが・・・ここで彼の周りを取り囲んだのは100匹はいようかという数のテラフォーマー達
あの大軍の生き残りでしょうか。どうやらジョセフの足元に転がっているハゲの首を見て、リーダーの仇を報復するつもりのようです
「え?コレもしかして俺が殺ったことになってる?そーいうのあんの?仇討ち的な
もーどのみち大将死んでんだから大人しく投降しなって
君達はコイツがいなくなってもまだヴィジョンは見えてるのかい?
『それでも全力でブッ殺す』ってやつか?ま・・・人とゴキブリだもんな」(多っ!やっぱ逃げようかな・・・)
とてつもない数のテラフォーマーに単身完全包囲されながらも、イタリアンライクな軽口を止めず、笑みを崩さないジョセフ
この不敵な余裕はマーズランキング1位の実力の裏付けか?
>ジョセフ・・・地獄の火星にきてチャラ男然とした軟派思考って天然通り越して狂気を感じて凄く不気味です
まあ、今週の展開でシロっぽくはなったけど・・・
それにしても夜間で数百単位のゴキブリ軍団が活発に動き回ってるにも関わらず単独行動&囲まれても余裕ってどういう強さ?
保護色かなんかで完全に相手の認識の外から一方的に攻撃できる・・・とかでしょうか
>(((0且0)))ジョセフから凄く戦闘潮流臭
これは頭脳派でランキングは高くなくとも強いタイプか若い頃のジョセフがスタープラチナもってるようなチートキャラなのかどっちだ
「次にお前は じ、じょうじ!?と言う」  「じ、じょうじ!? じょ!??」こうですね




「プランδってアレか。6つにバラけるやつか。最悪って事はアレか」
「ああアネックス本艦が襲撃された。研究設備が壊されているかもしれない
それがないならAEウイルスのキャリアーと思しきものを大量にさらってこなければならん」

再びカメラ地球。本多博士のBAR「海豹」の入口に立つのは七星の部下とおぼしき黒服の若者2人
バンダナ巻いた巨漢とニヒルなグラサン。本来の計画だったプランαが失敗し、緊急用プランであるδになった事に不安を感じている様子
「それがワカんねーんだけどさ
いくら培養できないっつっても、今地球にあんのと同じウイルスで良いなら
既にウイルスの冒されて死んだ人の身体から大量に採れるんじゃねーの?」
「そこが変だからみんな慌ててんだよ。蛭間さんが言うには・・・
”増えない”らしい。地球のウイルスとはかなり違う

「・・・・!?じゃあなんで感染した人が病気になってんだよ」
感染した生物の細胞を利用して増殖するのがウイルスの特徴
逆を言えば増殖しなければ人体の害にはならない。ならばAEウイルスに冒されて死んだ遺体からは大量のAEウイルスが採取できるハズ
ところがどっこいこの火星からやってきたこの未知のウイルスは
生物の体内で増殖することなくその宿主を死に至らしめる特性を持っていた
故にサンプルの大量採取自体が大変なホネであり、火星に着陸したアネックス内で研究するプランαが望ましかったのだが
研究施設が破壊されていた場合、ウイルスのキャリアーをものっそい大量に地球に持ち帰らなければいけないことになるのである
>AEウィルスは増えない→なぜ感染者が増えているのか?気になりますね。早く七星と本田博士の話の続きがほしい
>A.E.ウィルスは火星産の新型ウィルスというよりラハブが作ったナノマシン兵器という線が濃厚になってきましたね
AEウイルスの正体はラハブのナノマシン説。コレめっちゃ当たりそうね
「どのみち今の状態じゃ各国バラバラで生き残らなきゃなんねぇ上に
研究サンプルはテラフォーマー50匹捕まえたって足りるとは思えねえ
絶望的だぜ。桜人は」

そしてグラサンの方かバンダナの方か、あるいは両方か。彼等はあの桜人くんの縁者みたいです
突然登場した新キャラの2人。今回のように2人の会話によって細かい設定の補完していく形式で今後もちょくちょく再登場しそうね
トーンを落として桜人くんの未来を嘆くグラサンだったが、パンを食いながら話を聞いていたバンダナはそれを真っ向から否定する
「そうかよ?要はそれをすりゃあいいんだろ?
ゴキブリも。進化したゴキブリも。超進化したゴキブリも全員泣くまでブン殴って
虫カゴパンパンになるまでぶっ込んで、苔も火星がハゲるほどいただく!
その為に行ってんだろ?彼等はッ
強えんだろ?日本おれらの代表は!」
おそらく顔も名前も知らないであろう日本クルー達を、「俺達の代表」と呼んで全幅の信頼を寄せるバンダナかっこいい
遠く離れた地球から、命を賭して戦う男達を応援するものがいる。彼等の想いよ火星に届け!とばかりにカメラは再び火星へ
今回は
地球→火星→地球→火星と4箇所に場面が変わってテキスト量が無駄に嵩むぜ






「艦長。あのパワーもバグズ手術ですか」
「いや。あの虫の特性は甲皮にある。
ガタイは単に食料によるものだろう

おそらくは動物性タンパン質!
バグズ2号に食料として積まれていたカイコガを奴等も養殖したんだろう。美味いからな
俺も好きだったよ・・・女性隊員の中には頑として食わない奴もいたけどな」

>テラフォーマーズ一気に新キャラ増えましたね。マッドなドイツ研究員と桜人の兄っぽい七星のガードマンの二人
そして何より新ゴキブリ!怪人好きなんで新しいの出るたび喜んでます
>やっぱカイコ食ってるようなヤツは違うな!
>マッチョはパラポネラゴキかと思ってたけどそんな事はなかったぜ
>苔だけの食生活であそこまでのパワーなんだから更に蚕を食うようになればどうなるか、と言うことか
>よくよく考えたら日本人も欧米食になってから100年ちょっとで平均身長が20数cm伸びてますしゴキの変化にも納得出来ますね
>いい感じに小町艦長盛り上がってきてるのに、「動物性タンパン質」でもう台無し…何ぞこれはんぺらさんもビックリだよ!
>シリアスなシーンなのに「動物性タンパン質」で笑ってしまいましたwwはんぺらさんかと
場面は激闘の1班。ミイデラゴミムシ以下雑魚TFを全滅させたと思われた彼等だったが、新手の増援に苦戦を強いられていた
ビカビカとメタリックな光沢に輝く巨大な体躯。甲皮が特徴という台詞からクロカタゾウムシであると推察できますが・・・
同じく小吉の台詞から
ミサンガ6本巻の大佐が「バグズTFではなかった」ことが判明
読者予想でも根強かった
「栄養満点の蚕を食うことでマッチョになった個体」説が正解でした
やっぱマグロ食ってるやつは違うな!
ソフトインセクト最強のリオックはバグズTFでもないヤツに一撃で葬られたことになるワケで。蚕食の個体はあとどれくらいいるんでしょうか
ちなみに動物性タンパン質はいつものはんぺらの誤字ではなくヤンジャン本誌の壮絶な誤植です

「じゃあ・・・もう一体の方が出してる・・・あの糸の特性は?」
「・・・あれも・・・『カイコガ』だ。バグズ手術
1000mの鋼鉄の糸を紡ぎ出す
蜘蛛糸蚕蛾クモイトカイコガの特性」

>蚕の遺伝子組み換えは割と一般的で、発光クラゲの遺伝子を組み込んで蛍光シルクなんて代物を出せるようにしたり
作中の用に蜘蛛の遺伝子を組み込んで数%が蜘蛛糸のタンパク質で出来た糸を出せる品種をつくる試みが既に行われています
>蚕というか昆虫の幼虫は基本的に決まったものしか食べませんがそれを判別するのは味覚によるもの
(要するに「美味いか不味いか」)であるのですが、
これを逆手にとって放射線で突然変異を起こさせて味盲の個体を作りこれを何代にも渡って品種改良を重ねた結果
「何でも食べる『広食性蚕品種』」の実用化に成功しています
これによって蚕にとっては食えたものではない味の人工飼料でも問題なく食べられるようになってしまたんだとか。人間の業って深いですね

>どっちも褌みたいなのを巻いてますが、ハゲゴキが腰布だったことを考えると、階級的には紐六本より上なのでしょうか?
どちらも人間の能力としては活躍がありませんでしたが、ゴキが持つと脅威になるようで
特にクロカタが出てくるということは、そのうちニジイロクワガタも出て来そうですね
うわあああああああカイコガ・・・・
20年前アキちゃんが息を吹き返して、その後は糸を生み出すことから殺されずに、家畜みたいに生かされてる可能性が微レ存・・・
そう考えていた時期が 俺にもありました
こうしてカイコガTFが存在する以上は、やはりアキちゃんの遺体はバラバラに切り裂かれてしまったと考えるべきなのか?それとも・・・
「何つー事をする奴等だ・・・それじゃあ艦長の昔の仲間を少なくとも3人も・・・!」
昔の仲間達を実験材料にされ、あまつさえ「敵」として戦わねばならない小吉。その心中を推し量ったマルコスが怒りに震えるも、
小吉本人は決して感情の昂ぶりを見せることなく、務めて冷静に振る舞う。それは艦長として果たさねばならない使命かもしれないが
彼の心境が痛い程にわかる読者にとっては、涙なしには見られません
「近づいてきたら冷静に駆除するまでだ。なに・・・不幸中の幸いっつーのかな
さっきのも・・・この2体も・・・
あんま喋った事ない隊員だったからよ

だろ?ゴリラ」

>小吉の表情を見せない構図が胸を衝く。ブチ切れてますよねえ
>なあ、ゴリラ…という台詞に泣き笑いと同時にゴキに対する怒りが沸いてきました。やっちまってくれ!小吉!
>漫画読んでて「ゴリラ」なんて吹き出しを見て泣きそうになったのは初めてでした
煽りがまたいい仕事してるし、顔をこちらへ向けない演出がベタだけど胸を打ちます
>「なあゴリラ・・」泣いた・・・モノすんごい泣いた・・・・小吉さんの表情とか気持ちとか、想像するだけでもうダメだ
>あんま…話した事のない隊員だったからな…なぁ…ゴリラ 俺の涙腺が崩壊した
>小吉の「なぁ、ゴリラ」はマッチョゾウムシに言っているように見えて、実はカイコガが対象なのが泣けるなぁ
>菜々緒のあだ名がゴリラだってのを覚えてないと成立しませんけど、今週のラスト台詞はかなりきますね…
でも、これで敵ボスが蘇生した菜々緒だとか菜々緒の遺体がゴキの崇拝オブジェにされてたりって線はなくなりましたかね?
>「あんまり話したことが無い」?アキちゃんはもとより、誰よりも仲間に絡んでたのはあんたでしょうが艦長… つдT)
>男は背中でものを語るっつーけど、艦長の背中やばい。最後の後ろ姿の雄弁さたるや。アオリも名キャッチコピー

それは愛した女性ひとの特性
「ゴリラ」は一見してクロカタゾウムシに言ってるように見えて、実はカイコガの方に向かって言ってるんですねこれが
秋田奈々緒の小学生の時のあだ名が「ゴリラ」でした。この演出神懸かってるわ・・・
20年前に失った最愛の幼馴染み。その遺体を好きなように弄り回され、敵として対峙する小吉の心中たるやどれほどのものか
ラスト3ページの小吉のカットは全て後ろ姿で、その表情を一切見せない構図がまた涙を誘います。代わりに背中が語っている
言い知れない怒りと哀しみを、その背中が語っていた
小吉のマーズランキング判明くるか?次号、1班の激闘に注目!
>クロカタゾウムシは最も硬い甲虫らしいですが艦長はどう立ち回るつもりなのか
ひょっとして今の小吉の針は再生したものではなくウルヴァリンのアダマンチウムのように特殊金属にでもなってるんでしょうか


考察・慶次とジョセフのMO生物〜甲殻類無双?

>テラフォの期待の日本人上位ランカーの慶次くんですが、三巻及び今週号の触覚の形状、側頭部と顎の二本二対は甲殻類、エビなどの特徴です
そして腕の形状から腕を使った攻撃に自信がある、となるとシャコ、それも最強種のモンハナシャコ先生の可能性があるかと
同じく甲殻類にテッポウエビと言うとんでもエビが存在しますが、ハサミを閉じると凄まじい衝撃波を起こすと言う能力から
指パッチん斬撃?なジョセフに似合うかと思ってます。オフィサーに共通してる様ですが、彼らは変態前からある程度、特性の力を発揮してます
ミッシェルちゃんは生来の怪力以外に爆弾アリの発火?
アシモフは腕が千切れたと言うのに殆んど出血をしていない事からカニのハサミの腕を自分で外す、
船内ゴキの親指を切断したと思われるジョセフの指パッチん、
アドルフの電磁波的な索敵能力、小吉はオオスズメバチの特性こそ見受けられないですが、
いくら手術前とは言え遺伝持ちの燈のハイキックを喰らってもビクともしない強靭な肉体
また、オフィサーではないですが、アレックスも変態前から高い視力を有しています
これは上位ランカーのみの特性なのか?それともMOOの特性なのか?
今後の本田&七星トークにて明かされる事を期待してます…ドヤ顔でここまで書いてなんですが、的外れだと恥ずかしいなぁ

水槽のガラスを破壊する事もあるモンハナシャコは人間サイズ換算で1tを超える威力のパンチを放つそうな
「慶次のMOはモンハナシャコではないか」という予想はその腕の形状からテラフォ読者の主流予想になってるし、まず間違いはなさそう
ティンがムエタイボクサーだったように、パンチを打つスタイルを活かした慶次はおそらくボクサー。試合中に相手を殺しちゃった過去とかあったりして
そしてなるほど。言われてみて気付いた確かに人為変態せずMO能力を使用してる描写の多さ
他のキャラは気付きにくいけど、ミッシェルちゃんの発火とアドルフのレーダーは完全に明らか
「バグズ手術はそもそも共存できないハズの人間と昆虫の組織を人体が拒絶するのを防ぐ手術であり、
「薬」によってそのバランスを崩すことで肉体をより昆虫に近づける」
と、1巻のティンが死にかけてるシーンの解説にもあります
「より昆虫に近づける」という言葉からして、通常状態が人間10:手術生物0ではないんでしょう。9:1くらいの割合なら、弱いながらも能力も使えるはず

アネックス内部でTFの小指を切断したジョセフの能力が素晴らしきフィッツカラルドと同じ指パッチンならば、
彼のMO生物がテッポウエビである可能性はグッと高くなります。うーん良い予想してるな
やっぱこの漫画は読んでる時も面白いけど、設定や展開を予想する時が何よりも面白い。はたして朋友予想が当るか、今後注目です


第38話

重要なのは遺体そのものではないと
生きていればこそだと 俺が―

俺が置いてきてしまった

20年という歳月を経て、厄災の星で再び彼女の「一部」と邂逅した小吉
去来するのはあの時の自分の選択に対する後悔と自責。脱出ポッドに遺体を積む余裕はなかったので仕方ないのですが、それでもそう思わずにはいられないでしょう
部下の手前剥き出しの感情を爆発させることもせず、複雑な胸中を押し殺して2匹のバグズTFに挑むリーダー。その背中を見守りながらマルコスは周囲に目を凝らす
『火の手が上がっているのは狙ったのか偶然かわからないが俺ら人間は逃げられなくなったな
このまま時間と共に炎上すれば脱出機も危ねェ。だが奴等が入ってこないのは何でだ
まさか熱いとか火に怯んでという事はないはず。あの2匹で十分という余裕なのか?』


周囲を炎に囲まれ退路を断たれた1班。TFの知能の高さを考えれば、彼等が火計を使うくらいでは今更驚きもしませんが
「炎」といえば思い出されるのは4班の焼殺死体。この炎を放ったのはTFか、それも暗躍する謎の裏切り者なのか
炎で隔離された戦闘エリアに居残ったのはバグズTF2匹のみで、他のTF達は炎の外からをこれを様子見。さながら格闘技を観戦する観客のようです
>周囲燃えてたのか。ゾウムシ&カイコタッグが前線に出て残りは進まず周囲で待機とな、余裕なのか何かの罠なのか…不安だねぇ
>個人の戦闘スキルなど戦争では物の数にもならない・・・という理屈がもろにハマったのがドイツ班のケースだったわけですが、
今回は炎のリングの内で行われる3VS2の『戦闘』なので武道の業前も浮かぶ瀬があるわけですな
数の暴力に押しつぶされたアドルフらに比べれば、実に少年漫画然とした健全なバトルが繰り広げられることでしょう
真に危惧すべきなのは炎を隔てて『見』に徹している取り巻きのゴキどもの動向
こいつらが雪崩うって襲い掛かってきたらその時点で詰みですし、ウド野郎と毛もじゃに任せてるんじゃなく、
この2体が時間稼ぎの単なる囮で残りは機が熟するのを待っているだけ・・・というのも考えられます

>火を放ったのは中国の裏切り者ですかね。中国班は全員焼死体ですし炎系の能力、もしくは武器を持った者が中国班を殺害→1班を炎で囲む
バグズ2号の生き残りでアネックス1号の艦長は裏切り者にとっても邪魔でしょうし
火を消すのは2班の役目でしょうね。2班は水場に着地して給水してますし、それを活かせます

>今後の展開で二班と合流するシーンがあれば、まずマルコスがピンチに陥るからの「おせえぞ、メジャーリーガー」鉄球ゴキに命中、
アレックスMOとマーズランキング引っさげで登場(夜目が効くし鳥MOなので先行でき炎の壁も突破できる)はアリそう

「既に21位の開紀が犠牲になってしまった。ヤツは危険だ。下がっていろ」
前回クロカタゾウムシの装甲とパワーに蹂躙され犠牲になった班員の遺体が足元に映っていましたが、彼のマーズランキングは21位
敵の戦力を分析した小吉はこれ以上の犠牲を出さないよう部下を下がらせ、この場で最高ランクである自分単独での制圧を試みる
>21位がバグズゴキに戦うことを許された ところを見るに(やられてしまいましたが)とりあえずランク20位台までは戦闘員という感じっぽいですね
上位ランカーが武器を持つことを許される存在と考えるなら、人数的には案外30〜40人ぐらいは戦闘員の確保は出来ているのかもしれませんね
まあ通常戦闘員の殆どはロシアが独占しているっぽいんですがね
今回の小吉の活躍を見るに幹部クラスが一人いれば戦闘員が3〜4人いれば今のところ安定して戦えるのかもしれません

この強敵に対し、まるで無造作とも思える直立で歩を進める小吉。間合いと捉えたクロカタゾウムシがその豪腕から渾身の右フックを放つ!が!
その拳は虚空を薙ぎ、表情の読み取れない顔に僅かに驚愕の色が浮かぶ
『戦場で武道は役に立つのか』
この問いに関しては今尚議論の余地があるが―少なくとも
『武道は戦場で生まれた』という事は疑いようがない
彼等には捉えられていなかった
六段小吉の足の運びが

>小吉の空手が達人の域入っててビビる。独歩ちゃんと闘って欲しいレベル
>人間側のもTF側も身体能力や特性頼みの戦闘が続いていたので歩法のみで格の違いを見せつける小吉がカッコよくて仕方ない
カイコガの放った猛スピードの岩石分銅も当たらない。紙一重の距離、最小の動きだけで相手の攻撃を的確に回避する小吉
それは空手六段という、積年の鍛錬と経験が培った間合いの見切り。足捌き
クロカタゾウムシが一歩下がろうとした時には、既に敵の姿が眼前にあった。小吉必殺の間合いである
段が2つ違うと もう生物が違う

「せ!!」
放たれた上段正拳突きが顔面を撃ち抜く。上体がのけ反ると同時に軸足を刈られ、その巨体が仰向けにダウン
雄叫びとともに浴びせたついげきのストンピング連打はその頑強な両腕によってガードされてしまうが、
背後から首に巻き付こうとしたカイコガの糸を察知し身をかがめてこれを回避すると、前方後方を挟まれた状態から身体を開いて渾身の双拳を突き出す!

