371話

「おお・・・これがこの地球のメインディッシュGOD・・・その最終形態・・・!?
この世で最も上級な食材に・・・蝿がたかってるな・・・デカいのが2匹・・・小ぶりなのが4匹・・・
分をわきまえろガキどもめ・・・・!」
数百年ぶりのGODと対面であろうアカシアですが、最終形態であるカエル型を見たのは彼も今回が初めてなので新鮮な感動がある様子
それと同時にこの場に相応しくない輩が視界に入ったことに激昂。「GODが汚れるだろーが!」と凄まじい威圧感でこれを威嚇します・・・が

「てめェが・・・アカシアか!」
「・・・・有名だな私は」
「グルメ時代の創始者・・・学校でも習うし、あなたの知名度は高名な宗教家や大統領など比ではない
生きてることがスクープだけどね」

「ならもう少しリスペクトがほしいものだが。
のう?ジョアよ」

威嚇を受けて怯むどころか、逆に怒りの表情を露わにして凄み返すトリコ
予想外の反応にちょっと驚いた様子のアカシア。クールダウンしたのか、この時代の人間たちと暫しの会話を交わすつもりになったようで、
意外にも
ウィットに富んだジョークを交えながら話しかけてきました。なんやろこの「得体の知れない怪物」から急に人間臭くなった感
『この2人だ・・・デカい2匹の蝿は。何だ?こいつら・・・』

「次郎を殺したな。地球の至る所でドデカイ闘いが起きてることは知っていた
あんたの目の前で次郎さんの匂いが消えた」
「あら。なら私が勝ったことも?」
「お前は勝ってねーよ」
「!・・・・・」
>トリコとジュン様が他と比べて別格扱いされてるのはアカシアとフローゼの血を引いてるのか、
または二人とも「白い宇宙」の悪魔を内側に抱えているんでしょうかね
>次郎の死にこんなにガチ切れするなら、三虎と対面した時に一龍についても言及したのだろうか?
今回のキレっぷりを見たら、三虎に「一緒にテーブル囲もう」みたいな事言わないと思うんだが
>ジョア「ワイが三虎に勝ったのも分かったかい?」トリコ「おまえ勝っとらんじゃき」ジョア「ぐぬぬ・・・」の流れが良い
トリコに勝ってねーよと突っ込まれてフリーズするジョアに何か笑ってしまった
>大物面して会話に入ろうとしても速攻で蚊帳の外へつまみ出されるジョアがぼっちの小学生みたいでちょっと可哀想だったw
いやあ、それにしても流石トリコさん、口喧嘩では水を得た魚の如しですねw!
>今週のトリコ、惜しいいいいいいい!!何が惜しいって、順調に成長するトリコが描かれてたら、
ココの「お前の時代じゃない」も、トリコの「お前は勝ってないだろ」も、素直にカッコイイと思えたのに!!
トリコとジュン様だけが他と別格と言われても、「へー、今そんなんだったんだ」としか思えなくて惜しいいいい!!
>改めて見ると、アカシアの姿は随分アンバランスというか違和感を感じさせるようになってますね
身体中のイボのせいで突起仕切ってない曖昧な人形に、少し縮尺を間違えた大きさの顔が貼り付けられたように浮き出ています
しかもそんな異形なのに、獣じみた前傾姿勢とかじゃなく、直立姿勢のちゃんとした人間の立ち方なのがどこかシュールで笑いを誘われます
トリコは今んとこ、客観的事実関係から判断すると最有力最強候補だと思うんだけど、
いつも自分より実力も肩書きも上の奴と戦ってボロ負けしている。GOD捕獲も成功率10%あるかないか
GODにやられるか、それより先にネオにやられるかというどうしようもない状況。しまぶーはトリコを活躍させる気がないのだろう
ジョアとアカシアという格上の強敵2人を相手に呑まれる事なく、むしろ逆に相手を呑んでかかるトリコ
ジュン様とトリコのみアカシアをして「何だ?この2人だけは他の4人とは別格だ」と評価されたり、
更にトリコの言葉に反論できないジョアという構図によって、現状のトリコがジョアよりも遥か格上であるかのように魅せる演出がシビれます
まぁ読者にそう期待させておいて、どうせ戦闘になれば即座に苦戦してガッカリさせるいつものパターンでしょうけど
前回のレビューで朋友も突っ込んでましたが、
ラスボスとの最終決戦というファイナルステージに及んでも尚、
未だに強キャラと弱キャラの間を行ったり来たりしてるトリコの定まらなさが酷い

しまぶー的には「今のトリコはジョア相手にこれだけの口が利けるほどの実力がある」という認識なのに、読者にとってはそうではないという
「主人公の強さ」に対する認識が作者と読者でこれほど一致しない作品もちょっとないんじゃないでしょうか
というかトリコ除いた3天王は大竹と同じレベルの扱いなのね・・・これは3人が情けないと見るべきなのか、大竹が凄いと見るべきなのか・・・うーむ





「なぜ弟子だった次郎を殺したし!」とアカシアに詰め寄るトリコ。お前一龍を殺した三虎(実際に三虎は殺してないけど)にはそんなキレなかったクセに・・・
アカシアは一瞬ジョアとアイコンタクトを交わすと、やれやれと言った感じで言葉を紡ぎ出した

「人間と話すのもこれが最後かな・・・・いつも考えていたんだ・・・私は一体何者なのか
美食屋として
※童貞を捨てたのは4歳か5歳くらいか・・・初食材は思い出せないが・・・
※(まだ発見されていない食材を自ら狩り、世界で初めて食す事)
既に自分の内に潜んでいた食欲(バケモノ)をどうやっても抑えられなかった事だけはよく憶えている
私は誰なのか。そのバケモノは何なのか。それと問い続けた日々
歯ぎしりする度涎が垂れる。高鳴る鼓動も熱い血潮も、止められない怒りも狂いそうな愛情も
本当に私の感情なのか?私の人生をコントロールしているのはそいつじゃないのか?
私は遮二無二走った!そいつから逃げるように全力で走った!
気が付くと私はこの世のすべての食材を食破し・・・目の前に新たな食材はなくなっていた
残ったのは山のように積まれた空の皿と・・・空っぽの自分だけ・・・

私は本当にそいつから逃げていたのか。それとも背中を押されていたのか・・・
それを教えてくれたのも食欲そいつだった

まだまだ知らない味があるって事も・・・見たことのない食材があることも・・・全てそいつが耳打ちしてくれた
私が遮二無二走って辿り着いた場所はゴールではなく・・・スタートラインだったのだ
私はどこから来て・・・どこへ行くのか・・・
一龍に託した言葉はたった一つだけだ・・・」


「一龍・・・人々の食とともに・・・

私の運命もお前に委ねる・・・」
>食欲をゲッター線にしてトリコのCVを石川英郎に変更するだけでOVAゲッターロボの終盤みたいな雰囲気になる会話
自分探しのために虚無の彼方へと走り続けたアカシア、その境地の遥か手前で旨いものを探し求めて喰うだけに終始して何ら恥じるところの無いトリコ
グルメ道の捉え方の違いが面白いです

>「食欲」に罪を押し付けて自制しようとしないアカシア・・・なんか、忍殺のニンジャ修道会を思い出しました
好き勝手にモータルを虐げ殺戮しておきながら、
「悪いのはニンジャソウルで自分たちはニンジャソウルに取りつかれた被害者、救われるべき存在だ」とのたまう連中
>師匠の決死の頼みより自分の生き方を優先した一龍さん
食えば食うほど強くなる世界で粗食を貫き、相棒の助力で弟を倒す事を拒み、生き返る事を拒みました
結果、人間界は崩壊し、相棒は死に、地球は大ピンチです。・・・なんなんだよそれ!心底バカげてる!
ちゃんと食べて強くなれば三虎をゲンコツで抑える事もできてただろうし、次郎と協力してネオにだって勝ててただろうよ!
牧師とかになったら優秀かもしれんけど、人の上に立つ者としては最悪だよ!
>トリコ達をジョアに操らせるためとはいえ、アカシアさん十分悠長にお話しつきあってくれるんだな
一龍にもしものときは自分を殺すように頼んでいたみたいだし、次郎戦でのアレは嘘発言や、今回のトリコとの会話、冷たく突き放すように話してる内容も
半分はNEOに乗っ取られた本心でも残り半分はわざと悪役を演じて倒させようとするアカシアの善性だったりしませんかね?
>一龍が死んだのは実は何か狙いがあったとかでないとネオやアカシアよりよっぽどおぞましい化け物だなぁと思った今週のトリコでした
>アカシアの善悪問題、正解はまっさらな善人だった時期は一度もない、といったところでしょうか
一龍に運命を託したのも自分がどの程度の存在か測るハードルとして残しておいたような感じですし
ただ本人に自覚はなくてもあのフローゼ様がコンビを組んでいて今でもアナザの件など動いているのを見るに
ネオが語りかけてくるまでは何かしらいいところもあったのこもしれませんが
しかしコイツこそまさに食欲の奴隷ですね。三虎はフローゼ様の料理なら満たされていたのにそれすらないとは
そしてトリコの啖呵、非常に熱くてカッコヨく、素直に関心してあげたいし実際してるんですが・・・
四天王一食欲に振り回されて我慢のきかなくなる描写の多いキミが言ってもねえ?
あと、ぶっちゃけ三虎が一龍殺した理由の説明も長さと食欲論はともかく似たような内容だったけど三虎は食事に誘ってましたよね?
「私はただ私の正体が知りたいだけだ。極めて自然な事じゃないか?
次郎が死んだのは運命だ。神は私の行く末を照らしたのだからな。いや・・・
私こそが神か」
自分は本当に「自分」なのか?その抑えきれない食欲も、溢れ出る感情も、全ては内に潜む怪物のそれではないのか?
自分の行いは全て自分の正体を知ろうとした結果であって、次郎が死んだのはその正しさを証明した結果に過ぎないと堂々言い放つアカシア

一龍の事も然り。これまでの考察通り、「自分がおかしくなったらその時はお前が止めてくれ」という趣旨の頼みをしていた模様
しかしその一龍も、師と交わした涙の約束を守ることなく志半ばにして死亡。これまた「神が自分を選んだ結果だろう」とご満悦のアカシア
「むしろ俺が神なんじゃね?」という発言まで飛び出します。うーんキモイ。これはキモいですね
正直アカシアよりも一龍がキモくてヤバイ
師匠の中に地球を滅ぼすほどの巨悪が潜んでるのを知ってて、それを止めるという約束までしてたのに、勝とうと思えば勝てた三虎戦で最後まで本気を出さず、
あまつさえさしたる理由もなしに、生き返るチャンスを頑なに拒絶した一龍なんなの
以前朋友が予想した、「アカシアとネオが二度と転生できないようにあの世で待ち構えてる」が当たらなかったら、心底ただの身勝手野郎ですよコイツ。マジやべえ

「さっきから黙って聞いてりゃワケのわからん話をグダグダ垂れやがって!
何でもかんでも食欲のせいにしてんじゃねーぜこのグルメエゴイストが!
俺達はいつだって自分で決めて自分の意志で歩いてる!
俺の今のこの怒りも食欲のせいなんかじゃねえ!俺の魂の震えだ!」
と、ここでアカシアの胸倉をガッと掴みあげ、怒りの啖呵とともにその言葉を完全否定するトリコ
「我思う故に我あり」。じゃありませんが、自分達の行動を決めているのは自分達。それを食欲のせいにして逃げたお前はただのエゴイストにすぎないと
>おれはしょくよくのどれいじゃないっつーの!!
>食うか決めるのは自分自身…トリコはかつて一龍に拾われた時飢えで倒れていました
そこに食べ物を恵まれ、飢えに飢えた状態でどれほどの強さで食欲が「食え」と叫んだか、
幸いにして倒れるほど飢えたことのない自分には想像できません。それでもトリコはその場で食べずに持ち帰って分け合おうとした
あの時からずっと、どれほど食欲が後押ししても食うか食わないか決めるのはトリコ自身だったのでしょう
一龍はトリコのそういうところを見たからこそ目をかけたのでしょう

> トリコ「何でも食欲のせいにしてんじゃねーよ!」 読者「お前が言うな!!!」
>B級美食屋がB級美食屋の胸ぐらを掴んでいる!
>ネオ(アカシア)が、いわゆるしゃべりすぎたせいで(内面描写も含む)理解不可能な恐怖やおぞましさが薄れたキャラになっているような気がします
「私は美食の神だ・・・お前は今全世界の・・・いや全宇宙の胸倉を掴んでいると思ったほうがいい」
「いいや違うな。たった一人のキモいB級美食屋の胸倉だ」
「・・・・お前は・・・何なんだ・・・」
「トリコだ。美食四天王トリコ。今はもうアンタの時代じゃない」
名前も知らぬ若造達に「もうお前の時代じゃない」と自分の偉業を全否定されたアカシア
流石にカチンときたのか、ここまでの冷静な態度が一変。突然虚空に向かって大声で喚き散らします
「ジョアぁあああまだかあ!?私が何のためにちんたら駄弁ったと思ってる!」
「とっくにやっている。しかし菌が効かない・・・こいつら私の菌に何かしらの対策を講じてますね」
「あいにくこっちにも菌使いがいてな」
>入れ違いになる前にちゃんとジョアの菌に対策を打ってた愛丸有能すぎる。この周到さジジも見習ってほしいですね、死んだけど
かつて菌を植え付けられた鉄平を診た際の情報からジョアの菌の傾向と対策まで考えてたとしたら地味に凄まじい技術力じゃないでしょうか
アカシアが取るに足らないトリコ達との会話にわざわざ付き合ったのは、その隙にジョアの菌で操る為だったようですが、
既にジョアの菌を無効化する対策を施していた愛丸のおかげでこれを完全防御
これですよこれ。予め自分のやるべきことがわかっているなら、事前にやっとくのは当たり前のこと。絶対に失敗できない大勝負であれば尚更です
ジジは愛丸の爪の垢を煎じて飲むべき





「希望に満ち溢れたツラしてるなァ・・・そーゆー奴は食っても不味いんだよなァァァァ
さっき食ったニトロもそうだった。死ぬ間際も絶望していなかった。何故だ?」
「そりゃあ最後に「GODの調理法」というこの上ない希望を俺達に伝えたからじゃないか」
ジジは食われる刹那、0.1秒という限られた時間の中でGODの調理法を強く念じ叫んでいた
そのメッセージをトリコは嗅覚で、ゼブラは音で、ココは電磁波による共感覚で、サニーは触覚に伝わる振動で
それぞれが感知し、確実に受け取っていた。わずか0.1秒
猿武を極めていたから可能だった芸当と言えるだろう
>【朗報】ジジ最期にちゃんと仕事した 【悲報】肝心の料理人に伝わってないのに四天王どもアカシア煽るばっかで伝えない
>【朗報】ジジ、NEOの調理法を伝えていた!【だれが1ミリも役に立たなかったと?】
いや今まで説明足りないばかりのジジが最期の0.1秒の魂の叫びで調理法を伝えていたとか思いもしませんて
また間に合わなかったとか思ってすみませんでした。でもどのみちNEOの体内の小松がもっといい調理しますよね(台無し)
>ジ、ジジー!あの0.1秒にすべてを託すとは、感動した!………とでも?
0.1秒で事足りるならもっと早くやれと。あとよりによって伝えた相手がなんで美食屋なの?
小松食われたから仕方ないけどそこにいる大竹は無視なの?0.1秒でいいなら10秒くらいあれば料理人にもっと仔細に伝えられたよね
それこそ小松が食われる前にでも。あと悪いけど、多分そのレシピ小松が書き換えるから
ジジが死を目前にしても絶望しなかった理由。それは未来への希望を託すことができたからに他ならなかった
なんとあの食われる瞬間に頭の中でGOD調理法を強く念じていたジジ。猿武を極めていた四天王はそれを感知できたのだという。な、なるほろそうだったのかー!
猿武テレパシーか何かかよ。ジジが役立たずのまま死ななかった事にケチをつけるワケじゃないんですが
正直読者としては「え、猿武ってそんな都合のいいモンだったの?」という感想しか出てこないのがなんとも・・・・
何が言いたいかというと
この展開を先週時点で予想できた読者は全国に1人もいないだろって事ね
実はこうだったのさ!と種明かしされても「お、おう」としか言えない。猿武を極めることでそんな芸当が可能なら、本編でそういう描写が欲しかったなぁ
「ま・・・それもエリア7で俺達に教えてくれたのはブルーニトロだったがな」
「ちなみに俺達の猿武の師匠はブルーニトロですしおすし」と別にアカシアが聞いてない情報まで得意げに話すトリコ
その頃、ファイアドームの外ではその大恩ある師匠であるアトムがペアと合流していました

「地球のGODは最後はカエル型に成長したか・・・いよいよだな・・・・センターの奴は?」
「今まさに「センター」を持ってここに向かってる。もうすぐだ・・・もうすぐで全てが終わる」
>ブルーニトロのセンターのことはすっかり忘れてましたがそういえば音沙汰無かったというかセンターが生きてるなら
二狼にやられた名前わからなかったやつはアースとGODだったということになるんですかね
>やっと極端に出番の少なかった三本トサカのブルーニトロについて触れたか。ていうかセンターだったんだ
じゃあ二狼にヤられたドレッドのヤツと真っ黒のヤツはいずれかがGODかアースだったのん?
>地球のGODは、か。やっぱ「グルメなんとかかんとか」の略称でそれぞれの星のメインディッシュを指す言葉なのかな
次郎に殺されたんは名前がGODのやつがいたんかな?よく覚えてね。あれだったし
>実はカラーページ、つーか単行本の表紙にセンター写ってましたね
ん?ダイニングプラネットにいるのセンター? 似たようなのがいるからわかんね

アカシアに食われたブルーニトロがエア。アトムとペアが健在で、次郎に殺された4匹のうち2匹は名前不明のままだったのでセンターとアースだと予想していましたが
センターは健在で今こっちに向かってるそうなので、
名前不明の2匹はGODとアースだったことが判明しました
8匹にとって名前はあくまで各々が担当するフルコース名にすぎず、「GODはメインディッシュだからリーダー格」だとか、そういう序列は無かったことがよくわかります

「希望に満ち溢れた奴はそれを絶望に変えてやらねば旨くならねェ・・・・!
見せてくれ!お前の歪んだ顔を!魂の悲鳴を!」
「やだね」

「こっちは任せろトリコ!」
先ほどまでのちょっと話せるおっさんの仮面を捨て去り、恐ろしい形相と食欲を剥き出しにしてトリコの前に立ちはだかるアカシアマジ怪物
真っ先にその相手をトリコに任せて自分はジョアの相手をしようとするココがなんか面白い
「任せろ?マヌケども・・・小蝿の相手をいちいち私がすると思っているのか?」
それを受けてなんか妙にジョジョっぽい台詞を吐きながら透影ワープでNEOの部下達を呼び出すジョア
このコック帽はドレスかクロマド?左の特徴的なシルエットはウーメン梅田でしょうか


