351話
見事60万年の調理過程を65年に短縮した小松。時間だけでも十分すごいですが、この男の更にチートなところは味も本来の調理より格段に上だということ
真・アナザは失われた記憶が蘇るという奇跡を起こすのか?いざ注目の実食パートですが・・・
「うわああ何だァ!?調理したアナザから無数のアナザが・・・・!」
「うおおおおお全身からアナザの旨味が!」
>【悲報】アカシアのフルコース、ついに普通に舌で味わって食うことすらしなくなる
なんと皿に盛られたアナザの切り身から無数のアナザが発生。場に居合わせた小松達を次々と飲み込んでいく
エア、ペアともに「見た目が全然美味そうに見えない」や「「美味い」と言うだけでどう美味いか全く伝わってこない」などと散々コキおろされてきたアカシアのフルコース
ここにきてついに咀嚼すらしなくなりました。もはやこれは食べ物と呼べるのかどうか
凄まじい旨味の奔流に全身を貫かれたアサルディーは、魂炉に落とされた自分の名を必死に呼び、手を差し伸べたあの声の主が誰であったかを思い出す
彼女の名はシルク。アサルディーとは将来を誓い合った恋人だった
「どわあああ旨みが溢れて魂の世界がパンクしちまう!早く戻らねーと食霊の門も壊れちまうぞ!」
溢れ出したアナザは無限とも思える勢いで増殖を続け、全ての食霊達を成仏させても尚止まらない。たちまちアナザの旨味で満たされる魂の世界
充満した旨味は魂の世界の許容量を超え、食霊の門をぶっ壊して現実世界へと帰還します
「みなさーん!アナザ調理完了しましたよ!」
「はやっ!今入っていったばっかなのに!?」
現実世界では一分にも満たない時間で偉業を成し遂げた料理人達。しかし彼等にとっては65年の体験であり、すぐさまバタンキューで病院送りに
目を覚ました千代婆は魂の世界で息子に再会できたことを珍師範に伝え、ようやく自分の気持ちに区切りがついたと安堵の笑顔を見せます
「生前なにも食事を作ってやれなかった・・・そのことを悔やむ私に千優は力を振り絞って光を灯し応えてくれた」
満腹だったよお母さん・・・僕はずっと満腹だった・・・
お母さんの愛情をいつも食べてたから ちっともひもじくなんかなかったよ
僕は肉や魚の味は知らないけど きっともっとずっとおいしい味を教えてもらってた
食べきれないくらいのたくさんの愛情を・・・「愛情の味」を
ありがとうねお母さん・・・ありがとう・・・
「千優」と名前を付けた両親の願い通り心優しい子に育った、全国のお母さん読者の涙を誘う息子の言葉
この世で最も強い愛は子を思う親の愛であろう。だが親を思う子の愛もまた、それに劣らないかもしれない
「シルク!待っててくれ!必ず戻る!新しい体になって必ず戻るから・・・
雪の教会で待っててくれシルク!シルク!」
自分はあんな大切な約束すら忘れていたのか
一方、こちらは恋人と交わした最後の約束を思い出したアサルディー
十貝五人衆の中でも最もヒヨッコっぽかったコンドルですら1万歳とか言ってましたから、少なくともアサルディーがそれ以上なのは確実でしょう
そこにシルクが待っているハズもないのに、約束の場所へ足を運ばずにはいられなかったアサルディー。だがそこで彼は見た
最後の瞬間まで愛しい男の帰りを待ち続け、祈りを捧げた
何万年も前の女性の亡骸を
>アサルディーの過去キッツイっすね・・・ガリガリになった恋人のミイラて
ろくに物も食べずに通い詰めたんでしょうかあの場所へ・・・
>こんばんははんぺらさん、アサルディーの過去に不覚にもウルッときてしまって涙腺の緩みを感じます
>アサルディー・・・なんでいきなしこんな重い話にしたし。前回は記憶戻ったら救われるふーな流れやったろ
最後の朋友のコメントがホントこれというか・・・・およそ少年漫画における味方側サイドの所業としては、とても容認しがたいブルーグリルの闇を
最後にみんなハッピーエンドにすることでうやむやにする流れだと思ってたのに
まさかこんな悲しいエピソードを最後にブッ込んでくるとは思わなんだ
全てを思い出した事で何かの踏ん切りがついたのか。止め処なく溢れる涙を拭おうともせず、アサルディーはドンスライムに何やら提案するのだった
「ドン・スライムよ・・・お前はそこらじゅうにいるんだろ?なぁ聞いてくれ・・・頼みがあるんだ」
「ドン・スライムはあらゆる物体に姿を変えることができる化物じゃ
物にも生物にも。見た目だけでなく細胞レベルでな
もともと地球上の多くの微生物を同時に宿主とし、その生物を操りアカシアのフルコースを食わせ
数億年かけて少しずつ密かに復活しておったのがドン・スライムの欠片達じゃ
全てはドン・スライムの本体が完全に復活するためにな」
直前でアサルディーが発した謎の台詞を補完するように、唐突にドン・スライムの生態と目的について解説し始めるジジ
このブルーグリルはそんな「ドン・スライムの欠片」達をかき集めて作られており、言わば国土からそこに住まう国民に至るまで、その全てにドン・スライムが潜んでいた
「かつて宇宙の災害とまで呼ばれたドン・スライム程の化物が・・・
完璧に復活するには相応の細胞エネルギーを持つ宿主が必要じゃった
この国でプロジェクトを進めながらドン・スライムは探しておったんじゃ。いつかそのフルコースを食べさせる宿主を
そしてついに500数十年前、見つけ出したのが一龍だったんじゃよ」
ブルーグリルの成り立ち、国民の命を顧みないドンの目的、一龍に固執していた理由
ただでさえつまらなかったアナザ編を尚の事つまらなくしていた理由のひとつとして、「何でこんな事してんのか全くわからねえ」という意味不明さがあったと思いますが
この解説によってそこらへんのところはとりあえず腑に落ちました。まぁアナザ編が面白くなかったのは覆りませんけど
「一龍のもう放っておけ!ムカつく!それよりアサルディーが手を打った
私の本体はアサルディーの細胞から復活するぞ!」
「え!?それって何!?もう一龍は諦めたってこと!?」
「てかアサルディーの細胞じゃ無理だろ!アサルディーの体がもたん!」
「仕方がない・・・この国で一番強い細胞がアサルディーなんだから他におらん
それにこれはアサルディー本人が求めたことだ」
と、ここで魂の世界で一龍と会うことができたのか、半ギレ状態のドンスラが登場。もう一龍は諦めてアサルディーの細胞で復活するという
数億年かけて頑張ってきたのに最後の最後でスゲエ妥協!
ネオが復活寸前である以上は妥協するしかないのはわかりますけども・・・育てた九蓮宝燈を清一でアガっちゃうくらいの妥協。だったら最初からそうしてろよと
ここで時間少し巻き戻って、雪の教会でのドンスラとアサルディーの会話シーンに
「本当にいいのかアサルディー。私が復活すればお前自身の体は私の細胞に支配される
それは同時にお前という存在の消滅を意味する。つまりお前は完全に死ぬんだ
食霊の門もない・・・もう魂の復活もかなわんぞ」
「かまわない。私の体がどれだけもつかわからんが・・・好きに使ってくれドン・スライム
アナザは確かに新たな味覚を目覚めさせてくれた それと同時に永く忘れていた味もな
その味は私にとってこの世で最も尊く、美しい愛に満ちた記憶
「彼女と二人で食べた食事の味」を」
「シルクと食べた食事の味」とともに彼女の事を思い出したアサルディーにとって、もはや願いはたったひとつ
すぐ彼女の傍に逝きたい。遅くなってしまったあの時の約束を果たしたい。それだけだった
遅くなってゴメンよシルク・・・今逝く・・・いや逝ってもいいか・・・?
腐りきった約束を食べに行っても・・・―!シル・・・・!
もちろんよアサルディー
約束は・・・私達の愛は腐ってなんかいないわ・・・
熟成したの・・・あの時よりもっとおいしく・・・
来てくれてありがとうアサルディー・・・これからはずっと一緒だね・・・・
>そんな・・・まさかアサルディーが犠牲になるだなんて・・・・・うん、マッピーの時と同じ感想だわ
>アサルディーのエピソードは前回と今回で唐突すぎるのは否めませんが、それでも良い話だったと思います
何千年も前の約束を、腐ったのではなく、円熟したのだと。この言い回しは素晴らしいと思います
ただ、アサルディーの体をドン・スライムが使うとはつまり、
ネオをもう少しで倒せるってなった時にアサルディーの体が限界を迎えるフラグですね…
次回、ドンスラ対ネオに場面が戻ると思いますが、トリコ対トミーやトリコ対スターばりの激闘を期待します
最後はシルクの霊がアサルディーを迎えに現れ、仲良く天に昇っていく二人の描写で「こうして2人はあの世で仲睦まじく暮らしました。めでたしめでたし」という締め
エピソードと締め自体は良いと思うんですが、アサルディーの過去を唐突にブチ込まれたのが先週という急さなので本当に「お、おう」としか反応できないのが何とも
マッピーの自己犠牲宣言にも、特に何ら感じなかったエア編を彷彿させる流れです
「さてこの体が朽ちるのが先が地球がブッ壊れるのが先か・・・地上へ行くぞいみんな!」
ラストはアサルディーの細胞で復活したドンスラと「復活のドン、化物退治へ!」の煽りで引き。ようやくアナザ編終了です
>最近のトリコについていけなくなってきて、とゆか段々つまらなくなってきて、でもそんなの自分だけかなって思ってたら、
今週掲載順位が最下位になってて(磯兵衛の前)になっていて、少し安心した
>今週のトリコはアレな位置にありましたね。原稿が遅れると後ろの方に行くという話も聞くのでそっちかもしれませんが、
単純に人気が…となっても仕方ない展開で正直付いて行けないのが現状ですね
良く分からんけどおいしそうな食材を美味そうに食べるのを見るのが好きだったので、今のトリコは悲しい限り
>下位を低迷していた「トリコ」の掲載位置がついに巻末に
何年も続いた人気漫画だったのに男塾や星矢のような終わり方になってしまうのか
今週のトリコの掲載位置は磯兵衛を除いて巻末。いよいよもって打ち切り作品としての品格を漂わせてきました
はんぺらは10月12日の更新時点で「多分あと20週以内終わる」と断言してたくらいなので、この扱いはむしろ遅いくらいだと思ってましたが
「まだ打ち切りではないだろ」と思っていた読者にとってはなんとも寂しい現実を突きつけられた感がありますね。アニメではワンピースとコラボしたりもしたのになぁ
ちなみにチャコのお母さんの願いは「私の記憶があるうちにチャコの好きだった私の料理を残してあげたい」というもので、小松がそれを食わせてました
「チャコは他の味は感じにくいけど、お母さんの味だけはおいしく感じられるんだ
この世で一番素敵な味覚だと思うよ。これからこの国のみんなでアナザを食べよう
そしたらきっとお母さんも戻ってくるはずだよ。あ、顔は違うかもしれないけど」
うん、なんか・・・正直特に必要なかったよね。チャコとその母親関連のエピソード・・・
ここから再びロケット展開に戻ってはんぺらの予想通り20週以内で終わるのか、それとももう少しもつのか?その判断基準となる次号に注目
352話
「あなた方はこの国の国民から忘れていた記憶を蘇らせてくれたんじゃあ。どれだけ感謝してもしきれんよ
ワシはチャコの母親の父・・・つまりチャコの祖父じゃった・・・
そんなことも忘れておったんじゃ・・・生き返った気分じゃよ・・・本当の意味で・・・」
「あの世千日この世一日・・・チャコのいない永遠より・・・チャコの顔が見られる今日が・・・
この限られた一瞬が私にとってはなによりも価値あるものです」
>チャコの祖父だったというおっさんの正体・・・正直「お、おう」としか言いようがない・・・
>いやでも体は『肥料』にした。っていうから、魂だけ残ってて肉体に帰れない人たちが山のようにいるんじゃ…
そのへん突っ込まれないようにコンドルを何事もなかったかのように置いてんのかな
冒頭。予想していた「アナザでみんな記憶が蘇ったよ!めでたしめでたし」というムードの中送り出される小松達
あのおっさんがチャコの祖父だった事が判明したりしましたが、朋友の感想と同じくまったく響いてこないあたりがアナザ編を如実に表してます
朋友予想だったチャコ食霊説が当たっていればもっと感動的なエピソードにできたと思うんだが・・・というか、前回レビューでも書きましたが
最初から「アサルディーの失われた過去」を主軸に話を進めていれば
ぶっちゃけこの親子自体必要なかったように思えます
絶対そっちの方が無駄がなくて展開としてスムーズだったし、読者もよりアサルディーに感情移入できて良いことずくめだったんじゃないかと
序盤はチャコをメインに話を進めながら、終盤はおざなりにして突如湧いて出てきたアサルディーの設定で締めだからね・・・明らかに構成がガタガタでした
「そうね。私も長いこと忘れていた感情を思い出したわ・・・何百年ぶりに落ちてみようかしら・・・恋に
えーあんた女なの!?いや別にいいけどさ」
>カキノキッシュ・・・まさかの両刀じゃったか
>カキノキッシュが2代目メルクに愛の告白ですか・・・
性別上の問題はさておき、この展開はもうメルクが小松の嫁候補から完全に脱落したことを表明しているのでしょうかね
今回も小松の一番近くにいた女性はやっぱりののちゃんでしたし
メルクが同性だと知っても揺るがないカキノキッシュ。やはり何万年も生きてるとノーマルな性癖では満足できなくなるのか
メルクが小松の正妻戦争から脱落したのは既にとうの昔ではありますが、今回の該当コマの小松の反応がまた酷い
同性からとはいえ、メルクが言い寄られてるのに完全無視のアウトオブ眼中
小松がメルクに対して何らかの意識を持っているのなら、少なからず反応を見せるべきシーンでこの反応。メルクは泣いていいと思う
「チャコ。人生におかわりはないけど・・・ごはんのおかわりはたくさんあるから!
いつかおいでね!地上に!人間界に!僕のレストランに!」
「うん!あ・・・あの・・・サイン・・・もらっていーい?」
「友部選手サインください!」と父にサインをねだった蓮くんのように、サインを求めるチャコとそれに快く応える小松
予想されていたお約束のラストでブルーグリルを発つ一行。かくして読者から「クソつまらない」と酷評されていたアナザ編はようやく幕を引くのでした
「ジャイアントシェルの周りに星屑の川が!新たなアナザが見送ってくれてるのかな・・・
ありがとうアナザ・・・ありがとうブルーグルル・・・!」
「ちょっと思うんですけどスライムさんは誰の体からでも復活できたんですか?
それなら自分で自分のコピーを作ってそれに乗り移れば・・・」
「そう単純なことではない。ドン・スライムもわしらニトロも元はグルメ細胞そのもの・・・
グルメ細胞ってのは限りなく利己的でのう。1つの細胞に2つ以上の悪魔は存在できんのじゃ
お互いが潰し合ってたちまち細胞は死んでしまう。つまり悪魔に悪魔は入り込めんということじゃな
それでも稀におるがのう・・・1つの細胞に複数の悪魔が共存しておる強者が」
海上へと向かう磁貝内。アサルディーの肉体は復活したドンの負荷に長く耐えられないと聞いて、素直な疑問をぶつける小松
「アサルディーの肉体でもたないのなら、自分自身のコピーを作り出せばよかったのでは?」ということらしいです。お、おう・・・・
しまぶーとしては読者の疑問に対するアンサーとしての解説のつもりなんでしょうが
そもそも読者の多くがアナザ編の全てをよくわかってないので要らん心配です
逆にしまぶーはアナザ編が読者に伝わったと思ってるんだろうか
しかしこの不毛な問答から、グルメ細胞の特性とトリコという存在の特異性が明らかに
ジジの物言いからするとトリコ以外の前例も存在するようですが、ここは「絶対にない」って言い切ってくれたほうが良かったなぁ
アサルディーの細胞から復活できたのは「アサルディーの細胞がドン・スライムだから大丈夫だった」だそうですが
それならドンがコピーを作っても自分の細胞だから大丈夫なんじゃ?
しまぶー!正直よくわかりまん!
