241話
「生命力は旨味―味は思考―”テイスティングスコープ”
・・・なるほど強い旨味がいくつか残ってますね・・・しかし味が良くない
変えてしまいますか。鉄平・・・あなたのように」
ついにグルメアイランド上空その姿を現したジョア。「テイスティングスコープ」というスカウター技でスタジアムを真上から見下ろすと、
現在スタジアム内にどれほどの強者がどれだけ生存しているかを一瞬にして把握します
グルメ細胞の放つエネルギーの強さを視覚的に捉える技でしょうか。ドラゴンボールでいう「でけえ気がいくつかあるな」みたいな感覚ね
そして傍らにはべる鉄平は完全レイプ目。ザウスと違って本人の自我はおよそ確認できません
足場になっていた謎の円盤がグニャリと変形。真っ黒な蛇のような姿になると、スタジアムに向かって猛スピードで急降下します
透影とかげ【幻獣類】 捕獲レベル295
影なのでありとあらゆる形状に変形できる怪物って感じ。ていうか295て。もうこれから先は捕獲レベル3桁が当たり前の世界か
>ジョアの乗り物は円盤〜のコメントして載せて頂いたのに生物だった…四獣よりは低いけど捕獲レベル295は凄まじいな
あんな見た目でも一龍のペガサスや次郎のハンマータスク以上なんだろうな
>捕獲レベル295をあんなあっさり出すなんて・・・捕獲レベル8をあんなすごい演出で出されたあの頃が懐かしすぎる
>透影の捕獲レベル295って微妙…ラスボス級のヤツの乗り物にしては四獣以下だし、トミーも方腕だけで200以上あったのに
あくまで乗り物でジョアの相棒はコイツじゃないのかもしれませんが、正直捕獲レベル500ぐらいは欲しかったなあ
「どうやら来たようだな・・・・しかしなぜわざわざ彼がこんな表舞台に姿を・・・」
一方、ジョアの到着を察知した富豪3人。これまで闇の料理人として暗躍してきたジョアが急に表舞台に出てきたことを不思議に感じてるようで
と、そんな3人の疑問に応えるかのように部屋に扉が開き、新たに3人の男が入室してきました
「お別れを言いに来たんでしょうな・・・人間界に
みなさんも出発の用意を・・・これで戦いは終わりでしょう」
ノマーチ、トッポ、アーモン!
>G・・・7・・・まで・・・これはもうフェス自体がNEOの掌中にあったわけで
横合いから漁夫の利をかっさらうどころか、徹頭徹尾NEOの独り勝ちじゃないですかー!!
また、重要人物が軒並み裏切ったIGOの屋台骨はガッタガタ
次郎が助けに向かってるとはいえ、一龍会長はこの事態をどう収めてくれるんでしょうか?
>NEOの中にG7のメンバーもいた事は予想出来ていましたが、パッチさんがシロで本当に良かった良かった…!
センチュリースープの件で好感度がメチャ高だったので、パッチさんがNEOだったら軽く欝になっていました
なんとG7のうち3人までもがNEO!もはや劇中の実力者・権力者の半分はNEOじゃねえの?という状況に
彼等の台詞からこのフェスを最後にNEOは人間界から去りグルメ界に活動の場を移すことが判明
当然物語のメイン舞台もNEOを追ってグルメ界に移行すると思われ
キャラの人員整理云々でも既に考察してましたが、まさしくこのフェス編はトリコという作品の前半戦ラストステージであることがわかります
「鉄平!何故お前が!?」
「俺様の地獄耳はぜーんぶ聞いてたぜ。とりあえずチョーシに乗ってるのは間違いねェなお前ら」
ジョアに付き従って現れたレイプ目鉄平に驚きを隠せない再生屋仲間達。ただ一人、その地獄耳で状況を把握していたゼブラが立ちはだかる
問答無用とばかりに先制のボイスミサイルを放つゼブラでしたが、鉄平は落ち着いて耳栓を詰めながら植物の種を取り出した
「遮音の樹―耐震の根!」
物理的な破壊力のせいで忘れがちですが、ゼブラの攻撃は全て音。音を遮断する樹のカーテンでかき消されるボイスミサイル
更に四獣編で倒壊しそうになった高層ビルの補強にも使った「耐震の根」によってゼブラの動きを瞬く間に封じてしまいます。つえー
「彼はもうあなた方が知っている鉄平ではありません・・・私の調理により味が変わってしまった
既に全く別の人間なんですよ」
>まるで違う人格になるとは、洗脳より性質が悪いですね…あの飄々とした中に優しさや冷静さがある鉄平は死んでしまったのか
でもそんな鉄平だからこそ、ジョアにとってとことん都合のいい傀儡に変えられたんでしょうね
>味がうすいから塩を足すように人の思考に手を入れるジョアは吐き気を催す邪悪としか思えない…!
以前ならゼブラを絡め取ったら軽口の一つでもいいそうだった鉄平も何も言わないあたり相当思考をいじられてそうですね
次郎でも治せるかどうか
>ザウスと違って鉄平は完全に自我を失ってますよねアレ(汗)味(思考)の変え具合も人によって違うのかな…
ここから鉄平がどうやって味方に戻るのか(あるいは戻らないのか・汗)楽しみです
>丁寧で知的な態度と透影に現れているような無機的で生命の息吹を感じないオーラが非常に異質で不気味・・・また
『食材そのものの味を引き出し、活かす』のが料理の本道なのに対して、自分の都合で食材の『味そのもの』を
TVのチャンネルでも変えるように根底から違うものにしてしまうというところに強烈な悪意と冒涜を感じるッ!
人格を作り変えることを「味を変える」と言い放つジョア
料理人らしくもあり、かつ料理人として破綻している人物にも見えます
最初にゼブラを捕獲した時は師匠・与作の手助けが必要だった鉄平
食義を得てニトロ三匹を同時に相手できるほどに強くなったゼブラとは、かなり実力差が開いてしまったと思われましたがいやこれはどうして
ジョアの傀儡になった事により、潜在能力を大きく引き出されたとかありそうね
と、ここで解説中のジョアに向かって上方から襲いかかる2人・・・・否。2匹の人影。ゼブラが戦っていたのとは別のニトロです
「! ニトロ・・・もtともとスタジアムの外にいた2匹ですね
野生の本能が私を危険だと察知し襲ってきたと」
スタジアムの外にいたニトロが、この場にいる誰よりも真っ先に「危険」と感じて襲い掛かるほどのジョアの強さ
セツ婆が怒りの本気モードになってもニトロは襲ってこなかったことを考えれば、
ジョアの強さは本気出してなくてもセツ婆よりも数段上ということに
そしてニトロが問答無用で襲いかかったということは、「ジョアの正体=人語を解するニトロの王」説はかなり薄くなってしまった感
襲いかかった直後、ジョアにひと睨みされただけでその場に傅いたりとかしたら逆にほぼ予想正解だったんだがなー。ウボァー
「テイストチェンジ!
フフ・・・料理しやすいものですね・・・
彼等はレッドニトロ・・・ま。もともと操られてるようなものですか・・・こいつら」
かくして襲いかかってきたニトロにちょっと切れ目入れただけで洗脳完了してしまうジョア
全く別の人格に変えてしまうという技術ですから、施術にはそれなりの手間と時間がかかるのかと思ったら僅か一瞬の所要時間でした
>包丁で切りつけるだけとか、洗脳簡単過ぎワロチ
>たけしに出てきたパレットの魔力みたいな感じですかね
あちらでは最終的に悪魔達とも和解できましたが、ジョアはじめNEO連中もそう簡単にはいかなそう
ジ>ョアの能力に既視感を覚えたんですが、たけし魔界編のパレット(およびブラック)の魔力に似ているのでは?
しかし、ただでさえ現時点で作中トップクラスの戦闘力に加え、傷をつけられたら“調理”されちゃうとか、コイツどーすんの?
ジョアもう色々とチートすぎる
ただでさえ実力でもセツ婆以上なのに、対峙した相手はその刃にちょっと切られるだけで彼の手先に成り下がってしまうという反則技
今なら間違いなく断言できる、まさしくラスボスの性能です
このトリコという物語の最後の敵は美食會と三虎ではなく、NEOとジョアであることはもはや疑いの余地がないといったところでしょうか
「ジョアや!おぬしどこでその包丁を・・・!」
「節乃・・・久しぶりですね。私を知る者はあなたを含めもはや世界に数人・・・
でもそれ以上の詮索はよしたほうがいい・・・あなたも死にますよ
この包丁ですか?これは私のものですが何か?」
と、ここで驚愕と怒りの入り混じった表情でジョアを怒鳴りつけたのは我等のセツ婆
その驚きの顔を引き出したのはジョア登場の瞬間ではなく、彼の持つ包丁を見た瞬間だった
「しらばっくれるなや・・・正体を見せてもらうぞいジョア・・・!
その包丁は伝説の名包丁「シンデレラ!」
かつて神の料理人と言われた
フローゼ様が使っていたものじゃ!」
>ついにフローゼ様の顔がお目見えしましたが… だ れ だ お ま え 14巻や24巻と全然姿が違うんですけど!?
トーンに長髪だったはずが、いきなり黒髪ショートとか別人すぎる
それとも今週は若き日の姿で、今までのは晩年の姿なんでしょうか。それなら納得できるけど
>最後のフローゼ様は、しまぶー頑張った!という可愛い美人さんだけど…ちょっとイメージしてたのと違ったなぁ
晩年老いて色素の薄い長髪になったってことなのかな
>ついに顔見せしたフローゼ様ですが、過去のシルエットと全然違うのをどう解釈したものか
今週の姿が若い頃バージョンとかなら納得だけど、しまぶーが過去にフローゼ様を描いたことを忘れてましたとかだったら嫌だ
>いままでイメージで出てきたフローゼ様は長髪だったけど実際は短髪だったんですね
ってか美しい…ジョアが実はフローゼ様だとかだったらいいのになッ!いいのになッッ!!
>伝説の包丁シンデレラ、ジョアは自分のだと言ってますが、フローゼと=でつながるのか、それとも単なるウソか・・・
>まさかのジョアがフローゼ本人なのか?ならアカシアももしかしたら生きてるのかも・・・?
>フローゼの包丁をジョアが持っているのは、彼女から奪ったのか譲り受けたのか… もし後者ならジョアはフローゼの弟子?
弟子を持っていたのはアカシアだけとは限りませんし、ジョア自身優秀な料理人みたいですし…
ただそれだと200年前のフェスで何故反則したのか疑問になりますが
>ジョアがフローゼ関係者の可能性が上がりましたね
フローゼの弟子or子供だとアカシアの弟子の一龍・三虎と同格として三すくみになりますし
>ジョアの正体はフローゼの弟子ではないかと思います。アカシアに弟子がいるんですからフローゼにも弟子がいてもおかしくはないし
ジョアの持っていた包丁が不ローゼに渡る以前にジョアが持っていたものだとすれば、製作者は誰に?
神扱いされているアカシアがジョア(ニトロ?)側からすれば略奪者だったという展開は、さすがにないか
>節バァの焦りっぷりは、「敬愛するフローゼの包丁を悪党に使われた」というだけのものではなさそう
包丁自体にデロウス製みたいなトンデモ性能が備わっていてそれを危険視しているのか、
それとも包丁を埋葬していた場所が節バァ含め信頼された数人しか知らない場所で、
それを手にしているジョアの正体をある程度悟って狼狽しているのか・・・
ジョアの得物は、かつて神の料理人フローゼが使っていたもの!
ジョアの正体はフローゼ縁の者なのか?物語の前半終了を目前にいよいよアカシアと、その相方フローゼの秘密が紐解かれる(?)次号へ続く!
242話
「その包丁の名は「シンデレラ」!
かつて神の料理人と呼ばれ・・・美食神アカシアのコンビでもあった
フローゼ様が使っていたものじゃ!」
「そう・・・・
”だから私のもの”なんです
そう言ってるでしょう・・・」
「それはフローゼ様の包丁じゃ」というセツ婆の指摘に対し、「だから私のものです」と自身が所有する事の正当性を唱えるジョア
この返答から推察される「ジョアの正体」ははたして何者なのか
>これはいよいよジョア=フローゼ本人と言う説が現実味を帯びてきましたね
>弟子とかじゃなくて実は生きてたフローゼなんですかね?顔からすると随分ババア化してるみたいですが
>フローゼの弟子or子孫で確定?
巷ではジョア=フローゼ説が強いけど、さすがに節乃が別人と認識しているのはおかしいような…
>ジョアがフローゼの包丁を自分のモノとはっきり主張するところを見ると、フローゼの弟子より血縁関係が濃厚な気がしました
例えば、フローゼの兄弟or姉妹や、珍師範と千代婆のようにアカシアとの子供がいたとかで、それが暗黒面に落ちたとか
もし子供がいたら、アカシアフルコースのセンサーで一回生き返った人物とかも有りですね
それならCが死者を蘇生させる食材がだと分かることもうなずけます
>ジョアがフローゼ本人、もしくは縁者であることが自称とはいえ確定いたわけですが、実際の正体は何なんでしょうかね?
考えられるのは@フローゼの子供、或いは弟子(本命)
Aモーヤンシャイシャイに再生され“味”も変えられたフローゼ本人(ジョアが出るたび話題が挙がってたのはミスリードではなくこの伏線では)
BCによって蘇ったフローゼ本人(ああいう風になったのはCの副作用でアカシアが封印したのはそれが原因なのではないか)
といったところでしょうか
>対決の構図としてはアカシアの弟子がトップにいるIGOと美食會の戦いに参加する以上
フローゼ本人よりかはフローゼの弟子の方がすっきり収まるんですよね
でもフローゼ本人だとしたら死んだというのは偽装なのか、はたまた蘇生食材センターを使って本当に死んだのに蘇ってきたのか
そして名前が何度も出てきたモーヤンシャイシャイも一枚噛んでいるのか、など今回は謎がめっちゃ深まった回ですね
>ジョアの「私の物」発言がハッタリに聞こえない…1.シンデレラの本来の持ち主はジョア。フローゼから取り返しただけだよ説
2.大穴実はジョアの正体はフローゼだった!ナンダッテー!説。深読みしすぎかもしれませんが
>あの包丁は、フローゼ『以前』にジョアが使っていたもの?
>今週も再びジョアのオレオレ、俺フローゼ!発言
@DIOみたいにフローゼのボディ(および記憶)を奪っている。黒装束の下にはエグイものが・・・
Aジョアはフローゼのもう一つの人格。主人格を乗っ取ったのでジャイアニズム理論に基づきシンデレラも俺のモノ
Bド直球にジョアの正体は悪堕ちしたフローゼ ・・・う〜ん、どれも外れっぽいw
予想@フローゼ本人
「実は生きていた」のではなく、死後蘇生食材Cによって蘇ったという考察は可能性高そう
恐ろしい人格になってしまったのはCの副作用によるもので、だからこそアカシアはCの存在をフルコースから隠したと考えると説得力も出てくる
しかしながらNEOの富豪ジジイどもはジョアの事を「彼」と呼び、今回242話のサブタイトルも「謎の男・ジョア」になってます
ジョアが「男」と劇中で明言されてるうちは、フローゼ予想は苦しいと言える
予想Aフローゼの子供(父親は当然アカシア?)
「弟子」よりも更に一歩踏み込んで彼女の実子というパターン。はんぺら的には@よりはこっち本命予想
子供であるならばフローゼの包丁を「母の包丁は子である自分のもの」と言う言動も、弟子が言う以上にスジが通るものになる
更に父親がアカシアであった場合は”ラスボスとしての格”も完璧保証されることに
アカシアとフローゼの子である自分こそがGODを手に入れるべき正統な候補者であり、IGOも美食會も認めないとかそんなん言い出しそう
予想Bフローゼの弟子
先週の時点では主流予想だったが、今となっては弱い予想になってしまった感
弟子が師匠の包丁を「自分のもの」というのはまぁOKとして、この物語のラスボス(おそらく)が「フローゼの弟子」というのもインパクトに欠ける
予想Cフローゼよりも以前にシンデレラを所有していた人物
発想の転換。予想としては非常に面白いものの、「ではその人物はいかなる存在なのか?」と考えるとこれまた予想が大変
この予想が正解だった場合、それこそ「太古のグルメ界を支配していたニトロの王」とかでない限り読者ももう大概驚かないと思うが・・・
予想D実は意表をついてジャイアンだった
「フローゼのものは俺のもの!俺のものも俺のもの」
「億枚おろし」
「マズイ!全員回避せい!奥義・味流し!」
ズドァアアアアアアアアアアア!!
