全選手入場ッッッ!

「す・・・凄い!ガララワニとトロルコングが戦ってる!」
「グルメコロシアム
猛獣達の戦闘力と捕獲レベルを計る目的の闘技場だ

まぁ実際は権力者や金持ちどもの単なる道楽場だな」

「ばっはっは!人聞きが悪いなトリコ!だが的を射ている
猛獣のバトルは一度見たらやめられねェ!中毒だ!
今や公のストレスはここで発散するのが金持ちの常識!
それに賭けも行われている。一日で莫大な金が動くぜ」
猛獣同士がガチで戦うグルメコロシアム。一応「猛獣達の捕獲レベルを計る」という公式的な名目はあるようですが
その本質は
極めてバイオレンスな娯楽施設超高レート賭博場
観客達は全て世界各国の首脳や有名な資産家達、グルメマニアの富豪ばかり。一日で動く「莫大な金」の額が想像できます

そもそも元は国連の一機関に過ぎなかったIGO。それがグルメ食材の需要にともない主要機関となり国連から独立
現在、IGO加盟国360ヶ国。
国連の加盟数をも上回る巨大国際機関に成長したのでした
今ではこのコロシアムを見たいが為にIGOに加盟する国の首脳もいるくらいだそうで、IGOの世界に対する影響力の程が解ります
だからこそこのような大規模の研究施設を建造する資金援助も、非倫理的生体実験の数々も容認されているのでしょう

>国連よりも加盟国が多いIGOってどんだけーってかトリコ世界の地図が見たいですな
>「国連より上」ってIGOの世界各国に対する影響力すごいですよね。やってることも結構黒いし・・・
はんぺらさんが言ったように、美食会はただの犯罪組織でなく「アンチIGO」を掲げてるのかもしれませんね

ガララワニVSトロルコングのタイマン構図で引いた前回ラストでしたが、電光掲示板を見る限り
ドラクエのモンスター闘技場のように複数匹猛獣を1つの檻にブチ込むのバトルロイヤル形式のようです
既に雑魚達は倒され、生き残っているのが本命馬トロルコング(捕獲レベル9)と、対抗馬ガララワニ(捕獲レベル5)
プードルバイソンって名前からして凄いカワイイ容姿を想像するんですが。どんなんだか見たかったぞ





さて気になる猿VS鰐。何気に猛獣VS猛獣の本格的バトルシーンが描かれるのは今回が連載開始初となります
この圧倒的なスピード感と、巨大生物の持つ重量感ときたらどうだ。飛びかかるワニとか
すげえ迫力!
最近捕獲レベル21のデビル大蛇が登場したせいで捕獲レベル5とか雑魚に感じますが。どっこい改めて見ると本当に怪獣です
「猟銃を持ったプロのハンターが10人がかりでやっと仕留められるレベル」が
捕獲レベル1ですから当然なんですが
こんな化物どもを生身で捕獲する美食屋達が
いかに超人であるかがよく解る描写と言えましょう
こう考えると、赤ん坊とは言えガララワニを仕留めた
ゾンゲ様もかなり凄いと思えてくるから笑えるな
善戦したガララワニでしたが、最後はトロルコングのハンマーナックルが脳天直撃セガサターン
この馬鹿力でブン殴られては流石に爬虫類のちっこい脳味噌も脳震盪を起こし、この試合は本命馬の勝利と相成りました
>トロルコングの勝ち‥か・・・来週の木曜日までジャンプお預けか
>勝者トロルコング!花京院の命は助かったぜ!
「番狂わせはなしか。それだけ俺等が定めた捕獲レベルが正確だってこった!なぁトリコ!」
「知能の差だ。ガララワニだって相当強い」
追い込まれながらも脳天ピンポイント爆撃で勝利をもぎ取ったトロルコング。この辺はやはり爬虫類と霊長類のオツムの差か
トロルコングはトリコに
岩を投げてきたという前例もあるし、敵の方が少しくらい捕獲レベル上でも知能で覆しそうね





そんなこんなでいよいよ本日のメイン。バトルウルフ登場の試合になりました
観客達が固唾を呑んでその登場を待つ中、まずはその餌食となるであろう雑魚猛獣達が入場します

「第一ゲートから勢いよく出てきたのは象!?いや象ではない!北の大陸の暴れ屋!
エレファントサウルス!(爬虫獣類・捕獲レベル17)
「第二ゲートからは水陸両用の悪魔!ガウチ!(哺乳獣類・捕獲レベル13)

「出たあ今度はボスが登場だ!第三ゲートからはトロルコングのボス!
シルバーバック!
(哺乳獣類・捕獲レベル10)
「第四ゲートから異様な鳴き声で現れたのは空からきた死神!
怪鳥ゲロルド!(鳥獣類・捕獲レベル15)
本物のカンフーを見せてやるッ!香港から烈海王!(人類・捕獲レベル測定不能)
>今週のトリコの猛獣の入場シーン・・・完全にバキだこれー!(ガビーン
>今週のトリコが刃牙ぽい!猛獣たちの紹介が刃牙ぽい!!
>すでに百人がいっているでしょうが改めて…なんという全選手入場!
>しかし、デビル大蛇といい、トロルコングのボスといい、簡単に捕獲されすぎだろ

流石に板垣先生と交流があるだけあって、ある程度の感化は受けてるのでしょうが。それにしてもまんまだコレ
さりげなくグラップラー紹介を挿入しても全く違和感ありません
先の試合は本命馬でも捕獲レベル9だったと言うのに、この試合は最低レベルが10からです。流石はメインレース
ちなみに俺の記憶違いでなければ怪鳥ゲロルドって、読み切り版ではバトルウルフを滅ぼした種族のハズだよね?
バトルウルフが格上げされたのか、ゲロルドのが格下げされたのか・・・随分とランクに差がついてしまいました

「それぞれが普段の試合では一番人気の猛獣だがな・・・
今日の客が見に来たのはこれから出てくる猛獣
バトルウルフとデビル大蛇さ」
「へぇ・・・太古の昔最強を争ったと言われる2匹の激突か
試合に興味はねぇがバトルウルフが見れるのは楽しみだ」

バトルウルフの対抗馬は、そのライバルとされているデビル大蛇ですが
既にトリコ達に倒されている猛獣だけあって、読者にとっては
「あぁ噛ませだ」感がバリバリです
「ばっはっはトリコ!バトルウルフはお前がガチで闘っても勝てるかどうかわからんぞ!」
「かもな・・・誇り高き最強の狼か」

所長との会話から、トリコ自身バトルウルフをその目で見るのは初めてであることがわかります。ではどうぞ!
「我々はキミを待っていたッ!どこに行ってたんだチャンピオンッ!
第5ゲートから古代が生んだ最強の狼!
バトルウルフの登場だぁーっ!」


>バトルウルフきたぜウヒョー!!・・・って捕獲レベル計測不能てアンタ・・・
>今週のジャンプで戦士入場のネタがあった件。ちゅうかテリー読み切りの時より迫力ありすぎ
>バトルウルフかっけええ、ココのカラスみたいにトリコの仲間になって欲しいですね。
それにしてもトリコの機嫌が悪いですね。
虹の実の最後のように自然の理を大事にするトリコは闘技場は好きではないのかもしれませんね
うおお?バトルウルフ読み切り版よりもでっかい?いやタダの遠近法かな?
もしくは読み切りのテリーがまだ成長途中の子供だったのかもしれんけど。他の猛獣との比較サイズが見たい所です
ライバルであるデビル大蛇は21って決まってるのに、
捕獲レベル測定不能ってなんじゃらほい
「猛獣達の捕獲レベルはこのコロシアムによって計られる」という既述の設定から推察すると、
現存するバトルウルフをコロシアムで闘わせるのは、グルメ研究所としてもこれが初の試みということでしょうか?
百戦錬磨のトリコが思わず立ち上がり「すげえ!」と叫ぶほどのバトルウルフ。その戦闘力の程やいかに?次号へ続く!


古代の覇者

遥か太古の昔。突然変異により生まれた超巨大草食獣
「デスゴール」
その異形の姿はまさに悪魔と呼ぶに相応しかった
全長50m体重200トン
巨体が唸るぞ空飛ぶぞ僕らの超電磁ロボ

悪魔は無尽蔵の食欲で大陸の森林を食い荒らす
その光景はこの世の終末を告げていた

バトルウルフ登場の先週ラストから一転。冒頭、唐突に語られるのは太古の怪物「デスゴール」のお話
なにこれデザインすごい。真剣に気持ち悪い
まるで掃除機みたいに森の木々を飲み込んでます

勇次郎が倒したオバケ象たった一頭でさえ、自然観察員曰く「生態系を破壊する化物」だったというのに
このデスゴールという化物はオバケ象を上回る個体でありながら、
普通に群れを成形
隕石の衝突や気候変動等、太古より生物の大量絶滅という憂いは繰り返されてきましたが、これはまさに
ある一種の草食獣による生物大量絶滅の危機
彼らが歩いた後に生命の気配は皆無。まさに悪魔の行軍と形容するしかない、絶望の足音であった

冒頭から僅か2ページで読者に強烈に擦り込まれる、デスゴールの超規格外と危険性
1つの大陸をあらかた食い尽くした彼らは餌場を求め、海をも越えて新天地を目指します

彼らが新たに辿り着いた土地はこの世で最大の大陸。一面緑の生い茂る楽園でした。イヤッホー

しかし悪魔達は―その土地の餌を一口も口にすることなく
この世から姿を消すこととなる

彼らが上陸したその場所は、ある動物の縄張りだったのだ
どんな巨大肉食獣をも物の数にしなかった悪魔達は
その場で絶滅に帰することとなった
というワケで冒頭からここまで僅か5ページ。バトルウルフの強さを強烈に読者に印象づけるエピソードです
デスゴールの群れは、当時大陸の覇者だったバトルウルフたった1匹によって絶滅させられたのでした
「太古最強」という大層な肩書きを証明する、ハチャメチャな強さと言えましょう。パねェな





