修哲トリオ奮い立つ
【仙骨】
骨盤の中心にある逆三角形の骨で、骨格の中軸である背骨を支える土台となっている
仙骨にズレが生じると背骨や首にもズレが生じ、血液やリンパの流れ、
その他様々な悪影響を及ぼすという、まさに健全な身体を保つ基盤となる骨である
「こ、このガキャア・・・仙骨を抜き取りやがった・・・ッ!
形状も、ある場所も違う俺の仙骨をたったあれだけの攻防で見つけ出すとは
いや真に驚愕すべきは・・・こいつの精神力―ハンパねぇ!!」
先週ラストで滝丸が景気よくぶっこ抜いた小さな骨。それこそまさしくボギーの仙骨だった
常人とは位置も形状も違う仙骨を4000個の中からポイントブランク。滝丸のゾーンマジ半端ねえ
「愛丸さん・・・最後のプリショットルーティーン感謝します。そしてごめんなさい
スープを手に入れ恩を返すことは・・・か、叶いませんでしたウボァー」
しかしながら「致命傷」と断言された傷を負った滝丸はここで完全燃焼。勝利の名乗りをあげることもできず倒れ込んでしまいます
対して仙骨を抜き取られたボギーは全身を襲う想像を絶する激痛に痙攣してますが、未だ意識は明朗で肉体は健在
生まれたての小鹿のようにプルプル震えながら、なんとか地面に落ちている仙骨を拾い上げようとします
『せ、仙骨・・・うまくハメ直せれば・・・俺はまだ動ける。この勝負・・・俺の勝ちだ
動け俺の身体!4000個の骨よっておいィィィィィ!?』
ボガアアアアアアア!!!なんぞこのギャグ漫画
「動け俺の身体!」とかカッコイイ台詞吐いて骨を拾おうとしたボギーの眼前に空気読まず突っ込んでくる油谷さん
1コマ目の右手伸ばしたまま固まった横顔がたまらない
声が出れば「バリーふざけんなテメエ!」とか言うところでしょうが、今のボギーはかすれ声のひとつも出せません。マジ可哀想
肝を冷やしたボギーでしたが、幸いなことに骨は無事。ホッと胸を撫で下ろして手を伸ばした―その瞬間
「一刀両断かぶと斬り!」すぱーん
>せ、仙骨ー!(涙
一旦持ち上げておいてから再び地獄に突き落とす高度なイジメ
バリーに斬りかかったマッチの斬撃が、あと一歩のところで仙骨を真っ二つに。哀れボギーは絶望に意識を失い昏倒してしまう
『バカな・・・この俺がこんなトコでリタイヤとは・・・!』
>な、なんてギャグキャラっぽいやられ方…… あわれすぎんだろ
>ボギーの最後、コントみたいでものすごく哀れに見えた
>ボギー・ウッズのギャグっぽい死に様に笑った。てか、ちょっと萌えた
>ボギーに同情したくなった
>はんぺらさんが「ボ,ボギー!(号泣)」と同情の涙を流すのは確定的に明らか
ボ、ボギー!(号泣)
”こんなトコで”と言うよりは”こんなコトで”と言うほうがしっくりくるかもしれない残念な最後
滝丸VSボギーの闘いは両者ダブルKOという決着に相成りました。最後の最後に愛すべきキャラになったボギーに乾杯
「なかなかいい刀じゃねーか。俺の甲羅を斬って刃こぼれひとつしねーとはな」
「こっちの台詞だぜ。俺の刀で傷もつかねぇ防具・・・なかなかの硬度だ」
「海の暴れ亀・・・生きた魚雷と言われるクラッシュタートル。こいつの甲羅の硬さは自然界でも指折りだ
もっともクラッシュタートルの捕獲レベルは60。よって世の中には殆ど出回らねえけどな」
さてカメラ移ってマッチVS油谷さん。つい直前相棒にトドメを刺しかけた脳筋ですがなかなかどうして
銃の弾丸は油でそらし、斬撃は四肢のガーダーとヘルメットで防ぐ見た目通りの鉄壁の防御はもちろんのこと
その巨体に見合わぬ超スピードでマッチ達を翻弄するなど謎の高スペックを披露します
しかし捕獲レベル60って本来すごいハズなのに、40超の虫をボロボロ出された今となっては何のインパクトも感じないのが哀しいな
やたら大ゴマで「生きた魚雷」とか言われてるクラッシュタートルがなんだか場違いに見えてきます
「俺が驚いたのはお前の動きのほうだ。俺の攻撃に対する反応の速さ、動きのスピード
この氷点下の中、防寒服も着ずになぜそこまで速く動ける?」
「わかってねえなぁお前は。俺が速いんじゃねーよ!お前が遅いんだよ!」
言うなりドラゴンボールのような動きで間合いを詰め、怒涛の連続攻撃でマッチをぶっ飛ばす油谷さんマジZ戦士
実は油谷さんの謎の男汁の正体は油汗ではなく、体内のタンパク質から生成した不凍液
だから防寒着を着なくても凍えることがないワケですが、しかしそれが高スピードの理由にはならない。そう、真実は逆
「お前まさか自分がいつも通りに動けてると思ってんのか?
氷点下だぜ。こんな環境じゃあ筋肉の柔軟性は落ち、関節の可動域も狭くなる
人は体温が低い状態で最高のパフォーマンスを出すことなどできやしねえ
トップアスリートほどウォーミングアップに時間をかけるのはその為だ
だが俺の身体は不凍液で凍らない上に、特殊なタンパク質で体温を高温に保つことができる
つまり俺の肉体は常にトップギア!
最高のパフォーマンスをいつでも発揮できる状態なのさ」
油谷さんが速いのではなく、マッチの動きが鈍い
>見た目脳筋なバリーのうんちくの長さが意外
>アスリートがどうとかって解説入れるのとか、もろ板垣先生の影響ですねw
ただ、トリコの世界観でアスリートって言葉使われると違和感がすごい
一見脳筋そうに見えて、わかりやすい例えまで出して説明してくれる油谷さん。なかなか知的かつ親切キャラ
状況を理解したマッチは、なんと戦闘中にも関わらず瞳を閉じて瞑想に入ってしまう
『もっと振り幅を―もっと脱力せねば―』
>マッチの切り札――それは、攻めの消力と居合を組み合わせた、全く新しい抜刀術である
>ボギーのマッハ関節&本部先生、マッチの攻めの消力、トリコはオーガだし・・・
バリーとかオリバさんのパックマン使いそうですよね
攻めの消力キタコレ。能力低下した身体で最高の斬撃を繰り出す為、まずは最高の脱力状態を作り出そうというワケです
滝丸の最後のプリショットルーティーンとかぶるとか言ってはいけない
滝丸と同じ運命を辿るならば隙だらけの腹を貫かれるところですが、そうはならないのが彼とマッチの違う点
動かぬマッチに襲いかかろうとした油谷さんを制したのは、その真横から浴びせられた銃弾の雨であった
「マッチさんの脱力が完成するまで俺らが時間を稼ぐ!」
滝・来生・伊沢!修哲トリオ!(違
>「突進しかねぇのか」「たまには向きを変えてみろよ」「かかってきな!俺達が相手だ!」
仲良く一言ずつ喋るマッチ軍団になんかなごんだ
なんとここでまさかの部下トリオが参戦。勝てなくともマッチの脱力の時間くらいはかせいでやる!とやる気満々です
「レベルが違うから」などと空気にさせることなく、グルメヤクザの絆を引き立てる為の演出として使うナイスな展開。しまぶーGJ
『ほんの少しこらえてくれお前ら・・・完全なる脱力が完成するまでの時間
3分・・・!』
>3分は無理だあぁぁぁぁ!!
>マッチさん元気玉じゃあるまいし三分はさすがに長すぎじゃないでしょうか
>完全な脱力に3分、実戦で使えるレベルとは言えないですね
マッチでさえ奥義をまだ会得してないとなると、一体とっつあんはどれほどの使い手だったのかって(ry
全然ほんの少しじゃねえ!美食會の支部長を相手に3分も持ちこたえろって鉄板土下座レベル
もう完全に元気玉を作るまで時間をかせいでくれ!というDB展開です
果たして3人は誰一人欠けることなくマッチの脱力を成功させることができるのか?名前無し2人の名前も明らかになりそうな次号へ続く!
脱力完成した居合はクラッシュタートルの甲羅を両断するに1万ペリカ
静かなる怒り
「ノルマは」「一人一分!」「やってやろうじゃねーか・・・」
「いくぞぉウボァー!?」
マッチの完全なる脱力が完成するまでおよそ3分。シン、ラム、ルイ(名前判明)の3人は命を賭した時間稼ぎを敢行するも
なにせ相手は格上も格上。美食會第4支部(調理器具調達チーム)支部長バリーガモン
ヤムチャが3人束になったところでフリーザ様には敵わないのは自明の理。ラリアット一発で吹き飛ばされ、白目を剥くシン
「おいおいせめて1人10秒はもってくれよ?」
部下のピンチに思わず脱力を解いて助けに入ろうとするマッチだったが、それを制したのは今しがたやられたハズのシンだった
KOされていてもおかしくない満身創痍の身体でバリーの足にしがみつきながら、ただひらすらに自分達の役目を果たそうとする
「脱力を続けてくださいマッチさん。俺達を信じて」
今彼らの思いに報いる為に自分がすべき事は。助けに入ることではなく一刻も早く脱力を完成させること
シンの決死の行動と、ラムの言葉に思いとどまったマッチは再び脱力瞑想を再開する
怒りは筋肉を緊張させ肉体を一気に力ませる。容易じゃねェな
この今にも噴火しそうな怒りのマグマの中で
リラックスし脱力することは…
静かに…冷静に怒る…!
光をなくした瞳は感情に蓋をした現れか。怒りとリラックスはまさに真逆の精神状態
部下達が凄惨に痛めつけられるのを目の当たりにしながら脱力するのは至難の業である。だがしかし、
決してこの感情を鎮めようとはせず、心の奥底に留めたまま
静かに蒼い炎を燃やして耐えるマッチ。脱力に加え、この「怒り」が大きな振り幅を生むことをこの時既に予感していた
「死にぞこないがァ!おとなしくあの世に行きなゴミ野郎!」
超重量級のストンピングを何十発と浴びながらも、最後までその手を放さなかったシン
「ミンチラリアット!肉たたきヘッドぉ!ミンチタックル!ミンチクラーッシュ!
