超鋼戦機カラクリオー 第16話
白銀の聖剣
その日。「仕事でやってきた」とK.G.Fに現れた謎の若い神父
丸サングラスが胡散臭いその男は、シンの稽古の最中突然竹刀を握って襲い掛かってきた!
間一髪これを防いだシンだが、この鋭い太刀筋はおよそ素人のそれではない。いったい何者?
ローマ法王庁聖堂騎士パラディン
フェルディナンド=サルディーニ
イタリア剣術大会ではNo1のサーベルの達人。普段は温厚な神父だが、一度剣を握れば阿修羅の如く戦う戦士である
「全宇宙最高の絶対神・アムステラ」を掲げるアムステラ帝国を許されざる宗敵と見なし、
法王から与えられた「サントスパーダ」を駆り、神罰の代行人として異教の使徒達を討つのだ
サントスパーダは美しい白銀の騎士のフォルムを持つ接近戦特化機体である
主兵装であるヒートサーベル「断罪の剣」は、刀身が高熱を発し対象を溶断するという優れモノ
出力自体で言えば剣王機のエネルギーブレードには及ばないが、燃費と威力を対比すればコストパフォーマンスに勝る
武装消費の激しい砲戦機や、エネルギー消費に難のある空戦機と比べ、継戦能力においては世界屈指の性能を秘めているのだ
突然の敵襲。だが2機の剣闘ロボの共闘により、羅甲一個小隊を瞬く間に全滅させる地球連合
何事もなく帰還できると思われたその時、レーダーがキャッチした敵の増援機。それは・・・・・
禍々しい悪魔の翼を持つ、漆黒の機体だった