41話

>休載明け漫画名物「これまでのあらすじ」やばいわ、俺も90%くらい内容忘れてる
火星で改造人間と進化したゴキブリがバトルしてたのに舞台を地球に移してからgdgdになってフリーズしたマンガって印象しかない

>火星で発見されたAEウィルスが引き起こした変身技術の確立から20年
我が国はゴキブリ、世界各国、コスモポリタンの思惑下の戦場となり、
混沌を極めていた!(ビルドOPナレーション風に)

一年以上の長期休載を経て、ついに連載再開となったテラフォーマーズ。内容を覚えていないという朋友は。この機会に屋敷レビューの過去ログを読み返すといいかも
はんぺら自身も
自分で書いておいて忘れてた鋭い考察とか発見したりしてなかなか新鮮でした。というワケでレッツ!再開第1話

「言っちまったな一郎ォ・・・謝っちまったな一郎ォォ・・・・
”なぁなぁ”にしておいてやったモンをよォ〜
言いやがったなッ!!」

「言うさ。逆にてめえはなぁなぁに出来てなかったって言うのかよ!あァ!?
俺等の歳になりゃあ、なぁなぁにせざるを得ねえ事の2つや3つ有ンだろうが!
それをてめえは内心では何一つなぁなぁに出来ず!不器用に全部抱えたまま!
そんなだから43にもなって敵に心の隙を付け込まれて・・・・挙げ句!
若い世代にまで迷惑かけてんじゃねえぞバカヤロウ!」

冒頭。小吉奪還の為に単身で中国基地へと乗り込んだ一郎。どんな立ち回りでこの絶対的無理ゲーの状況を打開するのかと思いきや、
なんと助けるどころか、小吉とガチの殴り合いを始めるというまさかの展開
「すまなかった。元はと言えば20年前、自分が本多博士の命令で仲間を裏切らなければこうはならなかったのに」
土下座して20年前の己の過ちを詫びる一郎と、その姿に戸惑う小吉。43になった彼をプッツンいわせたのは、そのあと紡がれた言葉だった
「最初の秋田さんの犠牲だって避けられたかもしれないのに」
「アキちゃんが死んだのは一郎コイツのせい」
怒り。憎しみ。後悔。20年間ずっと心の奥底に閉じ込めていたわだかまりが、本人の謝罪によって一気に吹き出した感情の大爆発
本来ならば二人にとって、20年前に済ませておかねばならなかった通過儀礼
優しい小吉はそれを責めることなく「なぁなぁ」にしてくおいてくれましたが、それが彼の本心でないという事を気付いていた一郎の、20年越しの清算だった
ちなみに一郎、この謝罪は出発前にミッシェルさんにもしてきたようで。聡明な彼女は薄々勘づいてはいたようですが、それでもなお
20年前、父が死んだのは蛭間首相のせいという事実を前に、戦うモチベーションを失う程度にはショックを受けた様子です
>テラフォーマーズ、一郎と小吉の会話の辺り一瞬平松伸二の漫画だったかと錯覚してしまった
>艦長vs総理、確かに第1期で共に生存した仲ですがそりゃ経緯考えたら互いに思うところありまくりですわな
>ミッシェルさんのお父さんの死の原因は誰か…ってことかね。今回の音声リーク含めて、総理、後ろ暗い事やってたもんなぁ
>そういや忘れがちだけどミッシェルちゃんの親父殺したの厳密にはウッド、そしてそれを裏で指揮してた日本でしたね


かくして昭和の青春ドラマの如く殴り合う二人。「何が火星で死にたかっただ!お前はもう逃げてちゃいけない立場なんだよ!」
という一郎の喝で舌戦は終了し、20年間溜め込んだお互いのモヤモヤをようやく清算できたオッサン二人でしたが、ここで剴将軍が小吉のキノコスイッチをON
明らかにオーバードーズ気味の人為変態で襲いかかる最強モードの小吉に対し、一郎も人為変態で応戦します

何気に注目なのは戦隊ヒーローの変身ブレスレットを彷彿とさせる新たな人為変態ツール、腕時計
頑丈で、かさばらず、常に肌身離さず身につけていても不自然さがない小物
なるほど考えてみると確かにこれ以上ないと言うほど変身ツールとして実用的な腕時計。見た目のオサレ加減を重視した例のペルソナ銃とは格段の差です
今後は主役組の変身も、あのペルソナ銃ではなくこの腕時計にシフトするんでしょうか?
そうなったらマジ黒歴史やなあの銃
>オヤジ2人のタイマンに、密室が夕焼けの河川敷と化す!首相も相当ハイスペックだとは思うんですけど
カラテマスターのうえにスズメバチという強力な付録のある小吉に対してカでどうやって勝つのか見当がつきません
せいぜい「毒で死なない」程度のアドバンテージしかなさそうだけどなあ
>蛭間もニュートン一族の一派の子孫のような気がします
根拠は容姿以外は全てが高スペックであること、火星に向かった救援船を見てのジョセフのキレそうな表情と「蛭間め…」という怒り、
そして今回ピンポイントに蛭間を社会的に潰すスキャンダル報道です
ニュートン一族の中にもかつて人の心を顧みないことに疑問を抱いて出奔して心清らかなブ男もしくはブスと結ばれたものがいて、
その子孫に対する意趣返しなのでは…という妄想が広がります

劇中では独歩クラスの達人として描かれている小吉の強さ。一郎も強いことは強いんでしょうが、オーバードーズ状態の小吉を相手に勝機はあるのか?
剴将軍が
「しっかり殺せよ」と明言している以上、負け=死亡という事になるので普通に考えて一郎が勝つしかないんですが
しかし同時に
「最低でも仮死状態にして死刑台に引きずり出せ」とも言ってるので、こっちの路線の方が濃厚か
で、なんで死刑台云々かと言うと・・・実はこの時、
日本では衝撃の事実が全国民に周知されていた




「つまり蛭間一郎前総理こそが、今までこの生物を隠蔽してきただけでなく!
前回の火星探査で軍事利用すべく潜入していた工作員だったのです!」

今地球を襲っている生物が宇宙人ではなく、かつて人類が放ち、火星で進化を遂げたゴキブリであること
侵攻の原因が20年前の火星探査であり、彼等を軍事利用すべく地球に持ち帰ろうとした者達が居たこと

その実行犯がなにを隠そう、当時18歳だった蛭間一郎その人であること
これまでU?NASAと主要各国がひた隠しにしてきた事実を国民に知らしめ、同時に一郎を戦犯として吊るし上げる放送
放送主はその蛭間一郎に代わり
第504代日本国総理大臣に就任した新キャラ、新墾ジェイソンだった

どう見てもニュートン一族です。本当にありがとうございました
「新墾」は「ニュートン」の当て字でしょう。ただニューはともかく、墾を「トン」とは読まないのでやや自信なし
現在、アメリカ・中国を主とする多国籍連合軍が応戦してくれているものの、一向に止む気配を見せないテラフォーマーの猛攻
この状況を打破するため、なんと
テラフォーマーの親玉と人類代表との緊急会見が行われるという

『一気に洪水のように情報を流し込み、パニックになる国民へ
同時に昨日まで高い支持率を得ていた蛭間首相への不信感をも植え付け、
そこにあたかも「場を収めに来てやった」かの如く現れ、
そのままヒーローの立場で居座る!完璧だ!もらった!
大丈夫だ、私もコイツとは雷博士らと共に何度か会っている
コイツも今は私が敵ではない事がわかっているだろう・・・』
京都の会見場に現れた「人類代表」は、誰あろう中国の劉就武主席。遅れて現れたインヴォーカーと堅い握手を交わし、勝ち誇った笑みを浮かべてます
覇を競うアメリカを出し抜いて戦争を終わらせる事で
「世界の指導者としての中国」を全世界にアピールし、
且つそのままスムーズに日本を乗っ取るというシナリオ

インヴォーカー本人とも例の人工島で何度か面識があるようで、自分の描いた絵図に絶対の自信を持っていた劉主席でしたが・・・・はたしてそう思惑通りにって
ですよねー

>テラフォーマーズ再開一発目で中国首席殺して笑ってしまいました。もう内ゲバはやらない!という意思表明と信じていいのかな
>これまであんだけ腹黒く安全位置をキープしつつ立ち回ってきた眉ダヌキがさらっと退場しちゃってなんだかなーって感じ
当人の内心の台詞とかもあるので「実は影武者」みたいな返しもないでしょう
インヴォーカーは地球人をぶん殴るためだけに地上に降り立ったってことなんでしょうね。知能は凄いけど行動指針はシンプル
>首相をスケープゴートにして、頭を傀儡に挿げ替え、なおかつまとめ役不在のところをしゃしゃり出てヒーロー誕生、と
「蒼天の拳」の藩が「騒ぎが大きい程それを収めた奴が天下を獲る 自作自演…絵に描いたようなやくざの手口だぜ」を地で行ってますな
この流れでわかるのはもう小難しい誰得な政治ゲームは切り上げて純粋なバトル路線に舵を切るってことなんだと思います
加えて「続ける」のではなく「畳む」ことに専念していく予感も
>テラフォ再開しましたけど、なんかこれから巻いて完結目指すよという感じな気がするのは俺だけだろうか?
準備期間が長かったから急展開っぽく感じるだけかなぁ
>中国のエラい人、死亡。まぁそうなるなとしかいう他ない。人工島で共同生活してたせいで認識甘くなってるかもですが、
融和は不可(のはず)なのですから…ただ、あれって影武者だと思うんですよね。流石に本物の首脳だったとしたらアホすぎる
>長期休載明けとあっていきなり中国首相死亡とはなかなか飛ばしてきますね
救済前はぐだぐだがたがたでしたがこの思い切りと勢いのよさのまま走り抜けることを期待します
>中国トップも死に値する外道であるとは思いますが、無残に苦しい死に様ではなくてもよいがせめて己を悔いる時間ぐらいは与えてもよかったような
めだかボックスの鶴喰梟を想起しました
>毛沢東以来に終身制へ戻った国家主席をハゲゴキに殺させるという粋な計らい
>いきなり中国主席がやられましたがこれで次回、実は生きてました!とかってならないか不安
さすがにそんなんだったら休載前と同じく、この展開なんだかなぁって萎えてしまいそう。面白かっただけにそれは簡便してほしいですけど
>中国主席を早速退場させたあたり今までの人間パートをバッサリ切り捨てて心機一転を図ってるようですね
そしてゼロコマ退場となった朝たろさぁん‥‥仕方がないとはいえ汚名返上の機会は与えられずに作品の悪評と一緒になかったことに
屋敷的には嫌われてるんだろうけど燈が火星に行くきっかけになった同門というキャラ設定は好きだったよ安らかに眠ってくれ
>テラフォ再開しましたね、屑太郎と戦ってヒーコラ言ってた傷ハゲが何で会談の場所しってんの?とか
そもそもヒーローになるとか覇権取るならじょうじ殲滅すればいいのに態々無防備でくる中国首脳とか
いきなりトップになったニュートン一族とか突っ込み所は満載ですけど、超強引でもテラフォに置ける内ゲバの象徴である中国首脳が死ぬ事によって
漸くゴキと人間が戦う物語「テラフォーマーズ」に戻れたかも知れませんね
これでまたくっそしょーもなくてどーーでもいい内ゲバを延々繰り広げる「ウチゲーバーズ」に戻るならアタシはもう知りません
>「バカねえ」 その危険生物と同席してたお前と雷博士も相当だよ!
自分らは襲われないよう情勢と線引きを弁えてたってことなんでしょうけど、その楽観はどこから来るんだ
>「バカねぇ・・・」お前等ポンコツニュートン一族にだけは言われたくない台詞
>ガイ将軍「グエー人形遊びしてる間にボスが死んだンゴ」
>オッサン同士の青春を見せつけられてる裏で自分の国のトップがやられてる凱将軍、この人またこの後かわいそうな目に合うんだろうなぁ

吐きかけられた唾が顔面を貫通して即死するという、国家元首としてなんとも屈辱的な最後を遂げた劉主席
この男が今までやってきた事を思えば、もっと
恐怖と後悔にまみれた絶望の底での死を味わってもらいたかった気もしますが
まぁ再開一発目における
客寄せパンダ的役割で死んだと思うとなかなか哀れな人物なので、これで勘弁してあげましょう
寄せられたコメントを見ると、「死んだ劉主席は影武者ではないか」という意見もあるようですが、それは流石に有り得無いでしょう
屋敷の定例ネタ的に
「はんぺらさんが予想すると逆になるからやめろ」とツッコまれそうですが、100%無いと断言しておきます
作家視点で考えた時、この1年の充電期間、「貴家先生がずっと物語の何を練っていたか」と推察すれば・・・・それは物語の広げ方ではなく、その逆
広げに広げた風呂敷のたたみ方ですよ
その間当然、ネットで作品のエゴサーチなんかもしてただろうし、
「火星でゴキブリと戦ってた頃は面白かったのに、人間VS人間が主になってからグダグダになった漫画」という一般的な読者評も十分身に沁みて解っているハズ
再開第1話で劉主席を退場させたのは、その軌道修正をするという雄弁な意思表示かと
そもそも今回の迂闊すぎる行動然り、キャラクターとしての劉主席は物語を大きく引っ掻き回す力こそ持っていたものの、結局のところ「何も解っていなかった愚者」です
同じ国家元首でも物語の核心部分に居るロシアのスミレス大統領とは立ち位置が違うワケで、ぶっちゃけ
名前付きモブ言っても言い過ぎではありません
ここで死んだのがスミレス大統領であれば「実は影武者で生きている」という予想にも賛同できますが、劉主席はピエロとしての退場なのでそれは有り得ないという理屈ね
「劉主席の迂闊な行動に納得がいかない」という意見もありますが、それを言うなら
単身敵地に乗り込んだ一郎の方がよっぽど無謀でアホです
劉主席はインヴォーカーと面識があった分、一郎と比べればまだ理に基づいた行動だったと言えるでしょう
この展開で考察すべきは
頭を失った中国軍がどう動くか。そのままスニーカーズに取り込まれるのか、それとも独自の判断で動くのか?
全ては剴将軍の決断にかかってるのが面白い。読者の期待を裏切らぬ迷走に期待したい

>祈る者の手はMO手術じゃなくて、小吉の左腕ですね。逆Jガイルです
>どうやら、朝太郎との闘いで失った右腕にオオスズメバチの腕を移植したんですね。でもよく見ると、右腕なのに左腕になってますね?
>祈るマン「僕の血液型は艦長とおナズAだ」

既に唾の顔面貫通で即死した劉主席でしたが、トドメとばかりにインヴォーカーが返す刀で見舞ったのは・・・なんとスズメバチニードル!
しかもよく見ると右腕を突き出しているのに、握られている拳は左手。朋友も言ってるように逆Jガイル状態ですね
爆弾でふっ飛ばされた右腕に、火星で切り落とされた小吉の左腕をくっつけたという事?
中国軍は火星から小吉を回収する際、あとでくっつけてやろうと左腕も一緒に持ち帰ったって事か・・・案外優しい連中ね
でも現在の小吉には左手がちゃんとついてるワケで。こっちは義手って事になるのか?
なんだかよくワカりませんが、右腕に左手がくっついてるという不自然が成り立っている以上は、火星で斬られた小吉の左腕と見て間違い無さそうです
そういえば小吉とインヴォーカーはお互いに
「20年前のアイツだ」と認識しているハズですが、未だ劇中でその描写がないのは気になるところ
失った右腕の代わりに、わざわざ不便そうな左腕をくっつけるあたり、少なくともインヴォーカーは小吉のことを自分のライバルとして認めていると思われますが・・・


「劉就武は焦りすぎた・・・と言うより、少々思い違いをしていたみたいだな
たかだか人間の中で一刻権力を握っただけの人間の分際で・・・な
この闘争ははじめから
『人間』と『人間以外』の生存競争なのだよ
決着をつけようか。全ての因縁に・・・・!」

>蛭間を陥れる報道からにじみ出る底なしの悪意がおぞましすぎる
アレクサンドル・ニュートンは胡散臭くとも人類の味方であるというラインは保っていたように見えましたが
今回で完全にニュートン一族は「人類の敵になってしまいましたね。「私こそが人間」」だからこそ、か
>人と「それ以外」との戦争か…ニュートン一族はもはや完全に「人類の敵」になってしまったみたいですね…
各国首脳は多少悪巧みはしてもまだ思考が「人類側」だった
人間の能力の可能性を突き詰めた末の結論が「我々は人類を超越した別の種族である」だなんて怒り以上に哀しすぎる
>中国国家主席がゴキにやられてザマァよりもいい加減各勢力がニュートン一族放置しまくってるの何とかしてほしいところです
今のところ望みがありそうなのはニュートン一族を標的にしているであろうロシア組ですが…はやくこの作品随一の良心イワンの顔が見たい
>テラフォーマーたちを「かわいそう」と呟くモブ達を愚かなどとはいえないです
実際危機が水際で食い止められている地域の人に実感が湧かないのは致し方ないかと
>なんかストールとか巻いちゃってますますディオのパチモンみたいなビジュアルになってるジョセフ
ドヤ顔で黒幕気取ってるけど、お前がラスボス務めるって気もあんまりせんけどな
>スズメバチの腕移植して地球に啖呵切りつつじょうじ達に激励送るキズハゲカッケエエエエ!
→あぁジョセフさんイメチェンしたんすかそーっすか 何があってもジョセフにラスボスは張れませんよね
>中国国家主席即死亡、「人間vs人間以外」宣言、テラフォーマーの脅威のピックアップ
これはちゃんとした仕切り直しだったと期待していいのではないでしょうか
>テラフォーマーズ、再開一話はまずまずじゃないですか
小町と蛭間の一対一は、龍が如くじみた大人の遣り取りからバトルへといった渋い流れが味を出してるし、
「人間とGは分かり合えるのか分かり合えないのかどっちなんだい」状態だった設定は、分かり合えないと決定したみたいだし
人間vsGではなく人間vs人間以外というキチンと収束してくれそうな伏線もちりばめてるし、来週を楽しみに待てる内容だったと思います
一先ず、設定ガタガタだった頃は忘れ、一から読み直す気で読み始めれば、普通に楽しくないですか
>テラフォーマーズ、個人的には安心しました。かつてのダッシュな展開が戻ってきたようで
ところで、西と紅と一緒に居たのは誰でしょう?ジェット・・・、にしてはオッドアイじゃないし

ラスト。先走った結果退場となった劉主席を嘲りながら現れたのは、なんか仮面ライダーみたいにマフラーをたなびかせ、ラスボス然とした佇まいのジョセフ
前述した
人間VS人間のグダグダを早々に切り上げ、人間VSゴキブリに軌道修正するという考察を後押しする台詞
自分を「人間」と見ているのか、それとも人間を超越する事によって「人間以外」に見ているのか
どちらに解釈するかによって、台詞の持つ意味がまったく変わってくるのが面白い。まぁはんぺらもずっと以前のレビューから一貫して言ってきてるように、
ジョセフはラスボス気取りなだけで、最後はインヴォーカーにやられる器だと思ってますがね
あとコメント最後の朋友、紅ちゃんと西さんと一緒に居る男は、官僚に化けて一郎に毒を打ち込んだあの刺客やろ。もう忘れたかえ?名前はまだ劇中では不明やね
というワケで、
簡易レビューにするハズだったのに結局以前同様のボリュームになってしまった再開第1回
考察で述べたように、明らかに軌道修正をかけてきた貴家先生の意志を明確に感じ取ることができ、コアな読者としては納得するに足る内容でした。おかえりなさい先生
次回以降ボリュームを落としたいところですが、内容次第ではまたこれくらいになるかも・・・更新作業はしんどい反面、
ファンとしては嬉しい次号へ続く!


42話

『今頃ようやくパニックってところかね世間は・・・反戦運動とか起こるんかな?
起こらねえな・・・相手コレだし。それに相対して初めてわかる
テラフォーマーズの純粋すぎる敵意なら、遅かれ早かれ絶対にここまで来ていた
むしろ感謝してるくらいだぜ・・・?ありがとうよ!おかげで怖くねえ!
ゴキブリの天敵!ゲジゲジに変態したおかげでな!」
冒頭。無尽蔵に迫りくるテラフォーマーの大軍を相手に、鬼神の如き闘いぶりで奮戦するアメリカ軍のモブ兵士
日本国民・・・・否、世界中がこの
侵略者を地球に呼び込んだ戦犯達を糾弾する中、彼は逆に感謝していた
もし彼等が余計なことをしなかったとしても、数百年後か数千年後、必ずこの生物は地球を侵略するために宇宙空間を越えてきたであろうという確信
で、あるならば
OM手術という対抗手段を生み出しただけ、彼等の功績に感謝すべきではないか

誰が想像しただろうか
「軍隊なんてやめて。ましてやそんな改造手術なんて」
そんな風に泣いて止めてくれる母親さえ居なかった俺がさ
侵略してきた宇宙人と
真正面から殴り合っている!


誉めてくれなくて良い

誰も―覚えてくれなくて良い

只の―

人間の山の・・・・一部さ・・・・


「駄目だ死んでる・・・ヒトに戻れなかったんだ
IDは・・・ケビン・ベイカー曹長・・・27歳・・・」

>ケ、ケビン曹長ー!!!!!!!(号泣)
>基本、母国の利益のためにモザイクオーガンが目的という内ゲバ感あった各国の兵隊も
命がけ+テラフォーマーズはぶっ殺すしかない というので一本化で軌道修正しているようですね

かくして日本海沿岸部は、彼等名もなき英雄達の奮戦によって奇跡的に護られた
冒頭モノローグの彼の名はケビン・ベイカー曹長27歳。最後は変身薬を過剰投与し、巨大ゲジゲジの姿となったまま絶命していた
バカヤロウお前って奴は!!!(号泣)
愛する祖国を護る為ならともかく、縁もゆかりも無い日本なんぞを護る為にどうしてそこまでする必要があったのか・・・バカだよ・・・本当にバカだよお前は
彼は「誰も覚えてくれなくていい」と言いましたが
少なくとも日本の漫画オタク達はその名を忘れません
・・・たった1話戦って死んだだけのモブでもこれだけ読者に愛されるキャラになるのになぁ・・・草間朝太郎というキャラの失敗は本当に何だったのか・・・

彼等の犠牲もあり、本州沿岸部は無傷のまま防衛できた日本でしたが、残念ながらテラフォーマーの拠点となり得る島を3つ奪われてしまいます
南鳥島、種子島、そして鹿児島の一部。これが本州を奪えなかった苦し紛れの結果であれば別にいいんですが
当然ながらそうではなく、最初から戦略上の意味があって奪ったんでしょうな。現時点ではまだその重要性は明らかになっていませんがね
>鹿児島が大変なことに……って、ちょっと待て。あの進行経路で小笠原諸島とか無事なの?なんで?
テラフォーマーズの時代でも、種子島はロケット発射場があるのか? ゴキたちは宇宙航行技術が欲しいの?

ちなみに龍ちゃんは目的地と思われる原子力発電所(?)に到着したももの、既にそこはテラフォーマーズの手に落ちていた為、奪還を断念・・・って
ここはどこなんだよ!
いくら日本海側からの大群を沿岸部で防いでも、内陸部に潜んでるテラフォーマーが多数いる以上、ケビン曹長らの犠牲が無意味なものに・・・うーん
ラスト。会見場の人間を気持ちよく皆殺しにした後、現場での総指揮を執るべくウルトラマンのようにジュワッと空へ飛び立つインヴォーカー
しかし「颯爽と飛び立ったインヴォーカー」は、彼が脳内で描いた幻の映像
現実の彼は、地面から生えた植物の蔓に全身を雁字搦めにされ、一歩も動けずその場に拘束されていた
「帰れると思ってンのか?
デザ共和国治安維持警察一等陸佐
イワン・ペレペルキナだ。
ま・・・覚える必要はないがな」

>モブ兵士、もといケビン曹長の熱い死闘。そしてイワンvs祈る物開戦!再開2回目だけどまだまだガンガン展開飛ばしてきますね
地球編始まった当初と違って、これが読みたかったんだってくらい昔の熱いテラフォが戻ってきた気がします
あとはたっつんとか地球編ガバ組がどう汚名返上してくれるか
>火星の生存者イワン君!! 動物の能力持ちがほとんどだったので、植物での相手拘束はありそうでまだなかった戦法ですね
加えて幻覚能力……さて、インヴォーカーはここからどうやって脱出するのか。ゴキの増援でも来るのかな
ここで登場のイワン!いきなりインヴォーカーを捕縛済みでこっからどうなる?
まぁどうなるもこうなるも、とりあえず逃げられるのは決まってるワケですが・・・それにしてもロシア軍籍ではなくデザ共和国籍なのはどういう事なのか
ロシア政府の命令の元、現在はデザ共和国に身を置いているのか、
それとも自分の意志で亡命したのか
もし亡命したのだとしたら今はロシアから命を狙われる立場になっているハズですが・・・でもアレかな、
ロシアとしては持ち帰ったAEウイルスサンプルさえ採取できれば、イワン自体は国にとって特別重要な人間でもないし、他所にくれてやっても惜しくないんかね
よくよく考えてみたら
ドイツの最高機密であるところのエヴァが普通にアメリカ軍に居たし
そこんところはあまり真面目に考えるだけ無駄な考察なのかもしれん。まずは余計なことを考えずにVSインヴォーカーに注目したい。次号へ続く!


