191話
「紹介するよ小松。あれが俺のコンビだ」
「な・・・あれは・・・・GTロボ!?
誰だ操縦者は・・・凄まじい存在感!このクラスは世界中に何人もいないレベル!」
あの後ろ姿で三虎じゃねえとか引きの騙しうめえなコノヤロー
ダライアスの頭上に現れた大竹の「コンビ」は生身ではなくGTロボだった。なるほど前回何もないトコからすーっと現れたのは光学迷彩の擬態機能か
千代婆とも互角に渡り合う今のトリコですら気圧される圧倒的存在感。操縦者はいったい何者なのか?
>トリコの登場人物で一番レベルアップしてるのって実はジョージョーな件について
>新型GTロボに擬態機能あるとか聞いてねーよ!って思って漫画見返したら
ナイス兄とジョージョーの会話の中ですでに出てたのね・・・しまぶーすげーわ
「年寄りの冷水は寿命を縮めるぞ。その辺にしときな婆さん
既に目的は達した。もうこんなところに要はない。帰るぞグルメ界へ」
GTロボの発した声を聞いた途端、二人揃って総毛立つトリコと小松
それは二人が操縦者の声に聞き覚えがあったからか?それとも初めて聞く声にも関わらず、凄まじい畏怖に恐れおののいているからか?
スタージュンか?三虎か?
「竹ちゃん・・・竹ちゃんのコンビって・・・」
「小松、そしてトリコよ覚えておけ。GODを食すのは美食會のボス三虎様
そして調理するのはコンビであるこの俺さ!
いずれハッキリと解るだろうよ小松・・・お前と俺・・・お前のコンビと俺のコンビ・・・どっちが上なのかな
その時までせいぜい腕を磨いて料理人としてのランクを上げときな。じゃなきゃ倒し甲斐がないからよ」
「俺は三虎様のコンビだぜ!ワイルドだろう〜?」
と、ここで大竹の衝撃カミングアウトが炸裂。なんと大竹のコンビは美食會ボス三虎だと言う。するとトリコ達はラスボスの威圧感に当てられたのか
ビビリ顔のまま立ち尽くす二人を見下しながら、ゾンビ鳥に乗って去っていく大竹。小さくなっていくその後姿に向かって小松は負けじと大声で叫んだ
「竹ちゃん!僕は負けないよ!美食會に魂を売った竹ちゃんに・・・
僕は負けない!絶対に負けない!絶対に!」
「くっくっく。楽しみにしてるぜ小松。次に会う時は食の本場・・・・グルメ界だ!」
小松の啖呵を背中に浴び、不快感を表すでなくむしろ嬉しそうに笑う大竹。すっかり変わってしまった彼ですが、根っこの部分は変わっていないのか
魔道に堕ちても尚、小松とは切磋琢磨し合える仲だと思っているのでしょう
そうでなけば現状料理人として小松のはるか格上に位置する大竹が、彼をライバル視する必要がありません。なかなかのツンデレ幼馴染です
「祭りで会おう」
去り際にトリコをじっと見つめつつ、GTロボの操縦者が再会を期した「祭り」とははたして何の事なのか?
まぁ妥当に推察するならGOD出現の時?それはすなわち両陣営が激突するグルメ戦争勃発の時か
「あれはビッグバンシャーク・・・グルメ界の生物・・・なぜあんなバケモノが・・・!」
「・・・・難なく乗りこなすだろうな。”あの男”なら」
大竹達を乗せて去って行ったダライアスの名前はグルメ界の猛獣・ビッグバンシャーク。当然ながら捕獲レベルは測定不能か
ってアレ?トリコの台詞はまるで操縦者の力量を知っているかのように聞こえますね。俺のコンビは三虎と大竹がハッキリ言ったはずなのに・・・・
「ううう・・・・うわあああああああああああああ!!!!
竹ちゃん・・・友達だったのに・・・仲間だったのに・・・!」
「レストラン「オトギの城」のオーナーシェフ大竹・・・グルメ細胞を直接体内に注入されていたな
仲間だったら、友達だったら、なんとしても間違いに気付かせようぜ小松!
お前は料理で。俺は力で。俺達が正しいって事を思い知らせてやろうぜ
仲間だからこそ倒すんだ!」
「はい!絶対倒しましょう!僕達二人で!」
悪魔達が風のように去った後、緊張が解けたのか大声で号泣する小松。どうしてこんな事になったのかと悲観する相棒をトリコは力強く鼓舞する
友達が間違った道に進んだのなら、ぶん殴って正しい道に戻せ
その言葉に小松は涙を拭いて立ち直りますが、しかし肝心のトリコのほうがむしろ弱気バリバリの言葉を続けてしまう
「お前はきっと大丈夫さ(BL補正無双的な意味で)
だが俺の方は確実に勝てる保証はねえ・・・
擬態もこなす新型GTロボの性能が良すぎるのか・・・あの男の実力が漏れなく伝わってきやがった」
性能向上した新型GTロボにより、操縦者の本来の実力をより高い精度で感じ取ったトリコ
なるほど例えるなら今までのGTロボは分厚いゴム。今のGTロボは超薄型コンドームのようなもの。そりゃ敏感に感じるワケだ
「なぜ”あの人”と竹ちゃんがコンビを・・・そしてなぜ千代さんは美食會に?」
セツ婆クラスの実力者である千代婆と互角以上に渡り合った今のトリコでさえ「勝てねえ」と言わしめる操縦者の実力
美食會の大ボスですからトリコがビビるのも当然なんですが、ここでも何故か小松が操縦者の既知のような物言い。ははあ、どうやらこれは・・・
「わ・・・ワシが教えよう・・・グハッ!」
と、ここでまだ息のあった珍師範が千代婆闇落ちの真相をトリコ達に伝えようとしますが、口を開いただけで大量の血を吐き出してもうだめポ
このまま息絶えるのを黙って看取ることしかできないのかと思われたその時、颯爽と現れたのは包丁を携えた千流だった
「大丈夫です。蘇生包丁!暗技を使います」
蘇生包丁キター!もう過去の人になってしまった感の強い千流でしたが、流石は世界ランキング料理人といったところか
彼もまた使い手が殆どいないと言われる蘇生包丁・禁止仕様の使い手でした。しかし珍師範やコッポゥはともかくワゴンは生き返るんだろうか
「ボスが腹を空かせている・・・遊んでばかりいては困るな婆さん。そもそも・・・
ジジイとの闘いで死ぬ寸前の致命傷を負いながらでは今のトリコは相手が悪い」
その頃、ビッグバンシャークの頭上。腹から溢れる大量の自分の血で赤く染まる千代婆
しょうもない噛ませと思われた珍師範でしたが、スプーンドーム内のタイマンは実は紙一重の結果だった模様
トリコが彼女と互角以上に渡り合えたのは、珍師範の与えていたこの大ダメージがあったからに他なかったのである
>師範が意外とダメージ与えてた件。でもそうするとトリコは全力千代婆には勝てなかったのかな?だとしたら少し残念です
>グルメ界にも入ってない時点でセツ婆と同レベルじゃ確かに困るけど、相変わらず主人公強いのか弱いのかわからん漫画だな
>動揺して敗れたとはいえ、一応トリコが渡り合えるレベルにまで戦闘力を落とさせたということで師範の格を少し取り戻せましたね
逆にトリコはまだまだ格下であるということですが・・・w
>千代婆が実は瀕死でしたとかやっても、一度地に落ちたちんちん師範の評価はそこまで回復しないし、
せっかく超パワーアップしたトリコの評価を悪戯に下げただけのように思える
「時に大竹よ。お前がボスのコンビだと?嘘はよくないな」
「フ・・・すぐにそうなりますよ。それに三虎様はこう言っておられた
”美食會の料理人は全員私のコンビだ”と」
>からくり民すげえな。トリコの予想当たりまくりじゃねーか
>だいぶ話盛ったな竹ちゃん「俺のコンビは美食会のボスと言えないこともない、まぁいずれそうなるしそうと言い切っても問題ない」
「うちの店は本当に美味しいんだから不正を働いて評判を上げても問題ない」無駄に見栄を張るところがまったく成長していない
そしてやはり三虎ではなかった操縦者
大竹が自分を三虎のコンビと名乗ったのは、「美食會の料理人は全員三虎のコンビ」という定義に基づくものにすぎなかったのだ
ここまで朋友考察ピシャリ。そして考察通りである以上、三虎でなければ大竹のコンビはこの人しかいません
「ま・・・今の俺はアンタのコンビだがな
スタージュン
あなたが副料理長兼美食屋を兼任してくれたから組めたコンビだ」
>三虎と思ったらGTロボと思ったらスタージュンと思ったらやっぱり三虎と思ったらやっぱりスタージュンだった
>大竹のコンビの諸説がどれもある意味で当たりだったとは、べたとはいえね
>まさかの朋友予想全部正解。
>大竹のパートナー予想、まさかのダブル正解
>大竹のパートナーは朋友たちの予想全部あたりといったところですね・・・
予想を裏切りるようで完全に裏切らないといった感じでしょうな
>大竹のパートナーの正体朋友予想ほぼすべて正解今週のトリコ 今週の見出しはこんなところか
結局本命予想で的中。スタージュン様
予想のネックになっていた「料理人と料理人でコンビ?」という点に関しては、美食屋兼任という力ワザで解決してしまいました。そうきたか
ていうか大竹「アンタ」つったり「あなた」ったり相棒に対する呼称が定まってないのはどうなんだ
「フフ・・・この私すらも踏み台にしようとするお前のその野心が気に入ったのだ
それに・・・お前には私にはない食運がある
それはGODを手に入れる為に無くてはならないものだからな。さぁ急ぐぞ。グルメ界がいよいよ慌ただしいようだ」
>スタージュンが自身の食運のなさを嘆いていた伏線はあったので、 コンビに食運を求めるのはよく考えたら自然ですね
>スタージュン様、前の敗因は「トリコをぶっ飛ばしたらその先が宝石の肉だった」でしたもんね。そりゃあ他人の食運に頼りたくなる
>どの予想が当たったかと言えば「普通に」スタージュン様って事になるのでしょうが、読んでる方の予想する事を全て考えた上で、
大竹のキャラを際立たせつつ読者のいろんな想像を掻き立てる展開で「意外」とも感じさせるように書いてるのがしまぶーの腕だと思います
料理出来るスタージュン様がなぜ料理人とコンビ組むのかっていう疑問にもしっかり答えてるし、ホント凄い
相変わらず自分の運の悪さを気にしてるジュン様萌え
というかスタージュンが「こいつ食運すげえ」と認めるほどの食運持ってるのか大竹。小松には及ばないとしても、素質においてはやはりほぼ互角なのね
かくしてライバルコンビとの顔合わせを終え、意気揚々とグルメ界に戻る美食會コンビと瀕死の老婆。大竹、千代婆に蘇生包丁使ってやれよ次号へ続く
192話
「ふぅ・・・あとは栄養を・・・さぁ師範。そのままですがお召し上がりください。シャボンフルーツです」
「き・・・傷が引いていく!」
「蘇生包丁はもともと食材の味や鮮度を保つ目的で作られた包丁。グルメケースなどの無い大昔に生まれました
多くの蘇生包丁は自己再生機能を持つ生物や、それらを促す鉱物から造られます
これで切られた食材は細胞が一気に活性化し、その切り口からまるで生き返るように分裂を繰り返し蘇生する
その為には細胞を傷つけないよう、細胞同士の隙間から包丁を通すという神業に近い技術が必要ですが
これを自在に使えば一個の食料を少量ずつなら無限に食べられる道理
IGOは食の流通が乱れることへの懸念から蘇生包丁の使用を制限・・・
倫理的な観点からもその”技術”を闇の技術として事実上禁じた」
>蘇生包丁なんてファンシーな物にもこれだけの設定を用意されると、スプーンフォークのメルヘンさが際立ちますね
冒頭。これまで推論だけであーだろうこーだろうと言っていた蘇生包丁の設定について、一分の隙もなく補完してくれる千流。解説乙
まず蘇生包丁という言葉自体はそれを使う技術ではなく、細胞を活性化させる特殊素材で出来た包丁そのものを指す単語でした
「蘇生させるなら良い技術じゃん。なんでいい技術を禁止する必要があるの?」という疑問に対しては
倫理的観点及び、”食の流通が乱れる”という現実的な社会経済に直結する理由から
「食料を無限に培養できるならあの飢えた子供達に腹いっぱい食わせろよ!」と言いたいですが、情けでは経済は回りません。これは致し方ないところか
「私の技はほんの触り程度・・・実際蘇生と言ってもそれは回復を促す手助けにしかなりません
蘇生包丁と一緒に栄養価の高い食材を食すことで初めて効率のいい回復が見込める・・・つまり
既に失われた命までは蘇生できません・・・」
>千流「死亡確認」
そしてやっぱりスパルタカスしたワゴンは”死亡確認”
コッポゥにも蘇生包丁を施した描写はないので、残念ながら彼も帰らぬ人になったようです。南無
「死者の蘇生
―それこそが千代婆が美食會に寝返った理由じゃ」
蘇生包丁では死者は蘇らない。だがこの世界には死んだ者を生き返らせる方法がある?