セツ婆が叫ぶと同時に放たれたジョアの技は島の半分はおろか海まで消滅させる波動砲
ムチャクチャな技のターゲットにされたセツ婆でしたが、「味流し」といういなし系の技によって攻撃を逸らし、なんとか直撃を回避します
「あ・・・あれは世界に一本しかない名包丁「滝唾」!節乃様の専用包丁!
使うところを初めて見た・・・本気だ・・・節乃様も・・・!」
>解説役のユダさんがマジ本部先生にしか見えない
>セツ婆の包丁、しょぼっ!!名前は滝つぼに唾吐くみたいでなんか汚いし、中途半端にヘンな形してるしw
セツ婆の魅力って、『ベタな意外性』なんですよ。ただのお婆ちゃんと見せかけて規格外の超人
平凡な大衆食堂・・・と見せかけて世界有数の名店、みたいな
だから彼女の愛用の包丁も見た目は何の変哲もない機能美を重視した一振りにして欲しかった・・・
億枚おろしを防ぐ為に、遂にその愛刀「滝唾」を抜いたセツ婆。てか今まで専用包丁を抜いてなかったってことはまだ力を抑えてたのかよ!
トリコごときを相手に専用包丁を抜いた千代婆がどれだけザコだったかがよく解りますが
ザウス・栗坊・光才老にブチ切れた時にこれ使ってろよ!とは突っ込みたい。あそこで抜いてればあの3人くらい瞬殺できたハズなのにな
「私の技をまともに受けきりますか。そんな芸当ができるのはアカシアの三弟子くらいと思ってましたがね」
「ぬかせ・・・受けきってなどおらんわい」
必殺の億枚おろしをいなしたセツ婆を称賛するジョアでしたが、ここでブシュウウウウウ!とセツ婆の全身から噴き出す鮮血
本気セツ婆ですら、挨拶程度に放った威力の全てを無効化できないジョアの技
放たれたのがジョアの最大奥義とかだったら、おそらくは味流しも通用せずに一撃必殺されたのではないでしょうか。両者の実力差ヤバすぎる
「姿を現した理由はなんじゃ?探しものでもあったか?」
「ええ・・少し話を聞きたい料理人がいましてね」
「フン・・・こんな派手な攻撃をしおって。今のでターゲットが死んどらんかったらええがのう」
セツ婆の問いに対し答をはぐらかすことなく、「目的はとある料理人ですわー」と正直に答えるジョア
セツ婆に「何じゃと?まさか・・・」みたいな反応が何もないことからして、ジョアの正体にもジョアの目的の料理人にも心当たりはないみたいですが
はたして彼のターゲットは小松なのかジュン様なのか?
>ジョアが探している料理人はピラミッドの料理本を所持している小松でFA
食運だけじゃなく同色運(漢運)もかなりのレベルかー!?ってジョアの性別は不明か
>ジョアが探している料理人はスタジアムにいない…という事は小松かジュン様の2択だけど、やっぱりここは小松だろうなぁ
アカシアの手帳を探しにきた黒マントもジョアという事で確定したし、次々回あたりで小松を連れたジュン様スタジアム入り→
ジョアが小松をかっさらう→ジュン様大ケガのせいで何もできず→トリコとジュン様が共闘する展開になったら熱い
@小松の場合
目的はグルメピラミッドで小松が拾ったあのレシピ本(あれが「アカシアの手帳」?)
Aジュン様の場合
ジョアが「記憶を失う前のジュン様」について心当たりがある
ジュン様の正体に関しては「アカシアのクローン」や「Cで現代に蘇ったアカシア」という説が読者の間で濃厚であり(記憶喪失はその副作用)
ジョアがフローゼとアカシアの関係者だとすれば「ジュン様のことが気になる」のは至極当然。ここでジュン様を拉致するという展開になる
両者ともに説得力充分の理由はありますが。読者として展開的に見てみたいのは@よりはA
「いえどうやら今このスタジアムにはいないらしい。それに当然ですがターゲットは選んで切り分けてますよ
例えば・・・鮮度UP!蘇生切り!」
『暗技!』
言うなりジョアが包丁を地面に突き刺すと、
なんとゼブラにボコられて瀕死だったニトロの身体が跳ね上がった
『ブッ倒したはずのニトロが復活しやがった!
しかも・・・数倍も強くなって!』
しかも数倍もパワーアップするというオマケつきで
>MUGENでいうならゲジマユの12Pくらいになって復活したニトロども!
この調子で戦闘不能になった幹部格の敵までスーパー戦隊の巨大化怪人のノリで蘇生させられるとしたら
NEOの総戦力は額面上の2倍以上なんてことに・・・こりゃ本当に美食會とIGOの呉越同舟来るかも・・・?
更に言うなら直接肉体に刃を入れることなく、離れた場所から波動みたいなもので3匹まとめて一瞬で施術してしまいました
これはジョアがその気になれば現在スタジアムのあちこちでで死にかけてる強者達を一瞬で全員復活させて、
尚且つそれら全員を自分の従順な手駒にできるということを意味しています
先週に輪をかけて「もうコイツどうすりゃ勝てるんだよ」と言うしか無いチート性能。彼が到着した時点で勝敗は決してしまったのか
「さあ・・・食い散らかしておしまい」
「節乃様!」
「さがっとれい!おぬしらでは勝てんぞ!・・・む!?」
助太刀しようと駆け寄ったダマラスカイとユダを「さがっとれ!」と一喝する節婆。もはやこの場で戦力になるのは自分一人のみです
しかし構えようとした瞬間、下半身に違和感を感じて血の気が引く。既にその両足は鉄平の縛り樹にによって封じられていた
>鉄平の根っこ、使い勝手よすぎだろ!
セツ婆クラスのフットワークの持ち主に気付く間もなく足絡み掛けられるとかどんなスピードと隠密性だw
ジョアの施術で潜在能力が完全に引き出されてるとしたら、これはかなりの強敵
IGO側最強戦力セツ婆、ここでついにチェックメイト
と、思われたその時
デコピン一発で弾け飛ぶニトロの頭部!
待ってましたの千両役者。あんな鈍重そうな乗り物に乗ってたくせに、いい意味で読者の予想を裏切る早さで現場に到着!
「まったく・・・・やれやれじゃのう」
ノッキングマスター次郎!!!
アカシアの三弟子、「謎の男ジョア」と直接対峙!その正体に迫るか?
>リーゼントがデコピン⇒「やれやれだぜ」これなんてジョジョ?
ジョア自身の戦闘力が半端なくてちびったけど爺さん状態でニトロデコピンでやっちゃう次郎ハンパない
こないだまでのスタージュン様vs主人公の死闘はなんやったんや…
>ノッキングマスターがノッキングせずに「駆除」する姿に圧倒されました。次郎作中では初めての殺生ではないか?
>勇次郎的に言うと「地上最強のデコピン」
>節婆を超える強さのジョアにショック・・・と思ったら強化ニトロをデコピンで倒す次郎でフイタ
>次郎強すぎワロタw数倍強くなったニトロをデコピン一発でスプラッタとは
>ついに次郎来ましたね。スタージュン登場までの間、ジョアとの一騎討ち。さらにはジョアの確信に迫る形でしょうか
>小松泣き叫ぶ→トリコ覚醒、節乃絶対絶命→次郎到着 やはりヒロインのピンチにヒーローの存在は欠かせませんね
>颯爽と登場してデコピンインパクトかました次郎カッコ良すぎる
敵の猛攻→ピンチ→味方登場 ベタベタな展開なのに、噴死しそうなほど燃えるのは何故
>次郎さんキターこれで勝つる!は言い過ぎにしても、これで被害はある程度抑えられそう
ジョアとの戦いは小競り合いで終わって満身創痍のスタージュンがNEOにさらわれるといったところでしょうか
>NEOボスの疑惑がかけられていた次郎はやはり味方で確定ですね
さすがにジョアの放ったニトロを倒しておいて実は…という展開は考えにくい
…とか言ってセツ婆を守るためであって「ジョアよ、ワシの相棒に手を出すとは何事だ」とか言い出したらどうしよう
最近のトリコは裏切りが多いので必要以上に疑心暗鬼になってしまう
>アカシアの3弟子をも見下した態度のジョア、次郎でも勝てるのか?
復活の最強コンビ次郎&セツ婆ここに結成。だが二人は鉄平を人質に取られている状態で戦えるのか?彼を元に戻す方法はあるのか?
案外あっさり次郎がノッキングでテイストチェンジを解除してくれたりしねーかなぁと淡い期待をもって次号へ続く!
243話
「ノッキングマスター次郎!!!」
「これはこれは・・・すごいお方が現れましたね」
デコピン一発ニトロ粉砕!敵のみならず、味方もビビる圧倒的存在感
もはやガタガタ震えて天を仰ぐしかなかった絶望的現場に、まさにギリギリのところで間に合った最強戦力降臨。ここから形成逆転なるか?
なお次郎を連れてきたパートナーアニマルズも一緒に到着。テリーは次郎の参戦を見届けるや、すぐにトリコの元へと向かいました
ハンマータスクの巨体が見当たりませんが、あれは島の外で巨大GTロボの残存戦力でも相手に戦ってるんでしょうかね
「遅くなってスマンのぅ。セッちゃんや」
「いやいやジロちゃん・・・来てくれて・・・助かったわい・・・」
相棒を危機にさらしてしまったことを「すまなかった」よ浴びる次郎と、「いや来てくれて助かった」と安堵の笑顔で応えるセツ婆
>顔を赤らめた節バアを見た後の次郎の無言はなんだろう・・・何かの伏線かな
>次郎のこの反応はもしかしてせつ婆洗脳された?どっちにしても鉄平をどうするかですよね
地球をノッキング出来るんだから何とでも出来そうなもんですけど
>セツ婆がジョアの億枚おろしで怪我してましたけどこれは操られたりはしないんでしょうかね?
洗脳をするテイストチェンジという技で切られた場合のみ洗脳されてそれ以外の場合はただの傷、という事なのでしょうか?
まぁ他の技とあわせて洗脳できたらジョアの攻撃を全てよけなければならなくなりますが・・・
もしセツ婆が洗脳されていたら次郎の隙を突いて攻撃などしそうではありますね
コメントの指摘を見るまではんぺらは久しぶりに再開した相棒同士の反応といった感じに捉え、特に気にもならなかったんですが、
確かに3コマ目の次郎の「・・・」という反応が少しだけ気になります
「セッちゃんに手傷を負わせる程の相手とはな・・・一体何者じゃ?」という、敵の正体に対する考えを張り巡らせている間か、若しくは
「遅れて来たワシを怒りもせん・・・相変わらずなんてイイ女だ・・・そんなセッちゃんをこんな目に遭わせた奴・・・絶対に許さんぞ!」
という怒りチャージタイムの演出の間のどちらかだと思いたいですが(というかはんぺらはそう思ってたので特に気にならなかった)
セツ婆の反応に、普段の彼女の言動とは少し違和感を感じた次郎
という演出だったなら指摘コメントの嫌な予想も有り得ることに。ここまでズタボロにされてこの上セツ婆までNEO落ちはないと思うが・・・
「何やってんじゃあ鉄平!!!」
『なんちゅう咆哮・・・こないな声出す生物はウチの地元にはおらへん・・・これが”マスター次郎”!
ダルマのおっさんが言うてはった世界で三指に入る実力者・・・!』
と、ここで早速次郎の動きを封じるマリオネット鉄平。敵の傀儡と成り下がった孫の姿を見て、嘆くよりも先に大声で怒号を飛ばす次郎
ていうか先週も朋友の指摘にあったけど縛り樹の性能高え。セツ婆や次郎クラス相手に気配察知されないのかよ
ジジイの怒りの咆哮に気圧されるマリオネット鉄平。これだけでテイストチェンジが解けたりしたら、演出的にすげえ燃えるシーンですが
流石にこの程度で解けるヤワな洗脳術ではない模様。元に戻す方法はあるのか?
「ニトロは・・・首が無くとも数ヶ月は生き続け闘い暴れ続ける・・・しかし・・・ノッキングされている」
頭を落としたゴキブリがしばらく生き続けるのと同じように、桁外れの生命力を持つニトロもまた首から下だけで活動を続けられるという
しかも数ヶ月という傍迷惑さ加減。ニトロの生態恐ろしすぎる
しかし次郎のデコピンは頭部をふっ飛ばすのと同時に全身ノッキングを施しており、それによって完全にニトロの活動を停止させていた
「デコピンでニトロの頭を飛ばす破壊力と・・・同時に肉体の自由を奪う繊細さ・・・
かつてアカシアがその力のあまりの強大さと、何より凶暴な性格を危惧し
”腕力”の一部を封印し、”技術”を植えつけた狼・・・
暴獣”二狼”
アカシアの弟子に入る前は確かそのような名のはず・・・」
かなりマンサム所長と被り気味な次郎の過去
「上が一龍で下が三虎なのに、真ん中が普通の名前なのはおかしい。きっと本当の名は「二狼」ではないか?」
以前考察した予想も、巷の読者通説に外れることなくドンピシャ
>マジで二狼だった件について それにしても普段温厚な次郎が言動の端々から狼っぽさをにじませてて強キャラ感がすごい
>次郎=二狼は以前から予想されてたけど、今週の宇宙レベルの強さは誰が予想していたであろうかw
若き日の次郎はヤンチャすぎてアカシア師匠も手を焼いていたのかもしれませんね
さり気にアカシアの素顔も出てたけど、年取ったココにしか見えないw
一龍はトリコを見て「アカシアに似た雰囲気」と評してたけど実際はココの方が似てるんじゃないか?
>アカシアさんがココと激似なんですが、これはしまぶーの書き分けの問題なのか意図的なものなのか
>ターバン巻いてるからココかと思ったらこれアカシア?えらいあっさり顔出て来ましたがなんか個人的にイメージ違いますね
同じ救世主だからかどことなくケンシロウに似ているような
>次郎の話をしてるのにコマにココがいるなーって思ってたら若いアカシア様だったでござる
これはココとアカシア様の血の繋がりを表してるのか、それともただたんにターバンのせいか
>美食神アカシアがどうみてもココな件。同じターバン系男子だったので危惧はしていたんだがこれはアカン
>ココだこれー!!(違)久々と思ったらアカシアだった…
似すぎってレベルじゃないくらいそっくりですけど、まさか重要な関係が…?ココの登場も引っ張ってるし
そしてこれまでの登場シーンでは常に目が描かれていなかったアカシアの顔が、ここで初めてハッキリと登場
ココに似てるってのはまぁターバン撒いてる黒髪だから仕方ないんじゃないかと。血縁があるような展開はないんじゃないかな
ていうか朋友コメにもありますが太い眉毛のせいかケンシロウやデューク東郷にも見えなくもなくて笑う
「よう知っとるのう・・・何者じゃおぬし」
「ジョア」という名が初めて表舞台に現れたのが200年前のフェス
しかし「アカシアに弟子入りする前の次郎」の過去を知っているとなると、その年齢は劇中キャラの中でも最年長クラスで確定的です
200年前より以前のジョアは何をしていたのかと考えれば彼の正体に近づけるか?むむむ
「今ではすっかり酔いどれ次郎・・・フフ・・・どうでしょう?ウチのメンバーでも相手になりますかね」
と、ここでジョアから「酔いどれジジイにゃウチのメンバー相手は年寄りの冷水じゃね?」という次郎の実力を舐めくさった発言が
これにはちょっとカチンときたのか、天下のノッキングマスターがその実力の片鱗を見せつけます
「バカかお前。グランドノッキング!」
言うなり次郎の拳が叩きこまれたのはジョアの身体ではなく、彼の足元。地面に向けたノッキング―否
”地球”に向けたノッキング!!!