43話

>イワンは元々テザ共和国の人間ですよ
だからこそロシアについたアシモフを憎んでいた訳ですし、まああの取って付けた回想は忘れていても仕方ないかな、と

うん?デザ共和国ってフロンティアスピリット号飛ばした国だよ?劇中でイワンとアシモフの国がデザだなんて明言あったっけ?
138話の考察で、アシモフが喋った言語から
アシモフはチェチェン共和国出身じゃないかとは考察されてたが・・・その設定は初耳だわ
もしかしてデザ共和国=チェチェン共和国って解釈なのかな?確かに劇中でのデザ共和国は
「ロシア・ドイツ・ローマ連邦3つのU―NASA理事国の中間にして カフカス山脈から中央ロシア高地にまたがる」
と説明されてるので位置的にはデザ=チェチェン共和国と考えられないこともないが。しかしロシアと確執ある実在国家を無視して架空国家を出身国にするかね?
テラフォWikiを見てもイワンとアシモフの出身国は「ロシアと長らく戦争状態にある北欧小国」としか書かれないし
よかったら朋友がデザ共和国がイワンとアシモフの出身地だとするソースを教えてもらえないだろうか

もしアシモフ外伝でバッチリ明記されていたのなら申し訳ない。アレ単行本買ってないんだわm(_ _)m

「蔓を切られても痛みはない。俺は植物型。MO手術の中でも一際特異なベースと言えるからだ」
>植物は多種多様ですが、収拾がつかなくなるので血族2人だけ 燈の地球を嘗めるな的にもっといるかと
>私見を言わせてもらうと、「幻覚系」っていうのはタイムリミットに達しているのに「
作者に本番での試行錯誤を許すご都合主義」であってどうにも受け付けんのです
なので今回のイワンの薀蓄では幻覚の効きがどうのというやつよりも木の切り株なんかを例にあげての
「生と死の並立が成立する生命体、それが植物=植物系ミュータントのつる草攻撃系はパーツへのダメージ無効」のほうが「おおっ」となりましたね
ところで母方の血の影響のお蔭でレアな植物系M.O.O.との適合素養があったって言ってたけど、なんかそういう事言ってた回ありましたっけ?
そのプロペラ某の血統もニュートン系列なの?

というワケで本編冒頭。幻覚から覚醒すると、持ち前の筋力で自分を拘束しているチョウセンアサガオの蔓を容易く引き千切るインヴォーカー
自分の肉体の延長と言える部分を引き千切られたイワンですが痛みはまったく無いそうで、それは何故かというと
「1つの個体の中で生きている部分と死んでいる部分が共存できる」という植物の特徴故
例えば切り倒された切り株から新たな新芽が生えてくる等がそれであり、イワンが大量のAEウイルスを体に定着させても、ウイルスに冒されることなく帰還できた理由だった
そんな特異な性質をもつベースだからか、アネックスクルー100人の中においても植物型に適合できたのは
イワンとエレナの2人だけだったそうで
プラナリアに適合できたエヴァほどではないにしろ、相当にレアな被検体であることが伺えます

インヴォーカーは極めて正確な狙いでイワンの眉間にスズメバチの毒針を叩き込むも、その正確さこそがイワンの狙い。毒針を蔓で受け止めて再び毒を注入すると、
そのまま腕を極めて脚を絡め、グリンと体を入れ替えることで脚を折りつつ再拘束することに成功します

「狙いが正確で助かったよ。相手に毒を注入する針が有るってことは、
その穴から相手の毒ももらいやすくなる。地球じゃ常識なんだぜ?
見えてるか?俺が持ってきたあの機材な、実はカメラじゃねえんだわ」
世紀の会見とあって、あちこちに散乱していた各国テレビクルーの機材達
その中の一台がインヴォーカーに向けてレンズを・・・否、砲塔をギラリと光らせた
「むしろ他の国はオマエなんか映してどうするつもりだったんだろうな?
中国は露骨に政治利用しようとしていたが・・・アメリカは「コイツを倒せば俺たちがヒーロー」って感じかね
ウチはそんな電波の無駄遣いはしねえ。ただ報道するだけだ

インヴォーカーなど”いなかった”ってな」
>まさかインヴォーカーが退場するとは思わなかったのでマジビビりました
でもその後の展開のテラフォーマーの本質にも迫る驚異の描写を見ると納得できる気がします
いくら二足歩行してようがこいつらは条件次第で爆発的に増える「虫」なんですよね
>イワン大金星!イワン好きなのでうれしいはうれしいですが因縁的にはどうよ
>インヴォーカー「え? あの、この左腕な右腕の持ち主との因縁とかまだ色々あると思うんですけれど。あれ?」
>インヴォーカーがあっさりやられたでござる…割と重要そうなキャラでも容赦なく退場さけるという意味では初期テラフォらしさが戻ってきたとも言えますが
火星ゴキとの戦争が「コイツを倒せば全部終わる」というものではないということを強調する意味ではさほど悪い展開でもないとは思います
あの謎オブジェクトの瞬間建造はさすがに無理ある感はありますが。段階的には防衛戦に区切りがついて奪還編になる感じですかね
いやまぁ蛭間と小吉のタイマンも残ってはいますが…カイ将軍どうすんですかね
>どうせ毒なんて聞かないんだろうなーと思ったら圧倒的勝利!? でも色々積み重ねてきたハゲがここで退場は流石に話巻きすぎだし何かあるはず
考えられるのは朝太郎からMOHを奪っていてプラナリアで再生するとかでしょうか
>あっさりやっちまったけど、あれ本当にインヴォーカーなのかな・・・もはや精神的支柱がいなくてもやることは決まってる、的なアレなのか
それとも後継者にあたる新ゴキブリが登場する前兆なのか
>インヴォーカーがこのまま退場するとは思えない。ここから復活するとしたら・・・劉の人工心臓?
>まさかのインヴォーカー退場…と思いきや、小吉の腕の移植手術と一緒に、エヴァクローンからプラナリアのMO手術を受けていて再生する展開ですよね、コレは
>ハゲ様また死にましたがパターンとして 1.替え玉(規定路線) 2.逆に毒を受けたのはイワンの方(イザナミだ路線)
3.男塾展開に邪魔なので普通に消された(現実は非情路線)ですかね2の場合イワンはこれで脱落かな?
>露骨な醜い政治劇も上部だけカッコつけたページ稼ぎも今のうち(貴家先生)はそんなページの無駄遣いはしねぇ
ただ展開を畳むため始末するだけ「救済前みたくクズ太郎を再度殺したまでした引伸しなんかしない」ってするためにな
>祈る者は復活決定かな。小吉だけじゃなくエレナの能力も取り込んでて不死なの確定だろ
>イワンというかロシア組?デザ組?が頼もしいですね。目の前のゴキブリ憎しで動いている面々が多い中で
「ラハブの存在」「ニュートン一族の脅威」を忘れずに大局的な視点を持ったうえで行動しているのが好感持てます

ええええ!?インヴォーカー倒しちゃったよ!
至近距離から放たれた砲弾は身動きできないインヴォーカーの胸板に見事命中し大穴を開けた。食堂下神経節破損。テラフォーマーにとって間違いない致命傷である
しかしそうは言ってもコイツはインヴォーカー。
第1部から登場しているテラフォーマーの親玉中の親玉です
再開1話目で劉主席が退場したからと言って、コイツもついでに死なせようというランクのキャラではないワケで。小吉との因縁もあるし、ここで死ぬとは思えません
考えられる展開としては、朋友も挙げてますが4つでしょうか。
@劉主席じゃないですが、本物のインヴォーカーではない影武者の可能性
可能性としては極めて現実的な路線なれど、右腕を失っていた事&それに因縁の相手である小吉の腕をくっつけた事から推察して、本物であると考えるのが普通でしょう
A実はイワンの方が「インヴォーカーを倒した」という幻覚を見ている
鳳凰幻魔拳返し。しかし正解だった場合、それはイワンの脱落を意味している為、ただ死ぬために再登場して何の活躍もせずに退場したという事になる
B死んだように見せて死んでいない。or確かに死んだが、何らかの方法で蘇生する
まずインヴォーカーの立ち位置的に、普通に考えてコレしかないかなと。蘇生のメカニズムとしては、スニーカーズのニュートン一族とも繋がっていたワケですから
「エヴァクローンのMOの手術で身につけた再生能力」が本命予想でしょうか
あと朋友コメントの「エレナの能力で不死」というのは何か勘違い?植物の説明は「生と死が共存する」とは書いてるけど、同時に「決して不死ではない」とも書いてるし
そもそもエレナというか植物ベースが不死だったら首をもがれても死なないと思うし、更に突っ込むとノア1号も九頭龍も火星のエレナの遺体を回収したとは思えないぞ
C火星のように、代わりとなる新たなる指導者が誕生する
これも現実路線で可能性大の本命ではありますが、やはりインヴォーカーが小吉との因縁を未回収のまま退場するとは思えない為、Bと比べると苦しい予想か




一方、最前線で指揮を取るアメリカ軍の総司令官のおぼしきこの人物。名前は不明ですが見た目が完全にあの人っぽいので、屋敷では便宜上こう呼ぶことにします
よろしくキャプテン・ストライダム

テラフォーマーに奪われた3つの島のうち、最南端となる南鳥島が次の一手の分水嶺になると判断
南極に控えているであろう本隊が動くか、もしくは南鳥島から種子島や本土に向けて出る動きがあれば、即座に質量兵器を使用すると通達する・・・・が
次の瞬間、兵士達は驚くべきものを目の当たりにすることになる。それほんの僅かに目を離した隙に、まるで魔法のように出現していた

彼等は全員が100mを2秒台で走る
片手で飛行機を持ち上げ
軍用の糸を指から生産する者もいる
そして全員 その巨躯で飛ぶ
”戦った”事のある者達は
その恐ろしさを十分知っている

「・・・それを「戦力」ではなく「労働力」として使えば・・・こうなる訳だ

なるほど甘く見ていた・・・「火星で進化したゴキブリ」テラフォーマーか・・・恐ろしい生物だ」

>高速建造材テラフォーマー説
>それぞれが極めて高い頭脳を持った人間大の空飛ぶ重機群が完璧に統率の取れた状態で動けばまぁそうなるよねって
あとアメリカの指揮官が一瞬ストライダムにしか見えんかったwww
>ゴキブリたちの建築作業を動画化してうpしてほしい。なるほど、パワーにスピード、チームワークに数が揃った集団なら一夜城の建造もお手の物、と
実際ちょっと目を離したくらいであんなもんできんのかとかのツッコミようはあるけど、漫画的なハッタリとしては申し分なし
確かに休載挟んだ分、そこはかとなくアイディアにうるおいを感じられるようになった気がします
>「火星にピラミッド」「火星に人面岩」というのは、NASAが公開してることもあり宇宙オカルト好き以外にも結構有名な話かな。残る1つは、ウイルスの形か
>パレイドリアとかシミュラクラとか。顔でないものが顔のように見えるのはよくある話で火星にも顔のようにみえる岩があるのは有名ですが……
現実のそれは、火星ゴキよりもっと古くからある訳ですが。ラハブと絡めてオモシロ起源説くるかな
>今週のテラフォ、ゴキ「これが火星塾名物『三大喪新面斗(もにゅめんと)血戦』じゃーっ!!」まさかのミノガ戦以来の男塾展開
これで次週ニュートン一束ども「人間性どもの通説では○○となっているあれらのモニュメントだが
実際はラハブが下等生物処刑用に築き上げた闘技場であったーっ!!」とか言ってくれたらあいつらの事1厘くらいは見直す(絶対無いだろうが
>休載前にやたらと多かった人間たちの意味深であからさまな伏線発言より
今週のゴキブリ達の意味不明な行動の方がよっぽど考察しがいがあるというかイメージが膨らませやすくて読んでいて楽しい
やっぱりこの漫画の主役はこいつらなんだな
>ひょっとして休載前にジョセフとルーク大統領がしつこく言ってた「完璧な地」だのってのは、
ラハブがかつて重要拠点としていた火星にある今回のモニュメントの元になった場所と同じ条件を満たした場所の事なんじゃないでしょうか?
つまり今回のゆでか男塾みたいな展開は実は火星を地球並みの環境にテラフォーミングするのに送り込まれたゴキが
地球を火星(ラハブ?)にテラフォーミングするという壮大なタイトル回収なのかも?
…壮大すぎて昔ならともかくクズ太郎ごときに泣くほど追い込まれた今のハゲ様にそんなん出来る気がしねえ!アイツどこまでも足引っ張るな
>今回のTFの感想…「テラフォーマーの戦力を労働力として使ったらこうなる」というより「人間の脆弱性の全てを廃したらこうなる」という印象のほうが強いです
テラフォーマーと違って人間には「感情」「(肉体的精神的)疲労」があります
以前ジョセフはこの戦いを「人間とそれ以外の戦争」と称しましたが、私の目には「人間性(非合理性の極致)と非人間性(合理性の極致)の戦争」のように見えます
島を制圧された件についても「合理性のみを追求するなら戦闘には何の役にも立たない民間人だらけの鹿児島など切り捨てて当然」のところを
人間性に基づいて「苦渋の判断で戦闘員のいる南鳥島を切り捨てる用意をする」あたりにそれが如実に表れていると思います
人間は痛みを感じ、疲れもするしそれで復旧も遅れ、不満も出てくる。一方TFにはそれらがない
人間社会が洋の東西を問わず「ワンフォアオールとオールフォアワンのできる限りの両立」を目指しているのに対してTFには「ワンフォアオール」しかない
そしてニュートン一族もまた自らを「人間を超えた」と自称したくなるほどに合理性のみを突き詰め、ついには自らを「それ以外」とまでカウントしてしまう
今回の話を見てテラフォーマーズとは「人類を守る戦い」「人命を守る戦い」である以上に「人間性を守る戦い」のように思えます

これぞまさにテラフォーマーの墨俣城
なんと3つの拠点それぞれに、人間と戦う為の砦を瞬く間に築き上げてしまったテラフォーマー
なるほど確かに。もしも一糸乱れぬ統制で動く、空飛ぶ重機が数万機あったならこんな芸当も可能でしょう。今更ながらに思い知らされる生物としてのスペックのチートさ加減
地球編が始まってからというもの
頭さえ叩けば勝てると楽観視していた人間達にとって、インヴォーカーが倒れた今は勝利が確定したと言えるワケですが
はたして彼等は本当にリーダーを失っただけで戦意喪失するのか?どう見ても無理やろ
来週は「バカな・・・インヴォーカーを倒したのに何故闘いを止めない!?」とか言って狼狽する七星らの描写があるんだろうか。優秀なキャラがアホの子になるのは見ててしのびないな


>151話でデザ共和国の名前が出る時アシモフの後ろ頭が出てるコマがあるから、ほぼ明言してるも同然かと

これか。いやこれ・・・これ・・・スマン言われてみたらホントそうだわ
これはどう解釈してもデザ共和国がアシモフの国だということを示唆してるシーンに他ならないね。なんで本誌連載時にここに気付かんかったんやろ
考察サイトとしてリアルに自信なくす案件だぜ・・・教えてくれてどうもありがとう

44話

「これが本当のブラック労働だ・・・狂った蟲どもめ・・・・!」
キャプテン・ストライダムが前回の超速建築について更なる補足説明を入れる冒頭
テラフォーマーの生物としてのスペックは当然のこと、それ以上にこのスピードを成し遂げたものは、「休息を無視した労働体制」だった

人間をいくら鞭打ってコキ使おうとしても、体力が低下すれば逆に非効率になり、どう足掻いても最後には休ませざるを得ない
だがテラフォーマーはそれがない。死ぬまで全力で働き続け、死んだ仲間の死骸を食って作業再開
まるで死を恐れないこと、代わりはいくらでも生まれてくるという生態をもってして可能となる、正真正銘のブラック労働がこの高速建築を可能としたのである
>現在チャンピオンREDで「衛府の七忍」を熱筆中の山口貴由先生も5巻のあとがきで、
「オンリーワンの悪の独裁者を打倒すればすぐにみんなが幸福に生きていける平和な日々が訪れるというのは虚妄だ」(大意)と仰られていますね
テラフォーマーズは人類が何を以て「勝利」するのかという着地点を定めて描いているんでしょうか
個人的に潜在的に社会の至る所に潜んだゴキブリとそれを狩る者たちの争いは続く…
的地球編のオープニングめいた状況まで戻せればましかなと思ってますが
>本当のブラック労働…まさに倫理性、道徳性の一切を排した合理性の極致
先週の朋友コメの「ワンフォアオールしかないゴキブリ」の恐ろしさを改めて見せつけられました
>ゴキの意味不明かつ常識的に考えたらあり得ない建築もピラミッドを引き合いにされると分かりやすくて納得してしまいました
キャプテン・ストライダムがどんどん好きになっていく…
ほんの二週しか登場してない名無しモブですが、これからも定期的に解説役として出てきて欲しいです
>ゲェー!テラフォに出てきたゴキブリミルクって実際2年前にも話題になっていたらしく、
最近またスーパーフードとして人気がでてきたという記事がありました
南アフリカにこのトレンドを先取して昆虫の汁や、それで作ったアイスクリームを商品化している会社もあるとか
人が消費するのに安全なのかまだちゃんと確立されていないみたいだけど、ユーチューバーとか飛びつきそう

うむう。はんぺらなどは「え?テラフォーマーってあんなテキトーな生命力あるクセに重労働で普通に死ぬの?」という違和感を抱いたので
むしろ蛇足な説明だったんじゃないかと首を捻った冒頭でしたが。朋友達は納得した模様でなによりです
ちなみに刃牙のゴキブリダッシュの解説で「ゴキブリの中身は液体!」と言われていたあの乳白色の液体は「脂肪体」という名称だそうで、
あの中には脂質・タンパク質・グリコーゲンが高効率で詰まっており、コレのおかげでゴキブリは飲まず食わずで一ヶ月生きられるとのこと。ゴキブリの燃料ですな
おそらく今後
「食道下神経節」と同じくらい劇中に登場する単語になると思うのでみんな覚えておいてください

「・・・本来の建築というものを見せつけられたね
奴らは1つの文化をもたった数十時間で完成させつつあるという事か」

一方、一警護では主要メンバー全員が集まってゴキブリ達の建築物を憎々しげに称賛していた。称賛するしかない
何故ならば建築という文化は本来、「街を守るため」に発生したもの
『上から見られず、上から見渡せる 上からの攻撃を警戒できる建物』
それを求めた事が建築技術の発展に繋がったという歴史を考えれば、なるほど建築の本質とは居住性よりも防衛能力にあるというのも一理ある。これははんぺらも納得です






「見事な手腕だ。君にも頼んでおいて正解だったよ。イワン・ザクリエフ一佐殿」

その頃、胴体から切断されたインヴォーカーの頭を前にイワンと話しているのは
ロシア大統領ブラディミール・スミレス
二週前の登場シーン、イワンは母親姓のペレペルキナを名乗ったのに、大統領は旧姓であるザクリエフ呼びなのはなにか意味があるのでしょうか?
もともとデザ共和国出身であるイワンが、現在デザ国籍ということから、姉の死を契機に祖国に戻ったということは推察できますが・・・あんま深く考察するトコでもないか
気になるのは「君にも頼んでおいて〜」というセリフ。イワン以外の誰かにもインヴォーカーの抹殺を頼んでいたようですが、それは何者なのか

さて。スーパーコンピューターに繋いでインヴォーカーの脳を解析するつもりの大統領。その行為に対して訝しげなイワンに対し、彼ははこう問いかけます
イワン君。脳とはそもそも何をする臓器だと思うかね」
「・・・え?そりゃあ・・・考えたり、記憶したり・・・」
「違う。それらは全て副次的な機能。脳とは
「筋肉を動かすための機関」
そもそも生物史では腸や胴体の方が先に完成したのだ
「見つけた餌のところまで腸をまっすぐ送り届ける」「その為に全身の筋肉を正確に動かす」
それが脳の本質だ。人間だってそこから進化しているのだ
人間は脳が大きいから器用で頭が良いのではない。逆だ
二足歩行にデカい身体、それらの筋肉全ての統制を脳に任せた為に、
脳はデカくならざるを得なかった。そしてデカくなりすぎたゆえに、
余計なことを考えたりする余力が生まれてしまったのだ」

非常に面白いスミレス大統領の逆説
曰く、生物は脳が大きいからより高度に進化するのではなく、身体が先に進化したからこそ、それを動かす為に大きくなるのだという
しかしこの理論で考えた場合、テラフォーマーの進化には1つの大きな疑問が生じることになる。何故ならば―

「テラフォーマーの筋肉を統率しているのは胸の中心「食道下神経節」のハズだ
ならばこの脳は何故こんなに大きくなった?
おそらく強制的に進化させられたものだ。誰が?何のために?
ゴキブリの胴体に乗っかって
「考える専門の脳」で何を考えている?」

そう、テラフォーマーの肉体を動かしているのは胸の中央部にある「食道下神経節」。だからこそテラフォーマーの急所たり得ている
であるならば
極端に言ってテラフォーマーの脳は肉体とは繋がっていないも同然と言える
まさしくスミレス大統領の言葉通り、「ゴキブリの胴体に乗っかって」考えることを専門で稼働している脳なのである。それではまるで―
ゴキブリという宿主に寄生している
別個の生物のようではないか

聞いているだけでゾワゾワ背筋が寒くなる、スミレス大統領の推論。もうホラーです
黙って話を聞いていたイワンも言い知れぬ恐怖に駆られたようで、その先の言葉を遮るように意見を提言します
「やめろっ・・・忠告するぜ。こんなモンとっとと刻んで燃やせ。どうせロクな事にならねえんだ」
「言われずともそのつもりだ。繋いである我が国最大のコンピューターがあと数分で解析を終え次第、破棄する。だがな・・・

この数分でラハブの謎を全て解く!」
>首から下さえあればいい♪首から下さえあればいい♪(メス豚交響曲のメロディで)
>インヴォーカー!?いやまあ、特別な個体だからサブの制御器官があったとか、誰かに改造されて埋め込まれてたとかはあるかもしれんのだが、
頭部無しで感覚器官どうし……尾葉があるから、なんとかなる、のか…??  
>おおう、これはやられた。頭切り離されても動けることは知ってたとはいえ弱点潰されても動けるとは
しかし胸中央はノーマルゴキはもちろん火星で産まれ指導社ゴキも変わらず急所だったはず
ニュートンと接触してたからプラナリア実装済なのか?それともこの個体独自の特性か?久々に良い意味で虚を突かれた感
>いいっすね、テラフォ。ゴキブリの進化の謎にせまる展開と、絶望感溢れる胴体の暴れっぷりが読んでて気持ち良かった
>首なしで動くインヴォーカで牛股師範を思い出した。筋肉とて人を恨むのだ
>インヴォーカーの復活はイエス・キリストの復活を模したものなんでしょうが、頭部も切り離されて神経節も破壊された状態で動くってのは謎ですね
まあ、チャツボホヤやプラナリアがあるので、あんなあっさり倒されるわけはないでしょうが
>はんぺらさんの予想3が当たり、インヴォーカー再始動、しかし動き始めたのはいいですが、眼球もないのにどうやって敵を認識しているんでしょう
・・・モザイクオーガン手術によってレーダー系の能力を持つ生物をベースにしているとは思いますが、
しかし小吉の雀蜂の能力を持っている以上風邪村一樹のように複数のベースが存在すると考えるのが妥当でしょうか?
>あっさり倒せたと思ったら謎の復活?を遂げるとは。イワンの特性的に脳が無い状態では毒がどの程度効力があるかも不思議ですし
此処でまさかの大統領が変態する展開だったりするのでしょうか?まぁ伏兵か何らかの対策を取ってるで凌ぐ可能性もあるのですが
>「エレナの能力で不死」予想した者ですが、正解っぽいですね。「生と死が共存する」からこその食堂下神経節破損からの首ちょんぱでも動ける訳ですし
再生系だったら傷口が塞がってくけど、そうじゃないのは植物だからでしょう
>生物のデザインとして脳は餌のところまで腑を届ける機関→テラフォーマーにとっては食道下神経節→じゃあこいつらの脳みそなんなん?
→その餌まで腑を届ける機関に風穴が空いてて人間にとってのその機関である脳とも繋がってないのに動くインヴォーカー…
これがほかのテラフォーマーではダメな、インヴォーカーがラスボスたり得る理由になるんですかね
>一番厄介なハゲを回収したという事は、ただのテラフォーマーの脳ではラハブの謎は解明できなかったという事でしょうか?
>インヴォーカーはなんでしょう、脳の活動に連動して体が動き出したみたいで、これはある程度想定の範囲のようにもみえますが
ラハブの目的はラハブという種の復活?最終的に、ラハブの指導者の脳をトレースした器を作るとか
ジョセフも個人的には二重人格というか、本人の意識とは別に「ニュートンの当主という人格」が脳内に存在してる節を感じていましたが、なにか関係がある?
>次回ラハブの謎に迫る!…と見せかけてスミレス大統領の回想になる予感がします
世界がゴキブリの脅威にさらされている中ニュートン一族、ラハブからも目を離していない以上一癖も二癖もありそうです
もしはんぺらさんの予想通りジョセフの過去=アレクサンドルの過去ならスミレス大統領こそがジョセフがミッシェル(回想)に生ませた子供だとしたら
案外祈る者と遭遇してもむざむざやられずそこそこ渡り合ってもおかしくないかも
>ゴキブリの脳が考えることが「人類への敵意」以外にあるとしたらやはり「ラハブの再興」かもしれませんね
>謎解き担当のロシア!ラハブとニュートン一族、読者が目を向けてほしいところにちゃんと目を向けてくれるロシア組が魅力的すぎる
ある意味本作の影の主人公勢か
>ちょっと前の「世界大戦の武器は石と棍棒」みたいな、こういう切り口の話は結構好き。労働力のコキ使い方と、脳の大きさの話。バトルはなかったけれど
>今週のテラフォ、テラフォーマーズ雑学王決定戦
一番!キャプテンストライダム(仮)『ブラック労働』! 二番!風邪村!『建築』! 三番!スミレス大統領!『脳』!
面白かった頃の雰囲気を出そうとする意気込みは感じるんですがどうにも泥縄感が

デデーン。なんとここでイワンの悪い予感が的中。首を切断されたインヴォーカーの胴体が再起動、解析作業に当たっていた研究者を惨殺します
テラフォーマーが首チョンパされても動くのは別に驚きません。普通のゴキブリだって首がなくても生きてられます
食道下神経節が破壊されているのに動いているから恐ろしいのです
先週に引き続きエレナの不死予想にやたら自信満々のコメントを送ってきた朋友には悪いが、これは「植物だから傷が回復してない」という考察とは多分全然違うトコだと思うぞ
ロシアのスーパーコンピューターが脳の解析を終えるまであと数分。甦った悪魔をどう対処する?
スミレス大統領・・・いやさ、スマイルズ大統領の介入で一気に物語の核心に迫ってきたテラフォーマーズ。以前考察した彼の出生に関しても触れそうな次号へ続く!


