221話

いつ以来だ・・・ノッキングを解くのは
盗賊バカしてたあの頃以来か

会長に諭されてから封印していたワシの力・・・解き放とうじゃないか
全てを略奪していたあの頃のように奪い取ろう!
お前らの命を1つ残らずな・・・!


>所長の山のフドウ感がやばい
>マンサム所長の過去完全に山のフドウだこれ。この頃の所長を見たらゼブラもビビってたでしょうね
ただこれはその死に様すらなぞる可能性も・・・
>所長がベイの名前を知ってたのは、IGO関連ではなく盗賊時代の部下だったからかもしれませんね
>こんばんはサヤです。今回はマンサムが元盗賊だった事に少しショックを受けました
IGOの職員にしてはワイルドなので一般人ではないと思っていましたが。一龍と知り合ってなかったら、どうなっていたんでしょうか
盗賊時代のマンサムの話も見てみたいです。再登場したベイで思い出しましたが、ベイはマンサムの元仲間だと思いました

マンサム所長無双。ほとばしる凄まじい山のフドウ臭
所長がかつては泣く子も黙る悪党だった事、一龍に叩きのめされてから心を入れ替えて彼の部下となった事が明らかになった冒頭の独白
リーガルマンモス編でマンサム所長とベイが既知である描写がありましたが、なるほど悪党をやってた時代の仲間という可能性はありそうです

そしてやはり戦闘前に施したノッキングは筋肉肥大化のノッキングではなく、常時自分の力を抑えているノッキングを解く為のノッキングでした
茂さんが常に片目を閉じ鼻栓をしてるのも、同じように強大すぎる力をセーブする為の処方と思われます
っていうかシゲさんも現場にいるハズですが彼はどこで何をしてるんでしょう。シゲさんも参戦すればあっという間にカタがつくと思うんだが・・・

「くらえ!キングスリープフレグランス!
この日の為に大量に作ってたす!全員眠っちゃえばいいし!」
巨大灰汁獣とGTロボ相手に戦力になり得るのか疑問だったリン。この日の為に作っておいたという最強のフレグランスで意外にも大活躍中
1年のうち364日と23時間を寝て過ごすという
三年寝太郎のような生態をもつキングナマケモノから抽出した代物で
一嗅ぎしただけで一ヶ月は目覚めない、兵器としても使用される極めて強力かつ危険な香水で灰汁獣達をばったばったと眠らせまくり
もちろんフレグランスはGTロボ相手には全く効かないワケですが、ロボの相手は全て所長が受け持つことで見事に役割を分担しています
「かっかっか。猛獣使いのリンか・・・・おいしそーなフトモモだぁああ
そんなもん見せられたらコーフンして眠れねーよぉぉお」

と、ここで卑猥な台詞と笑みを浮かべて現れたのは、なんと久々のベイ。更に
はんぺらお気に入り”第6支部のお人好し”こと怪人ザイパー(42話のレビュー参照)
そして初の顔出しとなった野人ドーサ。粛清の際に死亡してしまったギド以外、リーガルマンモス編で出てきた第6支部メンバー勢揃いです
>ベイは3対1でリンに釣り合うレベルか………って低すぎねえか?
>ベイ!野人ドーサ!怪人ザイパー! お前ら生きてたのか!
>故・ギド「俺のハンサム顔も披露したかった…」
>リーガルマンモス編で途中交代を余儀無くされた野人ドーサ、故キドにリタイヤを余儀なくされたザイバー、おしりマニアベイ!
トリオで再登場!この姿といいセリフといい。こりゃあリンとの薄い本に期待
>リンに群がる元ジュエルミート回収組がどうみてエロ同人のそれ
>どうしてもレイプ魔が襲うシーンにしか見えない!!これ、絶対薄い本が出ますよね?
>しまぶーは久しくマトモ(?)な女性書いてないから、今回のリンは違和感バリバリ!なんかリン腕の筋肉凄くね?
見た感じも男じゃん… 金田一曰く、オッパイは筋肉ですか…?
>こんな状況でもリンはエロ同人にならないんだろうなと思ってしまった俺
>だれか襲われるならむしろののちゃんがいいです
薄い本にそのまま使えそうなシチュエーションと台詞で登場のベイですが、正直はんぺらリンに性的魅力を一切感じないのでめっさ微妙としか・・・
ていうかベイは2つ名の示す通りの悪食。その「趣味の悪さ」に関してはジュン様の折り紙つきです
つまり彼が欲情するリンの肢体は一般男性にはイマイチその・・・
ゲフンゲフン

>怪人ザイパーが爽やかな笑顔と天使のようなハネのせいで完全に根はやさしい兄ちゃんにしか見えない
>ザイパーがエンジェルに見えます。中からパカッと割れて綺麗なザイパーが出て来るのでしょうか?

そんな事よりもザイパーの笑顔爽やかすぎ。なんか背中からは翼生えてるし
ザイパーかわいすぎる天使か

「ものっそキショイしーっ!なら直接喰らわせてやるし・・・フレグランスソード!」
広域散布していたフレグランスを圧縮・収束することで「香りの剣」を作り出すリン
キングスリープフレグランス立ち込める中、防護マスクも付けずに平然としている3人はそれなりの実力者のハズですが
リン相手に3対1という雑魚扱いは個人的にはちょっと残念。ザイパーに見せ場はあるのか?





「奥義油田揚げ!こんがり揚がるがいい。できればフェスで見せたかったがな」
「三眼光速串打ち!こんな事に光の串は使いたくないんだが・・・この串1本1万だぞ」
「つららママのほろ酔い漬け。領収書・・・美食會に送っておくさかいね」

「油使い」の名の通り、高温の油で巨大灰汁獣を難なく揚げ殺すわぶとら、ゲゲゲの鬼太郎の毛針ごとく光速の串を打ち込む串焼き屋のホリス、
高級クラブのママらしく、高濃度のアルコールで酔い潰すつらら。キャラ設定を活かした必殺技で迫り来る灰汁獣達を次々返り討ちにする料理人達

でもおっぱい揺らしながら戦うコプリ子がいなくて残念。来週描くのか?描いてくれるのかしまぶー?
「万能薬刀―1ミリ千切り!」
「ヒャーハッハ!闇料理ドーピングクッキングよぉぉおお!!
ミンチミンチミンチ調理してあげるわよォォオオ!!」


>一龍会長に続いて『道の駅お土産キーホルダー風ソード』第二弾、万能薬刀登場ッッッ!!
文字通り粉微塵に切り刻まれて点描画のように散滅する雑魚どもを背景に残心するユダ様超かっけえ
まさに『能ある鷹は爪を隠す』!普段の謙虚さといざという時の実力の振れ幅が居合い抜きの如く閃くッ!
そこにしびれる!あこがれるゥ!
>ライブベアラー「ドーピングコンソメスープだ」
>ドーピングクッキングがビジュアルも相まってコンソメスープにしか見えない件

>料理人たちの美技に燃える!最近ドラゴンボール化著しいトリコですが、
やっぱりこういう一人一芸の特技を駆使したバトルの方が作品の個性を感じていいなあ
しかし焼けただれる→針地獄→感電とつなげてみるとまるでバオーが武装現象全開にして大暴れしてるみたいだ

そして注目のユダはその2つ名の通り、敵を1ミリ単位の千切りにするという超絶技を披露
この技を見ただけでも彼の技量が他の料理人と一線を画しているのが伺えます。流石は世界に5人しかいないスーパーコックの1人
一方ライブベアラーはまさかのドーピングコンソメスープでネタ的な意味での掴みはバッチリですが
技の見た目としては先の3人と比べてもインパクト減でひたすら地味。そりゃカジノ編でも0コマでやられるワケだよこの人
「オラァ死にさらせアホども!”並列エレキパンチ!”
だっはっは。おのれら全員細胞1コ残さんと消したるわ」
もうひとり注目のブランチ。必殺技のネーミングは「稲妻」や「雷」といった自然・神秘の力を連想させる電気ではなく
あくまで「電池」を前面に出した名称。当然存在するであろう「直列エレキパンチ」は元より、
更にその上位技などは一体どんなネーミングなのか興味が湧きます。最強技は原子力発電をイメージしたアトミックエレキパンチとかね

「フフフ・・・天狗のブランチか。お前が来てくれたらボスもさぞ喜ばれよウボァー」
「やかまっしゃいボケ。誰やねんワレ・・・・ん?」

「フフフ・・・話を聞いてくれません」
エキサイト翻訳サウザーのように台詞の途中で感電したのは第一支部長エルグ
いきなりの出オチで読者を笑わせてくれますが、倒れた彼の顔面に巻かれた包帯がシュル・・・と緩む。素顔晒しとともに反撃開始か
ブランチはエルグとタイマン!これは意外な組み合わせ。両者共に実力者なので好カードではありますが
どっちも今シリーズが初戦闘キャラなので、今まで登場したキャラとの強さ比較が難しいってのがちょっと残念かなー
>エルグの能力は何なんでしょう。キメラっぽいし、複合された生物の分まで命があるって感じでしょうか
グリンの腕みたいに、心臓というか生命器官的なものを複数所持してるとか・・・あの包帯の下は無数の心臓だとか

「なかなか手強いな料理人ども!」
「雑魚混合の灰汁獣では歯が立たんか」
「それでこそ拐い甲斐があるってもんだ」
更にここでジェリーボーイ、セドル、ボギー、バリーと美食會・人間界支部長勢揃い。皆それぞれ以前よりも屈強そうに描かれており
彼等も
初登場時と比べてかなりパワーアップしているであろうことが見て取れます
しかしまぁそうは言っても所詮は滝丸とマッチにも負けるのが支部長レベル。その滝丸やマッチも当然以前よりパワーアップしている上に
彼等より数段格上の愛丸、仮面の引退美食屋等を擁する今回の面相手に正直闘いになるのか
「相手は料理人だけじゃないぜ!分が悪いんじゃねえか?美食會!」

「いいわ。「死のソムリエール」として最高の死に方を提供してあげる」
リモンが頑張ってソムリエらしいキャラを立てた台詞吐いてますが、どう見てもマッチの啖呵が正論
単純な総力戦になれば美食會のほうが劣勢なのは今回の戦闘描写から見ても明らか。彼等には何か奥の手があると見るべきか

「ゾンゲ様これ絶対ヤバイですよ!逃げましょうよ!」
「バカヤロウ!今俺様がいなくなったらコッチ側の戦力激減だろーが!
こういう闘いは無双シリーズで慣れてんだ俺は!まずは先に武将クラスを・・・ぎゃああああ」

>役に立つ立たないはともかく、弱きもののために命を懸けるゾンゲ様ネタ抜きでカッコいいです
>ゾンゲ様プレステ持ってたんですね・・・てかビックリアップルのお金で買ったんでしょうね
ファミコンからプレステまで揃えてるゾンゲ様マジゲーマーの鑑
>この世界に無双シリーズあんのかよwwwでもしまぶーのゲームネタとしては微妙かな・・・
やっぱ昭和のレトロゲーとかSFC時代のドラクエとかの話題の方がそれっぽい感じがする

無双シリーズも網羅していたゲーマー脳のゾンゲ様。戦闘で役に立つとは思えませんが、
この乱戦の中逃げ出さず、自分も闘おうとする意志はあっぱれです
そんなゾンゲ様を背後から巨大な灰汁獣が襲うも、小柄な老婆の一蹴りがその巨体を一撃で粉砕する
「やれやれ・・・みんな下がってなしゃい・・・さぁて・・・
一瞬で終わらせようかの」

味方側最強、セツ婆の始動で引き
三虎の側近アルファロですら「あの婆さんが本気になったらアカン」と言わしめる、次元違いの実力者
マンサム所長やシゲさんも勿論ですが、まずはそれ以前にこの人の存在が美食會にとっては鬼門にほかありません
総力戦では美食會が分悪し。やはり何らかの搦め手を準備している?
忽然と消えたザウスの死体はその策の為の布石のような気もしますが果たして・・・
>これだけ大規模な戦闘が行われていると美食繪側の絡め手がますます怖い・・・
スタージュン達も作戦的に本命ではない感が漂っています
>セツ婆始動!しかし素直に超婆無双させてはくれないでしょう。千代婆くるか!?
>節婆の強キャラオーラが逆に絶命フラグに見える……
圧倒的強さで最強クラスの敵を退けた後、一瞬の気の緩みに思わぬ方向から不意を突かれてやられるパターン

>ちきしょう!はんぺらがフラグ建てたせいで今週トンさんがどこにも出てねぇよ!これひょっとしたらひょっとするよちきしょう!
>トンのことだ、きっと肉眼ではとらえられない速さで戦っているに違いない!

もうトンはどうでもいい!むしろザイパーの方が気になる次号へ続く!


222話

見るもおぞましい姿をした灰汁獣達が何百匹と集まり、たった1人の強敵に狙いを定める。その標的はくの字に腰の曲がった小さな老婆だった
美食人間国宝・節乃。アイスヘル編でその実力の片鱗を垣間見せた彼女ですが、その本気の戦闘力はどれほどのものか
「クックック。国宝セツ乃・・・こんな小っせえババアにウワサ通りの実力が本当にあるのか?
確かめ・・・・てべっ!」

死亡フラグ満点の台詞を吐いた雑魚灰汁獣。その台詞を最後まで言い切らぬうちにその頭部が音を立てて爆ぜた
「おやおや。ちと鍋の圧力が強すぎたかのう」

BGM:北斗の拳「テーレッテー」
>お前のようなババアがいるか
>セツ婆さんこれ完全に北斗の拳だ
>これが節乃神拳か

謎の攻撃で灰汁獣の頭を吹き飛ばしたセツ婆。肉眼には捉えられないほどのスピードによる打撃?
否!その攻撃の正体は、正真正銘「見えない攻撃」だった
「国宝に近づくなァ!節乃様は”気圧を操る”!
まるで圧力鍋のように高圧で食材を一瞬で調理する!

この圧力を生物が食らったらひとたまりもないぞ!!」

ダマラスカイ13世が明かしたセツ婆の食技の正体は気圧操作。それによる圧殺
圧力鍋をイメージした食技は料理人らしいと言えるものの、その凄惨な殺しっぷりたるやまさにトリコ版北斗神拳の使い手
「それがどうしたしゃらくせええ!」と突っ込んできた灰汁獣達が
見開きで1匹残らず汚ねえ花火と化す

「・・・・・え!?」
という夢だったのさ!
吹き飛んだ血と臓物の花火は、セツ婆の威圧によって灰汁獣達の脳裏に鮮明に見せられた死のイメージだった
「この婆さんと事を構えたら確実に殺される!」圧倒的な実力差を肌で感じた灰汁獣達は、任務を放り投げ散り散りに逃走してしまう
『あの猛獣どもの激しい闘争心と忠誠心を
技のイメージだけで粉々にへし折ったのか。
あれがセツ婆・・・!』
そんなセツ婆の凄さを横から解説する我等のトンさんマジ本部先生ポジション
いや最近の流行りに習えばアニメ版ジョジョのスピードワゴンポジションと言うべきか。スピードスターなだけに
>アイスヘル編でアルファロの皿を砕いたのは、この気圧操作だったんでしょうね
大規模な攻防から繊細な威力・対象の調節まで可能とは凄まじい
>セツ婆の能力がどう控えめに見ても敵の大ボスかラスボス級の能力なんだけど
セツ婆の能力、気圧を操る=圧力釜ってモチーフはいいけどグロすぎんだよwww!
食堂のおばあちゃんがこんな強烈な殺気秘めてるっていうのもなんかイヤだぞwww
>俺達のトンさんが早くも解説ポジションに!
>瞬殺ネタにされそうなトンさんが今だに生きている。その上解説までしてるよ。ひょっとしたらフェス最後まで生存するかも!!
>トンさんの すごい ヤムチャ視点
>トンの扱いがwやはりしまぶーはこのサイト見てるんじゃないでしょうか? 