>「次郎だけに勇次郎だった今週のトリコ」 タイトルはコレでFA
>勇次郎が地震をパンチで止めたオマージュでしょうか。あの時の燃えたのと同じぐらい燃えました
>次郎「ッチェリアアァッ」
「うるさいから全員止まっとれい」
その場にいた次郎以外のすべての人物が白黒反転する一撃。それは当然ながらパンチの衝撃などではなく・・・・
「バ・・・バカな・・・島ごとすべてを・・・
我々の動きと一緒にノッキングだと!?」
超広域同時ノッキング!前回ジョアが広域蘇生包丁を使ってましたが、そんな範囲じゃない次郎の技
それはスタジアムどころかクッキングアイランド全体を遙かに凌駕し、地球全体までをも・・・と、ここで我等の解説王ユダさんの出番
「島などというカワイイ範囲ではない・・・一瞬・・・
地球が止まってしまったのかと・・・それ程のノッキン・・・な・・・
なんだあれわああああああ!?
て・・・天変地異だああああ!!」
「止まったんですよ・・・本当に地球の自転が一瞬
いや、止まりかけたというところですか。化物ですね・・・引退してもなお・・・」
なんと島を取り囲む海には数百mはあろうかという津波と天まで届く竜巻が発生
地球の自転すら一瞬停止させ、
天変地異をも意図的に起こせる脅威のノッキング技術
>とうとう惑星規模の技が飛び出しましたしね
まさしく次元が違う。一龍が美食會訪問したときどんだけ紳士モードだったかよくわかります
そして次郎の本来の戦闘スタイルは暴力的なパワーファイターでありノッキングすらアカシアの枷に過ぎない事が発覚
もう正直この大戦の意味とかないだろレベルのむちゃくちゃぶりです
>もう、何もかも馬鹿らしくなるくらいジョアと次郎が強さケタ違いすぎて
ユダシェフと節乃さんの強さの差が相当な物なのにそこから更に離れているという
チュウとクロコダインと真バーン様の格差みたいな
>次郎の実力と正体が完全に斜め上だった件。これでまだ爺さんのままなゅだから恐ろしい
比例してその上にブチ上がるアカシアの強さにはもう笑うしかないレベル
>地球の自転が停止すると慣性の法則で全ての物体は自転方向に途方もない速度で吹っ飛ぶそうな
そりゃ天変地異も起きるわ
>地球の自転って単純な物理運動ですよね?
地脈を刺激とかそういうレベルじゃないんですけれどあの一撃でどれだけの運動エネルギー発生したんですか
>何この次郎無双。根強かった二狼説も、アカシア弟子入り前ということで今は「次郎」なので納得
マンサムと設定がかぶっている気もしますが、酒好きという共通点もあるしわざとなのかも
今は現役じゃないとか酔いどれだとか、そんな話はまるで次元の違う話だった次郎の実力
「ウチのメンバーの相手になりますか?」とかそりゃカチンとくるわな。リトルリーグとメジャーリーガー以上の隔たりがあります
さてこの程度のノッキングはその気にになれば自力で解けるのか、動けなくなっても未だ余裕こいた言動は変わらないジョア
「せいぜい余裕こいてろまずは正体暴きじゃ!」と、次郎の手刀がその漆黒のフードを切り裂いた
その下から現れた顔を見て、次郎とセツ婆に衝撃走る。その顔はまさしく彼等の敬愛する・・・・
「なんと・・・フローゼ様!?」
磯野ー!フローぜー!
中島も思わずカツオを呼びに来るほどの衝撃。フードの下から現れたのは、間違いなくフローゼの若かりし頃の姿だった
しかしながらその顔には継ぎ目のように走る無数の線と、髪の先の謎の球体
そしてなにより先々週号のフローゼの済んだ瞳とは明らかに違うまるで爬虫類のような冷たい瞳
>フローゼの顔が、ターちゃんに出てきたニド・ソドムみたいで怖い
>フローゼ、この感じ穢土転生っぽい
>ジョアの素顔はフローゼでしたね…でも”謎の男”や”彼“はミスリードではない気がする
顔の継ぎ目、髪の玉や異質な瞳から、蘇生or再生したフローゼの肉体をジョアが乗っ取っているのでは
それなら声が男声であること、節乃や次郎が雰囲気では気付かなかった理由になるし
”フローゼになった“から彼女の包丁も「私の物」と言ったのかも
>ジョアの髪から無数のナメクジの眼のようなものが突き出していたんですが・・・
これはフローゼの屍体に寄生してその知識と技術吸収した別の生物でしょうね
>フローゼの顔が出てきた!で、これがフローゼ本人だとしても、フローゼ自身ではなくて、
こいつはフローゼの死体をなんらかの形では活性化させて「着てる」んじゃないだろうか…
>肉体はフローゼ、でも精神はジョアってことなんでしょうかね?
フローゼの皮を被っているから自分は『フローゼ』であり包丁も自分の物、
だけどフローゼ程の実力はなかったから200年前のフェスで反則負けした…のかな
>フードの下がフローゼの顔でしたが、フローゼ=ジョアとはならないんでしょうな
@ボギーウッズみたいにフローゼの死体を操ってる中の人がいる
A遊戯王5D'sのZONEのような整形までしちゃったフローゼファン
Bフローゼの死体をGTロボの技術で遠隔操作している
Cフローゼくりそつの息子。 自分が思いついたのはこんな感じですがどうでしょうか?
>ジョアがフローゼだったわけですが、これとジョアが「彼」と呼ばれていたことから判断すると…
1:NEOの他メンバーにも正体は伏せていた
2:「ジョア」は体を乗っ取って行動する寄生生命体で思考方式が男性型である。フローゼは容れ物に選ばれただけ
2.5:2の亜種。ジョアは自分の首から上に好みの首をつけることでその人物の経験、記憶を吸収する
(ジョア自身の脳は体のどこか別にある)つまり首から上だけフローゼ
3:フローゼは多重人格でありジョアが表に出ているときは男の体になる
フローゼが料理中にジョアがフローゼの人格を食いつぶし主導権を握った(フローゼは料理しながら死んだ)
4:フローゼ自身元々男でありジョアとは豹変したフローゼ自身
「ジョア=フローゼ本人」ではなく「ジョアがフローゼの肉体を使ってる」
と捉えた読者は多いようで。ジョアがロードス島戦記のカーラのような存在だと仮定するとしっくり来るが・・・
>フローゼの弟子(男)が敬愛するフローゼの死を受け入れられず、フローゼのグルメ細胞を自分に移植した結果、
逆にグルメ細胞に「喰われて」新しく生まれたのがジョアの正体ではないでしょうか
>ジョアはフローゼ本人みたいですね。となるとCで蘇生した可能性が高いわけですが、
Cは死人を蘇生させるほどグルメ細胞を活性化させる食材で、同時にグルメ細胞の内なる悪魔も活性化させてしまい、
死人なので抵抗力なし=悪魔に取り込まれたフローゼ。って予想はどうでしょう
施したのがアカシアならば、Cを隠した理由にもなりますしね
>肉体はフローゼ様だけど魂は別の悪者が宿っているみたいですね
C(センター)とは肉体を甦らせるだけで死者の魂を呼び戻すものではなかったという事か
それでアカシアが絶望して封印したとか? うーんいろいろ妄想が広がる
>こんばんはサヤです。ジョアの中身がフローゼ!?本物のフローゼだったら、どうしてこうなったのか気になります
リーダー伝たけしのトニーのように正義の限界を感じたからでしょうか
それとも幽遊白書の仙水忍のように人間がどうしようもない愚かな存在だと知って絶望したんでしょうか
もしかしてアカシアが彼を妬む人間に殺されて、その復讐をしようとしているんでしょうか
でも、アレが本物のフローゼでしょうか?もしかしてジョアはたけしの安藤のように自由に他人になれる能力の持ち主とか
もちろん蘇生の副作用で人格が変貌してしまったフローゼ本人という予想も健在
Cはフローゼの肉体は蘇らせたものの、彼女の魂までは蘇らせることはできなかった
空っぽの彼女の肉体に宿った新たな人格が「ジョア」ではないかという予想。これもありそう
ひとつ確実なのは、先週はんぺらが推したフローゼの実子という予想は消えたという事か
>ジョア(フローゼ)の顔の傷はやはりさらに黒幕がいてそいつに蘇生させられて操られてるかも
恐らくはそれがもーヤンシャイシャイなのかと
>フローゼ死亡→モーヤンシャイシャイ(もしくは蘇生技術持つ誰かでもよし)がフローゼを蘇生させ
テイストチェンジで洗脳→ジョアとして自分の計画を遂行させる。という説を推してみるぜ
>「こんな綺麗な人が女性のはずがない!」再生されているようですし真の黒幕にモーヤンがいそうですが、
その際にフローゼも「味」を変えられてジョアにされてそう。しかし男……NARUTOのペインみたいにジョア本体は別にいて
端末としてフローゼを使っているからフローゼ自身は女の可能性も捨てたくない
さて。「フローゼ=ジョア」か否かの考察はさておき、現実として現れたこのフローゼに対する考察
まず「彼女をこの世に蘇らせたのがモーヤンシャイシャイで、彼がジョアを操っている黒幕」という予想も見られますがどうでしょう
再生屋はあくまで「再生屋」であって、「蘇生屋」ではないので
例えモーヤンシャイシャイでもそれは不可能なんじゃないかと思うんだが
ていうか「モーヤンシャイシャイクラスの再生屋ならば死人すら蘇らせることも可能!」とか言われたら
蘇生食材「C」の存在意義がなくなってしまうわけで
テイストチェンジにしても「味を変える」ってくらいだから「料理人のスキル」でしょう。いくら凄腕でも再生屋は畑違いのスキルだと思う
そもそもモーヤンシャイシャイ>ジョアってのが苦しい。今まで普通に表舞台で活躍してた人だしな・・・
モーヤンシャイシャイは普通にその腕を買われてジョアにテイストチェンジされた「NEOの再生屋」のポジションじゃないかなぁ?
以上の理由からはんぺらはフローゼをこの世に蘇らせたのはモーヤンシャイシャイの技術ではなく、蘇生食材「C」である説を推しますが
その肉体のケアをしているのがモーヤンシャイシャイというのはありそう
>フローゼ様、土人形みて〜。目ン玉も作り物みたいだし、老フローゼ様の方が威厳あったんじゃない?
センターで生き返って、モーマンシャイシャイが整備してるとかか
顔の継ぎ目とか見ると蘇生は完全じゃないっぽいし。例えばスタジアムの闘いが終わってアジトに戻ったジョアの腕がボトって落ちたりして
「あまり無茶はされませぬようジョア様・・・まだこの身体は完全ではありませんゆえ」
「わかっていますよモーヤンシャイシャイ。貴重な”神の料理人”の身体ですからね・・・フフフ」
みたいな会話と治療シーンが入るとかね。「死人を蘇らせた」系の少年漫画ではありがちなシーンでと言えるでしょう
ジョアはフローゼ本人なのか?その肉体を使っているだけなのか?
そのへんについて次郎とセツ婆が追求してくれることに期待したい次号へ続く!
244話
「そんな・・・フローゼ様!?」
「瞬間脱皮!」
驚愕に目を見開く次郎とセツ婆。フードの下から現れた顔は、まさしく2人の敬愛するフローゼ本人だった
驚く2人を尻目に、マントをその場に残しつつ上空へジャンプするジョア。ジダル編でのピエロ風コスチュームに早変わりします
タキシードを直立のまま残して裸になったオリバさんリスペクトだと思いますが
たかがマントを脱ぎ捨てただけの行為を「瞬間脱皮」とはこれ如何に。次郎のノッキングを解く効果まで含めて1つの技かな?
>瞬間脱皮!・・・って服脱いだだけじゃねえかw脱衣(クロスアウッ!)みたいなもんかw?
「神の調理術ゴッドクッキング”空切り”!」
アバン流刀殺法”空裂斬”を彷彿とさせるネーミングのジョアの攻撃
次郎とセツ婆ではなく、今にもクッキングアイランドを飲み込もうとしていた高さ数百m以上の津波に向けて放たれたその攻撃は
たった一撃でその天変地異を跡形もなくかき消してしまう
「な・・・なんだあああああ!?」
「天変地異を・・・かき消したあああああ!!!」
少し前まで強キャラだったブランチも、この闘いの次元の前ではもはや大口を開けて驚くだけの冨樫虎丸状態
既に現場はスーパーサイヤ人クラス3人の闘いを前に、大量のヤムチャがただ呆然と立ち尽くしてるだけという状況です
「あの技はフローゼ様の・・・!確かめるぞいジロちゃん!
滝唾形状変化!クックロード!」
「”狼王の牙”星を喰らいに昇るがいい
昇狼!ギネスパンチ!」
ジョアの正体を知るには力の底を見極めるのが早い。戦闘形態(?)に変形した滝唾で必殺技を放つセツ婆
次郎も専用武器とおぼしきトゲトゲ付き手甲狼王の牙を装着し、昇竜拳ならぬ昇狼拳「ギネスパンチ」を放ちます
迫り来る二大超人の必殺技。空中にいるジョアは回避ままならず、防御するなり技で相殺するなりするしかありませんが・・・
「くあ!」と突如として
その顔が怪物に変貌する
「魔王のみじん切りサタンミンチ!」
怪物と化したジョアの放った必殺技は、次郎とセツ婆のW必殺技をあっさり相殺
自分達の技をあっさりと防いだ実力ももちろんですが、それよりも怪物と化したジョアの顔になによりも驚いた次郎とセツ婆
その変身が得体の知れない現象ではなく、彼等がその原理を知る現象だったから
「へっへっへ・・・宇宙まで昇っていくギネスパンチを止めよるか」
「見たかいジロちゃんや・・・」
「ああ。”グルメ細胞が顔を出しよった”な
細胞の力を完全に自分のものにしとる。つまり・・・・
アカシア様のフルコースを食っとるのぅ
アカシア様とフローゼ様以外に・・・そんな奴がこの世におるのか?やはりあれは・・・・」
「グルメ細胞を完全に制御した人間」は、その細胞の姿を
肉体変化というカタチで表に出すことができるという
そしてそれを成す条件が「アカシアのフルコースを食す」こと
トリコの中の鬼が言った「俺を完全に制御したいなら、あの男のフルコースを用意しろ」という台詞と合致する設定
少なくとも次郎の知る「アカシアのフルコースを食した人間」はアカシアとフローゼのみで、三弟子ですら食ってないことが伺えます
ならば目の前にいるあのフローゼは、やはり本物のフローゼではないのか?そう考えた次郎の言葉をセツ婆はハッキリと否定した
「いんや。フローゼ様ではない
確かにフローゼ様の調理術はグルメ細胞の力を駆使したもの
じゃがフローゼ様が調理の際変貌していたその姿とは
明らかに違う顔じゃった・・・
何より・・・フローゼ様は・・・死んだんじゃからのう・・・」
確かに生前のフローゼが使っていた調理術の数々もグルメ細胞の力を使ったものであり、
その技を振るう時、彼女の姿は変貌していたという
だがその時の姿と、今目の前にいるフローゼの変貌した姿は別物
そして何よりもフローゼは既に死んでいる。「死者が生き返る」という事象を許容しない限り、ジョアがフローゼ本人である事はあり得ない
「ではあれは何なんじゃ・・・あの生物は・・・一体・・・」
何もかもが正体不明の「フローゼの姿をした敵」、ジョア
「あやつは何者じゃ」ではなく、「あの生物は一体なんだ」と呟く次郎に、ジョアの存在のおぞましさが読者にも伝わってきます
>フローゼ様、調理する度に変貌していたとか怖いw
これは最終的にはトリコもオーガ化するって事ですかね?「俺自身が…鬼になる事だ」
>最近のトリコはカラーが多くてしまぶーの体調が心配。それはともかく今週のトリコはフローゼの謎が一つ解けてスッキリしました
あの長髪姿はグルメ細胞が顕現した時の姿だったんですね。そのうちトリコも本気を出すと鬼神の姿に変身するようになるんだろうか
>グルメ細胞のフル活用=自身がスタンド化するということですか。最終的にはみんな変身して宇宙での化物大戦になりそうですね
>「アカシアのフルコース」は三弟子には振る舞われなかったようですね
食べたのはアカシアとフローゼの二人で、フローゼ(の成れの果てかボディ使用)であるジョアはグルメ細胞を完全に制御できると…
これは妄想なんですが、もしジュン様がアカシアとフローゼの息子なら、フローゼの胎内にいた時フルコースを間接的に食べてたりして…
>NEOが宇宙にも行っていることを考えると、フローゼ様の肉体を使っているのは、なんらかの宇宙生命体…というのも考えられるのではないかと思いました
髪についていた球体は受信機であるとか、生命体が乗り移ったことによる変化だとか、という予想です
>@アカシアのフルコースがグルメ細胞を呼び起こすA鬼が食没のさいの小松の料理を悪くないという。Bトリコの鬼が飛び出す
これって小松の料理がすでにアカシアのフルコースと同じか似たような調理がされているってことですよね?