45話

>テラフォでフィーチャーされてたのはカロール・ウィリアムズの昆虫の変態能力に関する実験ですかね
まぁゴキブリは正確には不完全変態の昆虫なのでこの事例が適切かどうかは微妙ですが
>テラフォーマーズの今回の蛹の下りは分断しても成虫になることは知ってましたがホルモン与えれば卵まで生むというの初めて知りました
連載再開からちょくちょくこんな漢字に雑学入れてるのはちょっと好み
近年ではグロ画像としてネットで有名なカロール・ウィリアムズの実験
蛹の状態の蛾を真っ二つにちょん切り、それを数パターンの接合状態でつなぎ合わせて羽化するかどうか試すという、実にマジキチな内容で見てるだけで背筋がゾワゾワします

また、両断した下半身にホルモンを与えれば頭部がなくても産卵するという聞いただけでも気がおかしくなりそうな昆虫のメカニズムにマジでビビる
学者怖い。なんでこんな実験を行おうと思うのか・・・昔はこれが普通に教科書に載ってたそうですが、検閲したのは至極まっとうな判断だと思いますね
この実験を昆虫以外でも試そうとするサイコパスなガキとか絶対出てくるだろうしな
>無数の神経節を分散して埋め込んでた…ようするにVSゴジラの「第2の脳」みたいなもんですかね
>テラフォーマー最大の弱点である食道下神経節、てっきりハゲに進化する過程でなんらかの変化が起こり別の場所が急所になったと思っていましたが、
まさか外科手術で力づくで分散させるとは…バグズ手術の解析もしてるわけですし、石器のメスのみで人間とテラフォーマーの解剖を行い、
同胞にはバグズ手術を、自らには食道下神経節の分散の手術を行うって改めて祈る者の規格外っぷりを思い知らされます
>テラフォ、今までは人間のように進化したゴキブリだった、最近はさらに進化したゴキブリだった、でも今のやつらは違う、
明らかに人間でもゴキブリでもテラフォーマーズでもない何か別の物に進化というか変化している
>神経節の細分化って作者の手に負えずグダグダの元になる予感が……祈る者より個の意識の薄いノーマルゴキにやっててしかるべき手術なのに

というワケで、食道下神経節が破壊されているのに動くインヴォーカーの肉体の秘密。それは
手術によって別個体の神経節を全身の至る箇所に分散させて埋め込んでいた、という力技でした

テラフォーマーズ彼らは正しい
何故なら正しい情報しかないから

「愛」も「好き」も「正義」も「悪」も彼らにすれば曖昧模糊
故に雑音!故に無用!
データが正しければ良い 途中で矛盾が生じなければ良い
感情的な好き嫌いも鷹揚さもない テラフォーマーには0か1しかない
データと一糸乱れぬ群れの一体感 それだけが全て
インヴォーカーのボディに惨殺された博士の今際のモノローグによって語られる、テラフォーマーの「生物としての正しさ」をバックに
施設内を逃げ惑う研究員達を皆殺しにしながら、あっという間にイワンと大統領がいる頭部のスキャンを行っている部屋に到達するボディでしたが・・・
「ナメるな。人類を・・・
お前らのお友達気取りの怪人一家でない只の人間なら、胴体1人でひねり潰せると思ったか?」


>スミレス大統領 MO手術:プーチン型
>ロシアの大統領は武闘派でないと務まらないんですね(現実のプーチン氏を思い出しつつ
>プーチン意識してか、冷徹な武闘派キャラを解禁する細マッチョ大統領wwwブロンドのロングヘアもあいまって若い頃のギース様みたい
まあ、すぐ身体に穴開けられて致命傷もらっちゃったけど、この人単純に鍛えてるだけなのかそれとも何か秘策があっての肉弾戦敢行なのか?
>大統領かっけえええ!祈る者が引きちぎったのかと思ったらよく見たら大統領が自分で服破いてたのもなんか笑える
でも首だけなのにジャンプするとか首が前後逆なのに即普通に動けるとかはちょっとご都合っぽかったね
>ロシア大統領の格好良さよ、プーチンリスペクトかな?ところでクソザルな管理体制はどうなんすかねこの施設
もうちょい厳重な認証式の頑丈な隔壁とかなんかないの。あったら脱出できないだろって?そっすね

当然というかなんというか、やはり普通の大統領ではなかったスミレスさん
なんと頭部がないとはいえインヴォーカーのボディを相手に素手で応戦し、これを圧倒します
あとはトドメに首の穴から致死量の毒をブチ込め!とイワンに指示するも、ここでインヴォーカーの頭部がピョーンとジャンプして胴体にパイルダーオン
胴体と頭部が後ろ前なのに、なんの問題もなく瞬時にその神経が繋がってしまうテキトーな肉体にビビる。ココらへんは冒頭で紹介した実験を踏まえて、という事でしょうか
毒を注入するために伸ばした蔓を掴んで引っ張られ、無防備な体制に毒針を打ち込まれるイワン。どう足掻いても助からない絶体絶命の危機・・・に思われた次の瞬間!
イワンの目は、信じられない光景を目の当たりにする




だから彼らは3億年以上何があっても生き残り続けた
それって”正しい”と思いませんか?


刹那、害虫は「正しく」、
男は「人として」動いた―!

>テラフォの祈る者、小吉の左手を右手に付けてたのは初見時に生えてきたんじゃなく繋いだんだってのをアピールするだけでなく、
ここで身体の前後を入れ替えて異形にしつつもシンボルである頭と武器は正位置にするっていうデザインの為だったわけですね。よくできてる
>なんかここの感想コメ見てんじゃねえのかと思うくらい「ブレのないゴキブリ」VS「ブレを捨てきれない人類」をクローズアップしてきたな
無駄のない整然とした生き方を褒めること自体は悪くはないけど、その一方でこういう論理って人間の不確かさに翻弄されて疲れてしまった人が、
「寄らば大樹の影」とばかりに論破されそうにない太い理屈に縋ってるだけ、ってケースも多いんですよね
なにわめいても結局そのよくわかんない「なあなあ」を忖度しないとやっていけない社会をこさえてその中で暮らしてるのが人間なんだから、
「これだから人間ってやつはー!」とマウント取ろうとしても結局「周囲の環境に適応できてない負け犬の遠吠え」なんですよ
お友達ごっこのスニーカーズなんかもそうだけど嫌でも何でもお前らは人間で、ゴキブリと一緒にはなれやしないんだってことです
ゴキブリLOVEぶっちゃけてたギークっぽい博士も死んだし
>インヴォーカーの蘇生は一応生物学的なこじつけはあるにしろ、切断した頭のせたらすぐくっつくって適当な設定でしたか。正直がっかりしました
まあ、そこそこ盛り上がったし、良かった!という方もいるとおもいますが、私は物足りなかったです
あと今さらですが、達人級の人間ならわりかし生身でテラフォーマーに対抗できちゃう例をあまり出してほしくないなあと思います
具体例はあえて申しませんが、今までのあれやこれやが色々と萎えますし
>テラフォーマーの恐怖を感じない「蟲」さが強調された回でしたが、インヴォーカーと同列の火星のハゲアドルフん時メッチャキレてましたよね?
インヴォーカーも草間と戦った時とか感情出まくってた気がするしこの二体は「考える専門の脳」に人間と同じような情が芽生えてるんですかね
もうそこしか無いですよね、人類の付け入る隙。ノーマルテラフォーマー相手だともう単純に数で負けそうですし
>ラストで腹パンされてたとはいえ変身せずハゲと対応できるスペック、ジョセフとミッシェルの子供で確定ですかね?スミレス大統領

なんと隣国の1兵士に過ぎないイワンを、身をもって庇ったスミレス大統領
その強面からは想像できない、まさに「人して」大統領たるに相応しい人物でした

スズメバチの毒針が胸を貫通しているので、どう足掻いても致命傷です。何か特別に生命力が強い系のMO施術者でない限りは助かる事はないでしょう
なのでこれは次週、100%スミレス大統領の回想編になるかと
からくり屋敷におけるスミレス(スマイルズ)大統領の考察は皆も知っての通りですが、最近ウチに来るようになった新顔の朋友はテラフォレビュー156話・157話の考察を読まれたし
当時の時点でははんぺら、スミレス大統領にニュートンの血が流れてるかなーと思ってましたが、今週の
「お前らのお友達気取りの怪人一家でない只の人間」というセリフから察するに、彼は生粋の人間であると思われます
で、あるならば顔のパーツから見ても大統領はジョセフではなくジャックの系譜の孫かなと。解りやすく
図解してみたので、理解できない朋友はこちらを参考にどうぞ

時系列で整理すると、バグズ1号が火星に送り込まれたのが今から43年前
大統領が今何歳かはわかりませんが、見た目若く見えてもロシアという大国の国家元首ですから、おそらく50歳は越えてるものとし、とりあえず当時10歳と仮定します
ジョージ・スマイルズは戸籍上ジャックの孫にして、血縁ではアレクサンドルの孫
あのクソジジイの血が流れていても心優しい青年に育っているあたり、両親ひいてはその親を育てたジャックとミシェルが、自分達の子と変わらぬ愛情で育てた事が伺えます
故に幼いブラディミールにとって、ジョージ・スマイルズは
兄のように慕っていた仲のいい従兄弟の兄ちゃんだったハズ
そのジョージ兄ちゃんが火星で非業の死を遂げた事は、10歳のブラディミール少年にとって大きなショックでしたが、後にその死の真相を知った彼は
ニュートン一族という巨悪、そして火星に存在する異星人の遺産をも識る事になる・・・
というような経緯で大統領になったと見たがどうか。火星から生還して、彼らと戦うために日本国総理大臣になった一郎と立場的には似たようなものですね
さてからくり屋敷自慢の大胆考察、当たるや否や。おそらく答え合わせ回となるであろう、次週のテラフォには注目です


46話

「あ・・・あんたは一体何者なんだ!?
胴体だけだがテラフォーマーに勝っていた!いや!あの頭が付いた後だってあと一歩だった!」

生身でテラフォーマーと渡り合ったスミレス大統領の身体能力に、思わず「アンタは何者だ」という疑問をぶつけるイワン
あくまでUーNASAに属する人間限定ではあるが、データとして手術前の段階でテラフォーマーに対抗し得ると評価された人間は5人しかいないという
蛭間一郎 ミッシェル・K・デイヴス シルヴェスター・アシモフ ジョセフ・G・ニュートン 染谷龍大
>テラフォーマーに生身で勝てる人間が5人だけって・・・草間紫暮とクズたろうはどうなの?
って一郎生身でこの4人と並ぶのかよ!独歩級の空手マスターとして描写されてる小吉ですら入らないのに、どんだけ強いんだよコイツ
オーバードーズ状態の小吉と銃火器を持った中国兵士相手にどうすんだと思ってましたが、このデータを突きつけられた今となっては普通に戦って勝つんやろな
あと
草間紫暮と朝太郎の名がないのはUーNASAとは無関係の人間だからやね。何でもかんでも突っ込む前にナレーションはちゃんと読もうぜ
「イワン・ペレペルキナ・・・・そんな事が私に最後に質問したい事かね?
生まれはアメリカ・・・父を失い母の故郷のロシアに来た・・・・
汚い手も綺麗な手も全部使って政治家になった・・・その間 よく学び・・・よく食べ・・・よく働き・・・
よく鍛えた「ただの人間」だ・・・これでいいか?」


>大統領、鍛えた人間でしたか……で、ラハブについての一部位はデータ読み取れましたか?
成果ないとボス抹殺の千載一遇チャンス無駄にしたタダのピエロになってしまいますぞ
>スミレス大統領が鍛えただけってのは本当のことなんでしょうね
ただ一郎が手術前からゴキブリと戦える戦闘力を持っていたことに驚き
頭が良い力士なだけじゃなかったから、小吉との戦いでまだ見せていない隠し技とかありそう
>スミレス大統領は死に際に嘘を言うとは思えないし、ただの鍛えただけの人間なのは本当でしょうね
そして来週はニュートン一族が出て来るし、そこでスミレス大統領の生い立ちも説明しそう
>ちぇ・・・スミレスのうすのろめ、どうせ死ぬんなら、ラハブの謎を解析してから死にゃあよかったんだ!

死の際にあっても「自分はただの人間」であることを強調するスミレス大統領
前回の「怪人一家」発言と併せて考えても、やはり彼自身にはニュートンの血は流れていないと見ていいでしょう
ミッシェルが
マヤコフスカヤという明らかにロシアの女性姓であることを考えると、屋敷考察は大分真実味を帯びてきましたが
祖母じゃなくて母親って言ってるのが気になるな・・・これだと時系列考証が上手く当てはまらないのでちょっと自信なくしてしまいそう。うーん

「違え!最後の質問はなぁ・・・そんな優秀な人間がなんで・・・なんで敵国の兵士を庇った!」
「・・・・あの戦争は必要だから起こした・・・今は・・・若き戦士の方が必要だ。ただ・・・それだけだ・・・」

火星でのアシモフに続き、ここ地球でもまた歳上の人間によって生かされたイワン
しかも今度の相手は、かつて殺したいほどに憎悪していた男―
ロシア大統領ブラディミール・スマイルズ
己の数奇な運命に困惑しつつも、今はただ命の炎消えゆく、その偉大な背中を歯噛みしながら見つめることしかできなかった
「ッだよ・・・わからねえよ・・・・どいつも・・・こいつもよ・・・・」




「喧嘩すんのに許可がいんのかよ?」
一方その頃、一警護の面々
鹿児島のタワーと南鳥島のピラミッドは
最新鋭の衛星レーダーをもってしても中身がまるで見えないそうで
かろうじて「中に人がいる」と確認できるのが種子島の人面モニュメントですが、それはおそらく「人質がいるぞ」という事をワザと見せているのだという
そんなものだから政府からは「今は下手に動くな」という通達がきているようですが、斉藤は
そんな通達クソくらえと強行策を促します
「ところで今回アイツはどうした?居ねえじゃねえの
あの美人の両目にでっかく「復讐」って書いてる外人の姉ちゃんさ」
「言っただろ。今は彼女が成果を持ち帰るのを待つのが上策だ
彼女だけはここに居る誰とも違う
彼女だけ食い詰めで火星に行った訳でもなく、人間を襲うテラフォーマーから地球を守るために立ち上がった訳でもない
彼女だけがずっと一人で戦ってきた」

と、ここで場面はどこかの埠頭に停泊している超豪華客船に。タラップで招待状のチェックを受けている若い女性は・・・
なんと胸の大きくあいたセクシーなサマードレスを優雅に着こなしたサムライソードです
普段の田舎ジャージスタイルとは雰囲気がうって変わり、非常に高貴な血筋の印象を・・・っていやいや待て待て。この端正な顔立ちは我々見覚えが・・・
招待状を確認するとニコニコ笑顔でVIPルームに案内する男の背中に対し、心からの憎悪の視線を向けるサムライソード
「彼女の敵はテラフォーマーでもインヴォーカーでもない
この人類VSゴキブリ戦争の最初の鍵にして
合衆国大統領や中国・劉主席以上にテラフォーマーズの動向を知り得る影の支配者
その総本山「ニュートン一家」だ」

>あ、カブトガニなニュートン一族のお姉さん生きてた
>今週は露大統領の過去話は、ほとんどありませんでしたね。ただニュートン一族が出てきたので来週には言及されそうですね
下手に引っ張られない事を祈ります
>スミレス大統領が「ただの人間」を強調する辺りは先週の考察通り本当なんでしょうね
そしてニュートン一家が出たから、来週はスミレス大統領の生い立ちも説明しそう(死んじゃうけど)
>大統領は祖母を弄んだ実の祖父とその一族が嫌いなだけの、ジョセフの孫(息子の息子)で確定ですかね?
そして、ジョセフによく似た若い女性は大統領の娘?ニュートン一族の会議に招かれてるようだし、
血統もジョセフにかなり近そうながら、一族に敵対してそうなオーラをだしてましたが
>VIP待遇受けてるしサムライソードちゃんがニュートン一族って事ですかね?それとも敵がニュートン一族ってこと?
>サムライソードが復讐というからには、例の拉致監禁レイプとニュートン一族が繋がってるんでしょうか?
あれは単なる体目当ての人身売買じゃなく、ニュートン一族の人間ダビスタのために優良なメスの遺伝子として選ばれたとか
>「上から指示を待て!」いやあんた等のトップのボンクラ総理別の人に取って代わられたんですがそれは
んで自分達のコレからを左右する重要な潜入任務にサポートも無しに一人で参加かー。流石の一警護クオリティ
新編スタートしてから忘却の彼方へ消えたラハ坊の時みたく「何か知らん娘来とるけど誰やろアイツ」みたいな事にならねぇだろうな
>ニュートン家一気に顔出ししましたけど次回からの会談終わりまでに何人生き残りますかね?
ジョセフがサムソーちゃんに「これで手打ちにしよう」とか言い出して全員首ポーンでも驚かないですよ、今の在庫一掃セールぶりだと
>あんま突っ込むのも野暮ですけど、ニュートン一族がキ印のヤバい連中だって事を火星で知ったのは小吉とアシモフと中国陣営と読者の神視点だけなのに、
何でアカリン達日本陣営がニュートン一族の事を周知してるんですかね?
ジョセフの行き当りばったりな計画が幸いしてエヴァは一部記憶喪だからあの後エヴァから教えられた筈は無いし、
元から知ってたなら日米班が火星行きの時に警戒しとかなかったボンクラ集団になってしまう
今更突っ込んでも仕方ないけど漫画内のあらゆる情報を取得している読者の視点と、知ってる事しか知らないキャラの視点をゴッチャにされると困りますよね
まぁ一番妥当な可能性としてはイワン辺りから教えて貰ったのかもしれませんけど、それならそれで一コマか二コマ位イワンに説明させとけ過ぎる

サムライソードが己の人生を賭けて戦う「敵」とはテラフォーマーではない
その戦う理由もまた、人間や地球を守るためではなかった
彼女の敵は諸悪の根源ニュートン一族!
そして親族会議らしき場に招待状持ちで入れたという事実と、今更ながらその端正な容姿と、大太刀の解説でも触れられた「天才的センス」を併せれば
彼女自身に流れる血もまた、彼女が憎悪する血である事は明白
サムライソードという偽名も、ニュートンという姓を燈達の前で名乗らない為の処置だったと考えればなるほど納得がいきます
まぁニュートン一族であれば監禁レイプ魔ごとき返り討ちにしてぶっ殺しそうなもんですが。そこらへんについては彼女の回想で明らかになるハズ
そして
今にも死にそうなスミレス大統領にかぶせるようにニュートン一族の謎に迫る展開という事は
スミレス大統領の回想とニュートン一族の秘密がどこかでクロスするという構成に他ありません
からくり屋敷久々の予想ズバリ的中となるか?答え合わせが待ち遠しい次号へ続く!
しかしどうでもいいけど「ニュートン一族」じゃなくて「ニュートン一家」って書かれるとバカボン一家みたいで一気にアホっぽさが増すよね・・・


47話


>テラフォーマーズ、乳首解禁!エロイ場面じゃなかったけど、今まで鉄壁だったあの先っちょが丸見えと言うのは読んでて何か変な気持ちになりましたw
>朝太郎‥‥現状で汚名返上は無理と判断し回想でギャグ担当に収まったか
>貴家先生は、朝太郎をあんな形で退場させてしまった事を若干後悔しているのかな、と思いました
>裏切られて不幸のどん底でも家族の為命がけの任務に行き、その後は裏切った友へ責任を取るため総理として働き続ける一郎、
兄への恩返しのために力になろうとする七星(おそらく六嘉も)と
今まで蛭間一族は家族のつながりが強かったですが、この専務はあくまで自分は自分と異色ですね
一郎がブサイク故に色々と辛い過去があったように、一郎似の彼も同じような目にあってきたんでしょうか、それで自分は自分という結論に至ったのか
>サムライソードの妹を殺したのがハンニバルってだけだったら、理由がショボ過ぎる

前回、サムライソードが乗り込んだ豪華客船がニュートン一族の親族会議の会場だとばかり思ってましたが、
親族会議が行われいるのは熊本城で、豪華客船の方は完全に遠く離れた別の場所
サムライソードに招待状を送ったのも一家の長であるジョセフではなく、
ハンニバル・フォン・ヴィンランドという人物である事が判明しました
このハンニバル、ジョセフの兄にしてファティマ&金姫の父親という人物であり、同時にサムライソードが復讐を誓った相手である模様
ジョセフの兄ですから、血筋から言えば本来は彼が家督を継ぐはずですが、一族みんなが口を揃えて
「ハンニバル当主だけは勘弁」と頭を抱えるレベルの問題児のようで
であるならば、
この例のレイプ犯こそがハンニバル当人という解釈でいいのか?

