とっつあぁんを殺した男、現る!


愛くるしい顔にキモいボディのニクイ奴!その名もおしり虫!
その名もおしり虫!(2回言った)
冒頭いきなり登場した小次郎の亜種みたいなこの虫。なんとも愛嬌のある顔をしてるじゃありませんか
身体は芋虫だし、なんかイソギンチャクみたいに触手が生えてて気持ち悪いのに、テケテケという歩く擬音がこれまたラブリー
まさにグロテスクとキュートの絶妙の融合。「キモかわいい」とはコイツのためにあるような言葉です
「かっかっか旨そうだぁあ〜!
こりゃあ丸焼きよりも刺身がいいなぁ〜!あわさび血醤油ぶっかけて食ってやるうう〜!」

>ベイの元ネタお○りかじり虫www
>おしり虫可愛えぇ・・・ 美食会はやっぱり外道だ
>おしり虫可愛いよおしり虫。反面ベイがやっぱり気持ち悪すぎる

そんなおしり虫をとっ掴まえ、「旨そうだ!」とそのキュートなおしりをベロベロ舐め回すベイ。まるで獣姦です
まぁ実際に熱帯雨林の部族なんかは貴重なタンパク源として芋虫食べますけどね。こんな大きい虫は絶対食いたくねえな
それにしても嫌がるおしり虫の表情可愛すぎ。もしコイツが喋れたら
声優はハム太郎の人以外ないと思う

「相変わらず食い物の趣味が悪いな。ベイ」
と、ここでベイを肝から冷やす威圧感とともに謎の大男が登場。鴉の濡れ羽のような黒髪に漆黒の衣装を纏い、顔には黒光りするマスク
決して
中途半端なダースベイダーのコスプレではありません。この男こそ美食会副料理長
スタージュン様!スター錦野みたいだな

おもむろに右腕を伸ばしたかと思うと、その手に触れたおしり虫が一瞬にしてこんがり丸焼きに
>おしり虫が美食檜側のマスコットになるかと思いきや全然そんなことは無かったぜ!
お、おしり虫ィー!!(号泣)
なんぞこの爆熱ゴッドファインガー。役職が「副料理長」ってくらいだし、手をコンロやグリルと化す食技でしょうか。かっけーな





「リーガルマンモス捕獲に手間取っているようだな。問題でも起きたか?
セドルはどこだジョージョー」
「これはこれは副料理長!セドル様は現在7号機を操縦中ですが・・・」
「GTロボか。この前乗ったが
まだ反応が鈍いな。まったく自分のスピードが出せん」
「さ、左様でございますか・・・新型の動きの誤差は1/1000秒ですがまだ遅いですか」
ジョージョーも敬服するスタージュン様。「料理長」という役職だとなんかピンときませんが、おそらくは美食会No2でしょう
1/1000秒の誤差にも「まったく自分のスピードが出せない」とダメ出しするあたり、その驚異的な肉体能力のほどが伺い知れます
「メンバーは第6支部長セドル様に怪人ザイパー、野人ドーサギドでございます」
「誰だそれ?大丈夫かそのメンバーで。IGOは四天王を集結させる可能性がある」
「はい、それが・・・恥ずかしながら先手を取られている模様でして」

配下の美食屋達の名前を把握してないスタージュン様萌え
美食会の支部がいくつあるのか知りませんが、この台詞からかなりの数の美食屋を抱えていることがよく解ります
ジョージョーからミッションの進捗状況を聞いたスタージュン様は暫し考えた後・・・・

「フン。一機替わろう。私が行く」
「ふ・・・副料理長自ら!?」
なんとリーガルマンモス争奪戦にスタージュン様参戦!しかもこの仕草!指で頭をかくこの動作は!
>この髪をかきあげる仕草・・・とっつぁんを殺ったのはスタージュンか!
>洞窟の砂浜で出会ったのは今週出てきた副料理長って奴だったのかなー
>この指で頭を掻く仕草……どうやらこのスタージュンという男が砂浜のGTロボの操者で間違いないようですね
>副料理長っていうのが、おやっさんを倒したやつっぽくないですかっ?!
>スタージュンがダースベイダーにしか見えない、そしてこいつですねあのときのGTロボは
>あのスタージュンこそが洞窟の砂浜で会ったGTロボの操縦者とみていいでしょうね
あれで『副』料理長なら料理長はどんだけ・・・
>この前乗った… 自分のスピードが出せない(=そういう激しい運動をした、戦闘?)、
頭を掻く(かき上げる?)癖… 間違いないですね、こいつがとっつぁんを…

間違いなく洞窟の砂浜のGTロボ!
トリコとココを二人がかりでもビビらせた操縦者は、誰あろうこの人だったのだ。その美食屋としての強さ推し量るべし!
こんな強い人相手に善戦したとっつぁんマジかっけくね?
みんなもとっつぁんは善戦の末に負けたと脳内補完してるよな!?な?それが屋敷住人のトリコ読者のジャスティス!






「美しさ全然足りないねキミ。普段何食ってんだ?」
「え?いや普段はごく普通の・・・」
「普通?ダメだなぁ〜もっとビタミンとかコラーゲンとかハンパない食物を取らないと
今度俺のフルコースご馳走してやるよ。まだ2個空いてるけど」

>今週はサニー×小松分も補充されててしまぶー抜け目なし

サニー フルコースメニュー
前菜 美肌キャビア 捕獲レベル30
スープ カリスロブスター
捕獲レベル19
魚料理 美白マグロ 捕獲レベル25
肉料理 完美牛 捕獲レベル21
メイン 未定
サラダ もち肌もやし 捕獲レベル15
デザート 未定
ドリンク カリスドラゴンの鱗酒 捕獲レベル35

さて場面変わってIGOサイド。サニーと小松の会話から、彼の自慢のフルコースが披露されます
酒食材尽くしだった所長のフルコースに対し、サニーのフルコースは
美容食材尽くしというキャラ色の強さ
全体的に所長と同じくらいの捕獲レベルで、ココのフルコースより若干高目といったところです。ゼブラが気になりますね
「サニーは四天王一の偏食だからな。あまり期待しないほうがいいぜ小松」
「うっせトリコ!お前のフルコースはどうなんだ?優柔不断かよ!
一番食材見つけてるクセにデザートだけって!フルコース完成何年後!?」
あーそういえばトリコは「世界中の美食屋の中で最も食材を見つけている」という設定がありましたっけ
サニーの言い方から察するに、もしトリコが妥協する性格だったらとっくの昔に所長やサニー級のフルコースは作れてるのでしょう
それを敢えて決定せず、まだ見ぬ新たな食材を求めて吟味しているところがトリコの凄いところか

ちなみにGTロボ達が4機バラバラで行動しているのに対し、トリコ達は全員固まって一緒に行動しています

「トリコさん、所長が争奪戦になるって言ってましたけど・・・やっぱり敵はあの?」
「あぁGTロボだ。だが敵はあいつらだけじゃねーぞ
IGOの保有する「庭」は世界中に8つ・・・それぞれが気候や環境の異なる庭だ
その全てが危険区に指定されてるワケだが・・・
庭の広さ、猛獣の手強さでは
この第1ビオトープが最も高い危険度A
捕獲レベルアベレージ27という地獄の庭だ」
>捕獲レベルアベレージ『27』ね・・・あのデビル大蛇すら平均より下とかもうね・・・
本当に伝説の魔獣だったのかと小一時間(ry
>第一ビオトープ「ふっ、デビル大蛇など我らの中では一番の小物」
>小松も料理長ですし、美食會・副料理長とトリコで小松を巡る争奪戦勃発フラグなんでしょうか?
それにしても捕獲”アベレージ”27っておい・・・

不安がる小松へのトリコの回答は。読者も思わずブッ飛ぶ第1ビオトープの設定
なんと棲息する猛獣達の平均捕獲レベルは27。太古2強と呼ばれたデビル大蛇涙目です
デビル大蛇の「太古二強」という肩書きは、まさに言葉通り
「太古限定」での2強という意味なのでしょう
「現代はIGOの品種改良によって、より強靭で獰猛な新種が次々生み出されている」と解釈すればしっくり納得できます


「俺達はマンモスやGTロボより先にその悪魔どもを相手にしなきゃいけねェってワケだな
だがそれはGTロボも然りだ。連中もそう簡単にはマンモスまで辿りつけねェはず・・・
もっとも操縦者が洞窟の砂浜で会った奴なら話は別だが」
トリコも恐れるスタージュン様の実力。いるから!スタージュン様いるからトリコ!
と、読者達が「志村うしろー!」的な感想を抱いたその直後、早速庭に放たれた悪魔達が姿を現すのでした

なんぞこれー!!!
>なんじゃあのゴーレム軍団は!? てかあれもグルメ対象??食えんのか!?
ロックドラム(巨大甲殻獣類)捕獲レベル29
完全にゴーレムだこれ。いやいや生体はともかくとしてこのバカげたデカさは何だ
この遠近法のスケールからしても、サニーが捕まえた子供リーガルマンモスくらいのサイズはありそうです。パねェな
デビル大蛇以上の化物がうようよ徘徊する地獄の庭!
どうなる争奪戦!次号へ続く!