クックッいい様だ。3人合わせて一分半くらいは粘ったか?」
怒り狂ったバリーガモンの怒涛の連続攻撃を浴び、まさにミンチのようにズタズタに肉体を叩き潰された挙句
最後はその顔面に唾を吐きかけられたラム
「しつけーんだよこの・・・・ゴミ虫どもがぁーっ!早く死ねやあああああ」
最後の一人になり、シンのようにバリーの足にしがみつきながらマッチに最後の言葉を贈るルイ
次々と倒れていく部下達を見ながら、マッチは微動だせず脱力を続ける。これがどんな精神力かは推して測るべきであろう
いったい・・・どれ程の振り幅を生んでくれよう
この怒りは・・・
「マッチさん・・・俺達の仇・・・頼みます・・・・!」
極寒の道中、マッチは部下達に言った。「お前らが自然なんかに殺されたら誰に仇討ちしていいのかわからない」と
嗚呼、ならば
仇討ちの明確な相手がいるのならば
「ミンチ完了ぉ〜くっく・・・こんなゴミミンチにしたところで何の料理にもならねーけどな」
ルイが動かなくなったのとその時が来たのは同時だった。マッチは無言のまま、竜王の柄にそっと手を添えた
3分経過・・・
もうここで来週に引いちゃっても誰も文句言わないカッコ良さですが
ちゃんとこの続きまであるのが今回が神回たる所以。無意味な引き伸ばしで読者を生殺しにしないしまぶーの構成マジ最高
「生ゴミが3つ出ちまった・・・お前の仲間だろ?ちゃんとゴミに出しておけよ
あ、無理か。お前もこれからゴミになるもんな!臭い生ゴミに」
マッチは未だ動かない。目線を伏せているのは、バリーの顔を見るのを避けている為か
その醜悪な顔を見るのは斬撃の瞬間
溜め込んだ怒りを解放する、その一瞬だけでいい
バリーの脚が岩盤を蹴る。その巨体が目にも留まらぬ速度で吹っ飛んできた時、マッチはその顔を睨んで吠えた
どどんがどーん!!!!!
たちまちオツムが大噴火
>今週のトリコを読んで、怒髪天を衝くという言葉の意味が理解できました
>噴火ww燃えるはずのトコなのにめっちゃ笑ってしまった
アニメ版ミスター味っ子でこんな親父がいましたが
溜め込んだ燃えたぎる怒りが一気に放出する、という例えにこれ以上にピッタリな現象がこの地球上にあるだろうか
およそ人のそれとは形容し難いマッチの表情は、彼がこの3分間どんな思いで部下達を見ていたかが伺えます
ドラゴンボールのキャラような速度で飛んできたバリーの更に数倍の速度で交錯するマッチ
勝負は決した。あとは死にゆく外道に特上の絶望を屈辱を味わせるだけである
『な・・・?速い・・・!全く見えなかったぞ・・・』
「お前・・・その防具確か亀の甲羅から作ったものだと言ってたな
おれの武器の素材も教えてやるよ
この刀はある竜の牙を加工して作ったものだ」
名刀『竜王』
クラッシュタートルの甲羅を斬りつけて刃こぼれひとつしない硬度は、刀匠の技巧も勿論だが素材の力によるところが大きい
その驚くべき正体とは・・・・・
「その牙はこの世のあらゆる物を切り裂き、噛み砕く・・・
牙の持ち主は海に棲む竜の王・レオドラゴン!
海の暴れ亀クラッシュタートルの甲羅を粉砕し捕食する化物さ」
バリーの防具とマッチの刀は獲物と捕食者の関係
>捕獲レベル60を捕食するのがいるとか・・・ 所長とかのフルコースがゴミに見えてきました
>お互いの愛用の武器の材料が捕食者と被捕食者っていうのは面白いですね
しかし捕獲レベル60の猛獣を餌にするって・・・捕獲レベル80くらい行ってそうですねレオドラゴン
>「捕獲レベル60とか弱くね?」とはんぺらさんが言ってましたが、ホントに噛ませ役だったとは・・・
もうレオドラゴンの方が100越えとかでも驚きませんよ
捕獲レベル60が噛ませ役にさせられる猛獣の世界。まぁトミーが口からボロボロ吐く虫が所長のフルコース以上だしね・・・
驚愕と同時にバリーの兜と胴当てに一直線に亀裂が走る。マッチ怒りの一撃は、見事その殻ごと仇の命を絶っていた
「ラム・・・シン・・・ルイ・・・仇は討ったぞ・・・・」
「き、斬られているのか!?この最強の防具が!俺がこんなゴミに・・・ゴミ共にぃーっ!」
断末魔とともに自慢の防具ごと真っ二つに割れて行くバリー。その脂ぎった血が、氷の大陸に大輪の赤い花を咲かせる
>ば・・・ばかなッ!・・・このBURYが・・・このBURYがァァァァァァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ
>バリー「斬られていたのか、全く気づかなかったぞ」「暇を持て余した」「美食屋の」「遊びウボァー」
居合”竜王一刀両断”!
>マッチ「テメーの敗因はたったひとつだぜ・・・たったひとつのシンプルな答だ。テメーは俺を怒らせた」
>マッチ「俺が失った物はこの地球にも匹敵するほど大きい・・・。ラム!シン!ルイ!終わったよ・・・」
静かに怒り、そして爆発・・・やはりしまぶーはいい男を描くのがうますぎますね
>マッチはこの一撃がコンスタントに出せれば四天王クラスになれますね
マッチといい滝丸といい最初から強いんじゃなく成長中ってかんじがよかったです
>今週の怒マッチさんなら、トミーですら斬れると思った
>前にはんぺらさんが「「トリコオンライン」が出たら俺グルメヤクザになるわ絶対」と言っていたが、
今週号読んで自分もグルメヤクザになって漢を磨きたいとマジで思いました。マッチ兄貴、超カッケー!
「ゴミはお前の方だったな・・・デケぇ粗大ゴミだ」
その赤い花は部下達への手向けか。かけがえのない犠牲と引き換えにマッチ激勝!
両者ノックアウトとなった滝丸に対し、こちらは五体満足で勝利を納めてしまいました。でもその代わりに修哲トリオが・・・。・゚゚(ノД`)
>マッチの部下三人実はまだ息してるとかだったらいいなぁ
>マッチの部下3人が、次郎の弟子の手で蘇生される事を切に願いたい・・・
>センチュリースープには仙豆リースープと言われるくらいの力があればまだ希望はある!
「致命傷」を負って倒れた滝丸ですが、彼が死んだと思っているトリコ読者はいないでしょう
ならば修哲トリオにもまだ一縷の望みをもって次号を待ちたいところ。ラムのズタボロ具合を見ると流石に無理そうだが・・・
>マッチが強いということよりも、幹部が2人も死んだ美食会の今後が気になる
>支部長よええ。サニーがセドルに圧勝したのは当然だったのか
この居合ならば正直トミーも斬れたと思うので、支部長が弱いというよりはマッチが凄いと言うのが正しいんですが
少なくともボギーはGTロボ使ってりゃ滝丸には負けなかったよね。居合はGTロボも両断しただろうけど
どうも生身>GTロボの図式が当てはまるのは副料理長クラス以上からのようで、支部長レベルだとGTロボ乗ったほうが強い気がするな
いよいよトリコVSトミーの次号へ続く!助っ人に入ったマッチが殺られたりする展開だけはやめてくれよしまぶー!
トリコ、心に棚を作る
なんとか勝てた・・・俺は勝った!
やつらに・・・
自分の命を賭して相討ちに持ち込んだ滝丸と、かけがえのない部下3人の命と引き換えに勝利をおさめたマッチ
ほぼダメージ無しで勝てたと思われたマッチでしたが、最大の脱力からの渾身の居合は肉体に大きな負荷をもたらし
竜王を杖のようにして立っているのがやっとというヘロヘロ状態。そんな辛勝だったというのに
早く・・・トドメを刺さなくては!
格上の体裁というかなんというか、どっこい生きていたボギーとバリー
ボギーは他の骨を総動員して失われた仙骨の機能を補い、神経伝達の修復もほぼ完了しかけており
バリーは皮膚下に仕込んでいた「ゴリニラ」という強力な粘着成分により、はやくも切断面は接着を始めていた
正中線から一刀両断されても死なないバリーってどうなのよ
筋肉や他の器官は解るとして、脳組織も元通り繋がるのか?と考えるとかなりキタネー生命力。吸血鬼とかバオーか
アホーガンみたいなハゲ頭してるクセに、なかなかチートくさい肉体性能持ってます
>倒れたバリーの頭を確認すると・・・・ハゲだったんですねバリーは
>バリーの頭がアルシンドヘアーなんですけど
>支部長's「俺は人間を辞めてるぞトリコォォォォォ!!」
>ボギーもバリーも一時的に戦闘不能なだけってのは実力差がわかっていいですね
>マッチと滝丸が完全勝利でないという描写を入れることで支部長たちと四天王の株を落とさず、
なおかつマッチ滝丸の成長をカッコ良く描写する・・・しまぶー上手いなあ
『い・・・いやその前にトリコだ。トリコは無事か?
今動けるのは俺だけだ・・・トリコに手を貸さねば!トリコがいればまだ闘える』
ボギーとバリーが起き上がって襲ってくるほどに回復するまでは、まだ少し時間があると判断したマッチ
切迫した状況から、二人にトドメを刺す前にまずはトリコの戦いに手を貸すべきと判断しますが・・・
「うわぁあ!!」
な・・・なんだこの闘いは・・・
次元が違いすぎて全く入り込めねェ!