「ヒッヒッヒ。国宝節乃・・・・あんたがいなけりゃあたしが国宝を名乗っていただろうねぇ」
「千代か・・・堕ちたのう」
「ヒッヒッヒ昇り詰めた証拠じゃて。それに堕ちているのではない。次のステージに歩を進めとるんじゃ」

両軍入り乱れた三國無双ばりの大乱戦の中、さながら呂布に等しい存在のセツ婆
この怪物に対抗するべく美食會側から歩み出たのは、やはり読者予想通りのマッチングとなった千代婆です
「お互いライバルと呼ばれた時期もあったが・・・できれば料理で決着をつけたかったのう千代や」
「今がそれじゃろう節乃。どちらかが料理され豚の餌となるだけじゃよ」
猛然と飛びかかって包丁を振り下ろす千代婆。それをがっしと素手で受け止めるセツ婆
物騒な台詞を交わしつつ、互いに凶悪な笑みを浮かべる妖怪ババア2匹
互いに両軍トップ戦力と目される2人の激突。2人の勝敗がこの戦いの大局が動き出すキッカケになりそうな予感
>婆さん二人が怖すぎて泣ける。ああいう顔は、年齢の若いキャラではなかなか出来ないでしょうね
>ここまでアグレッシヴなババアが出てくるのはトリコを除けば漫☆画太郎作品くらいだなw!
…個人的には掛け合いとか渋くていいと思うんですが、『妖怪ババァ2名のガチバトル』って少年誌的に需要あるんですかねぇ?
るろうに剣心の和月先生も『翁と才槌のジジイバトル描こうと思ったけど誰得だからやめたw』みたいなことを製作秘話で語ってましたし・・・
そういえばこうしたメディアで超強いじいさんや渋かっこいいオッサンが活躍することはざらにありますが、
おばさんやばあさんが強ぇ!(ギャグとかじゃあなく)って描写はほとんど見られませんね
やっぱ『女は若いうちが華だろ〜よヘッヘッヘ』みたいな思想が根底にあるんでしょーか




「現状・・・美食會側が少々分が悪いかな・・・・
そろそろ介入してもよいのでは?」
「まだ様子を見よう・・・美食會には切り札がいる・・・そろそろ到着する頃だろう」

その頃、戦闘の衝撃で今にも崩れ落ちそうなグルメコロッセオのとある一室。ソレスタルビーイングのような台詞を吐いているのは
モッコイ、マーマイ、ジダル国王。一同に介する第3勢力の富豪達と、
彼等と同列に位置する光才老の姿
やはり光才老はクロ。所属組織も大方の予想通り、美食會ではなく第3勢力
富豪3人がGTロボである事を考えると、光才老も生身ではなくGTロボか。丁度4人いるしガンダムマイスターだな
そして「その素朴な笑顔の下に実は黒い顔が隠れているのでは?」というおそろしい予想もあった梅ちゃんですが、
この会話を聞いて恐れ慄く普通のパンピーでした。マーマイの正体は知らなかったのね
更にこの会議のコマ、4人のシルエットの右上に謎の5人目の人物の下半身が見えています
膝下まで丈のあるこのコスチュームから見ても・・・やはり死を偽装していたザウスが本命予想でしょうか?
財力だけでなく、戦力も尋常ならざる第3勢力。この状況下にたった5人で両陣営の闘いに介入するとか言ってるし、力の底が見えません


そして恐怖に怯える梅ちゃんをじーっと見つめる栗坊
>光才老は第三勢力側でしたか…第三勢力は「介入」を仄めかしていますが、彼らの目的は一体なんでしょう?
美食会と同じく有能な料理人の確保?
>大方の予想通り光才老は黒でしたか。第三勢力の集いに共通するのは全員老人であること
不老不死を求めてワイズマンやシビュラシステムのような個にして全のような存在になっているような気がします
いずれにせよ全員GTロボと思われるのであの場の全員を倒せても文字通り痛くもかゆくもないだろうあたりどう追いつめるか見物
>光才老と栗坊のどっちかだとばかり論じられてましたが両方の可能性も出てきましたね
同じ敵でも美食會と第3勢力に分かれてるかもですが
>足元からザウスは第三勢力確定ですかね。それにしても第三勢力は財力や権力がある分、ご老体が多いなぁ
意表を突いてザウスが実は若いイケメンだったりして…ないかなぁ
>ザウスは美食會側ではなく第三勢力側っぽい?
美食會はカードを切ったのに対し第三勢力側はまだ様子見……姿を隠しているザウスの方針は後者に近い
>第三勢力の連中と同じコマに写っている人物は、やっぱりザウスなんでしょうか?
梅ちゃんと接触しそうな栗坊さんはシロっぽいですね
>第三勢力の現地会議、口振り的に光才老はやはり第三勢力が美食会とIGOを上手く潰し合わせるために送り込んだ洩らし屋のようですね
そして少なくとも今このときまでは梅ちゃんが無関係だったこともわかりましたが・・・
栗坊どうみても味方じゃない登場表現、これはまた悲しい別れの予感
>光才老が第3勢力ってことは栗坊瞬殺される可能性が・・・・。もしくは実は栗坊が美食會側であったとかもないですかね
光才老、栗坊が裏切り者でその2人を除去するのにフェスを利用したとか
>光才老は美食曾ではなく第3勢力の内通者だったんですね
こうなると栗坊が美食曾の内通者で二人とも裏切り者でしたーというオチもあり?
モイ会長の秘密を知った梅ちゃんが0コマ死しないことを祈る…(戦いが終わってから死体で発見されるとか)
>光才老が裏切り者なのは前々から明らかでしたが、栗坊ももしかしたら裏切り者なのかもしれないと思いました
光才老たちの話を聞いてあの場に乱入ではなく、話を聞いてしまった梅ちゃんを殺して証拠人を消して、
一連の騒動が終わった後に小松が梅ちゃんの死を知ってCを探す…みたいな展開になるかもしれないですね
いかにも怪しい感じに描かれて栗坊もクロなんじゃないかという予想も多いですが。俺的にはこの人は普通に味方で梅ちゃん保護してくれるんじゃないかと
来週、後ろからガバッと梅ちゃんの口を押さえて
「シッ!静かに・・・大丈夫、オラはIGOの者だべ」とか言ってくれるといいんだけどなぁ

「まくべえ!!」
一方、再びカメラ戻って大乱戦。料理人ランキング38位の実力者・おにぎり大将のまくべえの胸を天空から放たれた槍が貫いてウボァー
美食會の目的は優れた料理人の拉致であって、殺してしまっては元も子もないハズですが・・・ここで槍を投げた犯人がその姿を現す
「おいおい殺すんじゃねえ!捕獲すんだよ!片っ端から檻に叩きこめ!」

「・・・・ニ・・・ニトロ・・・!」
>先週あんなにカッコよかったユダから急に噛ませ臭が立ち込めてきた
>ニトロっぽいの数匹いますが、手錠の奴が特殊なのかそれともあいつ以外はそれっぽいだけの灰汁獣なのかが気になるところ
>手足を拘束された個体がニトロなのはわかるんですが、周囲にもごちゃごちゃと似たような悪魔みてーなのが群れてて、
どれが美食會のメンバーで、どれが生物兵器で、どれがニトロの亜種なのかさっぱり区別がつかん!
美食會が不利かと思ったらあっちはニトロっていう切り札があったんですね。ニトロの相手は会場に残ってるであろうゼブラかな
切り札・ニトロ登場。本人かはわかりませんがオゾン草の時のやつに近い外見で充分進化した個体なのでしょう
その驚異の力は?あとユダクラスはニトロを知っているようですがブランチはどうなのかな?
悪魔超人みたいなヤツに怒られながら登場。手錠・足錠・首錠を付けられた囚人のような生き物は、黒い体毛に覆われたニトロ!
グルメピラミッドでトリコ達が戦った個体と比べて、明らかに強そうなディテール
アイツはまだ食義も身につけていなかったトリコとゼブラでも倒せた雑魚。この大戦で「切り札」として投入されたコイツとは比べるべくもない存在か
ニトロは個体によって戦闘力にピンキリの格差があるのは間違いなさそう
生物として「成長」するというよりは、個体レベルで「進化」するような生き物なのではないでしょうか。当然知能の高さもそれに比例する感じで
普段はこの四肢と首に装着された拘束具で大人しくさせているのでしょうが。美食會は一体どんな方法でこの怪物を制御下に置いてるのか気になります

主人公サイド最強戦力のセツ婆は千代婆とタイマン張ってる今、コイツとまともに戦えるキャラはいるのか?実力的にはシゲさんとかじゃないと無理ポ
動き出す第3勢力と現れたニトロ!まったく先が読めない展開で次号へ続く!
両陣営の主力級が拮抗する中でのニトロ投入
まさしくその名のとおり、停滞した状態を加速させてくれそうで、楽しみでもあり不安でもあります


223話

「さあ存分に暴れろニトロよ!片っ端から檻に放り込めェ!」
謎の悪魔超人の号令を受けると同時に、手枷の連結具を力任せに引きちぎるニトロ。身の毛もよだつような咆吼とともに最初のターゲットに飛びかかる
このニトロの戦闘力を身を持って読者に知らしめる貧乏クジを引いてしまった犠牲者第一号。そんな運のない料理人はいったい誰だ!?
ゴキャ!!!

>ユ、ユダ―!!あれですよね、致命傷からは1ミリずれてたとかですよね
>ユダシェフ…ここ数か月、あんなにコツコツ頑張って株を上げてきたのに…
>あーんユダ様がしんだ
>ちっ・・・ユダの奴1ミリも戦力にならんかったな ・・・
>ユダいくらなんでも瞬殺されすぎでしょ・・・仮にも世界に5人しかいないスーパーコックの1人なのに
ウワアアアアアアアアアアアアアア
なんとニトロの初弾の犠牲者になったのは、料理人の中でもセツ婆を除けば最強クラスの実力者ユダ
てっりィ〜マン現象。そりゃ鳴り物入りで現れた強敵の実力をわかりやすく、かつインパクトと同時に読者に解らせる常套手段ではありますが
完全に瞳孔が開いて首がゴキベキいってるワケでこれは死んだ?いきなり死んだのか?
「ユダぁ!ごあっ!マジックスパイス!」
まさかの膳王1秒死に叫び声を上げたダマラスカイ。返す刀で自分に飛びかかってきたニトロの一撃で吹き飛ばされるも、
ここはカレー屋らしく強烈なスパイスを顔面に噴きつけることでこれを怯ませ、なんとか追撃からは逃れることに成功する
最初にスーパーコックの1人ユダ、間髪入れずにランキング4位のダマラスカイを狙ったあたり、ニトロは本能で強者から順番に狙ったのかも
「ブレインカット!ヒャッハー!!!!・・・あら?」
「ライブベアラー!!」
スパイスで怯んだ隙を逃さじと、ニトロの頭部をメッタ斬りにするライブベアラー。が、包丁はグニャグニャにひしゃげカスリ傷ひとつつけられず、
あまつさえニトロが無造作に腕を薙いだだけで、ライブベアラーの身体は
真っ二つに引き裂かれてしまう。死んDAー!
>どう考えてもニトロ投入は戦術ミスでしたね、美食會
それこそセツ婆や所長クラスの相手にぶつける決戦兵器で、それ以外の料理人捕獲には適してない気がします

ニトロ暴れん坊もいいとこすぎる。悪魔超人の言いつけ全然守ってません

「みんな目を閉じろ!日光蛍!体糊!」
「ドクターアロエ!
流石だ瞬時に痛覚を遮断している。だがもうリタイヤだなライブベアラー」
「ぐふ・・・さ・・・再生屋ね・・・恩に着るわ・・・」

と、ここで閃光弾でニトロの目をくらましつつ割って入ったのは、鉄平の仲間でもある2人の若い再生屋
切断面がシグルイばりに臓物をブチ撒ける前に、これを瞬間接着してしまう
という電光石火の早業で2人目の犠牲者が出るのを阻止します。そこらのモブと思ってましたが流石は鉄平の仲間。2人ともかなりの腕利きみたい
>あーんライブベアラーさんが死んだ・・・と思ったら生きてた。そんなの(ぉぃ)再生する余裕があるならユダさんを・・
>ライブベアラーがツェペリさん死にした!と思ったら生きてた!
>やられてもタイランが叫び、再生屋2人が速攻で駆けつけてくれるライブベアラーさん
何気に人望ありますね、それに比べてユダェ
>ユダと同じ噛ませ犬なのにセリフや出番のあるライブベアラー、死亡フラグも無いというかなりの高待遇。愛されてるなぁ

でも「体糊!」のコマはなんで瓶持った手の位置がよりによって股間なのか

「どぷ」という擬音とともに粘着性ある白濁液を股間から大量発射するこの男
もうコイツはシモネタ担当決定です

「にしてもアイツはまさか」
「ええ。昔盗んだデータにあいつの存在が記されてたから知ってる・・・ニトロ・・・グルメ界に棲む化物よ
それにしてもあの獰猛で凶悪なニトロを美食會はどうやって従えたの・・・かしら・・・」
「簡単です。美食會のトップはそれ以上の化物だということです
それにニトロだけじゃない・・・食義をも使える強力な灰汁獣もおでましです。奴等は一筋縄ではいかない」

読者が疑問に思っていた美食會のニトロの制御方法。首や手足に嵌められた錠が怪しいとか色々考察はありましたが、千流の答は至極単純
三虎が力づくで手懐けたという見解。本能の塊のような凶暴性と闘争心を持ちながらも、高い知能を持ち合わせるニトロ
自分より遙かに強者である三虎に屈し、その威によって従っているという感じでしょうか

更にここで食義持ちの灰汁獣軍団が後詰で登場。食林寺に現れたゴーレムがそうでしたが、それの亜種らしき連中が何体も
トリコには釘パンチ一発で敗れたものの、食林寺の師範代達をまとめて相手して負けてなかったゴーレム。料理人達にとっては厳しすぎる新手か
ていうかこうやって比較対象出すと今のトリコがかなり強いってことが実感できるな。いつも馬鹿にしてゴメンよ主人公

ドス「アッ―!」
「は・・・入りました・・・少し寝ててもらうぜ中華の皇帝くん」

「どんどん叩きこめよ!殺さずにな!暴れる奴は寝かせろ!」
同じく後詰めで現れた例の悪魔超人ですが、なんとモブの雑魚怪人ではなく美食會の役職持ちであることが判明
>零春クンがザラギラさんにア〜(♂)されてる件
>中華皇帝が掘られてる・・・イケメンだから当たり前か
>お尻の後ろからズボって、なんて卑猥なシーンなんだ

イケメン零春のケツにぶっといチンコを突き刺したのは
食品管理室長・ザラギラ。ザラギラのダブルウリアッ上
亀のような顔をしたマッチョはスカウトマン・グル。俺達のユダをいきなり殺っちゃったニトロをもっと叱ってくれよ!
零春、力也、ゆうじ。瞬く間に3人のランカー料理人を難なく捕獲する後詰め軍団。劣勢だった美食會の攻撃ターンって感じです
「ここからですよ本当の闘いは・・・」

「千流・・・素顔を見たのは初めてだな」
「何かと謎の多い雲隠れ割烹・・・いよいよ本領発揮ってワケね。女の子?」

>シシカバかと思ったら美女だったでござる。惚れ申した
>素顔はガッツ神かと思っていたら女の子?だったでゴザル…オレは千流と結婚するぞ!
しかしアニメでは男性声だったような…これいかに
>初登場の頃から思っていたのですが、千流とシュウ師範代は姉弟ではないでしょうか?目もとがそっくりなので・・・

と、ここで本気モードのスイッチとして顔の頭巾を脱ぎ捨てる千流。その素顔はガッツ島で神様やってるイケメン青年ではなく
ショートボブの似合う凛々しい姉さん。性別が女性説は登場時からあった予想なので驚きはしませんが
頭巾を取って素顔を晒す→女性!?の違和感を感じさせないこの自然なデザインはグッド。若い女性同士ということでリモンと戦わないかなー

ニトロ、役職2人、食義灰汁獣軍団。あまりにも強すぎる新手に、料理人軍団巻き返しの一手はあるのか?
どこで何してるかわからんシゲさん!早くきてくれー!