アホの子リン、頼れるサニー

「お前らは下がってな。サニー!援護してくれ!」
「嫌だ。面倒臭ェ
ロックドラム―元々の生息地は海岸近くなのにあまりの大食漢ゆえ
より大量の餌を求めて陸地の奥に進出してきた猛獣―だっけ確か
食欲に溺れた下等生物…生き方に美しさ全然なくね?
見た目もブサイクだし俺が相手する要素0だな」

>サニーの語尾に「wwww」を付けるとVIPPERっぽい!・・・・これってトリビアになりませんか?
捕獲レベル29の強敵ロックドラム。小松とリンを下がらせ、サニーとの連携を試みるトリコでしたが当のサニーはこの返答
こんな緊急事態においても尚、「美しい物に関わらない限りは動かない」ポリシーを崩さない唯我独尊の性格
特徴的な軽い口調も相まって先週までの好印象から一転、いきなり読者に「なんだコイツ」という不快感を感じさせます
サニーでこれだと、「四天王一の問題児」という肩書きを持つゼブラなんかは一体どんな破天荒な性格してるんでしょうか

「でも肉は珍味だぞ!倒す価値100だろ!」
「栄養とか豊富なの?無いなら倒す価値0だ」
「じゃあ間とって50!」
あのトリコが結構テンパり気味で助太刀を要請してるのに、あくまでもマイペースなサニーまさに外道
ていうかロックドラム美味いのかよ。分類的には甲殻類らしいので、岩のような殻の下には普通の肉が詰まってるっぽい

サニーがこんな奴なので1人で闘うしかないトリコ。掴まえようとしてきた両手を避け、そこにいきなり必殺技を叩き込む
「5連!釘パンチ!」
ロックドラムの両手にデカイ風穴を開け、尚且つ衝撃で十数mも吹き飛ばす釘パンチの威力
でも見た感じ、ダメージは
手に穴開けただけ。一撃で爆発四散させたデビル大蛇の時とは大違いね
「巨漢を仕留める際は末端部分から攻めるのが基本だ!」
は勇次郎の言葉ですが、ロックドラムを倒すにはやはり内蔵が詰まってるであろう中心部を攻撃しないとダメみたいです
「ち・・・コロシアムの無理が響いている・・・
回復はしたつもりだったがこれ以上の連射はキツいな」

そしてこれから先4機のGTロボの戦いが控えてるというのに、早速5連使っちゃってる迂闊なトリコ
サニーの性格の難といい、リーガルマンモス争奪戦は
IGOパーティーいきなり暗雲です





「スーパーリラクゼーション!オラ!これでもくらってろ岩男!」
そんな中、賢くて可愛いテリーが主人を的確に援護。負けじとリンも愛しのトリコの為に頑張ります・・・が
なんと鎮静剤と興奮剤を間違えるという大失態をナチュラルにかますリン
これドジっ娘ってレベルじゃねーぞ!
>リン、なんて要らない子……っ!
>とりあえずリン帰れ
>リン!あなた本当に使えないわね!
>リン使えねぇ・・・
>リンがメンバーにいる理由全くわかんねえええええ!しまぶーの考えもわかんねええええ!
>トリコがまだ回復しきっていないというのに・・・リンの役にたたなさは神がかってるが、ドジっ娘にはほど遠いな
>しまぶーはリンという名前の女性に何か恨みでもあるのか……?まさか援k(ry
>リン…照れる顔とか結構気合を入れて描かれてると思うんだがあのヘタレ振りは…
しまぶーは彼女をどうしたいんだ?
>ハトのダンナ理論でいくと、リンはアホに分類されるな
まさしくダンナのアホ定義にあてはまるリンの大失敗。そうかこの娘はドジっ娘じゃなくてアホっ娘だったんだ
(ネタがわからん奴はハトよめ7巻を読め)

凶暴化したロックドラムがリンを叩き潰そうと起き上がりますが、妹のピンチという場面でさえサニーはどこ吹く風
ダメな娘リン、妹が死にそうなのに無反応のサニーと、今回はこの兄妹
イメージダウン甚だしいな
しかしその時、さっきの釘パンチでロックドラムの秘密に気付いたトリコがもう一度サニーの説得を試みます
「サニーこれを見ろ!奴の甲殻・・・・
超硬タンパク質の表皮に美炭酸カルシウムが付着してできた甲殻だ
この甲殻を加工すれば
『完美大理石』に生まれ変わる
世界一硬くて美しいと言われる大理石の原料だ

どうだ?お前的に少しは倒す価値あるんじゃねーか?」

ロックドラムの岩のような甲殻は世界一美しい大理石の原材料だった
なるほど猛獣達の身体は食材だけじゃなく装飾品や何やらにも加工されるんだな。モンスターハンターの世界みたいだ

ずどーん!!!!
次の瞬間。凄まじい衝撃音とともにリンを襲ったロックドラムは宙を舞い
300mくらい吹っ飛ばされるのだった。なんぞこれ
まるで波動球で吹っ飛んだタカさんのよう。ロックドラムの体重って少なく見ても
100tはあるよね?

「あ、ゴメ。ちょ、やりすぎた?でもま自業自得ってことで・・・
最後フッ飛ぶ姿は―美しかったよ」

>意外!(でもなかった)それは髪の毛ッ!
>サニーが四天王最強か?と思うくらい頼りになりますね、妹と違って
>妹のピンチにも動かず、美に関する事でしか動かないサニー、ちょっとポイントダウン(-70くらい)
>トリコの説得がギリギリで成功してなかったら、ひょっとしてリン見殺しにしてたのかサニー……?

ロックドラムをゴム鞠のように吹き飛ばしたサニー、その能力の秘密はやはり髪の毛!?
前に「サニーの髪は帯電しているのでは」と予想した朋友がいましたが、これを見るに可能性は非常に高いですね
人間の単純な筋力でロックドラムを数百mを吹き飛ばすのはおそらくゼブラでも不可能です
詳しい設定はよくワカりませんが、多分サニーは
超伝導的な力でも使ったのではないでしょうか。じゃないと説明つかねえ
果たしてサニーの能力の正体は?次号へ続く!


恐竜絶滅!サニーゾーン

「最高級レアクリスタル素材の超巨大シャンデリアにボヘミアガラスの花瓶、空間を彩る花達
細やかな装飾の高級食器。そして・・・大理石の王様、完美大理石のテーブル
全てが”食”を引き立てる大切なサポーターだ
原価何十円としないパスタ料理が盛り付ける「皿」によって値段は数千円に跳ね上がる
その辺の素人が描いたパッとしない絵画・・・「額縁」によって一気に様になる
気のせい?錯覚?いいや違う。パスタはリアルに味の質が上がり、絵は呼吸を始める
言わば合作だ。美しさとは調和であり
その巡り合いこそが芸術なのだ…!」

>サニーは海原雄山と気が合いそうですね
冒頭から3ページ、延々「美と調和」について恍惚と語るサニー。たしかにこの理念はどっかのツンデレ親父美食家と通じるものが
「つまり食材のみを求めるなどナンセンスの極み!
下等なポンコツ動物に湧くウジ虫以下の行動ってワケだよ
わかったかお前ら」

好き勝手に喚き散らしたあとは他人への辛辣なダメ出しと、まさに海原節です。馬鹿どもに車を与えるな!

というワケでやっと戦う気になったサニー。渾身のパンチを繰り出したロックドラムを先週ラストと同様に思い切り吹き飛ばします
「フライ返し!!
ど?自分のパンチ食らった気分」
体重100tはくだらないであろう相手を難なく吹き飛ばすサニーの謎の食技。その名もズバリ「フライ返し」
「自分のパンチ食らった気分はどうだ」という台詞から敵の力を跳ね返すカウンター技であることが判明
超伝導とか一切関係なくて、予想してくれた朋友とそれに賛同した俺涙目
はたして一体どのようなメカニズムでロックドラムの打撃を跳ね返したのでしょうか





「射程距離はどれくらいだサニー?」
「ん・・・そだなァ・・・25mくらいか」
「昔よりだいぶ広くなったな。
お前の”ダイニングキッチン”
小松!もっとこっち来い!
サニーの触覚に絡まっちまうぞ!」
トリコとサニーの会話でポンポンと飛び出たキーワードは 「射程25m」 「ダイニングキッチン」 「触覚」
これだけでもおおよその概要は想像がつきますが、ここからサニーの能力についてトリコの解説パートに入ります
「サニーは自分の髪の毛の先から伸縮自在の触覚を張り巡らせてるんだ
その太さ実に毛髪の1/1000!約0.1ミクロン!
0.1ミクロンは世界で最も細い蜘蛛の糸の1/50程の太さ。人間が肉眼で視認する事は不可能なレベルです
それほどの細さでありながら、
一本あたりの張力は約250kg。トリコがぶら下がっても切れません
>ドリアンの使ったアラミド繊維が4ミクロンで張力200キロだというのに0.1ミクロンで250キロとかどんだけだし
ドリアン繊維との比較からもそのムチャぶりが伝わるサニーの触覚。そんなモンが髪の毛の数だけ伸びてるのだからそりゃ半端ありません
「全部で20万本は下らねぇ強靭な糸の束!その力たるや巨大マンモスなど楽に持ち上げる程だ」

「片手で持っているように見えたあのマンモスはたくさんの目に見えない触覚で支えていたんですか」
>リーガルマンモスを持っていた理由はわかりましたがアレやっぱり脚力は素ですよね?
>サニーの触覚、下方向にも伸びてないと全荷重が足にかかる気がするのですが
>しまぶー理論に口出しするのも野暮やけど、マンモスのシーンの説明が
どうしても張力250kgを支える力が250kgあるかのようなすり替えがされてるようで腑に落ちないんですが

巨大マンモスを軽々リフトアップできる触覚のチートパワー!
まぁでもコレ、「持ち上げる力」と
「その重量を支えるサニーの下半身」は別モノなので
「あの細い身体のどこにマンモスの重量を抱えて歩ける筋力が!」ってツッコミは残るんですけどね
そこらへんに関してはゆで御大の設定を読むような感覚で軽くスルーするのが、少年漫画読者のたしなみというものです
それにしてもこの解説で真に驚くべきポイントは、触覚のチート性能よりも
触覚自体の存在ではないでしょうか
トリコ達四天王がグルメ研究所の研究で生みだされた、モルモット的人間であることは既に周知の事実ですが
超嗅覚と筋力のトリコ。超視覚と毒体質のココはともかく、サニーの肉体に関しては
なんかキモイ触覚が生えてるという、かなり際立った特色
「目に見えない細さ」故にビジュアル的にはまったく気になりませんが、よくよく考えてみれば触覚持ちのサニーは
「人間の容姿をしていない」ということになりますからね。マジショッカーの改造人間かと