多分細かいところをツッコまれたらしまぶーも即答はできないレベルのあやふやな設定だろうと邪推せざるを得ない
「しかしこれはジャイアントシェルが裏の世界だったということも関係しているレアなケース
普通の世界では魂が乗り移ることも、グルメ細胞の本体が途中から合流することもできんはず」
「そう。だからあちし達の魂も元の体に戻れたのね。ムリヤリだけど」
そんなツッコミに「ジャイアントシェルだったから特別。普通ではできない」という保険を入れてくるしまぶー。なかなか堅実です
その保険設定を上手く活かしてラブ所長と天文学者ララも自分の肉体に戻ることに成功したそうな
ララはブルーグリルに残り、ジャイアントシェルを宇宙船に改造できないか研究するという。なるほど人類を救うノアの方舟ですね
ちなみにグルメ日食までは残り一週間。いやそれ宇宙船に改造するには時間足りなすぎだろ
「そういえばワシが復活する直前えらいモンが魂の世界に流れ込んできたな・・・
ムーンの奴が食ったんだ。間違いない・・・アカシアが・・・ネオが動き出している
急がねばならんな・・・GODが現れる前にアカシアを止めねば」
ネオの復活を感じ取り、臨戦態勢に入るドン。っていうかその魂の世界のネオBはどうしたんだ
食霊の門が破壊されたから未来永劫次元幽閉したってことでいいのかな。ワケわからん設定解説よりそこらへんちゃんと教えてよしまぶー
と、ここで突然全員の肉体が玉手箱を開けた浦島太郎のように急激に老化
ジジいわく、長いこと裏の世界にいた肉体が元の世界に戻る為に反応しているのだという
65年分の時間を一気に体感する肉体。でも地上の時間では三週間しか経っていないため、そのうち肉体も元に戻るとのこと
そしてなんか小松の鼻が昔に戻った
>小松の鼻がいきなり昔に戻ったのは打ちきりに向けて、一番愛着があった頃の顔で終わりを迎えたかったんですかね?
最初読んだ時は「なんだこの流れは」と思いましたが、なるほど読者からウケの悪かった小松の整形鼻を
大団円を迎える前に昔に戻したてやりたかったというしまぶーの親心でしょうか。ていうか・・・実際そのくらいしか理由として思いつかない・・・・
「出たあー!何十年ぶりに三週間後の地上だー!」
かくしてSF要素満載すぎて終始意味不明だったアナザ編回想はここで終了。ようやくリドルチャプターでのトリコとの会話シーンに時間が戻ります
「てか説明長いわー!
どんだけ意味わからんことしてきたんだお前ら!
なんでもいから早くこい小松!今地球は大変な事になってるぜ!」
>「説明長いわどんだけ意味わからんことしてんだ」はしまぶーの自虐っすかね
>トリコがこれまでの読者の気持ちを代弁してくれて少し溜飲が下がった
>読者「てか説明(回想)長いわーっ!! どんだけ意味わからん設定にして来たんだしまぶー!!」
「何でも良いから早くこい最終決戦!! いま掲載順は大変な事になってるぜ!!」
>やっぱりしまぶーのギャグは面白い。結構まじめなシーンなのに老人になるくだりで爆笑してしまった
次回作はたけしみたいにギャグを全面に押し出した作品を書いてほしい
あと、トリコが見事に読者の気持ちを代弁しててそれも笑った。そっちはなんていうか渇いた笑いだったけど
>ブルーグリル篇終わったアアア!つまんなかったあああ!!って作者の絶叫が聴こえてきそうな回でしたね
なんかこう、虚構と現実がドロドロに溶け合ったような情念を感じる
>ここ二ヶ月くらいのトリコは設定をべらべら喋ってるばかりで面白いつまらないとかそれ以前の問題だと思ってました
ようやく漫画として読めそうな展開が戻ってきそうでホッとしています
>アナザ編全体よりも今回のラスト2ページのほうが遥かにワクワクするという
>年内で面倒なごたつきはどうにか収集して、後は新年早々ビッグバトル連発で花火みたいに打ち切りEND!!
って運びが見えてきたので個人的にはほっと一息
読者の代弁というよりはまさしくしまぶーの読者に対する謝罪のような台詞を吐くトリコ
トリコの鼻は、今まさに世界中で同時勃発している頂上決戦を感じ取っていた
ネオVSドン・スライム 二狼VSブルーニトリ そして三虎VSジョア・・・って
ギネスと対峙しているトリコが離れた二狼の戦いを感じ取ってるという事は
二狼=ギネスという考察はハズレっぽい?
「狼王の牙」と「ギネスパンチ」はこの予想を裏付けるに十分なものでしたが・・・うーんハズレか・・・それとも何かまだ何か・・・
あと頂上決戦の3つもいいですけど、ネオの分身VS八王の戦いも続き見たいですよね
上記の3試合+八王の戦いで合計4試合。年明け最初に描かれるのはどの勝負?気になる次号へ続く!
353話
エリア8「馬王の丘」
この場所に降り立ったアカシアの悪魔が馬王と闘うため体を大きく膨らませたのは
完全に逆効果であった
的が大きくなった獲物に馬王はゆっくりと狙いを定めた
一呼吸であたり一面を真空にする馬王の鼻息が一気に放出されたらどうなるのか
今はひとまず撃ち込んだ方向が真下でなかった事に
ホッと胸を撫で下ろすだけである
エリア7「モンキーレストラン」
細切れになりながらも攻撃を繰り出す生物に対し、猿王バンビーナは踊っていた
それは歓喜のダンス。猿王はこの時間がずっと続けばいいと思っていた
だがまるで隕石が衝突するかのような一撃一撃に次第に生物は原型を失っていく
「消えちゃイヤ―」
エリア5「食域の森」
鹿王スカイディアの角に広がるこの森は、捕獲レベルAV4000というグルメ界屈指の強獣の巣
ここへ降り立った生物はこの猛獣達を100頭以上食い荒らしたところで
何故か自分の場所を完全に見失った。何が起こったのか。ここがどこだかすらわからない
ついに怒らせてしまったのだ。鹿の王を
この空間はスカイディアが作り出したもの
生物はワケもわからないまま、数秒後にはまるで数億年の時が流れたように朽ち果てていた
エリア4「グルメの園」 生物は甘い蜜の花畑を食い荒らしていた
だが蜜は次第に刺激を帯び、生物は少しずつ溶かされていく
これは消化液・・・ここは花畑ではない?生物は辺りを見渡した
宇宙を飛び回る「梅星」銀河を雄大に泳ぐ「ツキノコ」惑星間に浮かぶ「遺跡ん魚」
それらは地球上のものではない食材。薄れゆく意識の中生物は確信した。ここは蛇王の腹の中
「蛇王と目が合った者は必ず死ぬ」
それは 地球上の生物に限らない
自分が消化されるのは生物にとっても初めてである
体長22万Kmの蛇王の体をゆっくり旅しながら、生物は溶けてゆく感覚をこの際堪能した
エリア3 生物は高度を上げた。烏王が作り出す死の影に入らぬように
しかしそれが敗因であった
上空にも「死の影」 烏王の下に太陽が?
烏王は太陽に似た光球を吐き出し、辺り一面に自分の影を作り出していた
「烏王の影エンペラーシャドウ!」
生物は思考が停止し自分の目的すらわからなくなった
もともと食欲しかない生物はそれすらも忘れてしまい暫く混乱した後・・・音もなく砕け散った
>今週は、スパロボの戦闘アニメまとめ動画を見てる感じでしたw
ガンバスターがビームで億単位の敵薙ぎ払ったり、ネオ・グランゾンが縮退砲で銀河を消し飛ばしたりする地球オワタ感w
あと同じ生態系の頂点に君臨する生物といっても単純に強い系と
スケールのでかい固有空間に放り込んだらなんか死んでる系との棲み分けが
なんとなく聖闘士星矢の黄金聖闘士のお兄さんがたに近い雰囲気を覚えましたね。お猿がアイオリアとかシュラとしたら鹿がシャカw
>八王VSネオ分身は久しぶりに1ページ1ページが読み応えあって非常に面白かったです
個人的にはマザースネークに溶解されるのを「この際堪能した」って一文が気に入りました
あのバケモンが抵抗完全に諦めて食われるのを受け入れて前向きにさえ捉えようとしてるってとこに格の違いが良く表現できていると思い感嘆しました
>八王の絶大な強さを改めて目の当たりにするとねーやっぱ素直に「バカ強い八王とどう戦うか」を軸にした方がよかった気がするわ
>NEOの欠片ごとき歯牙にもかけない八王に安心した。……ムーンの中のアレも、そのうち消化されるのかな?
そして鹿王の能力は異次元幽閉系?一気に時間が経過したってことで、なんとなく5億年ボタンを連想した
>鹿王を怒らせたら怖いなんて生易しいものじゃなかったですね
ネオの一部がわけもわからず数秒後に数億年経ったかのように朽ち果てていたことから、
あの異次元空間はワープキッチンとはかなり異なりますね。決定的な違いは時間の流れでしょうか
>八王が強くて安心しました。ネオの一部なんて相手になってませんね。そんな八王相手に何を根拠に今なら戦えると思うのだ主人公
「近年のスパロボ作品の必殺技まとめ動画を見ているようだ」という朋友コメントが実にしっくりくる、冒頭の圧倒的な駆逐ショー
八王VS分身マッチアップの当該回、はんぺら感想として「ネオに八王が立ち向かう」のではなく、ネオが八王に「排除」されようとしている構図だ」と書きましたが、まさにその通りとなりました
宇宙まで飛んでいく鼻息のビーム、殴られた相手の肉片の欠片も残らないほどの打撃、謎のアナザーディメンジョン、宇宙スケールの巨大生物による丸呑み、無敵の全方位即死攻撃・・・・
これだけ規格外の怪獣揃いの中、攻撃方法が殆ど被らず八王各々の個性が出てるのもグッド
ブルーニトロが八王を「地球の灰汁」と呼んでいましたが、まさに八王とは地球が自身を護るために為に生み出した、地球の守護者達なのでしょう
かくして八王VSネオの闘いは八王全勝という結果に。その圧倒的な戦闘力を読者にこれでもかと見せつけたところで、カメラが移ります
「地球上の至るところで巨大な闘いが起こってるな。本当に地球ごとブッ壊れかねないぞ」
「ああ・・・だがそれらは全て脇役の闘いだ。この島にGODが現れるって言うんなら・・・
俺達の闘いがメインだぜ!なぁバトルウルフ!
GOD争奪に相応しい闘いを見せてやろうぜ」
というワケでエリア2我等のトリコさんです。神にも等しい八王の戦闘を見せられた後での「他は全て前座!俺達がメインだぜ!」発言には読者も苦笑い
まぁ実際三虎が「戦ったらタダで済まない」と思ったほどですから今のトリコはそれだけ強いんでしょうが、今までの彼のザマを知っているだけに変な笑いがこみ上げてきます
「トリコ・・・・」
「平気さ。俺はもう八王とは既に二度闘っている。いずれも惨敗だったが今なら闘える・・・
お前もいるしなスタージュン!」
「トリコ・・・」
「ブランチが届けたエアは食ったんだろ?」
「ああ・・・」
「なら行けるさ!」
根拠の無い自信で満々のトリコさんが信用ならないのか神妙な面持ちで何かを確認しようと話しかけるジュン様ですが
相棒が何を言おうとしてるのかを最後まで聞こうともせずに「二回惨敗してるけど大丈夫だ!」とすごい楽観視してるトリコさんマジやべえ
>GODを小松がアナザ捕獲のついでみたいに入手してて、しかも横でラスボスバトルが始まってる局面だというのに
「どれも脇役だ!GODが出てくる俺達の所が主役だ!」と話の流れに盛大に出遅れているこの勘違いっぷりが最高にトリコさん
>トリコ「八王と2度戦ってどっちも惨敗したけど今ならイケるぜ!」
実際相応の実力を備えていたとしてももう見るだけで苦笑が漏れるセリフになってしまったという過程の問題
>トリコ「俺は既に八王とは二度闘ってる」→数ページ前に臨戦大勢の馬王の攻撃は地球を貫くとか言われると
生き残った当時のトリコがすごかったみたいな錯覚すら覚えるから不思議だ
>一応『惨敗した』ってフォローを入れてはいるけど、やっぱり『八王と戦った』って事にしてるトリコに失笑を禁じ得ない
猿王はともかく、馬王は戦うどころかワンブレスでやられた挙句睨んでただけじゃねーかお前っていうね
>今ならギネスにも勝てるって旨の発言も『スタージュンと一緒だから』って意味合いがついでみたいな扱いになっていましたが、
そのニュアンス抜きでの『勝てる発言』だったら失笑を通り越して呆れる物言いかと
死闘を交わしたゆえの全幅の信頼ってことなんだろうけど、
なんか夜中にツレションしにいく小学生みたいな理屈で大丈夫大丈夫言ってるトリコが異様に弱そうに見えてしまう・・・
ついでに言うならこれまで散々ハッタリでぶっちぎってきた八王の後に単なるデカイ犬にしか見えないバトルウルフの強さをどう描くのか心配
スピーディ系で物理が強いのはもうバンビーナがやっちゃってるからなあ
あとジュン様から強者のオーラが完全に消え失せててちょっとびっくりした。童顔マッチョのモブみたいな顔になってるぞ・・・しゃきっとせい!
>ライバルとの共闘と言う萌える展開なのに、「またトリコが他人に頼ってる」と思ってしまうのは屋敷のせい
>トリコ「エアは食べたんだろ?」ジュン様「ああ(右手)」 クッキングフェス編以来になるジュン様のお茶目なミス
そして最後の朋友が的確に突っ込んでますが、エアで開放される部位は左腕なのに右腕を見せるジュン様あかん。しまぶー相当テンパってます
そういえばすっかり忘れかけてましたがジュン様の失われた記憶の設定。あれってアナザで解決できますよね
かつてはアカシアの息子じゃないかとか、記憶を失ったアカシア本人ではないかなどと予想された事もあるジュン様ですが、アカシアがボスとなった今となってはそのセンも消滅
ぶっちゃけ何なんでしょうかこの人の正体
ブルーニトロにそそのかされ、ネオに蝕まれていくアカシアが自身で切り離した「善の人格」という可能性はまだワンチャン残ってるだろうか?うーむ
明らかに本来用意していた正体明かしはタイミング的に失ってしまったので、かなりやっつけな感じでテキトーに流されそうなのがなんとも気の毒
せっかく味方になってトリコと共闘という見せ場を与えられても、その相手が八王では噛ませ役にしかならないだろうし・・・あんなに良いライバルキャラだったのに勿体無いなぁ
「待て、そうじゃない。ヤツが今見てるのは私達ではない」
「なに!?」
話をまったく聞こうとしないトリコに痺れを切らしたように、ここでようやく自分が感じていた違和感を吐露するジュン様。アホのトリコもようやくその「臭い」に気付きます
ジュン様が感じ取った違和感、ギネスが見ていたのは言わずもがなネオの分身体ですが・・・・
「おあああ!?なんだコイツは!?」
>トリコ 鋭い嗅覚 最強の自分 後ろにNEO 気付かない
>NEOの欠片の接近に直前まで気付かないダメ嗅覚。これ「オレの鼻がここにGODが出現する!!」と言ってたのも勘違いだったりするんじゃ…
>覚醒してバトルウルフとも対等に戦えると思ったらやっぱりスタージュン当てにしてたり、
スタージュンが気付いたNEOに気付かなかったり、やっぱりトリコさん強いのかザコなのかわかんねえな
>超ドヤ顔&良い笑顔で「俺達がメインだぜ!!」とか言ってたらジュン様から気まずそうに
「いやトリコ…あいつ俺達見てないよ」と告げられるトリコが凄く…ピエロです…
>いやコレ逆でしょしまぶー。「トリコとギネスがスゲエオーラ出して対峙しておりネオの欠片には気付きもしない」って構図にした方が良かったでしょ絶対
なぜこの期に及んで身の程知らずの小者みたいな真似をさせてしまったんだ…
>世界中のあらゆる出来事を匂いで感知できる程となったトリコがすぐ後ろの化け物の存在に言われるまで気づかないダメっぷりがほんとダメダメだこれ
結論。トリコはやっぱり慢心雑魚野郎
いやぁ本当に凄いヤツですよコイツは・・・匂いで世界中の出来事がわかるようになったくせに、ジュン様がいち早く気付いたネオの存在にまったく気付いてないところとか
自分は八王と闘うつもり満々なのに、当の八王はトリコなんぞアウトオブ眼中でネオに対して臨戦態勢とか
朋友もコメントで「こうするべきだった」と言ってるようにネオの乱入なんぞ気にも留めないトリコとギネスという構図にすべきとこでしょここは
この漫画読んでると本当に「なんかトリコって俺でも勝てそう」と思える時があってマジ笑えない。実際そんなワケないのにそう思われるって、それだけ読者にナメられてるって事ですよ
もはや最終決戦目前で、作者の認識では劇中最強クラスの強さにパワーアップしてるのに
未だ読者からはナメられきってる主人公。そんな主人公って他作品にいますか?・・・あ、刃牙がいたか・・・
「ワシらのワープロードを使えば一瞬で大陸を移動できる!」
「さっそく出発しましょう!まずは次の大陸エリア5!
