第1話

『地球』
太陽系第三惑星 7つの海と6つの大陸を持ち赤道付近の平均温度は28℃にも及ぶ
この恵まれた環境下で様々な生物が現れては変化と絶滅を繰り返し、それぞれのフィールドに適応し
幾度か目の温暖期を迎えた27世紀現在、
およそ125万種という多様さである
だがその中で3億年もの間変化も絶滅もせず生き続けてきた虫がいる
氷河期を乗り越え、人類が大幅に変えた環境にも適応し、
現在も暗闇の中でその数を増やし続けている
人間は彼等を 『害虫』と呼ぶ

僅か4週間ばかりというファンとしては正直不安な充電期間を経て、いよいよ待望の連載再開となったテラフォーマーズ
新章ということで話数カウントも火星編からの通しではなく、「WELCOME TO THE NEW WORLD 帰還」というタイトルで「第1話」からのスタートになっています
はたして舞台を火星から地球に移し、人類VSゴキブリの生存戦争はどのような展開を見せるのか。全国の読者大注目となった、第1話の内容や如何に?

「はぁー・・・・今日も散々な目にあった・・・・」
俺は上福岡亮太。どこにでもいる普通の高校生だ
父親の海外単身赴任で
28歳の父親の再婚相手と二人暮らし中
趣味は料理と裁縫と蝶のサナギを見つけてバラバラに分解することだ
そんな普通の俺がどんな散々な目にあったかのかと言うと・・・・
コイツだ

コイツは富士見野みさき。隣の家に住む1コ上の幼馴染みで、
学校では生徒会長なんかやってるが家に帰ればご覧の有様
俺のちんちんを観察するために手段を尽くす娼婦だ
ちなみにマンションの左側には
ブラジル人ハーフの女子大生
上には
11歳のロシア人ハーフが、下には未亡人が住んでいるが
あくまで俺自身は普通の(ry

>亮太君、君は趣味から境遇まで普通の高校生じゃないよ
>ふざけんな11歳のロシア人ハーフ幼女とお風呂はいれや
>テラフォーマーズまた面白くなかったら、上福岡亮太の日常を描いて欲しい!全巻買う
>本編よりも上福岡くんの話をやった方がウケるんじゃ・・・」と思いつつ
どうせそっちもNTRやら裏切りやらの話になるんやろなと思ってしまったテラフォ第三部の最初の感想
ちんちんを観察してくれる幼馴染と若奥様とブラジル人ハーフのお姉さんと
ロリっ子ロシア人ハーフと未亡人がいない僕は普通じゃないのか(´;ω;`)byきんた
なんだこれは。どうすればいいのだ
読者が我が目を疑うようなナレーションを突如としてぶっ込んできたのは、「普通の高校生」を自称する上福岡亮太くん
サナギをバラバラにするのが趣味とかただのサイコパスだろコイツだとか
お前は断じて普通の高校生じゃねえと総ツッコミのエロゲー主人公テンプレ設定てんこ盛りキャラです。ロシアンハーフの11歳が一番人気だな。わかるわ
「ただいまぁー。あら亮くんお風呂?お母さんも一緒にいいかしら?夢だったのよね息子の背中流すの」
「!マズイマズイ!こんなところ京子さんに見られたら・・・」
と、更にそこに28歳の義母が帰宅し、風呂場へ乱入。最早くんずほぐれつの3Pが始まってもおかしくない状況に・・・

ならなかった!

>ゴキ「情事!」
>情事に入ると思ったらじょうじが入るってか、やかましいわ あと数百年後の風呂凄い昭和
>いきなりこんなお姉ちゃんが欲しい第1位が出てきてテラフォどうなってんだと思ったらあとは平常運転だった
冒頭の流れで読者に「あれ?なんだこれは?俺テラフォーマーズ読んでたよな?読み切りじゃないよな?」と思わせておきながらの
ページをめくったら「やっぱりテラフォーマーズだった!」という導入手法
かくして満を持して登場した主役(?)の手によって、上福岡亮太くんと二人のエロゲヒロインは哀れ第3部初の犠牲者となることに
読者の誰もがページをめくることを躊躇う、絶望的な展開です・・・が!






「突入」

ところがバットしかし。その絶望的展開を切り裂く、一陣の疾風!
マンションの窓ガラスを叩き割って外部から飛び込んできた二人の人影が、颯爽とテラフォーマーの前に立ちはだかったではないか
我々はこの二人を知っている!いやこの眼差しと貧乳を知っている!

「人為変態」
鬼塚慶次&三条加奈子推参!
>3部始まって唐突なエロシーンからのいつも通り唐突なゴキ!!スーツで戦う慶次くんは立会人にでもなれそうだな
コスチュームが見慣れたアネックスの制服でなく、
黒のスーツとワンピースなのが今までの二人のイメージとギャップがあって
ビジュアル的にドえらいカッコいい今週のハイライトシーン
突如として現れた妨害に対し臨戦態勢を取るかと思われたテラフォーマーですが、意外にも即座に割れた窓ガラスから撤退
後処理を加奈子に任せ、これを追う慶次。加奈子は美女二人の巨乳をじとーっと睨みつつ、無理のある嘘をついて部屋を後にするのだった
「いやだ私ったら酔っ払った勢いで部屋を間違えちゃったみたいね!どうりで鍵が開いてないと思った!
窓弁償するから会社に連絡してちょうだい!それじゃ!」
「・・・いや・・・ここ14階なんですけど・・・」
第二部終了時からどれくらいの時間が経過しているのかはわかりませんが、どうやら一般人は未だテラフォーマーの事はまったく知らない模様
目撃者に厳重な他言無用のお願いとかしないのか一警護。ここは加奈子がテキトーなだけで、後で処理部のほうで示談とかするのかな?うーむ

ゴキブリの目は10秒に1個の光子というごくごく僅かな光の電気信号を
「見えない」と流すのではなく、長時間蓄積させることによって
ほぼ全くの暗闇でもものを視る事ができる
加えてその手は第一関節の付け根に吸盤のような構造があり
ガラスのような滑らかな面でもペタペタと登ることができるのである
その生態は足と背中がつくような狭い場所を好み
25℃以上の温暖な環境では二ヶ月で成虫になり
月に一度、幼虫が40匹程入った卵鞘を産む つまり―

逃げたテラフォーマーを追って窓から飛び出した慶次の視界に映ったのは、マンションの外壁に蠢く無数のテラフォーマーの影
数は10匹程なので慶次の相手ではない・・・と言いたいところですが、そんな読者の思いは慶次の冷静な戦力分析で却下されてしまう
火星に居た時は10匹程度のテラフォーマーは問題ではなかった
あそこは広く、寒々しくそしてなにより「縦」の動きがなかった
だがここは違う ゴキブリは本来地球に適応した生態を持つ
奴らは「潜み」「張り付き」「見えない所で増殖する」―!

>ホームであるはずの火星より、故郷の地球の方が活動に最適とか、ザコテラフォーマーでも火星編より強敵に見えるな
>テラフォーマーの壁を使った縦の動きの説明って前にどこかで見たと思ったら、彼岸島の師匠邪鬼だったからちくしょう!

わかりやすく例えるならば、火星のテラフォーマーは無双シリーズの雑魚
なにも遮蔽物のない地平線からまっすぐこっちに向かってくるだけの相手を各個撃破していけば良かった火星での戦いに対し、

地球のテラフォーマーは、メタルギアソリッドや天誅シリーズの主人公

いつどこから現れるか解らない敵が、さながらスネークや忍者のようなスニーキング術で人間社会の死角に潜んでいるということである

その絶対数は火星に及ばないとしても、
「個の厄介さ」では言えば比較にすらならない地球のテラフォーマーの恐ろしさ
「地球に何万匹もいるであろうテラフォーマー相手に「白兵戦になるな」とか荒唐無稽すぎる」と七星の発言にも散々ツッコミましたが、
その無理ゲー具合を改めて実感させられる描写です

しかしこの状況下にあっても余裕の笑みを崩さない慶次。それもそのはず、彼の「目」は既に頼れる仲間の到着を確認していた
「地球のほうがむしろホームグラウンドというわけか・・・君達にとって・・・・なぁ・・・
燈くん」

「やっと見つけたぜ。地球に潜む害虫め」
膝丸燈
21歳♂ 177cm99kg
 所属:一警護首都本店 警邏課課長

>ビルに糸張る燈めちゃくちゃかっこいいな。終盤は地味だったからこういうの見ると主人公らしくて好き
>『今週のテラフォーマーズ』感想。冒頭のテンプレエロ漫画路線が楽しそうだったのに・・・! ちくしょう!
>これは地球編がテンプレ展開になってしまう事の作者の自嘲なのか、それとも・・・?
>ヤンジャン版『ヒーローアカデミア』みたいな印象だけど、これはこれで好き。好みの分かれるところだろうがby陳宮
>テラフォが仮面ライダーみたいになったのはまぁいいとして、
美人で巨乳のお姉さんに股間をシゴかれて無反応とはこの小僧なんて残念なヤツなんだ!
>テラフォ地球編、期待していなかったけど、これは良きスタートでしたね
なんか昭和ライダーから平成ライダー編へと切り替わったかのようにスタイリッシュな雰囲気が出ていた気がします
だけど今後人間対人間の構図になってくるとまたグダグダになっていくんだろうなあ

そこには高層マンションの壁面に糸を張り巡らし、バイクに乗ったままテラフォーマー達を眼下に見下ろす膝丸燈の姿が!か、カッコいいタル〜!
ちなみに燈はアネックスの制服着てるので今までとあまり変わらないように見えますが、上着を羽織ってるだけで下は慶次と同じ黒スーツ姿です
朋友コメントの
「仮面ライダーみたいだ」という感想にはただただ同意するばかり。燈がバイクに乗ってるのでイメージし易いというせいもありますが、
今回の内容はまさしく平成ライダーの第1話の構成のそれですよね
普段と変わらぬ日常を送っていた一般人を襲う謎の怪人→それを助ける対抗組織の人間→戦闘パートで真打ちの仮面ライダーが颯爽と登場という・・・
冒頭のエロゲからの絶望的展開、それを打ち破る日向の「突入」から始まってこの燈の登場シーンまでの流れはすげえ良く練られてると思いました
あのシーンからテンション上がるBGMが欲しいところ。何の曲が一番いいか皆のオススメが聞きたい
「今のが火星で死んだ仲間の分だ。でもって―
今のがテメエらが卑怯にも闇夜に紛れて人間を襲うせいで無念の内に死んでいった同胞の怒りだ!一匹捕獲!」
「今のは仲間の分!」と言いながら戦うのは、火星での自身の初戦闘時のセルフオマージュでしょうか。このへんは新章ならではの演出といったところ
地球生まれ地球育ちの個体に「火星の仇!」って言うのもどうかと思いますが
かくして瞬く間のうちに1匹のテラフォーマーを切り伏せ、その捕獲に成功する燈。残りの数匹には逃げられてしまいますが、とりあえず任務を完了します
現在2621年
東京都での一年間の行方不明者人数「8711人」

まだ騒がれてはいないがこの数字は前年と比べ2.1倍にもなる
失踪する時間帯は圧倒的に夜間 マンション8階以上の高層階
そして争った形跡はなく、浴室で突然いなくなるケースが多発している
末端の警察はこの一連の失踪事件を組織的な犯行と位置付けている

「何月」という明記がないので詳細は不明ですが、時間軸は第2部終了から約1年後
パンピー達がその存在を知らされていないくらいですから当然と言えば当然ですが、まだ数字的に際立った被害は出ていない様子
とはいえ
「見えないが確実にいる」という地球テラフォーマーの言い知れぬ恐怖に、燈達は火星での戦い以上の厳しさを感じるのだった
>ちんこ握る女のくだりはいりませんでした(ハトよめ風に
>今回のテラフォは「ゴーバスターズ」っていうより「必殺シリーズ」のテーマが似合う様なシーンだったと思います
しかしなぜあんなエロ漫画みたいなシーンから入ったのだろう?
「日常に潜む脅威」の演出だとしたら、あれは断じて『日常』などでは無い。単なる『憧れ』だ(笑)

上福岡くんの冒頭エロはまさしく「火星で進化したゴキブリと戦う」という、いかにもSF設定だった第2部から一転し、
「日常に潜むゴキブリの恐怖」という第3部の舞台を読者に解りやすく伝えるための演出手法ですな。必要な構成だったと思います
600年後の未来という設定なのに、人々の暮らしがこの平成の世の中とまったく変わり映えしてないあたりがその効果を高めてると言えるでしょう
ただコメントの朋友が突っ込んでいるように、
上福岡くんのアレは断じて”日常”ではないですけどね






「おかえりなさい。よくぞ捕まえてくれました!偶然監視カメラに映り込んだ1匹、追跡して正解でした」
捕獲したテラフォーマーを引っさげて戻った燈達を笑顔で出迎える日向でしたが、当の燈は「埒が開かない」とあからさまに浮かない表情
その心中を察した日向は燈を励ますかのように、そして
読者も感じている荒唐無稽さを払拭するかのように言葉を連ねます
「今回はたまたま助けられたが、何万匹いるかわからないゴキブリに対し、
この人数でこんなゴーストバスターズみたいな事をしていて意味があるのか・・・と言ったところでしょうか
大丈夫だ膝丸さん。ここからは俺達戦略部の仕事
コイツの脳に電流を流し「地図」を取り出す。勝ちの目はある
それはこいつらが進化しすぎて完全な「軍
むれ」になっているという点だ
上手くすればあなたの育ての親の仇に会えるかもしれない」
なんか急に600年後の未来っぽいサイバーな設定が出てきました。
うーんこの違和感
どうやら雑魚テラフォの脳から情報を取り出してボスにたどり着き、そいつを叩けば群れは崩壊するハズだろうという戦略部の方針らしいですが・・・
群れの頭なんか既に火星で2回も倒してて、
その度に新しいボスが生まれてるんですけど

この前例についてはどう考えるんでしょうか戦略部。テラフォ読者としてはどこらへんが「勝ちの目」なのかと問い詰めたい。小一時間問い詰めたい
そしてなによりも驚いたのが、サラッと出てきた
紫暮師範はキズハゲとの戦いに敗れて死んだとおぼしき台詞
人類最強キャラ、まさかのとっつぁん死に!
「何ィ!?」という読者の驚きなど意にも介さぬように締めのナレーションが入って、注目の第1話はこれにて終了となります
ゴキブリという生物が今日まで絶滅させられなかったのは
人間と生活がぶつからなかったからに他ならない

この世で一番嫌ってはいても、誰もゴキブリに殺されてなどいなかった
だが過酷な火星で進化し大きくなり知能を備えた彼等の生態は
人間と正面からぶつかる事となる
自転周期24時間平均気温15,4℃ 豊富な水と酸素、有機物
電気ガス水道完備 食糧廃棄量1900万トン 空き巣9000万件―
彼等の故郷 この「地球」で

>今週のテラフォより<野望のからくり屋敷 春のとっつぁん祭り
>師範まさかの0コマ死に!とっつぁん「ようこそ男の世界へ」
>【悲報】紫暮師匠、0コマ死に
>来週の日曜以降検索ワード「草間紫暮」 「とっつあん」で野望のからくり屋敷につける気がする
>ジイ様とハゲゴキがXXなみの激闘を展開してくれると思っていたが、そんなことはなかったぜ!!
>サイバーパンクっぽい雰囲気で心機一転と思われたテラフォ。いきなりの師範死亡、描写も無しと、このマンガの盛り下げ上手は異常
>テラフォ第一話、大胆な構図やSFチックなアイテムなど、素直にかなり楽しめました
懸念されていた戦力差も、人類側に前回の弱点だった「物資」と「情報力」が充実しているため、「勝ち目はある」という言葉にも説得力があるかと思います
まあ、流石に慶次クラスが通常ゴキ相手に苦戦するのはどうなのよって意見も出そうですが
(以前も彼はヤンマの立体機動に苦戦してましたが、ボクシング的に想定してない動きの相手だから仕方ないのかな)
>テラフォーマーズ地球篇スタート!新たな戦いが始まるけど仲間たちは世界各地に散らばっていて
なんかすごくシリーズ物スパロボ(αやOG,Zみたいなの)2作目以降の序盤みたいな空気です…で、仲間たちの合流はいつ?(スパロボ脳)
>初回を見る限り、再開しないほうがよかったという感想を抱きましたが、どう思いましたか?
>テラフォ本編は・・・うーん、イマイチですね。師匠の0コマ死にといい、愉快な感じには興味をひかなそう
あと、開幕のエロゲー展開は流石に脚本の頭が壊れたのかと思いました。人を誘拐しまくるとか悍ましい想像しか出来ないぞ
>テラフォ3部、立体的な戦闘が面白かったですが…市街地戦闘やっちゃうとMOOの利点があまり感じられませんね
それこそ麻酔薬の銃火器持ち出した方が早そう。ゴキがアキちゃんにやったように人間をポキッと殺さず、
行方不明になっている→捕まえてナニかしている 辺り、色々気になる話でした
>新テラフォーマーズの疑問点:ゴキブリ達の被害が行方不明という点
火星ならMOを奪うという目的がありましたが…まさかの肉食化ありますかね?それはちょっと見たくないなぁ
>TFが日本で暗躍してる状態で行方不明とは一体……あいつらは人間を食料・生殖としては見てなかったはずだから何故連れさらうのか…
単に殺した後にしっかり痕跡消しているだけなのかもしれないけれど…もしかして人間がゴキ使って実験してるようにTFも人間を使って実験を?
>火星のゴキも健在、地球にもゴキが無数に蠢いて…いよいよ終わりが見えない
落としどころとしてはすべてのモザイクオーガンを一気に殲滅する何らかの技術が妥当と思われますがどうでしょう?
というワケで第1話、朋友達の感想を見ると賛否両論といったところ
はんぺら個人としては前述した平成ライダー第1話的な構成がツボだったので、この第1話に関しての完成度で言えば高い評価をつけたいですが
やはりやってることが急にスケールダウンしたという事実と、戦略部に方針となやらが荒唐無稽さを払拭できるものでなかった事には閉口せざるを得ません
それと1年ほど時間がキングクリムゾンしてるのに
その間何があったかを殆ど推察できないのもナンです
ワクチンは無事作られたのか?桜人は助かったのか?ブラジル沖に着水したフロンティアスピリット号はすんなり日米に保護されたのか?
ダン中佐は本当にニュートン一族の手下だったのか?ミッシェルちゃんの証言をもとに、中国の火星での裏切りを糾弾することはできたのか?
一郎の政権はどうなっている?ミッシェルちゃんと燈の関係に進展はあった?
これらに関しては今後、時間を巻き戻す手法で詳しく語られていくとは思いますが。それにしてもこれだけ挙げた項目があるのに
それらに関して1ミリも触れてないってのは流石にちょっと残念すぎじゃない?と
せめて
「このキャラのこの台詞からこう推察できます」というような考察ポイントがあれば、また違ったのになぁ
新章が始まったのに「考察のし甲斐がない第1話」になっちゃってるんですよね
まぁただ前述したように、これらの項目は今後時間をかけて何があったのか明かされていく手法を採用している以上、
「第1話でそれに触れてないからクソだ!」という評価にはなりません。とりあえず5話くらいまではあまり劇的な展開がなくても黙って様子見ですな

>表紙の金髪ボブ誰だろ個人的にグレた桜人と予想
>今週ホントに日本人だけしか出てこなかったが生き残った他国クルーは各自自国の防衛してるんでしょう
2部では北海道しか描写なかったが実際あいつら飛べるわけだし各自忙しくしてるのかもしれないすね
>テラフォーマーズの再開カラー、ジェットが随分大きく載ってましたね! 今後の出番に期待です

本編の考察要素が皆無だったのに対して絵だけで色々と想像を掻き立てられた表紙の扉絵

中央の金髪美少年は一体誰なのか?朋友予想の「金髪になった桜人」は結構有り得そうで面白い
マルコス&アレックスも黒スーツを着ているということは、一警護に所属しているのか?
そして上段右側の男はてっきり新キャラかと思ってましたが、言われてみるとこれは確かにジェットですかね
黒スーツを着ているということは、第3部では彼が味方になるのか?
等など、たった1ページのイラストに妄想できる要素が盛りだくさん
できればこれらの要素を本編に散りばめてもらいたかったってのが第1話の不満点ですかね
まぁこれらの伏線は第2話以降からガンガン回収していってくれると思うんで、読者としてはそれを楽しみに読んでいきたい次号へ続く!