「キューッ!」
「ユンユン!来てくれたんだね!助けてくれてありがとう!てかユンユン飛べたの!?」
>ユンまで参戦する総力戦なのに、テリーやキッスやクインたちはどこで何をやっているのか
>ウォールペンギンの名前ってユンユンでしたっけ?グルメガイドブックと20巻では「ユン」と呼ばれていたはず…しまぶーのミスでしょうか?
些細なことだけど一人称や誰かの呼び名が途中で変わるのって好きじゃないんですよね。作者が自分のキャラのこと忘れてるみたいで
一方。2週間1コマも描かれてなくて安否が気になっていた小松は、背中に主人を乗せて飛べるほどに成長したユンに助けられて無事存命中
ていうか朋友もコメントで突っ込んでますが、ウォールペンギンの子供の名前はこれまで劇中では「ユン」としか呼ばれていないはずです
なんかここにきて突然ユンユンとか呼んじゃってるんですけどどうした小松。
「ユンユン」が公式なのか?否ッ!
トリコグルメハンティングブック238P目にハッキリ「ユン」と名付けたと書いてるぞしまぶー!
しまぶーもついにゆで御大の領域を一歩体験したか・・・
まぁ週刊連載作家は多忙を極めてるから・・・いっつもユンユン鳴いてる子だから名前もユンユンだったと脳内変換しちゃったんかね
しかしそんな長時間飛んでいられるワケではないユンはすぐに高度を下げて着地。そのすぐそばにズドーンと降ってきたのはココだった
「大丈夫ですかココさん!」
「近寄るな小松くん!ゼブラのバリアがあるとは言え今僕はかなり危険な毒を放出している
クソ・・・一体何なんだアイツは。あんな生物初めてだ」
サウンドシールドで守られている小松に「近づくな!」と叫ぶココ。それだけ危険な毒を出してるあたり全開で戦ってることが伺えますが、
その毒をもってしても尚殺せない相手を見上げ、ココは忌々しげに呟いた

「ヒッヒッヒもっと食わせてくれよその刺激的なモンをよォ〜!
たまんねえぜこの味ィ〜ヒッヒッヒ!」
>グリンどうやって浮いてるんだろう
そこに居たのはココの毒を残さずたいらげ、ボコボコと身体中から煙を発するグリンパーチ。本人はケラケラ笑ってますが肉体的にはどうなのこれ
3回目のうんこひりパワーアップで全身の血液が沸騰したクローンターちゃんだこれ
「あんなヤツ」ではなく「あんな生物」というココの言葉も意味深。もうグリンパーチは生物学的には人間ではないって感じか
ていうかギルギラとグルも一体何なのか。美食會人間じゃないヤツ多すぎだろ
>今回出てきた美食會はどいつもこいつも外見化け物ヅラ過ぎてどれが灰汁獣でどれが灰汁獣じゃないのか区別できない
それとも役職もらってる奴も含めて全員灰汁獣?
>こんばんはサヤです。とりあえずスカウトマンのグルのぬいぐるみが欲しいです
今回の新キャラザラギラとグル、この二人は元人間でしょうか。それとも亜人種でしょうか
前者なら自分の意思でなったならいいのですが、IGOの人体実験でなった・・・とかなら悲しいです
後者なら、あの姿から人間に迫害された過去があって美食會に入ったとかでしょうか

もしかしたらグルメ界には「人間」以外にも知的生物が何種族かいるのかもね
考えてみたら妖食界出身のブランチも「天狗」であって「人間じゃない」ワケで。おそらくグリンやギルギラ、グルなんかもそういう亜人間の一族なのかも
ココ全力の毒を喰らい、肉体を崩壊させながらも笑い続けるグリンパーチ!ココにその生命活動を止める手立てはあるのか?
次号へ続く!


224話

「ヒヒヒもっと食わせろよ。その刺激的なモンをよォオオオオブレスミサイル!」
限界を超えたうんこひりパワーアップを強引に敢行クローンターちゃんのように、全身の血液を沸騰させながらもケラケラ笑うグリンパーチ
再びユンに助けられて間一髪の小松ですが、上空から地表に向けて放たれたブレスミサイルの威力は一撃で底が見えないほど深い穴をと開けてしまう程

「ウォールペンギンか。なかなかの機動力だ・・・成長しているね。それにしても息を吐いただけでこの威力
穴の底が見えない・・・凄い肺活量だな。ゼブラは空気の振動で物を破壊するがこいつは単純に風の力
副料理長グリンパーチ・・・たしかそう名乗っていたな。
生物としても興味深い奴だ」
先週ラストでは毒の耐性について、そして今回冒頭では常軌を逸した肺活量を捉え、グリンパーチの「生物」としてのチートじみたスペックに注目するココ
前回のザラギラとグルに関する考察のように、やはりグリンパーチも人間ではなくグルメ界出身の亜人種ではないかと推察されます
まぁもともと腕4本で最初からビジュアル面では人間じゃなかったし。今は今で何の説明もなく普通に舞空術してるし
「ココさん・・・どうして・・・どうして美食會はこうまでして料理人を奪おうとするんですか」
目の前で悲鳴を上げながら怪物に捕えられ、檻の中に放り込まれる料理人達の姿。どうしようもない憤りと無力感に慄然として立ち尽くす小松
そんな小松の問いに対し、ココは単刀直入ストレートに答える
「愚問愚答・・・小松くん。君達料理人にはそれだけの価値があるからさ
グルメ時代で最も影響力のある人間は政治家でもなければ芸術家でも宗教家でもない。”料理人”だ
国に一人の料理人が生まれることは油田発見に等しい。料理人に比べれば僕達美食屋だって吹けば飛ぶ存在だよ
かつて起こったグルメ戦争でも料理人の奪い合いがあったそうだ
軍事力や資源以上の価値がある食材。それと変わらぬ価値を有するのが料理人・・・わかるよね小松くん
君達は世界の宝なんだよ
だから奴等は必死で君達を奪おうとするし、僕等も命を賭けて君達を守る・・・!」

国一人に偉大な料理人が生まれることはシヴィライゼーションで偉人が一人生まれるようなもの
なるほど言われてみれば食が何よりも価値を持つこの世界。どんな美味な食材があっても、それを調理できる腕前の料理人がいなければ意味が無い
「食材」と「料理人」の価値はすなわちイコール
これまでこの作品においては美食屋ばかりがヒーローみたいに描かれ、料理人はどちらかというと地味な裏方といったイメージが強かったですが
ココの
「料理人に比べれば美食屋なんてカス」発言も相まって読者の中の地位感が改められた感じがします
>こんばんはサヤです。グルメ戦争は食料だけではなく料理人の奪い合いだったんですね
三虎がグルメ時代を恨んでいるのは、その時に大切な料理人が死んだためでしょうか。美食檜が出来たのはそのため?
美食檜の成り立ちも知りたいです

「い・・・命を賭けて守る程の価値が僕達に・・・?」
「あるさ。小松くん達が丹精込めて作る料理が世界中の人々の腹を満たし・・・
どこかで泣いている子供の涙を拭い・・・なぐさめ・・・未来を照らし・・・太陽のような温もりと希望を与える
だから僕達は闘うんだ。絶対に”希望”を美食會には渡さない!
分かったら行くんだ小松くん。僕の占いではこの場所は危ない・・・一刻も早く移動しろ。トリコのもとへ」

『僕達は 希望―』
「はい!行こうユンユン!」
>小松「約束する!俺が最後の希望だ!」
>ココと小松の会話で徐倫とエンポリオを思い出した ココ「生きのびるのよ あんたは『希望』!!」

>あえてトリコの下に小松を逃がすココが男前すぎ
ストーンオーシャンのラストでエンポリオを逃がすためにプッチ神父に立ち向かっていった徐倫を思い出す

まじっかまじっかまじっかしょーたい俺が最後の希望だ!ウィザードのような会話を交わして焦燥していた表情が引き締まる小松
「ここは危ない。トリコのもとへ行ったほうがいい」というココの指示を受け、ユンと一緒にキッチンスタジアムからの脱出を決意します
>ココ曰く「この場所は危ない、トリコの元に行け」つまりこれから第三勢力あたりが何か仕掛けてくるのでしょうか
トリコが会場の外で戦っているのがこんなフラグになるとは
>ココの占いで会場は危ないということはまさかの料理人全滅フラグ?小松以外ブランチくらいは残りそうだけど他全員拉致とかなりそう

それにしても動いているキャラが多いせいかリモンとかトンとかすっかり出番がなくてなにしているんだろうか

「ヒッヒッヒ料理人にゃあ興味はねーがァそのペンギンはうまそうだなぁ〜ヒッヒッヒ吸っていい?」
が、その前に立ちはだかるグリンパーチ。料理人の誘拐が目的の闘いなのに、料理人には興味ない発言
小松がそばにいるのに躊躇なくブレスミサイル撃ったし、
ニトロ以上に作戦無視のフリーダムっぷりです
まぁコイツは初登場の時からこんな感じではありましたが。もしかしたらココの毒のせいで多少頭がパープーしてる状態なのかもしれません

>グリンパーチ毒のせいか頭までおかしくなってるようで
「ちょっと付き合ってくれ・・・場所を変えよう」

ここで小松を守るべく、グリンとの心中ジェットコースターに乗るココ
背後からピッタリ密着し、先ほどグリンパーチが開けたばかりの底の見えない大穴に向かってダイブします
「場所?どこどこ?どこ行く気?」
「思いっきりやれる場所さ。ま・・・近くに三途の川が流れてることは確かだな」
『解明しなければ・・・コイツの身体の免疫システムを
そして僕自身も危険だが最悪の場合使うしかない。”あの毒”を』
>ココとグリンパーチのあからさまなホモ臭にびびる
>ちょっと突き合ってくれ。おもいっきりヤれる場所さ
>思いっきりヤれる場所さ(意味深)
>しまぶーちょっとホモ(ネタ)多すぎんよ〜?露骨にホモ臭くて盛大にシラケつつも奈落へダイブ!
グリンパーチが人間じゃない生物ってことがどうも重要なキーっぽい?
こいつの免疫を凌駕するほどの毒を精製できるようになれば大幅な戦力アップとなるでしょうが・・・
ココに隠し玉の猛毒があるなら相討ち程度には持ち込めるかな?

思いっきり や ら な い か
周囲に気を使うことなく汁をどぷどぷ放出できるハッテン場にグリンを誘い込むココ
どうやら切り札と思われる最強の毒を残しているようですが、自分自身も危うい諸刃の剣の様子。このカードは両者ダブルKOで決着か?





「おいおい一体何なんだよコイツわ・・・見なきゃいけねえのコレ?やっぱ見なきゃダメ?

キショぉおおおああぁ―!!!」
一方、目の前に展開するおぞましい景色から現実逃避するように目を瞑っていたサニー。おそるおそる薄目を開けて全身鳥肌
>邪糞蝿・・・名前がアカン、今までのキャラの中で一番超あかん
>邪糞蝿って見た目もさることながら名前が酷いwwwしかもこんなのを口から生み出すっていうのがもうね

>パラ再エンペラー「邪糞蠅がオレより捕獲レベル上とか鬱だ死のう」
邪糞蝿(じゃぐそばえ)という見た目的にもネーミング的にも美しくない虫に嫌悪の大絶叫をあげます
既にサニーの周囲はアイスヘル編のトリコのごとく、何百何千という数の奇虫怪虫に取り囲まれて精神衛生上よろしくない状態に

に3週前にサニーの触覚をちょん切った巨大バサミの混合巨大虫が、そのおぞましい全貌を披露
ジャイアンとパラサイト【混合獣類】 捕獲レベル105
>トミーロッド以前は81を生んで力尽きてたけど今は105を生んでも余裕そうですね
>寄生虫の皇帝<でっかい寄生虫 パラサイトエンペラーとは一体なんだったのか
>ジャイアントパラサイト捕獲レベル105、四獣戦の後だインパクトないな〜、と思ったら数匹いるだと…
本命の虫を別に飼っている可能性も考えるとトミー本体は四獣並の強さに成長しているのでは
>ジャイアントパラサイト 捕獲レベル105つっても牙王とかよりも弱いじゃん…
いや確かにそれ何十匹もいるから脅威度は上でしょうけど。サニーは対集団戦に強いからなぁ
>トミーロッドは広域殲滅とかならまだしも強者相手なら最初から自分で戦った方がいいような・・・
卵産むのにエネルギーを消費するわけだし

アイスヘルでは捕獲レベル81のぱら再えんぺらーを一匹生み出すだけで全カロリーを使い切ってしおしおになったトミーでしたが
ジャイアントパラサイトはそれを上回る105。しかも画面から確認できるだけで
4匹も同時に生み出してます
トリコ達が食義を得て昔とは比べ物にならないほどパワーアップしたように、トミーロッドもまたアイスヘルの時の彼ではない事が伺えます

「あーはっはっは!ぬの?ねえキミ死ぬのーっ!?」
「死ぬかボケ!てめらだ死ぬのァ!」
>ばかなの?ちぬの?・・・いいや、アイスヘルで死んどくべきだったのはお前だよ!と
グロイ虫吐き出して攻撃ってパターンが一緒であとは虫の捕獲レベルの表記が変わるだけなんでイマイチどう強くなったかがわからん
明らかに死に時を逸してるキャラだよな
「バカなの?死ぬの?」ねらーっぽい言動で新たなキャラ立ちを狙う新生トミー
次号、ココVSトミー!そして今週号の美食會・IGO側の対立した扉絵の配置からして、ニトロとのマッチメイクはゼブラっぽい予感
だからシゲさんはどこで何してんすか!未だ動きを見せない最強戦力にやきもきする次号へ続く!


225話

『捕獲レベル80はくだらね虫が数百匹!まだ使う時じゃねェな』
「スーパーフライ返し!」
『?恐らく初めて見る昆虫のはずだがカウンターで的確に急所を攻撃した・・・”直観”か
目に見えない触手を操ってるな。その数は僕が出せる虫より断然多い・・・面白い・・・』

サニーを取り囲む数百匹の虫達。捕獲レベル82の邪糞蝿は中でも特に強い部類なのかと思いきや、最低捕獲レベルでも80は下らないとの事
捕獲レベル72のぱら再エンペラーとは何だったのか。
そりゃ皿フリスビーごときでバラバラになるわな
ざっと計算しても今のトミーロッドの最大貯蔵カロリー量はアイスヘル編の数百倍というスーパーインフレになりますが、それは四天王側とて同じ事
直観で弱点を見極めるとスーパーフライ返し一発で大多数をいきなり掃討。一見でその能力の特性を看破したトミーは次なる手を打ってきます
「粘着性の煙か!四獣で経験済みだバカ!
ヘアトルネード!
竜巻&串刺し注意報だぜ。ヘアスピット!!」
四獣本体との戦いにおいて、粘着質のガスに巻かれて触手の動きを封じられたサニー。聖闘士に同じ手は通用しない!と打開策を用意していました
巻き起こした竜巻によって触手に一切触れることなく煙を吹き飛ばすと、長い髪をハリネズミのように硬質化させ周囲の虫をまとめて串刺しにします。が!
「キモい虫刺し肉いっちょあが・・・りぃぃっ!んの虫公ぁ!」
『コイツが厄介だ・・・俺の髪を切れる生物は今や人間界には存在しねェ

ハサミの切れ味のみに特化したグルメ界の混合昆虫!神経の節も異常に多くてヘアマリオネットでも操れねえ』

3週前と同様にジャイアントパラサイトのハサミに触覚をちょん切られ、思わず美しくない悲鳴を上げてしまうサニー
人間界には切断できる生物がいない程にまで強靭に進化したサニーの触覚。それを容易く切断するジャイアントパラサイトは流石の捕獲レベル105か

昆虫はもともと神経節の多い生物ですが、更に混合昆虫という事も相まってるのか。キングオクトパスの動きを封じたヘアマリオネットも通用しない強敵です
「そんな虫がまだまだ出るよーん♪面倒見てあげてー♪」
お前の最大カロリーどうなってんだという読者のツッコミを無視し、トミーは更にわらわらとジャイアントパラサイトを量産
ジャッキンジャッキンと散髪よろしく髪をちょん切られていくその一切り毎に、サニーは凄まじい苦悶の表情を浮かべて歯を食いしばる。めっちゃ痛そうです
サニーにとって髪を切られることは日常の沙汰ではない
髪一本の切断は麻酔なしで無理やり歯を抜き取られる事に等しく・・・それが数百本から数千本
常人ならばその激痛でショック死するレベルである

まともな神経を切られる痛みは想像を絶する。歯医者に行った時の事を考えてみろ
刃牙VS昂昇における紐切り解説シーンを思い出す一コマ。一本一本に神経が行き渡っている触覚を何百本と切断される痛みたるやどれ程か
>人間界に髪を切れる手段なし!というこたぁサニーは散髪とかしないで伸ばしっぱなしなのか
ギネス記録に載ってるインドの行者みたい
>サニーが長髪なのはファッションじゃなくて散髪できないからだったんですね

