391話
「ニトロ!?しかもこれは・・・ブルーニトロか!んお?見たこともない食材があんなに沢山・・・
多すぎる!果てが見えんほどの量じゃ!・・・あ・・・・あなたは・・・・」
冒頭、前回ラストに引き続きネオの腹の中(?)を探索する一龍。壁に埋め込まれたブルーニトロ達に続いて発見したのは、見たこともない食材の山
おそらくはネオがブルーニトロと一緒に食った「青い宇宙の食材」だと思われますが、どこからともなくその食材を捌く音が聞こえてくるではありませんか
誘われるように音のする方に向かった一龍は、そこで懐かしい人物の後ろ姿を目撃する
フローゼの魂が療水による蘇生を拒んだ理由としては「アカシアに利用されない為に」という予想が読者の主流でしたが、それとはまた別に
「この魂の世界で何かやらねばならない大切な事があったから」という事でしょう
この膨大な量の食材と、フローゼによるその調理が何の為に行われているのか現状ではまだ定かではありませんが、
問答無用の大団円ラストを迎える為の布石である事だけは容易に伝わってきます
一龍が蘇生を拒否したのもフローゼのような大事な理由があれば、戦犯ジジイ扱いも返上できるのですがはたして・・・
>ネオの体内に蓄えられた生物、食材を見て、子供の頃に見た絵本の内容を思い出しました
とある虫が地球に存在するもの総てを食ってしまうのですが、その虫の体内には食われた地球のもの総てが存在していた、という内容です
今週のトリコ見ているとどうしてもその絵本の内容が浮かぶんですが、これはラストでネオが色んな蓄えた奴ら総て吐き出して、
死んだ奴らは生き返るってお約束ですかね?ご都合主義には呆れますが、子供の頃に読んだ話と被る展開ならいいんじゃないかと思いました
「いくぞアカシアアアア!!」「来いトリコォオオオ!!」
一方ポンコツ親子のラストバトルは、マイノリティワールドのようなおかしな特殊能力なしの凄絶で血生臭い肉弾戦へと突入
怒りを込めた渾身の拳を何度も叩き込むトリコに対し、「苦手な味」であるそれを意にも介さずしゃくしゃくしながら反撃するアカシア
アカシア善人説が濃厚になってきた今、これは「ネオを倒す為にアカシアが敢えて喰らってくれている」と捉えるべきか
怒りの味を大量に食らったストレスからか、全身のいたる箇所がボコボコと醜く膨れ上がり、「完全体セルかよ」とツッコまれたあのフォルムからは程遠い姿になっています
とは言えトリコのダメージも尋常ではなく、特に両拳はネオに食いちぎられて手首から先が無くなっているという状態。こんな腕でネオを倒す決定打を放つ事はできるのか?
「はぁー!いいぞトリコ!まるで猛り狂った野生の獣!だがまだ足りん!まだまだまだまだ足りんぞ!
!まぁだ居たのか大トカゲ・・・・てめえのソレは溜めるのに時間が・・・ん!?
あれはスカイディア裏のチャンネル!一瞬でエネルギーが満タンに!」
と、ここでチャージに時間を要すデロウスの異次元レーザーを、スカイディアの裏のチャンネルで0にするというRPGでもありがちな八王の連携技が炸裂
「それでも遅いわ!」と回避しようとするアカシアでしたが、そこを狙ってギネスのギネスサーチの追撃。一瞬だけ魂が抜けたことで、回避行動に遅れが生じます
「この・・・・オンボロの野良犬がぁあああああああ!!!!」
「今だ!全員で撃ち込めェ!満身の・・・怒りを込めて!!」
ペアの仕切りで全方位から一斉攻撃を放つ八王、四天王、三虎。まさに全身全霊の全員攻撃が回避不能のアカシアに直撃する・・・・・が!
”しゃく”
「はぁ〜はぁ〜!蝿・・・どもぉ〜!!!まだまだぁ!まだまだまだまだまだぁ!」
「馬鹿な・・・あの攻撃を食い切ったのか!?アカシア・・・お前の体はもう限界のハズ・・・!」
既に限界近い状態で全員の怒りまでも全て食い切ってしまったアカシア。醜く膨れ上がったその肉体は、もはやパンク寸前の風船のよう
そんなアカシアの姿を見て、恐ろしさや恐怖よりも先に友に対する憐れみの表情を見せるペアマジ良いヤツすぎる
>アカシアの見た目が珍獣から元の(?)ネオに近づいていってますね。ペアのお前の体はもう限界のはずというセリフ、
怒りを込めた攻撃をくらい続けたり食べ続けたりしたことによる限界なのか、アカシアがネオを抑えていられる限界を迎えているのか
反撃に出たアカシアは一瞬でギネスに詰め寄り首根っこ掴んで頭から丸かじりにすると、更に返す刀でデロウスの首にガブリ
デロウスはかつてこの世を制した自慢の牙で反撃するも、特にダメージは与えられず首を噛み千切られます
「あかん!あいつもう正気やあらへん!全員喰いまくる気や!もっと遠くへ・・・!」
完全に食欲の権化と化し、その瞳に理性の光を感じられないアカシア。というかこれはもうアカシアの意識が弱くなってネオが表に出てきたと見るべきか
ただならぬヤバさを感じ取ったブランチは小松らを抱えて一旦現場から離れようとしますが・・・
ゲェーッ!?
まさかのビーム一閃で下半身が消し飛ぶ料理人4人
4人の身を案じて叫ぶも、直後放たれたビームで自分も真っ二つにされるココ
間髪入れずにゼブラとサニー、バンビーナ、ムーン、スカイディアと、瞬く間に皆殺しにされていく主人公パーティー
>ココ「小松くん!ブランチ!・・・(後誰だっけか二人)・・・みんな!」
>捕獲レベルのインフレが激しいって言うけど、本当にインフレ激しいのはダメージ描写だと思う。最早下半身消滅がかすり傷以下にしか思えない
>しまぶーの中でトリコ以外の四天王ってもうその程度の存在なんだなって
>お前らが「トリコ雑魚過ぎ」ってうるさいから、しまぶーが捻くれて「本当の雑魚とはこう言うのを指すんだよ」とばかりに四天王を瞬殺しちゃったじゃないか
>四天王「8年必死に生きてきた結果が・・・ ・・・これなのか?」
>テリー達がいるから、ギネス、蛇王、烏王、馬王は死んで猿王ぐらいは生き残ると思っていたがそんなことなかったぜ
>サクサク死にましたね。個人的には2Pぐらいで死んでいいからもっと書き込んでほしかったな
>子孫を残した八王だけが死んで子供に次代を託す展開かと思ってましたが、
人間キャラは物理攻撃でやられたのに対しあからさまに八王だけ食われてやられたせいで逆に全員復活フラグが見えてきました
ネオ消滅→摂食で回復できなかった部位が回復可能に→マイノリティワールドで全員復活…ちょっとご都合すぎるかな?
>ジョアはジュン様が削って三虎が倒して、アカシア戦もトリコの援護はこの2人。ジュン様と三虎活躍させたら尺足りないのはわかるけど、
四天王の活躍奪われすぎじゃないですかね。それでいて最後には驚き役でアカシアにやられるって
まだ青鬼白鬼とか最果ての地、センターと色々謎が残ってるしアカシア戦後には四天王も活躍させてほしいですが・・・
>ここまでしゃくしゃくされちゃうと、「ネオに喰われたダメージは治癒不能」という縛りのせいでかえって絶望が希望に裏返っちゃうね
このあとフェイスフラッシュ展開来るぞ〜と。聞仲のムチで片っ端から封神されてった崑崙十二仙みたくガチで死んでたりはせんよなあ・・・
>チャージの長いデロウスのレーザーをスカイディアの異能で時間短縮は「おおおおお!」って感じでここ最近ナンバー1の戦術に思えた
でもその一方で前評判の大きさが足かせになってデロウスの世界を制したキバと狼王ギネスはパッとせんまま退場しちゃいましたね
ギネスなんて影武者フェイントまで挟んでの登場だったのにあのドラマ性の欠片も無いグロ死要員っぷりは酷いwww
さながら富野アニメの最終回の如く、バタバタと殺されていく仲間達
お前ら全員死ぬために生き返ったのかと
本来ここまでこの作品を読み続けてきた読者ならば目を背けたくなる展開でしょうが、なんかもう「作業」感が強すぎてまったくそういう悲壮さは感じません
まさに「在庫一斉処分セール」という例えが相応しい皆殺しショー。しかしそんなドライな読者と違い、激しい動揺を見せるのはまさかのペア
次々倒れていく仲間達にかつての光景がフラッシュバックし、恐怖に震えてます
「あ・・・あ・・・ああ・・・に・・・逃げろみん・・・」
>「絶望するなよ」と言いつつ「みんな逃げるんだぁ」とブロリー見たベジータみたいな反応するペアさん萌え
>・ラスボスと「互いを食い合った仲(意味深)」であるキーパーソン、今でもラスボスに命を助けられたりラスボスへの想いを残していたり
・主人公が一番初めに出会ったラスボス勢力の幹部、そしてラスボスを倒すため主人公の覚醒(意味深)を促した存在
・結構ドジっ子、そして結構ビビり 何だ、何でこんなにもヒロイン力が増してるんだペアさんwwwwww
どこまで良いヤツなんだよこいつ
「逃げろお前達」じゃなくて「みんな」って言うところとかもう。さっき仲間になったばかりで仲間意識強すぎでしょ
この終盤にきて完全にただのモブと化した四天王とは対照的に、ただ1人だけヒロインばりにキャラが立ちまくるペアやべえ
「何があっても絶望すんなって言ったのはお前だぜペア
アカシアからどんどん旨そうな匂いが増してきている・・・もう一息だ!
絶対にみんなで希望の食卓を囲むんだ・・・!