>なぜジョアはいつもNEOのメンバーを、勝ち目の無いはるか格上の相手にぶつけようとするのか?
>NEO陣営の戦い方見てみたいなぁ。総料理長か料理長、ウーメン梅田が果たしてどう戦うのか
四天王かジュン様に瞬殺される前に、そのへんの寄って来た猛獣相手に戦ってみせてほしい
>在庫処分されまくりですっかり存在を忘れてましたが、そういえばNEOヘッドハンティング組まだ残ってたんですね
このシルエットはウーメンとドレスあたりでしょうか?いよいよクライマックスって時なのに今更こんな連中に手こずってほしくないなぁ
>ここで、ココ達の相手にNEOメンバー消費かな。ウーメンとかドレスとかクロマドとか。そういえば結局ドレス一族の涙ってなんだったんだか
>最後の透影から出てきたのは髪型からしてウーメン梅田?ある意味一番実力の予想できない彼ですが、この終盤で役に立つのか?
>ドレス達メンバーを圧倒的に差がある四天王にぶつけるジョアを見ていると、同じボンクラリーダーの三虎と比べてしまいます
かつて一龍が美食會のアジトに乗り込んできた時、どう考えても勝ち目の無い部下達を抑えて自分が出て行った三虎
彼のほうがまだボスとしての器があったのではないでしょうか
>トリコのジョアに対する「お前は勝ってねーよ」と、それを受けたジョアの表情が良かった。「たった一人のB級美食屋だ」の台詞もいいし、
久々にトリコが映えた回だったかと。それにしても透影から出てきたのがドレスかクロマドか知らないけど、
料理長クラスはモンキーレストラン見習い以下の、推定捕獲レベル500弱程度の連中だったはずだが今更何しに出てきたのか?
>戦力外の四天王は、もっと戦力外のNEO残党とバトルへ。鉄平がNEO残党をやや面倒な相手と評していた事を考えると、
モーヤンシャイシャイ先生の改造+アカシア鍋で細胞活性化+命球装備で少しは四天王を足止めできるレベルに達したのでしょうか?その辺も楽しみです
>ブランチのフルコースに「ドレス一族の涙」というドリンクがあるので、その因縁でドレスはブランチに瞬殺される展開かな?
シルエット的にウーメン梅田も来てそうだけど、ブランチ愛丸組との対戦になるなら愛丸と戦うのか?ブランチ組との距離が離れてるので厳しい予想か…
>NEOメンバーが四天王の相手になる気がしないが、モーヤンシャイシャイの魔改造+大量の命球で残り全員でかかれば数秒は足止めできるか?
その隙を突いてジョアがテイストチェンジを狙うくらいしか残党の使い道が思いつかない
>最後に出てきたコック帽ともう一人のシルエットについて。おそらくNEOの誰か(コック帽はクロマドかドレス?)だと思いますが、
普通に出てきても彼らはもはやガララワニと大差ない存在。ここで思い出すのがモーヤンシャイシャイの存在
ひょっとしたら二人の頭のシルエットに見えているアレは実は見えてない部分で繋がっていて、
残りのNEOメンバーはモーヤンシャイシャイによって一つの肉塊に合体させられているのでは?FF9のゾーンとソーンみたいなNEOメンバーの融合生物・・・
それぞれが持つグルメ細胞の悪魔も併せ持っているとすれば、四天王の足止めには十分ではないでしょうか?
>ジョアが手下を勝算ゼロの戦いに放り込む理由は、「ジョア自身が手下達とは別の目的を持っているから」だからでしょうね
ブルーニトロ(ペア以外)や手下達が思っている「NEOの目的」とジョアやペアが持つ目的が異なっているからこそ、
料理長やウーメン梅田あたりを四天王にぶつけ、時間稼ぎすらできずに殺されても「どうせ後で殺すつもりだったし、
面倒が省けてラッキー」ってな感じなんだと思います
>昔GODを食った事のあるはずのアカシアでさえ「あのカエルがGOD」と認識してるなら、ジジが伝えた調理法も真の答えじゃないんでしょうね
「カエルに食われて先にGOD本体にたどり着いた小松がパパッと完璧調理する」って展開だとペアの時の焼き直しになるので、
せめてカエル側にいる大竹、本体(?)へ向かうブランチと連携とかしてくれたら少しだけ気分が変わるんですが
>はんぺらさん&朋友予定通り「カエルはGODの捕食器で、本体は別」だとすれば、小松が真っ先に食われたのも食運のお陰って事になりますよね(
ところで前にジョアが「フローゼの食運のお陰でどうたら」って言ってましたが、「食運」って身体に持ってるものなんですかね?魂やグルメ細胞ではなくて
グルメ細胞の悪魔が「入った身体によってしか食運を得られない」としたら、ブルーニトロは食運ゼロって事になってしまいますか?
一般人でも低いなりに持ってるものでしょうから、「食運ゼロ」じゃ普段の食事とかどうしてるんだろう?
なんか「買ってきたお惣菜が傷んでる確率が高い」みたいに感じます
>センターが持ってくる「センター」が愛丸のグルメ粘菌が引かれているものでしょうか
もしそうならすでにジョアの菌対策完璧だったことまで含めて大殊勲ですね、純人間なのに
菌完封の上GODの調理も小松神の存在で手も足も出せずかませになります感がぱないジョアが呼んだのはこれクロマドとドレスですかね
ぶっちゃけフェスのときのエルグ以上に今更すぎる奴らですが。そしてジジが仕事してた事を考えると
GODの真の調理法はマッスルスパークよろしく外側からジュン様と大竹(梅ちゃんも来る?)が
ジジ式調理法・天、内側から小松新が新調理法・地を施すことで完成すると予想します

鉄平の前に立ちはだかったザウス・光才老・ジョージョーの時も同様のツッコミコメントが殺到しましたが
イアイアイに苦戦する猿武無しトリコにも瞬殺されるのがこいつらの実力なワケで

どれだけモーヤンシャイシャイによるMO手術を受けていていようが、猿武を極めた今の四天王の相手になるハズもないんですけどね
トリコの強さの認識が良い例で
作者と読者のキャラに対する強さの評価がかけ離れてるのでこういう現象が起きちゃうのかなーと
まぁGODを巡る闘いとなれば総力戦ですから、どんな微力だろうとも持てる戦力を全て投入するジョアは良い指揮官と言えますね。ジジと違って
「さてとっとと調理させてもらいますよGOD!・・・!?」
時間稼ぎ用の人間盾を召喚し、悠々とGODの調理に臨もうとしたジョアでしたが、ここでなにやらGODの異変を感知
なんか欠伸を我慢してるようなGODの表情ですが、その身に何が起こっているのか?
@我らの小松大明神が腹の中からGODを調理している
Aここからさらに形態変化しようとしている(GOD本体は別にいる説の強化)

普通に考えて現状で予想できるのはこの2つのどちらかでしょうが・・・今週の猿武の種明かしのような、望外の選択肢Bはあるのか?
梅ちゃんを連れた鉄平が到着するタイミングもそろそろだろうし、センターの到着もそう。あらゆる意味で予想がつかないカオスな状況で次号へ続く!


372話

「なんだ・・・GODの様子が・・・まさか・・・」
冒頭、ジョアが驚くほどの謎のアへ顔を見せるGODでしたが、すぐにその目を見開くとジュン様のこさえた炎のドームを一瞬で平らげる
炎の壁がなくなると、そこにはGODの旨みに誘われて世界中から集まってきた猛獣の群れが。「ウホッいただきまーす」とばかりにその舌先を打ち込むGOD
群れに打ち込まれたGODの舌は一瞬で地平線の彼方に消え去り、
次の瞬間にはGOD自身の背中に着弾します
「まさか舌が・・・世界一周して戻ってきたのか!?自分の背中に当たったぞ!?」

>ちょっとまて、角度ついてれば最長の円周でなくてすむとはいえGODの舌のスピードどれくらいだ?
あの世界の地球は現実のよりもっとデカいぞ? 猿王の水切り山がかわいく見えますな
>一瞬で地球一周するベロ・・・そんな速さで打ち出したら円周に沿うことなく宇宙の彼方まですっとんでいきそうな
進路上からちょっとでも脇にずれてたらノーダメってのも謎だ。スパロボのMAP兵器かいなw
>冒頭、たった一瞬で地球上の全生物の10%ぐらいを喰い尽くしてしまったGODに対して
「さあとっとと調理させてもらいますよGOD!」とかドヤ顔で言ってるジョアが笑える 今から死亡フラグビンビン丸すぎて
あと、何だかGODみたいなカエルがネットで話題になってますね

舌先を背中から離した瞬間、ゴムパッチンの要領で再び口の中に収まる舌。当然戻ってくるのは舌だけではありません
地球一周分の距離、直線上に居た生物まとめて串刺し!
まさしく地球スケールの串料理とでもいうか。それでなくともトリコ世界の地球は我々の数倍のデカさですから、
一体どれほどの数の猛獣達がその特大の「串」の具になったのかは想像に難くありません。それを一口で飲み込むんでしまうGODの食いっぷりが恐ろしい
ごっくんと飲み込んだ後
再び謎のアヘ顔を一瞬垣間見せるGOD。今度は四方八方に向けて覇極流千峰塵のごとくその舌先を連発します
「やたらめったら食いまくる気か化物め!おいお前!体の周りに張ったのはバリアだ
そしてこの音弾をよく聞け。GODの調理法だ。上手くやれよ」

「四天王ゼブラ。恩に着る!」
『GODのあの表情・・・まさかGODの調理が進んでいるのか?何が起きている』
>@我らの小松大明神が腹の中からGODを調理している 普通にこれでしたね
飲み込まれたけど生きてる+GODの調理が進んでるとなればそれしかないので
>GOD絶対小松に調理されてる…とはいえ大竹くんの外からのアプローチも必要な展開で親友のダブル調理、
梅ちゃんは鉄平と離脱中なのでNEO本部が愛丸達の向かった先で更なる物語のキーパーソンとなってほしいなと思います
ジョアの台詞から、GODのアヘ顔はその調理過程が進行している証拠らしい事が判明しましたが
大竹がゼブラからその調理法を伝授してもらったのは今しがたっぽいので、どうやら既に我らの小松大明神が腹の中から何かしでかしている模様。わかってたけどね・・・
「何が起こってるのかはわからんが、のんびりはしていられないようだ」と、小松よりも先にGODを調理するべく動くジョア
その行く手を四天王が阻みますが、ジョアは前回召喚していたカプセル怪獣でもってこれを迎え撃ちます
元・美食會 総料理長ドレス・料理長クロマド・総料理長補佐ナイスニィ
見た目にも華のないジジイとオッサンが3匹。前回のシルエットでそれっぽく見えたウーメン梅田が居ませんが、彼は召喚されていないのか
それとも召喚はされているが、岩陰かどっかに潜んでいるだけなのか気になります
「勝った」と思った状況から、最悪のタイミングで現れて背中からの不意打ちとかやりそうなキャラだからなぁ・・・
「言ったでしょう。雑魚の調理をしている暇はないと」
「それを言うなら俺達もだ。メインディッシュの前に残飯食ってる暇はねーし!魔王の吐瀉物!」
「僕も愛しき家族を集めよう
この日のために
中毒性物は増やしておいた。依存率100%デビルポイズン!」
あくまで自分は戦おうとしないジョアに対し、目には目を、カプセル怪獣にはカプセル怪獣で応戦する四天王
サニーがサタンヘアから吐き出した人物と、ココの垂らした毒に誘われて猛獣の群れからシャッと飛び出してきた人影はなんと・・・
「あれ何コレ同窓会?」
「ほぉ・・・懐かしいな。美食會副料理長
グリンパーチ、トミーロッド。それにスタージュン」


「元・美食會幹部ども。あんたらは私達で処理しよう。グリントミー、時間が惜しい一瞬で終わらせるぞ」
「そうなの?久しぶりだし僕ちんは長く楽しみたいなー。グリンはどお?」
「毒ジュース飲みたい」

>「いけっ! トミーロッド!」「ピッピカチュウ!」
>トミーロッドはサタンヘアに食われた後も意識あったんだな。原型を留めてるってことは消化されてないってことだし、サタンヘアの食事とは一体・・・
>トミー結構好きなキャラだけど実際役立つのか不安、インフレに取り残されてそう
>ドレスら雑魚をどう処理するかと思ったら、同じレベルのグリンとトミーを呼び寄せるとは予想外
ファンサービスも兼ねてて上手い処理の仕方だと思いました。それにしてもグリンはGODに惹かれてたまたま近くに寄ってきていたのか?
>吐瀉物でのトミー復活は結構予想されてましたけど今やトミーの存在自体を忘れていた自分としては意表を突かれた展開でした
>すっかり忘れてたトミーロッドとグリンパーチ、「お前らの相手はこれで十分だ」みたいな扱いですが
まぁ忘れられてなかっただけマシか。しかしもうこれ完全にサニーとココのポケモンだコレ
>グリンとトミー復活は考えてなかった。偽物のカカの時の小松の不在考察での予想がここに来ましたね
自分の組織の尻拭いを自分らにやらせる展開は嫌いじゃないです
>まさかのグリンとトミー再登場!副料理長トリオと元幹部の戦いはかなり楽しみです!
ジュン様がちょっと包丁振るったらすぐ勝負ついちゃうので、グリンとトミーにも見せ場残してあげてね
>美食會の同窓会、キッチンで決着という発想はワロス。しかしトミー、トリコやサニーに言うことは特にないのか
ってかグリンまだ微妙にパープーしてるけど戦えるのか
>カプセル怪獣と化した美食會のお歴々ですが、記憶とか自意識とかしっかりしていて驚きや戸惑いも無くコミュニケーションできてるのはなんなんだか…
陣営の善悪に関係なくこういう生き死にの境界をあやふやにしてコマ扱いしてる描写は萎える
展開は気に入りませんが、戦闘の次元で言ったらそれこそ美食會料理長VS副料理長の3on3くらいの水準が一番読んでて熱くなれるなあ
同じトリコ腕チョンパでも今週のとアイスヘルでのトミーにやられたのじゃ緊迫感が全然違うし
>この局面でまさかの副料理長トミー・グリン・ジュン様そろい踏みそしてドレス・クロマド・ナイスニィの美食会上級幹部3人との3on3マッチ
本来なら燃える展開なんだけど・・・・・・遅い、遅すぎたよしまぶー・・・・

「魔王の吐瀉物」が初登場した300話の時点で「あれ?これもしかしてトミー復活も有り得る?」という予想はされていましたが
読者もそれを忘れかけていた、このラストバトルを彩る前座試合という役どころでまさかの電撃復帰。更に生死不明だったグリンまで参戦して副料理長3人の揃い踏みです
トミーの台詞が
「あれ?ここはどこだ?僕は確か四天王サニーと闘って敗れて・・・」ではなく「久しぶりだし」と時間経過をしっかり認識している事から、
どうやらサタンヘアに取り込まれている間も、トミーには意識はあったものと思われます
そして意識があったって事は、ここまでの経緯は当然理解しているでしょう。これは無駄な説明を挟まなくていいスピード展開です

グリンは事の経緯なんか理解してなくても、ご褒美の毒ジュース目当てで戦うだけだから意思の疎通がなくても問題ありませんね。特にツッコむような矛盾点ではないかと
「すぐに終わる。せめて料理人らしくキッチンで決着をつけようか。ワープキッチン!」





「C級料理人風情がGODに触るんじゃない!」
GODの調理に挑む大竹を排除しようとする怒りのジョアですが、そうはさせじと立ちはだかるトリコを除く美食三天王
タイマン勝負であればまだまだジョアとの実力差は明白でしょうが、アカシアのフルコースを食った今の三人が力を合わせれば良い勝負になりそうです
「俺達の食欲はそれぞれがタフな悪魔達・・・たやすく調理できると思うなよ」
「面白い。数秒だけ相手をしてあげましょう。アカシア!先にGODを・・・
!?」
「お前らなんぞ数秒で倒してやんよ!」と言いつつも、着々と調理されているGODが心配なのでそっちをアカシアに任せようと声をかけるジョア。ここで驚愕
なんとその視線の先には、
我らのトリコさんに敗れ地面に倒れ伏しているアカシアの姿が!
「こ・・・これが・・・現代を代表する美食屋の力か・・・
晴れ晴れしいほど真っ直ぐ・・・清らかな食欲だな・・・

「美食の夢」を叶えるのは私ではなく・・・お前なのか・・・トリコ・・・・!」

「この期に及んでもまだ強さの認識が定まらない」と前回レビューでも弄ったトリコですが、
なんとアカシアをタイマン勝負で圧倒してしまいました。しかもそのバトルシーンは全カットされてるところが何とも乾いた笑いを誘います
友情パワーに敗れた悪行超人のようなしおらしい台詞でその力を賞賛するアカシア。穏やかな口調でこう返すトリコ
「勘違いするな。お前を倒しても俺の夢は叶わねーよ・・・いやひとつだけ・・・・
向こうでもう一度家族で食事をしてほしい。それがお前に対する・・・
俺のささやかな願いだ!」
地に堕ちた「美食の神」へ引導を渡すトリコの一撃。それは憎しみではなく、慈悲の心で放たれた
が、次の瞬間!
次郎のグランドノッキングの時と同様、打ち下ろされた拳の先にはネオの顔と、例の「しゃくしゃく」が炸裂してしまう
>我らがトリコさん、ラスボスクラスをゼロコマ撃破かと思ったらあっさりシャクシャクされてしまいましたね
っていうか
あのシャクシャク問答無用カウンター攻撃過ぎる
>アカシア「これが本当の余裕しゃくしゃく」(ドヤ顔で)

まさにチートカウンターすぎる「しゃくしゃく」。驚くトリコの顔をがしっと両手で掴んだアカシアが醜悪な笑みを浮かべ、その慈悲の心を嘲ります
「食事?しねーよアホンダラ。んな願い叶うかよ
落差だ・・・勝利の雄叫びから絶望への悲鳴。その落差が旨みを生むんだ。裏のチャンネルハード!
ゆっくり味わえトリコ・・・ネオの食欲を。断言しよう

数秒後お前は絶望で狂い死ぬ」

>最後のコマのトリコの目、絶望が微塵も感じられなくて良い目してましたね
>私はトリコは決して絶望なんてしないと思います。だってそうでしょう?
自信満々に戦ってあっさり返り討ちなんて今まで何回やってきたと思ってるんですか
>予想というよりは希望ですが、トリコの台詞からアカシアが最期に一龍、次郎、フローゼと冥界で飯食って
初めてネオではなく自分の食欲を満たして改心エンドかもしれないですね、次郎ネオに食われてないですし
>パワーだけインフレしても内面は独歩ちゃんの『闘いは己の都合通りにいかなくて当たり前』の境地には全然遠いですねトリコさん
フィニッシュの掛け合いまで空振りしちゃって、アカシアに本当にトドメ刺す時はどんな言葉投げかけるのか心配
掌返してクソミソにDisったあげく「消えろ!」系だったらなおのことカッコ悪いぞw

絶望によってトリコをより美味しく食う為に、敢えて劣勢のフリをしていたアカシア。勝ち誇っていたトリコさんマジで身の程知らず状態といったところ
裏のチャンネルを発動したのは
一瞬で喰らうのではなく、時間をかけてトリコを食うためでしょうか?
更に「お前はこれから絶望で狂い死ぬんやで」と言葉でも恐怖心を煽るアカシア。トリコは完全にその術中に落ちたかに見えましたが・・・・
コメントにもあるように
その目に一切の恐れも、焦りも見えないトリコ
読者に不安を抱かせない、往年のたけしを彷彿とさせるような主人公の眼です
所見からアカシアに呑まれるどころか呑んでかかってるトリコの描写ですが、これは多分最後まで呑まれることはないっぽいですね
最後までアカシアを呑んでかかって、逆にアカシアがどんどんトリコを恐れていくって展開が王道かなと。残り話数的にもダラダラはやらないだろうし

右手が食われてしまいましたが、こんなもん白鬼が覚醒すればズビュッと一瞬で生え変わりそうだし、特に大したピンチ要素にもならんでしょう
「ひいいいいい・・・!な・・・何なんだ・・・お前は一体何なんだ!?」
「絶望の悲鳴はてめーがあげな!アカシア!」
って感じのやり取りは絶対やると思う。っていうかアカシアがトリコにビビって絶望の悲鳴を上げる展開だとすると
「トリコはネオをフルコースの肉料理にするのでは?」っていう朋友予想が当たりそうな予感がする
最終回までトリコのフルコースが完成するとしたら、もう「肉料理」に該当しそうなのはネオの肉くらいしか残ってないですし。センターは前菜だからなぁ
というワケで右腕を失って大ピンチになるも、めっちゃ主人公の目力がえごいトリコ。ここからどういう流れで逆転に持ち込むのか気になる次号へ続く!