しかしサニーにとっての”痛み”とは体を走るものではなかった
それは心に刺さり、締め付けるもの―

と、ここでサニー幼少時の回想シーンが挿入。それは一龍が大切にしていた思い出の食瓶を、サニーが誤って割ってしまった時の事
割れてしまった瓶とサニーを見つけ、どたどたと一目散に駆け寄ってきた一龍。「怒られる!」と身構えたサニーだったが・・・
「大丈夫かサニー。すぐに手当を」
一龍は瓶など目もくれず、破片で切ってしまったサニーの手を真っ先に心配した

真の痛みは体を走るものではない 心を締め付けるもの
俺は・・・会長の思い出を・・・
溢れる涙。腕の怪我なんてこれっぽっちも痛くはない。自分の不注意で会長の思い出の品を壊してしまったことが、何よりもサニーの幼い心を締め付けた
そんな優しいサニーを愛おしそう見つめ、一龍は笑顔でこう説いたのだった
「サニー、形あるものはいつか壊れる。じゃがそれは同時に思い出に光が灯る瞬間でもある
本当に大切なものや美しいものは目には見えない。心の中にあるものじゃからな」





この激痛はそのうち消えるだろう・・・だが
この悲鳴 血の匂い てめぇらの気色悪い高笑いが俺の心を一生締め付ける
真の痛みとはそういうものだ

「んな胸糞悪い記憶に悩まされながらこの先過ごすのはちっとも美しくねェな!
ってことでもう容赦しねえ。てめぇら一匹残らずこの世から消してやる」

>サニーが出てくるとなんとなくトリコがジョジョっぽくなる気がw
リーガル編からそうでしたが、サニーは自分の事よりも他人の痛みが許せない…表面と違って一番熱い漢ですね
>サニーの本質は『他者の心の痛みを我が事の如く感じ取れる』心優しき男!
普段の我侭なナルシストっぷりは照れ隠しのポーズだったんですね
これまでも美食会の暴虐に激しい憤りを募らせ募らせる場面はありましたが、今回その理由がはっきり示された感じですね
ただ果たして今がジャストなタイミングなのか?とも思いました。これってサニーの内面関連で言えば最大のイベントっぽいし・・・

か、かっこいいタル〜!めっちゃ劇画タッチで北斗の拳のレイに見えます
全てを焼き尽くす程に激しく。しかし氷のように冷徹に怒りを燃やすサニー
普段は四天王で一番軽いノリながら、本当はその内に誰よりも熱いハートを秘めた男。初登場となったリーガルマンモス編でも見せた彼の本質
その怒りに応えるように、その玉虫色に輝く髪がおぞましい変異を遂げる
「魔王の髪サタンヘア

なんだその厨二臭いネーミングは!とジャイアントパラサイトが再びその巨大バサミを振るう。だが変異した触覚は切断されることはなかった
ここで顕微鏡で髪の毛を見たようなクローズアップのコマがどん。その髪一本一本にはなんと
贄を欲して呻き声をあげる恐ろしい顔が無数に蠢いてます。えええええなあにこれえ
>サニーの新技が普通に気持ち悪い件、口ついて騒ぐ髪の毛とかsan値下がるわー
>キショォォォォォォォイ!!お前の髪が一番キショォォォォォォォォィ!
「無駄だ。この髪は千切れねえ・・・それにもう触らないほうがいい
この髪は一本一本が旺盛な食欲を持ち、全てを喰らい尽くす悪魔の触手
ほんの一本が地上から生命を消し去り
大地をほじくり地核を越えマントルを貪る


地球に食料が無くなりゃこの悪魔は
星の外にまでその矛先を向けよう強大な食欲
ちから
虫ケラごときゃ前菜にもならねェがな!」
髪の毛一本で地上の生命を死滅させるとか名前だけでなく厨二な事を言い出して読者を唖然とさせるサニー
読者が「は?サニーどした?」と思った次のページでいきなりジャイアントパラサイトを攻撃。サタンヘアにグシャッと圧殺されたその巨体は・・・

死骸を残すことなく完全に消滅していた


髪に”喰われた”のである。
なあにこれえ(2回言った)
>魔王の髪はつまるところ王食晩餐サニーveみたいなもんですね、四天王全員が使えるんですかね?
パッと見、この髪は王食晩餐のパックマンに似た特性を持ってるように見えますが。ちょっと違いますね
パックマンは使い手が「食いたい」と食欲でターゲットロックした標的だけを喰えば消滅し、その中に居た人間達は食わずに残しましたが
サニーの説明だとこの髪は
手当たり次第際限なく全てを喰らい尽くすというシロモノ
効果でいえば王食晩餐以上ですが反面制御が効かないいわばグルメ細胞の暴走とも言うべき危険な技でしょう
『くっ・・・意識が飛びそうだ。”これ以上出てくんじゃねぇ・・・”!
そんな技ですから今のサニーにとってはオーバーリミットの両刃の剣
現状はなんとか魔王の髪を支配下に置いているようですが、いつ意識が吹っ飛んで髪が暴走してもおかしくない状態のようです

>四天王最強説はゼブラが登場するまではサニーの独壇場でしたが、この活躍でまたサニーに戻ったってところでしょうか
トリコが最強だと思われるのはいつの日なんですかね
>星がヤバイレベルでもグルメ界には届かないんだろうか。それでもトリコより強そう
>髪の毛が食うとかトミーロッド並にサニーも人間やめてる能力だけど、心の痛みを知ってるあたりが二人の差なのかな
>サニーのサタンヘア主人公サイトとは思えないエグイ性能、どころかヘタしたら星がヤバイとかどんなインフレ
>ココの奥の手の毒と同様に、サニーにも禁忌のラスト・リゾート『魔王の髪』が!!
なんかリゾットのメタリカみたいな感じですが、その効果をたとえるならば『髪の毛状のデビルガンダム細胞』!
触れれば取り込まれ無限に捕食範囲を拡大していく戦略兵器クラスのシロモノですよ
放置しておけば暴走する恐れもあり、さっさと敵を始末しなければ収拾がつかなくなる・・・
と書くとなんかガイバーで獣神将ギュオーが用いた『擬似ブラックホール』を思い出します

『コイツまさか・・・”グルメ細胞そのもの”が?』
「面白い。僕自身が相手になってやるよ。キミのその髪
根っこの命と一緒に全部むしりとってやる」

そして魔王の髪を見て、なにやら思わせぶりな台詞を吐いて肉弾戦モードへ移行するトミー。彼にはその事象が何であるか解っているのか
「グルメ細胞ついに覚醒?知られざる驚愕の力とは」というハシラの煽り文から推察するに
おそらくグルメ細胞にはまだ劇中で解説されていない特性・・・否、本質と言うべき秘密が隠されている模様
王食晩餐の原理も「グルメ細胞の食欲の力」と一龍が言ってますし、もしかしたらこの細胞は「細胞そのものの意志」のようなモノが存在するのかもね
>王食晩餐を経てサニーのグルメ細胞が覚醒したっぽいようですが…どうも四天王のグルメ細胞特殊全員特殊タイプなのかな?
トリコの腕再生の時も、与作がそれっぽい事を思案してたし
>サニーの子供時代の回想ってレアですね。「トリコ」はあまり過去エピソードをやらないので新鮮でした
トリコがチェインアニマルだったという伏線も放置されているのでそろそろ四天王の庭時代を本腰入れてやって欲しい…
とか思ってたらグルメ細胞が暴走を始めたような描写…オートファジーのようにグルメ細胞がサニー本体を食い尽くそうとしているのでしょうか
IGO・グルメ細胞・庭時代の伏線を一気に回収するようなエピソードを期待したい
>グルメ細胞で出来た髪で物を食うとか柱の男みたいですね、トリコの足技にやられ鉄平にノッキングされた噛ませ印象強いマッチョトニーですが
虫を何千匹も生み出せるカロリーでごり押しするのかな?
>マッチョモードになったところで髪には触れないんだから、トミーがサニーを殺るなら髪の結界をかいくぐって本体をぶっ叩くくらいしか攻略法ないのでは
しかしその割には自信満々ですね。グルメ細胞がらみの切り札がトミーにもあるってことなんでしょうか

マッチョトミーVS魔王の髪!グルメ細胞の力の深淵を見るであろう次号へ続く!


226話

「僕が何故闘いを虫に任せるのか・・・特に理由なんてないよ。単に自分で闘るのがメンドいから
役に立たん虫はゴミ。邪魔だからイラネ。直々に僕が相手になろう
全開の僕とやれるのはレアだよ。そのモサモサの頭つんつるてんにしてやるyウボァー」
「俺の髪をむしり取る?先にお前の腕がなくなっちまったが」
見ろこの筋肉!カッチカッチやぞ!と四肢の腕輪を外し、3匹残っていたジャイアントパラサイトをもうゴミだと言って自分の手で始末するトミー
「俺が虫を使うのは云々」と前置き垂れている間にいきなり左腕を吹っ飛ばされました。よくよく腕切られるなコイツ
>直接ぶん殴るよりわざわざ体内で虫を選んでふ化させて吐き出し操りけしかける方が遥かにまだるっこしいと思う
先の四獣戦で発動した王食晩餐
体内から飛び出た食欲そのものはグルメ細胞のエネルギーが具現化したものであり、それは同時に
もともと眠っていたグルメ細胞内に潜む悪魔を
目覚めさせるキッカケとなっていた

『好機だ―栓が抜けた・・・いいんだな?
出て来てかまわねぇんだな?』

>ココの切り札もサニーと同じものなんでしょうかね
>クラゲから取れる特殊な細胞の中になんでこんな高度な知性をもった邪悪な意志が潜むんだかwww
クラゲじゃなくクトゥルフの間違いじゃねーのか!?

>王食晩餐の時に四天王全員のグルメ細胞が覚醒したっぽい事が示唆されましたね
弱主人公のトリコの超絶パワーアップに期待しましょうか
オーガナイフとかでも使うんですかねぇ、多分トリコのグルメ細胞は鬼でしょうし

王食晩餐をキッカケにして”目覚めた”サニーのグルメ細胞
壺からゾロリと得体の知れない何かが這い出てくる恐ろしいイメージ映像が、タコツボからタコの足がにょろんと出て来たみたいでちょっとラブリー
やはりグルメ細胞にはまだ『この細胞の持つ特性の本質』とも言うべき、何かとんでもない秘密が隠されている模様
ココの切り札「危険だが最悪の場合使うしかない毒」とやらも、おそらくはこの覚醒したグルメ細胞の力による新必殺技ではないかと思われます
これまで四天王はその内なる存在にすら気付いていなかったようですが、彼等より数段上の実力者達はこの力をも使いこなしてるんでしょうか?

サニー自身、目覚めた”コイツ”の正体を把握できていない
だがこの力が今の自分では制御できない事は明白であった

『ほんの少し顔を出しただけで俺自身が食い潰されそうなこの圧倒的エネルギー・・・

今にも意識が飛びそうだ。この髪は長時間はマズイ・・・一気に勝負を決めねーと!』

強力無比だが暴走の危険性が伴う諸刃の剣。短期決戦で決着とするべくサタンヘアを振るうサニーだったが・・・
『複眼』
昆虫などの節足動物の多くが持つ眼の構造である
小さな単眼の集合体であり、その1つ1つはそれぞれ対象物の別の部所を映し出す
複眼は高い飛行能力を備える昆虫に多く、その個眼の数はハエで6千、トンボで2万個を超えると言われている
しかしトミーの眼はその比ではなかった

トミーの複眼を構成する個眼の数はなんと100万個

更にその可視光線は微弱な電磁波をも捉えていた。つまりトミーにはサニーの触手が完璧に見えている

>トリコ、神経節やら複眼とか昆虫がらみの解説が多かったせいかなんか解説がテラフォーマーズっぽく感じた
>トミーがM.O.手術を受けていたことが判明(違) そういえばこいつアイスヘルでゴキブリみたいな羽で 空飛んでたっけなぁ
今までトミーは人体改造の結果ああなったのかな、と思ってましたけど、もしかしたら彼は虫に近い亜人なんですかね
だから自分に近い生物の卵を体の中で育てる事ができる、的な事も考えられません?

すげえテラフォーマーズっぽい生物解説ナレーションで語られるトミーの眼の力
テラフォーマーズレビューでも、独歩の散眼を引き合いに出してマルコスの八つ目の視野に関して触れましたが。そんなレベルじゃなかったトミーの眼
更には視野の広さだけでなく微弱な電磁波をも可視するそうで、ココ程ではないでしょうがおそらく劇中では彼に次ぐ「眼」の能力の持ち主と言えるでしょう
そして眼は複眼で背中には羽根が生えてる昆虫怪人トミー。彼もまた人間ではなく、グルメ界出身の亜人種かも。
「虫食界」とかありそうだよね





『コイツはまだ髪を完全に制御できてないな。髪を束にしての攻撃がその証拠
数十万本に拡散できるまでその力を操れていない!』
「いくらパワーがあろうが!んな若葉マークの触手避けるのなんて訳ねぇよォ!」
『クソ・・・直観や食義を駆使してもうまく扱えねェ・・・
”慣れねえ髪の扱い”は神経を削るな。仕方ねぇ解除だ!」
左腕こそ落とされたものの、さしたるダメージも無いトミー。「当たらなければどうという事はない!」とシャアのような台詞を吐いて回避しまくり
サニーは魔王の髪を一旦解いて通常の髪で応戦しますが、ここで思わぬ伏兵に背後から攻撃を受ける
『吹き飛ばした左腕!昆虫の神経節―まだ生きてる!』
「あはは強力な敵を一体増やしただけだったね!その腕だけで捕獲レベル200は下らないかも!」
『す・・・すげパワーだ・・首がちぎれる・・・集中しろ・・・髪を・・・動か・・・ウボァー』
>ちぎれた腕一本で捕獲LV200って、トミー本体ってどんだけぇー
>腕だけで捕獲レベル200くだらないとかまたインフレが…五体満足のトミーはエクゾディア並みに強くなっちゃうような
>トミーの腕1本が捕獲レベル200はくだらないという事実より、
そんな豪腕に全力で掴まれて折れも千切れもしないサニーの首の強靭さにびびる
なんと初撃で吹っ飛ばされた左腕が単体で活動。凄まじいパワーでサニーの首を締め上げていた
左腕だけで捕獲レベル200とかとんでもない事をさらっと言うトミー。エクゾディアを例えに出した朋友コメントが単純計算で解りやすいですが
四肢と胴体で200ずつと仮定しても
五体満足のトミーは捕獲レベル1000前後という事に
もはや捕獲レベルという数値の信憑性が疑わしい領域に達してきた劇中の実力者達。一龍とか三虎は確実に10000以上あるんとちゃうか
「やっと隙ができたね。ぬああああああ!ケーッ!アーッ!きゃあーっ!」
>美形キャラの顔面に膝!噛みつき!髪引っ張り!
バイオレンスフルスロットルで見てるだけで痛いトミーの『凶』烈ラッシュ!格ゲーなら乱舞系超必殺技確定ですな
『あ゛ーーーっ!!』みたいな白痴じみた咆哮から繰り出す暴力がたけし最終章の安藤仁一みたいで怖すぎる

遂にサニーを捕らえたトミーは奇声を発しながら半ば狂乱気味に殴る蹴る噛み付くのフルボッコに
最後は
アメリカとかにありそうな変なアニメキャラっぽい顔になってサニーの腹を突き刺します

>何か今週のトミーはアメリカのアニメに出てきそうな顔ですね…トドメのとこなんか特に
>トミー先輩のとどめで俺の腹筋が仕留められた
>今週のトリコは完全に顔芸回
>トミーの猛攻からのダッチワイフ顔連発→操られてチャオズ顔コンポはいろいろな意味で大ダメージでした
サニーVSトミーはIGO側の敗北で決着!?と思われたその瞬間。トミーは貫いた腕が思うように引き抜けない事に気付く
『なんだ?腕が動かない・・・いや・・・身体全体が・・・!』
「やっとコントロールできた・・・慣れない髪を操るのは・・・やっぱ時間かかるな・・・
ヘアマリオネット。お前の神経は全て支配した」
逆転のヘアマリオネット!
全身の神経を支配され、指一本動かすこともままならないトミー
しかしサニーには一体いつこんな大技を仕掛けるチャンスがあったのか。トミーほどの実力者がそう簡単にかかるような技ではありません
トミーの解説によって語られるその種明かしは、彼だけでなく読者も驚嘆させるものだった

『違う!コイツの頭から生えてる髪は一本も僕の身体には侵入してない。じゃあ一体何が僕の神経を・・・
コイツまさか・・・・”慣れない髪”ってのは
危険なパワーを持ったその髪の事じゃなく
”切 ら れ た 髪”か!?