「これがバトルウルフか・・・鳥肌がおさまらねェ!なんて存在感だ!」
「遥か昔、魔獣デスゴールが絶滅した場所・・・
そこから偶然採取できたDNAを元に復元した
クローンだ
体重18m体重11トン。おそらく同種の中でも最大級のサイズだろう
あの生物大量絶滅の危機を救った
”伝説の王者”
その才能と実力を引き継いでいることは確かだ」

トリコも思わず興奮するバトルウルフの圧倒的存在感。しかし所長曰く、この個体はクローンだそうな
この会話から推察すると、もう天然のバトルウルフという種はこの世から絶滅してしまったという事でしょうか?
これだけ強靭無敵最強ォォ!な狼がなぜ絶滅に至ったか気になりますが、その辺については今週では触れません

しかしそんな強靭無敵最強ォォ!なバトルウルフですから既にゲートインしていた4匹の猛獣はビビりまくり
このままでは試合にならないので、こういう時の為にお仕事をする人員が裏方に控えてました
連載22回目にして初の女キャラ登場!
鈴(リン)

不知火舞みたいな格好した姉ちゃんですが、おっぱいは控えめです
マンセム所長に対してタメ口をきく態度や顔の傷などから、相当男勝りの性格と思われます
>トリコ、女キャラ出ましたね。できれば男だらけの水泳大会で続けてほしかったけど…。
>トリコに女性キャラ……!?いや、ただのカマ野郎か……
>バトルフレグランス、効能・生物を「激しい興奮状態」に、肉体の運動レベルを「高める」
使用者・エロいかっこうした姉ちゃん
これらの情報から想像されるシチュエーションを述べなさい

鈴の持つスキルはフェロモン成分等の匂いによる猛獣コントロール
精神を激しい興奮状態にする効果があり、また一時的に肉体の運動レベルをも引き上げることから
別名ドーピングフラワーという異名を持つ花、「バトルフラワー」
そのエキスを濃縮して精製した「バトルフレグランス」が鈴のアイテムであり、コロシアムにとってはまさに必需品
格上の相手にビビった猛獣は、この匂いを嗅がせることで
バーサク状態にして試合を行うというワケです
トリコのBL同人では絶対ベッドシーンへの導入にバトルフレグランスがですね(ry





そんなこんなで雑魚達も匂い嗅いでビンビン丸。臨戦態勢になったのでいよいよ試合が始まります
オッズはやはり1番人気バトルウルフ、2番人気デビル大蛇となって・・・あれれ?でもまだ・・・・
「やはり1番人気はバトルウルフか
デビル大蛇はまだ出てきてねェのに2番人気は流石だな」

そう、デビル大蛇は未だゲートインしていません。これはあからさまに展開読める前フリです
デビル大蛇のゲートが開いたら、既にGTロボに惨殺されてる
という展開に花京院の魂を賭けるぜ!

「あっ見てください!全員でバトルウルフを襲う気ですよ!」
試合開始のタイミングは割とテキトーなようで、デビル大蛇のゲート開放を待たずいきなり戦闘開始
まずは最も脅威と思われる相手に一斉攻撃を仕掛ける雑魚4匹。さて気になるバトルウルフの実力は?・・・って
なぜかバトルウルフは
身動き1つせず、その身に4匹の鋭い牙が深々と突き刺さります
このバトルウルフはマゾでした!というオチもなく、トリコの観察眼はすぐにその異変に気がつきます
「様子がおかしいぜ所長!あのバトルウルフ・・・まさか・・・
所長、あいつ雌か?」
「ん・・・ああ・・・メスだが?」
>メスでしたか・・・となると、流れが予想通りに?
>バトルウルフがマジで雌だったとは・・・ 妊娠説出してた人すげぇ当たりかも
>バトルウルフ!きさま!身籠っているなッ!
>やはりバトルウルフ妊娠フラグでしょうか?でもオスいないですね
>今週のトリコ、クローンが妊娠なんてありえないんですが・・・
>バトルウルフ生理中?
>バトルウルフの妊娠説キター こりゃ仲間フラグびんびんですね
>とうとうトリコに女性キャラ来ましたが何故か違和感wwとりあえずロボットに殺されないことを祈っときます
>バトルウルフ強すぎカッコよすぎ。大方の予想通り身籠っているようだけどクローンで妊娠って……
>バトルウルフは雌!てことは予想どうり妊娠してる可能性大でその子供がトリコのおともになるってことか
>バトルウルフは雌。まさに予想通り、だがそれ故に熱い!予想通りでも期待は裏切らないしまぶー!
しまぶーは板垣先生と親交が深いことだし、しまぶーの活躍を見て板垣先生が触発されれば最高なんだが
>シルバーウルフはご懐妊!!

やはり身篭っていたっぽいバトルウルフ。でもクローンなのに妊娠ってなんぞー?
このままではゆで御大級の無茶設定になってしまうので、クローンが受胎した経緯は詳しく解説してほしいところです
あとどうでもいいが最後のコメント吹いた。
シルバーウルフってなんぞ。超頭脳か

いきなりの大本命ピンチにボルテージ高まる会場。起きてしまうのかまさかの大波乱
しかしガウチが一際大きくを口を開き、その牙を突きたてようとした瞬間。闘場に現れた人影がこれを吹き飛ばしていた

「久しぶりだなぁ闘技場へ立つのは・・・やぁ伝説の王者よ」
「トリコだー!美食屋トリコが乱入したぞぉー!」
バトルウルフの変調を察したトリコ、彼女を救う為バトルロイヤルに飛び要り参加!
想定外のイレギュラーではありますが、観客の反応は割りと上々。道楽好きの金持ちどもなのでこういうサプライズは歓迎なのでしょう
やはり気になるのはトリコの
「久しぶりだ」という台詞。トリコは以前、ここで猛獣相手に闘っていたという事がわかります
>トリコ達の出生の秘密が気になります。もしかしてあそこで造られたんでしょうか?
>トリコ=元・食用に改良された人間?今週号を読んでそんなきがしてならなりません

造られた人間ってのは、俺的にはあり得んかなーと思いますが
(流石のIGOも人間は倫理的にアウトでしょう。戦闘力で言えばトリコ以外にもマンセムみたいな人もいるワケだし)
でも
ココの毒性体質なんかは、確かにその素質を研究所の実験で伸ばされたりとかしてるかも?
来週はトリコの若い頃の回想なんかも少し出てきそうなので、注目したいところです
あと鈴はトリコLOVEみたい。でもどう見てもヒロインの器ではないよなぁ。乙!


祝福の花火

「なにィィトリコだぁあー!美食屋トリコが闘技場に乱入したぞぉー!」
「本物か!?トリコの闘いが見れるのか!?」
バトルウルフの異変を察知してコロシアムへ乱入したトリコ
流石に道楽金持ちどもは「掛け金はどうなるんだ!」などとセコい文句も言わず、この予想外のサプライズに大喜び
電光掲示板の7枠目に当然のように
トリコの名前が入り、バトルウルフを抑えて1.1倍の一番人気に
金持ちどもノリノリ。伝説の最強モンスターよりも”格上”に見られる「美食屋トリコ」。その勇名の程が知れるシーンです

そんな金持ちどものフィーバーをよそにトリコはバトルウルフを至近距離でガン見。自分の推察に確証を得ます
『間違いない・・・
身篭っている。しかも出産寸前だと?』

やはり妊娠していたバトルウルフ。しかももう生まれる寸前とのこと
狼特有の獣臭の中に紛れる独特なフェロモン。わずかな羊水の匂い
数十万種類あると言われる匂い物質のうち、人間の匂い受容体の数は多くても数百
しかしトリコそれを遥かに上回る匂い受容体と、犬にも匹敵する嗅細胞の数により、妊娠の事実を嗅ぎ取ったのだ
>トリコの超嗅覚は臭細胞の数によるということは残りの四天王は
有毛細胞(音を神経に伝える細胞)や味蕾の数が異常だったりするんですかね

ココが超視覚、トリコが超嗅覚の持ち主とくれば、やはり残り2人は聴覚と味覚の持ち主でしょうか
しかしこうなってくると、以前朋友が述べた「トリコ達は生態実験で生まれた人間では?」という予想も信憑性を帯びてくるな

『解せないのは一匹のクローンが妊娠・・・
大型の哺乳類が単為生殖だと・・・?』

>オスメス別だとはっきりいってますし、バトルウルフの妊娠は子宮にできたピノコってことなんでしょうかね
>バトルウルフの妊娠、とりあえず今週を読んだ限りでは「奇跡の単為生殖」という事っぽいですね

「大型の哺乳類がまさか?」とトリコも驚いてますが、どうも妊娠は僥倖とも呼べる単為生殖で間違いないみたい
”1匹のクローン”ってハッキリ言ってるし、雄のバトルウルフの復元にも成功している事実はないようです
よくよく考えてみれば、雄も居たならマンサム所長はすぐに「あ、もしかして妊娠してる?」とすぐに事態を察したハズ
マンサム所長が気付かなかった=
起こり得ない事態という事。奇跡の単為生殖と見て間違いないでしょう





誇り高きバトルウルフは決して群れることのない一匹狼
自分の子供ですら一緒に過ごす期間は産んだその日のみだという
故にバトルウルフは子を産むその日に慈愛の限りをつくす
生涯孤独な闘いに生きるバトルウルフが、
唯一愛を語る日なのである

「所長!バトルウルフは闘えない!すぐにリンに猛獣達を沈静させてくれ!」
バトルウルフにとって、出産は生涯の愛を一身に傾ける特別な日。なんとしても無事に産ませてやらねばなりません
トリコは所長に試合の中止を提言。状況を察した所長も、すぐリンに緊急クールダウンの指令を出します・・・が
トリコが来ていると聞いて、
所長の命令そっちにけで化粧にいそしむリン
>リン、職務怠慢だわ!
>あの女はヒロインになれないということがよくわかる回でした
その女心は解りますが、もし母ウルフに何かあったらリンは「コイツのせいで母ウルフが死んだ」と読者に恨まれる事に

とりあえず猛獣どもがなかなかクールダウンしないので、トリコが彼女の盾となってこれを蹴散らします
まずはシルバーバックをボディブロー一発でKOし、横たわる彼女に祝福の言葉を贈る
『お前の”子供”は・・・わずかに採取できた古代のDNAの悪戯か・・・
それとも祖先からのプレゼントか・・・・いずれにせよ
祝福だな
安心して産むといい。猛獣どもはオレに任せな

そして観客どもの見世物になるのも誇り高いお前には屈辱だろう
同時に排除してやるよ。祝いの花火とともにな」

そう言うなり、背後から襲ってきたエレファントサウルスの鼻を掴んで思いっきりブン投げるトリコ
闘技場を覆うドームは
厚さ2.5mの特殊強化アクリルで、ロケット砲弾も跳ね返す代物ですが
トリコが乱入する際に釘パンチで小さな風穴を開けていたので、その箇所の強度が綻んでいます。そこにドーン!そして更に!