それこそが千代婆が美食會に寝返った理由だった。なんとか死の淵から舞い戻った珍師範がスプーンドーム内で交わされた会話を明かします
「寝返っった理由?ヒッヒッヒ。ある食材を手に入れる為さ」
「それはなんじゃ?GODか」
「アカシアのフルコース、隠された8つ目の食材じゃえ!」
「!まさか・・・・なぜそれを・・・!?」
千代婆の目的はアカシアのフルコース「8つ目」の食材。グルメ神社で張られていた伏線がここできたか
その言葉を聞いた珍師範に激しい動揺が走る。なぜならそれは、彼が彼女に内緒にしていたことだったから
「珍ちゃんは知っておったんじゃろ?その食材が・・・!」
「いいや!ワシら第0ビオトープの職員ですら・・・その食材のことは会長から聞かされておらんかった!
少なくともあの時はまだ・・・!」
「あの時?感謝感謝と・・・”あらゆる出来事に感謝せよ”などと垂れ続けたあの時か・・・!
息子を亡くしたばかりの
あたしに向かって・・・!」
最愛の子を失った悲しみの中でどうして感謝などできよう
いや、感謝して息子が蘇るならばいくらでも感謝しよう
だが感謝は息子を救ってくれなかった
それだけなら諦めがつく。どんなに強く思おうとも自然の摂理には抗えないのだから。だが・・・・
もしその摂理に抗う方法を、相方が知っていたのに自分に隠していたのなら
その上で「全ての出来事に感謝せよ」などと聖人面でのたまっていたのなら
それは彼女にとって許しがたい裏切りだったに違いない
これが彼女が食義を「くだらないもの」と吐き捨て憎悪していた理由。この世に数多くの「思い」あれど、最も強きは子を思う母の愛であろう
千代婆はその思いが転じて、食義を憎む狂気に支配されたのである
>千代婆が寝返った理由当てた人すげえw
>お子さん失って感謝しろ言われたら誰だってぶち切れるわ……
>千代さんは母の業というか鬼子母神ですな
子供のためとはいえあの感じじゃ今回に限らず何人も殺しをしてるでしょうし、外道に堕ちた事は言い訳のしようがない
>「亡くなった愛児の蘇生」というこれ以上ないほど納得できる理由、
しかも蘇生させるための食材がアカシアの失われたフルコースの一つという…
グルメ神社の伏線を回収しつつ、人間ドラマも深めるしまぶーのストーリーテラーぶりに感嘆
珍師範と千代婆の過去を想像するだけで泣けてきた…あとワゴン師範代はやはり生き返らないのか
シビアだけど、蘇生包丁が何でもありのチートアイテムにならなかったので良かったと思
朋友サヤちゃんお見事。原因は直接IGOではなかったけれども、「IGOが自分を騙していた」となれば千代婆の怒りは至極当然でしょう
「い・・・いったい誰がおぬしにそんな情報を・・・単なる伝説かもしれぬのだぞ・・・」
「フン・・・何を今更・・・GODとて今や伝説・・・届かぬ過去に感謝するくらいなら
例え虚構でも未来に手を伸ばすわ!」
「誰だ・・お主をそそのかしたのは・・・美食會か!」
「ある覆面の人物とだけ言っておくか。正体はわからぬがその言葉は信憑性のあるものじゃった
空虚のごときむなしい感謝に比べたらなぁ!」
>蘇生食材の情報を千代婆に教えたのって シルエット的にジョアですよね? それでなんで美食会に入ったんだ?
>覆面の男って、やっぱりジョアでしょうか。第三勢力は二つの勢力を争わせて漁夫の利狙ってそうですね
千代婆にその情報を与えた人物は謎の覆面。完全な新キャラでない限り、該当者はジョアしかいません
朋友コメにもあるように、漁夫の利を狙う第三勢力がIGOと美食會の激突を促すために彼女を扇動したのでしょうか?といったところで回想終了です
「千代はずっと死児の齢を数えておった・・・そりゃ動揺もするわい。ワシの息子でもあるからのう」
>師範が動揺した理由が普通にキツイ
>珍さんと千代さんがセックルハッスルしていたとは
>千代婆と師範って元コンビだけかと思ったら元夫婦かよ!!!!
しかも美食会についた理由が死んだ子供とかこれはバーバリアン編のたけし並みに重いでぇ
>亡くした子供かーコレは師範負けるわ、この問題で夫婦喧嘩したら負い目あるのは男の方だわ、むしろよく深手を負わせたもんだ
最後に呟いた珍師範の言葉に、かける言葉が見当たらないトリコ達
亡くなった千代婆の子供は、珍師範との間に授かった子だった。2人はただのコンビではなく、男女の仲だったのである
ならば珍師範とて息子の死を悲しんでいないワケがない。耐えられたのと耐えられなかった差はやはり「母」という立場の差か
「死者の蘇生・・・本当にアカシアのフルコースにそんな料理があるのか?」
「こればかりはワシにもわからぬ・・・ただアカシアが封印したとされるフルコースは7つ・・・
前菜が抜けておるんじゃ。アカシアがこの食材を故意に隠したのだけは事実じゃろう」
「そういえば以前グルメ神社に行った時、確かに食殿が7つしかないって言ってたな。なぁ小松・・・・小松?」
食殿が7つしかなかったのは、アカシアが故意に隠した「前菜」が抜け落ちていた為。それこそが死者蘇生の食材なのか?
小松に相槌を求めたトリコだったが、その小松は心ここに在らずといった様子で何かを考え込んでいた
「もしかしたら・・・竹ちゃんも・・・」
大竹が美食會についた理由が思い当たったぽい小松
大竹の目的もまた死者蘇生なのか?小松はその人物に心当たりがあるようですが、それははたして・・・
「ひょっとしたら奴等の目指す食材はGODだけではないのかもしれん。目的は不明じゃがな
今回のことは既に第0ビオトープに伝えてある・・・美食會に先手を許してはならんからのう」
考察通り、自身も第0ビオトープ職員であった珍師範は今回の件を既に報告済みだという。え?いつしたの?スプーンドームの中か?
その頃。グルメ界におけるIGO最前線拠点・第0ビオトープには来るべき時に備え列強の強者達が終結しつつあった
三途の道の番人・愚衛門
血染めの再生屋・与作
ハニープリズン所長・ラブ
研ぎ師・メルク
ラップ
インディアン風の男
中国の仙人みたいな爺さん
そしてグルメヤクザ組長・リュウ
>第0ビオトープの職員集合したけどおかしいなとっつぁんの姿が…あれ…
>第0ビオトープのメンバー、最後の3人が美食會側にしか見えない件
リュウさんはマッチが言っていたように側近の幹部を従えてますが、このモブみたいな側近ですらマッチの100倍は強いんだろうな・・・
食義を身につけ凄まじいパワーアップを果たしたトリコですが、ここに集った面々から比べればまだまだヒヨッコといったところでしょう
まさにIGOオールスターというべき戦力を前にし、会長一龍は食事をがっつきながら彼らにハッパをかけるのだった
「遅いぞい。第0ビオトープ職員諸君
いよいよ戦争が間近じゃ。ふんどしを締め直せよお前ら!」
近づく総力戦!IGOと美食會、食の世界の覇権を握るのはどちらかか?
そして暗躍する第三勢力の動向は?食林寺編もようやく終わり、新シリーズが気になる次号へ続く!
193話
「陳老師が襲われたというのは本当ですか?」
「あぁ直接本人から連絡があってのう。命に別状はないらしいが恐らく重症じゃろう
要件は別のことじゃったがな」
「珍さん程の者が闘いで遅れを取るなんざ考えにくいべ。相手は美食會か・・・
卑怯な手を使ったに違いないべ!」
冒頭、長テーブルにズラリと並んだ第0ビオトープの職員達。豪盛なご馳走に舌鼓を打ちながら会議してますが
千代婆が美食會側についたことみんなに報せねえのかよ!
こんな重大なことを珍師範が会長に隠したとも思えないので、多分会長が皆に動揺を与えないため黙ってるだけっぽいですが
顔良が関羽に一瞬で叩き切られたのも、関羽との会話を試みたせい(味方陣営に劉備がいたから)という解釈もあります。それは報告しとくべきだろ
第0ビオトープ職員は全員で18名。重症で欠席している珍師範以外の17名が全員揃ってます
「それで会長、本題は?」
「うむ。美食會がCセンターの存在に気付いておる」
一龍の発した「Cセンター」という言葉。その場に居並ぶ列強達に電流走る・・・っ
「C・・・!アカシアの前菜と言われる幻の食材!」
「やはり存在するのか!幻の蘇生素材は!」
「ウワサは本当だったってことだな・・・会長さんよ」
「Cセンター」。それこそが幻の蘇生食材の名称
その存在をぼんやりとは聞かされていた職員達も、どうやら半信半疑だったようで「間違いなく存在する」という事を知って驚いてる様子
あと左下の武術家・桜がどっかで見たことある顔してんなと思ったらソードマスターヤマトに似てる
桜の勇気がグルメ界を救うと信じて!
ちなみに以下の表は18名の第0ビオトープ職員をまとめたもの。人間界での職業が一風変わってるメンツがかなり多いです
名前 | 職業・肩書き | 備考 |
---|---|---|
与作 | 再生屋 | |
愚衛門 | グルメ番長 美食屋 | |
メルク | 研ぎ師 | 関羽 |
珍師範 | 食林寺師範 美食人間国宝 | 重症のため欠席 |
リュウ | グルメヤクザ元組長 美食屋 | 与作の口利きで加入した。メンバーでは最も新参 |
ラブ | ハニープリズン所長 | |
ラップ | 美食屋 | |
メリスマン | グルメ文豪 美食人間国宝 | 褐色肌の姉御。たぶん武器は鞭 |
マリー | グルメ整体師 ノッキング職人 | |
栗坊 | 鍛冶屋 | 「栗坊鍋」のあの人 |
マナン | グルメ手品師 美食屋 | 男爵ディーノばりの戦闘に期待したい |
タック | ゴロ族の戦士 美食屋 | アパッチの雄叫びっぽい技に期待 |
ゴブリン・ラモン | グルメ山賊 | 溢れる噛ませ臭 |
メガロドラス | 暗殺者 | 名前が怪獣みたい |
桜 | 武術家 美食屋 | ソードマスターヤマト |
ララ | グルメ天文学者 美食屋 | 今回の話を見る限り、参謀ポジションっぽい |
光才老 | グルメ仙人 | 前回「仙人みたい」と言ったらマジ仙人だったジジイ |
アタシノ | グルメ外科医&料理人 | 外見では性別判断が微妙。でも多分女性? |
肩書きの項目を見ても解るように、「天文学者」や「手品師」「武術家」といった職業と「美食屋」は2つの草鞋として持っているようで
グルメヤクザのリュウさんなども美食屋であることがキャラ紹介からわかります
目を引いたのはグルメ文豪のメリスマン。セツ婆、珍師範に続く美食人間国宝3人目。未登場はあと1人となりました
セツ婆は第0ビオトープ職員ではありませんが、IGO側の人間であることを考えると残る1人もこっち側か。逆にそいつだけ美食會側か?
>出るわ出るわ・・・しまぶーはキャラをドバッと出して贅沢に消費するタイプなので
この中の何人が活躍をきちっと描いてもらえるかは未知数ですね・・・
フジリュー版封神の崑崙十二仙みたいにサクッと掃除される可能性もあるし(山賊のおっさんの小物臭さとか心配すぎる)
グルメポリスのとっつぁんに肩を並べる『幻の猛者』も出るかも・・・?
