68話

目にも留まらぬ速さでヤツらは再び現れた
この場にいた人類のうち何人かはすぐに起こっている事態を把握したが
同時にこう感じていた
莫迦な。”早すぎる”

『降りてこない―』
『・・・統率されている・・・!』

大空を埋め尽くす漆黒の軍勢は、複眼のバグズテラフォーマーを除いて一匹たりとも地表に降りてこない。それは何を意味しているか
榴弾砲に向かってただまっすぐ特攻して撃ち落とされた連中とは違い
統制の下で動いているという事である
だからアシモフ達は「速すぎる」ではなく「早すぎる」と感じたのだ。恐るべきは連中の機動力などではなく、つまりは―

「じっ・・・じじょっ・・・じょうじ・・・」
バババババババババババ!!!
前号ラストでミサイル搭載車の砲塔にすがった複眼TF。そのまま両足で砲塔を挟み、ゴキブリのそれより遙かに大きな羽根を超高速で羽ばたかせる
さながらヘリコプターの離陸時のような凄まじい強風が吹き荒れると、
なんとミサイル車輌の前輪が宙に浮いた
『浮い―!?マジかよコイツ!』
ゲェー!?と思わず読者も肉風に驚く複眼TFのバカげたパワー!
アレキサンダー先輩がアホ面下げて驚いた瞬間、既に動いていたのは我等のジェットくん!相変わらず判断力だけーなオイ(アームストロング砲風に)

ドンドンドン!と必殺の衝撃波を一発だけでなく連続発射で見舞います・・・が!
トンボの複眼は昆虫類最多の約2万8千

それは”視力”を捨てる代わりに手にした”動体視力
ちから
>トンボって視力は悪いけど動体視力がずば抜けてるらしいですね
つまり、なんだかよくわからんぼんやりとしたものが物凄くスローに動き回ってるのがトンボの見ている世界ということなのか
なんかカブトのクロックアップとオーズのグリードが合わさったような感じw

やはり複眼TFのバグズベースは予想通りのトンボ!
トンボの複眼は視力が著しく低く、また色彩の判別も殆どつかないそうですが(研究によると緑色しか判別できない色盲らしいそうな)
それを補って余りあるのが28000個のカメラで対象を捉えて離さない動体視力
正面から迫り来る連続衝撃波を、
例のゲッター飛びでズギャズギャッと全弾回避してしまいます
「衝撃波ってただでさえ視認するの難しいと思うんだが弱い視力で見えるのか?」という疑問を感じますが、そこらへんはまぁスルーしておきましょう

加えて『急発進」
必殺のソニックパンチを全てかわされたジェットくんでしたが、そのことに驚く間すら与えずに超スピードで突っ込んでくるトンボTF
咄嗟に身を挺しサソ姐を庇う真ん中兄貴。戦闘で役立たずだったのでここで男らしいところを見せますが・・・
攻撃を加えられる!と身構えたその瞬間。最大速度で突進してきたハズのトンボTFは、音もなく真ん中兄貴の目の前でその動きを停止していた
『急停止』
『バック』 『旋回』 『ホバリング』
その飛行性能は航空機やヘリコプターのような人間が造る機械では再現できない
といわれている
先ほどミサイル車輌を持ち上げた強靭な下半身で、真ん中兄貴の胴をスルリと挟み込むトンボTF。次の瞬間、真ん中兄貴は
地球のどんな絶叫マシーンでも体験できない、地獄の空中遊泳を体験した
学名は「Anotogaster sieboldii 」 それは魔物の名を冠する蟲
日本原産 『鬼蜻蜒オニヤンマ


>俺テラフォーマーズ無双がでたらオニヤンマゴキ使うよ
>ヤンマゴキ強すぎ、つーかこんだけ強い虫をベースにしたバグズ手術受けたのに全く役立てずに死んだヘタレは誰だよ
>久々のゴキブリのターンだからかオニヤンマの能力解説の充実っぷりがランキング上位者並で強敵感満々
空を埋め尽くす大群もこいつ一人の指揮下ならもう王の次くらいの階級か幕僚長クラスじゃないのか
>散々あの鬼蜻蜒の元の持ち主がディスられてると思いますが、
多分第一部のノリだと超高速機動をあっさり見切られて首をモギモギされるのがオチだと思います

ミノムシを「鬼の子」と呼んだ清少納言。だがこちらは「子」ではなく正真正銘の「鬼」の名を持つ昆虫!
日本最大のトンボにして、オオスズメバチすら捕食する空の王者。期待通りのオニヤンマ見参であります
「アーロン!」
サソ姐の悲痛な叫びによって、ようやくその名前が明らかになった真ん中兄貴
その屈強な肉体は、オニヤンマTFの脚力とアクロバット飛行によって上半身と下半身が離れ離れになってしまっていた

>テラフォーマーズの世界ではッ!!名前が判明したと思ったらッ!その時スデに出番は終わっているんだッ!
・・・・・あんまりだよ(´・ω・`)
>あーん真ん中様が死んだ
>馬鹿な…簡単すぎる…あっけなさすぎる…!
>真ん中死んだー!…チッ、一ミリも戦力にならんかったなアイツ…
>アーロンさん腕組みしてかっこよかったのにリーさん並の活躍しかなかったぞ
>久々に期待を持たせるキャラをあっさり殺す残虐モードが出ましたね。真ん中の人は見せ場がトビラ絵だけってコケおとしにも程がある!
>リーさん&イザベラさん「ようこそ、アーロンくん」

>はんべら 「き、北国のエスカドラ―!」
>アーロンさん戦闘じゃいいとこなかったけどサソ姉護って死んだから株はあがるな間違いない
>死ぬ間際までサソリ姉さんを守った真ん中様は漢の中の漢。その男らしさはムカデゴキが引き継いでくれるでしょう
>アーロンさぁぁぁん!!!!(慟哭) サソリの姐さんを庇ってくれたこと、三半規管をブッ壊されながら果敢に立ち向かってくれたこと…
僅かの間だけど見せてくれた頼もしい勇姿を忘れない
>生存していた話数こそ多いもののイザベラさんのじょうじホームランなみの見せ場の無さ
最初の期待度との落差はあの範海王にも 匹敵するもの・・・と、思ったのですが冷静に考えて劇的な登場の補正で強そうに見えてただけで
実際はガタイいい兄さんが腕組みで登場したくらいで劇的に活躍できるようなマンガじゃないことをこっちが忘れてただけだった気がします
>あのエスカドラの表紙はドイツ班でいう団欒の表紙みたいなもんだったんだろうか。壊滅前の全員集合みたいな
北国のエスカドラとは何だったのか
無念と苦痛の表情で凍りついたまま宙を舞うアローンの上半・・・・否!それだけではない。オニヤンマTFの謎なアクロバット飛行の理由がここで判明する
同じく宙を舞うのはサソ姐の尻尾!アレキサンダー先輩の腕!
高俊の上半身!千切れた劉の脚!自切したアシモフの腕!

『しまった―死体パーツを盗られた!』
TF達に絶対に奪われてはいけない”武器”の数々!
>オニヤンマTF「レアドロップゲットだぜ!」
>これじゃアドルフさんに爆弾を仕掛けたドイツ上層部が正しかったみたいじゃないか
>奪われたのはムカデ?の上半身、サソリの尻尾、高俊(ベース不明)、ヒョウモンダコの脚、タスマニアンキングクラブのハサミ
アレキサンダー先輩の左手…こうして見ると、奪われる前に自爆するドイツ班の選択は非情ながらベストだったと言わざるを得ませんね
そして消えたままの西さんの動向が気になります
>先輩の腕、アシモフの蟹両腕、劉さんの片足、ムカデ先輩、高俊さん・・・これは物語終盤にモンスター映画定番のキメラ型TF来ますね
西さんがいないのは何か裏で工作か何かしてるからでしょうか
そういえば奪われたパーツの中に西さんのと思われる手足がありませんが回収していったのか
本当に僅かの一瞬、かぶり無しで5人のパーツを拾い集めたオニヤンマTF。唯一西さんの腕だけが拾われてませんが、
これは視力の弱いオニヤンマTFが透明化した腕を視認できなかったということなのか。それともなにか他の理由があっての事でしょうか

と、ここで上空で待機していた群れの中からたった2匹のみTFが降下。この2匹だけで3・4班を全て倒せるとでもいうのか
しゅたっ!と両手に石器ナイフを構えた
やたらカッコいいポーズで着地する2匹の精鋭戦士。妙に小柄に見えますが・・・
『・・・・っ!?仔!?』
小柄なハズである。2匹はともに、まだ大人になっていない仔ゴキブリだった
>てらほくんが人気無いからってショタフォーマーwこれで少しは女性読者も・・・増えませんかそうですか
仔じょうじの得物はゴッドリーさんを真似たに違いない





『ヤツらには極めて優秀な大将がいた』
圧倒的知能とカリスマでTF達を統率していた偉大なリーダーと、その戦死。あの時アシモフの読みは半分当たっていた
当たっていたのはロンパリハゲが「極めて優秀なリーダーであった」こと
本当にリーダーとして優秀な行いをやってのけていた、ということだった

”次代を担う者達の育成”!
それこそが指導者たる者の真の務め!
壁に刻まれたテラフォーマー文字を前に、一糸乱れぬ姿勢で正座する仔テラフォーマー達の姿。何が書いてあるか読者にはわからない
ただひとつ解るのは、「敵軍に大将不在」という人類の得たアドバンテージは
既に消え失せていたということ

それは彼等の体勢が崩れてから実に一週間後の出来事だった

アシモフが外した読みの半分は、その『早さ』
>魁 ゴキブリ塾!!「テラフォーマーの生き様は 色なし恋なし情けあり」
>ショタTFたちが洞窟で正座してる中で一匹だけメスっぽいのをもって何かを(人間のパーツか?)弄ってる姿がありますが…
あのショタTFがTFたちの新リーダーってことでいいのか?
>三虎と違って全く萌えないショタだな新たなTFの王は… この子どもはロンパリTFの子孫なんですかね?
>ハゲTFは王位継承できなかったのか…頭が良さそうだしショタ王の側近や参謀にでもなってんのかな
>「テラ子屋」ってゆうシャレなんですかね
>見た目のインパクトなら仔より蚕食ってたマッチョとかクロカタの方が上なのに
あんだけ大勢いる成虫差し置いて2匹だけ降りてきたとこや、教育されてるとこ、
一番不気味なのが武器がいつもの棍棒ではなくナイフってとこですね。武器まで進化してるなんて・・・
<「文字による技術情報の共有と保存」…
たとえ天才的なリーダーが討たれたとしても文明の衰退はまずないという事か、つくづくロンパリは天才だったんだなぁ
>かつてのハゲゴキかと思ったら新たなる子ゴキが指導者。あのハゲは引退しちゃってるのでしょうか?
この様子だと最終局面まで出てこないかもしれませんね
>ハゲゴキは卵鞘から成体で出てきてたものだから、
チビゴキの設定(絵)はなかったことになっていたかと思っていましたが・・恐るべし厨二病ゴキ!
>意外、それは子供ッッッ!! まさかTFの新しいリーダーが若いTFだったとは…
年功序列で老害だらけな日本の社会とは違って快適そう(?)ですねぇ……
てことは小吉に殴り飛ばされたハゲはリーダーじゃなくてただの一戦から退いた隠居人だったのかな?
>仔達はロンパリハゲの意志を継いでいると見ていいんですかね
するとジョージソードで首をはねた他の勢力が存在するって事でしょうか?やっぱり20年前のハゲ?

読者のほとんどがロンパリ亡き後テラフォーマー達をまとめあげたのは小吉と戦ったハゲだとばかり思っていましたが。まさかの展開
この仔ゴキブリ達は全員ロンパリの子供達なのか。それともパンピーの中から見どころのある仔達を選り抜き、英才教育を施したエリート士官達なのか
コメントにもありますが、ハゲ2匹はいきなり成体の姿で孵化したので第1話ワンカットだけ描かれてた幼体のTFは「なかった事」にされたと思ってました
これにより
ハゲTFの生態が極めて特殊だったという事がハッキリしましたが、そもそも彼等は何故突然変異したのか?
「火星に初めて現れた異種生命体に接触したことで劇的な進化が発現した」というのならばバグズ1号の時点で起きていいハズ
バグズ1号の連中は弱っちくて敵じゃなかったけど、デイヴス艦長無双という強力な「外敵」に対応するために進化したということだろうか
20年前は生存本能による「進化」の力で、今回は高等な「教育」によって
学び、更に強くなる害虫の王
もはや無理ゲーっぷりも極まった感がありますが、人類に逆転の芽は残されているのか?
とりあえずあのミサイルを群れが密集してるど真ん中に撃ち込めれば、今いる敵の大半は倒せそうな気はしますが・・・どうやってそこまで持っていくか
復活した漆黒の軍勢!奪われた人類側の武器!絶望的展開で次号へ続く!
>空に群れ成す大群のテラフォーマーだけどイワン君の即死濃度の毒をばら撒けばごっそり倒せないかな?
呼吸止めてたらダメだろうけど神速のオニヤンマゴキにも周辺一帯毒で攻めればワンチャンありそう
気門で空気吸うしあれだけの運動エネルギーなら一気に吸いそうだし
>外がこんな大騒ぎになってるのにいまだに艦内から出て来ない爆さんとドルジさん・・・なんだか猛烈に悪い予感がするのう


69話

社会は変化することがある
ある時は必然に駆られて。ある時は全く偶然に。またある所では意志を持って・・・
それは一概に「進化」や「発展」と呼ぶものではなく
ただ「変化」である
偉大なるリーダーを失ってから僅か一週間で再始動した悪魔の軍団。しかしそれは次世代のTF達によって「更なる進化を遂げた」というわけではない
「進化」ではなく。「発展」でもなく。
ただ「変わった」という冒頭ナレーションは、逆に前者よりもよほど不気味さを掻き立てます
『子供がいることは予想できたが・・・何故子供だけに戦闘を・・・?』
降り立ったのは2匹の仔だけ。3・4班などこんな子供2匹だけでまとめて倒せるということなのか?彼等はそれほどに優秀な子供達なのか?
人間達の考えがまとまらぬうちに、ミサイル搭載車両がトロトロと勝手に動き出す。否、いつの間に降り立ったのか運転席にはもう一匹の仔TF!
発射コードがわからない限り、とりあえずこちらに向かって撃たれるという危険性はありませんが・・・
この絶望的状況を打破できる切り札の1つがいきなり奪われてしまいました
>クルマ盗んだ仔ゴキは15歳に違いない

「じゃあ・・・入ってこないでくださいね」
「オウ早くしろよ。急いで全員分用意しねーとな・・・外が騒がしい」
「さっき1人死んだから15人分でいいよね」

>ドルチバーキ「おうあくしろよ」
>紅ちゃんのサービスシーンでドルジと爆が用意してたのは何ですかね?今さらガス対策でもないだろうし
>艦内のメンバーが用意してるのはパワースーツか何かか?
> 紅ちゃんは着替えようとしてたけど…ひょっとしてMO手術者の筋力じゃないと動かせないとか、
特殊能力に依存する操作とかのパワードスーツでも積んでいるんだろうか…
方艦内では何故か着替える為に個室に入る紅ちゃんと、彼女を部屋まで送り届けたバーキと爆
この緊急時のまっただ中で着替えなければいけない理由とはなんでしょうか
バーキが「急いで全員分用意しなければ」と言っていることから推察すると、朋友の予想コメントにもあるような
対TF戦闘を想定したパワードスーツのようなブツを装着しようとしているとか?むむむ

と、ここで次ページ。あれこれ考えていた読者の推察を吹っ飛ばす衝撃の光景が
志村うしろー!!!!!!

開きドアの後ろにビッタリと張り付く仔TFの姿!
既にTF達は気付かぬうちに何匹も艦内に潜入している!紅ちゃんはもちろん、これは呑気に廊下を歩くバーキと爆もヤバイ状況です
>ほら見ろまた死ぬんだ!脱いだ矢先に!
せっかく紅ちゃんが思いもよらぬナイスバディを晒してくれたのに!詐欺だよ……!ちくしょう……
>仔TF「生物として紅ちゃんの匂いに引き寄せられてしまうのはいけないことでしょおーか〜!?」
>バーキさん鼻が利くならこの覗き魔テラフォーマーに気づけよおおおおおおおおおおおおお
戦闘してない紅ちゃんが着替える理由、爆たちが取りに行った物はなんですかね
人為変態用の薬はもう打ってるはずですし、15人、全員分必要な物とは・・・?
>大丈夫、紅ちゃんには八重子との対決があるはずだから(震え声)
>紅ちゃんが・・・ワイらの紅ちゃんが○されてしまう・・・(´;ω;`)
>ここまで来ると逆に紅ちゃんは死なないような気がしてきた
>どうせ 紅ちゃんは マミる
>ほ、紅ちゃんがー!!!@ショタゴキに殺られるAショタゴキに犯られるB紅ちゃん無双開始
>紅ちゃんお着替えってことは漏らしてたんですかねw死亡フラグに見えるけど、
いつものテラフォーマーズなら週またがずに死ぬから逆に生存フラグな気も
それにしても中国班の女子はシャワー中や全裸でいるとこ、着替え中などサービスシーンでばかり襲われてるな
>テラフォーマーの中国娘がエロいw
「見ないでくださいね」とかきっと彼女は鶴のMO手術を受けてるに違いないw哀れ子ゴキは機織り姿を見てしまい・・・
>「待て」だショタゴキ!!紅ちゃんがそのジッパーを下ろすまで攻撃するんじゃあないっ!!
でも、これって惨殺待ったなしと見せかけて紅ちゃんのダークサイドが露わになってゴキ返り討ちじゃないですかね?
むしろ余裕見せてた野郎二人の方が危ない予感
>あーこれはあれですね。来週臭いで察知したドルヂバーキが部屋に飛び込むと、
そこには実は強かった紅ちゃんがおどおどした表情でゴキをぼこってる光景が広がってるんですよね?
そしてついでにバーキも殴られると。こんなひっかけに読者が騙されるわけ無いじゃないですかー(現実逃避)
>あの中国班がアホの子と分かっていながら連れてきたんだ
きっと来週はゴキブリのミンチをその場に残し外への応援に駆け付ける紅ちゃんの姿があるに違いない

みんな大好き紅ちゃん大ピンチ待ったなしの状況ですが、朋友考察にもあるように
ここで紅ちゃんが殺される流れなら、多分今週のうちに殺されるハズ
今週の艦内パートはこのシーンで終わりなので、おそらく次号なんらかの方法で助かるんじゃないかなぁ、と。考えられるのは3つ
@何か様子が妙だと気付いたバーキと爆が戻ってきて助けてくれる
※この場合は二人のラッキースケベに期待したい
>ドルチバーキ「生物として紅ちゃんの着替えに引き寄せられてしまうのはいけないことでしょおーか〜!?」
爆「いけなくないと思います先生!」
A「ふぅ、危ないトコだったね紅」と西さんが助けてくれる
B4班のお荷物マスコットキャラと思わせておいて、
実は切り札的な実力者だった紅ちゃんが自ら返り討ちにする

流れ的に普通なのは@とA、展開的にインパクト最高なのは文句なしにBか
まぁそうは言ってもC助からない。現実は非情であるが一番高確率で当たりそうではあるけどもね





『速―!』
『ダメだ隊長が・・・左腕しか再生できてないしかなり細い。それに毒がもう・・・限界だ!』
『全員で攻めてこない・・・こいつら・・・』
『あのヤンマは今も俺等をバラけさせるためだけに動いてる』
「ナメやがって・・・!」
2匹1組、息のあったツーマンセルで人間達を狙う仔TF
アシモフはほっそい左腕しか再生できず、更に全身に廻ったハパトロトキシンによって体力的にも限界でもはや戦闘不能寸前
しかしこの場のTFで最強戦力であろうオニヤンマは直接戦闘には参加せず、あくまで仔の戦いをサポートする役割に留まっています
一気に攻めてこないTF達にジェットが苛立ちを吐き捨てた瞬間、アレキサンダー先輩には彼等の目的が何であるか察しがついた
『いや・・・ナメてるんじゃない。逆だ
「教育」を受けさせている・・・?』

大人のTF達が戦闘に参加しないのは、仔TF達だけで人間を殲滅できると思っているからではなかった。むしろその逆
これは実戦による戦闘教習
空から現れた恐るべき侵略者達に対し、次代を担う若者達が連中と渡り合っていくための「教育」の一環だったのである
「一人前の戦士となるために異星の生物を倒す」。状況とニュアンスは全然違うものですが
成人の儀でエイリアン狩りをするプレデターほんのを少しだけ彷彿とさせます
もしかしたら先刻のアーロンVSバーキの戦いを遠くから見ていたのか
アシモフは甲殻に覆われていない膝の裏にピンポイントで石器ナイフを突き立てられ、
三半規管がやられてまともに動くことができないサソリ姐さんは、素早い関節技から瞬く間に左脚と右腕を折られてしまう
>ちなみに、人体において「膝の裏」というのは隠れた急所で、大血管が通っている割に感覚が鈍いので、
斬られたら5秒で気分が悪くなり20秒で立てなくなって、1分もすれば死に至る、と聞いたことがあります

以前このゴキブリ達は 一度敗れかけた
量は圧倒的に勝っていた筈なのに
その量と一匹の天才に頼りきったから
人間の持つ”意志”に圧された

それは更なる進化を促しは・・・しなかった
種族のピンチに更なる天才が生まれも・・・
しなかった
「変化」したのは彼等全員
天才は死んだ だがヴィジョンは見えている
学べば良い
冒頭のナレーション通り。偉大なるリーダーを失ったことは、彼等に「更なる進化」を促すことはなかった
その死がもたらしたものは「変化」。たった一人の天才に頼るのではなく、
彼が見ていたもの・残したものを自分達が学べばいいということだった
この教育実習などはまさにその最たるもの。有象無象の雑魚だったTF達の一匹一匹が「学ぶ」ことを覚えたら、それはもう・・・

>TF達の「変化」は今までの斜視TFがいた時より厄介ですね。新たな指導者を倒されても組織の維持は共通の意識を持ってるあたり問題ないし
>新しいリーダーが描かれなかった(なんかそれっぽいのはいるけど)し、「全員が変わった」ってことは、王制から民主制に移行したのでしょうか
民主化すると衆愚に繋がるのがヒトの常ですが、たぶんゴキどもはそうはならないんだろうなぁ
>長を中心とした「群れ」から明確なヴィジョンを持った「社会」へと変化し始めている
人間が内輪もめで足を引っ張り合う現状では限りなく詰みに近いと思うけど一体どうやってひっくり返すのか・・・?
>個の天才を失い、集団で動くようになったゴキ達が、
ランキング1位ジョセフという圧倒的才能を持つ個に駆逐されないかなー
>多勢であることに油断し、一人の天才に頼りきったのが敗因→なら全員秀才にすればいいじゃない
その考えに至ってからの切り替えの早さ・極端さ、成果が凄まじいですね…ちゃんとアシモフの膝裏(関節)とか攻撃してるし
>「学べばよい」でナイフを使うようになるとはゴキブリにとってリーさんのナイフ技術は驚異だった・・!?
アシモフさんの甲羅の無い膝の裏狙って切ったり、蠍姉さんに関節技かけたり、
ただ棍棒振り回すだけだった前と違って戦い方が20年前のハゲゴキみたいに人間に近くなってますね。これが学習の成果か
>なんか「学ぶ」ということでより脅威的な感じを出してきた感じのTFですが、そこには落とし穴があるような気がします
学んではいけないものまで学んでしまうような
『蒼穹のファフナー』では敵であるフェストゥムが人間に学び、痛みや恐怖まで覚えてしまったように
「生兵法は怪我のもと」こういう言葉が人間にはあることを、果たしてTFが知る機会を得られるんでしょうかね

>今までは圧倒的な暴力で襲ってくるTFに対し、人類が技術やチームで立ち向かっていたのに対し、
今度は人類が国家間のいざこざで仲間割れしている間にTFたちがハゲゴキの遺志のもとに一致団結し、
学び、技術を磨こうとしているとはなんともいえない皮肉です

>こうなると小吉と闘った第一世代のハゲゴキの動向はただ不気味です
もはやTFのコミュに属さず独自の動きをしているとしたら、既にラバブの遺産の深部にまで踏み込んでいる可能性が高いと思われます
やはりラスボスはあやつで決まりでしょうか

かくして文字通り手も足も出ない状態にされ、大人TF達によって上空に拉致されそうになるサソ姐
もはやここまでかと読者が覚悟してページをめくった次の瞬間。彼女を捕まえていたTF達の体が木っ端微塵に吹き飛んだ
彼等を吹き飛ばしたのは、目にも留まらぬ一陣の疾風!
オニヤンマは羽ばたく物を追いかける習性があり、
その飛行性能故に昆虫同士の空中戦ではほぼ無敵の強さを誇る
彼等が『天敵』と認めるのはむしろ

『鳥類』

>ワタシは鳥類最速ではない、全生物で最速なのだ!!御存知ハリオアマツバメ、三条加奈子だ!!
>あれ、2度も助かったサソリ姉さん。もしや異能生存体の素質あり?
>ショタゴキの石器ナイフで開幕首スパーンかと思われたサソ姐
今週はジワジワと四肢を破壊されてページを捲るのが怖かったんですが意外や生存ルートに入った?
二人の決死の突入を際立たせるためとはいえ、これで次週早々に死なれるとなんだか興ざめですし
>サソリ姐さんバラバラに千切られはされないものの手足へし折られて再び戦闘できるのか
アレクサンダー先輩も腕持っていかれてしまったしロシア班回復どうするんだろう
ピラミッドで見つけたものをアネックスで解析してナノマシン治療とかトンデモ科学でも出ないともう活躍できなさそう
3班のピンチに居ても立ってもいられず!ここでハリオアマツバメ三条加奈子参戦!
地球においては餌と捕食者のマッチアップですが、食物連鎖の序列は個体差でひっくり返るというのは蛸VS蟹で既に実証済み
果たして天空の覇者はそのチートっぷりを見せつけたオニヤンマを相手に空中戦で勝利を掴むことができるのか?