切られてもしばらく神経は通っている。昆虫の神経節のように・・・それを遠隔操作していたのか』
「左腕がまだ生きてるってのは最初から気付いてたさ
お前がヒントをくれたんだぜ

俺の能力は射程距離に限界がある。だが切れた髪が自由に動けりゃ
例えば数km先にいる敵を全く気付かれることなく仕留める事も可能ってわけだ」

トミーが気付かぬうちに全神経を支配してたのは、彼が警戒視していた魔王の髪ではなく、
ジャイアントパラサイトに切断され、地面に落ちていた通常の触覚!
切断されたトミーの左腕が生きている事にとっくに気付いていたサニーは、それをヒントに自分も同じことができるのではと閃いたのだ
かくしてサニーは眼前の魔王の髪にばかり注意を集中するあまり、まったく無警戒だった見えない伏兵にまんまと足を掬われたのである
前半からずっと言っていた「慣れない髪の操作」という台詞にこんな伏線が張られていたとは。これを読めた読者がどれだけいるでしょう
>今週のトリコのトミーの台詞回しがすっげえジョジョっぽかったですね
サニーが出張る回は何かジョジョっぽいという、トリコ界の通説を更新するあっと驚く騙しバトルです





「その”危険な髪”の操作がおぼつかなかったのは・・・・
”切れた髪”のコントロールに集中していたからか!」
「まネ。魔王の髪・・だがこの髪の扱いに苦しんでたのは事実だし、それは今もそうさ
それに見事にトンネルが開通したこの腹の手術も急がねーと・・・ってことで
そろそろ決着をつけようか。美食會副料理長トミーロッド!」
「ふ・・・四天王サニー。なぜだろう不思議だな
君との闘いにもどこかトリコに似た晴れ晴れしい爽快感を感じるよ」
「実は俺もだ。虫に頼ってた時ぁクソ野郎だと思ってたが・・・
生身1つで俺に突っ込んで来る奴ぁそう居ねえ。更に俺の髪をこんだけ引きちぎったのもお前が初めてだ」
『敬意を表そう―』
>最後今更になってトリコと戦った時みたいに清々しい気分だと言ってもここまでのキモ顔の数々の前ではなんだかなぁ
>また出た『きれいなトミー』wこいつは『悪党ではあるがスジの通った一面もある』みたいなキャラじゃないと思うんだが・・・
サニーも前回『人の心の美を踏みにじる外道!容赦せん!』ってキメておいて敬意を払うっていうのは・・・
>トミーの感じてる爽やかさはただ久々の運動ですっきりしただけだと思う
>トミーって下衆野郎ですけど、トリコやサニーと戦って爽快感感じたり実力を認めてタイマン張ったり熱い面も持ち合わせてますよね
顔芸に定評 もあるおいしいキャラだし、いつか第三勢力相手にトリコたちと共闘とか…流石にないかなぁ
そんなサニーとの闘いの中。アイスヘル編のように突然爽やかスポーツマンっぽい事を言い出すトミーと、それに応えるサニー
「闘いこそはセックス以上のコミュニケーション!」 by範馬勇次郎
たった数秒間の命のやり取りは、時によって何万・何億という言葉を交わすよりも雄弁に自己を語り、共感し合う事ができるのだろう
そして両者は互いに憎しみを捨て、純粋な強者に対するリスペクト精神をもって決着の時を迎える
「千切れた髪のコントロール・・・今はまだそう長くは続かねえ・・・お前はもうすぐ自由に動ける

わかるな・・・その瞬間が刀を抜く合図だ・・・!」

西部劇のガンマン風に言うと・・・
「抜きな!どっちが素早いか試してみようぜ」というやつだぜ!
やっぱジョジョだ
トミーは現在ヘアマリオネットで動けないワケですから、今魔王の髪で攻撃してしまえばサニーの勝ちだと思うんですが
それをよしとせず、あくまで対等なスタートでの決着を望むサニー
承太郎がDIOに対して同じ行動を取ったのは「悔いを残さない為」でしたが。サニーの場合は強敵に対する敬意の表れって事なんですかね
死闘の果てに有終の美を飾れ!サニーVSトミー決着編の次号へ続く!


227話

敵意・・・悪意は全くねェ・・・むしろ相手に対し敬意を表す・・・
んな感情今まではなかったかもな・・・恐らくこの髪のせいだろう
善も悪もねェ・・・何一つ恨みっこなしの野生の勝負
そこにあるのはただひとつ”食す事”

それのみがこの悪魔の唯一の目的!

肉食動物が草食動物を食う為に殺す行為。両者の関係は善と悪ではない、生きる為の自然の摂理である
敵対する組織のしがらみや憎悪といった感情ではなく、あくまでグルメ細胞が導く野生の本能のまま眼前の敵を見据えるサニー
>アイスヘルでのトリコの優しさ=癒し成分の影響 サニーの闘志が善悪超越=純粋な食欲に正邪の区別なんて在りません
・・・トリコって熱血バトル漫画と見せかけていらん所でドライな理合いを挟んできますね

奇しくも先週のテラフォーマーズと同じく、見開き扉絵で対峙する両者という冒頭のトリコ。なんかサニーのヘアスタイルがスゴイことになってます
中尾彬のネジネジを首の後ろに回してるように見えるのは、首を絞め上げてたトミーの左腕を食ってる最中
グシュグシュという咀嚼音の後、ぼふんと跡形もなく左腕は消滅し、互いにハンデは無しの状態で”その瞬間”を迎える

「ケーッ!!!!」
どうだこの血の目潰しはッ!などと卑怯な手段を使うこともなく、身体が自由になった瞬間真正面から飛びかかるトミー
だがその渾身の右ストレートは皮一枚で躱され、魔王の髪がその腹を貫通
勝負あったかと思われるも、致命傷は免れない腹を串刺しにされた状態から怒涛のラッシュ!サニーをボッコボコに追い込みますが・・・

銃弾のような拳の弾幕の中、サニーは苦痛の表情を見せることなく静かに好敵手に別れの言葉を告げた
「あばよ・・・トミーロッド」

うん・・・ とっても楽しかったよ・・・
サニー対する聞くに堪えない怨嗟を吐くでもなく、「死にたくない!」と無様な醜態を晒すこともなく。爽やかな笑顔で返事を返すトミー
魔王の髪が彼の全身をふわりと包み込み、その存在は跡形もなく消滅した

>トミーはなんだかんだでいいキャラだったと思う
>トミーキレイなまま死んじゃいましたね。、蟲使いの意地で捕獲レベル400ぐらいの卵を残してほしかったですけど
>世界一キショい髪、誕生!さらばトミーロッド、君の命は物理的にサニーの中で行き続けるだろう
>主人公側が敵を完食・・・他の漫画ならドン引きのグロ展開なのに少し華々しさが残るトリコらしい良い決着でした
>トミーの細胞を取り込んだサニーが、その能力を使えるようになる展開とかあるかもしれませんね
>サニーが普通に食人してるな。鉄平の食人は生々しいけど、これは影も形もという感じで通天教主の六魂幡っぽい
>トミーロッド合掌。何やかんやで一番役得な副料理長でした
一度はトリコを下し、実は虫に頼んなくても強く、何気に一龍とまで対峙し、
最後まで「使えん奴はゴミ」と言い放つ下種野郎でありながら、満足げに死んでいった悪党
今回のサニーVSトミーから見えてくるのは、「食欲」の前には善も悪もなく、すべてが平等であるということ
>サニー対トミーロッドの対決は最後のガチ殴り合い熱かった!
トミーは普段はゲスなのに、トリコ戦、サニー戦で自分で戦う場面は熱くてかっこよかったので死亡はちょっと惜しいきがします
トミーのグルメ界での活躍が見たかった・・・サタンヘアの目的に「善悪無の野生の勝負」ってありましたけど
これってトリコは最初から実行してるんですよね。トリコはサニーよりはるかに前にグルメ細胞が覚醒してたってことでいいんですかね
好敵手をこの世から消し去った・・・否、食って自らの血肉としたサニー
最後の力を振り絞って魔王の髪を解除すると同時に精魂尽き果て、その場にドサリと倒れ込む。勝負はまさに紙一重の差だった
「へっ、俺とした事が・・・なんとも美しくねェ勝ち方だったな・・・・腹の手術が終わったら少し休憩だバカヤロ・・・」
美食會副料理長トミーロッド 死亡
死亡で決着!結局望んでいたトリコとの再戦を果たすことなく、劇中から永遠のリタイヤとなってしまったトミーロッド
ぶっちゃけアイスヘルで死んでても展開的に特に差異の生まれるキャラじゃなかったし、物語全体の構成でいえばこの辺で退場するのは妥当かも
こうなると当然
グリンパーチも死ぬ流れか。いやむしろジュン様以外の美食会幹部はここであらかた死ぬ可能性も・・・?
>「トミーロッド・・・死亡」 こんなところまでジョジョwww こいつは長く生きすぎたと以前から思ってましたが、
美食會の野望推進からみれば前哨戦にすぎないこの段階で死ぬというのもなんかさびしいような・・・(どっちだよ)
>トミーの死がなんだか簡単すぎましたね・・・テンポがいいのは何よりなんですが、ちょっと急ぎ過ぎた感も
なんだかとりあえず生かしておいたけど使い所がわからなかったから、ささっと片付けたようにしか見えない・・・

>トミーの死に方をみてこの戦いって前哨戦じゃなくて、
これからのインフレについていけないキャラの在庫一層処分セールなんではって脳裏によぎりました

「クッソこいつら・・・!」
「ニトロの数を把握しろォ!おそらくスタジアムの外にもいるぞ!」
一方、美食会の後詰部隊を相手に苦戦を強いられる料理人達。セツ婆がタイマン中・ユダがあぼんしたのでダマラスカイが指揮を取ってる模様
コプリ子の健在を確認できた、読者にとって何よりの朗報シーンになってますが
同時にニトロはあの超強い奴1体だけでなく、複数体いるというバッドニュースまで発覚
アイツの登場シーンにニトロっぽい奴が一緒に映ってましたが、あいつなんかも似たような姿をした猛獣じゃなくて普通にニトロだったのかなー
ただニトロの戦闘力は個体差が激しいので、ユダを一撃で殺ったヤツ級の強さはあの一匹だけだと思います。じゃないと流石に詰みだよコレ

『もう少しだ・・・待ってろよぉトカゲども・・・』
そんな中ただ一人戦闘に参加せず、スタジアムの観客席にどっかと腰を下ろして一般人達の避難に専念するゼブラ。真面目に仕事してんなー
この台詞は
「もう少しで一般人の避難が終わる=やっと暴れられるぜ」という意味なのか
それとも一般人避難と同時進行で
ニトロを一網打尽にする広域攻撃を仕掛けてるという意味なのか
いずれにせよ現状の料理人達の苦戦状況は、ゼブラが動いた瞬間に解消されそうな予感。ほんまゼブラは四天王一頼りになる男やでぇ・・・
>ゼブラがじっと我慢の子・・・これ、なんか大技のチャージ中?
コプリ子さんが力尽きてニトロに凌辱される前に駆けつけて欲しいもんだ





一方その頃。第三勢力が密談を開く一室では、更なる悪夢が展開していた
「ネズミが一匹紛れ込んどっだが・・・コイツは始末してええんがな?」
「栗坊遅いぞ」

>ザウスや光老は大体予想通りだったけどお前もかよ!って…既に予想していた盟友さんは予言者
栗坊も第三勢力内通者!
光才老とのW裏切り者展開。予想していた読者はお見事正解です
「そのガキャあワシんとこの料理人だ。ワンキングには入っとらんがいい腕をしとる
生かしておけ。一緒に連れて行く」

「それにしてもふっふっふ・・・IGOの一龍会長も気の毒にのう
対美食會用に送り込んだ2人がその実・・・IGO側でも美食會側でもなかったなんてのう」

「新しい食の理想郷「NEO
ネオ
我々NEOのメンバーは世界中の主要機関に潜伏しておる。IGOだけではない。美食會の中にもな」

ついに明らかになった第三勢力。その組織名は「NEO」!
>美食會の副料理長の一人が退場、第三勢力の名称が判明といよいよ物語も佳境に入ってきた感がビンビンしますぞ
>あーんトミー様が死んだ系のコメよりネオの方に目が行ってる気がする。みんなトミーのことも忘れないでね
>NEOが美食会にもスパイを送っていると言っていましたが ジョージョーっぽいシルエットがありますね
>シルエットの中に梅田が居るのは今更驚きませんが、その奥にいる小柄な影はどう見てもジョージョーですよね・・・?
もしそうであれば、美食會のGTロボ技術は、彼を通してNEOから提供されたもの、とも推測できます
ただ、悪役ながら憎めないキャラしてたので、ジョージョーが美食會の裏切り者だったら少し嫌かも
>ジョージョーもスパイか…そしてIGO側はまさか副会長はNEOに対するカウンターで温存してるのか
>これにて『IGO』『美食會』『NEO』のグルメ三国志到来といったところでしょうか
NEOみたいに途中参戦の第3勢力は結局ラスボスにはなれず仕舞いというパターンが多いですが、
呉越同舟でNEOとの最終決戦という展開も考えられなくもないし(なんせトミーに敬意とか抱いちゃう漫画だし)、先が楽しみです
そして以前の考察通り、そのメンバーはIGOのみならず美食会側にも潜伏。シルエット手前右がウーメン梅田、左はジョージョーか
ジョージョーが潜伏者だと、いざ決戦という時に
美食會GTロボを一斉自爆させるとかも可能になるよねこれ
また千代婆にCの存在を教えたのが美食會でなくジョアである事を考えると、千代婆もNEOのメンバーという可能性も考えられます
ただ千代婆の場合はNEOという組織の存在は知らず、ジョアの端末として良いように利用されてるだけってイメージがあるな。どうだろ

「現状、切り札であるニトロを投入して美食會が多少盛り返したというところか・・・
強力な灰汁獣もまだまだ送り込むはずだが・・・やはり
段違いの実力者節乃を止めない限り、双方の潰し合いには程遠いな
あの婆さんはまだまだ本気じゃないべ」

そして読者の目には絶望的に見えた美食會の後詰め部隊ですが
セツ婆が本気を出したら全然問題じゃない
という脅威の事実が栗坊の戦況分析で発覚
千代婆とタイマン張ってる今でもまだ本気を出していないという。ライバル視して勝てるつもりでいた千代婆m9(^Д^)プギャー状態です

「仕方ない介入するか。セツさんともここでお別れじゃな・・・
光才老に栗坊、ぬしらも手を貸せ。あのバアさんの相手は骨が折れるぞ」

ここで別段大ゴマを使うでもなく、ごくごく自然に渦中のザウス登場
先々週の時点で下半身が映ってたので今更なんの衝撃もありませんが、これで明確に彼もNEOのメンバーであることが確定しました
>段違いの実力者節婆...えっ、千代婆(ry まあ本気包丁素手で止められた時からあやしっかたけどな
>まさかのザウス、栗坊W裏切り! ですがむしろ節乃さんの評価の方が驚きでした
>ザウスも例の二人もNEO側 一龍が完全に裏をかかれたのかさらに上を言ってるのか気になります
てか準備を周到にしてた割には目的は2組織の共倒れとは地味ですね
お互い主力は別にいるし テレビ中継されてるし 自分らの存在をここでアピールとかすんのかな
>こんばんはサヤです。NEOって爺軍団ですか?どこの層を狙っているんですか
でも全員がGTロボなら、実は本体はみんな若者が運転しているって可能性もあるんでしょうか
NEOは何が狙いでしょうか。料理人節婆を殺しても何のメリットもなさそうですし
>今週の新勢力のメンツから、おそらくスタージュン様も第三勢力側だと予想
>美食會にいるNEOのスパイってひょっとしてスタージュン?ザウスの死の偽装をやったのはスタージュンですし
>ジョアの息がかかっている千代もNEO側かな  中央は誰だろう…既出キャラでしょうが、もしかしてジュン様?
ジュン様ほどの実力者がザウスを見過ごすワケないだろうし、
自身が思い出せない食材の情報とかを餌にジョアから勧誘されていてもおかしくないかも
>節乃が苦戦してしまうので次郎が助っ人になる感じかと思われますね。あとレモンスカッシュさんも
>ザウスに栗坊、光菜老とかなり節婆ピンチな状況ですが、トリコ達にはまだ一人戦力が残ってますよぬ
節婆がやばくなるなら確実に出てくるだろう、次郎って最強の味方が…
むしろこれで次郎がこないなら、果たして今なにをしてるのかって話になりますから

またザウスの焼死体偽装はジュン様の協力なしには実行不能では?
という観点から、ジュン様もNEOメンバーではないかという予想も。むむむ確かにあの偽装にはジュン様絡んでそうだけども・・・どうだろうな
かくして両陣営のパワーバランスを慣らす為、
「戦闘に介入する!」節婆殺りを決定するガンダムマイスター達

「フフ存分に邪魔して来な。さっきジョアから連絡があった
今・・・「こちらへ向かってる」そうだ」
>会場に向かってきているジョアのことからして会場の外のニトロは所長の花道を飾るんですね、分かります
>ゼブラの聴覚ならNEOの面々の会議くらい筒抜けのような気がするんだが・・・
>NEOの密談ゼブラに盗聴されてんだろこれ。防音対策バッチリの部屋なのかコラァ!?
更にNEOの実質的な頭目(であろう)ジョアまでもが現場に参戦!
鉄平をフルーツ盛りにしたあのフード男がジョアだったとすると、その実力はおそらく一龍や三虎にも匹敵するであろう次元のハズ
これはIGO側の勝利に終わっても美食會の勝利に終わっても、
NEOが漁夫の利を掻っ攫うのは避け得ない流れか
ラストシーンはエルグと対峙するブランチで引きですが、美食會副料理長が死んで、NEOの実力者達が参戦表明した今となっては
第一支部長の戦闘力や能力なんてもう1ミリも興味ないのが読者として正直なところ
>エルグの能力はカッパーマンに出てきた風の谷の魔物のように命を幾つも持っていて、
あの時点でブランチは即死レベルの電撃を何度も使っているにもかかわらずエルグが死なないので、ラストのセリフが出た
なんて予想はどうでしょう?