373話

「見える・・・見えるぞ粘菌が示す場所が」
「愛丸・・・お前その顔どないしてん?まさかグルメ細胞の悪魔か?」
「フフ・・・滑稽だよな。粗食を謳うグルメ騎士のリーダーに実は強力な食欲が潜んでいたなんて。メンバーには言えねーかも」
「ワシらからしたら逆にグルメ騎士にも親近感湧いてくるけどな」
>愛丸もグルメ細胞の悪魔持ちだったのか・・・フルコース実食シーンで彼だけ姿が変わらなかったのは精神力で抑えこんでたから?
冒頭、粘菌の示す場所へ急ぐ愛丸とブランチ。フルコース実食シーンでその姿が変化しなかった事から、グルメ細胞の悪魔は宿してないと思われていた愛丸ですが
どっこい普通に持ってました。「強靭な精神力で抑えこんでたから?」という予想は確かに聞こえはいいですが、
正直テラフォレビューでも再三言ってる
「読者の考察が無意味になるような描写」だったとしか思えません。こういうのやめて欲しいなぁ
「俺がGODに興味を持ち、その捕獲をトリコと競ったのも結局はこいつのせいだったんだ
グルメ粘菌が目指す場所も、つまりはこいつが行きたい場所・・・アカシアのフルコースを食べて目を覚ましたこいつが俺に教えてくれた
太古の昔、ブルーニトロによってもたらさされたグルメ細胞。その隕石が落下した場所こそがグルメ細胞発祥の地
「エリア0」
グルメ細胞はこの場所から増殖し、旨みが噴火する始まりの地を生み出した
やがてその巨大な大地はフルコースごとに7つに散り、何十億年という時間を経て今の分布になったんだ
アカシアのフルコースそれぞれの頭文字を綴ると「パンゲア」という文字になる
パンゲアとは7つに別れる前の巨大大陸の名


フルコースを食べることによって導かれるかつての巨大大陸の中心部
その奥深くに万物の命を生み出し、グルメ界をも創造した「センター」があるわけだ

「グルメ粘菌がGODを差し置いて示した場所。センターこそ最も重要な食材やってことか」

>頭文字がパンゲア。素直にトリコで感心したのは久しぶりだわ
>フルコースの頭文字取るとパンゲアになるのはいい伏線だと思います。惜しいのはエアとペアの実食がおいしそうに見えないのと、
残りのフルコース入手もほぼカットのせいで、アカシアのフルコースがパワーアップアイテム程度にしか思えないとこですね・
>隕石によって最初に生まれたセンターを中心にしてパンゲア大陸が7つに分裂し パンゲアの頭文字を持つ7つのの食材が生まれた…
設定は面白いんですが、 エリア1が地図の中心ではなく、右上に描かれているため、そこが世界の中心と言われてもいまいち釈然としないのが残念ですね
ところではんぺらさんは、現実の地球における、「世界の中心」とはどこだかご存知ですか?
ギリシア神話ではオリンポス山が、中国ではその名が示すように中原が…という風に 世界各地の国家では昔から自国こそが世界の中心だと主張しているのが現状です
こうした主観的な主張に対し、客観的かつ正確に「世界の中心」を特定したのがアメリカのアンドリュー・J・ウッド博士です
まず地球の全陸地を数百の細かいエリアに分割し、エリアごとにほかの全てのエリアまでの距離の総和を計算します
この総和がもっとも小さくなるエリアが世界の中心地となります。 その結果わかったのは、
エデンの園があったという伝承のある、イスラエルからメソポタミアにかけての地域こそが世界の中心地だという事でした
次に太古世界における世界の中心について。 たったひとつの大陸だったパンゲアは一般的にはこのような「く」の字型で描かれます
しかしテティス海を挟んで南北に相対する海岸部分の地層が一致する事や、古代地球の半径が現在より小さかった可能性から、
実際はテティス海は存在せず、パンゲアは何本海岸線が合体した楕円形の大陸だったという説があります。この場合もパンゲア大陸の中心地は中東になるようです
フルコースの頭文字取るとパンゲアになるのはいい伏線だと思います。惜しいのはエアとペアの実食がおいしそうに見えないのと、
残りのフルコース入手もほぼカットのせいで、アカシアのフルコースがパワーアップアイテム程度にしか思えないとこですね

アカシアのフルコースの頭文字を綴ると「パンゲア」になるというのは、フルコース名が明らかになった246話の時点で既に予想されてましたね
前菜を除くフルコースの頭文字で作られた「始まりの大陸」と「中心」の名を持つ前菜・センター。なるほど言われてみれば解りやすい仕込みでした
アカシアのフルコースで最も重要なのはメインのGODではなく、
前菜であるセンターだった
故に愛丸のグルメ粘菌は既に出現したGODを差し置いて、センターの方角を指し示したという事です
そしてこれによって、朋友とはんぺらの唱えた「GODの本体は別に存在するのでは?」説は消滅。あのキモいカエルが正真正銘GODの最終形態だという事が確定しました

「GODを食べたものはおのずとエリア0に導かれる。命をも生み出す食材センターのある「エリア0」が・・・
GODが示したその場所がもしも最果ての地だとしたら・・・俺達はもはや食欲に抗う術は無いのかもしれない
この目で確かめねば。このエリア1の中心に・・・エリア0の入り口がある!」

アカシアとジョアが目指している「最果ての地」がエリア0であるならば、そこに導かれる自分達もまた連中と同じ食欲に抗えない奴隷にすぎないのではないか
その真偽を確かめるべく先を急ぐ2人の前に、思いがけぬ巨大な影が現れた
「りゅっ・・・・竜王デロウス!その方向はまさか・・・」

「集結しようとしているのか・・・地球最強の生物”八王”が!」
>ついに出てきた竜王デロウスですが、凄い迫力ですね。 闇空の中で幾つもの目だけが光って浮かび上がっているコマとか、
後ろから巨大な飛翔する姿を描いた絵はハリウッド映画みたいに思いました。 余裕でメガフレアとかかましそうですね
まさしくバハムート然としたデロウスの威容。八王最強はムーンという公式設定がありますが、絶対こっちのほうが強そうよね





「大丈夫かアッポロ!よかったジョアの菌の作用が解けたぞ!」
一方、三虎の大暴れで半壊したNEOのアジト。都合よくジョアの洗脳が解けたアッポロを介抱し、金の調理器具も無事に入手する鉄平達
アッポロ曰く、金の調理器具や缶詰の素材は
「グルメマテリアル」というワケわからん物質で出来てるそうな
旨みでできた永遠に朽ちることのない素材で、NEOの宇宙船にも使われているという
アッポロが店をやっていた頃に偶然見つけたものですが、当時既にジョアはこの素材を大量に所持していたそうで、言わずもがなその出処はブルーニトロ達
最果ての厨房でブルーニトロの調理を見ていた梅ちゃんはそれを思い出したようで、意を決して鉄平に直訴する
「鉄平さん!ボク行きます!GODのもとへ!
日食が始まってGODが現れて・・・そこでみんなが闘ってると思うと・・・ビクビクしてる自分が情けなくて・・・
この素材に触れていると不思議と勇気が湧いてきます・・・今まで黙ってましたがボクには皆さんに見えないものが見えます!
この力が何なのか・・・GODが現れて初めてわかった気がするんです!
これはきっと料理に使う力だと・・・お願いします鉄平さん!ボクをGODのもとに連れて行ってください!」

『食運か・・・・この子にも・・・』
『白髪になるまで怯えていた子が・・・肝っ玉の座った1流の料理人の目に・・・・』
「金の素材・・・こういったものがどうやって生まれたのか知らないが・・・俺には到底再生できない素材だな
そして仲梅くんのその勇気も俺には再生できないものだ!行こう!GODのもとへ!」
あれだけブルっていた梅ちゃんも、この最終決戦を前にGOD調理への参戦を決意表明。快くそれを聞き届ける鉄平でしたが、ここで邪魔者が現れます
元IGO事務局長・ウーメン梅田!やっぱあっちには召喚されてなかったのね。とりあえずコイツの不意打ちはなさそうで一安心
「困るのよねーこうも計画を狂わされると」
「ウーメン梅田・・・意外に武闘派だ。ここは私達が引き受ける。場外戦は任せてメインのリングに上がってこい鉄平!」
「GODを調理してやりな!仲梅くん!」
「はい!ザウスさんアッポロさん待っててくださいね!行ってきます!」

>最終局面で一気に伏線やら設定やらの回収にかかってきたトリコ
気になるウーメン梅田はザウス・アッポロと対決…うん、今起こってる戦闘で一番地味でどうでもよさげなマッチングだコレ
>アッポロ生かすなら茂さんも生かしてくれよ(泣)
>松・竹・梅!三位一体の絆でGODを調理せよッッッ!いい感じに流れが向いてきたけど、
この3人マジで名前の順に作中の扱いランクが下がってるのが上手いというか不平等というか
小松=要所要所で大活躍。実力はもはやデウスエクスマキナ
大竹=人物の背景の掘り下げはよし、しかし小松と対になるライバルとしては描写不足
仲梅=なんか裏方の驚き役が急に最終決戦の地に「料理人の血が騒いだから来ました!ああ、一応補正ついてます!」ってw

かくしてやっつけ気味にアッポロとウーメンを消化し、梅ちゃんと鉄平も決戦の地へ
ワープロードがあるので到着まで時間はさほどかからないでしょう。いよいよGOD調理というパズルを完成させるための、最後のピースが揃ったという感じです

「どうしたトリコ・・・まだたった1秒しか経っていないぞ・・・フルコースの肉料理ニュースは食べたようだが
それにより発動できる「裏のチャンネル」を理解しているか?
本来グルメ細胞の分裂速度は光を超える。ニュースを食べるとその速度が蘇るわけだ
この細胞分裂を駆使することで自分の周りだけまるで時間が止まったような空間を作り出せるんだが
このスピードには個人差がある。私はこの分裂スピードを最大限に引き上げ限りなく圧縮できる
今外で経過した1秒はこの空間だと一ヶ月だ
お前は一ヶ月間ずっと至近距離でネオに品定めされていたことになる

どんな攻撃も飲み込んじまう暗黒の食欲はどうだった?そうだ・・・いい顔になってきたぞトリコ
さあ聞かせてくれお前の悲鳴を。十分わかったはずだ・・・絶対に逃れられない自分の運命が・・・」

>光の速さを超えた細胞増殖で周囲の時間を止められる、何言ってるのか何となく分かる自分が嫌だ
一方トリコVSアカシア。この終盤にきて裏のチャンネルの理屈を科学的に解説するアカシア
「物体は高速で移動するほど周囲の時間の流れが遅くなる」という、相対性理論のアレですねていうか光の速さで細胞分裂とかしたら肉体ヤバくね?

ちなみに前回ネオに食われたはずの右手は普通に健在。あのしゃくしゃくは一体なんだったのか
「わかったら絶望の悲鳴を聞かせてくれよ」とトリコの顔を覗き込むアカシア。地面に目を伏せていたトリコは静かにこう答えた
「あぁ・・・わかったよ・・・十分わかった・・・・ネオ・・・
お前に何の恨みもねえが
「絶対にやっつけてやるぜ」って事がよくわかった!
一ヶ月間ずっと品定めしていたのは・・・俺の方だ!」

『おいおい・・・・』
『ひゃー!食べやがった!』
言うなりネオの首筋にかぶりつくトリコ
そのままバリッと肉を食いちぎり、もぐもぐゴックンと飲み込みます。うーんやっぱこうなるのかー
「何故かって!?何故恨みもねェお前をやっつけるのかって!?
食うためだ!お前の中に今にも噴火しそうな旨みを見つけた!
ネオお前は・・・俺のフルコース「肉料理」にする!」
トリコが絶体絶命のピンチからの反撃で相手を食べるというのは何か読み切り版を思い出す
>いいねこの展開、トリコは今回結構主人公してたな
NEOも今まで何匹かいたと思う自分を倒す餌、それよりもさらに少ないであろう自分を食べれる敵。こりゃ一気に細胞が進化するとかあるな
あとブランチ達はまさにグルメ細胞の核心にせまり、さらにウーメン局長の実力がわかるとか今回マジいい回
>ネオ改心はどうかなぁとは思ってはいたので、自分以上の絶対的な捕食者であるトリコ(とその中の白鬼?)に食われる恐怖から
悲鳴を上げて絶望しつつ食われるという末路が一番ふさわしいとは思います
正直、終盤に来てやっと超久々な頼れる主人公なトリコが返ってきたなと
>ネオを食ったということは別の宇宙のグルメ細胞の悪魔と思われる青鬼か白鬼の具現化が可能?トリコ再び召喚獣士として戦闘可能か?
>NEOを肉料理に、の予想見事的中ですね。当てた方グッジョブ。全てを食らう暴食の悪魔を、食材として家畜レベルに貶めるというのは確かに痛快ですね
どうせなら死ぬことも許さず最低限の餌だけ与えて延々と肉を生産させる苗床エンドな感じだと最高に胸がすくんですが。ざまあみろって感じで
>肉料理はやっぱりネオかー。急にとてつもなく主人公らしくなった感の強いトリコだけど、
あくまで「グルメ細胞の悪魔のものではないトリコの純粋な食欲からの行動」なのはまぁ良いとは思うんです
食う対象がアレなんでやっぱりゲテモノ食いに見えますが
>ネオの見た目や行動や手に負えなさから、ネオに持つイメージって『ガン』なんですよね
そのガン細胞の塊に齧り付いて食うとかトリコの悪食カニバリズムがヤバ過ぎてヤバい!
>ネタにされるトリコさんですけど、食欲の権化のような今回のようなNEO相手にも引けを取らない食欲の強さはやっぱり主人公らしいと思います
トリコって食欲に従うって点はしっかりブレないで貫いてる印象ですね。ただ実力がブレッブレだから困るんですが・・・
>げぇぇぇー!?さすがにねーだろそりゃ?とおもっていたネオの肉料理枠。 ジュン様じゃないけど「なにいってんだこいつ?」感が半端ないんですが
いやだって、小学生層からしたら「ウルトラマンが倒した怪獣を食べちゃった」というエヴァンゲリオン展開なわけで。 いやないわー
>オウガイの説明が「もう絶滅してる」の時も思ったけど、
フルコースに入れるのは自由としても、それを再現(何度も繰り返して)出来なければあまり意味がないような気もするけどなぁ
例えば、「オレ○○食べた事ある。メッチャうまかったけど、もう二度と食べられない食材だ」と言われても、ふーんとしか言えないw
ネオの味に疑問と言うより、安定した供給無い物をフルコースに入れる意味があるのかと思った
>ネオのフルコース入りはまあ予想できてはいましたが…個人的にはやめて欲しかったです。理由は二つ
一つは、ネオを食材として見るのは(自分としては)難しい点です。ネオ自体が食材に見えないグロテスクな生物ですし、
人型の知的生命体であることも(現実の)倫理観的に好ましくないように思えます
もう一つは、トリコのフルコースが再現不可能になってしまうという点
トリコ達は、「アカシアのフルコース」という実在する目標があったからこそここまで頑張ってこれたのだと思います。しかし、
後の時代でトリコに憧れる美食屋がフルコースを再現しようとしても、他の食材はともかくネオはすでにこの世に存在しないので、肉料理だけは空いてしまいます
保存しておければ良いのでしょうが、ネオは細胞一片でも残っていれば復活してしまうので、安全に保存するならば
エターナルノッキングあたりは不可欠だと思います(缶詰では開けた時に襲いかかってくる可能性がある)
長くなってしまいましたが、どうこう言っていても仕方がないので、この先の展開に期待するばかりです
>トリコのフルコース食べに来ました!前菜「BBコーン(ポップコーン)」、スープ「センチュリースープ」、魚料理「オウガイ」、
肉料理「NEOの肉(キモい肉)」、メイン「GOD(訳んからんカエル)」、サラダ「エア(億泰の垢)」、デザート「虹の実」、
ドリンク「ミリオンバードの卵(濃すぎるドリンク)」。うん、サニーのフルコース食べに行くわ
>その頭文字は原初の大陸の名前!八王終結! アッポロ覚醒からの上位料理人vs底知れぬ裏切り者ウーメン!ラスボスの精神攻撃に心折れぬ主人公!
とっても面白いんですけれど。完結直前の最後の燃え上がりとしてもすごいわくわくしています

朋友予想お見事。トリコのフルコース肉料理は「ネオの肉」で決定!
キモいぜ!トリコのフルコース!!
今まで再三言ってきた第2部に入ってからトリコがつまらなくなってしまった理由の1つ、
「出てくる食材が全然美味そうじゃなくなってしまった」ここにきて極まった感
ちなみにはんぺら以前も言ったことがありますが、未だに「カニ豚の羽衣レタス包み」がこの漫画で一番美味そうだと思った料理ですね
架空の食材でありながらその味が容易に想像でき、しかも絶対旨いってわかるという
あの頃は毎回出てくるB級食材すら全部美味しそうだったよね。あのメルヘンとロマンに溢れてた頃が懐かしい・・・
あれからはや8年。そんなトリコのフルコースが、こんなキモイバケモノの肉で決定してしまったことに一抹の寂しさを感じながら次号へ続く!