「しかしなぜその情報を美食會が・・・」
「そんなの簡単じゃろ。この中に情報を漏らした者がおるってことじゃ
・・・なぁーんちゃってな。そんな輩を呼び入れた覚えはないわい」
一龍が知ってんだから当然三虎も知ってそうなものですが
意外にも美食會が「C」の存在に気付いたのはごく最近の事だそうで。一龍はジョーク混じり情報を漏らした裏切者の存在を示唆する
「・・・怪しい者はいますよ。ごく最近ここの職員になった者です」
「おいラップ、口を慎めよ。リュウは俺が連れてきたんだ。そんなマネする男じゃねーよ」
リュウさんは与作の口利きで入った新参。若輩でもここでは先輩のラップが「怪しいのはコイツじゃねーの?」と喧嘩を売りますが、
一龍は「まぁそんなことはどうでもいいわい」とさして取り合わずに会話を続けます。どうやら一龍の中ではリュウさんはシロのようです
「漏れたもんは仕方ないわ。奴等よりも早くそれらの食材を手に入れればいいだけじゃ
ってことでいよいよGODをメインとしたアカシアフルコースの収集に入る!
ララ、グルメ日食の時期は絞れたか?」
「は。最新の研究結果によりますとグルメ日食の時期は早くて半年後」
「半年か・・・早いな。与作、アースの再生は間に合いそうか?」
「ああ。あとひと月ちょいあれば完成しますぜ」
「メルク、エアをさばく包丁はどうだ?」
「もう完成したと言ってます」
「光才老、アトムの在り処は?」
「ほぼ割れておりますよ」
「仕込みは頼んだぞアタシノ」
「はい。お任せください」
GODが出現するというグルメ日食は半年後
IGO側はフルコースメニューのうちアース、エア、アトムの3つをほぼ手中におさめている状態みたい
Cを含めた残り4つのメニューに関してはここでは語られず、しまぶーがそれらまではまだ考えていない事が伺えます
そして何気に目立ちませんがアカシア食材の仕込みを任されるアタシノぱねえ
料理人ランキングでは見なかった名前ですが、第0ビオトープメンバーでは唯一の職業・料理人。その腕前は計り知れません
「このまま美食會との戦争になる可能性もある。覚悟を決めろ!
その場合グルメ界で戦うのは我々しかおらんからな
それぞれ人間界での仕事は後継者に引き継いでおくように!ではゆくぞ!」
一龍が全員にハッパをかけて会議は終了。席を立ったメンバーはバラバラに施設内に散って行きます。が・・・・
「会長、グルメ界が慌ただしい時に何ですが日食が近いということは「奴」が動き出すということ
既に”四獣”は数百年の眠りから目覚めております
このままでは人間界が危ういかと・・・ただ我々は手が離せないのでここは・・・」
>トリコが前、捕獲レベル最高値100のモンスターは有名で知ってる云々って言ってましたが、四獣のことですかね
>今週のトリコは新しいたくさん情報がでてきましたね。名前だけ出てきた四獣は、人間界最強の捕獲レベル100の猛獣ですかね
だとしたら、グルメ界の猛獣たちはこれより強いんだから、
トリコたちはこれを楽に倒すくらいでないとグルメ界ではまだ厳しいということになりますね
一龍に声をかけたのは参謀役っぽいララ。今世界で一番ヤバイのはグルメ界に違いありませんが、人間界にも脅威が迫ってるとの事
その名も四獣。数百年の眠りから目覚めたとかスケールのでかい話からもわかるように、とんでもない大猛獣だと思われます
クリスマス回でトリコが言っていた「人間界最強の有名な猛獣」とはこの四獣のことで間違いないでしょう
しかし人間界の危機を心配するララをよそに、一龍は笑顔でこう答えた
「ああ心配はいらん。四獣は”修行の最後の食材”じゃからな
ここ以外にも頼もしい弟子達はおるわい。むこうはそいつらに任せて大丈夫じゃろう」
トリコ達の修行の締めくくりは四獣退治。全てを想定して修行メニュー準備してた一龍かっこよす
むしろ一龍の人間界の不安は、四獣よりも他のところにあった
「それよりもララ。美食會は料理人を集めておったな」
「ええ、戦争になれば美食會は人間界にも攻撃を仕掛けるハズですが
それは腕ある料理人をある程度捕えたあとでしょうね。つまり一ヶ月後
世界中から選ばれた料理人が集まるクッキングフェス!
その日、美食會は必ず現れるでしょう」
”祭り”の正体は朋友予想通りのクッキングフェス
ここで更に大量の料理人達を美食會に奪われるワケにはいきません。一龍はこれを防ぐため職員の中から1名派遣する事にします
するとどこから聞いていたのか。途中でこの話に割り込んできた男が1人。グルメ仙人の光才老です
「なら私が行きましょう。料理人はグルメ時代の宝・・・一人でも多く救わねばなりませんからな」
「・・・そうか。では頼んだぞ光才老」
「はい。お任せください」
「よかった。光才老様が行ってくださるなら安心です。その分ここは戦力ダウンになりますが」
ララの言葉からメンバーの中でも相当な手練らしい事が伺える光才老
その頼もしい返事に笑顔を浮かべながら。一龍は彼と離れた後、栗坊にそっと声をかけた
>内通者は光才老で間違いないでしょうね。さらにGTロボで中身はジョアか第三勢力の人間ですな
>Cの性質から言って、裏切り者は今までに失ったものが多い年寄りだと想像されますから、やっぱり仙人でしょうか
フェスティバルで料理人を助けると見せかけて美食会への手引きをしそうです
>アトムの居場所を知ってる怪しさMAXの光才老はジョアと同一人物なのでしょうか?
>はいGTロボキマシタ!でもこれどっちのGTロボだろ。展開から言うと美食会だが、第三勢力だとするとクッキングフェスで何をする気なのか
>じいさんGTロボっぽいですが、第ゼロビオトープのメンバー殺せる奴となるとクロマドやドレスのレベルでないとダメなような
もしかしたら千代のようにとうに裏切っているけど味方のふりしてるとか
>グルメ仙人光才老←こいつはくせぇッー!ゲロ以下のにおいがプンプンするぜッ――――ッ!!
>トリコラブのJKです(^-^*)/コンチャ!。私は今回出てきた光才老が、ジョアの正体の気がしましたが、はんぺらさんはどう思いますか
>超高性能なGTロボが美食會にあったから、美食會or第三勢力が擬装したGTロボをIGO側に潜り込ませている展開や、
裏切り者がアリバイ工作の為超高性能GTロボを使用している可能性はありますね
>仙人のじいちゃんがどことなくGTロボっぽい?でもそんなの見落とすような龍ちゃんじゃないだろうし誰が漏らしたんだろう
>裏切り者は光老子(ジョアと一緒にいたGTロボの中の人)で間違いないなさそうですが、
途中から存在が入れ替わったのか初めからだったか気になるところですね
あと珍師範と千代婆の息子ってもしかして梅中(中梅?)では?千代婆が技を教えたのは才能だけでなく、息子の友人だからとか
>光才老が裏切り者・・・っぽいが、しまぶー先生は最近ひっかけが上手いからな〜?真相はどうかな?
情報漏洩の裏切者はほぼ間違いなく光才老
一龍は全部わかってて敢えて泳がせてますねこりゃ。栗坊になにか密命を与えたようですが、それはいったいどんな内容なんでしょう
でもって光才老は美食會に寝返ったスパイなのか、それとも朋友予想でも圧倒的に多い第三勢力のGTロボなのか
第3勢力が美食會に情報を流すのは、前回の考察でもあったように漁夫の利を狙うため両陣営の激突を扇動するのが目的なのでしょう
そしてその頃、美食會ではスタージュン様がエプロン姿で料理に勤しんでいた
>今週のスタージュン様の色気は異常
>スタージュン様のエプロン姿に全てが消し飛んだ
>スタージュン様のエプロン姿に股を濡らすお姉さまは何人いるのでしょうか
>きゃぁぁ!ジュン様のエプロン姿!!鎧とか着てた人がエプロン姿!
>後ろ髪束ねたジュン様にときめいたファンはどれくらい居るんでしょうか
>ついにスタージュン様の調理姿が出ましたね。調理しているのはシャボンフルーツでしょうか?
だとしたら千代婆並みの料理の腕があるってことですよね
スタージュン様の すごい 萌え化
いったい何人の女性読者が「ジュン様は私の旦那!」と言って股を濡らしたか
美形なのはわかってましたが、こうしてウザい長髪を後ろで結わえて普通の格好するとそのイケメンぶりが際立ちます。完全に主夫だこれ
調理しているのはシャボンフルーツのようですが、「これも俺の探してる食材じゃなかったお」と悲しそうな顔を浮かべてるトコが更に胸キュン
クッキングフェスは戦闘スタイルで強襲じゃなく、この格好で一般参加者として紛れ込んでほしい
ラストはでっかいグロテスクな虫をバリボリ食ってる三虎で引き。グロ食材マジ勘弁。光才老の正体が気なるクッキングフェス編に続く!
194話
「人っ子ひとりいねえグルメタウンか。グルメ時代では有り得ねえ光景だな
これもグルメ日食が近づいて起きる大恐慌イベントのひとつか・・・」
冒頭。ゴーストタウンと化したグルメタウンに単身降り立つトリコ
活気に溢れていたあの大都市が何故こんな姿に?それは一週間前にIGOより全世界に向けて発信された凶報が原因だった
「四獣の目覚め」
それはゼブラ出所を越える衝撃を全人類に与え、グルメ界に近い末端諸国は緊急事態宣言を発令。国民には中央地帯への避難命令が出された
実に300億人を超える、人間という種の生存をかけた民族大移動となった
そもそも四獣はなぜ人間界にやってくるのか?一般にグルメ界の猛獣はマズイ餌には興味がない、つまり好んで人間界に来ることはない
せいぜい来るのはグルメ界を追われる弱い猛獣くらい。人類にとってはまさに幸運というべき、自然の創りだしたシステムだったのだが・・・
『その幸運も完璧ではなかった。人類にとって唯一の不運は、
グルメ界を追われるような雑魚でもない凶悪な猛獣”一匹”が、
人間の味が好きという偏食家であったことだ』
もはや人間しか食べないそれは今では数百年に一度、人間が増えたのを見計らったように目覚め食事にやってくる悪魔として語り継がれている
まさに悪魔のような恐ろしいイメージ像で描かれる四獣と、その生態を語るナレーション。でもあれ?このナレーション何かおかしいですね
>四獣って人間の味覚えちゃったクマみたいなもんなのか
>1匹の偏食家とか四獣とかで今回の話よくわからなかったんですけど、はんぺらさんわかりましたか?
>一匹と四匹。つまり…どういうことだってばよ?
>1匹なのか4匹なのかはっきりしろ、なんだ四獣合体とかするのか
>「グルメ界を追われるまでもない猛獣一匹が」の件できになったんですが、普通だったら猛獣四匹が…ですよね
なんで一匹って強調しているんでしょうか?四獣が合体でもするんでしょうかね。あとタケシの隣に校長先生発見です
>四獣の説明に、猛獣「一匹」と強調されて書かれているということは、
今回の四匹のうち三匹はグルメ界を追われた雑魚で、一匹だけ真の四獣がいるということか?
>「グルメ界を追われる雑魚じゃない」とか「1匹」って言われてる所を見ると四獣を超えるバケモノが控えてそうですね
朋友コメにもあるように、四匹いるハズの四獣が凶悪な猛獣”一匹”と綴られています
文中でも「一匹」という部分を強調してあるので、編集での誤植とも思えません。四匹の中の一匹だけが生態が違うとかでしょうか
それかこのナレーションが実は四獣ではない別の猛獣の生態を説明をしてるなんてどんでん返しがある?
コレたしかに最初は四獣の話をしてるんですけど、よくよく読んでみると「四獣はなぜ人間界に来るのか?」という話をしているだけにすぎず、
「偏食家の悪魔」=四獣とは言ってないんですねこれが。もちろん四獣も人間を喰らうことには間違いないんでしょうけど
四獣とは別にもう”一匹”ヤバイのがいると仮定すると辻褄が合うような・・・
4匹やっつけて「こんなモンか。意外とあっけねえな」とか言ってる時にこのナレーションの続きが入って、そいつが現れるって展開は有り得そう
「もうダメじゃ・・・数百年前にも数億人が餌食になったと聞く・・・
ここはいわば奴にとっての人間養殖場。どこに逃げてもみんな食われてしまうんじゃ・・・」
人間界中央部フードパーク広場。総面積600平方km、約8億人を収容できる公益広場に集まった人々
老若男女どの人も「もうだめだぁ・・・おしまいだぁ・・・」とネガティブで悲観的な言葉を呟いて諦めムード
ていうかヨボヨボの爺さんが他の誰よりも一番生に執着してて吹く
ここは「お前はもう十分生きただろ」と突っ込むトコなんだろうか
「平気さ!数百年前に四獣が現れた時は、若かりしIGO一龍会長が追い払ったと聞くぞ!」
>何億もの人間が犠牲になったのに一龍は四獣に止めを刺さなかったのでしょうか?
