391話

「ニトロ!?しかもこれは・・・ブルーニトロか!んお?見たこともない食材があんなに沢山・・・
多すぎる!果てが見えんほどの量じゃ!・・・
あ・・・・あなたは・・・・」

冒頭、前回ラストに引き続きネオの腹の中(?)を探索する一龍。壁に埋め込まれたブルーニトロ達に続いて発見したのは、見たこともない食材の山
おそらくはネオがブルーニトロと一緒に食った
「青い宇宙の食材」だと思われますが、どこからともなくその食材を捌く音が聞こえてくるではありませんか
誘われるように音のする方に向かった一龍は、
そこで懐かしい人物の後ろ姿を目撃する
フローゼの魂が療水による蘇生を拒んだ理由としては「アカシアに利用されない為に」という予想が読者の主流でしたが、それとはまた別に
「この魂の世界で何かやらねばならない大切な事があったから」という事でしょう
この膨大な量の食材と、フローゼによるその調理が何の為に行われているのか現状ではまだ定かではありませんが、
問答無用の大団円ラストを迎える為の布石である事だけは容易に伝わってきます
一龍が蘇生を拒否したのもフローゼのような大事な理由があれば、戦犯ジジイ扱いも返上できるのですがはたして・・・
>ネオの体内に蓄えられた生物、食材を見て、子供の頃に見た絵本の内容を思い出しました
とある虫が地球に存在するもの総てを食ってしまうのですが、その虫の体内には食われた地球のもの総てが存在していた、という内容です
今週のトリコ見ているとどうしてもその絵本の内容が浮かぶんですが、これはラストでネオが色んな蓄えた奴ら総て吐き出して、
死んだ奴らは生き返るってお約束ですかね?ご都合主義には呆れますが、子供の頃に読んだ話と被る展開ならいいんじゃないかと思いました


「いくぞアカシアアアア!!」「来いトリコォオオオ!!」
一方ポンコツ親子のラストバトルは、マイノリティワールドのようなおかしな特殊能力なしの凄絶で血生臭い肉弾戦へと突入
怒りを込めた渾身の拳を何度も叩き込むトリコに対し、「苦手な味」であるそれを
意にも介さずしゃくしゃくしながら反撃するアカシア
アカシア善人説が濃厚になってきた今、これは
「ネオを倒す為にアカシアが敢えて喰らってくれている」と捉えるべきか
怒りの味を大量に食らったストレスからか、全身のいたる箇所がボコボコと醜く膨れ上がり、「完全体セルかよ」とツッコまれたあのフォルムからは程遠い姿になっています

とは言えトリコのダメージも尋常ではなく、特に両拳はネオに食いちぎられて手首から先が無くなっているという状態。こんな腕でネオを倒す決定打を放つ事はできるのか?
「はぁー!いいぞトリコ!まるで猛り狂った野生の獣!だがまだ足りん!まだまだまだまだ足りんぞ!
!まぁだ居たのか大トカゲ・・・・てめえのソレは溜めるのに時間が・・・
ん!?
あれはスカイディア裏のチャンネル!一瞬でエネルギーが満タンに!」

と、ここでチャージに時間を要すデロウスの異次元レーザーを、スカイディアの裏のチャンネルで0にするというRPGでもありがちな八王の連携技が炸裂
「それでも遅いわ!」と回避しようとするアカシアでしたが、そこを狙ってギネスのギネスサーチの追撃。一瞬だけ魂が抜けたことで、回避行動に遅れが生じます
「この・・・・オンボロの野良犬がぁあああああああ!!!!」
「今だ!全員で撃ち込めェ!満身の・・・怒りを込めて!!」
ペアの仕切りで全方位から一斉攻撃を放つ八王、四天王、三虎。まさに全身全霊の全員攻撃が回避不能のアカシアに直撃する・・・・・が!





”しゃく”
「はぁ〜はぁ〜!蝿・・・どもぉ〜!!!まだまだぁ!まだまだまだまだまだぁ!」
「馬鹿な・・・あの攻撃を食い切ったのか!?アカシア・・・お前の体はもう限界のハズ・・・!」
既に限界近い状態で全員の怒りまでも全て食い切ってしまったアカシア。醜く膨れ上がったその肉体は、もはやパンク寸前の風船のよう
そんなアカシアの姿を見て、恐ろしさや恐怖よりも先に
友に対する憐れみの表情を見せるペアマジ良いヤツすぎる
>アカシアの見た目が珍獣から元の(?)ネオに近づいていってますね。ペアのお前の体はもう限界のはずというセリフ、
怒りを込めた攻撃をくらい続けたり食べ続けたりしたことによる限界なのか、アカシアがネオを抑えていられる限界を迎えているのか

反撃に出たアカシアは一瞬でギネスに詰め寄り首根っこ掴んで頭から丸かじりにすると、更に返す刀でデロウスの首にガブリ
デロウスはかつてこの世を制した自慢の牙で反撃するも、
特にダメージは与えられず首を噛み千切られます
「あかん!あいつもう正気やあらへん!全員喰いまくる気や!もっと遠くへ・・・!」
完全に食欲の権化と化し、その瞳に理性の光を感じられないアカシア。というかこれはもうアカシアの意識が弱くなってネオが表に出てきたと見るべきか
ただならぬヤバさを感じ取ったブランチは小松らを抱えて一旦現場から離れようとしますが・・・
ゲェーッ!?

まさかのビーム一閃で下半身が消し飛ぶ料理人4人
4人の身を案じて叫ぶも、直後放たれたビームで自分も真っ二つにされるココ
間髪入れずにゼブラとサニー、バンビーナ、ムーン、スカイディアと、瞬く間に皆殺しにされていく主人公パーティー
>ココ「小松くん!ブランチ!・・・(後誰だっけか二人)・・・みんな!」
>捕獲レベルのインフレが激しいって言うけど、本当にインフレ激しいのはダメージ描写だと思う。最早下半身消滅がかすり傷以下にしか思えない
>しまぶーの中でトリコ以外の四天王ってもうその程度の存在なんだなって
>お前らが「トリコ雑魚過ぎ」ってうるさいから、しまぶーが捻くれて「本当の雑魚とはこう言うのを指すんだよ」とばかりに四天王を瞬殺しちゃったじゃないか
>四天王「8年必死に生きてきた結果が・・・ ・・・これなのか?」
>テリー達がいるから、ギネス、蛇王、烏王、馬王は死んで猿王ぐらいは生き残ると思っていたがそんなことなかったぜ
>サクサク死にましたね。個人的には2Pぐらいで死んでいいからもっと書き込んでほしかったな
>子孫を残した八王だけが死んで子供に次代を託す展開かと思ってましたが、
人間キャラは物理攻撃でやられたのに対しあからさまに八王だけ食われてやられたせいで逆に全員復活フラグが見えてきました
ネオ消滅→摂食で回復できなかった部位が回復可能に→マイノリティワールドで全員復活…ちょっとご都合すぎるかな?
>ジョアはジュン様が削って三虎が倒して、アカシア戦もトリコの援護はこの2人。ジュン様と三虎活躍させたら尺足りないのはわかるけど、
四天王の活躍奪われすぎじゃないですかね。それでいて最後には驚き役でアカシアにやられるって
まだ青鬼白鬼とか最果ての地、センターと色々謎が残ってるしアカシア戦後には四天王も活躍させてほしいですが・・・
>ここまでしゃくしゃくされちゃうと、「ネオに喰われたダメージは治癒不能」という縛りのせいでかえって絶望が希望に裏返っちゃうね
このあとフェイスフラッシュ展開来るぞ〜と。聞仲のムチで片っ端から封神されてった崑崙十二仙みたくガチで死んでたりはせんよなあ・・・
>チャージの長いデロウスのレーザーをスカイディアの異能で時間短縮は「おおおおお!」って感じでここ最近ナンバー1の戦術に思えた
でもその一方で前評判の大きさが足かせになってデロウスの世界を制したキバと狼王ギネスはパッとせんまま退場しちゃいましたね
ギネスなんて影武者フェイントまで挟んでの登場だったのにあのドラマ性の欠片も無いグロ死要員っぷりは酷いwww

さながら富野アニメの最終回の如く、バタバタと殺されていく仲間達
お前ら全員死ぬために生き返ったのかと
本来ここまでこの作品を読み続けてきた読者ならば目を背けたくなる展開でしょうが、なんかもう「作業」感が強すぎてまったくそういう悲壮さは感じません
まさに
「在庫一斉処分セール」という例えが相応しい皆殺しショー。しかしそんなドライな読者と違い、激しい動揺を見せるのはまさかのペア
次々倒れていく仲間達にかつての光景がフラッシュバックし、恐怖に震えてます

「あ・・・あ・・・ああ・・・に・・・逃げろみん・・・」
>「絶望するなよ」と言いつつ「みんな逃げるんだぁ」とブロリー見たベジータみたいな反応するペアさん萌え
>・ラスボスと「互いを食い合った仲(意味深)」であるキーパーソン、今でもラスボスに命を助けられたりラスボスへの想いを残していたり
・主人公が一番初めに出会ったラスボス勢力の幹部、そしてラスボスを倒すため主人公の覚醒(意味深)を促した存在
・結構ドジっ子、そして結構ビビり  何だ、何でこんなにもヒロイン力が増してるんだペアさんwwwwww

どこまで良いヤツなんだよこいつ
「逃げろお前達」じゃなくて「みんな」って言うところとかもう。さっき仲間になったばかりで仲間意識強すぎでしょ
この終盤にきて完全にただのモブと化した四天王とは対照的に、ただ1人だけヒロインばりにキャラが立ちまくるペアやべえ
「何があっても絶望すんなって言ったのはお前だぜペア
アカシアからどんどん旨そうな匂いが増してきている・・・もう一息だ!
絶対にみんなで希望の食卓を囲むんだ・・・!

みんなその決意と・・・ゆるぎない覚悟を持ってきている・・・!」

そんなヒロインと化したペアを勇気付け、仲間達の死を「みんなその覚悟はできてる」と軽く流すトリコ
そこは仲間達を殺された怒りで白鬼覚醒じゃないのか

ここまでされても白鬼覚醒しないとなると、どのタイミングで来るのかまったくわからんな・・・・
っていうか白鬼でさえこうなってしまうと
青鬼に至っては出番もう絶望的やろこれ
あと下半身なくなっても微笑む小松のタフさにビビる。戦闘キャラでもないのになんやねんお前

「さぁ終わらせようネオ・・・これが最後・・・渾身の怒りのフルコースだ・・・!」
と、ここでトリコの最終ターン宣言が炸裂。いよいよ最後の攻撃に出るつもりのようですが、前述している通り今のトリコは両拳が欠損している状態
はたしてこの腕でネオを倒せる攻撃を打ち込めるのか?・・・と考えると、
その演出で白鬼が覚醒する感じだろうか
打ち込んだ拳のないトリコの腕から、ズワッと白鬼の拳が生えてネオにめり込むとか。そんな感じの
>主要キャラが適当に一掃されましたが、ここから先の展開はどうなるのだろうか
普通に考えるなら白鬼さんネオ脅かす→ネオから色んな食われた奴ら解放される→めでたしめでたしの大団円ですが
それでも全然クソの一ミリも役に立たないポンコツ四天王&八王ェ・・・トリコさんの言う事は最もなんですが、アンタ相棒の死にすら激昂せんのかい
>なんか最終回まであと○回!みたいな雰囲気になってきた。白鬼は最後に出番あるだろうが青鬼は・・・な、なんだか猛烈に悪い予感がするのう
>地球滅亡寸前主要キャラ強制退場で完全にドラゴンボールのブウ編のgdgd感を思い出した感
>トリコ「殺されたみんなはなんやかんやで元に戻れるんだ 気にすんな」

今週の主要キャラの一斉処分を魔人ブウ編に例えたコメントと、太字表記した最後のコメントが否が応でも被ります
「でえじょぶだ!みんな死んでもドラゴンボールで生き返る!」
例の悟空の台詞じゃありませんが、最終的には全員生き返るウルトラCが炸裂するのがもう目に見えてるワケで
冒頭のフローゼの調理なんかは完全にその仕込みなのがバレバレだもんね・・・なんというか本当にまぁトリコ以外のキャラクターの扱いには同情します
ただしジジてめーはダメだ
それぞれに迫る結末!一龍の戦犯扱い返上と青鬼の出番に期待して次号へ続く


392話

「八王をも取り込み更にパワーアップしやがったなアカシア・・・いや・・・”ネオ”よ!」
「トリコお前・・・気付いていたのか?」

「・・・もうあの個体にアカシアの意志がどれだけ残ってるかもわからない。徐々に自分の食欲に取り込まれつつある
やはりアカシアは適合食材など食べていない。
本当のフルコースなど存在しなかったんだ
自分の食欲を食べた俺だからわかる!」

既にその意識の大半はネオに取り込まれ、殆ど残っていなかったアカシア
そもそも「本当のフルコース」自体が存在しなかったというトリコの指摘ですが、ならば何故アカシアはこんな暴挙に出たのかがわかりません
ここ数週の展開からアカシア善人説はほぼ確定したと言えると思いますが、ならば当初の予定通り
「自分を食わせてネオを完全復活させてから金の缶詰で封印する」という正規の封印手順を選ばなかった理由は何なのか?

「まだ・・・まだだ・・・まだ私はここにいるぞ・・・私の食欲はここにあるんだあああああ!
そうだああトリコ!最後にその悲鳴が聞きたかったんだああああああ!!」

わずかに残った自我にしがみつくような絶叫とともに、トリコを襲うグルメパンチ
惑星規模の大きさの拳が地球ごとボッコボコにされ、大きく口を開けて何かを叫ぶトリコ。それを見たアカシアはたいそう喜びますが・・・・

「違うな。よく聞くがいい・・・トリコの叫びは悲鳴なんかじゃない」
「!?」
「この世の・・・すべての食材に感謝を込めて・・・いただきます」
トリコが口にしていたのは悲鳴ではなく、いつもの食材への感謝の言葉
更に食いちぎったハズの両手首が元通りに再生し、合掌している事に目を見開くアカシア
「バカな・・・ヤツの手は食いちぎったハズ・・・食霊達の手が代わりに祈っているのか!?
それていく・・・私の食欲が・・・・それていく・・・」
元通りに再生した拳は、トリコを守護する食霊達が形作ったものだった
さっきまでトリコをタコ殴りにしていたグルメパンチが、次々と軌道をそれていくことに驚きを隠せないアカシア。次の瞬間、トリコの攻撃がヒットする

「釘パンチ!」

「前菜」

打ち込んだ釘パンチを「前菜」と呼んだトリコ。なるほど前回ラストに言った「怒りのフルコース」とはこういう意味か
ここから喧嘩稼業の「煉獄」の如く、怒濤の連続攻撃が叩き込まれます

「ネイルガン!スープ・・・」
凄まじい一撃に怯んだアカシアに、更に左腕で追撃のワンツー

「レッグナイフ!レッグフォーク!
魚料理に肉料理・・・・」

間髪入れず左右から放つ渾身の蹴り

「そしてメイン―!」
って普通に噛み付いただけ!メインの攻撃それなのかよ!

「ツイン釘パンチ!サラダ・・・・」
ボディに深々と突き刺さる、久々のわっしょいパンチ。そして懐かしの・・・・

「フォーク!!ナイフ!!!」
新技を覚えるにつれ使わなくなった、物語序盤におけるトリコのトドメ連携
フォークで突き刺してからの一刀両断!今のトリコが放つ、その威力たるや―

「俺は地上最強の男・トリコだー!!」

悪 は さ っ た !
>トリコが特大ナイフを地球に食らわしたコマですが
ページめくったら見開きで地球が真っ二つになって「悪はさった!」(完) と書かれてないかヒヤヒヤしました
>両手両足、持てる限りの力と意志を込め、一発一発を確実に叩き込む!
勇者王ガオガイガー終盤の全開ラッシュとか愚地克巳灼熱の時っぽい雰囲気はいいけど
これまでのグダグダとの落差が激しすぎて急に終わっちゃった感の方が強いんですよね・・・
正直全体の流れ(ピンチ→内なる食欲との対話→食材を喰ってパワーアップ→圧倒的反撃!粉砕!)としては
リーガルマンモス編のスタージュン操縦GTロボとの一戦の方がバランス良くて読み易い気がする

地球を両断しかねない威力でネオをぶった切るナイフ。もうセツ婆は絶対生きてないなこれ
「怒りのフルコース・・・デザートにドリンクだ・・・!」
前菜からドリンクまで、渾身の怒りのフルコースを叩き込んだトリコ。これで倒せないようならもうネオを倒す手段はないと思われますが・・・・





しゃく・・・・

「こ・・・壊せない・・・壊れない・・・どこまで・・・どこまでそれて行こうが!
このセメントのような食欲が無くなることはねェんだよォおおおおお!!」

なんとこれでもまだ倒れないアカシア。「どこまで行ってもこの食欲だけは壊せない」と己を嘆くかのように叫びながら再び咀嚼を始めます

っていうか台詞が完全にトニーだこれ!
「俺の食欲どーなってんだよおお!なぁたけしいい!!」
とか言い出してもまったく違和感なく繋がりそう
いいだろう。俺のありったけの魂イノチでこたえよう!

猛烈な勢いで咀嚼するネオだが、トリコの肉体には何のダメージもない。代わりにトリコに周囲で彼を護っていた食霊達が身代わりになって吸い込まれていく
ハッとジュン様の最後の言葉を思い出すトリコ(死んでないけど)
『トリコ・・・お前は護られている・・・』
「食運が身代わりに・・・!小松達もそうだ・・・
実際にダメージを負ってくれたのは食運!
アカシア!お前の攻撃はもう俺達には届かない!」
なんと「登場人物みんな食運に護られていた」とかで、
前回派手に下半身が吹き飛んだ小松達も実は無傷だったという超展開が炸裂
>最終的に全員生き返るウルトラCが炸裂する、食運「と思っていたのかぁ?」 つくづく危機感とは絶望感とは無縁な作品やなって
>ここまで派手に食い散らかされたら最終的に復活するにしろどうしようもねぇなぁと思ったら
即死級のダメージも代替わりしてなかったことにするというチート極まれリな食運に思わず吹いたw
ここまで徹底してやりたい放題されると100周くらい周って「もう好きにしろよ」って感じですわ

ならば、とその食運をターゲットに定めるネオ。三虎の食運を食い切ったように、トリコ達のそれも根こそぎ吸い尽くす作戦のようです
「もともとはスターはフローゼから受け継いだ大量の食運だぞ!?食い切れるのか?」
「トリコの食運だけじゃない!他の者の食運も一緒に・・・そこら中から集めている!」
「無理だ!食欲にも限界がある!パンクするぞアカシア!」

「しょっ・・・食欲に限界などあるかああああ!!!
私のォおおおおおおおおおお!私の勝ち・・・・!」
ペアの制止も聞かずに遂には全ての食運を吸い切ったネオ。自分の勝利を確信してトリコに渾身の一撃を叩き込みますが・・・・
次の瞬間、目の前に現れた「それ」に全身が凍りつく





「食べすぎですよ。何十億年も・・・」

『は?取り込まれている?私の黒い細胞が・・・
まさか細胞が屈したのか?ネオが!こいつに!?』

>白鬼「俺が本気で腹筋を固めた時は諦めた方がいい」
アカシア渾身の一撃を、難なく受け止めていた白鬼。しかもたったそれだけでネオの細胞は萎縮し、まともに動くことができません
以前から考察はしてきましたが、やはり白鬼は
ネオにとってのカウンター的な存在だったようです
「やはり僕が出れるのはほんの一瞬だけですか・・・ねえトリコさん
怒りのフルコース。あの攻撃で決着はついています
彼は今にも”吐きそう”ですよ

そしてトリコさん、あなた最後に最も大事な言葉を忘れてませんか?
アレ大好きなんですよ僕・・・やってくださいね。さぁトリコさん」
その見た目に反して、やたら大人しい物腰のギャップで読者を驚かせる白鬼の口調が面白い
そして彼の台詞の一端から、
冒頭で触れたアカシアの真の目的がなんとなく見えたような気がします
つまり、「ネオが今まで食ったものを吐かせること」
これがアカシアの目的だったのではないか?こう考えればアカシアが危険を顧みずネオを食ったことも頷けます
自分はネオに乗っ取られるが、
そうなる前にネオが苦手とする「怒り」を食えるだけ食いまくり、
ネオを「吐かせる」つもりだった
何十億年かけてネオが食ってきたものを全て元に戻すという、一世一代の大博打
本来なら危険すぎる賭けですが、三虎やトリコという自分の「息子達」を信じてその僅かな可能性に賭けた・・・とか、そんな感じの理由じゃないかなと

『トリコ・・・』
「アカシア・・・・」
白鬼に促され、いつものように両手を胸の前で鳴らすトリコ。眼前の「父」を見つめるその瞳には、溢れ出そうな涙が溜まっていた
静かに合掌すると同時に、白鬼の人差し指がネオの額を突く
「またネ」
ピプ―コリコリコリ