374話

グルメ細胞の悪魔が同じグルメ細胞の悪魔を食べることはまず無い
悪魔は食欲そのものが具現化した存在。いわば純度100%のグルメ細胞
仮にニトロがニトロを捕食した場合、互いの細胞が強すぎて消化しきれず最悪2匹とも爆死してしまう
”グルメ細胞核”であるセンターをニトロが星のフルコースから除外しているのはそのためである
悪魔達が直接センターを食すことは危険なのだ。しかし・・・
強すぎる細胞は時に他のグルメ細胞をも取り込む。
ドンスライムを食ったネオのように

「次郎のヤツもそうだったな・・・多数のニトロを食ってあの馬鹿げた強さを手に入れたんだ
それにしてもネオを食うとは馬鹿げてる・・・ましてやフルコース入りなど正気じゃねえ。体が耐え切れずパンクするぜトリコ」

>グルメピラミッドのニトロをトリコとゼブラに食べさせなかったのは英断だったわけだ
まぁ、あんときは別の理由からだろうけど。レシピ本やら単に調理法がすぐ思いつかなかったとか
>次郎はニトロを食いまくってあの強さを得たということで、「食えば食うほど強くなる」グルメ細胞保持者の基本を地で行く後天的な努力
一方一龍は元々の資質がそれら「塵を積ませて山にした」次郎を軽々と上回る先天的な天賦の才能タイプといった感じでしょうか

三虎?あれはただのご都合主義です
冒頭。ナレーションとアトムのセリフによって解説される、センターがアカシアのフルコースから除外されていた理由と次郎の常軌を逸した強さの理由
しかしネオと次郎はあくまで稀有な例。ましてやネオほどの強力な「食欲」を喰らうことは、敵であるアトムですら思わずトリコの身を心配するほどの暴挙と言えます
そしてこれは逆を言えば
トリコの内に潜む食欲は、ネオすらも凌駕するという事を暗に証明しているとも言えるでしょうか
「私を・・・神を食うだと?これ以上の侮辱があるのか・・・・トリコ!」
「侮辱じゃない。この上ない敬意だ」
「敬意?ならば私も最後くらい敬意を見せよう・・・箸・・・フォーク・・・・スプーン・・・神は何で食事すると思う?
”素手”だ!美食の手グルメハンド!!!」
>「美味しんぼ」カレー編でも紹介していましたが、食べ物をもっとも美味しく食べるための道具は「素手」だそうです
それ自体まったく味はないのにグラスの形を変えるだけでワインの味が全然変わる事は広く知られています
また風邪をひいて嗅覚が乏しい状態では食物の味がやはり大きく変わります
何ひとつ見えない暗黒の中でそれが何かまったくわからない状態で食べるのと、
瑞々しいフルーツの色合いや美しく盛り立てられた料理の姿を鑑賞しながら食べるのとでやはり味が大きく変わります
天ぷらを食べるにしても目の前で油で揚げる音を聞くだけでも味わいが大きく変わります
同様にそれまで箸やスプーン、フォークやナイフなどで食べていた食物が、素手で食べるだけでまったく味が変わります
腕という人体最高の感覚器官を通して食材そのものに対する理解度が高まり、
視覚、嗅覚、聴覚、触覚が味覚とリンクする事で美味しいと感じる感覚器が活性化され、美味しさが何乗にもなるわけです
一見行儀悪く原始的に見えこそすれど、真に美食を極めた者たちにとってみれば、 素手で料理を食べるのが一番だと知っているわけです
はんぺらさんもいつも素手で食べているポテチや肉まん、ハンバーガーを箸で食ってみればわかりますよ。美味しさが減衰しますから

「神」である自分に歯向かったトリコに対して怒り心頭のアカシア。石破天驚拳もしくはカンフーハッスルの如来神掌のような必殺技を放つも、
赤鬼に庇われてその攻撃から逃れるトリコさん。この期に及んでも自分で避けるなり防ぐなりしないところがたまりません
更には青鬼も外に飛び出し、赤鬼に守られてるトリコに代わってアカシアに攻撃を仕掛けます。自分が何もしなくても中の人に全部やってもらえる、まさに至れり尽くせり状態です

「少し踏ん張ってなよトリコ!ブルースピット!デビルフォーク!」
「誰だてめえは。美食の拳グルメパンチ!!」
青鬼の放った貫手の一撃はアカシアの体を容易く貫通し、その衝撃波は宇宙の彼方まで一直線。更にその直後の攻撃もアカシアの一撃と相殺するなど
バキがモデルだけあって強敵に対しては補正力が働くのか読者が思っていたよりも遥かに強い青鬼
>青鬼は馬王戦での醜態でネタにされてたけど、防ぐだけで精一杯っぽかった赤鬼と違ってアカシア相手に互角に戦ってる感じあるし、
NEO相手にダメージ与えてるみたいな描写だし、この人なかなか強いんじゃないですかね
口だけ達者ってわけじゃなくて、トリコのことも気遣ってるし、赤も青もいい人だよね

と、ここで2人の戦いに割って入ったのはGOD。青鬼に意識を向けていたアカシアはその舌攻撃をまともに食らってしまいますが、すぐさまネオを噛みつかせて反撃
舌先をネオに噛みつかれたGODは
「痛いゲロ!離せゲロ!」とばかりにアカシアを何度も何度も地面に激しく叩きつけます
その威力たるや、一発叩きつけられる度に地球の反対側に飛び出すという超スケール

>GODの舌攻撃ヤバい。超高熱・高圧のマントルや地球の金属核を簡単に貫いて裏側にまで敵を飛ばしてしまうとか
このまま舌を垂直に一回転させたら地球が両断されて「俺は地上最強の男だー! 悪はさった」(完)になりそうです

流石のアカシアといえどもこれにはノーダメージというワケにはいかず、ドリフのコントみたいにヨレヨレになってます
「ぬううああああGODぉおおお!お前は血の一滴も残さんぞぉおおお!」
「しまった・・・アカシアがダメージを・・・GODが強いぞ!俺達も調理に加わろう!」
ネオ封印という悲願の為に、アカシアにはGODを食ってもらわねば困るブルーニトロ
アカシアが押されるほどの最終形態GODの強さは彼等にとっても想定外だったようで、慌てて助太刀しようとしますがそこに立ちはだかったのは我らの主人公です
「お前はベジタブルスカイで会ったな・・・そしてお前はエリア7で世話になった
バンビーナからペアを入手する為とは言え・・・俺達を修行してくれたのはアンタだ。これでも感謝はしている」
師匠お久しぶりです!その節はありがとうございました!と敵であるアトムに挨拶する礼儀正しいトリコさん
とりあえず喧嘩腰の挨拶でないことに感心したのか、師匠であるアトムもまた紳士的に言葉を返します

「確かにあの時は俺もお前たちに潜む食欲に一筋の希望を抱いたものだが・・・大きく期待が外れたな」
「どう外れた?期待を上回りすぎたか?」
「猿王にすら歯が立たんお前がこれ以上丸腰で踏み入る所じゃねー
って言ってんだよ!」
「言っても無駄だ。殺るぞ」
>猿王にも勝てない?のところで草生えた しまぶーヤケクソ入ってる?
>「猿王にすら歯が立たんお前らが、これ以上踏み入る所じゃねえ」 大 正 論
>今回のトリコの「何が残念なんだ?予想を大きく上まっちまった所か?」発言には不思議と「またこいつは・・・」感は出てきませんでした
表情に問題があったと思うんですよね個人的には。今まで袋叩きの対象だった「野生で生きるトリコの姿!」にしろ
「今の俺達はそう簡単にはやられねえ」にしろ、なんというか表情が上から目線だったというかなんというか
今回みたいな「敵の実力を認めつつ奮戦している」的な「冷や汗混じりの笑みで挑発するトリコ」は非常に主人公らしいシーンだと思いました

「俺強くなりすぎたッスか?」と臆面もなく身の程知らずなセリフをぬかすトリコに対し、「アホか期待以下だったわ」とにべもなく切り捨てるアトム
全然そういう意味合いはないんでしょうが
「お前ごときがこのレベルに踏み込むな」というあたり、弟子の身を心配してる師匠みたいに見えてちょっとほっこりしてしまう
このままトリコに倒されたら、案外最後はトリコに打倒ネオを託したりしないかなコイツ
「来いブルー二トロ!ちなみに俺は丸腰じゃねーぜ!
食欲兵器のスイッチを押してある!」

>トリコくんはサモナー
>先週のサニーといい、今週のトリコといい、もう四天王は全員ポケモントレーナーですね
>トリコ「俺の強さを見せてやる!中の人達お願いします!」
>自分より強い人を呼んで戦ってもらうトリコの戦略は正しい!正しいけどなんか違う
>ブルーニトロに対して、赤鬼・青鬼の同時召喚。朋友の予想通りとなりましたね
それにしてもトリコさんはジェットネイルアンを空振りしただけ…まさにトリコさんはサモナー状態ですね

アトムとペアに対し、赤鬼と青鬼を体外放出して戦ってもらうトリコさん
2対1という不利な状況を五分に持ち込んだだけなので、特に卑怯ともセコいとも思いませんが。ただこれまでの読者評が読者評なのでヘンな笑いしか出てきません
もう残り話数もあまり多くはないハズ。いつになったらトリコ自身の強いところを見れるのか気を揉みます





「ワームブレス!」「繭保存!」「一刀・・・・焼き切り!
相手が三虎様じゃなくて良かったな・・・
嘘でも最後は「正気に戻っていた」と伝えておこう」
一方、読者注目の元・美食會対決は僅か1ページでクロマドを叩き切って即終了
ナイスニィとドレスは戦闘シーンはおろか、倒されたシーンすら描かれませんでした。巻いてるのはわかりますけども・・・せめて1人1ページで3ページは欲しかった
息のあった見事な連携でかつての上司を瞬殺した副料理長トリオ。「お前らそんな仲良かったの!?」と読者も驚く両手ハイタッチでその勝利を喜びますが・・・・
「グリンナイスコラボ!」
「はやく毒飲みたーい? 
あぅ・・・・」

>グリン「ワームブレス!」←それトミーの技じゃね。お前の武器驚異的な肺活量から繰り出されるブレス(息)じゃなかったんない
いつからそんなもん飼い出したんだw トミー「ワームブレス!」グリン「エアプリズン!」とかのがしっくりきたのにw
>やたらフレンドリーなトミーの笑顔が「その裏に隠された残虐性」的な物を感じさせない自然な笑顔で好印象
サニーに食われてる内に、善玉に染まったのか、それとも同格の身内に対しては普通にこういうフレンドリーな感じなのか
敵サイドしか描かないシーンっていうのはこういう素も見れて楽しいですね。一方で「毒ジュース」しかセリフの亡くなったグリンは残念でしたが
連載初期からすると考えられない扱いになったなぁ・・・。え?一瞬で決着がついてなおかつ即死した?知ってました
しかし毒ジュースのために戦ってたグリンは置いといてトミーの精神状態がマジでわからない・・・どういう理由で動いてたんだコイツは

「おやおや・・・彼等は菌への対策を怠っていましたか。ならば即死は免れませんね」
いきなり二人揃って溶解死するグリンとトミー。これにて彼等の出番は永遠に終了です
三虎の肉体すら溶かしたジョアの即死性の菌。三虎は再生能力がそれを上回っていたため屁でもありませんでしたが、普通のキャラではひとたまりもありません
こんな攻撃を完全無効化してた愛丸の処置すごすぎる。ぶっちゃけ最終決戦のMVPは文句なしに愛丸だよねこれ
四天王三人を1人で相手しながら、ほんの一瞬でそれを片付けたジョアに驚きを禁じ得ないジュン様。しかし勝者たるジョアは敗れた四天王を賞賛する
「もう」ではありません。裏のチャンネルで1時間近く闘っていました。私もヒヤッとしましたよ
なかなかどうして彼等は骨がありました・・・
しかし”運”がなければ死にますよね」
>とっつぁん「ウェルカム。ココ、ゼブラ、サニー」
>ジョアの食運だよりで強さを微塵も感じさせない様子なんか既視感あると思ったら時間超人だわ
>トリコ以外の四天王はもうこれ以上の引き出しなさそうだけどまだ活躍の場面があると思いたい
宇宙最強レベルの戦いとはいえインフレに付いていけないのはちょっと寂しい
実力的には自分が負けていてもおかしくはない勝負だった。だが自分には「食運」があるから絶対に負けないと
フローゼの肉体が持つ「食運」というチート能力を自慢しつつ、「あなたもすぐに片付けますよ」と勝ち誇るジョア
この言葉を受けて、以前
「自分は食運に乏しい」と自嘲気味に言っていたジュン様は何を思うのか・・・おや?ジュン様の様子が・・・?
「・・・・お前・・・・
私が誰の子か・・・わかるか?」


>スタージュンはつまりこれ、『だったら俺もラッキーマンになってやんぜ』ってことですかね
そもそも料理人だしなこの人……ん?まさかジュンはフローゼの子供なのか?
>ジュン様が誰の子か。この会話の流れだと強い食運の持ち主?まさかのフローゼ?でもさすがにないか…
>スタージュン「私の親が誰か知っているか?」ジョア「?」俺「?」スタージュンの親に何か重要な伏線とか有りましたっけ?

覚醒のジュン様キタ━━(゚∀゚)━━!!!
アナザを食ってトリコと自分が双子の兄弟だった事を思い出したジュン様。どうやら自分達が誰の子だったかまで思い出していた模様
そして
「運がなければ死にますよね。次はあなたです」というセリフを受けた直後に
「は?お前、俺が誰の子だかわかって言ってんの?」というセリフを返したということはつまり
ジュン様の持つ本来の食運は、ジョアに劣らないレベルである
という事をカミングアウトしているに他ありません。今までその食運が発揮されなかったのは、記憶が失われていたのが理由か?
いやもしかしたらジュン様の記憶はそもそも失われたのではなく、
何者かによって意図的に封印されていたのかも
その類稀な食運のせいで素性がバレないように、彼の身を案じる者の手によって

この仮説が正解だった場合、ジュン様とトリコの母親はフローゼでほぼ決まりという事になります
※(三虎の回想以前に、フローゼは子供を出産していたとすれば何もおかしくはない。ジョアがその事を知らないのも道理。父親はアカシア?他の人間?)

しかしながらその場合は
トリコもジュン様も現代でなく数百年前に生まれた人間ということになってしまうので、
一龍とトリコの出会いに矛盾が生じてしまうのがネック。しまぶーがあのへんの矛盾を上手く辻褄合わせてくるなら、ほぼ間違いない予想のハズですがどうなるか
ジュン様の凄みに対し、「?」というマヌケな反応のジョア。
この時点で格付けは既に済みました。さらばジョア
ラストはGOD調理に奮闘する大竹がなんとかその体に取り付き、「な・・・なんだこれは?」と驚いたところで引き。めっちゃ影薄いけど頑張れ大竹次号へ続く


375話

『なんだこれは・・・惑星!?GODの皮膚・・・ウロコの1つ1つがまるで・・・
吸い込まれそうな巨大な惑星!

見たこともない動物・・・植物・・・景色・・・!』
前回ラストでGODに張り付いた大竹が見たもの。それは1つ1つのウロコ(例のおたまじゃくし一匹分)の中に見える、巨大な惑星の景色だった
驚愕する読者と大竹に説明するように、ジジによるGODの解説が入ります
「GODの調理法とはGODの細胞が持つ”食の記憶”を紐解くことじゃ
何度も旨みを増しながら繰り返される星のフルコース。地球のフルコースもまた次のフルコースを生む為の土壌となる
GODの細胞にはこれまでの食の記憶が刻まれておるんじゃ
その食材達をさばいていく途方もない調理じゃが・・・・正しいルートはただ1つ
食材の声のする方へ・・・旨みの華やぐ道を辿ってゆけい!」
>あのおたまじゃくしは全部惑星だったのか、良く分からないがスケールでかいなぁ
>地球46億年の旅〜っぽいテイストのGOD調理法
星の輪廻をたどるバカバカしいまでのスケールの大きさがなんか手塚治虫の「火の鳥」みたい
「星のフルコース」とはつまり、永遠に繰り返す旨味の輪廻
その細胞に刻まれた食材の記憶を丁寧に紐解いていくことが、すなわちGODの調理法なのだと言う
「火の鳥を彷彿とさせる」という朋友コメントがしっくりくる壮大なスケールではありますが、結局「GODの調理法」ってのは
「大きめのボウルを用意し、その中で5時間かき混ぜ、そしてすぐに10時間天日干しにした後25時間叩き続け、その後丸一日見つめ続け
まばたきなしでその後一週間煮込み続けてまた干す」
などというクソ面倒くさい明確な手順が存在したペアやアナザとは違って、
「食材の声がする方に、旨みが華やぐ道を辿れ」という
料理人の持つ食運に依存した、極めて感覚的で曖昧なものだった事が判明
たったそれだけなら事前に伝えとけよ!
ぶっちゃけネオに食われていようがいまいが一切関係なかったじゃんこれ・・・死ぬ直前に調理法を遺した事で少しは見直されていたジジですが、
その肝心の内容がコレだった事で、もはや擁護要素もなくなりました
正直ジジはネオとかアカシアよりもよっぽど許しがたい存在というか・・・連中よりももっとおぞましい何かだと思う。ぶっちゃけ死んで良かったよマジで
『つまりこれは過去に存在した惑星の食材たち・・・初めて見るわけだ・・・
上等だ!やってやる!さばいてやるぜGOD!』


「お前が誰の子か?知るわけがないし興味もありませんね。それを知って何になるんです?」
「何にもならん・・・
ただ知るだけだ。因果応報・・・お前とアカシアは・・・

私が止める運命にあることを・・・!」
大竹がGODの調理に着手した頃、前回の会話に引き続いて重大発言を炸裂させるジュン様
アカシアとジョア(フローゼの体)を止めるのが自分の運命だと。それが因果だと言う
「・・・何の話だか。「運命」も食運の薄い者が口にするとこうも言葉のウエイトが軽くなるもですかね
闘う前から敗けの言い訳にしか聞こえませんよ。消えなさい!発光菌!
瞬きの0.1秒・・・私にとっては止まって見える時間。あなたが目を開いた時そこは既にあの世でしょう」

ここまで言ったらもう親が誰であるかは明白なのにさながらキン肉マンキャラの如くまったく気づいてないジョアやべえ
完全に負けフラグが立ってるクセに、未だ自分のほうが相手よりも格上だと思って上から目線で喋ってます。この溢れ出る小者臭ときたら・・・・

「おや?ここはあの世かな?」
当然のごとく回避されるジョアの目眩まし攻撃。普通この時点で「なんだ?妙だ・・・食運を持たない者にしては・・・」とか違和感に気付きそうなものですが
この状況でもまだなんの疑問も抱かず、上から目線でジュン様を見下してます
「おもしろいスタージュン!あなたの語る「運命」とは「若さ」です!得体の知れない自信は若さゆえ!
無知で馬鹿な若者が見る儚い夢だということを教えてあげましょう!」
「根拠の無い自信ほど力になるものはない。ちなみに私は・・・
うほど若くはないぞ」
>覚醒ジュン様がかっこよすぎて濡れますね。ジョアが死亡フラグばりのセリフをどんどん吐いてますのでジュン様の勝ちはほぼ確定でしょう
>ジュン様の「ちなみに私は…言うほど若くはないぞ」で、ジュン様&トリコの双子がフローゼ様の子供は、ほぼ確定ですね
失われた記憶も、その辺に関わってくるかと。そうなってくると…父親は誰なんでしょうかねぇ…
>スタージュンの私は見た目ほど若くない宣言でフローゼか母親説がかなり濃厚になりましたね
>ジュン様の若くない発言で後にフローゼとの年の差問題を解決してくるか・・・トリコも実は年取ってるのね
裏チャンネルにいたとか?別の空間にいたとか?トリコだけが三体も鬼を持っているのも色々解明されそう
>トリコが数百年前の生まれなんだとしたらフローゼ辺りに頼まれた次郎がノッキングでトリコの時間を止めていたとか、そんな感じじゃないですかね
スタージュンにも同じ処置を施していたけど何らかの要因で強制解除されてしまい先に目覚めてしまったとか
>ジュン様「根拠のない自信ほど力になるものはない」 そう簡単にはやられねェ人たち「せやせや」
>ジュン様とジョアの若さ問答から久々にしまぶーの人生訓を感じてちょっと心が潤いました
若さゆえの無根拠な自信と万能感はリアリズム重視の作品では玄人っぽいキャラに度々冷笑される要素、それをポジティブに肯定するのが実にしまぶー的
ジュン様も所詮「美形のおっさん」ポジなので見ようによってはジョアと合わせて二種類の年長者の目線が交錯しているとも思えますね

「私は見た目通りの年齢じゃない」発言によりジュン様とトリコの母親はフローゼでほぼ確定
「アカシアとお前を止めるのが私の運命だ」と言ってるところを見る限り、父親も普通にアカシアであると思われます
数百年前に生まれた人間であるにも関わらず、二人の実年齢が26歳であることの理由については先週までとんと考えつきませんでしたが、朋友コメントを見て目からウロコ
時がゆっくり進む「裏のチャンネル」の設定で簡単に説明が付きます。むしろこの為の設定だったのかもね
物語のだいぶ序盤に初登場し、ここまでアカシアとネオを利用して最終ボスになる可能性すら漂わせていたジョアですが、今回のジュン様とのやりとりによって急速に小物化
早ければ来週あたり無様に死んでもおかしくない雑魚に成り果てました。コイツ結局何だったんだろうな・・・