マッチの すごい ヤムチャ視点
>「パーフェクトマッチならトミーロッドにも勝てるのでは」この疑問にしまぶーは答えてくれました
すなわち「格 が 違 う」と
泣く子も黙るグルメヤクザの副組長が、思わず情けない悲鳴を上げて尻餅をついてしまうほどの怪獣大決戦
まがりなりにも美食會の支部長に勝つほどの男から見てもこうなのだから、トリコと副料理長の次元が知れるというもの
フライングフォーク100連射くらいしながら迫り来る虫の大群をたたき落とし、
その弾幕をくぐり抜けて皮膚に突き刺さった虫たちも、筋肉のパンプアップで難なく弾き飛ばすトリコの強さマジで鬼のよう
トリコの戦闘スタイルだと、この虫の大群には圧倒的に相性が悪いと大抵の読者が思っていたでしょうがなかなかどうして
むしろ虫達の攻撃力ではトリコの肉体に致命的なダメージを与えられないので、相性的にはそう悪くないかもしれません
「ひゃー爆発の寸前に上着を脱ぎ捨てたかー。てか防寒服なしで闘えるのートリコ?」
しかしそうは言っても百戦錬磨の副料理長。例の爆虫コンボを仕掛けられたトリコは、咄嗟にライタースーツを脱ぎ捨ててしまう
この寒さの中では肉体の機能低下が云々は前々回の解説によって読者達の知るところ
「この氷点下でライタースーツなしじゃ闘えねぇぞ・・・俺のを使えトリコ
一緒に闘いたいが残念ながら俺では助力どころか足を引っ張りそうだ
情けないがこれぐらいのことしかできねぇ・・・許してくれ」
すぐさま自分のライタースーツを脱ぎ、ヨロヨロの足取りでトリコに歩み寄るマッチ
自分のヤムチャを自覚している彼は、今自分にできるトリコへのサポートはこれくらいだと悔しげに言いますが・・・
トリコは戦闘中とは思えない優しい目で、そんな彼に労いの言葉をかけるのだった
「よく闘ってくれた・・・・ありがとうよ
ライタースーツはお前が使うんだ。俺には必要ない」
『トリコ・・・まるで巨大な森に包み込まれているような・・・』
遥か格上の相手に勝利をおさめた2人。それがどれほどの死闘だったのか、説明はなくともトリコには解っていた
だからこそトリコはまず第一声でその死闘を労う。それこそが命を賭けて闘った仲間への、彼からの感謝の気持ち・・・って
な ん ぞ こ れ
>僕はグルメヤクザに属するごく一般的な副組長。強いて違うところをあげるとすれば男に興味が(ry
>今週のトリコでトリコ×マッチの同人誌が大量生産される事は確定的に明らかですね
>マッチ「トリコの中、巨大な森みたいナリ…」 今週のトリコの歪み無さがヤバいです
>こいつはクセェー!! BLの臭いがプンプンするぜぇーっっ!!
>「ありがとうよ」の男前っぷりに、オレの中の禁断の扉が開いた
>トリコ×マッチ!表情、構図、身長差、あらゆる面で超ホモくさい!!
>ト、トリコとマッチの背景に薔薇が見える…!!
>ギンギラギンにさりげなく氷の大陸に腐臭立ち込める今週のトリコ
>戦闘中にも関わらずトリコ×マッチネタを仕込んでくるとは・・・剛腕っ・・・しまぶー剛腕っ・・・・!
>今週のトリコを見て、トリコとマッチはホモでもやおいでもなくて薔薇なんだと思いました。薔薇なんです
>そうか、トリコは森の妖精さんだったんだアッー!
>今週のトリコを要約すると、上半身裸で見つめ合うトリコとマッチ、マッチはトリコに深い森に包まれるような感覚を覚え
彼の体から出された熱いモノを感じてしまい・・と言う話でした。口を慎みたまえ、嘘はいってません
やたら色気のある目でマッチをじっと見つめるトリコと
「まるで森に包まれてるみたい」などと少女漫画っぽい台詞を吐いてうっとりするマッチ
両者とも上半身ハダカなので尚更アレに見えてきます
こじつけとかひねりの一切必要ない、まっすぐ行って右ストレートでぶっ飛ばすBL臭。しまぶー確信犯すぎる
「なにコレ・・・なに負けてんのお前らぁああああああ!
もうイラネ。せめて虫のエサになれよ」
そしてそんなトリコとまったく対照的な反応を見せたのがトミーロッド。格下相手にまさかの不覚をとった部下に怒り爆発
現在一生懸命復活しようと頑張ってる2人に対し、「もうお前らイラネ」と寄生昆虫をけしかけたではないか
「オイまだ死んでねーぞ!」
>早くとどめを刺さなくては・・・→オイまだ死んでねーぞ! えええええええ
さっきまでトドメを刺そうとしてたマッチ本人ですら思わず咎めるトミーの非道
瞬間、トリコの怒りとともに大気が爆ぜた
何百という数の虫達が一斉にその動きを緊急停止させるトリコの威圧。明らかにさっきまでのトリコではない
トミーロッドの「仲間」への侮蔑は、敵味方という概念を越えてその怒りを最高峰にまで高めたのだ
「闘った仲間の労を少しはねぎらってやれよ」
>トリコ「闘った仲間の労を 少しはねぎらってやれよ!」 オブサウルス「あ・・・?あ・・・?」
>トミーロッド「ちっ、ボギーもバリーも簡単に倒されて戦闘不能になるし…1ミリも戦力にならんかったなアイツら…
>トリコ「オブサウルスめ、1ミリも戦力にならんかったなアイツ・・・」←トリコ曰く労いの言葉
>オブサウルス大好きなはんぺらさん&屋敷住人なら
オブサウルスの労はねぎらわなかったよな!?というツッコミが殺到するはず…!
お前がそれを言うかという気がしますが
まぁこの場面に関してだけは黒歴史として目を瞑りましょう。銃で捕獲された勇次郎みたいなもんです
正直このトリコの物言いの酷さは美食會レベルだよな
「役に立たんヤツはみんなゴミだろ。殺してよくね?」
「トミーロッド。稀に見るゲス野郎だな・・・どの虫よりお前が一番害虫だ
確実に駆除してやろう・・・!」
>やっぱトミーは今シリーズで完全リタイヤ確定ですね。ここまでの外道を生かして帰すわけがない
>トリコがケンシロウに見えた。トミーの外道らしい末路が楽しみです
勝負が始まる前はトリコの苦戦が予想されましたが、この展開はもう逆にトミーボロ雑巾の流れ
前回のマッチの勝利にしてもそうですが、基本的なスペック差を感情の爆発で超越するのは少年漫画の王道でグッド
読者の気持ちとシンクロする「下衆の料理は拳で支払え!」の煽り文句もまた担当GJ。凄絶にボロクソにしてほしい次号へ続く!
グルメリバイバー鉄平
「スープが・・・そんな・・・?!」
「そのまさかさ。だが今それを口には出すなよ」
眼前に広がる光景に愕然とする小松。そこにあるハズの・・・否、あって欲しかったものが無かったからである
なんということか。センチュリースープは枯渇していた
心境的には大声で無念を叫びたいところですが、リーゼント弟子はそれを小松に許さない。何故ならば・・・
『あの・・・本当なんですか?このスーツに盗聴器が仕込まれてるって』
ここで衝撃の事実が発覚。小松達が着用しているライタースーツには盗聴器が仕込まれているという
仕掛けたのは当然スーツを支給したモンローヤッコリ氏カーネルモッコイ氏
なにせ超絶クラスの貴重食材ですから、発見した美食屋に隠蔽されたりすることを防ぐ為の処置なのでしょう
そして逆にスープが無かった場合は
美食屋達の帰還を待たず引き返すという極めて合理的な行動を起こせる仕込みに他ならない
使い捨てというワケである。ツラ見ただけで善人でないのは誰もが解っていたことですが、これは想像以上にド汚いジジイです
リーゼント弟子は支給されたスーツを見た瞬間にこのシステムを看破。あの船のシーンはそれを本人に確認に行った場面だったのだ
ここでの注目は、死屍累々を見ての「もう俺でも再生できんな」という台詞
つまり裏を返せばもう少しやられ具合の程度がマシだったら、彼らの命を救えたスキルを持っているということになる
たしかに師匠である次郎が一旦死んだ小松を蘇生させた事実を考えれば、彼がそれに迫るスキルを持っているのも当然か
>修哲トリオ!(だから違)の生存フラグ来ましたね!
>ミンチ三人組復活フラグ来た!?
シン・ラム・ルイにばっちり蘇生フラグが立ちました
というワケで、現在ライタースーツを着用している者は「スープが無い」と口に出して言うワケにはいかない状態
泣きそうな気持ちを必死に耐える小松でしたが、そこに事情を知らないゾンゲ様一行がドカドカと騒がしく到着します
「あーっ何だこりゃあ!おいおいマジかよ!スープどこにも無ウボァー!?」
「安心しろ。ノッキングしただけさ」
バカの大声で「スープ無え!」と叫ぼうとしたゾンゲ様を、電光石火の速さでノッキングして口を封じる弟子。流石です
危ないところを咄嗟の機転で切り抜けた安堵に、小松と二人でホッとため息
「ったく・・・危うくスープがねえことがバレるとこだ」
あれ?自分で言っちゃったこの人!
>鉄平ゾンゲ様との会話ではうぜえと思ってたけど、今回は好感度高かった
>鉄平さんがあまりにもお茶目&天然系で萌えそうです
そしてこの顔芸である。しまぶーはギャグが本職なんだと今更に再認識する
まさしく「口は災いの元」とはこのこと。自分で散々言ってたにも関わらず、結局リーゼント弟子が自爆してしまいました
かくしてスープが無いことを知ったマッコイは美食屋達を見捨て船を出してしまう。なんてこったい
>帰りはどうするんだろう…オブサウルスがお迎えに来るとか?