「ごちそうさまでした」
白鬼が大好きだというトリコの「ごちそうさま」とともに、爆発四散するネオの肉体
”届いた怒り 届け感謝 アカシア撃破!”ポエミィな煽りとともに、死闘遂に決着!
>食欲しかないグルメ細胞、ということは自称「繁栄を極めたブルーニトロ」でさえも「食べる前」と「食べること」に工夫はあっても
「食べたあと」の事は一切頓着しないでしょうね ネオに至っては尚更 果たしてアカシアが最後に「ごちそうさまでした」と言ったのはいつなのか?
それを思えば そんなグルメ細胞の悪魔である白さんが「ごちそうさまでした」が好き ってのはなんともグッとくるものがありますね
>「まだ最後のが残ってる」「アレ好きなんですよ」
登場は一番遅かったけど、白鬼さんも赤鬼同様ずっとトリコの食欲としていっしょに食事してきたってのがわかる
トリコのごちそうさまが好きってのがすごく優しい感じがして一気に白鬼さん好きになった
>色々これまでにあったけど全技叩き込むフルコースから懐かしの手ナイフ&フォーク鳴らしでごちそうさまって言う流れは
あの頃のトリコを思い出させてくれてとても良かったと思う。白鬼さんナイス采配。青鬼ドンマイ
>今週のトリコ読んで、トリコのように読み終わってウルウルしている範です
「トリコはダメになった」とか「わけわからない」と言ってた私!前言撤回させてください!今週のトリコはジュエルミートやトミーロッド戦に通じる面白さ
怒濤の攻撃と白鬼の登場、そして何より超久々のキメ台詞の数々!もうこの回で許せそうです全てが
当初は他力本願的に白鬼が倒すかと思ったらほとんどトリコの力で勝った!白鬼はあくまで最後のサポートという贅沢な使い方
いうことないですね、これで安心して最終回見れますよ!
>白さんが超紳士だった件。というかデザイン的にも格的にもこの人もう神なんですね単に強いヤツだった赤青と違って完全に上位の存在って感じ
そしてこれで戦闘での出番は完全に消えて最終回までに一言喋れればいいですねになった青よ・・・
オーガーさんに正解だとか言ってる場合じゃねーぞお前の存在が大間違いだよとか言われそう
>異形な見た目に反して紳士的かつフランクなキャラだった白鬼さん
限界迎えてたとはいえ指先一つでネオをダウンさせるとはもったいぶっただけのことはある強さですわ。そして案の定青鬼さんの霊圧が消えた
>今週のトリコは超久々の「ごちそうさまでした」とか、何かしら暴走要素抱えてそうで怖かった白鬼が思いのほかトリコ大好き細胞だったりと、
爽快だったんですが…ただ小松たち死亡が食霊(食運)が庇ってたので無傷はいただけなかった
ご都合主義でもセンターとかあるんですし裏の世界で手助けするとかでも…残りはネオの胃袋?や地球崩壊から最果ての地へどうするかですかね
>急に現れた白鬼が「決着がついていますよ」「アレ大好きなんですよね」と、 とってつけたようなリップサービスで主人公を雑に持ち上げつつ、
最終巻の残りページがもうないんで、まだまだHPに余裕のあるラスボスを 北斗神拳で一撃爆殺したようにしか見えない
>オーガーは「連載初期の強くて安心感のあった頃のトリコ」 青いのは「なんか調子に乗ってて口はでかいが実力が追いつかない頃のトリコ」
そして白いのは「連載終了からン百年後で人格が熟成したトリコ」 を表してたり・・・しませんかね
>赤鬼…トリコと共に食事し自ら食われることで共に歩む 白鬼…前評判以上の強さと威圧感でネオを圧倒 青鬼…何かしましたっけ
>赤鬼の力でアカシア撃破→内側からアカシア喰ってネオ完全復活→赤鬼の力だけでは歯が立たない→
トリコ「つ・・・つぎ青鬼でろ!!」青鬼「次鋒青鬼いきます!!」「グオゴゴゴ」そんなふうに予想していた次期が俺にもありました
>トリコの白鬼さんが口調のせいで3月のライオンの滑川さんにしか見えない お前絶対実家葬儀屋だろ
>白鬼さん、「またネ」じゃダメなんですけど…
>青鬼…お前…(出番無いままで)消えるのか…?
>青鬼は特にいりませんでした(ハトよめ風に)
>白鬼「ドーン!(喪黒福造の声で)」
>白鬼「邪魔する奴は指先一つで〜ダウンさ〜♪」
>未回収の伏線や謎をいっぱい残してボスも何がしたかったのやらよくわからんまま雑に倒される・・・こ、これはBLEACH!
次回は突然10年経っててトリコの子供と小松の子供が会うに違いない
>鰤もそうだったけどラスボス撃破したのに何の感慨も湧かなくて悲しい ジュン様inGTロボ撃破の時とかトミー戦とか本当にカッコよかったのにどうしてこうなった
>青鬼ぃさんが無くなった両手の代わりに自分のデビルナイフとデビルフォークを貸してくれるから出番ある。そんなふうに考えていた時期がぼくにもありました
ラスボスのアカシアのとどめシーンよりもリーガルマンモス内でのスタージュンGTロボに対するとどめシーンのほうが何千倍も燃えたわ
>ネオ、完全にアカシア飲み込んでもう一戦かと思ってましたがこれで決着のようですね
アカシアに自分のフルコースが無かった以上彼の狙いはやはり最初からネオの完全撃破だったのでしょう
フローゼの死もアカシアへの抵抗というよりは彼の計画の穴を埋めその後をフォローするためのものとみていいのでしょう
しかしこれ三弟子含めたアカシア一家+小松だけでどうにかしたようなもんじゃ・・
>ついにネオを倒してしまいましたね。 ゲームでいえばラスボスを倒したところで、あとはエンディングだけでしょうか
普通に考えれば肉料理にネオを入れてトリコのフルコースが完成、 アカシアの真の目的を語りながらみんなで食べて終わりになるところですが、
実は単行本43巻(おそらく最終巻)の残りページ数から逆算すると、 まだ7話分も空きがあるらしいです
あまり考えたくない事ですが、ひょっとしたらハーゴンを倒したらシドーが出現し、 クジャを倒したらペプシマンが降臨したように、
ネオはラスボスではなく、別のラスボスが出現するのかも知れません
そもそももうラスボスを倒したのにまだジョアが生きていたり、最果ての地が何なのか明かされていなかったり、ココやゼブラのフルコースが完成していなかったり、
地球が爆発寸前だったり、 魂の世界で一心不乱にフローゼが何か調理していたり、 愛丸や一龍の役どころが謎だったりと、不明点が多いのが妙なところです
>トリコ、長くても11月中には終わりそうですね
最果ての地とかNEOの乗り物とかを回収するとしたら白さんとも食事をするためにみんなで宇宙に食材探しに出てENDでしょうか

ラスボス撃破だというのにコマ割りが窮屈すぎて、ジュン様GTロボ戦の方が遥かにカッコいいという点にははんぺらも同意しますが
白鬼が「怒りのフルコースで決着はついている」という擁護により、「最後は白鬼の力で倒した」という印象が薄くなってるのは良かったと思います
話数的に最終話まであと何話残してるのかはわかりませんが、この流れで新たなボスが出てくるという事はまず有り得ないでしょう
単行本最終巻は
こち亀200巻みたいな厚さになるという事も考えられますし、「あと7話くらいはあるハズ」という縛りは除外していいのでは
ここからアカシアの真意とか、壊れかけてる地球を治すウルトラCとかで3話くらいかけて、
4話目くらいで最終回と見たがどうだろうか
最果ての地を目指して宇宙に出るENDはスゲーありそうね
ラスボスを撃破し、いよいよ完結までカウントダウン状態になったトリコ。終盤の展開が色々とアレだった本作ではありますが、
「終わりよければ全てよし」と思えるような、問答無用のハッピーエンド着地を見せてもらいたいものです。しまぶーラストスパート頑張って!


393話

「なぜ泣くトリコ・・・」
「もう終わったんだ。怒り続ける必要もねェだろアカシア・・・あんたももう・・・開放してやりな・・・
自分も・・・ネオも・・・その・・・美しい食欲を・・・」
冒頭。前回ラストでトリコが流した涙の理由を問うアカシアに、「あんたの真意はもう全部わかってる」と穏やかな表情で答えるトリコ
”息子”のその言葉を受けて安心したのか、ここでアカシアの双眸にもぶわっと涙が溜まっていく

「食欲は・・・全て清らかなものだ・・・全員も悪人も・・・食欲だけは真っ直ぐピュアで・・・切ないくらいに愛くるしい
そんなネオに対してお前が煮え滾る怒りを向けるワケがないからなトリコ・・・
だから私が・・・私という愚かな人間がお前達を怒らせる必要があった・・・」

「愚かな人間だと・・・アカシア・・・・お前が・・・愚か者だと?」
ここでカメラは二人の会話を聞いていたペア視点に。アカシアの真意に迫る500年前の回想シーンに入ります

「食欲の悪魔に身体を乗っ取られない方法?それを聞いてどうする気だ」
「ひょっとしたらネオに食われた細胞はこの世から消えた訳ではないのかもしれん
ネオがこれまで食べた物がもし私の中に息づいているといるとしたら・・・助け出せる方法がきっとあるハズだ」

「・・・そんな方法はない。お前まさか自分の中の食欲に責任でも感じてんのか?
ネオが過去に行ったことは悪事でもなんでもない。ただの食事だ
お前が責任を感じる必要などない。それよりフローゼの説得は済んだのか?フルコースの調理は近いぞ」

500年前。己の中に宿る食欲を封印しようと持ちかけてきたペアに当初は同意しつつも、途中から「それよりも良い方法」を模索し始めていたアカシア
ペアはこの相棒の申し出を「ええんやで。ネオがやった事に対してお前が責任を感じることなど何一つ無いんやで」と拒否しますが、
ネオをその内に宿すアカシアには、ぼんやりとした予感のようなものがあった
『ネオはなぜ・・・私に宿ったのか・・・何十億年も食い続けて・・・ただ食い続けて・・・・
ネオ・・・お前本当はもう・・・
お腹いっぱいなんじゃないか?』


「ペア!ネオがストレスを受ける味がわかったぞ!その味が同胞達を救うキッカケになるかもしれない!」
「やめろ!まだ言ってんのかお前!そんな方法など・・・」
「ある!食欲のエネルギーは生まれ変わる!グルメ細胞もそうだ!この世から消えてなくなるなど有り得ない!
エネルギーの絶対量は変わらない!巡り巡って生まれ変わるんだ!」

月日が流れ、ついにネオが「怒り」を苦手とすることを突き止めたアカシア。これまではその案に否定的だったペアも、その熱い説得に心動かされ始めます
「助かるのか?仲間達が・・・また逢えるのか?みんなに・・・」

「やってみる価値は大いにある。成功すればみんな助かるし・・・青の食材もまた食べられる!」
「・・・・あぁ・・・すまん・・・目からよだれが・・・」
「そいつは涙ってやつだ。ペア」
>ペア「あぁ…すまん…目からよだれが…」 最早聖域と化した小松に代わってペアのヒロイン化が著しい
>正直アカシアが最初から善人だったにしては擁護できない部分もあった思うけどペアの涙を見てたらこの展開もありだなと思えた
何が言いたいかというとこれも全てペアのおかげ はんぺらさんもペアの事ヒロインばりにキャラ立ってきたって言ってたけど こいつまさにヒロイン
>食欲の純粋さを基準にした博愛主義っていうのかな・・・
けど個人的には美食のためによその星に押し入ってはうまみを引き出すために生態系に要らんストレスを加えて回ってるブルーニトリなんぞ
一匹たりとも帰ってきて欲しくないというのが本音ですわ、おかしなマネしようとしたらアカシア一派が全力で阻止するって確約があれば話は別ですが
>つまりペアは、チチたちが一龍と触れ合って人間味が出てきたように、アカシアと接触を続けるうちに同胞を思う気持ちとかに目覚めて、
ネオに食われて二度と会えなくなってしまったブルーニトロ達と再び会うためにアカシアと手を組んでいた、と
他の面々は永遠の封印(=ネオをどうにかして食われた皆を助けることはできなくなる)を目指していたから、
あの時にセンターをどうにかしなくてはいけなかったと。しかし、自虐するアカシアに愚か者なんかじゃなかったと叫んだりペアさんいい人すぎやしません?
前回から凄まじい善人オーラを撒き散らして読者好感度爆上がりのペア。回想シーンでもこの威力です
アカシアとのマブダチぶりを遺憾なく見せつけて読者からは「お前がヒロインだ」と絶賛されてますが、ここは本妻であるフローゼも負けていません
「これは私の使命だと思っている・・・意見が訊きたいフローゼ」
「私はコンビ・・・あなたの食材を調理するだけよアカシア・・・今日は一緒に寝ない?」
>フローゼ様のSEXのお誘いがサラッとしてるけどやけにムスコに響くぜッ!実際アカシアにとっても最後の晩餐(下品)でしょうから
そりゃあもう燃えたでしょうなw狂四郎2030か刃牙SAGAばりにヤリまくったことでしょう

FFZの決戦前夜のクラウドとティファの会話を彷彿させるフローゼに女としての度量を感じる。「今夜は抱いて」て事よね
リアル
「このあと滅茶苦茶セックスした」だったに違いない。なるほどトリコとスタージュンはこの夜のハッスルで仕込まれた子供だったのか
『ネオがまだ満腹じゃないとしたら・・・その時は最果ての地に向かうしか無いのか・・・食べ続ける以外に道は・・・
私は・・・私がやろうとしている事は・・・本当に正しいのだろうか?
ネオ・・・答えを教えてくれ・・・失敗したら地球は終わりだ・・・』
>はんぺらさんは「アカシアはネオに問答を問いていたのか?」と疑問を浮かべてましたが、まさかここでその答えが活きてくるとは思はなんだ
今回は純粋にしまぶーの筆力にgjですね

というワケでペアとフローゼ同意を得たアカシアではありましたが、この件は自分一人の一存で決定していいような問題ではありません
覚悟は決めたものの、「本当にこれでいいのか?」という自問自答に苛まれる日々が続きます。あの日、信頼する一龍に運命を委ねたのもその一環だった
「止めたいのなら一龍・・・渾身の怒りを込めて今ここで私を殺してほしい。人々の食とともに私の運命もお前に委ねる」
「できませんアカシア様・・・俺にできるわけが・・・ありません・・・!」
予想されていた「私がおかしくなったら殺してくれ」ではなく、「私は地球が終わるかもしれない賭けに出るつもりだ。それが不安なら殺してくれ」だったアカシアの頼み
いずれにせよ一龍にアカシアを殺せるワケなどないので酷な頼みではありますが。
アカシアがこの決断に対してどれだけの覚悟を背負っていたかという描写ですな
>一龍がアカシアの真意を知っていてもトリコ達に何も話していないのはアカシアに対して同情などの気持ちが混じってはNEOを倒すことができなくなるからですかね
同じ理由でドンスライムに生き返らせてもらってもアカシアの本当の狙いを知ってる一龍では怒りの攻撃をすることができないでしょうし、
その為魂の世界の秘密を探ることに徹したんですかね。NEOに対して怒らなければならないっていうのが厄介な要素だったため思うように動けなかったと思います
>読者はアカシアが外道を演じていたことについてきちんと事実を受け入れた上で気持ちをスイッチして彼の最期を看取れるのだろうか?
正直心にも無いこととはいえ悪態や罵言でつけた傷は心に残ると思うんだが
次狼とか幽霊になってからこの顛末を聞いて真相を理解したみたいだけど、
死後の世界ってエクスキューズがなかったら単に絶望して殺されただけだしなあ・・・
>二狼「ワシを殺したのも怒りを買うための演技ですか?」 アカシア「……」 二狼「イチちゃんには話しとったのに?」アカシア「……」
二狼「答えろやアカシア」
>アカシア善人の伏線を数週間前から張り始めて取り繕っても、数十週前のアカシアの行いと完全に矛盾してるんだよなぁ
ラオウが拳法家の拳法を奪いカサンドラに幽閉したのを「滅びゆく拳法を保護したかった」って外伝でフォローした並みに無理がある

ここで回想終了。一見すると500年前のやり取りと、アカシアの真意が判明したことでこれまでの謎が全て繋がったかのように見えますが、
まぁツッコむ気なら矛盾点はいくらでも出てきますよねこれ
まずこの回想を見る限り、アカシアとペアの最終合意は「ネオを吐き出させる」という方向で一致してるのに、実際その場面になったら
ペアは従来の封印策を遂行しようとして、ネオを食うと言い出したアカシアに対してたいそう驚いて

「アカシア!貴様裏切るのか!」とか言ってたし。この回想と辻褄が合ってません
両者の認識はどこで食い違ったんだよっていうね

一龍が生き返らなかったのは、「アカシアに対して怒りを向けられない以上、いくら強くても戦力にはなり得ないから」という朋友の見解も、確かにそれっぽくは聞こえますが
別に攻撃を叩き込む役でなくても、一龍くらい強ければ出来る事はいくらでもあるハズだし(セツ婆みたいに人間界の護りに徹してもよかった)

地球存亡の危機に際して「自分に出来ること」を一切放棄したその判断はやはり戦犯ジジイと揶揄されて然るべき愚行かと
っていうか
「怒りのテイストチェンジ」て本来、一龍みたいなケースに使うべきスキルなんじゃないのアレ?
一龍「アカシア様の本懐を遂げるには、アカシア様に怒りを叩き込まねばならん!だがワシにはアカシア様に怒を向けることなどできん!」
ペア「大丈夫だ、それについては怒りのテイストチェンジで解決できる」
これが本来の用途でしょどう考えても。
せっかく出したスキルが設定的に全然活かされてなくてどうにも残念なんだよなぁ
そしてこれが一番単純で、擁護がもっとも難しい矛盾点。
なぜ次郎殺す必要あった?
どう考えても殺さなくてよかったハズ。今回の話の後半で地球の危機を救う出番はあるんですが、そもそも次郎が死んでなければ本人がその役目やって済む話だし
ここらへんに関しては絶対しまぶーも明朗に答えられないと思います。これまで熱心に読んできた読者であればあるほど、すんなり納得はできないですよね

ただこれは巻き展開になった故に生じた矛盾とも言えるんで、ある意味その中でよくこれだけ上手く繋げたなと感心はしますけどね





「アカシア!迷いに迷って・・・悩みに悩んで・・・
自分の食欲と向き合って答を出したお前は決して愚か者なんかじゃない!」

「ペア・・・思えばお前とお互いの命を助け合ったのが始まりだったな・・・私はこれで・・・よかったんだよな・・・」
「アカシア!」
アカシアの高潔を讃え、「お前は愚か者じゃない!」と大号泣するペア。どこまで良い奴なんだよお前
そろそろ最後の時が近づくアカシアでしたが、ここで薄れていく意識がピタリとストップ。最初は驚くも、それが誰の仕業であるかをすぐに理解する
「これは・・・ノッキングか?お前だな三虎・・・最後の攻防の時に既にノッキングしていたのか。いつ私の目的に気付いた?」
「私がジョアを仕留めた時。アカシア・・・お前が行ったのはノッキングではなくトドメだった」

「・・・フローゼの身体を最後に壊すのがお前じゃ心苦しいと思ってな」
>アカシアにとっての最果ての地とはすべての計画が通じずネオを吐かせられなかった時の最後の手段というかすがる藁のようなものだったようですね
そんなものをアカシアが見せるユートピアとか夢見がちに語ってたジョア(故)よ・・・、あいつ初登場常時の服まんまの道化だったな
>ジョアは黒幕のように思えて最初から最後まで信用されてると思い込まされて利用されてただけとは一番かわいそうなヤツだったかもしれない
>「トドメだったー」のコマの真っ白になったジョアが「うそーーー!?(ガビーーーン)」って感じで最高にウケる
竜頭蛇尾を極めし者よ、安らかに眠るがいい・・・
>ジョア、計画が本筋から外れた時のために用意され「やっぱいらんかったわ」と殺される。トリコ世界で一番の負け組ではなかろうか
>死んだと思ったら生かされてたと思ったらやっぱり死んでたジョア
「中身は違えど三虎にフローゼを殺させるわけにはいかない」という心情は分かりますが、
「息子だと思われていたことでそれなりに大事にされてただろうに実子じゃないことが分かった途端
義理の息子のために口では助けるようなこと言いつつトドメ刺されてた」とかジョアさんの扱い哀れってレベルじゃねーぞ
>アカシアは頑張って怒らせようとしてたけど、三虎にもトリコにもあっさり見抜かれてたってことは、
怒りのテイストチェンジ無しではネオを倒せてなかったってこと?ペアさんマジリスペクト