「ジェットパンチ!」「スクラブショット!」
「ちィ!早くGODとセンターを食わねーと本来の力が出せねえぜ!」
「まさかトリコにもう一つの食欲が・・・しかも我々と同じ青い細胞とは驚きだ!」
「言っとくが・・・俺が出てるうちに殺られてたほうがラッキーかもよ!なァトリコ!」

>ブルーニトロの相手を赤鬼と青鬼に任せて、トリコ本人は何をするのかと思ったらただ突っ立ってるだけとか・・・
>赤鬼青鬼を戦わせて肝心のトリコさんは何してんのかと思いましたが、この様子だと強すぎる白鬼をなんとか制御しようとしてる感じでしょうか?
すると前回言ってた食欲兵器の起爆スイッチってのは白鬼を本格的に目覚めさせるために喰ったネオの肉(たぶん白の細胞)のことだったりするのかも
細胞同士が余計に干渉しないように赤青には外に出てもらい、ついでに時間も稼いでもらう…最近のトリコにしては珍しくクレバーな作戦ですね
>黒髪色男トリコ再び。なんか髪質もこっちの方がサラサラしてきめが細かいように見えるのは気のせいでしょうか。いやーいい男だわ〜w

一方、ペア&アトムVS赤鬼&青鬼のバトル。赤鬼のセリフからしてフルコースさえ食べればブルーニトロも相手ではないっぽいですが、現時点ではほぼ互角の攻防です
すっかりサモナーと化したトリコはというと
えらいしんどそうな表情でハァハァ言ってるだけで、一見して役立たず感が酷いですが
目の下の傷が「ズキ」と痛んでる描写「俺らが出てるうちに」という青鬼のセリフを見るに、
朋友コメントのように自らの中に潜むもう一匹の怪物を押さえ込もうと必死か、もしくはその上の段階。赤・青のように自分の意志で制御できないものかと試みてる感じでしょうか
いずれにせよ「ただ突っ立ってるだけ」ではないのは間違いないので、
ここは結構頑張ってると褒めてやっていいトコでしょう

「チョーシに乗ってんじゃああああねえぞおおおGODぉおおおおおお!!
喰らえ!・・・・
な、なんだあああああああああああ!?」
一方、ネオVSGODの壮絶な怪獣大決戦。止める者などこの世に存在しないかに思えた超次元バトルに堂々と割って入る乱入者有り
突如として真横から飛んできた謎の爆風によって吹き飛ばされる2匹。爆風はそのまま地球を貫通し、宇宙まで飛んでいきます
直撃していたらネオといえどもタダでは済まなかったであろう攻撃。一体何が起こったと土煙に目を凝らしたアカシアは、そこに立つ巨大なシルエットに驚愕する
「何だ今の爆風は・・・地球を貫通したぞ・・・!!おいおい・・・まさかこいつは・・・・

馬王ヘラクレス!何故ここに!?」
更にその額の上にチョコンと胡座をかいているのは・・・気付いた瞬間には顔面をブン殴られ、ドラゴンボールのようにぶっ飛ばされていたアカシア

「アカシアァ!馬王に・・・猿王!?馬鹿な・・・八王が集まってきたぞ!」
およそ信じがたい光景に思わず叫ぶアトム。更にマザースネーク、スカイディア、エンペラー苦労のシルエットも続々と登場したところで引き
「ゴジラVSキングギドラ」を見ていたら「怪獣総進撃」になった感
バンビーナがヘラクレスに乗ってきたのを見るに、八王同士の間では「地球の脅威である共通の敵を倒しに行く」ということでその目的は合致している模様
ネオVSGODVS八王連合の三つ巴という図式でしょうか。ぶっちゃけ八王連合が圧倒的に強そうだがどうなんだこれ
>アカシアが操縦してるときのネオってなんかよえーな・・・
本質的には効いてないんだろうけどGODや八王のスケールのデカさに圧倒されて反撃の機が掴めてない気がする
>ネオが八王に対してトリコみたいな(重要)驚き方をしてはいけないんじゃあ…と思ってしまいました
何度も負けてきたという設定はあっても、ここで悪いときのトリコみたいな落とし方はしないで欲しい…杞憂で終わってくれることを願うばかりです
>二度も八王に吹っ飛ばされていちいちビビるアカシアになんだか拍子抜け
真に恐るべきはネオの力と食欲だけであって、アカシア本人は今やただのリアクション要員なんでしょうか…
と言っても特にガッカリ感とかはなく、むしろ八王が安直に噛ませにされなくて安心しました
次回以降逆転される気はしますがやはり過去の強敵(?)集結は燃える展開です
>ドンスラってGODや八王よりも普通に弱いことになりますよねこれ 本当になんの為に出てきたキャラだったんだろう
>多分設定上はドンスラの方が強いのだろうけれど、NEOにダメージ与えている分八王のほうが強そうに見える
まぁ、ドンスラはアサルディーの肉体だったし今のNEOはダメージ負ってて単純比較はできないとは思いますが
>四天王がピンチ→たくましく成長したペットたちが助けにくる という流れだと思っていたのに、ペットより先に完全上位互換の八王が来ちゃうとか
もうこれ完全にペットいらないんじゃないですかね。そもそも広いグルメ界を狼の足で駆け回ったり、
雲島のような空を探索したり するために連れてきたのかと思いきや、わりと序盤で置き去りにしてしまうし

現状八王単体を相手にしても普通にやられてるネオではありますが、コイツもトリコの鬼同様まだ本来の力ではありません
GODとセンターを喰らえば八王連合も蹴散らす程パワーアップするのは間違いないかと
ブルーニトロは金の缶詰を使うも「お前達の企みに私が気付いていないとでも思っていたのか?」
という感じで全てお見通しだったアカシアの前にあえなく敗北。「もうダメだぁ・・・宇宙はネオに食い尽くされておしまいだぁ・・・」と絶望したところで、
全ての鬼が覚醒したトリコさん(白鬼だけではなく、あくまでトリコロールカラーの力で)がこれを粉砕しめでたしめでたし
という流れで決着でしょうか。その間にジュン様とトリコの母がフローゼだとか、、小松に宿っているグルメ細胞の悪魔がフローゼのそれだったりとかが判明したりと
まだまだ細かい部分の補完は残されてますが
もう話の大筋では大団円に向けて一直線という感じですね
とりわけ手始めの処理はジョアの退場あたりでしょうか。どんな小者っぽい最後を迎えるか楽しみな次号へ続く!


376話

狼王ギネス 【哺乳獣類】 捕獲レベル6550
鯨王ムーン 【哺乳獣類】 捕獲レベル6600
馬王ヘラクレス 【幻獣類】 捕獲レベル6200
烏王エンペラークロウ 【鳥獣類】 捕獲レベル6000


猿王バンビーナ  【哺乳獣類】 捕獲レベル6000
蛇王マザースネーク  【爬虫獣類】 捕獲レベル6310
鹿王スカイディア  【哺乳獣類】 捕獲レベル6450
竜王デロウス 【翼竜獣類】 捕獲レベル6590

ヘンなおじさん 【哺乳人類】

捕獲レベル??

ネオという食欲の怪物に取り憑かれた男と、その男の野望を打ち砕かんと闘う主人公
数億年という時をかけた地球という惑星の未来を決めるファイナルバトルのステージに、地球の守護者たる立ち位置で堂々と乱入してきた八王達
ヘルシング風に言うなら
「最高のタイミングで横合いから思い切り殴りつけられた」アカシアはこの表情です
>八王の捕獲レベル見て改めて思ったけど、四獣はマジでどうやって戦ったんだ…
>一見八王最弱に見えるバンビーナですが、これはドラゴンボールでいうところの、「重い道着を着た状態の戦闘力」にすぎず、
拘束具である皮を脱げば捕獲レベルが更にアップするんでしょうね。それよりやばいのは八王の中でも最弱確定のエンペラークロウ
八王どころかバトルウルフの群れのNo.2より捕獲レベル下とか… 「空の番長」とか粋がってますが、
しょせんエリア3の番長レベルで、同じ空を飛ぶ者であるデロウスにはレーザー一発で撃墜されそう

ついに八王すべての捕獲レベルが明らかになったワケですが、こりゃまた細かい区切りでコチャコチャしててなんかせせこましい印象を受けたのが残念
八王間でできるだけ戦闘力の格差を出したくなかったというのは理解できますが、「八王最強」という設定のムーンあたりは7000越えててもよかったのでは・・・
デロウスと10しか違わないのに「八王最強」って言われてもちょっと釈然としない
もっともそのデロウスは「かつて牙一本だけで地球を支配した」という設定の持ち主なので、ムーンと甲乙つけがたい強さなのは納得できるんですがね

バンビーナ6000に関してはダルマ仙人が「猿王の実力は馬王以上」って言ってたので、例の形態変化すれば6200を越えてくるって事なんでしょう

というワケで、岩にめり込んで放心しているアカシアにトドメを刺すべく更に追撃を放ったのは狼王ギネス
ネオFを一撃で葬った、大陸が派手に波打つほどの踏み付け攻撃に周囲は再び爆風に呑まれ、想定外の展開に思わず声をあげるアトム
「アカシアぁ!」
「きゃー!いきなり終わったか?・・・おぉ!?もう限界か?フンばれやトリコ!」
アカシアに助太刀したいアトムを食い止める役目を担っていた青鬼でしたが、ここで宿主がガス欠。軽くトリコをディスって肉体に戻ってしまいます
一方、ギネス懇親の一撃で立ち込める砂煙の中、不気味に響き渡ってきたのはネオの代名詞となったあの咀嚼音だった
しゃく しゃく しゃく


「蟻んこどもぉおお!!!
何しに来たぁあああ!美食の拳
グルメパンチ!」
ヘンなおじさん、ついにキレる
>バトルウルフ、強いんだけどジョジョの「星の白金」的な弱みがありますね。どんだけ物理が強くても直接ぶっ叩く以外の攻撃手段が無いから
「触れただけでアウト」系の敵にはダメージを覚悟しなきゃならない。バンビーナも似たようなもんだし、
純粋なスピードはギネスも負けちゃいないと思うんだけど、噛み付いて振り回すとか接触時間長い攻撃メインなのはやっぱり大きな不安要素だよな

そこにはペシャンコになったアカシアではなく、ネオに前足を喰われたギネスの姿が!
勢揃いした八王を前にして微塵の焦りも見せず、「蟻」と称するあたり、かつて彼等と対戦経験のあるであろうアカシアの実力が伺い知れます。流石は美食神といったところか
トドメを刺しに行ったら前足がなくなったという事実に一瞬怯むギネス。しかしアカシアが反撃のパンチを放った際、彼の脳裏にリーゼントヘアの人間のシルエットがよぎった
それは人間として生きることを選択し袂を別った、彼の哀れで醜い可愛い息子
>ギネスが反撃するシーンで1コマだけ二狼の姿がフラッシュバックする演出が痺れました
>脚を食われたギネスが我が子(二狼)を想い奮起するシーンは泣けました

瞬間、ギネスはグルメパンチを紙一重で躱すとその腕に噛みつき、アカシアの肉体を思い切り地面に叩きつけて反撃
地球の裏側まで突き抜けた前回のGODほどとはいきませんが、間髪入れずに何度も何度も叩きつけられて、受け身も取れずに
ボロ雑巾と化すアカシア
び、美食神ー!(号泣)上から目線で「蟻んこども」とか言った直後にこのザマかよ!
すっかりグロッキー状態になったところで天高く放り投げられるヘンなおじさん。この標的に狙いを定めたのは竜王デロウスです
このままではマズイ!とデロウスの攻撃をカットすべく動くペア。そうはさせじと彼を受け持っていた赤鬼が立ちはだかりますが・・・・
「竜王デロウス!させるか!」
「てめーの相手は俺だって言って・・・うおおおお!もうダメかトリコ!」
>読者「フンばれやトリコ!もうダメかよトリコ!」
>「もう限界か!?フンバれやトリコ!!」「もうダメかトリコ!!」…わざとやってるよねしまぶー?
>「ふんばれやトリコ!」「もうダメかトリコ!」のコンボは腹筋に悪い
>青「もう限界か??ふんばれやトリコ!」赤「もうダメかトリコ!」思わず吹いてしまいましたww
それにしても八王が強くて嬉しい。こんなのと過去に渡り合ったデビル大蛇と四獣って…
>似たようなリアクションを似たようなコマ位置で天丼する鬼先輩ズが漫☆画太郎のコピーテクみたいでウケるw
でもって残弾使い切ったら即座に鉄平が助っ人って何だこの主人公・・・守護られてばっかりじゃねーか
他の人の見せ場の為とはいえ、中の人お願いします→肝心なところで息切れと言う一連の流れはもう美しさすら感じます
>結局トリコが棒立ちでハァハァしてたのは赤鬼青鬼が出てるのを維持してただけで白鬼関係なかったと…いつ起きるんだあの白いの
しかしまぁスタンドみたいなもんだと思えば別に棒立ちでもないとは思いますが、
引っ込むときいちいち「フンバれトリコ!」とか「ダメかトリコ!?」とかもうちょっとこうセリフ選びに手心をですね…

本当に1ミリも役に立たねえなトリコ!
青鬼同様、赤鬼もここでタイムリミットを迎えて肉体に戻ってしまいました。数年前のオブサウルスに対するあの暴言を今のコイツ自身に叩き返してやりたい

お前より役に立たないキャラはこの漫画にいねえよと
デロウス目掛けて口から怪光線を放とうとするペア。役立たずのトリコのせいでこのままではデロウスの攻撃が邪魔されてしまうところですが、
ここで突如地面がから無数のイバラの蔦が現れ、ペアの身体をギチギチに覆い尽くす!
嘴まで蔦でグルグル巻きにされたペアは、発射寸前だった怪光線が体内で爆発して自滅
言わずもがな、このピンチを颯爽と救った人物は・・・
「茨の縛り樹―遅くなったなトリコ」
「て・・・鉄平・・・お前・・・!」
>トリコさん解ってたけど「俺は鉄平が正気とか信じないし絶許」とか言っといてその語尾にハートつきそうな笑顔は草生えますわ
>青ニトロのビーム暴発で、ベイのGTロボにアイスピック釘パンチ叩き込んだところ思い出しました。もはや懐かしいなぁ


321話では他のキャラ全員が「そうか鉄平は味方なんだ」と推察する中、頑なにそれを認めなかったトリコ
ピンチのところを助けてもらった途端、スゲエいい笑顔で
「お前やっぱり正気だったのか?」みたいな顔してて苦笑を禁じえません
戦闘はポケモン任せで、そのポケモンがコントロール不能になったら即座に他の人に助けてもらうトリコさんヤベエ
もう最終話までいくらも残ってないだろうに、ここで更にトリコの情けなさに拍車をかけてくるしまぶー凄すぎる。一体この主人公をどうしたいんだろう





「空切り!なに!?」
鉄平の好フォローによって、完全フリーの状態でものっそい極太ビームを放つデロウス
ジョアがそれを止める為に真横からの空間断裂を試みますが、その邪魔をものともせずに直進するビームの威力に思わず目を見開きます
しかしビームは直撃ならず、アカシアの半身をわずかにかすめて宇宙へ
ガンバスターのバスタービームみたいな威力で直線上の小惑星を粉々に破壊していきます。八王の攻撃スケールすごすぎる

「クソガキどもぉーっ!!!」
「空切りがビクともしない!ネオの食事も間に合わない攻撃スピードと破壊力!
これが竜王デロウスの「異次元レーザー」か!」
>口からなんとなくビーム!じゃなくエノキダケみたいな器官にポッポッと光が徐々に灯ってからピカーッというプロセスが
「強殖装甲ガイバー」のゾアノイドっぽくていかすぞデロウス。しかも空間切っちゃう系のスキルでも対処できない、
正真正銘の防御無視貫通攻撃(正確には同様のスキルの中で最も高次元だから下位互換の技ではどうしようもないってことなのかも?)
下向いてこれぶっぱなしたあと空を見るだけでこの星は真っ二つですなw
>竜王の異次元レーザー(ってなんだ?)はしゃくしゃくできないのか……確定でドンスラより有能な能力来ちゃったぞ
溜め時間が長いってのが劣る点と考えればまだ何とかドンスラの地位は保たれるか……?
>異次元レーザーって、どこら辺が異次元なんだ
よその宇宙のネオにダメージを与えられるからそう呼んでんのか、よくわからんがかっこいいからよし
>デロウスのメガフレアめちゃくちゃかっけえ・・・舌がピロピロしてるデザインはこのためだったのか
>デウロスはてっきりセンター由来の再生力かなんかで勝負すると思ったら異次元レーザーとかなんぞそれ
>デロウス「牙一本でこの世の王になったと言ったな、あれは嘘だ(ビームバシュー)」
>まさに怪獣総進撃。ギネスとデロウスが暴れ回るだけで見所ありでした
一方場違いどころか足手まといの主人公にいつもの安心感を覚えました(小並感
>前回の怪獣総進撃という感想が今週になってようやく実感湧いてきたw
都合よく陸海空の揃った地形に仲良く居並ぶ八王とか、デローンと長いヘビ(マンダ)がおるとことかねw
異次元レーザーは多分ただの光線ではなく、その名の通り攻撃が別の次元に存在する時空間攻撃じゃないですかね
ジョアの空切りは単純に物理的パワー負けで通用しなかったのではなく
次元の違う攻撃だから通用しなかったっていうSF的な解釈で
冒頭でキレたにも関わらず、まったくいいところのないアカシア
「蟻んこども」が「クソガキども」になってるあたり、少し危機感を感じてきたか?
本格的にマズイと感じたジョアはアカシアに助太刀して八王と戦おうとしますが・・・
「八王ぉ〜地球の灰汁どもが・・・取って捨ててくれるわ!」
「火にかけたらもっと灰汁がでるかもな。お前の相手は私だと言ったはずだ」

「チョーシに乗るなスタァあああ!!」
役立たずのトリコと違って、しっかり自分の役目を果たしてるジュン様GJ
一方、茨縛りで自滅したと思っていたら「こんなもんでやられるかよォ!」と蔦を引きちぎってすぐに戦線復帰するペア
黒焦げでちょっとドリフのコントみたいになってるのが好感度アップ
鉄平とペアのタイマン勝負になるかと思いきや、ここでムーンが周囲を手当たり次第に吸い込み始め、それどころではない大混戦へと移行します
鉄平が到着してるので当然もう一人のキーパーソンも現場に到着済み。
包丁を握りしめGODのもとへと走る梅ちゃん
役者が揃って戦場がカオスになってきたところで、そのカオスに乗じて本懐を遂げようと画策する者あり。ここまでまったくいいとこなしの美食神です
『先に・・・GODを・・・!』
このままでは勝てないので、先にGOD食ってパワーアップする作戦変更
「ありんこども」→「クソガキども」→「アカン。先にGOD食おう」 という見事な3段落ちです。プライドはないのか美食の神よ
>それにしてもアカシア様の小物化が止まらんな・・・wテキトーな輪郭で顔だけおっさんのチビが怪獣相手にビキビキしてるとことか
マジで格の違いが浮き彫りになって辛いwネオが凄いってのはわかったけどアカシアならではの強さって今の所物理で殴るだけだしなあ
なんかトリコの暗黒面見てるようで寂しくなる地味さだ
>そろそろ言ってもいいかな。アカシア弱くね?いまのとこGODにも八王にも効いてるのはネオのしゃくしゃくだけで
アカシアご自慢の神の食事法(笑)はトリコにすらダメージ与えてないですし。二狼に勝ったのもメタ技というか仕掛けておいた爆弾のスイッチ入れただけで
ネオ本体がいなけりゃ口までノッキングされたら詰みだったし。「蟻んこどもがー!!」→「こりゃいかん。先にGOD食ってネオ先生に本気出して貰おう」
いくら相手が八王でも前回ラストでブチ切れといてこの流れは結局白さん出す前に赤青が時間切れになっちゃったトリコ並かそれ以下だと思う
ブルーニトロがやたら余裕こいてるのもネオそのものは食欲だけで知能は弱いし
その頭脳になりうるアカシアは大して強くないからどうにでもなるという考えだったんじゃないでしょうか
三虎の回想のとき全員揃ったブルーニトロに対して誰も勝てんぞ・・・とか言ってたのもわりと事実だったんじゃないでしょうか
2つほど問題なのは本人が素直に受けてくれたと思われますがそれにしてもブルーニトロとどっこい程度の実力で二狼に封印のノッキングが施せるか?という疑問、
もう一つはアカシアだけならどうにでもできた場合、もう完全に一龍が大戦犯でしかなくなることですね
ネオがここまで育たなければ全盛期ドンスラとか超新星爆発で死ぬのは明言されてるので一龍と二狼が三虎を説得(物理)して
ブルーニトロ蹴散らしてネオ確保すれば十分倒せたし封印にしてもそれこそブルーニトロ締め上げて吐かせてからジジだのチチだのと考えればよかったわけで
いやホントこいつ三虎を殺せないのはいいとして何で放置したの?二狼といい三虎に過保護過ぎたんだよ
ケツ蹴飛ばしてアカシア打倒で親離れさせるべきだったんだって