と、思いきや!
「止まるなよ

三条さん、全開でいきます!」

毎回便利すぎるハリオアマツバメ運送。敵陣の真っ只中に毒ガス兵器を搬入成功!
致死濃度での広域散布来るか?
空を埋め尽くすほどの大群をどうにかできるとは思えませんが、それでも結構な数の戦力を削ぐことくらいはできるはず
ココも毒を放出しすぎると脱水症状を起こすように、
イワンがどれだけ無理できるかってところでしょうか
>最悪のタイミングでイワン参上!朋友の予想通り、
オニヤンマをセスナ代わりに殺虫剤噴霧でゴキブリどもを皆殺しにする腹積もりですな。上手くいったらお慰みだぜ!
>夢を盗む天子きた!左手に例の機械もつけヤンマゴキに取り付いて加奈子に全力で離れろとは致死量散布来るか?
紐出してるし麻薬効果でヤンマゴキを操るとかもできるのか?
>ここに来て加奈ちゃんとイワンきゅんキター! 同スケールのハリオアマツバメvsオニヤンマ
最高速度は加奈ちゃん、旋廻性能はオニヤンマに軍配といったところでしょうか?
小回りの利かない加奈ちゃんがオニヤンマさんにモグモグされる未来しか見えない…
こうなったら加奈ちゃんにイワンきゅん乗せて毒散布するしか!
何にせよジョセフの登場はまだまだ引っ張られそうな予感
>ラストのイワンは格好良すぎですが、持ち場離れて大丈夫か。多分大丈夫じゃないんでしょうが
>イワンのターン! おもむろに過去話が始まるときっとヤヴァイ!
体中の血を絞りつくして壮絶死とか止めてくれよ〜ナムナム
>イワン×加奈子が始まった気がする!マルコス隠れてる場合とちゃうで
>マルコス「加奈子を助けるのはいいが、俺よりかっこよくするなよ!」
>複数の男性とイイ感じになる女性。←我々の世界では御褒美です。本当にありがとうございます
(死亡フラグ→サンプルが手に入るという意味で)(byテラフォーマーズ)

それにしてもマルコス、イワンと16歳の歳下美少年2人とフラグ立てまくりの加奈子
片やタメ口を利いてくる元気っ子と、片や礼儀正しいロシアっ子。女性読者にとってはさぞや羨ましい限りのポジションでしょう
加奈子&イワン組結成!決死の突撃は人類側の活路を見出だせるか?次号へ続く!
>モグラ先輩「空中戦で役に立たない私は穴掘って埋まってますぅ」


70話

勝てないことが解っている
『チャンスは一瞬!』
ここから致死濃度での広域散布をまかすのか、それともとりあえずこの強敵バグズTFだけでも確実に仕留めるのか
加奈子との連携でオニヤンマTFの背を取ったイワン。ここからどう動くか注目の的でしたが、なんとあっさりその背から飛び降りてしまう
扉の
「勝てないことが解っている」という絶望的ナレーションを見る限り、狙いは「勝ち」ではないという事か
「イ・・・イワンンンンンン!!!!」
「分かってます!
俺の任務は
”傷病人を保護し!もしもの時は俺だけ逃げ延びる”事です!」
>アシモフ「イワンのばか!」
現場に現れたイワンを思わず怒鳴りつけるアシモフと、「自分の任務は理解しています!」とかぶり気味で返すイワン
崖の上で待機していたイワンの任務。それは小吉を保護しつつ、最悪の場合は自身のみが生き延びる事
いわば3班最後の希望としての任務を与えられていたイワンでしたが、仲間の救出を思うあまりその任務を放棄してしまったのか?
「隊長―息を止めてください・・・ッ!」
アシモフにしがみついていた4匹のTFがイワンに殺到するも、組み付こうとした瞬間には石器ナイフを落してバタバタと倒れこむ
>万が一の場合イワンだけでも逃げろってのは重要なデータはもちろん、
イワンひとりなら追っ手が来ても対処ができる信頼があるからでしょうか
今週号見るとやっぱり強いですけどねチョウセンアサガオ

広域攻撃型のチョウセンアサガオの強さにシビれる描写ですが、中国班の2人も負けていません
両脇から襲いかかってきた仔TFの頭蓋を一撃で吹き飛ばすジェット
小吉に撃ち込んだ一撃があまり効いてなかったせいで、どうも「射程は長いが威力は低い」と読者に認識されていたテッポウエビですが
車輌も吹っ飛ばす脚での衝撃波と今回の描写を見る限り
殺傷能力においても十二分すぎる威力
ジェット自身の有能さと相まって、MMOを虚偽申告していなかったらコイツ実際は何位だったんだろうなと想像してしまう強さです
>ジェットくん有能なのはわかるんですが、顔までドンドンイケメン化してません?チンコ手術を煽ってた頃とは別人のようだ

劉などはしがみついてくる仔TFを迎撃することすらなく、しがみつくだけしがみつかせてから毒でまとめて皆殺しというカッコよさ
この2人は強さもそうですが、この絶望的状況下においてまったく動揺してない冷静な戦いぶりが更に強キャラ臭を強調しています
「・・・ヤツら進化して油断することも覚えたんですかね
格下チームとの試合で2軍に経験積ませるような真似しやがって・・・」

「ま・・・それもあるのかもしれんが―上の5千匹くらいいる成虫どもの狙いは僕らじゃないんだろう
アネックス本艦そのものだ」





加奈子は低く飛んだ。恐らく最大速度なら自分の方が速いだろう
だが懸念は上空を蓋するように囲んでいるヤツらであった
3〜4匹ならブレードでなぎ倒して進めるが、これだけ多いと失速は免れない
そう こう来ることは分かっていた


一方。イワンを送り届けたあと、猛スピードで追いすがるオニヤンマTFから全速力で逃げていた加奈子
旋回性能はともかく最大速度でならハリオアマツバメがトンボに負ける道理はない筈でしたが、敵はその差を作戦で埋めてくる
『あぁ虫め・・・”死にたくない”と思ってるヤツが一匹もいない
だからこういう作戦ができる』

加奈子の速度を落とす肉壁となるため、自ら突っ込んでくるTF達
>社会性昆虫や群れを形成する哺乳類にも利他的行動は存在しますが
テラフォーマーのそれはもっと単純でもっと狂気じみたなにかであると再認識されました
苦痛も恐怖も感じない彼らに「覚悟」という概念はあるのでしょうか?

この間、同時進行のナレーションで複眼の性能の凄さが2ページに渡って語られオニヤンマが加奈子の背後に肉薄
あわや掴まる!といったところで読者がドキドキしてページをめくると、何故かその一撃をスカッてしまうオニヤンマの姿が
その動体視力故にオニヤンマは加奈子の姿を捉え、無意識に目で追った
”目で追うことができてしまった” その一瞬の隙を突かれ―

「麻酔どくを入れます
ですが効いてもヤツを狂わせられるのはせいぜい一撃分でしょう

三条さんは一度ヤツの気を引いたら全力で逃げてください」

加奈子に対する攻撃ミスは、イワンが用意していた保険の一回
最初にオニヤンマの背に乗っかったあの瞬間、既に少量のチョウセンアサガオ麻酔を注入していたのである
おかげで危機を脱した加奈子はなんとか全速力で戦闘空域から離脱することに成功します(したと思っていいよね?まだかな?)

>今週のいきもの豆知識は人と昆虫の目の仕組みの違いだよー!なるほど、複眼ならではの便利・不便利があるんですね
しかしゴキブリどもは素が昆虫なのに人間と同じカメラ型の眼球構造にわざわざ進化したわけか
M.O.O.で角とか針とかない部位を新たに作ることはあるけど、
既にある眼球の構造をまったく違う仕組みに変えてしまうことってできるんですね
でもコミックスの表紙だと艦長とか燈の目が仮面ライダーみたくなってる描写があるから、
本気モードの彼らも周囲の世界がぼんやり&ウスノロに見えてるのかな

この間、空を埋め尽くすほどのTFの本隊は地上のアシモフ達には目もくれず、アネックス本艦へと取り付き始めた
白いドーム状の船体が瞬く間に真っ黒に覆われていくおぞましい光景
その様子を眺めながら、イワンはアシモフに訴える
「隊長・・・この一瞬だけです。俺達が動けるのは
今すぐ逃げれば俺だけじゃなくもう数人オマケに逃げ延びられます
本艦はゴキブリには奪われますが、
第4班には奪われません」
強敵オニヤンマを加奈子が引き離し、敵の本隊はアネックスに執心。今こそが千載一遇の撤退チャンス
イワンは自分の任務を放棄したのではなく、加奈子の協力を得ればその任務内で更にアシモフ達も救えると判断したのだった
たしかにこのままならアネックスはTF達の手に落ちる。ロシアが確保できないのは痛手だが、少なくとも4班に奪われることもない
イワンに促され、アシモフが苦渋の撤退命令を出そうとしたその時。目の前の光景に
突如として異変が起きた
ゴキブリドームと化していたアネックスの漆黒の壁の一部が、ズルリと広範囲に渡って落下。純白の船体が再び現れたではないか
その中央に立つ、豆粒のような影は・・・やはりきた
四天王最強・ゼブラ!


じゃなくて
紅ちゃんだー!!!!!!!
>紅ちゃん「死音」

上半身裸のまま虚ろな視線で立ち尽くす紅ちゃんは、ゴキブリに対して何も行動をとっていません
ただ彼女を中心にして、何百という数のTF達がバタバタと落下していく

「言っただろう。「対人を想定している」「勝てる」

どんなに「非人道的」でもアネックスは渡さん」
絶対的勝利を確信する4班。その禁断の切り札は紅ちゃん!
>最終兵器彼女(紅ちゃん)
>紅ちゃん「向こうのどう見ても5000匹近くいるのはオレが相手しよう」

>紅ちゃん「くのいち忍法 乳時雨!」
>ちぇ・・・艦内に侵入した仔ゴキのうすのろめ、
どうせ死ぬんなら紅ちゃんの腕を痛めつけて手ブラ出来ないようにしてから死にゃあよかったんだ
>答えB! 答えB! 答えB! 答えB! 答えB!
>答えB。紅ちゃんの凶悪な能力に思わず青ざめた。一体何のベースなのかはんぺらと盟友の鋭い推理力に期待
>紅ちゃん大方の予想通り強キャラだったけどここまでの兵器だったとはどれだけの人が予想できただろうか・・・
ゴキがボトボト落ちるわ、中国班はガスマスクどころか防護服とかこれいったい何の能力なのか・・・
>「非人道的」とは人間に能力使うと相手が悲惨なことになる、化学兵器的なものなのかな
紅ちゃんに非人道的なことをしてあの能力ってことではないですよね
>劉さんの「非人道的」発言に紅ちゃんのレイプ目、MOO自体がそもそも非人道的ともいえる人体改造なので
紅ちゃんは能力の使用で他人には無いリスクを負うんでしょうね
普段のドジっ子ぶりもMOO能力の弊害で脳に負担がかかって思考力が失われてるとか
中国班ってヒールですけど仲間想いなのはしっかり描写されてますし、
最も強力で最も過酷な能力を背負った紅ちゃんを最後の時まで温かく見守ってるとかありそうで
>中国班全員がスーツを着込む必要があるという事は、紅ちゃんは神経ガスでも放出してるのでしょうか
>前回の予想B、『紅ちゃんはTF用切り札』が大当たりでしたね
>彼女のMOOは“敵味方関係なく有効”“大量殲滅”と考えると、植物系のタバコかなと予想してみます
それにしても西さんといい4班の女性陣は服を脱がなきゃ能力を発揮できないとか素敵すぎるだろwww
>紅ちゃんの能力は皮膚を晒すだけでも危険となると、単なる毒ではなさそう?
劉の言い方からしてメガンテみたいに自分も犠牲になるみたいだし…。放射線は…違うかなぁ
ゴキがボトボト落ちる程の強さだとイワン達にも影響出そうだし、そもそも放射線出すような生物も見当がつかないですけど
>力を発揮しても姿があまり変わらない+ガスマスクではなく防護服+非人道的ということから
紅ちゃんの能力は毒ガスなどではなくグリーンデイみたいなカビと予想します
>ボツリヌス菌の放つ毒素は500gで全人類を滅ぼすことができると考えられているそうです
紅ちゃんの体重を50kgと仮定してもその100倍・・・いや50kgのボツリヌス菌が一匹いるだけだから生産量としては意外と多くは無いのかも?
>隠れた実力派どころか、とんでもない最終兵器でしたね
あまり変態してないように描かれてるのは読者にあれこれ推測させるためでしょうが、さて彼女のベースは何でしょう?
キーワードは「対人間」と「非人道」、こう聞くと何かウィルス系のような感じがしますが、MO手術は人間大のベース生物になることであり、
でかいウィルスが一人いたところであまり効果はないので、これは違うと思います。やはり何か毒物散布系ではないでしょうか
>チョウセンアサガオよりも強い毒性を持つ生物って・・・?
「非人道的」ってのは紅ちゃんの能力のこと?それとも「その能力を持つMO手術を紅ちゃんに施したこと」?
>紅ちゃんのM.Oはカエンタケで、胞子を飛ばしていると予想。カメムシはビンに入れると自分の臭いで死ぬことで知られていますが、
人間大にしてもそんなに?って感じですし。次点はボツリヌス等の菌類ですが、さすがに簑虫ですら難易度高い現状無理がありそうなんで
>女性クルーは全裸で戦わなければならないとは、なんて中国は非人道的なんだ
>イワンの死力をはるかに凌駕する紅たんの殲滅力!!やっぱ手ブラは効果抜群だね!!
>・・・しかし中国班の女どもは脱がなきゃ本気を出せんのか。けしからんな、確かに非人道的だ!
>紅ちゃんの能力、地上最強天然兵器のカエンダケだろうか?
症状役満とさえ言われるあのキノコならアネックスをバルサンしても納得だし名前にも「紅」ってついてるからすごいありそう
>紅ちゃんマジ最終兵器だったwww ネタで鶴の恩返しとか言ってましたが、これは1000倍返しぐらいの力ですわ・・・
MOの基はボツリヌス菌とか毒物系かな?
>非人道的な方法も辞さないとのことなので、彼女のMOはウィルスの様な生物兵器でしょうか?
汚染されてしまえばアネックスに侵入どころか使えませんし。上半身もろりのコマからMO判明できる方はいらっしゃいますか?
>紅ちゃんの毒は、劉さんの「非人道的」発言から考えるに細菌兵器にも使われる世界最強の毒・ボツリヌスでしょうね
MO能力全開なのに目立った変化がないのも、ベースが菌類だからでしょうか
>ガスマスクレベルじゃない完全防備のスーツ着てるよ中国班……ホンちゃんは放射能でも撒き散らしてるのか!?
おちtけ落ち着け、MO手術が生物限定であるなら彼女の能力も生物のそれだ。しかし非人道的無差別殺戮能力を持った生物ってナンだよ…
毒ガスのイメージならスカンクだけど…もう毒キノコやカビとかの菌糸類やカビ類か?
>キーワードは「非人道的」と「強烈な毒」と「外見の変化が非常に乏しい生物」・・・炭疽菌やボツリヌス菌といったBC兵器でしょうか
>紅ちゃんの能力、ネット界隈じゃ放射能や中性子説も出てるっぽいですが、肌の描写からしてMO手術の前提で考察すると、
やはり毒と言うよりは細菌兵器っぽい感じもしますね。ググってみたら「クリプトコッカス・ガッティ」なる殺人カビ(当然ウィルスなどではなく菌類)
の存在を知ったので、個人的にはここら辺の系統じゃないかと予想してみます
もしくは劉の非人道的という発言から細菌類(ボツリアヌス菌)辺りじゃないかと予想。また紅ちゃん本人にもヤバイリスクがかかってる気がする
>紅ちゃん生きてて良かった…!けど前回レビューのはんぺらさん予想『B西さんが「ふぅ、危なかったね紅。」と助けてくれる』に萌えて
西×紅に目覚めたので複雑です(苦笑)この後生き延びた二人が感極まり裸で抱き合うシチュに期待します
ところではんぺらさんはテラフォ内で萌える百合CPってありますか?
>紅ちゃんの能力、毒物系の攻撃で防護服まで着なきゃいけない程危険な生物は触れただけで人が死ぬというヤドクガエル?
それとも毒ではないですが臭いが数キロ先まで届く屁を出すスカンク?
>「非人道的」がフューチャーされてる所を見ると中国との因縁もあるアヘンですかね?代償に紅ちゃん自身が中毒者になってしまったとか
>まさかの紅切り札。植物系がイワンしかいないこと、マスクの用意の話、そしてあのアホみたいな効果から
MOは植物界最強と名高いゲルセミウム・エレガンス説を推すぜ!見た目可憐で無害そうなのも紅の特徴とも合ってるし
>紅ちゃんのモデルがカメムシとかだったらどうしよう・・・「紅ちゃんのにおいくんかくん・・・か・・・・ロッパー!」
>素肌に人を死に至らしめる毒を持つ生物といえばヤドクガエルもありますけど、紅は明らかに空気感染するようにバタバタと倒れてますよね
何か微生物サイズで、狩猟用分泌物を出せる生物がベースなのか?
>紅ちゃんは「非人道的」という表現から考えるに、MOとは別に人体改造されてるみたいですね
中国班が防護服着てるあたり、放射能でも散布してるんでしょうか
>何でしょう毒なのか放射能なのかわかりませんねこれ
>触れずに敵を抹殺した能力と劉さんの意味ありげなせりふ。これら二つから考えて紅ちゃんの特性は
「毒」ベースになった生き物はその成分が化学兵器と酷似していることでも有名な最悪の毒キノコ「カエンタケ」ではないかと予想
実は紅ちゃんのうっかりも自分で毒を制御しきれず脳機能に障害が出ていたせいかも・・・・・
>紅ちゃんのMOは細菌型と予想してみる。非人道的ってのがよくわからんのですが
もし生物じゃなくてもいいなら、ウイルス型とかも面白そう
>紅ちゃんのベースは猛毒説と悪臭説がありますね、後者は半分冗談でしょうけど…
イワン毒や劉毒のときのマスクでは防げないほどの何かとは一体? というかロシア班やばくない?
>紅ちゃんのベース…毒を持つのは動物植物いっぱいいるので、
切り札となるような毒なら「世界最強」という肩書きでケレン味があるボツリヌス菌でしょうか
完全防護服だし、皮膚からでもアウトってことは放射能出す何か(植物でいるらしい)とかかも知れませんね・・
>中国班の完全装備が明らかに放射性物質専用装備なんですけどそんな物騒なもん撒き散らす生物なんていましたっけ・・・
有名どころの毒物はほとんど出てきましたし、あんだけ露出してるのに人為変態の変化が少なすぎるのも気になりますね
>非人道的って、公衆(主にゴキブリ)の面前で手ブラさせることですよね。そうですよね
>実に神展開でしたが、最後の「対人を想定している」ってのはなんなんでしょうか?
明らかゴキ相手に無双していますが、スズメバチの毒針が効いたときみたいな、ゴキが人間にラハブに近づいているという皮肉でしょうか
「どんなに非人道的」というのも気になります。今のところは、普通にMOでゴキを倒しているだけですが
>今思えば昏睡した紅ちゃんを西さんが必死に気付けしてたのも、ただの演出じゃなく伏線でしたね
本当にただの数合わせだったら西さんなら見捨てて索敵に入ってそうだし

まるで人間バルサンとも言うべき光景を展開した紅ちゃんの恐るべき能力ですが、はたして彼女の力はいったい何なのか?
そのヒントとして
気密性完璧な防護服に身を包んだ4班メンバーの姿が揚げられます
前回ドルヂとバーキが人数分揃えようとしていたのはこの防護服だったことが明らかになると同時に
紅ちゃんの「入ってこないでくださいね」は「覗かないでね」という意味でなく、「危険だから入ないでね」という意味だったとも推察できます
そう思って前回の場面を読み返すと、ドアに張り付いてた仔TFは
死の密室に閉じ込められたようなもので実に哀れ
さて考察。能力の正体がイワンのような単純な空気中への毒物散布ならば、さっきまで全員所持していたガスマスクを装着すれば問題ない筈
つまり
紅ちゃんはガスマスクでは防げないモノを放出しているということになりますが・・・
更にこれだけゴキブリを殺しておきながら、
「対人を想定している」という台詞を添えているのも不気味
この物質の毒性は
これが人間相手ならばもっともっと殺せるということを意味しているのか
そうならば本艦からはかなり離れた位置にいるとはいえ、アシモフやイワンもかなりヤバイ状況なんじゃ・・・
とりあえずカエンダケとヤドクガエル、カメムシの悪臭は除外するとして、読者予想をざっと見た感じ圧倒的に多い予想が2つ
@細菌のMO(ボツリヌス菌?)
A放射能を撒き散らしている

「細菌だって生物には違いない」ということで、凄まじい毒性を持つ細菌のMOではないかという予想
この場合は0.5kgで全人類を滅ぼす事が出来るといわれている、ボツリヌストキシンを作り出すボツリヌス菌が最有力候補でしょうか
もうひとつ、
「防護服」「死」という2つのキーワードで連想してしまうものと言えば、やはり放射能
ただ放射能を出す生物なんて地球上には存在しないので、そうするとMO手術ではなくサイボーグ?
しかしながら2,3日かけて弱って死んでいくのならともかくゴキブリが即死するほどの放射線量
と言ったらそれはもう数字の桁がとんでもない事になるわけで。これはちょっと現実的には苦しいかも
例えば紅ちゃんの体内に小型の原子炉があったとしても、「じわじわ弱って死ぬ」ならともかく「即死」はありえないんじゃないかと
なのではんぺら的には細菌説を支持したいところです
また、予想のヒントとしてもうひとつ考えられるのが
「非人道的」という劉の言葉
それは「非人道的」な手術でもって紅ちゃんに与えられた力という事なのか、その力が「非人道的」という意味なのか
そもそも
成功率3割の生体改造手術からして十分非人道的なワケで
それがMO手術でなく、サイボーグ手術だったから「非人道」というのもおかしな話。つまり紅ちゃんの能力が「非人道」であると考えられます
もしくは朋友コメにもあるように紅ちゃん自身
この能力を使うと命を削るリスクを負ってるとかか
戦時中の特攻兵器のように「使用者に死を強いる」ということなら「非人道」というのも納得です
細菌兵器、核兵器。どちらも「非人道」の代名詞なので、どっちなのかの判断材料にはなりませんが
「どちらか」なのは間違いないか?とか言って外すのがこの漫画だしな・・・これは答え合わせが待たれます
いずれにせよ
3班はこれでアネックスに近づけなくなくなったし撤退は確実か
一旦退いてから1・2班&ジョセフ組との大連合でリベンジ?でもその前に中国班があっさりTF達にやられるって展開になりそうだけども
紅ちゃんの恐るべき能力が明らかになる(?)次号へ続く!
>モグラさん前回ネタにされてたけど、ひょっとして逃げ道掘ってくれてる?そうじゃないと今度こそロシア班終わるぞ…
>防護服来てる間は劉さんもジェットも能力まともに使えないですよね。それに半裸とか紅ちゃん能力は強いけど無防備すぎる
遠くから狙撃とか、投石とかで簡単にやられちゃうんじゃ・・・
それにゴキ側は死ぬのが怖くないからいくらでも特攻かましてくるわけで、いくら能力が強くても対人重視の時点で死にますよね


71話

まさにゴキブリに占拠されてしまう本艦の研究施設
歯痒い思いをしながらも、ここは軍人として班長として即座に決定する必要がある場面であった
その時。残り0.2秒で完全に固まろうとしていたアシモフの決断は
第4班の”装い”を見て更に瞬時にまで縮まった
全危険区域救助及び戦闘用防御甲冑
『マン・イン・ザ・シェル』!

既に状況から9割方撤退を考えていたアシモフではあったが、その決断を確定させたのは4班メンバーの着込んだ防護服
大声で伝令を飛ばすや否やアネックスに背を向けて猛ダッシュ。4班の「非人道」な切り札が何であるか、もはや疑う余地はなかった
「総員撤退!”細菌型”だッ!!」

【NBC兵器】
Nuclear「核」
(原爆・水爆) Biological「生物」(細菌・ウイルス) Chemical「化学」(毒ガスや放射性ミスト等)
今日の地球では堅く使用を制限されている3種の兵器。頭文字をとってこう呼ぶ

いくつかの同盟国ではそのような兵器の対処法を研究していた機関があったが、ある時期を堺に急激に資本が流れ込み研究が加速したという
それは第5支局ドイツが初めて「MO手術」を成功させた後のこと
「昆虫以外でもいいのなら「使える」」と―
MO手術自体の技術はドイツから盗んだもの。それはU―NASAのどの支局も同じ
同時にそれを「改良を繰り返された兵器」と掛け合わせるという発想自体も誰しもが持っていたが
それを本当に有効に使うための技術を開発したのは第4支局中国だった
20年前、被験者アドルフ・ラインハルトによって世界で初めて成功した「MO手術」は、昆虫限定だった「バグズ手術」から劇的な進化を遂げた
UーNASA全支局のMO手術に関する技術は、本家であるドイツから各国各々が諜報によって盗んだことが明らかになったナレーション
「生物であればいい」のならば、一体何の生物を組み込むのが最強か?
その考えの行き着く先はどの国も一緒だったが、ただ一国それを現実に成し得たのが中国だった。それは技術的な難易度はもちろんでしょうが
なによりも
細菌兵器の創造というタブー。他国が躊躇したそれを決行した狂気あっての成功だったと言えるでしょう
>昔は核がA(アトミック)でABC兵器と呼んでたような気もするが、今はN(ニュークリアー)なのね
それにしても細菌がM.O.O.の対象に該当するなんてまさに発想の盲点
ウイルスは生命体としての条件を満たしてないからNGなんでしょうか?

「我々の機関で仕事をすれば世界中から輸入された美味しい食べ物が食べられる
都会で流行りの服を着て、余ったお給料で買い物にだって行ける
お母さんや兄弟にも当然楽をさせてあげられる
お兄さんや友達の女の子ではいけない。
君のような子でなければならない」

>中国政府「だから僕と契約して細菌少女になってよ!」
>紅ちゃんの能力はボツリヌス菌で決まりですね、これは。とりあえず紅ちゃんは命を削ってるわけではないってことで良いんですよね?
>貧しい家族のために最終兵器彼女化した紅ちゃん萌え
>紅ちゃん前々からアホの子言われてましたけど、本当に一般人だったんですね
貧しい家庭を天秤にかけさせての人体改造、まさに「非人道的」の極みですね

田舎で農作業をしていた紅ちゃんに声をかける、UーNASA中国支局の人間。彼女の運命を180度変えた出会いだった
能力を行使する最中にこんな事を思い出すのはあの時の選択を後悔しているからか
というワケで紅ちゃんのMOのは予想通りの「細菌型」!
しかしながらまだ何の細菌かまでは明らかになってません。果たしてボツリヌスなのか、それ以外の細菌なのか

『合点がいったぜ・・・見たところタコとエビしか居なかったのにイワンのガスが気付かれたことも
あの坊主どもの不可解な強さも―そして一人だけ明らかに軍人じゃない少女が居た事も』

人為変態することなく人類のそれを遙かに超える嗅覚を発揮し、更に戦闘力においても3班を上回ってみせたバーキと爆
どうやらアシモフはあの2人の秘密についてもおよそ看破した模様
>名探偵アシモフさん、早くも合点がいっちゃった!私にはさっぱり分からないのですが……。ドルヂと爆の強さの秘密は来週にお預け?
>アシモフの感じた違和感……1.身内に細菌型の広範囲不可視攻撃がいたからイワンの毒ガスに気づけた
2.爆やバーキが変身しなくて強いのは…半サイボーグだから、か?
万が一にも紅ちゃんの能力が発動しちゃった時に細菌を目視できるような機械を目に埋め込んでるとか?
んでついでに動体視力が上がって強くなった?もちろんオニヤンマほどではないが。そして変身しないのは、できないからでは?
機械を埋め込んで半サイボーグ状態では肉体が変化するMOOを使用できない?
まぁアドルフさんよろしく変身せずとも特性は使用できるようですけど(バーキの嗅覚とか
>中国班は西さんやジット以外、爆達は細菌型ってことですよね
変態してるロシア班と互角に戦えたのは「変態してない」からではなく、すでに変態して、見た目が変わらなかったからなのか
なるほどそういえば細菌型の特徴なのか、紅ちゃんは能力を行使しているにも関わらずその姿は人間のままです
バーキと爆も同じように「実は既に変態してる状態だが、見た目からはそれが判断できない」って最後の朋友予想を支持したい

そして全力疾走でアネックスから離れる3班メンバーの中、何故か一人凄まじい怒りの形相でその場に立ち尽くすのはアレキサンダー先輩
先輩のこの憤怒の感情は何を意味するのか?と、ここで我等のモグラ先輩が颯爽と地下から登場
動けないサソリ姐さんをすばやく回収すると、班長以下メンバー達が飛び込んでくるのを待ちます
「坑道から逃げるか。確かに地中なら影響は少ない―まぁ読んでたけどな」
しかし脱出するなら坑道を使うだろうと読んでいた劉。高田純次のようにバズーカ構えた爆がこれをぶっ放します

「サーシャ!!!」
高田純次バズーカで3班まとめて一網打尽!?と思われるも、アシモフが叫ぶと同時に穴から飛び出した小柄な人影
3班と4班の生き残り人数が表示された際、「ロシアはあと一人いるハズだが」と考察していた最後の班員です。まさか女性だったとは驚き
迫り来る弾頭の前に立ちはだかって両手をかざすサーシャ。そして直撃!
哀れ登場して僅か0.5秒で粉々の肉片に・・・と思ったら、なんとまったくの無傷でその場に立ってます。肉のカーテン!