>セツさんの発言からすると、フローゼが死んでいることは確実なようですから、ジョアは何らかの方法でフローゼの力を取り込んでいる感じでしょうか
グロい方向に発想すると、特殊な方法で調理して食べるとその能力を取り込むことができるとか
比較的まともな方向に発想すると、死体を「被っている」という状態なのか
何にせよ、フローゼ本人ではないということですから、ジョアが「彼」と呼ばれていたこととは矛盾しないですね
>ジョアの正体は意思を持ち一個の生物として自立して動くようになったグルメ細胞、いわば「グルメ細胞生物」と呼ぶべき新種の生物だと予想
そしてテイストチェンジの実態は相手の傷に自分の一部を埋め込んで洗脳するといった技かなーと思ってみたり
あと、フローゼの体はモーヤンシャイシャイが遺体を全盛期レベルまで再生したんじゃないですかね?
最高峰の再生屋なら蘇生まで行かなくともそれくらいはやってのけそうですし
>こんばんはユキです。今回のトリコで思い切った予想を立ててみました
節婆と次郎が「フローゼ様でない」と確信した場面といい、先週の2百年以上生きていて次郎の事もよく知っている点から、
アカシアの弟子は最初から4人いたのじゃないかなと予想してみました
北斗四兄弟のように、元3番目の邪心を持った四鬼(シキ)と言う男がいて、余りの酷さにアカシア自ら封印し破門にした、
歴史上から消えた存在の四人目の弟子シキがジョアの正体かなと思いました
シキは人体実験や闇の技法など悪いことをしていた弟子で、今回のフローゼも「C」で生き返らせて、何らかの形(人食・寄生??)
でフローゼのグルメ細胞を取り込んであの姿に化けたっていう。こんな予想はどうでしょうか?よろしくねぇヽ(〃´∀`〃)ノ
と。ここでジョアの視線が地上の二人から外れ、バッと後ろを振り向いた。そこにばっさばっさとやってきたのはブラガドラゴン
小脇に気絶した小松を抱え、ジュン様戦闘空域に到着です
ジュン様の・・・・否。ジュン様が抱えた小松の姿を見たジョアの口元がニヤリと釣り上がる
「良かった・・・その子がまだ生きていて・・・渡してもらっていいですか?その料理人を・・・
美食會副料理長にして事実上の実力No2スタージュン」
やっぱりお前も小松目当てなのか
>ラスボスにまでモテモテの小松に流石に脅威を覚え始めた
>こんばんはサヤです。ジョアはフローゼではないようですね。安心しました
疑問に思ったのは、ジョアが小松に対して「その子」と呼んだ事です。ジョアと小松に面識があるんでしょうか
自分的に小松って普通の人間ではないような気がします。グルメピラミッドの手帳を読めたのも不思議ですし
ジョアの狙いは小松なのかジュン様なのかという2択問題。しまぶーなら捻ってくるかと思いましたが、実に普通に小松でした
小松を欲するのは例のアカシアの手帳の在処のことがあるからなのは間違いないですが
そうでなくとも、やはり小松本人の料理人としての才覚にも注目している様子のジョア
その正体が「他の生物の肉体を乗っ取る生命体」だとするなら、
フローゼに代わる新たな依代として、小松の肉体に目をつけた
なんていう可能性も考えられるでしょうか。ありがちなパターンですがその展開だとますますもっておぞましいなジョア・・・
しかしそれよりも何よりも、全国のトリコ読者が思わずページを二度見したであろうジョアの爆弾発言
ジュン様は美食會の実力No2!
>スタージュン様が実質ナンバー2……ドレス、クロマド、アルファロ達の存在が霞むなぁ
>ジュン様が事実上NO2と解かり、クロマド・ナイス兄さん・総料理長がモブ化した件
>今後描かれるであろうIGOと美食會の戦争が安っぽくなってしまって残念
トリコスター戦より弱い連中がドンパチやってるだけになってしまう
>ジュン様より上の幹部連中は全員NEOってことですよね?そうでなきゃ現時点でトリコが敵無し状態になってまいますね
>トリコよりちょっと強い程度のジュン様が事実上の実力ナンバー2って美食会の戦力低すぎる・・・
クロマドとかアルファロやナイスニィ様はジュン様より強いと思ってたけど ひょっとして美食会のジュン様より上の実力者は全員NEO派?
>三虎のすぐ次の実力者がジュン様なんですね
その上にドレスやクロマドがいるってことは彼らは純粋にジュン様より美味しい料理が作れるってことなのかなあ?
潜在的な実力をジョアが見抜いた、というのが普通の見方かもしれませんが
>美食會本拠地に勢揃いしていた幹部ドレス、カイトラ、ナイスニィ、クロマド…彼らと同程度の力を持つと思われるIGOの第0ビオトープ職員18名…
その大半は現在のスタージュン以下の実力であり、戦いの中でスタージュンに匹敵するほどに成長したトリコもまた、彼らを上回る実力を備えた
トリコのはるか前方にいる印象だった愚衛門や与作も、いつの間にか追い抜かれていましたね
急成長ではありますが、レビューで散々な扱いを受けてきたトリコがようやく頼もしく見えます
>超絶パワーアップしたトリコでも副料理長に勝てないって、クロマドとかドレスとかどんだけーと思いましたが、
スターが実力ではNo.2と聞いて安心。副料理長止まりなのも、記憶喪失と何か関係があるのかもしれないですね
>「事実上の実力No.2」が各所で物議を醸してますが、これを擁護できる可能性を出させて頂きます
@スタージュンはトリコと戦っていた時、本気ではなかった。スタージュンとトリコの間にはまだ大きな隔たりがある
食林寺でトリコがスタージュンを評した「世界に何人もいないレベル」発言ともつじつまが合います
AドレスやナイスニィらはNEOの構成員。そしてそれに気づかない美食会に対する、ジョアなりの皮肉とも取れます
Bスタージュンには本人も知らない潜在能力があり、ジョアはそれを見抜いていた。失われた過去の記憶が伏線になっている
>今週のトリコの展開を受けて「スターが美食會no2だと、それと互角のトリコ強すぎじゃね?」的な意見をよく見かけます
自分は以前トリコがスターを見て「このクラスは世界中に何人もいないレベル!」と言っていたので、スターがno2でも違和感はなかったです
スターが美食會本拠地の面子や第0ビオトープ職員と同レベルだったら、「世界に何人もいないレベル」という表現はしないはず
スターもトリコも、美食會本部や第0ビオトープ以上の実力者ということでいいんじゃないですかね
ジュン様2位という事実を受け、萎えたか燃えたかで意見は真っ二つ
まぁクロマドしかりドレスしかり役職は「料理長」「総料理長」ですから、料理の腕さえジュン様より上ならそりゃ戦闘力は関係ないわけだし・・・
食義を乱されたとはいえ第0ビオトープ職員の珍師範を倒す千代婆
その千代婆(深手は負っていたものの)と互角以上に渡り合ったトリコ
この時点で既にトリコの実力はほぼ第0ビオトープ職員級
そこから更に調理されたシャボンフルーツでランクアップし、四獣の肉も食い、アルティメットルーティーンも身につけたことを考えれば
現時点でのトリコの実力は第0ビオトープの面々を遙かに凌駕してるのはまず確定的
弱い弱いとこきおろされてきた主人公ではありますが、確かに栗坊とか光才老くらいなら2人相手にしても負けるイメージは沸かないもんな
ならばそのトリコを制したジュン様が美食會No2と言われても、それほど驚くことではないんじゃないかと
というワケではんぺらはジュン様2位は読んでて納得できた肯定派
ていうかそもそもですね。はんぺらNEO乱入のあたりから一貫してレビュー内でもずっと言ってきているように
このシリーズでIGO・美食會はともに事実上の壊滅し、「敵」はNEOに絞られます
つまりトリコという物語は、全体で見てもう折り返し地点
確かにNEOにはシゲさん級を始め各陣営から引きぬかれた強キャラ揃いではありますが、本質的にはジョアのワンマン組織だし
いずれジョアを倒すトリコやそのライバルであるジュン様は、現状でこのくらいの強さはあって然るべきじゃないかと。じゃないと先長すぎてダルすぎる
「私は・・・気がついていたよ。お前達の存在にはな・・・だいぶ前から居ることも・・・
リーガル島でのジュエルミート争奪の際、ギドとかいう新入りが入ったが
あれはお前達のメンバーだろ?他にも沢山いる・・・
雑なスパイを送り込みやがって・・・我々にとって不吉な存在は最初からトリコ達ではなかった」
>スタージュン「作戦が雑なんだよッ!!!」
>顔見せが叶わず亡くなった故人ギドさんが重要な伏線の回収として名前だけ登場…!
ジュン様としまぶーに忘れられてなくてよかった!
>ギドが殺されたんはNEOのスパイだったからなのかww
ジュン様はジョージョーのことには気づいているのか、もしそうならGTロボにも何か対策士てあるはずですよね
>ギドはNEOの差し金だったんですね…彼だけ粛正されたのはそういう訳だったのか。宝石の肉編読み返してみたら、
ゼブラがいればリーガルマンモス確保はスムーズだったのに茂松が出所許可を出さなかったという描写もあり、
この頃から構想練ってたならスゲーなと感嘆しました
>スター様、推理ドラマで犯人わかった後で『コイツ最初から怪しかったもんね〜』って言い出す劉さんの母ちゃんみてぇ
対処できてなきゃ怪しんでないのと一緒です
一龍「知ってたわー雑なやり方だから裏切ってたって知ってたわー」
まさかのギド=NEO。読者が忘れかけていたキャラをほじくり返して設定を繋げるしまぶーマジ豪腕
既にとっくの昔からNEOのスパイに気付いていたというジュン様。「他にも沢山いる」という台詞から察するにジョージョーは勿論、
それ以外のスパイにもほぼ目星をつけている様子。全員ではないにせよドレスやクロマド、ナイスニィあたりの誰かはNEO陣営かな
「小松を渡せ」という要求に対し、長台詞をベラベラ返すジュン様にイラッとくるジョア。今度は語気を強めて再度要求しますが・・・
「渡しなさい」
「ダメだな。この料理人は渡せない」
ケンシロウばりの速攻ダメ出しでこの申し出を拒否るジュン様
読者としては「お前いくらカッコつけてもジョアとは強さの次元が違うぞ!」と声をかけたいところですが・・・ちょっと待った!
ジュン様、やたら自信満々の表情に「キィィ」と額の辺りから謎の音
さながら竜の紋章が浮かび上がるダイのようではありませんか。これはもしやトリコ戦では使わなかったジュン様の奥の手?
>「キィィ」はジュン様のデコボタンが光っている音?第三の目開眼的な…
>ジュン様「悪いなトリコ、俺、全然本気だしてなかったんだ」
>事実上ナンバー2のジュン様は多分セツ婆以上次郎以下位の実力と思われますが果たして?
そういえばジュン様のスタンドが一つ目サイクロプスなのは何でだろうと気になってましたが
額に「第三の目」(のようなモノ)が開眼するってのはありそう
美食會No2、スタージュン!
本人すら把握していないその真の実力、読者の前に披露なるか?
朋友意見にもありますが、強さ的にはおそらく次郎未満セツ婆以上ってとこでしょうか。その真の強さに期待したい次号へ続く!
>三虎と一龍で組織の長としての資質がえらい開いた感…
三虎→ジョーカーと成り得る男を伏せていた。一龍→ほとんど裏切り者と未熟者しか送り込めていない
>三弟子も受け継いでいないアカシアのフルコース食ったってことはジョアは三弟子超えて作中最強がほぼ確定で
三弟子未満確定のスタージュンが勝てる要素が皆無のような……
スタージュンの正体が記憶と技術と食運(←これ重要)を何者かに封じられたアカシアで、
その封印が一部解けたりとかすれば撤退させるぐらいはできそうだけど
その可能性は無いだろうし、カッコ良さの割にジリ貧感がどうしても拭えない
245話
オオオオオオオオオオオオオオオオ
冒頭。トリコの元へひた走るテリーは、ようやく見るも無残な姿となった主人を発見。悲しみの慟哭とも怒りの咆哮ともつかぬ鳴き声を上げる
時同じくしてジュン様とジョアが睨み合うキッチンスタジアム上空には、大気を震わすようなゴゴゴゴゴ擬音が響き渡り、
次郎の胸ポケットボタンがテリーマンの靴紐の如くブチッと取れて落ちた
「・・・・・」
「次郎ちゃん・・・」
何の虫の知らせか。言い知れぬ感じ取り空を見上げる次郎。この時点で次郎とセツ婆はその「不安」が何なのか薄々気付いていたのかもしれない
「ほぉ・・・開花しましたね
その顔の痣は生まれつきですか・・・スタージュン
あなたもまた”グルメ細胞の遺伝子”を持って生まれた者・・・資質を持って・・・」
>スタージュン「邪眼の力をなめるなよ!」 (同内容コメント43件)
>ジュン様、邪眼覚醒wwwwwww!炎使いの黒衣の剣士で額に第3の眼って確信犯すぎるだろw
『北斗の拳のガタイに飛影の属性搭載』っていうのがジュン様のコンセプトなのか
そしてジュン様予想通りの覚醒!”第三の目”開眼!
額に出現した禍々しい目の正体は、彼の中のグルメ細胞が表に出現したと考えていいのかこれは
前回ジョアが怪物に変化したのと同じ「グルメ細胞が顔を出す」現象の、ほんの入口あたりに到達したという感じでしょうかね
基本的にそれができるのは「アカシアのフルコースを食った者だけ」という設定を、次郎が前回ハッキリと明言していますが
ジュン様がアカシア直径の血縁だとしたら、その点もクリアできます
単純に「グルメ細胞」ではなく「グルメ細胞の”遺伝子”」と強調するジョアの台詞はその裏付け?
「あなたもまた」という部分は自分もジュン様と同じ存在であるという意味なのか?
>ジュン様は後付けでなく生まれつきグルメ細胞が備わってたってことですかね?
そうだったらアカシアとフローゼの子供説が現実味帯びてきます
>第三の眼は予想どおりなところですが、より一層スタージュンの出生の秘密が物語のキーになってそうな感じですね
トリコ他四天王の空気化が止まらない!
>ジョアがジュン様にかけた言葉『グルメ細胞の遺伝子』。わざわざ遺伝子を強調しているというのは、
後天的にグルメ細胞を移植されたのではなく、生まれつきグルメ細胞を有していることを指しているようです
つまり少なくとも両親のどちらかがグルメ細胞保有者なのは確実
ジュン様のルーツ探しもこれからのストーリーの根幹を担う要素になるかも・・・?
>遺伝的なグルメ細胞、火傷ではなく生まれつきの痣…後者も思わせぶりですが、
前者はフローゼがグルメ細胞持ちだったことから、スタージュンはアカシアとフローゼの息子説に信憑性が出てきたような
スタージュンは記憶喪失者ですが、いつから美食會に所属しているのかも気になります
アカシアとフローゼにもっとも可愛がられていた三虎が
二人の実子スタージュンを秘密裏に預かるor発見・保護して面倒見てたとかあるかな…?