「いやぁ〜もう普通に口で喋ってもらっても。それに別に謝ることもないですよ
それよりあの・・・あなたは一体?」
元より彼に教えられなければ小松が口にしてしまっていた事実である。結果的に彼のうっかりでバレたとはいえ、恨む道理はない
済んでしまったことは水に流し、小松は改めて名前も知らないリーゼントに自己紹介を求める。読者も興味津々のその正体は・・・
「ああすまんね。俺の名は鉄平!食の”再生屋”だ」
弟子の名は鉄平。師匠と同じくカタカナではなく日本男子の名前なのね
そして「再生屋」という新たな専門用語が登場しました。小松がどえらい驚いてるこの職業はいったい如何なるものなのか
【食の再生屋】
グ ル メ リ バ イ バ ー
希少な食材の保護、絶滅危惧種の繁殖、枯れた土壌の回復など
世界中の食を枯渇から守る救急隊のこと
このグルメ時代において美食屋と並ぶ重要な存在。その殆どは国家やIGOの雇用だが、鉄平のように個人で仕事を受けるフリーもいるという
>フリーの再生屋という肩書を見る限り、鉄平は節乃食堂のアシスタントではなさそうですね
『すごい・・・ちょっとマヌケで変な人だと思ってたら再生屋だったなんて
スミマセン申し遅れました!僕は小松と申します!料理人です」
「料理人だったのか。ずっとトリコと一緒にいたけど・・・てことはトリコのパートナーかい?」
「トリコさんを知ってるんですか?」
「そりゃ知ってるさ。アイツは有名だからな。ま、俺も有名だけど」
鉄平がV覆面を被っていたのは、有名人である自分の素性を隠すためだった
言うまでもなく美食屋の仕事は食材の捕獲。そして再生屋の目的はその逆、食材の保護
美食家だらけのスープ探検隊の中、ただ一人だけ目的の違う自分がマークされると色々と動きづらくなってしまう。その予防策だったのだ
「ある人物」からセンチュリースープの調査を受けたという鉄平だったが、結局スープは考える最悪の状況になっていたという顛末である
「グルメショーウインドーの食材はもうこの世にない絶滅種・・・いくら俺でももう再生は難しいぞ」
ショーウインドー内の食材はいずれも現存しない絶滅種。つまりもう再生のしようがない
流石にもうダメぽと半ば諦めて腰掛ける鉄平。なんとかならないのかと祈るような目で彼にすがる小松でしたが・・・
「あっどうしたんだお前?せっかく親と会えたのに」
両親をグロテスクSATSUGAIされたウォールペンギンの子供がぴょこぴょこ歩いて登場
事情を知らない小松に泣きそうな顔ですり寄る姿がめっさ可哀想です。もう小松しか頼れる存在がないんだろうなぁ
その時だった。哀しい声でユンユン鳴いてた子供が、突然泣き止んで虚空をじーっと見つめたではないか
彼の視線の先にあったもの、それは・・・
「て、鉄平さん!」
「ああオーロラだ!あるぞスープ!少量だが確かにある!」
まだ希望は潰えていない。この場所のどこかに、少量だが確かにセンチュリースープは存在している
滅入っていた気分が一発で吹き飛んだ小松と鉄平は、再びスープ探しのモチベーションを復活させるのだった
「待っててくださいトリコさん滝丸さんマッチさん達!必ずセンチュリースープ見つけますから!」
「あ、熱い・・・!トリコの体スゲエ熱だ!」
再びカメラ戻って前回ラストの続き。右手を超高速で微振動させたトリコはついに右拳を解凍
未だに裸のマッチの台詞とトリコの右手高速運動とか続けて書くと凄まじく卑猥な文章に見えるぜ
>マッチ、さっさとスーツ着なおせよ
>マッチのセリフがいちいち性的な件。あと服を着ろ
>全身を振動させて体温を上昇させるとは・・・トリコ自身が高性能のバイブの様ですね
>マッチ「トリコの中・・・スゲェ熱だ!!」
全員の思いをひとつにし、いざスープ奪取へ!暴者の羽音を斬り開け!次号へ続く!
トリコ、小者っぽい挑発連発
「もう一度言うぜトミー。虫に頼らず正々堂々自分でかかってきやがれ!」
「嫌だねブァーカ!その幼稚なシバリング・・・あと何分続くかなァ?トリコ」
【シバリング】
前回ラストで右手を解凍したトリコの身震いは、我々が体温の低下した時に身を震わせるアレと同じ生理現象
もっともトリコのそれは大気を震わせ、氷点下の中ライタースーツ無しで高温を維持できる程のケタ違いである
しかし其故にトミーはこのシバリングが長続きしないことを瞬時に看破していた
通常シバリングの持続は2時間が限界と言われており、それを越えると震えは停止し体温は下がり始め死に至る
電力にして数万Wのエネルギーを放出し続けるトリコのシバリングが2時間も続かないのは明白だと言えよう
>もろ文系の人間が計算します。電力に換算して数万ワットなら、仮に1万ワットとして
1kwhが3.6MJ、10kwhが36MJ相当、カロリー換算で8570kcalであってるかしら?
ざっくばらんにトリコは一時間で成人男性の一日の消費カロリー2〜3人分使っていると
多分に合っていないと思うので、専門の朋友の方にご指導お願いします
「お前こそ無尽蔵に昆虫を産めるワケじゃねーだろ。限界はあるハズだ」
自分の限界時間を指摘されたトリコは、お返しとばかりにトミーの昆虫攻撃にも限界があるハズだと指摘
これまでレビューの中散々でもツッコみ、それに対する朋友達からの考察も寄せられていた通り
虫達はトミーの体内ではいずれもミリ単位の小さな卵にすぎず
食堂を通るあたりで孵化し、そこでトミーのエネルギーによって急速成長するというシステムが明らかに
どんなタイムトンネルだよ
いくら栄養を与えたところで、時間加速でもさせなきゃ産まれたばっかの幼虫がいきなり成虫になるワケはないんですが
そこはまぁトリコ世界ですし、「すげえなこういう生き物もいるのか」と納得するしかないトコです
急速成長の際奪われるトミーのエネルギーは虫一匹につき約1500キロカロリー
それは体重60kgの人間がマラソンで25km走ったのと同じ消費量。たった一匹でです
トリコとしては「俺のシバリングとお前の産卵、どっちが先に限界が来るか試してみるか?」とカマをかけたのでしょうが・・・
それを踏まえて返ってきたトミーの返答は驚異的だった
「そだネ。あと1000匹くらいが限界かな」
『な―!こんなやつらがあと1000匹だと?』
今から25000kmマラソンノンストップでイケるという、キチガイじみたトミーの体力
流石に予想の遥か上の数字だったらしく、トリコの顔がたちまち青ざめます
>一発の攻撃で100匹近く虫を倒しているので
「あと1000匹埋める」程度ではトミーの強さ描写は不足だったと思う
コメントにもあるように前回まで一吐きで100匹くれードバドバ産んでおいて
「あと1000匹産める」と言われてもあんま凄いと思わんな。むしろ読者としては拍子抜けの数字でちょっと微妙なくらいです
「トミー!自分自身じゃ俺に勝つ自信がないんじゃないか?
だから虫に頼ってんだろ?お?そんなに俺が怖えか・・・!
副料理長とは名ばかりのとんだ腑抜け野郎だったな!」
持久勝負に勝ち目がなくなった途端、小学生並みの口プレイで挑発するトリコがちょっと情けない感じ
遠距離戦が得意な相手に「ビビってないで接近戦で来いよ!」って自分の都合にも程があります
当然こんな挑発に乗るトミーではなく、焦るトリコは更に情けない行動に
『いくら害虫とはいえ限り有る命・・・本当はこれ以上殺したくねーが・・・仕方ねえ』
「どうだトミー。お前が腹を痛めて産んだ虫が死んでいく様。親として何とも思わねーのか?」
お前は挑発しかできんのか
10匹くれーまとめてフォークで串刺しにし、「お前の子供がこんなんなったぞ」ときました
行動の前に「本当は殺したくない」と言ってるし、なによりキモイ虫ばっかだからトリコの株が落ちることはありませんが
冷静に考えるとコレ悪役のやる行為じゃね?主人公のくせにセコいというかなんというか・・・
>トミーボロ雑巾の流れ?まったく持って逆の展開でしたね
やはりはんぺらさんは鬼兵の名前を継ぐにふさわしいお方だ
ベイのGTロボ戦でも感じた感想ですが、あんだけカッコイイ怒りの描写の後に苦戦シーンを入れちゃってるのが残念
せっかく盛り上がった読者のテンションに冷水を浴びせられたような感覚というかなんというか
怒りの後はケンシロウのように一気に決めてほしかったよなぁ
「何も思わねーよゴミがぁー!死んで役に立たなくなった奴ぁ全部ゴミぃぃいいい!」
そんな親心に訴える作戦がクズで外道のトミーに通用するワケもなく、逆に「遊びは終りだ」とばかりに本気の攻撃に
『ダメだ・・・数が多すぎる。意識・・・が・・・・』
残り千匹全部ここで吐き出すかのような怒涛の大量孵化。トリコは拡散型の釘パンチでこれを迎撃しますが追いつかない
そしてついに無数の殺人昆虫達は、トリコの肉体を隙間なく覆い尽くしてしまう
「トリコおおおおおおおおおお!」
>しまぶーの怒涛の書き込みッ!僕は敬意を表するッ!でも気持ち悪いです^q^
なんぞこの虫ホラー。マッチの悲鳴が響く中
膝をついたトリコの人型がバラバラに崩れていく
あの肉体が骨も残さず虫達に喰らい尽くされたというのか?
>これどうやってトリコ死んでない事にするのさ…再生?
トミー「勝った!トリコ・完!」
>島袋先生の次回作にご期待下さい
>トミー「質量を持った残像だというのか!?」
>@どうせ穴を掘ってそこに隠れて…→穴無い
Aじゃあスーツを身代わりにして…→前々回やったしマッチさんの分も受取拒否
B幻影だ!→トミーの確信を持った笑顔からしてそれは無さそう
…トリコ詰んでね!?食われてない部分が残ってたとしても絶望的じゃね!?
>トリコはあの状況をどうやって切り抜けたか?上空に飛ぶでも氷の下にでもなさそうです
あとはゆで理論でシバリングによるアクセレレイションか3・「かわせない。現実は非情である」しか・・・
トリコ「フゥー・・・おいトミー、虫おかわりだ、もっとカロリーよこせ」的なノリで1000匹ご馳走様でした
普通に考えてこんなんなって助かるワケがありません。だとすればすんでの所で脱出していたのが濃厚
しかし中身が空だったのなら「膝をつく」という人間的な動きの説明がつきません
どちらの場合にせよ描写に無理があります。しまぶーの用意している展開は、そのどちらでもない第3の選択肢なのか
予想は裏切り期待は裏切らない次号に期待したい
トリコ鳳凰幻魔拳
「トッ・・・・トリコぉおおお!!!え?な・・・なに・・・?」
全身を隙間なく虫達に覆いつくされたトリコ。そしてその虫達が散ると同時人形もバラバラと崩れて・・・
惨劇に悲鳴を上げたマッチだったが、次の瞬間彼の視界に場違いな光景が飛び込んできた
聖剣伝説2のパッケージのような神秘的で荘厳な雰囲気漂う深緑の森
しかし見えた景色は一瞬の幻で、すぐにマッチの視界は虫に覆われたトリコの姿に戻るのだった
そんでそのトリコはまだ人形が崩れてません。先週と冒頭ページの惨劇はマッチが垣間見た”最悪のビジョン”だったようです
>意外!それはマッチの妄想ッ!