『アラミド繊維防爆シート・・・?なワケないか・・・戸立蜘蛛か!』
「戸立」の名の通り、トタテグモは地面に掘った巣穴の入り口に糸で編んだ堅い蓋をすることで有名な蜘蛛
なにせカイコの糸の強度が鋼鉄の硬さになるスケール比ですから、戸立蜘蛛の蓋がロケット砲弾を防ぐシールドになるのもなるほど納得です

>ロシア側残存数5人の最後の一人が登場。木の根元辺りで蓋付きの袋状の巣をつくる戸立蜘蛛ですか
蜘蛛ゆえに身体能力も高めで、強力な糸も使えるなかなかの戦闘要員。しかもロシア風のクール美人W
>全追撃のベスト・ディフェンスは私の中にある!!かくれんぼの神様が来たッ戸立蜘蛛だ!!!
>ロシアの新キャラは可愛いけど多分「扉ごと一撃でだなんてなんてパワーだ」みたいな新ゴキの引き立て役になって死にそう
>新登場のサーシャ、可愛い顔してるけどバリア能力なんて
バリアごとぶち抜かれて死ぬフラグががが、可愛いのに、可愛いのに・・・ッ!

>「アシモフ」とトタテグモと言うと、SF作家として有名な アイザック・アシモフ は
「トラップ・ドア・スパイダーズ」という社交グループに所属していました
その会合の様子をモデルにした『黒後家蜘蛛の会』という名作推理小説があります
仕事の合間などにも気軽に読める、軽〜いノリの短編集なので、是非是非ご一読をお勧めします
>サーシャさんがかわいくてかっこいい しかし劉の言うとおり脳筋みたいな特攻作戦の裏で
撤退用に3人も戦力を割きその人選もベストだったようでアシモフの班長としての優秀さが光ります
>アラミド繊維の覆幕・・・バキ外伝でガイアが大統領護衛任務テストの際使ったアレですか
爆発避けとしてはポピュラーなアイテムなのかな?グレネードランチャーの直撃に堪えるトタテグモのフタすげー
>ちょうど女の子だし、近いうちにマルコスとクモカップルになるイベント期待w
「いかにもマッチョな全員特攻作戦と思いきや撤退用に3人も隠れさせていたとは・・・
仕留められなかったか・・・厄介なヤツらに背後を取られちまうな」

劉も思わず感嘆するアシモフの周到な撤退準備。かくして恐怖の細菌兵器からなんとか逃げ延びることに成功した3班メンバーでしたが
登場時は死ぬほどカッコ良かったのに結局いいようにやられて撤退という残念な結果になってしまいました
TF達もまた、紅ちゃんの脅威を理解するや無謀な特攻は諦めて即撤退。真っ黒に覆われていたアネックスは再び純白の姿を取り戻すのだった





「ひとまずは退けたって所か・・・ゴキブリもロシアも」
「あぁ・・・俺等も防護服なしじゃ近づけなくなっちまったけどな」
「隊を組み直そう。紅ちゃんも呼んできて」

というワケでTFの大軍勢とロシアの両軍を退けることに成功した中国。今後の防衛体制を見直すべく隊を再編することにします
って・・・・
志村うしろー!!!!!

なんと最後尾を歩いていたモブ隊員が、音もなく絞首縄で天上に吊り上げられました
「どうしたバーキ?」
「いや何でも・・・このマスクつけてっと鼻の勝手がやっぱ違うな」

本来ならクセモノの存在を感じ取ったハズのバーキの鼻。皮肉にも防護服を着込んだことが中国班の高性能レーダーを無効化してしまう
更にバゴォン!と今度は
ワイヤートラップに引っかかった隊員が壁の爆発で死亡
なんとか敵を退けたと油断していた矢先、謎の「見えない敵」によって瞬く間に2名に隊員が殺されてしまう中国班。それにしてもこの手管
ランボーか?!ランボーなのか?!(違います)
一方その頃。一刻も早くこの場から離れようと坑道の中を全力で突き進むロシアチームは、ある異変に気付いて立ち止まる
アシモフの命令は「総員撤退」だったハズなのに・・・
「待て!待って・・・・!先輩は・・・!?」

「・・・まだ艦内にいる。3位と10位は穴に入っていくのが見えた
それにこの手口・・・奴等の中で僕らに対し怒っているのは3位ではなく・・・
”7位”ってことか」


「許してくれ・・・義父オヤジ・・・」
>アレキサンダー先輩がアシモフ娘のダンナだったなんて誰も予想できんわ!
>本名アレクサンドル・"アシモフ"で蟹モフさんを「義父」呼びってことは、先輩は蟹モフさんの婿養子ってことでいいんですよね?
妻と子供が被害にあったウイルスの研究を妨害する中国、そりゃあ許せませんよね…
>まさかの7位先輩熱すぎ滾った。しかも義父ってことはアシモフ娘の旦那ですかね?それとも苗字まで同じってことは養子??
>あ、憧れのハゲキ先輩が慶次やマルコスより上だったなんて!!!(感激絶頂射精
>7位とアシモフ家ファミリー判明だけど婿養子でなったのか元から養子だったのか、
もし両親死んでアシモフ家にもらわれたなら義父も納得だし
>アレクサンダー・聟モフ先輩!濃厚な死亡フラグが青天井のストップ高です。嫁さん待ってんだから、未亡人にしないであげてぇ
>彼の最初の登場からこの展開を予想できた者がどれほど居ただろうか。いや居ない
漢、アレクサンドル・アシモフ。その勇姿を焼き付けろ
>先輩は蟹隊長の愛娘の旦那、つまりアシモフ家の婿養子なんですかね?
それとも孤児だったのを蟹隊長に引き取られたとかですかね…?前者かなやっぱり
>あの子煩悩に「娘さんを下さい!」と頼み込んで五体満足で生還する生存能力!『これが7位』
>なっなななな7位…!?ってやっとこさ明かされたと思ったらもう死にそうじゃないですか旦那さーん!!
…ゴキブリが即死する細菌の中でも戦えるあたり、強い生物なのは確かなんですが…絶対永くないじゃん…
あと一部の方々はモグラさんに謝っていいと思います
>アシモフ「おめえらに究極のMO戦士像ってやつを教えてやろう まずは身長180センチ!体重うっすら髪を残さず89キロ!
そしてマーズ・ランキングは中国人をはるか凌駕する!となりゃアレクサンドルしかおらんだろ 俺の婿養子ではあるけどよォ」
>アレキサンダー先輩、怒れる第7位!! てことは隊長格(劉以外)+あかりんを除いた最強の7位だったよ先輩
糸の罠は特殊繊維の糸なのか、それとも特性によるものか…
特性だとしたら糸を使う甲虫はいないだろうから幼虫時代に糸を使う甲虫なのかな?
>アレキサンダー先輩=アシモフの娘の旦那!!予想できるかそんなの!!
ロシア班の中でも「ゴキに殴られても平気」ってことくらいしか印象に残る戦闘の描写が無かったってのに…7位ですかそうですか
そうだよね。ゴキに真っ正面から殴られて今まで平気だった人なんて、養父と慶二、燈くらいだったものね。そりゃ強いですよ!
今から楽しみです!嫁のために頑張る旦那とか、一人で敵陣特効とか、死亡フラグビンビン丸ですけどね!

アレキサンダー先輩まさかのマーズランキング7位!
オフィサーと燈という規格外の6人を除くと、マルコスや慶次を抑えてクルー中最強の男ということになります。マジか
更にアシモフを「隊長」ではなく「義父」と呼んだそのフルネームは
アレクサンドル・アシモフ!
娘の旦那なのか、それとも戦災孤児か何かでアシモフが引き取った養子なのか。まだどっちかは解りませんが
あの細菌兵器に対する憎悪を見ると
細菌兵器で全滅した街の唯一の生存者だったとかありそうね
この場合は娘の旦那じゃなくて後者ってことにになりますが・・・でも話を盛り上げる意味では旦那の線も可能性高いんだよなぁ

アレキサンダー先輩、命令無視で死の船アネックスへ単身侵入!
慶次やマルコスをも上回るその能力は、はたしてどんなものなのか?MO生物は?先輩とバックボーンとともに明らかになってほしい次号へ続く!
>一見すると慶次より能力的な特徴のないアレキサンダー先輩が7位というのは考察がはかどるんじゃないですか?
今回見せたようにトラップに長けているのか、はたまた専用武器が強力なのか、鋼の精神を持つ男なのか、
個人的には中国班の持ってる色々な武器を巧みに使って奴らを混乱させて欲しいですね
>まさかの一人残りアレキサンダー先輩。判明したランキングはまさかの7位
正直なところ身体能力で慶次やマルコスには劣りそうだから10位台と思ってましたから意外
ブービートラップ、糸による絞殺を見せましたから意外とクモ系がベース?
>アレキサンダー先輩のMO伏せてるのは何故でしょう、7位ということから考えるとやはりクワガタ系でしょうか?
ハサミムシがシャコより強いと言われてもしっくりこないし燈(蓑虫)の場合は本人の戦闘力+先天MO考慮してのことだろうし
もしくは先輩が燈並みの格闘家なのか
>ランキング上位者で先輩の持つ武器がある、さっそく使ったトラップかもしれないけど小吉みたく薬もありうるし、
性格上絶対良しとしないだろうけど人質として中国班とロシア班の取引材料に生かされる目もあるし
外にある妨害電波アンテナに爆薬を仕掛けたとかで先輩もう一度の交渉術がでるかもしれない
まだ先輩には生存フラグも残ってると信じたい
>アシモフさんの娘さんの旦那さんだったのか、、、激怒もしたのには感染した嫁さん以外にも理由がありそう
7位という予想外の高ランク。その裏付け、何かしらの隠し玉を持っているのか期待
>メダカ隊戦から娘さんの旦那がアネックスに参加してないはずは無いと思っていましたがこの人だったとは・・・
ただブチ切れてる理由が紅ちゃんの能力関係してるっぽいから他にも何かバックボーンあるのかと、
例えば細菌兵器で家族を失ってアシモフ家に引取られたとか
>細菌兵器と聞いて先輩が激昂した理由、実の両親が細菌兵器のテロか何かで無残な死に方をした過去でもあるのか、
民間人を適合したからなんて理由で細菌兵器なんてえげつないモノにした事に激昂したのか、
軍人として敵は殺すが拷問は嫌いとか根がいい人っぽいからどっちだろう
>軍人には似つかわしくない少女のとこでのアレクサンダー先輩の怒りのアップ。なにかあるのかな?
妹が細菌兵器で死んだとか?そして7位の武器はトラップ関係?
>アレクサンダー先輩が怒っているのは、
純粋にNBC兵器の使用に対してなのか、幼気な少女を非人道兵器に作り替えた事に対してなのか
紅を殺してでもNBC兵器を止めたいと思っているのか、紅を救いたいと思っているのか


72話

やべえ・・ミスったな・・・
義父達が全力パンチを仕掛けてる間に、俺がきっちりミサイル盗んでコードも聞き出して制圧!施設ゲット!
要は俺の働きに全て懸かってる作戦だったわけだが・・・
結果はこのザマ。あーあ・・・
もしコレ映画だったら観客総立ちで「金返せ」コールよ?

2時間付き合わされた挙句クライマックスで主役が「やっぱ失敗しました!」だからね
でもコレ映画じゃねーから!失敗する可能性くらい当然入ってるから
むしろ全部うまくいくほうが珍しいから。何が言いたいかっつーと・・・何でミスったかっつーと・・・
「逃げればよかった」 いつから俺・・・こうなっちまったんだろう
【男は、残った。兵士だからか。男だからか】
100%の「死」で埋め尽くされたアネックスにただ一人残ったアレキサンダー先輩
ハードボイルドな煽りとともに自嘲気味な笑みを浮かべ、「元々こんなキャラじゃねーだろ俺。いつからこうなった」と自問する姿がまた渋カッコイイ

「ば・・・爆薬・・・!?何で・・・」
「落ち着け。爆薬の類は僕らが持ってきてるので全部。あとは防犯器具くらいだろう
爆音はこれ。消火器を弾いたからだね。僕らに恐怖心を植え付けるためさ
片手でブービートラップを作るとは器用な奴だが、そう3個も4個も作れないだろう
敵は1人だけだ。そしてここでは長く生きられない
敵の狙ってる物、僕らが盗られると最もヤバイ物、僕らが向かってる場所
全て同じだ。つまりもう1基のミサイルの所!
爆くんバーキくん西さんジェットくん付いて来なさい、奴を倒す。残りの者は紅ちゃんと荷物の回収を」

死を覚悟で乗り込んできた敵と、鮮やかなトラップで葬られた2人の班員。メンバー達に動揺が広がるも、劉は冷静に状況を分析
アレキサンダー先輩が殺傷能力の高い武器は持っていないこと、その目的ポイントを看破し、戦闘員だけを引き連れ迎撃態勢を取ります
>劉が「ついてこい」って言った中に西さんいたけど、当然生きてましたか…
なんかアレキサンダー先輩の死因が西さんになりそうな気が
>なにげに劉のセリフの中で西さんも呼んでいて、描写されていないけど彼女も防護服着てついてきているってことですよね?
ヤンマゴキに手足を確かにもがれたのに問題なくついて来ているという事は劉と同じく再生可能な能力も持っていると考えて、
体色を自在に変化させられるコウイカじゃないですかね?
それで背景と同じ色を体に映す事で迷彩効果を発揮していた(全裸の理由)、
ゴキに切断された事で体色の変化がなくなったので手足が見えた、
アレキサンダーの相手を一人任されたのもあれだけ凶アピールした頭足綱なら納得いくし、どうでしょう?

さてここで劉の台詞に注目。一見するとなんでもない台詞の中に考察ポイントが隠れています
腕と足を切断された西ですが、この会話シーンを見る限り
その怪我を労る様子が一切見られません
朋友の予想コメントにもあったように、西さんのMOは劉のような
手足を再生できる生物という可能性が極めて濃厚に
アレキサンダー先輩を攻撃しようとした腕が鞭のようにしなった描写を加味すれば、朋友予想のイカが本命でしょうか
あと西さん、時間的に服を着る余裕はなかったハズだから防護服の下は多分素っ裸だよね・・・なんか想像するとエロいね・・・





『そう、以前の俺なら今からでもダッシュで逃げてたね。いつからこうなっちまったんだっけ・・・』
濡れ手拭を顔に巻いて簡易マスクを装着するアレキサンダー先輩。無論細菌兵器に対してこんなものは気休めにもなりません

絶対に生還できない片道切符。
男を変えたものは何なのか。ここからお決まりの回想シーンに入ります
親の顔は知らない
成績優秀スポーツ万能、しかし褒める人がいないからいまいちピンとこない
オールAなのにそのまま中卒で軍隊に就職。強いて言えば銃と金が好きだったのと
普通の人はきっと持ってる「軍隊か・・・ちょっとな」みたいな気持ちが全く無かったことが理由かな
だって敵の家族の顔なんか全然見えねーんだもん
敵を捉えるのも、拷問するのも、全然余裕だったね。仕事だしね
そういやそうだった。以前はな・・・
今は困ったことに全部見えちまう。いつからだったかーそう
ある女に出会ってからだ。敵国から来た留学生だった
そいつの後ろには家族が見えた。いやただの幻影だったのかもしれない
なんせその中には俺も居たんだからな
物心ついた時には天涯孤独の身だったアレキサンダー少年。成績優秀スポーツ万能だったのに「褒めてくれる人がいない」のくだりが寂しい
そのせいか。やがて軍人になった青年は、仕事で敵兵を蹂躙することに何の抵抗も感じることはなかった
そんな中、敵国からやってきた留学生の女を見た青年は我が目を疑った
彼女の背後に家族の姿が見えたから。そしてどういう事か、その中に自分の姿もあったから
>ロシア軍のスコップ使いといったら・・・スペツナズじゃねえか!そりゃ7位だわ

「遺伝子レベルで一目惚れです。結婚して下さい」
「5000%無理です」

落とせる自信があったってワケじゃない。そんな軽いナンパなんかじゃない。ただこの人と―
この美しい人を育てた人達と家族になりたい。何故か一瞬でそう思った
真剣なプロポーズを0.5秒で断られるも、「仮に本気でもロシア軍人はウチのパパが絶対無理」という彼女に対して尚も食い下がります
「・・・だったらそのお父さんに会わせてくれ!!!」

>アシモフさん「多少イケメンでも無理!」
お父さんはイメージと違った
まさかシルヴェスター・アシモフだとは・・・

ところが「お父さん」はロシア軍の精兵も泣いて逃げ出す敵国の軍神
会話すらなく顔面パンチ一発で断られたアレキサンダー先輩だったが、それでも彼女を諦めることはできなかった
「お父さん」などと迂闊に呼んでは殴られ、
見た目がチャラいからマズいのかと散髪して行っては殴られ、
坊主が似合わないからスキンヘッドにして行っては殴られ・・・


何度殴られても不屈の精神力で難攻不落の要塞に挑み続ける先輩
「アレキサンダーがあのシルヴェスター・アシモフの娘に求婚しているらしい」という噂はロシア軍の中でも知れ渡ったのか
支給される負傷手当が大幅に増え上官からも一目置かれるようになった頃、ついに変化が起こる
>負傷手当て付くって、それ軍務と見なされてるってことですよねwww
「軍神」に単身挑んで、命より大事にしてるものをかっぱらってこいっつー任務を先輩に課すロシア連邦軍は案外話が分かるw

なんと目標が家庭内陣地で孤立し始めたのである
囲まれ追い詰められている・・・連邦軍が倒せなかった軍神アシモフが!

一体何だこの光景は また俺は幻影を見ているのか?

>家庭内ランキング 3位 シルヴェスター・アシモフ
>アシモフ嫁 家庭内ランキング1位 M.O.ベース剛田家の母
>あーっと、これは!!アシモフ母娘の、クロスボンバー(?)だー!!!!
>ものすごく良い回想シーンなのにアレキサンダー先輩の毛根を犠牲にした戦いの日々に吹かざるを得ない
>家庭内で孤立する軍神に涙と笑いを禁じえないwwwww次の外伝はアシモフさん一家をお願いしたい
殴られるごとに減っていく先輩の髪の毛w 徐々に逆に追い詰められていく軍神アシモフw
火星だけではなく、家庭内でもランキング3位だったアシモフ
ページをめくったら見開きで人の首が吹っ飛ぶ凄惨な漫画なのに、
こういうシーンでホントに和むのがテラフォのすごいところだと思う

貴家先生は元々「ビーバップハイスクールみたいな漫画を描きたいと思ってた」そうですが、その雰囲気が実によく伝わってきます

―そこから先はよく覚えていない
だってよ・・・あまりにも・・・あまりにもずっと・・・
ずっと幻影の中みたいだったからよ・・・・


親の顔も知らなかった少年は、理想の家族を手に入れた
それはまるで夢や幻の中にいるような時間だったに違いない

トリコとのシンクロニシティをよくネタにするテラフォですが、今回のこのくだりは三虎の過去編と被りますね
>家族を知らない先輩にはわからなかったんだろうなー
肝っ玉母ちゃんと溺愛している娘のタッグには、お父ちゃんは絶対に勝てないってことをw
そして幻覚のような幸せを感じ取れた先輩……;;
>孫ができたことを喜ぶカニモフのおやっさん、手にした紙に柔YAWARAとあったから、お孫さんは女の子だったのかなぁ
蟹モフさんは柔道の段位持ち。日本の文化に多少なりともご存知でいらっしゃるでしょうし
>家族団欒のシーン、お嫁さんやお義母さんはもちろんですけど、アシモフも素敵な笑顔で先輩の頭を撫でていて…
先輩が家族の一員になったことがよく解り、先輩良かったなぁ…家族・自分を褒めたり認めてくれる存在ができて…と感動しました
だけどこんな幸せな家庭・温かな家族を知った先輩が、家族のいる紅ちゃんを倒せるのかな…
>家族が無かった男が得た家族、守るべき者愛する者のために戦う父と息子……
先輩かっこよすぎだろ……これは8巻表紙確定だな

『もう少し・・・もう少しなんだよ・・・ッ!』

中国班員達が部屋に入ってきたのを確認すると、ドアに仕掛けておいた消火器煙幕に乗じて踊り出るアレキサンダー先輩
何が起こっているのか理解できずパニックになるメンバー達を、鮮やかな奇襲で次々と仕留めていく。流石は元スペツナズ
ここで注目は先輩が持ってる
鞭のような物。何だか妙に生物的な形状してます
>先輩の獲物は鞭?ナイフ?そもそも形状が昆虫の顎のようにも見えなくもないような・・・?
先輩のシルエットとも相まって、ギルススティンガーを振り回すギルスみたい
これが手持ちの武器ではなく、MO生物のフォルムの一部分だとしたら考察の新要素になりますが・・・・
>アレキサンダー先輩のMOは、アメリカカブトガニ説が有力みたいですね
病原体に強い抵抗力があるみたいです。あと、カニの息子でカブトガニ

なるほどこのギルススティンガーはカブトガニの尻尾の部分か?
wikiを見てみると確かに朋友の言うとおり循環器系を病原体から隔離できるとの記述も
テラフォーマーでさえ即死する毒素が充満する中、未だに活動できることの理由付けにもなります。これが現状の最有力説かな?





「クソッ!言われてみればそうだ!あの罠・・・前に居た奴や劉将軍が食らわなかったのは・・・
単にヤツが俺等のすぐ後ろに居て仕掛けてたからだ!
奴の狙いは初めからミサイルじゃあない!」
一方、大慌てで廊下を引き返すのは中国の戦闘員メンバー。そう、さっき先輩が暴れた相手は彼等ではなく非戦闘員達
劉の判断は間違っていた。いや先輩がそう思わせたのである
途中で妙だと気づいて急いで戻ったものの、時既におすし。ドアを開けると真っ白な煙の充満する部屋の中で全員が事切れていた
>劉隊長…有能なのか慢心してるのか、定期的に読みを外しますね…
まあ「相手に自分の考えを読ませない」と言うのは頭脳戦においては重要な事ですから
それだけアレキサンダー先輩が優秀と言う事でしょうか

「全滅・・・!?こんなバカがあるか・・・・
相手は7位とはいえ一人で片腕で死にかけだぞッ!?
しかも何だこの煙幕・・・消火器だけじゃねえ。何を燃やしゃこんなに燻るんだよ?
生肉か?置いてねーぞそんなんッ!」
「いないぞ・・・ヤツも・・・紅もだ・・・」
「くっそッ・・・!鼻さえ使えればぁあああ・・・!!」
戦闘員以外の中国クルーを全滅させたアレキサンダー先輩
「部屋を猛烈に燻した物」の正体もMO生物予想のヒントになるか?カブトガニの血液成分にそういうの入ってる?
「鼻さえ使えればこんな事にならなかったのに!」と激昂するバーキ。切り札として発動した紅ちゃんの能力が仇になるとは皮肉なものです
>煙幕やら、焼けてるやら、先輩のベースの能力なのか、それとも即席のトラップで焼いたのか
どちらにせよオフィサーと特別性の燈を除けば最強の7位
マルコスと慶次以上の実力者ということでそのベース、戦い方が何なのか気になりますね
>先輩のMO能力と武器の推測材料は中国班員モブの背後を取った瞬間持っていたムチらしいものですかね?
消火器のピンを抜く為の何かや消火器の部品ではなさそうだし。中国班員の首を穿った一撃はこの武器によるものか、
次に構えていたナイフなのか不明だけど能力を活かす武器でムチとはモデルに思い当たるのがいない
それともドルヂが言っていた「消火器だけではない煙」が武器なのか、
煙幕が武器じゃゴキブリに奪われてもまるっと使われてしまうしこの煙は能力が有力ですかね?
>片腕で死にかけで全滅。対人特化と言われる銃を持っていた中国兵をあっさり全滅させる手練れさ
片腕で死にかけというのは慶次もでしたが、また難易度が別物ですし
何か武器のようなものを持ってますが、即席で作った武器なのか、専用武器なのか?
「異様な煙幕」というのがアレクサンダー先輩のMO能力か?
>ドルヂの嗅覚に対する絶対の自信は何なの?なんか怖いんですけど

>防護服のデメリットひでえなぁ、バーキぇ…。 本来なら 1.紅ちゃん発動、周囲汚染 2.中国班は防護服で防御
3.んで敵が近づいてきたらミサイルやバズーカで攻撃 …とわりと感心するほどに完璧な布陣だというに、
死を覚悟で接近されるとここまで脆いとは……死なないで先輩!!

「・・・・保たないそうだな。お孫さんはおろかお嬢さん自身も2年はとても・・・
こちらの計画を実行に移すなら、おそらく出発は半年以内にまで縮まるだろう
今はロシア市民であるお嬢さんの命が助かる可能性も生まれる
無論リスクがあるし、何より貴方自身も他国の仲間を裏切る形になるが」

回想ラストシーン。本来は2年かけてじっくり準備が進められるはずだったアネックス計画を半年に縮めたのは、ロシアの計画だった
ロシアの狙いが何なのかはまだわかりませんが、他国の仲間達を裏切るような行為は本来アシモフならば絶対に良しとしない所である
しかしアシモフは一切の迷いなく、
全てを背負った覚悟の眼差しで静かにこう答えたのだった
「綺麗事を言うつもりはない。悪びれるつもりもない
俺は自分の娘と孫を守るためだけに他の世界の住人全てを売る
そして・・・・


俺の息子に二度も家族を失わせはしない!」

>アネックス1号の出発が早まったのはロシアの計画のせいだということがわかりましたが、その目的はなんなんでしょう
アシモフさんからしたら、娘を救うため早くに火星に行きたいってことでしょうが、ロシア政府側は何を狙っているのか
>計画を早めたのはロシア!しかしそれは娘のため!家族のため!その利己的な善性、非難するのたやすいですが、非難したくないです
でも、計画が早まっていなかったら、春風桜人の助かる可能性も潰えていたのかも?
>よくよく考えればアネックス計画が全てうまくいってワクチンができても、
その利権を貪るのはU−NASA本部たる米と日本だけで、出回るワクチンは暴利価格に数極小、となれば
アシモフ一家がどんな英雄たる軍人だろうが一家には到底手の出ない物になっちゃうんでしょうね
>「俺は自分の娘と孫を救うためだけに他の世界の人間全てを売る!」
最初に売ったのが、長年連邦に屈せず戦い続けた軍人としての自分なんだろうな
男は誰もが認める軍人から、誰に石を投げられても構わない父親になった

>『きみは家族のために史上最低の卑怯者になれるか?』静かに、しかし揺ぎ無い覚悟を湛えたアシモフ班長が感動的すぎる
これを見たあとだと『世界よりキミが大事さ♪』なんてほざくチャラ坊は、
頭丸坊主にしてカニの改造人間になって、火星行って手足の2、3本は失くすような修羅場を潜らないと絶対認められんな

>旦那と親父の両方が3割のMO手術に適合するとかちょっとご都合?とも思ったけれど…
1stが愛の奇跡と言われたように、思っていたよりこの漫画のキーワードは愛なのかもしれないすね

「唯一防護服を着ていない・・・君が例の細菌型か・・・
君がここで特性を使う限り3班が研究施設を使うチャンスは失われたままになってしまう
・・・・綺麗事を言うつもりはない・・・悪びれるつもりもない・・・
死んでもロシアで最初にワクチンを造る!