「スマンな所長。コロシアムはしばらく休業してくれ
5連!釘パンチ!!!」





ぼっがあーん!!
壁に叩き付けたエレファントサウルスに最強技5連釘パンチ炸裂!ミンチになって吹き飛ぶその巨体(うへー
そして当然ながらその衝撃は、頑強なアクリルドームをも木っ端微塵に粉砕してしまいます。粉砕!玉砕!!大喝采!!!
「オラ猛獣が外に出ちまうぞー!逃げろー!!」
あまりの出来事に呆気に取られる観客達に、心底楽しそうな顔で避難勧告するトリコ。なかなか外道です
>出たーーー! トリコさんの5連くぎゅパンチだーーー!
>トリコノリノリだな、絶対いつかやる気だったろw>闘技場破壊

5連はチャージに時間がかかるという設定があったハズですが、そこは突っ込まないでおきましょう
我先にと、蜘蛛の子を散らすように逃げ惑う観客達。あっという間にコロシアムはトリコ達を残して人気がなくなります

「トリコさぁん!何やってんすか!」
トリコの暴走に憤慨する小松と所長でしたが、トリコはまったく気にもしてない様子で高笑い
光を反射して輝くアクリルの欠片に照らされながら、そっとバトルウルフの方向を振り返ります

「はっはっは!見ろよ小松!キラキラ光ってキレイじゃねーか
祝福の花火だ!新たな伝説の誕生だな
ようこそ。グルメ時代へ」


う、う、生まれたぁ(虎眼先生風に)
祝福の 五連拳撃 銀花火 戦狼母子の 未来への華
>なんだろう、女キャラの数倍マザーバトルウルフとジュニアが可愛い……
>しまぶーがクローンの妊娠についてしっかり考えて話作ってたようでビックラこきこきですわ。
にしても今回のトリコは実にカッコイイ。

無事生まれた元気な赤ちゃんウルフ。トリコの粋な計らいもあり、その出産も人間達の見世物にならずに済みました
しかしめでたい空気と同時に、第6ゲートの裏側ではバトルフレグランスでデビル大蛇が
ビンビン丸状態
>デビル大蛇「これが…長年に渡る研究の末にたどり着いた、究極の興奮剤!!
『50倍バトルフレグランス』だ…!
さあ諸君、俺がバトルウルフを倒すのを止められるかな…?」
まさにドーピングコンソメ級の効力はあるであろう、50倍バトフレ。このデビル大蛇はヤバそうですってGTロボこねえー!
スマン花京院、お前の魂を守れなかったよ・・・といったところで次号へ続く!


強襲GTロボ


巻中カラー開き扉がいい感じだった今週のトリコ。この絵面からもバトルウルフ(仔)が一行に加わるのは確定みたい
さて冒頭、50倍バトルフレグランスの効果でビンビン丸のデビル大蛇。全身に血管を浮き立たせて卑猥にも程があります
「やっば!テンションMAXだしこいつ!スーパーリラクゼーション!」
ドラえもん風にアイテム名を叫びつつ腕の変な機械に装備するリン。パチモンのデュエルディスクみたいだなコレ
「スーパーリラクゼーション」は興奮の香りバトルフレグランスの対極とも言える、「沈静の香り」
世界一の平和主義動物(動物なのに”平和主義”ってなんかシュールね)ニコニコマナティから抽出したフェロモンだそうな


>ニコニコマナティかわえぇ・・・もうあれがヒロインでいいよ
>ニコニコマナティって名前だけで意識してしまいました

非常に愛嬌ある顔してますニコニコマナティ。こいつは確かに穏やかにならざるを得ない
しかしリンがこれを使う間もなく、暴走したデビル大蛇は檻を破壊して闘場へ猛ダッシュ。事態は最悪の方向に

>リンは本当に役に立たないわね!
まったくもって邪魔くさいリン(酷) やはりコイツは逆立ちしてもヒロインにはなれない器か





「コラァ中へ戻らんか!フライパンチ!」
一方その頃。トリコがぶっ壊したアクリルドームの大穴から外に出ようとするゲロルドを、パンチ一撃でぶっ飛ばす所長
怪鳥ゲロルドの捕獲レベルは15。それをまったく意に介さない所長の戦闘力はトリコやココと同格クラスでしょうか。流石
「しかし驚愕だな・・・まさかクローンのバトルウルフが子供を産むとは
これも”グルメ細胞”の仕業か」

>グルメ細胞とか凄い設定キタコレ
>グルメ細胞・・・やっぱりIGOの研究は倫理的にアレっぽいモノが多いようですね

そしてここで所長の口から飛び出した怪しさ満点の単語。その名も「グルメ細胞」
名称をストレートに略せばアミノ酸やら何やらによって「動植物の味を良くする細胞」でしょうが、そんなモンじゃないのは明らか
おそらくは
「人為的に動植物の突然変異を促す」的な細胞ではないだろうかと思われます
確かにIGOの研究は倫理的にかなりアレな感じね。トリコがあんまり研究所にいい顔してないのも納得です

『一気に体力を消耗したな・・出産によるものだろうが・・・それにしても消耗が激しすぎる
体細胞クローンは寿命の短い個体が多いがその為か・・・?』

無事子供を出産した母ウルフでしたが、それによって激しく体力を消耗。トリコがその様子を見て心配します
実際のクローンもテロメアが短いとかうんたらで、寿命が短いのは周知の事実。この母ウルフも長くは生きられない個体なのでしょう
と、ここで興奮状態のデビル大蛇が第6ゲートを派手にぶっ壊して登場。
ガウチを頭から丸呑みにし、
ゲロルドを強力な爪で締め上げ、逃げようとしたシルバーバックを毒針一発で仕留めます。なんというデビル大蛇無双





「ん・・・小僧、お前は逃げないのか?」
「はぁ。何度かトリコさんとご一緒させていただいて・・・そのなんというか
いつも大体これに近い状況なので
もう慣れました。それにボク一回死んでますし」

「ばっはっは!そいつぁいい度胸だ!各国のトップが全員このザマだってのによ!」

デビル大蛇の登場で観客達の恐慌はピークに。皆が津波のように出口に向かう中、残った人間はトリコと所長、小松のみ
「もう慣れっこです」と居残った小松を気に入った所長でしたが、ここで観客席にポツンと残された人物を発見して駆け寄ります

「これはロド共和国のドヘム大統領!せっかくのお楽しみがこんな状況になってしまい申し訳ない
落胆の極みお察ししますが、ここは身の安全を第一に一刻も早い避難を・・・!」

たった1人客席に残っていたのはドヘム大統領という人物。所長が笑顔で謝罪しながら避難を勧めた、その瞬間だった
”ドッ!”

なんじゃこりゃああー!!(松田優作風に)
なんとドヘム大統領の貫手が所長の鋼のような腹筋を貫通!武闘派大統領の逆ギレ?(違
無論そんなワケはなく、瞬間的に全てを理解した所長は渾身のフライパンチで”ドヘム大統領”を殴り飛ばした!
いや。正確には”ドヘム大統領の姿をした敵”を

「ふむ・・・ウワサの”新型”か。既に紛れ込んどったとはな」
「あいつ
は!?」
言わずもがな。ドヘム大統領に変装して観客席に潜伏していた恐るべき敵の正体はGTロボ!
>GT(グルメターミネート)ロボキタ─wwヘ√レvv〜(゚∀゚)─wwヘ√レvv〜ー!!
>GTロボ!!しかも…GTロボだわ!!
>ロボに腹を貫かれても倒れるどころかむしろ殴り飛ばしてなお闘志剥き出しなマンサム所長。
この人も普通の人間では無い可能性も・・・?
>危うく所長がとっつぁんの二の舞になるかと思ったぜ

それにしても凄いのは所長の身体能力。腹部を貫通されたのに、まるでカスリ傷くらいに意に介してません
フライパンチ一発でGTロボを20mくらい吹き飛ばすし、もしかしたらその戦闘力はトリコ級どころかそれ以上かもしれません
でもGTロボもピンキリで戦闘力には差があるのかな?砂浜の洞窟で遭遇した奴はよっぽど強い奴だったとか?むむむ・・・

でもアレだ。グルメ警察のとっつぁんももしかしたらすごい善戦の末に敗れたのかもな
読者は0コマ死にという「結果」しか知らないし。これくらいの好意的妄想はしてやらないととっつあぁんが浮かばれねえぜ

「一機だけか・・?いい度胸だ。コナゴナに解体してやろう」
闘技場ではデビル大蛇VSトリコ、そして観客席ではGTロボVS所長のダブルカード!
そして出産で著しく体力を消耗した母ウルフは、眼前のデビル大蛇よりも客席のGTロボに対して警戒心を示します
デビル大蛇よりもGTロボのほうが恐ろしい敵だ、と彼女の本能が認識したのでしょうか
ハチャメチャに続きが気になる引きで次号へ続く!しまぶーやるなぁ