瀕死のジョアを助けたと見せかけ、実は三虎を慮ってトドメを刺していたアカシア
これジョアが悪役だからあんまり違和感なく読めますけど、アカシアのやってきた事を全体として冷静に考えると
己の計画の為にあの世から魂を呼び寄せて蘇らせ、散々利用した挙句に切り捨てた
ってことだから”善人”アカシアの所業としてはわりとドン引きレベルの行為だよねこれ
更に言うと、ジョアって悪役ではあるけども劇中で非情な虐殺とか外道な振る舞いとかはほぼ無いキャラなんで、読者としてはあんまヘイトが溜まってなくて
「ジョアざまあ」って感情よりも
コイツ気の毒に。良いように利用されてポイかよという同情心の方が先に立ってしまう
「それにしても見事なノッキングだ三虎・・・やはりお前は技を真似るのが上手いな」
「私が最初にコピーしたのは技ではない・・・あたたかいその愛情だ」
そのコピー能力を褒めるアカシアに「私が最初に真似たのは技ではなく、貴方の愛情だった」と答える三虎
その言葉に再び目から涙を溢れさすアカシアだったが、ノッキングはあくまでノッキング。永遠に時間を留めておけるワケではありません
「だがノッキングはそのうち解ける。お前の死まで止めることはできん・・・
なにせ私は・・・兄者のような”ノッキングマスター”ではないからな」


「急げ鉄平!もう間に合わなくなるぞ!」
「いや無理だろ愛丸!地球内部まで俺を引っ張ってきても・・・
俺に地球をノッキングして崩壊を止めるなんて!」
「お前しかいない!俺が爆発とともにお前の居る場所に出たのはきっと偶然じゃない!
俺はお前の居る所に導かれたんだ!お前にしかできないんだ鉄平!」
「んな無茶な!」

>突然の無茶振りで困惑する鉄平に笑う。愛丸の「これきっと運命だわ」発言も強引すぎて変な笑いが出てくる
一方その頃。地球崩壊の割れ目から地表に出た愛丸は、そこに居た鉄平を引っ掴んで再びエリア0へ
地球の崩壊をノッキングで止めてくれという無理難題をふっかけます。これには鉄平の困惑ぶりも当然です
とは言え、自分がやらねば地球が崩壊するのを黙って見ているだけ。鉄平は手探りながらもチャレンジする事を決意します・・・と、次の瞬間!
鉄平の腕にそっと添えられる、懐かしい感触

「ここじゃよ鉄平

魂の世界でな・・・・ワシはワシの役割があるだろって言われてのう。イチちゃんに
ま・・・地球のノッキング・・・楽勝じゃろ。今後マスターの名はお前が継げい」

>一龍「次郎、お前にはお前の役割があるじゃろう?ワシは絶対に何もせんがな!」
>一龍「次郎、俺は死んだら終わりだがお前は働け」っていうのは支離滅裂が過ぎる
>ちっ一龍の奴、一ミリも役に立たんかったな
>死んだら終わりとか言ってる割に随分と長いことウロチョロしてますね
ドンと再開した時に「俺やることあるからお前に時間稼ぎ頼むわ、終わったら一緒に飯食おーぜ」って言ってドンが「OKバディ!」と答えるもネオに敗れ、
「飯の約束を守れなくてゴメン」と詫びて悲鳴をあげずに散るという展開の方が王道だし自然だし熱いしで良かったんじゃないだろか
>まさか崩壊する地球をノッキングで止めるとは
しかし地球にノッキングはフェスの時に次郎が一回やってますから(ノッキングがそこまで万能かはさておき)うまい落としどころですね
>結論:ノッキングはすごい

なんと食霊になった次郎が現われ、鉄平にコツを伝授。同時に「ノッキングマスター」の名を引き継がせます
まさしく死んでからもなお、「己に出来る事」を果たした次郎GJ
しかしその反面、同時に比較対象としての一龍は落ちるトコまで落ちた感が洒落になってません。弟には偉そうなこと言ってるクセにお前は何もしないのかよと

最終話まであと何話残ってるかわかりませんが、この戦犯ジジイに名誉挽回のチャンスは残されているのか?





「え?地球の崩壊が止まったじ・・・どういう事だ?」
「こんな事ができるのは一人しかいないか・・・」

かくして次郎の助言を受けて、見事に地球のノッキングを成功させる鉄平。地球は最大の危機を脱しました
これで万事解決のハッピーエンドかと思いきや、地球の爆発が止まるのはそれで問題があると言い出したのはペア。まだ何かあんのかよ
「「旨みのバトン」が途絶える。グルメ細胞で調理された惑星は、熟成に熟成を重ね最後に爆発する訳だが
そのエネルギー量は巨大な恒星の超新星爆発など比ではない
爆発の瞬間は大量の重元素が合成され、同時に金の素材などの金属も生まれる。それがグルメマテリアル
それらの元素とともに旨みも圧縮され、これまでの旨みを超えた新たな食材の素となる
それが何億年もかけて生まれ変わり、また次の新たな惑星とフルコースを生み出す訳だ
つまり地球のフルコースもまた、過去の惑星から受け継いだ旨み・・・
ここで地球が崩壊しなければ、次のフルコースは生まれない」
「広い宇宙の旨みのバトンが・・・この地球で止まる・・・」

>食は食い繋ぐもの。誰かがその命を食えばその食欲は新たな命を生みだしてくれる
そしてそれは旨味が途絶えても巡り巡るエネルギーとなる、うん、トリコらしい描写ですね
>「旨みのバトンがとだえる」がトリコ読んでいて最も心に響いた。最強のラスボスを倒した後の沈静な空気の中でのこの事実
大切なものが息づくこの星を守りたい、けどそうすればもっと大きな『環』を動かす摂理をゆがめてしまう、という壮大なほろ苦さ・・・
ブラックホール爆弾で銀河系をドーナツにしちゃった『トップをねらえ!』のラストとか
魔法の大本である神を殺しちゃったから永久に地上から魔法が消えてしまったFFYのラストというか・・・
こういう大任を果たしたけど同時にどう果たしたらいいのかわからないくらいどでかい責任を背負ってしまったっていう終わり方、本当に感動です

グルメビッグバン以来、惑星から惑星へとより旨みを重ねながら繋げられてきた大切なバトン。それがこの地球で途絶えてしまう
かと言って「宇宙の輪廻のほうが大事だから」という理由で地球を崩壊させるワケにもいきません。どうしたものかと思案していると、アカシアが妙案を示す
「地球の旨みはここまでだが、他にも滞っている旨みはある
地球どころではない量の旨みが・・・ネオの中にな」
「!ネオがこれまで食ってきた食材達か!」
「うはっ!待ってまーっ?」

>何なんだてめぇはマジでよ(青鬼)
>大した働きもないのに食材を放出させると知るとここぞとばかりに「待ってましたー」と満面の笑みの青鬼が本当に本体そっくりですね
>アカシアとペアの友情話や三虎が最初にコピーしたのは愛情だったとか感動ものだったのに、
そんなのそっちのけで吐き出される旨みを期待しているだけの青鬼さんにイラッときました。お前何か役にたったんかと
>ブルーニトリ戦はともかく終盤のネオ戦では完全に傍観者だったのに色んな意味でおいしいとこだけ持ってく青鬼…
赤鬼がトリコの施しの精神、白鬼がトリコの食への礼儀と感謝を表してる存在なら
青鬼はトリコのポンコツ具合を体現した存在ですわ間違いなく

>開始前おまけコーナーの『グルメ界レポート』によると青鬼先輩は『対ニトロに特化してる』説が・・・
なにこの「100%即死の追加効果もちの武器を即死耐性もちのボスラッシュ直前にGETした感」はww
ブルーニトリがこそこそ暗躍してメインの敵がNEOだったあたりで覚醒しとけばもっと見せ場が稼げたのにね

1ミリも役に立たなかったクセに、青の食材が蘇ると聞いて大喜びする青鬼がヤバイ
結局読者のこいつに対する認識は口だけ達者で馬の鼻息で瞬殺された雑魚のまま終わってしまいました。本当に何だったんだこいつ
ちなみにコメントにもあるように、
青鬼は対ニトロに特化しているという興味深いデータが今週のおまけページに記載されていましたが
トリコの身体から出てアトムと戦った時も、別段すごい戦闘力を見せつけたわけでもなかったのでまったくそういう印象ないですね。心底役立たずでした

「私もその量は計り知れんが・・・あの世できっと私のコンビが・・・
最愛の料理人が・・・新たな食材を調理してくれているはずだ

うぅ・・・・フフ・・・ここまでだな・・・これで私の計画は完了だが・・・1つの事が気がかりだトリコ・・・・頼みがある
ネオを・・・復活した私の愛しき食欲をよろしく頼む
あいつはずっと独りぼっちだったから・・・」

「あぁ・・・わかった」
「ありがとう。さらばだ・・・」

>この世にはラスボスが盛大なゲロを吐いて終わるマンガがあるらしい
>アカシア戦、決着!ここまでgdgdな道程だったが、やっぱり終わる時はきっちりと気持ちよく終わらせられた事は良かったです
三虎の腹心となったジュン様がフローゼから託された食運を届けその助けを受け一龍の育てたトリコがネオを倒しそして次郎の後継者鉄平が地球を守る、
そしてそのための料理をしたのはフローゼの悪魔を受けづいたと思われる小松と・・・。美しいですけどこれ完全に四天王入る余地無かったな
>トリコ383話の内容、ブリーチに換算しておよそ30話分である(アカギ風に)
>やはりフローゼは全てを納得済みでアカシアのためにずっと調理をしていたんですね
フローゼの死ももともと出産後死んで魂の世界で調理に専念する予定だったのが三虎の想像以上の献身であんな顛末になったのかも知れません
しかし今回でアカシアの真意と地球の危機回避を消化したので次週以降でフローゼの仕事、ネオの改心からビリオンバードのような美味さの開花、
フルコース完成、全世界の人との食事、そして青鬼が食う気満々なので宇宙エンドはほぼ確定ですかね
>最後はNEOもいっしょに食卓を囲むんですかね。アカシアにNEOを頼むって言われても
こいつトリコのフルコースに入っちゃってるんだよなぁ。その辺どうするんだろ
>トリコとアカシアの決着で、吐き出すのきもいとの感想をよく見ましたが、個人的には満足です。美食神らしい最後だと納得しまた
日本神話でもオオゲツヒメなる口や尻から食を生み出した神がいました
トリコの美食の世界観の中で食材を調理する料理人にものすごい価値を見出してますが、それも食材あってこそですしね
アカシアが新たな食材を生み出して終わるというのは、らしい最後だと感じました。死んで神となってみたいな
まぁ、トリコのちょっとズレた倫理的な世界観にもオッケーなんじゃないかなと。長々書いて、駄文ですいません
>今週のトリコ、めっちゃ良かった。今までの展開がアレだったからそう感じただけかも知れないけど、めっちゃ良かった
先週は「来週はアカシアの独白があるんだろうなー、でも『何を今更』って感想しか得られないだろうなー」とか思ってたけど、
ペアが本当にいい仕事をしてくれた。俺の中でのMVPはあなただ、ペア
>トリコ美しい大円団・・・最後に愛丸も鉄平も見せ場があって良かったね。えっ?四天王?誰でしたっけそれ
マジでしまぶーの中で四天王って何だったんですかね。途中まであれだけ愛情もって優遇してたのに。トリコゴミ扱いといい極端すぎます
そして一龍・・・屋敷でも無責任・役立たずと言われていましたが、最近の展開から最後は霊体のまま一仕事するかと思ったらそのままネオ撃破
次郎より一龍の見せ場じゃなかったのかと。綺麗にまとめましたが一部キャラのぞんざいすぎる扱いはやはり残念です
>ついに大団円に向けて話が収束しそうですね。最後は過去のわだかまりを捨てて、世界中の全人類が食卓を囲むシーンが見たいなぁ
リモンがテイスティングしたワインをマンサムが飲んでたり、コプリ子が調理した目玉料理や虫料理をセドルやベイがむさぼり食ってたり、
クリスマスの食糧配給時には毎年ユーが食べられる雪塩を降らせて、サンタさんありがとうって言われてニッコリしたりするシーンが見たい
>喰った物全部吐き出すって事は蛇王の胃液も・・・あ・・・あ・・・ああ・・・に・・・逃げろみん・・・
遺言として「ネオのことを頼む」と言い残したアカシアと、それを快く承諾するトリコ。一見して爽やかに見えるこのシーン
朋友もコメントで突っ込んでますが
フルコースの肉料理なんだけどもOKしていいのかそれ
そもそもネオを頼まれてもどうやって扱えばいいのか・・・・やっぱり考察していたように、小松の料理を食って満腹を知るって展開になるのかな?
果たされた想い、トリコの、アカシアの永い戦い・・・・決着!
と煽りが打たれネオの盛大なゲロで引きという、ある意味ものすごいインパクトあるラスト
前回はんぺらが「3週くらいかかるのでは」と予想していた「アカシアの真意〜地球崩壊阻止」を僅か1週でやってしまった今回
エピローグにどれくらいかけるのかはわかりませんが、来週最終回というのは有り得ないと思うので少なくともあと2話か3話あるのは間違いありません
終盤の駆け足展開で置いてけぼりにされた読者達をゴール前で待っててくれたような
ゆったりとしたエピローグに期待したい


394話

「うひゃー出たぞ!なつかしき青の食材もわんさかだ!つかまえろトリコーッ!」
冒頭。地表から宇宙に向けて盛大に解き放たれるネオのゲロ。最終決戦で1ミリも役に立たなかったくせに、偉そうに宿主に指図する青鬼がブレなさすぎる
そんな役立たずの言う事などガン無視しつつ、
トリコはゲロの中の一匹の猛獣に注目します
「見つけた!ネオの中にあったうまそーな肉の匂い!あいつがその正体!
間違いねェ!俺が食ってたネオの肉はこいつだ!」

「あれは・・・・エンドマンモスか
この肉を食べた古代の美食屋達が、あまりの美味しさにこの食材にて美食屋家業に終止符を打つとまで言われるマンモス
通称「完象」という名の絶滅種だ。ネオの中で熟成し、更に旨みを増していたのか」
「この象を俺のフルコースの肉料理にする!これでフルコース・・・完成だぁ!!」
>【完象】の称号はキン肉マン読んで思いついたに違いない
>完璧無量大数軍『完象』 エンドマンモス
>トリコの肉料理はネオの中の生き物の肉だった!・・・なんじゃそら
>なんかもう食わずにフルコースに入れちゃったことに相当ガッカリしました……
ネオを介して食べたといえばそれまでですけど、なんだかなあ なんの調理もしてないですし
>完象で無量対数軍を連想した者は黙って手をあげなさい。NEOではなく、その中に肉料理がいたってのはいい落としどころだけど、
GODの後の最後に決まったフルコースにしてはなんか取って付けた感じでちょっとガッカリ感が
トリコって最初に肉料理にしようとしたのはリーガルマンモスなんですよね。完象選んだのもその辺好きな味なんだろうか
>トリコ「お前(ネオ)を俺の肉料理にする!」→トリコ「知ってたわーこの肉がネオの中にあるの知ってたわー」
本当になんなんだてめえはよ…まぁ落としどころとしては別段そこまで否定するようなものでもないんですが
ネオとの和解とフルコースが調達できるものにするということを踏まえたらまぁ妥当ですし…
いやあまりにも唐突だったんで吹き出したのは確かなんですがw
>もしかしたらネオの存在意義は全ての「食材や命を食い滅ぼす」のではなく、
「魂の世界に保存し、来たるべき時まで完熟させていく」という永久機関的な冷蔵庫の様なものなのかもしれませんね

>「ま た マ ン モ ス か !」←同コメントが10件以上来ている予感 。それはともかく来週大増31ページというのは、
いよいよトリコとリンの結婚式が始まり、懐かしのメンバーが勢揃いするパーティの中で完成したフルコースを皆に披露
ついでにほかの四天王もネオが吐き出した食材を加えて完成したフルコースを披露し その試食に31ページかけるという事ではないでしょうか?
初期のトリコでは、試食だけで丸々一話使っていた回が何度もありましたし。 だとしたら花嫁の兄の面目丸潰れですね
メインデッシュに持ってきたリーガルマンモスの肉の完全上位互換っぽいエンドマンモスの肉を 妹婿にサブディッシュとして出されてしまってるんですから
それから何も知らずにココのフルコースの前菜を食わされる人が可哀想すぎます

俺が美味いと思ってたのは実はネオの肉じゃなくて、ネオの中に居たこの象の肉だったぜ!
「アカシアにネオの事を頼まれたけど、フルコースの肉料理はどうするんだ」という先週の疑問を強引に解決する超展開。無理矢理すぎて逆に文句も言いにくいレベル
かくしてトリコの肉料理は、完璧無量大数軍の一員みたいな通称を持つエンドマンモスで決定。遂にそのフルコースが完成します
「あ、そう。んな食材興味ねーな」

「でもこのマンモスでトリコの旅にピリオドとはいかないけどねー」
>青の食材を捕まえろとか自身の宿主であるトリコの最後のフルコース完像に興味を示さないとか先週に引き続き青鬼に結構イラッときました
>青鬼「青の世界の食材だー!!」→トリコ「こいつを肉料理にする!」 青鬼「あっそ(無関心)」
三虎の代わりに青鬼が消えればよかったんやと心から思いました
>なんか青鬼のポンコツっぷりが可愛くなってきました
鬼の中では一番食欲に忠実な感じで幼稚だけどトリコの食事の時の無邪気な要素が青鬼殻色濃く出てるのかなと思いました
>地球全大陸を旅してフルコースを完成しておまけに 別の宇宙の食材までフルコースに入れたのに、
白鬼が 「まだ旅が終わらない」と言ってるあたり、 トリコと小松は更なる美味なる食材を目指して、
結局一度も使う事なく終わったNEOが建造した宇宙船で、 四天王やペアと一緒に宇宙に旅立つエンディングなんでしょうね

宿願かなって相棒の小松が感極まって涙ぐむ中、つまらなそうに鼻くそをほじる青鬼がなんかもう。読者はお前に興味がねーよと言いたい
気になるのは意味深な白鬼の台詞。地球最高の食材であるGODを含むフルコースを完成させ、美食屋としての本懐を遂げたハズのトリコの旅はまだ終わらないという
これはラスト、リンとの結婚式を終えたトリコが
更なる美食を求めて地球を飛び出すENDの流れでしょうか
「ハネムーンは宇宙旅行だ!まだ見ぬ美味いモンを求めて!」
みたいな。わりと最終回としてはよく見るベタなヤツですな

と、ここで地面を突き破って現れたのは、地球を救った立役者の愛丸と鉄平。更に彼等を追うようにセンターの原液が地中から大噴出します
「スゲエエネルギーだ!まるで心臓が何個も増えたような・・・身体が元通りに・・・!」
「これが命をも生み出す究極の蘇生食材・・・
紙一重で絶命を免れていた者達も・・・傷が癒え再生していく・・・」
血に染まる最終決戦の地を―傷ついた者達もろとも抱き上げるように
力強く・・・そして優しく・・・センターはこの地を満たした
辺り一面に満ちたセンターの効力によって息を吹き返す、四天王にブランチ、ジュン様、それにギネスとマザースネークを除く八王
>蛇王「俺だけ助からないって酷くない?」
>【悲報】蛇王、死亡確認
>ギネスとマザースネークは流石に再生できなかったか。マザースネークはムーンの腹の中で、ギネスは頭喰われてるから仕方ないが
>蛇王は忘れ去られたけれど、次回のダイジェストではそんな蛇王を含めて、王の座を継承するテリー達の誇り高き姿が見てみたい
ネオに食われて欠損した部位まで再生するセンターの回復効果ですが、ゼブラの裂けた頬は再生してませんね
あれって生まれつきなんでしたっけ?
>全員が食運に守られたのかと思ったら実は小松だけだったとかw
言われてみれば確かに食運は人それぞれだし小松以外が助かるのは逆におかしいんだけど 
都合でみんな助かったと思ったらやっぱり小松だけ特別扱いされたと思うと変な笑いが出てくる
>センターの原液マジフェイスフラッシュか再生ダイアモンドダストw細胞が負けを認めたら治癒不可能って原理原則すら飛び越えちまうとは・・・
裂けた地から噴き出す液体が傷を塞ぎ、癒すというビジュアルが『星の血液』って感じでFFZめいた神秘を感じる
>せっかくセンターが湧き出してきたのに、生き返らなかったグリンとトミーがせつない…