>今週のトリコ、スタージュン、ガチでアカシアの息子っぽい
ただ、あなたも「また」の「また」が自分のことをさしているとするとジョアがフローゼの息子という可能性も
それかいっそちゃぶ台返しな発想で、フローゼもジョアも人間ではなくグルメ細胞の遺伝子を持つ人間そっくりの生物で、
二人がそっくりに見えるのは人間に犬猫の見分けがつかないからとかそんな理由だったりして
でもトリコもスタンド鬼が外に飛び出てるし、あれも「グルメ細胞が顔を出してる」ってことならジョアの言う「資質」
基本、グルメ細胞は後天的に肉体移植することによって手に入れるものなのは周知の事実。アカシアフルコース云々は関係なく
先天的に持って生まれた者達は全てその”資質”があるという事かも?
この場合も「あなたもまた」というジョアの台詞を自然に消化できます
だとするとトリコおよびおそらく四天王全員は後天的に移植されたのではなく、生まれつきグルメ細胞を持っていた子供達という事に
だからこそ貴重な存在である彼等はチェインアニマルとしてIGOの厳重な管理下に置かれ、研究・飼育されたってことか
>グルメ細胞=モザイクオーガン
>ジョアの言う「グルメ細胞の遺伝子を持って生まれた者」で燈とミッシェルを連想せざるを得ない件
やはり馴染み方とかで優劣があるのか?
>生まれながらにMO遺伝子を持つ男スタージュン! ベースの生物は飛影ですな
こりゃグルメ界の黒い炎召喚あるで!エビルキングファイヤーキルブラックドラゴンウェーブ
>ジュン様とジョアなんという燈とミッシェル・・・おそらくジョアがフローゼの、
ジュン様がアカシアの遺伝子を使用して作り出されたのでしょうが
この二人を作ったのが同一人物か別のものなのか焦点になりますね
朋友コメントにも多数見られますがミッシェルちゃんと燈みたいな存在と捉えるとすんなり入ってきます
普通、『グルメ細胞』がその子供に遺伝することはない
だがどうした事か受け継いで生まれた「奇跡の存在」もいる
それがジュン様であり、トリコ(おそらく四天王も)であり・・・みたいな?
「今しがたの闘いで私は死にかけた・・・トリコとこの料理人のおかげで・・・
私の中の細胞かいぶつは目を覚ましたんだろう
闘るなら闘るぞ・・・かかってきな・・・お前に私を操る事ができるか?」
>チェ・・・トリコのうすのろめ、どうせ負けるんなら覚醒させずにさっさと負けりゃあよかったんだ!
>どうやら、あの死闘においてなお本気を隠していたわけでなく、
むしろトリコとの闘いで新たな境地に達したようで・・・主人公の名誉はギリギリ守られたか
>本気出してなかったのではなく、トリコとの戦いによってさらなる力に目覚めたってのは納得できるシナリオだったと思います
しかし小松によっても覚醒させられた……みたいなことを言ってたのはどういう意味でしょう?
もしかして小松が蘇生包丁をジュン様にも使って、それがきっかけで覚醒したとか?
「・・・確かにサシならまだしも・・・次郎や節乃といった世界最強クラスもいては
少々私に分が悪いですかね・・・今のあなたにキズをつける事は難しそうだ・・・
それに・・・こう邪魔が入ってはね」
『これは・・・三虎様の』
次郎にセツ婆、そして覚醒したジュン様を相手に自分の不利を認めるジョア。しかしそれでも「少々」というあたりは流石か
そしてなによりも彼が「邪魔」に感じたのは眼前の強敵3人ではなく
上空に立ち込める雷雲から感じる、凄まじいプレッシャーだった
「決着がついたという事ですか・・・
もうひとつの頂上決戦の・・・」
ジョアの発した「もうひとつの頂上決戦」の意味はいわずもがなつまり・・・読者に驚きの間も与えず、ジュン様が間髪入れず叫んだ
「次郎!ノッキングを解除しろ!
”スパイス”が降ってくる!全員死ぬぞ!グリン撤退だ!」
「ウィース」
「ふぅむ・・・仕方ないかのう」
ジュン様の指示を受けて仕方なくグランドノッキングを解除する次郎。ここで懐かしのジャックエレファントとグランドシャークが飛んでくる
美食會はここで全軍撤退を決断した模様。いやその決断を下したのは美食會だけでなく
「回収しろ透影・・・」
「おや。迎えが来ましたよ」
NEOもまた全軍撤退。会場のあちこちに点在するメンバー達を、透影の能力で次々回収していきます・・・って
キタ━(゚∀゚)━!ただ一人透影の回収を拒否して姿を消す栗坊!
>栗坊がここに来て味方フラグを
>栗坊よ、俺はお前を信じていたぞ! やはり彼は二重スパイだったか!?
>栗坊やっぱりIGOからNEOへのスパイだったんですね
前回のギドといい、読者が忘れた頃に伏線回収するのが得意ですねしまぶー
やはり彼の正体はIGOからNEOに送り込まれた二重スパイ
潜伏期間の間にどれだけの重要な情報を得たのかは解りませんが、とりあえずここで潜入任務を終える判断をした様子
栗坊の持ち帰った情報は、NEOへの反撃の糸口となるか?
そして透影は瀕死のマンサム所長と対峙していたシゲさんも回収
読者のほとんどから「ここが最後の見せ場か・・・」と思われていた所長でしたが、意外にもあっさりその命を拾いました
嬉しい誤算の反面シゲさんの戦闘シーンが1ミリも見れなかったのはやや残念ね
しかし眼前の敵こそ消えたものの、代わりに空から降る「それ」を見たマンサムの胸中を凄まじい絶望感と喪失感が襲う
脳裏に浮かぶのはグルメ界に立つ前、一龍が残した最後の台詞
マンサムよ・・・万が一ワシの身に何かあった場合・・・
それは人間界の危機を意味する・・・
その時は人間界を・・・人々を頼んだぞ
か・・・会長・・・・!
人類最強の男と人間界の終焉を告げる、絶望の雨が降る
「セッちゃんや・・・」
「ああ・・・まさか・・・イチちゃんが・・・」
「三下の虎ネコが・・・やりよったな・・・」
グルメ界頂上決戦まさかのカメラなし決着!
一龍、三虎に敗れる!?
三虎の放った広域殲滅攻撃とおぼしき「メテオスパイス」が地上に降り注ぎ、あらゆる物を破壊し尽くすところで引き
次郎に「三下のネコ」などと言われるあたり、三虎は3弟子の中でもみそっかす的な存在だったんでしょうかね
アカシアとフローゼに特に可愛がられたというも、「手がかかる子ほどかわいい」って親の心境だったのかなー
>NEOの一人勝ちどころじゃなかった。IGOの「一人負け」だった
>一龍行きます!グオゴゴゴ!ギャー! …いや、さすがに死んでないでしょ
死体が出てくるまで死亡確定しないのがお約束ですしこれで死んでたらカリスマも無いやらかませやらで救いがなさすぎる…
>とっつあん「IGO会長、アンタがナンバーワンだ」
>これはまさか第0ビオトープ全員とっつぁんの領域に入ったんだろうか
>クッキングフェス編、スタージュンの新しい力も次へ持ち越しのまま幕引きという感じですね
気になるのはココとグリンパーチの決着の仕方、そしてココの安否ですね
一龍が死んだとすると、彼のフルコースの扱いも重要になってくるでしょうし、
IGOがこの状態では三つ巴のままグルメ界に突入しそうですね
>一龍と三虎のバトルがあずかり知らぬところで終わっていましたが、ダラダラやられるよりも良いですね
しかし、あの二人がNEOのことを何も考えずに潰し合っているという状況にはかなりの違和感があります
本当にただの兄弟喧嘩としてバトルが終了したのでしょうか?
何かしらの共闘関係を結んでそれを隠すための激突であるならかなり燃える展開ですが
一龍の敗北を示唆するラストとなった今週号。敗けたにせよ「死んだ」とは思えないので、ダメージは負ったものの存命はしてると思いますが・・・
最後の朋友コメント予想にもあるような、
NEOの目を欺く為に一龍と三虎が一時休戦して打った芝居とかだったらかなり燃える
それとこれで組織としては事実上の壊滅と思われたIGOですが、ここで死ぬとばかり思っていたマンサム所長が存命したことにより
IGOは彼が一龍の跡目を継いで立て直しそう。このへんは安心感みたいなものを感じたかな
気になるのはあれですね。絶対途中で毒で死ぬと思っていたのに実に元気なまま撤退していったグリン
ココは普通に穴の底の闘いで彼に敗れたのか?以前あった朋友予想「ココはグリンの体内に潜り込んでるのでは?」が正解なら
美食會の本拠地にココ単身潜入!ということになってイカスんですが
しかしボギーと違って体内に侵入するって仕組みが謎だし、グリンの体内からズルンって出てくるココとかあまり想像したくはないけどな・・・
はたして敗れた一龍の生死は?そしてココは穴の底でのびてるのか、それともグリンの体内なのか?
『クッキングフェス編』終幕が近づく次号へ続く!
246話
”それ”は人間界全域に降り注いだ
ありとあらゆる生命を根こそぎ打ち砕くその光は
まるで流星のように舞い落ちる爆撃の香辛料―
”メテオスパイス”!!
199X年、地球は核の炎に包まれた(以下略
三虎の放った広域殲滅攻撃「メテオスパイス」。それはクッキングアイランド周辺のみならず、人間界全域をターゲットとするとんでも恐ろしいモノだった
「あらゆる生命を根こそぎ打ち砕く」というかなり物騒なナレーションからも推察できるように、
三虎は人間界に生きとし生けるもの、全てを根絶やしにするつもりの様子
別にGODを入手するために人間界を壊滅させる必要性があるワケでもなし、この行き過ぎた行為は三虎が美食會を作ったルーツに関わるものでしょうか?
「アカシアは欲望に目のくらんだ人間達に殺害され、可愛がられていた彼はそのせいで復讐鬼と化したのでは」という読者予想は以前から見られましたが
この苛烈な虐殺行為とそれを成す人間に対する憎悪を見るに、その可能性はグッと高まったと言えます
「全員所定の場所へ着いた頃じゃな。ワシらはアカシアのサラダ「エア」を捕獲する」
「はっ」
さてメテオスパイスの惨劇よりも少々時間が遡って、一龍が伝説の剣・・・もとい「エア」を捌く包丁を構えていた「のろま雨の丘」にカメラが戻る
この場所でエアを狙うメンバーは研師メルク、グルメ外科医アタシノを従えた一龍本人。分散したIGO側戦力ではここが最強部隊ということになります
『B地区”産声の樹”には、グルメ番長愚衛門と整体師マリーが!
アカシアのスープ「ペア」を!』
「フフ・・・愚衛門にマリーか。ゼロ職員もこう手薄だと哀れだな」
「ぎゃっはっはっは。誰だっけコイツ」
「美食會の総料理長だな」
「ふーん。相手にとって・・・不足ありだな」
スープを任された愚衛門&マリーのむさいおっさんコンビの前に現れたのは、美食會総料理長のドレス。これまたむさいジジイで絵面的に華がありません
軽く10匹以上いるニトロ軍団と貞子みたいな格好をした配下を何名か連れてますが、まぁこいつらは戦力カウントは取らなくても同じでしょう
美食會総料理長をして「相手にとって不足有り」と豪語する愚衛門。はたしてその真の実力や如何に?
B地区『産声の樹』 争奪捕獲メニュー アカシアのスープ「ペア」 |
||
IGO側 | VS | 美食會側 |
グルメ番長・愚衛門 グルメ整体師・マリー |
美食會総料理長・ドレス 他、ニトロを始めとするモブ部下多数 |
『C地区星屑の川にはハニープリズン所長ラブに戦士タック、そして天文学者ララ!
アカシアの魚料理「アナザ」を!』
「綺麗な川ねー。こんな景色を見るのもこれが最後かしら」
『む・・・天体の動きが・・・』
「最後だろうな。まぁすぐに三途の川は拝めるだろう」
見上げた星空に何かしらの違和感を感じるララ。死兆星でも見たか。テリーマンの靴紐的不吉さです
その読者のツッコミを捕捉するかのように3人の前に現れたのは、多くの読者が実力を知りたいであろうこの男。料理長クロマド
組織の序列ではジュン様直属(?)の上司だったこの人物。ジュン様が実力No2と解った今、いったいどれほどの凄腕なのかは誰もが気になるところでしょう
C地区『星屑の川』 争奪捕獲メニュー アカシアの魚料理「アナザ」 |
||
IGO側 | VS | 美食會側 |
ハニープリズン所長・ラブ 戦士・タック グルメ天文学者・ララ |
美食會料理長・クロマド 他、ニトロ多数 |
『D地区「食域の森」には暗殺者メガロドラスに山賊ゴブリン・ラモン
アカシアの肉料理「ニュース」を!』
「ケッケッケどいだメガロドラス。どっちが何人殺せるか勝負しねーか?」
「フンくだらぬ・・・来たぞ」
「ゼロ職員にも犯罪者風情か。フフ・・・残念ながらどっちも記録は0人だろうな」
肉料理担当は第0ビオトープ職員の「表の職業」群の中にあっても特に異彩を放つ、暗殺者&山賊の裏稼業コンビ
おそらく戦闘力に関しては職員の中でもトップクラスでしょうが、彼等のようなアウトローが如何にして職員になったのかという経緯なども知りたいところ
この戦闘中の回想とかでいいからちょっとは触ってほしいね。でもどの場所の闘いもキング・クリムゾンされて結果だけ映されて終わりそうだけど・・・
そんな2人の前に立つのは我等の顔面チンコ。アイスヘル編時点では「次元違いの実力者」として描かれた彼ですが、今だとどうか
>山賊&暗殺者は噛ませですね、わかります
>溢れる噛ませ臭が流石の噛ませ臭。「何人殺せるか勝負しようぜ」って一人も殺せずやられるパターンだ
しかも相手がアルファロだし、相棒は怪獣…
>個人的にゴブリンラモンが初登場時からすごく気になってる
案外すかしてるメガロドラスのやつがテラフォのゴッド・リーさんみたいにさくっとぶっ殺されて
ラモンが実は超シブい実力者だった・・・なんて展開にはなりそうもないがw
>アルファロの登場セリフが味方ポジションの強キャラが敵の暴虐を止めるような感じで笑えるw
つーか一龍は何を思ってこの山賊を味方に加えたんだ
>アルファロの「犯罪者風情が…」に違和感を感じました
また、アイスヘル編のグルメヤクザを指してのバリーガモンの「ゴミ」発言にも同様の違和感を感じていました
正直、IGOってなんだかんだで闇社会の人間とも仲良しこよししているように見えるので、
ひょっとして美食會という組織は、表社会にも裏社会にも居場所を無くした、あるいは敵に回した人間達の集まりなのでしょうか?
D地区『食域の森』 争奪捕獲メニュー アカシアの肉料理「ニュース」 |
||
IGO側 | VS | 美食會側 |
暗殺者・メガロドラス グルメ山賊・ゴブリンラモン |
美食會ギャルソン・アルファロ 他、ニトロ多数 |
『G地区「グルメの園」には再生屋与作に手品師マナン!
アカシアのデザート「アース」を!』
「がっはっは!アースの再生には苦労したがついにこの日がきたか!」
「まるで手品のような再生術・・・与作さんにはいつも感心させられますよ」
「これから失うあなたたちの命までは再生できませんがね」
「久しぶりだなカイトラァ。ちょうどお前に聞きたいことあったんだ」
アース担当はその再生に尽力した与作と、グルメ手品師マナン。本職の手品師が「まるで手品のよう」と絶賛する「術師」コンビです
マッチング相手も再生屋カイトラということで、正攻法の肉弾戦ではないトリッキーな技の応酬は必至
マナンの男爵ディーノばりの魔術に期待したい
>こんばんはサヤです。与作とカイトラが知り合い・・・鉄平が言っていたルール無視の再生屋って、カイトラの事でしょうか
与作とカイトラは旧知の仲のようですが、「聞きたいこと」とは再生屋関係の話題ってことでモーヤンシャイシャイのこととかかな?