このへんにIGOのグルメ実験の倫理的な業の深さを感じてしまいます。これだとゼブラも異形の肉体を持った能力者かも





瞬く間に2匹のロックドラムを倒したサニーの「フライ返し」
最後の一匹は本能からサニーの能力を警戒し、自分の殻を遠距離から投げつけるという知能の高さを見せますが・・・
「髪ネット」
ビシィイイン!と自分の眼前に触覚を張り巡らせたネットを展開するサニー。見よ!このハチャメチャな張力を!
時速150kmくらいでブン投げられた岩が、いとも容易く彼の眼前で停止する!
「フライ返し」
びんよよよ〜ん!ボガァン!
限界まで引き絞られたネットの反発で岩はロックドラムに正対反射。これがフライ返しの正体
ちなみに先週ラストのロックドラムが100m以上も吹っ飛んだのは、バトルフレグランスによって攻撃力が増加していた為だそうで
>リンのバトフレ&サニーのフライ返しで兄妹コンボが出来そうな気がします
確かに。フライ返しは相手の攻撃力が高ければ高いほど威力を増す技なんだから、これは有効な戦術のような気がする

自分の岩を跳ね返されて怒り心頭のロックドラム。そこはやはり下等生物なのか、警戒心どこへやらで突進してきました
「射程距離25m。入ったな」
「あーあ。接近戦を警戒したのは正しかったのに・・・むざむざ入室するとは
サニーの”ダイニングキッチン”!
一度サニーに捕まったら最後。ロックドラムのパワーでも脱出は不可能・・・」
ここで勝負アリ。サニーの射程25mに侵入したロックドラムはたちまち触覚に捕縛され身動きできない状態に

サニーの高度な体性感覚(皮膚で感じる感触器。触覚のこと)は触覚の先端までくまなく伸びている
圧覚・痛覚・温覚・冷覚はもちろん「皮膚味蕾」と呼ばれる味を感知するセンサーまで備えており
その触覚機能は、手のそれをかるく凌駕する
スーパー感覚器と言える
サニーのセンサーに触れることは
体中を触りまくられたあげく、皮膚を舐められ味見されたことに等しい

>腐向けだわ!3倍腐向けだわ!
>お前は次に『しまぶー今週も腐女子向け描写を怠りません』と言う!
>お前は今日のトリコレビューで「サニー×トリコ分もカンペキだな」と言うッ!
>トリコをナメてました
>ちょっとサニー×トリコで書いてくる
>今までトリコのBL描写はネタだとばかり思ってましたが今週のはww
>これでサニー×トリコを考えるなといほうが無理というもの
>逆に考えるんだ、しまぶーがこのサイトを見ていると考えるんだ
>しまぶー公認のサニー×トリコ!! こいつは春からデンジャラスにときめくZE!!
>そうか…サニーは口ではアレコレ言いつつも会う度に妹の全身ベロベロに舐めまわして味見してると
>まさかのトリコ×サニー!そしてこのカットはどう見てもジョジ・・・ゲフンゲフン
>このカットでいったい何件のジョジョコメがくるのだろうか
>絶対ジョジョネタコメント殺到しますよ。だから私はあえて言わない!
>この味は……トリコ×サニーを求めている『味』だぜ!…トリコ
>サニー「この味は!嘘をついている味だぜ!トリコ」
(同内容コメ71件。ネタかぶり率過去最高)
完全にブチャラティだこれ
もうしまぶーは四天王&小松の全ての組み合わせを網羅する気満々としか思えない
トリコ801同人は今年の腐向け即売会の目玉になるぜ

「ダイニングキッチンてのはサニーの触覚が伸びる範囲内のこと
その中では全ての食材・獲物は自由に調理され味見されてしまう
通称”サニーゾーン”!
無敵だ!
ダイニングキッチンの中でサニーに勝てる奴はいない」

>サニーゾーンと聞いて恐竜を絶滅させるイメージが浮かんだのは俺だけではないはず
>サニーゾーンは隕石を引き寄せ、恐竜を絶滅させる・・・

トリコをして「無敵だ」「勝てる奴はいない」と言わしめるサニーゾーン。トリコ自身接近戦タイプなので尚更でしょう
どっかの無敵部長が使いそうな技名ですが、その能力のインチキさも十分それに匹敵します
「髪ノッキング。生と死もまた調和する・・・いい巡り合いだったよ
お前の存在は俺の美しさを十分引き立たせてくれた。安らかに眠れロックドラム」

かくして3匹いたロックドラムは全てサニー1人で瞬殺
能力も能力だし、マジ四天王最強でなかろうか。
トリコが普通の人に見えてきます
「ハルルル・・・・!」
>テリー!そんなピクルみたいに唸るなんて、流石古代王者!でも逃げて
ラストシーン、警戒心剥き出しで唸り声を上げるテリー。ハルルルってピクルの唸り声と一緒なのでなんか吹いてしまうな
古代の王者を脅かす敵。その視線の先に居たのは・・・
早速来ました一機目のGTロボ!
次号!IGOVS美食会ファーストラウンド!勝利の鍵を握るのは誰だ!?


小松の松茸

冒頭。どう控えめに見ても捕獲レベル35前後はありそうな巨大猛獣が睨みあう中、悠然と歩み寄る一機のGTロボ
先週ラストでテリーと対峙したGTロボではなく、全身重武装タイプの
フルアーマーGTロボです
>重装備GTロボの戦闘シーンがやたらカッコよかった件について
>GTロボカッケー。キュンキュンくるぜ

両肩に装備された可動式のショルダーレーザーキャノンに、上腕部内蔵の強烈な爆裂徹甲弾。強いぜ強いぜ強くて死ぬぜ
小さなボディに秘められた圧倒的火器性能により、瞬く間に2匹の巨大猛獣を駆逐するフルアーマーGTロボ。半端ありません
これオペレーター美食屋じゃなくても強えじゃん
五連釘パンチつえーとか言いつつも結局銃火器最強なんじゃ・・・とさえ思わせるGTロボの超火力
しかしその直後だった。背後から聞こえてきた轟音に後ろを振り返ったGTロボは、同時にその全機能を停止してしまう
リーガルマンモスに踏みつけられてあえなくあぼんです

>深海の水圧でも潰れない最新型のGTロボがあっさりペシャンコ…これはリーガルマンモスの捕獲レベル40台行くか
>リーガルマンモス強すぎでしょっ!捕獲レベル40は間違いなさそうですね
>こんなイリーガルな化物放っといても誰も捕らんわw
>リーガルマンモスでかすぎ!!てか、あれ捕獲できるのか?!
>リーガルマンモスでかすぎだろ・・・ただ歩くだけでGTロボ撃破とかパネェ!!
>リーガルマンモスでけぇ・・・つかつえぇ・・・GTロボ一踏みって
あの様子だと散歩(子供奪還?)の途中で何か踏ん付けて気付くどころか踏んだ事にすら気付いてないですな
>GTロボを容易く踏み潰せるリーガルマンモスも大概ですが、それをも仕留められるであろうスタージュン様マジぱねぇ

この小さな画像で伝わるでしょうかこの超スケール。巨大なクレーターはその1つ1つがリーガルマンモスの足跡で、
その直径は50mは下りません。このスケールだと全長何mくらいになるんだろうか
GTロボはそれこそ人間に踏み潰される蟻のごとく、その存在さえ意識されないまま行きずりに破壊されたと思われます
トリコの釘パンチでもビクともしなかったボディが一踏みであぼん。この事実がリーガルマンモスの巨大さと重量を読者に推し量らせます
GTロボ、リーガルマンモスに踏まれ一機破壊。残り機数3





さて残り3機のうち、1機は先週ラストに登場してテリーと対峙中。はたしてこのオペレーターはどんな能力を・・・
と思いきや。何故かカメラは
一面キノコだらけの森にいるサニーと小松
先週のあの引きから何故こんな事になってるんでしょうか
「はぁ・・・何でこんなトコに来ちまったんだ。誤算だった・・・
流石は捕獲レベル29・・・甘く見てたか。まさかマッシュルームウッドまで飛ばされるとは」

必殺サニーゾーンで華麗な勝利を飾ったと思われたサニーでしたがどっこい、最初にブッ飛ばしたロックドラムを
ノッキングし忘れるという初歩的なうっかりによって怒りの反撃を浴びることに
ロックドラムのパワーで地盤ごと蹴り上げられたトリコ達は数kmも吹き飛ばされ、散り散りになってしまったのだった

>なんぞこのうっかり兄妹
>サニー・リン兄妹の名字はウ・カーツだと思います
>なんだ、うっかりは遺伝だったのか>サニー

「見てくださいよサニーさん。醤油バッタの子供です!」
大変な状況だと言うのに、周囲にわんさかと生える高級食材を前にして料理人の血を抑えきれない小松
「醤油バッタ・・・キモい背中に最高級の醤油をたくわえるキモいバッタだが・・・
子供より
もっとキモい成虫のほうがより熟成した醤油がキモく取れるぞ」
「ええ。でも大人の醤油バッタは体長5mで僕には捕獲できないので・・・
てかキモい言いすぎですよ」
一息の台詞の中に4発のキモいを織り交ぜるサニーがむしろキモい。どんだけー
ちなみに
醤油バッタは読者食材募集企画の採用食材。滋賀県のYHくん良いセンスしてるぜ
>子供の頃ショウリョウバッタをショウユバッタと呼んでた人は多いはず
うむ。あとショウリョウバッタは顔のあたりをギュッと押さえると口から黒い体液出すので、それで尚の事ショウユバッタて言われたわな





「ふーん・・・なかなかいい包丁だなソレ。美しい」
「え?あ・・・ど、どうも」

「お前じゃなくて包丁だぞ」
「ええ。でもなんか嬉しいです。自分のこと以上に」
「なんでこんな美しくない奴と・・・」と、ついさっきまで小松とのツーショットに不満バリバリだったサニーですが、
彼の良く手入れされたマイ包丁と、ニコニコしながらそれを扱う小松の表情を見ると途端に見る目が変わります
採れたての
クリーム松茸醤油バッタの醤油を垂らして網焼きに
「すごい!天然は甘みが全然違う!クセになる味だ!
次は薄くスライスして刺し身で食べてみよう・・・
これもおいしい!逆にクセがなくていくらでも食べれる!」
うーんたまらん。メルヘン100%の現実味のない食材ばかりなのに
なんでこんなにも美味そうなんだ。この漫画の料理は

食ったときの幸せそうな表情が素晴らしいのも勿論ですが、
「天然のクリーム松茸」とか「醤油バッタの醤油」とか。名前から味を想像しただけでもヨダレが出てきそうな美味そう感です
「今掴まえてきた。醤油バッタの成虫だ。こっちの醤油のほうがもっと合うぜ」
するとどうしたことか。突然の心変わりを見せ、あれほどキモいキモい言ってた醤油バッタを小松の為に獲ってきてくれたサニー
どうやら小松は彼の中の美的眼鏡にかなう何かを認められたようです