ゼブラさんとブランチさんが既にニュースを入手してるハズです!
次にエリア4!サニーさんとライブベアラーさん!エリア3!ココさんとタイランさん!
そしてエリア2!トリコさんと合流します!」
そしてそんなトリコに世界を任せてはおけないとばかりに合流を急ぐ小松達
アナザ編の設定を活かしたワープロードの存在ともう他メンバーはフルコースを入手しているという前提で凄まじい巻きに入ってます
急げ!小松お迎えキャラバン!1話だけで速攻全員集合しそうな展開で次号へ続く!
>はんぺらさん、こんばんは。今更かもしれませんが、前回のトリコでトリコがネオの欠片の接近に気付かなかったのは、
ネオの欠片が裏のチャンネルを通ってきたからというのもあるのではないでしょうか
ああそうか。言われてみたら裏のチャンネルを通られるとゼブラの耳にもトリコの鼻でも感知できないもんな。そう言われると確かに納得だね
でもそれを差し引いても今週のトリコのザマはちょっと・・・・
354話
「うおおおわあああなんだコイツは!?」
「どいてろバカ!モタモタしてんじゃねーぜ!」
>赤鬼の「どいてろバカ」で爆笑しました
>「どいてろバカ!」は全ての読者の代弁だと思う。もう全部小松に任せてトリコは出てくんな
>「どいてろバカ!」 うん・・・もう戦闘は全てグルメ細胞の悪魔に任せてトリコはずっと引っ込んでればいいんじゃないかな
>これ赤鬼が飛び出てこなかったら普通にやられてますよねトリコ・・・
しまぶーはなんなの?これで読者に「トリコ強い」と思われると思ってんの?中の人に助けてもらわないと何もできないザコじゃん・・・
>この都合がいい時に自分の意志とは関係ない要素が助けてくれる辺りもうトリコに昔のプロっぽさは皆無だな…いつからこうなってしまったのか
てか何でこいつはこの体たらくで負けまくってるのにいつもヘラヘラ笑って余裕しゃくしゃくなのか。どこぞの十年先輩君を思い出すぜ
冒頭。背後から突如現れたネオGに気付かず反応が遅れるも、すんでのところを赤鬼さんに助けてもらうトリコ
ジュン様の悪魔の炎との合体技「ファイアージェットフォーク」でネオFを遙か上空まで吹き飛ばします。さながら翼とシュナイダーのツインシュート「ドライブファイアー」のような・・・
『なんだ?急に飛び出したぞ?今までも何度かあったが・・・・
グルメ細胞の悪魔が出てくるってことは今の生物がそれだけヤバイ相手だったと!?』
>「グルメ細胞の悪魔が出てくるくらいヤバい奴だったのか?」って…もうトリコさんちょっと強いゾンゲだこれ
絶体絶命のピンチを赤鬼さんに救ってもらっただけでも十分情けないのに、「今の相手ってそんなにヤバイ奴だったの?」などという
相手の力量の片鱗すら推し測れない発言をかますトリコがもう本当にタダの不快な雑魚
「ちょっと強いゾンゲ様」っていう朋友の表現が大げさに見えてこないあたりが深刻です。正直こんなバカがGODを捕獲しにここに要ることが場違いにしか思えません
更にぶっ飛ばされたかに見えたネオGは長い触手を伸ばして地面に張り付くことでその場に踏ん張ると、そのままパチンコの弾のようにすごい勢いで上空から襲いかかってきます
テクモのキャプ翼のドライブファイアーは、炸裂したら相手がミューラーだろうがゲルティスだろうがゴール確実の超必殺シュートですが
せっかくの初披露となったトリコとジュン様の合体技がいきなり効かないというこのカタルシスのなさには本当にガッカリせざるを得ません
>ネオの一部を単独で宇宙まで殴り飛ばした次郎、合体技でも宇宙まで飛ばせなかったトリコ達(の悪魔)にはまだまだ大きな差がありますね
>ジュン様と初めての合体技がグルメ細胞の悪魔でやるとは思わなかった
王陸鮫戦が描写されてたら合体技もあったのかなぁ・・・なんでこうところどころ残念なんでしょう・・・
「上から来るぞ!気をつけろぉ!」(コンバット越前風に)と身構える2人でしたが、ここでのっそりと動いたのが狼王ギネス
クンクンと鼻を鳴らして何やら周囲の匂いを嗅ぐと、突如として魂を抜かれたように意識を失うネオF
そのまま地面に「着地」ではなく「激突」してもなお動かないネオGここでようやく我に返ったように意識を取り戻すも、その瞬間ギネスの前足に踏みつけられてしまう
「どぉおわあああああああ!!!くっ、どんな破壊力だ・・・一瞬地球が波打ったぞ!」
地球の表面が波打つほどの威力を秘めたギネスの踏みつけ攻撃。咄嗟に足の裏から数十mの長さのナイフとフォークを地面に突き刺し身体を固定するも、
それでも数百kmも爆心地から吹き飛ばされてしまうトリコ。ちなみにジュン様については「スタージュンも同様」という1行のナレーションで済まされてしまいましたが
ジュン様は足から包丁でも出したんでしょうか。この人がそんな能力使ったの今まで見たことがありませんけど・・・
でもこの辺の「どうやったかは読者の想像に任せる」的なぶん投げ方はテンポ重視の結果なので、そんなに嫌いじゃないです
むしろアナザ編をあんなガチガチに解説せず、これくらいぶん投げてほしかったよね
「なぜ狼王はあの生物にわざわざ手をかけたのか・・・八王ともあろう者が直々に・・・」
「そんだけヤバイ生物だったってことだろ・・・見えるのかスター?」
「私の額の目は一度ロックオンした獲物を常に映し続ける。そいつが例え宇宙の果てに逃げようと・・・む」
「どうした!?狼王は何を!?」
「・・・・小便してる・・・」
「あ!?ションベン!?」
>スタージュン様の千里眼能力は伏線ですかね?ラスボスが宇宙に逃げ出して、みんなで追うぞーみたいな
ギネスから数百Km吹き飛ばされたところで、今の一連の流れに妙な違和感を感じるジュン様と何も考えてないバカの対照的な反応
トリコは「ギネスが警戒するほどネオFがヤバイ奴だったってことだろ」とストレートに捉えたのに対し、ジュン様は何か他の理由があると感じたようです
便利能力「グルメ千里眼」でサーチしてみると、ギネスは呑気に小便中。この一連の会話も一見していつものしまぶーギャグに見えますが
ジュン様の読みが当たっているのなら、この小便まで含めて伏線だと思われます
「来るぞ!構えろトリコ!・・・・う!」
「狼王〜!ションベンはマーキングか?GODが現れるこの島を自分のテリトリーにしようと・・・・え?
スター!?どうしたスター!!!」
と、ここで数百Km先からワープしてきたかのように一瞬でトリコ達の前に現れるギネス
これだけ実力差を見せつけられてもやる気満々でファイティングポーズを取るトリコが本当にバカに見えてきました
と、ここで隣にいたジュン様が真っ白になって卒倒。まさしく先刻ネオFがやられたのと同じ症状です。ギネスは一体どんな攻撃をしているのか?
「おぁ!?」
と思った1秒後にはトリコもこのザマ
三虎も認めた強さの今のトリコなら八王とも闘える・・・・そんな風に思っていた時期が俺にもありました
>トリコはついに、読者からだけでなく劇中でも文字通り”鼻で”あしらわれるようになっちまったか・・・
>おっ、トリコまた死んだか。もうそんな時期か(恒例行事化)
>トリコ、マジお前もう森へ帰れ。このまま連載終了まで意識失ってても、誰も文句言わないレベルだろよ
>虚勢を張るだけで何もしない主人公に引っ張られてジュン様まで・・・
>前回:「今なら闘える(キリッ」 今回:最強のオーラとは何だったのか
>トリコは鼻息吹かれて死にかけ、鼻息吸われて(嗅がれて)死にかけ忙しいやっちゃな!
>トリコさんvs八王の戦歴 3戦3敗2死 ザ・ニンジャかよwww
>美食屋四天王で主人公であるはずのトリコさん、昔は頼り甲斐があってカッコ良かったのに今じゃ読者の評価はボロポロ、
対策必須の強敵に三回挑んでは三回とも負けて二回死ぬ…挙句には自分自身の細胞に「どいてろバカ」と蔑ろにされる始末
一話から読んでいたファンとしてはとても悲しい気持ちです。byきんた
>何だろうな、しまぶーってトリコが嫌いなのかな
>トリコ「2度八王と戦って散々ヤラれたけど今ならイケる!」→読者「『2度あることは3度ある』って知ってるか?」と言いたくなるような翻弄されっぷり
全然そういうことじゃないんだろうけどトリコと一緒に行動してるジュン様まで弱体化してるんじゃ?という印象になってしまうから困る
今回の描写からだとトリコたちネオの細胞一個にもまだ勝てなさそうなんですがマジで大丈夫なのかコレ…
一応速攻イッてしまわれたジュン様よりトリコは倒れるまでにはならなそうですが
>安定の最強の生物トリコさん() しっかし狼王は何をしたんだ?
鼻クンッで何かするのは馬王もやってたが(周囲真空空間化)全体ではなく対象を選んで発動できる技とな…一体どんなとんでも技なのやら?
ギネスが臭いを嗅ぐと魂が抜かれるとか?それを防ぐには仮に魂が抜かれるならアナザ食べなきゃ対処できないな
>最近の屋敷内のトリコの落胆っぷりに今週初めて共感しました。もうなんというか…どうしてこうなった!
結構長い間ジャンプ読者してきましたが、いよいよ早く続きが読みたいと思える作品が無くなってしまいました
こんなこと思いたくありませんでしたが、自分の中で暗黒期突入しました
ただでさえ「弱い」「雑魚」などと読者から散々ディスられていたトリコに、「バカ」という公式ディス称まで与えられてしまった今週号。もうあんまりすぎる
「ギネスの謎のクンクン攻撃が何なのかわからない以上、トリコを責めるのは可哀想では?」といった擁護コメントが一切ないあたりが終わってます
この終盤で読者にこんなに主人公嫌われてどうすんだしまぶー
相棒の小松は小松で、トリコとは逆にチートすぎて読者から嫌われるというこの両極端さよ
ここからトリコがギネスを圧倒するとしても、たぶん白鬼覚醒の展開だろうし・・・読者にとっては「トリコが凄い」んじゃなくて、「中の人が凄い」にしかならないのが問題ですね
はたしてトリコはクライマックスまでに地に落ちた主人公の威厳を取り戻す事ができるのか
ギネスの謎のクンクン攻撃の正体と、ジュン様の感じた違和感の種明かしが気になる次号へ続く!
355話
狼王の嗅覚は一嗅ぎでターゲットの分類・性別・年齢・生息環境・進化経路・DNA情報
更には食の好みからグルメ細胞の悪魔の情報までありとあらゆるデータを取り込むことができる
その対象は動植物などの有機物に限らず 岩や水などの無機物も含む
【狼王の探索ギネスサーチ】
その瞬間ターゲットはまるで魂を奪われたかのように真っ白な抜け殻となるのだ
>ギネスサーチ=デビルセンス→臭いから相手の人生や遺伝子レベルの情報まで丸裸にする←(わかる)
その結果相手は魂が抜けるレベルで虚脱する←(???)
ギネスの謎のクンクン攻撃の正体が明らかになった冒頭。神にも等しいその嗅覚によって、対象のありとあらゆるデータを取り込むというところまでは素直に凄いですが
それによって魂が抜かれたようになるのはなんでなんだぜ?読者としてはそっちの解説が欲しかったんだぜ
なんにせよその謎の魂吸引を食らったトリコ、いつもの如くの瞬殺劇で・・・・と思ったらどっこい。今日のトリコは一味違った!
「くっ・・・おいおい・・・・別によォ・・・嗅覚はお前の専売特許じゃねーぜ・・・・!
うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
【魔王の嗅覚デビルセンス】
魂が抜けかけたかに見えるも、抜けかけの状態でなんとかギリギリ踏ん張っていたトリコ。「嗅覚がお前だけの武器だと思うなよ!」とばかりに匂いを嗅ぎ返すと、
なんと今度はギネスの魂が肉体から抜けかける!ゲェー!?トリコのくせにすげえぞ!
>朗報・トリコワンチャンあった。ただ臭いの嗅ぎ合いってのはトリコ本体のポーズもあってシュールすぎる絵図らですね
その後も速攻後ろ取られて差は有りますけど「戦闘」にはなってるような気が合します。成長したなぁトリコ
>今週のトリコさん相変わらず口は偉そうだけど主人公らしさは出てたと思う
ギネスの嗅ぐ行為に対し自身も嗅覚で対抗、ギネスと同様に嗅覚によって相手の情報を得るってのなかなかかっこよかった気がした
主人公とボスの特性が同じで、主人公が各上の敵と同じことができるようになるってのは熱い展開だったと思います。
>トリコ「嗅覚なら負けてない」赤鬼「負けてないのは俺の方であってお前じゃないけどな」
>ココ「毒で攻撃するぜ!」 ゼブラ「声で切り裂いて攻撃するぜ!」 サニー「髪を触手のように使って攻撃するぜ!」
トリコ「息を吸って攻撃するぜ! オラアアアアアアアア!(鼻で息を吸う、ずず〜〜〜!)」
…だ、だっせぇえええええええぇえええええぇえぇぇぇえぇぇぇ〜〜!やっぱトリコのこと嫌ってるだろしまぶー!?
>急にトリコさんがギネスと対等にやり合えるようになったの見て
「トリコすげぇ!」じゃなくて「ギネス弱体化してね?」とか思っちゃうのはトリコさんの人徳故にだろう
>そいつはお前の専売特許じゃねえぜ!・・・と得意技でやり返して文字通り相手の鼻を明かすのは王道ですが、
それをやってるのがトリコじゃなくて赤鬼先輩というのが駄目すぎます
『力』というものにどう向き合うかはバトル物を描く上で非常に神経を使うべき箇所だと思います
揮う力が強いのと、力を揮う者が強いのとは全然違うことですし、それを弁えずに『俺は強い』という態度を取るのはネガティブな描写です
主人公や味方キャラならその段階から脱却して成長しなければならないし、悪役・敵役ならその考えが仇となって破滅しなければいけません
『一から鍛錬するなりして自身の肉体の延長として力を行使できる』(格闘技や超能力)、
『力は後付の単なる道具だが、だからこそ使う側が善き精神をもってこれを揮うことで成長とする』(武器・巨大ロボットなど)などがありますが、
トリコの場合『力そのものが意思を持っている』という類型にカテゴライズされると思います
グルメ細胞はトリコの肉体の一部ですが、そこに宿った鬼先輩たちはそれぞれ独立した自我を持つ『他人』ですからね
トリコの一側面じゃなく、トリコを乗り物にしてる『他人』
要するに知性のあるモンスターと契約を結んで云々系の一種バディものになるんでしょうが、
鬼先輩とトリコの結びつきが仲間や相棒というには少し描写が希薄すぎるんですよね
互いにギブアンドテイクと言っても、鬼先輩が暴れるためにトリコが旨いもの探して喰わせるっていうのは
個人的に『強い先輩にボディガードしてもらってる代わりに昼休みは購買でパン買ってくるパシリの舎弟』みたいでどうにも・・・
ぼけっとしてるところをバカ呼ばわりされて助けられてるあたりからもわかるように、
トリコはこの期に及んで自身の力を完全にものにしてないんじゃないかって不満があるんですよ
『そのパワーはお前って入れ物の中に入ってるだけでお前の実力じゃあないぞ』と
それを自覚して謙虚に鬼先輩に『力を貸してくれ』と向き合うならまだしも
ノリノリで『俺の力を見せてやるぜ!』って態度にはイラッと来てしまいます
>もうトリコもテラフォも挽回は無理でしょう
もう完全に作品が説得力を失ってしまっていて、これからどんな設定や描写を投入しても「ハア?」にしかならない
どんな活躍をさせようとも「こいつがこんな活躍するわけないだろ」という嘘臭さしか感じない
これまでの(悪い意味での)積み重ねのせいでもう何をやっても逆効果にしかならない。面白さの阻止限界点を越えちゃってるんですよ
瞬殺されると「弱いクセに口だけ達者な雑魚」と言われ、かと言って頑張ると「中の人のおかげなのに何で本人が得意気なの?」と文句を言われる主人公マジ可哀想
これだけ叩かれてはしまぶーとしても「だったらもうどうすりゃええんじゃ」と泣き言を喚きたいレベルでしょう
最後のコメントの朋友に言わせれば、しまぶー自身が招いてしまった「もう取り返しのつかない状況」ということなんでしょうが
珍しく活躍した時くらいは褒めてやろうよ・・・普段がボロクソ言われすぎてる主人公なんだからさ
はんぺらも普段はトリコをディスる事が多いですが、今回の「八王と互角に渡り合うトリコ」という展開には読者として「やっとか!」という類の爽快感を感じる事はできましたね
勿論今までのトリコがあまりにもアレに描かれすぎたので、コメント朋友の言うことはすげえ解りますけど・・・感想の二分化はそれを許容できる人できない人の差でしょうか
「スター!お前大丈夫なのか!?」
「一瞬気絶したがもう大丈夫だ!おそらく狼王の能力だが一瞬だ!さあ戻れ!」
更にここでジュン様が抜け殻状態から復活。半分抜けかけだったトリコの魂を、強引に肉体に押し込むというえらい漫画的手法で復活させると、
復活した2人はそのままギネスに向かって猛然と跳びかかり、互いに最大の必殺技を渾身の力で繰り出します
「狼王ぉ!こと息の吸い込みに関してはお互い馬王の足元にも及ばねーな!」
>ギネス「お前と一緒にするなバカ」
>なんかもうムリヤリにギネスをディスろうとするトリコマジ小物
>別に自分が制御できてるわけでもない赤鬼さんの力で自分とギネスを同格っぽくしようとするトリコは流石ですね
>ヘラクレスを上においてごまかそうとしてもダメだから!