都合の良い夢を見ていた
リーの能力を見た時から想像はついていた それでも
奴は興味を持っていた。アキちゃんの遺体かその糸に
だから彼女の遺体だけは 何か特別扱いされていると

「そう思っていた時期が俺にもありました」
前回の戯言ではんぺらも書いたように
小吉のモノローグはまさに読者予想の代弁
彼女の遺体だけは実験材料にされていないのでは。淡い期待に一縷の望みを持っていた小吉だったが、目の前の残酷な現実についに声を上げて吠えた
「ちったあ空気を読みやがれッ!!」

カイコガとクロカタゾウムシを二匹まとめて吹き飛ばす小吉の双拳の威力
クロカタはその甲皮を貫通することはできず、カイコガは束ね合わせた糸の盾で防がれ、必殺の毒針を突き入れることはかなわず
相手のバグズ特性が毒針に対する防御を備えた二匹だった為ノーダメージではありますが、少なくとも攻防の内容に関しては小吉が圧倒です
>艦長強いですね・・・20年前はスズメバチの特性のが前面に出た荒々しい戦い方が印象的でしたが、
葛藤しつつも達人を思わせる落ち着いた合理的な戦い方に驚き
燈と人間時に組み手をしても勝てそうですし、糸より殺傷能力の高い針を持ってますから、マーズランキング5位くらいが打倒ですかね
>小町さんの男らしさだけでご飯3杯はおかわりできそうです。武道という人間の技術で艦長や燈には強さを見せてほしいです
>燈vsバッタTFでもありましたけど、パワーなどのスペックが圧倒的なゴキを武術で圧倒するって展開はやっぱ燃えますね
最初見たときはこんなでかぶつどうすんだと思いましたけど、希望が見えてきます
>空手だけで大佐より格上であろうカイコガTFとゾウムシTFを圧倒する小吉に燃えた
>クロカタ&カイコのコンビは単に互いの短所を補うだけでなく、
双方共に雀蜂の針に対しての防御方法があるので対小吉を想定してのコンビでもあるわけなのでしょうか?
ゴキ達からすれば数多くの同胞を殺した奴が逃げ延びたのならばそいつの再来とその対策は怠るわけにはいかないでしょうし

燈VSサバクトビバッタの時も
「自分も空手やってる身なので、今回の展開にはテンションアガりました」という朋友のコメントが寄せられましたが
絶対的なスペック差を、磨き抜かれた人間の「術」で埋めるこの燃え展開
広域殲滅能力のアドルフの後だけに地味な戦闘描写になると危惧された小吉でしたが、いやはやどうしてこの熱さとカッコよさ
ここで「下がっていろ」という命令を無視したマルコスと慶次が割って入り、クロカタゾウムシに一撃入れて二人の距離を分断します

>アキちゃんの遺体も利用されていた事実に怒りを燃やしていた小吉ですが、これが逆にアキちゃんの遺体との対面フラグだったりしないですかね?
3班がピラミッド内部に侵入→20年前と変わらぬアキちゃんの遺体を発見→イワン脱出、1班と合流して小吉に報告、みたいな流れで
そして小吉がそこで感極まった瞬間こそが絶命の最大の危機になる様な・・・
まあ、あまり先の展開に縛られずに瞬間の熱さを大事にしてる作風だと思うので考えるだけ野暮かもしれませんが






「艦長・・・なんとなく・・・いや全くの勘なんですけど
なんとなく事情わかりました
そしてコイツの甲皮の前に艦長の毒針はハッキリ言って不利です。認めてください
こォいう大木キャラは俺らがきっちり翻弄するんで

艦長は”そっち”を!」

>なんて空気の読める・・マルコス、お前はいい部下だ
>アシダカグモの体毛は空気を読むんですね!

その直感は彼も最愛のシーラを失っているが故か
「あんま喋ったことのない班員だった」という小吉の言葉を嘘と見抜き、20年前のカイコガ隊員が彼の縁者だったことを察したマルコス
小吉がカイコガとの闘いに専念できるよう、クロカタゾウムシを自分達が引き受けるという空気の読みっぷり。この気の利きといったら
まだ子供だとばかり思っていたマルコスの思わぬ申し出に、小吉は後ろを振り向くことなく感謝の言葉を伝える
「マルコス・・・お前いくつだっけ?」
「16ッス。でも9位ッスよ。なんスか急に・・・さっきまで普通に戦闘要員だったでしょ俺」
「いやそうじゃねえよ。頼もしいぜ

うしろは任せた。行くぞ害虫ども」
>年齢差がありながらも実力を認めて背中を預ける……小吉艦長が男前過ぎる
こりゃあ同性が惚れてもしょうがないほどの男前だわ
>マルコスの頼れる部下オーラ半端ない。こんなに熱い背中を任せるシチュエーションを見たのは久々だ
>年若くとも同志にして戦友!マルコス、背中を預けるぜ!熱い漢のメッセージに否が応にも闘志が燃え上がる!
野郎だけのチームっていうのもいいもんですね

子供ではない。一方的に護る保護者でもない
互いに護り、護られる頼もしい仲間

背中をマルコスと慶次に預け、小吉の戦意が静かに燃える。次号、巻頭カラーで展開する2カードバトルに注目せよ!

>調べてみたらクロカタゾウムシの硬さ凄まじいですね
昆虫標本用のピン最大級の物が貫通できない。鳥に食われても全く消化されずに出てくる。さらにかなりの機動力があるとか
ジャイナは瞬殺されましたが厳選された昆虫というのもあながち間違いで無いスペックかと

>クロカタゾウムシの甲殻はステンレス製5号(最も太い)標本針でさえ貫けない程硬いので毒針が武器の艦長とは相性が悪いのも納得
ただバクズ2号のジャイナが五体バラバラにされて殺された事を考えると関節部が弱点では無いでしょうか
>マルコス「艦長の針じゃ相性悪い」 君のアシダカ軍曹の超体術も頑強なゾウムシと相性いいとは言えなさそうだが…
マルコスが翻弄しながらケイジのMO能力でしとめる気かな?
>静かに燃え滾った激情を爆発させる小吉と思った以上に冷静な判断で小吉を補佐するマルコス(慶次は喋らんので保留だが、
マルコスと連携)がミッシェルちゃんと燈に通ずるパートナー関係でしたが、何より驚いたのは小吉の強さ
二体のバグズゴキそれも片方は+カイコガドーピング、もう片方は中〜遠距離攻撃ありと驚異的な敵を二体同時に相手取りながら
一歩も引かぬどころか足捌きだけで圧倒すると言うトンデモっぷり。正直、相手が対小吉の特性でなければ今週で終わっていたレベル
それでも敵は硬皮と鋼鉄の糸を束ねる事で小吉対策は万全、しかも逃がさない為に火を放つと最初のリーゴキや満帆になるほどのゴキの襲撃、
これは明らかに小吉を殺りに来てるとしか思えません。アキちゃんに関しては小吉も心の片隅で期待していたようですが、
そんな希望も潰えた事で小吉の怒りは深まるばかりでこのままだとヤバいか……?なタイミングでマルコス&慶次のゾウムシゴキへの奇襲
そこからマルコスが小吉の意を組みつつも冷静な判断を促し、小吉は若者の頼もしさを感じる
いやー、今週は見所ばかりでした!来週はカラーの様なので今から待ちきれません
昆虫標本最大のピンが刺さらないというクロカタゾウムシの硬さヤバイ
単純なサイズ比換算だと必殺のモンシャコパンチでもこの甲皮を砕けるとは思えませんが・・・マルコス&慶次タッグはこの強敵をどう撃破するのか?期待


第39話

作成されたゾウムシの標本において度々見られる奇妙な事態
不恰好にもこの項目だけピンではなく、糊で台座に留めてあるのだ
理由は至極単純「針が刺さらないから」である
”擬態”せず。されど”捕食”固すぎてされず。”翅”固すぎて開かず
K?象?クロカタゾウムシ
体長15ミリ弱の小さい黒い球は、”最も硬い昆虫”の1つとしてその名を知られている
>学生時代、社会奉仕活動の課題でさる大学の保管している昆虫標本のカウント作業を手伝ったことがあり、
その際ピンで留められてない甲虫群がありました。当時は『小さい虫はピンで刺さないんだな〜』と思ってましたがこんな真相があったとは
K?象?…環境依存文字なんぞ遣いおって最高に厨二かっけえぞ!

昆虫採集標本用ピンの最大のものが刺さらない。硬すぎて捕食されない
既に拍手コメントでも寄せられていたクロカタゾウムシの驚くべき硬さを解説する冒頭。果たしてマルコスと慶次のコンビはこの強敵をどう攻略するのか?

「ふン!」
パワフリャ―な初台詞と共に放った慶次最初の攻撃は眼前のクロカタゾウムシではなく、地面に向けて打ち込まれた
岩盤を粉々に粉砕するパンチの威力。やはり慶次のMO生物は大方の読者予想通り、最強のパンチ力を持つモンハナシャコで間違いなさそう

猛スピードの岩つぶてを牽制攻撃にし、同時に間合いを詰めていたマルコスが目玉めがげて小さな岩を蹴り込む
皮膚が駄目なら目ン玉だぜ!完璧だよォこの作戦は―ッ!(杉田声で)

表皮に攻撃が通じない相手。目玉、もしくは耳内や口内といった攻撃が通用しそうな箇所を狙うのはバトル漫画の定石
蹴り込んだ岩はジャストコントロールで目玉にめり込み、その隙を突いて腕ひしぎ逆十字で腕を折りにいくマルコス
甲皮の硬さを誇るカブトムシ怪人の手足をサブミッションで難なくへし折った
ジャングルの王者ターちゃんを彷彿としますが
渾身の力を込めて仰け反った身体は敢えなくその動きを止めてしまう。ビクともしないその腕は、さながらぶっとい鉄の棒のよう
更に見事目玉を潰したと思われていた岩は粉々に砕けており
ゾウムシの目玉はまったくの無傷。なんぞこのチート
>『新ジャングルの王者たーちゃん』でカブトムシのインセクトヒューマンが「固いのは弱点」「動きが読みやすい」と言われ
関節技で瞬殺されましたが、クロカタゾウムシのTFに関節技は効きませんでしたね
>本部「眼球というものは普通考えられているより はるかに固いもの」
>目を狙うシーンでサンタナ戦を思い浮かべました。サンタナは目までやわらかいでしたけど、こっちは逆に目まで硬いって
弱点らしきとこまでこんなんじゃマルコスじゃ無理そうですね
>目に石蹴りこんだけどノーダメージでびっくり!
って流れは明らかにジョジョ2部でジョセフがサンタナにナイフだの眼球蹴りだのを仕掛けるシーンが元ネタですね
「カ・・・カタゾウムシって目も硬いの・・・!?」
無造作な腕の一振りでマルコスは吹っ飛ばされ、今度はクロカタゾウムシが慶次の真似をするように地面に向けて渾身のパンチを叩きこむ!
バコオオオオ!!!ガラガラガラ

>クロカタゾウムシがすごく勇次郎っぽかった
>クロカタゾウムシTF「力みなしに解放のカタルシスはあり得ねぇ」

地球最強モンハナシャコパンチ涙目。なんと岩盤を崩落させるゾウムシパンチの馬鹿げた威力
まさに勇次郎ばりのインチキパワーによって、小吉・マルコス・慶次と2匹のバグズTFは深い穴の底へと落下していく
『じょっ・・・冗談だろコイツ!昔のマンガじゃねーんだからよォ!』
『違う!元々地盤が不安定だったんだ。急に地下の氷が溶け出したせいか
そこを見つけたかもしくは―掘っていた!予め!
ここで「予め地盤の緩いフィールドを準備していた」というゾウムシパンチの馬鹿げた威力にフォロー解説が入る
なるほどそう考えると周囲に炎を放たれて戦闘エリアを限定されたのも、その地盤の上に相手を誘い込む為の布石だったのか
途中でカイコガが張った空中の足場を咄嗟に掴んで華麗に飛び乗った小吉。ゾウムシと一緒に底まで落下したマルコスと慶次
これぞ火星名物「頂極大巣火星関」!

>虚空に張り巡らせた細糸の上に降り立つ業師と地を割る剛腕に鉄壁の鎧を纏った巨漢のタッグ!
この見開きから立ち上る凄まじい男塾アトモスフィアはどうだwww!
今にも雷電が「むうっ!彼奴等こそは昆虫象形拳最高峰の流派・天羅倣魔衆(てらふぉーまーず)!?」とか解説を始めそう

かくして空中戦と地上戦、
男塾の闘場のようなシチュエーションのカードが2つ瞬く間に完成します
『恐らくこれが奴等の”策”!!』
『いかにもタイマン向きなヤツの特性に加え―これは敵の主力をここに追い込み、落とし、分断させる為の策
だとしたら次は』
状況を理解した瞬間、アシダカグモの体毛がぞわりと総毛立つ。敵の狙いは敵の主戦力である自分達を本隊から切り離すこと
ならば今最大の窮地に陥っているのは、穴に落下した自分達ではなく・・・
「慶次頼んだ!」
「えっ」
慶次の気の抜けた返事がなんとも哀愁を誘う。ポンと相棒の肩に手を乗せたマルコスは、その返事を聞く前に断崖を駆け上がっていた
慶次の「えっ」が妙に可愛いw しかしクロカタゾウムシTF相手に一人でどうにかなるのだろうか?
慶次なんか死にそう・・・がんばってくれえええ
>キャラの掘り下げも無くポッと出てきた慶次と、能力の解説がされ別に死んでも十分な活躍のクロカタ、全く勝敗が見えない
>クロカタと慶次タイマンになったわけですがこれは慶次MO披露で勝利フラグかじょうじホームラン再びフラグか
>慶二がクロカタゾウムシテラフォーマーとタイマンになりましたが、これって慶二生存フラグに見えます
小吉の針は不利、マルコスはパワー不足で、この2人に決定打がない分今のとこ慶二しか対抗できるキャラがいませんし、
蚕蛾vs小吉の戦いにも水を差す形になりますし
>「クロカタゾウムシとはいえ眼球は剥き出しだろ? むしろ小吉のが相性良くね?」…そう思っていた時期が僕にもありましたorz
あんなチートボス相手を任されてしまった慶次を心配すると同時に、黒ゴキと一緒にマルコスの背を見送る姿がシュールでちょっと和んだw





「うおおおみんなァアアアア!!”飛び道具”だッ!!」
「え?何て―」
深い穴底から響いてくるマルコスの叫び声。そのただならぬ声を聞いて「え?何?」と危機感のない呆け顔で穴の方向を向く鳥の女の子
この時点で既に彼女の目前数mに迫ってるスリング投石
哀れ彼女の可憐な頭部は見るも無残な鮮血の花火を咲かせることに・・・・と思ったら間に合ったコレ

マルコスの機動力ヤバイ。1コマ目の豆粒のような影から、2コマ目で間に合うダッシュはもはや瞬間移動レベル
そもそも分断させる為に穴に落としたのに僅か数秒で穴から戻ってきてる時点でTFの策を根本から覆してる
放った岩を叩き落されたTFの驚きは勿論のこと、助けられた鳥の女の子の「は?いったい何が起きた!?」という驚愕の表情が印象的です
>この子マルコスに助けられてばっかじゃねーかwダメな子で萌える
>鳥娘「えっ、ひょっとしてこれ、マルコス君とフラグ立ってる?」
>鳥MOの女性……マルコスに対する恋愛フラグが立ちそうに思えた(彼女の死&二度も助けられる)…
だけどそれは同時にテラフォ名物突然死のフラグも立ちそうで…お願いや、三度目の正直(死亡的意味で)は無しにしてくれ!
>マルコスが有能&カッコ良すぎる。俺が鳥のねーちゃんだったら惚れてしまうレベル
つーか鳥のねーちゃんはこれでマルコスに助けてもらうの二度目ですね。生き残ったらフラグ立ったるするんでしょうか
>鳥娘ちゃんはマルコスに助けられるのは二度目、これでアレックスに助けられた八重子ちゃんみたくマルコスにほの字なら、
燈ミッシェル、アレックス八重子、マルコス鳥娘のカップル成立?お前らピクニックは終わりだ!

「何でもかんでも人間側が後手に回っていいように殺戮できると思うなよーっ!
作戦が雑なんだよ!!