>マッチ「という夢を見たんだ」
>マッチ「虫にやられてトリコが跡形も食いつくされたと思ったが、そんなことはなかったぜ!」
>崩れ落ちるトリコはマッチの夢落ち! これは予想外だった
>マッチ「こういうことって たいていはそう たいていは……"夢"」
>マッチの すごい 早着替え
>マッチ…やっと服を着たか。今さら腐女子が怖くなったか?
なにこの鳳凰幻魔拳。引き詐欺にも程があるよしまぶー
あと前回まで裸だったのに宇宙刑事並みの速度でライタースーツを着用してるマッチが軽くイリュージョン
「アーハッハッハザマーねえ!そのまま虫どもの餌として朽ちなトリkうぼえっ!
ハァハァ・・・流石に1000匹一気産みはかなりの体力を消耗するな
まだ産めないことはないが・・・コイツの為に温存しておかないと」
ようやく戦いに終止符を打つも、限界だと言っていた1000匹を一気に放出したトミーは流石にスタミナ消耗が激しい様子
無理をすればまだ多少産むことはできるようですが、例の毛玉の為に最後のエネルギーは温存しておくことにします
「いいのか?俺を殺さなくて・・・・小さなネズミも確実に殺しておかねーと・・・
いつか虎に成長しててめえの寝首を掻きにくるぜ」
刀の柄に手をかけるも、トミーの威圧一発で腰を抜かしてヘタり込むマッチ
そう思ってるなら死んだフリでもしてればいいのに、挑発だけはいっちょまえで無駄にトミーの怒りを買うことに
「あ?お前はもう殺してるけど?お前の命なんかハナから眼中にねーんだよカス」
「な・・・?ぐあああああ!」
トミーがケンシロウのような台詞を吐いた瞬間、マッチの身体にザクザクと突き刺さる虫達
マッチに興味を抱かなかったのは、自分が手を下さずともお前なんか虫だけで十分だという意思表示だったのでしょう
しかしながらマッチが投げかけたその言葉は、勝利の余韻に浸っていたトミーに一抹の不安を落とすものでもあった
確実に殺しておかねーと
てめえの寝首を掻きにくるぜ
『トリコ・・・本当に死んだか?なぜ膝をついたまま倒れない
やはり昆虫どもでは安心できんな・・・確実に僕の手で殺しておこう』
見えない虫の下はさぞスプラッタなことになってるであろうトリコの死体。しかし何故かそれは一向に倒れないではないか
例え1%であろうとスープ奪取を妨げる可能性は無視できない。トミーは暫し考え、自分の手でトドメを刺すことを決断する
「二度と這い上がれない地獄の深淵まで深く沈みな!トリコ!」
ザグッ!とトミーの手刀が虫人間に深く突き刺さる。勝ったッ!トリコ完ッ!
と思いきや。トミーの手に肉の感触はなく、逆にその手首を万力のような力で締め上げられていた
デデーン!と虫の中から現われたのは。虫達に食い散らかされてホラーなことになっていない綺麗なトリコ
これまたやたらケンシロウチック。アニメならBGMにテーレッテーがかかるシーンです
「やっとお近づきになれたなトミーロッド。招待するぜここが地獄だ
ただしお前のなァ!釘パンチ10連だぁああ!!」
ドババババババババババァン!
耐えに耐え、凌ぎに凌いでようやく掴んだワンチャンス。ついにトリコ渾身の10連釘パンチがトミーの腹に叩き込まれた
哀れトミーの細身は肉片と化して爆散・・・・しねえ!
トミー「ウボァー」
ええええええそれだけ!?いや十二分なダメージは確かに与えてはいるんですが
1000匹産みで疲弊した状態で10連を喰らいながらも、五体は健在どころかダウンさえせず自分の両足で立ってます
ココの大爆発でもビクともしなかったGTロボ
↓
を木っ端微塵に破壊する10連釘パンチ
↓
を食らっても血反吐程度で耐えるトミーの肉体
副料理長のスペックテキトーすぎる
(スタージュン様もロボでしたが、圧覚超過を解除して10連釘パンチを受けてるので生身で耐えてるのと一緒)
>カロリーほぼ使い果たしてる状態で10連くらっても吐血程度…やはり副料理長ってだけはあるんだな
>10連をもらって致命傷にならないトミーの身体が実は凄い件
スタージュン様も耐えてたし、グリンは同等威力の攻撃ができるから、10連が副料理長クラスの標準なのかな
>トミーが結局自分から近づいたのにつっこみたいとこですが、
自分の虫を欠片も信じていないトミーにとって確実にトリコを仕留める方法は自分が
近づいて殺す他はなかったと考えるなら必然性が生まれるかと
そしてそのきっかけになった疑念を生んだのはマッチの一言
仲間を信頼するトリコと全く信用しないトミーの人間性の差が勝敗に出た攻防ってところですかね
「やっと一発ブチ込むことができたぜ・・・いや正確には10発か」
「トリコ!キサマどうやって虫の攻撃から・・・!?」
トミーの肉体スペックもアレですが、それよりなにより読者が知りたいトリコのウルトラCの正体
いったいどうして虫達はトリコの肉体に食いつかなかったのか?その答えがトリコの口から明かされます
「俺の身体・・・何か匂わねーか?」
「あ?・・・!まさかこの匂いは・・・・・精油!?
エッセンシャルオイルか!?」
>「俺の体・・・なにか匂わねーか」が妙に変態的でおかしかった
>春の新作エッセンシャルオイル。森の薫りで彼の気を惹いちゃえ☆
>「資生堂のCMに出演決定!?今週のトリコ!」でしたね
>エッセンシャルオイルと聞いて、ダメージヘアケアという単語が思い浮かんできた
ビダルサスーンとか資生堂とかコスメ的なイメージがある「エッセンシャル」という単語
トリコの立ちポーズも心なしメンズエステのCMのようです
「これでもう虫達は襲ってこねえ!やっとお前と差しだトミーロッド!
覚悟しな・・・こっからが野生の勝負!野生の俺は今までみてーに優しくねえぜ!」
「コイツ身体から虫が嫌う物質を発している・・・これはフィトンチッド!
グルメ細胞の防衛本能が働きやがったか!」
エッセンシャルオイルとは植物が発する芳香物質のことで、その中でも
フィトンチッドは樹木が自身を護る為に作り出す揮発性物質
昆虫や動物に葉や幹を食べられないための摂食阻害作用、昆虫や微生物を忌避、誘因したり、
病害菌に感染しないように殺虫、殺菌を行ったりと、その効果は実に多彩な天然の殺虫剤です
つまりトリコは体内で虫除けスプレーを精製し、虫から身を守っていたのである
>銃持ったハンター<<<<<殺虫剤
>なんか変な成分出ましたけど、これはトリコの中で想定内なんですかね?
想定内であれば今までなんで使わなかったのって感じだし、想定外であれば何であんなに自信満々に・・・
>グルメ細胞の何でもあり加減は作品の面白みを削ってしまいそうで怖いな……
>森のような抱擁感に続き、森の香りを出すトリコ。どんどん森の妖精化が進んでますな
グルメ細胞なんでもありすぎる
窮地に立たされる度に対応・進化していく脅威の細胞。連載終盤の頃にはもっとトンでもな能力も開眼するんじゃなかろうか
鬼の形相でトミーに凄むトリコですが、しかしトミーの表情は未だ笑み。その余裕の正体やはり切り札の毛玉か?
そろそろ毛玉の全容を見せてほしい次号へ続く!
バキづくし
フィトンチッド
1000匹近くの昆虫に襲われ死を覚悟したトリコの肉体が発したこの物質
グルメ細胞による防衛本能が生み出したものだが
それはトリコの特化した感覚器官と
性格があって初めて作り出されたものであった
冒頭、フィトンチッドを精製したグルメ細胞のメカニズムに3ページに渡る丁寧な解説
虫にとっては有害なこの成分ですが人間にとってはリフレッシュ効果があるとされ、森林浴とはこのフィトンチッドを浴びることだそうな
トリコが戦いの最中において「仲間の労をねぎらってやれよ!」と敵を気遣ってキレたり、凶暴な昆虫すら殺すのを躊躇ったのは
元来の優しい性格は勿論なのですが、グルメ細胞がその感情を増進させていたとのこと
そもそもトリコの発する「癒し」の空気にはフィトンチッドに似た成分が元からあったそうで、嗅覚に特化したトリコのグルメ細胞が
「この匂いいっぱい出せば虫寄ってこねんじゃね?」と閃き、本能的にその優しさをガンガン焚きつけていた。ということらしいです。へー
>トリコ「や…優しくしたのはフィトンチッドを出すためなんだからね!勘違いしないでよね!」
「こっからだぜトミー!野生の俺の狩りを見せてやろう!」
「バカが・・・ボクの最も嫌いな臭いを垂れやがって。虫どもに殺されてればまだ楽に死ねたものを」
>フィトンチッドの臭いなんて気のせいだ!トミー!おめぇには鼻はねぇだろ?