俺がただ俺の家族を・・・守る為だ・・・!」
愛する妻と子の命、そして全てを背負い自分を「息子」と呼んでくれた義父の為
アレクサンドル・アシモフは己の命を代償にしても、それらを必ず守ると決めたのだった。おおんなんてこったコンチクショー
>今週のアレキサンダー先輩のあまりの格好よさに軽く尿ば漏らしました
マーズランキングテロップは今週のラストで入れたほうが燃えた気もする
>ここまで濃厚な死亡フラグを見たことないけど先輩には生きて地球に帰って欲しい
>アレキサンダー先輩、薬の過剰投与で体力を底上げして毒素に対抗しているとか?
毒素にしrp過剰投与にしろどっちにしろ助からないので、最後には聖書の引用をバックに散るフラグ?
逆説的に「聖書からの引用されるとして」それっぽい昆虫を探すと
「蟻」に行き当たります
糸を出す蟻はツムギアリなどですけど、はたしてベースは何なのか
>先輩の改造ベースはまだ判断する情報が少ないですけど、先輩自身のエピソードから鑑みるにツムギアリではないですかね
糸を出して葉を綴り合わせ「家」を作る蟻です
>前は敵の家族とか見えなかったけど、家族ができた今は見えてしまう。紅ちゃんは貧しい家族のためMO手術を受けた
コレ、先輩は紅ちゃんの家族のことを考えてしまって倒せないで死ぬフラグじゃないですかあああああああああ
>細菌タイプのM.O.Oはいわば生きた殺戮セキュリティシステム。完全に抹殺してしまわない限りこちらの本懐は果たせない
殺す。それが例え無垢な少女であろうとも・・・ここまできて情に絆された隙を衝かれて犬死に、なんてオチは勘弁してくれよな・・・?
>既に鼻血ダラダラ(脳含め内臓からの出血)で余命幾許も無い先輩、劉に呼ばれるも姿の見えない西さん…先輩には頑張ってもらいたい
>先輩多分紅ちゃん殺せないと思う・・・彼女にもいますからね「家族」が・・・そしてそれが見えちゃうと、見えるようになっちゃったと・・・
それで躊躇してたら任務の為に自らを省みずマスク外したバーキに察知されて・・・
ただ紅ちゃんのその後の動向にもモノ凄い影響与えてしまいそうですが・・・
>アシモフ親子の家族愛に泣かされました
でも逆に、これほど深く家族を愛している先輩だからこそ、紅ちゃんを殺してほしくないと思ってしまいますね
そして満身創痍の状態で中国班を壊滅させられるベース生物とは一体……?色んな意味で来週が楽しみです
>アシモフ一家の優しさに触れて人としての感情を取り戻していった先輩にとってアネックス計画妨害という
「敵の家族の事を考えない」中国の行動は、まるでかつての自分を見ているようで尚更怒りがあるのではないかと考えてしまいました
先輩の強い意志が紅ちゃんに伝わって、投降してくれることを願います

>テラフォなんで青年誌なんだろうなぁ(A.R-15級だから) 少年誌なら先輩も生存の可能性あるのに、もうドン詰まりじゃないかー!
>アレキサンダー先輩には本当に助かってほしい。5000%無理でしょうけど、これほど助かってほしいと思うキャラは久しぶり・・
>愛する家族を守りたい…それは先輩・紅ちゃんの両者に共通する気持ち いや二人だけでなく他のクルーも抱いているだろう気持ち…
争わないでみんなで協力して地球を救ってほしい…先輩にも紅ちゃんにも死んでほしくないですよ
>NBC兵器や幼気な少女を兵器にする事に特別な思い入れがある訳では無く、
どんな手を使ってでも、どんな汚れ役を背負ってでもワクチンを作る、という事だったか
でもこれ、紅の背景に「家族」が見えて、最後までは突き進めない結末になりそう
> 「細菌型だ!」ではなく「総員撤退!」で先輩激昂したのか、自身の失敗が原因だと
全てうまくいく方が珍しいと自身でもわかっているけど家族の為に動いてしまった行動は兵士としてでなく男としての行動だと思います
父親であるとしたらダメだと思います、義父を大切に思うならこれから親父になる自身の身も考えろと
一目惚れですと猛烈アプローチかけ続けた挙句、妻を助けるべく産まれてもない子供まで残して死んだとか
残された家族最悪じゃないですか・・・血まで吐いてるけど生還しろって
>雷帝アドルフの「道を!退け!!」状態に入ったアレクサンドルさんですが
MO手術されるまで普通の少女だった紅ちゃん殺すのを躊躇った瞬間劉さんに殺されそうな予感しかしません…
紅ちゃんも家族の生活のためMO手術うけたんだし…ああもう誰を応援すればいいか
>最初の映画の例えやギャグにしか思えない4連続顔面パンチや死にかけだってのに背負うもののために戦う先輩が、杉田ボイスで再生されたわ…;;
>酸性雨で頭髪の心配をする先輩が玉砕覚悟で単身中国班に挑む姿に涙がこぼれます
家族の為に戦う彼が、事情は違えど同じく家族の為に人体改造を施した紅ちゃんを殺める事が出来るのか…
躊躇していると不意打ちされる展開しか見えなくて次週は読むのが辛いです
今は敵の家族の姿が見えるって、紅ちゃんを殺せないフラグすぎるやろ!
ここまで魅せてくれて犬死にってことはないと思うので、命は取らずとも紅ちゃんの特性を無力化するのはしてくれると思いますが・・・(方法はわからん)
映画のようにはいかなくても。男には男の仕事がある!
ヤバイ。もはや人気キャラ1位の座をアドルフから奪いそうな勢い
次号、巻頭カラーでアレキサンダー先輩最後の闘い!
男の生き様をまぶたに焼き付けろ!

「家」を作るアリってことでツムギアリ説はすごくありそう。先輩の最後を感動的に飾ってくれそうな気がする。カブトガニ説とどっちが勝つか?
>『男は、残った』『兵士だからか 男、だからか』『映画のようにはいかなくとも。男には、男の仕事がある!!』
漢!漢!漢が燃える!それがさだめよ漢!!! ♂率100%、怒涛の男アオリ攻め!

>アドルフ「護る!護る!!護る!!!読者人気1位をッ!!」


73話

『7位のベースは「スマトラオオヒラタクワガタ」
蟹の班長と比べて鋭いが軽く、再生能力もない地味な昆虫型だ
燃やしているのは・・そうかテラフォーマーの内臓か何かか
軍隊では敵に見つかる恐れがあるため煙の大量に出るものは燃やすなと教わる・・・
それがここでは有効になるか・・・・!加えてニオイも酷いだろうな・・・マズイな・・・・
俺達の特性は防護服を着ていては十分に使えない・・・!
このままじゃ紅が・・・!』
>アレキサンダー先輩「カブトガニ・・・?ツムギアリ・・・?何言ってんだヒラタクワガタだよ」
>アレキサンダー先輩の初戦闘シーンで特性がクワガタだと見抜き、
こいつ人気でそうだなと予想した(26話レビューより)はんぺらさんの目は決して節穴じゃなかった
>先輩のベースが凝ったものではなく、普通な昆虫で逆に驚いた
まぁ実際、能力が強かろうとも適合率がよかろうとも、マザコンボクサーや色黒メイドとスペツナズじゃ力量差は歴然ですからね…
しかしそんな7位の先輩より強いあかりんマジぱねぇ

冒頭、4班戦闘メンバー達のモノローグであっさりその正体が判明したアレキサンダー先輩のMO生物はすげえ普通にクワガタ
確かに強力な甲虫ではありますが、特に生物として注目すべき特性のないクワガタでの7位。先輩個人の軍人としてのスキルを加味した評価でしょうか
拳から衝撃波を撃ち出すジェット、優れた嗅覚を持つバーキ、透明になる西。いずれも防護服を着ていては真価を発揮できない3人の能力
このままでは4班最大の切り札が危ない。一刻も早く紅ちゃんと先輩の居る位置を割り出さないといけませんが・・・

『目も霞んできた・・・血清・・・それと呼吸器・・・の類は・・・・持ってないんだろうな・・・
持っていたとしても・・・この娘を捕まえたまま脱出するだけの時間が果たして俺に残されているか・・・
昔の俺なら逃げるだろうか・・・殺してしまうだろうか・・・流石に子供は・・・・だが―!
”今の俺だから”やらなければならないんだ。こうなる覚悟はしていたはず』
さてそのアレキサンダー先輩。モノローグから当初は紅ちゃんを殺すつもりはなく、彼女を拉致してトンズラする予定だったことが伺えますが
既に自分にそれだけの時間が残されていないと悟ると
可哀想だが殺さざるを得ないという非情の決断を下します
7位専用武器
対テラフォーマー大顎充填式スペツナズナイフ 
「カフカス・カリンカ」

『これも地味・・・・だが片手で使えるもので助かった・・・・!』
>特段驚異的な能力を秘めたわけでもないクワガタの一種。武器も大アゴを装填することで使用可能になるナイフのみ
しかし、この程度で7位というのはとりもなおさずアレクサンダー先輩の軍人としての地力・技量が非凡であることの証!
量産型MSに乗ってるけど操縦技術でカバーするエースパイロットとか、憑依してるのは低位のニンジャソウルだけど
カラテのワザマエが実際スゴイ級、みたいなものでこれはこれで浪漫が感じられておつなものw
> 専用武器も地味だと自虐してる辺りアレキサンダー先輩に目立った派手さはないのでしょう
いろんなところでマルコスや慶次のほうが強そうと言われていますが地味な上でその二人の上をいってるってところがプロの軍人らしい
マルコスは喧嘩殺法、慶次は格闘技のプロであっても戦争は素人ですから

前回、元スペツナズ隊員だったことが明らかになったアレキサンダー先輩。専用武器は皆さんご存知スペツナズナイフ。マジ地味!
アーミー系知識のない朋友の為に一応説明すると、柄に内蔵された強力なバネによって刀身が射出されるというギミック付きの仕込みナイフ
聞いただけでは子供騙しの仕掛けに思うかもしれませんが、射たれる側からすれば「相手の得物はスペツナズナイフだ」と認識していない限り
「ナイフが届くはずのない間合いから突然刺される」ことになるワケで、相手の虚を突くという面においてこの上なく優秀な武器であると言えます

反面、外した場合は刃を失って自分が不利になるというデメリットも併せ持つワケですが・・・
『これでワクチンの研究施設を・・・ッ俺等の家族を・・・ッ!』
「悪く思うなお嬢ちゃん」とスイッチに指をかけた先輩だったが、視線の先のターゲットの姿に息を呑む
少女は逃げるでもなく、泣いて命乞いするでもなく、零れ落ちそうな涙を必至にこらえながら、健気にも両手でナイフを構え戦う姿勢を見せていた

『学部?教育学部の保育科だよ。子供は可愛いじゃない
ロシア系も東欧系も中華系も。アンタみたいにムキムキになる前はみんな可愛いのよ』

>目の前の子供を殺すことが、任務の成就に果たして必要なものか
なさねばならぬ、が、その目的は「敵を殺す」ことではなくて「家族を救う」ことだから、ためらってしまったんだろう
そう、アレキサンドル・アシモフはかつて敵の家族など思慮に入らなかったが、
自ら得た家族の姿が、きっと紅を目の前にして合わせ鏡のように映ったんだ

子供好きで教師志望だった愛する妻が、いつも嬉しそうに言っていた言葉
「自分の行動は妻に誇れる事か?いや躊躇うな!」先輩は己の迷いを振り切るかのようにスイッチを押す。だが・・・明らかに一瞬遅れた
その一瞬が、両者の明暗を分ける

「グルルル・・・・・!見ツ・・・けたぞ・・・・!!」
「・・・俺等には無いと思ったか?”決死の覚悟”が!」
バゴーン!と鋼鉄の床を派手にブチ抜いて階下から飛び出てきたのはジェット・バーキ・西の3人
驚くなかれ、なんと特性を使うために躊躇なく防護服を脱いできました
>ジェット「覚悟はいいか?オレらはできてる」 セリフがブチャラティ的っていうかジェットさん主人公だこの人
>「無いと思ったか?決死の覚悟が!」の時のジェット・西さん・バーキに敵ながら燃えた
死ぬのはまだにしろ衰弱していってるのは3人とも確定だし。命を投げてまで任務を遂行する態度はどの軍人も同じってことか
>仲間の広域無差別攻撃を防護するスーツが、自身の秘めた刃を閉じ込める『鞘』ともなる
長所と短所は表裏一体、ままならぬものよ・・・By DIO様
そのうえで焦り、逡巡のうえで狂気の決断をあえてくだす覚悟!
ジョジョ5部の暗殺チームや、山田風太郎の忍法帖シリーズにも似た闘いに懸ける執念が熱い
もはや善悪も正邪も無く、己の使命に死力を尽くすのみ

不覚にも今回のジェット・バーキ・西さんに燃えてしまった…
劉さんはミンミン副長関係で何かあるのは確定ですが彼らにも軍務以上の何かがありそうですね
>ミッシェル兄貴やあかりんをモルモット扱いして極悪非道の限りを尽くす中国班に決死の覚悟なんてないと思っててすみませんでした><
>やはりほんの一瞬の躊躇が明暗を分けてしまいました
しかし中国班も命掛けで紅ちゃんの発見に全能力を使うために防護服を外してきましたか
紅ちゃんが彼らの作戦の生命線であるからというのはもちろんですがそれだけでないものも感じます
>「俺達にその覚悟が無いと思ったか!?」のシーンが最高でした。スレッガー中尉を思い出す・・・
劉と艦長の交流といい、戦争の悲哀みたいなものを織り込んでくるのが貴家先生凄すぎだぜ
>ジェット・ドルヂ・西の決死の覚悟kakkeeeeeeee!!! つーかドルヂさんが野性味溢れ過ぎてて怖い。睨まれただけで妊娠しそうww
>ひょっとしてドルジ君の生物は、モンゴルらしく狼なんですかね?青くはないだろうけど
>バーキの能力はアフリカオニネズミですかね?嗅覚で地雷とか菌を検出できるとか

>西・ジェット・バーキ…お前らも見せたか決死の覚悟。バーキはなんだろ?哺乳類っぽいのはわかるが…猿?狒々?猪?
>バーキのベース、鼻のきく…哺乳類?といえば犬?でも全然違うな
調べたら犬よりクマのほうが鼻が利くそうだけど、クマってより猿っぽいんだけど
>ドルヂバーキのベースは犬より嗅覚が鋭い熊ですね。視覚は慶次、聴覚はジャレッドと、まるでどこぞの四天王みたいですね
半獣半人ビジュアルのバーキがX−MENキャラみたいですげえカッコイイ
嗅覚に優れる動物とモンゴル出身ということで、はんぺらも朋友予想にある狼を予想していましたが、これはちょっと狼には見えませんね
「犬以上の嗅覚を持つ」ということと、巨漢のアーロンを軽く放り投げた怪力から熊が最有力候補かな?





「バーキありがとう。あとは俺達が!煙に隠れても無駄だ。20秒以内にキメるぞ西!」
いずれも毒素に冒され目や鼻から多量の出血。先輩ほどではないでしょうが、おそらく肉体は生命活動に支障をきたすレベルで蝕まれてるハズ
中国班は許されざる裏切り者で、これまで読者にとって彼等は「悪役」だったワケですが。この覚悟を見せられるとその背景もうっすら見えてきます
先輩やアシモフと同じように、彼等は彼等で背負っているのでしょう
世界中の人間を売ってでも、
己が命を賭してでも
守らねばならない、大切なものを

アレキサンダー先輩が「地球にいる家族もヤバイんじゃない?」ってハッタリをかました時、ジェットなんかは投降寸前まで折れかかってたしな
「悪」なのはあくまでも燈の生け捕りを命令した中国上層部であって、彼等は命令を聞かざるを得ないんだよねこれ。これの何が悲しいって、
本来なら頼もしい仲間同士だったハズのクルーが敵同士になってるのがもう
>ジェットは実は艦内で冷たかったのは、いずれこうなるのがわかっていたからこそ、だったのかも知れませんね
覚悟もそうですが、仲間を守る気持ちが強くなければ躊躇なく脱げないはず
他の班員と仲良くなると、いずれ対峙した時に辛いから。だから周りに冷たくあたっていた
そんな人間なのかもしれないなぁって思ってしまいました

あのチンコ手術とのやりとりも言われてみればなるほど、朋友の言うように「嫌なヤツ」を敢えて演じていたかどうかまではわかりませんが
少なくとも
他の班の人間と仲良くならないようには気をつけてただろうね。情が移れば任務に支障が出るから・・・
ホント中国上層部の連中は物語終盤のほうで人生破滅してくれることを期待したい

61位 「錦鉄砲蛯ニシキテッポウエビ」 専用索敵具(非公認)
具足型パーソナル全方位ソナー 『銀河蝦虎魚
ギンガハゼ』!

そんな汚い中国ですからランキングは詐称しても専用武器は持ち込んでます
>ジェット君の正式なベースが判明、予想通りのテッポウエビ。武装の名前もニシキテッポウエビにあやかってのギンガハゼ
テッポウエビとハゼは共生関係にあるそうですね
>テッポウエビは視力が悪いので、爆さんあたりがハゼなのかと思ってたけど自前で用意してたよ
ジェット君はホンマ出来た子やで

ジェットの専用武器は全方位ソナー「銀河蝦虎魚」。なんで名前がハゼかというと、ハゼはテッポウエビと共生関係にある種が多いそうで
視力の弱いテッポウエビに代わり、天敵の接近を知らせてくれるとの事
なるほどテッポウエビの専用ソナーが「ハゼ」とは実に上手いネーミング。アラクネバスターMk2とは大違いです
ていうか「アラクネバスターMk2」はマルコスのノリだとばかり思ってましたが、「銀河蝦虎魚」「カフカス・カリンカ」よろしく
専用武器には必ず名前あんのねこれ。イワンのガントレットやアドルフの手裏剣は何ていうんだろう

『今の声・・・さっきの透明になる女か!手足を再生してるってことは烏賊の一種!首を切るしかねえ!』
先輩が刃のなくなったナイフの柄を強く握り締めると、ズリュッ!と新たなクワガタの大顎が生えてくるカフカス・カリンカ
>なるほど、TFに奪われても刃のないナイフで、再装填はMOパワーで大丈夫、
そしてナイフはクワガタのアゴを利用してたくさん出てくると……なるほど、理に適ってるなぁ

>西さんのMO生物はイカって事は・・・薬は座薬なのか(ゲス顔で)
「大顎充填式」ってこういう意味か。なるほど地味だけどスペツナズナイフの弱点を解消してて便利ねこれ
そして西さんのMO生物は朋友予想ドンピシャのイカ。
全裸で戦うわ座薬だわでホント何から何まで性的な姉御です
空中にユラユラ浮かぶイヤリング目掛けてナイフを水平に振るも、それは触手一本にイヤリングを通した単純なフェイクだった!
その大振りの隙を突かれ、金的への掌打、顔面への頭突き、そして襟と袖を掴まれて
鉄山靠!フッフッハー!

西スペシャル+壁ダメで残り少ないライフゲージが吹き飛ぶ先輩
残った右腕も粉々にへし折られ、もはや攻撃手段すら奪われてしまいました。それにしても西さんの局部ブロック技術は何なのさ
『・・・これが99位で通るんだから笑わせる・・・』
>まったく第4班強すぎ。アレックスレーダーには引っかからなかったんだろうか
>全裸で八極拳使う西さん見て新たな何かに目覚めた。股間にかまされた兄貴が「羨ましい!」と思ってしまった
>毎度思うんですが、こうもランキング詐欺があるとランキング何位っていう重みが薄れる気がします
>西さん「何が何でも乳首は見せないでゲソ」
>空蝉キャンセルからの救い上げるような金的・頭突き・鉄山靠、この一連の流れを再現したMUGENとか作られないかな
>空蝉?金的からの鉄山靠しかもマッパ!西さん男前すぎて濡れたわっ
>あのジェットさえも恐れる西さんの実力!不可視かつ不規則な軌道の攻撃が繰り出せるコウイカ
偽装されてなければ間違いなく対人に加えてマーズランキングも上位だったんでしょうね
>イカ姐さん!!彼女の場合、持ち物までカモフラージュは無理なので
必然的に徒手空拳でも十全たる戦果を上げられるよう純粋な格闘技術を磨きあげる必要があったんでしょうね
そして刃牙でもあった『マシンガンより強い人間を検知できるセンサーはない〜素手の時代理論』で
99位と言っても普通に疑われること無くとおったのでしょう
>西さん、生身の戦闘能力強すぎでしょ、これじゃあイカ娘じゃなくてメスゴリラだよwwwwwww
>「これで99位が通るから笑わせる」ってのは何かのフラグだったりするのかな
そこまでゴリ押しできちゃうとか、もしくは実はアメリカ側は中国の裏切りに気付いていて劉達は泳がされているだけとか
西さんは体力試験とかの時にぶりっ子で順位誤魔化したに違いない、可愛い(確信)
味方のジェットすら思わずビビって冷や汗をかく、西の鬼気迫る強さ。戦闘員4人の中でも彼女の実力はトップクラスという事か
西は「透明になる」という特性上、何かを携帯する事はそれを殺すことになるので専用武器はおそらく持ってないと思われますが
でももしかしたら
影慶のブーメランみたいな透明の武器を持ってたりする可能性はあるかも

「今何秒だ・・・防具服を・・・早く・・・・・・えっ!?」
ようやく厄介な侵入者を仕留め、急いで防護服を着るため仲間達のもとへ戻る西。だが倒れた「敵」に背中を向けたその瞬間、
あるはずのない敵の「腕」が、彼女の首にガッ!と巻き付いた
「しっ・・・死んでも・・・死んでも・・・ワクチンを・・・!
お前らを倒し・・・あの子を連れ去って無効化し・・・ジーナ・・・・ジーナを・・・ジーナを助け・・・」

切断された左上腕部から新たに生えているのは、人間ではなくスマトラクワガタの腕!
いやそれだけではない。その顔も「真・仮面ライダー」の変身シーンの如く、メキメキと人間から昆虫のそれへと変貌していく
20年前、最後の戦いでティンも行った
変身薬の過剰投与です。まさに命の灯火燃え尽きる寸前の・・・否、
もしかしたら肉体は既に死んでいて、精神だけがそれをつき動かしていのではと思わせる、アレキサンダー先輩の恐るべき執念
今の先輩なら、文字通り死んでもこの腕を離すことはないでしょう
「ジェッ・・・ト・・・・私ごと―!」
>今週の中国班は台詞がいちいち主人公サイドっぽい
>「俺らにはないと思ったか?決死の覚悟が・・!」「ありがとうバーキ!」「ジェットわたしごと・・」
なんだこの主人公めいたセリフは

敵の気迫を肌で感じ、もはや逃げられないと悟った西は「自分のことはいいからコイツを殺れ!」と仲間達に訴えますが
なんとここで先輩に体当たりしたのは、その場でもっとも彼をどうにかできる戦闘力を持たない人物―紅ちゃん本人だった
驚く中国班員達。なによりも驚いたのは先輩本人だろう。殺すべきターゲットが自ら飛び込んできたのだから
「バッ・・・逃げ・・・!」
「あなたはもう・・・助かりません・・・私は・・・国の事もあなたの事も何も知りません・・・けど・・・

西さんを殺さないでぐださい・・・」
>西さんと紅ちゃん仲良さそうで、私生活とか想像するとなんか物悲しくなってきた
>「あなたを殺すけど私の仲間は殺さないで」とかムシが良すぎる・・・
>紅「他班普通に皆殺しだしお前も例外じゃないしお前の嫁とか仲間とか知ったこっちゃないけど
こっちの仲間は命乞いしてやってんだからとっとと開放してくたばれハゲ」ハゲ「わかった^^」
>「撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ」 コードギアスや仮面ライダーWでも引用された有名な台詞ですが、
ぶっちゃけ今週の紅ちゃんは完全にこの言葉からすると「覚悟のない者」ということですよね…
今後、確実に彼女に報いが降りかかるビジョンしか目に見えません。というかそうであってほしいです
>『虫の良いことをぬかすな、やっているのは恨みっこなしの命のやり取り、殺るも殺られるも覚悟しておけ』
・・・と紅ちゃんの得手勝手な物言いに憤るのは簡単
しかし真に憎むべきは無知な田舎娘に戦士としての因果も含めず、
道具として利用するために修羅場の真っ只中に送り込んだ中国政府
然るべき報いが届く日は果たしてくるのだろうか・・
>紅ちゃんの「殺さないで」に対して今更何言ってんだとかも思いましたけど
裏切るという点ではロシアも一緒って考えるとドラえもんの「戦争はどっちも正しいと思ってやっている」
のセリフを思い出してとても考えさせられました。
>利用されてると分かってるうえで西さん達を助けようとした紅ちゃん
能力以外は滅法ダメな自分をいつも守ってくれてた中国精鋭メンバーは、彼女にとってもう1つの家族みたいなものだったんだろうな
持ってたナイフも使わないで抱きついて止めようとするあたり、本当に優しい娘ですね







「見ろよ爆くん・・・まったくムチャをする敵だ・・・まさか部下達だけでなく”これ”までやられているとはね
大打撃だよ。
7位ヤツは強かった。いつだって敵にしたくないね・・・ああいう―
死んでまで戦う理由のあるヤツはな・・・」

ラスト。アレキサンダー先輩の苛烈な戦いぶりを「ヤツは強かった」と評価する劉。だがその台詞は既に過去形だった
アレクサンドル・アシモフは紅を殺す事ができなかった
それどころか彼女が助命を懇願した西も殺さなかった

だが最後の最後に非情になりきれなかった男の死に顔は、無念と怒りに歪んだ形相ではなかった
読者の多くは
「他人は殺せるが身内が殺されるのは嫌なのかよ」と紅ちゃんの発言に怒りを覚えたでしょう
だがアレキサンダー先輩の心中に去来したものは、おそらく怒りではなかったのだろう。家族のために戦う男には、彼女の気持ちが痛い程よくわかったから