脚高蜘蛛オレが五体満足な状態でイキナリ石投げて当るわけねーだろが
ま・・・タマが意外と遅くて助かったけどな
まとめてこいよ。ウチのクリーンナップが上がってくる前に全球打ち返してコールドにしといてやる」

「そんな投石スローすぎてあくびが出るぜ!」自身アシダカグモの性能に絶対の自信を持つ台詞
ドイツ班を全滅させた投石戦術を「雑な作戦」と言い切るこの頼もしさ
前回の小吉に対する気遣いのみならず、単純な戦闘力だけでなく状況判断力に優れたマルコスの超ファインプレーです
16歳なんておそらくクルー最年少だろうに。この安心感は何なの
>マルコスきゅんが出来る子過ぎて見てるこっちが胸キュンキュン
>マルコスが空気読み過ぎてもはやニュータイプの域に。今までだったら絶対死んでる子まで助けるハイスペックについに武器使用
>テラフォーマーズ、マルコス本当に頼りになりますね
あの瞬間移動じみた瞬発力がある彼にはアドルフが対応できなかった投石も自分の足より遅いスローボールなんでしょうか
ドイツ班にいてくれたら・・・
>それにしてもマルコスは凄いな。頭もキレればフットワークも軽い、そのうえお調子者の熱血野郎で良い意味で悲壮感がない
(こういう奴は死亡フラグを遠ざける)
個人的には燈に次いでの有望株な人材だと思います。投手が着くまでバッターアウトは御免だぜ、頑張れ16歳
>ミスターアシダカ軍曹、背中から取り出したのは・・・・バット?・・何だろう、BOYのハレルヤを髣髴としたのは私だけではないはず
>今まで体力不足と馬鹿にしてすんませんした!単純なスピードならマルコスは100人の中でもナンバー1なのかもしれませんね
パワーはミッシェルちゃん。ディフェンスはアシモフ。テクニックは小吉?他の分野のナンバー1も知りたいですね
>アドルフさんのときのトラウマ投石を早くないわーって言って防ぐマルコスの安心感とかっこよさと言ったらもう・・・!!
マルコスはマーズランキングはアドルフさんより下ですが投石に対しては相性いいみたいですね
「後手に回っていいように殺戮できると思うなよ!」ってセリフはドイツ班の全滅を見た後だとよく言った!って気分になります
マルコスも慶次も小吉も無事生きて切り抜けてほしいです
>マルコスも棍っぽい武器持ってたんですねおそらくはアレックスの鉄球とのコンビネーション技用何でしょうね
アレックスが投げマルコスが打つみたいな、ていうかそれならなんで班別にしたんだって問題も発生しますが・・・
そして背中のランドセルからジャキン!と出てきた鋼鉄の棒を2本繋ぎあわせ、長い棒(バット?)を構えるマルコス
ランキング9位のマルコスは武器持ち!彼の本領は素手ではなく、この鋼鉄の棍を使った戦闘だったのか

>自分では全く歯が立たなかった敵を一任した上、クリーンナップ発言
これは慶次がマルコスよりランキング上で、しかもクロカタ相手に十分な勝機がある能力ということか
>あれっ?ひょっとして慶次君ってマーズランキングマルコスより上なのか?
>クロカタじょうじ相手にタイマン任された慶次は大丈夫なんでしょうか
それとも実はランキング7or8位だったりするんですかね。マルコスのクリーンナップ発言もあるし

そして強敵クロカタゾウムシとのタイマンを強いられることになってしまった慶次。気になる彼のマーズランキングは何位なのか?
「ウチのクリーンナップ」発言はマルコスも含めての3人なので慶次のランキングがマルコスより上なのか下なのかまでは判断できませんが
もし慶次がマルコスより上のランクだとしたら8位という事になります
今週号まで台詞もなかった慶次が8位というのは考えにくい気もしますが、もうローマ以外は各班主要キャラも出尽くしたし
8位の可能性があるのはイワンと慶次くらい。確率的には2分の1か
はんぺら的にはイワン8位で慶次は10位くらいかなと思ってますが。クロカタゾウムシとの闘いで判明するであろう答合わせに注目です
小吉と慶次のランキングは気になりますが、
まずは次号の棍を使ったマルコス無双に期待したい


第40話

「クモ」という名の由来はアシダカグモの事を中国で「喜母」といい
これが日本に渡って「キモ」と読まれたが転じて「クモ」になったという説の他
「まるで雲に乗って逃げるよう」と言われるほど足が速いからとする説がある

冒頭。先週ラストから数秒ほど時間巻き戻り、穴底から地上へ向かって駆け上がるマルコス。その速さと名前の由来を解説するナレーションが入る中
そうはさせじとマルコスの腕に糸をくっつけることに成功していたカイコガ。しかし直後
その糸はスパッと切断されていた

>糸切断した刃から見て、小吉がさらに他のMO手術したのは間違い無しですね、カミキリか?
>流石にマルコスを棒立ちして見逃してたわけじゃないのかカイコガTF、しかし小吉の間接部分の刃?に切られて邪魔されたとは…
さて問題、人間大の蜘蛛の糸を切れる生物は? 小吉艦長…20年でどんな強化が組み込まれたのやら
>小吉の隠し刃って前からありましたっけ?武装?能力?サイボーグ化?気になるところです
>小吉って肘からも針出せたんですね。これが本当の毒針エルボーw
本気出したらエクシードドイルみたいに全身あらゆる箇所から毒針が飛び出したりしてw
>マルコスを止めようとするカイコゴキの糸を小吉が肘の鋭利な所で切断していたけど、一巻三巻では無いのが気になりました
オオスズメバチの顎の能力で元々肘にあって今回必要に応じて出したのか?と思うんですけど
小吉の重ねがけツノゼミ以外の可能性ともとれてはんぺらさんはどう考えますか?
小吉の肘から、ドイルの仕込み刃のように飛び出した鋭利なカッター
「キタ!これこそ小吉がスズメバチ以外の生物を新たに手術した証拠!」と解釈した読者も多いようですが、スズメバチの針を変形させて射出しただけじゃないかな?
言うまでもないことですが、本物のスズメバチの毒針はケツから生えた1本のみ。それに対し改造人間である小吉の針は、両腕から2本も生えるという魔改造っぷり
なら肘や膝から3本目、4本目と新たな針を射出したって全然おかしくないワケで
前述したようにこのドイルカッターは「刃状に変形させた針」にすぎないかも。もちろん「スズメバチ以外のM手術の能力」という可能性も高いとは思いますけどね
というワケで小吉の好フォローによって地上の仲間のピンチに間に合ったマルコス。得物の棍を自慢気に振り回してめっちゃやる気満々です

「そ・・・その棒は?」
「フッ・・・ただの棒という呼び方はやめてもらおうか・・・こいつは俺の忠実なる相棒
その名を「アラクネバスターMkU」!
ちなみにアラクネとはギリシア語で蜘蛛を意味し、その由来は女神アテナが
「棒じゃん」
「アラクネがギリシア語なのにバスターは英語のままなの?」
「マークTはどうしたんだよ」
「その名前だと蜘蛛を破壊しちゃうだろ」
「ださい」

「・・・・・いいか?ここんところをホラこうすると・・・」
「わー!わかったから前見て前!」
16歳らしい中二病な一面を持ってたマルコス可愛い
>マルコス「火星に来るまでずっと考えてたのに・・・!(ノД`)」
>マルコスの武器の名前すっごいバカっぽくてかわいいwww
アレックスも武器に名前つけてたりするんですかね。それでどっちの武器の名前がかっこいいか競ってたり
>マルコスが中二病可愛い、そして皆に相棒をフルボッコにされて弄られ可愛い、何この軍曹可愛すぎるんですけど
>マルコスの厨二病に容赦ないツッコミ入れる仲間たちマジで人面獣心w命の恩人のモチベーション落とすようなこと言うなよ!
で、そのアラクネバスターMk-2()ですが、日曜朝8時の玩具CMよろしくなんかギミックが搭載されてるようですね
単なる伸縮自在機能かもしれませんが、アドルフのダーツのように、
マルコス自身の能力と組み合わせることで強力な効果を発揮する何かが秘められている可能性も・・・
>アラクネバスターマーク2は最終的にゴキに奪われてマルコスをアラクネバスターしちゃう予感
「ハハ・・・変な名前つけるんじゃなかったぜ・・・」とか言って

「俺の武器超KAKKEEEEEE!」と一生懸命考えたであろう相棒の名に一斉ダメ出しを受けてぐぬぬ顔
これだけ緊迫した戦闘シーンの中に、こんな和みパートを無理なく自然に入れてくるあたりがテラフォーマーズの魅力のひとつです
吉本新喜劇はそこまでにしておけ!と、ここで崖の上から一斉に放たれる岩の弾丸。そこまでのおちゃらけ雰囲気が一変し、16歳が吠える
「遅せえ!」

360度全方向から迫る猛スピードの弾丸を全て弾き返すマルコスぱねえ
>アドルフ「マルコスが独班にいてくれたら・・・」
>早いぜ速いぜ迅くて死ぬぜ!マルコス八面六臂(クモだしw)のフルスロットル!
最近ニコ動でカブト配信されてるせいかこのシーン読んでる時の脳内BGMは『FULL FORCE』でしたw
複眼で全方位の相手の動きを見切る描写もイカス

独歩は散眼という技術で勇次郎の連撃を全て叩き落としましたが、なるほどアシダカグモの8つ眼に死角なし
その「眼」で捉え、その「速さ」で対応するマルコスにとって、確かにこの投石はスローボールにも等しい余裕ゲーでしょう。しかし・・・・
なにせ岩の弾は無尽蔵。持久力に問題のあるアシダカグモは次第に息切れを起こし、その動きを鈍らせていきます
炎の壁を超えて奇襲を仕掛けようとした1匹のTFを、筒で捕獲した鮫(シャチ?)の隊員も、マルコスの疲労度に不安の色を隠せません

「第一班はなぜSOSを・・・?まさか俺等の所に現れたバッタやゲンゴロウよりも強力な・・・
例えばカブトムシとかが現れたんで流石の艦長とマルコスも苦戦しているのでは・・・」
「バグズ2号にカブトムシはいない・・・だが更に硬い昆虫ならいた」
「1班にはバッタやゲンゴロウより強いカブトムシが現れたのではないか」とSOS発信の状況を推察する燈に、
バグズ2号にカブトはいなかったよ。もっと厄介な虫はいたけどな!と画太郎っぽく厳し事実を告げるミッシェルちゃん
だが彼女は部下を絶望させるためにその事実を告げたのではない。さっき彼か班員を鼓舞した言葉を、そのまま返してこう言った

「燈・・・お前がさっき言っただろう?仲間を信じろ」





ついに披露でそのフットワークが止まってしまったマルコス。ウワッハハこれまでのようだな!とTF達は勝利を予感するが・・・・
「気付かねえか?1人減ってるの」
マルコスの言葉が彼等に理解できたかどうかは解らないが。いつの間にか標的の数が1体少なくなっていることに気付いたTF達
次の瞬間、崖の上の射手達の身体が数体まとめて吹き飛んだ
”初速”ではなく

アシダカグモよりも彼等ゴキブリよりも
”最大速度”で上をいく生物が
雲の上にはいる

テラフォーマーの目にも留まらぬ一陣の疾風。うおおこれは!

「例え艦長の針が通らない敵がいても。マルコスの動きで捌き切れない数に奇襲を受けたとしても
私達の信頼すべき本隊・・・日米合同第1班にはまだ彼等がいる
あの鬼塚慶次と!

マーズランキング15位「ハリオアマツバメ」の
三条加奈子が!!」

名前と一緒にマーズランキング判明の三条加奈子、まさかの15位
MO生物は鳥類最速・・・すなわち「地球生物最速」を誇るハリオアマツバメ!
「ハリオアマツバメ 速度」でググると、時速170kmから300kmというものまでその最高速度に関しては記事にバラつきがありますが
最低である170kmとしても地球上最速のポジションは揺るぎません。ハヤブサの急降下速度には及ばないようですけどね
いつものスケール比による能力換算だと余裕でマッハを超えるでしょう
背中には武器と思われる2枚のブレードが装着されてますが、上半身が吹っ飛んだTFの描写から見るにこの刃自体による斬撃よりも
音速を超えることで発生するソニックブームが攻撃手段じゃないかと
ちなみにるろうに剣心に出てくる赤べこで働いてた女の子の名前が「三条燕」
モバマスには
三村かな子という女の子が登場します。こっちは全アイドル中1番のぽっちゃり体型という事で、最速とは対極だがな
彼女が火星の空を覇す!の煽りがシビれるナイス引き
>高槻涼「アマツバメ…アマツバメ科の鳥でツバメじゃない!!普通は高山や海岸線に巣をはるんだ!!」
そういやテラフォの作者は『ARMS』のファンでしたっけハーピーさん今まで馬鹿にしててすいませんでした
>最速生物でハヤブサが出るんじゃないかと思ってたんですがツバメできましたか
ところで「るろうに剣心」のロリっこの名前が「三条燕」だったと記憶してますが、「三条」という言葉はツバメを連想させる言葉なんですかね?
可奈子ちゃんの名前の由来であろう新潟県三条市は包丁などの生産で有名なんですね
彼女の武器がブレードなのもそこから来ているように思えます
調べてみたら新潟県三条市に「燕三条駅」という「JR弥彦線」の駅があるようですね。少なくともるろ剣の二人はこれ由来だったのかな?
>鳥娘ちゃんこと三条加奈子ちゃんはマーズランキング15位!
背中に付いている刃物みたいなものは、ゴキたちのやられ方を見るに衝撃波を生むためのものなのでしょうか?
15位である彼女の武器であることは間違いなさそうですが
何にせよ今までマルコスに助けられてばかりだった分、生き残って活躍してほしいキャラクターですね
やっとまともなセリフがもらえた慶次と共に来週は日本人2人に期待です
>ハヤブサが時速200kmだの300kmだので 動物最速と言われているのは 「急降下」時の速度で ハリオアマツバメが速いのは 「水平飛行」
なので「飛ぶのが速い」と言うならば 恐らくハリオアマツバメの方が 相応しいでしょう
そんな彼らの「水平」飛行速度は およそ170km/hと言われています
>加奈子さんのことずっとマルコスに守られるポジであまり強くない子って思っちゃっててすいませんでした!
最高速はゴキよりもアシダカグモよりも速いってめちゃめちゃかっこよかったです
ただ女性に厳しいこの作品だとそのうちカウンターくらうとか、捕まえられてそのままやられるとかありそうで怖いです
>ようやく強くて可愛い女の子登場!ミッシェルさんは強くて美人な女性だったからな

>加奈子ー、俺だー!結婚してくれー!棒じゃんって言ってるのがかわいすぎるし、高速で飛んでる姿はかっこよすぎる!
それにしてもマーズランキングそんなに高かったのね
>鳥の娘そんな重要戦力だったんかい!ツバメで三条ってるろうに剣心かってツッコミはおいといて、確かに空中戦力というのは大きい
ただ、たとえツバメの改造人間になっても人間の腕を翼に換装しただけのフォルムでオリジナルと同じスピードが出るかなあ?という気が
(マルコスの高速移動見といてなんですが)やはり飛翔というのは陸上移動よりもハードル高い気がします
こじつけでもいいのでその辺の理論をスマートに説明してくれることに期待
>鳥子改め三条加奈子つええ!最大速度最速で背中のカッターで切り捨てる…
どころかTFたちメドローア食らったみたいに抉れてるじゃないの!護られてばかり…と思いきやのこの活躍
思えば、第一斑戦闘開始時に先陣切って飛び出したのは彼女でしたね。そしてミッシェルさんをして「あの」と前置きする鬼塚慶次も
拳の衝突でクロカタゾウムシの甲皮を砕くとか!やはり10位以内なのでしょうか?なんにせよ今週は燃えた!
>既に2度も殺されかけたのが15位か。16位以下は戦力外にもほどがあるんじゃなかろうか
>鳥娘が次週無双しそうだけど援軍でカマキリゴキとかやって来て真っ二つにされそうで
どこかの動画に小鳥を捕えてむしゃむしゃしてるカマキリとかあるんで名前が出ようがランク高かろうが死亡フラグが消えない
>飛行時の最大速度がゴキや軍曹以上の飛行力を併せ持ち背中のブレードで敵を一閃する15位の加奈子――――
加奈子ちゃん、先週までの駄目っぷりが嘘のようだww そっか…彼女は飛べれば最強最速だったわけね
最初の変身のときも飛べてれば無双してドドンとランキングも出てたんだろうなーほんとTFは空気読まないもんねー
>加奈子ちゃん戦闘苦手かなぁと勝手に思っていましたが、読み返したら最初マルコスに助けられた時、
真っ先に動こうとしていましたし、実は戦闘要員である伏線は貼られていたんだなぁと感心しました

というか薬を使って変態してる時点で高位ランカーなのは確定してるね
各班ともに脱出機に積まれてる分しかない薬は非常に貴重。変態しても役に立たないクルーに無駄な薬は使えないのは当然の理屈

そして注目の慶次パンチは初弾でいきなりクロカタの装甲にヒビを
「硬いぜ硬いぜ硬くて死ぬぜ」という前回までの強調は、逆に慶次の攻撃力の凄まじさを演出するための手法だったか
この一撃で慶次のMO生物はモンハナシャコで100%確定ぽ
あとはイワンと慶次どっちがランキング8位でどっちが10位か。でも考えてみたらまだ11位〜14位も決まってないんだよねこれ
うち1人はアレックスで確定してるけど、のこり3人の実力者は誰々なのか。ロシアのハゲやサソリ姉ちゃん?まだ見ぬローマの班員?
じょうじホームランで即死したイザベラは何位だったのか?
チンコ手術に喧嘩を打ったあの嫌なアジア系の男も15位以内は確定くさい。中国班に組み込まれた彼の生死はどうなっているのか?

物語が完結してもその辺は劇中では明らかにならなかった場合は、データベース付きの読本みたいなの出してほしいねぇ
>クロカタゾウムシTFにひびを入れる程の威力。8位は慶二で確定でしょうかね
>マッチョ+クロカタと単純な攻防では最強クラスだろうじょうじの拳を正面から破壊する慶次強いですね
慶次がランキング10位台だとしたら、ホームランされたイザベラのランキングって・・ドイツ班っていったい・・
>シャコパンチの慶次も地味にその実力を発揮!破壊範囲でなく一点の貫通力なら負けてませんね
個人的に動物関係のトリビアで一番しびれたのがシャコパンチの圧倒的破壊力だったので、解説はじっくりと語ってもらいたい
>蚕くってるパワー型ゴキに力で負けない上、クロカタの甲皮にヒビ入れる慶次も強いですね
マルコスの地上でのスピードはおそらく1位でしょうけど、今週でもうバテてるとこを見るとやっぱ持久力の無さは痛いですね
慶次がランキング8位でしょうか。力の慶次、スピードのマルコスと加奈子、そして技術は小吉
これほど強い1班がSOS出した理由ってなんなんでしょう
>日本人ランカーつえええええええ!!! シャチ(鮫?)の人も頑張ってるしこれは期待が持てそうだな!
しかしそんな状態から絶望へと突き落とすのがテラフォーマーズだ…dkdk
>サメのにーちゃんも筒でマルコスをナイスフォローしてますね。いやぁ、1班の安定度高いなぁ
単純な火力なら全滅したドイツに及ばない気がしますが、対応力がすごいと思いました
>次週、慶次の活躍と見せかけてサメのマッチョマンまで上位ランカーでしたということもありそうな第一班
第三班が最強の班かと思われたが本隊なだけあってタレントが揃いすぎてる

>1班強いですね。マルコスと、鳥の女の子のランキングも出ましたし小吉と慶次も知りたいです
小吉も慶次もかなりの強敵と戦ってますし近いうちにマーズランキングは判明しそう
しかし1班がここまで強いとじゃああのSOSはなんだったんだ、と不安になります
敵が強そうだからSOS送ったという風には思えませんし、火がついたのはSOS出した後でしょうか
小吉がSOSだすのはよほどの事態でしょうし、このまま何事もなく勝利すればいいんですけど
すでに活躍が描かれている小吉とマルコスだけではなく頼りになるメンバーはまだいるってのは熱いですね
>アドルフが防げなかった連続投石をあっさり防ぐマルコス、小吉の毒針を通さない装甲にひびを入れる慶次、
初速ではテラフォーマーに瞬殺されかけたが、トップスピードに達すれば逆に瞬殺できる鳥子(名前失念)
単純にマーズランキングが高い=強いではなく、戦闘における相性や得手不得手をこれでもかと描写されてて面白い

>一斑の激戦ぶりを見るに、今回のテーマは「信頼・団結・コンビネーション」といったところでしょうか
アドルフという突出した「個」の力がありながら、それだけではゴキブリに勝利を得られなかった、というアドルフ編の後だからこそ、
各々の特性を活かして補い合うという一斑の活躍が際立つように思えます
そう考えるとアドルフ編は単品での面白さもさることながら、後続を盛り立てる役割も果たしたのではないでしょうか

3週前の
「強えんだろ?俺等の代表は!」のシーンを読み返すと、1班がSOSを発したのは
「虫カゴが一杯になったから」という見解も。モニターのところに「FULL」って出てるのが確認できます
1班激闘!こて以上の犠牲者を出さず夜を乗りきれるか?次号へ続く!