悪意の閃光

「なんでGTロボが紛れてんだ!?今すぐドヘム氏のIDをチェックしろ!」
「顔認証通ってます。それ以外に網膜・虹彩・指紋・静脈パターン全て一致」
「アナログ情報はあてにならんな。
グルメIDを調べろ」
ドヘム大統領の皮を被って潜入していたGTロボ。研究所のセキュリティを潜り抜けただけあって、その偽装は完璧みたい
ていうか網膜や指紋一致してるってヤバくね?本物のドヘム大統領は既に殺されて、
生皮を剥がれ目玉をくり抜かれたってことなんじゃ・・・いやでも機械的なデータでしかないのなら改竄するだけで済むのか
てんやわんやのコロシアム司令室、ここでまた今後頻繁に出てくるであろう新たな単語が飛び出します。その名もグルメID

【グルメID】
個人が生まれてからこれまでに食べてきた食材や量、時間までもが記録された個人情報
脳内に記憶された潜在的な情報を読み取った生体データであり、その内容には
物を食べた際の
咀嚼回数まで記憶されているというトンでもないシロモノ。どんだけー
ゆえにグルメID開示による個人識別は、DNA認証のそれに匹敵する精度を誇るとのこと。そりゃそうだろうよ

しかしながらこれだけのデータですから、当然トリコ世界においてグルメIDは最高機密の個人情報
なのでその閲覧はIGO幹部レベルでも特別なケース以外ではご法度、
更にコロシアムでもグルメIDの提示は任意だった為結局グルメIDによる本人認証は行われませんでした。気になるな

「ここに簡単に忍び込むあたり・・・高性能と言うかバカと言うか
わざわざ貴重なサンプルを一機プレゼントしてくれるとは有り難いぞ。美食會よ」

不意打ちで腹をブチ抜かれたものの、まるでダメージなどないかのようにGTロボとの臨戦態勢に入る所長
コロシアムには強力なレーザー砲も完備されており、GTロボに照準を合わせていますが、所長は破壊せずに捕獲するつもりみたいね
『アイツ砂浜の洞窟にいた―・・・!いや?
見た目は同じだが何か違う。別のヤツか?』

>今回のGTロボは洞窟の砂浜のよりも幾分か戦闘力は低い気が。
トリコも驚きこそはしましたが、絶望的な恐怖心は感じてませんでしたし。
見た目は同じでも操縦者によってはもちろん、用途(捕獲レベルに応じて)によって戦闘力も変わる?
>所長の台詞からしても、GTロボは使用者の実力を反映するようなタイプの遠隔操縦ロボで、
砂浜の洞窟に現れたロボはそれはもう「ヤバい奴」が操ってたロボということではないでしょうか!
じゃなきゃとっつぁん浮かばれない!

そしてトリコの反応からも解るように、やはりGTロボの戦闘力はピンキリのようです
やっぱ操縦者次第って事かな。今回のにはトリコはさほど脅威を感じてないので、砂浜のアレはマジ特別ヤバイ奴だったと思われ
とっつぁんはそんな強敵と互角に闘った末に敗れたんだ!
(もう互角に闘ったことで脳内補完されてる)





「操縦者は誰だ。ん?聞こえるし喋れるだろ?目的はなんだ?」
操縦者はGTロボを通して喋れることもできるそうで、どこかここではない場所にいるであろう敵に話しかける所長
ここで初めて「美食會」の人間の言葉が飛び出します。彼らの目的は果たして何なのか?
「所長アンタ・・・旨ソウダ」
「・・・何だと?・・・てめぇ・・・”ベイ”だな・・・!」

いきなりの食人宣言キタコレ。美食會は美味そうであれば人間も食ってしまう狂気の集団なのか?
それを受けた所長の返答。「ベイ」とはトリコ世界での食人癖を持つ人間を指す言葉でしょうか。それとも個人の名前?
なんだかよくわかりませんが、とりあえず
何でカタコト喋りなんだよと一応突っ込んでおきます
衝撃の問答で2人のバトルは幕を開けます。まずはGTロボが先制のノッキング!
「ノッキングか。だが残念、ワシはそこじゃない」

ところがどっこい。なぜかノッキングが効かない所長の肉体
これはアレでしょうか、普通の経絡秘穴が効かなかったサウザーと同じように、特殊な肉体の持ち主?
もし所長も
自身の身体にグルメ細胞を投与しているとしたら
それが引き起こした突然変異により、ノッキング箇所が常人とはかけ離れた。とかそんな感じでしょうか?

オリバさん並のダブルハンマーパンチで反撃する所長でしたが、やはり強いGTロボ
これをモノともせず顔面から強烈なビームを発射。
所長の喉下を貫きます
>ハ…マンサム所長、これで生きてたら改造人間決定だな
>マンサム所長死んだ!? アレで死んでなかったら所長も人間じゃねぇ…

今週の所長の出番はこのコマで終りなので安否はわかりませんが、腹の事もあるのでこれで死ぬとは思えません
この明らかに不自然な肉体能力。やはりこの力が
グルメ細胞の恩恵によるものなのか?何か恐ろしいな
それとも普通に所長は身体の50%くらいが機械のサイボーグとかかなぁ?でもこれはつまんないよな





一方闘技場。ドーピングコンソメソープで全身勃起状態のデビル大蛇は、雑魚達を全部丸呑みにして更に大興奮
次なる獲物を生まれたばかりの子供ウルフに定めますが・・・ここで母ウルフが我が子を守る為に立ち上がった!
『闘る気か?出産で消耗した身体で・・・!』
相手はジャック兄ちゃん級のドーピングで限界突破コンディション。対してこちらは出産直後で疲労困憊
「最強の座を争ったライバル」という両者の肩書きを考慮すれば、誰がどう見てもバトルウルフが不利です
って
いきなり吹き飛ぶデビル大蛇の腕
『噛み切った!?殆ど見えなかったぞ。なんてパワーとスピードだ』
トリコの動体視力にも留まらぬ母ウルフの牙!本当にこれが出産したばかりの雌の戦闘力なのか?

これが・・・・

バトルウルフか!

>デビル大蛇はどうしてバトルウルフと肩をならべられたんだ・・・・?ママンつよすぐる
デビル大蛇一撃瞬殺!
バトルウルフかっこよすぎて軽く尿ばもらしました

いったいどの辺がライバル同士だったのか。圧倒的な力でデビル大蛇を一撃のもとに仕留めるバトルウルフ
出産したばかりの身体で・・・いや、逆か。だからこそ彼女は最後の死力を振り絞れたのかもしれません
”母は強し”
消えゆく命の炎の最後の輝きで、彼女は子供の命を救ったのだ。人間も動物も母親は本当に偉大だよな・・・
そしてついに彼女の肉体は限界を迎え、今にも倒れそうな身体をやっと支えているような状態に
哀しげな瞳で母を見つめる仔ウルフに、トリコは深い慈しみの眼差しを向けながら声をかけてやります
「行くんだ。ありったけの命を注いでお前を産んでくれた母親に
甘えることができる最後のチャンスだぞ。行って来い」

「おかーちゃーん」「ぼうや・・・」
今まさに天に召されようとしている母親に、最後の愛情を授かりに走る仔ウルフ
命燃え尽きるその瞬間まで、生涯最後の愛を子供のに注ごうとする母ウルフ。感動的シーンです
たったか駆け寄る仔ウルフの仕草が可愛すぎる
って







ああ?

うわあああああ

あああああああああああああ
なん、なんなんなんなん・・・・・・・

ああもう言葉になりません。母と子の最後の時を引き裂いた一条の光線
子供ウルフの「あっ?」というこの表情に目頭が熱くなる。これだけでもうはんぺら全身の血液が沸騰しそうです
感動のシーンを惨劇に塗り替えたクソ演出家の正体は言わずもがな。GTロボ!

「クカカ・・・バトルウルフハ食ウ気シネー
不味ソウ。イラネ。死ネ!」

しかもこの物言い。この操縦者はさしたる理由もなく無意味に殺したのだ
無意味に引き裂いたのだ。母と子の最後の別れを

GTロボ来週オワタ
ラスト、今まで見た事もないトリコの表情で次号へ続く!
血管を浮き立たせた見た目に解りやすい憤怒の表情ではなく、押し殺したような静かな怒りの表情なのが燃える
ハシラの煽り文句もたまりません
静かに― しかし強く― 怒れトリコ!
>今週号最終コマのトリコに来週の期待感と合わせて脳汁噴出したwwwwwwwwwww
>バトルウルフウウウウウ。・゚・(ノД`)・゚・。ちくしょう!やっちまえトリコオオオオオオオオオオオオオオオ
>正直ベタな展開だが、これだけ読者に心底ぶちのめしたいと思わせる悪役を描くしまぶーはやっぱ凄いわ
>バトルウルフ♀ゥゥゥゥゥゥ!!トリコ怒りまくれ!あとハンサム所長はあれぐらいじゃ死なないだろうな
>GTロボ・・・久しぶりにマジで切れそうだぜ・・・
>IGOも色々酷いとは思ってたけど、美食會はあのロボのセリフからして最低・最悪だわ…
>バトルウルフッ……!なんてことしやがるコノヤロォォ!
>GTロボはもう、トリコの釘パンチで塵と化すでしょうね
>GTロボォォォォォ!キサマァァァァァァ
>GTロボの操縦者、最低ヤローだわ!
>GTロボ何をするんだああああああああああ!!!あと、喋ると頭悪そうね
>トリコがキレた理由として単に母ウルフを殺しただけでなく、殺しておいての「まずそう、食う気しねー」って発言が
「食う」以外での殺しはしないトリコのポリシーに思いっきり反するものだったからじゃないかと思います
>今週もおもすれー。バトルウルフがかっこよすぎたり所長がどうなったか気になったり少年漫画的な引きが素晴らしい
これほど読者の心情とシンクロする煽りは近年見た事がない。許すまじGTロボ!
次号、読者の怒りを乗せてトリコの鉄拳がGTロボを粉砕する!