第2話

「よくぞ生け捕りにしてくれた。火星での事は伝え聞いただけだが・・・こいつら地球のテラフォーマーの行動は明らかにおかしい
潜み隠れるのはゴキブリだから有り得るとして・・・”逃げた”そうだな。
おそらくそれは命令された行動だ
「目的達成の為、下っ端は表立って強い人間とは戦うな」と

こいつらは種として人間を殺さずにはいられない本能を抱えているが、それ以上に完璧に組織のヴィジョンに従っている
何故ならこの生物には我がないからだ。つまりコイツの脳を分析すればコイツの上司に辿り着くってワケさ」
「脳を分析する・・・?可能なのかそんな事が」
「できる。脳内の酸素濃度はニューロンの活動とほぼ比例している為、BOLDのシグナルをfMRI測定するという方法が取れる
まず明るさだけのL信号を作り、それにニューロンの働きに対応する6555チャンネルのフィルタをかけ・・・
そしてコイツがモノを見ていた時のBOLDデータとこちらにある膨大なデータベースを比較することで・・・・」
「何だ何だ急に話がわかんなくなったぞ!横文字ばっかり使いやがって就活生かお前は!」
「お前ら一般入試組はいつもそうだよ!

「6歳時にもわかるように説明できなければ理解しているとは言えない」ってダヴィンチも言ってたぞ!」
「す・・・スイマセン・・・・っていうかそれアインシュタインじゃ・・・」

>「わかるように言えー!」と詰め寄る課長と加奈子、なんとも言えない表情の鬼塚、思わず謝る日向に思わず和んでしまいました
これで鬼塚じゃなくてマルコス&アレックスだったら日向さんがゲザるまで「何言ってるかわかんねーぞー!」×4やりつづけたかも

冒頭。地球のテラフォーマーと火星のテラフォーマーの違いを挙げながら、前回口にした「脳から地図を取り出す」というSFめいた手法を解説し始める日向
最初はおとなしく話を聞いたのに、専門的な科学用語が出てきた途端拒絶反応を起こしたように日向を罵る燈と加奈子
「お前ら一般入試組は」という台詞からして高校入試はスポーツ特待生枠と思われ(加奈子は将来有望な陸上選手だった)、
第3部開始にあたり従来の「貧乳」に加え「アホの子」という不名誉な新属性が加えられてしまいました
なんかアホの子だと思って改めて見ると、トレードマークのちょんまげが
じわじわアホっぽく見えてくるから腹筋的に色々とヤバイ
というか、これまでそのアホの子ポジションを担当していた八恵子の姿を未だ確認できていませんが、彼女は一警護には所属していないのか?
「アレックスを傍でサポートしたい」と、メキシコについて行ったという可能性も有り得そうですが
アレックスに最先端治療を受けさせたいのであれば日本に留まるかアメリカに行くかだと思うので、メキシコってことはまずないかな・・・
そもそも火星で各国間のいざこざを知ってしまった人間をそう簡単に一般社会に戻すとも思えません(一警護所属という現状は、彼等の監視も兼ねていると思う)
前回のカラー扉でマルコス&アレックスも一警護所属であろうという考察もしてるので、
八恵子も一警護には所属しているが、戦闘力に期待できないので現場ではなく事務方になってるとか?そういや絵梨花も日本人だけどあの子も一緒なんかな?

また、未だ地球でテラフォーマーの存在が一般人に認知されていないのはキズハゲが末端達に厳重に目立つ行動を禁止しているからのようですが
現状のテラフォーマーサイドの戦略フェイズが「目的達成の為に今は目立つな」と言うのであれば、それは言い換えれば
「目的達成の為、今こそ動け」と命令が切り替わる瞬間がいつか必ず来るという事
その瞬間がきたら人類大虐殺を防ぐ手段は現実的に皆無であり、人類としてはそのフェイズに移行させないうちにテラフォーマーを殲滅する必要があると言えるでしょう






「・・・で、ここか。ゴキブリの脳内にあった「東京都22−18水路の中の景色」・・・」
というワケで2621年2月9日 東京都S区。テラフォーマーの脳から割り出した画像データとおぼしき場所の前に立つ燈
日付が明確に判明したことで、第2部ラスト(2620年4月20日)からどれだけの時間が経過しているかがハッキリしました。まだ1年は経ってないのね
そんな内容の文章をしたため、LINEっぽいメールアプリでミッシェルちゃんに送信していた燈籠。返信がきてないか仕事前にチェックします
※以下原文そのまま
「お久しぶりですミッシェルさん☆ 早いもので地球で一警護に入ってから一年近く経ちますねー
先日獲ったGでついに脳の解析ができたようです?暫く次に繋がりそうで飯が旨いですわー
飯はレタストマト牛丼だったんですけどミッシェルさんは何食べました?
地球のゴハンが美味しいからってジャンクフードだけじゃダメですよぉ〜
あ、こないだ美味しいつけものの素見つけたんで送りますね(サムズアップの絵文字)
そういえばミッシェルさんはパン派ですかごはん派ですか?ごはんにはメチャ合うんですけどね
(中略)
国民の命を守るためにどこまでも追跡してやりますよ!
という訳で張り切って明日三時からの任務に行って参ります?ミッシェルさんも体に気をつけて!」
「おう」
お前は女子高生か新卒のOLか
受け取った方にしてみれば極めてどうでもいい内容を、取り留めなく羅列しただけの長文メール。対してミッシェルちゃんの返事の漢らしさよ
あまりにもそっけない返答にションボリする燈でしたが、ちょうどそのタイミングで
「気をつけろよ」と一言追加。これまたシンプルですが・・・・

テーレッテレー(ねるねるねるねのBGM)と見た目にわかりやすく元気が出る燈マジ乙女
何この子ちょっとかわいい。九頭竜でのやり取りでもツッコミましたが、ホントこのカップルは男女の立ち位置が逆よね
>ミッシェルちゃんのLINEが男らしすぎて惚れる
>カニスタンプはアシモフ復活フラグですよね!
>600年後もLINEってあるのか・・・
>燈とミッシェルさんが個人的にメールで連絡取り合ってるって事は、アネックスメンバーはそれぞれ母国で活動してるんでしょうか
時差を考えると、日本の明るい時間はアメリカの真夜中なので、少なくとも
「真夜中のメールに即レスしてくれる」位の仲にはなってるようで(微笑)
高校時代、アメリカ留学中の彼女に昼間に携帯メールして苦情言われた時のこと思い出しました

600年後の未来にもLINEがあるのかっていうか、そもそもこんな普通の携帯使ってるあたり、SF的未来考証要素ゼロ
入力デバイスが空中に「ヴンッ」て浮かび上がるような未来携帯出してくれよと
ちなみに脳の情報から映像データを取り出すという試みは2015年にアメリカの研究で成功しているそうで、これまた特別未来科学でもないというこの・・・
【燈とミッシェルちゃんの仲は進展しているのか?】
という、前回の考察でざっと羅列した気になる項目の1つについての描写でありますが、
とりあえず
1年近く会えてないことを考えれば、男女としての仲の進展というのは殆どなさそうです。お互いに重要人物すぎて国家の監視の目とかもあるだろうし
今回のやり取りを見る限り明らかに燈の方が好意剥き出しですが
絶対ミッシェルちゃんの方がゾッコンのハズだし
ミッシェルちゃんも本当は話したいことがいっぱいあるんだけど、いざ文章にしようとすると恥ずかしくてワザとぶっきらぼうな返信してるとかだったら萌えるなぁ

「ッッだオメオラァあああ!」「♯@S%弗&ッッぞ!?」
「うーむ・・・・やはり居るかぁ・・・・・”住んでるやつ”・・・」
ミッシェルちゃんの激励に意気揚々と水路へと入っていった燈を出迎えたのは、テラフォーマーではなく世紀末雑魚じみた男達だった
ここで場面は再び冒頭のテラフォーマーの脳から情報を読み取ったシーンへ。燈が事前に得ていたこの水路に関する情報が語られます
「昨夜マンションを襲った8匹の小隊・・・その巣がこの水路にある可能性が高い。やるべき事が見えたでしょ膝丸さん
この水路のテラフォーマーを捕獲する。そしてそいつの脳も分析すれば、その中隊がどこから来たのかもわかる
そうトントンとは行かないかもしれないが、それを繰り返せば・・・
いずれ奴等のボスに辿り着く!
”あの個体”の居場所がわかるか、そうでなくてもかなり上位のゴキブリの脳が見ることができれば
奴等の本拠地や目的が見えてくるはず。それがわかった時初めて―奴等のことを殲滅できる・・・・!」
だからボスを倒せば万事解決するみたいに思ってる次点でこの戦略は(ry
王が倒されたらすぐに次なる王が生まれるところがテラフォーマーの最大の怖さであって、そうでなければ火星でも1日目で勝利してるっつー話なのにね
まぁ第3部の大筋はこういう設定で突き進むつもりみたいなので今はツッコんでも無駄っぽい。キズハゲを倒す展開が来たら再考するとしましょう
「ねえちょっと待って・・・・この画像・・・・人が映ってない?」
「地下水路に人・・・・「モグラ族」か・・・?」
「モグラ族」
21世紀、アメリカを中心に経済の自由化と貧富差の拡大に伴い急増した
地下に暮らすホームレスの事。若年層が多い事も特徴である

SF的な科学考証は皆無なのに経済・社会的な未来考察は妙にリアルな600年後の日本
急増したホームレス達は雨風を避ける為に地下を生活の場とし、それゆえに「モグラ族」と呼ばれるようになっていた。しかしこれは・・・・
「ちょっと待ってこれじゃあ・・・・警察が把握している8000人よりも・・・・もっと・・・」
「明度の調節が難しいな・・・だがこれは・・・犠牲になっている・・・!8000人よりも!
おそらくずっと前から・・・都会から弾かれた貧困層の人々がゴキブリの餌食に!」
「行方不明者8000人」は正しい数字ではなかった
警察がカウントできていないアンダーグランドの犠牲者が更に存在する!

恐るべき事実を知った上で、恐怖の地下水路を進む燈。その奥深くで彼が見たものはなんと・・・・!








ええええええええええええええええ
ええええええええええええええええ

なんとそこには山のように積み上げられたテラフォーマーの死体と、それをせっせと解体する世紀末雑魚達の姿
モグラ族は「警察が把握している8000人以外の犠牲者」”ではなかった”
むしろその逆。彼等が東京の地下に住まうおかげで、
地上の年間犠牲者が8000人程度で済んでいた、と考えるべきでしょうか

何が起こっているのかまったく理解が追いつかない燈に対し、死体の山のてっぺんにいたリーダーらしき男が振り向いて声をかける
全身タトゥーの肉体は、素手でテラフォーマーと戦えそうなムキムキ具合。更にはの脳味噌を旨そうに喰らうというワイルドさ加減。ワイルドだろ〜?
発した言葉は中国語。一見するとチャイニーズマフィアか何かが日本のホームレスを統括しているのかと思いますが・・・
「是西服?? 在?定的???没来到?・・・

何だ。膝丸じゃねーか」
なんと燈の知り合いだったという超展開
第2話にしていきなりカオス渦巻く引きに、テラフォ読者としての考察力と想像力が試されます
>どこかのジョセフのような登場シーンで強キャラっぽいのが来ましたね・・・・なんで焼き増しみたいなシーンなのよ
あとミッシェルさんの画像が出ないのが欝フラグではないことを願う
>まさかあの中国語野郎はニュートン一族ってオチないよね?山盛りTF死体でそれが思い浮かんだ
>「ウィルスの住む脳を生食して取り込むことにより、その宿主に異能を発現させる」というのは
夢枕獏先生の小説『荒野に獣 慟哭す』のメインギミックですね
外連味を効かせたテラフォーマーズに対して、特に同作品を漫画化している伊藤勢先生などは
「あくまでも生物進化として在り得る形かどうか」などのこだわりはあるようですけれど
>今週の「テラフォーマーズ」、テラホの脳食ってる姿に「荒野に獣慟哭す」を思い出しました
脳を食べることで、脳に含まれているウイルスが身体に入り、超人的な身体能力を得る、というあれです
この場合はテラホ脳食いでAEウイルスを摂取、生き残った者がMOO並のパワーを得ているとかでしょうか
>マーズランキング一桁並にテラフォーマーの死体山盛りにしておまけに脳味噌食ってるモグラ族
流石にこれで何もない人間ということはないはずなので、おそらくラハブのウイルスに感染したものの
病院にもいけないまま放置された者達のうちウイルスに適合した連中の集まりなのでしょうか?
けど適合者がゴキぶちのめせるほどとなるとニュートン一族(というかジョセフ)が適合者も始末する方向に動くのでは…
>地形と特性の兼ね合いから地球のほうがテラフォーマーは強い→山盛り仕留められてホームレスの餌に
という流れに逆に安心感すら覚えた今回のテラフォ(諦観)
まぁあのモグラ族がウイルス適合した連中の集まりというのもあるのでしょうが、
もうすっかり通常テラフォーマーは滝やおやっさんでも倒せるショッカーの戦闘員並の扱いで
初見時「うおージョセフつえー!」と思った山盛りシーンも大したことないように思えてしまうトリコ現象が酷い
さておき、最後にアッカリーンを膝丸と呼んだ彼は何者なのか。同じ孤児院育ちなら膝丸呼びは違和感あるような
>テラフォ、「このTFの脳食ってる得体の知れない新キャラはいったい何者だ!?」というwkwk感より、
ゴキ共がチンピラにも劣る雑魚扱いになっている「何だかなぁ〜」感が強い
前話で「平面と違い立体の云々」でこれまでとは違う戦いを期待させておいたのは何だったのか
>もうゴキいらなくね?(直球)いや、先週ゴキが今まで絶滅しなかったのは人間様と全面戦争しなかったからですってアオリの次に
こんなチーマーにオヤジ狩りよろしく処理されてるとかさあ・・・なんか釈然としないんだよなあ・・・
もうMOゴキとかもろくに出さないでハゲ系以外はまた対人戦してくんだろうな感がもう・・・
>テラフォーマーズまた人間相手かぁ・・・MO能力持ちとは思うが変態無しナイフ程度でテラフォーマー倒せるとか弱点効きすぎだろ
>今週のテラフォーマーズはちょっとびっくりラインって500年後にもあるんだなという点は置いといてもノーマルゴキが弱いのか
新キャラとチンピラたちが強いのかまあMO臓器らしきものが瓶詰めされているのを見るとそれが重要であることをわかっていると思われ
スピンオフとかで出ている違法MO手術とかを受けているどこかの組織の人間かもしれませんね
>テラフォーマーが山積みになってるシーンの隅っこに内臓みたいな物が入った瓶がならんでいますがこれってもしかして免疫寛容臓ですかね?
>今週のテラフォの考察は範氏に託されたな 地下中国人についてわかってるのは眉毛に劉の血を感じることくらい
>どうも!はんぺらさん!燈みたいに面倒なメール出してフられたことある範でございます
今回はテラフォーマーズに中国語がありましたので、その解説をしたいと思います!
「是西服?? 在?定的???没来到?...」と劉さん眉毛の謎の男が中国語で話してますが、まず言っておくべきことは文法が少し間違ってます!
意味は個人的に訳すと「スーツ野郎か?約束してたブツまだ来てねーだろ...」となります
今週出てる中国語のみ見る限り「ブツはモグラ族が注文してるのか提供してるのか」少々曖昧になってしまいます
それらは来週明かされると思いますが、「在?定的???没来到?」の「在」をしかしの意味である「但」置き換えたら
「但?定的???没来到?」で大体合ってる文法になり「スーツ野郎か?だが約束してたブツまだ来てねーだろ...」となります
これで文法的にあってますがネイティブ中国人はこんな言い回しにはならない言い方になってます。私が直すなら
モグラ族が注文する側なら「是穿西服的?但?好的?物我??没收到(スーツ野郎か?約束してたブツまだ届いてねーぞ)」
モグラ族が提供する側なら「是穿西服的?是和???好的?物?没收到?(スーツ野郎か?約束してたブツまだ受け取ってないんだろ)」となります
かなりの長文になりましたが、はんぺらさん、および朋友の皆様の疑問に少しでも手助けになれたら幸いです
劉さん眉毛は燈と知り合いっぽいので、先の中国語は燈たちとは関係ない組織と取引してる感じがしますね
テラ脳のグルメとかでしょうかね… 捕獲レベル50くらいですかね

あまりにもカオスすぎる引きなので考察ポイントはそれこそ10も20もあると思いますが、大雑把に分けると以下の4つでしょうか
@「モグラ族」は全員がテラフォーマーに勝てるほど強いのか?
それともリーダーとおぼしきこのワイルド男だけなのか?

Aその人類を超越した強さは何によって得たものなのか?

B彼等はテラフォーマーを解体して何をしているのか?

C燈とこの男は一体どういう知り合いなのか?
まず@について。見た目強そうなボスはともかく、普通のチンピラっぽい二人が2匹のテラフォーマーを仕留めてるので、
モグラ族全員かどうかともかくとして、「ボス一人だけが強い」という事ではないっぽい。何人かの戦闘要員がいるのは間違いなさそう?
ただ二人のチンピラは自分でテラフォーマーを仕留めたワケではなく、
ボスが仕留めた死体を解体してるだけ
という可能性も考えられます。この場合はテラフォーマーと戦える力を持ってるのはボス1人だけという事になりますが、
コメントでも言われているように、この死体の山を一人で築いたとすると
その戦闘力はジョセフ並みという事に
その強さに対する説得力と、そんな逸材と燈がどうして知り合いなのかはACの考察で更に掘り下げてみましょう

というワケで考察ポイントのA 何故モグラ族(もしくはボス単体)はこれ程までに強いのか
寄せられた朋友コメントを見ると、第2部ラストで出現した少年のような「適合者」ではないか
という意見がちらほら。AEウイルスに適合した人間は種として「人間を超えた存在」となり (ラハブに近い存在になった?)、
ニュートン一族のような超人的身体能力を手に入れた、という考察ですね
はんぺら自身も2部ラストのレビューでは、
「この少年が3部の鍵を握る重要人物という事はなく、今後続々と出現するであろう「適合者」の最初の1人というだけでしょう」
という風に考察している身なので、この説が出てくるのは理解できますが
正直こんなヒャッハーどもが「適合者」ってのは耐え難いのでそれは無いんじゃなかと
はんぺらは普通に
モグラ族はMO手術を受けているという説を支持。その根拠はBの考察に繋がります

考察B 見開きページの左右に、瓶詰めにされた大量のテラフォーマーの内臓が確認できます
モザイクオーガンであろうことは疑う余地がありません
ボスは旨そうに脳味噌食ってますが、まさか彼等の保存食としてモザイクオーガンの塩漬けを作ってるというのはちょっと考えられません
朋友範のコメントを参考にすれば
「何者かに引き渡す為に」せっせと作ってると思われます
つまりそれがアンダーグラウンドで生きる彼等にとっての生業であり、
取引相手が何者かはわかりませんが、彼等にMO手術を施した連中でしょう

「MO手術が民間に流れてる」というのは第2部ラストでも明らかになった設定であり、もう既にスピンオフ作品でも公然と使われています
モグラ族はMO手術を受けることでテラフォーマーを撃退する力を得て、
モザイクオーガンを売ることで生活していく為の金銭を得る
取引相手はアングラ住人相手にMO手術の研究がし放題できて、
新たなモザイクオーガンを定期的に仕入れるシステムを構築できる

双方どちらにとってもメリットがある、Win-Winの関係と言えます
自分で考察しておいてナンですけど完璧じゃないですかこれ?たぶん正解でしょ(ガルさん画像フラグにならない事を祈る)

そして最大のカオスとも言えるC 中国語を喋り、かつ燈を知るこの男は何者なのか
中国人であること、眉毛が劉さん兄弟と同じ形をしてるという2つの情報から
劉さん、若しくは眉狸のどちらかの息子か?という可能性も無きにしも非ずの新キャラ
それだけなら可能性の高い予想ですが、それに相反するのが燈と知り合いであるという設定です。考えられるとすれば、
燈が子供の頃、武術の大会か何で対戦したことがあるライバルとか?
武術大会なら中国人の子供と燈が知り合うキッカケとしても自然だと思うし、
燈をして
「師匠と師範代以外で俺が勝てなかった唯一の相手だ・・・!」とか言わせれば、この強さにもかなり説得力が生まれます
あと子供の頃の知り合いじゃなければ、

百合子を救う為に地下闘技場で金を稼いでた時に仲良くなったファイター

とかいう可能性もありそう。むしろこの男のアングラな風貌を見る限り、こっちのほうが可能性高いかもしれません
劉一族と何か関係があるのかについては現状では謎ですが、眉毛と中国語という2つのピースがある以上可能性としてはあり得ますね

あとボスの男を「敵」と認識しているコメントがいくつか見られますがどう考えても味方でしょうこいつは
小吉や劉さん、アシモフという強力な味方キャラが敵の手に落ち、ミッシェルちゃんとも離れ離れになって戦力の減少が著しい第3部
その抜けた穴を埋めるべく加入する、
頼れる新戦力ポジションかと。ビジュアル的には凶暴そうだけど味方系の顔してるしね
はたしてモグラ族の強さの秘密と謎の男の正体は?考察の答え合わせ回となるであろう次号へ続く!