っていうか前回、サムライソードもあの親族会議に招かれたと思ったのと、七星が「彼女の敵はニュートン一家!」と言ってたのと併せて
彼女自身もニュートン一族であろうと考察したワケですが、今週の内容読んだらそれらの前提が全てひっくり返っちゃってますね
まずサムライソードが招かれたのはニュートン一族の親族会議の場ではなかったし、
彼女が復讐を誓ってる相手も、どう見ても「ニュートン一家」という括りではなくハンニバル・フォン・ヴィンランド個人です
今週明らかになったこの設定で考察した場合、彼女がニュートン一家の一員であるという考証はほぼ皆無レベルにまで低下します。イヤだって前回の引き詐欺すぎるだろ!
ちなみにサムライソードがツムギアリの手術を受けたのが何年前かわかりませんが、この時、蛭間次郎は一警護の専務という立場だったことが判明
しかしこの回想のラストシーンでは、サムライソードをMO手術の実験台として買い取ったことに憤るクズ太郎を冷ややかな目で見つめながら、
『一警護ここもノリが合わなくなってきたな・・・俺はあくまで「自分は自分、他人は他人」だと思うがね
仲間だろうと身内だろうと―兄弟だろうと・・・・ね』
という
ドライかつ不穏な台詞を吐いて、そのキャラクターの灰色っぷりをアピール
やはり次郎は一郎と反目しているようで、今はもう一警護を出ていったであろうことが伺える描写です。一警護所属でないのなら、この男の現在の目的は何なのか







一方その頃、熊本城を貸し切って行われているニュートン親族会議。天才超人ばかりが集った異質な空間、一体どんな高次元の会話が飛び交うのかと思ったら
存外に
日本のお盆で、田舎の実家に親戚一同が集まった時のようなしょうもない会話を繰り広げる超人達
今のこの状況下で日本国首相が自由時間なんて1秒たりとも作れるワケがないのに
「行けたら行く」とか連絡してるジェイソンも高田純次に通じるテキトーさで面白い
ちなみに先代当主(ジョセフの祖父)は100歳までビンビン元気だったそうですが、コロッと逝っちゃったそうで
これは先々代も同じだったそうで、彼らくらい体格に恵まれて、死ぬ寸前まで元気いっぱいなものだから、自然とこのくらいになるとの事
例外だったのがその前の当主(アレクサンドル)であり、
彼らが
「妖怪のように長生きした」と言うくらいですから、おそらく130歳くらいまでは余裕で生きたと思われます

>ちらほらと情報出てきましたが、とりあえず真っ先に思ったことは「ニュートン一家クソめんどくせぇ」ってことですかね…なんやねんこいつら
>このノリならニュートン一族じゃなくてバカボン一家でいいや
>ニュートン一族が「作中で有能扱いされてるけどどう見てもバカ」から
「作中で既にバカとして描かれてるバカ」に変わって少し好感度が上がりました
>今のニュートン一家で一番の謎はジョセフとかハンニバルじゃなく、無名のボーイですね
>「自分で持ってこい」のシーンはギャグだと思ってとりあえず笑っておきましたが何か意味があるんでしょうか?
小間使いっぽく見えるあの子は実はニュートンの現No2ポジションとか
>ジェイソンさんロクなセリフないのに、総理大臣で忙しいから「行けたら行く」とか行く気ない返事するとか適当すぎてなんか好きになってきました
飲み物の注文がバラバラすぎるのは各国に散らばってるから好みがバラバラなのか、
「自分でやれ」と返され空気が張りつめるも自分たちで用意しようとするのはジョセフのように適当なとこもある一面か、
それともここで揉めた際、ニュートン一族同士でケンカになった時の被害を考え穏便にすませたのか…
>久々にテラフォに感想送る範です!サムライソードはニュートン一族と会うわけではなく、ハンニバル目当てらしいですね
そのニュートン一族、やはり全員曲者ですが、その中でもあのボーイはひと味違いそう!「全部記憶した だが自分でやれ」は笑った
ヤバイ注文に対応できず斬首されると思いきや、彼もまたニュートン一族の者か?皆から一目置かれているので重要キャラになりそう
肝心なジョセフはグスタフ説はまだ謎ですね。一族では彼は長生きして亡くなったことになってますね。ジョーは若返ったジイさんなのかまだ気になるね

>ニュートン一家がアレクサンドルのことを凄い人だったって言うってことは、やっぱりジョセフは普通に玄孫じゃないですかね?
流石にあの身内まで騙す必要は無いですし

これだけ見るとジョセフ=若返ったアレクサンドル説の可能性が潰えたようにも見えますが
そう思ってる朋友に注目してもらいたいのは笑顔の女性が手に持っている遺影の人物ですね
丁度100歳でピンピンコロリした、ピースサイン出して笑ってる遺影がジョセフと祖父であるという「先代」です
そして先代の息子(ジョセフの父)が事故死したので、とうとうハンニバル(ジョセフの兄)が当主かと親族一同が頭を抱えたというコマに問題の遺影

周囲の会話からして、この写真の人物が事故死した先代の息子(ジョセフの父)のハズですが・・・おかしいですよねこれ
ジョセフの回想シーンに出てきた父親は、褐色の肌に鷲鼻の人物でした
つまり、この遺影の人物とは人相が一致しません
ならばあの回想の「ジョセフの父」は誰だったのかという話になってしまいます
これはジョセフ=若返ったアレクサンドル説を潰させない有力な実証になるかと。そもそもジョセフの「我ながら凄まじいジジイだ」発言とかもありますしね

そして今週読者に強烈な印象を残したのが、この召使いの少年
欲しい飲み物を自ら聞いておきながら、親族が一斉にオーダーを答えると、それを全て覚えた上で突っぱねるという謎の暴挙を敢行するも
何故か親族一同は少年を叱りつけることもなく、大人しくその言葉に従います。ただのジョジョっぽいギャグシーンと言えばそれまでですが・・・

例えばここにいる親族一同が束になってもこの少年1人に勝てないほどの戦闘力の持ち主
などという可能性も考えられ、計算高い彼らならば相手の力量を推し量って、勝てない勝負は最初からしない主義だろうという考察も成り立つか

>ニュートン一族の党首とは一体!? 誰だ!? 誰だ!? ジョセフだー! ……いや知ってるし
そんな満を持して! とかいうほどのキャラかしら なんとなく引き延ばし感を感じました
>登場するだけで「あーこれから面白くない時間が続くんだな」ってキャラはいますけどジョセフはその筆頭だと思います
>休載を経てジョセフのキャラも人気があった頃のおチャラけた性格に戻してきた感じですかね?(時すでにお寿司ですけど)
しかし国を町と呼ぶ辺り世界を支配してる自覚持ってて大物感ありますね
というワケでこの親族会議の正体は、新当主の任命式。読者はとっくに家長の立場だとばかり思っていたジョセフですが、この儀をもって当主となるようです
今までの時点でも既にローマ連邦を傀儡として操ってたのに、今更当主になったところでその権力は大して変わらないと思いますがそこらへんどうなんだろうか
アレクサンドル=ジョセフ説の真相は一刻も早く明らかにして欲しいところですが、この流れだとしばらくは
ハンニバル中心に話が展開しそうね
サムライソードが彼に対して復讐を誓った経緯とは?
そして今にも死にそうなスミレス大統領の秘密とは?
いい加減引っ張らないで、そろそろここらでズバッと答え合わせに期待したい次号へ続く!


48話

「改めまして新当主となりましたジョセフ・G・ニュートンです。ニュートンだけにNEW当主
表向きの本業はローマ連邦空軍元帥。趣味は読書と稲作、そして・・・
好きなものはミッシェルさんです!」
「知らんわ!個人名を出すな!」
「いやそりゃ知ってるけども!」
新当主の最初の挨拶だというのに、ジョセフもそれを聞いて野次る親族一同も完全に宴会席の酔っぱらいテンション
こんなふざけた連中ですが、表の世界での肩書きや職業に関しては言わずも及ばず
理学博士・哲学博士かつウェイトリフティングの世界記録保持者で、世界的端末メーカーの筆頭株主
などなど、1人取り上げてみても文武両道の超人でありながら莫大な資産を持つ怪物ばかり。改めてこの一族の持つ遺伝子の優秀さを思い知らされます
そんなどれを取っても優秀な親族ですが、代々当主はその中から自分の参謀役となるNo2を指名するのが習わしだそうで、ジョセフはエロネ新開を指名します
ちなみに新開家は血縁からすると本家からはだいぶ遠いそうですが、「家柄よりも実力と体質が全て」という一族の本能により、一切の異論無く満場一致で即決しました

>火星で足撃ち抜かれて震えてたエロネがナンバー2www と思ったが、ナンバー1がアレだしいいか
>エロネさんはコウ・ガルナギ由来のフィジカルに新宮流古武術が合わさったとんでもキャラだったとわ
通りすがりのサラリーマン級の強設定じゃないですか
コウ・ガルナギに加えて新宮流古武術も存在するテラフォ世界。ニュートン一家ってエグリゴリの残党だったりして
>バカボン一家がダチョウ倶楽部にジョブチェンジ
>今週のニュートン一族…遊びでやってんじゃないんだよぉ!(CV飛田展男)
>ジェットとエロネのキャラが同じなんですが
フリーダムなキャラが多かった中国班での常識人ポジションだったジェットと完全にキャラがかぶってるエロネ、マジ今後の苦労人人生を思うと同情する
ちなみにエロネの経歴は力学博士・考古学修士にして、古武術「新宮流」宗家
世界最大のEC企業「RXグループ」の日本支社・ドイツ支社・ローマ支社の主要株主だそうです
注目すべきは古武術新宮流の文字。これはARMSの新宮隼人の実家の流派と同名ですね
普通であればこんなもの「別に名前が一緒なくらい珍しくもないだろ」と読み飛ばす案件ですが、なにせ貴家先生はARMSの大ファン
文庫版発売の折には、
「ジョセフはコウ・カルナギの子孫」という裏設定とともに祝辞を寄稿したのは有名なエピソードです
で、あるならば。この新宮流も偶然の一致ではなくARMSのそれと同一流派であろうということが推察できます。マニアニヤリですな
>はんぺらさん熊本城ちゃう!大阪城や!
そしてスンマセン。先週はんぺら「天守閣再建から600年」とかいう看板を見てなんとなしに熊本城と書いてしまいましたが、任命式の場所は大阪城でした





「止まってください。ここは超VIPエリアです。実際ね、巨乳のネーチャンに毒入りワインや爆弾花束を届けさせるワケにいかないのよ
「超VIP本人が買ったもの」であることが確認できて初めて「俺達の手で」届けることができる」
一方その頃、サムライソードはターゲットであるハンニバルが居る超VIPエリアに潜入。ハンニバルへの届け物を装うも、当然ながらSPによって止められてしまう
そう言って華奢な女性から荷物をぶん取ったSPでしたが、その箱の異様な重さに「バカな。俺が持てないなんて」と困惑。それを見たサムライソードは言い放った
「この俺が?男なのにおかしいって?それとも・・・”手術を受けてるのに”?
確かにハンニバルが買ったモノよ」
そう言って懐から取り出したのは、この豪華客船に乗り込む歳に提示した1枚の紙切れ。その正体は招待状ではなく、人身売買の証書―つまり、
彼女が「ハンニバルに買われた奴隷」だという証明書だった
ちなみにクソ重い箱に入っていたのは、船内で調達したナイフやフォーク、配管などなど、ありとあらゆる無数の金属片
どういうツールなのか、それを細くて上部な鋼線で縛りまとめ、一瞬で
彼女の得物と同スケールの巨大な剣を作り出します
なお、頭を踏み潰されたSPの証言により
サムライソードはノーパン痴女である事が発覚しました
>私もドレス姿のサムライソードさんに踏みつぶされたいです
>身に寸鉄も帯びず、という言葉がありますがサムソーちゃんは下着すらも帯びてなかった。でもなんか全然エロくない
>テラフォーマーズ、パンツとかはいてないとかシリアスな中にパワーワードが飛び交いますね
正直、パンツと言っておいてはいてない痴女っぷりはシリアスな展開であってもスカート中、どうなっているのかなと気になって仕方ありません
>中国班暗躍の頃に言っていた「MO手術をしたテロリストは通常の身体検査では防げない」ってのが図らずも実践された感じですね

「ん・・・なーんかイヤな予感がするね・・・キミ達早く帰りなさい」
「ええ〜んハカセらしくない〜 最後まで喰べてよお?」

「わかった・・・言葉には責任を持ちなよ?
大急ぎで喰べてやる」
>髪型や体色に背中の鬼といい、ハンニバル兄さん完全に範馬勇次郎だよね?確かにニュートン一族は人智を超えた種族だし
>ハンニバルがまんま範馬勇次郎でワロスwwwまぁハンニバル・レクターもオーガも人食い鬼ですしね
>今回のサムライソードちゃん……あれはバキのゲバルあたりのリスペクトと思ってましたが、ハンニバルの肌の色の感じは……いや、まさかね
>野望のからくり朋友 「はんぺらお前は次に、完全に範馬勇次郎だコレ!?と言う」
次郎が又買いした時の状態といい、サムライソードは、北斗の拳でいうレイの妹アイリみたな生活送っていたみたいだね
>サムライソードは奴隷としてハンニバルに買われて、妹が食べられたから恨んでいるのか
でもこれに日本の命運を掛ける意味がわからないし、どうオチに繋げるんだろう?
サムライソードが持っているのは人身売買の証明書だし、いくらニュートン一家の資産が不明とは言え、普通に公開した方がダメージ大きくね?
>最近テラフォまた読み始めた範です。冒頭のニュートン面々のプロフィールヤバいですね!意外とエロは博識!
ジョセフは相変わらずミッシェル狙ってるけど、彼女に裏切りバレたら速攻で振られる上に殴られるぞ?
今週スミレス大統領まだ生きてることや、サムライソードノーパン以上にビックリしたのがハカセと呼ばれ、一瞬バキに見えたやつでしょう
「喰べる」はおそらくマジな喰べるかも知れないね。こうした漫画ではSAGA期待するのは難しい
>ハンニバルが侍らせてる女は本当に食事的な意味で食べられそうだ…とりあえず合掌

一方、廊下でのドタバタを察してコールガールを帰らせようとする男。読者が思っていたよりも紳士なハンニバル・フォン・ヴィンランド本人です
範馬勇次郎を彷彿とさせる筋骨隆々の肉体ながら、女の子達からは「ハカセ」と呼ばれているあたり、この男もまた表世界では優れた頭脳で有名な模様ですが・・・
「喰べる」発言がどう見ても性的な意味でなく、捕食の意味よねこれ
「ハンニバル」と聞いて我々が思い浮かべるのはカルタゴの英雄カニバリズム殺人鬼のどちらかなワケですが
どうやらこの男のモチーフは後者だった様子。表の顔が「博士」なところもそうか
それにしてもこの男、肌の色こそ褐色で例のレイプ魔と一致しますが、体つきも顔立ちも完全な別人です。となるとあの男はハンニバルではなかったのか
サムライソードがハンニバルを憎む理由の一部は今回明らかになりましたが、あのヒゲレイプ魔との関連性は今だ謎のまま。次号以降の情報が待たれます





「我々の代で世界を征服します。ただし世界征服をするとは言いません
征服された事も悟られぬまま、それは完了しているでしょう」

>今更ニュートン一族をどうしたいんだろう。ギャグキャラ集団に見せて冷酷な世界征服を目論む悪役? なんだかなぁ
>テラフォは休載前の後始末をしてると思います、せっかく面白くなってきたのにいきなり急ブレーキをかけてきたので不安になってきました・・・
人間じゃなくてゴキブリに世界征服をしてほしいのに
それともニュートン一族みたいな血統主義の資産家連中は人類のゴキブリみたいなもんだという暗喩ですかね
>この期に及んでミッシェルの名前を出すジョセフには反吐が出る
まぁそれはさておき、征服を宣言しない征服とは? 現状でも世界を裏から操ってる一族だろうに
>ニュートン一家の野望は世界征服で、各国の首脳はゴキブリによってどんどん倒されて入れ替わってく・・・って、普通に世界征服してるじゃん
>話練り直してゴキブリサイドはなかなか面白くなってきたけど相変わらずジョセフサイドはもったいぶって中身がよく分からないというのが正直な感想
並行してるサムライソード側とうまく絡めて余裕ぶった馬鹿達を引きずり出すスッキリする展開を希望したいですね
>ニュートン一族の狙いがちょっとだけジョセフの口から語られましたが、つまり、人類VSエイリアン、白兵戦主体の戦争という状況をあえてつくりだし、
地球人類を団結させ、知力体力に優れた闘える指導者という地位を自分達一族に頼らざるをえない状況にして
「気がついたら人類が、ニュートン一族に自らかしずく状況を作る」ことが狙いだったとかなんでしょうか?
>テラフォ、ニュートン一族はこれからの展開からして二通りの結末を考えてると思います
1つはこの戦争ゴキブリに人類は勝てないかもしくは俺たち抜きでは勝てない、もう1つはまあ勝てるけどドサクサ紛れに世界獲れる
もしくはこの2つを想定して動くこと、でも恐らくだけどニュートンすら勝てないという展開もありえるか
>楽しいニュートン一家」的なやり取りですが、やっぱり違和感あるんですよね
火星ではマルシアさん達を一方的に焼殺して、地球では祈る者と結託して、人々を誘拐して子供を産ませて、果ては殺処分までしていた連中な訳で
>Q.なんでニュートン一族ってみんなポンコツなの? A.世界征服目前でテンション上がっていたから
>一郎の「手術前からゴキブリに匹敵する戦闘能力」とは何だったのか。小吉に普通に負けて、膝丸に交代だし
日本の総理とか関係なく、火星で迷惑を掛けた代わりに小吉を止めて欲しかった
>一郎負けてる……いやまあ現役の戦士と一線を退いた政治家の違いとか、
ランキングなどのデータは所詮数字に現れる上っ面のもので本当の意味での「戦闘力」とは違う、とか 言い訳はいくらでもできるでしょうけど
なんだかんだ言ってテラフォーマーの主人公サイドの人間がでかいことを言う→でも負けるはいつもの予定調和過ぎてしょんぼりです

ラスト。新当主の決意表明として、当代での世界征服を宣言するジョセフ。しかしながら意味深な発言を付け加える
世界征服は対外的に宣言しないと。世界は征服された事も気付かぬまま、それは成されると
まるで不思議なとんちのような予告。普通に考えると朋友コメントのように、ニュートン一族が陣頭に立って火星ゴキブリの驚異から世界を救うことにより、
死亡した劉主席がそれを狙っていたように、世界の救世主として自然とその場に居座る
というシナリオが考えられますが・・・どうもこの一族のスケール的にはピンとこない。そもそも別朋友も突っ込んでますが、
現状既に世界征服してるようなモンですよねこいつら。それだけの影響力持ってますもん
裏で世界を牛耳ってる彼らが、世界征服を掲げるからには表世界でのそれを指してるんでしょうが・・・ジェイソンみたいに親族1人が1つの国のトップになるという事でしょうか
それを象徴するように、
一郎(瀕死)、劉主席(死亡)、スミレス大統領(瀕死)と主要国家である三カ国のトップの現状が描写
そして倒れた一郎の後を継ぐかのように現れ、操られて正気を失った小吉に対して悲しい視線を向けるのは我らが主人公・膝丸燈です
コメントを見る限りみんな忘れているようですが、休載直前、一郎は
「燈君にはもう伝えてある」と小吉に離し、彼を驚かせています
考察では当然
小吉と燈が親子だという事実か?と予想しましたが、この燈の哀しげな目からすると当たりそうな感じ
ニュートン一族の目指す世界征服の真意とは?そして一郎が燈に伝えた事実とは?
仰々しく謎だけ振っておいて、何も明らかにならなかったら休載前のパターンと何も変わりませんよ貴家先生!少なくともとっちかは明らかになってほしい次号へ続く!


>はんぺらさん、サムライソードのベースはツムギアリなので、その名の通り糸を作って繋げることが出来ますよ
ちなみにツムギアリはタイなどでは高級食材だそうで・・・美味しく食べられそう
>>「どういうツールなのか、それを細くて上部な鋼線で縛りまとめ」
あの、はんぺらさん・・・これってMO能力「ツムギアリ」の糸じゃないですかね
バラバラの部品で刀を、っていうのは電気なまずゴキ戦で燈もやってましたし
>ツムギアリのことを思い出さずに鋼線を出す不思議ツールの発想が出てくるはんぺらさんは逆にすごいと思った

49話

後世 歴史の巨大な1ページとなるであろう西暦2621年
宇宙人との戦争が日本で勃発 中国・ロシアという2つの大国の首脳を含む1万人を超える命を失うも
地球人は最後の最後に団結。全国籍軍として立ち上がり、なんとか痛み分けに持ち込んだ
人々は知らない 今も―もし未来があるのならこの先も
この「激動の2月20日」の載ることのない次のページを
更なる激情の日
2月21日に闘っていた人間達の事を

いつもの仰々しいナレーションをバックに歩み寄る燈と小吉。異形のハチ怪人と化した小吉の目に、はたして自分は味方として認識されているのか否か
あの人工島以来となる再会。哀し気な視線とともに小吉に投げかけられた燈の第一声は、およそこの緊迫した状況には似つかわしくない要求だった
「時計買ってくれよ
蛭間さんの時計はさ、薬が仕込んであるだけじゃなくて全部革とガラスと特殊な素材でできてるんでしょうね
ボディチェックの時にさりげなく隠してただけで金属探知機には引っかからなかった

俺のは没収されちゃいました。19の時に横浜スペースランドで買ったやつ・・・防水・電波・ソーラーで1万切ってるんですよ?
いかにもお土産っぽいデザインに百合ちゃんはドン引きしてたけど、俺は結構気に入ってて・・・・
でも俺ももう社会人だし・・・別にバカ高いヤツじゃなくて良いんで・・・
スーツに似合うヤツ。ね?約束ですよ」
ボディチェックでお気に入りの時計を没収されてしまったので、その代わりに新しい腕時計を買ってはくれまいかというお願い
「豪華なメシでも奢ってくれ」とかならともかく、いくら前職場の直属の上司とはいえ、腕時計などおよそ他人に対して「買ってくれ」などとお願いするものではありません
「俺も社会人になったし、高くなくて良いからスーツに似合うヤツを」という会話はまるで・・・
>おもちゃみたいな腕時計を大事にしてる燈に少し泣きそう。よく考えたら悲惨な人生だよな彼も……
おとうちゃん(仮)に腕時計ぐらい買ってもらいなさい、就職1年祝いにそれくらい罰は当たらないってマジで

というワケで。燈は一郎と一緒にこの地下基地にやってきてボディチェックを受けた上でこの部屋に通されたようで変身薬は所持していない模様
ただでさえ武術家として数段上手である小吉を相手に、変身薬無しの燈に勝算はあるのか?
と、ここで両者間合い!操り出した小吉の正拳をギリギリでいなし、カウンターの肘打ちを顔面に叩き込む燈。そのまま下半身を抱えて背後の壁に叩きつけると、

更には反撃しようとした小吉を金的蹴りで制し、苦悶で動きが止まった隙をついて豪快な逆手一本背負い。その左腕の肘から下を力任せにブチブチもぎ取ります
「ぜってー買えよッ!!!?
アンタも!蛭間さんも!蛭間さんの話を聞いたミッシェルさんも!
なんか知らんが「大人は色々ある」的な空気出して、いちいち落ち込んだり眠てェ喧嘩見せやがって!」

『何が起こっている・・・!?私の操作のタイムラグじゃない。小町はずっと身についた空手で攻撃している
現にテラフォーマーより強いとされる蛭間一郎に買ったばかりだ。そのダメージが残っているとはいえ・・・
膝丸燈は今・・・生身だぞ!?』

なぜ格上であるハズの小吉を相手に、変身薬なしで有利に戦いを展開できるのか?
驚きを隠せない剴将軍に対し、燈はかつて手も足も出なかった小吉との組手を思い出していた
 >古武術オタクっぽい言い訳で必死こいてマウント取ろうとする燈が今週で一番ポイント高かったw
実際きちんとアスリートとしての練習を積んで、安全に模擬戦闘を重複してきた格闘家の方が昔の武術家よりは格段に強いって話ですね


「・・・・弱くなったな。今のあなたには薬一本必要ない
アンタを絞め落としてでも連れて帰って・・・時計はミッシェルさんに選んでもらって・・・会計はアンタがする・・・!それくらいはしてもらうぜ
試験管生まれ施設育ち!膝丸燈21歳 就職1年目!
産まれてはじめてのおねだりじゃい!!」

>これまでに予想し尽くされてきた件ですが、「おねだり」という言葉から察するに、燈の父親は小吉でやっと確定した感じですね
>少年漫画だともっとてきぱきと今週みたいな展開に持って来れたでしょうね
世界観が広がる、登場人物が増える。スケールがでかくなったように見えて、その実主人公の影が薄くなるから逆効果なんですよね
後半のトリコとかも似た感じでした
>ここまできてまだ「親父」って呼ばせないといざ呼んだ時に「待たせすぎだバカ」としか思えなくなりそうでイヤだな…(休載期間のこともあるし)
とにかく、下手に仕切り直しされることなくここできちっとケリをつけて欲しいもんです

そう。「就職祝いにスーツに合う良い腕時計を買ってくれよ」というお願いはまるでー
父に対する息子のおねだりのようではないか
「時計はミッシェルさんに選んでもらって」というくだりも、親父に対して姉さん女房の結婚相手を紹介する息子のようで尚更です
ここに来る前に一郎が燈に伝えた事とは、やはり彼の出生の秘密だった模様
七星曰く「4人いる」という燈の親。ここまで確定しているのは秋田奈々緒、張明々の2人だけでしたが、やはり考察通り小吉もその1人で間違いないという事でしょう
(あと一人は例の「ともし火」発言でティン確定?)
しかしコメントにもありますが・・・
この期に及んでもまだ「親父!」と呼ばせないのは本当になんなのか
過去のレビューでも言及しましたが、本来なら燈出生の秘密は火星編のクライマックス最大の目玉として、衝撃的に明かすべき設定だったと思うんですよね
劉さんによる明々の回想と、小吉の回想によるティンの名「ともし火」に合わせて
絶対あそこが蔵出しの最大の好機だったはず