みんなその決意と・・・ゆるぎない覚悟を持ってきている・・・!」
そんなヒロインと化したペアを勇気付け、仲間達の死を「みんなその覚悟はできてる」と軽く流すトリコ
そこは仲間達を殺された怒りで白鬼覚醒じゃないのか
ここまでされても白鬼覚醒しないとなると、どのタイミングで来るのかまったくわからんな・・・・
っていうか白鬼でさえこうなってしまうと青鬼に至っては出番もう絶望的やろこれ
あと下半身なくなっても微笑む小松のタフさにビビる。戦闘キャラでもないのになんやねんお前
「さぁ終わらせようネオ・・・これが最後・・・渾身の怒りのフルコースだ・・・!」
と、ここでトリコの最終ターン宣言が炸裂。いよいよ最後の攻撃に出るつもりのようですが、前述している通り今のトリコは両拳が欠損している状態
はたしてこの腕でネオを倒せる攻撃を打ち込めるのか?・・・と考えると、その演出で白鬼が覚醒する感じだろうか
打ち込んだ拳のないトリコの腕から、ズワッと白鬼の拳が生えてネオにめり込むとか。そんな感じの
>主要キャラが適当に一掃されましたが、ここから先の展開はどうなるのだろうか
普通に考えるなら白鬼さんネオ脅かす→ネオから色んな食われた奴ら解放される→めでたしめでたしの大団円ですが
それでも全然クソの一ミリも役に立たないポンコツ四天王&八王ェ・・・トリコさんの言う事は最もなんですが、アンタ相棒の死にすら激昂せんのかい
>なんか最終回まであと○回!みたいな雰囲気になってきた。白鬼は最後に出番あるだろうが青鬼は・・・な、なんだか猛烈に悪い予感がするのう
>地球滅亡寸前主要キャラ強制退場で完全にドラゴンボールのブウ編のgdgd感を思い出した感
>トリコ「殺されたみんなはなんやかんやで元に戻れるんだ 気にすんな」
今週の主要キャラの一斉処分を魔人ブウ編に例えたコメントと、太字表記した最後のコメントが否が応でも被ります
「でえじょぶだ!みんな死んでもドラゴンボールで生き返る!」
例の悟空の台詞じゃありませんが、最終的には全員生き返るウルトラCが炸裂するのがもう目に見えてるワケで
冒頭のフローゼの調理なんかは完全にその仕込みなのがバレバレだもんね・・・なんというか本当にまぁトリコ以外のキャラクターの扱いには同情します
ただしジジてめーはダメだ
それぞれに迫る結末!一龍の戦犯扱い返上と青鬼の出番に期待して次号へ続く
392話
「八王をも取り込み更にパワーアップしやがったなアカシア・・・いや・・・”ネオ”よ!」
「トリコお前・・・気付いていたのか?」
「・・・もうあの個体にアカシアの意志がどれだけ残ってるかもわからない。徐々に自分の食欲に取り込まれつつある
やはりアカシアは適合食材など食べていない。本当のフルコースなど存在しなかったんだ
自分の食欲を食べた俺だからわかる!」
既にその意識の大半はネオに取り込まれ、殆ど残っていなかったアカシア
そもそも「本当のフルコース」自体が存在しなかったというトリコの指摘ですが、ならば何故アカシアはこんな暴挙に出たのかがわかりません
ここ数週の展開からアカシア善人説はほぼ確定したと言えると思いますが、ならば当初の予定通り
「自分を食わせてネオを完全復活させてから金の缶詰で封印する」という正規の封印手順を選ばなかった理由は何なのか?
「まだ・・・まだだ・・・まだ私はここにいるぞ・・・私の食欲はここにあるんだあああああ!
そうだああトリコ!最後にその悲鳴が聞きたかったんだああああああ!!」
わずかに残った自我にしがみつくような絶叫とともに、トリコを襲うグルメパンチ
惑星規模の大きさの拳が地球ごとボッコボコにされ、大きく口を開けて何かを叫ぶトリコ。それを見たアカシアはたいそう喜びますが・・・・
「違うな。よく聞くがいい・・・トリコの叫びは悲鳴なんかじゃない」
「!?」
「この世の・・・すべての食材に感謝を込めて・・・いただきます」
トリコが口にしていたのは悲鳴ではなく、いつもの食材への感謝の言葉
更に食いちぎったハズの両手首が元通りに再生し、合掌している事に目を見開くアカシア
「バカな・・・ヤツの手は食いちぎったハズ・・・食霊達の手が代わりに祈っているのか!?
それていく・・・私の食欲が・・・・それていく・・・」
元通りに再生した拳は、トリコを守護する食霊達が形作ったものだった
さっきまでトリコをタコ殴りにしていたグルメパンチが、次々と軌道をそれていくことに驚きを隠せないアカシア。次の瞬間、トリコの攻撃がヒットする
「釘パンチ!」
「前菜」
打ち込んだ釘パンチを「前菜」と呼んだトリコ。なるほど前回ラストに言った「怒りのフルコース」とはこういう意味か
ここから喧嘩稼業の「煉獄」の如く、怒濤の連続攻撃が叩き込まれます
「ネイルガン!スープ・・・」
凄まじい一撃に怯んだアカシアに、更に左腕で追撃のワンツー
「レッグナイフ!レッグフォーク!
魚料理に肉料理・・・・」
間髪入れず左右から放つ渾身の蹴り
「そしてメイン―!」
って普通に噛み付いただけ!メインの攻撃それなのかよ!
「ツイン釘パンチ!サラダ・・・・」
ボディに深々と突き刺さる、久々のわっしょいパンチ。そして懐かしの・・・・
「フォーク!!ナイフ!!!」
新技を覚えるにつれ使わなくなった、物語序盤におけるトリコのトドメ連携
フォークで突き刺してからの一刀両断!今のトリコが放つ、その威力たるや―
「俺は地上最強の男・トリコだー!!」
悪 は さ っ た !
>トリコが特大ナイフを地球に食らわしたコマですが
ページめくったら見開きで地球が真っ二つになって「悪はさった!」(完) と書かれてないかヒヤヒヤしました
>両手両足、持てる限りの力と意志を込め、一発一発を確実に叩き込む!
勇者王ガオガイガー終盤の全開ラッシュとか愚地克巳灼熱の時っぽい雰囲気はいいけど
これまでのグダグダとの落差が激しすぎて急に終わっちゃった感の方が強いんですよね・・・
正直全体の流れ(ピンチ→内なる食欲との対話→食材を喰ってパワーアップ→圧倒的反撃!粉砕!)としては
リーガルマンモス編のスタージュン操縦GTロボとの一戦の方がバランス良くて読み易い気がする
地球を両断しかねない威力でネオをぶった切るナイフ。もうセツ婆は絶対生きてないなこれ
「怒りのフルコース・・・デザートにドリンクだ・・・!」
前菜からドリンクまで、渾身の怒りのフルコースを叩き込んだトリコ。これで倒せないようならもうネオを倒す手段はないと思われますが・・・・
しゃく・・・・
「こ・・・壊せない・・・壊れない・・・どこまで・・・どこまでそれて行こうが!
このセメントのような食欲が無くなることはねェんだよォおおおおお!!」
なんとこれでもまだ倒れないアカシア。「どこまで行ってもこの食欲だけは壊せない」と己を嘆くかのように叫びながら再び咀嚼を始めます
っていうか台詞が完全にトニーだこれ!
「俺の食欲どーなってんだよおお!なぁたけしいい!!」
とか言い出してもまったく違和感なく繋がりそう
いいだろう。俺のありったけの魂イノチでこたえよう!
猛烈な勢いで咀嚼するネオだが、トリコの肉体には何のダメージもない。代わりにトリコに周囲で彼を護っていた食霊達が身代わりになって吸い込まれていく
ハッとジュン様の最後の言葉を思い出すトリコ(死んでないけど)
『トリコ・・・お前は護られている・・・』
「食運が身代わりに・・・!小松達もそうだ・・・実際にダメージを負ってくれたのは食運!
アカシア!お前の攻撃はもう俺達には届かない!」
なんと「登場人物みんな食運に護られていた」とかで、
前回派手に下半身が吹き飛んだ小松達も実は無傷だったという超展開が炸裂
>最終的に全員生き返るウルトラCが炸裂する、食運「と思っていたのかぁ?」 つくづく危機感とは絶望感とは無縁な作品やなって
>ここまで派手に食い散らかされたら最終的に復活するにしろどうしようもねぇなぁと思ったら
即死級のダメージも代替わりしてなかったことにするというチート極まれリな食運に思わず吹いたw
ここまで徹底してやりたい放題されると100周くらい周って「もう好きにしろよ」って感じですわ
ならば、とその食運をターゲットに定めるネオ。三虎の食運を食い切ったように、トリコ達のそれも根こそぎ吸い尽くす作戦のようです
「もともとはスターはフローゼから受け継いだ大量の食運だぞ!?食い切れるのか?」
「トリコの食運だけじゃない!他の者の食運も一緒に・・・そこら中から集めている!」
「無理だ!食欲にも限界がある!パンクするぞアカシア!」
「しょっ・・・食欲に限界などあるかああああ!!!
私のォおおおおおおおおおお!私の勝ち・・・・!」
ペアの制止も聞かずに遂には全ての食運を吸い切ったネオ。自分の勝利を確信してトリコに渾身の一撃を叩き込みますが・・・・
次の瞬間、目の前に現れた「それ」に全身が凍りつく
「食べすぎですよ。何十億年も・・・」
『は?取り込まれている?私の黒い細胞が・・・
まさか細胞が屈したのか?ネオが!こいつに!?』
>白鬼「俺が本気で腹筋を固めた時は諦めた方がいい」
アカシア渾身の一撃を、難なく受け止めていた白鬼。しかもたったそれだけでネオの細胞は萎縮し、まともに動くことができません
以前から考察はしてきましたが、やはり白鬼はネオにとってのカウンター的な存在だったようです
「やはり僕が出れるのはほんの一瞬だけですか・・・ねえトリコさん
怒りのフルコース。あの攻撃で決着はついています
彼は今にも”吐きそう”ですよ
そしてトリコさん、あなた最後に最も大事な言葉を忘れてませんか?
アレ大好きなんですよ僕・・・やってくださいね。さぁトリコさん」
その見た目に反して、やたら大人しい物腰のギャップで読者を驚かせる白鬼の口調が面白い
そして彼の台詞の一端から、冒頭で触れたアカシアの真の目的がなんとなく見えたような気がします
つまり、「ネオが今まで食ったものを吐かせること」
これがアカシアの目的だったのではないか?こう考えればアカシアが危険を顧みずネオを食ったことも頷けます
自分はネオに乗っ取られるが、そうなる前にネオが苦手とする「怒り」を食えるだけ食いまくり、
ネオを「吐かせる」つもりだった
何十億年かけてネオが食ってきたものを全て元に戻すという、一世一代の大博打
本来なら危険すぎる賭けですが、三虎やトリコという自分の「息子達」を信じてその僅かな可能性に賭けた・・・とか、そんな感じの理由じゃないかなと
『トリコ・・・』
「アカシア・・・・」
白鬼に促され、いつものように両手を胸の前で鳴らすトリコ。眼前の「父」を見つめるその瞳には、溢れ出そうな涙が溜まっていた
静かに合掌すると同時に、白鬼の人差し指がネオの額を突く
「またネ」
ピプ―コリコリコリ
「ごちそうさまでした」
白鬼が大好きだというトリコの「ごちそうさま」とともに、爆発四散するネオの肉体
”届いた怒り 届け感謝 アカシア撃破!”ポエミィな煽りとともに、死闘遂に決着!