第3話

「・・・!斎藤くん!?」
「おぉ〜よ!膝丸は何してんだ?こんな汚えとこスーツでよ」

『斎藤 翔くん・・・
刺青だらけで一瞬わかんなかったが小学校一時期だけ一緒だったな。てか向こうもよく俺のこと覚えてたな
『やんちゃ』っていうより・・・マジに家庭環境の悪そうな・・・・モグラ族になってたのか・・・・』

>はんぺらさん渾身の予想虚しく正体はただの元クラスメイトでした
>たまたま顔を覚えてた小学校の同級生 こんなもん読めるか!
「燈と同じ地下闘技場のファイターだった」という考察のほうが絶対面白くなったと思う
>まさかの武術関連の因縁まったくなし!
>小学の同級生なんて作中でも「よく覚えてたな」とか言われるような関係にどう反応すればいいのだ
>幼馴染の斉藤君、ガチで意味分からん、こうじゃないといけない理由が有るのか?
>ああ、斎藤くんね。引っ越し前にいたよね斎藤くん。本編で何の伏線もなかったけど懐かしいよね斎藤くん
話変わりますけど、はんぺらさんは小学校の頃の対して話さなかった同級生って覚えてますか?
私は全く覚えてないです。ましてや大人になった今見たって
>もう読者に「斎藤くん」で覚えられてしまった気がするモグラ族のボスですが、
どうにも燈の事を直ぐ分かりすぎた気がしますね
何か裏があるのか、それとも百合子ちゃんに惚れてでもいたのだろうか
誰が予想できるかよこんなもん!
中国人でもなければ武術関係の繋がりも一切ない、生粋の日本人だった『斎藤翔』
小学生の僅かな期間だけ机を並べた燈の同級生だそうですが、ニコニコ笑顔で
「翔でいーよ!」などと言ってくれるあたり、外見とは裏腹に気さくな性格
しかしながらコメント最後の朋友予想でも指摘されていますが、小学生の同級生という事は二人が最後に会ったのは少なくとも10年以上も昔のことです
一瞬誰だか思い出せなかった燈の反応が普通であって、即座にそれを認識できた斎藤くんには
何か裏がある可能性もワンチャンありそう
テラフォーマーの山積み死体の説明を求める燈に対し、特に訝しがることもなく斎藤くんは地下住人達の事情を説明していく
「驚いたろ?地底人の内臓は高く売れるんだぜ!
政府上層部にはこいつらの存在に気付いてるのもいるっぽいけどよ。俺等にとっちゃ前々から厄介な隣人よ
一年くらい前から急にこいつらが増え出した。おかげで12万人は居たモグラ族は一時1/4くらいまで減ったらしい
だが・・・
それももうこの辺りではなくなった。俺が現れたからだ(ドヤァ)」
北海道君張市でテラフォーマーの一団が確認され、連中が地球に来ていたことを各国政府が知り得たのは僅か1年前のことです。しかしながら
キズハゲが地球にやってきたのは10年前。
地下の住民達はずっと前からその存在を認識していた
「火星で進化したゴキブリが宇宙船で地球に来た」などというトンデモ事実を知る由もなく、テラフォーマーは「地底人」という事になっているようですが
「人間にとって厄介な隣人」という表現は、奇しくもゴキブリのことを指すに相応しい形容だと言えるかもしれません
ていうか
何年分の合計かわかりませんが8万人も殺されてたのねモグラ族
前回「モグラ族がいるから行方不明者数もこの程度で済んでいるのか」などと考察しましたが、やはり最大の犠牲者は彼等だった模様です
そんなモグラザクのピンチを救った救世主が俺だとドヤる斎藤くん。話の途中で現れた一匹のテラフォーマーが背後から襲いかかりますが―
「・・・強えんだな」
「ああ。それもあるがコイツらは基本―フンッ!オラァッ!!

前か後ろからしか来ない。ま、唯一危ないのはここくらいだな
これより天上が高いエリアには俺等も行かねえ」
燈と会話しながら背後からの攻撃を躱して顔面に頭突き。脇腹の強烈なボディブローを入れて相手が怯むと、ナイフで食道下神経節を一突きに
なんと生身のままでテラフォーマー一匹を難なく駆除してしまう斎藤くん
なるほど第1話では火星と違って「縦」という空間を使ってくる地球テラフォーマーの恐ろしさを解説していましたが、
地下水路の低い天上という地の利を活かしてその「縦」の動きを封じてしまえば、火星と同じ無双シリーズの雑魚という事か
>ゴッド・リーさん「お、俺の立場は?」
>斎藤くん強すぎない?テラフォーマーは前か後ろからしか来ないって習性を理解してるとはいえ
新幹線並みの速度で襲ってくるテラフォーマーに変態無しで頭突きかましてナイフだけで瞬殺ってどうなのよ・・・
リーさんなんてナイフと能力有りでも敵わなかったのに・・・

>先週のレビュー読んでて思ったんですがテラフォの劉眉は中国語から膝丸を認識して即座に日本語喋ってるし
彼が中国人なんじゃなくて取引相手が中国なのでは
紅式なら数千人規模の土竜族に薬を行き渡らせる必要もないと思うし結構自信ある予想なんですが

>斎藤くん生身でゴキ倒してましたが中国語話してましたし紅式かそれの発展形なんでしょうかね?
一応師範みたいにMO手術なしで戦える人もいましたがまさかモグラ族やってたらゴキ並みに強くなりましたなんて事はあり得ないでしょう
>眉毛が劉家っぽくて明らかに紅式で中国語話してたのに漢字読めないのか…密売人が中国人で会話だけ覚えたというところでしょうか?
慶次外伝のボクサーもそうですが流出してるのは紅式の流れを汲む系統なんでしょうか
>ものっそい純日本人だった翔君 しかし他の土竜族ほっといて抜け駆けしないあたり仲間意識結構あるんですね
丁度ギャングースみたいな感じか 注射ってことは昆虫ベースですね あとは生身で膝丸をボコるあたり紅式っぽい?
だとしたら先週は膝丸を取引相手と勘違いして中国語で話しかけたのかも
>先週テラフォレビューで私の出番を待ってた方がいて驚いてる範です!恐悦至極です!
今週見る限り斉藤翔は中国に希少と言われてるMO臓器を売ってるビジネスしてるのは確定的ですね!
ということで先週の中国語「是西服?? 在?定的???没来到?...」は「スーツ野郎か?約束してたブツまだ受け取れてないんだろ」の意味になります
ちなみに正しい中国語は「穿西服的?是因??好的?物?没收到?」。斉藤君は燈を商品届いてなくて急かしに来た中国人バイヤーと思ったのでしょうね
眉毛的に斉藤君はまだ劉一族の者(日中のハーフ)である可能性は残ってますが、中国語勉強してビジネス頑張ってると思うと微笑ましいです

>面白いテラフォが帰ってきたようで嬉しいです。M.Oの流出についてははんぺらさんの予想ドンピシャでしたね、流石です
大量のゴキの死骸についても、下水道では火星と同じで縦の動きがなくなることや、
斎藤くん1人の力ではなくM.O手術を受けた集団でゴキと戦っていることで説明がつくかと
それにしても素の状態の斎藤くんの強さは異常すぎますけど
燈は2部序盤で「避け続ける!!」のがやっとだったノーマルゴキを瞬殺とは・・・どうやらモグラ族は紅式手術を受けているようですね
とはいえノーマル個体にタイマンで敗れたゴッド・リーや、アネックス船内で薬なしでテラフォーマーと対峙した時の燈の反応などを考えれば
生身の人間がテラフォーマーに勝てるというのは考えにくく、モグラ族は
不完全変態手術(紅式)を受けていると思われ、
そうすると必然的に彼等の取引相手は中国ではないかと推察できます
生粋の日本人である斎藤くんが前回中国語を喋ったのも、スーツ姿の燈をその相手と勘違いしたからというワケですね。全てうまく説明がつきます





「地上じゃもっと色んなエリアに進出した地底人対策に訓練を積んでる部隊なんかもあるらしいが・・・
まぁそれは関係ねえ。俺等の商売を邪魔しない限りはな
下水路は地上の道路と同様に複雑に東京全土を結んでいる
ここで獲れた地底人の内臓を江戸川まで運び、東京湾につく漁船に扮したブローカーの売り渡す
それが俺等の生業だ。で?膝丸は水道局?」
「斎藤くん・・・俺がその部隊だ。一警護
クライアントは主にU-NASAや日本政府。その地底人の研究と対策をしている
ここを改めさせてくれ。死体もなるべくこちらで引き取る」

「今後ずっとか?お前の一存で出来るのか?うちのファミリーは500人はいるぞ
全員養うには「なるべく」じゃあ困る」
穏便に済ませようとテラフォーマーの死体買い取りを申し出る燈だったが、モグラ族にしてみればとんでもない話
いきなりやってきたお上から
「今ある在庫は全て買い取ってあげるから、もう今後この商売しないでね」と横暴なことを言われたのである
当然それに見合うだけの生涯保障を提示されなければ、ハイわかりましたと首を縦に振れるワケもありません
っていうか取引相手は
東京湾に漁船に扮してやってくるという文章からも、中国なのは確定ですなこりゃ
「勘違いするなよ膝丸。俺ぁアホだから詳しいことは知らねェけどよ。俺の母ちゃんも婆ちゃんもこんな暮らしだった
別に補助金をくれねェ政府のことを恨んじゃいねぇ。だがな今更よぉ俺等がここまで墜ちたのを好いことに
「利用させてくれるなら拾い上げてあげよう」ってのは違うんじゃねえの?
今のお前も同じだ。お断りだぜ。
俺が地上に上がるのは俺自身の力によってだけだ」
これまで国から何の助けも与えられず虐げられてきた者達の意地。矜持
斎藤くんの立場になってみれば当然の返答と言えるでしょう。かくして和解交渉は決裂し、両者は実力行使に出ることに
「話し合いが通じねえなら仕方ねえ・・・俺もここで立ち止まるわけにはいかない」
「おおとも話し合いは通じねえぜ。俺はヤンキーだからな。大体よォ・・・・
論理が通るか通らねえかっての自体がお前ら側の価値観だろ?
ここは地下だぜ。気合で通ってみろや!!」
お前らが見捨てた世界にやってきて、お前らの理論を偉そうに振りかざすな!
お上に対する怒りの咆哮とともに放たれる右ストレート。燈はこれを躱して脇固めに捉えるも、斎藤くんは前宙してこれを外しながら膝蹴りを見舞う
追撃しようと間合いを詰めた斎藤くんの顔面に肘打ちを食らわす燈でしたが、これにまったく怯むことなく頭突きを入れてくる斎藤くん
燈が徒手空拳対決でケンカ殺法相手に遅れを取る。これだけでも斎藤くんの強さがよくわかりますが
喧嘩は先手必勝。現状やや有利の斎藤くんが、ここから更に畳み掛けます
「どーしたぁ膝丸!そんなんで地底人対策が務まんのかァ!?いや務まらねえなァ・・・・
あるんだろ?”奥の手”がよォ!出し惜しみすんなよ
そんな甘い相手じゃねーぞ。地底人も・・・俺もな!変ッ身!!!」

部下から投げ渡された何かをキャッチした斎藤くん。言わずもがなそれは注射器に入った変身薬だった
驚く燈の脳裏に、草間師範代の言葉がリフレインしていた
『流す奴がおるからじゃ。地球のパワーバランスはにわかに崩れ始め、危機的な状態にある』
『技術がもたらされた時、最初に変わるのが「軍事」で・・・次に変わるのが「無法者」だと聞いた事がある
2621年・・・地球所の状況は・・・
俺達の想定よりも変わっているのではないか?』

「ファミリー全体の生業をお上の圧迫から守ろうじゃねえの。上げるぜ」
劇中人物達、そして読者の想像を遥かに越えて激変していた地球の情勢
既にアンダーグラウンドに浸透していたMO手術。第2部は過酷な運命を背負った100人の異能力者が火星で戦うというストーリーでしたが、
第3部ではそこらへんのヒャッハーどもがいつ変身してもおかしくない可能性を秘めているという事です
正直なんだかなー感はありますが、地球に潜む何万匹という数のテラフォーマーに人類が対抗する為には、リアリティのある現状という気もしますね
>今週のテラフォ、いきなり人vs人ですが、RPG序盤とかでよくある「戦って仲間になるイベント」っぽいので、個人的にはアリですね
この展開を糞だと言う人は、二部の所為で「内ゲバアレルギー」になってると思います
寧ろ気になるのはゴキの雑魚化。ゴキの死体を積み上げる事で強さを表しているのでしょうが、
「あれ?ゴキ弱くね?」としか思えない、逆トリコ現象が起きてる様に見えます
正直今のゴキは野生のゴリラレベルにしか見えず、武器火力と掃討戦で余裕で殲滅出来そうな「地球の危機(笑)」と揶揄されそうです
>久々に新規MO変身でちょっとwktk サイトウくんはどんな昆虫になるのやら? (注射器だから昆虫だよね?昆虫じゃない場合もある?)
>先週の時点で斎藤くんゲジじゃないかと思ってたんだけど、注射器ってことはゲジではないのかな
>斉藤くんってことはベースはカブトムシ
というワケでこのタイマンを経て心強い味方キャラになってくれそうな斎藤くん。気になるベースは何でしょうか
バーキの鼻のようにヒントになる描写は一切ないので、流石に現状では予想不可能。ベース当てコメントを送ってきた朋友も誰一人としていませんでした
唯一伝染るんですネタを送ってきてくれたコメントが見られますが、何気に2部ではクワガタは出たのにカブトは出てないので普通に可能性は有り得るんじゃないかと
マジでカブトムシだったら今後の扱いがネタキャラ確定になってしまう次号へ続く!


第4話

昆虫網 バッタ目 コオロギ科 『二星蟋蟀フタホシコオロギ

コオロギの尾葉はゴキブリのそれと比べ三倍近い長さがあり、神経が体を突き抜け脳と直接?がっている
この尾葉に密集する太さ1μmの微細な感覚毛が空気の流れを感知し、外敵に対して自動で逃避反応を起こす
その感度は長く「生物進化の最高傑作」と言われてきた可視光フォトン1個に対する「視細胞」の100倍近いとされ
これは常温で分子が動いている動きすら感知できている計算になる
つまり燈の攻撃は絶対に当たらない
加えてバッタ目特有のこの脚力
。例え燈が変態していたとしても彼の頭などスイカのように粉砕できるはずである

地下水路の外壁を凄まじい速度で跳ね回り、燈の目にも留まらない攻撃を繰り出す斎藤くん
そのMOベース生物は
コオロギ。「最強昆虫」の代名詞であったリオックが火星で噛ませにされたせいもあってあまり凄そうに思えませんが
大型肉食昆虫のリオックがその凶暴性とフィジカルだけ語られたのに対し、本来コオロギの持っている生物として特筆すべき能力が丁寧に解説されます
それは分子の動きすらわかるという感知能力
これにバッタ目が持つ脚力が加われば、あらゆる攻撃は斎藤くんに当たらないと言っていいでしょう
こちらの攻撃全てを感知するアンテナと、その回避を実現できる機動力
強敵のカテゴリーとしては火星で慶次が闘ったオニヤンマに近いタイプの斎藤くん。はたして燈は「攻撃の当たらない相手」をどうやって捕らえるのか?