フィトンチッド大嫌いなんだよ!と凄い形相でキレるトミー。生物学的には人間よりも虫に近いんだろうか
虫を産む時に邪魔だったので引っ込めていた鋭利な牙を剥き出しにし、いよいよトミーも己が生身でトリコとのタイマンに突入します
>竜騎将バラン「竜の群を束ねる軍団長がドラゴンより弱いとでも思ったか?」
ジョンガルクワガタなどよりも数倍速く飛び回り、切れ味鋭い牙ととてつもない顎の力でトリコの肉を噛みちぎるトミー
肉を「デロ・・・」と口から出す描写はピクルやジャックの噛み付き攻撃を彷彿とさせます
「だお!」
克巳のようなヘンな掛け声で攻撃を繰り出すも当たらず、逆に左手の小指を食いちぎられてしまうトリコ
「クククク・・・もろいね。自慢のフォーク」
「お前のそのゴキブリみてーな羽根もな」
しかしトミーが勝ち誇るや肉を切らせて骨を断つ。指と引き換えにトミーの片羽をもぎ取り、その機動力を半減させることに成功する
肋骨一本を犠牲にしてカイゼルの腕をもぎ取ったシャチのよう
小指一本でこのチート機動力を奪えたのは相当分のいい交換と言えるでしょう。トリコ優勢です
と思ったのもつかの間、トミーの身体が小刻みに震えだしたかと思うととてつもない高温を発生。そう、これはシバリング
トミーがトリコのシバリングを「幼稚」と言ってたのは、自分自身が数段上のシバリングができたから
「シバリングは体温調節じゃなくこういうことに使うんだよ」
この超絶のシバリングを使ったトミーの食技がボムエッグ。その高温を利用し体内の卵を弾丸として発射し、
沸騰気化した弾丸はトリコの体内に着弾すると爆弾のように弾け飛ぶという、射程・攻撃力ともに絶大な優秀技です
>「ボムエッグ」←生死不明の時これ使えばトリコ詰んでたんじゃないですか?
まったくもってコメントのツッコミ通りですが。ここはスルーしてあげるのがしまぶーへの優しさ
流石ボムというだけあって威力はハンパなく、あっという間にトリコの肉体が血まみれに
『10連釘パンチですら致命傷には至らなかった。もっと数を・・・!』
距離を取ったままではジリ貧なのでダメージ覚悟で前に出たトリコは、今までの限界を大きく越える12連釘パンチを試みる
1秒間11回レイプ発言に挑戦するクラウザーさんのようです
「12連・・・ウボァー!?」
しかしその渾身の一撃に痛恨の先制攻撃。なんとトリコの左拳が手首から先バックリと食われてしまう。なんてこった
でもそんなの関係ねえ!ヘイ!おっぱっぴー
『野郎・・・無い腕で殴りやがった・・・!』
>トリコの苗字はたぶん愚地
>トリコ「貫手(フォーク)の練習がきつくてなあ・・いっそ指なんか無くなっちまえばいいと思ってたんだ・・夢が叶ったぜ」
>マッチ「無いほうの手で殴ったァッッ!!」
>トミー「ハハッ、なんとファンタスティックな……」
>「だお」とか「無い腕で」とか、やはりしまぶーは板垣恵介リスペクトなんですね
>今週のトリコについて、独歩指摘レスが100件突破しそうで見物です
まさに独歩VSドリアンのまんま再現となるファンタスティックな一撃
同内容多すぎてコメント掲載割愛してますが、「独歩じゃん!」というコメント軽く100件近く来てます
今回マジバキづくし。しまぶーはホント板垣先生リスペクトしてるな
拳のなくなった左腕で渾身の12連釘パンチを叩き込んだトリコも凄いが、それを受けてまだ息があるトミーも凄い
一気呵成にトドメを刺しに来たトリコに、元気よく起き上がって至近距離からボムエッグの連射を浴びせるトミー
トリコはこれを左腕でガードし爆発で肩から下が無くなりまんた
>隻腕・・・片腕という個性!
>今週のトリコの凄い肉弾戦。ケンシロウ対羅将ハンを思い出せます
>今週でトミーが一気に好きになってしまいました。虫だけかと思ってたら結構根性ある戦い方するじゃないか
>トリコのバトルが面白過ぎてやばい。この感覚は久しくジャンプでは忘れてたかな・・・
>トリコVSトミーは本当の死闘だな描写が凄惨すぎる
>腐っても副料理長、最後の隠し玉なしでこの戦闘能力とは
というか、このままだとあの毛玉の正体は今章で出ない予感もふつふつと
>トミーは秘密兵器を生み出す体力が残っているのだろうか。命と引き換えに召喚とかになるのかなぁ?
マジ凄惨。こういう戦いのことを”死闘”と言うのだろう
「少年ジャンプ」の雑誌カラーとしては残酷表現ラインギリギリのバトルかも。しまぶー攻めるな
「13連釘パンチ!」
左腕を犠牲にして放った右腕の釘パンチはなんと13連。この感じだとトドメの一撃は20行くんじゃなかろうか。界王拳20倍だー!
顔面のカタチを変える超絶ヒットしますがトミーもさるもの。ブッ飛ぶ瞬間トリコの腕を掴んで道連れジャンプ
超高速でグルメショーウインドーの壁面に思いっきりトリコを激突させます。これは確かにトミーを見直してしまう一進一退の攻防
悪党でも変な小細工じゃなく、純粋に強いとやっぱカッコよく見えるもんだなぁ。どこぞの時間超人にも見習ってほしいなぁ
「マズイ!ショーウインドーが崩れる!」
そんな勢いでグルメショーウインドーに衝撃を与えたもんですから、当然崩れそうになるってもんです。鉄平が叫んだところで次号へ続く
>腕どうするんだろ。クローニングした腕を移植するんかな?トリコ世界はバイオ技術が発展しているから十分出来そう
>無い方の腕で殴るとはなんとファンタスティックなとか思ってたらトリコが隻腕という個性を手に入れてしまった
これどうするんでしょうね?主役が隻腕というのも面白いけどやっぱグルメ細胞か鉄平で再生でしょうか
>ジャック兄さんに独歩と刃牙へのリスペクトてんこ盛りでしたね
しかし、これはスープと鉄平によって腕が強化再生される展開でしょうか
>でもこの後トリコの腕がスープ食って元通りとかだったら、グルメ細胞が何でもありすぎて逆に萎える
>流石にグルメ細胞でも腕までは生えないでしょうから、例の医療大国行きへの複線でしょうかね?
少年漫画の主人公が片腕で戦い続けるってのも冒険ですが
>新しい腕が生えてくるなりスペアが培養されてるとかグルメ細胞のチートパワーで問題無いんでしょうが
バキにかつみんが出てきただけに何らかの当てつけに見えてしまいます
>失った腕の再生もかねてトリコの出生とか明かされるかもしれませんね。チェインアニマルとしての過去とか
トリコの腕はグルメ細胞自体の再生能力も勿論ですが、それプラス鉄平の再生措置ってトコでしょうかねぇ
だってマッチの部下3人生き返らすのはほぼ確定してるワケだし、なんかもう腕生やすくらいはこの世界では普通にアリな感じが・・・
でも朋友予想のように「ライフ編」が終わるまで片腕のトリコってのもアリかも。しまぶーは結構捻ってくるから安直には治さないかもね
ブロッケンの帰還
「栄林の種―プロテクトツリー!成長し氷を保護しろ!」
トリコとトミーの戦闘のせいで崩落寸前のグルメショーウインドー。下層でそれを察知した鉄平はすぐさま応急処置を行います
胸ポケットから取り出した植物の種と、ピアスに入っていた成長促進薬で植物を一気に成長させ、氷を外側から覆い補強する
別段植物使いというワケではないと思いますが、少なくともあと数種類の種があることが確定。幽白の蔵馬みたいね
「小松くんはここにいてくれ!俺は上に行く!ショーウインドーを守らないと!」
「トリコォォォォ!こんな闘いは久しぶりだ・・・ゾクゾクするなぁ〜!」
一方。先週あれだけ凄絶な闘いを見せたにもかかわらず満身創痍どころか更にみなぎるトミー
刃牙と花山さんの怪我を見て「まだ始まったばかりか」と言った勇次郎を彷彿とさせる無茶さ加減です
「まだまだこれからだぜ!来いトミー!」
対してトリコは左腕を失い、残った右腕は限界を越える13連パンチを撃ってしまったせいでもうまともに動きません
虚勢は張ってますが、この強敵を目前にして武器を失ってしまったという完全な詰み状態です
何の混じり気もない純粋な殺意!
それまでのくだらない怒りや敵意悪意は一切なく
あるのはただひとつ 食すこと!
生きて食料を得るためだけの原始的なバトル!
善も悪もない これが野生のトリコ
スタージュンやグリンパーチがどこか晴れ晴れしい爽快感を漂わせていた理由が
少し解った気がするぜ
敵さえも魅了してしまう、本能に生きるトリコの魅力
それはスタージュンとグリンパーチのみならず、あれだけの腐れ外道だったトミーの心をも震わせるものだった
自分にそんな感情があったことをトミーはクスリと笑い、この愛すべき強敵を最大の礼をもって打ち倒すことを決意する
>しまぶー神すぎる!ボスクラスの敵を本当に強く見せてくれるのは素晴らしい!
>ここに来てトリコを認めた…これはトミー生存・決着持ち越しフラグでしょうか?
>トミーの心理的な変化は、強大な敵やライバルが成長を促す現象が主人公サイドに限った話ではないという事ですね
「トリコ・・・お前という美食屋に敬意を表し
ボクも全力で息の根を止めてやろう」
>トミー「そしてこれが・・・お待ちかね100パーセント!!」
>トミー「ドーピングコンソメスープだ」
>トミーロッド「ドーピングセンチュリースープだ…!」
見ろこの筋肉!カッチカチやぞ!
四肢の腕輪足輪を外した途端、その本性を現すオリバさん並みのマッスルボディ。あのヒョロい身体はパワーをセーブしたいた姿
もう武器の残っていないトリコと今まで本気でなかったトミー。互角に見えていた両者の実力差は想像以上の隔たりがあったようです
ヤベエ・・・死ぬ・・・!
かつてないほどのあまりにもリアルな死の予感
幽助と戸愚呂ならば「お前もしかしてまだ自分が死なないと思ってるんじゃないかね?」と危機感の無さを指摘されるところですが
流石に本能で生きるトリコは死ぬ予感ビンビン丸でござる!とその危機感を認識してます
もはやトリコの目に映るのは仲間達の走馬灯・・・ではなく。その虚ろな目はただひたすら眼前の敵を眺めていた
『なんだ?あの傷・・・あんなに血が出て・・・何したんだっけ俺?』
それはまさに本能に生きるトリコならではか
この絶体絶命にありながら、朦朧とした意識の中で考えをめぐらし、めぐらし・・・・そして判明と同時にその身体が動く
ボッ!!