「たしか小松って呼ばれてたなお前。イキナリこんな危険区にフッ飛ばされたのに
高級食材を見るや子供のようにはしゃぐあたり
キモさMAXだが・・・なかなかどうして
美しい調理器具を持っている・・・それを手にした途端、食材が映えた。全てが調和したのだ

1つだけ言える・・・調理をしている時のお前は美しい」
料理のできる男に弱かったサニー
なんということでしょう。職人・小松の男ぶりにサニーのモーホーセンサーがキュンキュンいってしまいました

「は・・・はァ・・・どうも」
「あ ゴメ。今ちょっとほっぺ舐めちゃった」
「え?何ですか!?」

「何でもねーよ。早く食べよーぜ松茸」
「何かしたんですか僕に!?」
「してねーよ。何かしてほしいの?」
いきなり小松に対して攻勢に出るサニー。この会話がまたモロ隠語ぽくてどうにもこうにもホモっぽすぎます
お前の股間の松茸を食わせろ!
みたいな?チクショウ自分で書いといてナンだが本当にどうしようもないな。股間の松茸てなんだよもう
クリーム松茸って名前もなんだか先っちょからクリームが出る松茸みたいに見えてきたじゃねーか
>最後のコマでサニーが小松をなめるシーンがカットされて・・・逆に腐女子の妄想をかき立てている気がする
>今週はサニー×小松・・・ッッッ しまぶー、豪腕・・・ッッッ!!(腐女子的な意味で
>「早く食べよーぜ松茸」の暗示するものは・・・
>小松「ウホッいいキノコ…」
>ここまで仕込みに仕込まれ、今やマツタケが出ただけで吹き出さずにはいられない域にまで成りましたねっ
>トリコの腐カップル網羅率は異常
>ココに次いでサニーまで篭絡するとは……!!! いくらなんでもモテすぎだろ小松
>ほんと小松は総受けキャラだな!いいぞもっとやれ!
>ちょっとサニー×小松で描いてくる
>サニー×小松フラグどころじゃねえ…サニー×小松ルートだ!!
>いきなり来たぜサニー×小松ッ!! まさかこの早さとは
>小松×サニー来た! トリコはこのままBL路線を突き抜けてほしい
>ちょっとだけ 舐めたサニーで ホモ展開
>そのうち四天王たちが小松争奪戦を始めないか心配です
>「松茸」をいじくる小松の姿にデレるサニー。ていうかこの薔薇色空間に大量の「松茸」、もうどこにいくんでしょうこの漫画
>M・A・T・U・T・A・K・Eをおいしそうに頬張る小松に自分のM・A・T・U・T・A・K・Eも・・・アッーーーー
とこんなとこでしょうかサニーがデレた理由
>今週のトリコから、サニー×小松の腐コメントは山のように届いたろうが、
敢えて来週にトリコ×リンのフラグがたったと予想するッッッ!
>ついで程度にリンとトリコがツーショットになれて万々歳でしょうか
>もはやトリコの意味は「四天王を始めとする凄腕グルメハンターたちは、みんな小松の虜」なんじゃないかと勘ぐってしまうほど
それほどにサニー×小松な今週のトリコ。小松総受けかと思いきや、これは天然責めなんじゃないですかね?
>大変腐女子向けな描写が目だちすぎなトリコ、今後どうなるんでしょう?

小松、四天王中3人を籠絡!凄すぎるぜこのホモ漫画!次号へ続く!


鬼のキンタマ!


>来た!あいつが来た!(サニーから小松を取り戻すため)ココが来た!!
>ココが向かってきてるようですが、サニーと小松との三つ巴が楽しみですね

巻頭カラー1ページ目でいきなりココ登場。はためくマントがカッコよす。今回の出番はここだけですが第一ビオトープに向かってるみたい
GTロボ相手に毒は効くのか?という疑問は読者の誰もが持ってると思いますが、そこんとこどうなんでしょう
金属に対して腐食効果のある毒とか使ったらスゲーカッコイイんですけど、もし仮にGTロボ相手には大した戦力ならないとしても
おそらく彼の真価が問われるのはリーガルマンモスの捕獲時じゃないかなぁと予想
でもまぁ絶対そんな事より読者が期待してるのはBL展開だよな
ココ「ボクも小松くんの松茸を食べさせてもらおうかな」

「なろー。”白い森林”に入るつもりはなかったのに・・・小松とサニーは無事なのか?
テリーはロックドラムの攻撃を回避してたな・・・」

一方、トリコとリンの2人は、ロックドラムと交戦した「黒草の草原」から北へ500km「白い森林」にて健在
白い森林はリーガル島でも最も多くの猛獣が生息する危険地帯で・・・ってロックドラムのパワー無茶すぎだろ!500kmて
飛ばされる直前GTロボを発見したテリーのみがロックドラムの蹴りを逃れ、あの場所に留まっているみたい

>どうやらテリーは1匹でGTロボと戦闘するようですね
>みんな飛ばされてるのに、1匹だけ回避してるテリーにキュンキュンしてます
操縦者は別人なれど、その姿は母親を殺した相手と同一。はたしてテリーは母の仇GTロボを単独で倒すことができるのか?
若き「太古の王者」の覚醒に読者の期待も高まります





「ちっ・・・これ全部相手にすんのかよ・・・最悪な展開だなこりゃ」
『ウチはトリコと2人っきりになれて極楽展開なんですけどー』

高台に登った2人の眼下には、わらわらと集まりに集まった猛獣達。その数は誇張無しで1000匹近くいるでしょうか
この状況を打破する為、トリコは
自分にバトルフレグランスを浴びせろとリンに指示
あの恐ろしい鬼のオーラを限界まで引き出した
超威嚇で猛獣達を追い払うことにします
「100倍に薄めろよ?濃度が濃いと理性を失いかねんからな」
『理性とかむしろ失ってほしいんですけどーこの際ガッツリと!』
>リン、ただの淫乱女じゃねーかwww
>リン・・・このビッチ!ビッチ臭がプンプンするわ!!
>こんなデストローイな状況でも発情するリンは凄いと思います
>トリコとリンのからみに対して、トリコ×小松とかサニー×小松以上の違和感を感じた自分はもう駄目かもしれない
>今週のリンの発言より先週のサニー×小松のがエロく感じる俺の頭を修正してくれ
>どんな状況でも自分の欲望を忘れない…ある意味サニーとリンって似たもの兄妹かも
>トリコ、今回は多分リンは叩かれると思うんですが俺はむしろ好きになりました。
ずっとあの、物怖じしない感じでいってほしいです。なんか、端から見てる分には可愛い。
次回、ココがサニーに嫉妬するのが楽しみです
こんな状況だというのにピンク脳全開のリン。淫売すぎる
ええい!この漫画に出てくるキャラはどいつもこいつも性欲の権化か!

「よしいいぞリン!撃て!」

「威嚇がすんだらすぐにクールダウンしてあげるし!」

かくして指示通りトリコに適量のバトフレを噴射するリン。今回は取り間違えや濃度のミスもなくキチンと仕事をこなします
>お前がクールダウンしろw>リン
>トリコ「おや?うっかりがこねな」
>今回もバトフレ使用時にリンがうっかりをやらかすと思ってハラハラでした
>緊張感さえもてばリンって役に立つんですね

リンはハトのダンナ理論だと「アホ」に分類されるので、通常時はそれなりの仕事はできるのです
でもたまに
取り返しのつかない大失敗をやらかすから始末が悪いという…
「は・・・離れろ・・・リン・・・!危ねえ・・・ぞ・・・!」

>鬼「割れアゴ?それは私のおいなりさんだ!」
>鬼のケツアゴがどうみてもふぐりです。本当にありがとうございました
>見開きの鬼トリコのケツあごがキン○マに見えたのは俺だけじゃないはず
バトフレによって限界まで潜在能力を引き出されたトリコの威嚇は全長100mくらいの鬼オーラに
本来なら「トリコTSUEEEEE!」と驚くシーンなんですが、寄せられたコメントを見ても解るようにこの構図ヤバすぎます
ケツアゴがどうみても陰嚢
「鬼すげえ!」というよりも「鬼のキンタマすげえ!」なシーンになってしまいました。なんてこった





というワケで鬼のキンタマにビビった猛獣達は一目散にトンズラ。威嚇作戦は見事功を奏します
でもバトフレを自分に使うという行為はトリコにとっても奥の手だったらしく、理性を保つのに相当疲労した様子です

「ハァハァ・・・ふぅ・・・あ・・・あぶねえ・・・!
思わず本当に襲いかかっちまうところだった・・・やっぱバトフレは危険だな」
『ウチに襲いかかればよかったのにー』

>バトフレで襲われる(性的な意味で)は本当にあるみたいですね。つまりトリコ×小松本は十分可能ということ!
>トリコと一緒にいたのがリンだけじゃなくて小松もだったらきっとトリコの野生は開放されていた。
とか素で思ってしまった自分が憎らしい。クリームマッタケの次の週に野生のトリコは反則だ

しかし全ての猛獣が退散したと思われた中、一匹だけその場に居座る根性のある猛獣が。あれ?こいつは・・・

オブサウルス(哺乳獣類)捕獲レベル28
「より強い者を主人として背に乗せ、更に強い者が現れるまでは主人の命令に忠実に従う猛獣
おそらく主人はGTロボ。命令は俺達の足止めってところか
俺の威嚇にも逃げないあたり、GTロボの実力がうかがえるな」

4機のGTロボのうち、1機が乗り物として使っていた猛獣です
主人の命令には絶対服従であるとか、「IGOの美食屋を足止めしろ」などという高度な命令をちゃんと理解して実行するとか
凶暴そうな見た目に反して凄い賢いです。
ぶっちゃけリンよか賢いんじゃないでしょうか
「面白い。ここからは俺が主人になってやろう
GTロボと俺どっちの実力が上か確かめるがいい」