母子の時間

GTロボのレーザーで腹を撃ちぬかれた母ウルフ。明らかな致命傷です
しかし彼女はそんな事など意に介さず、愛しい我が子のもとへ歩を進めた
かつて陸上最速と言われたバトルウルフの加速力はスタートから時速100kmを越えるまで1.5秒かからない
約50m離れた場所にいるGTロボに反撃を試みる時間はほんの1〜2秒である
しかしー彼女はその数秒を惜しんだ

我が子への最後のグルーミングを1秒でも長く施すため
生涯を孤独に戦う我が子がこのぬくもりを決して忘れぬよう
一生分の優しさを 愛情を注いだ

母親ってすごい。涙出てきた
生涯を闘いに生きるバトルウルフが、クソったれの敵を目前にしても優先する我が子への毛づくろい
たった1秒でも2秒でも。命燃え尽きるまでの僅かな時間、その愛情の全てを伝えようとする海よりも深き慈愛
母にペロペロ舐められた仔ウルフの
すごく嬉しそうな表情がまた読者の涙を誘います
ここでリンが2匹に向けて、鎮痛作用のあるフレグランス「ハイパーエンドルフィン」を使用
煙に巻かれた親子はGTロボの照準から逃れることになり、母が安堵の表情を見せたことで仔も更に甘えを見せる

2匹は―遥か昔より受け継がれる愛を
ただひたすら現在に刻んでいた

>リンが・・リンが初めて役に立ったよ・・。(嬉)
>リンが初めてマシな仕事しましたね
>リン!!あなたようやく役に立ったわね!!
>コンビニでトリコ読んで目頭が熱くなった・・・親から子へ伝えられていく愛、美しすぎる
>バトルウルフ親子の毛づくろい、見てるだけで愛情が伝わってきました
>バトルウルフの親子の姿が美しくて愛おしくて、余りに切ない・・・!
>狼の親子愛に号泣した!! 後は…!あんたの出番だッ!トリコ!!

役立たず女のレッテルを貼られていた鈴でしたが、今週ようやくまともな仕事をして読者からの評価上昇
バトルウルフの仔は、優しい母との最初で最後のスキンシップを安らかな空間の中で記憶に刻み込むのでした





「しょっ所長お!大丈夫ですか!?腹に穴開いてますし!喉にも!」
「ばっはっはノープロブレム!
ワシゃあ痛覚を麻痺させとるからな
それよりもベイのヤツに不覚を取るとはなァ・・・GTロボの攻撃力を侮ったわ」

腹を貫手で貫かれ、喉元をレーザーで撃ちぬかれた所長でしたが、駆け寄った小松といたって普通に会話してます
所長に痛覚がないことが明らかになりましたが、だからといって致命傷を負っていながらピンピンしていられるワケがありません
どうやら所長の肉体の無敵さ加減にはもっと根本的な秘密がありそうです

「ロボ?あの変なヤツってロボットなんですか?」
「あぁ。
グルメテレイグジスタンスロボット」
telexistence(遠隔存在感)
遠隔地にいるロボットが受ける視覚や触覚などの情報を、操縦者がリアルタイムに感じながら操縦できるロボット
またはそのシステム、概念のこと

要するに深海や月面を調査する無人探査機がグルメ用に進化したもので、
ロボを介して危険な土地に足を踏み入れてのグルメ食材調達が可能というワケですが…その性能がパねぇ
操縦者の動きのトレース、その誤差
1ミリ秒以下
視覚聴覚触覚はもちろん
嗅覚・味覚までをも信号化し、忠実に操縦者に伝えられる
オペレーターからしてみると、本当に現場で獲物を捕らえ、食している臨場感となんら変わないレベルだと言う

「なんたって操縦者の実力や存在感までもが
ロボを通して現場にリアルに伝わる程だからな」

>やはり洞窟の砂浜に現れたのはとてつもない使い手だった。おっちゃんは弱くなかった、奴が強すぎたんだっ!
>美食會側にもトリコ以上の人材がいるわけか。
まあ、洞窟のときみたいなのが量産されてるわけじゃないってのはよかったよかった
>オペレーターの格がGTロボの迫力になるとしたら、美食會側にもトリコ以上の人材がいるわけか
それにしても所長のセリフからしてベイってのはGTロボじゃなくてオペレーターの方の分類なのかしら
>ベイってのは操縦者の名前くさいな

読者の予想通り。洞窟の砂浜でトリコとココの感じた畏怖はロボ自身ではなく、その操縦者に対して感じたものでした
四天王2人がかりでも勝機薄だった感じですから、おそらく操縦者は美食会最強クラスの美食屋であることは間違いないでしょう
所長の「〜のヤツに不覚を取るとはな」という発言から察するに、「ベイ」はおそらく個人の名前だと思われます。その実力を知ってるってことね
「小僧、ワシのポケットに酒が入っている。スマンが取ってくれんか?」
普通に会話はしているものの、小松に酒瓶を取り出させるあたり自分では腕も満足動かないほどのダメージを負っているようです
ところがぎっちょん。所長がフタを開けたウォッカをおもむろに傷口にバシャバシャかけると・・・・
「ちょ、所長!それウォッカですよ!消毒のつもりですか?・・・って
き・・・・傷口が塞がった・・・・!?」
なんという再生能力。喉と腹を貫通していた傷口が瞬く間に治癒し、その出血を止めてしまったではないか
それと同時に、自分のポケットから酒瓶を取ることもできなかった所長が両の足ですっくと立ち上がった
全身が
斗場さん並にパンプアップし、身体中に浮き出た血管は今にもはちきれそう。そして出た
所長の すごい スタンド
3つの顔に8本の腕を持つ、憤怒の形相の仏像。強そうすぎる

「あのガキが。ネジ1つこの世に残らんと思え!」
>所長の超回復力、怒りで細胞が活性化
やはりトリコたちは細胞レベルで何らかの改造をされている可能性濃厚ですね
>いつだったかのマンサム所長の「うまいもの食ってるな」といい、今回の「細胞」くだりのセリフといい…
トリコはグルメ細胞を持ってるんでしょうか?
>所長もトリコもどうやらグルメ細胞移植、あるいは最初からそうやって生まれたみたいですね。
それはともかくバトルウルフの愛の深さに泣いた
>痛覚の麻痺や超回復などの所長の身体能力と酒(アルコールかな?)って何か関係ありそうですね
>所長・・・あんたもバケモノなのですね。酒で傷がふさがるって。(゚д゚)
!!あの酒に秘密があるのか!痛覚無効になるくらいだし
>所長のオーラ「三面八臂」とか凄すぎる。トリコやココでさえ鬼とか幽霊だったのに

この肉体能力はどう見ても人間のそれではありません。やはり件の「グルメ細胞」によるものと思われます
ここまでの設定からして所長やトリコ達はグルメ細胞を移植した人間、と考えて間違いなさそうね
トリコがコロシアムの壁を破壊した際に所長が発した
「美味いものを食ってる証拠か」という言葉から推察すれば
グルメ細胞を持つ生物は、より美味いモノをよりたくさん摂取することにより、その細胞を強くしていく特性があるのでしょう
そうすると
グルメIDの設定も更に活きてきて面白いな。その人間が今まで何食ってきたかが解るんだから、
グルメ細胞持ちの人間にとってはスカウターみたいなもんでしょう。パッと見ただけでおおよその戦闘力がわかるみたいな
あと所長がGTロボに対して「あのガキ」と言っていることからも、やはりベイはオペレーターの名前だと思われます




と、ここまで壮絶に読者をwktkさせた所長でしたが、ハッと我に帰って沸騰した頭をクールダウンします
なぜならば

すぐそばで自分以上の憤怒を感じたから

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
完全にボンチューだこれ
この怒りの描写マジすげえ。今のトリコならフリーザ様とも戦えそうです
「GTロボだったか・・・いつも人間だけだな
俺を本気で怒らせるのは」

連載26回目にして主人公が初めて見せるむき出しの感情。触れるもの全てを焼き尽くすほどの怒り!
言うが早いかドラゴンボールキャラ並みのスピードでGTロボの胸倉をとっつかまえたトリコ

そのままおもいっきり顔面をブン殴って50mくらいブッ飛ばします。本当にドラゴンボールだな
「四天王トリコ・・・生意気ダナ。オマエガ一番マズソウ!ムカツク!ブチ殺ス!」
しかしながら流石にパンチ一発ごときではビクともしないGTロボ。すぐ瓦礫の中から立ち上がってきます。が・・・・・・・
「今回は捕獲じゃねェ・・・駆除だ・・・!」
>以前トリコを本気で怒らせた‘人間’はどうなったんでしょうね
>次週、GTロボフルボッコでお送りします
その怒りは天を焦がすほどに熱く。だがしかし、氷のように冷静にGTロボの「駆除」を宣言するトリコ
次号!GTロボスクラップ!でもロボを壊しても操縦者は平気なわけだから腹立つよなぁ
>GTロボ、感覚も操縦者に伝わってるなら、
生きたままバラバラに引きちぎってその感覚を味合わせてやりたいよ!


ペガサス流星拳と彗星拳

「性能のいいロボだな。よーく伝わってくるぜ・・・
操縦者のゲスぶりがよ!」

糞ったれのGTロボに怒りの鉄拳をワンツースリーで叩き込むトリコ
先週の引きだと見開きの一撃で機能停止させてくれそうなモンでしたが、流石に最新型だけあってそうはいきません

起き上がってきたGTロボは僅かな凹みさえ見当たらない完全ノーダメージ
これにはトリコも読者も「なにィ!?」と驚かざるを得ません
『硬いな・・・二酸化チタン・・・そしてわずかなカーボンの匂い・・・
ボディはカーボンファイバー配合のチタン合金か!打撃でのダメージは期待できねェな』

巨大な猛獣をパンチ一発でKOするトリコをして「打撃では無理ぽ」と言わしめる脅威のボディ硬度
「関節部分ならどうだ!」と必殺のナイフで切り込むも、それさえ通用しません。かなりチート気味性能です

「キャッキャッキャ!新型ダゼェ!
超高分子特殊ポリエチレンデ出来タ関節二強化アラミド繊維ノ体毛デ覆ッタ体ヨ!
隙ナンカ無ーンダヨボケガァァ!!

