超鋼戦機カラクリオー 第12話
戦場舞う冥府の蝶

フェルグスの活躍により、アムステラの飛行部隊第一波を退けたアイルランド空軍&K.G.F連合
しかしその直後、広域レーダーが超スピードで領空内に侵入してくる未確認飛行物体の姿を捉えた

紫艶蝶(シエンチョウ)量産機「羅甲」とは一線を画すハイスペックを誇る、超・高機動空戦マシン
それを駆るはアムステラの美しくも恐ろしい氷の女軍人。
シャイラ少佐である

まさに「超のように舞い蜂のように刺す」を体現したかのようなアクロバティックな空中戦闘を得意とし、
背中の4枚の羽根(姿勢制御用スラスター)によって、どんなムーブからでも瞬時に狙撃体制が取れる高速のスナイパー
更に紫艶蝶の武器である大型ビームライフル「死穿砲」
遠距離狙撃用の「収束モード」と中距離戦闘用の「拡散モード」、2種類のモードを切り替えて使用できる優れモノである

その圧倒的な強さの前に、塵の如く駆逐されていく通常兵器部隊。やはり超兵器を食い止められるのは超兵器だけだ
魔剣の騎士VS冥府の蝶!
高速空戦マシン同士の息詰まるドッグファイト。シャイラの技量を前に、劣勢を感じたシンシアはフェルグスの真の力を解放する

フェルグスの最大の特徴であり、最大の武器でもある重力コントロール
胴体部分に組み込まれた最新の重力制御装置『カラドボルグ』が万有引力に逆らってのトリッキーな動きを可能にするのだ

シャイラの意表をついたアクロバットで紫艶蝶のバックを取ったフェルグス。40連装ミサイル「ルシフェル」が火を噴くが・・・・
アムステラの精鋭を束ねる女傑は、
まだその本当の力の半分も出していなかった

シャイラの飛行が一変した直後。何が起こったのかさえ理解できずに被弾し、ゆっくりと墜落していくフェルグス。決着は一瞬だった

1戦闘こなして、僅かばかりの汗もかかずに微笑浮かべるこの余裕。くぐってきた修羅場の数がなせる業か
これがアムステラの氷の蝶・シャイラの実力である




そんなクールビューティーを絵に描いたようなシャイラだが。意外にも基地内ではこんな感じらしい

ギャップ萌え
シャイラ隊は全員隊長のためならば命も投げ出す熱い男達ばかりである



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