テラフォーマーズ外伝エピソード・慶次MO考察の2

>「CASE1」ということは他キャラの外伝も描いてくれそうですね
個人的には今の爽やかキャラからは想像もつかない監獄生活を送っていたようなイワンと、視力検査表をバックにした慶次の過去話が読みたい
>慶次は視力検査受けてるみたいだし、網膜剥離でボクシングできなくなったボクサーの可能性がだね
>イワンは…今の彼から想像できないほど荒んだ表情で投獄されていますが、今のところよくわかりませんね…そしてなんでチンコ手術野郎がry
>燈と百合子のほほえましくも胸が痛くなる話・・ラストで慶次やイワンの過去が僅かに描写されてましたが
慶次は視力に何か問題があってMO手術で直ったor治療費を得た、イワンは不良だったがアシモフや姉のおかげで更生したとかでしょうか
こういう外伝で全滅したドイツ班のバックボーンやって欲しいと思いました

>百合子ちゃん亡き後にこの外伝は…泣けと言っているようなものですよ… 百合子ちゃんを思うが故に手を出さないとか燈マジいい男…
でも彼女の気持ちに答えてあげていたら…というジレンマも感じてしまった… 燈!桜人くんたちは救ってやってくれ
>テラフォーマーズの外伝、見ていて和む反面、百合子ちゃんは死んじゃうのがわかってるので読んでて悲しくなりました
アネックス1号のクルーが写るコマはきになることが多いですね。エヴァちゃんはアドルフさん死亡回での説明通り軟禁されてるみたいですね
ほかにも牢に入ってるイワン、何か検査を受けてる慶次、返り血?をあびて怯えた表情のイザベラが気になります
まだ回想が描かれそうなイワンと慶次はいいとしても、イザベラちゃんはもう死んでるから掘り下げようがないんですよね・・・
百合子ちゃんの行動について「ビ>ッチ」なんて意見もあるかもしれませんが、
バキの光ちゃんのように自分の体のことは自分が一番よくわかっていたでしょうし、ならば死を受け入れて行動しようとしていたのではないでしょうか
二巻収録の第一話によると、末期の彼女は病院から出られず体も痩せ細っていたようですし、動けるうちに最愛の人との思い出を作り、
彼女のほうから誘うようなことを言ったのも、美しいころの肉体を覚えていてもらいたいと思ってのことだと思います
また自分の医療費を払うために、燈くんが危険な仕事をしているであろうことも、彼女は気がかりだったのでしょう
ところが燈くんは生への執着を説きます。それは燈くんの好意と知りつつも、生を意識すれば、また死の不安と向き合わなければならなくなります
彼女はそのストレスに限界を感じていたのでしょう。そんなわけで、あのように冷たく反発してしまったのだと思います
まあ、女性のほうから誘ったのにうやむやにされて、恥をかいたという気持ちもあるかもしれませんが笑
テラフォは人間模様も面白いですね。長文失礼しました
>どうも小吉とミッシェルは燈の素性については知ってる様子ですね。問題発生するという事は一郎やウッド同様本田がやらかした感じですが

ミラクルジャンプNo13に掲載されたテラフォーマーズ読み切り外伝
予想していた燈の出生やMO生物に関するヒントとなる描写は特になく、今は亡き百合子との思い出がメインのなんとも切なく悲しい過去話でした
百合子が勇気出して誘ったのに、応えられなかった燈ヘタレすぎる
その優しさが膝丸燈の良いところでもあるんだけれども。抱いてもらえなかった百合子の沈んだ表情が印象的で、すれ違いを感じるシーンでしたね

そして何があった。2年前のイワン荒み過ぎ
今の彼からは想像もできない濁った瞳で鉄格子の外を睨むイワン。何がどうなってあんな明るい性格に変わったのか知りたすぎる
そして背後に視力検査のアレが見える慶次は、網膜剥離というボクサー人生の帰路にはお決まりの設定が容易に想像出来ます
残念なのはこの中で気になる過去が明かされそうなのはイワンと慶次だけってこと。他の面々はもう存命していないという悲しさ。イザベラ気になるわー

>小吉の隠し刃はオオスズメバチの顎じゃね?人間の皮膚も裂ける切れ味、相手の弱点を的確に狙うスズメバチの観察力
更に小吉の武術が組み合わされば多分蚕の糸くらい一刀両断できそう
更に人間の目を失明させる毒霧や追尾用のマーキングと、まだまだ発揮してないオオスズメバチの能力はあるよ
スタミナも無限だし艦長を任されるだけの性能はある
>オオスズメバチと言えば毒針というイメージだけど、実際に狩りをする時はほとんど咬み付き攻撃だけで相手を仕留めるよ
仕留めた獲物を引き千切って肉団子にする時も使う。小吉の拳側にが毒針があるなら反対側の肘に顎があるのは普通な気がする
少なくとも毒針を刃に変形させる必要はほぼない程度の主力武装

小吉の肘カッターは「スズメバチの顎」ではないかという予想2件
なるほど手首から毒針が生える魔改造なら、肘から顎の刃が生えても別におかしくないね。はんぺらは小吉の二重手術否定派なのでこれが正解っぽく感じるぜ

>慶次について、網膜剥離という話を見て思い出したんですが、シャコって目にも特徴があるnnですよ
正確には、電磁場の回転方向を区別できるって話らしいんですが
>鬼塚慶次。網膜剥離などの目の怪我でボクサーか何かを辞めたのだとしたらシャコの能力は皮肉です
シャコはパンチも有名ですが目の能力も凄まじく、紫外線、赤外線など、人間が認識できる以上の色の世界を見えるそうです
例え暗黒の中でも、赤外線探知で性格に豪腕をぶち込める・・・のですが、
モンハナシャコさんも基本的に待ちぶせハンターだから、慶次はカウンター使いなのかな?
>慶次が過去に網膜剥離を起こしていたとしたらモンハナシャコのベースは面白いですね
パンチ力ばかりが強調されるモンハナシャコですが、実は視力も良くて人間の10倍以上の色を識別できるとか。紫外線や赤外線も見えるらしいです
その辺の能力は出てこないかなあと思ってたんですが、過去のエピソードを見ると出てくる可能性がありそうですね

ナチュラル暗視ゴーグルってワケか。ていうか電磁波も視認できるとかココと同等の眼じゃん。シャコぱねえ
慶次の見せ場はそのパンチ力だけでなく、眼の演出もカッコよく入れてくれそう。8位はイワンだと思ってたけど、これは慶次の可能性も捨てきれないな


第41話

【針尾雨燕ハリオアマツバメ
ユーラシア東部からオーストラリアにかけて生息する渡り鳥。体長20cm強
航空工学で使われる、翼長と翼面積の重量を考慮した「力学的相似形数」の値が
MK8型ジェット機と同じ2.4である
水平飛行時の最高速度は170kmとも350kmとも言われている
全身が黒の羽毛で覆われていることから、かつては「悪魔の鳥」と呼ばれていた

目にも留まらない謎の攻撃。テラフォーマーのセンサー(尾葉)が強烈に感知したのは、一陣の風だった
まずは扉絵の1ページでハリオアマツバメの生態に関する説明文が入り、ここからスケール比較によるMO能力の有用性解説に続きます
彼女が落とした羽根の形である。一本一本違う
違うほうがいいと。そうするのがいいと書いてあるのだ。1億5千万年の力学講義を全て記した遺伝子ノートに


遠い祖先が最初に羽ばたいたあの日から。ひたすら空気とぶつかり続けた躰は知らぬ間に近づき同化していった
『空気力学』そのものに
対象となる空気の粘性や影響の仕方は飛行隊のサイズによって大きく異なるという
ある虫にとってはこの形。またある鳥にとってはこの形が最も理にかなった飛び方ということ
人間や飛行機がただ鳥の構造を真似るだけでは飛べない理由がこれである

だが彼女はマーズランキング15位故に強化アミロースの甲皮は軽く
鳥類型に特有の自身を浮かび上がらせるほどの胸筋を持ち―そして
早いか遅いか800年の歳月をかけて飛行生物の足元まで追いついた人類が
彼女だけに持たせたこの背中の武器エアロパーツ

彼女を160cmのハリオアマツバメに変える
冒頭から3ページかけ、長々と説明された航空力学と生物の飛行能力
この講義に習えば、MO手術を受けたとはいえ人間の胴体と脚を残したままの加奈子がハリオアマツバメと同等の飛行能力を得ることは不可能である
それを補うのが背中のランドセルに装着された2枚のブレード。TFを切り刻む武器にして、同時に彼女の飛行能力をMO生物に近づける為の可変翼だった

>「自身を浮かび上がらせるほどの胸肉」に反応したお前らの数→
>それはつまり加奈子は巨乳ってことか<鳥類は胸筋すごい
>浮かび上がらせるための胸肉、それってつまりおpp(ry
>今週のテラフォーマーズ感想「胸筋じゃったか!」
テラフォーマーズの生物説明はつまり加奈子の胸肉は凄いって事でいいんですかね
>人間の力だけでもダメ、鳥の力だけでもダメ、両方揃ってこその「最速」これはロマン溢れる展開
>加奈子の飛行能力の解説が望んだとおりガッツリ描かれてて小生大歓喜!
作り変えた肉体を科学の翼でサポートして初めて可能となる超速飛翔はリアル鳥人戦隊ジェットマンw
夢の国から生まれた未来戦士のM.O.O.ですな
野生の能力に人類の英知が加わり最強に見える。テラフォーマーは頭がおかしくなって死ぬ!
僅か20cmで時速350kmをはじき出すこの鳥が人間大だったなら
この水平移動速度はあらゆる生物の中で最速である

加奈子を撃ち落とすべく岩をぶん投げるTF達だったが、おそらく音速に達しているであろう標的に対し、ごく小さな「点」でしかない攻撃など当るはずもない
「ならば空中戦で対抗だ」と宙に舞ったTFは交錯ざまの一瞬で木っ端微塵に空中分解されてしまう
最高速に達したハリオアマツバメ無双。このまま1人で狙撃TF達を全滅させてしまいそうな勢いですが、TF達もこのまま黙ってやられる無能ではありません
>加奈子衝撃波でなく普通にブレードで切ってましたね。あんなことしたら接触の衝撃で体制崩したりしないんだろうか





それはまたしても火星ゴキブリ達の知らない生態だった
空中で食べ、空中で交尾し、そのまま地球を半周するこの敵は自分達の速さとはまた異質
気付き始めた。「敵はこの速さのまま降りてこない」と―だが
20年前にも”飛翔ぶ敵”はいた
「宙を舞う強敵」なら20年前にもいた。群生相モードサバクトビバッタの黒い翅だけを1コマ映す憎い演出
ある日突然天空から現れた謎の侵略者。20年前はなんとか撃退したものの、またいつ戦力を整えてやってくるかわかったもんじゃありません
いつかまた再び現れるであろう「敵」に対する備えをしていないワケがない
備えあれば憂いなし。20年という歳月は人類にとってもそうだったが、同時にTF達にとっても次の戦いの為の準備の期間だったのである
「そぉい!」とTF達が空中に放り投げたのは、錘付きの投網
小さな点での攻撃では捕えられない速さでも、大きな面でなら難しくない
むしろ飛行軌道さえ読めてしまえば、逆にその速度故に瞬時に網を回避することは不可能といえるでしょう
かくしてTF達の作戦通り、猛スピードで頭っから網に突っ込む加奈子。活躍シーンは十分に見せたものの、あっさり捕獲されてしまいます
>ゴキブリ「じょうじ!(こんな事もあろうかと!)」
>この世界の網強すぎwwwハリオアマツバメの最高速がぶつかったら、網か加奈子のどっちかにダメージが行きそうだけども
>加奈子がやられるとしたら、カウンターで攻撃されるか、翼をもがれるか、速すぎるために網に捕まった瞬間に花火になると思っていたので
今週は最後の選択肢が否定されて一安心
>あれだけの速度で網に突っ込むと加奈子ちゃんミンチになっちゃうんじゃないかと不安だったのですが
無事(?)網に絡まってて良かった良かった
>やっぱりゴキの中でもティンは強敵だったという認識のようでうれしい限り
20年前大暴れした小吉、ティン、艦長、一郎、ミンミンには対策しているんですかね?
>20年前の飛んだ敵って……;; 味方からは想われ(あかりんの20年前の方が強かった発言)、
そして敵からは恐れられる(おそらく投石後の生き残り捕獲用だろうけど対飛行用にもなる網)…ティンさんの株あがりっぱなしやないか
>ティンの無双はゴキブリ側にも噂になってたんですね
艦長は上位ランカー、ティンやミンミンも20位前後の実力はありそうなレベルの戦力だったのかもしれませんね
>1コマだけど、とべるやつで覚醒ティンさんの羽出たシーンはなんかとても燃えます
網作ったのはティンさんみたいのがまた現れた時のための対策なんですかね

>ティンさんってば、「あの後」もしばらく暴れまわってたってことでしょうか?
>「飛ぶ敵は20年前にもいた」ってバッタの羽が描かれてましたが、ティンが飛んだときその場で見てたゴキは全滅しましたよね?
単なる貴家先生のミスなのか、アキちゃんの心臓マッサージと同じく何かの伏線か
無理のない予想だと「バグズ二号の船内カメラを再生した」ってのも考えられますが
(心臓マッサージは艦長か小吉がアキちゃんに施してたのを見て学んだ)

正直こんな速度で正面から網に突っ込んだら
赤いところてんが押し出されるんじゃと思わないでもないですが(グロい)
存外にショック吸収に優れているのか、骨折はおろか特に甚大なダメージを負ったような様子は見られない加奈子。まぁシルク100%だしな
それよりも気になるのはサバクトビバッタのくだり。普通に読んでいると「ティンかっけー」としかならないナレーションなんですが、よくよく考えると
あの時、ティンの群生相モードを見たTFは一匹残らず全滅しているはず
ならばティンは小吉と一郎の脱出ポッドを見送った後、息絶える寸前までもうひと暴れしたということだろうか?
そうなるとタロとジロばりにティンまさかの20年間存命という可能性まで考えたくなりますが、バッタTFがいる時点でそれはあり得ないのが悲しいところです
朋友コメントのバグズ2号艦内カメラ映像説も現実味十分ですが・・・はたしてこれは今後の伏線となるのか、特に深い意味はないのか?まぁ後者かなぁ

>網につかまった加奈子が事後みたいに息が荒くってすげー性的
あれだ、飛びながら交尾とかの一節がエロサブリミナル効果で脳に働きかけてるんだなwww

というワケで袋のネズミならぬ網の中のツバメになってしまった加奈子。30匹はいたTF達は半数程にまで減らしたものの、もはやこれまでか?
だがしかし三条加奈子はこの時ほんの僅かにも焦っていなかった。何故なら

来ると知っていたから

必ず 来ると

「オウ。時間稼ぎご苦労!」
「・・・・ありがと。でも何かちょっと偉そうじゃない?」
>上げて〜→落とす!落として〜→上げる!が上手いテラフォーマーズ
今週ものっけからむくつけきゴキブリの尻→天翔ける巨乳ヒロインのコンボで読者のハートをキャッチ!
>加奈子捕まったやっべええええ→マルコスウウウウ!この流れもう3回目なのに全然飽きないどころかすっごく燃える!
クロカタTFと蚕蛾TFがでた当初は絶望しかなかったのに今ではまったく絶望がないです。1班頼りになりすぎ
これまで名前は出てたけどセリフなどが少なかった慶次くんの活躍楽しみです

>加奈子「もうマルコス抜きじゃ生きていけない」
>マルコスと加奈子、地上と上空の「最速」同士仲良さそうですね
シーラちゃんが死んでしまったので、マルコスには特に幸せになって欲しいです
>テラフォでは快挙とも言える三度の死亡フラグ回避を成し遂げた加奈子と、立役者のマルコスから目を離せません
>マルコスと加奈子の信頼関係がもはや夫婦
>マルコスと三条、対空部隊を潰す&マルコスオンリーの状態を防ぐということで、実に良い地上と空の最速コンビですね
性格的にもお調子者&ツッコミと相性いいw
>お互いを信じて守り守られる関係…加奈子ちゃんマジヒロイン
>可奈子ちゃんがマルコスに言った、「ありがと」が可愛すぎる
でもこうやって魅力を見せたキャラを容赦無く殺すのがこの漫画なので油断できないよ!
>互いにフォローできる第一班はいいチームですね アドルフさん頼りの第五班とはえらい違いです
>マルコスと加奈子ちゃんの関係が燈とミッシェルちゃんの関係に似ているなと思いました
ドイツ竜崎先生の持論を行くカップルがこんなとこにも!!

族車のケツで鉄パイプ振り回してるヤンキーのようなポーズで滑り込んできたのは我等のマルコス
チームでの訓練などしたことはないだろうに、加奈子の彼に対する絶対的な信頼が伺えるナイスシーンです
人間吊り橋のドキドキでも恋と勘違いするそうですから、
日に2度も命を助けられたらそりゃフラグも立つわ
かくしてマルコスのおかげで3度の死亡フラグを全て回避した加奈子。この作品においては奇跡のような存在です
「さ・・・観念しな残党ども。火星にゃ慈悲の神様はいねえし―もちろんメキシコにもいねえぞ?」
アラクネバスターMkUの先っちょからドビュッと吹き出す白い液体はTFの体液
バスターのシャフト内部は空洞になっていることが解る描写ですが、前回マルコスが説明しそびれた機能はこの造形が何か関係しているのでしょうか
>TFをぶっさしたアラクネバスターMkUが…なんだか卑猥です
>アラクネバスターMk2が白濁液だしてた、何か卑猥だった。Mk1はマルコスの股間にあるんですね。わかります
>アラクネバスターmk2からビュッと出た白い体液は精液のメタファー
夜はマルコスの股間のアラクネバスターmk1が白いのを出す展開





火に囲まれた今はともかく火星の夜は暗い。穴の底は尚暗い
彼もまた落ちてきた
炎が明るく照らす世界から 暗い闇の底へ


「・・・見えるよ」
>深淵の闇の底、男は砕くべき標的を見つめる
シャコのウルトラ視覚がクローズアップされてるようで慶次への期待がいやがおうにも高まります
華麗なるモンハナシャコのチートスペックに元ボクサーの挫折と哀愁の人間ドラマが加わって恐ろしい盛り上がりを見せること請け合い!
>慶次はやはり皆が予想し読みきりでさらに匂わせたバックボーンとモンハナシャコの能力の予想がぴったりきそう
先が読みやすいと普通はガッカリくるものだろうに、先が読めてなお楽しみになるのは珍しい。テラフォーマーズ面白ぇ
>慶次がシャコの視力発揮してそうな引きですね。アドさまの索敵能力みたいに通常時の視力も良くなってたりするんでしょうか
>フットワークから見て元ボクサーなのは確定したカンジですね。次回は是非あのデカブツに必殺パンチを叩き込んでもらいたい
>モンハナシャコの目の事がとり上げられそうな引きでしたね。慶次の目とシャコの目の関係に気が付いた朋友予想すげぇ
ラスト。ボクサーっぽい軽快なフットワークを刻みながら、なにやら噛み締めるように「見える」と呟く慶次で引き
このしみじみ「見える」という描写から、=「以前はよく見えなかった」ということが推察でき、網膜剥離の予想はほぼ確定と思っていいでしょうか
そして言わずもがな
「明るく照らす世界から暗い闇の底へ」というナレーションが指してるのは、今現在の慶次の状況ではなく彼のバックボーンですね
華々しい世界で活躍していながら、暗転直下で人生がひっくり返った事が伺えます
どうやら彼のボクサーとしての成績はかなり有望だった様子。名前からして階級はバンタム級かな?
網膜剥離だけで人生を投げ打つとは思えないので(稼いでりゃ手術代だって出せるハズだし)、他にも何か理由があるのは間違いなさそう
次号、慶次のバックボーンを語りつつ、最後にマーズランキングどん!の流れに期待