このクソ野郎の口上はともかくとしてトリコのナイフで関節を狙ってもノーダメージ
という事実を見れば、確かに打撃・斬撃でこのボディを破壊するのは不可能に思えます。いやまだトリコにはあの技が…
「5連!釘パンチ!」
デビル大蛇も木っ端微塵に吹き飛ばしたトリコ最大最強の大技が炸裂。これでどうにかならないとなるとシャレになりません
「クキャー!シャラクセエエ!!!」
5連釘パンチでもノーダメでした。なんぞこれ
>GTロボのこの火力にこの防御力…
それに更にトリコとココが二人がかりで全力に成らざるを得ない操縦者の実力……どんだけチート
>GTロボの性能「だけで」調子乗ってるガキですが、壊された時が見物です
>最初のGTロボがとっつあんに勝ったのはGTロボのスペックのおかげじゃないんだろうか

ちょっと先週の燃える引きからこの苦戦は読者の予想外というか、熱血してたところに冷水を浴びせられたような印象
GTロボちょっとチートすぎ。こんなのが何機も量産されてるのなら、IGOはどう足掻いても美食会には太刀打ちできんぞ
と、冒頭からここまでの流れを追ったところで考察に入ります






GTロボが「人肉オロシ」という引っ掻き攻撃を放つ時に発した台詞
「食技」

よくはワカりませんが、推察するにこの世界における美食家達の格闘術が「食技」と考えてOKでしょうか?
そういう定義から言えばおそらくトリコの「ナイフ」や「フォーク」、所長の「フライパンチ」なども食技だと思われます
ヤバイな。ゾンゲ様きっとすごい食技持ってるな

5連釘パンチ「拡散型」「集中型」
トリコの5連釘パンチにはこの2種類の撃ち方があり、普段撃ってるのは全て拡散型との事
集中型は連射する拳のブレを極限までなくし、範囲こそ狭まるものの強烈な貫通力を生み出す一撃必殺タイプ
つまりペガサス流星拳ペガサス彗星拳ということです
その分より高い難度と集中力が要求され、腕への負担も増えるそうな。まさにトリコの切り札中と切り札と言えるでしょう
ちなみにトリコが闘技場に乱入する際、強化アクリルにキレーに風穴開けたのが集中型で
トリコは既に
今日3発の釘パンチを発射。右腕は完全に使い物にならなくなってしまいました
今のトリコにGTロボを倒せる武器として残されたのはただ1つ
左腕で放つ集中型5連
更に貫通力をあげるため、打撃ではなく貫手(アイスピック)で!
否が応にも克巳がマッハ貫手を生み出したシーンを彷彿とさせます。全てを貫く最強の矛!
そして関節までもが超硬度のチートボディに、最も効果的なダメージを与えられる箇所は・・・
『狙うは―あの場所だ!』
「お前ホントにそのロボ操れてんのか?まさか性能出し切ってその程度じゃねーよな
ま・・・
害虫以下のゲス野郎にハイテクロボ動かせってほうが無理か
そんな幼稚な技で何千回俺の皮膚を切り刻もうが・・・一生命までは届かねえんだよ」

辛辣な悪口でGTロボを挑発するトリコ。当然です。狙いは読者にも丸解りのあの場所
しかしこれほど露骨な挑発、いくらクソゲス野郎とは言えはたして引っかかってくれるのでしょうか・・・って
「ジャア今スグ殺シテヤルヨォ!地獄へ行キナ!」
「お前がな」
速攻で釣れた!激昂したGTロボはトリコに致命傷を与えるため、最大の大技を放とうとする
そう、顔面に内蔵されたレーザー砲を。アホだなこいつ

>ベイの すごい 単細胞
>GTロボ!!ザマッ ギャハハ!!
>見たかぁGTロボォ!これが!この男が!!トリコだ!!!

「口の中は鍛えられまい!」ということでそこ目がけて集中5連炸裂!
操縦者がアホだったおかげで叩き込めた必殺の一撃!決着の次号へ続く!


命のプレゼント

「まだ俺の声は聞こえてるか?ひとまず勝負ありだ
エンジンを止めて反省会でも開きな。俺これ以上食えねェヤツを相手にする気はねえ
次は正々堂々てめえ本体でかかってこい。そん時に完全決着だ」
トリコ渾身の集中5連釘パンチは見事GTロボの頭部を粉砕。バチバチ火花を散らしてまともに動けません。勝負ありです
勝った途端
妙に爽やかな口調と笑顔でベイに告げるトリコがなんか個人的には不完全燃焼
迸る怒りの感情そのままに、既に機能停止したロボを必要以上にフルボッコにするような迫力の描写がほしかったぞ

「馬鹿ガ・・・次ハネエヨ!道連レニ死ネ!トリコ!」
「レーザー発射だぁ!」

そんなトリコの油断をつき、自爆攻撃に出る卑怯なベイ。藤木並みの卑怯者!でも悪役派こうじゃないとな
しかしいち早くその行動を予測した所長が、待機させていたレーザー砲の一斉射を許可。自爆前にこれを瞬時に破壊します

「なんじゃこりゃあ!これが新型GTロボの核(コア)アンテナか。醜っ!」
「キモっ!」
ところがぎっちょん。完全破壊したと思ったGTロボから出てきたのは、システムの中枢部である核ユニット
>虫嫌いなはんぺらたんにはキツイ回でしたね
>GTロボのコアきめええええええええ!
>所長「醜っ!!」 小松「キモっ!!」で噴いてしまった…一応緊迫のシーンなのに

まるで蟲のような
酷フォルムは、一目見た所長と小松が思わず声に出してしまうほどグロテスクです。キモッ!
美食会としてはIGOに最新型のデータをみすみす捕獲されるワケにはいかないので、コアだけでも逃走せねばなりません
ピョコピョコ蚤のように飛び跳ねながらレーザーの狙撃を掻い潜り、まんまとコロシアム外への脱出に成功するコア
しかしコアの逃走する方向を確認した所長は慌てず騒がず、司令部に連絡を伝えるのだった
「ワシの部屋のハッチを明けろ。音声もつないでくれ

リッキー!リッキー聞こえるか?Bゲートから出てくる”虫”を仕留めるんだ!」
主の命令にぴこん!と耳を立てる巨大なシルエット。なるほどリッキーとは彼の事か
何も知らずに軽快にコロシアムの通路を駆け抜けるコア。「このヌケサクどもがぁ〜」とゲートの外に飛び出した、その瞬間

”ザシュン!!”
目にも留まらぬ閃光の斬撃。粉々に吹き飛ぶコア
破壊者はその巨体を悠然と宙に舞わせた後、パラパラと降りそそぐ獲物の死骸を横目にゆっくりと着地した

ハイアンパンサーリッキー
所長が初登場した回、腕立て伏せをする彼の背中に乗っかっていたあの巨大な豹です。TUEEEEEEEE!!!
その強さ、実に捕獲レベル31!流石は所長の相棒と言ったところか
>所長のペットがデビル大蛇涙目な捕獲レベルですな
>ハイアンパンサーえらい強いですな。空飛べるのもあってか、デビル大蛇より10も上の31とか・・

この世界にはデビル大蛇なんぞよりも遥かに強い猛獣がゴロゴロいるということです。オラわくわくしてきたぞ!
そういやココも相棒に巨大カラスを連れてましたが、彼もそれなりの高捕獲レベルなんでしょうか。気になるなー

「やれやれしかしえらい被害をこうむったな
美食会め厄介な新型を作りやがって・・・アレを大量生産されたら面倒だぞ
まぁいい、ひとまずワシもトリコも傷を負った。
食事にするか」

なんとかGTロボは仕留めたものの、格下っぽい相手にコロシアムは半壊し、機体の鹵獲もできなかった今回の闘い
こんなのが量産されたら終りだと思うんですが、「面倒だぞ」という所長のニュアンスからはまだ余裕めいたものを感じます
そして傷を負った自分とトリコに対し、「まずは傷の治療するか」ではなく
「食事にするか」という台詞
ウォッカをかけた傷が瞬時に塞がったあの描写などから推察するに、やはりグルメ細胞は
「食えば食うほどより強靭に進化する」というような特性を持っていると思われます
この程度の傷なら一回の食事で治ってしまうのでしょう。銃に撃たれた後は必ず肉を食うオリバさんみたいだな





『バトルウルフ・・・死してなお王者の風格を損なわぬ凛とした態度よ』
闘い終わりトリコがバトルウルフの親子に目を向けると、既に母親は立ったまま絶命していました
ウォーズマンか跡部様か
「丸一日は無理だったが・・・少しでも一緒にいれてよかったな」
動かなくなった母に寂しそうに寄り添う仔ウルフに、優しい一言をかけるトリコ。するとどうだろう
仔ウルフは傍にあったデビル大蛇の肉を咥え、それをトリコに向かって差し出したではないか
なんというラブリーわんわん!(悶)

「お礼のつもりか?言っておくが俺はお前の母親の為に闘ってたんじゃねェぞ
個人的にアイツがムカついたからブチのめしただけだ
その肉はお前が食え。いいか・・・
これからお前は母親の分まで強く生きていかなきゃならねェ
グルメ細胞に選らばれた者としてな」

差し出された肉を返し、「お前が食って母ちゃんの分まで生きろ」と諭すトリコ
哺乳類の単為生殖という奇跡とも言える出生を果たした仔ウルフ。彼はまさにグルメ細胞の申し子と言うべき存在です
トリコの言葉を本能的に理解したのか、眉をひそめて不安げな表情を見せる仔ウルフが可愛すぎて辛抱たまりません
そんな不安を拭うように、仔ウルフの顔をそっと撫でながら男は言う
「不安か・・・?安心しろ
俺も元々はチェインアニマルだった
ここで闘ったことも何度もある・・・お前と同じさ
ひとりぼっちじゃないぞ」
それは意外にも本人の口からあっさりと語られました多くの朋友の予想通り、十中八九トリコは
研究所の遺伝子操作で生まれた、グルメ細胞実験人間
>トリコもマンサム所長もグルメ細胞の実験体説濃厚ですかねぇ
>バキみたいな設定来た!やっぱりトリコはここで「創られた」のか…?
>トリコがチェインアニマルだったって・・・・ 美食会のこと言えないじゃんかIGO!
>今回トリコがチェインアニマルであったことが発覚しましたが、トリコの食材に対する敬意は
‘生かされていた’自分にとって種を未来に繋ごうと‘生きている’生き物が眩しく見えるからなのでは無いでしょうか