カイトラも多腕なので、もしかしたら師匠はモーヤンシャイシャイでプキンさんの兄弟子とかだっったりしないかな
G地区『グルメの園』 争奪捕獲メニュー アカシアのデザート「アース」 |
||
IGO側 | VS | 美食會側 |
血染めの再生屋・与作 グルメ手品師・マナン |
美食會専属再生屋・カイトラ 他、なんかおもろい格好したモブ多数 |
『H地区「知恵熱橋」付近には文豪メリスマンに武術家桜!
アカシアのドリンク「アトム」を!』
「まさか私の最後の仕事が執筆じゃなくて戦闘だなんてねぇ」
「これまで文章で世界中の人々の腹を満たしてきた先生の最後の仕事はあくまで執筆ですよ
アカシアのフルコースの味を人々に伝えなきゃいけません。ですよね先生?」
「ありがと桜ちゃん。あなたもスペシャルサンクスに名前載せていい?」
「その本の出版は無理だろうなぁ〜まずフルコースに辿り着くことはない」
「断末魔だけなら・・・俺達が伝えてやるが」
「あら・・・本の登場人物としては魅力にかける相手ね」
我等のソードマスターヤマトと組むのはグルメ文豪・メリスマン姐さん。マッチング相手は一龍の美食會殴り込み時に見かけた2人です
名前はカリウとボンレス・・・ってお前ら料理長だったのかよ!
>モブキャラと思っていた、爪グラサンと蠅頭はクロマドと同じ料理長だったのね。あんまり強そうに思えないけどな〜
>クロマドさんの格の下がりかたがヤバい、お前も三人いる中の一人かよ
>トリコにポンコツマンがいた件について
>おいなんか量産型ウォーズマンみたいなの居るぞ
「料理長の上に総料理長が居た」時点で料理長が複数いる可能性は考えましたが。まさかお前らがそうだとは思わなんだ
しかしC地区のクロマドが1人だけだったのに対しこっちは2人ペアということは、個人の実力はクロマドに比べるとやや劣る感じでしょうか
>ソードマスターヤマトといい雰囲気やん
>メリスマンx桜、そういうのもあるのか
>ソードマスターサクラの紳士的なキャラとメリスマン先生とのシャレオツな会話がステキ。なんか花京院とか蔵馬とかの系譜を感じる
ス>ペシャルサンクスに名前を入れていいかって、死亡フラグ立ちすぎですよ!貴重な女性戦闘員なのに!
>ゴブリンラモンとメガロドラスから死相しか見えない メリスマンと桜は(対決する料理長の雑魚そうな雰囲気も相俟って)
健闘してくれそうな気がするのに…しまぶー山賊と暗殺者消す気満々じゃないですか
桜の勇気が世界を救うと信じて!
H地区『知恵熱橋』 争奪捕獲メニュー アカシアのデドリンク「アトム」 |
||
IGO側 | VS | 美食會側 |
グルメ文豪・メリスマン ソードマスター・ヤマト |
美食會料理長・カリウ 美食會料理長・ボンレス 他、なんかおもろい格好したモブ多数 |
『E地区「始まりの大陸」にはグルメヤクザ元組長リュウと戦闘員ラップ
ここで全員の戻りを待つ!』
「この場所を任された我々の任務は・・・”生き延びること”
誰が戻り・・・誰が戻らなくとも・・・我々は生きてその時を待たねばならぬ」
「始まりの大陸」に配置されたのはラップとリュウ。会議の場で険悪な雰囲気になりかけた2人を敢えて組ませるとは、一龍も味なことをします
このエリアはアカシアの食材争奪戦こそありませんがメンバーの集合地点になる最も重要なエリア
任された2人はゼロ職員の中でも実力最強クラスってことで確定か。マッチの上位互換と役職「戦闘員」だしな
「この場所には・・・美食會のトップが来るんじゃなかったのか?」
「ええ・・・私達もてっきり一龍氏がいるのかと。ただのリュウとは拍子抜けだな」
マッチング相手はナイスニィ。しかしリュウとナイスニィの台詞から、お互いこの重要拠点は敵のボスが来ると予想していた模様
このエリアがいかに重要であるかが読者にも伝わる台詞ですが、それだけに両者ともにその読みを外してきた一龍と三虎の思惑が気になります
E地区『始まりの大陸 争奪捕獲メニュー無し 「味方メンバー帰還場所の絶対死守」 |
||
IGO側 | VS | 美食會側 |
グルメヤクザ元組長・リュウ 戦闘員・ラップ |
美食會料理長総料理長補佐・ナイスニィ 他、ニトロ多数 |
>もしかしてビオトープメンバー全員負けたりする?元組長チームぐらいしか強そうに見えないんだけど
>リュウとラップは第0ビオトープ職員の中でも特に強いということでしょうか
全力で生存しようとする両者の死で絶望が演出されそうで怖いです
>アカシアのフルコース、前菜を除く頭文字を並べると"pangaea(パンゲア)"になるんですよね
そして他のメニューから察するにGODに対応するであろうE地区の名前が"始まりの大陸"…うーん、何か結びつきそうで結びつかん
争奪メニューが存在しないにも関わらずここが「最重要エリア」とされるからには
「GODの足がかりとなる秘密が隠されている」可能性大
各エリアの争奪メニューとマッチング相手を一通り紹介したところで、再びカメラはのろま雨の丘へ
両陣営ともに敵ボスは「始まりの大陸」に来るとばかり思っていた読み。しかし当の本人同士にとって、相手の考える事はお見通しだったらしい
「来たな・・・ゆっくり語り合おうじゃないか三虎よ」
「拳でな・・・ジジイ・・・」
>拳でな…ジジイ…(訳:やめてくださいそんな剣で来られたら死んでしまいます)
>三虎「やっべ厨二剣忘れた…」
>三虎『来いよジジイ!厨二剣なんか捨ててかかってこい!』
のろま雨の丘に現れたのは美食會ボス三虎本人。トップ同士の直接対決です。もうメルクとアタシノは戦力にならないどころか足手まといだな・・・
「語り合おう」「拳でな」のくだりはカッコイイ掛け合いのハズなのに一龍がとんでもない厨二剣を持ってるせいで
「ちょ、その剣はなしな!こぶしな!」と防衛線張ったみたいに見えて笑える
>三虎のペットwwwww 連載当初に出たら捕獲レベル15位じゃなかろうか
>スタージュンのビックバンシャークに比べたら、三虎の乗り物がかなり劣って見える
>三虎のペット…いや、なんでもない。かっこいいね、うん
>三虎のペットはヒョウモンダコのパロでしょうか…テラフォと影響し合ってる感じで
どうも三虎のパートナーアニマルの見た目に関しては不満のある読者もいるようですが、これはテラフォのオマージュですよね絶対
『巨大な蛸は邪神かみそのもの』
三虎の相棒=邪神は敵組織のボスとして申し分ないのではんぺらは全然気にならなかったというか、むしろ納得でした
ヒョウモンダコをもじった猛獣なので名前はパンサーオクトパスとかそんなんかね。捕獲レベルは500くらいありそう
A地区『のろま雨の丘』 争奪捕獲メニュー アカシアのサラダ「エア」 |
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IGO側 | VS | 美食會側 |
IGO会長・一龍 研師・メルク グルメ外科医・アタシノ |
美食會ボス・三虎 他、そのパートナーアニマル一匹 |
竜虎激突!最終戦争開始!
同時勃発した全7つのカード、どの闘いが勝ちを飾り、どの闘いが敗北に終わるのか
>IGOの精鋭キャラがどさっと増えたのは回想団体戦要員にするためだったのか
グルメ界の魔所に散らばり同時進行で激突するのが星矢の聖域十二宮とかキン肉マンの七人の悪魔超人篇みたいで
ド直球のジャンプ黄金パターンなのがワクワクする
惜しむらくは敵も味方も初見キャラばかりで入れ込むだけの愛着がいまひとつないところですかね
そういうキャラは軒並みフェスの方に回しちゃったからしかたないけど
来週のトリコで一体何人生き残りますかね…そして敵味方両陣営含めてまだ判明していないスパイがどれ位居るのやら
>第0職員と美食會幹部の中にNEO側の裏切り者がまだ存在して、場所や時間を示し合せてアカシアのフルコースのいくつかを奪うと予想
更にキッチンスタジアムでのNEO祭を見せられた後だと、この中の何人かはNEOメンバーなんじゃないかと疑わざるを得ない
メニュー6つの争奪戦なので、IGOの、美食會、NEOで各2つずつ入手するような展開だと面白い気もしますが。はたしてどうなる次号へ続く!
247話
「ゆっくり話し合おうじゃないか・・・三虎よ」
「ウォームアップは済んだのかジジイ?」
ゆっくり話していってね!と笑顔で語りかける一龍に対し、会話の余地なぞ1ミリ無いと言わんばかりの三虎
前回乗り物として登場した巨大蛸と豹の猛獣に加え、それよりも更に大型の猛獣を二匹も呼び寄せます
ランペイジ 【魔獣類】捕獲レベル388 ※東京都 びっくり人間さん投稿作品
トルネードドラゴン 【爬虫獣類】捕獲レベル417 ※長野県 藤原紗弓さん投稿作品
流石は三虎子飼いの猛獣達といったところか。四獣の本体が推定捕獲レベル300以上でしたが、それを軽く超えてきました
何十という首を生やした多頭竜トルネードドラゴンと、二足歩行する人型の猛獣ランペイジ・・・って、うん?こいつどこかで見たような・・・
>ランペイジを見てサムスピの妖怪腐れ外道が思い浮かんだのは自分だけで良い
>サムスピの世界からトリコの世界に来た腐れ外道が美味いもん喰いまくった結果ランペイジに進化した
と説明されても違和感がない!
>ランペイジがどう見てもサムスピの腐れ外道です本当に(ry
>ランページがただの妖怪腐れ外道にしか見えない件について
>「ランペイジが妖怪腐れ外道そっくり」という旨のコメントが来ることに花京院の魂を賭けるぜ!
妖怪腐れ外道だこれ!
特徴である右腕も妙な形状してるし、これは明らかに投稿者の東京都びっくり人間くんやってもうた感
ていうか選考時点で気付かんもんかねジャンプ編集部
トリコの読者投稿猛獣に関してはグランドシャークとフライシャークという2つの前例があるんだから、もうちょっと気をつけてほしいよね・・・
何人体制でチェックしてるのかは知らんけど、遊戯王カードにしろサムスピにしろ知名度ある作品なのに無知っぷりを晒して心底情けないと思うわ
「会長、ここは・・・」
さてそんな2匹の規格外猛獣を前にして微塵も怯むことなく、「ここは我々に任せて会長は敵のボスを」と露払いを申し出たのはアタシノとメルク
三虎に瞬殺されて退場などという情けない役回りではなく、捕獲レベル400の猛獣を受け持つというポジションで上手く頂上対決を演出します
>さすがグルメ界の生物はハンパないッスね。平均捕獲LVが400以上だし、それに対応する第0ビオトーブの職員も凄いッス
以前、トリコが彼らを追い越したかのように見えたとコメに出しましたが、
四天王達とメルク達との間には、まだまだ差が有るみたいに感じました
「フム。任せたぞい」
そう言うなり、さも当然の如く空中にスーッと浮き上がる一龍
まぁ既にグリンパーチも武空術を披露した後だけに読者のインパクトはそれほどでもありませんが。飛んだことに対する一切の説明がないのが凄い
>もうトリコの世界では、武空術があたりまえ!!
>一龍の飛行ですが、斥力ではないかと予想します
やたら引力が推されているので、斥力と引力を上手く使い合わせて空を飛んだりしてるのでは?
「ちと場所を変えようかのう。三虎や」
「どこでも同じだろう。行き着く先はどのみちあの世だけだ」
「あの世か・・・そいつは楽しみだのう。ひとまず上空へ行ってみるか」
三虎が剣にビビるといけないと思ったのか、厨二剣は地面に突き刺したまま置いていく一龍
そっと手を離した剣が自重だけで柄まで地面に刺さっていく描写は、その凄まじいまでの切れ味を物語っています
>メルクが作った剣は切れ味が良すぎて地面切りながら沈んでったってことですか?
>挑発に乗って刀使わんのかい!あと、あとで拾うの超大変そう
>地面に残された厨二剣をすらりと引き抜いて、「親父あんたの意思は・・・」とかトリコが言ってくれたら全巻そろえる
シュン!とドラゴンボールキャラのように猛スピードで真上に飛んで行く一龍と、これを追うタコヒョウ
両者はあっという間にのろま雨を降らせる雨雲を突き破り、そこに悠然と佇む浮遊大陸に着地した
「生き場所を失ったかのように上空をさまよい続ける大陸―はぐれ島か。墓にはもってこいだなジジイ」
>一龍たちが闘うはぐれ島が、神羅万象のメビウス編のパロに見えました
あれの住処もたしか「はぐれ島」だったし( ̄ー ̄(_ _( ̄ー ̄(_
「ラピュタは本当にあったんだ!」などネタを入れるにはあまりにも殺風景な、岩山と荒野だけの大陸
生命の気配は一切ないように見えますが、どっこい餌の臭いを嗅ぎつけ岩山の陰からのっそりと巨大な猛獣が姿を現します
ゴロン獣 【魔獣獣】捕獲レベル466
リッパー・ザ・フォックス 【哺乳獣類】捕獲レベル524
ドッゲェー!?流石はグルメ界の猛獣。三虎子飼いの猛獣二匹と比べても、まだ更に捕獲レベルを上回るのが普通に出てきました
久しぶりにやってきた餌に今にも飛びかからん勢いの猛獣2匹。主人を守るために三虎のタコヒョウが立ちはだかり、これを威嚇します
オクパルド 【軟体哺乳獣類】捕獲レベル620
※神奈川県うみんちゅっさん投稿作品
タコヒョウの名前はパンサーオクトパスではなくオクパルド。三虎の乗り物だけあって捕獲レベルは今回最高値の620です
「はぐれ島固有の猛獣ども・・・はぐれ者も腹は減るよな
グルメ界の猛獣は捕獲レベルを変化させる種が多い・・・私と闘う前に餌になるなよジジイ」
ますますドラゴンボール化が加速するトリコの設定
グルメ界の猛獣達は捕獲レベルを変化させる種が多いという
スカウターの数値を鵜呑みにして慢心していると、ラディッツのようになるということです。もう捕獲レベル4桁越えの猛獣も間近だなこりゃ
「ほざけ小僧」
いくら老いたとてたかだか捕獲レベル500やそこらの猛獣を相手に不覚を取るなど。三虎の言葉がカチンときたのか、ここで一龍にスイッチが入る
その身体から全周囲に向けて何やら目に見えない凄まじいパワーが発せられると、
3匹の巨大猛獣がズズズッ!と物凄い力で一龍に引き寄せられます
『これだ・・・これが一龍の持つ引力』
単行本化における加筆シーンでほぼ明らかになっていましたが、三虎の台詞によって正式に確定。一龍の能力は「引力」
引力は全ての物体間に働く力である
引力の大きさはその物体の重量を示す
トランポリンに数人が乗った時、より重い者に周りが引き寄せられる感覚に近い
『これは食没で得られる物理的な重さだけではない・・・
一龍という存在そのものが引き寄せる人間力にも似た力― ッ!』
今の一龍の体重は食没によってとんでもない重量になっていることと思われますが、彼の「引力」の根幹は物理的な重量のみにあらず
一龍という男の存在そのもの
言わば彼の巨大な「人間力」こそが、周囲の物体を引き寄せる引力である
三虎ですらも認める一龍の人間としての「格」の大きさ。と、次の瞬間。その一挙一動をつぶさに見つめてた三虎の目がハッと見開かれる
一龍の取った右手のカタチは、彼の脳裏にトラウマとして焼き付いていた
「あの日以来じゃな・・・”箸”を使うのは
お前を殺しそこねたあの日―
あの日食べ残したものを・・・たいらげるとするか・・・
ちと腐敗が進みすぎとるがのう・・・三虎や」
捕獲レベル500以上の猛獣3匹をまとめて一摘み!
主人公トリコが「ナイフ」と「フォーク」なのに対し一龍の食技は「箸」!!