この2匹も蘇生させてやれよ!っていうかそもそもセンターで「死者をも蘇らす」から「蘇生食材」って触れ込みだったくせに、
紙一重で絶命を免れた者達しか再生できないんなら療水とたいして変わらなくね?
それこそギネスとマザースネークどころか、チチやグリンパーチ&トミーまで生き返らすようなチート効果を見せてほしかった。あんまり凄さを感じないよね
「奇跡だ・・・この場所にだけセンターが・・・」
「食運だな。この世の全ての奇跡は食運の仕業だ・・・GOD・・・お前か?」
「いやGODはこんがり調理された状態・・・既に食運は残っていない」
> ご、GOD〜〜〜〜〜(涙) なんか気付いたら死んでる〜〜〜〜!って感じの穏やかな死に顔が・・・w
思えばこいつも引っ張るだけ引っ張っといて扱いしょっぱかったなあ
八王と大体同列のスゲーモンスター程度にしか思えなかったもん、まずそうだし
もっと「強さ」から離れた凄みを表現できたらよかったんだけど・・・

この一帯にだけセンターが湧いたのは偶然ではなく、何者かの強力な食運によるものだと語る三虎
しかしトリコ達の食運は根こそぎネオに食い尽くされて残っていない状態
GODは何か
やり遂げた男の顔して安らかに死んでるしで一体誰の食運なのか・・・と、その時トリコは気付く

この場に居ながら唯一ネオに食運を食われていないこの男の事を

>今週のトリコまとめ:ゾンゲ様が世界を救った
>ゾンゲ様の食運すげぇ!思い返せばアイスヘルから出口を見つけて帰還とか
ビックリアップルの時とか荒れに荒れたフェスで生存とかフラグは立ってたんですねえ
>予想はされてましたが、やはり最後に世界を救ったのはゾンゲ様という壮大なオチ・・・
しまぶー終盤の展開は難産で苦しんだんでしょうが、このラストだけはずっと当初から考えてたんだろうなってひしひし感じる
>ここでゾンゲ様の勇士を振り返ってみましょう 
フグ鯨編で巨大ムカデを真っ二つにした事から始まり 彼の人気のおかげで無事トリコは一周年を迎え
アイスヘル編では必殺のゾンゲスマッシュで部下を救い、隠しルートを探り当てトリコ達は脱出に成功 ビックリアップルで8000万相当のレベル80を叩き出し
クッキングフェスティバルでは美食檜に戦いを挑む勇気を見せ グルメ界では四天王を0.1秒で蹂躙した猿王に気に入られ
ラスボス戦でチチのサポートに徹しネオにリドルチャプターを命中 戦いが終わり絶命を免れないはずだった仲間達をセンターで治療した上、
三虎の地球を癒やすグルメスパイスの発動を可能にした この作品におけるMVPが誰なのかは確定的に明らか
>ここでスポットが当たったゾンゲ様と、役に立たなかった四天王と青鬼の対比が…気になったのは取ってつけたようなトリコの肉料理
他の三人と比べてトリコの嗅覚は戦闘に活かしづらく、パワーアップも地味で最後までしまぶーが持て余してた感じでした
>四天王とは本当になんだったのか・・・最終決戦の活躍度で言うとマジゾンゲ様の足元にも及ばないですよね

>今週の火ノ丸相撲で主人公チームの一人が秒速で倒され、その仲間が 「
アッハッハ 結局一勝もできなかったなお前 結果だけ見ればいてもいなくても一緒 何もしていないのと同じだ」 と大笑いしてましたが、
結局ラストバトルで何の役にも立たず、最後まで一勝もできず、ハシャいで出てきたはいいがトリコに完全無視された青鬼の顔が頭に浮かびました
あとペット3匹の修行とか、ほんとに何の意味があったんでしょうか
結局仲間たちと世界を救った偉大なる食運の持ち主・ゾンゲ様を ラストバトルステージで最後まで護衛した功績だけは凄いですけど

正真正銘の救世主となったゾンゲ様
最序盤から勘違い野郎のへっぽこ美食屋として描かれながら、実はその身に強力な食運を宿していたという驚きつつも納得のどんでん返し
反面、先週も突っ込みましたがが終盤完全にモブと化した四天王の3人が本当にヤバイ
2回死にかけて2回生き返らせてもらっただけで、それ以外は本当に何もしてないからねあいつら
一応「3人がかりでちょっとだけジョアの足止めをした」とは言えるけど、それを「役に立った」と言うのもちょっとなぁ・・・





「なるほどな・・・運って奴は誰に宿ってるかわからんものだな。ところでその運・・・コピーさせてもらうぞ」
言うなりゾンゲ様の食運をコピーし、尽きた食運を再び纏う三虎。ミラーニューロン便利すぎる。どんな理屈なのか教えてくれ
すっかり憑き物が落ちたかのように優しげになった眼差しをトリコとジュン様に向けると、穏やかな口調で別れの言葉を告げる

「食運よ・・・最後に私にも・・・私という罪人にも・・・微力だが罪を償わせてくれ
トリコ・・・スター・・・私はここまでだが・・・お前達は兄弟仲良く食卓を囲むがいい
私の全エネルギーを旨みに変えて・・・傷だらけの地球へ届けよう・・・
グルメスパイス!!!!」
かつて人間界を半壊に追い込んだ、逆恨みオヤジの迷惑メテオ再び。しかし今回のそれはあの時の破壊の力ではなく―
着弾した荒れ地に緑が甦り、花が咲き乱れ、瑞々しい果物がたわわな実をなす

慈愛に満ち溢れた「再生」の力だった
>食材を根こそぎ奪い尽くした暴食の虎が最期に分け与えたもの。それは「略奪」ではなく「施し」だった
色々適当な部分はあったけどきちんと自分のケリは果たしたといったところですかね
>ゾンゲ様の食運が戦場で傷ついた者達を回復させたにも関わらず、地球の生命を蘇らせる程の活躍振りを果たすとは
てか食運チート過ぎ。エネルギーにもなるとかどんだけよ


>三虎「我が生涯に一片の悔い無し!」
>三虎が真にコピーしたのはラオウの生涯
>三虎、安藤仁一かと思ったらラストは魔黒王ブラックとラオウでごじゃった
>三虎の最期が魔黒編のブラックそのまんまなのはセルフパロディーかな?
>最後に大竹が「俺が調理したGODの一部です。召し上がってください」とか言って三虎に「うまい」と言わせてほしかったが
迷惑オヤジだけど、最後の最後で罪滅ぼしと呼べる様な役割を果たした三虎Gj
登場人物達の扱いが中途半端になる中で最後まで己の道を貫いたという生き方には素直に賞賛しておきます
あの世で戦犯ジジイや母ちゃん父ちゃんと仲良くな・・・
>次狼→死後鉄平に地球のノッキングを伝え、ノッキングマスターの名を託す
三虎→自身が壊滅させた地球の環境を(ゾンゲ様の力を借りて)文字通り命を賭けたグルメスパイスで再生
一龍→本当になんなんだてめえはよ… 次回はネオも交えた晩餐回っぽいですしもう名誉挽回できることないですやん
>三虎が地球を再生させるのは予想通りの展開でしたね(自分で蒔いた種ではあるけど
三虎も役割を果たして逝ったわけですが、さあ一龍、お前は何をしてくれるのかな?
>三虎さん死んじゃったけど、数少ない残った側近のアルファロさん何してるの?
序盤から出てきた敵組織のボスの最期なのにアルファロさんはいない、スターは再生中で、
部下に見届けられないまま死んでしまったのは少し寂しい
自らの全エネルギーを地球に分け与えて逝った三虎
からくり屋敷レビューにおいてはメテオスパイスのくだりでは散々ボロクソになじり、「絶対あとで落とし前つけないと許さない」と言ってきた男ですが、
最後の贖罪はまさに、その罪を許すに値するものでした
許すぞ。全ての読者はお前を許す!

満ち足りたその表情からは、彼が500年間の苦しみから解き放たれたことが窺い知れます。魂の世界で再び家族と団欒の食卓を囲まんことを願う
ただし一龍てめーはダメだ
頑なに生き返ることを拒絶して魂の世界に居残ったこの男。ネオの胃袋を散策してフローゼを発見した時は何かしてくれると期待しましたが、
結局世界の再生まで三虎が一人でやってしまったので
コイツにはもうやれる事が残ってません
最終回まであと何話残ってるのか知りませんが、ここから名誉挽回できるチャンスはもう失われたと言っていいでしょう
言うことだけは聖人ぶってるクセに、行動が一切伴ってない身勝手ジジイ
これがはんぺらの一龍評ですわ。はたして最終回までに、この評価を覆すウルトラCが残されているのかどうか・・・絶対無理だろうなぁ・・・

「あら?わたし一体何を・・・」
「お目覚めかウーメン。我に返れて良かったな。見ろ・・・どうやら終わったようだ・・・」
「ふぃー・・・・三虎のヤツめ・・・」

>本部&セツ婆「守護(まも)りきったぜ」
>節バア生きててよかった。いや、もしかしたら死にかけたところを三虎の力で引き返したのかな?

エリア1のNEOのアジトではウーメン梅田が正気を取り戻し、人間界ではやたらセクシーなポーズで健在なセツ婆の姿が
ぶっちゃけ軽くセツ婆100回死ぬぐらいのダメージがあったと思うんですが、
三虎の生命エネルギーで命を取り留めたのかもしれない、という朋友の解釈はなかなかいいですね。ここはそう思っておく事にしましょう





その後もネオの食材噴火は止まらず
無数の銀河を作り出す程の想像を絶する量の食材が出続けた
その噴火が幾日続いたかわからない しかしネオの嘔吐もやっと治まり・・・

無数の銀河を作り出す程の量
という、常軌を逸したスケールのゲロを履き続けたネオ
数十億年かけて食い溜めた量ですから当然と言えば当然ではあるんですが、それをたった「幾日間」で吐き出すってどんだけやねん
天に向かって吐かれるゲロの中に、大量の同胞達の姿を確認するペア
彼の本懐も遂げられたようでめでたしめでたしといったところで、すっかり元の痩せっぽちに戻ったネオだけが一人残されます
>今まで食べ過ぎた分だけ吐いて真っ白な状態に戻されるのは『千と千尋の神隠し』のカオナシを思い出しますね
>ガリガリのネオの姿はナウシカの皇弟ミラルパを思い出すなあ…

「やぁネオ。いっぱい吐いてスッキリしたか?
腹減ってるだろ。みんなで一緒に食べよう」

そんな彼の前に現れたのは、笑顔で食材を差し出すトリコ。ネオは困惑しながらもおずおずとそれに手を伸ばします

何十億年も奪い続けた日々・・・
食材を分け与えられたのは
ネオにとって初めての経験だった


「あ・・・・あ・・・・」
三虎が初めてフローゼの施しを受けた時に「食べ物ってこんなに美味しいものだったのか」と衝撃を受けたように
トリコから分け与えられたその肉は、今までネオが食ってきたどんな食材よりも美味かったに違いない
アカシアが遺言で
「ネオはずっと独りぼっちだったから」と言っていた、その言葉の意味がよく伝わるシーンです
おそらくネオが本当に欲していたのは腹を満たす食材ではなく
自分を孤独から救ってくれる存在だったのでしょう
>分け与えられるのが初めて・・・?ネオって初登場時くらいにブルーニトロにいっぱい食材食わされてなかったっけ
>危険極まりないがピュアな存在と和解ってオチがドラゴンボールの魔人ブウみたいですね・・・これからも平和にやっていけるのかな?
>巻き展開の中、何とか綺麗にまとめた感じなので、粗はあってもまずまずだったのではないでしょうか
>黒幕(アカシア)は一人背負い、罪人(三虎)は自らをとして償い、元凶(ネオ)は施されることでキリのない飢えを満たされた
トリコの世界に純粋な悪はいなかったってのは爽やかな幕引きですね
。いたのは役立たず(主に一龍と青)だけだ
> おだやかにして壮大な大団円。ポンコツ世界一決定戦より平和な気持ちで読めるわ・・・
古い神々の死により、豊かな世界が新たに形作られるというのが神話そのものですね
北斗の拳みたいに「わけありの悪役が死んで帳消し・あとは野となれ山となれ」じゃなく
プラマイゼロでないにせよ世界に『食』という建設的なギフトを遺して逝くのがトリコらしくて好感が持てました

学校給食みたいに寸胴鍋で煮られてたアカシアのフルコースを「さぁ食えネオ!」って食わされてたのは
「分け与えられた」にカウントされないのかよっていうかあのシーンよく思い出したら
なんの罪もない人間達をドボドボ鍋の中に放り込んで大虐殺してるんだよね・・・
よく考えたらブルーニトロ悪すぎるだろ!
ペアとマブダチだったから仕方ないとしても、「ブルーニトロを救う」為に「大量の人間を犠牲にした」アカシアの判断はどうやねんと今更ながらに突っ込みたい
「うまいか?ははっ!さぁ皆!俺達も飯にしようぜ!」
そんな読者のモヤモヤを強引に吹き飛ばすトリコの爽やか笑顔で、遂に永かった闘いにも幕が
次号は大増31Pということですが、「次号最終回!」とは書いてないので最低でもあと2回はあるハズ
トリコとリンの結婚式を大増Pの来週でやるのか、それとも最終回に持ってくるのか
何気に小松のグルメ細胞の悪魔がフローゼのものであるとか、そういう細かいタネ明かしというか「実はこうだったんだよ!」という説明がなされてないので、
そういう部分も全部含めスッキリした最終回を迎えてもらいたいところです。次号注目!


395話

「本当にここで良かったんですかね。三虎さんのお墓・・・一龍会長や次郎さんと同じ場所が良かったんじゃ?」
「食没の岬か・・・でもここがいいって言ったのは本人の魂だぜ。兄弟一緒の墓に入るのは嫌だとさ
またあの世で喧嘩になるかもしれねーからって。そもそも三虎は墓なんていらねーって言ったが・・・・
毎週俺のフルコースを供えるって言ったらここにしろって・・・
家族で過ごした思い出の場所らしい」

冒頭、三虎の墓に手を合わせるトリコと小松。死後、兄弟の思い出の修行場である「食没の岬」で兄二人と一緒になる事を拒み、
かつてアカシアの家が建っていたと思われる、何もない山の中でひっそり眠ることを選択した三虎。最後まで素直になれないツンデレオヤジです
と、ここでリンからの催促の電話が入り、慌てて人間界に戻る2人。そう、
今日はトリコとリンの結婚式の日である

「ハンパなく満腹な時も・・・ビミョーにひもじい時も・・・
マンツーマンで飯を食べ続ける事をもうシャレにならんぐらい誓いますか?」
「誓うしーっ!!!」
「ひもじい時なんかねーよ!俺を誰だと思ってんだマスター!てかマスター神父もしてたのか?」
「では満腹のキスをおもっきしぶちゅーっとしなさい。周りが引くくらい」
しまぶーギャグテイスト全開のファンシーでおもろい誓いの言葉で式を進行する神父は、ぬもんちゅがのマスター
マスターの促しに従って読者も引くレベルの熱烈キスが大ゴマで炸裂するのかと、ドキドキしながらページをめくると・・・
式はキングクリムゾンされ、いきなり場面は披露宴会場へ


これはリン泣いていいと思う
あと欲を言えばブーケトスを奪い合うメルクとののとかも見たかったよね。今回は神回と言える内容なんですが、ここだけは不満かな

「うおっ美食會!なぜお前らが此処に!?」
「招待されたから来たまでだ。っていうか親族だ」
「親族なの!?」
「ふっふっふ誰が来てもいいじゃろが。みんなで食べたほうがうまいじょ」
「あ・・・あ・・・」

「ネオいるし!」

>最初にたけしやゴン蔵を始め、みつるとエージとおばけと校長、ボンチュー、小次郎とガールフレンド、マミー、トニーがいて
そこでも目から・・・よだれが・・・ ※今週目からよだれが100コメあると予想
>披露宴にたけしの主要人物達の姿がありましたがボンチューと思わしき人物だけ後姿なのはトリコに似てる上での配慮ですかね
丁度トリコもオールバックにしてて余計紛らわしいですし
>披露宴会場にたけし達がいましたね。個人的にはトリコとボンチューとで何か会話してほしかった気もしました
>本当ならリンが主役のはずなのに蚊帳の外…もう少しトリコとの恋愛話でもありゃあなあ…と今更ながらに思います
でもジャンプ主人公の結婚なんていつもこんなものか
>アルファロさん生存確認!…最終決戦のころ何してたんですかね
>三虎死んでるが美食會の残った面々は、と言ってもごく数人だがこの後どうなるんだろう
さすがにこの後刑務所入りは何だし、NEO撃破の貢献で今までの悪行は恩赦・三虎に全部ひっかぶせるかしてグルメヤクザくらいになるのか
あるいは解散して市井に戻るのかな

たけしのレギュラー陣全員を始め、親族としてやってきたジュン様と、それに付いてきた顔面ちんこことアルファロ。お前生きとったんかワレ!」
更にはすっかり凶暴性がなくなり、カオナシ様のように大人しくしてるスーツ姿のネオ等、まさに序盤の敵からラスボスまでが和気藹々と馳せ参じた大宴会といった様相
コメントにもありますが、
トリコとボンチューが会ったらどんな会話が成り立つのかは見てみたかったかも
「おいしまぶー!まさかスタージュン以外にも俺に兄弟がいたのか?」とかめっちゃ言いそう
そういやたけしと違って、トリコでは「しまぶー」は最後までキャラクターとして劇中には登場しませんでしたね。ギャグ漫画であるたけしとはキチッと一線を引いてたって事かな


「お前なら一人でも楽勝だろうが、俺達にも是非手伝わせてくれよ。小松っちゃん」
「ありがとう竹ちゃん梅ちゃん!助かるよ百人力だ!」
今では小松の躍進によって十星にランクアップした「HOTELグルメ」。五千人を超える来客の舌を満足させる為、竹ちゃんと梅ちゃんも助っ人に駆けつけます
GODを調理したという伝説の三料理人勢揃いに、緊張と高揚感入り交じる若きスタッフ達の描写が読者に心地良い
連載開始時はまだ未熟だった小松が、今や世界中の料理人から目標にされる存在になっている。8年間という長い旅路と、それを経て成長した小松の凄さを実感できるシーンです

「ねえトリコ。あのちゃぶ台って何?」
「ああ。招待している食霊がいてな。来てくれるといいんだが」
5000人が収容できる大ホール。新郎新婦席からほど近い位置に、およそ場に似つかわしくない古ぼけたちゃぶ台が1つ。もちろんトリコが招待している食霊とは・・・・





「さぁ皆!俺と小松のフルコース!腹いっぱい味わってくれ!」
>「人生をかけたフルコース」のお披露目に、結婚式以上の相応しい場があったでしょうか
ホモの偽装結婚と揶揄された唐突なリンとの婚約をこんな形で活かすとは、大したものです

というワケでいよいよ始まった披露宴。当然テーブルに出される料理は美食屋トリコの「人生のフルコースメニュー」
「でもトリコのフルコース前菜ってポップコーンだよね?結婚披露宴でポップコーンてw」と侮っていた読者に、あっと驚くサプライズが待っていました

〜前菜〜
BBコーンのポップコーン
メルクの星屑がけ
五尾オオワシとザリガニフィッシュ入りニワトラのキッシュ

>フルコース食材単品でなく、これまでトリコと小松が手に入れてきたあらゆる食材をふんだんに使って料理にするとは思いもよりませんでした
はんぺらさん推しのニワトラの卵も出てきましたね。。できればよっち爺さんの食霊も会場にきてほしかったな
>BBポプコーンは初登場時は火山調理&味付き火山灰の豪快料理でしたが小松調理&メルクの星屑ですごく洗練された味になってるんだろうなあ
そして超美味い卵・甲殻類・鶏肉!のニワトラキッシュがシンプルに超美味そう

>「節乃のフルコース」は次郎のフルコースを料理したものでしたので、
今週のトリコのフルコースを料理したものは「小松のフルコース」といえるものではないでしょうか。ただフルコースを適した料理したものではなく、
トリコとの旅で出会った食材を使って料理したのはトリコのパートナーである小松以外には作れないフルコースですね

でかいポップコーンが1個どん!と出てくるのかと思ったら、なんとまぁ美味そうに調理されて綺麗に盛り付けられた「立派な高級料理」として出てきました
更には添え物として、はんぺらが以前「美味そうな食材」にカニ豚の羽衣レタス包みと並んで挙げたニワトラの卵を使ったキッシュ。そしてその中身の具材は更に驚きです

なんと五尾オオワシとザリガニフィッシュ。第1話でトリコが釣りをしていたシーンのあの2匹です
「この2匹は僕が初めてトリコさんの狩りを見た思い出の食材なんだ。あの時のインパクトは今でも忘れない
あれが僕とトリコさんの出会いだったから」
今は亡きトリコのソシャゲでは
1−1をフィールド探索するだけでボロボロ手に入る最弱素材だったこの肉ですが
まさに小松とトリコにとっては、二人の出会いの思い出の品
二人のフルコース「前菜」を飾るのにこれほど相応しい逸品はありません。二人の冒険はこの食材から始まったのだから