「闘技場で何度も闘った」というくだりから察するに、おそらくかつては完全なモルモットとして扱われ
人権など無視された日々を送っていたのではないかと思われます。IGOの所業はマジ倫理観に外れてるな

トリコの太く逞しい腕から伝わってくる、温かく深い優しさ。仔ウルフの目に熱いものがじわりと浮かびます
くそ。
狼のクセにいい表情しすぎだコイツ。読者のハート鷲掴みにも程がある

>砕けた左手でテリーを撫でてやるトリコさんに真の漢の優しさを見た
>リッキーが好きです。でもテリーはもっと好きです
>やべーバトルウルフ超カワイイ
>ああテリーかわいいよテリー おれはテリーを嫁にするぞ!トリコ――――俺は種族を超越する!
>テリークロスかかわええ!もう鈴いらねえよヒロインだ! 
>子ウルフかわいすぎるだろ。もうこいつがヒロインでいいよ
>早くも腐サイトではテリー擬人化の流れが始まっているようです
誇り高きバトルウルフの彼は、その涙を見られたくなかったのでしょうか
くりくりと頭をトリコに押し付け最大限の愛情の意を示すと、トリコもまた彼の気持ちに応えます
「ふふ・・・気持ちいいなァ。お前の毛並み・・・まるで厚手のタオル地のような・・・そう・・・
お前はテリー。テリークロスだ」

トリコから仔ウルフに贈られた最高のプレゼント。名前。それは燃える命
やはり彼の名前は読みきり版と同じく「テリー」に決定!今後はトリコの相棒として一行に加わり成長していくようです
次回予告文を信用するなら、来週は
豪華飯タイム!どんな美味そうな食材が出るか今から楽しみだぞ


>今週のトリコすげぇ料理!すげぇ所長のフルコース!すげぇサミー!
すげぇリーガルマンモス!すげぇ美食會! 何もかもすげぇよ今週!

すげぇ今週のトリコ

「うわわわなんですかこの御馳走は!っていうか量有り得ないでしょ!」
「傷を負ったからメシだ!」先週の所長の言葉通り、GTロボを撃破したトリコ達は食事を取ることに。この見開き扉絵がパねえ
200人くらい座れそうな巨大テーブルの上に、所狭しと並べられた豪華な料理の数々はまさに漫画メシ
>見開き扉絵でガウチが丸焼きにされててワロタw なんでこいつだけww
>ガウチが…俺たちのガウチが……
>トリコスレで異様に人気だったガウチが…… うぅ…(´;ω;`)
>ガウチ追悼スレが立ってる件について

ゲラルドやシルバーバックらしき巨体は見当たらないのに、何故かガウチだけ丸焼きで吹いた
ここで所長のフルコースメニュー紹介。この人は流石にもう完成させてるのねって捕獲レベルなんぞこれー!?

所長 フルコースメニュー
前菜 酒盗エスカルゴ 捕獲レベル28
スープ 酒貝のスープ 捕獲レベル25
魚料理 バッカスシャーク 捕獲レベル31
肉料理 酒乱牛 捕獲レベル30
メイン バッカスドラゴン 捕獲レベル37
サラダ バッカスオニオン 捕獲レベル15
デザート 酒豪メロン 捕獲レベル19
ドリンク バッカスホエールの潮 捕獲レベル33

>ココや所長のフルコースが公開されるにつれ、何でトリコが
ガララワニごときを食いに行く必要があったのかわからなくなってきました
>所長のフルコース・・・やっぱり、次郎と飲み友達なんでしょうか?
>例によって所長のフルコースメニューがスゲーです。酒好きにはたまらんです
問題は「霜降り豆腐」が肉なのか豆腐なのかってことだ

最低レベルでも15から始まり、メイン食材は捕獲レベル37。300年生きたガララワニとか今となっては雑魚すぎる
ちなみに名称から解るように、所長のフルコースは全てアルコール分を含む食材で統一されています
別名「酒の楽園」と呼ばれる、バッカス島で獲れる食材が殆どのようですが・・・・酒の楽園っていうか
猛獣の楽園だろこれ
小松とリンはアルコールが苦手なようで、せっかくの所長ご自慢のフルコースも手をつけにくいみたい
ギャーギャー騒ぐリンと、それを怒鳴りつける所長を見ながらトリコがやれやれと呟きます
「はは・・・ったく騒がしい奴らだ。お前が一番行儀が良くてお利口だな」
そんなトリコの後ろでちょーんと行儀よくお座りしているのはすっかり彼になついたテリー
目の前に山のようなご馳走が良い匂いをさせてるのに、それに喰らいつくことなく「待て」。マジお利口さん

決して誰にも媚びることのないバトルウルフがトリコに懐いたことは所長にも驚きだったようで、
所長からの要請もあってテリーは
正式にトリコが預かることになったそうです。よかったよかった

トリコに「一緒に食べよう」と言われ嬉しそうにテーブルに近づくテリー
チクショーなんだこの思わず口元が緩んでしまうラブリーわんわんぶりは。テリーは本当にたまらんな





『トリコさんの顔・・・たくさんあった傷がいつの間にかなくなってる
そういえばコロシアムで所長が自分の大怪我を酒で治してたけど・・・』
和気藹々の会食の中、小松はトリコの切り傷が完治していることに気付きます
やはりグルメ細胞には美味い物を食うことで活性化する特性があり、それによって新陳代謝が加速されたと解釈してOKでしょうか
でも不思議だな。あれだけの切り傷がツルピカに完治したってのにトレードマークの目尻の傷はなんで傷痕残ってんだろう
きっと
GN粒子で傷つけられたからグルメ細胞でも再生しないんだな。俺がガンダムだ!
「あーっ!そういえばリーガルマンモス忘れとった!マズイ!」
と、ここですっとんきょうな大声を上げて狼狽する所長。考えがあって飯食ってるのかと思ったら忘れてたのかよ
オロオロする所長と焦るトリコだったが、二人の動揺を抑えたのは直後にリンが発した台詞だった
「大丈夫だし。さっきお兄ちゃんから連絡あったから。もうこの島にいるみたいだし」
「”サニー”が!?本当かリン?」
>ゲェー!!!リンって何気に重要人物だったのかサニーの妹とは・・・
>鈴がサニーの妹なのかただ幼馴染のような親しい関係でお兄ちゃんと読んでるのか気になりますね
リンの「お兄ちゃん」という言葉に対し、トリコの「サニー」。リンは四天王サニーの妹でした
いやまだ朋友予想のように、血の繋がってない幼馴染み的な意味合いでの「お兄ちゃん」の可能性は残ってますけどね
「リーガルマンモスは捕獲したってさ。今ここへ向かってるみたい」
流石は四天王の1人サニー。既に古代の食宝と言われるリーガルマンモスを1人で捕獲し、研究所に向かっているそうです





>美食會第6支部?いいえ、ここは魔黒です
一方その頃。明らかにこの世じゃない景観にそびえたつ美食会第6支部
さながらキャッスルドランか悪魔城か。いやいや意表を突いてサタン様の居城かもしれんな


「あのトリコのクソがァ!次は本体で来いだァあ?
上等だぁあ直々に内蔵引きずりだしてグチョグチョに踏み潰してやるあ!」

>うがああああベイ気持ち悪い!!ロボのコアの方がまだ愛嬌あったぜ!!
>ベイ本体を見るかぎり、美食會も美食會で実験体みたいなのがいるようですね。
IGOも美食會もヤバイ研究・実験を繰り返していると
>ベイの体が気持ち悪いのは、ひょっとして実はトリコのように研究所の実験体だったのではないかと予想
グルメ細胞の移植の失敗作とか マンサムを所長と呼んでたり人を食おうとする辺りがそんな感じっぽいです
>ベイの容姿を見て察するに、彼はチェインアニマルの“失敗作”的なモノなんじゃないでしょうか?
それなら所長が名前を知ってたのも頷けるし、美食會の行動は
「これ以上、自分達のような悲惨なモノを産み出させない」ための威嚇、攻撃なんじゃないですかね?
なんかまだ自分でもよく分かんないんですが
読者の前にその姿を晒したベイ本体はグロテスクな怪人。ロードオブリングのゴラムをマッチョにしたような・・・
俺も朋友予想と同じ見解で、
ベイは研究所のグルメ細胞実験体だったに1000ペリカ
所長と互いに面識があった事もそれ示唆しているし、全身に体毛が一本もない異様な風体はおそらく実験がもたらした副作用でしょう
「今のお前じゃまだトリコには勝てんじゃろう。見ろいお前が乗ってた8号機・・・
所長・トリコ戦合わせて圧覚超過が計16回じゃ
16発もの致命傷を受けとったということ・・・生身じゃとっくに死んどる!」

トリコへの復讐心を燃やすベイを諌めたのは、GTロボのエンジニアとおぼしき老人ジョージョー
こちらもベイに負けず劣らず不気味で醜い風体です。なんか口が縫われてんですけどどうやって喋ってんでしょうかこの人
っていうか食が基本概念のこの世界で口が縫われてるってキャラ的にどうなんだ

「”今のお前じゃ”まだ勝てん」というジョージョーの言葉からも、ベイはまだ伸びしろがある=グルメ細胞保有者 と予想できます
>GTロボにあたった"すべての"打撃が致命傷や致死レベルだったことが伺えます。あんたら鬼や。
所長が腹を抜かれたときのカウンターで+1、ダブルハンマーで+2、トリコの1,2,3で+3、
釘パンチ2発で+10の計16発です。でもくぎゅパンチって同時に打ち込むレベルなのに
ちゃんと1発1発解析されてるんですね、あんたも鬼や

所長とトリコの打ち込んだ攻撃はその全てが生身なら致命傷だったという事実がここで判明
あの二人の攻撃力の恐ろしさをまざまざと感じさせます

「うるせえぞジョージョー。それより他のロボはどうした?
俺が時間稼いでる間に上手いことリーガルマンモスとっ捕まえたんだろうな!お?」
全部で4機とっくに上陸しとる・・・じゃが肝心のマンモスが見当たらんらしい
ひょっとしたら先手を取られたのはワシらの方かもしれんな」

ここで二人の会話から、第一ビオトープに送り込まれた美食会の全戦力が判明。なんとGTロボ4機!
4人の操縦者の実力がベイより上か下かはわかりませんが、一機でもあの強さだっただけにガクブルものです
ベイのGTロボが「8号機」ですから、少なくとも美食会にはあと7機のGTロボがいるのは間違いないのか。うーむ





そしてラスト、読者のド肝を抜く衝撃の登場をかますサニー

>サニーは技巧派かと思ったら意外と力持ち・・・それともあれもパワーと見せかけて技巧かな?
ゼブラは見るからにパワータイプっぽいが

リーガルマンモスの巨体を片腕で持ち上げ悠然と歩く姿で引きです
小柄な体格と長髪の後姿のせいで、女性説も多かったサニーでしたがごく普通に美形の男でした。それにしても凄すぎる
IGO、美食会、ともに第1ビオトープに集う超戦力
リーガルマンモス争奪戦の火蓋は切って落とされた!次号へ続く!