第42話

変わらず走る 毎日休む事なく繰り返す 躱したら打つ 躱したら打つ!
―繰り返す 変わらず―

朝は早いうちに走る ここから見る景色が好きだから
水平線の向こう側が静かに燃え始め 漁船の灯りが蛍のように慶次の生まれた島を囲む

『世界一位の男』には
あまりに地味 あまりに細やかな 原動力

読者予想を遙かに超えるものだった慶次のボクサーとしての戦績
まずはライト級で世界を制し、その後は階級を下げてスーパーフェザー級でも世界1位までに上り詰めていたという、とんでもない実力派でした
小さな離島出身の少年は15歳で本土のジムに入り、以来休まずサボらず迷惑かけず・・・周囲が「そういやコイツずっと居るな」と思って彼を見ると
いつのまにか腰にベルトを巻いていた、という極めて地味なチャンプ
そのスタイルは絵に描いたようなアウトボクシングであり、試合はいつも判定勝ち
やはりKO劇が華のボクシング界。「金にならない王者」の彼は、偉大な業績に対しボクシングファン以外にはまずその名を知られていなかったという
>まさか世界チャンピオンとは。能力抜きの戦闘力なら空手六段よりも慶次のほうが上ですかね
>慶次は世界一位さんだったのか。マザコン・修験者・地味な世界一位ボクサー。すごい属性もちだった
>「そういやコイツずっといるなぁ」→ベルトを巻いていたとか最近まで活躍のなかった存在感のネタなんだろうか
>慶次の過去の「気付いたらベルト」ってのはこの漫画での彼のポジションとダブっていた気がします
1班の戦闘にちょくちょく写っていて、気付いたら8位だったり

「お前に体の弱い母親でもいればちったぁドラマになるのにな」
ある日、プロモーターが叩いた軽い冗談に慶次はぎくりとした
そんな事はわざわざ人に言うことではないのだ

「あんたねー毎週毎週帰ってくることないのよ。こんななンにもない島」
「母さんが居ンじゃん」
そんな王者は週に一回必ず故郷の離島に帰っていた。夫に先立たれ、夫に先立たれ女手ひとつで慶次を育ててくれた最愛の母が病気だったから
世界ランカーならもっと大きな病院にでも入院させられそうなもんですが、それができないあたりに慶次のファイトマネーの額が伺えます
「最終フェリーはまだ4時半なの?か〜世界チャンプが利用するってのになんつーか・・・
あんたはカリスマ性が足りないのよ。そう、野獣のようなスター性よ!」
「や、野獣のようなスター性?」
「そうよぉ父さんの若い頃なんてそりゃもうスゴかったんだから。あたしゃ噛まれただけで排卵しs」
「オイやめろマジで」
>息子に排卵がどうとか言い出す慶次のおかんwww
>慶次の母ちゃん、美人で女傑とか素敵すぎwwwこれは孝行したくなるわw
なんかこの漫画、奔放苛烈なイイ女と不器用で朴訥だけど一生懸命なイイ男の描写がべらぼうに上手いっすねw
>病に伏している人が元気に振る舞うのは苦しがっている姿を見て心配されたくないという気持ちの裏返しなんだとか・・・
明るくひょうきんなパワフル母ちゃん。病魔が身を蝕むツラさは息子の前では微塵も表に出さず、慶次も努めて笑顔で母と接する
優しく、母親思いの慶次。そもそもからして他人と全力で殴り合うような性格ではなかったかもしれない
だがその実直さを武器に一歩ずつ、だが確実に進み・・・二階級そして三階級制覇という遙かな夢も
遠くまで見えるその澄んだ目にハッキリと―見えて”いた”
「母さん俺・・・網膜剥離かも」

幸か不幸かは別として 多くの人間には人生が変わる転機というものがある
あれから慶次は眼の手術と挨拶を済ませた後、島じもとで違う職に就き
次に本土へ食事に出掛けたのは1年半後のことだった

ここまでは概ね読者予想の範疇。網膜剥離を患い、ボクサー引退を余儀なくされた慶次
二階級制覇をもはや目前にまで捉えていながら、運命の神のイタズラによってそれを奪われてしまった不運の天才ボクサー
だがある日。地元の島で郵便配達員になっていた彼は、届いた一通の手紙によって1年半ぶりに本土の大地を踏むことになる





「国連航空宇宙局です。要件は2つ。鬼塚慶次さん、あなたの格闘技術ちからが必要です
それと―あなたを借金から救うことができます」
「全部・・・調べてるって感じかな・・・?
地上ありとあらゆる治療法を片っ端から金借りて試したことも
自称協会関係者に思いっきり騙されたこともか・・・ハハ・・・調べたか・・・」
慶次を呼び出した手紙の差出人は、国連航空宇宙局ミッシェル・K・デイヴス。アネックスクルーとしてのスカウトだった
そして読者の焦点だった慶次の借金の理由
21世紀現在でも確立されている網膜剥離手術。500年後に困難を極めるハズもなく、どうやらこれは自身の網膜剥離手術費用ではなく
原因不明の母親の病気の治療費だったことが伺えます
その際に詐欺師等にも騙され、多くの借金を抱えることになってしまった慶次。国連宇宙局はこの不遇の天才に目をつけたのである
「でもダメっすわ。自分でも意外なんだけど・・・もう無いんだ
俺の闘う理由・・・ちょうど先週なくなったんだ」

だがそこまでしても助ける事のできなかった母
>母親はやはり例のウイルスでしょうか?片っ端から治療法を試したがだめだったということは・・
>慶次の母親も火星のウィルスにやられたとかなんでしょうかね
それだけあらゆる治療法を試しても回復しなかったことから考えると、おそらくは彼女もAEウイルスの感染者だったと思われます
闘う理由―いや。きっと生きること自体のモチベーションだったであろう大切な母を失って、魂の抜け殻のようになってしまった慶次
「返事はNO」と答えると、タクシー代も受け取らずにレストランを出て行くが・・・残された彼の食器をミッシェルは見逃さなかった
「・・・だったらデザートくらい食ってけよ」
現役を引退しても尚、軽量級ボクサーと変わらぬ食事制限を続けていた慶次。もうそんな必要はなくなったハズなのに
>ボクサーを辞めたはずなのに、意識的になのか無意識なのか余計な料理は食べずに残していたり、
本当に魂の底からボクサーなんだなあ。スモーキンの「これしか知らない」「これしか出来ない」に通じるものがあります

「いいんじゃない?この際マザコンも修験者もやめて本土で嫁探しでもしなさいよ」
母親に「修験者みたい」と言われた生活を未だに続けている。すっかり習慣として身についた、変わらない自分の生活
唯一の違いは、1年半ぶりに本土から島を眺めた景色
慶次の目は手術によって日常生活はおろか、闘うのにさえ不自由しないほど回復していた
ただ―手術の影響で遠くのものにピントが合わなかった

「来てくれてありがとう。気が変わったか?」
「いや・・変えられなかった。ひとつ条件っていうか・・・聞いておきたい事なんだけどさ
そのベースになる生物ってのは自分で選べるのかい?」
数カ月後、彼は一度断った誘いを受けUーNASAを訪れていた。手術を受ける条件は、MO生物を自分で選ばせてくれという変わったもの
この物語の設定部分において読者の最大の謎だった、「どうしてクルーの生物は全員違うバラバラなのか」という疑問に通じる質問です
「いや手術には相性がある。一種類ずつパッチテストのように・・・
洗剤で色落ちしないかどうか、端だけ浸して試すように君の細胞に合う生物を探してからの手術となる
1つも合わずに帰される奴もいるし、1つしか合わない奴もいる
だが数種類適合すれば、無論希望が全て通るわけではないがその中から選べる」
>今回ミッシェルさんがあげたMO手術の条件が判明して色々と納得
@どうして全員パラポネラとかキングクラブのように強い能力持ったMO手術で統一しないの?=人によって適合があるから
Aどうして猫とかハリセンボンとか弱そうなのがあるの?=適合の他にも、複数適合した場合自分で好きなの選べる
もしもハエか猫(ハリセンボン)かと問われたら……ねぇ
>火星に行くまでで手術の確率は言われてましたが、
まさか片っ端からパッチテストを行って適合する可能性があってもあの成功率っていうのは恐ろしい手術ですね
幹部以外数合わせと言ってましたがよく100名も集まったなぁ

第一部で「人と相性の良いショウジョウバエ」という台詞がありましたが。なるほど被験者とMO生物にはグルメ細胞よろしく適応相性が存在
「デンキウナギ最強だろ!」つっても誰もがデンキウナギに適応できるわけでなく、強いMO生物を量産できないのはこういう理由だったのね
「じゃあ・・・選べるならその中で一番・・・」
「パンチ力か?」
世界一のボクサーは、自身に施す特殊能力としてどんな生物を選ぶのか
「やっぱパンチ力か!」と推察する脳筋のミッシェルちゃんだったが、慶次はニコッと微笑を浮かべてこう答えた





「目の良い生物やつにしてくれ」

『本土から母さんの眠る島を見たい』
それは世界一の闘士にはあまりに地味な
他人はおよそ理解できないほど細やかな

慶次の”闘う理由”だっ

>慶次の過去篇、ハードパンチャーの壮絶な煩悶が描かれると思ったら穏やかな中に切なさとほろ苦さの混じったストーリーでした
>一話まるまる回想に使われた慶次くん。燃え上がるような怒りを抱えるでもなく、人体実験にされた結果でもなく、
自分の小さな夢を叶える為に静かに戦いに身を投じる男というのもかっこ良いものですね
>慶次の回想素晴らしかったです。シャコのパンチ力と視力をボクシングキャラで生かすだけでなく、こんなエピソードと組み合わせるとは
手術で戦うのにも支障はなくなったが、大切にしてた母の死で戦う理由が無くなったってのが切ないです
クソッ!何でテラフォーマーズには掘られたい男しか出てこないんだ!(歓喜)
>「目が良い生物にしてくれ」で泣いた
>今週の慶次が見てたらキグナス氷河思い出した
>慶次にとっては、自分が選んだ最も目のいい生物が、”たまたま”パンチ力が強かったくらいの感覚なんでしょうね
>慶次の過去編よかったですね、お母さんのいる島が見えなくなったという理由でボクシング世界王者の座を捨てた慶次
その母親が亡くなった今何を思って火星で戦うのか気になります

>ドイツ支部のバアさんが「強い男とは強い女との信頼関係があって初めて生まれるものだからだ」と言ってましたが、
最初の女性は必然的に「母親」なんですよね。アシモフさんとは違った逆での「親子」の関係
しかし、テラフォは小吉→アキちゃん、ティン→プロイ、燈→百合子、マルコス→シーラ、アシモフ→娘、アドルフ→嫁、慶次→母と、
活躍する男の原動力になってるのって女性とのエピソードなんだなぁ
>展開はちょっと休憩にも思えるが濃縮された一話でグッとキャラが深まった印象
1キャラに1話とはテンポ賛否あるかもですが、ベタな話でも回想中の時の流れや情報量もなかなかで新鮮に読め、
便利なのかアクションより解説の多用が気になってた身ですがこれは入り込めた
>慶次が予想以上に良い子すぎて泣けてきた。あんた世界一かっこいいマザコンやで!
「彼女らを護ってくれ」という祈りも、彼自身がずっと「護るための闘い」を続けてきたからこそ出た言葉なんでしょうね
意外と腐人気が高いテラフォですが、今回で慶次に落ちた女子が結構いるんじゃないかなあ(笑)
>これまでで一番丁寧に描かれた過去会でしたね
一見地味ですが、何気なくも平和な日々こそが掛け替えのない宝であり、今の慶次を形作ったのでしょうね
驚きだったのは、彼の求めたものが「視力」であったこと
読者の誰もが予想し、着目していたパンチ力が、彼にとっては「もののついで」であったという事実ッ!
ぶ厚い… こいつの拳はぶ厚いでえ クロカタゾウムシの装甲が紙っぺらに見えるくらいにぶ厚いでえ〜!
(乱文失礼。週末で、ちょっと酒が入ってます)
>今週の慶次の過去話を聞いて、
TFに出てくるキャラが皆辛い過去を持っていても辛いとか悲しいって感じさせない”強い人”ばかりだから引かれるんだなと思いました
元から極貧ではなく王者から一転借金まみれのどん底でも変わった様子を表に出さない慶次の熱さが伝わってきた気がしました

>「パンチ力か?」と聞く時のミッシェルちゃんの顔からするにミッシェルちゃんはかなりの格闘技オタク
あの鬼塚慶次にパンチ力の増す動物を組み合わせたらどうなるんだろう?って興味もあってスカウトしに来たきがしますね
その殆どが借金を返す為に命を売ったアネックスクルーの中でただ一人、およそ他人には理解できない理由で手術を受けた慶次
彼は究極のマザコンかもしれない。だがそれを笑う男がこの世にいようか?いるハズがない(反語)
ここで回想シーンは終了し、クロカタゾウムシの前で拳を固める慶次が静寂を破ってラストの台詞を決めます

「今・・・俺がお前に拳を向ける動機は2つ
1つは出来たばかりの素敵な友達を護るためで―もう一つはただの
変えられない俺の習慣いきかただ」

鬼塚慶次

日本 24歳 175cm 61kg
マーズランキング8位
MO手術”甲殻型”
 『モンハナシャコ』
>胸を打つ慶次の魅せ方にヤンジャン買ってしまった!地味で寡黙で、でも真面目で直向きで誠実に熱く生きている…
カッコ良すぎる、一番好きなキャラになってしまった
>オフィサー、主人公を除いた乗組員で最強の男キタ━(゚∀゚)━!
>慶次予想通りの8位!しかしその生い立ちは網膜剥離から一転して転落したというより
淡々とした層としか生きられない男の行き方ですね。そういうのもありかなと
>慶次のキャラクターが自分のツボに入りすぎてヤバい
ランキング8位とか幹部と特殊な立場にある燈を除いた面子の中で最強って事ですかね
アレの「幹部の実力に最も近い」って言葉は慶次に使うべき
>やはり慶次のMOはモンハナシャコ!!予想大当たりでおめでとうございます!!
生態図鑑を拝見したら美しい体色とビックリするほどの巨眼が特徴的でした。そりゃあ「良く見える」ハズだよ・・・
ただ弱点もその眼だそうで捕食生物にまず眼をツブされることが多いってことがなんだかとっても不吉な皮肉すぎて
カタゾウムシゴキから報復の目潰しとかされないよな?・・・大丈夫だよな??
>慶次の過去は大方の予想を上回る内容では有りませんでしたが、震えました。やはりテラフォーマーズは面白い!
そして今週のアオリ文も最高にかっこよかった!
>今までセリフの少なかった慶次、今週も本人の語り口は穏やかで淡々としたものだったのに、
その一言一言を聞くたびに男として惚れざるを得ない魅力に溢れてます
ボクサーとして名誉を得た男が欲しかったのは愛する母を見守る視力だった、
そして今は出来たばかりの掛け替えのない友を守るために いつだって誰が為に戦う男に負ける要素なんて無いと信じたい
>慶次はもう一度ボクシングをやるために手術を受けただけだと予想してましたが、こんなに予想以上に泣ける理由があるとは・・・
母の眠る島をもう一度本土から見たいって理由が切なくも、またかっこいいです
ミッシェルさんと会った後の慶次の歩くシーン、効果音が「ざっ・・・」に変わってるとこが、母の存在が慶次にとってどれだけ大きいかがわかりますね
「戦う理由は先週なくなった」「目が良い生物がいい」「変えられない俺の習慣だ」このセリフがもう切なくて涙が出てきます
>地味な男の地味な理由。されど、それが漢の理由
網膜剥離とかシャコの予想的中過ぎてつまらないと思ったら全然そんなことはなかったぜ!
個人的に過去編ってあまり好きじゃないんだけど、これは熱くなるな
>「戦う理由は先週なくなった」と言いつつも現役時代と同じく肉もデザートも食べないのは未練があるってのと、捨てられない習慣ですかね
ラストの今の戦う理由は友のため、そして変えられない習慣っていうのがまた泣かせます
慶次は手術した時点で願いは終わってるんですよね。マーズランキングのテロップも出たし死亡フラグでなければいいんですが
>>次号、慶次のバックボーンを語りつつ、最後にマーズランキングどん!  がまさにどんぴしゃ
そして予想できている流れでありなら普通に面白いんですけどなぁにこれぇ・・・
>心眼の拳闘家…悪魔の天敵、闇を裂く雷神といい凄まじく厨二心を刺激しますね
>テラフォーマーズ、まるまる一話を慶次のエピソードに使って最後にドン!とランキング出してくれましたね
それにしても雷帝(デンキウナギ)以降のアオリでの二つ名がかっこよすぎて困る
前回の「視えざる空の支配者(ハリオアマツバメ)」今回の「神眼の拳闘家(モンハナシャコ)」、
アオリ作ってる編集者ノリノリすぎじゃありませんかね?
>神眼の拳闘士、出撃<モンハナシャコ、ゴング> か、かぁっこいぃぃぃ(目輝かせつつ)
>神眼の拳闘士にモンハナシャコなんてルビ振ってる初めて見ました
>神眼の拳闘家(モンハナシャコ)、出陣(ゴング)相変わらずテラフォ編集さんはいい仕事するなぁ、ライターとして食っていけるレベル
>地味なところですが慶次は構えからサウスポーなんで、クロカタの拳にヒビを入れたのは本命の拳じゃないっぽいですね
そもそも自分より遥かにウェイトのある者の、それも打ち下ろしに対してカウンターで合わせるって時点で離れ業ですが

慶次のMO生物は予想通りのモンハナシャコ!マーズランキングは8位!
オフィサーと燈を除けばクルーの中ではNo1の実力者ということに
「変えられない俺の習慣」という闘う理由も、先生が今回読者に伝えたかった慶次の実直なキャラを如実に物語っていてシビれます
「あまりに地味な あまりに細やかな」という部分のナレーションは、
冒頭のボクサーとしての原動力と、手術を受けるための動機がまったく同じ言葉を使っててスゴイ良い演出になってますよね
『神眼の拳闘家モンハナシャコ出陣ゴング
そのコピーセンスに定評のあるラストの煽りも、過去最高のカッコよさ
アドルフ亡き後、読者の人気No1キャラは現状慶次じゃないでしょうか。クロカタゾウムシは彼の引き立て役に過ぎなかったか
MOの生物の能力解説とともにクロカタゾウムシKOの次号に続く!
>うーんカニとシャコで甲殻類がダブってしまったな、なるほどマーズランキング高位者は甲殻類で十分なんだな


>こんにちは。眼科医の屋敷住人ですが、今回の慶次の話は正直漫画にどれだけつっこんでよいかうーん、な感じでした
野暮かもしれませんが、一応言うと網膜剥離手術はこの15〜20年だけでもバックリングという
外からバンドを巻き付ける手術から硝子体手術という眼内から網膜を処置する手術にだいぶ切り替わってきています
この20年でこれだけ進歩あったので500年後ならとんでもない治療があると思います
あと、遠くが見えなくなったのもおそらく硝子体手術時に白内障手術(水晶体摘出)もしたせいでしょうが、
現在でもお金さえ払えば多焦点という遠くも近くも見えるレンズがあり、500年後ならもっとすごいレンズがあるでしょう
で、もしも遠くが見えないなら最悪レーシックで矯正も可能です

まさかの眼医者先生からのツッコミ。ホンマ屋敷は色んな人が見てるで・・・前は4回戦のプロボクサーもいたしな
もっと身も蓋もない事を言えば島を見る時は補正用のメガネかければいいだけの話ですし
読んでる時は感動補正のせいで気付きにくいんですけど、冷静になって考えてみると慶次の手術の理由はかなりツッコミどころに満ちてますよね

まぁそこは漫画ということで。そもそも「TFに奪われない武器」だって指紋承認でしかトリガー引けないレーザー銃でも持ってけばいいじゃんという・・・


第43話

人は虫を踏み潰した事など気にも留めないが
この虫クロカタゾウムシは人に踏まれた事を気にも留めない

強固な殻を持つ蟹や貝を捕食する為、進化させた彼モンハナシャコの戦法は
「叩いて」「割る」!