〜スープ〜
センチュリースープ
薬膳餅のエコのり磯辺巻き

連載開始時はただの「努力家で真面目な料理人」程度の認識だった小松が、「天から選ばれた才の持ち主」という片鱗を見せ始めたのがこのスープの調理過程でした
美食人間国宝のセツ婆が30年かけて作った以上の味を、僅か半年で再現した小松
しかしこの頃はまだ半年かかってるだけまだ可愛げがあるというもの。やはり読者に小松のチートを決定的に印象づけたのは薬膳餅のアレでしょう
「スープにはバケット代わりに薬膳餅のエコのり巻きもついてますよ!」
「おおこれがあの!四獣の毒から世界中の人々を救った伝説の餅!」
餅をバケット代わりにするってのは発想として正直どうなんだという気はしますが、このサプライズには例の名言を残したユダ本人もニッコリです

〜魚料理〜
オウガイのグリル王酢ソース
各種高級魚の盛り合わせ

(フグ鯨、サンサングラミー、マダムフィッシュ、アナザ)

>アカシアのフルコースなのにフグ鯨やらと一緒に添え物扱いのアナザになんか吹いたw 結局なくなった一切れはなんだったのかと
>後半食材はやっつけ消化だったし今回もそこまで食レポしてるわけじゃないけど、ちゃんとした料理になって出てくるとやっぱテンション上がる
オウガイグリルに添えてあるサンサングラミーとか描写ないけど
「モルス油でオイル漬けにしてあるんだろうな」とか長く付き合ってきたほど想像が豪華になる

かつては10匹挑戦して最後の1匹でやっと成功したフグ鯨の毒抜きを、今では何十匹とまな板の上に並べて僅か数秒で捌いてしまう小松。その成長ぶりがよく解ります
「お母さん見てアナザだよ!小松シェフが作った料理だよ!」
来賓席で大喜びしているのは、ブルーグリルの少年チャコ。「いつか人間界においで。僕のレストランに」という約束を果たした演出です
ぶっちゃけ
トリコの全てのエピソードの中で最もワケわからなかったのがこのアナザ編でしたが
こうしてチャコが母親と一緒に笑顔で小松の料理に舌鼓を打つ姿を見れたのは嬉しいサプライズです。今回のレビューで「サプライズ」って単語何回使うかわからんなこれ
そういえば
調理後のアナザが一切れなくなるという意味ありげな伏線は結局回収されなかったな。アナザは犠牲になったのだ・・・巻き展(以下略

〜肉料理〜
完象エンドマンモスのステーキ
リーガルマンモスの宝石肉とガララワニを添えて

「クックック。ネオお前ラスボスって言われてんぞ」
「あ・・・あ・・・」
>肉料理の付け合せは完全に毒抜きしたポイズンポテトかと思ってたが完全に忘れられてて泣いた
>スーツとターバン着て普通に現れたりラスボス言われてテレッテレのネオに和むw
と言うかこんな調子乗ったリアクションにゼブラがからかうというのが意外。丸くなったのかさすがに場の雰囲気を弁えたのか
>ネオがキモカワイイっていうかホントに悪食さえ治ればピュアそのものなんですな、これを本能的にわかってたならアカシアもトリコもそりゃ憎めんか
あとネオ的には量産フルコース食わされてた時は白さんよろしく寝てた&フォアグラ作るみたいな流し込みは分け与え認識されなかったと解釈
>結局最後まで現れなかったゼブラのパートナーアニマル、まさかのネオだった説
>ドラゴンボールの善ブウみたいなネオとかサタン様なゾンゲ様とかDB好きだからこういう大団円は非常に好み
>ジュエルミートを食べたいといってたスター様、今になって食べられて良かった・・・こういうのをちょこちょこ拾えるとはさすがはしまぶー
>ジュエルミート喰いたかった言ってたのを拾ったのは良いなぁと思いました
細かい所ツッコめばキリは無いけど色々と許せる〆方になっていると思います。でも一龍は許さん
>思い入れたっぷりに静かに味わって静かにキラキラしてるジュン様いいよね
>メルクの星屑のメルク親子、センチュリースープのアイスヘル組、薬膳餅のユダ、メテオガーリックのライブベアラー、
ビリオンバードの卓くん、そしてジュエルミートのジュン様。
フルコース自体ももちろん素晴らしい料理ですが
今まで分け合ったり奪い合ったりしてきた食材達を味わう人たちの笑顔は最高ですわ

>今更ですがエンドマンモスとジュエルミートと並べられてガララワニがガッカリされてないあたりやっぱりちゃんとした調理さえされていれば
捕獲レベルの差で味に天と地の差があるようなこともないんですね個人の好みはともかく
>最初の頃もここで言われてたと思いますけど、トリコの捕獲レベルの高さに関係なくなんでもおいしそうに食べる描写はほんとに見ていて楽しいですね
おそらく捕獲レベルでは4桁はいくであろうエンドマンモスの付け合わせで
初期の捕獲レベルたったの8のガララワニの肉が入っていてもどれもおいしそうに見えます
こういうところを見ていてお腹が減ってくるのがトリコの好きなところです
肉の添え物が肉って料理として色々おかしい気もしますが
その豪華さと「肉食ってる感」は強烈に読者に伝わってくる4品目。捕獲レベルでネタにされがちのガララワニがちゃんと「美食」としてフィーチャーされたのもグッド
朋友コメントに共感したので太字で表記させてもらいましたが、このシーンにおける最も素晴らしい点は
かつて敵だったキャラ達がテーブルを囲み、みんな仲良く料理を味わってるところですね
ラスボスであるネオは言うに及ばず、メテオガーリックを奪い合ったライブベアラー、宝石肉を奪い合ったジュン様・・・
特にジュン様などはあの時
「ワタシモタベタカッタ」とか言って残念がってたので、心底美味そうに宝石肉の味を堪能してます。よかったね
まさに「美味いものはみんなでに分け与える」というトリコの信条がカタチになった披露宴のワンシーンと言えるでしょう

〜メイン〜
GOD

「きたぞーっ!5品目はフルコースメイン!食材の王様GODだーっ!
俺達は今日この為に来たと言ってもいい!!」
>「俺たちはGODを食う為に結婚式に来たんだーーー!!!」よくよく考えれば失礼極まりないセリフである
>「食材の王様GODだーーー俺たちは今日この為に来たと言っていい!!!」  結婚式に来てこのセリフは何気にひどい
>結婚披露宴招待客「食材の王様GODだーっ!俺たちは今日この為に来たと言っていい!」 リン「何なんだてめぇは本気でよ… 」
> 食材の王様GODだーーー俺たちは今日この為に来たと言っていい!!!←トリコとリンに失礼すぎてわろた
逆に言えば、グルメ時代の結婚式とは少なからずこういうものなのかもしれない
ましてグルメ時代の英雄トリコの結婚式には相応しい祝い方なのかも
>トリコのフルコースの中でGODが一番美味しくなさそう。何か半分に割った地球儀を食ってるみたい
>GODは全体を調理してからあのオタマジャクシ1匹ずつバラして食べるんですね
あの地層一枚一枚が別の美味なんだろうなあ。GODに関してはしまぶーの表現力のギブアップもあるけど、
トリコ世界のキャラたちにとって思い入れの深すぎる伝説の食材であることが表現不足の一因な気がする
>GODにも『オウガイ ?遠い海の記憶?』みたいなキャッチフレーズを付けるとしたら『GOD ?夜明け前より瑠璃色な?』でしょうか
>ゴットの料理が地球みたいな姿になってて神々しいですね
先週こんがり焼かれてたせいでカエルのステーキみたいなの想像していた事もあり 素直においしそうだと思えました
>GOD・・・かつて戦争すら止めたほどの食材のわりに、食べた人達のリアクションがなんだか薄すぎてその凄さがちっとも伝わりません
>GODってどんな味なんですか?GOD喰った人達「描いている作者がわからないのに俺等にわかるわけないわい(キン肉マンの声で)」
新郎新婦にめっちゃ失礼な本音を吐きつつ狂喜する来賓達
流石はメインだけあって、他のメニューとは違って添え物は無し。あの巨大ガエルをどう調理するのかと思ったら、あの惑星のようなオタマジャクシ1匹ずつなのか
コメントにもありますが、まるで地球儀を半分に割ったような見た目をしています。美味そうに見えるか不味そうに見えるかは読み手の感性次第ですが
なるほど確かに
その見た目はまさに「惑星ほしのフルコース」に相応しい
「ああ・・・味わってるか・・・俺の食欲達・・・俺と一緒にGODの味を・・・
GODは俺の旅の1つの締めくくりだ・・・喜びが溢れて止まらねェ・・・」

己の人生の目標に掲げ、追い求めてきたGODを己の結婚披露宴で自分が関わってきた大勢の人間に振る舞うトリコ。美食屋としての本懐を遂げたと言えるでしょう
最後までGODの味に関して食レポがなかった点については、過去レビューでも言ってきましたがはんぺらは割としまぶー擁護派というか「仕方ない」と思ってます
「憎み合ってた人間が戦争を止めるほどのおいしさ」を文章で表現するのは無理だよ
それこそ文学の世界に名を残す偉大な文豪達でも無理です
「言葉では表現できない」領域の美味さだから神の食材なんであって。これを「GODってどんな味だよ」ってしまぶーを追求するのはナンセンスな行為ですね
噛み締める一口一口に喜びを感じ、溢れ出る涙が止まらないトリコでしたが、更にその涙を加速させる人物達が、あの
特設ちゃぶ台席に確認します

>正装で決めて来たペアさんがやたらイケメンで困る
>タキシード着てフォーマルなペアがシュール。振り返ってアカシアとお互い見つめ合うのはやっぱ二人の間には確かな情があるんですね
>招待された食霊がとっつぁんじゃないとかありえんだろ…(号泣)最終回直前だというのに
>トリコ「招待してる食霊がいてな…来てほしいんだが…」←とっつぁん「待たせたな」

>食霊達の食卓に参加しているとっつぁんとオブザウルスの笑顔が見えたら真の屋敷住人
>一龍「わしは絶対に生き返らんぞ!飯は食いに行くがな!!」
>働かずに食う飯はうまいか?一龍
>一龍は 成仏してて 欲しかった コイツの笑顔に めっちゃストレス(字余り)
>殴りたい、この笑顔 …ほんと一龍死んでくれ…もう死んでたか

いつの間にか着席していたアカシア一家。ニコリと笑ってペアに視線をやるアカシアと、グラスを掲げて応えるペアがカッコいい
ちなみに俺には見えるよ。
とっつぁんの最高の笑顔が(号泣)
あとやはりというかなんというか、戦犯のクセにヘラヘラ笑って飯食ってる一龍に怒り心頭のコメントが寄せられてますが、擁護コメントもあったので紹介をば
>そういえば、一龍ってIGOを立ち上げて、トリコを引き取って、ビリオンバードを用意していましたね・・・うん、自分は許します
>一龍は・・・もういいんじゃない!? 三虎がまた家族として迎えられるために必要なんだから!(たとえなにかしたわけじゃなくても)
>10星に育ったホテルグルメとビリオンバードドリンクでトリコに乾杯される一龍を見て思った
この人の最大の仕事ってやっぱり人をまとめ、人を育てた事なんだなあと。確かにこの人ならできたことがたくさんあったのは事実ですが
この人がやった事が世界を救い師を救う道筋をつないだのも間違いないわけで
>一龍は結局何もせず終わりそうですが、本編以前も考えると
一番仕事してたのが一龍なのも確かなんですよね
一龍がIGOで世界を支え続け、何だかんだ後進も育ててた約500年の間、三虎は論外ですし次郎も基本呑んだくれてただけ、
セツ婆ですら店の経営以上に何かしてた描写はありません。その上でグルメ時代の終焉を迎えて自分以外の者達がようやく動き始めたのなら、
いい加減魂の世界に隠居決め込みたくなるのも分かる気がします。でもジジは擁護できん
確かに一龍は戦犯ですが、500年に渡り人間界の食を支えてきたのが彼であることも事実
あれだけやらかした逆恨みオヤジを、最終決戦の活躍と贖罪で相殺して「許す」のならば、
一龍の最終局面でのやらかしも、彼の500年間の実績をもって相殺してもいいのでは?

最後の朋友の擁護意見が実に論理的で、これは確かに反論できないなと納得。三虎を許した読者ならば一龍も許すべきじゃないかな、と
からくり屋敷のトリコレビューにおいて「一龍はクソ」というイメージを散々先導してきたはんぺらではありますが、最終回を目前にして自分も彼を許す事にしました
だって今週のラストシーンを見たら・・・ねえ。あの感動的なシーンを、一龍一人に難癖つけて台無しにはしたくないでしょうよ
来週「トリコ素晴らしい大団円だった」と言える為に、一龍に対する恨みは捨て去るのが賢い読者の在り方ではないでしょうか
ただしジジてめーだけはマジで駄目だ。
あとオブサウルスは死んでないよ!殺さないで!きっと最終回で1コマくらい出てくるよ!

〜サラダ〜
食宝エアをオゾン草に載せて

>自分が過去に齧って吐き捨てたオゾン草を出されるペアさん
>オゾン草が出されてましたが、多分小松大明神がうまいこと1人で食べれるようにしたんでしょうね
>小松が調理したオゾン草を食べたペアがどんな感想を抱くのか聞いてみたかったです。あいつ食ってすぐ吐きやがったので
>やっぱ初期の食材のが美味しそうですね。謎の球体のGODとか鳥の巣みたいなエアとかがゲテモノに見えてしまう
ソフトボールくれー溜まった億泰の垢にしか見えないと、そのビジュアルに関して非難轟々だったエア
今回はツバメの巣のような形状をしているので、高級食材に見えなくもありませんが・・・でもツバメの?もあの形状のまま食うモノじゃないしね・・・ううん
エアを載せている葉っぱは、ベジタブルスカイで手に入れたオゾン草。五尾オオワシとザリガニフィッシュが出会いの思い出の逸品ならば、
この食材は「二人がコンビになった日」の記念の逸品
よく居るなんでも記念日にしてしまうカップルっぽい二人ですが、これはフルコースに入れないワケにはいきません
あの日のことを昨日のように思い出し、調理しながら溢れる涙が止まらない小松。更に思い出をリレーするかのように登場する次のメニューは・・・

〜デザート〜
虹の実のゼリー幻のフルーツ色とりどり寄せ

「今回の虹の実はゼリー仕立て!その中身も凄い!
なんとビックリLV100のビックリアップルに食林寺伝説の食宝シャボンフルーツ!
そしてそして!世界一臭い果物!別名臭いの爆弾ドドリアンボムだーっ!!」

>地球が崩壊寸前までいったからさぞかしレベルの高いビックリアップルが大量に採れただろうな
>世界を救ったゾンゲ様ですが、今週普通にドドリアンボム食べてる彼を見て、
ミスターサタンの様に英雄扱いや自らを英雄と言ったりせずに、自覚なしに世界を救っていた感じがゾンゲ様らしくてよかったと思いました

記念すべきトリコのフルコース決定1品目にして、同時に初めて小松が料理人としてトリコをもてなした食材
ここで小松の涙腺は完全に決壊。人目もはばからずおんおんと声を上げて泣きながら、いよいよフルコース最後のメニューの調理にかかります

〜ドリンク〜
ビリオンバードの卵メロウコーラ割り

「約1年もの間食料の枯渇していた人間界を救った伝説の食材!
タブレットで生き延びていた世界の人々に食べる喜びを思い出させてくれた!
ビリオンバードの卵だぁーっ!!!!」
>写メの社員コンビと水飴ダイコンの親子はどういう経緯で招かれたのだろう?
逆恨みオヤジの八つ当たりという迷惑行為によって、一度は沈黙した「グルメ時代」
世界に再びその産声を上げさせた伝説の食材がフルコースの締めという見事な構成
仕事を終えてホールに姿を現した小松を、スタンディングオベーションて褒め称える来賓達
ここまで、まさにトリコという漫画が歩んできた8年間という歴史を最初から最後まで振り返ったかのようなフルコースの数々
感嘆すべきはしまぶーの手腕。しかししまぶーの「泣かす作家」としての本領はここからでした





「あ・・・あああ・・・」
宴もたけなわというところでついに三虎の食霊が登場。その姿に安堵するトリコと小松でしたが、
何故か三虎はちゃぶ台を遠くから見つめるだけで、なかなかその中に入っていけません。それはそうでしょう冒頭でも同じ墓に入るのを拒否したくらいです
分が余計なことをしなければ、フローゼは死なずに済んだかもしれない
フローゼの死後、彼女の教えに反して食の独占に走り、世界を傷つけた自分

そんな自分がどうして今更あの輪の中に戻れようか。まるで親から怒られた小さな子供のように、黙って遠くから瞼の母の後ろ姿を眺める三虎が切ない
しかしそんな息子に母はゆっくりと振り向くと、
500年前と変わらない笑顔で、いつものように言うのだった
「おいで三虎。いっしょに食べよ!」

>三虎が泣くところの破壊力
>三虎が泣いた瞬間俺も泣いた
>小松「ああ 見て三虎の顔・・・・・・顔から険がとれて子供のように・・・」
>グルメ界編は食事描写よりもバトル寄りだったのは残念だけど三虎の涙をみて過去の呪いを解く旅だったと思うことにしました
>今週のトリコが最高オブ最高だったので来ました。許す! 全部許してやるよ三虎ァ
>アカシア一家の完全決着、団欒の食事。素晴らしいですね三虎の泣き笑いはもちろん
フローゼとアカシアの慈愛溢れる笑顔、次郎のしょうがない奴だという笑顔、一龍の遅かったじゃないかという笑顔
500年一家みんなが望んでいた席にふさわしい顔でした
>三虎が感極まって泣き出してからどんどん若返っていくところで思わず涙が…そして改めてあの卓のメンツを見ると
「やっぱ一龍なんもしてねぇな!」感がさらに強くなってしまうのがツラい
>フローゼ「おいで三虎、いっしょに食べよ!ただし一龍、テメーはダメだ」
>嬉しそうな三虎が見れればもうそれでいいかなって
食霊になってもペアのこと気にかけているあたりやっぱりアカシアは美食神の名だけあって善人なんだなって思う
ペアもなんか嬉しそうにこのパーティに参加してるのがいい。食霊とはいえ招かれたんだから一龍も何か言えよとは思った
>一龍へのフォローなしで真っ先に会場に現れたことに憤懣やる方ない人も多いだろうけど
ラストのみんなの笑顔を見たらやっぱりトリコの門出と三虎の団欒にはこの人もいないとダメなんだなと思えたので列席を許してやって下さい

「うん」

> あの世、どころか現世の結婚披露宴会場で食卓を囲めましたな、アカシア一家
なんだか仏壇に料理供えているみたいだったがまぁそれはそれとして三虎死後に報われてよかったな
アカシアがペアに目線を向けたのも長い友情感じられてよかった
>一龍が生き返らないのも、次郎が殺されたのも、三虎が真っ白な灰になったのも、結局全部食卓を囲む演出のためだったということか