目にも留まらぬ速さの何かがトミーの腕を通り過ぎたかと思うと、その右腕がマッチの所まで吹き飛んでいた
「足は・・・手の3〜4倍のパワーがあると言うがそれも頷ける威力だ
レッグナイフとでも名付けるか」
>トリコ「ブロッケンの帰還!!!」
>トリコには足技は無い・・・そんな風に考えていた時期が俺にもありました
>腕が無くなったら脚を使う。どこかのドイツ人のような発想ですね
>別に足技使ってもおかしくないはずなのにボクシングの試合でいきなりキックが出たような驚きがありました
トリコの攻撃の正体は蹴り!
それも副料理長の身体をたやすく破壊する超絶威力です。なぜ今まで使わなかったかとツッコミたくなるところではありますが
逆を言えば今までパンチしか撃たないトリコに、読者が何も違和を感じてなかったという事。それだけキャラ付けができてるんだな
「き・・・きさ・・・ま・・・!」
「レッグフォーク」
更に追撃のレッグフォークがその強靭な肉体に無数の風穴を開ける。「いつもパンチだけど蹴り使ったらこんな強かった!」って
冷静に考えたらマヌケな事のハズなのにこのカッコよさ。しまぶー演出いいなぁ
「へへ・・・最後の最後に必殺技ができたか・・・もう打てねえが」
しかしその2発が最後の炎だったのか。精根尽きはてたトリコは満足気な笑みを浮かべて真っ白に燃え尽きてしまう
対してトミーは深手を負ったもののまだ健在。これが副料理長の実力か。バトルの決着はトミーの勝利です
>レッグフォーク、毛玉も貫通してるんじゃ・・・
>あの状態で生きてるトミーがマジ化物。と言うか体内の虫とか卵ボロボロじゃね?
「トリゴオオオオオオオオオオ!!!!」
イタチの最後っ屁でとてつもないダメージを負い、激昂して動けないトリコにトドメの一撃を見舞うトミー。勝った!トリコ完ッ!
とは当然ならず、そのパンチは突如として地中から生えてきた樹木によって防がれてしまう。きた。プロテクトツリーです
驚くトミーの前でプロテクトツリーは成長を続け、瞬く間に崩れかけていたショーウインドーをガッチリと補強する
>トミーの攻撃でびくともしないプロテクトツリーテラチート
「いずれはグルメ世界遺産に認定されるかもしれねえ
そんなグルメショーウインドーを壊すんじゃねえよ。美食會!」
「て・・・てめーは・・・!」
そして真打ち登場の鉄平。冷静な鉄平と、冷や汗を流してたじろぐトミーの対比がカッコイイ
流石のトミーも右腕がなくなって身体に風穴開いた状態では鉄平には勝てそうもありません。毛玉を使おうとするのは確定か
鉄平の実力も早く見たいですが、やはりそれ以上に毛玉のビジュアルが気になる。そして朋友予想の暴走展開はあるのか?
>あのトミーが会っただけで汗を流すほどだとは・・どんだけ強いんだ鉄平
>ピッコロ大魔王のようにトミーは毛玉を末期に生むと予想
見所満載の次号へ続く!
毛玉爆誕
「てめえは・・・再生屋鉄平!」
「食料の調達もあんまり度が過ぎると引っ捕えるぜ!美食會!」
食材を守る再生屋は食材の乱獲や密猟、法で禁止された食材の商取引を行う者を独断で検挙する権限が与えられている
突如として現われた再生屋に、回復に成功したバリーとボギーは勿論、グルメヤクザであるマッチも思わず凍りつきます
つうかボギーとバリーあっさり復活しちゃいました。マッチただの驚き役になってたからな・・・早くとどめ刺さばよかったのに
あと「お前しょっ引くぞ」と登場した鉄平がなんかとっつぁんと被って目頭が熱くなった
>美食會もグルメヤクザも検挙されるのは怖いんだな
「てめえだったか!虫をノッキングしてやがったのは!
再生屋が一体何の用だ!誰かに僕らの捕獲でも依頼されたか?」
「いやお前らに用はねえ。俺の目的は他にある・・・・ただし俺の仕事の邪魔をするなら
捕えたっていいんだぜ?美食會副料理長トミーロッド!」
手負いとは言え、あのトリコを打ち倒した男を相手にかなり上から目線の物言い。自尊心を傷つけられたトミーの形相が一変する
二人とも顔を見ただけで互いの名前を出しているところを見るに、既に面識があるようです
(単に鉄平が有名人なだけかもしれないが。少なくともトリコはトミーロッドの名前を知らなかったのでそれを知ってる鉄平は流石)
「あァ!?上等だぁ!誰を捕えるって小僧がァ!?」
「副料理長!マズイ冷静じゃない!
鉄平はあのノッキングマスターの血を引く男!再生屋でも屈指の実力者だ!」
「インパクトノッキング・ミディアム!」
頭に血が上ったトミーは鉄平に襲いかかるも、打撃によるノッキングという凄絶な荒業を食らってすごい顔に。ホラー漫画か
そして驚き役のバリーとボギーの台詞から、鉄平が次郎の血縁者であることが判明しました
次郎の年齢は100歳以上であると推定できる為、その息子だとすると郭海皇くらいの絶倫ジジイ
という事になってしまうので、年齢を考えると孫か曾孫でしょうか。でもしまぶーは板垣リスペクターだから郭爺様アリかもな
次郎とセツ婆は結婚してないようですが、次郎の子を産んだ女性はセツ婆ではないのでしょうか。そこらへんも気になります
「神経の節が多いな・・・昆虫の神経節か。もっと深く中まで届け・・・ウェルダン!
お前が手負いじゃなけりゃノッキングという選択の余裕はなかったがな」
『う・・・動きが止まる・・・!バカな・・・このボクがノッキングされるだと・・・!』
肉の焼き加減になぞらえた鉄平の食技ノッキング・インパクト。その精度と威力はトミーの肉体をもたやすくノッキングしてしまう
「トミーが手負いじゃなければノッキングの余裕はなかった」という台詞からするに、
鉄平の戦闘スタイルはノッキング特化というワケでもなさそう
むしろ本気で闘う時はノッキング以外の技を使うという意味に取れます。本気で戦ったらどんだけ強いんだよコイツ
>鉄平のリーゼントは血筋で師匠ってのは次郎とは別人なんですかね?「ボケカス」って何かイメージ違いますし
>やはり鉄平は次郎の血縁でしたね。それと「再生屋でも屈指の実力者」
この文だけで鉄平の強さと鉄平クラスの者がまだ数人はいるという事がわかります。しまぶーは深いですね
>鉄平つえー。トリコもトップクラスではあるけど、その中じゃ下の方なのかな?なんだか幽白のS級妖怪みたい
『仕方ねえ!こうなったら・・・こいつはできれば産みたくなかったが・・・
あまりにも凶暴!なんでも無差別に喰らう悪魔!ボクの体力のほとんどは
生まれたがるコイツを抑えるために・・・!』
普段トミーが体力温存に気を使うのはあの毛玉をいつでも生み出す為ではなく、むしろ抑える為だったという事実
しかしノッキングによって完全に詰まされたトミーにとって、今こそがその最凶の切り札を切る時です
ゲロゲロゲロゲー!と凄まじい勢いで吐いた物体は、芽吹いた苗木が巨大な木が成長するかのようにその姿を変えていく
毛玉「これが俺の本体のハンサムボディだ!」
なんというデカさとグロさ!見た目は完全にモンハンに出てくるような怪獣なのに、その舌先にくっついてるのが
あの愛嬌のある丸顔なトコが更にミスマッチでキモさを引き立ててます。チューチュー泣いてるし
「生み出しちまった・・・数十種類の凶暴な奇声昆虫を何度も交配させ・・・
できた卵をトミー様の体内でずっと温め育て続けた混合獣!」
パラサイトエンペラー
【混合獣類】推定捕獲レベル81
>グリンのペットは従順で85レベルなのにトミーの最終兵器はリスク負って81かよ
>必死で混ぜこぜしてもグリンのペットに負けたでござるの巻
81って本来スゲエ数字なんですけど、同じ副料理長であるグリンのペット、ジャックエレファンのト85に及ばないのね
コメントにもあるように、そんな手間かけて人工的に造って生み出すリスクもあるのに81のパラサイトエンペラーと
グリンの命令には従順で、かつ常に傍らに存在できるのに85のジャックエレファント。両者の扱いにもの凄い差を感じます
こうなるとやはりあのスタージュン様の乗ってたワイバーンの捕獲レベルが知りたくなるな
やっぱアレも80台なんだろうか。そして料理長クロマドにもペットがいるとしたら、100以上確定か・・・
所長のリッキー31とか初登場時すごいインパクトだったのに
今じゃゲロゾウムシ以下の・・・・うううう・・・・
通常捕獲レベル5のガララワニが8に育ったくらいで緊迫してたあのころが懐かしい…
「ったくボクの体力をほとんどもっていきやがって問題視が。フフ・・・存分に・・・暴れ・・・な・・・」
手のかかる子供ほど可愛いとは言いますが。なんだか優しげな台詞を吐いて、満足そうな笑顔でブッ倒れるトミー
速攻でバカ息子に喰われるんじゃないかと思いましたが、これまでトミーの産んだ虫達がトミーを襲わないのと同じように
パラサイトエンペラーも倒れたトミーを守るようにして鉄平にのみ攻撃をしかけてきました。ここらへんは生物的な本能なんだろうか
『氷点下の息に高温ガス・・・蜘蛛の糸にサソリの毒まで出すか。危険な生物だ』
ぼくのかんがえたさいきょうのむしきんぐであるパラサイトエンペラーは流石の戦闘力
蜘蛛の糸にサソリの毒はともかく、高温ブレスと氷結ブレスまで吐き分けるというファンタジー仕様の化物です
「こんなトコにいたら巻き添えをくらうから俺達はスープ取りに行こうぜ」とバリーに呼びかけるボギーだったが、
まさにその時、バリーの持っていた例の黒いモジャモジャ通信機が彼らに吉報をもたらした
「待てボギー。今ユーから連絡が入った。もうこの場所に用はねえぜ」
あのミクロロボの操者は第二支部長ユー。そしてなんということでしょう
残されていた少量のスープはコイツに奪われてしまったようです
>ボギー&バリー「言われなくてもスタコラサッサだぜ」
ユーの報告を聞いて小躍りするバリーとボギー。「そうと決まればこんな所からはスタコラサッサだぜぇ〜」と脱出を試みます
「おいお前ら。今は出ないほうがいいぞ。ここにいたほうがいい」
「けっバカか!てめーとぱら再エンペラーの戦いに巻き込まれてたまるかよ!