『膝丸・・・すっかり立派になっちまったな。良い面構えだ
覚えてっか?クラスで絵の具4色しかねえの俺達だけだったよな・・・

お前はあれから真っ当に努力したんだろう。
俺にはできなかった―大人の言う通りに努力するなど
大人も文字も金もとにかく全部敵だったから噛みつくことしかできなかった―理屈じゃねえんだわ。すまねえな』

斎藤くんが燈のことを覚えていたのは互いに貧乏故のシンパシーだった。4色しかない絵の具のくだりがなかなか切ない
あれから10年が経ち、スーツに身を包んで現れた旧友に複雑な思いを巡らす斎藤くん。自分も努力していたらこんな風になれたのだろうか?
否、それは詮なき事。大人に噛みつくことしかできなかった自分には、もとよりこう生きる以外道はなかっただろう。そこに理屈が介在する余地はないのだ
燈もまた複雑な気持ちでこの相手と対峙していた
敵は火星ゴキブリでもなければ自分を狙う他国の兵士でもない。10年ぶりに再開した小学校の旧友である。迷いが生じないワケがない。だがー
『相手に話し合いが通じないのも 相手がかつての仲間なのも経験してきた
立ち止まらないと決めたはず』


「人為変態」
>燈「ペルソナ!」(銃型変身薬を頭部に注入しつつ
その迷いを自ら断ち切る力強いモノローグとともに、ピストル型の注射器を自分に撃ちこむ燈
ペルソナ銃で変身する仮面ライダーですなこりゃ
火星編が全編を通して泥臭かったので、地球編はオサレに&スタイリッシュに決めたいという貴家先生の狙いが伝わってきます
しかし実際ペルソナみたいにカメラ目線でオサレポーズ決めながらならカッコ良いシーンなんでしょうけど、このページは正直地味ですね。華がないと言うか
九頭龍の内部でミッシェルちゃんが薬を舌に注射したシーンなんか、かなりセクシーでカッコよかったじゃないですか。ああいうのが欲しいですよね
今後橘先生入魂のオサレ撃ちシーンが出ることを期待したい
勝負は 一瞬のすれ違い様に決まった






「歯ァ食いしばれ」
『・・・・「糸」・・・ッ!俺に蹴られる瞬間左腕を犠牲にした。だがそれだけでは防げないと解った膝丸は
首がスッ飛ばないように糸で頭と腕を繋いだ。下手すりゃ頭が粉々になるっつーのに・・・
そしてその勢いのまま回転―糸で足を縛られ 折られた』
最初にヒットしたのは斎藤くん渾身の蹴り。燈は左腕を犠牲にしてこれを防御
腕はベキベキにへし折れるも、蹴り足を糸で絡め取ってそのまま勢いで回転

投げられた斎藤くんは極められた足を折られ、自慢の機動力を失い勝負あり
地面に組み伏せられた斎藤くんの顔面に叩き落とされる、燈の正拳で決着です


「俺の勝ちだな。今日は通るぜ翔」
左腕を派手にへし折られた相手に対し、爽やかな笑顔でそう言ってのける燈
蹴りの威力からいって
斎藤くんは燈殺すつもり満々だったのに、そんな笑顔で返されては毒気も抜かれるというもの
勝負の内容が完全敗北だったということもあり、やさぐれていた斎藤くんの心もすぐに小学校時代へと戻っていきます・・・って
「へ・・・まぁ・・・この脚じゃな・・・」

ゲェー!?和解した2人を別つ凶弾!
>さ、斉藤くん死亡確認!? 頑張れ、気門で呼吸するんだ!!
>貴家先生はコオロギに何か恨みでもあるのか?
>刃牙世界におけるムエタイ「ようこそ!コオロギ君!」
>初期のテラフォみたいな回で良かったけども、コオロギって能力を見せたら死ぬフラグなのかな
>貧乏シンパシーから仲間意識持ってたりカブトムシじゃなかったり腕一本取ったけど結局あかりんに勝てないのは良いとして、
モブにあっさり始末された(っぽい)のはなんだかなーである斎藤くん
コオロギも能力的にパッとしないのと大して深くもないキャラではあるんでこのまま死亡退場でも問題ないのがまたなんともですが
>この斎藤くんは特にいりませんでした。いや、コレ完全に前回と前々回のヒキだけ持たせればいいやって使い方ですよ
折角解説した超感度センサーでモブ工作員の銃撃を感知出来てないとか雑過ぎだし
>小学生の同級生という設定を持つも即退場の斎藤くん。何のための同級生設定なんだろうか・・・
現状だと燈の幼馴染系は洩れなく死ぬという呪いにしか見えない
首を撃ち抜かれるという、普通の人間ならば致命傷は免れないダメージ
もっとも眉間を撃ち抜かれてるワケではないので、助かる可能性も十分です
ここで死ぬだけのキャラならわざわざ小学校の同級生にしなくても新キャラでよかったと思うんで、(ただの気の良いモグラ族のリーダーで良かったはず)
なので
「斎藤くんは一命を拾って仲間になる」に花京院の魂を賭けたいところです

「好了好了・・・その男には随分協力してもらった。だがもう用済みだ。それ以上の大物が釣れたのでな
ザ・セカンド・・・たった一人で地下に来るとはこのチャンスを逃がす手はないな
彼等に見覚えはあるかね?安心していいぞ。生け捕りにしてくれる」

斎藤くんを撃ったのは彼の部下だったチンピラ・・・否、チンピラのフリをして日本に潜伏していた中国軍人
更に彼の合図で地下水路の奥からゾロゾロ現れたのは頸部からキノコが生えたテラフォーマー達だった
>どうみても凱将軍の能力下のゴキ登場。出番早いっすね、凱将軍
>はいはい中国中国。用済みだからと斎藤くん撃たれたけど首撃ち抜かれた程度で死ぬような捨てキャラじゃないだろうし生きてますよね
火星で皆があれだけしぶとさを見せた以上、変身中に銃弾が首を貫通した程度なら生死にかかわらないんだろうなと思ってしまう
>生け捕りにしてくれる…って、中国は結局ゴキサンプル200体じゃワクチン作れなかったんか?
ワクチン作ったら手術もうまくいくとか終盤でいったけど、もともと手術の成功率が低いから遺伝させる方法を知りたいがためだったから
成功していれば無理に誘拐するリスク背負うこと無いよね?成功率アップと遺伝じゃ価値が違うのか?

火星の戦いから1年経っても燈の生け捕りを諦めていない中国。この描写から推察できる事柄が結構ありますね
まず第1に、中国は(というか世界は)未だAEウイルスのワクチンを開発できていない
朋友が指摘しているように、ワクチンが完成するとMO手術がほぼ成功するようになると第2部終盤で言ってるので、開発できてるなら燈の価値はなくなるハズ
第2に、ミッシェルちゃんの声明で中国を糾弾することは出来なかった模様
日本の地下水路にアリタケテラフォーマー何百匹も配置してるとか、なんかもうやりたい放題すぎる中国
裏切り行為が露見して世界各国に糾弾されているなら、野心は捨ててないにせよもう少し水面下で牙を研いでるって感じでしょう。っていうか
いいようにやられまくってる日本の対策のボンクラさ加減が殺意を覚えるレベル
一郎ならもっとそれなりに対策を練ると思うので、これは既に一郎の政権が奪われているとを意味しているのかもしれません
そして第3に、みんな大好き剴将軍の再登場が存外に早そうな予感
はんぺら個人的に5話まで終わってどうにもイマイチ引き込まれない地球編ですが、剴将軍が再登場したら考察のモチベーションも上がるかなーと
左腕が使い物にならない状態でテラフォーマーの大群に包囲された燈。絶体絶命のピンチですが、何故かその表情に焦りは見られなかった。何故ならば
「半分正解だったな。日向課長」
「確認調査お疲れ様でした膝丸課長
まさか東京湾と東京地下河川全体にゴキブリと外国人工作員両方の侵入ルートが出来上がっていたとは
2つの敵は思っていたよりも準備ができたいたと見える
社名!7位は膝丸警邏課長の救出に!それ以外の警護・警邏課員は―


東京都各所重要地点に侵入したゴキブリと工作員を―迎撃する!」
この最悪の事態まで織り込み済みだった一警護戦略部

燈を一人で行かせたのは敵を釣る為の餌という意味合いがあったようですが。でももう一人くらいは同行者つけろと言いたい
大体「7位が救出に向かう」と言っても加奈子よりもランク下なワケで(加奈子は6位)
数百匹のテラフォーマーを相手に左腕が使えない燈を助けつつ脱出できるのかとツッコミたい。戦闘よりもそういう脱出能力に秀でたベース生物なんだろうか
>燈の救助に向かう「7位」は新キャラか六嘉くんとか既存の未戦闘キャラか
燈はアネックス1号だとオフィサーに次いで6位と相当な実力者でしたが今回は何位になるのかが楽しみです
燈より上がいるとすると顧問や師範代にダン中尉、あとはミッシェルさんもいっしょにいるとしたらミッシェルさんも含めて4人かな
ただミッシェルさんは国籍アメリカだしUNASAの職員ですし所属はまだそっちかな
一警護に所属してるのはアネックスクルーの燈やマルコスといった職無し組ですかね

こちらのコメント送ってくれた朋友はジャパンランキング3〜6位が小吉・燈・慶次・加奈子であることを知らなかった?
いや劇中で明確に確定してるワケじゃないけど、
141話の黒髪ロン毛男の台詞(レビュー考察参照のこと)を見れば推察可能だぞ
都内に潜む外敵を叩け!気になる「7位」は七星・六嘉・染谷のいずれかでなければ新キャラという事になりますが果たして?次号へ続く!


第5話

「見覚えがあるかね?君も会ったことがあるだろう我が同志剴延超大佐の特性・・・
それをより操りやすいように
改良・量産したものだ。なに安心したまえ、
ほんの200〜300体しかいないからな
私としても斎藤君
ボスという戦力を失った今、他の地球テラフォーマーがここに来る前に終わらせたい
抵抗するなら程々にね」

火星で剴将軍が即席で作ったゾンビどもと違い、首に何か機械的アタッチメントを装着されているアリタケテラフォーマー達
圧倒的優位な状況にドヤ顔で勝ち誇る中国の潜入工作員ですが、タブレット端末で彼等にリアルタイムの指示を与えているとおぼしき描写があるので、
ベタな展開だと
タブレットが破壊されて制御を失なったコイツらに殺されるという最後が濃厚です
一方、前回ラストでカッコよく現場に指示を出していた日向は、戦略部として現状の日本が置かれた状況についての見解を巡らせていた

地球テラフォーマーはどこに隠れていたのか?答え!奴等は地下にいた!
もう随分前から不景気に文句を言いながらも何不自由なく暮らしていた地上の1億人が
地下のモグラ族12万人を見て見ぬフリをしていたその間に・・・
ゴキブリもそこに居た!
蛭間さんからの極秘情報によれば、地球にバグズ1号が来たのが17年前の2604年
17年間奴等は何をしていた?ひっそりと暮らしていた?

違う!今の日本の状況は他のどの国とも違う!
一年前に北海道に現れている事もそう―間違いない
テラフォーマーは日本を獲りに来ている!
1つ!世界最大の地下迷宮と、監視カメラの少なさ!
それはつまり地下の暗さに対応できれば、警察・軍の防衛線や航空レーダーをスルーして
その国の各要所に最少人数で攻め込めることを意味している
2つ!武装した警官・市民の少なさ!
3つ!最高レベルのインフラと科学技術・研究施設を保有すること!

>かつて数多の怪獣に蹂躙され、今でも年に2組織位のペースで襲われている日本がテラフォーマーにもまた狙われているのか
一応理由あるけれど、やはり「またか」という感は否めませんな
自分がテラフォーマーの立場だったなら、地球侵略の為の足がかりとしてまずはどの国から攻め落とすか?その筆頭候補は言わずもがな
彼等の本拠地とするべく狙われた日本
悲しいかな北海道君張にハゲが現れた時ですら、憲法上自衛隊を出動させる事ができなくてアメリカ軍に出動してもらったというのが日本のザマ
技術は第一世界水準ながら戦闘力皆無の軍隊という、まさに攻め込んでくれと言わんばかりの物件です

『ナイフ・・・ハハ・・・そりゃそうだ・・・・

火星と違って地球じゃ無限に調達可能ってワケだ・・・・!』

一方その頃。迫る数百体のテラフォーマーから実を守るべく、水路に縦横無尽の糸の結界を張り巡らす燈。ここが火星であれば鉄壁の防御だったかもしれませんが
アリタケテラフォーマー達は手にした刃物で、火星では無敵だった燈の糸をあっさり切断
いきなり内臓まで達する刺し傷を負うという、かなりシャレになってない窮地に追い込まれます
>前回の「こっから日本のターンだぜ!」みたいな引きで今回あっさり腹刺される燈にうーん
いやテンポの悪さは今に始まったことではないですが。しかし相変わらずテラフォーマーの変装がタートルズ並のガバガバさだなぁと
>古武道やってたのにナイフで簡単に攻略される燈、、、、なんでしょうこの釈然としない感じ、、、、
>燈の糸は市販のナイフで切れるのか。まあテラフォーマーの膂力あってのことなんでしょうが…
>鎌ありにすれば宇宙船のパーツ切断できる絹糸、ナイフに完敗
>バッタやオケラはもちろん、パラポネラの怪力ですら千切れなかった燈の糸がなんの変哲もないナイフ一本で切られるのを見るとなんかなぁ・・・って
まぁ素手で千切るのと刃物で切るのじゃ意味が違うからしょうがないっちゃしょうがないけど、火星だと敵無しだった糸があっさり切られるとなんか残念
凱将軍産ゴキって手元のタブレットらしきもので操作するみたいだし、野良より複雑な動きするのかな

皆が不満を漏らしているように火星ではパラポネラすら縛り上げたオオミノガの糸が、雑魚テラフォーマーがナイフ一本持っただけで無力化されてしまうというのもアレですが、
はんぺら個人的に最もガッカリしたのはコメント一番上の朋友と同じポイントですね
「この状況は既に予想できていた。現場各員へ通達!これより迎撃に移る!」
という、いかにも「安心してください!こっから主人公達の反撃ターンですよ!」ってラストから僅か1週で燈がこのザマというガッカリさ加減
これまでもテラフォレビュー内ではよく使ってきたフレーズですが、「せっかく上がったテンションに即座に冷水をぶっかけられた」という感じで、ホント何かしたいのかマジ意味不明
結局中国の裏切りも糾弾できてないし、今もこうしていいように攻めこまれてるし
新章でもずっとやられっぱなしかよこいつら
というイライラだけが募る。カタルシスが全くないんですね
貴家先生には申し訳ないですが、こんなグダグダの展開が長く続くようでは読者も地球編見限っちゃいますよこりゃ。早い段階での反撃展開で方向修正してもらいたいところです




「雷ライ博士!」
「ん・・・聞いてるよ。膝丸燈が地下に現れた事はラッキーだった。それは必ず捕獲するとして・・・
今日「地球テラフォーマーVS日本」の戦いが始まる。我々は戦わない。乗じるだけだ

東京に10万匹は潜んでいるというテラフォーマー・・・放っておいても一気に活動を始める日はあっただろうが
あろうことか今日、日本人の方からゴキブリのアジトを暴いてしまった
巣を突っつかれたらのんびりはしていられない。即座に作戦を実行に移すだろう

17年も準備していた地球テラフォーマーが日本を獲る為に動く・・・・
俺がゴキブリならそうだな・・・まず通信施設から破壊るね」
>中国の博士はのんびり解説してるけど日本が落ちたら地理的に次は中国が狙われるんじゃないの?
というか話がまるで進んでない…ここ3週間「ゴキブリは地下にいました」の説明だけで何ページ使ってる
>既にゴキは人間社会に溶け込んでいt・・・・ねーよ!こんなのいたら振り返るよ!
撮られて速攻ネットに流れるよ!せめてサングラスとかしろよ!
ライよ!かみなりじゃないわ!!
新たに登場した中国側の新キャラ雷博士。おそらくは彼が「紅式手術」を完成させた人物だと思われるので
本多博士、ジェシカに並ぶレベルの頭脳の持ち主だと思われます
「これまでずっと「準備」に徹していたテラフォーマーが攻勢に出るきっかけがいずれ来る」というのは、第2話のレビューではんぺらも言及しましたが
なんとそのきっかけが第6話にしていきなりやってきてしまいました。
ゴキブリVS日本全面戦争の幕開けです
「だが準備してきたのはこっちも同じだ。頼むぞ社員達みんな!」

東京都墨田区 第8代日本大電波塔 通称『東京タワー』
「ヘイヘイヘイ何してる!そっちは管制室だぜ!あとそっちの熊動いてない?」
東京タワー管制室前。変装したテラフォーマーが中に入ろうとしているところを、帽子を目深に被った警備員が呼び止めた
革ジャンと帽子はともかく、
クマの着ぐるみ丸々着てきたテラフォーマーちょっと萌え
「全くお前らも大したもんだけどよ。俺ら日本人も日本人で世界中から奇異の目で見られてんのよ
仕事が全てすぎるだろって。入社の時は葬式みてえに同じ服着て必死に個性消してよ
入ったら入ったで年金レベルの薄給でこき使われて、休日も帰れなかったり、挙句死んだりしてるんだけどよぉ
その会社が言うわけよ

「この街を護れ」ってな」
染矢龍大、登場
「ジャパニーズビジネスマンとかマジ最悪の人生だぜ」と自嘲しながらも、転じて「その会社の命令でこれからお前らを排除するわ」という決め台詞がなんとも渋い
株式会社「一警護」戦闘準備!と、めっちゃカッコいい表情の龍ちゃんが臨戦態勢に入ったところで引き
>染矢くんは燈救出ではないから8位以下で確定かな。はんぺらさんが言うように8位って言っちゃ悪いけど加奈子以下なんですよね
加奈子はヒットアンドアウェイでノーマルゴキ十数匹程度ならほぼ無傷で瞬殺で蹴散らせるけど網とか道具使えば対処できるレベルだし、
加奈子より上のイザベラですら武器無しだけどマッチョゴキに一撃で撃破されるし。能力無しのテラフォーマーとはいえ、
人間社会に溶け込みおそらく火星のものよりも強いであろう個体に順位だけで見たら加奈子やイザベラ以下でどこまで戦えるのか
東京タワーの数匹程度なら楽勝かな。問題は燈救出の7位がどこまでやれるのか
>テラフォ新章面白いけど、テラフォに求めている面白さとはベクトルが違う感じがしてウーン...という感じ

テラフォーマーと交戦するからには当然MO手術を受けていると思いますが、ジャパンランキングは8位以下であろう事が確定した龍ちゃん
読者人気は高いキャラではありますが、今後の活躍度という視点で見ると結構厳しい立ち位置かもしれません。これで7位は新キャラの可能性が濃厚になったかな?
はんぺらがレビューで
「エヴァっぽい」と考察した女の子あたりが7位だと思うんですが、どうでしょう。答え合わせが気になる次号へ続く!


第6話

『風水フェンスゥイ
中国の古い言葉で「地理」を意味する。今でこそおまじないの一種といった扱いだが、
本来は古代中国で発展した学問であり、その起源は黄河文明にまで遡る
建物の形や場所が重要視されるのも現実的な理由があった

北東からは騎馬民族が攻めてくるし、南方もまた外国である。また換気の悪さや水の淀みは衛生状態の悪化を意味するなど
元々は「城邑を守り、食料と水と資源を確保する」ための学問だったのである
そして一説によれば
”この場所”に首都を構える事は風水上完璧だと言う
いつまでも国が栄える・・・

>風水には地政学的な側面があったのは意外ですね。まあ、江戸に風水が生かされてるというのはガセらしいです
江戸の町づくりに際しては
「風水などの迷信にこだわる必要はない」という徳川幕府の記録が残っているそうで
上野の寛永寺は鬼門封じだとか五色の不動明王とか昔は騙されたなあ

冒頭。「風水はただのおまじないじゃない」というトリビアから始まり、日本の首都が東京であることの必然性を説くナレーション
そのナレーションが涙目になりそうな、「江戸城下町が風水を無視して造られてる」っていう朋友のトリビアは面白いですね。勉強になります
ここで七星と日向が情報をやり取りする場面に切り替わり、
この緊急事態における一警護戦略部の作戦が打ち出されます
「その東京を今!テラフォーマーが奪おうとしている!
それも大挙して銃と爆弾で制圧するのではなく、「要所」のみを落とし、「混乱」させ、
インフラはそのままに「乗っ取ろう」としている!
既に複数の携帯電話会社が襲撃を受けていると見られる。ゴキブリの狙いはおそらくこ
う―
@インターネット・電話・TV・ラジオを停止させ、大衆に目隠しをする
A行政機関、政治家などを襲撃し、東京の機能を停止させる
Bそして最後に電力会社と自衛隊基地を制圧・・・
あとは暗闇の中パニックの都民1700万人VSテラフォーマー20万匹

一夜にして東京都はゴキブリに支配される
そうなるか・・・!ならないか・・・!すなわち東京が!日本が!なくなるかなくならないかが!
この12時間以内に決まるッッ!!」

「事前に連絡を取っていた警察機動隊は電力会社と、イザって時の地上の人々の警護に回ってもらってる
自衛隊はまだ動けない・・・事が起きていないからだ
だが俺達民間警備会社は社長の命令1つでいつでも動ける!
ゴキブリが「少数精鋭」「速攻」「同時多発」なら・・・
こっちもだぜ!
墨田区東京タワー!染矢龍大!
千代田区国会議事堂下!鬼塚慶次!
千代田区千代田城地下!本郷丈一!
そして新宿区都庁下!膝丸燈!!!」

>20年ぐらいで食料がカイコガぐらいしかいないのに億単位まで増えたTFが、地球で隠れる必要があるとは思えんのだよなー
能力無しでも力士型ふつうのTFの3倍強いらしいし。 テラフォは大風呂敷を広げすぎたのでは
>染矢の相手の熊着ぐるみが不気味。こいつMO手術受けたゴキな気がする・・・七星はどこかの施設内にいるみたいだけど
指示を出してる日向とは別行動をしてるから本部にいるわけじゃなくてどこかテラフォーマーに狙われてる施設内で交戦するのかな
日本政府の対応いったいどうなってんの?
テラフォーマーの存在は認識してるだろうに
「事が起こってないから自衛隊は出せない」って。事が起こってからでは遅いだろうに
北海道でテラフォーマーを発見しても自衛隊を出せずに、米軍に爆撃してもらうしかないという体たらくは前回も指摘しましたが。これではマジで張り子の軍隊です
そして日本政府も大概だけど
一警護の作戦もかなりヤバイ。正気ですか?(ケンコバ風に)
「ゴキブリがおそらく少数精鋭で要所を狙ってくるだろうから、我々はその要所要所で迎え撃つ」という、ただの予測を作戦の大前提にしてしまってるのもナンですし、

そもそも七星の言う「12時間以内」というタイムリミットはどこから出てきた数字なのか謎
12時間要所を守り切ることができれば20万匹いるゴキブリがまた地下に引っ込むとでも?