少年は帰ってきた。500年間求め続けた、安息の場所へ
食卓を囲む5人が全員若返って在りし日の姿に戻るというのは、確かに全員死んでなければできない演出です
別に「この演出ありきで殺す必要がなかった次郎まで殺した。無理矢理にでも一龍を生き返らせなかった」ではないdすが、言われてみればなるほどなという落とし所
つまりはんぺら何が言いたいかというと、総括感想としては
下記の太字表記した感想と同意見ってことですよ
>「終わり良ければ全て良し」
昔からある言葉ですが、今週号のトリコを読んでこの言葉がこれ程相応しいと思ったのは恐らく初めてだと思います。しまぷー凄ぇよ
>最終回前のトリコ。大増ページをほぼ食事シーンに使うという贅沢ぶり。相変わらず、しまぶーこういう話かかせるとたまらんなぁ
子供に戻って泣きじゃくりながらフローゼの元に駆け寄る三虎にこっちが泣きそうになりましたわ
題材を上手く消化できなかった作品とは思いますが、なんだかんだいって終わるのが寂しい作品となりました
グルメ界編の失速とかあるけど今週のトリコは最高だった、惰性でも単行本買ってて良かった
>まさしく終わりよければ全てよしの典型。そしてこっちのが重要だけどひっさびさに、いつ以来かってぶりに飯が旨そうw
フルコースの連載初期からの思い出も色々思い出して良かった。ラストのミドラ、また家族との食卓が囲めてよかったな!
>トリコまじ神、いやGOD回でしたわ
グルメ界編ひでーとか終盤は巻きすぎとかいろいろ思うところもありましたが、それらも含めて全部よかったなぁと思えるような出来でしたわ
>トリコとリンの披露宴なのに振り返るのは小松との思い出ばかりでトリコと小松の結婚式にしか見えなかった・・・いかん、腐ってる
>今週のトリコは、トリコと小松の長い旅の軌跡を振り返りつつ、皆が幸せにご飯を食べている、ただそれだけなのに涙が止まりませんでした
ラストの三虎が少年に戻って再び味わえた幸せな食卓の光景に、今までトリコを読み続けて本当に良かったと思いました。
>これまで出て来た食材も使ってフルコースを作るのはベタだけど良い展開ですね
こういうバトルよりもギャグやこういう幸せそうな場面がしまぶーは向いてる
>今週のトリコは久しぶりに面白い、というより初期に感じた「食ってみたい!」という気持ちが揺さぶられる回でした
連載最初期からの食材が次々に登場するまさにフルコースは圧巻でした
>なんか新郎新婦の馴れ初めみたいなノリはともかく冒険譚の数々は懐かしくそして面白かったなあと素直に言えるエピソードばかりで…
やはりトリコは食材探しに行くのが最高だったんだなあと改めて思います
確かに終盤ちょっとアレな部分もありましたけど、だからって面白かった時代がなかったことになるわけでもないですよね
>今週のトリコはとにかく最高でした…。振る舞われたフルコースに今までの冒険で食べてきた食材たちも使われてたり、
スタージュンがリーガルマンモス時の事を思い返しながらジュエルミートを食べてたりでいいシーンの連続の中
最後は三虎が家族揃って同じテーブルで食事をする夢が叶った所で号泣しました
もうこれが最終回でいいくらいにだっただけに来週の最終回がどうなるか楽しみであり不安でもありますね
>やっぱしまぶーはこういう人情話系が圧倒的に上手いよなー。最終回でもよかったくらいだけど、あと一話あるから一龍の汚名返上ワンチャンあるで!
>今週のトリコ正当に面白かった。 予想通りだけども今まで出た食材を料理と言う形で振り返るのはホント良い魅せ方で、
余計にグルメ界以降の食材の味の伝わらなさが明確だったりもしましたが(笑)
最後に三虎が現れ、一瞬食卓に戻るのを躊躇いつつフローゼや家族が笑顔で迎え入れ歩くたびにあの純粋な子供の姿に戻って食卓に・・・
のシーンがもう・・・目からよだれが・・・
>やっぱみんなで食べるとさらに美味しいんだよな。ちょうど日曜にあんこう祭に行っておいしいものいっぱい食べたからわかる
フルコースの食材だけでなく途中で出会った食材もあったのが懐かしさがあってよかった
敵だった相手もみんなまとめて食事を楽しみ分かち合うまさに大団円!(ただし一龍はどの面さげてきた
>トリコのフルコース、ここまでの旅や出会いを振り返るようなものに仕上がっていたのは素直に感心、と言うか感動しました
最初にトリコと会ったときのザリガニフィッシュやら今ではネタになってしまったガララワニまで、
gdgdになってしまったのは否めないですがしまぶーの作品に対する想いが詰まった回という感じで良かったです
>トリコ、今回の話でも十分最終回として通じる話でした!
今まで登場した食材を使ったフルコース、その思い出に今まで登場してきたキャラが絡み、最後の最後で三虎が締めました
フローゼの笑顔とその言葉に三虎が子供のころに戻って泣きじゃくって皆のところに戻るところでもらい泣きしてしまいました
流石はしまぶーこういう話を作るのがたけしのころから上手い・・・大団円でありましたが今回はむしろ三虎のためにある話だったかもしれません
それが見えてるのはトリコに小松、あとはペアに節ばあかな? 最終回、このまま最高のノリで締めてほしいです
>私的に今週のトリコは久しぶりに大絶賛の回でした。話の中身は完成したフルコースを食べるだけの回でしたが、
話を読み終えたあとにまたトリコという作品を1巻からまた読み直したくなりました
後半になるにつれて話が雑に感じるところもありましたが、それでも今まで読み続けてよかったと思わせてくれるのは流石しまぶーです
>良くも悪くもあったトリコだけど、セミファイナルは素晴らしかった!
良いレストランの目安に「デザートが良い店は良店だ」という言葉があるが正にその通り!
8年間お疲れ様、そしてご馳走さま!!最後のドリンク(最終回)楽しみにしています
>フルコースがあくまでメインとしても、捕獲レベルに関係なく今までの食材を調理し添えて料理にしていったのが本当に良い
オゾン草クラスや印象深いガララワニ・フグ鯨どころかザリガニフィッシュまで出てくるとは
ユダの「あの子の遺志を継ぐ」フルコースみたいに、「トリコとの冒険が生み出したフルコース」という信念があふれてて素晴らしい
>ページをめくるごとに‥‥どころか次のコマに目を移すたびに涙が出てくる
今まで登場してきたキャラやストーリーがしっかりしていたからこそできる今回の話は素晴らしいの一言でした
トリコは8年の集大成をギャグを交えつつ感動させる、しまぶーの力量を感じました
フルコースに入れなかったけれど読者に取っても思い出深い品々も出て、
捕獲レベルに関係なく美味しいものは美味しいと思わせてくれる貴重な漫画ですね
>本当に今回は昔巡りの回って感じがしたなぁ・・・それはともかく八王は無理でもレツゴー三匹は呼んでやれよ
お前らもう自分のペットとは適当にお別れ済ましたのか
>トリコもいよいよ最終回か…。はんぺらさんのレビューと一緒に8年間追って来たので
フルコースの調理にこれまで出会った食材を添えてある描写は中々感慨深いものがありました
色々不満点は残ってますがこの大団円を観てたら「…まぁ、ええか!」と思いました
>小松がトリコとの出会いを振り返りながら涙する場面を見て、僕もはんぺらさんのサイトを見て、この作品に一気にはまった事を思い出しました
当時の最新巻まで一気に揃え、この数年間トリコの為だけに、先行発売の店でジャンプを買う程でした
本当におもしろい作品をありがとう。しまぶー。そしてトリコという漫画の魅力を伝えてくれたはんぺらさんもありがとう
>今までの冒険をまとめあげた素晴らしい回でした。ラスト2ページも勿論良かったのですが、
個人的にはトリコのフルコースを小松が他の食材も加えて完成させていく流れが一番面白かった頃のトリコを思いだすような感じがして最高でした!
しかし三虎やアカシアやネオなど悪役の多くが今回でまあなんとなく赦せちゃうのに、
一龍に関してはお前死んだ後もっと出来ることあったんちゃう?と思ってしまうのはこのサイトのレビューを見ていたからでしょうか?(苦笑)
いよいよトリコも最終回、最後にどんな料理にするかしまぶーにもはんぺらさんにも期待してます!
>8年の連載を振り返る。各エピソードを噛みしめるコースの料理の数々
いい最終回だった、掛け値なしに。以前一龍があそこに残るには意味があるはずとか書いたものです
一龍があそこにいるのは何か意味があるはず・・・そんな風に考えていた時期が、俺にもありました。何もなかったよw
しかしまぁそこは話を考えるものの力の差ですね。憎しみは残さない。最後に皆で笑って食卓を囲もう、成程トリコはそういう漫画でした
逃げて行った相手に止めを刺すと考えた自分が浅はかでした。 残り1話、何を見せてくれるのか名残惜しくも期待が止まりません
>今週が最終回でも良いぐらいよかったなぁ。人生のフルコースを揃え、それを世界中の人たちと分かち合う
トリコの夢が叶ったんだなとしみじみ感じたよ。王道漫画にふさわしいまとめ方だと思う
>今週のトリコ本当に良かったです。トリコのフルコース食材だけでなくトリコと小松が出会ってから手に入れて調理してきた食材の数々、
それらに関わってきた人達のシーンが思い出されてメロウコーラがないのに目から涙が止まりませんでした
かつて失った物をまた手に入れることができた三虎の喜びの涙にもまた感動しました。まだ後1話残ってますが今回が実質最終回でしたね
種明かしはなかったですが、大団円の手前の話としては上出来だと思いました
>若干ヤマトっぽい撒き具合ではありますけど、トリコのフルコースと絡めて今までの冒険をさかのぼるのは見事だったと思います
ただ言われて欲しいのは「青鬼と一龍とジジほんと役立たずだったな!」
あとフルコースで思ったのは、2部以降の食材が地球のフルコース以外ろくにないですね…やっぱり一部の頃の食材はどれもおいしそうで
「グルメハンティング漫画」として完成してたと思います。2部が全く面白くなかったとは言わないですけどね
あれだけ美味そうに思えなかったトリコのフルコースが、めちゃ美味そうに見えた辺り、
>美食屋にとって、料理人の存在がいかに大切かを理解させられた今週のトリコでした
さすがにエンドマンモスのステーキ、ジュエルミート添えとビリオンバードの卵のメロウコーラ割りは反則すぎるやろと思わざるをえませんでしたが、
ページ大増にふさわしいフルコースの披露会だったと思いました
>今週のトリコを読んで  ここまで作者にありがとうと言いたくなったのは初めてです
トリコとリンの結婚式、懐かしい『たけし』のキャラたちを交えた披露宴、トリコのフルコースとそれを飾り付ける作品を代表する食材達
そしてそれらと共に回想されるトリコと小松のコンビ、そして『トリコ』という漫画の軌跡。何よりも感動したのがアカシア一家の食霊と三虎の食霊の再会です
フローゼに笑い掛けられ、涙と共にかつての純粋だった頃の姿に戻った三虎。彼は家族と出会い、家族と別れ、家族と戦い、
そして今回家族の元に帰ることによって、三虎はようやく『獣』から『人間』になれたのかも知れませんね
ジュン様も何気に髪型を変えていましたし、もしかしたらこれは三虎の影響もあったのかも知れません
髪形や服装など、ビジュアル的に似ている部分が多かった二人ですが、もしかしたらジュン様は三虎のことを父親のように思っていたのかも
さて、ついに次回でトリコは最終回になります。何だかんだぐだぐだになった部分も多かった『トリコ』ですが、
私はトリコはジャンプ作品の中でも今までに生み出された数々の名作たちに勝るとも劣らない漫画だと思っています
最終回がどんな展開になるかは分かりませんが、私は不安なことなどありません。だって、この漫画は『トリコ』なんですし
きっと最高の最終回が読めるのだと確信しています。 長々とすいませんでした。はんぺらさんの更新を楽しみにしています
……ただ、一つだけ言ってもいいのなら。トリコとリンのキスシーンは必要だっただろしまぶー!!
>今週のトリコ感動しました。思い出の食材たちもそうですが、何よりラスト。今年、父が60歳で亡くなった自分には胸に来るものがありました
我が家もいつかまた家族揃って食卓を囲みたいと思うと涙が止まらなかった。さすがしまぶー、本当にありがとう

世の中には途中まで面白かったのにラストが本当に見るに耐えなかった漫画というのが沢山あるワケで
その点このトリコという作品はグルメ界編に入ってからの低迷期は確かに酷かったものの、その何十話分にものぼるマイナスのイメージを
今回の1話だけで取り戻したかのような、それほどの圧倒的な完成度を感じました

まさに「神回」「これが事実上の最終回」と絶賛されるに足る内容と言えるでしょう
明日の最終回がどのような着地を見せるかはわかりませんが、それが正直イマイチであっても「今回」があるので読者が満足できるレベル。それだけの力があると思います
とは言え、ここまでやったからには着地も完璧に決めてもらいたいところ。しまぶーはハードル上がってプレッシャーでしょうが、読者としては期待せずにはいられません

島袋光年「トリコ」、次号最終回!8年間の結実を見逃すな!

最終話

「うわーここが新しい「オトギの城!」なんてメルヘンチック!
GODが食べられる孤児院!ついに夢が叶ったね竹ちゃん!」

「ありがとう小松っちゃん。IGOと再生屋協会がGODの品種改良と人工栽培に全面協力してくれたからできた城さ
今では児童養護の目的以外でも入園希望者が殺到しているんだ」

「そりゃあGODが食べられるんだもんね。大人でも入りたいよ
この園を出た子が胸を張って力強く人生を歩んで行ってるって有名だよ」
「うん・・・躓いたら何度でも帰ってくるといい。あたたかい料理と食材の王様がいつでもメルヘンの世界に連れて行くから」

>再生屋最高や!美食屋なんかいらんかったんや!
>おとぎの城、満ち足りた環境過ぎて二度と外に出たくない奴の方が大量発生しそうな気がするんだが・・・
これが本当の「ネバー・ランド」って最終回でとんでもないブラックジョークだなw
>大竹すげぇな、本当に夢かなえちまったよ。ってか友達3人とも大成功収めてますな
>まさか竹ちゃんが最終話で主人公ズ以外で唯一セリフ貰えるほどのキャラになるとはこの海の(略)
梅ちゃんは・・・巻き展開さえなければそれなりの役割があったんだと今回を読んで思えましたが

冒頭、時間軸はトリコの結婚式から数年後。IGOの研究と再生屋の協力もあって、人類はGODの養殖に成功していました
ていうかよく考えてみたらブルーグリルでも再生屋である閻魔大王イカがGOD再生させて普通に鍋で調理してたしな
「GODを食べられる孤児院」という途方もない夢を実現させ、幸せそうに笑う子供達を誇らしげに眺める竹ちゃんマジぐう聖。初登場時の嫌な雰囲気は微塵もありません
ちなみに梅ちゃんは仲梅料理学校で先生を務めているそうで、「GODを調理した伝説の先生」を目当てに殺到する生徒相手に多忙の毎日を送っているそうな

「小松っちゃんは相変わらず伝説のコンビとの旅かい?」
「あっそうだトリコさんに呼ばれてたんだった!そろそろ出発の時間だ!早く行かなきゃ!じゃあね竹ちゃん!」
「おいおい忙しいな。次は何処に行くんだ?」
「宇宙だよ!」
トリコと小松の新たなる冒険のステージは、やはり読者の予想通り宇宙。地球という小さな惑星では収まりきらないスケールの物語のラストとして鉄板とも言えます
というか小松「急がなきゃ!」って走ってますけど、こいつ数年の間に他の料理人みたいに
裏のチャンネル会得しなかったのか

「トリコさーん!」
「おーう遅えぞ小松!」

>初めての出会いを繰り返すような釣りの場面はいいですね。懐かしいです
>トリコが釣りをしている見開き一枚絵、その破壊力だけでも、いい最終回でした
加えての、「誰かが言った〜」はまさに、トリコのワクワクが濃縮されていました。加筆への期待も込めて、最終巻は買いですね
>風光明媚な見開きの中にキモいバッタの死体がデンと浮かんでるのがカオスだ・・・w
懐かしの1話の光景のフラッシュバック、新たな旅の門出前に「思えばこうして初めて逢ったんだよね」と回想する二人、完全に恋愛ドラマのエンディングですな
>今週のトリコの釣りシーンがぐっと来ました。私は今年二十歳なのですが、小学生だった8年前に生まれて初めて買ってもらった漫画の単行本がトリコでした
生まれて初めて買った漫画との生まれて初めての別れ。すごく寂しいですがしまぶーには感謝の気持ちしかありません。ありがとう、そしてごちそうさまでした

記念すべき第1話、小松がガララワニの捕獲依頼に初めてトリコを訪ねた時と同じロケーション、同じ構図で釣り糸を垂れるトリコが実に最終回っぽい演出でグッド
燦々と降り注ぐ日差しに
「今日はいい天気ですね。いつの間にか太陽ももとに戻ってるし」と何気なく発した小松に対し、
「その言葉を待ってたぜ」とばかりに突然グルメ日食のメカニズムについて解説し始めるトリコ
「グルメ日食の秘密ならわかったぜ。なんてことはない・・・
目には見えない巨大な
「グルメ衛星」がまるで落し蓋のように太陽に重なっていただけらしい
グルメマターでできた人工の調理衛星だ。元々はニトロが惑星の調理の為に作ったらしい」
「調理衛星!?それってつまり巨大な調理器具って事ですか!?
ふぇえ・・・スケールが大きすぎて想像がつかない・・・もしかして星を焼くフライパンや鍋とかもあるんですかね」

「あるらしいぞ」
「あるんですか!?」
「大昔はそれらを扱う巨大な魔王が太陽をかじるっておとぎ話もあったそうだが・・・あながち絵空事でもなさそうだ
>グルメ日食は衛星がさえぎっていた!……はんぺらさん、月がなくなっても日食続いていた理由が来ちゃいましたよ
グルメ日食が地球にストレスを与える調理工程であるという事は劇中で説明されていましたが、まさかそれが巨大な調理器具によるものだったとは
「月がGODに食われたのにグルメ日食が継続中なのはなんでやねん」という読者のツッコミに対し、明確なアンサーを用意していたしまぶー
かつて少年時代の三虎がアカシアに聞かされた
「太陽をかじる怪物」の存在を持ち出して擬えてくるあたり、「突っ込まれたから後付けで考えた」のではなく
「最初から考えていたけど巻き展開のせいで本編でやれなかったから、せめて最終回で解説だけはしておきたい」という、しまぶーの作家としての拘りのようなものを感じます

「グルメ天文学の研究チームがグルメビッグバン直後のエネルギーを初めて観測したらしい
アカシアのフルコースによって、今までは捉えることのできなかった電波をキャッチできるようになったのがキッカケらしいが
驚愕すべきはその映像だ
まるで仲の良い家族が食卓を囲み、食事をしているような映像だったそうだぜ」


「え〜!?なんですかそれ!?巨大な生物が星でも食べてたんですかね!?」
「星じゃない。囲んでいたのは直径10光年ある銀河だ」
「銀河!?どんなサイズですかその生物!」

>銀河サイズ……グレンラガンかな?
四人で麻雀打ってるのを一人が後ろから覗き込んでるようにしか見えない
>トリコ最終回、最後は地球の外の話…引いてはトリコ世界の宇宙の誕生についてですか
なんというか石川賢的な壮大さと投げっぱなし感に良い意味で懐かしさを感じました。銀河を食卓に見立てるのは圧倒的スケールのセンスですわ

なんと星を食らうどころか銀河をも食らうサイズの生物がかつて存在していたというグルメ天文学者の研究結果
トリコが自分の中の2匹の悪魔に真実の程を聞いてみたところ、2匹は更に色々なことを詳しく教えてくれたそうな
「かつて「最果ての地」と呼ばれた美食の神々が暮らす楽園で、
食欲のインフレーションが起こりグルメエネルギーが一気に爆発したらしい。
それが137億年前のグルメビッグバン
宇宙の膨張とともに凄まじい勢いで飛び散った数多の食材から、ある神の家族が持ち出し護った食材こそが「星のフルコース」
しかしその家族もビッグバンの威力でバラバラになり、やがてグルメエネルギーは長い年月をかけ
好みの食材の色を変えながらいくつかの宇宙を形成していった・・・それでも神々はそれぞれの宇宙でフルコースを護り続けたという
食の好みが変わっても、このフルコースがまたいつかみんなを引き合わせてくれるようにと
家族の色は
父親が黒 
母親が 長男が赤 次男が緑 三男がだったそうだ」
「何だか・・・アカシアさん達みたいですね。アカシアさんのグルメ細胞は黒だったし、フローゼさんの食欲は白だったのかな
あのなんでも包み込んでくれそうな一点の汚れもない食欲は・・・」

「ははっ!じゃあオヤジは赤で次郎は緑か?てか次郎は悪魔いたっけ?
ひょっとして鉄平の髪が緑色なのは隔世遺伝かもな
三虎が青だったのかは知らねーがもしかしたらそうだったのかもな。ちなみに俺の中の大仏みてーなのは白らしいぞ」
>グルメ細胞マジック・ザ・ギャザリング説。この色分け属性分類はもっと早くに種明かししてキャラの個性や相性描写に役立ててほしかったな
『保有グルメ細胞属性《赤》』みたいな。こういう『あれがこうでこれがああで・・・』という
細かい情報を登場人物に楽しげに漫談させながら説明する手法、最近の永井豪作品みたいw

「実は緑の細胞ってのも考えてたんだよ」と、最終回だというのに遠慮なく新たな設定をブッこんでくるしまぶーに読者もビビる
ノッキングマスターを受け継ぎ地球を救った英雄だけあって、巻き展開でさえなければ鉄平には本来えごい設定が与えられていた事が伺えます
最終決戦では1ミリも役に立たなかった四天王と違って、ブルーニトロの一匹を仕留めるという活躍もしてるしな・・・
というワケで5色の宇宙は元は1つの家族だったという驚愕の真実。フルコースの正体は、バラバラになった家族を繋ぐ絆だった
黒の細胞であるネオが勇一郎に勝てなかったのは、
家族で一番強いのは父ちゃんより母ちゃんというしまぶーの家族観からか
「ひょっとしたらフルコースの頭文字を綴ったPANGEAEAってのは・・・
その神々が暮らしていた「最果ての地」の事なのかもしれませんね」

「かつて途方も無いほど巨大だった美食の神々・・・
そのグルメエネルギーを細分化したのが食運の正体
彼等が導いてくれるかもしれねェぞ・・・俺達をその地へ。そしてフルコース「アトム」の効果によって
グルメマターもだんだん見えるようになってきた。よく見りゃ宇宙は美食の楽園だったんだ」