チャンスを逸して、今になって出しどころに困ってる感半端ない
あそこで小吉が燈の父親だと判明していれば、劉さんの「こんなにも強い意志で守られていたのだな彼は・・・」という言葉にも深みが増したのになぁ
読者にとって暗黙の周知扱いになってる設定を未だに隠し続けるのは本当に無意味だと思うんで
兎に角早く明かしてほしい次号へ続く


50話

皆泪いていた 2月21日に闘っていた皆が・・・
悲哀か憤怒か それとも
闘いの最中に「闘いを決意した原因」の事を思い出したからか
泪は勝手に溢れていた 何故なら彼らはその瞳も 存在さえも
彼ら自身のものではないのだから

例によって仰々しいナレーションをバックに死闘を繰り広げる燈と小吉、そしてハンニバルのSP達を相手に大立ち回りを見せるサムライソードの描写
「彼らの泪と存在は彼ら自身のものではない」とはどういう意味なのか?疑問に思った読者に答えるかのように燈が叫ぶ
「つれえよなぁ艦長・・・悔しいよなぁ・・・「人生を奪われる」ってのはさぁ・・・!
けどな艦長、俺の人生も・・・あんたに貰ったようなモンなんだよ・・・
理不尽に・・・悪人に・・・病魔に・・・不幸に・・・全部奪われて消えて無くなっちまったまさにその日に・・・
アンタが現れて!スゲエ力で!意味わかんねえ説得力で!すぐさま奪り返してくれたんだよ!
アンタにもらった人生なんだぞ!
アンタの人生が奪われたって言うんなら・・・もっと前から奪われちまったままだとしても―
俺が奪り返してやる!今こそ奪り返してやる!!」

そう。彼らはいずれも、かつて理不尽に己の人生を奪われた者達
故に今ある彼らの人生は「彼ら自身のものではない」という意味なのでしょうが、燈はその事実を受け入れた上で「でもそれだけじゃない」と付け加えた
奪われた人生は取り返せば良い
今の俺の人生は、そうして貴方にもらったものだと

「グ・・・済まない・・・燈・・・・!」
「済まないじゃねえ!」

溢れる涙も拭わずそう語りかける燈に秋田奈々緒の面影を重ねる小吉だったが、その心とは無関係に動く肉体は無慈悲に燈の肉体を傷つけていく
さっきまで燈が有利だったのにどうしたことか。今度は小吉の繰り出す技が面白いようにクリーンヒットし始め、瞬く間に燈は窮地に追い込まれてしまう
『徐々に解ってきた・・・先程までのセカンドの攻勢は、言わば
「習慣としての空手」と「本気の古流武術」の僅かなズレが現れたもの
だが悲しいかな。小町小吉の空手は異形の蟲と化した身体に順応し始めている』






5年前―まさしく人生が奪われたあの日
双子の妹との二人きりでの海外旅行・・・危機意識が足りなかったと言われればその通りだ
侵入してきた男どもはゴリゴリの犯罪組織。表社会の法律などものともしない闇の住人達
あの場で2人とも乱暴されるものと思った そして心身に深い傷を負い、暗闇の人生を歩むのだと
しかしそうはならなかった
仮にそうであれば3年前のあの時点で闇の人生に一応の区切りはついただろうに
あの男のした事は、私達をただ物のように運んだだけだった
運ばれ・・・たらい回しにされ行き着いたのは
この世界の光と闇の狭間にいる「ある男」のところだった

一方、場面変わってサムライソードのモノローグ。ツムギアリの糸とパワーでエレベーターを丸ごと引っこ抜くという
花山さんばりのパワープレイでSP達を一網打尽に切って取ると、ハンニバルとの再会を直前に「理不尽に奪われた」己の人生を振り返ります
この独白によると
例の褐色ヒゲのレイプ魔は彼女達に対して直接暴行を行ったワケではなく、あくまでタダの売人だった模様
ちなみにこの男に対しては
手術で力を手に入れた3年前にキッチリ報復しているようです
しかし彼女にとっての真の復讐相手はこの売人ではなく、売られた先の男。すなわち今目の前に居るこの男だった
「永かった・・・3年前から今までが本当に永かったよ・・・ようやく会えたな”御主人様”・・・
クソ野郎ハンニバル・・・」

「おっしゃラマヌジャン3周目クリアー!肉も思ったよりウメーな!」
>サムソーちゃんいきなり詰んでる……ハンニバルが強いのか、スケーリーフットゴキに負けかけたサムソーちゃんが弱いのか
>とりあえず主人公サイドのキャラがイキる→ながなが実況のナレーター→負ける はいはい、いつものいつもの
もう意外性の欠片もない予定調和ですわ ハンニバル……強い! とか一ミリも思わないで呆れちゃいます
>ハンニバル本人はもちろんなんですけど、室内に侵入者いるのに粛々とコールガールステーキ焼いてるシェフも只者じゃないですよねこれ
会議室のボーイみたいに彼も隠れ強者なのか
>来週のテラフォ蘊蓄は「クールー病」と「狂牛病」が来る、に花京院の魂を賭けるぜーっ!
…まあ詳しく言ってみれば、もうニュートン一族はホモ・サピエンスとは別種になりかけてるんですね
普通に「ヒト」を食欲の対象にしてしまえる程に
ジョセフの「人類の到達点」という称号は、「ここから先は人類ではなくなる」という意味でもあったようで

>範だぜ!ハンニバル男前ですね、資産2000万なんて絶対に嘘ですよね?
不敵で強そうですがどこか抜けている。あの肉は… 女ですかね… ちょっと怖い
ってもういきなり負けとるやんけ!!!
しかも当のハンニバルは襲撃者であるサムライソードには一瞥もくれず、ラマヌジャンの数式を解きながら
おそらく先々週までコールガール達だったであろうステーキに舌鼓を打ってます
人生を賭けて復讐を誓った相手を眼前にして、まるで空気同然に気にも留められないこの屈辱。サムライソードの心中たるや、どれほどのものか
と、ここでサムライソードの脇腹に刻まれた「3256」という奴隷Noの刻印に気付くと、それに食いつくンニバル。彼女のことを思い出したのでしょうか?
「ん?君・・・その刻印に加えてその豊かなオッパイは・・・・あぁ!
その「3」「2」「5」「6」とオッパイ(π)で・・・
何か面白い定理が作れる気がする!


・・・で?誰だっけ君」
全然何も思い出してねえぞコイツ!!
表社会での職業は「レモンスタン共和国特別相談役」というなんだかよくワカらん胡散臭いものですが、
コールガール達に「博士」と呼ばれていた事と、この発言からも解るように
生まれついての数学バカの模様
ちなみにシュリ二ヴァーサ・ラマヌジャンは「インドの魔術師」と異名を取った、数学史上稀に見る天才数学者ですね
ハンニバルのこの発言は、タクシーの4桁ナンバーから即興で1つの定理を作ってしまったという彼の有名なエピソードをなぞったものでしょう
5年もの間復讐を夢見続けたこの世で最も憎悪する相手に一蹴されただけでなく、
あまつさえ記憶の片隅にすらその存在を覚えられていなかったサムライソード
はたしてこの絶望的状況から彼女は復讐を成すことができるのか?そしてこれほどの恨みを抱くに至った、ハンニバルの外道の所業とは何か?
ここまでの流れから普通に考えると、おそらく妹は
コールガール同様に彼に食われたという可能性が大でしょうか
というワケで、読者としてまずは5年前サムライソードと妹の身に何があったのかを詳しく教えてもらいたい次号へ続く!


51話

「沖縄で言うところの「縮地」・・・似たような技は各地にあるが―相手が立ち技に慣れているほど有効な技法」
先週から引き続いて、本部先生の如く序盤優勢だった燈がいきなり劣勢に立たされたことについての解説をしてくれる剴将軍
本来格闘技における突き技とは、
@後ろ足を蹴って前に出る A軸足を強く踏み込んで
B急停止した身体の運動エネルギーを腰から背中に伝え、突きとして打ち出す
の3つのリズムから成り、上級者であればあるほどこの流れを素早くスムーズに、そして相手に悟らせない事に長けていく
燈はそれを逆手に取って3拍子ではなく、Aを省いた2拍子で行うことで(縮地等の技法)、「習慣として身についた」小吉の空手を狂わせたのである
>回想シーンで爆にやられる凱将軍w この人は本当に苦労人だったんだなぁ
一連の解説にデフォルメ人形として、爆から殴られたり竹刀で突かれたりして悶絶する剴将軍が面白い
なんでこんな時まで自分がやられ役やねん。根っからのネタキャラ畑産まれすぎる
「・・・までは良かったのだが・・・小町はもはや空手使いではない
どんどん別の何かになってしまっている」

しかし先週既に言っていたように、もはや小吉の姿は「熟練の空手家」ではなく「異形のハチ怪人」
その伸びた毒針や羽根での飛行能力といった特性を自在に使いこなす事により、燈の戦法に順応し、凌駕し始めたのである
「もう立つな・・・もう見てられねえよ・・・俺を追うなと言ったろう・・・火星で死ねたと言ったろう・・・
なのに・・・お前も・・・ミッシェルも・・・一郎・・・総理大臣まで・・・!」

肉体を支配されながらも意識だけはなんとか自我を保っているようで、「もう立つな」と燈を気遣う小吉
しかし燈はそんな心配余計なお世話と言わんばかりに、逆に小吉のトラウマを抉るような言葉で挑発する

「20年前に火星で死んだ恋人を追って火星で死にたかったって・・・俺の世代じゃあよォ―
恋人が火星で死ぬなんて事ァとっくに日常茶飯なんだよ!
それを延々イジイジと・・・それもただの恋人じゃない、小6の初恋を未だ追っかけてる危ねェオッサンを―
って小6て!ともかくそんな動機で二度も火星に行った挙げ句、色々あって
今黒いヘルメットかぶって人質になってる増々危ねえオッサンを
若いイケメンと総理大臣がどうして助けてくれるのかって?
「これ以上アタシに構わないで」ってか。今日びサークルの姫ですらそんな台詞吐かねえよ」

>サークルの姫(古語)がなんかすごいツボにはまったww
唐突な近未来要素をぶっこまれると「あぁそういえばそうだったなぁww」とギャップが笑えるんだろうか

小6の初恋を未だに追っかけてる危ないオッサンと小吉を煽る燈。しかも2回も!
自分の実の父かもしれない男に対して変態扱いはなかなか自虐的です。対してこの挑発を受けて小吉の反応は―
初恋?小6からの・・・初恋には違いない・・・だが小6からと言うと―そうか・・・
ここで場面は小吉の回想に。アキちゃんとは小6に時に仲良くなったのに、実はそのあと3年間ほど疎遠になっていた時期があった
それは
小吉の母親が家柄の違いを理由に彼女のことを遠ざけていたから
ちょっとハイスコアガールっぽい話ですね
そして小吉が例の事件を起こした時、その母親と父親はただの一度として息子の面会に現れなかったという

エリート国家公務員としては、殺人事件を犯した息子などもはや家族ではないといったところでしょうが・・・それにしてもこれが人の親かと
小吉の面会に来てくれたのは二年半でたった一人だけ
言わずもがな、秋田菜々緒である

あいつが?初恋?
そんな生易しいものではない!
他にどんな生き方があった?他に―!

>アキちゃんのこと「初恋?そんな生易しいものでは無い」ってのはアドルフさんを思い出しますね
「人間にしてくれた」と言ってたアドルフさんと同じく、アキちゃんがいたからこそ小吉は「人間でいられた」んでしょうか
15歳にして人生の底を味わった小町小吉。実の両親すら見捨てた彼に、いつも笑顔で寄り添ってくれた存在が彼女だった
アキちゃんがいたから生きてこれたようなもの。初恋などという言葉では、彼女の事を表現しきれない
感情の爆発とともに、燈の胸板を貫くスズメバチの毒針。誰の目から見ても完全な致命傷で、哀れ燈は挑発がすぎて自業自得の死を遂げたかに見えた
が、どっこい逆上した小吉が本気で毒針を撃ち込んでくるまでが燈の狙い!
瀕死のダメージを負いながらも、自分の口からニュッと出てきた糸を思い切り引っ張る燈。するとー
なんとその胃の中で炸裂したのは例のペルソナ変態銃!
燈はボディチェックを通過する為、銃を胃の中に隠し持ってきたのである。そして更にそれはただの人為変態ではなく、ブラッドキマイラオペレーション
胸に打ち込まれたスズメバチの毒液を通じ、その遺伝子を取り込む燈の肉体。異形の変貌を遂げるその姿に、小吉が驚きを覚える
「なぁに驚いてんだよ。鏡見たことねえのか?
あんたの事情なんか知るかよ!」

天異変態
大蓑蛾×蜘蛛糸蚕蛾×蘭華蟷螂×大雀蜂!
>あらかじめピストル飲み込んでおいてわざわざ胃の中で糸で引き金引いて発砲させるとか効率悪いなんてレベルじゃない
>口の糸引っ張って胃の中の装置起動してCB、そして4重変異か
複数要素はもう風邪村さんはおろか火星での暴走時に糸+カマキリやってるわけだけど、まぁ燃えるっちゃ燃えますね
>天異変体で大雀蜂の能力を追加って・・・自力で大雀蜂だったら小吉も目覚めたかもしれないのに
>はんぺらさんが更新を休んでるけど、テラフォは何も進んでいないですね
>テラフォーマーズは休載前の悪い部分が出てますね・・・
こう編集者の方がコントロールしないのでしょうか、それとももうこれがこの作者の味なんだ!と受け入れるしかないのか

母から受け継いだ2つの特性とMO手術ベースの特性に加えて、CBで大雀蜂をも取り込んだ4重キマイラモード燈の爆誕です
しかしコメントにもありますが、燈が大雀蜂の特性を使う理由がCBってのはうーん・・・小吉が父親なら自力で蜂化しても良さそうなものだが・・・
これ散々父親だと思わせておいて実はそうではないパターンとかあんのかね?
結局星矢の姉じゃなかった魔鈴さんみたいな
いやでも血の繋がりのないオッサンに
「就職祝いに腕時計買ってくれよ」とは言わんよなぁ・・・だったらやっぱ自力で雀蜂の因子に覚醒してほしかった感あるぜ
だからとっとと燈出生の秘密を明らかにしろとあれほど(ry
燈パートはさっぱりこの核心部分に触れないまま進むし、サムライソードパートも5年前ハンニバルに何をされたか解らんままで速攻やられてるしで
二元中継と相まって、大事な部分は何にも話が進んでない感すごいテラフォ
連載再開一発目から劉主席死亡→祈る者死亡→スミレス大統領死亡→と超展開で読者の関心を引くことに成功したのに、
ここにきて休載前の悪い部分が出てきたという朋友のコメントには心から同意せざるを得ない。もう充電中に用意していたストックが底をついたんだろうか

まぁ燈の最強パワーアップでこっちパートは気持ちよく終われそうですけど。サムライソードパートは本当にどうするつもりなのか気を揉む次号へ続く


52話

「何だ・・・体内に変身薬を隠してくるくらいは想定内だったが・・・アレは・・・大雀蜂の特性をコピーしている?
しかも自分の特性は保持したまま!「兵士の量産」も「兵士の改造」も躊躇っていた日本だが
まさか「今いる兵士を掛け算する」とはなーアジな真似をする」

>タイトル見開きに普通に混ざってくるジョセフ お前完全な敵サイドやろ
>テラフォーマーズは1部と2部のキャラが総出演とか、もうすぐ最終回なのかな?
第一部と第二部のキャラが全員笑顔で集合という、およそ最終回かその1話前っぽい豪華な見開き扉だった今週
キマイラブラッドオペレーションを初めて目の当たりにし、侮っていた日本の技術に驚きつつも余裕を崩さない剴将軍。もっと狼狽えてくれたら面白いのに

「あんた・・・さっき言いかけたな。「他にどんな生き方が」とか―
救われたんだ。
あんたはしょうがなく生きてた最中だったかも知れねえけど・・・
そんなあんたがどれだけの人間を引っ張ってきたのか!身体で思い出させてやるよ!
おっとぉ!今や飛べんのはあんただけじゃないぜ!オラァ!」
燈に下半身を持ち上げられた小吉は飛んで逃れようとするも、さっきまでとは違い燈にも羽根が生えているこの状況
そのまま二人で高く舞い上がると、そのまま渾身の力で小吉の上半身を床に叩きつける!

『パワーボム』

単純にしてド派手。誰もが知るアメリカンプロレスに必殺技。
史上初めてテラフォーマーを素手で殺した技
おお。なんだこの演出は。燈がパワーボムを決めるのと同時に、その背後に現れるミッシェルちゃんとドナテロ艦長の姿
すぐさま起き上がろうとする小吉だったが、それよりも早く燈の両足がその胴体を挟み込むと、万力のような力でこれを締め上げます。これは・・・
『胴締め』
更に燈は両脚の内側に蟷螂のトゲを出すことで一層逃れ辛くしている。総合のガードポジションに似るがこの技は
本気で閉めれば内蔵を損傷させる「柔道の禁止技」である
蟹挟みです。当然背後に浮かび上がる人物はシルヴェスター・アシモフ
北斗神拳奥義・夢想転生だこれ!
なんと既知であるアネックス1号のオフィサー達はもちろんのこと、顔も知らないバグズ2号の乗組員達の技まで駆使して小吉を翻弄する燈
『肘打ち』
燈の肘から出る鎌は長くも短くもできる。ムエタイの技というイメージが強いが
密着した状態からの第二攻撃(肘・頭突き・首ひねり等)は蟷螂拳の最も得意とするところである

シコルスキーのガーヴィングナックルの如く肘で小吉の顔面を切り裂くと、アドルフばりの手裏剣投擲術で己の生成した鎌を連射
小吉はこれを前捌きで全て撃ち落とすも、鎌に付いていた大蓑蛾の糸をくっつけられると、上体を引っ張られて待ち構えていた燈の眼前に引きずり出される
「ッ!鎌に糸を付けてくるとは思ったが・・・・この糸!こんなにも接着力が強いのか!」
ズン!!!
鎧や筋肉を強打せずとも中身へ損傷を与える技は「発勁」以外に日本の流派にも存在する。伝え方も名称も違うが、原理は近い
曰く「武者震い」「鎧通し」「寸打ち」「機発」そしてー

「膝丸心眼流・双手木砲撃ち」
劉さん、紫暮、そしてクズ太郎を纏っての浸透勁で無想転生メドレーフィニッシュ!
血ヘドを吐きながらもなんとかダウンせずに堪えている小吉を尻目に、燈はこの闘いを部屋の外から見ている剴将軍に向かって呼びかけた
「おい操ってるヤツ!聞こえてるんだろどうせ!10秒だけOFFにしろ!艦長の身体に割り込んでるモノをな!
今の艦長の力で俺を生け捕ることは不可能だ
こっからは俺の闘いだ。取るぜ?「一本」!」
「フン・・・言ってることはわかるがな・・・」
>懐かしの技ラッシュは良かったですね、振り返りと総力戦って感じで。しかしインヴォーカーじゃなくて艦長にやっちゃっていいんだろうか
>コントロールされた艦長では勝てない、ということでここからガチ勝負になるみたいですね
4種キメラで盛り返してきたし、これで艦長に勝って連れ帰るのかな。中国首脳死んだこと知ればキノコ将軍も見逃してくれそうだし

剴将軍のコントロール下にある今の小吉では、脳の命令から神経伝達までにわずかなタイムラグが生じるため、その本来の実力を発揮できない
自分を生け捕りにしたかったら、そのコントロールを解くしかないぞという宣言である
当然剴将軍としては聞ける要求ではありませんが、まぁ10秒だけなら燈と一緒に脱出できるワケでもないし、あっさり承諾してくれた模様
やっぱ色々と迂闊でチョロいぞこいつ
もっとも燈が小吉の支配を解けと言ったのは一緒に逃げる算段あってではなく、
かつて寸止め組手では何度やっても敵わなかった小吉からの一本。武術家として今、それを成すためである
「10秒は舐めすぎじゃねえか?いくら強くなってもよ・・・?」
「実践じゃ10秒でも長いですよ。止まった人生叩き起こしてやんよ!」
ラストはアキちゃんの夢想転生を纏いつつ、拳で小吉を救うことを誓う燈で引き。10秒なら次号1話で決着つくかな?
ここで再びサムライソードパートになった日にゃいい加減にしてほしい次号へ続く!




今週のテラフォーマーズ

「良いだろう。10秒きっかりだ」
というワケであっさり小吉の遠隔操作をOFFにすることを承諾してくれた剴将軍。極めて迂闊な判断に思えますが、この返答は燈も小吉も予想していたそうな
燈は場所まではわからないがこの部屋と有線で繋がっている「管制室」があり、そこに剴将軍がいると踏んでいた
小吉はその管制室の場所をある程度認識しているが、叛意を見せれば剴将軍は即座に特性を再開すればいい
剴将軍にとっての唯一の杞憂は、唯一の無線装置であるこの部分

つまり壁面に偽装した、首への無線送信機がどこかにあるはずである
下手に時間を与えて2人が協力したり、想定外の事で送信機を壊されないために
10秒だけという自由時間は剴が小吉に与えられる限度というワケです
>テラフォ読んでると創作は引き算なんだなぁと思います
詰め込めばいいってものではないし、むしろ書きたいものから読者が求めてるもの求めてないものを見極めて削るのが大事なんだなと
つまり大変読み難い
ホント何言ってるか全然わからん状況解説
だってこの説明は剴将軍が小吉のコントロールをOFFにする時間をなぜ「10秒」に決めたのか、という理由の説明であって
なぜ小吉のコントロールをOFFにするという判断に至ったかという説明ではないからです

先週燈が言っているように、「コントロールを介した今の小吉では燈を生け捕りにすることは難しい」のはたしかですが、別に今すぐ燈を生け捕りにする理由がありません
というかこの部屋には当然厳重なロックがかかっているハズですし
現状が既に燈を生け捕りしていると言えるのでは?
天異変態の解けた燈であれば実力でこっちが勝っているのだから、剴将軍の立場で考えれば変身薬の薬が切れるまでのんびり待てばいいだけの話です。うーん・・・

『10秒間だけ燈をまったく攻撃しないで行動できる!考えろ!俺にせめてもの・・・・!』
「オイ!いいだろもう!アンタも・・・操ってるオマエも・・・頭ァ悪くないんだから解ってんだろ?
別に説明要らねえよ。全員この10秒に賭けるしかねえ!
時間がねえだろう?さっさと俺が知ってる艦長に戻してくれ。戻れなくなる前によ」
コントロールを解除されると聞いた小吉は、この危機的状況からなんとか燈だけでも脱出させるべく思案を巡らせるが、それを大声で征したのは他ならぬ燈自身だった
「”俺が挑んでんだよ”。受けんの・・・義務だろ」
「そうだな・・・無粋だった。命を懸けよう」

この10秒はそんな無粋な事の為に得た時間ではない。武術家として・・・・そしておそらくは、息子として父を超える為の戦い
燈の覚悟と意志を汲み取った小吉は己の考えを恥じ、彼の要望に応えるため全力で戦うことを約束する





それは綺麗な―それは静かな死合だった
針やら翅を全身から生やされた者同士とは思えない
清らかで 端然として そして
あっという間の果たし合いだった

>今週のテラフォは「號奪戦」ってコメント何件来るでしょうかね
>今週のテラフォーマーズ、完全に號奪戦だこれ!
>テラフォーマーズみてたら、嘘喰いの號奪戦思い出した。でも嘘喰いの方が迫力あったなー
テラフォーマーズはなんていうかナレーションがうるさい。(そこが味でもあるのでしょうが)
10から始まったカウントが徐々にダウンしていく中、己の持てる技の限りを尽くして交錯する小吉と燈
YJ読者であれば否応なしに嘘喰いの「號奪戦」を彷彿とさせる演出です
『寝技対策なんて生っちょろいモンじゃねえ・・・「立つ力」が尋常じゃねえ!
産まれた時から化物呼ばわりこのこの俺が!人間の足腰ってここまで鍛えられるモンなのか』

下半身タックルから小吉の左脚を取り、飛びつきの寝技に移行しようとする燈だったが、その強靭は足腰は大地に根を張ったが如くビクともしない
逆につま先から毒針を射出したスズメバチキックを見舞われ、すんでのところでこれを回避するも、毒液が目に入って一瞬視界を奪われてしまう
『居ない!後ろだ!バックブロー・・・否!このコンマ1秒でもう身体を大きく動かす時間はない!』
「考えてもこれしかない。燈の命を助けるには一度気絶させた上で忌々しいが唯一出口を知る剴と共に帰るしか
許せ燈!』
この状況下で燈の命を助ける為には、とりあえず気絶させて剴将軍と帰るしかないという結論に至り、背中の急所に突きを放つ小吉
本人も自覚している通り、完全に背後を取られた状態の燈にはこの達人の突きを躱す術はない。もはや決着は火を見るより明らかだったーが
次の瞬間。背後を取っているハズの燈と真正面から目が合って驚愕する小吉


首が有る(頭部と胸部が明確に分かれている)
あらゆる生物の中で こうやって真後ろを視認するのは―

「蟷螂」だけである!