「巣を突っつかれたからもう隠れてはいられない」って前回言ってるんだから、
12時間で要所を奪えなかったら、その場合は20万匹が一斉に地上に出てくるだけでは?


20万匹のゴキブリ怪人が都民を皆殺しに地上に出てくるかもって瀬戸際の時に、
日本政府は「事が起きてないから」と自衛隊も出さずに
民間警備会社の社員がたった4人だけで立ち向かってるという

この異常なまでのリアリティの無さ!!!

地球編の存在が確認された時から一貫してはんぺらずっとツッコミ続けてきましたが、やはり舞台を地球に移すことは設定それ自体に無理があるというか・・・
つまり罪のない一般市民から犠牲者を出さないようにすると、
こんな風にありとあらゆるツッコミどころだらけの話にならざるを得ないんですね

はんぺら予め1話レビューの時点で「5話あたりまでは様子見で」と断っていましたが・・・これはもう作品として終わった感すら感じます
朋友達のコメントに俺のような怒りのツッコミが殆ど来てないことが信じられないんですが、みんなはそこらへん気にならないんだろうか。俺が過剰反応なだけなのか?






「膝丸燈くん。もう知っていると思うがテラフォーマーが地球でも発見され、既に被害が出ている
ワクチンの事も当然だがその為に君達対テラフォーマー戦士に急いで還って来てもらった
だが強制はしない。君を保護しようという動きがある
火星で「セカンド」と呼ばれただろう?戦力としては惜しいが君を危険な任務に使えばまた狙われるかもしれな
それに俺の意見を言えば・・・
君は若い。その若さで君は誰かの為に戦いすぎた
過酷な運命を背負いすぎた。だからこれからはもっと自分の為に生きていいんだ」

ここで燈の回想。地球に帰還してすぐに一警護所属の意志があるかどうかの旨を確認される燈だったが、七星本人は乗り気ではなかった
20歳という若さで愛する女性を失ない、彼女と同じ病気で苦しむ人々の為に命を賭けた任務で火星に赴き、身も心もボロボロに傷ついた成年

この上我々がどのツラさげて更に過酷な人生を要求することができようか
思いがけぬ温かい言葉に戸惑う燈。とりあえずその場での返答は保留し、病院へと向かう。そこで彼を待っていたのは・・・・
「桜人。うわっ!ちょ・・・お前ダメだろ!まだ安静にしてなきゃ!」

>よかった桜人助かったんだ。本当に良かった・・!!
>桜人助かったってことはワクチン開発に成功したんだろうしアシモフさんの娘さんと孫も助かってるのかな
ちゃんとアネックス1号が火星に行った本来の目的が果たされてるのは2部終了として嬉しい
>ワクチン出来たのか、良かった良かった…で、なんで燈はまだ狙われてるんでしょう。MO成功率100%以外に何かあるんでしょうか
>桜人が明らかに間違った性に目覚めてそう。薄い本が熱くなるでぇ
そこには元気に病室を走り回る桜人の姿が!(例のナレーション風に
ヒザマルさん大好きすぎて、小猿のように真正面から抱きつく桜人。アカン。これは濃厚なショタホモ本出ますわ
燈の事を考えてめっちゃ覚えたてのオナニーする桜人とか(自粛)
「んっ・・・ああ・・・いやハハ・・・・桜人よかったな・・・・ワクチンができて本当に良かったな・・・」
「うん・・・ヒザマルさんのおかげだよ。本当にありがとうヒザマルさん」
桜人の温もりを肌で感じながら、自分が火星で傷ついたことは無駄ではなかったのだと実感する燈。その双眸からは止め処なく涙が溢れ出す
その心からの笑顔と
「ありがとう」という感謝の言葉を聞いた時。燈の心はもう決まっていた

「・・・いいのかい?」
「行方不明者8711名・・・・奴等の前に斃れていった人々の中には俺の育ての親もいる
別に仇討ちなんてつもりはねぇ。ガラじゃねえしな。だがその中には俺と同様誰かにとっての大切な人も居たはずだ
誰かにとっての師匠が。桜人が。百合子が。東京に居るというだけで狙われている
育ちこそ施設だが俺はこの東京で生まれた。だから守りたい
俺が特別な存在じゃなかったとしても、同じことを言ったはずだ」

例え自分にとって無関係の人間でも。他の誰かにとっては大切な親であり、子供であり、愛する人
その全てを守ることが、今の自分がやりたいことだと胸を張って答える燈。よくよく主人公を絵に描いたような人格者です
>新キャラの本郷さんがスーツに腕まくりでチョイ悪みたいな感じでかっこいい
染矢くんに加え新キャラらしいのが3人いますし彼らの初戦闘が早く見たい。火星編のようなあの熱いランキング紹介が再び見れるのかな

というワケでこの燈の入社シーン、日向と染矢以外の社員が3人顔見せしてますが、いずれも141話に居たキャラのみ
これに草間師範代とダン中尉を合わせたメンバーが一警護全社員という事でいいんでしょうか?ここに居ないだけでもう何人か追加登場もあるのか?
そしてかねてよりはんぺらがエヴァっぽいと言っていた女の子は
このコマでもやっぱりエヴァっぽい。何者なのか

っていうか髪型が例の金髪ボブに見えなくもないです。この子という可能性も?
そして最重要設定の1つがあっさり判明。ワクチンはどうやら無事に完成した模様
当然アシモフの娘、ジーナも助かったことでしょう。これでアレキサンダー先輩も浮かばれます
しかしそうなるとAEウイルスはナノマシンではなく、本物のウイルスだったのか
更にワクチンが完成すればMO手術が100%成功するようになるので各国は燈の身体に固執する必要はなくなるはずですが、燈が狙われるのは何故なのか
まぁ燈は「MO手術の成功率を上げるためのサンプル」である他にも、
ミッシェルちゃん・エヴァ・一郎とセットで「MO手術の次のステージの4人」
と呼ばれている重要サンプルでもあるので、中国が未だ燈を欲しがってるのはこっちの方の需要ってことでしょうね。ここらへんも面倒くさそうだなぁ






「膝丸さん!仲間はまだ来てないのか!?」
「まだだ・・・それに左腕も複雑骨折してて注射しても治らん」
「何だって!?」

>迎撃準備できてるで→燈「骨折治らないし救援も来ないよ…ダメだぁ…我操」 染矢「俺の出番やで」→燈視点に戻って出番なし
有馬さん「まじめにやれ」 もうホント、なんなのこのテンポのクソ悪い展開は
>テラフォが範馬刃牙なみに寒い。登場人物全員に「なにやってんの?」「なにやってたの?」と問いたいわ
回想終わって現在。「7位」の救援を待つ燈ですが、未だその気配はなく、燈は左腕が使えず腹をナイフで刺されているという大ピンチの状況
前回もツッコミましたが、「仲間はまだ来ないのか?」「何だって」などと焦ってる日向が本当にただの無能にしか見えなくてツライというか
もう「戦略部(笑)」としか思えません
今後は屋敷レビューにおけるトリコ並みの扱いになる予感。というか実際にそうなるだろうしなぁ・・・
勝ち誇ってヘラヘラ笑いながら燈を更に傷めつけるよう指示を出そうとする中国工作員でしたが、ここで彼にとって信じられない事が起こる
「おいおい腹を刺すなよ死んだらどうすんだ。まぁでも元気そうだからもうちょっと傷めつけて・・・えっ何で!?」
「おいヒロシィ・・・・「何で」だァ?死ぬほど痛えよボケ!
俺の脳味噌ん中の気合を作る部分を正確に撃ち抜かなかったテメーが下手くそなんだろうが!」

大方の予想通り、死んでいなかった斎藤くんの復活

ヤンキー特有のワケワカらん言い回しが意味不明
ですが、とにかく致命傷は運良く避けたようです
「クソったれがこんな所で・・・こんな所で・・・死ねるかよォッ!!」

「その通りだ翔!ここの害虫を駆除する!東京は渡さねえ!」
>「こんなところで死んでたまるか!」ってテラフォ1部からある熱いセリフを斎藤くんが発したってことはやっぱり斎藤くん今後もレギュラーキャラですかね
>今回の最後はティンと一郎のセルフパロディですね!ただ当時と今回とじゃ紙面から伝わる熱量に雲泥の差が・・・
編集に突っつかれ過ぎた?売れすぎて慢心した?単純に連載疲れ?数年前アドルフさんが存命の頃この漫画は必ず天下を取ると思ったものですが、
なんだろう知名度だけ上がって俺たちの知っているテラフォでは無くなってしまった
車田先生の冥王神話編みたいにシーズン単位で休載して話を練ってからまとめて連載って方式でもいいから立て直してほしい
>テラフォ、萎え萎え展開に嘆くわ。僕の中で、俺たちのアドルフ、で完ということにしておきます
2人の台詞は第1部クライマックスにおけるティンと一郎のセルフパロディですが
朋友もコメントで指摘しているように、クソつまらない展開を台詞で誤魔化そうとしているような薄ら寒さだけが際立った微妙なラストに
うーんちょっとヤバイですねテラフォ第3部。6話まで終わって、正直まったく面白くないです
はんぺらは地球編否定派だったので「ほれ言わんこっちゃない」といった程度の感想ですが、地球編楽しみにしていた読者はもう「どうしてこうなった」って感じでしょう
燈と斎藤くんはこのピンチを脱することができるのか?
とりあえず7位早く来いやとしか言えない次号へ続く!


第7話

「・・・身体には気をつけるんじゃぞ」
「・・・ええ」

『学費・授業料全額免除 2回の飛び級の後14歳でアメリカに渡った少年・・・
とうとう施設には馴染まなかった・・・こういうタイプは一定数居るが・・・
この子の持つ頭脳
ちからは強大すぎる。色々な事に巻き込まれるじゃろう・・・危うい・・・の・・・』
>本多博士がなんで燈を膝丸道場に送ったかが分かった今回、正直2期のときにやっとけよという感想が真っ先に出てくる今さら感で反応に困る
生みの親の1人であると同時に道は違えど同じ師に育てられた、というの自体は良いんですけどね…

冒頭。まだ若かりし頃の草間師範と、彼に見送られて施設を出て行く天才少年。言わずもがな在りし日の本多晃博士です
これまで謎だった本多博士と膝丸心眼流道場の繋がりでしたが、蓋を開けてみればなるほど納得。彼もこの施設出身者だったという極めて単純な理由でした
背中の赤ん坊が朝太郎だと、この回想シーンはおよそ38年ほど前でしょうか。ここで場面は現代に戻り、今や52歳となった本多博士が七星と会話しています
「戦闘が始まりました本多博士」
「先手を取られるよりは取ったほうがいいという判断か。私は恨まれているかもしれないな・・・」
「確かに一年前・・・アネックス1号のクルー達は政府の望み通りウイルスのサンプルを持って地球へ帰還した
しかしその日から今日までフル活動での研究を期待されていたあなたはこの一年間
日本の戦闘力の強化よりも、膝丸燈の研究という技術革新よりも
純粋な治療用ワクチンの開発を最優先してきた
おかげで助かった命もあるが・・・ワクチンで助かった以上の数がこれから殺されるかもしれません
そう考えると元自衛官としては多少思う所もなくはないが・・・政府上層部はともかく
我々株式会社一警護はあなたの決断に恨み言を言う者は一人も居ません」
ワクチン開発が成功したのは前回明らかになりましたが、その陣頭指揮を執っていたのが他ならぬ本多博士本人
おかげでAEウイルスに侵された人々は助かりましたが、反面それに時間を割いて来た日本は諸外国と比べてMOの技術の戦闘力向上は停滞しているという
例えば中国が剴将軍の能力を機械化して一般軍人にも扱えるよう改良しているように
それ以外の国もおそらくこの一年の間に、MO関連の新技術開発によってその戦闘力を高めていると思われます
まぁ前回までの描写を見ると戦える軍隊を持たない日本は技術がいくらあっても無駄という気がしないでもない
>些末な事ですが、AEウイルスはやはりナノマシンだったのではないかと
MGS4で、「スネークに入っている旧型ナノマシンが今のシステムに邪魔だから、その働きを阻害する新たなナノマシンを入れる」みたいなシーンがありました
(それ自体はフェイクでしたが)
だとすれば、イワンからもたらされた大量のAEウイルスを構造解析し、新たなナノマシンを作成出来たのだと思います
例えば、「1.AEウイルスを破壊もしくは働きを阻害するナノマシン」、「2.ウイルスによって変異した部分を正常に戻すナノマシン」、
そして「3.モザイクオーガンを受け入れる為の体質改善を行うナノマシン」を、3種混合ワクチンとして日米露が開発・販売し自国で使用
ローマとドイツはわからないですが、ミッシェルによって裏切りが明らかになった中国には完全版は渡さず、
しかし人道的観点から1と2のみの「2種混合ワクチン」を提供したとすれば、「ワクチン出来たのにまだセカンドが欲しいの?」という矛盾も解決するかなぁと
自分でも「2部での解説と食い違う」、「中国は裏工作やりたい放題なのに入手出来ないもんなの?」、
「雷博士がワクチンそのものを解析すればいいじゃん」などなど突っ込み所多数な好意的解釈だとは思いますが、
「最初の方の緻密で面白いテラフォに戻って欲しいな。突っ込みではなくまた考察で盛り上がりたいな」と願い送らせて頂きました

脳が損傷しても場所によっては重大な生涯には至らないというケースは数多く報告されている
中には金属パイプが完全に頭部を貫通しても後遺症を残さず回復したケースまであるが
彼等がどれくらい「気合い」の入っていた人物だったかは定かではない
「きっ・・・気合い!?バカを言うなこの男・・・いやそれよりも・・・一度気絶したのに変態が解けてない!特異体質か!」
場面は地下水道。死んだとばかり思っていた状態から復活した斎藤くんに驚きを隠せないヒロシ
ていうかあの銃弾首から入って脳を貫通してたのかよ!今週の解説がないと絵だけではわからなかったな
あとヒロシの台詞から使用者が気絶した場合、薬の効果時間が残っていても変態が解ける
という設定が出てますが、これって本編の中で明記されたことあったっけ?確かに言われてみると、火星で気絶したキャラは必ず変態が解けてたような気がするな
「翔聞こえてるか!?協力し・・・あッ!ぐゥ・・・・!」
「その腕では薬を射つこともままなるまい。一方こちらはこんなものまで用意してるんだよ。地球だからね

終わりだよセカンド。銃で四肢を粉砕されるか、網で捕獲されるか・・・君の増援が来る前に選択してもらえるかね?」
変身銃を使おうとした燈の腕を蜂の巣にする、機関銃で武装したテラフォーマー達
舞台を地球に移したことによるテラフォーマーの戦闘力向上の甚だしさよ。ただでさえ主人公側が圧倒的に戦力不利なのに、敵だけこんなに強くなってどうするのと
「増援?」
「へ・・・来ねえよ・・・10分は来れねえ・・・俺たちゃ深刻な人手不足でね・・・」
>1部のセルフオマージュのすぐあとに、またしても雑魚ゴキにやられる燈に萎え
>先週:「援軍はまだなのか!?」 今週:「援軍来るまで10分はかかる」
燈がどうやって10分という時間が分かったのかは分かりませんが、これ把握してなくて先週あんなこと言ってたならマジ「戦略部()」ですわコレ
つくづく毎週ピンチにならないといけない決まりでもあるのかこの漫画は
前回ラストを第1部のセルフオマージュ台詞で締めて、今回7位が到着して反撃の流れかと思ったらまさかの萎え展開
銃火器で両腕を蜂の巣にされた挙句に「7位はあと10分は来ないお^^」だとか・・・そんなピンチ要素も前回で全部出しきってからあのラストにすればよかったのに
なんかピンチ要素をわざわざ小出しにして、毎回ムリヤリ苦戦してるみたいなのよね(言い得て妙)





と、ここで燈が変身銃を投げ捨てて放棄。斎藤くんはその行動を諦めたものだと思って非難しますが、燈は笑顔でこう答えるのだった
「おいおい・・・信じてくんねえのかよ?俺と俺の仲間をよ。”タイマン張ったらダチ”・・・だろ?俺ら」
「そして自衛官でも一警護役員でもなく。私個人の感想を言うならば―本多晃博士
あなたという頭脳が日本に居てくれて良かった」

!?

「天異変態」
なんとここで燈、突然背後の斎藤くんをガバッと抱きすくめて濃厚なキス・・・ではなく、
吸血鬼の如く首筋に歯を立ててその血を吸っている模様。何が起きているのかわからないヒロシと読者に対し、七星と本多博士の会話が「これ」が何なのか解説します
「あなたは言った。ワクチン開発に時間を費やす以上、新たにMO手術能力者の数を増やす事はできないと
できるとしたら既に手術に成功した戦士の薬に改良を加えるくらいだと」
「フ・・・苦し紛れの策だ。あんな技術が戦力の足しになるかどうか」