絶対的硬さVS絶対的攻撃力。「ほこ×たて」で放送されてもよさそうな、相反する特性を持つ能力対決が遂に幕を開ける

>対峙する至高の盾と矛、紋華青龍蝦VSK?象?!男塾の超奥義対決みたいでウケる
>紋華青龍蝦…男塾の秘奥義みたいな字面ですね

「紋華青龍蝦」VS「K?象?」
両者ともにヤンキー漫画に出てくる族の名称みたいな漢字表記が厨二的でイカしてます

1980年台。かつてはチーズ製造過程に出る廃棄物であったホエイ・プロテインパウダーが普及するまで、
アスリートは栄養の摂取に多大な時間と労力をかけていた

筋肉の増強・維持はもちろん、子供の身長を伸ばす為にもそれが必要不可欠であることは言うまでもない
ギリシア語で「プロティオス(最も重要なもの)すなわちプロテイン蛋白質が運動能力を造り出す
「筋肉ダルマは動きが鈍い」というのはイメージにすぎない
瞬発力の増強には筋肉の増強が不可欠であり、短距離選手の身体つきが示す通り
プロテインが疾さを造り出す!

>クロカタゴキは身体操作におけるプロテインと筋肉の重要性をアピール!なんか解説まで両者が火花を散らしてるみたいw
ヤマトタケルや牛若丸の時代から細身のイケメンがマッチョをフルボッコにする幻想を好む日本の創作界隈ですが、
きちっとした理詰めで『ガタイの良い奴は強い!!』と力説されると高2病的な快感がありますな

と、ここでいつものナレーション。クロカタゾウムシの脅威の硬さについてはもう周知なので、「蛋白質とマッチョTFの性能」についての補足説明
瞬発力の塊である短距離選手が例外なく筋骨隆々である事からも解るように
イザベラを1発で木っ端微塵にしたパワーだけが注目されがちのマッチョですが、筋肉が増強されているという事はすなわち速度も増しているという事
弾丸のように間合いに飛び込み、ゴツい外見からは想像もできない鋭い攻撃を連発する。
やっぱ蚕食ってる奴は違うな!
対するは鬼塚慶次(24) 最終学歴新潟県御々附市立御々附中学校
最終成績 国語・数学・理科・社会・共通語(英語) 全て「3」
技術家庭科「3」 音楽・美術「3」 そして―

体育「3」!

対する慶次のスペック紹介は何故か学業成績。あらゆる教科において「3」の慶次だったが、そこは世界チャンプにまで昇り詰めた男
体育だけは5だろうと思いきや、まさかの体育も3。そう。慶次は生まれて持って恵まれた才能を持つ天才アスリートでも何でもない
特に他人と比べて優れたところもなければ劣ったところもない、
言わば「究極の凡人」であった
だがどうしたことか。当たれば人間など一発で粉砕する拳が。鍛え上げた筋肉にクロカタの硬さを乗せ、ゴキブリの瞬発力で放つ拳が
何故かこの凡人にまったく当たらない―否!
当たるわけがなかった

毎日この動きばかり。いつも・・・いつも・・・

いつも練習してきたから!
>読者の想像よりもよっぽと平凡だった慶次の少年時代、そんな彼が世界一位になれた理由は並みならぬ努力だったんですね
>努力の天才、まさしく王道まっしぐらで素敵です
裏を返せば闘う術を磨き続けた結果、それ以外の生き方がわからなくなったってことになるわけで、
それ故の「変えられない俺の習慣」なわけですな。どうかそんな彼だからこそ、幸せになってほしいものです

天賦の才を持たない凡庸な人間が世界一になる。それが一体どれほど並外れた努力を要するものだったかは我々の想像にも難くない
慶次にただひとつ他人より優れた点があるなら、それは「努力する」才
中卒でボクシング界に飛び込んだ男が、毎日毎日休むことなく繰り返してきたディフェンス練習。素人のパンチなどそうそう当るものではない

シャコの持つ驚異の視力については研究が進められている途中である
シャコは人間や昆虫以上に可視域が広く、紫外線・赤外線・果ては電波まで視えているという説がある
おそらくこの暗い穴の底でも、慶次の眼には暗視スコープのように相手の姿が映っているのだろう
更に人間の目では三色分しかない色覚がシャコは12色
また地球上の生物ではシャコだけが、自然光に加えデジタル技術等に使われる円偏光が何故か見えており

つまるところシャコは、人間から見える世界に慣れてしまった我々からすると
「どう説明していいかわからない程」目が良い訳であるが
広い海の底で、普通に戦っても強いはずのシャコだけが何故そうなのか。詳しい理由は分かっていない

>シャコの視覚すげー。なんかトリコで自然の○○の100万倍〜みたいな過剰なデフォルメ見かけますけど、
そういうの要らんのじゃないかと思いますね、こういうマジモンの生命の神秘みたいなの魅せられると

更に畳み掛けるようにシャコの持つ脅威の視力の生態解説ナレーション。電波や円偏光まで見えているらしいという例を上げながらも、
最後は
「なんやもうワケわからんほど見えてる」で締め括ってるのがイカス
小難しい単語だの、初めて聞くような単位のデータを提示されるよりも
むしろ説得力を感じる良いナレーションです





花山さんのような豪腕パンチを掻い潜りながら必殺のシャコパンチを何発も叩きこむ慶次。次第にその鋼鉄の鎧に亀裂が走っていく
『母さん―いつも心配してたね
ボクシングしか出来ない俺を・・・同年代の友達が少ない俺を・・・
やるよきっと・・・地球に帰って母さんの島が見えたら
仲間達と働いて―恋人も探して― きっと母さんが安心できるような人生を
どうしていいか分からずにここまで来たけど。ここで仲間達が教えてくれたから
誰かを守る為に闘うというのはこんなにも誇らしいと!』
最愛の母の死後、何を生き甲斐にしたらいいのかもわからず死んだように生きていた慶次
特に自分自身の希望も要望もなく「本土から島を視る目を手に入れる為」という理由でNASAの誘いに乗り、火星くんだりまで来た彼でしたが
皮肉にもこの死地と仲間達との絆が、彼に生きる目的を見出させていた
闘う理由を見つけた男は強い。このままクロカタの攻撃を完封しつつ、慶次の勝利なるか?と思われた次の瞬間
『だから母さん―あれっ?』
慶次の視界がグニャリと歪み、眼前に迫るパンチを見失ってしまう
無敵の「シャコの眼」の機能を邪魔したもの。それはなんという事か、双眸から止めどなく溢れ出た自分の涙だった

>慶次「体が軽い、こんな気持ちで戦うの初めて!もう何も怖くな「じょうじホームラン!」
>「あれ!?」じゃねーよ、戦闘中に何やってんだ、アドさんとは違う意味で危なっかしいな慶次は
>かわして水月→潜って脇腹→涙腺崩壊→じょうじホームラン!
>じょーじホームラン2号、まさかの炸裂!(゚o゚;;!
>慶次の涙がグっときます。このときの慶次はDIO戦での花京院と同じような心境だったでしょうね
友達の少なかった自分に新しくできた素敵な友達、そしてその友達を護るため、
初めて守るために戦う素晴らしさを知ったがゆえに一撃受けてしまうってのが・・・・
>ちょ、慶次油断しすぎぃぃぃっ!?ってくらいカッコ悪いラッキーパンチのもらいかたでしたね
せっかく先週盛り上がったのに。これも総合成績3の宿命か
>やっぱマザコンはダメだな!
>本来ならピンチのシーンなのに、壁に突き刺さってる慶次とか妙にギャグ枠に入ってないだろうか
>あのアドルフすら撃沈させた死亡フラグ「俺、地球に帰ったら…」が出てしまった
一瞬のスキにもらっちゃいけない一発をもらってしまったー!
>この世で一番強い死亡フラグでございますか…
目立たぬ脇役が目立ち始める…突然回想などの身の上話が始まる…いろいろございますなァ…
ただ――たった一つだけというのならやはり…「俺、この戦いが終わったら…○○するんだ」でございます
雷帝アドルフ・ラインハルトが2ヶ月前に築き上げた「地球へ還ったならもう嘘をつかないで生きよう」の言葉
それはそれは見事な死亡フラグでございます

被弾理由:マザコンが過ぎた
戦闘中なのに、亡き母への想いが極まって涙で視界を滲ませてしまった
という、泣いていいのか笑っていいのか反応に困る理由で遂にじょうじホームランをまともに浴びてしまった慶次
観客席上段に飛び込むライナー軌道で
マンガのように頭から岩肌に突き刺さります(漫画だけど)
まさに一瞬の油断が命取り。戦闘中に考え事なんかした結果がご覧の亜里沙様だよ!

かくして「当たれば勝ち」の攻撃をまんまと当てたクロカタ。動かなくなった慶次を確認し、次なる標的である小吉に狙いを定めます。が・・・
小吉はクロカタと目を合わせることなく、いやぶっ飛ばされた慶次にすら心配の視線をやることなくカイコガを見据えてままこう答えた

「俺に用か?早まるなよ・・・”まだ経ってない”だろうが」
瞬間、背後から聞こえるはずのない物音。クロカタが驚いた顔で振り向くと、そこには動かなくなったはずの敵が再び立ち上がっていた
どんな強い想いを抱いた人間だろうとテラフォーマーにとっては等しく人間に過ぎない
それ故に知らない
職業なのか?人種なのか?資格なのか形容詞なのか?
ともかくこのゴキブリはまだ知らない。慶次のような奴等の事を

「ボクサー」を知らない

>ダメージを受ケルト・・・立チアガッチマウンダ・・・・・
>カイコガの糸がロープ代わりになっている演出がニクイですね
ボクサーは最後の10カウントが終わるまで諦めないし何をしでかすかわからない
>まさかの慶次一発退場?! かと思いましたが、最後のページでホッと安心
「ダメージを受けると立ってしまう」とアライjrが言っていたボクサーの真理ですが、イザベラと違って肉体的に無事だったのは
ロシア隊長と同じく海洋甲殻類であることも関係しているのか。 ともあれこのもらったことでさらに強くなる展開に期待!
>イザベラがワンパンで吹き飛ばされたパンチ以上の一撃を食らっても原型とどめてる慶次硬いっすね。やっぱシャコが甲殻類だからですかね
>慶次は咄嗟にスウェイしていたという事でいいんですよね。でないとイザベラが余りにも(´;ω;`)ウッ…
>小吉の「経ってない」は10カウントのことでしょうか。小吉の慶次に対する信頼が良くわかる台詞ですね
>今回はチョイ役だったものの、10カウントにはまだ早い。後ろを任せた男はまだ戦えると一瞥もせずに断言する小吉がイカス

テンカウントを聞くまでは、倒れても倒れても起き上がるのがボクサー
ただの人間ではない。ゴキブリの知らない「ボクサー」鬼塚慶次が次号、意地と魂の逆転KO劇を披露する!
今回のシャコの生態解説は目の性能だけ。もうひとつの特性である地球最強のパンチ力については毎度おなじみスケール換算もなし
というワケで次号は
シャコのパンチ力に関する説明をバックに、ボクサー慶次の矜持を乗せて勝利かな
>慶次がワンパンくらってしょうもないことになってますね
リオック娘がコナゴナにされたのより上位のゴキを相手にして、追いつめていたりランキング8位のところを見せてくれています
それだけにワンパンの原因がくだらなくて仕方ない
楽に金星をあげれるところに、無理やり苦戦要素を足してパッとしない戦いが情けない戦いになりそうでこわいです

>ゴキの強さを表現するためなんでしょうけど、たまにはスカッと優勢のまま終わってくれないですかね…と思わざるを得なかった
先週のあれだけ燃える引きから今週の展開はちょい中だるみを感じてしまいました

>今週のテラフォ・・・先週と順番逆でしょうこれ
「ボクサー慶次、善戦するも謎のマザコン言動で痛撃を喰らう」→先週の内容と共に立ち上がる・・・の方がしっくりくるのでは

確かに構成としてはこっちのほうが綺麗かつ燃えたかも。前回の引きが激アツだっただけに、今回の内容はそこに冷水かけられたみたいに感じちゃったなー


第44話

それはまるで子供がデザインしたような『全身凶器』

有名な拳打での狩りに加え、脅威の視力
『円偏光』を利用した高度なコミュニケーションを行なっているという説もある
更に甲殻類故の硬い殻はもちろん 全身の棘は迂闊に敵を近寄らせない
尾で斬りつける一撃も必殺の威力
その異形と好戦的な性格から、人はシャコの事を
「蟷螂蝦
マンティスシュリンプ」「指を引き裂く者サムスプリッターズ」「火星から来たエビ」等と仇名してきた
>シャコの解説が完全にぼくのかんがえたさいきょうのせいぶつ
>このマンガ、最終巻まで読了したころには一端のいきもの博士になってそうな気がするw
シャコが『火星から来たエビ』と呼ばれてるのはなんか皮肉ですね。むしろ火星に向かって旅立ったという
>メダロットのゴッドエンペラーのデザインモチーフがこのシャコらしいですね

最強の攻撃力に最強の視力を兼ね備え、敵を近づけさせない全身の棘

幼児がクレヨンで塗りたくったようなカラフルな体色も相まって、まさしく「ぼくがかんがえたさいきょうのえび」
と言っても過言ではないモンハンシャコの生物としてのハイスペック。しかしだからと言って、海に敵が存在しない無敵の捕食者かといえば―

しかしシャコはその視力故に情報収集を眼に頼っているところがあり
大きく突出した眼を最初にやられると、たちまち戦意を喪失し為す術なく捕食されてしまう
最大の能力はつまり最大の弱点にもなるワケで。いきなりバクっと魚に眼を喰われる絵面がシュール
急所を敵から狙われやすい場所にブラブラさせてるシャコは攻撃されると存外に脆いそうな。金玉をぶら下げてる人間男性と同じですな

『マズイ・・・やられた・・・見えない・・・右眼かッ・・・!
左腕も・・・折れて?痺れて?動かねェ・・・
サウスポーなのにこれってヤバイだろう』
じょうじホームランを受けて尚立ち上がった慶次でしたが、そのダメージはシャコの命である眼と腕の双方に重大な機能障害を与えていた
よりによって右目と左腕。サウスポーの慶次にとって、もはや完全な死に体。シャコならこれで戦意喪失ですが・・・
それでも立ち上がったのは、鬼塚慶次本人の特性
「やれます!」
レフェリーなど居るわけもないのに、右腕だけでファイティングポーズを取って戦う意志を示す慶次。滑稽な程に彼は「ボクサー」だった





『もう寝たい・・・十分やったよな・・・世界タイトルだっけェ?
才能ないにしちゃここまでよくこぎつけたよ。いい試合だった・・・会場どアウェーにもかかわらずね
もう帰って温泉入って刺身食いたい・・・刺身くいたいッ!』

>慶次「刺身食いたいっ!」
朦朧とする意識の中、世界タイトル戦で苦戦している自分とごっちゃになる慶次。もう勝負を諦めて気持ちが刺身にいきかけてますが、
そんな慶次をいつも鼓舞するのは、彼だけに聞こえるあの声だった
『もう少しだけ・・・あと1Rだけ・・・足が動く限り!』
混濁していた意識がクリアになり、再び闘いに集中する慶次。眼前に迫るクロカタの廻し蹴りを避ける為、大きく回り込むもそこに罠
なんとカイコガの糸!クロカタゾウムシ脳筋に見えてなかなかどうして。ジョセフばりの機転と足先の器用さです

「げぇっ!糸!?」と横山三国志のような台詞を吐いて驚く慶次
「僕の丸太ん棒のような足が君を蹴り飛ばす!それでもいのならッ!」とクロカタの蹴りが、慶次を遙か上空に吹き飛ばした
今度こそ勝利を確信し、標的に背を向けるクロカタ。しかしそこには尚血ヘドを吐きながら起き上がろうとする男の姿があった

>クロカタゴキ「じょうじょう」(俺だってジョジョ読んでるんだぜ)
ジャイアントロボみてーなド迫力ボディのくせに足の指で糸掴んで引っ掛けとかマジでジョセフ・ジョースターじみたセコさw
目に蹴りを受けてもノーダメージアピールと良い、こいつは絶対『戦闘潮流』の大ファンッ!!
>ハゲとティンゴキ以外に蹴り技は無い…そう考えていた時期が俺にもありました
>「鍛えた筋肉」というナレーション、糸を使った小技、
近距離での蹴り(柔軟)と「技」を磨いているらしき描写があり武人ぽいイメージができました
>クロカタじょうじ……柔軟ばっちりやってやがる。こりゃバッタじょうじはただの新兵だった可能性が高そう
>龍書文並の端脚…あれなら燈に説教食らう事もなさそうですね
>バッタTF『あいつ(クロカタTF)は股割りやってるからな…』

いつも―いつも声が聞こえた
人気者の名にかき消され―聞こえる筈のない声が

母さんがテレビで見ていたから 今は―

全て失った筈なのに
誰もいなくなった筈なのに


”慶次”―

嬉しかった
名前を呼んでくれた。
「慶次」「慶次」と―!

>名前呼んでもらえたから嬉しいって・・・MOO献体軍団どこまでピュアハートなんだ
>小吉・燈・慶次の格闘談義が見たい
>格闘家の小吉、アカリは慶次を知っててホッとした
>これは地味に小吉と燈が親子っぽい伏線張ってるのかな
>格闘技やってる日本人からすれば慶次はやっぱり有名だったんでしょうね。小吉の「うおっ本物だ」って反応がまたイカス
そういやコイツずっと睨み合ってるなと振り返ると部下の引き立て役になっていた
>火星行きの仲間たちの温かさが身に染みる・・・燈は同じ闘技者としてのシンパシーやリスペクトを感じてたのかな?
あと八重子の『名前は全然知らないけど、でもカッコイイ名前だね』ってフォローに女子力と言うか妙なリアリズムを感じるw
>格闘技関係者だけ反応する鬼塚の雷名と最早それが能力と言われても不思議じゃない八重子の癒やし!
>「んーん! 名前かっこいい」にニンマリしてしまった。ほんと八重子ちゃんはテラフォーマーズの癒しだなー
>アッカリーン「知ってる?」ヤエコ「んーん?」 結論:ヤエコ可愛い

最愛の母を失い、リングで彼を励ましてくれるあの「声」が聞こえる事はもうないと思っていた
だが「声」は聞こえてくる。挫けそうになる彼の魂を鼓舞する
居なくなった母の代わりに新たな彼の心の支えとなった
かけがえのない仲間達の声が
『慶次 頼んだ』
「任せろ」
もはや満身創痍で自慢のフットワークすら使えない。慶次はずりずりと足を引き摺り、無造作にクロカタの前に歩み寄った
>人間だけですよね、負ける、死ぬとわかりきってる戦いに敢えて立ち向かっていくような生き物は
人の魂と野性のパワーの融合こそ勝利の鍵。ブレませんテラフォーマーズ





解説が最後になったがシャコの持つ最も有名な特性―「パンチ」について
前二本の捕脚をスナップさせて打ち出すこの一撃は
水槽のガラスに穴を開け 水中でダイバーの指を折り
体長15cmの時点で
二十二口径の拳銃と同じ威力があると言われている

考えたくもないが・・・

”これが人間大で”
”水の抵抗もなかった場合”―!