「強い者に従う」ってのは「食わない獲物は殺さない」トリコにとっても大変都合のいい習性
そんなワケでオブサウルスを自分の僕とするべく勝負を挑むトリコで
次号へ続く!
でもこいつせっかく仲間になってもスタージュン様あたりに殺されちゃうんだろうなぁ。見た目はアレだけど可哀想
テリーと仲良しになったりしたら微笑ましかったのに。そんなシーンちょっとだけでいいから描いてほしいのう


裏切りの男ギド

「どーだお前ら。うまく取り出せたか?宝石の肉ジュエルミートは」
冒頭、グルメ研究所特別調理室で横たわる子供リーガルマンモス。その口から喉奥深くになにやら妙な機械を挿入されてます
「宝石の肉ジェルミートはリーガルマンモスだけが持つ特殊な部位の肉の名称
ヒレやサーロインは勿論のこと、ハツやレバーといった内臓系など全身の旨みを全て兼ね備えた最高の部位なんだって。パねぇ
昔は解体することでしか手に入れられなかった「宝石の肉」ですが、近年は遠隔操作の機械によってマンモスの体内に侵入し
生きたままに部位のみを取り出せるようになったそうで、しばらくすれば一匹の個体から何度でも宝石の肉が取れるって寸法です
でもクソ広い迷宮のような体内から特定の部位を探し出すのは相当難しいようで、やはりそこは経験がモノを言うみたい

「もっとデカいマンモスならワシ自ら体内に入って探し出すんだがな
しかし・・・子供のほうを先に捕獲したのは明らかに失敗だったな
今頃親は泡食って子を捜してるハズ。暴れる親マンモスを捕獲するのは至難だぞ

最悪の場合直接親マンモスの体内に入って
宝石の肉を取り出す・・・か。できるかなあいつらに・・・」

>リーガルマンモス「中になんて入っちゃらめええええええ」
>マクロの決死圏!

所長曰く、成体のマンモスは筋肉組織の中に酸素まで通ってて生身で侵入可能だそうです
既に朋友達も「クソでかい親マンモスどうやって研究所まで運ぶん?」という疑問があったと思いますが、この設定で万事解
どうやらリーガルマンモス編クライマックスは
マンモス体内という展開か?スタージュン様も中に入ってきそうね
現役美食屋四天王を掴まえて「あいつらにできるかな」とか言っちゃう所長カッコよす。この人にとっちゃ4人もまだヒヨッコか

一方、岬でGTロボの一体と遭遇していたテリー。デビュー戦となるタイマン張るかと思われてましたがどっこい
脇目も振らずトリコの元へ向かって爆走してました
まだ子供のテリーですが、それでもそのスピードは時速110km。しかも全速で軽く5時間は走ってられるという
GTロボの秘めるただならぬ戦闘力に危機を感じ、それを一刻も早く主に伝えようという実に賢い行動ですが・・・
このケース、テリーにとってなによりも「正しい判断」と言えたのはトリコへの報告云々の部分ではない

ひとえに。この敵との闘いを避けたこと自体が賢さの証明だった
地獄のような光景の中を無感動に歩くGTロボ。ポリポリと額をかく動作はまさしく・・・
>おいのロックドラムが人形のようにバラバラに!
>テリー「バトルウルフ一族に代々伝わる戦術・・・それは
逃げる!!」
>テリー「逃げるんだよおおおおおお!!」

>ふぅ…テリーが無事でよかった。危うくとっつぁーん!再びとなるところだったぜ
>ロックドラムが全滅・・・まあ、とっつぁんを0コマで殺してしまうような男なんで、このくらいは当然か
>ロックドラム皆殺しとかジュン様強すぎ!テリー良く逃げられたな!
>トリコの五連釘パンチ<<<スタージュン様inGTロボの圧倒的な差に泣いた。
フグ鯨の時でも分かってたけど、やっぱ四天王より色々と上みたいですね
ロックドラム連続バラバラ殺人事件!
生首とか殻の下からブルンとこぼれ出ている肉とか。スプラッタすぎる
五連釘パンチがロックドラムの掌に風穴開けただけというショボさだったのに
スタージュン様はボロ雑巾でも引きちぎるかのようにその巨躯を粉々にしてしまいました
まぁあのとっつぁん殺しのスタージュン様ですから、これくらいの強さは予想の範疇なんですが、
同じ四天王であるサニーもフライ返しでロックドラムを手玉に取っていたことを考えると
トリコの弱さが深刻なような気がします。10連釘パンチでも撃ってくれよと





「はぁ・・・結局また使っちまったなバトフレ・・・」
「仕方ないし。こいつが全然言う事聞かなかったから」
「それが問題なんだ。こいつの主人だったGTロボ・・・
相当な実力者だったって事だ」
その心配なトリコはと言えば、オブサウルスとの戦闘シーンをいきなりハブって僕に従えてました
>流石の捕獲レベル28も、鬼のキンタマの前では無力でしたか・・・
>オブサウルスの主は、おそらく支部長のセドルでしょうね
オブサウルスは想像以上に手強かったらしく、鬼のキンタマを使用してやっとこ降伏させた様子
「より強い者が現れるまでは主人の命令に従う」というオブサウルスの習性を考えると、
【素の状態のトリコよりも強く、鬼のキンタマよりは弱い】
くらいの実力者がオブサウルスの主人であったと思われます。朋友予想の支部長セドルが濃厚でしょう
スタージュン様はまず間違いなく鬼のキンタマより強そうだからな

一方、小松とサニーは未だ男のキノコ祭の真っ最中。すっかり意気投合しちゃってました
「な!小松!」とかもう完全にマブダチです
>今週もサニー×小松のターン!
>サニー、完全に小松の虜になるの巻


ちなみにサーロインキノコは東京都・竹原駿くんの投稿食材。笠の部分が肉みたいになってるキノコで美味そうです
「それはそうとサニーさん、そろそろトリコさん達を捜しに行ったほうが・・・」
「大丈夫大丈夫!目的地は一緒だしそのうち会うだろ
それよか沼地にもっと高級食材がわんさかあるぞ」
「ホントですか!行きましょう!すぐ行きましょう!」

お前ら仲良すぎだろ
任務もテキトーに美味い物を食いながらゆっくりとリーガル高原を目指す2人。
サニコマ半端ねぇ






「バカガ・・・油断シヤガッテ・・・」
ラストシーン。親マンモスに踏み潰されたフルアーマーGTロボを発見した、もう一機のGTロボ
サラサラのロングヘアーが印象的ですが、注目すべきはそこではありません。その機体のサイズ

フルアーマーGTロボの5倍以上はありそう大型機です
通常サイズが2mとして、こいつは10m以上はあるでしょうか。GTロボの中にはこんな規格外のもいるのね
「ギド・・・イイ所ニ来タ。早ク起コセ
核ハマダ生キテル・・・今修復中ダ」

ここで更にビックリ。まだ能停止していなかったフルアーマーGTロボ
コアさえ無事なら修復機能までついてるとか。GTロボのチートさ加減もここに極まれりといった感じですが・・・
「イラネーヨ。消エロ
マンモス捕獲ノ手柄ハ俺ガモラウゼ・・・ヘヘ・・・」

「ギ・・・ギド貴様・・・!」
言うなり助けを求める仲間のコアをバギャッと踏み潰してトドメを刺してしまうGTロボ。何をするだァー!許さん!
>スタージュン様に覚えられてなかったわりに、ギドはなかなか強そうですね
>ギドが仲間やっちゃいましたが操縦室すぐ隣なのでは・・・
>生身の本体は同じ部屋に居るのにこんな事してギドは大丈夫なんですかね
>ギド何やってんのお前!敵に壊されるならともかく会社の備品を勝手に壊すなよ
修理代その他もろもろ請求すんぞ!?
操縦者の
ギドはベイとは違ったベクトルでかなりヤバイ奴みたいですが。どうやら生粋のアホの子のようです
本体は同じ部屋にいるのに。キレた相手から生身に報復食らうとか考えないんだろうか
GTロボだって、そのテクノロジーからして一体作るのに数億の金は下らないハズです。無意味に壊すんじゃねー!
醜い手柄争いの裏切りによってGTロボ一機消滅!
次号へ続く!

>今回でGTロボの操縦者が大方特定できたと思うのですが、
オブサウルスに乗ってた奴はどの機体だったでしょうか?手元にジャンプがないんで確認できない・・・
おそらくこうだと思われ
テリーが遭遇した、ロックドラム惨殺GTロボ
(操縦者:スタージュン様)

今週脱落した、銃火器満載フルアーマーGTロボ
(操縦者:怪人ザイパーか野人ドーサのどちらか。片方はスタージュン様と交代している)
仲間を踏み潰した、全長10m超の大型GTロボ
(操縦者:ギド)
そしてまだ動きを見せていないオブサウルスの元主人GTロボ
(操縦者・第6支部長セドル)
3機のGTロボのうち、スタージュン様は別格としてもセドルはかなり強そう。どういった食技を使うのか今から楽しみです


激情のサニー

「小松(まつ)!そいや言い忘れてたがビオトープ内の食材勝手に持ち出すのは禁止だぜ。重罪だ」
「えーそーだったんですか!?ものっそいショックなんですけどソレ!
はぁ〜せっかくグルメケースまで持参したのに・・・」

ポイント「いにしえの沼地」に向かって移動中のモーホーコンビ。キノコ祭の次は何を見せてくれるんでしょうか
高級食材を沢山ゲットしてウキウキの小松でしたが、食材の外部持ち出しは禁止だそうでガックリ落ち込みます
ちなみに食材保存用
グルメケースは、そのアナログな見た目に反してめっさハイテクアイテム
数万種類のグルメ食材の最良保存データが入っており、食材を入れるだけで保温・保冷・真空パックなど
最も適した保存状態を保ってくれるという優れモノの逸品です。
市場定価9万円也
小松が肩からかけているだけでも5ケースあるので45万円。リュックの中にまだ何個かあるとすると50万以上は確定か
流石は一流ホテルのコック長だけあって、こと食に関しては惜しみなく金を使ってるみたい。きっと給料もいいんだろうなぁ


「ほーうテイクアウト1000ポータブルタイプ。シルエットが可愛らしいつーか美しいな
うん・・・美しい。それで食材持って帰るならOKじゃね?」
「え?いいんですか?てか入れ物でOKになるんですか?重罪でしょ?」
「うん美しかったらOKだろ。てか俺がOKつったらOKだ
そーだろ?松?」

入れ物が美しいからOKだ!いやむしろ俺がOKつったらOKだ!とステキに無敵なサニー節
小松のこともいつのまにか「まつ」という愛称で呼んでるし、今週もこいつらのラブラブっぷりときたら半端ありません
「俺がOKつったらOKだ。そーだろ松」ってフレーズ、絶対やおい同人で使われると思う
サニー攻め小松受けだな





そんなこんなで到着したいにしえの沼地。太古のグルメ食材が数多く眠る、通称「食の博物館」
捕獲レベル18の沼ウツボが姿を現したかと思うと、それが捕獲レベル23のヤマタノツムリによって捕食され、
更にそのヤマタノツムリを捕獲レベル27の鰐鮫が捕食するというド迫力シーンが小松の眼前で繰り広げられます
「食材の奪い合い・・・いにしえの沼地でも食物連鎖が盛んだな
さてと― じゃ俺らも参加すっか。
この食物連鎖に」

>サニーの「食物連鎖が盛ん」という台詞から、
しまぶーはちゃんとビオトープと牧場の違いを分かっているんだと感心しました
ビオトープは動植物が自立的に生存し繁殖する、人間が管理している場所ですから、
ただ食べる目的で生物を育てる牧場とは違うんですよね。流石はしまぶーだ!