「十分だ。博士は名付ける程のものではないと言っていたが―
我々が名付けよう!
『CキマイラBブラッド技術オペレーション』と!!!」

C. B技術
膝丸燈?二星蟋蟀!!!

>テラフォーマーズ、ラブコメで途中から新ヒロインを増やしました的な悪手を感じました
そんなテコ入れじゃなくて根本的に設定や展開を見直せよ、これ以上無駄な設定を増やしてどうすんだという感じです
>今回で本当にテラフォーマーズという作品は終わったという確信
面白い・つまらないの次元ではなく、燈の中にあるはずの蜂・蚕・蟷螂・バッタの特性を引き出すという今まで積み上げた「物語」を投げ捨て、
ある意味手術成功者なら「誰でも出来ること」を切り札にしてしまったから
>天為変体が来週負けても驚かないというか、10分後に増援が来る→増援によって打破されるようなピンチが再び訪れる と予想できるので、
マジであんま役に立たないのでは?制限時間が短いとか
>最近のテラフォーマーは読者の期待を裏切ってばかりなきがします
膝丸や蟷螂の能力もまだ深く掘り下げてないのに、まだ新しい能力を手に入れても逆に主人公の個性がなくなって行くような
>コレ燈はかじれば味方の能力全部使えるってことですかね、なんでもありになると最初こそ盛り上がりますが
物語が佳境になるにつれ無敵性能を抑えるために弱体化や制限、状況による縛りなどが発生してグダグダになるのが常
この先どういう使い方をしていくのか貴家先生の手腕に注目ですね
>ザル設定、ザル展開、そして更に説得力がなくなる「お手軽パワーアップ」と来たか・・・ミラクルジャンプ時代は楽しみにしていたんだけどなぁ・・・
>今週のテラフォーマーは……う〜ん主人公元々の地の力がまだわからないのにああいうパワーアップやられても…
博士の言い方からして実用性はほぼないのかもしれないですけど…
そもそも他の能力者がいて初めて使える能力なのに単独で行動させたのはなんでだろう?
一応他の能力者の体液とかを持ち歩いてるのでしょうか? こう書くとあぶなくなっちゃいますね
>いくら薬を改良しても、これ近くに仲間がいなかったら意味無いだろ・・・今回は本当に偶然斉藤君が居ただけだし
>あの濃厚な燈×翔シーンを見た読者はミニ爆将軍以来の「テラフォ?知らない子ですね(加賀並感)」を味わったと思う
>「本編がガバガバ過ぎて不人気だから腐人気に媚びようとしたの?本編が面白くなきゃ食いつかねえよ?」
などとどうにもささくれた感想しか出てこないテラフォ。うーんどうしたものか
>はんぺらさん御指摘の通り、もうTFは挽回するのは難しいと思います
先週ツッコミが少なかったのも朋友達が面白くないを通り越して、無関心になっているのではないでしょうか?
今週新要素としてCB技術が明らかになりましたが、各キャラの個性が薄くなるので悪手だと思います
加えてTF戦で蟷螂の能力も膝丸も使わなかったのも腑に落ちませんし、
コオロギの人がいなければ、新技術も役に立たずあっさり回収されていたという危機感のなさもマイナス評価です
はんぺらさんにとってはトリコに続き苦行となると思いますので、キン肉マンかグールをメインにして、TFをサブにした方が良いのではないでしょうか?
>うん・・・、キマイラね。天異変態ね・・・。こう、テラフォそっち行っちゃったかー感が極まった感じですね
凄まじくどうでもいい感じですが一応考察すると正直本田博士の言うとおり小手先感が否めませんね
特に燈はもともとミノガとカイコガとカマキリのトリプルみたいなもんだったからコオロギの超感覚が加わっても蛾のソナーとドンだけ違うの?って話だし
脚力にしたところで数の差をひっくり返す程では・・・あと何よりもこんな切り札なら最初からコンビで行かせろ!!
斎藤くんいなかったら抱え落ちだったじゃねえか!!ホントは2種類の薬とかでなるもんなのかも知れないけど未だに来ない7位とかのせいでとても・・・
>燈の新能力、予想外の斉藤君がいたからよかったですが、それならなおさらなぜ一人で来たといいたい
本来はじょうじ相手に使うのかな?(かなり危険な気がしますが)
>CB技術なんていうトンデモ後付設定が来ましたね。MO手術は手術で埋め込んだ生物の器官を発現させるものなのに少量の血を吸っただけで良いとか、
だったら他の仲間の血をストックして持たせておけよとかツッコミ所が満載。一番のツッコミ所は吸血なんてエロい行為をマッチョ男二人でやったことだが
>本多博士アゲの回ですがすごくチグハグな印象
そもそも、「ゴキと戦える人員を新たに増やす」「膝丸燈のようなM.O.の遺伝の研究を進める」という選択肢は長い年月がなければ成立しない
「ワクチンを作ることを優先した博士スゲー」と言われても、現実的にそれしかできないだろと
(ってかワクチンできたらM.Oの成功率100%になるんじゃなかったのかな?)
そして今回登場したBL技術ですが、「ツノゼミブーストがある点で全員そもそもキメラ状態だからおかしくはない」と思い込むことで納得しました
今回のように昆虫×昆虫みたいな縛りがあってほしいところですが、それだとマルコス×アレックスの濃厚な変態を見れないからなぁ…次回の解説が待ち遠しいぜ
>「ゴキブリは薬無しで変態能力を使えるが、人間の場合は薬が必要」というアドバンテージがゴキ側にしかなかった状況を
「人類は改良薬を使うことで更にヤバい変態が可能(ゴキは改良薬を使えない)」としたのは久々のヒットでした
>C.B.手術!特撮ヒーローでいうところの新しいフォームチェンジ!ってな感じで燃えるんですが、
果たして「多勢に無勢」たる現状にどれだけ対抗できるのか
いくら個人個人が強くなっても数の暴力には敵わないんじゃないのか?という疑問は拭えませんね
来週には詳しい解説が入るでしょうし、そこのところも説明があるのかな……?
>テラフォ見開きの迫力は良かった!ただ取ってつけたようなピンチなのと次回への引きが微妙に下手で勿体ない回という感想
>刃牙、トリコ、テラフォーマーズ・・・はんぺらさん、長くレビューしてる作品のほとんどが糞化する法則がありそうですね
>薬を優先させた日本、これはあれだ金とロシアあたりが味方に付いてるな、恐らくだが
そしてこの改良の主人公はまあ本当に主人公ぽくねえ能力だな、でもこれは本田博士と燈の二人がいて可能な改良だったな
日本の戦士の新たな武器は、他者の血を吸うだけでその特性をコピーできるというトンデモ技術!
手術で肉体にその生物の遺伝子を組み込まれているMO手術と違って、血を吸うだけでその生物になるってどういう理屈で可能なのかわかりませんが
ジェシカも雷博士も「なんぞそれー」と言うであろうレベルのチートである事はわかります
舞台を地球に移した第三部にあたり
主人公達の味方となった本多博士の天才性を強烈に見せつける回
であることはわかりますが・・・わかりますがもう・・・コメントが見ての通りで本当にツッコミどころしかないというか。場面だけを切り取っても、大局的に見ても、どっちもうーんな感じ
まず場面だけを切り取ってのツッコミは、
傍にMO能力者が居なきゃ使えない技術なのに燈一人で任務に赴いてるという事
今回の流れは
たまたま偶然地下水路の奥で斎藤翔という男が居たからなり得たただの偶然であって、
斎藤くんが居なかったら本当にSTGで言うところの「ボムの抱え落ち」です。
なんで最初から7位と一緒に行かなかったのかと
というか血を吸うだけで変態条件を満たせるなら、コメントにもありますが複数人の仲間の血液を持ち歩けばいいだけでは?
ここらへんの矛盾点に関してはおそらく来週の解説で詳しいフォローが入ると思われますが、それが読者の納得のいかないものなら戦略部(笑)と嘲笑されて終わりですよ
とりあえずCB技術はコピーした特性を恒久的に使えるんじゃなくて、薬が聞いてる間だけの一時的なものというのは間違いないかと
これが恒久的なものだったら、
エヴァと一郎とミッシェルちゃんを吸った燈は神になっちゃいます
ニュートン一族がやろうとしていることをお手軽にできちゃうって話になっちゃうんで、それだけは有り得ないってことですな

あと複合MO手術に関しては既にスピンオフ作品「アシモフ」で
グリズリー(哺乳類)?ゴミムシ(昆虫)が登場してるんで、
今更本編で同種縛りってのはないんじゃないかと予想します。
じゃないと変態時のBL絡みも制限されちゃうしね

物語を大局で見てのツッコミは、
この技術が逆にキャラの個性を無くしてしまう悪手になるのではという懸念
本多博士が
「できるのは戦士の薬に改良を加えるくらいだ」と言っているのを見る限り、BC技術は燈限定ではなく今の日本の戦士達の変身薬すべてに組み込まれており、
ジャパンランカー全員が、互いの血を吸うことで天異変態可能であると思われます
つまりもう慶次が慶次である必要がないというか。「誰もが誰かになれる」というか
キャラクターの個性の崩壊です。これが来週の解説で、「持って生まれた肉体特性で燈だけが使える」となればまた話は違ってきますが・・・
そして未だ4人の両親という出生の秘密も謎のままなのに、こんなチートな新能力を手に入れてしまった燈
まだ赤鬼の設定詳細も謎なのに、青鬼という新たな力がいきなり出てきたトリコを彷彿とさせます
燈出生の秘密は絶対第2部ラストで衝撃的に明らかにすべき謎解きだったハズなのに、それをダラダラと引っ張ったもんだから・・・・この収拾のつかなさ感マジヤバイ

>テラフォーマーズのレビューどんどんやってください。批判・酷評も、あの展開なら致し方ないかと
・・・でもね、なんというか、皆さん「漫画」にいろいろ求めすぎな気がしてなりません
作者が描きたいように描いてるかは別として、今のテラフォーマーズをもっと大雑把に読んでもいいんじゃない?
わかってるんだ。お前さんの言うことが真実だと俺らも痛いほどわかってるんだよ
漫画の展開はどこまでいっても所詮は「漫画の展開」であって、いい歳した大人が「ここが変だ」などとツッコむのは野暮な事この上ないってのはわかってるんだ
でもこれだけツッコミどころだらけだと、そこに触れない事のほうが逆に難しいというか
それをスルーして感想を書くことが不可能なレベルにまでなってしまったのが今のテラフォーマーズなのよね・・・俺もできればこんなツッコミしたくないんだよマジで
「決めたからな・・・・若い頃の私は―焦り、逸って大罪を犯した
だが1年前膝丸燈と再会した時、21年前とはまた別の使命感のようなものが私の中にあると感じた
『そうだ。この成年が大切にしているものを守ろう
それがきっとこの世界を良くする技術になる』
・・・と」
ラスト。本多博士の懺悔とともに、一瞬で数匹のテラフォーマーを瞬殺するコオロギ燈の初陣で引き。うん・・・7位はよ来いや次号へ続く


第9話

「テルムス・アクウァーティクス」という細菌がいる
聞き慣れない名だがこの細菌はある業界では非常に有名であり、
細菌の出す酵素の中ではこいつのものが最も人類に貢献していると言っても良い
その業界とは「DNA鑑定」
DNA鑑定をするためにはまず対象のDNAの断片を大量に増幅させる必要があるが
従来はその増幅に使用する酵素が熱に弱く、膨大な時間がかかっていた
しかし79℃で活動するテルムス・アクウァーティクスが発見された事により、
高湿・超高速・そして安価にDNA断片の増幅が行えるようになったのである

本来骨肉細胞を中心に取り込まれているMO手術によって得たベース生物のDNA
だがその情報の一部は血中に存在しており、その血を体内に吸収した燈は
予め銃で打ち込んでおいた「変態薬兼CB活性ユニット・テルムス・アクウァーティクス」にて
その血を増幅し変態!!!
しかし正規の手順を踏んでいない、対象の血を経口摂取しただけの変身時間は・・・
同じ昆虫型であっても もって10秒!

>そこまで詳しいわけではないですが漫画的な把握としては
コオロギのDNA(設計図)を入手して薬で体を作り変えると、設計図によってコオロギのパーツが増築 みたいに把握しています
コオロギのDNAをどうやってもコオロギが生まれるだけなんじゃないか?という感じですが
未来の科学力(+火星オカルト)で人体に生物の力が加えられるのが前提な漫画ではあるので
生物同士の細胞レベルでの融合ができる博士にとっては一時的に別の生物のパーツが生えるだけ
なんていうのはそれこそレベルの低い技術なんでしょうけれども
>ここだけを見れば、CB技術の解説は面白かった。昔に比べれば随分と早く安価になったDNA培養技術に絡めての原理、
タイムリミット付きのフォームチェンジ(555のアクセルか)による高速戦闘
CB技術のデタラメさ加減は自分も全く納得してませんが、頭空っぽにして読むと今週の燈のアクションは中々格好良かったと思うんです
ちょくちょく生き物なんかの雑学もありましたしね。ただ元々テラフォ名物だった物が出てるだけで持ち直したとはまだ言い難いのが惜しい
>天異変態の効果は同じ昆虫型でも10秒、その他生物ならそれ以下ってことですか
まぁバランス調整としては妥当ではありますが、他のMOが必要で効果時間も短いというのはキャラ的にも作劇的にも微妙に扱い辛そうな感が
>BL技術、昆虫同士の延長込みで持続時間10秒とか酷すぎる。今回何も言及されてないですが、
前回ツッコミがあった「能力者の血を持ち歩けばよくね?」という疑問点はタブーな雰囲気を醸してますが、
「目の前にその能力者がいる状況で10秒以下の間だけ能力をコピーできる」ってゴミにもほどがある

>活性ユニットはセットで撃ち込むのになんで正規のやり方で天異変態するための道具はないのさ
持ってないなら戦略部が間抜けすぎるし持ってるけど使い渋ってるうちに負傷なりで使えなくなったのなら燈が酷すぎるよ

CB技術の理論を説明する冒頭のナレーション。テルムス・アクウァーティクスが遺伝子情報をめっちゃ増幅する→
手術で肉体に埋め込まなくても、血液を摂取した程度の遺伝子でも対象に変態することができる→でも正規の手術はしてないので、同型でも10秒しかもたない
納得いくような、ツッコミの余地があるような微妙な術式ですがとりあえずそのロジックは理解できました
10秒というタイムリミットを短いと感じるか長いと感じるかは読者の感性でしょうが、まぁ10秒は短いですね。本多博士が
「あんなもの役に立つかどうか」と言っていたのも頷けます
「目の前にその能力者がいる状況で、10秒以下の間だけ能力をコピーできる」ってゴミにもほどがあるという朋友のツッコミは至極真っ当なので、
議論の焦点は前回も挙がった「仲間の血液を携帯してればよくね?」に集約するワケですが
そこら辺に関しては一切補足説明がないあたり、貴家先生もまだ明確な答えを出すのを決めかねてるという感じでしょうか

というワケで二星蟋蟀の強靭な脚力と超高感度センサーを得た燈

わずか10秒というタイムリミットでこの絶望的な劣勢を覆すことはできるのか?

「・・・・永遠に感じるな」

BGM:仮面ライダーカブト 主題歌 「NEXT LEVEL」
>燈「クロックアップ!」
>なんだこのアクセルフォームめいた能力は

「10秒とか長すぎますしおすし」と言わんばかりに、稲妻のような動きでテラフォーマーの群れを切り裂く燈。まさにアクセルフォームかクロックアップか
もともと接近戦スキルに特化している燈にとって、糸というトリッキーな特性より純粋な肉体強化系の方が相性がいいのかも
ヒソカに敗れた武術家カストロを彷彿とさせます。もっとも見当違いな能力を磨いてしまったカストロと違って、燈はカイコガの特性バッチリ使いこなしてますけどね
燈の電光石火の一撃は、テラフォーマーのみならずその奥に隠れていたヒロシの両腕を切断、命令を出していたタブレットを奪うことに成功。見事に一発逆転です
「よーヒロシ。こいつら全員自爆させるボタンとかってどれよ?言わなきゃお前をイジメた後に全部押すけど」
「どのみちその腕じゃもうゾンビゴキブリは操れねえだろう。とっとと通信機でお前の国の上司に伝えろ!
お前らにもテラフォーマーにも東京は渡さねえ!東京の街も設備も金も女も地上も地下も!
一警護おれらとジャパン・ランキングが護るってな!」
タブレットを指差しておちゃらけた物言いの翔と、鬼気迫る表情で中国に宣戦布告する燈
「金も女も」って妙に俗な単語を持ち出してるのは何なんだろ。リアルな台詞ではありますが、燈っぽくはないよね。翔なら違和感ないのに

両腕をもがれ、兵隊を奪われては抵抗する意志が残っているハズもありません。観念して負けを認めるヒロシでしたが、同時にこうつけ加えて煽ってきました
「通信機なら既に繋がってるよ。お前らこそ大丈夫なのか?
聞いたぞ・・俺達を倒しても他のテラフォーマー共が都庁を制圧するためこの通路に押し寄せて来ていると
満身創痍のお前らではたして此処を守り切れるか・・・・な・・・・?」

「オイ待て。何だこの音?」
と、ここで地下水路に鳴り響く地響きのような轟音。それが何の音であるかを察した3人の顔色が変わる
「なるほど・・・負傷した俺を中国から守り、同時に都庁下水路もゴキブリから守る。ついでにサンプルも回収する
しかしスゲーな。”7位”の人は」

BGM:コードギアス反逆のルルーシュ 「Previous Notice」
(次回予告とか、黒の騎士団登場シーンでしょっちゅうかかる例のアレ)
『さ・・・作業用ポンプを作動させやがったんだ・・・川の水を地下河川に押し込むための・・・!』
なんとここで水上スキーに乗って颯爽と登場した7位。河川の水を地下水路に引き込むという水攻めの計!
押し寄せた水流の勢いは、さながら水洗トイレに落ちたゴキブリを流すが如く
都庁下に集まった中国工作員とテラフォーマーを一網打尽にするのでした





「・・・・死ぬかと思った・・・」
「何言ってんですか。まだ死にそうですよあなた達
急車をここに呼んでますので私はこれで。回り道してサンプルを本社に運びます」

荒れ狂う濁流の中、なんとか7位の得物のしがみついて九死に一生を得た燈と翔。ともに放心状態で河川敷で寝そべってます
どうやら7位ははんぺらの予想通りあの女性っぽいですが
「助かってないよ。まだ死ぬかもよ」という歯に衣着せぬ物言いはかなりの毒舌キャラの予感
『長い・・・武器・・・なのか?さっきはほんの右手の小手先で持っていた様に見えたが・・・』
>きっとサムライソードは重ねたトランプの一部を引き千切ったり出来るに違いない
大の男二人がしがみついた長柄の武器。水流の抵抗まで考えたらとんでもない重さになるハズですが、
それを片手で持ったまま平然と水上スキーを運転した、7位の超人的握力
彼女のベース生物の考察材料になるでしょうか。でも握力で有名な生物はオウギワシが既に仲間でいるしな・・・うーむちょっとわからん

>サムライソードちゃん、持ってるのが槍とかにも見えるけれど名前からして野太刀みたいな刀ってことでいいのかな
そしてはんぺら普通に槍のような長柄の武器だと思いましたが、これは超長い鞘という可能性もありますね。コードネームからして後者か
「なんにせよ助かりました。日向課長からは「7位の人が来る」としか聞いてなかったんですが・・・えっと」
「そうです。ジャパンランキング7位のサムライソードです

上手くいったようですね天異変態
ひとまずは要所の一つ東京都庁の防衛及びサンプル攫取・・・完了です膝丸課長」

>寒いのがやって来たで寒来(サムライ)ソードですかね
>ジャパン・ランキング7位「ドーモ。膝丸燈=サン。サムライソードです」
>ドーモ、サムライ=ソード・サン。ジャパンランキング7位はニンジャスレイヤー!
>7位予想正解おめでとうございます。しかしサムライソードってなんかニンジャスレイヤーに出てきそうな名前ですね
>サムライソードさん確実に日本以外の血入ってそうじゃないか…。なんかニュートン家関わってそうな予感
>変態前から高い身体能力…ダンが単独潜入ってのもアレだしサムライソードはニュートンかな
>何かシーラとエヴァ足して2で割ったような娘がラストに出てきたけど・・・今週は藤原書記と源内典子さんが可愛すぎて霞んじまったわ
>今のテラフォーマーズ頭悪すぎて、都庁下水路に水を流すことを思いつくことすら今の膝丸には半年掛けても無理そう
>地下に水を流すのはいいとして、モグラ族の皆さんに避難勧告は出しましたか
>いや地下にあんな鉄砲水ながしたら、斉藤君の仲間とかみんな死んじゃうんじゃ…
あと燈は管理職なのにランカーの顔も名前も能力も知らなかったの? まあ気にするだけ野暮かもしれませんが
>マンホールがプシュプシュ言う勢いの水攻めで絶対にモグラ族の人達も死んでますよねこれ
>七位七位っていつまでどうでもいい情報(名前)を読者に伏せとく気だよって思ってたら主人公にも伏せられていたとか‥‥
そんな基本的な事も確認し合ってないと言う事は能力とかも知らないよね?そんなやつの増援期待してたの?
ちょっと確認したいんだけどこの人達は日本の平和守ろうとしてるんだよね?
レッツパーリー(銀魂的な意味で)なことしてるわけじゃないいんだよね?
>作戦が雑なんだよ!!(挨拶)いや、ノーマルゴキだけで来てる保証もないのに水で流してここは完了ですはねえだろ・・・
つうか仮に全部流せてたとしておかわりが来ない保障あるの?とか燈に事前に知らせてた感じじゃないけどまとめて流す気だったの?
とかそもそもこのデカイ作戦まで1年間7位と訓練どころか顔合わせすら無く能力のすり合わせどころか顔写真すらもらってるのか怪しい燈の反応はなんなのよ
CB能力も変異メカニズムだけの説明でどれほどの強化なのか解りづらい割りに瞬殺しちゃうし・・・
せっかく久々の主人公の優勢シーンなんだからもっと描写盛っていいのよ?雑な水洗便所に尺取らなくてもさあ
あ、あとCBはやっぱ本来事前に登録なり調整なりした仲間の血で変身するみたいですねー、斉藤君から吸ったのは銃使えないから直飲みしただけだと
でもそうなったのも大体一人で突入したせいだよね!あんな蛇口ひねるだけなら別にランカーじゃない一職員とかでも良くない?
ニンジャスレイヤーにそのまんま出てきそうなちょっと寒い感じのコードネームとか
地下水路を居住区としている、何の罪もないモグラ族に避難勧告は出したのかとか