月とスッポンと太陽比較してスッポンが月に太陽さんには勝てねぇわーwとか言ってもギャグにもならねえよ
ここでも八王と自分と同列に語るとか程知らずすぎと叩かれる主人公哀れ。もはやトリコにはどんな発言も許されないのか
しかしそんな読者のトリコ叩きとは裏腹に、今のトリコの力が八王に迫るレベルであるというしまぶーの認識がナレーションを通じて読者に示されます
狼王が「回避」を考えたのはいつぶりか・・・
数百年前に闘った暴獣の攻撃以来か
「ジェットナイフ!」「星切り!」
トリコとジュン様の放ったW斬撃は、八王の攻撃よろしく地球規模の破壊力で大陸をまっぷたつに
ヒットこそしませんでしたが、当たれば八王相手にもダメージが通るレベルの攻撃力であることは明白です
そしてナレーションによりギネスはかつて二狼と直接対決していたことも判明
「まだ時間軸で説明がつけば可能性はゼロでは・・・」とギネス=二狼説を諦めていない読者も何人かいたかと思いますが、これで仮説は完全に消滅しました
>次狼の『ギネスパンチ』は『ギネスを倒したパンチ』って意味なんじゃないですかね
>狼王に暴獣二狼と戦った時以来の回避行動を取らせたといっても、
どこか無理にageてしまってる感じがするのは、トリコが口先ばかりの状態が続いているからなんでしょうか
確かに当たれば狼王といえど無事には済まないでしょうけど
>結局当たらなかったしジュン様との二人掛りとは言え次郎並の脅威を八王に与えたトリコさんを少しは褒めてあげたくなりました
と、ここでギネスが戦闘中唐突にションベン。前回も考察に上がった小便の謎がナレーションによって解説されました
狼王は自らが匂いで得た情報を尿により仲間に知らせ、共有する事ができる
瞬間、トリコは狼王から”その生物”の情報を得る
狼王はトリコに潜む化物の情報を・・・
その後互いの利害がどう転ぶのか・・・地球は更にうねりを上げ熟成していく・・・
>やっぱり強いのも狼王に警戒されてるのも、トリコじゃなくて中の鬼の方なんだよなぁ・・・
尿によって得た情報を共有できるというギネスサーチの便利な能力により、先ほどギネスが最優先で仕留めた謎の怪物・・・
すなわち「ネオ」がいかなる存在であるかを瞬時に知るトリコ
合流したジジやチチに1からネオの恐ろしさを説明させる手間を省く、見事な時間短縮技法です
更に「まだこんなもんじゃ終わらねーぜ!もっと巻いてくぜ!」と言わんばかりの巻き展開で、場面はニュース捕獲に向かったゼブラ&ブランチ組へ
「これでニュースの調理は完了や!はよズラかるで!」
「待てブランチ。何か来る!」
「ゼブラさん!ブランチさーん!こっちです早く!!」
「小僧!小松ー!待っとったでコラァ!」
お迎えキャラバン、捕獲どころか既に調理まで終えていたニュース組をいきなり回収
更に次回予告には「エリア5から順々に回りますよ!」と書かれているので、おそらく最長でも3話・・・最短ならもしかしたら1話以内で3組全員の回収が終わりそう
その後全員でエリア2へ→GOD出現 の流れなら、話数的もラストが見えてきました
早ければあと10話ちょいくらいで終わる可能性も有り得る?
まぁ10話ちょいでは流石にちょっと無理かな・・・・でもここから20話以上は多分かからないと思うんで、いよいよカウントダウンの段階に入った事は間違いないっぽい
ネオVSドンスラ、三虎VSジョア、ブルーニトリVS二郎という、各地にとっ散らかってる頂上決戦をどうまとめてくるのかが気になる次号へ続く!
356話
「なんてぇー存在感!これがアカシアの肉料理ニュースですか!ギチギチですね何か!」
「捕獲調理ご苦労じゃったのぅ。流石は四天王ゼブラに天狗のブランチ。半分無理かと覚悟しておったが
猛獣の強さはグルメ界でもこのエリア5が随一じゃからな。エリア6で言う七獣クラスがゴロゴロしておる」
「猛獣どもが攻撃の矛先を急に俺たちから別の何かに変えた・・・
その隙にニュースを捕獲・調理できたわけだが・・・何やらとんでもねえ生物が現れたみてーだな」
ギュララァン ギュラリン ギチギチ
冒頭。さながらオリバさんの筋肉のようなとてつもない高密度で引き締まった巨大な肉塊として描かれるニュース
ニュースは一切味がしないという話でしたが、これまで登場したアカシアのフルコースと比べればとりあえず「肉料理」として美味そうには見えますね
気になる冒険回想シーンなどは1コマたりとも挿入される事なく、「ネオの分身のおかげで猛獣達の注意が逸れた」というゼブラの説明だけで終了
捕獲法&調理法や、その難易度などは一切説明のないまま一行は速攻でエリア4へ向かいます
「みんな!エリア4に到着だ!ここから「グルメの園」に繋がる洞窟に入るぞ!
通常の20万倍のスピードで歳を取ると言われる「老いの洞穴へ!」
「1秒で2日以上老化する計算。1時間じゃと約23年・・・人間ならほんの数時間で死に至るじゃろう」
「奥を覗いてみるか・・・エコーロケーション!・・・・おいおい数千km先まで続いてやがるぜ
まるで出口が見えん。まるで迷宮のようだ・・・・ここを数時間でクリアするのは簡単じゃねえな」
出ました。「通常の20万倍のスピードで歳を取る洞窟」
この巻き展開では攻略自体カットされることも覚悟していましたが、やはり読者が注目する難所だっただけにきちんと描いてくれるようですヤッタ―
全長数千kmの洞窟とかまた無意味に馬鹿げたスケールを・・・と一瞬思いましたが、
1時間で23年なら、ものの1分くらいで洞窟を駆け抜ければ大して歳も取らないでクリアできちゃうから、これくらいの長さにする必要性はあるのね
「ほっほっほ。その為に「裏の世界」がある
「ニュース」を食べ、時間の流れがない裏の世界を発動することでこの洞窟をクリアする」
ここでフルコースを集める順番の設定「ニュースを食べていれば裏の世界を発動できる」を活用
しかしジジと十貝五人衆を擁する一行はこの方法で問題なく洞窟をクリアできますが、サニー達にはこの攻略法は使えません
ヨボヨボのジジイになったサニーという悪い予感に思わず青褪める小松でしたが・・・・
「ちょ・・・ちょっと待ってください
サニーさん達は「ウラン世界」も使えないのにどうやってこの洞窟をクリアしたんでしょうか。まさか今頃・・・
ってあれ?い、居たー!サニーさん!ライブベアラーさん!ジジイになってなかった!」
洞窟とは別方向から何食わぬ顔で出てきたのは微塵も歳を食っていないサニー&ライブベアラー
もともとアースは与作が再生させていた食材だったせいもあり、サニーはその場所を既に聞いていたのだと言う
「正確にはアースが実るグルメの園の花々。与作はその花畑を再生させたんじゃ
グルメの園に広がる花畑の根はエリア4から世界中に伸びておる
アースはその根から地球中の甘みを吸い取り実る究極のデザート
その甘み糖質は世界一・・・
この世にアースを上回るエネルギー源はないとまで言われる食材じゃよ
ちなみにニュースを食べて発動できる「裏の世界」もこのアースの栄養がなければ長くはもたん」
ねっとろ
キラキラ輝く巨大パフェの外見に、重厚な甘味を感じるねっとりとした擬音
アースは普通に美味そうに見えますねこれ
>「ギュラリン」とか「ねっとろ」とか「たっぷん」とかアカシアのフルコースに使われる擬音がなんとも微妙…
>今週のトリコを読んだら、なぜかジュエルミートと虹の実を食べて、水晶コーラを飲みたくなりました。なんででしょうね
>八王との関係性とか入手までの手順とかを時にはクドイ程に描写してきて漸く手にしたんがエアの垢とかペアの白濁液っつー
スカトロスレスレな絵図らだったってのに、今回パッと出てきたのがジュエルミートばりに肉汁溢れそうで歯ごたえありそうなニュースの塊と、
天然の デラックスパフェみたいなアースというこのある意味不条理を感じた今日この頃
まず一言…一コマであんな旨そうに描くんならコッチ描いてくださいよォ??!!!
少なくともキワモノ揃いのアカシアのフルコースの中で、唯一これだけは「食ってみたい」と思わせる外見と生態をしていると思います
「でもサニーさん達はどうやって老いの洞穴を抜けたんですか?」
「あっ!そうだジジてめ俺達にその洞穴の説明してなかっただろ!
危うく死ぬトコだったぞ!」
「いや・・・おぬしらならなんとなく長生きしそうだったから大丈夫かなと思っての」
>ジジはホントに協力する気があるのか?グルメ騎士を殺しかけただけでは無く、ココとライブベアラーまで殺しにかかるとは
説明の足りなさは偽カカに迫るものがありますね。byきんた
【悲報】ジジ、フルコース選抜適当すぎ【なんとなく・半分無理】
>はんぺらさんがまたサルまんコラでジジにキレるに100万ペリカ
>【悲報】ジジまたテキトーな段取りでサニーと読者をキレさせる
>黒幕ジジじゃねぇかって思う位、ジジが適当過ぎる件
>まーたジジが伝えてなかったのか・・・
>ものスゲー巻き展開で回収されるアカシアフルコースはまぁ予想できたから良いとして、
この期に及んで知らなきゃ致命的な情報を「長生きしそうだったから」とかで伝えないジジはどんだけ世界救う気がないのかと
まさかこれから話すネオのことにも抜けがあるんじゃないかという気すらしてくる
ジジ本当になんなのコイツ・・・・
アナザ編であれだけ読者のイライラを買って叩かれたのにあれだけではまだ足りないというのか
このザマからしてGODとセンター捕獲の際にも読者をブチ切れさせること確実
コーラを飲んだらゲップが出るくらい確実です
ちなみにサニー達が洞窟を攻略できたのはエリア4の文明と出会うことができたからで、彼等に抜け道を教えてもらったとの事。そんなんでええのか・・・
また与作とマナンもこの文明に助けられて健在だったそうな
ここまでエリア8、7、6、4までは全員の生存が確認された0職員達の安否
エリア5では文明とは出会わなかったのかとゼブラとブランチに訪ねますが、2人は知らんとのこと。メガロドラスとゴブリンラモンはどうなったのか
彼等の生死が今後の展開に影響を及ぼすとは1ミリたりとも思いませんが
せめて生きてるのか死んでるのかくらいはハッキリさせてあげようよしまぶー・・・それともここで生死に触れないのは意味があるんだろうか?うーむ
「みんな着いたよ!エリア3に!」
「おお草雲だ!一面真っ白!ここがエリア3!」
「アトムは元々巨大な雲山「クラウドマウンテン」のマグマが噴火したものなんじゃ。その噴火の威力は世界居随一
マグマは一度宇宙まで到達し、あらゆる有毒物質を吸収して落ちてくる
それが滝となり流れ落ちたのがアトムじゃ
アトムの毒を抜き取る調理はアカシアのフルコースの中でもアナザやGODに次いで高い難易度と言えるのう
外に出てはいかんぞ。このエリアの雲は歩ける場所が限られておる。毒の雲海に落ちれば命はない
かつてブルーニトロがこの地を自由に行き来する為、奴隷であるわしらに作らせたのが知恵熱橋じゃ」
「そうか・・・じゃあまずはその橋を見つけないt「みんなー!」
「あっ!ココさんタイランさん!」
「これがアトムかい!」
「思ってたより毒っぽくないな。美しいじゃん」
ええええええええええええええええええええええええええええええええええ
マッハの巻き展開とはいえ、それでもエリア4では実際に難所を前にして「ここはニュースの力で突破する」という本来使うハズだった設定の解説や
「文明に助けてもらった。与作とマナンも無事だった」といった補足説明までありましたが・・・・それがエリア3ときたらどうだこれは
知恵熱橋を発見する前にココとタイランが現れただけでなく難所をどうやって突破したかという解説もなし
おそらくここはエンペラークロウの能力から考えて「思考が抜け落ちる谷」だったハズですが、ネオの分身を相手にしてたからスルーできたのか?うーん
そしてメリスマンと桜の生死についても1ミリも言及しません。珍師範!せめてお前が聞けよ!
端折るのはいいけど、せめて必要最低限の説明はしてくれ
>大急ぎでフルコース回収回。まるで夜逃げである
>四天王ってそれぞれがアカシアのフルコースのどれかを欲しがってた記憶があったんですけど、そこら辺も全部飛ばされちゃいましたね
>本筋とは離れてますが、メイン(主菜)のGODを除きフルコースの魚・肉の料理がまだ決まっていないんですよね・・・
トリコとゼブラのフルコース対決(勝った方が小松とコンビニなれる)もありますし、このあたりも上手く回収できるのですかね
アトムとアースをそれぞれ自分のフルコースとして追い求めていたココとサニー
本来ならば実食して涙を流して喜ぶシーンがあって然りですが巻き展開なのでそれも全てカットです。あぁ・・・なんかもう・・・
読者のツッコミが追いつかないまま、一行はいよいよトリコの待つエリア2へ向かうことに。此処から先は本当の精鋭だけということでメンバーが絞られます
エリア2へ向かうのは案内役のジジと小松、四天王、
そしてルート検索とジョアの菌対策に愛丸の7名のみ
他のメンバーはフルコースを持って人間界へ帰還。ブランチは三虎にフルコースを届けるべく美食會に向かうという
「ブランチ。あとは俺等に任せて安心して行ってきな・・・・ひとまずありがとよ」
「あ?なんやねんキショイのう・・・てか照れるくらいなら言うなや・・・・のうゼブラ・・・・死ぬなや」
「ライブベアラー。なんだかんだでお前がいて助かった。ありがとな」
「サニーちゃん短い間だけど刺激的で楽しかったわ。気をつけて行ってきてね」
「タイラン・・・・」「・・・・」
「なんか言えよ!」
ほんの短い期間とはいえ、生死を共にした相棒と堅い絆で結ばれた男たち
それぞれ将来コンビを組むであろう相方に再び生きて相まみえることを誓い、いよいよ戦士達は最後の戦いへと赴きます
「エリア2始まりの大陸へ!トリコさんのもとへ!」
>正直小松たちの活躍よりゼブラやサニーたちの活躍を見たかったなあ・・・いい笑顔見せてるけどそれまでの過程を見たかった
>未知の世界への冒険、伝説のアカシアの食材、各暫定ペアの交流と数々のドラマと嵐を呼ぶはずだった要素が1話で消化された!