言うなり沼に向かってジャンプしたサニー。この泥沼にダイブしたのかと思いきや、なんとその身体が空中で静止する
「表面張力ってやつさ。小汚い泥を触るのは不快だが・・・身体ごと触れるよりはマシだ」
>あのシーンの表面張力の使い方は上手いと思った
>サニー「『表面張力』というものを知ってるかね?松くん」
コマツ「小松です 僕の名前は小松・・・」

万能すぎるサニーの触手。表面張力で浮くとかまさに人間アメンボ状態です
烈先生の水面走りでも「2人だと流石に沈むな・・・ッ」なのに、小松を抱えて余裕でスイスイ
ちなみにサニーのカラフルな髪の毛は色によってそれぞれ司る感覚が異なり、
ブルーは零点を、ピンクは温点、グリーンは圧点、ホワイトが痛点を備えているそうな
何かスーパー1のファイブハンドを彷彿してしまう

「うわあ酷い・・・猛獣達が皆殺しに・・・
美食會・・・一体何者なんですか彼らは・・・?」
沼の中の猛獣が少ないことに違和感を感じていたサニーですが、対岸の惨状が見えてくると全てを理解
見るも無惨に殺された猛獣達の死骸。既にサニー達の前に、GTロボの一機がここを通過した後だったのだ

「世界中のグルメ食材を牛耳ろうとしてるバカどもさ。くだらねェ連中だ
グルメ食材を集めるだけ集めて一気にグルメ細胞のレベルを上げる気だろう」
「ぐ・・・グルメ細胞?」

ここで美食會の解説の流れから、グルメ細胞について話が展開
既にその特性などについてはこれまでの描写から推察がなされていますが、劇中で詳細設定が語られるのは今回が初
その本質はいったいどのようなモノなのか。トリコ読者興味津々です

【グルメ細胞】
深海に棲む特殊なクラゲから採取できる、優れた再生機能と生命力を備えている万能細胞のこと
注目すべきは「他の細胞と結合することで、その組織の長所を驚異的に伸ばすことができる」という特性
旨いリンゴはより旨く。おいしい牛肉はよりおいしく
まさに「グルメ細胞」の名に相応しい能力と言えるワケですが、いつの時代も狂気の化学というものは生まれるもの
これを人体へ結合させるとどうなるか?
結果、結合に成功した人間は圧倒的な生命力を手に入れ超人と化す
更にその力は旨い食材を食えば食うほどレベルアップするというズルさ。これは成長する生物兵器です

「ちなみにこの細胞は俺やトリコの中にも存在する。所長やリンにもな
当然リスクもデカいぞ。もしうまく結合できなかった場合は細胞の力に負けて・・・最悪の場合は死ぬ」
>リンがアホなのはグルメ細胞のせいだったのか!
>リンはグルメ細胞の適合度が低かったためにアホの子に・・・
>リンはグルメ細胞で「うっかり」が強化されただけだったりして
>猫に小判、豚に真珠、リンにグルメ細胞
>リンの持て余す性欲はグルメ細胞の副作用だったのか!
>リンにもグルメ細胞あったのか…
美味いもの喰わせてもらってないのかな
>キバヤシ「つまり! リンのうっかりっぷりはグルメ細胞のせいだったんだよ!」
>グルメ細胞を持っていないのにスタージュンと互角の戦いを繰り広げたとっつぁんはやっぱり凄い人だったんだ!
>さりげなくいる次郎の爺さん(・`ω´・)

リンぼろくそ言われすぎ
「アホの子」「うっかり」はもう彼女のイメージとして完全固定されてしまったか。気の毒なことです
ちなみに「超人と化す!」のコマで並んでいるシルエットのうち、左側の男のリーゼントは
どう見ても次郎
なるほどグルメ細胞は「旨いモン食えば食うほど強くなる」んだから、細胞を有してから長く生きてる人間ほど強くなるのは道理
次郎くらいだとおそらく
実験最初期の被験者と思われますが、この技術は一体何年前から確立されたのか
シルエット中央の男が物凄く強そうなんですけど、多分こいつが
美食會の料理長とかそんなんに100万ペリカ
過去に何があったのか推察するだけでも面白い今回の公式設定。そう遠くないうちに次郎の再登場もありそうで楽しみだ





「でもサニーさん、美食會もよりおいしい食材を集めてるってことは・・・」
「あぁ、当然向こうにもグルメ細胞入ってるよ。しかももともと下等でキモい悪党集団
グルメ細胞でより邪悪さが際立ち、キモさ100倍ってワケだ
まぁ俺にとっちゃンなことどーでもいいけどな。
美食會との戦いなんざ・・・」

ネウロで「悪意の定向進化」という設定がありましたが、なんとなくそれを彷彿とさせるサニーの物言い
悪人がグルメ細胞を有すると
悪意も強まるのか?ただのジョークかも知れませんがちょっと気になります
「まぁ俺は美食會との戦いとか興味ねーし」とドライに語るサニーでしたが、
討ち捨てられた猛獣の死骸が近づくと、そのペラペラ喋る口数が次第に減っていきます

「ヒドイ・・・近くで見るとこんな無惨に・・・食料にされるワケでもなく
ノッキングされたでもない・・・
ただ殺されたままだ・・・!」
殴られ、引きちぎられ、抉られ、苦しみの末に絶命したであろう猛獣達。その凶行の目の当たりにし憤りを覚える小松
そして彼の隣には。さっきまでの不真面目具合がどこかへ吹き飛んだかのような真剣な表情のサニーがあった

「どーでもいいけど・・・こんなに美しくないことされっとよ・・・笑えねェな・・・
ムカついて笑えねェぞ!美食會よ・・・!」


>サニー「てめーは俺を怒らせた!!」
>サニーになら舐め回されてもいいと思った
>これまでのアッー!な空気は全てこのコマを光らせるための伏線か。やるなしまぶー
>今週はサニーの熱い一面が見れたのがよかったですね。ココもボヤボヤしてると、マジで小松を取られちゃうぞ!
>無益な殺生を軽蔑するのはトリコもサニーも一緒なんだな
>サニーかっけぇぇぇ!!!!そうめん頭とか思っててごめんよ

初めて剥き出しの感情を見せるサニー
それは許されざる悪党どもに対しての”怒り”
初登場時から終始ふざけたチャラ男ぶりを見せてきたサニーでしたが、やはりその本質は激情家の正義漢でした
朋友のコメントにもありますが、これまでのヘラヘラ男から一転してのこの表情。ギャップ燃えせざるを得ません
まさに数週間かけた
「仕込み」が炸裂した瞬間とでもいうか。いい仕事するなぁしまぶー

でラスト。サニーがそんなカッコイイことになってる頃
トリコは難所デビルアスレチックにて
なんか変な猛獣にえらい苦戦してました
「ちっ・・・まだ5面でこの強さか・・・力を温存してる場合じゃねえな」
>トリコの弱体化が著しいですね・・・
疲れが残っているとはいえ、ベイ以降苦戦しっぱなしってのは主人公の威厳が・・
>サニーの力の底が未だに見えないのに対してトリコがいっぱいいっぱいなのが泣けてくるぜ

捕獲レベルアベレージ27の世界とは言え、連載初期の無敵主人公ぶりはどこへ行ってしまったのか
しつこいようですが捕獲レベル29のロックドラム3匹を手玉にとったサニーと比べて、トリコの弱さが深刻です
ここらで何かパワーアップイベントでも欲しいところですが。はてさてどうなる
次号へ続く


ダメ主人公トリコ

前回ラストでトリコを苦戦させていた変な顔の猛獣の名は怪鳥ルバンダ。クチバシもないのに鳥なのかよ!
捕獲レベルは30ということで、味方キャラであるリッキーを除けば「動いている」レベル30以上の猛獣初登場となります

ルバンダはパワーとスピードはそれほどでもありませんが
幻覚作用を引き起こすブレスを吐くというファンタジーRPGのモンスターのような能力を持ち
トリコはその能力に翻弄されて苦戦を強いられているんだそうな。
あと顔が酷いのも特徴だな
「ちっ オブサウルスは簡単に惑わされ奈落の底に転落するし・・・
1ミリも戦力にならんかったなアイツ・・・」

>オwwwブwwwサwwwウwwwルwwwスwww
>オ、オブサウルスー!!!!
>オブサウルスウウゥゥゥウウウウウ!
>お前は今週のトリコレビューで「オ、オブサウルスーッ!!(号泣)」と叫ぶ!!
>せっかく仲間にしたオブサウルスがあっさりw同じかませでもブリーチだったらきっと3週くらい使ってる
>オブサウルス、まさかのとっつぁんと同じ扱いwww
>1ミリも戦力にならんかったって酷い言い方だトリコ・・・