愛を知って強くなった男は、敵方の愛を壊すことができなかったのである
退くことなき双剣の騎士スマトラオオヒラタクワガタ敵陣に死す・・・
と久々の厨二ルビが振られた煽りで次号へ続く
うーん格好は良かったけどクワガタ自体の戦闘力はもちろん、「7位」を感じさせる強さ披露しなかったねこの人・・・そこだけがちょっと残念だわ・・・
>先輩の最期が人間の姿なのが、深いですね…。最後に紅ちゃんも西さんも殺せなかった。そんな彼は人間だった
どうしようもなく人間だった。結果だけを見ると軍人としては物足りない結果でしょう…だがそれを責める事が誰ができるだろうか
でも、もっとじょうじ相手に活躍する所、見たかったなぁ…。7位の真の実力を見せて欲しかった
>先輩かっこよかったけど「これが7位!」って見せ場がなかったのはやはり残念
ベースが地味でも強いっていう展開は確かに見たかったけど、せめてゴキに無双してる姿を見せて欲しかった‥‥
これなら個人的には17位くらいの方が渋い感じが出て良かったと思う
>アレキサンダー先輩やっぱり紅ちゃんに対して躊躇しちゃった・・・・家族を知って優しくなったことが裏目に出るなんて
中国班のモブを殲滅し、大事な何かまで破壊し、アドルフさん同様「無駄死に」ではなく何かを残していきましたね
でも昆虫型で一般兵最強の7位の戦闘をもっと見たかったです
>アレキサンダー先輩…俺は金を返せとは言わないぜ… アンタは立派だった!
>クワガタの仲間には後退が苦手な種類があって、そうした種はカブトムシや別種のクワガタと争うことになると、
前に出る以外の選択肢が無いために大抵は負けてしまうそうです
アレクサンダー先輩の生き様と重ねたうえでのアオリだとすれば見事。安らかに眠れ、退くことを知らぬ双剣の騎士よ
>ベースの生物自体は特別では無かったという事で、純粋にアレキサンダー先輩自身の技能があっての7位だったんですね
事実、結果としては第4班員を多数戦闘不能、主力も細菌感染さらには紅ちゃんが狙いと思わせて主要な機械(ミサイル関係?)まで破壊
今週は少し急いた感もある構成と主力を相討ちに持ち込めなかった事もあり地味に見えるかもしれませんが、
立派な戦果をあげたラストだったと思います きっとアドルフさんの様に“7位”に犬死には無かったと言わせるような展開が来ることを願って
>エヴァがドイツ班を家族と形容しましたが、紅から見て中国も同じように思っていたのかもですね
それ故に西にアレクサンダー先輩はトドメを刺せなかったのかと思うと(´;ω;`)
>仲間たちみんなで生きて帰るために死闘を繰り広げたアドルフさんと死んでも自分の家族だけは助けようとした先輩…
ある意味対照的ですがどっちも熱い男だったよ…忘れないよ…
>家族の暖かさを知ったがために、それを守るために闘い、そして死ぬ
彼に限界を超えた力を与えたのも愛ならば、最大最後の好機を奪ったのもまた愛というのがやるせない
>かのティンにも匹敵するであろうアレキサンダーの最期の拳を止めたものは紅の「家族」ではなく「仲間」への思いだった
いや彼女にとっては中国班員全員がすでに「家族」なのでしょう
そしてラストページの先輩の死に顔は西を締めあげていた時とは打って変わって穏やかなものだった
中国班最大の切り札である紅ちゃんを無力化させることは出来なかったものの班員の約半数を屠り兵器を破壊、
更にバーキ・ジェット・西に少なからずダメージを与えながら散った退くことなき双剣の騎士よ安らかに・・
>極普通にクワガタだった先輩、だがその勇姿はすべての読者の心に深く刻まれました
そしてその先輩をある意味覚悟で上回った中国班3名も敵ながら天晴れ
>最後の最後で変身が解除されたのは、先輩が人間のままで逝けたということでしょうか
上層部が下らない喧嘩をしなければ、争う理由も無かったのに
オーバードーズによる昆虫化が進んでも、否、だからこそ人としての情を捨てずに逝った先輩に敬礼
>アレキサンダー先輩の人間を辞める覚悟のオーバードーズ。それを心で止めた紅ちゃん。凄い密度の数ページでした
先輩のだめにも、この接触が紅ちゃんの最終生存フラグになって欲しいです
>アレキサンダー先輩は殺すわ、解りやすくカッコイイ言動はないわで、屋敷ではすごく嫌われそうですけど、
僕としては今回で紅が気になるのキャラクターの1人になりました
相手に、死んでもやりたい事があるのを察して、それを泣きながら踏みにじるのは、自分にも死んでもやりたい事があるから
紅が、強い能力があるだけ・騙されて連れてこられただけのアホな小娘ならこういう展開にはならなかったハズ
「君のような子でなければならない」とは遺伝子的な適正だけではなく、
紅に戦う意志が有ったからなのかもしれないと思って見守っていきたいと思います
>ジェット君は相変わらず超かっこいいし中国班好きだなぁ。あと兄貴はアドルフ同様無駄死にだってネットの声を聞くけど、
いくらモブとはいえあれだけの人員を殺したのは中国班にとっては大損害だよね
俺が劉さんの立場だったら頭痛と胃痛がやばいよ、裏切って孤立無援の状態でさらに人員が半数以上減るとか
>もう中国班(特に紅)は、裏切りがなく他班の協力があれば助かったであろう場面で全員ゴキに駆除してもらわないと溜飲が下がらない
なんだあのサンダー・マックイイーンばりの真の邪悪は
>紅ちゃんの能力を封じることには失敗したがもうひとつの切り札であるミサイル(?)使用不能にしたのか…
その身つきてもその魂は死なずアレクサンドル・アシモフここに眠る
>個人的には、この一件で紅ちゃんに大きな心境の変化があるんじゃないかと思います
最期まで家族のために戦った先輩とか仮にも自分のために命を削った仲間を見て…
それが細菌問題解決のきっかけになるといいなあと 予想というより願望ですが…
>ちぇ・・・アレクサンドルのうすのろめ、どうせ死ぬんなら紅と西を道連れにして死にゃあよかったんだ!
>アシモフ「チッ あのアレクサンドルのうすのろ野郎 これで奴との親子関係もご破算 この次はオレ自身が中国班をたおしてやる!」
>アレキサンダー先輩が犬死じゃないとかそういうのはどうでもいい、ランキング詐欺の相手に耐えてるとかそうじゃなくて
紅ちゃんをあと一歩ってとこまで行ってほしかったのに、
対象には抱き着かれてあなたは死ぬけどとか言われて尽き果てるのは正直やめてほしかった
>先輩、せめて主力部隊の1人を殺すか、紅をどうにかするか、きちんと仕事してから死んでくださいよ。どうみてもただの犬死です
>自分の能力で死にかけてる相手に「もう助からない」という紅ちゃん。目的は果たせなかったが一矢報いたアレキサンダー先輩
最近ジョジョの読みすぎかアレキサンダー先輩がシーザー、紅ちゃんがワムウに見えてしまった…キャラ全然違うのに
かなり否定的な意見も多かった今週の展開ですが、
「先輩の魅せ場は前回で終わってて、今週は中国サイドの魅せ場だった」
として読むと、わりと不満もなくすんなり読めると思います。レビュー前半で触れてますが明確な「悪」は、あくまでも中国上層部であって
「中国クルー達にもそれぞれ背負ってるものがある」っていう事ですね
それと確かに先輩は中国戦闘員クルー1人も倒せずに死んでしまいましたが、これを「犬死に」と言っちゃう読者はいったい何を読んでいるのか
劉も言ってますが非戦闘員の全滅と
もう1基のミサイル発射機の砲塔(?)をバラバラにした時点で中国は大打撃
加えて戦闘員3人を細菌の毒素に冒したことにより、彼等の戦闘力を大幅にダウンさせることにも成功したと言っていいでしょう
「空白の6日間」を稼ぎ他班を救ったアドルフのように、先輩の爪跡が後々中国班の致命傷になると思われ
先輩は決して犬死にではなく、逆転劇の為のフラグを立てまくって死んだのだとその死を偲びましょう
1・2・3班の当面の敵はテラフォーマー達より4班となったワケですが、果たしてここから物語はどんな展開を見せるのか?次号へ続く!


74話

「全くもって理解し難い・・・かね?爆くんは。まぁ・・・確かにな・・・
自分は死ぬとわかっているというのに・・・しかも研究設備を奪取できたとしても、
すぐさま身内が助かるわけでもない見方によっては全くの無駄死にさ・・・
けどね、戦ってる奴等はきっと皆そうなんだよ。よほど追い詰められたり脅されてるヤツ以外はね
フィクションの世界ではよく「戦わなきゃいけない理由なんてない」とか
「家族の事を想うなら傍に居てくれればいいのに」とか当たり前の事を言うものだが―
きっと戦ってるヤツは皆”そう”なんだよ
種として妹を育てるために死ぬことが決まっている兵隊アリなどとは違う・・・
理想はどうあれ「戦った」ヤツには敬意を示さなくてはならない
・・・例えそいつを手段を選ばずに返り討ちにした僕等であってもね
それに結果だけ見てもここまでやられるとは思ってなかったよ。これは僕等が奴等と殴り合ってる時かな
まさか既にもう1基のミサイルを見つけ、その発射筒を壊されてるなんてね」

「7位」アレクサンドル・アシモフ決死の単独突入と、その凄絶なる最後
己の命を対価とするにはあまりにも割に合わないのではないかと首をかしげる爆に対し、劉は幼子に言い聞かせるように戦士の覚悟を説く
例えどんなに低い可能性だろうとも、
「戦う理由」がある人間はそれに懸けるしかない
それを愚かだとか馬鹿げているだとか言う権利は誰にもない。敵である自分達でさえ、そんな「戦士」に敬意を払わなくてはならないのだと
そして壊されてた設備の正体は考察通り
もう1基のミサイル。鋭い刃物で斬られたように砲塔がバラバラの輪切りになってます
中国としては作戦の中核を成す武器を失ったことになるワケですが、それをやらかした犯人を「忌々しいロシアの糞が!」などと侮蔑する事無く
「7位はすごいヤツだった、尊敬しよう」と部下に言えるあたりが劉のキャラを強烈に立たせてます。ホント悪人じゃないんだよなぁこの人・・・・

>アレキサンダー先輩の奮闘に敬意をも評する劉さんがジョジョを少し思い出しつつ、また好感が持てた
やはり外道ではないのですよね。本当に国の任務なしで一丸となったところを見てみたかった気もする
>『戦士には敬意を払え』・・・劉さん、良いこと言うてはります。まさにプロフェッショナルの美学と矜持を感じますな
ロシア班が情けなくなるのと反比例して単なる裏切り者のゲス集団と思われた中国班に味が出てまいりましたよ?
>爆は無表情のせいか、先輩はともかく劉さん含む中国班メンバーのこの作戦の意気込みも理解出来てなさそうなのが怖い
中国班主要メンバーの背景が語られるときはくるんでしょうか

>爆くんマジで人間としての感情なさそうですね。前から目が死んでるとは思っていたけど
元から感情無いのか、手術の副作用とかで感情が無くなったのか
劉さんの言う「追い詰められたり、脅されたり」っていうのは今の中国班員のことだったりするんですかね
地球でまともな生活をするために火星で戦うアレックス達に対し、その地球での生活すら捨ててまで戦う中国班
ただの裏切り者ではないのでどうしても中国班嫌いになれないんですよね

「・・・限られた時間の中で、これの弾に何が使われてるか判断がつかなかった
迂闊に切って核じゃなければ爆発するやも、毒が入っていれば漏れ出すかもしれない
だから発射筒だけを揃った・・・それでも十分

僕等が一発ずつしかミサイルを撃てなくなったのを知られたら・・・

1・2班にはかなり対策を取らせる事になってしまいますね。12位のピッチャーくんに狙撃させるとか」

って尾崎死んでた!(号泣)お前逃げられなかったのかよ!
盗んだミサイルで走り出して自由になる前に細菌で死んだ15の夜
1基はTFに奪われ、1基はバラバラに壊されて中国は完全にミサイル使用不能になったと思ってたのに・・・普通に1基は手元に残りました
ミサイルが一発ずつしか撃てないとなるとアレックスによる迎撃も容易に。爆は頭を悩ませますが、劉はもっと深刻な事態に気付いていた
「あぁ・・・それも充分ヤバイが・・・この”斬り口”だ・・・
これは7位の武器じゃあない・・・!


このミサイル一式に使われてる装甲をスッパリ斬れる武器となると―
アネックスには2つしか無いぞ・・・!
ロシアのスパイ能力も相当だな・・・
まさか武器庫を開けられるとは・・・」

なんとミサイルを輪切りにしたのはカフカス・カリンカに非ず。武器庫から拝借した「アネックスに2つしかない」武器のうちの1つだそうで
それを持ち出された事実にミサイルが1基壊された以上の脅威を感じている劉の描写
この台詞からわかるのは「アネックスには凄まじい切れ味を誇る斬撃武器が2つ積まれていた」という事と、その1つを先輩が使ったという事
>武器はアシモフか誰かの専用武器が切断系で、先輩はそれを借りたってこと?
それとも誰か(中国班に潜り込ませたロシアのスパイ等)とコンビで行動していたってことになるのか?
案外、先輩は武器庫を開けただけで断念し、砲台を切断したのは後から現れたカマキリゴキとかかも
>砲塔を切断できる最終兵器ってまさかジョージソード(の改良型)?もしかしてジョセフが使ってるのもその1本とか?
>劉さんのいっている砲筒を切断できる武器とはいったい何だろう?
ひとつはジョセフが現在使っていそうですけど、もう一つがアネックス内にあって、先輩が使ったということでいろいろ疑問が過ぎります
武器の存在とそれ使って砲筒を破壊したことをアシモフさんは知ってるのか?(破壊も先輩が命じられた作戦の一部か)
武器はジョージソードのようなものか(ならば何故中国が持っているのか)その武器は今艦内のどこに?(ロシアが持っていった?)
ミサイルのようなロングレンジの武器では無いにしてもキーになりそう
>鋭利に切断できる武器が二つって、片方はジョセフが持っているんですかね?ジョセフは能力じゃなく武器で無双している?
>ちまたではジョセフの斬撃は能力じゃなくて中国の武器庫からちょろまかしたものって説が流れてるようですね
今回のミサイル発射管バラバラにした切れ味ある武器で
二つあって一つは中露戦闘中に誰かが(先輩?サーシャ?)が使ってミサイルを破壊、
もう一つは…ってわけでジョセフらしい? しかしジョセフの斬撃はMO能力であってほしいです
発射筒を斬った武器、先輩が斬ったあと捨ててその場に残ってるか
ミサイルの脅しの時に持っててロシア班が撤退のドサクサで回収したかと思いますが、二本ってのがもっと気になりますね
もしかしたらそれこそがジョセフの得物じゃないでしょうか。それほどの切れ味を持つものならTFだってスッパリでしょうし
>ミサイルも両断の切れ味、宇宙船飛ばす未来に刃物…この武器ってもしかしたらジョージソード(新品)じゃないですかね?
共通点があるし元々地球製だし、もし朋友予想通りラハブの遺産を制御するための道具でコントロールするのが目的なら、
わざわざ敵地であてもなく探し回る(重要度からして敵のボスが持ってる)剣を探すより新品を持たせた方がいいに決まってます
まぁ量産できれば、ですが

既に圧倒的多数の予想が寄せられていますが、おそらく
その片方はジョセフが使用していると見て間違いないか
20年前に地球から火星へと持ち込まれたジョージソード。物語の重要部に携わると思われ、どういったテクノロジーの産物なのか謎のブツですが
もしもあれが一本だけでなく地球に複数本あったのならば、今回アネックスに類似品が積まれていたとしてもおかしくはないかもしれません
あと考えられるのは今火星にあるジョージソードがオリジナルで、今回アネックスに積まれているのは地球の科学でそれを造った模倣品とかかな

しかしひとつわからんのだが・・・先輩が使ったその武器はどこへ消えたんでしょうねこれ
「先輩がミサイルを斬ったのは4班と3班が殴り合ってる時」と時間軸が説明されているので、先輩はそれから一旦外に出て高俊を殺害してるワケで
おそらくこの間、その武器を艦内から外に持ち出す事ができたハズ
あの時から坑道の中に撤退に備えたサーシャが待機していたとするなら、彼女が回収しているという可能性が高くなりますが・・・・はたして






「気付いたかい艦長・・・・驚異的な回復力だな
小町総隊長。単独行動してすみませんでした」
「ホントだよ全くどの班も・・・まぁお前らや止められなかった俺の処分は後で上の人らが決めるとして・・・
危ないところを助けてもらった。ありがとう・・・今はこれで全員か」

揺れる車の上で意識を取り戻した小吉。これはバグズ2号の火星探査バギーを3班が拾ったものでしょうか?1台だけじゃなかったのね
プランδ発動後、すぐにアネックスへ向かわず単独行動していたロシア。アシモフは命令違反を詫びるが、総隊長は礼とともにそれを許した
確認できるロシア班員は僅か5名。その疲弊ぶりと表情から、彼等の状況を瞬時に推し量ったからだろう
「あぁ・・・息子は死んだよ。親不孝な息子だ・・・どんなに悔しくても・・・研究設備まであと一歩でも・・・
例え年端のいかぬ少女に
【不完全変態手術】を施してるのを目の当たりにしても・・・
死ぬのは命令違反だよな・・・」
それまで努めて平静を装っていたアシモフだったが、息子の死を報告した瞬間に押さえ込んでいた感情が溢れ出したのか
やけ食いのようにレーションを貪りつつ、次第にその声のトーンが激しくなっていく。その場の誰もが黙って彼の心の叫びを受け止めていた

「いつだって・・・ああいう若くて真っ直ぐな奴等を見殺しにしてきた・・・!

いつの間にか51まで逃げ延びただけの俺が・・・アイツ等に代わって将官やらされるハメになっちまって・・・
メーワクだよなぁ・・・こんな気分の中でメシを食えって言われんのはよォ・・・これで・・・これで・・・ッ

尚更死んでもワクチンを造らなきゃならなくなった
艦長・・・今の状況と俺の知っていることを話そう」

>「軍神」「超人」など世間に知れ渡る異名が次々と明らかになったアシモフですが、
自己評価は「51まで逃げ延びただけ」と意外に低いのが印象的でした
ピラミッドのときもそうでしたが、おじいちゃんナイーブな面もかなり持ってますね
自分が参戦するという理由で火星に来た面子もいるわけで、彼らの払った犠牲に関しても複雑なものがあると思います
それでもその類の感情をチラ見せした後はモチベーションに切り替える精神的なタフさは凄いですね
つくづく普通の隠居おじいちゃんで居させてやりたかったなぁと。見ていて辛いです
>苛立ちながらも携帯食料をかっ食らう蟹モフのセリフで三虎の「こんなに悲しくても腹は減るのか…」を思い出しました
同胞や部下や家族を失う苦しみにはいつまで経っても慣れないだろうなぁ…
仇を討つよりも、なんとか地球に生還して自らの手でワクチンを届けてほしいと思うばかりです
>火星に乗り込む前は波乱の予感を抱えていた小吉とアシモフ、ここにきて蟠りを脱し、真の意味で仲間になれた気がします
>息子の死を悟っても嘆きに浸ることすら許されず、巨蟹はただ、餌を喰う・・・
長年勇敢な若者の死を見取ってきたアシモフ班長の哀しみと自分への憤りが伝わってくるな・・・
食ってるのは細胞分裂を促進させる専用のレーションだったりするんでしょうか
>悲しくても飯を食わねばならないと嘆くアシモフの描写で、悲しくても腹は減ると言った三虎を思い出しました
三虎にもアシモフのような強さがあれば…
>艦長が目覚めた時ズボン破けてなかったな。劉のズボンは破けててアシモフも指摘してるのだから銃撃されたのは事実のはず…
1.イワン「俺が艦長のズボンを代えておきました」
2.艦長「とっさに両足を開いて弾を避けてたんだぜ!」
…多分前者でしょうね。加奈子がしどろもどろしながら代えてたりw

ついに腹を割って1・2班との正式な連携を申し出たアシモフ。まずはロシアの得ている情報の共有です
・・・と、ここで注目の考察ポイント。朋友の指摘にもありますが
小吉のズボンが破れてませんし、足に手当をしている様子も見られません
この事実だけ見れば「マシンガンを撃たれる前に中国班員達はイワンの幻覚に落ちていた?」と考えるべきところなんですが、
劉はズボンの裾が破けて足が再生してたワケで。やはり銃弾は実際に放たれていたハズです
再生能力を持たない生物でも、「薬である程度の止血効果などが得られる」というのはジャレッドの足のくだりでも説明はされていましたが
読者からは
今後どえらいハンデになるのでは?と思われていた小吉の怪我は、案外無問題だったのかも

「不完全変態手術・・・だったな?アシモフ」
「そうだ・・・だが俺等も名前しか盗み見たことがねえ。恐らく第4支局独自の技術だろう
向こうでは
「不完全変態手術」とか「紅式手術」とか呼ばれているらしい
紅式って何だよ他に蒼とか黄とかあんのかよって最初は思ったが・・・
多分名前だろうな
細菌型MO手術の被験体となった女の・・・だがまさか既に実現していたとは
こっからは諜報部の推測にすぎねえが、只の細菌兵器と細菌型MO手術では全く違う
よくある美人スパイが敵を暗殺するのに、髪にカミソリ仕込んだりアソコに白い粉を忍ばせておく必要が無い
兵器として使用する場合もそう・・・郵便物を爆発させたりロケットや航空機を飛ばす必要もない
人の姿をしている兵器を潜入させてしまえばもう防ぐことは困難
細菌やその毒素は日光に弱かったり、効果が安定しなかったりもするが
細菌型本体が飯食って水飲んで息吐いてる限り毒素が切れることはない

そして当然それらの作戦には、
この怪しさ満点の変身薬を必要としない事が前提となる」
>「信じられん…あれこそは『不完全変態手術』!!」「し 知っているのか アシモフ!?」「うむ」
【ナイフ一本、拳銃一丁持ってるだけでも金属探知機でひっかかるのに
マシンガンより強い男に反応するセンサーはない
武器を持たぬ限りあらゆる機関への潜入が可能だ】

爆弾よりも恐ろしい兵器であっても、それが一切の武器を所持していない人間なら水際で食い止めることはほぼ不可能と言っていい
アメリカ合衆国を相手取り、鍛え上げた完全無手のテロリスト集団を送り込んだ
J・ゲバルの理論の実践です
しかしそれを成すには、当然MO手術のキモである変身薬も所持できなくなるワケで。それを覆した技術が「紅式手術」の正体だった






「恐らく奴等は
通常の状態でもかなり変身後に近い特性が出せる
様になっている
それは訓練を積んだ俺等オフィサーや、膝丸燈よりも強力だろう

少なくとも細菌型は一晩同じ部屋にいる男が発病するレベル
感覚の鋭い生物はもう人間レベルに合わせた匂いや音楽を楽しむ事はできないだろうな
奴等はクルーにとって唯一の希望である
地球に還った後の生活すら棄てている」

>醜い芋虫が蛹の中で体を溶かし、美しい蝶になることを『完全変態』といい
逆に蛹の期間がなく、幼虫から成虫へとなるものを『不完全変態』という
不完全変態は幼虫と成虫の違いが大きさ以外でさほどなく、代表的な不完全変態の種は『ゴキブリ』である
>人間態のまま能力が使えるという凶悪アドバンテージ!敵の技術がこちらより半歩先をいってるっていう緊張感が凄くいい!
それでいて通常の人間としての状態がなくなるということでまともなヒトとしての一生を捨てることでもある、
というリスクを背負っているのがまたシビれる!能力バトルはこうじゃないとな
>紅ちゃんは通常時でも吐息が微弱な細菌かあ。一生独り身確定じゃん。可哀想に
反面、西さんの特性は地球での生活を捨てるどころか、バラ色の人生が待っていそうじゃん
>不完全変態はジョセフも同じっぽいですね
ただしそうなると女の子買収して同僚の水着写真撮影させようとしてもなお不完全な変態ということになりますが
>ジョセフって不完全変態手術を受けている?まさか、中国とローマが技術を共有?既に結託していたのか?
>紅式手術……これって恐らくジョセフもですよね? だとすれば変態せずTFと数日間戦ってられるはずです
中国が技術を与えたのかそもそもローマのものなのか、いずれにしろ中国とローマが裏で繋がってることになりますね
中国から技術を奪ったのか逆にローマが開発し中国に提供したのか
一郎がローマに根回ししなかったのか、本当の敵がローマと知ってたからでしょうかね
>「紅に報いを」ってコメントが先週は目立ちましたが今週は報い受け過ぎててもうね・・・
>アシモフが「一晩過ごした男も発症して死ぬ」ということは紅ちゃんもう二度と家族と一緒に暮らせないって事なのに
「家族に楽を、欲しい物が手に入る」と幸せになれると語った中国上層部のブラックさ
ドルヂの嗅覚への自信ももう嗅覚しか残っていない自身の最後の誇りなんでしょうかね
>「まさに外道」をど真ん中に行く中国上層部だけど一郎がうまい事全部明らかにしてぶちのめしてくれるカタルシスを期待したいです
もし頭の中国上層部をU-NASAで押さえてしまえば人員がいないとかなんとか理由を付けて現地の中国班をUーNASA指揮下に、
小吉達の本当の仲間にできないかなぁとか甘い期待もしたい。次郎の回想の劉は心底楽しそうだったし
>普通の人間の生活と幸せを捨てた完全に兵器としての扱い、
前に言っていた「対人」を想定しているのはアネックス計画だけじゃない中国上層部の清々しいまでのドス黒さ
ゴキブリ以下の行いを淡々と仕掛けていますね
この調子じゃ真相を知っているアネックスの仲間達を手にかけた中国班員達もうまい事消しそうだ
>紅式手術の凄惨さにはやられました。というかこれ、ほぼ捨て駒と同意義な気がします
恐らくですが、中国幹部が言っていた「救助船」。これは救助だけではなく、中国班員の殲滅まで含まれてるんじゃないかな…
だから今回思ったのは、実は中国班員を救えるのは、中国ではなく、一郎なんじゃないかな、と
地上で中国の野望を砕き、中国班の目的を失わさせる事こそが、中国班員の命を救う手段になるのではないでしょうか
あとこういう事実を知ると劉班長の「僕らと違って虫みたいなもんだと思って」ってのが自嘲気味に聞こえてきますね
「不完全変態手術」の正体とは、その名の通り特性の行使に変身薬を必要としない手術
もちろんゴキブリ数千匹を一瞬で殺した紅ちゃん、前回獣人化したバーキの姿を見る限り、能力MAXで使う際は薬必須と思われますが
当然ながらこの手術は
兵器としてのメリットが高い反面、人間としてはデメリットしかありません
紅ちゃんは生きて地球に帰れたとしても、今後家族や恋人など親しい人間と一つ屋根の下で暮らすことは難しく、
バーキなどはもう人間レベルの匂いを楽しむことができないとの事
当然食事などはハニープリズンの「奪食の刑」を受けてる感じでしょうね
これだけでも彼等の参戦理由が利己的なものではなく、大切な誰かの為であることが痛い程解ります
「「強いぜ。奴等は」」
命を棄てて単独突入をしてきたアレキサンダー先輩。己の人生を放棄してこのミッションに当っている中国班
互いに敵の覚悟に敬意を表し、台詞をダブらせるアシモフと劉
>お互いを「強いぜ」と認めるアシモフ&劉、3班も4班もカッコ良過ぎるぜ……
なぜこの人たちが闘わねばならんのか。中華の上層部には楽に死んでほしくないです

先週もレビュー内で書きましたが、本来ならば頼もしい味方であったハズのクルーがこうして殺し合わねばならないことが物凄く悲しい
そしてどう見ても人為変態なしでTF達を圧倒しているジョセフ。彼の強さの正体も不完全変態手術か?
中国支局独自の技術と思われる術式を何故彼が受けているのか。中国とローマは繋がっている?むむむ・・・

「敵は傷病人を抱えての行軍。移動手段はあっても恐らくゴキブリから奪った骨董品だかなり遅い
・・・だが細菌を食らった俺等も治療が必要だ。7位のおかげでな・・・」
「第4班
僕らはバーキ君達の治療をしながら逃げるセカンドを追いかけ」
「第3班
ロシアと俺等小吉・可奈子の連合チームがその背を追う!
1・2班が向かっているおおよその場所はわかっているからな・・・」

ここで今後の両陣営の動きが明確に読者に知らされます
中国はターゲットの燈を追い、小吉達はその背を追いかけるという展開
>アネックスの周辺に髑髏マークがあったから紅ちゃんはお留守番みたいだけど、護衛は治療の必要のないバクくんだけか
中国vs日米露連合軍の最中にアレックスがゴキに乗っ取られるってパターンになりそう

まさしく承太郎風に言うところの「挟み撃ちの形になるな」なワケで、ミサイルが1基しかない今1・2・3班連合の方が有利に見えます
まぁ実際はここにTF陣営の介入も加わるので、読者のまったく予想していなかったような展開になっていくんでしょうが・・・・って!
ページめくったら早速だよほら!