カットは仕方ないにしてもせめてアナザ編削ってでも各1話位はやってほしかったなあ
>想像を絶するグルメ界の過酷な環境、試練に挑む男たちの血沸き肉躍る闘い、決死の冒険の中交わされる理解と育まれる友情、
伝説の食宝との対面、究極の美味!!…という流れが3つは圧縮されてただのダイジェストにされているという無念…ッ!
序盤のアイスヘルやスカイベジタブルの感動を知っているだけに余計もやもやが募るわ・・・ッ!
しまぶーの人情ストーリーテリングは本当に上手いんだけど、今の人間模様の熟成がろくにできない巻きに入った状況で
いつの間にか仲良くなっていた、みたいなフラグ管理の甘いエロゲみたいな展開脇に挟まれてもうっとーしいだけなんだよなあ・・・
ここはひとつ、驚異的な敵との超絶バトルに振り切って他のゴチャゴチャした要素は『切る』果断さも欲しかった
>小松が三枚目から二枚目に変化して三枚目に戻ってまた二枚目に戻った
なにがしたいんだんだしまぶー…
最速予想だった1週でのフルコース回収によって、本来なら魅せるシーンもまったく読者に入ってこないという本当に夜逃げみたいな展開に
まぁそれ自体は残り話数から逆算して仕方ない構成なんでしょうが、速攻で元に戻った小松の鼻だけが本当に謎です
小松の鼻が最後のカギになったりしたら逆に凄いですがしまぶーが何をしたいのか読者にはわかりませんでした
「って最後の移動ショボ!葉っぱって地味すぎるだろ!キャンピングモンスターいねえの?」
「文句を言わずに漕げ。ワシは裏の世界を作るのに専念しておくから」
ラスト。エリア2に向かうパーティーの移動手段は、人が乗れるほど大きな葉っぱを手漕ぎボート代わりにしたものだった
四天王がそれぞれ自分の特技でモーター動力を作ろうとしますが、ジジはこれから先の戦いを想定してそれすらも制止する
「三人とも体力を温存しておけ。これから嫌っちゅうほど必要になる
最悪の場合ネオと闘わねばならんのはおぬしらかもしれんぞ
今のうちに話しておくかの。ネオという生物について」
お前くれぐれも大事なこと言い忘れねえでちゃんと説明しろよ
と念を押したくなるジジのネオ語りスタート。奇しくもその頃、同時に勃発している闘いの場でもネオの事が語られようとしていた
「どういうことだトリコ!?」
「狼王のマーキングから得た情た情報だ。とにかくヤベエ・・・かいつまんで話すぜその生物のことを」
「まだ言葉は通じるか二狼よ・・・・取り返しがつかん前に伝えておく。ネオの・・・あの生物のヤバさを」
「三虎・・・あなたには何を話しても無駄でしょうが一応伝えておきましょう
アカシアに潜み・・・アカシアを操る生物の正体を・・・
もともとは小さな小さな・・・たった一個のグルメ細胞でした」
>「アカシアに潜みアカシアを操り」やっぱりアカシアは操られてたというか支配されてましたね
過去の回想と現在とであまりに変わりすぎてますし
『各々が語り知る元凶ネオ。その衝撃の正体とは?』
と煽りが打たれて引き。次号はネオがいかにして生まれたか、そしてどれほど恐ろしい生物であるかの解説回の模様。むううそうかー
早くメンバー合流してGOD出現まで行ってもらいたいところでしたが、ラスボスがいかなる存在であるかの説明は必要ですな。仕方なし
アカシアのフルコース集めというメイン工程を、僅か1週にまとめたしまぶー
前述したように、おそらくは与えられた話数から逆算した上での構成と思われるので、
最終話まであと何話でどうまとめてくるかに注目したい次号へ続く!
357話
「わしらの祖先は古くからグルメ食材の栽培を始めておった。それはまだこの地球が誕生する以前、少なくとも50億年以上も昔からな
栽培方法は今と変わらん。環境の良い惑星を見つけ、グルメ細胞を投与し、ゆっくり熟成するのを待つ・・・
ただ熟成の段階で今の昔でひとつだけ違ったのは、”ストレス”の与え方じゃ」
ネオの恐ろしさを語ろうとするジジは、まずその前の段階から説明に入る。それはニトロが50億年以上も生業としてきた「惑星の調理」の方法
与える水分をあえて抑制することでトマトがより多くの糖度を蓄えるように、作物にわざとストレスを与えて味を高める行程が必須だそうな
ちなみに今の方法とは火加減(太陽光)を数百年に一度遮断することで地球にムリヤリ環境ストレスを与えるというもの
すなわちこの行程こそがグルメ日食の正体だったワケですが、昔のやり方はもっと野蛮で直接的な方法だったという
「魔物による搾取。温度や水や光といった環境的ストレスではなく絶対的捕食者による肉体的なショック
恐怖・絶望・不安・・・食われてしまうという確実な「死」へのストレス
ストレスを与える魔物は益獣と言われ、我々ニトロが管理しておったらしいが・・・・その中におったのがネオじゃ」
>フォアグラの喩えを持ち出すまでも無く、美食とは『食べる側』の都合であり、第三者の目から見れば残酷そのもの
現在の大わらわは宇宙レベルで星々にストレスをかけてきたニトロ連中のインガオホーにこっちが巻き込まれてるので
ざまぁ半分、迷惑半分ってとこですが、規模こそ比較にならないにしても似たような所業はIGOや美食會もやってんですよね
この件を乗り越えても近い将来同じようなしっぺ返しがまた来るんじゃあないかなあ・・・
>今トリコを呼んでいる我々は苛立ちを与えられて熟成している段階なのでは
(最後にめっちゃおもしろい展開をわずかに期待している読者の願望)
「残酷」という一言で表現するのは簡単ですが、考えさせられる部分のあるニトロの行為
ビリオンバードの回などでも軽いディスカッションがなされましたが、そもそも畜産などは「殺すことを前提に生命を生み出している」所業
はたしてニトロがやっている事と、我々の現実世界で実際に行われている事にどれほどの違いがあるかと言われれば、そこに大差はないのかもしれません
ネオの名前が出たところで、ここから話は本題に入ります
「ん?一匹たりねーな」
「あぁ・・・あのチビだろ。あんな役立たず放っておけばいい。そのうち逆にこの星の生物に喰われちまうだろうよ
・・・・てか、あんな益獣もともといたっけ?」
ある惑星がだいぶ熟成してきた頃、仕事を終えた益獣を一匹だけ回収し忘れたことがあった。それがネオだったがニトロ達はその事を深く考えもしなかった
益獣の中でも小柄でやせ細り、碌に搾取もできない個体。「使えないヤツ」というのが彼等の共通認識だったからである
そして最後にニトロがボソっと呟いた一言で一気に不気味さを増すネオという存在。益獣はニトロが管理していたという話でしたが、
どうやらネオは彼等も知らぬ間に益獣の中に紛れ込んでいた”異物”だった模様
前回の引きでジョアが「始まりは小さな・・・本当に小さなたったひとつの細胞でした」とか言ってたので、妖怪人間ベムのOPみたいにネオ誕生から説明すると思ったら
「どこから現れたのかもわからない謎の生物」として最初から描かれているというね・・・ある意味前回の引きが詐欺ですねこれ
読者がネオの説明として一番知りたいのは「この生物はどこから現れたのか、そもそもどうやって誕生したのか?」という部分なワケですが、いずれ補足あるんでしょうか
それが悪夢の始まりじゃった
ネオはずっと待っていたのだ。自由になれるこの時を
蟻の巣穴に酸性のヨダレを垂らし、命からがらに巣穴から出てきた蟻達をすかさず舌ですくい取って貪るネオ
死の恐怖に直面した蟻の味は、ただ普通に食すそれよりも彼の舌を満足させた
ネオは益獣として過ごした経験から密かに知っておった
生物の旨みが最も吹き出す瞬間は「死ぬ時」であると
多くの生物は死ぬ瞬間脳内で大量のドーパミンが分泌され、死へのストレスを和らげようとする
死への絶望が強いほど逆に脳はフル回転で脳内物質を作り出す
その落差が強烈な旨みを生み、それがネオの好みの味であった
爆発音のような咆哮で周囲の生物達を震え上がらせ、片っ端から食らいつくネオ
痩せ型の体型と「ドーン」という台詞のせいでエガちゃんに見えなくもありません
(BGM:布袋寅泰「スリル」)
・・・などと面白ネタを挟めるのもここまで。ここから先はネオのドス黒い「食事のこだわり」が数ページに渡って描かれる、ホラー映画のような展開に・・・
ニトロの監視。その鎖が外れたネオは、もはや彼等の知るノロマな益獣ではなかった
時には一匹の獲物を至近距離で見つめ続け、三日三晩張り付き
「絶対に逃げられない」という究極の恐怖を与え
旨みを最高潮に引き上げてから食した
どこまでもドス黒い食癖をもった、もはや害獣。げに恐ろしきはその食欲であった
かつてこの宇宙で最も肥えた惑星と言われたその地は直径14万kmの巨大なグルメの楽園であった
何億年もかけて築き上げたこの美味なる星の鼓動を・・・
ネオは わずか一ヶ月で止めた
>家畜にストレスを与えて屠殺すると肉が不味くなるとはよく言いますが、でも、味覚も食材ごとの旨い調理法も十人十色
今回紹介されたトマトの例然り、『鉄鍋のジャン』でハトを窒息してから〆ると、血の風味がして旨いなんて料理もあります
ストレスで痩せて固い肉。リラックスしてふくよかな柔らかい肉。どちらが好きな生き物がいてもいい
ネオの悲劇の発端は、こんな残酷なことができる精神性ではなく、そうすることで最も美味を感じられる味覚を持って生まれてしまった事かもしれません
>そういえば朝鮮系の残酷グルメで犬を棒でボッコボコに叩きのめして惨殺すると肉が旨くなるみたいな理屈がありましたね
犬の肉は淡泊だから血流を激しくさせた方が旨くなるからとか、
そんなのは嘘っぱちで血抜きをしないことで食いでを増やすのが目的とかいろいろ言われとりますが
ネオの場合クソバケモンなのであくまで奴の味覚にとって美味しいってことなんでしょうが、ここまでくると
「人間の苦痛や絶望が最高のエネルギーだぜ〜!」とか言ってメートル上げてる特撮とかプリキュア系の悪者みたいな感じですね
マジレンジャーのン・マっぽいというかネオは割とスーパー戦隊のラスボスとかにもいそう
三日三晩張り付かれたわんこの恐怖たるやどれほどのものか
ただ無尽蔵に生物を食らう怪物というだけでも恐ろしいのに、味の欲求を満たす為にこんな手間をかけることもできる「厄介な美食家」である事が更におそろしい
ちなみに直径14万kmは木星と同じ大きさ。色々と超スケールすぎて単位に対する感覚が麻痺しがちな本作ですが、
こちらの動画を見れば木星がいかに巨大か一目瞭然かと思います。この星を一ヶ月で食い尽くしたという事実にネオのスケールが計り知れるというもの
一体何が怒ったのか・・・ニトロ達は見当もつかない
しかしこの出来事以降、生物の存在する肥沃な星が次々死んでいく事件が相次ぐ
悪夢はまだ
始まったばかりであった
>今週のトリコは伊藤潤二が書いたのか?もしくは冨樫?まるっきりヒソカじゃーねーか
>つまらん展開から急ぎ展開、そして今週はグロ怖展開、ストーリー的におもろいがマジ怖い、お子様のトラウマにならんかね?
かつて私が「世紀末リーダー伝たけし」のラスボス安藤仁一に感じたトラウマに近かった
>今回は本当に久しぶりに恐怖を感じたぞおい、いろんなゲーム、アニメ、マンガを見てきたがこれは怖いボスだ
なんつーかこれは今週のトリコ見た小学生くらいなら夢にもでるな
>ネオの子供の様な残虐性と食欲が恐ろし過ぎる…ジュラシック・ワールドのインドミナス・レックスを思わせる残虐性でした
こちらは人為的に作られた恐竜と言う事ですが、ネオも何か別な誰かに作られたものであるとか?
>今回の話は何となくクトゥルフ神話っぽい気がしました。ニトロ=古のもの、益獣=ショゴスと当てはめると割とそのままのような感じでしたし
>素晴らしいおぞましさのネオの過去、ある意味幼児の様な無邪気さが怖いです
しかし、やっぱり正体不明なんですねえ。白面の者みたく原初の存在みたいなものなんでしょうか。
>うしとらの『白面の者』誕生の回想を読んだときに近い印象を覚えた今回
手の届かないところでおぞましいものが発生して、今というゼロ地点にじわじわと到達する過程というか。
>ネオこえー!いや、まあこのくらい『やる』ヤツだってのはわかってたけどね
「あんなヤツ元々いたか?」「知らね」の会話から見るに、本来は益獣ではなく何処からか紛れ込んだ『なにか』なのか?
というのは穿ちすぎだろうか。そもそも益獣って灰汁獣みたいな人造生物でいいのかな?各星の強豪生物を飼いならしただけ?
今さら出し惜しみもしないだろうし『作中の登場人物が知るネオの過去』としてはこれ以上前のものはないんだろうなあ
>食欲だけで幾つもの星を滅ぼしたという点については、『ウルトラマンメビウス』序盤の強敵ボガールと同じですね
ただ、ボガールはネオと違い完全に殺すことは出来るものの、
その際半径数百キロもの大爆発を起こし星に甚大な被害をもたらしますので、そういう意味ではネオに勝るとも劣らない怪物でした
ウルトラシリーズではウルトラマンノア程のチートラマンでなければネオを完全に消滅させるのは困難かも…
>今週のネオの話、素直に面白かった。しまぶー、こういう純粋な悪って話うまいよね
>ネオの設定はウルトラマンネクサスのスペースビーストを思い出しました
生きながらにして食われることで生じる「生物の恐怖」をエサとし、思考も「攻撃」と「捕食」しか持たないというシリーズ異色の怪獣
「共存」をテーマとするウルトラマンエックスに客演した時さえ早々と共存をあきらめる、
まさに序盤トリコに出た「捕獲ではなく『駆除』」がふさわしい存在ってとこですね。それをおもいっきり倒してもいいとは思いますが、
個人的にはそんな満たされない救えない奴を「料理」で救うってのも展開として面白いのではないかと思います
>ネオが初めて食物の旨さを知って「うーまーいーぞー!!!」と雄叫びを上げる場面はギャグでしたが、それ以降はまるっきりホラーですね…
もはや狂気とか執念とか本能とかを超越したというか…そういえば似たような敵として『ウルトラマンネクサス』に登場したスペースビーストがいますね
彼らは人間の捕食とその際生じる恐怖を糧とする怪物で、後の『ウルトラマンX』に登場したときも捕食と攻撃の感情しか持たないため駆除されるほどでした
>ネオの誕生秘話、一週で終わんねぇのかよ・・・いや、あとどれくらいの連載猶予があるやらわからないのできちんと計画通りに進んでるならいいんだども
なんだかカードが多いんだか少ないんだかわからない現状で変身タイミングの決断を迫られる仮面ライダーゼロノスみたいな気分になってくる漫画だw
ラストの見開き、完全に伊藤潤二だこれ
これ絶対伊藤潤二作品のどれかを参考にして描いたよねしまぶー・・・おかげで普段のトリコとは一線を画したインパクトで強烈な引きになっています
朋友コメントにもありますが、本作のメイン読者層である小学生にはトラウマレベルの恐怖を与えたんじゃないでしょうか。連載当初の作品カラーからは想像もできないラスボスやな・・・
「悪夢はまだ始まったばかり」というナレーションからして、来週も今回に引き続きネオの説明回になるのか、それとも説明はこれで一旦終わってメインの流れに戻るのかはわかりませんが
フルコース3品の回収を一週にまとめた事を考えればこんな説明回で3話も4話も使うハズはないので、続きがあったとしても来週1話くらいかな?
>ブルーニトリたちはネオを封印するためにフルコースを食べさせて実体化させて封印しようとしてるんですよねぇ
んでもって三シェフはそれに反旗を翻して・・・・あれ、そういや今トリコたちなんでフルコースを集めてるんだっけ? 三シェフなんで裏切ったんだ?