>しまぶー、もうエルグとかどうでもいいです・・・
カッパーマン懐かしい・・・「複数の命を持ってる」ってのはありそうね。カッパ忍法ならぬブランチの天狗の妖術に期待したい次号へ続く!


さて。今回の展開はこの点に関して考察しないワケにはいきません
『光才老と栗坊は本当にどっちもNEOメンバーなのか?』
>裏切り者は2人!!いや、栗坊の2重スパイの線もあるのか…? 展開が読めない!流石しまぶー!
>こうもあからさまに「2人とも裏切り者」と言われると、光才老と栗坊のどちらかがIGOの二重スパイという可能性もあるかな
>栗坊は二重スパイ?でも梅ちゃんを殺そうとしてるしな・・・
>栗坊の梅ちゃんに対するあからさまな扱いはミスリードっぽい
光老才、またはNEOを監視するために一龍が送り込んだ潜入スパイの可能性も
>「コイツは殺してええんがな?」と敢えて梅ちゃんをNEOの連中の前に突き出したのは、
梅ちゃんがあのまま逃げたとしてもNEOの情報網の前には決して逃げられないことを見越した上で、梅ちゃんを助けたように見えます
今回のシーンはもし仮にモイに「殺しとけ」と言われたらその時は裏切り者全員を相手取って梅ちゃんだけでも逃がそうとした―
という、栗坊にとっても一か八かの賭けだったのではないでしょうか
「世界最高の鍋職人」ってぐらいだからすんげえ固い鍋とかで対象を守り抜くのとかは得意そうですし
>「こいつ始末していい?」とか言ってる時点で栗坊の悪人はほぼ確定しましたね
逆に、ここまでこれといった悪者台詞の無い光才老の方が味方(二重スパイ)である可能性も・・・
>こりゃまんまと踊らされているのはNEOのほうですかね
これであの二人をみすみす裏切らせたままだと「一龍会長無能!」のブーイングは避けられませんし
>個人的に栗坊は2重スパイで「裏切り者と見せかけて実はIGO側の間者」だと思いたいです
一龍が栗坊に下した指令がまだはっきりしていませんし、いくらなんでも一龍がこんな無能であるとも思えません
…まあ、トリコたちを信じて裏切り者二人を一網打尽にしようとしたという線も無くはないですが

朋友コメントにも多く見受けられるのがIGO側の二重スパイという可能性。はんぺら予想もこれ推しですな
その根拠としては、ジダル国王の台詞にもあるように
一龍が2人もの裏切りを見抜けない程ボンクラなワケがないという点につきます
おそらくどちらか1人は一龍の密命によって、だいぶ以前から「NEO側に寝返ったと見せかけている」味方なんじゃないかなという予想
そして
『両者とも普通に裏切り者だったケース』
>一龍は2人の裏切りに気づかないで送り込んだってより、わざと裏切り者疑惑の2人を送り込んで裏切り確定させたのだと思います
>光老才も栗坊も裏切り者だったわけですが、一龍は裏切りに気付いていてわざとこの二人を送り込んでいそうですね
そして未だ戦いに参加していない茂松が裏切りの証拠を掴んでNEOごと裏切り者を始末すると
>一龍が二人の裏切りを察知していたとしたら、二人を追い出しといてグルメ界には行かせず、尻尾出したところで茂さんに狩らせる気か
しかしこの三人相手だと茂さんでも厳しいだろ。次郎とか出てくるのか?
この場合はあえてその2人を今回一緒にさせる事で、まとめて裏切り者の尻尾を掴もうという一龍の策ではないかと
この場合、彼等の粛清者としてスタンバってるのがシゲさんって流れになると思われます
いずれの予想も「一龍の目は節穴じゃない」という前提に則ってるので節穴だった場合は目も当てられんがな


228話

「何なんワレ」
「美食會第一支部長、ふ・・・ウボァー」

「あゴメ。てかうるさいで自分ホンマ
ワレの名前聞いてワシどないせ言うねん。覚えろってか?時間の無駄じゃアホゥ」

>名前くらい言わせてやれよ吹いたじゃないか
>エルグ「フフフ・・・話を聞いてくれません」
冒頭。自分から「お前何だ?」と聞いておきながら、律儀に答えようとした相手の自己紹介を最後までさせずにブッ殺すブランチ
ケンシロウばりの前振り&即ダメ出し殺害で掴みはOKですが、次ページでいきなり驚愕
まるで何事も無かったかのように立ち上がったエルグが反撃を仕掛け、ブランチは不意を突かれながらも超スピードでこれを回避する

「速いな・・・まるでイナズマ。身体から電気を起こすのか」
「そうや。最近はオール電化が多いからのう。重宝するで」
『なんやコイツ・・・ワシの電撃くらって何で生きてんねん』
ブランチの電気操作能力は単純な放電のみならず、キルアの「神速」みたいに自身の身体能力の爆発的な加速にも使用できる様子
軽口で相手の問いに答えるブランチですが、内心では確実に仕留めたハズの敵が死んでいなかった事に少なからず驚いてます

いわゆる発電魚の発電の仕組みとは―
神経線維と接触する筋肉の一部分が「発電版」という細胞に変化しており
他の生物と同様に神経から生じる僅かな電流を
完璧に計算されたかの如く整列した発電器官によって増幅していることに依る

中でも強電魚と呼ばれるデンキウナギの放電は一線を画しており、
その威力は20kg級の個体で860V以上とも言われている

これは定位や威嚇を主な用途とする他の発電魚と違い
獲物やワニや人間を殺傷するために進化したものである

88kgのブランチの筋肉が!

全て発電器官を備えていたなら―!

「エレキチョップ!」
>これが、俺たちのブランチ…ッ!!
>ブランチの電撃の説明が完全にテラフォーマーズだこれ
>完全にブランチがアド様だわww
>ブランチ「電チョップ!!」
>ブランチが完全に『関西弁の城茂(Ver.ライスピ)』だコレwww
ぶっちゃけあのアドルフさんの鮮烈な記憶褪めやらぬTF読者としては何万Aの電撃だろうと噛んだ後のガムみたいなもんですが
どうにかならなんかったのかな、タイミング的に・・・
>ブランチの電撃能力全部どこかで見たような感じのばかりですね
>―それは落雷の放電と変わらぬ電気量である―アドルフ「」ガタッ!
>ブランチの電撃はアドルフよりはるかに上みたいですね…というか雷数発分の電池ってどんだけだ

テラフォーマーズ30話のナレーションをまんま持ってきても違和感ないブランチの発電能力解説
しまぶーも一生懸命考えたナレーションでしょうが、どうしてもテラフォーマーズの二番煎じにしか見えないのは致し方ないところか
一応劇中解説をちゃんと拾いますと、ブランチの細胞は全てが電気の増幅回路になっており、その電圧は実に1億V、電流は10万A

落雷と変わらぬ威力の電気を放つことが可能だそうな
尚、デンキウナギを引き合いにしたナレーションで放電能力を解説したバトル漫画の元祖であろう「バオー来訪者」と比較してみると
ブレイク・ダーク・サンダーフェノメノンでも6万V。ブランチが如何に桁外れかが解ります
『ワシの電撃は時間にしたら0.1秒程の放電やが・・・まともに食らったら大概の生物は一撃で即死や
細胞は全て焼け焦げ死滅・・・心配も停止・・・完全にくたばりよったな』

というワケで必殺のエレキチョップを決め、今度は念入りに相手の死亡を確認するブランチ。今度こそは間違いなく死んだはず・・・
と思いきや
やはりエルグはその状態から再び蘇生。何事もなかったかのように襲いかかってきた





「自分何者なん?今絶対一回死んだやんか」
電撃に耐性があるワケではない。間違いなく「即死した」のに即座に生き返っている
相手の正体不明の能力を前にし、ようやくエルグに自己紹介の時間を与えるブランチ。返ってきたその答えは驚くべきものだった
「私の名はエルグ。美食會第一支部長であり・・・
料理人最年長”不老のエルグ”だ
私の体は老いる事がない・・・永遠にな・・・
故に死なない。信じがたいだろうが私は不死身の体なのさ」

「不死身だぁ〜?ワレ頭大丈・・・その下半身はまさか・・・」
なんと不老不死を自称するエルグ。その若い見た目に反し、美食會料理人の中でも最年長だという
にわかには信じがたい話ですが、話してる最中にも焼け爛れた皮膚が見る見る再生してく脅威の生命力
ここでブランチがハッと気付いたのは、彼の象徴的なビジュアルである半人半馬の肉体の「下半身部分」だった
「解るか?グルメ界に生息する伝説の馬「馬王ヘラク」
伝説の幻獣と呼ばれる不老不死の馬。その胴体さ
こいつはまだ子供だがな」


「伝説の幻獣と・・・融合したんかワレ・・・」

「細胞がうまく適合してね。この世の何者も背に乗せないと言われるヘラクだが・・・フフ・・・
またがってやったよ・・・ついでに不死の力までいただけた。何とも心地いい馬上さ」

不老不死の馬と合体したから俺も不死身になった
実に解りやすい種明かしをしてくれるエルグ。「何者も乗せない馬にまたがってやった」という自慢が何か性的ニュアンスを感じる
「誰にも股を開かないと言われる伝説の女とセックスしたぜ」みたいな
そういえばこいつ文字通りの馬並みチンコなのか。もう性の権化にしか見えなくなってきたぞ
>グルメ界の猛獣!でも子供でしたーってパターン多すぎィ!
そろそろグルメ界行くんだから猛獣の成体ガンガン出して欲しいですわ

「古臭い形態しよってからに・・ワレが融合した時点でもう幻獣やないねん。ただの珍獣や
何が不老不死やねん
ワシが殺したるわ!稲妻包丁渦雷微塵切り!」
エルグの話を聞き終えたブランチから驚きと焦りの表情が消え、「俺が殺してやる」発言が飛び出す
稲妻で形成した包丁で切りかかると、その不死の肉体を一瞬で細切れの消し炭に変えてしまう

「不老不死ちゃうねん。そりゃ単なる万能細胞の再生機能や
細胞がダメージを負って死滅する前に、自らの複製を作り出し新たな肉体を形成しよんねん
幻獣の多くが持つ再生システムの正体や。不老不死でも何でもあれへん
こんだけコナゴナになったらもう再生しようもあらへんやろ」

実際に不老不死と言われる生物は存在する
ベニクラゲというクラゲは自分の体が傷ついたり老化すると
細胞を若返らせまた成長するという再分化を繰り返す
再生方法は違うが「不老不死」と言われるクラゲである

幽霊の正体見たり枯れ尾花。グルメ界出身のブランチは幻獣が持つ「不死」の正体を知っていた
故に「これだけやればもう再生できまい」というレベルまで細かく切り刻み、真っ黒な消し炭になるまで焼き焦がしたのだ
かくして勝利を確信して後ろを振り向くブランチ。しかし「もう再生できまい」は「やったか!?」に匹敵するフラグである





「かれこれ200年生きた・・・長く生き歳を取り過ぎると時間が早く経過する気がするのは
心理的な体感時間の長さが影響しているからだと言うが・・・
私はそれ以外に能が刺激を受ける頻度が減るからだと考える
見たこともない景色 嗅いだことのない匂い 聴いたことのない音楽や食べたこともない食材
長く生きると新しい感動や発見が減る・・・既に知っているからだ
そういう情報は脳が記憶に入れず排除する。生死を分けた闘いですらな
言ったろう。不死身だと」

『んなアホな・・・コナゴナにした破片が全て
本体に再生しよったんか!?』
左腕を切断されたトミーが「強敵を一体増やしただけだったね!」と言ってましたが。もはやそんな次元じゃないご覧の亜里沙様
なんと細切れの破片が数百体のエルグに分裂して再生してしまう
>粉微塵になった細胞からでも復元可能って、スーパースターマンだコレ
>稲妻包丁。威力は実に6億V。それこそ神憑り的に打ち所がよくない限り…即死である → 不死身でした。増えました
>不老不死を理論で解き明かし、『正体見たり枯れ尾花』・・・か〜ら〜の〜戦慄!!この振れ幅が実に心地いい
>こんなプラナリアみたいな再生ができる奴がいたら惑星全土がユルグだらけになって珍獣ですらなくなりそうな気が・・・

テラフォーマーズ予想ではエヴァがあの爆発から蘇生するとしたら、それこそプラナリアかベニクラゲではないかと言われてましたが
その両方が先にトリコで登場。これはデンキウナギを先にやられたしまぶーの意趣返しにも見えますな
ズボッ!と地中から現れた腕がブランチを足首を掴む。対処しようとしたブランチに、今までで最大の焦りの表情が走る
『しまった。稲妻包丁使ってもたから”電池”が・・・!』
「ヘラクキック!(「リクームキック!」みたいに)
お前の名もすぐに忘れるだろうブランチ・・・この闘いも私の脳には何の刺激でもなかったな」
ブランチここでまさかの電池切れ。発生した電気を増幅させるのは彼のグルメ細胞でも、発電自体は電池に頼ってるという事か?
馬の脚力で放たれるドロップキックが、無防備な腹に思いっきり突き刺さる。思わず血ヘドを吐いて悶絶するブランチ
しかしその瞳は死なず、エルグの能力を冷静に分析している描写で次号へ続く
>これは・・・闇を裂く雷神!?
>ブランチはアドルフと被りますねぇ。でもこっちは電池で補ってる感じでスタミナは悪そうですな
>「料理人最年長」と「200年」がインパクト的に噛み合ってない感じが…確かに凄いんですが
>エルグ…最古参なのにグルメ界入りはつい最近とは。昇進を逃し続けたアラフォーにしか見えない
>エルグ偉そうにしてるけどお前所詮グルメ界に行けない雑魚じゃねーか
能力も全部馬頼みだしその馬も子供とかしょぼすぎるだろ
>ブランチはきっちりと電池切れを起こしましたが、エルグは分裂復帰のエネルギーをどこからかき集めたんでしょう?
数字化してまでエネルギーにこだわっておいて、「幻獣だから」で済ますのだけは勘弁
>エルグの力がまさかのスーパースターマンだったでござる。というかヒトデみたいなことになってるがエルグのカロリーいくつあるんだ
>エルグのなんというチート。しかし、あの分身が逆に何かの弱点になる展開でしょうかね
>四天王に匹敵しかねない料理人と副料理長に次ぐ実力者というマッチメイク
電池切れのブランチと大絶賛分裂中のエルグでブランチのピンチという流れは確かに面白い。面白いのに、
「エルグさんグルメ界の幻獣を体に付けて200年も生きててようやく『グルメ界入りがもう少し』とかいうレベルだったんですか」
という残念さ。というか、もう脳が刺激を受けることがなくなって伸びしろなくなってるんじゃ…
>エルグは最高齢キャラでポジションを確定して来ましたね。けど老獪キャラだからここでブランチにやられてリタイアかなぁ
年寄りの多いNEOの1人である可能性も高いですね。前話からの続投もあって余計にそう思います
倒し方はどうするんだろう。不老不死が下半身の能力なら腰を中心に横に真っ二つにされたら
「エルグ」としてでなく「ヘラク」として復活する(エルグというキャラとしてはリタイア)とか・・・?
一見して強キャラっぽく見えるエルグですが、逆の見方をすれば200歳にもなって支部長止まりの実力
グルメ界の幻獣と融合してると言っても「子供だがな」ということで、
むしろゾンゲ様臭すら漂う雑魚に見えます
そもそも大量分裂なんて負けフラグ以外の何者でもないのでエルグは来週リタイヤですかね