フルスロットルでエンジンをふかす1班の高速脱出機。しかし車輪は空回りするだけで、1ミリたりとも前に進みません
その前進を妨げているのは巨大な岩山でもなければ、車輪がハマるようなクレバスでもなく
たった1匹のバグズTFの腕力だった

「じょうじっ!」
怪力という言葉では軽すぎる。真打ち登場 と煽りが打たれたところで引き
>「怪力」という言葉では軽すぎる。←「完力」でも軽い気がする
>特に理由はないッ 弾丸アリが強いのは当たりまえ!
Bullet Ants!パラポネラがきてくれたー!!!ミッシェルちゃんには(まだ)ないしょだ!!!
>( ゚Д゚)ポカーン おまえはアラレちゃんか!「じょうじ」のフォントが何ともシュール
おそらく陸戦最強のTFであろうパラポネラアントタイプがここで登場とは
ミッシェルさんとのマッチアップが濃厚でしょうけど、明らかにパワーで負ける相手とは初めてだけどどうなるのか?
そして親父の性質を奪ったこのゴキ相手にミッシェルさんがブチ切れずに戦えるのか
いくら愛嬌ある登場してもゲンゴロウやニジイロクワガタのように両脚粉砕顔面爆砕されてしまうんだろうか
というよりそれで済むんだろうかというくらいブチ切れそう
>パラポネラじょうじはかわいい
>遂に現れたパラポネラゴキ!マルコス「よっしゃー、今度こそわしの出番じゃー!!」
アレックス「何を言っている、今度こそわしの出番じゃー!!」
???「どけい、貴様らの出る幕ではない!!」
マルコス&アレックス「お、おまえはー!?」みたいな事になりそう
>パラポネラゴキのマッチアップはほぼ間違いなく兄貴だろうけどカイコガ戦の小吉同様に
うちに燃える激しい憤りと悲しみを抑えて戦うことが出来るのかが不安ですね・・・・
窮地に陥ったところをジョセフ登場でひとまず水入りとなるもしくは倒してくれるのか、
はたまたここで兄貴自爆散華してしまうのか
>遂に出てしまったパラポネラゴキ、1号機に載ってるのはミッシェルさんで確定か?
というかそうじゃなきゃ他のメンバーのイザベラを超える壮絶な散華フラグになりかねない気が(ガクブル
ここは兄貴にぶっ飛ばしてもらって
最後にマーズランキングドンッが最高ですね
>とうとう出てきたパラポネラTF!!! 話数的にここで8巻終了だろうからとんでもない引きだなおい
次週も次巻もその圧倒的な怪力を創造するだけでゾクゾクしそう
>艦長「慶次、脱出機の進路を奪い返せ あの脳筋からな」慶次「ウス」
慶次「なんか猛烈に嫌な予感がするのう」
ついに登場、”最強”パラポネラ!
読者としてはやはりマッチアップはミッシェルちゃんを期待してしまいますが、果たして1号車に彼女が乗っているかどうか
次号このまま片手で脱出機をポーンとぶん投げそうな気がするので、1・2班のモブ班員達が何人かそれで死なないかが心配です
前門のパラポネラ、後門の中国班。1・2班はこの危機をどう切り抜けるのか?次号へ続く!


75話

「第4班僕らはバーキ君達の治療をしながら逃げるセカンドを追いかけ」
「第3班
ロシアと俺等小吉・可奈子の連合チームがその背を追う!・・・だが
奴等が黙って見ている訳がない。ドンパチうるせえ上に毒までバラ撒いてる害虫達の事をな・・・」
「しかも「バグズ手術」が奪われているとしたら―さっきのヤンマだけじゃねえ
まだまだヤベェ特性がいる・・・俺と艦長もまだ毒から完治してねえし・・・道のりは険しいぜ
俺達は奴等と違って数も少ねえ。下手すりゃここから―
減るぜ?更に・・・」

>じょうじ達からすれば生理的に受け付けられないだけでも嫌なのに、
自分達以上に怪力で特異な能力で一度の交戦で数十〜数百人も犠牲が出るうえに、
更に触れる事もなく単体で数千人の同胞を一瞬で殺すような奴まで出てきたらそりゃ全力で殺しにかかってきますよね
互いに今後の明確な作戦行動を打ち出した4班と3班。だが当然ながら彼等の敵はお互いだけではない
あの恐ろしい漆黒の軍団こそがこの星における最強の敵である事は未だ変わらず、しかも自軍は万全ではない状態で敵の陣容は未だ底が見えない
アシモフが今後更に犠牲者が増加する可能性を懸念していたその頃、その嫌な予感を現実化するかのように1班の高速脱出機が危機に陥っていた
機首部分を手の平で掴みながら、
そのまま軽々と片手でリフトアップしてみせるバグズTF
全重量何十tあるのかわかりませんが、まさしく「怪力という言葉では軽すぎる」オリバさんも真っ青のパワー。こんな芸当が可能なベースはやはりアレ
「弾丸蟻パラポネラだな?

マーズランキング6位”大蓑蛾”。膝丸燈だ
どうかそのまま、意外ななほど何事も無く捕まっていてくれ・・・」

>燈がパラポネラ型に糸を巻きつけるのに使っているのは燈専用の武器?
それにしては大きくて持ち運び辛そうだし、脱出器の部品ですかね
>燈が捕獲に使っている支柱は土壌サンプル回収用の機材かなにかでしょうか?専用武器のようには見えませんし・・・
”地球最強の蟻”ことパラポネラ。バグズ2号艦長ドナテロ・K・デイヴスの特性を奪ったTFがついに満を持して登場
マッチアップは彼女だとばかり思っていましたが、その動きを制したのは燈の糸。全身から四方へ糸を張り巡らせ、地中深くアンカーを埋め込んでます

言語が通じない相手に、燈は敢えて名乗った。まるで懇願するようなその言い方は上司の父にして前艦長であった人への敬意の表れか、それとも・・・
>自重の100倍の重さを運ぶことができる蟻 パラポTFが筋肉の500キログラムなら50トンだがゴキブリパワーもある
>パラポTF「ところで 俺の一張羅見てくれ こいつをどう思う?」  あかり「すごく…ブリーフです…」
>パラポネラはパンツ、つまりレスラータイプですね
>クロカタTFが力士型ならパラポネはレスラー型?
>ミサンガ→ふんどし→ネックレスときて今度はビキニブリーフかよ!?
高度な縫製技術を要する奴ほど上の階級なのか?それとも紐系と下着系で系統が分かれているのか?
>脱出機を片手で持ち上げるパラポネラTFですけど、何でプロレスラーのようなブリーフをはいてるんだw
確かにデイヴィス艦長やミッシェルさんはプロレス技使いですけど(^_^;)
>燈がロープを貼り巡られてるし、火星でリアル超人レスリングですか
>パラポネラのパンツは多分デイヴス艦長の遺品

そしてミサンガ、ふんどし、首飾りときて
パラポネラの着衣はなんと予想外のビキニパンツです
なるほどふんどしが「力士型」だったのに対して、ビキニパンツが「レスラー型」というのは、冗談っぽく聞こえてその実いいところ突いてる鋭い考察
ドナテロ艦長も劇中パワーボムでTF倒してたし、ミッシェルちゃんの技を見ればデイヴス家のDNAに
プロレス魂が宿ってるのは明白
そういえば今週のヤンジャンは「リアル」の13巻発売記念として新日本プロレスの特集ページが組まれてましたが、
実はあれはテラフォでのプロレス展開も示唆した予言だったんだよ!(キバヤシ風に)





「この車はバグズ2号のヤツか?」
「いや・・・型は同じだが製造番号からして1号のやつだ。ピラミッドで見つけた
42年もののクラシックカーにしちゃ速く走ってる方だと思うぜ?
車ってのは乗んねーとダメになるって言うが・・・まぁ乗ってたんだろうな
レーダーも航空機もない・・・マジでサムライとかヴァイキング時代の行軍だぜ」

「だが足取りが重いのは第4班も同じなはず―
まず班長の劉は毒に冒されている
痛みはテトロドトキシンで消せても大雀蜂の毒は何種類も混合されている。相当無理をしていたはずだ」

小吉とアシモフの会話から、現在3班が使用している火星探査バギーはバグズ2号ではなく1号のものだった事、ピラミッドの中で見つけた事が判明
ていうか3班
「単独でピラミッドに行った」って事まで正直に小吉に報告してんのね。流石に目的までは黙秘してるだろうけど
そして当初は議論の的だったのに、あまりにも劉が平然としてるんでいつの間にか読者からすっかり忘れ去られていたオオスズメバチの毒問題
やっぱり普通に効いてたんだけど、めっちゃ無理して気張ってただけでした
ハパトロトキシンのハンデがなければアシモフ>劉かなと思ってましたが、劉も毒に冒された肉体で戦ってたことを考えるとやはり実力的には五分か

「大丈夫ですか?スズメバチの毒は」
「なんとか死なずに済んでる。持つべきものは協力者だよ
だが所詮横流しの情報で作ったコピー品だ

非常用のエアロックがあるだろう、そこで紅ちゃんの毒素を治療してから向かおう」
そんな劉はと言えば、なんとオオスズメバチの解毒剤とおぼしき注射器を持って「協力者のおかげで助かった」発言
>人為変態からの活躍でスルーしそうでしたけど劉もちゃんと艦長の毒効いてたんですね
現段階で「死なずには済んでる」って、そんな状態で蟹モフさんと戦ってたとか…
>流石は毒のカクテルと呼ばれるだけあってコピー品じゃその内の数種類を消せる程度か
まあそもそも対人を想定していないのに解毒剤を作らせるほうがおかしいんだがそれも中国の差金なのでしょうか?
>劉将軍の言う『協力者』、以前『悪い親父に会った』というセリフがあった八重子が怪しい気がします

どうやら日本支局には小吉の解毒剤の精製データを中国に流した裏切り者が存在するようですが、
それは劇中には名前も顔も登場しないであろう、只の研究員の1人なのか
それとも、考えたくないが劇中に登場している班員の誰かだったりするのか
もしも後者だった場合、その人物は消去法で八重子くらいしか該当しないわけですが・・・そうなると
湘南編でのジョセフとの絡みも「オチ担当」という以外に
他国オフィサーとパイプがあるという、深読みすべき描写に変化
癒やし担当の八重子にだけにはそんな裏はあってほしくない、というのが全国読者全員の願いでしょうが
先々週からの中国班員達の決死の覚悟を見せられた後だと、「八重子に限ってそれは無い」とは言い切れないのがこの漫画の恐ろしいところです

「紅ちゃん、僕らは西さん達の回復が済み次第セカンドを追う
恐らく明日未明かもう少しかかるが・・・君は本艦に残るんだ
ここには100人×数カ月分の食糧がある
体力の尽きない範囲でなるべく薬を使って毒素を出し続けてくれ」
「大丈夫でしょう。どの生物も防護服を着込んでいなかったら全開の紅ちゃんには近づけない」
>爆さんの防護スーツ着たら近づけないってのが死亡フラグにしか見えないw
>「防護服を着ない限り紅ちゃんに手出しはできない」→防護服を奪ったゴキブリに紅ちゃんが惨殺されるフラグにしか・・・
>紅ちゃんがアネックスに一人っきりかぁ…細菌で死んだTFの山から細菌毒耐性を得たTFが這い出てきませんように…
燈を追わねばならない中国班ですが、同時にアネックスもTF達から死守しなけれならないので紅ちゃんを置いていく事に
ものっそいあからさまに聞こえる爆の台詞は奪った防護服を着込んだTF達がやって来る展開のフラグなのか否か
それともエメラルドゴキブリバチの毒を克服したハゲよろしく、毒に耐性を持つ突然変異種が生まれるのか。いずれにせよ死亡フラグビンビン丸です
>本来のプランならサンプル回収→サンプル研究→ワクチン試作→地球帰還までやる必要があるから
そのぐらいの食料はあってもおかしくはないのですが、態々強調している点をみると何か裏があるのでしょうか?
不完全変態手術のリスクの一つとして通常の人間の何倍ものカロリーを消費するとか?

そして気になるのは、劉の口にしたクルー全員×数カ月分もの食糧が積まれているという事実
元々プランαでは火星に滞在しながらワクチンの研究をする計画だったので、それなりの食糧を積んでるのは納得なのですが
劉の台詞のこの部分が強調されてるので、おそらくは
数ヶ月は多すぎる(?)という意味合いなんだと思います
中国上層部は膝丸燈の身柄拉致だけでなく
火星の長期滞在を要する任務も彼等に課しているという事なのか?むむむ・・・






「オイなんだ紅・・・てめーまさかその学力で小難しいこと考えてんじゃねーだろうな?」
ジェットに肩を貸しながら治療のためにエアロックへと移ろうとしたバーキは、思いつめた表情で押し黙る紅ちゃんの様子に気付いて声をかける
命を懸けて家族を護ろうとした7位。彼と彼の家族の命を断った自分
自分の力が、大切な仲間達に命に関わるダメージを負わせてしまった事

「自分のせい」と年端もいかぬ少女が受け止めるにはあまりにも重すぎる出来事でしょう。ですが・・・

「お前はお前の持てる能力を尽くして俺等を護った
俺等は俺等の持てる能力を尽くしてお前を護った。
そんだけだろうがよ」

お前がした事は「俺達を護った」だけだ
あの闘いはそれ以上でもそれ以下でもないのだと。お前が気に病むことは何もないのだと
いつもと変わらずぶっきらぼうに、しかしその中に隠した優しさを秘めながら。彼女の頭をぐしゃぐしゃと乱暴に撫で回すバーキマジ男前
強面のバーキが垣間見せた妹に優しいお兄ちゃん属性ヤバイ。その様はまるで本当の兄妹のようです
>紅ちゃんはアレキサンダー先輩の死を引きずってるみたいですね
ゴキブリはまだしも、人間同士の殺し合いなんてするような子ではないんだから当たり前なんですが
それをフォローするバーキさんは優しいですね
>リモコンのミスを突っ込んだり着替え早くしろよって言ってる時も思ったけどバーキは紅ちゃんのいい兄貴分って感じですね
そしてジェット、お前は何個キャラ確立させれば気が済むん?

「っと入る前に服脱がねーと・・・」「爆くん戦場キット持ってきてる?」「うん。早く除染したほうがいいよ」
「バーカ洗浄すんのはてめーらの汗が雄臭くて耐えらんねえからだっつーの。見んなよ」
「消えんなよ」
ガヤガヤ言いながら3人一緒にエアロックに入ったジェット、西、バーキ。さながら修学旅行の風呂のシーンような雰囲気がいい味出てます
あとコメントの指摘で気付いたんですが
戦場キット洗浄キットの誤変換をそのまま写植しちゃったのかなこれ?

>戦場キット。現場で使用することを目的とした携帯キットなのか洗浄キットの誤字かどっちだ?
>『戦場』キッドは『洗浄』キッドの誤植でしょうか?


「くそっ血が・・・鼻から耳から・・・あ、初潮きた」
「ぶっ!」
「笑えねーよ・・・女のシモネタって面白さと生々しさを履き違えてるから好きじゃねーぜ・・・
なぁジェット・・・・ジェット?」

体中の穴という穴から夥しい量の出血が見られるという、かなりシャレにならない症状
西さんに至っては女性器からも派手に出血しているようですが、それをシモネタとして言えちゃう精神的余裕があるようです

呆れるバーキに対してツボに入って声の出ない笑いをあげるジェットが意外や意外
いやでもチンコ手術に対する辛辣な言動を振り返ると、この人もともとシモネタジョークが大好きなキャラだったのかって納得できるかも
>西さんの下ネタで爆笑するあたりジェットの例のチンコ手術発言は本人なりの下ネタブラックジョークに見えてきました
あの人基本的に口悪いだけの人間味溢れる人のような…
>西さんの初潮といい東京喰種アキラちゃんの子宮破裂といい、今週のYJにおける女子の下ネタは生々しいぜ…
後者なんかホントに心配しちゃったよ
>西さんの「初潮来た」というジョークから察するに(女性だったら毎月あるだけに敢えて『初潮』という言葉を使わないでしょう)
西さんは性転換手術済のニューハーフなのではないかと思います
オカマの多いタイ出身のジェットだけがそれに気付いて噴き出した、と。マーズランキングも性別も偽装しているわけです

あと月のモノに対して「生理きた」ではなく「初潮きた」と言った西さんを、ニューハーフではないかと予想する意見はなかなか鋭い着眼点
ただバーキが「女のシモネタ」って言ってるんで、彼が西さんの素性を詳しく知らないとかじゃない限りは普通に女性じゃないかなぁ

「ダメだ・・・あたしちょっと寝るわ。点滴早くしてジェット」
「俺もだ・・・もう立ち上がれねぇ・・・ご飯早くしてジェット」
「えっ俺?」
そして流れるように飯番を要求されて「えっ?」ってなるジェット萌え
彼が中国班員達の世話役を一手に引き受けているであろう日常の風景と、その普段の弄られっぷりが鮮明に浮かんでくるよう

3週前までは読者のヘイト最大値だった中国班ですが、
僅か3週の描写だけで一気にニュートラル近くまで戻した感があります

>ジェットさんおかんすぎる・・・なんだかものすごく中国班が好きになってきました
>優れた戦闘能力・カッコイイ台詞回し・いじられキャラ…ジェットの主人公化が止まらないしジェット可愛いな
>緊迫した状況の中、癒し要素となったのはまさかの中国メンバー達
漢気あふるるバーキに一応羞恥心あって生々しいシモネタかます西さんとそれがツボるジェットw
あのチンコ手術発言は彼なりの励ましだったのかも
>下ネタにツボったりバーキと西さんにパシられたり、ここにきてジェットが萌えキャラ化しようとしてる
>ジェット君そういうのがツボなんだ・・・wでも内臓から出血って結構ヤバい状況なんですけどね

>前々回のカッコよさはどこへやら、生々しいシモネタをブッ込む西さんと冷静にツッコミを入れるバーキ君、
そのギャグに吹き出し肩を震わせつつ2人にパシリの如き扱いを受けるジェット君に吹くw
中国班はベースを含め得体の知れない爆君以外はいつの間にかみんな他キャラと同等かそれ以上に気に入ってしまったなぁ
>はんぺらが更新つらそうだ・・・・ジェット早くして
>出血を下ネタにしてしまう西。西の下ネタがツボにハマってるジェット、紅を諭して、除染室でご飯をねだるバーギ
中国班も日米やロシアに負けず仲が良く和む
本当にジョジョに出てくるライバル達のような愛すべき相手という位置づけになってしまった
>中国班主力の一人ジェット!八面六臂の働きっぷりを見せるザツギダンのジェット!ギンガハゼと仲良しテッポウエビのジェット!
中国班主力(劉除く)の中で一人も殺してない童貞のジェット!西さんの下ネタギャグで爆笑するどうしようもないジェット!
そしてバーキと西さんにこき使われる下っ端臭のするジェット! 
結論:ジェット カワイイッッッ!!

>中国班が皆仲間に対してだけ優しすぎて、見てて嫌な汗が出るのは俺が先に登場してたキャラを好きだからでしょうか?
人前で背骨兄を家族の死までネタにしてからかい、ミッシェルを首から下にしか興味がないと放送し、倒したロシア班員を椅子にし、
変態してんのにたいしたことない・サッカー選手みたいにアピールしてろと侮辱する…他班に対する任務は仕方ないにしても、
態度を露骨に変えられると何か…せめて貶さずに済ませるくらいには敬意を表せなかったのかと…
一番今回読んでて辛かったのは、紅ちゃんの嘆願により先輩からトドメをさされなかった西さんが何の言及もなく下ネタでふざけてたこと
中国班、仲間内では優しさや気楽さを見せてきましたが・・・
直前に他の仲間が10人くらい殺されたことがどっか行っちゃってるようなチグハグさを感じて残念です
今週の中国班にどうもモヤッとして色々感想を見て回りました
本心では望まないだろう任務に従事せざるを得ない彼らは無意識にでも「悪びれ」と「綺麗事」を両方やらないと耐えられないのかも、
という考察があって個人的にはしっくりきました。それでもやったことを考えると「護っただけ」と評せるのは受け入れがたく感じてしまいますが
その一方で、「敵も味方も大量に死んだ後でこの和気藹々の雰囲気はどうなの」と、かえって人間味を感じなかったという感想も少数派ながら有るようで
これに関しては貴家先生は
純粋に「中国班上げ」の演出として入れてきた描写だと思うんですが
受け入れられなかった読者には不快に感じたようです。まぁこればかりは人それぞれの受け取り方なので仕方ないことかと

小松が薬膳餅の味に時間ギリギリまでこだわった描写なんかはまさにこれですね
しまぶーとしては純粋に「小松上げ」の演出として入れたシーンのつもりだったのに、蓋を開けてみると
「緊急事態における人間心理としてあり得ないのではないか」と、小松を非難する意見も結構な数が読者から吹き出ちゃったという
気になる人は気になるし、ならない人はならないと割りきって読むしかないでしょうね
「治療に時間がかかる分出発が遅れるな・・・こんなはずでは・・・
この間に小町艦長と中間攻撃の15位を失ったセカンドが
ゴキブリ共に殺されて回収されてなきゃいいが―」

クルーの症状は思った以上に深刻で、出発にはかなり遅れが生じそう。劉の懸念は考え得る限りの最悪の事態の想定に至る
すなわち、【膝丸燈ターゲットの死亡ロスト】である






ズゴゴゴゴゴゴ!!!バキバキミシミシ
そんな劉の懸念を裏付けるように、怪力無双ぶりを遺憾なく発揮するパラポネラTF。雁字搦めにされた糸を意に介することもなく
普通に歩くだけで深く刺さった鉄柱を抜き、大地を割るパワフリャー
>アカリの糸を物ともしないようなパラポゴキの力よりも、地盤の中にまで糸を通しているアカリの器用さに驚きました
パワーの演出としてオオミノガの糸を引き千切る初の敵になるかと思ってましたが、こっちのほうが見た目のインパクトは上だし
且つこれだけの負荷がかかっても切れないオオミノガの糸の強靭と、
両方を引き立ててて良い演出

何事もなかったかのように数歩歩いたパラポネラ、おもむろに振り向くと掛け声とともに巨大な脱出機を室伏ばりに投擲!
哀れその鋼鉄のボディは岩盤に激しく叩きつけられ、爆発炎上して乗っているクルー達は全滅・・・
しない!
高速でブン投げられた超質量の物体をまるでドッヂボールのごとくキャッチしたのは、パラポネラTFとは比べるべくもない細身の後姿

燈のパラポネラへの懇願は、この対決を避けたがったが故であろう
だが運命はそれを許さない

「ミッシェル・K・デイヴスだ
還してもらうぞ。その特性」

”蟻には蟻を。賊には死を。ミッシェル・K・デイヴス見参”
と例によってカッコイイ煽りが打たれて引き。やはりパラポネラTFとのマッチアップはこの人以外にあり得なかったかー
>火星プロレス本日のメインイベント。ミッシェル敬司vsゴキメド・アリ!激戦の火蓋が今切って落とされましたー!!
>全国一千万のミシェルちゃんファンの女子高生が全員孕みそうな女子力()ですね!
>とうとう始まるミッシェルちゃんvsパラポネラTF!脱出機を反対側から押さえられるあたり力は互角か、それともまだパラポネラの方が上か
それでも爆発アリの能力と奇跡の子と呼ばれる実力の両方を見せつけてランキング開示の展開でしょうかね。俄然楽しみになってきた!
>今週のミッシェルちゃんは女でも濡れる位カッコええ??
>「還してもらうぞ。父のパンツ!」
>パラポネラTF、やはり相手すべきはこの人ですね
燈もいたのはちょっと驚きでしたが、他のメンバーはどこにいるんでしょう。宙に浮いた車体の中、は可哀想だw
>一号機に乗ってたのはまさかの燈と兄貴コンビ!日米かなり際どい賭けに出てた・・・
>ミッシェルちゃんと燈、同じ脱出機に乗ってたんですね。これでパラポネラ相手でも安心…
あれ?もう片方の脱出機メンバーに死亡フラグがたった気が…

>奇しくも火星の日付はミッシェルの誕生日。これは何か作者の意図があるのでは…?
例えば、パラポネラ型TFの中には、能力だけではなく父ドナテロの記憶や意識なども移植されている、とか無いすかね?

20年の時を経て、今は亡き父の「一部」と対峙するミッシェルちゃん
いつもの彼女がしょっちゅう見せる三白眼のキレ顔ではなく、悲しみを湛えたようななんとも言えないこの表情が印象的です
これまでずっと明かされてこなかったマーズランキングは
この闘いの中でドン!と来るのはまず確定的
彼女の順位が判明すれば同時に小吉の順位もわかるワケですが。はたして4位なのか5位なのか・・・さてさて
新日も真っ青の火星プロレス爆現!次号へ続く!