「アカシア情けない」ってそりゃまぁ・・・前回の考察でトリコの母親がフローゼでほぼ確定したんで、父親もアカシアであるという可能性が濃厚になったからね
アカシアの一連のへっぽこぶりは、トリコとの血の繋がりを感じさせます

げにおそろしきはへっぽこの血筋。ジュン様は親父に似ないでフローゼに似たから優秀っつーことで双子の遺伝子の悲しきイタズラやな
へっぽこボスVSへっぽこ主人公
7年かけた壮大な大作のラストバトルが、まさかへっぽこ同士の対決になるとは読者の誰が予想し得ただろうか。ある意味でバキVS勇次郎級の戦いを期待したい次号へ続く


377話

冒頭。どうも旗色が悪いのでまずはGODを先に食ってパワーアップを試みるヘンなおじさんだったが、行く手を遮るように現れる猿王バンビーナ
「おっさんオイラと遊んでおくれよう」とばかりの笑顔を浮かべるバンビーナに対し、ブチ切れたアカシアは「なんだチミは!」とその顔面を殴りつけます
「スッ込んでろ猿がぁーっ!」
顔面が無残にひしゃげ、片目が飛び出た状態でブッ飛んでいくバンビーナ
「なんだアカシアやっぱつえーじゃん」と読者が感心したのも束の間。殴りつけた左腕に巻き付いていたのは猿王の尻尾
直後、叩きつけた瓦礫の中からアーマーパージしたバンビーナが出現
>片目と牙を喪う猿王は夜叉猿のパロディかも
本気モードに変身して同じく手抜きの変なおっさんとドカバキやってるページ、負担少なそうだw

ドラゴンボールのようなスピードでズギャッと戻ってくると、お返しとばかりにアカシアの顔面を殴りつけます。だっふんだぁ!
態勢を立て直そうとするも身体の自由が効かないアカシア。それもそのはず、ふっ飛ばされた方角ではムーンが全てのものを飲み込むダイソン掃除機と化していた
「マズイ!鯨王の超重力は光さえ飲み込んじまう!光の速度を超えねーと回避できん!
鯨王の腹の中は全く次元の違う世界だ!戻ってこれるかわからんぞーっ!
裏のチャンネルを発動して回避しろアカシアぁあ!!」
「回避ィ!?この私神が回避だとォォ!?たかがクジラ如きがぁぁああ
腹の中が異次元なのはネオも同じだぁあーっ!!
美食の鉄槌グルメハンマー!!!」

一度引きこまれたら最後、光でも逃れられないムーンの超重力。アトムとペアは裏のチャンネルでやり過ごすようアドバイスするも、怒り心頭のアカシアは聞く耳持たず
逆に吸い込まれる勢いを利用し、オリバさんのようなハンマーナックルを叩き込む!
「鯨王の皮膚を覆っていた巨大隕石を・・・ブチ割りやがった!」

「邪魔しやがって・・・・
海水でも飲んでろクジラが!」
>きもいと評判の鯨王ムーンだったけど、隕石の殻が剥がれたら普通に4つ目の白鯨って感じで割とフツーでしたね
この状態だと穴が見当たらないけど、やっぱり口を開けて吸い込んでるのかな
>「クジラが!海水でも飲んでろ!」と捨て台詞を吐く小物神が、道案内を求めてきた田舎者を追っ払って
「百姓は新潟で米でも作ってろ!」と吐き捨てたこち亀第1話の両さんみたいでウケるw
言葉で意思疎通もできない野生動物にいちいち悪口言ってるあたり器ちっちぇえなあ
>鯨王は所謂一撃技持ちのせいで扱いがしょっぱくなるタイプですね
と言うか締め付けと丸呑みが攻撃手段っぽい蛇王も相性悪いんじゃ…逆に烏王は相性良さそうですが
さながらクラッシュナッツチョコでコーティングされたバニラアイスのようだったムーンの真の姿

アカシア憤怒の一撃はムーンの体表を覆っていた隕石を粉々に粉砕。その下から現れたのは、意外にも美しいシルエットの白鯨だった
力なくブクブクと沈んでいくムーン。特に目立った外傷はないので死んではいないと思いますが、脳震盪を起こして気絶したって感じでしょうか
「最強の八王」がいきなり最初の脱落者になるという想定外の展開
まぁムーンは攻撃能力が他の八王と比べてチート系なので、扱いづらいから早々に退場させたという構成上のメタ的な理由もあるとは思いますが
※(ジョジョ5部でフーゴだけ離脱したのは、パープルヘイズの能力が強力すぎて荒木先生がフーゴの扱いに困ったのが理由のひとつだというのは有名な話)
それでもタイマンで八王を1匹仕留められるあたり、先週散々読者にバカにされたアカシアの面目躍如と言ったところ
ちなみに我らのトリコさんはグルメハンマーの衝撃波だけで
「うわああ」と悲鳴を上げてふっ飛ばされてました。あいつに比べればアカシアはまともに強いよね
というか今週何気に気になったのは、アカシアの何気ないセリフで明らかになったネオの設定
腹の中は普通に消化器官じゃなくて、「異次元」だったの?
「ネオに食われたらもう二度と甦れない」ってのは、細胞の1欠片すら残さず消化されるからって事じゃなくて、違う次元に閉じ込められるからって意味なのか?
これは大団円でドンスラやジジ復活の可能性も有り得る?頼むからジジだけは死んでてほしいんだが・・・




「さぁ今行くぞGOD・・・うおう!?な・・・なんだぁあああこの空間は!?」
「鹿王スカイディア!裏のチャンネルか!」
ムーンを片付けてGODへと急ぐアカシアだったが、突如として謎の空間に閉じ込められてしまう。謎の空間を作り出したのはスカイディア
ネオDに何もさせることなく一瞬で朽ち果てさせた、あの空間である
ものすごい勢いで肉体が痩せ細り、即座に生命の危機を感じるアカシア。そう、この空間の正体は・・・
『通常とは逆!時間の流れが速い世界!馬鹿げたスピードで時間がすぎていく!
外での1秒がここでは100年?いや1000年?
マズイ・・・永遠の近い命を持ったネオとはいえ・・・飲まず食わずでどれだけ生きられる?
オートファジーを発動!更にネオの一部を乾眠させ、自身の周囲に強力な裏のチャンネルを発動し、
時間の帳尻を合わせる!
言ってもただの空間だ!数秒あれば脱出できる!」
時流葬送とでも名付けるべきか。推定外での1秒間が1000年に感じる世界。ネオDが一瞬で朽ち果てたのも納得です
あっという間にぬらりひょんのような風貌になってしまったアカシアですが、そこは腐ってもかつて世界の食を制覇した美食神
すぐさまこの状況下を切り抜ける為の最善手を対応し、冷静にこの空間からに脱出を試みます。が・・・・
「・・・で・・・・デビル大蛇!?なんでてめえがここに・・・・!」

デビル大蛇【原種】 捕獲レベル5100
で、出た―!八王と比べても遜色のないグルメ界のデビル大蛇さんだー!(DMCっぽく)
更に捕獲レベル4990のアシュラサウルス、王陸鮫など、読者が「おおっ」と思わず声を上げる名だたる強獣達が続々と現れてはアカシアを取り囲んでいく
「八王以外の猛獣がどこから・・・鹿王の森に潜んでいたのか?
しかもこいつらは時間の影響を受けていない!それも鹿王の仕業か!」
>鹿王は直接手をくださず、味方に超バフ、敵に超デバフのかかる環境を作り出すタイプか・・・一番厄介かも
「死なないけど絶食の結果スタミナ切れで『考えるのを止めた』状態にされる」というのは
不老不死だろうと「喰う」という根幹からは決して逃れられないこの漫画ならではの攻略法といえるかもしれませんね
>物質・魂・エネルギー、なんでも食べちゃうネオも時空間系スキルには弱かったようでこうかはばつぐんだ!
鹿王空間も「外での短時間が中では長時間」という点では通常の裏の世界と同じですが、
精神=体感時間だけが長くなる裏の世界とは違って鹿王空間は精神を置き去りにして肉体だけが加速してしまうわけですね
森の獣たちまで送り込めるとなると総合的には八王最強かもしれない
>シシ神様強すぎ。グルメの園の洞窟っぽい裏のチャンネルに加え、捕獲レベル4500以上の化け物を山ほど飼ってるとか…
主人公たちが各1匹ずつ飼ってる捕獲レベル1500あるかないかのペットたちが余計しょぼく見える
>遂にデビル大蛇さん完全体キターー!!しまぶーが久々に読者の見たいもの見せてくれました
レベルを見た感じだと八王と遜色無いと言われていたのは1世代前の八王達と比較されていたんじゃないでしょうか
しかしスカイディアの本気マジでヤバいですね、プロシュートの兄貴が比較にならんレベルの超加速空間の中で
八王と遜色無いクラスの猛獣が群れなして襲ってくるとか即死攻撃みたいなもんですよ
しかしアカシア、戦闘自体はネオ頼りな感じは変わりませんがスカイディア兄貴空間への即座の対処を見るに美食屋としての腕と経験は流石
サンドリコに触れて全滅しかかる四天王とか馬王の一呼吸で青鬼諸共やられたトリコに比べて対応力が雲泥の差です
トリコ、アカシア共にGOD実食による逆転を狙っているのでネオの力と神と呼ばれた美食屋としての腕を持つアカシアと小松神を筆頭に料理人達のサポートを受け、
(一応)ジジの教えを授けられた現代一の美食屋トリコとの美食屋としての対決という形になるのでしょう
散々偉そうな口聞いてるわりにキッチリジュン様に足止めされてるジョアがホント道化ですが
ここまで書いてから気付いたけど高速で年取る洞窟とかフルコースのダンジョンスキップされた理由って八王の能力とかなりかぶってたからな気がする
もうこの干物ジジイ、鹿王の森に放り込んどきゃいいんじゃないかなw
>設定だけで終わらせず、ちゃんと本編にデビル大蛇出したしまぶーのサービス精神は評価する
>グルメ界のデビル大蛇さん、人間界のに比べると化け物さ増しててかっこいい
初期に出てきた敵だけど、それでもこのインフレについていけるデザインだと思う。ただどうせならトリコ達が戦うとこが見たかったなぁ
>ラスボスのくせに完全に驚き役になっているアカシアって何なの……
>トロルコングも原種なら捕獲レベル5000を超える・・・・・?
>トロルコング原種はいない(重要

>今週のトリコ、最後のファンサービスと言わんばかりに懐かしい猛獣達をアカシアにぶつけてくれました
今まで彼らは我々に取ってごく初期からグルメ世界のロマンの片鱗を垣間見せてくれましたから
(まぁ全貌が明らかになった今となって全くそんなの感じさせてくれませんけど)
設定的にもう少しレベルを上げて欲しかったという気持ちもありましたが、
基本装備の毒のみの攻撃手段とあの程度の大きさを鑑みれば、逆に1000程度の差に収められたんだと自己完結しました
レベル変動の数値も八王よりも激しく、時凌駕する可能性もありますしね。ともかく頑張れ!僕らのデビル大蛇!
>秒間1000年。流石、鹿王!俺たちにできない略 そこに痺略! あれ、でもこれ「数秒で脱出」するネオシア→猿王のワンパンだー!
→鹿王の角森にバウンス→数秒で脱出→馬王の鼻ブレス!→バウンス→数秒で脱出→鯨王の吸い込みだ! 神(笑)
鹿王 鯨王みたいな位置で角森に吸引→数秒で略→竜王のしゃくしゃく無効レーザー→角森に叩きつける→数略→狼王の噛みつきぶん投げ→バウンス→
烏王の何かよくわからないじゅわっ+たたきつける→バウンス→数略。あれ、これ鹿王中心にひたすら八王でバウンスしてたら勝てんじゃね?
蛇王?異次元呑み込み鯨王の完全下位互換的な丸呑みしかけたら中からぶち破られるイメージしかわかなかったから、そこでみといて
>アカシアのバックチャンネルは一秒を約100万倍の遅さに出来るのに対し、スカイディアは一億年に出来る
アカシアはスカイディアのチャンネルに入る直前に光速、すなわち一秒で30万キロを超えるスピードで鯨に攻撃した
アカシアなら一秒間に0.3キロ(チャンネルハードの場合)を移動することなど容易いだろう
そこでチャンネルはハード未満と仮定。アカシアのまわりの時間が10万倍だったら、一秒で1000(一億÷10万)年の時が過ぎても納得
フルパワーなら100年だから楽々脱出できる。しまぶー物理的には何も問題はない。今週の美食神はすげぇわ
スカイディアには近づくな 全八王は距離を置いた
鹿王に限った事ではない 八王が本気で闘う時
何者も近づいてはならない
時流葬送で死ねばそれでよし、死なない相手には更に強獣をけしかけるという苛烈な攻め
ビームで星を破壊する八王がいるかと思えば、SF概念に特化した超時空能力を使う八王までいるバラエティの豊富さが読者に嬉しいファイナルバトル
そこに加えて
これまで散々読者にネタにされてきたデビル大蛇をここで味方として登場させちゃうあたり、しまぶーのサービス精神マジえごい
『乾眠によりネオの力を一部封印し、裏のチャンネルに全力を注ぎながら、地球でも屈指の猛獣を蹴散らしてここを出る』
「私をここから出さない気だな・・・・どうもご馳走にありつくには試練が必要らしい・・・
いいだろう。お前らは前菜・・・・一匹一匹確実に殺し、食ってやろう」
しかしながらこの状況下に置かれても尚、取り乱すこと無く冷静に対処を整えるアカシア。「今回もアカシアやられっぱなしじゃねーか」という感想もありますが、それは違いますね
確かにボコボコにやられてダメージは負ってるし、その都度「なにィ」とか「バカな!」とか驚いててへっぽこに見えるのは確かですが。
冷静に結果だけ見れば
全八王をたった1人で相手しながら致命傷を負うことなく、まずは鯨王ムーンを仕留めた
のがここまでのアカシア。特にスカイディアに対する対処は朋友がコメントしているように、ネオの性能よりもアカシアの美食屋としての経験と判断力によるところが大きいと言えるでしょう
今の時点で八王を圧倒するほど強かったら、GODとセンター食って完全体になったらもう無理ゲーになっちゃうので、現時点ではこれくらいの強さが現実的なラインかと思います
「GODに八王・・・ブルーニトロに・・・ジョアにアカシアってか。さすがメインのリング上・・・チャンピオンだらけだ
一言お前に弁明してきたくてなトリコ。小松くんの事は俺にとっても賭けだった
再生した心臓を見つけてくれるかどうかはお前たち次第だったからな・・・でも
今のGODを見て確信したよ。俺は間違っていなかったと」
「鉄平・・・つまり小松は・・・!」

アカシアは心配いらん。数分あれば脱出する・・・それより俺達もまずは一匹一匹確実に始末しよう」
「さて・・・俺の命もここまでかな。少しは時間を稼いでおく・・・
その間にGODを・・・メインを食べに行けトリコ!」
ラスト。小松の心臓を握り潰した事を謝罪しつつ、トリコがGODを食うための最後の時間稼ぎとしてブルーニトロに立ちはだかる鉄平
なんで役立たずのトリコの為に、有能な鉄平が頭を下げて命まで捨てねばならないのか
これまでこの作品をじっくり読み込んできた読者にとってはなかなかに耐え難いシーンです。むしろお前が鉄平に謝れよと役立たずマンに言いたい
「アカシアより先にGODを食え!」へっぽこ2人によるGOD争奪戦の様相を呈す最終決戦
なんか鉄平の物言いだとGODの調理過程は小松のおかげで順調のようですが。大竹と梅ちゃんにも等しくスポットを当ててあげてほしい次号へ続く!