オ、オブサウルスーッ!(号泣)
戦闘シーン一切無しで既に死んでいたオブサウルス。死に場面があるだけとっつぁんよりマシでしょうか
いやしかしそんな事実より問題なのは、およそジャンプ漫画の主人公にあるまじきトリコの冷酷な発言
「ちっ」て舌打ちして「1ミリも戦力にならなかった」ってお前の血は何色だーッ!!
ここ最近の弱体化に加えてこの問題発言。先週サニーが株を上げただけに、相対的にとんだダメ主人公ぶり
一刻も早くなんとかしないと読者に「弱いクセに外道のトリコ」というイメージを植え付けかねません。頼むよしまぶー





「めんどくせぇ相手だなちくしょう。俺の体力が全開ならワケねーんだが・・・」
リンの援護攻撃を受けても尚、攻めあぐねるトリコ。流石に弱すぎだろコレ
一応「体力全開なら余裕」という格付けは明確に語られますが、疲弊の主な原因たって・・・
>変顔鳥が強いっていうより、トリコが弱いって印象を受けてしまうのが・・・
現在疲弊している原因が、コロシアムの壁破壊・ベイとの戦闘・ロックドラムの腕破壊っていうのもちょっとなぁ

並べてみるとどうもパッとしません
最大必殺技には弾数制限があるわ、その必殺技を使ってもロックドラム一匹倒せないわで目頭が熱くなってきます

と。そんな弱体化著しい主人のピンチを救ったのは、まさに風のような速さで追いついた我等のアイドルテリー!
リンも驚くそのスピード。テリーがこれほど早く追いついた理由は道中の猛獣達をトリコが追い払っていたせいもあるが、
やはり最大の要因は
種としてのバトルウルフの成長速度
スタート時に時速110kmだったテリーのスピードは
現在170kmにまで上がっていた
>テリースゲー!リンやトリコより役に立つな
>トリコの弱体化著しい中、テリーの底知れない素質にワクワクします
>テリーが合流した以上、リンはよくて解説か驚き役だな。あー、でもトリコ自身も解説やっちゃうしな

さながら獅子座のレグルスのような成長ぶり。「男子三日あわざれば刮目して見よ」と言いますが、テリーの場合は数時間です
そんなこんなでルバンダに一太刀入れたテリーでしたが、そのままトリコと一緒に敵を倒そうとはせずピョンと脇ルートへジャンプ
まるで「トリコ!そっちよりこっち行ったほうがいいよ!」とでも言うように、ルバンダを避ける迂回ルートを指し示します

「サニーの触覚に反応するほどテリーの感覚は鋭い・・・
何か危険が迫ってるのかもしれん。ここはテリーの進むルートを信じよう」

なんかもうめちゃくちゃ頼れるテリー。主人を差し置いてパーティーの中核的存在です

「うおっ!よかった・・・あっちのルート行かなくて」
元ルートを強行したら遭遇していたであろう大物を横目に、まるでゾンゲ様のような台詞を吐くトリコ
もうここまでくるとむしろ、どこまでこの墜落っぷりを見せてくれるのか楽しみになってしまう
かくしてテリーのおかげでトリコパーティーは難所ビルアスレチックを無事に通過。ついにリーガル高原に向かいます

しかし足取り軽く意気揚々のトリコとリンとは裏腹に、テリーの危機察知能力はすぐ背後に迫る脅威を捉えていた
ルバンダ瞬殺。もうここまで来た漆黒のGTロボ!
>スタージュン様速いな
>スタージュン様、全く自分のスピードが出せてないにも関わらず、テリーと同等のスピードて・・・
>トリコ達が苦戦していたとはいえ、テリーと同等以上のスピードで来ているスタージュン様マジパネェっす
>スタージュン様登場はマンモス捕獲終盤だと思ってましたが、
あのスピードではセドルと戦う前に遭遇してしまいそうで不安ですね。頼みの綱はテリーだけ
>スタージュン様はトリコが遭遇するはずだったデケー獣もアッサリ惨殺してしまうのでしょうか
>トリコ達が必死にやり過ごした巨大な怪物、次週の冒頭でスタージュン様にやられてそう

テリーが時速170kmなのに、もう目と鼻の先まで迫って来ていたスタージュン様。どういう脚力だよ
いよいよ舞台はリーガル高原へ突入!先行しているギド、近づくスタージュン様との交戦。そしてまだ姿をみせぬセドル
恐ろしい強敵達がひしめく一方、サニーと小松、空からこちらへ向かってきているココの合流と味方の戦力も再び終結しつつあり
良い意味でまったく展開予想が効かない面白い状況に。
とりわけどうなる次号!


覚悟

時速170kmで走ってきたテリーを余裕で追走してきたスタージュン様の脅威の脚力
敵の圧倒的スピードと、追跡されていたという事実がテリーの精神に与える影響は大きかったが、真の衝撃は別のところにあった
『自分がむざむざトリコ達の居場所を敵に教え、案内してしまった』
危険を伝えにきたハズが、逆にトリコ達を危険に晒すハメになったことに強いショックを受けていたのである。なんていい子なんだ

『ここで闘るしかない!』覚悟を決めたテリーは戦いの咆哮を上げる。ここのナレーションと煽りが最高に格好良くてたまりません
今日この瞬間より戦いのみの一生へと
戦闘の雄叫び―
バトルウルフ成長の瞬間
とき


>この漫画でいちばん賢いのはテリーだと思う
>もうテリーが主人公でいいじゃない!と思わせるかっこよさでした
>なんかもう、タイトルを「テリー」に改題したらってくらいの勢いでしたな
>トリコの株もここらでズーンと上げて欲しいなしまぶー
>トリコのテリーの「バトルウルフ成長の瞬間(とき)!」っての
なんか流れ星銀もしくはWEEDを思い起こさせて燃えるね

「仔ウルフ」の皮を脱ぎ捨て、生涯を戦いに生きるバトルウルフとして人生初の本気バトルに挑むテリーかっこよす
次号、絶・天狼抜刀牙でも撃ちそうな勢いです
というか実際テリーの必殺技として抜刀牙やヤマトのブーメラン等、高橋よしひろ作品の技は絶対出ると思う
と、
冒頭3ページずっとテリーのターンで読者を燃えさせてくれた展開ではありますが
洞窟の砂浜ではトリコとココの2人がかりでも勝てる気ゼロのオーラを発していたスタージュン様の戦闘力
まだ子供のテリーとの戦力差は否めません。はたしてトリコ一行はこの状況をどうやって切り抜けるのでしょうか
>なんか絶望的な感じですねぇ…スタージュン様ヤバ過ぎ
もう次郎が来てくれるとか、何らかのイレギュラーが無いとトリコ達の助かる可能性が…

「ん。狼の声だな・・・けっこ近いぞ。トリコの連れてたバトルウルフか・・・
尋常じゃない感じの遠吠えだったな」
「ト・・・トリコさん達に何かあったんですかね!?」
「そだな。何かあったんじゃね?」

テリーの覚悟と決意の咆哮はサニー達の元にも届いていた。トリコ達の身に危険が迫っているのは明らか
慌てた小松はすぐに救援に向かうことを提案しますが、サニーの返事は「それはダメだな」の即答だった

「ここへは全員それなりの”覚悟”をして来てる・・・
危険区だしな・・・お前もそだろ松?
今の遠吠え・・・
何かただならぬ”覚悟”を感じた
今ここで助けに行くのはその覚悟を侮辱する行為と言える」

>今回のサニーの台詞、かなりジョジョ5部っぽかったですね
>今週でサニーは一巡した世界のブチャラティだと確信しました

覚悟はいいか?俺はできてる
顔舐めといい、「覚悟」を重んじる性格といい完全にブチャラティだこれ
「・・・つまり助けに行くのは美しくないと」
「そ。それにどうせ助けるならもっとギリギリで駆けつけたほうが美しくね?」

「サニーさんの美学は価値観ムズかしいな」などとボヤきながらも、その思考を辿れる小松がなんかいい感じ
『それにロックドラムに飛ばされた時も、さりげなく触覚で僕を助けてくれたし
クールに見えて
何気に優しくて熱い面もあるんだよなぁ』

それに僕はサニーさんの良いトコいっぱい知ってるもん!
的なデレ台詞まで飛び出す小松。このサービスにはサニコマ派の腐女子有頂天です
「さぁ松!俺らはまずここを登らねーと。リーガル高原への入口リーガルウォール
高さ3000mの断崖絶壁だ!」
そんなこんなでサニー達の眼前に現れたのは、見上げたてっぺんがまったく見えないフザけたスケールの絶壁
「こんなのどうやって登るんですか?」とうろたえる小松ですが、サニーはまったく余裕の表情
「”普通に歩いて”登るのさ
俺にとっちゃこんな崖ただの地面となんら変わらん
少し早足で時速5km。36分もあれば登れるだろ」

言うなり沼地の時のように小松を抱え上げ、空中に浮遊したかと思うと垂直に崖を歩くサニー
表面張力で水面を歩き、切り立った断崖絶壁も散歩道に変えてしまうサニーの触角万能すぎ
「トリコが四天王で一番食材見つけてる」って設定、もうただ単にサニーの性格のせいなような気がしてきました
コイツが本気で食材探ししたら絶対トリコよりも見つけてるハズだよなぁ





「コンノ・・・バケモンがァァア!!!!」
同じ頃、そのリーガルウォール頂上付近。ついにその規格外の全容を現した親マンモスと交戦中のギドロボ
画像右下でペチペチと火器撃ってるのがギドロボです
周囲には30m超くらいの大型猛獣もたくさんいますが、それらすらマンモスの一踏みサイズにすぎません
>あまりにもデカすぎるから巨大GTロボのレーザーが体毛で弾かれてますな・・・
>誌面上で大きさを見るとギドロボが約1cm、
マンモスが(足元隠れてる部分やはみ出てる部分)を合わせて約25cmくらいでしょうか
ロボを10mくらいと仮定すると、250mくらいって事になりますね・・・マンモス縮んだ?
>リーガルマンモスはでかい=強いでがすごいですね。 ノッキングに特化した美食屋じゃなきゃ捕獲無理でしょ
「オイオイジャネエゾ!何テ体格ダ手ニ負エン!仕留メルノ無理ハダ!
セドルハ既ニマンモスノ体内カ!オレモ行クシカネエナ・・・」
ギドが語る衝撃の事実。第6支部長セドルはもう既にマンモスの体内!
3機のGTロボのうち、1機は王手寸前。1機はマンモスの眼前と、ジュエルミート争奪戦は美食会側の圧倒的なリードです
あと以前からの台詞回しで解っていたことではありますが、ギドは支部長セドルも呼び捨てにする礼儀知らずのバカたれみたい
多分ここ一番という場面でセドルやスタージュンも出し抜こうとする野心を見せる予感。ほんでネーナみたいな醜い死に方しそう