229話

『間違いなく粉微塵にしたハズや・・・くっついて再生したわけやない
粉々にした破片1つ1つがそれぞれ本体に再生しよったんや
この再生機能は”ノウダラケ”か』
Nou-darake遺伝子】はプラナリア頭部に存在する遺伝子の名称
普段は頭部以外で脳が作られないように制御している遺伝子だが、その機能が停止すると頭部以外の神経を発達させ新たな脳を作り出す
細かく切断したプラナリアがそれぞれ脳を持った1匹の個体に再生してしまう現象は、ひとえにこの遺伝子機能の成せる仕業である
ちなみに「Nou-darake」はまんま
「脳だらけ」から命名されており、ふざけているように見えるがれっきとした学術用語
>ブランチが話してるせいでプラナリアがチンコにしか見えませんでした
>ノウダラケ遺伝子って通称でも略語でもなくて日本の国立遺伝学研究所と理化学研究所が本気で付けた専門用語だそうです
他にも頭部が作られず尾だけのnou-nashi(脳なし)遺伝子ってのもあります。日本の学者は洒落がわかるというかなんというか

更に朋友コメントにもあるように近年(2009年)には、逆に頭部が作られず「脳なし」となる
nou-nashi遺伝子が発見されている
脳なし再生想像すると背中にぞわぞわくるな。生命の神秘こええー

「なるほどのぅ・・・ワシの頬に傷をつけたんもそいつらか
ワシの放電はまず空気中に電気の通り道を作り出す・・・そこから放電を開始するわけやが
最初に作る通り道を先駆放電
「ステップトリーダ」 2つ目が帰還電撃「リターンストローク」
実際に攻撃したり移動したりするんはこの2つ目の放電や
ステップトリーダですらスピードは秒速200km 約マッハ600!
リターンストロークに至っては秒速1万km 実に
マッハ3万
ってとこや

これがワシのスピード・・・もちろん持続はでけへんしほんの一瞬やけどな

光速とまではいけへんがまず生物が目で追えるスピードやない
スピードに長けたヘラクですらワシから見たら止まって見えるわ

じゃあなんでワシの頬に傷をつけれたんか・・・たった1人の攻撃にワシの反応が遅れるハズあらへん
最初から1人やなかったんやな。既に分裂し数体になっとった・・・こすいマネしよってからに・・・!」

「放電能力はアドルフよりもバオーよりも圧倒的に上」などと紹介した前回のレビュー内容がバカらしくなるほどのブランチのチート性能
ブランチの最高速度はマッハ3万
殺せんせーがマッハ20ですから、もはや桁が違いすぎて逆に凄さを実感できない数字です
グルメ界に生息する猛獣の中でも「スピードに長けてる」という馬王ヘラク。それが「止まって見える」というのだから
ブランチのスピードを捉えられる生物はこの世界にはほぼ皆無と言えます
彼を速さで上回るとしたらせいぜい一龍や三虎、ジョアくらいのもんでしょう。そりゃセツ婆・ユダ・ザウスも一瞬でごぼう抜きにするわな
「不死身かなんか知らんが・・・強いか弱いか・・・勝ち負けは別やで
世の中不死身より強ェ奴なんざァなんぼでもおること教えたるわ!」
「私の蹴りをまともに受けて平然と立ち上がるそのタフネスは称賛しよう・・・しかし不死身より強いだと?
初めて耳にする台詞だな・・・いいぞもっと私に刺激を与えろ。この闘いを記憶に残るものにする為に!」

そんなブランチの頬にエルグが傷をつけられたのは、「実は最初から数体に分裂していて多面攻撃を仕掛けていたから」だそうで
タネを看破したブランチは怒りとともにあくまで自分が格上であることを強調し、「不死身」のエルグに対して確信めいた勝利宣言を飛ばす
「先駆放電ステップトリーダ!全個体へロックオン!並列エレキカッター風雷鎌鼬!」

「電気の通り道」というブランチの台詞説明だけではよく意味がわからない先駆放電ステップトリーダ
こちらのステップトリーダを捉えた映像が解りやすいでしょうか。必見
ブランチの放つステップトリーダは「ロックオン」の行程であり、この直後に本命となる電撃がロックオンされた対象物に向かって走るワケです
レイストームのR-GRAY2のレーザーを思い出した奴は多分はんぺらと同世代のシューティングゲーマー
「電撃を鋭利な刃物に・・!しかし電圧が弱いんじゃねーかブランチ!フフ・・・
気付いたか?そう・・・お前の電圧が弱いんじゃない。
私の抵抗が上がってるんだよ」
パパウパウパウ。電撃を鋭利は刃物と化して敵を切り刻むエレキカッター。しかし荒れ狂う電撃に身を刻まれながらもエルグには余裕の笑み






「人の体にはもともと電気抵抗がある・・・だいたい500Ωくらいか
細胞の性質を変えその抵抗力を上げたのだ。
不死身の体は常に学習し対応する
そしてェ!お前の電気には限りがある!どうやら”切れた”ようだな

お前の電気は0から生み出しているワケじゃないだろう・・・
外部から電源を得て初めて体内で増幅できる。その首元のチープな乾電池がそれを物語る」

電撃に晒された不死身の肉体はその環境に対応する電気抵抗を身につけてしまった
更に前回の考察通り、ブランチの肉体はあくまでも「増幅回路」でありゼロから電気を生み出しているワケではないそうな
電源は外部から取り入れる必要があり、エルグは首にセットしている電池からそこまでブランチの発電能力を看破してしまいました

「せやったらどーやねん。電池が切れたら新しいのと交換したらええだけの話や。心配すんな」
「電池を入れ替えようがそれを増幅する体力は残っているのか?
既に電気抵抗の上がった私の肉体・・・皮膚の薄皮を切る程度の技しか出せない状態で」
「心配すんな言うてるやろこのアホンダラ。とっておきの電池があんねnウボァー!」
「わかってないなァ!
電撃の使えん今のお前など!そんな時間さえ与えられんノロマな雑魚生物なんだよォォォ!」

バキャ!ズドドドドドドドドド!!
攻撃は通じないわ電池は切れるわでもはや詰みと思われたブランチですが、何やら「とっておきの電池」という切り札があるとの事
満を持してポケットからその電池を取り出そうとしますが、電池の切れた今のブランチは普通の人間となんら変わらぬスピード

「そんな時間与えっかよォ!」と101匹エルグのオラオララッシュを浴びてボロ雑巾にされてしまいます
「この結果は既に知っていた・・・恥じることはないぞ
お前のそのザマすらすぐ私の記憶から消去される。ブラ・・・ん・・・何だっけ?名前」

ピクリとも動かなくなったブランチを見下ろし、「あーこの闘いも俺の記憶には残らなかったわー」とつまらなそうに呟くエルグ
もはや名前すら忘れてしまった敵に名を問う。既に事切れたか、瀕死か。いずれにせよ答えることなどできるハズがない相手に―

「ブランチや。ワシの名は天狗のブランチ」
「ナニ!?」
返ってくるハズのない返答に我が耳を疑うエルグ。更にその直後目も疑う。体内電気は既に0、電池の交換もさせなかった
なのにどうした事か。
ブランチの体から迸るのは、強烈な電気の目眩い閃光!
「確かにワシの電気には限りがあるし・・・発電するには外からの電源が必要や
電池は直接電気が得れる便利なアイテム・・・だが他にも方法はあんねん
風力、水力、火力、太陽光・・・ワシの体は発電所と同じ!
外からのエネルギーを全て電気に変換できる!

ぎょーさん叩き込んでくれやがったのう・・・
ワレの攻撃のエネルギーを全部電気に変換させてもろうたわ
既にロックオンは終わっとる!もう全員どこにも逃げられへんで!」

復活!闇を裂く雷神ブランチ
>ブランチさんはオ○ニーしても電気を蓄えられるのでしょうか。これがホントの自家発電
>うおォン 俺はまるで天狗発電所だ
>ブランチの「とっておきの電池があんねん」ってセリフがトドメに巧くつながってて興奮したわ
首の電池はあくまで「いくつもある方法の中の1つ」にすぎなかったのだ
ブランチの肉体は、外部からのあらゆるエネルギーを取り込み電気に変換してしまう
電気変換装置リアクター
タフネスを誇るブランチでなければ即死は免れないエルグの攻撃力。だからこそ、そのエネルギーから得られる電力は絶大!
「とっておきの電池」は、つまり敵であるエルグ自身だったのである
「確かに強い電気だ。しかし私の・・・」
「直列はメチャしんどいねんけど・・・ブチ込んだる!
奥義!直列大帯電撃!!」
「ぐわば!こ・・・この電圧は私の抵抗よりはるか・・・!」
ここまでずっと並列でしたがついに直列解禁。エルグの攻撃でチャージした電力全てを、のし付けて本人にお返しするブランチ
最初は調子こいてたエルグも、抵抗電圧を遙かに上回る威力だったようで「ぐわば」とか北斗の拳みたいな台詞出ちゃってます
>なんか雑兵の如く増殖したからか雑兵のような断末魔(?)でしたね>ぐわば!
「体内で最も電気を通すんは血液や。エレキカッターで切り刻んだのは流血させ電気抵抗を下げる為
それやのうても直列の電撃・・・丸焦げは必至やな!」
「な・・・なんのこれしきィィ・・・!私の身体はぁぁ!何度でも再生するのぁぁあああ!」
エレキカッターはこの為の伏線だった。表面的には劣勢になりがらも、その水面下では見事な戦略でエルグを追い詰めていたブランチ
しかし強烈な直列電撃といえど、エルグの言う通り彼は不死身。この世から細胞の塵も残さず消滅させない限り斃す事は不可能です
「この電撃に耐え抜いたら今度こそ殺す!」と息巻くエルグ。しかし返ってきたブランチの言葉を聞いて、その心がボッキリと折れた

「言うとくがその電撃はターゲットに”帯電”する

ワレの細胞が朽ちんと再生すれば、そこにずっと留まり続ける電流や
何度でも再生したらええ。一生その電撃をくらい続けるだけや」
「な・・・な・・・なあにィイイイ!がばばがが・・・!」
ジョジョのカーズ然り、幽白の戸愚呂兄然り、ウィザードのフェニックス然り。不死身の敵が辿る哀れな末路の定番
「死ねない身体なので未来永劫苦しみ続ける」炸裂
>ブランチ「お前にフィナーレはない…」
>ブランチ「『終わりのないのが終わり』それが奥義『直接大帯電撃』」
>エルグの攻略法は幽白の戸愚呂兄や最近だとウィザードのフェニックスあたりを思い出しますね
>死にたいと思っても死ねないので そのうちエルグは、考えるのをやめた
>エルg…なんとかさんカワイソス。やっぱり不死身の対処といったら死ねないことを利用した拷問ですかねぇ
カーズしかり、ファントムのフェニックスしかり…
>カーズ&フェニックス「よう、新入り」

「言うたやろ・・・不死身やあらって勝ち負けは別やって。死なれへんいうのも気の毒やのう」
「き・・・きさま・・・ブランチ!天狗のブランチィィ!!」
「ああそうやワシはブランチ。ちっとは刺激になったか?えっと・・・
何やったけワレ名前」
>最後ブランチの一言マジカッコ良すぎ
エルグの脳にその敵の名は忘れえぬ名として永遠に刻まれ、
ブランチの脳にその敵の名が刻まれることはなかった

最後は自分が得意げに語っていたことをそのまんま返される屈辱的なラストでエルグ戦闘不能リタイヤ
結局前回の考察通り、最初から最後まで小物臭をまき散らして小物としてフェードアウトする正真正銘の小物でした(ボロクソ言いすぎ)
>エルグの最後はギリシャ神話の不死身の半人半馬ケイローンの流れですかね
毒に冒されるも不死身だから死ねずにずっと苦痛を受け続けて最後は死を願う?みたいな
まぁ、ケイローンと違って支部長の不死身は誰かに継承できそうにないですし
最後はカーズみたいに死にたくても死ねないから考えるのをやめるんでしょうか
>皆ブランチの能力について時期がかぶっていたため模倣元としてテラフォーマーズを挙げますが、今週のは完全に星矢G
最初に大気中に電流の通り道を作ってから電撃を流すあたりも、自らの血液を科学的な触媒として使って技の威力を挙げるところも
またブランチの能力は設定的にも応用面においてもテラフォーマーズより練りこまれていて割と良かったのではないかと思います
>電気でダメージを受けるのは電気が“移動”するためであってずっとその場にとどまり続けていればダメージは受けないはず
ドアノブに触れた時に静電気でバチッてなるのは痛いけど、こすった下敷きで髪の毛逆立たせても痛くないですよね?
最後の最後でゆで科学ならぬしまぶー科学を持ち出されましたか
>エルグはずっと帯電した電気を受け続けるんですよね?そのうち抵抗が上がって再登場ないですかね
>いや〜・・・なーんか・・・しょっぱいです、エルグ戦
設定、ギミック、キャラクター、個人的にはこれまでのトリコで一番ビミョーなカードだったな、と
>ブランチvsエルグ戦はゆで御大もビックリなくらいにツッコミ所が満載でしたね
先週に続いてエネルギーに拘った割にはエルグの分裂再生に使われたエネルギーは結局不明なまま終わったし
ヘラクのスピードが止まって見えるという割には複数体のエルグが見えてなかったり、
電流が留まり続けてどこにも流れていかないならそもそも感電しないだろとか、
流血させて電気通りやすくしたらそのまま地面伝って電気逃げちゃうだろとか、
ギャグ漫画日和の麻雀対決話のようなハッタリの応酬を延々見せ付けられた気がしましたが、これはこれで面白かったです
>この戦いが終わった後、あの大量の感電エルグをどう処理するのか気になる
>エルグ撃破したのはいいですがコレどっちが勝ってもスタジアムに放置ですよね。後で上から生き埋めにしたりするんでしょうか
>やめろよ、そんな百体以上の電気ビカビカが並んでるのそのままにしたらみんなが待ち合わせ場所にすんだろうが
「帯電してるならそもそも電流は流れないハズ」という科学的ツッコミはさることながら
直列電撃に耐えられる電気抵抗は身につかんの?という矛盾点も気になる締め
「エネルギーの出処にこだわった」戦闘内容だったのに、エルグの急速な細胞再生のエネルギーはどこから得てるのかも説明はなし
※(何十時間とかけて再生するならともかく、肉片が僅か数秒で元通りの肉体に再生するには凄まじいエネルギー量を必要とするハズ
これはトミーが口から生む虫を急成長させる際にもちゃんと解説があった事なので、しまぶーがこれを見落としてたのはちょっと残念)

決着の納得感は正直微妙な感じ。でも名前云々の台詞のカッコ良さで上手く誤魔化せてるかなーと
ブランチVSエルグも時間をかけずに2週で決着!次はお待ちかねのココVSグリンパーチか。それとも他のカード・・・?気になる次号へ続く!