378話

「ここだ・・・ここが粘菌の示した場所・・・エリア0への入口だ!」

「あの中に入るんか?無理や愛丸!自殺行為や!ここにおるだけでもどんどんエネルギーを吸われとる!
そもそもワシらはまだGODも食うてへんし・・・あの中に入る準備は出来てへんとちゃうか?」

冒頭。ついに目的地であるエリア0の入口へと到着した愛丸&ブランチ。一見して蜜を蓄えた巨大な花のように見えるそれは、グツグツとマグマの滾る活火山
このマグマの中に突っ込もうという無謀な愛丸を止めるブランチですが、あの理知的で冷静な愛丸が頑として言うことを聞き入れません。一体どうしたというのか
「生まれて初めて「食欲」を意識したからさ
今まで俺にとって食事は単なる手段にすぎなかった。生きるための最低限のエネルギー摂取・・・それ以上でも以下でもない
食の幸福を謳う俺自身が・・・ずっと食の本当の魅力から目を背けていたのかもしれないな
今回グルメ細胞の悪魔が目覚て、初めて腹の音が心地良く聞こえたよ。ブランチ・・・
俺にはようやく人生の目標ができたんだ。「食べる」という幸福な目標が!
あの場所は俺の食欲が目指す場所。向かう理由はそれだけさ」

「そうか・・・それならしゃーない。これ以上ワシが止める理由もあらへん。ただ食運を祈るだけや。死ぬなや愛丸」
「死ぬために行くんじゃない。食べるために進むのさ。ここまで送ってくれてありがとうブランチ・・・生き延びてまたみんなで食事をしよう!」
>愛丸「ヤバいと思ったが食欲を抑えられなかった」
>愛丸は白い細胞もちなら、アカシアのフルコースを食べてたときに一人だけ人間体でいたことに説明がつくのでは?
ラストはアカシアを倒すのではなく、ブルーニトロも含めてみんなで実食してエンドを迎えて欲しい。あと、とっちゃんもセンターで死者蘇生おなしゃす
愛丸のグルメ細胞の悪魔、気になります。すでにGODを食べてコントロールしているため、食事のシーンで出なかったのが、
エリア0に近づいて顔を出したのか(遺伝子的に細胞を保有しているブランチがノーリアクションなことから可能性低)、
他の宇宙出身でトリコのように赤出身がいないため神のフルコースにくそほどの興味もなかった
(エリアゼロない入れること、当初ゴッドをほしがったことと矛盾する)のか、作中で悪魔の説明が欲しいです
愛丸が悪魔を歓迎しているのか否かはっきりしないとも思えますが、グルメ教には食への感謝も教えとしてあるので、
食欲の発生は単純に教えを深める要素として嬉しいのでしょう。悪魔がグルメ教の信者になっていた、というのも大穴でおもしろそうです
>愛丸が有能&格好いいです。松竹梅も頑張ってるし、四天王はもうちょっとどうにかならんか・・・(汗)
>板垣漫画版『餓狼伝』に神山さんという寸止め空手の雄が登場します
非常にストイックでありながら飄々とした愛嬌があり、人格も高潔で、 生涯を空手の研鑽に捧げたようなかっこいい“達人”だったのですが、
裡なる慾望に負けて空手の試合でいきなり殺人技の使用し、相手の目を潰しを血みどろにしてマットに沈めようとするという豹変ぶりを見せました
のみならず今までの人生を全否定して「酒うめぇぇぇぇ!タバコうめぇぇぇ! 娘くらいの歳の女と結婚してやりまくってるぜぇぇ!」と、
空手は続けているものの 自分を甘やかしまくりの堕落した生活を送るガッカリキャラになり果てました
正直自分が今の愛丸を見る目はまさに神山さんを見るそれです
>え? ブランチ帰っちゃうの? 周囲は海だし、せっかくセンター手に入れても 愛丸がトリコたちのところに合流する手段がないじゃん

は?いやいや・・・愛丸の理由なんじゃそれ
仲間達がラスボスとの最終決戦をしてる時に、「俺には行かなきゃならない場所がある!頼むブランチ!」ってお願いして、その場所がセンターの在り処だった。ここまではわかります
で・・・普通に考えて二人がセンターを捕獲してトリコ達のところに戻り、小松が調理したGOD含め、アカシアのフルコースを全て食すことでトリコ覚醒。大逆転という流れかと思っていたら
「俺がセンター食いたかったから送ってもらっただけ。ブランチありがとう。もう帰っていいよ」
という衝撃の理由を爽やかな笑顔で言ってのける愛丸。それって仲間達が最終決戦で戦ってる時にやっていい事なのか?
自分の欲望に従って死ぬのは愛丸の勝手ですが、それは仲間達がピンチじゃない時にやれよ
いやまぁそりゃ結果的にはこれで無事にセンター食ってパワーアップした愛丸が、センター持って駆けつけてくれるっていう展開なのは想像つきますけどね
だったら普通に
「俺が必ずセンターをみんなに届ける。それまで持ちこたえてくれ」とか言わせたほうが無難だったのでは
「愛丸かっこいい&有能」というコメントを送ってきた朋友は、2人の会話をちゃんと読み取ったんでしょうか?およそこの愛丸にカッコいい要素があるとは思えないのですが・・・
この会話だけ見ると、完全に
仲間のことを無視して自分の欲望だけを優先したサイコパス野郎にしか見えないと思うな
ブランチも「ならしゃーない」とかあっさり納得してんなと。「あぁ!?愛丸お前何言うとんのや!トリコ達を手助けするためじゃなかったんかい!」とか言って怒っていいとこだろそこは
というワケで、愛丸の極めて身勝手な理由でこんな遠いトコまでタクシーをやらされたブランチ
ブチ切れるでもなく「ワシもはよ戻らな。トリコ達は無事やろか」と普通に帰ろうとしてて善人すぎる・・・と、そこで地面からコポコポと湧き出る謎の液体を発見する

「センターのすぐ傍から湧き出る液体」と言ったら普通に考えて「療水」だと思われますが
ここでブランチが汲んで持って帰った療水がトリコ復活のカギとなるのか、それともこれはただの療水ではない何か特別なキーアイテムなのか。はたして


「まだこれだけか・・・GODの調理・・・果てしない作業だが・・・これが俺の夢にまで見た景色!
不思議だな・・・神の食材をさばいているのになぜか修行時代が頭をよぎる。深夜まで調理場に残って仕込みをしていたあの頃を」

場面変わってGODの調理に没頭する大竹。0.1ミリの包丁のズレすら許さない作業を研ぎ澄まされた集中力でこなしていくうち、何故か彼は修行時代を思い出していた
B級食材の仕込みに手間取り、深夜2時を作業が終わらない若き日の大竹。一旦休憩を入れようと廊下に出ると、隣の厨房にもまだ灯りが。そこに居たのは・・・
『小松っちゃん・・・俺が手こずってる食材をもうあんなに・・・

休んでる余裕なんかない・・・俺もやらなきゃ!負けねーぞ小松ちゃん!』

自分よりも作業の進んでいる小松を見て「休んでる暇なんかない」とすぐさま厨房に戻る大竹
しかしあの時、彼の胸に去来した思いは「焦り」「嫉妬」といった負の感情ではなかった
「何故今あんな昔のことを」と自嘲気味に笑った大竹は、ここで頭上から一定のリズムで聞こえてくる音に気づく。そう、その音はあの時と同じ・・・
「食材をさばく音!?この気配はあの時と同じ・・・いるのか?そこにいるのか小松ちゃん!
いつもそうだ・・・いつもその音で俺を奮い立たせる!
永遠の目標でありかけがえのないライバル!俺は一人じゃない!
一人でGODを調理しているんじゃないんだ!」

切磋琢磨。目標として、ライバルとして、
共に競い高め合う、かけがえのない存在

>かつて自分の一歩先を歩んでいた小松に負けぬよう努力してきた そうして今やGODを調理する所まで来た時、小松は100歩先を悠々歩いていた
それでも僻みなど見せず自分の役割を全うしようとする大竹はしっかりと成長を描写されて良かったですね
少々シチュエーションは違えど3月のライオンの島田八段を思い出します 「縮まらないから」といってそれがオレが進まない理由にはならん

あれから何年の月日が経ったか。今人生の目標であったGODの調理という現場においても尚、辛く苦しい時に自分を発奮させてくれたのは小松だった
「そうだよ竹ちゃん。竹ちゃんは一人じゃないよ」
「う・・・梅ちゃん・・・!?」
ここでようやく梅ちゃんも到着。大竹が感極まって叫んだ言葉を肯定し、「僕もいるよ!」と颯爽とGOD調理に参戦します
ただでさえ感極まって涙を流していた大竹。梅ちゃん参戦で大号泣は避け得ません

『そういやあの日も確か・・・梅ちゃんも別の調理場で朝まで仕込みやってたっけ・・・』
>「そういえば」遅くまで仕込みやってて、「いつのまにか」白髪になってる梅ちゃんのついでっぷり・・・w
無理に松竹梅にあてはめずに民話の「正直じいさんと意地悪じいさん」的な対照的ライバル・あるいは兄弟弟子として描いても小松&大竹は問題ない気がする
>竹ちゃんの回想シーンで思わず笑いました!小松が食材さばく練習しているのを見て負けていられないと闘志を燃やすのはいいんですが、
梅ちゃん登場の際「ああ、そうそう。確かその時梅ちゃんも練習やってたわ」とやっつけ臭のすごいお情け程度の回想がはさまれてスゲー格差を感じました
初登場時は松竹梅トリオで物語のカギを握る重要キャラだと思っていたのに
こんな浅い掘り下げしかされないんだったらいっそいない方が良かったのではと思ってしまいました。NEOサイドの驚き役なら別のキャラでも代用できそうですし
>初登場のときも「梅ちゃん?あぁいたっけそんなのも」と言ってた竹ちゃんですが、
その真相が「小松チートばっか目についてて印象にのこってなかった」とは思わなかったYO!つかこの頃から3人の中でも小松だけ頭一つ抜けてたのはなぁ

と思ったらまさかのドライな反応
「そういえばあの時梅ちゃんもいたっけ」
とか言っちゃう大竹マジで酷い。小松の時と反応差ありすぎだろ!
「おとぎの城」での小松との会話で
「梅ちゃん?そういえばそんなのも居たね」という冷淡な物言いは、「俺はもうお前達とは違うんだ」という若さゆえの自尊心の現れくらいに思ってましたが
どうも大竹の中では小松と梅ちゃんは同格ではなかったようで
「リアルに存在感の薄い同期」程度の認識だった模様。梅ちゃん可哀想すぎる
「よし一緒にやろう!世界最高の食材に・・・俺達の修業の成果を見せてやろうぜ!てか梅ちゃんなんで白髪なの?」

「おいおいなんてザマだァ!まだGODを食ってねーのかアカシアはよォ!んで誰だァ?今トリコを助けたのは」
「テリー!来てくれたのかお前!キッスとクインも一緒か!」
>トリコ今週はテリーがいなかったら殺されてましたね・・・本当になんなのこいつ・・・
>センター、テンション高けェwしかしブルーニトロってのは口調の荒いヤツばっかだな。もうちょい貴族らしくできんのか。
>たまたまデロウスがいない隙に食材パクってきただけなのに、何でこんなにえらそうなんだセンター あとデロウスいないおかげで療水取り放題だなw
一方、ついにセンターを持ったセンター(ややこしい)が現場に到着。隙だらけで歩いていたトリコに不意打ちを仕掛けますが、これを危機一髪で救ったのはたくましく成長したテリー
キッス、クインも当然一緒ですが、
キッスの頭の上に更にもう3人、この場に似つかわしくない人影あり
「何コレ・・・これって100%ラスボス戦の雰囲気丸出しじゃねーかおい!
戦闘シーンの音楽もラスボスの音だろこれわああああああ!!!」
「音楽とか聞こえるんスかゾンゲ様!?」

>ゾンゲ様、戦力外なのは一億も承知、ただ食運だけは下手したら作中10本の指に入るかもしれない ゆえに、何らかしらの活躍はありそう
>ゾンゲ様w 単にしまぶーがギャグ描写を入れたいとかデビルオロチみたいに読者サービス的な意味での登場か、
それとも何かしらの役目を与えられるのか気になる
>ゾンゲ様はブウ編ラストのサタン枠。かつて劇場版アニメにおいて、アカシアのスペシャルメニューの謎を解く鍵を見付けたのはゾンゲ様ですし
>ゾンゲ様は最初から最後までトリコの戦いの場に居ますね
センチュリースープとかペアも大した苦労も戦いもなくグビグビ飲んでたし、食運は絶対トリコより上だと思

鉄平曰く「チャンピオンだらけのリング」の最終決戦に、ゾンゲ様電撃参戦!
朋友コメントにもありますが、ゾンゲ様はまさしくブウ編におけるサタン的な活躍で世界を救うキーマンと見た
「戦々恐々やのう。ま・・・これだけの戦いやったらしゃーないか。ワシでも元のままやったら腰が引けとったやろな

そこの3人・・・ココにゼブラ、サニーは死んどるのか?駆けつけるのが遅くなってスマンかったのう
せやけどまだGODが食われてないのが救いやな
さあ大詰めやで!ワシも役に立たせてもらおうか!旨いモン持ってきた!」

339話で「封印を解くか」と言った次郎に対し、「ワシもドーピングするわ」と言っていたチチ
本当にドーピングコンソメスープを打ったようなキモい肉体になって現われました。予想GUY

「旨いモン持ってきた!」と息巻くチチ。 設定上「適合食材」とかはあるものの、一応主人公チーム全員がセンターとGODを除くアカシアのフルコースを既に食ってるワケで
今更それ以下の食材を食って劇的なパワーアップできるのかは正直甚だ疑問です
むしろゾンゲ様に食わせて、ゾンゲ様が一時的に四天王並みに強くなる超展開が見たい
これはまぁネタ予想なんで99%あり得ないとは思うけど、本当にやってくれたらしまぶーは神だと思う次号へ続く!


379話

「生命活動は完全に停止・・・かすかに残る食欲の残り火がぼんやり見えるだけ・・・
それもすぐに消えそうやな・・・・急がんと・・・」
>3人普通に死んでたんかい! 蘇生包丁でも死人はどうしようもないと食林寺で言ってたがどうするのか
「生命活動完全停止」て。肉体的には普通に死んでたゼブラ、ココ、サニー
状況をひと目見るなり道具箱から一本の包丁を取り出すチチ。蘇生包丁であるとは思いますが、「死にかけ」ならともかく「死体」に蘇生包丁は効かないハズ
グルメ細胞の悪魔の食欲が呼応して云々であっさり生き返るのか、それともそこらの設定はしまぶーも忘れてるのか
一方、ジョアを相手に優勢に戦闘を展開するジュン様ですが、必殺のタイミングで放ったハズの技でもジョアを傷つけることができません。三虎の時と同じです
「まともに当たったはずだが・・・それが食運か」
「その第三の眼が常に私をロックオンしてるんですね。更に何層にも裏のチャンネルを重ねることで時空を歪めている
それがあなたの異常なスピードを生んでいるカラクリでしょう」

光の速度は秒速30万km。太陽が放つ光が地球に届くまでの時間は約8分
つまり我々はいつも8分前の太陽を見ていることになる
太陽だけではない。厳密には我々の眼に映る光景は全て過去の映像だと言えるだろう
だがスタージュンのグルメ千里眼は常に「今の獲物」を捉え続ける
そいつが例え数億光年彼方に移動したとしても
それはグルメ千里眼が
「未来を見ている」という理屈
加えてスタージュンは裏のチャンネルを重ねることでジョアとの間に僅かな時空のズレを作り出していた
本来は互いに誤差は感じないレベルだが、スタージュンの眼はその誤差を利用し僅かに未来のジョアを捉えていたのだ
ジョアがそれに気付いた事も或いは・・・・

「常に相手の姿を捉え続ける」というグルメ千里眼の設定を、物理学的に未来予測装置にしてしまったしまぶーお見事
しかし未来を見れるとは言っても、それはそのカラクリを知っている者だけが気付けるレベルの誤差。ジョアがそれに気付けたこともまた食運の加護に他ならなかった
「それも食運のなせる業か?だがそれを知ったところでどう対処する」
「そこまで見たいのなら見せてあげましょう。食運グルメラック見えますかスタージュン?自分が殺されている映像が」
『さぁ・・・ここからだ・・・』
実力で圧倒的に上回っていた三虎でも殺しきれなかったジョアの食運全力全開。現状僅かに優勢とはいえ、ジュン様では勝てる見込みは・・・
否。「今までの」ジュン様ならば皆無だっただろう。だが「今の」ジュン様ならば・・・

「どこへ隠れた再生屋ァ!そこかぁ!!オラオラぁ!やっと捕まえたぜ〜」
一方、大量発生させた樹木に擬態しながら闘う鉄平と、溜まりに溜まったフラストレーションをぶつけるようにその樹木全てを破壊し尽くすアトム
隙を見てその背中に攻撃を撃ち込む鉄平でしたが致命傷は与えられず、逆に居場所がバレてボコボコにされてしまいます・・・・が!ここで不敵に笑う鉄平
途端にアトムの体内から凄まじい勢いで伸びてきたのは、植物の茎!
「こっちもだ・・・やっと植えることができた

ウチューリップの茎だ・・・宇宙でも育つグルメフラワー
ジョアの船から盗んだS級危険植物さ。その豆を植えた
お前の養分を吸って宇宙まで伸び、花を咲かすだろう・・・ほっとけば地球もほろぼしかねん花だが・・・今はそんな事言ってられん
これでブルーニトロを一体止められるのなら・・・!今のうちだ急げトリコ!」
「植物ごときにこの俺がぁあああ!!!!
マズイ・・・!どんどんエネルギーを吸われる!一度乾眠しなければ・・・!」

>アフロを殺ったチューリップ?幽遊白書に出てたやつの強化版だな
>ウチューリップて、戸愚呂兄を思い出した。これで残ってる青ニトロは、狼に囲まれたセンターとペアだっけか

ひとつ扱いを間違えれば地球も滅ぼしかねないという、危険極まりない切り札でアトムを仕留める事に成功する鉄平
アトムのセリフを見る限り、乾眠することでとりあえず死ぬことはないようですが。こっちの目的が殺すことではなく足止めである以上、鉄平の勝ちという事になります
暴走したウチューリップが地球に根を張るとヤバそうですが、その時は
鉄平が苗床となって犠牲になるという展開も有り得るか?

グルメ細胞を持つ者にとって、悪魔の出現は身体から食欲が抜け出た状態である
常人なら意識を保つことすら不可能に近い
グルメ細胞にとっては食欲こそエネルギーの源であり、それが抜けた状態は死も同然なのである
二体の悪魔を同時に出現させたトリコの肉体は歩くことさえままならいほど消耗していたが
そんなことはどうでもよかった。トリコの口からは噴火する唾液
ついに神の食材に辿り着いたのだ。漲る食欲は更に加速していた


『ついにGODを・・・・!感謝するぜテリー・・・みんな・・・!』
>トリコさん、強いじゃないですか。グルメ細胞の悪魔を具現化できるのは、悪魔を二つ以上持っている者だけ(体に食欲の化身である悪魔が残るため
トリコの場合、三匹未満まで具現化できる)ということで、ダブルサモナーはトリコだけのオリジナルですし、
鉄平のスーパーヤドリキの種でようやく(相討ちかつ)行動不能にしたアトムも、一対一ではトリコ相手に分が悪そうでした
ただ、まあ、センターに気が付いている空気→実はほとんど動けない→本当にいいかげんにしろよお前は、うん、情けなく見えますね

そんな鉄平の決死の覚悟で時間を稼いでもらったトリコ。前回はテリーに助けられたこともあって、ようやくGODの元まで辿り着くことに成功。鉄平にも感謝しろこの野郎
赤鬼・青鬼をスタンド運用していたあの時間は
常人であれば意識を保つのも不可能という事で、少しだけ株を上げました
「バトルウルフのガキが・・・・この俺に牙を向けるとは嘗められたものだな・・・・」
一方前回トリコを不意打ちから救ったテリーは、そのままセンターと対峙。いくら裏の世界でバンビーナと修行を積んだとはいえ、まだまだ勝てる相手ではありませんが・・・
ここでテリーに助太刀するかのように、センターを取り囲むバトルウルフの群れ!

最初ギネスと間違えられていたNo2の若頭もいます。個々の実力ではブルーニトロに敵うはずもないバトルウルフですが、はたして群れになった時の戦力や如何に
「なるほどエリア2はお前らのテリトリーだったな・・・群れとは弱さの証・・・烏合の衆が!蹴散らしてくれるわ!」
「弱いヤツがいくら群れようと俺には勝てんぞ」と息巻くセンターがいかにも負けフラグ
『センターは侮っていた・・・「群れ」の持つ力を。その意味を
個の力で勝てぬ相手には群れを形成して対抗する
それは自然界の生んだ、生き残る為の知恵である』

「バ・・・馬鹿な・・・ギネスならともかくこんな・・・こんな雑魚狼どもにこの俺がぁああああ!!?」
みたいなナレーションとともにあっさり負けると予想。ここでバトルウルフ全滅させられても、じゃあ誰が倒すのって話だしね
ってあれ?ちょっと待って。ペアはどこ行ったあいつ?
前々回ラストまではアトムと一緒にいたペア。「我々も一匹ずつ確実に殺そう」とか言ってたので、二人がかりで鉄平を捻り潰すものと思ってたらアトム一人でしたね
以前からその立ち位置の特殊さ故に、他のブルーニトロとは何か違う目的があるのではと予想されていた彼
ここ最近の怒濤の巻き展開で、「そんな予想もあったけど現状はもう無さそう」と諦めてましたが・・・今回の謎の姿くらましはその予想再燃なるか?