なんと燈は「振り向く」ことなく、首を真後ろに「仰け反らせる」ことで攻撃を視認
オオミノガの糸をくっつけたスズメバチの針を股下から跳弾で放つと、急所である第七不打尾閭風腑(腰あたり)を狙っていた小吉の突きを一瞬で絡め取ります
>10秒は燈の勝利であっさりと終わりましたね。カマキリの首はそういえばバキでも空想カマキリの戦いでフォーカスされてたなぁ(懐かしむまなざし
>以前フクロウの首は270度曲がると紹介されていましたが、元々の目が顔から見てほぼ真正面に配置されているため、
デフォルトでの視界は人とほぼ同じ190度前後と言われています。ではカマキリはどうかというと…
デフォルトで360度あります。つまり、首を回さなくとも背後すら見えているわけです。尤もそれは視界であって視力にはやや偏りがある為、
作中で触れられたように正面のよく見える複眼を活用する為に今度は首が物凄い角度に動くわけですね
また視力自体も昆虫の中では比較的良い方で、ある昆虫写真家に言わせると「写真撮ろうとするとしょっちゅうカメラ目線になっちゃう」そうです
狩りと逃亡どちらにも特化したらこうなると思うと興味深いですね

朋友もコメントで言っているように、そもそも仰け反り云々以前にとてつもなく広い視野を持っているのが昆虫の特徴
肉食動物は得物との距離を正確に測れるように顔に対して前方に眼がついているのに対し、草食動物はいち早く敵の接近を察知するため、より顔の横についています
トンボとかカマキリなんて、顔の面積の半分くらいある巨大なドーム状の眼ですからね

刃牙がイメージのカマキリと戦った時「バック奪っても見られてる」と驚いたシーンがありましたが、元々カマキリはこれだけの視野を持ってるのです

バキン!!!
糸で軌道を逸した突きを股下で捉え、そのまま股間を支点にして派手にへし折る燈。前回り気味に倒れた小吉。一般的なスポーツ格闘技であればこの時点で「一本」ですが・・・
かつてまるで敵わなかった小吉との組手、その時の自分の負け惜しみの台詞が脳裏をフラッシュバックする。古武術的にはまだ「一本」ではない
『今度は―寸止めじゃない!』

一本!!!!!
本来は寸止めで行う所作。倒れた相手の喉元に、渾身の踏みつけを落としたところで「一本」!
>嘘喰いの號奪戦に範馬刃牙のカマキリシャドーが合わさったような内容でなんとも懐かしかったテラフォーマーズ
ただ最後の投げの後の一本云々は、古武道ならではというより、柔道以外の武道では普通のことなんですよね
柔道は投技を武技として創出する武道なので、投げた時点でその技が終わるのですが、日本拳法や空手等では投げた(崩した)後の追撃を以て一本です
更に言えば、柔道も投げた後の落とし方(顔から、頭から、首から、肩から等)があるが故に、追撃でトドメをさす必要がないというものでもあります
正直なところ、膝丸心眼流が中途半端に見えてしまう描写でした

ついに決着となった燈VS小吉。しかし元・総理大臣とともに敵の基地に囚われたままという絶望的状況は何一つ好転していません
はたしてここからどんなウルトラCをもって三人は基地を脱出できるのか?
そろそろ時間軸的に劉主席の死亡が剴将軍の耳にも届く頃のハズですが・・・その事実を受けた彼が、どんな判断を下すのかが転機といったところでしょうか
みんな大好き剴将軍のミラクルな迂闊っぷりに期待したい次号へ続く


53話

「やられたぜ・・・カマキリの視界と鎌・・・加えて俺の毒針と・・・糸・・・か」
「親には恵まれてるんでね。ズルとは言わせねーっスよ」
「いや・・・お前の言う通り・・・文句のつけ様がない完璧な幕引きだ」
ついに奪った「一本」。爽やかな笑顔で勝利を喜ぶ燈だったが、それに対して返ってきた小吉の反応に思わず表情がこわばる
その言い草はまるで―
「ずっと・・・アキちゃんの幻影を追い続けてきた・・・だから火星まで追いかけたし・・・
それ以降は本当に助けられたくなんかなかった。だけど戦ってる途中から不思議な感覚に襲われた
「アキちゃんの幻影」がどんどん離れていった
愛なのか自責なのか支えなのか口実なのか―とにかくずっと―俺の心の中にあったものが―
いつしかお前と重なっていた。やっと現実に殴ってもらえた気がしたよ
ありがとう・・・膝丸燈・・・アキちゃんの息子のお前に会えて・・・
俺は本当は―本当に幸せだった」
「待てよオイ・・・勝手に変な空気出すなよ・・・」
その言い草はまるで、今生の別れのそれだったから
「最後まで自分勝手ですまない・・・
俺の身体はもう・・・人間には戻らない・・・命も助からない・・・
脳内にまで達しているこのキノコが機械と繋がる前に出していた基本命令は・・・
「緩やかに心臓を停止させろ」だ
機械部分が壊れた今、コイツは再び俺にそう命じるだろう。燈・・・お前のせいじゃない・・・
首のキノコ以前に俺は・・・
「薬」を使いすぎた・・・今日だけでなく・・・今までも・・・な・・・」
小吉の口から次々と紡がれる衝撃の事実。蜂怪人と化した身体がもう人間には戻らない事
アリタケの命令により、今まさに心臓がゆっくりと停止しつつある事
しかしそれ以前に、変身薬の使いすぎでその身体は既に限界だった事
一度人間の細胞を破壊したあとベース生物の細胞で再構築するという人為変態のメカニズムより、
「変身する度に寿命が減る」という厄介な設定。読者も忘れがちなデメリットでしたが、ここで拾ってきました
なるほど言われてみれば小吉は燈達とは違って20年前からのバグズ手術被験者
20年の間にはデータ採取やクローンテラフォーマーとの戦闘訓練なども幾多とあったハズで、これまで変身した回数は燈の比ではないでしょう
そう言うそばから小吉の顔面は人間のそれから遠のき、瞬く間に蜂のそれへと近づいていきます。仮面ライダースーパー1かはたまたザビーか

「そういうことだ膝丸燈くん。ここは間もなく建物全体が砕けて砂漠に埋もれるようになっている
砂の中は君をそこそこ良い状態で保存してくれるだろう。我々は数日後に君と蛭間の死体を掘り出すとするよ
いい加減我々もわかってきたが、一応ダメ元で尋ねるよ。
「そうなる前に我々と来るかい?」」

小吉が敗れたことを見届けるや否やなんと基地の自爆スイッチを押してしまう我らの剴将軍
もはや燈に関しては生死を問わず、死体を手に入れられればいいという判断のようですが・・・イヤイヤなんでよお前
先週も状況解説にツッコミましたが、ここは中国軍の地下施設で、その一室に蛭間一郎と膝丸燈を生け捕りにして軟禁してる状態ですよね?
この状況で燈を殺しちゃう意味も、
施設を破棄する意味もわかりません

「今まさに米軍の大隊が燈と一郎を救出にこっちに向かってきてる」とかなら、緊急という事でこの判断もわかるんだが・・・本当に意味不明だからヤバイ
謎の展開のせいでポンコツ属性が極まった感ある剴将軍。コイツもある意味被害者よねホントに
かくして剴将軍のダメ元の誘いに、断固とした拒絶の眼光で応える燈。3人が地上へ生還する術は完全に断たれてしまいました






「なんだ燈・・・もう・・・耳が・・・いよいよ心臓が止まってきた・・・身体が・・・冷たく・・・」
「うるせえッ!嘘つくんじゃねえよ!何がだ!まだ全然・・・冷たくない!
熱いよ・・・っ・・・の・・・涙が・・・っ

俺も・・・あなたに会えて良かった!」

今まさに崩壊せんとする施設の中、互いに涙を流しながら堅く抱き合う小吉と燈。賢明なテラフォ読者には言わずもがな、二人が交わすその台詞は
バグズ2号編のラスト、小吉とティンの会話のセルフオマージュです
かつて小吉が友に送ったその台詞が、20年の時を経て燈の口から彼に返ってきたのはただの偶然か、それとも―
と、まさに風前の灯火状態となった小吉、燈、一郎の命。一体どんなウルトラCでこの状況を打破するのかと読者がページをめくると・・・

「臭い」
「家の中を生ゴミが今どのあたりを移動しているか」それくらいなら人間にもわかるだろう
では「砂漠の地下深くで砂が動く臭い」は?
そんなものわかる訳がない。そう―人間では

剴が出ようとした出口?無論それだけで充分
それとも日本の3.5倍の広さのゴビ砂漠に空いた、マンホール大の排気口?充分!
大気中に分子がひとつ有れば良い

>崩壊する施設から通路通って脱出中に誰かにぶつかる
典型的なデッドリーフラグですが、俺たちのキノコ将軍ならまだ何かやらかしてくれるはず…
って、そういえば復活した爆将軍って今なにしてるんだろうか
>剴将軍は部下やTFを連れてこなかったのか本当にポンコtゲフンゲフン フェアプレー精神にあふれていますね!
シュアラオ作ったのも実はこの人なんじゃ

崩壊する施設からいそいそと脱出を図る剴将軍が、薄暗い通路でぶつかった謎の人影
ここで背後に挿入されるのは、いつものベース生物の特性ナレーション。しかも我々がこの説明を聞くのは初めてではありません
この薀蓄は既に火星の戦いで流れています。誰のバトルシーンで流れたかと言えば―そう
種が違うとは
圧倒的に違う という事である


次の瞬間、小吉と燈が閉じ込められた部屋の外壁をブチ破って現れた数人の男達
その先頭の男を、我々はよく知っていた
「相変わらずクセえ野郎だ・・・ま・・・おかげで間に合ったがな
民間人質救出会社「シルバーファング」代表取締役の
ボルジギーン・ドルヂバーキと

今回の業務提携の皆さんだ!」
>ドルジさんが一晩でやってくれました
>読者「こんな時どんな顔したらいいのかわからない」バーキ「笑えばいいと思うよ」
>今週のテラフォの良かった所「燈の出生をぼかした以外の全て」今週のテラフォのダメだった所「この期に及んで未だ燈の出生をぼかした点」
>致命傷受けたキャラは再生能力ない限り全員死亡しているのを考えると寄生キノコ+オーバードーズの限界の小町は死亡確定ですかね…
ここまで頑なに燈のセリフ隠してたりしてるのを見ると最期にようやく「父さん」と呼んで事切れる感じでしょうか
そのあたりの流れは正直なんとも言い難いですが能力解説ナレからのバーキ君救援はまさかの展開だったのでそこは素直によかったと思います
>ドルヂくん、お前さん中国班で唯一公的にモンゴル軍人だったせいで免職はともかく逮捕されてたんじゃなかったっけか
何ちゃっかりと就職して味方面して参戦してるんだ
>死んでも死なない奴とは言え、小吉の生き延びるパターンは食傷気味になりますね。あと、これもう燈の親じゃないでしょ
あかりの出生の秘密、何時までひっぱるんすかね?なんかいまさらそんなひっぱるネタじゃないと思うんですが
そして小吉はこれ、あきちゃんの息子である事はしってたけど、あんな会話の後でも自分の血も入ってるとは気づいてないか、
もしくは血縁なしな雰囲気ですが、なんか間抜けだなぁ
バーキ、今は中国軍とは協力関係にないんすね。まあ、モンゴルだしそんな義理もないか。この展開は熱いですね

人力でこの地下深くまで掘り進んできたのか。なんとスコップ片手に登場したのは、かつて敵として火星で戦ったアネックス計画台4班・ドルジバーキ!
更に「業務提携の皆さん」として永遠の19歳ナスチャ姉さんと、日向の姿も確認できます
手前の優男も鼻の効く哺乳類型のようですが・・・彼は完全な新キャラなのか、それともトーヘイとリジーのような、スピンオフ作品からの参戦キャラ?ちょっとわからん
壁をブチ破ってきたシーンでは彼の他にも同型の哺乳類タイプの男を2人確認できるので、彼らは全員「シルバーファング」の社員ということか
既に地球編第1話の扉絵の時点で黒服姿のジェットらしきキャラを確認し
「今回はジェット味方になるのか?」と考察はしていたので、
バーキが仲間になるという展開自体は全然想定の範囲内でしたが・・・まさかそのジェットよりも先にこっちが仲間になるとは思わなんだ。しかもこのタイミングは本当にサプライズ
小吉はもう完全に助からないと思ってましたが
事切れた後ではなく、このタイミングで救助が間に合ったという事は
どんなご都合主義の裏技が炸裂するのかは知りませんが、今回も命を拾うということでしょう。まぁインヴォーカーとの20年越しの因縁対決もまだやってないからね
それにしてもやはり小吉は燈の父ではないのかなこれは?
もはや施設が崩れて死ぬ寸前だったというのに、この期に及んで父子の名乗りをやらないなんてことがあるとは思えません・・・と思ったんだけど、
よくよく見たらティンのオマージュシーン、燈の台詞が
「熱いよ”・・・”の涙が・・・っ」と、小吉の呼称部分を聞き取れない形で伏せてるんですね
だとするならば
読者には聞こえない小さい声で、「父さん」と呼んだ可能性も0%ではないのか?
でも仮にこの考察が正解だったとしたらまだそれを読者に隠すのかと心から辟易するが。流石にそんな下手を打つとは・・・
結局小吉は燈の親父なのかい違うのかいどっちなんだい!(なかやまきんに君風に)
いい加減ハッキリさせてくれないと、読者も愛想を尽かしちゃうよと貴家先生を心配してしまう次号へ続く!


>はんぺらさん、来週はテラフォ休載なので3話じゃなくて2話で済みますよ〜
ぎょ、僥倖!これは本当に助かった・・・艦これのイベントも始まっちゃったしマジでどうしようかと泣きそうだったぞ

54話

『”あの4班”のドルヂバーキ・・・火星で俺とミッシェルさんを攫うためにほぼ生身の俺を変態してボコったばかりか
非戦闘員の八恵子やエヴァにも重傷を与えた男・・・モンゴル軍自ら粛清したと中国の報道で聞いたが・・・まぁ嘘か』
「何しに来た」

「シルバーファングスは人質救出作戦専門の民間軍事会社だ
ハイブランド専門の古着屋に―いくらデザインが良くても布ペラペラのファストファッションのシャツが売ってたらおかしいだろ?
この場の全員地上に救出しに来た。今回の仕事に中国軍は関わってねえ」
絶体絶命の危機に外壁をブチ破って現れた謎の一団。笑顔で手を振る日向の姿を見れば普通に「助けが来てくれた」と思いそうなものですが、それ以上に燈を警戒させるバーキの存在
なにせ火星では敵として戦った相手にして、数多くの味方の犠牲を生んだ元凶とも言える第4班。日向が一緒に居るからと言っておいそれと喜ぶほど迂闊な主人公ではありません
そんな燈に対してバーキは火星でのことを詫びるでもなく、ただただドライに
「仕事として助けに来た。中国軍は無関係」とだけ返答する
>はんぺらさん、こんにちは。バーキが言ったたとえ話がわからなかったんですが、あれって
「俺たちは元軍人という名の組織の中古品だが、そんじょそこらの見てくれだけのリサイクル品とはモノが違うぜ。」ってことですかね?
わかりづらいわっ。あれを瞬時に理解した燈すごい
バーキの解りづらい例えは「ウチは実力は一流だが、人質救出会社としてはまだ大きな実績がない」って事かと
バーキが代表取締役ってことは起業して1年未満の新興企業って事ですからね。元・日本国総理大臣を救出したとなれば、界隈における大きなハクを得られるという意味でしょう

「よっしゃ全部任せた。早く先導してくれ。マジこんなトコで死にたくない
小町艦長を頼む。過剰変態した上に心停止で1分1秒を争う。俺以上にこの人を死なせたくねえ!」
「・・・いいのかよ?俺はかつてお前を殺そうとした」
「ケッ!今はもうたくさんなんだとその手の議論は。今更信じるも信じねーもねーだろが」

その返答を受けて実にあっさりとバーキに全てを委ねる燈。この反応は想定外だったのか、ここで初めてバーキが火星の件を持ち出すも、その言葉をぞんざいに聞き流す燈
そんな燈の一連の反応を見て、シルバーファングス社員の一人らしきき狼姉ちゃんは心の中で同情とも感嘆ともつかぬ印象を受けるのだった
嘘ね。正しくは嘘半分。このコは私達が突入してから今の今までー救援者である私達に従うどころか、
この状況から更に私達に攻撃される事を当然のように想定していた
・・・改めて凄まじいものだったとわかる。このコの境遇はもとより・・・かつての火星という戦場が』

>燈が中国班(ドルジ)に対する怒りを抑えてましたがアナスタシアの方も仲間殺されてますが何とも思わず協力関係になったんですかね?
メタ的な所で先週今週の尺の都合もあると思いますが今後何らかの描写がほしいものです





「な、何だ貴様。何故ここを知っている?同じ軍の者か?」
一方その頃。前回、崩壊する地下施設から脱出するべく狭い通路を急いでいた剴将軍の行く手を遮った謎の人影
読者の知る既存キャラの誰かかと思っていましたが、そのガッシリした体躯と爽やかな笑顔には見覚えがありません。どうやら完全な新規キャラのようです
「臭いで。いや便利なものですな手術というのは。申し遅れました私、株式会社シルバーファングスの別働隊で
李猛進と呼ばれております。本名は1896号。最終学歴は第二山壌政治軍事特別大―」

「「止まれ」!「今すぐに」止・・・!」
眼前の相手が「敵」であると察した剴将軍は先手必勝で菌を打ち込みますが、どうしたことか李猛進は余裕の表情。体のコントロールを奪われた様子は見られません
狼狽する剴将軍の様子を堪能しながら、アリタケの菌が効かない理由を説明する李猛進
「御自分でもわかっているのでしょう?将軍どの。「MO手術」は魔法でも超能力でもない
私は半オオカミ人間に変身することができるが、あなたがなれるのは半キノコ人間
私は嗅覚と身体能力を大幅に上げることができるが、あなたのできる事は掌から出した菌糸を相手に植え付けるだけ
つまり完全な不意打ちや物資のない火星ならいざ知らず・・・「あの剴延超が待ち構えてる」と事前にわかっていれば
バカでも予め飲んでくるでしょ抗真菌剤をね。それで簡単に無力化できる」
能力が効かない種明かしは至極単純。ここに来る前に予め投与していた、対アリタケの抗真菌薬
なるほど確かに彼の言う通り。敵の能力が不明ならともかく、完全にネタが割れている相手に対して対抗策を準備してこないバカはこの世にいないでしょう
そもそも物資がなかった火星と違い、単純な戦闘力上昇系でない特殊なベース生物の場合、ネタが割れていれば対策を講じるのは地球では用意というワケです
例えば西さんの透明化能力は広域散布できる塗料とかがあれば一発で炙り出せるし、紅ちゃんの毒素も完全防護服を用意していけばまったく驚異になりませんね
咄嗟に銃を構えるも、それよりも早く反応した李に
利き手の指ごと銃を粉砕されてしまう剴将軍。もはや完全に打つ手なしです
「さて剴将軍。あなたは今こう思っているはず。「第二山壌」は特殊工作部隊も含め、今も中国軍の一部
それが何故私を攻撃する?とね。まぁ端的に言うと・・・今日、いや昨日かな?
死んだんですわ劉就武主席
まぁ国政は大混乱ですわね。そっから説明すんの面倒くさいほど色々ありまして、私もドサクサに紛れて転職した訳です
そんな訳で!上の中でもコネOFコネだったあなたをこの場で赤頭巾の如く噛み殺したいのは山々なんですが
あなたの特性は使い方次第では最高だ。だから晴れて無職になったあなたをこうして―」
ただでさえピンチで狼狽しているところにどうもここで初めて劉主席の死亡を聞いたらしい剴将軍は茫然自失の表情
自国のトップが昨日死んでるのに情報が入ってこない軍部ェ・・・どんだけポンコツならこんなザマになるのか
髪の毛をぞんざいに引っ掴まれて連行されようとする剴将軍。そう、李猛進の―というかシルバーファングスの目的は、彼を生け捕りにしてその有用な能力を―

「ヘッドハンティングしに来たと

「何故臭いで気付けなかったんだ?」って
ごく単純な工夫だけどまぁ、この後の態度次第で教えてあげる」
>においがないにしても転蓮華されるまで気づかないなんて敵の補正力強すぎだよう!
>あのシュメール人、嗅覚をごまかすのに何か小細工したみたいですが何をしたんだろう……
怪鳥ルバンダのアイソレーション?(トリコの懐かしネタ)
と、ここでページをめくった読者驚愕。音も臭いもなく李の首に絡みついているのは、例のラハブ人類
劇中で確認されている中では本郷さんの妹の子供、人工島の調査に来た米軍を毒ガスで全滅させた奴、中国空軍曹長・孫雷富に続く4人目となります
「ヘッドハンティングまさかのバッティング 卓越した二社 魔窟の二者択一
こういうのラップって言うんだべ?
詩が全く共感できないのが多いから聴かないけど」
「言わねーよ。そりゃただのオヤジギャグだ」
「ラップは詞が響かないから聴かない」などと言いながらなぜかノリノリで見事に韻を踏んでくるラハブ人類
とりあえずコイツのことをからくり屋敷の便宜上ライミングマンと命名します
「ハハハ。じゃあもうひとつオヤジギャグをかまそうか。あんたどっちの意味でヘッドハンティングされたい?」
首に巻き付いた腕に万力のような力が加わる。「我らの軍門に降るか、ここで首をねじ切られて死ぬか選べ」と問われているのである
先程までの剴将軍に対する優位性が一気に吹き飛び、今度は自分が絶体絶命のピンチに立たされてしまった李さん。だがその口元に僅かに釣り上がる
この状況において彼の脳裏をよぎったのは死の恐怖や生への執着ではなく、国のエージェントとして生きてきたこれまでの人生だった
「二者択一じゃねェ・・・任務で初めて外国に出た時衝撃を受けたよ
「あぁ世界は全然二者択一じゃない」と
悪い奴ってのは状況を二者択一かの様に見せるのが本当に上手い

そして人間ってのは慣れてくるとついついそんな気がして選んじまう

何だかんだ言って自分で考えるより楽だしな。「被害者として選ばされた」となりゃ責任0のパーフェクトよ」
>李さんの「二択」の話、身につまされます。自分は考えて生きてなかったな、と
>悪いやつは二者択一しかないように錯覚させるのが好きってのは本当にそう思います
うちの会社の嫌な上司も嫌な仕事、無意味な嫌がらせを延々繰り返して辞めるかこのまま文句言わずにやるかの二択とか言ってきましたが
家族や弁護士の先生に相談するという選択をすることで道は広がりました
いずれ辞めるにしても数ヵ月かけて大型トラックの免許ひとつでも取ればさらに道は広がるでしょう
本当に悪いやつに負けて鬱になって思考停止するのは危険だと思います

これまで「二者択一しかない」と思考停止し、選んできた人生。しかし世界に出た時、彼は真実はそうではなかったことを思い知った
人生とは他者から与えられた選択肢を選ぶのではない。何もないところから、自分で創造しても良いのだと
「なぁ”混ざりモン”お前らってよォ・・・0+1は絶対1だと思ってんだろ?
お前ら混ざりモンは超人的な頭脳と合理性で祈る者をサポートしてやってるつもりかも知れねえがあんまり意味ねえぞ
なにしろ一代で心が”奴ら”に近付きすぎた」

『!・・・どこまで知ってんだ第二山壌コイツ・・・興味あるな』
ラハブ人類を「混ざりモン」と呼ぶ李に、ほんの僅か驚いた表情を見せるライミングマン
「コイツ」を李個人ではなく第二山壌のルビに振るということは、西さんや紅ちゃんなんかもラハブ人類の存在と、その正体について知っているという事でしょうか?
「人間にはなぁ・・・居るんだよ
忍辱の衣を纏い、永い永い年月をかけ―ようやく0+1を3にする者
変化をものともせず本気で己の命を投げ売って一気に10にする者

そして自分は普通にしていたつもりでも何故だか何時しか100を集めちまう者」
「ハハハ何それ。要は精神論っしょ?部活中に水飲まなかったら3や4になんのかよ。1は1だろ」
の力は数学と同じようには計算できない。その境遇や意志力によって、1を3にも10にも100にもする者が居る
李さんの持論をバカバカしいと笑い飛ばすライミングマンですが
例え古いなオイ!600年後の未来なのに部活中の水って通じんのかよ
「・・・・やっぱりな。二択好きのお前に最後に俺からもクイズを出してやろう
「ラハブの神々」は一度滅んだ。母星が消滅してな。けどよ
惑星間航行技術があり・・・実際地球にも来て古代文明にあれだけ影響を与えた奴らが
”何故今も生き残って普通に生活してないと思う?”
敗けたからだよ。ばぁーか