230話

「永遠に続く電撃についにグルメ細胞が再生を諦めよったか
それが200年生きたワレの正体・・・その顔を隠すために包帯巻いとったん自分?」
「フフ・・・我々のボスである三虎様にこのような姿を晒すのは失礼だからな。食欲を損なわせかねん
どうだブランチ・・・私は・・・醜かろう・・・他人に素顔を見せるのは久しぶりだな・・・」
>死のうと思えば死ねたので、そのうちエルグは再生をやめた
死なない身体のせいで未来永劫電撃を浴び続けると思われたエルグでしたがグルメ細胞があっさりとギブアップ
その再生能力を失うと同時に醜悪な老人に変貌してしまう。あのスマートで若々しい容姿はグルメ細胞によって形作っていた仮の姿だったのか

『なんだお前のその顔!妖怪みてーだな!』
『近づくんじゃねーよあっちに行け化物が!』

こんな姿を視界に入れれば三虎も食欲をなくすだろうと、偽りの姿で隠し続けた本当の自分
何か悪いことをしたわけではない。その醜い容姿だけで「化物」と蔑まれ迫害され続けた少年時代を思い出し、エルグは自嘲気味に語る。が・・・

「全ッ然フツーやで自分
ワシの村なんかダルマやら河童やら鬼やら本物の化物がぎょーさんおんねん
言っとくけど馬王ヘラクもうちの村にフツーにおるしやな。なんも珍しくないわ
何やったらイケメンの部類やで自分
ダルマのおっさんが見たら羨ましがるわホンマ。ブッサイクやからの〜ダルマのおっさん」

「私が・・・イケメンだと・・・そんな刺激的な言葉は初めて耳にしたな・・・」
それが真実なのか、エルグに対する哀れみから思わず出たウソなのかはわからない。しかし例えウソであったとしても、
エルグにとっては200年の人生の中で最も刺激的な言葉だった
無念も憎悪もない得も言われぬ充足感に満たされながら、エルグの肉体は灰になって崩れ落ち、ワムウのように風に還った
>エルグの台詞に泣き笑い。200年生きたお爺ちゃんにとってはそりゃ未知の語感やろw>イケメン
>エルグのエピソード見て、「世紀末リーダー伝 たけし」の安藤仁一を思い出した方は少なくないはず
結末は違うが、救われた意味は同じでしょう
>こんばんはサヤです。エルグの過去、たけしのパレットの過去や安藤の過去のようでした
パレットにはエリー、安東には弟がいましたが、エルグには誰もいなかった。悲しすぎます
誰がエルグの傍にいれば、エルグも誤った道に進まなかったんでしょうか
>自分の容姿の醜さをコンプレックスに200年の無聊をかこっていたエルグが『俺どうせブ男だし・・・』と
身だしなみを放棄して社会へのアンテナをへし折ってしまったリアル喪男みたいで見ていて辛い・・・
カブトやディケイドで『自分が変われば世界も変わる』
『生きているのがつまらないなんて言う奴は自分がつまらないからそう思えるんだ』という敏樹イズム溢れる名科白がありましたが、
エルグは刺激を感じないのではなく、斜に構えて世界と真っ向から対峙できなかったんでしょう
そんな彼がブランチの力で永遠の生命という欺瞞を砕かれ、
同時に憐れみでもなんでもない自然な評価を受けて永遠の自己嫌悪から解放されて死んでいく・・・
バトルはしょっぱかったですが心理的に強い印象が残った感があります
>エルグの過去とボスへの心遣いは、異形になっても根は普通の人間だったんだなって切なくなりました
その気になれば何でも「メシが不味くなる!」で責め立てる事の出来るグルメ時代がトチ狂ったものだと感じたり、
あるいはエルグが、色々と狭量で未成熟だった200年前のトラウマor時代観を引き摺っていたのかなとも想像しました
時代が一つの強い軸を持ったらあんまり良くないんだろうな、と強く印象に残りました
正直、ブランチVSエルグ戦は隠れた下ネタで笑わせる話と思っていたので、この最後はまさに『刺激的』でした

その言葉を・・・何度も咀嚼させてもらおう・・・
死ぬこの瞬間が・・・永遠に思えるよ・・・

ブランチはジョジョのように敬礼のポーズを取ることもなく、そこに無言の男の詩もなく、奇妙な友情も特になかったが
彼の最後を看取った悲しそうな眼差しだけが読者の心に印象的に残る
『美食會・・・厄介な奴等やのう』






「ユダ!大丈夫か!」
「医食同源―蘇生切り!
ぬぅ美食會・・・まだ料理人は残ってるか・・・これ以上は1ミリも奴等の好きにはさせんぞ」

ジェロニモお前ってやつは!
一方、首をへし折られて即死したと思われていたユダは
自らの肉体に蘇生包丁を施して復活
流石に5人しかいないスーパーシェフの1人といったところか。あんな出会い頭の交通事故みたいなやられ方でリタイヤしてられません
みんな大好き1ミリジジイの復活でここから料理人軍団の巻き返しなるか?と
読者のテンションやや上がり
更にIGO本部では一刻も早くフェスの混乱を打破すべく、緊急招集された局長達が対策会議を
一龍がこの事態を予見していたなら、局長達にも当然伝えているハズ。それなりに効果ある素早い対応が見込めると思われますが・・・

「ええ・・・こっちは終わったわよ。そっちはどう?ええ・・・アラそうなの所長がねえ・・・
殺しちゃっていいんじゃない?


”茂ちゃん”
私もすぐに行くわ。もうIGO
ここも用無しだから」
会議室にいた人物は、事務局長ウーメン梅田ただ一人
彼以外の局長は、全てモノ言わぬ骸となって血の海に横たわっていた
ウーメン梅田から強キャラ臭を感じるとは思わなかった
ついにNEO構成員としての顔を読者の前に堂々と晒したウーメン梅田。もっともこれだけならば読者の想定内ではありましたが、
彼が「茂ちゃん」と呼んだ通話相手は言わずもがな


「ずいぶん暴れたな所長。今までご苦労だった

もう休んでいいぞ・・・マンサムよ」
「し・・・茂さん!!?」
無双中の所長を背後から貫く凶刃。その刃を突き立てた人物は
IGO副会長・茂松その人だった

>微レ存中の微レ存だと思ってたシゲさんの裏切り…
「最後のフェスになる」という言葉がどうしてもひっかかっていたのですが、この予想だけは外れてほしかった
>やっぱり茂さんは裏切り者だったか
この予想を二回もコメに出したけど、乗っけてもらえなかったのは残念だぜ!!


※「読者が好きだったシゲさんは今週で死んだ!」という意味合いで

>アイエエエ!シゲサン!?シゲサンナンデ!?
>裏切りのレモンスカッシュ!
>シゲさんが裏切ったのはIGOだけではない。僕らの期待だ
>読者&マンサム「ウーメン?わかってるわかってる。あ、茂さん来た!これで勝つウヴァー!」
>シゲさんがNEO側で軽くショック・・・IGO側もう四天王ぐらいしかまともな戦力いないんじゃないだろうか
>茂さんだけは裏切り者じゃない……そう思っていた時期が、オレにもありました
>トリコ裏切り者多すぎでしょwww裏切り者じゃない奴を探す方が難しくなってきたwww
>茂さんもNEOとか悲報すぎる IGOの裏切り率は人間不信になるレベルですな…
子供に人気の高いトリコですが、このヘビーな惨状に小学生とかはついて行けるのか…?
>茂松:陽気でともすればいい加減な会長・一龍を補佐して、組織全体を仕切っている
(トリコ グルメハンティングブックより抜粋) うーん、この……
>「梅」田と茂「松」が裏切ったということは次は「竹」と名の付く職員が裏切るはずだ
>茂さんも裏切り者確定か…副会長にまで裏切られるとかちょっと一龍人望無さすぎなのでは…
ジョアがよほど魅力的な人物なのだろうか?
>ここまでNEOがデカいと、各組織のトップバランスで次郎さんも…?
>IGO裏切り者ばっか。美食会からもジョージョーや怪しまれてるスタージュンだけでなく相当出てくるでしょう
しかし、ここまでの者たちを裏切らせるNEOの魅力とはいったいなんなんでしょう。GODやセンター以外にも何かある気がしてなりません
>一龍の人望がヤバイ。美食会からも同じくらい抜けないとヤバイ
>茂さんと梅田にザウスに…続々と裏切ってNEOに参加していきますね
この分だと美食繪からも何人か裏切っていくんでしょうね。スタージュンあたりがインパクト的に怪しい
読者の想像を遙かに超えて深かった「NEO」の根
なんとIGOのNo2すらがNEOメンバー。もはや第0ビオトープメンバーにもう3、4人くらい裏切り者がいても驚かない展開です
未だ戦闘描写こそないものの、その渋いキャラデザから読者人気の高かった茂さん。その力がまさか敵として奮われるとは
しかも朋友コメントにもあるように、これまで実質的なIGOの舵取りを担ってきたのは一龍ではなく茂さんだそうで
一龍カリスマなさすぎだわ人心掌握してなさすぎだわ
もう目ン玉節穴で決定じゃないですかやだー!

>会長の見る目なさすぎて第0職員もほとんどNEOなんじゃないかってレベル
>一龍会長・・・ 副会長も掌握できてないとは・・・ 本当に無能なのでは・・・
>一龍会長ェ…どう転んでも株の暴落は免れそうにありません
素で見抜けなかった場合はいわずもがな、いずれにせよ一連の被害の戦犯の一人としかいいようがない
>一龍「来いよはんぺら、どっちがより節穴か試してみようぜ!」

光才老、栗坊(この2人のうちどっちかは二重スパイかもしれないが)、ウーメン梅田、茂さん。IGOの幹部だけで4人の潜伏NEOメンバー
当然美食会の潜伏メンバーもジョージョー1人だけということはないと思われ、前回までの考察でも上がっていた名前を連ね挙げるならば
千代婆(Cの存在を彼女に教えたのがジョアであることを考えると)
ジュン様(ザウスの焼死体偽装は彼の協力なしには不可能なのでは?という見解から)
あたりは可能性大か。読者としては王道ライバルポジションのジュン様は最後まで美食會所属であってほしいところではありますが、
副会長が裏切り、局長が全員殺害され、第0ビオトープ職員からも離反者が出たIGOは
もはやほぼ壊滅状態
一方美食會も2人の副料理長を失い
(トミーが死んだ以上は同格であるグリンもここで死ぬはず。なんか頭パープー気味になってたし生き残るとは思えない)
6人の支部長も失い
(第一支部長が死んだし、他の5人もここで全員死ぬんじゃないかなと。5人とも生きててももうインフレについていけないチャオズの集まりだし)

更にジョージョーがNEOである以上、GTロボは戦力外どころか自分達に牙を剥く兵器に
なるワケで、こちらもIGO同様に組織としては立て直し不可能なほどの壊滅的ダメージを被ると思われます
結局フェス編のラストはNEOの思惑通り両陣営が壊滅し、
新章からはNEOが当面の敵になるって流れではなかろうか

>この怒涛の展開は終わった後グルメ界編へ一直線って感じですね
>これはもうあれだな、このクッキングフェス編終わったらグルメ界行くんだろう
しまぶー人間界に残るキャラ精算に入ったに違いない。正直NEOのメンバー以外ほとんど死に絶えるんじゃなかろうか
>トップ3の一人の茂さんまで裏切り者だったとは…どんどん第三勢力の大きさが明らかになっていくし
次章から始まるであろうグルメ界編の当座の敵は美食會ではなく第三勢力になりそう
>ここまでNEOが幅を効かせてるとなるとマジで美食會との一時的な共闘もありそうですね…
美食會側の裏切り者は今回現地に居るか居ないかでも変わってきそうですが
>正直、この手の第3勢力って結構ボロが出やすく両陣営に潰される展開が多いだろうに…
これじゃあマジで会長は(ミドラも)NEOの存在に気づいてなかったんじゃなかろうか……
なんか、ここまで裏切り者出てくる&四獣や今回のフェスなど世界の危機に全く顔を出さない&
>いくらなんでもIGOから裏切り者出すぎでしょう。NEOのトップが次郎でももう驚かない・・・
>IGOボス一龍、美食会ボス三虎で戦力差や対比から見てNEOのボスは次郎なんじゃないかという説が出てますが、
はんぺらさんはどう思いますか?
>NEOの黒幕は次郎ではないかと考えます
IGOがトップが一龍、美食會のトップが三虎であれば、それに対抗できるキャラと言えば次郎しかないのではないでしょうか
IGOにも裏の顔があるようですし、絶対的正義ではないようです。とすると次郎にも次郎の思想がありNEOを創設したのではないかと
NEOの基本思想が明確になっていないので一概にNEOが悪とは言い切れないですし、
特にこの世界では正義や悪に関する考えは他の漫画と大きく違います
そこに次郎が入ってきても何もおかしくないような気がします
以上の理由からNEOの黒幕は次郎ではないかと考えるのですがいかがでしょうか

普通、こういったバトル漫画で「途中からポッと出で参戦する第三勢力」といったら殆どの場合、
二大組織の引き立て役になって無様に退場する噛ませで終わるのが常套ですが
NEOは「その両陣営に所属していた強者で構成されている」という特色により、その常識を覆しそう。充分にラスボス勢力になり得る器です
NEOのトップ次郎説なー。俺は持論のニトロの王説を立ててるから肯定はできんけども、否定材料もないから断言はできんね

「まさか・・・副会長が・・・・!あ・・・ああ・・・」
目の前で起こった現実を受け入れられず顔面蒼白になるリン。ちなみに彼女と戦ってたベイとドーサは2人まとめて1コマ内で倒されてます
描かれていないザイパーは未だ健在なのか、2人より先に倒されてたのか
ザイパーもNEOだったらいいのにな!いいのにな!(無理)
更にリンの絶望に追い打ちをかけるように、上空からは夥しい数の灰汁獣達が後詰め部隊として降下してきていた
>流石に単身四獣クラスのマンサムが茂松の乗り物にやられて死亡はないだろ
ここから茂松とタイマンはるマンサムの最後の見せ場だと信じたい





「この灰汁獣達の実力・・・食義をマスターしているのか」
「いや正確には「食圧」だ。食材に感謝する食義とは違い
食材を脅して力で制圧するのが「食圧」。手強いぞ・・・」

そして復活してすぐ体の良い解説役になったユダ。お前は本部先生か月光か
食材に感謝する心がなければ使えない食義。なぜ脳筋の灰汁獣達が使えるのかという読者の疑問に対する答がこの新設定
感謝ではなく、威圧して食材を無理やり従わせる「食圧」
美食會の実力者達が使っているのは食義ではなく食圧であり、千代婆や大竹が「くだらない食義」と言っていたことも合点がいきます
と、ここでリンが見た灰汁獣の大軍団が上空に出現。その圧倒的数に、ここまで頑張ってきた料理人達の士気もついに枯れてしまう
「ぬぅ・・・ここまでか・・・・む!?」
>「これ以上は1ミリも奴らの好きにはさせんぞ・・・!」→「ぬぅ・・・こ・・・ここまでか・・・」 はよすぎる
その時だった。降下する灰汁獣大軍団が空中でビクン!と一悶え
まるで蚊取り線香でも炊かれた蚊のように、羽ばたきを停止させるとバラバラと地表に激突して動かなくなった。既に息絶えている
”死音”

聞いた相手を必ず殺す。グルメピラミッドのニトロにトドメを刺した大技
あの時はニトロ単体に対し、新距離から放ったザキで消費カロリー200万キロ。今回は数百mはあろう広域をザラキーマ
トリコの釘パンチが50連まで跳ね上がったように、食義を得て王食晩餐でグルメ細胞の目覚めたこの男もまた凄まじい進化を遂げていました

「チョーシに・・・のってる奴等がいるなァ〜
そんなに死にてーなら絶滅させてやるよ。オラかかってきな!」


「ぜ・・・ゼブラぁあああああああああああああ!!」
”最強、参上!”
>絶望的な状況でそのキャラクターを象徴するような技の後に本人が登場って演出は古典的だけど燃えますね
>最強参上てなんやねん。やっぱ編集もゼブラ最強認識なんか

>ラスト数ページから漂うゼブラの圧倒的主人公臭。頑張れゼブラ!!!
今なら戦いたがってた0ビオトープ級(裏切り者)と戦えるかも知れんぞ、その前に雑魚一掃頼むけど!!

敵も味方も思わず悲鳴。これ以上に頼もしい煽り文句があるだろうか。セツ婆のように現時点で主役よりも遙か格上クラスならともかく、
主人公と同格のキャラでありながら主人公を差し置いて堂々と「最強」宣言
グルメハンティングブックでもしまぶーが一番好きなキャラとしてゼブラを挙げてるので、作者のお気に入り補正も相まって凄まじい強そう感
この絶望的状況を救う救世主となるか?ゼブラ無双の次号へ続く!


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