超鋼戦機カラクリオー 第1話
「蒼の疾風」
対アムステラ私設防衛部隊KGF。この日、銃王機・雀王機の2体は珍しく苦戦を強いられていた
そのアムステラ小隊の中には、今まで見たことのない新型マシンが何機か混じっていたからである
だがその時、戦場に猛スピードで突っ込んでくるKGFのロボット搬送用大型トレーラー。荷台に積まれていたのは・・・
ロールアウトして間もない、蒼いロボットだった
世界にたった3機、カラクリウムエンジン搭載のスーパーロボット。KGFの誇るカラクリ・ガーディアン3号機
高機動格闘戦特化マシン 形式番号「KG−03−S」剣王機
そのパイロットは若干18歳。日英ハーフの天才剣道少年・荒沢シンである
戦場に吹く一陣の蒼い風!
シンと剣王機の長い戦いが今始まった
荒沢シンはインターハイ3年連続優勝の天才剣道少年である。如月可那という幼馴染みの彼女がいる
可那の家は地元の大きな剣道場であり、シンは幼い頃からここで剣道を学んだ
ハーフだからと他の子供達に苛められて泣きじゃくるシンを、可那が守ってやったのは遠い昔の話
剣道の腕前はとうの昔に越された可那だが、今でもシンには自分がついてないと駄目だと思い色々と世話を焼く
可那は誰よりも愛するシンを信じ、シンは大切な可那を守るために剣王機を駆る。強い絆で結ばれている二人である