>食欲しかないグルメ細胞、ということは自称「繁栄を極めたブルーニトロ」でさえも「食べる前」と「食べること」に工夫はあっても
「食べたあと」の事は一切頓着しないでしょうね ネオに至っては尚更 果たしてアカシアが最後に「ごちそうさまでした」と言ったのはいつなのか?
それを思えば そんなグルメ細胞の悪魔である白さんが「ごちそうさまでした」が好き ってのはなんともグッとくるものがありますね
>「まだ最後のが残ってる」「アレ好きなんですよ」
登場は一番遅かったけど、白鬼さんも赤鬼同様ずっとトリコの食欲としていっしょに食事してきたってのがわかる
トリコのごちそうさまが好きってのがすごく優しい感じがして一気に白鬼さん好きになった
>色々これまでにあったけど全技叩き込むフルコースから懐かしの手ナイフ&フォーク鳴らしでごちそうさまって言う流れは
あの頃のトリコを思い出させてくれてとても良かったと思う。白鬼さんナイス采配。青鬼ドンマイ
>今週のトリコ読んで、トリコのように読み終わってウルウルしている範です
「トリコはダメになった」とか「わけわからない」と言ってた私!前言撤回させてください!今週のトリコはジュエルミートやトミーロッド戦に通じる面白さ
怒濤の攻撃と白鬼の登場、そして何より超久々のキメ台詞の数々!もうこの回で許せそうです全てが
当初は他力本願的に白鬼が倒すかと思ったらほとんどトリコの力で勝った!白鬼はあくまで最後のサポートという贅沢な使い方
いうことないですね、これで安心して最終回見れますよ!
>白さんが超紳士だった件。というかデザイン的にも格的にもこの人もう神なんですね単に強いヤツだった赤青と違って完全に上位の存在って感じ
そしてこれで戦闘での出番は完全に消えて最終回までに一言喋れればいいですねになった青よ・・・
オーガーさんに正解だとか言ってる場合じゃねーぞお前の存在が大間違いだよとか言われそう
>異形な見た目に反して紳士的かつフランクなキャラだった白鬼さん
限界迎えてたとはいえ指先一つでネオをダウンさせるとはもったいぶっただけのことはある強さですわ。そして案の定青鬼さんの霊圧が消えた
>今週のトリコは超久々の「ごちそうさまでした」とか、何かしら暴走要素抱えてそうで怖かった白鬼が思いのほかトリコ大好き細胞だったりと、
爽快だったんですが…ただ小松たち死亡が食霊(食運)が庇ってたので無傷はいただけなかった
ご都合主義でもセンターとかあるんですし裏の世界で手助けするとかでも…残りはネオの胃袋?や地球崩壊から最果ての地へどうするかですかね
>急に現れた白鬼が「決着がついていますよ」「アレ大好きなんですよね」と、 とってつけたようなリップサービスで主人公を雑に持ち上げつつ、
最終巻の残りページがもうないんで、まだまだHPに余裕のあるラスボスを 北斗神拳で一撃爆殺したようにしか見えない
>オーガーは「連載初期の強くて安心感のあった頃のトリコ」 青いのは「なんか調子に乗ってて口はでかいが実力が追いつかない頃のトリコ」
そして白いのは「連載終了からン百年後で人格が熟成したトリコ」 を表してたり・・・しませんかね
>赤鬼…トリコと共に食事し自ら食われることで共に歩む 白鬼…前評判以上の強さと威圧感でネオを圧倒 青鬼…何かしましたっけ
>赤鬼の力でアカシア撃破→内側からアカシア喰ってネオ完全復活→赤鬼の力だけでは歯が立たない→
トリコ「つ・・・つぎ青鬼でろ!!」青鬼「次鋒青鬼いきます!!」「グオゴゴゴ」そんなふうに予想していた次期が俺にもありました
>トリコの白鬼さんが口調のせいで3月のライオンの滑川さんにしか見えない お前絶対実家葬儀屋だろ
>白鬼さん、「またネ」じゃダメなんですけど…
>青鬼…お前…(出番無いままで)消えるのか…?
>青鬼は特にいりませんでした(ハトよめ風に)
>白鬼「ドーン!(喪黒福造の声で)」
>白鬼「邪魔する奴は指先一つで〜ダウンさ〜♪」
>未回収の伏線や謎をいっぱい残してボスも何がしたかったのやらよくわからんまま雑に倒される・・・こ、これはBLEACH!
次回は突然10年経っててトリコの子供と小松の子供が会うに違いない
>鰤もそうだったけどラスボス撃破したのに何の感慨も湧かなくて悲しい ジュン様inGTロボ撃破の時とかトミー戦とか本当にカッコよかったのにどうしてこうなった
>青鬼ぃさんが無くなった両手の代わりに自分のデビルナイフとデビルフォークを貸してくれるから出番ある。そんなふうに考えていた時期がぼくにもありました
ラスボスのアカシアのとどめシーンよりもリーガルマンモス内でのスタージュンGTロボに対するとどめシーンのほうが何千倍も燃えたわ
>ネオ、完全にアカシア飲み込んでもう一戦かと思ってましたがこれで決着のようですね
アカシアに自分のフルコースが無かった以上彼の狙いはやはり最初からネオの完全撃破だったのでしょう
フローゼの死もアカシアへの抵抗というよりは彼の計画の穴を埋めその後をフォローするためのものとみていいのでしょう
しかしこれ三弟子含めたアカシア一家+小松だけでどうにかしたようなもんじゃ・・
>ついにネオを倒してしまいましたね。 ゲームでいえばラスボスを倒したところで、あとはエンディングだけでしょうか
普通に考えれば肉料理にネオを入れてトリコのフルコースが完成、 アカシアの真の目的を語りながらみんなで食べて終わりになるところですが、
実は単行本43巻(おそらく最終巻)の残りページ数から逆算すると、 まだ7話分も空きがあるらしいです
あまり考えたくない事ですが、ひょっとしたらハーゴンを倒したらシドーが出現し、 クジャを倒したらペプシマンが降臨したように、
ネオはラスボスではなく、別のラスボスが出現するのかも知れません
そもそももうラスボスを倒したのにまだジョアが生きていたり、最果ての地が何なのか明かされていなかったり、ココやゼブラのフルコースが完成していなかったり、
地球が爆発寸前だったり、 魂の世界で一心不乱にフローゼが何か調理していたり、 愛丸や一龍の役どころが謎だったりと、不明点が多いのが妙なところです
>トリコ、長くても11月中には終わりそうですね
最果ての地とかNEOの乗り物とかを回収するとしたら白さんとも食事をするためにみんなで宇宙に食材探しに出てENDでしょうか
ラスボス撃破だというのにコマ割りが窮屈すぎて、ジュン様GTロボ戦の方が遥かにカッコいいという点にははんぺらも同意しますが
白鬼が「怒りのフルコースで決着はついている」という擁護により、「最後は白鬼の力で倒した」という印象が薄くなってるのは良かったと思います
話数的に最終話まであと何話残してるのかはわかりませんが、この流れで新たなボスが出てくるという事はまず有り得ないでしょう
単行本最終巻はこち亀200巻みたいな厚さになるという事も考えられますし、「あと7話くらいはあるハズ」という縛りは除外していいのでは
ここからアカシアの真意とか、壊れかけてる地球を治すウルトラCとかで3話くらいかけて、
4話目くらいで最終回と見たがどうだろうか。最果ての地を目指して宇宙に出るENDはスゲーありそうね
ラスボスを撃破し、いよいよ完結までカウントダウン状態になったトリコ。終盤の展開が色々とアレだった本作ではありますが、
「終わりよければ全てよし」と思えるような、問答無用のハッピーエンド着地を見せてもらいたいものです。しまぶーラストスパート頑張って!
393話
「なぜ泣くトリコ・・・」
「もう終わったんだ。怒り続ける必要もねェだろアカシア・・・あんたももう・・・開放してやりな・・・
自分も・・・ネオも・・・その・・・美しい食欲を・・・」
冒頭。前回ラストでトリコが流した涙の理由を問うアカシアに、「あんたの真意はもう全部わかってる」と穏やかな表情で答えるトリコ
”息子”のその言葉を受けて安心したのか、ここでアカシアの双眸にもぶわっと涙が溜まっていく
「食欲は・・・全て清らかなものだ・・・全員も悪人も・・・食欲だけは真っ直ぐピュアで・・・切ないくらいに愛くるしい
そんなネオに対してお前が煮え滾る怒りを向けるワケがないからなトリコ・・・
だから私が・・・私という愚かな人間がお前達を怒らせる必要があった・・・」
「愚かな人間だと・・・アカシア・・・・お前が・・・愚か者だと?」
ここでカメラは二人の会話を聞いていたペア視点に。アカシアの真意に迫る500年前の回想シーンに入ります
「食欲の悪魔に身体を乗っ取られない方法?それを聞いてどうする気だ」
「ひょっとしたらネオに食われた細胞はこの世から消えた訳ではないのかもしれん
ネオがこれまで食べた物がもし私の中に息づいているといるとしたら・・・助け出せる方法がきっとあるハズだ」
「・・・そんな方法はない。お前まさか自分の中の食欲に責任でも感じてんのか?