ネオの封印がいやで倒すためにフルコース集めてるんだっけ?? ・・・・・・あれ、ちょっとわかんなくなってきたぞ
共闘できそうなのになんで敵対してたんだっけ。 はんぺら氏、ちょっとかいつまんで纏めてくれませんか?
>ネオ説明会始まって誤魔化されてる気もしますが
復活させてまで封印するならネオ悪魔が転生するタイミング、つまりこのネオを何らかの方法で倒した時に封印すれば良くて、
出来なかったとしても何億年もかけてようやく出てくる星のフルコース一周させても復活は出来ないような奴であれば
もうそれは強固に封印出来てる状態のような気がするんですよね
アカシアとジョアにいいように使われているだけにしか見えないブルーニトロ達、
しかし封印の方法を用意した上で一度は推定ネオを打倒しているブルーニトロであればアカシアとネオを倒せる可能性が最も高いのに
よくわからない理屈で二狼と対峙、お前ら一時的でいいからちゃんと考えて協力しろ!って端からツッコミ入れたい気分です
「目的がネオの封印なら、ブルーニトロと主人公達は手を組めるんじゃないのか?」
という読者の疑問。それは宇宙規模で見ればたしかにその通りなんですが、考察ポイントは322話のカカの解説と、・324話の考察ですかね
ネオを完全復活させる為には「地球の調理」を完成させないといけない(地球が死ぬ)ワケで
「ネオを倒せても地球がダメになってしまう」のでは、
地球に住まう生物にとってはそりゃあ受け入れられないのは当然じゃないかなと
でもこれは逆に言うと、地球を犠牲にしなければネオの完全な封印はできないとも解釈できるので正直よくわかりませんね
多分しまぶーも読者に突っ込まれたら答えられないんじゃないかと
324話では「地球の崩壊は復活したネオに地球ごと喰われてしまうからなのか、それとも調理の最終段階として星の寿命が尽きるからのか」と不明なまま考察してるので、
これがハッキリするだけでもまた違った考察はできると思いますが・・・まぁそれでも不確かな設定&理由で闘ってる感はあります
ここらへんに関しては説明を終えたブルーニトロとそれを聞いた二郎のやり取りによって、細かい部分も補完されると思われ。っていうか補完してくださいしまぶー!次号へ続く!
358話
「ここが「赤い宇宙」か!なんだか暗くてよく見えねーな!」
「美食物質(グルメマター)だ。この世界の飯を食わなきゃ見えねーかもな」
「しかし別腹だと食欲も沸かねーぜ」
「おい間違いなくこのエリアに逃げ込んだんだろーな。”ネオ”はよ」
冒頭。ネオに食い荒らされすっかり荒廃してしまった宇宙に現れたのは別宇宙からネオを追ってやってきたブルーニトロ達
「この世界の飯を食わないと認識できない物質」や「別腹だと食欲も沸かない」など、これまで解説された設定をサラリと会話に絡めててSFモノとしての面白さを感じます
余談ですがニュースが「”ネオ”はよ」って言うコマ、丸サングラスも相まって今週の左門くんと妙なシンクロニシティを感じる
「戦闘の形跡も見られるぞ。もしかしたらアイツ何度か死んだかも。とにかく調査だ
生き残りを探そう。いればの話だが・・・」
事実この時、ネオによる被害は広範に及び、
数百万もの惑星の生物を丸ごと絶滅に追いやる勢いであった
しかしその被害は一定のペースでとどまることなく続いたわけではない
実はネオは数億年に一度その姿を消していたのだ
火元の大爆発(超新星爆発)に巻き込まれたり
優秀な戦闘種族との戦いに敗れたり
原因は様々だがネオは何度も死んでいた
世にも恐ろしい悪魔ではあるが、絶対無敵の存在というワケでもなかったネオ
超新星爆発で死んだり、普通に強い生物との戦闘の末に敗れて死んだりと、過去幾度となくその存在を消滅させられていたそうな
「優秀な戦闘種族」の中にはドン・スライムやトリコの鬼に似た種族の他、サニーとゼブラのグルメ細胞の悪魔の姿も確認できます
彼等が四天王の肉体に宿る以前、かつて生身の肉体で生存していた場所は地球ではなく、他の惑星だったという事ですな。なるほどスケールのでかい設定
しかしながらグルメ細胞の悪魔は何度でも蘇るので
倒してから一定周期はいなくなるにしても、必ずまた復活するネオはまさに宇宙とって永遠の悩みの種。放っておけば最終的には宇宙が食い尽くされてしまう
「生命を・・・もっと旨みを・・・・もっと悲鳴を・・・絶望を・・・・もっと・・・
もっと・・・もっと・・・もっともっともっともっともっとぉおおおお」
悪夢は 終わることはなかった・・・
前回の朋友コメントの中に、
「こんな復活に手間がかかるのなら、それはもう半分封印されてるような状態では?わざわざリスクを背負って復活させて封印する意味はあるのだろうか」
と、ブルーニトロ達の行動原理を疑問視する意見があり、先週の時点でははんぺらも朋友と同じように感じましたが。今週の話を読むとそれも変わりますね
どんなリスクを背負ってでも絶対に成し遂げねばならない、宇宙規模の一大事業
ネオの封印とはそういう類のモノでしょう。自分達の宇宙から他の宇宙へ渡ってまでそれを遂行しようとするブルーニトロ達の執念が、それを物語っています
「やっと見つけた。生き残りだ」
「へぇーかなり残ってるじゃねーか。やっぱトロル型は優秀だな」
「いいかよく聞け。この近くの太陽系に環境のいい惑星を見つけた
これからその惑星を調理するわけだが、全員そこで働いてもらう。これは強制だ」
それから更に数億年後、ブルーニトロ達は生き残りの種族を発見。それがジジ達レッドニトロの祖先だった
かくしてブルーニトロは奴隷のレッドニトロ達を引き連れ地球に来訪。そこで偶然にもネオを宿したアカシアを発見した事で、今の流れに至る
この時、レッドニトロ達は「ネオを復活させる」というブリーニトロの本意を知らなかった為、後にそれを知ったジジら3シェフは彼等を裏切ったそうな
「キショッ!ネオキショい!」
「それにしても悲鳴で旨みが増すとは知らなかったな」
「まぁ生物としては至極まっとうな奴じゃねーか」
「とてもお腹の空いてる奴だってのはわかったね。僕らグルメ騎士にはわからない気持ちだ」
「きっと本当に満足できる料理を食べたことがないんじゃないですかね
それを食べればきっと満足するかも」
「そーだな。じゃあ小僧お前が作れ」
『え?ネオの話したよなワシ今・・・
なんじゃこいつらのこの呑気なリアクションは・・・まるでこれからピクニックにでもイクかのような・・・』
>で、出たー!小松のネオ籠絡フラグいただきましたー!
>どうやら、ネオを「満足させて」退治するという方向に行きそうですね
それはそれでいいのですが、完全にラストは「トリコ!」じゃなくて「コマツ!」だよなあ
>愛丸さんって一人称『ボク』だったっけ?しまぶー、把握しっかり!
いや、得意の『アルティメットルーティーン』で「俺は僕っ子だ」と強く思い込めばそうなるのか?
このピクニックシーンの賑わい自体が全員アルティメットルーティーンで『これからがお楽しみだぜ!』と思い込んでるように見えてきたw
ジジの語る「ネオの恐ろしさ」を聞き終えた上でも普段と特に変わった様子が一切見られない一行にジジもドン引き気味
「なんじゃこいつらの呑気なリアクションは」って今までコイツのクソ段取りを見てきた読者からしたら「お前が言えた台詞か」って話ですが
それと朋友も突っ込んでますが愛丸の一人称「俺」が「僕」になってるあたりしまぶーのテンパり具合が伺えます。滝丸と混ざったの?
「わかりますか?三虎・・・小さなたったひとつの細胞がまったく違う世界を見せてくれるんです
無限に広がる食の楽園を!ネオはそれをアカシアに見せてくれてるんですよ!」
「興味がないな・・・私は・・・私は半径1mの丸い食卓にしか興味がない・・・」
「・・・哀れ・・・」
>三虎さん「俺はちゃぶ台の上のご飯にしか興味がない…でも独占だ…人間界は滅ぼす」
…って 親のしつけがなってなさすぎる
>ジョア(こんな歳になってもマザコンをこじらせたままとは・・・)「哀れ・・・」
過去にしか目の向いていない男に来るべき明日の素晴らしさを説いても無駄
これは悪党の野望だけでなく、ヒーローが未来への希望を語っても同じ反応ですね。『古い物は新たに創り出すことはできない』のです
三虎の枯れた反応もこうして悪の誘惑を突っぱねることに働けばかっこよさげにも見えるんですが、
その絶望で世界を滅亡寸前においやってからの賢者タイムだから今があると思うとやっぱ微妙ですね・・・
一方こちらは三虎VSジョアサイド。ジジとブルーニトロが「ネオはこんなに恐ろしいやつなnだ」という趣旨で解説に入ったのに対し、
「ネオはアカシアに食の楽園を見せてくれてるんです」などと恍惚の表情で語るジョア
やはりこいつの真意はブルーニトロとは別のところにあるようで、どうもこの言い方からするとハナからネオを封印するつもりはなさそうに見えますね
ネオを倒した後の物語的なラスボスポジになるのか、それともネオと闘う前の前座ボスになるのか。はたして
そして三虎のジョアに対するこの返しは、これだけ見たら本当にカッコいいんですが、
逆恨みで人間界壊滅させた迷惑極まりないオヤジである事を考えると、やはりジジ同様「お前が言うな感は拭えません
「エネルギー保存の法則というのがある
通常グルメ細胞を形成するエネルギーは消える事はないし、その総量も変わらない。朽ちて姿が見えなくなっても
エネルギーはどこかに漂い続ける我々グルメ細胞の悪魔が何度も復活するのはその為だ・・・・だが
ネオに食われた細胞はこの世から完全に消える!わかるか?
ネオに食われれば二度と復活できないんだよ!こんなちっぽけな地球の話じゃない!
銀河レベルでグルメ細胞が失われる可能性がある!ネオの本当の恐ろしさはそこなんだ!」
「ヒッヒッヒ脅かしてるのか?ワシがネオに教えてやろうか。本当の恐怖の与え方を・・・」
「・・・・既に話が通じないようだな・・・!」
>ブルーニトリ「フフフ・・・話を聞いてくれません」
>ブルーニトリ、つくづく度し難いクズ・・・!黙って聞いてりゃ『ネオに殺されたら復活できない』だの
『ちっぽけな星よりもグルメ細胞が失われる方が損失』だの手前のソロバン勘定並べてばっかりじゃねえかこのクソアフロ
人生は1回ぽっきりなのが当たり前、ネオがなかろうと
こいつらに好き勝手星の生態系をいじりまわされるなら地獄には変わりはないということで融和路線は完全に終了ですね
ここにきて絶対神小松さんが『ネオは本当の美味しい食事を知らないだけの哀れな餓鬼(クソジャリという意味じゃなく本来の意味で)』
とか言い出したので、ソードブレイカーのラスボスやたけしの安藤仁一みたくネオは『癒し』で丸く収め、
そこで余計な横やりを入れてネオを殺したゲスニトリどもを四天王がコナにする・・・って展開もあり得るように思えてきました
今の四天王がまともに闘ってキレイに勝利を収められる水準となると八王やネオじゃなくあいつらがギリギリなんじゃないかというのもあるし
>ネオに食われると蘇生ができないつまりネオに食われるとその分あの宇宙の中の総体が減っていってるわけで
あの世界では全ての始まりがグルメビックバンなら逆に全ての終わりに相当するグルメビッグクランチ的な存在なのかなぁと思ったり
>NEOはアンチグルメ細胞みたいな存在なんでしょうかね トリコ「貴様に皆で笑って食う飯のウマさを教えてやる!」
NEO「うめー!小松さんの料理ウメー!小松さんの料理ー!」みたいな終り方しそう もしくはGODがでっかい蜜柑でプリンセスNEO
>二狼の顔が藤田和日郎先生の悪役顔のような素晴らしいことになってますね。とても味方側とは思えないです
>二郎のあの乱杭歯……もしかして二郎の正体って大昔にバトルウルフ(ギネス?)と肩を並べたというデビル大蛇でしょうか
いやまぁ何をどうしたらあれが人間みたいになるのかは分かりませんが
>はんぺらさん程知識がある方ならもしかしたらご存じかと思い、お尋ねします
無尽蔵にエネルギー(仕事・熱量)を提供するのが第一種永久機関、
エネルギーロスなしで仕事をし続けるものが第二種永久機関といいますが、
「ネオに食われた細胞は完全に消える」というような、
無尽蔵にエネルギーを吸収する、消失させる機構 ・システムなどの名称を聞いたことはないでしょうか?
ちなみに、光すら逃げられない吸引力を持つブラックホールすら、あくまで『集める』だけであって、
いずれ飽和して弾けるのでそういった機構ではないようなのです
「ネオに食われたグルメ細胞は失われ、二度と復活できない」という新たな設定も持ち出して、ネオの恐ろしさを懸命に伝えようとするブルーニトロ達
しかし当の二狼は朋友の言う通りやたら藤田チックな悪役の笑みでこの説得を豪快にスルー
これを以って、たとえ一時的にでもブルーニトロとの共闘という展開は潰えたと思われ、両者の激突は避け得ぬ状況に
あと「二狼の正体はデビル大蛇」という朋友予想は突拍子もないですが、着眼点というか発想としては面白いですね。はんぺらは一ミリも思いつきませんでした
なにせ「デビル大蛇は個体によっては八王に匹敵するものもいる」というとんでもない設定がありますからね
「バトルウルフとライバルだったデビル大蛇」という設定と、かつてギネスが「暴獣二狼」と戦ったという事実を繋ぎ合わせると、可能性はなくはないかもしれません
まぁそれでもはんぺらは二郎がデビル大蛇ってのはまずないと思いますけども
それと最後の朋友の質問、「永久機関の対極とも言える機構」についてはまったくもってわかりません!(アホの顔で)
これまで寄せられてきたコメントを見るに、屋敷には理系の朋友がたくさんいるようなので、誰か知ってる人がいたら是非教えてあげてちょうだい!
「ヤバイって何がだトリコ」
「つまりよ。地球のフルコースってのは”それほどの奴が復活するくらい旨い”って事なんだよ
GODもよ・・・ワクワクして腹が空かねーかスター?あとネオ自体は旨いのかな?」
「何言ってんだお前」
>スター「キショッ!!!! トリコキショい!!!!」
>トリコ達が能天気な場面って堂々とした強さとかじゃなくてただのアほどもにしか見えなくなった…もう少し緊張感というか謙虚にというか…
>ネオの生態が明かされたあとでテンション上がってるトリコ達にちょっと引きました
目的が「食事」である以上、害ではあっても悪ではないので、怒りが出てこないのはまあいいんですが、もうちょっと脅威を感じてもいいんじゃないかと
>絶望しない頼もしさとか食欲への純粋さみたいなものを描きたかったんでしょうが、感情が欠落してるようにしか見えない
恐らく暢気な感じを出して余裕な雰囲気である事を描きたいんだろうけど、何でだろう、
今の主人公一派がそんなことをしてもただただ読者をイラつかせるだけだという事にしまぶーはわからないのだろうか?
あとトリコはもう食べられればなんでもいい昔以上の食欲バカになってしまってちょっと悲しい
流石に『ネオって美味いかな』発言はドン引きですわ。というかもうブルーニトロに同情するわ
>ネオ戦を前に余裕のトリコ四天王から、頼もしさより、こいつら何もわかってねぇ・・・という印象しか伝わってこないのは何故だろう
>三日三晩張り付くという拷問、村人虐殺、数百万人もの惑星の生物を絶滅に追いやる勢い・・・
この話を聞いたトリコ小松たち→トリコ「ネオってうまいのかな」小松「上手い料理作れば大丈夫」
一貫している姿勢に凄いというかジュン様と同じく何言ってんだとちょっと引く自分もいる
>今週のトリコを読んでいて思ったのですが、トリコ達にあってジジやブルーニトロ達に無いものは『覚悟』でしょうか
それも「こいつは死んでも倒す!!」という『死ぬ覚悟』ではなく、「こいつを倒して皆で旨い飯を食うんだ!!」という『生きる覚悟』というか
だからジジは皆の様子に戸惑ったり、相手の覚悟を試したりしたのではないでしょうか?
