超鋼戦機カラクリオー 26話
『雀王』

その実力を如何なく発揮し、ゴーリキーを苦もなく撃破したルース。流石は現・撃墜王のタイトルホルダーか
しかしその頃。アムステラ基地ではガミジンがルースの敗北を予見し、それを救うべく出撃準備をしていた

ルースとガミジンの撃墜数のカラクリ。それを明かすガミジンはまさに真のエースの貫禄か

KGFのスーパーロボット・雀王機に対しても優位に戦闘を展開する白鎌狐
KGFが自分の敵ではないと推し量ったルースは、待機していた別部隊を呼び出して決着を急ぐ。その戦力・・・
最新型陸戦量産機 『吼牙』
12機!

この圧倒的戦力差を覆すべく、槙絵は雀王機の真の力を解放する
精神感応リミッター解除。通称
『オープンリーチモード』である

槙絵の意思と雀王機のコントロールを繋ぐ精神感応システムには、パイロットの負荷を抑える為のフィルターが常時かけられている
それゆえ、普段の雀王機と槙絵のシンクロ係数は
30%前後
リミッターを解放した雀王機のシンクロ率は100%に達するが、槙絵にかかる負荷が大きく長時間の稼働は出来ない
短時間限定のオーバーブースト!

ルースの指摘したように、通常時ならば槙絵が同時にコントロールできる牌ビットはせいぜい5つ前後
しかしオープンリーチ状態の槙絵にとっては
全136基同時制御も造作ない事なのだ

そして武器制御のみならず、シンクロ率の上昇は機体のスピード&パワーをも大きく引き上げる
ライジングロッドを失ったことなど関係ない。接近戦を得意とする白鎌狐を、その四肢のみで圧倒
オープンリーチした雀王機は、まさに
3分間だけの最強ロボットなのである


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