ネオが過去に行ったことは悪事でもなんでもない。ただの食事だ
お前が責任を感じる必要などない。それよりフローゼの説得は済んだのか?フルコースの調理は近いぞ」
500年前。己の中に宿る食欲を封印しようと持ちかけてきたペアに当初は同意しつつも、途中から「それよりも良い方法」を模索し始めていたアカシア
ペアはこの相棒の申し出を「ええんやで。ネオがやった事に対してお前が責任を感じることなど何一つ無いんやで」と拒否しますが、
ネオをその内に宿すアカシアには、ぼんやりとした予感のようなものがあった
『ネオはなぜ・・・私に宿ったのか・・・何十億年も食い続けて・・・ただ食い続けて・・・・
ネオ・・・お前本当はもう・・・お腹いっぱいなんじゃないか?』
「ペア!ネオがストレスを受ける味がわかったぞ!その味が同胞達を救うキッカケになるかもしれない!」
「やめろ!まだ言ってんのかお前!そんな方法など・・・」
「ある!食欲のエネルギーは生まれ変わる!グルメ細胞もそうだ!この世から消えてなくなるなど有り得ない!
エネルギーの絶対量は変わらない!巡り巡って生まれ変わるんだ!」
月日が流れ、ついにネオが「怒り」を苦手とすることを突き止めたアカシア。これまではその案に否定的だったペアも、その熱い説得に心動かされ始めます
「助かるのか?仲間達が・・・また逢えるのか?みんなに・・・」
「やってみる価値は大いにある。成功すればみんな助かるし・・・青の食材もまた食べられる!」
「・・・・あぁ・・・すまん・・・目からよだれが・・・」
「そいつは涙ってやつだ。ペア」
>ペア「あぁ…すまん…目からよだれが…」 最早聖域と化した小松に代わってペアのヒロイン化が著しい
>正直アカシアが最初から善人だったにしては擁護できない部分もあった思うけどペアの涙を見てたらこの展開もありだなと思えた
何が言いたいかというとこれも全てペアのおかげ はんぺらさんもペアの事ヒロインばりにキャラ立ってきたって言ってたけど こいつまさにヒロイン
>食欲の純粋さを基準にした博愛主義っていうのかな・・・
けど個人的には美食のためによその星に押し入ってはうまみを引き出すために生態系に要らんストレスを加えて回ってるブルーニトリなんぞ
一匹たりとも帰ってきて欲しくないというのが本音ですわ、おかしなマネしようとしたらアカシア一派が全力で阻止するって確約があれば話は別ですが
>つまりペアは、チチたちが一龍と触れ合って人間味が出てきたように、アカシアと接触を続けるうちに同胞を思う気持ちとかに目覚めて、
ネオに食われて二度と会えなくなってしまったブルーニトロ達と再び会うためにアカシアと手を組んでいた、と
他の面々は永遠の封印(=ネオをどうにかして食われた皆を助けることはできなくなる)を目指していたから、
あの時にセンターをどうにかしなくてはいけなかったと。しかし、自虐するアカシアに愚か者なんかじゃなかったと叫んだりペアさんいい人すぎやしません?
前回から凄まじい善人オーラを撒き散らして読者好感度爆上がりのペア。回想シーンでもこの威力です
アカシアとのマブダチぶりを遺憾なく見せつけて読者からは「お前がヒロインだ」と絶賛されてますが、ここは本妻であるフローゼも負けていません
「これは私の使命だと思っている・・・意見が訊きたいフローゼ」
「私はコンビ・・・あなたの食材を調理するだけよ。アカシア・・・今日は一緒に寝ない?」
>フローゼ様のSEXのお誘いがサラッとしてるけどやけにムスコに響くぜッ!実際アカシアにとっても最後の晩餐(下品)でしょうから
そりゃあもう燃えたでしょうなw狂四郎2030か刃牙SAGAばりにヤリまくったことでしょう
FFZの決戦前夜のクラウドとティファの会話を彷彿させるフローゼに女としての度量を感じる。「今夜は抱いて」て事よね
リアル「このあと滅茶苦茶セックスした」だったに違いない。なるほどトリコとスタージュンはこの夜のハッスルで仕込まれた子供だったのか
『ネオがまだ満腹じゃないとしたら・・・その時は最果ての地に向かうしか無いのか・・・食べ続ける以外に道は・・・
私は・・・私がやろうとしている事は・・・本当に正しいのだろうか?
ネオ・・・答えを教えてくれ・・・失敗したら地球は終わりだ・・・』
>はんぺらさんは「アカシアはネオに問答を問いていたのか?」と疑問を浮かべてましたが、まさかここでその答えが活きてくるとは思はなんだ
今回は純粋にしまぶーの筆力にgjですね
というワケでペアとフローゼ同意を得たアカシアではありましたが、この件は自分一人の一存で決定していいような問題ではありません
覚悟は決めたものの、「本当にこれでいいのか?」という自問自答に苛まれる日々が続きます。あの日、信頼する一龍に運命を委ねたのもその一環だった
「止めたいのなら一龍・・・渾身の怒りを込めて今ここで私を殺してほしい。人々の食とともに私の運命もお前に委ねる」
「できませんアカシア様・・・俺にできるわけが・・・ありません・・・!」
予想されていた「私がおかしくなったら殺してくれ」ではなく、「私は地球が終わるかもしれない賭けに出るつもりだ。それが不安なら殺してくれ」だったアカシアの頼み
いずれにせよ一龍にアカシアを殺せるワケなどないので酷な頼みではありますが。アカシアがこの決断に対してどれだけの覚悟を背負っていたかという描写ですな
>一龍がアカシアの真意を知っていてもトリコ達に何も話していないのはアカシアに対して同情などの気持ちが混じってはNEOを倒すことができなくなるからですかね
同じ理由でドンスライムに生き返らせてもらってもアカシアの本当の狙いを知ってる一龍では怒りの攻撃をすることができないでしょうし、
その為魂の世界の秘密を探ることに徹したんですかね。NEOに対して怒らなければならないっていうのが厄介な要素だったため思うように動けなかったと思います
>読者はアカシアが外道を演じていたことについてきちんと事実を受け入れた上で気持ちをスイッチして彼の最期を看取れるのだろうか?
正直心にも無いこととはいえ悪態や罵言でつけた傷は心に残ると思うんだが
次狼とか幽霊になってからこの顛末を聞いて真相を理解したみたいだけど、
死後の世界ってエクスキューズがなかったら単に絶望して殺されただけだしなあ・・・
>二狼「ワシを殺したのも怒りを買うための演技ですか?」 アカシア「……」 二狼「イチちゃんには話しとったのに?」アカシア「……」
二狼「答えろやアカシア」
>アカシア善人の伏線を数週間前から張り始めて取り繕っても、数十週前のアカシアの行いと完全に矛盾してるんだよなぁ
ラオウが拳法家の拳法を奪いカサンドラに幽閉したのを「滅びゆく拳法を保護したかった」って外伝でフォローした並みに無理がある
ここで回想終了。一見すると500年前のやり取りと、アカシアの真意が判明したことでこれまでの謎が全て繋がったかのように見えますが、
まぁツッコむ気なら矛盾点はいくらでも出てきますよねこれ
まずこの回想を見る限り、アカシアとペアの最終合意は「ネオを吐き出させる」という方向で一致してるのに、実際その場面になったら
ペアは従来の封印策を遂行しようとして、ネオを食うと言い出したアカシアに対してたいそう驚いて
「アカシア!貴様裏切るのか!」とか言ってたし。この回想と辻褄が合ってません
両者の認識はどこで食い違ったんだよっていうね
一龍が生き返らなかったのは、「アカシアに対して怒りを向けられない以上、いくら強くても戦力にはなり得ないから」という朋友の見解も、確かにそれっぽくは聞こえますが
別に攻撃を叩き込む役でなくても、一龍くらい強ければ出来る事はいくらでもあるハズだし(セツ婆みたいに人間界の護りに徹してもよかった)
地球存亡の危機に際して「自分に出来ること」を一切放棄したその判断はやはり戦犯ジジイと揶揄されて然るべき愚行かと
っていうか「怒りのテイストチェンジ」って本来、一龍みたいなケースに使うべきスキルなんじゃないのアレ?
一龍「アカシア様の本懐を遂げるには、アカシア様に怒りを叩き込まねばならん!だがワシにはアカシア様に怒を向けることなどできん!」
ペア「大丈夫だ、それについては怒りのテイストチェンジで解決できる」
これが本来の用途でしょどう考えても。せっかく出したスキルが設定的に全然活かされてなくてどうにも残念なんだよなぁ
そしてこれが一番単純で、擁護がもっとも難しい矛盾点。なぜ次郎殺す必要あった?