その辺はまぁ目を瞑るとして、
互いの命を守り合って戦う、信頼すべき同僚の顔すら知らないってどういう事なの
コメントを見ると、サムライソードがニュートン一族の関係者じゃないかと予想する朋友もいるようですが。こうなるとスパイがどうこうとかいう話じゃないよね
だって同僚の顔も知らないんだもんよ燈

極端な話、中国の工作員が「助けに来たぜ膝丸課長!俺が7位だ!」って言ったら信じて付いて行ったんですよ?
作戦が雑だとかそういうレベルを超越してもう意味わかんないですこの会社。真面目に日本を守る気あるのかと問いたい
っていうか燈、顔も知らなかったみたいな事言ってますけど、
入社式の時にちゃんと同じコマに居ますからね

一週間前の設定すらなかった事にするなら、いよいよ貴家先生もゆ御大の領域に入ったって感じ。もうなんでもアリじゃん
むしろここまで展開が滅茶苦茶だと、次回はどんな穴があるか楽しみにすらなってきた感のあるテラフォーマーズ
それはそれで面白いんですが、コメントんp殆どがツッコミだけになっちゃうような漫画はなってほしくないと願う次号へ続く


第10話

「都庁はこれで大丈夫でしょう。地下河川を水没させたので、ここを通れるのは機動力のないタイプのゴキブリのみ
一応都庁の地上には武装した警察も密かに配置してあります」
「他の地下組も全部この作戦でいいんじゃ?」
「ダメです。これはあなたを救出するための特例・・・官僚どもの許可を取るのも大変でした。第一大雨じゃないと水が足りません
それから斎藤さんでしたっけ?あなたも一時的にうちの会社で保護します
あなたが地下でやっていた事・・・訊きたい事は山ほどあります。そこのあなたも」
「そうだぜトオルちゃっかり助かりやがって。お前もヒロシと同じで潜入工作員なんだろ?中国語喋ってみろや
そうじゃないって言うなら「台形の面積の求め方」言ってみろや」
「へ・・?だいけい・・・?えと・・・底辺?高さ÷2」
「見たか俺の誘導尋問。
コイツは高度な教育を受けている。よってコイツも工作員」
「いえもういいですその人は」
>サムライソードさん前回の言い訳はいいんですが、頭数が減れば警察でどうにか出来るってのはまあ
出口押さえて忍殺のマッポーやデッカーばりの未来装備で「文明の利器スゲー!」すればいいのかも知れないけど
「水生型TFはノロマだから大丈夫!」ってのはいくらなんでもちょっとガバいでしょ
イメージのゲンゴロウならそうかもしれないけど地球で両生類とか水生哺乳類とかいくらでも水陸両用で速い素材使い放題だろうし
あとまだ隠密行動の段階だから出してこないと思ってるのかもしれないけどTF側が兵器持ち出して襲ってきたらどうするの?
あいつらナイフ1本持たせただけで6位がこのザマになるんだけど?てか、斉藤君たちのコントスルーしてないで流したモグラ族について謝ろ?
>テラフォ最新話の冒頭会話は水攻めについてフォローしたつもりなんでしょうが、薄気味悪く感じるのは私だけでしょうか
「もう全部水攻めでいいじゃん」とか言い出す主人公(モグラ族住んでるの見ただろ)、
官僚の許可取るの大変だったなどと抜かすサムライソード(地下に人がいるのが社会問題になっているのに水流す許可出す官僚がいる国のほうが怖い)、
ファミリーの心配をするどころか助かった仲間で遊んでる斉藤くん…まるで地下にいるモグラ族3万人が世界から消え去ったかのようで違和感しか無い
先週の例で言えば、ルルーシュだって結果としてシャーリーの父親殺してしまい後悔するはめになったのに
>台形の面積の求め方の下りで凄い笑ってしまった。確か公式は教科書からは必須でないとされてしまったんでしたっけ
これは高度な教育受けた工作員ですな間違いない(明後日の方向を見る眼

燈とサムライソードの会話によって、「もう全部水攻めでいいじゃん」という読者の作戦立案に補足説明をなす冒頭シーン
運良く助かっていた翔配下の生き残りトオルと、彼を怪しむ翔による即興漫才で読者を笑わせにきてますが
おそらくあの水攻めによって、何の罪もないモグラ族がかなり犠牲になってるハズ
という前回の読者ツッコミに対する説明は一切無し。翔はこれについてキレてもいい立場だと思うんですが
まぁここらへんに関しては厳しく追求してくれるなってことなんでしょう。水攻めによって犠牲になった罪もないモグラ族なんて1人もいなかった!いいね?

「大丈夫ですよ膝丸課長。地下組はあなたが居た場所よりもっと1対1に誘いやすい場所が多い上、
周りの目も気にせず変身薬も兵器もガンガン使えます。問題はむしろ地上・・・
既に建物内への侵入を許したと報告があったあそこが最大の難所です。
8代目大電波塔”東京タワー”」
各地で戦う仲間を心配する燈に対し、「他はみんな大丈夫。ヤバイとしたら東京タワーくらいかな」と答えるサムライソード
変身薬はともかく「兵器もガンガン使える」という台詞が結構気になります
ジャパンランカーの専用装備はマーズランキングみたいに地味じゃなく、かなりSFめいた近未来兵器だったりするのか?ちょっとwktk
というワケで「最大の難所」と称された東京タワーを守るのは染矢龍大。ここから彼に対する燈の回想が始まります

「そうか。決めたんだな」
「ミッシェルさんはいつまで日本に?」
「明日の早朝だ。U-NASAじゃアネックス計画の後処理も山積みだしな」
「そんな!じゃあ行きましょうよ晩ごはん!」
「いやいい。このまま一警護まで行くから。
お前と共に闘い、お前を守る男達を見ておきたい」
一年前、一警護に入社することを決意した直後の燈とミッシェルちゃんの会話
「お前を守る男達をこの目で見ておきたい」と会社まで送ってくれるミッシェルさんマジ姉御。そんな二人が車中で交わした話題が、一警護所属のある男についてだった
「NFLのアルマジロズにディクソンって名物スカウトマンが居るんだけどよ
そのジジイがスカウトの仕事でなく、たまたま親戚の居る埼玉を訪れた時・・・ある日本の高校生に目を奪われてしまった
「190cmを優に超える長身にもかかわらず、その筋肉のしなやかさは爪先から尻尾まで連動させて走るチーターの様
前身に漲るパワーは百獣の王ライオンのもの、何よりもジャガーの様に剥き出す牙と怒りの眼光は私を恐れさせた

普段怪物どもを相手にしている私が恐れたのだ」・・・そしてその場で決めたらしい」
「日本の高校のアメフト部員にNFLからオファーが来たのか?それってめちゃくちゃスゲエ事なんじゃないの?」
「めちゃくちゃスゲエ事だよ!NFLトップ連中の人外ぶりは知ってるだろう?
ヤツら全員火星に連れていけたら、私らもあんなに苦戦しなかっただろうよ
だがまぁ・・・ここまではまだ「有り得る話」なんだよ。タダの凄い事件なんだが・・・
そいつアメフト部じゃなかったらしい。少年の名は染矢龍大
ディクソンが当時見たものはアメフトの試合ではなく、
河原の喧嘩だ。夥しい人数差だったらしい」
NFLのスカウトマンを恐怖と感動で震え上がらせた日本の高校生。それが染矢龍大だった
しかも彼が見たのはアメフトの試合ではなく、河原での大立周りだったというから驚きです。西暦2600年の未来にそんなバンカラ番長が存在するとは

「・・・いや待て。話がへんな方向に転がったぞ。喧嘩?河原ぁ?」
「大宮より北の話をしてるんだぞ」
>日本って大宮より北は未来でも河原のケンカがデフォなのか。東北はきっと恐ろしいところやで
>【悲報】埼玉県民、2600年代のアメリカ人にディスられる
現在でも群馬を日本の秘境みたいに言うネタがありますが、600年後の未来では埼玉大宮より北がその扱いなのか
ここで回想シーン終了。場面は東京タワーへと移ります





そいつは今 一警護に居る

4億円とNFLを断り、何故か志願してきたらしい

アイアンクローしたまま片手で軽々とテラフォーマーを持ち上げる龍ちゃん。その握力によってたちまち顔面にヒビが入るテラフォーマー
仲間のクマの着ぐるみが攻撃してくれたのでなんとかアイアンクローから逃れましたが、あのままならおそらく顔面が粉砕されていたでしょう
「なるほど固えな。こういう所に侵入するのは昆虫型とかの見た目が大きく変化しやすいヤツじゃあなく・・・
柔軟さがありつつ、弱点の食道下神経節を守りやすい・・・・
アルマジロ系かな?」
以前日向のロシア語のくだりでも感じましたが、一見学のない筋肉バカのようでいて、本質的にはすごく頭良いってのが伝わってくる龍ちゃん
その冷静な観察眼と分析通り、チーマーファッションテラフォーマーはアルマジロベースの改造個体でした
ソニック・ザ・ヘッジホッグよろしく身体を丸め、必殺のローリングアタックを敢行するアルマジロTF。対する龍ちゃんが取るムーブは・・・

一警護は染矢龍大の戦闘能力を測るため、U-NASAと同じマーズランキングテストを行った
マーズランキング100人に染矢龍大を加えた全101人の中で、
その結果は!!位!!


戦闘部門の総合得点が
あのジョセフ・G・ニュートンと同じだったのだ!

>この無敵キャラのジョセフが敵になったから日本版の味方無敵キャラ出しました感よ
>ひさしぶりに解説からのランキング発表キター!えっ、なにこの出し惜しみ感
マーズランキング→わかりません。ベース→わかりません。舛添の記者会見かな?
>「マーズランキングに加えて比較しました〜」って、なるほどジャパンランキングなんて胡乱なものだけじゃなく、
そういう方法で火星編をも台無しにできるんだなぁと感心しました。ほんと何でもありですね・・・悪い意味で
>正直身体スペックでゴキブリと渡り合うのは武術パワーよりも更に説得力ないわ 室伏やNFLトップでも人間引きちぎる力は無いだろ
>染矢君これはねーわ 特に理由なくチート性能にしたせいで逆に味方もゴキもしょぼく感じる不思議
刃牙とクロスオーバーしたら上位30人くらい刃牙キャラで埋まるんじゃね?ってくらい強さの描写がデフレ起こしてる
>今週のTF…なんだか染矢が頼もしいというより生身で強い人が最近続出しすぎて
1巻のころに改造手術してても蹂躙されまくったのはなんだったんだろうと虚しい気持ちになります
>「戦闘技能の数値はジョセフと同じ!」普通ならマジかよスゲーってところなんですが、
「剣持ってて素手の艦長に一方的にボコられてプラナリア能力がなかったら相打ちにすらならず顔面に風穴開けられて終わってたジョセフ」
と同じと言われても「ふーん」としか思えない困った事態
>戦闘得点がジョセフ並とは凄い格付けですね。火星での醜態がなければ作者の狙い通りのインパクトがあったのは否めませんが
やはり中途半端に艦長に華を持たせず、艦長に圧勝して、「ただ強いだけ」の悪役くらいの個性をジョセフに持たせておくべきでしたね
>今後ランキングド位さんが活躍する度ジョセフのハードルが上がっていくのか…あと落ちたゴキは布の服ぐらい普通に破ればいいだけなんじゃ

前回サムライソードの握力を「花山さんか」とツッコむ朋友コメントがありましたが。むしろこの人が花山さんまんまでした
なんと戦闘部門の評価が、あのジョセフと同等だったという規格外のモンスターぶり
当然かの一族の事を知る研究員達は龍ちゃんの家系を数世代に遡ってまで調べたそうですが、結果として彼にニュートン家の血は一滴も入ってなかったという
>ランキングは普通に考えれば1位か、或いは更に上をいく「0位」か…
というか実際何位だったんだろうか。戦闘力が互角なら普通に同率1位とか?
「戦闘力はジョセフと互角!」という情報を得意げに公開するなら、順位までここでハッキリ出しといたほうがいいと思うんだが・・・うーん
貴家先生は最近演出面でかなり外してる感があるので、ファンとしてはちょっと心配です。この設定も無駄に引っ張って見せどころを失っちゃうような気がするなぁ

「日向の言ってた通りだな。高速で動く物体は意外と横からの力に弱い
服を着てると翅が開かないだろ。
ここ高度1200mだぜ?地球・地上での戦いには慣れてないねアンタら」
真正面から突っ込んできた高速回転アタックに対し、一切の回避行動を取ることなく真横から蹴り飛ばす!
ぶっ飛ばされたテラフォーマーはガラスを突き破ってそのまま外へ。服を着ているので翅で羽ばたくことができず、1200m下の地上へ真っ逆さまです
テラフォーマーでも飛べなければ普通に落下死するという、言われてみれば目からウロコの対処法ではありますが
それよりも全長1200m以上もある8代目東京タワーの高さにビックリだよ!!
地震国である日本でこんな高層建造物を建てられるとは・・・・流石は600年後の未来技術といったところでしょうか。他の技術は今と大して変わらんのにな

フィジー国籍のプロラグビー選手と中国系ロシア人トップモデルとの間に生まれるも
日本で置き去りにされ、埼玉で養子にされ埼玉で育つ
神の血をもたぬ英雄―「奇跡の日本人」染矢龍大!!

「こっちは今は由緒正しき地上警備員。地上・施設内・目撃者多数!銃も薬も所持してねえよ
ただし俺の場合は銃じゃなく―拳
コレだがね」

染矢龍大
日本・埼玉 20歳♂ 194cm 165kg
「ジャパンランキング」2位

>安定のはんぺら予想…というにはあまりにも結果がおかしすぎる
なんで病欠してなかったはずのバンダナ君が二位なんだ
師範が死んだからくりあがったというのも火星に言ってた順位が言われている以上通用しないし
「1年の間にランキングが変わった」というのが妥当ですが、それじゃ考察も糞もないな…
>2位ってたしか病欠の人ですよね、染矢くん思いっきりいますよね
というか、一警の人たちが何故火星に行かなかったか説明あったでしょうか?
正直いってジョセフクラスの戦闘力のある人間がいるなら連れて行くのが普通だと思います
>2位は病欠のはずでは?
白兵戦になるなの時点では一位は燈の師匠の爺さんのはず(幾ら素質があってもガチの老練の武術家より上はないはず)
彼はあの時点で3位ではないから爺さん行方不明で順位が上がっても変。どう見ても設定忘れですね
せめてランキングとかは表を作っておけばこんなことにはならないはず、言い過ぎかもしれませんが
この作品のキャラに魅力が無いのはキャラ設定をロクに作って無いせいだとハッキリしたきがします
火星編がグダッたのもキャラ設定作るのを面倒くさがって話題作りのために勢いでバンバンキャラを殺したせいで
話を広げたり動かすキャラが不足したことが原因な気がします。例えばドイツ班とか7位とか露中のモブとか
>アイエエエ!病欠の2位!?染谷=サン病欠の2位ナンデ!?
お前これ病欠(喧嘩)か病欠(サボリ)だったんじゃ・・・まあ実際は病欠(極秘任務)だったんでしょうが
で、一代でニュートン一族並みの身体能力バグですかマキバオーで例えると ニュートン一族「悲願の子カスケード(ジョセフ)が産まれたぞ!
アマゾンやニトロ?(オフィサー)マキバオー?瞬殺ですわ。世界(紙の領域)狙います」染谷「ドーモ、ベアナックルです」ニュートン一族「」みたいな
まあジョの字がランキングテストで本気出してたとかまず無いので実際はわかりませんがホントニュートン一族もショボいな・・・
>染矢って、2位が病欠って言及されている時に普通にいましたよね
なんていうか、作者はキャラ設定をろくにしてないのだろうなぁと改めて思いました
ワールドトリガーのBBFとか読んでると、火星編もアネックスの人員100人の設定をやってれば、面白かったのではないかと思うばかりです
兎に角、世界観にキャラを突っ込んであとから設定を考えていれている印象があって、
だから死んだ後の回想が安っぽく思えたり、ジョセフが小物のクズになってしまったのではないかと思えてなりません
>ド位からの染谷くんジャパランキング2位かよ、という素直な驚きはありましたが逆にこっから先出てくるジャパンランカーはほぼ彼以下、という意味で
こんな早く2位出てきていいんかという複雑な感じ。しかし2部では2位は病欠という話があり染谷くんではない様子
3位から6位の4人が小吉、燈、慶次、可奈子だとすると染谷くんは1年で1位からワンランクダウン、
または7位以下から爆上げしたことになりますがどういうことになるんでしょうかこれは
>ジャパンランキングってまさかの都道府県別でキャラ付けする気なのかと思いました。埼玉代表強すぎだろ!
>最近のテラフォーマーズのつまらなさは、伏線や設定を回収しながら話を展開させる段階にとっくに入っているのに、
行き当たりばったりで進めている点が原因だと思います
伏線張りや設定説明のための描写はその時点のストーリーに直接は関係ないので退屈になりがちですが、
ゴキブリの恐ろしさやベース生物のワクワク感が隠れ蓑になっている内に下積み出来なかったのが失敗だったのではないでしょうか
>染矢はなんでそんなに強くて蛭間と繋がりがあったのに、火星に行かなかったんだろう?手術して無いとか?
>龍ちゃんがアホ強いのもわかったし人目につくからってのもわかるんだけど、
重要拠点防衛を任されてるヤツが変身薬を持ってないってのは納得いかない
>人類の到達点とは何だったのか、つーか奇跡の日本人って言うけど日本人の血1ミリも入ってねえ
>染矢くん薬持ってないってことはMO手術受けてないのかな?エロネとファティマの手術受けてないみたいだし
優秀な人材を成功率3割の手術につぎ込むギャンブルはできないってことなのかな
ノーマルゴキだけならともかく、手術ゴキまで素手で簡単に倒しちゃうともうテラフォーマーの恐怖ってないなぁ
>人類の到達点とは何だったのか、つーか奇跡の日本人って言うけど日本人の血入ってねえ
>日本人と体格の話となると、アイシールド21を思い出しますね。黒人のバネを極限まで鍛え上げたパンサーの直線スピードには絶対に勝てない
骨格レベルで人種差が生じるため、数々の選手を壊してきた峨王でさえ技術を使わねばドンには勝てない。シビアな
>CB手術って新技術お披露目の直後に生身無双かぁ…今更ながらテラフォは「この生き物すごいよ」がウリなはずで、
第三部ではそういう路線に戻せなくもないのに、
また「ベース不明の強い人間体」路線を長くやろうとしてもジョゼフがあのザマだからなんにも期待できないのが悲しいです
ただそれでも7位の人のおっぱいサイズを知るために単行本は買ってみようとは思います

日本人の血は一滴も入ってないのに「奇跡の日本人」ってのもどうかと思いますが、そんなことよりもなによりも
「病欠の2位」とは一体何だったのか

1年前の時点でランキング1位だった紫暮が死んだことにより、
順位が繰り上がって当時2位だった病欠の人が現1位になり、

3位だった染矢が繰り上がって現2位になった?
と一瞬考えてしまいそうですが
知っての通り当時の3位〜6位は小吉・燈・慶次・加奈子の4人なので、この仮説も成立しません