76話

「どうした燈・・・私が父の特性を前に冷静さを失うか心配だったか・・・?
ありがとうな・・・この一週間で覚悟はしてきた。私は至って冷静だよ」
前回の燈のパラポネラへの懇願もちゃんと聞こえていたのか、自分を心配してくれた部下に礼を述べるミッシェルちゃん。耳良いしね
努めて冷静を装おいながら一号機の前輪をそっと着地させるのと、
感情が爆発したのは同時だった
「機嫌は悪いがな。燈ィーッ!」
「はいッ!」

瞬間、岩陰から飛び出してきたのはなんと2号機!
確かにミサイルの射程外まで逃げてしまえば二手に分かれてる意味はないので、合流してるのが当然と言えば当然なんですが
前々回ラストからずっと片方は先にジョセフのもとへ向かってるもんだとばかり思ってたので、結構なサプライズというか驚き

燈の糸をくっつけたまま、パラポネラの周囲を猛スピードでグルグル回る2台の脱出機。あっという間にその動きを封じていきます
>燈「膝丸流?忍法クモ糸改め、忍法ミノ糸縛り!」
>脱出機を二つとも使って糸ぐるぐる作戦。 ……あれ、てことは残りのメンバーは隠れて待機か歩きでジョセフの元へ?
まさか脱出機に乗ったままでみんなでぐるぐる回転中なのか?!
>脱出機1・2号とも合流してた!ただあんなに投げられたり回されたりしてるから、クルー達の安否を割と本気で心配してしまう
>糸とか網とか、繊維のバリエーションの多彩さを再確認させてくれる漫画テラフォーマーズ
まるでジョセフのロープマジックみたいですw今回はなんと車両を分銅代わりにパラポネラGをぐるんぐるんのボンレスハム状態に
荒れ狂う豪腕の威力を御す燈も必死なことが表情から伝わってきますね
>あれは脱出艇が自力で走ってるのか、ブン投げられた勢いと糸であんな挙動になってるのか…
もの凄く後者のような気がするけど、もの凄く後者だと信じたくないw
っていうか何が一番心配って、糸が切れるより先に燈の指がイカレないかなんだがww
蜘蛛の糸は鉛筆ほどの太さに縒り合わせると
一本でジェット機を繋ぎ止める程だと言われている
そして以前解説した通り、蓑虫の糸は
その2.5倍の強度を持つ

>パラポネラでも千切れない糸を引きちぎるアッカリンの筋力どうなってるのっと
前回、レビュー内でも「パラポネラの腕力で引きちぎられない蓑虫の糸スゲー」とその強度について触れましたが
改めてそのチートぶりを再認識させられる解説ナレーションが挿入
蜘蛛の糸でも鉛筆の太さでジェット機を繋ぎ止めるそうで、人間大サイズの蓑虫の糸がどれだけの強度を持っているかは想像に難くありません
しかしながらコメントでもツッコまれてますが、オケラ相手に我を失った時の燈は自分の糸引き千切ってたよね・・・
あれは貴家先生的には「やってもーた」のミスなんだろうか
「ミッシェルさん!作戦台本通りですッ!」
>「台本通り」とありますが、vsパラポネラを想定して脱出機と糸を使ったチームワークを考えていたようですね
1週間あったからやばいバグズTFに対しての打ち合わせをしていたのでしょうね

敵の中でも最強クラスの敵であろうパラポネラTFに対し、入念に練られていた捕獲作戦。身動きを完全に封じたところでミッシェルちゃんが走り込む
目の前に映る醜悪な怪物を前に、彼女の頭の中では幼い日の思い出が蘇っていた

「ずっと庭にいたのかい?ミッシェル
アリさんが好きなのか?」

「うーん。ふつう!」
>わーいロリミッシェルちゃーん!兄貴じゃなかった頃のミッシェルちゃーん!
>こんな可愛い娘が20年後にオッサンと一緒に次郎のラーメンを漢気たっぷりで完食するようなレディになろうとは・・・
時の流れとは残酷ですね(ホロリ

「偶々腕の形が似ているだけのお前に何の執心も切情もない
私の仲間を追わせない様に足留めをするだけ
ゴキブリだから始末するだけだ」
ガッ!!!!
腕も足も封じられ避けることもガードすることもままならないパラポネラに、ミッシェルちゃんの渾身のパンチが突き刺さる
もう一発!更にもう一発!パンチが打ち込まれる度にその巨体がくの字に折れ曲がり、
衝撃に負けないように糸を強く引っ張り直す燈は、その度に沈痛な表情で瞳を閉じるのだった
>覚悟していた筈なのに幼い頃の父との数少ない思い出がどうしても脳裏に過ぎってしまう自分に
言い聞かせながら戦う様は見ていて胸が痛くなるものがありますね・・
>勤めて冷静であれと自分に言い聞かせながらも心に沈む怨讐が拳に圧し掛かる!!
糸を通して伝わる重みに心理を察する描写がウェットながら巧い
>ミッシェルさんの「仲間を追わせない」ってのは、マルコス達が先行してローマ班の元に向かっているのでしょうか
燈、ミッシェルさんは途中で出会ったパラポネラゴキの足止めって感じですかね
『糸を通して伝わってくる・・・ミッシェルさん・・・一週間覚悟してきただと・・・?冷静だと・・・?
何の執心も切情もないだと?だったら何故こんなにも重いッ!
ただ支えるッ!だが受け止めるッ!』

大好きだった父の死体を弄り、その能力を奪ったゴキブリを目の前にして冷静でなどいられるワケがない
ミッシェルちゃんの心情を察し「俺が支える!受け止める!」と堅く誓う燈の台詞が完全にプロポーズだこれ
ミッシェル×燈のカプ推し読者にとってはニヤニヤできるシーンです
「・・・・止めだ」
思いの丈を全て吐き出したのか、もう十分だというくらいパンチを叩き込んだミッシェルちゃんはようやくトドメに入る
堅く握り込んでいた拳を開き、貫手へとチェンジ。その指先からはポタポタとブラストアントの揮発成分が滴り落ちてます

>「トドメだ」ってミッシェルさん捕獲する気ゼロですね。腹に爆液叩き込んで木っ端微塵にする気満々でしたね
って最初からそれやってればよかったのに
>変異したミッシェルさんの打撃は並のTFだとちぎれ飛ぶのに、パラポネラTFはどんだけ頑丈なんだ
先代艦長もTFの攻撃で頭を切るくらいだったからタフネスも補正されてるのか?
>ぱらぽくんの甲皮はクロカタほどじゃないにしろ硬いようですね…砕いて内部から兄貴汁で爆破するつもりだったんでしょうか
ニジイロクワガタみたいに口から吹き込むんじゃダメなのかな?
「俺の糸はパラポネラでも切れねえ!ミッシェルさん叩けェェーッ!」
爆ぜて消えろ!父の思い出を穢す存在よ!万感の思いと怒りを込め、必殺の爆裂貫手を繰り出すミッシェルちゃん
だが勝利を確信したその瞬間。彼女に頭をよぎったのは
あの日父が笑顔で教えてくれたこと







『でも知ってるかい?ミッシェル
アリさんはね、全部の虫さんの中で一番―』










『力持ちなんだよ』
完全にヘルシング卿と幼インテグラのアレだこれ!
>普通主人公サイトの逆転フラグの過去回想が、まさかゴキブリの逆転フラグになるとかテラフォーマーズだけだろうな
>アカリン、テンプレートのような見事なフラグ
読者からしたらそんな簡単に倒せないとは解っていたけどそんな駄目押さなくったって・・・
>みっしぇるくん ふっとばされた!(えー
>ミッシェル「体をはって弾丸を表現してみました」
>ドナテロ艦長「もっとも強い昆虫とは何か わかるかねミッシェル」(以下略 
同内容コメント23件

振りかぶるパンチなど必要ない!まさかのデコピン一閃!
ミッシェルちゃんは50mくらいぶっ飛ばされ、ドラゴンボールばりの勢いで岩壁に派手に激突。一撃で形勢逆転してしまいました
弾丸みたいに吹っ飛んだから弾丸蟻って誰が上手いこと言えと
>パラポネラじょうじ「邪魔するヤツは指先一つで、ダウンさ」
>久々のじょうじホームラン!糸で縛ってなきゃリオック状態だったな
>今週のテラフォ、地球人から奪った能力でエラそうに・・・と思いましたが、そもそもバグズ手術自体が火星から得た技術でした
>燈「俺の糸は弾丸蟻にも切れない!」からこりゃ千切られるフラグかと思ったらまさかのデコピンで兄貴がカッ飛んでって唖然
ここまで単体の相手が脅威的に描かれたのは2部のハゲゴキ以来でしょうか
他の班員は別行動のようですしゴキ側の援軍が来たらヤバそうな・・・そもそもこの弾丸蟻ゴキが何故単独行動してるのかも謎ですが

「じ、じじょう・・・・じ じょうじっ!」
「火星を嘗めんなよ」そう、言っているのか
作品を象徴する主人公の名台詞を、そのままパクって喋ってしまいそうなパラポネラTFの圧倒的強さ&貫禄の佇まい
止め役とも言える爆発能力のミッシェルちゃんがいきなりやられてしまったワケですが、この恐るべき強敵を相手に策はあるのか?次号へ続く!
>身もフタもないけどミッシェルさんよりパンチ力なら最硬のクロカタを利き手じゃない方でKOした慶次に削りとトドメさせたらよかったんじゃ
心情を考えたらミッシェルさんだけどアカリン以外にも仲間はいるんだし頼ってもいいんじゃないのかなぁ


77話

『蜜が欲しい。しかしライバルが多い』
多くの昆虫達はその課題を「筋力」で解決しようと考えた。その頂点がこの昆虫である
森のチャンピオンたるカブトムシの筋力は凄まじく、有名な実験では自重の50倍の重量を引きずって歩いたという
一方で樹の下では、自重の100倍近い虫の死骸を持って歩く昆虫がいた
推定2万種に分化し、地球全土の環境に適応し高度な社会性と、人間との共通点を持つことで知られているが
彼等の高度な仕事を支えているのは紛れも無く「筋力」
『全ての生物を同じサイズに揃えた時、最も喧嘩が強いのはどの生物か?』
議論は尽きないが一部の生物学者の間で間違いなく候補に挙がるのは
「蜘蛛」か―「蟻」だという
但しそれは その喧嘩に技術がなければの場合―

>冒頭の薀蓄は「井の中の蛙」ならぬ「樹液に群がる兜虫」といったところでしょうか
>カブトムシとかクワガタとか、昆虫モノの花形がなんだか不遇に見舞われてるなあ、この漫画
メジャーだからこそ引き立て役に効果が見込めるのかな、バキのムエタイみたいに
>冒頭の薀蓄で力自慢で有名なブラックキングよりも、
人知れずマッハ2で泳ぐゲスラの方が圧倒的に筋力が上であるという空想科学読本の話を思い出してしまいましたw
>全ての生き物が同じサイズで喧嘩をしたなら、一番強いのは誰だ?奇しくも今週再開した喧嘩商売っぽい始まり・・・
いや、相原コージの『真・異種格闘大戦』の方が近いかな?あれも薀蓄と狂気が満載されていて面白い漫画だった

「力持ち虫」の代名詞として一般人がまず思い浮かぶであろうカブトムシ。しかし彼等を遙かに上回るのが、あまりにも人間と身近すぎて気付きにくい蟻達である
2万種という数に及ぶそれらの中にあっても
「最強の蟻」として劇中で紹介されているパラポネラならば、そのパワーは推して測るべきあろう
まさしくその名のごとく弾丸のようにふっ飛ばされて岩壁に激突した上司の身を案じつつも、しかし燈はパラポネラTFが無傷では済まないと確信していた
『ミッシェルさん・・・少し・・・”入った”はずだ・・・』
亀裂の入った敵のボディ。少量ではあるが爆弾蟻の揮発成分は間違いなく注ぎ込まれているハズ
あとは何もしないでも、北斗の拳の雑魚よろしく
ピプ―コリコリコリして爆発四散する。燈の予想は正しいものであった―が

ミッシェルのMO手術のベースである「バクダンオオアリ」の特性は―
揮発性の体液を溜め込んでいる腹部を一気に絞り込んで自爆する様に
相手の体内に体液を一気に押し込むことで、
膨張し逃げ場を失う揮発液が相手の体内を内側から破壊するという物である

が、しかし!
『揮発物を押し込まれた』という課題


『蟻の筋力』で解決!

>パラポネラ「俺が本気で腹筋を固めた時はあきらめたほうがいい」
>パラポネラTF「本物の槍じゃなきゃ、俺の腹筋は通らねぇ」 シコちゃん戦のジャックだこれ
>パラポネラTF「 お前さんが想像を絶する手術とトレーニングをしたように。俺は俺で色々やってるのさ」パラポネラマジオリバさん
その圧倒的筋肉パフォーマンス、まさしくオリバさんの化身
なんと内側から膨張し爆発しようとする揮発物質に、パラポネラは
単純に腹筋に力を込める事で抵抗
昆虫界最強を誇る筋力は膨張する力に負けることなく逆にこれを圧殺。ノーダメージで体外に排出してしまいました
あまりのチートぶりに全身の血の気が引く思いの燈でしたが、それでも取り乱したり焦ったりすることはなかった。何故ならば

「じょうッ!じっ・・・・じ・・・!」
「どうした?
千切れねえだろう?大蓑蛾の先祖は代々テメエらの様な野蛮な肉食昆虫に対抗し、
”鉄壁の防御”と”台風でも切れない糸”を実現してきた
悪ィが肉体派のミッシェルさんに代わってェー!俺が人間の技術でテメエを固めて地層処理しといたらァ!」

蟻の筋力を以ってして、尚切れない蓑虫の糸!
冒頭ナレーションで最強生物の候補として「蜘蛛が挙がる」とありますが。その理由は同サイズの生物にはまず切ることのできない「糸」でしょう
その2.5倍の強度を誇る
「生物界最強の糸」は、「生物界最強の筋力」をも封殺するに足るものだったのである
迂闊に近づいたりせず、このままパラポネラを完全簀巻きにして地面にでも埋めてしまえばいい。脳筋のミッシェルに対して燈は極めてクレバー
このまま勝負が決するかと思われたその時、
例によっていつもの不穏なナレーションが入ります
「蟻の筋力で千切れない糸を出す生物が現れた」
果たしてこれはこの生物にとって「課題」となり得るものか―






場面は何故か
テラフォーマーの巣へ。20年前からノウハウゼロで始めた養蚕は、現代におけるそれとかなり近い姿に
彼等がいかに何もない状態から試行錯誤を繰り返してきたか、その努力の程が伺い知れます


>煮繭に使っているのは石器や土器ではなく宇宙船の部品?そしてまだ糸車は開発されておらず紡錘に留まっているようですね
思った以上に本格的に養蚕してるテラフォーマーさんたちになぜか和む
>地道に養蚕やってるてらほくん達に少し和みましたw資源少ないってレベルじゃねーのに大したもんですよね
思わず読者もほっこりしてしまう、テラフォーマー達の本来の日常風景
人間達さえやってこなければ、彼等も血生臭い戦いなどに身を投じることもなく平和に暮らしていたのだと思うと複雑な気持ちに・・・
と、ここで一匹の蚕を手にとるテラフォーマー。グロに弱い人は閲覧注意

ページをめくった瞬間、読者のほっこり気分は音を立てて崩れ去る


「じ・・・じじょうじょ『じ』・・・」
>10年近く見てますが初投稿です。今週のテラフォは読んでてびびりました。蚕に人の口は無いわぁ
>蚕の「口」見た瞬間、背筋が寒くなった。アレは…正直、指よりよっぽどエグい
>カイコの口の異様なグロさには目を奪われました。中途半端に人型に近づいてるって改めてグロいですね
>蚕って、成虫になると口が無くなってエサが食べられなくというけど、幼虫の時はこんな口してたのかー
まるで人間みたいだnああ!窓に!窓に!
>カイコガの成虫は足が人の手指になっていましたが幼虫は口が人のものに…!
人の歯では桑の葉を咀嚼するのも糸を紡ぐのも無理があるでしょうにそんなことお構いなしに変化させるとは…
>テラフォに出てきた蚕ですがピラミッドでの成虫のような不釣り合いな「奇形」ではなく、形の整った「異形」である事に恐ろしさを感じました
奇形はそれ故に短命だったり次代に受け継がれませんが、異形はそうではなく安定した物な訳ですから……
>火星のカイコガ幼虫時代からキモすぎ。これじゃあアニメ化できないよ
>今回の蚕の幼虫は虫嫌いなはんぺらたんには少しキツイ内容でしたね
>人間の歯が生えた蚕に読者もゴキもSAN値直葬!指以上にヒデェ
>ヒト化が進んでいる蚕をよく見ると糸吐口が無くなっている?だとするとじょうじ達の養蚕業は衰退する危険性が高いのか?
>ラハブの遺産は考えてみればゴキブリにとっても有害ですね
ラハブの遺産がある限り無差別に進化が起こり、ゆくゆくはまっとうな生態系すら成り立たなくなる
同様に地球にも影響が出た場合人型に進化していく異形の生物でひしめくことに…ラハブの遺産というかもう呪いですね
>蚕には歯、蛾には指…人間のパーツを持つ動物性タンパン質を実質食ってるゴキが将来的に人間も食べようとしたら恐いな…
なんて GANTZのカタストロフィ編的な…でも人間ゴキを食べないように、ゴキも嫌悪する人は食べないか
”人間の歯”が生えた蚕!
恐るべきはラハブの遺産。成虫である蛾に人間の指が生えていたように、その力は幼虫の蚕も例外なく
「人間ラハブ」への強制的な進化を促していたのだ
「じょうじょう・・・・「じ」・・・!ジョウッ!じじょうじ!「じ」!ジョウッ!「じ」!」
ここで場面は燈VSパラポネラへ。拘束されていた彼はその「糸」を見て大声で叫び始めた。それは助けを求める悲鳴という感じではなく
まるで求めていたものを発見したような、歓喜の声に聞こえた

>『じ』、今まで見た事無いパターン、ゴキブリ語翻訳とか欲しいですね、グロンギ語みたいにゴキブリ語翻訳サイトないですかね
>今回やたら「じ」が強調されてますがこれTF語で「糸」って意味なんですかね?
>「じ」…訳して「糸」という意味でしょうか?
否!それは「天恵」!
ナレーションと同時に、突然グズグズに溶け出す燈の糸
パラポネラの力でもビクともしなかった強靭なあの糸が、瞬く間にボロボロ千切れて地面に落ちてしまったではありませんか
驚いた燈が背後を振り向くと、そこには
糸の端を掴んだ新手のバグズTF。糸を溶かしたのはコイツの特性か

>あのカミキリムシのような長い触覚で腐食ガス?持ちの昆虫………わっかんねぇ
>新顔のバグズじょうじは消化液を分泌するタイプ?触覚の形から察するに肉食性のキリギリスの仲間でしょうか?
>とうとう袴をはいたTFが出てきましたか…。スラッとした体格によく見ると付いてる特殊な形の顎、
そして糸を「溶かす?」事から考えられるベースはヨーロッパクヌギハサミムシでしょうか
>新種のTFは自らの能力で燈の糸を溶かしたのか、それともあのグロ蚕に食わせたんでしょうか?
前者であれば特徴的な触角からカミキリと予想したいところですが、溶かすヤツなんているんですかね
>あかりんの糸を溶かした奴のベースはマイマイカブリではないでしょうか?カタツムリの殻を酸で溶かして補食するところから
>消化液をぶっかける昆虫というと、タガメかゲンゴロウか、アリジゴクらしいです(wikipedia調べ)。
触角の形状と、ミッシェルちゃんが蟻なことからも、コイツはウスバカゲロウでしょうか?地面も土だし、蟻の天敵でもありますし
>燈の糸を解かした新種のTF。バッタのような触覚、糸を溶かすタンパク質分解酵素を持っているだろうから
自らも糸を使う昆虫として候補を探すと「ハネナシコロギス」という糸を使うバッタが出てきました
でも地味すぎるきもしますし、コイツは複数のバグズ手術を受けてカイコガのタンパク質分解酵素が使える奴なのか?
>新型テラフォはマイマイカブリですかね?消化液出しますし、でも触覚の形が少し違うかな?
>燈の相手は糸を溶かす袴ゴキとか、流石に古武術は使わないだろうけども相性悪そうですね
>溶解液は実戦で使えてナンボのモン!!!超実戦オサムシ!!本家日本からマイマイカブリの登場だ!!!
>パラポネラだけでもやばかったのに、さらに糸を溶かす?新型まで・・・!!見たところカマキリでも、オオスズメバチでもなさそうですし
この新型ゴキのバグズ能力がわかればバグズ2号の全員の能力が判明しますね
>援軍に出現した糸を溶かすゴキブリはモデルなんだろう?
外見では海老みたいな触角に顎の横に鋭利な突起がある事からカミキリムシのようなんだけどカミキリムシに糸を溶かすような能力はない
袴のような衣装に回想にあった養蚕責任者?それで蚕が羽化する時繭を破くタンパク質分解酵素でも抽出してアカリンの糸にぶっかけた?
さすがにオーバーテクノロジー過ぎるか?
>糸を溶かすわ、袴はいてるわ、これはもう燈の相手で決まりですね
>腰巻か、それとも袴か。…袴だったら武道家っぽくてイヤだな…レスラー対決&武道家対決とか、出来すぎてるぞ
おそらく消化液タンパク質を分解して溶かす酵素を出すような昆虫と思われます
朋友予想で圧倒的に多いのはマイマイカブリ
カタツムリの殻に頭から突っ込み
軟体部を消化液で溶かしながら食べるというヤツですね。グロい
コメントを見ると「殻を溶かす」と勘違いしてる朋友がいますが。
殻は溶かしませんので。念のため
はんぺら的にはアリジゴクという予想を推したいところですが。これはまったく予想つかんなー

気になる着衣はロングスカート・・・ではなく、皆が言うように「袴」でしょうねこれは
ミッシェルちゃんとプロレス対決するパラポネラがビキニパンツだったことを踏まえれば、コイツは燈と武術対決って感じでしょうか





「俺等を襲った今日のゴキブリどもの戦いは・・・明らかに変化わっていた
只の”駆除”でも”防衛”でも”報復”でもなくなっていた
いつからか人類がそうじゃあなくなった様に・・・
もっと組織的で強欲にどこまでも―拡大していく様な―

艦長・・・20年前の一匹だけ知能が高かったという個体にも同じ様な所がなかったか?
何かを求めるような素振りがなかったか?例えばこの車のように奪ったきりではなく・・・
もっと文化を紡ぐような発展性のある生物のうりょく―」
「んーだよ2人がかりで・・・お前らも俺が欲しいのか?それともこの糸か?」
アシモフが感じたテラフォーマー達の変化。彼等は求めている。自分達の文化を更に発展させる生物を―
20年前、秋田菜々緒の死体を持ち帰ろうとしたハゲのように
>なるほど、人間化しつつあるカイコガが増えてきて糸の生産量が減ってきたのか、そりゃあんなキモイ口じゃ糸吐けませんもんね
>パラポじょうじ「軌道に乗り始めた養蚕業に暗雲が差し掛かったら新しい糸がやってきたでゴザル」
>ゴキが燈の糸欲しくなってきたのは蚕ちゃん超進化でマジ気持ち悪くなってきたから代わりがほしいって事なんですかね?
>歯が生えてるし、蚕が進化して糸を出さなくなって困ってるとこに、糸の能力を持つ燈が来たってとこですかね
『じ』は糸のことでしょうね。「やべえ『糸』出さなくなったぞ」「『糸』出すぞこいつ!」ってとこでしょうか
人類にとっても、ゴキ側にとってもそれぞれ、「先天的なモザイクオーガン持ち」と「糸の能力」、
別々の意味で価値があり狙われる主人公ってのはおもしろいですね
>養蚕の回想からパラポネラゴキが何度なく『じ』と強調して言ってるのはあれ『糸』って意味なんでしょうかね?
種族にさらなる発展をもたらす為にはるかに強靭な糸を生む強敵を捕えようとするパラポネラゴキは、
ワクチンを求めて旅立ったアカリン達の様にゴキブリ達の英雄になるのかも
あのパンツや褌は腕に巻いた階級章とは別で勇者の証みたいなものとか
おそらくラハブの遺産による進化が始まってしまった蚕からは、今までのように糸が取れなくなったんじゃないかと
そんな困り果てていたところに現れたのが天空からの侵略者達。彼等は求めた。蚕の代わりとなる生物が敵の中にいないか
そして発見したのである。蚕よりも強い「じ」(糸?)を生み出す生物を
膝丸燈の出現はテラフォーマー達にとって「課題」ではなくむしろ天が与え給うた恵み
人間からもゴキブリからもモテモテで難儀な主人公である
拘束から解き放たれたパラポネラがゆっくりと背後から捕獲対象に迫る。燈は後ろを振り向くことなく、彼に向かって声をかけた

「なぁ・・・パラポネラ・・・俺は今怖くて後ろを振り向くことができない
その女性ひともうキレてるから」

「第2Rだ。ゴキブリ共」
「捕獲・・・してみろよ」

>「肉体派のミッシェルさんに代わって」 訳:ミッシェルさんは脳筋だから仕方ないね
「怖くて振り返れない」 訳:さっきの聴かれちゃったどうしよう
>ミッシェルさん「マイクチェックの時間だオラァ!」 最後のページが完璧にヤンキーですわ、僕らのミッシェル兄貴
>アッカリーンも見たくないほどげきオコスティックファイナリアリティぷんぷんドリームなミッシェル兄貴の形相に尿ば漏らしそうなほどビビる
爆弾アリの効果もほぼないことから兄貴vs弾丸蟻ゴキはホンマに火星プロレスになりそう
アッカリーンも新手のバグズゴキには糸を使った手はほぼ無効化されそう、となるとついに潜在バグズ能力のベース判明か…?
>今までが糸無双だったから、糸を溶かすゴキとどう戦うか楽しみですね
>ブチキレミッシェルさんは安心感というか、これこれ、これだよ!って感じがしますわ
俺が怖いのはお前じゃない!その後ろにいる上司の方だ!
武丸サンも真っ青の不死身っぷりで復活のミッシェルちゃん。いつもの青筋くっきり三白眼モードで反撃開始!
燈は糸の通じない相手に、再び
父方のMO顔出しくるか?対オケラ戦では暴走しかけましたが今回は制御できるのか
プロレスと古武術(?)の二元同時中継開始!脱出機に乗ってる仲間は何してるんだ次号へ続く!


78話

『人類を最も繁栄に導いた発見とは何か』
人によっては「鉄」というかも知れないし、「紙」というかも知れないし「薬」かも知れない
答えを一つに絞ることはできないが―

「もしもゴキブリの知能が高いレベルにあり俺等の特性を奪えるという前提で動いているなら
ヤツらが最も欲しているのは―
最もヤツらに恩恵を与えてしまう特性は―
まぁ「電気」か「糸」だろうな・・・」
>電気……言いたくないがドイツ科学班は正しかったんですよね
電気文明まで手に入れたらゴキブリに勝てる見込みは完全に無くなると思えますし
>だからアドルフさんところにカリスマリーダーが直々にやってきてたわけか、電気を生成する生物を見に
>アドルフさん見た禿が狂喜したのは「電気を使う生物」だからこそだったんだな

冒頭。いつものナレーションとアシモフの台詞によって改めて語られる発展における「糸」の重要性
あの狡猾なロンパリハゲが嬉々として死体に近づくというミスを犯してしまった程に欲しかった「電気」。それと同等の価値を持つ「糸」
大蓑蛾の能力を持つ膝丸燈を捕獲するべく、テラフォーマー達は最強クラスのバグズ戦士二匹を送り込んできたのだった

オサムシ科 日本固有種
『マイマイカブリ』
その名の通り強力な粘液に保護されたマイマイを捕食する「術」と
自身の身を守る際に大量に敵に噴射する「化学物質」を併せ持つ

>オオスズメバチにオニヤンマにマイマイカブリ、日本原産の昆虫って世界的に見てもヤバいのが結構多いんだよな
>マイマイカブリで朋友予想大当たり。しかしテラフォで日本原産昆虫の猛威の奮いっぷりが凄過ぎる
>スズメバチにオニヤンマにミノムシにマイマイカブリ、大陸にもいるけどミイデラゴミムシやクロカタゾウムシも日本にいるし、
アレクサンドルは日本通だったんだろうか?寿司が旨いとか言ってたし

というワケで袴のベースは朋友予想ピタリ正解のマイマイカブリ
パラポネラでも切れない燈の糸を容易く溶かす相性最悪の敵の出現に、いち早く反応したのはミッシェルちゃんだった
「燈ィ!眼に入ると失明するぞッ!」
「げっ!マジすかそりゃあ・・・
ヤバイッスね!」
ミッシェルちゃんの言葉を聞いて、彼女が何を言わんとしているかを即座に理解した燈
二人の間に居たパラポネラに足払いを見舞って転ばせると、自身も素早く身をかがめて制服の高い襟で顔を覆い隠します

ニジイロクワガタを仕留めた、爆発する毒霧!
パワーオブパワーのミッシェルちゃんは肺活量も半端ない。その一吹きは一直線にマイマイカブリへと迫ります。が・・・
「!?」
どういうワケか、毒霧は途中でコースを90度変更
その先には猛烈な勢いで危険な毒霧を吸い込むパラポネラの姿が!
>毒霧を吸い込んだパラポネラゴキがジャスティス戦のスタープラチナ
ダイナマイトを体内で爆発させたエシディシを彷彿とさせた
>ミッシェルさんの毒噴射をまさかの吸い込み→放出で防ぐとは…肺も筋肉でできてるのかよ…
しかしそうやってカブリTF守ったり、カブリTFを腕に乗っけて投げたり、仲良いなこいつら

かくしてマイマイカブリに向けて放たれた毒霧を全て吸引し、またしても腹の時と同様ノーダメージで排出すると、

戸愚呂兄弟のようにマイマイカブリをその腕に乗っけます
パラポネラのパワーで思いっきりふっ飛ばされたマイマイカブリは、糸がくっついたままの燈と一緒に十数mもエスケープ
あっという間に2対2ではなく、1対1の2セットの状況を作り上げた
>手乗りゴキコンビ可愛い
>力はパラポネラ型の方が上でもミッシェルさんは爆弾アリあるし、揮発性物質ぶち込めば一発KOだろ→蟻の筋力で強引に解決
で、でもまだ揮発性物質の毒霧あるし・・・→吸い込んで吐き出して無力化
こちらの予想の上を行きまくるパラポネラ型怖すぎる。こんなのにどうやったら勝てるんだ
>敵戦力を即座に分析してマンツーマンに持ち込む判断力、技を使い的確に相手の急所を狙う合理さ、
自身の能力を攻撃のみに使うのではなく目眩ましや銃を使うための囮に使う狡猾さ・・・
ハゲじょうじを除けば劇中に登場した最も知能の高いじょうじなのではないでしょうか?