どう考えても殺さなくてよかったハズ。今回の話の後半で地球の危機を救う出番はあるんですが、そもそも次郎が死んでなければ本人がその役目やって済む話だし
ここらへんに関しては絶対しまぶーも明朗に答えられないと思います。これまで熱心に読んできた読者であればあるほど、すんなり納得はできないですよね
ただこれは巻き展開になった故に生じた矛盾とも言えるんで、ある意味その中でよくこれだけ上手く繋げたなと感心はしますけどね
「アカシア!迷いに迷って・・・悩みに悩んで・・・
自分の食欲と向き合って答を出したお前は決して愚か者なんかじゃない!」
「ペア・・・思えばお前とお互いの命を助け合ったのが始まりだったな・・・私はこれで・・・よかったんだよな・・・」
「アカシア!」
アカシアの高潔を讃え、「お前は愚か者じゃない!」と大号泣するペア。どこまで良い奴なんだよお前
そろそろ最後の時が近づくアカシアでしたが、ここで薄れていく意識がピタリとストップ。最初は驚くも、それが誰の仕業であるかをすぐに理解する
「これは・・・ノッキングか?お前だな三虎・・・最後の攻防の時に既にノッキングしていたのか。いつ私の目的に気付いた?」
「私がジョアを仕留めた時。アカシア・・・お前が行ったのはノッキングではなくトドメだった」
「・・・フローゼの身体を最後に壊すのがお前じゃ心苦しいと思ってな」
>アカシアにとっての最果ての地とはすべての計画が通じずネオを吐かせられなかった時の最後の手段というかすがる藁のようなものだったようですね
そんなものをアカシアが見せるユートピアとか夢見がちに語ってたジョア(故)よ・・・、あいつ初登場常時の服まんまの道化だったな
>ジョアは黒幕のように思えて最初から最後まで信用されてると思い込まされて利用されてただけとは一番かわいそうなヤツだったかもしれない
>「トドメだったー」のコマの真っ白になったジョアが「うそーーー!?(ガビーーーン)」って感じで最高にウケる
竜頭蛇尾を極めし者よ、安らかに眠るがいい・・・
>ジョア、計画が本筋から外れた時のために用意され「やっぱいらんかったわ」と殺される。トリコ世界で一番の負け組ではなかろうか
>死んだと思ったら生かされてたと思ったらやっぱり死んでたジョア
「中身は違えど三虎にフローゼを殺させるわけにはいかない」という心情は分かりますが、
「息子だと思われていたことでそれなりに大事にされてただろうに実子じゃないことが分かった途端
義理の息子のために口では助けるようなこと言いつつトドメ刺されてた」とかジョアさんの扱い哀れってレベルじゃねーぞ
>アカシアは頑張って怒らせようとしてたけど、三虎にもトリコにもあっさり見抜かれてたってことは、
怒りのテイストチェンジ無しではネオを倒せてなかったってこと?ペアさんマジリスペクト
瀕死のジョアを助けたと見せかけ、実は三虎を慮ってトドメを刺していたアカシア
これジョアが悪役だからあんまり違和感なく読めますけど、アカシアのやってきた事を全体として冷静に考えると
己の計画の為にあの世から魂を呼び寄せて蘇らせ、散々利用した挙句に切り捨てた
ってことだから”善人”アカシアの所業としてはわりとドン引きレベルの行為だよねこれ
更に言うと、ジョアって悪役ではあるけども劇中で非情な虐殺とか外道な振る舞いとかはほぼ無いキャラなんで、読者としてはあんまヘイトが溜まってなくて
「ジョアざまあ」って感情よりもコイツ気の毒に。良いように利用されてポイかよという同情心の方が先に立ってしまう
「それにしても見事なノッキングだ三虎・・・やはりお前は技を真似るのが上手いな」
「私が最初にコピーしたのは技ではない・・・あたたかいその愛情だ」
そのコピー能力を褒めるアカシアに「私が最初に真似たのは技ではなく、貴方の愛情だった」と答える三虎
その言葉に再び目から涙を溢れさすアカシアだったが、ノッキングはあくまでノッキング。永遠に時間を留めておけるワケではありません
「だがノッキングはそのうち解ける。お前の死まで止めることはできん・・・
なにせ私は・・・兄者のような”ノッキングマスター”ではないからな」
「急げ鉄平!もう間に合わなくなるぞ!」
「いや無理だろ愛丸!地球内部まで俺を引っ張ってきても・・・
俺に地球をノッキングして崩壊を止めるなんて!」
「お前しかいない!俺が爆発とともにお前の居る場所に出たのはきっと偶然じゃない!
俺はお前の居る所に導かれたんだ!お前にしかできないんだ鉄平!」
「んな無茶な!」
>突然の無茶振りで困惑する鉄平に笑う。愛丸の「これきっと運命だわ」発言も強引すぎて変な笑いが出てくる
一方その頃。地球崩壊の割れ目から地表に出た愛丸は、そこに居た鉄平を引っ掴んで再びエリア0へ
地球の崩壊をノッキングで止めてくれという無理難題をふっかけます。これには鉄平の困惑ぶりも当然です
とは言え、自分がやらねば地球が崩壊するのを黙って見ているだけ。鉄平は手探りながらもチャレンジする事を決意します・・・と、次の瞬間!
鉄平の腕にそっと添えられる、懐かしい感触
「ここじゃよ鉄平
魂の世界でな・・・・ワシはワシの役割があるだろって言われてのう。イチちゃんに
ま・・・地球のノッキング・・・楽勝じゃろ。今後マスターの名はお前が継げい」
>一龍「次郎、お前にはお前の役割があるじゃろう?ワシは絶対に何もせんがな!」
>一龍「次郎、俺は死んだら終わりだがお前は働け」っていうのは支離滅裂が過ぎる
>ちっ一龍の奴、一ミリも役に立たんかったな
>死んだら終わりとか言ってる割に随分と長いことウロチョロしてますね
ドンと再開した時に「俺やることあるからお前に時間稼ぎ頼むわ、終わったら一緒に飯食おーぜ」って言ってドンが「OKバディ!」と答えるもネオに敗れ、
「飯の約束を守れなくてゴメン」と詫びて悲鳴をあげずに散るという展開の方が王道だし自然だし熱いしで良かったんじゃないだろか
>まさか崩壊する地球をノッキングで止めるとは
しかし地球にノッキングはフェスの時に次郎が一回やってますから(ノッキングがそこまで万能かはさておき)うまい落としどころですね
>結論:ノッキングはすごい
なんと食霊になった次郎が現われ、鉄平にコツを伝授。同時に「ノッキングマスター」の名を引き継がせます
まさしく死んでからもなお、「己に出来る事」を果たした次郎GJ
しかしその反面、同時に比較対象としての一龍は落ちるトコまで落ちた感が洒落になってません。弟には偉そうなこと言ってるクセにお前は何もしないのかよと
最終話まであと何話残ってるかわかりませんが、この戦犯ジジイに名誉挽回のチャンスは残されているのか?
「え?地球の崩壊が止まったじ・・・どういう事だ?」
「こんな事ができるのは一人しかいないか・・・」
かくして次郎の助言を受けて、見事に地球のノッキングを成功させる鉄平。地球は最大の危機を脱しました
これで万事解決のハッピーエンドかと思いきや、地球の爆発が止まるのはそれで問題があると言い出したのはペア。まだ何かあんのかよ
「「旨みのバトン」が途絶える。グルメ細胞で調理された惑星は、熟成に熟成を重ね最後に爆発する訳だが
そのエネルギー量は巨大な恒星の超新星爆発など比ではない
爆発の瞬間は大量の重元素が合成され、同時に金の素材などの金属も生まれる。それがグルメマテリアル
それらの元素とともに旨みも圧縮され、これまでの旨みを超えた新たな食材の素となる
それが何億年もかけて生まれ変わり、また次の新たな惑星とフルコースを生み出す訳だ
つまり地球のフルコースもまた、過去の惑星から受け継いだ旨み・・・
ここで地球が崩壊しなければ、次のフルコースは生まれない」
「広い宇宙の旨みのバトンが・・・この地球で止まる・・・」
>食は食い繋ぐもの。誰かがその命を食えばその食欲は新たな命を生みだしてくれる
そしてそれは旨味が途絶えても巡り巡るエネルギーとなる、うん、トリコらしい描写ですね
>「旨みのバトンがとだえる」がトリコ読んでいて最も心に響いた。最強のラスボスを倒した後の沈静な空気の中でのこの事実
大切なものが息づくこの星を守りたい、けどそうすればもっと大きな『環』を動かす摂理をゆがめてしまう、という壮大なほろ苦さ・・・
ブラックホール爆弾で銀河系をドーナツにしちゃった『トップをねらえ!』のラストとか
魔法の大本である神を殺しちゃったから永久に地上から魔法が消えてしまったFFYのラストというか・・・
こういう大任を果たしたけど同時にどう果たしたらいいのかわからないくらいどでかい責任を背負ってしまったっていう終わり方、本当に感動です
グルメビッグバン以来、惑星から惑星へとより旨みを重ねながら繋げられてきた大切なバトン。それがこの地球で途絶えてしまう
かと言って「宇宙の輪廻のほうが大事だから」という理由で地球を崩壊させるワケにもいきません。どうしたものかと思案していると、アカシアが妙案を示す
「地球の旨みはここまでだが、他にも滞っている旨みはある
地球どころではない量の旨みが・・・ネオの中にな」
「!ネオがこれまで食ってきた食材達か!」
「うはっ!待ってまーっ?」
>何なんだてめぇはマジでよ(青鬼)
>大した働きもないのに食材を放出させると知るとここぞとばかりに「待ってましたー」と満面の笑みの青鬼が本当に本体そっくりですね
>アカシアとペアの友情話や三虎が最初にコピーしたのは愛情だったとか感動ものだったのに、
そんなのそっちのけで吐き出される旨みを期待しているだけの青鬼さんにイラッときました。お前何か役にたったんかと
>ブルーニトリ戦はともかく終盤のネオ戦では完全に傍観者だったのに色んな意味でおいしいとこだけ持ってく青鬼…
赤鬼がトリコの施しの精神、白鬼がトリコの食への礼儀と感謝を表してる存在なら
青鬼はトリコのポンコツ具合を体現した存在ですわ間違いなく
>開始前おまけコーナーの『グルメ界レポート』によると青鬼先輩は『対ニトロに特化してる』説が・・・
なにこの「100%即死の追加効果もちの武器を即死耐性もちのボスラッシュ直前にGETした感」はww
ブルーニトリがこそこそ暗躍してメインの敵がNEOだったあたりで覚醒しとけばもっと見せ場が稼げたのにね
1ミリも役に立たなかったクセに、青の食材が蘇ると聞いて大喜びする青鬼がヤバイ
結局読者のこいつに対する認識は口だけ達者で馬の鼻息で瞬殺された雑魚のまま終わってしまいました。本当に何だったんだこいつ
ちなみにコメントにもあるように、青鬼は対ニトロに特化しているという興味深いデータが今週のおまけページに記載されていましたが
トリコの身体から出てアトムと戦った時も、別段すごい戦闘力を見せつけたわけでもなかったのでまったくそういう印象ないですね。心底役立たずでした
「私もその量は計り知れんが・・・あの世できっと私のコンビが・・・
最愛の料理人が・・・新たな食材を調理してくれているはずだ
うぅ・・・・フフ・・・ここまでだな・・・これで私の計画は完了だが・・・1つの事が気がかりだトリコ・・・・頼みがある
ネオを・・・復活した私の愛しき食欲をよろしく頼む
あいつはずっと独りぼっちだったから・・・」
「あぁ・・・わかった」
「ありがとう。さらばだ・・・」
>この世にはラスボスが盛大なゲロを吐いて終わるマンガがあるらしい
>アカシア戦、決着!ここまでgdgdな道程だったが、やっぱり終わる時はきっちりと気持ちよく終わらせられた事は良かったです
三虎の腹心となったジュン様がフローゼから託された食運を届けその助けを受け一龍の育てたトリコがネオを倒しそして次郎の後継者鉄平が地球を守る、
そしてそのための料理をしたのはフローゼの悪魔を受けづいたと思われる小松と・・・。美しいですけどこれ完全に四天王入る余地無かったな
>トリコ383話の内容、ブリーチに換算しておよそ30話分である(アカギ風に)
>やはりフローゼは全てを納得済みでアカシアのためにずっと調理をしていたんですね
フローゼの死ももともと出産後死んで魂の世界で調理に専念する予定だったのが三虎の想像以上の献身であんな顛末になったのかも知れません
しかし今回でアカシアの真意と地球の危機回避を消化したので次週以降でフローゼの仕事、ネオの改心からビリオンバードのような美味さの開花、
フルコース完成、全世界の人との食事、そして青鬼が食う気満々なので宇宙エンドはほぼ確定ですかね
>最後はNEOもいっしょに食卓を囲むんですかね。アカシアにNEOを頼むって言われても
こいつトリコのフルコースに入っちゃってるんだよなぁ。その辺どうするんだろ
>トリコとアカシアの決着で、吐き出すのきもいとの感想をよく見ましたが、個人的には満足です。美食神らしい最後だと納得しまた
日本神話でもオオゲツヒメなる口や尻から食を生み出した神がいました
トリコの美食の世界観の中で食材を調理する料理人にものすごい価値を見出してますが、それも食材あってこそですしね
アカシアが新たな食材を生み出して終わるというのは、らしい最後だと感じました。死んで神となってみたいな
まぁ、トリコのちょっとズレた倫理的な世界観にもオッケーなんじゃないかなと。長々書いて、駄文ですいません
>今週のトリコ、めっちゃ良かった。今までの展開がアレだったからそう感じただけかも知れないけど、めっちゃ良かった
先週は「来週はアカシアの独白があるんだろうなー、でも『何を今更』って感想しか得られないだろうなー」とか思ってたけど、
ペアが本当にいい仕事をしてくれた。俺の中でのMVPはあなただ、ペア
>トリコ美しい大円団・・・最後に愛丸も鉄平も見せ場があって良かったね。えっ?四天王?誰でしたっけそれ
マジでしまぶーの中で四天王って何だったんですかね。途中まであれだけ愛情もって優遇してたのに。トリコゴミ扱いといい極端すぎます
そして一龍・・・屋敷でも無責任・役立たずと言われていましたが、最近の展開から最後は霊体のまま一仕事するかと思ったらそのままネオ撃破
次郎より一龍の見せ場じゃなかったのかと。綺麗にまとめましたが一部キャラのぞんざいすぎる扱いはやはり残念です
>ついに大団円に向けて話が収束しそうですね。最後は過去のわだかまりを捨てて、世界中の全人類が食卓を囲むシーンが見たいなぁ
リモンがテイスティングしたワインをマンサムが飲んでたり、コプリ子が調理した目玉料理や虫料理をセドルやベイがむさぼり食ってたり、
クリスマスの食糧配給時には毎年ユーが食べられる雪塩を降らせて、サンタさんありがとうって言われてニッコリしたりするシーンが見たい
>喰った物全部吐き出すって事は蛇王の胃液も・・・あ・・・あ・・・ああ・・・に・・・逃げろみん・・・
遺言として「ネオのことを頼む」と言い残したアカシアと、それを快く承諾するトリコ。一見して爽やかに見えるこのシーン
朋友もコメントで突っ込んでますが、フルコースの肉料理なんだけどもOKしていいのかそれ
そもそもネオを頼まれてもどうやって扱えばいいのか・・・・やっぱり考察していたように、小松の料理を食って満腹を知るって展開になるのかな?