超触覚・四天王サニー

「で・・・でかあ!あれが古代の食宝リーガルマンモスですか!
なんてサイズだ!しかもそれを片手で持ってるあの人は!?」
「フフ・・・片手だけではないがな
リーガルマンモス捕獲の朗報を受け、四天王サニーを出迎えるトリコ達
平線の彼方からゆっくり近づいてくる巨大な姿と、それを片手で持ち上げる細身の男を見て大声を上げる小松
さりげなく発された所長の言葉から、やはりこのサニーの芸当は単純な腕力でないことが伺えます。如何なる技術なのでしょうか
「ああっ!ギャングフッドの群れが!リーガルマンモスを奪い取るつもりですよ!」
と、ここでサニーを包囲する凶暴な肉食獣の群れ。ギャングフッドの捕獲レベルは実に15
リーガルマンモス編に突入してからインフレ著しい捕獲レベル。怪鳥ゲロルドと同じレベルの猛獣が群れを形成してるってどんだけー
しつこいようだが300年生きたガララワニの推定捕獲レベルが
だったからして。今となってはあの第1話は何だったのかと(以下略
それでなくともクソ重いマンモスを抱えて機敏な動きができないであろうサニーに対し、捕獲レベル15の群れとかヤバすぎる状況です
だがしかし。小松が思わず目を覆ったその直後、四方八方から襲い掛かったギャングフッド達は
一匹残らずその場に崩れ落ちてピクリとも動かなかった
『え?ノッキング―?触れてもないのにどーやって・・・!?』
まるで無人の道を往くが如く。全方位から襲ってきた敵を意に介することもなく目にも留まらぬノッキングで返り討ちにしたサニー
しかし小松が不思議がるように、ギャングフッド達はサニーに直接接触していません。彼はどうやって針を打ち込んだのでしょうか






「あ、ゴメ。ちょ 重かった所長?」
トリコ達の数十m手前まで来るや、リーガルマンモスをぞんざいにブン投げるサニー
所長が慌ててこれをキャッチすると、ここでようやくサニーの顔が読者に披露されます
これが俺の本体のハンサム顔だッ!バァーン
絵に描いたような精錬さが滲み出ていたココのイイ男っぷりとは違い、ユダ様とかアフロディーテみたいな妖艶系の美形
食宝を後先考えずブン投げる思考も、やたら軽いその口調も、彼の一筋縄ではいかない性格を予感させます・・・って

「流石腕力は微塵も衰えていない模様。ただし・・・美しさが足りない
マンモスを受け止める所作に全然胸がドキュンとしないし
全く感動が起きないってゆーかそもそもガニ股でブサイクだし
色気ないし
もう死ねって感じかな・・・」

>四天王は初登場時に毒を吐くのが慣例となってますね
>サニーの毒舌はココの登場シーンを思い出したwwwやはり四天王全員仲良さそうだな。

なんだこの人ー!!!(小松談)
見た目の通り、「美」に何よりも価値観を見出すナルシストキャラのようですが。この突き抜けた毒舌ぶり最高すぎる
「醜いから死ね」ってあまりにも酷すぎて
逆に清々しささえ感じる物言い。サニーのキャラいいな
「コラァ!サニー!大切な食宝をぶん投げるんじゃない!
昔とちっとも変わっとらんなお前は!このバチ当たりが!」
「ここまでやさしく運んで来てあげただけでも感謝してほしいなぁ。てか
バチ当たりって所長に言われたくないんですけど」

サニーの破天荒は昔からのようで。ならば「四天王一の問題児」ゼブラはどんだけ無茶野郎なんでしょうか。今から気になるわ
そしてサニーの所長に対する
「バチ当たりはアンタの方だろ」という趣旨の発言から察するに
当然彼もトリコのように実験で生み出されたグルメ細胞保有者で、研究所の倫理観には反感を持っていることが伺えます





「やぁ。久しぶりだなトリコ
ふむ・・・昔より細胞が活性化している・・・肌の弾力性も高い。いい物食べてる証拠だ」
「おいおいサニーいきなり肌触りまくるのはやめろよ。気持ち悪ィ」
>今回も例によってサニーとトリコの会話がガチホモくせー。しまぶー絶対狙ってやってるだろコレ
ゼブラ登場のときはどんな絡みがあるんでしょうか・
>トリコ「肌触りまくるのはやめろ」とか相変わらず腐向けの対応もばっちりのしまぶー
>ちょっとサニー×トリコで本出してくる
ふわりとジャンプしトリコ達の前に降り立ったサニーは、突然トリコの現在のコンディションを細やかに看破
読者の目には彼が何をしたかまったく見えていませんが、トリコは確かに「肌触りまくるなよ」と言ってます
おそらくこれがさっきギャングフッド達を触れずにノッキングしたことにも通じる、サニーの能力の一部なのでしょう

「ちょっとお兄ちゃん!勝手にトリコに触んないでほしーし!」
「リンお前っ・・・
なんだこの土管みたいな足わ!
皮下脂肪もハンパない!甘〜いモンばっか食べてんなコレ!」
「うるせーし!別にお兄ちゃんに関係ねーし!」
「関係したくねーし!んな男みたいな妹と!」
「女みたいな兄貴に言われたくねーし!」
「ねーしねーしうるせーし!!」

と、ここでリンと絡むや否やミステリアスで慇懃無礼な雰囲気から一転。コミカルな兄妹喧嘩を展開するサニー
>サニー、もっとクールな奴かと思ったらしょうもない兄妹ゲンカしてるしー!
>「関係したくねーしんな男みたいな妹と」つまりサニーは女らしい可愛い妹だったら是非とも関係したいと

このギャップ一発で読者のハートをガッチリ掴みました
正直ちょっとこのサニーのキャラ立ちは凄すぎる。しまぶーマジGJと言わざるを得ません

「トリコさんあの・・・え?誰も触れられてなんかいませんよね?」
「俺らは既に全員サニーの触覚センサーに触れてるんだ。一匹を残してな」
不思議がる小松に、いいやお前ももう触れられてるぞ」と解説するトリコ
なんとサニーは既にトリコはおろかこの場の全員に触れているという。唯一それを逃れたのは、誰あろうテリーだった
「なるほどバトルウルフか。唯一俺の”触覚”に反応した・・・
警戒心が強い動物でも全く気付くことのない俺の触覚に。興味深いな古代の王者」

>嗅覚視覚ときて触覚。トリコ世界で今更味覚を強調するとは思えないのでゼブラは聴覚ですかね
>トリコが嗅覚、ココが視覚、サニーは触覚、となると最後の一人は聴覚でしょうね
それとテリー、子供と思ってたけどさすがバトルウルフ。あの母にしてこの子あり、ですね
>サニーの超触覚はあの長髪が関係してると見た
>サニーのアッーな触覚云々はイマイチわからんがノッキングは
デビル大蛇的な髪の毛ノッキンだというのに花京院とアヴドゥルの魂を賭けるぜ!!
>徐々にかわいいわんこではなくバトルウルフとしての顔を見せ始めたテリーに胸キュン

キタコレ。トリコの
超嗅覚ココの超視覚と同じように、どうやらサニーは
超触覚の持ち主みたい
四天王がそれぞれ超絶の五感を有しているとすると、残るゼブラの能力はおそらく超聴覚だろうと思われます
さてサニーの超触覚の正体はまだ種明かしされていませんが、朋友の予想にもあるように髪の毛はかなり怪しいですね
少なくともギャングフッドをノッキングした「針」は、鬼太郎のように髪の毛を飛ばした?あんまり普通すぎてつまらないか




「そいつはトリコの相棒だ!すぐに一緒に仕事をしてもらう!
ターゲットはリーガルマンモス!」
「あ?いや・・・リーガル捕まえたじゃんか。それ」

あとはリーガルマンモスを美食会の手から守りきるだけと思われた矢先、所長の発した命令に思わず皆が振り返る
リーガルマンモスは一匹だけではないということでしょうか。保護すべき対象はまだ他にいる?

「こいつは子供だサニー!
こいつよりも全然デカい親
がまだどこかにいるハズだ!」
な、なんだってー!!?
トリコとサニーも思わず顔芸を披露してしまう衝撃の事実。なんとこの巨大なマンモスはまだ子供!
これよりも全然デカい親がまだこの島のどこかにいるという。なんという桁違いのスケール。まさに古代の食宝です
>山だと思ったらリーガルマンモスだったっての絶対やりそう
「美食会も乗り込んでいる!争奪戦は避けられん!
先にマンモスを捕獲せよ!」
島に上陸したGTロボは、重装アーマーを着込んだ奴やら巨大な猛獣を乗り物にしている奴やら各々個性的
対するIGOの戦力は四天王トリコ、サニーにその妹リン、バトルウルフのテリー、そして所長という面々
第一ビオトープを舞台に繰り広げられる
マンモス争奪総力戦!めっさ面白い展開で次号へ続く!


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