「フン・・・特性的にこっちのほうが有利と判断したか・・・願ってもねえ・・・」
「成程・・・糸を溶かすか溶かさねえかはお前の自由ってわけだ
最近はどうも俺・・・糸を出す便利な生物としか見られてねえみたいで悲しいぜ
縛法
イトが使えねえなら当身技ブッたたくまでだ」
>主役なのにワイヤートリックによる援護重点の便利なテクニカルキャラになりつつある燈
『糸を吐くだけの機械かよ!』というビルギットのようなボヤキがなんだかメタいwこれは近々『切り札』を見せる前触れか
揮発物質が通じないパラポネラに、糸が通用しないマイマイカブリ
タイマン対決ではありますがミッシェル、燈ともに相性最悪のマッチングを強いられる展開に
しかしながら父の因縁がある相手と闘えるミッシェルは、そんな不利など気にも留めずモチベーションMAX
ゴキブリごときに「糸がなければ戦えない」と思われて少々カチンときた燈も、その武術家魂に火が付きますが・・・
な、何ィィ――――!!!?

なんと「天地上下の構え」!
『す・・・隙が無い―!
袴だと足の運びが見難いな・・・小技を・・・・』
>マイマイカブリゴキのこれは天地上下の構え!?貴様、その技をどこで習った!!
>袴が足捌きや膝の動きから重心や予備動作を読み取るのを防ぐというのは有名な話ですけど、
仮にそういう発想がじょうじ達にもあったとしても完全にここまで袴そのものの物を穿いてるのを見ると
コレも誰かの入れ知恵だったりするのかなと思ったり

「こいつは袴だから武術タイプ」と前回レビューで考察はしていましたが。まさかこれほどダイレクトにそのまんま武術で来るとは
紙媒体にしろ電子書籍にしろ
バグズ2号にも「本」は在ったはず。それから得た技術でしょうか?
しかもただのなんちゃって構えではなく、達人クラスの腕前を誇る燈をして「隙がない」と言わしめるほどの完成度
更には合気道が袴を履く理由として有名な「足運びを相手に悟らせない」効果も相まって、もはや完全に達人同士の武術対決に

マイマイカブリを含むオサムシの仲間の多くはマイマイやナメクジを捕食する際、
先に消化液を吐き、餌を防具(粘液)ごと消化してしまい溶けた死体を吸い上げるという
また天敵に対しては大量の腐食性の酸を噴きかける
主成分は『メタアクリル酸』。人体にとっての有害物質である

”生物界最強の糸”の弱点は”蛋白質で出来ている”という点であった
マイマイカブリの生物スペックを解説するナレーションと同時に、二人の間の空間がゆらりと揺らぐ。バキの「ぐにゃあ〜」演出?
否。それは地面からもうもうと立ち上る白煙!

『あ・・・足から酸を出して苔を・・・!煙を・・・さながら忍術!!』
>メタクリル酸は人体にとって有毒なだけでなく可燃性もあり、
77℃以上では空気や上記と混じり爆発性混合気体になったりする大変危険な物質です
>袴を履いてるから神主かと思ったら忍者だったでござる

>アカリ「アイエエエエ! ニンジュツ!? ニンジュツナンデ!?」
>足元のコケを溶かして煙幕とか凄過ぎるが、あの酸で真っ先に袴が駄目になりそうなのに無事なのはどうしてだろう?
ご都合と言ったらそれまでだけどなにかコーティングなど加工したんだろうか

足から発生させた酸で地面に群生している苔を溶かして煙幕を張るマイマイカブリ。まさしくその様は煙に姿を消す忍者のよう
煙に目をやられた燈が一瞬の隙を生じさせると、マイマイカブリの稲妻のような先制攻撃が炸裂する
ゴッ!!!!
縦拳による直突き!踏み込んだ距離も相まって、蟷螂拳の箭疾歩のようにも見えます
その一撃は見事に燈の顎を捉え、骨にヒビまで入る大ダメージを与えることに成功する。が―

ボクシングやプロレスと違い”彼等”の本気の戦闘には”打ち合う”事があまりない
それは武器を持っていた場合
「一発イイのが入る」=死亡もしくは戦闘不能を意味し
持っていなくとも「一本」の次の瞬間には踏みつけなどの追い打ちが即座に入れられる
だから転ばせただけでも「一本」となる
最初の一発が肝心
故に彼等の戦闘では最初の一発を入れられる状態になる事と
同時に相手からは一発を入れられない距離を置くことが課題となる
これが”間合いを取り合う”と言われるものである
燈は最初から左腕を大きく前に出していた。理由は相手を自分の間合いに入れない為ともうひとつ

もし入れられた場合、高速で動く拳ではなく相手の肩に触れる為である
触れた瞬間、体は勝手に動いた

脇固め。「一本」である
>ジュー・ジツのタツジン同士のイクサはアズスンアズで勝敗が決するのだ!ワザマエ!!
今週の地球VS火星の古武術対決は素晴らしいの一語に尽きます
『小技→大技によるライフゲージの削りあい』でなく『必殺の機を巡る極限の攻防』
武の精髄がみっしりと詰まった描写はシグルイを思わせる緊張感。こういうバトルに餓えていた!!
>燈のアゴの骨にヒビが・・・!しかしこれは後々『餓狼伝』の鞍馬がグレート巽にやられたみたく、
ミッシェル姐さんに骨折箇所を突っつかれて悶絶するギャグの仕込みだ!つまり両者の生存フラグ!
ボクシングやキック、プロレスといった相手が倒れるまで試合が終わらない競技と、「一本」を入れた時点で決着のつく競技
両者の最大の違いは”間合い”の持つ重要性
勿論ボクシングもキックも自分の距離で戦えることは前提ですが、「一発入れた時点で勝負が決する」ルールではまるで意味合いが違います
以前、戯言のコメントでも「ご高齢の剣道高位段者にまったく敵わない」という話題がありましたが
それは肉体的スペックよりも、フェイントや間合い取りといった経験と鍛錬によって培われる技術の方が勝負を決する大きなファクターになるからでしょう

かくして「最初にイイのを入れられてしまった」燈でしたが、まさしく文字通りの「肉を切らせて骨を断つ」
間合いが消失した瞬間、脊髄反射の脇固めに切って落として勝負あり!・・・・・
但しこれが人間同士の戦いならば、ですが

「一本」だが
テラフォーマーには痛覚
いたみがなかった
「腕の一本」を命取りにする為の反射
いたみ
燈の”積み重ねた技術”は
この時仇となった
相手は人間ではなくテラフォーマー。なんと極められた左腕をまったく意に介さず上体を起こすマイマイカブリ
肘から先がブチ折れて千切れるも、隙だらけの燈の背後を取るという決定的チャンスを手に入れます

『マズイっ・・・!酸が来る!』
当然ながら「酸の噴射」という想定攻撃に対し、燈が咄嗟に護ったのは重要器官が集中する顔
だが放たれた攻撃は「酸」ではなかった

まさかの拳銃!!!!
袴は足運びを隠すの同時に、切り札の得物を隠す役目も果たしていたか。ドンドンドンと3発も連続で撃ち込まれたところで引き
>今週のTFも刃牙イズムがパネェ
>カブリゴキ「やはりボーイです」
>マイマイカブリ「喧嘩(ファイト)じゃない 殺し合いなんだよ」
>マイマイ「使えばいいじゃないか 勝つために拳銃が必要なのなら迷わず使うべきだ」
>マイマイカブリTF「これはなボウヤ。喧嘩のように甘い世界じゃないんだ
俺達のような弱肉強食の世界に生きる者達にとって勝負とは
お前と俺との全てを賭けた命の奪い合い 不意打ち・騙まし討ち・武器の使用全てがOK」
>マイマイカブリTF「左腕を犠牲にして手に入れた、充分過ぎる報酬!」
>アカリン拳銃まともに当たっていたら急所だしカイコゴキみたく糸ガードかな?
それとも遺伝能力がついに判明するのかな?来週が楽しみすぎる
>だ、大丈夫、全身に糸巻きつけて防弾チョッキ替わりにしてるはずだから・・・(震え声)
>まさかの拳銃、しかもウッドが艦長殺しに使い、一郎がハゲを倒したあの拳銃がマイマイの切り札とは予想しなかった
すごい因果たどってるなこの拳銃。武術を使えど勝負でも試合でもない殺し合いなのだから卑怯と言うより感心してしまう
>たゆまぬ修練でその身に刻んだ武術家の『型』が仇になるとは・・・
これまで幾度となく人間の技術・武の精神の強さを描いてきたテラフォーマーズですが、
ここにきて武を嘲笑うかのごとき鮮やかかつ残酷なカウンターが炸裂!次号、絶望のままカラー突入!死ぬな、燈!
>燈撃たれる!……が、彼なら自分の“糸”を幾重にも織り込んだボディーアーマーを着込んでいてもおかしくない
少なくともどてっ腹に風穴が空いてる事態は避けられるんじゃないかな?
>なんとまあ手段を選ばないカブリゴキさんですが、こういう何でもありな戦いは好物なので大喜びですw
アカリンが咄嗟に頭部と頚部を守ったのは正解ですが、
テラフォーマーの行動を想像しきれず防御に追い込まれたこと自体が失態でしたね
>燈がケツ顎のイケメンになっちまう!と思ったら銃で撃たれた…
主人公だしまだ死なないと安心はできますが、はたして糸で作った防弾チョッキとか着込んでて無事なのか、
瀕死の重傷で二つ目の能力覚醒、暴走モードに入るのか
>酸と拳法のみならず暗殺術まで心得ているとは恐ろしいじょうじ…
元々ある程度知能が高かったからこそ手術を受けたっていうのもあるんでしょうか
燈は専用武器か何かで防御しているのか、それとも瀕死になってvsチャオミー君の再来…?
>去年はアドルフさんピンチで続いた年末でしたが、今年はあかりんピンチで年末を過ごさなくてはならないのかー!?
次週ピンチナ状態で巻頭カラーどうなるんだ?!

多数コメントが寄せられてますが
完全に花山さんvsスペック戦の展開だこれ
しかし花山さんならともかく燈が銃弾を浴びて致命傷を回避できるのか?考えられる展開で一番可能性の高い予想はやはり
糸を防弾チョッキ代わりに胴体グルグル巻きにしててそれで助かるというパターン
父方のベースで再起動した燈の馬乗りパンチと超握力に期待したい次号へ続く


79話

卑怯ではない。彼等は改善を重ねたにすぎない
人間を確実に殺す為の―
その『術』の

ただ強さを競う喧嘩であれば彼のとった行動を「卑怯」だと非難もできるでしょうが。残念ながらこれは互いに命を賭けた殺し合い
花山さんVSスペック戦ばりのスマートさで至近距離からの銃撃を浴びせることに成功したマイマイカブリ
気になる燈のダメージですが撃たれた腹部は赤く滲み、口からも血を吐いています
どうやら「こんな事もあろうかと蓑虫の糸を腹巻きのように巻いていたのさ」という展開はなかったようで、普通に深刻なダメージを負った模様
そのまま力なく膝から地面に崩れ落ちる燈。主人公が絶体絶命のピンチに陥ったその頃、
”もうひとつの駆け引き”が戦いを見守る外野でも行われていた

「応答しました。2号機です」
「このままでは膝丸くんがゴキブリに回収されてしまいます。死体の回収も出来なくなる可能性が高いです
それって膝丸くんにただ死なれるよりもずっとマズイ事ですよね?
膝丸くんのせいでミサイルには狙われるし危険運転強要されて吐きそうだし・・・もう色々耐えらんない
撃ってください。1号機と2号機のちょうど中間の位置で膝丸くんとミッシェルさんが戦ってます
パラポネラだと言ってました。
火力を落として2人とゴキブリだけ撃ってください
どうか・・・私の命だけは助けてください」

「・・・少し唐突すぎる気もするが・・・巻き込まれた非戦闘員の気持ちはこんなものかもな
それに本当にこの位置で止まっている。行くぞ」
もう追いついたのか早い!きた!ミサイルきた!これでしんどくなる!
燈達をミサイルの射程に収める程まで肉薄していた4班からの最後通告。これに独断で応答したのは2号機を運転していた八重子だった
なんと自分の命惜しさに燈とミッシェルちゃんを売る
あまりにあっさり仲間を裏切る行動を訝しむ劉ですが、「まぁ非戦闘員の心理はこんなものだろう」と特に用心深くは疑っていない様子
予想の1つだった
八重子が中国と繋がってる線はこれで消滅したものの、読者にとってはヘビーな展開です

”彼女”は考えた。現在1・2班と敵対しているのは4班とテラフォーマー
だがこの2つも決して味方同士ではないと。そして4班の恐れている事は
「膝丸燈
ターゲット」をゴキブリに奪われ、体の一部すら回収できなくなる事
ついに発射された4班のミサイル。火星の大気を切り裂き突き進む、全てを吹き飛ばす破壊の使者
誤差1mという精度のミサイル攻撃から逃れる術は存在しない。このまま主人公は木っ端微塵の肉片となってしまうのか?否!

と、もう1つ
セカンドとファースト以外の1・2班の残党が
6班ジョセフを連れて粛清に来る事
デデーン。4班が狙った標的は燈ではなく、命乞いした2号機の方!!
中国にとってターゲットをテラフォーマーに奪われるのは勿論痛手だが、同じかそれ以上にキツイのが後者になるパターン
燈とミッシェルを撃つのはあくまでも最終手段でしかない。彼等がテラフォーマーに完全に敗れたのを確認してからでも十分間に合う
故に「ジョセフへの伝令」という憂いを断つべく
まずは彼等から先に狙うのは当然と言えた
>第六班(ジョセフ)を連れての粛清…これはつまり 「六班は四班の根回しが無い」
「ジョセフは四班を纏めて圧倒できる程の力を持っている」 という解釈で良いんですかね
やっぱりあの伊達男がランキング1位か
>対人戦を想定している中国すら恐れるジョセフ・・・
幹部は把握していると思うのですが、一体どれだけの能力を持っているのか想像も尽きませんね
>ジョセフ一人で中国班粛清できるってことか 一人だけ格が違い過ぎる

命惜しさに仲間を裏切った八重子には自業自得の展開と言えます。さぞかし読者の正視に耐えないような醜態を晒す事に―
「信じてるからね。アレックス」

晒すわけがない!俺達の八重子が!
迫るミサイルに向かって放たれるアレックスの迎撃弾!八重子の裏切りは勿論中国をハメる為の演技!
ここで1・2班員達が4班対策として事前に打ち合わせていた作戦の概要が明かされます

「かなり原始的ではあるが・・・無線機能が全て奴等に握られている以上「狼煙」を上げる必要がある
それも遠方にいる6班から見て
「ミッシェルさんが危ない」と気付く規模の炎だ
私が負けそうだと判断したら動け。同時に奴等のミサイルを消費させる」

なるほど上記ナレーションで出ている”彼女”とは八重子ではなく、ミッシェルさんが立てた作戦という意味だったか
緊急事態をジョセフに報せる「狼煙」にする為、敢えて中国にミサイルを撃たせるという作戦
ここまでは計画通り。あとはアレックスの弾がミサイルを迎撃すれば、ジョセフを呼び寄せる盛大な狼煙が上がるワケですが・・・
スカッ!!!えええええええええええ!?
なんと対空シールドの僅かな隙間さえ通すアレックスがこの大一番で的を外してしまう。いや「外した」という言い方は正しくないか
球が当たる直前
ミサイルの軌道が突然ブレ、偶然それを回避するカタチになってしまったのだ。なんたる不運
「・・・・化けてでてやる」
眼前に迫る鉄塊。醜く泣き叫んだり、アレックスをなじったりはせず、涙目で笑いながらジョーク交じりの恨み言を漏らす八重子
覚悟を決めてぎゅっと目を瞑るが・・・ミサイルが彼女の命を奪うことはなかった
どうしたことかミサイルは僅かに2号機の頭上を通りすぎて地面に着弾。そして何故か全く爆発する様子を見せずそこに転がっていた
>ツェペリさん「八重子、君ってやつは……わしは君を軽んじて見ておった
金や命のために、仲間を売るくらいだと……すまなかった! ……ありがとう」
>一瞬でも八重子を疑った俺に誰かミサイル撃ち込んでくれ……
>やはり八重子が裏切ってた!と読者を落としてからの〜実は作戦で八重子が買って出てくれたって言うので上がる!
貴家先生は「上げて落とす」も「落として上げる」も自由自在やで!話の作り方が上手過ぎる!
>八重子ぉぉぉぉぉ!!!一瞬でも裏切ったとか思ってゴメンなぁぁぁぁぁぁぁ!!!(土下座)
>作者「ふふふ、みんなは(読者は)八重子は中国のスパイだとか味方を売るゲスだと思った? 残念、いい子でしたー!!」
>「私の命だけは助けて下さい」←えっ? 「信じてるからね」←えっ? 「ばけてでてやる」←これが、これが俺達の八重子……!
>今週のテラフォーマーズ、嘘だろ!?と思ってページを慌てて捲ってしまった
完全にしてやられましたわ。疑ってすまんかった八重子…
>八重子ちゃん一部にあった裏切り者かと思われましたが、完全にアレックスと出来てますね
このまま二人で幸せに(マルコス加奈子組も)地球に帰還して欲しいところです
>今週は八重子に対する評価がページめくるたびに変動して面白かったw
八重子てめぇえ!!!→(演技だった事が判明して)八重子ぉおおおおおお!!!→
(ミサイルがぶつかりそうになって)うわぁあああああ八重子ぉおおおおおお!!……ほんと八重子は癒やしだなぁ
八重子の裏切りは冷静に考えると不自然でしたね、だって彼女ならほんとに裏切るならお金要求するはずですし
「・・・・今・・・ズレなかったか?着弾点が」
まさかの「不発」を確認した劉は、その直前にミサイルの軌道がブレたのも見逃していなかった。一体今の一瞬で何が起こったのか?






それは「策」と呼ぶにはあまりに粗い綱渡りだった

「膝丸燈」の死体を失うとあれば、4班は必ず焦る
そこへ寝返るフリをしてミサイルを使う様に持ちかける
ミサイルはアレックスに迎撃させ、その爆発を狼煙の代わりとする
アレックスと他のクルーは既に脱出機を降りて避難
燈とミッシェルの次に撃たれる確率の高い2号機運転手を買って出たのは八重子だった

それは繋ぐにはあまりに細い希望だった

今にも切れそうな細い希望の糸だった

だが







それを繋いだ
死んだ異国の仲間が居た


天に向って掲げた燈の手に収まった物。それはなんと一振りの剣
読者にはまだ何が起こったのかわからない。「それ」を受け取った燈は当然わかるわけがない。劉だけがハッと気付いた
「ありがとう艦長・・・か”誰か”。コイツがあればもう一本だけ戦える
ま・・・何でコレが4班のミサイルと一緒に飛んで来たのかわからねェけど・・・」
「―7位ヤツは 何をした」

「彼」は読んでいた。4班ならば必要あらば躊躇なく撃つと
更に2発目のミサイルの発射筒だけを斬ったのは
「弾の方は無事」と思い込ませる為のフェイク!

「そうだ・・・アイツは発射筒を斬った後、使った武器を仲間に渡すタイミングがあったか?いや無かった!
あの時既に弾頭の爆薬を抜き、
その武器を結びつけていた!
だから重心がズレて・・・外れた!」
>アレキサンダー先輩!(泣) あんた本当に仕事のできる先輩だよ!
国の思惑で裏切りを働いても燈のためにこんなプレゼント用意していたなんて予想外のサンタクロースだよ!
>さすがアレキ先輩だ、犬死にコオロギなんぞとは格が違うぜ!(手の平を返しながら)
>まさかミサイルで脅しをかけてるときに既に準備万端だったとは……これが、俺達の7位ッッッ
>繋いだ!繋いだ!先輩は犬死になんかじゃなかった!
>アレキサンダー先輩…あんた…どこまでシーザーなんだよ!!
>死せる先輩生ける中国を走らす・・・死んでからも中国を利用して、日米軍を助けるとか先輩パネェっす
>ミサイル切れる武器は中国が隠し持ってたのじゃなくて上位ランカーの専用武器ってことだったか
>アレキサンダー先輩、今までの時点で良い仕事を十分してると思ってましたがここに来てまさかのファインプレーとは驚きました
しかし、灯はあの刀込みで6位ということはアレキサンダー先輩、あの専用武器で7位だったのは本当にすごかったんですね
となると暫定1位のジョセフの専用武器も似たような武器なのか、それとも…
>今週のテラフォーマーズはジェットコースター展開でついていくのがやっとでした
読んでいる自分にもチョウセンアサガオが効いてきた気分です
>しっかし…「対処できてないから怪しんでないのと一緒」の劉さんは何かもう…駄目かもしれない…

うおおおおおおおおあああああああああああ
仕事のできる男・アレキサンダー先輩!彼がやったことは中国非戦闘員の皆殺しと、ミサイル発射機1基の破壊だけではなかった
敵の心理を読み、それを利用して仲間へ武器を届ける離れ業!
「先輩が発射筒を斬った「その武器」はいったい何処に消えたのか?」という考察の答が、まさかこんな熱い展開で明かされよとは

それは背中のパックに収納できずに本艦の武器庫に保管されていた武器

それは一定の超音波を発し、蛾にだけそれの今ある位置が分かる武器

それは兵器に使われる合金をいとも容易く切断する―

”7位”が命を賭して
”6位”に届けた専用武器!


「お前が銃を使うなら―俺も使わせてもらうぜ」

”対テラフォーマー振動式忍者刀”
銘を―『膝丸』!!!

>糸を防具にしているか、父方ベースの能力お披露目だと思った?残念、専用武器のお披露目でしたー!
うん、無茶な手渡しはともかく、あると分かってるのに何故失念してたんだろうな俺達
>ロシア班が小吉を救った場面で、「あれ?もしかしてテラフォーマーズって史上最高に面白いマンガじゃね?」と思ったんですが
今週のカッコ良さはあの時の衝撃を越えていきました!
>マイカブゴキ「なるほど…そもそも柔術は剣術から進化したもの…ならば剣に精通するのも必然というワケだ」
>これじゃ花山さんじゃなくて本部先生じゃんwww
>やっぱりあった燈の専用武器!燈はこれを届けたのが誰かはわかってない。けど、先輩の意志は伝わってるはず!
アドルフさんといい、先輩といい、死んでなお良い仕事するなぁ・・・・
>アイエエエエ!ニンジャブレード?!ニンジャブレードナンデ?!
>「ドーモ。イトヲダスセイブツ=サン。マイマイカブリです」「ドーモ。マイマイカブリ=サン。ヒザマルアカリです」
>超振動忍者刀、銘は膝丸!か、かっこいいタル〜〜!!!今週のテラフォーマーズは読んでて身震いものですわ
>「膝丸」は重要文化財である「髭切」とともに源氏重代の刀として伝えられていて、
かの有名なチート妖怪「土蜘蛛」を切ったという逸話から「蜘蛛切」とも呼ばれるそうです
どっかの棒よりもよっぽどアラクネバスターしてますね
>膝丸には蜘蛛切という別名があるそうで・・・マルコス・サーシャ「(((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル」
>蜘蛛切りの刀が対ゴキブリの装備とはこれいかに、もしくはゴキに奪われて蜘蛛が斬られてしまうのか
>アラクネバスターMk.1こと膝丸キター! たぶんマルコスはこれを聞いてたから自分の武器をMk2にしたんだろうなと
>名刀膝丸(別名蜘蛛切)←マルコス&サーシャ「なんだか猛烈に嫌な予感がするのう」
>「剣」に「糸」・・・これは「撃剣」ですね。キングダムじゃなくこっちで見られるとは
>あの切れ味と古武術使いの燈の専用装備ということで大体予想はついてましたが本当に高周波ブレードとは
そして銘の「膝丸」、またの名を蜘蛛切、吠丸、薄緑とも呼ばれた源氏に伝えられていたかの名刀のあやかりでもあるんでしょうか?
もしそうならこの先、ドラゴン殺しの聖ジョージの剣vs土蜘蛛殺しの膝丸というある意味夢の対決もあるかもしれませんね
>あかりんの刀はおそらく二つの複線ですね。 近い所ではおそらくミシェルちゃんの専用武器が大・公・開!
先の話では、おそらく西洋剣のジョセフと日本刀のあかりん、と言うマッチアップが待ってるんでしょうね
>ジョージソードも燈の刀と同じ造りなんですかね。こりゃ、いずれ剣劇勝負もあるかも?
>アレキサンダー先輩の先読み異常過ぎ
そして"膝丸"とジョージソードが同じ物だとしたらアカリンの出生がますます謎に…、なんて気になる年越しさせてくれるんだ!
>主人公絶体絶命のピンチ。それを救ったのは言葉を交わしたこともない異国の戦友が死を賭して仕掛けた最期の大仕事
男の友情に言葉はいらぬ。黙って武器を手渡す、頼んだぜ、と。そして天からその手に舞い戻るのは己の名を冠した一振りの愛刀
このご時世にこんなにも浪漫溢れる熱い漢の漫画が読めるとは我々はなんと幸せなのでしょうか。貴家・橘先生に感謝せねば!

ミサイル発射筒を斬った「アネックスに2つしかない武器」の片割れは、燈の専用武器!
携帯してなかった理由がかなり間抜けな感じなのがアレですが、やはり「もう片方」はジョセフの専用武器と見ていいのだろうか。むむむ
コメントも殺到してますが、「膝丸」は土蜘蛛を斬ったという逸話で有名な源氏の刀
まさしく「アラクネバスター」はマルコスの鉄パイプよりもこちらにこそ相応しい名と言えます。膝丸が「Mk1」ってのは割と的を射てますね
そしてなんといっても今回の考察上の注目ポイントは
膝丸とジョージソードのデザインにおける酷似点


柄に埋め込まれている円形の動力部(?)と刀身に浮かぶ紋様
どう見ても同じ系統の武器・・・いや「同じテクノロジーで造られた武器」と見るべきでしょうか
ジョージソードが「ラハブ文明の遺産」というテラフォ考察で根強い説が正解だとすれば、主人公の武器も特別な存在という事になります
それとも以前はんぺらが考察したように、ジョージソードが「オリジナル」なのに対して膝丸は地球の科学力でそれを模造した「コピー」とか?

いずれにせよこの2本の酷似はただのデザイン規格などではなく、ストーリー上重大な意味が隠されているハズ
年またぎの熱い引きと同時に、大きな謎も置いていった「膝丸」の登場
次号、フル装備の主人公の戦闘力に刮目せよ!来年も野望のからくり屋敷をよろしく!



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