果たされた想い、トリコの、アカシアの永い戦い・・・・決着!
と煽りが打たれネオの盛大なゲロで引きという、ある意味ものすごいインパクトあるラスト
前回はんぺらが「3週くらいかかるのでは」と予想していた「アカシアの真意〜地球崩壊阻止」を僅か1週でやってしまった今回
エピローグにどれくらいかけるのかはわかりませんが、来週最終回というのは有り得ないと思うので少なくともあと2話か3話あるのは間違いありません
終盤の駆け足展開で置いてけぼりにされた読者達をゴール前で待っててくれたようなゆったりとしたエピローグに期待したい
394話
「うひゃー出たぞ!なつかしき青の食材もわんさかだ!つかまえろトリコーッ!」
冒頭。地表から宇宙に向けて盛大に解き放たれるネオのゲロ。最終決戦で1ミリも役に立たなかったくせに、偉そうに宿主に指図する青鬼がブレなさすぎる
そんな役立たずの言う事などガン無視しつつ、トリコはゲロの中の一匹の猛獣に注目します
「見つけた!ネオの中にあったうまそーな肉の匂い!あいつがその正体!
間違いねェ!俺が食ってたネオの肉はこいつだ!」
「あれは・・・・エンドマンモスか
この肉を食べた古代の美食屋達が、あまりの美味しさにこの食材にて美食屋家業に終止符を打つとまで言われるマンモス
通称「完象」という名の絶滅種だ。ネオの中で熟成し、更に旨みを増していたのか」
「この象を俺のフルコースの肉料理にする!これでフルコース・・・完成だぁ!!」
>【完象】の称号はキン肉マン読んで思いついたに違いない
>完璧無量大数軍『完象』 エンドマンモス
>トリコの肉料理はネオの中の生き物の肉だった!・・・なんじゃそら
>なんかもう食わずにフルコースに入れちゃったことに相当ガッカリしました……
ネオを介して食べたといえばそれまでですけど、なんだかなあ なんの調理もしてないですし
>完象で無量対数軍を連想した者は黙って手をあげなさい。NEOではなく、その中に肉料理がいたってのはいい落としどころだけど、
GODの後の最後に決まったフルコースにしてはなんか取って付けた感じでちょっとガッカリ感が
トリコって最初に肉料理にしようとしたのはリーガルマンモスなんですよね。完象選んだのもその辺好きな味なんだろうか
>トリコ「お前(ネオ)を俺の肉料理にする!」→トリコ「知ってたわーこの肉がネオの中にあるの知ってたわー」
本当になんなんだてめえはよ…まぁ落としどころとしては別段そこまで否定するようなものでもないんですが
ネオとの和解とフルコースが調達できるものにするということを踏まえたらまぁ妥当ですし…
いやあまりにも唐突だったんで吹き出したのは確かなんですがw
>もしかしたらネオの存在意義は全ての「食材や命を食い滅ぼす」のではなく、
「魂の世界に保存し、来たるべき時まで完熟させていく」という永久機関的な冷蔵庫の様なものなのかもしれませんね
>「ま た マ ン モ ス か !」←同コメントが10件以上来ている予感 。それはともかく来週大増31ページというのは、
いよいよトリコとリンの結婚式が始まり、懐かしのメンバーが勢揃いするパーティの中で完成したフルコースを皆に披露
ついでにほかの四天王もネオが吐き出した食材を加えて完成したフルコースを披露し その試食に31ページかけるという事ではないでしょうか?
初期のトリコでは、試食だけで丸々一話使っていた回が何度もありましたし。 だとしたら花嫁の兄の面目丸潰れですね
メインデッシュに持ってきたリーガルマンモスの肉の完全上位互換っぽいエンドマンモスの肉を 妹婿にサブディッシュとして出されてしまってるんですから
それから何も知らずにココのフルコースの前菜を食わされる人が可哀想すぎます
俺が美味いと思ってたのは実はネオの肉じゃなくて、ネオの中に居たこの象の肉だったぜ!
「アカシアにネオの事を頼まれたけど、フルコースの肉料理はどうするんだ」という先週の疑問を強引に解決する超展開。無理矢理すぎて逆に文句も言いにくいレベル
かくしてトリコの肉料理は、完璧無量大数軍の一員みたいな通称を持つエンドマンモスで決定。遂にそのフルコースが完成します
「あ、そう。んな食材興味ねーな」
「でもこのマンモスでトリコの旅にピリオドとはいかないけどねー」
>青の食材を捕まえろとか自身の宿主であるトリコの最後のフルコース完像に興味を示さないとか先週に引き続き青鬼に結構イラッときました
>青鬼「青の世界の食材だー!!」→トリコ「こいつを肉料理にする!」 青鬼「あっそ(無関心)」
三虎の代わりに青鬼が消えればよかったんやと心から思いました
>なんか青鬼のポンコツっぷりが可愛くなってきました
鬼の中では一番食欲に忠実な感じで幼稚だけどトリコの食事の時の無邪気な要素が青鬼殻色濃く出てるのかなと思いました
>地球全大陸を旅してフルコースを完成しておまけに 別の宇宙の食材までフルコースに入れたのに、
白鬼が 「まだ旅が終わらない」と言ってるあたり、 トリコと小松は更なる美味なる食材を目指して、
結局一度も使う事なく終わったNEOが建造した宇宙船で、 四天王やペアと一緒に宇宙に旅立つエンディングなんでしょうね
宿願かなって相棒の小松が感極まって涙ぐむ中、つまらなそうに鼻くそをほじる青鬼がなんかもう。読者はお前に興味がねーよと言いたい
気になるのは意味深な白鬼の台詞。地球最高の食材であるGODを含むフルコースを完成させ、美食屋としての本懐を遂げたハズのトリコの旅はまだ終わらないという
これはラスト、リンとの結婚式を終えたトリコが更なる美食を求めて地球を飛び出すENDの流れでしょうか
「ハネムーンは宇宙旅行だ!まだ見ぬ美味いモンを求めて!」
みたいな。わりと最終回としてはよく見るベタなヤツですな
と、ここで地面を突き破って現れたのは、地球を救った立役者の愛丸と鉄平。更に彼等を追うようにセンターの原液が地中から大噴出します
「スゲエエネルギーだ!まるで心臓が何個も増えたような・・・身体が元通りに・・・!」
「これが命をも生み出す究極の蘇生食材・・・
紙一重で絶命を免れていた者達も・・・傷が癒え再生していく・・・」
血に染まる最終決戦の地を―傷ついた者達もろとも抱き上げるように
力強く・・・そして優しく・・・センターはこの地を満たした
辺り一面に満ちたセンターの効力によって息を吹き返す、四天王にブランチ、ジュン様、それにギネスとマザースネークを除く八王
>蛇王「俺だけ助からないって酷くない?」
>【悲報】蛇王、死亡確認
>ギネスとマザースネークは流石に再生できなかったか。マザースネークはムーンの腹の中で、ギネスは頭喰われてるから仕方ないが
>蛇王は忘れ去られたけれど、次回のダイジェストではそんな蛇王を含めて、王の座を継承するテリー達の誇り高き姿が見てみたい
ネオに食われて欠損した部位まで再生するセンターの回復効果ですが、ゼブラの裂けた頬は再生してませんね
あれって生まれつきなんでしたっけ?