>けいじホームラン!
花山薫かジョンス・リーか
カノン砲の直撃にも耐える金剛拳でも、この一撃には耐えられまい
慶次渾身の右ストレートを胸に食らい、まるでゴム毬を蹴っ飛ばしたような勢いでぶっ飛んでいくクロカタ
鋼鉄と同等の強度を持つ筈のカイコガの糸を三本も引き千切り、壁に大穴が開くほど強烈に叩きつけられたところでようやくストップ
直後ベコン!と胸に開いたパンチの跡から全身に亀裂が広がり、
その巨体は仰向けにダウンした
>なんだこの北斗の拳見たいな描写は!重装甲の相手をワンパンで沈めるカタルシスがヤバイ
>吹っ飛んだクロカタに数瞬遅れて衝撃が走ってテンカウントでノックダウンの演出がかっこよすぎる
>これでサウスポーなんだから左はどんなだろう
>満身創痍で右手で放ったシャコパンチの威力どんだけー

なんとか起き上がろうとガサゴソ蠢くクロカタ。「あの敵も二度も起き上がってきた。自分だって!」そう思っているのかもしれない
だが倒れた相手を見下ろしながら、慶次は静かに呟いた
「見えるよ。お前はもう立てない。勉強になったかゾウムシ君・・・
ただ打ち合うのが「喧嘩」なら、打たせず打つのが「格闘技」・・・でもって
打たれても10秒以内に立ち上がるのが「ボクシング」だ」

○鬼塚慶次(モンハナシャコ) フィニッシュ:右ボディブロー
●力士型テラフォーマー(クロカタゾウムシ) 食道下神経節損傷

9分4R47秒 捕獲ノックアウト!!

「やっぱりKOの気分ってのは悪くないよな」
読者の耳には聞こえる。慶次の勝利を称えるゴングの音が!
>やっぱマザコンは違うな!
>捕獲《ノックアウト》!! これを見た瞬間に脳内でゴングが鳴り響きました。カンカンカン
>矛盾せず 矛の勝ち!げに恐ろしきは利き手ではないということ…!
>クロカタゾウムシゴキは「力士型」だったのね 肩書きでなんか吹いてしまった
>クロカタさんは、力士型だったんですね・・・そりゃ、まわしのような、ふんどししとるわ!
>意外!それはRIKISHI!その綱、マワシだったのかよ!
糸トラップとかあるならそれで前回の被弾にしてもいいだろうと思いつつもボディ打ちで足止めた後のフィニッシュブローはやはり爽快
故に楽勝とかでなく快勝なんでしょうか
>いつも判定勝ちだった地味なチャンピオン、火星のヘビー級をKO!
…という流れは非常によかったし燃えたのですが、それだけに前回の被弾理由が痛いですね
母のためでなくとも戦う理由ができたという展開的な意味でも被弾理由は今回のように
糸でフットワークが乱れたとかでよかったんじゃないかという気持ちもあります
>致命的なダメージからの逆転劇と燃える展開なのに、そのダメージを受けた理由がショボすぎて「なんだかなあ」な感じに…
同じ格闘家でも小吉や燈とは一線を画す戦闘理念を持つキャラの紹介として、凄くいい話なのに残念
>モンハナシャコのパンチ力解説で一撃KOは熱くていいんだけど、
先週、けっこうボディにいいの何発も入れてノーダメージだったのに、解説入ったら一撃KOってのも微妙に納得がいかない

頼りになる男、快勝!はんぺらも前号の流れに中だるみを感じた派の読者ではありますが、今回はやっぱりカッコよかったですね
最後の一撃の威力がそれまで打ってたパンチと格段に差がありすぎるのには、何か納得のいかない感も感じるとは思いますが
そこは
「避けながら打ってた」パンチと「防御を捨てて打った」乾坤一擲のパンチの違い、
そしてやはりなによりも
魂の乗り具合による差ということで読者としては納得すべきところでしょう。想いのこもった拳は強いで
地上のマルコス&加奈子、クロカタの慶次ともに勝利し、いよいよ残すは小吉の闘いのみ。マーズランキング判明に期待したい次号へ続く!
>次回からは、小吉VS蜘蛛糸カイコガか。思い出とか、バグス2号内で交わした約束とかでてくるのかなぁ
艦長となった小吉のマーズランキングが分かるのか?それと、どう攻略していくのか?
糸対策のキーは、アシダカ軍曹をフォローした肘のカッター(多分、顎)なんだろうか


第45話

バコッ!シュルルパシ!
「よっ!」

「あんた糸出せたんだ。それにその棒術も大したもんじゃん」
「あぁ・・・でも糸はこの一本しか出せねえんだ。長さもねえし
今みたいにアラク・・・武器と合わせて使うぐらいだな
それに棒術なんて大したなモンじゃねえよ。只のヤンキーの鉄パイプ術だ」

>糸を通すことで多節棍になるシンプルな武装だったアラクネバスターMk-2
でもみんなイジメるから、マルコス武器の名前言わなくなっちゃったじゃん・・・気に病んでるみたいで可哀相すぎる
>みんなにバカにされたの気にしてるんでしょうか。アラクネバスターMkUの名を言いかけて止めちゃうマルコスが可愛い
>アラクネバスターの中が空洞なのは糸を通すためだったのか。アラクネバスターmkUを武器って言いなおすマルコスかわいい
ダサイとかボロクソに言われたの引きずってるのね
>マルコスの糸云々の話はカイコの糸と燈の糸の複線になりそうですな
冒頭。空洞のシャフト内に蜘蛛糸を通すことで、アラクネバスターMk2を三節棍として使用するマルコス
あの時言いかけてた秘密機能はこれだったのね。ていうか「アラクネバスターMk2」を黒歴史にしようとしてるマルコスが何とも可哀想かつ可愛い
更に「マルコスも糸出せるけど長さがない」という設定を深読みすると、やはり思い出されるのは以前の燈の両親に関する考察でも上がったこの事実
【カイコの繭からは1500mもの糸が取れるが
ミノムシの蓑からは20cm程度しか取れない】

脱出機にくっつけた燈の糸の長さはどう見ても数km。彼がオオミノガだけでなく、カイコガの遺伝子もその細胞に宿している可能性が信憑性を帯びてきます
「いつも自然に変態してしまう時は自分の中のヒトじゃない部分に振り回される感じなのに
薬を使って変異すると、まるで今羽化したみたいに周りの世界がハッキリ見える
燈の変身時の感覚も、薬を使って変身すると「蛾」である母の因子が強く出る為と考えると納得がいくんじゃないでしょうか

「息切れもしてないじゃん今回は。10匹ちょっと相手にしたのに」
「まぁ・・・あの時はな・・・」
『当然だ・・・
冷静じゃなかった。今だって平常心なワケじゃねぇ。シーラを亡くして
もしもアレが昔の艦長にとってとても大切な人だったら・・・その上遺体まで弄ばれていたら・・・
艦長が負けるとは思わねえが普段通りに闘えるワケがない
それにやっぱ育った環境のせいかな。ああいうのは一目見ればわかる。カイコガの方が”上”だ
階級か戦闘力かはともかく―少なくともあの二匹の間では!
嫌な予感がする。艦長・・・!』
>持久力に問題有りに思えたけど冷静に戦えばある程度体力はもつのか。やっぱ1班強すぎですね
十数匹のTFを仕留めて息切れも起こしていないことを褒める加奈子に対し、あの時のマルコスのスタミナ切れに対するフォローが入る
シーラを亡くした精神的動揺。それに伴う暴走気味のオーバーペースによって引き起こされたガス欠だったのだ
ならば今、秋田奈々緒の死体を弄って誕生した蛾怪人を前にして小吉も冷静に闘えるワケがない
更にスラム街出身のマルコスの見立てではクロカタ<カイコガという戦力。普段の実力を発揮できない小吉が遅れを取る可能性は十分です
一抹の不安を拭い切れないマルコス。はたして小吉の闘いはどうなっているのか?いよいよ注目の穴の中にカメラが移って・・・
















「どうした?お前の選んだ土俵だろう?・・・弱くなったな」
>慶次が苦戦したクロカタゴキ以上の強さを持つカイコゴキ!
過去の因縁で冷静さを失った小吉マジピンチ・・・と見せかけてこれだよ!
>アレックス「燈は強い」→ティンゴキに蹴飛ばされる燈
マルコス「艦長に嫌な予感がする」→小吉圧勝…。やっぱ仲いいんだなこいつ等
>嫌な予感がする…!→艦長の圧勝 信頼と実績のメキシカンスカウター
>相手の得意とする決闘法を請けたうえでの圧倒的勝利!!小吉班長マジ伊達臣人www
>この小町小吉に精神的動揺による戦術ミスは決してない!と思っていただこうッ!

見開き扉で読者の目に飛び込んできたのは、マルコスの不安を払拭する驚愕の光景
男塾ばりに自分に優位な闘場を準備したカイコガがボロ雑巾。伊達臣人のような台詞も相まってますます男塾臭がします
小さな声で付け加えた
「弱くなったな」という言葉は、アキちゃんに対してずっと頭が上がらなかった20年前の自分を思い出してでしょうか
もはや敗色は濃厚と感じたのか、ここでカイコガが何かを2つ取り出して穴の外へ放り投げる描写が

察するに「ワレ任務二失敗セリ。至急援軍求ム」といった感じでしょうか。いや内容はワカらんけども、いずれにせよ
TF達の連絡手段と思われます。しかし投げた物体は一体何なのか
>蚕蛾テラフォーマーが最後に投げた?のはなんだろう。脱出用の糸ってわけではないようですし、救援用の信号ですかね
だとしたら救援を求めたのは穴の外にいたマルコスが全滅させたゴキ達なのか、はたまた新手が潜んでいるのか
蚕蛾、クロカタを倒しても火に囲まれてる問題もあるしまだ1班は気が抜けなさそう
>カイコガが上にブン投げたのはおそらく集散フェロモン入りの糞ですね
直前のコマで尻に手を当てていたので恐らくテラフォーマーはこれを用いて増援を呼んだのでしょう
>しかしこうなると一班は何でSOS出したかなー
マルコスに潰されたハイドロゲンゴキが今際に集合フェロモンたっぷりの糞を出していて脱出気が足として使えない、
蚕蛾ゴキが空高く投げたのは同じく糞で、即座にゴキの大隊が波状攻撃をかけてくる・・さて、何でしょ

仲間を呼ぶフェロモンウンコ?それとも伝書鳩ならぬ伝書蛾とか?でも蛾に帰巣本能とかあるとは思えないのでコレはちょっと考えにくいかな

と、ここで一瞬の隙を突いたカイコガがその糸で小吉の全身を捕縛。「ヒャッハー死ねやー!」と間合いを詰めたその瞬間!
オオスズメバチの毒針がその胸に突き刺さっていた
なんと毒針をロケットパンチにように射出!

深呼吸とともに全身の糸から容易く解き放たれると、吸血鬼の心臓に杭を打つかのごとく毒針を胸に深く差し込む!
愚地克己ばりの正中線三連突き!

>不安定な糸の上で正中線三連突きとかw艦長が達人過ぎてへんな笑いしか出てきませんww
>慶次「あんな技…写真でしか見たことねェ…」
>正中線三連突き。それこそ相手が新宿のヤクザとかではない限り――致命傷である
>艦長つええ…そう便利な能力でもないのに(充分強力だけど)、その能力を最大限に引き出して、
そして自身の技能と合わせて更に昇華するような戦闘に痺れました
マルコスの懸念もぶん投げる強さ、いよいよ小吉が何位か楽しみですね
>針を防御できるカイコガにやや手こずるかと思いきや完封。ロケット針も披露して正中線連撃にシビれた
盟友が前にいっていて、慶次も笑うしかないオオスズメバチの素材としての優秀さ、それを完全にものにしてる艦長に脱帽
>いつもは解説が多いテラフォーマーズでそれが作品の特徴でもありますが、
今回の小吉の様に何の説明も無く問答無用で圧倒的に強いヒーローの様な描写はやっぱり王道なんだな、と思いました
ここの所なんだかんだで苦戦描写が多かったのでスッキリしましたね

カイコガは攻撃を食らいながらも必死に両手で攻撃しようとしてますが、それすらも受けで全て打ち落としてるのが「空手」しててイカス
努めて無表情かつ冷徹にカイコガに拳の弾幕を叩きこむ小吉。彼にはマルコスが危惧した怒りや憎悪による動揺はないのか?
否。無表情の仮面のその下では、20年前を鮮明に思い出していた

「絶対無理・・・蛾とか・・・ベースが蛾とか・・・アンタはいいわよね。カッコイイもんスズメバチ」
「まぁしょうがないじゃん。お前それしか適合しなかったんだし
蛾だったカワイイじゃん。アップで見るとシーズーみたいだし」
「どこが!」

「同じクラスだよなお前。家の前で何してんの?部屋にゴキブリでも出た?」
「が」
「よーしっ 任せとけ!」


>蛾は小吉にとって愛した人の能力ってだけじゃなくて、
アキちゃんとの出会いの、2人の始まりの生物ってのがまた悲しい
>アキちゃんとの出会いを思い返しながら、その人の細胞を持つゴキブリを殴る!殴るッ!
……もうコンビニで泣きそうになっちゃったよ……
まだ小学生だった初めての出会いから、今現在火星で「敵の一部」として再会した今に至るまで
蛾の取り持つ不思議な縁によって結ばれていた奈々緒と小吉
万感の思いを込めた唐竹割りを肩口にくらったカイコガは十数mも落下して地面に叩きつけられ、その動きを停止した
「捕獲」






「無事だったか慶次。よくやってくれたな」
「いや流石です艦長。それにしても・・・
いったい何年NASAにいて、
何回手術受けたらそうなるんですか?」
穴底へ降下し、先に闘いを勝利で終えていた慶次を労う小吉。圧倒的な小吉の闘いを一部始終を見ていた慶次から自然と出る質問
「小町艦長はきっとMO手術を何回も複合して受けているに違いない」
だが返ってきた答えは慶次の予想とはまったくかけ離れたものだった
「何回・・・?何言ってんだ。大雀蜂だけだよ。あとは修行だ」

小吉のマーズランキングを予想する上で焦点でもあった、「小吉はスズメバチ以外の二重手術を受けてるのか否か」論争
答は「NO」のオオスズメバチのみ
>小吉「鍛えてますから」シュッ
>大雀蜂なんてもはや大したこと無い…そう思ってた時期が私にもありました
>「複数の手術受けてるんじゃ?」って外野の声を一蹴しましたね
そして同時に慶次の言葉は、複数の手術を受けた人もいるってことでは
>小吉ハイブリッド説を唱えていた盟友たち「す、すまん…」
>小町艦長もしかして、いや、ウエイトの差はあるんだけどさ、人間態でもチャンプ鬼塚より強い?
>小吉まさかのツノゼミすら無し!?
>やっぱ20年前に蚕食ってたやつは違うな!
>腕カッターやっぱり大顎だったーーっ!だが特筆すべきは小吉の受けた手術はバグズ手術一回のみと言う点、
修行したとは言ってますがMOOに匹敵する戦闘力を得る為にどれほどの修行をどんな想いで成し遂げてきたであろう
小吉の凄さはそこに現れているのですよ
>「強し! 強し強し強し強し強し!!
この慶次とんだ考え違いをしていた。手術を重ねずとも強化は艦長ならば不可能ではない!!」
重ねがけ自体は不可能ではなさそうだったので、小吉は辞退していたんですかね
>今週のTFで複数能力について、いくつか推測できそうな要素きましたね
小吉は雀蜂のみだけど、慶次の言ってる感じだと、複数の能力持たせるのも可能っぽい感
ただ、だったら皆やればいいんじゃない?ってなるからつける能力同士にも相性があるとかなのかも
>獰猛なスズメバチが冷静に戦えばああなるのか…
イザベラさんも獰猛ではなく冷静に戦えばじょうじホームランは無かったのかな
>雀蜂1種だけでも20年の歳月と修行でここまで応用力が格段に上がるとは・・・
逆に言えばどんなに強いベースでも修練期間が短ければ応用するコツもそれ相応の戦い方も培われないということですね

ということは「計画を早めさせた」連中は人類を勝たせる事が目的ではないのか?
自身が放った「時代遅れの技術」という台詞がそのまま自分に返ってくる結果ですが、そのハンデをものともしない強さ
「スッゲェ修行したからな!」と笑顔で応える小吉マジ悟空。彼の空手は既に達人の域と思われます
さて小吉の複合手術は否定されたワケですが、2人の会話から考察するとどうもそれ自体は可能の模様
これはクルーの中に複合能力者がいるという今後の展開に対する伏線か。それとも特に意味はないのか。気になるところです
「え・・・100匹くらい倒してましたよね?昼からぶっ続けで」
「スズメバチだからね」

「毒液飛ばしたり毒針飛ばしたり」
「スズメバチ」
「腕力も相当―」
「スズメバチ」
「肘から出てるのは」
「あれスズメバチの大顎。それと―カッコイイのもスズメバチの特性な」
「・・・ははっ!なんスかそれ」
オオスズメバチ無双。小吉一人だけで100匹倒してたとかとんでもないことをサラッと言っちゃってます
そして肘カッターは朋友予想「大顎の刃」で大正解パチパチパチ
肘から顎が出るわ、腕から生えた毒針はロケットパンチみたいに射出するわで魔改造ハチ怪人ぶりもここに極まれり
持久力、腕力、毒、針と並ぶ強力な武器である大顎・・・・とスズメバチの持つ数々の特性を羅列しながらも、
最後は
「スズメバチかっこいい」とアキちゃんに言われた事を自慢気に話す小吉の笑顔がなんとも・・・
>最終鬼畜全部雀蜂
>小吉艦長の馬鹿みたいな強さで一方的に瞬殺!
フラッシュバックする思い出も噛み殺し淡々と戦闘を行う姿は、若き日の小吉が短気で喧嘩っ早い少年から
100名のクセのあるクルーをまとめあげる大人として、艦長として描かれた回ではないでしょうか?
揺るがない明鏡止水の心といった感じでカッコイイけど、直後に慶次に明るく振る舞うのは、なんか悲しくなってくる
>そっか…修行すれば肘から大アゴがでたり、毒針発射したり、スタミナ満載になったりできるのか
>M.O.被験者は、その特性をどう出現させるか、ある程度コントロールが可能なんでしょうか
「あと修行」で片付けられるような変異っぷりじゃないと思うんですけど艦長!w
>タイマン仕様の特性なのに100匹以上+バグズを無傷で余裕とは…小吉無双始まりましたね
そういえば、スズメバチの特性に驚異的なスタミナもありましたね
>同性にモテるのも雀蜂の特性な
>艦長どう見ても燈より強いですよね。7位は劉さんに確定か
>艦長TUEEEEEE!全部雀蜂で済ますとことかたまらん、これぞ長ですよ!火星から帰った後の努力が忍ばれますね
>明らかに慶次<小吉なので、これは普通にランキング1位ですかね。頼れる上司、って感じで超安定感ありました
>小吉KAKKEEEEEEEEE!!これはマーズランキング1位濃厚ですわ