当時の一龍は成長過程でまだ四獣を倒す実力がなかったか、何らかの理由で(例えばアカシアの指示とか)
意図的に四獣を生かしておいたのか?
数百年に一度、食事にやってくる四獣。前回これを追い払ったのは若い頃の一龍だそうで
民衆達は今回も一龍が四獣を追い払ってくれると期待。そんな彼等を励ますためにマンサム所長がIGOの作戦を伝えます
「四獣は必ず我々が食い止める!だから皆安心して待っておれ!
四獣は全部で”4匹”・・・倒すのは美食四天王さ!」
冒頭のナレーションでは”1匹”、マンサム所長は”4匹”を強調。意図的なのは間違いないぽい
どうやら今回の四獣退治、ただ四匹の猛獣を倒しただけでアッサリとは終わらない予感です
一方。長き眠りより目覚めた四獣達の咆哮がこだまするグルメ界
火山甲殻獣類 マウントタートル
推定捕獲レベル100
マグマトータスと被りすぎな背中に火山を背負った巨大な亀
「山亀」ってくらいですから、普通に火山サイズの亀なんでしょう。マジ怪獣スケール。対戦相手はおそらくゼブラと思われます。よくよく亀に縁があるな
軟体哺乳獣類 インバイトデス
推定捕獲レベル100
なんか手足の末端が触手みたいになってるキモい猛獣。鼻穴からも触手みたいなのがにょろ〜んと生えてるんですが、
初見時にこれが鼻水に見えてしまってちょっと個人的ツボ。MUGENのHIGEみたいな
叫ぶぜゲッター!これはもうはんぺら的にインバイトデス戦要チェックで。対戦相手は消去法でココか
哺乳獣王類 牙王
推定捕獲レベル100
しなやかで屈強な四足獣のボディにマントヒヒの顔を乗っけたような牙王。一匹だけ名前が漢字でかっこいい
「「牙の王」なんて大層な名前、バトルウルフをさしおいて名乗らせねーぜ!なぁテリー?」って感じでトリコが対戦相手と思われます
軟体哺乳魚獣類 キングオクトパスコング
推定捕獲レベル100
>最強(笑)のトロルコングが登場してはや4年、ついに過去最大のライバルが!
>またトロルコングがいじられるのは確定的に明らか
>トロルコング「人間界最強もまたゴリラかよ…」
トロルコングいじめの加速するタコとゴリラの合体獣。見た目が醜いのでマッチアップはまずサニーとでしょう
余談ですが「ゴジラ」のネーミング由来はゴリラとクジラの合成。東宝の社員のあだ名をそのまま使ったんだそうな
というワケで、迫力の見開き3連発で勢揃いした四獣。推定捕獲レベルは100ですが、これはあくまでも
「人間界に出現する最強の猛獣」として定められた上限にすぎず、実際はそれを遙かに上回ると思われます
>四獣、まさか全部読者投稿とは・・・しまぶー恐るべし
>四獣が投稿作品だったことに凄い驚いた
>ここで読者投稿モンスターを持ってくるしまぶーのサプライズ精神に感動
>トリコの四獣が全員読者応募って何気に凄いですね。強そうですしおすし
ただインバイトデスはもうすこしモデルの動物を分かりやすくしてほしかった
>今週のトリコも繋ぎ+お披露目回ですね。伏線を回収してくれるのはいいんですが、もう少し話を進めて欲しかったです
それにしても、四獣すべて読者投稿作品とはすごいですね。どいつもこいつも、どこぞの神話生物みたいです(笑
はんぺらさんと屋敷の住人の方々のレビュー、楽しみです
「シャボンフルーツの調理に成功したってホントなの小松くん!?スゴーイ!」
「はい!この一週間ずっと雲隠れ割烹の千流さんと挑戦してたんです!
そしたら何とか調理でしました!」
一方、テリーの背中に乗ってトリコの元へと向かうのはリンと小松。小松ははあの後雲隠れ割烹でシャボンフルーツ調理に挑戦してたそうで
なんか一週間やったらできたとかとんでもない事をサラッと言ってます。もう小松のチートについては何も言うまい
「トリコ達グルメタウンで待ってるから持ってったら喜ぶね!私が持ってくのはコレ!
捕獲レベル測定器!名付けてメジャートング〜!(大山のぶ代の声で)
これがあれば捕獲レベル100以上の猛獣でもその数値が正確に測れるの」
「ひゃ・・・100以上!そんな猛獣とこれから闘いに行くんですね・・・」
小松は食事の差し入れ、そしてリンはクリスマス回の時に話していた捕獲レベルスカウターが完成したので現場へ
連載当初からの捕獲レベルインフレに対し、上限が100では窮屈になってたところなのでここらでドカーンとグルメ界のレベルを見せてほしいところ
四獣は100どころか200近くあるんじゃないかなーと思ってますが。はたしてメジャートングはどんな数値を叩き出すのか?
>リンの役割は余計なとこでしゃしゃり出てトリコのピンチを招くことですね理解ります
>四獣はなんか合体しそうな予感が、元々一匹の生物でメジャートングはそいつの捕獲レベル測るための演出で
四天王がまずマンツーマンで各四獣を修業の成果を見せて圧倒からの共闘という感じで
>「避難」「四獣襲来」とか何かウルトラマンみたいなノリの回でしたね…
とりあえずはトリコ達四天王の捕獲レベルが知りたい次第です
四獣よりも四天王のほうが数値が上回るとかいう展開はスゲーありそう。しまぶーそういう演出好みそうだよね
四天王VS四獣!いよいよ次週激突!しまぶーの仕掛けたあっと驚くギミックに期待したい
195話
「そいえばココお前さ、今でも占い師やってんの?あのさ・・・ほんの興味本位で聞くんだけど
占い師って客に何言うの?例えばうまくいきそうにない恋愛相談なんか何て言ってやんの?
ズバッとこう「それ無理!」って炸裂させんの?」
「ああ炸裂させるよ。キリッとね
占いに来る客はみんな何かしら答を求めている。それもなるべく自分の期待する答をね
僕は全ての客に対し、未来のあらゆる可能性をただ正直に伝えているだけさ」
「でも落胆するだろな期待してない答だったら。ま、俺はそーゆーの逆にやる気出るタイプだけど」
グルメタワーナイフビル最上階330F展望フロア 十星レストラン「膳王」
街中の人間が全て避難したハズのグルメタウンで、最高級レストランの料理に舌鼓を打つ四天王
なんかこれまで劇中では一切したことないような今時のニーチャンっぽい話題に話を弾ませてます
「落胆するかどうかはその人次第さ。不安や迷いなんて誰の人生にもある
大切なのはあらゆる結果に感謝し成長することだ
成長することができれば全ての出来事が成長の為だったと理解す、感謝できる」
「はっはっは感謝か。まるで俺らが覚えた食義みてーだな」
「でも感謝しながら生きるって何気にメンドくさくね?具体的にはどうアドバイスすんだ?」
「成功したら人のせいにし、失敗したら自分のせいにして生きていけばいい
感謝しながら成長するとはそういうことじゃないか?」
「そか?成功しても失敗しても全部自分のせいじゃね?他人なんて関係ねーし」
「違げーだろ。この世の中にまず「失敗」なんてねーんだよ
誰よりも勝ち方を知ってる奴は、誰よりも失敗を経験した奴だ
つまり失敗はイコール成功とも言える。そうだろ?」
と思ったら恋バナの流れから一転して人生観の話に
>四天王の会話はちょっとジョジョっぽかったですね。「失敗も含めて成功だ」っていうトリコの言葉にはちょっと感動しました
>四天王は全員しまぶーのアバターで、
失敗・成功談義はこれまで色々やらかしたり取り返したりしたしまぶー自身の回顧録って印象を受けました
矛盾しているようにも見えるけど、人間頭の中ではいくつもの相容れない思想がその時々で延々とバトンタッチしてるもんですし
〆のゼブラの『どーでもいい』も清涼感があってベネ。これからのしまぶーの奮闘にも一読者として期待していきたいです
「なるほど。ゼブラお前はどう思う?」
「どーでもいい」
「「「ですよねー」」」
と、最後はゼブラがオチをつけて若者達の人生論終了。なるほど4人の意見が全てしまぶーの体験談というのは鋭い見方
若くしておさめた成功と転落、そしてそこから這い上がっての更なる大成功
再起までの道のりはきっと自分一人の力だけではなく、多くの人々に助けられたはず。あの失敗から多くのことを学んだはず。そう考えるとすげえ含蓄有るな
と。ここで途切れた話題を繋ぐように、厨房からやってきた謎の男が4人に声をかけます
「これからあの四獣を相手にするというのに・・・いやはや四人とも1ミリも緊張しておらんな」
「オ・・・オーナーシェフユダ!
ほんの1ミリの狂いも許さず完璧に調理をこなすグルメ時代の膳王!」
「ホレおかわり持ってきてやったぞ。1ミリも手を抜かずに作ったスペシャルメニューじゃ」
「こんな時に営業してもらって感謝してますよオーナー」
「なんのこれくらいじゃ1ミリも休まんよウチは。従業員は念のため1ミリも残らず避難させたがのう」
「流石はグルメタワー最上階に君臨する膳王!大恐慌にも1ミリも動じずだな!
てかオーナーは実力的に逃げる必要ないしな」
ヒョローンとした痩身の爺さんは、以前料理人ランキングでもその名前が出ていた”膳王”ユダ
普段は何十人という数の従業員を抱えているであろう店を、この非常事態時にたった一人残って平常営業しているイカス爺さんです
美食會も迂闊に手を出せない実力者&トリコの「四獣が来ても逃げる必要ない」という台詞から、その戦闘力もパねえ事が伺えますが
「ウチの料理は栄養価の高い薬膳料理。食没にも最適じゃ
1ミリも残さず食べておくれよ(キリッ)」
「おかわりだ」
「早よい!(ガーン)早よすぎるぞゼブラ君!」
>トリコの1ミリ発言は彼から来てたのか
>一ミリの狂いも無い、正統派しまぶーキャラのユダさん
テーマが食人猛獣だとか世界の危機とかの中、久々にたけしっぽいノリで安心しました
>ユダさん、なんか裏切り者っぽい名前だけど、温厚で几帳面そうでちょっぴりお茶目な人柄が凄く癒されます
四獣の襲撃でも問題なく生き残れるだけの実力を持ちながらあんまり大物風吹かさない謙虚さもカッコイイ
個人的にトリコ世界のグレートな人たちの中で第一印象トップです
堅物そうな見た目に反する台詞の面白さが実にしまぶーキャラしてて好感度高し。良いキャラや
と、ここで小松とリンが到着。陣中見舞いとして持ってきたシャボンフルーツを、ジャジャーン!お待たせしました!とばかりに披露する
>グルメケースにびっちり詰まったシャボンフルーツがグロい。正直あれは食いたくない
>虹の実やフグ鯨、宝石肉の頃は美味しそうだと思えましたが調理済みのシャボンフルーツは全く美味しそうに見えない
なんかデロ〜ンとしたのがいっぱい詰まっててヤバイ
擬音は「キュラーン」ですが大量のスライムが蠢いてるみたいで見た目的にまったく食欲をそそりません
しかし見た目とは裏腹に、膳王ユダすら感嘆の声を漏らすほどの見事な仕上がりだそうで。憧れの人物に褒めてもらって小松有頂天
「わー料理人ランキング5位のユダシェフ!さ・・・サインください!」
「いいよ^^1ミリのズレもないサインを書いてあげよう」
笑顔で快諾するユダ超いい人^^
流石のグルメタワー最上階か。ユダの料理人ランキングは一桁ランカーの5位。1位ザウス、2位節乃として、3、4位の未知なる実力者が気になる
クッキングフェスではこのランキングの更なる詳細が判明するはず。読者としてはこの点も非常に楽しみなポイントです
というワケでユダも交えて全員で茹でたスライム・・・・じゃなかった。「調理したシャボンフルーツ」の実食タイム。するとどうでしょう
「「「「スライムうめえ」」」」
「四天王全員への適合食材じゃったか。調理することによってそれが発動した」
なんと4人全員が細胞レベルアップ。サニーの笑顔がねるねるねるねの魔女のババアみたいでいい顔してます。テーレッテレー
何百個という数のシャボンフルーツ食ったトリコですが、生のままでは細胞のレベルアップはありませんでした
それが調理するだけでこうも違いが出るとは
>すごいあっさり描写されてますけど、単に食材だけだと進化しなかったグルメ細胞が食材を調理したことで進化してる件
トリコの世界観において、これまで上手い料理とはまず何よりも食材ありきで「調理」の占める割合が皆無な傾向がありましたが
この描写はその概念を覆すと言ってもいいでしょう。食材はもちろん大切。しかしやはりそれをより美味しく食べるには、優れた料理人が不可欠なのだ
>今回ドサクサにまぎれてろくに感想なしでシャボンフルーツ実食が流されたのが残念
見た目だけだとデロッとしてあんまりだったから・・・
『細胞のレベルアップは済んだか?これを見とる頃には済んどるハズじゃ。さて四獣に関してじゃがのう
奴等はそれぞれ東西南北から人間界に入ってくる。いつもワンパターンだからなぁ
それで人類のほとんどを人間界中心部100km四方の中に避難させておる
おぬしらはその防衛ラインの外側でそれぞれ四獣を迎え撃ってくれ
いいか。おぬしらの誰か一人でも負ければ人間界は終わりじゃ
そこから包囲網は破られ、数十億の人が犠牲になるじゃろう』
ボス戦前の最後のレベリングが終わったところで作戦ミーティング。リンが持ってきた一龍の映像メッセージからその全容が明かされます
まず戦場は人間界の東西南北の端っこ。それぞれ四箇所
めちゃくちゃ離れてます。なので朋友予想にいくつかあった「四獣が合体して一匹の魔獣になるのでは」という展開は有り得ません
それと数百年前の四獣の襲来は一龍が追い払ったことになってますが、「いつもワンパターンだからなぁ」という物言いからすると
その前の襲来時も一龍が戦ったと思われます。一回だけじゃ「いつもワンパターン」とは言えないもんね
更に言えば東西南北から攻め入ってくる四獣を迎撃するには一龍一人だけでは今回のような作戦は取れないので、二郎や三虎も戦ったのか?