唯一整合性が成り立ちそうな仮説はこうでしょうか
紫暮は実力では最強ですが「顧問」という立場故にジャパンランキングの序列から除外されており、
当時の1位は染矢龍大
そして2位だった病欠がこの1年間に力を付け、現1位と2位が入れ替わった
これ。おそらくこれ以外141話の会話と、現ジャパンランキングとの差異を埋めて成立させる仮説は存在しないかと
他に
「いやこういう可能性も考えられるぞ!」という仮説のある朋友は是非意見送ってちょうだい
そりゃあランカーの成長によって順位が変わることはあるでしょう。それを「ふざけるな」などと言うつもりはありません。ありませんが・・・
今回の事実は、小吉・燈・慶次・加奈子の順位も今は3〜6位ではなくなってる可能性を示してるワケで
本当に今のテラフォは「考察のし甲斐がない後出し漫画」になってしまったとしか言い様がない
まぁサムライソードが加奈子以下の序列ってのは違和感あったんで、そういう意味では順位更新ってのも確かに理解はできるんですけどね・・・うーん

どうも貴家先生が
「どうよ!燃えるだろ?この展開」と頑張れば頑張るほど、読者としては冷めていく一方という悪循環に陥ってる最近のテラフォーマーズ
早いとこ双方の感性がガチりと噛み合う神回が来て欲しい次号へ続く


>はんぺらさんの言うように1位が入れ替わったとするなら火星編ラストに出てきたAEウイルス生還者の彼が1位になったんでしょうかね
確実に人間側で最もラハブに近い存在だし
>病欠の二位に変化が無かった場合 朋友もツッコんでいますがこれほどの人物を火星に送らない理由がないので
1年前は手術して無くて七位以下だったけど今は手術しMO持ちなので二位になったとかですかね?
あと燈がカマキリの能力を使いこなせるようになったのでランキングが一気に上がって一位になってる可能性もありますかね?
(小町艦長もいないし少なくとも彼は今ジャパンランキング3位以上のはず)
>ランキングの他の可能性としては、この1年以内に2位が病死(当時一位バンダナ)、一郎が一位に就任したというのもありますね
当時の考察は無駄になりますが、ぽっと出の強い新キャラが出るよりはこちらの方がまだましな気がします
ただ、師範代のランキングも分かりませんし、ランキングの定義(対象者)が不明な上、 いくらでも偽装できるので、考察し甲斐はなさそう
>ジャパンランキングについて思ったことなのですが、現ランキング1位は小吉ではないでしょうか?
「3?6位は火星にいる」というセリフについてですが、あの時点で草加も火星に向かっています
つまり3?6位は草加・燈・慶次・加奈子のことではないかと
なにより、ド位の染谷を超えるキャラなど新たに出されるよりは「小町小吉 ジャパンランキング1位!!」の方がみんな納得できるかと
>テラフォーマーズ、ジャパンランキング3位〜6位が小吉たちって描写ありましたっけ?
単純に火星にいるとしか言ってないので除外されてる可能性ありますよね
ダン、草間、ニュートン一族の二人がジャパンランキングのランカーでは?
ジャパンランキングが日本人対象とは言ってないし、仮に日本人対象なら草間氏は?
生身でゴキ倒せる龍大の実力がオフィサーに匹敵するレベルなのは疑いの余地がありませんが
あかりんより明らかに強そうで、会社的にも先輩にあたる師範代がジャパンランキングに入ってないのは不自然ではないでしょうか
加奈子が彼に勝ってる可能性は限りなく0でしょう。そうすると、病欠(と偽って火星へ向かっていた)彼が2位と考えるべきかと
本気を出せば当時から龍大(1位)以上なのだけれど、あの性格なので2位に甘んじていたが、父の件で本気をだし、現在は1位
もっというと、師範の死体が描かれていなかったと思うので、何らかの理由により彼はゴキ側へ寝返っており、
朝太郎は父との対決を予感している、とか妄想しています
ただ、ジャパンランキングはおそらく「ゴキを倒せればなんでもあり」のルールだと思うので、賞味の戦闘能力は大したことがないが、
兵器の扱いに長けているとかの理由で、意外な人物が上位ランカーという可能性もありうると思うのです
そうすると、意外と朝太郎は「タイマン向き」すぎて、兵器補助ありを想定した場合、龍大及び1位+火星組以下という可能性も…でもなしですよねぇ
「ランキング3〜6位に朝太郎とダン中佐が入ってないのはヘンじゃね?
アイツらが加奈子より序列下位なワケないじゃん」
と言われて初めてハッとしたランキング考察。むむっ!?これはたしかに迂闊だった

この時点ではまだ
朝太郎とダン中佐は未登場だったので、「火星にいる4人」と言われると小吉・燈・慶次・加奈子しか該当者がいなかったんですね
でも今なら「3位〜6位は今火星なんやろ?」のうち、2人が迎えに行った朝太郎とダン中佐である予想は確かに成り立ちます
まぁ今週のジャパンランキングの定義解説を見る限り、
この考察すら無意味なものになりそうですがね

第11話

『ジャパン・ランキング』とは!
「地球環境下における対テラフォーマー戦時の警護対象への防御率」を基にした序列である!
マーズランキングがどれだけテラフォーマーを捕獲できるかで、100人で固定であったのに対し
ジャパンは「どれだけ護れるか」
そしてその警護の際、ゴキブリを捕獲したか殺害したかは考慮されない!
加えて「ランキング変動性」である!
>全体で何人いるかも、火星組と少ししか順位が出てないのにもかかわらず変動性とかいわれてもよくわからんのですが
そもそも、順位の変動って主人公が下位とかで順位持ち同士が争うとかなら面白いけど今回みたいな主人公上位で基準もアバウト、
上位陣はでつくしてるから下位の活躍は期待出来そうにないし、考察しがいもないような気がします
>ジャパンランキングは護衛能力重視。となると飛行能力のある加奈子はマーズランキングより重視されても不思議ではなく、
サムライソードより上でもおかしくはないのかも。…なんて考察も「変動制」の一言で無意味になったけどな!
>ランキングは結局変動制か.先週の考察はやはり無駄でしたね。
左腕を負傷していたとはいえ、ナイフ一本で自分の身すら守れない燈が4位というのもおかしな気がします
ところで防衛率はどう測定するのでしょう
TF一匹だとただのタイマンになるので、複数のTFに対して機材や人等を どの程度守れるかということかと考えましたが、
これだと女性戦闘員は本人が優先的に狙われるので無理ですね。 そもそも同じ会社内の仲間なのに、
変動制までして序列を付ける必要性が分かりません。 人数も多くないので、一部みたいにランキング無しで良かったのに
>ランキングは変動制って改めて強調してきたってことは「前出しの情報は参考にならない可能性があるためあしからず」ってことですかね
むしろ作者的には設定は投げてもいいもので才能があったため「緻密な伏線を張る作品と勘違いした読者が食いついた」ってとこでしょう
ただ、同じ感じのキン肉マンと面白さに大きな差がありますし、
テラフォはまた面白くなるまで余計な考察を減らして、クライマックスのキン肉マンの考察に力入れませんか?
>テラフォーマーズですがジャパンランキングの策定基準のゆるふわぶりにビビる。どれだけ倒したかではなくどれだけ護れたかって、
今の日本の状況って「護れない=死」だと思うんでランク付けの意味合いが稀薄な上に、そもそも警備会社だから護衛対象を自分で決められる訳ではなく
今回みたいに人員の割り振りは上で決めているのにその結果でランクが変動なんて、あまり意味がないように思える・・・というかまるで意味がわからんぞ!
確かにヤエコみたいな面白能力でも偶然活躍できてランクアップみたいなネタは狙えるかもしれませんが、
だからと言って今回のこれは作品の面白さの根幹部分に自分で真・ゲッタートマホーク打ち込んだようなものだと思います
二位の戦闘も早速ゴキのアドリブで犠牲が出ずに済むというプロレスになってますし、本当に今のテラフォはもう人類の到達点(笑)
以降、落下していくのを見守るだけの漫画になっちゃった感が・・・『ジョー、きみはどこにおちたい?』
>ジャパンランキングはどれだけ護れるか 決まりですね 
現1位は本部さんに違いありません
『ジャパンランキングは変動性である!』
「なんぼお前らが1年前の情報から一生懸命ランキング考察しても無意味なんだよバァーカ!」と、読者をバッサリ斬り捨てるかのようなランキングの定義解説
更に「どれだけ警護対象を護れるか」というのも、基準が曖昧で正直よくわかりません
他のメンバーと比べて
広域をカバーできる加奈子や、糸による結界を張れる燈などは龍ちゃんよりも高くなりそうなものですが・・・うーむ
まぁこんなタイマン向けの戦闘スタイルでも2位になるくらいだから、きっと
警護対象の防御率100%とか、そんな絶対的な強さなんでしょうな

『チッ!流石に素手では無理か・・・ゴキブリの甲皮の上に毛皮がある!コイツは皮を被ってるんじゃねえ!羆型だ!
通常テラフォーマーのMO手術は幼体の時に行われるというが・・・
コイツは良質なタンパク質を与えて身体を大きくさせた後に爪・牙・毛皮などの外側を融合させた感じだな
つまりゴキブリの筋力が
人間サイズどころか羆サイズになったと見るのが正しい!』
>些細なことかもしれませんが、はっきり言ってクマは無いわ...
小型の昆虫が人間大になったらどれだけのパワーになるかっていうこの漫画最大のカタルシスまでぶっ潰れてしまった印象
>羆の着ぐるみ、かと思ったらアレで生身かYO!
でも、毛皮という防御膜の獲得は結構ありかな。これからはMOゴキもデザインが色々出てきそうだ
>熊も斎藤くんの脳食いも、ゴールデンカムイへのサービスでしょうか?何年か前の人気絶頂だった時ならいいんですけど、
落ち目の今、人気回復のために人気漫画であるゴールデンカムイに媚売ってるようにしか見えないのが悲しいです・・・
これまでずっと「この生物が人間サイズになったらこうなる!」という面白生物学をウリでやってきたテラフォーマーズ
ここにきて
「ゴキブリが羆サイズになったらこうなる!」という、凄さがよく伝わらない例が登場
いよいよもって迷走っぷりも胴に入ってきた感があります

「ぬっううううううううううう」

バリンッ!
「ちょっ!?オエエエエエエエエエエエエエ!!!」
羆との力比べを展開する龍ちゃん、しかし立っていた場所が悪かった。そこは展望フロアのガラス張り有香!
地上1200mから投げ出された龍ちゃん。MOベース生物が何かは知りませんが、薬も持ってないと言ってたので絶対助からないでしょう。ジ・エンドです

矢龍大は考えていた
ゴキブリが電波塔を壊すつもりならもっと簡単に出来るはずだ
おそらく一時的に停止させるだけで設備は利用するつもりなのだろう
だからゴキブリは管制室に向かっている だが
東京タワーの管制室がどこにあるかは非公開なのだ
そもそも羆の産地でもないのにオブジェを置かせてもらえた事といい
テラフォーマーのこの計画には人間の協力者がいる

どこにあるかわからないハズの管制室に迷うことなく辿り着き、中に居た管制官を絞め殺す羆フォーマー
>ジャパン・ランキングはどれだけ「護れる」か!!って書いた直後に警備員殺させるシーン描くとか何がしたいんだ
>ジャパンランキングとは警護率である→コントロールルームの一般人のおっさんの首ごきゅ!こういうのでモヤモヤした気分になります
>どれだけ護れるか!!(数ページ後に警備員ベチャー)
>ジャパンランキング適当過ぎてワロス。順位変動性とか、防御力なのにタワーの管制も守れないとか
> やはり裏切り者は政府筋の人間、最悪の場合一郎辞任後に総理大臣に就任した人物なんでしょうか?
自衛隊の動きが悪いのも指揮権を預かる内閣総理大臣が裏切り者であれば当然の結果ですし
とはいえそれだと大人しく政権から引いた一郎が無能すぎるので、
現在の内閣総理大臣は裏切り者を警戒して満足に動けない状態にある、という線もありますが…
どちらにせよ「一族」の存在を考えても、裏切り者は政府に影響力を及ぼすことができるような存在であるのは高いのではないでしょうか?
ただ正直なところ、モグラ族の一件を見るだけでも今のテラフォに政治劇が描けるとは思えないのがアレですが
人間の協力者云々に関しては第2部ラストでもエロネが「我々コスモポリタンはどこにでもいる」って言ってるので、今更考察の対象にすらなりませんが
「ジャパンランキングはどれだけ護れるか!」って解説した直後でいきなり犠牲者出してる2位ヤベエ。全然護れてねえじゃん
かくして管制官を殺した羆フォーマーは、どこに隠し持っていたのか妙な機械を取り出し、メインコンピュータ^のコンソールにセットします
「マイクロ波パルス爆弾」(大山のぶ代の声で)
超電導電力貯蔵装置によって対象の部屋を巨大な電子レンジと同じ状態にする兵器
人間であれば急激に加熱され死亡、電子機器であれば一時的に大電流が流れて使用不能になる
軍事施設並みにプロテクトが施されている東京タワーのメインコンピューターであっても、この距離で使用すればまず一発で停止するだろう

>電磁波で電子機器を、というのはゴルゴ13の「15-34」(初出:1993年)って回で知ったな
ちなみに「不可能侵入」(2008年)って話ではHPM(ハイパワー・マイクロウェーブ)ってな電磁波を発生させる爆弾でハイテク刑務所を無力化してたり
仕事を終えて管制室を後にする羆フォーマー。その時、背後から聞こえた、そこにいるハズのない人間の声に戦慄を覚える
「おい。振り向く時は注意しな。俺はさっきの3倍は強え」
どっこい生きてた染矢龍大。隣のページでは東京タワーの周囲を飛ぶ加奈子の姿が。どうやら彼女に助けられて生還したようです
助けた加奈子が何やら神妙な面持ちで「あの人・・・」と呟いてますが、何か龍ちゃんについて思う所があったのでしょうか。謎の伏線です

振り向き様に放たれた羆裏拳を躱しつつ、さっきまでの3倍強いという龍ちゃんが吠える!
「さっき一応呟いたつもりだったんだが・・・・聞こえなかったか?お前らにとってのNGワードをよォ
人為変態」

>先週「人目があるから銃も薬も使わねぇよ!男なら拳一つで勝負せんかい!」→今週「人為変態(ドヤァ」
白銀会長「嘘つき!」獏さん「あんた嘘つきだね」 まぁ薬は加奈子に拾われたときにもらったかもですが、
あんだけ大見得切っといて足元不注意でタワーから落下した挙句結局薬使いましたじゃ茶番にしかならないわけで
俺たちのアドルフが「これが2位!」なら染矢くんは「これが2位(笑)」ですよ
>作者「人為変態しないと思ったか?するんだなこれが!」 読者「いやそこは宣言通り拳だけですませろよ…」
先週あんだけスペック持ち上げといてこれはないわーとしか。だって相手熊ですよ?
MOとして出るのは初ですけど熊自体は2部初っ端で燈がブン投げたり頭踏み潰したヤツですよ?
しかも人為変態したのにMO能力予想できるほどの情報も明かされずオラオラしただけですよ?
しかもこの体たらくでジャパンランキング2位なんですよ? もうどうしたいのやらです
>今のTFに足りないものは、主人公側の危機感だと思います。 たった数人で日本を守るという荒唐無稽な条件下なのに、
今週も仲間の助けがなければ、あっさり2位が死んでるところでしたし
民間人をかばって攻撃を受けるとか、シコルスキーみたいに自力で這い上がって くるとかならまだフォローできましたが…
加えて、羆型のTFでなく羆のTFの出現も悪手です。 二部と違うところを見せたいのは分かりますが、敵の外形はこの漫画の個性なのに
読者の見たいものと作者の描きたいものが早く一致すると良いのですが…
>染矢の初陣だけど伏せられた情報が多すぎて爽快感に欠けますね
物理が規格外に強い!ってだけのキャラなのにそこまでもったいぶるようなナニカがあんのか?という
『過去の伏線をど忘れして踏み倒すような漫画家が明日の事を見越して作品を仕上げるなッッッ!』と言いたい
ジャンプ黄金時代の一週一週全力投球というスタンスこそ『ザルなのに陰謀漬け』という今のテラフォの状況を打開する糸口なのではないかなあ?
見開きでカッコよく羆フォーマーをオラオラする龍ちゃんですが、読者の感想は散々
しかしこれはそう言われても仕方ありません。この逆転劇はあくまで加奈子に助けられたからであって、本当に龍ちゃん一人だったら普通に死んでいたし
前回あれだけ生身の肉体のスペックを強調して
「銃も変身薬も持ってねえよ」と言っておきながら、結局最後は変身してるし
2位のクセに管制官1人護れなかったしで、本当に初陣としてはクソみたいなザマ
前回のド位もそうですが、この流れで変身しておきながらベース生物の正体を明かさないのもよくわかりません。今後どこで明かすの?そんな勿体つける設定なの?
コイツのどのへんが強いのか、ましてやカッコよく見えるのかと貴家先生に問いたい





「「心柱」っていう工法らしいぜ。このタワーは真ん中の柱とタワーそのものが地下と天井以外ほぼ繋がっていない
そうすることで地震が来た時、柱と外殻が別々に揺れることで衝撃を逃がしてるんだと
これは西暦607年に建てられて以来、一度も地震での倒壊の記録がない法隆寺五重塔をヒントにしている
つまりその幅1〜2m程の空間は
約1200mから地上まで一直線のダストシュートだ」
壁をぶち破って叩き落とされた羆フォーマーは、哀れアルマジロと同じく落下して汚い花火に
加奈子が助けてくれなかったら自分がこうなってたクセに、なんかドヤ顔で勝ち誇って喋り出す龍ちゃん
「この国には・・・そしてこの地球には・・・あらゆるものにこの地に生きた先祖の足跡が残されている
簡単に奪えると思うなよ。簡単に乗っ取れると思うなよ

現代男子おれらが守るからな。なぁ・・・”春風”」
>染矢くんって嘘喰いのミノワマンっぽいよなぁ・・・なんかチョコバー食い始めたし
>チョコバーもしゃる描写多いけど龍っちゃんは嘘食いの箕輪系だろうか
>【朗報】ジャパンランキング2位、春風掘り完了していた
>春風ってなんやねんって思ったら桜人の名字だったんですね。相棒のグラサンは桜人って呼んでたのに・・・
>なんかもう何でもありになってきてとことんどうしようもないなテラフォーマーズ
評判だった専門料理店がメディアに取り上げられて調子に乗ってオールジャンルに手を出して全体的に不味くなった感じ
見た目完全に熊って、何かのフラグになるの?ゴキブリのMO手術の発展絡むけど後で生かされるのだろうか
>一晩で東京都民皆殺し!なとんでもないスケールの話だったはずがものすごくマクロな戦いクローズアップだけで終わっちゃったんだが、次どうなのさ?
大規模作戦@Aが失敗してBからの人員は水の底よ。他の地下水道に都合よくゴキブリ隊残っていましたなのか、
人家乗っ取った引きこもり家みたいなテラフォーマー相手のゲリラ戦か
「春風」は桜人の苗字ですね。龍ちゃんと日向が桜人の縁者らしいことは第2部の描写から推察できていましたが、
これは桜人の兄貴と同級生とかそういう感じでしょうかね。なので桜人の事は小さい頃からよく知ってると
んでその兄貴はもう他界してて、FNLのオファーを断ってまで一警護に入ったのは
彼との約束を守る為とかそんなお約束な感じでしょう。きっと
ラストページは地下水路を制圧した慶次と本郷さんも描かれ、
「日本戦士大勝利!」の煽りで引き。うーん・・・・うーん・・・ま
5話のレビューでも突っ込みましたが、
12時間要所を守りきったからって何でこれで勝利になるのか謎
「巣を突っつかれたらおとなしくしていられない」
という理由で一斉攻撃に出たテラフォーマー達なんだから、このまま引き下がるワケないと思うんだが
次号そのあたりについてちゃんと読者の納得のいく説明があれば問題ないのですが・・・
まぁ絶対何もないだろう次号へ続く



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