お前ら・・・また敗けるぜ?」

>新キャラのリーさんすげぇ印象的な良い事言ってるけど即退場で悲しい
>アメリカ軍のオーバードーズ兵士といい、ポッと出のキャラがいい味出しすぎて即退場が勿体無いテラフォ
>物理的ヘッドハンティングされた中国の人、まさに死ぬために出てきたみたいでかわいそう
>今回といいゲジゲジ軍曹といい休載明けから一話内で死ぬキャラに過去語りさせますね
貴家先生的には既存キャラ掘り下げるより設定作るの楽なのだろうか
>テラフォーマーズですが凱将軍まだ生き残るんですね……物語的に役目は終えたと思ったんですが
なんかごちゃごちゃと意味ありげなこと言ったわりにあっさり死んだよくわからない新キャラさんの存在異議とは
まあ、ラハブは滅ぼされたって考察ワードが出たことに意味があったとみるか?大した意味ないようななぁ
凱将軍が誰かにぶつかったまま説明なくテラフォーマーサイドにいきならいたとしても、話はつながるから、やっぱカットでいいっす
>テラフォーマーズですが凱将軍まだ生き残るんですね……物語的に役目は終えたと思ったんですが
>キノコ将軍・・・劉将軍の人工心臓を放置してるとかちょっと・・・
>【悲報】剴将軍、コネ採用だった。大人しく捕まっておれば愉快なへっぽこ元敵キャラとして人類サイドに仲間入りできたかもしれないのに、
うっかりラハブ側についていってしまうあたりがさすが俺たちの剴将軍である
>普通の薬で対策されたし、凱将軍はゴキブリに追加手術されて再生怪人になるパターンか
>今週のテラフォについて一言いうなら、凱将軍サイドの話、コミックス収録時にはまるまる削ったらいいんでなかろうか
李猛進、登場して何か良いこと言って即死亡
「二度と誰かの二者択一を選ぶのは御免だぜ」とでも言わんばかりに、ライミングマンに挑発の言葉を投げかけて信念の最後を遂げた李さん
そしてその最後の捨て台詞から、これまで母星の消滅で滅亡したと思われていたラハブは
他文明によって滅ぼされたという事実が判明しました
おそらくその相手はラハブよりも更に進んだ科学力を持った文明だったのでしょうが、李さんは人間の力を解さぬライミングマンを見て今回も再びラハブが敗北することを予言
第二山壌がどこまで自分達のことを掴んでいるか知りたそうなライミングマンでしたが、思わず感情的になって殺してしまったあたり、最後にしてやられたという感じでしょうか
「ちっ」
と舌打ちするライミングマンの小脇に抱えられているのは困惑気味の我らが剴将軍。「トップを失った彼がどう動くか」というのがこれまでの屋敷考察の焦点でしたが
どうやら今後暫くはラハブ人類の走狗としてコキ使われる展開になりそう。ホント期待を裏切らん男だぜ

「動いたよ。小町艦長の心臓。抗真菌剤も射ったけど、今俺が入れたのはスイッチ
小町艦長の心臓についてる劉将軍専用武器のな」
>「あったよ!艦長の心臓を動かすスイッチが!」「でかした!」
>結論:ヤンジャンのADEはつよい どうも艦長の心臓は消えてなくなっているようね?ほんと謎
劉さんの心臓の部品は自動施術だけでなく、その後の調整もする、高機能のペースメーカーの類だったのですね

ラスト。施設の下層部に仕掛けてきた強力な爆弾を利用し、全員一気に地上へと脱出した燈達。流石はプロフェッショナルの仕事といったところでしょうか
バーキはすぐさま小吉の心臓に対して何やら衝撃を与えると、劉さんが埋め込んだ
44位専用武器「死神転生」のスイッチを起動します
火星で使った時も
ドリルみたいに自動で傷口に潜航して自動で血管なんかも繋いだトンデモ医療器でしたが
どうやらAEDやペースメーカーのような機能も兼ね備えていたようで、まさに停止寸前だった小吉の心臓の鼓動を再び規則正しく脈打たすことに成功するのでした

「・・・火星では劉将軍の命に尽くしたが「艦長」はずっと小町小吉だと思っていた
俺は小町艦長のことは艦長だと思っていたよ」

「・・・・そっか・・・・」

最後まで燈に対しての謝罪の言葉はないものの
「敵に回っても小町小吉はオレオ艦長だった」と当時の心境を吐露するバーキと
それだけ聞ければ充分だとばかりに穏やかな表情で答える燈。読者としては色々とツッコミたいところではありますが、たった今彼が小吉の命を救ってくれたという事実
それこそが彼の言葉が偽りでない何よりの証拠、という事でひとつ納得してあげましょう
かくして「火星の戦いは無駄じゃなかった」という煽りを打たれ、頼もしい仲間の合流とともに小町小吉救出ミッション無事コンプリート
この後はサムライソードか、それともスミレス大統領最後の独白か?ここは後者であって欲しい次号に続く!


55話

「ご機嫌は如何ですか?小町小吉艦長」
病室で目を覚ました小町小吉に笑顔で声をかけたのは、風邪村の幼馴染みのエビちゃん。その横で鼻水を垂らして顔面クシャクシャにしているのは八恵子です
そういえば八恵子は看護師のハズですが、勤め先は海老塚病院ってことなんだろうか
更に二人の肩越しに見える人物は、小吉の人生を波乱の渦に巻き込んだ張本人でもある本多博士。いやそれだけではない。思わず己の目を疑う小吉
そこには病室を埋め尽くさんばかりの人間達が、彼の快気を祝して駆けつけていた
李猛進の言っていた「本人も知らぬうちに100を集める者」とは、つまりこういう事であろう

「・・・20年も・・・・眠ってたんだぜ?」
「いや長げーっつーの!したら俺ら何歳だっつーの!」
開口一番でこう声をかけた燈に対し、「どんなジョークだよ!」と笑顔でその後頭部を叩いてツッコミを入れるマルコス
実際に小吉が眠っていたのは4日間ほどだそうですが、しかし当の小吉は極めて真剣な顔でこれと向き合い、穏やかな表情で返事を返した

「いや・・・本当にそんな気がするよ。色々尋ねる前に心から礼が言いたい
燈。助けてくれてありがとう。それとひとつ負け惜しみを言ったのも覚えてる
カマキリの視界云々じゃない・・・膝丸心眼流の膝丸燈、御見事だった。参りました」

>こんにちは、はんぺらさん。やっぱりあっさりと艦長は命拾いしましたね
燈に礼を言ってた時のマルコス・アレックスのリアクションって何なんですかね?
これで艦長の口から火星での出来事が語られ、エヴァの記憶も戻るかもしれないですね

マルコスとアレックスの「あ、あれえ?」っていうリアクションは、「20年眠っていた」という燈の問いがジョークではなかったからですね
まさしく小町小吉にとって、秋田菜々緒を失った20年前から時が止まっていたワケで
今回燈との戦いの後に「ようやくアキちゃんの事を吹っ切れた」と言っていたことからもわかるように、彼はようやくその人生を取り戻したと言えるワケです
それと燈やエヴァ達が知らない
「火星の出来事」はまぁ・・・いつぞやのレビューで朋友コメントでも、はんぺら自身でも既に突っ込んでますが
どういうワケか地球編になってから、七星らがニュートン一族を
「諸悪の根源」として普通に認識してるので正直今更よね
本来彼らが黒幕であったことは、火星編でのジョセフの裏切りを見た小吉・アシモフ・劉と我々読者だけが知ってる事実なのにね・・・なんで知ってるん?
たしかに一郎あたりなら最初から気付いてただろうとも思うんで、七星が知ってても設定的にはそんなおかしくはないんですが。だったら火星に発つ小吉に
「ジョセフ・ニュートンにはくれぐれも気をつけろ」って忠告してないのが矛盾するし。まぁどう擁護してもボロ出ますわな

「おあぁー!艦長起きてる!良かった飲み物買ってきて!」
「イワン!あんた確かデザ共和国クニに帰って・・・」
ここで病室のドアが勢いよく開き、大声とともにズカズカ入ってきたのは我らのイワン
そしてこれまでは「描写からそう推察されていた」デザ共和国=イワンとアシモフの祖国という設定が、ナスチャ姉さんの台詞によって正式に確定しました
「その後に関しては伝えたいこと山盛りなんスけど・・・それよりもあの艦長が生きてて!
しかも救出されて手術中なんて知ったら来るでしょ!普通!」

イヤイヤ「それよりも」じゃねえよお前。
それよりもスミレス大統領の今際どうなったんだよ
絶対あの後、彼から極めて重要な遺言みたいなのを託されてるハズですが

それをここで皆にすぐ伝えないということは、スミレス大統領から「他の国には伝えず極秘裏に」と頼まれたということでしょうか?
それとも後になってから話して「そんな大事なこともっと早く言えよ!」と読者から総ツッコミを受けるパターンか。うーむ・・・・これは後者の気がするなぁ

>イワンは大統領が殺された上にハゲゴキ逃して施設の人間が壊滅させれた重要参考人なのに、3日で外出出来る訳ねーだろ
>スミレス大統領「俺の最期のターンまだ?」
と、病室の隅っこで小吉に背中を向けている大男に気付いたイワン。それが何者であるかをすぐに察すると、マルコスとともにヤンキームーブをキメるのが面白い

>テラフォーマーズ話が進んで本当にホッとしました……あとドルチバーギにからむイワンの動きがヤンキー過ぎて笑うw
「わかるよ。ドルヂバーキ・・・お前らが助けてくれたんだろ。みんなありがとう」
「艦長・・・俺達第4班は火星で多くの仲間を裏切り、殺しました
皮肉ではありますが、今この状況下なら私に如何なる制裁を加えようとニュースにはならないでしょう」

小吉の温かい言葉に自責の念が耐えられなかったのか、懐から拳銃を取り出すとそれを小吉に向けて差し出すドルヂバーキ
「今この場で自分を殺してくれても構わない」という、覚悟の禊
上司である小吉に限らず、今この病室にいる火星からの帰還者全員にとってドルヂバーキは仲間を殺された報復の対象です。しかし・・・・





「殺れねーよな。ああも見事に助けられた後じゃよ
殺した奴にも殺された奴にもゴキブリに殺された奴にも
100人100通りに国があったり命令があったり、実験があり事情があった
最初から一人きりの奴だって・・・そういう事情があった
全員が持っていたのは「覚悟」だけ
ただその中で・・・全く妙なことに艦長だけが最も自由だった
第4班のことも。プランδのことも。今更チャラになる訳じゃない。だがこれだけは事実
あれだけ火星で殺し合っていた奴らも地球で自分の国の為だけに動いてた奴らも
今、その男の為に迷わず第一に集合している。違うか?
艦長・・・居てくれるだけでいい。これだけのメンバーを纏められるのはアンタしかいない」
『火星で最もモノ扱いされ、命を狙われた者がそれを言うか・・・・』
「君に言われてはかなわないな」
一瞬凍りついた場の空気を溶かしたのは、他ならぬ火星で最も凄惨な目に遭った張本人、膝丸燈だった
あの時火星で殺し合った者同士が、同じ頃地球で知略を尽くして奔走していた者達が、今まさに小町小吉という男を中心に結集しつつある
覆水は盆に返らない。でも、また新しく汲み直すことならできるはずだ
燈の演説に心を打たれた七星は心から感服し、バーキは神妙な表情で再びこの仲間達と共に戦い抜くことを心に誓うのだった

「・・・そうなると一人・・・大事な奴がここに居ないのに気付くな」
「ミッシェル・K。デイヴス中佐か。確かに劉主席も死に、地球連合軍も揺らいでいる今
彼女がここに加われば米軍との連携もしやすくなるが・・・」

「そういう事ならウチも大事な仲間が一人欠けている。サムライソードは本当に一人で行かせて良かったのか?」

「サムライソード・・・七星が以前言っていたワケありの契約社員か。異例の待遇と聞いていたがどんな奴だ?」
「そっか艦長はあったことないんスね。うーん・・・俺も詳しい事情は知らないんですが・・・
なんとなくですけど昔のミッシェルさんに似てるんですよね
バストはぱっと見E〜Fですが俺の読みだともっとあります。スポブラを愛用してるタイプですね
あっ・・・イヤその・・・どんな奴だっていうから・・・・大事かなって」
「ハハハ!お前は腕時計の前にまずコンプライアンスを身に付けねーとな!」
小吉を中心に集結しつつある新たなチームに、どうしても欠かせない二人の女傑
二人の安否を気遣う流れから、ごく自然にバストサイズの話に移行して女性陣から白い目で睨まれる燈小吉はそんな燈のことを笑い飛ばしますが
お前こそ腕時計の前に自分が父親かどうかいい加減ハッキリしろと読者として突っ込みたい
「ま・・・冗談で済まない冗談は置いといて・・・ミッシェル副長と同じように
サムライソード先輩は帰ってきてここに揃わなければならない女性・・・
そしてなにより似ているのは
”目的を達成する為には例え殺しても立ってくる”

・・・そんな強さよ」
>いきなり20年経過とか全部終わってるわw と、のっけから楽しい回だった
コンプライアンスについてたしなめられた燈のしょげ顔かわいいなぁおい
>艦長生存、そしてドルヂさんの禊もすませてこちらは一区切りか。次回はサムソーちゃんの話が進むのかな
>サムライソード何日戦ってるんだよ!
>艦長の目覚めに時間少しかかったし、侍刀ちゃんの話は時間が少し巻き戻るんだろうか

というワケで次号からカメラは再びサムライソードサイドに。小吉が4日間寝てたそうなので、時間が4日ほど巻き戻る感じですかね
しかしこれは逆を言うと
戦いから4日経っているのにまだ帰還してないという状況を示しており、事態は楽観視できません
まぁこれだけ皆から全幅の信頼を受けてるあたり、
スペックを引きずって警察署に現れた花山さんのごとく
ボコボコにしたハンニバルの首根っこを引っ掴んで帰ってきそうな気がしますがどうなるか。しかしそれよりもスミレス大統領の今際を早くだな・・・・次号へ続く!


>はんぺらさんはラハブを滅ぼしたのはラハブ以上の文明と考察されていますが私はあえて「現生人類の祖先」説を推したいと思います
0か1しかなく高度な文明を持ったラハブが時として数字以上の力を発揮する人類に敗れたということではないかと
もちろん対等な条件でなく、当時の伝染病やら母星爆発やらなんらかの後押しがあったうえでという前提になりますが
まあ、本音を言うとラハブを滅ぼした文明があったらそいつらはどうなった?という話でそいつらも出したら収集つかないんじゃないかと
>こないだの更新見返してて思ったのですが。「これまで母星の消滅で滅亡したと思われていたラハブは他文明によって滅ぼされた」という見解ですが、
これって「自分達で何らかの目的の道具として作成した現地球人類の想定外の何かに滅ぼされた」かなと思ってました
真っ先にパッと浮かんだのはガイバーでしたが、あれとはまた違いますよね…
>おそらくその相手はラハブよりも更に進んだ科学力を持った文明 いやいやなんでそうなるんですか
母星が滅びても地球に来てたラハブ人にまで影響は出ないでしょうし、文脈から言ってもラハブを滅ぼしたのは地球人でしょう
だから「また」負けるって言い方になるわけですし

そういう考え方もできるとは思うが・・・李猛進も言ってた「星間航行技術を持ってるのに何で滅びた」ってトコをどう解釈して咀嚼したかの違いだね
母星が寿命でヤバい→仕方ない地球に移住するか。あの星は昔ちょっと文明を授けたり遺伝子弄ったりしたけど、まだ猿同然だしすぐに征服できるやろ→
うわちきゅうじんつよい(想定外の抵抗に遭い、ラハブ敢えなく地球で滅亡)
↑というのが朋友達の解釈だと思うんだけど、
ラハブは星間航行技術持ってるワケだから、想定外の反抗を受けた時点で地球を諦めて他の星に行けばいいだけかと
それこそ火星にでもテラフォーミングすりゃいいワケで、種が滅ぼされるまで地球にこだわる理由はありません
ゆえにラハブが滅んだ一番の理由は「敵から逃げられなかったから」であり、それはつまり「戦争相手も星間航行技術を持っていたから」、と解釈したのがはんぺらロジックですな
「また負ける」という表現に関しては、別に同一の相手じゃなくても
連敗すりゃ普通に使う言葉ですしそこはあまり根拠にはならないかと
もっともインディペンデンス・デイみたいに、いきなり母艦を落とされたら撤退の判断もクソもなく全滅したと思うんで、その点では朋友達のロジックには穴は一切ありません
現状ではどちらかを論破できるほどの情報は出てないですね。はんぺらも朋友の解釈は理解できるんで、諸兄らも「なるほどはんぺらの解釈も一理ある」と思っていただいたら幸いよ

>はんぺらさん…例のライミングマンは雑誌掲載の「前回のあらすじ」によると本郷さんの妹の子供だそうです…
もしこれが誤植とかでなければとんでもない成長速度ということになります
>どうも凱将軍をヘッドハンティングにきたラハブは本郷さんの妹さんの子供みたいですね、あらすじみたいなところに書いていました

「そこに突如乱入してきたのは、本郷の妹の子である「あの子供」だった!」
※YJ39号、テラフォーマーズ「よくわかる前回のあらすじ」より抜粋
ライミングマンがラハ坊だったのかよ!
いやいやクズ太郎が自爆したの開戦日ですよ?劇中時間から1日前とかそれくらいじゃん?もちろん成長速度もビックリなんだけど
それ以上にあのN2爆弾みたいな大爆発で死んでないのがヤバい
インヴォーカーはいち早く飛行機から距離を取った上に防爆繊維で身を守ったという説得力があるけど、流石にあの状況から無傷で生きてるラハ坊はテキトーすぎて辟易
そうすると当然、あの孫富雷軍曹も生きてるって事になると思うんだけど・・・あの爆発で死なない生物なら、逆に「どうやったら死ぬのか」というレベルの怪物だよねラハブ人
「混じり者」でコレなら、純血のラハブはもっととんでもない超生物だったのか、
それともサイヤ人みたいに地球人の遺伝子を取り込むことでより強力な雑種になったのか
前述トピックの朋友達の考察を持ち出しますが、かつてラハブを滅ぼしたのが地球人類の祖先だったとしたら、何か致命的な弱点が存在しない限り勝機はなかったでしょう
逆を言えばその「弱点」を見つけることができれば、今回も人類が勝てるって事ですかね
今や地球上のいたるところに巣食ってしまったテラフォーマー達も白兵戦で全滅させるなんて物理的に不可能だし、そういう映画的な大逆転の切り札があるのは間違いなさそう
まぁあの大爆発から生きてた理由を特に解説するでもなく、普通に格闘戦で倒せる相手だったりした日にはこんな考察も無意味になりますが・・・こっちの方が可能性は高そうね

>悲報:テラフォが連載再開後、早くも休載
>テラフォーマーズまた休載か……まぁ、期限きってるだけ以前の長期休載よりは気楽に待てますね
>テラフォ長期休載 「もう大丈夫だ!」とはなんだったのか
>テラフォーマーズ、また休載になってしまいましたね・・・貴家先生が心配です
個人的には再開後楽しく読んでいたので残念ですが、貴家先生が万全の状態に回復されるまで待ちたいと思います
>テラホが着実にガンツの後継に収まりつつありますね
>テラフォーマーズはヤングジャンプのハンターハンターになるんでしょうか?
その割にはあんまり先が気にならないというか、他の連載がちゃんと載ってるのに優遇されてるなぁとしか
>スミレス大統領「私が次に映る時はハンモックで白い布被って寝てるシーンだな(確信)」
>あーテラフォまた休載か… その一方で休載の王ハンターハンターは来週戻ってきますね!漫画家は大変だなぁ
これで屋敷的にははんぺらさんの負担は少し減りますね
>範です!テラフォ休載ですなー 今回は時期書いているので2ヶ月程度でしょうか、またストック貯めて面白くしてほしいでね

と思ってたらまさかのテラフォーマーズ二ヵ月休載のお報せ
一応文面には「貴家先生の体調不良。本人は回復し、やる気もあると言っているものの、大事をとっての休暇期間」とあるので、深刻な状況ではなさそうなんですが
それが身体的不調なのか、それとも鬱病的なアレなのかは読者として気になるところ
石田スイ先生が喰種最終巻で「連載中、作業を楽しいと思った事は一度もなかった」とか「ストレスで味覚障害になって喰種の気持ちがわかった」とかショッキングな後書きを載せてるだけに
やはり精神面で追い詰められてるのかなーと読者としては推察してしまう。二ヶ月と言わずまた半年休んでも我々読者は待ちますので、ここはしっかりと心のケアをしてもらいたいですね


双子の姉がまた要らない物を買ってきた

これは私の髪がまだ長かった頃の記憶・・・
この女子大生が「サムライソード」になるまでの軌跡だ



56話

「念のために聞くけど・・・これは何?」
「よくぞ聞いてくれました!見た目はごく普通のメガマウスのオブジェですが実は!
U−NASAが開発した世界一の消音機能付き全自動洗濯機なのでーす!
この大きなお口に35kgまでの洗濯物を入れ、鼻のスイッチを押すだけ!
すると本来うるさいハズの選択音が!はいスタート!!(めっさ涼やかな波音)
なんとこのコントロールされた水音は宇宙飛行士のストレスを軽減するためにU-NASAが・・・」

二ヵ月ぶりの連載再開となったテラフォーマーズ。冒頭、サムライソードの回想シーンで登場したのは意表を突いたロングヘアのメガネ女子だった彼女と、
現在の彼女とまったく同じ髪型をした”双子の姉”
>妹のほうがサムライソード説、当たりましたね スケーリーフット戦の時点で予想してた盟友は凄い
しかし比喩や言葉遊びを入れすぎてセリフが長くなるのはもう作者の癖なんでしょうか
「だろ?ゴリラ」みたいに多くを語らず、それでいて万感の思いが伝わってくるセリフのほうが染み込んでくるんですが

「実は回想でナイフを突きつけられていたのはサムライソードではなく姉で、それを見ていた妹が彼女だったのでは?」と予想していた朋友、お見事正解
メガネ女子のビジュアル通りに実直で無駄を嫌う性格だったサムライソードに対し、好奇心旺盛で自由奔放な姉という、実に対象的な性格いう双子だったようで
およそ常識人の感覚では「これ要るか?」という
奇怪なブツばかり購入しては部屋を埋め尽くす姉とはしょっちゅう口論になっていたようです
「つまりアンタはもっと「生活感のない部屋」を目指してるみたいだけど・・・それって無理くない?
私らが生活してる以上、この部屋には生活感は出るよ。だって「生活してる」んだから
貧しくて買えないなら仕方ないけど、買えるのに”面白いもの””カワイイもの””便利なもの””伝統的なもの”を
「必要ではない」「コスパが悪い」って言って削ぎ落してたら・・・ホントに「生存する」しか残らない
それじゃあアンタ、そのうち生きる機械になっちゃうよ?
それより卒業旅行の行き先決めようよ!私、就職先内々定ったからさ!」

>「生きる機械」、か…思わぬ人物からテラフォーマーズにおける「人間」の敵を的確に評する言葉が出てきましたね
テラフォーマー、ニュートン一族、そしてラハブ
彼らはこの上なく合理的な存在ではあるが不確かな「何か」を追求することを放棄してしまったある種の落伍者にも見えます
かつてラハブが滅んだのも、現代の(?)テラフォーマーが負けるのも、これからニュートン一族が消えていくのも、
「この世は0と1しかない」と決めつけてしまったことが敗因になるのではないかと思えてきまし
ギリシャには「悪魔は芸術を解さない」という言葉がありますが、
0と1以外を認めない彼らはもはや悪魔となんら変わりない存在と見てしまっていいくらいにむしろネガの存在に見えます
テラフォーマーズの対立構図はさまざまな形、場面で表現されてきました
「人VSそれ以外」「非合理性VS合理性」「弱さVS強さ」…行き着く果ては人間讃歌か単なる生存競争の結果か?
どう転ぶにせよ世界に災いを振りまいたニュートン一族にはきっちり落とし前をつけてほしいところです

「本当に必要最低芸の物以外は部屋に置きたくない」という、所謂ミニマリスト志向の妹に対し、その考え方に正面から異を唱える姉
例えは少々極端ですが、突き詰めて考えれば確かにその通り。はんぺらもミニマリストの考え方は理解できない人間なので、全面的に姉の持論を支持したい
考え方は正反対なれど、姉妹としては大の仲良しだった双子。まさにこの卒業旅行によって人生の歯車が狂ってしまうとは、この時は知る由もなかった