>最果ての地の真実はキレイにまとめてきましたね
アカシアは自分の意志はネオの食欲に突き動かされているだけじゃないかと疑問を持っていたことがあったようですが
実際はグルメ細胞の悪魔たちすらもアカシアたちを通じて神の一家の再開の食卓のおぜん立てをしていたようなものだったとも言えるんですね
食運の正体は運命というよりは形を持った神のご加護とでもいうべき代物だったんですね
>「神」という表現を使っていますが、つまりはこの宇宙において始めて文明を築いた知的生命体といっていいかと
つまり食霊=プロトカルチャー、あるいはイデ。こいつは強力そうだな

グルメ日食のメカニズムから始まり、「太陽をかじる怪物」=いにしえの美食の神々
彼等が住んでいた美食の楽園が「最果ての地」である事、5色に分散した宇宙、
銀河よりも巨大だった彼等が細分化したグルメエネルギーが「食運」の正体、と

矢継ぎ早に繰り出される「本編で謎のままだった設定に関するアンサー」の数々
そう。トリコ最終回の内容の大半は、劇中で散りばめるだけ散りばめたものの公式での解説が一切なかった設定に対する解説となってました
正直読者としては「最終回で?」という蛇足感が強いというのが本音ですが、しまぶーの作家としての挟持はそれを許さなかったのか
ていうか
アカシアの家族の色云々の前にお前のグルメ細胞は何色なんだ小松とツッコミたい
フローゼの悪魔が白だったと言うのなら当然小松も白だったという事になりますが、肝心なコレについては一切何の説明もなかったんですよね今回
些細な事はスルーしてもいいから、ここをちゃんと説明してほしかったよしまぶー
と、ここでトリコの竿に当たりが。思い切り引き上げると針にかかっていたのはザリガニフィッシュではなく、どこかで見た覚えのある巨大な二枚貝だった




「わーっ!なんですかこれ!?あれ?これってエリア6でブルーグリルのあったジャイアントシェル!?」
「そう。その赤ん坊でミニマムシェルと名付けようか
グルメ天文学者のチームがこの貝を宇宙船に品種改良してくれたんだ。この湖で養殖してたのさ」
「じゃあこれが宇宙でのキャンピングモンスターってことですか!?」
>NEO「俺たちが500年かけて資金と材料集めて作った宇宙船よりよさげなのを数年で作るグルメ天文学者って一体・・・」
「天文学者が二枚貝を宇宙船に品種改良した」という、文脈だけ見ると気が狂いそうになるカオスな台詞
トリコ読者にとっては特に違和感なく読めてしまうあたり、この作品の設定がどれだけメルヘンでファンタジーしているかが改めて認識できる最終回です
「じゃあ早速行こうぜ小松!」
「早っ!もう行くんですか!?ちゃんとリンさんに言いました?」
「言ったよちょっくら狩りに行くって」
「ちょっくらって!宇宙ですよ宇宙!いつ戻ってくるかもわからないのに!」
>リン置いてくのかよ!?と思ったけど、今や彼女もIGOの所長クラスですもんね。でもせめてののとかと見送りは欲しかったかなぁ
宇宙に行くというのに、嫁さんには「ちょっと小松とモンハンやってくる」程度のノリでしか断ってきてないトリコマジ放蕩夫
しかし実際ミニマムシェルは光の速度を超えて時空の隙間を抜けるため、何年宇宙を旅しても地球に戻った時は数日しか経っていないとのこと
所謂SFで言うところの「逆ウラシマ効果」。これが「ウラシマ効果」だとトップをねらえ!のラストになってしまいますがね
「でも他に行く人はいないんですか?ココさんとかサニーさんとかゼブラさんとか・・・・そうだテリーは!?」
「テリーは群れに帰ったよ。ネオとの闘いで実質現役の八王は引退に追い込まれた
キズは回復したけど、一度でも敗北を喫した王は既に王ではない
今グルメ界は次の八王争奪の群雄割拠だ。テリーもその争いに参加するのさ」

闘いに敗れた王は一線を退き、グルメ界は次代の八王を争う群雄割拠
そこで王を目指すためにテリー(おそらくキッスやクインも)はグルメ界に帰ったと言うことで、別れのシーン1つない淡白な別離には読者としてやや寂しいところでしたが
そんな読者を元気付けるかの様に
見えない角度から飛んできたフックのような想定外サプライズが叩き込まれます
「そういや人間界からもたくさんの猛獣が次の八王候補に手を挙げてるらしいぜ
トロルコングにデビル大蛇、そしてリーガルマンモス
あいつらも立派に強くなったもんだな」

>トロルコング「現在のわたしは元猿王バンビーナにだって勝てる!!」
>トロルコング「ガララワニは俺が置いて来た、はっきり言ってこの戦いにはついていけそうもない…」
>トロルコング最強のゴリラ説復活で、しまぶーは屋敷見てる可能性もワンチャンあると思いました
>捕獲Lv9からの大躍進は、実は作中最強の大成長。しまぶーのはんぺらさんへのプレゼントと考えると不覚にも涙が
>そうか八王は同種がなるとは限らないのね。デビル大蛇:まぁバトルウルフと同格と言われてたし妥当かな
リーガルマンモス:成長にえらい時間かかるんじゃなかったの?! いい感じに育ってたのは四獣に殺されてましたよね
ってか要犀とかフィッカスドルトンゾウとかもっと大きいのもいたよね? トロルコング:最強の猿。ついに真実になるか(生暖かい眼差し)
>トロルコング「みんな応援ありがとう・・・でもオレ達の最強はこれからだ!」トロルコング先生の次回作をお楽しみください!
>捕獲レベル8だったトロルコングが数年で八王の座を争うとか、トロルコングの成長率がトリコ以上…w
>「流石トロルコング、ポテンシャルが違うぜ!!」最終回でまさかまさかの8年半越しのトロルコング最強伝説ww
しまぶー、100000%狙ってやったに違いない(もしかしなくてもこの時のために温めておいたネタなのかもしれないと思います
>新八王候補トロルコング! ジャガッタ・シャーマンや栗木拓次が打倒武蔵に名乗り上げるぐらい無理がある
>四天王、スタージュンでさえあの扱いだったので、しょうがないといえばしょうがないが僅かな説明であっさりとテリー退場・・・
逆にトリコらしいとも言えるかも。穿った見方をすると、続編、外伝がいくらでも作れるようにという編集側の意思が入っているようにも感じます
>おしり虫が八王候補になるんじゃないかと思った人は私以外にもいるでしょうか
>八王争奪戦…これはオブサウルスも身を投じているに違いないですね
>最終回にオブサウルスはいましたか?(小声)
>オブサウルスのその後は特にいりませんでした(ハトよめ風に)
>トリコ「ちっ、1mmも登場しなかったなアイツ」
>次々登場する猿系グルモンに捕獲レベルを抜かれっぱなしのくせに 「地上最強の猿」と呼ばれているトロルコングがネタにされまっていましたが、
今度は猿王のデコピン一発で粉微塵になりそうな分際で、八王争奪戦に名乗りを上げるとか… 最後までネタキャラとして優秀でしたねこいつ
少なくとも本当に作者に存在自体を忘れ去られてしまっていたオブサウルスより100倍扱いが良かったです
>トロルコング・デビル大蛇・リーガルマンモス「最後の最後までネタとしてしゃぶりつくされたぜ!今までありがとう!!」
>新八王…鰐王ガララワニ、猿王トロルコング、蛇王デビル大蛇、象王リーガルマンモス、鳥王ゲロルド、植王ゴブリンプラント、
竜王オブザウルス、虫王おしり虫…人間界の猛獣が八王狙えるようになったらIGOも猛獣を制御できないし、
ほとんどの美食屋が危険地帯に踏み込めずに色々大変そうな気がする
>トリコ読者にはお馴染みの猛獣たちがまさかの大躍進。人間界にいながらどうやって八王争いを知ったのかとか、
どうやってそこまで急激に強くなったのかとかツッコみたい部分は色々ありますが、
最終回ということで整合性より初期ファンの笑顔を取ったしまぶーなりのサービスということで納得してます。しまぶーありがとう
>トロルコング、デビル大蛇、リーガルマンモスが八王の椅子を狙えるレベル(捕獲レベル数千)になったという事は、
人間界の猛獣に何らかのパラダイムシフトが起こったということでしょうね
これが一種だけなら「突然変異でものすごく強いトロルコングが生まれた」で済みますけど、
捕獲レベル8〜40そこそこの複数種が世界最強クラスに化けたということは、例えばトリコがそこらの猛獣にもGODを分け与えた結果、
いくつかの種が何らかの変異(グルメ細胞を持っている種は一気にいくつもの壁を突破)して、通常では考えられない進化を果たしたのではないでしょうか
>人間界からたくさんの猛獣が次の八王候補に手を挙げてる……しまぶー流の最終回サプライズを真面目に考察するのも野暮ですが、
グルメ界と人間界は飯の美味さが違いすぎるので、一回グルメ界に移動した猛獣は戻ってこないでしょうね
つまり、人間界の生態系が大きく狂ってしまいそうですw 尤も、八王争いできるレベルの猛獣が人間界に留まったらそれはそれで大変です
マンサムや与作でもトロルコング一匹を抑えられないというハイパーインフレが発生していることになるので、そっちのほうが生態系が大きく崩れそうw
>はんぺらさん今までトリコの濃密なレビューお疲れ様でした!
最終回手前の1話、そして最終回と濃密な回が続いて、長年トリコを追い続けた私としても満足な締めでした!
最終回で一番目を引いたのは、やっぱり最強のゴリラことトロルコングですね!
八王の座を争うというのが、八王に近いレベルまで到達しているということなのか、それともグルメ界進出を目指して研鑽中レベルなのかはわかりませんが、
トロルコングにはぜひとも最強のゴリラを目指して頑張って欲しいです。最大のライバルであるゴリタウロスを超えて、猿王の座を奪えるのか!?
あとオブザウルスは自分より強い者に従うという習性から、残念ながら竜王向きではありませんね。ナンバー2なら狙えるかも!?

トリコ界3大ネタ猛獣、最終回まさかの大躍進
「最強の猿」というキャッチコピーで登場したのに、それ以後次々現れる猿型猛獣が必ず捕獲レベル上だったトロルコング
終盤捕獲レベル5100の原種が登場して面子を保ったものの、「バトルウルフのライバル」という触れ込みながら捕獲レベル21を嘲笑され続けたデビル大蛇
「規格外のデカさ」がウリだったのに、フィッカスドルトンゾウを始め後半のスケールに比べると豆粒も同然程度になってしまったリーガルマンモス
正直カニベースが完璧始祖入りするくらい荒唐無稽なインフレですが
これはまぁコメントにもあるように、ネットの反応を把握していたしまぶーによる渾身の読者サービスでしょう。まさに「サプライズ」と呼ぶに相応しい遊び心です
「ちなみに小松、ココ達はみんな既に宇宙旅行中だぜ。ココとゼブラはフルコース最後の一品を宇宙で探すんだとよ
俺らももたもたしてらんねー!全部ゼブラに食われちまうぞ!」

役立たず四天王はトリコ達に先んじて宇宙へ旅立ったそうで、
おそらくそれぞれにはタイラン・ライブベアラー・ブランチがパートナーとして同行していると思われますが、その描写が一切ないのは残念でした
些細な設定を長ったらしい台詞で解説する最終回よりは、こういう未来へのワクワクを感じさせるシーンがもう少し欲しかったなぁ、と
「さぁ!出発だ小松!」
「はい!トリコさん!」
思い立ったが吉日。それ以外は凶日だ!
初めて出会ったあの日のように、今度は宇宙という広大なステージに向かって躊躇なく飛び立つ2人。はたして未知なる宇宙ではどんな美食と冒険が待ち受けているのだろうか






誰かが言った−

この宇宙のどこかに全体が白玉団子のように甘ぁ〜い星 「白玉星」があると

ある巨大な星のクレーターに シュワッシュワのシャーベットが絶え間なく溢れていると

一頭が太陽ほどの大きさの美味な象 コスモスマンモスが群れる星雲があると


食欲のみが立ち入れる宇宙の食料庫「スペースパントリー」には
まだまだ未知の食材が眠っており、常に新たな食材が生まれ育っていると
たまにその食材をくすねる美食の神がいると

かつてその神々が暮らした美食の楽園「最果ての地」があると
そこには想像もつかない神の食材が無限に溢れていると―

世界中の人々が思った

それらを食したいと―


「見ろ小松!みたらし団子星だ!まずはあの団子をゲットしようぜ!」
「いやデカすぎますよ!ぎゃー!何か出ましたよトリコさーん!」
「スペースタイパンだ!よし戦うぞ!」
「戦うんですかこれと〜っ!?」
アニメでは毎週のオープニングとしてお馴染み、原作においては第1話冒頭として使われた例のナレーションをバックに、
串に刺された団子のような星やら
沙羅曼蛇のパッケージみたいな宇宙大蛇やらカオスな宇宙空間を飛んでいくミニマムシェル
”生きてる限り腹が減る!だから冒険は終わらない!”
8年間ご愛読ありがとうございました!