暴れまくる親マンモスは、巨大掃除機のような吸引力で猛獣達をその鼻に次々と吸い込み
バキボキゴリゴリと粉々に粉砕して肉だけを喰らい、骨をドバッと吐き出します
ぎゃーおそろしい。
そう、これはリーガルマンモスの食事!
魚の骨みたいに吐き出してますけど、この猛獣達一匹一匹の全長が30m超ですよ?親マンモスのバカげたサイズが解るってもんです
「コノ島ノ生態系ノ頂点ハ他デモネェ・・・リーガルマンモスダッタッテワケダ」
>マンモスがデスゴールよりも環境に優しくなさそうですな
>リーガルマンモスの食事シーンでモンスターパニック映画「グリード」を思い出した
>リーガルマンモスの捕獲レベル出てませんね・・・不明なのかな?確実に50は越えてると思いますけど
ギドも圧倒されるリーガルマンモスの迫力。しかし次の瞬間、マンモスはギドがまったく思いもよらなかった行動に出る
なんとリーガルウォールの絶壁から、その巨体を宙に躍らせたのだ
「アア!?リーガルウォールヲ飛ビ降リル気カ!?」


「リーガルウォールの主、ヘビークリフ・・・
安心しな。何もしなければ襲ってこない。そのかわり怒ったら半端なく厄介だがな」

ヘビークリフは断崖絶壁に開けた横穴を巣として棲息する哺乳獣類で、捕獲レベルは30
何もしなければ襲ってはこないそうですが、はたして展開的に上手くやりすごせるものかは甚だ疑問です・・・と
最初にその異変に気付いたのは小松だった
「あれ?サニーさん、なんだか辺りが急に暗くなってません?」
「うん?そうか?って・・・おい・・・おい!何だありゃあ・・・・!?
何だありゃあああーっ!!」

形容するならば。どこにも逃げ場のない巨大な天井が落ちてきた!
断崖絶壁を落下してくるリーガルマンモスの巨体!絶体絶命のサニーと小松はこのピンチをどう切り抜けるのか?
ヘビークリフの巣穴に逃げ込む、というのが普通に考えて一番現実的かとは思いますが
>マンモスの飛び降り→サニー&松のピンチ→ココの救出劇という展開が予想できました
たしかにこの場面でのココ登場も、演出的にはかなり美味しいものがあります。助かる方法はこの2つのどちらかでしょうか
サニー&小松はこの危機をどう切り抜けるのか?どうなるテリーVSスタージュン様?両場面とも楽しみな次号へ続く!


遅れてきた王子様

「うおぁリーガルマンモス!デケェ!あいつが親マンモスだ間違いねェ!
にしてもあのサイズ・・・まるで山だ。サニーと小松は無事なのかよ?急ぐぞリン!」

巨大すぎてサニーと小松には”それ”が何であるか判別できないリーガルマンモス
その姿をリーガルウォールから少し離れた場所で確認したのは、誰あろうトリコとリンの2人だった。あれテリーは?
「テリーは平気だよね?一応バトフレ置いてきたけど・・・」
「・・・ハナから勝算など度外視した決意。テリーは自らの誇りの為に覚悟を決めたんだ
今はただ信じよう。古代の王者から受け継いだテリーの力を」
>ちょwテリー置いてくんなトリコ!
>トリコ「オブサウルス?テリー?あんな畜生ども俺の忠実な駒にすぎん」
>テリー置いてきちゃらめえええええええええ

なんとスタージュン様の迎撃をテリー一匹に任せて先行してきたトリコ達。確かにこの行動は外道にも見えますが、
先週のサニーの言葉を借りると
「テリーの誇り、決意を重んじた」行為と言えるでしょう
テリーはトリコ達を逃したい一心で勝算のない戦いに挑むのですから、その場に残ることはその気持ちを無為にする事になります
バトフレというドーピングアイテムはあるものの、スタージュン様との実力差は歴然。はたしてテリーの安否や如何に

「なんだこりゃ回避できん!そうだヘビークリフ!やつらの巣穴に逃げ込むか!?」
さてカメラ移ってリーガルウォールのサニー達
やはりこの状況で最初に考えつく回避方法は
「ヘビークリフの巣穴に逃げ込む」ですが・・・
逃げ込むどころか逆に巣穴から飛び出して襲ってきたヘビークリフ達
どうもこの騒ぎをサニー達のせいだと思っているようです。一番有効回避手段がいきなり消滅
とりあえず仕方がないので、
ジョースター家の秘伝に従い策もないまま崖を思いっきり駆け下ります
「逃げるんだよぉおおお小松!」「わあああなんだこの男ー!」





「おおっ!トリコにリン!生きてたかお前ら!てかこの状況どーにかできね!?」
断崖を爆走するサニーは眼下にトリコとリンの姿を確認。2人に状況を打開する策を求めます
トリコは咄嗟に地面に向けて必殺のナイフを放ち、硬い岩盤をくりぬいて一瞬で深い大穴を作りだした

「サニー!この中に飛び込めえええ!」
>トリコが久しぶりに役に立った!
>トリコの(脇役レベルの)活躍キター!
>トリコ「ダメダメ主人公な私は穴掘って埋まってますぅ」

えらいボロクソな言われようの主人公ですが、この咄嗟の判断力とサニーとの以心伝心ぶりはさすがと言うべきでしょうか
更に言うならこの
岩盤をくり抜いて穴を掘るというパワフリャーな策も、トリコだからできる芸当
サニーの触覚でも、ましてココの毒でもこんな事はできません
やはり四天王はそれぞれの得意分野があって「四天王」であり、判断力等の総合値で言えばトリコはリーダー格なのでしょう
まぁ
対猛獣戦で弱いのは紛れもない事実ですが
ズッドオオオオオオオオオン!
僅か数秒間の四天王連携プレーの後、さながら巨大隕石のごとく地表に大激突するリーガルマンモス
10mくらいの深さがあった穴が
あと2mくらいのところまで押し込まれたものの、
サニーの髪での防御もあってなんとかギリギリセーフ。九死に一生を得た4人は生存の悦びを分かち合います

「おっ!サーロインキノコ!食っていい小松?」

>サニーとイチャついてたかと思えば、トリコに泣いて抱きつく。小松はマジ小悪魔ですね
>ここでサーロインキノコとは・・・腐向け描写に伏線張るしまぶーマジパねぇ
>ここのレビューを愛読していた所為で、サーロインキノコに反応するトリコを見てつい吹いてしまったではないか
>トリコが合流して真っ先に「俺にもキノコ食わせろよ(性的な意味で)」と、サニーを牽制するあたり流石ですね
>トリコ「お前の股間のキノコも食っていい?」
>サーロインキノコのときのトリコと小松の立ち位置が狙ってるとしか…
>小松のペニスを持って「食っていい?」って聞いとるようにしか見えん

再会するなり「お前のキノコを食わせろ」小松の股間をガン見しながら言うトリコ
しまぶーマジやりたい放題
小松が後姿、トリコの視線が小松の腰あたりなので本当にそういうシーンにしか見えません。半端ねぇ





「やっぱりリーガルマンモスかよ。なんつーサイズだ。俺の触覚もノッキングも届かねーぞ」
降ってきたモノがリーガルマンモスだと解ったサニー。歴戦の美食屋といえどもそのサイズにはただ驚愕するしかない
穴から出てその大きさを再確認していた時、周囲に開いた無数の穴からヘビークリフがゾロゾロと這い出てきた
ヘビークリフは身体をダンゴムシのように丸めてその肉体を硬質化、リーガルマンモスのプレスにも耐えたのである
>ヘビークリフリーガルマンモスに潰されても生きてるってどんだけー!?
流石の捕獲レベル30。そんな化物どもが怒り心頭で出てきたもんだから状況は最悪です
「マンモスとこいつら全員が相手かよ!トリコお前も来い!リンも手伝え!」
いつも余裕たっぷりのサニーが見せる、鬼気迫る表情とテンパり具合。この状況のヤバさが読者にも伝わってきますが・・・
その時、緊迫の場面に似つかわしくない涼やかな声がその場に響いた
「ボクもいるよサニー」
直後、一匹残らず膝から崩れ落ちてその場に倒れ伏せるヘビークリフ達。何が起きたか?なんて聞くのは野暮ですよ

「死にはしない。全身麻痺の神経毒だ。やぁ遅くなったね」
四天王ココ華麗に推参!
>ラストの小松の顔wwwwwこれはサニーピンチだな!小松争奪戦始まるか
>さあ、来週は小松争奪戦だぜウヒョー!!
>美味しい物を食べるのが、トリコ。おいしい所をもっていくのが、ココ
>さっすがココ!トリコに出来ない事を平然とやってのける!そこにしびれるゥあこがれるゥ
>ココめちゃくちゃイカス…考えたら刃牙でも実証されてるように、毒は当たりさえすれば効果絶大ですしね
なんか、ますますトリコの立場が…
>サニーもココも、捕獲レベル30の群れを手玉に取る強さを見せ付けてくれましたが、
これによってトリコの弱さがさらに際立ってしまいましたね・・・
>かたやレベル30のルバンダ一匹に苦戦しまくるトリコ、
かたや同レベルのヘビークリフの群れを簡単にあしらうサニーとココ…

デビル大蛇の時は回避されまくったせいでアレでしたが、こうして改めて見ると半端ない「毒」の有用性
頼れる味方が合流したところで期待の次号へ続く!何が期待ってアンタ小松争奪バトルに決まってます
小松の顔に注目。めっちゃ「好きな人が助けに来てくれた乙女の表情」してますよコレ。ココが本命か!本命なのか!?
とりあえずコレだけは前もって言っておきますが
ココが小松のサーロインキノコを食べたがったらしまぶーは神


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