超鋼戦機カラクリオー 第25話
『狡狐の鎌』
アムステラ地球攻略宇宙軍に、本星からの新型機とエースパイロットが送られて来た
かつてガミジンの部下として共に戦場を駆けた若き天才・ルース大尉である
ガミジンが保持していたアムステラ軍の「撃墜王」の称号をこの若さで破った実戦の叩き上げ
だからこそ。その技術を自分に仕込んでくれた師匠に対しては特別な思いを抱いている
かつて憧れた男に冷たくそう告げ、ルース大尉は地球での初戦闘に出る
日露軍共同戦線。アムステラの新型機の情報を入手したマリアは
陸戦用高機動量産型「咆牙」と遭遇する
世界のスーパーロボットの中でも最初期にロールアウトしたロシア軍の特機・ゴーリキー
他国の保持する最新鋭のロボットと比べた場合、性能的に「旧式」である事は否めない
だが大型エンジンが生み出す高い出力とブ厚い装甲は、接近戦闘においてまだまだ現役のポテンシャルを秘めている
咆牙2機を幸先よく撃破したマリアだったが。彼女の前に強力な新手が現れる
ルース大尉専用機「白鎌狐(ビャクレンコ)」
白銀に輝く美しいフォルム。アムステラ”現撃墜王”の実力や如何に?
両肩の可動式バインダーに内蔵された拡散レーザーは強力な中距離兵器であるが、
白鎌狐のメイン武装はその名が示す通り、接近戦用の大鎌「斬刹」である
そしてルースが接近戦を得意とするのは、かつてガミジンに師事したからである事は言うまでもない
そして真打はトリに現れるもの。マリアのピンチを颯爽と救ったのは槙絵の雀王機であった
果たして雀王機は白鎌狐を撃退することができるのか?