その姿から生気は感じられない 死の定義は様々だが・・・
朽ち果て崩壊していく細胞・・・消えてなくなっていく体を前に
アカシアの「死」を猛獣達は誰も疑わなかった
しかし鹿王は裏のチャンネルをゆるめない。それどころから更に加速させた
細胞の中に潜む食欲の残り火が 完全に消えるまで

一方、スカイディアの時流葬送で完全に干乾びたミイラになったアカシア。既にその死体を取り囲む猛獣達は「死骸」と認識して攻撃を停止していたが、
スカイディアだけは「完全に死ぬまで安心できねえ」と更に時間を加速。まさに1ミリの油断もない王の戦闘ですが
その判断が裏目に出てしまう
巨大な閃光と爆発音とともに、裏の世界から脱出した復活のアカシア。さっきまでカラカラのミイラだった肉体は瑞々しい輝きに満ち溢れています
”死んだハズ・・・確実に・・・!進化して生まれ変わったのか?
この空間に順応した生命体に?”
「ネオは生きたまま進化する・・・だから王になれたのだ
確かに進化には試練が必要だが・・・まったくこの環境に体を適応させるのはなかなか苦労したぞ
しかし通常何万年とかけて進化し、順応していく過程もこの馬鹿げた空間が縮めてくれた
時間の速い空間が仇となったな。私は更に成長することができたわけだ」
食べ物も水もない、通常の1000倍の速さで時間が流れる空間。普通の生物であればどんな生き物でも死に絶えるだけである
だが生きながらにして進化することができるというネオだけは例外だった
そして本来環境適応進化には何万年という膨大な歳月を必要とするが、奇しくもスカイディアの空間ではその時間を短縮する結果となってしまったのだった
「そして・・・おい・・・・神を出し抜いて何をしている

本当にいい加減にしろよお前・・・
茶番は終わりだ。GODは私がいただく」
>読者「本当にいい加減にしろよお前」(同内容コメント37件)
>アカシア「本当にいい加減にしろよお前」読者がトリコに思っていることを一言一句違わず言ってて笑ったわ
>読者「本当にいいかげんにしろよお前……」 まあ多分この後で小松のメシを喰って
スーパーグルメ人ゴッドスーパーグルメ人になるとは思うんですけれど、何で最後の最後までこう
>鉄平「ほぼほぼ何もしてないのに先越されそうって何だ なんでお前が主人公ヤってるんだなんでそんなに恥をさらすんだ」
トリコ「言い方ひどいだろ」 いやトリコだけの責任でも無いし来週逆転する引きでは有りますが 一応
>トリコ本当にいい加減にしろよお前・・・と言いたいとこだけど、今回ばかりはネオが凄すぎたというべきでしょうか
・・・いや、やらかして結局グルメ細胞頼みなあたりやっぱしょーもねえなこのラスボスと主人公!
>本当にいい加減にしろよお前…ってセリフがトリコとアカシア双方の小物感を引き立てまくっててヤバイ
>展開上わかってはいることですがこれってアカシアが先にGODを食べる展開ですね
ただそのGODはまだ完全に調理されてない状態で、トリコは完全な状態で食べるんでしょうね
>ところでアカシアって人間を食べたことないよね。ジジは不意打ちで食ったのに、今回のトリコも次郎のときも攻撃するに留めてるし

シャクシャクカウンターでも人間は部位欠損してない。なんだか最後の一線を越えないようにしてるように感じる
鉄平とテリーに時間を稼いでもらってようやくGODに辿り着いたのに、いざ食う直前になって喉を貫かれるトリコ
本当にいい加減にしろよお前
役立たずぶりもここまで来るともはや芸術的。「一体何なら満足にこなせるんだお前」と突っ込みたい
というワケでGODはアカシアに食われることになりそうですが、朋友予想通りアカシアが食ったGODは未完成品、トリコが食うGODは完成品という差が出るんでしょうねこれは
あと最後のコメントの意見がなかなか興味深いですね
これほど外道のアカシアでも人間を食べないのは、彼の中の最後の一線ではないか?
アカシア善人説はもう潰えたと思っていましたが、彼の中の人間の部分がギリギリで守っているものがまだあるという事でしょうか。なかなか鋭い視点の考察です
GODを食したアカシアによって、八王連合は敢えなく蹴散らされてしまうのか?そして喉を貫かれたトリコの生死は!?(正直こいつはどうでもいいけども)
考察的には姿をくらましたペアの動向が最も気になる次号へ続く!


380話

「トリコ!ぐッ・・・!」
前回ラストでアカシアに首を貫かれたトリコ。そのザマに気を取られたせいで、僅かに優位に戦いを展開していたジュン様が被弾、
更に決死の玉砕戦法でアトムを倒した鉄平も
先週いなかったクセに突如として現れたペアに腹部を貫かれてしまう
>せっかく上位実力者のジュン様&鉄平さんが良い仕事してらしたのにトリコがやられて調子が狂った途端にこのありさまだよ!
お前本当にいい加減にしろよ・・・足引っ張りやがって
>ペア、フツーにいましたね。ただ、前回いないときに何かやってた可能性はありますが

前回その姿が確認できなかったことで、その行動原理に再び考察要素が復活したペアでしたが、今回ごく普通に登場したことで考察は振り出しに戻ってしまいました
でも朋友コメントにあるように
姿を確認できなかった先週の間に何かしていたという可能性はまだ十分に残ってますね

八王が本気で攻撃態勢に入った場合、対象が原型を留められている時間は1/100秒もない
ほぼ攻撃と同時に死ぬと言っていい。だが
アカシアが作り出した限りなく圧縮された時間の中では攻撃を開始したまま八王達は止まっていた

GODの背中に降り立ったアカシアに対し、これはもう悠長なことはしていられないと本気での攻撃態勢に八王達
だがスカイディアの世界に適応するまでに超進化を遂げた
「新・裏の世界」の発動によって、その攻撃は放たれた直後に停止。アカシアは悠々とGODと向き合う
「これが進化した裏の世界だ。しばらく黙ってろバカ共
見ろ・・・立ち上る黄金の湯気・・・炸裂する神の香り・・・まだほんの一部だが完璧な調理が施されている・・・
GODの調理には大量のカロリーを必要とする・・・犠牲を払わずに調理をこなせる料理人はこの世に何人もいないハズだが・・・
どーだっていい・・・調理できるのならそれが例えニトロだろうがジョアだろうが・・・
フローゼだろうが・・・」

>フローゼの名前だけを別枠で呼んだのには意味があるんだろうか。フローゼへの愛情は嘘がなかったとか?
>フローゼの名前を挙げた時だけ複雑な表情を見せたアカシア。「あの涙は嘘だ」という次郎への答えが嘘だったということでしょうか
「アカシアが人間を食わないのは、彼の中でギリギリ守っている部分があるからでは」という先週の朋友考察と一致する展開ですね
最後の最後は改心して、あの世でフローゼ達と幸せな食卓を囲むというラストかな?
ここにきてフローゼの名前を呟く際に、なにやら神妙な表情を浮かべてみせるアカシア
まぁ現行は完全に己の食欲に取り込まれてしまっていますが、それでもかつては弟子である一龍に自分を止めるように託してたくらいの男ですからね
当時の彼がまともだった事を考えれば、
当時のフローゼに対する愛は本物だったと言われても特に違和感はありません
次郎の最後の問いに本心を答えず「あの涙はウソだ」嘘を言ったのは、「今際の次郎に追い打ちの絶望を味わわせる」などという下衆な目的ではなく、
己の中に残っていた最後の迷いを断ち切る為に、自分自身にそう言い聞かせた
という風に解釈できなくもありません。まぁアカシアが本当にフローゼを愛していたのかどうかについては、そうあって欲しいという読者の推測でしかありませんが・・・

首を貫かれても尚アカシアの右手首をガッチリと掴んで離さないトリコでしたが、ゴキャッと首をへし折られてようやく沈黙
「これ以上出しゃばるなトリコ。お前の食い意地もなかなか見事だったぞ・・・・だが
弱けりゃごちそうにはありつけん。さぁ・・・待たせたなGOD」

極めて正論でトリコの弱さをディスりつつGODに手を伸ばすアカシア。が、死んだハズのトリコの腕がまだ手首を締め上げる
「おかしいな?確かに首をへし折ったハズだが」と後ろを振り向いた瞬間、
アカシアの目に映ったのはトリコではなかった

>範馬勇一郎だと思った?グレート巽だよ!
>アカシア(ネオ)が一瞬ビビるということは、やはり白い悪魔(仮)が唯一ネオに対抗できる存在ってことか
さて、その正体は何だろう? 単に「白い宇宙のグルメ細胞の悪魔の一匹」じゃあ盛り上がらんよね実際

「うおおあああああああああ!!!!」
白鬼の姿を見た瞬間に言い知れぬ本能的な恐怖を感じ、反射的に左腕でトリコをブン殴るアカシア
この恐怖がアカシアではなくネオの感じたものだとしたら、やはり白鬼は
「ネオに対するカウンター的な存在」という事か
朋友の言う通り、ただの「ネオと同じ宇宙のグルメ細胞の悪魔の1匹」では正直インパクトが弱いので、あっと驚くような正体を用意していて欲しいものです

ブン殴られたトリコは弾丸のような勢いで地表まで吹っ飛んでいきましたが、その握力でガッチリ掴まれていた右手首から先がなくなってしまったアカシア
一瞬呆然とした表情を見せるも、すぐに今自分がすべきことを思い出したようにネオに変化

背後からバンビーナが殴りかかったのと、八王達が一斉攻撃を放ったのはほぼ同時だったが
それよりほんの僅かに早く、ネオがGODに齧りついた

>スカイディアの時に八王はお互いが危ないから共闘しないみたなニュアンスの事言ってたけど今回は同時攻撃してましたね
といっても巻き込まれそうなのギネスとバンビーナくらいだけど
裏のチャンネルをだ出したのを見て危機感を抱いたのか ネオがGODを食べるというのはそれほどやばい事だと分かっていたのか
>八王一斉攻撃!でもこの布陣だと全部デロウスの異次元レーザーで上書きされちゃいそう。サルとかイヌの場合物理だから自分も危ないし
なんだか演出が長い割にダメージが9999でカンストしてるから効率自体はビミョーな必殺技を見てる感
そもそも純粋な火力でどうこうするなら八王の集中攻撃よりドンスラの超新星爆発1回の方が威力上で、それが無力だったんだからもう詰んでるんだよな
これまで八王がそこそこ有利だったのは丸ごと吸い込んだり周囲の時間をいじったりの物理的に抵抗しづらい搦め手使ってたからだし
>八王の一斉攻撃がハトよめ最終話の十二支ビームっぽくてワロタ


「八王が本気で戦う時は近づかない」という暗黙のルールを破ってまで放たれた一斉攻撃。ネオがGODを食ったらヤバイという事を本能的に察したのでしょう
そして八王ビームと十二支ビーム、確かに似ててじわじわくる

>そういえば八王の一斉攻撃の時から狼王ギネスがいませんね。何をしているのか
指摘されるまで気づかなかったんですが、八王一斉攻撃のシーンよく見たら確かにギネスだけ姿が見当たりません
前々回ナッツクラッシュチョコを割られて海に沈んだムーンもいそいそと復帰して攻撃してるのに。テリー達と一緒にセンターとの戦いに参加してるとか?
でもギネスがあっちに参加してたのなら、センターがあんな
「雑魚が群れるのは弱さの証だ!」とか言って余裕かませるワケないしな・・・うーむ謎だ






凄まじい閃光と爆風が収まり、砂煙が晴れてようやく肉眼で確認できるようになった爆心地。跡形もなく消滅したネオを期待する八王達でしたが・・・
そこに居たのはまったくの無傷のまま悠然と立つアカシアとネオ

そして無惨にも上半身を引き裂かれたバンビーナの姿だった
>ネオ・・・ひどいフォルムだなお前(ハトよめ風に)
>ネオ完全体、生理的な嫌悪感を催すように描けるのは凄いと思った
>覚醒ネオのデザイン、東南アジアとかアフリカとかそういう民族文化の中に登場する悪魔って感じですね
しかししゃくしゃくカウンターが本当に手のつけられないレベルになっちゃってまぁ……どう攻略するんだこれ
>新生(ネオ)ネオ、デザインはシンプルながらアフリカや南米の呪い人形のような、
人間のほんの絵的かつ根源的な恐怖感と嫌悪感に訴えかける姿なのが怖い
>新しいネオ(ややこしい)のデザインはプリミティブアート(原始美術)っぽいですね
洞窟壁画に描かれている呪詛師や怪物がそのまま出てきたって雰囲気がします
>完全体(?)ネオは回想とは違った意味で不気味でおぞましい・・・首折られても”ぬぼーっ”て擬音が似合いそうな脱力した白鬼の顔も怖いです
そして一番怖いのはそんな頂上に降り立ってしまったトリコさんの状況です
>GODを食べるとグルメ細胞の悪魔が分離独立するんだよ!(キバヤシ風に)
ならば最早単なる鬼召喚装置と化したトリコがGODを食べたら・・・ト、トリコーー!!(爆笑)
GODを食したことで、グルメ細胞の悪魔であるネオを肉体から完全分離したアカシア
シュールでシンプルな造形ながらも「なんやこれw」と吹き出すようなおかしさはなく、ただ純粋に「恐ろしいもの」という印象が伝わってくるネオのデザインがなかなか秀逸です
上下真っ二つにされてしまったバンビーナですが、そこは流石の生命力。上半身だけでも
必殺のさるビーム連射で至近距離から反撃を試みるも、
さながら投げられたピーナッツを空中キャッチ食いするかのごとく、放たれたビームを尽くしゃくしゃくしてしまうネオ。援護するようにヘラクレスが鼻息ブレスで参戦しますが・・・・
ネオは咆哮一発でこれをかき消し、逆に半身を吹き飛ばされる大ダメージを負うヘラクレス

「お前がネオ・・・私の食欲の正体か・・・」
>醜悪な老害がミラクルパワーですっきり進化という『烈火の炎』の終盤っぽい展開に
何週か前にみっともなく騒いでた変なおじさんが急にキリッとしだすから個人的にはギャグなんだが
>ほかにも同じ意見がたくさん届いていると思いますが、 ボコボコにやられて「ちっくしょー!早くGODを…GODを食わねばぁぁぁ」とか言っていたラスボスのアカシアが、
GODを食べたとたん白煙の中から不適な笑みをたたえたイケメンの顔を晒してネオ完全体と姿を現し、猿王を瞬殺し、馬王を一撃で倒してしまった今週の展開は
ボコボコにやられて「ちっくしょー!完全体に…完全体になりさえすればぁぁぁぁ」とか言っていたラスボスのセルが、
18号を食べたとたん白煙の中から不適な笑みをたたえたイケメンの顔を晒してネオ完全体の姿を現し
クリリンを瞬殺し、ベジータを一撃で倒してしまった、ドラゴンボールの展開を思い出しました
>アカシアは自分がネオに食われる可能性を想定してないんだろうか?何故か一人だけ余裕しゃくしゃくで笑えてくる
>あれだけ次元の違う存在だった八王があっさり蹴散らされるってなんか悲しい物があります。一つの現象にも匹敵していたのにこう立て続けに屠られて安っぽくなってしまう
>大ゴマでビビるセンターと、その下で「ゾク」という擬音を挟んでジョアと同列に描かれるペア。これは「ペアの思惑は他のブルーニトロとは違う」で確定ですね
>そういえばネオが完全体になってから、一コマもGODの姿が見当たりませんね
これはもしかすると小松達はネオの体内に取り込まれたGODを、ネオごと調理するフラグ
>八王総攻撃の爆心地近くに居た大竹と中梅はどうなってるんでしょう
もしかしてあの調理風景ってそういう風に感じてるとかじゃなく体内に入るとかして実際にみたままとか?
>白鬼が掴んだネオの右腕をトリコが食うことがカギになりそうですね。トリコにとってはフルコース埋めにもなりますし
でもGOD食って出てきたネオにとってアカシアってもはや要らない存在ですよね
この後、ブウに殺されたバビディのようにアカシアが食われる展開に花京院の魂を賭けるぜ!
>まだセンター食べてないから完全体じゃないだろうし、 しかもバトル中にデスピサロのように進化するし、こんな途方もなく強い化け物いったいどうやって倒すというのか
八王まで続々と一撃で狩られているが、ぶっちゃけこうなったのは あと一歩で殺せるところまで追い込んだのに詰めを誤り、逆にパワーアップさせたスカイディアが悪い
ネオはもうボロボロだったんだから、時間の超加速なんてやめて そのまま火熊の群れを突っ込ませて消し炭にしてしまえば終わってたのに
あと八王にボコボコにされていたうえ、気持ち悪い出来物だらけのホームレスの姿をした、 正直まったく強そうに見えなかったアカシアが、
急に惡のカリスマに満ち満ちた、ラスボスの風格を漂わせた中年の姿になったのが面白い
フルフンでこれだけ堂々と仁王立ちを決めたラスボスは、『聖闘士星矢』 十二宮編のサガくらいのものだろう
>GODを食べてネオが復活ということは、500年前にGODを食べたであろうネオは、なぜ復活しなかったのか?
フローゼがあえて完璧な調理をしなかった?そこんとこ、どう思いますはんぺらさん。
>アカシアの目的は最果ての地へ行くこと。そのためにはフルコースを食べる必要があるけど、生前のアカシアとフローゼはフルコースを食べている
なんで行けなかったんだろうか?それにフルコースを食べているならその時点でネオが復活しているはず。この辺に関して今後説明があるのかな
>ニトロたちは、アカシア缶詰の仕込み、本当はすべて完了しているのではないでしょうか。あとは缶詰を開ければ封印完了、という具合に
反対に、封印方法を知るジョアはもう対策を練っているのではないか
ほぼ一人でアカシア封印をせねばならないペア(実はアカシアサイド・ジョアと結託して最果ての地を目指したのち神を封印する場合は別)が
あまり焦っていないこととも整合します

これまで八王相手にめっちゃ苦戦するアカシアの強さに関して朋友達が「ラスボスのくせにこんなに弱くていいのか」と突っ込む中、
「どうせGODとセンター食ったら八王圧倒するくらい強くなるんだろうから、今はこれくらいの強さでいいと思うぞ」という認識だったはんぺらですが
その想定を遥かに超えてパワーアップした感のあるネオの強さ
パワーアップしたその週のうちに、いきなり2匹の八王を瞬殺してしまいました(二匹ともまだ死んではいないけれども)
昭和ゴジラよろしく地球の守護者然とした彼等には1匹たりとも犠牲を出してもらいたくありませんでしたが、これは八王全滅も時間の問題って感じでしょうかね
というワケで色々と考察ポイントが見て取れる今回のラスト
@ネオと分離したアカシアは、自身がネオに食われるという危険性はないのか?
今回読者が一番感じたのはおそらくこれかと。普通こんな食欲の権化みたいな怪物が宿主から分離してしまったら、真っ先に食われるのが王道展開みたいなもんです
しかしアカシアの物腰を見る限りそうならない事を確信している様子なので、肉体的に分離した現在でもネオとアカシアは「繋がってる」状態であると思われます
この状態から
センターを食ったら完全に分離とかだったら、その時初めてアカシアがネオに食われる展開も出てくるって感じですかね
A爆心地にいたGODと、調理していた大竹達はどうなったのか?
GODのシルエットが確認できないのを見ると、丸々GODごとネオに食われた?以前ならば「ネオに食われたら絶対復活できない」という設定があったので考え難かったが
前々回に
「ネオの腹の中は異次元」という、なんか食われても脱出できそうな設定が新たに出てきたので有り得そうな展開ではあります
B数百年前にフルコースを食べた時は、何故アカシアはネオを分離できなかったのか
朋友コメントにある、「アカシアの目的に勘付いていたフローゼが、わざと完璧な調理をしなかったことでこれを防いだ」という推測が濃厚でしょうか
ここらへんの謎が明かされる際、
小松に宿るグルメ細胞の悪魔が元フローゼに宿っていた悪魔だという事も明かされるでしょう
先週までのへっぽこボスから一転して、真のボスとして相応しい強さと恐ろしさを手に入れたアカシア&ネオ
そろそろ我等のへっぽこ主人公もいい加減パワーアップしてもらいたい次号へ続く



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