>なんかニトロたちがすっごい不安がってるネオの脅威を前にしての、トリコたちの余裕さ・図太さ・前向きさ・楽観的……
何だかとっても頼れそうで逞しく感じるなぁトリコたち
>ネオの事を説明されても尚ワイワイと騒いだりネオって美味いのかな?と言ってのけるトリコを見て、主人公たちはこうでなくちゃと安心しました
そして三虎の1m程の小さなテーブル…前は突っぱねたけど今の心境で会長に誘われたら一緒に食事したのかなと思うと少し悲しくなりました
>最近の屋敷の風潮では「お前ら話聞いてた?」と言いたいレベルのトリコ達の呑気さですが 、
これが前のテラフォレビューで言ってた「漫画は山あり谷ありだから面白い」のプラスの事案ですよね
今週のワンピースで国が滅びかけても仲間を売らなかった部族のように「現実的に考えればあり得ない」展開も
「だがだからこそ頼もしい」と好印象を持ついい予想の裏切りですよ。このいい裏切りを最終回に巻くトリコ、3部のテラフォにも期待したいです
これでネオと退治したトリコがへっぽこブリを見せたら目も当てられませんが
>ネオの封印はネオ自身がするのかもしれないですね、小松大明神が満足させて脳内物質がスパーク、
死に直面した時より旨いネオを自分で食べて復活しないので完全復活封印は無くても大丈夫みたいな
>世界中を食い荒らす化け物は一回も満足したことのない存在である 世界中を食い荒らす化け物は世界中の旨みを濃縮した存在でもある
なんというか良くも悪くもトリコらしいトリコ陣営の感想ですね
>ネオをどう処理するかについて、ブルーニトロ達曰く「調理して金の缶詰に封印する」らしいですが、
それだと事情を知らない第三者が缶詰を開けたら今までの努力が水の泡に帰してしまうと思います
「ネオに喰われたトロルは消滅する」のであれば、同じトロルであるネオを『食べて消滅させる』方法も一つの選択に挙げられますね
一話二話に跨いで登場したガララワニは『自分を喰らう捕食者に出会わなかった』無知さが仇になり食べられてしまいましたが、
同じことがネオにも言えるからトリコの「ネオはどんな味がするのか」という台詞があるのだと思います
ネオは相手の恐怖を美味とする怪物である以上、 恐れては奴の思う壺となってしまう
だからこそ前向きな感情で立ち向かう事がネオと戦う一番の方法…と言うのは考え過ぎでしょうか?
一方、ギネスサーチの共有によってネオの恐ろしさを知ったトリコはネオの恐ろしさよりも、それを復活させるほどのフルコースの味に興味津々
果ては「ネオの味はどんなだろう」と満面の笑顔を浮かべ、ジュン様をドン引きさせます
「トリコらしくて良い反応だ」と感じた読者も少なからずいるようですが、コメントを見る限りジュン様のように「なんだコイツ」とドン引いた読者の割合の方が多いっぽい
しまぶーが前者の反応を狙ってるのは痛いほどわかるんですけど、はんぺらもどっちかと言われたらやっぱり後者になってしまいますかね
「思考がまともな人間のそれじゃない」という描写に「なんて大物っぷりだ!頼もしい」という豪快さじゃなくて普通に狂気を感じちゃうという
まぁ「食欲が全て」という世界観ですから、主人公の食欲が凄いのは良いことです(小並感
「むわっはァー!数十億年ぶりの感触だぁ!あの時のように粉々にしてやるぜ!ネオ!」
ラストはネオVSドンスライムの頂上決戦にカメラ移動。今週の冒頭でも推測できたように、ドンスライムはかつて「ネオを倒した優秀な戦闘種族」の一人でした
ドンスラ優勢で勝負が進むも、途中でアサルディーの細胞が保たなくて敗れる
という王道パターンがほぼ確定してますねこりゃ。そしてそこにトリコと合流したパーティーが到着して最終決戦・・・そこまで5週くらいでいってほしいがどうなるか
ドン・スライムVSネオ!惑星規模怪獣大決戦の次号へ続く!
359話
「ふぅー悲しいな・・・かつて私のパンツは星ごと破壊したもんだがこれっぽっちとは・・・」
『一龍・・・お前の細胞からだだったなら・・・』
冒頭。パンチ一発で隕石が衝突したかのような巨大クレーターを作り出すドンスラの規格外の戦闘力。だが彼の本来の力であれば、そのパンチは惑星すら容易く破壊したという
その力を発揮できるはずだった宿主・一龍と彼はどのようにして出会い、そして別れたのか
アナザ編から読者がずっと知りたかった設定が、一龍を偲ぶドンスラの回想というカタチでいよいよ語られます
「どんどん食え少年よ。お前はこの世の王となる男だ
私はお前のグルメ細胞に潜む悪魔・・・かつて全宇宙を支配した王よ」
「ふーん。あっそ」
「うおい薄いわリアクション!もっとこう・・・おい!どこ行くの!」
「飯食いに」
「何これショボ!豆って・・・・量少ねーし!」
「これはミリオンの種と言ってな・・・食材というわけではないが・・・・味はそこそこ」
「食材じゃねーもん食ってんのかお前・・・・」
『あれれ?入り込む細胞間違えたかこれ・・・?』
一龍が物心ついた時には既に、「彼の中に棲まうモノ」として漫才のような対話もできる間柄だったドンスラ。24歳で初めて深層意識下で鬼と対話したトリコとはかなり違いますね
ドンスラはかつて全宇宙を支配したほどの生物だったそうで、数十億年前にネオを返り討ちにしたというのも頷けます
そんな彼が「乗り物」とするのに相応しいと惚れ込んだ逸材が一龍でしたが、その食生活は質素そのもの。一度入り込んでしまった細胞からは簡単に出て行く事ができないのか、
食生活は自分の説得で変えられると思ったのかは知りませんが、彼と「思い通りに動かない乗り物」との日々はこうして始まったのでした
「顔を出しなネオ。お前は宿主に恵まれたってツラしてんなぁ・・・本当にそう思うか?ん?」
生涯質素な食事を貫き通した一龍に対し、後世に語り継がれる「美食神」として美食の限りを極めたアカシア
かつてはドンスラが勝利を収めた両者ではありますが、「旨いものを食えば食うほど強くなる」というグルメ細胞の設定において、現在の両者の実力差ははたして
しかしそれでもドンスラは自分が宿主に恵まれなかったとは微塵も思わなかった。何故ならば・・・
「お前・・・いい師匠に拾われたな。あの男はスゲエ食欲を持ってるぜ。二郎とかいう弟弟子はもっとヤバイかもしれねえ
だがな一龍・・・お前が一番ヤベエ!最も優れた才能を秘めてんのはお前だ一龍!
いいかとにかく食え!とことん食うんだ!宇宙の王だった私が言ってるんだ間違いない!
もっと食え!あのフローゼとかいう女の料理は絶品だ!食えば食うほどお前は強くなるんだぞ一龍!」
「あっそ。でもよ・・・・新しい弟弟子も出来たんだ・・・
あの二人は俺よりも腹を空かせてる。俺はいいからあいつらにたらふく食わせてやりたい」
「何を言ってんだお前は!まーたこんなショボい食材食ってんのか!たまにはごちそうを腹いっぱい食えよ!」
>ドン・スライム「お前の師匠と二郎という弟弟子はヤベエぜ〜」 評価すらされない三虎ェ・・・
>三虎「え、俺は?」
二人が出会ってから何年経ったか。美食神アカシアに弟子入りし、フローゼの旨い飯を食える環境になったにも関わらず、その食生活を改めようとしない一龍
それにしても暴獣・二狼はもちろん、師匠アカシアと比較しても一龍の素質のほうが遙かに勝るというドンスラ評には、読者も「そうだったのか」と驚嘆
死んでからの株上げがえごい一龍に対し名前すら上がらない三虎イジメがなかなか酷い。やっつけでいいから寸評してあげて!
「そういやお前ずっと俺の中にいるけど、名前はないのか?」
「ねーよんなもん。私はグルメ細胞そのもの・・・・食欲と食の記憶以外何もない」
「ふーん・・・・じゃあ俺が付けてやろうか名前。長い付き合いなのにずっと「お前」って言うのもな
そうだなァ・・・・お前ドロドロして色んなもんに変身するから、「スライム」ってのはどーだ?」
「スライム!?何その雑魚キャラ臭!かつてこの宇宙で私の時代が何度もあったんだぞ
全盛期は小さな星すら複製できたこの私がスライムだと?」
「じゃあ首領ドンをつけてやるよ。ドン・スライムでどーだ?」
「ドン・スライム?うーん・・・ドン・スライムねぇ〜」
「ドン・スライム・・・お前がさ・・・「一龍」って・・・
アカシア様がつけてくれた俺の名を真っ先に呼んでくれた時・・・・何気にスゲエ嬉しかった・・・
人は・・・人の心は・・・名前を呼んでもらえるだけで弾むんだって・・・少なくとも俺は・・・
腹すら満たされたよ・・・大げさだけどな。ありがとうドン・スライム
略してドンスラ」
「もう略すの!?う〜ん・・・名前ねェ〜私は満腹にはならないが・・・まぁ・・・有りっちゃあ有りか・・・な」
「ネオ・・・お前はその名をアカシアに呼ばれたことはあるか?
そもそもお前は自分の名前など興味もねーし記憶にもなかっただろう。本来私達には名前などどーでもいいことだからな
だが私は今や・・・自分の名前が愛おしい
私の宿主は・・・食いモン以外で初めて・・・私の腹を・・・心を・・・細胞全てを満たしてくれたんだ」
名前それは 燃える生命(いのち)
ゴダイゴの名曲Beautiful Name歌詞より抜粋。有名な曲なので、若い世代の読者でも一度くらいはメロディを聞いたことがあると思います
宿主に恵まれなかったなどと思うはずがない。数十億年という悠久の時を生きてきたグルメ細胞の悪魔に、一龍は初めての感情を与えてくれたのだから
「私の宿主は腹だけでなく、心まで満たしてくれた。お前の宿主はどうだ?」
ネオに対してドンスラが切った啖呵は食欲の化身であるグルメ細胞の悪魔のものとは思えない熱さ
彼と一龍がいかに強い絆で繋がっていたかが、読者にも容易に汲み取れます
「やったな一龍!IGOの会長になったんだこれで旨いもん食い放題だ!」
「それより見ろよスライム。これはかつて世間から爪弾きにされた絶滅食材でな・・・
誰も認めなかった味・・・言わば解らなかった味を美味しく味わえるってのは幸せな事だと思わんか?」
「全然思わねーよ。だからコンビができねーんだよお前」
「それを言うな」
「おい一龍!そのごちそう持ってどこへ行く気だ?」
「スラムの子供たちのところだ。その子達の笑顔が俺のごちそうなんだ」
「ここだけの話な一龍、私はエリア6であるプロジェクトを行っている。その食材をお前に食ってほしいんだ」
「いやじゃ興味ねー」
「一龍〜!待ってくれ〜!」
短い回想シーンを幾つも重ねる度に、どんどん老けこんでいく一龍の姿
二人のやり取りは数百年間ずっと変わらないのに、パートナーの片方だけが確実に「死」に向かっていくようで、なんだか見ていて胸が切なくなる描写です
「一龍よ・・・なぜお前はそう欲がないんだ?私達グルメ細胞の悪魔から見れば人間の人生などほんの一瞬
それならば悔いのないよう思い切り欲望のままに生きるべきだ。私グルメ細胞という食欲のおもむくままに」
「ワシの夢は・・・世界中の人々が同じ食卓につく事じゃ・・・
弱い人が下を向かず・・・権力者がふんぞり返らず・・・みんな笑顔で同じ高さの食卓に・・・
あえて言えばそれがワシの唯一の欲望じゃよ
いつか終わる短い人生だからこそ・・・ワシは今をこの一瞬をその為に精一杯生きていけるんじゃ」
『グルメ細胞わたしという・・・食欲が微塵も入り込めんこの信念・・・・』
>ひねくれ者だが根はイイ奴な最強の人外との二人三脚・・・なんかうしおととらみたいなバディものの雰囲気を感じるな、
一龍&スライムの過去エピソードの流れが。これだけでスピンオフができそう・・・というか見てみたいわ
>一龍とドンスラの関係はシャカとマーラのエピソードを彷彿とさせてましたね
揺るがぬ信念を持つ者とそれを妨げる為に誘惑し続ける悪魔という関係がそのまんまで
ただ、シャカの場合はマーラが根負けして去っていくんですけど、
一龍の場合はその悪魔すらも惹きつけて離れられなくなってしまったという大きな違いがありますが
>「美味い物をたらふく食ってる奴ほど強い」というのが大原則のトリコ世界にあって他者を思いやる質素な生き方を貫き、
それでいて誰よりも強かった男・一龍の生き様に涙… 人間もニトロもグルメ細胞の食欲の乗り物に過ぎないという話がありましたが、
少なくともドン・スライムと一龍の関係はそんな無機質なものではなかったということですね
ホント三虎はフルコースに一龍の爪垢の煎じ汁を入れるべきだと思う
>一龍=誰よりも優しく他者を救うためにその生涯を費やし、グルメ細胞の悪魔を食以外で心身共に満たし、
未来へトリコ達やビブリオンバードと言った沢山の希望を託した漢の中の漢
二郎=自分の中の暴獣を封印し人として生き、後進の育成と地球の未来の為に全力を尽くすこれまた漢
三虎=逆恨みで世の中メチャクチャにしたマザコン暴食馬鹿 ど う し て こ う な っ た
この間ただの一度もドンスラの誘惑にほだされる事無く、世界中の人々の笑顔の為に自分を犠牲にして奔走してきた一龍
これまで劇中設定では「体はグルメ細胞の乗り物にすぎない」とされ、
トリコがGODをフルコースに決めていたのも本当に自分の意志なのかとジュン様に漏らすシーンがありました
この「乗り物」は「グルメ細胞」には逆らえないという基本設定を考えれば、ドンスラの言葉に一切耳を傾けない一龍の精神力がどれほど凄いか推して測れるというもの
二人の関係を釈迦とマーラに例えたコメントが見られますがまさにその人格は聖人の域にまで達しているでしょう
「一龍・・・お前と出会ってもう何百年経ったか・・・このヘンテコな豆も・・・なんだかやめられない味になってきた」
「そうじゃろう。そうじゃろうよ・・・誰かと一緒に食う飯は何でもうまいんじゃ」
「終わりがあるから今を精一杯・・・私はその時初めていつか終わりが来るという現実を・・・
何かを忘れ・・・失う怖さを知ったのかもしれん・・・」
場面戻ってネオを眼下に見下ろすドンスラ。ここまでのドンスラに熱弁を理解できるだけの知能がネオにあるのかどうかは定かでありませんが、
ネオの代わりにそれに答えられる知能を持つ、もうひとつの人格がその顔を現します。すなわち美食神アカシア
「よ・・・わ・・・い・・・弱い・・・・弱いなぁぁぁぁ
食欲以外の感情を持っちまった生物は・・・何よりも脆弱だぁぁぁぁ
私は一龍に運命を託していた・・・
これは神が定めたことだ・・・一龍の弱さゆえ・・・神は私を選んだのだ」
>一龍に運命を託していたということは、後世に食を伝える以外にもいざという時に自分(ネオ)を止めるよう頼んでいたということでしょうか?
>アカシアも一龍を拾った段階では自分の中のネオに対抗する意思があったようですね。ただ一龍の優しさがドンスラの完全覚醒を妨げたと
ネオに関しては元々食欲以外を投げているのか完全覚醒していないからかまだアカシアがメインの意思を持っているようですね
しかし開祖のアカシアがこの有様で弟子の一龍が完全に教義を体現しているグルメ騎士団が哀れ
>結局アカシア本人は善人なのかい悪人なのかいどっちなんだい!(なかやまきんに君風に)
多少の後付けはあるにせよ「元々は三弟子が尊敬するような高潔な人物だったけど、
ネオの強大な食欲に侵されるうちにアカシア本人の人格も歪んでいった」と考えるのが無難でしょうか
善アカシアの所業のいくらかは自分が悪堕ちすることを見越して先手を打ったものだったりするのかも
これまで本人がそもそも下衆だったのか、それとも内に潜むネオの影響と
ブルーニトロに甘言によって次第に変わってしまったのかと議論の的だったアカシアの人格
「一龍に運命を託していた」という言葉から察するに、アカシアもまたネオに対して精一杯の抵抗をしていた事が伺えます
「私の様子がおかしくなったら・・・その時は一龍、お前の手で私を止めてくれ」
というような事を伝えていたのか。もしくは直接そう言葉で伝えてなくとも、
弟子を育てていたという事自体、「自分を止められる存在」を育ててたって事かと
しかしそんなアカシアの必死の抵抗も虚しく、彼はネオの食欲に飲み込まれてしまい、運命を託した一龍は三虎との戦いで命を落としてしまい現在に至ると
「弱い?一龍が弱いだと・・・・?最後までグルメ細胞わたしの力を一度も借りず・・・
自分の信念を貫き闘った一龍が弱いだと!?取り消してもらおう!