と煽りが打たれて、
「トリコ」長期連載に堂々の幕引きです。しまぶー本当にお疲れ様でした
>トリコは『グルメ漫画』と『少年漫画』の板挟みな作品でした
第一部は近代科学でフォローできましたが第二部はファンタジーでフォローしなくてはならない
そう考えると第二部を王道の少年漫画へとシフトしたのはある意味英断だったかもしれません
一見行き当たりばったりかと思えば出来上がったネームを破綻させずにまとまっています
トリコ最終回はグルメ漫画として、また少年漫画として新たな出発を祝おうと思います
しまぶーありがとうはんぺらさんも8年間のレビューありがとうございました!
>最終回もトリコらしい終わり方で面白かったですね
思えばたけしの頃から実に14年越しに少年ジャンプでの初めての連載終了だったんですね。しまぶーお疲れ様でした
そしてワンピースの扉絵もトリコの完結というよりしまぶーへのメッセージが込められてて改めて尾田先生としまぶーの中の良さを実感しました
>たった一回の敗北が何だっていうんだ・・・負けが人を成長させてくれることもある!(ヒザ蹴りを喰らわせながら)
その代表がトリコだーっ!(延髄斬りを喰らわせながら)
>いろいろあって文句のつけようがない最終回、とはいきませんでしたが良いまとまり方だったと思います
スタージュンとか四天王は番外編とか書いて欲しいなと思いました
>トリコ最終回、前回があったとはいえ、説明と釈明に追われる最終回で少し悲しい…カラー扉絵も1枚だし
>前回の盛り上がりから一転、静かな満足感を感じる余韻に浸れるよい最終回でした。ラストも実にトリコらしいスケールでした
これからと今までの全ての食材に感謝を込めて。ごちそうさまでした!!
>純粋に『続きが見たい』と思った最終回でした。地球の危機とかそういう事言ってないで食材探しに行く、これが一番良いと思います
>やっぱり本当に誌面改変とかの影響だったんですね…
>台詞だらけでもどうにかこうにか予定通りの最終回と言える着地でしたが、しまぶー自身がラストの駆け足に謝罪するとは
>トリコが終わってしまった。平凡な、でもいい最終回だった。「俺たちの冒険はこれからだ!(アラサー)」それでいい。リンだけちょっと気の毒だけど
>トリコの最終回、読みたくなるような次なる冒険と、銀河鉄道999を髣髴させるナレーションは本当によかったと思う
今まで終わった作品の最終回のなかでぐんと飛び出ていて本当によかったです
>宇宙は5色に分かれてたのか。そして宇宙に食材探して旅立つ。予想はされてましたがオーソドックス、もとい王道な〆ですね
いくつか未消化もある気がしますがしっかり終わった点は評価したいです
>島袋光年先生、トリコ連載終了お疲れ様でした。読みきりや次回作も楽しみにしています
個人的な願いを言わせて貰えば、短編集に載ってたエリヤをずっと見てみたいと思っています
食霊の設定や様々な「色」の宇宙は、もしもGOD編終了後にも続いたときの為に置いておいた設定でしょうか
もしくは、「地球だけじゃないよ、この世の果てまで美味しいものはいっぱいあるよ」という、物語に終わりなんてないという意味なのかもしれません
後者は好意的に見過ぎかもしれませんが。文句を言いつつも(特にペアとアナザ編)、最後まで楽しめた作品でした。オブサウルスは犠牲になったのだ…
トリコ最終回、前回がグルメ漫画としてのトリコの締めくくりなら今回は冒険譚としてのトリコの締めくくりとして神回だと思いました
第一ビオトープ、アイスヘル、ベジタブルスカイ、グルメピラミッド、そしてグルメ界初挑戦時などに感じたあの超スケールの世界観の魅力がこの1話で反芻されます
そして最果ての地周りの設定の完成度や終了コメントを見る限りやはりしまぶーにはまだまだ構想は先まであったけど
今年いっぱいくらいまでくらいの期限を切られてしまったから終盤の巻き展開になってしまったような気がします
実際構想はともかくインフレは本編展開でも行き過ぎていましたから英断だったとも思いますが
トリコレビューがきっかけで屋敷住人になったものとしてはもっと続いても良かったのになあと感慨に浸ってしまいます
島袋先生、素晴らしい作品をありがとうございました
>最後の最後まで小松の素性には触れられませんでしたね
結局息子のコンビにフローゼの悪魔がコーチしてくれていたくらいで小松自身は単純に神(食運)に愛された「天才じゃったか!!」というのが全てだったんですかね
>??生きてる限り、腹が減る。だから冒険は終わらない!見届けましたね、食の道
ついに神話の領域(?)へと進み始めた所では終わってしまいましたが、初期に感じたワクワク感を前回から味わった我々はもう満足満腹です
なのでこの言葉が似合うと思います??「もう…食ったさ。ハラァ…いっぱいだ」
>世は大グルメ宇宙航海時代へ、でEndと。途中ダレたりもしましたが前回からのこの流れなら十分「終わり良ければすべて良し」と言えますね
しまぶー8年にも渡る連載お疲れ様でした。次はギャグ漫画と言うことらしいので楽しみに待ってます
そして今年最後になるであろう喧嘩稼業でトリコ最終回ネタに触れられるか期待
いや本筋の流れからしてそんなん入れるとしたらこち亀のときのように冒頭1ページでとかになりそうですが
>いつも楽しく感想読ませていただいています。 トリコ最終回、前回が神回故の読者のハードルもありましたが、実にトリコらしい終わり方で良かったと思います。
しまぶー8年間連載お疲れ様でした
>宇宙やグルメ細胞の色の解説、そして食運の正体が最後の最後で明かされ、一切れ消えたアナザの伏線まで回収する辺り、改めてしまぶーナイス
>「グルメ日食」「最果ての地」「食運」「アナザの一切れ」
謎や不明確な点をそれなりに説明しつつ、これからも続編を出せそうな形で終わりましたね。しまぶーお疲れ様でした!
>トリコ終わっちゃいましたねぇ。最終回の内容は「こんな設定も考えてました」っていうしまぶーのネタ帳の披露会みたいな感じでしたが、
これから人生の絶頂期を迎えるトリコと小松の事を考えれば冒険はまだまだ続くって形で〆るのが妥当ですね
前回の話で『完結』して今回は『再出発』って感じでしょうか
>グルメ界からのトリコのへっぽこぶり、後半の矛盾等を肝に命じた上で「後半は急ピッチで話がバタバタしてしまった」と省みれるなら
島袋先生は立派なジャンプの名作作家だと言えると思います
「たけし」が終盤の逮捕で本誌完結が出来なかった読者の積年の恨み節を張らすような綺麗な最終回。島袋先生お疲れ様でした
>アニメ化も果たしたジャンプの準主力漫画トリコが最終回!・・・なのに、表紙は新連載漫画かよ
最近、はんぺらさんのレビューを読み返していて、最後の三虎達の団欒シーンは「家族での食事」という
二度と手に入らないと言っていた三虎フルコースのドリンクが再び手に入った瞬間なんだと分かりました
トリコのフルコース完成とともに三虎もフルコースを復活させていたんですね(三虎がジョア倒すシーンより
>最終回の前の回、トリコとリンの結婚披露宴回のジャンプを持っている盟友諸君は今すぐ読み返してくれ
しまぷーの隠されたとんでもないメッセージを発見してしまった・・・1品目のフルコース前菜のメニューのシーンをよく見てくれ
「なんてサイズだ・・・?」と驚く“ポチコ”その後ろの席に“ちんちんちん”らしき後ろ姿が・・・しまぷーめ・・・
たった1コマにとんでもねえ下ネタを混ぜ込んでいやがったんだよ??改めてしまぷーすげえよ
>俺たちの戦いはこれからだとか旅はまだまだ続くといったありきたりな終わり方なのにすごくしっくりくる上にワクワクするのは何故だろう
ラスボスより強い奴がごろごろ居てもおかしくない世界観が自然にできあがってる事(インフレの数少ない利点ですね)
なによりトリコが数年がかりの過酷な旅を無傷で戻ってくるのを前提にしてる事が理由でしょうか
八王に挑んだ時のようなアホの子ではなく初期の頼れる主人公の雰囲気が出てるんですよね
おいしい食べ物を見た事もない世界に探しに行く やっぱりトリコはこうでなくっちゃ!
>「俺達の冒険はこれからだ!」エンド……なのに今週の虜はなんでこんなにワクワクするんでしょう
普通のマンガならこういう感じのエンドだとなにか文句言いたくなることもあるんですが、トリコならこれでいいって思えちゃいますね
ジャンプの歴史に残る、本当にいい少年漫画でした。島袋先生、本当にお疲れ様でした。新作、待ってます!
>原点回帰な最終回。それは良いんだけど説明多すぎだった。宇宙からの日帰りも容易いならもっとスカッとした終わりにして欲しかったな
>「さぁ次はどこへ往こう」「生きてる限り、腹が減る。だから冒険は終わらない」
最終回にふさわしいとびきり素敵で爽やかなアオリですね。最終巻の帯にも乗っけてほしいと思いました
>しまぶーお疲れ様でした!しまぶーにも言いますがここでも言いたい!8年間もありがとう!
いやー最終回はトリコらしくてまだまだ漫画は終わってもトリコ達の旅は続くって感じでいいですね!
もう先週の話が最終回ぽかったので今週はエピローグ的な感じかと思っています。ちゃっかりアナザの切り身の伏線回収してますねw
こういうところしまぶー好きだwそしてグルメインフレーションによりトロルコングとリーガルマンモスが超強化!
オブサウルスも参戦してたらいいですねw。太陽ほどの大きさのコスモスマンモスとか八王より強そう
>ここで消息不明のまま舞台を去ったキャラたちをまとめてみましょう
【美食會】リモン、ユー、バリーガモン、ボギーウッズ、セドル、バイル
【NEO】カイトラ、ダーニル・カーン 、カーネル・モッコイ、マーマイ・モイ、アーモン、トッポ、ノマーチ
【IGO】メガロドラス、ゴブリン・ラモン、メリスマン、桜 …結構消えましたね
>終回ですごいインフレが起こりましたね。宇宙には鯨王ムーン級かそれ以上のサイズの猛獣がゴロゴロしてそうですし、
地球は地球でこれまでの冒険をあざ笑うかのように弱小猛獣が大多数の強既存キャラをぶち抜いて最強クラスに名乗りをあげてます
この型破りなハイパーインフレの具合もトリコらしい最終回で素晴らしかったと思います
>はんぺらさん体調のほどはいかがですか?風邪に気をつけて頑張ってください!
トリコの最終回ですが、捕獲レベル6000近くに育ったリーガルマンモスやトロルコングがグルメ界に向けて進軍していく図は恐怖ですね
トリコか節乃ぐらいしか守れる人いない気が・・・アカシア戦で地球がボロボロになっても人間界は無事だったみたいだし要らない心配かもしれませんが
>トリコ最終回は綺麗な「俺達の戦いはこれからだ!」って感じで良かったと思います。しまぶー8年間お疲れ様でした
そしてなによりはんぺらさん、それに明友みんな本当にありがとう!楽しい時間でした
思えばたけしを読んだことのない自分にとってトリコが始まった当初、失礼な言い方ですが
「過去に犯罪やって捕まったギャグ漫画家のマンガかよw」と眼中にありませんでした
しかし、ぱんぺらさんがレビュー内でトリコを読まないのはもったいないぞ!と言ってくれたおかげで私のトリコは始まったのです
くだらない先入観を吹き飛ばすほどの圧倒的面白さに毎週ジャンプとからくり屋敷のレビューを楽しみにしていました
グルメ漫画を見事な王道バトル漫画にした島袋先生に今では尊敬の念しかありません
改めてこのトリコという作品に出会えたことに感謝です。ごちそうさまでした!!
>ついにトリコ最終回を迎えましたね。他の漫画で最終回に俺たちの戦いはこれだendだと消化不良感が拭えませんが、
まだまだ旨い物を探すendはフルコースを完成させてもなお、旨い物を求めるトリコらしさを感じられて非常に良い最終回だと感じました。
8年もの長い連載お疲れ様でした!しまぶー!はんぺらさんもレビューお疲れ様でした!
>連載初期に感じたトリコの魅力って、ケレン味溢れる「グルメ押し」にワクワクするような「未知」のスケール感、そして「プロフェッショナルな主人公」でした
最後については本当に中盤から残念だったけど、みんな言ってますがもう最後2週で全部許せた。色々心残りもあるけども
オリジナル食材とかフルコース考えるほど少年じゃなかったけど、そんなおっさんの心をジャンプ漫画らしく楽しませてくれた
いい〜少年漫画だった。しまぶーお疲れ様。そしてはんぺらさんもお疲れ様。8年半か〜
>トリコ最終回『銀河の中心でマンモス愛をさけぶ』このしまぶーのマンモスにかける執念はいったいなんなんだw
巨大さのたとえにそれしか出てこないマンモス哀れなやつ、いい加減にしろっピ!
>範です。思えば8年前トリコ連載開始時は日本語全く出来ないアニメ好きのチャイニーズでした
タイトルの中国語訳は「美食の虜」を意味する「美食的俘虜」が偶然中国語版が本屋であって文字通り虜になりました
いつしか私は漫画の日本語原文も読めるまでになり、はんぺら屋敷にもコメントを書けるようになりました
こうしてみると私自身も成長と言いますが、変わったのかな?とシミジミ思います
トリコにまつわる思い出は日本語教室で習ってる時にアニメトリコの冒頭、
石丸謙二郎さんのネットリとした「誰かが言った」のナレーションをフルでモノマネしてアニメ好き仲間にウケた事ですね
グルメ界編から確かに失速しましたが、それ以前とかも否定するのは酷でしょう
先週も言ったように終わりよければ全てよし!この最終回見てもそう思いました、彼らの旅はまだまだ続く!!またいつか宇宙編の読み切り読みたいですね
>トリコ、ジャンプ伝統の俺たちの冒険はここからだエンドですね
思えば初見は中学生のころ呼んだ一回目の読み切りで連載し始めてからは屋敷の皆さんの感想や考察を見ながら読んでいました
連載開始時20代前半だった自分も今や30歳なんだか一つの時代が終わったような感慨深いものがありますね
はんぺらさんのレビュー、時に共に考察し、時に気付かされ、時に笑い、毎週楽しみに拝見していました!約8年間お疲れ様でしたッ、!!!そしてありがとうトリコッ!!!
>トリコの最終回、最後のページはトリコらしい最終回でよかったと思いますが、トリコと小松、大竹に仲梅の3人しか出てこないのは少し不満でした
他の四天王は既に宇宙に行っており、ココとゼブラはメインを宇宙で探す等、少し残念な印象でした。前回が神回だっただけに…
まあでも、あの状況からよくこの最終回にまとめてもらえたな。というのが、正直な感想です。しまぶー、8年半お疲れ様でした
トリコ、8年半素敵な、おもしろい旅を見せてくれてありがとう。そしてはんぺらさん、8年半、楽しいレビューを堪能させて頂き、本当にありがとうございました
トリコのコメントだけは、ちょこちょこ取り上げてもらえて!本当に嬉しかったです。これからも色々な漫画のレビューを楽しみにしています
お体には気をつけてくださいね。全ての食材に感謝をこめて…いただきます!素晴らしい漫画と、レビューを…ごちそうさまでした!!
>お久しぶりです。トリコ初期からちょこちょこコメントしてましたが、グルメ界編からだんだんコメントをしなくなり、ここ最近はROM専として屋敷を覗いてました
今までの批判を全部帳消しにしてもいいや!って思えた先週から、ついにフィナーレ。久しぶりにコメントさせて下さい
最終話はエピローグに近い形でしたね。トリコと小松の出会いを思い出させる演出、連載は終わるけどトリコ達の物語はこれからも続いていく!
シンプルで少年漫画の王道的ラストがまた心地良いフィナーレでした!
ナルトの時のようにワンピースの尾田っちが扉絵でしまぶーへの感謝の気持ちを込めてましたね
M・Sさんは言うまでもなく、「しま」しまの「ブ」タでしまぶーとか3・9とか鳥が5匹でトリ「コ」とか
8年半の連載、僕が屋敷住人になって5年ぐらい。毎週楽しみにはんぺらさんのレビューを読みに来てました
はんぺらさんや屋敷住人の方々のおかげで知れた知識や漫画がたくさんあります
改めてトリコ、しまぶー、はんぺらさん、住人の皆さん、お疲れ様でした!そしてありがとうございました!
>「俺達の闘いはこれからだ!」とか「俺達の旅はまだまだ続く!」という、世に言う打ち切りエンドは今まで何度か見てきましたが、
トリコ最終回も前回の結婚&フルコース披露宴同様実にトリコらしい終わり方だったと思います
トリコ原作者のしまぷー、片時も離れずレビューをまとめてくれたはんぺらさん、
共に「これが俺の本体のハンサム顔だ!」というからくり屋敷史上最多の同コメを送ったであろう読者にして盟友の皆さん、8
年半の感謝の気持ちを込めてこの言葉で締め括らせて下さい。 ごちそうさまでした!!
>小学生の頃から読んできたトリコがついに完結。毎週毎週楽しみで、自分の一番好きな漫画でした
ただ読んで面白かっただけではなく、食に対する考え方など学ぶところもありました
本当に大好きな漫画が終わり悲しいですが、単行本や屋敷のレビューを読み返すことでまた幸せな気持ちになることができました
絶対に忘れられない作品です。ありがとう!
>私が屋敷を読むようになったのはトリコレビューがきっかけでした。トリコにもはんぺらさんにも会えて良かった
ありがとうございます、そしてこれからもよろしくお願いします!
>トリコのレビューきっかけでからくり屋敷の住人になった自分としては、トリコの最終回が本当に感慨深いです
宇宙編の展望も想像させる最終回、まさに王道漫画の最終回といった感じで良かったです
>いつも楽しく拝読させて頂いております。今年になってトリコにハマって此方を知って読む楽しみが何倍も拡がりました。本当にありがとうございます
体調崩されたとのこと、心配です。お仕事も大変ご多忙なご様子。どうかご自身の心身のご健康を最優先なさって下さいませ
私は此方でたくさんたくさん楽しい気持ちを頂いております。それにははんぺらさんがお健やかで楽しくされてることが大前提です
待つ楽しみというのも大変良いものです
何度もメッセージしたかったのですが気持ちを伝える事が本当に下手で、どんなにか笑ったり吹き出したり感心したり共感したり…
いろんな気持ちを表す言葉や文章を自分の中から見つけられなくて、心苦しくも気持ちを込めて拍手するのが精一杯でした
どうかお大事になさって下さい。ご無理なさいませんように。いつも本当にありがとうございます。感謝を込めて
>初めましてこんばんは、はんぺらさん。今週でトリコが連載終了ということで普段コメントには参加しない僕ですがコメントさせて下さい
5年ほど前からここのレビューを読ませて頂いております
毎週ジャンプを購入し、トリコを読み終えた6日後の僕の毎週の楽しみがはんぺらさんと屋敷住人の皆さんのトリコレビューでした
自分で読んだ時には気付かなかった視点、細かな伏線等の補完や面白さを共有する楽しさがここには沢山詰まっており、
トリコという漫画をより一層面白くして下さったのがはんぺらさんとからくり屋敷の住人さん達と言っても過言ではありません
トリコ連載終了というジャンプの1つの節目をはんぺらさん達と分かち合えた事を嬉しく思います!
はんぺらさん、屋敷住人の皆さん本当にありがとうございます!以上、3留ポンコツ大学生でした!
>な…涙がとまらねェ…はんぺら…俺たちのはんぺら…。第一話から毎週読んできた「トリコ」…その面白さを全て分かち合ったのがアンタだった…
あ…ありがとう…俺の…親愛なる朋友…。あんたのおかげで俺は…数えきれないほどのトリコというマンガの魅力を知ることができた…
>とっつぁん・オブ・ギド「おれ達も旅に出るか食の果てへとよ」
実質的な「最終回」は前回に済ませ、今回は「エピローグ」といった内容でしょうか
何人かの朋友が指摘してますが、しまぶーは「たけし!」連載時に例の不祥事を起こしてしまった為、ジャンプ本誌でそれを完結させる事ができませんでした
つまりしまぶーにとってはこの最終回が
14年越しでやっと描けた「初めてのジャンプでの最終回」になります
頂点から一転して人生の底を味わいながらも、、
まさしくペン一本で周囲を黙らせ復活を遂げたその努力
195話の四天王の会話はしまぶーの人生訓ではないか?という朋友の考察もあったように、
その復活の象徴たるこのトリコという作品の着地に関しては、並々ならぬ意気込みがあったと思われます
「後半は巻き展開でバタバタしてしまってごめんなさい」と作者コメントを出しながらも、消えたアナザの一切れまで伏線回収する執念はそれが起因してるのでしょう

まぁ読者としてはアナザの事よりもフローゼの悪魔が小松に宿った経緯の方をよほど説明して欲しかったですがけどね
そしてからくり屋敷で扱ってきた漫画作品としては、キン肉マン、刃牙、テラフォ、トリコが4大レビューということになりますが
この中で
第1話から追い続け最終回まで並走したのはトリコのみ
からくり屋敷にとっても特別な作品だったことは言うまでもありません。8年という連載期間を終え、しまぶーに対する感謝と
はんぺらの拙いレビューを「毎週楽しみにしていた」と言ってくれる朋友達のコメントで、はんぺらの胸中はまさに万感の思いです
締めの言葉は重ね重ねになりますが
島袋先生、8年間の長期連載本当にお疲れ様でした
そして楽しい作品ありがとうございました
近くギャグ漫画の読み切りが掲載されるようですが、どうかその後はしばらくゆっくり休んでください。次回作の構想にも期待しています


>はんぺらさんトリコレビューお疲れ様でした。最終回を迎え、僕は初めて『トリコ』という作品に出合ったことを振り返ってみました
初めて読んだのは(現在19歳の大学2年生)自分が小学校高学年か中学生の1年生ぐらいに、当時ひどい鼻詰まりをおこして耳鼻科の医院に行ったの時のこと
患者で混み合って診察を待つこととなったのですが、その際に待合室においてあった週刊少年ジャンプを暇つぶしとして読んだのがきっかけです
初めて読んだ回はアイスヘル編の第72話(マッチの居合と滝丸のルーティンについて細かい説明があった回)で
当時のトリコにはあったうまそうな食材や料理の食事シーンも出ていないのに凄まじい自然の生存競争に引き込まれてしまいました。それが全ての始まりでした
その後しばらく2〜3週間おきに同じ医院に通うこととなり間を開けながらもトリコを特に気に入って読んでいました
今でこそ、漫画オタクではある自分でありますが当時はあまり漫画についてもよく知らず、ワンピースがジャンプで連載していることも初めて知ったほどのど素人
(今でもはんぺらさんレベルと比較すれば素人どまりであるんでしょうが)
当時の我が家には小遣い制度がなく自分では買えなかったのですが、ある時数少ない手持ちの現金を持ってコンビニでジャンプを購入しました
その回はベジタブルスカイ編の第108話(オゾン草の実食回)でとてつもなく美味しそうだったのを覚えています
それからしばらくして両親に頼んで小遣い制にしてもらいそれからはほぼ毎週ジャンプを買い続けました。あの頃は本当に毎週面白かったです
それから自分はひょんなことからブログ『トリガーハッピーエンド』に出会いこれを人生の楽しみとしながら生きてきましたが、
その中である日管理人であるデビさんがブログのテンプレートを変更したとお知らせした際に
「敬愛するサイト管理人・はんぺらさんのところみたく、定期的に質問応答コーナーをやりたいと思っています」との文と共にからくり屋敷へのリンクが
ちょうどその回は確かエア編の第285話(トリコが馬王ヘラクレスの鼻息で瞬殺された回)
黒地のバックと白と黄色の文章で構成された見慣れない形式のブログに驚きましたが、それ以上にトリコの感想を書いていることにもっと驚きました
当初自分には過去レビューのはんぺらさんと盟友の「トリコ弱ww」、「四天王最弱ww」というネタや
トリコと小松の絡みをホモネタにするのは当初自分には受け入れがたかったのですが、
何時しかそれが癖になって自分の思考回路や嗜好までだんだんはんぺらさんや盟友の皆さんに良い意味で感化されました
ここは自分が特に気にもしなかったシーンに対しても深い独自解釈を唱え、ネタと笑いを生み出し、
”ただ漫画を読んでいた”に過ぎなかった自分が『トリコ』という作品をより楽しめたのはこの屋敷に携わった全ての人たちのおかげです
本当に感謝しています。今まで、漫画を”ただ読んでいた”自分は”考えて読んだ結果より面白く漫画を楽しめる”ようになりました。非常に感謝しています
できればこれからは盟友 空と呼んでくれるとありがたいです
まあ、正直を言えばしまぶーも気にしているように第2部を”ちゃんとした”形で読んで見たいとも思いましたが、
実際に我々読んできた『トリコ』も島袋光年先生が担当さんやアシスタントの皆さんたちなどの多くの人たちとともに、
毎週毎週一生懸命頑張ってきた最高の作品であることを思い出し、「これでいいんだ」と思えました
島袋光年先生、8年半という長い時間本当に、『トリコ』という作品を生み出してくださり本当にありがとうございました
昔は「いつか必ず読者投稿の食材や猛獣を出してやる。」と思ったのですが結局出さなかったことが心残りです(笑)
恥ずかしながら前作である『世紀末リーダー伝たけし!』もまだ読んだことがないので、今更ながらこの機会にぜひしまぶーワールドを堪能していこうと思います
今は、しばらく8年半ぶりに肉体・精神・魂とともにゆっくりと休んでください。本当に本当に、ありがとうございました。また、お会いしましょう

おおう。これはまたえらく気持ちの入った長文をどうもありがとう朋友空
初めて読んだ屋敷レビューがエア編でしたか。あのあたりはトリコを散々こきおろしてた時期なので、さぞかし最初は不快だったでしょう。マジ申し訳ない
過去ログ全編読み返してくれて、溢れる作品愛ゆえのツッコミだったと理解してくれたのなら幸い。何やら「漫画を読む」という意識改革までしてしまったようで照れますな
しかしそうか、8年という歳月は小学生が大学生になるほどの時間か・・・
言われてみると、この作品とは本当に長い間付き合ってたんだなとしみじみ実感。朋友空は屋敷に来るようなって3年くらいかな?今後も遠慮することなくコメントおくれ
差し当たって「たけし」を読んでみるというのは良い目標。こちらもトリコに劣らぬ名作なので是非とも読んでみてくれ

>盟友空、あなたを”同胞”と呼ばせてください
年齢も同じで、このはんぺら屋敷に入ったのもほぼ同時期で、最初ここのトリコレビューを、
「長スカートの中を覗くがごとき特異に視点と捉え方によるワケのわからないレビューをしている」と蔑視していたからです
しかしそこは同じく、だんだんその内容に正当性と成熟した人間性ならではの奥深い捕捉をしていると理解しました
そうなってからはほぼ毎日ここの感想を繰り返し見たり時折メッセージを送ったりするようになりましたので

「長スカートの中を覗くがごとき特異な視点と捉え方」の変なレビューでスマンかった
いやウチはテキストがかなり攻撃的で乱暴だと自覚してるから、作品を愛してる読者からしたら最初は本当に不快にしか映らないのは無理もない話
でも朋友空も、今週の朋友も言ってくれてるように
「ちゃんと読めばアンチじゃない事が解る」愛ある感想書いてるんよ
もし最近のテラフォーマーズのレビューなんか不快に思う朋友が居たら、そこんところを意識してちゃんと読んでみてくれるといいんだけどもな・・・

>スペースタイパン「わたしの捕獲レベルは53万です」
>トリコ最終巻買いました。食材リストのトリを飾ったスペースタイパン全長8000万km、捕獲レベル530000とかヤバすぎる…よく今まで地球無事だったね
にしても、まさかここでフリーザの戦闘力ネタをぶっ込んでくるとは思いませんでしたw やっぱDBの戦闘力は意識してたっぽいですね
>新年あけましたね。今年もよろしくお願いいたします
トリコのラスト単行本購入して読んだのですが、愛丸、ネオ、ペアの葛藤、ラストのトリコとちょくちょく加筆されてましたが
四天王のその後とかがなかったのは少し残念でしたね。しかし宇宙の食材の捕獲レベルがすさまじいw
捕獲レベル53万は間違いなくフリーザ様リスペクトとして、八王どころかGOD食べたネオですらまだまだ鼻クソみたいなものですねこれはw
もっとも、ネオはそれすら食べる成長性秘めているとは思いますが。ところでリモネールさんとかは結局どうなったので(ry

戦闘力530000きたか。最後の最後でキッチリ鉄板ネタを入れてくるしまぶー流石やで



戻る