>前世代で四獣を迎え撃ったメンバーも気になりますね。伝え聞く一龍以外にも三人必要なはずですから
いや違うか。そういう仲間がいなかったから前回は数億人犠牲になったのか。だって今回は一人の犠牲者も出さないだろうし
『あんなにちっこかった四人がこうして大任を任せられるよう大きく・・・強く育ってくれたのは親父として嬉しいわい
トリコ、ココ、サニー、ゼブラ。人間界は頼んだぞ!』
実の父親のように慕う一龍から「親父として嬉しいぞ」という最高の激励をかけられ、気合が入るとともにほっこりする四人。今回の見所シーンです
『あ、そうそう。2つ言い忘れとったが・・・・』プツン
と。一龍のメッセージは更に何か重大な連絡事項が”2件”残ってたのですが
「くだらん話を聞いてるヒマなんかねえよ
とっとと四獣ブッ殺して食っちまおうぜ。ほら・・・お前らの相棒どもも待ちかねてやって来た」
「テリー!キッス!クイン!」
なんと聞くことなくゼブラがモニターの電源を消してしまいます。いやそれは聞いとけよ!ていうか他の3人も咎めろよ!
読者のツッコミを完全無視して、「よっしゃ相棒も来たしそろそろ行くか!」とやる気満々な三人。いやそれよりビデオの続きをだな・・・
>ゼブラ「べっ別にジジイに褒められて照れくさかったんじゃないんだからねっ!!///」
>猛獣「一」匹が偏食家なのに「四」獣の謎を一龍が言いそうだったのに消すゼブラ・・・
>テレビを壊すとかじゃなくて普通にリモコンでスイッチを切ったゼブラになんか萌えた
「ねーゼブラはまだ相棒いない感じ?」
「あ?徒党は弱え奴らで組めばいい。俺ぁ一人で充分だ
ただし・・・今足代わりに使ってるヤツはいるがな」
強い俺様には相棒なんて必要ねえ。でも足に使ってるヤツならいる。ゼブラがそう言った直後、ビル全体を揺るがす謎の地響き
驚いた一行が何事かと後ろを振り返ると・・・・・なあにこれえ
そこにいたのはビルを踏み潰しながら歩いてくる超巨大馬
もう一度言いますが踏み潰してるのはビル。平屋建ての民家じゃありません。いや仮に平屋だったとしてもすごいスケールなんだけども
ダルマホース【魔獣類】 捕獲レベル不明
「クックックやっと来たか。ダルマ仙人から借りてる馬だ。名は黒王!(違)」
「魔獣類」という今までで初となるカテゴリーのこの馬。ゼブラのフルコースでも名前が出ていたダルマ仙人の所有だそうです
あ、もしかしてダルマ仙人ってラオウなんじゃね?
まぁネタはともかく、「仙人」と言えばあの光才老も「グルメ仙人」という肩書きの持ち主。もしかしたら二人は既知の関係かもしれません
>ゼブラのペットが巨大馬とかしまぶーのラオウリスペクトぱねぇ
>ゼブラのペット(借り物)は水棲系ではなく馬でしたか。まあ、拳王様だったんだから黒王号がいてもおかしく無かったですね(笑)
>ゼブラはラオウっぽいと最初から思っていたのに何故か相棒が馬ってのは思いつかなかった
>ゼブラはデザートを献上させるだけじゃ飽き足らず馬までダルマ仙人から持ってきたんですね。ダルマ仙人可哀相に
>「ダルマ仙人の献上品」ペット「ダルマ仙人から預かり物」ダルマ仙人ってひょっとしてゼブラにカツアゲされてるんじゃ・・・・
>ダルマホースデカすぎですね(笑) ダルマ仙人の献上品といい、ゼブラに尻に敷かれてるんですかね?(笑
>ギガホースも裸足で逃げ出すサイズのダルマホース…測定不可能の上に魔獣類って…
今回のアッシーといい以前の献上品といい、ダルマ仙人はゼブラのパトロンか何かなんですかね?冗談抜きで
>ゼブラのパートナーっぽい猛獣が出てきましたが馬ですか。きっとジャイアンよろしく永久に借りておくんでしょう
ゼブラ「お前のものは俺のもの、俺のものも俺のもの」みたいな
魔獣類なんて新分類が出てきたということはダルマホースもグルメ界産なのでしょうね
>ダルマホース・・・ゼブラだけに縞模様ですけどでかすぎんだろ黒王号のパロディかw?
裏をかいて元の持ち主のダルマ仙人が呆れるほどデカイ人って考えもありますが
それにしてもダルマ仙人、相当の実力者であろうはずがトリコ達が知らないって意外ですね
キン消しの原型師の方みたいに、俗世に全く興味のない完全な隠者なんでしょうか(研ぎ師メルクもそんな感じでしたが)
>ゼブラの相棒、めっちゃ街を壊してますが^^;
「ったく得体のしれねーキモいヤツ連れてきやがって。つくづく品のねえ奴だ」
「まぁこれでそれぞれ機動力は確保できたってことで」
「誰が四獣のどいつに当たるかは行ってみてのお楽しみだ!よぉし出発だぁ!」
かくして颯爽と相棒の背に乗る四天王。一龍のビデオをほったらかしてそれぞれの決戦の地へと向かいます
気になるマッチメイクは?そして「”一匹”の偏食家」とは?発売が待ち遠しい次号へ続く!
196話
「陸・海・空軍所定の配置につけ!衛星軍艦からのレーザー砲も全砲発射準備!
対大型猛獣用ミサイル搭載戦闘機!全長100m重さ10万tを誇るマンモス戦車!
全員GTロボだ!恐れずに進め!食らうがいい!人類最強の一斉砲火!
1000万平方km(日本の総面積の約27倍)が一瞬で荒野と化すだろう!」
冒頭。迫り来る四獣を迎え撃つべく、万全の布陣で挑む人類最強の軍隊。まさに東映の怪獣映画の様相を呈しています
ちなみに四獣の現在位置は人間界のかなり中央部まで進撃しているらしく、ここが最終防衛ラインといったところ
東からやってきた牙王はその直線上に存在したバロン諸島、洞窟の砂浜、第8ビオトープ、第一ビオトープを次々と蹂躙
全長1500mのリーガルマンモスをたった一撃で仕留めています
西からくるキングオクトパスコングはうージャングルをズタズタにしグルメピラミッドを粉々に粉砕
南からやってきたマウントタートルはアイスヘルそのものをバラバラに破壊
北からきた(ダジャレ)インバイトデスはあのデスフォールを普通に泳いできました
>今までの超難所の蹂躙っぷりに吹かざるをえないというかガウチー!
これまで劇中で登場した難所と強敵をものともせず進む四獣達の描写は、熱心なトリコ読者に解りやすくその強さを伝えます
しかし日本の総面積の27倍が一瞬で焦土と化すという人類の科学力もかなり大概
いくら四獣でもこれなら普通に倒せそうというか、
これで倒せない怪獣がはたして人間のパンチごときで死ぬのか
というアレな感じになってしまうような気がするんですが。だって・・・ねえ?釘パンチの破壊力どんだけだよってことに・・・
「発射ァ!」
ドドドドドドドドドドドドドドド!!!
というワケで放たれた人類最強の一斉砲火はマウントタートルに全て着弾。日本の総面積の27倍が一瞬にして吹き飛びます
ところがどっこい燃え盛る炎の中から現れた巨大亀はまったくの無傷。ですよねー。お返しとばかりに巨神兵ばりのレーザーを放ちます
亀だけに「かめはめ波」と命名
かめはめ波の威力はマウントタートル迎撃兵団を一発でほぼ壊滅
牙王は四足獣の鋭敏な動きでその砲火を全て回避し、全長100mのマンモス戦車を全てその鋭利な牙と爪で真っ二つに
キングオクトパスコングはその無数の触手をまるで鞭のように使い、群がる戦車を全てビタンビタンとハエ叩きのように圧殺
インバイトデスは何をしたのか解りませんが、立ち塞がる兵器を全てドロドロに溶かしてしまいました
>リーガルちゃん即死とか亀のビームとかもう色々と・・・
>四獣ちょっと強く見せすぎじゃないですかね?四天王の勝利に納得できる展開になればいいのですが
「元帥!四獣まったく止まりません!」
「ダメージすらないのか・・・覚悟はしていたが・・・これがグルメ界の猛獣・・・!
ここまでか・・・人類の限界は・・・!」
オキシジェン・デストロイヤーかペンシル爆弾持って来い!!!
正直衛星レーザーなんてブツ造れるくらい科学力進んでる世界なら、もっとすごい化学兵器も造れそうなもんだが・・・
あ、あと一応特撮に疎い朋友達に解説しておくとオキシジェン・デストロイヤー(水中酸素破壊爆弾)はあのゴジラを、
ペンシル爆弾(正式名称「無重力弾」)はウルトラマンを倒したゼットンを仕留めた人類最強の兵器
ちなみにオキシジェン・デストロイヤーを開発した芹沢博士と、ペンシル爆弾を開発した岩本博士を演じた俳優はともに平田昭彦氏で、
特撮ファンの間では二大怪獣を屠った人類最強の男として有名なネタだったりします
軍隊最強の攻撃をもってしてもカスリ傷ひとつ与えられない四獣。もはや人間界の希望は潰えたかと思われたその時、
「!?え・・・?四獣が止まった・・・?元帥!四獣が四匹とも止まりました!」
戦場に救世主は舞い降りた
「カスどもはカスらしく引っ込んでな」
グ
ル
メ
四
天
王
推
参
!
>対四獣のメンバーが朋友の予想通りになりましたね
鋼鉄の軍勢を敵とすら認識せずに蹂躙した四獣達。その歩みを止めさせるプレッシャー
マッチメイクは前々回の朋友予想通り、トリコVS牙王 ココVSインバイトデス サニーVSゴリラ ゼブラVS亀
サニー戦は触手対決、ココ戦は毒対決ですかね。解りやすい
「おや・・・死相が見えないな。”今のところは”だが」
「なんだコイツキショ!キショい!キショいキショーい!」
「ダルマホースお前は手を出すなよ。俺が楽しむ」
「さぁて・・・やるか!」
四人の切札ジョーカーに世界を賭ける!
最後の煽り文句が超カッコよくて燃える。戦略兵器すらものともしない怪獣相手に、はたしてその技は通用するのか?
四天王VS四獣!いよいよ四元同時中継バトル開始の次号へ続く!