何度も蘇り永遠に生きるこの私に罵倒など届かぬが・・・一龍の文句は!それだけは言わせんぞアカシア!」
「それが・・・その感情が弱さだ・・・えっと・・・なんだっけ?お前・・・」
そして最後の回想シーン。三虎の戦いにおいて、一龍はグルメ細胞の力を使えば勝てたにも関わらず
最後まで己の信念を貫き、それを拒否して敗れていたという衝撃の事実が判明
その高潔なる信念を「弱いから死んだんだ」と一笑に付され怒り心頭のドンスラは、アカシアの煽りに対し、全力でその名を名乗り上げた
「ドン・スライム!一龍が名付けた名だ!
この名を貴様らの記憶に深く刻んでやろう!ドン・ナイフ!ドン・フォーク!
さぁもってくれよ体・・・・頼むぞいアサルディー!」
半身がくれた大切な名、高らかと叫び闘え!
今週の内容を一行に要約したかのようなハシラの煽りが相まって、最高にカッコいい引きで次号へ続く。うーん男の琴線に触れる素晴らしいエピソードでした
展開上敗北が確定しているドンスラではありますが、とりあえずこれで見せ場的には十二分と言えるでしょう
>しまぶーは伏線とか謎とかよりやっぱ人情話がうまいね
ここ20話くらいをたった一話で凌駕するほど今週のトリコは熱かった
>久々に面白かった今週のトリコ。やっぱり人情話を書かせるとしまぶー凄えな
粗はあるものの、今回の話で「ネオを満足させる」という物語の着地点を見せたんじゃないでしょうか。そうでもないと先週の四天王が残念すぎるし
一龍は若いころからグルメ細胞の悪魔と会話してたことを考えると、四天王とはかなりの差を感じますね
トリコの中の連中は正体を明かす時期を逃してしまったようにも見えますし、そろそろはっきりさせてほしいところです
>今週のトリコが熱くて最高でした・・・アカシアの「食欲以外の感情もった生物は弱い」ってセリフにも頷ける部分がありますけど
一龍とドンスラの関係はサイコと銀のようなホモ臭ではなくまさに男に男が惚れるという言葉が相応しいものですね
しかし一龍にコンビがいなかった理由は誰もが美味いというご馳走はみんな分けてしまい
自分は誰も見向きもしない地味な食材の地味な美味さを好む一龍の姿勢を理解してくれる人がいなかっただけだったんですね
生まれ持ったものなのかアカシアの教えによるものなのかはわかりませんがアカシアとフローゼの語っていた理念を体現していたんですね
>一龍とドンのエピソードにかなりほっこり。それだけに実にもったいないと思いました
もっと前からドンの影でも出てればと。ドンの特性なら一龍の息子達に度々チョッカイかける、とか出来ただろうになあ
青鬼がドンの分身とかだったらとか、今更ながら思ってしまいます
>やはり一龍は別格で、作者にとっても聖域なんだなと思った回
以前から一龍と三虎との関係は伯仲が逆転したラオウとトキというのは見え見えだったけど
(となると二狼はさしずめ実力にブーストがかかって人間が丸くなったジャギって感じですかw)
『病さえなければ最強』というもしもの可能性を遺して逝ったトキ同様、
一龍も『思うままに美食を楽しんでさえいれば三虎やアカシアすら抑えて最強になれた』という余地を残しているあたりしまぶーのオマージュは筋金入りだなと
ただ、個人的にトリコの世界では結局ラオウや勇次郎みたいな『建前を蹴倒して自分のやりたいことをどこまでも押しとおす』ことが是とされていると思ってた中、
最強の王になれる資質を持ちながらそれには目もくれず世界中の人間が残さず幸福になることだけを胸に死んでいった一龍の生涯が
価値のある、神聖な物として描かれたことはちょっと嬉しかったですね。『欲さない』『捨てる』勇気というか。スライムは歯が立たんで負けるんだろうけどw
>今週のトリコ良い話でしたね…しまぶーはたけしの頃からこういうの上手い
思ったんですが、アカシア基準だと地球滅亡の危機なのにネオの味を空想するトリコは最強たり得るのかも知れませんね
その点ドンスライムが感情が入ってしまってますが明らかにより主人公らしいです。少年漫画的にはネオは小松に救われそうですが、
それとも食欲以外は無駄精神で食欲のトリコが食ってしまうのか。アサルディーの体が持たないのは明らかなのでその後の展開が気になります
>一龍とドンスラの出会いから別れまでの話が本当にいい話でしまぶーはこういう人情話もやっぱりうまいですよね
ただまぁドンスラがネオの事を話してないとは思えないんで自分は信念貫き通してネオを倒すのは他に任せたって言ってしまうと無責任にも感じますが
>一龍が自分だけで戦った事に批判が有るかも知れませんが、
三虎の中にも悪魔はいるだろう事とその悪魔と共存出来ている保証は無い事、暴走の可能性考えると最悪手では無いかなと
>グルメ漫画としては不的確なほど質素な食欲ながらもドンスライムとの関係はすこぶる良好でもうこいつらが主人公でいいよ的な感じがひしひしとw
でもこんだけ唯一無二のパートナーと認めてるドンによる蘇生の提案を受け入れなかったんだよなぁ…
大方トリコたちのためとかトリコたちがいるから大丈夫とかでしょうがそうなるとなんというか複雑な気分に
ただやっぱり良いエピソードにケチはつけたくないんですが、下の方の朋友コメントにもあるように一龍にある種の無責任さは感じてしまいますねこの話
地球の危機を救える力を持っていたにも関わらず、それを放棄したようなものですからねこの人
もちろん自分の信念を貫いて死ぬのはおおいに結構ですよ。それが一龍だけの問題で自己完結するなら
でも一龍は「ワシの夢は世界中の人間が同じ食卓につくことじゃ」とか「スラムの子供たちの笑顔がワシのごちそう」などと語るほどの人物で、
そんな人が「自分が倒れれば人間界が危機に晒される」という戦いにおいて、使えば勝てた力を使わずに敗れるというのはどうなのよ?と考えれば、やはり無責任に感じます
信念を貫くのも立派ですが、人々の笑顔の為にその信念を曲げるのもまた「力を持った者の責務」だったのではないかなという感想ですな
まぁ落とし所としてはアカシアが一龍に運命を託したように、一龍はトリコ達に未来を託したという事なんでしょうけども
これまでトリコの醜態を見てきた読者としては「あんなのに託すなよ」という感想しか出てこないのが悲しいところ。一龍の期待に応える為にもトリコには頑張ってほしい次号へ続く!
360話
「天災に意志があると思うか?のうアカシアよ・・・!惑星を滅ぼすほどの巨大隕石に意志があると思うか!?
答えはYESだ。それは私の意志だ。死ねアカシア」
冒頭。突如怒りの巨大隕石召喚をかますドンスラ。最初見た時は「なんだこのセフィロス」と何が起こってるのかわかりませんでしたが、
生物のみならず無機物にも自分の細胞を分身として宿す事ができるドンスラですから、宇宙を回遊している隕石に自分の細胞を宿して落下させるくらいの芸当ができるって事か
かくしてホーリーの保護もなくダイレクトでアカシアに命中するドンスラメテオ。遠く離れた場所で戦っているトリコ達にもその衝撃波が及びます
「うおあっ!またあの方角か・・・・ぬ!?狼王が消えた!?追うぞトリコ!GODの出現場所へ!」
「まてスター。何か匂わねえか?」
「あ?何言ってんだこんな時に。さっきのションベンの匂いだろ」
「違う。いーい匂いだ・・・・信じられねェくらい・・・・スゲエうまそうな匂いが近づいてくる」
『・・・・コイツ・・・・地球が今にもブッ壊れそうなこの大揺れの大地で・・・何て幸せそうな顔してやがる・・・!』
見失ってしまったギネスをすぐさま追おうとするも、「何かいい匂いがするからちょっと待て」と答えるトリコに若干引き気味の反応を見せるジュン様
というか「あ?ションベンの匂いだろ?」という短絡的でチンピラめいた応答がジュン様らしくなくて違和感スゲエ
数週前のトリコと完全にポジションが逆になってるというか・・・かつてのクールでニヒルなライバルキャラとしてのイメージが崩壊してしまった感
と、ここでトリコの背後の空間に異変。裏のチャンネルのワープゲートが開き、中から涙を浮かべた小松が飛び出します
「小松っ!」
「トリコざぁん!やっど・・・やっど・・・やっど・・・・やっどやっどやっど会えました〜!!!!
ぶおおおおおおおおおおおおとぅえええええええええええええええええ!!!」
「よく辿り着いたな小松!さすが俺のコンビだ!よく頑張ったぞ小松!
いや・・・感動しすぎだろお前・・・ほんの三週間ぶりじゃねーか」
「違いますよ!僕の中では何十年・・・はっ。もう僕は今までの僕じゃありませんよ。精神年齢はトリコさんの2倍くらい上かも」
>「さすが俺のコンビだ!よく頑張ったぞ小松!」この期に及んでもまだ小松に対して上から目線のトリコ・・・
>小松「よく生きてたな。さすが僕のコンビだ。よく頑張った」
>今週は裏の世界を通ってくる小松たちの匂いに気付いたのに、ネオの欠片の接近になぜ気付けなかった」という指摘で溢れると見た
トリコにとっては三週間ぶりでも、小松にとっては実に65年ぶりの再会。トリコがちょっと引くほどの号泣も頷けるというもの
ただでさえ読者からは小松>>>トリコ扱いされていたコンビの実力格差は、この65年という歳月によって更に広がったと思われますが
そんな事は意にも介さない相変わらず偉そうな物言いのトリコにはある種のブレなさを感じて、むしろ清々しいとすら言えます
「トリコ・・・お前が感じたうまそうな匂いってのは・・・こいつらのことじゃないよな?」
「あたりめーだろ!その中だよその中!」
>「ネオ自体は旨いのかな?」発言以降、トリコさんに対するジュン様の評価が「とにかく何でも食うキショい奴」になっているような…
小松に続いて裏の世界から現れる四天王と愛丸、そしてジジ達を見て、顔にちびまる子ちゃんのような縦線を浮かべながら尋ねるジュン様
もはやジュン様の中でのトリコ評は「味方の匂いすらうまそうに感じる危ない奴」になってしまったのか。どんな主人公やねん
「この中にアナザ、ニュースそしてアース、アトムが入ってます」
「そらきたーっ!でかしたぜみんな!はっ!まさかお前ら既に・・・」
「大丈夫ですよトリコさん。僕らはまだ誰も食べてませんから!
トリコさんも一緒にみんなで食べようと・・・決めてましたから!」
「聞いたかスター。出来た仲間だろ?美食會にはこんな奴等いねーだろ?」
>「でかしたぜみんな!」(一人だけフルコース捕獲してないヤツの発言)
>結局トリコって何をしたんですか? 小松もその他の四天王もみんな命削ってフルコースを取ってきたのに、
トリコは食材の位置を特定する事もなく、八王を倒したという事もなく、何もやっていないようにしか見えないんですが…
>「おい聞いたか?美食會にはこんな奴らいねーだろ?」のトリコにうっせえと思っちゃいましたが、
確かに彼らはこんなにほのぼのとしているわけではないか
三虎も大分丸くなってきたし最終的にはあのメンバーも輪になって仲良くご飯食べれたらいいね
トリコとジュン様だけフルコース捕獲してないのは突っ込んでも仕方ないかと。だってまだGOD出現してませんからね
まぁ自分は結果を出してないクセに「でかしたぜ!」とか上から目線で言っちゃうあたりが反感を買う理由なんですけども
前述したようにもはや様式美の域に達してるので不快感を通り越して爽快にすら感じてしまいます
あと美食會で唐突に思い出しましたがグリンパーチはあの後結局どうなったんだろう。気になるわ
この後の展開を考えるとアイツがどこかで入ってくるタイミングはもう失われたように思えますが・・・・でも地味な役回りでワンチャン再登場あるかなぁ
「今からここで食うのか?忙しない奴等だ・・・わかったよ敵が来たら私が迎え撃つ。その間に早く完食しな」
「ジュンさん!僕らは誰かと戦いに来たわけじゃありません。みんなで一緒に食事をしに来たんです
ジュンさんも一緒に食べましょうよ!」
「・・・私も?」
これから全員でフルコースを食おう!というトリコ達に気を使い、自分一人だけで見張り役を買って出るジュン様と、そんなジュン様にも声をかける小松
というかジュン様が昼のチャイムと同時に弁当持って便所に向かうぼっちみたいでいたたまれない
一時的にとはいえ現在は共闘中なんだから、「それは私も食わせてもらえるのか?」とか少しくらい図々しくても許されるだろうに。シャイなんやな・・・
「それじゃあ!この世の全ての食材に感謝を込めて・・・
アナザ!ニュース!アース!アトム!いただきます!」
「裏の世界この中なら時間はたっぷりある・・・・存分に食えい美食の戦士達よ」
>ワープキッチンが精神と時の部屋みたいな扱いされてるwでもこの設定ならのんびり飯食ってる場合か!ってツッコミは回避できますね
四獣の時もそうだったけどトリコ達は地球のために戦う正義のヒーローではなくあくまで自分たちの食欲で動いてるのですね
>最後の晩餐・・・だけどやっぱりちょっと詰め込みすぎて、ゆっくりできないなあ。アカシアのフルコース関連は徹頭徹尾ケチの付き通しだわ
今のままじゃ戦力的に箸にも棒にもかからんから、最後のセーブポイントで『ちから』とか『すばやさ』の上がるドーピングアイテム×99を
キャラカーソルに合わせてAボタン連打してるようにしか見えないんですよね。こういう時グルメ細胞の設定が邪魔に感じます
それにしてもジュン様のなじみっぷりがテキトーで逆に笑えてくる
黒幕のNEOを共通の敵として呉越同舟に持って行きたい気持ちはわかるが、いかんせん美食會の解体&協力を端折り過ぎたな・・・
まあ、あまりに外道な真似を繰り返してるからどの道綺麗に過去を水に流して握手って流れにはできそうにないと思うけど
> 今週のトリコを見て、結局のところ話のテーマである食の楽しみという部分と世界の危機って部分が噛み合ってないのかなと感じました
バトルを突き詰めると話が大きくなりますが、未知との出会いからの味の表現がスッパリ抜けてしまった今の展開
こじんまりとハンターだけやっていられないのはジャンプという環境だからなんでしょうか
かくして四天王+小松&愛丸にジュン様も交え、アカシアのフルコース4品が並ぶ超豪華ディナーと洒落込む一行
裏の世界の中なので、地球が大ピンチというこの状況下においても時間を気にせずにその味を堪能できるというのはいい設定。裏の世界ホント便利やなー
『む・・・気温が下がってきたな・・・いよいよ日食が始まるか・・・あれは最後の日差しかのう・・・
最後のスポットライトは・・・一体何を照らす?おや・・・・ほっほっほそうか・・・
希望は彼等か・・・
暗雲立ち込める嵐の中ここはさながら昼下がり
地球で最後の晴れ間を思いっきり堪能しようぞ・・・!』
ラスト。ついに始まるグルメ日食を前に、地球が受ける最後の日差しが煌々と照らしたもの
それは地球存亡の戦いを担う、希望の戦士達
演出的にもいよいよ大詰め。物語的な山場としてはもうGODの出現と、ラストバトルを残すばかりとなったトリコ
はんぺらが予想していた話数では終わるには流石にちょっと苦しそうですが、それでも現実として最終回が近づいてきたと実感できる引きでした
次号はフルコース4品の実食回と思われますが、はたしてジュン様の記憶はアナザで蘇るのか?
この人の正体が何者なのかによっては、読者予想とはまた違った超展開を見せるかも
「予想は裏切り、期待は裏切らない!」を地で行くような、あっと驚く正体明かしに期待したい次号へ続く!