>全員が食運に守られたのかと思ったら実は小松だけだったとかw
言われてみれば確かに食運は人それぞれだし小松以外が助かるのは逆におかしいんだけど
都合でみんな助かったと思ったらやっぱり小松だけ特別扱いされたと思うと変な笑いが出てくる
>センターの原液マジフェイスフラッシュか再生ダイアモンドダストw細胞が負けを認めたら治癒不可能って原理原則すら飛び越えちまうとは・・・
裂けた地から噴き出す液体が傷を塞ぎ、癒すというビジュアルが『星の血液』って感じでFFZめいた神秘を感じる
>せっかくセンターが湧き出してきたのに、生き返らなかったグリンとトミーがせつない…
この2匹も蘇生させてやれよ!っていうかそもそもセンターで「死者をも蘇らす」から「蘇生食材」って触れ込みだったくせに、
紙一重で絶命を免れた者達しか再生できないんなら療水とたいして変わらなくね?
それこそギネスとマザースネークどころか、チチやグリンパーチ&トミーまで生き返らすようなチート効果を見せてほしかった。あんまり凄さを感じないよね
「奇跡だ・・・この場所にだけセンターが・・・」
「食運だな。この世の全ての奇跡は食運の仕業だ・・・GOD・・・お前か?」
「いやGODはこんがり調理された状態・・・既に食運は残っていない」
> ご、GOD〜〜〜〜〜(涙) なんか気付いたら死んでる〜〜〜〜!って感じの穏やかな死に顔が・・・w
思えばこいつも引っ張るだけ引っ張っといて扱いしょっぱかったなあ
八王と大体同列のスゲーモンスター程度にしか思えなかったもん、まずそうだし
もっと「強さ」から離れた凄みを表現できたらよかったんだけど・・・
この一帯にだけセンターが湧いたのは偶然ではなく、何者かの強力な食運によるものだと語る三虎
しかしトリコ達の食運は根こそぎネオに食い尽くされて残っていない状態
GODは何かやり遂げた男の顔して安らかに死んでるしで一体誰の食運なのか・・・と、その時トリコは気付く
この場に居ながら唯一ネオに食運を食われていないこの男の事を
>今週のトリコまとめ:ゾンゲ様が世界を救った
>ゾンゲ様の食運すげぇ!思い返せばアイスヘルから出口を見つけて帰還とか
ビックリアップルの時とか荒れに荒れたフェスで生存とかフラグは立ってたんですねえ
>予想はされてましたが、やはり最後に世界を救ったのはゾンゲ様という壮大なオチ・・・
しまぶー終盤の展開は難産で苦しんだんでしょうが、このラストだけはずっと当初から考えてたんだろうなってひしひし感じる
>ここでゾンゲ様の勇士を振り返ってみましょう
フグ鯨編で巨大ムカデを真っ二つにした事から始まり 彼の人気のおかげで無事トリコは一周年を迎え
アイスヘル編では必殺のゾンゲスマッシュで部下を救い、隠しルートを探り当てトリコ達は脱出に成功 ビックリアップルで8000万相当のレベル80を叩き出し
クッキングフェスティバルでは美食檜に戦いを挑む勇気を見せ グルメ界では四天王を0.1秒で蹂躙した猿王に気に入られ
ラスボス戦でチチのサポートに徹しネオにリドルチャプターを命中 戦いが終わり絶命を免れないはずだった仲間達をセンターで治療した上、
三虎の地球を癒やすグルメスパイスの発動を可能にした この作品におけるMVPが誰なのかは確定的に明らか
>ここでスポットが当たったゾンゲ様と、役に立たなかった四天王と青鬼の対比が…気になったのは取ってつけたようなトリコの肉料理
他の三人と比べてトリコの嗅覚は戦闘に活かしづらく、パワーアップも地味で最後までしまぶーが持て余してた感じでした
>四天王とは本当になんだったのか・・・最終決戦の活躍度で言うとマジゾンゲ様の足元にも及ばないですよね
>今週の火ノ丸相撲で主人公チームの一人が秒速で倒され、その仲間が 「
アッハッハ 結局一勝もできなかったなお前 結果だけ見ればいてもいなくても一緒 何もしていないのと同じだ」 と大笑いしてましたが、
結局ラストバトルで何の役にも立たず、最後まで一勝もできず、ハシャいで出てきたはいいがトリコに完全無視された青鬼の顔が頭に浮かびました
あとペット3匹の修行とか、ほんとに何の意味があったんでしょうか
結局仲間たちと世界を救った偉大なる食運の持ち主・ゾンゲ様を ラストバトルステージで最後まで護衛した功績だけは凄いですけど
正真正銘の救世主となったゾンゲ様
最序盤から勘違い野郎のへっぽこ美食屋として描かれながら、実はその身に強力な食運を宿していたという驚きつつも納得のどんでん返し
反面、先週も突っ込みましたがが終盤完全にモブと化した四天王の3人が本当にヤバイ
2回死にかけて2回生き返らせてもらっただけで、それ以外は本当に何もしてないからねあいつら
一応「3人がかりでちょっとだけジョアの足止めをした」とは言えるけど、それを「役に立った」と言うのもちょっとなぁ・・・
「なるほどな・・・運って奴は誰に宿ってるかわからんものだな。ところでその運・・・コピーさせてもらうぞ」
言うなりゾンゲ様の食運をコピーし、尽きた食運を再び纏う三虎。ミラーニューロン便利すぎる。どんな理屈なのか教えてくれ
すっかり憑き物が落ちたかのように優しげになった眼差しをトリコとジュン様に向けると、穏やかな口調で別れの言葉を告げる
「食運よ・・・最後に私にも・・・私という罪人にも・・・微力だが罪を償わせてくれ
トリコ・・・スター・・・私はここまでだが・・・お前達は兄弟仲良く食卓を囲むがいい
私の全エネルギーを旨みに変えて・・・傷だらけの地球へ届けよう・・・
グルメスパイス!!!!」
かつて人間界を半壊に追い込んだ、逆恨みオヤジの迷惑メテオ再び。しかし今回のそれはあの時の破壊の力ではなく―
着弾した荒れ地に緑が甦り、花が咲き乱れ、瑞々しい果物がたわわな実をなす
慈愛に満ち溢れた「再生」の力だった
>食材を根こそぎ奪い尽くした暴食の虎が最期に分け与えたもの。それは「略奪」ではなく「施し」だった
色々適当な部分はあったけどきちんと自分のケリは果たしたといったところですかね
>ゾンゲ様の食運が戦場で傷ついた者達を回復させたにも関わらず、地球の生命を蘇らせる程の活躍振りを果たすとは
てか食運チート過ぎ。エネルギーにもなるとかどんだけよ
>三虎「我が生涯に一片の悔い無し!」
>三虎が真にコピーしたのはラオウの生涯
>三虎、安藤仁一かと思ったらラストは魔黒王ブラックとラオウでごじゃった
>三虎の最期が魔黒編のブラックそのまんまなのはセルフパロディーかな?
>最後に大竹が「俺が調理したGODの一部です。召し上がってください」とか言って三虎に「うまい」と言わせてほしかったが
迷惑オヤジだけど、最後の最後で罪滅ぼしと呼べる様な役割を果たした三虎Gj
登場人物達の扱いが中途半端になる中で最後まで己の道を貫いたという生き方には素直に賞賛しておきます
あの世で戦犯ジジイや母ちゃん父ちゃんと仲良くな・・・
>次狼→死後鉄平に地球のノッキングを伝え、ノッキングマスターの名を託す
三虎→自身が壊滅させた地球の環境を(ゾンゲ様の力を借りて)文字通り命を賭けたグルメスパイスで再生
一龍→本当になんなんだてめえはよ… 次回はネオも交えた晩餐回っぽいですしもう名誉挽回できることないですやん
>三虎が地球を再生させるのは予想通りの展開でしたね(自分で蒔いた種ではあるけど
三虎も役割を果たして逝ったわけですが、さあ一龍、お前は何をしてくれるのかな?
>三虎さん死んじゃったけど、数少ない残った側近のアルファロさん何してるの?
序盤から出てきた敵組織のボスの最期なのにアルファロさんはいない、スターは再生中で、
部下に見届けられないまま死んでしまったのは少し寂しい
自らの全エネルギーを地球に分け与えて逝った三虎
からくり屋敷レビューにおいてはメテオスパイスのくだりでは散々ボロクソになじり、「絶対あとで落とし前つけないと許さない」と言ってきた男ですが、
最後の贖罪はまさに、その罪を許すに値するものでした
許すぞ。全ての読者はお前を許す!
満ち足りたその表情からは、彼が500年間の苦しみから解き放たれたことが窺い知れます。魂の世界で再び家族と団欒の食卓を囲まんことを願う
ただし一龍てめーはダメだ
頑なに生き返ることを拒絶して魂の世界に居残ったこの男。ネオの胃袋を散策してフローゼを発見した時は何かしてくれると期待しましたが、
結局世界の再生まで三虎が一人でやってしまったのでコイツにはもうやれる事が残ってません
最終回まであと何話残ってるのか知りませんが、ここから名誉挽回できるチャンスはもう失われたと言っていいでしょう
言うことだけは聖人ぶってるクセに、行動が一切伴ってない身勝手ジジイ
これがはんぺらの一龍評ですわ。はたして最終回までに、この評価を覆すウルトラCが残されているのかどうか・・・絶対無理だろうなぁ・・・
「あら?わたし一体何を・・・」
「お目覚めかウーメン。我に返れて良かったな。見ろ・・・どうやら終わったようだ・・・」
「ふぃー・・・・三虎のヤツめ・・・」
>本部&セツ婆「守護(まも)りきったぜ」
>節バア生きててよかった。いや、もしかしたら死にかけたところを三虎の力で引き返したのかな?
エリア1のNEOのアジトではウーメン梅田が正気を取り戻し、人間界ではやたらセクシーなポーズで健在なセツ婆の姿が
ぶっちゃけ軽くセツ婆100回死ぬぐらいのダメージがあったと思うんですが、
三虎の生命エネルギーで命を取り留めたのかもしれない、という朋友の解釈はなかなかいいですね。ここはそう思っておく事にしましょう
その後もネオの食材噴火は止まらず
無数の銀河を作り出す程の想像を絶する量の食材が出続けた
その噴火が幾日続いたかわからない しかしネオの嘔吐もやっと治まり・・・
無数の銀河を作り出す程の量という、常軌を逸したスケールのゲロを履き続けたネオ
数十億年かけて食い溜めた量ですから当然と言えば当然ではあるんですが、それをたった「幾日間」で吐き出すってどんだけやねん
天に向かって吐かれるゲロの中に、大量の同胞達の姿を確認するペア
彼の本懐も遂げられたようでめでたしめでたしといったところで、すっかり元の痩せっぽちに戻ったネオだけが一人残されます
>今まで食べ過ぎた分だけ吐いて真っ白な状態に戻されるのは『千と千尋の神隠し』のカオナシを思い出しますね
>ガリガリのネオの姿はナウシカの皇弟ミラルパを思い出すなあ…
「やぁネオ。いっぱい吐いてスッキリしたか?