>洋物食器よりも和製食器の方が強かった一龍さん。もうわけわかんない
>海原雄山「この箸は!!!」
>あのお箸もトリコのナイフとフォークみたいに具現化してるのかな?だとしたら強力な二棒流にもなれそう
>過去に一龍は三虎を半殺しにしてるみたいですね
それで再会のとき何事も無かったようにニコニコしながら一緒にメシでも食わないかって相当良い面の皮してるような・・・w
一度寸止めで命を預けた兄弟を今度こそぶっ殺すってケンシロウとジャギみたいw
>一龍の食技は箸ですかやはりこの系統は食林寺由来なのかそれともアカシア由来で一龍と食林寺に伝わったのか
そして一龍と三虎は三代目と大蛇丸というかネンガ様とギオというかな状況でバトった事があるようで・・・
その時は次郎は静観してたんでしょうかね?
それははたして何百年前のことなのか。かつて命を賭した真剣勝負を済ませていた両者
ボロ雑巾のような姿で地面に這いつくばる三虎と、傷ひとつ負った様子もなく仁王立ちする一龍の描写から推察するに
この時の戦いは一龍の「箸」にまったく手も足も出ずに三虎が一方的な敗北を喫したことが伺えますが
出来の悪い弟とはいえ命まで奪うのは忍びなかったのか。勝者である一龍は三虎を見逃した模様
だがまっとうな道に戻ってもらいたかった兄の優しさは弟には通じず、あまつさえ人間界を脅かすアホになってしまったのだった
「お前はただ老いた・・・私の満ちた食欲は憎悪というスパイスを添え人間界に降りかかるだろう
見届けるがいい・・・餌になるのはお前なのさ一龍・・・!」
「今回は見逃さん」という一龍の言葉を受けるも、過去の苦い記憶に震え上がるどころか平然とした顔でリベンジを謳う三虎
ここで飛び出したのは「人間界に対する憎悪」という台詞。やはり彼は人間界に対しただならぬ憎しみを抱いている様子
>こんばんはサヤです。三虎が言った憎悪の意味が気になります
トリコで人間が身勝手で愚かな存在だったというような話をやるんでしょうか
幽遊白書の仙水編や、たけしのトニー編みたいな暗い話をやってほしいです
三虎はなぜ美食會を組織し一龍と敵対したのか?
数百年前、末弟三虎を暴走させた出来事は一体なんだったのか?
そろそろアカシアとフローゼ、三弟子の過去編について詳細に語られてもいい頃なんじゃないかなと思う次号へ続く!
>調べてみたらゲームオリジナルだけど三虎の必殺技ってけっこうカッコいいんですよね
シンプルかつパワフル、そして若干の禍々しいニュアンスが覇王にして魔王って感じでしまぶーのセンスを感じるんですよ
(作者の監修があったのかもしれないけど)
原作でも拝めるといいなあ〜と思いつつ次回に続く!
248話
「エサになるのはお前なのさ一龍・・・今や私にとって・・・
万物は全て餌!ハングリートング!」
地球の時点を一瞬止めるほどのノッキングをかます次郎、
合計捕獲レベル1500以上の猛獣を箸で摘み上げる一龍
アカシアの三弟子実力披露の大トリとして、ついにその力を読者の前に晒す美食會ボス・三虎。果たしてその能力はどんなものなのか?
ええええええええええええええええええ
ええええええええええええええええええ
>三虎のペット=オクパルド(邪神)、そんなふうに考えていた時期が俺にもありました
>ビッグボディチームの次鋒「オクパルド君、きみとは他人の気がしないよ」
>オクパルド=レオパルドン そういう公式もあるのか!!
>以外ッ それは舌ッッ!!
>ミドラの「したでなめる」! こうかはいまひとつのようだ
>たまにはイボイボ付きバイブとか勃起ちんことかフェ○チオとか使わずにレビューしてみては?
>今回のトリコはあえて「チンコ」あるいは男性器に関連した言葉を使わないでレビューしてみて欲しいです
>暁!!男塾の闇豹が使った「舌涛驚」キタコレ。ボスの能力が何だかサニーのデビルヘアの下位劣化技みたいでショボすぎる
GODを含め全てを食べつくそうとする者としてはありなのかも知れないが
>三虎キッショオオオ。美食會って感じはするけどちょっち残念
>三虎のちん・・・、舌やべぇぇぇ・・・。ザコ敵ならありだけど、フローゼ(偽)のあとだと、小物臭が、が、が
>三虎の攻撃方法がなんかもう雑魚敵レベルでガッカリ
>三虎の技のビジュアルがショック…前回レビューで朋友さんもおっしゃってましたが、
グルメガバトルでの技がカッコ良かっただけに残念でならない 何でチ○コに劣化させたし…
>ちょい悪風のイケメンオヤジがキモい技を出して、一気に株を下げたように思えます
>えええ・・・何この三虎のがっかりボスへの変化・・・あの技はねえよ・・・
キワモノの小物キャラの技でしょああいうのって・・・一瞬で渋さと威圧感を兼ね備えた猛者感が消えた・・・
二世のマンモスマンとネプチューンマンの時みたいな感覚だ・・・あくまで真の技までの繋ぎ技だとは思うけど
あんな舌出した間抜け面でああも一方的だと、やられてるフリだったとしても威厳のかけらもないよ・・・
>結論:三下の猫はラスボスの格じゃない
いやまあ舌技使うラスボスや強キャラも居たけどさ、あっちはギャグじゃん。なんでその顔で口からちんこ生やすのさ
三虎の放った食技「ハングリートング」はなんとカメレオンの如く長く伸ばした己が舌!
まとめて箸につままれ団子三兄弟状態になっていた猛獣達を乗り物のオクパルドもろとも三連刺しに。アッ―!
砲弾でも直撃したかのように一瞬で肉塊と化した「餌」を、血の一滴すら残さんとばかりに三虎の舌が巨大箸をべろんと舐め回します
「舐り箸とは・・・行儀が悪いな」
弟の無作法をたしなめた一龍に対し、詫びではなく先制攻撃で応える三虎。一龍を狙って急降下した舌が岩盤の大地に深く突き刺さると
それを軽く跳ね上げただけで、浮遊大陸が真っ二つ割れたではないか
流石にものすごい威力ですが、正直ボス格の技としてはビジュアル的になさすぎて萎え
今やではジョアが主流予想となったこの作品のラスボス候補ですが。見た目的にも三虎がその器じゃないのは確定したと言っていいでしょう
と、ここで何か妙な違和感を感じつつ舌を引っ込める三虎。空中に飛んで攻撃を回避していた一龍はその勘の良さを賞賛する
「気が付きよったか・・・自分の動きのズレに
まだミクロ以下の誤差じゃがそれでも違和感を感じ取ったのは流石と言っておこう」
「平方根の法則・・・だったか?
空を飛ぶ生物は数多くいるが・・・ごくごく少数のはぐれ者を利用して飛ぶのはお前だけだろうな一龍」
【平方根の法則(√nの法則)】
ここに100個の粒子がある場合、その平方根すなわち10個程度の粒子は”例外的なふるまいをする”
これは純粋に統計学的な規則である
仮に100個の原子からできた生物を空に放ったとする。この生物の構成原子100のうち、90は当然重力よって落下するが
残り10個は上昇しようとしたり、空中に留まったりと重力には従わないのである
生命活動の精度を上げるため・・・平方根の法則による例外的な誤差率を低くするために
我々生命体を構成する原子の数は多いといえる
※参考文献・福岡伸一著「生物と無生物のあいだ」
「原子は何故これほどに小さいのか?」という言い方は正確ではない
原子は物質を構成する基なのだから「何故物体はこれほど巨大なのか?」と言うのが正しい
参考文献「生物と無生物のあいだ」では、その理由として√nの法則が語られ、誤差率を低くするために原子の数が増えたのだと述べられています
三虎の感じた違和感の正体は自分の動きの僅かなズレ
そしてそれを引き起こしたのは、言わずもがな相対する一龍の能力だった
>一龍、豪快・桁外れなパワーファイターかと思ったら理系の不思議能力がメインだったとはw
思えば豪腕自慢は『暴獣』次郎がいますし、きちっと個性を分けて描いてるんでしょうね
あと、平方根の法則〜周りの薀蓄は『リングにかけろ』のVSドイツJr.戦や『B’tX』執筆時の車田正美っぽい主張を感じる
『気合・根性一辺倒の熱血馬鹿マンガ屋だと思うなよ?俺だってそれなりの学はあるってところを見せてやろうじゃねえか〜っ!』
みたいなwたまにはこういう変化球もいいもんですよね
「今はまだ少数派じゃがそのうち徒党を組み世界を変える
三虎・・・お前の中の少数派も少しずつ影響力を持ち始めておるぞ」
「ぬかせ!茨の舌!!」
茨のような棘を生やした舌を何百本と生やして一龍を襲う三虎。もう完全にただのバケモノだこれ
地球にノッキングする次郎。引力を操る一龍。舌がすっごい伸びる三虎
この三虎の見劣り具合ときたらちょっと笑えません
「三下のネコ」とか言われちゃうようなみそっかすだったのも納得です。そりゃ当然まだ隠された能力はあるんでしょうけど・・・あまりにもなぁ
「移り箸!」
対して一龍は目にも留まらぬスピードでこの攻撃を、華麗にも全て箸でつまんで防御。あまりの速さに何十という数の残像が発生してます
動きを止めた一瞬の隙をついて茨の舌をかいくぐると、箸を一本槍投げの如く三虎に向かって突き入れる!
「刺し箸!」
「トングシールド!」
三虎はプロペラのように高速回転させた舌のバリアーでこれを粉砕。砕いた箸の破片をバリバリと食ってしまうあたり「万物は全て餌」というのも頷けます
おそらく三虎にとっての「餌」は一般人における食物に限らず、金属だろうが鉱石だろうが全ての物質が食事の対象なのでしょう
背後の一龍に振り向きざまのバックブローを放つ三虎だったが、ここで初めてそのポーカーフェイスの表情に変化が起こる
それはその攻撃を一龍が回避したのではなく、「自分が外した」からだった
「ズレとるズレとる。既に避けるまでもないわ。せせり箸!」
『私の動きの精度が・・・・!』
さながらケンシロウに足の自由を奪われたり、視神経を狂わされた敵のように
超高速の箸の打突が三虎のボディを穿つ。小技なので肉体的ダメージはほとんど無いようですが、被った精神的なダメージは決して少なくない様子
>一龍の箸使いもかなり悪いと思う
>一龍会長の技のマナー違反っぷりも大概なんですがそれは
>移り箸刺し箸で戦うようなヤツに舐り箸をマナー違反扱いされたくねぇだろうな三虎も
>一龍「舐り箸とは…行儀が悪いな…」→移り箸!『いや…いやいやいや』→
刺し箸!!『いやいやいや…おい一龍…え?』→せせり箸!!!『待てい!』
三虎の舐り箸を注意したくせに自分の技も全部嫌い箸な一龍。読者から総ツッコミを受けてますが、
まぁ「箸を戦闘に用いること自体が嫌い箸」と考えれば、当然と言えるのでは
「おぬしの中の少数派が・・・大きい誤差を生むようになってきたのう。ここからはワシの時間じゃ
マイノリティワールド!!」
一龍、ついにその真の力を開放!その名はなんと「少数派の世界!」
効果も、ネーミングセンス的にもすげえジョジョに出てきそうな能力です
どうやら時間経過とともにその誤差は次第に大きくなっていくようですが、既に勝敗結果が明らかになっているだけ三虎がこの劣勢をどう覆すのかは注目
舌攻撃のアレっぷりを払拭するようなカッコイイ能力に期待したい次号へ続く!
>余裕綽々の一龍会長、自身のみならず周囲の空間全域をも『平方根の法則』操作の支配下におけるとはなんつー固有結界
ジジイキャラの鬼門であるスタミナ切れの心配はなさそうですが、切り札は後出しに限るのがバトル漫画の鉄則
三虎もまだ単純な物理攻撃以外の特殊能力は見せていませんし、どのようにひっくり返されるのかが注目ポイントですね
>分子数の平方根の法則では元の数が増えれば少数マイノリティは減っていくので、
三虎が一龍への攻撃意志を100%以上にすれば攻撃は当たるようになる…のかな
一龍の言葉を通した過去回想と共に、憎悪を刺激された三虎がブチ切れて殺意を増長させる流れかなぁ
249話
「少数派が一丁前に幅を効かせる世界か・・・
はぐれ者を汲み取るあたり貴様らしいなジジイ」
「いや・・・既に少数派ではないぞ。”握り箸”箸砲!」
山賊ゴブリンラモンに暗殺者メガロドラス。そしてかつてのマンサム所長。およそIGO職員としては似つかわしくない裏稼業の男達を配下に置く一龍
それは「能力さえ優れていれば人格は問わない」などという非人道的な考えからではなく、むしろその逆
この世の中と反りが合わずにドロップアウトしたはぐれ者達を放ってはおけないという、救いの手。一龍の持つ優しさこそが根底だった
「ノロい。単純すぎるわ・・・!?」
握り締めた箸を渾身の力で三虎に投げつける一龍。ただまっすぐに飛ぶだけの単純な投擲攻撃。三虎にとって回避は容易なハズでしたが・・・
余裕で回避したハズの箸は頬をかすめて飛んでいく。既に三虎の肉体を蝕む「誤差」は、違和感というレベルを超えていた。そして更に
「フフ・・・宇宙まで飛んでいったかのう。握ると繊細さは落ちるがやはり威力は抜群じゃな
ま・・・すでにコントロールは必要ないがの。乱れ箸!」
『地面が―!』
徐々に狂い始めてきた肉体で連射された箸砲を回避しようとした三虎だったが、足元の地面がグニャリと沈み込む
ただでさえまともに動かない身体に加え、足場の安定性を失ったことで何十発という乱れ箸をまともにその身に浴びます
「マウンテントング!」
>三虎のマウンテントングが、もう巨根にしか見えない!!
反撃の巨根を吐き出す三虎
シモネタでアレですけどこいつマジ口から性器出してるみたいよね
「どこを狙っておる。ワシは一歩も動いておらんぞ。ついに身体が言うことを聞かなくなってきたのぅ
地面の岩は・・・硬く強くくっつこうとする原子が
離れようとする少数派に支配され、やわらかく性質が変わってしまっておる
お前の中の少数派原子も既にお前の身体を支配しつつある。お前の命令が届かない肉体に・・・
だがマイノリティワールドの真の恐ろしさは」
本来硬くくっつこうとする岩は、離れようとする少数派原子に支配されやわらか戦車へと変貌
√nの法則ってそういうことじゃないだろとツッコミたくなるところですが、読者にそんな間を与えることもなくこの能力の真価が発揮される
「ごあっ!ぬうあ・・・はぁー・・・・はぁー・・・こ・・・これは・・・
肺が・・・酸素を取り込んでいない・・・!」
前回攻撃を外した三虎のことを、ケンシロウに秘孔を突かれた敵みたいだと書きましたが
ついにゲイラ様のように呼吸さえままならなくなった三虎
「マイノリティワールドは意識的な動きに誤差を生じさせるだけではない
少数派の影響は身体を機能させている全ての臓器に及ぶ
肺は酸素を取り込まなくなり、肝臓はグリコーゲンの合成を止め解毒を停止
心筋は止まり心臓はポンプの働きを止める・・・
血液は逆流し始め血管や心臓はそのうち破裂するだろう
既に脳は神経を介した情報伝達を停止しつつある・・・
全ての生を維持するシステムが・・・その逆の死へ向かっておるんじゃ
ワシが技を発動した時点で既に勝負は決しておった」
>脳の神経伝達を停止=思考能力さえ奪われる訳で
そうなっちゃったらたとえ地球をノッキングする力があろうと、人間界に流星を降り注がせる能力があろうとまったく無駄
想像していたよりかなり地味ながら、こんな恐ろしい力もほかにないだろう
技が発動したが最後、相手の肉体は「死」に向かう
地球にノッキングしてしまう次郎のインパクトに対し、小難しい原理で相手の機能を狂わせる一龍はどうも弱いと思いましたが
技が発動した時点で勝利が確定すると言われると流石の貫禄というかチートというかえごい能力です
もはやまともに動くこともかなわず肩で息をする三虎。完全なるトドメを刺すべく一龍はその頭上にゆっくりと巨大箸を掲げた
「終わりじゃ三虎。あの日絶っておくべきだった・・・喰らい続けた500有余年
先に逝っておれ。向こうで逢おうぞ弟よ
奥義・一本箸!」
三虎の悪行を断罪する神の鉄槌の如く、振り下ろされた一本の巨大箸
その一撃は三虎の肉体を脳天から粉々に打ち砕くハズだったが―次の瞬間、一龍に電流走る
落とされた箸は、一瞬にして無数の謎の半円に削り取られ消滅
見えない何者かに齧り取られたように
そしてその「見えない何者か」の牙は、箸のみならず一龍にまで齧りついてきた
「・・・っな・・・何ィィィ・・・・!まさか貴様・・・!」
「自ら「死」へ向かえば・・・
「生きよう」とする機能が少数派となる・・・
お陰で「生」の少数派が私の身体を支配してくれたわ・・・!」
そこには己が左胸に手刀を突き刺した三虎の姿。恐るべき一龍の能力を思いもよらぬ方法でひっくり返してきました
「少数派が肉体を支配する」というのならば
「生」と「死」の比率を逆転させてしまえばいい
能力を能力で破るのではなく、その概念を逆手に取ることで破った三虎
めっちゃジョジョに出てくる能力みたいなマイノリティワールドですが、破られ方もすげえジョジョっぽい
>自らの心臓を貫いて起死回生を果たしたミトラにジョジョ魂を感じた!