あいにくこっちはもう目的を果たした!任務完了だぜアバヨ!
トミー様なら心配いらねえ鬼の生命力だ!俺らが気に掛けることがおこがましいぜ!」
逃げ出そうとした二人に気付いた鉄平が謎の忠告を発しますが、二人は元気よくこれを無視
捨て台詞を吐いて一目散に走り出す姿がボヤッキーとトンズラーのようで笑えます
>バリーの「俺たちが心配することがおこがましいぜ!」にDMCファンと似た空気を感じました
しかしゲラゲラ笑いながら通路を疾走する二人は、程なくして鉄平の忠告の意味を理解する
「うおおあああああ!何だあああああああああああ!?
再生屋!あいつ一体何を再生させやがったあああ!?」
ヘルボロス
【爬虫獣類】捕獲レベル72くっ
>ヘルボロスの捕獲レベルで千早を思い出した
ボヤッキーとトンズラーの2人をこの氷の大陸から逃がすまいと立ちはだかったヤッターメカ。復活のヘルボロスです
見た目完全にビオランテなビジュアルなので植物獣類かという予想もありましたが、普通に爬虫獣でした
そしてヘルボロスは自然解凍で復活するものと思ってましたが、台詞からするにどうも鉄平が意図的に復活させたぽみたい
考えてみれば氷の中のヘルボロスは出汁を絞り尽くされた状態だったので、鉄平の再生なくしては動けなかったのか
つうか捕獲レベル72は美食會支部長が2人揃ってても雑魚という数字なんだよね本来
捕獲レベル81のパラサイトインペラーと、それをも簡単に始末してしまうであろう鉄平が如何に別次元かがよく解ります
>物凄い勢いで小物化したボギーとバリーにむせび泣いた。次回ヘルボロスに食われてたりして
>ボギーとバリーがヘルボロスに捕食されるのだけは勘弁!これは次週怪獣大決戦ですかね?
そしてラストは耳と鼻から血を流してブッ倒れてる小松で引き。お前どうしてこうなった
>小松ー!お前そんなぽんぽん死んでいいのかー!
小松のすぐ傍に蓋の開いた水筒が落ちていることと、
ユーのミクロロボが自分の身体の何十倍(何百倍?)もの体積のスープをたいした時間もかからず汲んでいることを考えると、
小松がスープ発見→汲む→ミクロロボに脳に入られて殺られたってところでしょうか
ミクロロボは小さすぎるので殺傷手段は脳に侵入するくらいしかなさそうですし、耳と鼻からの出血は脳内を傷つけられたと考えれば辻褄が合います
小松の生死は?風雲急を告げる展開になってきた次号へ続く!
バトラ対ビオランテ
「な・・・何だこいつはあああああウボァー!」
>ボギー、バリー!なんだこれは・・・あっけなさ過ぎる・・・!(血涙
>まあ・・・3コマ持っただけでもよくやったよね、このマンガの場合・・・
>バリーとボギーは犠牲になったのた・・・シンたちが復活するための犠牲にな!!(関係ねえ)
>ボギーとバリーのトリコ恒例のあっけなさすぎる最期に本日もはんぺらさんの悲痛な号泣が(ry
>これだけあっけないと、かえって生存してそう…てかボギーがヘルボロス操れるんじゃ?
>ボギーが食われたのは中から操縦フラグとみた
>ボギーがヘルボロス乗っ取る展開、と最初は思ったのですが、ヘルボロスを骨抜きにしたわけじゃないから無理かな?
ば、バリー!ボギー!!(号泣)
抵抗の為の戦闘シーンすらなく、冒頭3コマでいきなりヘルボロスに喰われるバリーとボギー。こいつら喰われる為に生き返ったのかよ!
とは言え牙で咀嚼されず丸呑みにされたあたり、あからさまな生存フラグじゃないかという予想もできます
朋友予想のヘルボロス乗っ取りやってくれたら面白い展開ですが、ボギーの「宿」はサイズに制限があるのが考察されてるので厳しいかな?
「来たなアイスヘルの支配者ヘルボロス。100年ぶりの空気はうまいかい?」
二人をたいらげたヘルボロスは更なる餌を求めてヘンなドタバタ猛ダッシュで鉄平達のいる大広間へ到着。前回の考察でも触れましたが
口ぶりから察するに、氷漬けだったヘルボロスを蘇生させたのはやはり鉄平のようです。こいつを使って何かするつもりなんでしょうかね
「ギシャアアアー!」「ブキャアアア!!」
「おいおい!」
と思ったらなんと腹をすかせたヘルボロス、視界に飛び込んできたパラサイトエンペラーに向かって脇目もふらず突っ込んでいきました
なるほど腹ペコならばデカイ餌から食おうとするのは道理。パラサイトエンペラーもこれを迎え撃ちます
完全にビオランテVSバトラだこれ
ヘルボロスの首を鎌の一薙ぎで切り落とすパラサイトエンペラーもすごいが、落とされた首を一瞬で再生するヘルボロスやばい
炎で焼くとか、ココの猛毒とかじゃないと殺しきるのは難しそうな化物です。こいつを戦闘不能にできるんだからほんとノッキングは万能だよな
がっぷり四つに組み合った二大怪獣はパラサイトエンペラーの羽ばたきで天井を突き破り、地下空洞から広い外へと戦いの場を移します
「再生屋。これからスープを取りに行く俺を見逃してくれるかい?
できればその後こいつら全員を埋葬してやりてえ。ショーウインドーを墓標にしてやるんだ
動けるのはもう俺だけだからな・・・それまでは・・・目をつぶっててもらうぜ」
ビオランテとバトラが去った後、スープを手に入れて部下達3人を弔うまでの猶予を鉄平に懇願するマッチ
腿から下がなくなったその左足に、鉄平の目が驚きで見開かれた
パラサイトエンペラーの凍結ブレスで凍された左足を、「今動けるのは自分だけだ」とマッチは躊躇無く切り捨てたのである
「埋葬する必要はない。ヤクザ者が・・・ショーウインドーより輝いて見えるよ」
>鉄平×マッチ!そういうのもあるのか!
>「ショーウインドーより輝いて見えるよ」にウホッ的なニュアンスを感じてしまうのははんぺらさんのトリコレビューのせい
鉄平×マッチ!そういうのもあるのか!
やだ・・・かっこいい・・・流石は総受けに定評のあるマッチの兄貴
死んだ仲間の為に自分の足をぶった切るという男気溢れる行為により、鉄平の心を震わせたようです。小松と並んでカップリング無双
鉄平はそう言って動かなくなっているトリコに近づくと、長く伸ばした爪からプロテクトツリーの樹液を心臓に注射する。ピプーコりコリコリ
「プロテクトツリーの葉には強い強心作用が含まれている。強力だがトリコの体格なら耐えるだろう
やぁ・・・目覚めはどーだトリコ?心肺機能は回復したがまだ身体には相当なダメージが残ってる
これを食え。苦いけど噛まずに飲み込めば大丈夫。生体用の肥料だが僅かな毒が入ってる
細胞を少し死滅させるけど、その後に超回復が待っているぞ」
「あ・・・あんたは・・・」
仙豆きたこれ。目覚めたトリコに鉄平が差し出したのは肥沃の種という、実に便利な回復アイテム
かくして瀕死の渋滞だったトリコは鉄平の速やかな処置によってなんとか復活。でもやっぱり失った左腕までは生えてきません
何かギミック付きの義手でもつけるようになるのか、それとも朋友予想にもあったように癒しの国ライフ編で復活するのか?
尚、ここでのトリコから鉄平に対する台詞は「あんたは・・・」のみ。トリコは鉄平のことを知っているのか知らないのかどっちなんだろう
「長年食材の再生に携わっていると・・・わかるんだよ
その食材の寿命ってのかな・・・朽ちゆく食材。どうやっても再生不可能な命が
もうグルメショーウインドーは死んでる。再生もできない
そして生きる食材。再生する命もわかる・・・それが君達さ」
鉄平の言葉に二度驚愕するマッチ。もう再生不可能だというグルメショーウインドーと
まだ死ぬ時ではないと言われた部下三人の命
完全にモロバレだったとは言え、やはり嬉しいこの展開。鉄平は「助かるかどうかは彼ら次第」と言ってますが100%助かるでしょう
かくして鉄平はシン・ラム・ルイに蘇生措置を施すと、腿からぶった切ったマッチの左足をもちょちょいのちょいで結合させてくれるのでした
マッチ左足斬り損じゃんとか無粋な突っ込みを入れてはいけない。この行動あって鉄平を認めさせたワケだしな
「う・・・うぐ・・・・うううううううううううう」
一方。耳と鼻から血を流しブッ倒れ、生死が心配されていた小松は全然元気で男泣きしていました
ミクロロボが何をしたのかわかりませんが、流石にサイズがサイズのせいか命までは取られなかったようです。よかったよかった
初めてトリコから託された信頼に応えられなかった自分に悔し涙を流す小松。スープはロボに盗まれたあの量が全てみたい
と、そこに戦いを終えた仲間達が全員無事に到着するのだった。お、おまえらーっ!(男塾風に)
トリコの優しい言葉が今の小松にはどれほど辛いことか。申し訳なさと情けなさでいたたまれないだろうな・・・
ていうかトミーどうした。ガン無視にも程があるだろ
今週は1コマたりとも描写がなかったトミー。あそこにただ打ち捨ててるだけでしょうか。放っておいたら普通に復活するよなアイツ
普通に考えればふんじばってIGOなりグルメ警察なりに連れていくんだろうが・・・。そのへんどうなるかちゃんと描いてほしい次号へ続く!