超鋼戦機カラクリオー 第20話
姫と爺
ある日の昼下がり、いつものようにたこハチローにやってきたヒルデ様
そこで思いもかけぬ人物と再開することになる
アムステラ帝国特別軍事顧問にして、皇女ヒルデガードの教育係を幼少の頃より務める爺や
在りし日はアムステラの軍神として名を馳せた一騎当千の豪傑、テッシンその人である
アムステラの軍人として、テッシンの皇女ヒルデに対する敬意と忠誠心は見ての通りである
だからこそ教育係という立場としては決して甘やかすことなく、厳しい態度で接するのだ
時折軍務を放り出しては地球の街へ出るヒルデ様を戒めるために地球へやってきたテッシン
はたしてヒルデ様の「用事」とは・・・・?
「用事」の正体は、自発的な地域ボランティア
口うるさい自分が居なくなって、遊びまくっているものだと決めつけていたテッシンは己の思慮の浅さを反省
ヒルデ様の君主としての器を再確認し、教育係として誇らしい気持ちになるのだった
主従という関係を超えた、本当の祖父と孫のような二人
それ故に地球侵攻に胸を痛めるヒルデ様の心を察し、この戦争自体に疑問を抱き始めるテッシン
その頃、アムステラ本星でほくそ笑む玉座の人物は・・・