「私達は二人セットで売り飛ばされた。ゴロツキどもも初めから私達が双子だと知ってて襲ってきた
その方がクソ野郎のお前が面白がるのがわかっていたからよ
この部屋にある絵画や彫刻、家具・・・お前に飼われていた部屋を思い出す・・・
あの日以来世界の何もかもが灰色の私には何も感じる物はないけれど
姉は違っただろうな・・・せめて見せてやりたいよ。今となっては」
身代金目的の誘拐ではなく、最初からセレブ層に売りつける性奴隷として女性を専門に襲う誘拐ビジネス
姉妹はセットでハンニバルに買われたようですが、過去形で話していることからも姉は既に他界していることがわかります
部屋を埋め尽くす美術品の数々は時価数十億はくだらない。だがサムライソードはこの男がそれらになんの興味も持っていない事を、かつて本人から聞いていた
「この部屋だけで20〜30億はするからねぇ。好きなコだったら居るだけで卒倒するかも」
「よほど好きなんですね。アートとか」
「まさか!俺が本当に愛しているのは確かな知識と正確な数字だけだ
この意味わからん絵具の寄せ集めだって
仮想通貨の数値を出せるうちにモニタの外に引っ張り出してきただけのものさ」

見る者を魅了し、癒しと感動を与える美術品になんらその意義を見出さず、ただ単に「金銭的価値」という数字を換算しただけの物体。それがハンニバルの価値観
そこまで思い出したところで、サムライソードの感情が決壊する

「確かに姉は好きだろう・・・呼吸も忘れて卒倒だってしかねないわ。だが!それはッ!
「高額だから」じゃあないッ!「美しいから」よッ!」
「・・・キミそれ・・・MO手術かい?はぁ〜ゴメンさっき一蹴した時気付かなくて・・・姉・・・双子・・・はんはん・・・ンヒフッ!
ンンン〜ッ!いや失礼!OK!大体の事情は察しました!ようこそ改めて歓迎しよう!
ドあばずれでロスまみれの空しき挑戦者よ!」
ここにきてようやくサムライソードがMO手術の被験者である事と、己に対する復讐に人生を捧げた彼女の事情を察するハンニバル
しかしながらそれでも
「思い出す」のではなく、「察する」に留まっている事が更にサムライソードの神経を逆撫でします
>「お前誰?」とか言うキャラって使い古された小物感がしてたんですけど
ちゃんと思い出す努力してくれた挙句に爆笑するのは初めて見た
ただの傲慢ではなくちゃんと評価したうえで見下してる感じ時はジョセフの回想に出てきた父親を思い出す
TFと言葉が通じたらこんな感じなのかな

「クックック・・・そりゃ大変だったろうなぁ。キミには風邪村一樹や本多晃のようなコネも金も力もない
そもそも俺に一度買われているような一般人だ。「MO手術」だけならまだしも・・・・
本家ですら手を焼くこの俺の!今!この船のこの部屋まで辿り着くとは!なぁ?そうだろ?
情報とはタダで手に入るものではない。キミの身に残されている価値ある交渉材料などひとつしかない

主に手助けしたのは一警護か風邪村家あたりか?新墾家ってセンもあるな・・・心当たりが多すぎる
しかしだよ?そこに至るまで!いや至ってからも!
一体どれだけのオトコどもをくわえ込めばここまで辿り着くんだぁ!?」
サムライソードの丹精な顔立ちが憤怒で歪む。その怒りはハンニバルの煽りが図星だったからに他ならないであろう
その反応が実に面白いとでも言わんばかりに、更にハンニバルは言葉のナイフで彼女の心を抉っていく
「勿体無いと思わないかね。時間も行為も何もかも
女性の尊厳を俺に踏みにじられたのが精神的な損傷なワケじゃん?
だったら尚のことさ
一度助かった時点で俺の事なんかスパっと忘れちゃえば、少なくとも望まぬ経験人数は俺一人で済んだワケじゃん
それを自分で何人まで増やしてんのさ?
死んだ人は何したって生き返らないんだから+-0じゃん?聖書でも汝の敵を許せって言ってんじゃん?
少女漫画でも監禁はともかくレイプは結構許してんじゃん?若いんだから-はカットしてどんどん次の+に向かってこ!」

それは加害者本人であるハンニバルが口にしてはいけない言葉ではあったが、客観的に見て極めて正論だった
どんな経緯があったのかは知らないが、運よく彼から解放されたサムライソードにとって、人生をやり直す為の最良の選択肢は「全てを忘れること」だったハズ
アンタ!あの時どうして出てきたのよ!?
だがそれは 亡き姉の言葉を借りるならば「生存しているだけ」
「これは無駄」「これはコスパが悪い」と割り切ることのできない、「生きるために必要な」モチベーションこそが、彼女にとってはハンニバルへの復讐だったのだろう
>サムライソードの美術品のくだりが良くわからなかったんですが、単に私の読解力が無いだけですかね……
あの場面で決め台詞みたいに言われてもイマイチピンとこなかったんですが、はんぺらさんはどう解釈しましたか?

かつてのミニマリストの自分の考え方は、この憎いハンニバルと同じように美術品の価値を金額でしか評価できなかったかもしれないという自嘲の念と、
そんな美術品の本当の価値を解することができる姉が、今はもうこの世にいないのだというハンニバルへの怒りが爆発したのがあの台詞じゃないかと

瞬間、足先に痛みを感じてベッドから飛び跳ねるハンニバル。その小指は遠隔操作されたツムギアリの糸によって切断されていた

「数字馬鹿め・・・せいぜい私に切り落とされる指の数でも数えてろ
予告してやる。20本では済まさん」
チンポまで切り落とす!と宣言したところで引きですが、当のハンニバルは全然余裕の表情。せっかくの決め台詞もなんだかカタルシスが足りないラストです
>ハンニバルが指を斬られたのに、平然と肉を焼いている料理人が一番怖いな
サムライソードちゃんがハンニバルを倒しても、調理ナイフを投げてサクっと殺されそうなのが
>テラフォーマーズはもうなんといいますか・・・
サムライソードもニュートンも興味ねーよ作品の売りはそこじゃないだろせめてテンポよく進めようよ
だらだらとどうでもいいお喋りと面白くもないギャグとかいいよって編集者は言ってくれないですかね
>ハンニバルもサムソも魅力皆無なキャラだからさっさとじょうじホームランで終わらせてvsゴキ軍に移ってくんねーかな
じょうじ達の人類侵攻という人類規模の戦いをどう繰り広げるかって話の後に
一個人のそれもポッと出キャラの復讐劇というくっそどうでもいい話展開されてもそのなんだ、困る
アドルフさんとか慶次とかアレキサンダー先輩とかもポッと出のキャラだけど
初登場であれだけ強烈な印象を付けられたのはビルドの万丈も言っていたように「誰かを守る為に戦った」からだと思うんですよね
だからこそポッと出のキャラでも応援したい!その動向を見守りたい!と思えたけれど
サムソちゃんはどこまで行っても自分の為だけでしか無いから復讐が成功しようがしまいが「ふーん」で終わっちゃうんですよねぇ
これがガンソや劇場版ナデシコみたく最初から主人公として登場して復讐そのものが目的の物語とかならまた違うんでしょうけど
>テラフォーマーズ久々に乗ったと思ったらまた休載…無茶はしないで貰いたいと思うがそれよりも敵に魅力がねぇわ!!!
>テラフォ、連載再開しましたけれどぶっちゃけ状況確認のみで話は全然進んでないですよね
無駄に大きい洗濯機は謎未来技術で面白かったけれど
>全く進まない話、感情移入できないキャラクター、設定と反して頭が悪そうな敵、カタルシスがなくただ胸糞悪いモノローグ、
今週のテラフォはテラフォの悪い所だけ抽出した回だった。by きんた
結局姉ちゃんがどんな惨たらしい方法で殺されたのかっても先延ばしのままですしね
寄せられたコメントも散々な内容ですが、まぁこの辺は貴家先生も苦しい中で無理矢理話作ってる感が伝わってくるんであまり責めるのは酷かと
さっさとハンニバルを生け捕りにして一警護に帰還して、あとは彼の持つニュートン家の情報を元に大きく話が展開していく・・・と思いたいですが。はたしてどうなるか
正直内容よりも気になるのは、連載再開したと思ったら
いきなり次回休載という目も当てられないスケジュール。本調子じゃないなら無理に書かせんなよ編集部
ただでさえ設定や展開の粗が目立って読者からチクチク言われてるのが今のテラフォの現状なのに、
そんな余裕のない状況に作家を追い込めばますます酷いことになる悪循環を生むのは自明の理だろうに・・・もう数か月休ませたほうがええんとちゃうかなぁこれ


57話

大昔の文豪が残した一節らしい
「生命以上の価値のあるもの存在するという潮流により戦いが始まり」
「生命に優るものはないという潮流により戦いが終わる」
「人はそれを続けてきた」

たしかそんな内容だったと思う。高校の選択授業・・・東洋古典の時間に聞いたんだ
覚えてすらいないつもりだったが最近強烈に思い出すようになった
あの一節は全人類を宇宙規模の俯瞰で捉えたからこそのあの一節なのであって
個人レベル・・・それどころか定年まで基本給が約束されている公務員が言うのでは何もかもが違う

「命より大切なものなど無いと言うのならば
何故お姉ちゃんは
死を選ばなければならなかったのか!」

>話の流れだと姉は人としての尊厳を傷つけられての自殺が濃厚でしょうか
単に性奴隷にされるのが嫌だったのかサムライソード以上にひどい辱めを受けたのか

>サムライソードの姉は殺されたんじゃなくて自殺したっぽいですね
理由は単純にレイプされたからなのか、それともレイプ以上の何かをされたなのか

>サムライソード人気無いんですね…。乳首見えたし、ノーパンだし、私は結構好きなんですが…
私的にはこの戦いでサムライソードはパンツを穿くと思うんですよ
ノーパンなのは復讐の為に身を売った事も関係してるんじゃないかなって
だからチンポ斬り落として殺害し復讐を成し遂げたその時、
肌身離さず持っていた姉と同じ柄のパンツを穿いて「姉さん…」と涙するんじゃないかなって
今後のテラフォーマーズの展開はサムライソードのパンツに注目と思いますよ!!

冒頭。ヤン・ウェンリーの名言を引き合いに出しながら、人としての尊厳を守るために自ら命を絶った姉に思いを馳せて涙ぐむサムライソード
「大昔の文豪が残した一節」とか言ってるので、あの台詞には元ネタがあるのかと思って文章を検索してみましたがやはりヒットするのは「銀英伝」「ヤン・ウェンリー」という単語だけ
「大昔の文豪」というのは田中芳樹の事でいいんですかねこれは。急に600年後の未来感出されると困惑するぜ
あとはんぺらも含めてテラフォ感想にネガティブなコメントばかりが目立つ現状、ポジティブかつ変態で面白いコメントを送ってくれた朋友GJでした
作品ファンとしてこうあるべき模範的な姿勢に、思わず自分の矮小さを省みる。読者に執拗に叩かれなければ貴家先生も追い込まれる事はなかったかと思うと・・・

というワケで、主流予想として考察されていた「ステーキにされてハンニバルに食われた」ではなく、自殺した事が明らかになったサムライソードの姉ちゃん
そうだとすると
サムライソードのハンニバルに対する異様なまでの憎悪にはちょっと温度差を感じてしまいますが、
まぁ彼女が自死を選んだ理由がハンニバルに凌辱されたことなら、ハンニバルを恨むのは妹として当然と言えば当然のロジックでしょうか
でも人肉ステーキを予想していた読者にとっては、正直肩透かし感すごいよね・・・うーん

「ふぅ・・・破天荒なハンニバル様のことだ。この程度の修羅場にちじょうで調理の手を止めていたら
私が2つの意味でFIREされてしまう」


「ケン君、その指切り口焼いて固めといてちょ
あとでテキトーにくっつけるから。ハイパー多用途プロ用アローンアルファハードで」

>【朗報】コールガールステーキシェフにスポットライトが当たる
>肉焼いてた人、只者じゃないと予想されてましたが必死なだけの普通の人だったみたいですねw
もっともこんな人外の専属シェフやってる時点で既に只者じゃないとも言えますがw
>シェフの人、どうやらハンニバルが恐ろしくて動揺押し殺し職務してるみたいですね
このぐらいの修羅場(日常茶飯事)で動揺してたらやっていけない、と。それはさておき、「2重の意味でFIRE」はちょっと面白かった
※英単語「FIRE」は、動詞として「〜に火を点ける」の他に「使用人・従業員を解雇する」という意味がある
>アロンアルファ、テラフォの時代にもあるのか……いや、アロンアルファじゃなくてアローンアルファだから別物か?

突然の乱入者にも動じることなく肉を焼き続ける様子から、「こいつも大阪城にいたボーイみたいに只者じゃないヤツか」と予想されていた専属シェフのケン君
単純に
この程度の修羅場は日常茶飯事で慣れているという事と、
この程度で仕事の手を止めるようなタマでは即刻クビになるので動揺を押し殺しているだけの一般人だったようです。なかなかの苦労人で読者の好感度高し
しかしハンニバル、「俺に近づくことさえ困難」とか言ってたわりに命を狙われる修羅場は日常茶飯事なのね。警備は厳重なのかザルなのかわかんねーなこれ

「足の小指って実はあんま使ってないとか、どんどん退化して短くなってるって言うけど・・・確かにこれじゃハンデにもならない
ホレ!20本では済まさんなんて言わず
いきなり21本目からいっても構わんよ。ホレッ!わははは!
なんならもっと切りやすくしてやろうか?ほぉーら(ググググ・・・・)」
吹き飛んだ足の小指を「あとでアロンアルファでくっつける」とぞんざいに扱い、ハンデをやろうとばかりにチンポを勃起させるハンニバル
曰く、性的興奮をしているワケではなく、呼吸法に変化をつけることで自律神経をコントロールしているそうな
激昂したサムライソードが再び寄せ集めスーパーロングソードを振るうも、ハンニバルは一瞬でブツを萎えさせることでこれを回避します。すごいね人体
>貴家先生は手術なしで圧倒するニュートン一族の戦闘力すげぇって読者に思って欲しいんだろうけど
チンコの大きさ瞬時に変えられる呼吸法が一番インパクトある
>はんぺらさん、その後お加減はいかがでしょうか?さて読み返して、己の棒を自在に伸び縮みさせるハンニバルを見るにつけ、
艦長に股間を蹴り上げられ内股でよろけてたジョセフのふがいなさよ

返す刀で放ったハンニバルの反撃は、ベッドに散乱していた額縁のガラス片
軽く投げただけのそれがまるで銃弾のような威力でサムライソードの脇腹に突き刺さると、それを見ていたケン君も思わず息を飲みます

「ただ投げただけのガラスがあんなに深く刺さるのかよ・・・!?」
「当然だ。人間様の「投げる力」は動物界随一。気分はどうだ?半ツムギアリ」
火星編でも触れた、人間の持つ「投擲能力」
もともとは自分よりも大きく、強力な獲物を安全な遠距離から仕留める為に発達した、自然界においても人間だけに見られる特性
最高の人間を作り出すために定向進化を続けてきたニュートン家の人間であれば、どれほどのパワー効率でそれを放つのか想像に難くありません





MO手術はどのベース生物に変態しても基本的に筋肉の構造が変わるため、パワーが昆虫レベルまで跳ね上がる
しかし例えるならそれは乗り慣れた原付きを棄てて
「今日から同じ道をトレーラーで通学しろ」と言われているようなものである

いかにサムライソードにセンスがあろうとも経験の差というものは大きい
実際に火星に行った100名の中でも、戦闘員としてテラフォーマーに比肩する実力者は上位30名
そのうち女性は僅か7名であり、うち5名が軍隊出身のため「経験」が豊富であった

しかも1位の男はテラフォーマーを相手に殆ど特性を使わずして1位!
その「経験」の濃さと輝かしさ故に、トレーラーも原付きも全く同じように乗り回した

彼には元より棒をぶん投げてマンモスに刺して絶滅させ
集団で40km以上全速力で追い回して獲物を追い込み
胃に入った生物は分単位で消化吸収する全動物中でも上位のエネルギー効率を持ち
何よりも自分の意思で考え!鍛え!自分でいくらでも経験値を増やせるという特性があったから

その「経験」とは自分の筋肉が大きかろうと小さかろうと
自分の意のままに操り、自分を敵より上手く使って勝つ経験

即ち 「闘い」である

ハンニバル・Gニュートンはもともと強かった
それは成人を過ぎてから手術を受けたその後で、驚異的な才能で太刀術を修めた彼女でも
それより以前はバット一本振ったこともない文学少女であった以上
ハンニバルが生身のままであっても縮められない差であった
勝敗は−
船に彼女がたった一人で乗り込んだ時点で分かっていた事だった

【まず第一に被験者本人の戦闘力ありき
ベース生物の特性はあくまでその次の要素に過ぎない】

マーズランキングの順位の理由付けにおいて既に劇中で解説されていた設定ではありますが、ここにきて改めて持ち上げることでハンニバルの強さをアピール
人為変態してるのに生身の相手に勝てねえのかよ!と思いがちですが、言われてみれば確かに納得です
だってジョセフはベース生物の特性を一切使わずにあの強さだったワケですから
兄であるハンニバルも当然弟に準ずるレベルの戦闘力は持ち合わせているでしょう
サムライソードの実力がマーズランキング換算で何位相当になるかはわかりませんが、普通に考えて彼女がハンニバルに勝てる道理が見当たりません
ズン・・・!という凄まじく重い擬音豪華客船全体が揺れるほどの衝撃とともにナレーションが終了
水平線に向かって小さくなっていく客船の後ろ姿とともにサムライソードパートが終わってしまいました。おいィ!?
>全裸でジョジョ勃ちポーズしながらうざい動きで避けまくるハンニバルマジ女の敵
>テラフォーマーズ、サムライソードのところで人間の経験が昆虫の特性を凌駕しうるというのは
ジョセフが味方のまま火星でもっとやってくれていれば燃えた要素だったろうに残念です……
今はそれより残り少ない寿命を戦うことに懸けることにした小吉の方に期待
>サムソちゃんの情報が我々のこれからを左右するとか何で一人で行かせた一警護とか細かく考えるとツッコミ所はあるけど、
よくぞこの茶番に終止符を打ってくれた!ありがとうハンニバルさん
>サムライソードが単身乗り込んだエピソードって結局なんだったの・・・
風邪村もそうだったけどぽっとでのキャラの悲しい過去とか描写して本筋進まないの繰り返してまた休載って何がしたいんだ
>ハンニバルは前回みたくm9して煽るより今回みたく「よし!闘ろっか!」な軽いノリで圧倒的暴力を振う方が良いキャラになると思うんですよねぇ
腐ってもジョセフの親戚だから戦闘力だけは高いし本人に思想も理想も無いから純粋な暴力装置としてなら凄い輝く
惜しむらくは下ネタ無しならもっと良い感じになった事ですけど
>やっぱ戦えば強いは強いんだよなぁニュートン一族、戦う前のポンコツ丸出しな駄弁りが無ければなぁ
>ナレ死…これはトリコのおやっさんリスペクトですね間違いない
>サムライソードがとっつぁんの領域に足を踏み入れてしまいましたか
>負けることは最初からわかってたとか、それなら最初から送り込むなよ
>サムソさん、一糸まとわぬ勃起おじさんの一指もいで一矢報いるもそこで終わりの予感
(ラップだべ?)

「最初から勝敗はわかっていた」無謀な潜入の末にあっさり敗北したサムライソード
流石にこの展開には読者も閉口するしかありませんが、でもまぁまだナレーションと擬音だけなので、本当に負けたかどうかを判断するのは時期尚早
案外次回
「だがーひとつだけ例外が存在する!」みたいな逆転ナレーションとともに、
ハンニバルがサムライソードの足元に屈してる見開きがババーン!という可能性も十分有り得ます
今はまず批判の声を抑え、答え合わせとなる次週を待ちたいところです。あとコメント最後の朋友、
お前こそ真のライミングマンだ

「M.O.Hモザイクオーガンハイブリッドの技術で繋いだ、火星でのアーマーを模した義手です
人為変態を行えば毒針も出せます。本当は・・・ここに居る皆さんの間でも意見が割れたんですが」


「・・・いやこれでいい。もう一度力を貸してくれ
今度こそ俺自身が闘う刻だ」
>艦長の手ってMO手術とエヴァの能力で再生ってわけにはいかなかったのは何でだろ 義手は勝手につけてるのに
>サムライソード負けそうな雰囲気ですね…エロイキャラは生き残って欲しいんだけどなあ…
せめてチンポを斬り落として一矢報いて欲しいけど。でもそれ以上に長期休載になりそうなのが心配ですね
命を削ってまで続きを書いて欲しいとは思っていないので無理せず静養して欲しいです
>テラフォ、また長期休載のようですね
病状が不明なのでなんとも言えませんが週刊誌がきついなら月刊誌でもいいから毎月読みたいというのが本音です
>テラフォ…これ編集担当がおかしいんじゃないですかね?
本来だったら「作者の描きたい物」と「読者の読みたい物」、「作者の売りたい物」と
「読者の買いたい物」のバランスを調整するのは編集の主要な仕事の内でしょうに
しかもゆで先生が見事に反省した「読者の見たくない物は見せない」という教訓が全く反映されてないように思えるどころか、
東京喰種などにも見られた「ヘイトの稼ぎ逃げ・踏み倒し」が風潮として蔓延してるように見えるし
一度YJ編集部に査察でも入れたらいいんじゃないですかね
>テラフォーマーズ、再び休載、貴家悠先生、体調面も当然ながら、ストーリーもかなり難儀してそうですし、心配です・・・
>また休載ですって!(ろーちゃん)
今回は話そのものは割と面白かったけど小吉救出と復讐劇()終了と漸く長期休載前の目下の目標は達成したし
流石に次はじょうじ戦始まりますよね?まぁ普通にまた対人戦に移ってもテラフォだからになった感はありますけど
>また休載だと‥‥これは回復したと思って描いてみたけどやっぱりまだ駄目だったという事なのか
コミック発売に合わせるために編集が無理やり描かせた結果なのかどっちだ
>テラフォがまた無期限休載って、いくら病気とは言え早すぎじゃね?
もう余計なバトルはいらないからさっさとハゲゴキとジョセフ殺して完結させて、ゆっくりと療養して本気で次回作に期待したい感じです
>テラフォーマーズはまた休載のようですね。いよいよ本気で先生の体調が心配になります
やはりサムライソードとかニュートンとか死ぬほどどうでもいいよって声が堪えたのでしょうか

>祈る者の記憶の画像解析にどんな衝撃映像が出てくるか楽しみですね
普通に考えてバグズ手術の移植などのグロ画像がかなりありそうですが、まさかのアキちゃん生存、とかウッド生存、とか?
(この二つは一応ダメ元予想です。作中に彼女たちをベースにしたのが出てきてる)
はたしてどんなサプライズが来るか…不穏さを期待してしまいます

場面変わってラスト。病院の小吉が左腕のギプスを叩き割ると、中から現れたのは戦闘用に特化した義手
小吉を再び過酷な闘いの渦中に送り出したくない部下たちからは反対の声も上がったそうですが、推した意見の方が彼の気持ちを汲んでいた模様
20年の囚われた人生から解き放たれ、今こそ自分の意思で闘うことを誓ったところで引きです。うん、これ話全然進んでないね・・・
ちなみにイワン曰く
スミレス大統領は亡くなったそうです。極秘機密として生きてることを隠してる可能性もあるか?
仮に本当に死んだとしても、何かしら大事なことをイワンに伝えているハズなので、いずれ劇中でその時の回想シーンが入るとは思いますが・・・・
気になるインヴォーカーの脳の解析については、
「ヤツの見てた映像は全部取り込めた」そうなので
解析結果が出ればラハブの謎に迫れると思われます。ところがバットしかし!
貴家先生病気療養のため「テラフォーマーズ」再び休載のお報せ
しかも「再開は11月」とスケジュールを予定していた前回とは違い、今回はまったく見通しの立たない無期限休載というカタチになりました
いやもう読者としては全然それでOKですって。ほんとマジで
「病気」の名称には触れてないけど、おそらく精神的な類であろうことは読者の皆が察してるところですし。ホント回復するまでしっかり休んでくれと
今回みたいに告知で「11月再開」って書いちゃったばかりに無理やり作らされた挙げ句、読者から非難轟々の文句を言われるのは気の毒でなりません
サムライソードとハンニバルの勝敗の考察の答え合わせが時期未定になったのはやきもきするところですが、まずは先生の回復を第一に祈るばかりです
ワートリ読者は約2年間待ちました。テラフォ読者も文句ブー垂れることなく、それくらいは待つ覚悟で行きましょう




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