197話
「スーパーデオドラントスモーク!ここから四獣までの距離は約5km
トリコが安全と判断した距離だけど念のためうちらの匂いも消しとくし」
「確かに・・・あんな化物を見ると5kmあっても安心できませんね」
「てか何十km離れてても安全な場所なんかないし
ま、トリコが測ってくれるからハッキリするよ。四獣の捕獲レベルがね」
対峙するトリコと牙王から離れること5kmの距離。岩陰に隠れながら双眼鏡で闘いを見守る小松とリン。思いのほか砂かぶり席
前回あれだけチートな四獣のスペックを見せつけられた後では5kmなんて一足飛びの距離にしか思えませんが
「何十km離れてても安全な場所なんてない」というリンの言葉が的を射ていると言えます。5kmで一足飛びなら、50km離れてようが数秒だろうしね
「さあテリーこいつは強敵だぜ。締めてかからねーとな!・・・・ん?どうしたテリー?」
と、これから人類の命運を決する闘いが始まろうという最中。ふいっと目の前の敵から視線を外し遙か遠方を見つめるテリー
この強敵を前にしてまさかのよそ見
決して牙王を舐めてかかってるワケではないんでしょうが、テリーにとって
眼前の牙王よりも警戒すべき「何か」がその方向に居たと考えられます
>はんぺらさんの思惑通りに後1匹、何か居るみたいですね、会長さんはそれをビデオの頭に話しておくべき
>テリーが感じ取った存在が偏食家でしょうね。やはり四獣以外にも強敵来るっぽいですね
>よそ見ってことは、テリーはおそらく既に次なる敵の存在を察知していますね
はんぺらさんや盟友の言うように、おそらくそれが偏食家=食人鬼なのでしょうか?
それにしても我らが主人公はそれに、まったく気づいているそぶりはないですね(笑
>以前にリンがレベル計った時にも、リンが驚愕しただけでレベルまでは明かされてませんでしたが、
捕獲レベル127相手でも単独でも普通に戦えそうなテリーがやばい。流石はグルメ界最強の遺伝子といったところか
戦闘前の余所見はやっぱり四獣以外の1匹にでも反応したんですかね
一寸の油断も許されない闘いにおいて、あからさまな完全な舐めプレイの所作であるよそ見をされた牙王
テリーの余裕とも取れるその動きが・・・獣王類牙王のプライドを一気に沸騰させた
「戦闘中によそ見されるなんて・・・プライドがフットーしそうだよおっ!」
怒りでげっちゅーした牙王が戦闘の口火を切る。その強靭な前脚でもって思い切り地面を叩きつけると
さながら隕石が地表に衝突したような大爆発が発生
凄まじい砂煙の中からビッと飛び出したテリー&トリコに、牙王の巨大な口が猛然と襲いかかる。勢い余って地面まで削り取るこの迫力
っていうか完全に億泰VS音石明だこれ
>牙王がザ・ハンドだったという事実が。腕を振り削り攻撃でしかも擬音が「ガオン」ですよ
…牙王「くらいやがれェーダボがァーーッ!」
>牙王のガオンが億康のザ・ハンドにしか見えない件。ってか牙王がガオンって洒落か
リーガルマンモス編の時のブチャラティが憑依したサニーの台詞とか
アイスヘルの手首から先が失くなった腕での独歩パンチなど
明らかに知ってる人間には元ネタがすぐわかるオマージュを好んで使う傾向のあるしまぶー
今回は「ガオン!」という擬音、その回数、逃げる方が回転しながら逃げてるトコまで完全にそのまんまという解りやすさです
「小手調べだ!30連釘パンチ!どうだ?」
ドォン!ドドドドドドドドドド!!
素早いフットワークで牙王の嵐のような攻撃を全て回避したテリーはその無防備な腹の真下へ。ロケットのような飛び上がりとともにトリコが初撃を放つ
放った30連パンチはその巨体を数秒間空中に浮き上がらせる威力でしたが、ダメージはほとんど受けてる様子のなさそうな牙王。流石のタフネス
しかしトリコは焦る様子もなく余裕の笑顔。まぁ30釘連パンチを「小手調べ」とハッキリ言っちゃってるしね
おそらく今のトリコにはこんな序の口パンチとは比べ物にならない威力の隠し玉があるのでしょう
>掌底(?)一発でクレーター作る相手にまずは小手調べというトリコが凄い
けどシャボンフルーツでパワーアップした30連をドテッ腹に受けても血反吐すらはかない牙王さんもっとぱねえす
けど例の偏食家の存在を考えるとやっぱり四獣は全員かませなんだろうなぁ
「なるほど攻撃力耐久力共に名前負けはしてねーようだな。人間界最強と呼ばれる四獣・・・
捕獲レベルは100って聞いてるが実際のところはどうなんだ?こいつで調べるか
メジャートング〜!(大山のぶ代の声で)」
舌を他の生物の皮膚に当てることで、その生物の持つ細胞エネルギーを感知することができるマーキングカメレオン
そのカメレオンの舌を使い、捕獲レベルを計測&デジタル数値化する便利アイテムがメジャートングである
舌の届く距離は50mなので遠方から計測するということは不可能で、必然的に計測可能な距離は戦闘距離という事に
すんごい便利アイテムではありますが美食屋専用といった感じ。一般人が持っていても猛獣のレベルを測ることはできないシロモノです
「ん。な・・・・なにィ!?」
メジャートングの叩き出した牙王の捕獲レベルはなんと「127」。127です
>捕獲レベル127…微妙…
>人類最強の一斉砲火をものともしない牙王がレベル127って低過ぎる
単純計算だと猟銃装備のプロハンター1270人で仕留められる事になるんだが
>捕獲レベル127って言うとガララワニ25体分ですね。そう思うと強く聞こえないのが不思議
>127とか132とか今までのインフレぶりと強さ描写に比べるとそこまでの差に感じないですね
阿修羅タイガーとかは110いかないくらいだったんですかね?少なくとも牙王には前座・かませフラグがプンプンしてるのが・・・
レビューでも書いたように、はんぺらは200近くあるんじゃないかと予想してたので正直拍子抜けの数値
だって般若パンダで80以上でしょ?その1.5倍って思っちゃうとなんかねぇ。数値は単純に倍率じゃないんだろうってのはわかるけどさぁ・・・
「あっお兄ちゃん達からも四獣の捕獲レベルが転送されてきた。え・・・ウソ!?捕獲レベル132って
100じゃないし!ちょっと会長のメッセージもう一度確認しなきゃだし!ゼブラが途中で消しちゃったから!」
>2体の捕獲レベルが判明した時点で下の方と戦っているトリコに安心した
>トリコチームが戦ってる相手が四獣最強であってほしかった
>四獣の中で早くも差が…トリコを四天王最強に据えるいいチャンスだったと思うんですが(´Д⊂グスン
そしてリンのメジャートングには各所で戦っている四天王からの捕獲レベルが。その数値は牙王よりも更に5つ上
「お兄ちゃんからも」なら132というのはタコゴリラですが。「お兄ちゃんたち」と言ってるので現状では3匹のどれなのかまでは解りませんね
100超えの捕獲レベルにビビったリンは慌ててバッグに入っていた一龍のメッセージを再確認
ゼブラが途中で消してしまったあの続き、一龍は4人に何を伝えようとしていたのか?次号明らかになりそうです
「127か・・・こいつは本気でやらねえとマズイかもなテリー
食義と直観により生まれた俺の新必殺技を見せてやるか」
>トリコ偉そうなこと言ってますが、ほとんどテリーの活躍じゃん。しかもテリーが気づいた「一匹」に全く気付いていないし
127という数値を確認してようやく「本気出すか」などとぬかすトリコ。世界の命運を決する闘いだというのに舐めプすぎではありますが
とりあえずもうこの時点でトリコ>>牙王の格付けが済んでる気が
「まいったな・・・こいつ一体いくつの抗体を持ってるんだ?」
そしてインバイトデスと戦闘中のココは「こいつ俺の毒が効かないわー。まいったわー」などと言ってますがやはり表情には余裕
この後「一匹の偏食家」が出てくるのは間違いないし、展開的に四獣は前座にすぎないんでしょう
>トリコとココが新必殺技、サニーは似たような攻撃方法の相手ですから、素で上回るって感じでしょうか
ゼブラに至っては戦闘シーンなさそうな・・・話が始まるなり倒してるとか
>四獣は行動を見てるとトリコ達を食ってやろうという感じがしない
四獣は人間を集める勢子で、人間好きの偏食家は四獣とは別にいるかも知れない
>テリーが余所見をしたのは四獣とはまた別に存在していて、更に四獣を裏で操って人間集めをさせている
“一匹の偏食家”の気配を感じたから」とか?
そして「偏食家」は、大方の読者予想だとすげえ凶悪で知能の高いニトロの個体が本線か
四獣はこのニトロの猟犬みたいなモンにすぎず、追い込み漁みたいに人間達を一箇所に集める係
そう考えれば猛獣四匹が四方から申し合わせたように同時に進行してくるのも納得がいきます。四匹を操ってる「主」とも呼べる存在がいるからっつー
更に人間を好んで食すニトロの存在は小松が見た「血の凍るようなレシピ」と結びつきます
全てにおいて辻褄が合うので、おそらくはこの予想が本命と思っていいと思いますが。はたして一龍のメッセージはそこまでの内容込みか否か?
トリコの新必殺技にヘンな期待(フォーム的な意味で)をしてしまう次号へ続く!
>直感が混ざる所為で見た目が心配な新必殺技
>トリコの新技かぁ・・・スプーンかハシか・・・読みきりのときの斧かなぁ
198話
「コイツの捕獲レベルは140・・・ずいぶん話と違うがそれより僕の毒が効いていない
ここまでの抗体を持った生物は人間界にはいないな・・・これが四獣か
!?溶解性の毒か!マズイこの量は・・・・回避できない!」
>四獣が鼻毛真拳を使うとは予想外
>インバイトデスはレベル140、ゼブラはいちいちレベル測定なんかしないでしょうから132はキングオクトパスコングでしょうね
……やっぱりトリコは一番格下相手なんですね。しゅじんこう(笑
>捕獲レベルはガオンが最弱か…。さらに他の四天王も大幅にパワーアップ&各四獣と対等に渡り合っているせいで、
やはりトリコが見劣りしていますね。いや見劣りっつーか…明らかに劣ってる…
捕獲レベル140のインバイトデス(名前なげえので以降「鼻毛」)と戦うココ。察するに前回の132はやはりタコゴリラで、残る亀がまだ不明ってところか
主人公なのに四獣最弱とおぼしき相手とマッチングされたトリコは流石の安定感です。レビューのネタ的な意味で
頭上をうるさく飛び回る相手に対し、空一面を全て覆い尽くすような毒の弾幕を放出する鼻毛。キッスは回避しきれずこれをまともに浴びてしまいますが・・・
「ポイズンドール!残念だったな。今のは毒で作った偽物だよ
食義によりこれまでとはまったく違う毒も生産できるようになった。僕のとっておきの毒を見せよう」
>トリコ以外にも食義覚えてましたか〜それじゃあトリコの相手が一番レベル低いのも納得だわ、相対的に考えてトリコが一番弱いもの
>食儀はトリコ特有のものじゃなかったのか…トリコェ…
トリコ同様に食義を極めていたココは、食没により以前とは比べ物にならない大量の毒を生産することが可能になっていた
汁気たっぷりになったココって書くと何か淫猥。シモネタ余談でアレだが、食没するとやっぱ精液なんかもいくらでも出るんだろうか
膳王での食事シーンでトリコが「俺達が会得した食義」と確かに言ってましたが、あれは「俺と小松」という意味だと思ってたのでちょっと驚き
だって・・・ねえ?これじゃ未だ”四天王最弱のトリコ”の立場が向上しないんじゃ・・・
と、ここで鼻毛は右脚をパイルバンカーの如く地中深くに刺突。地層奥深くに向かって大量の毒を注入します
「大陸ごと毒で侵食する気だ!上等!」
大陸まるごと毒化する鼻毛の攻撃のスケールヤバイ。それを受けて「上等!」済ますココもヤバイ
ここはココの毒で鼻毛の毒を中和して無害に変えてしまうくらいの離れ業を見せてもらいたいところ
>インバイトデス「大陸!地中(なか)で出すぞ!」
>ココの新能力は解毒とかですかね?大地ごと猛毒に侵す魔獣を逆に解毒して倒すのは熱い展開な気がします
「にしてもそんな強力なタコ足をそんだけ出されちゃあ・・・こっちもそれなりの数を出さなきゃなんねーか
お前の触手は数はそれが限界か?食義を覚えた俺の髪の数は・・・
100万本だ。ちなみに射程距離ダイニングキッチンの広さは300m!