C-MOONの裏返す打撃を2度続けてくらうことで回避した徐倫とか、
タスクの爪弾を自分に打ち込むことで新たな戦術に開眼したジョニィみたいな
逆境の中、相手の能力を理解し九死に一生を得、そのまま肉を切らせて骨を断つ!
ビジュアル的にはキモいベロおやじだけどこの場面は素直にカッコイイ!なんだか応援したくなってしまったw
>今週のトリコ:なんか三虎が「馬鹿といったヤツが馬鹿なのだ」論法で反撃した
>三虎の少数派に支配され死に向かう体に対して逆に死のうとして生きるに裏返す、
いい返し方だけど少数派は例外的な動きなだけで何通りものパターンありそうだけど
そうきれいに裏返るものなのかちょっぴり破綻してる気がする。
>三虎ってマイノリティワールドの説明を聞いて対抗策を思いついたんですよね…
説明してなきゃ勝ってたんだよなぁ……結論:『舐めプよくない』 一龍ぇ……
>三虎は「自ら死に向かえば生きようとする意思が少数派になる」と言っていたけど、
自ら死に向かおうとする行為自体は少数派に疎外されないんだろうか
「そして・・・クックック。喰われちまったなァ・・・食欲旺盛な空間に・・・
”ハングリースペース”!!
ここからは・・・私の時間だ・・・!」
そしてただのペロペロ怪人で終わるわけがないと思われていた美食會ボス・三虎、ついにボスらしい真の力を開放
領域の中に入ったモノを全て喰らい尽くす恐怖の固有結界!
その名も”腹ペコ空間”!
>三虎の能力は何でしょうね?「俺の舌が一度でも通った空間は、未来永劫俺の"可食範囲"となる」みたいなのだと、
あのダッサダサな伸びる舌攻撃にも説得力が出来て良いかなと、個人的には思うんですが
>「マリノリティワールド!」 「ハングリースペース!」 次郎さんにはなにかあるんですかそういうの・・・
結局のところ固有結界対決となった頂上決戦。これは次郎もこういった系の能力を持ってると思っていいんだろうか?
勝敗は既に判明している勝負ですが、やられる前に最後の魅せ場を期待したい次号へ続く
250話
劣悪な環境下にあるグルメ界 その中で稀に起こる大気の渦がある
王者と呼ばれる強獣が相まみえる時 その場所を中心に大気は震え渦を巻く
その名はエンペラーリング!
グルメ界の屈強な猛獣達も近づかない渦・・・手の出せない渦・・・
本日の渦は―グルメ界でも屈指の巨大さ
渦は引力を持っている。立入禁止の渦に引き込まれた猛獣の運命は―「死」のみ
>今週のトリコ、すごく…ダイの大冒険です…(真竜の戦い、ファントムレイザー)
>真竜の戦い!!そう・・・これはまさに魔界に名高い真竜の戦いの再来だ
>大魔王バーン『これぞまさにグルメ界に名高い「真竜の戦い」の再来だ』
そのうち一龍がハシをクロス字にしてアバンストラッシュ撃ちますよ
強者同士の戦いよって発生するという渦、「エンペラーリング」。一龍と三虎を中心に発生したそれはグルメ界でも屈指の巨大さ
ダイの大冒険において冥竜王ヴェルザーと雷竜なんちゃらが雌雄を決したという「真竜の戦い」の設定そのまんまやでこれ!
「ま・・・まさか自ら命を絶ち死に向かうとはのう・・・恐れいったぞい・・・!」
「貴様は少数派の影響を体内でコントロールしている。それを真似させてもらった・・・力技だがな」
>三虎「握り箸の時点で時を止め返した」一龍「・・ばかな」
DIOとの戦いの最中に時間止めの世界に入門した承太郎のような
「見よう見真似でやったが上手くいったぜ」とブロッケンJrのような台詞を吐いて勝ち誇る三虎
どうやら単純にマイノリティワールドの概念に則って生と死をひっくり返しただけではなく、ある程度ですが少数派の影響を制御している模様
「フフ・・・そうかそういやお前は昔から真似るのが得意じゃったのう。だが簡単にできることではない
少数派の影響は体内のあらゆる生理現象にまで及ぶ・・・心臓の鼓動を止めるだけでは制御できん
そして気付いておるか?マイノリティワールド解除!」
「ぐおはッ!」
「解除すれば自ら心臓に与えたダメージはそのまま多数派となって襲いかかる」
人真似が得意だったというかつての三虎。その技術の多くは師であるアカシアや、兄弟子の二人から学び取ったものでしょうか
ぶっつけ本番でマイノリティワールドを真似たのも素養があったという頷ける設定ですが、そんな簡単に破られる技でもありません
前回朋友のツッコミにもあったように、一龍はマイノリティワールドを解除
自分で心臓に与えたダメージはそのま普通のダメージとなって三虎を襲う
まだ身体の右側を少々食いちぎられただけの一龍と比べて、ダメージが深刻なのは未だ三虎の方に思えましたが・・・
「言ったはずだ。ここからは私の時間だと」
ここでまだ無傷だった一龍の左半身をバクバクと喰らいまくるハングリースペース。一龍の顔に苦悶の表情が浮かびます
おそらく殆どの読者は何もない空間が生き物のように対象物を喰らう能力だと思っていたと思いますが、一龍はその正体を看破する
「これは・・・万物を全て餌と語ったお前の舌はまさか・・・!」
「ハングリートングが食らったのは物体だけではない。その空間の大気をも飲み込んでいる
真空となったその軌道上に発動したのは”見えない王食晩餐”
その名もハングリースペース!
まるで罠のように待ち伏せ、軌道上に現れた獲物を食い漁る
そして一度触れた獲物の味を覚え、今度は自ら襲いかかるのだ!
クックック防いでみろ・・・無理だろうな
あらゆる物質をも食い散らかし排除したそのエリアには多数派も少数派も存在しない
あるのはただ・・・食欲という止まらない欲求のみ!」
>「俺の舌が一度でも通った空間は、未来永劫俺の"可食範囲"となる」。この予想した朋友、すげぇぇぇ
>ハングリースペースの舌が通過した部分が喰らいついて襲ってくる………おー当てた朋友さんすげえ
倒すには舌の軌道を覚える必要がある上に近づきすぎたら襲ってくるという罠
>言ってみれば地獄の餓鬼を呼び出す技である王食晩餐ですが、
どう見ても主人公の技じゃなかったのが、案の定敵のボスの技になりましたね
あと一龍も王食晩餐が出せるんだから、三虎の見えない王食晩餐に沢山ぶつけて対消滅させればいいだけなんじゃ…?
前回ハングリースペースの予想した朋友ドンピシャ。「見えない王食晩餐」と言ってもいいこの能力の正体は
”ハングリートングが通った軌道上”に罠のように発動する能力だった
更にその罠にかかった獲物の味を覚えると、今度は相手が来るのを待たずに自ら襲いかかるというオマケつきで手におえません
「喰らい続けて尚・・・腹がふくれて尚・・・お前の食事は終わらぬか三虎・・・」
「終わらぬ・・・私の食欲は治まらぬ・・・決して腹の底からは満たされぬ・・・」
食っても食っても食い足りない。決して満たされることのない欲望。セツ婆をして「暴食バカ」と言わしめる三虎の食欲
少なくともアカシアの弟子であった時代の彼はこうでなかったハズですが、一体何が三虎を変えさせてしまったのか
ここから三虎の回想へ。読者の知りたかったアカシア時代の彼等の設定がいよいよ明かされます
飢えていた・・・ただひたすらに空腹だった・・・
強い光を求めればその分強い影も生まれる・・・
何百年前の事か。アカシアが発見したグルメ細胞によって人間界の食のレベルは一気に上がり、飽食の時代に拍車がかかった
しかし皮肉なことにそれによって国は食料を奪い合い、グルメ戦争が勃発
戦争は泥沼化の一途を辿り、世界中には数え切れない数の敗戦国と難民が溢れた。三虎もまたそんな飢餓の村に生まれた
>GODが戦争を止めた・・・って、そもそも戦争始まったのアカシアのせいじゃねーか!
三虎が生まれ落ちたのは硬いワラの上。だがそこから抱き上げられることはなかった
真の貧困と空腹は人から常軌を奪う
三虎は最初から家畜の餌として生まれたのだ
>―『ブタの餌』として生まれてきた― 三虎の出生が小説版龍騎の浅倉っぽい
死の宿命すら跳ね返す生命力と誰一人見方のいない弱肉強食の環境、怪物が生まれる土台としては充分すぎる
>生後間も無い赤子をエサにすくすく育った豚さんなんてピンポイント過ぎてヤな需要と供給ですね…
三虎同様、村人達も被害者なんだなって気分になりました。何と言うか、「戦争って本当にヤダなぁ。」って感じです
そもそも、美味しい食べ物の取り合いの後に、より美味しい食べ物を求めてグルメ時代、って「フザけんな。」ですよ
うろ覚えですが、美輪明広さんの本に書いてあった
「幼い頃は贅沢三昧、戦後はホームレス。どうせウンコの元なのだから好きな食べ物なんてありません。」
といった言葉を思い出しました。回想アカシアの「これからグルメ時代云々」も、人間の汚い面を見越した上での事だったのでしょうか
家畜の餌として産み落とされた人間の赤ん坊というダークな設定でこの世に生を受けた三虎
なんやろ。人間しか食べない猛獣がいて、それが高値で売れるから畜産したってことかかね。戦争とはかくも人間を狂わせるものか
「食う者」と「食われる者」 「捕食者」と「餌」
この世にいるのは二者のみ。三虎は―
前者。生まれつきの・・・
天性の『捕食者』だった
ところがどっこい、本来餌になるハズだった赤子は殺されることなくその猛獣の乳を飲んで育ったではありませんか
生まれながらに何かを”持って”いたという事でしょうが、そういえば生まれたばかりなのに目の傷があります
ジョアがジュン様の顔の痣を見て「それは生まれつきですか?貴方もグルメ細胞の遺伝子を持って生まれてきた」とか言ってましたが
生まれつきグルメ細胞の遺伝子を持つ者は傷や痣というカタチで身体的特徴に現れるという設定なのかもしれません
ああ・・・そういえば主人公も目の下に傷がありますね。きっとあれもおそらく・・・
凶暴な赤毛ブタに食われなかったこの赤ん坊を、人々は異質な存在として恐れ排除しようとした
全てが敵だった
幼い頃の記憶は「殺されかけたこと」と、気を失いそうになるほどの「空腹」。この二つだけ
時には樹をかじり砂も食べた。三虎が学んだたった一つのことは―
食材は与えられるものではない!自ら奪い取るものだ!
そうでなければ・・・死んでしまう・・・
幼き頃から食材を奪い取って生きてきた三虎。しかしそれは食材を売って私腹を肥やすワケではなく文字通り「生きるため」
ただその日、一日一日を生き延びるための少年の精一杯の行動。戦争という状況下に生まれた不運と、死への抗いだった
だがそんな三虎少年の頑張りも虚しく、戦争と食糧難は更に激化
天性の捕食者といえど、奪い取る食料が無ければ為す術なし。空腹は限界に達し、ついに倒れてしまう・・・・・が
ラスト。そんな少年を哀れみと慈愛に満ちた目で見つめる美女登場
これがフローゼと三虎の出会いだった
>豚(の猛獣)の餌になるため生まれ、飢餓に苛まれ木まで齧る…三虎の生い立ちが想像を絶して悲惨だった
そしてきっとフローゼの不幸で奈落の底に… 少年誌ギリギリの鬱展開になりそうで恐い
>フローゼ様美しい…まるで世紀末の地に佇むユリアのようだ…聖母のような面持ちですね
三虎はフローゼとの出会いがきっかけでアカシアに師事したのでしょうか?
しかしそのフローゼの不幸でダークサイドに落ちてしまった的な…
フローゼのお陰で真っ当な生き方ができるようになったのに、フローゼのせいで道を踏み外してしまったのなら皮肉ですね…
>上げて落とす。あるはずも無い幸せを与えられて奪われた。この憎悪と虚無はあまりにも深い・・・
グルメ細胞をめぐる戦争という時代背景もあいまって、これまで此処其処でちらちらと見え隠れしていた飽食時代の闇が明かされそうな予感
美食会の長三虎、その飢餓の源流に剋目せよ
>お母さんっていい匂い 洗濯している匂いでしょ 卵焼きの匂いでしょ(うろ覚え)
最後のコマのフローゼ様が、エプロンつけて「お母さん」です。三虎はフローゼ様に「お母さん」を見ていたんだろうなぁ
>三虎の救いになったであろうフローゼは、三虎にとって聖母のような存在だったのかなぁ…
そしてそのフローゼを冒涜しているジョア… ジョアの非道なラスボス感がさらに増した感じ
>自分が発見したグルメ細胞のせいで戦争が起きるなんてアカシアはつらかっただろうなぁ
その罪悪感もあってフローゼと共に三虎を可愛がったんだろうか?
三虎は一龍よりも恩人であるフローゼ様の肉体を乗っ取った(?)ジョアと戦うべき
それとも一龍に殺意を抱くような何かがこれから起こるんだろうか?
>まさかなんですが、フローゼって民衆に殺されたのでしょうかね?
何らかの形で暴徒と化した民衆(軍?)によってフローゼが致命傷を負う→傷を負ったままフローゼ調理台へ、
自らを傷つけた人間たちの分を含め料理を完成させる→それを食った暴徒沈静化、フローゼに謝罪するが時すでに遅く……っていう
というワケで三虎が敬愛していたのはアカシアよりフローゼ様だったっぽい回想
愛を知らずに育った少年に、初めて注がれる愛。食べること、生きることの喜び。しかしそれが後の悲劇の始まりだった・・・てな感じですかね
きっと彼女のことを母親のように慕っていたのでしょうが、その彼女を失った事が三虎が人間を憎悪するキッカケになったというのならば
フローゼは「身勝手な人間達によって殺された」という可能性が大でしょう
セツ婆の言っていた「死ぬ間際まで包丁を持ってまな板に向かっていた」という最後も、朋友予想にあるような状況だったのなら説明がつきます
フローゼを殺された三虎が怒り狂って人間を皆殺しにしようとしたのを、一龍が力づくで止めたのが数百年前の二人の対決じゃないかな。どうだろ
戦争がもたらした人間の狂気とは?出来るものなら見たくない次号へ続く!
>食い物は奪うものという心情の三虎に小松が『三虎のため』に作った料理が腹ではなく、
心を満たすという展開があるに違いない私の中の腐女子(ゴースト)が囁いています