腹減ってるだろ。みんなで一緒に食べよう」
そんな彼の前に現れたのは、笑顔で食材を差し出すトリコ。ネオは困惑しながらもおずおずとそれに手を伸ばします
何十億年も奪い続けた日々・・・
食材を分け与えられたのは
ネオにとって初めての経験だった
「あ・・・・あ・・・・」
三虎が初めてフローゼの施しを受けた時に「食べ物ってこんなに美味しいものだったのか」と衝撃を受けたように
トリコから分け与えられたその肉は、今までネオが食ってきたどんな食材よりも美味かったに違いない
アカシアが遺言で「ネオはずっと独りぼっちだったから」と言っていた、その言葉の意味がよく伝わるシーンです
おそらくネオが本当に欲していたのは腹を満たす食材ではなく自分を孤独から救ってくれる存在だったのでしょう
>分け与えられるのが初めて・・・?ネオって初登場時くらいにブルーニトロにいっぱい食材食わされてなかったっけ
>危険極まりないがピュアな存在と和解ってオチがドラゴンボールの魔人ブウみたいですね・・・これからも平和にやっていけるのかな?
>巻き展開の中、何とか綺麗にまとめた感じなので、粗はあってもまずまずだったのではないでしょうか
>黒幕(アカシア)は一人背負い、罪人(三虎)は自らをとして償い、元凶(ネオ)は施されることでキリのない飢えを満たされた
トリコの世界に純粋な悪はいなかったってのは爽やかな幕引きですね。いたのは役立たず(主に一龍と青)だけだ
> おだやかにして壮大な大団円。ポンコツ世界一決定戦より平和な気持ちで読めるわ・・・
古い神々の死により、豊かな世界が新たに形作られるというのが神話そのものですね
北斗の拳みたいに「わけありの悪役が死んで帳消し・あとは野となれ山となれ」じゃなく
プラマイゼロでないにせよ世界に『食』という建設的なギフトを遺して逝くのがトリコらしくて好感が持てました
学校給食みたいに寸胴鍋で煮られてたアカシアのフルコースを「さぁ食えネオ!」って食わされてたのは
「分け与えられた」にカウントされないのかよっていうか、あのシーンよく思い出したら
なんの罪もない人間達をドボドボ鍋の中に放り込んで大虐殺してるんだよね・・・よく考えたらブルーニトロ悪すぎるだろ!
ペアとマブダチだったから仕方ないとしても、「ブルーニトロを救う」為に「大量の人間を犠牲にした」アカシアの判断はどうやねんと今更ながらに突っ込みたい
「うまいか?ははっ!さぁ皆!俺達も飯にしようぜ!」
そんな読者のモヤモヤを強引に吹き飛ばすトリコの爽やか笑顔で、遂に永かった闘いにも幕が
次号は大増31Pということですが、「次号最終回!」とは書いてないので最低でもあと2回はあるハズ
トリコとリンの結婚式を大増Pの来週でやるのか、それとも最終回に持ってくるのか
何気に小松のグルメ細胞の悪魔がフローゼのものであるとか、そういう細かいタネ明かしというか「実はこうだったんだよ!」という説明がなされてないので、
そういう部分も全部含めスッキリした最終回を迎えてもらいたいところです。次号注目!
395話
「本当にここで良かったんですかね。三虎さんのお墓・・・一龍会長や次郎さんと同じ場所が良かったんじゃ?」
「食没の岬か・・・でもここがいいって言ったのは本人の魂だぜ。兄弟一緒の墓に入るのは嫌だとさ
またあの世で喧嘩になるかもしれねーからって。そもそも三虎は墓なんていらねーって言ったが・・・・
毎週俺のフルコースを供えるって言ったらここにしろって・・・家族で過ごした思い出の場所らしい」
冒頭、三虎の墓に手を合わせるトリコと小松。死後、兄弟の思い出の修行場である「食没の岬」で兄二人と一緒になる事を拒み、
かつてアカシアの家が建っていたと思われる、何もない山の中でひっそり眠ることを選択した三虎。最後まで素直になれないツンデレオヤジです
と、ここでリンからの催促の電話が入り、慌てて人間界に戻る2人。そう、今日はトリコとリンの結婚式の日である
「ハンパなく満腹な時も・・・ビミョーにひもじい時も・・・
マンツーマンで飯を食べ続ける事をもうシャレにならんぐらい誓いますか?」
「誓うしーっ!!!」
「ひもじい時なんかねーよ!俺を誰だと思ってんだマスター!てかマスター神父もしてたのか?」
「では満腹のキスをおもっきしぶちゅーっとしなさい。周りが引くくらい」
しまぶーギャグテイスト全開のファンシーでおもろい誓いの言葉で式を進行する神父は、ぬもんちゅがのマスター
マスターの促しに従って読者も引くレベルの熱烈キスが大ゴマで炸裂するのかと、ドキドキしながらページをめくると・・・
式はキングクリムゾンされ、いきなり場面は披露宴会場へ
これはリン泣いていいと思う
あと欲を言えばブーケトスを奪い合うメルクとののとかも見たかったよね。今回は神回と言える内容なんですが、ここだけは不満かな
「うおっ美食會!なぜお前らが此処に!?」
「招待されたから来たまでだ。っていうか親族だ」
「親族なの!?」
「ふっふっふ誰が来てもいいじゃろが。みんなで食べたほうがうまいじょ」
「あ・・・あ・・・」
「ネオいるし!」
>最初にたけしやゴン蔵を始め、みつるとエージとおばけと校長、ボンチュー、小次郎とガールフレンド、マミー、トニーがいて
そこでも目から・・・よだれが・・・ ※今週目からよだれが100コメあると予想
>披露宴にたけしの主要人物達の姿がありましたがボンチューと思わしき人物だけ後姿なのはトリコに似てる上での配慮ですかね
丁度トリコもオールバックにしてて余計紛らわしいですし
>披露宴会場にたけし達がいましたね。個人的にはトリコとボンチューとで何か会話してほしかった気もしました
>本当ならリンが主役のはずなのに蚊帳の外…もう少しトリコとの恋愛話でもありゃあなあ…と今更ながらに思います
でもジャンプ主人公の結婚なんていつもこんなものか
>アルファロさん生存確認!…最終決戦のころ何してたんですかね
>三虎死んでるが美食會の残った面々は、と言ってもごく数人だがこの後どうなるんだろう
さすがにこの後刑務所入りは何だし、NEO撃破の貢献で今までの悪行は恩赦・三虎に全部ひっかぶせるかしてグルメヤクザくらいになるのか
あるいは解散して市井に戻るのかな
たけしのレギュラー陣全員を始め、親族としてやってきたジュン様と、それに付いてきた顔面ちんこことアルファロ。お前生きとったんかワレ!」
更にはすっかり凶暴性がなくなり、カオナシ様のように大人しくしてるスーツ姿のネオ等、まさに序盤の敵からラスボスまでが和気藹々と馳せ参じた大宴会といった様相
コメントにもありますが、トリコとボンチューが会ったらどんな会話が成り立つのかは見てみたかったかも
「おいしまぶー!まさかスタージュン以外にも俺に兄弟がいたのか?」とかめっちゃ言いそう
そういやたけしと違って、トリコでは「しまぶー」は最後までキャラクターとして劇中には登場しませんでしたね。ギャグ漫画であるたけしとはキチッと一線を引いてたって事かな
「お前なら一人でも楽勝だろうが、俺達にも是非手伝わせてくれよ。小松っちゃん」
「ありがとう竹ちゃん梅ちゃん!助かるよ百人力だ!」
今では小松の躍進によって十星にランクアップした「HOTELグルメ」。五千人を超える来客の舌を満足させる為、竹ちゃんと梅ちゃんも助っ人に駆けつけます
GODを調理したという伝説の三料理人勢揃いに、緊張と高揚感入り交じる若きスタッフ達の描写が読者に心地良い
連載開始時はまだ未熟だった小松が、今や世界中の料理人から目標にされる存在になっている。8年間という長い旅路と、それを経て成長した小松の凄さを実感できるシーンです
「ねえトリコ。あのちゃぶ台って何?」
「ああ。招待している食霊がいてな。来てくれるといいんだが」
5000人が収容できる大ホール。新郎新婦席からほど近い位置に、およそ場に似つかわしくない古ぼけたちゃぶ台が1つ。もちろんトリコが招待している食霊とは・・・・
「さぁ皆!俺と小松のフルコース!腹いっぱい味わってくれ!」
>「人生をかけたフルコース」のお披露目に、結婚式以上の相応しい場があったでしょうか
ホモの偽装結婚と揶揄された唐突なリンとの婚約をこんな形で活かすとは、大したものです
というワケでいよいよ始まった披露宴。当然テーブルに出される料理は美食屋トリコの「人生のフルコースメニュー」
「でもトリコのフルコース前菜ってポップコーンだよね?結婚披露宴でポップコーンてw」と侮っていた読者に、あっと驚くサプライズが待っていました
〜前菜〜 BBコーンのポップコーンメルクの星屑がけ 五尾オオワシとザリガニフィッシュ入りニワトラのキッシュ |
〜スープ〜 センチュリースープ 薬膳餅のエコのり磯辺巻き |
〜魚料理〜 オウガイのグリル王酢ソース 各種高級魚の盛り合わせ (フグ鯨、サンサングラミー、マダムフィッシュ、アナザ) |
〜肉料理〜 完象エンドマンモスのステーキ リーガルマンモスの宝石肉とガララワニを添えて |
〜メイン〜 GOD |
〜サラダ〜 食宝エアをオゾン草に載せて |
〜デザート〜 虹の実のゼリー幻のフルーツ色とりどり寄せ |
〜ドリンク〜 ビリオンバードの卵メロウコーラ割り |