さ、入ってきな・・・その瞬間お前はまな板の上の鯉になるだろう。あ、タコか」
一方、サニーは100万本&射程300mにまで進化した触覚を披露
タコも最初はサニーを押してましたが考察通り四獣は所詮前座の噛ませなので、必勝の態勢を出した以上次号には決着でしょう
「わっはっは!口からマグマのミサイルを吐くか!なかなか派手な亀だ!
ならこっちも派手にいくか!ボイス流星群!」
そしてゼブラVSマウントタートル戦はなんで亀は口からビーム撃つのんー?という読者の疑問が解決
火山を背負った亀らしく口からマグマ弾を撃ってるので、おそらくあのかめはめ波はマグマを収束して撃ち出してると思われます
亀の飛び道具攻撃に対し、「弾幕はパワーだぜ!」と飛び道具で対抗するゼブラ
サンダーノイズを攻撃力UP&更に広域にしたような上位互換技「ボイス流星群」でもって、この巨体を蜂の巣にする
たかが声なんですが日本の27倍の面積を焦土にする一斉砲火より明らかに効いてます
MUGENで言えばでけえ当たり判定とアーマーがアダになって即死する系か
「はっはぁーっ!声だけじゃ物足りねえな!やっぱチョーシこいてる奴の断末魔は
拳で感じねーとよ!」
>食儀を得て毒ドピュドピュのココ、音の攻撃に加え釘パンチでも打ちそうなゼブラ、無敵ぶりが加速してるサニー、
テリーのお供なトリコ
そしてトドメの準備に入ったゼブラの新必殺技は音撃ではなくまさかの鉄拳。トリコマジ立場なし!
それでなくても読者から四天王最弱のレッテルを貼られてるのに、これでゼブラに生身パンチで四獣仕留められた日にゃあアンタ・・・
ちなみにこのバトルは4戦闘ともTV中継され、全世界の人々が四天王の活躍に大歓声をあげてます。多分「トリコ一番しょぼっ」と思われてるな
ていうかこの映像はどこで誰が撮ってんだコレと最初思いましたが、そう言えば衛星カメラがあるんだったね
「そうそう。2つ言い忘れとったが・・・
実は四獣は四匹ではない。一匹じゃ」
そしてその頃。一龍の映像メッセージを再確認したリン達により、読者予想が大方正解だったことが明かされていた
四匹なのに一匹とはこれ如何に。一本でもニンジン二足でもサンダル的なアレか(違う
「本体の一匹が人間界に送り込むのが四匹の獣。つまりそいつらは四獣の手足にすぎん
毎回強さは異なるがまぁ、だいたい100ってところじゃろ。それより重要なのはもうひとつ
実は裏で四獣の本体を操る者がおる。真に倒すべき黒幕はそいつじゃ」
めんどくせえなしまぶー。四獣本体だけでいいじゃん
>黒幕がいることまで分かってんなら倒しとけよ一龍…
>黒幕は美食會なのか第三勢力なのか。それが問題だ
>四獣は四匹でなく一匹、偏食家の手下、勢子役。屋敷住民の皆様の予想クリーンヒットですね
>マジで四獣は使いっぱしりで人食いの一匹が地下を進み&それを操る黒幕がいるとは!
ハンペラ氏と朋友達の予想すげえな。てか、地下からすでに人間界の中央辺りに進んでる時点で人類詰んでね?
まぁトリコ達が操ってる黒幕を倒せば地下を進んでいるのも逃げ出すんだろうけどさ……マジでどうなるやら!!?
>やっぱりあの四獣は前座、本物は地下から進行中とか…
トリコ担当の牙王のレベルが一番低いのも人間界中心部へ一番早く駆けつけるフラグだと考えれば納得です
>今週は一龍から四獣についての詳しい説明がありましたが、自分はいまいち分かりません
「今四天王が闘っている四獣を陰で手足のように操っている一匹が本体であり、さらにその本体を操っている黒幕がいる」
ってことで解釈して良いんですかね?一龍の「四獣の手足にすぎん」て部分でかなり混乱しました
>はんぺら予想正解ですな。しかしこれ――ニトロ、なのか? ぽくはあるけど、超巨大ニトロとかなのか
>四獣を扱う一匹+人間追い込み漁、はんぺらさんと朋友さん予想見事的中ですね
でもちょっとニトロっぽくはないような…乾眠してミイラ化してるけど…ニトロより凶悪面に見える
>地下に来てる四獣本体がマジ巨大ニトロ…それを操ってる人物…もしかして膳王ユダの逃げなくて良い理由って操っているからとかじゃ…
裏切りの代名詞である「ユダ」って名前からも…
>ニトロに催眠作用のフェロモン使えるってナイスニィ言ってましたね。こいつらもバター犬か……
>四獣本体を操っているのは何者なんでしょうねぇ・・・ニトロや美食會ならともかくIGO側のグルメ仙人とかでしたら滑稽過ぎますね
>こんばんはサヤです。今回のとりこはまさにトリハダモノでした。もしも本当の四獣が人間界にやってきたら、どうなるんでしょうか
もしかして、鉄平・マッチ・グルメヤクザたち・愛丸・滝丸・グルメ騎士たち・シュウ・二代目メルク・千流・ののたちが
トリコたちが戻るまでの時間稼ぎで本物の四獣に戦いに挑むんでしょうか。なんか、愛丸さんがウィルスで四獣と相打ちになりそうですが
マッチも相打ちになりそうで心配です。本当の黒幕も気になります。美食檜でしょうか
美食檜に猛獣使いがいて、その人物がマインドコントロールであの4匹や四獣を操っているんでしょうか?
>はんぺらさんや盟友たちの予想通り、ニトロが出てきましたね。ただ、現段階ではこいつが四獣の中枢たる一匹なのか、
それを操る黒幕なのか、判断が難しですね。次回が待ち遠しいです
今四天王達が戦っているのは「人間追い込み係の猟犬」にすぎず、それを操る本体がいるという。ここまではまったく考察通り
考察の斜め上にきたのは、”その四獣の本体を更に操る黒幕がいる”という事
とりあえず四獣の本体は既に人間界中心地下200mに到着してます
なんかエライ禍々しいシルエットで、これは普通に巨大獣ですかね。ニトロではないっぽい感じ。ならば「黒幕」がニトロでしょうか
だって一龍の物言いだと、
この「黒幕」とやらも数百年前から居るんですよね?
だとすると年齢的な問題で普通の人間は有り得ません。美食會なら三虎が年齢的にも可能ですが
「何億人もの人間を猛獣に食わせる」なんてことは美食會にとって何のメリットもなく、やる意味もないんじゃないかと。よってこの線は無し
「えーでもそんなすごい黒幕がニトロってのもなんか拍子抜けじゃね?」という意見もあると思うんですが、ニトロもピンキリだと思うワケで
アイツら文字も残した高度な文明を持ってたってことを忘れちゃいけません
トリコ達がベジタブルスカイで遭遇した凶暴さを感じないニトロといい、彼等の生態は現在あまりにも謎に包まれすぎています
そもそもニトロってGODの入手の仕方を知ってるという極めて重要なポジションなワケで。美食會に飼い慣らされてるだけの戦闘獣では終わらないハズ
美食會に簡単に飼い慣らされてる下等なニトロもいれば、ニトロの王と呼ぶべき破格の個体までいるんじゃないかと。どうかなぁ
足元に迫る四獣の本体!四天王は間に合うのか?そして「黒幕」の正体は?
もうバトル描写なんてどうでもいいから早く決着つけて黒幕出してほしい次号へ続く!
>こんな土壇場になってからビデオレターで重要情報を開示する一龍会長もどうなの
>黒幕はビデオを途中で切ったゼブラか大事な事をラストまで言わない会長のどちらか
199話
『なんだ・・・!?”何かいる”!』
冒頭。巨大モニターに映し出される四天王の戦いに歓声を上げる人々の中、ただ1人神妙な面持ちで地面に視線を落とす若い男
久々の登場となった再生屋・鉄平。どうやら地下に到着した四獣の本体の気配を察知したみたい
トリコたちが戻るまでは彼が戦って時間を稼ぐ展開でしょうか。他にも何名か手練の味方キャラが現れてくれると尚の事燃えるんだけどなー
「さぁてこっからが本番だ。殺るか殺られるか・・・恨みっこなしの野生の勝負といこうか
本気のレッグナイフ!恐らく躱されるだろうが当たればお前といえど致命傷だぜ」
一方カメラは戦場に戻ってトリコVS牙王。「おそらく外れるぜ!」と自信満々でレッグナイフを放つトリコに変な笑いがこみ上げます
かくして予想通り放ったレッグナイフはあっさり避けられますが、その回避行動の間にトリコは牙王を詰むための次の手を用意していた
「食義を学ぶ前はっこまでの数は出せなかった。フライングフォーク・・・
一本ずつではサイズ・威力ともにお前にダメージを与えるには程遠いが
これがまとまったらどうだ?
名付けてキャノンフォーク!」
空中を埋め尽くす数百本ものフォーク。それをまとめて一本の巨大なフォークにして撃ち出す新技です
キャノンフォークでペガサス彗星拳連想した盟友は間違いなく多いはずだ
名付けてペガサス彗星拳フォーク!
しかしそうは言っても上がったのは威力だけ。肝心のスピードが上がらなければ牙王を動きを捉えることは・・・と思ったの次の瞬間!
何故かバックリと切り裂かれ、盛大に血を吹き出す牙王の下半身
「さっきお前が躱したつもりのナイフは・・・食義と直観でより繊細なコントロールが可能となった追尾型のナイフ!
名付けてレッグブーメラン!おっと前にも気をつけろよ」
ズドォ!!!アッ―!
最初に回避されたナイフの衝撃波は、ブーメランのように弧を描いて背後から牙王を切りつけたのだ
思わぬ痛みによってほんの一瞬だけ動きが止まった牙王。正面から迫っていたキャノンフォークの存在を思い出すが時既におすしの串刺しに
なんか地味!すごい地味にまずは初戦勝利を飾ったのは我等の最弱主人公トリコ。このネタさ加減ときたらたまりません
「人間を喰らうお前らに恨みはねえし、悪者だとも全く思わねえ・・・ただ
すんなり餌にはならねえ人間もいるってことを覚えときな。ごちそうさまでした」
「何を驚いている?自分の毒が効かない相手は初めてか?抗体を作るのは今の僕にはワケないことさ
そして今お前に放った毒弓には新種の毒を精製しておいた
”ポイズンウイルス”・・・・!
毒の抗体を多く持つ生物に対して、ウイルス自身が抗体の効かない形態に自らを変化させる毒!
今ウイルスはお前にも効く毒を検索中だ。いずれ確実にお前の身体を侵食していくだろう」
ココVS鼻毛。多くの抗体を持つ鼻毛に対しココが放ったウイルスは、抗体が効かない形態に自己変化するというチート毒だった
それはつまり平たく言うとどんな生物が相手だろうと必ず効く毒なワケで
必ず殺す技と書いて必殺技です
ブーメランナイフと彗星フォークという地味な必殺技のトリコに対し、まさしくココの新必殺技は「毒」の性能としては最高峰クラス
しかもそのパワーアップぶりはポイズンウイルスだけに留まりません
「当然その前に僕を殺そうと思ってるだろうが・・・残念ながらこの毒の槍がその考えを一瞬で撃ち抜く
この槍はカビの胞子に類似する毒で作ってある。一説にはカビが胞子を飛ばす速度は生物界一だとか
お前は貫かれることにすら気付かない!モウルドスピア!
光速にまで加速する毒の槍を回避することは不可能
今は一本作り出すのがやっとだけど・・・ま、この勝負僕の勝ちだね」
この槍はカビの胞子に類似する毒だからえごい速い!光速にまで達する!