>単純に強いけどただ強いだけということで、やはり小吉がマーズランキング一位の線は無いかな
>小吉のかっこよさがヤバイ。静かに淡々と暴れるのはスズメバチっぽいのかも
そして20年の重み!技術だけでなく、人間性も大きく成長した姿はまさに艦長となるべくしてなったとも言えるでしょう
ランキングは7位かもしれませんが、ランキングだけでは計れない強さが小吉には備わってる、そう思わせる凄みがありました

さて気になる小吉のランキング。今週号を見る限り明らかに燈より強いと思われるので、もう7位説はほぼないですかね
しかし「アドルフよりも強いか」と考えるとどうだろう。インパクト的にもスズメバチ1位はどうも弱い感
はんぺらが1位ジョセフ予想派というせいもありますけども、小吉は4位or5位あたりの予想が妥当なところじゃないかと

「それと―
見てたか?」
「・・・ええ」

と、ここで談笑から一転して真剣な面持ちになった小吉。眼の良い慶次に「さっきの見てたか?」と確認を取る
>艦長が妙だ、と感じたのは何か? 雑とは指摘されたけど作戦としては悪くないこの包囲に違和感を感じたのか、
幹部クラスのハゲかそれ以上の存在の視線でも感じたのか

今の闘いで何か気になる事があったと言えば、カイコガのこれ

もしや投げられたこの2つの物体は
ウンコなどではなくまっとうな文明の利器だった?
ラハブの遺産なのか、それでなかったとしてもバグズ2号にも小型発信機くらいはあったハズ。小吉と慶次はそれを見たのかも
ちょうどタイムリーなことに、ドリフターズ3巻で信長が水晶を使った時間差のない情報伝達の有効性について驚嘆してましたが
TF達も同等の通信手段を持ってるとなると、今後の更なる厳しい戦略が予想されます
>しかし気になるのはマルコスの嫌な予感。杞憂であればいいのだが、まだ何かあるとしたら…
>空気の読めるアシダカ軍曹の嫌な予感は外れたのか?
それともこれも的中させて、男塾の田沢ばりの『もうれつにいやなよかんがするのう』ほどの的中率になるのだろうか?
次週は、恐らく穴が落盤するか、カイコガのフェロモンでもっさりと仲間がやってくるとかそういうパターンでしょうか?


「妙だ。考えられる可能性は幾つかあるが・・・
密集ピラミッドここは大して重要な施設じゃないのかもしれん」
そしてラスト。無事に入り口を発見してピラミッド内部を探索するロシア班ですが、どうも思ったような成果は発見できていない様子
ボリボリと頭をかきながら、ピラミッドは「ハズレ」である可能性をアシモフが示唆したところで引き
何かに気付いた者達。謎に迫る者達。いよいよTF達の秘密に近づいてきた煽りで次号へ続く!
>一方ロシア班、ピラミッドで地獄を見ていたかと思ったら拍子抜けするほどすんなりとクエスト中
大した値打ちは無いと判断した理由とは何か?次週のアシモフ班長の推理を待て!

>ロシアチーム、ピラミッド探索は意外にも空振りで、ここでの全滅はなさそうですね。とするとあの剣の祀られていたのは?
>ピラミッドが重要施設ではない・・・もしかしたら「もう役目を終えた場所」なのかも
もし「ゴキブリの進化を司る場所」ならTF達は全力でピラミッドの守りを固めるでしょうし
私の予想では「ゴキブリを進化させるナノマシン(仮)」てな具合に一度発動したら火星全体に広まって、
もうそこにあった痕跡がなくなっている、とか。便宜上ナノマシンと書きましたが一つ所にとどまらない性質のものでは?ということです
1巻の時点でハゲゴキを見たアームストロングが「ラハブの体に近づいている」と発言していたことから
一度滅んだラハブがゴキブリを媒介に復活しようとしている、とか
重要施設でないにせよ役目を終えた場所であるにせよ、ロシア班の調査は無駄に終わってほしくないところです


第46話

「・・・あっ!」

「ちょっとォイワン君・・・?何を見て赤くなってるのかしら」
「えっ!?いやその・・・今アレキサンダー先輩が」
冒頭。純情イワンが思わず声を上げたのはサソリ姐さんの艶かしくもキュートなヒップライン
人為変態時にサソリの尾をケツから出していたのでズボンの構造が気になってはいましたが。普通に穴開いてました
即座に後ろを向いてイワンの頬を引っ叩くワケでもなく、ちょっと頬を染めてイタズラっぽく笑うサソ姐の反応が年下趣味丸出しでエロス
イワン×サソ姐のおねショタ気味に着衣挿入本に期待せざるを得ない
そのひょうきんな性格が明らかになったグラサンハゲが「アレキサンダー」という仰々しい名前だったのもなんかじわじわくるな

「ふーむ・・・ここは大して重要な施設じゃないのかもしれん。という訳で帰るぞ」
「早えよ判断!」「諦めんなヒゲ!」「ハゲ!」「●●!」
「う・・・うむツッコミに混じって根も葉もない中傷が聞こえたがイワン君。不自然な点を言ってみろ」

>ロシア班毎回仲良すぎだろ
>隊員を二人失っても緊張感のない(隠してる?)ロシア班。すげー癒やしです
>軽く中傷言われて軽くショック受けちゃうカニのおっさん可愛いw ほんと人間味あふれてるなこの人
>ロシア班、集まった経緯が経緯だけに絆が濃い・・・っていうか完全に大家族www
ヒゲ・ハゲと来て最後の伏字が班長の心に刺さったのか、
それともM.O.O.の副作用で変身するたび頭髪が後退するのか・・・真相は闇の中w
>相変わらずロシア班が仲良さそうで何よりです。完全におねショタルートになってるサソリのお姉さんとイワン萌え
そして前回ラストのピラミッドの見解に繋がる。ジョークのつもりで飛ばした「撤収」に一斉ツッコミを浴びて泣きそうになるアシモフが可愛い
いったいアシモフは何の根拠を以ってしてピラミッドは重要施設ではないと判断したのか?その旨を聞かれたイワンが自分の考えを即答する
「追手がこない」
「その通りだ。追手もなければ警備も居なかった

俺等地球人が来るとわかっていた割にはあまりに不自然。理由は幾つか考えられるが
はじめからこの建物は奴等にとって何でもなかったという可能性もある・・・だが
ゴキブリどもにとっては重要でなくとも
飽くまで我々が興味を引かれるという事が重要なのだ
恐らくラハブの意志とゴキブリの意志は1つではない
見てみろ。俺等を入口に案内してくれた蛾だ。手ン中持ってたら死んじまったけど」

外敵の侵入に対し、「守る」という意志が一切伺えない建造物。おそらく推察通り、テラフォーマー達にとっては特に意味をなさないのだろう
しかしだからといって、地球側にとっても無意味かといえば答は「NO」
ゴキブリの進化を促したのがラハブであっても、ラハブとテラフォーマーの意志はイコールのものではない
このピラミッドが「テラフォーマーの遺跡」でなく「ラハブの遺跡」である以上は、地球側が求める何かが隠されている可能性は大なのである
そのことの裏付けに手の中に握り締めていた蛾の死骸を隊員達に見せるアシモフ。瞬間、
サソ姐が悲鳴を上げた
「まったく・・・”500年”ってだけでも充分ファンタジーなのによ・・・
”20年”だぜこっちは・・・」

>指の生えた蛾の姿が名状しがたきおぞましさッッ
>ラハブの遺産怖ぇぇぇ! カイコガも人間化させているとか
>蚕蛾が進化して読者のSAN値を全力で削りにきている件について

ウワアアアアアカン!これはアカン!
地面に落ちたカイコガから生えているのは昆虫の脚ではなく、明らかな人間(のような生物)の指!
火星で養蚕されたカイコガは、思わず背中が総毛立つようなおぞましい進化を遂げていた。僅か20年でこれほど異様な変異を見せるとは
「カイコガなのに飛んでるのはおかしいと思いましたけど・・・火星のカイコは全部こうなってるんですかね」
「・・・どうかな。ここの近くの個体だけならいいんだが・・・
何にせよここまで踏査できるのは俺等だけだ。引き続き探すぞ」

引き続きピラミッドの探索を続けるロシア班。アシモフの口ぶりからすると、彼はこのカイコガの進化にもある程度の推察がついてる様子
これはどうやらこれまでの朋友予想とレスで考察してきたことが濃厚になってきたか
>人の指が生えたカイコ・・・おぞましさ全開ですが、どうやったらこんなもんが養殖できるのか??
硝子の破片でM.O.O.手術してたり、ゴキブリどもの文明は原人レベルのくせに時々不気味な技術の飛躍がありますね
今後の謎解きの焦点になる予感が・・
>なるほど、テラフォーマーがどのように進化していったか読者に想像させるうまい仕掛けですね
進化したのはゴキだからではなく、非知的生命体ならすべて人型になったのでしょうね。ナメクジだろうとサルだろうと
>ゴキの意思とラハブの意思は一つではないという言葉は二通りに解釈できますね
ラハブもゴキも一枚岩ではないという意味か、それともゴキはラハブの意思を離れて行動しているか、です
ゴキ同士の抗争でもあれば前者が確定しますが
>今週のテラフォで気になるのはやはり指の生えたカイコガの描写ですね。ちらほらネットで見かけますが、
あの描写からAEウイルスの効果は、生物を人間(もしくはラハブ?)に近づけるものだという予想がなされてます
なかなか有力そうな説ですがどうでしょう?
>人の指が生えたカイコガ、これは間違いなく「20年火星にいる事」での進化であり、
ゴキブリや苔にも同様のことが起こった事はほぼ間違いないでしょう
そしてその原因がAEウイルスでありその正体は各所で予想されてる通りラハブによって作り出されたナノマシンでしょう

>ラハブの意志っていうのはAEウイルス=ナノマシンにより他生物に宿って復活を遂げる事なんでしょうかね、
そしてゴキブリの意志っていうのはその進化を独占しようって事なんでしょうか

>ラハブ=A・Eウィルスてないですかね?20年そこらで虫が進化するのも、彼らが中から宿主を強制的に進化させてるとか
もし、そうだとすると他の生き物の細胞を借りて増えるはずのウィルスが増えない理由に繋がる気が…
ウィルスなんて天然物のナノマシンみたいなものですし、ほら、人間だって住む町の整備から始めるでしょう?
彼らにとっての町がモザイクオーガンとか

>テラフォーマーズ今週は推理回でしたね。更に深まった不自然さと謎。指の生えた蛾
面白くなってきましたが、平成ライダー、特にカブトに似た不安も同時に感じます。謎を解決させていってほしいです

AEウイルスの正体はラハブが生み出したナノマシンで、生物の体内に入り込んだ後
「その生物の構造を急激に造り変える」特性を持っていると思われます
※(単行本4巻の桜人と百合子のプロフィールにも「心臓と骨髄が”変性している”」とある)

大抵の場合はその急激な変化に肉体がついていけず死亡するんでしょうが、耐えられた個体が進化を重ねて現代に至った感じだろうか
そしてAEウイルスが宿主を造り変えようとしている進化の最終目標こそが、その生みの親である「ラハブ」ではないか?
ラハブが何が原因で滅亡したのかはわかりませんが。彼等はいつか遠い未来、再びこの宇宙に失われた自分達の種を再臨させる為に
このような
生物の強制進化システムを火星に残した。それこそが「ラハブの遺跡」の正体ではないかという考察です





「俺等の代表を信じる・・・か。確かに今はそれしかできねえ。蛭間さんはこうも言っていた
「何としても日本でワクチンを造らなきゃならない」と」
「それって桜人はじめ日本の子供達を真っ先に助ける為か?それとも利権を独占したいのかね」
カメラ切り替わって地球。再び登場・七星の部下であるグラサンとバンダナの会話から判明した新たな新事実
七星はなんとしても
他国ではなく日本でワクチンを造らねばならないと考えているそうで
燈が変身した時にも言っていた「上位ランカーに一人でも多くの日本人が必要だった」という台詞はここに繋がってくるみたい
「どうかな・・・子供達の事もマジで考えてはいるだろう。利権だって相当デカいはずだ。けどよ
それだけで全員協力しても成功するかわからねえようなプロジェクトの和を乱したりするか?

俺の勘だけど多分・・・例の手術が関係している」
読者も感じていた最大の矛盾点。利権争いでUーNASAが一枚岩でないのは理解できる。しかしだからと言って
仮に各国完璧な協力体制で行ったとしても難しいこのミッション
いくら他国を出し抜こうという思いがあっても、そのせいで遂行失敗してしまったら身も蓋もありません
事前に各国間のトップで利権の分配について充分な取り決めがあれば、こんな醜い謀略を張り巡らせる必要はなかったハズ
ワクチンの利権など比ではない、もっと「重大な何か」
それが存在するが故に、各国は互いの腹を見せて手を取り合うことができないと推察できます
グラサンの読みでは、その核心がMO手術にあるようですが・・・MO手術には「対TFの為の武器」という以外に隠された重大性があるのか?

「こいつはどうだ・・・予想外のモンが出て来やがった
ここは奴等の本拠地でも住居でも宗教施設でもない
物置き小屋だ」

「バグズ・・じゃないですよねこの形・・・・え?」
「グレイトカープ三號。最初に通信が途絶えた無人機だ。
ヤツらは見ている」
一方。ピラミッド内部の奥深くに眠っていたのは、バグズ1号以前に火星に飛来していた無人機「グレイトカープ三号」だった
人類とTFのファーストコンタクトは、バグズ1号ではなかったのだ
バグズ1号が飛来した時、既にTF達は天空から現れる外敵の存在と、そのテクノロジーをある程度知っていたことになる
>まさかの物置小屋だったとは……そういや2巻で無人機は全部消息不明(破壊された)って出てましたね
それがここで出てくるとは……まさかTFたちは人口衛星やそれを受信する高度な機械を扱っているとでも?
次週は休載で再来週が巻頭トップ―――こりゃあ見逃すわけには行きませんね!!

「急ごう。立てるか慶次・・・・どうした?」
「あっいえ。コイツもし俺等倒したらその後、どうやって上まで上るつもりだったのかと思いまして
あ・・・スイマセンくだらないこと言って。行きましょう」

『さっきからコイツらの行動はどこか不自然だった―なんだ?』
ラスト。激闘を終え、穴底から地上へ戻ろうとした小吉は、慶次の発した何気ない疑問に言い知れぬ不安を感じていた
便宜上「力士型」と命名されるほど重量級のクロカタ。この断崖絶壁の深い穴から自力でよじ登れるようにはとても見えません
劣勢に立たされたカイコガが放った、通信手段とおぼしき物体も気になります。ヤツはあの状況下で仲間に何を伝達したのか?
「何か盗まれているとしたらバグズの銃と乗り物程度だと想定していたが―」

その瞬間。アシモフの不穏な考察台詞に合わせ、
小吉と慶次の頭上を、真昼のような閃光が照らした

「ゴキブリた達はもっと以前から見つけている
我々の星と 戦争の燃料どうぐを」

1班を取り囲んでいた炎の壁が一発で吹き飛ぶ衝撃!
「何だ。何が起きているというにだ」という、まったく状況が把握できない煽りが出たところで引き
>最後のページで一体何が迫ってるのか(;・∀・) テラフォーミング化計画時の機材で作った戦車でも?
>戦いには勝った第1班……慶次の疑問も気になりますが、1班に襲い掛かろうとしている何かがマジで気になる!
まさかとは思いますが、バグズ1号&2号とかを改造した超巨大戦艦的な兵器が登場しそうな気がしてならない
>テラフォーマー達はまさか拾った爆弾でも使うのでしょうか、、、もし運ばれているとすると、
空と地上のスピードマスターいずれかが抱えて遠くに持ち去るというフラグが見える、、、(´;ω;`)
>何か迫ってますが、まさか過去の衛星などのエンジン炉などで作った広域殲滅爆弾とか・・・だからハゲは知っていたのか
>ラストのあれは、マルコス達が爆撃されたという事なんでしょうか…何かえらい事になって来ましたね
>最後のページの炎がよくわからなかったけど、TF側の超巨大砲台か何かによる攻撃が1班のところに命中したってぇ事!?
そういや中国班って全身が焼かれて死んでたっけ……まさか…中国班はそれで全滅したのか!?
いやいやそんな兵器があれば最初ッからブッパしててもおかしくないよなぁ…駄目だ全然わからん。次回がまちどうしすぎて困る
>片づけられた無人機……戦争の燃料……最後のページの炎……もしかしてTFが得たのはロケット燃料か!?
ハゲが乗ってた20年前の車が動いたのも、一般の周囲が燃えていたのも、燃料を得ていたからなのか?!
それとも無人機などの燃料を得て理解して火星の地下とかから燃料となるものを得ていた?
とにかく機械を動かせるエネルギーを理解して使用して機械を利用していたとしたのならば……
畜生、次回が恐ろしくて待ち遠しい!!!一班無事でいてくれー!!!
>ハゲやマッチョが乗ってた車見たとき、「運転練習も必要だったろうによく2号の燃料だけで20年ももったな」と思ってたけど
もともと燃料だけはたくさん持ってたのね
>無人機に接触した時点で地球を仮想敵と認識していたゴキブリ。地球との戦争の燃料とはいったい・・・?
1班の周囲で火が燃え盛っているのを見ると化石燃料による火攻めか?とも思えますが
『いったい何が起こっているというのだ』訊くんじゃねーよアオリwww!それを訊きてーのはこっちの方だよ!!
読者の認識もバラバラのようで「何か高速飛行物体が飛来してきた衝撃波」と思った読者もいれば、
「1班を中心に狙った大爆発(爆撃?)が起きて、周囲の炎が吹っ飛んだ」
と捉えてる読者と2種類がいる模様。はんぺらは後者ですね。画像見づらいですけど、最後のコマは中央に巨大な光のドームが見えます
炎をロケット燃料に引火させて爆発を起こしたか、或いは爆弾でも投下したか
テラフォーマー達が「爆発」という現象と爆弾という武器を知ってるのなら、アドルフの死体から一目散に逃げ出したハゲの反応も納得
いずれにせよシーラと開紀以上の犠牲者は出さずに戦闘を終えた1班に、勝利の余韻を味わう間も与えないまさかの急転直下展開です
パッと見、もはやメンバーの生死は絶望的に見えますが果たして?
ものっそい続きが気になる状況でなんと次号は休載という辛すぎるお預け。再来週の答え合わせを首を長くして待ちましょう


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