ココどうしたの?狂ったの?と思わず突っ込まずにはいられないモウルドスピアのふざけた超性能
「ゴキブリのスピードを人間大スケールで換算すると時速320kmに相当する」ってのは刃牙やテラフォーマーズで散々言われてきましたが
カビ胞子の速度を槍サイズに換算すると光速になるってこと?なるワケねえよな
「絶対に効く毒」やら「絶対に回避できない毒槍」やらトンデモ新必殺技であっさり鼻毛退治するココ。なんかもう強さテキトーにも程があります
どや顔で勝利アピールも忘れません。まるで肥溜めに落っこちたみたいに全身ドロドロなのだけが残念ですが
>ついに光速まできましたね。そしてこれから出て来る敵はきっとそれを軽々と避けるであろう
ちょっとインフレがやばいことになってきましたね
>ありのまま今週読んだことを話すぜ・・・ココが光速の攻撃を放っていた トリコが四天王最弱じゃね?とか
ゼブラがパンチとかトリコのお株を奪うだとかそんなチャチなもんじゃ断じてねぇ
もっと恐ろしい毒抜きにしても光速ってだけで物理火力最強の片鱗を味わったぜ・・・
>ココは見た目的にひどい進化が・・・前はまだ聖闘士的な鎧だったのに今回はドロレスした後みたいなことに・・・
「どした?自慢のタコ足がピクリとも動かねーか?
ヘアロックではない。お前みてーな怪力野郎はヘアロックごと髪を引き千切られかねんからな
食義により繊細さを増した俺の髪はお前の神経に侵入し、動きを乗っ取っている
ヘアマリオネット!
既にお前は俺の操り人形なのさ。お前の体内に髪入れるのはめちゃキショいけど」
ズニュ・・・は・・・入りました・・・ あぁ・・次はトドメだ・・・
サニーVSタコゴリラ。触覚で相手を雁字搦めにするヘアロックではなく、「神経に侵入しその動きを奪う」新必殺技ヘアマリオネット
これまたココに劣らずメチャクチャ強い系です
敵の肉体コントロールを奪えるとか、巨大獣相手だと色々できそうで夢が膨らみます。飛び道具2発撃っただけの主人公が息してません
>今年の冬はヘアマリオネット使用してあんな事そんな事する薄い本が出る予感ガガガ
そして眼前から聞こえる「ズパンズパン」というなんかアッー!な響きにビビるタコゴリラ
掘られるかもしれないという男として本能的な恐怖を感じてるのかもしれません
「聞こえるか?ヘアパンチを放ち、自らスーパーフライ返しで返す・・・それを何度も往復させてるのさ
多少時間はかかるが威力はその度に増大する
ヘアマリオネットは無敵の能力だがその分多くの髪を使用しなきゃなんねえ
だが残り少ない髪でもこれを繰り返すことで充分な力を溜めることが可能ってワケだ
スーパーヘアショット!」
相手の攻撃を倍返しにするスーパーフライ返し。デスフォールでは釘パンチの威力を増加させるサポート技として使用しましたが
実はセルフ使用も可能だった便利な能力。最初は弱いヘアパンチも何度も反射させればほらこの通り
顔面にパンチを食らったタコゴリラは派手に鼻血を撒き散らしつつブっ飛んでダウン。トドメに関しては地味でしたがこちらも完勝です
「あーあ。スッ飛ぶ様もブサイクだ」
「パンチの破壊力に音の振動を乗せる。するどうだ・・・組織は内部から破壊されるんだ
ビートパンチ!」
音撃斬・雷電激震!
ゼブラの新必殺技は声優がザンキさんだけに音を拳に乗せて相手に直接叩き込む音撃
食らった亀はさながら全身の水分が破裂したかのように、目と口からガパァと体液噴出して即死
これチン○に当てたら精液ドパァって出たりするんだろうか
「少しは勉強になったか亀公?
「決してチョーシにのるな」だぜ・・・!あの世で復習しな」
そしてラストはなんか承太郎っぽい決め台詞
長々と新必殺技の解説台詞を喋った3人に比べ、ゼブラは説明も短く攻撃もワンアクション。シンプルかつ豪快で気持ちのいい勝ちっぷりです
>他の四天王が大体二段階の攻撃で倒してる中、ある意味パンチ一撃見開きで倒すゼブラが圧倒的過ぎる
全ての攻撃に音を乗せられるなら覇気並のチートになりそうですね
>音パンチってピラミッドのときのトリコとの合体技を一人でやるとかそういうのだと思ってたら
まさかゼブラの腕がバイブして亀を逝かせる技だとは・・・口を慎みたまえ、嘘は言っていません
四天王のパワーアップぶりまとめ
ココ
「どんな生物にも絶対に効く毒」「絶対に回避できない光速の毒槍」
サニー
「相手の神経乗っ取り」「セルフ界王拳パンチ」
ゼブラ
「体組織を内部から破裂させる最強のワンパン」
トリコ
「戻ってくるレッグナイフ」「ペガサス彗星フォーク」
>トリコ:すごく……聖闘士星矢です……ペガサス彗星拳、ココのサジタリウスの聖衣、サニーのコズミックマリオネーション…
それぞれどのくらいネタかぶりコメントがあるか
>南&東方「トリコさん、地味’sに入ってくれませんか?」
>ココがパープル・ヘイズ&グリーン・デイ、ゼブラが音撃斬・雷電斬震を習得!
サニーのフライ返しチャージはデンプシー・ロールの∞軌道ムーヴを思い出しますね。それにしてもトリコは地味すぎるw
>レッグブーメランにキャノンフォークをお披露目してドヤ顔決めてるトリコの直後に、
光速にまで加速する絶対不可避の毒の槍を出すとかココさんひどすぎやしませんかね・・・
>四人の中でやっぱりトリコが一番ショボい…。アオリもゼブラに取られる始末
やはりトリコの地味さは格が違った!
かくして噛ませの四獣(手足)を苦もなく倒した四天王。次号すぐリンの連絡を受けて中央に戻るんでしょうが、その間鉄平&他キャラの時間稼ぎがあるはず
はたして四獣本体とはどんな恐ろしい怪物なのか?そしてそれを操る黒幕とは何者?考察が楽しみな次号に続く!
200話
「だーからー!四獣は四匹じゃなくて一匹なんだってば!」
「「「「なんだってー!?」」」」
リンから伝えられた衝撃の事実によって冒頭からMMRごっこをかますハメになった四天王
そもそも「本体」は遠方に散り散りになっている四匹の「手足」にどのようにして指示を出しているのか?獣にそんなコミュニケーション能力があるのか?
ここまで読者がどうにも納得の行かなかったこの不思議な猛獣の生態に関して、ようやくキバヤシの説明が入ります
四獣の司令塔である「本体」は手足に球根のような命の種を育てている
その種が数百年を経て成獣にまで育ったのが四匹の獣である
本体はその獣を人間界へ解き放ち、たらふく人間を食べさせ
戻ってきたところを取り込むことで人間を吸収する
は?なにこれリアルにキモいんですけど
>意外!それは植物!!(のようなもの)
いやあ、テキトーにその辺のグルメ界の雑魚を使ってるだけかと思えばまさか身体から生み出していたとは
ちょっと読者の想像の斜め上を行っていた四獣の生態
四獣本体は巨大植物獣。「四匹の獣」は本体が他の猛獣を強さで従えていたのではなく、本当の意味での自分自身
元来は四匹の役目も「追い込み係」ではなく、「実際に食って戻ってくる」という鵜飼い漁のような形式だった
だがしかし前回、若き一龍の迎撃によってほとんど人間を食うこともできずに四匹がフルボッコにされて戻ってきたという失態から学び、
今回は自身が人間を食す為に人間界へ赴くという、作戦変更を図ったのだ
かくしてその策は見事人間側の対策の裏を突き、本体は難なく追い込み漁によって獲物で溢れかえる人間界中心部に到達するに至る
「ん?様子がおかしいな・・・生物の死に際は腐るほど見てきたが・・・こいつの悲鳴は断末魔じゃねえ
こいつの命はまだ終わってねえな・・・!?どこ行く気だコラァ!ダルマホース!」
「おかしい・・・こいつにはまだ死相が見えていない・・・!?この方角はまさか!?キーッス!」
「テリーお前が見てた方向は人間界中心部・・・既に何かが到達してることを感づいてたのか!」
一方。四天王に倒されたかに思われていた4匹は瀕死ながらも最後の力を振り絞って地中に潜り、人間界中心部へと突き進んでいた
四天王に殺される前に、手足を取り込みそのエネルギーを回収する
本体がかけた緊急招集によって中心部へと集まる四匹の獣。これを取り込むことによって本体の力は更に増すということでしょうか
当初の読者予想にいくつか見られた「合体」とはちょっとニュアンスが違いますが、「吸収」というカタチで似たような展開となりました
>「四獣が合体して一匹の魔獣になるのでは」と言う予想もありましたが、吸収強化という形で当たりそうですね
>鼻毛が本体に吸収されたら本体もポイズンウイルスでお陀仏じゃね?
「おやおや・・・こいつは想定外と言わざるをえんな・・・ワシの出番かぁ?」
人間界中心部を襲う凄まじい揺れに、パニックを起こし悲鳴を上げて逃げ惑う人々。むろんそれは地震ではなく地下で蠢く本体の仕業
事態を察したマンサム所長ですが特に慌てる様子もなく、「ワシの出番か」などと余裕の笑顔すら浮かべてるのがなんとも頼もしい
これは実力的にはマンサム所長>四獣本体という事なのか。って
志村うしろー!!!
所長の背後に見える謎の人物のシルエット。敵か味方か。敵ならばコイツが本体を操っているという「黒幕」か?
>「マンサム所長、うしろー!!」な展開になってしまってますね。またドって腹に穴あけられるんじゃなかろうか
>マンサムの影に出てきたのは、四獣の黒幕か、裏切り者か、美食會の刺客か。気になりますねえ
>黒幕、コック帽みたいなの被ってたな・・・美食獪とも違う感じかな?
>マンサム所長の背後に不穏な影。ジョアあたりの第三勢力でしょうか?
>マンサム所長の向こうに見えた奴、シルエットの形からジョアでしょうか?
>マンサム所長脂肪フラグ あのシルエットはジョアでしょうね
人間を食べる獣をジョアが飼っているとすると、人肉食について研究しているのかも
グルメピラミッドで発見された人肉食のレシピと関係ありそうですか
古代グルメ文明の末裔とかそういう感じでしょうか もしかしたらニトロとも繋がってるのかもしれませんね
>どうも黒幕も中心部入りしているようで。所長を狙っているみたいですが、戦闘能力が気になるところ
>所長の背後に暗躍する謎の影・・・こいつが四獣を裏で操る黒幕なのか?
所長って結構チョンボ多いんで、ここらでガツンと完全勝利を収めてほしいんですけどね・・・
やっぱり殺られて後から駆けつけた四天王においしいところ掻っ攫われちゃうのかな・・・
>マンサム所長の後ろにユダの影が。やはり黒幕はユダで所長には死亡フラグが・・
>これは…久しぶりにマンサム所長大暴れですかね?ベイの乗ったGTロボ以来の戦闘かな?
うん?シルエット的には確かにコック帽をかぶってるようにも見えますが、立てた襟の上に普通のイケメン頭が乗ってるようにも見えるけどなぁ
そもそもデスフォール編で出てきたシルエットもすげえなげーコック帽をかぶってましたが、正体は珍師範で帽子関係なかったし
「シルエットでコック帽かぶってるから〜」と判断するのはほぼ無意味と思われます。そこんとこには縛られずに自由に予想したほうがいいでしょう
あと名前のせいか黒幕=ユダ説を唱える読者は多いみたいですが、ユダは四天王VS手足開戦直前まで人っ子一人いないグルメタウンに居たワケで、
現在ここ人間界中心部に彼は居ませんよ?まぁ一瞬で移動する移動手段くらい持ってるでしょうけど、そこんとこ忘れてる人もいるんじゃないかと一応ね
さて。シルエットが黒幕だとして、本体を倒そうとするマンサム所長をコイツが邪魔する展開が濃厚ですが
マンサム所長が負けるとしたら、その命の安否が気になるところです
まあ朋友予想にもあるように、むしろ黒幕相手に互角以上に渡り合う所長の見せ場かもしれませんが。しまぶーの仕掛けははたしてどちらか
ラストはついに地上にその姿を現した本体の禍々しい姿で引き。でかい!高層ビルを遙かに超えるそのでかさ!
でもダルマホースが更にこの数倍デカイのでインパクト的には弱いよね・・・
>人類の何分の一かは犠牲になりそうな予感;;
>流石に会長のメッセージ聞き逃して四獣本体の根っこの襲撃の対応に出遅れたのは四天王の失態だよ・・・
これで人的被害出たら目も当てられんぞ
兎にも角にも人でごった返す地上に直接コイツが現れた以上、どう考えても何人かの犠牲は免れないような気が
ビデオのチェックを怠ったせいで犠牲者出すとかあまりにもお粗末すぎてちょtこれマジsYレならんしょ?早く謝ッテ!といったところで次号へ続く